第42回日本アカデミー賞において、安藤サクラが『万引き家族』で最優秀主演女優賞に輝いた。目に涙をためながら、安藤さんは自身の状況と照らし合わせた赤裸々なスピーチを行い、会場中が温かい感動に包まれた。優秀主演女優賞には『日日是好日』の黒木華、『人魚の眠る家』の篠原涼子、『勝手にふるえてろ』の松岡茉優、『北の桜守』の吉永小百合という豪華な顔ぶれが並んだ。しかしながら、第71回カンヌ国際映画祭の審査委員長ケイト・ブランシェットも絶賛した安藤さんの演技は、一歩抜きん出ての受賞となった。『万引き家族』は、クリーニング店で働きながら、家族を支える柴田家の母親・信代を演じた安藤さん。最初は犯罪でつながっているだけに見えた家族の絆を、人として、母親として、女として存在する演技で魅了。台本なしで臨んだという刑務官の取り調べシーンでは、信代が憑依したかのような佇まいをみせた。菅田将暉から最優秀賞の受賞が発表されると、松岡さんと抱き合った安藤さん。ブロンズ像を受け取った後は、深々と一礼し、「ありがとうございます」と瞳を潤ませた。当時、安藤さんは第一子出産後、初の撮影現場となっていたという。「本当に…正直どうやって子育てをしながら、作品に関わる時間を作れはいいのかってずっとわからなくて…」と迷いの中、必死で向き合っていたことを告白。「子育ては24時間、映画の現場も24時間、子育ては全力でなければならないし、映画の現場でも全力を尽くしていかなければならない。どうバランスをとっていいかわからなくて、どう両立すべきなのか今まったくわかりません」と安藤さんは言葉を紡いだ。「でも今日この場に来て、本当に素晴らしい先輩方の姿を見て、その方たちと出会えた時間、今まで作品で関わらせていただいた先輩方と過ごした時間も、これから生きていく時間に活かせていけたらいいかなと思っていました」と絶えぬ情熱を語る。「自分が曖昧な気持ちでいるのがすごく嫌で、ずっとモヤモヤしていたんですが、こうして賞をいただくことができて、必ず自分の中で決着をつけてきちんと映画の時間に携われるような環境に、自分自身を整えてまた映画の世界に戻ってきたいと思いました。本当にありがとうございます」と、晴れやかな表情で安藤さんがスピーチを終えると、松岡さんが感動のあまり涙をハラハラとこぼしていた。(cinamacafe.net)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2019年03月01日イスタンブール・オープンでATPツアー初優勝を果たしたダニエル太郎さんに、お話を伺いました。祝・ツアー初優勝!成長著しいテニス選手が目指すのは“最強の自分”。5月、イスタンブール・オープンでATPツアー初優勝。世界最強のジョコビッチ選手にも勝つなど、昨年大躍進したプロテニスプレーヤーのダニエル太郎さん。その原動力は、スペインから日本に拠点を移し、トレーニング法を変えたことだった。「10年間、同じパターンを繰り返してきたんですが、サーブを変えたり、ベースラインの近くでアグレッシブにプレーできるような新しい練習を取り入れるようになって、結果が出てきた感じですね。やり方を変えるってことは、失敗する可能性もすごくあります。でも、新しいことに挑戦しなければ、メンタルへの刺激もないし、上には絶対に行けないですからね。他人と比べるのではなく、“最強の自分”を目指しています」そうして勝ち取ったツアー初優勝。喜びもひとしおと思いきや、「勝った嬉しさは一瞬」といたってクール。「特別なこととは思ってなくて、ジュニアのころから、優勝の嬉しさは同じです。僕は、できるだけワイドな目線で自分を見るようにしてるんですけど、40歳まで現役でいても、あと40年も人生は続くじゃないですか。そう考えると、この優勝もそんなにデカいことじゃないんです」勝利には、趣味のドラマ&映画観賞にまつわる意外なジンクスが。「大会中、ハマっているドラマシリーズがあると結果がいいんです。試合後、部屋に戻って続きを観られる楽しみがあるからかな?『ブレイキング・バッド』や『ゲーム・オブ・スローンズ』が、大、大、大好き!イスタンブールでの大会中は、『アベンジャーズ』シリーズとか『アイアンマン』とか、マーベル映画を毎日1本ずつ観てたら優勝してました(笑)。映画はラブストーリーもファンタジー系も、社会派の作品も何でも観ます。女性と映画館デート?『面白かった』『誰々がカッコよかった』くらいの感想しか出てこなくて、作品について深く語り合えない人は無理…。だったらひとりで観たいタイプ。僕、面倒くさいんですよ(笑)。好きな女性のタイプは、ケイト・ブランシェット。フェミニストムーブメントのとき、パワフルなメッセージをアグレッシブになりすぎず、静かに話しているのがカッコよかったですね」2月から、国別対抗戦のデビスカップの予選が始まる。「今年から、試合方式が5セットから3セットに変わったので、どうなるのか楽しみですね。日本チームのひとりとして、11月のファイナルにクオリファイすることが目標です。チームメイトとは、よく一緒にごはんを食べるし仲がいいですよ。でも、僕だけゲームをやらないから、その会話になるとついていけなくて…。それだけが残念(笑)。個人としては、今年、ランキング50位以内に入りたい。あと、全英でまだ勝ったことがないので勝ちたいです」テニス観戦のポイントは、“フットワーク”だそう。「ラケットスポーツなので、どうしてもラケットとボールに目がいきますけど、フットワークを見ると『こんなに動いてるんだ』と驚くと思います。選手がボールに追いつくときのエネルギーってすごいんです」だにえる・たろう1993年1月27日、アメリカ・NY生まれ。12歳まで埼玉県で育つ。1月14日付のランキングは82位。好きな日本食はしょうゆや塩のあっさり系ラーメン。会ってみたい芸能人は「キムタク」。デビスカップ 日本対中国(予選)は、2/1、2/2にWOWOWで放送。トップス¥3,300パンツ¥4,900(共にオークリー/ルックスオティカジャパン〈オークリー〉TEL:0120・009・146)スニーカー¥29,000(diadora/ディーエムアールTEL:03・5770・3040)※『anan』2019年2月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・中原正登(FOURTEEN)ヘア&メイク・高松由佳インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年02月02日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)は、新クリエイティブディレクター、ニコラ・グラス(Nicola Glass)による2019年春コレクションを、日本では世界に先駆けて1月23日より発売。コレクション発売を祝し、写真家ティム・ウォーカー(Tim Walker)によるビジュアルを発表した。新クリエティブディレクター、ニコラ・グラスの初コレクションを祝し発表された、写真家ティム・ウォーカーによるビジュアル。ティム・ウォーカーはストーリー性の強いシュールレアリスティックな作風で知られ、今回は創業者であるケイトとアンディ・スペード夫妻とともにコラボレーションした1999年から2006年以来のカムバックとなる。キャンペーンのヒロインは、女優のジュリア・ガーナ―、サディ・シンク、そしてキキ・レーン。3人はいずれも、ニコラ・グラスがブランドコンセプトとして掲げる“optimistic femininity(楽観的な女性らしさ)”を体現する、前向きで自信に溢れながらも、あたたかで心地良い感性をもった女性たちだ。今回のビジュアルは、ニコラ・グラスの新しいブランドビジョンの核である楽観的でフェミニンな世界観を表現したもので、週末に友人同士が思いつくままに集まり、ふとしたことから人生の喜びや親密な瞬間を分かち合う、というコレクションのテーマにインスピレーションを受けている。スタイリングはサラ・ムーンが手掛けた。今も昔も変わらない、ブランドの核となるDNA“モダンな色使いとオーセンティックなデザイン”を尊重しながらも、ニコラは彼女らしい手法でブランドらしさを進化させた。ブランドの原点にインスピレーションを受けながらも、シーズンを重ねるごとにどのカテゴリーでも共通する、ブランドにとってたしかなコアエレメントを根付かせようとしている。その一つが“スペード”。コレクションを通して、スペードがデザインの一部として多数登場する。スペードを象った柄、ハードウェア、モチーフというように、ときに大胆に、ときにささやかにあしらわれている。70年代と40年代を感じさせるフェミニンなシルエット、モダンで想像もつかないようなコンビネーションのカラーに溢れたパレット、発見に満ちたユニークで他にはないプリント、そして一つ上のステージへと導く丁寧に考え抜かれたハンドバッグタグ、これらすべてがニコラの思い描く“every day luxury”を表現している。初のコレクションは、日本では世界に先駆けて1月23日より発売。1月25日・26日には、銀座店1階にて、コレクションの発売記念イベントを開催。フォトブース、ケータリングなどが用意され、ニコラがディレクションしたストアデザインを体験できる。2月9日と10日には一部店舗でもドリンクサービスを実施する。【イベント情報】ニコラ・グラス初コレクション 2019 Spring 発売記念イベント会期:1月25~1月26日会場:ケイト・スペード ニューヨーク 銀座店 1階会期:2月9日~2月10日会場:ケイト・スペード ニューヨーク 一部店舗
2019年01月21日第71回カンヌ国際映画祭パルム・ドール(最高賞)を受賞した「万引き家族」(是枝裕和監督)で信代役を演じた安藤サクラ。審査員のケイト・ブランシェットが絶賛したのは、尋問中に溢れ出る涙を無造作に広げた指で拭う仕草でした。信代のただならぬ悲しみや怒りがひしひしと伝わり、「神のような演技」と天才女優として称され、栄光の頂点を極めた後は、朝ドラ「まんぷく」のヒロインに。俳優で監督の父親、エッセイストでタレントの母親、そして映画監督の姉と芸能一家に生まれて育ったサラブレッドの安藤サクラ。でも演技派から天才と昇華された背景にあるのは、血筋だけでなく、類い稀なるバランス感覚が備わっていたからです。働く女性をはじめ、SNSが浸透しきった複雑な時代に生きる女性たち必読!安藤サクラのバランス力は、今を生きるために必要不可欠なものです。安藤サクラの父は俳優の奥田暎二。後に映画監督となって「風の外側」(2007年)で娘のサクラをヒロインに抜擢。これが安藤サクラの俳優デビュー作となります。母親の安藤和津は、エッセイイストでテレビのワイドショーのコメンテーターを務め、姉の桃子は「0.5ミリ」(2014年)で妹のサクラを主演にした映画監督。姉妹の関係は幼少の頃とても濃厚だったと思われます。「私は生まれたときから姉の作品で、ずっと姉妹でその関係を生きるっていうか、それ自体が2人の作品だと言っていた」(トーキョー女子映画部2014年10月16日)。某女性誌で安藤家の特集を組んだ時に「サクラは家族の傑作」というタイトルがつけられたほど、芸能一家に生まれ育った安藤の活躍は目覚ましいものですが、でも俳優二世という環境のお膳立てがあっても、二世俳優が天才になる確率は低いのです。それなのに、なぜ安藤サクラは世界で認められる女優になれたのでしょう。5歳の時に、父親の舞台を見てから女優を志した安藤は、小学5年生の学芸会で「夕鶴」の主役になると、父親から演技指導を受けます。父親の奥田はサクラの女優願望を察しますが、「二世俳優が生き残ったケースは、親が面倒を見ない佐藤浩市、中井貴一、緒方直人の3人だけ」と諭し、親の七光りを浴びせることがなかったため、安藤は学習院女子大学に進学すると、ワークショップに通って、演技の勉強を続けたのです。「ところが、父親の奥田監督の『風の外側』の主演女優がクランクイン直前に降板したことがきっかけで、サクラに白羽の矢が当たったのです。サクラは父親で監督の奥田から怒鳴られまくりながら、必死に演じようとしたところ、一週間後にスコントと変わり、奥田から『こいつ化けやがった』と。その瞬間から憑依体質の女優が誕生したんです」(映画関係者)その後一週間は一切奥田監督から注文はなく、撮影が終了。その後の憑依体質な演技には目を見張ります。満島ひかりが主演の「愛のむきだし」(園子温監督・09年)で演じた新興宗教の幹部のコイケは、真っ白な衣装で鳥と行動を共にし、時おり狂った笑顔を見せるサイコな女。人の心を壊しながら自分も壊れていくという狂気を熱く放出し、満島ひかりを食ってしまうほどの演技力でした。さらに第39回日本アカデミー賞。最優秀主演女優賞「百円の恋」(2014年・武正晴)では、身も心もぶよぶよのコンビニ店員がボクザーになるために10日間の肉体改造トレーニングを積み重ねてストイックなボディに大変身。ダメな女が、殴る相手は、本当は自分自身というシーンに、心が震えるほどの感動を覚えた人も多かったのです。プライベートでは08年映画祭で知り合った俳優の柄本佑と交際、3年後に結婚。父の奥田から「交際は許すが結婚はまだ」と言われてから、柄本が発奮して俳優として売れると、結婚が認められたのです。ところが順風満帆に見える安藤サクラに転機がやってきます。「『0.5ミリ』、『ジョムニ2013』(フジテレビ)と経験し、すごく体力もついたし大きく一歩踏み出したかなと思ったんです。でもある時、急にお芝居のやり方がわからなくなって。なんていうのか、ヘンな話ですけど、キッパリと気持ちいいくらいに、あ!もうできないな。って」(キネマ旬報2014年11月15日号)これを安藤サクラは“死である”と称します。一回死んだ安藤は、「百円の恋」のオーディションを受けて、一子という安藤サクラっぽい役を「とことんやろう、それを超えようと思った」(同)。ところが「百円の恋」が完成してから、再び“死”が訪れたのです。「百円の恋」の撮影が終わると、しばらく一子という役が身体から離れず、少し目がおかしくなった時に、しみじみと「安藤サクラ個人としては人生最大のワガママだった」と映画に身も心も捧げたことに対して、「これじゃいかんと思い心から反省し、夫に謝罪して勝手に誓約書も書いて、そして、殺したんです。これまでの安藤サクラを」(同)映画「百円の恋」で全てを出し切ってから、子供を産んで家族を愛することが、やるべきだと悟って、2017年に出産。その後「万引き家族」に至るまで、常に存在感のある役で観る人を魅了してきました。私は、安藤サクラが2つの死を乗り越えられたのは、彼女の意識的に行っているバランス感覚にあると思います。「日経ウーマン」のインタビューから、バランスを取ろうと努力する様が見えますね。「私はいろんなバランスを考えていかなければダメなタイプ。もともと感覚的に生きているところがあって計算してやっていくというのが苦手なんですよ」(2018年7月号)安藤サクラの「24時間女優」を敢えてストップした生き方のルーツは、「人としてどのように生きたいのか」を自問しているからでしょう。「子供が生まれて、大人になって初めて必死に生きることができている。大変といったら大変かもしれないけど、私は、今、すごく新鮮な気持ちです。1秒1秒、生きている感覚が気持ち良いです」(Buzz Feed 2018年6月10日)仕事人ではなく、人として生きる。それが天才と称されても、いつまでも謙虚で生きていける秘訣なのです。(夏目かをる)
2019年01月19日是枝裕和監督の『万引き家族』が、アカデミー賞前哨戦として注目を集める第44回ロサンゼルス映画批評家協会賞にて、日本映画としては33年ぶりとなる外国語映画賞を受賞、是枝監督が現地で行われた表彰式に駆けつけた。ロサンゼルスを拠点に活動する映画批評家で構成された“ロサンゼルス映画批評家協会”のメンバー投票によって決定する同賞。今年は、村上春樹の短編小説「納屋を焼く」をもとにしたイ・チャンドン監督による韓国映画『バーニング 劇場版』も『万引き家族』と並んで外国語映画賞を受賞している。なお、日本映画では黒澤明監督の『乱』以来、33年ぶりの外国語映画賞受賞となる。過去には『君の名は。』(新海誠監督)、『かぐや姫の物語』(高畑勲監督)、『千と千尋の神隠し』(宮崎駿監督)がアニメーション映画賞に輝いており、本年度のキャリア功労賞には宮崎駿監督が選ばれている(日米合作映画としてはクリント・イーストウッド監督『硫黄島からの手紙』が作品賞を受賞)。表彰式では、割れんばかりのスタンディングオベーションに包まれる中、是枝監督が登場。トロフィーを受けとると、「この賞を頂いたお礼を一言述べたくて、10時間飛行機に乗って、今朝この街に着きました。本当にありがとうございます」と喜びの挨拶。「5月にカンヌの映画祭で賞を頂いたときに、審査委員長のケイト・ブランシェットさんがこの作品のことをインビジブルピープル、目に見えない人たちを目に見える形にしたというところをすごく評価していただきまして、とても嬉しかったんですね。この映画に限らず、いつも映画を作る時には、見えないもの、声にならない声をどういう風に映画にするかという事をいつも考えているのでとても嬉しかったです」と語った。さらに「映画にはある力があると思っています」と続けると、「例えば日本と韓国とか、アメリカとメキシコとか隣り合う国と国、人とひとの間に大きな力が、壁を作りお互いがお互いを見えなくしようとするときに、その壁を取り払ってお互いを見える形にしていく、そういう力が映画にはあると思っています。なのでこの賞を友人でもあり、韓国の最も尊敬する監督でもあるイ・チャンドンさんと同じ賞を受賞できたことが本当に嬉しいです」とスピーチ、大きな喝采を浴びていた。また同日、1月13日に発表となったパームスプリングス映画祭でも、外国語映画に贈られるFIPRECI賞(国際批評家連盟賞)を受賞。こちらにも是枝監督が駆けつけた。本作は、先日発表された英国アカデミー賞やアジアン・フィルム・アワーズなど、現在56の海外映画賞各部門でのノミネート、30の受賞歴を重ねている。第91回米国アカデミー賞の外国語映画賞部門・最終ノミネーション発表前の候補リスト9本にも選ばれており、1月22日(火)に行われるノミネート発表に向けても大きな弾みとなっている。『万引き家族』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.バーニング 劇場版 2019年2月1日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2018 PinehouseFilm Co., Ltd. All Rights Reserved
2019年01月13日ともに演技派として名高いケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナンが、映画『Ammonite』(原題)でカップルを演じることになるようだ。「Variety」誌などが報じた。『Ammonite』(アンモナイト)は、実在した化石採集者で古生物学者のメアリー・アニングをテーマに描く作品。1840年代を舞台に、英仏海峡の崖で化石を発掘しているメアリーと、療養のため海沿いの街にやってきたロンドン出身の若き女性が出会い、恋に落ちるというストーリー。ケイトがメアリー、メアリーの恋の相手をシアーシャが演じるという。監督は昨年、イギリスの牧場で展開する2人の男性の恋物語『ゴッズ・オウン・カントリー』で高い評価を得たフランシス・リー。リー監督は15日、「しばらくの間、ツイッターから離れるね。映画を撮ることになったみたいだ。2年に渡って『ゴッズ・オウン・カントリー』とぼくを応援してくれたみんな、ありがとう。そろそろ、ほかの映画を作らないと。じゃあまたね…」とツイートしており、『Ammonite』の撮影準備に入ったとみられる。撮影は来年3月にスタートする。(Hiromi Kaku)
2018年12月17日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)は、2019年春コレクションを2018年11月28日(火)、東京タワーメディアセンターで発表した。ニコラ・グラスによるファーストコレクション新クリエイティブディレクターのニコラ・グラスによるファーストコレクションは、ケイト・スペード ニューヨークのコアな要素をフィーチャー。ユニークな感性やスタイリッシュなアプローチで、新たなブランドの世界観を切り拓いた。“スペード”をフィーチャー注目すべきは「スペード」の表現。4つの「スペード」を組み合わせた“スペードフラワー”は、総柄プリントのドレス、立体感のあるジャカードドレス、ラメ糸のニットカーディガンなど、様々な表現方法で繰り返し登場しているモチーフだ。黒地にピンクの“スペードフラワー”を隙間なくプリントしたドレスは、袖口や襟などにブラックのパイピングをあしらい、レトロな表情に仕上げている。ウェアだけでなく、バッグにも「スペード」モチーフを多用している。バッグを閉めるとハート型にもなるスペード型のターンクロージャーをあしらったバッグ「二コラ」は、淡いピンクや、ブルーとライトブルーのバイカラーなど、明るいカラーリングがアイキャッチ。その他、レザースぺードを無数に編み込んだバケツバッグ「ドリー」や“スペードフラワー”を全面にあしらったハンドバッグなど、象徴的な存在としての「スペード」を印象付けた。プレイフルなテキスタイルパターンまた、遊び心に溢れたポップなテキスタイルパターンが、前向きで楽観的な女性像を後押しする。マッチ棒をランダムに並べたプリントドレスや、ヴィンテージ風の平面的なフラワープリントワンピース、花の中にリップモチーフやハートを描いたロングドレスなど、コミカルでアーティスティックな模様は、楽しい空気感を演出。水彩画のようなタッチで色彩豊かに表現されたテキスタイルは、群生する花を彷彿させるようなエネルギーに満ちている。フェミニンながらも凛とした佇まいタイブラウスやトレンチコート、チェックのセットアップなど、オーセンティックでマニッシュなアイテムは、ライラックやピンクなどの色彩と組み合わせることで、都会的で柔らかなオーラを放っている。また、ギャザーを寄せ、ボリューム感のあるフォルムに仕上げたバルーンスリーブのブラウスや、リボンやベルトを使用してウエストマークしたスタイリング、ハイウエストに仕立てたワンピースやパンツは、クラシカルなフェミニンさを見せる一方で、凛とした表情を描き出す。
2018年12月01日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)は、新クリエイティブディレクター、ニコラ・グラス(Nicola Glass)のデビューを迎える2019年春に先駆けて、カプセルコレクションを限定発売。11月28日から始まる伊勢丹新宿店本館1階=ハンドバッグでのポップアップショップを皮切りに、全国4カ所にて期間限定で展開する。「nicola twistlock medium flap shoulder in rococo pink」(6万円)ニコラによる新生ケイト・スペード ニューヨークのコンセプトは「optimistic femininity -楽観的な女性らしさ-」。前向きで自信に溢れながらも、あたたかで心地の良い感性で装うブランドに進化する。今も昔も変わらず同ブランドの核となるDNA、モダンな色使いとオーセンティックなデザインを尊重し、ニコラらしい手法でブランドらしさを展開。ブランドの原点にインスピレーションを受けながらも、シーズンを重ねるごとにどのカテゴリーでも共通するコアエレメントを根付かせる。「dorie large bucket in black」(7万4,000円)まずは“スペード”そのものから。コレクションを通して、スペードがデザインの一部として登場。スペードを象ったプリントやハードウエア、モチーフなどを時に大胆に、時にささやかに表現する。ニコラのカプセルコレクションであるクロスボディバッグの「ニコラ」(5万3,000円〜6万6,000円)、レザーバケツ型バッグの「ドリー」(6万円〜7万4,000円)、ジオグラフィックなプリントスカーフ(1万2,000円)は、スペードをアイコニックにデザインへ取り入れ、今年9月に開催されたニューヨークファッションウィークのランウェイショーでも多数披露された。「nicola floral spade medium flap shoulder in bright pink multi」(6万6,000円)「ニコラ」は丸みのあるシルエットに、スクラッチレジスタンスが施された滑らかなレザーとカラーコンビネーション、ポケットのカッティングからハードウエアまで細かなディテールに気を配られた美しいクロスボディバッグ。スペードからハートへと姿を変えるユニークなターンロッククロージャーが特徴的で、ニコラのファーストコレクションを代表する。同じシルエットで3Dプリントによるスペードフラワー(4つのスペードからなるフラワーモチーフ)や、より控えめなエナメルスペードが配されたデザインなど、バリエーション豊かに取りそろえる。「dorie medium bucket in chartreuse」(6万円)「ドリー」は、ハンドクラフトタッチのレザースペードを無数に編込んだバケツ型バッグ。取り外し可能な美しいピンクのインナーバッグによって表情を変え、一年を通してカジュアルにもパーティーにも似合う上質なアイテムとなっている。どのアイテムもクラフトマンシップを感じさせる高いクオリティー、モダンなデザインエレメントと驚きに満ちた配色やプリントで、毎日のささやかな贅沢とエンパワメントを提供する。同コレクションは、11月28日から12月11日まで伊勢丹新宿店本館1階=ハンドバッグ、12月5日から11日まで阪急うめだ本店1階 プロモーションスペース12、12月19日から25日まで名古屋タカシマヤ1階 南エスカレーター横特設会場、12月26日から31日まで銀座三越1階 グローバルメッセージにて限定発売される。【イベント情報】ニコラ・グラス カプセルコレクション限定発売 ポップアップショップ会期:11月28日〜12月11日会場:伊勢丹新宿店本館1階=ハンドバッグ会期:12月5日〜12月11日会場:阪急うめだ本店1階 プロモーションスペース12会期:12月19日〜12月25日会場:名古屋タカシマヤ1階 南エスカレーター横特設会場会期:12月26日〜12月31日会場:銀座三越1階 GINZAステージケイト・スペード公式URL:
2018年11月26日サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイら超豪華女優陣が集結、「オーシャンズ」シリーズ歴代No.1のオープニング記録を樹立した『オーシャンズ8』。この度、11月28日(水)よりリリースされるブルーレイ収録の映像特典の中から、大きな見せ場となった「メットガラ」の裏側に迫るメイキング映像がシネマカフェにて解禁となった。「メットガラ」とは、毎年5月の第一月曜日にニューヨークのメトロポリタン美術館でUS「VOGUE」の編集長アナ・ウィンター主催により開催される世界最大規模のファッションの祭典。まさにニューヨーク版オスカーともいえる世界が注目するイベントだ。この度、入手した映像特典「メットガラの再現」では、メイキング映像のほか、スタッフ・関係者・キャストのインタビューを交えて、本作の重要な舞台である「メットガラ」を完全再現するまでに至った舞台裏に迫っている。■アナ・ウィンターがメトロポリタン美術館と映画をつないだ!監督・脚本を務めたゲイリー・ロスは、本作の構想について「世界的に有名なメットガラでの宝石強盗を題材にしたかった。盗むのは金庫からではなく、もっと面白い場所にしようと考えた」と話し、実際に「VOGUE」に行って、アナ・ウィンターと会うことに成功。「VOGUEは協力的だったよ。面白半分じゃないことをアナは理解してくれた。ガラの再現としてふさわしいものになるよう全力を注ぐと話したんだ」と彼女の協力を仰ぐため、ロス自らが説得に臨んだことも明かした。さらに、製作総指揮を務めたダイアナ・アルバレスは、「セットを計画しているときに『VOGUE』との話の流れから、メトロポリタンの館長を紹介してもらえたの。メトロポリタンをそのまま使うことで合意できたわ。じゃないと再現できない!」と告白。当初はセットで再現するプランもあったが、「VOGUE」のおかげで、実際にメトロポリタン美術館での撮影を実現することができ、よりリアルな「メットガラ」の再現につながったという裏話も明かされた。■監督も感謝、「これは特別なこと」ロス監督は「美術館には知り合いが多くいるが、まず約束することは施設を大切にして、決して危害を加えないということだ。僕らはとても貴重な機会を与えてもらっている。これは特別なことであり、展示品はとても神聖なものだ」と撮影時はかなり気を使ったよう。メトロポリタン美術館の館長兼CEO、ダニエル・H・ワイスも「映画に使ってもらえて光栄だ。スタッフもキャストも監督も全員が施設を大切に扱ってくれたよ」と好意的な様子で、「VOGUE」やメトロポリタン美術館の全面協力のもと、監督が徹底的にこだわった「メットガラ」の完全再現が実現することができたのだ。この度公開された映像以外にも、「メットガラの再現」では架空の展示室を再現するため、“王国の終わり”をテーマにデザインされた「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」などによるドレスや、それぞれのキャラクターのイメージにマッチした各有名デザイナーが本作のためだけにデザインしたドレスの特徴を、コスチュームデザイナーのサラ・エドワーズやキャスト陣が解説するなど、ファッション好きにもたまらない内容となっている。そのほか、「未公開シーン集」に加え、「新生オーシャンズ」では、スタッフやキャストが“オーシャンズ8”それぞれのキャラクター設定の解説、過去シリーズとのキャラクターの比較、さらにキャスト同士がお互いの印象や役作りについて語るインタビュー映像を収録。また「美しく華麗に盗む」では、撮影の合間に子育てや役作りについて話したり、美容情報を交換したというエピソードを交え、キャスト同士の仲の良さが垣間見えるメイキング映像・インタビュー映像が収録された内容となっている。『オーシャンズ8』ブルーレイ&DVDは11月28日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オーシャンズ8 2018年8月10日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年11月14日女優のケイト・ベッキンセール(45)とコメディアンのジャック・ホワイトホール(30)の熱烈キスが目撃された。ケイトは、実写版『ジャングル・クルーズ』でディズニー初のゲイ役を演じることでも話題になっているイギリス人コメディアンのジャックと2日、ロサンゼルスにあるカラオケバーで情熱的なキスを交わしている姿が目撃された後、深夜にホテルへと一緒に帰って行ったという。関係者の1人はザ・サン紙日曜版にこう話す。「誰もジャックがハリウッド随一の女優をものにするとは思っていませんでした。これ以上意外なロマンスはありませんよね」「2人はラブラブのティーンエイジャーかのようで、お互いへの気持ちを隠そうともしていませんでした」「ナイトクラブのブース内で、膝に座っているような感じで、笑い合っていたんです」「そしたらジャックがケイトの首元に手をまわして引き寄せて、情熱的なキスを交わしていました」「ケイトが彼に寄りかかったような状態で囁き合っていました。その後すぐさま帰ることを決めたようです」2人はその晩、セレブに人気のクレイグズでのディナーからデートを始めていた。レストランは別々に去ったものの、その後ケイトがジャックを車に乗せて同じくセレブに人気のカラオケバー、ブラインド・ドラゴンへと向かい、最後はおしゃれなロンドン・ホテルで時を過ごしたようだ。元パートナーのマイケル・シーンとの間に19歳の娘を持つケイトは、12年間の結婚生活を送ったレン・ワイズマン監督と2016年に破局を迎えており、一方のジャックも昨年12月、『ヒューマンズ』のジェンマ・チャンとの6年間の交際に終止符を打っていた。(C)BANG Media International
2018年11月06日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)から、新クリエイティブディレクター ニコラ・グラスによる2019年春コレクションが登場。ニコラ・グラスによる新生ケイト・スペードニコラ・グラスは2018年1月にケイト・スペード ニューヨークのクリエイティブディレクターに就任。ブランドのDNAであるモダンな色使いやオーセンティックなデザインはそのままに、「optimistic femininity-楽観的な女性らしさ-」をコンセプトとしたコレクションを展開していくという。"スペード"モチーフのバッグなどを発売日本では2018年11月より東京・大阪・名古屋の4か所にオープンした限定ストアにて、バッグやスカーフなどを先行発売。2019年1月より、これらのアイテムを含め、ウェア、シューズ、アクセサリーなどが全国の店頭に並んだ。多くのアイテムにアイコニックなスペードモチーフを印象的に取り入れており、中でもバッグはその象徴と言えるだろう。クロスボディバッグ「ニコラ」は、滑らかなレザーと、丸みのあるシルエットが特徴。スペードからハートへと姿を変えるターンロッククロージャーを配したモデルや、4つのスペードからなるフラワーモチーフを3Dプリントであしらったモデルなど、バリエーション豊富に取り揃える。ハンドクラフトタッチのレザースペードを無数に編み込んだバケツ型バッグ「ドリー」は、取り外し可能なピンク色のインナーバッグがセットになっており、異なる2つの表情を楽しむことができる。【詳細】ケイト・スペード ニューヨーク 2019年春コレクション発売日:2019年1月23日(水)販売店舗:全国のケイト・スペード ニューヨークアイテム例:・ニコラ ツイストロック ミディアム フラップ ショルダー イン ロココ ピンク 60,000円+税・ニコラ フローラル スペード ミディアム フラップ ショルダー イン ブライト ピンク マルチ 66,000円+税・ドリー ラージ バケツ イン ブラック 74,000円+税・ジオスペード スペード スクエア スカーフ イン ブルー 12,000円+税■渋谷西武A館1F 期間限定ストア期間:3月19日(火)~3月25日(月)場所:渋谷西武A館1F プロモーションスペース取扱アイテム:2019年春ハンドバックコレクション※先行販売・限定販売アイテムの販売、対象商品へのモノグラミングサービスも実施。※2019年夏コレクションに登場する二コラ ツイストロックの新色ジューシーオレンジの先行予約を実施。■インストアイベント内容:ドリンクやスイーツサービス、フラワーやステッカーオリジナルラゲッジタグのプレゼント。日程・実施店舗:3月16日(土) 丸の内店/3月23日(土)・3月24日(日) 銀座店/3月23日(土)六本木店、神戸店/3月30日(土) 名古屋ミッドランドスクエア店※リニューアル店舗・新店でも実施。3月14日(木) 小倉井筒屋店/3月21日(木) 吉祥寺パルコ店/4月12日(日) なんばパークス店【問い合わせ先】ケイト・スペード ジャパンTEL:050-5578-9152(平日10:00~18:00)
2018年11月05日10月1日にスタートした、NHK連続ドラマ小説『まんぷく』。朝ドラ99作目にして、初めて育児をしながら撮影に挑むヒロインとなった、女優の安藤サクラさん(32)。インスタントラーメンを生み出した夫婦の物語を、明るく逞しく演じている。21歳で父・奥田瑛二さん(68)が監督した映画『風の外側』でデビューしたサクラさんは、数々の女優賞に輝き「異次元の能力の女優」との呼び声も高い。今年5月、カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した是枝裕和監督作品『万引き家族』では主演を務め、その演技は、審査委員長ケイト・ブランシェットに絶賛された。姉の桃子さん(36)は、気鋭の映画監督。’10年『カケラ』で監督デビューし、自身の小説を映画化した『0.5ミリ』(’14年)で、数々の映画賞を受賞した。現在は、『0.5ミリ』の撮影地だった高知市に移住。昨年10月、映画館「ウィークエンドキネマM」を開館し、舞台や映画製作などを学ぶ「桃子塾」を開くなど、高知を拠点に活動の幅を広げている。映画監督と女優の姉妹。2人の天才を生み出した安藤家。2人の母でエッセイストの安藤和津さん(70)は、感受性を育むことをいちばんに考え、子どもの目線になって娘たちに接したという。「知識は後からでも学べる。それよりも、ものを感じる力をつけることが大事だと思っていました」ユニークなのは、桃子さんと4歳違いでサクラさんが生まれたときのことだ。「桃子の立場で、妹ができるとはどういうことなのか考えると、手放しでうれしいわけではないでしょ?お父さんもお母さんも赤ちゃんに取られちゃう。皆からプレゼントをもらうのは、生まれてくる赤ちゃんばっかりだし」そこで、和津さんはお祝いをくれる人たちに、「大変、申し訳ないですが、桃子に『お姉ちゃんになって、おめでとう』のプレゼントか、妹とのペアのものをいただけたら、すごくありがたいです」とお願いした。“お姉ちゃんになって、おめでとう”のお祝いの効果は絶大だった。「これがたぶん桃子のサクラへの限りない愛の発端だったような気がする。桃子もまだ4歳だったから『なんで妹ばっかり』ってなったら面白くないじゃない」桃子さんはいま、何の衒いもなくサラリと言う。「母は母性の塊、菩薩のような愛を注いでくれました。おかげで私、ずっと安藤サクラのファンクラブ会長です。幼少期からサクラには私がいる。私が守る。それが、いまもあるんです。サクラが生まれた瞬間、無償の愛を思いました。4歳で、命を捧げようと」桃子さんはすでにこのときから、母の深い愛情を受け継いでいた。サクラさん出産後、仕事に復帰した和津さんが心がけたのは、娘たちとの密度の高い時間だ。「1日最低5分は2人きりで向き合って、話をする。桃子とも、サクラとも2人っきり。それぞれ1対1で話をする。1人に集中する時間を作りました。それから毎日ワクワクすることを1コさせたの。生きていてうれしいと思うこと。“1日1笑”というのかな」和津さんの育児法は、自身の生い立ちとは逆のものだった。「私の母が忙しく働いていていつも仕事が頭にある人だったから。結構つらい子ども時代だったのかも」愛知県春日井市出身の奥田さんは、長期休暇になると、故郷に娘たちを連れていき、自然のなかで感性の幅を広げていった。意外だが、奥田さんはボーイスカウトの指導員もしていたという。塩むすびと水筒を持って、山登りをし、いとこたちと一緒にヘビやカエル、ザリガニに触れさせた。「男の子、女の子の隔てなく、自然と触れ合う。スッポンポンで池に入って、カエルの卵を頭からかぶったりしていましたよ」奥田さんは、独立プロで妥協しない映画製作を続けながら、俳優としても高い志を持ち続けている。奥田さんが主演し、ガレッジセールのゴリが、本名で監督した映画『洗骨』(来春公開)は、今年8月、ニューヨークで開催された映画祭で観客賞を受賞した。和津さんも娘たちの育児サポートをしながら、エッセイストとして多忙な日々だ。母・昌子さんの介護の後に陥ったうつ。そこから脱した経緯を『“介護後”うつ』(光文社)にまとめ10月18日、出版。桃子さんは『0.5ミリ』を高知で撮った縁で、’13年、高知県観光特使に就任。その翌年、高知市に移住し活動拠点にしてきたが、娘に続いて奥田さんも今年、県の観光特使に任命された。家族一人一人がそれぞれの場で自分の道に邁進しながら、安藤家は何か目的が見えたら集結し、いつでも一丸となれる。奥田さんはこう語る。「集結力とか才能も含めてそこは最強だと思う。コッポラ一家よりうちのほうが。クリント・イーストウッドのところも最強だろうけど、わが国では安藤家が最強だと思っています」
2018年10月12日“ハリー・ポッターの原点”ともいわれるジョン・ベレアーズ著書を映画化する『ルイスと不思議の時計』から、魔女のツィマーマンを演じているケイト・ブランシェットの姿を捉えた写真がシネマカフェに到着した。■大御所女優と肩を並べる実力をもつケイト・ブランシェット本作でジョナサンの屋敷の隣に住む一流魔女、ツィマーマンを演じるのは、『オーシャンズ8』で男女問わず惚れ惚れするような佇まいを見せてくれたケイト・ブランシェット。彼女は、監督のイーライ・ロスが「『世界で最も優れた女優は?』と質問されたら、「人々は『ケイト・ブランシェット、メリル・ストリープ、ジュディ・デンチ』と答えるはずだ」と、大御所女優と肩を並べるほどの評価を得ている。94年に映画女優としてのキャリアをスタートさせたケイトは98年公開『エリザベス』で主演を務めると、アカデミー賞主演女優賞ノミネート、ゴールデングローブ賞主演女優賞ほか、多くの賞を受賞した。その後も『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで大きなインパクトを残し、マーティン・スコセッシ監督の『アビエイター』ではアカデミー賞助演女優賞を獲得。さらにはウディ・アレン監督の『ブルージャスミン』で、一癖も二癖もある悲劇的な主人公を演じ、アカデミー賞主演女優賞を受賞した。また、女性同士の恋を描いた『キャロル』では、共演のルーニー・マーラをリードする役柄で、こちらでも大きな注目を浴びた。■新たな役柄に挑み続ける姿にくぎ付け!演技派女優としての地位を確かなものとしたケイトだが、近年は『マイティー・ソー バトルロイヤル』などの大作での演技にも挑んでいる。特殊メイクを施した強烈なビジュアルをもつ「死の女神ヘラ」を演じた際は、マーベルシリーズのファンのみならず、多くの映画ファンを驚かせている。ケイトについてロス監督は「彼女は、『シンデレラ』に出てくる意地悪な継母のような雰囲気があるクラシックな役柄を演じるのを楽しんでいたように感じたよ。非常に思慮深くて、丁寧で繊細で、この素晴らしい役柄を創り出すことを楽しんでくれたね」とふり返っている。3児の母親でもあるケイトは「これは最高の家族映画よ。本当に怖いの。親として映画館で子供の手を握って『これからジェットコースター級の面白さを体験するわよ』なんて言えるのはまさに喜びだわ」と喜びを隠せない様子で、「この作品は洗練されていて、ダークで、切なくて、可笑しくて、驚きがいっぱいの一大アドベンチャーよ。それにちゃんと原作の良さもそのままなのよ」と、本作がファミリー映画に最適なテーマとユーモアが詰まった作品だと語ってくれた。世界を代表する女優でありながら常に新たな挑戦を続ける彼女の姿をぜひスクリーンで確かめてほしい。『ルイスと不思議の時計』は10月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルイスと不思議の時計 2018年10月12日より全国にて公開Ⓒ2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO.,LLC
2018年10月08日10月12日公開の映画『ルイスと不思議の時計』の日本語吹替版完成会見が24日、都内で行われ、佐藤二朗、宮沢りえ、松本梨香、矢島晶子、本名陽子が出席した。スティーブン・スピルバーグが設立した映像制作会社・アンブリン・エンターテインメント制作に参加した本作は、"ハリー・ ポッターの原点"ともいわれるジョン・ベレアーズのファンタジー小説『壁のなかの時計』を映画化。両親を亡くした少年のルイスが、ポンコツ魔法使いの叔父ジョナサンや魔女のツィマーマンと知り合い、3人で力を合わせて世界を破滅に導く時計を見つけようと奮闘する、というストーリーとなっている。ジャック・ブラックが演じるジョナサンの日本語吹替を担当した佐藤は「ジャック・ブラックさんはすごく大好きな俳優さんなんです。その日本語吹替を担当することになってすごく光栄でしたし、楽しくやりました」と満足げで、会見中にジャック・ブラックからのビデオレターでメッセージをもらい、「さすがにうれしいですね。他人とは思えないですよ」と笑顔を見せた。宮沢はケイト・ブランシェットが演じた魔女・ツィマーマンの吹替を担当。「ケイト・ブランシェットさんとは骨格が違うんだなと感じました。やっぱり英語の発音と日本語の違いで、深い声はどうやっても日本語では出せないと思いまた」とハードルの高さを実感したそうだが、この日披露されたツィマーマンのワンシーンでは、普段の宮沢のイメージからかけ離れた声音を披露。「ケイト・ブランシェットさんはとても低い声だったので練習してみましたが、自分の声帯では無理がありました。わざとらしさが出たら興ざめしてしまうので、私が出来る範囲でいつもとは違う声でやってみようと思って挑戦しました」とやりきった様子だった。この日は声優の松本梨香、矢島晶子、本名陽子が担当したキャラクターのシーンも映像で披露された。プロの技を目の当たりにした宮沢は「私たち役者と声優さんは筋肉が違うんですよね。私たち役者は出てなんぼ、というところもありますが、いつも吹替のお仕事をやる度に声優さんたちへの尊敬と憧れが増していきます。余計なものを省いても存在出来る、私たちには通用しない感じがします」と称賛。佐藤も「本当に声優さんってすごいですよ。僕たちはいかに表情や仕草に頼っているかが分かりますよね」と褒め称えていた。映画『ルイスと不思議の時計』は、10月12日より全国公開。
2018年09月25日ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)は、“自分へのご褒美”がテーマのイベント「YESSSSSSS」を、2018年9月22日(土)に銀座店をはじめとする全国の路面店にて開催する。「YESSSSSSS」では、ドリンクやフードを提供する他、様々な“ご褒美”体験を用意。店内スタッフに「自分にご褒美をあげたい」エピソードを伝えると、トータルビューティーサロン・uka(ウカ)のヘアケアサンプルが先着で配付される。さらに、アイテム購入者はご褒美エピソードを書いて抽選に参加するとukaのサロンチケットや商品が当たったり、銀座店と六本木ヒルズ店限定で、ukaのフィンガーリフレクソロジー体験ができたりと、特別なコンテンツを楽しめる。その他、店舗ごとにオリジナルの企画も実施。銀座店では対象レザーアイテム購入者に向けてモノグラミングサービスを行う。イベント当日がヴォーグ・ファッションズ・ナイト・アウト(FNO) 2018開催中となる神戸旧居留地店では、店内にカラフルなバルーンルームを用意する。また、「YESSSSSSS」開催店舗以外の直営店でも同日、イベントに連動して、税込30,000円以上の購入者に先着でオリジナルトートバッグをプレゼントする。【詳細】ケイト・スペード ニューヨーク「YESSSSSSS」開催日:2018年9月22日(土)開催場所:ケイト・スペード ニューヨーク 銀座店、六本木ヒルズ店、丸の内店、名古屋ミッドランドスクエア店、心斎橋店、神戸旧居留地店■「YESSSSSSS」キャンペーン例・店内スタッフに「自分にご褒美をあげたい」エピソードを伝えるとukaのヘアケアサンプルを先着でプレゼント。・アイテム購入者限定で、ご褒美エピソードを書いて応募すると、ukaのサロンチケットや商品を抽選で合計10名にプレゼント。・銀座店・六本木ヒルズ店限定 ウカ フィンガーリフレクソロジー【問い合わせ先】TEL:050-5578-9152(平日10:00~18:00)
2018年09月21日10月12日(金)に公開する『ルイスと不思議の時計』。今回、ケイト・ブランシェット演じる魔女ツィーマンの日本語版吹き替えの声を演じる女優が、9月24日(月・祝)に行われる記者会見で発表されることが分かった。■魔女ツィーマン役の声優は記者会見で発表監督は、鬼才のイーライ・ロス、ジャック・ブラックやケイト・ブランシェット共演でも話題を呼んでいる本作。さらに、日本語版吹き替えのキャストとして、主人公ルイス役に高山みなみ、ジャック・ブラック演じる魔法使いジョナサン役を佐藤二朗、ほかに松本梨香、矢島晶子、本名陽子など豪華声優陣が名を連ねた。そんな中、ケイト・ブランシェット演じる魔女ツィーマン役の声優だけは未だに発表されておらず、9月24日(月・祝)に開かれる記者会見で明らかになるという。■新たな予告と場面写真を公開!さらに、日本語版吹き替えの新たな予告編も公開され、ツィーマンの日本語版吹き替えの声も聞くことができる。このキャスト、数々の映画賞を受賞しているという。今回の発表に併せて、予想キャンペーンも実施され、応募者は抽選で、24日に行われる記者会見に参加できる。果たして、一体誰なのか?この予想レースに参加してみてはいかがだろうか。また今回、いくつかの場面写真も一挙に公開された。目の前で広がる宇宙に驚くルイスや、魔法を披露するジョナサンの姿が確認できる。また、着物をアレンジしたジョナサンのローブやツィーマンの持つ傘の魔法の杖など、衣装、小物にも注目が集まる。『ルイスと不思議の時計』は10月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルイスと不思議の時計 2018年10月12日より全国にて公開Ⓒ2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO.,LLC
2018年09月07日レディー・ガガが活動休止を経て、スクリーンで完全復活を見せる『アリー/ スター誕生』。日本時間9月1日深夜(現地時間8月31日)、第75回ヴェネチア国際映画祭のアウトオブコンペティション部門にてワールドプレミアを迎え、主演のガガと初監督&主演のブラッドリー・クーパーが記者会見とレッドカーペットに登場した。■“女優”レディー・ガガに上映中から拍手喝采、スタンディングオベーションも会場前に敷かれたレッドカーペットは、“女優”ガガをカメラに収めようとするマスコミと、会場に駆け付けた2,000人ものファンで溢れかえり、近年稀に見る盛り上がりを見せた。さらに、レッドカーペットには本年度のカンヌ国際映画祭で審査員長を務めたケイト・ブランシェットをはじめ、スーパーモデルのイリーナ・シェイク、世界的デザイナーのドナテラ・ヴェルサーチなど世界的なセレブが本作のプレミアを祝って駆けつけた。そして、淡いピンクのファードレス姿のガガとブラッドリーが登場すると、会場は地鳴りのような歓声に沸き、一斉にフラッシュがたかれることに。2人は集まったファンに丁寧に王子ながら、スクリーニング会場へ。ワールドプレミア試写では、ガガ演じるアリーが初めてステージに上がりメイン楽曲「Shallow」を歌うシーンで上映中にも関わらず会場から拍手喝采が起きる異例の称賛、上映後にはガガとブラッドリーに割れんばかりのスタンディングオベーションが巻き起こった。■ガガ、主人公アリーに自身を重ねる…「私は戦った」また、同日行われた記者会見では、300席ほどある会見場はマスコミで超満員に。さらに立ち見でも入りきらず、外の会場では100名ほど待機するほどの事態となった。本作が映画初主演となったガガは、「この作品にはとても美しいストーリーがあり、世界中の人々の心を動かす物語だと思う。そこには愛、人間としてのプライドがある。多くの人に観てもらえる機会を楽しみにしているわ」と作品への自信のほどをコメント。自身が演じたアリーのキャラクターについては、「私はあまり容姿に恵まれていなかったから、レコード会社の上層部はわたしの歌を他の歌手に歌わせたがったけれど、私は戦った」と打ち明けながら、「私は自分のやり方でやりたかった。常に自分の歩む道は自分で決めたかったのよ。そこがアリーと同じところね」と語り、どんな逆境に置かれても“ありのままの自分”を信じ続けるアリーと自身を重ね合わせた。■「ブラッドリーは私をより自由にしてくれた」役作りについても「映画のスクリーンテストのとき、ブラッドリーはメイク落としを私の顔に置いて、メイクはいらないと言ったの」と明かし、「不安定な状態になるんだけど、でもブラッドリーは私の中からそういう“脆さ”を引き出してくれた。アリーを演じるにあたって、彼は私をより自由にしてくれた。ここに100人の人がいて、たとえ99人が(自分を)信じてくれなくても、ただ1人の人が信じてくれればいい。それがブラッドリーだったのよ」と、“監督”ブラッドリーに絶大な信頼を寄せていたことを告白。印象的なシーンについては、先述の初めてアリーがステージで歌うシーンを挙げ、「ブラッドリーが“感じるままに楽しんでやればいい”と言ってくれたからそうした。まるで人生で初めて歌うような気持ちがして、忘れられない経験だったわ。とてもスペシャルな体験だった」とふり返って語った。また初監督兼主演を務めたブラッドリーは、「ガガを主演にこの物語を撮ることができたことは、とても幸運だった」と断言。「僕が演じたジャクソンは、自らの名声については全く気にかけていない。彼は自分の意志を大事する。そうしてアリーと運命的な出会いをするんだ」と彼の役柄について語り、「僕にとっての名声は“一瞬にして訪れて去ってゆくノイズ”のようなもの。あとに残るのは孤独。そんなリズムをこの映画にも持たせたかった」と、監督として導きたかった作品の方向性について明かした。■「アカデミー賞候補は間違いない」の声も今回のヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミアを皮切りに、トロント国際映画祭、サン・セバスチャン国際映画祭と名だたる映画祭への出品が続き、早くもアカデミー賞の最有力候補として名高い本作。世界的に注目を浴びる本作の初お披露目、そしてガガの昨年の活動休止宣言からの完全復活とあって、世界中から数多くのマスコミが集まった。現地では圧倒的な完成度に、早くも批評家から称賛の声が続々と集まっており、映画批評サイト「ROTTEN TOMATOES」では94%フレッシュの高評価。「衝撃」「傑作」との声が相次いでいる。現地の大手興行社からの「興行的大成功と、アカデミー賞候補は間違いない」とのコメントも報じられ、辛口批評で有名な「ガーディアン紙」のファーストレビューが「ガガはまるで、アカデミー賞女優ストライサンドの靴をまとったよう」と名女優を引き合いに出しながら星5つの最大評価を与えたほか、「レディー・ガガの圧倒的パフォーマンスにノックアウト!」(タイム誌)、「ブラッドリー・クーパーは、映画史に残る素晴らしい偉業を達成した」(Vulture)と絶賛の嵐が巻き起こっている。『アリー/ スター誕生』は12月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年09月02日ジャック・ブラックとケイト・ブランシェットの共演で話題の『ルイスと不思議の時計』で、俳優の佐藤二朗がジャックの吹き替えを担当することが分かった。またそれに併せて、佐藤さんの吹き替えによる特報映像も公開となった。スティーヴン・スピルバーグが設立したアンブリン・エンターテインメント製作の本作は、“ハリー・ポッターの原点”とも言われているジョン・ベレアーズの著書を実写化した、少年と魔法使いたちのマジックファンタジー。■佐藤二朗、洋画実写版吹き替え初挑戦!佐藤さんが吹き替えを担当するジャックが本作で演じているのは、主人公の叔父・ジョナサン。彼は、両親を亡くした甥であるルイスを引き取り愛情深く育てる反面、厳しさも見せる頑固親父。ところが、実はポンコツで、情けない一面も持つ愛すべきキャラクターだ。本作で初めて洋画実写版の吹き替えに挑戦した佐藤さんは、ジョナサンとの共通点を「ポンコツというところです。僕は日本でポンコツの10人くらいに入ると思います。長くなるので全部は言いませんが、まずは寒さに弱くて暑さに弱い、非常に面倒な体質なんです。弱いものが沢山あって、静電気にも弱いです。あと嫁、お化け屋敷にも弱いし、方向音痴です」と語り、自身のポンコツぶりをアピール。そんな佐藤さんだが、自身が吹き替えを担当するジャックについては『スクール・オブ・ロック』を観て良い俳優だとの印象を持っていたそうで、「光栄だと思ってやりました」とのこと。「ジャック・ブラックさんは良い意味でふざけたイメージがありますが、今回は、おちゃらけているけど甥っ子のルイスをすごく大事にしていたりなど、真剣なジャックさんの芝居を見れたので、僕もそこは外さないように一所懸命やりました」と、ジャック同様、真剣に取り組んだようだ。■佐藤さんの吹き替えによる特報もまた今回、佐藤さん吹き替えによる特報映像も公開となった。ルイスの“声”を務める「名探偵コナン」シリーズの高山みなみのナレーションと共に佐藤さんの“声の演技”にも注目が集まる。この秋、家族、友達、恋人…誰と観ても笑顔になれる、必見のファミリームービーをお楽しみに。『ルイスと不思議の時計』は10月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルイスと不思議の時計 2018年10月12日より全国にて公開Ⓒ2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO.,LLC
2018年08月23日シンガポールを舞台に、恋人とそのセレブ一族との間で揺れる女性の葛藤と成長を描いた『クレイジー・リッチ!』。本作には、『ラ・ラ・ランド』のソノヤ・ミズノを含む豪華なアジア系キャストが勢ぞろいしており、いま話題の『オーシャンズ8』の“一員”でもあるマルチアーティスト、オークワフィナも出演している。そんな注目の彼女から、本作について語ったコメントが到着した。現在大ヒット公開中『オーシャンズ8』で豪華キャストと共演を果たした、“ちょっと風変わりなスリ”役のオークワフィナ。彼女は全米で今週公開となる『クレイジー・リッチ!』では、主人公レイチェル(コンスタンス・ウー)のソウルメイト、ペク・リンを演じている。ハリウッドの話題作に立て続けに出演し、しかも観る者に強烈な印象を残していく彼女には、いまや世界が大注目!■ラッパーで女優、脚本家の顔を持つマルチアーティストオークワフィナ(Awkwafina)はニューヨーク州クイーンズ出身のアジア系アメリカ人。本名はノラ・ラム。ラッパーとしてデビューし、風刺の効いた陽気なオリジナル音楽で知られ、口コミ動画「My Vag」が2012年にインターネットで大評判となった。女優としては、2016年にザック・エフロン、クロエ・グレース・モレッツら共演のコメディ映画『ネイバーズ2』(未)で長編映画デビュー。現在公開中の『オーシャンズ8』ではサンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイなど豪華キャストと肩を並べる。『オーシャンズ8』で共同脚本を手がけたオリヴィア・ミルチ監督のNetflix映画『エンド・オブ・スクール』にも出演。また、ニューヨークのトラベルガイド出版や脚本の執筆活動などにも取り組むなど、マルチに活躍中だ。■「どんな代償を払っても、私はこの映画に参加しなきゃ」「(原作となった)ケビン・クワンの小説の大ファンなの!読む前から、書店でカバーをチラ見しただけですぐに引き込まれたわ!すごく意義深い物語よね。アジア人とアジア系アメリカ人が中心の物語であると同時に、世界中どこに住んでいても誰もが共感できる普遍的な物語なの」と、世界17か国でベストセラーとなった大人気小説について語るオークワフィナ。また、本作出演の経緯について「この素敵なチャンスの話が来たとき、私はマネージャーさんに言ったわ。『どんな代償を払っても、私はこの映画に参加しなきゃなんない』って。そしてオーディションを受けに行った。その時すでにこの映画に出演することがどんなに大事か悟ってたわ」と本作に対する覚悟を語った。そして自身が演じた役については「ペク・リンはラッパーみたいな生き方をしてる(笑)」とコメント、「彼女は本当に頑張って生きてる。見る人はきっと彼女の風変わりな性格を好きになるはず。ちょっとオカシイけど、面白いんだよー!」とノリノリで教えてくれた。さらに、「私たちの世代やコミュニティにとって代表的な1作になると思う。そんな作品に参加できて最高!この映画では、ロマンスや笑い…そして私の髪型を楽しみにしてね(笑)」と、いまの時代に作られた本作の重要性、そして彼女オリジナルの魅力について、私たちが見逃せない理由を語ってくれた。先日8月7日(現地時間)にロサンゼルスでプレミアが行われると、試写会のチケットはソールドアウトになるほどの人気ぶり。全米批評サイト「Rotten Tomatos」では驚異の100%を記録(8月10日時点)。「非常に満足!」(CNN)、「ラブコメの必修科目!」(New York Post)、「息をのむほど楽しい!」(Vanity Fair)など、批評家の間ですでに高評価のレビューが続々と上がっている。『オーシャンズ8』に続き、本作のヒットも期待されるオークワフィナ。彼女の活躍からも目が離せない!『クレイジー・リッチ!』は9月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クレイジー・リッチ! 2018年9月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND SK GLOBAL ENTERTAINMENT
2018年08月15日現在公開中の映画『オーシャンズ8』の大ヒット御礼イベントが13日、都内で行われ、お笑いコンビ・ガンバレルーヤのよしこ、まひるが登壇した。人気犯罪映画『オーシャンズ』シリーズの最新作となる本作は、2001年に公開された『オーシャンズ11』を女性キャストでリブートしたもの。主演のサンドラ・ブロックはじめ、ケイト・ブランシェットらが扮した犯罪のプロが"オーシャンズ"を結成し、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催される世界最大のファッションの祭典"メットガラ"に登場する総額1億5,000万ドルの宝石を狙う、というストーリーとなっている。そんな本作の大ヒット御礼イベントに、特殊メイクでサンドラ・ブロックとアン・ハサウェイになりきったガンバレルーヤのよしことまひるが登壇。サンドラ・ブロックに扮したまひるは「日本のみんなは優しくて、昨日も一緒に日本のみんなと水炊きをいただきました」と片言の日本語で日本の印象を語れば、美の秘訣を問われたアン・ハサウェイ役のよしこは「やっぱり心と身体のバランスが大事よね。自分を安定させるのが大事だし、腸内環境も大事」とセレブが言いそうなセリフを述べるも、MCから「お腹がぽっこりですね」と指摘されて「最近ちょっとポテト食べすぎて」と自身に戻ったコメントで会場は大爆笑。また、ハリウッド女優になりきった感想を求められ、まひるが「本当に8のメンバーが格好良くて、クールで美してユーモアがあるんです。特にサンドラ・ブロックはチームの司令塔としてみんなを引っ張っていきますが、サンドラ・ブロックに120%なれて本当に嬉しいです」と笑顔を見せれば、よしこも「アン・ハサウェイはすごくセクシーな女の人の役。お尻を右に挙げるだけでアン・ハサウェイになれると分かりました。この曲線が大事なんです!」と身体の曲線をくねらせるなどアン・ハサウェイになりきっていた。イベントの最後にはサプライズとして、ガンバレルーヤの2人から一般客にキスをプレゼントすることに。手が挙がった数人の希望者を目の前にしたよしこは「ちょっとごめんなさい。私、年下の男の子が大好きなもので」という理由で若い男性が選ばれ、よしことまひるが横からその男性に長時間キス。よしこは「ちょっとすごく楽しくなっちゃいました。すごいリップがついちゃってご馳走さまでした」とほくそ笑み、まひるも「ドキドキしちゃいました(笑)」としたり顔だった。
2018年08月13日あの伝説的犯罪チームが、まったく新たな形となって帰ってくる『オーシャンズ8』。舞台となるのは、ニューヨークのメトロポリタン美術館(MET)で開催され、全世界にネット配信もされるファッションの祭典「メットガラ」。サンドラ・ブロック演じるデビー・オーシャンが、プロフェッショナルな女性たちを集め、人気女優が身につける1億5000万ドルものダイヤモンドのネックレスを狙う!そう、今度の『オーシャンズ』はシリーズ史上最も大胆で、ゴージャスだ。女性だらけの『オーシャンズ』に嫉妬していた!?そのターゲットとなる女優、ダフネ・クルーガーを演じたアン・ハサウェイが、初めてこの映画の企画を知ったのはオファーを受ける前。そのときは「自分がキャストの候補として挙がっていることさえ、知らなかった」と言う。「最初に感じたのは“妬み”(笑)。この映画に出演できるラッキーな女性がうらやましくてたまらなかったんです」と笑い飛ばす。「ロサンゼルスのレストランで世間話をしていて、『これから私はニューヨークに行くところ』と話したら、『あら、サンドラ・ブロックの『オーシャンズ』映画の仕事をやるの?』と聞かれたんです。私は、それを聞いて『うううう!』となりました。(笑)サンドラ・ブロックが、『オーシャンズ』の映画をやるんですって?」。「そこで自分に言い聞かせたんです。“これは全ての女性にとって良いこと”。だからここは大人になって、出演できる女性たちを祝福しなきゃ、と思うようにしたんです」と、そのときの胸中を明かす。それから2週間後、無事にアンもキャストとして仲間入りを果たすことが分かると、「それを知って、ただただ喜びに包まれました。純粋な幸せ。それからは毎日、1日中、感謝の気持ちでいっぱいになりました」。アンがもともと「『オーシャンズ』の大ファンだった」ことも、歓喜の理由の1つだ。「彼らのクールでグラマラスな感じが大好きでした。彼ら自身がユーモアのセンスを持っていることも、とても気に入っています。(ジョージ・クルーニーら)役者たち全員にとって、彼らが持っている一般的なイメージを、演技を通じて発信していける機会となっていることも、とても気に入っていたんです」とアン。「それに、作品が最高のエンターテイメントになっているから」。「映画では“いい子ちゃん”を演じてきた」そんなアンが今作で演じるのは、“オーシャンズ8”のターゲットとなるハリウッド女優。そう言いかけると、「私のキャラクターを表現する言葉使い、ちゃんと気をつけてくださいね。(笑)慎重に言葉を選んで。ハハハ!だって、私は“ディーバ(自分が世界の中心のように振る舞うお姫さま気取りの女性)”を演じているんですよ!(笑)悪夢のディーバですよ!」実際、監督のゲイリー・ロスもアンにそう言い続けていたらしい。「だから私は、何が人を(お姫さま気取りの)“ディーバ”にするのかしら、と考え始めたんです。私はダフネを、ただの漫画キャラクターみたいにはしたくなかったから。そうじゃなくて、本物の人間になってもらいたかったんです」とアン。「何人かの人たちを思い描いて、それぞれからインスピレーションを少しずつもらって、そこに自分のイマジネーションを織り込んでいったのです」と、役作りの過程を明かす。「例えば、私のような人が部屋に入っていく。セレブが持ち込むエネルギー、名声というものがその部屋にもたらすのは、どんな感じ?もし、私が最悪の人間だったら、どうなるかしら?人々はどう反応する?私はなんと言うかしら?そんな風にイマジネーションを膨らませていったから、特に気をつけることなんてありませんでした。全て私の想像が基になっているのですから」。では、ちょっぴりイタいハリウッド女優役も、まったく難しくはなかった?「私は、この役柄にのめり込んでいたから、本当に、すんなり入っていけたんです。私は何年も、ナイスガールを映画で演じてきました。ずっと“いい子ちゃん”を演じてきたんですよ。だから、とても感じの悪い不快な人間を演じることが楽しくてしょうがなかった。それは、私にとって難しいことではなかったのです」。しかも、“ディーバ”ダフネはどこかコミカルで、なぜか観客が好感を持ってしまうキャラクターとなった。「それは、初耳!だって、私の夫はこの映画を初めて観たとき、私のほうに顔を向けて、こう言ったのよ。『君は最高にムカつくな』って(笑)だから、私を好ましいと思ってくれるのは、とても嬉しいですね(笑)」「本物のメットガラは、ファンタジーの世界に身を置く感じ」アンといえば、ニューヨークの出身。ニューヨーク中、いや、世界中のファッショニスタや映画ファンが熱い視線を送る「メットガラ」には格別の思いもあることだろう。映画では、実際にMETを貸し切った大規模な撮影も行われている。「あまりに超現実的で、あ然とした瞬間はありましたね。自分としてメットガラを体験するのと、私と同じような職業のキャラクターとしてメットガラを体験する、この非現実的な感触。でも、先ほども言ったように、この役柄を演じられたことに1日中、感謝の念でいっぱいだったので、ただただそれを感じていました」と、アンはふり返って言う。では、実際の「メットガラ」はどうなのかと尋ねると、「今年は、私が会いたいと思っていた多くのアーティストたちがそこにいて興奮した」という。『レディ・プレイヤー1』のリナ・ウェイス、全米でブレイク中のティファニー・ハディッシュ、「Black-ish」(原題)のトレイシー・エリス・ロスなどなど、「素晴らしいアーティストたち、私がそれはもう大いなる羨望を向けている人たちと、そこで会えたんです」。「そんな人たちと一緒に、ファンタジーの世界の空間に身を置く感じですね。なんといっても、夜の時間帯に美術館に居ること自体、かなりクールなんですよ。そして生涯、もう2度と着ることはないであろう美しいドレスに身を纏っているんです。アートの全コレクションを他の誰もが鑑賞する前に見ることができるなんて。その上、飲み放題のサービス(笑)」とジョークも交えつつも、「メットガラは毎年、その時々に世の中で起きていることが反映されているものだと思いますね」と語る。「それと、今年スペシャルだったのは、マドンナがクロージングとして登場したこと。すごかった。とても美しかった」と、憧れの人たちと共に過ごした特別な一夜に思いを馳せていた。ドレスはヴィンテージのバービー人形をイメージ!?一方、映画の中の「メットガラ」で彼女は、鮮やかなホットピンクのドレスに1億5000万ドルもの“トゥーサン”を身につけて、颯爽と現れる。「キャラクターにぴったりのルックスの衣装を選び抜くために、デザイナーたちとコラボできたことはとても嬉しく、幸せでした。私の場合、『ヴァレンティノ(VALENTINO)』に依頼したとき、彼らが赤いドレスを制作してくれると思っていたのです。『ヴァレンティノ』といえば赤だし、アイコン的な色ですからね。だからこそ、彼らがホットピンク色のドレスを送り込んできたときには、とてもハッピーな気持ちになりました。自分が想像していたよりも、ずっと良かったし、これ以上のものは想像もつかなかったから」。「それに、私のキャラクターの背景となるストーリーとしては、自分のおばあちゃんの持っていたバービー人形を見て育ったという生い立ちを心に描いていたんです。だから、彼女のルックスは、ヴィンテージのバービー人形をモデルに構成するというアイディアから来ていて。ホットピンク色というのは、まさにそんなバービー人形の色を示すもので、それも嬉しく感じましたね」。撮影中は「毎日、みんなと一緒に笑って過ごした」デビー役のサンドラに、頼りになる右腕ルー役のケイト・ブランシェット、天才ハッカー・ナインボール役のリアーナなど、今作では豪華なハリウッドスターの共演も見もの。撮影中は彼女たちとどんな会話を繰り広げていたのかも、気になるところだが…。「ただ毎日、みんなと一緒に笑って過ごしていました。私たちは分かち合い、世間話やニュースや、その見解などを、いつも話していましたね。とても前向きな雰囲気で、愛に溢れた、支援し合える環境でした。そして、その関係はいまでも続いていて、私たちはこのグループで一緒によく話をします。誰かが何かをやると…例えば、子どもがこんなことをやったとか、そういうエピソードさえ、みんなで分かち合って。本当に親しい女友達なんです」と嬉しそうに明かす。そんな個性豊かなオーシャンズの中で、ダフネ以外に演じてみたかったキャラクターを訊いてみると、「どのキャラクターであっても、きっと演じていましたね。どの役柄もみんな、大好きです。それに、みんなそれぞれがその役どころで素晴らしい実力を発揮していました」と、各々がハマリ役だったことにも触れるアン。「ただ、リアーナが演じた役柄は演じていなかったと思います。だって誰も、私のことをコンピューターのハッカーとは思わないでしょう?その役柄を思い浮かべて、まず私のことは想像しないと思うんです。だけど、リアーナも想像しませんよね」。では、最も自分に近いキャラクターはいる?と尋ねると、少し考え込みながら「どの女性も、自分には近くないですね。ケイト・ブランシェットが演じたルーのキャラクターみたいだったら、という願望はありますが、現実を直視しなきゃ。私はそんな感じではないですし。あれほどクールだったらよかったんですが(笑)。どのキャラクターも、自分に近いとは言えません、まだね!」アンは加えて、「私がこの作品のキャストになれたことを愛する理由の1つは、この映画が、世の中のナンセンスな虚構に沿うものでなく、それらの神話は真実ではないと示していく姿勢があるから」と言う。その1つに「若さは価値あるもの」という“神話”がある。「若くいることがベターとか、逆に年を重ねるほうがベターだとか、そんなことでなくて、自分自身でいること。それが重要だと思います。自分自身でいれば、それがエイジレスな自分になっていくのだから」。と同時に、他人を尊重すること、自分の価値観だけで人を判断しないことも重要とも言う。「その人が良い人で、人間らしい慈悲心を持って、自分に対しても、他人に対しても敬意を持って接している限り、それで良いんです。みんな、好きなように、好きなことを自分らしくすべきなんですよ」。「日本の女性は芯に強さがある」さらに、日本の女性のイメージについても語ってくれた。「すごく強さがある。美しくソフトな表面の下に、すごく強いものがあると思います。大きなくくりの人たちをひと言で表現するのはとても難しいのですが、それが私の見解です。優しいソフトなものがあり、ユーモアのセンスもある。印象はすべてポジティブなものばかりです」。「それに、すべてに気遣いが込められている。いろいろな準備の仕方にしても、私の時間に対しての配慮にしても、すべての事柄に思いやりを持って心を尽くしてくれる。敬意を持って接してくれる。そのような心尽くしを提供できる方法は1つ。これは私の考えですが、それには、芯に本物の強さがないとできないと思うのです。自分が何者であるか、ということを忘れない強さ、そして、他人のことも考える、という強さ。(日本人のスタッフと)接しているうちに、そういう印象を抱くようになったんです」。また、アンは「息子が生まれてから私の生活はシンプルになった」とも明かしている。「以前は自分の時間のありがたさなんて全然わかっていなかったんです。でもいま、私の生活の中心は子ども。何をするにも素早さと効率が重要になってきます。そんな中でも、自分の時間も少しは取るようにはしています。やっぱり自分のためにやりたいこともいろいろあるから」と語り、「フェイシャルエステやネイル」に「実は料理も大好き」と、やりたいことがどんどん飛び出してくる。最後に「映画を楽しんでもらえることを願っています!サポートをどうもありがとう」と締めくくったアン。その貴重な時間をやりくりして、ぜひまた日本のファンにも会いにきてほしい。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オーシャンズ8 2018年8月10日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年08月13日ついに劇場公開された『オーシャンズ8』。シリーズを知らなくても、サンドラ・ブロックやアン・ハサウェイ、リアーナなど超豪華女優陣がスクリーンに勢ぞろいし、ゴージャスで大胆な宝石強奪劇がテンポ良く展開するとあって、早くもリピーターがちらほら。そんな中、サンドラ演じる新“オーシャンズ”のリーダー、デビー・オーシャンの頼れる右腕、ルー役を務めたケイト・ブランシェットに「とにかくカッコいい!」「神々しい」から「抱かれたい」まで、そのクールな魅力に“惚れた”という声が続出。「デビーとのバディ最高」「スカジャンが似合いすぎ」といった声も相次いでいる。伝説的なイングランド女王からマーベル・コミックのヴィランまで演じ分け、歴史大作やファンタジー、ヒューマンドラマ、ラブストーリーなどあらゆるジャンルの作品に出演し、アカデミー賞に2度も輝く名女優“ケイト様”。そんなケイト様に思わず“惚れてしまう”映画をピックアップしてみた。賞レース常連!その実力に惚れる!ケイト様は、ニコール・キッドマンやヒュー・ジャックマン、近年ではクリス・ヘムズワース、マーゴット・ロビーなど、人気俳優&女優を多数輩出しているオーストラリアの出身。オーストラリア国立演劇学院を卒業し、舞台で活躍しながら、1994年に自国映画でスクリーンデビュー、レイフ・ファインズと共演した『オスカーとルシンダ』(’97)でオーストラリア映画協会(AFI)賞にノミネートされた。オーストラリアの演劇界で高い評価を得ていたケイト様の名が、一躍世界に轟くきっかけとなったのは、16世紀、国政の混乱に揺れるイングランドの若き女王を熱演した『エリザベス』(’98)。ゴールデン・グローブ賞を受賞し、アカデミー賞にも初ノミネート。ピープル誌の「最も美しい50人」にも選出された。その後、マーティン・スコセッシ監督の『アビエイター』(’04)でアカデミー賞助演女優賞を初受賞する。2007年製作の『エリザベス:ゴールデン・エイジ』で同・主演女優賞、『アイム・ノット・ゼア』で同・助演女優賞にそれぞれノミネートされるという快挙を達成。同じ年に主演/助演の両部門にWノミネートされたのは、アカデミー賞史上わずか5人しかいないという。ボブ・ディランを演じた『アイム・ノット・ゼア』ではヴェネチア映画祭の女優賞も獲得。タイム誌の「最も影響力を持つ100人」の1人に選ばれ、2008年にはハリウッドのウォーク・オブ・フェームにも星を刻んだ。そして、ウディ・アレン監督の『ブルージャスミン』(’13)では主演女優賞で2度目のアカデミー賞を獲得するなど、その年の映画賞を総なめにした。ファンタジーファンには『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、そして『ホビット』3部作の“ガラドリエル”としてお馴染み。『崖の上のポニョ』英語版ではグランマンマーレの声を務めており、『マイティ・ソー バトルロイヤル』ではマーベル映画初となる女性ヴィラン、“ヘラ”を喜々として演じていた。スティーヴン・スピルバーグ監督の『インディ・ジョーンズクリスタル・スカルの王国』、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の『バベル』、スティーブン・ソダーバーグ監督の『さらば、ベルリン』など名匠・鬼才とのタッグも多く、“ダニー・オーシャン”ことジョージ・クルーニー主演・監督の『ミケランジェロ・プロジェクト』にも出演。『ニュースの真相』(’15)では名優ロバート・レッドフォードと実録ものに挑み、ジョージ・W・ブッシュ政権を揺るがすスクープに翻弄された実在のジャーナリストに扮した。カンヌの審査員長に!女性の権利向上を訴えるケイト様といえば、5月に行われた第71回カンヌ国際映画祭で審査委員長を務め、是枝裕和監督の『万引き家族』に最高賞パルム・ドールを授与したばかり。安藤サクラが涙を流すシーンについて、「今後、私も含め今回の審査員を務めた俳優の中で、あの泣き方をしたら、彼女の真似をしたと思って」と監督に伝えていたという。映画祭開催中には、レア・セドゥ、クリステン・スチュワートら女性審査員と、『ワンダーウーマン』のパティ・ジェンキンス監督、アカデミー賞女優マリオン・コティヤールら82人とレッドカーペットを闊歩したことも話題を呼んだ。「82」という数字は、70年以上のカンヌ映画祭の歴史においてコンペティション部門で上映された女性監督の作品数。男性監督の作品1,668本に対し、わずか5%に過ぎないことを示し、女性映画人の権利向上を訴えていた。また、プライベートでは、劇作家の夫アンドリュー・アプトンとの間に3人の息子がおり、第4子として養子の女の子を迎えているケイト様。息子たちは『キャロル』にもカメオ出演している。来日時、「女優と母親業との両立は大変ですか?」と尋ねたメディアに対し、「もし私がショーン・ペンやダニエル・デイ・ルイスならそんな質問はしないですよね?父親の場合、両立は大変ですか?とは聞かれない。女優は、いつもその質問をされる」とのコメントを返しており、そうした確固とした姿勢も支持を集めている。国家が惚れる!女王を演じた『エリザベス』2部作1998年の『エリザベス』は、彼女のキャリアの中でもエポック的な作品だ。前王の異母姉メアリー1世が死去し、25歳の若さで王位を継承したエリザベス1世を演じた。エリザベス1世は陰謀渦巻く中で、国の弱体化の原因となっていた宗教の統一を目指し、“国家と結婚します”と宣言。生涯独身を通し、処女王(ヴァージン・クイーン)と呼ばれて愛された。初々しく懸命で、若くして孤軍奮闘する姿は、当時ハリウッドに進出したばかりだったケイト自身とも重なる。また、そのカリスマ性溢れる姿は、後のガラドリエル役などにも継承される彼女の絶対的なイメージとなっていく。『エリザベス』では在りし日のリチャード・アッテンボロ-をはじめ、ジョセフ・ファインズ、ジェフリー・ラッシュ、ヴァンサン・カッセル、ダニエル・クレイグなどの若き日も堪能でき、続編となる『エリザベス:ゴールデン・エイジ』にはエディ・レッドメインが暗殺者役で登場している。“大富豪”ディカプリオも惚れる!『アビエイター』レオナルド・ディカプリオとスコセッシ監督がタッグを組み、実在した大富豪ハワード・ヒューズの半生を映画化した『アビエイター』。飛行機で大空を飛び回り、地球最速の男を目指しながら、大金を投じて映画も製作、女性関係も派手だったハワード・ヒューズをレオが演じ、ケイトは彼の交際相手だったハリウッドの人気女優キャサリン・ヘプバーンを研究を重ねて好演を見せた。キャサリン・ヘプバーンはアカデミー賞を史上最多の4度も受賞した、たった1人の俳優であり、ケイトにとっても憧れの存在であるに違いない。“デイム”ジュディ・デンチも惚れる!『あるスキャンダルの覚え書き』『007』シリーズの“M”や、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』『オリエント急行殺人事件』などで知られ、“デイム”の称号を受けた英国の名女優ジュディ・デンチと共演した『あるスキャンダルの覚え書き』(’06)。ケイトが演じるのは、ジュディ演じる孤独な女性教師に異常なほどの関心を寄せられる、若き美術教師シーバ。人妻である彼女が、“あるスキャンダル”を抱えているのだ。次第に狂気を帯びていくジュディと、彼女に翻弄されていくケイトの対峙は必見で、2人ともアカデミー賞(主演と助演)にノミネートされた。何気にジュディも『恋に落ちたシェイクスピア』で同時期にエリザベス1世を演じており、アカデミー賞を獲得している。ブラッド・ピットも惚れる!『ベンジャミン・バトン数奇な人生』80代の肉体で生まれ、年齢を重ねるごとに外見が若返っていく男をブラッド・ピットが演じたデヴィッド・フィンチャー監督の『ベンジャミン・バトン数奇な人生』(’08)。時の流れに逆行して体は若返っていく、まさに数奇な運命の男の最愛の女性デイジーを演じたのがケイトだ。彼女はもちろん年齢を重ねるごとに老いていく役柄で、ベンジャミンの生涯を見届ける86歳の老女となるまで特殊メイクで演じ切った。2人の人生が交差し、“現実的”な恋人同士でいられた期間はあまりに短く、儚く、余計に胸が締めつけられる。ルーニー・マーラも惚れる!『キャロル』初めてエグゼクティブ・プロデューサーも務めた『キャロル』(’15)は、1950年代にニューヨークで運命的に出会い、惹かれ合っていく2人の女性の恋愛を切なくも美しく描いた傑作。ケイトの主演女優賞、ルーニー・マーラの助演女優賞をはじめアカデミー賞6部門にノミネートされた。ケイトは、「SK-II」のイベントでの来日はあったが、映画のプロモーションとしては初の来日も果たした。ジャパンプレミアでは「1950年代において、同性愛は犯罪的な行為。原作のパトリシア・ハイスミスは“クライムサスペンスの女王”と呼ばれた作家ですが、ここで描かれる犯罪は、銃によるものでも殺人でもなく、愛そのものです」と語り、「私たちは愛でこの映画を作りました」と熱く語る姿が印象的だった。意地悪な継母でも惚れる!『シンデレラ』ケネス・ブラナーが監督を務めたディズニー・アニメーションの実写化『シンデレラ』(’15)での意地悪な継母ぶりも話題を呼んだ。ケイトが演じたトレメイン夫人は洗練されたセンスを持つ、派手好きな女性ではあったものの、相次いで夫を亡くしてしまう。自分では何も持たないため、なんとしてでも2人の娘を良縁に嫁がせたい母親だ。だからこそ、若く美しく、誠実で無垢、王子に愛されることになるリリー・ジェームズ演じるエラが憎くてたまらない。ケイトは喪失感や激しい嫉妬にまみれ、意地を張りながら生きる彼女の哀しみを演じ切っている。マニッシュなケイト様に惚れる人が続出そして『オーシャンズ8』では、頭の回転が速くスカウト上手、独自の美学を持つルー・ミラーがハマリ役となっている。彼女は相棒デビーの仮出所を、誰よりも待ち望んでいたはず。いざというときに、リーダーであるデビーにひと言物申すことができるのも彼女だけだ。ピタッとした革パンにブーツ、スカジャンなど、マニッシュな装いが、そんな彼女のクールなカッコよさをいっそう高めている。(text:Reiko Uehara)■関連作品:オーシャンズ8 2018年8月10日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年08月12日シリーズ最新作『オーシャンズ8』の公開を記念して、8月11日(土)のフジテレビ系「土曜プレミアム」では、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、マット・デイモンら豪華キャストが共演した映画『オーシャンズ11』を放送する。4年の刑期を終え仮釈放されたカリスマ窃盗犯ダニー・オーシャンは、すでに次なる標的を決めていた。それは、ホテル王ベネディクトが経営するラスベガスの3大カジノ“ベラージオ”“ミラージュ”“MGMグランド”の巨大地下金庫に眠る総額1億5,000万ドル。計画遂行のためにオーシャンは自らの右腕にして親友のラスティ・ライアンをはじめとする10人のスペシャリストをスカウト、11人の史上最強犯罪ドリームチームがここに誕生した…という物語。ダニー・オーシャン役を「ER緊急救命室」など数々の作品で知られる名優ジョージ・クルーニーが演じるほか、ラスティ・ライアン役には『セブン』『フューリー』などのブラッド・ピット、テス・オーシャン役で『プリティ・ウーマン』などのジュリア・ロバーツ、テリー・ベネディクト役で『ゴッドファーザー PART III』『パッセンジャー』などのアンディ・ガルシア、ライナス・コールドウェル役で『ボーン・アイデンティティー』シリーズのマット・デイモン、バシャー・ター役で『ホテル・ルワンダ』『アイアンマン2』のドン・チードルといったキャストが名を連ねる。豪華キャストによる目が離せないスリリングな展開をお楽しみに。また本シリーズの最新作となる『オーシャンズ8』も8月10日(金)より全国にて公開。今度はサンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、ミンディ・カリング、サラ・ポールソン、オークワフィナ、リアーナ、ヘレナ・ボナム=カーターら全て女性で構成された“オーシャンズ”が、アン・ハサウェイ演じるハリウッドの大女優がファッションの祭典で身につける1億5,000万ドルもの超激レア宝石をターゲットに、前代未聞の計画を実施する…という展開。『オーシャンズ11』は8月11日(土)21時~フジテレビ系「土曜プレミアム」で放送。(笠緒)■関連作品:オーシャンズ8 2018年8月10日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLCオーシャンズ11 2002年2月2日より公開
2018年08月11日◼︎大人気”オーシャンズ”シリーズ最新作DRESS読者のみなさん、こんにちは。今回みなさんにご紹介したいのは、大人気の犯罪エンタテイメント”オーシャンズ”シリーズの最新作である『オーシャンズ8』です。1960年公開の『オーシャンと十一人の仲間』のリメイクである『オーシャンズ11』は、ジョージ・クルーニーが主人公ダニー・オーシャンを演じるクライムアクションとして、2001年に米国で公開されるなり大ヒットを記録しました。2004年に続編の『オーシャンズ12』、2007年にシリーズ3作目の『オーシャンズ13』が公開され、完結したかに見えた同シリーズ。ですが、本作では主人公をダニーの妹であるデビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)に移し、チーム全員が女性というゴージャスな強盗集団”オーシャンズ”に生まれ変わりました!◼︎『オーシャンズ8』のストーリー凄腕の泥棒で詐欺師のダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)の妹デビー・オーシャン(ジュリア・ロバーツ)は5年の刑期を終え、仮出所を果たしたばかり。刑務所の中で考え抜いた強奪プランを実行に移すべく、右腕のルー(ケイト・ブランシェット)と共に個性豊かな犯罪のプロたちに声をかけたデビーは、かつての兄と同じように強盗集団”オーシャンズ”を結成する。集まったのは、一流の才能を持ちながら冴えない生活を送っているハッカー、スリ師、盗品ディーラー、ファッションデザイナー、ジュエリー職人などの8人の女性たち。彼女たちのターゲットは、世界最大のファッションの祭典”メットガラ”でハリウッド女優のダフネ・クルーガー(アン・ハサウェイ)が身につける1億5000万ドルの宝石で……!◼︎超豪華なキャストが集結!本作の一番の見どころは”オーシャンズ”の8人の女性たち。司令塔となるデビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)、デビーの右腕のルー(ケイト・ブランシェット)をはじめとし、天才ハッカーのナインボール(リアーナ)、ジュエリー職人のアミータ(ミンディ・カリング)、盗品ディーラーのタミー(サラ・ポールソン)、凄腕のスリのコンスタンス(オークワフィナ)。そして、落ち目のファッションデザイナー、ローズを演じたヘレナ・ボナム=カーターと、彼女たちのターゲットとなる女優ダフネを演じるアン・ハサウェイ。超豪華なハリウッド女優たちが、オートクチュールのドレスをまとって登場するメットガラのシーンは必見です!◼︎超豪華なメットガラでの撮影本作の舞台に選ばれたのは、メトロポリタン美術館(メット)で開催される、コスチューム・インスティテュート・ベネフィット(服飾部門の慈善イベント)、通称”メット・ガラ”です。NYで誰もが出たいと願うイベントである”メット・ガラ”。「ファッション、アート、セレブが交差する場所。NYの洗練とパーティー文化の最高潮である、ほぼ間違いなく一年で最大の夜」という同イベントの裏側を覗けるのは、本作の大きな魅力です。さらに、メットガラを主催するアナ・ウィンターが編集長を務めるファッション誌「VOGUE」とのコラボレーションも実現した本作。ワールドトレードセンターにある同誌本社で行われた撮影シーンもファッション好きの女性には見逃せないポイントです。◼︎超豪華なカルティエのジュエリー本作の強盗ターゲットとなるのは、カルティエのダイヤモンドネックレス”トゥーサン”(1億5000ドル相当)です。”トゥーサン”は傷のない無色のダイヤモンドという設定だったため、カルティエの宝石職人たちはホワイトゴールドの上にジルコニアを据え付け、豪華なトゥーサンネックレスを2カ月かけて制作しました。1931年にカルティエがインドの大王のためにデザインしたネックレスのデザインスケッチと写真を参考に、パリのラ・ペ通りにあるカルティエのハイジュエリー工房のスタッフを動員して作ったというネックレスにも注目してみてください。マンハッタンにあるカルティエのブティックである「カルティエ・マンション」、高級百貨店のバーグドルフ・グッドマン。クリスチャン・ディオールやヴァレンティノ、ドルチェ&ガッバーナやプラダのドレスなど、本作の見どころを挙げればキリがありません。最高にカッコイイ8人が、ド派手な犯罪計画に挑む『オーシャンズ8』。”オーシャンズ”シリーズは本作が初めてという方でも楽しめる、スカッと爽快な犯罪エンタテイメントは、ぜひ劇場の大スクリーンでお楽しみください!◼︎『オーシャンズ8』公開情報『オーシャンズ8』8月10日(金) 全国公開監督・脚本:ゲイリー・ロス『ハンガー・ゲーム』出演:サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、リアーナ、ミンディ・カリング、サラ・ポールソン、オークワフィナ、ヘレナ ボナム=カーター配給:ワーナー・ブラザース映画上映時間:110分公式サイト:(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年08月10日サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェットらが出演する映画『オーシャンズ8』が本日から公開になる。人気作『オーシャンズ11』の流れを汲む新たな作品で、“オーシャンズ”の名を冠した過去の傑作群のエッセンスがしっかりと引き継がれている。得意分野をもったプロフェッショナルがチームを結成し、綿密な計画を立て、お宝を狙う。映画の世界では数多くの傑作を生み出してきた定番ジャンルだが、本作の源流にあるのは1960年製作の映画『オーシャンと11人の仲間』だ。フランク・シナトラを筆頭に、ディーン・マーティン、サミー・デイヴィス・Jr.ら個性的なキャストが顔を揃え、大晦日にラスベガスのカジノの金庫を襲撃するフランク・オーシャンと仲間たちの奮闘を描いた作品で、クライム映画の面白さ、俳優たちの生み出す軽妙なノリ、少しだけ哀愁が混じる展開が好評を集めた。そんな作品を新生させ、スクリーンに再びフランクを復活させたのが、スティーヴン・ソダーバーグ監督とジョージ・クルーニーのコンビだ。ふたりはブラッド・ピット、マット・デイモン、ジュリア・ロバーツ、ドン・チードルら仲間を集めて2001年に『オーシャンズ11』を発表。設定や展開を現代的にアップデートし、クルーニー演じるフランクと仲間たちの新たな計画を描いた本作は大ヒットを記録した。そして、本日から公開になる『オーシャンズ8』は、フランクの妹デビー・オーシャンが主人公の物語だ。犯罪一家に生まれ育った彼女は仮釈放されるとすぐに新たな犯罪計画を始動。ターゲットは世界最大のファッションの祭典“メットガラ”で、7人の仲間と共に厳重なセキュリティを突破して、総額1億5000万ドルの宝石を狙う。これまでの“オーシャンズ”作品同様、得意分野をもったクセの強いキャラクターが集結し、軽快なテンポで物語が展開。俳優たちの掛け合いの面白さ、彼女たちが揃ったことで生まれる“チーム感”も健在だ。観客の予想を華麗に裏切る展開も次々に待ち受けており、他の犯罪映画にはない、“オーシャンズ”の名を冠した作品だから出せるノリの良さとワクワク感がつまった作品になっている。『オーシャンズ8』8月10日(金)より全国公開
2018年08月10日明日8月10日(金)公開の映画『オーシャンズ8』と、現在放送中のTVアニメ「ルパン三世 PART5」がこの度コラボ!豪華なビジュアルと“ルパン”栗田貫一のナレーションによる特別映像が到着した。『オーシャンズ8』は、人気シリーズ『オーシャンズ』の最新作。サンドラ・ブロックをはじめ、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、リアーナら超豪華なメンバーが集結。世界最大のファッションの祭典でハリウッド女優が身に付ける1億5000万ドルの宝石をターゲットに、8人の新しい”オーシャンズ”がド派手に世界をダマす!TVアニメ「ルパン三世 PART5」は、4月より日本テレビにて放送、「Hulu」ほかにて配信中の国民的アニメ「ルパン三世」シリーズ最新作。今作から水瀬いのり、津田健次郎、島崎信長ら人気声優たちが担当するキャラクターも登場し、ヨーロッパを舞台にストーリーを展開中だ。『オーシャンズ8』と「ルパン三世」――。この2作品は、いまやハリウッド×日本の犯罪ドリームチームの代表と言っても過言ではない。そんな2作品の共通点は大胆な盗みを行う点以外にも様々ある。特に大きな共通点は、世界規模のドでかいヤマに挑んでいるルパン三世とデビーの2人。共に大泥棒でチームのリーダー、そしてその“血統”が共通点。デビーの兄は伝説的な大泥棒のダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)で、ルパンもその字のごとくフランスを代表する大怪盗、アルセーヌ・ルパンの孫にあたる三代目。どちらも大泥棒の血が濃く流れている。そんなサンドラは、演じるデビーについて「彼女は司令塔で、皆をまとめるのか上手なの。そして彼女にとって大事なのは、盗むスリルとそのまま逃げ続けられるかどうか。だって大泥棒の一族に生まれ育ったんですもの」と語っており、やはり血には抗えないようだ。ほかにも、特技を持った個性あふれるチームメンバーの存在など、多くの共通点がある2作品。探せばまだまだ共通点が出てきそうなこの2つのチームの出会いは決して偶然ではなく、何か運命めいたものを感じてしまう。今回公開された2作品のメンバーが一堂に会するビジュアルでは、左にはド派手な“赤”を背負い、デビ―(サンドラ・ブロック)をはじめ、冷静沈着な頼れる右腕ルー(ケイト・ブランシェット)、一匹狼気質の天才ハッカー・ナインボール(リアーナ)など超個性的な『オーシャンズ8』チームが。そして右側には、青いジャケットのルパン三世をはじめとするお馴染みメンバーに加え、新キャラクターも登場!また併せて到着したのは、1995年からルパン三世の声を担当してきた栗田さんのナレーションで進められていくコラボ映像。「なんだか峰不二子みたいに個性たっぷりな美人ばっかだな~」と言いながら、『オーシャンズ8』の見どころを徹底解説し、また「ルパン三世 PART5」のもしっかり宣伝。「ルパン三世」ファンも必見の映像だ。『オーシャンズ8』は8月10日(金)より全国にて公開。「ルパン三世 PART5」は毎週火曜日25時29分~日本テレビ・AnichU枠ほかにて放送中。毎週水曜日、Huluほかにて配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:リズと青い鳥 2018年4月21日より全国にて公開© 武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会オーシャンズ8 2018年8月10日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年08月09日サンドラ・ブロックにケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイといったアカデミー賞受賞女優をはじめ、グラミー賞受賞の歌姫リアーナまで参戦する『オーシャンズ8』。サンドラが演じる主人公デビーは、『オーシャンズ11』、そして『オーシャンズ12』『オーシャンズ13』と続いたシリーズでジョージ・クルーニーが演じていたダニー・オーシャンの実の妹!そこで、シリーズ最新作となる本作をより楽しむためにも、これまでの『オーシャンズ』シリーズを一挙におさらいしておこう。『オーシャンズ11』ターゲットはラスベガスの巨大カジノ!とにかく、みんな若いストーリー仮釈放中のダニー・オーシャンが、ラスベガスの巨大カジノに眠る1億5,000万ドルの現金強奪を計画。集まった11人のプロフェッショナルによる犯罪ドリームチームは、分厚い壁に覆われた地下金庫を目指すが、実はダニーにはもう1つ目的があった…。登場人物がほぼ全員“犯罪者”でありながら、人気俳優の夢の競演に加え、ウィットに富んだ会話と軽妙なテンポ、二転三転するスリリングなストーリーが話題を呼び、スタイリッシュで痛快なクライムエンターテインメントとして世界中で大ヒットした『オーシャンズ11』(’01)。監督は、『トラフィック』(’00)でアカデミー賞監督賞を獲得し、近年では『マジック・マイク』『ローガン・ラッキー』などを手がけている鬼才スティーヴン・ソダーバーグ。日本では2002年2月に劇場公開され、興行収入69億円の大ヒット。宝塚歌劇団でも星組、花組で舞台化されている。何と言っても注目は、そのキャストの豪華さ。ダニー・オーシャンを演じるジョージに加え、その右腕ラスティー(ラス)をブラッド・ピット、爆発担当のバシャーをドン・チードル、口喧嘩ばかりの双子のモロイ兄弟をいまやアカデミー賞俳優となったケイシー・アフレックと海外ドラマ「HAWAII FIVE-0」の“ダノ”ことスコット・カーン、そしてターゲットのカジノ王テリー・ベネディクトをアンディ・ガルシア、その交際相手でダニーの元妻テスをソダーバーグ監督の『エリン・ブロコビッチ』でアカデミー賞に輝いたジュリア・ロバーツ。さらに、チームの中で“ド新人”扱いされ、何かとイジられるライナスにマット・デイモンと、まさにオールスターが集結した。ココをチェック!なぜ『オーシャンズ11』かといえば、シリーズ11作目…というわけではなく、1960年に製作されたフランク・シナトラ主演、ディーン・マーティン、サミー・デイビス・Jrら共演の『オーシャンと十一人の仲間』のリメイク版であるから。同作もターゲットはラスベガスのカジノだった。また、オープニングは、ダニーが刑務所で仮釈放の審査を受けるシーンから始まっている。実は『オーシャンズ8』の冒頭でも、このシーンを思い起こさせるデビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)の刑務所でのやり取りが…。その後に展開する強奪計画の大胆不敵さを思えば、やっぱり血は争えない!?出所後のダニーが、ラスをはじめ、次々と仲間をスカウトしていったのと同様、デビーも相棒のルー(ケイト・ブランシェット)とともにプロフェッショナルな女性たちを次々と仲間に引き入れていく。『オーシャンズ12』第2弾の舞台はヨーロッパ!さらなる豪華キャストが参戦ストーリー前作で大金を奪われたカジノ王ベネディクト(アンディ・ガルシア)が、悠々自適で暮らすダニーや仲間たちを探し出し、2週間以内に利子をつけてその大金を返済しろと脅迫。そのために再結成された“オーシャンズ”は、今度はオランダ・アムステルダムやイタリア・ローマでお宝強奪を計画するが、ことごとく“ナイト・フォックス”と名乗る泥棒に先を超され…。スタッフ&キャストはそのままに、よりゴージャスかつ、ひねりの利いたストーリーとなった続編『オーシャンズ12』(’04)。ジョージは製作総指揮にも名を連ね、ヨーロッパの有名ホテルや美術館が舞台に。さらに、ダニーの右腕ラスティー(ブラッド・ピット)の元カノで、オーシャンズたちを追うユーロポリスの捜査官イザベルとしてキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ベネディクトと通じていたフランスの大泥棒“ナイト・フォックス”としてヴァンサン・カッセルが参戦。日本では2005年1月に劇場公開された。ココをチェック!12人目の“オーシャンズ”となったのは、前作でダニーと再び結ばれたテス。なんと、テス役のジュリア・ロバーツ本人が“プライベートでローマを訪れた妊娠中のジュリア・ロバーツ”に変装する、という禁断の手法で観客のド肝を抜いた。しかもこのシーンには、ブルース・ウィリスが本人役でカメオ出演するという豪華さ。そして『オーシャンズ8』では、アン・ハサウェイがまるで本人そのもの(!?)といえるハリウッド女優ダフネ・クルーガー役で出演を果たしている。彼女はトップ女優であるものの、若手女優(演じるのはダコタ・ファニング!)の台頭が気になって仕方がない、という役どころ。また、今回の舞台となる「メットガラ」を実際に取りしきるアナ・ウィンターをはじめ、ゲストとしてモデルや女優、デザイナーなど47名ものセレブが贅沢に登場する点も見逃せない。『オーシャンズ13』再びラスベガスで大作戦!マット・デイモンの成長に注目ストーリー1作目からの仲間である、ラスベガスの実業家ルーベン(エリオット・グールド)が心臓発作で倒れ、危篤状態に。悪名高きホテル王ウィリー・バンクの裏切りによるショックからだった。彼のために復讐を誓う“オーシャンズ”は因縁の地・ラスベガスへと再び舞い戻る。だが、次々に問題が発生し、資金面でもピンチに陥ったことから、彼らはかつての宿敵ベネディクトに助けを求めることに…。シリーズ第3弾『オーシャンズ13』(’07)には、欲と権力にまみれたホテル王バンク役で名優アル・パチーノが参戦。ベネディクト役アンディとのホテル王を巡る対決は、あの『ゴッドファーザーPART III』を彷彿とさせるとして映画ファンの間でも話題に。“ナイト・フォックス”ことフランソワ・トゥルアー役でヴァンサンも続投。さらに、中国の不動産王に扮した曲芸師イエン(シャオボー・クィン)の通訳として、マット演じるライナスが変装までして大活躍。これまで下っ端扱いだった彼が、バンクの秘書アビゲイル役のベテラン女優エレン・バーキンに色仕掛けで迫る、という成長ぶりも見どころとなった。ココをチェック!回を重ねるにつれ、結束力を増していった“オーシャンズ”の集大成ともいえる同作。続編も期待されたが、シリーズを通じてカジノディーラー、フランク役を演じていた人気コメディアンのバーニー・マックが2008年に急死、『オーシャンズ』シリーズはもう製作されないといわれていた。しかし、およそ5年前、ソダーバーグ監督の友人であるゲイリー・ロス監督のもとで、新たに“全員女性のオーシャンズ”として始動したのが、今回の『オーシャンズ8』。劇中には、サンドラ演じるデビー・オーシャンの“有名すぎる”兄として、たびたびダニーの名前が…。お馴染みの、あるメンバーも登場している。2007年8月11日、夏休み真っただ中に公開された『オーシャンズ13』は、その週の映画ランキングで初登場1位を獲得。11年ぶりに帰ってくる最新作は、すでに全米ではシリーズ史上最高の大ヒットスタートを記録しているだけに、期待していてよさそうだ。『オーシャンズ8』は8月10日(金)より全国にて公開。『オーシャンズ11』『オーシャンズ12』『オーシャンズ13』はブルーレイ・DVD発売中。Netflix、Amazonプライム・ビデオなどで配信中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:オーシャンズ13 2007年8月10日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開©Warner Bros. Entertainment Inc - U.S., Canada, Bahamas & Bermuda.©2007 Village Roadshow Films (BVI) Limited - All Other Territoriesオーシャンズ8 2018年8月10日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年08月07日『オーシャンズ』シリーズ最新作『オーシャンズ8』が、いよいよ今週公開となる。本作には、サンドラ・ブロックをはじめ超豪華な女優陣が出演していることでも話題となっているが、実はそんな本人たちもこのキャスティングに驚いたと明かす、日本オリジナル映像をシネマカフェが独占入手!全世界で”オーシャンズ”旋風を巻き起こし話題となっている本作。新たなカリスマ的リーダー、デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)を中心に、史上最強の犯罪ドリームチームを新結成し、ターゲットは1億5000万ドルの宝石、舞台は全世界配信中のファッションの祭典で、シリーズ史上最も大胆かつゴージャスな犯罪計画を実行する。サンドラ・ブロック、アン・ハサウェイ、ケイト・ブランシェット、リアーナら本作には豪華なキャストたちが集結している。日本公開間近という今回、そんな豪華キャスト陣が撮影の舞台裏を赤裸々に明かす映像が到着。◆サンドラ・ブロック&アン・ハサウェイ、豪華布陣に驚いていた!?リーダーでチームの立役者でもあるデビ―・オーシャンを演じたサンドラは、「何より楽しみだったのは、最高の女優陣との豪華な共演」と言い、“オーシャンズ8”たちのターゲットとなった大女優ダフネ・クルーガー役のアンもまた、「サンドラ・ブロックとケイト・ブランシェットが向かい合って座っていて、そこにリアーナもいる。見てるだけで最高の気分ね!気に入らないわけがない」と熱弁。有名売れっ子女優のサンドラとアンだが、そんな2人でさえ、このメンバーの集結は壮観だったようだ。またシリーズの大ファンだと言うアンは、「この作品がもつ大きなエネルギーは理解していました。そしてより興奮したのは、この豪華なキャストの一員になれたこと!ほかのキャストと共演できるということに、ワクワクしたのです。長くこの仕事をしてきましたが、こんな最高機会を与えられたことはなかったと思います」と大興奮!◆“盗む”目的はお金じゃない!?映像でサンドラは、自身のキャラクターについて「チームをまとめる天才」だと説明し、チームが“盗む”目的は「お金ではなく、みんなで最高にワクワクしたいから」だとも明かしている。一方でサンドラは、本作の出演が自身の中で今後の大きな糧になったそうで、「予想以上に、多くを得る機会がありました。本当にラッキーだったと感じています。私たちは撮影中にお互いをケアし合いました。それぞれが一歩下がって、才能のある周りのキャストたちに敬意を払っていたのです。これはいままでにない、素晴らしい体験となりました」と語っている。◆豪華女優陣のキャスティング秘話そんな“最高のキャスティング”の仕掛け人は、本作の監督で『ハンガー・ゲーム』などの大ヒット作品を世に送り出したゲイリー・ロス。ロス監督は「私はそれぞれの役を考えてキャスティングをしただけではなく、8人が揃ったときにかっこよくみえるようなチームにしようと思いました」と語っており、個々だけではない、全体のイメージが重要だったようだ。『オーシャンズ8』は8月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:オーシャンズ8 2018年8月10日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年08月06日8月10日公開の映画『オーシャンズ8』のジャパンプレミア試写会が2日、東京・新宿のTOHOシネマズ新宿で行われ、森星、谷原章介、蘭寿とむが登壇した。映画『オーシャンズ』シリーズの最新作となる本作は、2001年に公開された『オーシャンズ11』を女性キャストでリブートしたもの。主演のサンドラ・ブロックはじめ、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイらが扮した犯罪のプロが"オーシャンズ"を結成し、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催される世界最大のファッションの祭典"メットガラ"に登場する総額1億5,000万ドルの宝石を狙う、というストーリーとなっている。そんな本作の完成披露試写会イベントに、本作のスペシャルサポーターを務める森星、『オーシャンズ』シリーズが大好きだという谷原章介、宝塚歌劇団在籍時に舞台『オーシャンズ11』で主人公のダニー・オーシャン役を演じた蘭寿とむが登壇。本作でアン・ハサウェイが着用したネックレスを身につけて登場した森は「身が引き締まる思いですね。前回のイベントでこのネックレスを近くで見られただけでも緊張したのに、こうやって首元にあってすごく緊張します」と神妙な面持ち。また、2年ぶりの再会となった谷原について森は「あの時は右も左も分からなくてテレビの場がナーバスでした。そんな時にお父さんのような温かさとラビングな部分で緊張を解いてくれました。本当に素敵な方で、まさかエスコートしていただけるなんて思いませんでしたね」と再会を喜んだ。本作では格好良くて美しい女優陣が多数出演。それにちなみ、「自身が会った中で格好良いと思った女性は?」という質問に、本作の舞台でもあるファッションの祭典"メットガラ"に今年出演したという森は「アン・ハサウェイが立っていた時、芯から出る美しさを兼ね備えていると思いました。もちろん外見の美しさもありますが、立っているだけで醸し出す美しさというか、ちゃんと地に足がついている女性だと思いましたね」と回答。そのメットガラに出演した際、酔いすぎて会場から退場しようと急いでいたらジョージ・クルーニーに当たって言葉を交わしたそうで、「すごく紳士的でさすがだと思いました。一生の反省プラス一生の自慢にもなります」と明かした。また、蘭寿とむは「柔らかいのに芯が素敵な女性で格好良いなと思いました」と賞賛。蘭寿のコメントに思わず笑みをこぼした森は「今日は良く寝れそうだ! うれしい」と満面の笑顔を浮かべていた。映画『オーシャンズ8』は、8月10日より全国公開。
2018年08月03日映画『ルイスと不思議の時計』が、2018年10月12日(金)に全国の劇場で公開される。ジョン・ベレアーズのファンタジー小説が初の実写化原作は、ゴシック・ファンタジーの名手として知られるアメリカ人作家、ジョン・ベレアーズによるファンタジー小説「ルイスと魔法使い協会」シリーズの第1作目である「ルイスと不思議の時計」。原作者のベレアーズが1991年に他界するまでに続編2作、彼の死後も別作家による執筆でシリーズは続き、計12作が出版された長寿作品となっている。実写化に当たっては、監督にクエンティン・タランティーノ製作総指揮による映画『ホステル』でブレイクを果たしたイーライ・ロスを迎え、スティーヴン・スピルバーグのアンブリン・エンターテインメントが製作を担当する。ストーリー両親を亡くした少年ルイスは、叔父であるジョナサンの古い屋敷に住むことになるが、そのジョナサンは二流のポンコツながら不思議な力を使える魔法使いだった。そして、隣に住むきれいで優しいツィマーマンも魔女。ただし、こちらは一流。ルイスはそんな二人と時計がいっぱいの屋敷で不思議な暮らしを始める。ある日、屋敷に世界を破滅へと導く“時計”が隠されていることを知ったルイス。果たして、二人の魔法使いと“時計”を探し出して謎を解き、世界を救うことができるのか?ジャック・ブラック&ケイト・ブランシェットが魔法使いにポンコツ魔法使いジョナサンおじさんを演じるのは『スクール・オブ・ロック』などで知られるジャック・ブラック。魔女のツィマーマン役を、2度のアカデミー賞に輝いたオスカー女優ケイト・ブランシェットが演じる。また、日本語吹き替え版キャストとして、主人公ルイス役を『名探偵コナン』の江戸川コナン役で知られる高山みなみが、ジョナサン役を『銀魂』シリーズなどにも出演している俳優の佐藤二朗が担当する。作品情報映画『ルイスと不思議の時計』公開日:2018年10月12日(金)出演:ジャック・ブラック、ケイト・ブランシェット、オーウェン・ヴァカーロ、カイル・マクラクランほか監督:イーライ・ロス制作:アンブリン・エンターテインメント原作:ジョン・ベレアーズ『ルイスと不思議の時計』(静山社)原題:The House with a Clock in Its Walls©2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO.,LLC
2018年08月03日