今年シンガポールは建国50周年を迎えました。今年の3月にリークアンユー元首相が死去し、建国50周年祭典に建国の父であるリー氏自身が参加できなかったことは、恐らくシンガポール国民だけでなく、在星外国人でさえも残念に感じた人々が多かったのではないでしょうか。盛り上がりを見せた建国記念日やはり今年のナショナルデー当日の8月9日の混雑ぶりはすごいものがありました。セレモニーが行われる会場やその付近はかなりの混雑ぶりでクローズせざるを得ないエリアもありました。恐らく、政府がこの日の公共交通機関を独立50周年を記念して始発から終日無料にしたのもその理由かと思います。当日は街全体が、国旗と同じ色の赤と白に染められ、外に出ればほとんどの人が赤と白の服を着用。なかなか日本では見られない光景です。今年はシンガポールにとっても本当に特別の年でもあり、大きな節目となった年でもあると思います。例年にもまして思いのつまったパレードや花火を味わうことができました。政府から子供たちに粋なプレゼントを配布ナショナルデーのセレモニーが終わり少し落ち着きを取り戻してきたいてきたころですが、建国50周年を祝いシンガポール政府が行った驚きの取り組みをご紹介させていただきます。それは、公立小中高校生に通う生徒と先生向けに”Building My SG”というオリジナルレゴを無料で配布したこと。このプレゼントには、シンガポールらしいなと考える方も多かったです。この国の勢いや太っ腹な部分を垣間見れました。 レゴは計244ピースあり、難易度が3段階に分かれ、それぞれのレベルで楽しめるような仕組みになっています。組み立てられる建造物は全部で3つ。シンガポール最古のつり橋でもある「カベナ橋」、世界有数のハブ空港である「チャンギ空港」、マリーナエリアに現れる不思議で広大な「ガーデンズバイザベイ」。レゴで遊ぶ前にはシンガポールの歴史をこの建造物を通して親子で学んでほしいという思いもあるとのこと。学校によっては、ナショナルデー前にレゴを授業で楽しむ学校もありました。また楽しみはそれだけではなく、生徒がオリジナルの作品を作り、”Build the Best Model of Future Singapore Contest”に参加することもできます。指定されたウェブサイトに自分が通う学校名を選択したあと、ウェブ上に作品の写真を投稿できるようになっています。応募は8月31日までで、最優秀賞の発表は9月7日に”Building My SG”のウェブサイトにて発表の予定とのこと。S$668相当のMindstorm Education EV3 Core SetやS$1000相当の商品券を用意しているとのこと。勉強一筋の教育熱心な国というイメージも大いにありますが、節目である歴史の1ページを過ごす生徒たちへ、シンガポール政府からの粋な贈り物。オリジナルレゴを受け取った生徒たちは喜びの笑顔です。今後のシンガポールの成長を担う子供たちのこれからが楽しみですね。Building My SG
2015年08月30日©Singapore Tourism Boardシンガポール最大のイスラム寺院「サルタン・モスク」のお膝元に広がるのは、イスラムの世界。Arab Street(アラブ・ストリート)には、コーランが流れ、街角には顔以外を布で覆った女性たちが行き来する。そこにはイスラム教徒たちの生活が溢れる別世界だ。アラブ・ストリートの歴史©Singapore Tourism Board19世紀半ば、中東のイエメンからシンガポールに移り住んだイスラム教徒。彼ら商人の持ち込んだコーヒー豆や香料、砂金などは、アラブ・ストリートの発展を促した。カンポン・グラムと呼ばれるイスラム文化の濃い地域の、メインストリートの一つであるアラブ・ストリートは、今でもシンガポールに住むイスラムの人々の生活を支えている。生活に密着するユニークなお店たち©Singapore Tourism Boardシンガポール最大のイスラム寺院、サルタン・モスクに程近いアラブ・ストリートには、常に敬虔なイスラム教徒たちが集まる。1日5回、お祈りの時間にコーランが流れると、シンガポールにいることをしばし忘れ、ディープなイスラムの世界に包まれる。女性たちは肌の露出を抑え、顔以外を隠すため、スカーフのようなトドンと呼ばれる布で頭を覆うのが伝統。そのためのテキスタイルはアラブ・ストリートが得意。色とりどりの珍しい柄を扱う布地専門店やビーズ店が数多く並び、手芸好きにはたまらない。その他、アラビア絨毯や衣料品、毛織物、籠製品などの伝統的なショップが軒を連ね、世界中からの観光客が訪れている。掘り出し物が見つかるかも!?観光客におススメのお店©Singapore Tourism Boardオーチャードやマリーナ地区のような世界のトップブランドがほとんど見当たらないアラブ・ストリート界隈は、いくら観光大国とはいえ、入るのに物怖じしてしまう店舗もあるかもしれない。しかし、勇気をもって一歩中へ踏み込むと、美しいランプや珍しい生地などの掘り出し物が見るかるかも。香水やボディケア商品の専門店「ALJUNIED BROTHERS」(95 Arab Street)や、B級中東料理が食べられる「Singapore Zamzam Restaurant」(697 North Bridge Road ※Arab Street入口)などは、ガイドブック掲載常連店で、観光客でも入りやすい。「Café Le Caire」(39 Arab Street)のテラス席からは、黄金に輝くサルタン・モスクを眺めながらお茶を楽しむ事ができる。本格的な中東料理にも定評があり、観光客にはもちろん、駐在の欧米人などにも人気。©Singapore Tourism Boardアラブ・ストリート付近には、オシャレなファッションストリートHaji Laneや洗練された雑貨店やカフェが並ぶBussorah Streetなどがあり、この界隈は街歩きに事欠かない。イスラムの世界に浸る1日も、多民族国家シンガポールならではの旅の醍醐味だ。Arab Street(アラブ・ストリート)・営業時間:日曜日を定休日とする店舗が多数。・アクセス方法:MRTブギス駅(NE12もしくはDT14)下車。オーチャードからは7番、175番のバスで約10~20分。
2015年08月24日©Singapore Tourism BoardKampong Glam(カンポン・グラム)は、多民族国家シンガポールの中でも一際独特な雰囲気を醸す民族街。サルタン・モスクの球形の屋根が黄金に輝くアラブ・ストリート界隈には、布地、絨毯、宝石などを扱う伝統的なお店の他、新鋭のオシャレなカフェやセレクトショップも。旅行者にとって見逃せないスポットの一つだ。カンポン・グラムの歴史カンポン・グラムとは、ブギスやアラブ・ストリート界隈の地域を指す昔の呼び名。「カンポン=村」、「グラム=フトモモ科の樹木(ゲラム・ツリー)」の意味。1822年にマレー人やイスラム教徒、アラブ民族集団に公式に割り当てられ、1989年に保護区として政府に認定されたこの地区は、シンガポール内でも一段とノスタルジックな地域。もともとあった建物は修復され、今日まで大切に守られている。サルタン・モスクでイスラムを垣間見る©Singapore Tourism Boardこの地区のシンボルは何と言っても「サルタン・モスク」。シンガポール最大で最古のイスラム教寺院は、1826年に建造され、1928年に再建された。イスラム教徒は庭園の水場で全身を清めてから礼拝堂に入る事になっており、一般の見物客は、靴を脱いで見学することができる。注意しなければならないのが、厳格な服装規則。肌の露出は禁止されているので、極力肌を覆えるものを持って行こう。クロークでは、肌を隠す民族衣装を借りる事もできる。1日5回のお祈りの時間には、熱心な礼拝者たちが集まり、その祈る姿は荘厳なもの。もっとも盛大な礼拝は金曜日の正午だが、この時間帯は残念ながらイスラム教徒以外の立ち入りが禁止されている。個性的な通りでお買い物三昧!©Singapore Tourism Boardカンポン・グラム周辺は、トレンドに敏感なローカルの若者にも人気急上昇中のスポット。アラブ・ストリートの1本西に位置するHaji Lane(ハジ・レーン)のショップハウスには、センスの光るセレクトショップやオシャレなローカルブランドのお店が軒を連ねる。午前中は開いていないお店が多いので、午後の早い時間にショッピングするのがおススメ。©Singapore Tourism Boardアラブ・ストリートは、シルクなどの布やビーズ、絨毯などの老舗店舗が多く、もっとも文化を感じられる通り。老舗店でも手ごろな掘り出し物が見つかるかも!?お土産用にシルクのストールを購入する観光客の姿も多く見かける。ジャマル・カズラ・アロマティックスでは、日本語堪能なスタッフと共にお気に入りの香水が見つかるかも。香水瓶もおススメ。アラブ・ストリートの日曜日はほとんどのお店がお休みなので注意!サルタン・モスクの正面にあたるBussorah Street(ブッソーラ・ストリート)は、歩行者天国になっており、散策にピッタリ。トルコ料理のお店や、マレーの衣料品店、雑貨店などが軒を連ね、来る者を飽きさせない。レストランのテラス席に座り、モスクを眺めると、なんとも言えないノスタルジックな気分に。©Singapore Tourism Board断食月のラマダンが明けると、一気にお祭りモードになるこの地区。文化と雑貨の街「カンポン・グラム」で異文化体験してみては?Kampong Glam(カンポン・グラム)・アクセス方法:MRTブギス駅(NE12もしくはDT14)下車。オーチャードからは7番、175番のバスで約10分。
2015年08月21日子どもと一緒だと行きにくいイメージがある六本木ミッドタウン。実はとても子連れに優しい作りになっています。今日はその 六本木ミッドタウン の楽しみ方を具体的にご紹介します。11:00 テラス席でランチ六本木ミッドタウンは六本木駅や乃木坂駅からすぐ。12時を過ぎると急に混みだすので、その前に行くのがおすすめです。ミッドタウンが子連れに優しい一番のポイントは、テラス席が多いこと。開放的な雰囲気のせいか子どもがぐずりにくく、万が一ぐずった場合でも声が響かずに済みます。一番のおすすめは公園に面したアメリカンダイニング「 Union Square Tokyo 」。その他、キッズメニューや子ども用の椅子があるお店、ベビーカーで入店できるお店などの情報もホームページに記載されているので、ぜひ参考にしてみましょう。また、 アトリウム(屋内)やコートヤード(屋外) には自由に使えるテーブルと椅子が設置されているので、スーパーやテイクアウトのお店で食べ物を買って、そこでゆっくり食べるのもおススメです。12:00 公園でひと遊びランチが済んだらトイレタイム。各階にベビーシートやベビーチェアのあるトイレがあり、2Fにはベビールーム(授乳室など)もあります。トイレの後はミッドタウンに隣接する檜町公園でひと遊び。ブランコや滑り台などの遊具で遊んだり、芝生のゆるやかな坂道を走ったり…。近くのインターナショナルスクールの子たちもよく遊びに来ています。「都会のど真ん中にこんな場所が」と思うような、のんびりできるスポットです。そして遊び疲れた後はベビーカーで池の周りを一周。うまくいくとお昼寝タイムに。13:00 お昼寝中に買い物子どもがお昼寝してくれたら、ここからはママの時間。買い物をしたり、ゆっくりお茶を飲んだり、自由な時間を楽しみましょう。ちなみに買い物はママ向けのカジュアルな洋服のお店が少ないので、雑貨や食料品のお店を中心に見て回るのがおすすめ。プレゼントに良さそうな子ども服のお店も充実しています。また、カフェはランチ同様、テラス席があるお店が多いので、万が一子どもが起きていた場合でも安心。特にインテリア雑貨も楽しめる「 IDEE CAFE 」と、高級店の味が手頃な値段で楽しめる「 THE RITZ-CARLTON Cafe & Deli 」は、子連れでも行きやすいお店です。テラス席のあるお店が多く、公園もあって、子連れランチにぴったりな六本木ミッドタウン。涼しく過ごしやすいこれからの季節、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?(岡本まめ)
2015年08月21日人々はキッズフレンドリーで、料理は辛くなく優しい味わいのものが多いベトナム。子連れ旅行に向いている国だと言えるが、いざ旅行となると何かと心配事が多いのも事実。そこで今回は、赤ちゃんや小さな子供を連れてホーチミン旅行を楽しむためのポイント、目抜き通りのドンコイ通り周辺でおむつを替えられる場所、おすすめの親子カフェ3店を紹介。快適な旅を実現するために、事前に予習しておこう!ホーチミンで子連れ旅行を楽しむためのポイントは?■子供中心のスケジューリング疲れが出ないようゆったりしたスケジュールを組むことを心がける。観光をするなら、比較的過ごしやすい気温の午前中か夕方がおすすめ。■ホテル選びプールやキッズルーム等の施設、ベビーベッドや湯沸かし器の有無を確認しておく。■情報収集おむつを替えられる場所や授乳場所、日本語(または英語)が通じる病院の場所などを事前にチェックしておく。————————————その他、子連れ東南アジア旅行のまめ知識はこちらをチェック!「現地在住ママに聞く子連れ東南アジア旅行のまめ知識」>ドンコイ通り周辺、おむつはどこで替えられる?ホーチミンではおむつ交換台を設置しているところが少ないため、旅行中は宿泊先のホテルでおむつ替えを行うのが基本となる。左:ビテクスコフィナンシャルタワーのおむつ交換台右:スーパーのおむつ売場ドンコイ通り周辺でおむつ交換台が設置されているところは、シェラトンサイゴンホテル&タワーズ(住所:88 Dong Khoi)、ダイヤモンドプラザ(住所:34 Le Duan)、ビテクスコ・フィナンシャルタワー(住所:2 Hai Trieu)の3ヶ所。ダイヤモンドプラザには授乳室もある。スーパーではパンパースやマミーポコ、日本製のグーンやメリーズなどが売られているので、荷物を最小限にしたい人はおむつを現地で調達するといいだろう。子供たちが自由に遊べる遊具やキッズメニューを備えた、ホーチミンでおすすめの親子カフェ3店をご紹介。雰囲気が良く、大人だけでも利用したいお店をピックアップした。1. the Snap Café(ザ・スナップカフェ)2区にある砂場が併設されたオープンカフェ。2区は欧米人が多く住む高級住宅街で、ホーチミン観光の中心となる1区中心部からタクシーで約20分の場所。南国の緑に囲まれた開放的な空間で、ゆったりとした時間を過ごすことができる。カフェの入口前にはセンスのよい雑貨や子供服などを売るショップが並んでおり、ショッピングも楽しめるのが魅力!上:子供がのびのびと遊ぶ姿を見ながら、ゆっくり食事を楽しめる左下:南国らしい茅葺屋根の家右下:4人乗りと2人乗りのブランコ————————————「the Snap Café」の詳細はこちら>2. MAD House(マッドハウス)「the Snap Café」からほど近い場所にある、芝生とキッズルーム付きのカフェ。デンマーク語で“Food House”の店名どおり、ステーキやハンバーガーなどの洋風料理の他、スカンジナビアンテイストをプラスした独創的なベトナム料理などいろいろな料理が楽しめる。上:広々とした芝生で思いっきり駆け回れる左下:キッズルーム右下:キッズルームではおもちゃで遊んだり、DVDを観たり、壁に落書きをしたりして遊ぶことができる————————————MAD House(マッドハウス)URL:営業時間:月 17:00~22:00、火~金 11:30~22:00、土日 9:00~22:00電話番号:(+84)8-3519-4009住所:6/1/2 Nguyen U Di , District 2 , Ho Chi Minh3.The Nest(ザ・ネスト)3区のリーチンタン通りの路地裏にある一軒家カフェ。3区は1区中心部からタクシーで北へ約10分の場所。店内は1階が冷房の効いた空間、2階がオープンエアの空間となっている。食事メニューはバインミー(ベトナム風バゲットサンド)などベトナム料理が中心。上:1階にはブロックや木のおもちゃ、絵本(英語&ベトナム語)が置かれている左下:砂場。毎週末(10:00~17:00)は砂場の隣にビニールプールが設置される右下:2階にあるボールプール————————————The Nest(ザ・ネスト)URL:営業時間:7:00~23:00電話番号:(+84)907-000-213住所:21/3 Ly Chinh Thang , District 3 , Ho Chi Minh親子カフェをスケジュールに組み込めば、子供は思いっきり遊び、大人はリラックスする時間を持つことができる。きっと、家族みんなの思い出に残る旅となるだろう。次回の家族旅行をどこに行こうか迷っている人は、ベトナムに決めてみては!?(text & photo:グッチ)ぐるりホーチミン歩き~美味しいと可愛いを探して~その他の記事を読む>
2015年08月20日©Singapore Tourism Boardシンガポール市街地から車で15分、リゾート王国セントーサ島はビーチだけじゃない!展望とスリルを同時に楽しめる「Skyline Luge Sentosa(スカイライン・リュージュ・セントーサ)」が10周年を記念してプロモーションを開催。この機会にぜひ大人気アトラクションに挑戦してみて。景色とスリルが同時に楽しめる欲張りなアトラクション©Singapore Tourism Boardスカイライン・リュージュは、およそ30年前にニュージーランドで開発されたアトラクション。東南アジアでは10年前にシンガポールに初上陸となった。まずは、リュージュのスタート地点へ登る4人乗りスカイライド(リフト)に乗車。このスカイライド、乗ったら一息つく間もなく山に沿ってぐんぐん高度を上げ、あっという間に景色が抜けると、一面に南シナ海が広がる。「鳥の目線」の眼下には木々が揺れ、リフトに風を受けて揺れることも。高いところが苦手な人にはかなりのスリル!?頂上に着いたら、ヘルメットを装着。インストラクターの簡単なレクチャーの後は、いよいよ登ってきた山肌をゴーカートで滑り降りる。サーキットは2種類のコース、全長688メートルのドラゴン・トレイルと、628メートルのジャングル・トレイルがあり、好きな方を選択できる。地面に這うように進むゴーカートは、底からの振動でスピード以上のスリル!!大人も子供も楽しめる!スカイライド&リュージュの魅力©Singapore Tourism Boardこのアトラクション、スリルもさながら、小さい子供も一緒に楽しめる点もポイントの一つ。スカイライドは一人で乗るには身長が最低135cm必要だが、85cm以上あれば、大人と一緒であることを条件に乗ることができる。また、リュージュは一人で乗るには6歳以上、かつ身長110cm以上が条件だが、身長85cm以上の子供であれば大人と同じカートに同乗できる。その際は、child doubling ticketをS$3で購入しよう。日が沈むと一変、リュージュコースが色鮮やかにライトアップ。夜のコースは一味違ったスリルが味わえる。スカイライドからは、シンガポールの夜景を一望でき、ロマンチック!気になるキャンペーンの内容は?2005年8月26日にセントーサに誕生したこのアトラクションは、2015年で10周年を迎える。これを記念して、10日間のお得なキャンペーンが開催されるのでチェック!キャンペーン期間:2015年8月21日~30日●期間中、リュージュのメンバーシップライセンス(年間パス)が半額で購入可個人S$25(通常S$50)、ファミリーS$60(通常S$120)●午前10時~10時半:リュージュ&スカイライドのコンボ5セットごとに写真サービス(通常S$53)●午後12時~12時半:10回ファミリーパスがS$10オフ(通常S$79)●午後2時~2時半:写真1枚S$10(通常S$15)●午後4時~4時半:リュージュ&スカイライドのコンボ2セットがS$10●8月26日がお誕生日の方には、バースデーカードと、リュージュ&スカイライドのコンボを1回無料でプレゼント!編集部のおススメは、午後4時からの「コンボ2セットS$10」。一度経験したらやみつき間違いなしのこのアトラクション、この機会に2コースをお得に制覇してみよう!
2015年08月19日© TRIPPING! シンガポール・セントーサ島世界の航空会社、旅行代理店からのフライト、レンタカー、ホテルの検索情報を一括で比較できる「スカイスキャナー」を運営する、スカイスキャナージャパン株式会社は今年上半期、日本人に最も検索された都市を「2015年上半期、最も検索された家族旅行先トップ10」として発表。東南アジアからは5都市がランクインした。2015年上半期、最も検索された家族旅行先トップ101位 ホノルル2位 沖縄3位 グアム4位 バンコク5位 シンガポール6位 台北7位 バリ8位 香港9位 セブ10位 プーケットバンコクやシンガポールなどの、東南アジアの中でも人気旅行先は、ベスト5入り。更にバリ島や、セブ島、プーケット島といったビーチリゾートも旅行先として検討対象に。海やプールがあれば満足!という子供と一緒の旅行では、ビーチリゾートが通常の人気ランキングよりも順位をあげている印象だ。※2015年1月1日~2015年6月30日の間に、スカイスキャナーを使い、2015年1月1日~12月31日の期間を出発日に設定、同行者として小児、幼児(12歳未満)の乗客を選択して検索された旅行券の目的地を集計。参照:スカイスキャナージャパンこちらも合わせてCheck!初めての子連れ海外旅行は東南アジアがい~んです!おすすめ旅行先1位はあのアーバンリゾート!【保存版】大人も子供も一緒にはしゃいじゃお!ファミリーで過ごすシンガポール3泊4日旅行
2015年08月13日China Town(チャイナタウン)は、1989年に都市再開発機構によって指定され、中華系シンガポール人と共に発展してきた地区。多民族国家シンガポールの中でも最多数を占める彼らの街は、文化も雰囲気も、そして物価までもがオリジナル。文化に、食に、買い物にと、見どころ満載なチャイナタウンは、観光客のほとんどが訪れるという人気スポットだ。通りごとに個性を発揮するチャイナタウンを散策©Singapore Tourism Boardシンガポールで最も多い70%以上の割合を占める民族、中華系シンガポール人。故に、世界各国のチャイナタウンの中でも、最大級の規模を誇るこの地区は、どこへ行っても見応え十分!お買い物ならプチプラアイテムが揃うパゴダストリートへ、ローカルフードを食べるにはスミスストリート、その他流行りのオシャレな飲食店ならネイルロード、Sri Mariamman Temple(スリ・マリアマン寺院)やThe Buddha Tooth Relic Temple(佛牙寺龍牙院)などの宗教的、歴史的建造物が建ち並ぶサウスブリッジロードなど、通りごとにそれぞれの個性を発揮。一本道をまたぐと全く違う特徴を持つチャイナタウンは、街歩きだけでも別世界を楽しむ事ができる。安くて美味しい!中華以外の飲食店もおススメチャイナタウンに行ったならまず足を伸ばしてもらいたいのがMaxwell Road Food Centre(マックスウェルロードホーカーセンター)。常に観光客や地元民で盛り上がりを見せるこちらの屋台村で一際行列が目立つのが、チキンライス店の「天天海南鶏飯」だ。屋台村付近には、ガイドブック常連の「飲茶レストラン」やマンゴーかき氷で有名な「味香園甜品」本店もある。また、チャイナタウン駅からアーケードが伸びるフードストリートには、ローカル料理だけではなく、ベトナム料理や韓国料理などの人気店もちらほら。どこもリーズナブルで美味しい、チャイナタウンクオリティーを実現している。©Singapore Tourism Board観光客にも優しい街©Singapore Tourism Boardチャイナタウンには、観光客に嬉しいサービスが多数。街中にフリーWi-Fiが整備され、ビジターセンターでは、ガイドツアーも行われている。両替のレートが良いことで評判のPEOPLE’S PARK COMPLEX(ピープルズ・パーク・コンプレックス)内の両替店では、ローカルも大行列を作るほど。いざというときの両替場所として覚えておくと便利。古くからのしきたりや伝統を大切にする中華系シンガポール人。旧正月や中秋節などの中国本土のお祝いの時期は、チャイナタウンも最大級の盛り上がりを見せる。お祭り時のチャイナタウン駅周辺のきらびやかな装飾は必見だ。©Singapore Tourism BoardChina Town(チャイナタウン)・アクセス方法:North-East LineのChina Town Station (NE4)、もしくはDowntown LineのChina Town Station (DT19)
2015年08月10日© 2015 Singapore GP Pte. Ltd. All rights reserved.マリーナ・ベイ・サンズやシンガポールフライヤー、マーライオンでお馴染みの観光地、マリーナ地区の一般道がレースコースに!爆音と共に夜の街を駆け抜けるレースが大迫力の「2015 Formula 1 Singapore Grand Prix(F1シンガポールグランプリ)」は、2015年9月18日~20日に開催。アジア初の市街地ナイトレース© 2015 Singapore GP Pte. Ltd. All rights reserved.2008年から毎年秋に開催されているシンガポールグランプリは、普段は路線バスや一般車両の通るようなお馴染みの道がサーキットになるエキサイティングなレース。更に、アジア初の市街地ナイトレースでもあり、その迫力は世界中のF1ファンを虜にしている所以。期間中に行われる世界トップクラスのアーティストによるスペシャルライブも必見だ!爆音で市街地を駆け抜けるレースに熱狂© 2015 Singapore GP Pte. Ltd. All rights reserved.レースの最大の魅力は、何と言ってもその迫力。F1専用のサーキット会場ではないため、観客とコースの距離が近く、すぐ傍を最大時速300kmで走り抜けるレーシングカーを目の当たりにすることができる。あまりに距離が近く、音がものすごいため、7歳以下の小さい子供は聴覚などへの影響が懸念され、保護者の免責書へのサインが求められるほど。観戦者は耳栓必須!人気アーティストによる夢のパフォーマンスも必見!左:Bon Jovi右上:Maroon5右下:Pharrell Williams© 2015 Singapore GP Pte. Ltd. All rights reserved.白熱のカーレースに加えてもう一つ外せないのが、世界中の旬なアーティストによるライブパフォーマンス。2015年は、9月18日(金)にPharrell Williams、 19日(土)にMaroon5、そして20日(日)にはBon Joviらが登場予定。レース終了直後に、サーキット内ゾーン4の「Padang Stage(パダンステージ)」で毎晩開催されるこのステージは、その日対象のレースチケットを持っていれば無料で楽しめる。観客はスタンディング形式で、レース終了前からでも早いもの順で場所取りができる。その他、ローカル、または世界中の味を楽しめるフードブースを回るのも楽しみの一つ。ベジタリアンや、ハラルフードも充実している。チケットの種類も豊富!観戦ポイントをじっくり選ぼう© 2015 Singapore GP Pte. Ltd. All rights reserved.サーキットは4つのゾーンに分けられチケットの種類によって観戦できるエリアが決まっている。それぞれのゾーンで違った観戦の楽しみがあるので、チケット選びは重要!大満足のゾーン共通、3日間共通チケットもあり。すでに販売が開始されているチケットは、公式チケットページから、もしくは正規代理店からの購入がスムーズ。その他、最新の情報は、公式HP、Facebook、Twitterなどで随時アップデートされるのでチェックしよう。国中がF1一色に染まるこの季節。いつもとは全く違う独特の雰囲気に包まれるこのイベントは、一度シンガポールを訪れた事のある人にとっても新鮮な感動が待っているに違いない!
2015年08月03日シンガポールのファッションシーンを象徴するハイストリート「Orchard Road(オーチャードロード)」。全長約2.2キロの大通りには、巨大ショッピングセンターや、高級ブランドの旗艦店、映画館、有名レストランからファストフード店まで、あらゆる店舗がひしめき合う。知る人ぞ知る、オーチャードロード地下街にも注目!©Singapore Tourism Board田舎道からハイストリートへ!急速な変化を遂げたオーチャードロードの歴史今やハイブランドが並ぶ高級ショッピング街のイメージが強いオーチャードロード。しかし1830年初頭までは、果実園やナツメグ農園が広がる名もない田舎道だった。1850年代に入り、ヒンドゥー教寺院や、仏教の墓地ができ始め、それに伴いホーカーセンター(屋台)やウェットマーケットなどが建てられる。1903年になると、現在のセンターポイントの位置に、シンガポール初のスーパーマーケット(Cold Strage)がオープン。1958年には、地元商人のタン氏が、現在TANGS(タングス)やマリオットホテルのある場所にデパートを建て、商業都市シンガポールの兆しが表れ始める。そして1970年代に入り、大型ショッピングモール第1号となる「プラザ・シンガプーラ」オープンを皮切りに、オーチャードロードが一気に盛り上がりを見せる。現在では、IONオーチャード、ニーアンシティ、パラゴン、313@サマセットなどの大型ショッピングモールが軒を連ね、アジアを代表するファッションストリートになっている。シンガポールのファッション発信地は地面の下に!?© TRIPPING!MRT「オーチャード駅」から直結のIONオーチャード。実は駅のある地下2階からは、あらゆるショッピングモールにアンダーパス(地下道)でつながっている。車の通りが激しいオーチャードロードは、地上の横断歩道が数か所しかないのが難点。道の反対側のショッピングセンターを目がけて、旅行者が炎天下の中、信号待ちをしている姿はよく見かける光景だ。しかし、このアンダーパスを攻略すれば、オーチャードを涼しく制覇できるのだ。そして何と言っても、この地下街に展開しているショップに大注目。ローカルの人通りが激しいこの地下街は、店の入れ替わりも上のフロアのハイブランドに比べて非常に早く、「旬」のお店が続々と出店する。そして、上のフロアのお店に比べ比較的若者向けのプチプラアイテムが揃うのも、買い物好きな女子にはたまらない。日本未出店の店舗も多数なので、お土産選びにも◎。ビジターセンターを活用オーチャードには2015年7月現在、2か所のビジターセンターがある。サマセット駅直結の「orchardgateway@emerald(オーチャードゲートウェイ)」横と、IONオーチャードの1階だ。ビジターセンターでは、道案内はもちろん、ツアーやホテルの予約、Wi-Fiの無料提供もしてくれる。滞在中何か困ったことがあったら、ぜひ立ち寄ってみよう。詳しい情報はこちら。Orchard Road(オーチャードロード)・住所: Orchard Road, Singapore・アクセス方法:MRTオーチャード駅、サマセット駅、ドービーゴート駅すぐ
2015年08月02日楽天は7月29日、インターネットの未来を予測し、新たなテクノロジーを創出するための研究機関「楽天技術研究所」の海外拠点を、シンガポール(楽天技術研究所 Singapore)と米国ボストン(楽天技術研究所 Boston)に新設した。「楽天技術研究所」は、所属する研究者たちの専門性を生かした活動を支援し、インターネット全般における先進技術を革新的なサービスにつなげる研究機関で、インターネット企業の技術研究所として産学連携にも積極的に取り組んでおり、教育機関と人材交流を図りつつ、アカデミックな知識を取り入れながら研究を進めている。同社はこれまで、東京以外の研究所として、2010年6月にニューヨーク、2014年2月にパリに設立しており、今回の新設で4カ国5拠点での展開となる。今回新設した「楽天技術研究所 Singapore」は、心理学や行動科学、モバイルソーシャル分野を研究領域の主体とし、これらの知見に基づいた顧客満足度を高めるインターネットサービスの研究を実施。同成果は同社の各事業にフィードバックし、さらなるサービスの向上を図る。一方、「楽天技術研究所 Boston」の研究領域は、機械学習や深層学習、AI分野を主体とし、特に人工知能分野の研究を推進。世界の各開発拠点にいるビッグデータチームとも連携し、ビッグデータ活用のさらなる高度化を図る。また、新設の両研究所は、シンガポールおよびボストンを中心とした海外の大学・研究機関と積極的に連携し、海外における研究者の採用を進める。その第一弾として、「楽天技術研究所 Singapore」では同日より、アジア各国・地域のデータサイエンティストを対象に、楽天の子会社となるVikiの保有するデータを用いた課題解決のコンテスト「Rakuten-Viki Global TV Recommender Challenge」を行っていく。
2015年07月30日シンガポール航空は8月9日より、シンガポール~シドニー線を皮切りにプレミアムエコノミーを随時導入する。東京(成田)路線には12月1日より利用できるようになる。シドニー線に続いては、8月28日に香港/ロンドン線、9月9日に北京/上海線、9月22日にミュンヘン/マンチェスター線(ミュンヘン経由)、9月24日にフランクフルト線、9月28日にパリ線、10月13日にデリー線、10月21日にムンバイ線、10月25日にオークランド線、12月1日にロサンゼルス線(成田経由)、12月14日にニューヨーク線(フランクフルト経由)、12月27日にチューリッヒ線、2016年1月5日にドバイ線、2016年1月6日にソウル/サンフランシスコ線(ソウル経由)に導入される予定となっている。プレミアムエコノミークラスの開発には、2年の月日と約8,000万USドルの費用を投じている。モダンでスタイリッシュなデザインを採用し、座席幅は18.5~19.5インチ(機種で異なる)、シートピッチは38インチとなる。さらに、8インチのリクライニング機能を備えて快適性を高めた。また、ノイズキャンセリング搭載のヘッドホンやこのクラスでは最大級となる13.3インチのフルハイビジョンモニターで、充実した機内エンターテインメントが楽しめる。各座席はレッグレストとフットレスト付きのフルレザー仕上げで、シート電源、2基のUSBポート、読書灯、カクテルテーブル、収納スペースを備えている。機内での食事は3種類のメインメニューから選べるほか、プレミアムエコノミー「ブック・ザ・クック」サービスにより事前に選択することもできる。プレミアムエコノミーの「ブック・ザ・クック」では、シーフード・テルミドール、チキンのガーリッククリームソース、ビーフブリスケットのローズマリー焼き、ローストチキンライス、豚ひき肉とピータン入りお粥、スパイシーなチキンナシブリヤニ、ナシレマとフライドチキン、メイプルシロップ添えパンケーキとスクランブルエッグ、などを用意する。食事と一緒にシャンパン「エルネス・ラペノー・ブリュット・プレステージ」を用意し、プレミアムエコノミークラスの全ての便でいつでも自由に楽しめる。そのほか、ワイン専門家が厳選したワインも取りそろえる。さらにプレミアムエコノミークラスに搭乗者は、シンガポール建国50周年を記念したSG50をモチーフにした限定のアメニティーキットを用意する。内容は収集価値があるようデザインされた歯ブラシセットや滑り止め付き靴下で、ポーチでひとまとめになっている。
2015年07月30日チキンスープで炊いたご飯と蒸したチキンを特製ソースで食べる「シンガポールチキンライス」。同メニューの専門店である「威南記海南鶏飯(ウィーナムキーハイナンチキンライス)」の日本第1号店が、7月28日に東京都・田町にオープンした。シンガポール人が選ぶNo.1ローカルフードブランドに選出された実績をもつ同店に、開店に先がけて行ってきた。○シンガポールチキンライスってなんだ?もともとは、中国南方の海南州からの移民によって、東南アジアに伝えられたと言われているチキンライス。タイの「カオマンガイ」や、マレーシアの「ナシアヤム」は、各国で独自に進化を遂げたもので、シンガポールチキンライスの兄弟にあたる。シンガポールチキンライスの大きな特徴は、「チリソース」「ジンジャーソース」「ダークソイソース」の3種類のソースで食べる点だ。同店で特におすすめなのが、かば焼きのたれのような甘めの味付けで、チキンと相性抜群なオリジナルダークソイソース。シェフが長年の経験と勘に任せて創作したソースで、詳しいレシピは非公開とのこと。ライスには、パラパラとしたタイ米が使用されている。チキンスープで炊いた「香り米」は下味がしっかり付いているので、そのままソースをかけて食べるのもおすすめだそうだ。まずは、チキンから一口。スチームチキン(蒸したチキン)は驚くほど軟らかく、ホロホロと崩れてしまう。皮にいたっては、口に入れるとすぐにとろけてしまった。チリソースで味にピリッとした刺激をつけるのがおすすめ。ローストチキンは、スチームチキンとは対照的に、弾力のある食感になっている。ローストされた皮によって肉汁が閉じ込められており、ジューシーな味わいに。ランチ(11時~14時30分ラストオーダー)は、メインの「チキンライス(香り米、スープ付き)」(税込1,100円)、香辛料が効いた東南アジア独特の麺料理「ラクサ麺セット(ライス付)」(税込950円)、「本日のカリー(ライス、スープ付き)」(税込1,000円)の3種類が用意されている。ディナー(17時~22時ラストオーダー)では、シンガポール料理を30種類以上ラインナップ。丸鶏の4分の1を盛り合わせた「チキン(スチームorロースト/スープ付き)」(税別2,100円)、「フィッシュヘッドカリー」(税別2,800円)など複数人でつまむことができるメニューや、「サンバル・カンコン~空芯菜のサンバルソース炒め」(税別1,100円)、「野菜スープ」(税別400円、大/税別1,050円)といった野菜をふんだんに使ったものがある。座席数は102席(店内64席、テラス38席)。店内は、明るさを重視しており、どの席からも外が見えるようになっているとのこと。さらに、隣接する屋外エリアを「Cafe By The Garden」と名づけ、シンガポールのリゾート感を意識したデザインにした。Cafe By The Gardenでは、シンガポール料理の軽食をキッチンカーで販売することも予定している。
2015年07月29日©Singapore Tourism Boardシンガポールで最古の博物館「National Museum of Singapore(シンガポール国立博物館)」。シンガポールの歴史と人々の生活様式を展示する傍ら、年間を通して様々なイベントを催すドーム型の屋根が特徴的な同館は、独自の文化を象徴する、シンガポール人の誇りとなっている。シンガポール最古の博物館©Singapore Tourism Board厳かな外観とドーム型の天井が目を引くシンガポール国立美術館は、1819年にイギリスから上陸したラッフルズ卿が夢見ていた「文学と歴史について学べる機関の設立」という意思を継いで、彼の没後1849年に図書館兼博物館としてスタートしたのが始まり。エントランスのある「旧館」は、1887年に建設された。ラッフルズホテルと同じ、ネオパラディアン様式の旧館は、ロビーの屋根部分を彩るステンドグラスも印象的。無料日本語ガイドツアーも開催!シンガポールを深く知ろう旧館に増築する形で、モダンな新館が誕生したのが2006年。旧館と合わせて18,400平方メートルもの敷地面積を誇り、現在ではシンガポール最大の博物館として、シンガポールの歴史を重んじながらも、常に革新的な展示で人々を魅了し続けている。2015年7月現在「SINGAPURA:700YEARS」と題し、14世紀からのシンガポールの歴史を辿る展示が開催中。(※2015年8月10日まで)館内では、在住日本人ボランティアによる日本語無料ガイドツアーも実施される。月~金の10:30、第一土曜日の13:30に地下のExhibition Galleryに集合すれば、誰でも無料で参加可。せっかくの機会に日本語でシンガポールをじっくりと学ぶのもよいだろう。(※集合場所は季節によって変わる可能性もあるので、公式HPを確認)©Singapore Tourism BoardNational Museum of Singapore(シンガポール国立博物館)・住所:93 Stamford Road Singapore 178897・営業時間:10:00~18:00(最終入場は17:30)・電話:(+65) 6332 3659 / (+65) 6332 5642・入場料金:建物への入場のみは無料。展示の見学は、大人S$6学生S$3・アクセス方法:ブラスバサ駅、ドービーゴート駅からそれぞれ徒歩5分。※国立博物館を含む3か所のミュージアムを巡回するシャトルバスサービス有り。詳しい時刻表や乗り場は公式HP参照。
2015年07月26日シンガポール屈指の歴史的建造物に、プロジェクションマッピングが映し出されるパフォーマンスが圧巻の「Singapore Night Festival(シンガポール ナイト フェスティバル)」。シンガポール独立50周年を記念したスペシャルバージョンで2015年8月21日、22日、28日、29日の夜7時から深夜2時まで開催予定だ。Images courtesy of the National Museum of Singapore閑静な文化地区が熱狂に変わる瞬間を目撃シンガポールナイトフェスティバルの舞台の中心は、ブラスバサ駅やシティホール駅、ブギス駅近辺に立ち並ぶ美術館や博物館。シンガポール国立博物館やプラナカンミュージアムなど、芸術文化の集まるこの地区は、昼間は閑静な観光スポット。その歴史的建造物が夜7時を迎えると一変!歌やダンス、そしてプロジェクションマッピングなどの光のパフォーマンスが、音楽と共に真夏の夜に繰り広げられる。ローカル、また世界中の才能が集結し、最新技術を駆使したパフォーマンスが惜しげもなく披露され、会場は見たこともない盛り上がりに。静かな街が熱狂に包まれる瞬間を目撃しよう!Images courtesy of the National Museum of Singapore会場は多数!見どころを見逃さないポイントは?この期間、あらゆる会場で様々なイベントが行われる。街路樹までスクリーンに変身!?ハイライトを見逃さないためにも、公式Facebookページをチェックしよう。また、早めに会場ガイドを手に入れて、見たいスポットを効率よく周る計画を立てるのが吉。2015年はフリーマーケットや屋台村、バンド演奏や映画上映まで、観光客も楽しめるイベントも多数予定されている。また、この期間、舞台となるミュージアムが無料で開放されるのも嬉しいポイント。昼間とは表情を変える夜の街並みを巡れば、普段の観光地を2倍楽しめる。いつもとは一味違った特別な夜を体感しよう!© Singapore Night Festival※詳しいスケジュールは公式Facebookページにて随時発表予定
2015年07月23日©Singapore Tourism Boardアジアで唯一、川をテーマにした動物園「River Safari(リバーサファリ)」。シンガポールの4つの動物園の中で最も新しいこの施設は、ミシシッピ川やナイル川、メコン川など、世界6つの川に生息する6,000種以上の生物に出会える。更に、意外な組み合わせではあるが、近年仲間入りした2匹のパンダはパークの人気者!世界でも珍しい「川」がテーマの動物園リバーサファリは、世界でも珍しい淡水生物専門の動物園。ゾーン毎に世界の6つの川が再現され、そこに生息する生物が展示されている。また、淡水生物以外にも、2頭のジャイアントパンダや、リスザル館も見どころ。©Singapore Tourism Boardボートに乗り込み、ヒョウやアリクイに出会える「Amazon River Quest(アマゾンリバー・クエスト)」や、コウノトリ、アオサギなどの鳥や、隣接するナイトサファリのゾウやキリンを眺めることができる「River Safari Cruise(リバーサファリ・クルーズ)」の2大アトラクションもおススメ。©Singapore Tourism Board40以上の絶滅危惧種も!押さえておきたい見どころは?©Singapore Tourism Boardメコン川ゾーンの巨大水槽内のマナティは圧巻。全長3.2m体重300Kgのオオナマズも必見だ。ガンジス川ゾーンには、長い口先が特徴のワニ「インドガビエル」がお目見え。ガラス一枚の水槽の向こうにゆったりと佇む巨大なワニは見る者を圧倒する。野生では200匹以下しか生息していないと言われる絶滅危惧種はぜひ押さえておきたい。その他に、ミシシッピ川、コンゴ川、ナイル川、長江のゾーンにも絶滅の危機に瀕する貴重な生物たちが多数生息している。全ゾーン屋根付き。子連れやお年寄りでも快適に楽しめるリバーサファリシンガポール4大動物園の中で最も新しいリバーサファリ。基本的に野外の展示だが、ほぼ全ての場所が屋根付き。天井には扇風機が設置されており、小さなお子様連れやお年寄りにもおススメ。リバーサファリは、シンガポール動物園とナイトサファリの間に位置し、中心部オーチャードエリアからはタクシーで20分程度。「川」をテーマにした世界でも珍しいリバーサファリで、貴重な生物を目撃しよう!River Safari(リバーサファリ)・住所:80 Mandai Lake Road, Singapore 729826・営業時間:9:00~18:00(チケット販売は8:30~17:30)・電話:(+65) 6269 3411・入場料金:大人S$28、子供(3-12歳)S$18オンライン予約で最大15%割引に。※Amazon River Quest boat ride、River Safari Cruise boat rideはそれぞれ別途大人S$5、子供S$3。※Amazon River Quest boat rideは身長制限106cm以上・アクセス方法オーチャードからタクシーで約20分(シンガポール動物園とナイトサファリの間)こちらも合わせてCheck!スリリングな夜を!シンガポールの観光定番「ナイトサファリ」檻のないオープン・コンセプトの「シンガポール動物園」
2015年07月22日1994年のオープン以来、世界初の夜の動物園として、シンガポールを代表する人気観光スポットに君臨し続けている「Night Safari(ナイトサファリ)」。なかなか間近に見ることのできないマレーバクやアジア象、マレー虎などの、2500頭を超える珍しい夜行性の動物たちが目の前に!?スリリングな夜を体験しよう!©Singapore Tourism Boardナイトサファリの人気の秘密ナイトサファリは、年間110万人もの観光客が訪れるシンガポールの代表的な観光スポット。日の沈む19時半に開園する、夜行性の動物に焦点を当てた世界でも珍しい夜の動物園だ。シンガポールの中心部からは少し離れ、島の北部に位置するが、それでもオーチャードからタクシーで20分程度と気軽に行ける距離。トラムによる園内ツアーやアニマルショー、散策コースなどが用意され、夜行性の知られざる動物たちの生態に興味が尽きない。©TRIPPING! 可愛いお土産も旅の思い出にピッタリ。まずは日本語トラムを予約しよう園内をトラムに乗って回る「TRAM SAFARI(トラムサファリ)」。通常英語でのガイドだが、別料金にて日本語ガイド付きトラムも。人気のため、当日予約場合は開園後チケットを購入したらそのまま隣のカウンターにて予約をしよう。※2015年11月より別途S$10が必要になります。©TRIPPING!/small>歩いて探索「WALKING TRAILS(ウォーキング・トレイル)」に挑戦トラムでは網羅しきれないルートには、まだまだ主要な動物たちが生息している。Fishing Cat Trail、Leopard Trail、East Lodge Trail、そして新たに加わったWallaby Trailの4つの徒歩ルートは、照明も最小限に抑えられた薄暗い小道。シンガポール動物園と同様、檻のない展示法が用いられているナイトサファリを歩けば、トラムよりも更に身近に動物たちに出会えるかも!?ショーも充実!「ファイヤーショー」と「アニマルショー」ナイトサファリでは、2つのショーも開催中。「ファイヤーショー」はエントランス付近で行われる、火を使ったスリリングなショー。第一回目のショーは開園時間前から楽しむ事ができる。迫真のパフォーマンスには必見。もう一つのショー「アニマルショー」は、夜行性の動物たちの曲芸ショー。観客の参加があったり、驚きの演出があったりと、あっという間に時間が過ぎる。日本語トラムを予約したなら、トラムの出発時間までにアニマルショーを観るのが効率的。ベビーカー置き場もあるので子連れでも安心だ。©TRIPPING!開園からあらゆる賞を幾度も受賞し、観光客からの絶大な人気を得ているナイトサファリ。隣接するシンガポール動物園やリバーサファリを楽しんだ後にぜひ訪れたい。大都会シンガポールの街の喧騒から離れて、ワイルドな一日を体験しよう。基本情報・施設名:Night Safari(ナイトサファリ)・住所:80 Mandai Lake Road, Singapore 729826・営業時間:19:30~0:00(チケット販売時間17:30~23:15、レストラン・売店17:30~0:00)・電話(+65) 6269 3411・入場料金:大人S$42、子供(3~12歳)S$28※オンラインで購入すると最大15%割引・アクセス方法:オーチャードからタクシーで約20分(約2000円程度)こちらも合わせてCheck!子連れdeナイトサファリ満喫術!定番観光スポットで遊ぼう!
2015年07月20日動物たちが最も自然に近い形で生活できるようにと工夫された「Singapore Zoo(シンガポール動物園)」。ホワイトタイガーやアジア象は迫力満点。檻がない動物園で伸び伸びと暮らす動物たちの野生の姿を見に行こう!©Singapore Tourism Board檻がない!?ストレスフリーな動物たちのワイルドな姿が見られる動物園©Singapore Tourism Boardシンガポール動物園は展示法がほかの動物園と一味違う。危険な動物の周りでも、堀があるだけで、檻や物々しい柵は見受けられない。「オープン・コンセプト」の展示法は、まるで自然界で出会った動物たちを私たちが「のぞき見」しているような感覚。ストレスが少ない彼らは、より野生に近い姿を私たちの前で見せてくれる。オランウータンと朝食を©Singapore Tourism BoardAh Meng Restaurantでは、なんとオランウータンと一緒に朝食を食べられる「ジャングル・ブレックファースト(Jungle Breakfast with Wildlife)」を毎朝開催。自由に写真も撮れるので、旅の忘れられない思い出になること間違いなし!オランウータンとの朝食の予約はこちらキッズ施設で一休み上野動物園の2倍の広さを誇るシンガポール動物園。野外を歩き回りながらの暑さ対策には、水遊び場(Wet Play Area)がおススメ!水遊び場は子供用だが、隣にはカフェもあるので、大人も一休みすることができる。子供向け施設・水遊び場についてはこちら(※水遊び場ではプール用オムツを必ず着用)タクシー利用が便利中心部から少し離れたシンガポール動物園は、タクシーで行くのが無難。オーチャードエリアから20分、約2000円(時間帯、ルートによる)程度。シンガポール動物園の隣には「リバー・サファリ」「ナイト・サファリ」もあり、時間を有効に使って3園制覇を目指してみるのもあり!2015年5月には、シンガポール独立50周年を記念してオーストラリアから贈られた、4頭のコアラも仲間入り。見どころがまた一つ増えたシンガポール動物園で、野生の動物たちのパワーを感じてみては?基本情報-施設名Singapore Zoo(シンガポール動物園)-住所80 Mandai Lake Rd, Singapore 729826-営業時間8:30~18:00(毎日)最終チケット販売は17:30迄-電話(+65) 6269 3411-入場料金大人S$32、子供S$21(オンラインで購入すると最大30%割引)-アクセス方法タクシー(ドライバーに「Singapore Zoo」もしくは、「Mandai Zoo(マンダイ・ズー)」と告げよう)アニマルショーの時間と内容はこちら
2015年07月19日伝統的なシンガポールの味と中国オペラを楽しむイベント「Singapore Favorite Food Village(シンガポール・フェイバリット・フード・ヴィレッジ)」が2015年7月24日~8月2日、クラークキーにて開催される。©SFFV2015 Ba Kut Teh by Xiao Chen Gu Shiシンガポール・フェイバリット・フード・ヴィレッジとは?シンガポールの食の文化を守るため、毎年開かれているシンガポール・フェイバリット・フード・ヴィレッジは、2015年で22回目。シンガポール独立50周年を記念した今回の舞台には、クラークキーが選ばれた。クラークキーは、シンガポール川沿いの人気ナイトスポット。夜になると川沿いに並ぶ可愛い建物がライトアップされ、雰囲気のあるデートスポットに早変わり。この地の付近には、中国広東省東部の潮州文化が残っている。同イベントは、かつてここに存在していたホーカー(屋台村)の「Ellenborough Market」が再現がテーマ。この屋台村は、1970年初頭に栄え、Teochew料理(潮州料理)を提供することで有名だった。今回のシグネチャー料理として振る舞われる「Teochew Opera Porridge(潮州オペラのお粥)」はぜひ一度試したい。©SFFV2015有名シェフの伝統料理デモンストレーションは必見食の祭典は、ただ食べるだけでは終わらない。ハイライトはシェフによる伝統料理の実演だ。潮州料理のカリスマ、Eric Low氏によるクッキングのデモンストレーションでは、Teochew Opera Porridgeの作り方が実演される。このお粥はその昔、潮州オペラの劇団員に振る舞われていたもので、深夜までの上演後に食べても胃にやさしいと、人々に愛されてきたもの。その他にも、潮州料理人によるデモンストレーションが予定されている。©SFFV2015Braised Duck by Mr Duck伝統料理デモンストレーションの詳しい日時は、公式HP参照。近代化され親しみやすくなった潮州オペラも上演中国広東省東部に位置する潮州市。そこに伝えられてきた潮州オペラは、潮州語で上演される地方色の強い伝統芸能であったため聴衆が限定され、近年では衰退の一途を辿りつつあった。その窮地を救ったのが、2010年に潮州オペラの劇団「Tok Tok Chiang」を設立したNick Shen Wei Jun氏。彼は劇中にマジックや、英語とのバイリンガルなセリフを交えることで、より大衆向けにした親しみやすい潮州オペラを確立してきた。彼らの渾身の演技に注目したい。毎晩夕方5時からオープンする屋台村。夜風に吹かれながら古き良きシンガポールを感じてみては?こちらも合わせてCheck!夏休みのシンガポール!旅行者でも楽しめるイベントへGO
2015年07月18日©Singapore Tourism Board74ヘクタールもの広大な敷地に様々な熱帯植物が生息する「Singapore Botanic Gardens(シンガポール ボタニック ガーデン)」。繁華街オーチャードから、タクシーで数分の場所に位置するこの公園は、まさに都会のオアシス。敷地内は、「National Orchid Garden(国立ラン園)」や子供向けの庭園が見所だ。長年訪れる人々を癒してきたこの植物園は、2015年7月にユネスコの世界遺産に登録されたばかり。ボタニックガーデンの歴史©TRIPPING!大航海時代、温帯産のランに比べて大ぶりで力強いと評判になった熱帯産のランは、ヨーロッパの上流階級の人々の間で流行していた。1819年、ラッフルズ卿がイギリスからシンガポールに上陸。植物の研究に熱心だった彼は1822年、ランや熱帯植物の研究を行う植物園をフォートカンニングに設立する。これが現在のボタニックガーデンの前身となった。ランの一種「Vanda Miss Joaquim(ヴァンダ・ミス・ジョアキム)」というシンガポール初の交配種が誕生し、それ以降シンガポールのラン繁殖技術は急速な発展を遂げた。この花は、後にシンガポールの国花に選ばれることになる。1959年には、現在のタングリンにボタニックガーデンが誕生。150年以上の歴史を持つこの植物園は、2015年7月4日に行われたユネスコの会議にて、熱帯植物園としては初めての世界遺産に登録された。シンガポールボタニックガーデンの最大のみどころ「ラン園」©TRIPPING!National Orchid Gardenボタニックガーデンで必ず訪れて欲しいのが「National Orchid Garden(国立ラン園)」。VIP Orchid Gardenでは、シンガポールを訪れた世界のセレブたちの名前が付けられたランの花が集められている。好きな有名人の名前が付いたランと記念撮影する観光客も。1955年に、後の初代首相Lee Kuan Yew(リー・クワンユー)とその夫人が開園させたラン園は、2015年で記念すべき20周年を迎えた。圧倒的な種類の多さは、シンガポールのラン研究の賜物。世界最大の規模を誇るランの展示は、ボタニックガーデン内で一番の人気のスポットになっている。子供向け無料施設も充実©TRIPPING! Jacobs Ballas Children’s Garden広大なボタニックガーデン内の北側に位置する「Jacobs Ballas Children’s Garden(ジェイコブ・バラス・チルドレンズ・ガーデン)」は、まさに子供たちのパラダイス。ツリーハウスに登ったり、そこから滑り台で滑り降りたり、吊り橋を渡ったりと、自然の中を自由に遊べる。水遊び場もあるので、着替えやタオルは必須。子供の目線の高さで作られた植物の迷路も楽しい。入口にはお手洗いや飲食店もあり、これだけの充実度で入場料無料なのも嬉しいポイント。※園内は日陰が少ない場所も多くとにかく暑いので、こまめな水分補給と帽子などの熱中症対策は必須。その他、園内には、受賞歴のある有名レストラン「Halia Restaurant(ハリア・レストラン)」もあり、自然の中でワインや美食も楽しめる密かなグルメスポットになっている。ジンジャーガーデン内に位置し、店内ではジンジャー料理も振る舞われる。©TRIPPING! Halia Restaurantシンガポールボタニックガーデンまでは、オーチャード方面からはタクシーが無難。園内が広いので、「ラン園」や「チルドレンズ・ガーデン」など、具体的にどこに行きたいか伝えると近くのタクシードロップに降ろしてくれる。上級者はバスも便利。Singapore Botanic Gardens(シンガポールボタニックガーデン)・住所:1 Cluny Rd, Singapore 259569・営業時間:5:00 ~ 0:00(無休)※国立ラン園:8:30 ~ 19:00(チケット販売は18:00まで)、※チルドレンズ・ガーデン:8:00~19:00(最終入場は18:30) ※月曜定休 ※12歳以下まで大人同伴で入場可・電話:(+65) 6471 7138・入場料金:無料(National Orchid Gardenのみ大人S$5、12歳以下無料)・アクセス方法:オーチャード方面からタクシーで5分(チルドレンズ・ガーデンへはタクシーがおすすめ)。または、バスで5駅(IONショッピングセンターの裏手Opp Orchard Stn駅から5駅のOpp S’pore Botanic Gdns駅下車)
2015年07月15日©TRIPPING!ドイツで開催されたユネスコの世界遺産委員会は、シンガポールの「シンガポール植物園(Singapore Botanical Gardens)」を世界遺産に登録することを発表!シンガポールに初めての世界遺産が誕生した。シンガポール植物園とは?©TRIPPING!シンガポールの中心地に位置するシンガポール植物園は、74haもの広大な敷地に、熱帯ならではの美しい花々が咲き、市民の憩いの場として愛されて来た。設立は1859年。農業開発の場として利用されていたシンガポール植物園で初期に盛んに実験栽培されたのが「ゴム」。これが後の自動車産業の発展期に重要な役割を果たした。そのような歴史的背景も今回の世界遺産登録の要因となっている。1928年からは、「蘭」の品種改良に力を入れるようになり、その技術力は世界を牽引。蘭を集めた庭園「ナショナル・オーキッド・ガーデン」は旅行者からも人気の観光スポットとなっている。ナショナル・オーキッド・ガーデン©TRIPPING!また、シンガポール植物園は、国の政策の一つである「シンガポール緑化計画(Singapore’s Garden City programme)」を実現させる上で、園芸技術の研究、開発の重要な拠点でもある。目的地をあらかじめ決めてからでかけようオーチャードエリアからタクシーで5分程度とアクセスもしやすいので、一度は訪れたい観光スポット。但し、広大な園内の移動は想像以上にハード。目的地をあらかじめ決めてから出かけることをおすすめする。園内にはカフェやレストランも。「Casa Verde(カーサ・ヴェルデ)」©TRIPPING!園内のカフェCasa Verde(カーサ・ヴェルデ)の記事はこちら>12歳以下の子供と保護者のみ入園できるキッズガーデン©TRIPPING!
2015年07月06日すでに夏休み旅行の計画を立てている人も多いのでは? 家族が増えると旅行の楽しみも増えますが、その分、旅費もアップします。とくに海外旅行(国際線)の場合、航空券代が占める割合も大きいですね。国際線の場合、満2歳からは席を確保する必要があり、大人運賃の約75%の小児運賃が必要。2歳未満で座席を利用しなければ、大人の約10%の幼児運賃で済みます。というわけで航空券代が高くなる2歳前は安く海外旅行に行くチャンス。今回は2歳未満の子連れ海外旅行の行き先選びのポイントをまとめました。やっぱり近場がラク初めての海外旅行の第一関門はフライト。長時間フライトだと、ぐずらないかドキドキしますね。歩けるようになると、狭い機内でじっとしていられず、動き回りたがる子もでてきます。運良くぐずらなかったとしても、狭い席で長時間、膝の上に座らせたり、抱っこしたりするのは体力的に結構ツライもの。夜便で赤ちゃんは寝てくれたけれど、抱っこしていたママは疲れてぐったり…。なんてこともありえます。バシネット(乳児用ベッド)は予約しておくのをオススメしますが、設置できる席や数、対象月齢が限られていますし、バシネットで寝てくれない赤ちゃんも少なくないので過度に期待しすぎないほうがよいでしょう。時差に関しても、もちろん少ない方が理想的。ある程度お昼寝のリズムができていたり、夜はしっかり寝るようになっていたら、なおさらです。ただ、個人差はあるものの一般的に子どもは大人より時差には順応しやすいといわれているので、そこまで神経質にならなくてもよいかも。ちなみにハワイと日本との時差はマイナス19時間です。歩かないうちは大人の希望を優先してもまだ、あんよができないうちは、基本的に現地での移動は抱っこ紐やベビーカーなので、子どもが勝手にどこかに行ってしまう心配がなく、大人のペースで動けます。この時期の海外旅行は子どものためというより、親のリフレッシュ目的が大きいと思うので、自分たちの希望を優先したほうが最終的な旅の満足度がアップするはず。歩きだすと街歩きや買い物、観光もしづらくなるので、あんよ前はチャンスです。ビーチリゾートは子連れにも人気の旅先ですが、乳幼児連れだと目が離せません。大人だけならプールサイドでのんびり昼寝や読書……なんて優雅に過ごせますが、水辺は事故の心配も大きく、子連れだと案外気が抜けないものです。子どもが小さいうちはビーチやプールで遊べる時間も限られるので、それ以外のお楽しみも充実しているリゾートがおすすめです。衛生面・安全性をチェック感染症などの少ない衛生面で安心な渡航先であること、きちんとした医療機関が近くにあることをあらかじめ確認しておきましょう。できれば予防接種がひと通り終わっていると安心ですね。ホテルも観光地からのアクセスがよい好立地、治安のよいエリアを選ぶと安心。市販の離乳食を持参する場合は別ですが、1歳前後になって現地のものを子どもも一緒に食べる場合はグルメ事情も考慮しておきましょう。できればコンドミニアムのようなキッチン付きの宿泊施設を選ぶと快適で、栄養の偏りも防げます。上記以外には通常の旅行計画と同様、渡航先のベストシーズンの確認も忘れずに。ちなみに、夏休み時期にベストシーズンを迎えるアジアのデスティネーションは、サムイ島(タイ)、コタキナバル(マレーシア)、バリ島(インドネシア)、ホイアン・フエ(ベトナム中部)など。人気のハワイもいい季節です。もちろん、すべての希望を満たす旅先というのはなかなか見つからないと思うので、優先順位を決めて絞っていくのがコツ。そして、どこに行くにしても、スケジュールには十分なゆとりを持たせることが大切です。家族で素敵な夏の思い出をたくさん作りたいですね。
2015年07月04日地獄と地上を結ぶ門が開かれると言われている旧暦の7月、シンガポールの70%以上を占める中華系民族は、「ハングリー・ゴースト・フェスティバル(Hungry Ghost Festival)」を祝う。この期間、地上に降りてきた死者の魂を弔うために、街中に設置される祭壇やイベントは必見。イベントの最前列の座席は、特別な見学者(=霊)のために空けておくことを忘れずに!写真提供:シンガポール政府観光局ハングリー・ゴースト・フェスティバルとは子孫がおらず、弔ってくれる者のない魂の事を、人々は「ハングリーゴースト」と呼ぶ。地獄の門から死者の魂が自由に地上に降りてくると言われるこの期間、お腹を空かせたハングリーゴーストは、何も供養しないと人々に悪戯をすると考えられている。そのことから、街中に設置された祭壇にマンダリンオレンジなどの食べ物をお供えしたり、主にチャイナタウンで様々なイベントを開催したりして、縁者の居ない魂を供養するのが習わし。また、この世で生きている自分自身の、死後の世界での金銭的反映を祈願し、道端などに設置されたドラム缶で紙のお金を燃やすのも風物詩。毎年この期間、街中が線香や焚火の匂いでいっぱいになる。©Singapore Tourism Board主なイベントはチャイナタウンでハングリー・ゴースト・フェスティバルは、アメリカのハロウィン、日本のお盆のような位置付けと言われる事もあるが、内容はとてもユニーク。8月の上旬に当たるこの時期、主にチャイナタウンでは、ダンスショーや京劇(中国の古典オペラ)、コメディーショーなどが開催される。霊を喜ばせ、弔うことが目的のこのイベント、会場の座席最前列はハングリーゴーストたちの特等席にあたるので、空いているからとうっかり座ってしまわないように注意しよう!©Singapore Tourism Board旅行者はそこまで深刻になることはないが、この時期中華系の人々は、結婚や出産、引っ越し、住宅や車などの大きな買い物を控え、なるべく静かに過ごしているということを覚えておきたい。期間終了の9月頭には、縁者のいない霊に連れていかれないよう、大人も子供も夜遅くまでの外出を控え、早めに帰宅するそうだ。こちらも合わせてCheck!夏休みのシンガポール!旅行者でも楽しめるイベントへGO
2015年07月03日ホッケンミー・スープ©Singapore Airlinesシンガポール航空はシンガポール建国50周年を記念し、2015年7月から9月の3カ月間限定で日本を含むシンガポール発の厳選された路線にて「シンガポール・ヘリテージ・キュイジーヌ」(シンガポールの伝統料理)を提供する。まさにシンガポールの伝統を映す鏡「プラナカン料理」メニューは『Mrs Lee’s Cookbook: Nonya Recipes』の著者でもあるリー・チン・クン(Lee Chin Koon)氏から受け継いだ貴重なレシピをベースに、彼女の孫でもある有名シンガポール料理シェフ、シャーメイ・リー(Shermay Lee)氏が特別に考案。シンガポールの家庭に伝わる代表的なプラナカン料理が提供される。「プラナカン」とはシンガポールを含むマレー半島の人々と初期の中国人移民との結婚により生まれた子孫のことを指すマレー語で、地元で生まれたことを意味する。プラナカンの人々は、中国、マレー、ヨーロッパの各料理の技術と素材を融合させた“プラナカン料理”を何世代にも渡り受け継いでおり、その独創的な味付けと食欲をそそる香りはそれぞれの文化の融合から生み出されたものである。世界中のお客様にシンガポールの伝統料理を提供ニョニャ・ナシレマ©Singapore Airlines今回考案されたメニューは機内食の枠を越え、多くのシンガポール人が家庭で慣れ親しんできた「もう一つの我が家」のようなプラナカン料理を楽しめる内容になっている。スイートとファーストクラスでは、「バワン・ケピティン(Bawan Kepiting)」やポークリブスープなど、身体に良いスープを提供。スイート、ファーストクラス、ビジネスクラスのメインコースには、「ニョニャ・ナシレマ(Nonya Nasi Lemak)」、「アヤム・ブアクルア(Ayam Buah Keluak)」、「ニョニャ・ナシパダン(Nonya Nasi Padang)」、「ホッケンミー・スープ(Hokkien Mee Soup)」などの代表的なプラナカン料理を用意。また、シンガポールの懐かしいデザートであるアイスクリームのウェハースサンドも4つのフレーバー「バンドゥン(Bandung)」、「グラメラカ(Gula Melaka)」、「パンダン(Pandan)」、「スイートコーン(Sweet Corn)」)で楽しむ事が出来る。アイスクリームのウェハースサンド©Singapore Airlinesプレミアムエコノミークラスとエコノミークラスでは、「アヤム・テンプラ(Ayam Tempra)」や「ニョニャ・フィッシュカレー(Nonya Fish Curry)」といった人気のプラナカン料理が提供される。アヤム・テンプラ©Singapore Airlinesその他嬉しい特典も!©Singapore Tourism Boardシンガポール航空とシンガポール・ヘリテージ・ボードとの特別提携の一環として、期間中は、シンガポール航空の搭乗券を提示すると、シンガポールにあるプラナカン博物館に無料で入場することが出来る。ぜひこの機会に利用してみてはいかがだろうか。こちらも合わせてCheck!【旅を深めるミニ講座】究極の美を巡るシンガポール、プラナカンの旅 ~前編~
2015年07月02日シンガポールへのフライトはLCCでコスパ◎2015年5月からタイのLCC「ノックエアライン」も、バンコクーシンガポール便の就航を始めました。金額的にもとってもお手頃だし、飛行時間も2時間20分程度。タイに来たらシンガポールにも足をのばして!と、楽しめる幅が広がりました。ちなみに、私たちは3連休にも関わらずプロモーション金額の4,000THB(14,000円程度)でチケットを購入。平日ならもっとお得に行けると思います。席もそんなに狭いという感じではなく、国際線なので思ったよりも快適でした。LCCをメインとした空港「ドンムアン空港」バンコクのLCC航空の発着は、ドンムアン空港がメインになります。日本発の飛行機が利用する空港はスワンナプーム国際空港が多いと思いますが、ドンムアン空港にはバンコク中心地からスワンナプーム空港までの距離と同じくらいの距離で行くことができます。とってもこじんまりとした空港ですが、朝ごはんを食べそびれたらスターバックスやマクドナルド、サブウェイなども揃ってるので安心。なかでも、国際ターミナルのスタバはガラス張りで飛行機を見ながらのロケーションなのでおすすめです。タイとシンガポールで比べてみたいことシンガポールはタイと同様VISAもないですしとっても入国しやすいですね。英語は通じるし、街がキレイで日本と似ているので、タイに少し疲れたころにシンガポールにも滞在っていうのもお薦めです。もし、タイとシンガポール2都市に行くならやってみてほしいこと。それは、カオマンガイ(タイ)とチキンライス(シンガポール)の食べ比べ!タイで、有名なのはカオマンガイ。日本でも食べられるカオマンガイ・プラトゥーナムが有名ですが、カオ(ご飯)マン(油)ガイ(鶏)という意味もあり、こってりとしていて鶏の旨味がぎっしりといった感じ。カオマンガイ・プラトゥーナムのカオマンガイシンガポールはその名もチキンライス。見た目はとっても似てますが、味はとってもさっぱり。ソースがとっても爽やかです。ただ値段はタイのカオマンガイの6~10倍です!タイとシンガポールは気候や季節が似ていて、飛行機でたった2時間ほどと近いのですが、文化は全く異なるので、それを体験出来るのがおもしろいところ。バンコクにいらした際は、足をのばしてシンガポールに訪れてみるのも一つの選択肢ですね。こちらも合わせてCheck!1時間のフライトで国内旅行感覚。バンコクからアンコールワットを見に行く旅
2015年06月26日オープンエアーで名作映画が上映される「Films at the Fort(フィルムズ・アット・ザ・フォート)」が、シンガポールのFort Canning Park(フォート・カンニング・パーク)で2015年8月14日~23日に開催される。©Films at the Fortフィルムズ・アット・ザ・フォートとは広大な緑に囲まれたフォート・カンニング・パークに、夕暮れ時の涼しい風が吹き始めるころ、フィルムズ・アット・ザ・フォートは幕を開ける。シンガポールでも珍しいこの野外映画祭は、連日午後5時から開場。会場に設置されたブースでは、美味しいワインや食事が提供される。©Films at the Fort夕暮れのピクニックを楽しんでいるうちに、上映が始まる7時半を迎える。毎晩異なる1作品が10夜連続で上映されるこの映画祭は、連夜訪れても愉しめそう。公式サイトからチケットを購入すれば、誰でも参加できる。昨年、一昨年と、チケットが完売しているそうなので、お目当ての作品の上映日は早めにチェックしよう。※年齢制限のある作品については年齢以下の子供の入場は認められないので注意。この映画祭の会場であるフォート・カンニング・パークには、電車で行くならシティーホール駅、ブラスバサ駅、ドービーゴート駅が便利。タクシーなら、ドライバーに「フォートカンニングパーク(Canning Rise Road)内の、シンガポールナショナルミュージアムと道を挟んで反対側にあるコンサートスペース」と伝えよう。気になる上映作品は2015年の映画祭では、上映に10作品が選ばれている。誰もが知る「ショーシャンクの空に」、「ロッキー」などの名作の他に、第87回アカデミー賞(2015年)の8部門でノミネートし、日本でも現在上映中の「イミテーション・ゲーム」や、ベン・スティラーとナオミ・ワッツが共演した日本未公開作品「WHILE WE’RE YOUNG」も上映される。「Walking Under Water」は、国籍を持たない海の漂海民族「バジャウ族」の少年と海の豊かさが描かれる作品。この作品はチケット1枚につきS$2が主人公の少年の教育のために寄付されるという。©Films at the Fort入場者には、日本でも人気の「Ben & Jerry’s(ベン&ジェリーズ)」のアイスクリームが、無料で提供されるのも嬉しい。フォートカンニングパークといえば、2015年5月末に新しくパリの美術館「ピナコテーク・ド・パリ」の分館が開館したばかりの話題のスポット。メロウな雰囲気に包まれる夕暮れの中で、美味しいワインと共に名作映画に酔いしれてみては?
2015年06月24日国内のレストラン50軒がシンガポール産の食材を用いた特別メニューを提供する、「Singapore Restaurant Month(シンガポール・レストラン・マンス」が、2015年7月1日~8月10日に開催される。シンガポールレストラン協会主催の同イベントは、シンガポールのローカル食材を食べることで、食材の認知を広めることや農家をサポートすることを目的としている。Laksa Italiano ©RedDot BrewHouse注目の参加レストランは?シンガポール国内で採れる卵、魚、野菜などを用い、素材を活かした期間限定の特別メニューが、特定のレストランだけで提供されるSingapore Restaurant Month。2015年は、シンガポール独立50周年を記念し、50軒のレストランで50種類スペシャルメニューが振る舞われる。©Restaurant Association of Singapore参加レストランには、在住日本人にもお馴染みの中華料理店「Red Star Restaurant」も名前を連ね、「広東風冬瓜とローストポークのフィッシュヘッドクレイポット」がスペシャルメニューで登場する。同レストランは、「Heritage Restaurant(伝統料理レストラン」部門でのエントリーだ。※Heritage Restaurantでスペシャルメニューを注文できるのは、2015年7月17日~8月2日の期間のみ。その他、観光客にも有名な「JUMBO seafood」、「Peach Garden」、「Yum Cha Restaurant」、更にはファミリーレストランの「Swensen’s」なども参加する予定だ。Deep Fried Red Tilapia w Nonya Sauce ©JUMBO seafoodこの期間にしか味わえない幻の一皿をぜひ味わおう。Restaurant Monthに参加が決定しているレストラン(2015年6月16日現在)Heritage Restaurant(2015年7月17日~8月2日)●Fatty Weng Restaurant(中華料理)●Gim Tim(福建、広東料理)●Islamic Restaurant(インド料理)●Prima Tower Revolving Restaurant(北京料理)●Red Star Restaurant(中華料理)Non-Heritage Restaurant(2015年7月1日~8月10日)●Brewerkz(アメリカン)●First Culinary Restaurant(中華料理)●Forest(コンテンポラリー中華)●JUMBO seafood(中華・シーフード)●LingZhi Vegetarian(中華・ベジタリアン)●Osia(オーストラリア料理)●Peach Garden(広東料理)●Restaurant HOME(中華料理)●Soup Spoon Union(フュージョン)●Sufoood(イタリアン・ベジタリアン)●Swensen’s(アメリカン)●The Flying Squirrel(日本食)●Tim Palace(中華)●Timbre @The Substation, @The Arts House, @Gillman(フュージョン)●Yum Cha Restaurant at Chinatown(中華料理)詳しくはこちらSingapore Restaurant Month 公式サイト>
2015年06月20日北陸新幹線の開通により、グッと行きやすくなった金沢。夏の旅行先として候補に挙げている人も多いのでは? そこで今回は子連れで金沢に行く時のポイントをまとめてみました。子どもに優しい北陸新幹線東京ー金沢間・最速2時間28分の北陸新幹線。奇数車両ごとにベビーベッド付きの洋式トイレがあったり、授乳や子どもがぐずった時などに使える多目的室(7号車)があったりと、かなり便利。また、座席がゆったりしているので、子どもを膝に乗せても楽に座れます。お薦めはベビーカーをたたんで置ける各車両の一番前と一番後ろの座席です。金沢といえば兼六園金沢の定番スポット兼六園は砂利道が多く、ベビーカーでの移動が大変なので、抱っこひもを持っていくか、歩けるお子さんであれば徒歩で回るのがお薦め。疲れたら美味しいお茶とお菓子がいただける時雨亭で一休み。茶室から見える庭園の景色も美しく、親子でゆっくりとした時を楽しめます。子どもも遊べる金沢21世紀美術館金沢21世紀美術館のお薦めは、子どもが見て触って楽しめるアート作品がある無料の交流ゾーン。3色のガラスの中を走り回れるオブジェや、下の階にいる人が水の中にいるように見えるプールなど、楽しい仕掛けがいっぱい。休日には子ども向けの工作イベントなども開催されています。レンタルベビーカーのデザインもアーティスティックで可愛いです。おみやげを買うならここ!金沢のみやげ物店は食器などを扱っている小さなお店が多く、子連れで入りにくいのが難点。そんな時は有名店のおみやげをまとめて買うことができる駅ビル「 あんと 」がお薦め。ここには無料の遊び場「金沢駅こどもらんど」があるので、パパに子どもを遊ばせてもらって、その間にじっくり買い物を楽しむというやり方も。また、お昼時に大混雑する近江町市場には、託児室「近江町いちば館ちびっこ広場」があります。一足伸ばして能登半島へもし時間があるようであれば、能登半島ドライブもお薦め。車で波打ち際を走ることができる「千里浜ドライブウェイ」や、かわいいヤギと触れ合える「別所岳サービスエリア」、洞窟(どうくつ)風呂や釣りが楽しめる旅館「百楽荘」、絵本のような景色が楽しめる「禄剛埼灯台」など、子どもに嬉しいスポットが満載です。実際に行ってみると意外に子連れに優しい能登・金沢。夏の思い出作りにぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
2015年06月18日●2015年秋に1つの企業体となるHP Printing and Personal Systems Groupヒューレット・パッカードは6月8日、シンガポールにて「PPS Innovation Day - Asia Pacific & Japan」を開催した。各種のプレゼンテーションやデモ、展示の中から、ポイントをしぼって紹介する。2015年後半に分社化を控えている米ヒューレット・パッカードおよび日本ヒューレット・パッカードだが(以下、HP)、「PPS」は「HP Printing and Personal Systems Group」のこと。文字通り、業務印刷まで含むプリンティング事業と、PCを代表とするパーソナルシステム事業を展開するグループだ。分社後は、このPPSが1つの企業体となる。また、PPSの「Asia Pacific & Japan」地域における拠点がシンガポールということもあって、今回のプライベートイベントもシンガポールで開催された。○Intel RealSenseで実現する新しいタッチUIまずはPCから見ていくと、Intel RealSense 3Dカメラ(以下、RealSense)を搭載した液晶一体型デスクトップ「Sprout by HP」がおもしろい。米国では2014年11月から約1,900ドルで販売中だ。PCの本体上部から前方に向けてRealSenseが備え付けられており、通常はキーボードやマウスを置く位置に専用マットが敷かれている。このマット上に物体を置いてスキャンできたり、マット上に投影されるタッチUIで多彩な操作を実現できたりする。デモでは、タトゥーアーティストや洋服デザイン、パプリカをスキャンして合成写真を作るといったパターンが披露された。間近で見た合成写真の作成は、指でなぞりながら切り取りやドラッグを行い、恥ずかしながら最初は何をどうやっているのか分からないほどの操作スピードだった。この手の新しいユーザーインタフェースは、魅力的なアプリケーションとユースケースが大切だと思うので、ぜひ充実、進化していってほしいところだ。○日本からの強い要望で実現した1kgの12.5型ノートPCなどノートPCでは、2014年12月に発表されたビジネス向け12.5型「HP Elitebook Folio 1020 G1」シリーズの上位版、「Special Edition」に注目したい。すでに日本でも発売済みで、米軍調達基準を満たす堅牢性や一通りの外部インタフェース、ドッキングステーションによる拡張性などを備えながら、約1kgという軽さを実現している。HPブランドの小型薄型ノートPCは、日本法人(日本ヒューレット・パッカード)が粘り強く訴え続けて製品化された背景がある。「HP EliteBook Folio 1020 G1 Special Edition」も最初は日本から投入され、各国のニーズなどを考慮しながら販売する地域(国)を広げていくという。そのほか、2015年2月にスペインで開催されたMobile World Congress 2015に合わせて登場した、360度回転ヒンジを持つ2-in-1ノートPC「Spectre x360」の姿もあった。プレゼンテーションをはじめとして、PC関連では「デザイン」を強調しており、PCの付加価値としてHPがデザインを重視していることが見て取れた。デザインの好みは個人差が大きいが、少なくとも「作りが良い」ことは間違いない。なお、今回のイベントで展示していた各PCは、HP EliteBook Folio 1020 G1 Special Editionなど一部モデルを除いて、現時点では日本投入の時期や価格は未定となっている。●コカ・コーラやキリンビール、身近なところにHPのプリンティング○商品の高付加価値化やパーソナライズ化に貢献するHPのデジタル印刷機続いてはプリンティング関連だ。ヒューレット・パッカードはワールドワイドで個人向けプリンタを手がけているが、ビジネス向け、エンタープライズ領域、および印刷業界における規模のほうがはるかに大きい。ここでは、我々のような一般消費者が普段あまり目にしない(気にもかけない?)、巨大な「印刷機」に注目してみよう。HPは「Indigo」シリーズというデジタル印刷機を持っており、ワールドワイドでほぼ独占に近いシェアを獲得している(だいたい数千万円から数億円もする機器なので、1台売れたり売れなかったりでシェアの変動も激しいのだが)。デジタル印刷機の大きなメリットは、少数のカスタム印刷を低コストで実現できることや、必要な数だけ無駄なく印刷できることだ。現在の主流であるオフセット印刷は、1種類の印刷ごとに「版」を作るため、同一かつ大量の印刷には強いが、デザインなどを変えた少数印刷には弱い(コストが膨大になる)。プレゼンテーションで紹介されたIndigoを用いた事例は、コカ・コーラのキャンペーンだ。ペットボトルの1本1本に、すべて異なるラベルを貼り付けて出荷するというもの。日本では別のキャンペーンを展開しているのだが、仮に、コンビニで売られているコカ・コーラのペットボトルを想像してほしい。日本全国、同じラベルのコカ・コーラは1本たりとも存在しないということなのだ。これはデジタル印刷機でなければ、現実問題として不可能である。そのほか、ワインのラベルや缶ビールのラベル、子どもたちが創作したストーリーを1冊ずつの「本」に製本するといった事例が紹介された。Indigoシリーズのほかにも、HP Scitex、HP Latexといったシリーズがあり、それぞれインクや得意分野が違う。例えば、水をベースにしたインクだと、環境負荷が低くニオイを発しないというメリットがある。そこで壁紙に応用し、日本のとあるホテルの場合、フロアごとや部屋ごとに壁紙を変えて異なるイメージを演出している事例があるそうだ。今のところ、デジタル印刷の規模は業界全体で5%~10%くらいとのことだが、将来的にはもっと伸びるに違いない。HPでは、「規模は5%~10%でも価値は20%~25%」としており、先述したコカ・コーラとのコラボレーションによって、おもしろい可能性が大きく広がったという。いずれ日本でも、身近にあるさまざまな商品において、パーソナライズされたデザインやオリジナリティの高いデザインを目にする機会が増えそうだ。
2015年06月14日夏はもうすぐそこ。今年の夏休みはどこ行こう…と、そろそろ家族会議が開かれているのでは?アジアで今アツイ旅行先のひとつといえばそう、シンガポール。近年、新たなランドマークとして定着した「マリーナ・ベイ・サンズ」や「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」「リバー・サファリ」など、話題の観光スポットが続々オープン。安全・清潔に加えてエンターテインメントの充実度から、カップルや友だち同士はもちろん、ファミリーにもおすすめのバケーションスポットなのだ。中でも最近大きな注目を集めているエリアがセントーサ島。東南アジア初の「ユニバーサル・スタジオ™」や、シンガポール唯一のビーチフロントホテルもあるリゾートアイランドだ。ビーチでのんびりしたいパパも、ショッピングにスパークしたいママも、それだけでは物足りない元気キッズも、家族全員がハッピーな夏休み旅行が叶う。シンガポールの一大リゾート「セントーサ島」とは?©Singapore Tourism Boardセントーサ島は本島から800m、市内からは30分ほどに位置する小さな島。人気テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール™」を始め、世界最大級の巨大な水槽がある海洋水族館、スリル満点のスライダーや海の生き物たちと触れ合えるウォーターパーク、さらにはグルメや癒しのスパまでぎゅっとつまった一大リゾートだ。コンパクトにまとまっていて移動しやすいのもセントーサ島の特徴。島内を走るセントーサ・エクスプレス(モノレール)に乗るだけで男のコならテンションアップ!とにかくアクティビティが豊富なので、子どもたちを飽きさせない。しかも、遊ぶキッズはパパに任せてママだけ市内に移動してショッピング…という過ごし方が出来るのもセントーサ島の大きな魅力なのだ。セントーサ島ここに注目!①島のメインアトラクション「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」©Universal Studios Singapore™セントーサ島のメインアトラクションとも言える人気スポットが「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール™」(USS)。7つのゾーンで構成された映画テーマパークは、世界初やUSSオリジナルのアトラクションも多く、大人も子どもも楽しめる。人気アニメ『マダガスカル™』のヒーローたちとリバーボートに乗って旅する「マダガスカル・クレート・アドバンチャー」はちびっこも楽しめるほのぼのアトラクション。女のコならば大ヒット映画『シュレック』に登場するお城を再現したファンタジックな「遠い遠い国」エリアでお姫様気分に、男のコならアクション大作『トランスフォーマー』をバーチャル体験出来る「トランスフォーマー・ザ・ライド™」の迫力に大興奮!セントーサ島ここに注目!②水族館やウォーターパークなどの複合施設「マリン・ライフ・パーク」常夏シンガポールで思いっきり、涼しく遊ぶならウォーターアクティビティ満載の「マリン・ライフ・パーク」へGO。「S.E.A.アクアリウム™」は10万匹以上の海洋生物を展示する世界最大級の水族館。中でも幅36m、高さ8.3mの巨大水槽は圧倒的!S.E.A.アクアリウム™の中には、水槽に隣接するレストラン「オーシャン・レストラン」も。実際に海洋生物に触れることのできるエリアも人気。お土産も充実のラインナップ隣接する「アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク™」はスリリングなウォータースライダーや世界最長の流れるプールなど、水着で楽しむアトラクションを揃えたウォーターパーク。約2万匹のカラフル熱帯魚と泳げる「レインボー・リーフ」も人気だが、同パーク内にある「ドルフィン・アイランド™」では泳げない小さなキッズも餌をあげたり遊んだり、キュートなイルカたちと触れ合える。©Adventure Cove Waterpark™©Dolphin Island™セントーサ島ここに注目!③エコ・ベンチャーを楽しもう「スカイライン・リュージュ」「メガジップ・アドベンチャー・パーク」©Singapore Tourism Boardセントーサ島の自然を体で感じるならアウトドアアクティビティがおすすめ。「スカイライン・リュージュ」は650mの坂をリュージュ(小型のそり)で滑り降りるアトラクション。簡単なハンドルとブレーキ操作で運転出来るので、ゴー・カート感覚で楽しめる。6歳以下のキッズは大人と一緒に乗り込みOK。高台にある出発地点へ楽々連れて行ってくれる「スカイライド」(リフト)はこれだけの乗車も可能で、夜になればロマンティックな夜景が広がる。©Singapore Tourism Boardさらなるスリルを求めるなら、標高72mの丘から滑車付きのワイヤーにぶら下がり、最高時速50km以上の猛スピードで降下する「メガジップ・アドベンチャー・パーク」はまさに気分爽快!ビーチを見下ろす高台からスタートするので眺めも最高だ。セントーサ島ここに注目!④ご当地グルメに舌鼓「マレーシアン・フード・ストリート」たっぷり遊んだあとはフードコート「マレーシアン・フード・ストリート」へ。1970年代の街並みを模したノスタルジックな館内には人気ホーカー(屋台)が20店以上並び、ホッケン・ミーやバクテー、フィッシュヘッド・カレーなどマレー半島の伝統料理から、アイス・カチャンやチェンドルなどの定番スイーツまで、ローカルフードがずらり。シンガポールを訪れたからにはトライしたいご当地グルメ、ここなら気軽に屋台めぐりが出来る。セントーサ島ここに注目!⑤女性必見の極上スパ「ESPA」©Resort World Sentosa忘れてはならないのはママのご褒美タイム。「ESPA」は数々の賞を受賞している英国生まれのラグジュアリースパ。熱帯雨林に囲まれた広い敷地内には海を臨むマッサージヴィラ、緑に包まれた温水プール、解放感のあるサウナなどが完備され、一日過ごせるほどの充実ぶり。豊かな自然のエネルギーと極上のトリートメントは、日頃のたまった疲れをゆっくり癒してくれること間違いなし。尚、アクティビティが多岐に渡るセントーサ島なので、旅行の際はツアーで参加するのもお得で便利!中でも、東南アジアを誰よりも知るH.I.S.では限定ツアーなども取り揃えているので要チェックだ!TRIPPING!が気になるツアーはこちら>>(text : Aiko Soyama)
2015年06月14日