ギリシャ神話をベースに神々と人間たちの壮絶な戦いを描いた『インモータルズ-神々の戦い-』のブルーレイ&DVD化を記念して、東京・銀座にあるラグジュアリーな個室が揃う「FIORIAGINZAaria blu」で“筋肉好き女子”限定の鑑賞会が行なわれ、本作が熱い支持を集めていることがわかった。その他の写真本作の舞台は、神話の時代のギリシャ。強大な軍隊の力で世界を支配しようとする邪悪な人間の王ハイペリオンが、かつて封印された闇の神“タイタン族”を復活させようと暗躍。それを阻止しようと立ちあがる勇者テセウスや、テセウスを手助けするゼウス、ポセイドンらオリンポスの神々が、闇の勢力と壮絶なバトルを繰り広げる。監督は“映像の魔術師”との異名をとるターセム・シンだけに圧倒的な映像美が見どころなのだが、もうひとつ忘れてはならない本作の魅力が、イケメン俳優たちが見せつける肉体美だ。今回実施された“筋肉好き女子”限定鑑賞会には、そんな“カラダ目当て”の女性たちが集結した。上映後に行われた座談会で“筋肉満足度”を聞いてみると、実に9割近くの参加者が「満足!」と回答。中でも特に注目を集めていたのが主役のテセウスを演じたヘンリー・カヴィルで、彼の筋骨隆々の肉体に惚れ惚れとしたという参加者が続出。カヴィルは来年公開予定の『スーパーマン』最新作にも主演するマッチョ俳優界のホープだけに、この反応にも納得だ。また、「同じマッチョでも“細マッチョ”が好き」という声も根強いようで、本作ではゼウスを演じたルーク・エヴァンスやテセウスの仲間を演じたスティーヴン・ドーフのシェイプされた肉体にも賛辞があがった。また、参加者たちに「どの筋肉が好きなのか?」と尋ねてみると、やはり一番人気なのは胸筋や腹筋のようで、「胸がピクピク動くのを見ると嬉しい」「腹筋の中でも腹斜筋(脇腹の筋肉)が好き」などのアツすぎる声が。他にも「フトモモがたまらない」「僧帽筋(後頭部から背中にかけての表面の筋肉)がイイ」といったフェチな意見や、「筋肉を直接見るより、洋服越しに背中の筋肉を想像するのがたまらない」という妄想まで飛び出す結果となった。「無駄に筋肉の露出が多くて嬉しい」「全キャストが肉体を魅せるために鍛えあげている」と、筋肉にはウルサイ女性たちをも唸らせた本作。自分の肉体に自信のない世の男性たちは、本作を観てたくましいカラダ作りのイメージを沸かせてみてはいかがだろうか。『インモータルズ-神々の戦い-』3D&2Dブルーレイ+デジタルコピー(3枚組) 6,090円(税込)2Dブルーレイ+デジタルコピー(2枚組) 3,990円(税込)DVD 3,360円(税込)発売元・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント発売中(c)2010 War of the Gods, LLC. All Rights Reserved.(c)2011 Universal Studios. All Rights Reserved.
2012年04月20日次世代のハリウッドを背負うであろうこの男、単なるイケメンアイドルとは一線を画した匂いを発している。夭折したリヴァー・フェニックスや若い頃のスティーヴン・ドーフを彷彿とさせるような…。甘い笑みを浮かべつつもどこかに切なさを感じさせる。来年4月13日(金)に公開となるウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品の超大作『ジョン・カーター』では、タイトルロールに抜擢され、これまでにない激しいアクションを披露すると共に、心に傷を負った主人公を熱演している。アウトローの空気を身にまといつつ、ニュータイプのヒーロー像を体現した30歳。いままさにブレイクへの過渡期を迎えた男の素顔は――?来日を果たしたテイラーを直撃した。最初にテイラーが脚光を浴びたのはドラマ「Friday Night Lights」。青春の最中に自らと向き合い葛藤し、酒に溺れていくハイスクールの生徒を好演し注目を集めた。近年では『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で、ひと筋縄ではいかないキザなギャンブラー、ガンビットを演じ存在感を示したテイラー。本作のジョン・カーター役も含め、エンターテインメント作品の中でも、陰や挫折を抱えたキャラクターを演じることが多いが、それはテイラー自身の意図?「僕の中にそういう男になりたいという思いがあるかどうかは分からないな(笑)。でも役柄としてそういう人物を演じることが多いのは確かだ。何かが欠けている、決して完璧ではない人物。観る側としても演じる側としてもそういった人物の方が面白いし、共感しやすいというのはあるね」。そういう意味で、今回のジョン・カーターは戦争で妻子を亡くした男であり、心の傷や挫折の深さはこれまでの役柄の比ではない。大切な存在を守れず、己の人生を棄てた男がもう一度、誰かのために立ち上がる――この成長していくヒーローの内面にどのようにアプローチしていったのだろうか?「今回に関しては、南北戦争のときに兵士が家族に宛てて書いた手紙を読んだり、歴史学者に話を聞いたりして、そうした知識や情報に身を浸しながら役に近づいていったよ。内容によって共感できるものもあればできないものもあるんだけど、そうした準備を通じて、自分で意識しないところで、僕の中に残り、積み上げられていくものがあると思うんだ。演じるにあたってそうしたものが自然に引き出されていったと思うよ。作品にもよるけど、知識を集めてそれに包まれるということは大切にしてる。面白いことに、そうした役作りの過程でその人物がなぜそういった行動をとるのかという理由が自分なりに見つかると、それ以外のことも自然と理解できるようになるんだ」。ファンは、そうやって彼が作り上げた作品の中のキャラクターを投影して彼の素顔を想像しているわけだが…。実際にはテイラー・キッチュとはどんな男なのか?「残念ながら、僕自身はこれまでやってきた役柄ほど魅力的で興味深い人物ではないな(苦笑)。彼らとは程遠いね。友達とワイワイ過ごしたり、笑ったりするのが好きで、何か素晴らしいチャンスをもらえれば喜び勇んでチャレンジする。そんな単純な男だよ(笑)」。『ファインディング・ニモ』、『ウォーリー』で2度にわたりオスカーを手にし、今回初めて実写映画のメガホンを握ったアンドリュー・スタントン監督は当初、テイラーについて、ヒーローを演じるには若すぎると感じていたとか。だが、ショーン・コネリーがジェームズ・ボンド(『007』)を、ハリソン・フォードがハン・ソロ(『スターウォーズ』)を演じたのが共に30歳前後であったことを知り、改めてテイラーの抜擢を決めたという。「それは初耳だね」と笑みを浮かべ、テイラーは30歳にしてアドベンチャー巨編のヒーローを演じたことをどのように受け止めたのか、そして気になる今後についての思いを明かしてくれた。「幸運なことだと思っているし、自分が俳優として恵まれていると強く感じてるよ。それはこの作品に限らず、これまでたどってきた道のりを含めてね。そして何より、僕自身、今後が楽しみでしょうがないんだ。これからもずっと成長していくつもりだけど、もちろん、良くないことも起こるかもしれない(笑)。でも歳を重ねるごとに自分がより良くなっていくことを願ってるよ」。女性ファンがメロメロになるような純愛映画に出る気は?最後にそう尋ねると「『ジョン・カーター』も核心にあるのは純粋なラブストーリーだよ」といたずらっぽく笑いつつ、「素晴らしいキャラクターや脚本、クリエイターと出会えるならもちろん」と頷いた。2012年、目が離せない存在になりそうだ。(photo/text:Naoki Kurozu)特集『ジョン・カーター』:2012年は“カレ”が来る!■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney■関連記事:ジャック・スパロウらと徹底比較!ジョン・カーターは新時代のヒーロー像を体現?未知なる惑星“バルスーム”の姿が明らかに『ジョン・カーター』最新映像が解禁!ブレイク必至の次世代スター、テイラー・キッチュ来日!
2011年12月22日アカデミー賞監督のスティーヴン・ソダーバーグが3年ぶりに来日し11月10日(木)、記者会見を行い、最新作『コンテイジョン』の見どころを語った。突如発生し、爆発的に感染拡大する新型ウイルスに全人類が立ち向かうパニック大作。「極限の状況下で、人間はどう行動するべきか。パニックを起こすだけでは何も解決しない。答えを提示するだけの作品ではないので、ぜひ自分自身で考えてほしい」とアピールした。接触感染で広がり数日で命を落とすほどの新種ウイルスが発見され、瞬く間にアメリカや日本にも感染は拡大。アメリカ疫病予防センターと世界保健機構は調査とワクチン開発を急ぐが、彼らの本当の敵はウイルスではなく、パニックに陥る人間の心理だった…。ソダーバーグ監督は、自身がアカデミー賞監督賞を獲得した傑作『トラフィック』(’00)を例に挙げ、「麻薬の問題は避けようと思えば避けられるが、ウイルスはそうはいかない。目に見えないし、説得することもできないからね。つまり誰もが関係あるテーマで、映画の主題としても現実的でいいと思った」とふり返る。マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレットら超豪華なキャストが奏でる、緊迫のアンサンブルも大きな見どころ。「情報量も多いし、早いスピードで展開する作品だから、ロープみたいに観客をつなぎ止めるものが必要だった。それがスターの見せてくれる演技力なんだ」とソダーバーグ監督。「意外に思うかもしれないけど」と前置きし、「私は俳優が大好きなんだ。彼らの仕事は自分をさらけ出すことだし、時には自分の弱みも見せなければいけない。だから、自分の作品に出てもらうなら、『ここなら安全で、きっといい経験ができる』と思ってほしいし、私も俳優の努力に敬意を表したい」と語った。以前、監督業からの引退も報じられたが、その後にソダーバーグ監督本人が否定。会見でも「人生は模索の連続だし、映画監督として問題提起し続けたい。答えが揃った映画なんてつまらないと思うし、そもそも完璧な答えなんてないからね」と、さらなる映画製作に意欲を燃やしていた。『コンテイジョン』は11月12日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:コンテイジョン 2011年11月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.■関連記事:マット・デイモン、満を持して長編映画監督デビューが決定!ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?マット・デイモン×ジュード・ロウ共演『コンテイジョン』試写会に15組30名様ご招待
2011年11月10日決して声高に存在を主張する役ではない。それでも視線はつい彼女を追ってしまう。本当はまだ子供でいていいはずなのに、環境が彼女にそれを許さない。子供と大人のはざまで揺れる危うさ、アンバランスさが何とも切なく、そして美しい。一時期使われた“ダコタ・ファニングの妹”という枕詞はもう不要だろう。『SOMEWHERE』でスティーヴン・ドーフの娘役で絶賛されたエル・ファニング。J.J.エイブラムスとスティーヴン・スピルバーグによる『SUPER 8/スーパーエイト』では、複雑な家庭環境に育ちつつも、仲間と共に成長していく少女を演じている。いまだ物語の詳細については大部分が伏せられた、謎多き本作について彼女がその一端を明かしてくれた。アリスのおてんばな部分はそっくり?どこか恐ろしげな雰囲気を漂わせつつ、一方で“21世紀の『E.T.』”とも称される本作。思いがけずに世界の秘密を目撃してしまった少年たちのひと夏がつづられる。「正確には男の子の集団と私ね。舞台はオハイオの小さな町で時代設定は1979年。私たちは事件とは無縁の町に住んでいたんだけど、ある日、スーパー8カメラで映画撮影をして遊んでいたら、トラックと貨物列車の衝突事故に遭遇するの。この事件がみんなの生活を揺さぶり、全てを変えてしまう。でも、これをきっかけに、私たちは結束していくのよ」。彼女が演じたのはヒロインの少女アリス。学校でも男子生徒たちがチラチラと視線を投げかけつつも、なかなか気軽に踏み込めない。そんな独特の空気を持った少女である。映画作りに熱中する少年たちは、彼女に映画の主人公の妻役での参加をお願いする。「暇を持て余しているアリスに、男の子たちが声をかけるの。『ねえ、僕らの映画に出ない?』って。彼女は軽く引き受けてしまって事件に遭遇する。だから撮影に参加したことを後悔するの。アリスはおてんばな女の子で、そこは私と似ているんだけど、全く違うところは彼女の家庭環境ね。父親は酒びたりで、母親は幼い頃に家族の元を離れていて、姉妹もいない。でも、私には映画界で活躍している姉と素晴らしい家族がある。そこは私と正反対ね」。アリスと主人公のジョーが映画作りや事件を通して惹かれ合っていくさまは、なぜか悲しくなるくらい美しい。互いの欠けたパーツを埋め合わせるように2人は少しずつ心を寄せあっていく。「ジョーとは学校の廊下ですれ違う程度の友達で、彼が私に好意を持っているなんて知らないの。だけど、今回の事件をきっかけにお互いについて知り、彼を好きになっていくのよ。すごく劇的よね。ジョーの(亡くなった)お母さんの8ミリフィルムを彼と一緒に観ているシーンが一番印象に残っているわ。私たちはこの作品でいろいろな感情を経験したけど、このシーンはとりわけドラマチックで悲しくて…胸がキュンと切なくなったわ」。J.J.エイブラムスならではエンドロールにも見どころアリ?エルは、大人たちも含めて主要キャストの中でもほぼ唯一といってもいい女性キャスト。同世代の“男子”たちに囲まれての撮影の感想は?「よく笑わせてもらったわ。みんな、とても愉快な人たちだからすごく楽しかった。オーディションで初めてみんなと会った瞬間からすごく気が合ったの。これからもずっと友達でいられるだろうし、この映画を観る人たちにもそれを感じてもらえると思うわ」。SFにサスペンス、アクション、そしてジョーとアリスの恋と多くの見どころを抱える本作だが、“映画狂”J.J.エイブラムスの作品とあって、お楽しみはエンドロールまで続く。「私たちが(劇中で)撮影した8ミリ映画『The Case』が流れるの!テーマはゾンビ映画だと決まっていたし、J.J.もアイディアを出したけど、主に私たちがセリフを書き、アングルを決め、各シーンを演出して完成させたのよ。ホーム・ムービーならではの手作り感あふれる楽しい映像に仕上がっているわ。私のお気に入りは、模型の電車が出てくるシーンよ。すごくクールなの!だから、本編が終わっても席を立たないでね」。彼女の、いまこのときしか見られない輝きを胸に焼き付けてほしい。© Rex Features/AFLO■関連作品:SUPER 8/スーパーエイト 2011年6月24日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 PARAMOUNT PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:トム・クルーズも登場!スピルバーグ×J.J.エイブラムス『スーパーエイト』に熱狂情報規制!?2人の天才が贈る『スーパーエイト』試写会に25組50名様ご招待J.J.エイブラムスがネット会見で一瞬映る謎の生物に言及「いっぱい出てくるよ!」
2011年06月21日昨年9月、第67回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞したソフィア・コッポラ監督の『SOMEWHERE』は、ハリウッドの伝説のホテル「シャトー・マーモント」を舞台に、自堕落に生きる映画スター、ジョニー・マルコが別れた妻との間にもうけた11歳の娘と過ごす数日間の物語。一見グラマラスな日々を送るスターの孤独を繊細な演技で表現したスティーヴン・ドーフに1月の来日時、話を聞いた。37歳を迎え「若い頃はやっぱり生意気だったな(笑)」取材の際、筆者がかつて編集に関わった雑誌で彼が表紙を飾った号を持参した。20代のスティーヴンが東京の新橋でサラリーマンの集団にまじって横断歩道に立ち、街頭の新聞スタンドの販売員と一緒に火鉢で暖をとる姿が掲載されている。「覚えてるよ!でも雑誌を見るのは初めてだ」と大喜びでページをめくる彼は、原文のまま引かれた当時の自分のコメント「僕はくだらないハリウッド映画なんかやらない」を読んで、「こんなこと言ってる…」とつぶやきながら微笑む。だが、その言葉に忠実にキャリアを重ねてきたからこそ、『SOMEWHERE』のような作品にめぐりあったと言えるのでは?「そうかもしれないね。37歳になったいまも昔も正直でいたいと思ってる。でも、若い頃はやっぱり生意気だったな(笑)。ハリウッドへの反抗心はあったのかもしれない。だから、出演作もダークな内容のものを選びがちになり、演じるのも悪役ばかりになっていた。でも、ソフィアは『あなたは優しい人も演じられるはず』と言ってチャンスをくれたんだ。とても感謝してる。リアルな感情を持つジョニー・マルコという男を演じさせてくれたこと、そして役者としての僕を信じてくれたことにね」。本作におけるスティーヴン、そして愛娘・クレオを演じるエル・ファニングの素晴らしさは筆舌に尽しがたい。何もせず、そこにいる。それでいて演じる人物の心の機微を自然に観客へ伝えることに成功している。「これは本当に大変だった。クセのあるキャラクターを派手に演じるのはとても簡単なことだけど、今回は裸のままで演じるような気持ちだった。芝居をやり過ぎたら、映画のすべてをぶち壊すことになってしまう。いままで演じた中で最も難しい役だった。嘘っぽくなく演じたかったんだ。実は撮影中はジョニーとして過ごすようにしたから、当初は少し荒んだ気持ちになっていたんだ。これは疲れ切った男が、娘と過ごすうちにクリアな自分を取り戻す物語だからね。ソフィアの演出は見事だったよ。自分を見失ってるジョニーになり切っていた僕は物事を客観的に見られない状態だったけど、彼女が導いてくれたんだ」。「エルに初めて会ったとき、ソフィアも僕もすぐに『この子だ』と思った」演技力を自慢するのではなく、どれだけソフィアが素晴らしい監督なのかを力説するスティーヴンは、エルについても愛情たっぷりに語る。「シャトー・マーモントでのスクリーン・テストで初めて会ったとき、ソフィアも僕もすぐに『この子だ』と思った。愛らしくて、部屋に入ってくるだけで空気が華やぐ。素晴らしい子だよ。ずいぶん背が高くなったので、いまや一緒に並びたくないけど(笑)。ヒールを履いたら180センチ近いのに、まだ乳歯が生えてたりするんだ。才能もあるし、素晴らしい女優になると思う」と笑いながら話す表情は、父親そのものだった。スティーヴンは「ソフィアは観客一人一人が全く違う感想を抱ける映画を作る」と言う。「僕自身、『SOMEWHERE』を何度か見直すたびに新たな発見がある。大抵の映画は1度観ればそれきり。気に入っても気に入らなくても、そのまま忘れていく。でも、これは違う。観た翌日に車を運転していて、ふと思い出す。そんなふうにいつまでも心に残る作品なんだ」。(photo:Yoshio Kumagai/text:Yuki Tominaga)特集「ソフィア・コッポラ’s セレブ・ワールド」■関連作品:SOMEWHERE 2011年4月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 - Somewhere LLC■関連記事:S・ドーフ&エル・ファニングの父娘姿にキュン!『SOMEWHERE』TVCM到着セレブ中のセレブ、ソフィア・コッポラが描く“父娘”S・コッポラ、待望の最新作『SOMEWHERE』パンフレットを5名様にプレゼントS・コッポラ最新作、金獅子賞受賞『SOMEWHERE』試写会に5組10名様ご招待【シネマモード】2011年、注目なのは誰?
2011年03月22日昨年のヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したソフィア・コッポラ最新作『SOMEWHERE』のTVスポット2種類が、どこよりも早くシネマカフェに到着!1月に来日を果たした主演のスティーヴン・ドーフと名子役エル・ファニングの“父娘”関係が垣間見える。映画スターであり、ハリウッドの伝説的なホテル“シャトー・マーモント”を拠点に退廃的な生活を送るジョニーの元に、別れた妻に引き取られた11歳の娘・クレオがやってくる。エージェントに言われるがままに仕事に赴き、それ以外は孤独で空虚な時を過ごしていたジョニーだったが、突然の娘との時間は、彼にそれまで置き去りにしてきた“何か”を思い出させ、そして娘にとっては父とのかけがえのない宝物のような時間となる。国際的な映画監督フランシス・フォード・コッポラを父に持つソフィアが、自らの体験をも反映させたという本作だが、今回、到着したTVスポットでは「どうしてだろう?娘との時間がこんなにも美しいのは」というナレーションと共に、久々に再会した父と娘の触れ合いが次々と描き出される。スケートをする娘の姿を一心に見つめる父、父親に満面の笑みを投げかける娘、プールでたわいない遊びに戯れる2人――父と娘の過ごす優しい時間が、温かくも、どこか寂しさを含んだ愛情が伝わってくる。セレブとしての生活に埋没しつつも、どこか憎めない哀愁を感じさせるスティーヴンと大人と少女の境界をはかなく揺れ動くエル。TVスポットの中で交わされる言葉は多くはないが、2人がこの映画に、役柄にどれだけハマっているかがこの映像からも分かるはず!『SOMEWHERE』は4月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:SOMEWHERE 2011年4月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 - Somewhere LLC■関連記事:セレブ中のセレブ、ソフィア・コッポラが描く“父娘”S・コッポラ、待望の最新作『SOMEWHERE』パンフレットを5名様にプレゼントS・コッポラ最新作、金獅子賞受賞『SOMEWHERE』試写会に5組10名様ご招待【シネマモード】2011年、注目なのは誰?S・コッポラ、ルイ・ヴィトンのパーティに華麗に登場!冨永愛はセクシードレスで…
2011年03月18日毎年、映画界にもスターが生まれます。それは、無名だった人が突然、超有名人になるということでもあり、これまで知られてはいたけれどハマリ役を得て“格上げ”となるということでもあります。今年はいったいどんな思わぬスターが誕生することでしょう。誠に楽しみな限りです。さて、近年、誕生した大型スターといえば、ロブ様ことロバート・パティンソンでしょう。特にアメリカでは大変な騒ぎに。『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』では、多くのシーンに登場していたにもかかわらず、無名のまま。「もう俳優をやめようと思った」(本人談)というときに、映画『トワイライト』シリーズと出会い、一躍人気者の仲間入り。こうなると、ギャラの値上がりぶりも億単位。若くして、億万長者へと登りつめたのでした。もうひとり、昨年良い活躍をした若手俳優といえば、ジョセフ・ゴードン=レヴィット。クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』で、レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙を相手に非常に良い味を出していた彼は、業界内の評価、知名度が共にぐんとアップ。その前に出演した作品『(500)日のサマー』で見せたダメ青年ぶりとの対比がとても印象的だったので、仕事選びのセンスの良さも功を奏したというところ。子役出身の彼ですが、脱皮に成功した好例といえるでしょう。ただ、昨年兄を亡くし、失意の底にあるようです。なんとか、悲しみを乗り越えて、また素敵な笑顔を見せてほしいものです。子役からの脱皮といえば、いまがんばっているのが、ダコタ・ファニング。すでに子役としてトップクラスのセレブリティである彼女は、少し脱皮に苦戦している様子。今年が正念場かもしれません。どうしても、幼い頃を知る私たちとしては、ダコタが大人っぽい役に挑戦していても、「あのダコタちゃんがねぇ」とついまだまだ子供だと思ってしまいます。というか、どこかに子供っぽさを捜してしまうのです。『トワイライト』シリーズで、ヴァンパイア役を演じていますが、セクシーな“魔女メイク”もあくまでハロウィン的な雰囲気になってしまっていました。大丈夫かな…。新作は、『トワイライト』で共演したクリステン・スチュワート(こちらも子役出身)と共演している『ランナウェイズ』。コルセット&ガーターベルトで、肌も露にロックな姿を見せているダコタちゃんを、あなたはどう受け止めますか?私は、ちょっとがんばりすぎじゃないかと思うのですけれど。さて、ファニング家には、エルというダコタの妹がいるのは、映画ファンならご存知の通り。『I am Samアイ・アム・サム』(’01)、ダコタが演じたルーシー・ダイヤモンドのさらに幼い頃を、エルが演じていましたが、子役姉妹ならこういう併せ技も可能なのかと、妙に感心したことを覚えています。芸能一家なら、母や父の演じるキャラの若き日を、娘や息子が演じるということもありますから、それと同じですけれどね。でも、私はダコタの演技よりも、エルの演技の方が凄いのではと思っていたりします。ダコタの技は巧みですが、それが見えてしまいがち。でも、『ドア・イン・ザ・フロア』(’04)でエルが見せた演技は、『E.T.』でドリュー・バリモアが見せたものに匹敵するのではないかと思ったほど。ですから、個人的には、エルの新作『SOMEWHERE』に一票。しかも、エルのほうが、姉の影に隠れていることがある意味で幸運なのか、外見的にも自然に年相応の成長を遂げているような気が。ソフィア・コッポラ監督、スティーヴン・ドーフ主演という組み合わせも絶妙ですし。いつか、アカデミー賞に姉妹で主演女優賞ノミネートとかになると面白いと思うのだけれど。こんなことを思うなんて、ちょっと意地悪すぎですかね。(text:June Makiguchi)■関連作品:SOMEWHERE 2011年4月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 - Somewhere LLC (500)日のサマー 2010年1月9日よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開© 2009 TWENTIETH CENTURY FOXインセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedランナウェイズ 2011年3月12日、シネクイントほか全国にて公開© 2010 Runaways Productions,LLC.All Rights Reserved.エクリプス/トワイライト・サーガ 2010年11月6日より丸の内ルーブルほか全国にて公開TM & © 2010 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.ニュームーン/トワイライト・サーガ 2009年11月28日より全国にて公開© 2009 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.トワイライト〜初恋〜 2009年4月4日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2008 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:オスカー作品賞の結果を占うアメリカ製作者組合賞は『英国王のスピーチ』が受賞S・コッポラ、ルイ・ヴィトンのパーティに華麗に登場!冨永愛はセクシードレスで…2010年映画ファンが選ぶベストムービー洋画大作を抑えあの邦画がNo.1に輝く!S・コッポラ『SOMEWHERE』携え来日「子どもが生まれて優先順位が変わった」英国アカデミー賞ノミネーション発表、『英国王のスピーチ』が最多14部門で候補に
2011年02月01日第67回ヴェネチア国際映画祭の金獅子賞を受賞した映画『SOMEWHERE』の日本公開を記念したプレビュー&レセプションが1月22日(土)、ルイ・ヴィトン六本木ヒルズ店で華やかに開催され、現在来日中のソフィア・コッポラ監督が、主演のスティーヴン・ドーフと共に来場した。ソフィアはルイ・ヴィトンのコア・ヴァリュー広告に父親のフランシス・フォード・コッポラと登場するなど親しい交流を築いている。もちろん、この夜はヴィトンのコレクションに身を包んでのご登場だ。2009年に同ブランドとのコラボレーションによる“SCバッグ”を発表し、今春には待望の新作「ミルク」、「チェリー」がラインナップに加わる。「新作のバッグを気に入ってもらえると嬉しいわ」とPRを忘れなかった。レセプションには寺島しのぶ、冨永愛、水原希子、歌手のICONIQ、クリス・ペプラー、映画コメンテーターのLiLiCoら国内のセレブリティも多数招待された。水原さんは「パーティなので普段はできない格好をと思って。ちょっと露出してみました」とラップドレスにご機嫌。春を先取りしたブラウスを着用の寺島さんは「冬着るにはちょっと寒いかな。ダンナからのプレゼント?それはないです(笑)」。大胆な露出でドーフをはじめ、会場の視線を独占した冨永さんは「やっぱりドレスはモチベーションが上がりますね」とさすがの存在感だった。映画の舞台はハリウッドにある伝説的なホテル、シャトー・マーモント。そこで奔放なセレブ生活を送る俳優ジョニー・マルコ(ドーフ)は、前妻との間にできた11歳の娘・クレオ(エル・ファニング)と再会。 共に過ごす時間を通して、マルコはふわふわと漂うような自分の現状を見つめ直し始めるが…。著名人を父に持つ境遇や、出産経験などソフィアのパーソナルな側面が押し出され、ソフィア自身も「初めて男性目線で撮ってみたの」と認める新境地の一作だ。『SOMEWHERE』は4月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:SOMEWHERE 2011年4月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 - Somewhere LLC■関連記事:S・コッポラ『SOMEWHERE』携え来日「子どもが生まれて優先順位が変わった」村上春樹原作『神の子どもたちはみな踊る』予告編到着!扉の向こうに大胆な姿で…金獅子賞はソフィア・コッポラ作品!“元カレ”タランティーノ感激?日本勢は無冠『ノルウェイの森』に強敵出現ソフィア・コッポラ新作に喝采!現地紙は最高点
2011年01月22日ソフィア・コッポラ監督が第67回ヴェネチア国際映画祭の金獅子賞を受賞した最新作『SOMEWHERE』を引っさげ、映画のプロモーションとしては7年ぶりの来日を果たし、1月19日(水)、主演のスティーヴン・ドーフと共に記者会見を行った。ハリウッドにある伝説的なホテル、シャトー・マーモントで奔放なセレブ生活を送る俳優ジョニー・マルコ(ドーフ)は、前妻との間にできた11歳の娘・クレオ(エル・ファニング)と再会。 共に過ごす時間を通して、マルコはふわふわと漂うような自分の現状を見つめ直し始めるが…。著名人を父に持つ境遇や、出産経験などソフィアのパーソナルな側面が押し出された新境地とも言える一作となった。長編デビュー作『ヴァージン・スーサイド』から前作『マリー・アントワネット』に至るまで、これまで「ガーリーな作品が多かった」(ソフィア談)が、本作では居場所が定まらないセレブ男性の視点から、現代人が忘れかけた愛情や人生の真価、そしてシンプルな父娘の絆を描かれる。ビジュアル×サウンドが織り成すソフィアならではの世界観も健在だが、これまで以上に“暖かみ”が際立った仕上がりだ。「子どもが生まれたことも影響しているかもしれない」とソフィア。母性に目覚めたことで、「些細なことの積み重ねこそが、人生を変える」という本作のメッセージにも説得力が増した。「人生における優先順位が変わったのも事実。『じゃあ、マルコだったら!?』っていう発想で脚本を書いたの」とソフィア。一方、主演を務めるドーフは、娘役のエル(ダコタ・ファニングの妹で現在12歳)との共演に、「最初はナーバスになったよ。でも一緒に演技してみると、本当に素晴らしい“主演女優”のたたずまいだった。実際、無理せずに父親と娘の絆を結べたと自負している」。それだけに「撮影が終わり、別れるのは悲しかったよ」とふり返る。ソフィアも「スティーブンは素晴らしい俳優だし、彼の心優しい部分が絶対作品に反映されると思っていた」とキャスティングに自信を見せた。「私的で新しい映画。ぜひマルコと一緒に素晴らしい旅を経験してほしい」とドーフ。ソフィアは「私自身、映画を見るときは旅した気分を味わうのが好きなの。ぜひ舞台となったLAやホテルに滞在した気分になってほしいわ。設定は少し特別に感じるかもしれないけど、普遍的なテーマ…例えば、家族愛やアイデンティティーといったものを描いているから、日本の皆さんにも共感してもらえるはずだわ」とアピールしていた。『SOMEWHERE』は4月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:SOMEWHERE 2011年4月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 - Somewhere LLC■関連記事:村上春樹原作『神の子どもたちはみな踊る』予告編到着!扉の向こうに大胆な姿で…金獅子賞はソフィア・コッポラ作品!“元カレ”タランティーノ感激?日本勢は無冠『ノルウェイの森』に強敵出現ソフィア・コッポラ新作に喝采!現地紙は最高点
2011年01月19日木村拓哉主演の話題作『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の主題歌を人気バンド「エアロスミス」のボーカル、スティーヴン・タイラーが歌うことが明らかになった。1970年代にTVおよび劇場版アニメで空前の“ヤマトブーム”を生み出した伝説的作品の実写映画化作品。正体不明の敵・ガミラスの襲来により放射能で汚染された地球を救うべく、遥か彼方のイスカンダル星へと向かう宇宙戦艦ヤマトの戦いの旅路を描く。今回、山崎貴監督をはじめ、映画製作陣がタイラーサイドに熱烈なオファーを送り、その熱意と作品の持つ世界観にタイラー自身が感銘を受け、主題歌「LOVE LIVES」を書き下ろした。タイラーにとっては記念すべき初のソロプロジェクトであり、エアロスミスとしてリリースしたアルバム「JUST PUSH PLAY」のプロデューサーを務めたマーティ・フレデリクセンとタイラーの再タッグが実現。セリーヌ・ディオンなどの楽曲を作曲したキャラ・ディオガルディを加え、バラード調の主題歌を作り上げた。山崎監督は、今回の決定に際し「大好きなスティーヴン・タイラーが『ヤマト』の主題歌を歌ってくれるのはそれだけでとても嬉しいことだったのですが、何より特筆すべきはこの曲が『ヤマト』のためのオリジナルな書き下ろしだということです。彼がこちらからのオファーに真摯に応えてくれて、共に悩み、共に戦ってくれたことは僕らの勇気になりました。『ヤマト』の世界観を理解しようとするその姿勢には本当に頭が下がる思いでした。本当の意味でのコラボレーションができたことを幸せに感じます」と喜びのコメントを寄せてくれた。1998年の映画『アルマゲドン』のメインテーマでエアロスミスによる「ミス・ア・シング(I DON’T WANT TO MISS A THING)」は映画と共に大ヒットを記録し、タイラーはその歌声を全世界に響かせたが、今回の「LOVE LIVES」はどのような楽曲に仕上がっているのか?「LOVE LIVES」は11月24日(水)リリース。『SPACE BATTLESHIPヤマト』は12月1日(水)より全国東宝系にて公開。■関連作品:SPACE BATTLESHIP ヤマト 2010年12月1日より全国東宝系にて公開■関連記事:ビョンホン、主演ドラマの声優、藤原竜也と初対面「好きな俳優、嬉しい」阿部寛山下達郎の音声メッセージに「本当に山下さん?」
2010年09月17日9月3日(現地時間)夜、ヴェネチア映画祭のコンペティション部門で、ソフィア・コッポラの新作『SOMEWHERE』(原題)が上映され、大きな喝采を浴びた。『SOMEWHERE』(原題)は、ソフィアの『マリー・アントワネット』以来4年ぶりとなる最新作で、高級ホテルで虚無的な生活をする人気スター、ジョニー・マルコが主人公。別れて暮らす11歳の娘・クレオの訪問で、ジョニーの心が少しずつ変化するさまを、ドライなユーモアを交えて描き出していく。『パブリック・エネミーズ』のスティーヴン・ドーフが、自分の居場所の定まらないセレブを好演し、娘クレオをダコタ・ファニングの妹エル・ファニングが演じる。舞台となるのはハリウッドの伝説的なホテル「シャトーマーモント」。マリリン・モンローからリンジー・ローハンまでセレブのお気に入りとして知られている。『ロスト・イン・トランスレーション』に続いてホテルを舞台にしたことについて、ソフィアは記者会見で「私も子供の頃、父(フランシス・F・コッポラ)の撮影のためしょっちゅうホテル暮らしをしていたから、その頃の経験が生きているわ。クレオがホテルの部屋で料理をするのは、彼女が本物の家を求めていることの象徴ね」と語った。セレブの、そして現代人の孤独を風刺的に描いた本作は、現地新聞の星取表では最高評価を獲得。自分の居るべき場所(somewhere)を見つけられずにいる男を好演したスティーヴン・ドーフの演技賞にも期待がかかる。今回の審査委員長である、ソフィアの元恋人クエンティン・タランティーノが、どのような評価を下すが注目だ。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:SOMEWHERE (原題) 2011年4月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2010 - Somewhere LLC 第67回ヴェネチア国際映画祭 [映画祭]■関連記事:『ノルウェイの森』にスタンディング・オベーション松山ケンイチ「確信」得た!『ノルウェイの森』に質問続出! 凛子、松山ケンイチと「楽屋にこもって話し合った」ヴェネチア国際映画祭開幕!ナタリー・ポートマン、過激なシーンも「覚悟してたわ」ヴェネチア国際映画祭、「ヴェネチア3Dアワード」審査委員長に清水崇が就任ナタリー・ポートマンがダークサイドに?主演作がヴェネチアでオープニング上映決定
2010年09月04日