東京都港区、パナソニック東京汐留ビルの4階にあるパナソニック 汐留ミュージアムで、2017年1月14日(土)~3月26日(日)まで「マティスとルオー展 ― 手紙が明かす二人の秘密 ―」が開催されます。20世紀前半のフランスを代表する画家、アンリ・マティスとジョルジュ・ルオーの半世紀にわたるふたりの厚き友情と芸術の軌跡を、近年発見された往復書簡や作品を通して紹介します。アートファンの方は必見ですよ。芸術家2人の友情を解き明かす!「マティスとルオー展 」が開催フランス近代絵画の巨匠として輝かしい足跡を残したアンリ・マティスとジョルジュ・ルオー。2人の厚い友情に焦点を当てた特別展「マティスとルオー展 ― 手紙が明かす二人の秘密 ―」が、2017年1月14日(土)からスタートします。全く異なる画風を確立したマティスとルオーでしたが、パリの美術学校で共に学び、生涯にわたって家族ぐるみの交流を続け、互いの創造活動を尊重し、支援し合いました。2人の友情は、マティスが亡くなる前年の1953年まで、断続的ながら実に約半世紀に渡って続いていたことが、近年発見された書簡より明らかになりました。本展では、2人や家族の手紙を紹介しながら、その時期の絵画作品を併せて展示。マティスの静物画《スヒーダムの瓶のある静物》をはじめとする貴重な初期の作品や、ルオーの重要な版画集『気晴らし』の油彩原画シリーズなど、油彩画、手紙、デッサン、版画、彫刻、絵付け陶磁器、タピスリーや、当時最高の技術と気概を持つ出版人との協働で生み出された美麗な挿絵本と、初来日作品を含む合計約140点を通して、偉大な2人の巨匠の友情の秘密に迫ります。展覧会の見どころをご紹介!豊かな美しさに満ちた堂々たる女性の姿を描いた、アンリ・マティス(1869-1954)の1939年の名作《ラ・フランス》と、印象的な赤い衣装をまとう、ジョルジュ・ルオー(1871-1958)の1943年の連作からの《赤と金の小姓》。フランスを代表する偉大な画家となった2人の輝かしい代表作は、第二次世界大戦中、しかもフランスの首都パリが陥落した危機の時代に描かれました。なぜ2人はこれらの絵を描かなければならなかったのか、また、これらの絵にいたるまでと、その後の更なる高みへの軌跡を、2人の間に交わされた手紙のやりとりを手がかりに、テーマによる章構成で展開します。●1.貴重な油彩画や直筆の手紙が初来日!パリのジョルジュ・ルオー財団から出品される、モロー教室時代のデッサン《〈学者たちの間の幼児イエス〉のための習作》(1894)や、救国の少女の姿でフランスを描いた油彩画《聖ジャンヌ・ダルク》「古い町外れ」(1951)をはじめとする、4点の絵画や3点のタピスリーなどのルオー作品のほか、マティスからルオーに宛てた直筆の手紙2点が初公開されます。 ●2.世界初の一挙公開が実現ルオーの『気晴らし』シリーズの油彩画全15点が、世界で初めて一挙に展示。このような全点展示はフランスでも未だ実現に至っていません。また、この作品を原画に制作された美麗な版画集も合わせて鑑賞できる貴重な機会となっています。●3.二人の知られざる友情と、絵に秘めた思いが明らかに約50年に及ぶ手紙のやり取りを手がかりに、2人の巨匠の家族ぐるみの友情の軌跡を辿っていきます。さらに、ナチスの侵攻を機に描かれた美しい絵画、マティスの《ラ・フランス》やルオーの『気晴らし』シリーズなどに、彼らが共に大切にしていた祖国への愛にも光を当てます。関連イベントも充実!会期中は「マティスとルオー展 」をより深く知り、楽しめる、様々なイベントが実施されます。●マティスとルオー展 記念講演会「マティスとルオーの手紙の発見」この手紙の発見者であり、「往復書簡集」の編者であるマンク氏が彼らの50年を語ります。2人の手紙のやり取りから、近年明らかになった意外な素顔も知ることができますよ。記念講演会「マティスとルオーの手紙の発見」詳細日時: 2017年1月14日(土)14:00~15:30(開場は13:30)会場:パナソニック東京汐留ビル5階ホール講師:ジャクリーヌ・マンク氏(パリ市立近代美術館学芸部長)※フランス語による講演、日本語同時通訳付き定員: 150名(要予約) 聴講費:無料(ただし本展の鑑覧券が必要)※未就学児は参加できません。受付開始日:11月1日(火)より(受付時間:8:00~22:00)申し込み方法 : 講演会はハローダイヤル03-5777-8600へ。電話で申し込んでください。●山田五郎アートトーク「マティスとルオー展を語る!」BS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」などでもお馴染みの山田五郎氏が登場。本展を楽しく見るヒントが散りばめられた楽しいトークイベントです。山田五郎アートトーク「マティスとルオー展を語る!」詳細日時:2017年2月10日(金)14:00~15:00(開場は13:00)会場:パナソニック東京汐留ビル5階ホール講師:山田五郎氏(評論家)定員: 250名(要予約) 聴講費:無料(ただし本展の鑑覧券が必要)※未就学児は参加できません。受付開始日:12月5日(月)より(受付時間:8:00~22:00)申し込み方法 : 講演会はハローダイヤル03-5777-8600へ。電話で申し込んでください。●「ふみの日」プレゼント (各日先着50名)会期中の「ふみの日」にあたる、1月23(ふみ)日(月)、2月23 (ふみ)日(木)、3月23 (ふみ)日(木)に来館した方は、オリジナル絵はがきが貰えます。●ギャラリートーク担当学芸員によるギャラリートークも毎週開催されます。ギャラリートーク詳細開催日:2017年1月22日(日)、28日(土)/2月3日(金)、11日(土・祝)、17日(金)、26日(日)/3月3日(金)、10日(金)、16日(木)、21日(火)開催時間:いずれも14:00~(予約・参加費は不要ですが、本展の観覧券が必要です)※会場の混雑状況によってはスライドトークに変更になります。イベント詳細名称:マティスとルオー展― 手紙が明かす二人の秘密 ―会場:パナソニック 汐留ミュージアム住所:東京都港区東新橋1-5-1パナソニック東京汐留ビル4F会期:2017年1月14日(土)~3月26日(日)開館時間:10:00~18:00休館日:2017年1月18日(水)、25日(水)、2月1日(水)、8日(水)、15日(水)入館料:一般:1,000円、65歳以上:900円、大学生:700円、中・高校生:500円、小学生以下:無料公式サイト:
2016年11月14日デジタルアート展「スーパー浮世絵『江戸の秘密』展」が、日本橋茅場町の「特設会場」で開催されます。期間は2017年1月28日(土)から5月21日(日)までです。世界で最も美しいと称される浮世絵をデジタルアート化した展覧会で、和の文化を堪能してみてはいかがでしょうか。デジタルアート展「スーパー浮世絵『江戸の秘密』展」が開催浮世絵は食、慣習、ファッション、風俗、恋愛、ゴシップなど江戸の生活や文化を色彩豊かに映し出した大衆メディアであり、江戸時代のありさまや時代背景を知る貴重な資料です。展覧会ではこの浮世絵に隠されたコード=「江戸の秘密」を浮き彫りにする事で、“江戸とは何だったか?”を紐解きます。ガイド役には江戸時代の旅行マニュアル「旅行用心集」の著者である八隅蘆菴(やすみ・ろあん)が登場し、ボイスキャストは歌舞伎俳優の六代目片岡愛之助さんが務めます。また、応援団として、ゆうたろうさんをはじめとする人気モデルと外国人が“スーパー浮世絵フレンズ”となり、若者と海外に向けて展覧会の魅力がSNSで発信されます。最新の映像技術で、江戸世界を観光しよう浮世絵を「見る」ではなく「没入する」をコンセプトに、浮世絵を最新の映像技術を駆使して動かし、巨大化し、さらに立体の空間デザインと組み合わせる事で、まるで艶やかな浮世絵の中に紛れ込んだような江戸世界が再現されます。また、一日で江戸を見てまわる観光形式のデジタル展となっている事も大きな特長です。「名所」「街並み」「エンタメ」「グルメ」「あやかし」「花街」などのゾーンに分かれたコンテンツに(予定)、それぞれに関連する浮世絵のデジタルアートを製作。来場者は「名所」をスタートして「街並み」や「エンタメ」を見学し、お昼には「グルメ」へといった観光感覚で江戸への理解を深めていく事ができます。各ゾーンの詳細や見所は随時発表されるので、いまから楽しみです。今回の展覧会で見る事ができる浮世絵は、ボストン美術館が所蔵する浮世絵を撮影し、デジタルデータ化したものです。なかでも門外不出の浮世絵コレクション「スポルディング・コレクション」は保存状態の良さから世界で最も美しい浮世絵と称されており、描かれた当時の色に近い世界を体感できます。見て食べる体験型デジタルアート展も同時開催!日本橋で和の文化を堪能本アート展は日本橋兜町を文化で活性化するプロジェクト「日本橋 兜町・茅場町アートプロジェクト」の一環として開催されます。開催会場では同じくデジタルアート展の「見て食べる体験型デジタルアート『食神さまの不思議なレストラン』展」が同時開催される予定で、世界屈指の金融街である日本橋 兜町・茅場町を和の文化をテーマにアートで盛り上げていきます。【開催概要】「スーパー浮世絵『江戸の秘密』展」開催日程:2017年1月28日(土)~2017年5月21日(日)開催場所:日本橋茅場町「特設会場」入場料:<通常チケット>前売料金:大人(高校生以上):1,300円、子ども(3歳以上~中学生以下):800円販売期間:2016年10月29日(土)~2017年1月27日(金)当日料金:大人(高校生以上):1,600円、子ども(3歳以上~中学生以下):1,000円販売期間:2017年1月28日(土)~2017年5月21日(日)<「江戸の秘密展」×「食神さまの不思議なレストラン展」セット券>前売料金:2,900円販売期間:2016年10月29日(土)~2017年1月27日(金)当日料金:3,400円販売期間:2017年1月28日(土)~2017年5月21日(日)※セット券は「子ども」券種はございません。
2016年11月01日グラフィックデザイナーの佐藤卓がディレクションを務める「デザインの解剖展: 身近なものから世界を見る方法」が、2017年1月22日まで、六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催中。2001年からスタートした佐藤卓によるこのプロジェクトは「富士フイルム 写ルンです」や「タカラトミー リカちゃん」といったお馴染みの製品をデザインの視点で解剖し、各製品の成り立ちを徹底的に検証する試みだ。本展はグループ創業100周年を迎えた株式会社 明治の製品を全面的にフィーチャーした内容となる。佐藤氏は企画意図について「身近な大量生産品の裏側で何が起こっているのか実はほとんど伝わっていません。だから『デザインの解剖展』では、みなさんが知っている製品に“外側から内側へ向かってアプローチ”しています」とコメント。「きのこの山」、「明治エッセルスーパーカップ」など今回解剖される製品は、どれもパッケージを見ればどんな味か思い起こせるほどメジャーなものばかり。しかし、一般の消費者は製品化されるまでの膨大な試行錯誤、たとえばネーミング、ロゴタイプの考案、パッケージデザインの変遷、原材料の配合など…に思いを馳せることは少ないだろう。本展では「きのこの山」の巨大オブジェやパッケージに印刷された里山を再現したジオラマ、消費期限の印字工程に着想を得た「ドット文字印字の仕組み」などの作品から、佐藤卓をはじめとする若手クリエイターたちが“メス”を取り、独自の視点と技術で製品を解剖した“鮮やかな手つき”を見ることができる。「きのこの山」、「明治ブルガリアヨーグルト」、「明治ミルクチョコレート」、「エッセルスーパーカップ」、「明治おいしい牛乳」の展示ブースを全て巡ると、どの製品も「ブランディング」を成功させるために、たくさんのプロの仕事が結集し、磨き上げられた結晶なのだと気付く。クリエイターたちの解剖によって無機質だった工業製品に豊かな個性が加わり、それを見る側にも“解剖学的視点”が生まれたら幸いだ。【展覧会情報】「デザインの解剖展: 身近なものから世界を見る方法」会場:21_21 DESIGN SIGHT住所:東京都港区赤坂9-7-6会期:10月14日から 2017年1月22日時間:10:00~19:00(入場は18:30まで)※10月21日、22日は22時まで開館延長入場料:一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料休館日:火曜日、年末年始(12月27日~1月3日)
2016年10月16日「江戸切子 若手職人10人展 ~硝子と切子~」が、伊藤忠青山アートスクエアにて2016年10月5日(水)から11月6日(日)までの期間開催される。「江戸切子若手職人展」は、2013年より毎年開催されてきた展覧会。今回は“硝子と切子”をテーマに、切子のカットに反射する光が空間に放つ輝きと共に、その多面的な魅力を様々な視点から紹介する。作家として参加するのは10名の若手職人。培われた伝統を背負いながらも、現代の空気を刻む彼らの作品からは、江戸切子の新しい魅力を感じられるはず。【詳細】「江戸切子 若手職人10人展 ~硝子と切子~」期間:2016年10月5日(水)~11月6日(日) ※会期中無休時間:11:00~19:00場所:伊藤忠青山アートスクエア住所:東京都港区北青山2丁目3-1 シーアイプラザB1F入場料:無料
2016年10月08日開業以来45年の人気、モツ焼き店「江戸っ子」テレビにもよく出ている、庶民派の食通行きつけのお店です。東京・立石で開業以来45年の人気を誇るのが、モツ焼き店「江戸っ子」。「京成立石」駅からすぐです。下町情緒たっぷりのお店は16時の開店直後すぐ満席になり、外のベンチにお客さんが列を作っていることも。ふわりと漂うモツ焼きの香ばしい匂いをかぎながら待つ時間も楽しみの一つです。リタイア世代が散歩がてらやってきてオープン直後から酔っぱらっていたり、昼過ぎから他のお店をはしごして、2軒目の人もいたり。そういった常連さんだけではなく、仕事帰りの会社員や、評判を聞いて遠くから訪れる人など、年代・性別問わず大勢のお客さんが集います。人情あふれる交流ができる呑んべ横丁かなりご年配のおじさまとも、ひじが触れるほどのカウンターで隣同士になれば初対面でも思わず会話が弾みます。出会いを求めに行く横丁とは一線を画す人情あふれる交流に、心があたたかくなるはず。もつ焼きや煮込みは各360円、特製ハイボールは350円など、リーズナブルでボリュームたっぷりのメニューがズラリ。おいしさについついお酒も進みそうですが、飲み過ぎると「もうやめときなさい」とおかみさんに止められることも。そんなお母さんのようなおかみさんに会いに行くのも、「江戸っ子」の魅力です。初心者向け度★★☆フレンドリー度★★★コスパの良さ度★★★スポット情報スポット名:立石横丁 江戸っ子住所:東京都葛飾区立石7-1-9電話番号:03-3694-9593
2016年10月02日東京・上野の国立科学博物館で、2016年11月1日(火)から2017年2月19日(日)の期間中、特別展「世界遺産ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~」が開催されます。2万年前の洞窟壁画を中心に、クロマニョン人の秘密に迫る展示内容となっています。クロマニョン人がどんな姿だったのか、またどんな暮らしをしていたのか、あなたもその真実に触れてみませんか?ラスコーの洞窟壁画とは?ラスコーの洞窟はフランス南西部、ドルドーニュ県郊外にあります。もともと一帯は19世紀にはじまった発掘調査で旧石器時代の遺跡が多いことがわかっていました。1940年、地元の少年たちが洞窟内の壁画を発見。これが「ラスコーの洞窟壁画」です。壁画が描かれたのは推定2万年前、クロマニョン人によるものと考えられます。壁画は躍動感あふれる動物たちの彩色画が中心です。フランスやスペインを中心にクロマニョン人の壁画は300ほど残っていますが、ラスコーの洞窟壁画は質と保存の良さともに別格のすばらしさだといわれます。1979年、ラスコーの洞窟を含む一帯が世界遺産に登録されました。●「ラスコー展」の見どころ3つ●実物大の洞窟壁画を精密に復元!現在、ラスコーの洞窟壁画は保護のため、研究者ですら入ることを許されていません。「ラスコー展」では、洞窟壁画の中でも傑作が並び特徴的な技法で描かれた「身廊」の壁画群、そして最も謎が深い「井戸の場面」の絵が再現されます。アーティストたちの手による地道な作業と、最先端の技術で精密に復元された迫力満点の壁画が登場します。2万年の時を経て国立科学博物館に現れた、ラスコーの洞窟壁画を間近で眺めてみましょう。●道具や作品から「芸術のはじまり」を感じよう《ランプ》ラスコー洞窟遺跡(フランス)出土、約 2 万年前、赤色砂岩製フランス国立考古学博物館(サン=ジェルマン=アン=レー)所蔵[フランス国立先史博物館(レゼジー)寄託]人類の進化の過程で、「旧人」といわれるネアンデルタール人などの時代には、文化や芸術の要素が見つかっていません。それが「新人」のクロマニョン人の登場で大きく変わります。クロマニョン人は洞窟壁画のほか、彫刻作品や日常の道具、画材まで残しました。フランスにある2つの国立博物館が「ラスコー展」のために収蔵品の数々を特別出品し、人類の「芸術のはじまり」を感じられる展示になっています。《体をなめるバイソン》ラ・マドレーヌ岩陰遺跡(フランス)出土、マドレーヌ文化(約2万年から1万4500年前)、トナカイ角製フランス国立考古学博物館(サン=ジェルマン=アン=レー)所蔵[フランス国立先史博物館(レゼジー)寄託]トナカイの角から生み出されたバイソンの彫刻、石を削って作ったランプ、「ヴィーナス」と呼ばれる女性像などが展示されます。●等身大のクロマニョン人に会える!?古代人類の復元が専門の芸術家が、研究上の解釈をもとにクロマニョン人を等身大で制作。その姿は、現代の人類とほとんど変わりません。身に付けている衣服や手にした道具からも当時の暮らしが伝わってきますよ。約45,000年前から15,000年前まで活動したというクロマニョン人たちは、衣服を着て工夫を凝らした道具を持ち、芸術を楽しんでいました。「ラスコー展」に訪れれば、クロマニョン人や後期旧石器時代を近しく感じられるかもしれません。東京での開催後は、2017年3月25日(土)から5月28日(日)に宮城・東北歴史博物館、2017年7月11日(火)から9月3日(日)は福岡・九州国立博物館の予定で巡回します!展示詳細特別展:「世界遺産ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~」会期:2016年11月1日(火)~2017年2月19日(日)会場:国立科学博物館住所:東京都台東区上野公園7-20開館時間:9:00~17:00 ※金曜日は20:00まで。入館時間は各閉館30分前まで休館日:毎週月曜日、12月28日(水)~1月1日(日)、1月10日(火)※ただし12月26日(月)、1月2日(月)、1月9日(月)、2月13日(月)は開館公式サイト:
2016年09月19日東京都江戸東京博物館で2016年9月13日(火)から11月6日(日)まで、シーボルトの没後150年を記念した特別展「よみがえれ! シーボルトの日本博物館」が開催中です。シーボルトが2度目の来日の際に収集し、現在はミュンヘン五大陸博物館に所蔵されているシーボルト・コレクションなどが再び日本に上陸します。中でも、シーボルトが亡くなる直前に開いた「最後の日本展示」を再現したコーナーは必見です。学問の秋・芸術の秋にぴったりの企画展となっています。日本を愛したシーボルトのコレクションを公開!江戸時代後期に医師として来日し、日本学の祖として知られる博物学者・シーボルト。彼の没後150年を記念した特別展「よみがえれ! シーボルトの日本博物館」が、東京都江戸東京博物館で2016年9月13日(火)から始まりました。シーボルトはドイツの地方都市生まれ。日本に西洋医学を伝えたドイツ人の医師という顔のほかに、博物学者という顔も持っていたことで知られており、日本の自然や文化、国情に関わる情報や資料を精力的に収集しました。しかし、禁制品の高精度な日本地図「伊能図」を持ち出そうとしたことが明るみになり国外追放。その後、幕末の1859年に再来日を果たし、3度目の準備中にこの世を去ってしまいました。展覧会の見どころをご紹介!今回は、2回目の来日時に集め、現在はドイツのミュンヘン五大陸博物館に保管されている資料と、シーボルトの末裔にあたるフォン・ブランデンシュタイン=ツェッペリン家所蔵の関係資料から厳選された約300点が里帰り。シーボルトが思い描いた日本博物館構想をコンセプトに、貴重なコレクションを再構成します。中でも、1番の見どころは、シーボルトが亡くなる直前にミュンヘンで開催した「最後の日本展示」について、シーボルトの長男アレクサンダーのリストをもとに再現するコーナーです。また、ドイツの子孫宅から発見された、伊能図の写しを基にした地図が、展覧会の目玉として登場。こちらも要注目ですよ。ほかにも、シーボルト自筆のコレクション解説や、門弟・伊藤圭介の肖像など、今まで紹介されなかった資料も出展予定となっています。イベント詳細名称:特別展「よみがえれ! シーボルトの日本博物館」会場:東京都江戸東京博物館住所:東京都墨田区横網 1-4-1開催期間:2016年9月13日(火)~11月6日(日)休館日:月曜日(ただし2016年9月19日(月)・10月10日(月)は開館)、10月11日(火)開館時間:9:30~17:30(土曜日は19:30まで) ※入場は閉館の30分前まで電話番号: 03-3626-9974公式サイト:
2016年09月15日「秘密基地」という言葉を聞くだけで、とてもワクワクしませんか。小さいころにつくって遊んだ方もいることでしょう。秘密基地づくりは男の子だけではありません。女の子の場合は秘密基地というより秘密の場所という方がしっくりくるかもしれませんね。いまも昔も子どもたちにはとても大切な遊びのひとつ。子どもの発達にもおすすめの秘密基地遊びについてご紹介します。■秘密基地をどのように作って、どんな風に遊ぶの?大人が介入してこない子どもだけ(自分だけ)の場所。自分の想像力を働かせて創造していく世界。それこそが秘密基地の魅力です。ひと昔前とはちがい、現在は外で気軽に秘密基地をつくれる環境にありません。子どもが外につくりたいと言ったら、自宅の庭やベランダのちょっとしたスペースに簡易テントを置いてみるといいですよ。あとは子どもにおまかせ。好きなものを運びだして完成させます。ベランダの場合は、必ずテントのなかだけで遊ばせるようにしてください。秘密基地は室内でもつくれます。できるだけ変な場所というのがポイント。たとえば、廊下の突きあたりや、和室の隅など、なるべく家族が使わない場所を確保してあげましょう。そのわずかなスペースに段ボール箱で囲いをつくったり、椅子を並べてシーツで覆ったり、簡易テントを張ったりすれば、秘密基地のできあがりです。遊び方は子どもの自由。子どもはきっと好きなものを何でも持ちこむと思います。もしかすると、秘密基地でおやつを食べたいと言うかもしれません。それも楽しみのひとつとして、できるかぎり希望をかなえてあげてくださいね。■秘密基地遊びのメリットとは秘密基地遊びをするには、想像力と創造力を働かせなければなりません。どんなスペースにするか、何をするための基地なのか考えることで想像力を育みます。そして、理想の秘密基地にするためには創造力が必要です。イメージした秘密基地を実現化するためには何が必要かを考え、自分で用意します。それが見当たらない場合は自分でつくるしかありません。また、友だちと一緒に遊ぶ場合は、役割分担も必要になってきます。協調性も問われるでしょう。秘密基地づくりは、子どもにとてもよい影響を与える遊びのひとつといえます。■親は安全を見守り、サポートに徹する子どもが秘密基地や秘密の場所をつくりたいと言った場合、親はサポートに徹しましょう。まず、どこにどれくらいの広さでつくりたいのかを聞いて、必要なものは一緒にそろえてあげると危険がないかどうかチェックできます。ベランダには台になるようなものを置かない、つくらせないこと。また、子どもを自由に遊ばせるときは、最初に安全面をしっかり確認することが何よりも大切です。子どもの成長に合わせて安全に遊ぶルールを親子で決めてください。その後は、そっと見守るようにしましょう。子どもが秘密基地に食べものや飲みものを持ちこむこともあるでしょう。室内やテントを汚してほしくないなら、こぼさないように注意するよりも、ちらからない、こぼれないようなものを渡すといいですよ。スナック菓子よりも、小さなおにぎりやミニパン、コップの代わりに水筒やフタつきのカップにするなど、のびのび遊べるようママも工夫してくださいね。秘密基地は、年齢問わずとても楽しい遊びです。子どもによってスケールやつくり方もちがうはず。とまどっているようなら、最初は親が声をかけて手伝うのもいいでしょう。お子さんにとって、楽しい思い出になるといいですね。
2016年08月19日おばけ屋敷、ホラー映画など「怖いもの見たさ」で盛り上がるのは現代人だけにあらず。幕末から明治初めに江戸っ子の間で巻き起こった空前のホラーブーム。名だたる絵師が怪談、史実や実際の事件を元に描いた浮世絵が大流行したとか。この夏、太田記念美術館ではこれらの作品が一堂に会します。累(かさね)、お岩といった恨みを遺した「幽霊」たち、化け猫や大蜘蛛、怪異を引き起こす「化け物」、殺人や自害の様子を描いた凄惨な「血みどろ絵」など、想像力と画力に圧倒され、汗も一気に引いてしまいそう。江戸っ子もこうやって暑気払いしていたのかも!?◇「怖い浮世絵」太田記念美術館東京都渋谷区神宮前1-10-10開催中~8月28日(日)10:30~17:30(入館は17:00まで)月曜休一般700円TEL:03・5777・8600学芸員によるスライドトークを8月4日(木)・12日(金)・23日(火)に開催。◇江戸後期、歌舞伎では幽霊が登場する話が流行。「色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)」で夫に裏切られる累はお岩、お菊と並び江戸三大幽霊の一人とも。歌川国貞(三代豊国)「見立三十六歌撰之内藤原敏行朝臣累の亡魂」(太田記念美術館蔵)◇主人公、伊右衛門の夢に美しい娘姿で現れたお岩。よく見ると髪が抜け落ち骨も露わな幽霊の姿が。『東海道四谷怪談』を下敷きに、四代目市川小団次が演じた場面。◇「血みどろ絵」の第一人者・月岡芳年が戊辰戦争の際、実際に取材したとも。戦国武将・冷泉隆豊が謀反を問われ切腹する際、自らの内臓を投げつけたという逸話を描く。◇手ぬぐいをかぶって踊る化け猫の精の背後に、巨大な化け猫が。中央の乙女も、実は化け猫の仮姿。歌舞伎『東駅(とうかいどう)いろは日記』岡崎の宿の名場面を、歌川国貞が描いた。歌川国貞(三代豊国)「東駅いろは日記」(三枚続、太田記念美術館蔵)※『anan』2016年8月10日号より。文・松本あかね
2016年08月09日新複合飲食施設「‐両国‐ 江戸NOREN」が、JR両国駅西口に2016年11月25日(金)誕生する。「‐両国‐ 江戸NOREN」のコンセプトは“粋な江戸の食文化を楽しむ”。外観は1929年に建造された歴史ある両国旧駅舎の面影や懐かしさはそのままに、直線とアーチ型にデザインされた3つの大きな窓、中央に配した駅時計をポイントとした新デザインにリニュアール。また、館内は江戸の町屋を意識した開放的な吹抜けの空間。当時の活気を感じさせる屋台や日本相撲協会監修の本格的な土俵も設置する。そのなかに軒を連ねるのは12の飲食店。江戸流の本格寿司が味わえる「政五ずし」、明治4年創業の老舗「月島もんじゃ もへじ」、そして江戸・東京にあるすべての酒造の日本酒をセルフスタイルで楽しめる「東京商店」といった店舗が、味・素材・料理人にこだわった和食を提案していく。クリスマスを終えた2016年12月26日(月)には「土俵祭り」が開催される。「土俵祭り」は、土俵の安全、無事を祈願するため行われる祭りで、大相撲本場所の前日に行う「土俵開き」のこと。土俵の中央の穴に縁起物である萱(かや)・勝栗(かちぐり)・昆布(こんぶ)等の奉納し伝統的に行われている行事だ。今回は、全12の和食店が軒を連ねる館内の中央に、日本相撲協会監修の土俵を設置。両国国技館の同じサイズの本格的なセットの上で、日本相撲協会による土俵開きが行われる予定だ。見学は誰でも自由に参加が可能。さらに、通常は力士や関係者のみが行う祝詞や神酒の捧ぎ、縁起物の奉納の後に行う榊奉納も、抽選で7名限定で体験することが可能だ。【詳細】-両国- 江戸NORENオープン時期:2016年11月25日(金)住所:東京都墨田区横網1丁目3-20面積:約2,900㎡ 2階建開館時間:10:00~23:30 ※営業時間は店舗により異なる。定休日:1月1日・2日、 施設点検日(不定)店舗一覧:政五ずし、東京商店、月島もんじゃ もへじ、かぶきまぐろ、ちゃんこ霧島、両国橋茶房、つきぢ神楽寿司、根津 鶏はな、天ぷら食堂ひさご、門前茶屋成る口、日本ばし やぶ久、築地食堂源ちゃん■-両国-江戸NOREN土俵祭り開催日時:2016年12月26日(月)16:00~※約1時間程度会場:-両国- 江戸NOREN館内土俵前<榊奉納体験>受付時間:2016年12月26日(月)15:00~※当たりが全て出次第終了。
2016年07月30日イギリスを代表するファッションデザイナー、ポール・スミスの魅力と芸術性、そして世界観をブランドの軌跡と共に紹介する「ポール・スミス展 HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH」が7月27日、東京・上野の森美術館で開幕した。ポール・スミス展 チケット情報同展は、東京に先だち京都国立近代美術館で開催され、7月18日までの39日間で総動員数7万人超を記録した。その人気の秘密は同展の仕掛けにある。会場の展示は、ポール・スミス自身がプロデュースし、同ブランドの始まりとなるイギリス ノッティンガム第一号店の再現に始まり、創作のインスピレーションが詰まった彼のオフィスや、これまでの様々なコラボレーション商品などを展示。ポール・スミスの創造的直観力に迫り、デザイナーの本質をユニークな視点で観ることができる内容となった。しかも、ユニークなことは本展展示物の写真撮影がOKなこと。ぜひ、ご自分のSNS等で発信して欲しい。また、会場では無料の音声ガイドサービスを用意しており、お手持ちの携帯電話やスマートフォンでQRコードを読み取ると、会場内の展示を紹介する、音声ガイドが聞ける(音声ガイドは日本語版・英語版の2種)。日本語版音声ガイドのナビゲーターは、本展のスペシャルアンバサダーの俳優・松田翔太さんが務めている。なお、東京会場では展覧会オリジナルイヤホン(非売品)をチケットお持ちの方全員に配布。今回の展覧会のテーマである“HELLO”と“GOODBYE”の文字をあしらったピンク色で、会場限定配布品。会場で手に入れて見て。開催は8月23日(日)まで。
2016年07月28日7月5日(火)~8月28日(日)の期間、東京都江戸東京博物館にて「大妖怪展土偶から妖怪ウォッチまで」が開催される。本展は、縄文時代の土偶から、平安・鎌倉時代の地獄絵、室町時代の絵巻、江戸時代の浮世絵、現代の「妖怪ウォッチ」に至るまで、約4000年に渡り日本人が描き続けてきた妖怪を美術史学の視点から紹介する、まさに妖怪展の決定版といえる展覧会だ。国宝「辟邪絵 神虫」をはじめ、重要文化財「百鬼夜行絵巻」(真珠庵蔵)や、なかなかお目にかかれない重要文化財「土蜘蛛草紙絵巻」などの一級の美術品、諸国に現れたという珍幻獣をまとめた図鑑「姫国山海録」、腹の虫をキャラクター化した「針聞書」、初公開となる金性寺(福島県南相馬市)の幽霊画、そして葛飾北斎、歌川国芳、月岡芳年などが描いた浮世絵の妖怪など、妖怪画の全貌が一堂に会す。会場では巨大妖怪の映像などが動き出すなど特別な展示演出がされる。また、本展出品作品を組み合わせて、江戸テイストに仕上げたオリジナルグッズや、可愛い妖怪を刺繍にしたオリジナルグッズなど会場限定で販売されるので、併せてチェックしたい。この夏、未だかつてない規模で展開される妖怪展で、妖怪ムードにどっぷり浸かる博物館鑑賞を楽しんでみてはいかがだろう。見たことのないジバニャンたちにも会えるかも?<「大妖怪展土偶から妖怪ウォッチまで」開催概要>会期:2016年7月5日(火)~8月28日(日)会場:東京都江戸東京博物館1階特別展示室(東京都墨田区横網1-4-1)開館時間:午前9時30分~午後5時30分(7月9日・16日・23日の土曜は午後7時30分まで、7月29日の金曜から、金曜と土曜は午後9時00分まで)※入館は閉館の30分前まで休館日:毎週月曜日※ただし、7月18日、8月8日・15日は開館、7月19日は休館(text:cinemacafe.net)
2016年07月06日「江戸絵画への視線 ―岩佐又兵衛から江戸琳派へ―」展が東京・渋谷の山種美術館で開催される。期間は2016年7月2日(土)から8月21日(日)まで。開館50周年を記念したこの特別展では、山種美術館所蔵の江戸絵画を一挙に公開。江戸時代は、公家や武家だけでなく、庶民にいたるまで文化の享受層が拡大する中、個性豊かな芸術家たちが次々に登場し、新たな潮流が生み出された。美術館のコレクションでは、その多彩な歴史を概観することができる。作品としては、浮世絵の祖とうたわれる岩佐又兵衛《官女観菊図》や、 椿椿山《久能山真景図》をはじめとする重要文化財2点および、《竹垣紅白梅椿図》などの重要美術品3点がラインナップ。さらに、琳派の俵屋宗達や抱一や、文人画の池大雅、奇想の画家として名高い若冲、狩野派や円山四条派、復古やまと絵にいたるまで、諸派の優品の数々が集結する。また50周年にちなんで、横山大観、上村松園らなど美術館と縁の深い近代の日本画家の作品も特別に展示。近年関心の強まっている江戸絵画を存分に楽しめる企画となりそうだ。【概要】江戸絵画への視線 ―岩佐又兵衛から江戸琳派へ―期間:2016年7月2日(土)〜8月21日(日)会場:山種美術館住所:東京都渋谷区 広尾 3−12−36開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)入館料:一般 1,200円(1,000円)、大学・高校生 900円(800円)、中学生以下無料※カッコ内は20名以上の団体料金。会期中に浴衣、着物で来場した場合も団体料金に。展示予定作品数:50点休館日:月曜 (ただし、7/18は開館、7/19は休館)
2016年07月02日まとふ(matohu)表参道本店5周年を記念して、ゲストアーティストイベント「立原位貫(たちはらいぬき) ―木版画で日本の美に触れる」展が2016年7月23日(土)から31日(日)まで開催される。立原位貫は、浮世絵版画の技法を独学で習得し、江戸時代に使われた紙や絵具や道具についての研究を重ね、本当の復刻・復元を行ってきた作家だ。またオリジナルの創作版画では、詩情あふれる世界を作り上げ、夢枕獏や江國香織などの著作挿画も手掛けたことでも知られている。まとふのデザイナー、堀畑裕之と関口真希子とは2014年に出会い、交流を続けて来た。今回の展覧会は、彼の生前の意志を継ぎ、その画業の一端を紹介するものだ。花々をモチーフにした作品などが展示され、日本の美意識に満ちた本物の木版画の世界を体験できる。【詳細】matohu表参道本店5周年記念「立原位貫 ―木版画で日本の美に触れる」開催期間:2016年7月23日(土)〜31日(日)時間:11:00〜20:00場所:matohu表参道本店住所:東京都渋谷区神宮前5-9-25TEL:03-6805-1597
2016年06月25日「ECO EDO 日本橋 2016 ~五感で楽しむ、江戸の涼~」が、2016年7月8日(金)から9月25日(日)まで、日本橋地区で開催される。江戸時代に日本橋で育まれた、“涼”をとる生活の知恵や工夫を現代流にアレンジしたイベントを街中で開催する「ECO EDO 日本橋」。見て感じる金魚や提灯、着て感じる浴衣、聞いて感じる風鈴など、日本情緒あふれる催しで、納涼気分を盛り上げる。今回初めて実施される「金魚スイーツさんぽ」では、日本橋・人形町エリアの商業施設や老舗など約55店舗が、金魚をモチーフにしたメニューを提供。羊羹でつくった金魚が泳ぐ梅ゼリーや織地あるのエクレアなど、和洋様々な甘味が楽しめる。また、福徳神社に続く参道「仲通り」と「コレド日本橋」のエントランスには、金魚柄の巨大な提灯が登場。総合プロデューサーの木村英智がデザインを監修し、温かみのある光が、粋な金魚街道を作り出す。これらの他に、アートアクアリウムや、納涼金魚ちょうちん船、「第4回日本橋金魚すくいグランプリ」など、様々なイベントが多数展開される予定。限定グッズも発売されるので、イベントに合わせてチェックしてみてはいかがだろう。【概要】ECO EDO 日本橋 2016 ~五感で楽しむ、江戸の涼~期間:2016年7月8日(金)〜9月25日(日)イベント情報(一部):■金魚スイーツさんぽ参加店舗:約55店舗 (5月31日時点) メニュー例:・箔座日本橋「金魚型の食べる金箔と珈琲ゼリー」・日本橋 舟寿し「羊羹でつくった金魚が泳ぐ梅ゼリー」・グルメショップ by マンダリン オリエンタル 東京「金魚が可愛いグレープフルーツゼリーとパッションフルーツ味のエクレアなど」■金魚大提灯期間:仲通り 2016年7月8日(金)〜9月15日(木)、コレド日本橋 7月8日(金)〜9月25日(日)※予定提灯サイズ:高さ約1.8m×幅約1.6mなど【問い合わせ先】日本橋案内所TEL:03-3242-0010(開催期間中 10:00~21:00)
2016年06月04日ホテルニューオータニ東京の日本料理 KATO’S DINING & BARでは9月30日まで、天然水を使用したサツキ江戸スイーツ「サツキ江戸かき氷」が提供される。「サツキ江戸かき氷」は、パティスリーSATSUKIにて「edo SWEETS」を生み出した、グランシェフの中島眞介が考案した期間限定スイーツ。抹茶、マンゴー、メロン、いちごの4種類のかき氷に、それぞれあんこ、黒蜜、ようかんなどの和素材を加え、葛と天然果汁を使用した特製ソースをかけて仕上げた。価格はマンゴー、メロン、いちごが1,800円、抹茶が2,100円となっている。
2016年06月01日浮世絵を通じて江戸の流行を知る展覧会「写楽と豊国 ~江戸の美と装い」が、6月18日から8月14日まで神戸ファッション美術館で開催される。江戸時代、贔屓の役者や評判娘を身近に眺めるブロマイドであった浮世絵。同展では、颯爽と姿を現し、忽然と姿を消した東洲斎写楽と、そのライバルで後に浮世絵界で最大の流派となる歌川派を拡大した歌川豊国を軸にした浮世絵を中心に140点を展示。浮世絵を通じて、当時の流行のしぐさや色鮮やかな着物、柄や模様などの繊細さなどを知り、江戸の賑わう空気を感じられる展覧会になっている。【イベント情報】「写楽と豊国 ~江戸の美と装い」会場:神戸ファッション美術館住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1会期:6月18日~8月14日時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)料金:一般500円、小中高生・65歳以上250円休館日:月曜日(7月18日は開館)、7月19日
2016年05月26日特別展「没後150年 坂本龍馬」が、2017年4月29日(土)から6月18日(日)まで東京都江戸東京博物館で開催。その後、7月1日(土)から8月27日(日)まで静岡に巡回する。日本の歴史上の人物の中で、現在最も人気のある人物の一人である坂本龍馬。彼の没後150年を迎えようとする今、龍馬が現代の日本人を惹きつける理由は何かという観点で、本展は構成されている。彼の自由な発想や先見性、行動力、交友の広さ、家族への愛情、楽しげな文章表現などは、それを知った作家の創作意欲を掻き立てることもしばしば。それによって生まれた作品たちが、様々な媒体を通じて現代の日本人を魅了し続けている。現在の龍馬のイメージを形作ったのは、昭和30年代後半に書かれた司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』。しかしながら、明治時代に生きた龍馬を知っていた人々は彼の功績をすでに理解しており、明治39年の没後40年祭には、すでに主要な手紙や遺品が集められ、展示公開されていたという事実がある。本展では、薩長同盟や大政奉還などの歴史的評価はさておき、龍馬直筆の手紙に焦点を当て、彼の心根の真実に迫る。特に、坂本龍馬が「新国家」という言葉を用いて、新政府樹立に専心していたことを示す手紙は高知県以外での一般公開が初となる貴重品。本展では6月6日(火)から18日まで期間限定で公開されることとなった。暗殺5日前、中根雪江あてに書かれたその手紙で龍馬は、福井藩の財政を立て直した三岡八郎(後の由利公正)を新政府の財政担当にするよう、同藩重臣の中根に懇願している。新たな国づくりに情熱を傾けた彼の様子が窺える。また、京都国立博物館に収蔵されている遺品の公開や、近年発見され、解明が進む書状、剣術免状など、彼の資料が幅広く集結。さらに書物だけでなく、龍馬の愛用した刀も展示。彼が近江屋で暗殺された時に所持していたであろう刀や、坂本家に戻されたものがお披露目される。また、北辰一刀流の目録が複数あったことや、刀の最新の研究成果も同時に閲覧することができる。龍馬のファンもそうでない人も、彼の人となりや現代に与えている影響を、展覧会で実感してみてはいかがだろう。【概要】特別展覧会 没後150年 坂本龍馬■東京都江戸東京博物館期間:2017年4月29日(土・祝)〜6月18日(日)休館日:毎週月曜日(5月1日と5月15日は開館)開館時間:9:30〜17:30(土曜日は9:30〜19:30)※入館は閉館の30分前まで。住所:東京都墨田区横網1-4-1料金:・一般 特別展専用券1,350円(1,080円) / 特別展・常設展共通券 1,560円(1,240円) / 特別展前売り券 1,140円・大学・専門学生 特別展専用券 1,080円(860円) / 特別展・常設展共通券1,240円(990円) / 特別展前売り券 870円・中学生(都外)・高校生・65歳以上 特別展専用券 680円(540円) / 特別展・常設展共通券 780円(620円) / 特別展前売り券 470円・小学生・中学生(都内) 特別展専用券 680円(540円) / 特別展・常設展共通券 なし / 特別展前売り券 470円※( )内は20名以上の団体料金。※前売券は3月1日(水)~4月28日(金)まで販売予定。※特別展・常設展共通券の前売はなし。※会期中は当日料金で販売。※未就学児童、および身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳の携帯者と、その付き添い(2名まで)は、入場無料。※高・大学・専門学校生は学生証を、65歳以上は年齢を証明するもの(健康保険証、運転免許証など)を要提示。※毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上の方は観覧料が無料。■静岡市美術館期間:2017年7月1日(土)〜8月27日(日)休館日:月曜日(7/17、8/14は開館、7/18は休館)開館時間:10:00〜19:00※入館は閉館の30分前まで。住所:静岡県静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3F
2016年05月16日ポール・スミス(Paul Smith)のクリエイションの秘密に迫る「ポール・スミス展」が、6月から10月まで京都、東京、名古屋の3都市で開催される。同展は、13年11月にロンドンのデザイン・ミュージアムで開幕した展覧会「HELLO,MY NAME IS PAUL SMITH」の巡回展となるもの。ファッションだけではなく、趣味やアイディアの源など様々な角度からポール・スミスを紹介し、そのクリエーションの秘密に迫っていく。会場では、ポール・スミスの第1号店となったショップやオフィス、初めてショーを行ったホテルのベッドルーム、デザインスタジオなどを再現する他、掲載された雑誌やパネルなどを通じて広告キャンペーンのために撮影した写真を紹介。ロンドンのオフィスの壁に飾られているものや地下に保管してあるものなど、これまでに集めてきた絵画や写真のコレクション、さらにはポール自身の頭の中を表現した映像インスタレーションなど約2,800点の膨大な資料を展示する。アーカイブコレクションから最新の16SSコレクションまでのアイテムや、ローバー社のミニをはじめとしたこれまでに行ってきたコラボレーション作品も展示される。なお、同展は6月4日から7月18日まで京都の京都国立近代美術館にて、7月27日から8月23日まで東京の上野の森美術館にて、9月11日から10月16日まで名古屋の松坂屋美術館にて開催される。【イベント情報】「ポール・スミス展」会場:京都国立近代美術館住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町 京都国立近代美術館会期:6月4日~7月18日会場:上野の森美術館住所:東京都台東区上野公園1-2会期:7月27日~8月23日会場:松坂屋美術館住所:愛知県名古屋市中区栄3-16-1会期:9月11日~10月16日1
2016年05月11日新潟県の無形文化財で、鎚起銅器(ついきどうき)の技を継承する玉川堂(ぎょくせんどう)200周年を記念した展覧会「玉川堂200年展 ~打つ。時を打つ。」が、6月4日から19日まで東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスで開催される。職人が金鎚で銅器を「打つ」作業とともに、時を重ねる(「時を打つ」)ことでより美しさを増す玉川堂の銅器。同展では、歴史や伝統を楽しむという過去に価値を置くのではなく、時とともに成長するという未来に価値を置き、時を刻むことで色合いが深まり、艶が増していく玉川堂の持つ魅力を紹介する。会場には、1816年創業時から2016年最新作に至るまで、玉川堂の代表作20余点を一堂に展示。江戸時代から伝わる日本独自の特殊な金属技法“木目金”を用いて今回のために特別に製作された、木目金(もくめがね)の鎚起和器「MOON」も出展される。また、会期中はギャラリートークなどの関連イベントも開催される予定。【イベント情報】「玉川堂200年展 ~ 打つ。時を打つ。」会場:ポーラ ミュージアム アネックス住所:東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階会期:6月4日~6月19日時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)入場無料
2016年05月10日「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」展が、6月5日まで東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている。所蔵作品45万点を誇るアメリカのボストン美術館は、「古代」、「ヨーロッパ」から「アジア、オセアニア、アフリカ」、「アメリカ」、「現代」に至るまで古今東西の優れた美術品で知られ、その中でも仏画、絵巻物、浮世絵、刀剣など日本美術のコレクションは質、量ともに充実していることで知られる。1876年のボストン美術館開館以来初の大規模な歌川国芳と歌川国貞の展覧会となる同展では、同美術館の優れた日本美術のコレクションにあって、圧倒的な点数を誇る浮世絵コレクション1万4千枚超の中から、幕末の人気浮世絵師であった国芳と国貞の作品170件、約350枚が公開される。今回展示された作品は、一度貸し出されると美術館の規定により5年間は公開されなくなるため、非常に貴重な機会となる。展覧会では、豪快な武者絵と大胆な構図を描いた国芳、そして、粋な美人画や緻密な表現で一世を風靡した国貞という対照的な作風を持つ天才絵師2人が、いかにして創意工夫を凝らしてきたかを知ることが出来るように、名品の数々を同一のテーマで比較展示。さらに、身近な感覚をもって作品を理解するために、当時最大の娯楽であった歌舞伎の演目になぞらえ、各章のタイトルに一幕目の一「髑髏彫物伊達男(スカル&タトゥー・クールガイ)」や、一幕目の二「物怪退治英雄譚(モンスターハンター&ヒーロー)」、二幕目の六「今様江戸女子姿(エドガールズ・コレクション)」など現代的でポップなルビが振られている。また、同展では、当時西洋から輸入された化学顔料「ベロ藍(プルシャンブルー)」の濃淡とほんの少しの紅などで表現された「藍摺」と呼ばれる錦絵の中でも特異な作品が展示されるほか、豪華さを演出するために無地背景に雲母粉を用いた「雲母摺(きらずり)」と呼ばれる作品も展示され、浮世絵師の多様な色彩表現が紹介される。なお、展覧会のオフィシャルサポーター及び音声ガイドのナビゲーターを歌舞伎役者の中村七之助が務める。テーマ曲には、B'zの松本孝弘による書き下ろしの楽曲「Ups and Downs」が使用されている。【イベント情報】ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞会場:Bunkamuraザ・ミュージアム住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1会期:3月19日から6月5日時間:10:00~19:00(入館は18:30まで)※毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)料金:一般1,500円、大学・高校生1.000円、中学・小学生700円休館日:会期中無休0123
2016年05月02日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ(NADiff)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・渋谷の支店 NADiff modern(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura地下1階)です。■『歌川国貞 これぞ江戸の粋』日野原健司江戸時代後期に活躍した浮世絵師、歌川国貞。初代歌川豊国に入門し、22歳で浮世絵界にデビューするとすぐに頭角を現す。特に美人画、役者絵という浮世絵版画における最も主要なジャンルにおいて確固たる地位を築き、79歳で亡くなるまで常に第一線で活躍し続けた。江戸時代における国貞の人気は葛飾北斎や歌川広重、そして兄弟弟子である歌川国芳をも凌ぐほど絶大で、まさしく当時の浮世絵界を象徴するような存在であった。多作でも知られる国貞はその制作点数の多さから濫作と見なされ、明治時代以降、長らく不当に低い評価を受けていたが、近年では、国内のみならず海外でも研究が活発化するようになり、その功績を正しく評価しようという気運が高まっている。本書は美人画を中心とした傑作を厳選して収録しており、国貞の画業を知ることができる貴重な1冊である。江戸っ子たちが愛した浮世絵師、国貞の華やかな世界を是非ご堪能頂きたい。また現在、Bunkamura ザ・ミュージアムでは、兄弟弟子でありながら対照的な作風で共に一世を風靡した歌川国芳、歌川国貞の作品を併せて展示することにより、江戸のポップカルチャーであった浮世絵の世界を体感することができる「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」が開催中。【書籍情報】『歌川国貞 これぞ江戸の粋』著者:日野原健司監修:太田記念美術出版社:東京美術ソフトカバー/136ページ/B5判発刊:2016年3月価格:税込2,700円【展覧会情報】「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」会場:Bunkamura ザ・ミュージアム住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1地下1階会期:3月19日~6月5日開館時間:10:00~19:00(金・土曜日は21:00まで、入場は閉館の30分前まで)料金:一般1,500円(団体1,300円)、大学・高校生 1,000円(団体800円)、中学・小学生 700円(団体500円)※障害者手帳の提示で割引料金あり。詳細は窓口にて。
2016年04月28日20世紀を代表する芸術家のひとり、スペインのサルバドール・ダリ(1904-89年)の回顧展「ダリ展」が、東京との2会場での開催が決定。日本での本格的な回顧展は約10年ぶりで、過去最大規模の展示となる。本展は、ガラ=サルバドール・ダリ財団(スペイン、フィゲラス)、サルバドール・ダリ美術館(アメリカ、セントピーターズバーグ)、国立ソフィア王妃芸術センター(マドリード)という世界の3つの主要なダリ・コレクションから招来される作品を中心に、日本国内の重要作品を加えた約200点の作品によってダリの世界を紹介する。スペイン、フランス、アメリカとさまざまな場所で創作活動を行ったダリ。絵画や彫刻のみならず、宝飾品、舞台装置、衣裳のデザイン、挿絵や映画の制作までを手掛け、ジャンルを超えて多彩な才能を発揮し、その独特の世界観は、今なお多くの人々を魅了している。本展では、初期から晩年までのダリの創作の軌跡をたどりながら、ダリの世界を多角的な視点で紹介する。ダリのファンならずとも、ぜひ足を運んでみたい。これまで知らなかったダリ作品に出会えるかもしれない。「ダリ展」は、7月1日(金)~9月4日(日)京都・京都市美術館にて、9月14日(水)~12月12日(月)東京・国立新美術館にて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年04月25日「弦屋光溪 現代浮世絵展“写楽”、その先へ―」が、東京・渋谷のBunkamura ギャラリーで2016年5月13日(金)から22日(日)まで開催される。弦屋光溪は、存在感のある役者絵と卓越した技術で、国内外から高い評価を得ている木版画家。絵師・彫り師・刷り師のスキルを全て独学で身につけ「現代の“写楽”」と言わしめるまでそのレベルを高めた稀有な作家だ。摺り終えた版木には全てノミを入れ、二度と擦れなくするという光溪。終えた仕事ではなく、常に先を見据えてきた作家が辿り着くのは、浮世絵であって浮世絵でないようにさえ感じさせる。大胆にデフォルメされた顔・表情・構図により役者へ肉迫する内面的写実性の、痛烈な鋭さとユニークさは、当時の気配をしっかりと踏襲しながら、現代を生きる浮世絵と呼べる様式へと昇華されている。本展では、2000年を最後に終了した大首絵シリーズの貴重な旧作に、猫をモチーフにした戯画、新作のだまし絵シリーズ、光溪のもう一つのライフワークである自画像など、現代浮世絵の醍醐味を味わえる作品の数々を展覧・販売。役者や動物の動きが見て取れるような傑作の数々が集う。【概要】弦屋光溪 現代浮世絵展“写楽”、その先へ―会期:2016年5月13日(金)〜22日(日)開館時間:10:00〜19:30会場:Bunkamura ギャラリー住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura1F【問い合わせ先】Bunkamura ギャラリーTEL:03-3477-9174
2016年04月15日ウルトラスーパーピクチャーズは、新海誠氏原作のTVアニメ「彼女と彼女の猫 -Everything Flows-」の制作に使われた資料や原画などを展示する企画展を開催する。会期は4月9日~6月19日(水曜休館、ただし5月4日は開館)。開館時間は10:00~18:00(最終入館は17:30)。会場は京都府・烏丸御池の京都国際マンガミュージアム 2Fギャラリー4(旧・龍池小学校跡地)。観覧無料(ミュージアムへの入場料は別途必要)。同展は、新海誠氏の自主制作アニメーション作品「彼女と彼女の猫」を原作として、今年3月にTOKYO MX・BS11で放送されたTVアニメ「彼女と彼女の猫 -Everything Flows-」(全4話)の制作で使われた資料や原画などを展示する企画展。同アニメの設定資料や背景画、動画(原画や中割も含む)、線撮(アフレコ時に声優が声を当てる映像)、制作スタッフのインタビューなどが公開されるほか、猫をキーワードにしたマンガ特集コーナーが用意されるという。また、5月3日(14:00~16:00)には関連イベントとして、同アニメの監督である坂本一也氏が出演するトークセッション「カノ猫EFができるまで」が開催される。会場は同館1F 多目的映像ホール。参加希望者は、当日10:00よりミュージアム館内にて配布される整理券を入手する必要がある(事前申込不要、定員200名の先着順)。なお、同展の観覧ならびに関連イベントの参加は無料だが、京都国際漫画ミュージアムの入場料(大人800円 / 中高生300円 / 小学生100円)は必要となる。
2016年03月30日ホビーストックは、特撮TVドラマ『ウルトラマン』の放送開始50年を記念した「ウルトラマン放送開始50年記念商品 浮世絵木版画『ウルトラマンシリーズ怪獣殿下/怪獣百鬼夜行』」の予約受付を、2016年3月19日よりスタートする。いずれも初版200枚限定で、価格は各48,600円(税込)。同商品は、江戸時代よりおよそ400年以上にわたり伝統技術を継承する職人たちと、日本を代表する特撮ヒーロー『ウルトラマン』とのコラボレーション作品。人間国宝が漉いた和紙、彫り、摺り、製造過程すべてが、伝統技術を極限まで高めた職人たちによる手作業で行われ、一枚ずつ丁寧に仕上げられている。「ウルトラマンシリーズ 怪獣殿下」は、『ウルトラマン』で描かれた「怪獣殿下」(第26、27話)のエピソードが題材に。人間国宝の9代目岩野市兵衛氏が漉いた越前生漉奉書紙に、大阪城を背景としたウルトラマンと古代怪獣ゴモラの対決が表現されている。「ウルトラマンシリーズ 怪獣百鬼夜行」は、「ウルトラマン」シリーズから選ばれた怪獣・異星人たちを妖怪に見立て、百鬼夜行絵にしたもの。バルタン星人、ナース、ガヴァドン、ケムール人、ヒッポリト星人、モチロン、タッコング、ノーバ、メトロン星人、エレキング、ピグモンが、百鬼夜行にふさわしいおどろおどろしさとユーモラスさを兼ね備えた姿で描かれている。同じく9代目岩野市兵衛氏による越前生漉奉書紙を使用している。3月19日10時より予約が開始され、締め切りは5月31日23時59分を予定。発売は5月を予定している。(C)円谷プロ
2016年03月16日ウルトラマン放送開始50周年を記念して、3月19日(土)より「浮世絵木版画ウルトラマンシリーズ」が枚数限定で発売されることが決定した。「浮世絵木版画ウルトラマンシリーズ」は、今年放送開始50周年を迎えた日本を代表する特撮ヒーロー「ウルトラマン」と、日本を代表する伝統工芸である浮世絵とのコラボ作品。和紙は人間国宝9代岩野市兵衛氏による越前生漉奉書和紙を使用。江戸時代よりおよそ400年以上にわたり、その技術を継承してきた一流の職人達の手によって制作された。今回は、『ウルトラマン』のエピソードのひとつ、大阪城を背景にウルトラマンと古代怪獣ゴモラが戦う『怪獣殿下』と、バルタン星人、ケムール人、メトロン星人、エレキング、ピグモンなどウルトラシリーズの人気怪獣を描いた『怪獣百鬼夜行』の2作品が各200枚限定で販売される。今後浮世絵木版画は『ドラゴンボール』、『初音ミク』などの販売が予定されている。浮世絵木版画ウルトラマンシリーズは特設サイトにて販売。受付は3月19日(土)午前10時から5月31日(火)午後11時59分まで。■浮世絵木版画ウルトラマンシリーズ怪獣殿下販売価格:48,600円(税込)販売数:初版200枚限定■浮世絵木版画ウルトラマンシリーズ怪獣百鬼夜行販売価格:48,600円(税込)販売数:初版200枚限定
2016年03月16日ウルトラマン放送開始50周年を記念して、3月19日(土)より「浮世絵木版画ウルトラマンシリーズ」が枚数限定で発売されることが決定した。「浮世絵木版画ウルトラマンシリーズ」は、今年放送開始50周年を迎えた日本を代表する特撮ヒーロー「ウルトラマン」と、日本を代表する伝統工芸である浮世絵とのコラボ作品。和紙は人間国宝9代岩野市兵衛氏による越前生漉奉書和紙を使用。江戸時代よりおよそ400年以上にわたり、その技術を継承してきた一流の職人達の手によって制作された。今回は、『ウルトラマン』のエピソードのひとつ、大阪城を背景にウルトラマンと古代怪獣ゴモラが戦う『怪獣殿下』と、バルタン星人、ケムール人、メトロン星人、エレキング、ピグモンなどウルトラシリーズの人気怪獣を描いた『怪獣百鬼夜行』の2作品が各200枚限定で販売される。今後浮世絵木版画は『ドラゴンボール』、『初音ミク』などの販売が予定されている。浮世絵木版画ウルトラマンシリーズは特設サイトにて販売。受付は3月19日(土)午前10時から5月31日(火)午後11時59分まで。■浮世絵木版画ウルトラマンシリーズ怪獣殿下販売価格:48,600円(税込)販売数:初版200枚限定■浮世絵木版画ウルトラマンシリーズ怪獣百鬼夜行販売価格:48,600円(税込)販売数:初版200枚限定
2016年03月16日テレビ朝日は、同局の番組「デザイン・コード」の放送100回を記念し、「デザイン・コード展~美の暗号」を開催する。開催期間は3月19日・20日、開場時間は11:00~19:00。会場は東京都・六本木ヒルズ森タワー2F カフェ/スペース。同展は、ドキュメンタリー番組「デザイン・コード」の企画展。これまで番組に出演した、絵画・写真・彫刻・切り絵・映像作品など、これまで番組に登場した新進気鋭のデザイナー・アーティストたち20組以上の作品を展示する。出展予定のアーティストは、水尻自子氏(映像作家)、浅井美紀氏(水滴写真家)、安田誠一氏(箱庭アーティスト)、松枝悠希氏(アーティスト)など。会場には一部アーティストも来場予定ということだ。なお、「デザイン・コード」は、毎週同局で土曜23時06分より放送されているドキュメンタリー番組。デザインにまつわる秘密(暗号)を“Design code(デザイン・コード)”と定義。毎回1組のデザイナーにスポットを当て、その謎を解き明かすと共に、デザイナーの創作に迫る内容となっている。
2016年02月22日都内・ラフォーレ原宿ミュージアムにて19日、歌手で声優の上坂すみれが『魔女の秘密展』(期間:2月19日~3月13日)の説明会に登場。魔女をイメージしたゴシックロリータスタイルを披露した。衣装についての質問を受けた上坂は、「ゴシックロリータが大好きで、昔からいろんなロリータを着ていたんですけど、今回は黒一色というところが魔女っぽいなと思っています」と回答。一方で、「でも、展示を見るとこんな華美な魔女はいないので、あくまで私の中の魔女ですね」と付け加えた。『魔女の秘密展』は、今までのイメージを打ち破る「本当の魔女」を日本で多角的に紹介する展覧会で、ドイツ・プファルツ歴史博物館、ローテンブルク中世犯罪博物館のほか、オーストリア、フランスなど30カ所以上の美術館・博物館から、まじない道具、魔女裁判に関する書物や史料、魔女裁判で実際に使用された拷問道具など日本初公開を含めた多数の作品を公開。同展はこれまで、大阪、新潟、名古屋、浜松、広島で開催し、延べ約14万人以上を動員している。上坂は東京展においてオフィシャル・アンバサダーを務める。説明会には、同展の監修を務めたドイツ文学者の西村佑子氏、そして編集者・評論家の山田五郎も参加。今回、同展のために35年ぶりにドイツを訪れたという山田は「魔女は"中世の"または"中世の暗黒時代の"というものではなくて、実際に裁判が行われていたのは17世紀ごろ。ルネサンスも起きたあとで、教会の異端審問所ではなく街の裁判所で法律にのっとって行われていたんですね。なまじ裁判にかけるために証拠が必要になり、自白を取るために拷問にかける。そして印刷技術ができて魔女の条件をみんなが知る、次に告発されるのは自分なのではないかと恐れ、市民同士が訴えあいをする。その結果起きた悲劇なんです。なんでもありの時代のことではなく、ある程度民主化した時代に起きたこと。そこに今回の展覧会の一番のポイントがあるんです」と強調した。イベントの最後には、魔女の"秘密"展にかけて自身の秘密を聞かれた上坂が、悩みに悩んで「口座番号とか……」と答えると、「それは(秘密じゃなくて)個人情報だよ!」と山田にツッコミを入れられる一幕もあった。『魔女の秘密展』は、ラフォーレミュージアム原宿にて3月13日まで開催中。
2016年02月20日