今年9月20日に秋葉原にオープンした添い寝専門店『ソイネ屋』。添い寝をするだけの非常に珍しいサービスを提供するお店です。10月には新宿にも2号店がオープンしたこのソイネ屋のオーナーである幸田政士さんに、添い寝専門店を開こうと思ったきっかけなどのお話を伺ってきました。■もともとはアメリカではやったサービス――「添い寝」のサービスを行う非常に珍しいお店ですが、添い寝専門店を作ろうと思ったきっかけは何なのでしょうか?幸田さんこの添い寝のサービスをするお店というのは、実はアメリカのニューヨークではやったものなんです。以前、インターネットでこの情報を見まして、「もしかしたら日本でもウケるかも」と思ったのがきっかけなんです。――この「添い寝をする」というのはアメリカではやっていたサービスなのですね!?幸田さんそうなんです。1人の女性が始めたサービスで、現在でも人気があるそうですよ。ただ、「ソイネ屋」の1号店をオープンした際、取材に訪れたアメリカのテレビ局の方に「アメリカの添い寝サービス」のことを話したら「そんなこと初めて聞いた」と言っていましたけどね(笑)。――もしかしたら非常にアンダーグラウンドな世界での人気を誇っているのかもしれませんね。そうかもしれないですね(笑)。■ビンタもあるよ!――添い寝以外にはどんなサービスがあるのでしょうか?幸田さん添い寝以外ですと、定番の「腕枕」や「ひざ枕」、「見つめ合う」や「いい子いい子する」などのオプションがあります。ほかには「ビンタ」といったものもありますよ。――ビンタですか!?女の子にたたかれたい願望のあるお客さんにはたまりませんね(笑)。「耳かきをしてもらう」ことはできますか?幸田さんもちろん、耳かきもオプションにありますよ。――添い寝に耳かき……最高ですね!添い寝をしてもらうには、お店に来ないとダメなのでしょうか?幸田さんデリバリーの形をとるとさまざまなリスクがありますので、来店していただいて添い寝を楽しんでもらう、ということにしていますね。――デリバリーだと「万が一」の可能性がありますもんね。幸田さん先ほど「きっかけになった」と話したアメリカの添い寝の店はデリバリーもやっているそうなのですが、リスクを考えると難しいです。――なるほど。あと、女性が添い寝してくれるお店だとやはり男性の客さんが多いと思うのですが、女性のお客さんはいらっしゃいますか?幸田さん女性の方も男性ほどではありませんが、けっこう多いですよ。――そうなんですね!? 意外です。■世界に羽ばたく?添い寝の世界――さまざまな海外のメディアからも取材を受けたりと、海外からの注目を浴びている「添い寝専門店」ですが、「海外に店を出さないか?」といった相談というのはありますか?幸田さん中国に出さないか、という話は実際にありますね。――やはり中国はそういった目新しいサービスに対しては貪欲(どんよく)にきますね。アジア圏は「萌え系のサービス」のウケもいいですし。幸田さんそうですね。中国だけでなく、シンガポールやフィリピンでもメイド喫茶が人気だったりしますから、うまくいく可能性はありますね。――アメリカで流行したサービスが日本に渡り、そこからまた違う国に広がっていく、これは何気にすごいことですよね。幸田さん本当そうだと思います。ただ、サービス自体は非常に「すき間」なものなので、無理をせずにずっと続けていければと、そう考えています。――メイド喫茶のように、1つの文化として定着するといいですね。こういった萌え系のサービスは日本発祥のものばかりなので、「添い寝」のサービスがまさかアメリカではやったものがきっかけだとは予想外でした。アジアやヨーロッパでも流行すれば、「Soine」として確固たる地位を築く日が来るかもしれませんね。かわいい女の子が添い寝して癒しを提供してくれる「ソイネ屋」。「最近癒されてないな……」という人はぜひ行ってみてください!(貫井康徳@dcp)●ソイネ屋HP
2012年12月01日世界各国ならではの魅力をフィルムを通して伝える映画。どうせなら現地に行って楽しみたい!さらには現地で映画スターに会ってみたい!と望んでいる方も少なくないはず。芸術の秋は映画祭を存分に楽しめる季節でもあります。その中でも一際盛り上がりを見せるのが、韓国・釜山で毎年開催される「釜山国際映画祭」(BIFF:Busan International Film Festival)。シネマカフェでは、10月4日(木)より9日間にわたり開催された今年の釜山映画祭に密着!今年も逃してしまったけど来年こそは…という方にその見どころの一部をお伝えします。韓国最大の港町、観光地としても人気があり、数多くの映画が撮影されていることでも知られる、映画人に愛される街・釜山。映画祭に初参加した俳優たちの「この映画祭に参加できて嬉しい」という言葉からも、いかに釜山映画祭が愛されているかが伝わります。第17回目を迎えた今年は昨年から大きく増えて22万を超える過去最多の来場者を記録しました。映画ファンを惹きつける魅力の一つは豊富な作品のラインナップでしょう。注目作をいち早く観たいという人、海外ではなかなか観られない新しい才能を発掘したいという人、様々な楽しみ方ができるはず。そんな「映画を存分に楽しみたい!」という方がまず押さえておくべきスポットは「映画の殿堂」。同映画祭の専用劇場として昨年オープンしたこの巨大劇場では、オープニングイベントが盛大に行われるほか、超大型スクリーンで野外感覚の上映を楽しむことも。映画の殿堂を中心に、映画関連のオフィスや高層マンションも林立するセンタムシティですが、同スポットのすぐ目の前にあるショッピングスポット、ロッテ百貨店と新世界百貨店(世界最大の百貨店!)の中にある劇場でも映画を楽しむことができます。実際、午前中からチケットブースは多くの観客で大賑わい!気になる作品がある方は、事前にチェックしておくことをおすすめします。映画はもちろん、本場韓国で生のスターに会いたい!という方が押さえておくべき場所はもちろん、まずオープニングイベント。今回は開幕前に会場に潜入しましたが、午前中にTV局やカメラマンの陣取りは済んでおり、既にレッドカーペット周辺で待つファンの姿も見受けられました。そして本番、続々とゴージャスなドレスとスーツ姿で現れるスターたちに大興奮の声とフラッシュの嵐!その盛況ぶりには圧倒されるかもしれません。今年は最新主演作が出品されたイ・ビョンホン(『王になった男』)やチャン・ドンゴン(『危険な関係』)らおなじみの人気俳優のほか、ユ・ジテやク・ヘソンなど映画監督として参加する顔ぶれも見られました。さらに、スターを近くで見られるのが、高級ホテルが並ぶ海雲台ビーチ一帯に設置される、BIFFビレッジ。ここでは俳優&監督によるトークセッション「オープントーク」が連日行われます。今年も映画デビューを飾った「JYJ」のジェジュンやソ・ジソブら人気俳優が登場し、ファンと近いカジュアルなスタイルで魅力を放っていました。さらに、オープニングの翌日夜、ビーチ沿いに敷かれた長ーいブルーカーペットに錚々たる韓国スターたちが続々登場し、夜中ファンの声援が響いていました。これは、韓国の俳優たちが中心のネットワーク「APAN」主催による「スターロード」というイベントで、人気俳優たちを間近で見られる絶好の場所です。さて、映画祭を存分に楽しむのに加えて、もちろん旅の醍醐味として外せないのはグルメ&ショッピング。港町・釜山ならではの海鮮鍋は絶品なので、ぜひ試してみては?時間に余裕のある方は、韓国一の水揚げ量を誇る南浦洞の水産市場、ジャガルチ市場まで足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。また、海雲台から地下鉄で約20分程で若者たちが多く賑わう繁華街・西面に到着。地下街に延々と続く格安のシューズやチープコスメに、思わず大人買いしたくなるかも?開放感に満ちた魅力あふれる街、釜山。日常の見慣れた景色から一歩離れたところで、ひと味違う生の映画体験をぜひ。今年逃してしまったという方も来年こそはお早めにチェック!特集「my first Busan釜山国際映画祭潜入レポート」■関連作品:危険な関係王になった男 2013年2月16日より新宿バルト9、丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved第17回釜山国際映画祭 [映画祭] 2012年10月4日から10月13日まで韓国・釜山にて開催
2012年11月30日10月4日(木)より開幕中の第17回釜山国際映画祭のオープン・トークイベントに、『ジャッカルが来る』(原題)で韓国スクリーン・デビューを果たした「JYJ」のジェジュンが共演のソン・ジヒョと共に登壇し、ファンの熱烈な歓声を浴びた。著名人を招いて釜山・海雲台ビーチの特設ステージで一般公開する形で行われるこのオープン・トークイベント。登壇前より会場には若い女性ファンを中心に大勢の人々であふれ返っており、ジェジュンが姿を表すと悲鳴に似た歓声が沸き起こった。前日の映画祭開幕イベントではタキシードで決めていたジェジュンだが、この日はリラックスした黒のコーディネートで登場。釜山映画祭に参加するのは、ソン・ジヒョ共に初めてだったが、JYJメンバーの「ジュンスとユチョンより先に釜山に来られて嬉しい」と冗談交じりに喜びを語った。本作では、拉致されてしまう大スターを演じているジェジュン。映画について「コメディやアクションの要素もたくさんあるので、いろんな見どころがある」とアピール。また、この日はファンの要望に応えて歌声も披露し、最後までファンを熱狂させていた。2人以外にも、オープン・トークには開幕式の司会を務めた台湾出身の女優、タン・ウェイと韓国の名優、アン・ソンギのツーショットや『会社員』(原題)を引っさげ映画祭に参加しているソ・ジソブ、『危険な関係』(原題)でチャン・ドンゴンと初共演を果たしたチャン・ツィイーらも参加し、リラックスしたスタイルでファンを喜ばせていた。第17回釜山国際映画祭は10月13日(土)まで開幕中。■関連作品:第17回釜山国際映画祭 [映画祭] 2012年10月4日から10月13日まで韓国・釜山にて開催
2012年10月07日アジア最大級の映画の祭典、第17回釜山国際映画祭が4日(現地時間)、韓国・釜山市で開幕した。釜山市海雲台センタムシティに昨年、オープンした映画祭専用施設“映画の殿堂”で行われた開幕式には、アジアを代表するスターが続々と登場。現在、『王になった男』が韓国で大ヒット中のイ・ビョンホンを始め、オ・ジホ、ユ・ジテ&キム・ヒョジン夫妻、チソン、イ・ジェフン、ムン・グニョン、除隊したばかりのキム・ナムギル、「JYJ」のジェジュンら韓流スターに加え、オープニング作品に選ばれた香港の大作サスペンス映画『COLD WAR』(原題)の主演レオン・カーファイ、アーロン・クォックが、レッドカーペットを華やかに飾った。日本からは『るろうに剣心』の佐藤健、『ライク・サムワン・イン・ラブ』の加瀬亮と高梨臨、『かぞくのくに』の井浦新らが出席。大会場の外まで埋め尽くすファンからの歓声に、みな、顔をほころばせていた。特にレッドカーペット前に詰めかけたファンの熱狂ぶりはすさまじく、一時は警察と揉み合いになるほどの加熱ぶりだった。開幕式の司会は例年、韓国の人気俳優や監督が務めるが、今年は初めて『ラスト、コーション』、『レイトオータム』で知られる中国の女優タン・ウェイが、韓国を代表する名優アン・ソンギと共に大役を果たした。またセレモニーでは、「アジアン・フィルムメーカー・オブ・ジ・イヤー」に選ばれた、日本の若松孝二監督の表彰も行われ、さらにニューカレント部門審査員を務める、チョン・ウソンと日本からは女流監督・河瀬直美も出席した。13日までの期間中、チャン・ドンゴン、チャン・ツィイー、ソ・ジソブ、チョン・ジヒョンらアジアが誇る人気スターが続々と登場するほか、「東方神起」や「江南スタイル」が世界中でヒットしているPSYのイベントも予定されており、例年以上の盛り上がりとなりそうだ。第17回釜山国際映画祭は10月13日(現地時間)まで開催。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:王になった男 2013年2月、全国にて公開© 2012 CJ E&M Corporation, All Rights Reservedかぞくのくに 2012年8月4日より東京・テアトル新宿、大阪・テアトル梅田ほか全国にて公開© 2011 Star Sands, Inc.ライク・サムワン・イン・ラブ 2012年9月、渋谷・ユーロスペースにて公開るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会第17回釜山国際映画祭 [映画祭] 2012年10月4日から10月13日まで韓国・釜山にて開催
2012年10月05日本日(現地時間)、今年も韓国最大の映画の祭典「釜山国際映画祭」が幕を開けた。チャン・ドンゴンやソ・ジソブ、タン・ウェイにチャン・ツィイーとアジア圏を代表するトップスターたちが数多く参加することで注目を集めている本映画祭。今年は、『G.I.ジョー』シリーズや『RED/レッド』の続編など、ハリウッド映画への出演でいまや国際的スターとなったイ・ビョンホンも、主演を務めた歴史大作『王になった男』を引っさげ現地入りを果たしているようだ。1616年、朝鮮第十五代王・光海君(クァンヘグン)。道化師・ハソンは、権力争いのため毒殺の危機に怯える光海と瓜二つという理由から、彼の影武者を務めることに。ハソンを王に仕立て上げる重臣たち、王を偽物ではないかと疑う家臣たち、そして心が通い合わなくなっていた王の突然の変化に戸惑う王妃。さまざまな人間関係が複雑に絡み合う宮中で、平民出身のハソンは戸惑いながらも、次第に民のことを考える“真の王”として頭角を現していく――。韓国ドラマの中でも、「トンイ」や「イ・サン」、「宮廷女官チャングムの誓い」など、日本でも人気を集めている時代劇だが、『王になった男』は人気・実力を兼ね備え、これまで数々の作品に出演したきたビョンホンが初めて時代劇挑んだ注目作だ。さらに、暴君・光海と道化師・ハソンの一人二役にも挑戦し、まったく性格の異なる役を完璧に演じ分けている。脚本は『オールド・ボーイ』のファン・ジュエン、監督は『麻婆島(マバド)』、『あなたを愛しています』のチュ・チャンミンが手がける。絢爛豪華な王朝時代を背景に、歴史から消された15日間に“王となった男”を緻密な構成とドラマチックな展開で描く本作。すでに公開を迎えている本国・韓国では絶賛を浴びており、現在、参加中の釜山国際映画祭では胸を張っての凱旋となりそうだ。ビョンホンは10月6日(現地時間)の夕方から行われるトークショー、同日夜のオープントークに出席する予定だという。『王になった男』は、2013年2月、全国にて公開。■関連作品:王になった男 2013年2月、全国にて公開2012 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved
2012年10月04日運命によって導かれるロマンティックな恋、悲しい試練を乗り越える愛、時を待って成就される恋…夏を目前に控え、恋したくなる、恋する気分を高めてくれる映画がいま、続々と公開となっている。その中で、韓国から届いた珠玉のラブストーリー『ただ君だけ』で描かれる愛を一言で表すのなら、それは「無償の愛」。都会の生活の中にほっと光を与えるような、切なくも美しい愛の形を魅せてくれる、ソ・ジソブとハン・ヒョジュのふたりに話を聞いた。映画×純愛ラブストーリーという挑戦ボクサーとしてチャンピオンという栄光を手にしながら、暗い過去のために心を固く閉ざすチョルミンと、事故で愛する家族と自らの視力を失いながらも明るく健気に生きるジョンファ。都会の片隅に生きる2人は、共に灯を分け合うように、寄り添い合っていく。TVドラマでのブレイクを経て、ここ数年は『映画は映画だ』といったハードボイルド作品など、ジャンルの幅を広げてきたジソブにとって、このラブストーリーは新たな挑戦だったという。「僕にとって本作は、映画では初めてのラブストーリーでした。スクリーンで顔が映し出されたときに表情がきちんと合っているかどうかなど気になっていたんですけど、実際に完成した映画を観たら、映画の中でも自分はラブストーリーを見せることができるという手ごたえを感じました。僕にとって、自信をもたらしてくれた映画になりました」。一方、ヒョジュにとっても本作は多大なる挑戦となった。「メロドラマ、こういったラブストーリーは初めての挑戦でした。視覚障害者という役に挑戦するのも初めてで、自分にとっては荷が重かったですし、実際にお会いして生活習慣を間近に見たり、ほかのドラマを参考にしたりしてとても勉強しました。いろいろなことにおいて初めてのことが多かったと思います。ストーリーが進行するに連れて2人の愛情が深まり、その感情を表現して維持するという部分がやはり大変でした。あと、監督の推薦で『街の灯』(チャップリン主演)を観て、演技の参考にはさせていただきました」。「本当に心の底から愛し合おうと思いました」(ヒョジュ)暗い過去が生んだ心の隙間を互いに埋め合うように、確かめ合うように愛を育んでいく2人。決して派手ではない、静寂の中で見せる2人の恋愛模様はある安心感すら与えてくれるが、2人はどのようにこの関係性を作り上げていったのか?「恋愛のシーンが続いたので、その気持ちの維持が大変でした。でも、うまく作っていきました(笑)。特別に何かをしたというわけではなく、本当にそれにはまり込んでしまえばそういうふうになるんですよね。今回はラブストーリーで、2人のシーンがほとんどだったので、そういう状況で嘘っぽいところがあると大きなスクリーンで映し出されたときにすぐにバレてしまう。ですから本当に愛し合っている2人をどういうふうにうまく演じればいいのか、監督を交えて3人で頭を合わせて悩みました。与えられた環境の中で、本当にチョルミンとジョンファに成りきって愛し合おうと努力しました」(ジソブ)「私も撮影している間は、本当に心の底から愛し合おうと思いました。ジソブさんは温かくて余裕があり、私に欠けているところを補ってくれました。常に楽な気持ちにさせてくれました」(ヒョジュ)「『恋愛』というのはとても美しい言葉ですが、『愛する』ということはお互いに対する思いやりや犠牲が伴う」というジソブの言葉は、まさにこの2人の恋愛の芯なるところ。だからこそ「そういったものが力になって、恋愛というものをリードしてくれる」という言葉に力を込める。ジソブの恋愛観にはヒョジュも「難しい恋愛こそ、高貴で美しいものなので、私にとって憧れの対象ですね。多くの女性にとって一度は体験したいものではないかなと思います」と同意。現在25歳、劇中のジョンファのように自身も自立して働く女性のひとりとして、女性として生まれてきた悦びを噛みしめる。「最近は自立して自分の仕事を一生懸命に頑張っている女性はすごくかっこいいなと思います。ただ、自分自身は毎年毎年変わっていきますし、毎日毎日変わっていってるので、いま考えていることもいつ変わるか分かりません。ですが、仕事を一生懸命している中である瞬間、女性として生まれたからには一つの家庭に収まって、妻となり、母親となる。そういう姿もかっこいいと思いますし、そういう女性にもいつかなりたいと思います」。「いまは早く40代を迎えたいと思う」(ジソブ)一方、今年で俳優デビューしてから15年、30代半ばを迎えたジソブ。本作では、あらゆるものを“そぎ落とした”男の魅力を放つ彼は、役者として新たなステージに立っていると言っても過言ではない。「(除隊後は)様々なジャンルに挑戦してみようと努力しています。キャラクターが生きていると感じれば、ジャンルは問いません。俳優として、僕自身は年齢を重ねたことで大きな気持ちの変化はないのですが、逆に早く40代を迎えたいと思ってます。早くその年齢に合うような役に挑戦したいですね。歳月が流れるにつれて皺も増えていきますし、目にも深みが出てきますよね。そういうときに合ってくる役を演じたいと思ってます」。女性として、男性として自然な、シンプルな歩みに美を見出す2人だからこそ縁取ることができたシンプルな、でも確かな愛。最後に、2人に愛のメッセージを送ってもらった。「この映画は本当にクラシカルなラブストーリーです。観た後にもう一度、愛について考えてほしいと思います」(ジソブ)「恋愛をしてください。愛を育んでください、そして幸せになってください」(ヒョジュ)(text:cinemacafe.net)■関連作品:ただ君だけ 2012年6月30日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2011 SHOWBOX / MEDIAPLEX AND HB ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED
2012年07月02日「ぴあ」調査による6月30日公開の映画・満足度ランキングは、内野聖陽主演の『臨場 劇場版』がトップに輝いた。2位にソ・ジソブ出演のラブ・ストーリー『ただ君だけ』が、3位にドキュメンタリー映画『Beyond the ONEDAY ~Story of 2PM & 2AM~』が入った。その他の写真1位の『臨場 劇場版』は、横山秀夫のベストセラー小説を基に、物言わぬ死者の声を読み取り、謎を解き明かしていく検視官・倉石義男の活躍を描く。人気ドラマの映画版だけあり、劇場にはドラマシリーズのファンが多く足を運んだが「TVドラマにはない迫力と重みで最後まで楽しめた」「現場検証の場面は細部までしっかりと描かれていて見応えがある」「人間の複雑な心理や、難しい感情を上手に作品の中で描いていたと思う」など、出口調査では好評が寄せられた。注目は客層の幅の広さで、10代から70代までの男女が本作を評価しており、内野をはじめとするキャスト陣のチームワークと、劇中で描かれる人間心理に関してコメントする声が多かった。2位の『ただ君だけ』は、暗い過去のせいで心を閉ざしている元ボクサーの男と、視力を失いつつある女性が純粋な愛を育んでいく物語。観客は圧倒的に女性が多く「これまでのラブ・ストーリーにはない展開で楽しめた」「アクションがとてもリアルで迫力があるし、物語も意外な展開があるなど工夫されていた」など、作品のクオリティを評価する声が集まった。(本ランキングは、2012年6月30日(土)に公開された新作映画14本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年07月02日韓国の俳優、ソ・ジソブとハン・ヒョジュが6月7日、都内のホテルでふたりが主演する映画『ただ君だけ』(ソン・イルゴン監督、6月30日より公開)の記者会見を行った。映画『ただ君だけ』チケット情報同作は、視覚障害を抱える女性・ジョンファ(ハン・ヒョジュ)と、元ボクサーのチョルミン(ソ・ジソブ)の一途な愛を描く正統派純愛ストーリー。撮影中に、一番トキメいたシーンについて、ソ・ジソブは「はじめてふたりが会う駐車場の料金所ボックスですね。そこから愛が始まると思うので」と話し、一方のハン・ヒョジュは「たくさんあると思いますが、川べりで『石を探して』っと言って、ジョンファが初めてチョルミンの手を握る場面。そこから本当にふたりの愛が始まるんだなぁ、と思ってドキドキしました」とそれぞれ印象に残る場面について語った。キャラクター作りについては、「ボクシングの選手役だったので、アクション準備が肉体的に大変でした」(ジソブ)、「視覚障害者を演じるので、最初はとてもプレッシャーを感じました。役作りのために映画やドラマもたくさん見ましたし、視覚障害者の方々と一緒に生活して生活習慣を学びました」(ヒョジュ)と語った。そして、苦労した部分については、ふたりとも「恋愛感情を維持し続ける演技が精神的に辛かった」と同様の感想を述べた。映画で綴られているような一途な純愛について聞かれると「愛という単語は美しい単語ですが、愛するためにはお互いへの配慮や苦痛、犠牲がついてくるもの。それも含めて愛だと思います」(ジソブ)、「とても映画的な愛の話だと思います。でも、このように映画にできるほど高貴で美しい愛の話なんです。こういう愛は難しく感じるかもしれませんが、すべての女性が一度はこういう恋愛をしてみたいと感じるんじゃないでしょうか。私もそうです」(ヒョジュ)とそれぞれの恋愛観を話した。劇中でジョンファはチョルミンを「アジョシ(=おじさん)」と呼ぶが、実際にもハン・ヒョジュはソ・ジソブをアジョシと呼んでいたそうで、ソ・ジソブは「映画を撮る前から『アジョシ』と呼ばれていて、撮っている間も『アジョシ』、終わってからもずっと『アジョシ』でした。『アジョシ』と呼ばれても悪い気はしなかったですね。愛称のひとつだと思いますし、本当に“おじさん”という意味じゃないですから」と話し、「実際にも『アジョシ』と呼ばれる間柄の人が増えました」と笑いを誘った。会見後に、ふたりは有楽町・丸の内ピカデリーで行われたジャパンプレミアに出席。ジソブは、ファンから「アジョシ!」という声援を浴びていた。映画『ただ君だけ』は6月30日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー。
2012年06月08日韓国映画『ただ君だけ』に主演するソ・ジソブとハン・ヒョジュが揃って来日し、6月7日(木)に都内で行われた記者会見に出席した。チャンピオン経験もありながらもある事件がきっかけで心を閉ざしたボクサーと視力を徐々に失っていく女。社会の片隅でいちずに生きる男女の純愛を紡ぎ出す。『映画は映画だ』、「ロードナンバーワン」などハードボイルドな作品への出演が続いたジソブにとって久々のラブストーリーとなった本作。ボクサー役ということで「アクションに対する準備が大変でした」とフィジカル面での苦労を認めつつも、やはりメンタルの部分での難しさが大きかったようで「やはり(自身が演じた)チョルミンのジョンファ(ヒョジュ)に対する恋愛の気持ちを維持する、その精神的なストレスが何より大変でした」と明かした。一方、ヒョジュは視覚障害を抱える女性ということで「どう表現するか悩みました。実際に視覚障害の方に関するドラマやドキュメンタリーも見ました。そういう方たちの生活習慣に触れることで得るものはないかと努力しましたが、常に自分の中に『足りない』という気持ちでした。撮影が始まってから『もっとこうしたら』という変化が生まれてきました」とふり返った。2人の共演は今回が初めてだが、ヒョジュはジソブについて「温かく、余裕のある雰囲気を持った方で、現場で私にかけているものを補って、こちらの気持ちをすごく楽にさせてくださいました」と絶賛。一方のジソブは「これまではTVなどを通じて見ていて、溌剌としたかわいい、はじけるようなイメージを抱いていたので、現場でヒョジュさんがいつも悩みながら慎重に進めていく姿を目にしたのは驚きでした」と意外な姿を明かした。ちなみに劇中、ジョンファがチョルミンを「アジョシ(おじさん)」と呼ぶシーンがあるが、“オジサン”呼ばわりについてジソブは「実は撮影が始まる前から、そして最中も撮影が終わった今も彼女は僕を『アジョシ』と呼ぶんです。本当にオジサン扱いするというよりも愛称としての呼び名ですので、悪くないなという気分ですよ。実際、そう呼ぶ人が増えてきました(笑)」とユーモアたっぷりに語った。映画の中で2人の愛は、見る者にもどかしさすら感じさせる“難しい恋愛”と言えるが、こういう恋愛について尋ねられるとジソブは「“恋愛”という言葉は非常に美しいですが、そこには相手への犠牲や苦労が伴うものです。そういう要素も愛のひとつである、そういうものが力となって、恋愛を導いていくのだと思います」と自らの恋愛観を少しだけのぞかせつつ語る。同じ質問にヒョジュは「こういう難しい恋愛は高貴で美しいからこそ、映画の題材になるのだと思います。私にとっても憧れであり、つらく難しいものですが、私も含めた多くの女性が一度は経験したいと思ってるのではないでしょうか」と一筋縄ではいかない恋愛願望を明かした。『ただ君だけ』は6月30日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ただ君だけ 2012年6月30日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SHOWBOX / MEDIAPLEX AND HB ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED
2012年06月07日昨年の釜山国際映画祭のオープニング作品に選ばれ、発売からわずか7秒でチケットが完売したという韓国発の純愛ラブストーリー『ただ君だけ』のが6月30日(土)より公開となる。日本でも高い人気を誇るソ・ジソブと、韓国の“新・ラブストーリーの女王”ハン・ヒョジュが贈る切なくも胸キュン要素満載の本作の予告編がシネマカフェに到着した。ソ・ジソブが本作で演じるのは、ボクサーとしてチャンピオンになった経験がありながら暗い過去のために心を固く閉ざしていた男・チョルミン。ハン・ヒョジュが演じる視力を失いつつも明るくはつらつとしたジョンファと出会い、少しずつ心を開いていくのだが…。TVドラマ「ごめん、愛してる」で大ブレイクし、その後『映画は映画だ』など、ワイルドな魅力で数多の女性たちを虜にしてきたソ・ジソブ。彼と切ない恋愛模様を見せるのは、人気韓流ドラマ「トンイ」での名演が記憶に新しい若手女優ハン・ヒョジュ。韓国が誇る実力派2人の初競演に注目が集まる。夢を失った男と視力を失った女が、お互いの失ったものを埋め合うようにただ一途に愛し合う…そんな姿がこちらの予告編映像にも断片的に収められている。見ていて苦しくなるほどの2人の想いの強さ、そしてひたむきさに胸キュンすること必至!アート系の作品で高い評価を得てきたソン・イルゴン監督が生み出す淡い色彩の映像美も、2人の“純愛度”をさらに高めている。まずはこちらの予告編で極上の純愛に胸ときめかせてみては?『ただ君だけ』は6月30日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ただ君だけ 2012年6月30日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SHOWBOX / MEDIAPLEX AND HB ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED
2012年04月19日マヤ文明による人類滅亡説がささやかれる2012年、先日韓国で「人類最後の日に一緒にいたい男性芸能人は?」というユニークなアンケートが行われ、日本でも人気の俳優ウォンビン、ヒョンビンをおさえ、3月10日(土)に主演最新作『超能力者』の公開を控えた俳優のカン・ドンウォンが1位に選ばれた。その他の写真ドンウォンは2004年に、映画『彼女を信じないでください』『オオカミの誘惑』に出演し、大韓民国映画大賞新人男優賞、青龍映画賞人気スター賞、百想芸術大賞人気賞を受賞。その後2010年にソン・ガンホとダブル主演を果たした映画『義兄弟』で観客動員数550万人の大ヒットを記録し、一躍韓国を代表する俳優に。今回行われたアンケート結果では、5位にソ・ジソブ/チョ・インソン(10%)、4位にシン・ハギュン(13%)、3位にヒョンビン(16%)、2位にウォンビン(23%)が選ばれ、ドンウォンは28%の支持を得た。ドンウォンは現在兵役についており、除隊は今年の後半の予定。兵役前最後の主演作品として選んだ『超能力者』は、俳優コ・スとのダブル主演が話題となり、韓国では公開2日間で全国24万人を動員した。本作は、目だけで相手の心を動かすことが出来る特殊能力を持つチョイン(ドンウォン)と、自分の能力が全く通じない青年との対決を描いたSFアクション。日本では3月10日(土)より公開される予定だ。『超能力者』3月10日(土)よりシネマート新宿他全国順次ロードショー(C)2010 United Pictures & ZIP CINEMA. All Rights Reserved
2012年01月31日すでに一過性のブームを超えて、人気スターと共にシリアスなドラマからラブストーリー、アクション、コメディと様々なジャンルで恒常的に良質な作品を送り出している韓国映画。「アジアドラマチックTV★So-net」ではこれまでにも日本初放送となる作品も含め、数多くの韓国映画/ドラマを放送してきたが、このたび、韓国におけるアカデミー賞と言われる「大鐘(テジョン)賞」受賞作品をお届けする「大鐘賞映画祭特集」が4月より放送されている。1962年に創設された、韓国で最も権威ある映画賞である大鐘賞。過去には『JSA』をはじめ、日本でもヒットを記録した作品の数々が作品賞に選出されており、俳優部門でもソン・ガンホ、ハン・ソッキュ、チェ・ミンシクら錚々たる顔ぶれが受賞者に名を連ねる。毎年秋に授賞式が行われ、多くの報道陣が詰めかけ、賑わいを見せる。今回の「映画祭特集」で放送されるのは選りすぐりの4作品。まず、一昨年の第46回大鐘賞で新人俳優賞に主演のカン・ジファンとソ・ジソブがWノミネートを果たし、見事、ジファンが受賞した『映画は映画だ』。あまりに熱の入った演技で相手役を病院送りにしてばかりの映画俳優が、自ら見つけてきた、ヤクザであり俳優志望の男と“ガチンコ”で映画を作り上げていく姿を描く。鬼才キム・ギドクが製作を務め、韓国映画の未来を背負って立つ2人が見せる壮絶なファイトは一見の価値あり!『霜花店(サンファジョム)運命、その愛』は、高麗時代の末期を舞台にした時代劇で、重厚な物語を支えた美術、音楽が高い評価を集め、『映画は映画だ』と同じく第46回大鐘賞で美術賞、作曲賞を受賞している。時代の波と運命に翻弄され、危険な愛に身を投じる王と王妃、近衛隊長を演じたチュ・ジンモ、ソン・ジヒョ、チョ・インソンにも注目。特に、インソンとジンモの同性愛シーンは公開時に大きな話題を呼んだ。『家族の誕生』はTV初登場。あの大ヒット作『グエムル−漢江の怪物−』を抑えて見事、第44回大鐘賞最優秀作品賞に輝いた。恋人のように仲が良い姉弟と、弟が連れてきた年上の恋人の3人が織りなすぎこちない共同生活を描いた一編に、奔放な母親の恋愛に翻弄される娘の姿を描いた一編、美人で性格の良い恋人の“博愛”に不安を抱き続ける男の苦悩を描いた一編と計3編のオムニバス作品。それぞれの家族の姿に韓国はもちろん、世界中から絶賛の声が上がった。そして先述の3作とは打って変わったピュアなラブストーリーが『ユア・マイ・サンシャイン』。純朴な青年と、HIVに感染していると知らずに彼の愛を受け入れた美しい女性。愛を貫き、いかなる障害をも乗り越えていく姿に多くの観客が涙した。当初、韓国で「HIV感染者が売春行為で逮捕」とスキャンダラスに報じられた事件の真相をパク・チンピョ監督が映画として描く。ヒロインのチョン・ドヨンが第43回大鐘賞で主演女優賞を受賞。また、物語の展開に合わせて15キロの増量と12キロの減量を行った主演のファン・ジョンミンの演技も絶賛された。特に、全てを失った2人が再会を果たすシーンは涙必至!さらに、今回の特集では昨年の秋に開催された「第47回大鐘賞映画祭」の授賞式の様子をお届け。2PMと少女時代に、BIG BANGのT.O.P(韓流人気賞受賞)ら、いまをときめくスターたちがずらり。注目は主演男優賞に輝いたウォンビン。スターたちの受賞の喜びの声などをノーカットで放送する。受賞作、候補作にはもちろん日本未公開の作品も。これまで意外と知らなかった韓国の最も権威ある映画賞を過去の受賞作と共に楽しんでみては?「アジアドラマチックTV★So-net」:『映画は映画だ』放送日:4月8日(金)・13日(水)・29日(金)21:30〜『霜花店(サンファジョム)運命、その愛』放送日:4月16日(土)深夜2:00〜、30日(土)23:30〜『家族の誕生』放送日:4月22日(金)・27日(水)21:30〜『ユア・マイ・サンシャイン』放送日:4月9日(土)23:30〜、23日(土)深夜1:45〜■関連作品:映画は映画だ 2009年3月14日よりシネマスクエアとうきゅうほか全国にて公開© 2008 SPONGE and KIM KI-DUK FILM.All Rights Reserved霜花店(サンファジョム)運命、その愛 2010年2月6日よりシネマート六本木ほか全国にて公開家族の誕生2006 © Lotte Entertainmentユア・マイ・サンシャイン 2006年11月3日より日比谷シャンテ シネ、渋谷Q-AXシネマほか全国にて公開©2005 CJ Entertainment Inc.& BOM Film Co. Ltd. All Rights Reserved■関連記事:ソ・ジソブ インタビュー年下共演男優と「キスはしてないけど愛し合ってた(笑)」ビョンホン&ウォンビン…2009年写真でふり返る来日スター【韓流スター編】復帰作で“静”なる男の狂気を魅せるソ・ジソブ「演技を愛しているんだと気付いた」“動”なる男の魅力を体現カン・ジファン、初主演作『映画は映画だ』を語る『映画は映画だ』公開記念!カン・ジファンのサイン入り色紙を2名様にプレゼント
2011年04月07日公開中の映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』が韓国でも公開されることになり、11月23日、韓国のソウル市内で主演の松嶋菜々子、ソン・スンホンが記者会見を行った。1990年に公開された『ゴースト/ニューヨークの幻』を、舞台を日本に移して“アジア版リメイク”として作り上げた本作。主人公のカップル役に松嶋さんとスンホンという日韓を代表する2人をキャスティングしており、今月13日(土)の日本公開に続き、韓国でも公開されることに。この日は、北朝鮮による砲撃で韓国全土が緊張状態に包まれていたが、会場にはスチールカメラ100台、ムービーカメラ50台、韓国の記者約300人が詰めかけた。5年ぶりの訪韓となった松嶋さんは「みなさん、こんにちは、松嶋菜々子です。応援よろしくお願いいたします」と韓国語で挨拶。スンホンさんも「オリジナルを知っている方は、当時のことを思い出しながら、また、知らない若い世代の方には新しい映画として、このアジア版ゴーストを楽しんでいただきたいです」とメッセージを送った。記者会見の後には、大谷太郎監督と共にVIP試写会に出席。来場ゲストの中にはソ・ジソブ、キム・テヒ、チ・ソンほか、日本でも人気のある韓流スターの姿も見られた。会場には約400人の観客がつめかけ、黄色い声援が飛び交い、大きな盛り上がりを見せていた。『ゴーストもういちど抱きしめたい』は全国にて公開中。■関連作品:ゴースト もういちど抱きしめたい 2010年11月13日より全国にて公開© 2010「ゴ−スト」製作委員会■関連記事:松嶋菜々子&スンホン『ゴースト』アジア5か国公開決定アジア版『ゴースト』に7割以上の観客「泣けた」アジア版ならではの場面がツボ?松嶋菜々子、ミッドタウンのクリスマスイルミネーションに「ストーリー性あって素敵」日本でリメイクしてほしい作品を投票!『ゴースト』パンフレット&雪肌精を2名様にプレゼント松嶋菜々子インタビュー「しばらくラブストーリーをやっていなかったので…」
2010年11月24日韓国屈指の演技派ソン・ガンホと、甘いマスクで日本でも高い人気を誇るカン・ドンウォンの共演作『義兄弟SECRET REUNION』の予告編がいち早くシネマカフェに到着した。ソウルで起きた謎の銃撃事件。責任を問われて組織をクビになった韓国情報員の男(ソン・ガンホ)と、潜入工作に失敗して北朝鮮から見捨てられた工作員(カン・ドンウォン)が、事件の6年後に偶然再会する。敵対関係にありつつも、“どこにも属することのできない”男2人は、徐々に心を通わせていく。だがそんな折、命を賭して臨まねばならぬ重大事件が発生!国家のために働き、国家に捨てられた男たちが出した答えは…。海軍哨戒艦「天空」撃沈事件を受けて、北朝鮮に向けた緊張が高まりを見せている韓国国内。南北共同宣言から10年、そして朝鮮戦争勃発から60年を迎える今年、イ・ビョンホン主演のドラマ「IRIS」に、ソ・ジソブ主演の「ロードナンバーワン」、そしてイ・ジェハン監督の『砲火の中へ』など、宿命的な南北の問題を題材にした作品が多く世に送り出されている。そんな中、北と南、それぞれの国家に翻弄された2人の男を描いた本作は550万人を動員し、今年の韓国国内の映画興行収入No.1をひた走っている。今回、到着した予告編では、当然のことながら南北間の緊張を内包しつつも、男たちのやり取りや表情は、人間としての温かみやおかしみを伝えてくれる。ゼロ年代を代表する演技派俳優として活躍するソン・ガンホに、韓流スターの枠を超えて圧倒的な存在感をスクリーンの中で放つカン・ドンウォン。この2人がただならぬ“熱さ”をスクリーンを通じて日本にも持ち込んでくる!『義兄弟SECRET REUNION』は10月30日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:義兄弟SECRET REUNION 2010年10月30日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開© SHOWBOX/MEDIAPLEX ALL RIGHTS RESERVED.
2010年09月11日韓国のトップ俳優、ソ・ジソブ主演のドラマ「カインとアベル」のDVD BOX発売を記念して、都内で本作のファンを集めた試写会イベントが開催され、漫画家の池田理代子によるトークイベントが行われた。本作は、大病院を舞台に兄弟の葛藤を描いた愛憎劇。米国留学を経て一流の脳神経外科として父が経営する大学病院に戻ってきた兄のソヌ(シン・ヒョンジュン)。血のつながりのない、義理の弟のチョイン(ジソブ)は7年ぶりの再会を素直に喜ぶ。だが、ソヌの恋人だったソヨン(チェ・ジョンアン)はチョインのものとなり、父は病院の経営をもソヌに譲ろうとしていた。裏切られた思いのソヌは、ある陰謀を企てる。聖書にある“人類初の殺人”とされるカインとアベルの兄弟の物語を下敷きに、韓国で高視聴率を記録した。「カインとアベル」…略して“カベル”ということで、本作のDVDボックスIとIIを購入した人に、抽選で“カベルネソーヴィニョン”種を使用したワイン、シャトー・トゥール・デュ・オー・ムーランをプレゼントするキャンペーンが実施される。このボトルのラベルのイラストで、本作のソヌとチョインの兄弟を描いたのが、名作漫画「ベルサイユのばら」で知られる池田さん。池田さんによると、韓国での「ベルばら」人気はかなりのもので、以前、宝塚歌劇団が韓国公演を行った際には「ベルばら」の上演をぜひにとリクエストされ、会場ではファンのサイン攻めにあったとか。また、池田さんはペ・ヨンジュン主演の「太王四神記」のコミック版を手がけており、その点でも韓流とのつながりが。池田さんは「韓国ドラマは濃い〜ですね(笑)。日本の少女漫画の王道を継承しています。昔の継子(ままこ)いじめなどのメンタリティをそのまま持っている」と絶賛(?)。特に本作に関しては「ソヌの母親(※チョインにとっては義理の母)にハマリましたね。いまの日本にはないキャラクターだと思います」と熱く語っていた。また、今回のワインのラベルのイラストについては「ジソブさんの顔は、ほりが深く、鼻筋が通っていてすごく描きやすかったです。時々、自分の漫画でこういう人物は描きますね。私のためのモデルのような顔立ちでした」と笑顔。さらに「お兄ちゃん(ヒョンジュン)の剃りこみが実は大好きで…(笑)。自分の好みで結構、変えて描きました」と照れくさそうに明かし、会場の笑いを誘っていた。「カインとアベル」DVD BOX Iは発売中。DVD BOX IIは6月4日(金)発売。「カインとアベル」DVD BOX I発売元:エイベックス・エンタテインメント販売元:エイベックス・マーケティング価格:16,800円(税込)発売中「カインとアベル」DVD BOX II価格:19,950円(税込)発売日:6月4日(金)公式サイト:■関連作品:ソフィーの復讐 2010年1月9日より新宿ピカデリーほかにて公開© 2009 SOPHIE PRODUCTION LTD, PERFECT WORLD CULTURE COMMUNICATION CO., LTD. and CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:『ソフィーの復讐』チャン・ツィイー×ソ・ジソブ“優柔不断”な男はアリ?ナシ?ツンデレ?身長?お似合い映画カップル1位は『のだめ』の2人真央&岡田将生が2位ビョンホン&ウォンビン…2009年写真でふり返る来日スター【韓流スター編】お似合いの映画カップルは?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼントチャン・ツィイー、ハロウィンの予定は…韓流人気俳優ソ・ジソブと仲良く登場
2010年05月01日“中国で最も影響力のある女性”であるのみならず国際的にもその高い演技力でスポットを浴び続けるチャン・ツィイーと、ドラマに映画にクールな魅力で日本の女性を虜にする韓国きっての人気俳優、ソ・ジソブ。そんな2人が国境を越え、共にそのイメージを一新する“ラブコメディ”というジャンルで初競演を果たした。『ソフィーの復讐』で、ツィイーはちょっとドジな乙女・ソフィーを好演し、さらに本作のプロデュースにも挑戦。一方、ジソブは優柔不断な医者・ジェフ役で初の中国語での演技に挑戦!公開を前に揃って来日した2人に話を聞いた。――チャン・ツィイーさんは今回、脚本を読んですぐに本作の製作を買って出たそうですが、プロデューサーという新境地をふり返ってみていかがでしたか?ツィイー:監督(エヴァ・ジン)が新人の方だったので、何とか監督の手助けになってこの映画を完成させたいという気持ちが強かったですね。実際にやってみて、自分のプロデューサーとしての能力も試してみたかったし、やってみていろんなことを学びました。映画作りの難しさももちろん、より人を大切にするということ。実は、私は彼(ジソブ)について、彼の知らないところで監督とも話をしていました。私も海外での撮影での経験から分かるんです、見知らぬ国で映画を撮ること自体プレッシャーが大きく苦しいのに、それ以上に周りからプレッシャーをかけたくはないと。だから監督には、彼の中国語の発音が多少ずれてもあまり直さないとか、彼がのびのびと演技をできるように話し合ったりしました。ここであらためて彼にお礼を言いたいんですが、非常に勇気を持って私たちのことを信じてくださってありがとうございました。ジソブ:謝々(ありがとうございます)。――ツィイーさんが仰るように異国での撮影は様々なハードルがあったと思うのですが、一番のチャレンジは何でしたか?ジソブ:まず言葉のストレスが一番大きかったです。でも、チャン・ツィイーさんから「あまりストレスを感じず、もっと撮影を楽しんでいいんですよ」と言っていただけて、そのおかげで楽しく撮影に臨めました。また、コメディとなると国によって感情表現も言葉も違うし、笑いのツボも異なると思います。韓国のものとはまた異なるものなので、今回は監督とチャン・ツィイーさんに完全にお任せしてました。ツィイー:たぶん彼が一番苦労したのは、美味しいキムチがなかったことじゃないかしら(笑)?――言葉の面以外で、中国で印象に残ったエピソードはありますか?ジソブ:今回の撮影ではないのですが、以前にドラマの撮影で中国の田舎を訪れたことがあって、そこでトイレに行こうとしたらドアがないので、最初はすごく戸惑いましたね(笑)。ツィイー:トイレはトイレでしょ(笑)。トイレと言えば、私も『HERO』(’02)の撮影のときの話ですが、野外で撮影してたのでトイレというものがなくて、女性たちはすごく困って。傘3本をさして壁代わりにしたんですよ。風が吹かないか心配でした。日本ではいろんな素晴らしい発明がされてるんだから、ぜひどこに行ってもトイレができる発明をしていただきたいわ!――今回、ジソブさんが演じたジェフは一見完璧だけど、結婚を前にして2人の美女の間で迷ったりと優柔不断なところがありますよね。ジソブさんが共感できる点はありましたか?ジソブ:男性は一生のうち一度は結婚という大事な決断をしますが、その大事な選択を前にしたら気持ちが揺れるのは当然じゃないかなと思います。大事なのは、そこで選択できるかできないかということ。ジェフはそれがなかなかできない男性だけど、決して浮気者ではないと思いますよ。女性だって目の前に2人の男性がいたらやっぱり気持ちは揺れるでしょうし。みなさんも経験があるんじゃないですか(笑)?僕は彼のようなことはできないと思いますが…。――では、チャン・ツィイーさんから見てジェフのような男性はどうですか?ツィイー:もし私のボーイフレンドがジェフのような優柔不断な男性だったら、このドアを蹴っ飛ばして、追い出しますね(笑)。私自身もソフィーには共感できるところがあって、恋愛では簡単に諦めるタイプではないですね。誰でも欠点はあるものですが、男女というのは最初はお互いに惹かれて、好きだ、好きだと良いところばかり見るのに、一定の期間を経ると、今度は相手の欠点ばかり見るようになる。これはきっと万国共通の恋人たちの悩みではないでしょうか?ほかの男性が現れるといまの男性よりも良く見えるときもあると思いますが、いまの彼の良いところをより多く発見して見ることが大事で、そんなに簡単にいまの彼を諦めないようにと、私は思います。――なるほど、それでは最後におふたりから日本のファンに向けてメッセージをお願いします。ツィイー:私自身、俳優としてぜひ私の変身ぶりを観てほしいです。いままでの作品ではアクションが出来る人や悲しい人といったイメージが強かったと思いますが、今回は隣の家の女の子、街のどこにでもいる女の子を演じているので、いままでと全く違う面を観ていただきたいですね。ジソブ:チャン・ツィイーさんの変身した姿も見どころですし、僕はとにかく作品全体を楽しんでほしいですね。みなさんには幸せな気持ちになってほしいと思いながらいつも映画を作っているので、観終わった後にちょっとでも幸せだなと思ってくれたら嬉しいですね。その後に、僕の変身のほうも見てもらえればと思います。インタビューを通じて終始、その聡明さとはつらつとした明るさでツィイーがジソブをリードする姿が微笑ましく、国境を越え、互いに対する厚い信頼を感じさせていたふたり。いままでに見せたことのない、そんな彼らのコミカルな演技にぜひ注目してほしい。衣裳(チャン・ツィイー)・スカート:ダジリータ(DESIGNWORKS concept store青山店/03-5772-1115)・ベルト:アキラーノ リモンデ(DESIGNWORKS concept store青山店/03-5772-1115)・ブーツ:セルジオ・ロッシ(0570-016600)Stylist(ZHANG ZIYI):Mariko EnamiStylist(SO JI-SUB):Yoshiyuki Shimazu/Hairmake:Narumi Miyama■関連作品:ソフィーの復讐 2010年1月9日より新宿ピカデリーほかにて公開© 2009 SOPHIE PRODUCTION LTD, PERFECT WORLD CULTURE COMMUNICATION CO., LTD. and CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:ツンデレ?身長?お似合い映画カップル1位は『のだめ』の2人真央&岡田将生が2位ビョンホン&ウォンビン…2009年写真でふり返る来日スター【韓流スター編】お似合いの映画カップルは?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼントチャン・ツィイー、ハロウィンの予定は…韓流人気俳優ソ・ジソブと仲良く登場
2010年01月06日わずかな時間で、誤解や理解や気持ちのすれ違いを重ね、くっついて離れて、またくっついて…と目まぐるしい恋愛を繰り広げる映画の中の恋人たち。こちらもついつい感情移入して恋のゆくえを追いかけてしまうもの。中には、映画を飛び出して劇中さながら実生活でも恋を実らせるカップルもいれば、映画の中ではそんな素振りさえ見せていなかったはずの2人がプライベートでくっついたりと摩訶不思議!映画のカップルたちはいろいろと楽しませて(?)くれます。「MTV」による映画情報番組「MTV SCREEN」とシネマカフェのコラボレーションで贈る「cinema FAN-KING」では、話題の映画を勝手にピックアップし、テーマに沿って投票してもらうというランキング企画を毎月実施中。12月の投票テーマはそのままズバリ、年末年始の話題作の中で「お似合いの映画カップルは?」。栄えある1位に輝いたのは玉木宏&上野樹里の『のだめカンタービレ』カップル。天才的な音楽の才能を持った“変態女”とイケメンのオレ様キャラの指揮者が憧れの恋人たち!?「惹きつけ合い、補い合っている」(20代女性)、「ボケとツッコミが絶妙」(30代女性)など、2人が互いを必要としているとする声に加え、「究極のツンデレカップル。実は千秋(玉木さん)がベタ惚れなところも良い」(30代女性)など、劇中の“のだめ&千秋先輩”の関係性をうらやむ声が続出。一方で、「玉木さんと樹里ちゃんの息の合った感じが素敵」(30代女性)、「2人の並びが自然」(20代女性)と役柄から離れて玉木さんと上野さんをお似合いのカップルと評する声も。続く第2位は『僕の初恋をキミに捧ぐ』で若き恋人たちを演じ、観る者の心を掴んだ岡田将生&井上真央。この2人への声として、とにかく多かったのが岡田さんと井上さんの“身長差”に対する称賛と羨望。「絶妙」、「理想的」という声が相次いだ。少し甘えるように上を見上げるのがイマドキの女子の理想なのか――?ちなみに、玉木さんと岡田さんは前回の「聖なる夜を一緒に過ごしたい俳優は?」というテーマでの投票でも同率で1位を分け合った2人。タイプは違えど旬な2人が堂々のワン・ツー・フィニッシュ!3位、4位に食い込んだのは洋画勢。『パブリック・エネミーズ』で伝説の銀行強盗とその恋人を演じたジョニー・デップとマリオン・コティヤールに対しては「大人のカップル!という感じ」(40代女性)、「美しさを感じさせる2人」(20代男性)など、2人から醸し出されるオーラに一票を投じる人々が数多く見られた。『(500)日のサマー』のズーイー・デシャネル&ジョセフ・ゴードン=レヴィットの2人には、“完璧な”カップルではなく、甘酸っぱさやほろ苦さを含んだ、どこか身近な恋愛の見本として共感を覚え「お似合い」と感じた人が多かったようだ。アジアを代表する美男美女、ソ・ジソブ&チャン・ツィイー(『ソフィーの復讐』)のカップルは5位。映画の中では勝気なツィイーと少し優柔不断なジソブという関係性だが、先日、プロモーションで来日した際も、プロデューサーという立場もあってかツィイーが逞しくリードしていたようだった?赤西仁&北乃きいの『BANDAGEバンデイジ』カップルは、『ソフィーの復讐』と同様に映画の公開がこれからというハンデもあって、順位は6位だったが、夢に賭ける若者とそれを一番近くで支える恋人、というこの2人の関係に憧れる人はかなり多いはず!2010年はどんな映画カップルが生まれるのか?さらにそこから実生活でも恋人同士になる2人も――?さて、現在、投票受付中の「cinemaFAN-KING」1月の投票テーマは、「こたつでみかんを一緒に食べたい俳優は?」。投票された方にはプレゼントが当たるチャンスも!1月の投票の結果は1月30日(土)17:30からの「MTV SCREEN」初回放送にて発表される。お似合いの映画カップルは?1位玉木宏&上野樹里(『のだめカンタービレ 最終楽章前編』)2位井上真央&岡田将生(『僕の初恋をキミに捧ぐ』)3位ジョニー・デップ&マリオン・コティヤール(『パブリック・エネミーズ』)4位ズーイー・デシャネル&ジョセフ・ゴードン=レヴィット(『(500)日のサマー』)5位チャン・ツィイー&ソ・ジソブ(『ソフィーの復讐』)6位赤西仁&北乃きい(『BANDAGEバンデイジ』)「cinemaFAN-KING」とはシネマカフェとMTVのコラボレーションによる読者投票企画。シネマカフェのページ上で、月ごとにテーマを提示し、あらかじめ挙げられている候補者から一人を選ぶか、もしくはフリーアンサー枠に記入する形式で投票を実施している。■関連作品:のだめカンタービレ 最終楽章 前編 2009年12月19日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社僕の初恋をキミに捧ぐ 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009「僕の初恋をキミに捧ぐ」製作委員会パブリック・エネミーズ 2009年12月12日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED. (500)日のサマー 2010年1月9日よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開© 2009 TWENTIETH CENTURY FOXソフィーの復讐 2010年1月9日より新宿ピカデリーほかにて公開© 2009 SOPHIE PRODUCTION LTD, PERFECT WORLD CULTURE COMMUNICATION CO., LTD. and CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVEDBANDAGEバンデイジ 2010年1月16日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010「BANDAGE」製作委員会■関連記事:ビョンホン&ウォンビン…2009年写真でふり返る来日スター【韓流スター編】ブラピ再降臨 vs J・デップ!写真でふり返る来日ハリウッドスター2009【後編】ファッション小噺vol.122ブルーがとってもキュート『(500)日のサマー』【どちらを観る?】2009年もあとわずか…年末年始オススメ映画レビュー第2弾上野樹里、“千秋様”玉木宏を盾に竹中のキス拒否!『のだめカンタービレ』初日
2010年01月04日残りわずかとなった2009年。映画界では、錚々たるハリウッドスターの来日が目立ったが、それに負けず劣らず、隣国である韓国からのスターも数多く来日した一年に。まだまだ韓流ブームの熱が冷めていないことを証明したのはもちろん、幅広いジャンルの作品で新たなる魅力を発揮したスター俳優たちが続々と登場。あなたが気になったのはどのスター?まずは先陣を切って主演作『映画は映画だ』を引っさげ2月、3月と来日したのは、ソ・ジソブ 。兵役後の待望の俳優復帰に、女性ファンは大熱狂!こちらも人気上昇中のカン・ジファンとのダブル主演で、柔和なイメージとは裏腹なヤクザ役でジソブは新境地を開拓、キム・ギドクが製作として参加した作品も高評価を得てヒットを博した。ジソブに至ってはほかにも「カインとアベル」などTVドラマで大活躍、さらに来年公開の『ソフィーの復讐』を携えて共演のチャン・ツィイーと共に来日、仲睦まじい様子を見せた。同月末、2本の主演映画のプロモーションのためチュ・ジフンが来日。『アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜』、『キッチン〜3人のレシピ〜』と毛色の異なる良作で華麗なるスクリーンデビュー。前作のプレミアの際には2,000人を超えるファンの歓声で迎えられたが、その劇場公開後に起きた騒動により『キッチン』は一時、お蔵入りの危機に…。だが、約半年後の10月に無事公開された。続く5月には、木村拓哉、ジョシュ・ハートネットとの競演で注目を浴びた『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』で、韓流スターの中でも絶大なる支持を集めるイ・ビョンホンが登場!3人が揃ったプレミア・イベントでは会場に入れずに外に詰めかけるファンが続出。ビョンホンはその後すぐ、7月にもハリウッドデビューを果たした『G.I.ジョー』を携えて、シエナ・ミラーら共演陣とともに来日を果たし、熱狂を浴びた。さらに、8月には、これまたイ・ビョンホン&チョン・ウソンが、韓国発ウエスタンムービー『グッド・バッド・ウィアード』の公開直前に揃って来日!残念ながら、もう一人の主演ソン・ガンホの来日は叶わなかったが、イケメン俳優2人の登場に、会場となった劇場は興奮の渦に。ビョンホンは今年だけで3本の出演作が日本で公開されるという活躍を見せたが、一方のチョン・ウソンも負けず劣らず、今年はほかに『きみに微笑む雨』で久しぶりのラブストーリーに主演と多彩な活躍を見せた1年となった。9月にはヨン様ことペ・ヨンジュンがアニメ版「冬のソナタ」の発表会見のため、チェ・ジウを伴って笑顔の登場。同ドラマの大ヒット以降、日本でツーショットで会見を行うのは初めてとあって報道陣は殺到、各メディアの注目の的となっていた。そして、韓国四天王と言えばもう一人、この人も復活!10月、ポン・ジュノ監督作『母なる証明』の公開に伴い、俳優復帰を遂げたウォンビンが監督と母親役のキム・ヘジャと共に来日。5年ぶりの映画出演に、ファンのみならずこちらも大勢の報道陣が会場に押し寄せた。そして、今年数多くの作品で日韓の才能のタッグが見られたのも特筆すべきところ。先述の『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』もそうだが、鬼才キム・ギドクの元、オダギリジョーとイ・ナヨンが美しい恋愛模様を魅せたラブストーリー『悲夢』、小雪×チョン・ジヒョンというアジアきっての美貌競演となった『ラスト・ブラッド』、妻夫木聡×ハ・ジョンウが国境を超えた男の友情を築いた『ノーボーイズ、ノークライ ―泣かない男なんていない―』、そして是枝裕和監督とペ・ドゥナがタッグを組んだ『空気人形』などなど、幅広いジャンルの傑作映画が映画ファンを魅了したはず。来年はどんな作品が日本上陸し、観客を魅了するのか?期待は高まるばかりだ。写真でふり返る来日ハリウッドスター2009【前編】写真でふり返る来日ハリウッドスター2009【後編】■関連作品:映画は映画だ 2009年3月14日よりシネマスクエアとうきゅうほか全国にて公開© 2008 SPONGE and KIM KI-DUK FILM.All Rights Reservedソフィーの復讐 2010年1月9日より新宿ピカデリーほかにて公開© 2009 SOPHIE PRODUCTION LTD, PERFECT WORLD CULTURE COMMUNICATION CO., LTD. and CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVEDアンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜 2009年4月18日より恵比寿ガーデンシネマ、シネカノン有楽町1丁目にて公開、4月25日より梅田ガーデンシネマほか全国にて順次公開© 2008 Showbox/Mediaplex., Inc., United Pictures, SooFilm & ZIP CINEMA. All Rights Reserved.キッチン〜3人のレシピ〜 2009年10月3日よりシネカノン有楽町1丁目、新宿武蔵野館、渋谷ヒューマントラストシネマ文化村通りほか全国にて公開アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン 2009年6月6日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© Lam Duc Hien, PhotographerG.I.ジョー 2009年8月7日より丸の内ルーブルほか全国にて公開©2009 by Paramount Picturesグッド・バッド・ウィアード 2009年8月29日より新宿バルト9、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© CJ ENTERTAINMENT INC. & BARUNSON CO.,LTD ALL RIGHTS RESERVED.きみに微笑む雨 2009年11月14日よりシネマスクエアとうきゅうほか全国にて順次公開© 2009 PANACINEMA Corp., Zonbo Media All Rights母なる証明 2009年10月31日よりシネマライズ、シネスイッチ銀座、新宿バルト9ほか全国にて公開©2009 CJ ENTERTAINMENT INC. & BARUNSON CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED空気人形 2009年9月26日よりシネマライズ、新宿バルト9ほか全国にて順次公開© 2009業田良家/小学館/『空気人形』製作委員会悲夢(ヒム) 2009年2月7日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷(アミューズCQN改め)ほか全国にて公開© 2008 KIM KI DUK FILM All Rights Reservedラスト・ブラッド 2009年5月29日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009, East Wing Holdings Corp. and SAJ. All Rights Reserved.■関連記事:ブランジェリーナにザック、ロブ…写真でふり返る来日ハリウッドスター2009【前編】国内賞レースも本格化『ヴィヨンの妻』『沈まぬ太陽』など日本アカデミー賞最多受賞お似合いの映画カップルは?「MTV」オリジナルステッカー&「ウサビッチ」グッズを10名様プレゼントチョン・ウソン撮り下ろし写真入りグッズを『きみに微笑む雨』先着入場者にプレゼント大人な秘密の恋をしてみたい俳優、第1位は大森南朋! デップ&ブラピに競り勝つ
2009年12月30日アジアのトップ女優チャン・ツィイーと韓国きっての人気俳優ソ・ジソブがタッグを組んで贈る、中韓合作のラブコメディ『ソフィーの復讐』。このたびツィイーが主演だけでなく自ら初プロデュースに挑んだ本作を引っさげ、ジソブと一緒に来日!10月29日(木)、2人揃っての舞台挨拶が行われた。女性ファンで埋め尽くされた会場は熱気に包まれ、ソ・ジソブが姿を現すや黄色い声援で埋め尽くされた。プロデューサーとして、ジソブを抜擢したツィイーはその理由を聞かれると「私が言うまでもなく、みなさんが良くお分かりなんじゃないですか」とコメント、ファンの拍手を促した。続けて「彼には俳優としてどんどん良くなっていってほしいし、代表作もたくさん作ってほしい。今回彼は中国語も勉強しなきゃいけなかったし、見知らぬ国での撮影と、決して簡単な役ではなかったと思いますが、非常に勇気があって大変尊敬しています」と絶賛した。今回、ジソブは中国人役としてツィイーの恋人を演じたが、もちろん台詞も中国語。現場では、海外経験の先輩であるツィイーに助けられたようだが、「憧れの存在だったので、『本当に自分が中国でチャン・ツィイーといるのか?』と信じられない気持ちでした。中国語は本当に難しくストレスも感じましたが、彼女に『楽しんでやればいいですよ』と言われたのが励みになりました」と感謝の念を示した。撮影が行われた本国・中国では、8月に公開されるや初登場1位のヒットを記録した本作。ツィイーはプロデューサーの顔になり、「細かいところまで準備しなければならず、スタジオを借りる際も自らオーナーと値段交渉もしました。俳優にとって現場をいかに快適にするかに努めました。この映画は小規模ですが、中国で良い成績を記録して幸せ」と微笑んだ。また、劇中にハロウィン・パーティのワンシーンがあるが、来るハロウィンの予定を尋ねると、「たぶん仕事してると思う…」と現実的な回答のジソブ。一方、ツィイーは「オフなら、(劇中でマスクに鼻をつけている)ジソブの格好に扮して街を歩こうかしら(笑)」と余裕を見せ、終始ジソブをリードしてみせた。『ソフィーの復讐』は1月9日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ソフィーの復讐 2010年1月9日より新宿ピカデリーほかにて公開© 2009 SOPHIE PRODUCTION LTD, PERFECT WORLD CULTURE COMMUNICATION CO., LTD. and CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED
2009年10月30日ドコモとエイベックスにより開始された携帯専用放送局「BeeTV」。ドラマの分野では邦画の若手人気俳優を配した作品を次々と配信し、注目を集めてきたこちらのチャンネルだが、10月20日(火)より韓国のスター、ソ・ジソブと谷村美月を主演に迎えたドラマ「I am GHOST」の配信が開始される。これに先立ち10月13日(火)、本作のプレミアムイベントが都内で開催され、ジソブと谷村さんに加え、ジソブの大ファンというタレントの優木まおみがゲストとして登場した。今年8月に撮影が行われたということで、ジゾブと谷村さんは久々の再会となったが、ジソブは「こうしてまたお会いできて嬉しいんですが、実はいま、2人とも風邪を引いてまして…。お互いに早く治したいですね」と苦笑気味に語った。今回彼が演じたのは、暗殺者にして谷村さん扮する女子高生を守る男。劇中、一言もセリフを発しないが「体の動きと目だけでどう表現するのか悩みましたしストレスも感じました。ただ、セリフを発しない男を相手にする谷村さんの方がずっと大変だったと思いますよ」と苦労をふり返りつつ、谷村さんを労った。谷村さん演じる女子高生は自殺願望を抱えてさまようという設定だが「こういう役柄がなぜか多いですね」と笑いつつ、ジソブとの共演については「私は人見知りなんですが、ジソブさんは『普段は何て呼ばれているの?』などと話しかけてくださったり、すごく気を遣っていただきました」と嬉しそう。ジソブは「俳優同士は多くの言葉はいらず、目を見ただけで通じ合うものがあるんです」と優しい笑顔を浮かべながら語った。優木さんは、憧れのジソブの隣で「緊張してすごく汗をかいてます!ジソブさんはドラマの『ごめん、愛してる』のときよりもワイルドさと大人の渋さがアップしていてかっこいいです!」と興奮した様子で語った。さらにこの日の楽屋でのやり取りを明かし「ジソブさんが谷村さんに『その帽子かわいいね』と言っていて嫉妬しました」とストレートに感情を表し、笑いを誘った。これにはジソブも笑顔で「その帽子もかわいいですよ。僕の体も熱を発しています」と語り、報道陣からの「優木さんとの今後の共演の可能性は?」という問いに「いつでも喜んで!」と答えた。谷村さんは最後に作品の見どころを尋ねられ「ジソブさんのサービスショットもあります(笑)!」と猛アピール。ジソブも「多くの関心と愛情をいただければ」と語った。「I am GHOST」は10月20日(火)より毎週木曜、日曜の週2回更新で「BeeTV」にて配信。「I am GHOST」公式サイト
2009年10月14日「バリでの出来事」や「ごめん、愛してる」で日本のファンの心を掴み、今年公開された『映画は映画だ』で兵役後の本格復帰を果たしたソ・ジソブ。彼のTVドラマ復帰作として今年2月から韓国で放送され、高視聴率を記録した「カインとアベル」が、7月24日(金)よりWOWOWにて日本初放送される。これに先駆けて、7月7日(火)、都内劇場にて本作の上映が行われ、来日中のソ・ジソブと共演のシン・ヒョンジュン、キム・ヒョンシク監督が舞台挨拶を行った。会場は熱狂的な女性ファンで満席となり、劇場外にも大勢のファンの姿が見られた。割れんばかりの声援を受けたジソブは、「劇場で映画ではなく、ドラマを観ていただけて新鮮な気分です」とコメント。「素晴らしい共演者とスタッフに恵まれて、本当に幸せな気持ちで撮影を終えることができました」と本作に賭ける強い思い入れを感じさせた。俳優復帰後、『映画は映画だ』のヤクザ役でイメージを一新し、さらに次回作『ソフィーの復讐』ではチャン・ツィイーとの共演も果たすなど、目覚しい活躍を見せるが、本ドラマで演じるのは、過去の記憶をなくした天才医師。病院を舞台に、ヒョンジュン扮する同じく医師の義兄との間に起きる激しい葛藤と闘い、そして愛が描かれていく。作品について「本当に様々な見どころがあり、たくさんのジャンルが詰め込まれているので、ドラマ全体を見渡してほしい」と観客にアピールした。監督は、この2大スターについて「誠実で責任感のある俳優。おかげでスタッフも一生懸命がんばれました。2人の努力と情熱はドラマの中にも表れてるので、みなさんにもこのドラマを愛してほしい」と語った。中国での過酷な撮影を乗り越えた2人に対し、「ぜひまた一緒に仕事をしたいですが、2人はこの撮影であまりにも苦労したので嫌と言われるかもしれませんね」と控えめにオファー。この言葉を受け、ヒョンジュンとジソブはというと「呼んでさえいただければ、いつでも行きますよ」と合致の受け入れ態勢。ヒョンジュンは「本当に大変な役でしたが、本当に幸せでした。ドラマが終わってからもとても素敵な余韻に浸っています」と満面の笑みで語った。また、互いの印象を尋ねると「私が女性に生まれ変わったら、ジソブさんの子供を産みたいと思います」と熱烈アピールのヒョンジュン。会場が沸く中、当のジソブは「子供のことはじっくりと考えないといけないけど…」。気を取り直して「シン・ヒョンジュンさんは演技も素晴らしく、俳優として色々学ぶものがあります。人生の中で、シン・ヒョンジュンさんのようなお兄さんがほしいなと思います」と尊敬の眼差しで語ると、ヒョンジュンは誇らしげにピースサイン。フォトセッション時にも、ヒョンジュンがジソブに抱きついてみせたりと、本物の兄弟のような仲の良さを見せた2人。最後には、そのいたずらな面から一転、ヒョンジュンから「(ジソブ扮する)チョインの言葉で『人間を救うことができるのは人間だけ』という言葉が私の記憶の中に残ってます。みなさんも誰かを愛しながら生きてください」というメッセージが贈られ、会場からは盛大な拍手が贈られた。「カインとアベル」は7月24日(金)よりWOWOWにて放送。韓国ドラマ「カインとアベル」月24日(金)より毎週金曜20:00〜WOWOWにて放送(全20話・字幕版)
2009年07月08日アメリカのアカデミー賞公認の映画祭であり、アジア最大級の短編映画の祭典「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2009」が6月4日(木)に開幕を迎えた。会場の一つである表参道ヒルズでは同日、オープニングセレモニーと共に「話題賞」の授賞式が行われ、8月1日(土)公開のオムニバス映画『ブルー・パシフィック・ストーリーズ』の中の一編『フィッシュ・ボーン』で初メガホンを握った土屋アンナが受賞した。11年目を迎えた今年は、「ミュージックShort部門」を新設。国内および韓国から様々なミュージックビデオ作品を集めて上映されるが、このオープニングセレモニーでは韓国の俊才チャン・ジェヒョクの手による人気歌手チョ・ソンモのミュージックビデオで、大沢たかおとソ・ジソブが共演を果たした「Mr.Flower」などが上映され喝采を浴びた。そして、2003年に新設されて以来、椎名林檎、小雪、桃井かおりなど名だたる面々が受賞してきた「話題賞」に今年、輝いたのは短編映画『フィッシュ・ボーン』で監督デビューを果たした土屋アンナ。昨年『R246 STORY』の中の一編を監督し、同じく話題賞を受賞した元格闘家の須藤元気がプレゼンターとして登場し、トロフィーを手渡した。『フィッシュ・ボーン』は人間に支配された魚たちの姿をアニメーションで描いた作品。映画を意識して鮮やかな青いドレスで登場したアンナさんは「大人も子供も観ることができて、心に残るにはアニメがいいかな、と考えました。最近“エコ”を口にする人が多いけど、人間が生きているだけですでにエコではないので、『何かしなければ』ではなく『当たり前のことをしようよ』ということを出せたらと思いました。その一番(に大切なこと)は愛!」と作品に込めた思いを語った。須藤さんは「アンナさんの作品を観て、アニメもいいなぁと思いました。もう一回、監督をやりたいです」と触発された様子。アンナさんと須藤さんで一緒に何かを作ったら?という声にアンナさんは「私は性格悪いので大変ですよ」と自嘲気味に語ったが、須藤さんは「格闘家はみんなMなので大丈夫です」とニッコリ。アンナさんも「私もMです!」と初対面にもかかわらず、妙なところで意気投合した様子…。息子さんには映画は見せたのか?という質問にアンナさんは「まだですがこれから見せます!キャラクターだけ見せたんですが、何も言ってこなかったです」と苦笑い。最後にアンナさんは「短い人生だからこそ、普通にしていたい。当たり前のことが超ムズいので(笑)、それを長く続けることが大事」と作品の根底にある思いとともに映画をアピールした。ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2009は、6月10日(水)より、会場をラフォーレミュージアム原宿、ブリリアショートショートシアター(横浜)に移して14日(日)まで行われる。なお、映画祭の開催に合わせてPPV−DVDとして、2008年映画祭受賞作品大特集「SHORT SHORTS Limited Collection SILVER」(1,200円)、および昨年日本人で初のグランプリを受賞した鈴木勉監督の大特集「SHORT SHORTS Limited Collection PRO」(980円)の2枚のDVDが発売される。『フィッシュ・ボーン』は、オムニバス映画『ブルー・パシフィック・ストーリーズ』の中の一編として8月1日(土)より全国にて順次公開。「ショートショートフィルムフェスティバル& アジア2009」公式サイト■関連作品:R246 STORY 2008年8月23日より渋谷Q−AXシネマほか全国にて公開© 2008「R246 STORY」フィルムパートナーズ■関連記事:「女性ものの着物を着て、激しいアクションの中に美を」中村獅童『ICHI』を語る
2009年06月08日