まるで本場にいるような”非日常を味わえるショートトリップ体験型”タイ料理専門店「バンコクナイト」が2017年3月3日(金)、渋谷・スペイン坂にオープンする。「バンコクナイト」は、バンコクと東京が融合したかのようなフォトジェニックな外観と内装が特徴の2階建て・1軒屋。店内では、レモングラスやパクチーなどのハーブと新鮮な海老がたっぷり入った辛味と酸味が病みつきになる「トムヤムクン」や「パッタイ」「ガパオ」「カオマンガイ」「プーパッポンカリー」など、定番のタイ料理を展開。またオーガニック野菜をふんだんに使用した「空芯菜炒め」「パパイヤサラダ」「パクチーサラダ」などのヘルシーメニューも。さらに、おつまみや前菜、スイーツのほか、タイで人気のワインベースカクテル「SPY」など、全50種類を超える伝統的かつモダンな創作タイ料理を提供する。なお「バンコクナイト」を手掛けるのは、夜カフェブームの元祖「宇田川カフェ」などのコンセプトカフェを展開するLD&Kだ。まるで旅行しているかのような気分に浸れる、新感覚タイ料理店にぜひ訪れてみては。【詳細】バンコクナイトオープン日:2017年3月3日(金)住所:東京都東京都渋谷区宇田川町13-4 コクサイビルC館 1F/2FTEL:03-6455-1336営業時間:11:00〜23:00 (FOOD L.O. 22:00 / DRINK L.O. 22:30)価格帯:・ランチ 800〜890円・おつまみ 680〜890円・前菜 680〜980円・メイン 890〜1480円
2017年03月03日イカリソースから、新しい味の焼そばソースとして「イカリタイ風焼そばソース290」が2月20日に発売開始されます。本場の味と香りが楽しめる!近年のエスニックブームに伴い、さまざまなエスニック料理が家庭に浸透してきました。イカリソースは、その中でもタイの定番料理で人気の高い『パッタイ』に着目。ナンプラー(魚醤)と蝦醤を使った本格的なパッタイが家庭で簡単に作ることができる、タイ風焼そばソースが誕生しました。中華麺やうどんでも美味しく作れ、タイ風チャーハンやガパオ風ライスにも使えてメニューの幅が広がることうけあいです。メニュー例(1)タイ風焼そば(パッタイ)(2)タイ風チャーハン(カオパット)(3)ガパオ風ライス商品概要商品名:イカリタイ風焼そばソース290内容量:290g標準小売価格:260円(消費税別)賞味期限:18ヶ月(製造日より・開封前)発売日:2017年2月20日(月)
2017年01月27日台湾の点心料理店「ディンタイフォン(鼎泰豐)」の名物と言えば小籠包だが、バレンタイン期間限定で「チョコレート小籠包」が日本初登場。2017年1月26日(木)から2月14日(火)にかけて新宿髙島屋で発売する。価格は2個で281円。「ディンタイフォン」は、『ニューヨークタイムズ』紙で世界の10大レストランにも選ばれたことがある、行列のできる人気店。世界中の美食家を魅了する名店から誕生した「ショコレート小籠包」は、生地の中に58%というカカオ含有率の高いフランス産のチョコレートにバター、牛乳を加えた濃厚なチョコレートソースをイン。それを熱々に蒸しあげて提供する。テイクアウト用(冷凍6個入843 円・1日限定100 パック)も用意し、家庭でも楽しめるようになっている。【詳細】ディンタイフォン「チョコレート小籠包」会場:新宿髙島屋11階特設会場新宿髙島屋バレンタインイベント「アムール・デュ・ショコラ~ショコラ大好き!~」にて期間:2017年1月26日(木)~14 日(火)価格:2個281円※2017年2月1日(水)~14日(火)まで、一部店舗を除くディンタイフォンの各レストランでも提供。※ただしテイクアウト販売は新宿髙島屋の特設会場のみ。
2017年01月19日ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)6階では12月1日より、「ドーバー ストリート マーケット ホリデー スペシャル」と題した企画を実施している。会期中は、ロシアを拠点とするブランド、ゴーシャ ラブチンスキー(GOSHA RUBCHINSKIY)の17SSコレクションより、ドーバー ストリート マーケット限定のアイテムを用意。フィラ(FILA)やカッパ(Kappa)、セルジオ タッキーニ(Sergio Tacchini)などのイタリアのスポーツウエアブランドとのコラボレーションによるアイテムが展開される。さらに、ステューシー(STUSSY)のソーシャルマーケティングマネージャーのNeek Lurkが率いるブランド、アンタイ ソーシャル ソーシャル クラブ(ANTI SOCIAL SOCIAL CLUB)のドーバー ストリート マーケット限定アイテムも登場。蛍光色を帯びたサーモンピンクのTシャツやクルーネックスウェット、フーディーなどが展開される。フロント部分には「Foreshadow」、バックには「ANTI SOCIAL SOCIAL CLUB」の波打ったようなブランドロゴが施されている。その他にもグッチ(GUCCI)、ラフ・シモンズ(Raf Simons)、ヴェトモン(Vetements)などのブランドからの限定アイテムも発売予定。
2016年12月03日来年1月期放送の草なぎ剛主演ドラマ「嘘の戦争」。この度、本作の撮影が気温30度を超えるタイ・バンコクにてクランクインを迎えたことが分かった。昨年1月に放送された復讐物語「銭の戦争」から2年、再びスタッフたちが集結して制作するシリーズ第2弾「嘘の戦争」。主演には草なぎさんが続投し、藤木直人、水原希子、菊池風磨、マギー、姜暢雄ら豪華キャストが集結。さらにスケールアップし、完全オリジナルストーリーで描かれる。そして、ついに今月19日(土)、バンコクはスクンビット通りにほど近い繁華街のゴーゴーバーにて、詐欺師・一ノ瀬浩一役の草なぎさんが先陣を切ってクランクイン!鏡で覆われた壁と天井、ネオンとミラーボールが輝く店内、日本では考えられないようなド派手な店に、度肝を抜かれた草なぎさんは「すごいね!」と思わず笑ってしまうほど。この日は、タイでの撮影の中でも一番大掛かりな撮影とあって、日本人スタッフ、タイ人スタッフ、エキストラなど総勢200名を超す大規模な撮影となった。草なぎさんに続いて、一ノ瀬浩一の相棒的な存在で女詐欺師の十倉ハルカ役の水原さんも、白いブラウスにシフォンスカートという清楚な衣装に身を包みクランクイン。撮影したのは、タイで日本人が日本人を騙すという“日日詐欺”をして稼いでいる浩一とハルカのやり取りだ。草なぎさんは劇中で流暢なタイ語のセリフにも挑戦。撮影の合間には、現地スタッフと何度も発音の確認をする場面も見られた。水原さんとの撮影を終えた草なぎさんは、そのほかホテルのロビーで詐欺を仕掛ける相手を見つけようとしている最中に、30年前に浩一の家族を殺した“傷のある男”に遭遇。その瞬間、30年間眠っていた“怒り”という感情を取り戻し、日本に帰国し復讐を決意するというドラマの肝となるシーンの撮影も行った。撮影初日には、1時間以上続くスコールが3回も降るなど、ハプニングにも見舞われたロケだったが、朝から晩まで、丸々3日間のタイでのハードな撮影を無事終えることができた。撮影を終えた草なぎさんは「なんかタイに馴染んじゃって、もうずっと居ようかな。日を追うごとに、僕はタイに来るべくしてきたんだなと実感してしまったので、もう帰りません(笑)そのぐらいしっくりきて、撮影も順調です」とコメント。またタイ語でのセリフについては、「現地に来たら実は日本で覚えてきたタイ語と違ってた」と明かし、「タイに来て撮影して良かったなと思える映像が、画面から伝わってくると思います。バンコクならでは独特の雰囲気と『嘘の戦争』がスタートするにふさわしい映像になっていますので、ぜひとも皆さんに見て頂きたいなと思っています。絶対に見逃さないでください!」と確かな手ごたえを熱弁した。さらに今回は最大の敵役として、藤木さん演じる二科隆らの父親、ニシナグループの会長・二科興三役を市村正親が演じることが決定!草なぎさんとは公私ともに親交の深い間柄という市村さんは、「今回は剛君のドラマだから『やろう!』ってすぐ返事をしました」と明かし、「今回は悪役だから、剛くんに対して普段とは違う接し方をすると思うけど、そこは勘弁して(笑)。心の中では愛を持って見ているけど、表面的には敵意をむき出しで」とコメント。一方、共演するのはすごく照れくさいと話す草なぎさんは、「それを越えて集中して現場に入ったら、新しい僕を引きだしてくださるんじゃないかなと。体当たりしていきたい」と期待を語った。「嘘の戦争」は2017年1月期毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年11月26日SMAPの草なぎ剛がこのほど、来年1月スタートの関西テレビ・フジテレビ系主演ドラマ『嘘の戦争』(毎週火曜21:00~21:54)のクランクインを、タイ・バンコクで迎えた。撮影がスタートしたのは今月19日の朝8時半で、繁華街にあるゴーゴーバー。ド派手な店内に、草なぎは「すごいね!」と苦笑いするほどだ。スタッフは日本人35人、タイ人54人、さらに外国人エキストラ120人の総勢200人を超す大規模な撮影だったが、日本語・タイ語・英語の通訳を介して演技の指示が行われるため、1カットでも多くの労力が必要に。それでも草なぎは、昼休憩で現地スタッフから飲み物をもらうと「コップンカップ(ありがとうございます)」と満面の笑みを浮かべていた。草なぎに次いで、相棒的存在で女詐欺師の十倉ハルカ役を演じる水原希子も、白いブラウスにシフォンスカートという清楚な衣装でクランクイン。タイで日本人が日本人を騙すという"日日詐欺"をして稼いでいる、草なぎ演じる浩一とハルカのやり取りのシーンを撮影した。水原は、タイ語のセリフに挑戦する草なぎを見て、「日本語にはない発音があるので難しいと思いますが、すごい練習をされていました。大変そうでしたけど、現地の方が理解できるくらいマスターされていたのですごいなって思いました」と感想を語り、その様子に「すごくチャーミングな方、誰に対しても優しいし、気遣いをされる方」と感心していた。撮影初日には、1時間以上続くスコールが3回も降るなど、ハプニングにも見舞われたが、3日間のタイでのハードな撮影は無事に終了。草なぎは「なんかタイに馴染んじゃって、もうずっと居ようかな。日を追うごとに、僕はタイに来るべくしてきたんだなと実感してしまったので、もう帰りません(笑)」と、すっかり気に入ってしまった様子だ。日本で覚えたタイ語が、現地とは違っていたそうだが、「そこは臨機応変に対応しました(笑)。コツは外国語なので、堂々としゃべること」と、韓国語をマスターしただけあって見事に乗り切った草なぎ。「タイに来て撮影して良かったなと思える映像が、画面から伝わってくると思います」と手応えを語っていた。
2016年11月26日著者撮影今回は、定番とはひと味違ったバンコク観光モデルコースを紹介します。ローカルが通勤通学で使う運河ボートに乗って、黄金の丘と呼ばれるお寺に参拝し、バンコクで1番有名なパッタイを食べるコースです。 センセーブ運河ボートに乗ってバンコクの裏側を見てみよう著者撮影旅の出発点はプラトゥナームのセンセーブ運河ボート乗り場です。BTSチットロム駅から、セントラル・ワールドや伊勢丹などの大型デパートが並ぶ通りを歩いて10分ほど北上した場所になります。このバンコクの真ん中を走るセンセーブ運河は、渋滞が激しいバンコクにあってローカルの人々の通勤通学の足として大活躍しています。そのため平日の朝夕は大混雑!その時間帯はさけて利用した方が良いでしょう。そして、乗り降りの際には船着き場に完全に接岸しきっていないボートに乗り移る必要があり、正直にいいまして危険を伴います。観光客が利用するのには少々ハードルが高いのですが、今回の目的地であるパンファーリラート船着き場は終点なので、途中降りる場所を気にせずに乗っていられて、センセーブ運河ボート初心者にはオススメのルートなんです。著者撮影プラトゥナームの船着き場は上の写真のように左右二箇所に分かれています。今回は向かって左手に着く船に乗りますよ。プラトゥナームの船着き場はターミナル駅になっているので大勢の人が乗り込むと思います。前の人の様子を真似して、落ち着いて乗り込んでください。乗り込んだら、ボートの中央付近に場所をとると良いと思います。端っこだと汚い運河の水がかかってしまうかもしれないので。ボートが出発すると、係員が運賃を回収しにやってきます。曲芸のようにボートの縁をわたってくる様子は、毎度のことながら感心してしまいます。目的地の「パンファーリラート」と告げて運賃10THB(約30円)を支払いましょう。激安ですね。著者撮影船は運河の中を勢い良く進んでいきます。運河から見るバンコクの街並みは、大通りから見る整った都会の街並みとは趣が違っていて、バンコクの裏側を覗いている気分になります。10分ほどであっという間に目的地「パンファーリラート」に到着です。-----------------プラトゥナーム船着き場 バンコクが一望できる黄金の丘「ワット・サケット」センセーブ運河ボートの終点のパンファーリラートから徒歩3分ほどのところに、黄金の丘(タイ語でプーカオトーン)として知られるお寺「ワット・サケット」はあります。平坦なバンコクでは珍しく、小高い丘の上にある金色の仏塔が印象的なお寺です。お寺の敷地に入ったら、拝観料20THB(約60円)を支払って金色の仏塔に向かう階段を上っていきます。周りには植物が生い茂ってひんやりとしていて暑さを和らげてくれます。著者撮影途中にはこんな風に鐘が並んでいるので、鳴らしながら上へと歩を進めましょう。著者撮影順路どおりに進むと、まずは仏塔の内部へ入ることになります。お参りをしながら更に登っていきますと…金色の仏塔のある最上階へでます。青空と金色の仏塔とのコントラストがとてもキレイです。この日はとても良いお天気でした。著者撮影そして、周りを見わたすとバンコクの街並みが一望できます。バンコクの古くからの町並みという感じが良いのです。著者撮影-----------------ワット・サケット・拝観時間:朝7時半から日没まで・拝観料:20THB(約60円) 有名パッタイ店「ティップサマイ」で夕食最後に、ワット・サケットからほど近い有名パッタイ店「ティップサマイ」で早めの夕食はいかがですか?パッタイはタイ風焼きそばとも言われる料理で、辛い料理が多いタイ料理の中では辛味がほとんど無く甘めの味付けで、日本人旅行者にも人気が高いメニューです。「ティップサマイ」は老舗のパッタイ専門店で非常に人気が高く、毎日行列ができるお店。でも開店直後の夕方5時に行けば、意外にすぐに座れます。著者撮影ここでは当然名物メニューの「パッタイホーカイ」90THB(約280円)を注文。パッタイを卵で包んだものです。著者撮影美しく巻かれた卵を破いてみると、オレンジ色の麺が登場します!著者撮影お味は甘めで濃厚。ライムをギュッと絞って、付け合せのモヤシなどと一緒に食べるとちょうどよい感じでした。それから「ティップサマイ」には有名なメニューがもう一つあります。それがこちらの生搾りオレンジジュースです。著者撮影オレンジの果肉がゴロゴロと入った濃厚なオレンジジュースは評判どおり激ウマでした!忘れずに味わって帰ってくださいね。私はあまりの美味しさに、お土産にもう一本購入してしまいました。-----------------ティップサマイ・営業時間: 17:00-02:00・TEL: +66(0)-2221-6280・Facebook: 以上、定番とはちょっと違ったバンコク観光モデルコースをご紹介しました。午後3時ごろから3時間弱で回れるコースになります。これから乾季に入って涼しくなることですし、ぜひ出かけてみてくださいね。
2016年11月22日バンコクのビジネスやエンターテイメントの中心地スクンビットに、「ノボテル バンコク スクンビット20」が誕生した。 バンコクの最先端地区にオープン©Accorhotelsバンコクの中でも多くのオフィスが集まり、観光客向けの商業施設も充実するスクンビットエリア。その最先端地区に新たにオープンしたのが、26フロアからなるミッドスケールホテル「Novotel Bangkok Sukhumvit 20(ノボテル バンコク スクンビット20)」だ。Superior King ©Accorhotels244室からなる客室は、タイの4つの地域のカルチャーから着想を得たモダンなデザインが魅力。スーペリアルームからエグゼクティブ・スイートルームまで、ゲストのニーズに合わせた5つのカテゴリーを用意している。Superior Twin ©Accorhotels尚、日本人のゲストを意識して、244室のうち140室がバスタブ付きのツインベッドルーム。また、子供連れで宿泊する際は、2部屋目から宿泊費が半額になる嬉しいサービスも実施している。 オープンキッチンスタイルが魅力のダイニングとルーフトップバーFood Exchange ©Accorhotelsホテルのダイニングは“fun and casual”がコンセプト。7階にある「Food Exchange」は、タイの屋台の雰囲気を取り入れたメインダイニング。3つのショーキッチンで洋食、アジア料理、タイ料理等のビュッフェを気軽に楽しむ事ができる。健康志向のゲストのために、ヘルシーな料理の数々も提供する。日曜日にはワインの飲み放題付きのサンデーブランチも。GourmetBar ©Accorhotelsロビー階の「GourmetBar」は、リラックス気分で立ち寄れるバー。お酒と共に提供されるタイの伝統料理や洋食、創作料理なども楽しみたい。間もなくオープン予定なのが、ホテル最上階である27階に位置するルーフトップバー「Sky on 20」。バンコクのスカイラインと、都会のオアシスであるベンジャキティ公園に沈む美しい夕日を見渡すことができる270度のパノラマは圧巻だ。Swimming Pool ©Accorhotelsフィットネスセンターやプールも完備し、約1,000人収容可能な多目的ボールルームも所有。ホテルからはスカイトレイン(BTS)や地下鉄(MRT)へのアクセスも良く、ビジネスや観光の拠点として候補に入れたい一軒だ。 Novotel Bangkok Sukhumvit 20(ノボテル バンコク スクンビット20)・URL:http:// www.accorhotels.co.jp・住所:19/9 Soi Sukhumvit 20, Kwang Klongtoey, Khet Klongtoey, 10110 Bangkok, Thailand・電話:(+66)2 009 4999
2016年11月16日著者撮影青いパパイヤを使ったタイのヘルシーサラダ「ソムタム」。もともとはラオスやタイ東北部(イサーン)で食べられていた料理でしたが、現在はタイ全土で広く食べられています。 今回は、イサーン出身のオーナーが2015年11月にバンコクにオープンした絶品ソムタム店をご紹介します! オーナー実家の秘伝レシピが光る!著者撮影今回ご紹介する「マダム・ソムタム」の女性オーナーはカンボジアと国境を接するシーサケート県出身。実家も有名なソムタムレストランを経営しており、幼い頃からお母さんのソムタム作りを間近で見てきたのだそう。7歳でソムタム作りをマスターしたという彼女が実家秘伝レシピをもとに作るソムタムは絶品。美味しいソムタムを提供するために原材料や調理道具にもこだわりを持っているんだそうですよ。著者撮影店頭にはソムタム・ステーションがあり、オーナーさんやスタッフがソムタムを作る様子を間近で見ることができます。ソムタムは専用の鉢(クロック)とすり棒を用いて調理するのですが、食材を叩く「ポクッポクッ」という独特の音が聞こえてきて食欲がそそられます。 家庭的な味わいが魅力タイ料理のなかでもとりわけ辛いメニューが多いことで知られるイサーン料理ですが、こちらのお店で提供されているメニューはどれも優しい味わい。イサーン料理ならではの辛さは勿論しっかりと感じることはできるのですが、良質な素材を丁寧に調理したことがうかがえる家庭的な味わいが特徴的なんです。■ ソムタムカオポート(とうもろこしのソムタム)著者撮影こちらはパパイヤの代わりにとうもろこしを使用したソムタム。とうもろこしの甘みがしっかり効いており、辛いものは苦手という方にも挑戦しやすいメニューです。こちらのお店のソムタム作りに使用される調味料・プラーラー(魚を塩漬けし醗酵させたもの)はもちろんオーナーのお母さん譲りの特製レシピ。 ■グリルドビーフサラダ著者撮影オーナーさんおすすめのグリルドビーフサラダ。タイの牛肉ではなく、わざわざアルゼンチンからの輸入肉を使用しているのだとか。一品一品の価格設定は60~120B(約180~360円)程度と良心的ですが、上記以外のメニューもそれぞれこだわりが感じられるものばかりです。著者撮影お店はBTSプルンチット駅目の前の「Mahatun Plaza」1Fにあります。周辺はオフィス街ということで、平日はランチタイムもディナータイムも混雑するそう。ゆったりと食事ができる土曜日の来店がおすすめです。
2016年11月15日著者撮影タイの屋台飯も色々ありますが、日本人からも人気が高いメニューといえばカオマンガイではないでしょうか?鶏のスープで炊いたご飯、その上にはジューシーな蒸鶏。そこに甘辛いタレをかけていただけば…想像しただけでヨダレが出てきてしまいます。 そんなカオマンガイ。どこで食べてもそこそこ美味しい料理ではありますが、やっぱり飛び抜けて美味しい店ってあります。最近教えてもらったお店で美味しかったのが、BTSアソーク駅そば、スクンビットソイ19にあるカオマンガイ屋台です。ソイ19に入ってしばらく行くとFamilyMartがあるのですが、その前に出店しているカオマンガイ屋台になります。著者撮影黄色い看板と、吊り下げられた蒸鶏を目印にしてください。お店に近寄ってみると、あれあれ、日本語のメニューもあります。これはありがたいですね。近くにウェスティンとかシェラトンなど、日本人も多く宿泊するホテルがあるので、日本人旅行客もよく訪れるのかもしれませんね。著者撮影カオマンガイを持ち帰りで。揚げ鶏とのミックスも魅力的でしたが、今回はシンプルに蒸鶏だけにしました。プラスチックの容器に入れてくれたので、持ち帰ってその容器のままいただくことができました。著者撮影鶏はしっとりジューシーで、ご飯が硬めで一粒一粒が立っていて美味しい。そこに合わせるタレは唐辛子の辛味が強めで、それがいっそう鶏とご飯の旨味を引き立てる感じ。私が食べたカオマンガイの中で、間違いなく歴代ベスト3に入るお味でした。スープも独特のとろみのあって、あっさりした中にも独特の旨味がきちんと感じられるスープで美味しかったです。あっという間に完食です!特にアソークに宿をとってらっしゃる方はぜひお試しください。ただし、屋台の営業時間は夕方からになりますので、その点はお気をつけくださいね。
2016年11月12日著者撮影タイ王室の保養地として知られるリゾート地・ホアヒン。バンコクから車で3時間ほどでアクセス可能ということで、バンコクに住むタイ人や外国人にとっては人気の観光地です。 今回はそんなロイヤル・リゾート、ホアヒンの大人気レストラン「アロイ@ホアヒン」で提供されている絶品トムヤムクンをご紹介します。 タイ語クチコミサイトでも大人気著者撮影今回ご紹介する「アロイ@ホアヒン」のオーナーはバンコクで長年にわたり食品卸売業を営んでいたそう。食品のプロがホアヒンに移住してオープンさせたお店ということで、扱う食材は新鮮そのもの。シーフードを使ったメニューを中心に一般的なタイ料理メニューがなんでも揃っていますが、なかでも人気なのが今回ご紹介するトムヤムクンなんだそうですよ。著者撮影店頭には、タイ語のレストラン・レビューサイト「Wongnai」の「user’s choice 2016」に選ばれたことを知らせる看板が設置されています。私はこれまでこのお店に4度足を運んだことがあるのですが、毎回駐車場はバンコクナンバーの車で一杯です。タイ人の間ではホアヒンの必食レストランとして根強い人気があるようです。著者撮影 ココナッツミルク不使用!海老の旨味がぎっしりこちらのお店でほとんどのテーブルで注文されるというトムヤムクン(290THB=約860円)。人気の秘訣はココナッツミルクを使用せず、海老味噌をたっぷりと使った旨味ぎっしりな濃厚スープにあります。また具の海老も贅沢に使用されており、海老好きにはたまりません!著者撮影このスープとご飯があれば他には何も要らないと言いたくなるほどの美味しさ。これまで食べてきたトムヤムクンは何だったんだろう?と思わず感じてしまう、衝撃の味わいです。 ホアヒンに行かれることがあれば、是非この必食トムヤムクンを味わってみてください。
2016年11月08日写真提供:タイ国際航空タイのナショナルフラッグシップキャリア、タイ国際航空。微笑みの国が誇るホスピタリティー溢れるサービスは、世界中のビジネスマンや旅行者から評価を集め、スカイトラックス社が発表した「ワールド・エアライン・アワード2016」では「World’s Most Improved Airlines」を受賞している。今回は、タイ国際航空の中でも、ビジネスクラスにあたる「ロイヤルシルククラス」についてご紹介。一度体験するとすっかり魅了されてしまう、ワンランク上の空の旅とは!? タイ国際航空だけの特別なサービス1. ロイヤルチェックインサービス©TRIPPING!ロイヤルシルククラスのサービスの中でも、とりわけ画期的なサービスが受けられるのは、バンコクのスワンナプーム国際空港。エントランスの目の前にあるチェックインカウンタ―Aは、なんとロイヤルシルククラス専用のカウンター。ソファが配された空間で、座席に座りながら優雅にチェックインをすることができる。さらに、チェックイン後は専用レーンで手荷物検査を済ませ、出国審査ブースも専用ブースを利用。その後は、直通のエスカレーターでロイヤルシルクラウンジへと繋がっている。©TRIPPING!他の乗客とは異なるルートを通ってスムーズに移動ができるため、手荷物検査や出国審査のために行列に並ぶこともなく、ストレスフリー。搭乗前から優雅な気分で旅のスタートを切ることができる。 受賞歴のある空港スパサービス2. ロイヤルオーキッドスパラウンジ写真提供:タイ国際航空スワンナプーム国際空港のロイヤルシルククラスラウンジに隣接するのが、2年連続「World’s Best Airline Lounge Spa Facility」を受賞している「ロイヤルオーキッドスパラウンジ」。ロイヤルシルククラスの乗客は首肩マッサージまたはフットマッサージ(30分)を無料で受けることができる。写真提供:タイ国際航空モダンで気品溢れるスパラウンジには、3部屋のプライベートルーム(ロイヤルファーストクラス乗客のみ利用可能)と、14つのマッサージブースが完備され、搭乗前に旅の疲れを癒すことができる。 本場のタイ料理も!3. リニューアルした機内食写真提供:タイ国際航空ロイヤルシルククラスの機内食は、タイ料理セットメニュー・洋食コース・和食の中から選ぶことができるが、注目はこの夏から導入された“サムラップ” (タイ語で“セット”の意味)と名づけたタイ料理のセットメニュー。メイン料理に加えて、サラダ、スープ、副菜とバランスのいいタイ料理の数々が提供され、空の上でも本場の味を堪能することができる。写真提供:タイ国際航空さらに、繊細な日本料理が詰め込まれた松花堂弁当が通常メニューにラインアップ。見た目にも美しい和食を目の前にすれば、ホッと一安心するはず。写真提供:タイ国際航空シャンパンやワインはもちろん、タイ王室が運営するロイヤルプロジェクトによるオリジナルコーヒー2種や、チェンライの豊かな自然の中で栽培された4種のティーセレクションなど、より洗練された飲み物も定評だ。 ストレスフリーな移動を叶える4. フルフラット & 170度シェルタイプのシートフルフラット・シート 写真提供:タイ国際航空ロイヤルシルククラスのシートには、フルフラット・シートまたは約170度にリクライニングできるシェルタイプのシートを採用。日本路線に投入されているA380-800型機、B787-800型機などでは、フルフラット・シートが用意されている。エンターテイメントは、65種類以上の映画、185以上の種類の音楽プログラムがラインナップ。心地いいソフトな間接照明とオーキッドパープルを基調とした上質な空間は、乗客を癒し快適な時間を約束する。 「心地よさ」を徹底的に追求したロイヤルシルククラスなら、微笑みの国タイならではのワンランク上の空の旅を叶えてくれること間違いない。写真提供:タイ国際航空 >>|詳しくはこちら|タイ国際航空ロイヤルシルククラス
2016年11月07日©Anantara Hotels, Resorts & Spasタイはビーチリゾートのみならず、マウンテンリゾートも魅力的。今回はチェンライに展開する、おすすめの山岳リゾートをピックアップ。海もいいけれど、今回は番外編の「山」に注目してみました。 チェンライはタイ北部、ランナー王朝が最初に都を築いた場所。今も、遺跡や美しい寺院など伝統的なランナー文化が色濃く残り、山岳に暮らす少数民族の独自の文化など、多角的な魅力にあふれています。チェンライの市街地から北へ約70キロ、ミャンマー、ラオスと国境を接するエリアはかつてケシの栽培がさかんに行われ、“ゴールデントライアングル”と呼ばれていた地です。と聞くと不穏な感じがしますが、それは過去の話。国をあげてケシ栽培を撲滅、代替として高価なお茶やコーヒーの栽培を奨励し、地域活性に尽力しています。©Anantara Hotels, Resorts & Spasまた、チェンライはメコン川とルアック川が合流する地点。川を渡ってラオスへ渡り、また陸路でミャンマーへと入国し、1日で3カ国をまたにかけるオプショナルツアーも開催されています。パスポートにスタンプが一気に増えて、ちょっと嬉しい!?そんなゴールデントライアングルには2つの人気リゾートがあります。ちょっとユニークなのが、どちらのリゾートにもタイの国の動物(国獣)の象さんがいるのです。象さんと遊ぶアクティビティも、トレッキングに留まらず、一歩踏み込んだ内容のもの。象好きにはたまらないリゾートといえるでしょう。 フォーシーズンズ テンテッド キャンプ ゴールデントライアングルフォーシーズンズ テンテッド キャンプ ゴールデントライアングルのラグジュアリーテント ©Four Seasons Hotels小型の伝統的なボートに乗り込んで蛇行する川を進み、ワクワク感を抱えながら、リゾートへ。桟橋から続くジャングル内の小道に沿って15棟のラグジュアリーなテントが点在しています。デザインを担当したのはトロピカル建築の巨匠、ビル・ベンスリー。アフリカのテントリゾートを旅してから、このプロジェクトに着手したと聞きます。冒険家をイメージさせるデザインが特徴。すべてがセットになったオールインクルーシブ制 ©Four Seasons Hotelsテントといっても、ラグジュアリー&グラマラス。今の“グランピング”の走りともいえます。わずか7張のテントは、19世紀の探検家をモチーフに、デザインも同じものはありません。広さは54平方メートル。ハードウッドとレザー、カンバス地を使い、冒険家気分を盛り上げるデザインです。象さんと一緒にピクニックへ! ©Four Seasons Hotelsユニークなアクティビティは「エレファント・コネクション」。象の水浴びを手伝ったり、ごはんをあげたり、象とのつながりを深めます。つまり、象使い(マホート)になるトレーニング。そしてジャングルの中へトレッキングに出かけます。ディナーの場に象さんがやってくることも ©Four Seasons Hotelsまた、フォーシーズンズ テンテッド キャンプはジャングル内のスパも、森の息吹を受けて癒されると評判です。ジャングルの中に佇むスパ。パッケージによっては、1日1回のトリートメント付き © Manuel Zublena(画像提供:Four Seasons Hotels)滞在はオールインクルーシブ制で、空港からの送迎、飲食、アクティビティがすべてが含まれた2日以上のパッケージになります。 ------------------------Four Seasons Tented Camp Golden Triangleアナンタラ・ゴールデン・トライアングル・エレファントキャンプ&リゾート緑豊かなゴールデントライアングルに160エーカーの敷地を展開するアナンタラ・ゴールデン・トライアングル・エレファントキャンプ&リゾート ©Anantara Hotels, Resorts & Spasミャンマーとの国境を望む、緑豊かなリゾートはなんと160エーカー!こちらも建築家ビル・ベンスリーが手がけた、丘陵地帯が見渡せる景色のよいリゾートです。ゴージャスな色使いの中に、少数民族のファブリックを用い、チェンライらしさをひとふり。ランナー王朝の栄華を伝える、デコラティブなロビー。象のモチーフがリゾート内の随所に ©Anantara Hotels, Resorts & Spas気品と落着きのあるゲストルームとスイート。象の形にたたまれたタオルがベッドの上に用意されています ©Anantara Hotels, Resorts & Spas朝晩のネイチャーウォークやサイクリングなど、自然を満喫できるプログラムや、ライステラスの中でのディナーやタイ料理教室など、さまざまな“体験”が用意されています。1日で3カ国をめぐる、オプショナルツアーもあります!象使いになるトレーニングやトレッキング、ディナーなど、象と一緒に過ごすアクティビティが充実! ©Anantara Hotels, Resorts & Spasこのリゾートには、孤児の象などを保護する目的のエレファントキャンプが敷地内に!象の背中に揺られて出かけるピクニックや、象使い(マホート)になるトレーニングはもちろん、エレファント・ヨガ(ポーズを習得。象の背中で簡単にポーズ後、小象のキャンプでヨガ)も!乾季にはサンセット時にあわせて子象たちがリゾートを訪れ、触れ合うこともできます。スパの評判が高いリゾートグループゆえ、トリートメントの予約をお忘れなく! ©Anantara Hotels, Resorts & Spas------------------------Anantara Golden Triangle Elephant Camp & Resort : 古関 千恵子) ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」
2016年11月04日photo:Yurika Kawanoここ数年、タイから日本に進出を果たす飲食店・ファッションブランドが急増しています。今回は飲食店に絞り、既に日本進出を果たした、もしくは今後進出が予定されているお店をまとめてご紹介していきたいと思います。 ラーン・ガイトーン・プラトゥーナムphoto:Yurika Kawano「ピンクのカオマンガイ」として知られるカオマンガイ(チキンライス)店「ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム」は2014年7月に東京・渋谷に日本1号店を進出し、大きな話題を集めました。その後、川崎にも店舗を出店しています。バンコクの本店があるのは伊勢丹やセントラル・ワールドからも歩いてすぐの中心部・プラトゥーナムエリア。お店は朝から深夜までたくさんの人で賑わっています。ここ数年は中国や韓国からの観光客にも高い人気を集めており、バンコクで最も有名なカオマンガイ店と言ってもよいのではないかと思います。photo:Yurika Kawanophoto:Yurika Kawanoこちらのカオマンガイは柔らかい鶏肉と鶏ガラスープで炊き上げたご飯、特製ソースの組み合わせが最高なんです。バンコクに美味しいカオマンガイ店は他にも多数ありますが、「どうせ観光客向けでイマイチなのでは?」なんて先入観は持たず、是非一度は食べてみて頂きたいカオマンガイです。—————————ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム・住所:960-962 Phetchaburi Rd, Makkasan, Ratchathewi, Bangkok・TEL:(+66) 84-654-2282・営業時間:05:30~14:30 17:00~04:00・HP(日本):マンゴツリー著者撮影次にご紹介するのは首都圏を中心に計19店舗を出店しているタイ料理店「マンゴツリー」です。私のおすすめ、伝統的なタイ様式の邸宅を改装して店舗として使用しているスリウォン店をご紹介させて頂きます。著者撮影スリウォン店は賑やかなシーロムエリアのすぐ裏手にあるとは思えないほど、落ち着いた雰囲気に包まれており、在住者の会食利用等にも重宝されています。また、タイらしい雰囲気が味わえるということで、欧米人観光客の人気も非常に高いそうです。 こちらのお店ではタイ料理の代表的なメニューがほぼ網羅されているうえ、味付けが全般的に辛さ控えめなので、タイ料理をあまり食べ慣れていない方、辛い料理は苦手という方も安心して楽しむことができます。パッタイ 著者撮影パッタイなど日本でもお馴染みのメニューはもちろんのこと、カオ・クルック・カピ(海老味噌を使用したタイ式混ぜご飯)など日本ではあまり味わう機会の少ないメニューも豊富に揃っています。もっといろいろなタイ料理に挑戦してみたい!という方にはおすすめのレストランです。カオ・クルック・カピ 著者撮影今回はランチで利用しましたが、夜はロマンティックな雰囲気が味わえるお店です。バンコク旅行中、少し特別な気分でディナーに利用というのもおすすめです。—————————マンゴツリー・住所:37 Soi Tantawan, Surawongse Rd, Bangkok・TEL:(+66) 2-236-2820・営業時間:11:30~24:00・HP(タイ):・HP(日本):カフェ・アマゾン次にご紹介するのは、2016年9月に日本進出を発表したばかりのタイのカフェチェーン「カフェ・アマゾン」のご紹介です。著者撮影「カフェ・アマゾン」はタイ石油公社(PTT)が運営するコーヒー・チェーン。少し前までは地方のガソリンスタンド敷地内にあるチェーン店という印象が強いお店だったのですが、ここ数年、バンコク都心のショッピングセンター内など、中心部に出店を広げています。つい最近は日本人が多く住むトンローエリアにも出店を果たしました。著者撮影日本出店第1号店は福島県川内村に2016年11月上旬に開店予定だそうです。タイでは広く親しまれた、タイ最大のコーヒーチェーン、日本ではどのような展開を見せるのか目が離せません。—————————カフェ・アマゾン・住所:13/3 Sukhumbit 55, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok (トンロー店)そのほか、Siam Paragon、Silom Complexといった都心のショッピングセンターに入居しています。・HP(タイ):番外編!Somtum Der最後にご紹介するのが、シーロム・サラデーン通りにあるタイ料理店「Somtum Der」。店名に「ソムタム」とある通り、青パパイヤを使用したタイのサラダ「ソムタム」を中心に、タイ東北部(イサーン)の料理を提供するお店です。photo:Yurika Kawanoニューヨークとホーチミンに出店を果たしているこちらのお店。ニューヨーク店がミシュラン2016年度版で1つ星を獲得したというニュースはタイでも大きな話題となりましたが、今後は東京に出店を計画中※とのこと!東京でも大人気のお店になる予感がします。photo:Yurika Kawanoサコンナコーン県出身のシェフが手掛けるソムタムは本当に絶品。個人的には、バンコクでソムタムを食べたなかではこちらのお店のソムタムがナンバー1だと思っています。photo:Yurika Kawanoソムタム以外のメニューもどれも美味しいものばかり。ミシュラン店と聞くと身構えてしまいますが、バンコク店のメニューはどれもリーズナブル。おしゃれでカジュアルな雰囲気のなか、本格的なイサーン料理に是非トライしてみてください。※2016年10月現在 あくまでも予定となります—————————Somtum Der・住所:5/5 Saladaeng Rd. Silom. Bangrak, Bangkok・TEL:(+66)2-632-4499・営業時間:11.00~14.30・16.30~22.30 (last order 22.00)・HP(タイ):今回は日本上陸済・今後上陸予定のお店として、上記の4つのお店をご紹介させて頂きました。タイのお店やブランドが日本進出と聞くと、在住者の1人としてとても嬉しく感じます。今後もタイの美味しいもの・素敵なものが日本、そして世界に知られていく機会が増えそうで楽しみで仕方ありません。
2016年10月31日ランスアン通りにあるホテル ミューズ バンコク内のステーキハウス「Babette’s Steak House」に行ってきました。 著者撮影この日は日曜日だったので、金曜日~日曜日のみの週末ランチを食べました!約1,000バーツ(約3,000円)で、アラカルトメニューから2種類の料理とステーキなどのメイン料理を選ぶことができ、かなりボリュームがありました!(肉の種類によってはプラス料金がかかります。)今回はアラカルトの中から「マグロのタルタル」と「エビのグリル」を選びました。著者撮影マグロももちろんですが、付け合わせの海藻が和風テイストで美味しかったです。著者撮影エビのグリルはガーリックが効いて美味しかったです。 メインのステーキは、タイ産の「タイフレンチ」という名前のお肉を選びました。著者撮影実はタイフレンチとオーストラリアンビーフを友人と食べ比べをしたのですが、タイフレンチはさっぱりして食べやすく、オーストラリアンビーフはジューシーでした。 ふわふわなパンもついてきます。著者撮影 かなりのボリュームの量を時間をかけて食べるので、満腹になりました!このクオリティで約1,000バーツはかなりお得だと思います。 ホテル自体も素敵なデザインなので、ランチ後はロビーで写真を撮るのもおすすめです!
2016年10月29日写真提供:タイ国際航空タイ王国のナショナルフラッグキャリア、タイ国際航空は、10月27日から1週間の期間限定で、日本=バンコク往復航空券ならびにバンコク以遠のタイ主要都市に加え、東南アジア、ヨーロッパなどのタイ以外の各都市行きの航空券のスペシャルセールを実施中。 タイ国際航空は、2016年10月27日(木)~11月2日(水)までの期間、成田・関空・名古屋・福岡・札幌発バンコク行きエコノミークラス往復航空券を30,000円*〜で販売中だ。さらに、今回のセールでは、バンコク往復便に限らず、チェンマイ・プーケットいったタイ主要都市(34,000円~*)に加え、タイ以外の東南アジア各都市(往復36,000円*~)、インド亜大陸(往復58,000円*~)、ヨーロッパ(往復55,000円*~)、オーストラリア(50,000円~*)、中国(45,000円~*)などの各都市行き航空券もセール価格で提供。*各空港使用料などの諸費用は別途©Tourism Authority of Thailand尚、タイ国際航空オンライン予約システム(Royal e-Booking)からのみ購入可能なWEB限定運賃で、対象出発日は2016年12月1日(木)から2017年9月30日。(但し、適用除外日の設定あり。札幌発の対象出発日は2017年3月1日以降)お得な料金で世界中の人気都市を旅行するチャンス! 座席数限定のスペシャルセールなので、早速タイ国際航空のホームページで詳細をチェックしてみて! タイ国際航空TGスーパーディール WEBスペシャル特設ページ
2016年10月28日著者撮影バンコクのチャトチャックといえば、毎週末に開催されるウィークエンドマーケットの開催地として有名ですよね。でもチャトチャックの魅力はそれだけじゃないんです。今回はチャトチャック周辺にある、観光客にあまり知られていないおすすめスポットを紹介します。 駅を出てすぐ!おしゃれな家具・アンティークショップ群チャトチャックの最寄り駅、MRTカムペンペット駅の1番出口から出ると目に飛び込んでくるのが、家具屋やアンティークショップたち。中国の陶磁器、ヨーロピアンスタイルの家具、ナチュラルテイストの雑貨などが並んでいます。著者撮影映画のキャラクターの人形もあったりして、眺めているだけで楽しい通りです。著者撮影--------------------------------カムペンペット駅周辺のショップ群 ローカルな雰囲気のベジタリアン料理フードコートローカルな雰囲気を感じたい方、ベジタリアン料理に興味のある方におすすめなのが、ベジタリアン料理のフードコート「VEGETARIAN SOCIETY BANGKOK」。著者撮影レトロな看板が掲げられたオープンエアの建物です。フードコートを利用する方は、まず窓口でクーポンを購入しましょう。100バーツ(約300円)分ほど購入すれば十分。料理を購入する際にはこのクーポンを使って購入し、お釣りもクーポンかえってきます。もしクーポンが余ったら窓口で払い戻しが受けられます。フードコートのフロアに足を踏み入れると、料理を販売するカウンターがずらり。著者撮影ガラスケースの中には、カレーや麺類、饅頭などたくさんの種類の料理が並んでいます。著者撮影こんなに種類が豊富で美味しそうなのに、どれも肉を使っていないなんて驚きです。どれにしようかとっても迷ったのですが、一皿目は大根餅と葉野菜が入った餅をチョイス。著者撮影指さしで注文すると、カウンターのおばちゃんが手際よくカットしてくれ、たれを添えて皿に盛ってくれました。濃すぎず薄すぎず食べやすい味つけで、見た目通り美味しい。二品目は豆腐のラープ。ラープといえばひき肉を使ったタイ東北部の人気料理。ハーブの香りとライムの酸味がくせになる私も大好きな料理ですが、こちらではひき肉の代わりに豆腐で作ったラープが食べられます。さっぱりとしてひき肉より豆腐の方が私は好みかも。これは新しい発見でした。著者撮影フードコートと同じ建物の中にはスーパーも併設されています。著者撮影タイならではのハーブや果物を使ったお茶、石けん、ハーブ類がかなり安く手に入るので、お土産探しにのぞいてみてください。著者撮影--------------------------------VEGETARIAN SOCIETY BANGKOK・営業時間:6:00-14:00月曜定休・アクセス:MRTカムペンペット駅から徒歩5分 ビルの中の市場?雑多な雰囲気が魅力のJJモールJJモールはウィークエンドマーケットに隣接するショッピングモールです。モール内には冷房が入っているので、炎天下のウィークエンドマーケットでのお買い物に疲れた方、体力に自信のない方におすすめです。著者撮影JJモール内には小さなお店がたくさん入っています。例えば、タイらしい香りのお香やキャンドルを販売するお店。著者撮影キャンドルホルダーも種類が豊富です。著者撮影タイ土産の定番である、タイシルクのスカーフや、タイの伝統的な刺繍を施した布を使ったポーチなども。著者撮影著者撮影タイらしい果物をかたどった石けんも可愛らしくてお土産にぴったりです。著者撮影アジアンな雰囲気が魅力のラタン製品のお店もあります。著者撮影ここで紹介したのは、JJモール内のお店のほんの一部です。魅力的なお店がたくさんあるので、きっとお買いものを楽しめると思いますよ。--------------------------------JJモール・営業時間:平日 10:30~20:00/土日 10:00~20:00・Web:・アクセス:MRTカムペンペット駅から徒歩9分、BTSモチット駅から徒歩11分 今回ご紹介したチャトチャック周辺のスポットは、週末だけでなく平日も開いているところばかりです。日程の都合でウィークエンドマーケットに行けない方も、チャトチャック周辺を訪れてみてはいかがでしょうか?
2016年10月26日タイ料理で味わう「鴨パクチー鍋」冬が到来するにあたり、冷え込みと共に鍋がより食べたくなってくるが、タイ料理は実は、“鍋料理”がたくさんあるということをご存じだろうか。浜松町駅徒歩1分にある、タイリゾート料理『プーケットオリエンタル』では、秋の新メニュー「鴨パクチー鍋」を2016年10月25日(火)のディナーから提供する。ヘルシーな鴨ロースの薄切り肉、たっぷりのパクチー、春菊、ネギを入れて味わい、最後の締めは棒ラーメンという満足の一品だ。誰でも食べやすい、優しいスープがベース鴨肉は「コレステロール値を下げる」「美肌・アンチエイジング」「貧血の予防」「腎臓機能を高める」といった効果が期待でき、また、非常にヘルシーで体を温める、女性に嬉しい食材だ。しかし、鴨肉だけではなく、スープもまたヘルシーで美味しいのがこの鍋の特徴の一つだ。「タレにつける(チム)」「スープの中にさっと浸す(チュム)」という意味を持つ、「チムチュム」という鍋をベースに作られた、この鴨パクチー鍋。スープはコブミカンの葉、ナンキョウ、レモングラスといったタイの代表的なハーブが入り、タイの醤油味がベースになっており、ここに日本人でも馴染みのある日本の調味料を加え、食べやすい優しいスープになっている。「鴨パクチー鍋」でこの冬はタイの鍋を「タイ料理とおいしい世界の料理をミックスし、もっと日本にタイ料理エッセンスを!」というコンセプトのもと作られたタイリゾート料理店、『プーケットオリエンタル』。1人前2,500円(2人前から)の提供のほか、11月1日からは鴨パクチー鍋がメインになった「宴会コース」を3月中旬までの期間限定で提供する。忘年会や新年会など、宴会シーズンも始まるこれからの季節、「鴨パクチー鍋」でヘルシーにタイ料理の美味しさを味わってみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社GOoDaysプレスリリース(@Press)
2016年10月24日著者撮影美味しい中華料理を楽しむことができるレストランが多数あるバンコクですが、そのなかでも中華系タイ人から根強い人気を誇るのが「文苑(Chef Man Restaurant)」。日本でもおなじみの「聘珍樓」で経験を積んだシェフがオープンしたお店はタイ人富裕層のお客さんでいつも賑わっています。 少し高級なお店という印象がある「Chef Man」ですが、こちらのお料理をビュッフェスタイルでお得に楽しむことができるお店が実はあるんです。 お店はセントラル・ワールド直結今回ご紹介するビュッフェ店「Man Kitchen by Chef Man」があるのは、日本人観光客にもお馴染みの商業施設・セントラル・ワールドのオフィス棟1階。セントラル・ワールドから直結の便利な場所です。著者撮影この日は遅めのランチだったのですが、店内はご覧の通り満席。大人気です。著者撮影 2時間599THBで食べ放題こちらのお店では599THB(約1,770円)で全てのメニューが食べ放題。店内に並ぶメニューを全て楽しむことができます。なかでも私がおすすめするのが点心。本店の「Chef Man」がランチタイムに提供している点心が日本人在住者にも大人気なのですが、こちらのビュッフェレストランでも点心を楽しむことができるんです。著者撮影ずらりと並べられた点心から好きなものをピックアップし、下の写真のように自分のテーブル番号のクリップを点心おけに付けてスタッフに渡せば蒸してくれます。アツアツの点心を頂けるのが嬉しいですね。著者撮影調理済みの一品料理はもちろんのこと、材料や調理方法を指定してのオーダー調理も受け付けてくれます。お粥やチャーシュー丼なども並び、あらゆる中華料理を楽しむことができますよ。著者撮影さすがに本店と全く同じメニューが並ぶわけではありませんが、この価格で北京ダックまで提供してしまうという太っ腹具合。1品1品が少なめなので、小食な方でもいろいろなメニューに挑戦できると思います。 デザートも食べ放題。2時間たっぷりと楽しめますこちらに食事に行くときに個人的に楽しみにしているのがデザート。マンゴームースやパンナコッタなどが並びます。どれも甘すぎず、食後のデザートにぴったり。ビュッフェの制限時間はたっぷり2時間あり、コーヒーやお茶もおかわり自由ですので、食後もゆったり過ごすことができます。著者撮影こんなお得な内容のビュッフェですので、お店は中華系タイ人でいつも大賑わい。ランチもディナーもピークタイムは入店待ちが発生しますので、少し時間をずらしての来店がおすすめです。
2016年10月24日著者撮影今回は私の大好きなタイ料理のお店、Sit and Wonderを紹介します。 場所はBTSトンロー駅からすぐそば。まるでおしゃれなカフェのような外観をしています。著者撮影中はタイらしい素材のモノクロ写真を使ったスタイリッシュな雰囲気です。著者撮影ここSit and Wonderはランチがリーズナブルなのが特長。それでいて何を食べても美味しいんです! 具材で決まる一律料金の激安ランチメニューランチメニューには、カレーやチャーハンに麺料理まで、一通りのタイ料理メニューがあり、更にメインとなる具材を野菜、鶏、豚、牛、エビ、イカの中から選べます。どのメニューを選んでも料金は一律ですが、メインの具材によって値段が変動する仕組みです。一番高いエビ・イカを選んでも79バーツ(約240円)、鶏や豚を選べばなんと59バーツ(約180円)と激安です。豊富なメニューの中から私のおすすめをいくつか紹介しましよう。 ■FLAT NOODLE WITH GRAVY著者撮影こちらは、タイ語でラートナーと呼ばれる料理です。幅広の米粉の麺に、野菜たっぷりのあんがかかっていて、全く辛くない優しいお味です。 ■GREEN CURRY著者撮影ココナッツミルクとタイのハーブをふんだんに使った、マイルドな中にもピリっと辛みのあるカレーです。日本でもポピュラーなタイ料理だと思いますが、タイに来たなら是非食べてみてほしいメニューの一つです。 大衆食堂や屋台ならもっと安い店はいくらでもありますが、オシャレな空間の中で、このお値段で食べられるお店は貴重。トンロー駅付近でランチをとるなら、ぜひ訪れてみてください。 ※日本円表記は1バーツ≒3.0円(2016年10月現在)で計算
2016年10月19日photo:Yurika Kawanoバンコク屈指の5つ星ホテル「ザ・サイアム」のシグネチャーレストラン「Chon Bistro(チョン・ビストロ)」は、素材の味や旬を大切にしたオーセンティックなタイ料理を提供し、国内外の食通から評価される一軒。 料理長ダムリ氏はザ・フォー・シーズンズやマンダリン・オリエンタルをはじめとする世界の名だたるホテルやレストランを率いて来たキャリアの持ち主だ。photo:Yurika Kawanoメニューには、マッサマンカレーやパッタイ、トムヤムクン、ガイヤーンなどの定番のタイ料理が並ぶが、そのどれもが家庭料理を昇華させた繊細で上品な逸品ばかり。photo:Yurika Kawanoチャオプラヤー川沿いに佇むタイの伝統家屋3棟が、レストランのメインフロア。天気のいい日は、ガーデンやピア(桟橋)で食事をすることもできる。美しいサンセットもディナータイムをより一層盛り上げてくれる。photo:Yurika Kawano ダムリ氏にお伺いした、おすすめの料理はこちら。 NUA SAN SEE KLONG TOON (980THB=約2,940円)photo:Yurika Kawanoオーストラリア産のショートリブを8時間かけてじっくりグリルした一皿。同じくグリルされたパイナップルが添えられ、タマリンドソースでいただく。ショートリブは、ほろほろと崩れるほどに柔らかく、肉の旨味とパイナップルの甘味、さらにタマリンドソースの酸味、唐辛子の辛味が合わさることで完璧な味わいを完成させる。バタフライピーの花びらを使った美しい盛りつけにも目を奪われてしまう。photo:Yurika Kawano GAI YANG (530THB=約1,590円)photo:Yurika Kawano鶏肉の炭火焼料理「ガイヤーン」も人気の一品。香ばしい焼き目のついた鶏肉にかぶりつけば、中は驚くほどジューシーで柔らか。それもそのはず、鶏肉はグリルする前に、真空パックを用い旨味を閉じ込めたままボイルしているから。鶏肉の上にトッピングされた揚げた生姜やニンニク、レモングラス、赤玉ネギも、いいアクセントに。 photo:Yurika Kawanoこちらはまだメニューにない料理ではあるが、レアにグリルした北海道産の大きなホタテをレモングラスとチリ、ざくろ、赤玉ネギ、ミントやパクチーといただく見た目にも鮮やかな逸品。ホタテの甘さが際立つよう計算され尽くされた秀逸な一皿だ。photo:Yurika Kawano この他にも、伝統的なタイ料理や、コースタル・キュイジーンが楽しめるChon Bistro。一流シェフによる美食体験を堪能してみてはいかがだろうか。 尚、ザ・サイアムでは、ダムリ氏から直々にタイ家庭料理の手ほどきを受けることのできるプライベートクッキングクラスを実施している。ローカルマーケットで買い物をするところからスタートするユニークな体験は、バンコクの旅をより一層豊かなものにしてくれること間違いない。クッキングクラスの> Chon Bistro(チョン・ビストロ)・住所:THE SIAM, 3/2 Thanon Khao, Vachirapayabal, Dusit, Bangkok 10300, Thailand・電話:(+66) 2206-6999・時間:12:00-15:00/ 18:00-22:30・Email:info@thesiamhotel.com・HP: SIAM(ザ・サイアム)王宮や王室関係者の邸宅が立ちならぶことからロイヤルエリアとも呼ばれるドゥシット地区に位置する全39室のラグジュアリーな隠れ家リゾートで、国内外から常に注目を集めるバンコク屈指の5つ星ホテル。プリファード、レジェンド・コレクションの加盟ホテル。・住所:3/2 Thanon Khao, Vachirapayabal, Dusit, Bangkok 10300, Thailand・電話:(+66) 2206-6999・Email:info@thesiamhotel.com・HP:・日本での問合せ先:0120-984-450(プリファード ホテルズ&リゾーツ)詳しくはこちら>華麗なるバンコクの旅!チャオプラヤ川沿いのアーバンリゾート「ザ・サイアム」
2016年10月17日photo:Yurika Kawano「ホテルステイ」にフォーカスした旅のすすめをお届けする連載「ホテルから選ぶ わたしの旅」。今回は、バンコクの5つ星ブティックホテル「HOTEL MUSE BANGKOK - MGallery Collection (ホテル ミューズ バンコク - Mギャラリーコレクション)」をご紹介。 高級コンドミニアムが立ち並ぶレジデンシャルエリア、ランスアン通りに佇むのが、今回ご紹介する「ホテル ミューズ バンコク」だ。トレンドエリア「サイアム」や大型ショッピングモール「セントラルワールド」、さらに昨年誕生した高級デパート「セントラルエンバシー」の全てにアクセスしやすいロケーションが魅力のひとつで、BTSチットロム駅から徒歩6分ほど。 エレガントな雰囲気あふれる一軒©Accorhotelsフランスの大手ホテルチェーン、アコーホテルズが運営するホテルの中でも、とりわけデザイン性が高くユニークなコンセプトを持つブティックホテルコレクション「MGallery」のひとつであるホテル ミューズ バンコク。都会らしいシックな雰囲気と華やかなムードのどちらも感じられるエレガントなデザインは、1920年代のヨーロッパとタイの文化から着想を得ている。 ヨーロピアン×アジアのデザインに魅了される客室ミューズデラックス photo:Yurika Kawano174部屋の客室は、クラシックなヨーロピアンスタイルを基調に、アジアらしいモチーフのインテリアが散りばめられ、エキゾチックな雰囲気がプラスされている。ミューズデラックス photo:Yurika Kawano88部屋あるスタンダードタイプの客室「ミューズデラックス」は、キングサイズまたはツインサイズのベッドに加え、書斎スペース、足を伸ばして座ることのできるソファを備え、バスルームには外の景色を眺めることのできるロールアップバスタブと、それとは別にシャワーブースを完備。贅沢な気分でホテルステイを満喫できる。ヤマ エグゼクティブルーム photo:Yurika Kawanoさらに、専用テラス付きのスイートルームや、リビングルームとベッドルームが分かれたメゾネットタイプのスイートルーム、最上階には216㎡もの広さを誇るペントハウスなど、合計6タイプのルームカテゴリーが用意されている。 バンコクのスカイラインを望むインフィニティプールphoto:Yurika Kawano高層ビルが林立する中にあって、リゾート気分を感じさせてくれる場所といえば、バンコクのスカイラインを一望するインフィニティプール。19階に位置するプールは、美しいタイルが印象的。ライトアップされた夜のプールもロマンティックな雰囲気だ。 ベストレストラン受賞歴を誇るダイニングの数々多彩なダイニングにも注目が集まるホテル ミューズ バンコク。2つのレストランに加え、サロン、ルーフトップバーが揃い、ゲストの多様なニーズに応えている。 1. Medici Kitchen & Barphoto:Yurika Kawanoホテルの地下1階にあるイタリアンレストラン「Medici Kitchen & Bar」は、バンコクのベストイタリアンにも選ばれたことのある一軒。南イタリアを中心としたイタリアンキュイジーンを提供する。「巨大なワインセラー」がコンセプトのインテリアは、煉瓦作りの壁や木製の樽がアクセントとなり、まるで大人の隠れ家のような雰囲気を演出。photo:Yurika Kawanoイタリア人シェフが厳選する食材は、イタリアやフランスから輸入するものも多くあり、料理の数々はどれも本格的な味わい。アペリティーボやタパスを楽しめるバースペースや、2つの個室もあるので、様々なシチュエーションで利用できそうだ。photo:Yurika Kawanoさらに、毎晩20時半からはオペラのライブも開催され、訪れる人を魅了している。 2. Babette’s –The Steakhouse Bangkok©Accorhotels1920年代のシカゴのギャングスター映画からインスパイアされた煌びやかでジャジーなムードが楽しめるのが、ステーキハウス「Babette’s」。バンコクのベストステーキハウスに輝く一軒は、その時々でベストな牛肉をタイ国内ならびに、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカから厳選して仕入れ、最高級のステーキを提供している。©Accorhotelsホテルの19階に位置し、バンコクの夜景を眺めながら食事を楽しむことができる。 3. The Speakeasy©Accorhotelsホテルの24階、25階に位置し、バンコクでも最もホットなバーのひとつとして知られるのが「The Speakeasy」だ。ホテルの最上階である25階のフロアは、夜風を感じるルーフトップバーで、ソファ席が多くリラックスムードが漂う。カップルはもちろん、複数の友人同士で訪れてお酒を楽しむのにぴったりだ。photo:Yurika Kawanoバリエーション豊かなカクテルやワインが揃い、シーズンごとに新しいレシピのカクテルも登場する。フードメニューは数名でシェアできる、バーにしては多めのポーションが特徴で、アジア料理や西洋料理を中心にラインアップ。photo:Yurika Kawano尚、24階のフロアには屋根が付いているので、雨の心配なく訪れることができるのも安心だ。 4. Le Salonphoto:Yurika Kawanoホテルのロビーエリアにある「Le Salon」は朝食からランチ、アフタヌーンティー、さらにカクテルタイムまで楽しめるラウンジ。1920年代のフランスをイメージした空間は、シックで落ち着いた雰囲気。カクテルタイムには、特製マルティーニがおすすめ。 トレンドエリアまでアクセスしやすいロケーションphoto:TRIPPING!編集部ホテル ミューズ バンコクが位置するエリアは、バンコク随一のトレンドエリア「サイアム」はBTSで隣駅、更にバンコク最大級のショッピングモール「セントラルワールド」や高級デパート「セントラルエンバシー」までは徒歩圏内。ショッピングはもちろん、周辺には高級レストランやカジュアルな飲食店まで揃っているので便利だ。BTSの最寄駅「チットロム」までは、徒歩6分程。ホテル専用のトゥクトゥクで送迎も可能だ。※ホテルから駅のみ バンコクで数あるホテルの中でも、高いデザイン性とユニークなコンセプトが魅力のホテル ミューズ バンコク。エレガントな気分でホテルステイを楽しみたいなら、候補に入れたい一軒だ。 HOTEL MUSE BANGKOK - MGallery Collection (ホテル ミューズ バンコク - Mギャラリーコレクション)・URL: http:// www.accorhotels.co.jp・住所:55/555 Langsuan Road, Lumpini, Pathumwan, Bangkok 10330 Thailand・電話:(+66) 2 630 4000・宿泊費:HPを確認
2016年10月12日ゲスト一人ひとりに合わせた特別プログラムで内面からの健康をサポートするタイ・ホアヒンのウェルネス・リゾート「チバソム」では、客室「タイ・パビリオン」限定で、お得な料金で滞在が叶うスペシャルオファーを2016年10月末まで実施中。 見逃せないお得なプロモーション©Chiva-Som International Health Resortバンコクから南西に約200kmのリゾート地「ホアヒン」に佇むウェルネス・ディスティネーション「チバソム・インターナショナル・ヘルス・リゾート」。現在実施中のプロモーションの対象となる客室は、チバソムが有する全11種類の客室タイプのうちの一つ「タイ・パビリオン」。客室の中でも最もタイを体感できるトラディショナルなインテリアを特徴とする全17室だ。©Chiva-Som International Health Resort今回のオファーでは3泊分の宿泊代が20%以上の割引になる上、同じ宿泊料でさらにもう一泊分がプレゼントされる。4泊の滞在を、3泊分の通常料金以下で楽しむことができるこのお得なプロモーションは、10月一杯の宿泊が対象。©Chiva-Som International Health Resort西洋と東洋の様式を融合させたホリスティックな方法で、「マインド・ボディ・スピリット」を調和させ、心身の健康を促していくウェルネス・リゾート「チバソム」。敷地内には、屋外エクササイズ施設「サラ」や室内プール「ベイジング・パビリオン」、ビーチに面した屋外プールや、スチームサウナ、室内ジムなどの専門施設が充実。創業から20年、プロのアスリートを始め世界中のゲストから選ばれ続けるチバソムは、「The World’s Best Destination Spa 2016」を始めとする多数の受賞歴を誇る。特別キャンペーンの詳しい内容は以下の通り。 THE THAI PAVILION SPECIAL OFFERS・期間:2016年10月中の宿泊・部屋タイプ:タイ・パビリオン限定・料金:1室2名ダブル利用時の1名料金66,000THB(通常3泊84,000THB)+さらに1泊無料。(=4泊66,000THB)・問い合わせ:ケントス・ネットワーク内コンシューマーサービス(03-3403-5355)
2016年10月11日photo:Yurika Kawanoバンコク中心地で、美しい景観の中、優雅な気分で食事を楽しむなら、タイ料理レストラン「ma maison(マ・メゾン)」に訪れてみるのはいかがだろうか。 マ・メゾンは、タイの資産家ナイ・ラート(ラート・スレッタブッタ氏)の旧邸宅でミュージアム「ナイラート・パーク・ヘリテージ・ホーム」の敷地内に佇むタイ料理レストラン。BTSチットロムから徒歩5分とバンコクの中心地にあるにも関わらず、美しく整備された庭園には穏やかな時間が流れ、外界と一線を画す。photo:Yurika Kawanoラート氏は、起業家であり投資家、そして慈善家としてタイの発展に貢献し、ラマ6世から「ナイ(貴族)」の称号が与えられた人物。バンコク都市部のバス交通インフラを築いたことでも知られている。1945年に逝去してからは、事業や称号は家族に受け継がれ、邸宅には昨年まで家族が暮らしていたそう。photo:Yurika Kawanoマ・メゾンでは、ラート氏の最愛の妻シン夫人が考案したレシピを基にしたタイ家庭料理が楽しめる。見た目にも美しい料理の数々は、繊細で上品な味わいが魅力。独自のアレンジを加えて家庭料理を昇華させたオリジナルメニューが揃う。photo:Yurika Kawanophoto:Yurika Kawano お店のおすすめはこちら。 ■ナムプリック ロン (250THB=約750円)Preserved soy bean dip served with fluffy salty fish and seasonal vegetablesphoto:Yurika Kawanoタイならではの生野菜やハーブ、魚をほぐして揚げたものをココナッツミルクで煮込んだ豆のディップにつけて食べる料理。ココナッツの風味と、豆のマイルドな食感が、フレッシュな野菜やハーブ、パリパリ食感の魚と相性抜群。 ■ヌアヤーン、ソムタム、カオニャオ (750THB=約2,250円)Grilled Australian Augus rib eye with hot and sour sauce, served with sticky rice and green papaya saladphoto:Yurika Kawanoオーストラリア産の牛のリブアイをグリルしたヌアヤーン(牛のグリル)とソムタム(青パパイヤサラダ)、さらにもち米がセットになった人気のメニュー。牛のリブアイは、特に柔らかい肉を厳選して輸入しているそう。ジューシーな肉に、辛味×酸味のバランスが抜群のタレをかけていただく。 ■トムヤムスープ (250THB=約750円)Nai Lert Park’s crispy vermicelli soup with shredded pork and shrimpsphoto:Yurika Kawanoトムヤムスープに、素揚げした細い米麺が添えられている一品。辛みを押さえたマイルドな味わいのスープは上品な味わい。揚げた米麺とスープのコンビネーションがユニーク。photo:Yurika Kawano華やかな店内からは、緑豊かな庭園を一望することができ、優雅な食時間を演出してくれる。大切な人と少しオシャレをしてでかけたい、とっておきレストランだ。photo:Yurika Kawano ma maison・住所: 4 Soi Somkid, Ploenchit Road, Bangkok 10330・電話: (+66) 2 655 4773・時間: 11:00~14:30 18:00~22:00
2016年10月08日高架橋を走るパープルライン 著者撮影前編はこちら>8月6日、バンコクの新しい鉄道路線「パープルライン」が開業した。この路線の開業は日本のテレビなどでも数多く取り上げられた。それはこの路線に日本製の車両が採用されたからである。一部のニュースでは「タイで初めて日本製車両が導入」と紹介されたが、これはもちろん正確ではない。 タイ国鉄には日本製のSLやディーゼルカーが導入された実績が数多くあり、戦前には日本から電車も輸入されていたからである。ただこれまでバンコクの都市鉄道であるBTSや地下鉄、エアポートレールリンクは、すべてドイツ製か中国製の車両であり、日本製電車が導入されたのとは初めてのこととなる。駅に到着するパープルラインの電車 著者撮影 ニュースでは車両ばかりが取り上げられているが、パープルラインに日本企業が関与しているのは車両だけではない。丸紅、東芝、JR東日本等による日本企業連合は、信号、運行管理システム、変電、通信などの設備の設置に加え、10年間のメンテナンス契約も受注している。つまりこのパープルラインの運行システムの大部分を日本企業が担っているのである。バンコクのエアポートレールリンクでは、開業後の車両メンテナンスが行き届かず、結果として多くの車両が運行できない状況に陥ってしまったことがあった。日本企業がメンテナンスにまで携われば、安定した運行を確保でき、結果として日本製の車両に対する信頼が失われることも避けることができるのである。 さて、このように大きな期待がかけられているパープルラインであるが、残念ながら開業後の利用状況は芳しくないようである。開業当初、1日の利用者は6~7万人が想定されていたが、実際には2万人程度に留まっている。パープルラインの運営会社は、早速、ICカードで乗車する利用者を対象とした大幅な割引運賃を設定、乗客増を期待したが、あまり効果は出ていないようである。この利用状況が芳しくない原因として、運賃以外に指摘されているのが、いわゆる「ミッシングリンク」問題である。シャトルバスとシャトル列車の案内 著者撮影パープルラインは、将来的には都市鉄道のブルーライン、レッドライン等と接続する計画となっているが、現在接続しているのは長距離列車しか走らないタイ国鉄南線のみで、事実上孤立した路線となっている。つまりパープルライン沿線から都市鉄道だけを乗り継いでバンコクの都心部へ向かうことはできないのである。都心に向かうパープルラインの利用者は、タオプーン駅からブルーラインのバンスー駅まで無料のシャトルバスを利用するか、ひとつ手前のバンソン駅で降りて、月~土曜日の朝夕のみ運行されている無料のシャトル列車を利用する必要がある。シャトルバスが走るタオプーン~バンスー間は僅か1キロ程度であるが、この僅かな「ミッシングリンク」がパープルラインの利便性を大きく低下させているのである。バンスー~タオプーン間のシャトルバス 著者撮影もちろんバンスーからタオプーンまでのブルーラインの延長工事はすでに進められており、2017年前半にも開業するとの報道もある。実際、構造物はほとんど完成しており、開業まであまり時間がかからないようにも見える。しかし同区間はブルーラインの延長区間の一部であり、もともと1駅間だけの延長開業は想定されていなかったため、簡単に開業させることはできないようである。都市交通ネットワークの建設、運営に様々な組織が関与していることの弊害であろう。パープルラインへの乗り継ぎには、一般的にはバンスー駅から頻発しているシャトルバスが便利である。しかし鉄道ファンには、バンスー~バンソン駅間のシャトル列車をお勧めしたい。なんとこのシャトル列車には、以前は特急で運行されていたイギリス製の気動車、ASR型が使用されているのである。これは1990年代にタイの国鉄の将来を担うものとして期待されたハイスペックな気動車で、そのデザインから鉄道ファンの人気も高い。しかし最近ではあまり活躍する姿を見ることがなく、「撮り鉄」が撮影するのに苦労する車両である。ASR型シャトル列車の雄姿 著者撮影その幻のASR型が、今はシャトル列車として15分間隔で運行しているのである。このシャトル列車は、ブルーラインの延長工事が完成した際には廃止されるはずなので、ASR型ファンは今がチャンスである。バンスー駅に停車中のシャトル列車 著者撮影このように、「ミッシングリンク」問題でつまずいたパープルラインであるが、開業時によくある初期故障も全くなく、日本ブランドに恥じない活躍をしている。バンコク都心を走るBTSも開業当初は乗客が少なかったが、現在ではラッシュ時に積み残しがでるぐらい混雑している。パープルラインの乗客数も、「ミッシングリンク」が解消されれば、将来的には増加していくに違いない。日本の都市交通インフラの海外展開モデルのひとつとなったパープルラインの今後に期待したい。 (text & photo : 井上毅) バンコクから見る、東南アジア鉄道の楽しみ方 ついに開業!!バンコクの新路線「パープルライン」前編まもなく終焉?タイで活躍する日本のブルートレイン年に4回運行!バンコクを走る日本製SL列車の雄姿
2016年10月07日メコン川から見る夕陽。対岸はタイのシーチェンマイ 著者撮影バンコクから隣国ラオスのビエンチャンまで、飛行機を使えば約1時間足らず。しかし、バンコク〜ビエンチャン間のフライトは、タイ国際航空かラオス航空のみで片道3,000バーツを超えていた。しかし、2016年7月、エア・アジアがバンコク(ドンムアン空港)〜ビエンチャンの運航を開始。運良くプロモーションのチケットが1,000バーツ程度で取れた。ほぼ、バンコク〜ビエンチャンの夜行VIPバスとほぼ同じ値段だ。 12:05発、FD1040 ビエンチャン行き 著者撮影ビエンチャンへのフライトは国際線のためドンムアン空港の第1ターミナルから出発する。チェックインカウンターはそれほど混むこと無くスムーズにチェックイン完了。出国手続きを済ませ、搭乗ゲートへと向かう。空港ビルからバスに乗り駐機場所へと向かう。機内はほぼ満席。全ての乗客が座席に座るや非常用設備の案内があり、あっという間に離陸体制に入る。1分たりとも無駄にしないLCCの運行スケジュールそのものだ。機内でラオスの入国カードが配られる。「ああ、国際線なんだ」と実感。ビエンチャンのワッタイ空港 著者撮影免税品の販売はあるが、1時間足らずのフライトなので買ってる人はあまりいなかった。あっという間にビエンチャンのワッタイ空港に到着。ラオスの首都、玄関口の空港なのだが、タイの地方、ウドンタニーの空港と殆ど変わらない。飛行機を降りて徒歩でターミナルビルへと向かう。現在、日本のODAにより空港の拡張工事が行われていた。ワッタイ空港のターミナルビル 著者撮影空港からビエンチャン市内までは30分とかからない。基本的に交通手段がタクシーしか無い。料金も均一なので良心的なのだが、ラオスの物価や市内までの距離を考えるとかなり割高だと思う。日本円にして約700円。荷物が多い場合には選択の余地は無い。しかし、今回は空港ビルから5分ほど歩くと通りに出る。空港を背にして左側が市街地。路線営業をしているトゥクトゥクに乗れば市街地の中心部、タラート・サオまで約60円で行くことが出来る。ビエンチャンのタート・ダム 著者撮影直行便は確かに早くて楽だ。ビエンチャンの空港から市街地までのタクシー代が気にならないならおすすめ。タクシーだとホテルまで行ってくれるのも楽だ。多少、時間がかかってもいいのなら、今まで通り、タイ国内線でウドンタニーまで飛び、そこから陸路でラオスまで行く方法がいいだろう。 (text & photo : 中島貴義) ウドンタニーから国境を越えてラオスの首都ビエンチャンへ 熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2016年10月05日「MKレストラン」や「コカレストラン」のタイスキは日本人にもお馴染みですよね。それとは別に、屋台やフードコートで楽しむことができる「スキー」というメニューがあるのをご存知でしょうか? 鍋を囲んで食べるタイスキとはひと味違ったローカル・フードのスキーもなかなか美味しいんですよ。今回はチャイナタウンにある大人気のスキー屋台をご紹介します。 目指すはSoi Yotseにある「Maverick Suki」今回ご紹介する屋台「Maverick Suki」があるのはチャイナ・タウンのSoi Yotseという通り。Phlap Phala Chai という通りとSoi Yotseが交差する場所に出店しています。バンコク在住者でもなかなか足を運ぶ機会がないローカル・エリアですが、実は美味しい屋台がたくさん並ぶ場所なんです。この地では古くから営業を続けている屋台や飲食店が多く、現在の店主が2代目・3代目というお店も少なくないそう。両親や祖父母から受け継いだ秘伝のレシピをそのままに、ローカル価格で提供しているお店が集中しています。そのため、食事のためだけにこの通りをわざわざ訪れるタイ人も少なくないそう。今回ご紹介する「Maverick Suki」もこの地で長い間営業を続けてきたお店で、この通りでは一番歴史がある屋台なんだそうです。この日は日曜日の夜20時頃でしたが、写真の通り、店内は大盛況。メニューは壁に貼られたタイ語メニューがあるのみですが、お店のスタッフは皆さん親切で、英語を話すスタッフもいます。タイ語がわからない方でも問題ありませんのでご安心を。 おすすめはスキー・ヘーンスキーはスープありとスープなし(各60B・約177円)、具材を牛肉・豚肉・鶏肉からそれぞれ選ぶことができます。スープあり(スキー・ナーム)は春雨スープといった感じの見た目で、野菜たっぷり。 こちらは私おすすめのスープなし(スキー・ヘーン)。入っている材料はスープありと同じですが、こちらは煮詰められているので、春雨に旨味がぎゅっと凝縮されています。卵や豚肉の甘みと旨味を吸った春雨のコンビネーションが最高なんです。注文の段階で辛さの調節をお願いすることができますが、スパイシーなほうが好みという方は付属の赤いタレを使って辛さをさらに増して食べてみてください。 また、こちらのお店でほとんどのテーブルでスキーと一緒に注文されているのが、ポーク・サテー(1本6B・約18円)。実は「Yotse Pork Satay」という別の屋台のメニューなのですが、「Maverick Suki」の屋台で一緒に注文可能です。こちらのサテーは個人的にこれまで食べてきたサテーのなかでもかなり上位に入る美味しさ。是非こちらも注文してみてくださいね。今回ご紹介したお店がある「Soi Yotse」はローカル・グルメの宝庫。最寄駅のMRTフアランポーン駅からは徒歩20分と少しアクセスは悪いですが、ローカル・グルメ好きな方にはおすすめの通りです。スキーと合わせてこのエリアを是非食べ歩いてみてください。 ローカルの行列が耐えない人気店!「ニッタヤガイヤーン」の絶品ガイヤーンバンコクの行列が出来るバミー店「Arun Wan」で至福の一杯を!
2016年10月05日photo:Yurika Kawanoバンコクの自然派スパの先駆けであり、高い技術とオリジナリティ溢れるメニューが定評の一軒家スパ「divana(ディバナ)」。現在では、バンコク市内に6軒のスパとクリニックを展開し、美容感度の高いタイの人々ならびに旅行者から支持をされ続けている。 バンコクの中心、スクンビットエリアにロケーションphoto:Yurika Kawano今回ご紹介するのは、2016年4月にオープンしたばかりの「divana NATURE SPA(ディバナ・ナーチャースパ)」。BTSナナ駅から徒歩7分、スクンビットエリアの中心にロケーションし、ビルやコンドミニアムに囲まれているにも関わらず、敷地内は周りの喧噪を感じさせない都会のオアシスのような空間。エントランスからは、手入れされた芝生のコートヤードが続き、ゲストをリラクゼーションタイムへと誘う。photo:Yurika Kawano 「蓮」がテーマの自然派スパdivanaのスパは、店舗ごとにテーマが異なり、それぞれにユニークなトリートメントメニューを提案している。ディバナ・ナーチャースパのテーマは「蓮」。古来より蓮の花は、仏教儀式で神に捧げられる縁起のいい花であると同時に、1000年も前の実が今も花を咲かせることから、“若さ”と“長寿”の象徴として大切にされてきたそう。photo:Yurika Kawano建物の中にはいたるところに蓮をモチーフにしたインテリアが散りばめられ、ラウンジから望む池にも蓮の花が咲き誇る。更にスパプロダクトに、蓮の花の薬効成分が配合されているのもユニークだ。photo:Yurika Kawanoトリートメントルームは2人用個室が14室、3人用個室が2室の合計16室。その全てにスチームサウナ付きのシャワールーム、お手洗い、ソファが備わっている。蓮の大きなオブジェが飾られ、グリーンを基調としたアースカラーでまとめられた部屋は、モダンで落ち着いた雰囲気。施術を受けるのにぴったりの室温と空調でストレスフリーなのも嬉しいかぎり。photo:Yurika Kawano オリエンタルでホリスティックなトリートメントディバナ・ネイチャースパのトリートメントは、3つの美容健康法を融合したホリスティックなアプローチが魅力。1つは、ハーバルボールやタイマッサージに代表されるタイの伝統的な治療法、次に鍼治療やアーユルベーダといった東洋医学、そしてビタミンやミネラルの導入などといった現代の技術だ。12種類のマッサージメニューに加え、6種類のフェイシャルメニュー、さらにスクラブやパックなどを組み合わせたセットメニューなど数えきれないほどの豊富なメニューが揃うディバナ・ナーチャースパ。所要時間は70分のものから、最大で300分のフルパッケージも。メニューの> 今回は、3つあるシグネチャーレメディーの中の一つ「Longevity Phikat Bua」(210分 5,250THB=約15,750円)を体験。photo:Yurika Kawanoエントランスに到着すると、まずはスパのテーマである「蓮」のお茶を頂きながらカウンセリング。マッサージの強弱の好みなどを丁寧にヒアリングしてくれるので、要望を伝える。その後は、長い廊下を通って、個室へ。着替えが済むと、フットバスで体を温めてからトリートメントがスタート。photo:TRIPPING!編集部まずは、蓮の実をパウダー状にしたポリッシュが全身に塗布される。蓮は、肌の不調を整え、代謝を高め活力を与える効能があるそう。そして、肌を覆ったポリッシュを洗い流すのは、なんとオーガニックの泡盛(タイ米の蒸留酒)。注がれた瞬間はあまりの冷たさに驚くが、徐々にじんわりと体が温まってくるから不思議だ。肌細胞の一つ一つが刺激されているような感覚を味わうことができる。photo:TRIPPING!編集部その後は、シャワールームのタイハーバルスチームサウナへ。うるおいと弾力を取り戻した肌を実感しつつ、ロータスティーとフレッシュオレンジジュース、はちみつとバナナを頂きながらしばしの休憩。photo:TRIPPING!編集部後半は、タイの伝統的なマッサージを堪能。凝り固まった身体をじっくりと解きほぐし、心身共にゆるめ、最後にハーバルボールの替わりに、ソルト&シュガーのコンプレスで身体を温め、エネルギーを活性化させ、トリートメントは終了。ユニークな内容と高い技術も相まって、充実の210分を過ごすことができた。 タイらしい伝統美容法と、オリエンタルなアプローチ、さらに現代技術をも融合させたホリスティックなトリートメントはディバナ・ナーチャースパのオリジナル。豊富なメニューの中から、自分にあった最高の癒しを見つけて、旅のハイライトのひとつにしてみてはいかがだろうか。photo:Yurika Kawano divana NATURE SPA(ディバナ・ナーチャースパ)・住所:71 Sukhumvit 11, Wattana, Bangkok Thailand・電話:(+66) 2651 2916・時間:11:00~23:00(平日)10:00~23:00(土日)最終受付20:00・HP:
2016年10月04日駅に到着するパープルラインの電車 著者撮影8月6日、バンコクの新しい都市鉄道「パープルライン」が開業した。全長約21キロの路線が開通し、バンコクの都市交通ネットワークがさらに拡がったのである。同路線には日本製の電車が走っていることも話題となっている。開業間もないこの新路線を、早速、皆さまに紹介したい。 なお、「パープルライン」の正式名称は、開業1ヶ月前にプミポン国王陛下によって下賜された「チャローン・ラチャタム線」(タイ語で「祝福された仏法による王家の統治」という意味)が正式名称であるが、本稿では通称である「パープルライン」を用いるようにしたい。正式開業前の試乗のためにタオプーン駅に並ぶ地元の人たち 著者撮影パープルラインの始発駅は、バンコク都心の北西に位置するタオプーン駅である。詳細は次稿にて触れるが、現在は他のどの路線とも接続していない孤立した駅である。将来的にはMRTブルーラインが延長され接続することとなっており、すでに駅部分はほぼ完成している。3階のパープルラインと2階のブルーラインはエスカレーターで結ばれており、スムーズな乗り換えが可能になるようだ。切符は、ブルーラインと同様に自動販売機でトークンを買うか、Suicaのような繰り返し使用可能なICカードを窓口で買うこととなる。少々ややこしいのが、パープルラインで購入したICカードは、運営主体が同じMRTブルーラインでも使用可能だが、ブルーラインで購入したICカードは現在のところパープルラインでは使用できないことである。また、ブルーラインで販売している1日乗車券も、パープルラインでは使用できない。バンコクの都市鉄道は、BTS、エアポートレールリンクともそれぞれ別のICカードを発行している。ICカード共通化の計画はたびたび報道されるものの、まだ実現には至っていない。吊り広告がない車内の様子 著者撮影3階のホームに上がり、バンパイ運河行きの電車に乗る。電車は概ね10分間隔で運行されており、すべての駅にホームドアが設置されている。3両編成の日本製の電車で、銀色の車体にはラインカラーの紫色の帯がついている。車内の雰囲気は日本の電車に近いが、車内吊の広告がないため、天井がすっきりとした印象を受ける。シートはバンコクの他の路線と同様にプラスチック製のものが採用されている。タオプーン駅を出発した電車は、すぐに次のバンソン駅に停車する。タイ国鉄との乗換駅で、将来的には都市鉄道レッドラインとも乗り換えが可能となる。レッドラインの駅はすでにほぼ完成しているが、同線の終点となるバンスー駅の工事が完成しておらず、開業までにはもう少し時間がかかりそうである。バンソン駅の近くには「サイアムジプシージャンクション」というナイトマーケットがある。ここのマーケットは、主にガラクタ、いや骨董品の店が多く、飲食店はあまり多くないのが特徴である。客層もタイ人が中心で、観光客の姿はあまり見ない穴場ナイトマーケットである。ナイトマーケット「サイアムジプシージャンクション」 著者撮影ナイトマーケットでおもちゃの販売?それとも遊んでいる? 著者撮影パープルラインは全線が高架線で車窓の眺めはとてもよい。電車は保健省駅の手前で大きく右へカーブ、同駅を出て左へカーブし大通りと合流、ノンタブリー公共センター駅に到着する。ここからはノンタブリー地区の中心となり、ノンタブリー1交差点駅の近くにはショッピングセンターやデパートなど商業施設が密集、プラナンクラオ橋駅の北には商業省も立地している。プラナンクラオ橋駅を出た電車はいよいよチャオプラヤ川を渡る。パープルラインのハイライトともいえる区間である。チャオプラヤ川を渡る 著者撮影チャオプラヤ川を渡ると景色ものどかになってくる。パープルラインの開業に合わせ、各所でマンション、住宅の建設が進められているが、このあたりになると農地が目立っている。バンヤイ三叉路駅を過ぎると列車は右にカーブし、バンヤイ市場駅に到着。そのバンヤイ市場駅と直結しているのが巨大ショッピングセンター「セントラルウエストゲート」である。センター内にはデパート、映画館をはじめ多くの専門店、飲食店があり、そのラインナップはバンコク都心のショッピングセンターと比べても全く遜色ないものである。実際、休日にパープルラインを利用すると、このショッピングセンターに行くために、都心方向とは逆方向の列車を利用する乗客が目立っている。一定額以上の買い物をすると乗れる豆汽車がショッピングセンター内を走っているのがユニークである。館内を豆汽車が走る「セントラルウエストゲート」 著者撮影バンヤイ市場駅を出て右手に見える電車の車庫を通過すると、間もなく終点、バンパイ運河駅に到着。タオプーン駅からの全線所要時間は30分強である。このように快適なパープルラインであるが、開業から2か月近くたった今、いくつかの問題も指摘されている。次稿ではその点について説明したい。後編はこちら> (text & photo : 井上毅) バンコクから見る、東南アジア鉄道の楽しみ方
2016年10月03日写真提供:タイ国政府観光庁毎年太陰暦9月に、プーケットを中心にタイ全土で行われる奇祭「プーケット・ベジタリアン・フェスティバル」。菜食と禁欲を経た主に中華系の信者が、目を覆いたくなるほどの痛々しい苦行に励む姿から、世界の「奇祭中の奇祭」としても知られる。2016年は10月1日~9日まで開催。 190年以上続く伝統ある祭り写真提供:タイ国政府観光庁ベジタリアン・フェスティバルは、菜食によって身を清め、神への忠誠を示すことで、幸運がもたらされる儀式として、約190年間続く伝統的なお祭り。その起源は1985年に遡る。当時多かったタイ、プーケットへの出稼ぎ中国人労働者。彼らの慰安のために訪れた中国の京劇団は、突如謎の病に襲われる。そのとき一行は、菜食の儀式を通じてKiew Ong Tai TheとYok Ong Sone Theという2つの神を称えると、たちまち病が消えていった、という言い伝えがこの祭りの始まり。現在でも祭典前日には各寺院に「Go Teng pole」と呼ばれる巨大なポールを立て、2つの神を迎え入れる。2016年10月3日~9日にかけては、それぞれの寺院で順番にパレードも開催予定。・詳しいスケジュールはこちら>写真提供:タイ国政府観光庁期間中、屋台やレストランはもちろん、スーパーやコンビニまでも、この時期ならではのベジタリアン・メニューを提供。店頭に掲げられる、菜食を示す黄色い旗「ジェー」を目印に、季節の味を活かした美味しいベジタリアン・メニューを堪能したい。この祭りは、プーケットの他、中国寺院を有するバンコクやムットサーコーン、チョンブリーなどの都市でも開催される。バンコクのチャイナタウンの様子 ©TRIPPING! 期間中に定められた10のルール祭典の期間中、儀式参加者には10の規則が設けられている。内容は以下の通り。1.体を清潔にすること。2.キッチン用品を清潔に保ち、菜食の儀式に参加していない人とは分けて使うこと。3.白い衣装を身に付けること。4.心身ともに正しい行いをすること。5.肉を食べないこと。6.禁欲すること。7.禁酒すること。8.喪中の人は祭りに参加しないこと。9.妊婦は儀式を見ないこと。10.生理中の女性は儀式に参加しないこと。禁欲を強いる厳格なルールの中にも、女性への配慮が感じ取れる内容。一方で心身への影響が懸念されるほどの儀式の過激さも、暗に示しているようだ。 閲覧注意!見るに堪えない過激な儀式も写真提供:タイ国政府観光庁ベジタリアン・フェスティバルが奇祭と呼ばれる所以が、期間後半に向けてエスカレートしていく過激な儀式。白装束に身を包んだ「Ma Song(マーソン)」と呼ばれる信者は、火の点いた炭の上を裸足で歩いたり、頬に鉄の棒を貫通させた状態でパレードをしたり、刃の立ったはしごを裸足で登ったりなどという、見る者が目を覆いたくなるほどの苦行を難なくこなしていく。より過激な苦行を行うことにより、神への厚い信仰心を示し、人々に幸運をもたらすと考えられているこの祭典。前々から厳格に行って準備してきた禁欲と菜食の儀式は、マーソンたちに一種のトランス状態をもたらし、痛みを感じさせない役割を果たしているそう。花火や太鼓などのけたたましい音とともに繰り広げられるこの奇祭には、煩悩を消し邪気を追い払うという意味が込められ、幸運をもたらす行事として人々に大切に守られ続けているのだ。あまりの過激さに失神してしまう者も出るほどの奇祭「プーケット・ベジタリアン・フェスティバル」。この時期ならではの菜食メニューも味わいながら、信者の熱い信仰心を全身に感じるスピリチュアルな祭典は、2016年10月9日まで続く。
2016年10月03日