あなたはお子さまのクセで気になっているものはありますか? そのまま大人になってしまうと、人前で恥ずかしい思いをするなら、今のうちになおしておきたいと思う人もいるでしょう。そこでパパとママにアンケートを実施しました。みんなどんな子どものクセが気になっているのでしょうか。Q.お子さまの気になるクセ、ある?1.ある 83.6%2.ない 11.5%3.わからない・どちらとも言えない 4.9%なんと83.6%の親が子どものクセを気にしているようです。人間誰でもクセの1つや2つはあるような気もしますが、具体的にはどのようなことが気になっているのでしょうか。■多いのは爪噛みと鼻ほじり圧倒的に多かったのが爪を噛むクセと鼻をほじるクセでした。小さいうちに強制的になおせば一瞬でやめさせることもできるようですが、年齢を重ねるごとにやめさせるのも大変になるようです。「長男は爪噛み、次男は指しゃぶり。防止用の苦い味のマニュキュアを塗ったら一瞬でやめました。試してみるのはいいと思います」(愛媛県 20代女性)「爪噛み。手が痛々しくてかわいそうなんですが、どうしても気になるらしい」(宮崎県 30代女性)「ボーッとしているときに爪を噛んでいることがあります。娘に言うと暇つぶしと答えます」(神奈川県 50代女性)「女の子なのにすぐ鼻をほじる」(千葉県 30代女性)■男子ならではの大事なところを触るクセ男の子に多かったのが大事なところを触ると言うもの。家の中だけならまだいいのですが、無意識に人前や外でもしてしまっているのではないかと心配になるママが多いようです。「小1です。男の子の大事なところを触る。無意識みたいで回数は減ってきたのですが、本当に困ります」(神奈川県 30代女性)「小3の長男はズボンや下着の上から大事なところを触って、気付くたびに注意してはやめの繰り返しです」(奈良県 30代女性)■自分で自覚しないとなおらないクセをやめさせるためにはどうしたらいいのでしょうか。人に迷惑をかけるようなものでないときには、自分で意識しないとやめられないと思うという親も。「ありますけど、私もあるので言える立場じゃない。差し支えないものは言わない。本人も気づいているし、自分が自覚しないとなおらない」(広島県 40代女性)Q.お子さまの気になるクセ、ある?アンケート回答数:4028件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年02月06日子どもが学校・社会へ出て行くと、そこではいろいろなマナーが問われます。そして、その基本は家庭で身につくもの。家庭での習慣やパパ・ママのマナーに対する意識は、子どものマナーに大きな影響を与えます。そこで今回は、子どものマナーを育むために家庭で実践したい基本のトレーニングをご紹介。基本中の基本だからこそ、大人も案外忘れがちなので、再確認しておきましょう。■家庭に取り入れたい基本のマナートレーニング今回紹介する基本のマナートレーニングは、次の5つです。1. 基本の「挨拶」を徹底2. 名前を呼ばれたら「はい」3. 脱いだ靴をそろえる4. 食事は「背筋」を伸ばして5. 「次に使う人」のことを考えるどれも本当に基本的なマナーですが、実践できていない大人も多いのではないでしょうか?子どもは小さなうちから大人の行動・振る舞いを一生懸命見て、そこからたくさんのことを学びます。そのため、まずはパパ・ママが「今」実践することが大切。その上で、子どもにもきちんと教えてあげましょう。■その1: 基本の「挨拶」を徹底「おはよう」「おやすみ」や「いただきます」「ごちそうさま」のような、基本の挨拶を徹底することがマナートレーニングの第一歩。ほかにも、「ありがとう」「ごめんなさい」「いってらっしゃい」「いってきます」など、毎日いろいろな基本の挨拶を交わす場面があります。その都度怠ることなく、きちんとお互いの顔を見て挨拶をするよう心がけましょう。最初はできない子もいると思いますので、まずはパパ・ママが毎日お手本を見せてあげることが大切です。■その2: 名前を呼ばれたら「はい」以前、あるマナー講師の方とお話する機会がありました。そのとき、とても印象的だったのが「『はい』という返事が、とっさに出ない学生・社会人がとても多い」という言葉です。名前を呼ばれたら「はい」と返事をする。マナーとしてはもちろん、コミュニケーションの面でも基本中の基本です。返事の習慣がきちんと身についていれば、子どもが外の社会へ出たときに、大いに役立ちます。名前を呼ばれたら『はい』と返事をする。これを徹底し、子どもが小さいうちから家庭での習慣にしておきましょう。親子間だけではなく、パパ・ママ間や家族以外の人と接するときも徹底すると、自然と子どもも真似してくれるはずです。■その3: 脱いだ靴をそろえる玄関で靴を脱いだら、向きを直してそろえるのがマナー。外出先だけではなく自宅でもこれを徹底し、子どもが小さいうちから、その一連の動作を見せておきましょう。ポイントは家の中にお尻を向けて靴を脱がないこと。爪先を家の中に向けて靴を脱ぎ、玄関をあがってから振り返って脱いだ靴をそろえます。■その4: 食事は背筋を伸ばして子どもには正しい食事マナーを身に着けてほしいもの。そのためには、パパ・ママが良きお手本にならなくてはいけません。新聞を読みながら、スマホを見ながら…というのは、やはり子どもには見せたくない姿。いくら時間がなくても、「子どもに見られている」と意識して、美しい食べ方を心がけましょう。食事マナーで特に注意したいのは「姿勢」です。食事の際は、同席者と会話を楽しむこともマナーのひとつ。そのためには、背筋を伸ばして顔を上げることが必要なのです。姿勢を正して顔を見合わせながら食事をすると、食卓の雰囲気もより明るくなります。子どもに食事マナーを教えるときは、まず家族みんなの姿勢に気をつけてみましょう。■その5: 次に使う人のことを考える日本の公衆トイレはキレイだと、外国人観光客などに評判が良いようです。丁寧な清掃はもちろん、利用者がキレイに使うよう心がけていることも、その理由のひとつではないかと思います。次に利用する人のことを考えてキレイに使い、後始末をきちんとしておく。これも、大切なマナーです。たとえば、顔を洗ったあとに洗面台に水滴がとんでいれば拭き取る、トイレの紙が少なければ補充しておく、テレビのリモコンを定位置に戻しておくなど…。主に家事をこなしている人がやれば良いのでは? と思うかもしれませんが、これらは「自分がしたことの後始末」。家庭でも、「次に使う人」のことを考えた行動を心がけましょう。パパ・ママのそんな行動を見ているうちに、子どもにもきっと「後始末」と「次に使う人のことを考える習慣」が身につくはずです。子どもに基本的なマナーを教えるのに、早すぎるということはありません。まだ子どもが理解できない年齢でも、パパ・ママがその姿を見せることには大きな意味があります。幼いころから家庭で身につけてきたマナーは、子どもにとっての大きな財産となるでしょう。
2017年01月18日あなたの住んでいる地域は安全でしょうか? 最近では都会だけでなく地方でもさまざまな事件が起こっています。子どもたちの安全を守るために親ができることはあるのか。地域の治安について、パパとママに調査をしてみました。Q.地域の治安、不安を感じる?1.感じる 25.7%2.少し感じる 45.7%3.あまり感じない 25.0%4.感じない 2.7%5.わからない・どちらとも言えない 0.9%治安に不安を感じるという人と、少し不安を感じるという人を合計すると71.4%に。ほどんどの人が、今の世の中何があってもおかしくないと思っていることが分かる結果になりました。■うちの近所で実際にこんなことが!自分の地域だけは大丈夫と思っていたのに、実は自分の子どもが危ない目にあいそうになったという人もいました。慣れた土地だから、毎日歩いている場所だからというだけでは安心できない時代なのかもしれません。「先日、高校生の娘が駅で変な人に声をかけられ、後をつけられました。たまたま安全週間でおまわりさんがいたので助けを求めたそうです。何があるかわからないから怖いです」(神奈川県 50代女性)「不審者情報が頻繁に入ります。よくパトカーなどに乗った警察官が巡回してくれていますが、心配なので子どもだけで出かけないように注意しています」(兵庫県 40代女性)「田舎だからと安心していたら、つい最近、娘が変質者に遭遇し追いかけられて号泣するということがありました。長く住み慣れている場所でも安心しちゃダメなんだなと実感させられました」(千葉県 30代女性)■何もなくても心配するくらいがちょうどいい不審者などの情報はなくても、少し不安に感じて警戒しているくらいがちょうどいいのかもしれません。何かあってからでは遅いというのが親心です。「登校時はお友だちと待ち合わせていくのでやや安心ですが、下校時はほぼ一人なのでお迎えに行きます。高校生の娘も暗い時間の登下校なので、自宅から駅までは送迎です」(鹿児島県 40代女性)「とくに何もなくても、少し不安を感じているくらいがちょうどいいと思います。いつどこで何が起きてもおかしくない世の中ですから」(神奈川県 40代女性)「子どもにはなるべく一人で帰らない、暗くなるまえに家に帰るように言っています」(鳥取県 40代女性)■そばにいられない働くママができること仕事を持つママの場合、下校時にお迎えに行ったりすることはむずかしいのが現実です。自分がそばにいられないからこそ、地域とのつながりを積極的に持つことが大切なのかもしれません。「働いているので子どもを見守るには限界があります。子供会に入ったり、町内会の活動に参加したり、万が一のときに力になってもらえるように、地域に貢献できるよう親が努力しているところです。子どもに携帯を持たせる方法もありますが、まずは近所のつながりからだと考えています」(広島県 30代女性)Q.地域の治安、不安を感じる?アンケート回答数:3394件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年01月18日ゲーム機だけでなく、今ではスマホやタブレットなどでもできるゲーム。一度はじめるとハマってしまってやめられないなど、その悪い影響が気になる親もたくさんいるようです。ゲームはやはり子どもに良くないのでしょうか? パパとママに調査をしてみました。ゲーム機だけでなく、今ではスマホやタブレットなどでもできるゲーム。一度はじめるとハマってしまってやめられないなど、その悪い影響が気になる親もたくさんいるようです。ゲームはやはり子どもに良くないのでしょうか? パパとママに調査をしてみました。 Q.ゲームが子どもに与える「悪い」影響は?1.ある 80.6%2.ない 3.0%3.わからない・その他 16.4%80%以上の人がゲームが子どもに悪い影響を与えると考えているようです。とは言え、今の世の中子どもとゲームは切っても切れない関係になりつつあります。親が抱える悩みとはどんなものなのでしょうか。■やめられなくなるほどの中毒性が危険ゲームのいちばんの問題点は時間を決めても守れなくなるほどの中毒性。ゲームを取り上げればキレられ、さらに視力が悪くなるなどの問題もあるようです。貴重な成長期の時間をゲームばかりに費やすのはムダと考える親も。「挙げたらキリがない。一番は限度がなくなること」(広島県 40代女性)「会話がなくなる。キレやすくなる。隠れてやろうとする。視力が落ちた」(神奈川県 50代女性)「時間を決めても理由をつけては時間をのばし、取り上げると怒り出す。友だちとの遊びと言ってもゲーム。外でお友だちと体を動かして鍛えてほしいのに」(宮崎県 30代女性)■ゲームではなく与える親が悪い親が子どもの行動の管理ができないことやしつけができないことを、全てゲームのせいにするのもよくないという意見もありました。悪いのはゲーム自体ではないのかもしれません。「悪い影響を語るくせに子どもに与えている親が問題。ゲームに熱中して入れば、親はスマホしたり好きなことできますものね」(神奈川県 40代女性)「依存はゲームじゃなくてもなる。刺激が強い作品もそこら中にある。そこを調整や我慢させるのは親のしつけ次第。ゲームのせいではない」(北海道 30代女性)「ゲームは悪くない、悪い影響も与えていない。ゲームを子どもに与えて毅然とした態度をとっていない親が悪い、そんな親が悪い影響を与えている」(神奈川県 40代女性)「親の管理がきちんとできていなければ、全て悪影響だと思う」(神奈川県 40代女性)■子どもの夢はゲームクリエイター子どもの夢であるゲームクリエイターを応援しているという人も。ゲームを介して社会性を学べるという一面もあるようです。もちろんゲームだけでは足りないこともあるのかもしれませんが、付き合い方によっては良い面もあるのかもしれませんね。「昔からずっと言われ続けているけど、ゲームばかり悪者扱いするのもどうなんだろう。我が家では本人の夢・ゲームクリエイターを本気で応援しているので、あえてやらせている。ゲームを通じてさまざまな年代の人たちと交流することで、いつの間にか礼儀やら社会性やら常識を学んでいます」(東京都 40代女性)Q.ゲームが子どもに与える「悪い」影響は?アンケート回答数:3822件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年01月13日昨年末にカジノ解禁を含む総合リーゾート(IR)推進法案が成立しました。経済効果が見込まれる一方で、ギャンブル依存症や治安の悪化などの反対意見も挙がっています。小さな子どもを持つパパやママのリアルな意見を聞いてみましょう。Q.カジノ法案、どう思う?1.賛成 8.1%2.どちらかと言えば賛成 11.1%3.どちらかと言えば反対 33.1%4.反対 34.5%5.わからない・どちらとも言えない 13.3%反対という人が34.5%と最も多く、次いでどちらかと言えば反対という人が33.1%という結果になりました。反対派が過半数以上ということからもわかるように懸念が多くあるようです。■カジノ法案のメリットって何?日本人になじみの少ないカジノ。カジノができることでのメリットを感じられないという意見がありました。特に子どもを持つ親なので治安が悪くなることに不安を感じているようです。「なぜ今カジノを日本に置かなきゃいけないのか。治安が悪くなるのが目に見えているのに。住んでいるところに建たないよう祈る毎日です」(神奈川県 40代女性)「ありえません。そのお金をもっと教育などに使えないのでしょうか? 長い目で見れば、そのほうが国のためになるはずです」(鳥取県 40代女性)「絶対反対。今まで国が認めてきた公営ギャンブルでも、民間のパチンコでも自制心がない当人やその家族もダメになった例が数え切れないのに、公費を使ってやるような価値があるのでしょうか」(茨城県 50代女性)「日本にカジノはいらない!」(千葉県 30代女性)■競馬はOKでカジノがダメはおかしい一方で、他のギャンブルはいいのにカジノだけダメな理由がわからないという意見や、ダメとも良いとも言えないという意見もありました。東京オリンピックに合わせて法案を急いだ感もあり、よく議論して答えを出してほしかったという人も。「競輪、競馬、パチンコなどが許可されていて、カジノがダメの意味がわからない。ハマってしまう人もいるだろうけど、それは自己責任だと思う」(神奈川県 40代男性)「ラスベガスで大金使う一部の日本人がいるのですから、日本でも外国人を巻き込んでカジノを運営するのもありではないでしょうか」(東京都 40代女性)「ギャンブル依存症になるのはその人の意志が弱いだけ。それを反対理由にするのは説得力がないと思う。海外から集客することによって、経済力アップにつながることもあるし、治安が悪くなる可能性もあるので、一概に賛成することも反対することも難しいです」(鳥取県 30代女性)■政治家への不満が大爆発!カジノ法案自体のことだけでなく、それを引き金に日ごろの不満が大爆発する人も。少子高齢化や格差社会などさまざまな問題がある中で、なぜ今この法案なのかという怒りの声もありました。「カジノ法案の前にもっとやることがあるでしょ! 自分たちの給料を削減するとか、送迎車を減らすとか。国民から取ることばかり考えないでほしい。今だって、保護を受けてパチンコ、競馬、ボートをやっている人がいるのに、言ってることとやってることがつじつまが合わないですね。政治家しっかりしてください」(埼玉県 40代女性)Q.カジノ法案、どう思う?アンケート回答数:3901件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年01月12日凶悪化する未成年の犯罪について子どもを持つパパやママにアンケートを実施しました。親たちは我が子が犯罪に巻き込まれないかと日々危機感を感じていることがわかりました。更生を考え子どもを守る少年法へのリアルな苛立ちをお伝えします。Q.少年法の厳罰化、どう思う?1.賛成 87.5%2.反対 2.0%3.わからない・どちらとも言えない 10.5%なんと賛成87.5%と圧倒的多数という結果になりました。子どもを持つ親だからこそ、自分の子どもが被害者になったらと考えたとき、加害者への厳しい厳罰の必要性を感じているようです。■厳罰化に賛成! 子どもでも善悪ぐらいわかる年齢を理由に刑が軽くなることに違和感を感じる人が大多数。犯罪が凶悪化しているのなら、刑罰も重くすべきという考えの人が多いようです。「大賛成です! 善悪のわからない幼児じゃないんですから、厳罰化は賛成です。被害者の立場から言えば少年法なんてなくていいくらいです」(神奈川県 40代女性)「未成年だからといって許されない事件が多すぎます。厳しく罰するべきだと思います」(東京都 40代女性)「ニュースを見ていると信じられない事件ばかり。未成年は人の命を奪っても刑が軽く、数年したら何もなかったように元の生活を送れるなんて、そんなんじゃ絶対ダメ。年齢なんて関係なしに厳しくしてほしい」(神奈川県 40代女性)「犯罪が凶悪化しているなら罰も厳しくせざるを得ないと思います。厳しくしないといけない世の中になってきてさびしいです」(茨城県 40代女性)■実名報道や更生プログラムは? 刑罰以外の問題も刑罰だけでなく、加害者の実名報道やその後の更生プログラムについての意見もありました。選挙権は18歳からなのにどうして未成年がひとくくりになっているのかなど、不満や疑問は尽きません。「厳罰化に賛成。ただし、保護者も含めた更生プログラムを作ってほしい。再犯防止には周りの環境も大切」(広島県 40代女性)「犯人の名前も顔も履歴も隠す少年法。罰を受けてもせいぜい数年で社会に。少年法を盾に残忍ななん罪を犯す邪悪な未成年がいるのは確実。少年法が逆に犯罪を誘発している」(茨城県 50代女性)「選挙権だけ18歳から与えて、他の法律は後からって、自分の都合だけっていうのが見え見えな政府が本当にいや」(北海道 40代女性)■被害者が守られないのに加害者が守られてる現実守られるべきなのは本当は被害者と被害者家族であるべきなのに、なぜか被害者の名前は公開されて、加害者の名前が守られる現実に憤りを感じている人もいました。「万引きや窃盗は更生の機会を与えるべきだと思います。しかし、殺人は違います。殺人が悪いことだということや、命が消えるということはどういうことかは小学生でも学んでいます。ある意味刑に服することが更生することです。殺人を犯した人よりも遺族を救ってほしい。殺人を犯した名前が伏せられ、被害者の名前は公開され、マスコミが家に押し寄せ遺族が苦しむ世の中は間違っています」(東京都 30代女性)Q.少年法の厳罰化、どう思う?アンケート回答数:3420件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年01月11日子どもがどんな友だちと付き合っているのか気になる人も多いと思います。いじめにあっていないか、トラブルに巻き込まれたりしていないか、親なら誰でも心配になるもの。実際、子どもの交友関係に干渉ってしていますか? パパとママに緊急調査をしてみました。Q.お子さまの交友関係、干渉したことある?1.ある 56.2%2.ない 29.1%3.わからない・どちらとも言えない 14.7%約半数の親たちが子どもの交友関係に何らかの形で干渉したことがあるという結果になりました。では、一体どんなときに干渉したのかを聞いてみましょう。■金銭トラブルなどがある場合は注意を子ども同士のケンカ程度なら親が口出しすることもないのですが、物が紛失したり、お金が絡んでいたりすると黙って見て見ぬ振りはできないようです。伝えるときには一方的にではなく、親の意見として伝えるという人が多かったです。「お祭りや映画などに一緒に行くと、必ず金銭トラブルを起こす子がいるので、その子が参加する場合はなるべく行かないように注意しました。『今日は財布を忘れてきた。明日返すからお金を貸して』が毎回で、借りたお金も返してくれないので、関わらないのが一番だと思い注意しました」(兵庫県 40代女性)「強要はしませんが『母から見た○○さんは距離を置いたほうが良いと思う』と一応伝えます」(鹿児島県 40代女性)「我が家に遊びに来て、ご飯も食べ泊まっても何も言ってこない親がいて、そういう子には注意したほうがいいと言いました。低学年のころ、遊びに来ていた子にゲームのカセットを盗まれたこともあります。子どもには良し悪しと、巻き込まれないために注意しています。明日は我が身とも思いますので」(神奈川県 40代女性)■子どもの友だちは子どもが決めるもの一方で、子どもの交友関係には干渉しないという親たちの意見も聞いてみましょう。親が子どものためと思っても、結局子どもが大人になったら、自分で解決しなければならないのが人間関係。だったら、今からその経験をしておくことも大事なのかもしれません。「子どもなんて意地悪して、されての繰り返し。相手だって同じことを感じてますよ。集団生活にはいろんな人がいます。自分なりに上手く付き合うのも社会に出て行くための勉強です」(神奈川県 40代女性)「干渉しすぎる親は子どものことを考えているつもりで、結局は自分の意思を押し付けてるだけで、親が子どもなんだと思う」(埼玉県 30代女性)「干渉・・・嫌な言い方ですね。最終的に友だちを決めるのは親ではなく子ども自身だと思います。心配なのはどの親も同じこと。相手の性格や個性を知って学んで成長し、友だちを作っていくものではないでしょうか」(千葉県 40代女性)■自分がされて嫌だった経験あり「あの友だちとは付き合うな」と親に言われて、嫌な気持ちになった経験がある人も多いようです。自分がされて嫌だったことは子どもにはなるべくしたくない。そう思いつつ、今となってわかるのはその親心だったりします。「昔親に言われてすごく嫌だった。親になった現在、親が言ってきた思いがすごくわかる。でもあまり口を出さないように、子どもからのヘルプがない限り見守ってる。正直、付き合わなきゃいいのにと何度思ったことか」(三重県 30代女性)Q.お子さまの交友関係、干渉したことある?アンケート回答数:3730件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年01月02日学校内で起こる問題はさまざまあります。中にはニュースで報道されるような悪質ないじめなどにより、怪我や心の傷を子どもが負ってしまうケースも。いっそ警察に入ってもらえばいいのではと考えることもありますが、教育現場に警察が介入することについてどう思うか、パパやママたちに聞いてみました。Q.教育現場の警察介入どう思いますか?1.警察の介入はすべきではない 3.2%2.状況により警察の介入を容認 76.3%3.警察の介入を進めていく 9.6%4.学校と地域社会と連携して対応 9.4%5.その他・わからない 1.4%なんと76.3%の人が、状況により警察が介入してもいいと思っているという回答になりました。悪質ないじめなどにより、悲しい事件が報道されることもある今、事件が起こってからでは遅いと危機感を感じている親が多いようです。■悪いことをしたら罰を受けるのが社会学校であれば何をしても大ごとにはならないと思っている子どもには、しっかり自分がしたことを見つめてもらうためにも警察の介入は仕方がないと考える人たちが多数派でした。「教育的配慮とかまた子どもに気を遣いすぎている感が否めない。真面目に過ごしている生徒を守るためにも、どうしようもない不良は警察沙汰にするべきです。それも教育だと思います。社会に出たら通用しないんですから」(神奈川県 40代女性)「傷害未遂事件、殺害未遂事件の現場が学校だった。いじめってそういうものではないでしょうか?学校だからといっていじめっ子が守られるのはおかしい。警察に入ってもらって、ことの重大さを気づかせることも必要だと思います」(鳥取県 40代女性)「体罰が全面的に禁止されている今、歯止めがきかない場合は警察が入るのも仕方がない。また地域社会の付き合いが希薄になっている現代では、地域社会との連携も難しいのでは」(広島県 40代女性)■学校は社会に出る前の準備期間の場一方で学校は社会に出るための場所であるので、警察の介入は賛成できないという人も少数派ながらいました。とはいっても、そんな人たちも今の時代の流れを感じて葛藤しているようです。「学校のことをどこか小さな自治領のようなイメージを持っていたため、警察の介入については違和感があるのです。本来なら、学校単位でおさめていたわけですものね。釈然としないのですが、しょうがないのでしょうかね」(神奈川県 40代女性)「その子の将来を左右することになるので、簡単に賛成はできません」(静岡県 30代女性)「本当は警察を介入させたく無い。学校は社会に出るための準備をする場所。そこにいる子どもは親や教師が教育して、社会に送り出す。社会に出たら社会のルールを守り、それを警察が取り締まる。もう親も教師も子どもの教育なんて無理っていう敗北宣言ですかね」(神奈川県 30代男性)■暴力だけでなく窃盗事件も警察介入を容認すると答えた人の中には暴力事件だけでなく、窃盗事件の問題についてを挙げる人もいました。犯人探しをしない学校、犯人がわかっていても放任する学校に親たちのイライラがつのっています。「この間から息子の学校で、持ち物の盗難が相次いでいるようですが、犯人を探すこともせず、そのまま放置のようです。子供たちも不審に思っているようで、教育上よくないと思います」(千葉県 40代女性)「今学校では、物がなくなったり壊されたりと我が家の娘も被害者です。一歩外に出たら、当然警察に捕まるようなことも学校の中ではなんとなくもみ消されてしまいます。学校の体面を考えてのことなのか、犯人を特定してくれず、先生が謝るだけで終わりです。上履きが盗まれても、ラケットが折られても、結局はやられたもの負け!」(神奈川県 40代女性)Q.教育現場の警察介入どう思いますか?アンケート回答数:4283件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年12月28日お正月にはパパ、ママ、それぞれの実家に帰省するという家族も多いはず。義実家に行くとあれこれ気疲れしてしまうのは、ママもパパも同じです。自分の実家に帰ったときも、パパが気持ちよく過ごせるように、少し気配りしてあげられるとよいですね。■パパが「無言」になってしまった男の人は口ベタなことも多いもの。パパの実家でもソツなくふるまうことができるママとは違い、「久しぶりに会った義父母と、何を話していいかわからない」というパパもいるようです。とくにパパが緊張してしまうのが、ママが実母とキッチンに立ち、居間にパパとおじいちゃんだけが残される、というパターン。おじいちゃんも無口なタイプだと、ふたりで黙ってテレビを見るしかなく、パパも内心気まずい思いを抱えているかもしれません。自分の実家にいると、つい両親とばかり話してしまいがち。でも、適度にパパにも話題をふり、「パパ無言状態」にならないように気を配りましょう。■パパを「お客様扱い」をしすぎないママの実家でよく見られるのが、おじいちゃんおばあちゃんがパパを「お客様扱い」しすぎてしまうこと。何か手伝おうとしても、「大丈夫だから座っていて」といわれたら、パパにはやることがなくなってしまいます。何かと気を使う義実家で、周りが忙しくしている中、自分だけ座っている、というのもなかなか気詰まりなものです。パパを「お客様扱い」せずに、積極的に用事をお願いしてみてはいかがでしょう。家の中で手伝えることがなければ、買い物を頼んだり、子どもを散歩に連れて行ってもらったりするのも◎。力仕事や高いところの作業をお願いすれば、「頼りにされている」と、パパの機嫌もよくなるかもしれませんよ。■収入や家計の話をしない自分の実家で避けたいのが、パパに対する愚痴を両親に話すこと。「いつも帰りが遅い」「子どもの世話をしてくれない」など、ママはなにげなくいっているつもりでも、パパにとってはママと義父母の3人から責められているように感じてしまいます。とくに絶対NGなのが、収入や家計の話です。「家計が苦しい」などというのは、パパにとっては「甲斐(かい)性がない」といわれているのと同じこと。それを義父母の前で話されたら、パパのプライドは大きく傷ついてしまいます。本当に両親に相談したいことがあるなら、パパのいない機会にこっそりと話すようにしてくださいね。たとえ口に出さなくても、ママの実家ではパパも肩身の狭い思いをしているかもしれません。夫婦円満のためにも、帰省のときはパパにも少し気配りをしてあげましょう。
2016年12月25日産後や育児中のママをサポートする団体やサロンが多く見られるようになった今、ママだけでなくパパも応援しよう!と活動しているママ団体がありました。子育てママ応援塾「ほっこり~の」。どんな様子なのかパパ講座に潜入取材!“ママを助けるため”のパパ講座ある日曜日、東京都北区十条の「ほっこり~の」店舗隣の自治会館で「パパのための料理講座」が開催されていました。パパのための料理講座といっても、自分が食べたいものを作る男の料理ではありません。妻や子どものために作る”お父さんの家庭料理”です。この日は6人のパパが参加。奥さんが勝手に申し込みをしていたというパパ、お子さんと一緒に料理を楽しみたいというパパ、リピーターさんの姿も。エプロンと三角巾がなんともかわいくて新鮮です。初対面のパパが2人1組になり、分担をして料理をしていきます。12月とういことでクリスマス向けメニュー、メインのロールキャベツにツリーサラダ、ロールケーキのデコレーションなど、子どもが喜びそうなものでした。講師は家庭科教師で現在育休中のママ。日頃「ほっこり~の」の利用者でもある彼女が、この日のために試作を重ねてレシピをまとめてくれたのだとか。このレシピに従って手順良く、話をしながら和気あいあいと料理を作るパパたち。微笑ましくて、見ている私もうれしい気持ちになりました。子育てママ応援塾がどうしてパパ向け講座を?一般的にパパ同士が集まり活動することが多いと思うのですが、どうしてママ団体がパパを応援するに至ったのか、代表の内海千津子さんに聞きました。「私が6年前にひとりでサロンを始めた頃は、実は男子禁制でやってました。というのも私を含め、夫の協力を得られず頼るところのない弱い立場のママを救いたかったから。孤立しているママたちの居場所を作りたかったからです」第1子出産後フルタイムワーカーとして働いていた内海さん、家庭と仕事のバランスを取るのが難しく体調を崩しあえなく退職、専業主婦になりました。その後第2子を出産するも、夫の協力が得られず孤立。子どもを連れて自分の居場所を探して転々と…寂しい思いをされてきたそうです。「協力的なパパの話をするママたちがキラキラ輝いて見えて、あの頃は苦しかったです」と当時を振り返りました。その後ひとりでサロンを開くべく活動開始、自分の貯金をくずして場所を借りてリノベーション。子育て支援サロン「ほっこり~の」を開業して今年で6年目に入りました。授乳・おむつ替えを無料でできて休憩もできる場所、ママたちが一瞬でも肩の荷を下ろしてほっこりしていってもらえる場所でありたい。その思いから「ほっこり~の」と名付けられたサロンでは、子ども連れOKのママ向けの講座を多数開催。年間のべ3000人のママたちが足を運ぶまでになりました。日々の講座でリフレッシュしたり自分を磨くママ、講師として活躍するママ、立ち寄ってスタッフとおしゃべりをしていくママ、ときには悩みを打ち明け涙を流していくママもいるそうです。(わらべうたベビーマッサージ後の絵本紹介のひとこま)そんなママの生の声と時代の流れから、「やはり一番近くにいるパートナーのサポートなしでは本当の意味でママを救えないと思った」と内海さんは言います。特に第1子の産後は右も左も分からない。どうして泣いているのか?おっぱいもあげてオムツ交換もしたのに…何をやっても上手くいかない、親になってこんなにつまずくとは想像もしていないものだから、かなりの行き詰まりを感じます。それに加え核家族化はどんどん進み、サポートしてくれる親や親族が近くにいない、転勤で友だち、知り合いのいない場所に引っ越してくるなど、育児は孤独を極め、知らず知らずのうちに追い詰められていくのだと言います。ママたちの「孤育」を防ぐためには、一番近くにいるパートナーのパパに理解してもらうこと、助けてもらうことがまず必要だと内海さん。ママの話を聞いてもらうだけでもいい、気持ちを少しでも共有してもらうこと、それには“夫婦のコミュニケーション”が不可欠。そのきっかけとなるよう、パパを応援する講座にも力を入れているのです。夫婦のコミュニケーションのきっかけにこれまで「パパ鍼灸師が教える!パパからママへママからパパへのマッサージ塾」「パパのためのベビーマッサージ講座」や「プロの男性声優さんによる、パパの読み聞かせ講座」、父親学級で有名な「渡邉大地さんの新刊トーク&サイン会」など、ユニークな講座が行われました。「パパ友が欲しい、ネットワークが欲しいと、パパもつながりを求めていることにも気付きました」。実際にやってみてパパからのニーズも見えてきたそうです。パパ向けの講座に一緒に参加したママからは、「夫が子どもをマッサージをする優しい横顔に癒されました」「改めて互いのことを感謝する貴重な機会になりました」という声も。このような積み重ねがパパの育児参加のスイッチを入れ、また夫婦関係の潤滑油となり、ひいてはママが救われることにつながると、熱く語ってくれました。最後に今回講座に参加したパパとママに感想を聞かせてもらいました。「意外と簡単にできました。なかなかおいしかったです」「機会があれば、家でも作ってみようかな」とパパはまんざらでもない様子。ママは「おいしい~!やればできることがわかったのであとは家での実践を期待するのみ!」と、家族でパパの料理を楽しんでいました。家族をつなぐ“食事”、パパの料理講座は家族の距離がぐっと縮まるとても良い講座だったようです。今後もどのようなパパ講座が開催されるのか注目していきたいと思います。<取材協力:子育てママ応援塾「ほっこり~の」><文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年12月25日アメブロで大人気のブログ「kosodatefulな毎日」のちゅいたんママが描く、8歳・5歳・2歳のやんちゃ3兄弟との育児絵日記。何もかも想定外! な3兄弟と、一徹な旦那さんと暮らしています。爆笑必至の毎日を、おおらかなちゅいたんママが味あるイラストとエッセイで綴ります。今回、2016年12月8日の 「息子って、異世界人!?な爆笑育児生活」 の発売を記念して、ウーマンエキサイトにオリジナルエッセイを描きおろしていただきました。子育て奮闘中のみなさんもつい「わかる、わかる」と共感してしまう方も多いのでは。それでは第2話をお楽しみください。( 1話から読む )イクメン、カジメンパパが話題だけど、うちのパパは…「総統」こんにちは。Kosodatefulな毎日のちゅいたんママです。最近では、イクメンや優しいパパが増えてきたので、パパが大人気! というご家庭も多いと思います。が、我が家のパパは一家の引き締め役のような……、いや、むしろ「総統」というとしっくりくる。子どもたちにとってパパは怖い存在らしいです。ママの言うことは全然聞かないのに、パパの言うことなら聞く。(あーら、不思議) なんでかな? パパ全然怖くないんだけど。ママが何回もゆいたんにお願いしても、わざと聞かないのに。(チッ!!!)パパが指を一振りするだけで……。さっと言うことを聞く…。 平日の晩御飯の日常…パパは想像できるだろうか「す、すげぇっ!!! まるで魔法!!」夫がいる週末の晩御飯だって、まぁ静か! 平日のあれは何!? 平日のあれとは↓こんな調子だから、日頃ゆいたんの扱いに苦労する私としては、いつか夫にゆいたんの本性を見せてやりたい! と思うものの、いかんせんパパの前じゃ猫かぶるのでなかなか分かってもらえない。通常の朝の場合。まず絶対こう。 だけど…夫がいる朝……。パパに聞こえないように耳元でブツブツ言ってくる!!! しかし、二つの顔を使い分けるのはゆいたんだけではなかった。ほーちゃんなんてこないだ酷かったからね。パパと私とほーちゃんとで出掛けてて、パパがいる間、それはそれはおとなしく……途中でパパが別の用事で出掛けてしまうときには、「パパがいないとさみしい」こんなことまで言っちゃって。当然パパはデレデレよね。 パパがいるとき、いないときの息子たちの変化がすごい…だけど、パパが出て行った瞬間……うわー! なにこの変わりよう!!!なんだこいつ…。(白目)でも夫婦の間ではなんとなく暗黙の了解で役割分担みたいなものができあがっているんだよね。ゆいたんには私がいつも揉めている分、パパは優しく接するようにして、ほーちゃんには私がいつも甘やかしてる分、パパは厳しくするようにして、ちゅんたんには私が口うるさい分、パパは味方するようにして。そして、パパが子ども達をしかるときには必ず「ママの言うことを聞け!!」って言う。パパの転勤が決まって、あとで追いかけることにしようと思ったけど…ただその効果もなく、あんまりママの言うこと聞いてくれないけども!! 実は我が家、今月に転勤することになっているんです。辞令が出てから異動まで実質数週間しかないので、あまりにも急だし、3月末までパパに単身赴任してもらって、新学期が始まる時に私たちが追いかけようかとも思ったのよね。でも、3ヶ月間、私と子どもたちだけの生活……。総統のいない生活。 パパの「オレがいなくて統率取れるのか?」のこの一言で、「無理だ。今すぐついていこう!!」と決めたのでした。おわり。全5話ウーマンエキサイトオリジナル書下ろし、次回の更新は12月22日です。楽しみに! 息子って、異世界人!?な爆笑育児生活2016年12月8日発売/ちゅいたんママ(著)
2016年12月15日こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。女の子には「パパなんか嫌い!」と言い出す時期があります。これは、女の子にとって異性である“男性”と取るべき一定の距離感を学び始める大切なステップでもあるそうです。でも、愛娘から「嫌い!」と言われて避けられるパパのショックは計り知れず、ママや兄弟たちはそのとばっちりを受けるなど、家族関係がギクシャクしてしまうこともあります。誰もが経験し、いつかは通り過ぎるものだとしても、最小限におさめてできるならば避けて通りたいものですね。そこで、実際にそんな女の子の時期を上手にくぐり抜けた先輩パパやママに、ちょっとした工夫を教えてもらってきました。●(1)スキンシップは控えめに娘ラブなパパの多くは、頬ずりし膝に抱くようにして娘をかわいがる傾向があります。これも幼稚園くらいまでは「パパくすぐったいよ」とイヤイヤともがきながらもうれしそうですが、物心ついてくると「パパ、気持ち悪い」へと変わっていきます 。『それが自然なことだと受け入れるのが難しかった』と言うのは、一人娘を溺愛するパパのTさん。40歳を過ぎてから授かった一人娘だけに、かわいくてしかたなく、まさに目に入れても痛くないくらいだったそうです。でも、その濃い愛情の反動は娘さんが小学校に上がった途端に「パパ嫌い」で現れました。『最初に言われたときは聞き間違いかと思ったし、二度目に言われたときはショックで目の前が真っ暗になった』と話してくれたTさんですが、『自分がやりすぎだってことと、娘が嫌がる年齢なんだということを受け入れるのに数か月かかったけれど、娘を赤ちゃん扱いしていたんだと気づいた』ことで、娘離れを決意。自分からはお風呂に誘うことも抱っこすることもやめ、迷子になりそうな場面や高いところの物を見たり取ったりするときに肩車をするなどの、ちゃんとした理由のあるスキンシップ だけに絞り込んだそうです。『頬ずりやキスはできなくなったけど、娘とは今も仲良しです』と言うTさん。早い時期に娘のパパ離れを受け入れたおかげだと考えているそうです。●(2)ママにお休みをあげよう作戦「嫌い!」発言の理由が近すぎる距離感にあるのなら、パパの方が先に上手に距離を取ってあげればいい と考えたのは、二人の娘を持つパパ歴7年のKさん。まずは、「日曜日にママにお休みをあげよう。さぁ、出かけるよ」と娘たちを連れ出します。ママももちろん満面の笑みで「いってらっしゃい」。確かにこれなら、娘たちからブーイングが出にくいですね。行先は、娘たちが喜びそうなショッピングや映画など。パパが一緒とはいえ、娘たちにとって楽しい時間であるのは確かであり、パパが言う「ママのため」という一言が「パパ嫌い」の文句をこぼしにくくしてくれます。『日曜日の半日を娘と過ごすのは自分にとっても楽しいこと。ママは一人の時間を持てるし、娘たちはパパの運転やお金で楽しめるというわけ』とKさんは自慢げに話してくれました。●(3)ファミリーハグタイム「パパ嫌い」と言い始めた娘が、かわりに「ママ、ママ」とベッタリしてくるので下の子がヤキモチを焼いて大変だったというのは、二人の子どものママRさん。2歳の息子の方が手がかかり、二人同時に相手をするのは大変。だからこそ、「パパに娘と仲良くしてもらわないと困る」と考え、「パパなんか嫌い」と言い始めた娘のパパ嫌いを緩和するために始めたのが“ファミリーハグタイム”。朝のパパの出勤時、帰宅時、おやすみなさいのときに家族みんなでハグをする 、ただそれだけ。娘さんは、パパと二人でハグはもちろん、ファミリーハグも最初は嫌がったそうですが、楽しそうにハグするパパとママと弟の姿に影響を受けて、ファミリーハグを楽しみにするようになっていったとのこと。次第にパパと娘との距離も縮まり、『最近では「姉弟ハグ」とか「パパママハグ」「パパ息子ハグ」に加えて「パパ娘ハグ」のバージョンもできたの』と笑って教えてくれました。●まとめとして感じやすく繊細な女の子ほど、“パパ嫌い”を発症しやすいようです。「嫌わないで」と追いかければますます離れていく のは、男女の仲と似ているような。でも、男女の恋愛と親子関係は確実に違って、切っても切れないものです。“パパ嫌い”をこじらせる前に、適度な距離を保つための工夫をパパとママで話し合って試してみたいですね。●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)●モデル/椎葉咲子(苺乃ちゃん、胡桃ちゃん)
2016年11月26日多くの女性が社会進出する中、男性の中にも働くよりも家事や育児が得意という人もいます。今日は男性が家事や育児をする「主夫」についてどう思うかを伺いました。今どきのパパとママは、男性か女性かということよりも個人を大切にしているということがわかりました。Q.専業「主夫」、どう思う?1.良いと思う 66.8%2.良いと思わない 9.1%3.わからない・どちらとも言えない 24.1%約70%の人が主夫に対して「良いと思う」という回答を選びました。「良いと思わない」という人は10%以下の少数派。女性でも働く人が増えている現代では、男性が家事や育児をしても良いという意見が多数ありました。■夫婦二人がよければ良いと思う今の時代、男性か女性かという性別よりも、個人の得意不得意ややりたいことを尊重するのが自然という考えのようです。夫婦のことは、その夫婦さえ良ければ周りが口出しすることでもないという意見も。「男だから、女だからの概念は必要ないし、夫婦で話し合ってお互いがそれで理想的な家庭を築いていけるのであれば、素晴らしいと思います」(鹿児島県 40代女性)「いろいろな夫婦のあり方があると思うので、お互いに納得してやっていけるなら良いと思います」(神奈川県 40代女性)「性別に関わらず適正で見れば良いと思います」(東京都 40代女性) 「主婦でも主夫でもどちらでもいいと思います。男性でも女性より炊事に洗濯、掃除が得意な方もいると思いますし、その反面バリバリ働いてくる女性もいると思います。その家庭の考え方だと思うので、周りがとやかく言う問題ではないと思います」(北海道 40代女性)■家事も仕事も分業がベスト働いているママからは仕事も家事や育児も分業するのがいいというコメントがありました。お互いに大変なことをわかり合っている方が、理解もできるし、感謝の気持ちも生まれます。どちらかが仕事だけ、どちらかが家事だけというよりは、それぞれ半分ずつが理想かもしれません。「家族にはそれぞれ、さまざまな形があると思う。個人的には家事分業がいいと思う。得意・不得意をバランス取りながら回して行くのがいいと思う」(宮崎県 30代女性)「わが家はできる方がやって、時間が余れば手伝うのが当たり前なので、旦那が嫌がらず家事をするって話をすると不思議がられます。うちでは普通のことなんだけどな」(千葉県 40代女性)■役員や学校行事もこなす主婦並みの主夫家の中の家事や育児はできても、子どもの学校行事や役員などは女性だらけのコミュニティ。男性がうまくやっていけるのかなと心配になる人も多いようです。そんな中でも上手に参加している主夫もいました。「娘の学年で主夫の方がいますよ。なんでもご両親のお世話のために主夫になったそうです。その方は元介護士、奥さまがバリバリ働いて仲良くしていらっしゃいます。学校行事や役員もご主人が楽しく参加していますし、お弁当は夫婦で作ってきたよと言っていました」(神奈川県 40代女性)Q.専業「主夫」、どう思う?アンケート回答数:3693件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年11月18日2020年より小学生のプログラミング教育必修化が決定しました。2014年にイギリスが5歳からの必修化を決めて以降、この流れは全世界的に起こっていることなのですが、実際のパパとママには疑問に思うところも。今回はパパからの意見も多数集まりました。Q.小学校でのプログラミング教育必修化、どう思う?1.とても良いと思う 21.9%2.良いと思う 34.7%3.あまり良いと思わない 21.4%4.良いと思わない 7.3%5.わからない・どちらとも言えない 14.8%良いと思う派が56.6%、良いと思わない派が28.7%とやや良いと思う派が優勢の結果に。一方で、小学生から本当にやるべきことはもっとあるのではないかという強い反対意見もありました。■プログラミングよりも小学生に教えるべきことがある反対派の人からは、いくらこれからIT社会が進むからといって、小学生にプログラミングが本当に必要なのか?もっと教えるべきことがあるのではないかという意見がありました。「プログラミングよりむしろPC関連の情報機器との上手な付き合い方や、インターネットの危険性や倫理観を教えることが先なのでは。技術だけでは豊かな生活には役立たないと思う」(佐賀県 30代女性)「以前にもあったオンライン学習や英語、そして今回のプログラミングといい政府はどんな人間を育てたいのか。もっとその歳に必要なものは山ほどあると思う」(静岡県 40代男性)「今後、コンピューターが必要なのはわかります。ですがそのプログラミングを必修化にするのはいかがでしょうか?その年齢にあった教育が必要だと思います。人間性、自然界との共存、礼儀などなど挙げたらきりがありません」(東京都 40代男性) ■プログラミングを教えらえる教員はいるのか?現在の小学生教員の中にプログラミングを教えられる人がいるのだろうかという疑問の声もありました。もちろん必修化になると、教員も追加で研修などを受けることになり負担も増えることが目に見えています。「大学で履修したプログラミングでさえ、就職してからすぐ時代遅れになっています。基本的な概念を教えるにしても、教えられる教員がどれだけいるのかなとも」(千葉県 40代女性)「ある程度は必要なのかなとは思うけど、内容によりますよね。ちょっとかじる程度なら時間の無駄だし、だいたい先生方では対応できないと思う」(東京都 40代女性)「そもそも誰が指導するのか。プログラミングに長けた教師を育成していくつもりなのだろうが、そのために研修が増えれば、教師の負担がさらに増えていくだろう、これ以上教員の仕事を増やすべきではない」(広島県 30代男性)■プログラミングを学ぶことでつく力とはイギリスでは5歳からの必修化が決まり、アメリカ、フィンランドでもプログラミングの初等教育必修化の動きがあります。プログラミングを学ぶことで相乗効果で身につく力もあるようです。「仕事でも長年ITに携わる仕事をしてきましたので、その立場・経験からの意見ですが、プログラミングを小学生のうちから学ぶことの意味は、少なからずあると思います。プログラミングを学ぶということは、ロジカルシンキングを学ぶということにつながります。他にも、数学的センスや効率化、発想力、応用力などがあります。それはきっと他の教科の勉強にも役立つのではないかと思います」(宮崎県 40代男性)Q.小学校でのプログラミング教育必修化、どう思う?アンケート回答数:9505件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年11月09日「ママ」「パパ」と呼ばれている親が半数以上の今、小さいうちはいいけど中学生や高校生になってもその呼び方でいいのかと考える人もいると思います。特に男の子はいつまでもママと呼ばれるのも困りものです。では、呼び方を変えるのはいつごろがいいのでしょうか?Q.あなたはお子さまからなんて呼ばれてる?1.パパ・ママ 60.5%2.お父さん・お母さん 30.2%3.名前 2.8%4.その他 6.5%子どもが未就学児の場合は圧倒的にパパ・ママが多いのに対して、小学校高学年から中学生になるとお父さん・お母さんにシフトしていくようです。■最初からお父さんお母さん派子どもが小さいときからお父さん・お母さんと呼ばせている人は、パパ・ママと呼ばせることなく、最初からあえてお父さん・お母さんと教えたそうです。年齢やキャラを考えて「ママ」ではなく、「お母さん」と呼ばせることを選んだ人が多いみたい。「年齢的にか、自分のことをママと呼ばせるのに抵抗があるので、最初からお父さん、お母さんです」(北海道 40代女性)「小さい時からお母さん、お父さんと呼ばせています。ママやパパが似合わないと思って」(青森県 30代女性)「私自身ママって感じじゃないので、最初からお母さんと呼ばせています」(茨城県 40代女性) ■成長とともに子ども自身が呼び方を変えた小さいときはパパ・ママだったけど、周りの環境に応じて自分で呼び方を変える子どもが多数派。小学1〜2年のときに最初のタイミングがやってくるようです。男の子の場合、ここで変わらなかったら「いつまでママと呼ぶのかしら?」とママ自身が不安になることも。「小学1年生の息子は小学校などでは、お父さん・お母さん。普段はパパ・ママと呼んでいます。お友だちの前でパパ・ママと呼ぶのは恥ずかしくなってきたようです」(神奈川県 40代女性)「小学2年生のころママやパパから、お母さんやお父さんに変わった」(神奈川県 40代女性)「そろそろ小学2年生になるので、ママって呼ぶの恥ずかしいから、お母さんにしようかな〜って言っていました」(茨城県 30代女性)■うちはちょっと変わった呼び方で呼ばれています面白いものから悲しいものまで、ちょっと変わった子どもからの呼ばれ方をご紹介します。反抗期ともなれば、呼ばれるだけマシと考えた方がいいのかもしれません。「おかん」(神奈川県 40代女性)「父ちゃん、母ちゃんです。周りの反応が面白いですよ。最近ではめずらしいんでしょうね」(鹿児島県 40代女性)「高一の息子からは父ちゃんだったのが、いつのまにかおっさんですよ」(神奈川県 50代男性)「チチ・ハハです。昔見たドラマで小さい子がそう呼んでいるのが可愛かったから」(茨城県 40代女性)Q.あなたはお子さまからなんて呼ばれてる?集計期間:2016.09.22〜2016.09.29アンケート回答数:12480件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年10月28日今やほとんどの人がやっているSNS。何気なく日常の写真を投稿しているだけでも、個人情報の流出や子どもの情報を垂れ流しにしてしまっていることも。そこでママとパパに緊急調査しました。あなたはSNSへ子どもの写真を投稿することについてどう思いますか。Q.SNSにお子さまの写真を載せる?1.載せている(全体に公開) 7.6%2.載せている(友人や一部の方のみに公開) 37.6%3.載せていない 28.3%4.SNSをやっていない 26.5%やはり親は子どもの写真には気をつけているようです。限定公開にしている人が一番多く、写真は載せていないという人も3割近くいました。全体公開にしている人はわずか7.6%。今まで公開していた人は、これを機に子どもの写真投稿について考えてみてください。■何があるかわからないから絶対に載せない!SNSによる個人情報の流出を脅威に思っている人からのコメントが多く寄せられました。特に子どものことに関しては敏感なようです。「子ども関係で事件が発生しているので、怖くて載せていません」(茨城県 40代女性)「SNSは個人情報が満載です。信頼できる仲間以外へ流出した場合を考えると、子どもの顔が知られるのはリスクでしかありません」(神奈川県 40代男性)「絶対載せません。今の世の中怖すぎます」(北海道 30代女性) ■限定公開や顔がわからない写真を投稿遠方にいる親や親戚、友人などへ近況報告として限定公開で投稿をしている人や、顔がわからないような写真のみ投稿している人も。「知り合いのみに公開で載せています。海外とか遠くにいる友人への近況報告代わりになっています。向こうの様子も見れて楽しいです」(神奈川県 40代女性)「LINEやフェイスブックに友達限定で載せています」(三重県 40代女性)「顔が写っていないものなら載せています」(千葉県 30代女性)「友達の友達へと拡散していってしまうので、色々と特定できない形の写真しか載せません」(神奈川県 40代女性)■知らないところで投稿されてる可能性も・・・子どものイベントなどの集合写真が知らない間に投稿されてしまっていることもあるかも。自分が投稿するときには、他のお子さんが写っていないかなどの配慮もしましょう。「何があるかわからないので自分では載せませんが、お友だちと一緒に写っている写真などは、知らないうちに載せられていないか、少し気になることはあります」(神奈川県 40代女性)Q.SNSにお子さまの写真を載せる?集計期間:2016.08.11〜2016.08.18アンケート回答数:7309件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年10月27日こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。2016年9月23日のブログで第3子妊娠中の歌手のhitomiさんが『完全、パパっ子、、?!』というタイトルの記事をブログに投稿しました。現在臨月であるhitomiさんは何かと動きが鈍くなりがちなようで、お子さん(息子)はそんなママを「おかしい、あまり相手にしてくれない」と感じてしまった様子。そしてなんと旦那さんのことを“ママ”と呼び始めてしまったとのこと。ブログには旦那さんとお子さんが仲良さそうに手をつないでいる写真が掲載されています。そんなお子さんに対してhitomiさんは、「ちょっぴり寂しい」という心境を綴っています。このエピソードのように、子どもがママよりも“パパっ子”になってしまうというのは結構あるあるです。今回は、子どもがパパっ子になってしまっているママたちにインタビューをしてきました!●ママっ子な子どもを持つママはパパっ子がうらやましい『私が毎日ご飯やらトイレやらずーっと一緒に世話をしているのに。旦那が帰ってくると、「パパ〜」と駆け寄っていき、私には目もくれなくなる。私はただのベビーシッターか! 』(20代女性/在宅勤務)『ウチはママにべったり派。パパが抱っこするとギャン泣きするので、ほとほと困る。パパもわが子に嫌われていると思って悲しそうだし、誰にも預けることができない。正直休みたい 。ママよりパパが好きな他のママ友がうらやましい』(20代女性/専業主婦)人はつい“ない物ねだり”をしてしまいます。毎日毎日乳幼児と一緒で「たまにはゆっくりしたい〜」と思ってもその子どもが“ママしか絶対にダメ”、“ママがいなくなるとすぐ泣く子”だったらどうでしょう?全然抱っこをさせてくれないわが子にパパの愛情が冷めてきてしまうこともあります 。また、いつでもどこでも子どもと一緒でなければ出かけられないという状態になってしまいます。最悪、ギャン泣きするわが子を預けて外で遊ぶこともできますが、やっぱり気になってリラックスすることはできませんよね。いつもいつも、「子どもが待っているから早く帰らなきゃ」と焦っていては息抜きをする意味がありません。その点、パパっ子な子どもは楽。しんどいときはパパに子どもを預けてゆっくりできるし、パパだって短い時間しか会えないから子どもとの時間を大切にしてくれます。●パパ好きであることって当たり前?『親はバランスが大事。ママはいつも一緒にいるからどうしても叱ることが多くなりがち。だからこそ、パパに優しくされると子どもも救われる』(20代女性/会社員)ママは子どもとずっと一緒にいるので、どうしても叱ることが多くなりがちです。子どもはまだ経験が足りないので、危ないことをたくさんしますが、そのたびに叱っていけないことだと学習させなければならないからです。だからこそ、子どもにとってパパは癒しの存在になります 。そしてパパも優しく遊んであげることが大切。そうやって子どもの心のバランスを調整するのです。そのため、子どもはいつも厳しいママよりも優しいパパのことが好きになります。叱るのはわが子を思ってこそですが、小さい子どもにはそれがまだ分かりません。親の心情を理解できるくらい大きくなるまでは、ママは叱る役、パパはそれを慰める役という役割分担で大丈夫です。二人とも叱る役では子どもの心が休まる場がありませんからね。また、とくに男の子の場合はママよりもパパのほうが嗜好が似ていて体力もあるので、男の子がパパ好きになるのはある意味当然と言えるでしょう。決してママが悪いワケではないのです。●子どもの“好き”は成長に伴って変わる『長男は赤ちゃんのころはすごくママ好きだったのに、今はかなりのパパっ子。逆に長女は赤ちゃんのころパパっ子だったのに、なぜか今はママっ子になった。子どもはよくわかりません 』(30代女性/パート)『パパ好きだったわが子。小学生になって、気を使えるようになったのか「どっちも好き!」って言ってくれる』(30代女性/歯科助手)子どもってすごく気まぐれだったりします。ママの機嫌が悪ければ「パパのほうが好き」って言いだすこともあるし、パパの機嫌が悪ければ今度は「ママが好き」って言いだすこともあります。とくに年齢が大きくなるにつれその傾向は強くなっていきます。つまり、今はパパっ子な子どもでも「絶対にパパの方が好き!」という気持ちではないのです。小さいうちにパパっ子だった子どもでも、大きくなるにつれママっ子に変わるケースもたくさんあります。今パパっ子だからといって深刻に悩む必要はありません 。hitomiさんの場合も、たまたまお腹が大きくてあまり子どもの相手ができなかったためにパパっ子になってしまっただけですよね。だから「自分になつかないなんて、私はダメな母親?」と悩む必要は全くないのです。●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)
2016年10月18日他の子どもが危ないことや、人の迷惑になるようなことをしていたとき、あなたなら叱ることができますか? この質問をパパやママに調査したところ、意外にも半数以上の親が「叱れる」と回答しました。大人として言うべきことは、しっかり言ったほうがいいという考えのようです。Q.【リクエスト】あなたは他のお子さまを叱れる?1.叱れる 57.5%2.叱れない 15.2%3.わからない・どちらとも言えない 27.2%半数以上の方が他の子でも叱れると回答。昔ほど少なくなってはいますが、地域の大人として危ないときにはしっかり叱ることも必要と考えているようです。■危ないときには自分の子も他の子も関係ない!自分の子どもでも他の子でも危ないことをしたときにはきっちり叱るという人が多数いました。もちろんそういう人は、自分の子どもが悪いことをしたときにも、周りの大人に叱ってほしいと思っているようです。「悪いことをしたときはよその子でも、うちの子と同じように叱ります」(北海道 40代女性)「ダメなことはダメと叱らないといけない。我が家の子も他の子でも、周りの大人がダメなことは注意して叱ってほしい」(愛知県 20代女性)「もちろん危ないことをしたときや、目に余る行為を目の当たりにしたら叱ります!普段なら注意する行為を、友だちがいっしょだからと言って見逃してしまっては、日頃のしつけは無意味になってしまいます。『怖いおばちゃん』と思われても構いません」(鹿児島県 40代女性) ■叱ったあと、その親に嫌味を言われた人も注意をしたらその子の親に見られていて、睨まれたり、嫌味をいわれた経験がある人もいました。親がいるときは、周りの大人に注意される前に自分で叱れるようになりたいものです。「軽く注意したときにも『あのおばちゃんが怒ってるからやめなさい』っていう親!ちゃんと自分が注意しなさい!」(愛媛県 30代女性)「前に買い物へ行ったとき、店内を走り回っている子どもがいたので、『危ないよ』とちゅういしたところ、自分の横にその子の親がいたらしく、睨まれました。いやいや、あなたが叱るところでしょ」(鹿児島県 40代女性)「その子どものお母さんがそばにいて、『ちょっと静かにしてね』と言ったら、舌打ちされたことがあります」(青森県 30代女性)■叱るのは親の役目!でも言葉はかけます「叱る」という行為はやはり親の役目と考える人も。あとで親に嫌味を言われるなどのことを考えると、子どもに伝えるトーンには配慮が必要なのかもしれません。「叱るというより普通に会話します。危ないよとかやめたらとか。叱るのは親にやってほしい。良かれと思って注意しても、悪く受け取られては嫌な気持ちになるだけなので」(茨城県 40代女性)Q.【リクエスト】あなたは他のおこさまを叱れる?集計期間:2016.08.29〜2016.09.12アンケート回答数:6814件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年10月18日ブログやSNSなどで楽しく育児をしているママがクローズアップされることが多い今、子育て中のパパとママに本音を緊急調査しました。育児には「これが正解」というものがないだけに、親も壁にぶちあたりながら、子どもといっしょに成長してているようです。Q.子育てがつらいと感じたこと、ある?1.ある 80.6%2.ない 13.9%3.わからない・どちらとも言えない 5.5%80%以上の人がつらいと感じたことがあると回答。やはり育児は楽しいだけじゃない!というのが、親の本音のようです。■みんなつらい時期がある!ママたちはわかってます泣きわめいたりぐずったり、言うことを聞かなくて途方にくれることも。でもそれは、自分が子どもと向き合ってるからこそ感じる思いです。子どもといっしょに親も成長していくんですね。「ないってほうが不思議。真面目に子育てに向き合えば向き合うほど、つらい気持ちも出てくるんじゃないかな」(宮城県 30代女性)「あります。大事な子どもだからこそ、幸せになってほしいからこそ、これでいいのか悩むのが親なんじゃないかと思います」(茨城県 40代女性)「出かけるのも、家事するのも、食事するにも、何にしても自分のペースはないし。だから、お母さんがぐずる子どもをあやそうと焦っているのを見ると、声をかけずにはいられなくなる。泣いても、ぐずっても気にしなくていいよ!みんな通った道だから」(宮城県 40代女性) ■不登校も子どもといっしょに乗り越えていくいちばんつらいのは子どもが大変なときに代わってあげられないこと。親としてできる精一杯のことをしてあげるというのが、実はむずかしいことなのかもしれません。「今、中2の娘が不登校。悩んでいても人に打ち明けられすに引きこもっている。できれることならばその苦しみを代わってあげたい」(千葉県 30代女性)「発達障害とわかるまでは、癇癪やパニックをどうしたらいいのかわからず、しつけも上手にできず、つらかった。周りの目もつらかったし、外に出るのも怖かった」(神奈川県 40代女性)■大変からこそ幸せを実感することもとくに子どもが小さいときの大変さは、あとになると大切な思い出になることが多いようです。手がかかって目まぐるしかった日々も、二度とは戻らない幸せな時間です。「保育園の送り迎えから、オムツ替えも、ご飯を食べさせるまで私の役目でした。初めの一年は本当に長く感じました。でも思い出がいっぱいです。本当に大切な時間を過ごさせてもらったと子どもたちに感謝しています」(神奈川県 40代男性)「お母さんになった瞬間から子どもに時間を奪われ、邪魔されて。何かしようと思っても『ママ〜』と言われて、トイレすら一人になれない。それでも幸せなんです!」(千葉県 40代女性)Q.子育てがつらいと感じたこと、ある?集計期間:2015.12.16〜2015.12.23アンケート回答数:4105件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年10月07日子どもが幼稚園や保育園、小学校などに通うようになるとママ友の付き合いが始まります。それ以外にも同じマンションや、同じ習い事などの理由でママ友になることもあります。もちろんメリットもたくさんありますが、こじれると深みにハマってしまうことも。みんながママ友とどんな付き合い方をしているのか調査してみました。Q.<ママに質問>ママ友とトラブルになったこと、ある?1.ある 37.1%2.ない 49.5%3.わからない・どちらとも言えない 13.4%ママ友との付き合いにトラブルはつきものと思いきや、意外にも半数の人がトラブルなしと回答。でも、一度トラブルになると幼稚園や小学校など、子どものコミュニティが同じな場合が多いので、会わないでは済まないのが悩ましいところです。■子どもと親の付き合いは別!ママ友は友だちではない?!ママたちの意見で多かったのは、ママ友と友だちは別というもの。ママ友の中でも友だちになれる人もいますが、ほとんどは子どもが関わりのある知り合いといった程度の関係と心得たほうが無難なよう。「ママ友との付き合いはほんと面倒くさいです。子どもたちは仲良しでも、だからと言って親同士も気が合うかどうかは別問題!」(山形県 30代女性)「私は、自分の時間や家計を振り回されたり、プライバシーを干渉されるのが苦手なので、ママ友としてではなく、自分の友だちと思える人と付き合います」(茨城県 40代女性)「ママ友は友だちではないから、気は許さず一定の距離を保つようにしている。好かれなくてもいいけど、嫌われると面倒なので、誰に対しても笑顔であいさつはしています」(茨城県 30代女性)「子どもが関わっているから、本当にこじらたら、とことんこじれるのがママ友。メリットもたくさんありますけどね」(栃木県 30代女性)■ママ友被害者の会のリアルボイスでは、実際にママ友とのトラブルにあったとい人の声を聞いてみましょう。ママ友トラブルで多いのは一方的な無視や敵視。しかも、原因がわからないので対処のしようがないのも困ります。「子どもが幼稚園のころ、ある日突然、クラスのお母さんたちから無視をされました。そのうち元に戻りましたが、何が原因だったのかいまだにわかりません」(千葉県 40代女性)「同じ習い事のママに一方的にライバル視されています。バカらしくて相手にしていませんが、もう半年も続いています。女の見栄とプライドの塊は醜いなと思います」(愛知県 40代女性)■反面教師として学ぶことも大切実は自分も、知らないうちに誰かを傷つけてしまっていることがあるかもしれません。ママ友の言動で嫌な気持ちになったら、反面教師として自分はしなように気をつけることも大切です。「子どもの話をうのみにしているお母さん。聞きながら、いろんな意味で怖いなと思いました。こうなってはいけないと相手の言動で学びました」(鳥取県 40代女性)Q.<ママに質問>ママ友とトラブルになったこと、ある?集計期間:2016.01.13〜2016.01.27アンケート回答数:6409件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年10月06日ママのみなさん、パパに言われた悪気のないひと言で「カチン」ときてしまったことはありませんか?そんなつもりじゃないことはわかっているけれど、その言い方は許せない! 言われた時こう反撃した! 今回はそんなひと言をクローズアップしてみました。 ■家事をしてると「●●しようか?」と言ってくるきっと「何か手伝ってあげたいな」と良心的に言ってくれているのだと思いますが、そのひと言に「他人事」を感じてカチンとくるケース。「え? それって私の仕事だっけ?」そもそもそれってあなたの仕事でもあるんですけど…。早く気付いていただきたいものです。 ■ご飯のリクエストを聞いたら「テキトーなものでいいよ」これは本当に多く見受けられる地雷です。家事において料理パートを担当するのは女性のパターンがほとんどですが、ご飯のリクエストを聞かれて「テキトーなものでいい」と答えられることにカチンとくるのです。テキトーなご飯て何? いかにもいつもテキトーみたいに聞こえませんか? 「今日はテキトーなもので済ましちゃった」とよく言いますが、このセリフを使っていいのは女性だけ。食べる方は、「テキトー」なご飯などこの世にないことを肝に銘じてほしいですね。 ■忙しそうにしていると「時短勤務じゃん」とひと言家事に育児に怒涛の毎日を頑張るワーママ。保育園の送迎に仕事、家に帰っても家事、となかなか休める時がありません。そんなママに「時短勤務なんだから」と、とんでもないひと言を! つまり時短だから暇って言いたいの? その分時間があるのだから、育児も家事もできるでしょって?先日こう言われて、「家事育児に”終わり”があるなら苦労することなんてないんだけど。」と一発かましてやったところです。 ■体調の不調を訴えると「病院に行きなよ」「子どもにうつすなよ」具合悪いなら病院に行った方がいいなんて誰にでもわかること。でも子どもがいる家庭だと、これにさらにひと言追加。「子どもにうつすなよ」はまさに地雷。私の友人は「じゃあ完治するまで実家に帰るね」と笑顔で出ていき反撃。結果何もできないパパが半泣きで迎えにいくという事態に。いやいや、いじわるとかじゃなくて。「うつすなよ」って言われても一体どうすればいいの? これこそ本当の意味で「余計なひと言」。隔離していたってインフルエンザになることもあります。 ■話していると「女ってそうだよね~」とまとめる夫婦の会話の中、ママ友の話題になることも多々あるはず。今日の出来事、会話の内容、たわいもないことを話しているときに「ほんと女ってそうだよね~」と、ひと言で返される。「そう」って何? 男性の立場から女性を語られることほど腹の立つことはありません。そんな ひと言で片づけられるなら、もうあなたにママ友の話題はしません!男性陣には申し訳ないですが、ここは何か思ったとしても黙ってうなずいてください。 いかがでしょうか。例え契(ちぎり)を交わした夫婦と言っても、ともに生活をしているのですから、ひと言ひと言に小さな配慮が必要ですよね。お互いに「気を遣わなくていい仲」ではなく、「自然に気が遣える仲」であってほしいものです。
2016年09月29日しつけの中でも食事中のマナーは厳しくしているという人が多数いました。その理由は、自分が大人になってから困った経験があったり、もしくは周りの大人で食べ方が気になる人を見たことがあるから。最近のパパやママが、どれくらい子ども食事のしつけについて厳しくしているかをみてみましょう。Q.お子さまの食事のしつけ、どうしてる?1.箸づかい 22.5%2.姿勢やひじをつかせない 57.0%3.口の中にものを入れながら話さない 9.2%4.嫌いなものを残さない 7.1%5.その他・特にない 4.2%食事のマナーで一番意識してしつけをしたことの1位は「姿勢やひじをつかせない」に。毎日のことなので小さいうちから習慣づけたいと、ママたちの熱い声が集まりました。■食事のマナーがよくない大人になってほしくない厳しくしつけていると答えた人は、身近な人や今まで出会った人の中に、食事のマナーが良くなかった人がいるようです。あの人のようにはなってほしくない…という思いが、子どものしつけにつながっているようです。「会社の食堂で男性上司と一緒になるとき、マナーが良くない食べ方をみると本当にガッカリします。そういったマナーを周りの人たちはとても見ています。しつけは大切だと思います」(福島県 40代女性)「姿勢は一番に注意しますね。他には、手を添える、音を立てない、立ち上がらない。基本かと思います」(茨城県 40代女性)「小さい頃からしつけないと大人になってから子どもが恥ずかしい思いをすると思います」(静岡県 40代女性) ■日本人ならお箸をきれいに使える人に箸を使うということに日本人らしさや、日本の文化を重ね合わせているようです。大きくなってから直すのはなかなか難しいので、最初に覚えるときがカギになりそうです。「どれも大切ですが、日本人ですからまずは箸をきれいに持つことです。箸がきれいに使えれば、ひじをつくこともありません。高校生になりましたが、クラスの友だちで箸をきれいに使える人が少ないといいます。『フォークやスプーンじゃないんだよ。カッコ悪いよな〜』とつぶやいています。」(神奈川県 50代女性)「日本人ですから、まずは、お箸を正しく持ち、使えるようにさせました」(神奈川県 40代女性)■親の姿を見て自然に身につくもの注意することも必要ですが、親の姿を見て子どもは育つもの。まずは、正しいマナーで親が食事をすることが大切。もう一度、自分自身の食事のマナーについて見直してみましょう。「我が家は特に厳しくしつけることはありませんでした。親を見てなのか、箸の持ち方や食べ方が自然と上手に食べるようになりました。主人も私も好き嫌いなくおいしく食べているので、ほとんどないです」(茨城県 40代女性)Q.お子さまの食事のしつけ、どうしてる?集計期間:2016.05.06〜2016.05.20アンケート回答数:9274件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月28日私たちが子どものころはほとんどの学校が秋に運動会を行っていましたが、今では春に行う学校も増えてきています。熱中症なりにくいのは春? 思い出に残るのは秋? そこでママとパパに緊急調査をしました。子どもの運動会、春と秋どっちがいいですか?Q.運動会は春と秋、どちらが良いと思う?1.春 38.1%2.秋 52.0%3.わからない・どちらとも言えない 9.9%「運動会は秋がいい」という人がやや多い結果に。やはり、自分の子どものころや体育の日のイメージからでしょうか。王道の秋派と時流の春派に分かれる結果となりました。■暑いの中での練習で体調不良が続出?春派の意見は、夏休み明けの残暑厳しい中での練習が大変そうというもの。気象庁のデータによると、東京における9月の平均気温は2000〜2015年の平均で24.3℃。5月は19.3℃なので、やはり練習期間としては秋の運動会のほうが暑いことは確かなようです。「春は進学、入学と落ち着く間はないけど、今の時代、秋は暑すぎる!夏休み明けてすぐに1日外で練習、毎日数人具合悪くなって倒れる人もいるとの事。明日はうちの子かと心配しています」(千葉県 30代女性)「どちらも経験があり、どっちにしても練習期間は変わらなかったのですが、秋は残暑厳しすぎて練習中や本番でも途中で体調を崩す子が春よりも多かったですし、年配の方専用の絵tんとがあるとはいえ秋開催だとやはり熱中症になるお年寄りの方もいたので、それを思うと春開催がいいです」(埼玉県 40代女性) ■練習の成果を発揮するにはやっぱり秋!練習時間も充分にあり、クラスの結束力も高まるから秋の運動会がいいという親が多数。やはり1年に1度の運動会ですので、子どもの成長が見たいというのが親心なのかもしれません。「春だと一年生が対応出来ずにかわいそう。他の学年も新しいクラスで慣れていないのに無理やりなかんじがあり、やっぱり秋かな。と思います」(東京都 40代女性)「小学校は春ですが、5月末に運動会なので、新学年になったばかりで、すぐGWがありほとんど練習時間もありません。毎日2〜3時間の練習。今は5月でも気温が高く詰め込み過ぎの練習に体調管理が大変です。秋の開催ならもう少し余裕のある練習が出来ると思うので秋がいいと思います」(千葉県 40代女性)「小学校教諭です。春でも暑い時には急に暑く、体が慣れていないせいか熱中症になりやすい気がします。秋は準備の時間が長くとれるので、より完成度の高い演技もみどころではないでしょうか」(神奈川県 40代女性)■気温だけなら9月じゃなくて10月が希望天候だけのことを言えば、9月下旬よりも10月上旬にとの声もありました。気温だけでなく、台風の影響も少なくなりますね。「クラスにもなれてきた秋がいいと思います。うちの学校は秋に運動会をしますが、だいたい9月初旬にありまだ暑いので、出来れば10月開催がいいです」(鳥取県 40代女性)「うちの学校は9月開催なんですが、もう少し涼しくなった10月くらいにして欲しいです。9月もまだまだ暑くて、夏休み終わってすぐなので練習時間も短い気がします」(三重県 40代女性)Q.運動会は春と秋、どちらが良いと思う?集計期間:2016.**.**〜2016.09.06アンケート回答数:12664件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月22日保育園とは雰囲気や制度も違う学童。来年から小学生になる子どもを持つママなら気になることだと思います。今日は学童について緊急調査。通わせてよかったことや安心だったことについて、先輩ママが教えてくれました。Q.お子さまを放課後児童クラブ(学童保育)に通わせてる?1.通わせている・通わせる予定 39.7%2.通わせていない・通わせる予定はない 54.5%3.その他 5.8%やや通わせていない人が多い結果に。でも、これは母親が働いていないからという理由がほとんど。共働きの家庭では預けなければ仕事ができないので、必然的に通うことに……。さて、その実態とは?■家ではできない体験が学童でできる季節の行事や将棋に一輪車。どれも親がやってあげられればいいですが、時間的にもそうはいきません。また、大勢でやるからこその楽しみや、みんなで競争して上達するということもあります。「迷わず入学と同時に入室しました。一輪車など普段時間がなくて付き合ってあげられないことも、学童で練習してなんでもできるようになって帰ってきます。学童様様です」(東京都 40代女性)「共働きなので、預けています。近くに遊ぶ公園などがないため、学童クラブが幼稚園と兼ねているので、友達と思っきり遊具で遊んだり、先生方から昔の遊びを教えてもらったりと子供は楽しんでいます」(千葉県 30代女性)「私立の学童に通わせています。帰宅時間が7時なので私立の学童ではないと間に合わないから。いろんなイベントを企画してくれてありがたいです。外で身体を動かしたり、将棋やオセロ、トランプなどで遊んでゲームなどできないようになっています。」(神奈川県 50代女性) ■子どもが一人で家にいる不安も解消家と職場が遠ければ遠いほど気になるのが、「もし子どもに何かあったら」ということです。事件や事故に巻き込まれたり、災害のときなどは大人がいる施設にいると安心です。「この物騒な世間、一人で家に居させるのは心配でした。いろいろありましたが、家庭ではできない経験ができたかと思っています」(広島県 40代女性)「通わせていた。東日本大震災の時は、自宅で一人で待っていたらかなり心配だったけど、学童にいたので、避難する・待機するなどの大人の判断が仰げる場所なので安心だった。普段よりお迎えが遅くなったけど、先生も残って待っていてくれたし、おやつを夕飯代わりに出してくれたので子供は一人ぼっちにならず、少しお腹も満たせ、大変ありがたかった」(神奈川県 40代女性)■料金が安ければ預けたい!そしてもっとも気になるのが料金。自治体によっても違うようで、月に2000円というところから、1万円以上というところまでバラつきがありました。「もっと、安くあずけられたらいいですよね。がんばって、働いても、学童に1万円以上かかっては、働いてる意味がないとおもいます」(千葉県 40代女性)「放課後利用のみ利用したいので利用料金を見直してほしい。料金を考えるとなかなか預けにくい」(滋賀県 40代女性)------Q.お子さまを放課後児童クラブ(学童保育)に通わせてる?集計期間:2016.04.14〜2016.04.21アンケート回答数:11177件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2016年09月16日さまざまなアニメに登場する、パパキャラ。ちょっと頼りないパパや、思いっきり男らしいパパなど、いろいろなパパが登場しますよね。その中で、あなたが「こんなパパが家にいたら最高かも」と思うパパはいますか? 今回は、あんふぁん読者アンケートで読者に聞いてみた「あなたの理想のパパキャラ総選挙」の結果を発表します(アンケートは2016年6月16日~6月30日実施)。アンケートは264人のママが回答。1人3票まで投票できるルールで行いました。結果を見てみると、現在のママたちが求める理想のパパ像が見えてきました。第1位は「トトロ」でおなじみのあのパパ!第1位、122票を獲得したのは、「となりのトトロ」でおなじみの草壁タツオ。サツキとメイのお父さんです。サツキとメイのお母さんが病気で入院している中、1人で2人の子どもたちを連れて引っ越しをし、自転車に2人を乗せてお母さんの看病に出かけます。家では家事も仕事もしなくてはならず、大学までバスと電車を乗り継いで通勤。大変すぎる毎日ですが、子どもたちを優しく見守り育児に奮闘しています。ママからのコメントでは「常に落ち着いていて、子どもに対してユーモアのある対応が夢があるなと思います。「常に落ち着いてていて、子供に対してユーモアのある対応が夢があるなと思います。(『もしかして、まっくろくろすけかな…?』とか、『どんぐり好きのネズミかな?』とか) また、メイが机でドンドンしているのに対して叱る際、怒鳴るのではなく、『メイ、やめなさい』と静かにピシッと言えるのが、理想の叱り方だと思います」(30代ひまわりの種チョコさん)という、叱り方について感心したという声や、「トトロ、子供の頃に見た時は子供の目線だったけれど、大人になってみるとお父さんが肩肘はらない素敵な子育てをしてることに気づいた。 妻が入院中で、子供2人の面倒をみているのに大変そうにもせず、周りを上手く頼っている。 穏やかに子供に接する姿もとてもいいです」(30代水さん)と、周囲に上手に頼る姿や穏やかさを評価する声が寄せられました。第2位は家族アニメの王道「クレヨンしんちゃん」のひろしがランクイン!第2位には、クレヨンしんちゃんに登場する野原ひろしがランクイン(94票)。霞が関の商社で働き、埼玉県春日部市まで毎日通勤。休日はゴロゴロしていることも多く、だらけた父親のイメージもあるひろしですが、アニメの中ではときに子どもと同じ目線で遊ぶ姿や、頭ごなしに子どもを叱るのではなく、しっかりと子どもの言い分を聞き、対話をする場面があるなど、育児の中の面倒に思われがちな部分にも向き合うイクメンぶりも見られます。ママからは「野原ひろしさんはどんなに疲れていても帰りを待っている家族と一杯のビール、そんな小さな幸せを大切にする姿がとてもカッコいいなと思います。家族への愛情が本当に深くて、特に映画で見せる本気の家族愛や言葉のひとつひとつには思わず涙があふれてしまう、まさに理想のお父さんです」(20代まなをさん)という声や「綺麗なお姉さんに目移りしても、家族に後ろめたいようなことはしないところに家族への本当の愛を感じる!多少頼りなくっても、それが1番大切だと思う」(20代Asaさん)という、家族に対する熱い愛情を貫いている男らしさが良いという声がありました。また、野原ひろしの作品中の発言について「ママが帰って来れなくなった日、パパが2人の面倒をみてクタクタになり、ママが、帰って来た時に「ママは偉いよ~」と感謝の言葉を言っていて、なかなか言えるパパはいないんじゃないかなと感心した」(30代ひなひなひなこさん)という声も。ママが不在の日に子どもの面倒を見たら「俺が大変だった」ということを主張するパパも多そうですが、普段のみさえの頑張りに気づき、それを感謝の言葉として表せるひろしは、やっぱり男前ですね!第3位は長寿アニメ「サザエさん」から抜群の人間力を持つ「マスオさん」第3位には国民的長寿アニメ、サザエさんから、タラちゃんの父であるマスオさんがランクイン(74票)。マスオさんは婿養子ではありませんが、奥さんであるサザエさんの実家、磯野家に住んでいます。家族関係として難しい立場でありながら、波平やフネ、カツオやワカメとも良い関係を築く抜群の人間力を持っています。早稲田大学卒業という、意外と高学歴な一面も。そして、サザエさんの失敗にも「それがサザエのいいところ」と言ってあげられる優しさが大きな魅力です。ママたちからは「マスオさん、嫁家族とストレスなさそうに同居してるのがすごい」(30代ゆずタイムさん)という現実的な意見や「マスオさんは、サザエを褒めまくりそして同居の義兄弟にも優しい。私も、あんなに褒めてくれる夫が欲しい! 」(30代たゆなさん)という、サザエさんを羨ましがる声まで集まりました。「妻の家族を大事にする姿を子どもに見せている」(30代もりささん)というタラちゃん視点の声も。確かに、マスオさんの姿を小さいころから見ているタラちゃんは、将来優しい夫になりそうですね。年代別ではこんなキャラのランクインも…!年代別ランキングでは、年代ごとに選ぶキャラクターに差が見られました。■20代では世代を感じるあの作品のパパがランクイン20代では1位、2位は全体と変わりませんでしたが、3位に「ライオンキング」でおなじみのムファサ(シンバの父)がランクイン。また、第4位には胸キュン作品として大人気のジブリ映画「耳をすませば」から、月島雫の父、月島靖也が選ばれました。抜群の強さと父親らしさが光るムファサは頼りがいがありますよね。「自分の考えや善悪をしっかり子に伝えていたし、命をかけて子を守る姿にグッときた。」(20代まめめがねさん)という声があるように、しっかりと育児に自分なりのビジョンを持っているところも素晴らしいですね。月島靖也は、無口で無関心にも見える父でありながら、娘が進路ややりたいことで思い悩んだときには「人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。何が起きても誰のせいにもできないからね」と諭(さと)しながらも、「生き方はひとつじゃない」と、最終的には背中を押してくれる強さを持った父であります。ママのコメントでは「思春期の娘との接し方はとても難しいと思うけど、自分の意見を無理強いせず見守りながら時に諭すように接してくれるお父さんは理想的。あと妻を大学に行かせてくれる寛大さも素敵」(30代potileさん)という声がありました。大人になってからこのお父さんの言葉のすごさや寛大さに気が付いたママも多いのではないでしょうか。この2人のパパに対しては「優しさと強さを兼ね揃えている。そして、見守るということで子どもたちを信じている。心配でも見守るということはなかなかできないのですごいと思います」(20代AちゃんMちゃんママさん)という意見が寄せられました。育児まっ盛りで子どもがまだ小さい家庭も多い20代ママにとっては「見守る」ということのハードルが高い場面も多いですよね。そんな中、静かに子どもの成長を見守り、子どもの考えを認めていく父親たちの姿は輝いて見えるのかもしれません。■50代には熱血&頑固な父親たちが人気!50代では「巨人の星」に登場する星飛雄馬の父、星一徹が第1位に。星飛雄馬を鬼の猛特訓で厳しく指導しながらも、飛雄馬が巨人入りを夢見たときには父親らしく励ます一面も。日本中探しても星一徹以上の熱血父はいないかもしれませんね。また、第2位には磯野波平がランクイン。40代以下のランキングで、波平がマスオさんを超えることはありませんでしたが、50代ではマスオさんを破り、波平が高順位を確保する結果になりました。磯野波平は”カミナリ親父ぶり”が目立ちますが「昔の日本のお父さんのイメージ 家族思いでいいと思う」(30代匿名さん)という声がありました。確かに、厳しくカツオやサザエを叱る姿もありながら、いつも家族に目を向け、時にはやりたいようにやらせるなど、一方通行ではない愛情を感じる存在でもありますね。厳しいといわれる2人のパパに対するコメントでは「子どもに嫌われたくないからと友だち親子を装わずに、きちんとしつけをしてくれそうだから」(50代以上あずきさん)という意見も。子どもに好かれたいあまり、甘~い対応をするパパも多い現代ですが、厳しくびしっと教育できるパパもカッコいいですね。■ランク外ながら熱狂的ファンの多い荒岩一味(クッキングパパ)ランキングでは40代のランキングのみ5位ランクインとなったクッキングパパですが、コメントを見ていくと熱狂的なファンが多いのが特徴的でした。「理想のパパと言ったら、荒岩一味しかいないでしょう!子どものために定時で帰り、ごはんを作ったり家のことをしたり。作るごはんはプロ並み!感情的に怒ることもなく、相談事にものってくれます。仕事もバリバリで課長にもなっていて部下の信頼も厚い。笑顔が苦手だという不器用なとこもあるけど、家族みんなが大好きなお父さんです!奥さんが帰ってくると、ちょうどおいしそうなごはんができてるとこが羨ましい~」(30代REさん)など、共働きでバリバリ働く妻よりも早く帰宅し、家事や料理に没頭する姿を高く評価する声が多く聞かれました。他にも「家族思いが行動に表れているから」(30代こばちん)「理想の父親はクッキングパパしか思いつかなかった」(20代ジョン)と、漫画の内容を知っているファンからは抜群に高く評価されている様子。長く放送されているテレビアニメや映画に比べて知名度が低めだったかもしれませんが、みんながクッキングパパを知っていたらもっと上位へのランクインが期待できたかもしれませんね。父親に求められるのは「優しさ」「強さ」「妻への愛」今回のランキングで上位にランクインしたパパたちを見てみると、共通して見えるのは「優しさ」「強さ」「妻への愛」でした。どのパパも子どもたちや家族、周りの人に対する優しさがあり、また、何かが起きたときには全力で家族を守る強さがありました。そして子どもだけではなく、妻に対しても愛情を持ち、優しい言葉をかけていたり、いつもはけんかをしていてもいざというときには大切にする姿勢が見られます。アニメに登場するパパキャラたちは実際には存在しませんが、その作品の中で育児をしながら、自分なりのビジョンを持って子育てしている姿がありますね。ママの陰に隠れてしまうのではなく、育児をする当事者としてがんばる姿こそが、ママたちからの人気の秘訣なのかもしれません。我が家のパパたちにも、このキャラクターたちのように「優しさ」「強さ」そして「妻への愛」を忘れずにいてほしいものですね!<文・写真:フリーランス記者宮澤初恵>
2016年08月25日あなたの家では、家事分担はどうしていますか?家事は分担することがママの理想ですが「パパは忙しいので分担なんてしていない」「分担したはずなのに結局ママがすべてやっている」そんな家庭が多いのではないかと思います。実際、わが家もついこの間まで分担はしていませんでした。しかし今年の春、私の仕事復帰を機に、家事について夫婦で考え直してみました。問題だらけだった、わが家の家事分担私が育児休業中は、家事分担はなく、どうしても手が回らないときだけお願いして手伝ってもらっていました。夫が積極的に家事をすることはなく、寝かしつけをしている最中に夫が帰宅し、リビングに取り込んだだけの洗濯物が積み上がっている状態でも、それを畳むことはありません。自分の食事や入浴後、一切家事をせずテレビゲームをしていました。それに対して私が文句を言うと「今できないなら明日やればいい、俺は仕事に行ってるんだから疲れてる」と一言…。言い返したいのは山々ですが、休職をしている私が家でどれだけ忙しいのかわからない夫に、これ以上言ってもムダではないかと感じてしまい、何も言えないことも。しかし、春から私が仕事復帰となると、今までの夫の理論のように「明日やれば」ということではなくなります。そこでいよいよ、家事を分担することになったのです。細かい家事も書き出し、見える化するまずは自分がしている家事を一つ一つ書き出す作業をしました。”保育園のおむつの名前書き"など、細かい作業も書き出すのは多少面倒でしたが、分担するためには必要な作業です。そして週末の夜、話し合いを行い、家事を分担しました。朝の保育園送りは、復帰後は夫が行うため、朝食の支度から見送りまではすべて夫の仕事。私は何もせず自分の支度だけをして早朝に家を出ます。夜の家事は分担。夕食の支度など、帰りの遅い夫では絶対にできないものから私の分担にしていき、どちらでもできるものだけを残します。そして残りを話し合いの上分担しました。分担は5:5が望ましいのですが、わが家の場合は夫の帰宅が遅いので、だいたい7:3で私のほうが多くなりました。そして「どちらがやってもよい」とされたものはホワイトボードに見える化し、とりあえず担当者で色分けされたマグネットで進捗がわかるようにしました。終わったらマグネットを右に移動することで、何が終わっていないかがひと目でわかります。どちらかが家事が終わらない場合は、お互いにフォローすることを約束しました。このとき夫は「こんなことしなくても楽勝」と言っていましたが、その予想は見事に外れることになるのです…。復帰直後「楽勝」とはほど遠い状況に…復帰直後は戦争のような状態が続きました。帰宅してから食事に入浴、子どもの話を聞き、遊び、寝かしつけ。子どもが起きている時間に家事を終わらせることは不可能でした。夫が帰宅すると2人で協力して家事を片付けます。主人はホワイトボードを見ては「こんなにやることがある…」とつぶやき、それが私の仕事であっても手伝うようになりました。この変化は、主人が朝の担当をしたことも大きく影響しています。子どもがいる時間、1人で面倒を見ていたら家事なんてできないことがわかったのです。また、昼間に時間があったとしても「夜しかできない」家事がとても多く(夕食の後片付け、子どものお風呂、洗濯、翌日のお弁当準備など)、昼間家にいるからといって家事がすべて片付けられないことも、日々の家事の順番を考えていく中でわかったようです。そしてホワイトボードに、山積する今まで私が1人でしていた家事の数々が「見える化」されていること。それだけの量をこなすのがどれだけ大変か、身をもって感じてくれたようでした 。気づいたことはこまめに話し合いを1度は決めた家事分担も、時間が経つにつれ「これは厳しい」「これは分担に入っていない」ということが出てくるもの。わが家では「月に一度は分担について話し合おう」と決めていましたが、結果として月に1度を待たず、気づいたことは何でも相談するようになっています。たとえばシャンプー等の詰め替えや、保育園用の書類作成など、細かい作業が増えた時は「こちらはやるので、あれはお願い!」と、細かく分担し、なるべく同時に作業を終えて休めるように工夫しています。“見える化”で家庭円満元々はほとんど何もせず、俺の方が大変、と胸を張っていた夫。それがこんなにも変わってくれたのは、やはり家事の「見える化」が大きな要因だと思います。ママがいつもどれだけのことをしているのかが見え、それを自分がやろうとするとどれだけ大変かを知ってくれたことで、夫婦喧嘩も減りました。また「見える化」することでやり忘れが減り、翌日に「あれをやっていなかった!」ということがなくなりました。夫が家事に積極的になり家事の負担が減ると、これまでは「家のことはなにもしてくれない」と、夫に対して攻撃的になりつつあった私自身の気持ちも変化し、仕事をがんばる夫を尊敬する気持ちも持てるようになりました。夫婦円満は家族にとってもいい影響があり、とても忙しい毎日ですが、家庭でみんなの笑顔が多く過ごせていると思います。みなさんも家事の「見える化」に取り組んでみませんか?<文・写真:フリーランス記者宮澤初恵>
2016年07月07日外では仕事を頑張ってくれるパパですが、家の中では散らかしっぱなし、いつでもマイペース…。そんなパパに対して、思わずキツい言葉を言ってしまうことはありませんか? でもそれでは、パパが傷つくだけでメリットはないようです。ママが自慢したくなるパパになってもらうためのヒケツを池内ひろ美さんに聞きました。お話を聞いたのは池内ひろ美さんいけうち・ひろみ夫婦・家族問題評論家。著書に「読むだけで『いい夫婦』になる本」(講談社文庫)など多数。「妻によるDV」を扱った著作のほか、離婚から結婚、恋愛、夫婦・家族・親子、教育に関わる作品を発表し続けている。6つのシーン別言いがちNGワードをチェックその一言がパパをめげさせているかも?イラッときたときこそ、言葉遣いを改める良いチャンスです!シーン1ママが忙しいのにテレビやゲームゴロゴロしていられていいよね!嫌みではなく理想の姿を言葉にしてパパをその気にさせる嫌みを言われてもパパは反省しません。「そんなに言うなら、意地でもゴロゴロしてやるさ」、これがパパの心境です。パパの頭には、自分のプライドを傷つけた「ゴロゴロしている」という言葉が残り、その姿を実現する方向にいってしまうんですね。この特性を逆手に取って、理想の姿を口にしてみましょう。例えば、「ママ友にあなたのこと、〝休日でもポロシャツ姿で、さっそうとしてるわね〞って言われちゃった!」と言えば、パパの脳内は「俺ってさっそうとしてる」モードになります(笑)。その姿を実現するため、自然と行動が伴うはずです。シーン2片付けない、服を脱ぎっぱなしだらしない! 片付けてよ!片付けは自分のためと割り切って手を抜くのも夫婦円満のヒケツパパが片付けないのは、散らかっていても平気だから。一方、ママが片付けたいのは、自分にとってきれいな部屋が快適だからですよね。「家族のために片付けてるのに、私ばかり苦労している」と思うから腹が立つので、「片付けは自分のため」と捉えてみませんか。そこまで割り切るのはなかなか…と思うかもしれませんが、これも夫婦円満のヒケツ。「自分のため」と思えば、忙しいときや疲れているときは手を抜くことができます。自分が手を抜けば、人の手抜きを許せる余裕ができます。自分にも相手にも完璧を求めず、許し合える関係でいきましょう!シーン3たまに手伝うとすごくエラそう私はいっつもやってますけど!「ありがとう」と言ってパパの承認欲求を満たせば自然に回数が増えるはずたいていの男性は、母親が家事をし、父親が仕事をする姿を見て育っています。「家事は女性の役割」と思っているパパにとっては、10回のうち、たった1回手伝っただけだとしても、これは偉業。誇らしい気持ち・褒められたい気持ちでいっぱいになっています。「私はいつもやってるのに」「それくらいで偉そうに」と言いたい気持ちはぐっと我慢して、まずはそのサービス精神にお礼を言いましょう。パパの承認欲求を何より満たしてくれるのは、ママからの「ありがとう」です。手伝うたびにいい気持ちになれば、自然と回数も、2回、3回…と増えると思いますよ。シーン4複数のことを同時にこなせないどうしてできないの!?やり方を具体的に伝えてパパに新しい行動パターンをインプットする私たち女性は、子どもを抱っこしながら電話に出て、やかんが沸いたら火を止め、宅配便が来たらハンコを押して…と、同時に複数のことをこなせます。けれど男性は一度に1つのことしか処理できません。子どもを抱いている間に宅配便が来たら、「誰か来たぞー」と、ママを呼ぶはめになってしまうんです。そんな時は、できないことを怒るのではなく、「子どもを抱っこしながら出て」と言いましょう。取るべき行動を具体的に言葉にすることで、パパの中には「抱っこしながら出ればいいんだ」という新しい行動パターンがインプットされていきます。シーン5何回教えても家事のやり方が違う何度言ったら分かるの?プライドを傷つけずにパパが自分で気付ける方法で伝える例えば、パパに食器洗いを任せたとき。終わった後の流し台がビショビショになっていたとしても、まずはお礼を言いましょう。その上で、ママの満足いくやり方をどう伝えるかですが、毎回直されるとやる気が下がってしまうので、3回のうち2回はこっそりママが拭きます。そして残りの1回は、あえてパパの見ている前で拭くことで、「俺がビショビショにしちゃったんだな」と気付けます。子どもに対するのと同じように「何もかも教える」という姿勢はパパのプライドを傷つけるだけ。頼りにされるからこそ、頼りがいのあるパパになっていくのです。シーン6子どもより自分を優先させるちょっとは子どものことも考えてよ!ママがパパのことを優先させればパパは子どもを優先させる少し厳しい言い方になりますが、これは普段、いかにママがパパを優先していないかの現れ。ママは子どもに対しては、「すごい!」「できたね!」と褒めるのに、パパのことは褒める必要がないと思っているからです。けれど、パパだって手伝ったら褒められたいし、疲れていたらいたわってもらいたいもの。けれど、誰も自分のことを褒めてくれないから、自分で自分を優先せざるを得ないんです。ママにはぜひ「おうちの中ではパパが一番」という姿勢でいてもらいたいですね。そうすれば、パパの方にも自然と子どもを優先させる余裕が生まれるはずです。Q1パパに対してキツい言動を取ることがありますか?Q2子どもの前でパパを否定する言葉を言いますか?<あんふぁん読者アンケート>※2016年3月2日~4月12日WEBアンケート、有効回答数1019人パパへの陰口と収入へのダメ出しは絶対禁句前ページで6つのNG例を紹介してきましたが、一緒に暮らしていれば、腹が立つことがあるのは当然。ダメと分かっていても、ついキツい言い方をすることもあると思います。ただ、絶対に避けてほしいのは、次の2つです。1つは、子どもの前でパパの陰口を言うこと。ママとパパはもともと他人ですが、子どもは、ママとパパから半分ずつ血を分けている存在です。例えば、「パパってうそつきね」というセリフは、子どもには「あなたの体の半分はうそつきだ」と言われているのと同じことです。このように育っては、自己評価が低くなり、自尊心も育ちません。もう1つは、パパの給料や収入にダメ出しをすること。「だらしがない」や「子どものことを考えない」という言葉はまだ、パパにとっては逃げ道のあるダメ出しです。なぜなら、「だって片付けや子育てはママの仕事でしょ」という言い訳が成り立つから。でも、給料が安い・収入が低いという指摘は、パパの本分へのダメ出しになります。あなたが働いていてもいなくても、パパの誇り・存在意義をも深く傷つけるので、決して口には出さないでください。夫婦はお互いの鏡「ありがとう」の気持ちを忘れずにここまで読んだママの中には、「私が家事も育児も頑張っていることに対しては、パパは当たり前と思っているのに、私だけパパを気遣うなんておかしい」と思う方もいるかもしれません。それでは質問ですが、ママはパパの給料日に「ありがとう」と言っているでしょうか?給料が入るのは当たり前と思っていませんか。夫婦は鏡のようなもの。「パパがお礼を言ってくれれば、私だってお礼を言うわよ」とママが思っているとしたら、パパの方も同じように思っていると考えてください。だから、「パパ、いつもお仕事ありがとう」と言えば、「ママも、家事・育児ご苦労さま」と返ってくるはず。文句や嫌みを言うのはエネルギーを使うし、眉間にシワが寄って、確実に〝ブサイク〟になっているはず(笑)。笑顔で「ありがとう」と言えば、5文字で済んで簡単だし、美容にもいい。出し惜しみしているのはもったいないですよ。結婚前は誰だってサービス精神旺盛な男性だった「うちのパパは何もやってくれない」と思っているママは、結婚前を思い出してください。パパはあなたを振り向かせるため、必死にサービスをしてくれませんでしたか?あなたはそれに対して「ありがとう」の言葉を惜しみなく言いませんでしたか?それがいつからか、ママからのお礼がなくなり、パパのサービスは空振りに終わり、結果「うちのパパは何もしてくれない」という事態になっているわけです。あなたが結婚相手に選んだ人なんですから、パパのサービス精神は隠れているだけです。その意欲を引き出すのはママ自身。やってもらったら「ありがとう」とお礼を言うこと。頼むときは「ごめんね、お願い」と添えることです。最後にもう1つ、私が夫婦円満のコツだと考えているのは「関心を持って、干渉はしない」こと。関心というのは、「仕事が大変そうだね」とねぎらったり、パパの趣味を一緒にやってみたりすることです。一方、仕事の内容にまで余計な口を挟んだりするのが干渉です。大事なのは、相手の問題と自分の問題とをきっちり分けつつ、相手への気遣いは忘れないこと。夫婦円満な家庭を築いていきましょう!監修/西東桂子(あんふぁんサポーター)illustration/HARANIKU Tsuyako
2016年06月08日妊娠中から少しずつ親になっていくママと違い、突然目の前に現れた小さな我が子に、戸惑う「新米パパ」は多いようです。「接し方がわからないから…」と、我が子と距離を置いてしまうパパも少なくありません。しかし、そんな新米パパに対して、「もっと育児に参加してよ!」と強制したり、「何やってんの!」と失敗を責めたりするのは逆効果。かえって育児から遠ざけてしまうかもしれません。そこで今回は、ママたちの体験談をもとに、新米パパに育児参加してもらうためのコツについて考えてみたいと思います。■「見ておくよ」って言ったのに…「ショッピングモールで夫が『俺が子ども見とくよ』と言ってくれたので、私は一人で買い物へ。待ち合わせ場所のキッズコーナーに行ってみると、夫はベンチに座って携帯ゲームに夢中。子どもは隣のお店に入って商品で遊んでいました」(Kさん/32歳/不動産)ここで「全然見ていないじゃない!」と感情的になってしまっては、夫がヘソを曲げてしまう可能性も。まずは一言、「おかげで買い物できたよ、ありがとう」とお礼を言えると良いですね。ただ、これでは安心して子どもを任せられないので、「ちゃんと見ていてほしい」とも伝えておきたいところ。そんなときは、子どもの成長を夫婦で実感し、感動を分かち合う言い方が効果的です。「好奇心旺盛で、一人で動き回れるようになったんだね。もう目が離せないね」と、子どもの成長をよろこびつつ、「目を離してはいけない」ということも、しっかり伝えられるように工夫してみましょう。■わからないなら聞いて!「私がお風呂に入れた子どもの体を、夫が拭いてくれるというので任せたら、やり方がわからなかったのかオロオロしていました。結局、私がお風呂から出るまで濡れたまま放置。できないならせめて、私を呼んでくれたら良かったのに…」(Sさん/29歳/主婦)「できないなら、やるって言わないでよ!」と言いたくなりますが、ここで怒ってしまうと、パパのヤル気を削いでしまいそう。育児の経験・知識は、たいていの場合はママの方が豊富。ママにとっては当たり前でも、パパは「知らない、わからない」というケースは案外多いので、はじめてのことをお願いするときには、できるだけ具体的に、やり方や注意点を伝えるように心がけましょう。パパ一人に任せる前に、まずはママがやっているところを見てもらって、やり方を伝えておくのも良いですね。■まさかの逆ギレ?「息子が産まれたばかりのころ、夫の抱き方が少し危なっかしかったので『それじゃ危ないよ』と注意したら、『うるさい! 俺はちゃんと気をつけて抱いてる!』と夫が怒りだしました。それからしばらく、夫は息子に近寄らないようになってしまい…。私の言い方が悪かったのでしょうか?」(Tさん/28歳/公務員)パパは「自分の抱き方を否定された」と感じたのかもしれません。新米パパの慣れない手つきは見ていて心配になりますが、まずは褒めてあげることが一番です。「やっぱりパパの方が、手が大きいから安心するみたいね」と褒めてから、「もうちょっと、こうすると手が疲れにくいよ」とさりげなくコツを伝えると、パパの受ける印象は大きく変わるはず。新米パパにイラッとする瞬間もあるとは思いますが、「パパの育児参加」を促したいなら、そこはちょっとだけ我慢が必要。少しずつ育児に参加してもらえるように、言い方を工夫したり、感謝の気持ちを伝えたりしながら、まずは簡単なことからお願いしてみてはいかがでしょうか?
2016年06月02日ママが頑張っているのを知っているから、自分ができることはする。わが子の成長を間近で感じたいから、子どもとの時間を大切にする。 前回のレポート では、家事も子育ても「自分がしたいからする」、理想に近いパパたちの声を中心にご紹介しました。しかし、なかには「ママをサポートしたい気持ちはあるけれど、時間的な余裕がない」と、きまりが悪そうなパパもちらほら。実際、世の中には「平日は寝に帰るだけ」のパパは少なくないかもしれません。そんな事情は百も承知だけれど、ママだって子育てに家事、仕事をこなしている身です。だから、「もっと協力してほしい」と思うのも、自然な心の動きではないでしょうか。パパ会レポート・その2では、時間がないパパとどう折り合いをつけていくかを、パパとママ両方の声を交えながら考えてみます。■家庭での「自分の在り方」に疑問も… 悩めるパパのリアルな胸中保育園のパパ会メンバーのひとり、Eさんは、朝は保育園が開園する前に出社、帰宅は23時過ぎの毎日で、平日は子どもと顔を合わせる時間がほとんどない、と言います。「子育ても家事も、もっとやりたい気持ちはあります。妻の負担も軽くしたい。でも、時間がない。妻は理解してくれていると思いますが、それでも不満だってあるはず。家庭における自分のポジションはこれでいいのかな、という疑問は常につきまとっています」(Eさん)。また、Rさんからはこんな話も。「共働きがスタンダードになったいま、男性の育児参加や家事協力があたりまえの風潮になってきていますよね。もちろん、大切なことだし、やれる範囲でやっているつもりですが、なんでも平等は難しいのかなと。僕の場合、どうしても育児や家事は妻がメイン、僕はアシスト的な意識があって、妻ともめる火種になっています」(Rさん)。ママのことも子どものことも愛していて、自分ができることは精一杯したい。そんな思いはパパ会メンバーみんなに共通していますが、それをどのようなかたちで表せばいいのか。そのように家庭での自分の在り方を、いまなお模索しているパパも少なくないのです。■忙しいパパとどう向き合う? 先輩ママのアドバイスパパたちも、さまざまな悩みや葛藤を抱えています。そんな状況は理解しつつも、ママとしては「もっとこうしてくれたら…」と期待する部分だって、あるのではないでしょうか。そこで、実際に忙しいパパと暮らすママに、共働き生活の工夫から気の持ち方まで聞いたところ、いくつかのポイントが見えてきました。 ポイント1:スケジュールを共有する一緒に暮らしていても、お互いの1日の動きが、実は見えていないことも。そこで、パパとママのスケジュールを、子育て、家事を含めて書き出し、共有します。こうすると、お互いにサポートが必要な部分が可視化でき、話し合いがスムーズになります。ポイント2:「週末パパ」もありと割り切る平日は家にいる時間が少ないパパは、できることも限られてきます。帰宅後の食器洗いなど、パーツで頼めそうなところを「引き受けてくれたらラッキー」程度に考えておきます。それも負担そうなら、いっそ「週末パパ」と割り切って、1~2時間でも子どもを外に連れ出してもらい、自分の時間を確保するのも方法です。ポイント3:「いいとこどり」もよし、やりたいことをやってもらうママがやってほしいことと、パパがやりたいことが重なるとは限りません。とりあえずお試しでやってもらい、パパが楽しそうにできることを担当してもらうと、長続きしやすくなります。ポイント4:完ぺきを求めないパパにやってもらうことも、自分のことも、完ぺきである必要はありません。1日お皿を洗わなくても病気になるわけではない、くらいの心もちでいられると、パパにも、自分にも寛容になれます。お互いに忙しすぎて、ふたりの手ではどうしても回らない部分は、週に一度ハウスキーパーを頼むなど、他の人の手を借りることも選択肢に入れておくと、気持ちが楽になりそうです。ポイント5:不満が溜まり切る前に、小出しに解消不満を口にしすぎると、お互いげんなりしてしまいますが、溜めすぎて爆発しても大ダメージに。夫婦で定期的に話し合う時間をつくり、もう少し頑張ってほしいところ、協力してほしいところをひとつずつ解消していけると、気持ちのリセットにもつながります。 育児も家事も協力的なパパの話を聞くと、ついうらやましくなるものです。しかし、父親として求められる役割が増えつつあるいま、プレッシャーを感じていたり、やりたいけれどできない自分へのジレンマを抱えていたりするパパも、少なからずいます。今回の多くのパパの話を聞くなかであらためて感じたのが、夫婦のかたちはそれぞれで、正解はない、ということ。そして、夫婦関係のベースにお互いへのリスペクトさえあれば、それぞれの家庭の「わが家流」が見つかるのではないかと強く感じました。どんなスタイルがより自分たちらしいか、時折夫婦で話し合う時間を持つことが、大切なのかもしれません。
2016年05月12日妊娠中のママはホルモンバランスが大きく変化するため、心と体が不安定な状態です。些細なことでも不安を感じやすく、ママ自身の気持ちに関わらず、精神的に落ち着かないことがあります。その際、一番に寄り添ってほしい相手こそ、パパなのです。妊娠、出産までの期間をママと共に過ごすにあたり、パパ自身に実感が伴わないことがあります。お腹が大きくなったり、つわりで辛い思いをしたりなど体の変化を経ることで、ママは新しい命の存在を実感しますが、肉体的な変化のないパパだからこそ戸惑うこともあるでしょう。また、ママは出産について情報を集めたり、妊婦健診を受診したりすることでママの知識と実感を備えていきます。しかしパパが知識を養う場はそう多くなく、ママの得た情報と親の心構えを比べた時に、どこかおいて行かれた気分になるような、寂しいような気持ちになることもあるでしょう。だからこそ、体の変化やママの知識を積極的にシェアしてもらうよう、パパからも働きかけていきましょう。パパ自らが一緒に妊娠・出産を自分ごととして捉えて乗り越えていく意識を伝えることでママは安心し、心も安定しやすくなります。パパにとってほしい基本姿勢・妊娠や出産に関する知識を身に着ける・赤ちゃんの成長に興味を持つ・ママからのメールや電話に応える・ママの体調を気遣う・思いやりを持ってママに接する妊娠超初期に、ママが話を聞いてほしいタイミングとは妊娠0~3週目ごろまでの時期は妊娠超初期に該当します。とはいえ、妊娠0週0日は月経の初日で、妊娠1日目(0w1d)は生理の2日目ということになります。生理開始日以降、7日で1週、そして4週を1ヶ月としてカウントしていきます。妊娠2週に排卵が起き、卵管膨大部というところまで移動した卵子へ精子がもぐりこみ、受精します。受精し、受精卵となった卵は約6日かけて子宮へ到着し、子宮内膜に接着します(3w0d)。この通り、妊娠超初期は妊娠の準備段階でもある生理の期間が含まれるため、症状自体が現れにくい時期であります。ママの体質や体調によっては妊娠に気づかない人も多いと言われています。とは言え、ママ自身も説明がつけられないけれど、いつもと違う感覚を抱えていることも多いものです。ママのその感覚が妊娠症状によるものなのか、それとも別の体調不良なのか、言葉にできない戸惑いなのか、しっかり耳を傾けましょう。妊娠状況を調べるため妊娠検査薬も使用することもできますが、市販の妊娠検査薬は妊娠3~4週目頃からの使用が一般的であるため、この時期では妊娠しているかどうかの正確な判定をみることはできません。ホルモンバランスの変化でも陽性反応が出る可能性があり、陽性判定が出ても最終的な妊娠の判断は産婦人科での診断によります。妊娠に思い当たり、ママから可能性を伝えられたら、喜びの気持ちを伝えましょう。ママの体調の変化について十分に気遣い、適切なタイミングで産婦人科に行けるように備えておきましょう。妊娠初期に、ママが話を聞いてほしいタイミングとは妊娠4~6週目ごろには妊娠症状を自覚するママも多く、妊娠検査薬での妊娠判定などを経て、産婦人科で妊娠の有無を知る人が多くなります。妊娠6週~8週目頃には赤ちゃんの心拍を確認することができ、いよいよ妊娠が確定します。この時期のママはたくさんの新しいことを体験します。健診施設での妊婦健診、赤ちゃんの心拍の確認、お腹の中にいる命の実感、つわりで自分自身の体がうまくコントロールできないことなど、ママが体験したひとつひとつに耳を傾け、パパも一緒にママのはじめてを体験しましょう。ママだけではなくパパも、お腹にしっかりと目を気持ちを向ける意識が必要です。つわりについてこのころから妊娠症状の一つ、つわりが始まります。つわりには、ものが食べられなくなる吐きづわりや、空腹で嘔吐症状が出る食べづわり、においなどに敏感になるつわりなど種類がありますが、妊娠8~11週ごろのピークに向けて症状が強まる傾向があるため、ママには負担の大きな時期となります。つわりには個人差があり、経産婦であっても症状が違うケースもあります。ママのつわり症状について尋ね、家事のサポートを行ったり、家事代行サービスを利用するなど、ママへのフォローを検討しましょう。妊娠の伝え方についてつわりで体調が思わしくないときは、穏やかに過ごすほうが良い場合もあります。家族や両親に妊娠を伝えることは、ママの心と体調が安定しているときでもよいでしょう。伝えるタイミングや伝え方も、ママとしっかり話し合って決めましょう。俗説や昔の知恵に振り回されないことについて例えば、「妊娠したら二人分食べる」「妊娠は病気ではないので妊婦を甘やかさない」「小さく産んで大きく育てる」「分娩前には赤ちゃんの胎動がおさまる」など、妊娠にまつわる俗説や、数十年前の妊娠における知恵などは、現代の産婦人科医療の下では間違いであることがたくさんあります。妊娠と出産は病気ではありませんが、いつでもどんな時も安全に済むものではありません。健やかな妊娠と出産のためには、ママとパパが正しい知識を身に付けることが大切です。ハイリスク妊娠についてママが高齢である場合や、持病による合併症の可能性があるなどのハイリスク妊娠においては、赤ちゃんの発育状態やママの健康状態をきちんと把握するため、セカンドオピニオンをたて、母子の健康状況を見る専門施設や他の医療機関などで、妊娠状況に合わせて検査や通院を行います。また、羊水検査は調べるかどうかを、出生前診断に詳しい医師や医療機関に、セカンドオピニオンとして相談してもよいでしょう。そのほか、妊娠中期ごろまでの妊婦健診のみに対応するなど分娩設備の用意がない産婦人科もあり、その場合は分娩施設がある産婦人科の転院が必要となります。転院先では、事前の分娩予約がないと転院受け入れができない場合などもあるため、あらかじめ確認しましょう。バースプランについてバースプランは、希望の産み方のほか、お産時の呼吸法(ソフロロジー式呼吸法、ラマーズ法)、分娩室で希望すること(音楽をかけたい、立ち合い出産や付き添いの有無、会陰切開についての希望の有無など)などについて助産師などからアドバイスを受けながら、ママとパパが考えるお産のプランです。お産を行う施設によってはバースプランを推奨しており、医療的に安全が確保されるプランであれば希望内容に沿ったお産ができる分娩施設もあります。ママが納得するお産と産後の振り返りを行うことは、ママの心のケアにもつながります。希望のお産を迎えられなかった後悔は、産後にうつ症状が現れる産後PTSDとしてママの心に残る可能性もあるためです。産後の心のケアを視野に入れながら、夫婦で、お産の仕方について考えてみましょう。妊娠中期に、ママが話を聞いてほしいタイミングとは妊娠中期にさしかかると、胎盤が完成して赤ちゃんの発育状態が安定する安定期に入ります。ママ自身もマタニティライフを楽しんだり、出産後の準備に取り組んだりすることが可能になりますが、妊娠している現実に無頓着すぎてもいけません。海外旅行や無理な活動などは控え、いつ何があっても対処できるようにパパからもはたらきかけましょう。またママのつわりは収まる傾向にありますが、むくみや倦怠感、腰痛などそのほかの妊娠症状に悩まされる人もいます。外出について外出時には母子手帳と妊婦健康診査受診票(補助券)、保険証、かかりつけ医の連絡先は必ず持ち歩きましょう。遠出や旅行の計画がある際は、あらかじめかかりつけの健診医に予定を伝え、出かけることが可能かを相談しましょう。出先で万が一の妊娠トラブルが起きた際についても想定し、現地の産婦人科などの所在や、緊急時の対応が可能かを確認しておきましょう。ママの仕事について働いているママであれば、産後も職場復帰するか、辞めるか、転職するかなどについても考えなければなりません。家庭の経済的な状況や将来のビジョンについて、改めて二人で目標を定め、話し合いましょう。ママの体調についてママは健診医から、妊娠前期にかけて体重コントロール指導を受けています。体重が増えすぎると妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病、お産時の異常などのリスクが高まり、増えない場合はママの貧血、切迫早産、低出生体重児出産などのリスクが高まります。体重コントロールに伴う食欲の増減や、つわり以外の妊娠症状の出現で、ママの体調の変化は続きます。体調への気遣いや家事のサポートなどは引き続きパパから積極的に行い、ママの話にも耳を傾けましょう。妊婦健診の結果についてママが妊婦健診に行くたびに、赤ちゃんの成長を知ることができます。赤ちゃんの発育の様子や、どんな検査を受けたかについて話を聞きましょう。
2016年04月04日