『アウトレイジ 最終章』のジャパンプレミアが9月25日(月)、都内で行われ、北野武監督をはじめ、西田敏行、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、大杉漣、塩見三省、白竜、名高達男、光石研、池内博之、金田時男、岸部一徳という“顔面世界遺産”総勢13名が集結した。裏社会の男たちの抗争を描いた究極のバイオレンス・エンターテインメント『アウトレイジ』シリーズの最新作。第74回ベネチア国際映画祭のクロージング作品として、最終日の9月9日(現地時間)に行われた授賞式後、ワールドプレミアされ、喝采を浴びたばかりだ。北野監督は「長続きさせようと思えばできたのですが、ここで一回締め」とシリーズ完結への思いをコメント。次回作は自身の小説を原作にした“純愛映画”を準備中だといい、「ヨーロッパ行くと『たけしはバイオレンス映画に最近興味はないのか?』って言われるんだけど、(次回作は)失敗すると思うので、またバイオレンスに戻ろうと画策している」と不敵な笑みを浮かべていた。関東「山王会」vs関西「花菱会」の巨大抗争後、裏社会のフィクサーである張会長を頼り、韓国に渡った大友(ビートたけし)は、「花菱会」幹部が引き起こしたトラブルをきっかけに、起死回生の一手を打ち、すべての因縁に決着をつけるべく日本へと舞い戻る。ついに幕を開ける「張グループ」「花菱会」「山王会」「警察」による全面戦争の結末は?新たにシリーズ参戦を飾った大森さんは、「ずっと監督のファンでしたので、夢かなって最高の時間だった」といまも興奮しきり。「第1作に加瀬亮くんが出ていて、ずっと嫉妬がありまして…。第2作のビヨンド(『アウトレイジ ビヨンド』)には桐谷健太くんと新井浩文くんが出ていて、嫉妬を通り越して、恨みつらみがあった(笑)」とふりかえった。西田さんは頸椎亜脱臼で約4か月にわたる入院生活を経て、本作の撮影に参加しており「(撮影)初日は皆に抱えられながらでしたが、北野監督に気遣いいただき、花菱会を盛り立てていただいた」と感無量の面持ち。2014年に脳出血で倒れ、昨年復帰した塩見さんは「前作に続き、北野監督と仕事できたことは私にとって最高の喜びであり、最高の時間でした。グッとくる映画です!」と力強く語っていた。『アウトレイジ 最終章』は10月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月25日●パーソナリティの新陳代謝にこだわる深夜ラジオの金字塔『オールナイトニッポン』が、今年10月で番組開始から50周年を迎える。なぜ50年にわたって愛されてきたのか。その答えを探りながら、ラジオの将来像も見据え、現場ディレクターを長年務めたニッポン放送制作部長の三宅正希氏が、仕事術と番組の演出ノウハウを語った。○リスナーに「あなた」と呼びかけるルール三宅氏が語ったのは、都内で行われたラジオ研修会。参加するのは北海道から沖縄まで、東京・ 大阪以外の全国37社の民放AMラジオ局が加盟し、共同で番組制作に取り組む組織「火曜会(地方民間放送共同制作協議会)」の現場ディレクターたちだ。9月7日・8日に行われた第51回目の火曜会・ラジオ研修会で三宅氏は講師役となり、「オールナイトニッポンがなぜ50年もの間続くのか」その問いに答えた。三宅氏は1989年に入社後、20年以上にわたりラジオの制作現場に携わっている。これまでプロデューサー、ディレクターとして担当してきたパーソナリティはビートたけし、福山雅治、松任谷由実、くりぃむしちゅー、電気グルーヴなど、『オールナイトニッポン』を支えてきた面々が並ぶ。『オールナイトニッポン』は1967年の10⽉から始まった。各局の深夜のタイムテーブルに若者向きコ ンテンツが編成されていなかった時代に「孤独な夜を若者と共有しよう」と、深夜でも⽣放送にこだわったことはイノベーションなことだった。いわゆる受験戦争が始まった時期でもあり、深夜に勉強する受験⽣からも多くの⽀持を集めた。そんな当時から、守り続けている番組のルールがあるという。「マンツーマンシステム」の演出だ。三宅氏は「リスナーには『あなた』と呼びかけ、『みなさん』とは言わないようにしています。これは単に言葉の問題というよりも、1対1でパーソナリティとリスナーが向き合うというスタンスを示しています。1人のリスナーが自分の目の前にいるような気持ちで話してほしいと、どのパーソナリティにも説明し続けています」と語る。初代パーソナリティには糸居五郎氏や、ニッポン放送の社長も務めた亀渕昭信氏などがいる。亀渕氏は当時ディレクターだが、創世記のパーソナリティは局アナが定番だった。70年代、80年代に入ると「スターパーソナリティ時代」を迎える。中島みゆきやタモリ、ビートたけし、笑福亭鶴光、とんねるずなどが番組の全盛期を支えた。その後、福山雅治やナインティナインなど新しい顔ぶれを創出していき、現在は、菅田将暉、星野源、AKB48、オードリーなどが担当している。このパーソナリティのバリエーションこそ、50年続く理由にあるという。「変な言い方かもしれませんが、番組が続いているのは"やめなかった"から。50年間、いろいろな時代や環境の変化もありましたが、その都度対応しながら続けてきました。ラジオ番組でホームページ作ったのも『オールナイトニッポン』が最初だったと思います。ただし、パーソナリティの新陳代謝にはこだわり、その時代の若者の感性に合うパーソナリティは誰かを考えます。旬な人をパーソナリティに起用するのは、番組が常に時代と共にありたいからです」○本当のライバルは裏番組じゃない三宅氏は、歴代ディレクターが大切にしてきた番組演出の基本テクニックも明かした。それは「トークは3分が1ユニット」。「オールナイトニッポンのライバルはインターネットでもなく、裏番組でもない。リスナーが寝てしまうことです。裏番組を聴いているならいつか帰ってくるかもしれませんが、寝てしまっては帰ってこない。寝かさないために、オープニングを一番面白くすることは意識しています。そこでリスナーをつかむために、"トーク3分"のテクニックがあります。リスナーが集中して聴くのは3分が限界です。3分ごとにシーンを変えないと飽きられます。3分も持たないパーソナリティは2時間持たない。リスナーを楽しませる3分を積み重ねて、2時間番組を構成することを目標にしています」この他にも「話は7割で切る。準備したことを全て話さず、もっと聴きたいと思うところで話を切らないと、聴取分数は伸びない」「選曲は重要。今日しかできない選曲であるかどうかを考える。ディレクターやパーソナリティの思いを伝えるために、曲紹介の際に何を言うかが勝負」「何か情報を得てもらう番組ではなく、パーソナリティを好きだから聴く、が基本姿勢。パーソナリティを好きにさせる演出こそが成功への道」などと番組演出ノウハウの数々を伝えていった。また、番組なりのやり方でリスナーへの感謝の気持ちを伝えることも大事だという。「たけしさんの場合は面白い投稿には『バカヤロー、くだらねえな』。これがたけしさんなりのハガキ職人への褒め言葉となり、リスナーもこの言葉を聴きたいがために送り続けてくれていました」●ライブよりタイムフリーで聴かれる星野源○編成の"無意味化"が進む可能性話は『オールナイトニッポン』の今に移る。「星野源さんが、今年6月に『第54回ギャラクシー賞』(放送批評懇談会)で「DJパーソナリティ賞」を受賞した際のあいさつの言葉は印象的でした。『僕のリスナーがおもしろいんです。僕はただ笑っているだけ。リスナーがここに立たせてくれた』と話しているのです。星野源さんのラジオそのもの、リスナーへの愛情を物語っています。スタッフも彼の人柄にほれ込んで、成功させようという思いが大きいです」『星野源のオールナイトニッポン』(毎週火曜深夜1:00~)は、radikoでの聴取が多く、ライブが約2万人、タイムフリーが約5万人と、合わせて平均して7~8万人に聴かれている。注目すべきはタイムフリーの数字が高いこと。火曜深夜に放送された後、週末にライブとタイムフリーの聴取人数が逆転する。こうした傾向がラジオの将来像のヒントにもなるようだ。「将来的には、深夜放送の意味がなくなるかもしれませんよね。月9ドラマを月曜9時に視聴する人が少なくなっているように、編成の"無意味化"が進む可能性があります。いつでも、どこでも、誰でも番組に接触できることがこれまで以上に求められています。ライブ感も大事にしながら、タイムフリーでも聴きたい番組を並べることがポイントになると思います」聴取環境の変化や技術の進化に合わせて、例えば、話題のスマートスピーカーに対応する番組づくりも進めることも必要だ。それと同時に、他のメディアはないラジオだからできることも再認識したいところ。三宅氏いわく、それこそ「リスナーとパーソナリティのエンゲージメント」だという。「50年続けてきた強みを⽣かして、さらに活性化させていきたい。50周年イヤーに向けて、1年間で50の話題の企画を発信し ていきます」と最後にまとめた。講演後は、全国から参加した現場ディレクターから「タイムフリーで聴いてもらう仕掛けがもっと知りたい」「タイムフリーで聴かれる時間帯は深夜に限られるのか」などの質問が相次いだ。もはや伝説とも言える『オールナイトニッポン』から学べるエッセンスは多い。■長谷川朋子(はせがわ・ともこ)テレビ業界ジャーナリスト。1975年生まれ。2003年からテレビ、ラジオの放送業界誌記者として勤務し、仏カンヌのテレビ見本市・MIP現地取材歴は約10年。エンタメビジネス事情を得意分野に多数媒体で執筆中。
2017年09月19日今月11日、マスコミ各社に送付した文書で50代の妻子ある主治医とのW不倫を認めた女優の斉藤由貴(51)だが、さっそく仕事に影響が出始めた。木曜パーソナリティを務めるニッポン放送「オールナイトニッポン(以下ANN)MUSIC10」の出演を無期限で見合わせることを13日、同局が発表したのだ。 「出演を見合わせる期間は未定。あまりにも急なことだったので、代役は局の女子アナたちがつとめることになりました。斉藤本人がとてもラジオの生放送に耐えられる状態ではなく、局に批判のメッセージも寄せられています。そのため局と事務所が話し合って決断を下したそうです」(芸能デスク) 今年10月で放送開始から50周年を迎える同番組。これまで300人以上の著名人たちがパーソナリティをつとめて来た。スキャンダルが原因で出演を見合わせたケースはかなり異例だが、“あの大物たち”はもっとド派手にやらかして出演を見合わせていた。 「81年1月から90年12月まで木曜パーソナリティをつとめていたのが、ビートたけし(70)。番組が人気絶頂だった86年12月9日、自らの不倫スキャンダルを報じた『FRIDAY』(講談社)の編集部を襲撃し大事件となりました。その直後から別の番組や代理のパーソナリティでつなぎ、翌年7月2日にたけしが番組に復帰。事件後、復帰の初仕事に選んだことからも、かなりの思い入れがあったようです」(当時取材したベテラン芸能記者) そして、人気お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(47)は10年6月末から体調不良を理由に芸能活動を休止。たけしと同じ木曜のパーソナリティをコンビでつとめており、休止中は相方の矢部浩之(45)のみが出演していた。 「コンビのANNは、14年9月に終了しました。終了を申し入れたのは矢部さんでしたが、番組内で岡村さんが復帰後に『以前2人でやっていたときの感覚が戻らず、違和感を覚えるようになった』と告白しました。岡村さんは放送終了の翌週から単独でパーソナリティをつとめていますが、番組にかなり愛着があるようです」(ニッポン放送関係者) 奇しくもたけし、岡村、斉藤の3人は木曜のパーソナリティ。斉藤の“事件”は歴史の1ページを彩ったが、たけしと岡村のように番組に復帰することはできるのだろうか。
2017年09月15日タレントの松村邦洋(50)が13日、ライザップ新CM発表会見に登場。30.6kgのダイエットに成功したというスリムな姿を披露した。 ライザップといえば「結果にコミットする」のキャッチコピーで香取慎吾(40)や岡村隆史(47)、森永卓郎(60)など、数々の芸能人を肉体改造成功へと導いてきた。 かつては体重110.6kgとおデブ体型がトレードマークだった松村も、約8か月の食事指導とトレーニングで80kgにまで減量成功。そのビフォーアフターのあまりの落差から、Yahoo最新急上昇ワードでは1位に。Twitterでもトレンド入りするなど、ネット上で衝撃が走った。 「誰かと思った!」「まるで別人!」などの驚きはもちろんだろうが、それ以上に「あの人に似ている」という声が相次いでいる。中でも多いのは、「春風亭小朝みたい」「林家正蔵と見分けがつかない……」といった、落語家に似ているという声だ。 さらには「高橋克実にそっくり」「顔までビートたけしに似てきたんじゃ」といった声や、会見で黒の丸縁メガネをかけていたせいか「既視感あるなと思ったらワクワクさんだった」「山田五郎?」「角野卓造に見える……」などなど、“誰に似ているか論争”が盛り上がりを見せている。 さて、あなたは誰に見えるだろうか。 会見では津川雅彦(77)、西田敏行(69)、ビートたけし(70)らの物まねを披露し「声がこもらなくなり、聞こえやすくなった」と満足げな表情を見せた松村。痩せたルックスで、今後は新たな物まねが開拓されるかもしれない。
2017年09月15日お笑いタレントのビートたけし、劇団ひとり、ハライチの澤部佑、ブルゾンちえみ、ブリリアン(with B)の徳田浩至、杉浦大毅が6日、都内で行われたアサヒ飲料の缶コーヒー『WONDA』新CM発表会に出席した。同社は、『ワンダ モーニングショット』の新CM「キリッとした朝」編と『ワンダ 金の微糖』の新CM「濃いやつが来た」編を9月7日より全国で放映開始。「キリッとした朝」編は、ビートたけし、劇団ひとり、澤部が同商品を飲むと"神スイング"をした稲村亜美の映像が出てきてキリッとした朝を迎える内容で、「濃いやつが来た」編は、ビートたけしらが勤める会社の新たな社員となったブルゾンちえみが、キャリアウーマン風の金髪姿で書類をばらまきながら登場するという内容となっている。CM発表会が行われたこの日は、稲村亜美以外の出演者が登壇。新たな社員として入社した金髪姿のブルゾンちえみに対して劇団ひとりは「ピッタリハマっているからこれでいいんじゃないかと思いますよ」と違和感がない様子で、澤部も「俺は撮影現場で普通のブルゾンちえみだと思いました。自然すぎていいよ!」と絶賛。至って普通な回答の2人に不満のビートたけしは「私はフランス座出身なので、金髪ヌードの昔を思い出しましたね」と笑わせて、「誰が(ブルゾンちえみと)やるか楽しみですね」と下ネタも全開。続けてCMで演じた部下たちに、同商品にちなんだ「これまで最もキリっとした朝は?」とビートたけしが質問するも、「宮迫は一線を越えてません。二線は越えたと」と笑いを誘いつつ、自らの回答として「私は人生でキリっとした朝は、ある有名女優とホテルで朝を迎えたことです」と仰天発言まで飛び出した。また、同CMシリーズ初登場となったブルゾンちえみに、MCが「この3人を恋人にするなら誰?」という質問を投げ掛けると「東京オリンピックまで英語を喋れるようになりたいので、海外にいたことがあるひとりさんに英語を教えてもらいたいです」と劇団ひとりを指名。それを聞いたビートたけしは「何気なく聞いてたら喋れるのあるじゃん。それで俺のECCがダメになったんじゃん」と毒舌をはくなど、この日はビートたけしの独壇場だった。
2017年09月07日《きみがカップ焼きそばを作ろうとしている事実について、僕は何も興味を持っていないし、何かを言う権利もない。エレベーターの階数表示を眺めるように、ただ見ているだけだ。 勝手に液体ソースとかやくを取り出せばいいし、容器にお湯をいれて五分待てばいい。その間、きみが何をしようと自由だ。少なくとも、何もしない時間がそこに存在している。好むと好まざるにかかわらず。 読みかけの本を開いてもいいし、買ったばかりのレコードを聞いてもいい。同居人の退屈な話に耳を傾けたっていい。それも悪くない選択だ。結局のところ、五分待てばいいのだ。それ以上でもそれ以下でもない。 ただ、一つだけ確実に言えることがある。 完璧な湯切りは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。》 発売から2カ月で10万部を突破したベストセラー『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(宝島社)。冒頭の一文は“村上春樹風”の「作り方」。同書には、さまざまな文豪たちの文体で、100本もの「カップ焼きそばの作り方」が収録されている。読むと思わず「クスッ」と笑ってしまうものばかり。 こんな罰当たり(?)な“文体模倣”本を書いたのは、ライター・神田桂一さん(38)と会社員・菊池良さん(29)。2人は村上春樹の大ファン。昨年、菊池さんがツイッターで投稿した“村上春樹風の焼きそばの作り方”が3万人にリツイートされたことがきっかけで、2人で分担して100人分のパロディを書き上げた。 神田さんが現代文学、菊池さんが近代文学の作家を主に担当したが、もちろんこれまで読んだことのない作家も。 「僕は、その作家が使う一人称と語尾、そして段落のリズムを意識します。あと、行替えをしない作家もいるので、そうした“文章の見た目”も重視します」(菊池さん) 「文章でよく出てくるフレーズを“パターン”として拾っていきます。町田康さんだったら、よくダジャレを入れてくるとか……」(神田さん) じつは今回、神田さんと菊池さんが本誌のために特別版を書いてくれることに!それではご覧あれ。「もしビートたけしがカップ焼きそばの作り方を書いたら」ーー。 《(1)笑っちゃうよな、何が「カップ焼きそば」だっての。だいたいあれって「カップ」なのかよ。四角い箱に入ってるだけだよな。じゃあ、「ウサギ小屋」って言われた四角い狭い家に住んでいる人は「カップ人間」なのかよ。失礼しちゃうよな。安倍さんのアベノミクスで何とかしてほしいぜ。 (2)まー、オイラたち浅草芸人はこういうインスタント食品にだいぶお世話になったけどね。足を向けて寝られないっての。これ読んでいるあなたがどんな境遇かは知らないけどさ。ドバイの石油王かもしれないしな。 (3)ほんと、熱湯を入れて三分待つだけで完成するって、どうかしているぜ。料理番組の「〜したものがこちらになります」じゃねェんだからさ。昔の人が見たら魔法にしか見えねェぜ。オイラもそういう手品師になって発展途上国を巡ってみようかな。食糧問題の解決にもなって、一石二鳥だぜ。ま、今どき騙されねェだろうけどな。少数民族のほうがよっぽどテクノロジーを駆使しているっての。 (4)まァ、せいぜい湯切りに気をつけて作れよな。失敗したら最悪だっての。》 出来栄えの自信のほどは? 「前から、たけしさんの書いた本が好きなのでわりと書きやすかったです」(菊池さん) “たけし文体”の特徴はやはり語尾だそうで、政治家の名前をストレートに出す、自分の生い立ちと絡めて話すなどの特徴があるそうだ。
2017年09月01日芸能界の大御所であるビートたけしさんが、タメ口をきくタレントに激怒したことがあると明かしたことが話題となっています。この考えについて俳優の坂上忍さんも賛同し、キャラ作りとして成功している例があることを認めつつも怒りを感じることがあるとしました。上下関係に厳しいと言われる芸能界ですが、視聴者も、先輩や年上の人に対してタメ口を使うタレントに不快感を持っている人が少なくない様子。そこで、パピマミ読者のみなさまに8月25日〜28日にかけて「イライラする“タメ口タレント”は?」 というアンケートを実施し、261人の方々から回答を得ましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●第1位:水沢アリー最も多くの票を獲得したのは『水沢アリー』さんで、20%(51人)でした。『キャラを演じてるという感じで言動が不自然。顔もかわいくないし、見ていて不快でした。最近はあまりテレビで見なくなったからうれしいですね』(30代女性/アパレル)『番組で整形を暴露してたけど、開き直った様子であまり好感は持ちませんでした。見た目も苦手だし、自由奔放な態度って圧倒的な美貌があるから許されると思う』(20代女性/事務)曾祖父がドイツ人という水沢アリーさん。タメ口ハーフタレントとして大成功をおさめたローラさんのモノマネと言えるような言動をしており、「第二のローラ」と呼ばれ注目を集めていました。物珍しさからか当初はさまざまな番組でその姿を目にしていましたが、“売れっ子タレントのモノマネ”というイメージが強かったのか次第に露出が減少。その後、ある番組で整形していたことやキャラづくりをしていたことなどを告白し、世間に驚きを与えました。恋愛についても赤裸々に語ることが多く、お騒がせキャラというイメージ がついてしまったこともこの結果につながったのかもしれません。●第2位:ダレノガレ明美2位にランクインしたのは『ダレノガレ明美』さんで、19%(49人)でした。『甲高い声も馴れ馴れしい態度も全部が受け付けない。見ているとイライラするのでチャンネルを変えたくなりますね』(30代女性/主婦)『自分のことは棚に上げて、タメ口を使ってくる後輩とかに説教しそう』(20代男性/営業)日系ブラジル人の父とイタリア人の母とのあいだに生まれたダレノガレ明美さん。冒頭で紹介したビートたけしさんからは徹底的にバカ呼ばわりされ、視聴者から批判を受けることも少なくありません。しかし本人いわく、タメ口を使ったあとは必ず謝りにいき、プライベートにおいてはきちんと敬語を使っている とのこと。傲慢キャラで売っている一面もありますが、意外とオンオフの切り替えはしっかりしており、芸能界での評判はそれほど悪くないのかもしれませんね。●第3位:鈴木奈々3位にランクインしたのは『鈴木奈々』さんで、16%(42人)でした。『言動すべてがイタい。テレビに出ていたらすぐチャンネル変える。うるさい』(30代女性/編集)『プライベートでも周りの迷惑とか考えずに大声でわめき散らしてそう。親しげなのと馴れ馴れしいのを勘違いしていると思います』(40代女性/主婦)常にハイテンションで、高い声やオーバーな動きも加わり「ウザい」「うるさい」という批判がやまない鈴木奈々さん。恋人との関係を開けっぴろげに語る様子も、下品と言われているようです。その強烈なキャラクターは芸能界でも唯一無二の存在と言えそうですが、アンチの存在も少なくありません。叫び声のような話し方や同じことを何度も繰り返すしつこさなど、見ている人がイライラすることは想像がつくでしょう。後先を考えない言動が炎上を引き起こすこともしばしばで、タメ口タレントとして正念場を迎えている と言えそうです。----------いかがでしたか?人との距離を縮める手段として、タメ口を使うということが有効な場面もあるでしょう。しかし、使い方を間違うと余計に溝を生んでしまうことも。当人同士だけでなく、見ている人も不快にしてしまうとなると、少し考えを変えなければならないと言えそうですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜8位)】イライラする“タメ口タレント”は?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2017年08月29日ハーフタレントのタメ口に対する議論が白熱している。 発端は8月22日の東京スポーツの記事中で、ビートたけし(70)が「ローラとかがタメ口キャラで当たっちゃったらしくて、タメ口で変な生意気な口きけばウケるみたいで、そのやり方でいいと思ってるんだよね。(中略)オレはそんなの許さない」と語ったことだ。 たけしの意見に対し、俳優の坂上忍(50)は24日のフジテレビ系「バイキング」で「僕は100%賛成。タメ口使われたら、生放送でも説教します」「だって失礼だもん。キャラとはいえ」と賛同。タメ口で話すハーフタレントたちを強く批判した。 これを受けて、ネット上では「でも結局ローラのタメ口は許してるじゃん、人によって態度を変えるのはどうなんだろう?」「坂上忍がバイキングで共演してる森泉もタメ口だけど、説教してるの見たことない」「嵐の二宮もタメ口だけど誰も怒らない」など、タメ口でも許される人と許されない人がいるとの声があがっていた。 さらに「ローラは愛嬌があるからタメ口でも許せるけど、他のタレントはイラッとくる」「タメ口でも相手を尊重してる感じがあれば腹は立たない」「結局、キャラとして面白いかどうかでは?」と、論争が巻き起こっている。 また別の角度からの意見として「自分より立場が弱い人に押し付けるのは違う」という声や「多様性を受けいれられなくなった時点で老害」「1歳違うだけで必死に敬語を使うような文化は日本の悪習では」など、上下関係を重んじすぎる日本の文化自体に閉塞感を覚えるという声も――。 他人が敬語を使うかどうかをいちいち気にしない、寛容な社会でありたいものだが……。
2017年08月26日“にほんのれきし”をテーマに贈る今年の「FNS27時間テレビ」。この度、番組内で放送されるドラマ「源氏さん! 物語」に、俳優・城田優が主演を務めることが決定。絶世の美男子と呼ばれる主人公・光源氏を演じる。時は平安。“モテない”ことが笑い話で済まされない平安貴族は、妻を多く娶ることが“権力”だった。そのたぐいまれなる高貴な生まれと、比類ない美貌でもって“宮中一の色男”とうわさされていた光源氏(城田優)だったが、彼には誰にも言えない秘密が。実は“女性経験ゼロ”だったのだ。年上の未亡人でちょっとクセのある六条御息所、地味で可憐で男心をくすぐる夕顔、年増でありながら特殊な愛の形をはぐくむ源典侍、純粋無垢な紫の上、幼い頃から憧れる初恋の藤壺…と周りには魅力的な姫君がいっぱい。にも関わらず、女性経験ゼロの光源氏。さらに、宮中でいろいろな女性に手を出していると嘘をついてしまったため大ピンチに。“そろそろうそも限界にきている…”押し寄せるプレッシャー、一刻も早く童貞を捨てなくてはならなくなった光源氏は、陰陽師の空斎、その弟子・美琴に相談し、ある作戦に一縷の望みをかける。それは、別の時代から指南役を召喚するという破天荒な策で…。総合司会・ビートたけしとキャプテン・村上信五(「関ジャニ∞」)のタッグで注目を集める「FNS27時間テレビ にほんのれきし」。今年はバラエティー、ドラマ、情報、スポーツ、アニメと縦横無尽にジャンルをわたって“にほんのれきし”を掘り下げていくが、中でも本格時代劇ながら現代語を用いて新たな視点で描いた「新感覚時代劇」ということで期待がかかる時代劇ドラマが話題。すでに、バカリズム脚本の戦国ドラマ「僕の金ケ崎」、幕末ドラマ「私たちの薩長同盟」が発表されているが、このほど平安ドラマ「源氏さん! 物語」の製作が決定。紫式部の「源氏物語」は、貴族きらびやかなりし平安時代にひときわ際立つ美貌をもった王子・光源氏を主人公に、恋愛、栄光と没落、政治的欲望と権力闘争など、平安貴族の悲喜こもごもを描いた恋愛長編小説。数々の姫君を翻弄した希代のモテ男・光源氏だが、本ドラマでは「5→9~私に恋したお坊さん~」の脚本家・根本ノンジが、「もし光源氏がまったくモテないダメダメ草食男子だったら?」という設定に改変し、千年以上前に書かれた「源氏物語」を大胆にアレンジして放送する。そんな“新感覚源氏物語”で華やかで美しいだけでなく、ちょっとトホホで人間味のある新たな光源氏像を体現するのは、ミュージカル「エリザベート」で第65回文化庁芸術祭・演劇部門で芸術祭新人賞、第23回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞するなど実力派俳優として評価を高める城田さん。「主演なので、責任を持って視聴者の皆様に笑顔を届けられるように、現場でも笑顔の絶えない時間の中で、素敵な作品を作れるように、精いっぱい頑張ります」と意気込みを語った城田さんは、「歴史や時代物に硬いイメージを持っている方も、元々歴史が好きな方も、フィクションとして楽しんで観ていただける脚本になっていると思います」と本作についてコメント。また、「時代を超えた、女性の口説き方講座も、お楽しみに(笑)」見どころを明かしている。「FNS27時間テレビ にほんのれきし」は9月9日(土)18時30分~10日(日)21時24分までフジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年08月19日世界の様々なテレビ番組を紹介するバラエティ「世界まる見え! テレビ特捜部」が8月7日(月)今夜オンエアされ、公開中の映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』から主演の山崎賢人と新田真剣佑の2人がゲストで登場する。今夜は「ちょっと笑える? マヌケすぎる問題児SP」ということで、アメリカ・テキサス州のヒューストンを舞台にした“マヌケ”な保険金殺人事件の顛末や、番組おなじみとなった「オーストラリア空港税関」「ラスベガス警察」レポをお届け。ヒューストンで暮らすある夫婦。周囲からは幸せそうに見える2人だったが投資に失敗し多額の借金を抱えた夫は、妻の浮気を知ったことで保険金目当ての妻殺害計画を企てる。しかし夫も、夫が雇った殺し屋も“マヌケ”だったために…“お粗末”殺人事件の結末とは!?そしておなじみオーストラリア空港税関からは今回もちょっと困った旅行客と税関職員とのバトルを紹介するほか、こちらもおなじみラスベガス警察に密着した番組を今回も紹介。世界一の娯楽都市ラスベガスの治安を守る彼らの24時間とは!?さらに恋人の下着をつけて変なダンスをする彼氏や謎のトレーニングをするおじさんなど世界中の、ちょっと笑えるマヌケな映像を一挙放送。番組MCは所ジョージ、日本テレビアナウンサーの杉野真実。スペシャルパネリストにはビートたけし。山崎さん、新田さんのほか岡副麻希、鈴木奈々、山中慎介をゲストに迎える。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は超人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から第4部「ダイヤモンドは砕けない」を、『テラフォーマーズ』や『無限の住人』の三池崇史監督がメガホンを取って映像化した作品。主人公の“ジョジョ”こと東方仗助を山崎さんが演じ、仗助の友人・虹村億泰を新田さんが、そのほか神木隆之介、小松菜奈、岡田将生、國村隼、山田孝之、伊勢谷友介らが共演している。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は現在全国公開中。「世界まる見え! テレビ特捜部」は8月7日(月)20時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2017年08月07日ビートたけしと「関ジャニ∞」の村上信五が、東京・台場のフジテレビ本社で「FNS27時間テレビ にほんのれきし」の制作発表会見を行った。毎年夏季に一度、フジテレビが2日間にわたって送る特別番組。31年目となる今回は、これまでとは趣向を変えて“日本の歴史”をテーマに様々な番組を企画する。主な企画は生放送ではなく、収録番組で編成される。1996年の「FNSの日十周年記念1億2500万人の超夢リンピック」以来21年ぶり6回目の総合司会を務めるたけしさんは「あのときの視聴率は20%超えたはず。でも私はテレビの視聴率記録を持っていますから。TBS日曜8時のゴールデン枠でなんと3.8%!またやったといわれたら困る」と低視聴率ゆえに打ち切りになった「日曜ゴールデンで何やってんだテレビ」を引き合いに出して自虐。それでもたけしさんが過去に主演したドラマ「昭和四十六年 大久保清の犯罪」が35%を記録していると聞いた村上さんは「お引き受けしたからには視聴率35%を目指して頑張りたい」と気合を込めた。キャプテンを務める村上さんが「たけしさんについていくのが精いっぱい。いかに邪魔しないか。僕でいいのかと思いつつ」と不安を伺わせると、たけしさんは「勘がいいからね、この人は。私なんかこの人のツッコミを待っているくらい好きなことを言っているだけ。あとはこの人が『やめなさい』と直してくれる」と全幅の信頼。たけしさんを「織田信長、徳川家康、豊臣秀吉をミックスしたような見解を述べられる。知識量も凄いし、おおらかな部分もある。まさに偉人が合わさったような人」と歴史上の人物に重ねて感服する村上さんに、たけしさんは「この人は徳川家光。家光がびしっと幕府の体制を作ったように、ジャニーズ事務所の大看板になる。いまに社長を呼び捨てにするはず。マッチやヒガシに何かあったら絶対にこいつのせいだ!」とブラックジョークで村上さんをタジタジにしていた。「FNS27時間テレビ にほんのれきし」は、9月9日(土)18時30分~フジテレビ系にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年08月06日総合司会・ビートたけしとキャプテン・村上信五(「関ジャニ∞」)の豪華タッグで注目を集めるフジテレビのお祭り長編特別番組「FNS27時間テレビ にほんのれきし」。この度、主演ドラマ「あなたのことはそれほど」が大きな話題となった波瑠が、本番組に参戦することが明らかとなった。31年目を迎える今年の「27時間テレビ」は、“にほんのれきし”をテーマにバラエティー、ドラマ、情報、スポーツ、アニメと縦横無尽にジャンルをわたって作り上げる真にスペシャルな2日間をお届け。たけしさんと村上さんが本番組を進行していくほか、バカリズムが縄文時代から近現代まで網羅した「にほんのれきし博物館」の館長に就任。また番組内で放送される、バカリズムさん脚本の戦国時代と幕末を舞台にしたドラマ2本の放送が決定している。このたび、番組への出演が決定したのは、連続テレビ小説「あさが来た」で、女性初の実業家・広岡浅子をモデルとした白岡あさ役で注目を集めた波瑠さん。その後も「世界一難しい恋」「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」「あなたのことはそれほど」に出演し、いまや連続ドラマには欠かせない存在となっている。今回波瑠さんは、番組の全体を貫く縦軸の屋台骨となる企画「にほんのれきし博物館」に“タビビト”として参戦。たけしさん、村上さんと共に、最強の旅仲間の3人となって「にほんのれきし博物館」を27時間かけて巡るという。波瑠さんは「素敵な出演者の皆様と一緒に歴史を学べるということでとても楽しみです!」と喜びを語り、「日本の歴史に関しては知らないことばかりなので、今回楽しみながら改めて勉強できればと思っております。視聴者の皆さんが番組をより身近に感じられるお手伝いができたらうれしいです!」と意気込みを見せている。館長を務めるバカリズムさんが“考えてもみてください”と、誰も気にしなかった歴史の意外な発見を与えてくれるこの「にほんのれきし博物館」では、歴史上の出来事の中で“よく考えたらおかしいこと”を提言、その疑問から“実はこうだったんじゃないか”という妄想トークを交えながら「にほんのれきし」を見直していく。「FNS27時間テレビ にほんのれきし」は9月、フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年08月02日北野武監督18作目となる最新作『アウトレイジ 最終章』が、8月30日(水)よりイタリアにて開催される「第74回ベネチア国際映画祭」の“クロージング作品”に決定。また、公式上映には北野監督が参加予定となった。関東「山王会」vs関西「花菱会」の巨大抗争後、大友(ビートたけし)は韓国に渡り、日韓を牛耳るフィクサー張会長(金田時男)の下にいた。そんな折、取引のため韓国滞在中の「花菱会」幹部・花田がトラブルを起こし、張会長の手下を殺してしまう。これをきっかけに、国際的フィクサー「張グループ」vs巨大暴力団組織「花菱会」一触即発の状態に。激怒した大友は、全ての因縁に決着をつけるべく日本に戻ってくる。時を同じくして、その「花菱会」では卑劣な内紛が勃発していた…。『アウトレイジ』シリーズは、北野監督が初めて手掛けたシリーズプロジェクトで、裏社会の男たちの抗争を描いた究極のバイオレンス・エンターテインメント。2010年の『アウトレイジ』、2012年の『アウトレイジ ビヨンド』は、累計興収22億円超を記録。そんなシリーズが、前作から5年の月日を経てついに最終章を迎える。キャストには、前作に引き続き「大友組」元組長・大友役のビートたけし、関西最大の組織「花菱会」幹部・西野役の西田敏行のほか、塩見三省、名高達男、光石研、中村育二、松重豊、白竜らが出演している。そしてこの度、本作が世界最速で上映されるワールドプレミアとして、「第74回ベネチア国際映画祭」開催最終日である9月9日(土)授賞式後、映画祭の締めくくりに上映されることが決定。北野監督は、「映画祭のクロージング作品として『アウトレイジ』シリーズの最終章とはまさにぴったり、願ったり叶ったりだね。いつものことながら観客の反応が楽しみだな」と喜びを語り、森昌行プロデューサーは「招待作品の中でもオープニング作品と並ぶクロージング作品という格別な扱いをして頂いたことを素直に喜んでおります。今回の招待は改めて北野作品の海外での人気を象徴するものと受け止めております」とコメントしている。また、北野監督とベネチア国際映画祭の関わりは深く、これまでに第54回ベネチア国際映画祭にて『HANA-BI』が最高賞である金獅子賞、第60回ベネチア国際映画祭にて『座頭市』が監督賞にあたる銀獅子賞を受賞。『アウトレイジ』シリーズとしては、1作目の『アウトレイジ』が第63回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて上映、続く『アウトレイジ ビヨンド』は、第69回ベネチア国際映画祭コンペティション部門にて上映されており、今回の決定で3部作全てが世界三大映画祭にて上映される快挙となった。『アウトレイジ 最終章』は10月7日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年07月27日北野武の監督18作目にして、大ヒットバイオレンス・エンターテインメントのシリーズ最新作となる『アウトレイジ 最終章』。このほど、出演者のピエール瀧が「顔面世界遺産」とも形容した豪華キャスト陣による“強面バトル”の場面写真が一挙に解禁。また、本作公開を記念し、北野監督の13作品がBlu-ray化されることが決まった。関東「山王会」vs関西「花菱会」の巨大抗争後、大友は韓国に渡り、日韓を牛耳る“フィクサー”張会長の下にいた。そこに、韓国出張中の「花菱会」花田がトラブルを起こし、張会長の手下を殺してしまう。これをきっかけに、韓国“フィクサー”vs関西「花菱会」が一触即発の様相となる中、「花菱会」では内紛が勃発。そして、大友が日本に戻ってくる…。前作から5年の月日を経て、最終章を迎える『アウトレイジ』シリーズ。今回解禁となったのは、シリーズを華々しく盛り上げてきたお馴染みのキャラクターや、本作から新たに参戦するインパクト満載の登場人物たち、“全面戦争”を迎えるアウトレイジ(極悪非道)を映し出した7点の場面写真。まずは、関東「山王会」vs関西「花菱会」の巨大抗争後、「張グループ」「花菱会」「山王会」「警察」が入り乱れる全面戦争を機に、全ての因縁に決着をつけるため、身を寄せていた韓国から日本へと戻ってきた大友(ビートたけし)と、大友を慕う市川(大森南朋)がいきり立ち、拳銃とマシンガンを手に何者かをにらみつけ、決着の時を思わせるワンシーン。さらに、シリーズ随一の強面キャラ「花菱会」若頭・西野(西田敏行)と若頭補佐・中田(塩見三省)に、本作よりシリーズに参戦する「花菱会」の新会長・野村(大杉漣)、幹部・花田(ピエール瀧)らの威圧感たっぷりな表情を見せている。また、花田の手下・丸山(原田泰造)が拳銃をかまえるシーンも。刑事・平山(中村育二)とすっかりアウトレイジ(極悪非道)たちの担当が板につき、表情に凄みを増した“マル暴”・繁田(松重豊)の姿も捉えている。本作よりシリーズに参戦したピエールさんが、「顔面世界遺産とも言える役者陣の“顔バトル”は、とにかく必見です(笑)」とコメントを寄せたように、それぞれの威圧感がハンパじゃない!唯一無二の“顔面力”が白熱する究極の抗争劇を予感させている。さらに、本作公開を記念し、すでに販売中の『キッズ・リターン』『アウトレイジ』『アウトレイジビヨンド』『龍三と七人の子分たち』4作品に加え、北野監督シリーズ13作品が新たにBlu-ray化に。高画質で色鮮やかに甦った、独特の映像美でも知られる北野作品を、この機会に観直してみては。『アウトレイジ 最終章』は10月7日(土)より全国にて公開。北野 武監督<13作品>Blu-rayは9月27日(水)よりリリース。価格:各3,800円(税抜)<作品ラインナップ(計13タイトル)>『その男、凶暴につき』『3-4X10月』『あの夏、いちばん静かな海。』『 ソナチネ』『みんな~やってるか!』『HANAーBI』『菊次郎の夏』『BROTHER』『Dolls』『座頭市』『TAKESHIS’』『監督・ばんざい!』『アキレスと亀』(text:cinemacafe.net)
2017年07月20日前作から5年、『アウトレイジ』シリーズがついに終結を迎える『アウトレイジ 最終章』。このほど、“全員暴走”の果て、すべての因縁に決着をつける究極のフィナーレを迎える本作から、豪華キャストが入り乱れた予告編とポスタービジュアルが解禁となった。北野武監督が初めて手掛けたシリーズプロジェクトで、裏社会の男たちの抗争を描いた究極のバイオレンス・エンターテインメントとなる『アウトレイジ』シリーズ。2010年に『アウトレイジ』、2012年に『アウトレイジ ビヨンド』が公開され、シリーズ累計興収22億円を突破。豪華キャスト陣が入り乱れる、生きるか死ぬかの抗争劇が大反響を呼んだシリーズが、ついに前作から5年の月日を経て最終章を迎える。このたび完成した予告編は、関東「山王会」vs関西「花菱会」の巨大抗争後、張会長(金田時男)の下、韓国に渡った大友(ビートたけし)と大友を慕う韓国・済州島グループの市川(大森南朋)がマシンガンを乱射する、シリーズ史上最高にド派手で衝撃的なシーンから幕を開ける。だが、「花菱会」幹部・花田(ピエール瀧)が、取引のために滞在した韓国の地でトラブルを起こし、大友と対峙。「なめとんのか!!」と恫喝する花田に対し「なめてなんかいねーよバカヤロー!!」とブチ切れる大友。しかし、この結末は花田が張会長の手下を殺害するという最悪のシナリオを迎えてしまう。焦る市川と苛立つ大友の思いをよそに、このトラブルをきっかけに、国際的フィクサー「張グループ」と巨大暴力団組織「花菱会」は一触即発の状態になってしまう。一方、「花菱会」では新会長の野村(大杉漣)が、目障りな若頭・西野(西田敏行)を陥れようと、「張グループ」と西野が争うよう花田を焚き付けて画策し、「花菱会」内部での内紛が巻き起こっていた。それぞれの思惑が交錯する中、なんと「張グループ」「花菱会」「山王会」「警察」が入り乱れる“全員暴走”の全面戦争へと突入!大友もまた、すべての因縁に決着をつけるべく日本へと舞い戻り…。まさに、シリーズ史上最大級のスケールでおくる“全員暴走”の究極の抗争劇は、クライマックスへ。大森さん、ピエールさん、大杉さんのほか、「花菱会」の岸部一徳、原田泰造、「山王会」の池内博之ら新キャストに加え、「花菱会」西野役の西田さん、同・中田役の塩見三省、張会長の側近・李役の白竜、「山王会」白山役の名高達男、同・五味役の光石研、警視庁・繁田役の松重豊とお馴染みの顔ぶれもずらり。怒号と大金、銃弾が飛び交い、裏切り・駆け引き・騙し合いが連続する、アウトレイジ(極悪非道)たちの全面戦争は、果たしてどんな決着をみせるのか!?「済んだと思うなよ」という大友のつぶやきが、不穏な余韻を残す予告編となっている。『アウトレイジ 最終章』は10月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月14日芸人・おばたのお兄さん(29)との交際発覚からわずか1週間。『フライデー』に彼氏の浮気を報じられたフジテレビの山崎夕貴アナ(29)。 「彼女は局の上司だけでなく、ビートたけしさんやダウンタウンさんら大物からもかわいがられる“愛されキャラ”なんです」(テレビ局関係者) そんな彼女の熱愛発覚とあって、当初は祝福ムード一色だったが……。 「おばたのお兄さんは、もともと“遊び人”として有名。一部では心配されていたんですが……」(前出・テレビ局関係者) じつは交際前に、山崎アナ自身が先輩女子アナたちに相談を持ちかけていたという。 「先輩アナたちもおばたの“悪評”を聞いて心配していて、『とことん考えないとダメ』と親身にアドバイスしたそうです」(フジテレビ関係者) 山崎アナは先輩たちにこう説明したという。 「彼は『確かに自分はこれまでかなり女性と遊んできた。だけど君と出会って以来、女遊びはいっさいしていない。君だけだと誓う。お付き合いしてください』と言っているんです。彼のことを信じたい……」 先輩アナたちは、「おばたがそこまで言っているのなら……」と、ようやく交際を認めたそうだが――。舌の根も乾かぬうちの浮気報道に、「やっぱり!」とみんな呆れ顔だという。 「山崎アナはいちおう彼からの謝罪を受け入れ、先輩たちにもそう報告したようですが、『もうフジテレビ出入り禁止にしてほしい』という怒りの声まで聞こえてきますよ」(前出・フジテレビ関係者) おばたは山崎アナどころか、仕事までなくしそうな勢い。前途は厳しそうだ。
2017年07月07日お笑いタレントのビートたけしが13日、都内で行われた「アンファー30周年 企業発表会」に出席した。企業創立30周年を迎えるアンファーは、イメージキャラクターに起用したビートたけし出演の新CM「歩く」編と「転ぶ」編の2バージョンを6月14日より全国で放映スタート。『歩く』篇は、ビートたけしが前方を見つめながら「ミライを変えろ!」と力強く語りかける内容で、盟友・テリー伊藤が演出を担当した「転ぶ」編は何度も転ぶなどコメディータッチな演出ながらも、若者に熱く優しく語りかける内容となっている。CMで着用したグリーンのジャケット姿で登場したビートたけしは「ディレクターがテリー伊藤さんだったのでひどいことばかりさせられました。何度もひっくり返り、緊張感があった現場では怪我がないと思っていましたが、帰りにフィットネスの風呂場で自分の姿を見たら青タンだらけ(笑)」としつつも、「気合が入ればやれちゃうなと思いましたね」とCMで見せた"コケ芸"に満足げ。一方の「歩く」編は「ずっとカメラを睨みながら喋ってくれと言われたんですが、横にあったカンペを見られず大変なことになりました。外で延々とカメラマンと2人で撮影したので、他から見たら馬鹿ですよ」と自虐的に振り返るも「でもCM撮影だと分かっていただいてよかったです」と安堵した様子だった。CMでは若者に未来へのメッセージを送っているが、「自身の若い時にメッセージを送るとしたら?」という質問に「二度とああいう間違いを起こさないようにと思っています。ああいう間違いとは、消化器持ったりバイクを運転したり。そういうことをしないようにと言いたいですね」と1986年に起こしたフライデー襲撃事件と1994年のバイク事故を自戒する一幕も。また、「自身の未来の計画は?」という問いに「たけし教というのを作りまして、数珠を1,500万円で売ったり若いタレントをたけし教に入れたいですね」と笑いを誘うも「今を生きているのが精一杯。明日も明後日もどうにかやる仕事を若い時以上に一生懸命やれねばとは思うけど、それを維持するのは大変。進化していくことを目標に動かないとね。精一杯上を目指してやりたいと思っています」と70歳となった今も更なる進化に貪欲だった。
2017年06月14日「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(69)が、本誌読者からの相談に答える! 【Q】「夫は、飲み会があると、いつも人におごりたがります。お酒で気分が上がるようで、友人の分までお金を出してしまうことも……。これから教育費もかかるので、どうにかしたいです」(ミセスカーモンさん・33・主婦・愛知県) 【A】「おごるかおごってもらうかは、人を値踏みしてから決める」(蛭子能収) おごってさえいれば、人から好感持たれると思ってしまうんでしょう。そんな性格を変えるのは難しいですよ。まあ、クレジットカードを使ったり、人から金を無心したりするなど、借金してまで人におごっていないのならいいじゃないですか。生活費とか教育費は、アナタがしっかり確保すればいいだけ。大変でしょうけど……ウフフ。 人にごちそうするなら、相手を見極めておごったほうがいいと思いますけどね。オレの場合、相手によって自分が出すかどうか判断します。たとえばビートたけしさんや明石家さんまさんだったら(飲食代は)お任せします。有吉(弘行)さんはもうかっているから出してもらいます。松村(邦洋)さんやダチョウ倶楽部さんだったらオレが会計します。漫画家だったら、みうらじゅんさんは割り勘で、根本敬さんは、お金に成るような仕事をしていないのでオレが支払うでしょうね。リリー・フランキーさんはイラストの仕事はしていませんが、CMにたくさん出てもうかっているからおごってもらいます! 【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』たちまち4刷&電子書籍化!】建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊!当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。詳しくは特設ページを。
2017年06月05日年に1度、フジテレビ系で放送するお祭り長編特別番組「FNS27時間テレビ」が、今年は9月に放送されることが決定。この度、今年の本番組の総合司会にビートたけしが決定。31年目を迎える今年は、お笑いに特化したいままでとは全く異なり、「学び、笑い、楽しむ」が詰まった完成されたエンターテインメントを追及、老若男女問わず家族みんなが一緒に楽しめる新しいカタチの長編特別番組を目指すという。今年の「FNS27時間テレビ」のテーマは、“にほんのれきし”。2020年の東京オリンピックに向けてますます世界から注目される日本。この機会にその“おもてなしの国”日本をもっとよく知るべく、“にほんのれきし”をたどる。そして、“にほんのれきし”の旅を案内するキャプテンとして、「関ジャニ∞」の村上信五が就任。2人が案内人となり、旧石器時代から現代まで、日本史を27時間かけて学んでいくという。教科書では教えてくれない、歴史秘話やトピックスをふんだんに取り入れ、今回特別に制作するバラティー企画や情報番組ドキュメンタリー企画、波乱の人間模様を一風変わった時代劇として描く3つの特別ドラマなど、歴史にまつわる企画も盛りだくさんとなっている。長年「27時間テレビ」で“伝説の花火師・火薬田ドン”というキャラクターで登場してきたたけしさんだが、FNS長編特別番組の総合司会を務めるのは、1996年の「FNSの日十周年記念1億2500万人の超夢リンピック」以来21年ぶりで今回が6回目。今年の内容を聞いたたけしさんは「いままでとは全く違う作り方・見せ方を考えていますだの、テーマはオイラの大好きな“日本の歴史”で、それを軸としたかつてない新しい長編バラエティー番組を実現させたいだの、いまどきそんなに手間をかけ力を入れて番組作りをすんのかと驚いちゃったよ」と話し、「それでオイラも“やってやろうじゃねーか”ってなって思わず引き受けてしまいました。どんなことになるか期待してろってーの。責任は全部フジテレビだからな」とコメント。一方、「関ジャニ∞」として活躍する中、様々なバラエティ番組でMCを務める村上さんは、FNS長編特別番組のメーンキャスト就任は今回が初。「僕が担えることは、キャストとスタッフの橋渡し的役割だと思っていますので、たけしさんが掲げてくださる『27時間テレビ』の大きなフラッグに向かって皆で一丸となって番組作りができるよう、僕にできることをやり尽くす覚悟で向き合わせていただきます」と意気込み、「たけしさんが日本の歴史や時代の変化をどういった視点でどうご覧になられ、何を語られるのか楽しみでなりません」と話している。「FNS27時間テレビ2017」(仮)は9月、フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年06月02日●なぜかバディものが多い不思議日本テレビと動画配信サイト『Hulu』との共同制作で、2015年にHulu配信、また2016年10月期にその続きが地上波で放送されたドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』。30年間眠っていたために価値観や知識が昭和のままの刑事・京極浩介(唐沢寿明)と、若手刑事の望月亮太(窪田正孝)が、周囲の人間と関わりつつ、様々な事件を解決していく様が人気となった。連続ドラマ版の最終回では一部を生放送し、データ放送による視聴者投票で京極が死ぬか生きるかを決定するなど新たな試みに果敢に挑戦することでも知られる同作だが、5月3日からは映画版『ラストコップTHE MOVIE』が公開中だ。今回は、亮太役の窪田正孝に、映画撮影時のエピソードや生放送の裏側について聞いた。○バディものの作品が多い――勝手な印象ですが、窪田さんの出演される作品には、バディもの、もしくは男性2人の関係が鍵となる作品が多いのかな? と思いました。そうなんです! なんでですか!? 僕も1番聞きたいんです。放送中の作品(NHKドラマ『4号警備』)もそうなんです。なんでですかね?(笑)――ご自身でも疑問に思われていたんですね。歴代のバディの中で、唐沢さんはどのような位置づけですか?唐沢さんは何をやっても受け止めてくれて、最後まで面倒を見てくださるんです。でも、関わらないところは関わらずに放っておいてくくださる。そのさじ加減ですよね。――2人の良い感じが出ていると思った場面はありますか?部屋でのかけあいシーンです。1発でバーンと決められた時の気持ち良さといったら、他にないです。1番最初、エピソード0の時からあうんの呼吸でした。すごく覚えているんですが、本当に最初からうまくハマって、撮影がいきなり1時間半早く終わったんです。その気持ちよさは忘れられなかったです。○エンターテイナー・唐沢寿明のすごさ――映画の撮影で、印象に残っていることはありますか?序盤で「神奈川県警をアピールする映画を作る」シーンがあり、栃木県の岩船山に行ったんです。特撮でよく見る、爆発をやらせてくださるところなんですが、風が強すぎて。ワイヤーに吊られながらもう、ブランコみたいに揺れていました。しまいには雪が降ってきて、あまりに寒いので、背中の爆発で暖をとっていました(笑)。「もっと爆発してくれ」と思いました。映画はドラマの集大成ということもあり、クライマックスはシリアスな意味でド派手だったので、ナウなヤングのデートムービーに最適だと思います! ここ(チラシのコピー)を読んだんですけど(笑)。あとは観終わったらきっとスタジャンが着たくなると思います。あなたもスタジャンを!!(読者に向かって)――スタジャンの宣伝、ありがとうございます。でも本当にロケをしていると、子供達がこのスタジャンを見て集まってくるんです。しかも子供達はコマネチを、京極さん(唐沢)のギャグだと思っているんです。ビートたけしさんのギャグだって知らないんですね。撮影中、近くの子供達が遠巻きに見ている時があって、唐沢さんがコーヒーを飲みながら「片手コマネチ!」とやったら、子供達は大爆笑で「やっぱり、すごいなあ」と思いました。本当に飾らないエンターテイナーだと思います。僕も10年後くらいには、「コマネチ!」とか、やっているかもしれないです。「逆コマネチ!」とか。だんだんキャラが変わっていく(笑)。●生放送による最終回の裏に「コーンスープ」○実はコーンが喉に――連続ドラマ版の最終回も、生放送という新たな試みで、かなり盛り上がっていましたが、いかがでしたか?生放送に出演した経験は、作品宣伝で出演するバラエティ番組くらいしかなく、ほぼ初めてでした。15分~20分くらいやったんですが、そうすると放送時間の4分の1くらいになりますから、振り返ると結構な割合でしたね(笑)。――裏ではバタバタしていたんですか?バタバタはなかったですが、京極家で行う恒例の「気まずい晩餐会」シーンはすごかったですよね。僕がいけないんですけど(笑)。――窪田さんが笑ってらっしゃって、かなり「カオス」と話題になっていましたよね。リハーサルをやった時、チキンに噛み付いたら、全くしゃべれなくなったんです。でも、本番でも「やるしかない」とメンバーに言われて、やったんです。そうしたら、チキンを流すものが、コーンポタージュスープしかなくて。仕方がないのでコーンスープを飲んだら、喉のあたりにずっとコーンが貼りついていました(笑)。――そんなコンディションの悪い状態だったとは……。そうなんです! コーンがずっとここ(喉)にいたんです。最後はカメラに向かって「早く帰りてえな~!」と言うんですが、叫びながらコーンが出てくるんじゃないかと心配でした(笑)。また、(佐々木)希ちゃんは役名でなく「唐沢さん!」と言っちゃうし、唐沢さんはセリフを飛ばしてしまうし、いろいろと連鎖してしまいました。でも多分、生放送で普通のドラマが放送されたら何が生なのかわからないし、「誰か絶対失敗するだろう、ニヤニヤ」という雰囲気もあると思うので。反省にもなりましたけど、ある意味、成功かもしれないですね(笑)。○30歳までに王道ラブストーリーを――窪田さんは出演作が切れ間なく続いていますが、「こういう作品に出たい」と希望されることはあるんですか?全くないですね。強いて言うなら、30歳にまでにラブストーリーをやってみたいんです。――そういえば、今まではあまりないんですね。王道のラブストーリーはあまりなかったので、20代の間に経験しておきたいですね。でも、この『ラストコップ』にもラブが入っていますよ。めっちゃラブです!――窪田さんにとって、役者をしていて一番楽しいのは、どのような時なんですか?やるからには一番いいものを作りたいというだけで、成功したいとかはないです。求められる限りは、与えてもらった役をやりたいというだけで。ただシーンだったりフィーリングであったり、やっぱりパチンとはまった瞬間の気持ちよさが、やめられない快感になっているんだと思います。
2017年05月04日横浜の「MARINE&WALK YOKOHAMA」では、ゴールデンウィーク中の5月2日(火)~ 6日(土)の5日間の期間限定で、「SEASIDE CINEMA~夜の海辺にたたずむ映画館~」と題した映画上映イベントを行うことになった。夜の横浜みなとみらいの、夜景と海を感じる特別なロケーションの中に特設会場を設置、海と音楽をテーマにした名作・傑作映画を観ながら、MARINE&WALK内の飲食店舗からテイクアウトメニューを楽しめるという本イベント。ブレイク・ライヴリーがほぼスタントなしで巨大サメに挑んだ『ロスト・バケーション』に、映画監督の北野武にもインタビューを行った写真家・宮澤正明によるドキュメンタリー『うみやまあひだ伊勢神宮の森から響くメッセージ』、ジャック・ブラック主演のミュージカル青春コメディ『スクール・オブ・ロック』、ビヨンセ・ノウルズ主演の『キャデラック・レコード~音楽でアメリカを変えた人々の物語~』ほか、「こどもの日」の5月5日(金)には『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』、最終日6日(土)には坂本龍一&デヴィッド・ボウイ&ビートたけしが共演した大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』の上映が予定されている。心地よい夜の潮風を感じながら、子どもから大人まで、カップルからファミリーまで、心とお腹を満たす野外上映を楽しんでみては?「SEASIDE CINEMA~夜の海辺にたたずむ映画館~」は5月2日(火)~5月6日(土)各日19時~21時まで「MARINE&WALK YOKOHAMA」にて開催。(text:cinemacafe.net)
2017年04月26日ダウンタウンの松本人志(53)が4月23日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、セクシー女優のANRIこと坂口杏里(26)についてコメントした。坂口は恐喝未遂容疑で逮捕されたのち、21日に保釈されている。 セクシー女優に転身する前は、いわゆる“おバカタレント”の一人として活動していた坂口。共演経験のある松本は、「一時期“おバカタレント”という人たちが出てきたけれど、みなさん意外としたたかで生き残っている。その中で彼女は、もしかしたら“本物”だったのかもな……」と考察した。 続けて松本は、坂口の元交際相手である、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二(40)についてもコメント。「元カレ(小峠)がかわいそう。今頃、家で『なんて子だ!!』と言っているでしょうね」と、コントでの小峠の決め台詞に引っ掛け、笑いを誘った。 坂口の今後については、「(ビートたけし率いる)“たけし軍団”に入れてもらったらどう?芸名は“なんて子だ!ANRI”で」と提案。司会の東野幸治(49)に、「(松本人志率いる)“松ちゃん軍団”には入れないの?」と尋ねられると、松本は「松ちゃん軍団はちょっと厳しい!」とまさかの拒否だった。 さらに松本は、大川興業の“総裁”であるタレントの大川豊(55)を例に挙げつつ、「(坂口は)大川総裁のような、今までと違う路線で行ったほうがいい」とアドバイスした。これには共演していたタレントの泉谷しげる(68)も「色気路線じゃないんだよ」と同調していた。
2017年04月23日北野武の監督18作目となる最新作『アウトレイジ 最終章』の公開日が、10月7日(土)に決定。さらに、ビートたけしや西田敏行、新キャストも含めた豪華“コワモテ”俳優たちの名が1発の巨大な銃弾に刻まれた特報が、ティザービジュアルとともに解禁となった。関東「山王会」vs関西「花菱会」の巨大抗争後、大友(ビートたけし)は韓国に渡り、日韓を牛耳る“フィクサー”張会長の下にいた。そこに、韓国出張中の「花菱会」花田がトラブルを起こし、張会長の手下を殺してしまう。これをきっかけに、韓国“フィクサー”vs関西「花菱会」が一触即発の様相となる中、「花菱会」では内紛が勃発。そして、大友が日本に戻ってくる…。2010年『アウトレイジ』、2012年『アウトレイジ ビヨンド』と、シリーズ累計興収22億円超を記録した超人気シリーズが、前作から5年の月日を経て最終章を迎える。本シリーズは日本のみならず世界にファンを有する北野監督が、初めて手掛けたシリーズプロジェクトで、裏社会の男たちの抗争を描いたバイオレンス・エンターテインメント。今回、新たにシリーズに参戦するキャストとして、大友を慕う韓国・済州島グループの市川役に大森南朋、花菱会の花田役にピエール瀧、同若頭補佐・森島役に岸部一徳、花菱会の新会長・野村役に大杉漣、花田の手下・丸山役に原田泰造、関東の組織「山王会」木村組・吉岡役に池内博之ら豪華な面々が発表。大友役のビートたけし、花菱会・西野役の西田敏行、同・中田役の塩見三省、張会長の側近・李役の白竜、山王会・白山役の名高達男、同・五味役の光石研、警視庁・繁田役の松重豊ら、豪華な“全員悪人”の面々と共に、全面戦争へと突入する。このたび解禁となった特報でも、まずは、たけしさん演じる大友が登場!その後、巨大な弾丸に次々と超豪華キャスト陣の名前がクレジットされ、本シリーズらしい「全員暴走」を予感させる一瞬が映し出されていく。また、大友が銃をぶっ放すシーンもあり、今回の特報30秒の間だけでもすでに3発発砲。映像の最後には、「大友さん、これで最後ですよね」と聞かれるも、大友が「(これで)済んだと思うなよ」と裏切りの連続を示唆するセリフを言い放ち、まさに“全面戦争”前夜の様相を呈した特報は、「終結パート」を意味する音楽記号「コーダ」マークの入ったタイトルロゴで締めくくられている。先の読めない“裏切り”“駆け引き”“騙し合い”の末に、彼らはどんな決着をみせるのか?ますます期待高まる本作を、映像から確かめてみて。<新キャストよりコメント>■大森南朋役者を始めたころからずっと北野監督の映画に憧れていました。これまでも『dolls』『アキレスと亀』と2作品でお世話になってます。そして今回は、念願叶ってバイオレンス。念願叶って『アウトレイジ』。もうこんな幸せな事はありません。北野組の撮影現場、たけしさんの横で「あぁ オレ 今 夢が叶ってるぅぅ」って スゲェ小さい声で呟いてましたもん。■ピエール瀧初めて北野組に参加させていただきました、ピエール瀧です。全スタッフの見事なチームワーク、痺れるような本番の緊張感、そして時折垣間見ることができた監督の作品への姿勢と愛情、どれもが自分にとって素晴らしい体験でした。顔面世界遺産とも言える役者陣の“顔バトル”は、とにかく必見です(笑)■大杉漣24年前の『ソナチネ』が、初めての北野映画でした。ちょうど今回の出演で10本目になりますが、常連などと思ったことはありません。やはり作品は、ひとつひとつなのだと痛感します。北野組のあの独特な緊張感と世界観はたまりません。また味わいたくなるのは僕だけではないはずです。■原田泰造念願の北野組、それも大ファンである『アウトレイジ』に出演することが決まった時、嬉しさのあまり雄叫びを上げていました。現場では北野監督の包容力がとても大きく、夢見心地と緊張感が入り混じった味わったことのない気分で撮影に臨ませていただきました。僕も皆さん同様、暴走しております!公開を楽しみにしていてください!■池内博之自分が俳優としてデビューしてから、北野作品に出演することは自分の目標でもありましたので、決まった時は本当に嬉しくびっくりしました。現場は、スタッフ、キャストのとてつもない、いい緊張感が、リハから流れていて本番一発。テンポの速い撮影で、あっという間に終わるんです。たまに北野監督から演出上の指示がある以外は自由に演じさせてもらえるのですが、本気でやらないと見透かされてそうで、ある意味怖かったですね。なので1カット1カットを全力で生きないといけないという思いが凄くありました。■岸部一徳『座頭市』以来、久しぶりに参加しました。北野組の優しさ、静けさ、心地よさを感じた現場でした。言葉を使わない人間への愛情、そんなたけし映画が僕は好きです。『アウトレイジ 最終章』は10月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月18日テレビ東京開局記念日ドラマ特別企画「破獄」の完成披露試写会が4月5日(水)、東京・六本木の同局内で行われ、主演のビートたけし、共演する山田孝之と吉田羊が出席した。「読売文学賞」を受賞した吉村昭の同名小説を32年ぶりに映像化した本ドラマ。戦前から戦後の時代にかけて、脱獄阻止だけに命を燃やす一人の看守・浦田進(たけしさん)と不屈の脱獄犯・佐久間清太郎(山田さん)の息詰まる闘いが繰り広げられる。吉田さんは看守の娘・浦田美代子を演じている。たけしさんは「荷が重かった」と初の看守役に悪戦苦闘。初共演した山田さん&吉田さんについては、「お芝居があまりにうまくて、何とかこっちの下手さがバレないように、バレないように(笑)。自分の努力の足りなさと、いい加減さが堪えましたね…」と自虐を交えて、絶賛していた。また、撮影前にオーストラリアへ正月旅行したものの「よく考えたら、雪国の看守役だから、日焼けしちゃまずいと気づいて(笑)。ゴルフもできず、帰る日も決まっているし、1週間ずっとホテルにいた」と苦笑いを浮かべた。一方、脱獄に執念を燃やす佐久間を演じた山田さんは、極寒の網走ロケに触れて「ふんどし一丁で、キレそうになった」「凍傷になり、左手薬指の先の感覚がない」と仰天のエピソードを披露。それでも、「これからもテレ東でやりたいことがあるので、訴えませんが…」と不敵な笑みを浮かべた。また、吉田さんは「背中に哀愁を感じ、グッと泣きそうになった」と父親を演じるたけしさんとの共演を語り、「不器用にお気遣いいただく姿が、役柄にぴったりで。届きそうで届かない距離が、うまくリンクした」とふり返った。テレビ東京開局記念日 ドラマ特別企画「破獄」は4月12日(水)21時~テレビ東京ほかにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年04月05日米BOX OFFICE MOJOは3月31日~4月2日の全米週末興業成績を発表した。2週連続1位の『美女と野獣 (2017)』を2位に下し、ドリームワークスの新作3Dアニメ『The Boss Baby(原題)』が初登場首位。『マダガスカル』の3部作や『メガマインド」』を指揮したトム・マクグラスが監督を務め、ビジネスマンスタイルの不思議な赤ちゃんと7歳の兄弟がある企業のCEOが企てる世界秩序を乱す陰謀を阻止する物語を描く。声優陣には、アレック・ボールドウィン、トビー・マグワイヤ、スティーブ・ブシェミらの豪華キャストが名を連ねる。3位は『ゴースト・イン・ザ・シェル』が初登場。士郎正宗のコミックを押井守監督が映画化したSFアニメの金字塔『GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊』をハリウッドで実写映画化。『スノーホワイト』のルパート・サンダースが監督、オリジナル作品の草薙素子に相当する主人公の少佐役はスカーレット・ヨハンソンが演じている。その他、『LUCY/ルーシー』でヨハンソンと共演したピルー・アスベックが主人公の片腕バトー役、公安9課のボス荒巻大輔にビートたけし。その他ジュリエット・ビノシュ、マイケル・ピットらが出演している。トップの座を奪われた『美女と野獣 (2017)』は累計興行収入3億9,545万9,842ドルに到達。次週にも4億ドルの大台突破は必至だ。以下は『パワーレンジャー』が2位から4位へ、『キングコング: 髑髏島の巨神』が3位から5位へと転落するなど、9位までは前週と変わらぬラインナップとなった。その他10位『The Zookeeper’s Wife(原題)』が初登場。詩人のダイアン・アッカーマンによる2007年のノンフィクション小説『ユダヤ人を救った動物園 ヤンとアントニーナの物語』が原作で、第二次大戦中にナチスに追われたユダヤ人を動物園の檻に匿い、動物の命とともに救った飼育員夫婦を描いた作品だ。
2017年04月03日「攻殻機動隊」の大ファンと公言するルパート・サンダース監督が、スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、ピルー・アスベック、ジュリエット・ビノシュら、豪華キャストで実写映画化する『ゴースト・イン・ザ・シェル』。全米では公開がスタートし、世界から注目を集める本作から、監督が「攻殻機動隊」への敬意を込めた衣装へのこだわりが明らかになる映像が到着した。もともとCM界で活躍し、『スノーホワイト』で映画監督デビューしたサンダース監督が、シリーズへの敬意を払いつつ独自のビジョンを形成し、圧倒的スケールと世界観でSF映画の新たな歴史を刻んだ本作。このたび、「俳優は衣装に袖を通して初めてキャラクターになりきれる」と熱弁するほど監督がこだわリ抜いた、衣装の製作現場の裏側を映し出す特別映像が到着した。衣装デザインを担当した『イノセント・ガーデン』『ハンガー・ゲーム FINAL』のバート・ミューラーは、「衣装は監督の視覚センスが根底にある」と説明するように、サンダース監督はデザインのあらゆる面に携わったという。また、衣装デザインでバートとタッグを組むカート・スワンソンが、「アニメ版『攻殻機動隊』に敬意を表しつつ、同時に特徴的で記憶に残るものを目指した」と語っていることからも、監督のビジョンを形にしようとチーム一丸となって本作に取り組んだ様子もうかがえる。特にスタッフ陣が注力したのが、福島リラが演じた芸者ロボットの衣装だ。「伝統的、そして非伝統的な要素を混在させた。特に“帯”はとても伝統的だ。帯は従来の手法で作ったが、デザインは独自のものだ。電気回路のような模様で顔にも同じものがある」と、カートとバートは日本文化を基礎に新たなアイデアを加えたことを明かす。続けて「芸者(ロボット)のマスクはシリコンも考えたが、髪の毛も含めて硬質のものになった。美しい仕上がりだ」とも語っており、より妖艶さと不気味さが見事にマッチした芸者ロボットとなった。これには監督も「恐ろしいキャラクターだ」とその出来に自信たっぷり。加えて「芸者が着ける固いマスクの髪の部分には、ファンがあって、風がおくられる」と演者のための工夫も凝らしたことも明かし、映像内では、芸者ロボットを演じた福島さんがマスクと衣装を身に纏い、実際に演じている場面も確認できる。さらに、少佐の代名詞ともいえる、姿を消すことができるスーツ“光学迷彩”は、5度のアカデミー賞受賞経験を持つ特殊効果担当のサー・リチャード・テイラーのチームの協力のもと製作。機能的かつスタイリッシュな仕上りとなった光学迷彩を見た衣装チームのカートは、「まさに衣装にとっての新たなテクノロジーだろう。これを着たヨハンソンは魅力的だ」と絶賛!初めて全身シリコン製のスーツを作ったリチャードもまた「アーティストとして、私たちはこのプロジェクトに参加せずにいられなかった。観客は魅力的なキャラクターにあふれた独自でダイナミックな世界を目にする。ほかに類を見ないだろう」と、その圧巻の本作に手応えを覗かせている。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年04月02日スカーレット・ヨハンソンを主演に迎え、ビートたけし、ピルー・アスベック、ジュリエット・ビノシュら豪華キャストで実写映画化される『ゴースト・イン・ザ・シェル』。このほど、原作・アニメ版「攻殻機動隊」シリーズへのリスペクトと、圧巻の世界観、スカーレットの屋上ダイブや鮮やかな銃撃アクションが際立つ、約5分間もの本編映像が解禁となった。SF作品の金字塔を、豪華キャストによりルパート・サンダース監督が実写映画化する本作。撮影現場に招かれた『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の押井守監督も「間違いなくいままで作られた『攻殻』のなかで、一番ゴージャスな作品になると思う」と語る本作から届いた映像は、同作を彷彿とさせる屋上からのダイブシーンや、少佐の人間離れした圧巻のアクションに、正体不明の敵からのメッセージもあり、先の展開が気になる仕上がりとなっている。映像では、サイバー犯罪が行われている可能性がある高層ホテルの屋上に、1人佇む世界最強の捜査官“少佐”(スカーレット・ヨハンソン)の姿が。そのホテルの43階の一室では、人間の“義体化”を推進するハンカ・ロボティックス社のオズモンド博士と、ある国の大統領との会合が行われていた。少佐はホテルのシステムにアクセスし、何者かが大統領を監視していることを発見。会合は、オズモンド博士が大統領に人間の義体化推進に協力を求めるも、話し合いは難航していた。すると突然、ホテル内に黒服集団が侵入し、制止しようとする護衛のロボットを銃撃。少佐はすぐさまその侵入者に気づき、応援に向かっている捜査官バトー(ピルー・アスベック)に状況を問うも、「2分後だ」という応答に、「待ってられない」と業を煮やし、屋上からダイブ!光学迷彩を身にまとい徐々に周囲の風景に溶け込んでいく。一方、会合は黒服集団により制圧され、オズモンド博士は芸者ロボットにハッキングされていた。そこで、窓の外から放たれた銃弾に黒服集団や芸者ロボットが次々と倒れ、光学迷彩により姿を消していた少佐が、窓を突き破り登場!そのまま華麗な銃さばきと人間離れした激しいアクションで敵をなぎ倒していく。そして、オズモンド博士を捕らえていた芸者ロボットも打ち落とすが、まるで感情が備わっているかのごとく「助けて。お願い。殺さないで」と命乞いをする芸者ロボット。しかし、少佐は耳を貸さず「誰の手下?答えろ」と尋問。すると、芸者ロボットは声色が変わり「ハンカ社と組んだら破滅だ」と謎のメッセージを残す…。この芸者ロボットを演じるのは、『ウルヴァリン:SAMURAI』などにも出演してきた日本人女優・福島リラだ。屋上からのダイブシーンはもちろん、芸者ロボットの登場など、本作は原作やアニメ版に対するリスペクトがたっぷり。それについてスカーレットは、「アニメ版そっくりのシーンもあるわ。そういうシーンを再現するのはワクワクしたし、観客も実写化されているのを見て興奮できるはずよ」と説明しつつも、「とはいえ、再現ばかりしていたわけではない。オリジナル版へきちんと敬意を払いながらも、それ以外は独自の作品になっているわ」と、実写版だからこその映像表現に自信を覗かせている。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年03月31日テレビ東京ほかにて放送される、ビートたけし主演のテレビ東京ドラマ特別企画「破獄」。この度、本作の新たなキャストとして、日本の映画界・テレビドラマ界を牽引する実力派女優の2人、吉田羊と満島ひかりの出演が決定した。震災で妻と子どもを失い、生きる張り合いを無くし、脱獄阻止だけに命を燃やす一人の看守・浦田進(ビートたけし)。そんな彼の前に現れる一人の無期懲役囚・佐久間清太郎(山田孝之)の無尽蔵の生命力と、「何があろうと生きてやる」という圧倒的なまでの意思は、時に看守を苛立たせ、やがて大きく突き動かしてゆく…。戦前から戦後の時代にかけて繰り広げられる、看守と脱獄犯の息詰まる闘いが始まる。昭和17年。東京・小菅刑務所の看守部長・浦田進のもとに、秋田刑務所から無期懲役囚が脱獄したという情報が入る。脱獄した無期懲役囚は、かつて小菅刑務所にいて、情に厚い浦田だけには従順だったが、青森刑務所でも脱獄した経歴を持つ危険人物、佐久間清太郎だった。ところが3か月後、浦田に人間扱いしない秋田刑務所の看守を訴えて欲しいと、佐久間が突然訪ねて来る。しかし、隙をついて浦田は通報。囚われた佐久間は網走刑務所へ収監される。さらに、浦田も網走刑務所の看守長として転任することになる。こうして、浦田と佐久間の長い闘いが始まった――。本作は、「読売文学賞」を受賞した吉村昭の同名小説を原作に、「夏目漱石の妻」の池端俊策が脚本、『白夜行』や「偽装の夫婦」の深川栄洋が監督を務め、32年ぶりに映像化。3年ぶりに主演を務めるたけしさんが、完全無欠の看守・浦田進を演じ、彼と山田孝之演じる脱獄犯・佐久間の不思議な関係を通して、「命とは何か」「生きるとは何か」「自由とは何か」そして、「人と人の絆とは何か」を描いていく。そして今回、そんな2人に加えてドラマを彩る豪華女優陣が決定。看守・浦田進の娘・浦田美代子役には、「コールドケース~真実の扉~」「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」と主演作が続く吉田さん。母と兄妹は関東大震災で亡くなっており、自らも負傷した美代子は、当時、浦田が家庭より仕事を優先し、家族を助けに帰って来なかったことに対していまでも複雑な思いを抱いている…という役どころ。以前からたけしさんと芝居で共演したかったと言う吉田さんは、「今回、しかも親子役でそれが叶い本当に嬉しかったです。現場では、初共演による空気感がこの父娘の微妙で繊細な関係に重なり不思議としっくりきたのを覚えています」と話し、「たけしさんが全身で放たれる孤独、後悔、情熱、慈愛、また山田さんが作り上げた生き写しのような佐久間は見応えという言葉では足りないくらいです。どうぞ静かに、じっくりとご覧頂けたら嬉しいです」とコメント。また、吉田さんは美代子のほかにも本作のナレーションも兼任する。そして、先日最終回を迎えた話題作「カルテット」にも出演していた満島さんが演じるのは、貧しい家に生まれ、17歳のときに遊郭に売られる佐久間光役。19歳のとき出会った山田さん演じる佐久間とその後結婚、子どもも授かり、現在は家を守り、無期刑囚となった佐久間をずっと待ち続けているという役柄だ。そのほか、小菅刑務所長・大田坂洋役に松重豊、札幌刑務所長・仁科久役に寺島進、網走刑務所長・貫井千吉役に橋爪功、網走刑務所看守部長・泉吾郎役に勝村政信、通訳・田島公平役に渡辺いっけい、網走刑務所看守・藤原吉太役に池内博之、網走刑務所看守・野本金之助役に中村蒼ら豪華キャスト陣が出演する。テレビ東京開局記念日 ドラマ特別企画「破獄」は4月12日(水)21時~テレビ東京ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月24日先日、東京で行われた世界最速のワールドプレミアでは、スカーレット・ヨハンソン、ピルー・アスベック、ジュリエット・ビノシュ、ルパート・サンダース監督が来日し、ビートたけしら日本人キャストも見守る中、初披露された『ゴースト・イン・ザ・シェル』。このたび、本作の撮影現場を訪問した劇場アニメ『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の監督・押井守が語る特別映像が到着した。吹替え声優に、押井監督による『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』での集結から22年、その続編『イノセンス』や、神山健治のTVアニメシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」などで声優を努めた、田中敦子(草薙素子役/※ハリウッド版では“少佐“役)、大塚明夫(バトー役)、山寺宏一(トグサ役)が6年ぶりに同役を務めることも大きな話題を呼んでいる本作。「攻殻機動隊」シリーズの大ファンと公言するルパート・サンダース監督は、製作に関わるスタッフ陣は、脚本、製作、そして撮影を通して、インスピレーションを得るべく、何度もコミックとアニメに立ち返ったと明かす。満を持してのハリウッドでの実写化に当たり、「『攻殻機動隊』の歴史に名を連ねることを誇りに思っている。彼らにも私たちのプロジェクトの一部になってもらうことを願っていた」と語り、香港での撮影現場に押井監督やTVシリーズの神山監督を招待。本映像では、その際の様子の一部が映し出されている。映像内では、押井監督にリスペクトを込め「彼が想像した世界は本当に壮観だ」と語るサンダース監督。そんな監督の作品づくりにおける、真摯で情熱的な姿勢には、主演のスカーレット・ヨハンソンも感銘を受けた様子で、「ルパートにはビジョンがある。いままでにない体験だったわ」とふり返っている。そして、押井監督も、実際に撮影現場を訪れたことで心に響くものがあったようで、「ルパートは彼のバージョンの物語を作っている」と語る。続けて押井監督は、「スカーレット・ヨハンソンの素子(※本作では“少佐”)を、1本通して最後まで観てみたい。僕が想像した以上に、(少佐の)役になっていると思います。間違いなくいままで作られた『攻殻』の中で、一番ゴージャスな作品になると思います」と断言。さらに、心と体が統一されていないキャラクターを表現するスカーレットの能力に、「少佐には凶暴で、好戦的な側面もあるが、不安に苛まれてもいる。彼女はまったくの人間でもなければ、まったくのロボットでもない。スカーレットはそれを目で表現することができる。彼女は僕が描いたキャラクターとかなり近い。この役は彼女のための役で、ほかの誰も演じることができなかっただろう」と、惜しみない賛辞を送っている。「攻殻機動隊」シリーズにおいて、大きな説得力を持つ人物の1人である押井氏が太鼓判を押す本作。サンダース監督が最後に「誰も見たことのない世界だ」と豪語する、史上最もゴージャスな“攻殻”がますます楽しみになってきた。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年03月23日タレントのモト冬樹が18日、自身のブログを更新。ビートたけしのお金にまつわる驚きのエピソードを明かした。モトは「これはつまみ枝豆から聞いた話しなんだけど」と前置きした上で、枝豆がたけしの運転手をしていた頃のエピソードを披露。たけしが「お前、車好きなんだろ? どんなやつがいいんだ?」と尋ねると、枝豆は「やはりベンツがいいですね」と答え、「いくらするんだ?」と聞かれると、「俺の欲しいのはなんだかんだいって八百万くらいかなぁ」と答えたという。するとたけしは翌日、「ほら使えよ」と現金800万円が入った紙袋を枝豆に手渡し。枝豆は帰ってからその紙袋を押入れに隠し、一週間悩んだあげく、「『殿(たけし)、このお金はお返ししますやはり自分で働いて買います」と返すと、たけしは「お前ならそう言うと思った」と言ったとのこと。このエピソードに、モトは「やはりたけしさんはスゴイ人だな」とコメント。あらためて偉大さを感じたようだ。
2017年03月19日