これまで描かれてきたピーター・パンとはまた異なる新たなファンタジー・アクション・アドベンチャー『ピーター・パン&ウェンディ』より、場面写真が公開された。幼いころから慣れ親しんだ家を離れることが不安な少女ウェンディが、大人になることを拒む少年ピーター・パンと出会い、弟たちや小さな妖精ティンカー・ベル、そしてピーターと一緒に夢の冒険の先ネバーランドへと旅立つ。そこで彼女は、邪悪な海賊の船長フックに出会い、彼女の人生を永遠に変えるスリリングで危険な冒険に乗り出していく――。場面写真に写るのは、本作の主要キャラクターであるピーター・パン(アレクサンダー・モロニー)、ウェンディ(エヴァー・アンダーソン)、フック船長(ジュード・ロウ)。さらに、フック船長が乗る海賊船が空中に浮きあがっている様子を捉えた場面も公開され、これから始まるピーター・パンとウェンディの物語に期待が高まる。ピーター・パン(アレクサンダー・モロニー)この物語の特に重要なキャラクターである3人。これまでは、ピーター・パンとフック船長は宿敵とされていたが、本作では、いままで明かされることのなかった2人の秘められた過去も描かれる。ピーター・パンとの決闘で、フック船長は腕を失ったとされていたアニメーション版。本作では、彼らの間にどんなドラマが隠されているのか注目。ウェンディ(エヴァー・アンダーソン)さらに、本作ではピーター・パンとウェンディがW主演となるのも見どころ。ウェンディも物語の中心人物として描かれ、子どもと大人の間で揺れるウェンディの成長物語も必見だ。『ピーター・パン&ウェンディ』は4月28日(金)よりディズニープラスにて独占配信。(cinemacafe.net)
2023年04月05日新国立劇場バレエ団によるピーター・ライト版『白鳥の湖』が、 6月10日(土) から6月18日(日) にかけて新国立劇場オペラパレスにて再演される。クラシック・バレエのアイコニックな作品として有名な『白鳥の湖』。王子と姫の恋、それを邪魔する悪役、そして情景を美しく表現するコール・ド・バレエというクラシック・バレエの基本要素が凝縮され、白鳥のオデットと黒鳥のオディールという性格の違う二役を一人のダンサーが踊るのが大きな特徴だ。新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』2021年公演より撮影:鹿摩隆司今回のピーター・ライトによるプロダクションでは、英国らしいシェイクスピア劇のような演劇的要素が盛り込まれており、本国でも長年愛され続けている。日本では、新国立劇場バレエ団の2021/2022シーズン最初の演目として上演された。本公演ではプロローグ冒頭、王の葬儀のシーンから物語がスタートし、王子をはじめとするキャラクターたちの置かれた状況や設定が論理的に示され、それぞれの心理描写も緻密に表現。3幕の宮廷の舞踏会、王子の花嫁候補たちの踊りも独特な演出のひとつで、民族舞踊の群舞だけでなく、3人の花嫁候補がヴァリエーションを踊り、各々が国を代表してやってきたというストーリーがしっかりと見える演出に。そのほか、4幕のそれぞれが意思をもった白鳥たちのドラマティックな群舞や衝撃的なラストなど、期待の高まる公演となっている。<公演情報>2022/2023 シーズン新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』Swan Lake2023年6月10日(土)~18日(日) 新国立劇場オペラパレス芸術監督:吉田都振付:マリウス・プティパ、レフ・イワーノフ、ピーター・ライト演出:ピーター・ライト共同演出:ガリーナ・サムソワ音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー美術・衣裳:フィリップ・プロウズ照明:ピーター・タイガン指揮:ポール・マーフィー、冨田実里管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団出演:新国立劇場バレエ団【公演日程】6月10日(土) 14:006月11日(日) 13:00/18:306月13日(火) 13:306月14日(水) 13:306月15日(木) 13:306月17日(土) 13:00/18:306月18日(日) 14:00※ロビー開場は開演60分前、客席開場は開演45分前。開演後のご入場は制限させていただきます。※予定上演時間 約3時間(休憩含む)【チケット料金(税込)】S席:14,300円A席:12,100円B席:8,800円C席:6,600円D席:4,400円Z席:1,650円※Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。※Z席は、公演当日10:00から、新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。※上記の方法での先着販売後、残席がある場合は、公演当日11:00からボックスオフィス窓口でも販売いたします。※電話での予約は承れません。■先行受付3月19日(日) 10:00~■一般発売3月25日(土) 10:00~チケットはこちら:公式サイト:
2023年03月18日7月25日(火) に開幕を控えるブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』より、 ティザービジュアル&追加キャストの公開とイベントの開催が決定した。1981年に榊原郁恵の初代ピーター・パンが新宿コマ劇場に舞い降りて以来、日本でも多くの大人と子どもに親しまれてきたミュージカル『ピーター・パン』。11代目となるピーター・パンは、第44回ホリプロタレントスカウトキャラバン(TSC)「ミュージカル次世代スターオーディション」でグランプリを獲得した山﨑玲奈が演じる。左より)山崎玲奈、小野田龍之介、岡部麟長谷川寧の新たな演出によって生まれ変わる2023年ヴァージョンでは、海賊はパイレーツ、迷子たちはロストボーイズ、そして江上万絢演じるタイガー・リリー率いる森で暮らす人々はモリビトとして舞台に登場。追加キャストはパイレーツとして今村洋一、渡部又吁、天野夏実、藍 実成、伊藤奨、米澤賢人、ロストボーイズとして徳岡明、小熊綸、阿部美月、梶みなみ、松尾音音、モリビトとして高城徹、住玲衣奈、ASUKA、古澤美樹、西澤真耶、大津夕陽、大津朝陽、松平和希の出演が決定した。そのほか、ジョン、マイケル役の子役キャストなど、他キャストについては追って公開される。公演は、7月25日(火)~8月2日(水) 東京・東京国際フォーラム ホールCにて上演後、埼玉・長野(上田)・新潟・名古屋・大阪・高松で上演される。現在、東京公演のチケット先着先行を受付中。<公演情報>ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』『ピーター・パン』ティザービジュアル原作:サー・J・M・バリによる作品を元にしたミュージカル作詞:キャロリン・リー作曲:モリス(ムース)・チャーラップ翻訳・訳詞:福田響志演出・振付:長谷川寧エグゼクティブ・プロデューサー:堀威夫【キャスト】ピーター・パン:山﨑玲奈フック船長:小野田龍之介ウェンディ:岡部麟タイガー・リリー:江上万絢パイレーツ:今村洋一、渡部又吁、天野夏実、藍実成、伊藤奨、米澤賢人ロストボーイズ:徳岡明、小熊綸、阿部美月、梶みなみ、松尾音音モリビト:高城徹、住 玲衣奈、ASUKA、古澤美樹、西澤真耶、大津夕陽、大津朝陽、松平和希ほか【東京公演】期間:7月25日(火)~8月2日(水)会場:東京国際フォーラム ホールC【チケット料金】■ドリームシート:おとな・こども平日/土日共通 9,400円 ※妖精の粉付き■S席:おとな平日8,500円/土日8,900円■S席:こども平日5,500円/土日5,900円■A席:おとな平日/土日共通4,800円■A席:こども平日/土日共通3,200円(全席指定・税込/こども 3歳~12歳)※3歳以上のご観劇を推奨いたします。※3歳未満のお子様で、お子様の頭が保護者の肩の高さを超えない場合のみ、ひざ上での観劇が可能です。■手をたたいて繋がろう! 劇中曲スペシャルパフォーマンス下記の各公演終演後に、出演キャスト全員(予定)とお客様みなさまで一緒に楽しめるイベントを開催。劇中の曲に合わせてみんなで手をたたき、ひとつになって、楽しみましょう。■対象公演7月26日(水) 16:307月27日(木) 16:308月1日(火) 16:30■アフタートークイベント下記の各公演終演後に、ミュージカル『ピーター・パン』の制作秘話や物語を深堀するアフタートークイベントを開催。■対象日程7月29日(土) 16:30登壇者:山崎玲奈/岡部麟7月30日(日) 16:30登壇者:山崎玲奈/小野田龍之介/長谷川寧※対象公演回のチケットをお持ちの皆様はご参加いただけます。※登壇者は急遽変更になる場合もございます。■東京公演にてカーテンコール一部撮影OK東京公演にて、カーテンコールの一部をお手持ちのスマートフォン等で撮影して頂けます。観劇の記念にぜひ撮影ください。※撮影はスマートフォンもしくはそれに準じるサイズの撮影機器に限ります。フラッシュ使用はNGとなります。※撮影可能なタイミングは、当日会場にてご案内いたします。※撮影は、お客様ご自身のお席にてお願い申し上げます。お席を移動されての撮影はご遠慮ください。【名古屋公演】8月5日(土) 11:00 / 16:006日(日) 11:00会場:御園座問合せ:御園座052-222-8222(平日10:00~18:00)【埼玉公演】期間:8月16日(水)会場:ウェスタ川越 大ホールお問い合わせ:ウェスタ川越TEL:049-249-3777(9:00~19:00 点検日等の休館日を除く)【長野公演(上田)】8月19日(土) 12:008月20日(日) 12:00会場:サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホールお問い合わせ:上田市交流文化芸術センターTEL:0268-27-2000(休館日を除く9:00~19:00)【新潟公演】期間:8月26日(土)・27日(日)会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場お問い合わせ:りゅーとぴあチケット専用ダイヤルTEL:025-224-5521【高松公演】期間:2023年9月2日(土)・3日(日)会場:レクザムホール(香川県県民ホール)大ホール問合せ:県民ホール サービスセンター087-823-5023(10:00~18:00)※大阪公演あり関連リンク公式HP::
2023年03月14日実写映画『ピーター・パン&ウェンディ』が、4月28日(金) よりディズニープラスで独占配信されることが決定した。ディズニー・アニメーション『ピーター・パン』は、幼いころからその物語に惹かれたというウォルト・ディズニー渾身の一作。大人なら誰しもが一度は経験したことがある、子どもの頃のかけがえのないひと時がフラッシュバックするようなワクワク、ドキドキが詰まったファンタジー作品だ。今回の実写版はピーター・パンとウェンディのふたりを主人公とし、子どもたちの夢が詰まった不思議な島“ネバーランド”を舞台に、新たな物語が描かれる。ピーター・パン役は映画の主役初挑戦となるアレクサンダー・モロニー、ウェンディ役はこちらも映画初主演となる、女優ミラ・ジョボビッチと映画監督ポール・W・S・アンダーソンの娘エヴァー・アンダーソンが担当。そのほかピーター・パンの宿敵フック船長役でジュード・ロウ、ピーター・パンの親友である妖精ティンカー・ベル役でヤラ・シャヒディがキャストとして名を連ねる。またディズニーの名作ファンタジーの実写映画『ピートと秘密の友達』や、ロバート・レッドフォード主演の『さらば愛しきアウトロー』などで高い評価を獲得したデヴィッド・ロウリーが監督、そしてトビー・ハルブルックスとともに共同脚本を務める。併せて、本作の予告映像が公開された。映像ではピーター・パンがウェンディやその弟たちと出会い、日常を飛び出してネバーランドに旅立っていく様子が、重厚感ある中にもファンタジックに描かれ、これから冒険が始まるドキドキ・ワクワク感満載の内容となっている。さらに、キリっとした表情でまっすぐ前を見据えたピーター・パンとウェンディ、そしてフック船長やティンカー・ベルの姿が描かれたキービジュアルも公開となった。『ピーター・パン&ウェンディ』予告映像<作品情報>『ピーター・パン&ウェンディ』4月28日(金) ディズニープラスで独占配信監督:デヴィッド・ロウリー製作総指揮:アダム・ボルバ、トーマス・M・ハメル、トビー・ハルブルックス製作:ジム・ウィテカー脚本:デヴィッド・ロウリー、トビー・ハルブルックス出演:ジュード・ロウ、アレクサンダー・モロニー、エヴァー・アンダーソン、ヤラ・シャヒディ、他関連リンク「ディズニープラス」公式サイト:「ディズニープラス」公式Twitter:「ディズニープラス」公式Instagram:「ディズニープラス」公式Facebook
2023年03月01日Disney+より、1953年に製作されたアニメ映画『ピーター・パン』の実写リメイク映画『Peter Pan & Wendy(原題)』の予告編が公開された。キャストはアレクサンダー・モロニー(ピーター・パン)、エヴァー・アンダーソン(ウェンディ)、ヤラ・シャヒディ(ティンカー・ベル)、ジュード・ロウ(フック船長)らが出演している。エヴァーはミラ・ジョヴォヴィッチとポール・W・S・アンダーソン監督の長女で、2016年に『バイオハザード:ザ・ファイナル』で銀幕デビュー。続いて『ブラック・ウィドウ』にも出演したが、大役を演じるのは初めて。監督は『ピートと秘密の友達』のデヴィッド・ロウリーで、同作で脚本を共同執筆したトビー・ハルブルックスと再び脚本も手掛けている。ロウリー監督は「『Peter Pan & Wendy』を作るにあたり、J・M・バリーの原作とウォルト・ディズニーのアニメーション映画のどちらにも敬意を払うことを目指しました。具体的には、感情に訴える誠実さ、心を開くこと、冒険に対する大きな憧れを大切にしながら製作しました」とコメント。予告編はウェンディがネバーランドにたどり着き、ロストボーイたちと出会うところからスタート。ウェンディがピーター・パン、弟のジョンとマイケルと一緒に時計台からジャンプしたり、海の上を飛んでいると海賊から攻撃を受けるなど、スリリングな冒険が描かれている。『Peter Pan & Wendy』は4月28日、Disney+(アメリカ)で配信予定。(賀来比呂美)
2023年03月01日ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』が、7月から8月にかけて東京・埼玉・長野・新潟で上演されることが決定した。1981年の初演以来、今年で43年目を迎える本作。昨年の公演で卒業した吉柳咲良の後を継ぎ、11代目のピーター・パンを演じるのは、第44回ホリプロタレントスカウトキャラバン(以下、TSC)「ミュージカル次世代スターオーディション」でグランプリを獲得した山﨑玲奈。山﨑はTSC参加以前にミュージカル『アニー』で主演を務めており、受賞後には、アジア進出で大きな話題を呼んだミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』に出演し、高い歌唱力を発揮していた。また宿敵のフック船長役は、こちらも新たなキャストとなる小野田龍之介、ピーターを慕うウェンディ役は、昨年に続きAKB48の岡部麟が務める。さらに、今回の公演より演出・振付を長谷川寧が担当。長谷川は国際的に活躍するクリエイター&パフォーマーで、近年では他ジャンルとのコラボレーションを通じて作品の本質を見つめ直す「疑・ジャンル」をテーマとし、上海・ロンドン・サンパウロ・ジャカルタ公演など国内外で精力的に活動している。併せて、山﨑、小野田、岡部、長谷川からのコメントが到着した。■ピーター・パン役:山﨑玲奈 コメント小さい頃からの憧れていたピーター・パンになれる!出演決定を聞いた時は夢が叶ってとても嬉しかったです。今回は演出家さんも長谷川寧さんになり、既に何度か作品についてのお話をさせて頂いていますが、これまでとは180度違う、全く新しい作品、新生『ピーター・パン』になりそうです!吉柳咲良さんからの11代目のバトンを受け継ぎ、今からしっかりと準備していきたいと思います!フック船長にはミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』でご一緒していた小野田龍之介さん、ウェンディには前作に引き続き岡部 麟さんがご一緒とのことで、すごく頼もしくて、キャストの皆さん、スタッフの皆さんと一緒に最高のミュージカルを作り上げていきたいと思います!皆さんにも是非NEW『ピーター・パン』をご覧いただければと思いますので、今年の夏は劇場でお待ちしています!■フック船長役:小野田龍之介 コメントこの度また新たに生まれ変わるミュージカル『ピーター・パン』!!その『ピーター・パン』でこの度宿敵"フック船長"を演じます小野田龍之介です。このピーターの世界は私自身も幼い頃から本や映画またこのミュージカル版を通してとても深く自身の心に染みついているので、ついにその世界の住人になることができ光栄に思います。そして何と言っても今回最も楽しみなのは新ピーター山﨑玲奈の誕生!子役時代から華々しいキャリアの持ち主で的確なスキルとテクニックを持ち合わせた彼女がどんなピーターを作り上げてくれるの今から楽しみです。とはいえ、こちらも素晴らしく煌びやかな海賊チームと共にピーター達をたたきつぶしていきますので、よろしくっ♪■ウェンディ役:岡部麟 コメント2023年夏もウェンディとして、ネバーランドへお出掛けすることになりました!とっても楽しみです!昨年初めて咲良ちゃん扮するピーターがネバーランドへ連れて行ってくれましたが初めて見る世界、空を飛んだ事、綺麗な歌声を1番近くで聞けたこと、予定より短い冒険になりましたが大切な思い出になりました。今年は玲奈ピーターとどんな素敵な冒険ができるのかワクワクしています!長年愛され、上演されてきた『ピーター・パン』キャストが変わることにより更に素敵さが増していくのだろうなと私自身楽しみでなりません!■演出・振付:長谷川寧 コメント「メタバース」。もうひとつの現実として置かれたインターネット上における仮想空間。これは今や一般化し、今時は子供も大人もその空間で活動したりゲームに興じていたりする。つまりこの空間は誰もが信じているもの、と言える実存する空間になった。そう、無い、のに、有る。そんな事を考えていた折、ピーター・パンをやってみないか、との話を頂く。「どのピーター・パン?」「あのピーター・パン。」キツネにつままれた様な面持ちで、まずはそのピーター・パンを改めて拝読してみた。すると「ネバーランド」なるもうひとつの空間で、このピーター・パンなる人物は実に生々しく生きていた。子供の頃の補正で可愛らしい側面ばかりが記憶に残っていた自分には、命懸けで生きているピーター・パンはとても新鮮だった。そして描かれる「ネバーランド」と呼ばれる世界の縮図に興味を持った。彼/彼女らが命懸けで生きる「ネバーランド」は、“信じる力”で「メタバース」の様にそこに実存し得る空間なのだと興奮した。ここに<山崎玲奈>という、これまた生命力をぎゅう。と凝縮した様な存在がピーター・パンを演じる。この爆発的な生命力が「ネバーランド」に解き放たれ、命懸けで生きる姿には、誰しもが魔法にかけられる筈だ。そう、この世界は信じるに足る世界になる。今迄ミュージカル演出経験は国外でのみ。日本でのデヴューは今年が初年度となる。その初年度に、ウェンディ達と同じあの妖精の粉をふりかけ、訪れた方と共にこの広大な世界へ夢中で飛んでいきたい。さあ、あなたは世界を信じる事が出来ますか?ようこそ、新世界へ。I’m flying.長谷川寧<公演情報>ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』ビジュアル原作:サー・J・M・バリによる作品を元にしたミュージカル作詞:キャロリン・リー作曲:モリス(ムース)・チャーラップ翻訳・訳詞:福田響志演出・振付:長谷川寧エグゼクティブ・プロデューサー:堀威夫【キャスト】ピーター・パン:山﨑玲奈フック船長:小野田龍之介ウェンディ:岡部麟ほか【東京公演】期間:7月25日(火)~8月2日(水)会場:東京国際フォーラム ホールC【埼玉公演】期間:8月16日(水)会場:ウェスタ川越 大ホールお問い合わせ:ウェスタ川越TEL:049-249-3777(9:00~19:00 点検日等の休館日を除く)【長野公演】期間:8月会場:サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホールお問い合わせ:上田市交流文化芸術センターTEL:0268-27-2000(休館日を除く9:00~19:00)【新潟公演】期間:8月26日(土)・27日(日)会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場お問い合わせ:りゅーとぴあチケット専用ダイヤルTEL:025-224-5521※名古屋、大阪、ほかツアー公演あり【チケット料金】■ドリームシート:おとな・こども平日/土日共通 9,400円 ※妖精の粉付き■S席:おとな平日8,500円/土日8,900円■S席:こども平日5,500円/土日5,900円■A席:おとな平日/土日共通4,800円■A席:こども平日/土日共通3,200円(全席指定・税込/こども 3歳~12歳)※3歳以上のご観劇を推奨いたします。※3歳未満のお子様で、お子様の頭が保護者の肩の高さを超えない場合のみ、ひざ上での観劇が可能です。関連リンク公式HP::
2023年02月02日『トレーニング デイ』のアントワン・フークア監督がメガホンを取るマイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael(原題)』の主演に、マイケルの甥ジャファー・ジャクソン(26)が起用された。フークア監督はインスタグラムにマイケルに扮したジャファーの写真を掲載。「キング・オブ・ポップとなった人の旅路を探求する映画で、ジャファー・ジャクソンがマイケルを演じます。これを発表できることを誇りに思います」と報告した。ジャファーもSNSで「叔父のマイケルの物語に命を吹き込むことができ、大変光栄に思います。世界中のファンのみなさん、すぐにお会いしましょう」と発表。「マイケルを愛するファンにとって、とてもワクワクするニュースです!」「その年でマイケルを演じられる人は、あなた以外にいないでしょう」「おめでとう!マイケルもきっと喜ぶはず」とファンから祝福コメントが多数寄せられている。ジャファーはマイケルの兄ジャーメイン・ジャクソンの息子で、2019年にファーストシングル「Got Me Singing」をリリースしている歌手。同曲のMVではダンスも披露しており、視聴回数は840万回を超えている。『Michael』はアカデミー賞受賞作『ボヘミアン・ラプソディ』のプロデューサー、グレアム・キングが製作する。(賀来比呂美)
2023年01月31日マイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael』の主演俳優がジャファー・ジャクソンに決まった。マイケルの兄ジャーメイン・ジャクソンの息子で、マイケルの甥に当たる。ジャファーは現在26歳。12歳の時から歌とダンスを披露してきた。監督はアントワン・フークア。プロデューサーは『ボヘミアン・ラプソディ』のグラハム・キング。ライオンズゲートが製作配給するが、海外のパートナーを探しており、ソニーがかかわる可能性も大きいようだ。フークアは現在『イコライザー3』を撮影しているが、次に今作に取り掛かる予定。今年後半の撮影開始を目指している。文=猿渡由紀
2023年01月31日マイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael』の監督に、アントワーン・フークアが決まった。脚本は『ラスト・サムライ』『アビエイター』などのジョン・ローガンが手がける。プロデューサーは『ボヘミアン・ラプソディ』を大ヒットさせたグラハム・キング。製作にはマイケル・ジャクソンの財団もたずさわる。フークアは現在、デンゼル・ワシントン主演の『イコライザー3』をイタリアにて撮影中で、これは彼の次の作品になるようだ。撮影は今年後半にスタートの予定。フークアの最近作は、ウィル・スミス主演の『自由への道』。文=猿渡由紀
2023年01月19日ジョンソン&ジャクソンによる新作公演『どうやらビターソウル』の模様が12月9日(金) より配信されることが決定した。ジョンソン&ジャクソンは、俳優の大倉孝二と脚本家・演出家のブルー&スカイが共同主宰し、2014年に旗揚げしたユニット。今年11月に東京・ザ・スズナリと大阪・ABCホールで上演された『どうやらビターソウル』は、主宰の2名に加え、佐藤真弓、ノゾエ征爾、渡辺真起子、といったキャストが集結。渡辺真起子扮する一流スターの“ユキコ”が、ある出来事をきっかけに25年前同じ夢を抱いていたかつての仲間たちに会いにゆく……という展開の中で容赦無く畳み掛けられるくだらなさ、切なさ、絶妙な空気感など、ジョンソン&ジャクソンにしかない不思議な味わいにあふれた作品となっている。今回の配信では、特典映像として2020年に中止となった幻の『ジョンソン&ジャクソンの梅まつり in ユーロライブ』の劇中で流す予定だった映像作品の一部と、ジョンソン&ジャクソンのふたりによるちょっとしたおまけ映像を観ることができる。なお配信映像のパッケージ化の予定は現時点ではないという。撮影:宮本雅通<配信情報>ジョンソン&ジャクソン『どうやらビターソウル』オンデマンド配信配信日時:12月9日(金) 19:00~※12月18日(日) 23:59までアーカイブありジョンソン&ジャクソン『どうやらビターソウル』メインビジュアル配信内容:本編+幻の「梅まつり」予習にして復習ミニ動画【チケット情報】イベント割適用価格:2,800円(税込)※通常価格:3,500円(税込)チケット発売期間:12月18日(日) 21:00までキューブ オフィシャルサイト:
2022年11月28日「ディズニー ピーター・パン」OH MY CAFEが東京・大阪・名古屋に期間限定オープン。東京は2022年12月9日(金)から2023年2月12日(日)まで、大阪は2022年12月15日(木)から2023年1月29日(日)まで、名古屋は2022年12月9日(金)から2023年1月29日(日)まで。“ピーター・パン”の世界観を体験できるカフェ世界中の子どもから大人まで、幅広い世代から愛され続けるディズニーアニメーション『ピーター・パン』のスペシャルカフェ「ディズニー ピーター・パン」OH MY CAFEが期間限定オープン。会場では、心躍る物語の世界観を再現したメニューが楽しめる。“ネバーランド”へ向かうピーター・パンを表現したカレー注目は、ネバーランドへ向かうピーター・パンをイメージした「行こう、ネバーランドへ!カレー」。時計を表したライスの中にはグリル野菜が入っており、崩しながら味わうことができる。時計を咥えるワニのサンドイッチフック船長の天敵であるワニが水面から顔を出している様子を表現したハム&エッグサンドイッチにも注目。ワニが咥えた時計からは、今にも“チクタク、チクタク”とフック船長が怖がる時計の音が聞こえてきそうだ。ティンカー・ベルの“金の粉”を振りかけるパスタ怒ったティンカー・ベルと花が印象的な「ほうれん草ソースのパスタ」も用意。ティンカー・ベルの金の粉に見立てた粉チーズを振りながら、作中で金の粉をかぶって“空を飛ぶシーン”を思い浮かべてみて。ライトブルー&ホワイトのヨーグルトスムージーやティンカー・ベルのレモネードスミ―をイメージしたソーダヨーグルトスムージーは、スミ―が来ている洋服カラーで。ライトブルーとホワイトカラーのボーダーTシャツを再現した色鮮やかなスムージーに仕上げた。また、ティンカー・ベルのストロータンブラーで楽しむレモネードや、夜空を飛ぶピーター・パンをイメージしたレモンスカッシュなどが揃う。“ピーター・パン”のオリジナルグッズもさらに、ピーター・パンとティンカー・ベルが微笑み合っている様子をデザインしたダイカットクッションやアクリルキーホルダー、ハンドタオル、ランチトートなど、会場限定のオリジナルグッズも豊富なバリエーションで展開される。【詳細】「ディズニー ピーター・パン」OH MY CAFE■東京会場期間:2022年12月9日(金)~2023年2月12日(日)会場:OH MY CAFE TOKYO住所:東京都渋谷区神宮前 4-30-3 東急プラザ表参道原宿 3F■大阪会場期間:2022年12月15日(木)~2023年1月29日(日)会場:OH MY CAFE OSAKA住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋 1-6-1 2F■名古屋会場期間:2022年12月9日(金)~2023年1月29日(日)会場:kawara CAFE&KITCHEN 名古屋パルコ店住所:愛知県名古屋市中区栄 3-29-1 名古屋パルコ 南館 5F※開催期間は変更になる可能性あり。<メニュー例>・行こう、ネバーランドへ!カレー 2,079円・チクタク!?ハム&エッグサンド 2,189円・ほうれん草ソースのパスタ 2,189円・<ピーター・パン>スカイブルーレモンスカッシュ 1,089円・<スミ―>ソーダヨーグルトスムージー 1,309円・レモネード 1,199円<オリジナルグッズ例>・ダイカットクッション(ピーター・パン&ティンカー・ベル) 2,750円・ダイカットクッション(ティンカー・ベル) 2,750円・アクリルキーホルダー(ピーター・パン&ティンカー・ベル)ランダム6種 715円・ハンドタオル(ピーター・パン&ティンカー・ベル) 1,485円・ランチトート 2,860円■事前予約者限定 カフェ利用特典事前予約(715円/1名)を利用し、メニューを注文した人に「 オリジナルランチョンマット(全3種)」 をランダムで1枚プレゼント。※柄は選択不可。■カフェグッズ 購入特典カフェ限定グッズ3 ,850円以上の購入者に「オリジナル紙製ショッパー」を1会計につき1枚プレゼント。※無くなり次第終了。
2022年11月25日2022年にデビュー50周年を迎えたJACKSON BROWNE(ジャクソン・ブラウン)の、6年ぶりとなる来日公演が2023年3月に開催される。JACKSON BROWNEチケット情報本来であれば2021年7月のアルバム『ダウンヒル・フロム・エヴリホェア』リリースから時を経たず実現していたはずの来日公演だが、コロナ禍による空白期間を経てようやく実現する。聴く者の心に迫る、類い稀なる歌声と優しく憂愁に満ちたメロディ。今回の公演も観る者の心にきっと何かを刻み込むに違いない。公演は、2023年3月20日(月)大阪・フェスティバルホール、3月22日(水)広島JMSアステールプラザ 大ホール、3月24日(金)愛知・名古屋市公会堂、2023年3月27日(月)・28日(火)東京・オーチャードホールにて開催。チケットは、11月6日(日)23:59までいち早プレリザーブを受付中。
2022年11月04日映画『ロード・オブ・ザ・リング』の日本劇場公開20周年を記念し、ピーター・ジャクソンによって4Kリマスターされたシリーズ3部作を日本で初めてIMAX上映中。この度、完結編となる3作目『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の上映開始を前に、日本劇場公開当時の懐かしの場面写真が公開された。J.R.R.トールキンの原作を基に、ファンタジー映画の概念を覆した気宇壮大な映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ。公開から20年を超えたいまも、世界中の人々を魅了し続けている。上映を控える完結編では、中つ国の命運を分ける最終決戦がついに始まる。『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』今回公開された場面写真は、20年前の劇場公開当時の思い出がよみがえることだろう、ファンにはたまらない貴重なカットだ。『ロード・オブ・ザ・リング』また上映にあわせて、10月28日(金)より2&3作目の復刻版パンフレットも登場。1作目に続き、3作品のパンフレットがコンプリートできるまたとない機会となっている。『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』は一部劇場にて上映中、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』は10月28日(金)より上映。(cinemacafe.net)■関連作品:ロード・オブ・ザ・リング 2022年9月16日より全国にて公開©2022 WBPI TM & © The Saul Zaentz Co.ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 2022年10月7日より全国にて公開©2022 WBPI TM & © The Saul Zaentz Co.ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 2022年10月28日より全国にて公開©2022 WBPI TM & © The Saul Zaentz Co.
2022年10月27日ジェームズ・ガン監督と、プロデューサーとのピーター・サフランが、「DCスタジオ」の共同会長兼CEOに就任することが決定した。「DCスタジオ」は、ウォルター・ハマダが率いていたワーナーの子会社「DCフィルムズ」に代わって11月1日に新設される会社。『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』や「ピースメイカー」のメガホンを取ったガン監督に、『アクアマン』や『シャザム!』シリーズなどの製作を務めきたサフランという、すでにDCの世界に精通している2人。ガン監督はクリエイティブ面、サフランはビジネス面を主に担当することになるという。「私たちは、子どもの頃から愛し続けてきたDCのキャラクターの指揮を執ることになり、大変光栄に思います」と共同声明を出し、喜びを伝えている。また、「世界で最も才能のある脚本家、監督、俳優たちとのコラボ」も約束。この件を報告したガン監督のツイートには、「DCへようこそ!」「おめでとう!」「あなたによっても良いことだけれど、これからの映画にとっても素晴らしいこと」「今後の作品がすごく楽しみ」などの歓迎、祝福、期待のメッセージや、早くも今後のDC作品へのリクエストが多数寄せられている。(賀来比呂美)
2022年10月26日ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが新しく創設したDCスタジオのトップに、映画監督のジェームズ・ガンとプロデューサーのピーター・サフランが就任した。昨年『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』を送り出したコンビだ。これまでワーナーでDC映画のトップを務めてきたウォルター・ハマダに代わり、マーベルにおけるケビン・ファイギのように、ひとつのビジョンのもと、長い目で戦略を作り上げていくことが期待されている。ガンはマーベルでも『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズを監督してきたが、来年春公開の3作目を最後に、これからはDCのみにかかわる。ワーナー・ブラザースとディスカバリーの合併でトップに就任したデビッド・ザスラフは、DC映画の戦略へのテコ入れを宣言し、撮影を終えた『Batgirl』をお蔵入りさせるなどして騒がせた。この大きな人事発表で本気であることを示した形。今後の作品展開が注目される。文=猿渡由紀
2022年10月26日マイケル・ジャクソンの大ヒットアルバム『スリラー』についてのドキュメンタリーが製作されることがわかった。監督は、音楽歴史学者、ジャーナリスト、ドキュメンタリー映画監督のネルソン・ジョージ。マイケル・ジャクソン財団公認による作品となる。映画には、これまでに公開されたことのない映像やインタビューなどが含まれているとのことだ。アルバム『スリラー』は1988年11月にリリースされ、全世界で1億枚を売り上げた。ジャクソンは2009年6月に50歳で亡くなった。文=猿渡由紀
2022年10月05日『盗まれた雷撃 パーシー・ジャクソン ミュージカル』が2022年9月21日(水)から有楽町よみうりホールほかで上演される。本作は、アメリカの人気作家リック・リオーダンにより2005年から09年にかけて年1冊ずつ発行され、ニューヨーク・タイムズのベストセラーにも選ばれた大人気ファンタジー小説『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』シリーズの第1作を原作としたミュージカル。日本初上演となる今回、岡本圭人が主演で、小南満佑子、水田航生、木内健人、宮原浩暢(LE VELVETS)、壮一帆らが出演する。初日を前にオンラインで稽古が公開され、作品冒頭のM1「Prologue/The Day I Got Expelled」が披露されたほか、出演者がインタビューに応えた。ミュージカル初出演となる、パーシー・ジャクソン役の岡本は「オンライン公開稽古という新しい試みで、たくさんの方に稽古を見ていただき、作品の良さが少しでも伝わると嬉しいです」とコメント。「ギリシャ神話をベースに、といっても『自分は普通ではない!?』と感じていた少年が、ある日突然、自分の父は神様だったと知って仲間と冒険の旅に出る......という物語。神話の世界の登場人物が親しみやすいキャラクターとして登場するテンポの良いコメディで、分かりやすく描かれています」と作品を紹介し、「ザ・王道のファンタジーで、疾走感あふれる冒険を楽しんでいただけると思います。ぜひ劇場へお越しください」などとPRした。そんな岡本に対し、サリー役の壮は「メロメロです」と笑顔。その上で「パーシーは葛藤を持ちながら『自分とはなんだろう』ということをテーマにしている。それは母親のサリーも同じで、互いに完璧ではないのが魅力的」と話す。アナベス役の小南は「M1はストーリー性が盛り込まれているキャッチーな楽曲。他の楽曲も素晴らしい楽曲がたくさんあるので、観てくださるお客様もノリノリになっていただけると思います」と楽曲について話し、ルーク役の水田は「パーソナリティが分からないと、コメディ作品は作りにくいので、積極的にコミュニケーションをとりながら稽古をしています。(感染症予防の観点から)空間的な距離は取りながら、心は密に稽古に励んでいます」と稽古場の様子を語る。グローバー役の木内は「岡本くん演じるパーシーとの関係性も大事な要素なので、二人でわちゃわちゃしながら、友情を見せられたら」と意気込み、ブラナー先生役の宮原は「キャラがそれぞれ立っていて、いいメンバー。とても面白い作品になっています」と自信を見せた。翻訳・訳詞・演出は荻田浩一。東京公演は10月5日(水)まで。京都公演は10月9日(日)、10日(月・祝)、京都劇場。取材・文:五月女菜穂
2022年09月22日9月から10月かけて上演される岡本圭人主演ミュージカル『盗まれた雷撃 パーシー・ジャクソン ミュージカル』のオンライン公開稽古が行われ、併せてキャストからコメントが到着した。本作は、アメリカの人気作家リック・リオーダンによるファンタジー小説『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』シリーズの第1作を原作としたミュージカル。2010年には『ホーム・アローン』や『ハリー・ポッター』シリーズで知られるクリス・コロンバスが監督、ローガン・ラーマン主演で映画化された。海の神ポセイドンの息子である主人公の少年パーシー・ジャクソンを演じるのは、『Le Fils 息子』や『M.バタフライ』に出演するなど、確かな演技力を培い、初のミュージカル出演となる岡本圭人。主人公と共に旅をするアテナの娘アナベス役に、連続テレビ小説『エール』でヒロインのライバル役を務めた小南満佑子。ヘルメスの息子ルーク役には、抜群の存在感と確かな演技力で数々の舞台やミュージカルに出演する水田航生。そして、パーシーをそばで支えるブラナー先生役は、男性4人のヴォーカルグループ「LE VELVETS」のメンバーとして活動しながら数々のミュージカルに出演する宮原浩暢が務める。また、パーシーの母親役は宝塚歌劇団雪組のトップスターを経て、2014年の退団後もミュージカルやストレートプレイ、朗読劇など幅広く活躍する壮一帆が務めるほか、木内健人、菜々香、小野妃香里、村井成仁、Ema、横山賀三、小原和彦が神やパーシーと共に旅をする仲間を演じる。演出はファンタスティックな世界観に誘う手法に定評があり、1994年から2008年まで宝塚歌劇団で演出を務め、退団後も音楽劇やミュージカルの演出を手掛けている荻田浩一が担当する。■パーシー・ジャクソン役 岡本圭人 コメントオンライン公開稽古という新しい試みで、たくさんの方に稽古を見ていただき、作品の良さが少しでも伝わると嬉しいです。ギリシャ神話をベースにした……、といっても、『自分は普通ではない⁉』と感じていた少年が、ある日突然、自分の父は神様だった! と知って仲間と冒険の旅に出る、という物語です。神話の世界の登場人物が親しみやすいキャラクターとして登場する、とてもテンポの良いコメディなので、とても分かりやすく描かれています。演出の荻田さんとは、意見を出し合ったり話し合ったりして、支え合いながら一緒に作品を作り上げている感覚があり、とても楽しく、刺激的です。ファンタジーの世界を、想像力とマンパワー、役者の体を使って表現する、ザ・王道のファンタジー! 疾走感あふれる冒険を楽しんでいただけると思います。稽古場では、共演の皆さんに本当に支えてもらっていて……! 感謝の日々です。皆様にこの作品を届けられる日が楽しみです。ぜひ劇場へお越しください! お待ちしています。■アナベス役 小南満佑子 コメントこの作品では、本読みに何日も時間をかけてキャストのみんなで理解を深め、共通認識を持てるよう演出の荻田さんが導いてくださいました。お稽古場で、キャストのみんなで試行錯誤しながら作品を作り上げている最中です。本日披露したM1は、とてもゆたかなストーリー性があり、キャッチーな楽曲となっています。他の楽曲も素晴らしく、お越しいただいたお客様もノリノリになっていただけると思いますので、楽しみにしていただけたらと思います。■ルーク役 水田航生 コメントコメディ作品を作るうえで、キャスト同士の性格を知ることがお芝居をするときに重要になってくると思うので、稽古初日から皆、コミュニケーションを取りながら、入り込んでお稽古していると思います。これからも空間的なディスタンスは取りつつ、心のディスタンスは取らないよう、心は密にお稽古に取り組んでいこうと思います(笑)。■グローバー役 木内健人 コメントみなさんもお話しされていましたが、キャストの皆さんと毎日楽しくお稽古しています。僕が演じるグローバーは、若くてドジで茶目っ気のある役です。パーシーとの関係性も大事な要素なので、パーシー役の岡本君と2人でわちゃわちゃやっていきたいと思っています(笑)。■ブラナー先生・ほか 宮原浩暢(LE VELVETS)コメント本日披露したM1の楽曲は、作品のスタートの曲で、まだまだ始まりの曲ですが、コメディの面白さがすでに匂ったのではないかと思います(笑)。ここからどんどんお話も楽曲も面白くなっていきます。キャストの皆さんも個性豊かなキャラばかりなのでこれから一層、僕も特徴を出せたらと思います。■サリー・ほか 壮一帆 コメントこの作品の予習をしてくださっている方は、ギリシャ神話は少し難しそう……など壁を感じていらっしゃる方も多いと思いますが、私たちの役柄をプレゼンするように演じられるよう、荻田さん含め皆で話し合いながら作品を作っています。その空間がとても心地いいなと感じる日々です。パーシーは自分の中で色々と葛藤している役なのですが、パーシーの母として感じることは、「かわいらしい!!(笑)」圭人君は、稽古場では寡黙ですが、芝居の中で、表情など表現がとても豊かで「饒舌」だなと感じます。圭人君とは芝居を通してもっと交流していきたいと思います!<公演情報>『盗まれた雷撃 パーシー・ジャクソン ミュージカル』『盗まれた雷撃 パーシー・ジャクソン ミュージカル』メインビジュアル■東京公演2022年9月21日(水)~10月5日(水) 有楽町よみうりホール■京都公演2022年10月9日(日)・10日(月・祝) 京都劇場原作:Rick Riordan楽曲:Rob Rokicki脚本:Joe Tracz翻訳・訳詞・演出:荻田浩一音楽監督:森亮平振付:三井聡出演:岡本圭人 / 小南満佑子 / 水田航生 / 木内健人 / 菜々香 / 小野妃香里 / 村井成仁 / Ema / 横山賀三 / 小原和彦 / 宮原浩暢(LE VELVETS)/ 壮一帆■バンドキーボード:森亮平ギター:坂田善也 / 原嶋純平ベース:花村智志ドラム:遠藤勝彦【東京公演】9月21日(水) 18:309月22日(木) 14:00 / 18:309月23日(金・祝) 13:009月24日(土) 13:00 / 17:309月25日(日) 13:009月26日(月) 休演日9月27日(火) 14:00 / 18:309月28日(水) 18:309月29日(木) 14:00 / 18:309月30日(金) 18:3010月1日(土) 13:00 / 17:3010月2日(日) 13:0010月3日(月) 休演日10月4日(火) 14:00 / 18:3010月5日(水) 14:00■チケット料金S席:10,000円(全席指定・税込)A席:9,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可一般発売:発売中チケットはこちら:※セブン-イレブンで直接販売【京都公演】10月9日(日) 15:0010月10日(月・祝) 12:00 / 16:30■チケット料金S席:10,000円(全席指定・税込)A席:9,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可一般発売:発売中問:キョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~16:00 ※日祝休業)公式サイト:公式Twitter:
2022年09月10日映画『ロード・オブ・ザ・リング』の日本劇場公開20周年を記念して、ピーター・ジャクソンによる4Kリマスターされたシリーズ3部作が、日本で初めてIMAX上映する。この度、見応えたっぷりの3部作特別映像が到着した。J.R.R.トールキンの原作を基に、ファンタジー映画の概念を覆したピーター・ジャクソン(監督/共同脚本)による気宇壮大な映画シリーズ『ロード・オブ・ザ・リング』。冒険の始まりを描いた1作目は、アカデミー賞作品賞を含む合計13部門にノミネート、最多4部門に輝いた。今回公開された特別映像では、壮大な音楽と共に、3部作全て通したカットがぎっしりと詰め込まれている。増大していく闇の勢力を前に、決死の覚悟で戦う旅の仲間たちの姿が収められ、見応えたっぷりだ。また、入場者プレゼント&復刻版パンフレット販売も決定。入場者プレゼントは、今回の上映を記念して制作されたIMAX限定ビジュアルのミニポスターとなっている(※数量限定、なくなり次第終了)。『ロード・オブ・ザ・リング』は9月16日(金)より公開。『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』は10月7日(金)より公開。『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』は10月28日(金)より公開。※IMAXの上映形態は【スペシャル・エクステンデッド・エディション】ではなく【劇場版】(cinemacafe.net)■関連作品:ロード・オブ・ザ・リング 2022年9月16日より全国にて公開©2022 WBPI TM & © The Saul Zaentz Co.ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 2022年10月7日より全国にて公開©2022 WBPI TM & © The Saul Zaentz Co.ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 2022年10月28日より全国にて公開©2022 WBPI TM & © The Saul Zaentz Co.
2022年09月06日ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』最終公演が、8月14日に大阪の梅田芸術劇場メインホールにて行われ、吉柳咲良が6年間務めたピーター・パン役を卒業した。吉柳がピーター・パンを務めるのは今年で5度目。初めて演じたのが中学1年生で、高校3年生となって迎えた今回と彼女にとって青春を捧げてきた作品となっている。7月23日に東京国際フォーラムにて初日を迎えた本作は、公演関係者に複数の体調不良者が発生したため残念ながら東京公演の一部が中止に。ただ、そのような苦難を乗り越え、無事フィナーレを迎えた。併せて、吉柳の終演後の写真やコメントが公開された。『ピーター・パン』最終公演終演後より左から)吉柳咲良、小西遼生『ピーター・パン』最終公演終演後より集合写真■吉柳咲楽 コメント2022年8月14日をもちまして、ミュージカル『ピーター・パン』のピーター・パン役を卒業しました。こんなにも沢山の愛に触れ、熱気で溢れた場所の中心に立てた幸せは一生忘れません。愛してくれて、支えてくれたカンパニーの皆さん、いつも応援の声をくださり、元気を沢山与えてくださった皆様、本当にありがとうございました。私はこの場所で、この役に出会えて本当に良かった、感無量です。本当に、本当に、ありがとうございました。
2022年08月15日アメリカのポップカルチャーを変えた伝説のシンガー“ジャネット・ジャクソン”が全てを語るドキュメンタリー番組「ジャネット・ジャクソン私の全て」が8月1日(月)より各種配信サービスにて配信開始。それに合わせて、本番組の全エピソードの監督を務めるベンジャミン・ハーシュ監督が制作の経緯について語るインタビュー映像が解禁となった。本作は米ドキュメンタリー視聴率NO.1を獲得したドキュメンタリー番組。全エピソードの監督を務めたハーシュ監督と、ジャネットとの出会いは5年前の2017年ツアーの裏側を撮影するという小さな企画。とても内向的でシャイなジャネットと仕事を続けていくうちに、少しずつ打ち解けていったと語る。その際に「ツアーの裏側を撮影しただけの映像じゃなくて、ドキュメンタリー番組になるかも」とひらめいたことを明かし、「そのタイミングで、元々の企画が別の何かに進化した。素晴らしいインタビューが撮れたから、これはいけるぞ!」と、番組の制作の経緯を語った。撮影を開始するまで、まさかジャネットが自身の人生について語るとは思っていなかったベンジャミン監督。「でも、僕らの間には不思議な絆があった。彼女は自然体で接してくれた。1対1でジャネットと対話できることは素晴らしい経験で、彼女とそんなレベルで関われることは光栄でしたね」と撮影中の様子をふり返る。また、番組の撮影には5年の歳月がかけられ、ちょうど5年目のタイミングで、世界的なパンデミックに遭遇する。ジャネットはツアーにも行けず時間ができたことが、番組制作にとっていい方向に働いたことも明かした。撮影の初期に、ジャネットのオフィスを案内されたベンジャミン監督。そこには、ジャネットのテープやCDやレコード、映像や衣装や写真や本まで、全ての物が保管されていて、ジャネットの活動の全てを目の当たりにした監督は、「その中から最高の瞬間、特に未公開の映像を選んでいくんです。ジャネットのファンの方達に、この映像を通して未公開だった映像を見てもらうのが楽しみです」と興奮を隠せない様子。また、本番組には豪華アメリカショービズ界を代表する俳優やアーティストが多数登場するところも見どころの一つ。「ドキュメンタリー製作中に驚いたのは、ジャネットのついて語りたいという人たちが多くいたこと。ジャネットの偉大なエピソードを話したかったんだ。それにはジャネットの兄弟とか両親も含まれている。普通はこうならないよ」と監督は語り、インタビューに応じたサミュエル・L・ジャクソン、マライア・キャリー、ウーピー・ゴールドバーグ、ポーラ・アブドゥル、ミッシー・エリオットなど多くの俳優やアーティストに支持されているジャネットを称えた。撮影中のジャネットについて「全ての行動に細心の注意を払ってチャレンジすることから逃げない。ちょっと陳腐だけど、ジャネットは人生を、全て“コントロール”しているんだ。視聴者には僕が撮影中に感じたことを体験してもらいたい」と言い、「本当の彼女は、親切で正直な人間。ジャネットの残した功績だけではなく、彼女は人生の全てを愛していて、仕事とプライベートの両方でこの番組を見て、そのことを知ってもらいたい」と5年の歳月をともにした、世界的なミュージシャンについて敬意をこめて語っている。「ジャネット・ジャクソン 私の全て」はAmazonプライムビデオ、Hulu、U-NEXT、RakutenTV、AppleTVにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年08月01日9月から10月かけて上演される岡本圭人主演ミュージカル『盗まれた雷撃 パーシー・ジャクソン ミュージカル』のメインビジュアルが公開された。本作は、アメリカの人気作家リック・リオーダンにより2005年から2009年にかけて年一冊ずつ発行され、ニューヨーク・タイムズのベストセラーにも選ばれた大人気ファンタジー小説『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』シリーズの第1作を原作としたミュージカル。2010年には『ホーム・アローン』や『ハリー・ポッター』シリーズで知られるクリス・コロンバスが監督、ローガン・ラーマンが主演で映画化もされた。2014年にオフ・ブロードウェイで公演、2017年には新曲なども加わった改訂版がオフ・ブロードウェイ作品のトニー賞ともいわれているドラマ・デスク賞の3部門にノミネートされ、その後全米ツアーが行われた。主演は『Le Fils 息子』や『M.バタフライ』に出演するなど確かな演技力を培い、今回が初のミュージカル出演となる岡本圭人。共演者には小南満佑子・水田航生・宮原浩暢・壮一帆ほか、実力と個性あふれるキャストが脇を固める。<公演情報>『盗まれた雷撃 パーシー・ジャクソン ミュージカル』■東京公演2022年9月21日(水)~10月5日(水) 有楽町よみうりホール■京都公演2022年10月9日(日)・10日(月・祝) 京都劇場原作:Rick Riordan楽曲:Rob Rokicki脚本:Joe Tracz翻訳・訳詞・演出:荻田浩一音楽監督:森亮平振付:三井聡出演:岡本圭人 / 小南満佑子 / 水田航生 / 木内健人 / 菜々香 / 小野妃香里 / 村井成仁 / Ema / 横山賀三 / 小原和彦 / 宮原浩暢(LE VELVETS)/ 壮一帆■バンドキーボード:森亮平ギター:坂田善也 / 原嶋純平ベース:花村智志ドラム:遠藤勝彦【東京公演】9月21日(水) 18:309月22日(木) 14:00 / 18:309月23日(金・祝) 13:009月24日(土) 13:00 / 17:309月25日(日) 13:009月26日(月) 休演日9月27日(火) 14:00 / 18:309月28日(水) 18:309月29日(木) 14:00 / 18:309月30日(金) 18:3010月1日(土) 13:00 / 17:3010月2日(日) 13:0010月3日(月) 休演日10月4日(火) 14:00 / 18:3010月5日(水) 14:00■チケット料金S席:10,000円(全席指定・税込)A席:9,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可一般発売:2022年8月5日(金)チケットはこちら:※セブン-イレブンで直接販売【京都公演】10月9日(日) 15:0010月10日(月・祝) 12:00 / 16:30■チケット料金S席:10,000円(全席指定・税込)A席:9,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可一般発売:2022年9月4日(日)問:キョードーインフォメーション0570-200-888(11:00~18:00 ※日祝休業)公式サイト:公式Twitter:
2022年07月26日ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』が2022年7月23日(土) から東京国際フォーラムホールCで開幕する。2017年から10代目ピーター・パンとして舞台に立ってきた吉柳咲良は、本公演で同役を卒業する。初日を前にした22日(金)、記者会見が行われ、吉柳のほか、フック船長/ダーリング氏役の小西遼生、演出の森新太郎が登壇し、思いを語った。――明日初日を迎えるにあたり、どのように感じていらっしゃいますか。吉柳咲良(以下、吉柳)1年目のときもここ東京国際フォーラムで公演をしたので、久々に戻ってきたな、懐かしいなという感じですが、別に今までと違うことはなくて。今はただ、もう必死に必死に頑張っているだけです。「今年で最後」という気持ちが日に日に強くなって、段々実感も湧いてきたので、改めて頑張ろうと気を引き締めました。森新太郎(以下、森)今、コロナがこんなことになってしまって、本当に明日幕が開くのか、神のみぞ知るそういう状況なんです。それに加えて昨今、暗いニュースであふれかえっています。だけど、そんなご時世だからこそ、この生きる喜びを歌いあげた『ピーター・パン』という作品を、我々は今こそ守りぬかくてはいけないと、スタッフ・キャスト一丸となって、作り上げてまいりました。私は2度目なんですけども、去年から引き続き出ている俳優たちが、今年さらに暑苦しいくらいパワーアップして戻ってまいりました。また、今年から参加してる俳優たちも、この作品に新たな活気をもたらしてくれています。このふたり(吉柳と小西)は言うまでもなく、昨年以上にエネルギッシュでお馬鹿な役をやっておりますので、楽しみにしていただけたらなと思いますね。特に吉柳は、今年がラストフライングということで、彼女自身気合がもう十分ですし、それにラストフライトングという何か寂しさを抱えた者にしか体験できないひらめきというものが今の彼女にあります。どうか多くの人に観てもらいたいなと思っております。私もワクワクしております。――昨年に続きまして2年目のフック船長。ここはぜひ注目してもらいたいポイントなどございましたら教えてください。小西遼生(以下、小西)結構変わりましたよね? 前回を思い返してみたら、細かくいろいろなところが変わっていて、前回観てくださった方は「こんなに違うんだ」というところをたくさん見つけることでができると思います。いろいろ僕らも挑戦しているんですけど、とにかくね、子どもたちの子どもでいることのエネルギーが、前回以上に大きく大きくなっていくと感じますね。これから先も心に留めておきたい存在――ラストフライングとなる吉柳さん。吉柳さんにとって『ピーター・パン』という作品はどういう作品ですか?吉柳私が一番最初にさせてらったお仕事が『ピーター・パン』だったので、ものすごく思い入れがあるし、もう来年違う人がこの場所に立って、こういう風に取材を受けたり、空を飛んでネバーランドの人たちと関わっていったりするんだなという思うと、すごく嫌な気持ち(笑)。結局、私はここがすごく好きなんだなと思います。ピーター・パンを嫌いになったこともあるし、本当にできているのか、届けられているか、いろいろな気持ちを抱えながらやってきて、今回で5回目。早かったなと思うし、今年で最後と言われると、全然卒業したくないな、まだまだ私飛べるのになと思う気持ちもあります。でも、今まで観にきた人にも、今年初めて観にきた人にも「本当にすごい良かった」と思ってもらえるように頑張ったつもりなので、そこをお見せてできたらいいなと思います。私は『ピーター・パン』に助けられた。唯一、ここが私が子どもでいることが許される場所だったので。いつもなら出さなかった部分をいっぱい出して、それを稽古場で笑ってくれる人たちがいたので。いい作品に関わると素敵な人たちに出会えるんだなと思いました。私の中ですごく大きいというか、これから先も心に留めておきたい存在が『ピーター・パン』かなと思います。――吉柳さんの成長を共演者として、演出家として、どう見ていらっしゃいますか?小西僕は去年、今年と見ていますけど、やっぱり1年でも大きく変化する。若いときからやっていて、まだ18歳だから。この1年でまたいろいろなことを経験して、成長して、戻ってきたピーター・パンです。咲良が「最後」というのを意識しているのか、していないのか分からないけど、稽古場での居方(いかた)とかもね、この現場では本当に「子どもだー!」という感じでいるんですよね(笑)。去年よりもっとさらけ出して、みんなとの距離をつめて、ピーター・パンとの境目が本当になくなっていって。そんな姿を見ているのが、嬉しいです。そういうゴールに向かっている咲良を見ることも嬉しいですし、そのピーター・パンと一緒に舞台に立てるという喜びも感じています。森「去年から、ここが出来ていないんだよ!」と怒りながら、本当にネバーエンディングで、いつまでもしつこく吉柳に指導をしていまして(笑)。多分大阪の大千穐楽まで僕は、1ミリでも吉柳の芝居をよくするために言い続けると思います。吉柳は伸びる要素しかありませんし、正直言うと、来年も(ピーター・パンを)やればいいんじゃないと思うんですけど。本当にもったいないなと思うんですけども、それはしょうがないこと。彼女にきらめきを見せてもらいたいなと思います。ひと言で言うと、結構寂しいです。東京公演は8月2日(火) まで。大阪公演は8月13日(土)・14日(日)、梅田芸術劇場メインホール。7月30日(土) 16時公演終了後は、ウェンディ役岡部麟と田野優花によるアフタートークも予定している。取材・文・撮影=五月女菜穂※7月25日(月)~8月2日(火)東京公演は中止となりました(7/25追記)ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』チケット情報
2022年07月23日ジョンソン&ジャクソン『どうやらビターソウル』が、11月9日から20日にかけて東京・ザ・スズナリ、11月25日から27日にかけて大阪・ABCホールで上演されることが決定した。ジョンソン&ジャクソンは、俳優の大倉孝二と脚本家・演出家のブルー&スカイが共同主宰し、2014年に旗揚げしたユニット。「くだらない、何の役にもたたない芝居作りを澄み切った思いで目指す」と標榜し、2014年『窓に映るエレジー』を皮切りに、2016年『夜にて』、2018年『ニューレッスン』と、大倉とブルー&スカイの脚本・演出・出演の共同作業でコンスタントに上演。公演ごとに2人に馴染み深い多彩な出演者を迎え、ジョンソン&ジャクソンにしか表現できない、何とも味わい深い“くだらなさ”を追求した作品を創作してきた。4年ぶりの新作公演となる今回の上演では、主宰の2名に加え、『夜にて』に続き2度目のジョンソン&ジャクソン参加となる佐藤真弓、「劇団はえぎわ」の主宰であり脚本家・演出家・俳優のノゾエ征爾、映像での活躍はもとより錚々たる演出家の舞台作品に多数出演する渡辺真起子の参加が決定。併せて大倉がイラストを手がけた本公演の宣伝ビジュアルが公開された。チケットは、キューブのメルマガ会員「cubit club plus」を対象とした最速先行受付が8月5日正午よりスタート。一般発売は、東京・大阪ともに10月1日を予定している。■大倉孝二 コメントジョンソン&ジャクソン「どうやらビターソウル」やらせていただくことになりました。2年前の前回公演「梅まつり」が新型コロナの影響により中止となったので、4年振りの公演となります。未だコロナ禍にあり、上演の可不可も含め笑えない状況は続きますが、“いつまでやってんだ”“観る方の身にもなってくれ”、実際には言われない程度に、そんなものを作れればと思います、今回も。■ブルー&スカイ コメント躍起になれる何かしらもここしばらくなく、どんどん全身全霊が醜さと異臭を増しているように思われる昨今の自分ですが、そんな折に久しぶりのジョンソン&ジャクソン公演です。待望の、躍起になれる何かしら!今こそ“役にたたない演劇”の力で少しはマシなみてくれになりたいです。あとミントっぽい香りも漂わせられればと。今回「どうやらビターソウル」に出演してくださる皆さんへの感謝とときめきとともに、意味をやっつける作業、楽しみたいです。■ノゾエ征爾 コメントなぜ私が呼んでいただけたのか。とても大きなハテナを抱えているのでありますが、先日近所のスーパーから出てくると、道行く大倉さんとバッタリ。「今ちょうどブルーさんと打ち合わせしてたんだけど何も浮かびませんでしたっ」とだけ言って去りゆかれました。その時に、2秒ほど大倉さんの視線が私の額に止まっていた。ハテナが2つに増えたところで、これはきっと楽しいことになると、ハテナが飽和しきった先の景色はさぞ絶景。■佐藤真弓 コメントナンセンス王子様おふたりの国に再びお邪魔することになりました!やったー!ニヤニヤが止まりません。渡辺さん、ノゾエさんも加わり想像の斜め上をいく世界が繰り広げられるのでしょうね。脳みその柔軟体操入念に、ひとまずカレーでスパイスを注入して備えます!■渡辺真起子 コメント何がどうなって、何処へどのように立ち向かって行くのか、まるでわからない。これは大冒険になるんだろうなと、ワクワクしながら、ビクビクしています。お声をかけて頂き、誠に光栄です。なので参加させて頂きます。って答えたら、本当ですか?って、あれ?私、ついていってもいいんでしょうかー!では、皆様、どうぞ宜しくおたのもうします。<公演情報>ジョンソン&ジャクソン『どうやらビターソウル』東京公演:11月9日(水) 〜20日(日) ザ・スズナリ大阪公演:11月25日(金)〜27日(日) ABCホールジョンソン&ジャクソン『どうやらビターソウル』公演ビジュアル※開場は開演の30分前です。未就学児童の入場はご遠慮ください。※車椅子でのご来場はチケットをご購入の上、来場日の3日前(土日祝は除く)までにキューブにご連絡ください。※新型コロナウイルス感染拡大予防のため、ご来場前に必ずキューブHPにてご観劇に際してのお願いをご確認ください。作・演出:ジョンソン&ジャクソン出演:大倉孝二ブルー&スカイノゾエ征爾佐藤真弓渡辺真起子宣伝イラスト:大倉孝二宣伝美術:坂村健次【チケット情報】前売・当日:5,600円(全席指定 / 税込)学生割引券:3,300円(チケットぴあ前売のみ / 税込)学生割引券は当日の開場時間から受付にて学生証提示の上、指定席券と引き換えます。座席はお選びいただけません。■「cubit club plus」チケット最速先行受付受付期間:8月5日(金) 12:00〜8月18日(木) 12:00詳細はこちら:■一般発売:10月1日(土)チケット購入リンク:主催・お問い合わせ:キューブTEL:03-5485-2252(平日12:00〜17:00)
2022年07月22日1981年、榊原郁恵が初代ピーター・パンとしてスタートしてから、今年で42年目になるミュージカル『ピーター・パン』。2021年からは森 新太郎演出によりリニューアル。親しみやすく、どこか懐かしさを感じる演劇的な表現が好評だった。そして今回、2017年、10代目ピーター・パンとしてデビューした吉柳咲良がファイナルを迎える。会見では、まずピーター・パンとウェンディ(岡部 麟(AKB48))による〈ネバーランド〉〈飛んでる〉のメドレーが披露された。〈ネバーランド〉では吉柳ピーターの伸びやかで透き通るような歌声がまさに純粋無垢なピーターそのもの。私たちを子供の世界に誘ってくれた。〈飛んでる〉は一転して、やんちゃで生命力と躍動感に溢れたピーターだ。そのピーターに夢中になるウェンディのかわいいこと!一緒に飛ぼうとして飛べない感じがキュートだ。溌剌と空を飛ぶピーターたちの姿を思い出して、ウキウキしてしまう。今夏も、ピーターたちがネバーランドに連れて行ってくれる!ああ、もうすぐ夏が来るなぁ!と、現実を忘れて浸り切った。吉柳咲良カラフルな衣裳姿のメインキャストが揃い、 演出の森 新太郎が語った。森 新太郎「昨年初めてこの作品に挑むにあたり、40年にわたる記録映像を拝見しました。そこで私の心を奪ったのは初代ピーターの榊原郁恵さんでした。生き生きとして無邪気で。昨年の稽古中は吉柳咲良に、「郁恵さんみたいにやれ!」「郁恵さんを目指せ!」と何度も言い続けた記憶があります。その結果、吉柳咲良は私の想像をはるかに超えて、自由奔放で勝手気まま、生きる喜びに満ち溢れたピーター・パンを作り上げてくれました。今年はあえて吉柳に「郁恵さんを越えろ」と言いたいです。今年で最後になるのは私にとって本当に寂しいことですが、吉柳はこれまで以上に軽やかに力強く、我々をネバーランドに連れて行ってくれることでしょう。全ての歌と踊り、演出的な遊びも昨年より確実にグレードアップしておりますので心弾ませて劇場にお越しください。お待ちしております」それを聞いて、吉柳咲良は「(森から)こんなに褒めていただけると思ってなかったのでびっくりしていますが、 最後はプレッシャーをかけていただきました(笑)。自分では今年が最後という感じがしなくて、でもどこかで集大成だと思う部分もあり、ふわふわした気持ちで稽古に入ったらすごく楽しい。私が子供でいていいと思える場所はここなんだと再認識しました。誰よりも全力で楽しんで、ピーター・パンを精一杯演じようと思います」。続いて、 他のメインキャストたちが語った。各メインキャストのコメント小西遼生フック船長役 小西遼生「去年から参加していますが、(コロナ禍で)制約の多い時期で、僕らキャストも色々なことを乗り越えてきました。特に嬉しかったのが、子供たちの声援や拍手。例えば知り合いの先輩役者さんがお子さん連れで観てくださって、そのお子さんは初めての観劇体験とのこと。大切な瞬間を共にしていると実感しました。僕らが演じるものを本当の世界だと思って観てくださる方々がたくさんいる作品。今年は去年以上にキラキラした世界をお見せしたい。そして咲良が演じる最後のピーターを、僕らも精一杯彩れるように頑張りたいです」岡部 麟(AKB48)ウェンディ役 岡部 麟(AKB48)「初めてネバーランドに飛んで行きます。『ピーター・パン』に私も仲間入りできてとても光栄です。いろんな方が観にいらっしゃるでしょうが、特にお子さんが何十年後かに「昔、『ピーター・パン』を見たなぁ。ウェンディがかわいかったな」って思い返してくれたら。そんなウェンディになれるように頑張ります。咲良ちゃんピーターの歌声が透き通るように美しく、毎晩、録音した咲良ちゃんの歌を聴きながら眠りについています。そのくらい大好きです!」田野優花タイガー・リリー役 田野優花「今回、初参加となります。私の大先輩でもあり、大好きな宮澤佐江さんがやられていた役。リスペクトしつつ、佐江さんを超えたいです。身長はちっちゃくなりましたけど、パワーは出せると思うので頑張ります。アクションには自信があったのですが、森さんがスパルタすぎて(笑)。1曲やるだけでしんどいナンバーを3回連続でやって、立てなくなりました」。それを聞いた森が「ちょっと反省しています」と言うと、「でも体力がつくので、こちらはありがたいです」とやる気たっぷりなところを見せた。壮 一帆ダーリング夫人 壮 一帆「幼い頃から観てきた大好きなピーター・パンの世界、そして歴史ある舞台に初めて立たせていただきます。次に繋げなければいけない責任感と、それを上回るワクワク感でいっぱいです。森さんの演出はしつこいと役者仲間さんから聞いていましたが、本当に嬉しいぐらいのしつこさ(笑)。ありがたく喜んでやらせていただいています。咲良ちゃんを筆頭に若い方たちが多いので若者に負けないように、また3人の可愛い子供たちを愛して、素敵なお母さんを演じたいです。またダチョウ役もやるのですが、思っていた以上に出番も台詞も多いです。観に来てくださった方の心に残るようにダチョウも演じたいです」幼い頃の『ピーター・パン』にまつわる思い出を聞かれて、吉柳「13歳まで物語すら知らず、初めてこのお仕事をした時に『ピーター・パン』を観ました。だから私にとって『ピーター・パン』は観るものというより、演じるもの。出会えてよかったです」小西「僕は空を飛ぶものに憧れがあって、フック船長が空を飛べないのはなんで?と思っているくらい(笑)。子供の頃からディズニーランドの『ピーター・パン』の乗り物も好きですし、空を飛ぶピーターに憧れています。その意味ではピーターは僕の憧れの存在です」岡部「私は茨城県出身。茨城にはアニメを全編流してくれるおもちゃ屋さんが多く、そこで『ピーター・パン』を観て以来、大人になるまで観たことがなかったんです。なので、ピーターとフック船長は2人ともウェンディのことが好きで、それで喧嘩していると勘違いしてて。台本を読んで、フック船長はウェンディが好きなわけじゃないんだとショックを受けました(笑)。ピーターも、まさかウェンディにお母さんになって欲しかったなんて」田野「この質問が来ないと私、一生話すことがないと思っていたエピソードがあります。幼少期に海外で実写化された『ピーター・パン』の映像を観て、そのピーターに恋して届くはずのない手紙を書き、ずっと勉強机の中にしまっていました。顔がかっこよかったんですよ(笑)」壮「小さい頃にVHSで『ピーター・パン』のアニメをヘビロテしていました。初恋の人といっても過言ではないくらい、ピーターが好きでしたね。そんな大ファンだったらティンカー・ベルみたいに嫉妬してもいいものを、私はウェンディとピーターがくっつけばいいのにって。森さんが『ピーター・パン』の世界はごっこ遊び、子供たちがお父さんやお母さんを演じているとおっしゃったのが印象的で、子供心を思い出さなければ!と思っているところです」13歳から18歳まで、夏になるとピーターを演じてきた吉柳。彼女にとってピーターはどんな存在なのだろうか。「夏といえば、プールや海、お祭りに行くなどみんなが青春している時に、私はずっと空を飛んでいました。それは私にしかできない青春だし、何よりもこの仕事をしていると、心が大人になり切れない状態でも大人にならなければいけない瞬間があって。そんな時、『ピーター・パン』は、私、ここにいる時は子供でいていい、何も考えずに等身大で楽しんでいいと思える場所でした。この作品で多くの人と関わる機会をいただき、私のお芝居の原点はここだと思っています。ピーターのおかげで、私は大人にもなれるし子供にもなれる。明るくなりたい、テンションを上げたい、また頭の中のモヤモヤを捨てる時には、脳内にピーターを召喚します。今では私を助けてくれるヒーローみたいな存在です」また、これまでの一番の思い出を聞かれた吉柳は、2021年版をあげた。「去年はすごく楽しかったんですけど、演出が変わるのはやはり大変。台詞や歌詞が変わって、元々演じていたピーター・パンの固定概念が180度覆された気持ちになったこともありました。森さんが作るピーターってかなりおかしいんですよ(笑)。破天荒でわがまま。でも愛おしくて、すごくかわいらしくて放っておけない。自分で台詞を言いながら笑っちゃったりする瞬間が結構ありました。楽しいけれども中学生の頃みたいにエネルギーだけで突っ走れるわけではなく、体力的にはきつかったこともありました。いろんな感情でいっぱいいっぱいにもなりました。でもコロナ禍による公演中止を経て、再び舞台に立てた喜び。舞台ってこんなに楽しいんだ!と実感できた、思い出深い年でした」最後に、吉柳は思いを込めて締めくくった。「今回が最後というとすごく寂しくなりますが、ピーター・パンとして確実に成長していると思っていただけるように、そして純粋に観客の皆さんのこの夏の良い思い出として残るように、一生懸命稽古しています。期待して待っていてください!」吉柳咲良ラストのピーター・パン、楽しみに見届けたい。文=三浦真紀撮影=田中亜紀<公演情報>青山メインランドファンタジースペシャルブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』告知画像【東京公演】期間:2022年7月23日(土) ~8月2日(火)会場:東京国際フォーラム ホールC主催:フジテレビジョン / スポーツニッポン新聞社 / ホリプロ特別協賛:青山メインランド企画制作:ホリプロ【大阪公演】期間:2022年8月13日(土)・8月14日(日)8月13日(土) 11:00 / 15:30(貸切)8月14日(日) 11:00会場:梅田芸術劇場メインホール主催:梅田芸術劇場 / ABCテレビ特別協賛:メインランドジャパン企画制作:ホリプロお問合せ:梅田芸術劇場 06-6377-3800(10:00~18:00)【スタッフ】原作:サー・ジェームズ・M・バリによる作品を元にしたミュージカル作詞:キャロリン・リー作曲:モリス(ムース)・チャーラップ潤色・訳詞:フジノサツコ演出:森 新太郎翻訳:秋島百合子音楽監督・編曲:村井一帆美術:堀尾幸男照明:佐藤 啓音響:井上正弘衣裳:西原梨恵ヘアメイク:鎌田直樹振付:新海絵理子アクション:渥美 博フライング:松藤和広歌唱指導:満田恵子演出助手:伴・眞里子稽古ピアノ:金森 大舞台監督:二瓶剛雄 / 瀧原寿子エグゼクティブ・プロデューサー:堀 威夫【キャスト】ピーター・パン:吉柳咲良フック船長 / ダーリング氏:小西遼生ウェンディ:岡部 麟(AKB48)タイガー・リリー:田野優花ダーリング夫人:壮 一帆《海賊たち》スミ―:佐川和正マリンズ:笠原竜司ビル・ジュークス:中山 昇スターキー:久礼悠介ヌードラー:冨永 竜セッコ:渡部又吁《迷子たち》ふたご2 :石川鈴菜カーリー:倉澤雅美ニブス:澤田美紀トートルズ:中野 歩ふたご1:なづ季澪スライトリー:松崎美風《森の住人たち》一条俊輝井上弥子黒田 陸佐藤アンドレア澤村 亮鈴木昌実深瀬友梨渡辺崇人ジョン(Wキャスト):酒井禅功 / 津山晄士朗マイケル(Wキャスト):遠藤希子 / 君塚瑠華ナナ:三浦莉奈《スウィング》伊藤かの子佐山太一チケットはこちら:公式HP:公式Twitter:
2022年06月24日世界中で愛され、日本では42年目となるブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』がこの夏も上演される。演出は、昨年に引き続き森新太郎。同じく潤色・訳詞もフジノサツコが引き続き手掛ける。ピーター・パンは、これが5度目となる吉柳咲良が演じ、フック船長/ダーリング氏役は昨年から2度目の出演となる小西遼生が務める本作。そこに新キャストとして参加する、ウェンディ役・岡部麟(AKB48)に話を聞いた。登場人物の中で最も「成長」が見られるのがウェンディ――ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』に出演が決まって、どのように感じられましたか?「ピーター・パン」は、ディズニー作品などで触れる機会も多いので、たくさんの子供が通る物語だと思いますし、私自身もそうです。なのでその「ピーター・パン」の、みんなに愛されるウェンディちゃんというキャラクターを自分が演じられる、ということがすごく嬉しかったです。このブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』は歴史ある作品ですが、自分があの世界に入り、ピーターと一緒にネバーランドを体験できるんだと思うと、ワクワクがすごくて、不思議とプレッシャーというより、楽しみな気持ちが大きかったです。――いつもはプレッシャーを感じるタイプですか?はい。普段はもうちょっとプレッシャーを感じて「○○しなきゃ」とか「できるかな?」とか、そんな不安のほうが勝っちゃいます。だけどこれはピーター・パンの魔法なのかな(笑)。そういう不安が、実は全くないんです。歌稽古が始まっていますが、そこでもいつも夢を見ているような、後ろ向きの気持ちになる瞬間が全くない。不思議だし、『ピーター・パン』ってすごい!という気持ちになっています。――このブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』のことは、どんな作品だと思われていますか?舞台は映像でしか拝見したことがないのですが、台本を読んでみると、なんにも難しいことを考えず、ただ目の前で起きていることを素直に楽しめる作品だと感じました。考察もしなくていいし、子供の気持ちに戻ってスッと世界に入って楽しめると思います。――ご自身の役にはどんな印象がありますか?ウェンディちゃんに対してはきっと、「私もウェンディちゃんになりたいな」というような憧れを抱く子もいると思うし、「こんなお姉ちゃんがいたらいいな」と思う子もいると思うし、ちょっと恋心を抱く子もいると思います。そういう、みんなに「いいな」と思ってもらえる子だという印象です。――演じるうえで大事になりそうな部分は?この作品にはたくさんの登場人物がいますが、その中で最も「成長」が見られるのがウェンディちゃんなんじゃないかと思うんです。だからそういう部分はお芝居でしっかりと見せたいです。最後には、大人になった姿も出てきますが、「◎年後」とナレーションが入るわけではないので、私のお芝居で「あ、ウェンディが大人になっている」と感じさせなければいけない。そこで、流れた時も感じられるようにしなければと思います。そういう「成長の過程」をどう見せられるかは大切だと思っています。――たしかにウェンディの変化って大きいですよね。はい。そしてそこには切なさもあると思っていて。ネバーランドに行って、いろんな経験をして、ウェンディちゃんは大人になる。だけどピーターは変わらない。いつしかウェンディちゃんは本当に「お母さん」になって、その子供はまたピーターに連れられてネバーランドに行く。そこにある切なさもしっかり演じきらないと、この作品の面白さも伝えられないと思っているので、がんばります!台詞に音色が乗っている歌稽古での手応え――ちなみに岡部さんのSNSでは「空を飛べるのが楽しみ」と書かれていましたが。(笑)。そうです、すっごく楽しみです!フライング、初めてなんですよ。だから今回で「もう無理!」となるか、「もっとやりたい!」となるかが決まります(笑)。でも身体を動かすのが好きだし、自信もありますので、大丈夫だと思います!――ミュージカルに出演する、ということについてはどう思われていますか?私はこれまで一度だけミュージカルを経験しているのですが、当然そのときと今回でも全然違っています。『ピーター・パン』の歌稽古をしていて感じるのは、台詞に音色が乗っていると言いますか……「歌」と「台詞」に分かれず、混じり合ったものを届けるようなイメージです。だから「歌に入った」じゃなくて、「気付いたら音色がついていた」というふうに、自然とストーリーが流れていくんだと思いました。楽曲が本当に素敵ですよね。普段もよく聴いています。――演出を手掛ける森新太郎さんとはなにかお話しされましたか?いえ、まだご挨拶をさせていただいた程度です。お稽古が厳しいという噂も聞くのですが、たくさんの俳優さんが「森さんとご一緒したい」とおっしゃっているのを見て、そんな森さんに演出をつけていただけることがすごく楽しみだなという気持ちです。――ピーター・パン役の吉柳咲良さんとも初共演ですよね。そうです。まだお会いしていないのですが、これから取材でご一緒する機会があるので楽しみです。今回は私、咲良ちゃん以外のみなさんとも初めましてなんです。これまでの出演作にはいつも共演者にAKB48のメンバーがいたので、イチから人間関係をつくっていくことも私にとっては初めてに等しい。でもこの作品なら自然と仲良くなれるのかなと思っています。AKB48のメンバーにも嫉妬してもらいたい――この作品のパワーが、プレッシャーを消してくれたり、仲良くなれると信じさせてくれるというのがとても素敵ですね私自身、こんなに“夢”がテーマになった作品に携わるのが初めてなんですよ。だからより楽しみが大きくなっているのだと思います。それに、出演するにあたって「自分がこの作品でどう成長したいか」より、「観た方がいい気持ちになって帰ってくれたらいいな」と思う。そんなふうに思ったのは初めてかもしれなくて。――そうなんですか!はい。これまでは「演技で評価されたらいいな」とかそういう自分勝手な目標がありました。でもこの作品で初めて「観た人がこうなってほしい」という気持ちになれました。歌稽古しか始まっていない段階でこんなふうに思わせてもらっているので、既に感謝しています。――すごい作品ですね。だからこそ、これまでの『ピーター・パン』を観てくださった方には「いままでで一番よかった」と思ってもらえるくらい、いいものにしたいです。それはひとつの目標として自分の中にあります。それともしAKB48のメンバーが観てくれたら「麟ちゃん、いいな。こんな舞台に立てて」と嫉妬してもらいたいです(笑)。メンバーも今までで一番「観に行きたい!」と言ってくれていますし。――楽しみですね。私はこの1年でいくつもの舞台に立たせていただいて、お芝居が好きになりました。今回の『ピーター・パン』への出演はきっと、突然抜擢されたわけではなく、そんないろいろな作品への出演が繋がって、繋がって、決まったものだと思っています。巡り合わせのいまだと思うので、自分の中では既に大事な作品です。この思い入れ………まだ歌稽古の段階なんですけどね(笑)。取材・文:中川實穗撮影:藤田亜弓ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★岡部麟さんのサイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>青山メインランドファンタジースペシャルブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』2022年7月23日(土) ~2022年8月2日(火) 東京国際フォーラム ホールCチケット情報はコチラ
2022年06月23日6月12日(日)よる8:00からCSチャンネル「ヒストリーチャンネル」にて放送されるドキュメンタリー番組『ジャネット・ジャクソン 私の全て』より、サミュエル・L・ジャクソンのインタビュー映像が公開された。本作は、アメリカのポップカルチャーを変えた伝説のシンガー“ジャネット・ジャクソン”がすべてを語るドキュメンタリー番組。5年の歳月をかけて制作され、ジャネットの50年余りの人生を、本人と著名な友人たちが語る。公開されたインタビュー映像では、ジャネットのファンであり友人のサミュエルが、新しい道を自分自身で開拓したジャネットに深く尊敬の念を込めて語る。サミュエルはジャネットについて、「ジャネット・ジャクソンは史上最高のポップスターの一人だ」と絶賛。また、彼女の楽曲に関しても「素晴らしい音楽は時代や場所を超えていく、彼女の曲を聞けばハッピーになる、天才だよ」と褒め称え最上級の賛辞の言葉を贈った。同じ所に留まる事を選ばず、常に新しいスタイルに挑戦し、後に続いた女性アーティストたちへの影響や先入観のある評価を覆してきた実績に関しては、「周りと違うことを恐れずに新たなことに挑戦する勇気がある。女性への偏見を覆したんだ。信じられない!」とジャネットの勇気と成し遂げた事を高く評価。ジャネットの生き方については「こうあるべきという常識から自由であることを選んだ。自分で決めた道を突き進んだ」と決して平坦な道のりを選ばなかったジャネットに尊敬の念を込めてコメント。最後にサミュエルは、アーティストとしてのジャネットの功績については、「彼女一人で過去の価値観をぶち壊したんだ。すごい人だよ」と誇らしげに語り、女性アーティストの第一人者として道を切り開いてきたジャネットの功績を称えた。『ジャネット・ジャクソン 私の全て』6月12日(日)よる8:00より、CSチャンネル「ヒストリーチャンネル」にて放送開始。毎週(日)よる8:00より、シリーズ全4話放送。
2022年06月01日CSヒストリーチャンネルにて放送される完全保存版ドキュメンタリー番組「ジャネット・ジャクソン私の全て」。この度、人気R&Bシンガーであり、ダンサー、モデルや女優としても活躍するシアラが、ジャネットについて語るインタビュー映像が初公開となった。アメリカのポップカルチャーを変え、音楽シーンに大きな影響を与え続けている伝説のシンガー“ジャネット・ジャクソン”がその人生を語る本番組。ジャネット本人と、サミュエル・L・ジャクソンやマライア・キャリー、ウーピー・ゴールドバーグ、ジャネール・モネイなど著名な友人たちが彼女の人生を語る。ジャネット・ジャクソンその中で、子どもの頃からジャネットに憧れているというシアラは、ジャネットが2007年に発表した楽曲「Feedback」でコラボレーションとして参加しており、いまではプライベートでも子どもたちを連れてディズニーランドに行くなど、公私ともに親交が深い。今回解禁された映像で、シアラは子どもの頃からの憧れであり友人でもあるジャネットについて、「ジャネットは時代を超えた存在」と力強く語ると、ジャネットの代表曲「Control」を思わずノリノリで口ずさみながら「どういう気持ちか分かるでしょ」と続ける。1980年代から音楽活動を始め、ポップカルチャーに影響を与えてきたジャネットが世の中に、そして女性に与えた影響の大きさについて、「ジャネットは自身の生き方によって、女性、特に黒人女性に自分らしくあることを示した。私のキャリアにも大きな影響を与えている。ジャネットがいなければ今の私も存在しない」と熱を込めて賞賛。公私ともに仲の良いジャネットとの関係については「子どもの頃の憧れの人が友達だなんて不思議な感じ。姉のように感じている。アドバイスが欲しい時に話したりもする。彼女も私たちと同じ普通の人間」とあくまで一人の人間としてのジャネットの魅力とその信頼感を明かす。さらに、「彼女が女性アーティストの先駆者。ジャネットのおかげで後の人たちが続けた。それが彼女の功績。ジャネット・ジャクソンは象徴であり、素晴らしい母親でもある。恋人であり、闘う人で、とても女性らしい人―それがジャネット」と、女性アーティストの第一人者として道を切り開いてきたジャネットの功績を称えた。世界的アーティストとして音楽シーンをリードし続けながらも、1人の人間として時に苦悩しながら闘ってきたジャネット・ジャクソンに、シアラをはじめ影響を受けたアーティストは多くいる。そんな伝説的アーティスト、ジャネット・ジャクソンの人生をひも解いた本番組に期待が高まる。「ジャネット・ジャクソン私の全て」は6月12日(日)~毎週日曜20時よりCSチャンネル「ヒストリーチャンネル」にて放送(全4話)。(text:cinemacafe.net)
2022年05月29日ジェシカ・チャステインとピーター・サースガードが次回作で共演することがわかった。タイトルは『Memory』。来月日本公開のメキシコ映画『ニューオーダ』のミシェル・フランコが監督する。ストーリーはわかっていないが、言語は英語。撮影は先週終了したとのことだ。『ニューオーダー』は、2020年のヴェネツィア映画祭で審査員大賞を受賞。昨年の『Sundown』もヴェネチア映画祭で上映されている。チャステインは、今年3月、『タミー・フェイの瞳』でオスカー主演女優賞を受賞した。サースガードの最新作は『THE BATMAN―ザ・バットマンー』。文=猿渡由紀
2022年05月24日米ドキュメンタリー視聴率NO.1を獲得した、ドキュメンタリー番組「ジャネット・ジャクソン私の全て」がCSヒストリーチャンネルにて6月12日(日)放送。この度、本日5月16日(月)ジャネット・ジャクソン本人の誕生日を記念し、本作の第1話から自身の生家を兄ランディと訪れる本編の貴重映像の一部と、新画像2点が初解禁された。アメリカのポップカルチャーを変えた伝説のシンガー“ジャネット・ジャクソン”が全てを語る本作。5年の歳月をかけて制作され、これまで語られることのなかったジャネットの50年余りの人生を、本人と著名な友人たちが語る完全保存版ドキュメンタリー。ジャネットが初めて語る複雑な幼少期、兄弟や親との関係、兄マイケルとの想い出。全盛期の未公開映像や、最も世間で話題になった瞬間映像をふり返りながら語るシンガーとしてのキャリア、そして、母となってからの人生観の変化など。これまでメディアに多くを語らなかったジャネットが、これほどまでに自身を解放したことはなく、彼女の口から語られるその半生は彼女自身の歴史のみならず50年間のアメリカのポップカルチャーを映し出す。今回解禁されたシーンはジャネット本人と、兄ランディ・ジャクソンがいまも残されている生家を訪れる貴重映像。生家はジャクソン通りという道路の近くに建っており、ジャネットは「私たちが由来だと思われているけど、もとからこの名前よ」と説明。兄ランディは生家の前で、「よくこの道で遊んだ。とても懐かしい。ジャネットとは特別に仲がよかった」と当時の様子を笑いながら懐かしむ。ジャネットも「ケンカしたし、からかわれたけど仲よしだった。ランディにマイケルと私。3人トリオだったのよ」と、彼女の印象も兄とまったく同じく仲が良かった様子。その後、家の前でジャネットは兄ランディと合流し、当時まだ小さく記憶が曖昧なジャネットのためにランディが家の詳細を説明する。「62平米くらいかな。9人兄弟でね。それに加えて両親。子供の頃は広く感じたな。ここで育ち遊び音楽を奏でた。この家が出発点だ」という説明に、ジャネットは感慨深い表情を浮かべ「かわいい家よね」とつぶやく。そして家の中へと入っていく2人。ジャネットは早速「びっくりするくらい狭いわ」と驚いた様子。ランディはこの狭い家でみんながどのようにして寝ていたか説明してくれる。「ここにソファがあって、女の子3人はここで寝てた」と語り、そこにジャネットの姉リビー・ジャクソンのインタビューコメントが入り「わたしが16歳の時、彼女が生まれた。妹ができて本当に嬉しかった。男の子たちは偉ぶるからもう一人妹が欲しかったの」と笑いながら当時の気持ちを語る。ジャネットとランディは部屋の中を進み、残り6人の男の子の子ども部屋を訪れる。「こっちが僕らの部屋。3段ベッドがあったんだ。ジャッキーが下で、マーロンと僕とマイケルが真ん中、残り2人が上だ」それを聞いてジャネットは「3人が1段に寝てたの?」と驚く様子も。自身のルーツに触れた貴重な映像となっている。「ジャネット・ジャクソン私の全て」は6月12日(日)~毎週日曜20時よりCSチャンネル「ヒストリーチャンネル」にて放送(全4話)。(text:cinemacafe.net)
2022年05月16日