女優のミラ・ジョヴォヴィッチとポール・W・S・アンダーソン監督の娘であるエヴァー・アンダーソン(12)が、ディズニーの名作アニメ『ピーター・パン』の実写版リメイク作品『Peter Pan & Wendy』で、ウェンディ役を演じる。ピーター・パン役には、アレクサンダー・モロニーが決定した。デヴィッド・ロウリーが監督並びにトビー・ハルブルックスと脚本の共同執筆を担い、ジム・ウィテカーが製作する同作品は、実写版『わんわん物語』と同様にディズニー・プラスでリリースされるという噂が浮上していたが、関係者によると同新作は劇場公開へ向けて製作されるという。ディズニーはこのところ、『アラジン』など自社のアニメ作品を実写化した作品で成功を収めており、今年には実写版『ムーラン』の公開を控えているほか、現在『アラジン』続編や『美女と野獣』の前日譚となる実写版の製作にも入っている。(C)BANG Media International
2020年03月13日ディズニーの実写版『ピーター・パン』、『Peter Pan & Wendy』(原題)のメインキャストが決定した。「Variety」誌が報じた。ピーター・パン役は、イギリスのコメディドラマ「The Reluctant Landlord」(原題)、ディズニーアニメ「Claude」(原題)に出演したアレクサンダー・モロニー。いままでのキャリアで最も大きな役をつかみ取った。ウェンディ役は、ポール・W・S・アンダーソン監督&ミラ・ジョヴォヴィッチ夫妻の長女エヴァーに決定。エヴァーはミラが主演を務めた『バイオハザード:ザ・ファイナル』(2017年)で女優デビューを果たした。今作でウェンディ役を射止めたほか、『ブラック・ウィドウ』でスカーレット・ヨハンソン演じる主人公ナターシャの少女時代を演じることも明らかになっている。『ピートと秘密の友達』のデヴィッド・ロウリーがメガホンを取り、同作でともに脚本を担当したトビー・ハルブルックスと再び脚本を手掛ける。ジェームス・マシュー・バリー著の小説「ピーター・パン」は、これまで『フック』、『ネバーランド』、『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』など幾度に渡り映像化されてきた人気作品。今作は、実写版『わんわん物語』のように「Disney+」のみでの配信といううわさもあるが、関係者は「劇場でのリリースを予定している」と語っている。(Hiromi Kaku)
2020年03月12日ディオール(DIOR)は、「ディオール、パリから日本へ」展を、大阪・阪急うめだ本店にて2020年3月1日(日)から22日(日)まで開催する。ディオールのドレスやバッグなどパリから集結「ディオール、パリから日本へ」展では、日本文化から着想を得たオートクチュールのドレスから、様々なアーティストの手によって多彩に表現された「レディ ディオール」バッグまで、メゾンが誇る貴重なサヴォワールフェールの数々を紹介。浮世絵をはじめ、日本の美的なセンスや職人技術、モダンさに賛辞を送っていたというクリスチャン・ディオールの、日本に対する情熱にオマージュを捧げる。ジョン・ガリアーノやマリア・グラツィア・キウリのオートクチュールパリのメゾンから来日する、過去に発表されたオートクチュールピースの数々からは、ジョン・ガリアーノやラフ・シモンズ、マリア・グラツィア・キウリといったディオールの後継者たちもクリスチャン・ディオールと同じく日本の精神に魅了されてきたことが見て取れる。例えば、クリスチャン・ディオールが手がけた「ジャポン」ドレスからインスパイアされた、ジョン・ガリアーノの2007年春夏オートクチュールコレクションでは、日本のヒロインにちなんで命名したドレスを発表し、着物や帯などの技巧を凝らしたピース、折り紙への情愛を込めたルックを展開した。現在のアーティスティック・ディレクターであるマリア・グラツィア・キウリは、クリスチャン・ディオールによるアンサンブル「ジャルダン ジャポネ」のトリビュートとして、桜の枝に止まる一羽の鳥を描いたイブニングドレスを発表した。メゾンのアトリエを設置、トワルも登場会場にはディオールのアトリエを設置し、メゾンのクラフツマンシップを体感できる空間を演出する。会期中3月12日(木)までの期間、アイコニックな「バー」ジャケットと、「レディ ディオール」バッグを制作する職人たちの様子が紹介された。また、オートクチュールに命を吹き込む仮縫い用見本「トワル」も展示。普段はなかなか見ることのできない、華やかなクリエーションの過程を見ることができる。アーティストが手がけた「レディ ディオール」バッグ、貴重な資料もまた、ダニエル・アーシャム、オリンピア・スカリー、名和晃平といった現代アートシーンを牽引するアーティストが手がけた「レディ ディオール」バッグも展示。加えて、デヴィッド・リンチ、ジャン=バティスト・モンディーノ、ピーター・リンドバーグによる写真も紹介し、芸術的なディオールの世界観を紹介する。さらに、アーカイブの貴重な資料も登場。上皇后美智子妃が成婚の際にディオールによる特別デザインのドレスを着用した写真やスケッチ、京都の老舗「龍村美術織物」の織物で仕立てられた、1954-55年秋冬コレクションの「ウタマロ」アンサンブルのスケッチなどが展示される。新木優子・横浜流星がオーディオガイドを担当ディオールのファッションのジャパン アンバサダーに女優の新木優子、メンズ初のジャパン アンバサダーに俳優の横浜流星が就任。展覧会の見所となる、ディオールと日本のつながりや、クラフツマンシップについて紹介するオーディオガイドの音声を、新木・横浜の両名が担当する。併設ギフトショップ&1Fで期間限定ショップ展示に加え、併設のギフトショップでは、記念アイテムを販売。また、3月4日(水)から10日(火)までの期間は、阪急うめだ本店 1階コトコトステージ11にて期間限定ショップも開催。カナージュ モチーフを総エンブロイダリーで仕上げた新作スモール 「ブック トート」を世界に先駆けて販売する他、同じくカナージュ エンブロイダリーを施した軽やかなキャンバス仕様の「レディ ディオール」バッグの最新作「レディ ディーライト」も販売。さらに、名前やイニシャルを刺繍できるパーソナライズサービス「My ABCDior」も実施される。【詳細】「ディオール、パリから日本へ」展会期:2020年3月1日(日)~22日(日)※併設のギフトショップは3月15日(日)まで。会場:阪急うめだ本店住所:大阪府大阪市北区角田町8-7 9階 阪急うめだギャラリー、阪急うめだホールオープン時間:11:00~19:00 ※百貨店営業時間に準じる。※入場無料※ディオールLINE公式アカウント友だち登録とアンケート回答で、展覧会の優先入場を予約可能。※職人によるデモンストレーションは3月12日(木)をもって終了。■期間限定ショップ会期:2020年3月4日(水)~10日(火)場所:阪急うめだ本店 1階コトコトステージ11・スモール 「ブック トート」 285,000円+税〈世界先行発売・全国のディオール ブティックでも取り扱いあり〉【問い合わせ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2020年02月29日現在公開中のピーター・ジャクソン製作・監督作『彼らは生きていた』が、映画専門サービス「BS10スターチャンネル」にて『ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド』として早くも放送決定。今回がTV初放送となる。第一次世界大戦で撮影された100年前のモノクロ映像を、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズなどを手掛けるジャクソン監督が最新技術でカラーリングしたドキュメンタリー映画『彼らは生きていた』(原題:They shall not grow old)。死と隣り合わせの戦場で過ごす兵士たちの日常を映し出す本作。当時はまだ音のないサイレント映画の時代だったため、兵士の会話部分を新たなキャストを起用して再現、さらに撮影スピードの異なる素材をCG技術で統一。100年前の英雄たちの姿を最新技術で蘇らせた。『ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド』は4月26日(日)21時~、4月30日(木)14時15分~STAR2 字幕版にて放送。『彼らは生きていた』はシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:彼らは生きていた 2020年1月25日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2020年02月25日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿・外苑前のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『Notes on Ordinary Spaces』Ola Rindalノルウェー人フォトグラファー、オラ・リンダル(Ola Rindal)による作品集。本作は、フランスとスウェーデンを拠点とする出版社・LIBRARYMANの季刊写真集プロジェクト「Seasons Series」の8作目として刊行。あるカテゴリーにあてはまるアーティストたちが、一つの同じ条件のもと一冊の本の形で表現するという一貫した企画だが、それぞれの作家が持つ視点によって個々の違いが表出する。かつ、季節ごとに登場する作家のセレクションとコンテンツが各々の作品そのものを際立たせながらも、全作品集を通してサイズやページ数、デザインは統一される。四季を用いる手法は、韓国の映画監督キム・ギドク(Kim Ki-duk)の映像作品『春夏秋冬そして春(英題: Spring, Summer, Fall, Winter… and Spring)』(2013)から着想を得ており、四季を生涯に見立て様々な俳優陣が一人の主人公の一生を演じているこの作品は、湖中の庵に暮らす一人の父的存在が印象的である。この映像作品はとりわけ四季の風景の移り変わりに沿った物語の形式でありそのことが主人公の成長に影響を与えているが、今回の企画「Seasons Series」は、各作品が季節の違いを感じさせつつも、シンプルかつ深遠なアイデア、その精神性や人間の情熱を軸とする。【書籍情報】『Notes on Ordinary Spaces』写真:Ola Rindal出版社:LIBRARYMAN言語:英語ハードカバー/32ページ(29フォト)/280×220mm発刊:2019年価格:5,500円■Shelfオフィシャルサイトで『Notes on Ordinary Spaces』を購入する
2020年01月18日『ロード・オブ・ザ・リング』などで知られる名匠ピーター・ジャクソン監督が手掛けた画期的な第一次世界大戦ドキュメンタリー映画『彼らは生きていた』。この度、モノクロ・サイレント映像が大きく変貌を遂げた驚異の予告編が公開された。本作は、ジャクソン監督が2,200時間以上ある100年前の第一次世界大戦の記録映像から選出した場面のあらゆる傷を修復し、カラー化、3D技術を施し、退役軍人たちによる600時間以上のインタビュー音声を乗せるだけでなく、読唇術のプロが解析した当時の兵士たちが話す言葉を追加し、99分の作品に再構築した渾身の1作。完成作はまるでジャクソン監督に魔法をかけられ、命を吹き込まれたかのよう。予告編では、口笛で奏でられる第一次世界大戦の軍歌に乗せ、粒子の荒い不鮮明なモノクロ映像の中でイギリス兵たちが行進する場面がまず映し出される。そしてその後には、リアルな着色が施された修復後の映像に。これまで遠い過去の出来事としてしかとらえられなかった記録映像が、その瞬間から菱形戦車や馬車、塹壕での兵士たちの姿など、躍動感溢れる映像へと変化していく。また、「映画の撮影だぞ」とカメラを意識しながら話す若き兵士や、カメラ目線で笑顔を見せる兵士たち一人ひとりの表情もイキイキと映し出され、現代に撮られた映画と見紛うほどの仕上がりとなっている。もともとモノクロ・サイレントの映像だったことを忘れてしまいそうになるほど、「映像の進化もココまで来たか!」と驚きをもたらすジャクソン監督こだわりの修復技術が光る予告編。ジャクソン監督は、幾度となく命を危険にさらしながら手回しで撮影していた当時のカメラマンを思い、「記録を残すために撮影していたのだから、出来ればカラーで撮影したかっただろうし、誰もが映像は出来る限りよく見せたいと思うはず」と話しており、本作について「現代の技術が、100年前のカメラマンに救いの手を差し伸べた映画なんだ」と語る。普通の青年たちが兵士となり、死と隣合わせの戦場を生き抜き、終戦を迎えるまでがドキュメンタリーでありながら、兵士たちの心の動きを感じられるドラマとして描かれる本作。第一次世界大戦の戦場が生々しくスクリーンに蘇る、まさに映画の力というべき画期的なドキュメンタリーとなっている。『彼らは生きていた』は2020年1月25日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼らは生きていた 2020年1月25日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2019年12月27日戦争ドキュメンタリー映画『彼らは生きていた』が、2020年1月25日(土)に公開。監督は、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを手掛けた名匠ピーター・ジャクソン。第一次世界大戦の記録映像を復元映画『彼らは生きていた』は、イギリスの歴史博物館・帝国戦争博物館に保存されていた第1次世界大戦に関する記録映像を再構築することで誕生したドキュメンタリー作品。ピーター・ジャクソン監督は、モノクロ、無音、経年劣化が著しい100年前の記録映像に、修復・着色・3Dといった3段階の作業を400人以上のアーティストを動員して実施。およそ2200時間以上にも及ぶ当時の不鮮明な映像に、最新技術を取り入れた復元作業を試みた。“命”を吹き込む細やかな作業その復元過程の中には、気が遠くなるような細やかな作業も。バラバラのスピードで撮影されていた当時の映像を、現代のフレームに適合させるため、足りないフレームを作成したり、BBCが所有していた600時間以上ある退役軍人たちのインタビュー音声をはじめ、読唇術のプロが解析した兵士の言葉や効果音を当時の無音映像に加えるなど、完成度の高い1つの映像作品に仕上げている。徹底された色使い修正前後の違いがはっきりと伺える場面写真も到着。元の記録映像を忠実に復元するために、歴史の専門家を招いたピーター・ジャクソン監督は、兵隊一人ひとりの階級、制服やボタンの色、一瞬しか映らない小物など、細部に至るまで徹底されたカラーで再現。蘇ったカラー写真からは、100年前とは思えないほど、鮮明でいきいきとした人々の姿をとらることができる。当時の青年たちの目に映る戦場映画から読み取れるのは、戦車の突撃、爆撃の迫力、塹壕から飛び出す歩兵たちなど、過酷な戦場風景ばかりでなく、リラックスした表情で食事や休息を取る日常の様子も。遠い過去の話としてしかとらえていなかった第一次世界大戦の戦場が、普通の青年たちの目を通してリアルに映し出される、貴重な映像体験となっている。2019年米ドキュメンタリー部門でNO.1なお完成作を鑑賞したピーター・ジャクソン監督は、「フィルム上の人々の人間性に心が打たれた。復元は、実際にそこにいた人たちの人間性を引き出すんだ。この映画がこの人々を再び僕たちの生活の中に連れ戻すと実感したんだ」とコメント。本作は、2019年度のアメリカ・ドキ ュメンタリー部門でNo.1ヒットを記録したほか、有名映画批評サイト「ロッテントマト」では驚異の100%フレッシュを獲得している。詳細映画『彼らは生きていた』公開日:2020年1月25日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開製作・監督:ピーター・ジャクソン原題:THEY SHALL NOT GROW OLD配給:アンプラグド2018年/イギリス=ニュージーランド/99分/パートカラー/シネスコ/5.1ch/R15+原題:They shall not grow old
2019年12月15日第一次世界大戦の記録映像をピーター・ジャクソン監督が再構築したドキュメンタリー映画『彼らは生きていた』が日本緊急公開されることが決定。併せて、ポスタービジュアルが解禁となった。本作は、帝国戦争博物館に保存されている第一次世界大戦の記録映像を再構築することで誕生したドキュメンタリー映画。イギリス本国のみならず、2019年度のアメリカ・ドキュメンタリー部門でNo.1ヒット、辛口映画批評サイトのロッテントマトにて驚異の100%フレッシュを獲得するなど高い評価を受けている。監督を務めたのは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどで知られる名匠ピーター・ジャクソン監督。彼は2200時間以上あるモノクロ、無音、経年劣化が激しく不鮮明だった100年前の記録映像に、修復、着色、3D化という3段階の作業を400人以上のアーティストを動員し実施。修復作業には、バラバラのスピードで撮影されていた古い映像を現代の24フレームに修正するため、足りないフレームを作成するなど、いままでにない最新のデジタル技術が施されている。また、大戦当時は録音技術がなかったため、BBCが所有していた600時間以上ある退役軍人たちのインタビュー音声や、兵士たちが話す口の動きを読唇術のプロが解析した言葉や効果音を追加。完成作はまるでジャクソン監督に魔法をかけられ、命を吹き込まれたかのような仕上がりとなっている。映し出されるのは戦車の突撃、爆撃の迫力、塹壕から飛び出す歩兵たちなど、過酷な戦場風景ばかりでなく、リラックスした表情で食事や休息を取る日常の様子など、徹底的に兵士の日々に寄り添い、死と隣り合わせの状況でも笑顔を見せる兵士の姿が印象に残る。これまで遠い過去の話としてしかとらえていなかった第一次世界大戦の戦場が生々しくスクリーンに蘇り、普通の青年たちが見た戦場に観客たちを連れて行く。ピーター・ジャクソン監督は完成作を自身で観て、「フィルム上の人々の人間性に心が打たれた。復元は、実際にそこにいた人たちの人間性を引き出すんだ。この映画がこの人々を再び僕たちの生活の中に連れ戻すと実感したんだ」と語っている。今回解禁されたポスタービジュアルには、軍隊の列の中でふり返る1人の兵士の姿が。その表情には戦場に向かう兵士の緊迫した心情がよく表れており、戦争の壮絶さを思わせるビジュアルに仕上がっている。『彼らは生きていた』は2020年1月25日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月12日ロリ・ロックリンの娘のオリヴィア・ジェイドが、約8か月ぶりにYouTubeに動画を投稿した。母ロリと父モッシモ・ジャヌリが、オリヴィアを南カリフォルニア大学に裏口入学させて起訴された件はまだ決着がついていないが、200万人近い登録者に近況を語った。オリヴィアによると、両親の裏口入学事件については法的に一切話すことができないという。「なにも話せないのに、YouTubeに戻る意味があるのかと7、8か月悩んだ」とのことだが、「言いたいのに言えないことに対してカメラの前で10分も話すことは無意味だから、この件に関してはもう触れない」と宣言した。ユーチューバーとして戻ってきた理由は「純粋に撮影が好きだから」とし、ファンに「待っていてくれてありがとう」と感謝を伝えた。「これが私にとってできるベストなことだし、前進していきたい」と前向きに語り、「観てくれてありがとう。また、すぐにね!」とユーチューバーとして活動し続ける意向を示した。ロリとモッシモは、オリヴィアともう一人の娘イザベラを南カリフォルニア大学に不正入学させたとして起訴されており、一貫して無実を主張してきた。裁判で有罪になれば数十年の懲役刑が科される可能性があるという。(Hiromi Kaku)
2019年12月02日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿・外苑前のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『Dior』Peter Lindberghファッション写真界の巨匠、ピーター・リンドバーグが生前最後に残した出版プロジェクト。本書は、ディオールとのコラボレーションによりNYでシューティングされた165枚の未発表写真と、『VOGUE』など有名雑誌のためのシューティングを100枚以上を収録した2巻セットである。ピーター・リンドバーグは、マリオン・コティヤール(Marion Cotillard)やシャーリーズ・セロン(Charlize Theron)などこれまでディオールの歴代ミューズを撮り、その独特のスタイルで「レディ ディオール」と「ジャドール」のキャンペーンに名を記した。写真家生涯を通じて彼はディオールの最も近しいコラボレーターの一人だった。この最後の本はピーター・リンドバーグにとって、そして我々にとっても大切なオリジナルの共同制作だった。NYのタイムズスクエアの喧騒を対立させたディオールの70年の歴史、これは範囲と規模の両面で並外れたリンドバーグのプロジェクトの背後にある概念であり、ディオールは例外的に前代未聞の数の高価な衣服をパリの保管庫から大西洋を横断して出荷して撮影を許可した。その成果は衝撃的だ。タイムズスクエアの狂乱の中で、1947年に完成した「バー(Bar)」スーツ、「ハウス オブ ディオール」を立ち上げた名高いアンサンブルを着てアレック・ウェックが輝いている。ストリートシーンの断片では、サスキア・デ・ブロウ(Saskia de Brauw)、カレン・エルソン(Karen Elson)、アンバー・ヴァレッタ(Amber Valletta)らモデルが人込みと足場を飛び回り、建物のファサードに映し出され、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)の手縫い作品からマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)の最新デザインまで、オートクチュールをまとっている。リンドバーグのトレードマークであるモノクロとカラーの写真は、各衣服の複雑な作りとシルエット、テクスチャーを巧みに強調している。ピーター・リンドバーグの長年のコラボレーターであり友人であるフアン・ガッティ(Juan Gatti)によってデザインされたこの2巻本のあらゆる側面にリンドバーグ自身が存在する。第1巻には165点の未公開写真作品とーティン・ハリソンによる前書きを収録。第2巻はオートクチュールからプレタポルテ、メンズ、ウィメンズまで、『ヴォーグ』や『ハーパーズ バザー』などの雑誌に掲載されたディオールの100点以上の写真をキュレーションすることで、リンドバーグとディオールの深い関係に敬意を表す。ファッションと写真の2本の柱とその時代を超越したコラボレーションに対する息をのむようなオマージュである。【書籍情報】『Dior』写真:Peter Lindbergh出版社:Taschen言語:英語/ドイツ語/フランス語ハードカバー/520ページ/370×280mm発刊:2019年価格:2万7,600円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイトで『Dior』を購入する
2019年12月01日ベビー ディオール(BABY DIOR)から、『ピーターパン』に着想を得た2020年春夏コレクションが登場。『ピーターパン』のワンダーランドをイメージ今季ベビー ディオールが思い描いたのは、『ピーターパン』の世界に広がるワンダーランド。パステルカラーにグラフィックなモチーフを組み合わせたクリエイションで、作品の持つ魅惑的な世界観を表現した。可愛らしさとエレガントさを共存させた、ベビー ディオールならではのキッズウェアが展開される。海賊モチーフのニットやTシャツ印象的なのは、『ピーターパン』に登場するキャラクター達をモチーフにした洋服。ピーターパンの行く手を阻む“海賊”たちは、スカルプリントのTシャツや、海賊に扮したアニマル模様のニットセーターでキュートで再現。“ディオールランド”ロゴ入りプルオーバーインディアン女の子・タイガーリリーを連想させるのは、ホワイトとカーキの繊細な刺繍のジャカードと、タイダイスタイルのチュールドレス。またディオールのワンダーランドを意味する“ディオールランド”を胸元に配した、真っ赤なプルオーバーも登場する。“架空の新聞”グラフィックもそのほか、マリンライクなボーダー柄トップスをはじめ、「デイリーディオール」という架空の新聞のパターンをあしらったスウェットシャツやミニスカートなどが登場。アレンジロゴをアクセントに細部へのこだわりもぬかりなく、Tシャツやドレス、パンツには、ブランドのイニシャルをアレンジした立体的なロゴをオン。ボーイズのシャツには、同系色で色を重ねたトーンオントーンのモチーフが隠されている。詳細ベビー ディオール2020年春夏アイテム例:<ガール>・プルオーバー(100㎝~) 49,000円~・スカート(100㎝~) 65,000円~・Tシャツ(100㎝~) 32,000円~<ボーイ>・Tシャツ(100㎝~) 23,000円~・パンツ(100㎝~) 41,000円~<ベイビー>・ニット(80cm~100cm) 44,000円~【問い合わせ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1976
2019年11月23日6月に結婚を発表した「EXILE」のAKIRAと台湾の女優リン・チーリンが、11月17日に台湾・台南市の全台吳氏大宗祠にて挙式を行なったことが分かった。AKIRAさんは、人気グループ「EXILE」のメンバーでありながら、「GTO」『この道』など俳優としても活躍中。一方、リン・チーリンさんは『レッドクリフ』シリーズや『101回目のプロポーズ ~SAY YES~』などに出演した台湾の人気女優。2人は、2011年に舞台「レッドクリフ ~愛~」で共演し、昨年末頃から交際に発展、6月に婚姻届を提出した。挙式が行われた台南市は、リン・チーリンさんの母方の出身地で、リン家にとって思い入れの深い場所だそう。「チーリンの祖母や家族との素敵な思い出や記憶、ルーツがある場所で挙式を開き、文化と言葉の壁を超え、愛に満ち溢れた交流の場にしたい」ということで、AKIRAさんから提案したのだとか。当日は、両家の家族や親族のほか、2人と親交の深い知人や関係者など100人ほどが見守る中、2人は永遠の愛を誓い合ったという。さらに挙式後には市内で結婚披露宴も行い、会場となった台南市美術館前には3000人を超す市民が祝福に詰め掛けたそう。なお、今回はLDHアーティストの参加はなかったが、「EXILE」「三代目 J SOUL BROTHERS」ら後輩グループなどからビデオメッセージがサプライズで贈られたという。(cinemacafe.net)
2019年11月18日今年6月に結婚を発表したEXILEのAKIRAとリン・チーリン夫妻が17日、台湾・台南市の全台吳氏大宗祠で挙式を行なった。台南市はリン・チーリンの母方の出身地で、リン家にとって思い入れの深い場所。「チーリンの祖母や家族との素敵な思い出や記憶、ルーツがある場所で挙式を開き、文化と言葉の壁を超え、愛に満ち溢れた交流の場にしたい」と、AKIRAから台南市での挙式を提案したという。両家の家族や親族のほか、2人と親交の深い知人や関係者など100人ほどが見守る中、永遠の幸せを誓い合った2人。挙式後には市内で結婚披露宴も行い、会場の台南市美術館前には3,000人を超す市民が2人を祝福しようと詰め掛けた。また、この日LDHアーティストの参加はなかったが、EXILEメンバーや三代目 J SOUL BROTHERSら後輩グループなどから、2人を祝うビデオメッセージがサプライズで贈られた。2人は2011年に舞台『レッドクリフ ~愛~』で共演し、昨年末頃から交際に発展、約半年間の交際を経て6月に婚姻届を提出した。日本のトップアーティストと台湾の国民的女優との電撃発表に、台湾や中国本土など、世間でも大きな話題を集めた。この挙式の様子はSNSでも公開され、日本のファンからも「映画のワンシーンみたい」「素敵すぎる」「美しすぎて何度も見ちゃった」「2人ともお似合い」と祝福の声が殺到している。
2019年11月18日東京国立近代美術館の展覧会「ピーター・ドイグ展」が、2020年6月12日(金)より日時指定制で再開。会期は10月11日(日)まで延長された。ピーター・ドイグ、日本初個展「ピーター・ドイグ展」は、イギリスの現代アーティスト、ピーター・ドイグの初期作から最新作まで、約70点の作品を紹介しながら、その制作手法に迫る展覧会。日本では初の個展となる。ピーター・ドイグは、ロマンティックかつミステリアスな風景を描く画家として知られ、ロンドンのテート、パリ市立近代美術館、エジンバラのスコットランド国立美術館、ウィーンの分離派会館といった世界有数の美術館で個展を開催してきた。同世代、後続世代のアーティストに多大な影響を与えていることから、過去の巨匠になぞらえて、しばしば「画家の中の画家」と評されている。本展にも出品予定の代表作《のまれる》は、オークションにて、2015年当時の約30億円相当で落札された。想像力や記憶を刺激する絵画ピーター・ドイグは、ゴッホやゴーギャンなどの近代画家の作品の構図やモチーフ、映画のワンシーン、写真、自らが暮らしたカナダやトリニダード・トバゴの風景、記憶といったさまざまな要素から作品を構築。多様なイメージから成るピーター・ドイグの作品は見る者の想像力や記憶を刺激し、いつかどこかで見たことがあるように感じられるのが特徴だ。会場には、日本のニセコのスキー場を描いた《スキージャケット》や小津安二郎の映画『東京物語』を念頭に置いて描かれた《ラペイルーズの壁》、幅3メートルを超える大型作品などの、貴重な作品が集結。映画『13日の金曜日』のワンシーンから発想した「カヌー」モチーフの絵画も登場する。一連の作品からは、人々の想像力をかきたてる、豊かな世界観を体感することができる。映画上映会「スタジオフィルムクラブ」の直筆ポスターまた、ピーター・ドイグがトリニダード・トバゴ出身の友人のアーティスト、チェ・ラブレスと2003年から始めた映画の上映会「スタジオフィルムクラブ」も紹介。近隣住人に上映会を周知するために掲出された、ポスターのドローイングが展示される。「スタジオフィルムクラブ」では、名画座やミニシアターから着想を得た、過去の名作映画などを上映。上映が終わると作品について話し合ったり、音楽ライブへと展開したりと、ある種の文化サロンのようなコミュニティが形成されていく。【詳細】展覧会「ピーター・ドイグ展」会期:2020年2月26日(水)~10月11日(日)〈日時指定制〉※2020年2月29日(土)から臨時休館していたが、6月12日(金)より再開※当初は2020年2月26日(水)~6月14日(日)の会期を予定していたが、変更しての開催開館時間:10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)※当面のあいだ、金曜・土曜の夜間開館は実施しない休館日:月曜日(8月10日(月)、9月21日(月)は開館)、8月11日(火)、9月23日(水)会場:東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー住所:東京都千代田区北の丸公園3-1観覧料:一般 1,700円、大学生 1,100円、高校生 600円※価格はいずれも税込※中学生以下および障がい者手帳持参者とその付添者1名は無料※公式サイトより日時指定チケットを購入(6月10日(水)10:00から)※すでにチケットを購入している場合、あるいは観覧料無料対象の場合、開館時間中に原則いつでも入場可能だが、混雑状況に応じて待つ場合あり※チケットの払い戻しおよび来館に際しての注意事項は、公式サイトを確認のこと※本展の観覧料で入館当日に限り、「MOMATコレクション」(4F~2F、所蔵品ギャラリー)、およびコレクションによる小企画「北脇昇:一粒の種に宇宙を視る」(2F、ギャラリー4)も観覧可※予定は変更となる場合あり【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2019年08月31日EXILEのAKIRA(37)が6日、所属事務所の公式サイトを通じ、台湾の女優リン・チーリン(44)と同日に結婚したことを発表した。AKIRAは、「私事ではございますが、以前から交友のあった女優の林 志玲(リン・チーリン)さんと、6月6日に結婚しましたことをご報告させていただきます」に続き、「8年前に共演した舞台『レッドクリフ ~愛~』をきっかけに、長い間、親しい友人としてお付き合いしていくなかでお互いに惹かれ合い、人生のパートナーとして共に歩んでいきたいと強く思い、昨年から交際に至り、これまで2人の仲を深め、向き合ってきました」と出会いのきっかけから交際に発展した経緯を説明。また、「多忙な日々の中、志玲さんはいつも自分のことよりも家族や仲間を大切にし、それ以上に、自分の活動を通してファンの皆様やアジアの多くの方々を大切にし、沢山の愛情や勇気を届けている姿を近くで見てきて、その責任感の強さと、愛に溢れる人柄に心惹かれました」とその魅力を伝え、「そして、どんな時も、ありのままの僕を笑顔で受け入れてくれる大きな優しさに、感謝の気持ちと共に、志玲さんを心から幸せにしたいと真摯に思いました」と胸の内を明かす。「まだまだ未熟者ではございますが、これからは志玲さんと家族を大切にしながら、これまで皆様が与えてくださった全てに感謝し、表現者としてこれまで以上に自覚と責任を持って、芸道に精進してまいります」と抱負を記し、「そして、エンタテインメントの世界で今以上に初心を忘れず、日頃から応援してくださっている皆様に恩返し出来ますよう精進していきたいと思っておりますので、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします」と呼びかけている。
2019年06月06日身長218センチ、『スター・ウォーズ』シリーズのチューバッカ役で知られるピーター・メイヒューが亡くなったことが明らかになった。74歳だった。ピーターの家族が本人のSNSにて報告。「ピーター・メイヒューの家族です。私たちは深い愛に包まれ、悲しみに暮れています。大変残念なことですが、ピーターが亡くなったことをお知らせしなければなりません。彼は2019年4月30日の夜、ノーステキサスの自宅で私たちに見守られながら旅立ちました」という文章から始まる長文レターが掲載されている。それによればピーターは『スター・ウォーズ』旧三部作と『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』に出演後、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でチューバッカを再演。当時は車椅子生活を送っていたが、自身を奮い立たせチューバッカを演じ切ったという。チューバッカ役としてはこれが最後の出演作となったが、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では“チューバッカ・コンサルタント”として助言した。まさに、チューバッカに全身全霊を注いだ人生だったそうだ。『スター・ウォーズ』のメンバーと一生ものの友情を築き、世界中を飛び回ってファンと交流したピーター。チューバッカの知名度を活かし、チャリティー活動にも献身的で妻のアンジーさんとNPO団体「ピーター・メイヒュー基金」を設立した。6月29日に家族と友人を集めたお別れ会が開かれる。また、12月の初めにロサンゼルスで開催される『スター・ウォーズ』ファンのためのイベント「エンパイア・コン」でもお別れ会を行い、ピーターの私物やコレクションを展示するとのこと。(Hiromi Kaku)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開© 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rightsスター・ウォーズ/最後のジェダイ 2017年12月15日より全国にて公開ⓒ 2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年05月03日自分の子どもを名門大学に裏口入学させたとして逮捕された「フルハウス」のロリ・ロックリンが、いまだ自分の罪を認められないようだ。複数の容疑者のうち、もうひとりの女優のフェリシティ・ハフマン(「デスパレートな妻たち」がいち早く全面的に罪を受け入れ謝罪したのに対し、ロリは自分が「悪いことをした」という認識がないという。関係者が「People」誌に語った。「彼女は法を犯したという意識が全くなかったんです。理解するまでまだ時間がかかりそうです」とのこと。フェリシティはすでに罪を認め、司法取引に応じているが、ロリと夫のモッシモ・ジャヌリは罪を認めることも取引も拒否。特にロリは「どんな母親でもやったはず」と、有名人の特権(賄賂)を使い、子どもたちを名門大学に入れただけでなぜ罪に問われるのかが分からない様子だ。今月はじめ、裁判所に出廷したロリは、笑顔を見せファンのサインにまで応じていたが、この事件がどれだけ“深刻”なものであるか気づいていなかった模様。罪を認めていないロリたちを含むほかの容疑者たちは、詐欺罪とマネー・ロンダリングの罪でそれぞれ20年、最大で計40年の懲役刑を科される可能性があるという。(Hiromi Kaku)
2019年04月15日世界的フラメンコ・ダンサー、エバ・ジェルバブエナの1年半ぶりの来日公演『Cuentos de Azucar 砂糖のものがたり』が決定した。これまで映画監督のマイク・フィギス、写真家のピーター・リンドバーグなど各界のトップアーティストらとジャンルを越えた共演を重ねてきたエバが、今回出会ったのが奄美の歌姫、里アンナ。先の大河ドラマ『西郷どん』ではオープニングテーマを歌い、他にも世界的振付家シディ・ラルビ・シェルカウイ公演への参加や、舞台女優としてミュージカル『レ・ミゼラブル』へ出演するなど、彼女自身も多彩なフィールドで活動する注目の奄美民謡歌手だ。エバとの共演を「光栄に思う」と言う里。2018年にヨーロッパで初演、日本では初上演となる本作の魅力について訊いた。エバ・ジェルバブエナ 来日公演2019「Cuentos de Azucar ~砂糖のものがたり~」チケット情報エバはかつて奄美が黒糖のプランテーションだった歴史に触れ、幼少期に故郷の砂糖工場近くで夏休みを過ごした日々を思い出し、その後もフラメンコと奄美民謡との間に運命的とも言える共通点を見出したという。互いの文化について里は「ともに譜面を持たず、呼吸や間合いは表現者に委ねられている点も同じです」と語る。創作の過程ではエバを奄美に招き、土地の伝承を共有し、宴の終わりには踊り歌でもてなした。「最後に私の汗と匂いがついた手拭いを置いていきますと歌う別れの曲『山原』や、命懸けの逢瀬の曲『かんつめ』など、恋愛の歌詞が多いのも奄美民謡の特徴です。中でもエバは奄美に伝わる女性崇拝の信仰に共感していました。奄美のフグが産卵のため海底にサークル状の巣を作るという話も興味深かったようで、舞台装置にそのイメージが反映されています」。女性や自然のサイクルをテーマにした本作で里は7、8曲を歌い繋ぐ。フラメンコギターや和太鼓が伴奏の楽曲からアカペラまで、奄美とスペインの魅力を伝えるべくアレンジを加えた。「音楽はセッションによって作り上げました。決めの部分だけを共有して、その他はエバやカンテの方との呼吸や、その時々の感情の赴くままに歌っています」。エバの踊りは思わず見惚れてしまうほど感動的だという。「一度、本番中に歌い出しを忘れて見入ってしまったことがあったほど(笑)。中でも全員でエバを囲むフィナーレは、初演の客席からも一番多くの『Ole(オレ)!』の歓声が聞こえました」。大河ドラマ『西郷どん』では二階堂ふみ演じる西郷の妻の兄嫁役で出演も果たした里。故郷では地元の人々が自分のことのように出演を喜んだという。「今回、私を知って観に来てくださる方にはフラメンコの素晴らしさを、エバのファンの方には奄美の島唄の良さを、それぞれ知っていただける機会になればと思います」。エバ・ジェルバブエナ 来日公演2019『Cuentos de Azucar ~砂糖のものがたり~』は、3月22日(金)・23日(土)東京国際フォーラム ホールC、3月26日(火)大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:石橋法子
2019年03月01日石川由依、下野紘、朴ロ美、津田健次郎ら豪華人気声優たちが担当する日本語吹き替え版も話題のピーター・ジャクソン製作映画『移動都市/モータル・エンジン』から、本作の主人公・へスターのキャラクター映像がいち早くシネマカフェに到着した。たった60分で文明を荒廃させた最終戦争後の世界で、残された人類は移動型の都市を創り出し、ほかの小さな都市を“捕食”することで生活している――。そんな“都市が移動し、都市を喰う世界”を舞台にした映画『移動都市/モータル・エンジン』。地上は巨大移動都市“ロンドン”によって支配されようとしている中、1人の少女が反撃へと動き出す冒険ファンタジーだ。今回到着したのは、本作の主人公ヘスター・ショウについて、ヘスター役のヘラ・ヒルマーと本作の製作を務めたピーター・ジャクソンが解説する特別映像。まず、ピーターが「孤児なんだ」と明かすように、へスターは幼少期の出来事をきっかけに、たった1人で移動都市の世界を生き抜いてきた人物。また「ある男の死を望んでいる」「目的は復讐だ」とも語っており、当時の復讐を胸にロンドンへ潜入するのだが、ヘラが言う「へスターは仲間たちと共に真実を知ることになる」という言葉の通り、物語は復讐に留まらず、ロンドンの博物館で見習いとして働くトムや、へスターの過去を知る空賊のアナと出会い冒険するなかでロンドンに隠されたとんでもない秘密を知ることに…。2人が主人公の魅力を語ると同時に、アクションシーンや鋭い眼光を覗かせるシーンなど、壮大な冒険の様子も映し出されている。本作の実写化を決めた理由として、ピーターは“へスター・ショウというキャラクター”を挙げており、「ヘスターはこれまで見たことのないようなキャラクターに思えたんだ。ヘスターほど幾層にも重なる複雑な深層心理を持つキャラクターはいないと思った」と魅力を熱弁。一方のヘラは「物語の冒頭でのヘスターは怒りと悲しみの塊のような人で、とにかく復讐することしか考えていない。でも徐々に自分にはもっと色々な一面が秘められていると知ることになるの」とへスターというキャラクターについて明かし、「とにかくまず彼女の心の奥を理解することに努めたわ」と演じるにあたっての役作りを語っている。『移動都市/モータル・エンジン』は3月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:移動都市/モータル・エンジン 2019年3月1日より全国にて公開© Universal Pictures
2019年02月09日昨年、第一次世界大戦の記録映像を用いてドキュメンタリー映画『They Shall Not Grow Old』(原題)を製作したピーター・ジャクソンが、再びドキュメンタリー映画を製作することになった。テーマは「ザ・ビートルズ」だ。「Variety」誌によれば、このドキュメンタリー映画は、1969年はじめにドキュメンタリー映画『レット・イット・ビー』の製作のためにスタジオ内で撮影された、未公開映像と音源を使用するという。1969年1月30日にビートルズが開催した伝説のゲリラ・ライブ「ルーフトップ・コンサート」から50周年を迎えた昨日(現地時間)、「Apple Corps Ltd.」とジャクソン監督の製作会社「WingNut Films Ltd.」が発表した。公開日、内容、タイトルなどはまだ明らかになっていないが、『レット・イット・ビー』の映画とアルバムが公開・発売から50周年を迎える2020年に公開される可能性が高そうだ。ジャクソン監督は「55時間に及ぶ未公開映像と140時間分の音源」を確保していることを明らかにし、「タイムマシンが1969年にぼくたちを連れて行ってくれるような感じ。スタジオ内に座って、メンバー4人が音楽を作っている姿を見ているんだ」と語っている。(Hiromi Kaku)
2019年01月31日『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』3部作で知られるピーター・ジャクソンが製作・脚本を務める、新たな冒険ファンタジー超大作『移動都市/モータル・エンジン』の公開日が来年3月1日(金)に決定。最新予告映像とポスタービジュアルが到着した。ピーター・ジャクソンの右腕として『キング・コング』で第78回アカデミー賞視覚効果賞を受賞したクリスチャン・リヴァースが監督を務める本作は、イギリスの作家フィリップ・リーヴのファンタジー小説「移動都市」が原作。キャストには、『アンナ・カレーニナ』でハリウッド進出を果たし、海外ドラマ「ダ・ヴィンチと禁断の謎」などにも出演する新鋭女優ヘラ・ヒルマーが主人公へスターを、へスターと共に壮大な冒険へと身を投じる青年トムを、ロバート・シーアンが演じる。ほかにも、ヒューゴ・ウィーヴィング、スティーヴン・ラングら演技派俳優陣が脇を固めている。今回到着した予告編は、へスターの回想から始まり、荒廃した世界で新たな文明として存在する巨大な“移動都市ロンドン”が小さな移動都市を襲い、喰らおうとする様子が描かれ、圧倒的な世界観の一端を覗くことができる。へスタ―は母の復讐と人類の希望を胸にロンドンに潜入し、反移動都市同盟のアナ、ロンドンの不都合な真実を知ってしまったトムたちと共に「打倒ロンドン」の大冒険を繰り広げる中、“謎の追跡者”にまで命を狙われることに…。併せて解禁されたポスタービジュアルは、「ロンドンを滅ぼせ、喰われる前に」というコピーとが表すように、圧倒的な強さを誇るロンドンに挑むヘスターたちの、誰も見たことのない冒険ファンタジーの幕開けを感じるようだ。『移動都市/モータル・エンジン』は2019年3月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年11月22日リンツ(Lindt)一番人気チョコレート「リンドール」から、初のジャパンフレーバー「リンドール 抹茶」がデビュー。2018年9月3日(月)よりリンツ全店およびリンツチョコレート オンラインショップで発売する。「リンドール」は、1949年にリンツのショコラティエたちによって誕生した、リンツのチョコレートの中でも最も高い人気を誇るアイテム。丸いチョコレートシェルの中には、なめらかなフィリングが詰められていて、シェルを破るととろけるフィリングが口の中に広がる。現在20種類以上もの種類が展開されていて、誕生から60年以上経った今でも、世界120カ国以上で愛され続けている。新作は、初めてのジャパンフレーバー。外側のシェルは、ホワイトチョコレートでできていて、中にはクリーミーな抹茶のフィリングをセット。ホワイトチョコレートのミルキーな甘さと抹茶のやさしいほろ苦さが相性抜群だ。「リンドール」を包むパッケージは、鮮やかな抹茶グリーンカラー。量り売りで買えるリンツの店舗の「ピック&ミックス」で展開されるので、気になる人はぜひトライして。【詳細】リンツ「リンドール 抹茶」取り扱い店舗:リンツ全店(アウトレット店を除く)およびリンツチョコレート オンラインショップ発売日:2018年9月3日(月)※アウトレット店での販売は10月以降を予定。価格:781円(税込)/100gあたり
2018年08月18日アメリカ・ニューヨークのブルックリン発のステーキハウス「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」が日本初上陸。2021年10月14日(木)、東京・恵比寿にオープンする。「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」とは「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」は、1887年にブルックリンで創業した、アメリカで最も長い歴史を持つステーキハウス。徹底的にこだわった素材選びとドライエイジング手法によって、究極の旨味と柔らかさを実現したステーキは世界最高峰との呼び声も高く、レストランガイド 「ザガットサーベイ」で「ニューヨークNo.1ステーキハウス」の評価を獲得し続けている。看板メニューはTボーン・ステーキ今では一般的となった、サーロインとフィレを同時に味わえる“Tボーン・ステーキ”というスタイルをアメリカで最初に提供したことでも有名。「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」の“Tボーン・ステーキ”は、800度の高熱ブロイラーで焼き上げたステーキを300度に熱した皿に乗せ、仕上げに旨味たっぷりの“ビタミン”と呼ばれる肉汁をかけて提供する人気メニューとなっている。アメリカ最古&世界最高峰のステーキハウスが恵比寿に日本初上陸!そんな「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」が日本に初上陸。これまで海外進出をしてこなかった「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」が、初めてのアメリカ国外での出店の地に東京・恵比寿を選んだ。東京では、ブルックリン本店と同じ味と品質のステーキを提供することに注力。10tの厳選された牛肉を30坪の熟成庫でドライエイジし、ブルックリン本店と同じ焼き方で最高のステーキを提供する。広々とした3階建ての店内構成3階建ての広々とした店内は、ブルックリン風のインダストリアルな雰囲気の劇場スタイルのレイアウトで構成。2階はオープンキッチンの臨場感が感じられるメインダイニング、3階は落ち着いた雰囲気で食事を楽しめるフロアに。1階には、ウエイティングバーと8名で利用出来る4部屋の個室を用意するほか、「ピーター・ルーガー・ステーキハウス」で使用しているステーキやハンバーグの生肉や各種グッズを販売するブティックも設ける。店舗情報ピーター・ルーガー・ステーキハウス 東京開業日:2021年10月14日(木)営業時間:ダイニング 11:00~15:00(L.O.14:00)/17:00~23:00(L.O.22:00)、バー 11:00~23:00(L.O.22:00)、テイクアウト&デリバリー 11:30~22:00住所:東京都渋谷区恵比寿4-19-19席数:全206席(1階66席/2階70席/3階70席)予約専用TEL:050-3311-3744予算:ランチ 8,000円、ディナー 18,000円
2018年07月29日幅広い世代から長年愛されているブロードウェイ・ミュージカル『ピーターパン』。38年目を迎えた今回は、昨年に引き続き藤田俊太郎が演出を手がけ、弱冠14歳の吉柳咲良もピーターパン役を続投する。また新キャストとしてフック船長&ダーリング氏役にISSA、ウェンディ役に河西智美を抜擢。マスコミ向けに行われた製作発表には、タイガー・リリー役の莉奈、ダーリング夫人役の入江加奈子、ライザ役の久保田磨希を加えた全7人が登壇した。会見の冒頭を飾ったのは、ピーターパンがウェンディたちとネバーランドへと飛び立つ、作品を代表するナンバー『アイムフライング』。役の衣裳に身を包んだ吉柳が颯爽と登場すると、会場は一気に『ピーターパン』の世界に。伸びやかで透明感のある、そして元気いっぱいな歌声を披露してくれた。その後は演出の藤田、さらにそれぞれの衣裳をまとったキャストが登場。作品への抱負を語った。2度目の演出となる藤田だが、「新鮮な気持ちで、新作のつもりで挑戦しています」と述べ、さらに「世界中で上演されている『ピーターパン』の歴史の中でも、きちんとした1ページを刻める、そんな作品をお客さまに届けたいです」と続け、世界レベルという大きな目標を掲げた。ピーターパン役の吉柳は、「去年とはまた違うプレッシャー、座長の重みを感じています…」と神妙な面持ち。だが「たくさんレッスンを重ねてきて、去年に比べ、技術面や台詞の読み解き方も大きく変わってきたと思います。藤田さんの言う“永遠に子供のままだけど成長しているピーターパン”というのを、この1年で成長した私の姿を通してお見せしたいです!」と、頼もしい言葉も聞かせてくれた。近年俳優としても高い評価を受けているISSAは、「皆さんの思っている以上を返すのが自分の役目」と初のフック船長役に気合い十分。さらに吉柳について「とにかく頑張り屋さん」と切り出し、「責任感がすごく強いので、みんなをちゃんと頼れるよう、僕らがフォローしていければ」と頼れる兄貴の一面を覗かせた。すると吉柳の目にはいっぱいの涙が。「本当にありがたいです」と声を震わせ、カンパニーの結束の強さをうかがわせた。ライザ目線での物語展開、セットを簡潔にしてアクティングスペースを広く、飛び出す絵本ならぬ飛び出す舞台になど、新たな趣向も盛りだくさん。大人も子供も楽しめる、世界レベルのミュージカルで、夏の思い出の1ページを彩ってみては?公演は、7月21日(土)から8月1日(水)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて。その後、大阪、金沢、名古屋でも上演する。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2018年07月09日東京ディズニーシーは、ディズニー映画『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』のをテーマにした3エリアが広がる新テーマポート「ファンタジースプリングス(Fantasy Springs)」を、2024年春に開業する。「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」をテーマに掲げる「ファンタジースプリングス」は、『アナと雪の女王』のエリア「フローズンキングダム」、『塔の上のラプンツェル』のエリア「ラプンツェルの森」、そして『ピーター・パン』のエリア「ピーターパンのネバーランド」3つのエリアと、新たなディズニーホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」で構成される、東京ディズニーシー8番目のテーマポート。総開発面積は東京ディズニーシー開業以来最大となる約14万平方メートルを誇り、アラビアンコーストとロストリバーデルタの間にできる通路から進むことになる。『アナと雪の女王』のエリア「フローズンキングダム」『アナと雪の女王』を舞台とする「フローズンキングダム」に広がるのは、雪の女王であるエルサが氷の魔法を受け入れ、映画が幕を閉じた後の世界。ゲストは、暖かさを取り戻して祝福ムードに包まれたアレンデール王国の世界を楽しむことができる。村の奥には滝の流れる山々がそびえ立ち、遠くに見えるノースマウンテンの山頂付近には、エルサの氷の宮殿が輝く。ここで体験できるアトラクションは、ボートに乗って、アナとエルサの心温まるストーリーをめぐるというもの。美しい雪山のふもとにあるアレンデール城をテーマにレストランも設置される。『塔の上のラプンツェル』のエリア「ラプンツェルの森」『塔の上のラプンツェル』のエリア「ラプンツェルの森」の渓谷には、ラプンツェルが幼い頃から暮らしていた塔がそびえ立つ。夜になると、塔の灯りや小道に並べられたランプ、レストランやボートハウス、ボートに吊り下げられたランタンなどに明かりが灯り、暖かな光で森を包み込む。映画の中で描かれたランタンフェスティバルまでの道のりを体感するアトラクションのフィナーレでは、名曲と共に、美しく揺らめく灯りに包まれるロマンチックな体験を味わうことができる。さらに、愉快な荒くれ者たちの隠れ家をイメージにしたレストランも登場する。『ピーター・パン』のエリア「ピーターパンのネバーランド」3つ目のエリアは、『ピーター・パン』の世界が広がる「ピーターパンのネバーランド」。元気な子どもたちの集団「ロストキッズ」の一員となったゲストは、海賊船の散策や隠れ家での食事を楽しんだり、仲間と共に海賊に立ち向かったりと、ネバーランドを舞台にした冒険が楽しめる。ここでは、ティンカーベルが暮らす妖精の谷「ピクシーホロウ」に訪れることも可能だ。大型アトラクションでは、海賊にさらわれたウェンディの弟ジョンを救うためにボートに乗り込み、川を下って、ティンカーベルと共にネバーランドの上空へと飛び立つ。音楽や3Dの迫力ある映像とあわせて、これまで見たことのないネバーランドの冒険を体験することができる。ディズニーホテル「東京ディズニーシー・ ファンタジースプリングスホテル」最後に紹介するのは、「ファンタジースプリングス」の魔法の泉を囲むようにそびえ建つ、国内6番目のディズニーホテル「東京ディズニーシー・ ファンタジースプリングスホテル」。ディズニープリンセスを描いた絵画や草花のモチーフで装飾された館内には、全475室の客室を用意。そのうち56室は、東京ディズニーリゾート®で最上級の宿泊体験を提供する「ラグジュアリータイプ」の客室だ。詳細東京ディズニーシー 新テーマポート「ファンタジースプリングス」開業時期:2024年春予定施設構成:アトラクション4施設、飲食施設3施設、商品施設1施設、ホテル1施設・「フローズンキングダム」アトラクション1施設/レストラン1施設・「ラプンツェルの森」アトラクション1施設/レストラン1施設・「ピーターパンのネバーランド」アトラクション2施設/レストラン1施設・ショップ 1施設・東京ディズニーシー・ ファンタジースプリングスホテル客室数475室/付帯施設 レストラン2施設、ロビーラウンジ、駐車場ほか※2022年10月27日(木)時点の内容。今後変更になる場合あり。※画像は全てイメージ。©Disney【問い合わせ先】東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンターTEL:0570-00-8632(10:00〜15:00)※一部のPHS、IP 電話・国際電話からはTEL:045-330-5211
2018年06月17日日本初演から今年で38年目を迎える名作ミュージカル『ピーターパン』。気鋭の演出家・藤田俊太郎のもと、10代目ピーターパンの吉柳咲良が、昨年に引き続きこの大役を任されることになった。【チケット情報はこちら】初代の榊原郁恵を筆頭に、笹本玲奈や高畑充希など、そうそうたる面々によって演じられてきたピーターパン。昨年、そんな夢の大舞台に立った日々を、吉柳はこう振り返る。「あの夏の経験はとても大きかったと思います。自分の中で確実に何かが変わったというか…。なによりも、私はお芝居をすることが好きなんだなって、気付かされました。キラキラした目で観てくれている子がいたり、フライングをした時に『すごーい!』って声が聞こえてきたりすると、本当に嬉しくて!この世界に入らなければ味わえなかった感覚だと思いますし、まさに夢が叶った瞬間でした」演じるピーターパンについて吉柳は、「本当に生意気な男の子」と笑いつつも、「羨ましいところもある」と続ける。「とても素直に、はっきりと気持ちを伝えられるところは、すごく羨ましいなと思います。とにかくすべてにおいて真っすぐ過ぎるくらい真っすぐですし、嘘がない。そこは私と違うところなので、演じるのがすごく難しかったです。ただ、私のひとつ年下の弟が、本当に生意気で、まさにピーター(笑)。小さかったころの弟の姿が、役づくりをする上でとても役に立ちました」ピーターの役づくりを助けた人物がもうひとり。「演出の藤田さんって、ピーターっぽいところがあるんです(笑)。真っすぐに夢を見ている感じとか。藤田さんから“こうしたらもっとピーターっぽくないですか?”とか言われると、“絶対にそうだと思います!”みたいな(笑)。藤田さんを見ていればピーターがわかるというか、藤田さん自身がまさにピーターみたいだなと思います」そんな藤田の手を借りつつ、2年目の吉柳ピーターは、さらに高い空へと舞い上がる。「去年を越えなきゃいけない、というプレッシャーはありますが、前回演じてすごく楽しかった気持ちとか、今までレッスンをしてついた自信、さらに忘れられない小さいころの気持ちを大事にしながら、また新しいピーターをつくっていくことが出来たらなと思っています。そして“次のピーターになりたい!”って思ってもらえるような、みんなにとっての憧れのピーターを演じられればいいなと思います」。青山メインランドファンタジースペシャル ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』は、7月21日(土)から8月1日(水)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて。その後、大阪、金沢、名古屋でも上演する。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2018年05月25日池畑慎之介の名で俳優としても活動するピーター(65)が5月21日、報道各社にFAXを送付。来年から、約2年間休養すると発表した。ピーターは、こう語る。 「この度、この50周年を期に、2018年いっぱいで『ピーター』のぬいぐるみを脱がせていたくことにしました」 ピーターはFAXで「私、『ピーター』として、1968年に映画の主人公にスカウトされ、69年には歌手としてもデビューし、皆さまには長きにわたり、愛していただきました」と挨拶。「もともとはあだ名で『あの子、男の子?女の子なの?ピーターパンみたいネ』と言う、まわりの愛情深き呼び名のまま、お仕事にもこの名を使って、この秋で50周年でございます」と、愛称の由来を解説した。 続けて「この50年の間には、1985年の映画『乱』の後より、『池畑慎之介(本名)』を役者名とし、数々の作品に挑戦させていただいております」と振り返り、休養の理由についてこう明かした。 「還暦を過ぎたあたりから、色々と断捨離を実行しつつ、『死ぬまでにやりたい事100』を作り、実現する度に一つ一つ消してゆく作業の真っ最中です。そして、来年から1~2年、休養させてもらい、パワー充電したいと思っております」 さらに「この50年、本当にがむしゃらに体の衰えも見ない振りをして、走り続けてきました。もう一人の自分がそろそろ『ピーター』を休ませてあげなさいよ!とささやいています」とし、「今この年齢でしかできない事を悔いなきよう残りの人生を歩みたいと存じます」と宣言。そして、こう結んでいる。 「本当に長い間『ピーター』を可愛がってくださいまして、ありがとうございました。これからは(2019年以降)は『池畑慎之介』として……。多分……!いやいや絶対に無理だと思いますが……『普通のオジサンに戻りたい!?』(爆)」 ネットではピーターの決断に、激励の声が上がっている。 《友達もたくさんいらっしゃるようだから ゆっくり 過ごされるのもいいでしょうね》《しっかりとした人生観をお持ちで羨ましい 漠然とした目標ややりたいことがあっても実行に移すのは、色々なしがらみとかがあって難しかったりするもの》《ピーター、長い間お疲れ様でした。ゆっくり心身を休め、「池畑慎之介」としてに戻ってくる事を楽しみに待ってます!》 同日、「ミヤネ屋」(日本テレビ系)に出演したピーター。休養について「ちょっと休まないと倒れちゃうし、煮詰まっちゃう。1年間だけ考えさせてください」と語り、「ヨーロッパをゆっくり旅行したい」と今後について明かした。
2018年05月21日ハリウッドで待望の実写映画化された『ピーターラビット』が、5月に日本公開されることがこのほど決定。あわせて動くピーターが映し出された特報映像も公開された。■あらすじ舞台は豊かな自然に囲まれたイギリスの湖水地方。青いジャケットがトレードマークの、元気いっぱいでいたずら好きなうさぎ・ピーターと、自然を愛する心優しい女性ビアが暮らすお隣に、大都会のロンドンからちょっぴり神経質そうな男性トーマス・マグレガーが引っ越してくる。両親を亡くしたピーターにとってビアは心を許せるたった一人の女性だったが、マグレガーも美しくてピュアなハートを持つビアに次第に惹かれていき、ピーターとマグレガーは突如ライバルに!様々ないたずらを仕掛けてマグレガーを都会に追い返そうとするピーターに対し、マグレガーも大人げない行動で反撃開始!そんな2人を暖かく見守るビアだったが、あるアクシデントをきっかけに、マグレガーがロンドンに戻ることになり、ピーターの心に変化が――。■スタッフ&キャストにも豪華な面々が!全世界36の言語でシリーズ累計1億5,000万部を誇るベストセラー絵本、ビアトリクス・ポター原作の「ピーターラビット」を、ハリウッドで初めて映画化する本作。監督は、『ANNIE/アニー』『ステイ・フレンズ』のウィル・グラック。今回原作者のスピリットを引き継ぎ、緑豊かで色鮮やかな花々に囲まれた素朴でありながらカラフルでうっとりするような一大パノラマを背景に、心躍る音楽をちりばめ、うさぎたちと人間の、クスッと笑えてラストには胸にキュンと来る、全女性必見の愛らしいドラマを創り上げた。キャストには、ビア役を『ANNIE/アニー』『X-MEN:アポカリプス』のローズ・バーン、マグレガーを『スター・ウォーズ』シリーズや『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』のドーナル・グリーソンが演じるほか、声の出演としてジェームズ・コーデン、デイジー・リドリー、マーゴット・ロビーが参加。そしてピーターほかモプシー、カトンテール、フロプシー姉妹やいとこのベンジャミンなどお馴染みの仲間のうさぎたちは、かわいらしくリアルなCGで描かれていく。■特報映像解禁!到着した特報映像では、リアルだけどとてもキュートなピーターが草原を駆けめぐったり、大きく飛び跳ねたりと、動き回る様子が映し出される。さらに、ラストでは柵にお尻がつっかえてしまう、可愛らしい一面も収められている。『ピーターラビット』は5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年01月18日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『Shadows on the Wall』Peter Lindberghタイヤメーカーのピレリ(Pirelli)が50年以上にも渡りプロモーション用に制作しているカレンダー、通称「ピレリカレンダー」は毎年、超一流フォトグラファーと美しいモデルの起用で世界中に多くのファンを持つ。その2017年版に起用されたのがファッション写真界の巨匠ピーター・リンドバーグ(Peter Lindbergh)。リンドバーグはニコール・キッドマン(Nicole Kidman)、ユマ・サーマン(Uma Thurman)、シャーロット・ランプリング(Charlotte Rampling)、ジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)、ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)ら14人の女優をモデルに、一冊のカレンダーのために3万7,000枚以上のカットを撮ったという。その大部分が発表されないままになっていた膨大なカットから作品をセレクト、編集したのが本書である。大女優らの内面や人生を投影したような美しいモノクロームポートレートを満載した、ボリュームたっぷりの大判写真集。【書籍情報】『Shadows on the Wall』写真:Peter Lindbergh出版社:Taschen言語:英語、ドイツ語、フランス語ハードカバー/292ページ/360×260mm発刊:2017年価格:1万4,450円■Shelfオフィシャルサイト『Shadows on the Wall』購入ページ
2017年12月23日世界で一大ブームを巻き起こした『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、『ホビット』3部作のピーター・ジャクソンが製作・脚本を務める最新作『Motal Engines』(原題)が、『モータル・エンジン』として2019年に日本公開することが決定。早くも初映像となる特報映像が到着した。イギリス作家フィリップ・リーブのベストセラーSFファンタジー小説「移動都市」を、ジャクソン監督の右腕として『キング・コング』(’05)で第78回アカデミー賞視覚効果賞を受賞したクリスチャン・リバースがメガホンをとり映画化した本作。物語の舞台は、人々は地上を這う巨大な移動型都市に住み、他の都市を喰うことによって資源を奪いながら生活している、という世界。とある目的を果たすため、移動都市ロンドンに潜入した少女ヘスターは、青年トムに出会い、街の強欲な主導者と、もう一度地上に戻ろうとする人々との壮大なバトルに身を投じることになる。荒廃した地球を舞台に描きだされる本作は、大きな決意を胸に刻むヘスターの勇敢な冒険と、息をのむほどの雄大な世界観が圧巻の映像美で展開する。今回解禁される特報映像では、滑走する巨大都市が小さい都市を丸飲みするかのように、中に取り込む衝撃の瞬間が映し出されており、小さい都市からその様子を見据えるへスターの力強く鋭い眼差しが印象的。そして短い映像ながらも、壮大な世界観とピーター・ジャクソンが手掛ける新たな冒険物語に期待が高まる映像に仕上がっている。主人公の少女へスターに抜擢されたのは、『アンナ・カレーニナ』(’12)でハリウッド進出を果たし、海外ドラマ「ダ・ヴィンチと禁断の謎」などで活躍をみせるアイスランド出身の新鋭女優ヘラ・ヒルマー。2015年には、過去にレイチェル・ワイズやキャリー・マリガン、アリシア・ヴィキャンデルなども受賞したベルリン国際映画祭「シューティング・スター賞」にも選ばれた注目株。また、へスターとともに壮大な戦いへと身を投じる青年トムを、俳優として『シャドウハンター』『ムーン・ウォーカーズ』やドラマ「Misfits/ミスフィッツ 俺たちエスパー!」に出演するほか、プロデューサーとしても活躍し、多彩な才能を発揮しているアイルランド俳優ロバート・シーハンが務め、物語に新鮮さと深みを与えるフレッシュキャストが集結。さらに、『マトリックス』『ロード・オブ・ザ・リング』でもおなじみのヒューゴ・ウィーヴィング、『アバター』『ドント・ブリーズ』のスティーヴン・ラングといった名キャスト陣が脇を固めている。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ1作目が公開された2000年から、およそ20年の時を経たいま。世界中を誰も見たことがない冒険の世界に誘ってきたピーター・ジャクソンと長編初監督となるクリスチャン・リバースにより、さらなる進化を遂げた映像体験が観客を魅了することになりそうだ。『モータル・エンジン』は2019年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月19日