兄弟お笑いコンビ・ミキが、全国ツアー「ミキ漫 2021全国ツアー」を開催することが2日、明らかになった。2018年から続けてきた「ミキ漫」だが、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となってしまったため、今回は2年ぶりの開催となる。7月2日の東京・有楽町よみうりホールを皮切りに、東京、北海道、愛知、石川、宮城、福岡、大阪の全国7カ所を回るツアーを開催。『M-1グランプリ2020』後に作った新ネタを引き下げて各地を回る。今年から「ミキ漫」公式Twitterも開設し、ツアーの最新情報や各地での様子などもアップしていく。■昴生コメント昨年中止となった全国ツアー。今年は開催できることになりました!昨年予定してた所には行けませんが必ずいつか行きます!今年はリスタートの気持ちで挑む所存でございます!是非おいでやす!■亜生コメント僕らにとっての全国ツアーはみなさんにとっての全国ツアーでもあります。みなさんで作り上げる全国ツアー、それが「ミキ漫」です。「ミキ漫」ではなく「ミナサン」です。こんな冗談を言いながら全国7カ所回りたいと思います!よろしくお願いします!○「ミキ漫 2021全国ツアー」公演日程【東京】7月2日(金) 会場:有楽町よみうりホール【北海道】7月17日(土) 会場:共済ホール【愛知】8月8日(日) 会場:御園座【石川】8月15日(日) 会場:金沢市文化ホール【宮城】8月29日(日) 会場:電力ホール【福岡】9月10日(金) 会場:福岡国際会議場 メインホール【大阪】10月1日(金) 会場:なんばグランド花月
2021年04月02日女優の真矢ミキが1日、公式インスタグラム(@mikimayaofficial)を開設した。真矢は「インスタ始めます」「何か、冷やし中華始めました、みたいですが…」の書き出しと共に、エアレースパイロット・室屋義秀さんが東京都上空のフライトで描いた「スマイルマーク」の写真を投稿。「昨日、桜満開の東京上空に笑顔の花も咲きました」「お友達からメールが来て、急いでベランダに出ると我が家の真上にもスマイルが、青く広がる空をキャンバスに円が描かれていきました」と明かし、「ブラボー」と称賛の言葉を送った。「エアレースパイロットの室屋義秀さんが」「『うつむきがちになる状況も多い中、空を見上げることで少しでも気持ちが明るくなってもらえたらとの思いでフライトした』とお話」と室屋さんの思いを伝える真矢。「素敵な行動に心躍る1日でした」と胸を打たれたようで、「私のインスタでも皆さんの笑顔が増えると良いなぁ」「宜しくお願いします」と呼びかけている。
2021年04月02日日本サッカー協会は、サッカー大好き芸人のミキのおふたりを司会に迎え、サッカー日本代表戦を前にインスタライブを開催。ゲストの大黒将志選手も交えて弾丸トークが炸裂しました。カズ、中田ヒデ、俊輔など歴代の名選手をはじめ、乾、香川、南野、久保、鎌田、三好といった海外でプレー中の選手に関するエピソードが満載!その模様と、日本時間11月18日(5:00キックオフ)のメキシコ戦や東京オリンピックのキーマンなどを語ってくれた、ミキさんのインタビューをお届けします。文・伊藤順子サッカー大好き芸人・ミキが大黒将志選手とインスタライブを開催©JFA/PR11月13日、サッカー日本代表パナマ戦の直前に行われた日本サッカー協会のインスタライブ、題して「ミキと”夜ふかし&朝活”で11月のサッカー日本代表戦を応援しよう!」。司会は人気芸人ミキのおふたり、ゲストに元日本代表で現在も活躍中の大黒将志選手をお迎えして、サッカーにまつわるさまざまなトークが繰り広げられましたが、みなさんご覧になりましたか? 「見逃した!」という方々のために、ここでは選りすぐりのシーンをご紹介(現在JFATV≪YouTube≫でも公開中)。加えて、ミキのおふたりにお聞きした、パナマ戦観戦後の感想や11月17日開催(日本時間18日5:00キックオフ)の強豪メキシコ戦予想など、ananwebだけの独占コメントもお伝えします!カズ、中田、乾、香川…名選手のあれこれエピソード!パナマ戦キックオフの1時間前となる午後10時。ライブは、JFAハウスのロビーから、ミキさんのハイテンショントークで始まりました。サッカー経験者でいまもなおサッカーが大好きというおふたり。特に弟の亜生さんは、西日本選抜に選ばれるほどの実力の持ち主で「高校の時に、乾貴士選手(エイバル)とマッチアップしました。レベルが全然違くて、監督に『無理です、速いです』と訴えました。なんで、あのスピードのままワンタッチでいけるのか…」と当時を回顧。このコメントに対し、2005年に代表初選出、ドイツW杯では途中出場ながらもアディショナルタイムで決勝点を挙げた伝説を持つ、ゲストの大黒選手も「乾選手はコントロールが良くてとにかく速い。彼がセレッソ大阪にいた時は、香川真司選手も在籍していて、このふたりからワンツーで持っていかれました」と大絶賛。その流れから、大黒選手がこれまで出会った記憶に残る選手や代表時代の話題に。まずは、「おしゃれだと思う選手は?」の問いには、大黒選手(以下、大黒) カズさん(三浦知良選手、横浜FC)。三浦淳寛さんもおしゃれだな、と思います。ーー次に、「モテると思う選手は?」と聞かれると、大黒 ガンバ大阪時代の1つ上の先輩で、稲本潤一選手(SC相模原)ですね。昴生 あ~、僕、奥さん(モデルの田中美保さん)が好きで、インスタフォローしてるんですよ!亜生 僕も奥さん好きです! 稲本選手は、やはり学生の頃からモテていたんですか?大黒 いや、あまり大きな声で言えないですけど、プロに入ってからモテていましたね(笑)。ーーそして、「人として素晴らしい選手は?」には、大黒 カズさんは全てにおいて見本となる人ですね。レディファーストだったり、当たり前のことをさらっとやるんです。僕がPKで失敗した時も、「次も同じコースに絶対蹴らなきゃダメ」と言ってくれて、それで僕はリベンジできたんですよ。カズさんのあの言葉があっての成功だと思っています。あと、カズさんは夜がすごく早くて、夕方の5時半くらいに寝ているらしいですよ(笑)。ミキ (笑)ーーほかに、「相性のいい選手は?」という質問では、サッカーマル秘テクも披露。大黒 中田英寿さん、中村俊輔選手(横浜FC)、遠藤保仁選手(ジュビロ磐田)ですね。中田さんはパスもタイミングもはやくて、さらにボールを持っていない時に、2、3手先のことを読んでいるんです。亜生 それは大黒選手もそうだと思います。先日テレビに出られていたのを拝見しましたけど(TBS系『炎の体育会TV』)、誰だかわからないよう覆面でプレーされていて、ボールをもらう前の動作が明らかに周囲と違っていました。大黒 ボールを持っていない時の動きは、ガンバ大阪のユース時代に教えてもらいましたね。プロでもわかる人はそう多くないかもしれません。僕も、それまで自分の好きなプレーばかりしていましたが、このことを教われてラッキーだったと思います。いまも現役を続けられているのは、このおかげかも。それくらい重要な動きだと思いますね。大黒選手が解説「19歳でそこまでできるとは…」久保建英選手のスゴさーー新型コロナウイルスは、ありとあらゆる分野に他大な影響を及ぼし、それはサッカー界にも。移動が困難な現状のなか行われることになった今年の代表戦のメンバーは、すべて海外クラブに所属する選手が召集されました。昴生 Jリーグと海外の違いは?大黒 ピッチの状態が違いますし、外国人のなかに日本人が入るのでコミュニケーションが大事になりますよね。こんな状況のなかではありますが、代表を海外組が占めるようになったのはすごいことだし、僕は良いことだと思います。昴生 日本で期待する選手は?大黒 Jリーグなら三笘薫選手(川崎フロンターレ)ですね。あのクリスティアーノ・ロナウド選手(ユヴェントスFC)の若き頃を彷彿させる手足の長さが印象的。ドリブラーでありながらシュートもうまい。たいていドリブルが上手な選手ってそれだけで満足してしまうことが多いですが、三苫選手はちゃんと決めていますからね。昴生 久保建英選手(ビジャレアルCF)はどうですか?大黒 即興でプレーできるのがすごい。目の前だけじゃなく、キーパーに対してフェイントをしていたりと、相手のことがよく見えていますね。19歳でそこまでできる選手はなかなかいないですよ。昴生 (現在久保選手は、ビジャレアルCFに期限付き移籍中だが)今後もし(移籍元の)レアルに戻ったら、(レアルに日本人が在籍するなんて)ちょっと前までは夢の話でしたけど、いまレアルには中井卓大選手もいて、これでピッチで戦うとなったら…夢が広がりますねぇ!©JFA/PR選手の素顔を見られる! 代表密着動画「Team Cam」を全員べた褒めーーこれまでにないことといえば、代表練習やそれ以外の選手の様子が、代表活動期間中毎日JFATV(YouTube)で配信されている「Team Cam」という日本サッカー協会(JFA)の代表密着動画。ライブでは、このダイジェストも流れました。昴生 森保一監督の熱意ある話し方だったり、吉田麻也選手がいいムードメーカーだったり。選手同士の会話やミーティングの様子なんてなかなか見られないですよ。みんなスタイルいいなぁ。大黒 (食事の風景で)西さんというシェフのペペロンチーノがおいしいんです。亜生 シュート練習はみんなうまくて、すぐ入るから、めちゃおもしろい。これ、もっと見たいわ。昴生 こういうのがあったらいいなと思うものをやってくれて、ありがたいですね。ーーそして、あっという間に時間は流れ、パナマ戦のスタメン発表に。大黒選手の注目は、鎌田大地選手(フランクフルト)。「彼がサガン鳥栖にいた頃からすごいと思って見ていました。最近は、得点力が出だしてとても楽しみ。シュートもスルーパスもうまい」と期待を寄せました。対して亜生さんは、三好康児選手(アントワープFC)を挙げ、「中盤の柴崎岳選手との絡みを見てみたい」とコメント。また、メキシコ戦は日本時間11月18日の朝5時キックオフと早朝スタートのことから、亜生さんは「録画して観いや、と言われますが、そこのモチベーションが違うんですよ!」と生で観ることの重要性を力説。昴生さんも「観るなら(リアルタイムで)じっと観たい。飲み物を取りに行ったとき、日本に点が入ったら俺のせいやと思ってしまう」と持論を展開し、続けて「昔、ハーフタイムでおかんが違う番組かけて、そしたら後半が始まっててしかも点を決められて…おかんのせいってなるもん」と亜生さん。このやり取りに、「よくわかります」とコメントする視聴者の方々もいました。最後は、「配信が1時間じゃなく2時間あったら~!」と名残惜しそうに叫びながら、ライブは無事終了。パナマ戦の結果はご存知の通り、1-0(南野拓実選手によるPK)で日本が勝利しましたね。それでは、ここからは、ananwebだけ! ミキのおふたりへのインタビューです!いよいよ11月18日朝5:00からメキシコ戦! 久保、南野の活躍は?観戦を終えたミキのおふたりに、試合の感想や東京オリンピックのオーバーエイジ枠、日本時間11月18日に行われるメキシコ戦の予想などをお聞きしました。ーーQ. パナマ戦の感想を教えてください。昴生 3バックからのスタートと今までスタメンで見たことなかった選手が見られたので最初からワクワクでした。メンバーが変わっても無失点が続いてることが素晴らしいし、メキシコ戦に期待が高まるなと思いました。亜生 3バックで板倉滉選手(フローニンゲン)とオフェンスに三好選手が入ってワクワクしました。後半、遠藤航選手(シュトゥットガルト)が入って、どんどん縦パスが通って、攻撃にテンポが出て見ていて楽しかったです! 贅沢を言わせてもらえば、流れの中での得点も見たかったです!ーーQ. スタメン出場した久保建英選手について、エピソードやプレーの感想を教えてください。昴生 以前、チョコプラさんと一緒にいるのを見て、チョコプラさんに少し嫉妬しました(笑)。パナマ戦では、後半遠藤選手からの前線へのパスでチャンスをいくつか作っていたので、代表初ゴールは近いなと思いました。ワールドカップもそうですけど、来年に迫る東京オリンピックでは、日本を背負って金メダルに導いてほしいです。そこで大ブレークして、ビッグクラブで活躍するのが目に浮かびます。亜生 まだ彼が幼く、天才少年と言われていた頃からいろいろテレビで見てきました。当時から僕は目をつけていました。彼がボールを持つと何かをやってくれるというワクワク感があります! ぜひゴールを決めてもらいたい。特に、右サイドから切り込んでのミドルシュートを見たいです! 東京オリンピックでは、日本にメダルを持ち帰ってきてほしいですね。ーーQ. PKを決めた南野拓実選手についてもお願いします。昴生 パナマ戦は、さすがエース、決めてくれると信じていました。10番に相応しい活躍だったと思います。メキシコ戦ももう任せました。亜生 昔、大阪の街で見かけたことがあります。イケメンですぐ気づきました(笑)。パナマ戦は、前線からのプレスがすごくて、スタミナもすごい。ずっと走ってはりましたね! メキシコ戦も勝利に導いてほしいです。ーーQ. 東京オリンピックについて。オーバーエイジ枠で出場してほしい選手を教えてください。昴生 カズさんです。僕は小さい頃からの憧れの選手でヒーローなので、ぜひカズさんに出場して日本を金メダルに導いてもらいたいです。亜生 柴崎岳選手(レガネス)。チームに安定感が出ると思います。これを機にビッグクラブへ行ってほしい。ーーQ. メキシコ戦で期待している選手とその理由を教えてください。昴生 冨安健洋選手(ボローニャ)です。高さでセットプレーからのヘディングゴールを期待したいです!現在、FIFAランク11位のメキシコ(2020年10月22日時点)を相手に、海外組オンリーの日本はどう立ち向かうのか。万全に体調を整えて、18日は早起きして応援しましょう!取材、文・伊藤順子
2020年11月16日●亜生、声優初挑戦の昴生を称賛「上手かった」兄弟ならではのあうんの呼吸によるマシンガントークが人気のお笑いコンビ・ミキ。漫才はもちろん、フリートークも抜群で、バラエティ番組に引っ張りだこだが、お笑い以外でもその個性が重宝されている。兄の昴生は、『恋つづ』ことTBS系ドラマ『恋はつづくよどこまでも』で医者役に扮し、弟の亜生は、声優として実写版『ライオン・キング』(19)のティモン役を好演した。そんなミキが、ドリームワークス・アニメーション最新作『トロールズ ミュージック★パワー』(10月2日公開)で、2人そろって声優を務めた。彼らにとって、お笑いではない俳優業や声優業はどういうスタンスのものなのか、また、お互いの声や兄弟コンビとしてのメリットをどう感じているのか、2人に話を聞いた。『トロールズ ミュージック★パワー』は、トロール王国から盗まれたハッピーの源=“音楽”を取り戻そうと、カラフルな妖精、トロールたちが大奮闘するミュージカルアニメ映画。昂生は、クラシック・トロールのリーダー、トロールツァルト役を、亜生は、皮肉屋の案内役、クラウド・ガイ役を演じた。――今回は、2人そろって参加できて良かったですね。昴生:やっと声優デビューできました!――アフレコに初挑戦してみていかがでしたか?昴生:僕は、普段のワーワー、キャーキャー言う感じではなく、まろやかな感じで、かわいさを全面に押し出ました。ちょっとだけ声帯を切って望んでます。亜生:お兄ちゃんが言うことは、全部ほんまです。――いやいや、そんなことはないですよね(笑)。亜生さんは、昴生さんのアフレコを聞いて、どう感じましたか?亜生:すごく上手かったと思います。僕は、お兄ちゃんの声を聞き慣れているのでわかるんですが、おそらく他人が聞いたら、お兄ちゃんだと絶対に気づかないと思います。意外とできていました。――亜生さんは、クラウド・ガイ役を演じてみていかがでしたか?亜生:けっこう作り込んでいったら、監督に全然違うと言われ、僕の役作りは、全く意味がなかったです。ナチュラルな声でいきましょうということで、いっぱいテイクを重ねましたが、その中で一番さらっと言っているものが本番で使われたと思います。――亜生さんといえば、『ライオン・キング』のティモン役がすばらしかったです。昴生:正直な話、前に亜生が声優デビューした時、「ああ、1人で引き受けるんや」とがっかりしたんです。「お兄ちゃんと一緒がいいです」と、言ってくれるのかなと思ったので。――『ライオン・キング』では、昴生さんが亜生さんの練習に付き合われたとか。昴生:僕は『ライオン・キング』が大好きなので、「歌はもうちょっとこうしたほうがいいんちゃうか」と、アドバイスをさせていただきました。亜生:でも、アドバイスを参考にして本番に挑んだら「全部違う」と監督に直されましたが。昴生:僕と監督の意見が合わなかったようです(苦笑)。●兄弟で“声が似てる”メリットとデメリット――今回、声優をやってみて何か学べたことはありましたか?昴生:僕は会社に標準語の演技は無理やと言ってたんですが、(上白石)萌音ちゃんから「いい感じでしたよ」と言われたので、今後はOKを出そうと思ったんですが、周囲の人に話したらそんなに反応がよろしくないので、やっぱりNGかなと。今回は可愛いトロールだったので良かったけど、やっぱり関西弁がいいなと思いました。亜生:僕が演じたクラウド・ガイは、あまりキャラが強くなく、普通にしゃべる感じだったので、この先、自分の地でも声優の仕事がもらえるように頑張っていきたいなと。また、今後は、俳優としてもやらせてもらおうかと。昴生:今日はこういうボケのスタンスでやってるんですが、全然ハマってないな(苦笑)。亜生:自分的にもハマってないけど、これしか考えてきてないので(笑)。――お互いの声については、どう思っていますか?昴生:おとんも含め、僕ら兄弟の声は、めっちゃ似てると言われるんです。家でおかんの友達からの電話を取って、おとんと間違われたり、亜生の友達からタメ口でしゃべられたりするので。なおさら、なんで『ライオン・キング』は俺であかんかったんやろと。亜生:それは見た目やないですか?昴生:めっちゃハッキリ言うな。――昴生さんのほうが声に勢いがあるからか、トークを聞いていると違うように感じていました。昴生:僕がずっとワーッと言っていく感じですが、実はガヤを言っているのは亜生のほうです。でも、声質が似ているから、僕が言ってると思われてしまう。口を滑らしていらんことを言うのは亜生なんですけど、僕の発言だと勘違いされて奥さんから「あんたまた、こんなん言ってたな」と叱られるので、めっちゃ損してます。――似ている声でコンビとしてプラスだなと感じることは?亜生:やっぱり兄弟って不思議なもんで、突然合ったりするんです。思っていることが一緒で思っている言葉も一緒なので、パーンって重なることが多々あります。そして、同じような声だから聞き心地いいというのはあるかもしれません。――兄弟ならではのあうんの呼吸と声ですね。昴生:あるかもしれないですね。亜生:わかりますもん。お互い何を考えているか。――性格は、お二人違う印象ですが。昴生:兄弟なので、親はやっぱり長男の僕を頼りにしているところはすごくあります。亜生は末っ子気質で頼りないので。スケジュールも自分で管理できません。亜生:僕は自分で何もできんくせに、ほっといてほしいタイプ。一番面倒くさいタイプです。昴生:今日も途中休憩で、「アイスコーヒーなかったら取材受けへん」と言い出して。亜生:ここ、ハーゲンダッツも用意してくれなかったんで。昴生:おい! ボケをボケで受けたらあかんて(笑)。ほんまやと思われるから。こういうカバーを僕がせなあかんので、じゃまくさいんです(笑)――なるほど(笑)。昴生さんがいつもカバーされているわけですね。亜生:僕のことを全部カバーしてくれるので、相方がお兄ちゃんで良かったなと。ほかの芸人さんが「え? なに、言ってるの?」というようなことも、お兄ちゃんがわかって、ツッコんでくれるので、ありがたいです。●俳優・声優への挑戦はお笑いに「プラスになる」――2012年にデビューされたお二人ですが、8年経ってなにか変わった点はありますか?昴生:前はほんまにずっと一緒で、よくごはんにも行ったりもしましたが、最近はあまり行かなくなりました。亜生:寂しいです。――それは、昴生さんが結婚されたからですか?昴生:結婚とかではなく、仕事でずっと一緒なので、1人1人の時間がないとラジオでトークする時など、話のネタがなくなるんです。だから、最近はある程度、線を引くようにはしてます。楽屋で、ほんまは話したいことがあっても、そういう理由でだんまりを決め込む時があるんですが、スタッフさんから、喧嘩してるんかなと思われて、気を遣われることもあります(苦笑)。――ちなみに、本気で喧嘩することもありますか?2人:あります。――そういう時、どちらから折れるんでしょうか?亜生:折れるとかじゃなく、すんなり仲良くなれます。昴生:たとえ喧嘩をしても、尾を引かないし、次の日まで引っ張ることはまずないです。そこは兄弟で良かったかなと。他人同士のコンビやと、そうはいかないと思いますが。「こいつはこういう人間やし」と、お互いに諦めてるのかなと(笑)。亜生:言ってもしゃーないし(笑)昴生:ただ、世間的には、僕のほうが楽屋で、屁をこいたり、ゲップをしたりするイメージがあると思いますが、まったく逆ですから。それだけは伝えたい!亜生:え、どういうこと? 僕、おならとかしたことないですけど。――最後に、お笑い以外の仕事をすることのメリットについて聞かせてください。昴生:もちろん、俳優や声優のお仕事は、僕らにとってプラスになるとは思います。芸事には通じるところがあるし、いろんな経験をしたほうが身になると思うので。だから、呼んでもらったら行きますが、絶対に本業を忘れたらあかんなと。亜生:やっぱり本業が声優の僕としては……。昴生:違う! スタンス間違えてるから。亜生:ヘイ、スタンス!――亜生さんも、同じ思いでしょうか?亜生:僕は、どっちもやっていいと思います。いろんなことを吸収できるし、それぞれにいい影響がありますし。昴生:このあと、ラジオを録るんですが、『トロールズ』の話で1本いけますし。亜生:いろんな人との巡り合わせがあって、本当にありがたいです。■ミキ2012年に結成した兄弟お笑いコンビ。ツッコミ担当の兄・昴生が1986年4月13日生まれ、ボケ担当の弟・亜生は、1988年7月22日生まれで、共に京都出身。『M-1グランプリ2017』3位、『M-1グランプリ2018』4位。また、2019年に「第54回上方漫才大賞」新人賞、2020年に「第5回上方漫才協会大賞」大賞を受賞。昴生は俳優として、TBS系ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(20)に出演、亜生は、実写版『ライオン・キング』(19)に声優として参加。A UNIVERSAL PICTURE (C)2020 DREAMWORKS ANIMATION LLC.ALL RIGHTS RESERVED.
2020年10月02日アニメーション映画『トロールズ ミュージック★パワー』(10月2日公開)で日本語吹き替えを務めた女優の上白石萌音、お笑いコンビ・ミキの昂生と亜生がこのほど、東京・台場の体験型アトラクション施設「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」を訪れた。ドリームワークス・アニメーションが送り出した「トロールズ」は、テレビシリーズや劇場版で全米をはじめ世界的に大ヒットした人気キャラクター。フェルト生地のような質感とふわふわヘアーが特徴のカラフルな個性派キャラたちとその世界観が魅力だ。ピンクヘアーの主人公・ポピーは元気いっぱいなポップ族のクイーン。ポピーと仲間達のハッピーな毎日がノリノリの音楽と一緒にスクリーンいっぱいに広がる。このたび、レゴブロックをモチーフとした体験型アトラクション施設「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」とのコラボレーションが実現し、レゴポピーのスタチューが製作された。レゴポピーは2万9061ブリックが使用されており、総重量は60kg。およそ6日間(147時間)をかけ完成した。そのレゴポピーを一目見ようと、ポピー役の上白石萌音と、トロール王国のひとつ「クラシック・トロール」の指揮者、トロールツァルト役のミキ・昂生、本作のストーリーテラー的な役割もあるクラウド・ガイ役のミキ・亜生が、同施設に駆け付けた。上白石は「すごーい! 髪の毛もすごい! (ハグタイムを知らせる)ポピーの時計もちゃんと作ってある! カワイイ~!」と細部まで再現されたキュートなレゴポピーに大興奮。ミキの昂生も「147時間ってなかなかな時間ですよ!」と膨大な製作時間に驚きをみせ、3人で盛り上がった。一行は施設内にあるクリエイティブワークショップへ移動。ここでは専属のレゴ職人、マスター・モデル・ビルダーが考案したスペシャルな作品を作るワークショップなどが開かれており、上白石とミキの2人は、様々なレゴブロックの遊びも楽しんだ。上白石は幼少期にレゴで遊んだ経験もあるようで、「私は同じアパートに幼馴染がいて、その子と一緒によく作っていました! 男の子の幼馴染が多くて、おままごととかはあまりしてなかったんですけど、車とかロボットとか、その子が作っていたものを手伝っていました」と、レゴとの思い出を振り返った。そして、みんなで頭の中のイメージをレゴで組み立てていると、少し手こずっていた上白石をみた亜生は、「萌音やん、めっちゃ不器用やん! レゴは子供でもできるのに!」とツッコんだ。昴生と亜生は「なかなかうちは子供のころレゴを買ってもらうような感じの家庭ではなかったので、ちょっとあこがれはありました。こうやってきちんとレゴブロックに触れ合うのが、僕らが声優をやらせてもらったトロールズきっかけというのはすごくうれしいですね」、「レゴって、いくらでも楽しめる! ずーっと組み立てていられますね。こんなんずーっと遊んでしまうから、時間が何時間あっても足りない!」と話した。また、3人で『トロールズ ミュージック★パワー』の吹替えについて振り返り、上白石が「とにかくミキのお二人の才能に驚きました。亜生さんは何度か声優のお仕事をされているだけあって本当に自然。この映画の冒頭は、なんと亜生さんの声から始まるんです。そこもぜひ注目してほしいです!」と話すと、亜生は「そうなんです、僕の才能が止まらない。僕の声から始まるこの映画は、ある意味僕の映画でもありますね(笑)」と得意げ。すかさず昴生からは「いやいや、おまえ声優ちゃうで、恥ずかし!」とツッコミが入り絶妙な掛け合いで周囲を笑わせた。さらに、昴生の吹替えについて上白石が「本当にトロールツァルトというキャラクターになりきっているし、言われないと昴生さんってわからないくらい、ものすごく自然で上手いです!」と感想を言うと、昴生はうれしそうな表情を浮かべ、「標準語に挑戦したのですが、お笑いやドラマ含めて、仕事で標準語にトライするのは初めての経験でした。とにかく吹き替え監督に怒られないようにしようと必死でした(笑)」と振り返った。レゴポピーはすでに「レゴランド・ディスカバリー・センター」で掲出中だ。A UNIVERSAL PICTURE (C)2020 DREAMWORKS ANIMATION LCC.ALL RIGHTS RESERVED.
2020年08月25日お笑いコンビ・ミキの昴生(34)が、結腸炎のため入院することが14日、所属する吉本興業の公式サイトで発表された。昴生は14日早朝、腹痛と発熱があり、病院を受診・検査した結果、「結腸炎」による症状で、治療と経過観察のため、数日間の入院が必要との診断を受けたという。このため、14日によしもと漫才劇場で予定していた「ミキ×からし蓮根のトーク60分」と「上方漫才協会大賞 大賞受賞者5組集結 全国ツアーinよしもと漫才劇場」の出演は取りやめに。なお、この2公演については、相方・亜生が出演することとなった。
2020年06月14日手作りの発酵ジュースで自律神経失調症を克服できたという田中菜月さんが、古来の発酵飲料ミキのもつパワーとレシピを教えてくれました。丁寧な暮らしは難しくても、ミキがあれば。「体の免疫力の7割は腸、残りの3割を決めるのが心。幸福感でも免疫力は高められるのです。喜びの本質は自分でやること。奄美大島の伝統発酵飲料ミキは、手作りで学び探究する楽しさも味わえます。1ccに1億個以上の乳酸菌を含み、奄美では授乳期の滋養食や、病後の回復食としても愛飲されるミキ。赤ちゃんは生まれるときに産道で母の腸内細菌をもらうので乳酸菌の匂いがするのですが、ミキの甘酸っぱい香りは、まさにそれ。ヨーグルトのようなミキを朝食代わりに、間食に、寝る前に。丁寧に生きるのは難しいけど、自家製発酵飲料を毎日摂るくらいならできますよね」発酵ライフ3か条味のグラデーションを楽しむ。発酵食を自分で作ると味の変化がわかる。まろやかな甘さからフレッシュな酸味へ変わるグラデーションをその都度味わう楽しみが。生きた乳酸菌と会話をする。ミキを仕込んでリビングや寝室に置いておくとプツプツ発酵。あるときフワーッと乳酸菌の香りが立ち、飲み頃サインを教えてくれる。肌に塗ったり植木にあげても。おいしく飲んで体の中から健康になるだけでなく、残ったら水で薄めて化粧水のように肌に塗布したり、観葉植物や植木の肥料にも。発酵パワーレシピミキのサラダ発酵ドレッシングに、焼いた酒粕を利かせて。<材料/2人分>アスパラガス…4本しいたけ…4個菜の花…100g酒粕…30gなたね油…適量粗塩…少々(A)大根おろし…50gミキ…大さじ3ヨーグルト…大さじ1粒マスタード…大さじ1白味噌…小さじ1醤油…小さじ1粗塩…少々なたね油…大さじ1<作り方>(1)アスパラガスは根元部分の皮をピーラーでむき、3等分に切る。しいたけは4等分に切る。フライパンになたね油を中火で熱し、さっと焼いて粗塩をふり、ボウルへ移す。(2)フライパンを中火で熱し、半分に切った菜の花と大さじ1の水(分量外)を入れ、蓋をして2分ほど蒸し焼きにする。(3)酒粕をオーブントースターで2?3分焼き、こんがりと焼き目をつける。(4)(1)、(2)の野菜をボウルに合わせ、混ぜ合わせたAをかけ、よく和える。(5)皿に盛り付け、(3)の酒粕をちぎって散らす。たなか・なつき女優、モデル、発酵活動家、断食メソッド「ゆるだん」、発酵ワークショップ「N’s HaCcOoo Lab」主宰。※『anan』2020年4月22日号より。写真・大嶋千尋料理、スタイリング・真野 遥取材、文・片岡えり(by anan編集部)
2020年04月16日●一番の楽しみは劇場での漫才「土日は絶対劇場」「劇場が楽しみだからほかの仕事を頑張れる」。兄弟お笑いコンビ・ミキの昴生と亜生は、観客を相手に漫才を披露する劇場の仕事を愛している。週末は収録の仕事を入れず、劇場に集中。「土日は絶対に劇場」と決めている。ミキの原点は、大阪のよしもと漫才劇場。芸人たちのたまり場となっている楽屋でのノリから企画も生まれるそうで、「楽屋はめっちゃ大事!」と力説する。2人にインタビューし、劇場の仕事の楽しさや、よしもと漫才劇場への思い、さらに、昨年4月に東京に進出してからの変化も聞いた。また、新型コロナウイルスの影響で公演中止・延期が相次いでいる今の状況について尋ねると、「お客さんあっての僕ら。こんなにお客さんって大事やったんやな」と観客の大切さを改めて実感しているそう。観客の笑いに飢えている様子で、「少しでも笑いを取り込んでおこないと」「僕にとってはライブ!」と記者相手のインタビューでもボケを繰り出し、笑い声を取り込んでいた。○■よしもと漫才劇場に「感謝しかない」 環境の良さも熱弁ミキは大阪時代、よしもと漫才劇場を中心に活動し、東京進出後も同劇場のステージに立っている。昴生は「感謝しかない。ここがあったから今がある。(リニューアルして)漫才劇場になった瞬間に『ここで頑張ろう』って気を引き締め、ここが盛り上がったらいいなって。『東京に行ったら?』とずっと言われていましたけど、漫才劇場を盛り上げたいと思っていた」と熱い思いを述べ、「いまや僕らがいるいない関係なく盛り上がっているからほんまに良かった」としみじみ。「ハチロク(8.6秒バズーカー)が出たときに、ハチロクのお客さんをミキに取り込んで来てくれたらいいなと思っていたんですけど、今の芸人さんもミキを目当てに来るお客さんを取っていってほしい。そういう相乗効果で劇場が盛り上がっていったら」とさらなる活性化を願った。亜生は「居心地がとても良い大好きな劇場。特に、楽屋に置いてある、リンゴ姉さんがくれたソファがめちゃくちゃ座りやすい。そこでいろんなノリをして、それがそのまま舞台に出る。漫才劇場で今やっているコーナーも、あの楽屋から生まれている。楽屋はめっちゃ大事! 漫才劇場は一番いいと思います」と、楽屋での芸人同士のふざけ合いから企画が生まれると言い、昴生も「楽屋はめちゃくちゃ大事。漫才劇場は楽屋の環境めちゃくちゃいい。絶対ノリが生まれる!」と同調。亜生が「お正月のケータリングはちょっとちゃっちいですけど」と補足して笑いを誘うと、昴生は「それはええねん!」とツッコんだ。よしもと漫才劇場を舞台に、ミキが芸人仲間とさまざまな企画を届けてきたGAORAのオリジナル番組『マンゲキ発信! BUZZってミキ!』も、この楽屋だからこそ生まれたものだという。昴生は「漫才劇場の楽屋はみんなが集まる場所だから、『BUZZってミキ!』も盛り上がったと思う」と振り返る。3月25日には同番組のDVDが発売に。昴生は「劇場のお笑いをそのままDVDで見てもらえるのはすごくありがたい。僕らを育ててくれた漫才劇場で、漫才劇場の仲間と仕事を忘れて楽しくやっている感じを見ていただけたらありがたい」と話し、「ミキの漫才劇場の思い出DVD」と表現。亜生は「男子校感! あんまり収録を意識せず、ライブをやっている感覚でみんなで作った。普通に僕もお兄ちゃんも笑っているので、芸人が普通に笑っているところを見てもらえたら。また、テレビに出ていない芸人もいっぱい登場しているので、そこもチェックしてほしいです」とアピールした。○■公演中止・延期で「お客さんあっての僕ら」改めて実感そんな劇場大好きなミキにとっても、いまは辛抱の時期。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、吉本興業は今月2日から、全ての公演を中止又は延期しており、6日より劇場から無料のネット生配信を行っているが、観客の前での漫才はできない状況だ。昴生は「フラストレーション溜まってます。楽しくないなって。お客さんの前でやりたい」と吐露。「僕らは、平日はテレビの仕事が多いんですけど、土日は絶対に劇場って決めていて。土日が楽しみやから平日の仕事を頑張れる。その楽しみがなくなって、なにか満たされへん」と言い、「お客さんあっての僕らやなと思うし、こんなにお客さんって大事やったんやなと。お客さんおらんかったら僕ら存在意義もない。ほんまに」と、改めて観客の大切さを実感したという。4月16日より全国ツアー「ミキ漫2020」も控えているが、2人は「どうなの?」「どう思います?」とこちら側に逆質問。昴生は「吉本はお笑いの会社やし、先陣を切るべきなんじゃないか。ほかの業界の人としゃべっていても『吉本ちゃうか』って。それを期待してくれているのはありがたいことだし、なんとか再開したいですけどね。もちろん万全のケアをしながらですけど、どんよりしているからこそお笑いは大事」と述べ、亜生も「去年からいろいろあって保守的になっているから先陣は切られへんと思いますけど、お客さんの前でやりたい」と再開を願う。●東京進出後の変化と貫くスタイル○■「関西色を消さな」の声にも負けず自分らしく昨年4月に東京に拠点を移してからまもなく1年。東京に進出して感じた大阪との違いを尋ねると、亜生は「僕はほんまに劇場好きで、大阪のときは(自分の出番が)ない日も劇場に行って芸人仲間で集まって、『ご飯食べに行こうか』とか。でも東京は、電車で来ている人も多いし、みんなすぐに帰ってしまい、たまり場がない。そこはちょっと寂しい。大阪があまりにも家族すぎて」と劇場を愛する亜生らしい回答。昴生は「大阪の芸人さんは、俺が絶対一番笑いとったるっていう人が多い。前へ前へっていうのが強すぎてぐちゃぐちゃになることもありますけど、それも良さかなって。東京の人はあんまりそういうのがない」と芸人のタイプの違いに言及し、「でも東京は東京でそれもええし、だからこそ僕とか、東京で仕事を始めたときは『関西やな』って言われて」と話した。そして、「『東京で成功するにはお兄ちゃんの関西色を消さな』って言われたりしたんですけど、何にも変えていません。(関西色の)消し方わからへんし、ずっとこのスタイル」と昴生。「貫くというか変え方がわからない。フジモン(藤本敏史)さんにも相談したんですけど、『東京の人が僕の人間性やスタイルを理解してくれるようになるから変えんでええと思う』って言ってくれて。フジモンさんも変えてないって」と藤本のアドバイスも明かし、「変えることは考えてないです。自分を偽ったらしんどいですしね」と自分らしさを貫く。○■インタビュー中にボケ連発「少しでも笑いを…」東京進出後も、「やっていることはそんなに変わらない」という2人だが、出演イベントの幅は広がったそう。亜生は「今まで行ってなかったところで漫才ができる。関東とかいろんなところに行けるので、それは楽しいです」と話し、昴生も「広がりましたね。漫才が全国いろんなところでできるようになりました」と同調した。また、亜生は「芸能人に会えます! マジで芸能人がすぐ近くにいます!」と目を輝かせ、昴生も「ここ1週間で、木村拓哉、織田裕二、広瀬すず、石原さとみですよ! 大阪おったら会えないですよ。これはうれしい」と大喜び。続けて、「あと、移動が少なくなった。大阪にいたときは、東京と大阪の仕事が半々くらいだったんですけど、東京に来てから大阪の仕事は劇場だけになったので、家族と過ごせる時間が増えました」と、幸せな夫婦の時間が増えたようだ。すると亜生が「そうなんですよ。ありがとう」とボケて笑いを誘い、昴生が「お前のことじゃない! いらんボケしよって!」とすかさずツッコミ。インタビュー中にところどころボケを挟んでいた亜生は「舞台に立ってへんから、少しでも笑いを取り込んでおかないとカサカサになっちゃう。(インタビューも)僕にとってはライブ!」と記者の笑いをも取り込む。観客の笑いに飢えているミキが、新型コロナウイルスの収束、そして公演再開を待ち望んでいる。
2020年03月20日日本の連続ドラマ初となる病院薬剤師を主人公にした新医療ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」。この度、真矢ミキをはじめ、でんでん、池田鉄洋、迫田孝也といった実力派ベテラン俳優陣の出演が明らかになった。石原さとみが、患者の当たり前の毎日を取り戻すために奮闘する葵みどりを演じるほか、西野七瀬、清原翔、桜井ユキ、井之脇海、金澤美穂ら若手キャストがすでに決定している本作。そんな中、今回発表された真矢さん演じるのは、萬津総合病院薬剤部の部長でみどりの上司・販田聡子。部下に気を遣う上司として、西野さん演じる新人・相原くるみに対しても細心の注意を払って優しく接しており、ハラスメントに敏感な現代を象徴する上司像であるが、単に優しいだけではなく、ある種のズルさや計算高さもあるという。真矢さんは「販田と同世代の方には、“上司だってズルさがなければ生き抜けない”という人間くさい部分は共感していただけると思いますし、その内面が視聴者の方に伝わればうれしいです。販田は一ひねりどころか、二ひねりも三ひねりもあるので、体操選手だったらきっとカッコイイ着地を決められるんじゃないでしょうか(笑)。いとおしきズルさを出していきたいですね」と役柄についてコメントしている。また、主演の石原さんについては「石原さんがまだ10代の頃、CMの現場で初めてお会いました。演技でご一緒するのは今回が初めてです」と明かし、「いつもビタミンを発射しているような方で、さりげない気遣いが好きです。彼女はキャラクターの嫌な部分や、かすかな影の部分もちゃんと表現できる俳優。だからこそ演技に振り幅も生まれると思うし、彼女の表現が私は大好きです。今回の役も彼女にぴったりだと思いますね」と語っている。さらに、“調剤の魔術師”という異名を持つベテラン薬剤師・荒神寛治役をでんでんさん。薬剤部副部長で独特な空気感を漂わせる不気味な男、七尾拓役を池田さん。“待たせると激ギレする”として有名な外来患者、中華料理店・娘娘亭の店主辰川秀三役を迫田さんが演じる。薬剤師について、でんでんさんは「一見楽そうにみえる仕事と思っていましたが、失礼しました」と正直な印象を述べつつ、「知らない世界の楽屋話は興味が湧きますね。回を重ねるごとに面白くなります。ご期待ください」とコメント。「大好きな石原さとみさんとの共演も今からとても楽しみです!」と心境を明かした池田さんは、「脚本読んで、既に泣きました。見逃し禁止の傑作になると思います。今から既にプレッシャーです。お楽しみになさってください」と視聴者へメッセージを寄せる。さらに迫田さんも「今まであまりフィーチャーされてこなかった“薬剤師”という職業の魅力を、この作品を通して皆さんにお伝えできることを大変うれしく思います」と言い、「私は中華料理屋の店主ですが(笑)。寡黙に働く職人のようなイメージを持っていますが、医師により処方された薬が我々の手に届くまでに、いったいどんなドラマが待っているのか!?そして、私の中華料理を食べた葵みどりはどんな表情をみせてくれるのか!?ぜひご期待下さい!」と呼びかけた。「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」は4月9日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2020年03月05日吉本興業は30日、京都市からの受託事業として所属するお笑いコンビ・ミキがツイッターで同市について発信したことについて、「ステルスマーケティングには当たらないものと考えております」との見解を発表した。同社は、京都国際映画祭と関連して、2017年度(伝統産業の日2018のPR)、2018年度(京都市重要施策のPR)に京都市から委託を受けてPR業務を実施。このうち2018年度において、京都市重要施策のPRとしてミキがツイッターで発信。2018年10月6日、同月10日に、2人のツイッターにおいて、京都市営地下鉄、ふるさと納税、コラボポスター等のPRツイートをそれぞれ2回ずつ発信した。この際、ハッシュタグとして「#京都市盛り上げ隊、#京都国際映画祭2018、#コラボポスター、#京都市営地下鉄若しくは#京都市ふるさと納税」と明記したという。このSNS発信がステマに当たると報じられたことについて、同社は「京都市との連携を示すタグ表示及びその活動の周知により、今回のツイートが京都市のためのプロモーション業務であるということは世間一般にご理解いただけるものと考えております」との見解を示した。また、このSNSによるPR業務の対価について、「一般にインフルエンサーマーケティングの費用は、1フォロワーあたり1ツイート3~8円程度が相場であるところ、当時のミキのフォロワー数は昴生113,605人、亜生が213,018人であり、それぞれ2回ずつのツイートをいたしました。2人合計で30万以上のフォロワーに対して2回ツイートしたと考えても、本件の100万円という対価が全く高額なものではなかったことが理解いただけるものと考えております」と説明。そして、「当社としては上記のとおり今回のSNS発信はステルスマーケティングには当たらないものと考えております」と見解を表明。その上で、「世間の皆様に対しより誤解のない方法でのプロモーションの在り方については常に考慮して実施してまいります」とした。
2019年10月30日フリーアナウンサー・宇垣美里さん、兄弟お笑いコンビ・ミキ(亜生さん、昴生さん)、ライター・石井ゆかりさん、漫画家・スケラッコさんに、夏の京都のとっておきを伺いました。宇垣美里さんのとっておき!『二條若狭屋 寺町店』のかき氷夏の京都を一言で表すなら「風流」だと、大学の4年間を京都で過ごした宇垣美里さん。「特に川床が風流。鴨川沿いの京料理店『仙鶴』でアルバイトしていたので、涼の風情がとても素敵でした。三条大橋近くのスターバックスコーヒーの川床席もおすすめです」大正6年創業の京菓子店の茶房で提供しているかき氷「彩雲」が実に個性的。「季節替わりの5種類のシロップが一度に味わえるんです。かき氷の中にもフルーツが!」。中京区寺町通二条下る榎木町67TEL:075・256・228010:00~17:00水曜休兄弟お笑いコンビ・ミキのとっておき!『タナカコーヒ 祇園店』のアイスコーヒー&サンドイッチ兄弟でコンビを組むミキは、京都で生まれ育ち、京都府文化観光大使にも任命されている。「夏の京都はとにかく高温多湿。僕はいつも涼しい場所を求めさまよっていました」(亜生さん)。「神社の景色がぼやけるくらい暑い!でも食べ物がおいしい」(昴生さん)花街で働く人々に愛される名店。半日寝かしたアイスコーヒーとサンドイッチが名物。「大学時代ずっとバイトしてました。夏にぴったりなメニューが豊富」(昴生さん)。東山区八坂新地末吉町99-3TEL:075・541・821513:00~翌5:00日曜休ライター・石井ゆかりさんのとっておき!『山ばな 平八茶屋』の川魚料理京都在住歴15年の石井ゆかりさんは、京都に住み始めてから川床や松花堂弁当など、伝統的な食文化との距離が近くなったそう。「『五山の送り火』の日は外はどこも混むので、大丸百貨店でちょっといい弁当を買って、自宅で一杯飲むのが毎年恒例になっています」景勝地に佇む料亭。川魚料理が名物で、夏は炭火でこんがり焼き上げた鮎の塩焼きが美味。「高野川の風景が涼しげで、部屋の設えも味わい深いです」。左京区山端川岸町8-1TEL:075・781・500811:30~15:00、17:00~21:30水曜休、その他不定休漫画家・スケラッコさんのおっておき!『バルカン』の餃子など京都在住15年のスケラッコさんが、いまもなお夏の京都に感じているのが異世界感。「盆地特有の暑さで周囲がぐにゃりとゆがむ感じがします。夏の日差しで景色のコントラストが強く、町家が並んでいる風景はモノクロの漫画のような、不思議な感じがします」餃子と唐揚げの二枚看板。野菜たっぷりの棒状の餃子はパリッとジューシー。唐揚げはスパイスが香る。「盆踊りの帰りに行くことが多いので、夏らしいイメージがあります」。上京区出水町255-2TEL:075・231・100918:30~翌1:00火曜休うがき・みさと兵庫県出身。同志社大学卒業後、アナウンサーとしてTBSに入社。4月よりフリーに転身。初のフォトエッセイ『風をたべる』(集英社)が好評発売中。ミキ京都府出身。ツッコミ担当の兄・昴生とボケ担当の弟・亜生による漫才コンビ。2012年に結成し、‘19年4月から東京へ活動拠点を移す。「ミキ漫2019全国ツアー」開催中。いしい・ゆかり星占いの記事やエッセイなどを執筆。『12星座シリーズ』(WAVE出版)は120万部のベストセラーに。ブログで、今日の占いを配信中。スケラッコ愛知県出身。2013年『大きい犬』でデビュー。『まんがライフオリジナル』(竹書房)で「バー・オクトパス」を連載中。コミック『平太郎に怖いものはない』(リイド社)発売中。※『anan』2019年7月17日号より。イラスト・はらぺこめがね取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2019年07月16日ウーマンエキサイトの読者のみなさま! 大貫ミキエと申します。1歳の息子と旦那と3人暮らしです。普段は芸人として旦那とコンビを組んで活動をしていますが、漫画家としても活動しています。これからウーマンエキサイト様にて連載をさせていただくことになりました。よろしくお願いいたします!第一回目は、「私の中に鬼が…!みんなの限界超えエピソード」について描きたいと思います。私の母は比較的早くに結婚し、3人の子育てを仕事をしながらしていたということもあり、家の中は常にバッタバタで、母自身もバッタバタ。テンパりまくって意味のわからないところで怒られたりすることが多かった幼少期でした。大人になった今ではその大変さも理解できますが、私は…バタバタと忙しかったタイミングで、息子が着替えたばかりの服に麦茶を勢いよくこぼしてしまったのです。あんなに感情的になるまいと思っていた私でしたが、思わずはずみでイラッとし、怒ってしまいました。あれほどまでに心に決めていたのに…私の中の鬼を見た瞬間、私が私自身に一番がっかりしてしまいました。そして、息子になんてひどい顔を見せてしまったのだと後悔もしました。まだまだ息子は1歳。何がダメで何がいいのかもわからず、何でも遊びとして楽しみたい年ごろです。悪いことをしようとしたわけでもなければ、危険なことをしたわけでもありません。私の片付け等が大変だからということで、つい怒ってしまったのです。1歳とは言え、息子を傷つけてしまったのではないかと心配したのですが─遊んでくれていると思ったのか、声を出して笑っていた息子。まだまだ大人の言っていることがわかっていなかったので、助かりましたが、もしも、もう少し理解できる年ごろのときに感情的に怒ってしまっていたら、もっと後悔したのかなとも思います。ダメなことをきちんと叱ることや、ときには厳しい口調で怒ることが必要なこともあるとは思いますが、ただ単に自分の都合でイライラした感情をぶつけないようにしなければと、息子の笑顔に応援されている気持ちになりました。
2019年07月10日「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを担当するバラエティ「しゃべくり007」の7月1日(月)今夜放送回に、女優の真矢ミキ、新木優子がゲスト出演。この夏公開の映画でそれぞれ活躍する2人はしゃべくりMC陣と何を語る?90年代に宝塚の男役スターとして活躍、日本武道館でソロコンサートを開催、篠山紀信による写真集出版など宝塚の世界に新風を吹き込むと、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』や『舞妓Haaaan!!!』などの作品に女優として出演。最近では「下町ロケット」や「黒革の手帖」などで活躍。「理想の上司」ランキングで上位にランクインを続けるなど憧れの女性として多くの人々から支持をうける真矢さん。モデルとして活動しつつ「家売るオンナ」や『聖の青春』などで女優としても頭角を現すと、「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」では凄腕ハッカー役、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-3rd season」では新人フライトドクター候補生、「SUITS/スーツ」では本番に弱いパラリーガル、そして1月クールの月9「トレース~科捜研の男~」では新人法医学者と多彩な役を演じ分ける実力派へと成長を遂げた新木さん。今回は真矢さんがその“男前すぎる”私生活を公開するほか、新木さんは秘密にしてきた“オタク生活”を解禁。2人の女優のプライベートは必見。今夜のゲスト、真矢さんは第28回日本冒険小説協会大賞、第13回大藪春彦賞を受賞した平山夢明による同名小説を映画化する『Diner ダイナー』に出演。同作は藤原竜也が元殺し屋の天才シェフを演じて、真矢さんも無礼図なる“殺し屋”役として登場する。また玉城ティナ、川栄李奈、コムアイ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、土屋アンナ、木村佳乃、小栗旬らバラエティに富んだキャストが共演。新木さんはおもちゃたちの世界を舞台にしたピクサーの大ヒットシリーズ最新作『トイ・ストーリー4』に声優として出演。ウッディと手作りおもちゃのフォーキーが迷い込んだアンティークショップにいる可愛らしい見た目の女の子の人形役を演じる。『Diner ダイナー』は7月5日(金)より全国にて公開。『トイ・ストーリー4』は7月12日(金)より全国にて公開。「しゃべくり007」は7月1日(月)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年07月01日お笑いコンビ・ミキが、4月2日より文化放送『ミキの深夜でんぱ!』(毎週火曜 26:00~26:30)のパーソナリティを務めることが決定した。4月より東京進出が決定しているミキ。KBS京都ラジオ『ミキの兄弟でんぱ!』(毎週日曜 13:00~)でパーソナリティを務めているが、関東エリアでのレギュラーラジオを担当するのは初となる。初収録では、昴生が「始まりましたよ! 東京に来てラジオが決まる、しかも冠のラジオが決まる。もうこれは、スタートダッシュ成功!」と喜び、亜生も「4月に東京に来てすぐ決まるっていうのはすごいよ」と話した。深夜のレギュラーラジオを担当するのも初となり、亜生が「火曜の深夜2時。これね、何を言ってもいいのよ」と言うと、昴生も「普段言っていないこと、裏のミキが知れる、ホンマのミキが。ホントに。深夜ラジオ、やりたかったのよ」と喜んだ。収録では下ネタを中心に、息ぴったりのトークを繰り広げた。収録最後には「楽しいわ、生き生きしてるで」(亜生)、「初回飛ばし過ぎた」(昴生)と締めくくっていた。
2019年03月28日2月21日、兄弟漫才コンビ・ミキが4月から東京を拠点に活動すると発表した。各メディアによるとミキは東京進出に伴い、関西でのレギュラー番組を3月で卒業するという。兄の昴生(32)は同日Twitterで「4月から東京所属になります!こんな形での報告になってすいません!」と報告。さらに「詳しい話は、日曜日の祇園花月でのトークライブ『家でやりなはれ』でしゃべらせてください」とつづった。ミキは17年と18年、2年連続で「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)の決勝戦に進出。瞬く間に知名度が上がり、人気も急上昇中だ。そんなミキが東京進出するとあって、Twitterでは期待の声が上がっている。《東京進出おめでとうございます!どこに行っても応援しますよ!頑張ってください!》《全国のファンにとっても地方住みの私にとっても見られる機会が増えるのは嬉しいです》《東京に行っても可愛い亜星くんと昴生くんで仲良しでいてね》だが実は、決断の陰には2年間に及ぶ葛藤の日々があったという。「ミキは一昨年から東京と大阪を行き来する生活を送っていました。当初はあくまで劇場中心に活動したいという思いから、東京進出は考えていなかったそうです。しかし次第に往復する回数が増えていったため、移動に時間を取られることへのもどかしさも感じるようになっていました。さらに2人は『47都道府県を漫才で回る』という“日本制覇の夢“を持っています。実現するためにはもちろん、全国的な知名度や人気が必要。そのため、夢への第一歩として進出を決断したそうです」(お笑い関係者)始まったばかりの2人の夢。今後、さらにお茶の間で目にする機会が増えそうだ。
2019年02月21日●幼少期から変わらない2人の関係性『第46回NHK上方漫才コンテスト』(2016年)優勝、『M-1グランプリ2017』3位、そして昨年も敗者復活から『M-1グランプリ2018』で4位になるなど、多くの実績を残すお笑いコンビ・ミキ。そんな彼らは3月から全国ツアー『ミキ漫2019 全国ツアー』を開催する。兄弟でコンビを組むに至った経緯や、2人の関係性、そして漫才やラジオへの想いなどを語った。○■弟・亜生「お兄ちゃんは絶対やと思っています」――兄弟でコンビを組まれていますが、どのような経緯があったのですか。昴生:僕が先に芸人になって活動していました。亜生は社会人として働いていましたが、「しんどい、芸人になりたい」という夢があったらしく、相談されてコンビ結成にいたりましたね。――元々、お2人はお笑い好きだったんですか。昴生:好きでしたね。テレビもずっとお笑い番組を見ていましたし。亜生:『ごっつ』(『ダウンタウンのごっつええ感じ』)は一緒に見てましたね。僕はちょっと世代ではなかったんですが、お兄ちゃんの影響で見ていました。昴生:でも『ごっつ』を今見ると、「あの時、なんで笑ってたんやろ」って思いますね(笑)。「トカゲのおっさん」の哀愁とか、子どもからすれば訳が分からないはずなのに、当時は本当に理解して笑っていたのかなと思います。亜生:兄ちゃんもそれを言っているぐらいですから、僕はまったく分かってなかったです。「お兄ちゃんが笑ってる=面白い」と、笑っていましたね。○■兄弟の関係性は「すごくちゃんとしているかも」――そういった兄弟の関係性というのは、現在では変化しているんですか。亜生:いや、変わっていないです。基本的に僕の中では、お兄ちゃんは絶対やと思っていますね。昴生:変わらないですよね。舐めた口きいたらしばきますし(笑)。亜生:「お兄ちゃんが笑っているということは面白いんやな」ということは植え付けられています。昴生:いまだにやりますからね。ひな壇に座っていても、僕の顔を見て「笑っていいんやな」と笑いだすんです。亜生:小さい頃からのクセが抜けないんですよ。時々、僕だけ笑っていて「ヤバい」って(笑)。昴生:別にええねん! 笑っても。亜生:人の感性だから別にいいのに、ヤバいことしてると思っちゃうんです。昴生:楽屋の大部屋で僕が話していて、亜生は離れたところにいて聴こえてないのに、僕が笑ったりすると「ハハ!」って笑ったりしますから。亜生:心がこもってない笑いですよね。とりあえず笑っとけみたいな。僕が舞台とかでボケたときも一番最初にお兄ちゃんを見ますもん。これ笑ってくれてるのかなって。昴生:めっちゃ視線感じるわ~。亜生:今年31歳でこれやから、一生クセが抜けないでしょうね。ただ、そういった意味では、お兄ちゃんと弟という関係性がすごくちゃんとしているかもしれないです。昴生:兄ちゃんってまだ呼んでる段階でね。この年で兄ちゃんはなかなかですよ(笑)。●下積み時代は「ボロクソに言われた」――2012年にお2人はコンビ結成されて、2016年には『NHK上方漫才コンテスト』で優勝、その翌年には『M-1グランプリ』で3位になりました。結果だけを見ると、かなり順調なように感じます。昴生:コンビを組んで1カ月後にオーディション受かって、劇場のメンバーになれました。ただ、そこから賞を獲る4年間はしんどかったですね。劇場のメンバーから落ちて、また受かってを繰り返していたので。亜生:正直、最初の1カ月で受かった時に、「俺、キングコングになれる」って思いましたもん。すぐ売れるって。昴生:当時腐らなかったから、今の自分たちがあるなとは思いますね。亜生:作家さんとかに「漫才が古い」とかめちゃくちゃボロクソに言われてました。でも、お兄ちゃんは「変えへん」って言ったから、「じゃあ、これでやろう」と。そしたら、賞レースも取れたので、「ざまあみろ」と思いましたね(笑)。昴生:芯だけはブレたらアカンなと思っていました。ただ、霜降り明星とか和牛さんの新しい漫才を見ると、「このままじゃアカンかな」とブレそうになることもあったんですが(笑)。○■ミキが漫才で大事にしていること――大事にしている芯というのは、具体的にはどんなことですか。昴生:昔から変わっていないのは、「2人だけの会話を大事にしたい」ということです。みんなは新しいお笑いを作るのをすごく頑張っていますが、僕らはそれは無理やと思っていますし、昭和の古い漫才が好きなので。天才じゃないから、僕らの物差しで「無理せんとこ」と(笑)。いかに昔から受け継がれてきた伝統的な漫才を昇華して、その灯を絶やさないことが出来たらいいなと思っていますね。亜生:(笑)。「伝統の灯を絶やさない」とかカッコイイこと言いますよね(笑)。ホンマにインタビューでこういうことを残すんですよ。僕はそのたびに恥ずかしくなるんです(笑)。「人を傷つけない漫才をしたい」とか、そういうのを残したがるんですよ。昴生:「人を傷つけない漫才」って言って、1年間マジでしんどかったです(笑)。亜生:僕らの漫才を見て、「コイツら、伝統を受け継ぐやつか」と思われるのも(笑)。僕は純粋に漫才が楽しくなりましたね。舞台に出る前はしんどいと思っていても、出たらめちゃくちゃ楽しい。NGK(なんばグランド花月)でやった後とかも、絶対に袖で「ええわ~!」って言っちゃうんですよ。漫才をしていて鳥肌が立つような感覚です。●いつか東京でラジオをやりたい――昨年も様々な場でご活躍されたお2人ですが、個人的には『ミキのオールナイトニッポン0(ZERO)』や『爆笑問題カーボーイ』へのゲスト出演など、ラジオでのご活躍も印象的です。昴生:ラジオはやりたい仕事の1つですね。今もKBS京都で『ミキの兄弟でんぱ!』という番組をやっていますが、日曜のお昼放送なので、ちゃんと言葉を選んで話しています。ミキを好きな人は面白いと感じていただけると思いますが、『オールナイトニッポン』を聴いてくれた方には物足りないと思うんですよ。『オールナイトニッポン』はかなりアダルトな内容だったので(笑)。僕らもそういう内容にしようとは考えてなかったんですが、作家の(奥田)泰さんが仕向けるからああなってしまいました。亜生:でも、泰さんも僕らのことをすごく好いてくれて、台本もペライチで「2人はフリートークが面白いから、フリートークをしてください」と言ってくださってありがたいですね。ただ、内容は全部下ネタなんですが(笑)。――それこそ、奥田さんが作家として携わっている『オードリーのオールナイトニッポン』も、かなりフリートークが多いことで知られていますね。昴生:オカンは「あんなラジオやめて」と言ってましたが、オトンは「あれがラジオだ」と言ってました(笑)。僕らもいつか東京でラジオをやりたいですね。深夜の生放送ができれば最高です。亜生:生のラジオはやりたいですね。○■『爆笑問題カーボーイ』での裏話――『爆笑問題カーボーイ』に出演した際には、同番組の常連ハガキ職人「ひろだ☆つの」さんが、亜生さんと高校時代に同じサッカー部だったことが話題を呼びました。亜生:高校時代のサッカー部の先生が手紙をくれるというネタだったんですが、「なんでこれ知ってるの? インタビューでも言ったことないのに」ということばかりで。「怖いな」と思っていたところ、CM中にディレクターさんが「本名はこういう方で」と言ったときに「え~~!」と驚いて。僕らはただビックリでしたけど、リスナーさんや爆笑問題さんは感動してましたね。「え、そことそこ繋がってるの?」って。彼にもすぐ連絡したんですが、いつもネタを投稿している番組に後輩が出て、「めっちゃ感動した」と言ってましたね。昴生:実力はあるし、「作家に誘ったらええやん」って言ったんですけどね。ハガキ職人から作家になるパターンは結構ありますし。亜生:でも彼も他に夢中になっていることがあるので。そういうのを知っているくらい仲良いんですよ(笑)。――昨年、もっとも印象的なお仕事はなんですか。昴生:去年はやっぱり全国ツアー(『ミキ漫2018』)ですね。『M-1』の前でしたが、「「おっしゃ~! やり切った! 今年はこれでええわ」って思ったくらいです(笑)。かなりしんどかったんですが、「やって良かったな」という達成感がありましたね。――今年も全国ツアー『ミキ漫2019』が開催されます。意気込みをお聞かせください。昴生:昨年は「漫才を見てもらいたい」と思ってやりました。今年ももちろん漫才が中心ですが、2人をもっと見てもらいたいなと思っています。漫才の他にも、VTRを使ったりコーナーで2人で遊んだりという企画を考えています。亜生:去年と違うことをやりますので、ご期待ください。個人的にも、2019年は色々やってみる、チャレンジの1年にしたいですね。■ミキ兄・昴生、弟・亜生による兄弟漫才コンビ。2012年4月にコンビ結成後、2016年『第46回NHK上方漫才コンテスト』優勝、2017年『M-1グランプリ2017』3位。コンビとして『ミキの兄弟でんぱ!』(KBS京都ラジオ)などに出演中。■ミキ漫2019 全国ツアー【料金】前売3,000円/当日3,500円3月22日(金)東京:銀座ブロッサム 中央会館4月5日(金)愛知:日本特殊陶業市民会館5月1日(水)鹿児島:鹿児島県民交流センター 県民ホール5月19日(日)岩手:盛岡劇場 メインホール6月2日(日)愛媛:内子座6月23日(日)北海道:道新ホール7月6日(土)福岡:ももちパレス 大ホール7月15日(月・祝)富山:富山県民会館8月4日(日)島根:島根県民会館 中ホール8月25日(日)長野:北野文芸座9月29日(日)大阪:新歌舞伎座※チケットに関する詳細はチケットよしもとホームページ。
2019年02月06日お笑いコンビ・ミキの昴生(32)が1月20日、Twitterを更新。自身が見出しに使われたネットニュースに対し「これだけ見た人勘違いするやろ!」と怒りを顕にした。昴生はデイリースポーツの『東野幸治事務所の後輩・ミキ昴生に激怒り…「女の子に手を上げるな!」』と見出しのついたWEB記事のリンクを貼り「この記事はひどい!!なんやこの見出し!!これだけ見た人勘違いするやろ!!」と激怒。続いて「それならその後に、スタジオ大爆笑と書け!!」と忠告。「そして、昴生人気沸騰!!昴生天才!!昴生向かう所敵なし!!と書け!!嘘つくならとことん嘘つけ!!」と苦言を呈した。デイリースポーツは、20日に放送された『お笑いワイドショーマルコポロリ!』(関西テレビ放送)での、ワンシーンに言及。MCの東野幸治(51)と、芸人リポーターとして出演していたゆりやんレトリイバァ(28)、昴生の3人でのやり取りのなかで、昴生がゆりやんの腕を叩いたことを東野が制したことについて書かれていた。これに対し視聴者からは「マルコポロリ、このくだりめちゃめちゃ面白かったですよ!むしろ、昴生さんのゆりあんへの優しさも見えるくらいでしたよ!!」「放送を見ている人にしか伝わりませんが、これは『そういうコント』でしたね」と実際の放送と記事での印象が違うことを指摘するコメントが多くみられた。また、ファンからは「女優か嫁でも叩いたんかと思いきやゆりやんかい!それもマルコポロリでかい!」「今このニュース見て、お兄ちゃんやらかしたんやなあとか思っちゃいましたごめんなさい」ニュースを見て驚いたとコメントが寄せられていた。このツイートは200を超えるコメント、900近いリツイートと6,000近い“いいね!”がされ、反響を得ている。
2019年01月21日朝の情報番組『ビビット』での、視聴者に寄り添いながらも自身の意見をズバリと表明する嘘のない姿勢が、多くの人の共感を得ている。率直で飾らない真矢ミキさんの素顔とは。――伝統を重んじる宝塚に、次々と新しい価値観を持ち込んだのが真矢さんだったといわれていますけれど、自覚はありましたか。真矢:ないですね。ただ、いま下級生と劇場で会ったりして、あの時に真矢さんにこんなことを言われて、って話を聞いて、自分でびっくりすることも多いんです。ある時、私のところに電話がかかってきて、「生きるのが嫌んなっちゃった」って言われたことがあって、その時の私ったら、「私には必要だから生きてね。じゃあ私、忙しいから切るわね」って切ったんだそうです。その電話の主には、「いろんな人から言われたどの言葉より、あの時に“生きなきゃ”って焦りました」って感謝されるんだけど。でも、そういうところあるんですよ。あんまり自分の意見を人に熱く語ったりするタイプじゃないんです。だから、気が合えば最高だけど、受け入れられない人もいるんだろうと思います。その方々には申し訳ないんだけれど。――『ビビット』でも、ご自身の言葉で語ろうとされていらっしゃるところが素敵だなと思います。真矢:あるがままなんです。だから時に言いすぎちゃったり、しゃべっているうちに何が言いたかったのかわからなくなってしまうこともあって…あの番組の2時間の間に、結構落ち込んだりしています。ぬいぐるみを置いて去ろうかと思ったこともありますから(笑)。――堂々とした印象があって…。真矢:それはこれまで演じてきた役のイメージが大きいと思います。そもそも私、カッコ悪い人間なんですよ。あるがままでいすぎて、失敗も多いし、失言も多いし。そんな自分に、唯一カッコいいところがあるとしたら、そのカッコ悪さを包み隠さずに言えるところだと思っています。――ナーバスな話題にも、無難なコメントで終わらせようとせずに、きちんと意見を表明するところがすごいなと思っています。真矢:私、無難っていうのが好きじゃないんです。それは自分のダメなところでもあるんですけどね。うちの母はずっと私に「普通に生きろ」と言い続けてきました。でも、言われるたびに「普通って、一番興味ないんですけど」って心の中で思ってたんですよね。母が他界してから、うっすらとわかってきたのは、人生って激動だから、いつも普通にいられるような考えでいろ、っていう意味だったんじゃないかってこと。忘れられないのは、私が初めて主役をもらった時、両手いっぱいの花束を抱えて帰ってきた私に、母がすぐに、「その花束を置いてゴミを出しに行ってきて」って言ったんです。その時には、なんでいまなのって思ったけれど、当時の母の心境としては、どんどん大きな役をもらうようになっていた私が過信するのを止めたかったのかもしれません。私が調子に乗っているのがわかると、いつも隣でそれを諌める人でしたから。だからいまも、ちょっと調子に乗りそうになると母の声がどこからか聞こえてくるんです。宝塚時代、悔しい気持ちが頑張るバネになってくれた。――宝塚でトップスターに上り詰めるには、ある意味、自分を信じることも必要だったのでは。真矢:でも、最後までそうは思えなかったです。代わりに悔しさがバネになってくれていました。周りのいろんな人に、どうせ上にはいけないんだからって言われるほど、いまに見てろっていう気持ちになって。当時の私は、ゆるーいアウトローみたいな感じ。あまり役がつかなかった時に、上層部の一番偉い方に、「なんで私に役がつかないんですか?」って言いに行ったこともありました。「できないからだよ」ってあっさり返されたうえ、一部始終をみんなに聞かれて、あれは恥ずかしかったぁ。そんなカッコ悪いことをいっぱいやってきているんです。――そんなふうに自分に正直に生きられたらと思う若い女性たちは多いんじゃないでしょうか。真矢:周りにいる若い子たちを見ていると、物事を逆算して考えて進んでいける賢さがあって、勇気も正義感もあって、すごいんです。彼らに足りないのは、あとはコミュニケーションだけじゃないかと思います。いまの時代って、興味があることは検索すればすべて出てきますよね。便利だけど、逆に自分の好きなことしか入ってこない。無駄だと思うかもしれないけれど、人としゃべったり、テレビやニュース番組とか、雑誌や新聞を見てほしいと思う。無駄なものがたくさんあるかもしれないけれど、その無駄なものから得られることっていっぱいありますから。自分の興味とは離れたところに新しい発見があって、それを手に入れたら、いまの若い子たちは鬼に金棒じゃないかしら。まや・みき広島県生まれ、大阪府育ち。1981年に宝塚歌劇団に入団し、’95年に花組トップスターに就任。宝塚の男役スターとして初めて日本武道館でソロライブをおこなうなど、高い人気を博した。’98年の退団後は女優に転身。ドラマや映画、舞台など幅広く活躍。’15年より『ビビット』(TBS系)の司会を務める。真矢さんの主演するドラマ『さくらの親子丼2』は、毎週土曜23時40分~、東海テレビ・フジテレビ系で放送中。全8話。自ら営む古本屋で、行き場をなくした子供たちに無償で親子丼を振る舞う九十九さくら(真矢)を主人公に、’17年に放送された『さくらの親子丼』の続編。今回は、古本屋から「子どもシェルター」に場所を移し、食事スタッフとして子供たちと向き合っていく。共演に名取裕子、柄本時生、相島一之ほか。※『anan』2018年12月19日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・石野美穂ヘア&メイク・平 笑美子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年12月14日境内の木々もわずかに色づき始めていた11月3日、東京都内の寺院を訪れたのは女優・真矢ミキ(54)だった。166cmの長身でいつも颯爽としたイメージのある真矢だが、通夜が行われる斎場へ向かう彼女は、うつむき加減で、心なしか小さく見えた。真矢ミキ“最愛の母”の逝去が、所属事務所によって公表されたのは10月30日のこと。《弊社所属の女優・真矢ミキのご母堂・佐藤雪子儀(享年88)が平成30年10月27日心不全により逝去いたしましたことを謹んでご通知申し上げます》母に認知症の症状があることを真矢がブログで明かしたのは8月20日。《今日、母が私を忘れていた。今年で米寿を迎える母母の夫、私にとっての父が他界してから約14年が経つあの父が亡くなった夜から、母は少しづつ悲しみを忘れたいのか、現実逃避していった気がする》そんな悲痛な告白から、わずか2カ月で母・雪子さんは逝ってしまったのだ。芸能関係者は言う。「ブログのコメント欄には真矢を励ます声も多数寄せられました。事務所が逝去を公表した翌日には、真矢がMCを務めている情報番組『ビビット』(TBS系)で何らかの報告をするのではないかと見られていましたが、彼女は何も語りませんでした。彼女のブログも9月25日以降はストップしています(11月5日現在)。その悲しみの深さがうかがえますね」真矢は9月上旬のインタビューで母・雪子さんを老人ホームに入所させていたことを語っている。’16年に、雪子さんが真矢夫妻と同居していた家の玄関で尻もちをつき、股関節の一部を骨折してしまったことがきっかけだったという。インタビュー中の真矢の言葉には、施設へ入所させたことが、母の認知症をより進行させてしまったのではないかという悔恨もにじんでいた。《しかし、認知症にならないためには生きた会話がないといけないと、思ったのも事実。いくら1対1で介護士が付くといっても、YES、NOの会話の連続では、やはり駄目だということも、毎日会いに行くということより、生きた会話をしなければいけなかったんだと今は思います》(『女性セブン』9月20日号)母の逝去後に沈黙を保っていたのは、“ほかの選択肢も探すべきだったのでは”という自責の念を募らせていたからなのだろうか。老人ホーム入居者の家族について調査をしている大妻女子大学人間関係学部人間福祉学科の井上修一准教授は言う。「ホーム入居者の家族は『不自由な場所で生活させている』など、多少なりとも罪悪感や後ろめたさに囚われているケースが多いのです。また介護をしていた相手を突然失ったことで、家族はやり場のない喪失感に襲われます。『もっと親孝行できたのではないか』『もっと会いに行けばよかった』……。頑張ってきた家族ほど、そうした後悔の念は強まる傾向にあります」通夜・告別式が営まれた寺は平安時代に創建されたと伝えられる古刹で、付近の住民からは散策スポットとしても親しまれている。「お寺は真矢さんのご自宅からも近いですし、きっとお母さまと歩かれた思い出もあるのでしょう」(真矢の知人)
2018年11月07日真矢ミキ(54)の母親・佐藤雪子さんが心不全のために死去したと10月30日、真矢の所属事務所が発表した。88歳だったという。宝塚歌劇団への入団を勧めたのも、“真矢ミキ”という芸名を思いついたのも雪子さんだった。さらに08年の西島数博(47)との結婚にも、雪子さんからのアドバイスの影響があったという。真矢にとって雪子さんとは、母であり恩人だった。「しかし真矢さんの40歳の誕生日にお父さん、つまり雪子さんの旦那さんが他界しました。すると雪子さんに認知症の兆候が出てきたそうです。心配した真矢さんは夫である西島さんの提案もあり、雪子さんとの同居生活を決心しました」(真矢の知人)雪子さんは16年、尻餅をついた衝撃で骨折。真矢は頼りにしていた母の次第に弱りゆく姿に“老いるとはこういうことなのか”とショックを受けたという。「今年8月、真矢さんは自身のブログで雪子さんについて『今日、母が私を忘れていた』と報告しました。骨折を機に雪子さんは高齢者ホームに入所しましたが、真矢さんの気づかないうちに認知症の症状が進行していたようです」(芸能関係者)真矢は女性セブン18年9月20日号で、「母が私を忘れていた」日について語っている。当初はショックだったようだが、介助を通して“学び”があったようだ。高齢者ホームからの帰り道、彼女はこう考えたという。《神様は親切で、徐々に親が老いていくということ、昔を忘れていくことを、ゆっくり時間をかけて教えてくれている。母の娘から、1人の大人の女性に、勇気を出して受け入れ一歩進みなさいと。そして母が忘れてしまっても、私が母の分も忘れないでいるからねと、心の中に決めた道のりでした》そんな母がいたからこそ、真矢もまた前を向いて歩き続けていた。「真矢さんは『ビビット』(TBS系)に出演するため、平日は朝4時半に起床。帰宅すると雪子さんの介助と家事をこなし、翌日の『ビビット』の準備をして夜11時には就寝していました。とてもハードな生活でしたが、彼女は弱音を漏らしませんでした。そこまで頑張ることができたのも、誰よりもお母さんのことを愛していたからなのでしょう」(前出・芸能関係者)母の老いを受け入れ、最後まで娘としての務めを果たした真矢。さぞ天国の母も、感謝しているだろう――。
2018年10月31日女優の真矢ミキが、オトナの土ドラ枠にて放送される10月スタートの新ドラマ「さくらの親子丼」で、フジテレビ系列の連続ドラマ初主演を果たすことがこのほど分かった。東京・大田区。羽田空港にほど近い下町とも言える雑多な雰囲気の中、ぽつんと一軒の古本屋「九十九堂」がある。漫画を中心に揃え、幅広い世代が訪れる店の主人・九十九さくらは、 少し変わった毎日を送っていた。古本屋の奥には「たまりば」と呼ばれる一室が。そこには、どこからともなく“行き場を無くした人々”が集まる。すると、主人のさくらは深く詮索するでもなく「親子丼」を出す。相手が誰であろうと無料。それがうまい。お腹を満たすだけでなく、心まで温めてくれるような。空腹が満たされた“行き場のない人”は、少しずつ自分のことをさくらに話し始めるのだ。それをさくらは聞く。あるときは笑顔で励まし、あるときは共に涙を流しながら。「泣きたいときは泣けばいい。落とした涙の粒だけ幸せの花が咲くんだから」それがさくらの口癖。そして今日もまたひとり、ふたりと、現代社会からはみ出してしまいそうな人間が、九十九堂を訪れる――。少年院出所後、妹の夢のために貧乏ながらも明るく懸命に生きる少年。 「この子さえいなければ…」と日々悩み続けるシングルマザー。複雑な家庭環境から摂食障害に悩む女性教諭。会社で居場所を失った自閉症の男性。いまを生きる人々の、様々な事情、リアルな感情が浮き彫りになっていく。そんな中、さくら自身もまた、悲しい過去と向き合うことに。さくらが親子丼を無料で振る舞うキッカケになった、16年前の出来事とは。ある日、九十九堂を訪れた一人の少女・二宮あざみが時計の針を巻き戻していく…。今回真矢さんが演じる主人公・九十九さくらは、「空腹の人に無料で親子丼を食べさせてくれる」という噂が都市伝説のように広まっている古本屋「九十九堂」を営む店主。行き場を失い腹を空かせて訪れる人に無料で親子丼をふるまい、彼らのお腹だけでなく心も満たしていく。また、さくらは結婚し、1男1女に恵まれ、平凡で幸せな毎日を送っていたが、長男がある少女の起こした事件に巻き込まれて死亡。夫とも離婚し、心に深い傷を負っているという役どころだ。脚本を手掛けるのは、連続テレビ小説「あぐり」「すずらん」、「3年B組金八先生」などの清水有生。リアルな社会問題について全国で取材し、それをもとに“現代に生きる不器用な人々”を描いていくオリジナル・社会派人情ドラマとなっている。現在真矢さんは「TOKIO」国分太一と共に「ビビット」にてMCを務めており、今回の主演決定には「朝の情報番組と走れるのか!?と思いましたが、嬉しい限りです」とコメント。また「前向きに前進する役が多い私ですが、今回のさくらさんは立ち止まっています。いつも心揺らして考えています。色んな人が葛藤を隠して普通に過ごそうと走る1週間。土曜の夜は、そんな方々に美味しい親子丼を食べていただきたいです」と話している。オトナの土ドラ「さくらの親子丼」は10月7日より毎週土曜日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送(全8話予定)。(cinemacafe.net)
2017年08月18日女優の真矢ミキが27日、MCを務めるTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)で、年内で解散するSMAPについて言及した。番組では、26日にレギュラー番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)が最終回を迎えたSMAPについて特集。5人のラストステージとなった「世界に一つだけの花」を歌唱する感動のシーンを放送し、解散を惜しむ街の人たちの声も紹介した。宝塚で男役のトップスターとして活躍した真矢は、「彼らにとって本当に長い時間だったと思います。私は18年宝塚にいたんですけど相当長かったので、25年ってすごいだろうなと思う」と話した上で、「男役をやったときにすごく勉強させてもらいました」と告白。「世の中全員が好きっていう人たちはどんな魅力をもっているんだろうって片っ端から、いろんな側面から知りたくなって、そうしたらどんどん自分が好きになってきちゃって」と振り返った。さらに、「ファンの方も素晴らしい。すごいなと思います」とファンについても言及。「根強いし、半端なく人を思いやれる熱ってすばらしいなと、今回また強く感じました」としみじみと語った。
2016年12月27日アイドルグループ・TOKIOの国分太一と女優の真矢ミキが16日、MCを務めるTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)で、LINEの新CMにナレーターとして出演することが決定したタレントのベッキーについてコメントした。今年1月にロックバンド・ゲスの極み乙女。の川谷絵音との不倫が発覚し、芸能活動を休止、7月より活動を再開したベッキー。このたび、不倫発覚時に『週刊文春』に2人のLINEのやりとりが掲載され話題となった"因縁"のLINEで、復帰後初のCM出演を果たすことが決定した。番組では、15日にベッキーが出席したLINEの発表会の様子を伝え、国分は「LINEはうまいなというようにも感じます」とコメント。「ベッキーも強いなと思いますね。こういうところに出てくるということは」と話し、さらに、「LINEもすごいしベッキーもすごい」とベッキーを起用したLINEと受けたベッキーの両方を称賛した。真矢は、ベッキーがLINEを再インストールしたと明かしたことについて、「もう1回、普通LINE入らないですよ、私だったら…。えらいなあ」と関心。また、ベッキーのメディア復帰に対する街の人たちの賛否両論の声が紹介されると、「賛否…それはそうですよ。人を傷付けてしまったのだから」と話した上で、「でも、本気で反省して、本気でもう1回仕事をやらせてくれって這い上がっている人間を応援する社会ではありたいですよね」と語った。
2016年12月16日女優の真矢ミキ(52)が、28日に放送されたTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)で、年の差婚について経験談を交えて語った。元女優で参院議員の三原じゅん子氏(52)が、24歳年下の秘書と再々婚することが番組内で取り上げられ、真矢は周囲の"姉さん女房"を思い返して「仕事をバリバリやっている女性が多い傾向」とコメント。8年前に8歳年下のバレエダンサーと結婚した真矢だが、「(年の差は)10歳弱なので若輩者ですけど。私たちは話は、ある程度合っちゃう」とした上で、24歳差について「生まれて24年間のことはしゃべってもたぶん分からない。今から28年をさかのぼるところでしか共感できなくなる」「違う時代の人として尊重し合う関係」と分析した。さらに、真矢は「刺される覚悟で」と前置きし、NEWS・加藤シゲアキ(29)の方を向きながら「私とシゲちゃんが結婚するようなもの」。ファンを気遣いながらの例えに、スタジオからは「そうか!」と納得の声が上がった。「こういうことなんですよ」という真矢に、TOKIO・国分太一(42)は2人を見ながら「全然気にならないですよ」と評価。真矢から「顔が引きつってる」と突っ込まれた加藤は、平然と「会話は全然困らないですよ。今、一緒に仕事してるし、いろいろな話が。これからの未来に」と返した。加藤からの思いもよらない言葉に、真矢は口元をおさえながら「純粋にうれしい……」と照れて周囲は爆笑。井上貴博アナウンサーに「どうぞ、次お願いします」と進行を促し、笑顔を見せつつ「うれしかった、はい」「すみません」と何度も頭を下げていた。
2016年10月28日女優の真矢ミキが4日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。活動休止を発表したロックバンド・ゲスの極み乙女。とindigo la Endのボーカル・川谷絵音のことを、「ウツボカズラみたい」と食虫植物に例えて表現した。川谷が当時未成年だった新恋人のタレント・ほのかりん(20)との飲酒が報じられたことを受け、両バンドはすでに発表している公演終了後、当面の間、活動を自粛することに。所属事務所と川谷が3日、両バンドの公式サイトを通じて発表した。真矢は「反省がたりなーい!」と替え歌風に話した上で、「なんだろう…ウツボカズラみたいじゃないですか」と食虫植物に例え、「周りの人を巻き込んで自分が成長していっちゃうというか…」と説明した。また、川谷の音楽をあらためて聞いてみたという真矢は、「トランス状態みたいな、バランスの悪い青年とか、人が成長する段階のときに聞きたくなるような…私が中学・高校だったら聞きたいなって思う音楽」とコメント。「発想のためにいつもバランスの悪い立ち位置にいるのかなって。だからこういうことも一つ一つ勉強して学ばないのかなと。いろんな人を巻き込んじゃったなと」と推測した。国分太一も「10代、20代に人気があるのは、もしかしたらそういうところがあるのかもしれないですね」と同調していた。
2016年10月04日女優の真矢ミキ(52)が15日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。15日発売の週刊誌『週刊文春』で30代の芸妓との不倫疑惑が報じられることを受け、14日に謝罪会見を開いた歌舞伎俳優の中村橋之助(51)について言及した。10月に歌舞伎の大名跡である8代目・中村芝翫(しかん)を襲名する橋之助。不倫報道を受けて開いた緊急会見では、「恋人関係ということ?」「お認めになったということ?」といった質問に対し、8回も「私の不徳の致すところでございます」と繰り返し、妻でタレントの三田寛子からきつく叱られたと明かした。過去に橋之助と共演した真矢は、一緒に食事をしたときのエピソードを披露。「酔えば酔うほど『敦子(三田の本名)は本当にいい女なんだよ』と言っていたので、素敵な夫婦だなっていう印象」と振り返り、「25年…いろいろあるのでしょうか」と複雑そうな表情を浮かべた。そして、「でも、寛子さんの心は越えたくないですよね、こっちサイドで」と意見。「寛子さんはしっかり受け止められている感じがして、私たちが推進することではないというか、『離婚は?』と聞くのもなんかちょっと違う気がします」と話した。
2016年09月15日女優の真矢ミキ(52)が2日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。1日に新ブログ「KOKORO.」を開設した乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)の前向きな姿勢に感動を示した。真矢は「海老蔵さんがメディアやブログを通して麻央さんのことをお話してくださったので知れることもうれしかったんですけど、直接麻央さんがブログをあげてくださると温かさが近く感じますよね」としみじみ。ブログの文章を見て、「すべて力強く、そして、なんていう視点の美しさ」と称賛した。また、「父がガンだったんですけどね」と打ち明けた上で、「部位的にガンなんですけど、全体的に自分は病人なんだって思ってしまう。私たち、風邪をひいただけでもそうなる」と意見。「でも、どんどん心がクリアになって、優しくなって、会話も本音が言えるようになって…麻央さんをこっちに倒していくっていうのは、いかに心が美しく、そして、母という立場って…」と感慨深げに語った。麻央は1日、「なりたい自分になる」というタイトルで最初の投稿を行い、「力強く人生を歩んだ女性でありたいから子供たちにとって強い母でありたいからブログという手段で陰に隠れているそんな自分とお別れしようと決めました」とブログを立ち上げた思いを告白。夜にも再び更新し、反響に驚きを示すとともに、感謝の気持ちを伝えた。
2016年09月02日女優の真矢ミキが15日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。SMAPの解散について言及した。TOKIOの国分太一とともにMCを務める真矢は、「先日、太一さんが『グループっていうカテゴリーは家族でも友達でもない。また違うカテゴリーなんだ』とおっしゃっていた」と国分の言葉を振り返りつつ、「年数が経てば経つほどみんな大人になっていくし、それぞれの社会ができてきたときに、グループ存続ってすごく努力のいることだと思うし、素晴らしいことだと思う」と語った。また、今年1月の解散・分裂騒動の際に、フジテレビ系バラエティ番組『SMAP×SMAP』で5人が謝罪した会見について、「いったん会見を開いたのは、ファンの方の心を1番にして、お言葉をみんなで発表されたんだと思う」と推測。「自分たちの気持ちを置いてきぼりにしたんだと思う」と加えた。そして、「今回のことってSMAPさんらしい」と言い、「いいことかどうかは、ファンの方たくさん悲しんでいる方が多いからわからないけれども、トップ・オブ・トップってこういうことなんだと思います」と意見。「彼らがやめるっていうだけで社会現象が起きちゃう。これは私たちの想像できない範疇」と語った。
2016年08月15日女優の真矢ミキが25日、MCを務めるTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。22日に日本での配信が開始となったスマートフォン向けゲームアプリ『ポケモンGO』についてコメントした。番組冒頭で、社会現象となっている『ポケモンGO』を大々的に特集。東京タワー前やスカイツリー前、浅草 雷門前など、都内の観光名所を取材し、ポケモンが出現するのか調査した。千葉県浦安市の舞浜駅前では、東京ディズニーランド帰りの人たちを取材し、パーク内の様子を質問。「けっこう出てきましたポケモン」「みんな歩いている人ずっとやっていました」と多く人が楽しんでいたようで、「危ないと思います。周り見えないのでぶつかったりするから」と心配する人もいた。真矢は「まだ数日ですけど、様子のおかしい動きの男性3人に会いました」と話し、「事故につながらないといいですけど」と歩きスマホを心配。そして、東京ディズニーランドでも『ポケモンGO』をやっている人が多くいる状況について、「ミッキーに専念しなさい」と思うと述べた。番組では、富士山も緊急取材。1日で『ポケモンGO』をやっている14人に会ったという。富士山のガイド担当者は、「手元に気を取られて足を踏み外す危険がある」「雷は怖い。金属類(に落ちる)」などと山でのプレイは危険だと警鐘を鳴らしている。
2016年07月25日TOKIOの国分太一(41)と女優の真矢ミキ(52)が28日、MCを務めるTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)で、覚せい剤取締法と大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された元俳優の高知東生容疑者(51)について言及した。番組では、週刊誌『女性自身』が逮捕直前に高知容疑者に独占インタビューしたときのコメントを紹介。高知容疑者は、妻で女優の高島礼子(51)の父親の介護に専念するとして昨年6月に芸能界を引退したが、インタビューでは介護ヘルパーを雇っていることを明かし、義父を風呂に入れるたりすることは「僕がするわけない」と話していたという。国分は「『僕がお義父さんをお風呂に入れるわけない』と堂々と言っているところ…本当にショックですよね」と衝撃を受けた様子。「介護をするために芸能界を、俳優を引退すると言っていた…」と話した。真矢は「世間でね、介護についての認識の薄さに高知さんのことを腹立たしく思っている方多いと思います」と世間の思いを代弁。「命がけで頑張っているという方多いの」と続けた。国分はまた、「義理の父の介護で引退することに対して、みなさん頑張れと思ったと思うんですけどね」と無念の表情。真矢も「思いましたよね」と同調し、「みんなで応援したいような素晴らしい引退でしたよね」と振り返った。
2016年06月28日