米BOX OFFICE MOJOは9月2日~9月4日の全米週末興業成績を発表した。前週同様首位は2週連続で『Don’t Breathe(原題)』。2位も『スーサイド・スクワッド』が順位を維持し、公開5週間で累計興収が2億9,742万2,209ドルと、3億ドルを目前に捉えた。『Pete’s Dragon (2016)(原題) 』が前週6位から3ランクアップし、再びトップ3圏内に返り咲き。続く4位の『Kubo and the Two Strings(原題) 』、5位の『Sausage Party(原題) 』はそれぞれワンランクずつ順位を下げた。6位の『The Light Between Oceans(原題)』は初登場。オーストラリア出身の小説家M・L・ステッドマンによる同名小説を、『ブルーバレンタイン』『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』のデレク・シアンフランスによる監督・脚本で映画化した。第一次大戦後、オーストラリアの孤島で灯台守をして暮らす夫婦のもとに遺体と赤ん坊を乗せた一艘のボートが流れ着く。夫婦はこの赤ん坊を育て始めるが、彼らの行く手には数奇な運命が待ち受けていた──。夫婦役は、『スティーブ・ジョブズ』のマイケル・ファスベンダーと『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデルが務め、『ナイロビの蜂』のレイチェル・ワイズら実力俳優が脇を固める。第73回ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞候補とされる注目作。その他9位の『Hell or High Water(原題)』は前週12位からランクアップし、公開4週目にして初のトップ10入り。テキサス西部を舞台に、金に困って銀行強盗となる兄弟を描いたクライム・ムービー。監督は『パーフェクト・センス』『名もなき塀の中の王』のデヴィッド・マッケンジーが務めている。
2016年09月05日少女漫画史に燦然と輝く不朽の名作、美内すずえの人気漫画「ガラスの仮面」のスピンオフアニメ 「3ねんDぐみガラスの仮面」が、10月3日(月)よりTOKYO MXにて放送スタートすることが決定した。現代のとある高校に通っているマヤ、亜弓、月影、桜小路。そして理事長の速水。彼らは、冷めきった現代人のハートを熱くさせるため、ガラスの仮面ジェネレーションからタイムスリップしてきた究極の芝居人。悩みを抱える人々に、滾る芝居魂と情熱をぶつけていくマヤ、亜弓、月影、桜小路。一方、理事長である速水は、こんな冷めた時代は救う必要がないと思っており…。悩みと情熱と芝居と涙、笑顔と白目とありがた迷惑…。さぁ、3ねんDぐみガラスの仮面、開幕です!1976年に連載が開始し、累計発行部数は5,000万部を超え、いまもなお連載が続いている美内氏の大ベストセラー「ガラスの仮面」。演劇を題材にしており、実際に劇が作中で演じられるという劇中劇のスタイルをとった、女性や漫画ファンのみならず世代を超えて愛されている少女コミックだ。伝説の舞台作品「紅天女」を演じるために、演技の道を極める主人公・北島マヤの姿が描かれ、国民的人気漫画の一つに数えられる。この度、連載スタート40周年を記念して放送される本アニメは、登場人物たちが3Dアニメーションでかわいいミニキャラになり、現代社会を風刺するギャグを盛り込んだ学園ドラマとしてリブート。脚本は「ノラガミ」など様々な大人気アニメのシリーズ構成を担当した赤尾でこが担当し、アニメ界の壊し屋DLEがアニメーション制作を行う。また原作者の美内氏が本アニメを監修する。さらに今回、お馴染みのキャラクターボイスを演じる豪華な声優陣も発表!ごくごく平凡でちょっと天然な元気っ娘、北島マヤ役には歌手としても活動する阿澄佳奈。裕福な家のお嬢様、姫川亜弓役に「スイートプリキュア」の大久保瑠美。月影千草役にはアニメはもちろん、ジェニファー・ロペス、ニコール・キッドマン、レイチェル・ワイズなどの吹き替えを多く担当する田中敦子。桜小路優役に「黒執事」「進撃の巨人」や現在公開中の『ペット』など様々な作品に出演し人気を誇る梶裕貴。そして速水真澄役は「おそ松さん」や「テュラララ!!」シリーズなどに出演する超人気声優小野大輔が担当。また、ナレーターにはFROGMANが決定した。マヤ役阿澄さんは、「光栄です!いろんな意味でみなさんの想像を超えた『ガラスの仮面』を楽しんでいただけるよう、全力でぶつかります!」と意気込み、桜小路役の梶さんは「僕のイメージする『ガラスの仮面』とは少し…いや、かなり違う世界観でした(笑)キャラクターの持つ熱量は変わらずでした!お楽しみに!」とメッセージ。また、速水役の小野さんも「誰もが知る不朽の名作に参加できること、光栄に思います。期待しててくれよ、おチビちゃん」とコメントした。「3ねんDぐみガラスの仮面」は10月3日(月)21時55分~TOKYO MXにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年08月31日ワイズ(Y's)が16-17AWコレクションより7月8日、徳山シューズのオリジナルブランド「トート(tote)」とのコラボレーションシューズを発売する。「トート」は、ネーミングの由来にもなっている、トートバックの角のようなマチ折りでつくられたつま先のデザインが特徴的なシューズ。ゆったりとしたつくりになっており、ルームシューズのような履き心地を実現させた。インソールには足ずれを防ぐマイクロファイバー素材を、アウトソールにはスリップしにくいなど機能性に定評のあるビブラム(Vibram)ソールを使用した。今回発売されるコラボレーションモデルは、スニーカータイプの「tote sneakers」をベースに製作。各パーツのマテリアルをブラックカラーで統一し、アッパーにそれぞれフラノウールとレザーを使用した2種類で展開される。フラノウールの生地を断ち切りで用いたフラノモデル(3万2,000円)は服の風合いをシューズに落とし込んだニュアンスのあるデザインが特徴なモデルとなっている。一方でレザーモデル(3万8,000円)は、細やかなデザインを入れることでトートが元々持つクラフト的なやわらかさにクラシカルなシャープさが加えられた。また、かかと部分のスエードレザーと、アイレットの最上部のみに付けられたハトメとシューレースチップの金具のシルバーがアクセントとなっている。
2016年07月11日Y’s(ワイズ)のドレスライン「ミチコ バイ ワイズ(MICHIKO by Y’s)」の2016-17秋冬コレクションを紹介。シンプルなベースに映えるディテールが特徴的な今回のコレクション。例えば、ヴィンテージドレスから着想を得たというマキシドレスは、落ち着いたカラーやシルエットをベースにしたことで、胸元と裾部分の柔らかなドレープをより際立たせた。オーバーサイズのランニングドレスも余計な装飾がない代わりに、複雑な陰影によって深みが生み出されている。それぞれのピースには、ワイズらしいリアルクローズの要素も感じられる。例えば、細いストラップで女性らしさが演出されたオールインワンは、ラフなバギーパンツがベースとなってタフな印象に。ミニマルな中に浮かび上がる細かい技によって、日常着のリアリティと軽やかな女性らしさが表現されている。
2016年06月30日東京・紀尾井町のルイ・ヴィトン展示会場VIPルームで9日に「Yahoo!映画『旅するルイ・ヴィトン展』」と題したプレミアム・イベントが行われ、鮮やかな色彩と独特のカメラワークで知られるウォン・カーウァイ監督によるスタイリッシュなラブストーリー『マイ・ブルーベリー・ナイツ』が上映された。その他の写真『旅するルイ・ヴィトン展』は、旅するようにルイ・ヴィトンの歴史やヴィンテージ・アイテムに出会える入場無料の特別展で、スペシャル・イベントでは、上映前にシャンパンなどのウエルカム・ドリンク等が供され、上映後には展示を貸し切りで鑑賞できるなど、終始優雅な雰囲気に包まれた。『マイ・ブルーベリー・ナイツ』は、失恋して自分探しの旅にでる主人公をグラミー賞受賞シンガーソングライター、ノラ・ジョーンズが好演し、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズなど豪華キャストが共演する作品。ノラやレイチェルがさりげなく身にまとっていたルイ・ヴィトンのバックなどのスタイリッシュな小物も注目された。ルイ・ヴィトン展は6月19日(日)まで開催されている。Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton空へ、海へ、彼方へ-旅するルイ・ヴィトン展6月19日(日)まで場所:東京都千代田区麹町5丁目「旅するルイ・ヴィトン展」特設会場時間:10:00~20:00※月曜日休館(ただし6月13日は 13:00~20:00 開館)入場料:無料
2016年05月10日第88回アカデミー賞で作品賞&脚本賞に輝いた『スポットライト 世紀のスクープ』に出演するレイチェル・マクアダムスが初来日を果たし4月14日に、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見を行った。記者会見の模様実話をもとに、ボストン・グローブ紙の特集記事“スポットライト”を手がける敏腕記者チームが、カトリック教会が長年隠し続けた牧師による児童虐待事件を追求する姿を描いた社会派ドラマ。マクアダムスは唯一の女性記者として、ねばり強い取材を通して、被害者の信頼を獲得するサーシャ・ファイファー役で、助演女優賞にノミネートされた。役作りのため、映画のモデルとなった実在の女性記者と対面したといい、「一筋縄ではいかない職業ですね。現代ではジャーナリズム精神は失われつつあると言われていますが、やはり素晴らしい仕事であること変わりはない」と尊敬の念。「取材が的外れに終わるかもしれないなか、まるで暗闇で手探りしながら、真実を求める信念は本当に素晴らしい」とたたえていた。また、映画が大反響を呼び、アカデミー賞作品賞を受賞した結果については、「影のヒーローである彼らの仕事に、文字通り“光”が当てられるのは非常に喜ばしいこと」と誇らしげ。「それ以上に感銘を受けたのは、“声なき者たち”である被害者に声をあげる勇気を与えることができたこと」と真摯に語っていた。マイケル・キートン、マーク・ラファロらと共演し、「私が出演した作品の中で、一番素晴らしいキャスト陣だと言い切れる。まるで家族のような結束感があった」と断言。自身は『きみに読む物語』『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』などで、“ラブロマンスの新クイーン”として注目を集めているが、「今回、普段とは違うテイストの硬派な作品に出演し、女優として大きな勇気を得られた」と手応えを示していた。『スポットライト 世紀のスクープ』4月15日(金)、TOHOシネマズ日劇ほか全国公開取材・文・写真:内田 涼
2016年04月14日<a href="">『ダークナイト』</a>シリーズのマイケル・ケインや『スモーク』のハーヴェイ・カイテル、さらに<a href="">『大統領の執事の涙』</a>のジェーン・フォンダら豪華キャストが集う<a href="">『グランドフィナーレ』</a>。このほど、“21世紀の映像の魔術師”とも称されるイタリアの奇才パオロ・ソレンティーノが放つ、時を忘れさせるほど甘美な本編映像の一部が解禁となった。本作は、ハリウッドスターやセレブが宿泊するアルプスの高級ホテルを舞台に、世界的にその名を知られる英国人音楽家フレッド(マイケル・ケイン)、彼の親友で映画監督のミック(ハーヴェイ・カイテル)、フレッドのひとり娘レナ(レイチェル・ワイズ)、かつて出演したロボット映画のイメージから逃れられない人気俳優(ポール・ダノ)らが、改めて自分の人生と向き合う物語。監督は、『グレート・ビューティー/追憶のローマ』でアカデミー賞「外国語映画賞」に輝き、新作を発表するたびにカンヌ国際映画祭コンペティション部門への正式出品を勝ち取ってきた、パオロ・ソレンティーノ。今回解禁となったのは、「フェリーニに継ぐ、21世紀の“映像の魔術師”」と称されるソレンティーノ監督が放つ、風光明媚なアルプスのもとで映し出された圧倒的な世界観の本編映像だ。映像では、USインディー界の重鎮的フォーク/ロック・ミュージシャンのマーク・コゼレックによる、「イエス」のカバー楽曲「ONWARD」の優しいメロディに乗せ、まるで”絵画“のような美しいシーンが次々に映し出される。広大なアルプス山脈で静かに浮かぶ(?)僧侶の後ろ姿に、山脈のふもとにある高級リゾートホテルに集う、セレブたちのどこか“異質な”バカンス姿。はたまた周囲の目も気にせず、1人黙々と食事を続ける“ヒトラー風“の男性…。本編でこれらのシーンがどのような意味を持つのかに期待が高まりつつ、映像の最後には、引退したはずの音楽家フレッドが指揮をとる場面も収められている。名優マイケル・ケインをして「(本作への出演は)これまでのどの作品よりもこの作品を誇りに思っている」と言わしめるソレンティーノ監督の手腕には、ほかのキャスト陣も魅了されたようで、「非常に才能ある、非凡な監督。神秘的で美しくかつ悲哀に満ちていて、畏敬の念を抱いたよ」と語るのはポール・ダノ。また、レイチェル・ワイズは「彼はとても感情のこもった人だから、彼の作品も感情にあふれている。そして、皆大きな疑問について考えていると思うの。自分はなぜここにいるのか、人生の意味とは何か、ということを。とても詩的に、豊かに、面白く、心地いい方法でね」とコメント。さらに、本作でまるで自身さながらのベテラン女優を演じ、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされたジェーン・フォンダも、「パオロ・ソレンティーノには“マエストロ”という言葉がぴったりだと思うわ。映像にも音楽にも造詣が深い監督はそんなに多くない。彼の音楽の使い方は、天才的だと思う」と、監督の“名指揮者”ぶりに大絶賛を寄せている。人生の機微をエレガントで甘美に、ときに辛辣に映し出す映像と、それを彩るメロディを、スクリーンでも確かめてみて。『グランドフィナーレ』は4月16日(土)より新宿バルト9、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月06日『キングスマン』や『インターステラー』『ダークナイト』3部作などで知られるイギリスの名優マイケル・ケインを主演に迎え、引退した音楽家の愛と葛藤を描く『グランドフィナーレ』。アルプスのふもとにある“セレブ御用達の高級ホテル”が舞台となった本作では、見ているだけでも贅沢な旅行気分が味わえるポイントが随所に盛り込まれていることが分かった。クライマックスで演奏される「シンプル・ソング」がアカデミー賞「主題歌賞」に、そして大女優役を演じたジェーン・フォンダが圧巻の演技でゴールデン・グローブ賞にノミネートされるなど、本年度の賞レースを賑わせた本作。主人公の引退した音楽家フレッド(マイケル・ケイン)は、マッサージを受けてのんびり過ごす日もあれば、アルプスの絶景が堪能できる道を散歩したり、夜にホテルで行われる催しを堪能したり…などなど、その高級ホテルで贅沢な生活を満喫している。そんな中、英国女王から彼の代表曲「シンプル・ソング」の指揮を依頼されるが、なぜかフレッドは頑なに断り続けるのだった――。■ポイント1監督こだわりの高級ホテルがすごい!舞台となる“アルプスの高級ホテル”は、瀟洒で歴史を感じさせる建物ながら、サービスは至れり尽くせり、いわばセレブも御用達の “若返りホテル”だ。本作を手がけたパオロ・ソレンティーノ監督は、並々ならぬこだわりを持っていたようで、「映画のロケーションについては、山間の場所を探していたのだが、それというのも、私がスパのあるホテルにこだわっていたからで、以前はサナトリウム(療養所)だったのを改築したホテルを私が見つけ出した」と語る。「偶然にも、そこは(ドイツのノーベル文学賞作家)トーマス・マンが『魔の山』に書いた場所だったが、映画は全くその本と関係なく、全くの偶然なんだ。見つけにくいような古いホテルを探していたんだけど、撮影に使ったホテルはスイスにある。トーマス・マンと所縁のあるホテルなので、所有者たちが改築などには慎重で、当時のままを留めるようにしていた。だから美しさという点でもとても良くて、登場人物たちの年代にも非常に合っていた」。映画全体を包むどこか“幻想的”な雰囲気は、もしかしたら、監督が必死で見つけ出したこのホテルが作り出しているのかもしれない。フレッドのホテル暮らしを目のあたりにすれば、優雅なセレブのバカンス気分を疑似体験できそうだ。■ポイント2スイス、ヴェネチア…世界の絶景が贅沢すぎる!スイスの緑あふれる山道を散歩するシーンも多い本作。広大な大自然は、観ているだけで時間がゆったり流れていくような感覚が味わえるそう。さらに、“世界の最も美しい広場”との呼び声が高いヴェネチアのサンマルコ広場は、本作の中でも、印象的な形で登場する。CGを施し、フレッドが湖に浮かぶ一本道を歩くシーンは、撮影時が夜ということもあって見事にライトアップされ、より幻想的なシーンに仕上がっている。常に観光客で賑わうサンマルコ広場を、まるで独り占めしているかのような気分を味わえる、なんとも贅沢なシーンだ。■ポイント3ポップスからオペラまで…極上な音楽も旅のお供!アカデミー賞ノミネートの主題歌『シンプル・ソング』を始め、ストラヴィンスキーやドビュッシーといったクラシックから、ファレル・ウィリアムズまで、さまざまなジャンルの名曲が彩る本作。劇中では、ホテルの夜の催しでアルプホルンが演奏されたり、ライブが行われたり…と、一日の終わりにさまざまな音楽が華を添えてくれるのも、セレブたちが集う高級ホテルならでは。そして旅行といえば、旅先での出会いもその醍醐味の一つ。本作では、フレッドが親友の映画監督ミック(ハーヴェイ・カイテル)や、娘のレナ(レイチェル・ワイズ)、そしてホテルで出会う人気俳優のジミー(ポール・ダノ)たちと関わっていく中で、心にある変化が生じていく。彼がホテルで共に過ごす人々の人間模様も必見なのだ。高級ホテルに絶景、そして極上の音楽、個性豊かな人々との出会い…。本作でセレブな旅行気分を味わってみては?『グランドフィナーレ』は4月16日(土)より新宿バルト9、シネスイッチ銀座、Bunkamura ル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月15日『トータル・リコール』のコリン・ファレルを筆頭に、レイチェル・ワイズ、ジョン・C・ライリー、レア・セドゥら、豪華キャストが集った現在公開中の『ロブスター』。このほど、本作に出演し、『007 スペクター』から『パディントン』(声優)、『リリーのすべて』と話題作に次々出演する英国俳優ベン・ウィショーの本編シーンの一部が解禁。さらに、本人からのコメントも到着した。本作は、“独身者”は45日以内にパートナーを見つけなければ、動物に変えられてしまうという、奇想天外な形で究極の恋愛観を描き出したブラック・ユーモアたっぷりのラブストーリー。ギリシャの奇才ヨルゴス・ランティモス監督のもとに超人気俳優が集結し、第68回カンヌ国際映画祭では「審査員賞」を受賞した。そんな本作に出演するベン・ウィショーといえば、『007』シリーズのQ役で、さまざまな発明品でジェームズ・ボンドをサポートする理系メガネ男子を好演し、女子のハートをガッチリ掴んだ。また、先日の来日も話題を呼んだエディ・レッドメイン主演の『リリーのすべて』では、エディ演じる性別違和を抱えたリリーと関わる役柄に挑んでいる。これまでの出演作では “守ってあげたくなる”小動物系のイメージが強かった彼だが、本作では、パートナーを探すべく、ギラギラとした“雄”の眼差しで女性たちを物色する“足の悪い男”に。お目当てとなった“鼻血の出やすい女”の関心を引くために、わざとプールサイドに鼻をぶつけて鼻血を出し、まんまと彼女のハートをゲットするという、肉食系男子を体当たりで演じているのだ。また、パートナー探しに苦労している“足の悪い男”というキャラを体現するため、初めて目にするような角刈りに、無精ひげ、澱んで窪んだ目など“非モテ男”になりきっている。ベンは、自身の役や共演者について「主人公デヴィッド(コリン・ファレル)と“足の悪い男”との関係は、ジョン・C・ライリーが演じた“滑舌の悪い男”も含めた3人の関係だ。デヴィッドと“足の悪い男”はホテルに新しくやってくるが、すぐに“滑舌の悪い男”と友情を築くんだ。コリン・ファレルとの共演は最高だった。映画の中心に彼がいる美しさに本当に驚かされたよ。彼は完全に役になりきり、奇妙なこの世界に簡単に入り込んでいるように見えた」と語り、奇妙な世界の中で築かれた友情に言及、中年太りの主人公を好演したコリンを称賛した。今回解禁された本編の一部映像は、まさにその3人の出会いの場面。パートナーを見つけるための特別なホテルに収容された彼らは、ベン演じる“足の悪い男”が“滑舌の悪い男”と親しくなり、主人公デヴィッドも連れだって外で語り合う。見た目もパッとしない非モテおっさん3人組が、景観の綺麗な海辺で語り合う姿は実にシュールだ。ベンは本作を観る観客に対し、「この作品は解釈の幅が広い。すぐに物語の中に入り込むことができるけれど、おかしな物語だ。そして、同時に非常に奥が深い。本作は美しい詩のようであり、刺激的で、挑戦的な映画でもある。また、本質的に人間の愚かさと、僕たちが行い、切望し、必要とするおかしなことについて描いているんだ」とコメント。この“カップル優勢”の独特の世界観に、私たちを誘っている。『ロブスター』は新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月11日映画『グランドフィナーレ』が4月に公開になる。本作は、オスカー受賞作『グレート・ビューティ/追憶のローマ』のパオロ・ソレンティーノ監督の最新作で、俳優たちは彼が監督ということで出演を熱望したという。ソレンティーノ監督はイタリアの映画作家で、『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』がカンヌ映画祭の審査員賞を受賞。続く『きっと ここが帰る場所』が同映画祭のエキュメニカル審査員賞に輝き、2013年に発表した『グレート・ビューティ…』はアカデミー外国語映画賞に輝いた。脚本家でもあり、人物を重層的に描写していく能力と、こだわり抜いた映像美が高く評価されている。その他の画像そんな監督の能力を高く評価している俳優のひとりが、英国の至宝マイケル・ケインだ。アカデミー協会の会員でもあるケインは、『グレート・ビューティ…』に1票を投じたそうだが、その後に1本の電話がかかってきたという。「ある日『彼が、あなたのために脚本を書いたよ』って電話がきた。私は『誰が?』と聞いたらパオロ・ソレンティーノだと言うじゃないか。彼はイタリア人の監督だし、私は82才の英国人役者だ。信じられなくて思わず質問したんだ」ケインが受け取った脚本に描かれていたのは、引退を表明し、アルプスの高級ホテルで優雅に暮らす世界的な音楽家フレッドの物語だった。フレッドは自身の道を歩み、大きな成功をおさめてきたが、娘に家族を顧みなかったと責められ、これまでの自分の人生に果たして意味があったのかと自問する。老境に差し掛かった男が“これまで”を振り返り、“これから”を高らかに告げるグランドフィナーレを鳴らすまでの物語は、ケインを魅了し、彼は出演を快諾。本作をひっさげて49年ぶりにカンヌ映画祭に出席し「何ももらえなければここまで来ないが、この映画とても気に入っていて、賞がとれなくても関係ないと思った」とスピーチした。主人公の娘を演じたレイチェル・ワイズ、主人公の親友を演じたハーヴェイ・カイテル、ホテルに投宿中の俳優を演じたポール・ダノも、“ソレンティーノが監督を務めるから”という理由で出演を決めたそうで、伝説的な名女優ジェーン・フォンダは「ソレンティーノには“マエストロ”という言葉がぴったりだと思うわ。映像にも音楽にも造詣が深い監督はそんなに多くない。彼と仕事ができるのは光栄なことよ。そして彼の作品にすっかり魅了されるの」と語る。名優たちから絶大な信頼を集めるソレンティーノ監督の新作『グランドフィナーレ』は、日本の観客からどのような評価を集めるのか? 公開が楽しみだ。『グランドフィナーレ』4月16日(土) 新宿バルト9、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー(C)2015 INDIGO FILM. BARBARY FILMS. PATHE PRODUCTION. FRANCE 2 CINEMA. NUMBER 9 FILMS. C -FILMS. FILM4
2016年03月11日本年度アカデミー賞「主題歌賞」にノミネートされているマイケル・ケイン、レイチェル・ワイズ、ポール・ダノ、ジェーン・フォンダら共演の『グランドフィナーレ』から、優美なアルプスを舞台に壮大な音楽が奏でる“シネマティックオペラ”の予告編映像が到着した。世界的にその名を知られる、英国人音楽家フレッド。いまでは作曲も指揮も引退し、ハリウッドスターやセレブが宿泊するアルプスの高級ホテルで優雅なバカンスを送っている。長年の親友で映画監督のミックも一緒だが、現役にこだわり続ける彼は若いスタッフたちと新作の構想に没頭中だ。そんな中、英国女王から彼の代表曲「シンプル・ソング」の指揮を依頼されるが、なぜか頑なに断るフレッド。その理由は、妻とのある秘密にあった――。老齢の名指揮者が人生のすべてを賭けて大舞台に挑むまでの愛と葛藤を、“21世紀の映像の魔術師”と称される『グレート・ビューティー/追憶のローマ』のパオロ・ソレンティーノ監督が壮麗な映像美で描き出す本作。映像では、アルプス山脈の広大な風景とともに、高級リゾートホテルに集うセレブたちの豪華な生活が壮大で美しい音楽とともに映し出される。華やかな隠居生活を送っているように見えるフレッド(マイケル・ケイン)。友人の映画監督ミック(ハーヴェイ・カイテル)とスパにいれば、驚くような肢体の若い女性が入ってきたりするのも刺激的ではある。だが、女王陛下からの依頼であるにもかかわらず、自身が作曲した「シンプル・ソング」の指揮を頑なに断る様子が描かれる。家族を顧みず、音楽にすべてを捧げてきたフレッドが娘のレナ(レイチェル・ワイズ)にも話していない、妻との秘密とは何なのか、また、ホテルでのさまざまな出会いを通じ、彼はどのような人生のクライマックスを迎えるのかが、気になる映像となっている。アカデミー賞ノミネートされた主題歌「シンプル・ソング」をはじめ、ストラヴィンスキーやドビュッシーなどの名曲が彩る、“シネマティックオペラ”。ヨーロッパ映画賞で「作品賞」「監督賞」とともに「俳優賞」を受賞し、「名誉賞」を贈られたマイケル・ケインが見せる名演と、自身のような大女優を演じゴールデン・グローブ賞にノミネートされたジェーン・フォンダら豪華キャストによる競演が奏でるフィナーレを楽しみにしていて。『グランドフィナーレ』は4月16日(土)より新宿バルト9、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほかで全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月16日名優マイケル・ケインが主演を務める映画『グランドフィナーレ』の予告編映像が公開になった。本作は、オスカー受賞作『グレート・ビューティ/追憶のローマ』のパオロ・ソレンティーノ監督の最新作で、圧倒的な映像美と重厚な人間ドラマの一端を予告編から垣間見ることができる。その他の画像/予告編が公開予告編の冒頭に登場する男が本作の主人公フレッドだ。世界的に有名な音楽家で、作曲も指揮も高く評価されてきたが、現在は引退し、アルプスの高級ホテルで優雅に余生をおくっており、英国女王陛下の演奏依頼も“私事”を理由に拒否する。ホテルには様々な人々が集っており、フレッドもまた“成功者”として振舞っているが、彼のこれまでの人生は決して“栄光”ばかりではなかった。音楽に人生のすべてを捧げてきた彼は、娘に家族を顧みなかったと責められ、これまでの自分の人生に果たして意味があったのかと自問する。苦悩する老音楽家の表情と、穏やかに時間が流れる美しいホテルとアルプスの大自然、そして流麗な音楽のコントラストが印象的だ。映像にはケインだけでなく、主人公の娘を演じたレイチェル・ワイズ、主人公の親友を演じたハーヴェイ・カイテル、ホテルに投宿中に俳優を演じるポール・ダノ、そして大女優ジェーン・フォンダの出演シーンも登場。映像のラストでは、あれだけ復帰を拒んできた主人公が、ステージに立ち、自らの指揮で自作の楽曲『シンプル・ソング』を演奏する場面が描かれる。彼は自分の人生をいかに振り返り、“グランドフィナーレ”を飾るべく再びステージにあがったのか?本作は、名優と重厚なドラマと、美しい映像が揃った“スクリーンでじっくり観たい映画”になっているようだ。『グランドフィナーレ』4月16日(土) 新宿バルト9、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー(C)2015 INDIGO FILM. BARBARY FILMS. PATHE PRODUCTION. FRANCE 2 CINEMA. NUMBER 9 FILMS. C -FILMS. FILM4
2016年02月16日カンヌ国際映画祭を始めとする世界の映画賞42部門ノミネート13部門受賞の快挙を果たし、本年度アカデミー賞主題歌賞にノミネートとなった映画『YOUTH』(原題)が邦題『グランドフィナーレ』として、4月16日(土)より公開されることが決定。併せて、本作のポスタービジュアルが解禁となった。世界的にその名を知られる、英国人音楽家フレッド(マイケル・ケイン)。今では作曲も指揮も引退し、ハリウッドスターやセレブが宿泊するアルプスの高級ホテルで優雅なバカンスを送っている。長年の親友で映画監督のミック(ハーヴェイ・カイテル)も一緒だが、現役にこだわり続ける彼は、若いスタッフたちと新作の構想に没頭中だ。そんな中、英国女王から出演依頼が舞い込むが、なぜか頑なに断るフレッド。その理由は、娘のレナ(レイチェル・ワイズ)にも隠している、妻とのある秘密にあった──。『グレート・ビューティ/追憶のローマ』でアカデミー賞外国語映画賞に輝いたイタリアの奇才パオロ・ソレンティーノがメガホンを握り、観る者を陶酔へと誘う壮麗な映像美で、引退した音楽家がキャリアの最後に大輪の花を咲かせるべく人生のすべてを賭けて大舞台に挑むまでの愛と葛藤を描く本作。主人公の音楽家・アルフレッドには『ハンナとその姉妹』『インターステラー』など数々の映画に出演する名優マイケル・ケイン。また彼の娘に『ナイロビの蜂』『ボーン・レガシー』のレイチェル・ワイズ、親友の映画監督には『天使にラブ・ソングを…』『スモーク』のハーヴェイ・カイテル、人気俳優役を『ルビー・スパークス』『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』のポール・ダノが好演。さらに圧巻の演技を魅せた大女優ジェーン・フォンダは、本作でゴールデン・グローブ助演女優賞にノミネートされた。本年度アカデミー賞にノミネートされた主題歌「シンプル・ソング」を始め、ストラヴィンスキーやドビュッシーなどの名曲が彩る本作。ゴージャスでエレガントな非日常の世界の先には、どんなフィナーレが待ち受けているのか――公開を楽しみに待ちたい。『グランドフィナーレ』は4月16日(土)より新宿バルト9、シネスイッチ銀座、Bunkamura ル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月27日名優マイケル・ケインが主演を務める映画『グランドフィナーレ』が4月16日(土)に公開になる。本作は海外で高い評価を集めており、すでに世界の映画賞42部門でノミネートされ、13部門を受賞している。その他の画像本作でケインが演じるは世界的に著名な英国人音楽家のフレッド。栄光の道を歩いてきた彼は年齢を重ねたことで作曲も指揮も引退し、アルプスの高級ホテルで優雅に余生をおくっていたが、英国女王から出演依頼が舞い込んだことを機に、自身の人生に改めて向き合い、キャリア最後にして最大の舞台に挑もうとするまでを描く。ケインをはじめ、ハーヴェイ・カイテル、レイチェル・ワイズ、ポール・ダノ、大女優ジェーン・フォンダらが出演し、『グレート・ビューティ/追憶のローマ』のパオロ・ソレンティーノが監督を務める。『グランドフィナーレ』4月16日(土) 新宿バルト9、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー(C)2015 INDIGO FILM. BARBARY FILMS. PATHE PRODUCTION. FRANCE 2 CINEMA. NUMBER 9 FILMS. C -FILMS. FILM4
2016年01月27日コリン・ファレル、レイチェル・ワイズ、ジョン・C・ライリー、レア・セドゥ、ベン・ウィショーら豪華キャスト出演の『ロブスター』の日本版ポスターがこのほど解禁となった。“独身者”は、身柄を確保されホテルに送られる。そこで45日以内にパートナーを見つけなければ、自ら選んだ動物に変えられ、森に放たれる。そんな時代、独り身になったデヴィッド(コリン・ファレル)もホテルに送られ、パートナーを探すことになる。しかしそこには狂気の日常が潜んでいた。しばらくするとデヴィッドは“独身者”が暮らす森へと逃げ出す。そこで彼は恋に落ちるが、それは“独身者”たちのルールに反することだった――。第68回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した本作。このほど解禁された日本版オリジナルポスターは、6人の主要キャストの面々の顔が映し出され、本作の個性的な作風が窺えるビジュアルに仕上がっている。主演のコリンは、これまでのイケメンのイメージからは想像できない極太眉とヒゲで太ったさえない中年男性としての姿を披露。顔が隠れるほどの大きなサングラスをかけるレイチェルや、“独身者たちのリーダー”を演じるレアの厳しい表情も意味深だ。さらに、プールにつかり水をしたたらせながら何故か鼻血を流しているベンや、森の中にたたずむジョン、ホテルのメイド姿のアリアーヌ・ラベド、そして目に付く「ここでは、45日以内にパートナーを見つけなければ、あなたは動物に変えられます――。」というコピー…。なんともミステリアスなビジュアルが内容への興味をかき立てる。また、特別鑑賞券の特典のクリアファイルに使われている海外版のオリジナルポスターのビジュアルにおいては、シルエットのみで記された何かをを抱きしめるコリンとレイチェルの姿が。コリン曰く「いまだに『ロブスター』のすべてを理解できているわけではないが、ヨルゴス(監督)は一つの価値観を観客に押し付ける監督ではないんだ」とのこと。かなり個性的な作品であることが窺える本作、今後の続報を楽しみに待ちたい。『ロブスター』は、3月5日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月26日「元気デスカ?」の日本語と共に現れたのは、クリステン・リッターとレイチェル・テイラー。すらっと長身の美女2人が揃って日本にやって来たのは、新作ドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」のプロモーションのためだ。2人並んでソファに座っているだけで絵になる上に、笑顔を交わす様子も華やかに弾んでいて何だか“女子っぽい”が、油断してはいけない。「私、ドラマの中では壁に男を投げ飛ばしているのよ」と、クリステンが笑う。「壁に男を投げ飛ばす」のは、クリステン演じるタイトルロール、ジェシカ・ジョーンズが“元ヒーロー”だから。マーベルコミックを原作にした本作では、超人パワーを駆使するヒーローから一転、現在は私立探偵として生きるジェシカの日常が描かれる。「すごくユニークな設定だし、演じがいがあるわ。ヒューマンドラマ、アクション、コメディといった全ての要素が、ひとつの役に詰まっているようなものだもの」。一方のレイチェルが演じるのは、ジェシカの親友トリッシュ・ウォーカー。ラジオの人気パーソナリティとしてセレブ生活を送るトリッシュは、ジェシカを最もよく知る人物だと言える。「ジェシカとトリッシュは強い友情で結ばれているの。私が最も惹かれたのは、まさにその部分ね。2人の関係は、複雑だけれど互いに対する忠誠心がある。すごく魅力的だと思うわ」。「彼女たちみたいな友情の描かれ方って、TVドラマではあまり見かけないでしょう?」とクリステンが付け加える。「ジェシカとトリッシュは女性同士だけど、ドレスや男、ハイヒールの話を全然しないのよ(笑)。そんな2人の関係性には、私自身もすごく共感できる。彼女たちのように、深い絆で結ばれた友達が私にもいるから」。確かに、ジェシカたちの日常は不穏な空気に包まれていて、「ドレスや男、ハイヒールの話」に時間を費やしてはいられない。元ヒーローであること、孤高の探偵であること、そして、異様な執着を見せてくる最強の敵キルグレイヴの存在がジェシカをトラブルへと導き、トリッシュを巻き込んでいく。とは言え、ジェシカもトリッシュも魅力的な女性である以上、ロマンスと無縁に生きるのは無理。「男の話」はたまにするかも?「そうね。ルーク・ケイジとの関係なしにジェシカの物語を綴ることはできないわ。2人のロマンスは、原作コミック以上に複雑なものになるの。ジェシカの心には、ある過去が大きくのしかかっている。ルークにも関わることだから尚更ね。そんな2人の関係を演じるのは楽しいわ。ルーク役のマイク・コルターも本当に素敵なの。見かけはタフガイだけど(笑)、心優しい男性なのよ」。(クリステン)「マイクは本当に素敵よね!」と同意するレイチェルだが、トリッシュにも意外過ぎる男性とのロマンスが。「すごくダークな関係だと思うわ。ある意味、ジェシカとキルグレイヴの関係の縮小版だと言えるかもしれないわね」。ジェシカとトリッシュを熱演する身であると同時に、彼女たちの最大の理解者でもあろうとするクリステンとレイチェル。スリリングな人生を送る自分の役に向けてそれぞれアドバイスをしてもらうと、「ジェシカ、お酒は控えめにね!ってところかしら」とクリステン。レイチェルも後に続く。「トリッシュは農家に嫁いで、子供を産んで、体重を25kgくらい増やして、鶏に囲まれながら地に足のついた生活をすべきね。セレブな世界とは距離を置いた方がいいと思うわ(笑)」。さらには、女優として活躍する自分自身の人生に目を向けてもらうと、やはり地に足のついたコメントが飛び出した。「私が常に言っているのは、努力が大事だということ。私は小さな町の出身なのだけど、今はこうして東京で取材を受けている。それは集中を怠らず、献身的に努力を重ねてきた結果だと思うわ。願いは叶うものだと思う。でも、そのためにはものすごく大きな努力が必要なの」。(クリステン)「これまでキャリアのアップダウンも経験したけど、落ち込まずに立ち上がり続けてこられた。そんな自分を誇りに思っているの。何があっても頑張り続けるって重要よ。そこに、ちょっとの運が加われば最高ね」。(レイチェル)「ジェシカ・ジョーンズ」の撮影中もやはり、常に努力を重ねていた様子のクリステン。「ジェシカは一生に一度の役だと思う」と明かす表情は真摯だ。「役者の仕事を始めて長いけど、ここまでの題材と役に恵まれたことを感謝しているの。私は本当に幸せ。仕事への姿勢を改めて学ぶこともできたわ。この役が私にどんな変化をもたらすか、今はまだ分からない。でも、私たち2人とも出演が決まってから(撮影地である)ニューヨークに引っ越したのよ。それもひとつの大きな変化よね(笑)」。「私の場合は、マーシャルアーツにすっかり恋をしてしまったことが最大の変化かしら」とレイチェルが続く。「こんなにアクションをする役は初めて。クラブマガ、空手、ボクシング…、いろいろやっているわ。腕も結構上がったのよ(笑)」。変化するのは彼女たち自身だけではない。ジェシカとトリッシュの変化にも注目してほしいと、レイチェルが締めくくる。「鶏に囲まれながら地に足をつけて…なんて冗談。変化していく彼女たちに、本当はアドバイスなんて必要ないの。この物語はジェシカにとっても、トリッシュにとっても結局は贖罪の物語なのだと思う。2人がたどり着いた先で見つけるものを知ってほしいわ」。(text:Hikaru Watanabe/photo:Yuko Kosugi)
2015年11月18日ハーイ、みなさん!先日開催されたエミー賞を観ましたか?すごく盛り上がりましたよね。これまで何度もノミネートされながら無冠だったジョン・ハムが、ドラマシリーズ部門でついに悲願の最優秀主演男優賞に輝きました!そしてもう1つのハイライトは(特に「ゲーム・オブ・スローンズ」ファンにとってはね)、「ゲーム・オブ・スローンズ」が、テレビシリーズでは史上最多となる12部門を制覇して、エミー賞に新たな歴史を刻んだことです。さて、テレビ界は最大の祭典を終えたので、そろそろ2016年のアワードシーズンの準備が始まります。ハリウッドの最大のイベントといえば、もちろんアカデミー賞です。いつもこのくらいの時期から、オスカーにかかわる作品が続々と映画館で上映され始めます。中には、すでにオスカー有力と噂になっている人や作品も。そこで今月は、助演女優賞と主演女優賞の候補をチェックしたいと思います!助演女優賞は…。今のところ、候補者はいろんなタイプの女優さんが選ばれそうですよ。ケイト・ウィンスレット『STEVE JOBS/スティーヴ・ジョブズ(原題)』ジェーン・フォンダ『YOUTH/ユース(原題)』ジェニファー・ジェイソン・リー『THE HATEFUL EIGHT/ザ・ヘイトフル・エイト(原題)』ジョアン・アレン『ROOM/ルーム(原題)』レイチェル・ワイズ『YOUTH/ユース(原題)』そして今の時点で最有力なのは、『CAROL/キャロル(原題)』のルーニー・マーラ。ルーニーは今年のカンヌ国際映画祭で、誰もがケイト・ウィンスレットが受賞すると思っていた最優秀女優賞を獲得したばかりなんです。助演女優賞でルーニーの最大のライバルになりそうだと言われているのが、『THE DANISH GIRL/ザ・デニッシュ・ガール(原題)』のアリシア・ヴィキャンデル。この映画はとても注目されているので、きっと複数の部門でノミネートされる気がします。だからこの映画に注目していてね。次は主演女優賞ね。こちらはビッグネームが多いです。ケイト・ブランシェット『CAROL/キャロル(原題)』ブライス・ダナー『I’LL SEE YOU IN MY DREAMS/アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリームス(原題)』シャーリーズ・セロン『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ジェニファー・ローレンス『JOY/ジョイ(原題)』ブリー・ラーソンとアリシア・ヴィキャンデルも、『ザ・デニッシュ・ガール』でノミネートされるかもしれません。アリシアを知らない人のために少し説明すると、彼女はスウェーデン出身の女優で、“マイケル・ファスベンダーの彼女”として有名でした。でも二人は最近、別れたみたい。アリシアは今最も忙しい女優の一人だから、いい時期だったかもしれませんね。これから公開予定の出演作は、なんと5本も控えています。人気急上昇中ね。批評家から絶賛された『EX MACHINA/エクス・マキナ(原題)』や『コードネームU.N.C.L.E.』で、彼女が気になった人も多いかも。オスカー有力の『THE DANISH GIRL/ザ・デニッシュ・ガール(原題)』は、アメリカでは11月に公開予定です。彼女が助演と主演のどちらにノミネートされるかは、オスカー会員が彼女の演技をどちらにカテゴライズするか次第です。とにかく彼女はこれから要チェックの女優さんよ!(text:Lisle Wilkerson)
2015年09月30日レイチェル・マクアダムスとテイラー・キッチュに交際のうわさが流れている。36歳のレイチェルと34歳のテイラーは、TVドラマ「True Detective」(原題)の第2シーズンで共演。これをきっかけに交際が始まったようだ。2人は先月、ウエスト・ハリウッドのレストランでのディナー・デートを目撃された。レイチェルとテイラーは共にカナダ出身で、以前から友だちだったが、撮影中に親しくなったという。「Us Weekly」誌上では関係者が、レイチェルとテイラーの交際はまだ始まったばかりだと話している。レイチェルは『きみに読む物語』のライアン・ゴズリングを始め、『ミッドナイト・イン・パリ』のマイケル・シーン、『Southpaw』(原題)のジェイク・ギレンホール、とたびたび共演者と恋に落ちてきた。一方、テイラーはフィットネス・インストラクターのジェニファー・ウェルチと最近破局したばかり。関係者は「Us Weekly」誌上で、恋はまだ満開かどうかは分からないが、2人は互いに夢中でいつも話をしていると語っている。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月03日レイチェル・マクアダムスが、故郷のカナダで行われた妹の結婚式でプライズメイドを務めた。23日(現地時間)、レイチェルの妹でメイクアップ・アーティストのケイリーンと映画プロデューサーのエヴァン・ターナーの結婚式がカナダのムスコカにあるロッジで行われ、レイチェルは明るいブルーのホルターネックのドレス姿でブライズメイドとして参列した。ケイリーンは大学生の時に、姉の主演作『きみに読む物語』の撮影現場へ見学に行ったのをきっかけに、メイクアップ・アーティストを目指すようになり、現在はロサンゼルスを拠点にズーイー・デシャネルやリリー・コリンズをクライアントに持つアーティストとして成功している。もちろん姉のメイクも彼女の担当だ。映画祭やパーティのレッド・カーペットを揃って歩くことも多い2人はとても仲が良く、仕事のみならずプライベートでも一緒に旅行している。妹の晴れの日に、レイチェルは感極まってうれし涙を浮かべていた。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月27日ワイズ(Y’s)が14SSに続き、15SSコレクションでビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)とのコラボレーションサンダル「ビルケンシュトック フォー ワイズ(BIRKENSTOCK for Y’s)」を発売した。2モデル展開。価格は各3万4,000円、ワイズ全店舗にて取り扱い。新作2型には、ビルケンシュトックの機能的なインソール「フットベッド」にワイズがオリジナルでデザインしたアッパーが組み合わされている。「リングトングモデル」は、太いベルトが足をしっかりホールド。もう一方の「ベルテッドモデル」はストラップが一連になったようなデザインでクールな印象だ。両モデル共に、2.5cm のプラットフォームソールとブラックカラーの「フットベッド」をセレクト。2色展開のアッパーは2色展開で、ホワイトはソールのブラックと鮮烈なコントラストを放つ。ブラックはソールと統一されミニマルな雰囲気に仕上がっている。14SSのコラボモデルと同様に「フットベッド」後部側面には14SSコラボモデルと同様「BIRKENSTOCK for Y’s」のロゴが付く。シンプル、機能的かつディテールにこだわっている点がワイズらしい。
2015年04月08日ワイズ(Y’s)は2月6日、アディダスとのコラボレーションによるスニーカー「ワイズ スーパー ポジション(Y’s Super Position)」(2万3,500円)を発売した。同名は現ヨウジヤマモト青山本店の旧称だ。このシューズはデザイナーの山本耀司とアディダスが手掛けるレーベル「ワイスリー(Y-3)」を通した、両者のパートナーシップから生まれたもの。「アディダス オリジナルス(adidas Originals)」の「スーパースター」に、山本耀司の感性が取り入れられた。「ワイズ スーパー ポジション」において、スリーストライプスは手縫いのステッチで表現されている。その縫い糸はアッパーに収まることなく垂れ下がり、スーパースターにはない新たなアクセントとなった。更に、貝殻を象るラバーのシェルトゥキャップがスムースレザーに置き換わり、アイレットがスウエードへ、ライニングがソフトレザーへと大胆にカスタムされている。その他、シュータンにブランドネームを、ヒール横に「Y’s Super Position」と記されたロゴは、シューズのカラーバリエーションに合わせて変化する。ホワイトモデルはスーパースターのカラーを受け継ぐゴールドに、ブラックモデルは染色なしで刻印だけがスマートに施された。また、ヒールタブもホワイトモデルではグレーを、ブラックモデルではホワイトをそれぞれ採用している。取り扱いはワイズの直営店の他、スタイルズ代官山、アンディフィーテッドの東京店と静岡店、ヴィエー(V.A.)にて行われる。
2015年02月06日「パルムドールを受賞して、確かに人生が大きく変わったわ。でも、女優として10年歩んだ積み重ねがあるからこそ、より幅広いチャンスに恵まれるようになったんだと思うの。今回、『美女と野獣』のベルを演じたおかげで、街で子どもに声をかけられることも増えたのよ」。『アデル、ブルーは熱い色』で女優として史上初めて、カンヌ国際映画祭で最高賞の「パルムドール」を受賞。数々の話題作に出演する一方で、「PRADA(プラダ)」の新作フレグランス「PRADA CANDY FLORAL (プラダ キャンディ フロラーレ オーデトワレ)」の広告モデルを務め、ファッションアイコンとしても注目を浴びるのがフランス生まれの女優、レア・セドゥだ。来年クランクインが予定される『007』シリーズの最新作『Bond 24』(原題)で、ボンドガールにも決定した彼女が、フランスで語り継がれる永遠のファンタジーを実写映画化した『美女と女優』でヒロインのベルを演じている。公開を前に約2年ぶりの来日を果たし、インタビューに応じた。ディズニー長編アニメでも知られる『美女と野獣』だが、もとは18世紀にフランスで生まれたおとぎ話が原作。母国では1946年に芸術家のジャン・コクトーが映画化しており、「私にとっても、コクトー版はインスピレーションの源になったわ。違いがあるとすれば、今回私が演じたベルは愛を発見することで、少女から大人への成長を遂げる点。自分自身で運命を切り開こうとする姿もとてもモダン的だと思うわ」と語る。さらに「私はベルが強い意志をもった女性であってほしいと願った。運命に流されるのではなく、野獣と対等な存在にしたかったの」とも。そんな思いは、役柄を飛び越えて、彼女自身の仕事に対するスタンスにも色濃く反映されている。「作品選びのキーになるのは、監督ね。題材や役柄、共演者も大切だけど、やはりどんな監督と仕事できるかが最も重要な要素だわ」。野獣を演じるのは、フランスを代表する国際派スターのヴァンサン・カッセル。レアにとっては世界を舞台に活躍する“先輩”でもある。「彼とはキャリアについて話をしたわ。ちょうどこの作品を撮っている頃は、多忙を極めていたの。そんな私にヴァンサンは『そろそろバカンスを取ったら?』って言ってくれた。ただ、いまは彼の方が働き過ぎかもしれないけれど(笑)。現場での彼は本当に冗談好きで、何度も笑わされた。バカンス?去年のクリスマス休暇にモロッコに行ってきたわ」と共演をふり返る。「野獣はもちろん、家族のなかで孤立しているベルもまた、アウトサイダーなの。そんな2人が結びつくのが今回の『美女と野獣』のユニークな魅力ね。私もどこか夢見がちで、想像上のお友だちと遊んでいるような子どもだった。周りからはちょっと浮いていたかもね。ベルを演じるということはとても光栄だし、すぐさま私のための映画だと確信したわ。魅惑的なヒロインが、愛を見つけるために冒険に繰り出すなんて、とっても素敵だもの」。■レア・セドゥ1985年7月1日、フランス・パリ生まれ。セザール賞にノミネートされた『美しいひと』(’08)で注目を浴びた後、クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』、リドリー・スコット監督の『ロビン・フッド』、トム・クルーズと共演した『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』といったハリウッド大作で存在感を発揮。ブノワ・ジャコー監督の『マリー・アントワネットに別れをつげて』で再びセザール賞候補となり、ウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』、本年度のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された『イヴ・サンローラン』、レイチェル・ワイズと共演する“THE LOBSTER”など話題作への出演が相次いでいる。『美女と野獣』は11月1日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:美女と野獣 2014年11月1日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開(C) 2014 ESKWAD - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTIONACHTE / NEUNTE / ZWOLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS
2014年10月27日「ワイズ(Y’s)」は、「ドクター マーチン(Dr.Martens)」とのコラボレーションブーツで新たなカラーバリエーションを展開する。この10ホールブーツは13SSコレクションで登場したもの。14-15AWコレクションでは、スエードレザーにスネークパターンをエンボス加工した新色「オフホワイトスネーク」を追加。エアクッションの配色もワイズ独特のスモークブラックに変更し、アイレットは最上部のみシルバーを使用するなど、細部までディティールにこだわっている。バックジップにはスムーズに開閉出来るよう、“Air Wair”のタグを取り付けた。価格は4万4,000円で、11月から全国のY'sショップで取り扱われる予定。
2014年10月15日2014年秋、話題作がひしめく中で、続けて公開される2作品に重要なキーパーソンとして出演している女優、レイチェル・マクアダムス。『ラブ・アクチュアリー』などのラブコメの巨匠、リチャード・カーティス監督の集大成ともいえる『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』(9月27日公開)では、持ち前の親しみやすさでキュートな存在感を放つ一方、フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作となった『誰よりも狙われた男』(10月17日公開)では、スパイ小説の大家ル・カレの世界を映像に昇華させたアントン・コービン監督のもと、シリアスな演技を披露する。まったくタイプの異なる作品ながら、両監督がそろって絶賛するレイチェルの魅力に迫った。1978年、カナダ生まれのレイチェルは、幼いころから演技に携わり、早くから女優の道を志していた。テレビドラマなどに出演したのち、リンジー・ ローハン主演のティーン映画の金字塔『ミーン・ガールズ』(’04)で“意地悪な”学園の女王を演じて注目を集める。そして、同年、ライアン・ゴズリングと共演した『きみに読む物語』の大ヒットで世界的にブレイクを果たした。2005年には『ウエディング・クラッシャーズ』や『幸せのポートレート』に出演。さらに、ロバート・ダウニー・Jr&ジュード・ロウ共演の『シャーロック・ホームズ』(’09)と、続く『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』(’11)ではアイリーン・アドラー役を軽やかに演じて印象を残した。作品ごとにまったく違った姿を見せる変幻自在の演技力で、名だたる巨匠監督たちにも愛されており、11年にはウディ・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』、12年にはヴェネチア国際映画祭とトロント国際映画祭で上映されたテレンス・マリック監督の『トゥ・ザ・ワンダー』、そしてブライアン・デ・パルマ監督の『パッション』と相次いで出演してきた。今後は、ジェームズ・フランコと共演するヴィム・ベンダース監督の『Every Thing Will Be Fine』(原題)や、ブラッドリー・クーパーと共演するキャメロン・クロウ監督作が控えるなど、いまや、ハリウッドには欠かせない存在となっている。『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』では、注目の新鋭・英国男子、ドーナル・グリーソン演じる主人公ティムの恋人で、後に妻となるメアリー役に。キュートで親しみやすい笑顔を振りまきながら、実直な演技でハートウォーミングな物語に華を添えている。カーティス監督は、そんなレイチェルを起用を、「以前から切望して、今回やっと叶った。『ミーン・ガールズ』での演技を観て、レイチェルならコメディを演じ切れるはずだという確信があったんだ」と明かす。「彼女はどの作品でも素晴らしい演技を見せてくれるし、癒しの力を持っている。彼女は非常に面白味のある女優だし、この映画でも見事に才能を発揮してくれたと思う。シーンのたった10秒で、私が望む通りの感情を表現してみせ、台本なんて必要ないんじゃないかと思うほどだったね。彼女はスタートした瞬間からすべてを表現しているから、初めて見る素晴らしい才能にちょっと圧倒されたよ」と絶賛した。一転、『誰よりも狙われた男』では、人権団体に所属する若い弁護士アナベル・リヒター役を演じたレイチェル。国際指名手配されている謎めいたチェチェン人イッサ・カルポフを助けるため尽力し、イッサと、フィリップ・シーモア扮するテロ対策のスパイチームを率いるバッハマン、そしてウィレム・デフォー演じるハンブルグの大手銀行家とを結ぶ重要な役どころを熱演する。ル・カレの原作小説を、スタイリッシュな映像感覚と繊細なストーリーテリングで、ハイクオリティな知的エンターテイメントに仕立てたコービン監督は、「今回、レイチェルは普段演じているような役柄ではなく、よりシリアスで挑戦的な役を演じているが、とても素晴しかったよ」とふり返っている。「裕福な家庭に育ったアナベルを演じる彼女の姿はとても美しかった。彼女の父親は裁判官の設定だが、アナベルは彼女なりに反抗をするんだ。今回、レイチェルは本当によくやってくれたと思う。ウィレムとフィリップの役の間で、非常に美しいバランスをもたらしてくれた」と、実力派キャストが勢ぞろいした本作での健闘を称えた。まるで別人のような、この2作での彼女にぜひ注目してみて。『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』は9月27日(土)より全国にて公開。『誰よりも狙われた男』は10月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アバウト・タイム愛おしい時間について 2014年9月27日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2014年09月18日ジェイク・ギレンホールとレイチェル・マクアダムスが交際しているらしいとうわさになっている。2人は先週、一緒に出かけているところを何度も目撃されている。7日(現地時間)にはニューヨーク市内のカフェで食事をしてから、マディソン・スクエア・ガーデンで開催されたボクシングのミゲル・コット対セルジオ・マルティネスの試合を観戦したという。カフェで2人を目撃した人物は、ジェイクとレイチェルは一緒に店にやって来て並んで座ると、熱心に話し込んでいたという。その数日前にはピッツバーグでも一緒に食事していたそうだ。2人は現在、『それでも夜は明ける』のルピタ・ニョンゴやフォレスト・ウィテカーと共演するボクシング映画『Southpaw』(原題)の撮影中。彼らの関係について、「ただの仲のいい共演者同士」で、一緒に出演作のためのリサーチをしているだけと主張する友人たちもいる。ジェイクはキルステン・ダンストやリース・ウィザースプーン、テイラー・スウィフトらと交際歴があり、昨年12月にモデルのアリッサ・ミラーと破局している。ちなみにレイチェルは『きみに読む物語』のライアン・ゴズリング、『ミッドナイト・イン・パリ』のマイケル・シーン、と共演者と恋に落ちることが多い。(text:Yuki Tominaga)
2014年06月11日「ワイズ(Y’s)」は、英アウターウエアブランド「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」とのコラボレーションコートを9月初旬に発売する。デザインはワイズオリジナルパターン。テキスタイルはマッキントッシュのゴム引き生地を使用。取り外し可能なウールライナー付き。春・秋・冬と3シーズンに対応する。カラーはブラックとベージュの2色展開。価格はショートコートが22万500円、ロングコートが24万1,500円。全国のワイズ店舗で販売される。マッキントッシュは様々なブランドやショップとのコラボを積極的に展開しており、今夏には韓国人デザイナー、バジョウ手掛けるストリートブランド「99% IS-」との異色のコラボコレクションを発売した。
2013年08月27日「ワイズ(Y’s)」は、鹿児島の木工作家のアキヒロジン率いる「アキヒロ・ウッドワークス(AKIHIRO WOODWORKS)」とのWネームのマグカップとカフェオレ・ボウルを発売した。このコラボレーションは、「手で作るプロダクトデザイン」というアキヒロ・ウッドワークスの作品にワイズが共感し実現した。木製のマグカップ「ジンカップ(JINCUP)」(3万1,500円)は八角形のフォルム。職人技術により手に馴染むように製作され、飲み口は薄く滑らかに削り出されている。カフェオレ・ボウル(3万7,800円)は、木製ならではの質感を残すため厚みを残し外側を荒く削って仕上げられた。両商品共に、鹿児島県産のタブノキを素材に使用。上部は漆で色付け。赤と黒の2色展開で、全国のワイズ店舗と公式オンラインショップで取り扱う。アキヒロジンは2002年に木工作家としての活動を開始。オーダー家具やオリジナルのプロダクト製品の製作、店舗や住宅内装、インスタレーション作品の発表など活動の幅を広げている。アキヒロ・ウッドワークスは、同氏とその父、三男の3人で運営。先月には大阪・ディエチと東京・トーキョーカルチャート by ビームスで企画展を開催した。
2013年08月09日つねにどんなファッションにもチャレンジします!ファッションアイコンとして注目されることも多い、米女優のRachel Bilson(レイチェル・ビルソン)。代表作となった青春ドラマの「The O.C.」で知る人も多いだろう。身長157cmと海外セレブのなかでは小柄な彼女だが、可愛らしく、またコンパクトにも上品に、多様なカジュアルタイプのスタイリングを、さまざまな場で見せてくれている。そうしたスタイリングは、日本人にも取り入れやすく、コーディネートの参考になるところだが、彼女はファッションに対し、とても貪欲らしい。現地時間20日、ロサンゼルスで行われたBlackBerry社の新端末「BlackBerry Z10」のお披露目パーティーに参加した彼女は、自身のファッション観について「ファッションに関して『NO』とは言いたくないの。私のモットーはどんなものでも一度試してみることよ。」と語ったそうだ。ブームはプレイド柄!スタイルキープも怠らず“まずは試して、ダメならやめる”――とらわれることなく、果敢にチャレンジすることこそ、彼女を洗練されたファッショニスタたらしめているところらしい。今のマイブームは、マルチカラーを利用した格子柄のプレイド柄だそうで、たくさんのプレイド柄アイテムを持っているという。また、スタイルキープにも余念がない。レイチェルはダンスが大好きだそうで、ダンスは体型を保つエクササイズとして、素晴らしい方法のひとつだとも語っている。日々の努力と積極的なチャレンジ精神が、彼女の美しさを支えているようだ。元の記事を読む
2013年03月26日作家ライマン・フランク・ボームによる不朽の名作「オズの魔法使い」の前日談をディズニーが完全映画化した『オズ はじまりの戦い』。手がけたのは『スパイダーマン』3部作のサム・ライミ監督と、『アリス・イン・ワンダーランド』のスタッフたち。一人のマジシャン、オズが偉大なる魔法使いになるまでの戦いを描いたアクション・ファンタジーとして話題沸騰中!東の魔女エヴァノラを演じたのは、『ナイロビの蜂』でアカデミー賞を受賞した演技派女優、レイチェル・ワイズ。このたび来日した彼女へのインタビューを届けよう。■この役柄を受けたいと思った理由はこの企画のどんな要素でしたか? エヴァノラを演じることに本当の意味で魅力を感じたのは、バッド・ガールになれるということだったと思うの。彼女は悪行を大いに楽しんでいるわ。このキャラクターに私が惹かれたのもその部分だと思うの。それに脚本も気に入ったわ。小説「オズの魔法使い」の優れた前日譚であり、あの魔法使いの出現の物語が素晴らしい想像力で描かれていると思ったの。それにサム・ライミと一緒に仕事ができることにも興奮したわ。私は彼の映画のファンだったけれど、今では彼自身の大ファンにもなったの。サムの演出を受けることはとても楽しかったし、彼は本当に素晴らしい人なの。それに、ジェームズやミラやミシェル、素晴らしいキャスト陣。呼ばれて嬉しい最高な企画だった。■あなたが演じた役柄は? 私が演じたのは魔女の1人の東の魔女エヴァノラ。エヴァノラがこの映画に登場するのは、ちょうどオズがエメラルド・シティにやって来た時期。エメラルド・シティには、ある予言があり、オズの国を救ってくれる魔法使いの出現を私たちは待っていた。そんなときにオズが現れると、ミラ・クニス演じる私の妹の西の魔女セオドラは、彼の名前がオズなので、彼こそがその魔法使いだと考えるのよ。でも私は確信が持てなかった。彼はペテン師かもしれないと思っていたの。それに私には王座を守ろうという意識が強くあった。そこで彼を試すのよ。彼が本当に予言された魔法使いなのかどうかをね。■エヴァノラはオズにどんな任務を与えたのですか。また彼女は彼に何を求めていたのですか? 私の演じるエヴァノラはオズに任務を与えるの。彼女は基本的に映画全編を通して嘘ばかりついているけれど、彼についた嘘の中でも大きなものの一つが、彼が南の魔女グリンダを殺しさえすれば予言が実現したことになるというもの。彼はそれには気が進まないわ。誰かを殺すことなんてしたくないもの。だけど、目にしたゴールドは素晴らしいし、その数も多かったから、とうとう彼はグリンダを殺すために出かけてゆくのよ。でもそれは、良い魔女を彼に殺させようとエヴァノラが仕組んだことだった。■魔女には特殊な能力があるのですか? 3人の魔女はそれぞれ魔法の力を持った装身具を持っているの。エヴァノラが身に着けているのはお守りで、これが彼女の魔法の力の源になっているのよ。彼女は指先から稲妻を出すことができるわ。セオドラは指輪を身に着けていて、火を発生させることができるの。グリンダの力は魔法の杖が源になっているわ。彼女は魔法の杖で水を操ることができるのよ。■監督のサム・ライミはいかがでしたか? サム・ライミは、信じられないほどの情熱と、素晴らしくも子供のようなイマジネーション、ウィット、そして人間性をこの作品に注ぎ込んでいるわ。彼には物語を語るという美しい能力があるわ。本当に素晴らしいストーリーテラーよ。サムは間違いなく愛すべき人物で、信じられないほどのエネルギーの持ち主ね。撮影現場でもいつもジョークを飛ばして人々を笑わせるの。彼の演出を受けたことを心から楽しんだわ。■あなたの演じたキャラクターのためにロバート・ストロンバーグが作ったセットはいかがでしたか? ロバートは支配者エヴァノラのために美しいエメラルド・シティ・パレスを作ったわ。すべてが本当にグリーンなのよ。美しくて大きな玉座もあり、私が颯爽と降りてきて登場する美しく大きな階段もあったわ。とても壮麗でいかにも宮殿にふさわしい威厳のある様相だったわ。■この映画ではいくつかのアクションも演じていますが、そのために特別なトレーニングをしましたか? 飛ぶ練習をしたわ。私はフリー・スタイルのような感じで飛ぶのよ。ドレスの下にハーネス(安全ベルト)をつけて上に上げられるの。あれは本当に楽しかった。上にいるときに、突然、うわあ、もし落ちたとしても絶対に安全だなんて本当にすごいわ、と思う瞬間があったわ。それでもやっぱりちょっと怖くなるものよ。だけど、私たちが安心できるようにスタッフが素晴らしい仕事をしてくれていたの。飛ぶことなんて、日常で簡単にできることではないものね。■今回の作品では、オズの国の様々な要素がL・フランク・ボームの小説シリーズで描かれているものから出来上がっていますが、ボームの小説に、今日でも人々から慕われる魅力があるのはなぜだと思いますか? 善対悪、ファンタジー、それに魔法使いを信じるか信じないかという物語は、まさにおとぎばなしそのものよ。子供の寓話や民話のようなお話ね。つまり典型的な伝統物語と同じなのよ。L・フランク・ボームはそういう部分を呼び起こさせているんだわ。■作品情報『オズ はじまりの戦い』 ・公式サイト 監督:サム・ライミ出演:ジェームズ・フランコ、ミシェル・ウィリアムズ、レイチェル・ワイズ、ミラ・クニス2013年3月8日(金)3D・2D全世界同時公開配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2013年03月07日2年以上前から交際中だったレイチェル・マクアダムスとマイケル・シーンが破局を迎えていたことが明らかになった。34歳のレイチェルと44歳のマイケルはウディ・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』で共演し、2010年秋から恋のうわさが流れ始め、翌年5月に交際を公表した。昨年11月には、マイケルが出演した『トワイライト・サーガブレイキング・ドーンPart2』のプレミアに一緒に出席するなど、仲むつまじい様子を見せていたが、関係者は「Us Weekly」誌に「2人は関係に終止符を打ちました」と語った。レイチェルはかつて『きみに読む物語』で共演したライアン・ゴズリングと交際していた。一方のマイケルは、舞台で共演し8年間交際したケイト・ベッキンセールとの間に14歳の娘がいる。互いに共演者と恋に落ちやすい自覚があるのか、3週間以上離れて過ごさないよう努力していたというが、実力派の売れっ子同士はすれ違いを余儀なくされてしまったようだ。だが、2人と親しい別の人物は「破局は一時的なもの」と「E! News」に話している。「本当に別れてしまったわけではないようです。一時的な話ですよ」と語るこの人物は、2人はすぐに仲直りするだろうと予測している。(text:Yuki Tominaga)
2013年03月01日