エマ・ストーン出演最新作『THE FAVOURITE(原題)』が、批評家から絶賛を受け、第75回ヴェネチア国際映画祭で早くも各賞の最有力として注目されていることが分かった。■ヴェネチア国際映画祭にて各賞の最有力にあがる現在開催中のヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門の1作として、現地時間8月30日(木)、注目のエマ・ストーン出演最新作『THE FAVOURITE(原題)』のワールドプレミア上映が行われ、当日から解禁になった映画評では、現時点で批評を掲載した16のメディアが全て絶賛するという異例の高評価。さらにRotten Tomatoes(ロッテントマト)では100%フレッシュをたたき出している(9月3日時点)。ほかにも星取りで軒並み5つ星(5点満点)、A評価を連発する中、早くも作品賞、監督賞、主演・助演女優賞はもちろん、脚本賞、撮影賞、コスチュームデザイン、美術での賞レースのトップランナーとして注目を集めている。監督を務めたのは『ロブスター』『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』の鬼才、ヨルゴス・ランティモス。出演には『ラ・ラ・ランド』や、最新作『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』で実在のテニス選手を演じたエマ・ストーン。オスカー女優で監督の過去作にも出演したレイチェル・ワイズ。ゴールデン・グローブ賞に輝く名女優オリヴィア・コールマンなど、ランティモス監督が信頼を寄せる実力派3女優に加え、ニコラス・ホルト、ジョー・アルウィンといった、フレッシュな美形英国俳優たちが脇を固めている。■ヨルゴス・ランティモス監督とは?ギリシャの監督であるヨルゴス・ランティモスは、両親によって完全に外界から遮断された家庭環境で育てられた少女2人を描いた『籠の中の乙女』や、パートナーのいない人間はホテルに連れていかれ、期間内にパートナーを見つけられないと動物に変えられてしまうという『ロブスター』など、シュールかつ怪しげな世界観を描いてきた。どの作品にも共通して不可解かつ独特のルールが存在し、そのルールに翻弄される主人公も魅力のひとつ。中でも『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』では、コリン・ファレル、ニコール・キッドマン、バリー・コーガンを迎え、1人の医師がある少年を自宅に招き入れたことをきっかけに、息子と娘が突如歩けなくなったり、目から血を流したりと、全く理解できない現象に襲われる物語を描いた。一見ホラーの側面を持ちながら、「これはコメディだ」と語る監督の本作は、カンヌ国際映画祭脚本賞を受賞。それだけに、本作『THE FAVOURITE(原題)』でも、歴史ものの側面をもちながら、どれだけランティモス・ワールドが展開されるのか、ファンならずとも目が離せない。3人の女性が巻き起こすパワー・ゲームがどのように描かれるのか、引き続き注目したい。『THE FAVOURITE(原題)』は2019年2月公開予定。(text:cinemacafe.net)
2018年09月05日Y’s(ワイズ)から、ワイズフォーメン(Y’s for men)以来のメンズ・ジェンダーレスライン「ワイズ バングオン!(Y’s BANG ON!)」が誕生。Y’s表参道で2018年8月24日(金)より発売される。日本語の“番号(バンゴウ)”に起因し、その名に“バングオン(BANG ON)が冠せられた「ワイズ バングオン!」は、モデルごとにナンバーがつくシーズンレスのコレクション。ブランドのスタートを飾るコレクションは13型で構成。それぞれのアイテムには、No.1からNo.13までの番号が振られている。ラインナップには、シャツ、薄手のコート、ワイドパンツなど性差を気にせず楽しめるアイテムに加えて、スカートなどの定番的なウィメンズウェアも登場する。素材は、軽やかなコットンツイルやウールトロピカル、キュプラを採用。また、カラーパレットは、ホワイト、カーキ、ブラックなどのベーシックな色味に、上品なキュプラの光沢を活かした水色をプラスした。まだ暑さの残る秋の始まりにもカジュアルに着こなせるものばかりが揃っている。なお、コレクションのなかには、過去のアーカイブパターンをアレンジしたアイテムも含まれており、手描きのモデルナンバーが1つ1つのアイテムタグにスタンプで手押しされている。そして、服のタグに配された手描きの「Y’s」は、ブランドの創設者である山本耀司が本ラインのために描いたものだ。 【詳細】ワイズ バングオン!発売日:2018年8月24日(金) ※一部アイテムによって異なる。詳細は下記。※オンラインストアでは9月中旬より取り扱い予定。取り扱い:Y’s表参道■コレクション内容詳細No.1~6:トップス(シャツ、コート)計6型 ※No.5/No.6のみ9月中旬発売No.7~11:パンツ計5型No.12~13 :スカート計2型※8月24日(金)発売されたアイテムの素材違いが9月中旬に展開予定。価格帯:23,000~42,000円+税【問い合わせ先】ワイズ プレスルームTEL: 03-5463-1540
2018年08月24日映画『女王陛下のお気に入り』が2019年2月15日(金)より全国ロードショー。監督はギリシャの鬼才・ヨルゴス・ランティモス、エマ・ストーン主演最新作となる。『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーン主演最新作映画『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』で新境地を開いた女優エマ・ストーン。彼女の主演最新作となる映画『女王陛下のお気に入り』では、再び貴族の地位に返り咲くため必死に戦う、召使いの役を演じる。貴族へ返り咲くため戦う召使い役にエマ・ストーン演じるアビゲイルは、18世紀初頭フランスと戦争状態にあるイングランドの女王のもとに入った、新しい召使い。しかし、アビゲイルはただの召使いではなく、再び貴族の地位に登りつめたいと激しい野望を持つ人物だった。レイチェル・ワイズが女王の下で絶大な権力を振るう強者にそんなアビゲイルに惹かれたのが、レイチェル・ワイズ演じるレディ・サラ。レディ・サラは虚弱な女王・アンの幼馴染でありながら、病身で気まぐれな女王の世話をし絶大な権力を振るう強者。そんなレディ・サラと友情を育み、女王の近臣としてサラを手助けするアビゲイル。レディ・サラがサポートしてくれるものの、アビゲイルの行く手には数々の試練が待ち受けていた。共演はレイチェル・ワイズ&オリヴィア・コールマン共演はオスカー女優のレイチェル・ワイズ。ゴールデン・グローブ賞/エミー賞に輝く名女優オリヴィア・コールマンが女王役を担当する。また、実力派に加え、ニコラス・ホルト、ジョー・アルウィンといった、フレッシュな英国俳優たちの登場も作品の魅力の一つだ。監督は“ギリシャの鬼才”ヨルゴス・ランティモスメガホンをとるのは、『ロブスター』でカンヌ映画祭 審査員賞、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』でカンヌ映画祭 脚本賞を受賞した、ヨルゴス・ランティモス。今最も注目されるギリシャの鬼才と呼ばれる人物だ。ベネチア映画祭&ゴールデングローブ賞で快挙、オリヴィア・コールマンが主演女優賞受賞なお、映画『女王陛下のお気に入り』は、第75回ベネチア映画祭のコンペ部門で、FOXサーチライト配給作品として出品されワールドプレミアを実施。審査員大賞の“銀獅子賞”を受賞した他、オリヴィア・コールマンが“女優賞”を受賞し、W受賞となった。またアカデミー賞の前哨戦となる第76回ゴールデングローブ賞においては、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、女優賞(オリヴィア・コールマン:ミュージカル・コメディ部門)、助演女優賞(レイチェル・ワイズ、エマ・ストーン)、脚本賞(デボラ・デイヴィス、トニー・マクナマラ)の主要賞4部門5ノミネート。授賞式では、オリヴィア・コールマンが主演女優賞の受賞を果たした。アカデミー賞で最多10部門にノミネート新たに発表された第91回アカデミー賞においては、作品賞、監督賞(ヨルゴス・ランティモス)、主演女優賞(オリヴィア・コールマン)、助演女優賞(レイチェル・ワイズ、エマ・ストーン)、脚本賞(デボラ・デイヴィス、トニー・マクナマラ)、編集賞(ヨルゴス・モヴロブサリディス)、衣裳デザイン賞(サンディ・パウエル)、美術賞(フィオナ・クロムビー)、撮影賞(ロビー・ライアン)の9部門10ノミネートの快挙。ついにアカデミー賞も本格的になり、この賞レースから目が離せない。エマ・ストーンら着用の舞台衣装が六本木に第91回アカデミー賞で『女王陛下のお気に入り』『メリー・ポピンズ リターンズ』のWノミネート中の衣裳デザイナー、サンディ・パウエルの衣装展が、2月6日(水)より、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催。オリヴィア・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズが『女王陛下のお気に入り』の撮影で実際に着用した舞台衣装が展示される。ストーリー18世紀初頭、フランスとの戦争状態にあるイングランド。虚弱な女王、アン(オリヴィア・コールマン)が王位にあり、彼女の幼馴染、レディ・サラ(レイチェル ・ワイズ)が病身で気まぐれな女王を動かし、絶大な権力を振るっていた。そんな中、没落したサラの従妹アビゲイル(エマ・ストーン)が召使いとして参内し、その魅力がレディ・サラとアン女王を引きつける。レディ・サラはアビゲイルを支配下に置くが、一方でアビゲイルは再び貴族の地位に返り咲く機会を伺っていた。戦争の継続をめぐる政治的駆け引きが続く中、急速に育まれるサラとの友情がアビゲイルにチャンスをもたらすが、その行く手には数々の試練が待ち受けていた。【詳細】映画『女王陛下のお気に入り』公開時期:2019年2月15日(金)監督:ヨルゴス・ランティモスキャスト:エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ、オリヴィア・コールマン、ニコラス・ホルト、ジョー・アルウィン2018年/アイルランド・アメリカ・イギリス映画配給:20世紀フォックス映画原題:The Favourite
2018年07月29日Y’s(ワイズ)のバッグやシューズを中心としたアクセサリーライン「カヨ ナカムラ バイ ワイズ(KAYO NAKAMURA by Y’s)」より、アン-ヴァレリー・デュポン(Anne-Valérie Dupond)とコラボレーションしたカプセルコレクションが登場。2018年5月25日(金)から5月31日(木)までY’s伊勢丹新宿店にて一部先行販売され、6月2日(土)にY’s 表参道店にて全スカルプチャーを展開する。カプセルコレクション「KAYO NAKAMURA by Y’s×Anne-Valérie Dupond」では、アン-ヴァレリー・デュポンによるハンドメイドで作られた、ハンティング・トロフィーとして表現された鹿のスカルプチャーや、鳥、うさぎ、ライオンなどの動物を模したスカルプチャーやブローチを、全て1点物として展開。また、パッチワークを施したシューズやバッグも数量限定で販売される。フランスのテキスタイル彫刻家、アン-ヴァレリー・デュポンは、自分や家族の所有する古い布地や古い家具のファブリック、古着、ヴィンテージレースなどを組み合わせて彫刻作品を作り上げる作家だ。そんなアン-ヴァレリー・デュポンと共鳴して作られたカプセルコレクションのテーマは「再生」。アトリエに残る残布や過去の試作品、サンプルなど、行き場のない過去のクリエーションの断片を集め、再構築することでアイテムを作り上げている。今回のアイテムの素材となった、Y’sの過去のシーズンで使われたテキスタイル、ストール、靴下、染めボタンといったマテリアルの数々は、様々な人の手仕事の集積。物作りへの愛着が宿った素材で、表情豊かなアイテムが生み出されている。【詳細】KAYO NAKAMURA by Y’s×Anne-Valérie Dupond発売日:2018年6月2日(土)~6月14日(木)取扱店舗:Y’s 表参道店住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 西館 1F/B1F■一部先行販売期間:5月25日(金)~5月31日(木)場所:Y’s 伊勢丹新宿店住所:東京都新宿区新宿3-14-1 本館 4F※シューズ・バッグは限定数、その他は全て一点物のため、無くなり次第終了。【問い合わせ先】ワイズ プレスルームTEL: 03-5463-1540
2018年05月26日ワイズ(Y’s)は、現在展開するワイズのフルラインがそろう世界初のフラッグシップストアを4月19日、表参道ヒルズにオープンする。18日、同ストアでプレス内覧会が開催された。ワイズ 表参道 B1F“機能的で品位ある日常着”として自らが確立した独自のカテゴリーの中に、普遍的な価値観とユニークなパターンメイキングで形作られるワイズのクリエイション。表参道店では、メインライン「ワイズ」を中心に、現在展開する「ワイズ ピンク(Y’s PINK)」、「リスマット バイ ワイズ(RISMAT by Y’s)」、「ミチコ バイ ワイズ(MICHIKO by Y’s)」、「カヨナカムラ バイ ワイズ(KAYO NAKAMURA by Y’s)」、「ワイズ エクスクルーシブ(Y’s Exclusive)」、「ジプシー(Gipsy)」の全7ライン、フルコレクションをラインアップ。フラッグシップ限定アイテムの展開やイベントの開催など、表参道店だけのスペシャルコンテンツも用意する。ワイズ 表参道 1Fストアのエントランスとなる表参道に面した1Fフロアは、ライトボックスをイメージし、天井には撮影で使用される大きな照明を配置。スケルトンでギャラリーライクな設えに。ストアコンセプトである「ショーケース(SHOWCASE)」を象徴するフロアとして展開される。階段奥のウォールには大型の「FLIP-DOTS」が国内で初めて常設導入され、印象的な音と視覚効果の演出で、シーズンやコレクションの他、ストアイベントごとに「Y’s」をスクリーン上で表現する。「FLIP-DOTS」天井に配置された大きな照明ショッピングフロアのメインとなるB1Fは、ドライアイスのような光だまりのあるライティングが施され、ふわっと浮いたような重力を感じさせない演出の演出のインテリアが配される。隅々まではっきりしたホワイトキューブのような1Fから、B1Fは一転、幻想的で幽玄なスペースが広がる。「Y’s」モチーフのフロアパターンは、日本庭園の作庭様式がインスピレーションとなり、ストラクチャーを見せる雑さを残したディテールにモダンでクラシカルな風情が加わる。“クリエイションの裏側を見せる”“クリエイションの原点を、新たなクリエイションとして見せていく”という概念から、建物の躯体をあえて残し、壁を覆う内装も建築の下地材を使用している。また、階段の縁も建築の下地を残すことで、ほつれたような表現になっており、ワイズで多く見られる断ち切りのデザインを彷彿させ、洋服の在り方と建築の在り方が共通していくような内装となっている。建物の躯体を残したデザインの床「素」が透けてみえるインテリア、フューチャリスティックな一方でどこか古来日本を感じさせる幻影的なイメージ、先端の機能を有するアナログ感覚のデバイス「FLIP-DOTS」、トラディショナルなデザインソースなど、クリエイションの経歴の積み重ねの上に、アトリエチームが自分たちの「手」で新しい表現を創造するワイズのあり方が、ストア全体に形作られている。キービジュアルにデザインされた「箱」は、文化的遺伝子を濃縮した表参道店を象徴する形となる。重なった図案は一つとして同じものがなく、綿々と続くワイズの確固たるものづくりと、そのベースにある山本耀司の不定形なクリエイションのあり方が、結晶のように表参道店のグラフィックに顕れる。オープニングには、ワイズの原点であるブロードの白いシャツが20型のパターンで準備され、フロアに整然と印象的にインスタレーションされる。さらに、表参道店限定のフラワーパターンのドレス・パンツ・スカート(6万円〜8万8,000円)、「Y’s」ロゴや2018年春夏コレクションのキャンペーンビジュアルで展開されたフラワーパターンが配された表参道店限定カットソー、ストアデザインをモチーフにしたバッグ(9,000円〜4万円)や財布などのスモールレザーグッズ(2万8,000円〜3万6,000円)が並ぶ。表参道店限定アイテムとして準備された20型のパターンの白いブロードシャツ表参道店限定のフラワーパターンのアイテムこの他、山本耀司が表参道店のために墨絵で描いた「Y’s」や女性のドローイング、メッセージをプリントした「カットソー/Yohji Yamamoto Sumie Series」(1万1,000円)や「ブロードブラウス/Yohji Yamamoto Sumie Series」(3万2,000円〜4万円)が登場。一部アイテムは、ウィメンズだけでなくメンズパターン・サイズをそろえたユニセックスにて展開し、トータルで60以上にもなる表参道店限定アイテムが発売される。表参道店限定アイテムには、商品の下げ札やパッケージに「Y’s SHOWCASE」のオリジナルロゴが施されている。ワイズ 表参道店限定アイテム「カットソー/Yohji Yamamoto Sumie Series」(1万1,000円)「Y’s SHOWCASE」のオリジナルロゴY’sオリジナルムービー(Y’s S/S 2018 Collection – Movie)なお、ストアの階段ウォールに設置された「FLIP-DOTS」スクリーンでは、表参道店のためのグラフィックを表現したムービーや、初めて撮影されたワイズオリジナルムービーが「FLIP-DOTS」化してモノクロームに再現されたムービー、表参道店のために描かれた山本耀司のドローイングなどが編集され、オープニングを飾るスペシャルムービーとして放映される予定。【店舗情報】ワイズ 表参道オープン日:4月19日住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館1F/B1F時間:11:00〜21:00(日曜は20:00まで)最終更新:4月18日
2018年04月16日アリシア・ヴィキャンデルが主演を務める『トゥームレイダー ファースト・ミッション』。この度、本作の日本語吹き替え版キャストに、甲斐田裕子、中村悠一、諏訪部順一が決定し、あわせてキャラクター紹介映像とスポット映像が到着した。アリシア演じる主人公ララ・クロフトの声を担当するのは、ガル・ガドットが演じたワンダーウーマンや、アン・ハサウェイ、レイチェル・ワイズらの吹き替えを多く務める甲斐田裕子。到着したキャラクター紹介映像では、「実は私、ゲームでもララの声を演じていた事があるので、今回また彼女を演じられることを、とてもうれしく思っています!」とコメント。またララについて「ほんとにかっこいい女の子なんです!」と説明し、「皆さん、ぜひ映画館でララと共に手に汗握る冒険を楽しんで下さいね!」とメッセージを寄せている。また、ララと共に壮大なアドベンチャーに出るルー・レン(ダニエル・ウー)には、「機動戦士ガンダム00」「マクロスF」「曇天に笑う」などアニメ作品はもちろん、クリス・エヴァンスやリアム・ヘムズワースらの吹き替えも担当する中村悠一。映像で中村さんは、「ララとルー・レン、いいコンビだと思います。彼らの壮大な冒険、ぜひ、劇場でお楽しみください!」と、主人公と自身の担当キャラクターの相性がぴったりだとアピール。そして、ララを狙うマサイアス・ヴォ―ゲル(ウォルトン・ゴギンズ)には、「坂道のアポロン」桂木淳一役や「ユーリ!!! on ICE」ヴィクトル・ニキフォロフ役、吹き替えでは『ジャスティス・リーグ』のサイボーグ(ビクター・ストーン)で知られる諏訪部順一に決定。諏訪部さんは、「ララが父親の遺したメッセージにより探し出そうとしている秘宝。それをヴォーゲルは、何とかして先に見つけ出そうとします。その理由とは一体!?」と自身が演じるキャラについて少し明かしている。『トゥームレイダー ファースト・ミッション』は3月21日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:トゥームレイダー ファースト・ミッション 2018年3月21日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
2018年03月06日『博士と彼女のセオリー』でゴールデン・グローブ賞作曲賞を受賞したヨハン・ヨハンソンが9日(現地時間)、ベルリンの自宅アパートで亡くなっているのが発見された。死因は14日現在、明らかにされていない。48歳という若さでこの世を去ったヨハンソンはアイスランド出身。クラシックと電子音楽を合わせたサウンドで知られ、最近は『メッセージ』(16)、『マザー!』(17)などを手がけた。ヨハンソンは『プリズナーズ』(13)、『ボーダーライン』(15)、『メッセージ』でドゥニ・ヴィルヌーヴ監督と組み、『ボーダーライン』ではアカデミー賞作曲賞候補になった。タッグを組んだ監督から追悼の言葉が続々と…『博士と彼女のセオリー』(14)でもオスカーにノミネートされたが、同作のジェームズ・マーシュ監督は「打ちのめされています」「私は大切な友人を失いました。私たちは、彼が内に抱えていた美しい音楽を失ったのです。ヨハンは素晴らしく、そしてユニークなアーティストでした。彼の人柄はその音楽の中に生きています。思慮深く、知りたがりで、優しく、風変わりで、ときどき憂うつで、ときどき軽妙。そして何より、純粋なのです」と、映画サイト「IndieWire」にメールで追悼の言葉を寄せた。ヨハンソンが音楽を担当した『マザー!』のダーレン・アロノフスキー監督は「ヨハンは紳士でした。彼は音響や音楽に対して、全くユニークなアプローチをする素晴らしいコラボレーターでした。大変な喪失です」と突然の死を悼む声明を発表した。より良い作品づくりを第一に!“芸術家”としての姿勢実は『マザー!』ではヨハンソン作曲のスコアは使用されていないそうだ。同郷の作曲家で友人のオーラフル・アルナルズのツイートによると、ヨハンソンは1年かけて作曲したが、作品に音楽は必要ないと気づき、自らアロノフスキー監督に進言して楽曲を全て取り下げたという。同作にヨハンソンは、音楽と音響コンサルタントとしてクレジットされている。ヴィルヌーヴ監督の『ブレードランナー 2049』(17)にも参加したが、映画完成直前に降板が発表された。ヴィルヌーヴ監督はアル=アラビーヤ(アラビア語国際ニュース衛星放送)のインタビューで、2人で話し合ったうえで違う方向性を目指し、降板が決定したと明かしている。また『メッセージ』では、マックス・リヒター作曲の既存曲がクライマックスで使われていたためにアカデミー賞候補になれなかったが、リヒターの楽曲を残したヴィルヌーヴ監督の決断について、ヨハンソンは「とてもいい判断だと思う。全面的に支持する」と「slashfilm.com」のインタビューで語った。自分の手柄よりも、作品をより良いものにすることを第一に考える姿勢は真の芸術家のものだ。1月にサンダンス映画祭で上映されたニコラス・ケイジ主演の『Mandy』(原題)、先述のマーシュ監督の新作でコリン・ファースとレイチェル・ワイズ出演の『The Mercy』(原題)、ルーニー・マーラとホアキン・フェニックス出演の『Mary Magdalene』(原題)と今後も立て続けに音楽を手がけた映画が公開され、確実に彼の時代が来ると期待が高まり始めた矢先の早すぎる死は、あまりに惜しい。(text:Yuki Tominaga)
2018年02月14日世界各国の映画祭で高い評価を集め、SNSを中心に話題沸騰のホラー・ファンタジー・ムービー『ゆれる人魚』。このほど、人魚姉妹の妹・シルバーが恋をする「ベース男子」ヤーコブ・ジェルシャルの魅力があふれる厳選カットがシネマカフェに到着した。今回新たに公開されるのは、人魚姉妹の妹・シルバーが、恋に落ちてしまった「ベース男子」ミーテクの厳選されたイケメンカット!ミーテクを演じるポーランド出身の俳優、ヤーコブ・ジェルシャルは1988年生まれの29歳。2009年に映画デビューを果たし、『ログアウト』(英題:スーサイド・ルーム)、『愛の原罪』など自国の作品で注目を集め、レイチェル・ワイズ、ダニエル・クレイグ、アリシア・ヴィキャンデルなど欧州の有望若手俳優を選出する賞として知られる2012年度「ベルリン国際映画祭シューティング・スター賞」を受賞。近年の出演作に、ルーク・エヴァンス主演の米映画『ドラキュラZERO』や米・独合作『アメリカから来たモーリス』、アメリカのTVドラマ「クロッシング・ライン~ヨーロッパ特別捜査チーム~」の1エピソードにも出演するなど、国内外で活躍の場を広げている。186cmという長身に甘いマスクで、何とも言えないミステリアスな魅力を漂わせるヤーコブ。彼がベースを弾く姿を目の当たりにしたら、人魚が王子にひと目ぼれするおとぎ話同様、人魚の妹が恋してしまうのも仕方ない!と納得してしまう。そんな麗しい写真の数々をぜひご堪能あれ。ポーランド映画界大注目株の女性監督、アグニェシュカ・スモチンスカの異色の長編デビュー作となる本作。2人の肉食人魚姉妹が少女から大人へ向かう成長物語――そのエネルギッシュでワイルドな輝きに、熱い注目が集まっている。『ゆれる人魚』は2018年2月10日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月28日世界で一大ブームを巻き起こした『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、『ホビット』3部作のピーター・ジャクソンが製作・脚本を務める最新作『Motal Engines』(原題)が、『モータル・エンジン』として2019年に日本公開することが決定。早くも初映像となる特報映像が到着した。イギリス作家フィリップ・リーブのベストセラーSFファンタジー小説「移動都市」を、ジャクソン監督の右腕として『キング・コング』(’05)で第78回アカデミー賞視覚効果賞を受賞したクリスチャン・リバースがメガホンをとり映画化した本作。物語の舞台は、人々は地上を這う巨大な移動型都市に住み、他の都市を喰うことによって資源を奪いながら生活している、という世界。とある目的を果たすため、移動都市ロンドンに潜入した少女ヘスターは、青年トムに出会い、街の強欲な主導者と、もう一度地上に戻ろうとする人々との壮大なバトルに身を投じることになる。荒廃した地球を舞台に描きだされる本作は、大きな決意を胸に刻むヘスターの勇敢な冒険と、息をのむほどの雄大な世界観が圧巻の映像美で展開する。今回解禁される特報映像では、滑走する巨大都市が小さい都市を丸飲みするかのように、中に取り込む衝撃の瞬間が映し出されており、小さい都市からその様子を見据えるへスターの力強く鋭い眼差しが印象的。そして短い映像ながらも、壮大な世界観とピーター・ジャクソンが手掛ける新たな冒険物語に期待が高まる映像に仕上がっている。主人公の少女へスターに抜擢されたのは、『アンナ・カレーニナ』(’12)でハリウッド進出を果たし、海外ドラマ「ダ・ヴィンチと禁断の謎」などで活躍をみせるアイスランド出身の新鋭女優ヘラ・ヒルマー。2015年には、過去にレイチェル・ワイズやキャリー・マリガン、アリシア・ヴィキャンデルなども受賞したベルリン国際映画祭「シューティング・スター賞」にも選ばれた注目株。また、へスターとともに壮大な戦いへと身を投じる青年トムを、俳優として『シャドウハンター』『ムーン・ウォーカーズ』やドラマ「Misfits/ミスフィッツ 俺たちエスパー!」に出演するほか、プロデューサーとしても活躍し、多彩な才能を発揮しているアイルランド俳優ロバート・シーハンが務め、物語に新鮮さと深みを与えるフレッシュキャストが集結。さらに、『マトリックス』『ロード・オブ・ザ・リング』でもおなじみのヒューゴ・ウィーヴィング、『アバター』『ドント・ブリーズ』のスティーヴン・ラングといった名キャスト陣が脇を固めている。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ1作目が公開された2000年から、およそ20年の時を経たいま。世界中を誰も見たことがない冒険の世界に誘ってきたピーター・ジャクソンと長編初監督となるクリスチャン・リバースにより、さらなる進化を遂げた映像体験が観客を魅了することになりそうだ。『モータル・エンジン』は2019年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月19日第70回カンヌ国際映画祭にて脚本賞を受賞した、『ロブスター』のヨルゴス・ランティモス監督最新作『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』が、来年3月3日(土)より日本公開されることが決定した。心臓外科医スティーブンは、美しい妻と健康な2人の子どもに恵まれ郊外の豪邸に暮らしていた。しかし、彼らの特権的な生活は、ある少年を家に招き入れたときから奇妙なことが起こり始める。子どもたちは突然歩けなくなり、目から赤い血を流す。そしてスティーブンはついに容赦ない選択を迫られることになる…。本作は、『籠の中の乙女』で第62回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリ受賞、続くコリン・ファレルやレイチェル・ワイズら人気俳優が集結した『ロブスター』では、第68回カンヌ国際映画祭「審査員賞」を見事受賞し、本作でカンヌ映画祭3度目の受賞となったランティモスの監督・脚本による最新作。主人公を演じるのは、前作『ロブスター』に続き、監督と再び組んだコリン・ファレル。『ロブスター』では結婚できずメタボで冴えない中年男を演じたが、本作ではあることをきっかけに少年に追い詰められる心臓外科医スティーブンを演じる。また彼の美しい妻には、オスカー女優のニコール・キッドマン。謎の少年役を、『ダンケルク』で兵士の救出に向かう民間の船に乗り込む正義感の強い少年を演じ、注目を集めた期待の新星バリー・コーガンが演じる。なお、本作の「選べるオリジナルクリアファイル付き前売券」が発売。新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか公開劇場の窓口で販売される(数量限定)。『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は2018年3月3日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月20日『ナイロビの蜂』でアカデミー賞に輝いたレイチェル・ワイズ。彼女が主演最新作『否定と肯定』で演じるのは“真実”を守り伝える情熱と信念のために立ち上がる歴史学者。また、『ゼロ・ダーク・サーティ』でアカデミー賞にノミネートされたジェシカ・チャスティンは、『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』で命がけで人と動物を救った勇気ある女性を熱演、『ビッグ・アイズ』『アメリカン・ハッスル』で2度のゴールデン・グローブ賞に輝くエイミー・アダムスは『ノクターナル・アニマルズ』でアートディーラーを演じている。いずれも、アクションやロマンティックコメディなどのヒロイン役から、ハリウッドのみならず世界各国の才能ある監督との仕事でキャリアを積んできた。彼女たちは良質な脚本を見つけ出し、自ら製作にも携わることで、いまこそ伝えたい、演じたい、という作品に巡り合っている。そして今年の秋冬は、この人気・実力ともに申し分ない名女優たち渾身の作品が続々公開。レイチェルの知性あふれる強さと美しさ、ジェシカのすべてを包み込む愛情深さ、エイミーのスタイリッシュで妖艶なクールビューティ、時代も舞台も違うがスクリーンの中の三者三様の女性たちに、心が揺さぶられること間違いなし。■1人ではない、チームで闘う…レイチェル・ワイズ『否定と肯定』12月8日(金)公開2000年、ロンドン。米を拠点とする歴史学者のデボラは“ホロコーストはなかった”と主張するホロコースト否定論者のアーヴィングの策略で、自著を英国の司法制度のもと名誉毀損で訴えられてしまう。ここで立ち向かわねば、歴史の歪曲を認めてしまうことになると法廷で闘うことを決意するデボラ。これまで自らの信念を貫き、強く正直に生きてきた彼女は、初めて自分ひとりではなくチームを信頼し、すべてを彼らに委ねることを課せられるが…。歴史を揺るがしかねない大きな事態となった前代未聞の裁判の行方は…!?彼女と、彼女の信念を支える弁護団チームの選択とは何だったのか。正しいことを伝えるだけでは覆せない、もどかしさを抱えるデボラを演じるレイチェルの真に迫った表情が胸に突き刺さる。さらに、ティモシー・スポール、トム・ウィルキンソンというイギリスを代表する老練の名優の競演が重厚さを与え、真実か否かを問わず情報操作に長ける者の影響力が強く、真実が軽視されるいまの社会的風潮に一石を投じる問題作となっている。■1人でも多くの命を救う…ジェシカ・チャスティン『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』12月15日(金)公開1939年の秋、ドイツのポーランド侵攻により第2次世界大戦が勃発。ワルシャワでヨーロッパ最大規模を誇る動物園を営んでいたヤンとアントニーナ夫妻は、ユダヤ人強制居住区域に忍び込み、ユダヤ人たちを動物園の檻に忍びこませるという驚くべき策で彼らを救出する。彼らは自らの命をかえりみず、ナチス・ドイツに立ち向かい、いくつもの危険を冒しながらも、いかにして300もの命を救ったのか。人も動物も包み込むアントニーナの深い愛情、強い信念に涙する感動作。なお、ジェシカはゴールデン・グローブ賞にノミネートされた主演作『女神の見えざる手』も公開中。■元夫の暴力的な小説に感銘…エイミー・アダムス『ノクターナル・アニマルズ』公開中アートギャラリーのオーナーとして成功を収め、経済的には恵まれながらも満たされない日々を過ごすスーザン。ある日、20年前に別れた元夫のエドワードから、彼が書いたという小説が送られてきた。彼女に捧げられた小説のその暴力的で衝撃的な内容に次第に惹きつけられていくスーザン。世界的デザイナー、トム・フォードが『シングルマン』以来7年ぶりに手がけた監督第2作にして、ヴェネチア国際映画祭で審査員グランプリを受賞した傑作。映画内小説と過去と現在が交差する複雑な物語が紡がれ、細部に至るまで綿密な指示がなされた世界観、美しさに目が離せないサスペンスとなっている。(text:cinemacafe.net)
2017年11月19日「ホロコースト」を巡る法廷劇を描いた、レイチェル・ワイズ主演映画『否定と肯定』。レイチェルのほか、ティモシー・スポール、トム・ウィルキンソンというイギリスを代表する名優たちが出演する本作から、この度、日本版予告編が到着した。今回公開されたのは、この裁判が当時いかにセンセーショナルで、イギリスをはじめ世界中で注目を集めた大きな事件であったかが伺える予告編。映像では、レイチェル演じるユダヤ人歴史学者デボラ・E・リップシュタットの講演に、ホロコースト否定論者のアーヴィング(ティモシー・スポール)が突如現れ、聴衆の前で奇襲ともとれる口撃を始めるシーンからスタート。その後、リップシュタットはアーヴィングの策略で英国の司法制度のもとで名誉毀損で訴えられてしまう。「起訴された側に立証責任がある」という不利な立場に置かれる中、「なぜ真実を認めない人がいるの?」「負けてしまったら、うそが世界に出回ることになる。真実を伝えなくちゃ!」と、彼女は大きな声で“ホロコーストはなかった”と歪曲されようとする真実、声なき声を正しく世界に伝えるために、法廷という場で立ち向かう姿が映し出されている。果たして、歴史を揺るがしかねない大きな事態となった前代未聞の裁判の行方は――。『否定と肯定』は12月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月11日読書の秋、芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋と、秋はさまざまな楽しみ方がある季節。今年の秋は、“法廷の秋”ともいえる、良質な大人向けエンターテインメント作品が続々登場し、話題を呼んでいる。まずは、映画『そして父になる』の是枝裕和監督と福山雅治が再タッグを組み、是枝監督のオリジナル脚本で描いた心理サスペンス『三度目の殺人』。9月9日(土)の劇場公開から1か月以上たった現在でも、一度目、二度目、三度目ではまた違った解釈ができ、見え方が変わっていくと、リピーターが続出。絶えず絶賛の声が上がっている。また、12月公開ではあるが、洋画では世界中で注目を集めた「ホロコースト」を巡る実際の裁判を、レイチェル・ワイズ、ティモシー・スポール、トム・ウィルキンソン、アンドリュー・スコット、ジャック・ロウデンら実力派英国俳優たちで描いた『否定と肯定』が控えている。そして、「廃墟に乞う」や「警官の血」、「制服捜査」など、多くの警察小説を手掛けてきた直木賞作家・佐々木譲が初めて挑んだ法廷ミステリー「沈黙法廷」が、これまで数々の社会派ドラマやミステリー作品などを手掛けてきたWOWOWによって、主演に永作博美を迎えて連続ドラマ化。警察、マスコミ、そして容疑者の無実を信じる者…それぞれの立場からの視点で展開されていく刑事・法廷ドラマが融合した内容に、9月24日の1話開始直後から大反響を得ている。主人公である連続殺人事件の容疑者・山本美紀を演じる永作さんをはじめ、彼女の無実を信じ続ける青年・高見沢弘志役に市原隼人、世間が注目する美紀の弁護に名乗りをあげる弁護士・矢田部完役に田中哲司など、実力派キャストが好演していることでも話題。SNS上でも「役者さんたちの演技が素晴らしい。こういった重い社会派作品はWOWOWならでは。熱く深く重い名作の予感」、「とても気になる所で次回に続く~、早く見たい!!」と多くの期待の声が続々。このたびシネマカフェでは、永作さん演じる美紀が初めて証言台に立つ、裁判の冒頭シーンの場面写真を入手。彼女はこれから何かを語ろうとしているのか、その表情は不安げに映る。なお、裁判シーンでは、弁護士・矢田部と対立する検事に波岡一喜、裁判の判決を下す裁判長に石丸謙二郎、そして“傍聴マニア”の男性に森本レオと、豪華キャストも加わることになっている。法廷ドラマの魅力は、なんといってもその濃厚な心理描写。複雑に展開していくドラマに、観る者それぞれが独自の解釈をし、真実を予想する。そして、その真実が判明した瞬間には、筆舌に尽くしがたい感覚が生まれる。現在WOWOWで放送中の「沈黙法廷」でも、自らも傍聴人になったかと錯覚するような緊張感に加え、徐々に明らからになっていく美紀の真実に引き込まれていく。果たして、美紀は“有罪”なのか“無罪”なのか。彼女はなぜ法廷で突然口を閉ざしたのか、彼女は一体何者で、何が真実なのか。予想しながら見るのも本作の楽しみのひとつと言える、今後展開していく重厚な法廷ミステリーからも目が離せない。「連続ドラマW 沈黙法廷」は毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送中。WOWOWオンデマンドにて見逃し配信中。(text:cinemacafe.net)
2017年10月11日世界63か国初登場No.1、全世界興収が4億ドルを突破し、早くもアカデミー賞も最有力といわれているクリストファー・ノーラン監督の最新作『ダンケルク』。本作で、民間船で兵士救出に向かう“一般市民”を演じたアカデミー賞俳優のマーク・ライランスに加え、同じく船に乗り込んだ青年役のバリー・コーガン、トム・ハーディとともに空からダンケルクの戦場へと向かったパイロット役のジャック・ロウデンのインタビュー動画が、シネマカフェに到着した。本作は、ノーラン監督が初めて挑んだ実話で、1940年のフランスの港町ダンケルクを舞台に行われた史上最大の救出作戦を描くタイムサスペンス。陸海空の視点が同時進行する本作で、“海”からダンケルクに救出に向かう民間船ムーンライト号の船長ミスター・ドーソンという重要なキャラクターを託されたのは、スピルバーグ監督作『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー賞助演男優賞に輝いた名優、マーク。そのムーンライト号に、ドーソンの息子ピーター(トム・グリン=カーニー)と共に乗り込んだジョージを演じるのが、今年『The Killing of a Scared Deer』(原題)でコリン・ファレル&ニコール・キッドマンと共演し、カンヌの地も踏んだ若き個性派バリー。そして、この小さな民間船に救出される戦闘機パイロット、コリンズを演じているのが、舞台で頭角を現し、今後はレイチェル・ワイズとの共演作『否定と肯定』、主演を務めた『England Is Mine』(原題)、シアーシャ・ローナン&マーゴット・ロビー共演『Mary Queen of Scots』(原題)など映画出演が続くジャックだ。インタビューでは、1940年から77年の時を経て、なぜ、いま『ダンケルク』なのかを問いかけられたマークが語り始める。「この数か月間を見ても、イギリスではいま異常なことが起きている。中東とかかわる暴力の数々だ。テロという脅威が再び戻ってきている。そしてイギリスのEU離脱やヨーロッパとの関係は映画になるのではと思っていた。しかし実際には、イギリス国民は、消防士、警察官、レスキュー隊たちの無私無欲の行動を痛感している。この映画は救出の物語だ。驚くほど勇敢な民間人たちがいた。テロが引き起こす暴力的ないまの状況と同じだ」と力強く語り、ロンドンを襲ったテロやビル火災に言及しながら、「いまのイギリス人にとって、とてもパワフルな映画になると思う。強烈な映画だ」と、人々を勇気づける本作のテーマに触れる。ジョージ役を務めたバリーは、「僕のキャラクターは 気づいていなかったと思う。ほかの多くの人々と同じように、ダンケルクに何人いるかさえ知らされていなかった。僕のキャラクターはとても若くて、世間知らずで、彼にとってそれは冒険と同じだった。本物の戦闘機を見るまで彼は楽しんでいた。現実を見ていなかったんだと思う」と素直に答える。実際に空から襲いかかる敵軍の戦闘機とそれを迎え撃つ英国軍の戦闘機スピットファイアを見たとき、ジョージにとって戦争が現実のものになった。その言葉を受けて、「若者には新鮮だったのだろう。しかし彼らは、人類史上初めての世界規模の戦争、第一次世界大戦を経験した。イギリスの多くの家族が父親や息子たちを失い、未亡人が増えた。結婚できる男性が足りなかった時代だ。だから、再び戦争が始まったとき、18歳のパイロットも、そして多くの者が『早く終わらせたい』と思ったはずだ」と、ジャックを見ながら語るマーク。そしてジャックも「皆がそう思ったはずだ。どの世代も戦争を経験している。幸運にも僕たちは、イギリスという国では18~20歳は経験していない。少なくとも選択肢がある」と続ける。また、ノーラン監督作品への出演は、3人にとってエキサイティングな体験となったという。バリーは、「最高の監督だよ。ものすごい世界観だよ。それに実話だ。すごいことだよ」と興奮を隠さない。ジャックもまた「スケールが半端ない」と絶賛を贈る一方、マークは「私にとっては、脚本だった。優れた監督であると同時に優れた脚本家でもある」と、ノーランの脚本の緻密さと完成度の高さに触れ、「監督をしなくても、脚本だけで有名になれる人物だよ」とストーリーテラーとしてのノーラン監督を評価。「彼が脚本をアンサンブルキャストが演じる。この映画の脚本のそれぞれが特徴を持って書き込まれているから、キャラクターを信じて演じられる。実に素晴らしい」と、極限下の戦場を生き抜こうとしたキャラクターたちを精緻に描いた脚本が、彼らの最高の演技を引き出したと指摘している。マークが演じたミスター・ドーソンは、第一次世界大戦を経験し、パイロットとして活躍した息子の1人を失っている。だからこそ、自分たちの世代は、若者たちのためにも戦いを終わらせなければならないと、毅然たる態度でダンケルクへと向かうのだ。その圧巻の演技は、いち早く本作を鑑賞した多くの人たちの感動を呼んでいる。『ダンケルク』は9月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダンケルク 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
2017年09月01日レイチェル・ワイズが主演を務め、ホロコーストを巡る歴史的裁判の行方を描く『DENIAL』が、邦題『否定と肯定』として12月8日(金)より全国公開されることが決定。レイチェルが演じた実在の歴史学者で、本作の原作者デボラ・E・リップシュタット本人が10月末に来日することも決まった。1994年、米ジョージア州アトランタにあるエモリー大学で、ユダヤ人女性の歴史学者デボラ・E・リップシュタットの講演が行われていた。彼女は自著「ホロコーストの真実」で、イギリスの歴史家デイヴィッド・アーヴィングが訴える大量虐殺はなかったとする“ホロコースト否定論”の主張を看過できず、真っ向から否定していた。ある日、アーヴィングはリップシュタットの講演に突如乗り込んだ挙句、名誉毀損で提訴という行動に出る。異例の法廷対決を行うことになり、訴えられた側に立証責任がある英国の司法制度で戦う中、彼女は“ホロコースト否定論”を覆す必要があった。彼女のために、英国人による大弁護団が組織され、アウシュビッツの現地調査に繰り出すなど、歴史の真実の追求が始まった。そして、2000年1月、多くのマスコミが注目する中、王立裁判所で裁判が開廷。このかつてない歴史的裁判の行方は――。この裁判は、欧米でセンセーショナルに報道され、議論を巻き起こし続けた。ときに世論には、虚偽であっても個人の感情に訴える者が強い影響力を持ち、客観的な事実は軽視される社会的風潮がある。「ホロコースト」という最大にして最悪の世界史を題材とした本作は、歴史の真実を知り、伝えるという普遍的なテーマから、現代に生きる我々に対し警鐘を鳴らす。昨年のトロント国際映画祭にも正式出品された。主人公となるユダヤ人歴史学者・リップシュタットには、『ナイロビの蜂』でアカデミー賞助演女優賞に輝き、その後も国際的に評価の高い映画監督の新作に次々と出演するレイチェル。自身のルーツにユダヤ人の血が流れる彼女は、撮影前にリップシュタットに何度も会い、リップシュタットの思考や信念に留まらず、彼女の特性や性格まで把握し、演技に臨んだという。また、ホロコースト否定論”を主張し、彼女と対決する歴史学者には、『ハリー・ポッター』シリーズでも知られ、『ターナー、光に愛を求めて』でカンヌ国際映画祭男優賞に輝いたティモシー・スポール、年長弁護士にはトム・ウィルキンソンという老練した名優が競演。さらには、大ヒットドラマシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」のジム・モリアーティ役や『007スペクター』の悪役Cで知られるアンドリュー・スコットも出演しており、豪華英国俳優たちの集結に目が離せない。そして、現在もアトランタのエモリー大学で教鞭をとる原作者のリップシュタットが、10月末に来日決定。映画の公開にあわせ、翻訳本が11月17日、ハーパーコリンズ・ジャパンより刊行予定となっている。『否定と肯定』は12月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月31日マイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデルが、撮影を通じて演技を越えた“本物の愛”が生まれた『光をくれた人』。このほど、本作のワールドプレミアとなった2016年ベネチア国際映画祭にて収録された、貴重な2ショットインタビュー映像が解禁された。結婚したカップルの幸福な記憶と愛の破綻を描いた『ブルーバレンタイン』で大絶賛されたデレク・シアンフランスが監督を務める本作。海に流れ着いた赤ん坊を育てる灯台守の夫婦トムとイザベルには、『それでも夜は明ける』『スティーブ・ジョブズ』でアカデミー賞に2度ノミネートされたファスベンダーと、『リリーのすべて』で見事アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア。また、子どもの実の母親ハナには、『ナイロビの蜂』でオスカーを手にした名女優レイチェル・ワイズが扮し、彼らそれぞれの幸福と痛みが、我がことのように胸を締めける愛の物語となった。世界各国ですでに高い評価を受けている本作。この作品に惹かれた理由について聞かれたアリシアは、「脚本を読んだとき、ものすごく心を揺さぶられたの。どの登場人物にも共感でき胸が張り裂けそうだった。ある選択をしたトムとイザベルはジレンマに陥ってしまうの。その選択が思わぬ結果を招いて、2人はつらい決断を強いられる。さらに自分たちについても考えさせられたわ」と明かす。「同時に(この作品は)赦しや現実的な問題も描いている。たとえ善人でも最善策を講じるとは限らないと、観客は自らの経験と照らし合わせて必ず何かしら共感できるはずよ」と、本作について語っている。続けてファスベンダーも、「古き良き物語だと感じた。こんな脚本とは滅多に出会えない」と、その印象を語る。「それぞれの登場人物が抱えてる問題はとてもリアルだし 共感できた。2人は流産を経験するが、それは多くの人が知ってる悲しみのはずだ。それについて話すことはタブー視されがちだが、いかに一般的な問題か一度、語り始めると見えてくる」。加えて、「(ハナの夫の)フランツは出身地を理由に迫害され、周囲の無知ゆえに攻撃され結果的に命を失ってしまう。それはいまの難民問題にも共通している。彼が海上で死ぬというのも象徴的だ。さらに“赦し”という癒しの力もこの作品のテーマの1つだと思う」というファスベンダー。「でもシンプルなヒューマンドラマに何よりも惹かれたんだ」と語り、運命的な出会いをすることになった本作に出演を決めた秘話を明かしている。『光をくれた人』は5月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:光をくれた人 2017年5月26日より全国にて公開(C) 2016 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC
2017年05月26日沢尻エリカ主演の連続ドラマ『母になる』(日本テレビ 毎週水曜22時~)。本作では、生みの親と育ての親の両者の生々しい葛藤が丁寧に描かれていますが、同じようなテーマをつむいだ映画『光をくれた人』(2017年5月26日公開)も、多くの女性客から涙をしぼり取る内容となっています。2作に登場する母親4人の共通項は、子どもを心から愛していること。そして「母になりたい」という切なる願いです。「母になる」ということはどういうことなのか? その言葉の重みをあらためて感じさせられます。■血のつながらない子どものために殺人を犯すことができるか?『母になる』『母になる』のヒロイン・結衣(沢尻エリカ)は、3歳のときに誘拐された息子・広(道枝駿佑)と再会し、ようやく一緒に暮らし始めました。そんな結衣たちに横やりを入れていくのが、9年間母として広を愛した育ての母・麻子(小池栄子)です。第6話で、麻子の悲しい過去が明かされます。心ならずも子どもをおろした経験があった麻子。最後の可能性となる命を授かりますが、男には捨てられてしまい…。それでもシングルマザーとして育てる決意をしますが、流産という悲劇に見舞われます。絶望のふちにいた麻子が、たまたまマンションの隣の部屋で虐待を受けていると思いこんだ広を見つけ、「私がこの子の母にある」と決意。さらに麻子は広をかばうために、殺人まで犯していたことが判明…!真実が明るみに出てからは、納得して広を手放そうとした麻子でしたが、結局は諦めきれない様子。今週は麻子が結衣に「あなたより私の方が母親としてふさわしいことはわかっています」と強気の発言をし、2人は取っ組み合いになってしまいます。■過ちと知りつつ子どもを育てる夫婦×実の親の運命の物語『光をくれた人』映画『光をくれた人』は、M・L・ステッドマンのベストセラー小説「海を照らす光」の映画化作品。『スティーブ・ジョブズ』のマイケル・ファスベンダーが誠実な夫・トム役を、『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデルが妻・イザベル役を、『ナイロビの蜂』のレイチェル・ワイズが夫と娘を失った女性ハンナ役を演じています。余談ですが、マイケルとアリシアは、この共演作の後、実生活でも交際をスタートさせたので、夫婦間のやりとりがなんともリアルで艶めかしいです。トムを愛するイザベルは、心から彼の子どもを産むことを熱望しますが、『母になる』の麻子(小池栄子)と同じような地獄を味わうことに。麻子とは違い、トムとの夫婦愛が深いイザベルですが、度重ねる悲劇から立ち直れないでいました。そんなとき、トムが小舟で流れついてきた男と赤ん坊を助けます。すでに天に召されていた男を埋葬し、赤ん坊はそのまま2人の実子として育てることに。繰り返しますが、女性たちの願いはひとつ。「母になりたい」それだけです。立場は違えど、彼女たちの子を思う心はそれぞれに深く、その嘆きが痛いほど伝わってきます。また、ドラマ『母になる』では結衣と並行し、仕事と家庭の両立に悩む結衣の親友・莉沙子(板谷由夏)の奮闘も描かれていきます。第7話では、莉沙子の夫で教授の太治(浅野和之)が、妻を見て「母性本能なんて、社会が女性に対して都合よく作った幻想につきない」と吐き捨てますが、ここでもあらためて“母性本能”についても考えさせられますね。ということで、女性ならきっと琴線だけではなく、涙腺をも刺激されるであろう『母になる』と『光をくれた人』。母の愛と多様性についての深いメッセージがきっと心に刺さります。『光をくれた人』5月26日(金)TOHOシネマズ シャンテ 他にて公開配給:ファントム・フィルム
2017年05月24日5月26日公開の映画『光をくれた人』のトークイベントが23日、都内で行われ、女優の木村佳乃が出席した。孤島で暮らす灯台守のトム(マイケル・ファスベンダー)とイサベル(アリシア・ヴィキャンデル)の夫婦に訪れる幸福と痛みが繊細に描かれ、2人の献身的な愛の様や最も大切な人を守ろうとする健気な姿に全世界が涙している本作。日本での公開を間近に控えたこの日は、試写会後に木村佳乃が登場してトークショーが行われた。これまで観た映画の中でも本作は5本の指に入るほど感動したという木村は「こんなに感動して考えさせられた映画はないですね。切ないシーンやどうしようもないのにどうしようと思う気持ちになり、いろんな気持ちにさせられました。イサベルにも共感しますし、レイチェル・ワイズが演じたハンナの気持ちも痛いほど分かりますし、ストーリーに引き込まれましたね。とにかく観ていただきたい映画です」と絶賛。同年代のマイケル・ファスベンダーについては「よい俳優さんですよね。映画ごとに表情が同じ人と思うぐらい変わるんです。役者として是非ご一緒してみたいです」と共演を希望した。また、映画のタイトルにちなみ、「光をくれた人は?」という質問には「たくさんいるんですよね。両親もそうですし家族もそう。この仕事を与えてくれた事務所の社長もそうだし、大切にしたい人がいっぱいいます」と回答し、逆に「光を与えたい存在は?」という質問には「それは自分の家族。娘と主人です」と即答。そんな木村は先日発表されたベストマザー賞を受賞したが、「やだ~! お恥ずかしい…。汗かいちゃいます」と照れ笑いを見せつつ、「今は2人の娘の世話とお仕事で毎日バタバタですが、大変幸せですしお仕事も好きなので、感謝しながら200%やりたいと思っています」と仕事と育児の両立に意欲を見せた。さらに、「今は娘のために長生きしてやるぞと思っています。おばあちゃんになって孫の世話を元気にしたいですよ。身体も心も元気でいたいですね」と話していた。映画『光をくれた人』は、5月26日より全国公開。
2017年05月23日マイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデルが灯台守の夫婦役を演じる『光をくれた人』。徹底したリアルさにこだわる本作のデレク・シアンフランス監督のもと、最低限のキャストとスタッフだけで人里離れた地で撮影を進める中、2人は実際に恋に落ちた。このほど、そんな2人のラブラブ髭剃りシーンの映像がシネマカフェに到着した。戦争の傷跡で心を閉ざし孤独だけを求め、オーストラリアの孤島で灯台守となったトム(マイケル・ファスベンダー)。しかし、美しく快活なイザベル(アリシア・ヴィキャンデル)が彼に再び生きる力を与えてくれた。彼らは結ばれ、孤島で幸福に暮らし始めるが、度重なる流産はイザベルは傷つく。ある日、島にボートが流れ着く。乗っていたのは、見知らぬ男の死体と泣き叫ぶ女の子の赤ん坊。その子を娘として育てたいと願うイザベル。それが過ちと知りつつも、願いを受け入れるトム。4年後、愛らしく育った娘と幸せの絶頂にいた2人は、偶然にも娘の生みの母親ハナ(レイチェル・ワイズ)と出遭ってしまう――。実力派の3人による熱演の共鳴により、それぞれの幸福と痛みが、我がことのように胸を締めつける本作。その中でも、マイケル演じるトムとアリシア演じるイザベルの愛し合う幸せな夫婦のシーンは、大きな見どころの1つとなっている。イザベルがトムのヒゲを剃るシーンは、もともと脚本にはなかったシーン。好きな相手のために自分を変えるという愛の証を表現するために、なんとマイケル自らが監督に提案したという。このシーンについて、シアンフランス監督は「最高のアイデアだと思ったよ。男女の関係ってそういうものだからね。相手のために自分を変えるのさ。トムが“壁”を取り除く瞬間を見せることもできた」と大絶賛を贈っている。ニュージーランド南島の人里離れた岬で、限られたクルーたちと共同生活を送りながら撮影を続け、劇中の夫婦のように、世間から隔絶した状態で過ごした2人は本作をきっかけに交際に発展。つくられたものではなく、2人の間の信頼関係から生まれた、愛を象徴する名シーンに注目してみて。『光をくれた人』は5月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:光をくれた人 2017年5より全国にて公開(C) 2016 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC
2017年05月15日「品川オープンシアター vol.4」が2017年6月3日(土)から4日(日)まで開催される。キッチンカーで提供されるフードやドリンクを開放的な芝生の上で楽しめるほか、6月3日(土)には野外での映画上映が行われる。イベントの入場・観覧は無料となっている。「品川オープンシアター」は、 広大な芝生の上に設置された巨大スクリーンシアターでの野外映画上映をメインに、 会場に施されたフォトスポットを楽しんだり、キッチンカーでの飲食を楽しめるイベント。「しながわフェスウィーク2017」と同時開催された前回開催時には6,700人以上を動員し、好評を博した。本イベントの最大の魅力は、もちろん夜景とともに楽しめる野外での名作の上映だ。迫力ある巨大スクリーンと臨場感たっぷりの5.1サウンド、広範囲にクリアな音を伝える音響システムが整備されており、野外とは思えない良質な鑑賞環境が揃っている。背景には東京タワーやオフィス街の美しい夜景が広がっており、映画が終わっても景色を楽しみたくなってしまいそうだ。古代文明の謎を題材にしたアドベンチャー『ハムナプトラ』映作品は、 世界中で大ヒットを記録し、 シリーズ化もされた人気映画『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』。古代文明の謎を巡るアドベンチャー作品で、大人から子供まで楽しむことのできる超大作だ。上映されるのは吹き替え版だが、英語字幕が付いており、外国人の来場者も楽しめるよう配慮がなされている。こだわりのフードやドリンクもこだわりのキッチンカーでのフードやドリンクの販売もみどころの一つだ。キッチンカーの出店は昼からおこなれるので、上映時間の前にお腹を満たしておくことも。他にも華やかな撮影スポットなど、映画の時間まで楽しく過ごせる企画が用意されている。概要「品川オープンシアター vol.4」期間:2017年6月3日(土)~4日(日)時間:6月3日(土) 12:00~22:00(野外上映 19:20~21:30予定)6月4日(日) 12:00~16:00(キッチンカー出店のみ)会場:品川シーズンテラス住所:東京都港区港南1-2-70料金:入場・観覧無料(飲食物の購入は有料)【上映作品詳細】『ハムナプトラ/失われた砂漠の都(吹替版)』監督:スティーヴン・ソマーズ出演:ブレンダン・フレイザー、 レイチェル・ワイズあらすじ:砂漠の奥地に眠る“死者の都”ハムナプトラを訪れた探検隊の一行が、 何も知らずにミイラを蘇らせてしまう。 3000年の時を越え、 古代エジプトに封印された邪悪な呪いが解き放たれる…。上映時間:125分
2017年03月13日公開に先駆けて行われたモニター試写で、女性の90%が涙したという号泣ラブストーリー『光をくれた人』。このほど、撮影を通じて実生活でも愛を育んだマイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデルのラブラブカットを含む場面写真が、いち早くシネマカフェに到着した。世界40か国以上でセンセーションを巻き起こした、オーストラリアの作家M・L・ステッドマンのベストセラー「海を照らす光」を映画化した本作。脚色および監督は、ある夫婦の幸福な記憶と愛の破綻を描いた『ブルー・バレンタイン』で大絶賛され、続く『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』では父と息子の二代に渡るドラマを描いたデレク・シアンフランス。これまでの作品同様、“演技”を越えたリアルを求めるシアンフランス監督は、本作でもわずかなキャストとスタッフだけで人里離れたロケ地で共同生活を行い、徹底的にリアリティを追求。前作『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』はライアン・ゴズリングとエヴァ・メンデスの交際のきっかけとなったが、本作で孤島の灯台守の夫婦を演じたファスベンダーとヴィキャンデルもまた撮影中に恋に落ちたといわれ、まさに演技を越えた愛の姿を目にすることができる。また、『ナイロビの蜂』でオスカーを手にした名女優レイチェル・ワイズが、子どもの実の母親ハナを演じている。今回到着した新たな写真は、灯台守のトム(ファスベンダー)とイザベル(ヴィキャンデル)の結婚式や、トムがイザベルの腰に手を回し、ダンスをリードするラブラブなカットほか5点。見つめ合う2人の幸せな表情は、思わずこちらもニヤけてしまいそうなほど。また、灯台に流れ着いた女の子を、我が子として育てる優しき父と母の顔をのぞかせるシーンや、大海原を目の前に物思いにふけるイザベルのどこか淋しげな表情、実の母親を演じるワイズの憔悴した表情もあり、ドラマティックな写真の数々から、本作に思いを馳せることができそうだ。『光をくれた人』は3月31日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月04日エヴァン・レイチェル・ウッドが、ミュージシャンで俳優のザック・ヴィラと婚約した。エヴァン・レイチェルは29日(現地時間)に映画俳優組合(SAG)賞授賞式に出席したが、その際に同伴していたザックのことを「私のフィアンセ」と友人知人に紹介していたという。2人がお揃いのシルバーのリングをはめていたのも目撃され、「People」など各誌の問い合わせに、彼女の代理人が婚約の事実を認めた。エヴァン・レイチェルとザックは2015年、80年代に青春映画のヒットメイカーだった故ジョン・ヒューズ監督作に登場した曲をフィーチャーしたコンサートに出演。「ブレックファスト・クラブ」(85)の楽曲で共演したのをきっかけに意気投合し、音楽デュオ「Rebel and a Basketcase」を結成。ライブ活動をしたり、昨年はミニアルバムも発表している。29歳のエヴァン・レイチェルはマリリン・マンソンと婚約したものの破局。2012年にジェイミー・ベルと結婚、現在3歳の息子が誕生したが、2014年に離婚した。バイセクシャルであることをカミングアウトし、女優のキャサリン・メーニッヒ(「レイ・ドノヴァンザ・フィクサー」)とデートしていたこともある。ザックは30歳で、ジュリアード音楽院演技部門で学んだ経歴の持ち主。映画やウェブドラマなどに出演している。(text:Yuki Tominaga)
2017年02月02日マイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデルが、実生活でも愛を育むきっかけとなった共演作『光をくれた人』。その公開日が3月31日(金)に決定し、号泣必至、心揺さぶる予告編が解禁となった。本作は、世界40か国以上に翻訳されたオーストラリアの作家M・L・ステッドマンのベストセラー「海を照らす光」を映画化。海で助けた赤ん坊をわが子として育てる、灯台守の夫婦トムとイザベルには、『それでも夜は明ける』『スティーブ・ジョブズ』でアカデミー賞ノミネート経験を持つマイケルと、『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアリシア。孤島での撮影中に恋に落ちた2人の、演技を越えた夫婦役は必見。また、実の母親ハナには、『ナイロビの蜂』でオスカーを手にしたレイチェル・ワイズが扮している。ライアン・ゴズリング×ミシェル・ウィリアムズ『ブルー・バレンタイン』で、ある夫婦の愛の始まりと破綻を描いて絶賛を受け、続く『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』では父と息子の二代に渡るドラマを描き切ったデレク・シアンフランス監督が、原作を自ら脚色し、メガホンをとった。オーストラリア西部の孤島ヤヌス・ロックを舞台にした本作の予告編は、戦争の傷跡で心を閉ざしていた灯台守のトムと、妻イザベルが手紙を通して愛を育んでいるシーンから始まる。だが、イザベルの流産という予期せぬ不幸が夫婦を襲う。憔悴しきったイザベルの元へ、流れ着く一艘のボート。中では、女の子の赤ん坊が声をあげて泣いている。灯台守としての報告義務を果たそうとするトムに対して、「運命がつれてきてくれたのよ」「私たちが育てなきゃ」と懇願するイザベル。4年後、愛されて健やかに育った娘ルーシーを囲む家族は、幸せそのもの。“演技を超えた”夫婦の愛し慈しむ姿にウットリするのもつかの間、イザベルはルーシーの実の母親、ハナと出会ってしまう…。夫と娘を海で亡くしているというハナ。3人の運命の歯車は動き出し、愛する娘を巡って2人の母親が争うシーンでは、お互い「自分が母親だ」と譲らぬ姿も描かれている。奪われる者の悲しみ、奪う者の苦しみ、家族を守る者の覚悟…トム、イザベル、ハナの三者三様の愛と葛藤に、胸を締め付けられる本映像。“ラスト10分、涙が止まらない”というテロップで幕を閉じる予告編を、まずはここから確かめてみて。『光をくれた人』は3月31日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月27日Y’s(ワイズ)のライン「リスマット バイ ワイズ(RISMAT by Y’s)」の2017年春夏コレクションのアイテムを紹介。素材や着やすさにこだわり、「引き算」や「遊び」をベースにしたミニマルなデザインが特徴の本ライン。今季は“スリット”をデザインに取り込み、さらに動きやすく自由な服が生まれた。スリット(切れ込み)は、胸元や服の裾に現れ、肌を見せるバランスやシルエットに遊びを持たせる。サイドに開いた大きめのポケットも、ミニマルな服では切り込みのデザインの一つとして現れる。カラーコードには、おなじみの黒に加えて、春夏らしいオレンジやカーキを投入した。柔らかく軽やかな素材で仕立てあげられ、サマーシーズンにふさわしいニットの在り方を提案している。【詳細】リスマット バイ ワイズ17年春夏コレクション※現在発売中。※伊勢丹新宿店にてフルラインで展開。その他各取扱い店舗にて一部発売。【問い合わせ先】ワイズ プレスルームTEL:03-5463-1540
2016年12月31日映画『光をくれた人』が、2017年5月26日(金)に全国で公開される。ベストセラー小説『海を照らす光』が原作原作は、41の言語に翻訳され全世界で230万部超のベストセラーを記録した、M・L・ステッドマンの小説『海を照らす光』。誰もいない孤島に漂流した赤ん坊を育てる決心をした灯台守の夫婦の愛情と、実の母親と出会ってしまうことで抱く葛藤、そして実の母親の苦悩を描いた作品だ。キャスト&監督“他人の子”を育てる灯台守の夫婦役を演じるのは、『それでも夜は明ける』などでアカデミー賞に2度ノミネートされたマイケル・ファスベンダーと、『リリーのすべて』で同賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデル。そして赤ん坊の実の母親役を、『ナイロビの蜂』でオスカーを手にしたレイチェル・ワイズが務める。監督は、ライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズが主演の『ブルーバレンタイン』を手がけたデレク・シアンフランス。本国で『光をくれた人』が公開された後、各紙から“号泣必至”と評された、胸を衝く泣きの物語を作り上げた。時代背景をリアルに再現した衣装さらに、本作をより盛り上げるのは、登場人物たちが身にまとう衣装だ。本作の衣装は、映画『ネオン・デーモン』で、スタイリッシュでヴィヴィッドな世界観を表現したエリン・ベナッチによるもの。それとは一転し、本作では背景となる1920年の田舎の柔らかな空気感を完璧に再現。大量生産ではなく繊細な手作業によってつくられた、オフホワイトのニットやワンピースは、細部までリアリティが徹底されている。ストーリーオーストラリア西部の孤島ヤヌス・ロックで暮らす、灯台守のトムとその妻イザベル。ふたりは強い絆で結ばれていたが、イザベルは2度の流産に傷ついていた。そんな中、女の子の赤ん坊が乗った謎のボートが流れ着き、自分たちの娘として育てたいというイザベルの懇願にトムは折れてしまう。それから4年、愛らしく育った娘と幸せの絶頂にいた夫婦は、娘の生みの親のハナと偶然出会うことになる。絶望の中を彷徨うハナを見たトムは、正しいことをするべきだと悔い改め始めるが、イザベルには娘のいない人生など耐えられなかった。娘の本当の幸せは、夫婦の愛の行方は?苦悩の果てに二人が選んだ道とは──?【作品情報】映画『光をくれた人』原題:THE LIGHT BETWEEN OCEANS公開日:2017年5月26日(金)監督:デレク・シアンフランス(ブルーバレンタイン、プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命)出演:マイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィキャンデル、レイチェル・ワイズ原作:『海を照らす光』(M・L・ステッドマン/古屋美登里訳/早川書房)(c)2016 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC
2016年12月30日マイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデルが夫婦役を演じる、『ブルー・バレンタイン』デレク・シアンフランス監督の最新作『THE LIGHT BETWEEN OCEANS』が『光をくれた人』という邦題にて2017年春、全国公開することが決定した。オーストラリア西部の孤島ヤヌス・ロックで暮らす、灯台守のトムとその妻イザベル。ふたりは強い絆で結ばれていたが、イザベルは2度の流産に傷ついていた。そんな中、女の子の赤ん坊が乗った謎のボートが流れ着き、自分たちの娘として育てたいというイザベルの懇願にトムは折れてしまう。それから4年、愛らしく育った娘と幸せの絶頂にいた夫婦は、娘の生みの親ハナと偶然出会うことに。絶望の中を彷徨うハナを見たトムは、正しいことをするべきだと悔い改め始めるが、イザベルにはすでに娘のいない人生など耐えられなかった。娘の本当の幸せは?夫婦の愛の行方は?苦悩の果てに2人が選んだ道とは──?「電車の中やカフェでは読んではいけない、なぜなら人目もはばからず泣いてしまうから」。そんな絶賛を受ける、世界42か国で刊行されるベストセラー「海を照らす光」(M・L・ステッドマン)を原作とする本作。離島で暮らす灯台守夫婦を演じた本作をきっかけに、プライベートでも有名カップルとなったマイケルとアリシアが共演。『それでも夜は明ける』『スティーブ・ジョブズ』でアカデミー賞にノミネートされたマイケルと、『リリーのすべて』で同助演女優賞に輝いたアリシアに加え、赤ん坊の実の母親を『ナイロビの蜂』でオスカーを手にしたレイチェル・ワイズが演じている。見ず知らずの赤ん坊を育てる決心をした灯台守の夫婦の愛情、実の母親と出会ってしまったことで抱く葛藤、そして、わが子を失ったと信じている実の母親の苦悩を描いた物語は、本国公開後、「ティッシュメーカーの株価が上がるほど観客は泣くに違いない」(ガーディアン紙)、「泣く準備を!この映画にはすべてが揃っている」(ワシントンポスト)、「心が引き裂かれるなんてものではない、心をえぐり取られた」(USAトゥデイ)と“号泣必至”と大評判に。美しくも、愚かで貴い、幾つもの愛の姿に胸をつかれる慟哭の物語は、観る者それぞれの人生にも“光をくれた人”の存在がいることを、そっと教えてくれるに違いない。『光をくれた人』は2017年春、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月27日ジェニファー・ローレンス(26)とダーレン・アロノフスキー監督(47)がニューヨークで夕食を楽しんだ後にキスをしている姿が撮られた。最近、ロサンゼルスでデートをしている姿が何度も目撃されていることで交際が噂されている2人が2日、ニューヨークの街中で手を繋いでキスをしている写真をDailyMail.comが掲載している。ハビエル・バルデムやミシェル・フェイファーらも出演するタイトル未定の新作映画をきっかけに、今年の夏2人は急接近したと言われている。ある関係者はザ・サン紙に対し「ジェニファーとダーレンは周囲に気づかれないように心がけていますが、お互いにとても惹かれあっていますよ」「最近ジェニファーは仕事でへとへとになっていて、ダーレンに支えてもらっていました。連絡を常に取り続けていたようです。2人の愛情は本物のようですね」と語っている。元パートナーのレイチェル・ワイズとの間に10歳の息子ヘンリー君を持つダーレンと交際中のジェニファーは、お互いに私生活への注目を望まないことから、元恋人であるコールドプレイのフロントマン、クリス・マーティンと交際しているときよりもストレスが少ないと感じているそうだ。ある関係者は「クリスと交際していたときジェニファーはとてもストレスを抱えていました。でもダーレンとであればおそらく違うでしょうね」「クリスのようにダーレンは注目を集めることはありませんし、彼は目立ちたがり屋ではありません。セレブとしての立ち位置を楽しむようなタイプではないんですよ。ジェニファーも同じです」と語る。現在のところ、どちらも交際を正式に認めているわけではないが、以前ジェニファーがあるインタビューの中で、理想の男性は自分自身に感銘を与えてくれる人だと明かしていた。(C)BANG Media International
2016年11月06日ジェニファー・ローレンスに新しい恋人が出現、最近ロサンゼルスでお忍びデートをしているらしい。昨年、クリス・マーティンと破局して以来、シングルだったジェニファーだが、イギリスの大衆紙「The Sun」によると、今夏撮影していた新作映画のダーレン・アロノフスキー監督と交際が始まったようだ。タイトル未定の同作にはハビエル・バルデムやミシェル・ファイファーも出演している。アロノフスキー監督はかつてレイチェル・ワイズと婚約、彼女との間に10歳の息子をもうけたが、レイチェルがダニエル・クレイグと恋に落ち、2010年に破局。その後、カナダ人の映画プロデューサーのブランドン・ミルブラッドと交際、2014年に婚約したが、昨年解消している。関係者は「ジェニファーとダレンは気づかれないように行動していますが、お互いに夢中になっています」と語る。ジェニファーは26歳で、『ブラック・スワン』などを手がけたアロノフスキー監督は47歳。ジェニファーは辛い仕事に取り組むときに彼を頼りにしていたという。最近のインタビューで「すごい!と感心させてくれる男性に惹かれる」と話していた彼女にとって、申し分ないお相手かもしれない。(text:Yuki Tominaga)
2016年10月19日レイチェル・マクアダムスとレイチェル・ワイズが、『Disobedience』で共演することになった。原作はナオミ・アルダーマンが書いた小説で、レズビアンのラブストーリー。その他の情報主人公の女性(ワイズ)は、長年、関係がこじれていた父が亡くなったと知り、伝統的なユダヤ系のコミュニティである実家に戻る。そこで彼女は、昔、恋心を持ちながらも抑えていた親友(マクアダムス)と再会する。しかし、親友は、すでに結婚していた。ワイズは今作でプロデューサーも兼任。監督はセバスチャン・レリオ。撮影は来年初めにスタートする。マクアダムスの次回作は、マーベルのスーパーヒーロー映画『ドクター・ストレンジ』。ワイズの最新作は、現在北米公開中の『Denial』。文:猿渡由紀
2016年10月06日ナタリー・ポートマンが、またもやオスカー候補にあがるか?『Jackie(原題)』を観た批評家やジャーナリストの間で、早くもそんな予測が飛び交っている。その他の情報本作は、ファーストレディ、ジャクリーン・ケネディの伝記映画。だが、彼女の一生を追うものではなく、ケネディ暗殺事件の直後に焦点を当てる。目の前で愛する夫が射殺されるという究極のショックを体験し、深い悲しみに浸りながらも、何も知らない子供たちに説明したり、葬儀や公務に携わらなければならなかった。「それがどれほど辛いことなのか、想像するのは難しくなかった。ひどく残酷で打ちのめされるようなことを、彼女は公が見守る中、体験したの。状況を思い浮かべただけで、その心境にたどりつくことができたわ」と、ポートマンは振り返る。今作のプロデューサーは、ポートマンが『ブラックスワン』で組んだダーレン・アロノフスキー。アロノフスキーは当初、私生活のパートナーだったレイチェル・ワイズを主演に据え、自分が監督をするつもりで、このプロジェクトを立ち上げた。しかし、カップルは破局を迎え、アロノフスキーは主演の話をポートマンに持ちかける。同時に彼は、監督の座を降り、プロデューサーにとどまることも決めて、ポートマンに相談しつつ、新しい監督を選んでいった。その結果、決まったのが、チリ出身のパブロ・ララインだ。アロノフスキーは昨年のベルリン映画祭で審査員を務め、パブロの『ザ・クラブ』を見て、彼だと思ったらしい。映画の評判を見る限り、その判断は正しかったようだ。ポートマンも「パブロははっきりしたビジョンを持っていると同時に、俳優が即興をしたり、現場で何かを勝手に変えたりすることを許してくれる。彼との仕事は最高に楽しかった」と告白する。来年2月、彼らは共にオスカーのレッドカーペットを歩くだろうか。日本公開は来年。取材・文・写真:猿渡由紀
2016年09月16日