俳優・アーティストの中山優馬主演舞台『それいゆ』が、2017年4月に再演されることが13日、わかった。東京、福岡、兵庫での公演を予定している。同作は、雑誌『少女の友』の挿絵で戦中・戦後の少女たちに夢を希望を贈り、今も愛され続けている画家・中原淳一が"美しく"生きる姿を描く。6月に初演をむかえ、この度再演が決定した。桜井日奈子、施鐘泰(JONTE)、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、佐戸井けん太といった、初演時のキャストが集まる。中山は「このような作品にはなかなか巡り会えるものではないし、僕自身も再演させていただける経験は人生初となるので、前回よりもより良いものを必ずお届けします!」と気合い十分。「もっとたくさんの方々に観ていただきたいと思っていましたので、願いが叶いました。前回行けなかった場所にも行けるということで、劇場や空気が違うことに触れる楽しみも増えています」と、希望を語った。"岡山の奇跡"と呼ばれ注目を受ける桜井。女優デビューとなった前回公演について、「ゼロからのスタートだったので、稽古期間ずっと不安で怖くてしんどかったです。だから再演のお知らせを聞いたときは正直ビクッとなりました」と振り返る。そして「きっとあの頃とはまた違った世界が見えると思うと、今から楽しみです」と、意気込んだ。脚本の古家和尚は、「多くのお客様からご要望をいただき、前回の公演から一年を待たずに再演が決定したこと、心よりお礼申し上げます」と謝意を述べた。また、演出の木村淳は「中山優馬が自身の奥底に、そして確かに宿している〝潔癖さと、頑なさ〟が、可憐で鮮やかな自身の作品と対極に位置する、『天才』中原淳一が内包していたであろう〝狂気〟と〝渇き〟を浮き彫りにします」と作品の魅力を表現した。
2016年10月13日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「結婚こわい病」。男子100人にアンケートを実施したところ、54%がナシと回答。責任や覚悟を問われる男側の負担も大きいからか、同調する人が約半数でした。ネガティブな思考ばかりじゃ、婚期を逃してしまうけど…!坂上忍さんのご意見は?***要は「結婚」をどう捉えるかですよね。パートナーができることで、いつでも相談できる、楽しくなる、経済的にラクになる、というふうにプラスに捉えるのか、他人との暮らしは窮屈だとマイナスに捉えるのか。どっちも同等にあると思うんですよ。結婚に対する“怖さ”は、自分だけじゃなく相手だって同じように持っているはず。特に男性側は、経済力という現実的な責任がついてまわるでしょ。それが結婚に踏み込めない大きな要因のひとつにもなるわけで。お互い、何を“怖い”と思っているのか、すり合わせをすることが大事ですよね。マイナスとマイナスが一緒になれば、プラスになることもある。むしろ、大丈夫!と考えることもできるはずですから。これ、あくまでも、結婚前提の彼氏がいる場合ですよ。彼氏がいないのに結婚を怖いと言っている人は、単に逃げの口実になっていませんかね?時間が経過するほど、自分本位のマイナスな考えに傾倒してしまいがち。そこをあまり大事にしすぎない方がいいと思いますけどね~。◇さかがみ・しのぶ俳優。『バイキング』(フジ月~金曜)メインMC。『ダウンタウンなう』『あのニュースで得する人損する人』『有吉ゼミ』レギュラーほか、出演番組多数。※『anan』2016年10月12日号より。写真・中島慶子イラスト・3rdeye文・神保亜紀子
2016年10月08日俳優の坂上忍が6日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演。「ミス慶応コンテスト」の中止について言及した。"女子アナの登竜門"としても知られる「ミス慶応コンテスト」。運営する慶応義塾広告学研究会で未成年の飲酒が発覚したことにより、大学側から解散を命じられ、同コンテストも中止に追い込まれてしまった。番組では、2009年にも、同研究会の学生が東横線日吉駅周辺を全裸で走り、公然わいせつで書類送検される不祥事を起こし、同コンテストが中止となったことを紹介。坂上は「常習犯じゃん」と厳しい言葉を放ち、「前歴があるのに指導をしてない?」と疑問を口にすると、慶応大学大学院教授の岸博幸氏が「監督していたにも関わらずこういうことを起こしてしまった」と説明した。また坂上は、今回の騒動では飲酒の強要があったとされていることについて、「強要ってついた時点で、ゲス極の子のとは質が違う」と、当時未成年だった新恋人との飲酒が発覚し活動停止を発表したゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音の問題とは違うと意見。その上で、「ミスコン自体まったく興味がない」と話した。さらに、同コンテストは「復活する気がする」と話し、「復活してもいいと思うんですけど、復活するのであれば、学校側がノータッチではなく、指導であったり、監督責任っていうのはある程度あるんじゃないかなと。そういう組織づくりをちゃんとやって復活すればいいんじゃないですか」と意見。岸氏も「新しくできたら厳しく監督すると思うし、そうしないとダメだと思いますね」と同調した。
2016年10月06日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「セカンド彼氏」。本命の彼氏がいながら、彼に足りないと感じる部分をもう一人の別の男性に求める。寂しい時に呼び出したり、本命との関係が煮詰まった時にちょうどいい存在とのことですが、坂上さんは「セカンド彼氏」についてどのようにお考えでしょうか?***本命にないものを求めるための策?非常に効率的といえば聞こえはいいですけど。相手に100を求めるなんてそもそも無茶な話だし、誰しも足りない部分があって当たり前。よく“腹八分目”がちょうどいいっていうでしょ。それと同じで、相手の足りない部分を伸びしろだと思えば、その人で十分楽しめると思うんですけどね。恋愛での物足りなさを別の男で穴埋めするという手っ取り早さが、僕にはどうもつまらない考え方だとも思えてしまいますが…。女性に比べると男性は浮気や不倫に対してルーズだけど、気が小さい分、悪いことをしている自覚があったりするんです。女性は意外と大胆だから、何かルールを作っておかないと、歯止めが利かなくなりそうで怖い。「本当は本命だけでいいんだけど…」というくらいの後ろめたさを、せめて持っていてほしいですね。都合のいい環境って、必ずリスクがともなうもの。自分の行動をちゃんと自分に置き換えて考えてみましょう。気が付いたら、しっぺ返しで彼氏にとってのサードかフォースになっていたりして!◇さかがみ・しのぶ俳優。『バイキング』(フジ月~金曜)メインMC。『ダウンタウンなう』『あのニュースで得する人損する人』『有吉ゼミ』レギュラーほか、出演番組多数。※『anan』2016年10月5日号より。写真・中島慶子イラスト・3rdeye文・神保亜紀子
2016年10月03日俳優の坂上忍が米アニメ映画『アングリーバード』の日本語吹替え版で、主人公の“怒りんぼうのレッド”を演じている。日本一の怒れる俳優として白羽の矢が立ち「世間のイメージですかね(笑)。正直『やっぱり?』って思うし、怒りんぼうで照れ屋、それに天邪鬼なところはレッドに似ていると思いますよ。何より眉毛が似ている!」とまんざらでもない様子だ。その他の写真全世界で30億ダウンロードを記録する大ヒットゲームを映画化した本作。坂上演じるレッドが仲間と手を組み、突如平和な島に上陸したブタのピッグ軍団が奪った“たまご”を取り返すために、大冒険を繰り広げる。『怪盗グルーの月泥棒 3D』のプロデューサーであるジョン・コーエンが製作。『アナと雪の女王』でアニメーションを担当したクレイ・ケイティス監督が、長編監督デビューを飾る。「もし自分の声じゃなければ、感動で泣いていましたよ。それくらい心にグッと迫るものがある作品だと思いますね。お子さんが楽しんでくれるのはもちろん、僕ら大人が忘れかけている勇気と信頼を思い出せてくれる。これを見れば、心の歪みも矯正されるはずですよ」(坂上)俳優業に加えて、歯に衣着せぬ発言でバラエティでも大活躍。“空気を読む”風潮が強い時代だけに、賛否を巻き起こすこともあるが、「いいことも悪いことも、思ったことは言っちゃうタイプなので。僕は小さい頃から(俳優の)仕事をしていますが、ここ最近は現場で“怒る人”がずいぶん減ったなと思うんですよ。そういう流れに対しては、自分自身も違和感があり、悩んだ時期もあった」のだとか。タレントとして時代に合わせるのも仕事のうち。それでも「やっぱり、言うべきことは言わなくちゃと思うようにして。譲れないものがあると言えばカッコいいですけど、要は我慢がストレスになっちゃう(笑)。それに嘘や回りくどい発言、中途半端な遠慮は姑息な気がするんですよ。もちろん、真に受けて怒る人がいるのも承知していますけどね」と信念を貫く姿勢は、映画の主人公であるレッドにも共通している。「まあ、レッドはあのままでいいけど、僕の場合は年齢的に、もう少し大人にならないといけないですね」(坂上)『アングリーバード』10月1日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年09月29日俳優の坂上忍(49)が、28日に放送されたフジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)で、芸能界復帰後初の単独公演を行った女優で歌手の酒井法子(45)について、「薬物から脱せたイメージ」とコメントした。番組では、酒井法子が22日に東京・ディファ有明で行った16年ぶりとなる単独公演についてトーク。2009年に覚せい剤取締法違反で有罪判決を受け、2012年に芸能界復帰してから初の単独公演で、酒井はミニワンピース姿で熱唱した。坂上忍は「薬物から脱せたイメージが、僕は彼女には持っている」とコメント。「そういう意味では、女の人の方が強いのかなという印象はある」と語った。また、6月に都内で開かれたイベントでの囲み取材で、覚せい剤に関する質問に答えなかったことを振り返り、「僕らからすると通らなきゃいけない道みたいな感覚だけど、そこで口をつぐむということは、そういうことには触れないでの本格復帰を目指してらっしゃるのかなと」と推測。「そうなるとハードル高くなるよね」との見方を示した。出演者からは、コンサートでの姿について「かわいい」「足きれい」という声があがり、梅沢富美男は「45歳になってミニスカートはいても全然違和感ない」と絶賛。おぎはやぎの小木博明も「大好き! タイプ!」と言い、松嶋尚美も「めっちゃ顔好き。めっちゃかわいいと思う」とべた褒めした。
2016年09月28日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「懐古厨」。懐古厨とは、昔の方が良かった、といった言葉を連発し、新しいものをその良さをよく知りもしないのに、否定したり貶したりする、大人げない人を皮肉ったネット用語。さて、この「懐古厨」に対する坂上さんのご意見は?***僕だって若い時は、昔のことを語りたがる大人たちをウザい!と思っていましたよ。それが、だんだんと自分が年を取るにつれて、それこそ年上の役割なんだなって思うようになったんです。当たり前のことだけど、長く生きている分、今までに見てきたもの、感じたものがたくさんある。その経験の中で、良かったと思えるものに対してはブレちゃいけない。良かった“昔”を、ちゃんと口で伝えていくべきだと思うんですけどね。最近はそのジジババさんも、嫌われたくないからか、若者に迎合するようになってきたなぁって感じます。じつはこの方が問題で、不健全ですね。年を取れば「昔は良かった」という思いは強くなるものだし、それを聞かされる若者は、年寄りをウザいと思うもの。若者と年寄りの構図って、いつの時代も同じなんですよね。だから今、“厨”なんて付けて皮肉った言い方をする人たちがいるのは当然のことですよ。でも、その当人だって年を取った時には「昔はさ…」って、間違いなく言っているはずですからね。◇さかがみ・しのぶ俳優。『バイキング』(フジ月~金曜)メインMC。『ダウンタウンなう』『あのニュースで得する人・損する人』『有吉ゼミ』レギュラーほか、出演番組多数。※『anan』2016年9月21日号より。文・神保亜紀子(C)PeopleImages
2016年09月21日ミュベール(MUVEIL)デザイナー中山路子のディレクションによるジュエリーブランド「グランマティック(GRANDMATIC)」が、伊勢丹新宿店 本館に限定ショップをオープンする。期間は、2016年9月21日(水)から26日(月)まで。美しく年齢を重ねたグランマへの憧れを形にした「グランマティック」。普遍的でありながら、使い込むごとに愛着の湧くジュエリーになってほしいという願いを込めたブランドだ。限定ストアでは、中山が敬愛するアイリス・アプフェルの映画のDVD発売に伴い、 アイリス・アプフェルをフォーカスした世界観を表現。 また、グランマティックジュエリーを身につけたグランマチャーム限定品も登場する。その他、秋の新作ネックレスやイヤリング、中山リメイクのヴィンテージジュエリーも限定発売。温かみのある美しいジュエリーをぜひ手にとってみてはいかがだろう。【概要】グランマティックフェア期間:2016年9月21日(水)〜26日(月)場所:伊勢丹新宿店 本館1階プロモーションスペース住所:東京都新宿区新宿3-14-1
2016年09月08日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「パパ活」。ごはんをご馳走してくれたりプレゼントを買ってくれる“パパ”を探す活動のこと。カラダの関係を持たず、お小遣いをくれたり、支援してくれるパトロンのような存在とのこと。さて、この「パパ活」に対する坂上さんのご意見は?***ごはんをおごってくれたりプレゼントをくれたり、お金を持て余したオジサンのことをパパって言うの?“パトロン”とか“あしながおじさん”のような捉え方をしているみたいだけど、本来の“パトロン”とはかなり違いますよね。「画家になりたくて、支援してくれる人を探している」なら理解できるけど、このパパ活って、何が目的?何を求めているの?こういう形で贅沢を覚えちゃうのも、どうかと思いますよね~。年を取るにつれ、がんばっている若い子を応援したい、支援したいって気持ちは増してくるものだと思うんです。面倒をみてあげたいって気持ちはあくまで善意からくるもののはずなのに、このパパ活はそれを逆手に取るような行為になりかねないのでは…と、危惧してしまいますね。もちろん援交ではない、愛人ではない上で、オジサン側にもそれなりの満足感があって、利害関係が成立しているのかもしれないけど、それにしたって女性側に都合が良すぎるんじゃないかな。下心のある男性はたくさんいますから。リスクはつきものです!◇さかがみ・しのぶ俳優。『バイキング』(フジ月~金曜)メインMC。『ダウンタウンなう』『あのニュースで得する人・損する人』『有吉ゼミ』レギュラーほか、出演番組多数。※『anan』2016年9月7日号より。文・神保亜紀子(C)pkline
2016年09月06日俳優の坂上忍が、1日に放送されたフジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)で、SNSでのデマ投稿について「とんでもない」「相当な罪」と憤慨した。"防災の日"である9月1日、番組では今年4月に発生した熊本地震などを振り返りながら、災害時のSNSの活用についてトーク。熊本地震で自宅が全壊し、被災地の状況などをブログで発信していたタレントの井上晴美も出演した。熊本地震では、井上をはじめ多くの芸能人のブログ・SNSが避難され、震災直後には「ライオンが街に逃げた」というデマがSNSに投稿され混乱が起きる事態も。一方、東日本大震災では、SNSの投稿で多くの命が助けられ、ライフラインとして活躍した。坂上は、井上への誹謗中傷について、「なんでそうやって揚げ足を取るやつがいるの、さっぱりわからない」とコメント。自身については、「僕はそもそもネットを拒絶している方、超アナログな人間なんで、災害時にブログを書くのか書かないのかっていったら僕は書かないと思う」と話し、「ネットで人の揚げ足取る人とか接触したくないので」と加えた。また、「ライオンが街に逃げた」というデマ投稿について、「とんでもないよね」と憤慨。「晴美ちゃんの揚げ足取ってたたく連中もそうだけど、誤情報流した連中って相当な罪だと思う」とその罪の大きさを強調した。
2016年09月01日「調教」「復讐」――そんなキーワードで彩られる主人公。ひとりの女性として、中山美穂は彼女の行動や心理を「理解できない」と突き放すが、一方で女優・中山美穂はこの役にどうしようもなく惹きつけられ、出演を即決したという。WOWOWにて放送中の連続ドラマ「賢者の愛」。かつて親友に初恋の男性を奪われた女性が、その親友・百合(高岡早紀)と初恋の男性(田辺誠一)の間に生まれた息子・直巳(竜星涼)を、復讐のために自分好みの男に調教し、育て上げていくさまを描き出す。そこには妖艶で、深い闇を心の内に抱えた、誰も見たことのない中山美穂がいた――。原作は鋭い感性で数々のベストセラー小説を送り出してきた山田詠美。中山さん自身「20代の頃に、山田さんの本は結構、読んでいたし、憧れもあったので嬉しかった」とのこと。山田さんは、自身が生み出した「賢者の愛」のダークヒロイン・真由子を「中山美穂が演るのか!」と驚きをもって受け止めたという。確かに、最愛の人を奪った親友への憎しみを糧に、20年もの歳月を復讐のために費やす女性を演じる中山美穂というのは、なかなか想像できない。だが、中山さんは、こうした役を演じたいという思いは「以前からずっとあった」と明かす。「どうしても、これまで演じてきたのはいわゆる(典型的な)ヒロインというのが多かったので(苦笑)。ようやく、やらせてもらえるんだなという思いでした」。実際、これまで演じてきた役柄とは全く異なる真由子という役を演じたことで、女優として新たな境地が開けたという実感は?「正直、この役をやることで何か、これまでと変わった一面が出せるかもって思ってたんです。でも、実際に演じながら『あれ? あんまり変わっていないのかな…』と少しガッカリした部分もあり…(苦笑)。それを埋めるべく、どうしたらいいのか? と悩みながら演じていたところはあります。ただ、完成した作品を見て、自分で思っていた以上にちゃんとできていたんだなという実感はあります 」。繰り返しになるが、中山さん自身は20年にもわたる真由子の復讐の炎を「想像も理解もできない」という。親友でありながら、愛憎によって深く結びついた真由子と百合の関係性や、いわゆる女たちのマウンティング争いについても同様。「やっぱり理解できないですね(苦笑)。2人の関係に関しては、“友情”という言い方をしますけど、家族的でもあるなと感じてます。家族って、少しの齟齬で大きくずれちゃうことってあるじゃないですか。そういう関係性なんじゃないかなって」。下世話な言い方かもしれないが、真由子の直面する“女の戦い”を、10代の頃から時に同世代の女性と比べられながら芸能界を渡り歩いてきた“女優・中山美穂”とどうしても重ね合わせて見てしまう視聴者も多いのではないかと思うが…。「そうかもしれないですね(笑)。私自身は、特に何も気にしてないですが…。高岡早紀ちゃんが20代の真由子の登場シーンを見て『中山美穂だ!』と思ったと言ってましたが(笑)、同じように感じながら見る人もいるでしょうね。まあ、それはしょうがないかな(笑)」。「愛」「欲望」「復讐」と真由子を表す要素は複数あるが、中山さんが真由子を演じる上で一番軸となったのは?そんな問いに少し思案し「やはり、愛なんでしょうね…」と漏らす。「そもそも復讐を目的としつつも、どんどん心が動いていくというところに魅力を感じました。どうしようもないという思い。でも、いまさら引き下がれないという思いもあって…。そういう部分はすごく人間的だなと思います」。では、中山美穂にとっての愛とは?「うーん、なんでしょうね…?コミュニケーションというか、自分の一方的な思いだけではやはり成立しないものだなと思います。人を育てようとしたり、理解し、分かり合おうとする――そういう努力をできることが愛なのかな?無関心にならず、突き放さず…でも『想ってる!想ってる!』『好き!好き!』というだけじゃ愛とは言えないですよね。真由子と直巳の関係?まあ、これもひとつの愛ですかね…」。中山さんは真由子の心理が理解できないという点について、自身はそこまで長く復讐心を持続させることができないと語っている。実際、中山さんはネガティブな感情や憎しみが心にわいた時、どのようにしてそれを忘れたり、乗り越えたりするのだろうか?「時間は必要だと思いますけど、大変ですよね(苦笑)。ゆるすしかないかな」。「忘れる」のではなく相手を「ゆるす」?「うん、ゆるしに近いんだと思います。時間とゆるしですね。どんなに心を痛めても、結局、ゆるさなければ前には進めないんじゃないかと思います」。真由子は今後、中山さんが口にするような「ゆるし」の境地にたどり着くのか? それとも…? 改めてこれからの展開を踏まえて、見どころを聞いた。「“共感”とは言わないまでも、わかってもらえる空気感を感じられるんじゃないかと思います。人間の汚さ、醜さがふんだんに出てきますが、そこに人間らしさ、きれいごとじゃ済まない部分を感じていただければ。これから、真由子と百合の過去についてもどんどん明かされていきますし、最後まで…凄いです(笑)!」WOWOW土曜ドラマ「連続ドラマW 賢者の愛」は毎週土曜22時より放送中。9月9日(金)深夜0時より、1~3話を最終話直前に一挙放送。(text:Naoki Kurozu)
2016年08月31日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回は「察してちゃん」。本心を言わず、相手に気づいてもらいたい人。気づいてもらえないとスネてしまう。相手に無茶なフリをしたり、自分の要求は当たりまえだと思い込む、面倒な存在。さて、坂上さんはどのようにお考えでしょうか?***“察してほしい”という気持ちは、甘えからくるもの。自分の思い描いたシナリオどおりに進まないと気が済まないっていうのは、よくないですね。ある意味、上下関係を作ることと似ていると思うんですよ。全然私の気持ちを分かってない!とばかりに、誰かれかまわず自分の気持ちやルールを優先させてくる。正直、めんどくさいタイプだと思います。「仕事が早く終わったんだけど」と、彼に連絡したとする。その後に「なにしてる?」と付け足せばいいだけの話なのに、それがなくて「さて、私はどうしてほしいでしょう」という態度。それが面倒だと思われるわけですよ。まるでクイズの出題者みたい!言い換えれば“押し付けちゃん”ですよね。恋愛でもそうなら、相手の男も相当な“鈍いちゃん”ですよ。かなり相性悪いと思いますけど!いっそのこと、クイズという名目で出題すればいいんじゃないですか。“察してちゃん”から“お願いちゃん”になってしまえばいいんです。笑いに変えられたら相当可愛いですけどね!◇さかがみ・しのぶ俳優。『バイキング』(フジ月~金曜)メインMC。『ダウンタウンなう』『あのニュースで得する人・損する人』『有吉ゼミ』レギュラーほか、出演番組多数。※『anan』2016年8月31日号より。写真・中島慶子イラスト・3rdeye文・神保亜紀子
2016年08月25日スポーツキャスターの川平慈英と中山雅史が出演する、テレビ朝日の「サッカーロシアW杯アジア地区最終予選」スペシャル映像の90秒フルバージョンが、27日(21:00~)に同局系で放送される特番『神様に選ばれた試合』内で流れることになった。この動画は、川平と中山が、過去のW杯最終予選の名シーンに入り込み、サポーターへ熱いメッセージを送るというもの。1993年の「ドーハの悲劇」で、初のW杯出場が消滅してぼう然とする若き川平を現在の川平が慰め、試合終了後にピッチに座り込む三浦知良選手の横で、中山が健闘を労うように座るというユニークな内容だ。撮影を終えた川平は「23年前の歓喜と絶望の自分と共演できるなんて、生きていれば面白いことが経験できるんですね。ずっと面白い、面白いと言いながら撮影していました」と満足。一方で「自分も歳をとったなと思いました(笑)。この企画を考えた人たちに、『イエー、オーライ(サムアップ)』という感じです」と興奮していた。中山は「撮影は汗だくになりましたね。あの懐かしい映像の当時の思いというか、熱い試合を振り返るというか、ふつふつとまたこういう場面に立ちたいなという思いがすごくわきました」と再び燃えてきた模様。「過去の自分との共演は、もうちょっとスマートにいけたんじゃないかな、と(笑)。でも、いろいろなことを経験して、今日ここに立っているのかなとも思いました」としみじみ語っている。
2016年08月24日女優の沢尻エリカが、21日放送の日本テレビ系バラエティ番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系 毎週日曜21:00~21:54)で、中山秀征の一言に傷ついた過去を明かした。沢尻は14年前、中山がMCを務めていた同局系『THE夜もヒッパレ』に出演。その際、中山はほかの女性ゲストの見た目などを褒めていたにも関わらず、沢尻には「君はなんか、そこらへんの小学生みたいだね」とコメントしたという。スタジオは盛り上がっていたが、「なんで私だけそこらへんの小学生なの!?」とかなり傷ついたそうで、沢尻は「本当にショックで…」と当時の心境を告白。「芸能界入りたてで、当時グサッと言われて、『え!? そこらへんの小学生!?』って」と振り返った。沢尻は2007年に、主演映画『クローズド・ノート』のPRで中山がMCを務めていた同局系『ラジかるッ』に生出演した際、中山からの質問に不機嫌な態度で返答。それ以来、共演NGと言われてきたが、フットボールアワーの後藤輝基が「ヒデさんとはいろいろあるんですね。のちにいろんなことが起きる…」と言うと、沢尻は「なんか…ねえ。ありましたね」と苦笑した。沢尻は21日朝、同局系『シューイチ』に生出演し、中山と9年ぶりに対面。「あの時代、どこかおかしかった。大変失礼しました」と謝罪した。『行列のできる法律相談所』ではそのことにも触れ、沢尻は「ついについにご対面っていう…いろいろありーのからの、やっと」と話していた。
2016年08月21日WOWOWの「連続ドラマW 賢者の愛」の完成披露試写会が8月19日(金)に開催。2年ぶりの連続ドラマ出演となる中山美穂をはじめ、共演の高岡早紀、竜星涼が第1話上映後の舞台挨拶に登壇した。山田詠美の同名小説を実写化した本作。初恋の男性と親友との間に生まれた25歳年下の青年を、自分好みの男の“調教”することで復讐を果たそうとする女性の愛憎に満ちたドラマを描き出す。中山さんは「原作、脚本を読んで『こういう展開の話はやったことない!ぜひやりたい!』と思いました」と述懐。竜星さん演じる直巳を“調教”したが、感想を問われると「とっても調教のしがいのある竜星くんでした」と意味ありげに微笑む。竜星さんは、第1話から大胆に美しい裸体をさらしているが、作品を鑑賞したばかりの観客を見やり「まさか、お尻をこんなに見ていただくことになるとは…」と恥ずかしそう。それでも「中山美穂さんに調教される役というのもなかなかないので、楽しんでやりました。初日からキスシーンで、濃厚なシーンばかりでした」と充実感(?)を漂わせる。真由子の親友で彼女の人生を狂わせる元凶であり、直巳の母親でもある百合を演じた高岡さんは、壇上でも「真由ちゃん、ひどいよねぇ」と甘い声で語り、司会者から「女性としては関わりたくないタイプの女性」と評されると「本当ですか? (百合としては真由子を)大親友と思ってて、羨ましくてしょうがなくて、大好きだから真由ちゃんのようになりたくてこうしてる」と百合の心理を説明する。この日のトークでも女の愛憎に満ちた戦いが勃発!?高岡さんが中山さんに「真由ちゃんはそれでも百合のことが好きでしょ?」と挑発すると、中山さんは「ほっとけないところはあるかな?嫌いだけどほっとけないという関係は(女性同士で)あるよね?」と応戦!高岡さんは「それ、私のことでしょ?」と微笑みを浮かべたまま返し、激しいラリーに客席からは笑いがわき起こり、竜星さんも「女子会ですか、これ…?」とタジタジだった。一方で、高岡さんは過去のシーンで中山さんが20代の頃の真由子を演じているシーンについて「実際、20代だった頃にTVで私たちが見ていた『中山美穂ってこうだよね!』という姿で美穂ちゃんが出てきて衝撃的でした!美穂ちゃんって本当に中山美穂なんだ!って思いました(笑)」とユーモアたっぷりの言い回しで中山さんを絶賛していた。WOWOW土曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 賢者の愛」は8月20日(土)放送開始。毎週土曜22:00(全4話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2016年08月20日放送25周年を迎えた「クレヨンしんちゃん」。8月26日(金)の放送では、テレビ朝日のサッカー解説を務める中山雅史が、本人役でショートコーナーに登場。炎のストライカー・ゴン中山がしんのすけと激アツなコラボを繰り広げるようだ。今回、中山さんが本人役で登場するスペシャルショートストーリーは、なぜか解説者のゴン中山がネネちゃんとPK対決するハメになる…!? という展開。果たして「クレヨンしんちゃん」ワールドでも、中山さんは “ゴンゴール”を決めることができるのか…?これまでにも「ハピネスチャージプリキュア!」などで声優経験がある中山さん。今回のアフレコでも、タイミングもバッチリで急なアドリブのオーダーもお手のもの。NGもなくスムーズに進行し、ムトウユージ監督からも「反射神経が素晴らしい! さすがです!」と絶賛されていたという。そしてアフレコ終了後には、しんちゃんと初対面。しんちゃんから 「オラのプレー、どうだった?」と聞かれると、「スゴかったね! しんちゃんのワザ、ボクもほしいな」とそのプレーを絶賛。また、48歳のいまも現役を続ける中山さんに、しんちゃんは「オラ、飽きっぽい性格なんだけど…」と相談を持ちかけたところ、「ボクはサッカーが好きで、負けたくない気持ちがあるから続けている。しんちゃんも、好きなモノを見つけるといいよ!」 と力強いアドバイス贈る場面もあった。中山さんは「今回の共演で、より多くの子どもたちが僕のことを知ってくれたらうれしいですね。彼らの若いエネルギーを、僕の中に取り込みたいと思います!!」と熱く語り、「しんちゃんは、とても自由ですね! 自分のやりたいことには情熱を傾けるし、好きなことをストレートに表現できるパワーって、スゴイなと思う! しんちゃんと会って、子どもの頃のサッカーへの熱い思いを持ち続けているか、自分自身に問い直す、よい機会になりました」と感想を述べた。また、「クレヨンしんちゃん」はアニメ25周年ということを知った中山さんは、「“続ける”ということは、なかなか難しいことだと思います。僕自身もチームで若い選手たちに刺激を受け、それをどう生かし、自分を高めていくか…いまなおその繰り返しなのですが、『クレヨンしんちゃん』もこれまでの歴史の中でさまざまな進化、成長を繰り返して来たのだろうなと感じます。しんちゃんも頑張ってるなぁ…!」と感慨深げに話し、「でも今回のサッカー対決は5歳児相手ですから、そこはやっぱり負けられませんでしたよ! ここにも“絶対に負けられない戦い”が、あったんです!!」とコメントした。なお、中山さんは今回のショートストーリーへの声の出演のほか、 データ放送企画「東西南北HIPでホイ!」にも出演する。中山雅史ゲスト出演の「クレヨンしんちゃん」は8月26日(金)7時30分~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年08月18日俳優・中山優馬らが、福士蒼汰の主演映画『曇天に笑う』(2017年公開)に出演することが8日、発表された。中山は同作で、時代劇アクションに初挑戦する。原作は、唐々煙氏が漫画誌『月刊コミックアヴァルス』(マッグガーデン)で連載している同名コミック。物語の舞台は、明治維新後の滋賀・大津。人に災いをもたらす大蛇(オロチ)の復活の年、曇(くもう)家の曇天三兄弟と、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲(やまいぬ)は、それぞれ別の方法で大蛇を再び封印し、平和をもたらそうとしていた。しかし、大蛇の力を手に入れ、明治政府の転覆をもくろむ忍者集団・風魔一族の暗躍により、行く手が阻まれてしまう。曇天三兄弟、犲、風魔一族、三つどもえの様相を呈した戦いを描く。中山が演じるのは、曇天三兄弟の次男・空丸。兄・天火(福士)の奔放な性格にへきえきしつつ慕っているが、いつかは彼を超えたいと悩んでいるという役どころで、この空丸の存在が物語を大きく左右することになる。6月21日にクランクインし、撮影も中盤を迎えているが、本広監督からは「すごく優しく演出してもらっています」と報告する中山。撮影は「台本にとらわれず現場でのアイデアで作っていらっしゃるなという印象」のようで、「伸び伸びとやらさせてもらっています」と充実感を口にする。初共演となる福士については、「頼れる座長」と表現。「人としても周りへの気配り、現場での姿勢など尊敬しています」と敬意を表している。そんな福士演じる天火の弟・空丸は、「向上心あふれるエネルギッシュな役所」とした上で、「力強く、スピーディーにアクションシーンを演じさせていただきました」と明かす。また、「オロチ討伐というエンタメを想像しながら共通認識を持ちながら作品を作るというのは本当に楽しい」と感慨を示し、「兄貴を越えたい一心でアクションを頑張っています」とアピールした。さらに、子役の若山耀人が、天火や空丸の弟となる宙太郎役を務めることも決定。大好きな長兄・天火の言うことであれば何でも聞く甘えん坊の子どもだが、持ち前の足の速さを武器に、獄門所から逃れようとする囚人の捕物も手伝う三兄弟の末っ子だ。
2016年08月08日約2年ぶりのドラマ主演となる中山美穂に、高岡早紀、竜星涼、田辺誠一ほか注目のキャストで贈る、WOWOW連続ドラマW「賢者の愛」。“愛”と“復讐”と“欲望”に翻弄される女性の愛憎劇を濃密に描き出す本作から、中山さん&竜星さんの絡み合う姿を含む30秒スポット映像が解禁となった。高級ホテルの一室で、ある美しい青年の体をいとおしむように拭く、敏腕編集者の高中真由子(中山美穂)。彼女との密接な関係を持つその青年は、真由子の親友・朝倉百合(高岡早紀)と初恋の人・澤村諒一(田辺誠一)の子。真由子は百合と出会った少女時代から、なんでも欲しがる彼女に大切なものを奪われてきた。ある日、「諒一との子どもができた」という百合の告白で幕を開けた、20年に及ぶ真由子の復讐とは…。本作は、谷崎潤一郎の「痴人の愛」になぞらえ、主人公の女性・高中真由子が、初恋の人である澤村諒一と親友・百合の間に生まれた息子を、20年の歳月をかけて“自分好みの男”にしようとする、直木賞作家・山田詠美の同名小説が原作。中山さん演じる、美しさと賢さを併せ持つ凛とした大人の女性・真由子が、親友の百合やその周辺の人々に復讐を果たすべく、百合の息子で25歳年下の青年・澤村直巳を、復讐の“道具”として仕立てあげるという衝撃のストーリーで話題を呼んでいる。今回解禁された映像では、官能的なシーンとともに、背筋の凍るような登場人物たちの心理戦が鮮烈に描かれ、親友、恋人、親子、さまざまな人間関係と、それを取り巻く感情の揺らぎが垣間見える仕上がりとなっている。特に、映像後半の真由子の「私は、1日だけあなたのものになる」「そしてあなたは、一生私のものになる」というセリフは、全4話で描かれる濃厚な“愛”と“復讐”と“欲望”に翻弄される女性の愛憎劇を象徴するもの。中山さんをはじめ、高岡さん、竜星さんらのそれぞれの行く末が気にならずにいられない映像となっている。連続ドラマW「賢者の愛」は8月20日(土)22時~WOWOWプライムにて放送(全4話)。(text:cinemacafe.net)
2016年08月08日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回は「女の余裕」。彼の性格を丸ごと受け入れられ、大人の対応ができること。男子100人に女の余裕についてアンケートしたところ、予想通りの8割近い支持率。厳しい意見でお馴染みの坂上さんですが、余裕のある女についてはいかがでしょうか…。***余裕を持っている=相手の価値観を受け入れられるってことでしょ。いい意味での鈍感、天然な人っていうのは少なからずいるんですけど、いわゆる“懐の深い人”って、なかなかお目にかかれないですから。そうなると、余裕を持っている人って、僕にとっての理想の女性なのかも。“母性”の意味をはき違えた女性がよく「男っていつまでたっても子供よね~」って言うけど、そういう人ほど我慢がきかず、ガミガミと短気だったりする印象。余裕持った人は、自分に不具合があったとしてもちゃんと落としどころを見つけられる。余裕と我慢は違いますからね。ただ、誰に対しても余裕のある女でいていいのか。もし、こんな大人の女性と決断力のない男性が付き合ったら、まったく噛み合わないでしょうし、ダメ男をさらにダメにする危険性もあるわけで。この男いいなと思ったら、余裕ある女を“計算”して、演じ分けられたら最高。これができたら相当モテると思いますよ!なんでも損得勘定するわけじゃないけど、人間関係においては重要なはずです!◇さかがみ・しのぶ俳優。『バイキング』(フジ月~金曜)メインMC。『ダウンタウンなう』『あのニュースで得する人・損する人』『有吉ゼミ』レギュラーほか、出演番組多数。※『anan』2016年8月10日号より。文・神保亜紀子
2016年08月06日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「遠恋」。離れているせいで愛情が冷めそう、浮気されそう、会いたい時に会えない…など、遠く離れた恋人との恋愛に不安を抱えている人は多い。坂上さんはそんな恋愛の形をどう考えているのでしょうか?***僕は賛成派!ある程度の距離があったほうがいいと思っちゃいますけどね。逆に、近くにいるほうがお互いに、新鮮味を保つのが大変だったりしますから。簡単には会えない、その悶々とした時間を楽しんだほうがいいですよ。オーソドックスだけど、別れ際ギリギリまでチューしてみたり、遠恋でしか味わえないラブラブ感をとことん楽しめばいいんです。ただ、そもそも我慢と不自由だらけなのが遠恋なので、自分なりのルールは持っていたほうがいいです。甘える時は甘える、我慢する時は我慢。遠距離に慣れてきそうだったら、その手前でこの恋愛に結論を出す、とか。いろんなハンデを乗り越えられたら、結婚へと進みやすいと思いますよ。その先、何か障壁があっても、ちょっとではめげないでしょうしね。遠距離が近距離になっても、急には欲張らないように!遠距離では気づかなかった、お互いが初めて知る顔っていうのが絶対ありますから。ショックを受けないためにも、事前の心構えが必要かもしれませんね~。◇さかがみ・しのぶ俳優。『バイキング』(フジ月~金曜)メインMC。『ダウンタウンなう』『あのニュースで得する人・損する人』『有吉ゼミ』レギュラーほか、出演番組多数。※『anan』2016年8月3日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子
2016年08月02日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「子供おばさん」。人懐っこく愛嬌もあるが、年齢にそぐわない子供っぽい言動をしてしまう女性のことだそう。コラムニスト・ひかりさんが、「大人女子」との対比として著書やウェブで紹介。これに対する坂上さんの意見は?***初見の男ウケは悪くなさそうだけど、いざ付き合ったら長続きは難しそう。結局、主観でしか物事を見られない人のようだから。自分の都合のいいようにあちこち転々としながら生きていける、フットワークが軽いタイプなんでしょうけど、それがいい生き方なのかというと、ギモンです。誰もが、人間関係に悩んだり、理不尽な目に遭いながら大人になっていくわけでしょ。そういう経験が人間力を高めていくんだと思うんです。この人は、そこから背を向けて逃げている感じがしますね。それじゃいつまでも、大人にはなれないはずですよ。客観的な目線がないだろうから、僕がこういうこと言っても「なんで?」って理解できないんでしょうけど。まぁ、そのまま自己チューでもいいですが、この先大きな落とし穴がありそう。気が付いたら自分のまわりに誰もいなかった…とかね。ちょっとでも、今の自分がヤバイと思ったらチャンス。まず、相手主体で考える努力をしてみましょうよ。それが唯一の救いのメソッドだと思いますけどね。◇さかがみ・しのぶ俳優。『バイキング』(フジ月~金曜)メインMC。『ダウンタウンなう』『あのニュースで得する人・損する人』『有吉ゼミ』レギュラーほか、出演番組多数。※『anan』2016年7月27日号より。写真・中島慶子イラスト・3rdeye文・神保亜紀子
2016年07月23日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「出落ち女子」。出落ちとは、客前に出た最初の瞬間にオチがついているという意味のお笑い用語。転じて、男から見て会った瞬間が最も価値が高く、それ以降価値を感じない、見た目だけが良い女性のことをそういうのだとか。坂上さんの意見は?***外見がいいだけに、中身がスカスカだったときのがっかり感といったら!僕はある意味の防御策として、飲み会の席とかでまず事情聴取をするんです。いろんな質問をして、どう返してくるかを試すわけ。魅力的な外見のわりに内面が追いついていないという、底の浅さが見えてしまったとたん、もう興味もなにもなくなってしまいます。出落ちだけに当人は気づいてないんでしょうけど、他人から興味を持ってもらう努力は必要だと思いますね。ヘタに“出落ち感”を隠蔽して付き合う方がリスクは高いと思うんです。いっそ自らのギャグとして、うまく使えばいいんですよ。いい感じの男性ができて、付き合おうとなったとき「じつは私、こう見えて“出落ち”なんです…」って自分から告白しちゃう。もしくは、「もしかして私は出落ち系?」ってかわいらしく聞いてみるとかね。意外と男の方は、気がラクになるもんですよ。お互い見栄を張らず、付き合っていこうって思えるんじゃないかな。薄っぺらい隠蔽美人になっちゃうよりは、よっぽどマシ!◇さかがみ・しのぶ俳優。『バイキング』(フジ月~金曜)メインMC。『ダウンタウンなう』『あのニュースで得する人・損する人』『有吉ゼミ』レギュラーほか、出演番組多数。※『anan』2016年7月20日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子
2016年07月18日全世界30億ダウンロードの大ヒットゲームアプリのキャラクターたちが、ふわっふわの3Dで登場する『アングリーバード』。このほど、“日本一の怒りんぼう”坂上忍が声を務める“怒りんぼう”の主人公レッドが大空に飛ぶ、日本版本予告が解禁された。飛べない鳥たちが平和に暮らす島・バードアイランドを舞台に、太いまゆ毛がトレードマークで怒りんぼうのレッド、おしゃべりでお調子者のチャック、身体はデカいがビビリのボムの3羽が、いじわるなピッグたちに盗まれた大切な“タマゴ”を取り返すため、伝説のヒーロー“マイティーイーグル”を探す旅に出る本作。坂上さんが太まゆの“怒りんぼう”レッドの声を務め、インスタグラムで約46万人のフォロワーを持つ5歳の双子姉妹りんかちゃん&あんなちゃんが、ベイビーバード役で声優に初挑戦する。今回解禁となった予告映像では、まさに主人公レッドそのものの坂上さんの声が!また、ゲームの平面から飛び出した、カラフルでふわっふわの飛べない鳥たちの超かわいい様子が映し出されていく。しかし、平和な島バードアイランドに、突然、船に乗った緑色のブタの大群ピッグ軍団がやってきたことから一転。あるとき、ピッグ軍団は次々にタマゴを持ち去り、とん(豚)ずら!?一夜にしてバードアイランドからタマゴが消えてしまい、バードアイランドは大パニックに――。そんな中、「こんなときこそ立ち上がるのが仲間だろ!」と先頭に立ったのは、なんと“怒りんぼう”のレッド。島中のバードたちはレッドをリーダーに、怒りんぼうパワーをエネルギーに変え、大切なタマゴを取り戻そうとする。バードアイランドだけが全世界と信じていたバードたちが、船を追って行った先に見たのはブタたちの楽園。飛べない鳥たちは勇気をふりしぼって、パチンコを使い、ついに空を飛ぶ!!彼らはタマゴを無事にトリ戻すことはできるのか!?レッドの仲間、超ハイテンションなチャック、ビビると爆発してしまうボムとの勇気と絆が試される、かわいらしくもカッコいい(?)予告編を、チェックしてみて。『アングリーバード』は10月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月05日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「ハッピーオーラ」。男子100人へのアンケートによるとハッピーオーラの女性をアリと答えた男性は41%。明るくて前向き、なんの落ち度もない女性のはずが、支持率は伸び悩み。人間誰しもハッピーだけでは生きていけないってこと?坂上さんの意見は?***どんな時もポジティブ、周りも明るくしてくれるんだから、いい人に決まっています。いつも「悩みごとがなさそうでいいね~」なんて言われて。実はイヤミ半分なのに、それさえも気づかない。ただ、こんなまっさらな天然ハッピーオーラを出している人なんて、そうそういないと思うんですけど。ほとんどの人が、無理しながら一生懸命ハッピーオーラを出そうとしているんじゃないかな。ガマンが大きくなるほど、本当の自分とかけ離れていくし、つらくなるだけなのでは?自分らしさって何だろう?と考えることも必要。ハッピーオーラにも憧れるけど、テレビでコメンテーターが誰かの悪口を言っているのを見てワクワクする自分がいたら、もう資質がないわけですよ。でも、素直にそのどす黒い部分を受け入れちゃえば、だいぶラク。外ではハッピーオーラ、家に帰ったら彼氏にいっぱい愚痴を聞いてもらうくらい開き直ったほうが、健全!あまり“ハッピー”にとらわれすぎると、自分がアンハッピーになりかねない。それじゃ本末転倒ですからね。◇さかがみ・しのぶ俳優。『バイキング』(フジ月~金曜)メインMC。『ダウンタウンなう』『あのニュースで得する人・損する人』『有吉ゼミ』レギュラーほか、出演番組多数。※『anan』2016年7月6日号より。文・神保亜紀子 (C)StefaNikolic
2016年07月05日映画『ホーンテッド・キャンパス』が7月2日に公開を迎え、主演の中山優馬をはじめ、島崎遥香(AKB48)、大野拓朗、高橋メアリージュン、安井謙太郎(ジャニーズJr.)、竹本聡志監督が上映後の舞台あいさつに臨んだ。『ホーンテッド・キャンパス』舞台あいさつの模様大学のオカルト研究会を舞台に、ヘタレな大学生が好意を寄せる後輩のため、呪われたキャンパスの謎を解明していくという“青春オカルトミステリー”。中山はようやく公開を迎え「撮影は1年前以上前ですが、初めてできた映画を見たときは、懐かしいと思いつつ、迫力もあって、映画って価値のあるものだなと思いました。今日を楽しみにしていました!」と晴れ晴れとした表情で挨拶。ところが、隣の“ぱるる”こと島崎は、渋い表情…。「私、本当に昨日の夜から全く同じことを考えてたのに言われてしまって『ちくしょう!』と思いました。言うなよーって(苦笑)」明かす。「嘘でしょ?」と笑う中山に「本当! あとでメモ見せてあげる!」と食い下がり「言うことなくなっちゃった」とボヤいていた。大野は、そんな島崎こそが現場では「影のムードメーカーだった」と告白。「塩対応とか言われてますけど、現場では『ぱるは砂糖だよ』と言ってました」と明かす。中山が島崎にやさしく「よかったな」とほほ笑むも、島崎は「うーん…」とここでまさかの塩対応…!? 会場は爆笑に包まれる。大野はさらに「ぱるの好きなタイプって、身長180センチ以上でスポーツをあんまりしない人だって!」と自身が条件に該当することをアピール。さらに、島崎が「飲んでる人を見ると(いい意味で)うわっとなる」というジャスミンティーを「2杯も飲んできました!」とノリノリで公衆の面前でアタックを仕掛けていた。一方、中山は常々、さかなクンに顔が似ているとイジられてきたが、この日も高橋からの「ユーモアがある。さかなクンみたいなことを言ってくれる」という“前振り”に乗って「撮影中も、監督から『さかなクンの顔になってる』とNGをもらったことがありました…」と告白。監督は「ひとつ後悔してて、最後のカットの表情がちょっとだけさかなクンに見える…」と明かし、会場は笑いに包まれる。後輩の安井から「実は虫が怖くて、とんでもない声を出すんです」と暴露され、実際にどんな声を出すのか?と実演を求められると期待に応えて「ギョギョっ!」と絶叫し、会場は爆笑に包まれた。『ホーンテッド・キャンパス』公開中
2016年07月02日中山優馬主演で、「AKB48」の島崎遥香がヒロインを務める映画『ホーンテッド・キャンパス』が7月2日(土)に公開を迎え、初回上映後に中山さん、島崎さんに加え、共演の大野拓朗、安井謙太郎(ジャニーズJr.)、高橋メアリージュン、竹本聡志も登壇して舞台挨拶が行われた。第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞した櫛木理宇の同名小説を原作に、大学のオカルト研究会の面々が、呪われたキャンパスの謎を解き明かしていく。中山さんは撮影、プロモーションを経てようやく公開を迎え「撮影は1年以上前だったんですが、初めて(完成作を)観たときは『懐かしい』と思いつつ、迫力があって、映画って価値のあるものだなと思ったし、今日の日を楽しみにしていました」と万感の思いを口にしたが、この言葉に島崎さんはお怒りモード!?その理由は…?島崎さんはふくれっ面で「私、本当に昨日の夜から、まったく同じこと考えてたのに、言われて『ちくしょう!』って思いました(苦笑)。言うなよーって」と中山さんに言いたいことを言われてしまったと明かす。「嘘でしょ?」と笑う中山さんに「本当だよ!後でメモ帳見せてあげる!言うことなくなっちゃった!」と語ったが、これもオカルト研究会の仲のよさゆえ…?この日は、知られざるキャスト陣の真の姿について、ぶっちゃけてもらったが、「一番ヘタレなのは誰?」という問いに中山さんは「謙ちゃんやわ(笑)」と安井さんを指さす。「(完成した映画を)隣で一緒に観たんですが、怖いシーンで毎回、ビクッとするのがすごくイラつきました。キミ、出てるやん(笑)」と暴露!島崎さん、高橋さんも同じく安井さんを“ヘタレ認定”し「ヘタレ謙太郎!」(大野さん)、「ヘタケン(笑)!」(中山さん)と散々な扱いだった…。一方、「一番のムードメーカーは?」という問いに大野さんは「ぱるは影のムードメーカーです。塩対応とか言われますけど、現場では『ぱるは砂糖だね』と言われてました」とニヤリ。これに中山さんが「よかったね」と声をかけるも島崎さんは「うーん」とここで塩対応!会場は笑いに包まれた。そして、「中山さんの意外な一面」について共演陣に尋ねると、高橋さんが「顔もかっこいいし完璧だけどユーモアがある!」と語り「さかなクンみたいなこと言ってくれたり」と付け加えると、中山さんは「顔がカッコいいって言っといて、ユーモアあるのはさかなクンに似てるってところ?」と苦笑。実際の撮影中も「NGがかかったところで監督に『さかなクンの顔になってる』と言われたところがあった」と明かし、監督も「ひとつ後悔してるのは、最後のカットの顔が、ちょっとだけさかなクンだった」と語り、再び会場は笑いに包まれていた。『ホーンテッド・キャンパス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月02日歌手で俳優の中山優馬が2日、都内で行われた映画『ホーンテッド・キャンパス』(7月2日公開)初日舞台あいさつに、共演の島崎遥香(AKB48)、大野拓朗、高橋メアリージュン、安井謙太郎(ジャニーズJr.)、竹本聡志監督とともに登場した。劇中では中山が”ヘタレ”という設定だったが、登壇者の中で誰が一番ヘタレだったかを一斉に指さすと、中山、竹本、高橋、島崎が安井を指し、最もヘタレな人物が決定した。安井は「初日にヘタレの烙印を押されるって……」と納得がいかない様子。そのまま「ヘタレ安井」(中山)「ヘタレ謙太郎?」(大野)「ヘタ謙?」(中山)と周囲からいじられると、安井は「改名しませんよ!」、「オカ研(オカルト研究会)みたいに言わないでよ!」と反論しつつ、「もういいですよ、ヘタレで」と諦めていた。撮影中のムードメーカーの話になると、安井は「姐さんです」と高橋をあげた。中山も、高橋について「関西出身なんで、関西弁でフランクに話してくれるのが、みんな和んだと思います」と称賛。また、中山の意外な一面を聞かれた大野は「これ言っていいのかな~」と逡巡しつつ、「この男、スケベなんですよ……」と暴露した。中山は「そうね、スケベはスケベやね」と同意するも会場は静まり返り、大野は「今のは適当に言ったんですけど、のってくれてよかったです」とフォローした。具体的な“スケベ”エピソードを求められ、困惑した空気が流れると、安井が「ジャニーズなんで! すいません!!」と割って入り、中山をヘルプ。「謙ちゃん(安井)はスケベだよね?」と振られると、「あ、僕スケベです!」と爽やかに宣言した。
2016年07月02日歌手で俳優の中山優馬が2日、都内で行われた映画『ホーンテッド・キャンパス』(7月2日公開)初日舞台あいさつに、共演の島崎遥香(AKB48)、大野拓朗、高橋メアリージュン、安井謙太郎(ジャニーズJr.)、竹本聡志監督とともに登場した。同作は第19回日本ホラー大賞・読者賞を受賞し、現在累計70万部を突破した同名人気小説を実写化。大学のオカルト研究会メンバーの5人を中心に、恋愛、青春、ホラーの要素が盛り込まれた映画となっている。中山は「撮影したのは1年以上前で、懐かしいという気持ちもあった」と映画を振り返りながら、「仕上がったのを見て、迫力があって価値のあるものやなと思ってたところがあって。本当に今日の日を楽しみにしてたので、足を運んでいただけてありがたいですね」と満足げに語った。ヒロインの島崎は、中山の言葉を聞いて「私、本当に昨日の夜から全く同じことを考えてたのを今言われて……ちくしょーって思いました。言うなよ! と思いました」と抗議。中山は「こんないっぱいの人の前でちくしょーって思わんでもらっていいかな!?」と驚いた様子を見せた。さらに「昨日からメモ帳に書いてた! 後で見せてあげる」と拗ね顔で主張する島崎に、中山は「それは申し訳ない」と謝罪した。また大野が、撮影の中では島崎が「影のムードメーカー」だったと語ると、会場からも驚きの声が上がった。大野は現場で「『ぱる(島崎)、砂糖だね~。塩(対応)とか言われてるけど、楽しそうにしてくれて嬉しいね』って。スラッフの意気とかも上がって」と話していたことを明かすと、竹本も「やってること間違えてないって感じになったよね」と同意。中山が島崎に「砂糖やって、良かったな」と話しかけると、島崎は「う~ん……」とそっけない返事で"塩対応"を見せていた。
2016年07月02日映画監督に、出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回とりあげるのは、中山優馬(22)だ。2008年にNHKドラマ『バッテリー』で鮮烈な印象を残して以来、抜群の存在感で様々な活動を続け、CD発売、ソロコンサート、舞台主演など活躍の場を広げ続けている。ついに初主演となる映画『ホーンテッド・キャンパス』(7月2日公開)では、オカルトが苦手なのに霊感のある大学生・八神森司を演じる。ホラー×恋愛×青春という、3つの要素を取り入れた作品を引っ張る存在として、一体どのように中心となっているのか。○中山優馬の印象今回の作品は、コメディあり、怖いシーンもあり、恋愛シーンもあり……という構成だったのですが、3パターンの使い分けがすごく上手なんですよ。しかも、リハから本番までにいろいろと形を変えてきて、こちらも「じゃあ、このパターンで行こうか」と言えるくらいに引き出しを持っている役者です。コメディ部分では、王子様顔なのに、変顔がすごかったですね。男前の変顔はやっぱり面白い! 綺麗な顔を崩せば崩すほど笑いが生まれました。実は、関西にいたときに何回か仕事をしたことがありまして。がっちり仕事をしたことはなかったんですが、僕が関ジャニ∞の歌の撮影を担当していたときに、優馬くんがバックで踊っていたんです。たぶん、はじめてメディアに出たくらいのときだと思います。今回再会して感じたのは、若いのに、めちゃくちゃ大人だということ。ふだんは本当にもの静かというか、決して大きな声も出さないんですよ。○撮影現場での様子後半の降霊会パートは、朝から次の日の朝まで撮影をぶっ通しで行う、地獄のスケジュールだったんです。カットがかかったらすぐにぐったりしてしまうような現場でしたが、本当に切り替えがプロでしたね。図書館が撮影場所でしたが、次にほかの作品の撮影が入る予定で、意地でもその日に撮りきらなければいけないような状況でした。そんなときでも優馬くんの切り替えはすごかったですね。あとは関西人なので、細かなボケを逃さなくて、ちゃんとつっこんでくれます(笑)。僕と優馬くんで、スタッフを巻き込んで謙ちゃん(安井謙太郎)をいじったりもしていました。タイトなスケジュールだったので、みんなが疲れているときも、優馬を先頭に一瞬みんなでどかんと笑って気持ちを切り替えて、「さあはじめよう!」という空気になることが多かったです。メアちゃん(高橋メアリージュン)も関西人なので、みんなにすぐ関西弁が乗り移る現場でした。○映画『ホーンテッド・キャンパス』でのおすすめシーン「壁ドン」が流行っていましたが、今回は世間とは違う「壁ドン」シーンを撮りました。予告でも映っていますが、イケメンが目に涙を浮かべて行う壁ドンは、すごく良かったなと思いますね。でも、一番おすすめなのはやっぱり、森司が酔っ払ってるシーンでしょうか(笑)。あの時の優馬くん、一つ一つがすごくいい表情になっているんですよね。謙ちゃんがクラッカーを鳴らすときの優馬くんの顔も、必見です!■作品紹介映画『ホーンテッド・キャンパス』怖がりなのに幽霊が視えてしまう八神森司(中山優馬)は高校時代、不吉な影に狙われている後輩・こよみ(島崎遥香)に出会い恋をするが、臆病な性格から告白もできずに卒業してしまう。一浪の末に大学へ入学すると、そこで再会したのは片想いのこよみ。久々の再会に胸をときめかせ、夢に見たキラキラのキャンパスライフが待っていると思ったのもつかの間、こよみが「幼馴染みの知り合いがいるから」とオカルト研究会に入ることになり、彼の夢は瞬く間に崩れ去ってしまう。7月2日公開。
2016年07月01日ミュージカル「忍たま乱太郎」第7弾 再演~水軍砦三つ巴の戦い!~が、東京ドームシティ シアターGロッソで上演中だ。ミュージカル「忍たま乱太郎」チケット情報尼子騒兵衛著作の漫画「落第忍者乱太郎」(朝日新聞出版刊)と、それを原作にしたアニメ「忍たま乱太郎」(Eテレ)をミュージカル化した本作。2010年の第1弾から“忍ミュ”の愛称で親しまれ、本作は今年1月に上演された第7弾の再演。今回はシリーズ始まって以来の静岡、尼崎での旅公演も行う。中でも尼崎は、尼子騒兵衛の暮らす街であり、土地名がそのままキャラクターの名前になっているなど、『忍たま乱太郎』の聖地とも言える場所。描かれるのは、シリーズ初登場のキャラクター・兵庫水軍と忍術学園六年生たちとの“ファーストコンタクト”。忍者嫌いで知られる兵庫水軍の男たちが、忍術学園の生徒たちとどのようにして出会い、また理解しあうようになったのか、という原作には描かれていないオリジナルストーリーで、兵庫水軍が原作に登場する以前の「エピソードゼロ」となっている。第7弾初演で好評を博した、足を踏み鳴らして踊る“ストンプ”や、20人以上の大迫力の殺陣、楽しいマルチエンディングはもちろん、今作では、ヒーローショーも行われる“シアターGロッソ”という劇場を生かし、派手なワイヤーアクションや新曲も新たに追加。地上から空中まで楽しそうに動き回る忍者たちの姿に、子供から大人まであっという間に引き込まれるはずだ。囲み取材では、初めての旅公演について、潮江文次郎役の海老澤健次が「歴代のメンバーが一生懸命、一弾ずつ作ってこられたおかげで僕たちが行くことができます。今までの先輩方の気持ちも持って、代表として、たくさんの方々にこのミュージカル『忍たま乱太郎』を知っていただいて、元気を与えて、みんなが明るくなるようにがんばりたい」。また、立花仙蔵役の鐘ヶ江洸は「“日本を元気にしていく”っていう目標で僕たちはやっています。舞台を観て、明日もがんばろうって思ってもらえるように、僕らは精一杯舞台上で生きますので、楽しんでもらえたら!」と意気込みを語った。本作は、7月3日(日)まで東京・東京ドームシティ シアターGロッソ、7月15日(金)から17日(日)まで兵庫・あましんアルカイックホール、7月23日(土)・24日(日)は静岡・静岡市民文化会館にて上演。取材・文:中川實穗
2016年06月30日