伊藤沙莉、織田裕二、中島健人が出演するドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」が、8月1日(火)今夜放送の第4話から、第2章が幕を開ける。本作は、知られざる執行官(=各地方裁判所に所属する裁判所の職員で、裁判で出された結論が実現されない場合に、それを強制的に実現するのが仕事)の仕事を描くポップなお仕事ドラマ。ある日突然、執行官の世界に飛び込んだ主人公・吉野ひかり(伊藤さん)は、犬担当の執行補助者として様々な事件や人々に関わりながら、その人たちの人生のリスタートを手助けしていく。そんな耳慣れない職業をテーマにした本作は、執行の世界、執行官の仕事が回を追うごとに明らかになっていき、次々と描き出される知られざる世界には、「執行官ってお仕事は全然知らなかったから、ドラマ内で色々教えてもらえるのも嬉しい」「執行官の仕事も興味深い。コミカルに描いてるけど、考えさせられる内容だ」といった感想が寄せられている。織田さん演じる執行官の小原に請われ、犬担当の執行補助者として現場に同行していたが、人間の極限状態に直面することがあまりに多く、胸がざわざわしてしまうひかり。第3話ラストでは、執行補助者の役目を一旦終えることを小原に告げた。第2章のスタートとなる今夜は、ひかりが新たな気持ちでもう一度小原と対峙し、再び物語が動き始める。そして、ひかりの住むアパートに引っ越してきた栗橋祐介(中島さん)の過去が明かされ、執行には私情は挟まない小原の変化が、とんでもない事態を招くことに。前回、協力しながら地上10mでの決死の執行に挑んだ、犬好き女子・ひかりと犬が苦手な執行官・小原の凸凹バディー。2人の間に生まれそうな友情は、この先どんな展開を見せていくのか注目したいところ。▼第4話あらすじ(8月1日放送)小原樹(織田裕二)から執行官に対する思いを聞いた吉野ひかり(伊藤沙莉)。人の人生の極限状態に向き合い続ける現場に胸がざわざわしてしまったひかりは、これっきりで執行補助者の仕事を辞めたいと打ち明けるが、小原は「その心は執行に大事なものなのではないかと思う」と話し、「気が向いたらまたざわざわしよう」と言い残して、立ち去っていく。程なくして、ひかりが住むアパートの空き室に、執行官室事務員・栗橋祐介(中島健人)が引っ越してくる。その頃、小原はシングルマザー・山家佳菜江(さとうほなみ)の執行に向けて調査を進めていた。佳菜江の所在がなかなか掴めず、さらには立会人の須賀川悟(モロ師岡)が現場に来られないと聞いて途方に暮れていた小原の前に、大きな犬を連れたひかりが現れる。「もう少し執行官の仕事を知ってみたい」という言葉に、天にも昇る気持ちになった小原は、ひかりを今回だけ特別に立会人として、佳菜江の執行の現場に連れていく――。「シッコウ!!~犬と私と執行官~」は毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年08月01日伊藤沙莉が主演する2024年度前期連続テレビ小説「虎に翼」に出演する新たな出演者が発表された。この度解禁されたのは、伊藤さんが演じる主人公・猪爪寅子と一つ屋根の下で暮らす「猪爪家の人々」。石田ゆり子石田ゆり子が演じるのは、寅子の母・猪爪はる役。石田さんは本作が連続テレビ小説初出演となる。はるは、料理と整理整頓が得意で、猪爪家の家計も家事も完璧に管理するしっかり者。常に現実的で、寅子には早く結婚して欲しいと思っている。夢を語る寅子に厳しいアドバイスをすることも。末っ子の直明にだけは甘い。岡部たかし岡部たかしが演じるのは寅子の父・猪爪直言役。岡部さんは、これまで「ひよっこ」「なつぞら」「エール」「ブギウギ」の連続テレビ小説に出演している。直言は、銀行に勤め、3人の子どもの父として猪爪家を支える。大抵のことは笑って許してくれる優しい父だが、妻のはるには頭が上がらない。法律を学びたい寅子の夢を応援する。上川周作「べっぴんさん」「まんぷく」に出演の上川周作が演じるのは、寅子の兄・猪爪直道。人が良く、妹思いの兄で、寅子の親友・花江に一目ぼれし、婚約をしている。妹の結婚を心配しているが、好きなことをして欲しいとも思っている。森田望智「おかえりモネ」の森田望智が演じるのは、寅子の女学校の同級生、米谷花江。女学生のうちに結婚することが夢で、寅子の兄・直道と婚約中。妻として必要なものを全て習得し、家庭で一番になりたいと願う。寅子の親友から、やがて家族となる。仲野太賀仲野太賀が演じるのは、猪爪家に下宿している書生、佐田優三。早くに両親を亡くし、弁護士だった父に憧れて大学に通うが、高等試験(現在の司法試験)にはなかなか合格できない。昼は銀行で働き、夜は大学で勉学に励んでいる。キャストコメント<石田ゆり子>「虎に翼」というタイトルを目にするだけでお腹の底から力がみなぎるような気持ちになります。主人公の猪爪寅子の母である猪爪はるを演じます。力強く、猪突猛進で本当に魅力的な寅子を演じる伊藤沙莉さんの間近にいられる喜びを今からひしひしと感じております。寅子に負けず劣らず私の演じるはるさんもかなり強くて面白いキャラクターなので今から演じる日が楽しみでなりません。連続テレビ小説に出演するのは実は今回が初めてです。歴史ある番組に参加できる喜びを噛み締めております。この素晴らしい物語の中を、誠心誠意生き抜くことができるよう、精進致します。<岡部たかし>岡部たかしと申します。この度、猪爪直言役を仰せつかり身が引き締まる思いでございます。精一杯精進致す所存でございます。朝ドラに出演すること、主人公の父親を演じさせていただくこととなるとこれくらいご挨拶がお固くなるものですね。脚本の序盤を拝読しました。まだ女性の権利主張が弱い時代、家族や社会が当たり前だとすることに違和感をもち、苦悩奮闘突破しようとする寅子の姿は爽快でユーモラスです。しかしまだ序盤、地獄のような苦しみもやってきてしまうのでしょうか。朝ドラって長いですから。親としてナイスなサポートができるのか、はたまた足を引っ張ってしまうのか…毎日のご視聴、憚りながらもお願い申し上げます。<上川周作>この度寅子の兄の猪爪直道役を演じさせていただく事になりました。寅子を兄としてしっかりと支えていきたいと思います。そして、家族や物語の中で出会うたくさんの方達と助け合いながら必死に生きていく姿をお届けできたらいいなと思っています。皆様に愛される作品になりますよう精一杯努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。<森田望智>いつか朝ドラに出たい。憧れ続けてきた夢は『おかえりモネ』で現実となり、そして『虎に翼』でその夢をもっと遠くに飛ばせる機会を頂けたんだなと胸がいっぱいです。脚本を読んでいると、パワフルな寅子がウワッと台本から飛び出してきて、その周りを個性溢れる素敵なキャストの皆さんが生き生きと囲んでいらっしゃる姿が鮮明に浮かんできました。3度目の共演となる伊藤沙莉ちゃんの素敵なお芝居を間近で見続けられること、そして今まで見せたことのない私をお見せできるのではないかと、今から花江ちゃんと過ごす時間が楽しみです。この時代に生きる人の強さを、見ている方の身体の深淵まで届けられますように。よろしくお願いいたします。<仲野太賀>伊藤沙莉さんが主役の朝ドラ…そんなの絶対良いに決まっている!!オファーを頂いた時に興奮したのを覚えています。伊藤さんとは以前も共演していて、また一緒にお芝居が出来る事が楽しみでなりません。今回、佐田優三という役を演じます。脚本の吉田さんが描く優三はどこか気弱で、おどおどしていて何だか頼りない。けど、この男がとても優しく、芯のある人だと直ぐにわかる。脚本を読めば読むほど役に引き寄せられる、そんな感覚があります。昭和に法の世界での女性の活躍を描く今作は、令和の今の日本においても、とても意義のある作品になると思います。素晴らしい作品になるよう一生懸命、楽しく演じたいと思います。よろしくお願いします。<ヒロイン 猪爪寅子役 伊藤沙莉コメント>豪華な、そして大好きな方々が集結し、1年間を一部、またはほとんど共有できることが本当に嬉しく、有り難いです。自分自身、やるべきことがどこまで大変なのかどこまで楽しめるのか本当に手探りでやっていくことになると思いますが心強い方々と共に闘えることに感謝しつつそこに甘えすぎないよう頑張りたいですし何より楽しんでいきたいと思います。制作統括コメント 制作統括 尾崎裕和やすらぎの場所でありながら、時には緊張の場所にもなり得る「家」。家庭裁判所に携わっていく寅子にとって、そんな表裏一体の「家」と向き合うことが、公私に渡って生涯のテーマとなります。その寅子の原点となるのが「猪爪家」です。寅子を形作っていく一つ屋根の下で暮らす人々を、石田ゆり子さんをはじめとする素晴らしいキャストのみなさんに演じていただけることになりました。寅子と彼女彼らの織りなす「家」がどう変化していくか「虎に翼」ならではのホームドラマをお楽しみください。連続テレビ小説「虎に翼」は2024年春、NHKにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年07月31日伊藤沙莉主演の“執行官”をテーマに描くポップなお仕事ドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」の第2話が、7月11日(火)今夜放送される。とある事情から、執行官(=各地方裁判所に所属する裁判所の職員で、裁判で出された結論が実現されない場合に、それを強制的に実現するのが仕事)の世界に飛び込んだ主人公・吉野ひかりが、“犬担当”の執行補助者として事件や人々に関わりながら、人生のリスタートを手助けしていく本作。第1話が放送されると、トレンド1位を獲得し、「栗橋君」「喫茶納税」「織田裕二」などのワードがトレンド入りする盛り上がりを見せていた。第2話では、勤めていたペットサロンの社長が夜逃げしたことで突然職を失っていた、伊藤さん演じるひかりのもとに、執行官の小原(織田裕二)が現れ、犬担当の執行補助者として自分を守ってもらいたい、と提案。そして、まだよく分からないながらも、人気EXtuber・ハットこと轟木羽人(細田善彦)の自宅へ向かうことに。元相方・ブケショこと山田史嗣(内野謙太)からの動産執行の申し立てにより、差し押さえの執行手続きを開始するが、現場を生配信されたり、「全額払うから深夜に出直してこい」と言われたり、無茶苦茶な要求を繰り返される。ついに、新たな世界へと足を踏み入れるひかり。小原や事務員・栗橋(中島健人)らとどんなチームになっていくのか、その第一歩となっている。また、テレビ朝日公式YouTubeほかにて、キャストが撮影現場を直撃する映像が配信中。第1話終了後から配信しているvol.1では、伊藤さんが執行官室で働くメンバーに、撮影現場の様子をインタビュー。そして、第2話放送直後から配信されるvol.2では、ファーストサマーウイカが現場を直撃。伊藤さんをはじめ、板谷由夏、駒井蓮、中川紅葉と、犬たちとの撮影秘話や「差し押さえられて一番困るものは?」というテーマで大盛り上がり。織田さんから語られる撮影エピソードや、中島さんのバースデーサプライズの模様、犬と触れ合うほのぼの映像なども公開する。「シッコウ!!~犬と私と執行官~」は毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年07月11日7月4日(火)今夜放送がスタートするドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」の主題歌が「SEKAI NO OWARI」に決定。中島健人(Sexy Zone)が伊藤沙莉に“執行官”とは…をレクチャーする、スペシャル映像が公開された。本作は、執行官をテーマにした痛快お仕事コメディー。執行官は、各地方裁判所に所属する裁判所の職員で、裁判で出された結論が実現されない場合、それを強制的に実現するのが仕事だ。とある事情から執行官の世界に飛び込んだ主人公・吉野ひかりが、“犬担当”の執行補助者として様々な事件や人々に関わりながら、その人たちの人生のリスタートを手助けしていく。「SEKAI NO OWARI」そんな本作の主題歌は、ドラマのために書き下ろされた「SEKAI NO OWARI」の新曲「ROBO」。作詞はSaori、作曲はNakajinが務めている。また今回、事務員・栗橋祐介(中島さん)がひかり(伊藤さん)に、「執行官とは何たるか」をレクチャーするシーンを先行公開。知られざるお仕事の世界を学ぶことができる。▼第1話拡大スペシャルあらすじとあるペットスパサロンの面接。吉野ひかり(伊藤沙莉)は、社長の上野原美鶴(板谷由夏)を相手に、自分が「いかに犬が好きで犬にも好かれるか」を力いっぱい熱弁していた。憧れのペット業界への就職が決まり、さらに住むところも格安で見つけたことをうれしそうに報告をするひかりに、親友で動物看護師の三戸夏奈(駒井蓮)は「私が資本主義のほかに信用していないもの2つは、無駄にオシャレなペットの店と、ありとあらゆる安すぎる物件」と忠告する。不安になりながらアパートを見にきたひかりは、さっそく怪しい男と遭遇。男の名は、小原樹(織田裕二)、執行官だ。小原は、そこ住む二川研一(中村俊介)一家の家賃滞納に関する調査を行っていた。一方、ペットサロンで上野原の秘書兼事務として働き始めたひかり。とんでもない量の雑務と犬たちの世話に追われる中、まさかの事態に襲われる――。「シッコウ!!~犬と私と執行官~」は7月4日より毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年07月04日現在、韓国映画『パラサイト』の舞台化作品に立ち、7月期はテレビ朝日系ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』で主演を務める伊藤沙莉。この先も注目映画『ミステリと言う勿れ』(9月15日公開)、そしてNHK連続テレビ小説『虎に翼』(2024年前期)の主演も控える、人気実力ともに好調をキープし続ける貴重な存在である。そんな伊藤が主演の異色作『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』が公開された。監督は『ミッドナイトスワン』の内田英治氏と、『岬の兄妹』『さがす』の片山慎三氏。「宇宙人が紛れ込んだ」という新宿歌舞伎町のゴールデン街を舞台に、バーを営みながら探偵の顔も持つマリコに伊藤、その恋人“忍者MASAYA”に竹野内豊を迎えて、6つのオリジナルストーリーを紡いでいく。今回は、「面白い試みをしたいという意気込みを感じられること」「一緒に挑戦させてもらえること」がうれしかったと語る伊藤にインタビュー。また初共演で恋人役となった竹野内の印象や、5月に29歳を迎えた伊藤が、「課題は尽きない」と話す仕事に対しての思いから、「母性がダダ漏れ」だという私生活まで、現在の素直な心境を明かした。○■マリコは「譲りたくない役」になった――ユニークな空気感の作品ですが、伊藤さんは最初にどう感じましたか?内田さんと片山さんらしい作品だなと。台本を読んだときは、「どう撮るの?」と思いましたし、実際、挑戦も多い作品だったと思うのですが、このお二人の作品だと思ったら驚きもおさまりました。実際、お二人とも楽しんで撮っていたと思います。あとシンプルに、「面白いな」と思いました。構成も、1話1話で監督が切り替わるので、もっと連ドラのような作りになるのかなと思ったんですけど、それともまた違う、なかなか私は観てこなかった作風になっていて、面白い挑戦、試みだなと思いました。こうした面白い試みをしたいという意気込みを感じられること自体がうれしかったし、一緒に挑戦させてもらえることもうれしかったです。――具体的に、どんな部分にお二人ならではの世界観、役どころを感じましたか?特に内田さんは『獣道』(17)や、その前の『家族ごっこ』(15)もそうですけど、私が「飢えている様」みたいなところを描いてくださることが多いんです。愛に飢えているのか、何かが足りなくて何かを探している、そういう役をくださる。普段の私を大きく分けると、ニコニコとした「元気のいい後輩」みたいな役が多いんです。でも内田さんの作品は、どの人もみんな何かを背負っていて、でもそういうのを表に出し過ぎない寂しさだったりが繊細に描かれている。そうした表現に挑戦できる作品を与えてくださることがとてもありがたいですし、『獣道』の愛衣と同様に、今回のマリコも、譲りたくない役になりました。○■観終わって「ああ……」となる割り切れない作品が好き――さまざまなエピソードが出てきますが、特にお気に入りは?全部好きなので困るんですけど、特に胸が痛くなってしまって気持ちをどこに持っていけばいいんだろうとなるのは、北村有起哉さんが演じた落ちぶれヤクザと、娘の話ですね。もちろん台本を読んで話は知っているのですが、映像を観たときに「うわ……」とかなり胸にきました。相当キツかったんですが、何がキツいのかもわからなくて。切なさとかどうしようもなさとか。――すっきりしない感じもいいんでしょうね。私、いい意味で胸クソ映画が好きなんです。いい意味で。「救った」「成功した」「イエーイ!」みたいな作品ももちろん好きですけど、終わってもモヤモヤして、「ああ……」となる作品をよく観ます。人間の割り切れなさのほうが好きだし、リアルだなと思うんです。○■カッコよすぎて直視できなかった竹野内豊――竹野内豊さんとの共演はいかがでしたか?なんて言えばいんだろう。お会いする前は、ワイルドなイメージだったんです。でも柔らかい方で、すごく優しくて。スルっとMASAYAとして接してくださっていました。初共演だったので、実際の竹野内さんのことは分からないですし、たくさんお話したわけではないんですが、とにかくMASAYAとして、そこにいらしたんですよね。言葉一つひとつにすごく真実味があった。私、お芝居をする際に、相手を信じることから生まれるものって、たくさんあると思っているんです。それが、竹野内さんには、「信じなきゃ」という第一過程が全く必要なかった。――通常は、最初にマインドをそうした方向に意識して持っていくんですか?常に意識してやっているわけではないんです。それに誰に対してというわけではなく、状況とか環境とかに対してのほうが多いです。ただ今回振り返ってみて、竹野内さんに対して改めて考えを巡らせてみると、竹野内さんって、そういう人だったなと思います。「忍者やってる人だな」と素直に思えました(笑)――忍者やってましたね(笑)そうなんです。現場にも忍者の先生がいらっしゃってたんですけど、竹野内さん、空き時間は日々、忍術を教わって鍛錬されてました。――そうなんですか!?その先生も決して甘い先生じゃなかったので、すごく厳しく教わってたんです。それにも全くへこたれず、真剣に「先生、この時の型はこれでいいですか?」みたいに、本当にずっとやっていて、なんてステキな役者さんなんだと思いました。――恋人役としてはいかがでしたか? 年齢も離れていますが、すんなり入れました?そこに関しては、なにせ竹野内豊さんなので、やはりかっこよくて、現場ではあまり直視できなかったです。あんまりカッコいいから、見ると目がおかしくなっちゃう。でも恋人役ということに関しては、マリコとMASAYAのバックボーンがちゃんとあるので、違和感を持つといったことは特になかったです。○■30歳になることへの期待感「本当に大人になる」――5月に29歳になりました。来年、30歳になるときには、いわゆる朝ドラ『虎に翼』の放送も控えていますが、「もうすぐ30歳だね」と言われたりしますか?しますね。私、30歳になるのが、すごく楽しみだったんです。だから「ついに来た」と。20歳のときも、「大人になるんだ」と思いましたが、30歳のほうがいよいよ「本当に大人になる」という感じが勝手にしています。いい加減ちゃらんぽらんじゃダメだなと。いや、別にちゃらんぽらんに生きてるつもりはないんですけど。なんかもっと、しっかり軸を立てなきゃいけない時期だな、と。いま、本当にありがたい日々を過ごさせていただいているので、課題は尽きないんですけど。――プライベートでは、やりたいことなど何かありますか?今年、姪が生まれまして。――おめでとうございます。SNSで拝見しています。ありがとうございます(照れ)。姪が1歳になるまでには家族旅行に行きたいなと思っています。朝ドラが始まっちゃうと忙しくなっちゃうんですけど、夏休みに家族で遠出したいなと。本当にありがたいことにバタバタしていて、旅行ができる感じではないんですが、どうにか一度、家族で旅行をして過ごしたいです。――楽しみですね。いま母性がダダ漏れですよね。はい、ダダ漏れです。連れて帰りたい(笑)。会うたび、玄関まで一緒に行って「ダメ」と言われて姉に返して帰ってます。――最後に改めて仕事の面で、「課題は尽きない」とのことですが、30歳を前に意識していることを教えてください。現場での在り方です。いろんなことに冷静に対応できる人になりたいです。私はまだまだ全然動揺してしまうので、何が起きてもどっしりと。この『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』もそうですが、真ん中に立つという役割をいただけたときは特に「頼ってもいい」「頼りたい」と思っていただけるような役者でありたいですし、「みんなで作っているのだ」ということを、より大切にしていきたいと、強く思っています。■伊藤沙莉1994年5月4日生まれ、千葉県出身。2003年にドラマデビュー。2020年以降、確かな演技力と出演作品の活躍を評価され、ギャラクシー賞テレビ部門個人賞、エランドール賞新人賞、ブルーリボン賞助演女優賞、山路ふみ子女優賞、文化庁芸術祭放送個人賞、橋田賞新人賞ほか受賞歴多数。近年の出演作は映画『ちょっと思い出しただけ』『すずめの戸締まり』(22)、『宇宙人のあいつ』(23)、ドラマ『ミステリと言う勿れ』『拾われた男 LOST MAN FOUND』『ももさんと7人のパパゲーノ』(22)、テレビアニメ『映像研には手を出すな!』(主人公の声)など。今年は舞台「COCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』」に出演し、テレビ朝日系ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』が7月4日からスタートするほか、映画『ミステリと言う勿れ』(9月15日公開)を控える。また2024年度前期NHK連続テレビ小説『虎に翼』で主役を務める。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら(C)2023「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会
2023年06月30日7月スタートの痛快お仕事コメディードラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」の完成披露試写会が行われ、主演の伊藤沙莉をはじめ、中島健人(Sexy Zone)、笠松将、織田裕二といったメインキャストが登壇した。本作は、とある事情から執行官の世界に飛び込んだ主人公・吉野ひかりが、“犬担当”の執行補助者として様々な事件や人々に関わりながら、その人たちの人生のリスタートを目撃していく物語。今回、ゴールデン帯連続ドラマ初主演となった伊藤さんは、「お芝居をすること、現場でやることはいつもと変わらないのですが」と話しつつも、「こうやって舞台に立たせていただくと責任を感じます」と実感を噛みしめた。また、織田さんとの初共演について、撮影に入るまでは「オンでもオフでも緊張していた」ものの、始まってみると「すごく優しくて、面白くて」とイメージとのギャップがあったそう。中島さんも織田さんについて「常に“大捜査線”にいらっしゃった方なので…」と表現し、「あの(『踊る大捜査線』の)エンドロールを見て育ってきた僕らにとっては《レジェンド》!」と初共演に感激。そんな2人のコメントを笑顔で聞いていた織田さんは、「執行官室では僕が一番若手だった」とふり返り、俳優陣との共演を存分に楽しんでいたそう。一方、伊藤さんと中島さんは、中島さんのドラマデビュー作で共演し、それ以来3回目の共演。中島さんは「幼なじみのような関係」と表し、「今回は沙莉を支える役として呼んでいただけてうれしかった」と笑顔。伊藤さんも「1日に何回か“感慨深いね”って話していた」と仲良しの2人ならではの会話も飛び出したという。また笠松さんは、織田さんとの現場での秘話を披露。「肌が弱い」という共通点を見つけ、織田さんと盛り上がったそうで、「めっちゃ好きになった」とラブコールを送る一幕も。さらにはスタッフから、伊藤さんと中島さんらが、織田さんをあるあだ名で呼んでいるというタレコミも。そのあだ名は、“リビレジェ”。「“レジェンド”って言ったら、織田さんが“レジェンドじゃ死んでるみたいじゃないか”って言うので、リビング(生きてる)レジェンド、略して【リビレジェ】と呼んでいた」と、中島さんが時おりモノマネを交えながら説明。撮影現場でも、頻繁に織田さんのモノマネをしていたようで、会場で観客からリクエストされ、モノマネ披露の場面もあった。続いて、「ホワイトデーに中島健人からスタッフに差し入れられた青いバラ」についてもタレコミが。これが登壇者3人の中で「もらった、もらってない」の議論を招くこともあったが、この日は終始和やかで楽しそうな雰囲気を感じ取ることができたイベントとなった。「シッコウ!!~犬と私と執行官~」は7月4日より毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年06月28日お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気、女優の伊藤沙莉が出演する、サントリー食品インターナショナル「割るだけボスカフェ」の新CM「BOSS CAFE APARTMENT」編が7月4日より放送される。性格も考え方もまるで正反対、だけど大の仲良しという岩井演じる“キッチリ夫”と、伊藤演じる“テキトウ妻”の凸凹夫婦が、自分好みの割り方やこだわりの作り方で、おいしいコーヒーやカフェラテを楽しむ様子を描いた「割るだけボスカフェ」CMシリーズ。今回はいつものように、メーカー推奨の「1:4」という割り方にこだわるきちょうめんな“キッチリ夫”と、ソファーに寝転がって漫画を読みながら、グラスも見ずに牛乳を注ぐ“テキトウ妻”に加えて、“甘々男子”、“ツンデレギャル”など、9種の商品フレーバーをモチーフにした全部で10人のキャラクターを2人が演じている。岩井、伊藤のコメントは以下の通り。○■伊藤沙莉――撮影の感想をお聞かせください。今までは夫婦だけのシーンが多かったんですけど、コンテを見て、これだけたくさんの人が出るのかなと思ったら、全部のキャラクターを自分たちでやるんだと思って(笑)。それが今までと違って新しくて、面白かったです。――いろんなキャラクターを演じる中で、一番楽しみにしている役は?やっぱり元気っ子だから、子供(わんぱく娘)の役は楽しみですね。ここまでちっちゃい子を演じることはさすがにないので、ワクワクしています。あと、ツンデレギャルは、ギャル系ファッション誌みたいな人もいれば、清楚(せいそ)系みたいな人もいるので、いまだ模索中です。――これから撮影する岩井さんに聞いてみたいことは?岩井さんと番組でご一緒させていただく時、これを言うと、すごく嫌がると思うんですけど、優しいんですよ。結構とがった発言というか、鋭いことを言う方なので、本番でしゃべると、すごい突っ込んできたりするんですけど、CMに入ると、ありがとうねという感じなので、そういったギャップ萌えを狙っていますか、と聞いてみたいです(笑)。――CMをご覧になる視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。皆さんが「うわ、なんだ!」と思ってもらえるような映像をたくさん撮れているんじゃないかと思います。「割るだけボスカフェ」は最近、たくさん味の種類が出ていて、楽しい感じになっているので、ぜひ CMと一緒に商品も楽しんでいただけたらいいなと思います。よろしくお願いします。○■岩井勇気――撮影の感想をお聞かせください。今ちょうど甘々男子の格好ですけど、本当は普段もこんな感じなんですよ。他にも、いろんなキャラになれたので、楽しかったし、新しい自分を見つけられたんじゃないかなと思います。僕自身、演技はあんまりやらないんですけど、声のトーンだけで、演技ができている風を装えるので、そこだけは頑張るようにしていました。声で何となくごまかせるというか。――普段の岩井さんは甘々男子なんですか?そうですよ。周りの人間は僕が激甘なことを知っていて、その反動が普段のテレビに出ているみたいなところはありますよね。――どのキャラクターが一番楽しかったですか?一番やりやすかったのは、やっぱり甘々男子です。いつもの僕を出せばいいだけなので、本当に自然体で、撮影しているのかなみたいな。ただただ、普通に喋っていただけなんだけどな、という感じでしたね。ただ、周りのスタッフから笑い声が聞こえてきて、あれは不本意でしたね。なんで笑われているんだろうって。普段もそういうことがあるんですけど、ちょっと気が合わな いかもしれません。――事前に撮影した伊藤沙莉さんの映像をご覧になっていかがでしたか?沙莉ちゃんが猫と一緒に撮った女の子役が、めちゃくちゃかわいかったですね。あの子に会いたいです。今度会う時は沙莉ちゃんじゃなくて、無邪気なあの子を連れてきてほしいと思います。――伊藤さんから「岩井さんは番組の本番中、キツイことを言うんですけど、CMに入ると優しいんです。そういったギャップ萌えを狙っていますか?」というメッセージを頂戴しています。カメラが回っていないと甘々男子なんです。そういうところが出ちゃいますよね。沙莉ちゃんはそれを分かってくれたのかな。あんまり普段の姿をテレビの映像では出さないんですけど、今回のCMで初めてお披露目ということで。今までキャラクターを偽ってテレビに出ていました。軽口な岩井が好きだった方、ごめんなさい。本当は甘々男子なんです。――CMをご覧になる視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。今回いろんなキャラクターを演じさせてもらいました。「割るだけボスカフェ」は9種類もあって、選びたい放題ですから、見た目で選んでもいいし、全部飲んでから選んでもいいし、それはもう本当に自由ですから。最初に選べる今が一番楽しい時ですし、一番ワクワクしますよね。ぜひ甘々男子を選んでください。
2023年06月27日1994年生まれの伊藤沙莉さんと、1971年生まれの竹野内豊さん。23歳の年齢差がありながら互いが醸し出す空気はカメラの前で見事に調和し、穏やかさを湛えている。実はこのふたり、6月30日(金) に公開される映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』で共演し、恋人同士に扮したのだ。内田英治監督と片山慎三監督がタッグを組んだ本作は、単純なラブロマンスではない。伊藤さんに振られた役は、新宿ゴールデン街のバーで働くバーテンダーと探偵を兼業する「マリコ」。竹野内さんはマリコの彼で、自称“伊賀麻績新陰服部流を継承した忍者”の「MASAYA」。ある日、マリコがFBIから「行方不明になった地球外生命体を捜索してほしい」という依頼を受け、MASAYAの協力のもとで宇宙人に迫ってゆく――。劇中、誰にも言えない秘密を抱えたマリコを大きな愛で包み込むMASAYAの包容力が印象的に描かれているが、演じたご本人たちから話を聞くと、撮影現場においては立場の逆転があったらしい。実際のトークをお届けしよう。伊藤さんの懐の深さに助けられました。――おふたりは初共演。まずはお互いの第一印象から聞かせてください。伊藤さんからお願いします。伊藤お話をいただいたときはすごく興奮しました。視聴者や観客のひとりとしてずっと拝見してきた俳優さんですし、好きな作品もたくさんあるのでとにかくうれしくて!でも、撮影の日程が迫ると、ワクワクはドキドキに変わりました。変なひとに思われたらどうしようって(苦笑)。竹野内そうだったんですね(笑)。――竹野内さんはいかがでしたか?竹野内僕で大丈夫かな、と思いました。ジェネレーションギャップがあるのではないかと心配になってしまって、実を言うと、こっそりウィキペディアで伊藤さんの年齢を調べたんですよ(笑)。伊藤(笑)。竹野内でも、脚本を読んでマリコが複雑な過去を持っている女性だということがわかると、歳の差が離れた恋人という設定もあり得るんだろうなと納得しました。伊藤(ニコニコしながら何度も深くうなずく)竹野内伊藤さんはまだ若いのに女優さんとしての経験が豊富だからか、現場にいるときはいつも屈託なく笑っている。その場にいるみんなを明るく包み込んでくれるんですよね。伊藤(照れたように笑いながら)いやいやいやいや。竹野内でも、実際ずっと笑ってた。僕はクランクインからしばらく経ったタイミングで撮影に臨んだので、すでにできあがった撮影現場の空気に馴染めるかどうか心配していたんですけど、伊藤さんが醸し出す雰囲気にすごく助けられました。伊藤母親に「とにかく笑っていなさい」「笑っていれば強くいられるから」と言われて育ったんです。そしたら、いつの間にか楽しいことや面白いことに敏感になって。笑いの要素が日常に溢れていることも知りました。竹野内たしかに。そういう伊藤さんの懐の深さが、映画の中のマリコとMASAYAの関係性にもしっかり表れているような気がします。(C)2023「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会竹野内さんの愛おしさにやられました!――では、特に印象に残っている共演シーンを教えてください。伊藤すごく大好きなシーンがあるんです。あのシーンを撮っているときに一番笑いました。竹野内(不安そうな表情で)えっ、なんだろう……。伊藤忍者の格好をした竹野内さんが煙玉を床に投げつけるところ。竹野内ああ、煙遁の術に励む場面だ(笑)。伊藤ハイ。アレ、完成した本編では煙玉が爆発しているように見えていますが、撮影現場には煙も何もなかったじゃないですか。すごくシュールでしたよね(笑)。竹野内自分が忍者であると信じて疑わないMASAYAの真剣さも、そのシュールな感じに拍車をかけていたような(笑)。伊藤見ていたら笑いが止まらなくなりました。俳優としての先輩にこんなこと言ったら失礼かもしれないですけど、竹野内さんのお芝居がぴたっとハマっていて、すごく愛おしかったです。ああ、思い出したら、またお腹がよじれそう!――そのシーン、要注目ですね。ところで、MASAYAは心に傷を負ったマリコを支える包容力も持っています。伊藤さんの目から見て魅力的な男性ですか?伊藤MASAYAはマリコを本来の自分で居させてくれるという点において理想の恋人だと思います。マリコがバーテンダーをやったり、歌舞伎町の街で探偵をやったりしていられるのは、MASAYAとの深い絆があるからこそだと思いますし、マリコにとってのMASAYAは命綱みたいな存在なんじゃないかな。竹野内命綱か……。ふたりの関係を的確に言い表していて、刺さりますね。きっとMASAYAにとってのマリコもそうだと思いますし、彼女が側にいてくれるおかげで、心置きなく忍者として活動できているのだと思いますね。伊藤そうかもしれません。冷静に見たら、心配せずにはいられない生活ぶりですしね(笑)。竹野内年金を滞納してマリコに何度も「払った?」と確認されて、払ってないのに「払った」と嘘をついたり(笑)。伊藤でも、真っ直ぐな気持ちで生きている。マリコとMASAYA以外にも、落ちぶれたヤクザとか、宇宙人をかくまう科学者とか、殺し屋の姉妹とか、濃ゆ〜いキャラクターがたくさん登場しますが、結果的にストーリーが胸にストンと落ちるのはそれぞれがひたむきに生きているからなんでしょうね。(C)2023「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会「大丈夫」は人を前向きにする“魔法の言葉”。――この作品を通して、どんなことが伝わるといいなと思いますか?伊藤感じ方は人それぞれなのであまり無責任なことは言えませんが、個人的にはMASAYAがマリコにかける“魔法の言葉”がすごく好きなので、それから何か感じ取っていただけたら……。竹野内「大丈夫」って言葉ですよね?伊藤そうです。生きていくと予想外のことがいろいろと起こりますが、「大丈夫」って相手に伝えたり、「大丈夫」って自分に言い聞かせたりすると、ひとは一歩踏み出すきっかけを与えられるような気がします。その言葉を竹野内さんが飄々とした感じで言うと、わたしも一人の観客として救われた気がしました。竹野内情報が錯綜する今、何を信じたらいいのかわからなくなりがちだからこそ、信頼できる人からの励ましが心の支えになるのかもしれませんね。若いひとたちに希望を持ってもらえるように大人たちがしっかりしなきゃいけないと、この作品を通して強く思いましたね。伊藤そういうメッセージ性がありながら、舞台は歌舞伎町で、物語の軸になっているのは宇宙人の捜索(笑)。まずは楽しんでいただいて、見終わった後にじっくり余韻に浸っていただけたらうれしいです!取材・文:甘利美緒撮影:友野雄ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントおふたりのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!
2023年06月26日伊藤沙莉がとまらない! 昨年は『ちょっと思いだしただけ』『すずめの戸締まり』『月の満ち欠け』。今年も『宇宙人のあいつ』、秋には菅田将暉と共演の『ミステリと言う勿れ』を控え、来年のNHK朝ドラでは主演が決まっている。まさに旬の女優だ。そんな彼女の単独主演映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』がいよいよ6月30日(金)から公開。これがなんと、新宿・歌舞伎町が舞台の”探偵もの”。さまざまな、どちらかというと怪しい風俗ネタも取り込んで、外国人がとびつきそうで、ハッシュタグがいっぱいつきそうな、エンタテインメント映画だ。映画好きの人は、元気が良かった頃の香港映画を彷彿とさせる、猥雑で、はちゃめちゃな気分全開の作品と思うかもしれない。『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』安全が自慢の日本の中で、新宿・歌舞伎町は特異な盛り場。24時間営業の不夜城の街。飲食店だけでなく、性風俗の店もいっぱいあるし、裏へ回れば、ヤクザもいて、中国マフィアが勢力を伸ばし、抗争事件も頻繁に行われているとか、いないとか。犯罪も日常的に行われている……かも知れない。「東洋の魔窟」といわれるそんなイメージの場所に、あえて輪をかけて「そうなんですよ、コワイところっすよー。そういやあ、こんな話があって……」と笑いながら都市伝説を紹介するような映画だ。でも、そうしてみたら、まさしく現代の日本が浮かび上がってきた。中川右介さんの水先案内をもっと見る()(C)2023「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会
2023年06月19日伊藤沙莉、北村有起哉、宇野祥平、竹野内豊が出演する映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』より、公開まで1か月を記念して、冒頭10分の本編映像が公開された。歌舞伎町を舞台に、ブラックユーモア溢れる過激で少しだけアダルトな本作は、内田英治監督と片山慎三監督、インディーズ界から飛び出たふたりの異才監督がタッグを組んだ意欲作。次々と巻き起こる予測不能な出来事、それぞれのストーリーが複雑に絡み合いやがて1本の線として繋がり、はちゃめちゃな人間模様が感動の涙を巻き起こす異色の探偵エンタメだ。本作は、内田監督と片山監督がそれぞれ担当した、6つのエピソードから完成している。今回公開されたエピソード「歌舞伎町にいる」は、どちらの監督が担当したのか、予想しながら観てほしい。歌舞伎町の路上で客に誕生日プレゼントをねだるキャバ嬢。その傍らに置かれたバスケット・ケースが開くと、謎の光に包まれて、ふたりは消えてしまう。一方、物語の舞台となるマリコ(伊藤さん)が営むバー「カールモール」では、ホストに貢ぐキャバ嬢(久保史緒里)や、年下の若手映画監督にお金を工面する女性(島田桃依)、男に金を貢いでいる常連客を心配する女性(中原果南)、何か言いたげな表情でカラオケに耳を傾ける男(北村さん)など、訳アリの常連客で賑わっている。そこには、マリコが心を寄せる恋人、自称忍者のMASAYA(竹野内さん)の姿も。男性に貢ぐ女性客にダメ出しをしながらも、MASAYAにお使いを頼むていでお小遣いを渡すマリコの姿に、客たちは呆れながらも微笑ましく見守る。ある日、マリコが閉店した店で一服していると、FBIが重要な依頼で訪ねて来たと大金を差し出す。この街では一体何が起きているのか、これからマリコが体験する予測不能な出来事に期待が高まる。また、「第40回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭」ホワイト・レイヴン・アワード、「第43回ポルト国際映画祭」観客賞を受賞し、海外から注目が集まる本作。さらに本作は、「第27回富川国際ファンタスティック映画祭」(Bucheon International Fantastic Film Festival)へ正式出品も決定した。『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は6月30日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:探偵マリコの生涯で一番悲惨な日 2023年6月30日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2023「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会
2023年06月13日舞台『パラサイト』の合同取材会が4日、都内で行われ、古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこ、キムラ緑子、みのすけ、山内圭哉、恒松祐里、真木よう子、台本・演出の鄭義信氏が出席した。第72回カンヌ国際映画祭パルム・ドール、第92回米アカデミー賞4部門受賞という快挙を成し遂げたソン・ガンホ主演の映画『パラサイト 半地下の家族』が日本で舞台化。6月5日~7月2日に東京・THEATER MILANO-Zaにて、7月7日~17日に大阪・新歌舞伎座にて上演される。日本版『パラサイト』の舞台となるのは90年代の関西。家内手工業の靴作りで生計を立て、地上にありながら地下のように一日中陽がささないトタン屋根の集落で細々と暮らす金田一家の主・金田文平を古田新太、文平の息子・純平を宮沢氷魚、純平の妹・美姫を伊藤沙莉、文平の妻・福子を江口のりこが演じる。舞台が関西ということで、千葉県出身の伊藤や東京都出身の宮沢らは、関西弁での演技に挑戦。伊藤は「マスターできているかわからないですけど、すぐに教えてくださる方々が近くにいたというのはすごく恵まれていたと思います」と述べ、関西弁での演技は楽しいか聞かれると「はい!」と笑顔で即答した。宮沢も「シーンが終わったあとに皆さん来てくれて、『ここはこう言ったほうがいいよ』とすぐアドバイスをいただけるのでありがたいですし、すごく皆さんに助けられました」と関西出身の共演者に感謝した。大阪府出身の山内は、伊藤や宮沢らの関西弁について「皆さんすごく上手ですよ。すごくクオリティが高いと思います」と太鼓判。兵庫県出身の古田も「(誰が関西出身じゃないか)ほぼバレないんじゃないかなと。みんなで見に来て『本物の関西人は誰だ』をやればいいと思う」と、関西出身とそうでない人と差がないくらいに仕上がっていると話していた。
2023年06月04日タレントで女優の吉岡里帆さんが、雑誌『ar』の表紙を務めた報告とともに、クールビューティーなバニー姿の画像を投稿しました。色気たっぷりなバニー姿 この投稿をInstagramで見る 吉岡里帆(@riho_yoshioka)がシェアした投稿 吉岡さんは合計3枚の写真を紹介。1枚目はピンクのタイトめなファッションでうさ耳をつけたクールビューティーな姿、2枚目は淡い色合いのトップスに白のパンツを合わせた画像、3枚目は雑誌『ar』の表紙です。誌面では、吉岡さんがふだんから実践しているボディケア方法をとことん細かく紹介いるとのこと。「一緒に高め合いましょ」のメッセージに、フォロワーからは「とても可愛い」「素敵です」「ボディケアいろいろ参考になりました」「うさ耳りほぽにハートを鷲掴みにされました」などの声が寄せられています。この夏も主演映画の公開が控えている吉岡さん。活躍から目が離せません!あわせて読みたい🌈“乳テロ”「セクシーすぎ」「エロかわ」車内でセクシーランジェリー露わ、グラビア芸人・高田千尋さんに反響
2023年06月02日2023年4月28日、テレビ朝日系で同年7月から始まるテレビドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』で、俳優の伊藤沙莉さんが主演を務めることが発表されました。各地方裁判所に所属する裁判所の職員であり、裁判で出された結論が実現されない場合に、強制的に執行する『執行官』という職業をテーマにした同作。伊藤さんは、『犬にものすごく好かれる』という能力を買われ、執行補助者として働くことになった主人公・吉野ひかりを演じます。テレ朝新ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』脇を固めるのは織田裕二、中島健人また、主人公のひかりを執行補助者に導いた、執行官・小原樹役に織田裕二さん、執行官室の事務員・栗橋祐介役を、アイドルグループ『Sexy Zone』の中島健人さんが演じることも、同時に発表されました。織田さんがテレビ朝日系のドラマに出演するのは、同作が初。また、伊藤さん、中島さんとは初共演とあり「沙莉ちゃんはいろいろな作品に出ているのを見て上手だなあと思っていましたが、実際にお会いしたらとてもかわいらしい方。中島くんはこれからますます楽しみな俳優さんだなと思いました」とコメントしています。中島さんは、織田さんとの初共演に「役者としての大切なことだったり、お芝居に関してのアドバイスだったり、いろんなお話をしてくださって…撮影中ずっとドキドキしていました」と、もはやお馴染みになっている『セクシーキャラ』を封印して、撮影に挑んでいるとのこと。なお、同作の脚本を務めるのは、『カバチタレ!』(フジテレビ系)などで知られる、大森美香さん。仕事をテーマにした作品に定評があり、同作でも、生き生きとした人間模様と軽妙な会話劇が繰り広げられます。『シッコウ!!~犬と私と執行官~』あらすじ地元の信用組合で事務員として真面目に働いていたが、一世一代の決意のもと退職した、吉野ひかり。大らかで明るく、親しみやすい性格のひかりは、憧れだったペット関連の仕事に就くため通信講座で学び、都心にあるペットサロンに就職するも、その会社はある日、執行をうけ、倒産してしまいます。突然職を失ったひかりでしたが、執行を行った張本人である執行官の小原樹から『犬にものすごく好かれる』能力を買われ、執行補助者として新たな道を歩み始めることに。犬だけは大の苦手だという小原はひかりの能力に目をつけ、2人は誰も想像し得なかった凸凹バディを結成。2人が巻き起こすコメディ色満載な物語が始まります。新ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』は、2023年7月、放送開始予定です。[文・構成/grape編集部]
2023年04月28日伊藤沙莉が主演するドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」の放送が決定。中島健人(Sexy Zone)や織田裕二も迎え、ポップで痛快なお仕事コメディを展開させる。本作は、各地方裁判所に所属する裁判所の職員であり、裁判で出された結論が実現されない場合に、情け容赦なく、強制執行によって財産、金品、不動産などを差し押さえたり、没収したりする国家公務員・執行官を題材とした物語。個性豊かなキャラクターたちと軽妙なテンポのセリフの応酬により、明るく誰もが楽しめるドラマとなっている。脚本は、「カバチタレ!」や連続テレビ小説「あさが来た」、「未解決の女 警視庁文書捜査官」など、お仕事モノに定評のある大森美香が手掛ける。ゴールデン帯連続ドラマ初主演となる伊藤さんが演じるのは、ひょんなことから執行補助者となる吉野ひかり。大らかで明るく、親しみやすい性格のひかりは、それまで勤めていた信用組合を辞め、一念発起して上京。憧れだったペット関連の仕事に就くが、その会社はある日執行をうけ、倒産。しかし、その執行を行った執行官・小原樹からある能力“犬にものすごく好かれる”ことを買われ、執行補助者として新たな道を歩み始める。そして2人は、誰も想像し得なかった凸凹バディを結成することに。そんなひかりを執行補助者の道へと引きずり込む執行官・小原樹役には、テレビ朝日のドラマ初出演となる織田さん。小原たちが籍を置く執行官室の頼れる事務員・栗橋祐介を、中島さんがセクシーを封印し、黒縁メガネにベスト、アームカバーというスタイルで演じ、執行官たちの業務をサポートする。<キャスト・脚本家コメント>・伊藤沙莉このドラマの企画書をいただいた時に、私は初めて“執行官”という職業を知りました。きっとそういう“初めて”という方はたくさんいらっしゃるのではないかと思うので、そこに焦点を当ててドラマを作るというのはとても新しいですし、“執行官”がどういうお仕事なのかということを知りつつ、そこにまつわるドラマが展開していくのはとても面白いと思いました。織田裕二さんは、私にとっては「テレビで見ていた方」だったので、《スター感》を抱いていて、お会いするまではすごい緊張していたんです。「怒られたらどうしよう…」なんて思っていましたが、本読みの日に初めてお会いして、全てが覆りました(笑)!こんなに気さくでライトに話してくださる方なんだ!って一気に緊張が解けて、現場に入るのが楽しみになりました。このドラマには犬がたくさん出てきますが、みんな本当にお芝居が上手。織田さんが演じる小原さんは「犬が怖い」という役ですが、そんな織田さんのお芝居とそれに対する犬たちの化学反応みたいなのも素晴らしいことになっていて、織田さんと犬が共鳴し合っている様子が面白いなと思いながらいつも見ているんです。“執行官”という聞きなじみのない職業で法律に関するドラマ、と聞くとちょっと堅く感じられる方も多いかもしれませんが、すごく楽しく描かれていますし、どの登場人物もキャラが濃い!見ていて全く飽きないドラマだと思いますので、ヒューマン的な部分、ラブの部分なども含めて楽しんでいただけたらと思います。・中島健人“執行官”と聞いた時は、まず「なんぞや」と思いました。“執行”という言葉に聞きなじみはありませんでしたが、切れ味があってかっこよさそうなので、そこに織田裕二さんのお名前がキャスティングされているのを見て、「どういう役かはわからないけど、きっと合うだろうな」と確信しました。と同時に、僕と(伊藤)沙莉はどういうポジションなんだろう、と悩みました(笑)。僕も織田さんと言えば、「青島刑事(『踊る大捜査線』)」のイメージでしたし、これまでに本当にたくさんの作品を拝見してきていたので、「え、その織田さんとこれから一緒にお芝居をするの…?」という不思議な気持ちでした。ちょうどドラマの撮影開始がSexy Zoneのドーム公演を控えていた時期で緊張していたんですけど、正直織田さんとの共演のほうがある意味、緊張しちゃったりしていて…(笑)。2つの緊張が隣り合わせだったあの時期は忘れられないです。現場では、役者としての大切なことだったり、お芝居に関してのアドバイスだったり、いろんなお話をしてくださって…撮影中ずっとドキドキしていました(笑)!これまでドラマ・映画などで取り扱ったことのない“執行官”というものを題材にした新しい作品です。法律的なこともそうですが、いろんな形の“愛”、人と人との繋がりを、執行官を通して知ることができますので、ぜひこの夏を楽しみにしていただけたらと思います。・織田裕二“執行官”って簡単に言ってしまうと、「裁判で判決が下っているのに、お金を払ってもらえない、退去してもらえない、など進行しない事柄に対して執行をする」、いわば司法の《最後の砦》なんですよね。なのに、国家公務員なのにも関わらず、出来高制なんです。「そんな国家公務員いるの!?」と正直驚きました。(伊藤)沙莉ちゃんとも中島(健人)くんとも今回が初共演でした。沙莉ちゃんはいろいろな作品に出ているのを見て上手だなあと思っていましたが、実際にお会いしたらとても可愛らしい方。中島くんはこれからますます楽しみな俳優さんだなと思いました。タイトルにもある通り、このドラマには犬がたくさん出てくるのですが、どの子たちもすごくいい子でちゃんとお芝居をしているんです。思わず切なくなってしまったようなシーンも多々ありました。ストーリーは毎話完結に近いですし、多彩なゲストもいらっしゃるので、皆さん、どうぞお見逃しなく!・大森美香(脚本)一昨年、幕末期からの日本を描く大河ドラマの脚本を書かせていただいた後、猛烈に今の日本を知りたくなり「次に描くなら令和の今を切り取れるような作品を!」と願ってプロデューサーさんたちと色んな職業を捜していた中で知ったのが“執行官”というお仕事です。裁判所職員でありながら常に現場に立ち、現状に行き詰まり動けなくなっている人々と向き合う“執行官”。その“執行官”という職業に法律や裁判所とは無縁だった犬好きの主人公・ひかりさんが出合います。戦争や紛争が続き、日常的にミサイルが飛んできたりと油断ならない昨今ですが、ご覧いただく皆さんに「明日も一歩踏み出そう」と思っていただけるパワーやワクワクを少しでもお届けできればと心から願っています。伊藤沙莉さん、中島健人さん、織田裕二さん(お三方ともご一緒するのは初めて!)をはじめとして、キャスト&スタッフ一丸となって制作しております。どうぞご期待ください!「シッコウ!!~犬と私と執行官~」は7月、毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年04月28日2023年4月21日に、俳優の伊藤沙莉さんがTwitterを更新。新しい家族が増えたことを写真付きで報告しました。伊藤沙莉、新しい家族に「幸せすぎた」同日、伊藤さんは兄でお笑いコンビ『オズワルド』の伊藤俊介さんが赤ちゃんを抱いた横でポーズをとる、3ショットを投稿。赤ちゃんは、伊藤さんの姉のもとに誕生した娘だといい、「めでたく叔父と叔母になりました」とつづっています。この度新たに家族が誕生致しました!!姉夫婦に可愛すぎるきゅるるんがーるが伊藤の母性が止まらない。。めでたく叔父と叔母になりました戯れすぎて髪も何もボロボロだけど幸せすぎた。もう会いたい早く会いたい pic.twitter.com/rgjOEazzjY — 伊藤沙莉 (@SaiRi_iTo) April 21, 2023 16万件を超える『いいね』が寄せられるなど、伊藤さんの投稿は反響を呼び、ファンからも「おめでとうございます」と祝福の声が。また、赤ちゃんが兄・俊介さんの子供と勘違いした人も多いようで「びっくりした」といった声も寄せられています。・おめでとございます!お兄ちゃんが新米パパになったのかと思っちゃいました。・めっちゃハッピーな報告をありがとうございます!・幸せになって、もっともっと愛をはぐんでください。「幸せすぎた。もう会いたい早く会いたい」と、早くも親バカならぬ『叔母バカ』を発揮している伊藤さん。今後は、姪っ子に関する投稿も増えそうな予感です。[文・構成/grape編集部]
2023年04月22日5月12日(金) 公開『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』の完成披露上映会が4月18日(火) に新宿バルト9で開催。主演の松村沙友理をはじめ、共演の中村里帆、MOMO(@onefive)、KANO(@onefive)、SOYO(@onefive)、GUMI(@onefive)、和田美羽、伊礼姫奈、豊田裕大、ジャンボたかお(レインボー)、そして大谷健太郎監督が登壇した。本作は、平尾アウリ原作のコミック『推しが武道館いってくれたら死ぬ』の実写映画版。松村が演じる主人公・フリーターのえりぴよは、地元・岡山のマイナー地下アイドルChamJam(チャムジャム)のメンバー市井舞菜に人生のすべてを捧げている伝説的なファン。自らの服は高校時代の赤ジャージのみ、収入の全てを推しである舞菜に貢ぎ、24時間推しのことを想い、声の限りを尽くして名前を呼び、プライベートで布教活動をするなど、推しが生きる活力となっているキャラクターだ。松村は乃木坂46卒業後初の映画主演作の完成に「ドキドキしている」と新鮮さを伺わせながら「この作品は私の中でも自信を持って皆さんにお届けできる作品なので、早く観てほしいです。でも私のアップのシーンが多くて恥ずかしいという気持ちもあります。ウフフ。自分でもアップのシーンを観たときは『おおお!』となりました。ウフウフ。魂込めました」と主演作に手応えを得ていた。空音推しの基役の豊田は「原作にはない劇場版ならではのストーリーで楽しく演じることができました。推し武道館、全開ですよ!」とプッシュ。れお推しのくまさ役のジャンボたかおは「オタク役のエキストラの方々が皆さん本物のオタク。わたくし、そんな皆さんと仲良くなり過ぎてオタクのカリスマとなりました」と笑わせた。ChamJamのリーダー・れお役の中村は「ライブシーンが見所です!」といい、ChamJamの空音役のMOMOは「@onefiveとして主題歌を担当しましたので、最後まで観て聴いてください」、ChamJamの眞紀役のKANOは「舞菜の表情が可愛い。そこに注目!」と予告。ChamJamのゆめ莉役のSOYOは「嵐の中でくまささんがレインコートをバシャバシャさせながら劇場に駆けつけるシーンが好き」、ChamJamの優佳役のGUMIは「バスに乗るシーンではガチで寝ている人がいます!」と舞台裏を紹介した。ChamJamの文役の和田は「ChamJamが色々なことに挑戦するので、その頑張りを観てほしい」、えりぴよの“推し”ChamJamの舞菜役の伊礼は「ChamJamのフルサイズのライブは迫力があって、そこが一番の推しポイント。自分で言うのもなんですが、舞菜成長したなあ!と思いました」と自画自賛していた。映画の内容にちなんでそれぞれが推しているものを発表。豊田は「うどん」、ジャンボたかおは「食べること」、和田は「ギター」、伊礼は「ドーナツ」、中村は「RAP」、MOMOは「ガチャガチャ」、KANOは「ダンス」、SOYOは「餃子」、GUMIは「野球」と回答。一方、松村は可愛らしい犬のイラストを添えて「いとし」と答えた。その理由については「いとしとは、世界で一番愛しい私の愛犬です。推しと言われて一番に思いついたのは自分のワンちゃん。四六時中、犬のことばかり考えていて15分に1回いとし何をしているのかな?と思う。いつでも元気に私のことを迎えてくれて、ホントに私のことが好きなんだと思うところも推しポイントです」と明かした。何年前から飼っているのか?との問いには「う~ん今年で3年目!」とあざとく答えて、ジャンボたかおから「同棲みたいに言わないで!」とツッコまれていた。最後に大谷監督は「原作の世界を大切にしながら、皆さんに愛されるいい映画にしたいと一致団結して作りました。全員が良い表情をしているので、自分もそんなみんなに推されてみたいと思った。ドラマから始まり、いい映画で締めくくれたら嬉しいです」と呼び掛けた。そして松村は座長としての締めの挨拶を求められると「座長!?は~!そんな!何を言わせる気ですか!?」とドギマギしつつも「自分の推しポイントを見つけながら観ていただけたら嬉しいです!」と映画館での封切りに想いを馳せていた。<作品情報>『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』5月12日(金) 全国公開原作:平尾アウリ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(COMICリュウWEB/徳間書店)監督:大谷健太郎脚本:本山久美子音楽:日向萌主題歌:@onefive「Chance」(avex trax)出演:松村沙友理 中村里帆 MOMO(@onefive) KANO(@onefive) SOYO(@onefive) GUMI(@onefive) 和田美羽・伊礼姫奈 あかせあかり 片田陽依 西山繭子・豊田裕大 ジャンボたかお(レインボー)(C)平尾アウリ・徳間書店/「劇場版推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会関連リンク公式HP:::
2023年04月19日5月12日公開の映画『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』の完成披露試写会が18日、都内で行われ、主演の松村沙友理、中村里帆、MOMO(@onefive)、KANO(@onefive)、SOYO(@onefive)、GUMI(@onefive)、和田美羽、伊礼姫奈、豊田裕大、ジャンボたかお(レインボー)、大谷健太郎監督が出席した。累計100万部を超えた平尾アウリの大ヒットコミック『推しが武道館いってくれたら死ぬ』の映画化作品。熱狂的なオタク・えりぴよを元乃木坂46の松村沙友理が演じ、地元・岡山のマイナー地下アイドル・ChamJam(チャムジャム)のメンバー・舞菜に人生のすべてを捧げる伝説的なファン・えりぴょんの姿をコミカルに描く。なお、松村は本作がグループ卒業後、初めての映画主演作となる。観客に初めてお披露目されたこの日は、上映前にキャスト陣が登場して舞台あいさつ。主演の松村は「凄いドキドキしていて、この作品は私の中でも皆さんにお届けすることに自信を持っているので、早く見て欲しい気持ちです」と公開が待ち遠しい様子を見せつつ、「ちょっとだけ自分のアップのシーンがあるので、恥ずかしい気持ちがあります。自分で見た時は『うぉー!』となりました」と照れ笑い。松村が演じるえりぽよんから人生のすべてを捧げられるChamJamの市井舞菜を演じた伊礼姫奈は「成長したChamJamのフルサイズのライブシーンは迫力があったし、ドラマにはなかった表情が一番の推しポイントです。自分で言うのもなんですが、舞菜は良い表情をしていました」と自信を見せた。松村が演じたえりぴよを通じて自分の推しがいる素晴らしさを描いた本作にちなみ、「自身が推していることは?」と質問されると、「いとし」とパネルに書き記した松村は「世界で一番愛おしい愛犬で、四六時中犬のことを考えています。15分に1回は『いとし何しているのかな?』と思っています。家に帰ったら私のことを元気に迎えてくれるし、私のことが本当に好きなんだなというところが推しポイント。一緒に暮らして3年目になります」と明かすと、ジャンボたかおから「同棲みたいに言わないでください」とツッコまれて笑いを誘う場面も。また、ChamJamの五十嵐れお役を演じた中村里帆はCreepy Nutsを聴いてからラップにハマっているそうで「熱いモノが凄く好きで、自分の内側にある気持ちを言葉にしてぶつけ合う姿にどんどん沼っていきました。頭の中ではラップでいっぱいです。いつかは私もやりたいですね。思っていることを内に留めちゃうタイプなので、それを相手にぶつけてやりたいです!」と熱く語っていた。映画『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』は、5月12日より全国公開。
2023年04月19日『ヨコハマ映画祭』『日本アカデミー賞』で、映画『ハケンアニメ!』などの演技が評価されて主演女優賞を受賞した吉岡里帆さん。初めて表紙を飾ったファッション誌『sweet』の告知をInstagramに投稿しました。吉岡さんの魅力を堪能できる投稿 この投稿をInstagramで見る 吉岡里帆(@riho_yoshioka)がシェアした投稿 「sweet 初cover!」と記した吉岡さん。「ミッフィの付録♡」とメッセージをつけて、4枚の画像を公開しました。1枚目では、花柄のワンピースで美脚を披露。2枚目では、ダメージジーンズでキリッとした男前な表情に。3枚目では、ピンクのセットアップで大胆くびれショットを。そして4枚目は、妖艶な表情でこちらを見つめる『sweet』の表紙。吉岡さんの魅力があふれたこの投稿に、フォロワーから「ウエスト綺麗」「本当に可愛い」「初カバーおめでとうございます」「年齢を重ねる度に色気が増して素敵になっていく里帆ちゃん」などの声が寄せられています。美脚や大胆くびれなど、スタイルの美しさにも注目が集まる吉岡里帆さん。次の投稿も見逃せません!あわせて読みたい🌈「胸元が...」「人妻の色気」板野友美さんの大胆シースルードレスにファン歓喜
2023年04月04日SPドラマ「キッチン革命」第2夜が3月26日放送。“ダイニングキッチン発明”の物語に「キッチンに、感謝して使おう」などの声が送られるとともに、伊藤沙莉と成田凌の共演に「とっても相性が良い」といった感想のコメントも寄せられている。“食の革命”で日本を変えた2人の女性の物語を豪華実力派女優陣の熱演で描く、二夜連続スペシャルドラマとなる本作。前回の第1夜は、今では誰もが当たり前のように使っている計量カップ、計量スプーンを生み出し、レシピの原点ともいえる“料理カード”を作りあげた女性医師をモデルにした香美綾子の物語が描かれた。今夜は第1夜の冒頭、亡き夫・昇一の遺影を持って戦後の焼け野原を見つめる綾子に声をかけ、おにぎりを渡した女性で、後にダイニングキッチンを日本に普及させた浜崎マホの物語が描かれる。一級建築士の資格を取り、日本住宅公団の設計課長・本郷義彦から依頼されて設計チームに加入しダイニングキッチンを考案。「できない理由を考えるより、できる方法を考える」が口癖の浜崎マホに伊藤さん。寒さに震えながら料理や後片付けをする妻に、快適な台所を作ってあげたいという強い思いからマホにアドバイザーを依頼する日本住宅公団の設計課長・本郷義彦に成田さん。本郷の妻・栄子に中村アン。本郷の部下で日本住宅公団の設計技師・津川修平に戸塚純貴。同じく公団の設計技師・倉木明夫に佐藤寛太。家事を分担するなど、当時としては先進的な夫婦関係を築いているマホの夫・浜崎隆二に毎熊克哉。日本住宅公団の執務補佐を務める富岡に板尾創路。銀行員時代にはニューヨーク支店に赴任、アメリカの住宅事情を知っている日本住宅公団副総裁・鈴木仙吉に北村一輝。香美女子栄養大学を設立した香美綾子に薬師丸ひろ子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1955(昭和30)年、日本住宅公団設計課長の本郷は新たに公団住宅を作るにあたって、日本初の女性一級建築士にして“お台所のマホ様”とよばれる浜崎マホに設計チームのアドバイザーを依頼する。海外育ちで日本の様式美を無視する曲者ともいわれていたマホは最初の顔合わせから「一戸あたり13坪では狭すぎる」と公団の決定に異を唱え、台所を南側に置くことを提案する。しかし戦後日本のひっ迫した住宅事情から13坪という面積は覆らず、マホは“狭さに挑戦する”ことを決意、それがダイニングキッチンの発案へと繋がっていくが、様々な困難に直面する…というのが2夜のおはなし。視聴者からは「ステンレス流し台の歴史って考えたこともなかったけど戦後なんだね」「今では当たり前のダイニングキッチンだけど このころは見たことない風景なんだな」「台所と食堂を一体化。そっか、昔は常識じゃなくて非常識だったのね」など、今では当たり前となったダイニングキッチンの“始まり”に驚きの声が上がるとともに、「明日からステンレスキッチンに、感謝して使おう」といった声も。またマホ役の伊藤さんには「沙莉ちゃんのテキパキ感ハキハキ感めちゃめちゃ好きだったなあ」「伊藤沙莉さんだからこそのサッパリサバサバさが遺憾なく発揮されてて観やすかった!」「沙莉ちゃんのこと更に好きなったかも」といった声が送られるとともに、共演した成田さんにも「沙莉さんと成田凌さんのテンポのある流れはとっても相性が良い」「成田凌のこういう追い詰められて覚醒する感じのキャラづくりが好き」「成田凌さんのためにあるような役だ。この一点のみでも素晴らしい」といった感想が寄せられている。(笠緒)
2023年03月27日内田英治、片山慎三のダブル監督で贈る話題作『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』がポルト国際映画祭で観客賞を受賞した。伊藤沙莉主演、竹野内豊共演の本作は、歌舞伎町を舞台に、探偵マリコ(伊藤沙莉)が「宇宙人を探してくれ」と依頼されたことから騒動が巻き起こる異色探偵エンタメ。この度、第40回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭ホワイト・レイヴン・アワード受賞に次いで第43回ポルト国際映画祭に正式出品され観客賞を受賞し、三大ファンタ映画祭で2つ目の受賞となる。内田監督と矢部太郎が現地に赴き、上映前の舞台挨拶に登壇。開始からわずか1分で、場内に笑いが起こり、終始、笑いと驚きの声にあふれた上映となった。内田監督は、満席の場内での上映で、観客の反響が上々だったことに対し、「最初はだれも見に来ないんじゃないかと心配していた。ドアを開けたら満員でよかったなと。ポルトガルの皆さんはとてもフレンドリーなんで、とてもリラックスして上映に出席できました」とコメント。上映直後には観客から内田監督に質問が飛び、「歌舞伎町を風刺しているのですが、それがとてもリアル!驚きと、笑いがあること間違いなし!!」「ストーリーが本当によく作られており、非常にオリジナリティがある風刺!」など、賞賛の声が多く寄せられた。海外の映画祭で次々と評判を呼んでいる本作。日本での公開に向けてますます期待が高まる。『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は6月30日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:探偵マリコの生涯で一番悲惨な日 2023年6月30日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2023「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会
2023年03月07日中村倫也主演、伊藤沙莉、日村勇紀、柄本時生ら共演の『宇宙人のあいつ』より本予告と本ビジュアルが解禁となった。『水曜日が消えた』『ハケンアニメ!』など話題作に次々出演する中村倫也が、一家の四兄妹の次男になりすましてきた宇宙人に挑む本作。この度解禁となった予告編では、次男が23年もの間、正体を隠したなりすましのエイリアンだったことが明かされ衝撃を受ける兄妹の面々と、彼らの「かけがえのない時間」が映し出される。次男が地球を離れるまで残された時間はたったの3日間。「誰も観たことのない別れ」を予感させる予告編となっている。そして予告編では「氣志團」が本作のために書き下ろした主題歌「MY SWEET ALIEN」も流れ、熱い男・長男の夢二が心酔するあのバンドへのオマージュか?と思わせるような熱い曲調となっている。「氣志團」の綾小路翔も、「きっと僕らはすぐに親友になれるだろう」と長男・夢二について語っており、「同じ長男だし、音楽の嗜好も合うし、人との向き合い方も似てる」とその思いをコメントに寄せている。氣志團さらに追加キャストとして、井上和香、「バナナマン」設楽統、「南海キャンディーズ」山里亮太が出演することも発表された。井上さんは、本作の飯塚健監督の『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』以来、11年ぶりの映画出演。井上さんと山里さんは「人ではない」ものの声優として参加するという。設楽さんは、相方の日村さんが出演していることもあり、出演を快諾。キャリアを活かした設楽さんならではの役どころで、こちらも声の出演とのこと。併せて、本ビジュアルも解禁。ちゃっかり四兄妹になりますました“あいつ”の姿が映し出され、「家族になりすまして23年―。ところが家族と離れる日まで、あと3日。」というキャッチコピーが。次男の周りには宇宙人を思わせるイラストが施され、笑顔を見せるほかの3人とは明らかに違う様子で写真に収まっている。一見、ポップでコミカルながらも、思い出の家族写真を思わせるような、ちょっぴり切ないポスタービジュアルに仕上がった。▼氣志團 綾小路翔 コメントこの映画を観終えて、最初に思ったこと。「夢二と語り合いたい」何せソッコー確信したもんね。きっと僕らはすぐに親友になれるだろうって。同じ長男だし、音楽の嗜好も合うし、人との向き合い方も似てるし、納豆ラブだし。だから曲を作りました。で、やっぱ良いの出来た。自画自賛。何て言うか…あえて言うなれば、"世代のやつ"。この主題歌に込めた想い、彼なら絶対に理解してくれるやつだって信じてる。いや、君にも伝わるやつのはず。だって、この映画はきっと、"すべての夢見てたやつに贈るやつ"だから。(適当)『宇宙人のあいつ』は5月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:宇宙人のあいつ 2023年5月19日より全国にて公開©映画「宇宙人のあいつ」製作委員会
2023年03月01日今朝発表された、伊藤沙莉主演の2024年度前期連続テレビ小説のタイトルが「虎に翼」に決定した。連続テレビ小説第110作目となる本作は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子をモデルとした、極上のリーガルエンターテインメント。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ一人の女性の実話に基づく、骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決されていく爽快感を一緒に味わえる、毎日次回が気になる物語となっていく。本作を手掛けるのは、第40回向田邦子賞を受賞したNHKよるドラ「恋せぬふたり」や『ヒロイン失格』「君の花になる」の吉田恵里香。実在の人物をモデルとしているが、激動の時代を生きた一人の女性法曹とその仲間たちの波乱万丈の物語として大胆に再構成し、フィクションとして描く。連続テレビ小説へは、「ひよっこ」以来2度目の出演となる伊藤さん。今作で演じるのは、見合い結婚を勧める母親を振り切り、女性に法律を教える日本で唯一の学校への入学、やがて日本初の女性弁護士となる猪爪寅子(いのつめ・ともこ)。世間知らずで自信家の所もあるが、全てに全力。弁護士として、裁判官として、一歩ずつ成長していく。「虎に翼」ストーリー昭和4年、日本初の女性専門に法律を教える学校がでる。そこへ集ったのは、当時の日本のどこにも収まれない、溢れ出す何かを抱えた女性たち。主人公・猪爪寅子も、そんな収まれない女性。周囲から“魔女部”と陰口を叩かれた女性だけの学び舎で、彼女たちは自らの道を切り開くため法律を学んでいく。昭和13年、卒業生から日本初の女性弁護士が誕生。寅子もその一人として日本中から注目され、憧れの的に。しかし彼女たちを待ち受けていたのは、戦争へと突き進んでいく日本。昭和20年、焼け野原に立つ寅子は全てを失う。明日生きるため頼れるのは、かつて学んだ法律だけ。彼女は裁判官になることを決意。戦争で親を亡くした子どもや苦境に立たされた女性たちのため、家庭裁判所の設立に奔走する――。連続テレビ小説「虎に翼」は2024年春、NHKにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2023年02月22日2023年2月22日、2024年前期のNHK連続テレビ小説(以下、朝ドラ)のヒロインを俳優の伊藤沙莉さんが務めることが分かりました。伊藤さんは、ヒロインに決定したことを自身のTwitterで報告するとともに、意気込みも語っています。発表されました…!!!!!この度、私伊藤沙莉2024年度前期連続テレビ小説主演を務めさせていただくことになりました!緊張しております!どうか、温かくお見守りください♀️宜しくお願い致します!!!— 伊藤沙莉 (@SaiRi_iTo) February 22, 2023 また、同日NHKがウェブサイトを通じて、ドラマの詳細を発表しています。伊藤沙莉主演、NHK朝ドラは『虎に翼』2024年前期の朝ドラのタイトルは『虎に翼』。日本初の女性弁護士で後に裁判官となった、三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんを描きます。なお、伊藤さんがNHKの朝ドラに出演するのは、2017年に放送された『ひよっこ』(NHK)以来2回目。今回は初の主演であり、毎回話題になる朝ドラヒロインでの出演とあり、伊藤さんの俳優仲間からも多くの声援が寄せられています。伊藤さんがどのような朝ドラヒロイン像を作り上げるのか、今から期待がかかります。[文・構成/grape編集部]
2023年02月22日《この度、私伊藤沙莉2024年度前期連続テレビ小説主演を務めさせていただくことになりました!》2月22日、自身のツイッターにこう綴ったのは伊藤沙莉(28)。NHKの24年前期連続テレビ小説のヒロインを務めることが発表された。朝ドラへの出演は『ひよっこ』(17年)以来2度目となる伊藤。ツイッターには《緊張しております!どうか、温かくお見守りください宜しくお願い致します!!!》とも綴ったが、実はかつて伊藤はインタビューで次のように語っている。《今だから言えますが、私、『ひよっこ』のオーディションに合格して米子(よねこ)役で出演するまで、ずっとNHKが苦手でした。番組が嫌いだとか、そういうことじゃないですよ。9歳からこのお仕事をやらせていただいて、オーディションもたくさん受けましたけど、NHKだけは一度も受かったことがなかったんです。お調子者とかいじめっ子を演じることが多かったからNHKには合わないのかなって、自分で勝手に決めつけていました》(「朝日新聞デジタル」18年10月15日)NHKに対する苦手意識を持っていたという。「ラジオ番組でも、“あまりにオーディションに受からないから、NHKの建物さえ嫌いだった”と話していました。朝ドラのオーディションも何度も受けたそうですが、落選続き。その理由を”その作品で求められているキャラクターと自分が合わないから“と冷静に分析しつつも、『だんだん人格否定されている感覚に陥る』と苦悩を明かしていました」(スポーツ紙記者)約20年におよぶNHK“冬の時代”を乗り越え、ついに悲願の朝ドラヒロインに。雪解けを経て、一気に芽吹くヒロインの演技から目が離せない。
2023年02月22日2023年2月8日、俳優の伊藤沙莉さんがバラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)にゲストで出演。語られた兄とのエピソードに、反響が上がっています。伊藤沙莉とオズワルド伊藤の『兄妹エピソード』に反響お笑いコンビ『オズワルド』の伊藤俊介さんを兄に持つことで知られている、沙莉さん。同番組にある、ゲストに勝手なイメージをぶつけてプライベートを深掘りするという、『ぽいぽいトーク』でトークを繰り広げました。その中で、視聴者から寄せられた「バラエティ番組に出る時は兄に相談しているっぽい」というイメージに対し、沙莉さんは笑顔で『◯』の札を出して回答。兄である俊介さんとのやり取りを、次のように振り返っています。出る時とか、あとは、前は(出演後に)反省することがすごく多くて。「全然盛り上がってなかった気がする」とか、「貢献できてなかった気がする」、「みんなから嫌われたんだ」ってみたいな感じになっちゃって。そしたらお兄ちゃんが、「芸人さんがその場にいたの?」みたいな。「それで盛り上がらなかったら芸人さんのせいだから大丈夫だ」っていわれて。「君は芸人さんじゃないから、面白いことをするっていうよりは、人間を出す場だと思っていいよ」っていわれて。そこからバラエティは、あんまり緊張しなくなりました。ぽかぽかーより引用バラエティ番組の出演後、手応えを感じず落ち込むことが多かったという、沙莉さん。そんな沙莉さんに対し、俊介さんは「お笑いタレントがいる場で盛り上がらなかったら、その人のせい」だと持論を述べ、「面白いことをするより、人間を出す場だと思っていいよ」と助言したのです。俊介さんの言葉で心が軽くなったのか、沙莉さんはその後、バラエティ番組に出演しても緊張しなくなったといいます。兄妹の絆を感じるエピソードに、ネット上で感動の声が上がりました。・話を聞いて、心が和みました…。・俊介さん、かっこよすぎでは!?・兄妹仲が睦まじい!お笑いタレントとして第一線で活躍する俊介さんの『金言』は、沙莉さんの心を明るく照らしたようです。[文・構成/grape編集部]
2023年02月10日女優の吉岡里帆さん(30)は、1月15日に30歳の誕生日と芸能生活10周年を迎えました。Wアニバーサリーというおめでたい日に写真集『日日』を発売。写真撮影に向けて2か月前からピラティスでトレーニングを頑張り、痩せすぎず肉付きを残しながら鍛えたという体作りのこだわりを明かしています。先日、体育座りで水着水濡れショットを公開し反響が!早速チェックしてみましょう! 透明感満載な水濡れ水着ショットに反響 この投稿をInstagramで見る 吉岡里帆(@riho_yoshioka)がシェアした投稿 「10周年迎えました!」と芸能生活10周年を迎えたことを報告した里帆さん。また、同時に発売したWアニバーサリー写真集『日日』のカットを公開。水着で体育座りをしながらこちらを見つめる里帆さん。濡れた肌に濡れ髪で、すっぴんにも見える美少女感溢れる姿に思わず手を止めた方も多かったのでは。コメント欄には「女神度は増すばかりですね」「それにしても、美人にもほどがあります」「見えそうで見えない、チクショー」と絶賛コメントが相次いで寄せられておりました。30歳を迎えた里帆さんの今後の活躍からも目が離せないですね!あわせて読みたい🌈板野友美さん水着で美ボディ全開「出産前と変わらない」「スタイルいいママ他にいる?!」の声
2023年01月20日俳優の古田新太、宮沢氷魚、女優の伊藤沙莉、江口のりこが、6月5日から東京・THEATER MILANO-Zaで上演される舞台 COCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』に出演することが20日、わかった。脚本・演出家の鄭義信氏が台本と演出を担当し、映画を手掛けたポン・ジュノ監督、鄭氏の両名と親交が深い李鳳宇プロデューサーの企画のもと実現した同作。今回、物語の中心となる、地上にありながら地下のように一日中陽がささないトタン屋根の集落で細々と暮らす金田一家のキャストが発表。一家の主・金田文平役を古田が務めるほか、身分を偽造し、高台の豪邸に住む永井家の家庭教師としてアルバイトを始める文平の息子・順平を宮沢、同じく永井家にアートセラピー教師として取り入る順平の妹・美妃を伊藤、美妃に続いて家政婦として雇われる文平の妻・福子を江口が演じる。コメントは以下の通り。■古田新太“日本のソン・ガンホ”と呼ばれることも多いオイラが、ついに彼と同じ役を演じる日が来ました。とはいえガンホさんが1個下ですから、本来“韓国の古田新太”と言われてしかるべきじゃないかと! でも彼のファンでもあるので、稽古前に映画を見直して完コピしようかな? と目論んでいます(笑)。そして、これまでもオファーをいただきながら、スケジュールが合わずなかなかご一緒できなかった鄭義信さんの作品に、やっと出演が叶います。鄭さんらしい、分厚い人間ドラマになるんじゃないでしょうか。同時代を生きてきたインディーズ出身の演劇人たち、そして才能豊かな若手が揃う座組みを、鄭さんが料理する舞台、どうぞ期待値マックスで足をお運びください。■宮沢氷魚今回、世界的ヒットを果たした『パラサイト』の舞台に出演させて頂けることをとても光栄に思います。個人的に大好きな映画であり、新劇場でどのように舞台化をするのか楽しみで仕方がありません。鄭さんの作品は映画『焼肉ドラゴン』、舞台『僕は歌う、青空とコーラと君のために』をはじめいくつか拝見しましたがどれも傑作で、鄭さんに演出して頂けることを楽しみにしています。世界情勢が不安定で、格差がどんどん開いていく今だからこそ、この作品を届ける意義があると信じています。一人でも多くの方にこの作品を観て頂きたいです。■伊藤沙莉映画館でもテレビでもサブスクでも、何度も見た大好きな映画、そしてファンの方も多い作品の舞台化に参加できる喜びと緊張で震えています。たくましく懸命に生きる人間を、アツく優しく描く鄭さんの舞台に初めて出演したのは、私がまだ20歳そこそこの時でした。この挑戦的な舞台で再びご一緒できることにも運命を感じています。さらに素晴らしい共演者揃いですから、これは面白いものになる予感しかしません! あの世界をどう生のステージで表現するのか、まだ全く想像できていませんが、皆様の期待を裏切らない、そしていい意味で裏切る作品になれば……と思います。ぜひ劇場に確かめにいらしてください。■江口のりこ自分が若手時代に出演した、ドラマ『すみれの花咲く頃』(2007)や映画『信さん・炭坑町のセレナーデ』(2010)といった、映像作品の脚本を手掛けていた鄭さんと初めて舞台でご一緒できることが、まずはとても嬉しいです。座組みには古田さんという頼れるアニキがいますし、何があっても大丈夫という大いなる安心感! キャスティングを眺めていると、ふと「(夫役を演じる)古田さんと私から、果たして宮沢氷魚さんが生まれるのか?」と疑問もわきますが(笑)、映像で共演経験もある宮沢さんが、この役をどう演じられるのかも楽しみの1つです。とにかく頑張りますので、ぜひ観にいらしてください。
2023年01月20日古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこが、韓国映画『パラサイト 半地下の家族』を日本で舞台化するCOCOON PRODUCTION 2023「パラサイト」にて高台の豪邸に“寄生する”一家を演じることが発表された。社会問題化している「格差社会」というテーマを描きながらも、所々に散りばめられた緻密な「伏線」や「テーマ性」が話題を呼び、サスペンス、ブラックコメディ、ヒューマンドラマなどの“ジャンルを超えた傑作”として世界各国で称賛の嵐を巻き起こした『パラサイト 半地下の家族』。日本版舞台化の台本・演出は映画『愛を乞うひと』『焼肉ドラゴン』、舞台「泣くロミオと怒るジュリエット」などを手掛け、舞台・映画と幅広く活躍しそのパワーを遺憾なく発揮する脚本・演出家である鄭義信が務める。90年代の関西――。家内手工業の靴作りで生計を立て、地上にありながら地下のように1日中陽がささないトタン屋根の集落で細々と暮らす金田一家。物語の中心となるそんな金田一家の主・金田文平には、ドラマ・映画・舞台・ラジオなど様々なジャンルで活躍する個性派俳優、古田新太が決定。古田新太身分を偽造し、高台の豪邸に住む永井家の家庭教師としてアルバイトを始める文平の息子・順平を、数々の話題作に出演し俳優として着実にキャリアを積む宮沢氷魚。宮沢氷魚同じく永井家にアートセラピー教師として取り入る順平の妹・美妃には、子役時代から安定感のある演技力に定評がありシリアスからコメディまでこなす伊藤沙莉。伊藤沙莉美妃に続いて、永井家に家政婦として雇われる文平の妻・福子には、多くの作品で唯一無二の存在感を放つ江口のりこと、個性と実力を兼ね備えた魅力的なキャストの共演が実現した。江口のりこ金田家キャスト陣からコメント到着古田新太“日本のソン・ガンホ”と呼ばれることも多いオイラが、ついに彼と同じ役を演じる日が来ました。とはいえガンホさんが一個下ですから、本来“韓国の古田新太”と言われてしかるべきじゃないかと! でも彼のファンでもあるので、稽古前に映画を見直して完コピしようかな? と目論んでいます(笑)。そして、これまでもオファーをいただきながら、スケジュールが合わずなかなかご一緒できなかった鄭義信さんの作品に、やっと出演が叶います。鄭さんらしい、分厚い人間ドラマになるんじゃないでしょうか。同時代を生きてきたインディーズ出身の演劇人たち、そして才能豊かな若手が揃う座組みを、鄭さんが料理する舞台、どうぞ期待値マックスで足をお運びください。宮沢氷魚今回、世界的ヒットを果たした『パラサイト』の舞台に出演させて頂けることをとても光栄に思います。個人的に大好きな映画であり、新劇場でどのように舞台化をするのか楽しみで仕方がありません。鄭さんの作品は映画『焼肉ドラゴン』、舞台「僕は歌う、青空とコーラと君のために」をはじめいくつか拝見しましたがどれも傑作で、鄭さんに演出して頂けることを楽しみにしています。世界情勢が不安定で、格差がどんどん開いていく今だからこそ、この作品を届ける意義があると信じています。一人でも多くの方にこの作品を観て頂きたいです。伊藤沙莉映画館でもテレビでもサブスクでも、何度も見た大好きな映画、そしてファンの方も多い作品の舞台化に参加できる喜びと緊張で震えています。たくましく懸命に生きる人間を、アツく優しく描く鄭さんの舞台に初めて出演したのは、私がまだ20歳そこそこの時でした。この挑戦的な舞台で再びご一緒できることにも運命を感じています。さらに素晴らしい共演者揃いですから、これは面白いものになる予感しかしません!あの世界をどう生のステージで表現するのか、まだ全く想像できていませんが、皆様の期待を裏切らない、そしていい意味で裏切る作品になれば……と思います。ぜひ劇場に確かめにいらしてください。江口のりこ自分が若手時代に出演した、ドラマ「すみれの花咲く頃」(2007)や映画『信さん・炭坑町のセレナーデ』(2010)といった、映像作品の脚本を手掛けていた鄭さんと初めて舞台でご一緒できることが、まずはとても嬉しいです。座組みには古田さんという頼れるアニキがいますし、何があっても大丈夫という大いなる安心感!キャスティングを眺めていると、ふと「(夫役を演じる)古田さんと私から、果たして宮沢氷魚さんが生まれるのか?」と疑問もわきますが(笑)、映像で共演経験もある宮沢さんが、この役をどう演じられるのかも楽しみの一つです。とにかく頑張りますので、ぜひ観にいらしてください。COCOON PRODUCTION 2023「パラサイト」【東京公演】は6月5日(月)~7月2日(日)THEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)にて、【大阪公演】7月7日(金)~17日(月・祝)大阪・新歌舞伎座にて上演。(text:cinemacafe.net)
2023年01月20日伊藤沙莉、竹野内豊共演の『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』より新規場面がカット解禁。さらに海外映画祭への正式出品決定が発表された。本作は、『異動辞令は音楽隊!』の内田英治監督と『岬の兄妹』『さがす』の片山慎三監督がタッグを組み、伊藤沙莉、竹野内豊など豪華な出演者たちが揃った異色の探偵エンターテインメント。この度解禁となった3枚の場面写真では、本作の主人公・マリコ(伊藤沙莉)が、探偵の顔を隠して営んでいる新宿ゴールデン街の三番街にある小さなバー「カールモール」のお店のドアを元気に開ける様子、竹野内豊が演じる自称忍者のMASAYAが忍術修行をする姿、さらに、探偵と忍者の異色のカップル、マリコとMASAYAの仲睦まじい姿が映し出されている。さらに、全国公開に先立ち、ホワイト・レイヴン・アワードを受賞した「ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭」に続き、新たに「第43回ポルト国際映画祭(ファンタスポルト)」のOfficial Competitive Section FANTASY FILMS部門、さらに、アメリカ・ロスで開催、今年で4年目を迎える「Film Maudit 2.0」のOfficial Selection of the Feature Film Competition部門にも正式出品が決定。1980年に始まった「ポルト国際映画祭」は、ファンタジーとポルトを合わせた造語“ファンタスポルト”の愛称で親しまれ、「シッチェス・カタロニア国際映画祭」や「ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭」と並び、世界三大ファンタスティック映画祭の一つに数えられる。ファンタジーやホラー、SFなどのジャンル映画に特化し、過去には『セブン』(1996)、『キューブ』(1999)、『パンズ・ラビリンス』(2007)など名作を輩出。近年では『ゴーストマスター』(2020)、『樹海村』(2021)が最優秀作品賞を獲得、『この子は邪悪』(2022)が審査員スペシャルメンションを獲得している。また、今年で4年目を迎える「Film Maudit 2.0」は、芸術家ジャン・コクトーのフェスティバル「ル・フィルム・モーディット」にインスパイアされた、ハイブリッド(ライブ&オンライン)な映画祭だ。海外での注目度も高まり、ますます目が離せない本作。続報にも注目したい。『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は2023年初夏、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:探偵マリコの生涯で一番悲惨な日 2023年テアトル新宿ほか全国にて公開予定©2023「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会
2023年01月17日葵わかな、伊藤沙莉、薬師丸ひろ子が、戦前から戦後にかけて日本の食に革命を起こした女性たちを演じる「キッチン革命」に、林遣都、成田凌の出演が決定した。本作、“食に関わる革命”を起こして日本を変えた2人の女性を描く2夜連続スペシャルドラマ。第1夜は葵わかな、第2夜は伊藤沙莉という旬の実力派が主演、さらに名女優・薬師丸ひろ子も2人をつなぐ存在として登場する。第1夜は、いまでは誰もが当たり前のように使っている計量カップ、計量スプーンを生み出し、現代でいうレシピ=“料理カード”を作った女性医師・香美綾子を、葵さんが演じる。レシピという発想がなかった時代に予防医学、そして栄養学の観点から、誰もがおいしくて栄養のある料理を作ることができるよう、料理の数値化に挑んだ彼女の足跡をたどっていく。第2夜の主人公は戦後復興の荒波の中、ダイニングキッチンを発明して台所を改革した日本初の女性建築家・浜崎マホ。それまで暗くて寒い北側に追いやられていた台所を家の中心へと移し、光り輝くステンレスの流し台を備えた、明るいキッチンへと変身させる。そんな過去に前例のない一大プロジェクトに乗り出し、日本の住宅を一変させたマホを伊藤さんが颯爽と演じる。さらに、壮年期の綾子に薬師丸さんが扮し、2人のヒロインの運命が交錯する瞬間をドラマチックに描き出す。【第1夜】ひたむきな主人公を支える、純粋な先輩医師を林遣都が繊細に表現林遣都が本作で演じるのは、綾子(葵わかな)が入局する東京帝大医学部附属医院の先輩医師であり、のちに彼女の夫となる香美昇一(かがみ・しょういち)。人づきあいが苦手で研究ばかりしているが、男尊女卑がより根強い時代、ただひとり偏見にとらわれることなく、真摯に綾子に接する人物。2人はともに脚気治療のための胚芽米研究に尽力し、やがて人生を共にすることに…。林さんは「社会の風潮や常識にとらわれず、目標に向かって道を切り拓いていく女性たちの物語です。“自分を大切に生きていこう”というパワーをくれる作品」と本作の魅力を説明するとともに、「昇一は優秀な研究者。でも当時の男性らしくない平等な考えを持っており、心やさしく愛らしい人物として描かれているので、そんなキャラクターをきちんと表現したい」と役柄に誠実に向き合う決意をコメント。また、妻を演じる葵の演技を「クランクインの日、自分の出番の前にスタジオをのぞいたら、先に撮影に入っていた葵さんのスタジオ中に響き渡る力強い声を耳にして…。脚本で読んでいた以上に綾子さんの持つエネルギーを感じました」と絶賛。役柄同様、全力で突き進むパートナーを頼もしく思っていることを明かした。【第2夜】ヒロインの情熱に導かれ、理想の台所づくりに奔走する設計課長を成田凌が熱演変幻自在の演技を見せる成田凌が演じるのは、日本住宅公団日本住宅公団・設計課長の本郷義彦(ほんごう・よしひこ)。妻のために明るい台所を作りたいという思いを胸に、マホ(伊藤沙莉)とともにダイニングキッチンの開発に向けて突き進む本郷をまっすぐに演じる。成田さんは「伊藤沙莉さん演じるマホに感化されて、登場人物全員がどんどん熱を帯びて成長していくのですが、結果はもちろんのことその過程が素晴らしいので、全員が“上がっていく”物語を見てほしいですね」と、物語がはらむ“熱量”をアピール!そして、本郷という人物を「人にはわざわざ見せないやさしさを奥底に持っている人間。この作品は本郷という人間の成長物語でもあると思っているので、彼の成長も見届けてほしいなと思います」と愛ある視線で見つめるとともに、「まわりに流されず、どんどん前に進んでいくマホさんの姿はひたすらかっこいい。見れば必ず元気が出て、前向きになれるドラマです」と視聴者の背中を押す作品であることを語った。そんなパートナーに対し、主人公を演じる2人も「昇一さんは綾子が飛んでいってしまわないように、帰る場所にいてくれる人。お守りみたいな存在」(葵さん)、「バディとして揺るぎない存在。マホに引っ張られているように見せかけて、となりに並んで走ってくれるなんて、すごく心強い!」(伊藤さん)と、それぞれ信頼を寄せている。2夜連続スペシャルドラマ「キッチン革命」は3月25日(土)、26日(日)テレビ朝日系にて2夜連続放送。(text:cinemacafe.net)
2023年01月16日