佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりに夫婦役を演じる『夫婦フーフー日記』。この度、本作に登場するキュートな赤ん坊“ペ~”に佐々木さんと永作さんが悶絶するシーンが一足先にシネマカフェに到着した。出会って17年、友人の間柄からようやく結婚にこぎつけた“ダンナ”コウタ(佐々木蔵之介)と“ヨメ”ユーコ(永作博美)。入籍直後に妊娠が発覚するという幸せの絶頂のさなか、ヨメの直腸に悪性腫瘍が見つかる。待望の赤ん坊“ぺ~”を出産したのもつかの間、闘病生活の末にこの世を去ってしまうヨメ。落ち込むダンナの元に、夫婦の闘病生活を綴ったブログを書籍化する話が持ち上がる。原稿に向き合うことで現実逃避をするダンナ。だが、そこに死んだはずのヨメが現れ…。今回公開された映像は、ヨメの出産から闘病中の育児に奮闘するダンナとヨメが、日々を“フーフー”駆け抜けながらも、赤ん坊ぺ~の笑顔に悶絶する愛に溢れたシーン。ぺ~が誕生した日の幸せ、杉本哲太、佐藤仁美、高橋周平らが演じる仲間たちと一緒に育児に励んだ日。また、ぺ~が初めて発した笑い声をもう一度聞こうと夫婦で笑わせようと必死になった日など思わず笑顔がこぼれるシーンが詰まっている。撮影現場で苦労したところは、佐々木さんと永作さんの愛しい息子である当時8か月のぺ~とのシーンだったそう。タイトなスケジュールの中、ぺ~に笑ってほしいとき、なかなか思うようにはいかず、ぐずってしまい、佐々木さん、永作さんが現場であやすことも多々あったようだ。出会って17年目にして結婚、1か月後に妊娠発覚。その5か月後にはヨメに悪性腫瘍が発覚…闘病生活の中に笑顔があったのは“ぺ~”存在があったからかもしれない。まずはこちらの映像から佐々木さん&永作さんを魅了するキュートな“ぺ~”をご覧あれ。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月14日俳優の佐々木蔵之介と女優の永作博美が主演を務める映画『夫婦フーフー日記』(5月30日公開)のテレビCMが9日、公開された。本作は、実在の夫婦の闘病ブログから生まれた『がんフーフー日記』(小学館)が原作。結婚し、子どもを授かったものの、妻に悪性腫瘍が見つかり、余命が短いことが判明。妻が死んでしまうまでの、夫婦が駆け抜けた493日がつづられている。映画化にあたっては、"死んだはずの妻と残された夫が、一緒に生きた夫婦の日々を振り返る"という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の想いが描かれる。残された赤ん坊を抱えて育児と仕事に奔走する"ダンナ"役を佐々木が、亡くなった後も、"ダンナ"の前に幻影として現れる"ヨメ"を永作が演じる。さらに、夫婦を支える友人・家族役には、杉本哲太、佐藤仁美、高橋周平など演技派が脇を固め、個性あふれるキャラクターを創り上げている。公開されたCMは、"ヨメ"を失い悲しみにくれる"ダンナ"(佐々木)の姿から始まる。死んでもほっとけない"ダンナ"の前に突如現れ、明るく、力強く励ます"ヨメ"(永作)との掛け合いは、まさに夫婦漫才。最後は、出産直前、病室で"ヨメ"が"ダンナ"に手紙を書くシーン。「ありがとうダンナ、大好きだよ」と、愛を込めて手紙をしたためる姿が印象的な場面になっている。(C)2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年04月09日映画『夫婦フーフー日記』の完成披露舞台あいさつが24日、東京・新宿ピカデリーで行われ、キャストの佐々木蔵之介、永作博美、佐藤仁美、高橋周平と前田弘二監督が出席した。川崎フーフの『がんフーフー日記』(小学館刊)を実写化した本作は、ある夫婦の育児と闘病生活を描いたファンタジー・コメディー。作家志望のコウタ(佐々木)は、ユーコ(永作)と出会って17年目で結婚。しかし、ユーコは妊娠と同時にがんが発覚し、入籍から493日後に亡くなってしまう。残された子どもの育児に奔走するコウタだったが、そこへ死んだはずのユーコが現れ――というストーリーで、映画は5月30日から全国公開する。実在の闘病ブログを映画化した本作を、佐々木が「前を向いて笑って生きようとする希望にあふれた映画」とアピールすると、永作も、「こんなに笑ったり泣いたり、感情が忙しい脚本は初めてで本当に面白い。明日も頑張ろうと思って帰ってくれたら」とにっこり。夫婦役で10年ぶりの再共演となった2人は、本作で夫婦漫才のような掛け合いを見せており、「ボケとツッコミが多くて、難しかった」と撮影を振り返った永作は、「生粋の佐々木さんがいて本当に良かった。盗もうと狙ってたけど無理でしたね」と関西出身の佐々木を頼りにしていたことを明かした。また、撮影中、号泣する息子の"ぺ~"に悪戦苦闘したと言う佐々木は、「すぐ泣かれちゃうので、現場に入ったらまずコミュニケーションをとって。1回笑うと現場がパーッと明るくなるんですが」と苦笑い。公園で1人であやしていたことも明かすと、永作は、「抱っこが上手いんです。きっと素敵なパパになるんじゃないかなと思って見てました」とその父親っぷりを大絶賛。イベントでは、そんな役者泣かせの“ぺ~”を演じた平井美遥ちゃんが、佐々木に抱かれてサプライズ登場。しかし、この日も大号泣だったため、すぐに母親のもとに戻した佐々木は、「よく頑張ったね」と優しい言葉をかけていた。
2015年03月25日佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりに夫婦役を演じた映画『夫婦フーフー日記』の完成披露試写会が3月24日(火)に開催され、佐々木さん、永作さんに加え、共演の佐藤仁美、高橋周平、前田弘二監督も出席。撮影時は生後8か月だった息子役の赤ちゃんと久々の対面を果たした。実話をベースに製作された本作。17年間、友達として過ごしたのちに結婚したダンナとヨメ。入籍後すぐにヨメが妊娠するも、時を置かずにがんに侵されていることが発覚し、やがて悲しい別れが訪れる…。そんな様々な事態に直面するも前を向いて仕事、子育てに奔走するダンナの姿を描き出す。佐々木さんは本作の脚本を最初に読んで「ただ悲しい、苦しい、絶望だけでなく、希望にあふれていて笑い泣きしました」と明かす。脚本を呼んで出演を即決したという永作さんも「本当に面白かった。魅力的な人がたくさんいて、こんなに泣いたり笑ったり忙しい脚本はない!感情が揺り動かされて『やりたい』と思いました。闘病シーンがしっかりとある中で、こんなに笑っちゃうなんて…爆笑しましたから」と語る。2人の“夫婦漫才”のような掛け合いも本作の大きな魅力だが、佐々木さんは「(永作さんとの共演は)10年前に夫婦をやって以来ですが、何の打ち合わせもなくやれました」とニッコリ。永作さんは「ボケとツッコミが多くて、生粋の関西人の佐々木さんがいてくださってよかったです!私も(佐々木さんのボケとツッコミを)盗もうとしたんですが、全く盗めなかったです(笑)」と述懐。すかさず佐々木さんから「永作さんのキャリアにそんなのいらないでしょ!」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。改めて久々の共演について、佐々木さんは「アイドルグループの)『ribbon』の頃から全く変わらないかわいさでした。僕が関西の小劇場にいた頃、『ribbon』が古田新太さんの『劇団☆新感線』に客演すると聞いて『え?ribbonが?』と思った頃から変わらないです」と永作さんの変わらぬかわいらしさを絶賛!永作さんは「あいかわらず男らしい方だと実感しました」と役を離れても仲睦まじい様子をうかがわせた。ヨメに先立たれたダンナは父親として仕事、そして“ぺーちゃん”の育児に奔走するが、佐々木さんは「撮影は3週間でタイトなんですけど、ぺーちゃんにはぺーちゃんの時間が流れてる(笑)。笑ってほしい時でも、ぺーさまは、お泣きになられたり、寝ておられたり…(笑)。それでも1回、笑ってもらえると現場が明るくなるんです。(劇中のダンナと)現場がリンクしてました」とふり返る。永作さんはそんな佐々木さんの奮闘について「大変だったと思いますが慣れてらして、上手に抱っこして落ち着いてました」とパパぶりを称える。佐藤さんは「(現場に)いないと思ったらぺーちゃんのところに行ってて、いると思ったら筋トレしてた(笑)」と明かし、会場は再び笑いに包まれた。そして、イベントの最後にぺーちゃんを演じた平井美遥ちゃんが佐々木さんに抱っこされて登場!撮影当時は生後8か月だったが、そこから約1年で大きく成長し、佐々木さん、永作さんらを驚かせていた。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月24日俳優の佐々木蔵之介が3月24日に、東京・新宿ピカデリーで行われた映画『夫婦フーフー日記』の完成披露試写会に、約10年ぶりに夫婦役で共演した永作博美らと出席した。残された子どもと生きる“ダンナ”と、幽霊になって現れる“ヨメ”の日常を描いた本作。舞台あいさつには、息子役の平井美遥ちゃん(1歳)がサプライズ登壇したが、慣れない雰囲気に大泣きし、佐々木は役柄同様に悪戦苦闘していた。悪戦苦闘する佐々木蔵之介の姿も…完成披露舞台あいさつの模様実話ブログから生まれた同名の原作を映画化。出会いから17年目で結婚した夫婦が、入籍直後の妊娠・出産という幸せの絶頂から、ヨメの悪性腫瘍が発覚するという絶望と向き合う姿を描く。他界したヨメが、幽霊になって現れ、夫と子どもの日常に茶々を入れるというユニークな設定が付け加えられ、「辛いシーンもあるが、泣き笑いしながら『今を笑って生きよう』と思える、希望にあふれた作品」(佐々木)、「魅力的な人がたくさん登場して、とても忙しい脚本。闘病のシーンがあるのに、爆笑もできて、本当に面白い」(永作)とアピールした。また、ふたりが披露する夫婦漫才のようなかけ合いも見どころで、「特に何も打ち合わせせず、台本通りに進めただけ。まあ、僕が関西の人間なので」(佐々木)、「佐々木さんの“ワザ”を盗もうと思いましたが、無理でした。でも息が合っていた」(永作)と10年ぶりの共演も、相性はバッチリだったようだ。また、佐々木は息子役の美遥ちゃん(実際には女の子)との共演に苦労したといい、「笑ってほしいシーンで泣いていたり、本番になると眠っていたり…。僕が近づいた瞬間に泣き出すこともあって、育児で大変な思いをする役柄にもリンクしていた。大きな主人公ですよ」と振り返った。舞台あいさつには佐々木と永作に加えて、共演する佐藤仁美、高橋周平、前田弘二監督が出席した。『夫婦フーフー日記』5月30日(土)より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年03月24日佐々木蔵之介と永作博美が主演を務める映画『夫婦フーフー日記』の完成披露上映イベントが3月24日(火)に新宿ピカデリーで開催される。当日は佐々木、永作らキャストと前田弘二監督による舞台あいさつが行われる。その他の写真原作は、育児と闘病生活に奮闘した実在の夫婦による闘病ブログを書籍化した『がんフーフー日記』。映画は、出会って17年目に入籍した夫婦の結婚から、妊娠、ガンの発覚、出産、新婚生活と闘病生活、ヨメの死去、さらに“死んだはずのヨメが現れた!”という設定を加え、ブログには書かれなかった夫婦の想いや家族愛を描く、笑って泣けるヒューマンドラマ。『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』の前田監督がメガホンを執った。完成披露上映イベントには、佐々木、永作、佐藤仁美、高橋周平、前田監督が登壇する。チケットは、プレリザーブ(先行抽選)が3月7日(土)より受付開始。一般発売は、21日(土)午前10時よりスタートする。『夫婦フーフー日記』完成披露上映イベント3月24日(火)会場:新宿ピカデリー18:30の回上映前/舞台あいさつ登壇者(予定):佐々木蔵之介、永作博美、佐藤仁美、高橋周平、前田弘二監督料金:2000円(税込)プレリザーブ:3月7日(土)11:00AMより~20日(金)11:00AMまでチケット発売:3月21日(土)10:00AMより
2015年03月05日闘病ブログから生まれた「がんフーフー日記」(小学館刊)を基に描いた『夫婦フーフー日記』。佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりと夫婦役を務めることでも話題の本作から予告編が公開された。作家志望のダンナ・コウタは、本好きなヨメ・ユーコと出会って17年目にしてついに結婚。直後、妊娠とガンが発覚し、幸せな新婚生活は闘病生活へ。ヨメの病状をブログで報告しはじめるダンナ。しかし、入籍からわずか493日後、ヨメは亡くなった。悲しみに暮れるダンナにブログの出版の話が舞い込み、現実逃避するダンナ。そこへ突然、死んだはずのヨメが現れた。ヨメのいない世界で、死んだはずのヨメと、ヨメが元気だった頃をふり返るダンナ。やがて、生きている間には伝えられなかった、それぞれの想いがあふれ出す――。ヨメを亡くし、残された赤ん坊を抱えて育児と仕事に奔走する“ダンナ”を務めるのは佐々木蔵之介。亡くなった後も、ダンナの前に幻影として現れる“ヨメ”を永作博美が好演する。そして夫婦を支える友人・家族には、杉本哲太、佐藤仁美、高橋周平という演技派俳優陣らが脇を固める。今回公開された映像には、死んだはずのヨメが登場!生まれたばかりの息子“ぺ~”を抱えながら、ヨメを失い茫然とするダンナのことを、ほっとけないヨメ。その掛け合いはまるで“夫婦漫才”のよう。そして夫婦の過去をふり返って笑い飛ばしながらも、闘病ブログを書籍化するダンナ。思いきり笑って泣いて、フーフー言いながら生き抜いた怒涛の日々と、夫婦・家族の想いがひしひしと伝わってくる。予告編にも登場する“ブログには書けなかった本当の想い”とは?生きている間には伝えられなかったダンナとヨメ、それぞれの想いが明らかになることを期待させる映像をこちらからご覧あれ。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月14日女優の尾野真千子が、2015年3月放送のWOWOWドラマ『十月十日の進化論』に主演することが22日、明らかになった。第7回WOWOWシナリオ大賞を受賞した栄弥生の同作は、マイペースで不器用な昆虫分類学博士の鈴(尾野)が、妊娠をきっかけに母親をはじめ周囲の人たちと次第に心を通わせていくという心温まるストーリー。監督は映画『箱入り息子の恋』の市井昌秀、音楽はサニーデイ・サービスの曽我部恵一がそれぞれ手がける。主演の尾野は作品について「発想がおもしろいなと思いました。私も子供の頃、虫が大好きでした。台本を読んでなんだか似ているなと思い、物語を面白おかしくいろんな想像をしながら読めました。虫を触ったり、いろんなことを虫の生態に例えたり、子供の頃以来虫と触れ合う機会がなかったので、久しぶりに虫と触れ合えて子供の頃を懐かしく思いました」とコメント。市井監督は「主人公の昆虫分類学博士の鈴は、自らの妊娠をどこか俯瞰的に時空を越えた宇宙規模の体験であると特殊な捉え方をします。また彼女はバカが付くほどの昆虫好きで勝ち気で自分勝手で面倒臭い女性。自分は気性の荒い女性と虫が苦手ですが、シナリオを読み進めていくうちに彼女の魅力に取り憑かれました」と、自身初のテレビドラマとなる本作でどのような映像を見せてくれるのか期待が高まる。そして音楽を担当する曽我部恵一は「誰もが経験する大人への階段における物語だと思います。特別な青春物語になるよう音を作りたいと思います」とドラマの感想と意気込みを語っている。出演はほかに田中圭、でんでん、りりィ、佐々木すみ江、斉木しげる、佐藤仁美、嶋田久作、志賀廣太郎。昆虫監修にはプロ・ナチュラリストの佐々木洋。ドラマW『十月十日の進化論』は2015年3月、WOWOWプライムにて放送予定。
2014年12月23日佐々木蔵之介と永作博美が主演を務める映画『夫婦フーフー日記』の公開日が来年5月30日(土)に決定し、特報映像が公開になった。本作は、出会ってから17年経ってようやく結婚するも悪性腫瘍によってこの世を去ってしまったヨメがなぜか姿を現し、夫と夫婦の軌跡を振り返る姿を描いた“笑える”感動作だ。『夫婦フーフー日記』特報映像本作の基になったのは闘病ブログから生まれた書籍『がんフーフー日記』。NHKでドキュメンタリードラマが放映されるなど話題を集めたが、映画化に際し“死んだはずのヨメと残されたダンナが、夫婦の軌跡を振り返る”という設定が追加された。監督を務めるのは『婚前特急』の前田弘二監督で、佐々木、永作のほか、杉本哲太、佐藤仁美らが出演する。このほど公開された特報映像は、妻が1か月前にこの世を去ったダンナの前になぜかヨメが現れ、なぜかハンバーガーを食べている場面から始まる。佐々木演じるダンナは「なんで?」と動転しているが、永作演じるヨメは平然としている。17年に渡る友人関係を経て結婚し、子を授かるも、ヨメの直腸に悪性腫瘍が見つかり、闘病、出産と怒涛の日々をおくってきたふたりが、それぞれに抱えていた想いが、コミカルな展開を交えながら明らかになっていく。『夫婦フーフー日記』2015年5月30日(土)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2014年11月22日佐藤健主演の映画『るろうに剣心』の舞台あいさつが13日に名古屋で行なわれ、佐藤と大友啓史監督が登壇した。その他の写真『るろうに剣心』は、1994年から『週刊少年ジャンプ』に連載され、コミックの累計発行部数は5000万部を突破、テレビアニメ化もされた人気作。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に殺さずの誓いを立てた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が、様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見出していく姿を描く。子どもの頃、リアルタイムでテレビアニメの放送を見ていたという佐藤は「ハードルは高かったです。僕自身がこのアニメを好きだったし、誰もが知っているマンガっていうのがわかっていたので、剣心を演じるっていうのがどれだけ高いハードルかっていうのは、最初から意識していました。でも、このハードルを超えられないならやらない方が良いと思った」と役への想いを告白。大友監督は「彼は自分から高いハードルを設定していた。そこに時間や場所を用意してあげれば、どんどん吸収していっていた」と称賛した。本作には本格的なアクションシーンが多く登場するが、大友監督は「今回は、時代劇の“殺陣”ではなく、“ソード(刀)アクション”と呼んでいます。“斬り合い”というのは人間とのぶつかり合いなので、そこにはドラマがある。今回はアクション俳優ではなく、健くんはじめ、素晴らしい役者たちが練習して演じた、CGに頼らない、汗を感じる生身のアクションになっています」と語った。また司会者から、この日を心待ちにしていたファンが開場の11時間前から列を作っていたことを聞くと佐藤は「マジっすか!? 暑いなか…。お水飲んでくださいね(笑)」と声をかけ、「この映画を楽しみにしていただいていたと思いますが、みなさんに見ていただけるのが本当にうれしいです」と笑顔を見せた。『るろうに剣心』8月25日(土)全国ロードショー※8月22日(水)、23日(木)、24日(金) 先行上映
2012年08月14日猛暑まっただ中の8月13日、熱さも忘れさせてくれる爽やかな時間をくれた、シンガーソングライター・赤井仁美のワンマンライブ『JOURNEY』が心斎橋クラブクアトロにて開催された。「赤井仁美」チケット情報鈴虫の鳴き声のBGMに包まれた会場は、揺れるキャンドルの明かりとともに、どこか幻想的なムード。そんな中、おもむろに登場し、ピアノの前に座った赤井仁美。1曲目の『永遠は君とあたしと景色の中に』が始まると、自然と横揺れになり、ゆったり身を任せて行く観客の姿が印象的だ。高い音も余裕でつかまえてしまう美しいハイトーンボイスと、直球で心を掴む詞世界…。どの世代にも受け入れられそうな普遍的な彼女の魅力に、初っ端からグイグイ引き込まれて行く。躍動感あるピアノの音色が心地よい『melody』や、ちょっぴりシニカルな言葉で紡いだ『彼の左手にキスを』など、バラエティ豊かな楽曲は、各々がその世界へ連れて行ってくれるやさしい吸引力がある。それはまさに“JOURNEY”=音楽と共に旅しているようだ。「私は、ライブに行くと違う世界にいるような気持ちになるんです。皆さんにも、私の音楽でそんな感情を持ってもらえたらとっても嬉しい! だから今日のイベントを『JOURNEY』と名付けました」。そう嬉しそうに語る姿は、等身大の21才の女の子そのもの。だが一度歌い始めると、少女と大人を行き来するようなくるくる変わる表情で、目を離さずにはいられなくなる。後半はサポートギタリストを呼び込み、さらに厚みを増したサウンドメイクを披露。愛犬への愛情がたっぷり詰まった『LEON』、情景が浮かぶようなどこかファンタジックな世界観の『スノードーム』と、盛り上げつつもグッと聴かせるラインナップで、徐々にクライマックスへと近づいていく。「いつもピアノでふさがっている手が(ギターがあるので)みなさんと一緒に手拍子できてうれしいです!」との言葉に、会場のムードも一気に最高潮へ! 「一緒にラララで歌ってくれますか?」との問いかけに客席がひとつになった『虹』、ちょっとジャジーなイントロの『黄色いクローバー』など、全16曲を堂々と歌い切り、赤井仁美の大舞台は幕を閉じた。今後も、9月3日(土)に広島『SOUND MARINA’11』のオープニングアクトに出演するほか、9月12日(月)にはShibuya O-WESTへも登場。チケットはどちらもチケットぴあにて発売中。Text by 後藤愛
2011年08月30日