主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。実は隠し子を元旦那から取り返すため兄を利用しようとしていたことが判明。ターゲットは浮気相手のマサキに変わりますが、マサキは全て知っており、ゆかりの元旦那・凛太郎に彼女の狙いを暴露。するとゆかりは凛太郎を脅迫し始め……。子どもに合わせてもらえないショックのあまり、凛太郎に水をかけて脅すようなことをしたゆかり。 警察官である凛太郎が暴行罪と脅迫罪が当てはまると伝えると、ゆかりは慌ててなかったことにしようとします。 しかし、行き場をなくし「金輪際、あなたにも子どもにも近づかない」と約束。頭を下げて今までのことも謝罪。丸くおさまったかと思いきや……。ついにゆかりが謝罪! マサキさんが凛太郎さんと話している間に、ゆかりさんは何も告げずに姿を消してしまいます。どうやら、子どものことは諦めたように見えたゆかりさんですが、実際は違ったようですね。 納得がいかない結果になったとはいえ、自分で決めて宣言したことはきちんと守ってほしいもの。誠意のある態度をしっかりと見せれば、凛太郎さんの態度が変わる可能性もあるのではないでしょうか?著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年02月13日本人への障害告知以前コラムでも書きましたが、娘は中学2年生のときに主治医から障害の本人告知を受けています。告知は・娘自身が「自分の障害について知りたい」と思った・本人に“居場所”があり、精神的に落ち着いている・告知後、支援者(学校関係者)のフォロー体制ができていることを医師が確認したうえで行われました。そのおかげで娘は障害告知をポジティブに受けとめることができました。障害告知から6年後に、再告知その後、娘は高等特別支援学校を卒業し、特例子会社(※)に就職しました。そして20才になったある日、娘は再び私に「自分の診断名を知りたい」と言いました。私は娘に、中2のときに告知を受けているのになぜまた聞きたいのか尋ねました。娘は「診断名は知ってるけど、自分の障害の詳しい種類と程度を知りたい」と言いました。SNS上でも発達障害に関する情報や当事者として発信する人も多くなってきていましたし、娘もそういったものを見て何かしら思うところがあったのかもしれないと、このとき私は思いました。(※)特例子会社は、「障害のある方の雇用の促進、そして安定を図るために設立された会社」のことです。【参考】厚生労働省特例子会社制度の概要Upload By 荒木まち子娘は社会人になってからは一人で通院をしていました。何か親が医師に伝えたいことがあるときは、手紙を書き娘から医師に渡してもらっていました。私は医師に『娘が自分の障害名や障害の程度を知りたがっている』旨の手紙を書きました。医師は中学生のときから娘を診ているので娘のことはよく分かっています。二度目の告知は通常診療とは別枠で予約を取り、親同伴で行われることになりました。一度目の告知のときは前回の告知のときは、娘と親がそれぞれ感じている“本人の長所と短所”を事前に書き出しました。・真面目で一生懸命。我慢強い・常識を学び、言われたことは直したいと考え努力している・ルーチンに強く、さぼらない・興味や関心が深く狭い。技術や知識は多い・自分から気持ちを伝えることは、落ち着いてるとできる・会話は苦手で、相手の言葉に不安になることがある・新しいことや状況の変化・変更に対して臨機応変に対応することが苦手これらのことを一緒に振り返りながら医師が娘の『特性』を文字に起こして障害の説明をしました。本人の理解力に合った言葉選びと文字を書きながらの説明は、視覚優位の娘にはとても有効な方法です。医師からは『これからどのようにして周りの人たちに助けを求めていくのが良いか』のアドバイスもありました。2度目の障害告知では二度目の障害の説明でも、事前に本人と親で『娘の長所と短所と思われることの書き出し』をしました。その内容は6年前とほとんど違いはありませんでしたが、新たに“自分のことばで相談を持ち掛けるのは、ハードルが高い。相談してくれる人が向いてくれたら話せる。自分から働きかけることが苦手”が加わりました。娘は自らに主治医に「自閉症」「発達障害」「アスペルガー症候群」「ADHD」の違いや「自分は何に当てはまるのか」「障害の重さはどの程度なのか」などを質問しました。娘の質問に対し、主治医は図を書きながら娘に分かるように説明をしました。そして診断名は大事な個人情報だということも娘に伝えました。娘をとりまく環境の変化私は当初、再度自分の障害についての説明を望んだ娘の心境がよく分かりませんでした。でも娘と医師のやり取りを見ているうちに、娘が“学生”から“社会人”になったことが大きく影響しているのだと感じました。『学生』でなくなると、選択の自由度が増し、煩わしいもの、嫌なことを避けることもできます。学生時代は限られていた交友関係や活動範囲を広げることが可能です。一方で、自ら行動を起こさなければ人間関係は希薄になりがちです。周りの人は本人の意思を尊重します。そして自身の行動には責任が伴なってきます。そんな中で娘が自分の障害を再確認したいと思うのは自然なことだったのかもしれません。これからも親は子どもが何歳になっても親ということには変わりありません。そして子どもに障害があると、子どもを守りたいという気持ちはことさら大きくなります。でも自分の障害を理解しようとしている娘の姿を見て、私は彼女を一人の大人としてもっと尊重し、対等なスタンスで接していくべきなのだろうと感じました。これからも人生の節目やターニングポイントを迎えるたびに、娘は自身の障害についていろいろと考えることでしょう。そしてそのとき、私もまた新たな気付きを得るのだと思います。いつになるか分かりませんが、そのときまで体も心も頭も(笑)元気でいたいものです。執筆/荒木まち子(監修:鈴木先生より)そもそも自閉スペクトラム症を「障害」ととらえずに「特性」ととらえればいいのです。特性を知ることで今後の人生や生き方に役立てればいいと思います。重要なのは会社や周りの人たちがその特性を理解してくれるかどうかです。理解してくれることによって優しく丁寧に具体的に肯定文で話してくれれば、娘さんにとって生きやすい社会になります。最近はSNSなどでさまざまな情報が飛び交っております。重要なのは信頼のできる主治医と向き合って自分独自の特性を正確に知り、どういう対策を取ったらいいか知っておくことです。そしてそれを理解してくれる仲間を増やすことです。
2023年01月17日母親と喧嘩をしてしまった投稿者さんのお兄さん。その翌日はお弁当が白米のみだったようで……。今回は、実際にあった“お弁当のトラブルエピソード”をご紹介します。兄が母と喧嘩をして……兄から聞いた話です。母と喧嘩をした翌日のお弁当は、白米のみだったことがあるそうです。中学生男子のお弁当箱は1リットルくらいの容量。運動部に所属していた兄は、成長期もあって毎日お腹を空かせていたことでしょう。「せめて日の丸にしてほしかった」「さすがに恥ずかしかったからお弁当の蓋で隠した」と兄は言っていました。その話を高校生になってから聞いたとき、母は大人げないと思ったし、将来自分の子どもには同じような思いをさせてはいけないと決意しました。(40代/会社員)お弁当の中身に驚愕……投稿者さんの兄が母親と喧嘩した際、翌日のお弁当が白米のみだったというエピソード。喧嘩した翌日は、皆さんならどんなお弁当を作りますか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年01月16日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。実は隠し子を元旦那から取り返すため兄を利用しようとしていたことが判明。ターゲットは浮気相手のマサキに変わりますが、マサキは全て知っている様子。とあることを計画し、ゆかりと元旦那と3人で話し合うことに。そこでマサキはゆかりの狙いを暴露し……。うことに。そこでマサキはゆかりの狙いを暴露し…。1人目の子どもを取り返すために他の男を騙して何度も奪おうとしていることなど、ゆかりの本当の狙いを告げたマサキ。 すると元夫・凛太郎が笑い出し、ここに来たのはマサキと同じ理由だと告白。「ゆかりから連絡があったとき、婚約者がいると聞いて忠告してあげようと思った。ゆかりに洗脳されていて本気で子どもを奪いに来られたら面倒だな、と考えていたけれど、違ったようで安心した」と話します。 そんな2人のやりとりを見てゆかりは唖然……。「会わせるつもりは一切ない」元夫が告げると…… ※訂正:(誤)非道い→(正)ひどい 協力側だと思っていたマサキさんに本当の狙いを暴露され、さらには凛太郎さんにまで「子どもは絶対に会わせない」と言われたゆかりさん。子どもに会わせてもらえないのはつらいですが、話し合いの進め方が強引ですよね。このようなやり方ではなく、マサキさんと誠意を持って話し合いをしたほうが良さそうです。 皆さんは、自分の要望を相手に伝えるとき、どんな風にしますか? また、交渉が決裂しそうになったらどんなふうに対応しますか?著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年01月08日臨月に行ったノンストレステストでひっかかった娘には重度の知的障害や身体障害があります。言葉はほとんど話すことはできません。発達の遅れは感じていたものの、2歳直前で障害があると診断されるまでは、そんなに重い障害があるとは思ってもいませんでした。妊娠中は、後期になるまではとても順調でした。ですが、臨月になり、ノンストレステストを行ったところ、いつまでたっても胎児が起きないのです。通常は、おなかの中の赤ちゃんは20分おきくらいで起きたり寝たりしているそうなのですが、ずっと寝ている状態とのこと。ほかの妊婦さんが30分ほどでテストを終えていくのに、私だけ3時間たっても終わりませんでした。産院の先生はなんども超音波で胎児の様子を見ては「脳もあるし、身体に異常は見当たらない。なんでだろう」と頭をひねらせていました。大学病院に紹介状を書くか迷っていた様子でしたが、予定より2週間ほど早く陣痛が来て、紹介する間もなくかかりつけの産院で出産することになりました。出生後すぐチアノーゼに出産時も、上の子の時とは違いました。生まれてすぐ一声泣いたものの、そのあとはぐったり…胸に抱かせてもらった娘の顔色がだんだん悪くなるのを見て、私は「先生、この子おかしいです!」と叫びました。スタッフが慌てて血中酸素濃度をチェックすると、とても低い数値。あわてて酸素ボックスの中に入れられました。ですが翌日になると落ち着いたので、予定通り3日ほどで退院となりました。Upload By ユーザー体験談泣かない、手がかからない、乳児時代その後は特に問題はないように見えた娘ですが、上の子と比較して違ったのは「泣かない」ということでした。上の子がとにかく泣いてずっと抱っこをしていて大変だったのに、娘は寝かせておいたらずっと寝ているし、泣いてアピールすることもほとんどありませんでした。出産祝いに来てくれたママ友に、「こんなに手がかからないなんて、なんか変じゃない?」と言って「楽なのに心配するなんて、心配しすぎだよ」と言われたのを覚えています。今思えば、自己主張するほど脳も発達してなければ、泣くために必要な身体の力も未熟だったのだろうと思います。Upload By ユーザー体験談4ヶ月を過ぎたころから発達の遅れが目立ち始めた首すわりまでは順調だったのですが、そこから先はつまづきました。寝返りしない、ハイハイしない、座れない、伝い歩きしない…7ヶ月健診で要観察、9ヶ月健診のときにもお座りが安定しない娘をみて、産院の先生に子ども病院を紹介されました。上の子のときを思い返せば、9ヶ月ではしっかり座り、座ったまま体をひねったり、両手でおもちゃで遊んだりしていたし、ずりばいやつかまり立ちもしていました。人見知りも始まっていました。娘は人見知りをすることもありませんでした。原因不明の発達遅延といわれて子ども病院にはかかったものの、原因不明の発達遅延と言われただけ。発達センターを紹介され、1歳になるころから、PT(理学療法)を受けることになりました。センターの先生は、おそらく一目見て娘の障害に気づいていたのでしょう。その後、同じ自治体に娘と同じ障害がある子が複数いると分かりましたし、そうした子どもたちはみんな、就学前はこのセンターに通っていたからです。ですが、立場もあるからでしょう、障害名について口にすることはなく、「ウォーカーをつくって歩行練習をしたほうがいいと思います。障害者手帳をつくれば、公費でつくれるので手帳をつくりませんか?」と提案されました。おそらく、歩行に困難がある障害だから、はやめにウォーカーをつくってリハビリを始めたほうがいいと考えてくださったのだろうと思います。1歳半健診で感じた周りの子どもとの違い1歳半健診にもいったものの、ハイハイもせず、模倣もせず、もちろん積み木もつめず。「おかあさんが髪をとかしていたら、それをまねしますか?」といわれ、1歳半の子どもってそんなことできるんだっけ、と思ったのを覚えています。そうした模倣をするようになったのは、娘の場合は小学校に入ってからでした。健診で、すでに発達センターに通っていることを伝えると、それならと特に要観察の指示もありませんでした。てんかん発作が診断のきっかけに結局、障害が分かったのは、1歳半を過ぎたころにてんかん発作を起こしたことがきっかけでした。地域の中堅病院にしばらく入院し、その後主治医になったのが、ある大学病院から月に何回か来ている脳神経の専門の先生で、その先生は脳波をみて娘の障害に気づき、大学病院への転院手続きをしてくださったのです。大学病院での遺伝子検査の結果、先天性の希少疾患があることが分かりました。Upload By ユーザー体験談3歳児健診はパス、大学病院での配慮がうれしくて3歳児健診には、娘を連れては行きませんでした。障害も分かっていたし、すでに毎月大学病院で見ていただいていたからです。役所に電話したら、「大学病院で毎月見ていただいているなら大丈夫ですよ」と言われました。定期通院のときに、看護師さんに「3歳児健診は行くのやめたんです」と伝えると、いつも計測している身長体重に加えて、詳しく計測をしてくれ、母子手帳に記載してくれたのがとてもうれしかったです。Upload By ユーザー体験談障害告知はつらかったけれど生後1ヶ月くらいから感じていた「何か気になる」というカンは、結局当たっていました。わが家の場合、てんかん発作で入院した病院に、娘の障害に詳しい先生がきていたことから、早めに障害を見つけてもらうことができました。障害が分かったときはその重度さに落ち込みもしましたが、今は早く見つけてくださった先生に感謝しています。あれから10年以上経ちましたが、私たち家族は娘を中心に幸せに暮らしています。イラスト/にれエピソード参考/あき(監修:鈴木先生より)1歳までは運動面での発達が主なので、遅れのあるお子さんはとりあえず「運動発達遅滞」という病名で定期的にフォローしながら病因検索をしていきます。この時点で一般の小児科医から神経専門の小児科医のいる病院へ紹介されるのが普通です。娘さんは運動発達を遅らせることで親にイエローカードを出していたのです。それをいち早く察知するために乳幼児健診(基本コラム「0歳児健診」参照)があります。早めに診断するメリットとしてさまざまな合併症に対する検査・診断・治療が早くできることが挙げられます。1%程度の病気の面は主治医が診るので家族のみなさんは残り99%の健康的な娘さんのできるところを見て伸ばしてあげてください。
2023年01月07日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。実は隠し子を元旦那から取り返すため兄を利用しようとしていたことが判明。ターゲットは浮気相手のマサキに変わりますが、マサキは全て知っている様子。とあることを計画し、ゆかりと元旦那と3人で話し合うことに。そこでマサキはゆかりの狙いを暴露し……。マサキは、職業は警察官というウソの設定を強要されていましたが、「やっぱりウソは良くない」と本当のことを告白。 ゆかりは驚き、何でもないとしらばっくれるものの、すべてはゆかりの計画であることも暴露されてしまいます。 慌てふためくゆかりに、「警察官に転職する話は、もし結婚したらの話だ」と告げ……。マサキの発言にゆかりは…… ※訂正:(誤)着いてきた→(正)付いてきた ゆかりさんの本当の目的を暴露したマサキさん。元旦那さんに「騙すようなことをして申し訳ない」と潔く謝罪します。ウソの内容にもよりますが、素直に謝ってきたことは受け入れてあげたいですよね。著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年01月06日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。実は隠し子を元旦那から取り返すため兄を利用しようとしていたことが判明。ターゲットは浮気相手のマサキに変わりますが、マサキは全て知っている様子。とあることを計画し、ゆかりと元旦那と3人で話し合うことにし……。マサキは、職業が警察官というのは、ゆかりに頼まれたウソの設定であることを告白しようとしますが、ゆかりに止められてしまいます。 それでも意を決して「やっぱりウソは良くない」とマサキが本当のことを話し始めると……。 マサキが本当の職業を告白すると…… ゆかりさんがウソついていることを暴露したマサキさん。自分の本当の職業やゆかりさんが見栄を張ってウソをついたことを次々と告白します。 ゆかりさんはマサキさんを止めますが、いっそのこと素直に認めたほうが気はラクになりますよね。一度ウソをついたら最後だと思いませんか? 自分が白状して謝罪するまで、一生隠し通さなければなりませんよね。著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年01月05日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。実は隠し子を元旦那から取り返すため兄を利用しようとしていたことが判明。ターゲットは浮気相手のマサキに変わりますが、マサキは全て知っていることを隠し、ゆかりの元旦那と3人で会うことを提案。後日、会ってみると……。マサキの職業を警察官だと偽って、元旦那の仕事を見下します。 すると、元旦那が自分も同じ警察官だと告白し…。 転職していたことにマサキも驚きを隠せず…… 元旦那が転職し、警察官になったことを知ったゆかりさん。マサキさんのスペックを高収入と偽って子どもを取り返す計画が崩れてしまいました。さらには職業の話を振られたマサキさんの第一声を遮り、話題を替えようとしますが、やはりウソは良くありませんよね。 皆さんは、スペックを偽ろうとしたり職業で人を判断したりするゆかりさんのことをどう思いますか?著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年01月04日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。実は隠し子を元旦那から取り返すため兄を利用しようとしていたことが判明。ターゲットは浮気相手のマサキに変わりますが、マサキは全て知っていることを隠し、ゆかりの元旦那と3人で会うことを提案し……。ゆかりはマサキを連れて、元旦那へ会いにファミレスへ。マサキはこの話し合いの場を自分が提案したものの、実際は気まずくて帰りたい様子。 しかし元旦那に会ってみると、誠実そうな印象を受けて安堵。元旦那もマサキのことは“ゆかりに騙されている頭の悪い人”という印象を持っていましたが、第一印象は違った様子。そんな中で話し合いがスタートし……。 ゆかりは強気で発言し…… 年収が低い仕事を見下しているゆかりさん。お給料が高くて安定している職業のほうが、子どもをいい大学に入学させられると決めつけています。 しかし、子育てに欠かせないのはお金だけではありません。お金では得ることのできないものもたくさんあります。そして、愛情を持って子どもを育てることこそが、大事だと思いませんか?著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年01月03日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。実は隠し子を元旦那から取り返すため兄を利用しようとしていたことが判明。ターゲットは浮気相手のマサキに変わりますが、マサキは全て知っていることを隠し、ゆかりの元旦那と3人で会うことを提案し……。ゆかりは元旦那に連絡し、1人目の子供を返してほしいと要求。 圧倒的に不利な状況にもかかわらず、「会ってくれなかったらあんたんちに乗り込むわよ」と脅しながら強気に迫ります。 マサキは、交際中の雰囲気とは全く違うゆかりを目の当たりにして幻滅しますが、3人で会うことが決まり……。 元旦那が承諾し、3人で会うことに 元旦那と会う前に、マサキさんの職業やスペックについて念押しするゆかりさん。マサキさんは高卒の警備員なのに、有名大学出身の警察官1年目と偽ろうとします。 どの職業も立派なお仕事なのに、軽々しく職業差別することは不快ですね。 皆さんの周りには、職業で相手を判断する人はいますか? もし自分が職業差別されたら、どんなふうに対応しますか?著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年01月02日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。実は隠し子を元旦那から取り返すため兄を利用しようとしていたことが判明。ターゲットは浮気相手のマサキに変わり、ウソをついて結婚を強引に進めようとしますが……。浮気相手のマサキは全て知っていることを隠し、万が一にもその子がゆかりに奪われないよう、ゆかりの元旦那に話しておくことが大事だと考えているよう。 元旦那と3人で会うことを提案し、ゆかりが電話をかけると……。 マサキは心の中で、電話が繋がらないことを願いますが…… 久しぶりに連絡をとった元旦那に対し、前置きもなく「やっぱ子どもを返してほしい」と切り出したゆかりさん。 自分の子どものことなのに、ゲームの貸し借りのような軽いノリで話すゆかりさんには、親としての責任感がないように感じますね。 元旦那の言うように、子どもの気持ちを考えたことがあるのでしょうか。皆さんの周りには、自分の都合で子どもにつらい思いをさせている人はいますか?著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年01月01日「障害を価値に変える」をコンセプトに、バリアフリー認証事業を展開する一般社団法人Ayumi(本社:東京都渋谷区、代表理事:山口 広登、以下「Ayumi」)は、障害当事者を含むライター5名を採用し、100記事を超えるバリアフリー情報の発信を行なってきました。バリアフリー情報サイトの発展と障害者の雇用に関する課題解決に向けて取り組んでいくため、2023年1月6日からクラウドファンディングを実施します。トップ画面【クラウドファンディングを実施した背景】障害当事者やそのご家族を中心に109名の方にアンケートを行った結果(2022年10月実施)、47.7%が「必要な情報を探したが見つからなかった」と回答しています。中には、情報がない故に生きづらさを感じているとの声も多く頂きました。<参照>調査概要:「情報格差」に関する調査調査方法:インターネット調査(Ayumiが実施)調査期間:2022年10月11日~2022年10月25日有効回答:障害のある人や障害当事者の親を含めた109名調べても出てこないという課題こうした現状は「バリアフリーや障害に関わるサイトが無い」「地域によって情報の質と量が異なる」といった社会の課題が情報格差を引き起こし、障害者やその周りにいる方々の選択の機会を奪う要因になっていると考えています。【クラウドファンディングで目指す未来】Ayumiでは2021年8月16日より、バリアフリー情報サイトを立ち上げ、障害に関わる下記の5つのコンテンツから100記事を超える発信をして参りました。Ayumiが提供するコンテンツバリアフリー情報サイトを通じて、誰でも人生の選択肢が持てる社会の実現へ、新たな時代を創ることをAyumiは必ず実現出来ると考えています。内閣府による調査では、2006年から2021年の15年間で、障害者数は655.9万人から964.7万人と、約300万人近く増加しており、日本人の全人口から比較してみると、国民の約8%が障害を抱えているということです。また事故や病気で障害を負うケースも多くあります。更に高齢者の人数3,627万人、2歳未満のこども(ベビーカーを必要とするこども)251万人以上を含めると、バリアフリー情報サイトから発信する情報が、4,500万人を超える方々の悩みの解決に繋がる情報であるとも言えます。バリアフリー情報を必要とする人Ayumiが提供するバリアフリー情報サイトは決して障害者だけのものではありません。バリアフリー情報を求める国内の約3分の1の方々にとって、必要な情報提供を実現し、新たな選択肢が生まれる社会を目指して参ります。【クラウドファンディング概要】■プロジェクトタイトル: 障害者と創る障害者のためのバリアフリー情報サイトで情報格差を無くす!■プロジェクトURL : ※プロジェクトページを開いて出てくる「お気に入り」ボタンを押すとこのプロジェクトに関する通知を受け取れます。■目標金額 : 1,500,000円■期間 : 2023年1月6日~2023年2月6日まで【Ayumiとは】Ayumiはバリアフリー認証事業・バリアフリー情報サイト・バリアフリー基金を展開しています。Ayumiでは障害は身体機能にあるのではなく社会にあると考えており、事業を通じて人生の選択肢を増やし、平等な機会を創れるよう取り組んでおります。【法人概要】法人名 : 一般社団法人Ayumi代表理事 : 山口 広登設立 : 2021年8月所在地 : 東京都渋谷区神宮前六丁目23番4号 桑野ビル2階事業内容 : バリアフリー認証・バリアフリー基金・バリアフリー情報サイト法人URL : バリアフリー情報サイト: バリアフリー認証 : バリアフリー基金 : 電話番号 : 03-6778-2636※障害者という表記について※Ayumiの障害の定義は「社会との壁」。障害者というのは人体機能に障害を起こしているというのではなく、・Googleに欲しい情報が載っていない・企業から受け入れられない(雇用されない)・過保護(挑戦させてくれない)・あなたは出来ないと勝手に周りの意見を押し付けられる・やりたいことが出来ない全ては社会が作り出した「障害」であると定義しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月27日障害のある学生の修学や大学生活の困りごとに寄り添い、教職員への支援も行う東北大学では、2014年4月に「学生相談・特別支援センター 特別支援室」を設置。2016年3月に「国立大学法人東北大学における障害を理由とする差別の解消の推進に関する規程」を、同年4月「障害のある学生への配慮に関するガイドライン」、同年10月「修学上の合理的配慮の提供に関する対応について」を定め、障害のある学生への支援体制の整備を図ってきました。今回は、現在の支援内容や新しい取り組みなどについて、学生相談・特別支援センター副センター長の池田忠義先生に教えていただきました。発達ナビ編集部(以下、ーー)特別支援室の位置づけや支援体制から教えてください。池田先生:特別支援室は、障害学生に関する全学的な相談部署であり、学生相談・特別支援センターの中に位置づけられています。同センターには、特別支援室と全学の学生相談を担う部門である学生相談所とがあります。特別支援室には、相談員3名(専任教員)、コーディネーター2名、受付1名が配置されています。相談員やコーディネーターは、公認心理師や特別支援学校教諭などの資格を有し、発達障害や聴覚障害のある学生への支援等に関する専門性を持っていますが、現在はどの担当者もさまざまな障害に対応できるように努めています。――特別支援室ではどのようなことに注力しているのでしょうか。池田先生:障害のある学生への合理的配慮に関する支援だけではなく、修学上や大学生活上のさまざまな悩みや困りごとへの支援を行うこと、大学の構成員全体を対象とした働きかけを行うことです。したがって、障害のある学生だけではなく、その疑いのある学生も含めて、継続的な面接により支援を行い、また、障害のある学生の支援に関する教職員や学生全体の理解促進のための活動を積極的に行っています。Upload By 発達ナビ編集部発達障害がある学生の相談は増加傾向に――どのようなことでお困りの学生が多いのでしょうか。池田先生:自発的に来談する学生については、修学上のつまずき(授業についていけない、単位履修が進んでいないなど)を契機に相談につながることが多く、入学直後を含め、低年次からそうした問題に直面する場合や、学年が上がり、専門科目が増えた状況でそれらの問題に直面する場合もあります。最終学年などで、研究に取り組む中で初めてつまずきを感じて来談する学生もいます。また、卒業が近づいて進路選択をしなければならない段階で、進路選択に迷う、就職活動で思うような結果が出ないといったことで来談する学生も少なくありません。――来談する時期や内容はさまざまなのですね。相談に来る学生は増えているのでしょうか。池田先生:特別支援室の来談者は基本的に増加傾向にあり、発達障害のある学生も同様の傾向にあります。来談者を障害種別に見ると、発達障害が一番多く、未診断であるがその傾向があると思われる学生も毎年一定数います。また、発達障害に次いで精神障害が多く、2021年度の来談者は発達障害(疑いを含む)と精神障害の二つで来談者全体の6割を超えていました。こうした傾向は、今後も続くのではないかと思われます。特別支援室に来談している学生については把握できますが、学内全体で発達障害のある学生がどれくらい在籍しているかは明確ではありません。ただ、発達障害の有病率という点から考えると、特別支援室への来談や学内での支援につながっていない学生が一定数いると思われます。そのことを踏まえると、学生が相談・支援につながるための広報活動や学生と接している教職員の理解啓発をより一層強化する必要があると考えています。――支援が届いていない学生もいるかもしれないということですね。発達障害がある学生の相談内容としては合理的配慮に関するものが中心ですか。池田先生:当室を利用している発達障害のある学生の多くは、合理的配慮を申し出るための申出書作成支援や自分自身の特性理解、困難さの対処方法の相談のため来談している学生です。一方、「発達障害かもしれない」と思い相談に来る学生もおり、その学生については希望に応じてアセスメントを行うなどし、医療機関の受診などについて一緒に検討しています。合理的配慮の具体的な例としては、注意事項等の文書による伝達、レポート提出期限への配慮、別室受験等などがあります。合理的配慮を受けた学生からは、「配慮を認めてもらってとても助かった」など、修学機会の確保につながったという声を多くもらっています。ただ、配慮提供が認められたものの修学に結びつかないこともあるため、学生と振り返りながら次学期に向けての相談を行っています。――先ほど学生だけでなく教職員の方への支援にも力を入れていると伺いましたが、具体的に教えてください。池田先生:障害のある学生の支援に際しては、教職員の理解・協力が必須であることから、個別支援における教職員との連携、障害学生支援に関する理解促進のための啓発活動を特に重視しています。前者については、特別支援室へ相談に訪れた学生の支援に際して特別支援室から授業担当者や指導教員に連絡する場合と、学生対応に関する教職員からの相談を受け、連携する場合があります。後者については、学生支援に関する全学FD(FD:大学の教育の内容及び方法の改善を図るための教員の組織的な研修など) を定期的に実施するとともに、部局の依頼に応じて特別支援室スタッフが部局FDの講師を務めています。また、学生支援に関する全学的会議である学生生活支援審議会の下に学生相談・特別支援連絡会議を設置し、そこで各部局の学生相談や障害学生支援に関する状況を共有しています。――教職員の方からはどのような相談があるのでしょうか。池田先生:発達障害のある学生やその傾向があると思われる学生に対して、「どのように対応したらよいか分からない」「どこまで支援をしなければいけないのかが分からない」「配慮はほかの学生の不公平感につながるのでは」など、学生の困難さの理解のしづらさから来る対応の難しさ、合理的配慮に関する質問・意見があります。さらに、具体的な支援方法や支援事例、発達障害のある学生の就職支援についてなど知りたいといった声もあります。こうしたことから、発達障害のある学生についての教職員の理解啓発などを目的として、2021年度、「発達障害のある学生への対応について-教職員向けヒントブック-」を刊行し、全教職員に配布しました。学内講演やFDなども行い、学内の理解や啓発などを積極的に進めています。Upload By 発達ナビ編集部――特別支援室では、学生サポーターによる支援も行っているのですよね。池田先生:「学生相談・特別支援センター学生サポーター」は、誰もが共に学べる大学環境をつくるために組織された有償ボランティアであり、現在は学部生、大学院生あわせて計60名登録しています。応募動機としては、人と関わるような活動をしてみたい、障害のある学生と関わってみたいなど多岐にわたります。主な活動は、聴覚障害のある学生のための情報保障、移動が困難な人のためのバリアフリーマップの作成や改訂のほか、障害のある学生への学習支援、ガイドヘルプ、移動介助、授業中のノート作成、学内ボランティア団体でのイベント参加などです。バリアフリーマップについては全キャンパス分を学生サポーターが中心になって作成しており、現在は毎年1キャンパスずつ改訂し、各学部や入試説明会など人が集まるような行事で参加者に配布しています。コロナ禍前は大学祭やオープンキャンパスでのイベントへの参加なども行っておりましたが、本学でも対面の活動の再開に伴い今後ますます活動が広がっていくと思います。Upload By 発達ナビ編集部Upload By 発達ナビ編集部発達障害のある高校生などを対象とした大学準備講座を開催――発達障害のある高校生や既卒者向けの講座を実施されていますね。開催のきっかけから教えてください。池田先生:当室に来談する発達障害のある学生と話していると、入学後に高校と大学との違いに戸惑いを感じたり、困ったときにどこにどのように相談したらよいか分からなかったりと、大学生活などで大きくつまずいていることが少なくありません。そのため、発達障害のある本学への進学を希望する方や大学で学ぶことに興味がある方を対象に、大学のイメージを膨らませ、進学準備や進路選択に役立てられることを目的として「発達障害のある高校生・既卒者向け大学準備講座1DAYトライアル!」を開催しようと考えました。2022年3月に初めて開催し、同年8月に2回目を開催しました。――反響や参加状況はいかがでしたか。池田先生:初回は3月実施ということもあり、高校1・2年生の学生4名が参加してくれました。参加者から次回以降は夏開催を希望する声が多かったため、2回目は今年8月に開催し、高校生6名、既卒者1名の計7名の方の参加がありました。1DAYトライアルは発達障害の診断がある方向けのイベントですが、グレーゾーンの方からの問合せもあり、反響の大きさを感じました。当初対面開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、急遽オンラインでの開催に変更したところ、東北以外からの参加もありました。イベント終了後にアンケートの記入をお願いしたところ、うれしいことに全般に高い評価を得ることができました。模擬授業は、大学と高校との違いや大学での支援体制などの座学に加えて学生サポーターも加わり参加者の疑問に答えたほか、時間割作成や自分自身の特性理解につながるワークなども行いました。障害のある当事者学生が参加した「先輩の体験談を聞く(座談会)」の時間では、障害の困難さを抱えながらもどのように大学生活を送っているのか座談会形式で行いました。参加者からは次々と質問があがり時間が足りないほどでした。参加者からは、「大学と高校の違いや本学の支援体制などを具体的に学べた」「自分自身の障害特性についても考えながら大学を知る機会になった」「先輩の話から大学について不安に感じていたことが安心感に変わった」などの感想が寄せられ、自分自身の障害特性を理解しながら大学生活を送ることについて知るとても貴重な時間になったことが伺えました。――参加者のみなさんにとって良い機会となったのですね。池田先生:そうですね。我々としても、参加者にとって大学や自分自身を知る有意義な時間になっていたと感じています。模擬授業の中の時間割をつくるワークでは、「自分は朝が弱いから2限からの授業を取ろう」「続けて授業を取りすぎると集中力が続かないから間をあけて授業を取ろう」などの感想があり、参加者が自己理解を深めながら大学での修学を考えることの大切さを実感したのではと思います。また、本学の学生サポーターや当事者学生も参加しましたが、質疑を通して発達障害のある学生への理解や自身の自己理解につながった貴重な時間になったように思います。さらに、県内の高校に今回のイベントの開催通知送付のほかに電話での案内も行い、その際に「大学の障害学生支援について知りたい」とのご相談が高校の教職員の方からあり、職員研修会での講演依頼を受けました。発達障害のある学生だけではなく、高校の教職員のみなさまにも大学の障害学生支援を知っていただく機会につながる講座であると感じています。昨年度、今年度ともに感染状況などを考慮し、対面開催からオンラインでの開催に変更しました。来年度は、食堂や図書館など学内施設の体験利用などの企画も考えながら、ご希望の多かった対面開催を目指していきたいと考えています。個別支援と学内全体の支援体制の充実を目指す――これからの特別支援室の取り組みについて教えてください。池田先生:今後については、来談者への個別支援と学内全体の支援体制の充実をさらに進めていきたいと思っています。個別支援については、修学上や生活上の支援はもちろんですが、入学や卒業の時期における支援が特に重要・必要だと思っています。現在も、大学生活に円滑に入れるための高大接続、大学卒業後の生活に向けて就労移行支援に取り組んでいるものの、まだ十分とは言えないため、これらの活動をさらに積極的に行っていきたいと考えています。また、学内全体の支援体制の充実のためには、大学構成員全体を対象とした情報発信や研修会の実施等を進めていくことが大切だと考えています。――ありがとうございました。
2022年12月19日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。実は隠し子を元旦那から取り返すため兄を利用しようとしていたことが判明。祭の母に優しく諭され、父親は別にいることを告白し、兄のことは諦め、ターゲットは浮気相手のマサキに変わり……。実はすべてを知っているマサキ。何か考えがあるようで……。 執念深いゆかりに不安を感じ…… マサキさんはいろいろ考えていた様子。ついにゆかりさんが元旦那に連絡をします。皆さんは、何か物事を進めるときはどれぐらい準備しますか? 最悪の事態まで想定しておきますか?著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2022年12月08日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。実は隠し子を元旦那から取り返すため兄を利用しようとしていたことが判明。祭の母に優しく諭され、父親は別にいることを告白し、兄のことは諦め、ターゲットは浮気相手のマサキに変わり……。祭の兄との結婚を諦めた婚約者のゆかりは元旦那から1人目の子供を取り返すため、マサキを連れて会いに行く計画を立てますが、ゆかりの母はとまどい二人を止めようとしますが……。 ゆかりの母が困惑し…… 自分勝手にことを進めるゆかりさんに対し、何を言われても穏やかに笑顔で対応してきたマサキさん。実は祭さんの友だちのサキさんから連絡を受け、事情をすべて知っていたよう。 マサキさんはどんなことを計画しているのでしょうか。子どもの存在を思うと、ゆかりさんも反省し、穏便にことが進むといいですね。 皆さんはゆかりさんの行動をどう思いましたか?著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2022年12月07日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。実は隠し子を元旦那から取り返すため兄を利用しようとしていたことが判明。祭の母に優しく諭され、父親は別にいることを告白し、兄のことは諦め、ターゲットは浮気相手のマサキに変わり……。祭の兄との結婚を諦めた婚約者のゆかりさんは子どもの気持ちを考える優しいマサキの魅力を再認識して、帰宅した母に「この人が赤ちゃんのお父さん!」とマサキを紹介し……。 ゆかりは帰宅した母にマサキを紹介し…… ゆかりさんの母は、マサキさんの仕事を立派だと言いながらも「今からでも公務員を目指しなさい」と失礼な発言。ゆかりさんはそんな母を制するものの、本音は母と同じことを思っている様子。 人の職業を見下すなんて、どこまでも失礼な親子ですね。著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2022年12月06日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。実は隠し子を元旦那から取り返すため兄を利用しようとしていたことが判明。祭の母に優しく諭され、父親は別にいることを告白し、兄のことは諦め、浮気相手に連絡し……。祭の兄との結婚を諦めた婚約者のゆかりはマサキに「結婚して1人目の子どもを取り戻すのを協力してほしい」と懇願。さらに警備員であるマサキの仕事を警察官と偽るよう言い出します。 マサキはなぜか笑顔で承諾。ゆかりは喜び、婚姻届を書いてもらうよう依頼しますが……。 マサキは急ぐゆかりの気持ちを押さえ…… 結婚の話を進める前に、「ゆかりの1人目の子供に会っておきたい」と言い出したマサキさん。ゆかりさんは驚きますが、マサキさんの優しさに触れ「大好き」と愛を再確認します。 親であってもそうじゃなくても、マサキさんのように子どもの気持ちを優先することは大事ですよね。著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2022年12月05日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。実は隠し子を元旦那から取り返すため兄を利用しようとしていたことが判明。祭の母に優しく諭され、父親は別にいることを告白し、兄のことは諦め、浮気相手に連絡し……。祭の兄との結婚を諦めた婚約者のゆかりがいきなりマサキに抱きついたりキスをしたりして色仕掛けをしますが、どこか冷静なマサキはゆかりの隠し子のことを追求。 ゆかりはバレたことに焦りながらも「子どもを取り戻すのを協力してほしいの!」と懇願。さらに、マサキの仕事を偽るよう言い出し…。 警備員のマサキにありえないことを言い出し…… 自分の職業にウソをついてまで、ゆかりさんの隠し子を取り返すのを協力するつもりのマサキさん。ゆかりさんの強引さに押し負けているように感じます。 皆さんの周りには、相手の反応がどうであれ、自分の望みを叶えるためにアグレッシブに進めるタイプの人はいますか?著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2022年12月04日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。実は隠し子を元旦那から取り返すため兄を利用しようとしていたことが判明。祭の母に優しく諭され、父親は別にいることを告白し、兄のことは諦めたと言いますが、連絡したのは浮気相手で……。祭の兄との結婚を諦めた婚約者のゆかりは、浮気相手のマサキに連絡。産まれたばかりの赤ちゃんはマサキの子だと言い張り、強引に結婚を進めようとします。 「責任は取ると言ったが結婚するとは言っていない」と答えるマサキに、ゆかりは突然キス。「私にはマサキだけ……」と涙ながらに説得をしますが……。 ゆかりは強引にキスをし…… ゆかりさんに隠し子がいることを知っているマサキさんは、色仕掛けをされるものの、冷静に対応。ゆかりさんは焦りますがなんとか説得を進め、挙げ句の果てには「マサキさんの職業は警察官ということにして」と悪知恵を働かせます。 皆さんの周りには、ゆかりさんのように親しい相手にまでウソをつかせようとする人はいますか?著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2022年12月03日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。実は隠し子を元旦那から取り返すため兄を利用しようとしていたことが判明。祭の母に優しく諭され、父親は別にいることを告白し、兄のことは諦めると言いますが……。本当の父親にすべてを話すと言ったものの、連絡をとったのは浮気していた2番目の男のマサキで……。 浮気相手に親子関係と認定されたDNA検査の結果を突きつけ…… ここにいる赤ちゃんは、マサキさんの子だと言い始めたゆかりさん。戸惑うマサキさんに突然キスをし、得意のお色気作戦を実行します。 皆さんの周りには、魔性タイプの女性はいますか? ゆかりさんのように、男性の心をかき乱すのが上手でしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2022年12月02日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。実は隠し子を元旦那から取り返すため兄を利用しようとしていたことが判明。祭の母に優しく諭され、父親は別にいることを告白し、兄のことは諦めると言いますが……。本当の父親にすべてを話すと言ったものの、どうやらその場しのぎだったよう。 心配するゆかりの母をよそに、誰かに電話をする様子で……。 ゆかりが頼った次の男は…… 浮気していたゆかりさんは、浮気相手のマサキさんに連絡。「大事な話だから会って話たい……」と呼び出し、「あなたの子よ」と産んだ赤ちゃんを抱っこさせようとします。 ゆかりさんは電話口でぶりっこをしたように見えますが、皆さんの周りにもあざとい振る舞いをする人はいますか?著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2022年12月01日浮気は許される行為ではないですよね。結婚を考えてる恋人がいるならなおさら許せないです。そこで今回は兄の“最低な浮気”を描いた漫画「クズな兄に起きたスカッと話」を紹介します。『クズな兄に起きたスカッと話』主人公のカリンの兄、アカマツは実家から近いマンションでひとり暮らしをしており、カリンは月に1,2度母の料理を兄のもとへ届けに行っていました。届けに行ったある日のこと、玄関に女ものの靴を発見。家の中に入ってみると、アカネを名乗る女性がいました。アカネは悪態をつき「本命の彼女は私だから。」と一点張り。どうやら妹のカリンのことを「ユリ」という人物と勘違いしたようでした。それから数日して兄が、結婚したい人がいると家族に報告。挨拶にくることになりましたが…!?兄が連れてきたのは…出典:Youtube兄が連れてきたのはアカネではなくユリでした。カリンは優しそうなユリさんを前に嘘をつくことができず、この間アカネと鉢合わせした事実を伝えることに。それを聞いたユリは激怒し帰宅。そのまま2人は別れることになったようです。さらに兄は、婚約者のカリンと浮気相手の両方に慰謝料を払うはめになってしまいました。浮気している兄に唖然…。結婚を考えている彼女がいるのに、平然と浮気していた兄にあきれてしまいます。ユリに真実を伝えたカリンの勇気に拍手です。次回の配信もお楽しみに!本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年11月29日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。子の父親は99%の確率で兄だとDNA検査の結果をつきつけ、強引に結婚を迫りますが兄は……。強引な婚約者のゆかりの行動を祭の母がみかねて、本当の父親が誰なのか尋ねると驚愕の事実が発覚し……。 衝撃の事実に祭たちは愕然とし…… 自分勝手なゆかりさんは、元旦那から子どもを取り返すためにハイスペックな兄を騙していたことが判明。2人目の赤ちゃんの父親は、イケメンなだけと切り捨てます。 皆さんの周りには、自分に都合よく他人を利用する人がいますか? 関わり合う人とは、助け合いながら付き合っていきたいものですよね。著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2022年11月25日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。子の父親は99%の確率で兄だとDNA検査の結果をつきつけますが、どうやら何かを隠しているよう。その後ゆかりの1人目の子どもに関する事実が発覚し……。切り札として、祭たちが婚約者のゆかりの1人目の子どもに関する秘密を暴露すると、ゆかり親子のケンカが勃発。その後、ゆかりは兄にとんでもないお願いを始め……。 ゆかりの思わぬ発言に兄は…… 自分の都合のいいように兄を利用するゆかりさんに対し、祭さんの母はふたりを守るために最終手段に出ます。ゆかりさんに誰が本当の父親なのか尋ねますが、答えてくれるのでしょうか。 皆さんは、ゆかりさんが産んだ子の父親は誰だと思いますか?著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2022年11月23日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ついにゆかりが出産。子の父親は99%の確率で兄だと告げられ……。元旦那との子を含めた4人で仲良く暮らそうと提案するゆかりに、兄は困惑。すると母が「この結婚は認めない」と言い出し……。 父親の確率99%と書かれた鑑定書に兄が疑問を持ち…… 父親の確率99%の鑑定書を突きつけられた兄が、「いつ俺のDNA採取した?」と検査結果の内容を疑問視。再検査を提案するとゆかりさんはうろたえ、さらに「今日はもう帰って!」と泣き出します。 皆さんは、自分に都合が悪くなったら強制的に話を終わらせようとする人は周りにいますか? もしそのような状況になったら、どう対応しますか?著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2022年11月19日主人公・祭(まつり)の兄は、小学生時代に祭のことを傷つけていた同級生と結婚することを発表。結婚して欲しくないと、当時のことや、婚約者のゆかりが現在浮気をしていること、高校生時代に子どもを産んでいることを兄に伝えて説得しますが、ゆかりは誰かの子を出産。会いに来てと連絡があり、会いに行きますが……。ついに婚約者のゆかりが出産。 さらにDNA検査をしていたようで、赤ちゃんの父親は99%の確率で兄だと結果を告げられ……。 DNA検査の結果に絶句していると、ゆかりが…… DNA検査の結果に驚き困惑する兄に対し、ゆかりさんは「あなたと無駄な争いはしたくない」と同情させるような発言をします。 皆さんの周りには、強引に話を進めようとする人はいますか? ゆかりさんのようにこちらの意見を聞こうとしない態度をされたら、どんなふうに対応しますか?著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2022年11月17日東京都三鷹市にある三鷹の森ジブリ美術館では、さまざまなスタジオジブリ作品のグッズが販売されています。2022年11月6日、同美術館はTwitterに、客として入館していた幼い兄と妹が、なんのグッズを選ぶかを決めているやり取りを投稿しました。妹はどうやら、どのグッズにするかで悩んでいた様子。決めかねていた妹に、兄はいったのです。ぬいぐるみはね、ギュッとした後、夜一緒に寝たいなと思った子が仲よくなれるよ。「ぬいぐるみはね、ぎゅっとしたあと夜一緒に寝たいなと思った子が仲良くなれるよ」と、妹に《ぬいぐるみの上手な選び方》を教えてあげてたお兄ちゃん。真剣に選んでいた妹さん、「小さいトトロ」をぎゅっと抱きしめてレジに向かっていきました。 pic.twitter.com/ETjGFVcrRP — 三鷹の森ジブリ美術館 (@GhibliML) November 6, 2022 そのアドバイスを聞き、最終的に妹が選んだのは、アニメ映画『となりのトトロ』に出てくる、小さなトトロのぬいぐるみ。出典:スタジオジブリ妹はトトロのぬいぐるみを大事そうに抱えて、レジに向かっていったそうです。幼い妹と、兄のアドバイスに、和んだ人からのコメントが相次ぎました。・素敵な話に、目頭が熱くなりました…!・子供ならではの選び方に、心が和みます。・お兄ちゃんから妹への、優しさを感じるエピソードだと思いました!兄のアドバイスを聞き、ぬいぐるみを決めた妹。毎晩、ギュッと抱きしめて寝る姿が目に浮かびますね![文・構成/grape編集部]
2022年11月06日発達障害のある人への対応で重視したい2つのことこれまで私は児童精神科医として少年院に勤めながら、自治体の教育相談、学校コンサルテーションなども行ってきました。最近では「発達障害」への認知度が高まり、発達障害があることの生きづらさについても理解が深まりつつあります。今回は保護者や支援者の方が発達障害のある人に対応するときに、見逃さないでほしい2つのポイントについて、お話ししていきます。それは、「知的障害の有無」と「認知機能の弱さ」です。1つ目は、知的障害の有無です。社会生活を送る上での困りごとは、実は、知的な障害から生じるケースがほとんどです。逆にいえば、発達障害のある人でもIQ(知能指数)が高ければ、今の社会を生き抜いていく方法はあるでしょう。例えば、自閉傾向が強くても勉強ができたら、好きな分野での研究職に就くといった選択肢が考えられます。知的障害の認定基準は「IQ70未満」知的障害の認定基準は、都道府県によって多少の違いはありますが、おおむね「IQ70未満」です(一部では「IQ75未満」のところもあります)。さらに日常生活での援助が必要だと認められると「知的障害」と判断されます。そのうち、「IQ50~70」が「軽度知的障害」です。ただし、「IQ70未満」という知的障害の定義は1970年代以降のもので、それ以前には「IQ85未満」とされていた時期もあります。みなさん、「境界知能」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。IQ70と85の境となる「IQ70~84」が境界知能です。意外に思うかもしれませんが、境界知能は日本人の7人に1人が該当(IQ100を平均とした場合、境界知能には約14%が該当)します。勉強が苦手な子どもの中には、知的障害には該当しないものの、この境界知能に当たる子どもたちがいます。また、はっきりと発達障害と診断はされないものの、何かしらの課題を抱える「グレーゾーン」の子どもたちもいます。こうした子どもたちにも、本当はなんらかの支援があってしかるべきだと思うのですが、家庭や学校で見過ごされてしまうことが多々あります。むしろ、「軽度知的障害」と診断を受けていたほうが特別支援学級に在籍するなど、支援の手が届きやすくなります。でも、障害の診断はされていないのに、「授業についていけない」「周囲の子となじめない」という子どもの場合は、「本人のがんばりが足りない」「努力不足」「やる気がない」などととらえられてしまいがちです。先にお伝えしたように、境界知能とはIQ70~84です。IQ80あればIQ100の8割なので、同じ年齢の子と比べて8割程度の知能ということです。平均の8割あれば、そんなに心配する必要はないように思いますか?でも、考えてみてください。8割の知能ということは、10歳の子どもたちの中に8歳の子どもが混ざっているイメージです。小2の子どもが小4のクラスの授業についていくのは、しんどいことだと想像できるのではないでしょうか。認知機能の弱さが学習のつまずきにさらに、境界知能の子どもたちがしんどいのには、もう1つ理由があります。「認知機能」の弱さです。発達障害に対応するときに、重視してほしい2つ目のポイントです。認知機能とは、注意、記憶、言語理解、知覚、推論・判断といった「知的機能」を指します。見る、覚える、写すといった社会生活を営むのに必要な能力で、「学習の土台」でもあります。境界知能の子どもたちの多くは、この認知機能に弱さを抱えていることが多いといわれています(知的障害や発達障害のある子どもにも、その弱さは見られます)。例えば、「見る力」が弱いと文章を目で追いづらかったり読み飛ばしてしまったり、「覚える力」が弱いと九九や漢字を覚えられなかったり、「写す力」が弱いと板書が書き写せなかったり…学習面でのつまずきにつながります。このような認知機能の弱さを抱えながら、教科学習の知識を積み上げていくのは大変なことです。学年が上がるにつれて、学習内容は複雑になり、抽象度も増していきます。学習の土台がしっかりしていないところに、知識を積み上げても、子どもたちのつまずきが増すばかりです。子どものつまずきに気づき、手を貸してあげられる大人といえば、親御さんや学校の先生方です。とくに親御さんは、子どもが「自立」するまで、共に寄り添っていく存在です。いわば、子どもの「伴走者」です。子どもが自発的に何かをやり始めて、つまずきながらも、目的に近づいていく。それでもくじけそうになったときに、「大丈夫だよ。いつでも手伝うよ」と安心させるのが、伴走者の役割です。ポイントは、つかず離れずの距離感です。子どもにくっつきすぎて、やることを先回りして手伝ってばかりいると、自立を妨げかねません。一方で、親の子どもへの関心が薄かったり、困っているときに手伝えなかったりすると、子どもは不安になってしまいます。最後に、学習面でのつまずきを解消するには、学習の土台である認知機能をトレーニングすることが大切です。『コグトレ・パズル』は、親御さんに専門的な知識がなくても、パズルやゲーム感覚で楽しみながら、お子さんの認知機能の向上が期待できるトレーニングです。子どもの学習の「伴走者」として、保護者の方も一緒に取り組んでみてはいかがでしょうか。
2022年10月26日皆さんはLINEを誤爆してしまった経験はありますか?その人のことを考えていると間違えて本人に送ってしまう…なんてことも。今回はそんなLINEで起きたトラブルエピソードをまとめてご紹介します。兄からのメッセージ「俺、明日暇になったからデート行けそう!わりと久しぶりだし、ご飯食べてからのカラオケとかでどう?もし、他にやりたいことあったら教えて」それは紛れもない兄からのメッセージ。瞬時にそれが兄の彼女さんへのものだとわかりました。しかし、兄に対して指摘するか否か逡巡した後、思いきって間違っていることを教えました。(女性/会社員)出典:lamire読者の感想妹に彼女宛のメッセージを見られてかわいそうだけどお兄さん可愛いですね。でも彼女を大切にしているという事は伝わりました!素敵なお兄さんですね。指摘した後のお兄さんの反応が気になります。(匿名)誤爆というやつですね…。かなり気まずいですね。言いづらいので、どのように教えたのか気になるところですが、私だったらおちゃらけてしか言えなそうです…。(43歳/会社員)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?気軽にやりとりできるからこそ、ついつい誤爆LINEも送ってしまうのかもしれません。みなさんもLINE上でのメッセージ送信には十分にご注意ください…!以上、LINEトラブルエピソードでした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年10月23日小学生で支援級在籍、発達障害グレーの長男・タロくんと、甘えん坊の次男・ジロくんとのあたたかい日常を描いた、星河ばよさんの育児絵日記。ある日ばよさんは、ジロくんにタロくんの発達障害について伝えることにしました。あ、あのさ…お兄ちゃんのことだけどさ…発達障害グレーの長男タロくんのこと。 たくさん悩んで考えて、ばよさんは次男ジロくんに伝えることにしました。 「落ちつけ……。堂々と言えば大丈夫」と緊張しながらも、ジロくんに伝わる用に言葉を選びながら話したばよさん。 その言葉を聞いたジロくんは、「ボクも苦手なことあるよ」と笑顔! 弟ジロくんにとって、生まれたときからそばにいてくれているタロくん。タロくんの個性について、それが自然だと思っているのかもしれません。 SNSにも、共感・応援・体験談など、さまざまなコメントが寄せられていました。 「なかなか難しいですよね! いつも記事を拝見しながらわかるわかるーと頷いてます」 「ジロくん、説明されなくても自然な形でタロくんのことを受け入れているんだと思います」「ジロ君の返答に私もホッとしたよ……。きっと分かった上でのやさしい返答だよ!」 「案外きょうだいってそれが普通で育ってるから、親が心配するよりももっと自然な形で受け入れてたりするのかもね……と、ジロくんの反応を見て思った」 「ボクも苦手なことあるよ」と、自分も一緒の部分があると感じているジロくん。私たち大人が思っている以上に、全てを受け入れているような気もしますよね。 タロくんが苦手なことがあるのは特別じゃなくて、ボクも一緒。という考え、心やさしい……!ばよさんが2人のことを分け隔てなく愛していることが、ジロくんに伝わっている証拠だと感じます。 子育てに正解はないので悩みも尽きませんが、ばよさん一家なら、その都度話し合ってより良い答えを見つけ出せるはず! これから子どもたち2人の成長が楽しみですね! 著者:マンガ家・イラストレーター 星河ばよ
2022年10月17日