「内臓の働きをケアする『臓活』が注目されていますが、これは古くから伝わる中国の『陰陽五行説』で大切にされてきた考え。陰陽五行説の中で、内臓は運命とも密接に関わるとされています」そう語るのは、風水研究の大家・林秀靜先生。この世のあらゆるものは「木・火・土・金・水」の五元素から成り立つとするのが「陰陽五行説」だ。「この五元素は、中国医学では『肝臓、心臓、脾臓、肺、腎臓』にあてはまり、漢方薬の処方にも使われます」人にはもともと持っている内臓タイプがあり、それを知ることが大切、と林先生。「私は漢方クリニックで10年にわたり、内臓タイプごとの体質と疾病の研究を行いました。そこでも、内臓タイプと不調には関連がみられたのです」その研究をふまえ、林先生が陰陽五行説をもとに「内臓占い」を作成。【内臓タイプの調べ方】(1)画像の表1で、生まれ年と誕生月の交差する数字を見つける。その数字に、生まれた日を足す(2)次の季節表で自分が生まれた季節を確認■2月4日〜4月17日生まれ=春生まれ■5月6日〜7月20日生まれ=夏生まれ■4月18日〜5月5日生まれ=土用生まれ■7月21日〜8月7日生まれ=土用生まれ■10月21日〜11月7日生まれ=土用生まれ■1月17日〜2月3日生まれ=土用生まれ■8月8日〜10月20日生まれ=秋生まれ■11月8日〜1月16日生まれ=冬生まれ(3)次の内臓タイプ診断表を使い、(1)で出した数字の1の位でどの「内臓」タイプかを診断。生まれた季節で、強タイプか弱タイプかを調べる(例えば、1970年3月18日生まれの人は、16+18=34→4、春生まれなので心臓の強タイプ)■1か2=肝臓/強タイプ=春・冬生まれ、弱タイプ=夏・秋・土用生まれ■3か4=心臓/強タイプ=春・夏生まれ、弱タイプ=秋・冬・土用生まれ■5か6=脾臓/強タイプ=夏・土用生まれ、弱タイプ=春・秋・冬生まれ■7か8=肺/強タイプ=秋・土用生まれ、弱タイプ=春・夏・冬生まれ■9か0=腎臓/強タイプ=秋・冬生まれ、弱タイプ=春・夏・土用生まれ「内臓タイプによって陥りやすい不調があるということは、そうならないように心や体、周囲の環境を整えてあげれば、自然と運が開けるということです。この占いには生まれた季節によって、各内臓に『強』タイプと『弱』タイプがありますが、強がいい、弱が悪いということではありません。内臓はお互いに関係していて、ある内臓の力が強すぎると別の内臓の力を弱め、そこで不調が起こります。属するタイプの内臓の力が強くなりがちな『強』タイプの人は、弱めてしまう内臓の力を補うことが開運に。『強』タイプが弱めてしまう内臓は次を参考にしてください」■肝臓→脾臓■心臓→肺■脾臓→腎臓■肺→肝臓■腎臓→心臓「『弱』タイプの人は、自分の属するタイプの内臓の力を高めることが開運につながります」「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載
2020年12月03日おへそから下がぽっこりと出てしまう“内臓下垂”。「背骨を引っぱる」「骨盤を支える」「太腿を上げる」働きをする大腰筋を鍛えれば、悩みは解消ーー!コロナ太りに悩む読者世代たちの間で、へそから下の“ぽっこり下腹”が気になるという人が続出している。「脂肪太りだけが原因ではありません。内臓が正常の位置よりも下がり、腸が圧迫されて前に突き出て、おなかがせり出してしまっている。“内臓下垂”の可能性があります。人の体は骨格という基礎の上に筋肉の土台があり、その表面を脂肪が覆っています。ホルモンの分泌量や活動量が減ってくる40代以降になると、下腹部やお尻、太ももに脂肪がつきやすくなってきて、さらに筋肉が衰えてきますと、筋肉や骨格によって支えられて機能している内臓が正しい位置を保てなくなり、下がってくるのです」そう指摘するのは、骨格筋評論家で日本体育大学体育学部准教授の岡田隆先生。とくに、背骨と大腿骨をつなぐ「大腰筋」など、おなかまわりの筋肉が衰えると内臓下垂が起きやすく、姿勢が悪い人ほど“ぽっこり下腹”が目立ってくるという。おなかまわりの筋肉がどれだけ衰えているか、次のチェックリストで確認しよう。【“大腰筋”衰え度チェック】□ 椅子に座るとき、浅く腰掛けることが多い□ ウエストより下腹が気になる□ 人より歩く速度が遅め□ 便秘に悩んでいる□ 平らなところでつまずくことが多い□ お尻のボリュームがなく、ぺたんと扁平気味□ どちらかというとネコ背□ 夏でも冬でも、冷え性に悩んでいる□ 肩こりがひどいタイプだ□ 階段を上がると足腰がひどく疲れる5個以上チェックが付いた人は、おなかやせメインの筋肉の1つ、大腰筋を鍛えるエクササイズにトライしよう。今回特別に岡田先生に教えてもらったのは次の2つだ。【スタンディングニーアップ】(1)背筋を伸ばして立ち、目の前に軽く握りこぶしを作る。(2)左の太ももをフーッと強く息を吐きながら上げて、体をねじる。右のひじと左脚のひざをタッチするまで引き上げる。(3)今度は反対に、右の太ももを息を吐きながら上げて体をねじる。左のひじと右脚のひざをタッチするまで引き上げる。【シッティングニーアップ】(1)椅子に浅く座り背筋を伸ばす。手を胸の前でクロスする。視線は斜め下を。(2)ひざを真上に上げきる。上げきったところで一呼吸、1〜2秒止める。足を静かに下ろす。(3)もう片方の脚のひざを真上に上げきり、1〜2秒止める。また足を静かに下ろす。※背中が丸まったり、体が傾かないよう注意を。「おなかまわりの筋肉はエクササイズで鍛えることができます。おうちでテレビを見ながら、スキマ時間でできる簡単な運動です。1回左右交互に15回ずつ、“少しキツイ”と感じるくらい力を入れてやると効果がアップします」食後と入浴後の30分間は、運動を避けるようにすればいつでもOK。1日10分、2週間ほど続けると体に変化が出てくるという。ふだんの生活でも、靴下をはくときに背筋を伸ばして高くひざを持ち上げるだけでも筋トレ効果があるという。そして、骨盤を立てて座るように心がけると、姿勢の悪さが解消してくる。エクササイズを続けながら悪い姿勢をリセットして、下腹をスッキリさせよう!「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載
2020年11月26日もともと冷え性とは無縁だと思っていた私ですが、40代半ばごろから冬になると夜、布団に入っても寒くて眠れなかったり、夏でもひざから下が冷たく感じるようになってしまいました。ちょうどそのころ旅行で温泉地に行ったとき、温泉ならではの体の芯まで温まる心地良さを感じ、温泉で冷え性対策ができるのではないかと考えたのです。そこで近場の温泉施設を利用して冷え性対策をしたときの体験談です。更年期に起こった冷え性若いころは体の中心に火の玉があるのではないかと思うほどいつも体が温かかったため、40代半ごろから体の芯がひんやりしていると感じたときには自分でも驚いてしまいました。更年期には血流が滞りやすく冷え性になることが多いと雑誌やネットで読んでいたので、やはりそろそろ私も更年期なのかと感じました。真冬などはお風呂に入っても、体が温かいうちに布団に入らないと寒くてなかなか寝付けず、やっと寝付けても夜中に寒さで起きてしまうことも。また、夏でもひざ下からつま先までが冷たく感じ、実際に触ってみても冷たいのがわかります。できるだけ冷やさないように靴下やひざ掛けなどで調整していましたが、やはりどんなに温かくしても体の芯が温まることはありませんでした。それにたとえ体の芯が冷えていても、真夏に厚着をすれば当然暑くて不快です。結局、厚着や部屋を暖めるといった方法だけでは、芯の部分の冷えまで解決できないのだと感じたのです。そんなときに体の芯から温めてくれる温泉のすごさを感じ、温泉で冷え性を改善しようと思い付きました。温泉を利用して体の芯から温まる今まで温泉に行っても体が熱くなり過ぎるので、カラスの行水のような入り方しかしていませんでしたが、体の冷えを感じるようになってからは温泉にゆっくり入るようになりました。お風呂とは違い体の芯から温まるので、上がってからも長時間温かさが続くことに気付いたのです。それに温泉の効用を見ると冷え性なども書かれていました。そのため、毎日温泉に入ったらきっと冷え性も改善されるだろうと思ったのです。とはいっても、都心に住んでいる私が毎日温泉地に行くことは物理的に無理です。そこで自宅から一番近い温泉施設を探してみました。私が利用した都内の温泉施設は1回1,000円程度と大きな出費でなかったので続けることができました。時間制限もないので温泉だけでなく、サウナなどを楽しむことも。その結果、体のほてりが静まったあとでも体の芯のひんやり感がなくなっていきました。月に2回の温泉通いで冷え対策温泉による冷え対策をしてみようと決めてからは、できるだけ3日に1回は温泉に通うようにしました。すると温泉に行かなかった日でも寒くて眠れないということがなくなってきたのです。温泉通いをスタートしたのが冬だったので、特に寝るときの変化は感動的でした。それから半年ぐらいは3日に1回のペースで温泉に通っていましたが、半年ほどたつと自分が冷え性だということを忘れるほど体の芯から温かくなりました。季節的にも温かくなってきたこともあり、夏前からは温泉通いを月に2回程度に減らしましたが、体の芯からの冷えを感じることはなくなりました。ただ夏になってクーラーの効いた部屋で過ごすことが多くなると、足先の冷えを感じることもあり、そんなときには週に1回ぐらい温泉通いをすることもあります。また新型コロナウイルスの流行が起こる前までは、休日など近県へドライブしながら日帰り温泉を楽しむなど、ストレス解消も含めて楽しんでいました。やはり温泉はストレス解消効果も感じられ更年期の私には良い選択だったなと思っています。まとめ実際に病院で検査をしたわけではないので、更年期の影響による冷え性なのかはわかりません。しかし、あれほどつらく感じていた体の芯からの冷えは温泉に通うことでずいぶん改善されたことはたしかです。都内でも温泉施設がたくさんあるので、とても気軽に通えたことはラッキーだったと思います。また、これから冷えを感じたときには、できるだけ素早く温泉を利用したいと感じています。ほかにも対策はあるようですが、今はストレス解消効果も得られる温泉をじょうずに利用していきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2020年08月30日「夏の冷え性」とは出典:byBirth冷え性というと、冬の寒い時期をイメージしますよね。しかし、実は暑い夏場に手足やお腹の冷えを感じる「夏の冷え性」に悩む人も少なくないのです。夏の冷え性の大きな原因は、屋外と屋内の気温差です。この気温差に対応しようとすると、自律神経が乱れて冷え性の症状を引き起こします。また、冷たい飲み物や食べ物によって内臓が冷え、夏冷えを引き起こしている場合もあります。そんな夏冷えに悩む女性におすすめしたいのが「お茶活」です。お茶活とは、お茶を飲むだけの簡単な温活のこと。ここからは温活にぴったりのお茶や、避けたいお茶をご紹介します。温活におすすめのお茶5選出典:byBirthそれでは、温活におすすめのお茶をみていきましょう。夏の冷え性予防の参考にしてみてくださいね!どくだみ茶10種類もの効能があることから「十薬(じゅうやく)」という生薬名がついた「どくだみ茶」。どくだみ茶といえば、デトックス効果の高さが有名ですよね。また、どくだみ茶には血流を促進する効果があるので、冷え性の改善・予防にも効果が期待できます。さらに、どくだみ茶はノンカフェインであることも嬉しいポイントです。香りと味わいに少し癖がありますが、カフェインを控えている人におすすめしたいお茶です。ほうじ茶香ばしい香りと味わいが特徴的な「ほうじ茶」。血行を促進する効果があるので、温活にぴったりのお茶です。また、ほうじ茶に含まれる「テアニン」にはリラックス作用があり、ストレスを取り除く働きがあるのだとか。ほうじ茶はカフェインも少なめなので、夜寝る前に飲んでもOKです。ルイボスティーノンカフェインの「ルイボスティー」は、妊娠中でも飲めるお茶として知られています。そんなルイボスティーにはホルモンバランスの乱れを改善する働きがあり、冷え性の改善にも効果があるといわれています。ごぼう茶便秘解消効果で知られる「ごぼう茶」には、ポリフェノールの一種である「サポニン」が豊富に含まれています。サポニンには血行を促進する働きがあるので、冷え性改善に効果が期待できます。海外ではハーブティーのような感覚で飲まれているごぼう茶は、豊かなごぼうの香りも魅力のひとつ。ノンカフェインであることも嬉しいですね!黒豆茶「黒豆茶」は古くから冷え解消に用いられているので、温活にぴったりのお茶です。また、食前や食事中に飲むことで、血糖値の上昇を抑える働きもあるのだとか。生姜やドライフルーツでアレンジしてもOK!これらのお茶に飽きてきたら、生姜柚子ドライフルーツシナモンスティックなどを入れて、アレンジしてもいいですね!香りや味わいを楽しみながら、プラスした生姜やフルーツの効能も期待できます。温活女子が避けたいお茶は?出典:byBirth温活におすすめしたいお茶をご紹介しましたが、お茶の中には身体を冷やす働きをするタイプもあるので要注意。温活女子が避けたいお茶をチェックしておきましょう。緑茶利尿作用がある「緑茶」は、尿と一緒に身体の熱まで排出してしまいます。夏の冷え性に悩んでいない人にとっては嬉しい効果ですが、冷えを改善したい場合は避けるのがベストでしょう。麦茶夏になると飲みたくなる「麦茶」の元になる大麦には、身体を冷やす働きがあります。つまり、麦茶は夏にぴったりのお茶といえますが、夏の冷え性に悩む温活女子は避けたいですね。夏の温活、始めませんか?出典:byBirth温活というと冬のイメージがありますが、夏の冷え性を予防・改善するには1年を通して温活をする必要があります。普段、口にしているジュースやコーヒーをお茶にするだけでなく、どうせならお茶の種類にもこだわってみませんか?夏の温活で身体を労わり、暑い夏を駆け抜けましょう!
2020年06月13日「モニタリングヘルス」運用開始花王株式会社は、服を着たままスマートフォンで簡単に内臓脂肪レベルを推定することができるサービス「モニタリングヘルス」を2020年3月31日から運用を開始する。同サービスは、同社が蓄積してきた内臓脂肪測定データをもとに開発した推定アルゴリズムと、Bodygram Japan株式会社が提供する服を着たまま身体実寸をAIで測定するテクノロジー「Bodygram」を組み合わせることで実現。内臓脂肪は、過剰に蓄積されると生活習慣病につながる可能性が指摘される健康指標のひとつであり、スマートフォンひとつで自身の状態を定期的に把握することで健康意識を高める効果を期待できる。また、内臓脂肪は、つきやすいと言われる一方で、落としやすい脂肪でもある。効果をモニタリングできることで、健康習慣へのモチベーションも高まる。LINE公式アカウントから無料で利用できる使用するには、ヘルシアのLINE公式アカウントと友達になり、キャンペーンメニューの中の「モニタリングヘルス」へ進む。「生年月日」「性別」「身長」「体重」の基本情報を入力し、Bodygramに従って自身の正面と側面を撮影するだけで、結果が出る。「腹囲」を自分で測る必要がなく、撮影後、約30秒で自動的に推定する。結果は、内臓脂肪レベルとして表示され、過去のレベルとの比較もできる。さらに、自身の順位を性別・年代別に表示。運動や食事についてのポイントも知ることができる。(画像はプレスリリースより)【参考】※花王ニュースリリース
2020年04月03日牛乳は太る、というイメージをもっている人も多いのではないでしょうか。牛乳には、内臓脂肪を減らすという報告もあり、その他美肌効果や健康に嬉しい効果も。牛乳に期待できる効果や、牛乳を使ったレシピをご紹介します!牛乳が太るって本当?出典:byBirth結論から言うと、牛乳で太る、ということは少ないでしょう。スナック菓子や甘い菓子の食べすぎのほうが、よっぽど太るリスクは高いと考えられます。牛乳というと、乳脂肪とイメージする人も多いですよね。“脂肪”ということから、太るというイメージにつながるのかもしれません。しかし、牛乳には健康や美容のために素晴らしい栄養素が含まれています。牛乳は内臓脂肪を減らすはたらきがある!?出典:byBirth牛乳には、“ラクトフェリン”という栄養素が含まれています。近年、ラクトフェリンには脂肪の分解を促すはたらきがあるといわれています。内臓脂肪を減少させる効果が期待されているとのこと。ラクトフェリンにはその他にもさまざまな効果があるといわれています。ラクトフェリンとは?ラクトフェリンとは、乳や涙、唾液、血液に存在するたんぱく質のことです。母乳にも含まれていて、赤ちゃんの健康のために必要な成分といわれています。ラクトフェリンのはたらきは、以下のようなものがあります。細菌やウイルスなど、外部からの攻撃を防ぐ腸内のビフィズス菌を増やす抗炎症作用内臓脂肪減少作用牛乳が健康や美容に良い理由は、ラクトフェリンが鍵といえますね。牛乳に期待できる効果とは?貧血予防出典:byBirthラクトフェリンには、鉄の吸収を調節するはたらきがあります。そのはたらきから、貧血を改善するはたらきが期待できます。特に女性は鉄が不足しがちですよね。毎日コツコツと牛乳を飲むことで、貧血対策できるのは嬉しいですよね。腸活にも◎ラクトフェリンには、悪玉菌の生育を抑える善玉菌であるビフィズス菌を増やすというはたらきがあります。2つのはたらきで、腸内環境を整えることができます。美肌効果牛乳に含まれるビタミンAは、皮膚・粘膜などの細胞を健やかに保つはたらきがあります。また、牛乳にはビタミンB2も含まれていますが、ビタミンB2はニキビや吹き出物の予防にも効果的です。乳糖は腸内の善玉菌のエサとなるため、腸内細菌のバランスを良くしてくれます。腸内環境が良くなると、便通も良くなり、便秘から生じる肌荒れを予防できます。ぐっすり眠るために出典:byBirth牛乳は、安眠効果があるといわれています。1mlあたり16~26ピコグラムのメラトニンが含まれています。量はかなり少量ですが、メラトニンにいは睡眠を促すはたらきがあります。また、牛乳に豊富に含まれているカルシウムは、鎮静作用があります。興奮していたり、イライラしていても、落ち着くことができるわけですね!寝る前にぜひ牛乳を飲んで、リラックスして眠りたいものですね。ラクトフェリンを摂取する方法とは?ラクトフェリンは熱に弱いため、牛乳だけでなくサプリメントや機能性食品を利用するのも良いでしょう。また、継続することが何より大切です。自身が続けやすいもので、毎日コツコツと摂取しましょう!牛乳は1日どれくらい飲めば良い?出典:byBirth1日に摂取したい牛乳の量は200ml、すなわちコップ1杯程度です。朝に飲むのも良いですし、寝る前にホットミルクにして飲むもの良いですね!低脂肪牛乳じゃなくてもOK?低脂肪牛乳は、人工的に脂肪を少なくすることでカロリーは抑えられます。しかし、その分満腹感も満足感も減ってしまうこともあります。低脂肪牛乳を無理なく飲める人は、低脂肪牛乳でも良いですが、“飲みづらいな”と感じるようであれば、普通牛乳でも良いといえます。簡単!牛乳を使ったダイエットレシピ牛乳と野菜のコンソメスープ出典:byBirth(材料・2人分)トマト1個たまねぎ1/2個キャベツの葉1~2枚牛乳200mlコンソメの素固形タイプ2個塩少々水300ml(作り方)トマト、たまねぎ、キャベツを食べやすい大きさにカットする。鍋に1の野菜と水を入れ、中火で煮込む。野菜がしんなりとしてきたら、コンソメ、牛乳、塩を加える。野菜のしんなり加減はお好みで、火を止める(3分~5分ほど)。温かいスープで、体の中からホッと一息つきましょう。レモン×牛乳で吸収率UP!牛乳レモンラッシー出典:byBirth(材料・1人分)牛乳150mlレモン果汁大さじ1はちみつ大さじ1~2(作り方)牛乳にレモン、はちみつを入れ、よく混ぜたら出来上がり!牛乳とレモンを混ぜると、ラッシーのようになります。牛乳などカルシウムが豊富な食品にレモン汁を加えると、カルシウムの吸収率が上がると報告されています。いかがでしたでしょうか。牛乳には魅力的な栄養素が豊富に含まれています。簡単レシピで、ぜひ牛乳を摂取してみてくださいね。
2020年02月11日赤ちゃんと一緒にお風呂へ入るのは、時間との勝負! 自分が先に入ったり、赤ちゃんを先に入れてみたりいろいろなプランを試してみても、湯船にゆっくり浸かることはなかなか……。そんなときに短い時間で体を温めてくれる入浴剤、バスクリン「きき湯 ファインヒート」を紹介します。 寒い冬はお風呂が億劫…ママにとっても、赤ちゃんにとっても寒い冬のお風呂は大変。浴室をあらかじめ温めておいたり、すぐに服を着せられるように肌着と服を重ねて用意しておいたりと、赤ちゃんのためにいろいろな工夫をしても、自分の入浴時間はほんの一瞬だけ。 冷え性の私にとっては、それが睡眠不足の原因にもなっていました。寒くて眠れない、翌朝も体が冷えて動き出せない……。そんな状態でした。 短時間で体を温めるためには?そんなときに出合ったのが「きき湯」でした。CMで何度も見ていたこともあり、試してみようかとドラッグストアに行ってみると、「きき湯 ファインヒート」という商品を発見。 温浴効果を高めて血行を促進してくれることなどがパッケージに書かれていました。なかでも私が惹かれたのは、「湯上り後がラクに!」の言葉。コレだ! と思い即決。その日はお風呂に入るのが楽しみでした。 いざ、入浴!息子は肌が弱いので、念のため息子を出した後で「きき湯 ファインヒート」を浴槽に入れてみました。プラスチック製の容器の中に、小指の先端ほどの大きさの粒が入っていて、容器のフタの線に合わせて入浴剤の量をはかります。それをお湯の中に入れると一斉に泡が出現! 固形状の発砲タイプの入浴剤は、1カ所から泡が出るのに対して、「きき湯 ファインヒート」は浴槽に散らばる粒の一つひとつから泡が出るので、鍋で湯を沸かしているときのように無数の泡が立ちました。入ってみると、設定温度は同じなのに、熱が体のなかに染みこむような感覚が味わえ、一度で病みつきみなりました! 入浴後、体に染み込んだ熱は布団に入ってからも冷めることはなく、翌朝までぐっすりと眠ることができました。おかげで、日中も体が軽く動かしやすかったです。後日、息子も一緒にこの入浴剤を入れたお風呂へ入りましたが、肌にはこれといった変化はなく、むしろ、泡がたくさん出てくるお風呂に大喜びでした! 冬のお風呂は、もうこれなしでは入れないかもしれません。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。※きき湯ファインヒートはお子さまの手の届かない場所に保管し、誤飲等にご注意ください。 著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年02月05日まんがを交えてわかりやすく1月16日、つらくなくリバウンドの心配もなく内臓脂肪を減らす方法を、まんがを交えつつわかりやすく解説している新刊『まんが ごっそり落とす! 内臓脂肪ダイエット』が発売された。著者は東京・あきる野市にある池谷医院理事長兼院長、テレビ番組などでもおなじみの池谷敏郎氏で、四六判。宝島社より1,000円(税別)の価格で発売中である。テレビ出演でもおなじみの池谷敏郎医師1962年、東京に生まれた池谷敏郎氏は、1988年に東京医科大学医学部を卒業し、同大学病院第二内科への勤務を経て1997年、池谷医院理事長兼院長に就任している。『1日5分! 血管ケアだけで20歳若返る!』『50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える 内臓脂肪を落とす最強メソッド』などの著作があり、テレビ番組『世界一受けたい授業』『林修の今でしょ!講座』『モーニングショー』などの出演でも知られている。体重10kg減も夢ではない池谷式新刊では、50代で体脂肪率10%の池谷医師が誰でも無理なくやせられるという「池谷式ダイエット」を解説。つらくないから続けやすく、無理なくリバウンドの危険もなく体重10kg減も夢ではないという。糖質を完全に絶つのではなく半分に、酒量を変えずにつまみを変える、運動は軽い「ゾンビ体操」だけなど、食事、運動、生活習慣で内臓脂肪を減らす「池谷式ダイエット」のノウハウが掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※まんが ごっそり落とす! 内臓脂肪ダイエット - 宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
2020年01月22日「内臓脂肪 皮下脂肪 すっきり落とす!」1月4日、マガジンハウスが月2回発行している雑誌『Tarzan』の最新号が発売された。1986年創刊の『Tarzan』は、かつて男性向けの体作りをサポートする情報雑誌であったが、近年は女性向けの特集が組まれるなど、男女ともに役立つ情報を掲載している。最新号の779号では、「内臓脂肪 皮下脂肪 すっきり落とす!」を特集。価格は650円(税込)である。運動嫌い・外食ばかり・甘いものが好きな人にも年末年始は忘年会や新年会など、特別な飲食の席が多く、また、普段とは異なる生活のリズムにより、心身ともにゆるみがちである。年末年始に蓄えられた内臓脂肪や皮下脂肪は、運動や生活習慣の見直しにより、改善させることができるが、実践するとなると難しい。『Tarzan』最新号の特集では、正月太りでついてしまった内臓脂肪と皮下脂肪を落とす方法を解説。内臓脂肪を落とすための基本の知識が解説され、運動嫌いの人、外食ばかりの人、白米やアルコール、甘いものが好きな人にも、その日からできる食生活改善テクニックが紹介されている。また、4つのステップにより、体脂肪を燃焼させるエクササイズも紹介。無理なく続けられる体脂肪を減らす方法を解説している。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※無理なく続けるメタボ対策!1/4(土)発売の雑誌『Tarzan』の特集は「内臓脂肪・皮下脂肪、すっきり落とす!」 - Tarzan Web(ターザンウェブ)
2020年01月07日『Dr.クロワッサン』シリーズの新刊12月27日、医師やフィジカルトレーナー、管理栄養士のレクチャーにより、内臓脂肪を落とそうという新刊『Dr.クロワッサン 内臓脂肪を3週間で落とす』が発売された。出版社はマガジンハウスで、84ページ。価格は950円(税込)である。「おかずファースト」「外食ダイエット」ほか『Dr.クロワッサン 内臓脂肪を3週間で落とす』は3章に分かれ、第1章では熊本市・亀川ひかるクリニックの院長である亀川寛大(かめかわかんだい)氏が内臓脂肪の基礎知識を解説し、食事指導を行う。同氏はFacebookなどで情報を発信、YouTubeの講演動画も人気である。同書で亀川医師は低糖質ダイエットにおいて、おかずを最初にお腹いっぱい食べる「おかずファースト」を提案する。第2章では、数々の一流アスリートなども指導しているフィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏が、内臓脂肪を燃焼させる有酸素運動を紹介している。第3章では、「外食ダイエット」と題し、管理栄養士の大柳珠美氏が外食にもたくさんあるという低糖質メニューを紹介。忙しくて自炊できない人などにも可能な内臓脂肪ダイエットが掲載されている。また、ダイエットに適した食材がわかる食材早見表も収録されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※『Dr.クロワッサン 内臓脂肪を3週間で落とす』 - マガジンハウス 編 - マガジンハウスの本
2020年01月01日寒い季節を迎えました。冬になり気温が下がると、血流が悪くなり多くの人が冷え性に悩まされます。冷えは万病のもとと言われるように、免疫力を低下させる原因の一つ。特にこの季節は風邪やインフルエンザの流行シーズンで特に注意が必要。そこで医療法人社団タイオン、サーモセルクリニック医学博士の奴久妻智代子先生に正しい冷え性対策のポイントを伺いました。 そもそも冷えの原因は”血行不良”にあった奴久妻先生「冬になり気温が下がると、血流が悪くなり体が冷えてきます。気温の低下以外に血流を悪くする原因として、自律神経の乱れや筋肉量の低下が挙げられます。自律神経は血管を広げたり縮めたりするなどして、血流コントロールをして体温を調節する機能を持っていますが、自律神経のバランスが崩れると血流が悪くなります。この時期、暖房機器を使用することで室内外の気温差も大きくなるため、体が寒暖差のある環境におかれると、自律神経の乱れを引き起こします。また、運動不足などで筋肉量が少ない人は、熱を作る力が弱いため、体を冷やしてしまう原因に。冬は外に出るのが寒くてついつい家の中にこもりがちになって、運動不足に陥りやすいので注意が必要です」 若い女性は末端の冷え性が多い奴久妻先生 「冷え性の中でも、特に20~30代の若い女性は手足(末梢)が冷える人が多いです。若い女性に多い理由は、食が細かったり、月経があることから貧血気味になりがちだからです。貧血になると赤血球の数が少なくなり、十分な熱エネルギーを作ることが難しくなります。体温が下がると深部体温だけは、適温である37度前後に維持しようと、末端の血管が熱を逃がさないように収縮するため、手足の血流が滞り手足に冷えを感じます」 体の冷えは免疫力や集中力の低下につながる奴久妻先生「体の冷えは免疫力や集中力の低下にもつながります。特に冬場はインフルエンザなどの感染症が流行するので注意が必要です。インフルエンザのワクチンも効果がない人は体温が低いことも考えられます。ワクチンは体温が高くないと体がそのワクチンを認識できず、抗体を作るときの化学反応も起きません。また、体が冷えると血流が悪くなるため、脳への血流が悪くなり、集中力の低下にもつながります」 温かい飲み物が実は冷えの原因になることも奴久妻先生「冷え性の対策として、温かい飲みものを飲んでいる人がいますが、実体を温めようとして温かい飲み物を飲むだけでは一過性で体は温まりません。さらに、お茶やコーヒーに含まれるカフェインは血管を収縮させる作用があるため、カフェインの摂りすぎは交感神経を刺激しすぎてしまうので、冷えの原因になります」 専門家が教える冷え性の改善法冷え性の改善には、血行改善が必要。自宅と職場でできる冷え対策のポイントを伺いました。自宅編奴久妻先生「冷え性の改善に効率的なのは全身浴です。今の季節なら40度、冬なら41度がベスト。10分以上入っていると深部と末端の体温が同じくらいになります。手足も肩もしっかり浸からないと熱が逃げてしまいます。熱すぎるお湯に入ると逆に血管が収縮して、かえって深部体温が下がってしまいます。一度深部の体温が下がってから体温を再び上げるには余計に時間がかかるため、湯温はむしろぬるめで10分程度がおすすめです。シャワーは一時的に体表面は温かくなりますが、深部体温は上がりません。全身浴だと熱の伝導率が高く、汗をかいても蒸散しないため、深部を効率よく温めてくれます。他にも、全身浴は水の圧力によって足の方に溜まった静脈血が心臓に戻りやすくなる特徴があるので、全身の血流を改善するという作用もあります」 職場編奴久妻先生「オフィスでは、デスクに向かっている時間が長いと血流が悪くなります。手足を握って開くを繰り返したり股関節を広げるストレッチや大きな足踏みを1時間に1回などスキマ時間を見つけてやると良いです。オフィスビルにいる人なら、トイレに行く時は1つ上の階に行くこともおすすめです。また、外出時は、手首や足首、首を外気にさらさず温める意識が大切です。特に首は太い血管が皮膚に近いところにあり冷えやすいのでマフラーなどをつけて熱を逃がさないようにしましょう」 冷え性対策に「めぐる温活十六茶」セブンイレブンで販売されているアサヒ飲料の「めぐる温活十六茶」。柑橘由来のモノグルコシルヘスぺリジンの働きにより、末梢(手指)血流改善をし、手指の体温を温かく保つ働きがある機能性表示食品の十六茶。香ばしく、ほんのりしょうがの味わいで、すっきりと飲み飽きない、カフェインゼロのお茶です。モノグルコシルヘスぺリジンは、ヘスペリジンの水溶性と吸収性を高めたもので、気温や室内温度が低いときなどの末梢(手指)血流を改善し、手先の体温を温かく維持する機能があることが報告されています。冷えに対する悩みは年々増加傾向にあります。寒さによる手先の冷えに困っている方「めぐる温活十六茶」おススメです。
2019年12月20日「万病のもとといわれる冷え性ですが、最近、40〜50代の女性に急増しているのが内臓冷え性。もともと60歳以上の高齢者にしか見られなかったタイプで、重大な病気になるリスクが高くなる、もっともたちが悪いものです」そう語るのは、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生。あまり聞き慣れない内臓冷え性とはどんなものか?冷え解消のスペシャリストである、石原先生に解説してもらおう。「冷え性は、大きく分けて『末端冷え性』、『下半身冷え性』、『内臓冷え性』と3つのタイプがあります。20〜30代の女性に多いのが、手足が冷える末端冷え性。40〜50代に多いのが、足腰が冷える下半身冷え性。この下半身冷え性を放置して、状態が悪化したのが、体の中心であるおなか全体が冷えてしまう内臓冷え性です。自分で体温が上げられなくなり、さまざまな不調を招きます」しかも、この内臓冷え性は「隠れ冷え性」といわれるように自覚症状がないという。「40〜50代で内臓冷え性になる人が増えた背景には、慢性的な運動不足やストレスなどがあると考えられています。これまでにも夏になると、冷たい飲み物をとりすぎたり薄着になったりすることで体の深部が冷え、内臓冷え性になる人がいましたが、秋ごろには改善するのが一般的でした。しかし、最近は1年を通して、内臓冷え性になってしまうのです。しかも、体の深部は冷えていても手足がほてっていたりするため、自分の体が冷えていることに気づきません」内臓冷え性だと気づかずに、体を冷やそうとして、悪循環に陥るケースも少なくないようだ。「それまで冷え性だった人が、更年期を境に、暑がりになった場合は要注意です。これは冷え性が解消されたのではなく、それまで子宮や卵巣に巡っていた血液が、生理がなくなることで上半身に集まり、のぼせやほてり、イライラや動悸をおこすため。いずれも内臓冷え性の症状ですが、病院に行っても異常が見つからず、冷えに気づきにくいのです」この内臓冷え性になんらかの手を打たずに放置しておくとさまざまな病気を引き起こすという。「胃や腸、すい臓のほか子宮や卵巣などの臓器が冷えることで内臓機能が低下。下痢や便秘、胃腸や胃もたれ、生理痛などの原因に。多くの血管が集まる内臓が冷えることで、全身の血流が悪化。肩こりや腰痛、不眠や疲れやすくなるなどの不調を招きます。さらに心筋梗塞や脳卒中などの重篤な病気を招く動脈硬化の進行を早める可能性もあり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病リスクも高くなります。また、最大の免疫器官といわれる腸には、全身の免疫細胞の7割が存在しているのですが、冷えることで免疫力が低下。風邪をひきやすくなったり、アレルギー症状を引き起こしたりするだけでなく、私たちの体で毎日、5,000個できるがん細胞の増殖を防ぐことが難しくなってしまうんです」そこで、石原先生が冷え性を改善する方法を教えてくれた。内臓冷え性になると改善に時間がかかるが、古くから冷え解消の定番アイテムといわれるしょうがに一手間かけることで効果アップが期待できるそう。「血流をよくして、冷え性の解消に効果を発揮するしょうがは、加熱することでパワーが高まります。これは、しょうがに含まれる辛味成分ジンゲロールが、熱を加えることでショウガオールに変化するから。ショウガオールには体の芯から熱を作って、体を温める働きがあるのです。すりおろしたしょうがを紅茶に入れてもいいし、鍋やみそ汁に入れるなどして、体の内側から温めるのがおすすめです。チューブのしょうがでも同じ効果があるので、外出時に持ち歩いてもいいでしょう」腹巻きや入浴など、冷え性の解消法が多く紹介されている。自分に合ったもので万全の対策をとることが大切だが、なかには間違った冷え解消方法があるという。たとえば半身浴だ。「入浴は冷えをとるには効果的ですが、38度ぐらいのぬるめのお湯で半身浴をすると、逆に体を冷やしてしまいます。半身浴をするならば、40度くらいのお湯に10〜15分程度、顔にうっすら汗がにじむくらいつかることが大事です」さらに気がかりなのが、現代人が、水分のとりすぎで冷え性を悪化させているということだ。「最近、ペットボトルのミネラルウオーターを手放せない人をよく見かけます。運動したりお風呂の後だったり、汗をかいたあとに水分を補給することは大切ですが、必要以上に水分を体内にためこむことは冷え性を悪化させます。というのも、水は熱伝導がよく、体内にたまった水分が冷えを増幅するからです。とくに夏に、熱中症予防で水分を積極的にとっていた人は、冬になってもその習慣が抜けずに、水分を過剰にとっていることも。水は、喉が渇いたときに少しずつ飲む習慣を付けたほうがいいでしょう」
2019年11月27日「万病のもとといわれる冷え性ですが、最近、40〜50代の女性に急増しているのが内臓冷え性。もともと60歳以上の高齢者にしか見られなかったタイプで、重大な病気になるリスクが高くなる、もっともたちが悪いものです」そう語るのは、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生。あまり聞き慣れない内臓冷え性とはどんなものか?冷え解消のスペシャリストである、石原先生に解説してもらおう。「冷え性は、大きく分けて『末端冷え性』、『下半身冷え性』、『内臓冷え性』と3つのタイプがあります。20〜30代の女性に多いのが、手足が冷える末端冷え性。40〜50代に多いのが、足腰が冷える下半身冷え性。この下半身冷え性を放置して、状態が悪化したのが、体の中心であるおなか全体が冷えてしまう内臓冷え性です。自分で体温が上げられなくなり、さまざまな不調を招きます」しかも、この内臓冷え性は「隠れ冷え性」といわれるように自覚症状がないという。「40〜50代で内臓冷え性になる人が増えた背景には、慢性的な運動不足やストレスなどがあると考えられています。これまでにも夏になると、冷たい飲み物をとりすぎたり薄着になったりすることで体の深部が冷え、内臓冷え性になる人がいましたが、秋ごろには改善するのが一般的でした。しかし、最近は1年を通して、内臓冷え性になってしまうのです。しかも、体の深部は冷えていても手足がほてっていたりするため、自分の体が冷えていることに気づきません」内臓冷え性だと気づかずに、体を冷やそうとして、悪循環に陥るケースも少なくないようだ。「それまで冷え性だった人が、更年期を境に、暑がりになった場合は要注意です。これは冷え性が解消されたのではなく、それまで子宮や卵巣に巡っていた血液が、生理がなくなることで上半身に集まり、のぼせやほてり、イライラや動悸をおこすため。いずれも内臓冷え性の症状ですが、病院に行っても異常が見つからず、冷えに気づきにくいのです」この内臓冷え性になんらかの手を打たずに放置しておくとさまざまな病気を引き起こすという。「胃や腸、すい臓のほか子宮や卵巣などの臓器が冷えることで内臓機能が低下。下痢や便秘、胃腸や胃もたれ、生理痛などの原因に。多くの血管が集まる内臓が冷えることで、全身の血流が悪化。肩こりや腰痛、不眠や疲れやすくなるなどの不調を招きます。さらに心筋梗塞や脳卒中などの重篤な病気を招く動脈硬化の進行を早める可能性もあり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病リスクも高くなります。また、最大の免疫器官といわれる腸には、全身の免疫細胞の7割が存在しているのですが、冷えることで免疫力が低下。風邪をひきやすくなったり、アレルギー症状を引き起こしたりするだけでなく、私たちの体で毎日、5,000個できるがん細胞の増殖を防ぐことが難しくなってしまうんです」内臓冷え性の解消の近道は筋肉をつけることだという。「人間の体の体温の4割以上は、筋肉から作られます。冷え性が男性に少なくて、女性に多い理由は、単純に筋肉量の差。根本的に冷えを解消するには、筋力をアップさせて、自分から熱をつくることです」冷えとり解消の筋トレは次のとおり。仕事や家事の合間、さらにはウオーキングなどの有酸素運動の前に行うと効果的だという。筋トレでぽかぽか体質になろう!【壁腕立て伏せ】両腕を肩幅よりもやや広げて、壁に手をつき、「ひじを曲げて胸を壁に近づける→ひじを伸ばして元の姿勢に戻る」を10回繰り返す。【バンザイ運動】両手を肩幅に開き、ひじとわき腹を伸ばして、勢いよく腕を上げ下げする。1日10回×5セット。【もも上げ運動】背筋を伸ばし、片足ずつ太ももを引き上げる。前かがみにならないように左右各10回を5〜10セットを目安に。【寝ながら腹筋】あおむけになり「両ひざを曲げながら胸に近づける→元に戻す」を1日30回繰り返す。「全身の筋肉の75%は下半身についているので、下半身を中心に鍛えれば、効率よく熱を作り出せるのは確か。でも、疲れもたまりやすくなります。長続きさせるためには、上半身から下半身という順番で運動したほうが疲れにくく効率的です。また、腹筋やもも上げは、負荷をかけながら少しつらいと思うくらいまでするのがコツ。とくに腹筋によって、内臓のまわりに筋肉で“腹巻き”をつくると、内臓を温めることができます。お風呂に入る前や寝る前の習慣にしてください」
2019年11月27日急に手足がほてるようになった人は、臓器が冷えている「内臓冷え性」かも。脳卒中やがんなど重大な病気を招く可能性がある、深刻な冷えを見逃さないようにしようーー。「万病のもとといわれる冷え性ですが、最近、40〜50代の女性に急増しているのが内臓冷え性。もともと60歳以上の高齢者にしか見られなかったタイプで、重大な病気になるリスクが高くなる、もっともたちが悪いものです」そう語るのは、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生。あまり聞き慣れない内臓冷え性とはどんなものか?冷え解消のスペシャリストである、石原先生に解説してもらおう。「冷え性は、大きく分けて『末端冷え性』、『下半身冷え性』、『内臓冷え性』と3つのタイプがあります。20〜30代の女性に多いのが、手足が冷える末端冷え性。40〜50代に多いのが、足腰が冷える下半身冷え性。この下半身冷え性を放置して、状態が悪化したのが、体の中心であるおなか全体が冷えてしまう内臓冷え性です。自分で体温が上げられなくなり、さまざまな不調を招きます」しかも、この内臓冷え性は「隠れ冷え性」といわれるように自覚症状がないという。「40〜50代で内臓冷え性になる人が増えた背景には、慢性的な運動不足やストレスなどがあると考えられています。これまでにも夏になると、冷たい飲み物をとりすぎたり薄着になったりすることで体の深部が冷え、内臓冷え性になる人がいましたが、秋ごろには改善するのが一般的でした。しかし、最近は1年を通して、内臓冷え性になってしまうのです。しかも、体の深部は冷えていても手足がほてっていたりするため、自分の体が冷えていることに気づきません」内臓冷え性だと気づかずに、体を冷やそうとして、悪循環に陥るケースも少なくないようだ。「それまで冷え性だった人が、更年期を境に、暑がりになった場合は要注意です。これは冷え性が解消されたのではなく、それまで子宮や卵巣に巡っていた血液が、生理がなくなることで上半身に集まり、のぼせやほてり、イライラや動悸をおこすため。いずれも内臓冷え性の症状ですが、病院に行っても異常が見つからず、冷えに気づきにくいのです」この内臓冷え性になんらかの手を打たずに放置しておくとさまざまな病気を引き起こすという。「胃や腸、すい臓のほか子宮や卵巣などの臓器が冷えることで内臓機能が低下。下痢や便秘、胃腸や胃もたれ、生理痛などの原因に。多くの血管が集まる内臓が冷えることで、全身の血流が悪化。肩こりや腰痛、不眠や疲れやすくなるなどの不調を招きます。さらに心筋梗塞や脳卒中などの重篤な病気を招く動脈硬化の進行を早める可能性もあり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病リスクも高くなります。また、最大の免疫器官といわれる腸には、全身の免疫細胞の7割が存在しているのですが、冷えることで免疫力が低下。風邪をひきやすくなったり、アレルギー症状を引き起こしたりするだけでなく、私たちの体で毎日、5,000個できるがん細胞の増殖を防ぐことが難しくなってしまうんです」次のチェックリストで3つ以上、当てはまる人は「内臓冷え性」の可能性が。□手足がほてって眠れない□疲れやすく、風邪をひきやすい□冷えの自覚症状はないのに35度台の低体温□皮膚がかゆい□冷房が好きで、冷たい飲み物をガブガブ□比較的、薄着でいることが多い□胃痛のほか、下痢と便秘を繰り返す□ぼうこう炎にかかりやすい□極端なダイエットに走ったことがある、もしくは現在もしている□湯船に入ると熱くて、すぐに出たくなる内臓冷え性になると改善に時間がかかる。石原先生が冷え性を改善する食生活を紹介してくれた。「食べ物には体を温める陽性食品と体を冷やす陰性食品があります。おもに寒い地方でとれる食品には体を温める効果が高い傾向が。体を温める食品を食べることで、体内で熱を作りだそうとします。その結果、血流が改善し、冷え性が解消されるのです。また体を冷やす食品をとる場合は、火を通すか、陽性の調味料や薬味を加えることが冷え性を悪化させないポイント。生野菜のサラダやグリーンスムージーは、冷え解消の大敵です」【温める(陽性)食品】りんご、さくらんぼ、ごぼう、にんじん、れんこん、しょうが、黒砂糖、玄米、そば、漬けもの、チーズ、海藻類、たらこ、ちりめんじゃこ、鮭、かに、卵、赤身の魚、肉、紅茶、黒豆など。【冷やす(陰性)食品】バナナ、みかん、すいか、レタス、白菜、きゅうり、白砂糖、バター、マヨネーズ、白米、うどん、牛乳、豆乳、化学調味料、緑茶、コーヒー、コーラなどの清涼飲料水など。「放っておくと確実に病気に近づくのが内臓冷え性。つまり、病気を発症しかけている最終警告のサインなのです。そのサインにしっかり向き合い、対処することで、健康な体を維持しましょう」
2019年11月27日耳つぼってなんとなく体にいいのは知っているけど、実際どんな効果があるの?そんな疑問に鍼灸師や整体師としても活躍する横内稚乃先生がお答えしてくれました。効果別・3種類の耳つぼのやり方から注意したい点まで、たっぷりとご紹介します。耳つぼで期待できる効果耳は、全身の縮図とも呼ばれ、胎児が逆さになった形と近似していると言われています。全身の内臓や器官に関係するツボが耳に集まっているため、そこをマッサージすることで、様々な効果を期待できます。リラックスできる寝る前に、耳つぼを刺激することで、自律神経の副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなります。ダイエットしやすくなる耳つぼの消化を助けるツボや食欲を抑えるツボなどを刺激すると、体重が落ちやすくなり、痩せやすくなります。冷え性や肩こりの改善耳つぼの血流を促進するツボなどを刺激すると、血液循環が良くなり、冷え性や肩こりを改善しやすくなります。効果別・耳つぼのやり方リラックスする耳つぼ神門(しんもん)というツボを人差し指の腹で押してください。神門のツボは、耳の上の方のY字型の軟骨のくぼみの間にあります。神門のツボを3秒押して、3秒離すを10回繰り返すことで、自律神経の副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなるのです。寝る前に、神門のツボを押すと熟睡しやすくなります。その他、イライラしている時や不安感がある時に神門のツボを押すと、心が落ち着きやすくなります。ダイエットに効果的な耳つぼ飢点(きてん)というツボを指の腹で1分間、もみほぐしてください。飢点のツボは、耳の手前の小さなふくらみの少し下にあります。人差し指の腹で、左右の飢点のツボを、食事の約15分前に、1分間もみほぐすことで、満腹中枢が刺激されて、食欲が治まりやすくなるのです。冷え性の改善に効果的な耳つぼ肺(はい)というツボを指の腹で押してください。肺のツボは、耳の穴の外側のくぼみにあります。人差し指の腹で、左右同時に、3秒間押したり離したりを、10回繰り返しましょう。冷房などで冷えた室内に長時間いるときに、ツボ押しするのが効果的です。血流が促進しやすくなり、冷え性の改善効果が期待できます。耳つぼを刺激する方法手の指の腹で押す道具が不要なので、どこでも耳つぼ刺激をできるメリットがあります。耳つぼシールや耳つぼジュエリー を貼るこれらは、ピンポイントでツボを刺激するメリットがあります。特にジュエリータイプの耳つぼは、可愛くて続けやすいです。鍼の施術を受ける耳つぼの鍼(はり)は、鍼灸院等でカウンセリングを受けて、施術を受けるのがオススメです。鍼灸師等のプロが、耳つぼの正しい位置に確実に鍼刺激をしてくれるので、効果が得られやすくなるメリットがあります。つまようじの先などで押す指の腹で押すよりも、弱めのツボ刺激でも効果が出やすいメリットがあります。耳つぼを刺激する際の注意点耳にかぶれや傷がある場合は、ツボ刺激を控える炎症や傷が広がる可能性があるので、耳つぼ刺激を休んでください。耳つぼシールやジュエリーは、 3日~1週間以内で交換する1週間以内でも、かぶれや傷ができた場合は、速やかにはがしてください。また特にトラブルがなくても、1週間以上同じシールの張りっぱなしは、不衛生なので必ずはがしましょう。妊娠中はツボ刺激を控える体調不良の原因になりかねないからです。また小学生以下のお子様への耳つぼも控えるようにしましょう。あなたも耳つぼに挑戦してみよう冷えやこりの改善からリラックス、ダイエットにまで、幅広い効果を期待できる耳つぼ。位置を覚えてしまえば、場所を選ばずいつでも簡単に行えるのも特徴のひとつです。耳つぼ初心者さんは、まずは今回ご紹介した3つのつぼから是非挑戦してみてくださいね。横内 稚乃鍼灸師、整体師、エステティシャン
2019年11月27日『内臓脂肪を減らすお得技ベストセレクション』11月18日、内臓脂肪を減らして健康的にスマートになろうという新刊『内臓脂肪を減らすお得技ベストセレクション』が晋遊舎から発売された。A4変形判で80ページ、780円(税別)の価格にて、晋遊舎ムックとして発売中である。糖質制限ダイエットや地中海式食事術も内臓脂肪は皮下脂肪とは異なり、文字通り内臓のまわりに付く脂肪で、加齢とともに増えやすくなる。見た目以上に、内臓には脂肪が蓄えられていることがあり、内臓脂肪が増えすぎると、ポッコリお腹のような外見の変化に加え、糖尿病や高血圧、動脈硬化などのリスクが大きくなる。この新刊『内臓脂肪を減らすお得技ベストセレクション』では、がんばらなくても簡単にできて、健康になれる「お得技」122を掲載。まず「内臓脂肪の新常識」の解説からはじまり、がんばらずに習慣化できるダイエット法が紹介され、毎日できる糖質制限ダイエットについても触れられている。そのほか、毎日できる地中海式食事術や主食、肉類、野菜、果物、魚介類それぞれの糖質早わかり図鑑、内臓脂肪が増えることで起きる11大リスクを防ぐ食事術についても紹介されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※内臓脂肪を減らすお得技ベストセレクション - 晋遊舎ONLINE
2019年11月26日だんだん寒くなると、つらくなるのが「冷え」。「冷え性」自体は病気ではありませんが、血流が悪くなりカラダが冷えることで、胃腸の不調・不眠・肩こり・頭痛などの不快症状が現れるほか、免疫力の低下により病気にかかりやすくなります。また、冷え性により血流が悪くなると、生理痛が悪化してしまいます。たかが冷え性と思わずに原因と対策を知って改善しましょう。冷え性の原因食事量の減らし過ぎダイエットのため、食べる量を極端に減らすと、体温を維持するためのエネルギーが十分に補給されません。運動不足運動不足によって筋肉量が少ないと、カラダに必要な「熱」を十分に作り出せなくなります。さらに、血流が悪くなるため、作り出した熱をカラダの隅々までうまく運べなくなってしまいます。 座りっぱなしの時間が長かったり、運動する時間が少なかったりする人は生活習慣の見直しが必要です。鉄分不足カラダは生命維持に欠かせない内臓へ優先的に血液を送ります。そのため、鉄分をしっかりとっていないと、カラダの隅々まで血液を十分運ぶことができなくなり、手足の冷えにつながってしまいます。冷え性対策に効果的な食事法3つ1.1日3食バランスよく食べるカラダを温める熱エネルギーは、食事のエネルギーから作られます。主食(ご飯・パン・麺類)・主菜(肉・魚・卵・大豆製品)・副菜(野菜・海藻類)の揃った食事を心がけ、食事量を減らし過ぎないようにしましょう。2.カラダを温める食材を食べるカラダを温める効果があるの食材を積極的にとりましょう。生姜・にんにく・長ネギ・玉ねぎ・ニラなど臭いの強い野菜ごぼう・カブ・大根などの根菜類、胡椒・唐辛子などの香辛料など米・もち米・いわし・エビ・牛肉・鶏肉・羊肉・さつまいも・山芋など3.冷え解消に効果的な栄養素をとる■ビタミンCビタミンCは血液の主要な材料となる鉄分の吸収を促進し、毛細血管の機能を保持するはたらきがあります。カラダも温まるローズヒップティーなどがおすすめです。■ビタミンEビタミンEは血行を良くするはたらきと、体内のホルモン分泌を調節するはたらきがあります。ブロッコリー・かぼちゃ・アボカド・ナッツ類に多く含まれています。冷え性対策に効果的な行動3つ1.適度な運動を意識して行なう運動は血流を良くするため末端まで血液が運ばれやすくなります。代謝も上がり、燃えやすいカラダに繋がります。また、ウォーキングのような運動を続けるのも効果的。下半身の筋肉が鍛えられて代謝がよくなり、カラダが冷えにくくなります。2.冷えを防ぐ服装を心がける血流を妨げるきゅうくつな服装はNGです。また、東洋医学では、冷やしてはいけないツボが首・お腹・足首にあります。腹巻や足首まで隠れる靴下を利用して、これらのツボを冷やさないようにしてみてください。冷房の効いた電車内やオフィス内でも調整ができるよう、カーディガン・スカーフ・ひざ掛けなどを用意するのもよい方法です。3.湯船につかる湯船につかるようにして、カラダを芯から温める時間を作りましょう。40℃前後のぬるま湯に浸る半身浴は、カラダの内側から温めてくれます。お風呂上がりには冷え防止で靴下を履くようにしましょう。“冷えは万病の元”とも言われるように、カラダに大きく影響します。不調があらわれる前に生活習慣や食生活を見直し、冷え性を改善しましょう。
2019年11月17日これからの季節、冷え性に悩む人も多いのではないでしょうか。ヘスペリジンという成分は、血流を良くして冷え対策にもおすすめの成分です。さらに、肌の保湿効果や、むくみ予防にも効果が!どのような食品に含まれているのか、ヘスペリジンについてご紹介します!ヘスペリジンとは?出典:byBirth温め成分、ヘスペリジン。初めて聞いた、という人も多いかもしれません。ヘスペリジンは、みかんの皮や袋、白い部分に多い成分です。血管を拡張させるはたらきがあり、その結果、血流が良くなります。血流が良くなると、体のすみずみまで血液が行きわたるため、冷え性対策には良いわけですね!ゆずをお風呂にいれると、体がポカポカしますよね。古くから、理にかなった冷え対策がなされてきたことが分かります。ビタミンPの一種。ビタミンPとは?ヘスペリジンは、ビタミンPの一種です。ビタミンPは、ビタミンではなく“ビタミン様物質”と呼ばれています。ビタミンではないけれど、ビタミンのようなはたらきをします。冷え性対策にヘスペリジン!肌への嬉しい効果も!?ヘスペリジンが、血流を良くすることはご紹介しましたが、実は他にも嬉しい効果があります。また、後に説明しますが、近年は、ヘスペリジンに糖を結合させた“糖化ヘスペリジン”というものがあります。それでは、冷え対策以外の効果をみていきましょう!肌への効果出典:byBirth肌の保湿に関わる成分であるコラーゲン。糖化ヘスペリジンを加えると、肌の水分量肌の弾力がアップするという報告があります。冬は冷え性だけでなく、肌の乾燥も気になるところ。ヘスペリジンで肌の保湿もできると嬉しいですよね!むくみへの効果長時間、座っていると気になる足のむくみ。糖化ヘスペリジンは、そのような状況にあるむくみを予防する効果があると報告されています。糖化ヘスペリジンを摂取することで、むくみによる足首やふくらはぎ、下腿の周囲長が増加しにくくなったとのこと。デスクワークが多い人や、同じ姿勢でいることが多い人は必見ですね。くま・くすみへの効果出典:byBirth目の周りの血流が悪くなることは、くまやくすみの原因となります。ヘスペリジンは、目の下のメラニンを減らし、肌を明るくするはたらきがあるといわれています。ヘスペリジンはこんな食品に豊富に含まれている!ヘスペリジンは、柑橘類から抽出される成分です。みかんに含まれるヘスペリジンの量出典:byBirthこれからの季節に食べることが多い、みかん。みかんのヘスペリジンの含有量は、以下の通りです。みかんの皮(外果皮)830mgみかんの皮(中果皮)3800mg砂じょう95mgじょうのう膜950mg皮に多いですが、みかんの袋にあたる部分にも多いので、摂取しやすいですね。朝に柑橘類はNG?朝にフルーツを摂取する人は多いですが、朝に食べると紫外線を吸収しやすくなるフルーツがあります。特に柑橘類は要注意といわれています。しみや美白、美肌対策には一年を通して対策したいですよね。夕食まで時間があきそうな時や、一日の仕事が終わった時などに食べるなど、工夫してみてくださいね。ヘスペリジンを利用した栄養補助食品やサプリメントもある出典:byBirthヘスペリジンは、水に溶けにくい性質があります。したがって、体に吸収されにくいといわれています。近年は、“糖化ヘスペリジン”という、ヘスペリジンに糖を結合させたものが登場しています。吸収率も良くなり、水に溶けやすくなるため、飲料にも使うことができるすぐれものです。糖化ヘスペリジンにはビタミンCを効率的に利用するはたらきもある?糖化ヘスペリジンには、体内のビタミンC濃度を維持するはたらきがあるといわれています。ビタミンCは、肌のコラーゲンの生成を促すなど、美肌作りには欠かせないビタミンです。しかし、水溶性であることから、できるだけ毎日摂取する必要があります。糖化ヘスペリジンは、“酸化型ビタミンC”を“還元型ビタミンC”の形に戻すことができるため、体内で効率よくリサイクルしていると考えられています。柑橘類の白い皮の部分を食べるのが苦手な人は?出典:byBirth皮の部分や、白いすじの部分を意識して食べるのは、なかなか難しいですよね。そんな時には、糖化ヘスペリジンを使った飲料や食品、サプリメントを利用すると良いでしょう。日常でヘスペリジンを食事から摂取しよう!みかんの皮を使った簡単レシピ!みかんの皮入り緑茶(材料)みかんの皮(乾燥させたものなら、より良い)緑茶(作り方)緑茶を入れ、お好みの量のみかんの皮を加える。みかんの皮のさっぱり感と、緑茶の苦味が合う飲み物に。急須にみかんの皮を加えてから、淹れても良さそうです。みかんの皮入りフレンチトースト(材料2人分)みかんの皮お好みの量牛乳100ml卵1個砂糖大さじ1食パン6枚切り1枚バター10g(作り方)みかんの皮は千切りにする牛乳、砂糖、卵と1のみかんの皮を混ぜ合わせる。食パンを浸すフライパンにバターを入れて加熱し、2の食パンを焦げ目がつくまで加熱するみかんの皮の香りがする、優しい味のフレンチトーストの出来上がり。違和感なく、みかんの皮を食べることができるので、おすすめです。出典:byBirthいかがでしたでしょうか。冬の寒さ対策だけでなく、夏の冷房対策にもおすすめです。ぜひ役立ててみてくださいね!
2019年11月09日動脈硬化、心筋梗塞など、私たちが恐れる重大な疾患を引き起こす「内臓脂肪」。それを落とすには「食べ方が9割」。苦労せず続けられる画期的なメソッドがあった!「内臓脂肪が体に有害であることは、医療者の間では長年知られていることです。そもそも、内臓脂肪を改善してもらうために、2008年から『メタボ健診(特定健康診査)』を導入したのに、人々の間で危機感がなく、なかなか本気で痩せようとしていません。これが、内臓脂肪の注意喚起を訴えようと思ったきっかけです」池谷医院院長の池谷敏郎先生はこう話す。今年4月に出版した『内臓脂肪を落とす最強のメソッド』(東洋経済新報社)は注目を浴び、ベストセラー本となったが、いまだにその人気は衰えていない。「内臓脂肪は、腸の周りにつく脂肪ですが、特に怖いのは、肝臓や心臓の周りにつく脂肪です。メタボによる脂肪肝は肝硬変や肝臓がんのリスクとなりやすく、心臓周囲の脂肪は、毛細血管を伸ばして炎症の原因となる物質を送り込み、動脈硬化を急速に進め、心不全や心筋梗塞を引き起こすのです」(池谷先生・以下同)通常の動脈硬化は、血中コレステロール値や血糖値、血圧が高いなど、血管の内側の異常が原因となって進行する。ところが、内臓脂肪による動脈硬化は、血管の外壁側から心臓表面を走る冠動脈に悪影響を及ぼして、動脈硬化を急速に進めるのだ。さらに、心臓の機能をも低下させ、心不全の要因ともなるというから恐ろしい。ちなみに、脂肪肝を診断される人はほぼ、心臓周りにも内臓脂肪がついている可能性が高いという。内臓脂肪は、動脈硬化の原因となる糖尿病や脂質異常症、高血圧などに悪影響を及ぼす。ではどうすれば内臓脂肪を減らせるのだろうか。そこで、自身もダイエットに成功した経験を持ち、独自のダイエット理論を持つ工藤内科の工藤孝文先生、あおき内科さいたま糖尿病クリニック院長の青木厚先生に、無理なくできる「内臓脂肪の落とし方」を聞いた。「内臓脂肪を減らすには『ミートファースト』を提案します」というのは工藤孝文先生。「ミートファーストは、肉を食べることによって分泌されるインクレチンというホルモンが、血糖値を穏やかに上昇させます。肉は胃の中での停滞期間が長いので、腹持ちがいいし、赤身肉には脂肪を燃焼する働きのあるL-カルニチンが多く含まれています。こうしたさまざまな観点から、内臓脂肪を減らすのにミートファーストは最適なのです」この方法の唯一のルールは食べる順番を守るだけ。肉→野菜→炭水化物の順番で、肉を最初に食べることと、炭水化物を最後に食べるということさえ守れば、食べる量を変える必要はない。しかし、「ミートファースト」にすることで、自然と食べる量が減るという。さらに、ベジファーストよりミートファーストのほうが、ダイエット効果が高いという結果もある。「ミートファーストにすることで、高タンパク、低糖質で栄養が吸収されるようになり、その結果、脂肪が減少し、筋肉がしっかりつくようになったのです」ほかにも、タンパク質には血管年齢を若く保つ働きがあり、脳梗塞や心筋梗塞の予防につながり、肌のハリを出してくれる若返り効果も期待できる。1日に摂取したいタンパク質の量は女性で1日50g。実際に50gが吸収されるためには、赤身肉を100〜150g程度食べること。目安としては1食の量が片手のたなごころくらいだ。食べる量を変えなくてもいいし、食べるものも気にしなくていい、食べない時間をつくる「12時間断食」を提案するのは青木厚先生。「1日3食が当たり前のように提唱されていますが、それでは食べすぎです。摂取カロリーが消費カロリーを上回っているから、肥満になるのですから」食べすぎは血糖値の乱高下を起こすだけでなく、内臓脂肪の蓄積にもなる。食べない時間をつくることで、内臓を休ませることができるうえ、脂肪燃焼もできるのだ。「空腹の時間は、肝臓や筋肉に蓄積されたグリコーゲンを分解することで体脂肪を燃焼させてエネルギーを作ります。だいたい食後12時間くらいで肝臓や筋肉に蓄えられていたグリコーゲンは枯渇して、その後、内臓脂肪をブドウ糖に変換します。この仕組みは『糖新生』と呼ばれる代謝状態で、私たちの体が“飢餓状態”に耐えられるように作動するものです。糖新生の時は、細胞の掃除も行われます。理想は16時間の断食ですが、まずは12時間から始めるとよいでしょう」(青木先生・以下同)糖新生が始まると、内臓脂肪が燃焼するだけでなく、細胞が活発に生まれ変わる、血糖値が下がる、免疫力が上がる、記憶力・認知力がアップするなど、私たちの体を若返らせてくれるさまざまなうれしい効果も期待できる。「12時間断食」の基本は、1日のうち連続した12時間を「食べない時間」として守ることだ。1日8時間の睡眠をとっているとすれば、睡眠の前後数時間を「食べない時間」に設定すればいい。一方、「食べてOK」の12時間は何をどれだけ食べてもかまわない。「こう考えると『食べてOK』の時間にドカ食いをすると思われるかもしれませんが、意外とそんなに食べられないものです。結果として、1日に食べる量が減ることになります。際限なくいつでも食べられる状態から『食べない時間』をつくることで内臓を休める時間を持つと、体のリセットにも」「空腹の時間」は、水、お茶、コーヒー(ブラック無糖)以外は口にしないこと。どうしてもおなかがすいたらナッツ類、無糖ヨーグルトなら食べてもいい。最初のうちは慣れるまでおなかがすくかもしれないが、数日で体が慣れてくるという。「ただし、糖尿病で投薬治療を受けている人は、低血糖のリスクがありますので、専門医の指示に従って行ってください」内臓脂肪を減らすためのダイエット法は、各先生によって異なるものの、共通しているのは「いかにして食べる量を減らすか」だ。それぞれ1〜2週間もすれば、体重が減少し始めたり、腰回りが細くなるなど何らかの結果が見えてくると、先生たちは声をそろえる。早速試してみよう!
2019年11月06日動脈硬化、心筋梗塞など、私たちが恐れる重大な疾患を引き起こす「内臓脂肪」。それを落とすには「食べ方が9割」。苦労せず続けられる画期的なメソッドがあった!「内臓脂肪が体に有害であることは、医療者の間では長年知られていることです。そもそも、内臓脂肪を改善してもらうために、2008年から『メタボ健診(特定健康診査)』を導入したのに、人々の間で危機感がなく、なかなか本気で痩せようとしていません。これが、内臓脂肪の注意喚起を訴えようと思ったきっかけです」池谷医院院長の池谷敏郎先生はこう話す。今年4月に出版した『内臓脂肪を落とす最強のメソッド』(東洋経済新報社)は注目を浴び、ベストセラー本となったが、いまだにその人気は衰えていない。「内臓脂肪は、腸の周りにつく脂肪ですが、特に怖いのは、肝臓や心臓の周りにつく脂肪です。メタボによる脂肪肝は肝硬変や肝臓がんのリスクとなりやすく、心臓周囲の脂肪は、毛細血管を伸ばして炎症の原因となる物質を送り込み、動脈硬化を急速に進め、心不全や心筋梗塞を引き起こすのです」(池谷先生・以下同)通常の動脈硬化は、血中コレステロール値や血糖値、血圧が高いなど、血管の内側の異常が原因となって進行する。ところが、内臓脂肪による動脈硬化は、血管の外壁側から心臓表面を走る冠動脈に悪影響を及ぼして、動脈硬化を急速に進めるのだ。さらに、心臓の機能をも低下させ、心不全の要因ともなるというから恐ろしい。ちなみに、脂肪肝を診断される人はほぼ、心臓周りにも内臓脂肪がついている可能性が高いという。内臓脂肪は、動脈硬化の原因となる糖尿病や脂質異常症、高血圧などに悪影響を及ぼす。ではどうすれば内臓脂肪を減らせるのだろうか。そこで池谷先生に無理なくできる「内臓脂肪の落とし方」を聞いた。「9割は食べ方で改善できます。内臓脂肪が原因で通院されている患者さんを見ていてもわかりますが、とにかくみなさん、食べすぎです。なのに、ほとんどの人は自分が食べすぎていることを自覚していません」特に女性の更年期世代は、エストロゲンの分泌が急激に減少する。エストロゲンには体重をコントロールしてくれる働きがあるので、若いころはちょっとダイエットをすれば痩せていたが、エストロゲンという“助け船”がなくなると、以前のような方法では痩せない。「中年期からは、ある意味、チャンスともいえます。痩せて内臓脂肪のないすっきりした体形になれば疲れにくくなりますし、スタイルを維持していれば、人目を気にすることもなく、いろいろなストレスから解放されます」そして提案するのは、「プチ糖質制限」。血糖値を上げる直接の原因となる炭水化物(ご飯、パン、麺類、いも類、フルーツ、スイーツ)を半分の量にするのだ。「糖質は体内に入ると内臓脂肪のもととなる中性脂肪に変わります。ですから、体内に糖分が残らないように糖質を半分にしていると、内臓脂肪が減っておなか回りがスッキリしてきます」ただ単純に食べる量を減らすとそれまで食べていた量が減るので、おなかがすぐに減って、かえって間食が増えかねない。そこで、おかずに野菜やきのこ類、蒸し大豆などを加えてたっぷり食べる。たとえば、焼きそばを2人分作るときは、麺1人前に野菜と肉を3人前加える。ボリュームがあって、おいしいが低糖質という1品になる。さらに池谷先生がオススメするのが大豆食品から食べる「ソイファースト」。大豆食品を最初に食べることで大豆タンパク質、食物繊維、ミネラルなどが効率よく吸収できる。大豆には、更年期以降の女性にうれしいイソフラボンの働きもある。最近は、スーパーにパックや缶入りの蒸し大豆が販売されている。納豆でもOK。食べるとおなかにたまりやすく、血糖値の上昇を抑える働きもある。早速試してみよう!
2019年11月06日「内臓脂肪が体に有害であることは、医療者の間では長年知られていることです。そもそも、内臓脂肪を改善してもらうために、2008年から『メタボ健診(特定健康診査)』を導入したのに、人々の間で危機感がなく、なかなか本気で痩せようとしていません。これが、内臓脂肪の注意喚起を訴えようと思ったきっかけです」池谷医院院長の池谷敏郎先生はこう話す。今年4月に出版した『内臓脂肪を落とす最強のメソッド』(東洋経済新報社)は注目を浴び、ベストセラー本となったが、いまだにその人気は衰えていない。「内臓脂肪は、腸の周りにつく脂肪ですが、特に怖いのは、肝臓や心臓の周りにつく脂肪です。メタボによる脂肪肝は肝硬変や肝臓がんのリスクとなりやすく、心臓周囲の脂肪は、毛細血管を伸ばして炎症の原因となる物質を送り込み、動脈硬化を急速に進め、心不全や心筋梗塞を引き起こすのです」(池谷先生・以下同)通常の動脈硬化は、血中コレステロール値や血糖値、血圧が高いなど、血管の内側の異常が原因となって進行する。ところが、内臓脂肪による動脈硬化は、血管の外壁側から心臓表面を走る冠動脈に悪影響を及ぼして、動脈硬化を急速に進めるのだ。さらに、心臓の機能をも低下させ、心不全の要因ともなるというから恐ろしい。ちなみに、脂肪肝を診断される人はほぼ、心臓周りにも内臓脂肪がついている可能性が高いという。内臓脂肪は、動脈硬化の原因となる糖尿病や脂質異常症、高血圧などに悪影響を及ぼす。なかでも内臓脂肪は、糖の代謝の要であるインスリンの働きと密接に関係しており、インスリンと内臓脂肪の関係は負のスパイラルを増長させる関係なのだという。「糖質を摂取して血糖値が上昇すると、それを抑えようとすい臓からインスリンが分泌されます。ところが、インスリンには内臓脂肪をためる働きがあるので、血糖値を急上昇させるような生活習慣を続けると、内臓脂肪の蓄積が起こります。内臓脂肪が過剰にたまると、インスリンの働きを阻害する物質が分泌されて、血糖値が下がりにくい体質に変わってしまいます。その結果、インスリンは一層分泌されて働こうとしますが、出れば出るほど、内臓脂肪も蓄積されるのです」また、インスリンの過剰分泌は交感神経を刺激し、高血圧の原因ともなる。さらに、高血糖の状態が続くことで脳の記憶を司る海馬が萎縮し、認知症のリスクまで高まることが知られている。内臓脂肪には、がんのリスクを高める可能性まで指摘されている。内臓脂肪から体内に炎症物質が放出され、慢性炎症が起こる。その炎症が長期化することにより、がん化してゆくのだ。このように私たちの体にとってさまざまなデメリットをもたらす内臓脂肪だが、メタボ診断で使われる「腹囲が90cm以上ある女性」は要注意だ。ただ、細身でも内臓脂肪がついているケースもある。メタボの診断基準のB(〈1〉中性脂肪:≧150mg/dlかつ/またはHDL<40mg/dl、〈2〉血圧:収縮期血圧≧130mmHgかつ/または拡張期血圧≧85mmHg、〈3〉血糖:空腹時血糖>110mg/dl)が2つ以上当てはまる人は注意したほうがよい。また、肥満、脂質、血圧、血糖の基準値を超える項目が増えるほど、心筋梗塞の発症率が上がるということは、厚生労働省の研究からも明らかになっている。ただ、「内臓脂肪は皮下脂肪より落としやすい」(池谷先生)という希望もある。ダイエットを始めたら最初に痩せるのは内臓脂肪なのだ。
2019年11月06日たくさん着込んでも体が冷えている、手足が冷たくてツライ…という方は多いのでは?冷え性を治すためにはポイントを押さえたケアが大切です。今回は、日常で行える冷え性対策を、ヨガインストラクターのHikaru先生に詳しく教えていただきました。冷え症が起こる原因をタイプ別に紹介末端冷えタイプ女性に多いのが末端冷えタイプです。末端が冷えてしまうのは、全身の筋肉量の不足が主な原因。血液を送るポンプの役目を果たす筋肉が足りないため血行不良になり、特に末端が冷えてしまうのです。下半身冷えタイプ下半身冷えタイプの方は、デスクワークなど座りっぱなしの方に多く見られます。原因は下半身の筋肉量不足やリンパの滞りなど。血流が悪くなることで老廃物が溜まりやすく、下半身冷えにつながります。内臓冷えのタイプ内臓冷えタイプの方は、冷たい飲み物や食べ物(特に糖分)の摂りすぎ、自律神経の乱れ、全身の筋肉量不足などの原因が考えられます。冷え性の治し方ながら筋トレ末端冷え、下半身冷え、内臓冷えに共通しているのは筋肉量の不足です。筋肉量をアップさせるには、日々の「ながら筋トレ」が有効。具体的には、エスカレーターを使うところを階段に変える、歯磨きをしながら軽いスクワットをする・かかとの上げ下げをするなどの動きです。筋トレとまではいかないくても、日常のちょっとした動作に運動の要素をプラスするだけでも筋肉は十分刺激され、鍛えることができます。関節をほぐす血行不良で冷えが起こっている場合は、ながら筋トレに加え、ヨガやストレッチなどで関節をほぐすのが有効。関節をほぐすことで、老廃物の流れや血流をスムーズにしていきます。自律神経を整える自律神経の乱れにより冷えが起こっている場合は、朝起きた時に朝陽を浴びる、寝る前に軽いヨガとともに深い腹式呼吸を行うなどして、自律神経を整えてあげましょう。仙骨・肩甲骨を温める体を温める時は、仙骨と肩甲骨を意識して温めるのがポイント。様々な神経が集まる仙骨を温めることで、内臓や下半身をダイレクトに温められます。また、肩甲骨を温めることで、全身の血液を温めることが可能に。ホッカイロや、小豆や玄米カイロなどを上手く利用しましょう。発酵食品やビタミンEを摂る食べ物で体を温めるのもおすすめです。体を内側から温めてくれる発酵食品や、血流促進効果のあるビタミンEを含む食品を意識して摂りましょう。関連記事:冷え性におすすめの飲み物とは?効果やレシピも紹介!冷え性を改善する簡単なストレッチ上半身のストレッチ肩甲骨周辺を動かし、上半身を温めるストレッチをご紹介します。両手を軽く肩に添えて、呼吸に合わせて肘で大きく円を描くようにして肩を回します。この時ただ回すのではなく、肩甲骨を離す、寄せるという動きを特に意識しながら行ってみてください。前回し、後ろ回しを各10回程呼吸に合わせて行うだけで、上半身がポカポカしてくるのを感じられると思います。下半身のストレッチ続いて、股関節をほぐすストレッチをご紹介します。足の裏を合わせて座ります。息を吸って背筋を伸ばし、息を吐きながら上半身を前に倒していきます。手で、両足の裏を本を開くように広げていくと、より股関節が開きます。呼吸に合わせてストレッチを深めましょう。冷え性を治すツボ三陰交(さんいんこう)まずは、脚の内くるぶしから指4本分上にある「三陰交」というツボです。三陰交は読んで字のごとく、3つの経絡が交わる場所。下半身の冷えや女性の不調にとても効果的なツボです。合谷(ごうこく)手のひらの親指と人差し指の間にある「合谷」というツボは、血流を良くしてくれるツボとして有名。手などの末端の冷えや、冷えからくる肩こりなどに効果的です。日々のこまめなケアで冷え性を改善しよう冷え性を治す方法として、ながら運動やストレッチ、ツボ押し、温めたい部位、食べ物などをご紹介しました。いずれも日常で少し意識するだけで取り入れられることばかりです。冷え性改善や予防のために、ぜひ実践してみてくださいね。Hikaruヨガインストラクター
2019年10月31日内臓脂肪が増えすぎると見た目に変化が現れるとともに、健康にも良くない影響を及ぼします。今回は、内臓脂肪の基準値や健康への影響、生活習慣で注意したいことから内臓脂肪の落とし方などを、管理栄養士でもある望月沙紀先生に詳しく教えていただきました。内臓脂肪とはどんなもの?内臓脂肪とは、腹腔内の腸のまわり(小腸や大腸を支える膜など)に蓄積する脂肪のことです。エネルギーの一時的な貯蔵の役割があり、内臓への衝撃を和らげるクッションの役割も果たしています。内臓脂肪が過剰に蓄積すると、下半身よりもウエストまわりが大きくなるため、「リンゴ型肥満」と呼ばれることも。また、過剰な内臓脂肪は血圧を上昇させ、血栓を溶けにくくするといった悪いホルモンを分泌します。内臓脂肪の基準値はどのくらい?内臓脂肪が蓄積し、高血糖、高血圧、脂質代謝異常が組み合わさることによって、メタボリックシンドローム(メタボ)に当てはまることになります。メタボリックシンドロームの診断基準では、CTスキャンによっておへその位置で体を輪切りにしたときの内臓脂肪面積が100平方cmを超えている場合、また簡便な目安として、ウエスト周囲径が男性85cm以上、女性90cm以上が設定されています。内臓脂肪が増えると健康にどう影響する?内臓脂肪が過剰に蓄積すると、内臓脂肪から脂質がたくさん放出されます。その結果、中性脂肪の増加や善玉のHDLコレステロールの減少を招き、心臓病や脳卒中などといった動脈硬化疾患にかかりやすくなってしまうのです。動脈硬化をすすめる危険因子として、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、肥満などが挙げられます。これらの危険因子が重なると、さらに動脈硬化疾患の危険が高まる傾向に。以上のことから、内臓脂肪を減らすことによって、血圧や血糖、血中脂質の数値が改善されると言われています。参考文献:[21’>動脈硬化 | 血管・血液 | 循環器病あれこれ | 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス内臓脂肪が増えたときに意識したい生活習慣よく噛んで食べる一口30回噛むことを意識してください。よく噛んで食べることによって、血糖値の急上昇を防ぐことができます。また、食事時間は1回20分間を目安にしましょう。満腹中枢が働き、食べ過ぎを防いでくれます。また、よく噛むことで脳の活性化にもつながります。質の良い睡眠をとる睡眠不足は食欲抑制ホルモンの減少、食欲増進ホルモンの増加を招くため、質の良い睡眠をとることで内臓脂肪の抑制が期待できます。理想的な睡眠時間は6〜8時間と言われています。快適な睡眠のために、夜寝る2時間前は食事を控え、寝る直前にはパソコンやスマホから離れて、ブルーライトに触れないようにしましょう。また、寝る前2時間前までに38度程度のぬるま湯に入浴することもおすすめ。朝目覚めたら日光を浴び、体内時計をリセットさせましょう。内臓脂肪の適切な落とし方摂取エネルギー<消費エネルギーにする内臓脂肪は、つきやすく落ちやすいという特徴があります。そして内臓脂肪の過剰は、消費エネルギーよりも摂取エネルギーが上回っている場合がほとんどのため、普段の食事量を見直すことで改善が可能です。一食分の目安として、主食は拳1個分、主菜は指を含まない片手のひら1つ分、副菜は両手のひら1杯の量にすると、摂りすぎを防ぐことができます。運動量を増やす運動は、1日に30分の運動を1回行っても、10分の運動を3回行っても減量効果に差がないとされています。そのため、同じ運動であれば、総運動時間が効果と比例すると言えます。運動量は日常の工夫で増やすことが可能です。例えば、いつもエレベーターを使っているところを階段にする、車で移動するところを歩く、歩く速度をいつもより早くするといった日々の積み重ねが効果につながります。内臓脂肪を落とすときに気をつけること極端な食事制限をしないダイエットを目的とした極端な食事制限は長くは続かないもの。リバウンドの原因にもなります。まずは、適正量をよく噛んで食べるところから始めましょう。運動時はウォーミングアップ、クールダウンを行う運動の前後には必ず、ウォーミングアップやクールダウンのためのトレッチをしてケガを予防します。また、運動中に胸痛や動悸など、いつもと違う症状や疲れがある場合はすぐに運動を中止しましょう。喉が渇く前に水分補給をしていくことも大事です。内臓脂肪を落として健康的で美しい体に内臓脂肪はつきやすい脂肪ですが、同時に落としやすい脂肪でもあります。毎日の食生活や運動習慣などを工夫してセルフコントロールしながら、健康的で美しい体を目指していきましょう。望月沙紀ヨガインストラクター、管理栄養士、ファスティングカウンセラー
2019年10月30日こんにちは、統合美療師の百木ゆう子です。冷えは万病の元と言われますが、冷えているのが日常になってしまっている方、多いのではないでしょうか。春の先取りファッションに夏の空調、秋の油断冷え、冬の寒さ……1年中無視できないのが冷え。血色が良く、燃やせるカラダでいられるのは理想的ですよね。今回は私がサロンでもご指導している、効果的な冷え性タイプ別の撃退法をお伝えします。■冷え性対策をする前に、あなたの冷え性は何タイプ?冷え性はそもそも自覚症状。自分では「冷えていない」と思っていても、実は冷え性である場合もあります。あなたはどのタイプに当てはまりますか?四肢末端型冷え性熱は毎日の食事によって作られます。偏った食事やダイエットで十分なカロリーを摂れなかったり、運動不足だったりすると、体を維持する熱が足りなくなります。そこで熱が体の芯から逃げないよう、手足の末端の血管を細く狭めるため、体が冷えてしまうのです。これは10~30代の女性に多い冷え性のタイプ。簡単なチェック法があります。耳に手の平をかぶせるように当ててみてください。手の平は普通30度くらい。末端が冷えている方は手の平が30度以下になっています。耳の方が温かければ四肢末端型冷え性かもしれません。下半身型冷え性体で作られた熱は、血流によって全身に運ばれますが、さまざまな要因で下半身の血流が低下し、冷えを感じることがあります。たとえば、腰の骨が変形したり、お尻の筋肉が固くなったりすると、神経が圧迫されて血管が細くなり、血流が悪くなるのも要因のひとつ。婦人科系のトラブルから血流が悪くなることもあります。下半身型冷え性は、腰痛持ちの方、男性にも多く見受けられる症状です。内蔵型冷え性環境に応じて収縮するはずの血管が開きっぱなしの状態だと、手足は温かいのに内臓が冷える原因になります。ぽかぽかして一見良さそうですが、熱がどんどん逃げていっている、ということ。体質や不規則な生活が原因の内蔵型冷え性は、下腹部痛や便秘、下痢、膀胱炎などを引き起こすことも。クーラーの効いたところやスーパーの生鮮食品売り場などの寒いところに行くと、途端にお腹が痛くなることもあるタイプ。手足が冷たくないため、「隠れ冷え性」タイプともいえるでしょう。■冷え性タイプ別、冷え撃退法四肢末端型冷え性片足を反対の足の膝の上に乗せ、組んだ姿勢から足の指をつかみます。そのとき親指は足の裏を押し、4本指は足の甲をストレッチするように伸ばします。5秒数えてパッと放します。サーッと血液が勢い良く流れていく感じがわかると思います。足先の血流を一時的に遮断すると、血管拡張作用のある一酸化窒素(NO)が発生し、自律神経の調整とは関係なく、血管がパッと開きます。そうすると温かい血液がダーッと流れて、足全体が温かくなってきます。下半身型冷え性下半身型冷え性の方は、冷えている下半身よりも、腰まわりや坐骨神経などに原因が隠れている場合もあります。腰痛や婦人科系疾患にも気をつけましょう。お風呂に入っても足だけ温まらない、痛みを伴う、片側の足だけが冷える……などがある場合は血管に問題がある可能性も。念のため医療機関の受診をおすすめします。内臓型冷え性交感神経の働きが弱い方が多い内蔵型冷え性。暴飲暴食・睡眠不足・ストレスなどが引き金になっている場合が多いのが特徴です。規則正しい生活を心がけて、体質から改善していきましょう。■冷えに悩まない体はつくれる冷え性は「自業自得病」ともいわれます。食事のバランス、運動で筋力をつけておく、しっかり眠って心も体も修復する……などの方法で、血流が良くなれば、肌や髪、爪もツヤツヤになります。健康的な美しさを維持するためにも、ポカポカ体質を目指しましょう!2017年12月22日公開2019年10月27日更新
2019年10月27日体が冷える原因はさまざまあり、大きく3つに分類できるといいます。今回はHikaru先生に冷え性のタイプをはじめ、食事・生活習慣・ファッションで改善する方法を教えていただきました。どれも日常に取り入れやすいことなので、ぜひトライしてみてくださいね。冷え症が起こる原因とは?冷え性のタイプは3つ冷え症になってしまう原因はさまざま考えられます。というのも、冷え症には大きく分けて3つのタイプがあるからです。以下でご紹介していきましょう。1.末端冷えタイプ末端冷え症が起こる原因は、全身の筋肉量不足、自律神経の乱れによる血行不足、偏った食事などが考えられます。2.下半身冷えタイプ下半身冷えの方はむくみを伴うことが多く、座りっぱなしの生活での下半身の筋肉不足(特に太ももやふくらはぎ)、リンパの滞りなどが原因として考えられます。3.内臓冷えタイプ内臓冷えタイプの方は、自律神経の乱れ、糖分の摂りすぎ、体を冷やす食事の摂りすぎなどが考えられ、主に食生活の乱れが起因しています。冷え性を改善する方法【食事編】嗜好品であるコーヒーやチョコレートなどを摂りすぎていませんか?コーヒーや糖分の多い甘いチョコレートは、体を冷やす代表的な食べ物です。摂取する量が多いと、体が冷えてしまいます。また、「夏野菜は体を冷やす」「冬野菜は体を温めてくれる」と覚えておくと、体を温める食材選びに役立ちます。その他、血行促進作用のあるビタミンEが含まれる落花生やモロヘイヤ、発酵食品を積極的に摂り、腸内環境を整えることも冷え症改善にはとても有効です。冷え性を改善する方法【生活習慣編】冷え症になってしまう主な原因は筋力不足。エスカレーターを使うところを階段にしたり、歯磨きの間に軽くスクワットを行ったりするのがおすすめです。また、家の中のちょっとした段差につま先を乗せて、かかとを上げ下げさせる運動も効果的。ふくらはぎが鍛えられて、特に足先の冷えの解消に役立ちます。その他、お風呂上りや寝る前に、ヨガやストレッチなどで関節をほぐすことも大切です。関節をほぐすことで血流が良くなり、老廃物が流れやすくなります。冬場布団に入っても冷えて寝付けない…という方にはぜひ実践してほしいです。冷え性を改善する方法【ファッション編】冬場に限らず、夏場もエアコンの効いた室内にいると、かなり体が冷えてしまいますよね。ファッションで冷え症を改善させたいときは、まず「首」の付くところを露出せずに温めましょう。「首」の付くところというのは、手首、足首、首を指します。この部位には大きな動脈が通っているため、この動脈を温めることで全身に運ばれる血液が物理的に温まり、全身が温まっていくのです。「首」の付くところを温めるのが難しい場合は、直接肌に当たるインナーをシルクの素材にすることで、冷え改善が期待できます。冷え性の改善は日常の積み重ねが大事体が冷えるとつらいだけでなく、健康やダイエットにも悪い影響を与えてしまいます。今回ご紹介したように、体を冷やす食品を控えて温める食品を摂ること、筋肉を動かすこと、手首・足首・首を冷やさないこと、この3つを頭に入れた生活にシフトするだけで、きっと体に変化が訪れるはず。日々のささやかな積み重ねが、冷え症改善につながります。Hikaruヨガインストラクター
2019年10月02日季節に関わらず、なぜだかいつも手足が冷たい。そんな冷え性に悩まさせる方はたくさんいます。冷え性体質の方には、体温を上げる効果が期待できる飲み物がおすすめ。今回は、体温を上げる効果のある飲み物やレシピをはじめ、冷え性の方は避けたほうがいい飲み物についても教えていただきました!体温を上げる効果のある飲み物とは体温を上げる効果のある飲み物としては、発酵させた茶葉の紅茶やプーアル茶がおすすめです。その他お茶類では、黒豆茶やタンポポ茶、ゴボウ茶などが体を温めてくれます。お茶類以外の飲み物では、無糖のココアやスパイスたっぷりのチャイ、そして日本酒、ワイン、甘酒などの酒類も体を温めてくれる飲み物です。しかしお茶類の中にはタンニンが含まれるものも多く、体質的に合わない方もいます。合わない方は胃がチリチリするような症状が起こることもあり、そういう方は控えたほうが良いでしょう。体温を上げる効果のある飲み物にある効果や効能上記でお伝えした、体を温める飲み物の効果や効能をお伝えします。紅茶やプーアル茶などの発酵させた茶葉を使用した飲み物は、体を温める作用があります。同じようにタンポポ茶やゴボウ茶も体を温めてくれる作用があり、タンポポ茶は妊婦さんにも推奨される飲み物です。黒豆茶はポリフェノールが豊富で、血流を促進させてくれる効果やホルモンバランスを整えてくれる効果まであります。ココアは、血行促進効果の他に、ココアを飲んで温まった体が他の冷え性に良い飲み物に比べて冷えにくいという効果があります。スパイスたっぷりのチャイは使うスパイスにもよりますが、血行促進効果、自律神経を整える効果などで冷え改善効果が高いです。下記におすすめのチャイレシピを記載していますので参考にしてみてくださいね!日本酒や甘酒は発酵させた麹が原料となっており、アルコールの効果と相まり血行促進効果が高いです。ワインについては黒豆茶と同様で豊富なポリフェノールによる血行促進効果が高く、特に寝る前にホットワインとして飲むのがおすすめです。簡単!冷え症改善効果のある飲み物レシピを紹介簡単に作れる冷え性改善効果のある飲み物のレシピです。今回はスパイスたっぷりのスパイスティーをご紹介します。1.小鍋に200ml程度の水と紅茶の茶葉を適量入れます。2.火にかけて数分紅茶を煮出したら、少量のキビ砂糖、シナモンやクローブ、ジンジャーパウダーなどのスパイスを適量入れて火を止めます。3.茶こしなどで煮出した茶葉をこしたらスパイスティーの出来上がりです。少し多めに作って冷蔵庫で保存し、飲む前にレンジで温めて飲むと作る手間が省けます。飲みにくさを感じるようであれば、きび砂糖の量を少し増やしたり牛乳を少し足したりすることで、マイルドで飲みやすくなります。冷え性の方が避けたほうがいい飲み物はある?冷え症の方が避けたほうが良い飲み物として、カフェインが多く利尿作用の強いコーヒーや緑茶があります。コーヒーや緑茶は温かくても利尿作用が強く、水分と一緒に体から熱が出ていってしまうため、温冷に関わらず避けた方が良い飲み物です。また夏場によく飲まれる麦茶やビールも、体を冷やしてしまうので避けたほうが良いでしょう。冷え性の方が避けたほうがいい飲み物には理由がある!前述したように、コーヒーや緑茶には強い利尿作用があります。尿として水分が排出される際、体の熱も体外に放出され、結果として体が冷えてしまいます。その他カフェインを多く摂ることにより、自律神経が乱れて冷えを起こすともいわれています。また、麦茶の原料である大麦は体を冷やす効果があります。解熱効果を望む場合以外、冷え症の方にはおすすめできない飲み物です。体を温める効果がある飲み物で冷え性対策を!冷え性体質であるにもかかわらず、冷えやすい飲み物を飲んでいてはますます辛い冷え性に悩まされることに。冷え性に効果がある食品を含む飲み物やお茶類などを飲み、改善できるように普段の生活から変えてみましょう。温かい飲み物を飲みことで、何となく心がほっと落ち着くことも。気分転換したいときなどにもうまく活用してみるといいですね。Hikaruヨガインストラクター
2019年09月26日黒酢の機能性を追求したドリンク株式会社えがおは、機能性表示食品「えがお健康黒酢」を2019年9月1日に発売する。黒酢に含まれる酢酸の「肥満気味の人の内臓脂肪を減らす機能」を追求した同社初ドリンクタイプの商品だ。機能性・品質ともにこだわり、自然豊かな鹿児島県霧島市福山町で「地下水」「国産玄米」「糀」の3つの原料のみを使いじっくりと発酵・熟成して作られている。1日に必要な酢酸量が手軽に摂れる同製品は、内臓脂肪を減らすために必要な酢酸量750㎎を無理なく摂取できる。同量の酢酸を含む食酢飲料を1日朝夕2回に分けて12週間摂取したところ、約3ヶ月後には内臓脂肪が減少したという結果がでている。鹿児島県福山町の国産黒酢を使用することで、大さじ1杯(15ml)でこの有効量750㎎が摂れる。また、大さじ1杯で様々なドリンクにアレンジできる。水または炭酸水120ml~200mlに混ぜて、はちみつを適量入れれば「黒酢はちみつドリンク」。牛乳120ml~200mlに混ぜて、はちみつ適量入れれば「黒酢牛乳」が完成する。手軽においしいドリンクが作れるので毎日続けやすい。販売価格は、500ml入りで3240円(税抜き)。同社通販サイトから購入可能だ。飲用する場合は、8倍以上に薄める。(画像はプレスリリースより)【参考】※えがおプレスリリース
2019年09月10日内臓脂肪研究の第一人者・栗原毅医師監修8月23日、隠れ脂肪や内臓脂肪研究の第一人者の医師が勧める方法で、内臓脂肪を落とし、血圧や血糖値も下げようという新刊『決定版! 内臓脂肪を落とす名医のワザ』が発売された。同書の監修は栗原クリニック東京・日本橋院長で、前慶應義塾大学特任教授、前東京女子医科大学教授の栗原毅氏であり、A4判で79ページ、宝島社から「TJ MOOK」として630円(税別)の価格で発売中である。内臓脂肪を落とすサバ缶・大豆缶の活用レシピも掲載栗原毅氏が院長を務めている栗原クリニック東京・日本橋では、様々なメタボリックシンドローム関連疾患の診断と治療を行い、予防医療にも力を入れている。新刊『決定版! 内臓脂肪を落とす名医のワザ』では、1週間で3kgの体重を減らすことに成功した事例もあるという内臓脂肪を落とす方法を紹介。肉や卵を食べる、食事の前にカカオチョコを食べる、よく噛むことで糖質の吸収を抑えるなど、いずれもがんばらずにできる方法が紹介されている。また、朝夕5回のスロースクワットも紹介。サバ缶、大豆缶の活用レシピも掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※決定版! 内臓脂肪を落とす名医のワザ - 宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
2019年08月28日「冷え」に悩む人、多いですよね!夏でも冷えを感じたり、年中不調を感じる場合もありますよね。今回は、冷え性のタイプについてまとめています。それぞれのタイプにあわせた対策法もご紹介しているので、ぜひ実践してみてください!冷え性にもさまざまなタイプがあります。なんとなく、冷え性だな…と感じることがあっても、どのタイプの冷え性か分からず、対策も合っているか分からない、という人も多いのではないでしょうか。どのタイプの冷え性かチェックし、今日から改善してみましょう!末端冷え性出典:byBirth以下の症状に当てはまる人が、末端冷え性タイプです。手や足先が冷たい肉や魚を食べない痩せ型である過度なダイエットをしている運動をあまりしない10~20代の女性に多いといわれています。過度なダイエットで食事量が足りず、体をあたためる熱を作れないため、体の末端にまで血液が巡らないのが原因です。ひどくなると、全身の冷え性になるとのこと。改善するには、血流を良くして体の末端にまで血液を循環させることです。改善策は、1. 食べる量を増やす出典:byBirth熱を生み出すために適切な食事量を摂るようにしましょう。末端冷え性は、靴下をはいたり、カイロで温めて改善したと思っても、一時的な場合が多いといわれています。そもそもの原因を、根本的に改善しましょう。2. たんぱく質の摂取を増やす食事をすると、体がポカポカとしますが、これは「食事誘発性熱産生」と呼ばれます。食事を消化・吸収する際に、熱が発生し、体温の維持などに使われます。特にたんぱく質は、食事誘発性熱産生が高いので、たんぱく質摂取を心がけましょう。ダイエット中、「野菜を食べること」は意識していても、たんぱく質が不足していることも。鶏肉、豆腐、大豆製品などのたんぱく質食品を意識してみましょう!3. 体をあたためる食材を摂る出典:byBirthしょうが、ねぎ、にんにく、かぼちゃ、とうがらし、いも類、にんじん、ごぼう、など。積極的に摂るようにしましょう。4. 貧血にきく食材をとる冷え性改善には、貧血を改善することも大切です。そもそも血液量が足りていないと、体の末端にまで血液が届きません。肉、魚、レバー、豆製品などを摂るようにしましょう。下半身型冷え性出典:byBirth腰よりも下が冷えるタイプです。30代以降の中高年に多いタイプで、座り仕事が多いことなどが原因といわれています。長時間座っていると、お尻の筋肉が硬くなり、血流が悪くなります。逆に、上半身には血液がまわるため、顔がほてったり、のぼせる場合も。改善策は、1. お尻の筋肉をマッサージすること出典:byBirth股関節を動かすと、凝りが取れやすいといわれています。簡単にできる方法は、足をひらき、足裏をしっかり床につけてしゃがむだけ!股関節を意識して30秒、キープしましょう。2. 弾性ストッキング・着圧ソックスをつける足が圧迫されることで、足の血流が良くなります。足は、心臓から遠い位置にあるため、血液が戻りにくく、血流が悪くなりがち。着圧ソックスは適度な力で圧迫するため、足の筋肉が心臓へ血流を戻す力をサポートします。内臓型冷え性出典:byBirth以下の症状に当てはまる人は、内臓型冷え性タイプです。胃腸が弱い夕方に足がむくむ生理痛がひどい筋肉量が少ない改善策は、1. とにかく内臓をあたためること例えば、白湯など温かい飲み物を飲むようにしましょう。朝起きてすぐに白湯を飲む人は多いですが、1日に何回か飲むようにしましょう。2. 消化の良い食事を出典:byBirth消化するためにもエネルギーは消費されます。冷たいものや刺激物を避け、内臓を休めるように意識しましょう。また、食べ過ぎも注意が必要です。食べ過ぎは、消化液を過剰に必要とするため、内臓が疲れる原因になります。全身冷え性出典:byBirth以下の症状に当てはまる人は、全身冷え性タイプです。胃腸が弱い貧血体温が36度以下朝、なかなか起きられない汗をかきにくい肩こりしやすい生活習慣が乱れている不摂生が多い自覚症状は少ないものの、全身のだるさなどを感じる人が多く、「隠れ冷え性」とも呼ばれているようです。低体温の人が多いとのこと。改善策は、1. バランスよく食事を摂り、たんぱく質をしっかり摂る出典:byBirth基礎代謝が低下していることが原因として考えられるため、末端冷え性と同じく、食事量はしっかり摂るようにしましょう。また、1日に必要なたんぱく質の量は、「体重×1g」とされています。意外と足りていない、という人も多いのではないでしょうか。2. 軽い運動をする30分ほどウォーキングするだけでも、基礎代謝が上がり、体の内側からポカポカしていきます。特に、大腿四頭筋など大きな筋肉のある足を使うと、効率的です。3. 睡眠を十分とる出典:byBirth睡眠不足がなぜ冷え性に関係しているのでしょうか?冷え性が慢性化すると、睡眠を妨げるようになります。夜、寝る時、人の体は深部体温が下がり、「寝る準備モード」に入ります。しかし、冷え性の人は、その準備モードがうまく機能せず、寝付きが悪くなることがあります。眠りが浅い場合もあります。いかがでしたでしょうか。冷え性のタイプに応じて、生活スタイルや食生活を改善し、冷え性とおさらばしましょう!
2019年07月30日テレビでも大人気の減量外来医師の新刊7月19日、食べ方の工夫で内臓脂肪を減らし、やせようという新刊『内臓脂肪を減らす食べ方』が発売された。著者は日本内科学会、日本糖尿病学会などに所属し、生活習慣病や減量外来を専門としている工藤孝文医師である。同書は四六判並製の176ページ、1,404円(税込)の価格で日本実業出版社から発売中となっている。「デブホルモン」増・「やせホルモン」減の内臓脂肪工藤孝文氏は福岡県みやま市の工藤内科で副院長を務め、工藤内科ではダイエット・コレステロール外来を担当し、減量外来ドクターとして「ガッテン! 」、「あさイチ」、「世界一受けたい授業」、「名医のTHE太鼓判!」、「ホンマでっか!? TV」などのテレビ番組出演でも人気である。この新刊はこれまで様々なダイエットに失敗した人や、お腹まわりが気になる人、難しいダイエットやハードなダイエットはしたくない人などにおすすめだとしている。同書では、内臓脂肪は「デブホルモン」を増やして「やせホルモン」を減らし、「デブ・スパイラル」を招くとしている。工藤氏自身、25kgのダイエットに成功し、のべ10万人の減量指導を行った経験があり、同書では運動を伴わず、我慢しなくても食べ方を変えるだけでやせられるという方法や、生活習慣のコツについて解説されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※内臓脂肪を減らす食べ方 - 日本実業出版社
2019年07月26日