かわいい我が子の一瞬一瞬を記録に残したいと、出産を期にカメラの購入を考えるパパママも多いと思います。今ではカメラも、たくさんの種類と商品の数..!どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。独身時代からカメラ好きのママが、カメラ事情とママにおすすめのカメラをお伝えします◎ママにおすすめカメラ、3つの条件とは?まず、ママにとってベストなカメラとは、①ブレないこと!常に予測不能な動きをする子どもをカメラに納めるには、ブレずにそのままの空気感を綺麗に撮れるカメラが◎次に、②明るく撮れること。室内や寝ている時など、光があまり入らない場面でも、そのままの雰囲気を写真に納めたい!あとは、やっぱり③軽くて操作が簡単なこと。子どもを世話しながら重いカメラをいろいろと設定操作して..って、無理な話です..!一眼レフにミラーレス一眼、最近人気のコンデジって?綺麗に撮るには断然、一眼レフがおすすめ。カメラに詳しくない初心者でもシャッターを押せばそれなりに綺麗な写真が撮れちゃいます。うちにも独身時代に購入したNikonの一眼レフがあります。が、ママになってからは出番が激減..。理由はやはり重い大きい。撮りたいと思うときに、気軽にさっと撮れる感じではありません。旅行先に持っていっても、家族写真を撮ったりするだけで、スナップ写真はやはり簡単に撮れるカメラを使っています。それがコンデジ!ハイエンドコンパクトカメラ、簡単に言うと、今までのデジカメよりもハイレベルなもの。より綺麗に一眼に近い写真が撮れるものです。我が家で使っているコンデジはRICOHのGR。こちらも独身時代にデザイン重視で購入したものですが、十分に我が子の写真を綺麗に撮ることができて、現在も活躍中です◎ミラーレス一眼とは、簡単に言ってしまうと、一眼レフより軽量でコンデジより綺麗な写真が撮れるもの。OLYMPUSのミラーレスが我が家にはありますが、こちらも現在あまり出番はありません..。ビデオカメラも10年前に購入したものがあるのですが、今はカメラでも高画質な動画が撮れるため出番はなし。もう少し大きくなって、運動会やお遊戯会などの撮影では、最新のビデオカメラが欲しくなるかもしれません。そして忘れてはいけないのがスマホ!今ママたちが写真の記録で一番多く使われているのは、やはりスマホではないでしょうか。十分に綺麗に撮れるとは思いますが、やはり印刷するとその差は一目瞭然。わたしも日々のスナップ写真は、スマホで撮影してしまうことが多いのですが、やはりカメラで撮った写真の方が、その時の雰囲気、空気間、質感をそのまま感じることができるので、なるべく日々の記録もカメラを使っていきたいと思ってます。ママにおすすめコンデジの弱点は?いろいろな条件から、コンデジがママにおすすめですが、ひとつ弱点が…。それはズームに弱いこと。なので、運動会や遠目からの撮影では不向きかもしれません。ビデオカメラでも撮影しながら写真も撮れるものが今では主流になっているので、やはりビデオカメラはひとつ持っていれば、用途に合わせて使うことができますね◎記録のメインは、コンデジで!サブで一眼レフ(余裕のあるとき、家族写真など)、ビデオカメラ(運動会や長時間の動画記録に)をうまく使い分けて、子どもの成長をしっかり記録に残しましょう◎
2016年08月27日フジテレビ系ドラマ『営業部長 吉良奈津子』(毎週木曜22:00~22:54)に出演する女優の伊藤歩が17日、幼少期の写真をAmebaブログで公開した。公開された写真は、伊藤が2歳頃に撮ったもの。近所に住む男性と腕ずもうをしている最中の様子をとらえており、伊藤の後で、祖父が動かないように優しく体を押さえている。戦いが繰り広げられる中、伊藤だけがカメラ目線で写っている。このドラマは、主演の松嶋菜々子が演じる吉良奈津子が、結婚・出産・育児休暇をへて、3年ぶりに職場復帰したことをきっかけに起こる問題と向き合いながら、仕事と家庭を両立させるために奮闘していく姿を描くもの。伊藤は、奈津子の夫・浩太郎(原田泰造)に恋心を寄せるベビーシッター・坂部深雪役を演じており、劇中では奈津子が作っておいたハンバーグをホームレスに食べさせてしまうなど、ミステリアスな雰囲気を漂わせているのが印象的だ。
2016年08月18日香港で生まれた「トイカメラの王様」、HOLGAがデジタルになって登場。写真家、モデルなど様々な肩書きでインフルエンサーとして活躍する新世代のitガール、信岡麻美がHOLGA digitalで日常を切り撮った。HOLGA digitalとはHOLGAは1982年に香港で生まれた人気のフィルムトイカメラ。2016年1月に待望のデジタル版が発売され、昔からのファンはもちろん、インスタ世代の若者からも人気を集めている。アスペクト比は4:3の長方形、正方形を選ぶことができ、絞りは晴天か曇りで設定が可能。単三電池2本で動き、SDカードでデータを保存できるので撮影した画像の確認も楽々。フィルムカメラのようなザラザラとした質感、周辺光量の落ちたレトロ感が簡単に表現できる。HOLGA digital¥9,800 (+tax)別売りの専用アタッチメントを装着すれば3面反射やカラーフィルターの加工も簡単。初心者にも使いやすいシンプルな設計も魅力の一つ。画素数は800万画素とトイカメラの中では高く、色味がしっかり出るのが特徴。ボディのカラーはピンク、ミックス、ホワイト、ブラック、限定のブラック&シルバーの5色。スマホのアプリで加工するのもいいけど、自分の手で切り撮った景色には独自の味が染み込んでいるはず。HOLGA digital × Asami Nobuoka越境レディ「鏡越しにライトを当てながら撮ったらぶれぶれでした(笑)これもまた味でしょうか」GHG3「好きな映画 Got help the girl のポスターをフィルターを使って撮影」どこでもドアはレンズの向こう「デザイン事務所れもんらいふには面白いものが沢山あります。これはドラえもんのシャンデリア(!)」E.T.は知っている「社員の如く鎮座するE.T.」光へ「なんとなくシャッターを押したらグネッと曲がってしまったヒカリエ...」女の子はお花「れもんらいふで働く友達を撮影。お洋服も珊瑚柄で可愛かったので写真映えすると思いドライフラワーと一緒に」 − HOLGA digitalを使用して「どう撮れているか分からないフィルムのサプライズ感はそのままに、デジタルになったことによって枚数を気にせず沢山シャッターを切れるのが良かったです。トイカメラならではの露出オーバーで、思うように写っていなかったりするところも癖になりますね。小さくて持ち運びも便利なので、従来のトイカメラとは違う気軽さが持ち味だと思います。」 信岡 麻美93年生まれ、18歳より日常のスナップを撮り始める。自身で撮影した写真を用いたグッズの販売、シブカル祭への出展でパルコミュージアムで写真の展示を行う等その活動は多岐に渡る。tumblr / InstagramEdit. Azu Satoh
2016年07月18日ライカカメラジャパンは、英国のラグジュアリーブランド「グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)」とコラボレーションした「GLOBE-TROTTER for LEICA」シリーズとして、カメラバッグ、ライカのカメラ用となるリストストラップとキャリングストラップを、国内限定で5月に発売する。今回のコラボレーションは、職人が手作業で上げるものづくりの姿勢や、使うことで刻まれていく傷なども愛着ある味わいを醸し出すといった、ブランドコンセプトが持つ共通の価値観から実現した。グローブ・トロッターの「ジェット・コレクション」をベースにしたカメラバッグは、ライカマニアというグローブ・トロッターの英国職人が開発。上質感とともに、カメラバッグとしての使用感も高く仕上げている。特にライカTをイメージしてデザインされ、バッグの内部にカメラを固定できるカメラケースをセットにした。このカメラケースは、バッグからカメラを出して持ち歩くときや写真を撮るときも、カメラ本体に取り付けたままで使える。税込価格は、カメラバッグが222,480円、リストストラップが17,280円、キャリングストラップが21,600円だ。カメラバッグは50個限定で、ライカストア、およびグローブ・トロッター銀座にて販売。グローブ・トロッター銀座は2016年3月31日にオープンし、今回のコラボレーション製品を発売に先駆けて展示するほか、2階フロアの会員制ラウンジにてライカ製品の試用も提供する。なお、今回のコラボレーション製品に合わせて、ライカTボディとレンズを組み合わせた特別セットも用意。内容と税込価格は、「ライカT トラベルキットGLOBE-TROTTER for LEICA (標準ズームレンズ)」が603,612円、「ライカT トラベルキットGLOBE-TROTTER for LEICA (23mm単焦点レンズ)」が632,772円。
2016年03月30日【ママからのご相談】自分の写真写りが嫌いで、今まで記念写真は大変苦手でした。いつも撮影役に徹して、自分は記念写真には写らないようにしてきたのですが、将来子どもとの思い出の写真にママが全然写っていないことになると思ったら、 寂しい気持ちになってしまいました。子どもの入学式がもうすぐです。今回は絶対子どもと一緒に笑顔で、写真に写りたいです。子どもとの記念撮影で気をつけるとよいことや、写真写りを良くするコツなどがあれば聞きたいです。●A. 自然な笑顔で写真に写るコツ、あります。ご相談ありがとうございます。元モデルをしていた、ママライターのあしださきです。お子様のご入学おめでとうございます。今からとても楽しみになさっていることでしょうね。ぜひ新しい門出の日に、思い出に残る一枚を撮っていただきたいです。2014年にベネッセコーポレーションが行った、小学生のお子さんをもつ保護者を対象にしたアンケート調査では、「入学式の様子を個人的に写真やビデオもしくは両方で撮影した」という回答は80%を超えました。また、他方2010年に実施された写真に関する調査においては、写真を「撮るほうが好き」「どちらかといえば撮るほうが好き」と回答した割合が82.4%であるのに対し、「撮られるほうが好き」「どちらかといえば撮られる方が好き」と回答したのは17.6%と少ない結果でした。入学式などの記念となる場面において、ご相談者様のようなお悩みをお持ちの方は多いようです。私は長い間、写真を撮られるという仕事をしていました。撮影で求められることが多かったのは、“自然な笑顔” 。新人時代はこれがとても難しく、試行錯誤しながら簡単に自然な笑顔ができるよう、研究したものです。そこで今回は、写真写りを良くするコツを3つ、ご紹介いたします。●写真写りを良くするコツ3つ●(1)顔のストレッチで笑顔が自然になる急にカメラの前に立たされ、「はい、笑顔で!」などと言われると、緊張で表情が固くなり良い笑顔ができないのが当たり前です。前出の2010年の調査では、「自分が写っている写真を見た際に大事だと思うポイントは?」という質問に対し、54.8%が「笑顔」と答えており最多の回答でした。このように、写真に写るときは、笑顔が一番のポイントなのです。自然な笑顔のためにおすすめなのが、顔のストレッチ です。具体的には、「あ、い、う、え、お」という口の動きを声に出さずに行うというもの。そのとき、顔全体の筋肉が口の動きに合わせて動くように大きく口を開け、頬や目の周りまで筋肉が動いていることを意識してください。一度やってみるとお分かりになると思いますが、これをした後は特に頬の筋肉が緩み、目元にも変な力が入っていない状態 になると思います。その緩んだ状態から、「はい、笑顔で!」となれば、ストレッチで顔の表情が動かしやすくなっていますから、とても自然な笑顔で写真に写ることができますよ。これは、さまざまな撮影現場で実践してきた方法です。簡単なことですが、このひと手間が効果的なのは実験済みですから、ぜひ試してみてください。●(2)子どもには、撮影前にジャンプさせてみる子どもも急にカメラの前に立たせてしまうと、表情が固くなりがちです。「今から撮るよ!」とカメラを構えられる状況が好きではないというお子さんも多いと聞きます。そんなお子さんと一緒の撮影場面でおすすめなのは、“ジャンプ”作戦 です。撮影前に「せーの、ジャンプ!」と言ってお子さんをジャンプさせてみてください。お子さんと両手をつないで、ママが飛び上がる手助けをしてあげるというジャンプも楽しくていいですね。そうすると、体全体の緊張がほぐれて子どもの表情がかなり自然になりますよ 。●(3)カメラマンが家族なら、話しかけてもらう入学式の記念撮影なら、パパがカメラマンということも多いのではないでしょうか。その際に使えるテクニックが、“会話しながらの撮影” です。「今日は、小学校に何をしに来たのでしょう?」などの質問系がよいと思います。会話をしていくうちに表情が自然と生まれるので、そのタイミングでシャッターを押してもらいましょう。ポイントなのは、カメラの存在をなるべく忘れさせる ということです。親子ともに、自然で優しい表情の写真が撮れると思いますよ。パパへの事前説明と、レクチャーをお忘れなく!実際、プロのカメラマンさんはこの方法をよく使っています。----------いかがでしたか?写真を撮られることが苦手なママでも、一生の記念に残るようなステキな一枚が撮れるよう簡単に今すぐできるポイントを3つご紹介しました。「ちょっと面倒かも……」と思うかもしれませんが、写真の中のご自分が良い表情で写っていたら今後の記念写真が楽しみなものに変わるかもしれませんよ!ぜひ試してみてくださいね。【参考リンク】・小学校の入学式8割以上が記録用に個人撮影 | ベネッセ 教育情報サイト()・写真に対する意識調査アンケート詳細 | CASIO(PDF)()●ライター/あしださき(元モデル)
2016年03月07日カメラと写真映像のワールドプレミアムショー「CP+2016」のEIZOブースは、新開発の写真プリント色合わせ(カラーマッチング)システム「Quick Color Match」と、カラーマネジメント対応の液晶ディスプレイ「ColorEdge」シリーズが中心だ。まずQuick Color Matchは、アドビシステムズ、エプソン、キヤノンの開発協力によって生まれた。対応するColorEdgeシリーズ、Photoshopなどアドビシステムズのソフトウェア、エプソンまたはキヤノンのプリンターとフォト用紙、以上をそろえたうえで利用する。より具体的な内容は別記事「EIZO・Adobe・エプソン・キヤノンが共同開発したカラーマッチングシステム」を参照いただくとして、CP+2016のEIZOブースには多くの体験機材を用意。1回のデモにそれほど時間がかからないので、入れ代わり立ち代わり多くの来場者が体験していた。また、CP+2016の開催期間中、毎日3回のセミナーも行われる。Quick Color Matchの開発名は「ボタン一発」。これまで煩雑な設定が必要だったカラーマッチング印刷を、半自動化したことが最大の特徴といえる。さすがにボタン一発までは届いていないが、ディスプレイ設定、アプリケーション設定、プリンター設定を自動化してくれるため、ユーザーは作品に集中できるというわけだ。「ユーザーがやりたいことは、カラーマッチングの設定ではなく、ディスプレイに表示した写真の色そのままで印刷することです。これまでもできるだけ簡単に済むよう努めてきましたが、アドビさん、エプソンさん、キヤノンさんのご協力によって、従来と比べてはるかに簡単、手軽になりました」(EIZO説明員)Quick Color Matchの流れをざっと追うと、まずQuick Color Matchツールを起動し、印刷に使うプリンターとフォト用紙を選ぶ。次に、印刷したい写真データを、Quick Color Matchへとドラッグ&ドロップ。すると、その写真データを読み込んだ状態で対応アプリケーション(Photoshopなど)が起動するので、対応するプリントプラグインや印刷機能を呼び出して、印刷を実行するだけでよい。もちろん、以前からある詳細な調整(ColorEdgeのキャリブレーション)を行えるソフトウェア「ColorNavigator 6」も、引き続き利用できる。○初の試み、ColorEdgeユーザーのお悩み相談コーナーEIZOはCP+に出展し続けているが、今回のCP+2016で初の試みとして、ColorEdgeシリーズのユーザーや購入を考えている人向けの相談コーナーを開設。3人分のスペースで各人短時間ではあったが、こちらもひっきりなしに来場者が訪れていた。相談ごととしては、オススメのColorEdgeモデル、カラーマッチング・マネジメントの設定、ColorEdgeの調整方法などが多かったようだ。なお、EIZO製品に関連する相談は、各地のEIZOショールームでも受け付けている(予約制)。興味がある人は問い合わせてみてほしい。
2016年02月27日2月25日から神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催されているカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2016」で、パナソニックはコンパクトデジタルカメラの新機種を2機種とコミュニケーションカメラ「DMC-CM10」、そしてLEICAの超望遠100-400mmのレンズを展示している。コンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-TX1」は2,010万画素の1インチCMOSセンサーを搭載した高級モデル。広角25mm f2.8-5.9のライカレンズ、光学10倍ズームを装備したモデルで4K動画撮影、4K PHOTOにも対応する。「LUMIX DMC-TZ85」は1,810万画素で、画像処理にハイエンド一眼「LUMIX GH4」などと同じヴィーナスエンジンを搭載したモデル。光学30倍ズームとなる焦点距離24~720mm(35mm判換算)レンズを採用している。「DMC-TX1」と同じく4K動画撮影、4K PHOTOの撮影が可能だ。Android搭載のコミュニケーションカメラ「DMC-CM1」の後継機種が「DMC-CM10」だ。カメラ部分は「DMC-TX1」と同じ1インチCMOSセンサーを搭載した2,010万画素で、4K動画、4K PHOTOにも対応する。レンズは28mm f/2.8の広角単焦点レンズで綺麗なボケ味で撮影でき、すぐSNSなどに投稿できるのが魅力だ。そしてもう一つ、マイクロフォーサーズの超望遠ズームレンズ「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.(H-RS100400)」が登場。35mm換算で200-800㎜ながらフォーカスは早い。スポーツやマクロ撮影などに対応できそうだ。このレンズについてはタッチアンドトライが実施されているので、その性能をCP+2016会場で確かめてほしい。
2016年02月25日サンコーは2月19日、スマートフォンにリアルタイムで映像を表示できる「ペン型赤外線無線カメラ」を発売した。価格は14,800円(税込)。ペン型赤外線無線カメラは、1,920×1,080ドット / 30fpsの動画や、4,032×3,024ドットの静止画が撮影できるペン型コンパクトカメラ。解像度1,280×800ドット以下では60fpsでの動画撮影も可能。ファイル形式は動画がMOV、静止画がJPGで、記録メディアはmicroSDカード(最大32GBまで)に対応する。明暗差が激しい画像を自動処理するWDR機能を搭載している。専用アプリ「FinalCam」を使うことで、スマートフォンとのWi-Fi接続が可能。専用アプリでは、カメラがとらえた映像のリアルタイム表示、モードの切り替え、動画と静止画のサイズ設定、WDR(ワイドダイナミックレンジ)機能のオンオフなどを設定する。撮影データはスマートフォン本体にダウンロードすることもできる。アプリの対応OSはiOS 6.1以降、Android 4.0以降。レンズの上部には赤外線LEDライト×3基を装備し、夜間でも撮影を行える。赤外線LEDの照射能力は約2mで、動作検知モードも搭載。動きを感知すると自動的に録画を開始するため、防犯カメラとしても活用できる。録画停止時間は3分 / 5分 / 10分 / なしの4種類から選択可能。本体にはHDMI端子を装備し、録画した映像をテレビなどに出力可能。音声のみ録音する「ボイスレコーダー機能」も搭載する。バッテリー駆動時間は約70分。サイズはW25×D14×H114mm、重量は50g。
2016年02月19日富士フイルムは3月4日から、デジタルカメラ「Xシリーズ」で撮影した写真を展示する「Xシリーズ写真展 -2016春-」を開催する。東京・富士フォトギャラリー新宿を皮切りに、全国6都市で行われる。同写真展では、Xシリーズの公式Facebookページ「FUJIFILM Xseries Japan」に応募された作品の中から、61点の作品が展示される。作品は、Xシリーズの特性を理解したプリント技術者が仕上げる「FUJIFILM Professional Xプリント」で印刷。開催日程は以下の通り。富士フォトギャラリー新宿住所: 新宿区新宿1-10-3 太田紙興新宿ビル1F会期: 2016年3月4日~3月10日時間: 10:00~18:00(最終日14:00まで)富士フイルム大阪サービスステーション住所: 大阪市中央区備後町3-2-8 大阪長谷ビル3F会期: 2016年3月18日~3月30日時間: 10:00~18:30(木曜休館、日曜・祝日18:00まで)富士フイルムフォトサロン名古屋住所: 名古屋市中区栄1-12-17 富士フイルムビル1F会期: 2016年4月22日~4月28日時間: 10:00~18:00(最終日14:00まで)富士フイルムフォトサロン札幌住所: 札幌市中央区大通西6-1 富士フイルムビル1F会期: 2016年5月20日~5月25日時間: 10:00~19:00富士フイルムフォトサロン福岡住所: 福岡市博多区住吉3-1-1 富士フイルムビル1F会期: 2016年6月3日~6月8日時間: 10:00~18:30富士フイルムフォトサロン仙台住所: 仙台市宮城野区鉄砲町西1-14 富士フイルムビル1F会期: 2016年6月30日~7月26日時間: 10:00~17:30(土日祝日休館)
2016年02月17日「第6回カメラを用いた3次元計測(1)」の続きです。今回はSubaruのEyeSightで採用されているステレオカメラ(パッシブステレオ法)にフォーカスを当て、OpenCVに実装されている一般的な手法について説明します。ステレオカメラによる3次元計測は、下記の要素技術に大別できます。カメラキャリブレーションレクティフィケーション対応点探索(ステレオマッチング)○カメラキャリブレーションとレクティフィケーションステレオカメラでは、図1に示すとおり視点の異なる2台(または3台以上)を用いて、三角測量の原理で距離を求めます。たとえば、実空間中の3次元点P1をCameraLとCameraRで撮影すると、CameraLで撮像された点の座標pLと、CameraRで撮像された点の座標pRにズレが生じます。この見え方の差(視差)から距離を計測する手法です。視差を求めるためには、CameraLの画像中の点に対応する点をCameraRの画像中から見つけ出す必要があります(対応点探索、ステレオマッチング)。そして、視差から3次元座標を計算するためには、CameraLとCameraRの内部パラメータ、歪係数、さらにカメラAとカメラB間の外部パラメータが必要となります。これらのパラメータを求める処理がステレオカメラに必要なカメラキャリブレーションです。これらのパラメータが求まっていれば、エピポーラ幾何と呼ばれる幾何学的な拘束条件により、対応点探索を効率的に行うことができます。CameraLとCameraRを結ぶ直線と画像平面との交点はエピポール(eL , eR)と呼ばれています。また、3次元点P1とCameraLの位置、CameraRの位置は同一平面上に存在し、その平面と画像平面が交わる直線pR-eRがエピポーラ線です。点P1, P2,……,P5 は、CameraLの画像では同一の点pLに投影されます。一方、点pLに対応するCameraRの画像上の点pRはエピポーラ線上に必ず存在することになります(図1)。つまり、対応点探索はエピポーラ線上のみを処理すれば良いわけです。エピポーラ幾何の拘束条件を用いることで、対応点探索はエピポーラ線上のみで良いのですが、エピポーラ線は多くの場合、画像上で斜めになってしまい、メモリアクセスやエピポーラ線の計算の効率が良くありません。そこで、カメラを平行に設置した平行ステレオ視が一般的に用いられます。カメラキャリブレーションにより求めた内部パラメータ、外部パラメータ、歪係数を用いることで画像を平行化できます(図2)。平行化処理は、レクティフィケーションと呼ばれています。レクティフィケーション後の画像では、エピポーラ線が画像の横軸と平行になるため、高速に対応点探索を行えるわけです。○対応点探索対応点探索には、小領域毎に視差を求めるテンプレートマッチングによる方法、画像全体で最適な解を求めるグローバルマッチングによる方法、注目画素の周辺のみで最適な解を求めるセミグローバルマッチングによる方法があります。リアルタイム性を重視するのであれば、テンプレートマッチングによる方法が良いでしょう。リアルタイム性を重視しないのであればセミグローバルマッチングやグローバルマッチングを用いることもできます。○コーディングOpenCVでは、“opencv/sources/samples/cpp/”にサンプルコード“stereo_calib.cpp”と“stereo_match.cpp”が用意されていますので参考にしてみてください。ステレオカメラのカメラキャリブレーションでは、2台のカメラでキャリブレーションパターンを同時に撮影し、その画像セットをcv::stereoCalibrate(魚眼レンズの場合はcv::fisheye::stereoCalibrate、全方位カメラの場合はcv::omnidir::stereoCalibrate)の入力として、2台のカメラの内部パラメータ、歪係数、カメラ間の外部パラメータを求めることができます。そして、画像を平行化するレクティフィケーション処理は、cv::StereoRectify(魚眼レンズの場合はcv::fisheye::StereoRectify、全方位カメラの場合はcv::omnidir::StereoRectify)で平行化するためのパラメータを求め、cv::initUndistortRectifyMap(魚眼レンズの場合はcv::fisheye::initUndistortRectifyMap、全方位カメラの場合はcv::omnidir::initUndistortRectifyMap)を用いて画素毎の変換テーブルを作成し、cv::remapで画像を補正します。図3は、ステレオカメラの処理フローと処理結果です。Disparity Map(視差マップ)は、近くを白、遠くを黒として可視化したものです(テンプレートマッチングによる手法で求めた結果)。レクティフィケーションにより、2台のカメラにより撮像した画像を平行化できていることがおわかりいただけるかと思います。著者プロフィール樋口未来(ひぐち・みらい)日立製作所 日立研究所に入社後、自動車向けステレオカメラ、監視カメラの研究開発に従事。2011年から1年間、米国カーネギーメロン大学にて客員研究員としてカメラキャリブレーション技術の研究に携わる。現在は、日立製作所を退職し、東京大学大学院博士課程に在学中。一人称視点映像(First-person vision, Egocentric vision)の解析に関する研究を行っている。具体的には、頭部に装着したカメラで撮影した一人称視点映像を用いて、人と人のインタラクション時の非言語コミュニケーション(うなずき等)を観測し、機械学習の枠組みでカメラ装着者がどのような人物かを推定する技術の研究に取り組んでいる。また、大学院での研究の傍ら、フリーランスとしてコンピュータビジョン技術の研究開発に従事している。専門:コンピュータビジョン、機械学習
2016年02月09日キタムラは、全国900店舗の「カメラのキタムラ」において、証明写真の画像データをスマートフォンに転送する「スマホデータ転送サービス」を開始した。利用料金は税別500円。「スマホデータ転送サービス」は、証明写真の画像データを直接ユーザーのスマートフォンに転送するサービス。就職活動やアルバイト応募用の履歴書や各種Webエントリーなどに利用できるほか、FacebookやTwitterといったSNSのプロフィール画像としても使えるとしている。証明写真のオプションサービスとして提供され、予約などは不要。店頭カウンターで受け付けている。
2016年02月02日パナソニックは1月29日、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、同社が開発した高解像度4Kネットワークカメラなどを活用した防犯カメラシステムの実証実験を、2月14日に市立吹田サッカースタジアムで実施すると発表した。今回の実証実験は、同社が開発した高解像度4Kネットワークカメラおよび9メガピクセル全方位ネットワークカメラなどを活用した防犯カメラシステムを、市立吹田サッカースタジアムに設置し、スタジアムに来場する観客の行動や混雑状況などを見守るというもの。カメラでは、スタジアム内で起こる観客の危険行為や混雑などの事案・事象を検知し、その事案・事象部分を最適な大きさに切り出し拡大表示するという。切り出された画像による事案・事象の視認性を評価することで、スタジアムにおける高解像度ネットワークカメラの有用性を確認するとしている。
2016年02月01日スマホで写真を気軽に撮れるようになってから、カメラが趣味になる人や、いままで以上に写真が好きになる人が増えています。旅行のときやイベントの日はもちろん、普段の生活を思い出としてたくさん撮っておきたいですね。最近では、降るはずのない場所で雪が降るなど、記録として残しておきたいシチュエーションが突然訪れることもあります。そこで今回は、100均のお店で手に入る「写真&カメラグッズ」をご紹介します!高い金額を出さなくとも手に入る便利グッズの数々に、ぜひ注目してください。■1:三脚タイプの「スマホスタンド」スマホのセルフタイマーを使う際に、スマホをどこへ置けばいいか悩みますよね。でも、軽くて小さな三脚をスマホと一緒に持ち歩けば、どこでも撮影できます。デジカメとの共用も可能。足の角度が調節できるので、高さの微調整も自由自在です。■2:ホコリを吹き飛ばす「ブロアー」これが100円で手に入るとは、プロカメラマンも驚きではないでしょうか。デジカメやビデオカメラのすき間に入り込んだ細かいホコリやゴミを、強力エアーでプシュッと吹き飛ばせるグッズ。出先でブロアーを使っていたら、ちょっとツウな感じがしますね!パソコンのキーボードにも使えます。■3:デジカメの「保護フィルム」&「クリーナー」大切なカメラを、傷や汚れから守ってくれるのがこちら。新しいデジカメを買ったら、すぐに保護フィルムを貼っておきたいですね。レンズクリーナーも、ついてしまった指紋などを取るのに便利。■4:オシャレに写真を飾る「麻ひも」&「木製クリップ」部屋に写真をたくさん飾りたいけれど「壁に穴がいくつも空くのはちょっと…」と思う人に、手軽に写真を飾る裏ワザをお教えしましょう!麻ひもと木でできたナチュラルなクリップを100均で手に入れたら、ピンで麻ひもの端と端を少したるませるように止めてください。あとは好きな写真をクリップで止めるだけ。1列なら穴は2つだけで済みますし、なんといっても写真の入れ替えが楽ちんです。小さな洗濯物を干してあるような見た目もオシャレですし、古い写真館のフィルム現像風景のようにも見えますね。■5:シールやピンで飾るといい「コルクボード」100円で売られている小さなコルクボードに、プッシュピンやアルファベットシールなどを使って写真をデコると、写真がより自分好みの1枚になります。100均に行くと、ピンなどの品揃えの豊富さ、そして1種類に100個も入っているお得感に驚かされます。つまり、このかわいさで1ピン1円ということです!■6:選び放題の「マスキングテープ」&「デコレーションテープ」飾りつけに使うテープ類のクオリティーも、ここ最近でグッと上がりました。紙でできたマスキングテープは何度も貼り直せて、上から文字が書けることなどから手づくり好きの女子たちの間で大ブームとなりましたが、以前は1ロール約300円ほどでした。いまはデザインも100円とは感じさせない素敵なものが、選び放題!修正テープのように押しあてて使うデコレーションテープも、布でできたファブリックテープもたくさん種類があって使い方が広がりますね。■7:使い方いろいろ「クラフトパンチ」この商品も普通は500円以上することが多いので、100均で買えば超お得!手づくりカードや写真に直接穴を開けても、いいアクセントになりますね。ネットで公開する写真などは、プライバシーの保護にも気をつけたいもの。デジタル画像の加工アプリなどはありますが、紙焼き写真の場合ならば、穴を開けた紙を顔にちょこんと載せれば手軽にプライバシーが守れます。■8:安っぽさが全くない「アルバム」以前の100均に売られていた写真用アルバムは、いかにも事務用ファイルのようなプラ素材の味気ないものばかりでした。しかし、いまはデニム布でできたアルバムや、自分で切り貼りアレンジがしやすい台紙タイプなどバリエーションが豊富!もちろん「とにかく多くの枚数を整理したい」という人のための、シンプルな大量保存用アルバムも健在です。■9:大小取り揃えた「フォトフレーム」写真立てを選ぶ際には、ぜひ大きさの違いを店頭でチェック。普通のL版と呼ばれる写真サイズ、一回り大きいはがきサイズや2Lサイズなど、同じ素材でもいろんなサイズが展開されています。フォトフレームを載せる台も別に売られていますよ。■10:少量印刷に便利「インクジェット用紙」最後に、こんなものまで。5枚しか入っていませんが、普通に買えば高い写真用紙。ほんの少ししか枚数を必要としないときには100均で買えるので、何十枚も入った高価な写真用紙を買わなくて済みますね。*写真関連のグッズだけでもこんなに集まりました!100均は、時代のニーズに合わせた商品を提供し、進化し続けているのですね。(文/中田蜜柑)【参考】※ダイソー
2016年01月28日ライカカメラは1月21日、アウトドア仕様のコンパクトデジタルカメラ「ライカ X-U」を発表した。発売は2月13日で、価格は税込432,000円。ライカ X-Uは、IP68相当の防塵・防水性能をはじめ、耐衝撃性能、耐寒性能を持つコンパクトデジタルカメラ。耐久性を重視したアウトドア仕様のカメラはライカ初となる。有効1,620万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載し、レンズには「ライカ ズミルックス f1.7/23mm ASPH.」(35mm判換算で35mmの画角に相当)を採用。自然な色再現でディテールまで鮮鋭に描写するという。水中では水深15m以内で60分までの撮影が可能で、水中での撮影に適した設定にできる「水中スナップボタン」を備える。デザインはアウディ社のデザインチームが手がけ、ミニマルな外観に仕上がっている。トップカバーにはアルミニウム、外装にはTPE素材を使用し、設定ダイヤルはアルマイト仕上げとなっている。フラッシュはレンズの上部に内蔵。主な仕様は、撮像素子が有効1,620万画素のAPS-Cサイズ(23.6×15.7mm)CMOSセンサー、レンズの開放F値がF1.7、対応感度がISO100~ISO12500。静止画の記録形式はJPEG、DNG。動画はフルHD(1,920×1,080ドット)またはHD(1,280×720ドット)で撮影可能だ。フレームレートは30fps、記録形式はMP4となる。背面のモニターは3型・約92万ドットの液晶方式で、記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード、マルチメディアカードが使用できる。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約450枚。サイズは約W140×D79×H88mm、重量はバッテリーを含まない状態で約600g、バッテリーを含む状態で約635gとなっている。
2016年01月21日ケンコー・トキナーは、カメラやレンズの汚れをふき取れるウェットシート「激落ちカメラレンズクリーナー」を1月22日に発売する。希望小売価格は税別860円(30包入り)。サービスセンターなどで行われるアルコール拭きサービスを、自宅でも手軽に行える製品。アルコールは揮発性が高いため、これまでウェットシートとして持ち運ぶのが難しかった。そこで、ケンコー・トキナーは「激落ちくん」シリーズを発売するレックと協力。クリーナーを1枚ずつアルミ個別包装することで製品化した。シートには超極細繊維の三菱製紙ナノワイパーを採用。レンズ表面を傷つけることなく、ナノサイズの繊維で汚れを拭き取る。アルコールは速乾性のため、脂汚れ・指紋といった汚れを落としつつ、拭きスジや拭き跡は残しにくい。プラスチックレンズ、マルチコートレンズにも使用できる。
2016年01月20日パナソニックは19日、デジタルカメラ「LUMIX(ルミックス)」シリーズのコンパクトデジタルカメラとして、「日常の感動を手軽に共有するコミュニケーションカメラ」を掲げる単焦点モデル「DMC-CM10」を発表した。2月25日に発売し、価格はオープン、推定市場価格は100,000円前後(税別)。DMC-CM10は、LTE通信機能(データ通信・SMS専用)とAndroid 5.0を搭載した、SIMロックフリー仕様のコンパクトデジタルカメラ。2015年3月に台数限定で発売した「DMC-CM1」から通話機能を省き、データ通信専用SIMに対応した。撮影した写真をプリインストールアプリで編集、自動オンライン保存、SNSへアップロードといった機能を持ち、Google Playからもアプリをダウンロードできる。LTE通信のSIM(microSIM)はユーザー側で用意するが、CM1やCM10専用となる「Wonderlink LTE Lシリーズ」をパナソニック ストアで販売する予定。例えば「L-5G」プランなら、初期費用が3,000円(税別)、基本使用料が1,480円/月(税別)、パケット通信料が5GB(下り最大150Mbps、上りはLTEスピード制限なし)となる。4G(LTE)の対応バンドは、FDD Band1、3、4、5、7、8、20だ。本体まわりに目を向けると、まず厚さが15.2~21.1mmと薄型で、幅が135.4mm、高さが68mm。撮像素子には1.0型 総画素数2,090万画素(有効2,010万画素)の高感度MOSセンサーを搭載し、1.0型センサー搭載のデジタルカメラとして世界最薄を掲げる(パナソニック調べ)。レンズは単焦点の「LEICA DC ELMARIT(エルマリート)」で、35mm判換算の焦点距離は28mm、開放F値はF2.8となる。マニュアル撮影に関する機能を充実させており、絞りやシャッタースピード、クリエイティブコントロールといった設定を行うコントロールリングを装備した。動画機能では、最大で4K(3,840×2,160ドット)/15p、MP4形式を撮影可能。プリインストールアプリの「4Kプリ連写」を使うと、シャッターボタンを押す前後1.5秒間を4K画質で撮影し、45枚の画像から気に入ったものを残せる。そのほか主な仕様は、DMC-CM1に準ずる。撮像素子が有効2,010万画素の1.0型高感度MOSセンサー、対応感度がISO125~ISO12800(拡張設定でISO100、ISO25600を利用可能)、シャッター速度が1/16,000~60秒、連写性能が最大約50コマ/秒、開放絞りがF2.8、最小絞りがF11、合焦範囲が10cm~∞となっている。背面のモニターは約622万ドット・4.7型の液晶方式(タッチパネル)だ。有効92万画素のインカメラも備える。OSはAndroid 4.4で、CPUに4コア/2.3GHzのQualcomm Snapdragon801を搭載。内蔵メモリは2GB RAMと16GB ROM。記録メディアはmicroSD/SDHC/SDXCカード。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0、NFC(近距離無線通信)などをサポート。
2016年01月19日パナソニックは14日、スマートフォンやデジタルカメラで撮影した写真などを保存 、管理、共有できるストレージデバイスとして、パーソナルメモリーマネージャー「BN-SDPAP3」を発表した。2月17日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は20,000円前後(税別)。BN-SDPAP3は、スマートフォンやデジタルカメラで撮った写真や動画を保存しておく据え置き型のストレージボックス。家族みんなの写真・動画を保存、管理、閲覧、共有することを目的に開発された。IEEE802.11b/g/n対応無線LAN(Wi-Fi)に対応しており、スマートフォンやWi-Fi対応デジタルカメラから直接データを転送して保存できる。同時接続台数は5台だ。内蔵ストレージ(32GB)のほか、SD/SDHC/SDXCメモリーカードスロットを搭載し、128GBまでのSDXCメモリーカードに対応。デジタルカメラの写真・動画を記録したSDメディアから内蔵ストレージへと、データを手軽に保存できる。「差分取り込み」機能を使って、新しく追加された写真だけの転送も可能。取り込む対象となるファイルは、写真がJPEG、動画がMP4とMOV。本体の設定や操作は、スマートフォン用アプリ「メモリーマネージャー」を使って行う。このアプリは写真のオートリサイズ機能を持ち、オリジナルサイズの写真をBN-SDPAP3に転送し、スマートフォン内にはXGA(78.6万画素)サイズの写真を残せる。これにより、スマートフォンの内蔵ストレージ容量を節約できる。また、BN-SDPAP3本体に保存したデジタルカメラの写真についても、専用アプリで閲覧しつつXGAサイズの写真をスマートフォンに保存。デジタルカメラの写真を共有しながらも、スマートフォンのストレージ容量を圧迫しないようになっている。クラウドストレージとも連携し、写真や動画のクラウド保存をサポート。離れた場所にいる人と、写真や動画の共有も可能だ。BN-SDPAP3のインタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×1。本体サイズはW41×D129×H82mm、重量は約160g。専用アプリの対応OSはAndroid 4.1以降、iOS 8.0以降。■2016年2月10日追記パナソニックは、「パーソナルメモリーマネージャー」の発売日を当初予定の2月17日から延期しました。詳細をニュース記事に記載しています。パナソニック、「パーソナルメモリーマネージャー」を発売延期
2016年01月15日パナソニックは1月14日、スマートフォンやデジタルカメラなどで撮影した写真データを一元管理できる据え置き型の「パーソナルメモリーマネージャー BN-SDPAP3」を発表した。発売は2月17日で、価格はオープン。推定市場価格は税別20,000円前後だ。本体には32GBのメモリを内蔵し、各種デバイスで撮影した画像データを転送・保存しておける。データの転送は本体に備えられたSDカードスロットやUSB 3.0端子から行えるほか、Wi-Fi接続にも対応。スマートフォンやWi-Fi対応のパナソニック製デジタルカメラからWi-Fi経由でも写真や動画を転送できる。写真データを読み込む際は、新しく追加された画像のみを取り込む。本体前面にある写真データ読み取り用SDカードスロットのほか、本体底部にはデータ保存容量を拡張するためのSDカードスロットも搭載する。拡張用SDカードスロットは最大128GBのSDXCメモリーカードまで使用可能だ。スマートフォン向け専用アプリには「オートリサイズ」機能を搭載。XGAサイズに縮小された画像のみをスマートフォン内に残し、オリジナルサイズの画像はBN-SDPAP3へ転送する。SDメモリーカード経由でBN-SDPAP3に保存された画像を専用アプリから閲覧する場合、スマートフォンにはXGAサイズに縮小された画像を保存する。最大5ユーザーまでの個別フォルダでスマートフォン画像を管理できる。家族共用のフォルダと個人のフォルダを分けることで、プライバシーを守りながら使用できるという。デジタルカメラで撮影した画像については共用フォルダへ保存される。マイクロソフトのクラウド型データストレージサービス「OneDrive」と連携可能だ。BN-SDPAP3に取り込んだ写真データを、自動的にOneDriveにアップロードできる。パナソニック独自の「お部屋ジャンプリンク」にも対応。機能に対応したテレビやレコーダーを使用すれば、別の部屋にBN-SDPAP3があっても保存した写真をテレビやレコーダーから鑑賞できる。本体サイズはW41×D129×H82mm、重量は約160g。取り込み対象ファイルは静止画がJPEG、動画がMP4とMOV。■2016年2月10日追記パナソニックは、「パーソナルメモリーマネージャー」の発売日を当初予定の2月17日から延期しました。詳細をニュース記事に記載しています。パナソニック、「パーソナルメモリーマネージャー」を発売延期
2016年01月14日サンコーは12日、大型のカメラでもハンズフリーで撮影できるようにする「大型カメラ対応 腕がプルプルしないカメラスタビライザー&ハーネスセット」を発売した。価格は49,800円。3.5kgまでの大型カメラを身体で支えるためのスタビライザー。ジンバル部とハンドル部と、それらをつなぐ接合部という3つのパーツで構成されており、ジンバル部のベアリングは360度に回転可能。接合部は上下左右に動く。カメラマウント部は、クイックリリースとカメラベースプレートで構成。ベースプレートは3枚のプレートからなり、前後と左右の細かい位置調整を可能にしている。クイックリリースの設置場所も調整できる。カメラの設置用に、大ネジ(3/8-16UNC)、小ネジ(1/4-20UNC)の2種類のカメラネジが付属する。使用時は、自分の身体にハーネスとしてサポート(ショルダー)ベルトと、サポートチューブが付いたウェストベルトを装着。スタビライザーをサポートチューブに挿すことで固定される。肩と胴の全体でスタビライザーを支えて両腕がフリーになることから、カメラ操作以外の行動も可能。重さを調整するためのウェイトディスクカップは、片側2段まで載せて、搭載するカメラとのバランスを細かく調整できる。ウェイトディスクは1枚96gで、合計16枚が付属する。持ち運びに役立つ収納ケースも付属。カメラスタビライザーの総重量は1.5kg(ウエイトディスク全使用時3.0kg)、ハーネスの総重量は700g。
2016年01月13日ロモジャパンは、ロモグラフィーのインスタントカメラ「Lomo’ Instant(ロモ インスタント)」のバレンタインエディションとして、「Lomo’ Instant Marrakesh(ロモインスタント マラケシュ)」の販売を開始した。価格は1万7,500円(税抜)。同製品は、ロモグラフィーのインスタントカメラ「Lomo’ Instant」のバレンタインエディション。本体デザインには、ピンク色に彩られた街並みが有名なモロッコの都市「マラケシュ」をモチーフにした、ローズカラーの革張りを採用している。レンズは、ワイドアングルレンズ(最短撮影距離0.4m、焦点距離27mm相当)が搭載されるほか、魚眼レンズ、焦点ポートレートレンズ、クローズアップレンズの3種類のレンズアタッチメントが付属し、用途やシーンに合わせて取り付けられる。また、撮影モードはオートフラッシュとマニュアルフラッシュ(ON/OFF)の3つから選択でき、付属のフラッシュ用カラーフィルター(ブルー、レッド、パープル、イエロー)を使ってアーティスティックなインスタント写真に仕上げることも可能。さらに、シャッターを押している間ずっとシャッターが開く「長時間露光」や、同じコマに異なる写真を重ねる「多重露光」にも対応している(三脚とケーブルレリーズが取付可能)。なお、使用フィルムは、世界中で一番多く使われているインスタントフィルム「FUJIFILM Instax miniフィルム」を採用し、欲しいときに簡単に入手できる。撮影した写真サイズはクレジットカードと同じサイズなので、どんな財布にも入れることが可能となっている。
2016年01月12日ドスパラは7日、自転車のハンドルやフレームに装着して、スマートフォン、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、アクションカメラなどを固定する「自転車用カメラクランプ」(DN-13503)を、同社運営の「上海問屋」にて販売開始した。価格は999円(税込)。クランプとホルダーで構成され、自転車のハンドルなど、取り付けたい位置をクランプではさんで装着。ホルダーは上下180度の範囲で向きを調整できる。本体サイズ/重量は、クランプがW11×D3.5×H7cm/83g、ホルダーがW8.5×D3×H5.2cm/20g。取り付けネジ規格は「1/4-20UNC」。
2016年01月08日さて、今回はついに! 加工した私の作品を公開です☆以前ご紹介した加工前の写真は、自分の写し出したいイメージ通りに撮影することができた写真をピックアップさせていただきました。そのイメージを壊さずに、より良い写真に変えられるように頑張りました!まず、私が写し出したかった被写体は何だったか。そこをあらためて考えながら、明るさや色みを調整していきました。特徴である店内の白さや、そこに差し込む太陽の光から出る雰囲気をうまく出せる様に全体の白みの調整にこだわりました。白さや明るさのバランスによって、そこにプラスされる女子会のキラキラ感も変わりました。また、食べ物を加工する際に気を付けたのは、「一目で分かりやすく、美味しそうに見えるか!」ということでした。タコライスから立ちのぼる湯気を引き立たせることができるように、ぼかしをなるべく無くし、食べ物に影が多いと暗いイメージになってしまうので、影になっている部分の明るさを調整しました。すべての写真を通して明るいイメージを残したかったので、明るくしようとしたものの、そうすることで他のものまで白くなってしまったり、色みを出そうとすると全体的にナチュラルさが消えてしまったりと、「ナチュラルさにこだわる」というのは苦労した点でした。はじめての経験ということで分からないことや、難しいことはもちろんありましたが、この企画を通して一眼レフカメラの楽しさを実感し、今まで以上にカメラの魅力に気付かせてもらうことができました!さらにレベルアップして、写真を通して、皆さんに何かを伝えられるようになれるように頑張りたいと思います♪
2015年12月31日多くのiPhoneユーザにとって、カメラ機能は重要だ。現行のiPhone 6s/6s Plusは、メインカメラ(iSightカメラ)が1200万画素、フロントカメラ(FaceTimeカメラ)が800万画素と従来機に比べ解像度が大幅アップ、自撮り写真もコンパクトデジタルカメラ並みの高精細を獲得した。ボケ味など専用機/高級機にかなわない部分はあるが、その使いやすさと携帯性をあわせるとカメラとしての存在感は大きい。機能面の改良も進む。iOSに収録されているカメラアプリ『カメラ』は、以前はセルフタイマー撮影に対応しなかったものの、iOS 8から標準の機能となった。「写真」か「スクエア」を選択すると、メニューバー部分に時計ボタンが現れるので、これをタップしてみよう。「3秒」か「10秒」を選択すると、以降シャッターを切ったときその秒数後に撮影が実行される。このとき、バースト撮影が行われるのもポイントだ。メインカメラ使用時は10枚、フロントカメラ使用時は5枚の連続撮影が行われるため、シャッターチャンスを逃さない。シャッターを切った瞬間にまばたきする、といった問題も起こりにくいはずだ。シャッターが切られるタイミングをわかりやすくするため、LEDがフラッシュする気配りもうれしい。しかし、5枚/10枚の中から1枚選ぶという作業は面倒だ。そこまで慎重に撮影する必要がない、セルフタイマーが動作すればそれでいいという場合には、必要ない写真を削除するという手間が残ってしまう。連写なしにセルフモードできればいいのだが……。そんなときには、フラッシュを有効にした状態でセルフモード撮影を行おう。フラッシュが焚かれるときには、バーストモードが動作しないため、1枚きりの撮影となる。iPhone 6s/6s PlusならばLIVEフォトを利用する手もあるが、ここに紹介した方法ならば他のモデルでも有効だ。
2015年12月17日今回は、OpenCVに実装されているカメラキャリブレーションの概要についてご紹介します。カメラキャリブレーションは、レンズ焦点距離などの内部パラメータ、カメラの位置・姿勢を表す外部パラメータ、レンズの歪収差係数を求め、画像を補正する処理です(図1)。Zhangの手法が有名で、OpenCVに実装されていることもあり、世界で最も用いられています。ライブラリ化されているため誰でも簡単に利用することができますが、その反面キャリブレーションの処理について知らなくても実装できてしまいます。本記事では、そのOpenCVに実装されているZhangの手法の理解を深めていただければと思います。内部パラメータ(Intrinsic parameters)、外部パラメータ(Extrinsic parameters)、歪収差係数(distortion coefficients)については、ここでは説明を割愛しますので、Wikipedia「Camera resectioning」「Distortion(optics)」などを参考にしてください。○カメラキャリブレーションの概要まず、カメラキャリブレーション処理のフローを示します。ステップ1:既知の平面パターン(OpenCVの場合、スクエアグリッド、サークルグリッド)を最低2方向から撮影します(図1)。ステップ2:次に、撮影した画像から特徴点(直線の交点、または円の重心)を検出し、画像座標系での特徴点の座標を求めます。ステップ3:ステップ2で検出した特徴点の座標を用いて、カメラの内部パラメータの初期値を求めます。この時点では、レンズの歪収差係数はゼロです。ステップ4:バンドル調整と呼ばれている非線形最適化処理で、カメラの内部パラメータ、外部パラメータ、歪収差係数を求めます。ステップ5:求めた内部パラメータ、歪収差係数を用いて、歪みのない画像に補正します。ステップ2の処理は、cv::findChessboardCorners()とcv::cornerSubPix()、あるいはcv::findCirclesGrid()です。ステップ3、4は、cv::calibrateCamera()で、魚眼レンズの場合はcv::fisheye::calibrate()です。ステップ5は、cv::undistort()、あるいはcv::initUndistortRectifyMap()とcv::remap()の組み合わせで処理できます。魚眼レンズの場合は、cv::fisheye::undistortImage()、またはcv::fisheye::initUndistortRectifyMap()とcv::remap()です。コーディングについては、OpenCVのカメラキャリブレーションのサンプルコードが公開されているので、そちらを参考にしてください。ステップ3で求める初期値は、かなり大雑把にしか求まりません。カメラの設計値がわかっている場合は、calibrateCamera( )のフラグCV_CALIB_USE_INTRINSIC_GUESSをセットして、内部パラメータの初期値に設計値を与えるとよいでしょう。外部パラメータも求めることができます。このキャリブレーションで求まる外部パラメータは、平面パターン上の3次元座標系とカメラ座標系間の外部パラメータです。○平面パターンの撮像例異なる視点から撮像した画像が最低2枚必要と書きましたが、図2のとおり、正面、左斜め、右斜め、上斜め、下斜めから見た5枚があるとベターです。さらに異なる距離で各方向から撮像した5枚を加えた計10枚を用いるとさらによいと思います。似たような視点の映像ばかりが多数含まれないようにしましょう。○スクエアグリッドとサークルグリッドどっちを使うべき?結論から言うとサークルグリッドを使った方がよいです。理由は単純で、ステップ2の特徴点の座標の算出精度がサークルグリッドの方が高いからです。楕円(円を含む)は、斜めから見ても楕円という特性があるため、重心を特徴点とすることで特徴点の座標を精度良く求めることができます。一方、スクエアグリッドの場合は、直線と直線の交点を特徴点とします。斜めから見ると正方形の形状が歪んでしまい、安定して座標を求めることができません。スクエアグリッドとサークルグリッドの性能を比較した結果が図4です。各パラメータ、特徴点の座標の真値が既知の合成画像(図3)を用いて比較した結果です。fx、fy、u0、v0が内部パラメータ、k1、k2、p1、p2が歪収差係数、RMSE(Root Mean Squared Error)はステップ4のバンドル調整時の誤差、一番右は特徴点の座標の算出誤差です(赤色の縦の点線は真値)。平面パターンを撮像する視点を変えてカメラキャリブレーションを15回試行した結果です。特徴点の座標の算出精度がサークルグリッドの方が高い(誤差が小さい)ため、すべてのパラメータを安定に制度良く求めることができます。カメラキャリブレーションについて、理解は深まったでしょうか? OpenCVのカメラキャリブレーションを用いる場合は、サークルグリッドの平面パターンを利用しましょう! また、魚眼レンズの場合は、魚眼レンズ用の関数を用いるようにしましょう。著者プロフィール樋口未来(ひぐち・みらい)日立製作所 日立研究所に入社後、自動車向けステレオカメラ、監視カメラの研究開発に従事。2011年から1年間、米国カーネギーメロン大学にて客員研究員としてカメラキャリブレーション技術の研究に携わる。現在は、日立製作所を退職し、東京大学大学院博士課程に在学中。一人称視点映像(First-person vision, Egocentric vision)の解析に関する研究を行っている。具体的には、頭部に装着したカメラで撮影した一人称視点映像を用いて、人と人のインタラクション時の非言語コミュニケーション(うなずき等)を観測し、機械学習の枠組みでカメラ装着者がどのような人物かを推定する技術の研究に取り組んでいる。また、大学院での研究の傍ら、フリーランスとしてコンピュータビジョン技術の研究開発に従事している。専門:コンピュータビジョン、機械学習
2015年12月15日inter-waveは、トイカメラブランドであるHolga(ホルガ)初のデジタルカメラ「Holga Digital」を2016年1月に発売する。画素数は約800万画素で、希望小売価格は9,800円(税別)。Holga Digitalは、クラウドファンディングによる資金提供を受けて製品化されたデジタルカメラ。ホットシューを備えており、Holga純正のクリップオンストロボが使えるほか、純正の交換用レンズも利用できる。記録メディアはSDメモリーカード。そのほか、micro USBポートを装備。アスペクト比は4:3と1:1から選べる。絞りはF2.8またはF8.0。デジタル化してもトイカメラ特有のボケやゆがみ、ケラレがある写真を撮影できるのが特徴だ。本体サイズはW56×D92×H73mm、重量は約100g。電源は単4形乾電池×2本(別売)。本体カラーはホワイト、ピンク、ミックス、ブラックの4色。
2015年12月03日グラントンは、電球型ネットワークカメラ「GD885WM」を11月27日に発売する。価格はオープン。GD885WMは、LED電球にネットワークカメラ機能を内蔵した製品。見た目が電球なので、店舗などで使用しても、監視カメラの存在を意識させにくい。LED電球部分は0.2WのLEDを25個使用しており、ソケットはE26型。光色はホワイトと電球色の2タイプを用意している。カメラには100万画素の1/4インチCMOSセンサーを採用。画角は120度で、最大720pの動画を撮影できる。データの記録にはmicroSDカードを使用し(最大32GBまで対応)、最長で約12日間の映像を録画できる。Wi-Fi機能を内蔵しており、スマートフォンなどから操作や映像の確認が可能だ。本体サイズはW72×D72×H110mmで、質量は125g。
2015年11月26日●分離合体・防水防塵「FR」が進化したカシオ計算機は19日、カメラ部とコントローラー(液晶モニタ)部を切り離せるデジタルカメラ「Outdoor Recorder EX-FR100」(以下、FR100)を発表した。12月11日から発売し、推定市場価格は60,000円前後(税込)の見込み。FR100は、2015年9月に発売されたEX-FR10の上位に当たり、超広角16mmレンズを採用したほか、様々な機能向上が図られている。ここでは製品体験イベントの模様をお伝えしよう。○新しい市場を創出する体験会の冒頭、カシオ計算機 執行役員 QV事業部の中山仁氏が簡単にスピーチした。高画質なカメラを搭載したスマートフォンの普及により、デジタルカメラの市場規模は縮小傾向が続く。そこでカシオでは、新しい需要を掘り起こす製品の開発に取り組んでいる。「デジタルカメラの需要は落ちているが、スマートフォンで撮影する機会が増えたことで、画像、映像に接する機会は拡大している。新しいものを提供すれば、従来のデジタルカメラとは違う市場が築けるのではないか」(中山氏)。事業部の名前として現在も残る「QV」とは、1995年に発売した液晶付きデジタルカメラ「QV-10」を継承するもの。当時の「カメラにとらわれず自由な発想で新しいコミュニケーションツールを開発していく」というコンセプトは、現在も事業部に受け継がれているという。現行モデルのEX-FR10(以下、FR110)も、その好例といえそうだ。「FR10は反響が大きかった。市場は、こうしたまったく新しいカメラを期待していたのではないか」と中山氏。そこで新製品のFR100では、FR10で好評だったセパレートスタイルはそのままに、基本性能を向上させた(詳細は後述)。さらにはOutdoor Recorderと銘打ち、アウトドアでの利用を強く印象づけている。中山氏は「FR100は、現行モデルから中身を大幅に一新している。撮ることを意識させないカメラで、多くの人にアウトドア・アクティビティの楽しさを記録していただければ」と期待を寄せた。●進化のポイント、現行モデル「FR10」との棲み分け○レンズ、液晶、搭載機能が進化続いて、カシオ計算機 QV戦略部 企画室 室長の仁井田隆氏が登壇して、製品の詳細を解説した。FR100は、超広角の16mm F2.8という単焦点レンズを搭載する。仁井田氏によれば、隅々まで歪みなくきれいに映すことが可能だという。液晶部には3.0インチ(92万画素)のタッチパネル液晶を搭載。現行モデルのFR10は2.0インチ(23万画素)なので、より大きく鮮明になったことで視認性も操作性も向上している。また、画像処理エンジン「EXILIM Engine HS Ver.3」とセンシング技術により、これまで以上に失敗が少ない写真を撮れるようになった。例えば、動きの検出時にはパンフォーカスに切り替えることでピンぼけを防止する。インターバル撮影では、手ブレの少ないタイミングでシャッターが下りる仕組みを採用した。前後のデータを読み取って滑らかに自動補正することで、手ブレを防止する。このほか現行モデルにも搭載されている「ハイライトムービー」では、風景と人物をバランス良く織り交ぜることで、1日の感動体験を凝縮したような臨場感あふれるダイジェストムービーを自動作成できる。仁井田氏は「FR100は、新しいカメラの使い方を提案する製品。ぜひお手に取って、これまで撮れなかったような写真を撮影していただけたらと思います」とアピールした。○販路は? 実勢価格は?プレゼンの終了後、会場では仁井田氏が質疑応答に対応した。防水機能について聞かれると、「IPX8に対応しているので、水の中でもシャッターを切れる。水深1.5mの水中で60分間の連続使用ができるので、マルチアングルスティックの先に取り付けて水中を撮影することもできる」と回答した。販路については「できるだけ多くの方に提案したいので、家電量販店などのほか、アウトドアショップ、スポーツショップなどでも取り扱っていきたい」と回答。冒頭の通り、実勢価格は60,000円前後(税込)の見込みだ。現行のFR10では、カメラ部とコントローラー部を別々に充電しなければならない。これについて改善はされたのか、という問いに仁井田氏は「充電に関しては、現時点では従来通り別々に充電していただく必要がある。ゆくゆくは、非接触充電への対応など、一度に両方を充電できる仕組みを採用していけたら」と述べた。また、現行モデルとの棲み分けについて聞かれると「FR100は液晶を大きくきれいにしたぶん、FR10より少しだけ大きい。スポーツを楽しむにあたって、より小さいほうが良いという方は、FR10を選んでいただければ」とした。FR10とFR100は併売される。このあと会場では、エッセイストの小林夕里子さんらが招かれトークセッションを行った。小林さんは「FR100なら、振動の激しい単気筒エンジンのバイクを運転しながら撮影しても、手ブレをおさえた動画が撮影できる」と紹介した。●FR100とアクティビティで遊ぶ○使用感は? 実際に使ってみたここからは、FR100のファーストインプレッションをお伝えしていきたい。製品体験イベントが開催されたのは、東京都・昭島市「モリパーク アウトドアヴィレッジ」という施設。ボルダリング、リードクライミングなどが気軽に楽しめる複合施設だ。実際にFR100を使いながら、いくつかのアトラクションが楽しめるという趣向だった。なんといってもアクティビティの最中にハンズフリーで撮影できる点が、FR100の魅力だ。大自然を散策しながら、スポーツに打ち込みながら、見知らぬ土地を旅行しながらと、目の前に広がる光景をときに自撮りも織り込みつつ、高画質な写真・映像に残すことができる。FR100用のアタッチメントも豊富に用意され、頭や腕、足、ジャケット、リュック、自転車のハンドルなど、好みの場所に取り付けて撮影を楽しめる。FR100と一般的なカメラとの大きな違いは、アクティビティに集中できるかどうか、にあるだろう。軽量小型のFR100は「撮影する」ことを意識せずに済む。構えて、構図を決めて、シャッターを押すという「当たり前」が必要なくなるのだ。遊んでいたらいつの間にか美しい写真が撮れていた、という感覚に近い。ではEX-FR100は、現行モデルと比べてどこが進化したのだろうか。まず16mmの超広角レンズを採用している点。FR10(21mmレンズ)よりワイドに、それでいて隅々まで歪んでいない写真を撮れる。液晶も大きく鮮明になり、晴天下の屋外でも視認性に問題ない印象だった。機能面ではハイライトムービーが強化され、FR10にも搭載されていた機能だが、より本格的なムービーが作成できるようになっている。ハイライトムービーとは、記録した静止画・動画の中から良いものをピックアップして、ムービーを自動作成する機能。従来は、人物の写真が多く選択されるように設定されていた。このアルゴリズムを調整し、山や海など象徴的な静止画、動画も選択されるようになった。プロのテクニックを取り入れたというフレコミなので、FR100を手に入れたらぜひとも試してみたい。
2015年11月24日ライカカメラジャパンは11月20日、レンジファインダー式のデジタルカメラ「ライカM (Typ262)」を発表した。有効2,400万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載する。価格は税込853,200円。12月の発売を予定している。ライカM (Typ262)は、動画撮影機能やライブビュー撮影機能を省き、レンジファインダーカメラ本来の楽しさを追求したモデルだ。現行のライカM (Typ 240)と同様に、有効2,400万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーと画像処理エンジン「LEICA MAESTRO」を搭載する。トップカバーをアルミニウム素材とすることで、Typ 240に比べ100gの軽量化を達成。トップカバー前面のロゴをライカ M9と同じ大きさのものにするなど、デザイン面でも軽快さをイメージさせる。シャッター音もTyp 240に比べ、非常に小さくなっているという。サイズはW138.6×H80mm×D42mm、重量は約600g (バッテリー含む)。レンズは焦点距離16~135mmのライカMレンズ。レンズマウントはライカMバヨネットマウント方式。ファインダー倍率は0.68倍。露出モードは絞り優先AEとマニュアルの2種類のみ。背面にホワイトバランス調整用のボタンを備えている。
2015年11月20日カシオ計算機は11月12日、デジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」の新モデルとして、訪日外国人向けのコンパクトデジタルカメラ「EX-ZR62」を発表した。発売は11月19日。価格はオープンで、推定市場価格は税別32,000円前後だ。EX-ZR62は、海外から日本へ訪れたツーリスト向けのモデル。14言語に対応し、カラーは鮮やかなレッドを採用している。パッケージには「JAPAN LIMITED」を表記。ベースとなるのは、カメラ側のシャッターを切るだけで、撮影した画像を自動でスマートフォンに転送する「エクシリム オートトランスファー」機能を持った「EX-ZR60」だ。エクシリム オートトランスファー機能では、専用アプリ「EXILIM Connect」をインストールしたスマートフォンと常時Bluetooth接続することによって、スマートフォンとカメラのWi-Fi接続をコントロールする。これにより、EX-ZR62のシャッターを切ると、撮影した画像を自動でスマートフォンに転送・保存できる。写真共有アプリ「Scene」(リプレックス開発・提供)と連携すると、EX-ZR62で撮影した画像をクラウドアルバムで自動共有可能だ。上180度にチルトする3型92万ドットの背面モニター、ボディ前面のフロントシャッター、カメラに向かって手を振るとシャッターが切れる「モーションシャッター」、肌の色となめらかさを調整できる「メイクアップモード」など自分撮りやみんな撮りに役立つ多彩な機能を持つ。そのほか主な仕様は、撮像素子が裏面照射型の1/2.3型高速CMOSセンサー、有効画素数が1,610万画素。レンズ構成が非球面レンズを含む9群10枚。焦点距離は約4.5~45mm(35mm判換算で25~250mmの画角に相当)、開放絞りが広角端でF3.5、望遠端でF6.5。光学ズームは10倍(プレミアムズーム併用時:20倍)、デジタルズームは4倍。約48.9MBの内蔵メモリーのほか、SD/SDHC/SDXCメモリーカードを使用できる。本体サイズはW99.6×D25×H59.5mm、重量は約202g(電池およびメモリーカードを含む)。
2015年11月12日ケンコー・トキナーは11月4日、ミラーレス一眼カメラ向けのカメラバッグ「aosta アッティーヴォ DESH04」を発表した。発売は11月5日。価格はオープンで、推定市場価格は税別3,000円前後だ。aosta アッティーヴォは、ショルダーパッド付きのベルトを備えたコンパクトなカメラバッグ。可動式の仕切り2枚を備えており、ミラーレス一眼カメラのボディに加え、交換レンズを収納可能だ。そのほか、フィルターや携帯電話、小さな手帳などが入るポケット3つを持つ。なお、アッティーヴォ(attivo)は、イタリア語で「活動的」という意味だ。主な仕様は、外形寸法が約W260×D155×H195mm、内形寸法が約W225×D105×H165mm、重量が約300g。本体には耐久性にすぐれたポリエステルを採用し、カラーはブラック、ブルーの2種類だ。
2015年11月04日