なんて危険なキャスティングなのだろうか?それが白石和彌監督作品の映画『サニー/32』(2月9日新潟・長岡先行公開/2月17日全国公開)の出演者を知った時の第一印象だ。同級生をカッターナイフで刺殺し、「犯罪史上、最も可愛い殺人犯」とネット上で神格化されてしまった当時11歳の少女“サニー”。事件から14年目に人気アイドルグループNGT48の北原里英演じる中学校教師・藤井赤理が、24歳の誕生日に拉致監禁されてしまう。彼女を“大人になったサニー”と信じ込み襲う2人組には、白石作品の『凶悪』でいつ何時誰にでもぶっこんじゃう最凶コンビが話題となったピエール瀧とリリー・フランキーが再タッグを組んでいる。さらにこれに加えて、“ネット上に現れた二人目のサニー”として、白石監督いわく「真のパワーファイター」で知られる女優・門脇麦をぶつけてくるわけだ。AKB48でデビューして、現在はNGT48チームN IIIのキャプテンを務める、いかにも王道アイドル的な風貌とキャラクターを持つ“きたりえ”こと北原里英は、アイドルグループという幻想溢れるファンタジーの世界観の中で戦い続けてきた。対する門脇は時に一糸まとわぬ体当たり演技も辞さない若手女優界随一のガチンコファイターである。「ごちゃごちゃ言わんと誰が一番強いか決めたらええんや!」と言ったのは全盛期の前田敦子ではなく前田日明だったが、まさに北原がプロレスラーなら、門脇は総合格闘家みたいなものだ。年齢もわずか1歳差と同世代で、このマッチアップは危険すぎる。一歩間違えば、まったく噛み合ないドラゴンストップ必至の潰し合いになってしまう。果たして、映画として成立するのだろうか?結果的に大成功である。『サニー/32』は危険な賭けに勝った。ただ、もし全編を通して北原と門脇がシュートマッチでやり合っていたら観客の神経も疲れ果ててしまったと思う。そこで緩衝材としての役割を果たすのが、ピエール瀧とリリー・フランキーの日本映画界が誇る悪役コンビだ。物語序盤は豪雪地帯の閉じられた部屋で監禁される藤井に対する、凶暴な中年男性の柏原勲(ピエール瀧)と小田武(リリー・フランキー)を中心としたグループのサニーへの歪んだ愛情を軸に進む。ここで、柏原や小田を滑稽だと笑うのは簡単だが、何かを好きになるという行為は、多かれ少なかれ“過剰すぎる片想い”である。握手会で会うアイドル、球場でサインを貰うプロ野球選手、ただそれだけの行為でファンは幸せな気分になれる。しかし、そこからさらに踏み込んで、自分だけは彼女のことを分かっているとか、これだけ好きで時間とカネを注ぎ込んでいるのになんで応援しているチームは勝ってくれないのか……なんて思い出したら、それはファンではなく、ストーカーへの危険な第一歩だ。物語中盤で柏原グループのサニーに対するその一方的な片想いが揺らぐ瞬間がある。24歳の女教師・藤井に対しての、「この娘は本物のサニーなのか?」という疑惑である。突如ネット上に現れた“二人目のサニー”門脇麦の圧倒的な存在感の前にリアリティを失う藤井赤理。そうして、北原里英と門脇麦のシュートマッチ……いやピエール瀧とリリー・フランキーも交えた何でもありのバトルロイヤルのゴングが打ち鳴らされる。国民的アイドル、新進気鋭の女優、ミュージシャン、イラストレーター兼作家とそれぞれ異なるバックボーンを持った俳優陣が『サニー/32』というひとつのリングでやり合う。いったい誰が誰と戦っているのか、物語はどこへ着地するのか、観客は一瞬たりとも目が離せない。ちなみにあるシーンの感情を解放した門脇麦が、“涙のカリスマ”こと往年の大仁田厚に見えたことも付け加えておこう。4月の卒業公演をもってNGT48を卒業する北原里英だが、この映画は“きたりえ”の向こう側の世界へ飛び込む意志と覚悟を感じさせてくれる作品だった。アイドルから、女優へ。いつの時代も、女優はリアルとファンタジーの狭間に存在するのである。(C)2018『サニー/32』製作委員会
2018年02月17日映画『食べる女』が、2018年9月21日(金)に公開。女性たちの"食"と"性"を描く本作は、筒井ともみによる短篇集「食べる女」「続・食べる女」を実写化。“スローフード・スローセックス宣言”を冒頭1ページ目から掲げたセンセーショナルな作品だ。年齢から、職業、価値観まで様々な8人の女たちの日常を通して、”食”と”性”を描き出す。キャストに豪華女優勢が集結中でも注目したいのが、豪華な女優陣。主演の小泉今日子を筆頭に、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香をキャスティング。全員主役級の豪華女優8人が、ドキリとさせられるほどリアルな今の女性たちの欲望や葛藤を描きだす。中でも小泉今日子は、筒井自らがラブコールを送り、2年かけて出演を実現した。男性キャストに、ユースケ・サンタマリアや小池徹平「料理」と「セックス」をテーマに、恋や仕事に悩みながらも本来の自分を取り戻そうとする女性たちを描く本作品。物語に花を添える男性の出演キャストも発表された。小泉今日子演じる敦子の家に集まる、沢尻エリカ演じる編集者圭子(通称・ドド)の相手役にはユースケ・サンタマリアが決定。つまらない男などよせつけまいと、仕事をバリバリとこなしマンションも購入したドドが、ユースケ・サンタマリア演じる一見冴えないオヤジサラリーマンのタナベと接点を持つようになる。池内博之が担当するのは妻との関係に見切りをつけようとする男・修治、そして勝地涼は、恋に悩む小学校教師白石を熱演する。ほかにも小池徹平、笠原秀幸、間宮祥太朗、遠藤史也、RYO(ORANGE RANGE)、PANTA(頭脳警察)、眞木蔵人の参加も決定。世代・ジャンルを超えたキャスト陣が、個性豊かな男たちの物語を描いていく。監督は『手紙』の生野慈朗また監督には、トレンディ・ドラマの金字塔とも言える「男女7人夏物語」や、東野圭吾の人気小説を実写化した映画『手紙』などを手がけた生野慈朗が抜擢された。ストーリーとある東京の古びた日本家屋の一軒家、通称"モチの家"。家の主は雑文筆家である、古書店を営む・敦子(トン子)。女主人はおいしい料理を作って、迷える女たちを迎え入れる。男をよせつけない書籍編集者、いけない魅力をふりまくごはんやの女将、2児の母であり夫と別居中のパーツモデル、ぬるい彼に物足りないドラマ制作会社AP、求められると断れない古着セレクトショップ店員、料理ができないあまり夫に逃げられた主婦、BARの手伝いをしながら愛をつらぬくタフな女・・・。今日も、人生に貪欲で食欲旺盛な女たちの心と体を満たす、おいしくて、楽しい宴が始まる。【詳細】映画『食べる女』公開時期:2018年9月21日(金)企画&原作・脚本:筒井ともみ監督:生野慈朗キャスト:小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香、ユースケ・サンタマリア、池内博之、勝地涼、小池徹平、笠原秀幸、間宮祥太朗、遠藤史也、RYO(ORANGE RANGE)、PANTA(頭脳警察)、眞木蔵人区分:PG12
2018年02月02日筒井ともみの小説を原作に、年齢・職業・価値観様々な8人の女たちの日常を通して、「食」と「性」の本来のあり方を描いていく映画『食べる女』が、9月末に公開されることが決定。小泉今日子を主演に迎えるほか、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香が出演することが分かった。■テーマは、「料理」と「セックス」本作は、2007年に発売された筒井氏の「食べる女」、「続・食べる女」(新潮社文庫)が原作。人はおいしい食事をすると、体が元気になる。いとしいセックスをすると、心が優しくなる=“スローフード・スローセックス宣言”を冒頭1ページ目から掲げたセンセーショナルな短編集を、今回筒井氏自身が脚本化。くいしんぼうの料理好きであるという彼女が、本作の為に献立を考えた50品以上もの料理が、大人の「恋愛」と「エロス」を彩り、「おいしい女になろう、おいしい男を育てよう」そんな筒井氏のメッセージが込められた、貪欲で繊細な女性の欲望を満たす、おいしい映画となるようだ。また監督は、「ビューティフルライフ」『手紙』『余命』の生野慈朗が務める。■主人公は絶対に小泉今日子!今回主演の小泉さんが演じるのは、主人公・餅月敦子。“モチの家”の女主人で、雑文筆家という役どころだ。映像化するなら、「センセイの鞄」で作品を共にした小泉さんしかいないと考えていたという筒井氏。しかし、実は最初から小泉今日子=敦子と決まっていたわけでなく、映像化に向け筒井氏がシナリオを書いていく上で、自身の経験や友人の体験談を核に構成されているキャラクターの中から、皆を引っ張っていけるような魅力、そして年齢的にも最適な敦子を主人公に据え、物語を構築。原作にはないオリジナルキャラクターとして“主人公・敦子”が誕生したのだという。プロデューサーの片岡氏は、「とにかくあの短編集を、ここまでまとめられたことが凄いと思いました」とさすがのひと言だと話している。そして具体的に小泉さんにオファーをしたのは、企画が動き始めた2015年夏頃。多忙な小泉さんのスケジュールが空くのは2年後ということで、それを待って今年1月、いよいよクランクインを迎えたという。筒井氏は「小泉さんは、とにかく見ているだけでおいしく感じる女優。彼女には『労働の匂い』がある稀有な女優だと思います。そこが新しいし、『食べる女』にふさわしい」とキャスティング理由を語っている。一方、小泉さんは「『わからない』ということを今日の結論にできるのは女だけなのかもしれません。『わからない』けど、お腹が空いた。『わからない』から、とりあえず美味しいゴハンを食べちゃおう。そんな女たちが映画の中で生き生きと食べてます。たくましく生きてます。筒井ともみさんが時間を掛けて下ごしらえをしたこの作品に参加出来て光栄です」とコメントしている。■共演には美人女優が集結また共演には豪華な女優陣が集結。敦子の担当編集者・小麦田圭子役を沢尻エリカ、白子多実子役を前田敦子、本津あかり役を広瀬アリス、茄子田珠美役を山田優、米坂ツヤコ役を壇蜜、豆乃・リサ・マチルダ役をシャーロット・ケイト・フォックス、鴨舌美冬役を鈴木京香と、彼女たちが恋に仕事に悩みながらも、本来の自分を取り戻そうとする等身大の女性たちを演じる。『食べる女』は2018年9月末、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年01月30日俳優の阿部寛が主演を務める映画『のみとり侍』(2018年5月18日公開)のティザーポスター、及び特報が25日に公開された。同作は小松重男の傑作短篇集『蚤とり侍』を実写映画化。エリート藩士・小林寛之進(阿部)が、客の飼い猫の蚤を取って日銭を稼ぐが実際は女性に愛をご奉仕する裏稼業・蚤取りに命じられる。寺島しのぶ、豊川悦司、斎藤工、風間杜夫、大竹しのぶ、前田敦子、松重豊、桂文枝と豪華キャストが集結した。今回公開されたティザーポスターは、東洲斎写楽の浮世絵『三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛』に着想を得て、浮世絵風・寛之進の姿が写し出された。寛之進は鼻の頭には"のみ"が飛び込み、首元には"キスマーク"が付けられた。ポスター撮影時、阿部寛は写楽の描いた浮世絵を見ながら、手の位置や目線の振り方に細かく気を配り、度重なる微調整を繰り返し挑んだ。特報映像では上司の逆鱗に触れ『猫の蚤とりになって無様に暮らせ!』と左遷され、"蚤とり"になってから訪れる多難に立ち向かっていく寛之進の姿が。思い人・おみね(寺島)に「愛」をお届けするも『この、下手くそが!』と言い渡され茫然とする。脚本も務めた鶴橋康夫監督は「阿部寛さんと撮影でご一緒するのは、3度目ですが、こちらの期待以上に寛之進という侍の誇りや忠義心を表現してくれ、僕と彼の間には、互いに信頼があったように感じる」と語る。「ポスターで表現されているように、阿部さんが、この当時の浮世絵に描かれているような歌舞いた表情をしてくれたこともとても嬉しいです。僕たちが想像していた以上にこの作品を理解してくれているのではないかと感じ、『よくぞここまで表現してくれた!』と初めてポスターを見たときに思いました」と阿部の姿を絶賛した。
2018年01月25日伝説的なカルチャー・エロ雑誌を世に送り出した編集長・末井昭の自伝的エッセイを、柄本佑主演で映画化した『素敵なダイナマイトスキャンダル』。この度、本作の本予告映像と本ポスターのビジュアルが公開され、映像で主題歌も解禁。主題歌は、原作者の末井氏と尾野真千子とのデュエットソングになることが分かった。到着した本予告では、稀代の雑誌編集長・末井昭役の柄本さんのほか、彼を取り囲む3人の女たち、“動じない妻”役の前田敦子、“魅惑の愛人”役の三浦透子、“爆発する母”役の尾野真千子。そのほか峯田和伸、松重豊、村上淳ら豪華な面々が次々登場。さらに、音楽を担当した菊地成孔がアラーキーをモデルにした写真家・荒木さんを演じるシーンが初解禁。監督からのオファーに菊地さんは、「演技などできるはずがないので、3年断り続けましたが、とうとう逃げられなくなり…」と出演の経緯を明かしている。さらに、予告では最後のタイトルコールが尾野さんの声で収録されているほか、尾野さんと末井氏がデュエットする前代未聞の主題歌「山の音」(やまのね)が解禁!映画本編のエンドロールに流れるこの楽曲は、母が息子を包みこんでいるような歌詞内容に。なお本楽曲は、3月7日(水)リリースの本作のオリジナル・サウンドトラックに収録される。本作で映画主題歌に初めて挑戦した尾野さんは、「本当に私で良いの?嘘でしょ?と思いました」とオファー時の心境を述べる。また自身の歌について感想を求められると、「何も言えません…(笑)」と話し、「感覚が掴めずとても難しかったですが皆さんの励ましのおかげで、もっともっと歌ってみたい。という感情が湧き、皆さんがおだて上手だなと思いました。まさか原作者の末井昭さんとデュエット出来るなんて、とても貴重な体験をさせてもらいました」とコメントしている。<キャストコメント>柄本佑(末井昭役):コロコロと転がっていくような曲とちょっとヘンナ歌詞がとっても色っぽく、そこに重なる尾野真千子さんと末井昭さんのめくるめくコラボが聞いていて気持ちいい一曲です。さらに映画を観てから聴くと、末井さんと末井さんのお母さんが奇跡のディエットをしている!と、素敵な錯覚を味わえます!末井昭(原作者):ダイナマイト心中した母親がベースになっていますが、色んなイメージが膨らむ歌です。最初に聴いたとき涙ぐみました。(尾野さんの歌について)歌が上手くて、声が超カワイイです。女優さんってスゴイ!(収録時のエピソードについて)尾野さんは2時間ほどでレコーディングが終わりましたが、僕は2日かかりました。一緒に行った妻が焦って、菊地さんに「スエイは歌えるんです。荒木経惟さんのパーティでよく宗右衛門町ブルースを歌うんです」と言っていました。カラオケじゃないんだから。冨永昌敬(監督・脚本):「山の音」は、菊地さんと小田さんによって書かれた『素敵なダイナマイトスキャンダル』のエピローグです。これほど「主題」を補完してくれる主題歌はありません。たとえば歌詞の「地下鉄のトンネル」という一節(そんな場面は本編に存在しないし、そんな場面を撮りたかったと監督が思うほど、まさに補完)には、エンドクレジットの黒い背景も相まって無性にイメージを掻き立てられます。そして尾野さんと末井さんの歌唱は、2人のあたたかい声によって音響的な高揚を画面にもたらし、なお、散り散りに消えてゆく母と探し求める息子といったキャラクターさえ感じさせてくれるでしょう。この歌の魅力は、キャスティングの鮮やかさにまったく留まりません。じっくり聴いてほしいと思います。『素敵なダイナマイトスキャンダル』は3月17日(土)よりテアトル新宿、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月18日篠原涼子主演、高橋一生、前田敦子、千葉雄大、石田ゆり子らが共演、篠原さん演じる平凡な主婦・佐藤智子が新米女性市議となり、市政や社会問題と向き合っていく姿を描いた月9「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」の最終回が12月25日に放送された。市長になった智子だったが犬崎和久(古田新太)らの暗躍でリコールの危機に。だが藤堂誠(高橋さん)からのリークで平田和美(石田さん)が犬崎の政務活動費不正流用をスクープ。智子のリコールは撤回される。一方、ニューポートの“真の姿”が港とセットでの産廃処理施設建設だったことがわかる。智子は産廃処理施設の建設の判断を市民に委ねるため議会への参加を訴え、徐々に市民が議会に参加するようになる。誠は縁談を断り、智子と袂を分かち副市長も辞め国政進出を決意。和美は新聞社を辞めフリージャーナリストとなり、智子に関する本を執筆。ラストでは3年後のそれぞれの姿が描かれ、国会議事堂をバックに智子の「世の中を変えられるのはあなた」というセリフで最終回は締めくくられた。今回の最終回でSNS上が大きく沸いたのが、ニューポート建設の“黒幕”が実は藤堂家だったことがわかり、智子と誠が誰もいない議会でお互いの主張をぶつけ合う場面。「この長回し、スゲェ」「ノーカット長ゼリフすごいな」「民衆の敵のロングカット圧巻」「長回しの長台詞、すごい、、、舞台みてるみたいだった」など、自らの主張を述べ合う2人の演技に圧倒されたというツイートが多数。「井伊の者のために、自分を犠牲にした人が言うと、説得力半端ない」「藤堂誠の「最小限の犠牲で…」っていう言葉に、自分を犠牲にした政次を思い出した」など、高橋さんが大河ドラマ「直虎」で演じた小野政次の姿を重ねる声や「最終回、ささる言葉が多すぎて…」「政治の話。他人事じゃない」「メッセージ性の高いドラマだったな」などの投稿も。誠とともに智子が国政に進出したことを感じさせるラストには「国政編でまた高橋一生とのやりとり見たいな」といった続編を希望するコメントも寄せられていた。(笠緒)
2017年12月26日『探偵はBARにいる3』が公開中だからというわけではないが、大泉洋は、ミステリアスだ。え? と思った人もいると思うが、まあ、話を聞いてほしい。大泉洋は、たしかに、一見、わかりやすいアイコンである。故郷の北海道をこよなく愛しながら、芝居やバラエティーをやっている、気取らず親しみやすい、ユーモアにあふれたおしゃべり上手な好人物という印象を彼に対してもっている人が多いと思う。それを、いやいや違うと覆すつもりはない。改めてプロフィールをおさらいすると、大泉洋は、北海道で劇団TEAM NACS活動と平行しながら出演していた北海道ローカルのバラエティー番組『水曜どうでしょう』から火がついて、みるみるうちに全国区の人気を獲得。テレビドラマ、映画、舞台と大活躍している。前述の魅力につけ加え、バラエティー番組では何かと弄られ、そのつどボヤくのも特徴で、困り顔が似合う俳優という印象もある。そこが愛らしい。と同時に、気になるのは、そこなのだ。ほんとうに、この人は弄られボヤくキャラなのだろうか。○ハードな事件に巻き込まれる探偵大泉洋が主演の『探偵はBARにいる3』の“探偵”(なぜか名前がなく“探偵”のみ)は、ススキノのプライベートアイとして、街を知り尽くし、困った人を助けるお仕事をしていて、しょっちゅう命の危機にさらされている。映画の1でも2でも3でも、なかなかハードな事件に巻き込まれているのだが、常に飄々としていて、どんなに酷い目にあっても、笑いにしてしまう。それは、脚本家の古沢良太の持ち味でもあるのだろうけれど、大泉洋と相乗効果を成して、よりいっそう楽しい。真冬の北海道の海の上、ハダカで小舟に磔にされる場面なんて、実際、その場にいたら笑えない寒さだと思うが、大泉洋はみごとなまでに笑いの場面以外の何ものでもなくしてしまう。3では、1と2にあった、ザッツ昭和のハードボイルド探偵もののイメージーー血がほとばしる暴力シーンやオネエチャンのハダカもいっぱいみたいな部分がずいぶんとソフトになり(これは、吉田照幸監督の個性か、テレビで放送するときのBPO対策か不明)、大泉洋はますます軽やかになった。だが、話は重い。探偵の相棒・高田(松田龍平)の知り合いに依頼された、女子大生(前田敦子)行方不明事件を追っているうちに、裏に危険な組織があることがわかる。そして、その組織に関わっている女性・マリ(北川景子)は、かつて彼女が行き倒れていたときに探偵が助けた人物だった。とても重たい秘密をもった彼女を、探偵は救おうと奔走する。そのクライマックスには誰もが驚かされるだろう。探偵が、マドンナ的役割のゲスト女優といい感じになるのはシリーズのお決まりで、とりわけ今回の探偵とマリはかなりいい感じになる。でも、そのいい感じになり方も、恋愛映画の金字塔『恋人たちの予感』にオマージュを捧げた微笑ましいものになっている。ススキノのプライベートアイとして、あらゆる意味で百戦錬磨であるはずの探偵なのに、この可愛さは何? という、いわゆるギャップ萌えを狙っただけにとどまらず、おそらく、そんなにあらゆる面で強くなんかなれない男性観客にも親近感を呼ぶこと請け合いだ。こんなふうに男からも女からも共感の眼差しを一身に受ける探偵。その一見、そんなに強そうに見えない彼が、一度やると決めたことには、危険を承知でぶつかっていく姿に胸を熱くしながら、でも、きっと、探偵はすごく強いのだと、私は勝手に思う。本当は、寒さも熱さも痛みもへっちゃらの不死身の男で、でも、ちょっと弱そうに見せているエンターテイナーなのだと。○大泉洋の魅力とはその疑惑の真偽に関してはどうでもよくて、こう見えて実は……というミステリアスな部分をちらつかせているところが探偵の魅力であり、そっくりそのまま、大泉洋の魅力ではないかと思う。古沢良太は、大泉は「どんなことを書いてもどうにかしてくれるだろうと信頼しています」とテレビブロス12月2日号で語っていた。それはつまり、大泉洋はなんでもウェルカムな最強の俳優であるということだ。だって、ふつう、ハダカで冬の海に出ないですよ。よっぽど強靭ですよ。それをやっておきながら、ボヤく。困り顔する。ほんとうに、強くて、できる男は、それを見せないということを、大泉洋は体現している。つまり、彼の人生最大の演技は、彼が本当はいじられキャラでもボヤきキャラでも困り顔キャラでもないってことなんではないか。大泉洋に何度か取材をしたことがあるが、常に話が面白くなるように気にかけてくれていることもひしひしと感じる。すべてを笑いに変えられることは、ほんとうの強さだ。大泉洋の脳みそや身体の中で、いったいどんなふうにして、すべてをエンターテインメント化しているのか、その工程こそが、最大のミステリーである。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2017年12月08日女優の前田敦子(26)が12月5日放送のドキュメンタリー番組「セブンルール」(フジテレビ系)に出演した。 「せっかく密着してもらうんだったら、ウソの自分はいらないなあと思います」と話した前田は、アイドルグループ・欅坂46のコンサートを友人で俳優の柄本時生(28)とともに鑑賞する様子も明かした。 しかし「(密着取材を受けて)私って地味だなって、ちょっとショックだった」と複雑な心境を吐露。「一生独身じゃないですか?私。こんな感じだったら」と語っていたのだ。 そんな発言にファンからは≪地味というか飾ってないってことだよね≫≪私が男だったらどうにかして前田敦子と結婚する絶対≫などの声が上がっている。 「女優になる」という夢があり、AKB48を卒業した彼女。今年10月のモデルプレスでのインタビューでは「どんな仕事していてもそうだと思うんですけど、仕事には貪欲でいたいし、『やめたい』とも思わないです」と語っていた。 現在も「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(フジテレビ系)で好演しており、順調に女優人生を歩んでいる。 また今年7月に放送された「もしかしてズレてる?」(フジテレビ系)でも「結婚相手に仕事辞めてほしいって言われたら?」との質問に「『やめてほしい』って言わせない」と答えており、やはり女優という仕事に思い入れのあることがうかがえる。 「相手もいないのに、これくらいまでに結婚したいなとか妄想します」と「セブンルール」で語っていた彼女。いまはまだ仕事が“恋人”なのかもしれない。
2017年12月07日今までたくさんのAKB48卒業生を見送ってきた渡辺麻友さん。今度は自身が見送られる番だ。12月31日の卒業を目前にして、AKB48にいた11年間のこと、これからのことを伺いました。卒業コンサートが開かれたのは、このインタビューの前日のこと。「最後は地元の埼玉でやりたかった」という渡辺麻友さんの願いが叶い、さいたまスーパーアリーナのラストステージは、卒業を惜しむ涙と、あたたかい歓声に包まれながら幕を下ろした。渡辺さんといえば、前田敦子さん、大島優子さん、篠田麻里子さん、高橋みなみさん、小嶋陽菜さん、板野友美さんとともに元祖神7と呼ばれ、絶対的アイドルとして認められてきた存在。今もアイドル界をリードし続けているAKB48に11年間在籍し、駆け出しの時期も全盛期も、持ち前の努力の精神で駆け抜けた。12月31日をもってAKB48を卒業し、女優の道へと進むことを決めた渡辺さん。これまでのアイドル人生の軌跡、そしてこれからの夢についてなどを語っていただきました。――昨日の卒業コンサート、おつかれさまでした。一夜明けて、今どんなお気持ちですか?渡辺:今年の夏に卒業を発表してからは、この卒コンを成功させるために大忙しでした。死ぬ気で頑張って全力を出し切る覚悟で臨んだので、正直、凄まじく疲労困憊です。でも、思い描いていたようなあったかいコンサートになり、無事に終えられてホッとしています。昨日は家に着いたら、家族がケーキやお酒を用意して待っていてくれて、深夜に乾杯しました。――純白のドレス姿で登場した1曲目、オーケストラの演奏をバックにソロで歌いあげたのは、かっこよかったです。渡辺:もう、あの時は生きた心地がしていませんでした。さんざんコンサートをやってきたけど、いつもの緊張とは全く違う、夢の中にいるみたいな、よくわからない感覚のまま開演時間になってしまって。幕が開いたら、いつもの会場の空気感とはまったく違っていたので、一気に涙が止まらなくなっちゃったんです。でも最後のステージだしちゃんと歌いたかったから、喉をつまらせながらも歌ったら、歌が下手な人、みたいになってしまって(笑)、ヤバイ!って。テンパってるのに、どこかで冷静に考えられる自分もいて、へんな感覚でした。――いやいや、涙をこらえながら歌う姿にはグッとくるものがありました。その後も、AKB48らしさ全開のひらひらで可愛い衣装の数々、クラシカルなお城をイメージした舞台セットなど、渡辺さんのガーリーな世界観がつまっていて、こだわりも感じられました。渡辺:ありがとうございます。衣装は、昔からAKB48の衣装を担当してくれている(茅野)しのぶさんで、私の好みもよく知っているし、ほとんどお任せしました。でもそれ以外は、みんなによろこんでもらえるようなグッズを考えたり、私らしいセットリストを組んだり、舞台セットは私の好きなテイストの写真とかをスマホで見せながら、具体的なところまで、自分で決めていきました。昔から、何事も中途半端に投げ出すのが好きじゃなくて。とくに卒コンは、自分のアイドル人生の集大成だったから、絶対に妥協はしたくなかった。後悔なくやり切ったと思います。――卒コンは、ご自身が主役でありながら、まだあまり前に出ていない後輩たちが目立っているように感じました。「渡辺麻友 卒業コンサート~みんなの夢が叶いますように~」というタイトルに象徴されているように、後輩たちの夢を叶えるべく、なるべくたくさんステージで目立たせたいという目的もあったのでしょうか。渡辺:はい、そうなんです。とくに、この日サプライズで結成した“埼玉選抜 (渡辺麻友、向井地美音、荻野由佳、髙橋彩音など10名)”は、握手会の時にファンの方から「埼玉選抜が観たい」と言われて、面白いかもと思って実現させました。声をかけた埼玉県出身の後輩たちの中には、普段、少人数でステージ中央で歌う機会がないメンバーもいたので、すごくよろこんでくれました。――後輩思いなんですね!渡辺:そうとらえていただけるのはうれしいですが、でも後輩の相談にのったり、アドバイスをするのがすごく苦手です。だから、ダイレクトに伝えることはできないけど、私の行動を見て学んでくれたらな、という思いでこの11年間やってきました。背中で見せる、じゃないですけど。伝わる子には伝わるはずだ、と信じてやってきました。――コンサートの中で、「11年間信じて歩んできた道は間違ってなかった」と涙ながらに語っていましたが、12歳で3期生としてAKB48に入ってからの11年間は、どんなものでしたか?渡辺:言葉で言い表せないほど、すごくいろんなことがあったし、人生が劇的に変わったのも確か。たぶん、この先の私の人生でも、これほど濃い時間はもうないと言い切れると思います。もちろん、悩んだり迷ったことは数え切れないぐらいありました。でもその度に、ファンや周りのメンバーに支えられては、また歩み出すことができた。昨日も、ステージからファンのみんなを見渡したらあたたかく見守ってくれているのがわかって、私は最終的にこんなにたくさんの愛に包まれているんだ、と実感できました。それで、「11年間信じて歩んできた道は間違ってなかった」と確信したんです。――長い間、頑張り続けられた理由はどんなことだと思いますか?渡辺:まず、アイドルとして存在することと、AKB48というグループが好きだったからかな。卒業に後悔はないけど、もう最後なんだと思うととてつもなく寂しくなります。いつもみんなとくだらない遊びばかりして賑やかだった楽屋も、これからは一人になるんだなぁと考えると、メンバーの存在のありがたみを改めて感じます。――AKB48としては最後のシングル、『11月のアンクレット』はさわやかで素敵な曲ですね。MVがまた、渡辺さんの素顔が垣間見られるような自然な雰囲気で撮影されていて、とてもよかったです。渡辺:わ、うれしいです。平野(文子)監督がそれを引き出してくれたし、私も監督の要求に全力で応えたくてやっていたら、今まで見せたことのないような表情が出せた気がします。同じ女性からも共感してもらえるようなMVを作ろうと、取り組みました。――まんまとハマってしまいました(笑)。カップリングの卒業ソング「サヨナラで終わるわけじゃない」が秋元康さんから届いた時、どう感じましたか。渡辺:何を話したわけでもないのに、ある日秋元さんからこの曲が上がってきたんですが、私のリアルな思いが代弁されていて、さすがだなと思いました。歌っていてどこにも違和感がないんです。最後に、こんなに大人っぽくて素敵な曲をいただけてありがたいです。わたなべ・まゆ1994年3月26日生まれ。AKB48の3期生でチームBに在籍、主要メンバーとして人気を集める。CDリリース、バラエティ番組などの出演、ライブやコンサートの開催などアイドルとして活動しながらも、ここ数年はドラマにも度々出演し、『サヨナラ、えなりくん』(テレ朝)では主演を務めるなど、女優としても活躍。AKB48の50thシングルで、渡辺さんのAKB48ラストシングル『11月のアンクレット』が発売中。カップリングは、卒業ソング「サヨナラで終わるわけじゃない」。【初回限定盤・通常盤共通】AKB48グループリクエストアワーセットリストベスト100、2018楽曲投票券1枚封入、【初回限定盤のみ】イベント参加券封入、【通常盤のみ】生写真1種ランダム封入 各¥1,646(税込み)レースワンピース¥16,000(DRWCYSTEL:03・3470・6511)靴はスタイリスト私物※『anan』2017年12月13日号より。写真・内田紘倫(the VOICE)スタイリスト・蜂谷優子ヘア&メイク・オサレカンパニーインタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2017年12月06日俳優の青木崇高と芥川賞作家の本谷有希子、タレントのYOUと「オードリー」若林正恭という4人がMCを務め、“いま輝いている女性”“いま見たい女性”に密着する新感覚ドキュメント「セブンルール」。その12月5日(火)今夜放送回は女優の前田敦子に密着する。今回密着する前田さんといえば「AKB48」のオープニングメンバーとしてデビュー。その創成期から国民的グループへと躍進した時代、グループのシンボル的存在だった“絶対的エース”。グループ卒業後は「毒島ゆり子のせきらら日記」で過激シーンに挑戦するなどアイドル時代の殻を破り大きな成長をみせ、最近では月9「民衆の敵」や『探偵はBARにいる3』などで存在感のある演技をみせている。ドラマの収録現場では共演者たちと談笑、カメラにも気さくに答えてくれる一方で「プライベートを撮影したい」というスタッフの申し出は断る。その理由について「うその自分はいらない」と語る前田さん。番組では多いときは“週5日”も遊ぶという親友・柄本時生と「欅坂46」のコンサートを鑑賞する姿や、変装など一切せずにショッピングする姿など、普段見ることができない休日の過ごし方にも迫るほか、自身の恋愛や将来について、いま不安に思っているのは「一生独身かもしれないこと」と打ち明けるなど、「ありのままの自分」を見せ続ける。前田さんがグラビアアイドル出身の市議会議員・小出未亜を演じているドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」は毎週月曜21時からフジテレビ系で放送中。篠原涼子、高橋一生、石田ゆり子、古田新太らとの共演でみせる新たな前田さんの姿に注目だ。そして映画『探偵はBARにいる3』も全国公開中。同作は大泉洋と松田龍平演じる“探偵と高田”のコンビが札幌・ススキノを舞台に活躍するハードボイルドシリーズの最新作。前田さんは売春組織に所属する失踪した女子大生・麗子役で出演。北川景子、鈴木砂羽、リリー・フランキー、田口トモロヲ、志尊さん、安藤玉恵、マギーら豪華キャストとの共演をお見逃しなく。今回の密着で「私って地味だなって思った。ちょっとショックだった」という前田さん。3か月にわたる密着でみえてきた前田さんの“セブンルール”とは!?「セブンルール」は12月5日(火)23時からカンテレ、フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年12月05日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、舞台『そして僕は途方に暮れる』の主演を務めることが5日、わかった。同作は演劇ユニット・ポツドールの代表で、映画監督としても活躍する三浦大輔によるオリジナル新作。自堕落な生活を送るフリーター・菅原裕一(藤ヶ谷)は、恋人、後輩、家族を芋づる式に裏切り、あらゆる人間関係から逃げ続けるが、家族から逃げていった父に出会い変わっていく。裕一はなぜ逃げ続けたのか、最後にどのような決断をするのか。これまでに様々な舞台を経験してきた藤ヶ谷だが、シアターコクーンには初登場。恋人・鈴木里美役に前田敦子、親友・今井伸二役に中尾明慶、父・浩二役に板尾創路をむかえ、「人に怒られたくない」という他愛もない理由から、家族と友人を裏切り続け、"怠慢""絶望""孤独"に向き合う、という難役に挑む。さらにバイト先の先輩・田村修役として米村亮太朗、学生時代の後輩役として三村和敬、姉・香役として江口のりこ、母・智子役として筒井真理子が出演する。「ささいなことの積み重ねで人間関係を断ち切っていった果てに、自分が一人ぼっちになった瞬間というものをリアリティをもって描きたかった」という三浦は、同作を「どうしようもない逃亡劇」と語る。今回主演となる藤ヶ谷については「佇まいから役と重なりあう部分を感じました。普段は華やかな世界の中にいるけれど、いろいろなことに達観していて、普通の青年でもあり、ただの優等生でない雰囲気も持っている」と印象を明かし、「彼の新しいイメージを作り出せたらと思っています」と意気込んだ。東京公演はBunkamuraシアターコクーンにて2018年3月6日~4月1日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて4月9日~15日。○藤ヶ谷太輔コメント自分の中で挑戦し続けたいお仕事の1つが「舞台」なので、今回出演のお話を聞いた時は何より嬉しかったです。三浦さんの作品を拝見しまして、セクシャルな部分、そして人間の本質をとてもリアルに描く方、というイメージがあります。今作品では、普通の価値観の人が人間関係から逃げ続け後戻りできず孤独になり、絶望の果てでどのようになるか、今まで演じてきたキャラクターとは一味違うとても難しい役になるのではと思います。三浦さんにすべてを委ね、鍛えて頂きたいです。稽古はこれからになりますが、すごくリアルを追求した誰もが感情移入できる作品になると思います。是非劇場で体感しにいらして下さい。○前田敦子コメント三浦さんとは以前お会いした時に「いつかやりたい」と言ってくださっていて、その言葉を信じていたので、今回すごく嬉しいです。三浦さんの作品は舞台なのに、映像と舞台の狭間のような不思議な感覚を持たせてくれる。今回の作品は日常的な出来事を描いていて、どこまでが自然でどこまでが舞台なのかをどういう演出で用意してくださるのかとても楽しみです。一見キラキラしたメンバーが、この作品世界の中にどう存在するのか、私たちにとっても挑戦だと思います。どこか当たり前にあって、誰にでもあるような心の奥の闇に私たちも入り込めるのか、楽しみにしていて欲しいと思います。
2017年12月05日篠原涼子が主演する月9ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」。この度、第4話放送に続き、今夜12月4日(月)放送の第7話でも副音声企画を実施することが決定。ドラマに出演中の千葉雄大と「トレンディエンジェル」斎藤司が担当することが分かった。篠原さん演じる平凡な主婦・佐藤智子が新米女性市議となり、市政や社会問題と向き合っていく市政エンターテインメントドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」。第4話の副音声企画では前田敦子と斎藤さんが登場し、SNS上では「めっちゃおもしろかった!」「最高すぎて毎週やってほしい」など好評を得た。そこで今回も副音声企画を実施することに。今回副音声を担当するのは、あおば市議会新人議員・岡本遼演じる千葉さんと、前回に引き続き同じく新人議員の園田龍太郎演じる斎藤さんの2人。第7話では、市長となった智子の人気が上昇する一方で、犬崎(古田新太)は元市長の河原田晶子(余貴美子)が中止したニューポート開発を再び進めようとする…という展開に。副音声収録後、斎藤さんは「オレは2回目の副音声だったけど、やってみてどうだった?」と千葉さんに問いかけると、「いやー、難しいですよね。画面ばっかり見ちゃうと、普通に家でテレビを見ている感じになりますよね」と感想を語る千葉さん。一方斎藤さんは、「オレはそのときに印象に残った人を結構いじっちゃうタイプなんだよね。前回もこの人めっちゃかんでたよなーとか言っちゃったし(笑)」とふり返る。また、「映像見ながらいろいろ撮影のときのことを思い出しますよね」と収録を楽しんだ様子の千葉さん。斎藤さんも、「本当に楽しいよね。いよいよあと3回だね。残り3回とも副音声全部やっていいぐらい、オレはスケジュール空けてるから!」と次の副音声も準備万端…?■第7話ストーリー市長となった佐藤智子(篠原涼子)は、副市長に前田康(大澄賢也)、秘書に富田恭一(渡辺いっけい)と、犬崎和久(古田新太)の人事を受け入れ、あおば市議会は犬崎派が牛耳る形となった。それでも、福祉政策を進める智子の市民人気はうなぎのぼりで、ドキュメンタリー番組にも取り上げられる。この人気を盾に、犬崎は元市長の河原田晶子(余貴美子)が中止したニューポート開発を再び進めようと開発委員会を設置。その委員会に智子は出席できなかった。智子と平田和美(石田ゆり子)の関係は相変わらずギクシャクしたままだ。和美は、あおば市議会から資料として渡された黒塗りだらけのニューポート開発委員会議事録に不信感を抱くが、智子に聞けない。ならばと、移動中の犬崎を捕まえて質問をあびせるが、この和美の行動が犬崎に目をつけられることに…。和美は、藤堂誠(高橋一生)に取材をするが情報は得られない。智子は誠に相談された非行少年、少女たちを立ち直らせ、子どもたちの悩みや相談を受け入れられる仕組みに取り組もうとしていた。だが、犬崎はニューポート開発地区で反対運動を行う市民の強制排除に動く。そのために智子は記者たちに取り囲まれるが、何も答えることができない。智子は犬崎に真相を尋ねに行くのだが「市長にできないことを代わりにやっただけだ」と言われる…。智子は、市民から得た信頼を瞬く間になくす窮地に立たされる。「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年12月04日映画『探偵はBARにいる3』が12月1日(金)に公開を迎え、主演の大泉洋をはじめ、“相棒”松田龍平に3代目ヒロインを演じた北川景子、前田敦子、志尊淳、鈴木砂羽、吉田照幸監督が舞台挨拶に登壇した。札幌の繁華街・ススキノを舞台にハードボイルドな探偵が様々な事件を解決していく人気シリーズの第3弾。「洋ちゃん!」という熱烈なファンの声援に大泉さんは「44歳で、こんなにも『洋ちゃん!』と呼ばれるのはこのおじさんだけですね」と満面の笑み。会場には、志尊さんのファンも多く、宛てのメッセージボードを掲げる姿が見られたが、大泉さんは「(ボードを読んで)『志尊くん、今日も世界一」…もう帰ってくれる?ファンが多い人、大っ嫌い」と“排除”の論理を繰り出し、会場は笑いに包まれる。大泉洋の魅力は? “相棒”松田龍平の答えは…?シリーズ1作目から相棒として歩んできた松田さんの魅力について問われた大泉さんは「みなさんお気づきかと思いますが、面白いんですね、この人は。正直、私と松田がどっちが面白いかというと、ほんのちょっとだけ僕の方が面白いくらい。これだけ『笑わせたい!』と思ってる私に肉薄するって…。私がパンツ一丁で小樽の海に出てまで笑いを取ろうとしてるのに、この男はたまにボソッとしゃべるだけで面白い!嫌いですね(苦笑)。ただ、私は『面白い』の奴隷ですから、そういう意味で、ここまで頼れる人はいないです。松田龍平がこのシリーズに出てくれたことは、何よりラッキーで幸せなこと」と羨望を交えつつ、松田さんの面白さを称える。一方、最初の挨拶の段階で、その低いテンションについて、テンションあげあげの大泉さんから早速「同じ舞台での挨拶と思えない!」と突っ込まれていた松田さん。大泉さんの魅力を問われるとしばし沈黙…。「そうですねぇ。どこですかねぇ…」と首を傾げつつ「楽しい雰囲気になるんですよね。大泉さん、すごくしゃべるけど、内容をちゃんと聞くと面白いことはそんなに言ってないんです。でも、テンションが上がるし、笑っちゃう。完全にムードメーカーですね」と称賛(?)を口にした。大泉さんは「そこは、やろうと思ってできることじゃないから。こんだけ中身なく、笑わすって」と自嘲気味に自らをフォローするが、松田さん「僕も、大泉さん(のよう)になりたいって思って。もう少し、トークもうまくなりたいと頑張ったけど難しくて…。今日、パーマをかけてこようかと思ったんです。外見から入ろうと。でも、形だけ変えても無理だろうとありのままの自分でいようと思いました」と相変わらずのマイペースな口調で語り、会場は笑いに包まれていた。探偵は映画にいる?大泉洋、静岡の映画館にバイト助っ人で参戦!大泉さんはこの日の午前中、キャンペーンの一環として、静岡の映画館に足を運び、欠員が出たというシフトの穴を埋めるためにバイトとして奮闘!新人バイトとして制服を着て、タイムカードを押すところから始まり、パンフレットを売り、チケットをもぎるなどアルバイトとして奔走した。その様子が、写真でスクリーンに映し出され、大泉さんが熱く解説を加えたが、共演陣の反応はビミョー…。松田さんは「(写真を眺めながら)これは何の時間なんだろうって思いました」と語り、北川さんは「私も行きたかったです」と言いつつも、大泉さんから「君はいつも後になってそう言う!」と突っ込まれ、前田さんは「すごい」と連発しつつも、その感情のこもらなさに「気持ちねぇな!」と大泉さんの怒りを買う。志尊さんは「僕が寝ている間にこんなことを…」と漏らし、鈴木さんは「静岡ってところがいいですね」と差しさわりのないコメント。大泉さんは「何ですか、この温度差は!」と嘆き節。ちなみにこちらのバイト、時給は835円で、交通費は規定により100円を支給。新幹線で東京・静岡を往復したという大泉さんは「赤字です」と苦笑を浮かべていた。『探偵はBARにいる3』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年12月01日探偵・大泉洋、その相棒・松田龍平の最高のコンビが贈る人気シリーズ最新作『探偵はBARにいる3』が、いよいよ12月1日(金)から公開。この度、公開を目前に控えた本作から、北川景子演じるヒロイン、岬マリの魅力が詰め込まれた特別映像をシネマカフェが入手した。アジア最北の歓楽街である札幌・ススキノを舞台に、その街の裏も表も知り尽くした“探偵”の活躍を描く本シリーズ。第3弾となる今回は、大泉さん演じる探偵と松田さん演じる相棒・高田が、最大の事件に挑む物語。失踪した女子大生の麗子(前田敦子)を探すうち、ひとつの殺人事件にあたり…というストーリー。今作で北川さんが演じるのは、裏社会とも繋がりを持つ、謎めいたモデルエージェンシーのオーナー・岬マリ役。到着した映像では、探偵:「岬マリ…」、マリ:「遊ぼうよ」という声からスタート。天使のような笑顔で探偵と腕を組んだと思えば、ガラッと変わって銃を当て「次は社長の脳みそ飛び散るよ!」叫ぶマリの姿が…。謎多き美女、マリの様々な表情が次々と映し出される、彼女の魅力がたっぷり詰まった映像となっている。シリーズ最高傑作!の呼び声も高く、今年の冬の大本命となった本作の魅力を本映像からチェックしてみて。『探偵はBARにいる3』は12月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月30日映画『探偵はBARにいる3』に出演している俳優の大泉洋と志尊淳が11月29日(水)放送の「ホンマでっか!?TV」にゲスト出演。番組では大泉さんが「タコ焼き」について、志尊さんが「箸の持ち方」について議題を提案。大激論の結論やいかに!?本番組はMCを明石家さんまが務め、さんまさんと強烈キャラクター評論家軍団とパネラーたちがサイエンスな爆笑トークを繰り広げる人気バラエティー。今回は「道の駅」をテーマに「道の駅 旅案内全国地図」編集長を務める守屋之克氏や、旅とキャンピングカーをテーマにするフリーライター・浅井佑一氏、1,000か所以上の道の駅を巡った平賀由希子氏などが「道の駅」の魅力を紹介。前回出演した際「ホンマでっか!?レストラン」で海鮮あんかけ焼きそばを作った大泉さんは今回、オムライスに挑戦。加藤綾子アナウンサーを巻き込み、さんまさん、辛口評論家軍団に終始ツッコまれながら料理をする大泉さん、その出来栄えにも注目。そして「ホンマでっか!?どっち派討論会!」では大泉さんから「タコ焼きを食べるとき、熱々で食べる派か、少し冷まして食べる派か」という議題が。大泉さんと志尊さんは、スタジオで熱々のたこ焼きを食べることになり、お約束のハフハフを披露!?続いて志尊さんが「好きな人の箸の持ち方が変だったら、引く派か、引かない派か」という議題が投げかけられ、持論を熱くぶつけ合う。大泉さんと志尊さんが出演している『探偵はBARにいる3』は12月1日(金)より全国にて公開。はじまりはありふれた人探し…のハズだった。“失踪した女子大生”。その裏で見え隠れするのはひとつの殺人事件。調査を進める中で浮かび上がったのは、モデルクラブの美人オーナー・マリと、最凶のインテリヤクザ・北城。卑劣な罠が、次々と探偵と高田に襲い掛かる。やがて起こるもう一つの殺人事件、高田の敗北、巨額の薬物取引、巧妙なハニートラップ、裏切りに次ぐ裏切り。事態はただならぬ様相を呈し始めていた。そしてマリは、自ら裏社会をも欺き、2人の前にやってくる――。大ヒットシリーズ第3弾となる同作。探偵役の大泉さん、高田役の松田龍平のコンビはもちろん、謎の美女・マリ役で北川景子が出演するのをはじめ、前田敦子、鈴木砂羽、リリー・フランキー、田口トモロヲ、志尊さん、安藤玉恵、マギーら豪華キャストの共演も見どころ。大泉さんと志尊さんが出演する「ホンマでっか!?TV 大泉洋vs評論家2時間ずっとバッチバチSP」は11月29日(水)20時~フジテレビ系にて放送。(笠緒)
2017年11月29日女優・前田敦子が、来週12月5日(火)放送の「セブンルール」に登場。国民的トップアイドルから女優に転身した彼女に8月から密着し、その素顔に迫る。現在26歳の前田さんは、言わずと知れた国民的アイドルグループ「AKB48」の絶対エースとして活躍し、チームを卒業して5年間、『イニシエーション・ラブ』『散歩する侵略者』「ど根性ガエル」「毒島ゆり子のせきらら日記」「就活家族~きっと、うまくいく~」、そして現在放送中の月9ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」などに出演し、常に第一線で活躍し続けている。普段はとっつきづらいと言われることもある彼女の素顔に、今回カメラが密着。番組はドラマの収録現場や、名監督の時代劇映画の収録現場のほか、彼女のプライベートにも迫る。多い時で週に5日遊ぶこともあるという俳優・柄本時生との様子や、普段は見られない休日の過ごし方も公開。「せっかく密着してもらうんだったら、嘘の自分はいらないから」と話し、自分を飾ろうとしない彼女にカメラは共感。また、恋愛についてもあっけらかんと現在の心境を語るが…?そして、彼女が“いつもしている7つのこと=セブンルール”とは何か?「セブンルール」#32は12月5日(火)23時~関西テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月28日高良健吾×城田優で、伊坂幸太郎の同名原作を初めて連続ドラマ化するWOWOW「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」。このほど、高良さん演じる主人公が恋愛関係にあった5人の女性たちを含む、オールキャストが発表された。出会って惹かれる女性すべてと付き合うため、いつの間にか5股をかけてしまった星野一彦(高良健吾)。ダメ男だが何故か憎めず、人の懐にスルっと入ってくるようなキャラクターだ。その星野を監視するのが、強烈なインパクトを放つ異色のヒロイン、繭美(城田優)。「身長3m、体重200kg、金髪でハーフ」と本人もうそぶく繭美。そのうえ「常識」「愛想」「悩み」「色気」「上品」など、自分に必要のない単語を黒く塗りつぶした“マイ辞書”を持っており、誰に向かっても「おまえ」呼ばわり、言動は常に破壊性を帯びている。そんな掴みどころのない星野と繭美のコンビが織りなす、5人の女性に別れを告げる不思議な数日間を描いた「グッド・バイ」ストーリーとなる本作。5股…改め、5人の女性と同時に恋愛関係にあった、高良さん演じる主人公・星野一彦の恋人たちは、これまでヴェールに包まれていたが、ついに明らかに。その女性たちを演じるのは、石橋杏奈、板谷由夏、前田敦子、臼田あさ美、関めぐみ(登場順)の5人。第1話から毎話変わるエピソードで、城田さん演じる怪女・繭美によって星野と“別れさせられるヒロイン”となる。さらに松村雄基、丸山智己、岡村いずみ、斎藤洋介、あがた森魚など、個性的なキャストたちが演じる謎キャラの数々にも注目だ。【第1話/廣瀬あかり】:石橋杏奈不倫明け女子。フラッとひとりで訪れたイチゴ狩りで星野と出会い、不倫地獄から救われる。可愛らしい見た目とは裏腹、繭美に対して臆することなく言い返す、気の強い性格。石橋さんは、「原作と台本があまりにも面白すぎて『最後まで読みたくない、映像として視聴者の皆さんと一緒に見たい』というのがこの作品の正直な感想です(笑)」とコメント。「あかりというフィルターを通すと、星野さんがとても魅力的な男性で、彼女が彼を好きになる気持ちが皆さんにも伝わると思います。5股云々ということを除けば、ですが(笑)。そんなあかりの恋心がたくさん描かれた第1話の見どころは、2人の出会いの場面」と石橋さん。「とても魅力的な仕上がりになっていると思います」と期待を込めている。【第2話/霜月りさ子】:板谷由夏バツイチのシングルマザー。元夫の浮気が原因で離婚後、息子の海斗と2人暮らし。大手銀行勤務。映画『フレンチ・コネクション』のごとく、車を持っていかれ狼狽している星野のところに通りかかり、星野の話に耳を傾けたことから交際がスタートする。「働きながら子育てをするというところが、私自身、霜月りさ子と重なる部分でもあり、共感しながら演じさせていただきました」と語る板谷さん。「彼女との恋愛は、彼にとって一番リアリティがあるものだったのではないかなと思います。彼女の息子に幼少期の自分を重ねたり、家庭があるところに自分が加わったり、星野さんの心の機微に触れるような繊細な一面が描かれています」と明かす。「5股ってすごいですよね(笑)。彼がお別れ後に唯一泣くシーンがあるのですが、他の女性たちとのエピソードとはひと味違ったものになっていると思います」と語っている。【第3話/如月ユミ】:前田敦子ひとりキャッツアイ。ロープ1本で“ビルから降りたい”という野望を持つ。ロープ片手に怪しい恰好で深夜に徘徊していたところ、星野に声をかけられる。人が嘘だと思うようなことでも、信じてしまう不用心(?)な、もとい素直な女の子。前田さんは「第3話はすんなりと別れられません(汗)」と激白。「なぜならば、星野っちもユミもお互い自由で、話がとにかく噛み合わないんです。監督から『普通じゃダメ、星野と噛み合っちゃダメ』と沢山怒られながら撮影をしていました(汗)。噛み合って怒られるというのが初めての経験でしたので、私にとって如月ユミという役は新たな挑戦となりました。でも、そうやって模索しながら演じたからこそ、「よくわかんないけど、バイバ~イ!」って星野っちに言えちゃうような爽快さを、彼女から感じてもらえたら嬉しいです」と語る。さらに、「3話はあの繭美が唯一アタフタするお話」という気になる見どころもコメント。【第4話/神田那美子】:臼田あさ美税理士事務所に勤め、数字で物事考えるという変なくせがあるリケジョ。耳鼻科で点滴をしていたとき、隣で同じく点滴をしていたのが星野だった。数字を見てゴロ合わせをするのが好き。鬼門の番号は元彼の名前で「105(トウゴ)」。臼田さんが演じるのは、「“すごく控えめで地味な女性”」という。「でも、選ぶ言葉はちょっと変わっているけど思ったことをハッキリと口にしたり、数字をベースに物事を考えたり、そういった“個性的”な部分がある子」と語り、星野君との別れのシーンでは「『楽しかったことを思い出しながら演じてみて』と監督に言われたことが深く印象に残っています。別れの時に辛いことは『別れよう』という言葉そのものじゃなく、良い思い出が沢山あったことに対する辛さなんだなと気づかされました」と語っている。【第5話/有須睦子】:関めぐみ“絶対に別れない”女優オンナ。時代の寵児と呼ばれたディレクター担当のCM撮影で星野と出会って以来、5人の中では一番長く付き合っている。サイボーグのようなマネージャーがいる。別れを促す繭美に「別れるつもりはない」と、毅然と立ち向かう。「台本の1ページ目を開いてから最後まで一気に台本を読み切ってしまった、初めての作品です(笑)。そして初めての女優役」と関さん。「真っ直ぐに“女優”の仕事と向き合う女性なので、“素”の睦子との対比を見ていただけたら」と明かす。「そんな彼女が恋心を寄せる星野君は、睦子にとって彼女の持っている寂しさや孤独をすくってくれる人。そして繭美さんは、発する言葉は粗暴だけど、相手の気持ちを正面から捉えることのできる優しい人。皆さんが怖いと萎縮してしまう繭美と、5人の女性の中で唯一分かり合える何かを持っている、睦子を演じてそんなことを感じました」と、気になるコメントを寄せている。「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」は2018年2月17日より、毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送(全6話 ※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年11月24日11月23日(木)今夜放送される「VS嵐」に、女優の前田敦子が番組初登場。放送中のドラマ「民衆の敵」で共演中の「トレンディエンジェル」斎藤司と共に、「南海キャンディーズ」山里亮太率いる“山ちゃんが好きな人集めたチーム”と対決する。本番組は「嵐」チームとゲストチームがプラスワンゲストを加えて体感型ゲームで対戦するバラエティ「VS嵐」。「AKB48」を初期から支え、大ブレイクの原動力となった前田さん。AKB在籍時の2007年に『あしたの私のつくり方』で女優デビューを飾ると、2010年には大河ドラマ「龍馬伝」に出演したほか翌年には『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』で映画初主演を果たす。2012年にAKB48を卒業するとソロ歌手としての活動と共に女優業にも一層力を入れるようになり、昨年放送された「毒島ゆり子のせきらら日記」では過激ラブシーンにも挑戦。『シン・ゴジラ』から『散歩する侵略者』まで幅広い作品で比類無き個性を放つ役者へと進化を遂げた。そんな前田さんだが本番組は初登場となり、今回は「嵐チーム」のプラスワンゲストとして山里さんが集めたYOU、バカリズム、鈴木拓、宮戸洋行、菊地亜美、間宮祥太朗ら「山ちゃんが好きな人集めたチーム」と対戦。「運動が全然ダメ」という前田さんは「ボンバーストライカー」で「人生初かもしれない。やった記憶が無い」というボウリングに挑戦する。また今回は特別対決「顔ミックス対決」や、山里さんの“意外すぎる素顔”が次々と暴露されるなど、仰天&大爆笑の展開に。今夜の「VS嵐」は見逃せない。前田さんが新人議員役を熱演中のドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。篠原涼子が新米ママさん市議会議員・佐藤智子を演じ主演。前田さんと斎藤さんも新人議員役で出演している。その他高橋一生、石田ゆり子、千葉雄大、田中圭、若旦那、細田善彦、今田美桜、大澄賢也、古田新太ら豪華なキャストの共演も見もの。運動オンチ(?)の前田さんはアトラクションの数々にどう挑むのか?「VS嵐」は11月23日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年11月23日「ネコノミクス」なんて言葉が話題になるほど、猫人気が盛り上がっていますね。猫を飼いたい女性も増えていると思いますが、「猫を飼うと婚期を逃す」なんて言葉を聞くとちょっと身構えてしまうことも。実際のところ、猫を飼うと縁遠くなるのでしょうか?そこで今回は、「猫好きな女性」にまつわる惑星配置をご紹介!占いサイト『前世からの約束』の監修者である占い師・波木星龍先生に、ホロスコープ(生まれたときの惑星の配置図)から「猫好きな女性」の性格や恋愛傾向を検証していただきました。■猫好きな女性の恋愛・精神的特徴猫を飼っている著名人を実際に調べてみると、神経の過敏さ、生活のユニークさ、それに恋愛面での不可思議さが共通していることに気付きました。これらは、その人に素晴らしい才能をもたらす半面、その独自生活への干渉を嫌うとか、恋愛や婚約にあいまいさをもたらすようでした。・水星と天王星との90度アスペクトこのアスペクトは、神経の過敏さと或る種の霊感をもたらすもので、その鋭い閃きを仕事の上で生かしている人が多いのが特徴です。実例を挙げると、漫画家・大島弓子さん、タレント・デヴィ夫人、エッセイスト・室井滋さん、女優・藤原紀香さんなどです。・水星と天王星との150度アスペクトこのアスペクトも多く見かける配置で、ミュージシャン・坂本美雨さん、元AKB・前田敦子さん、タレント・ダレノガレ明美さんなど「超猫好き」が揃っています。・月と天王星のアスペクトこのアスペクトには、ユニークな生活感覚や家族感覚を持つといった特徴があります。モデル・小嶋陽菜さん、女優・杉本彩さん、女優・とよた真帆さんなどがそうです。奇妙なことに、本当に「猫好きな女性」は、その顔貌もいつの間にか猫に似てくるから不思議です。よく「猫を飼っている女性は婚期を逃す」と言われます。アメリカでは「キャットレディ」とは“独身女性”という意味でも使われているようです。確かに、30代後半以上で猫を何匹も飼っている女性は、よほど「猫好き」の男性とでなければ結婚は難しいかもしれません。一つには、猫は独占欲が強くて、女性の部屋に出入りする男性に嫉妬するからです。ただ家の中にこもって仕事をする女性にとって、猫は“癒し”と“閃き”を与えてくれる貴重な存在とも言えます。■多数の猫と暮らす女性に多い「女豹型」『グーグーだって猫である』作者・大島弓子一時は猫13匹と暮らしていたという少女漫画の大御所・大島弓子さんのホロスコープです。出生図の水星は天王星と90度、独創力豊かな作品群で漫画界をリードして来ました。太陽は木星と135度を形成、お金の出入りが激しい生活です。金星と海王星は0度で一体化。愛の理想と幻想の世界をさまよえる惑星配置です。■猫的感覚の鋭さを芸能活動に活かす人愛猫マミタス・ラブ!中川翔子アイドル歌手として登場し、声優、女優、漫画家としても活躍する中川翔子さんのホロスコープです。出生図の月は水星と150度、神経過敏から諸病に注意の惑星配置。水星と天王星は120度で天性のエンターテイナーで、猫から霊感を授けられています。火星と海王星の150度は南国の島とも相性が良い惑星配置です。■猫の眼のように“愛が変化”していく運命運命的な出会いから里親に…柴咲コウ実業家としての顔も持ち「柴咲ネコウ」とも名乗る・柴咲コウさんのホロスコープです。水星と天王星のアスペクトはありません。出生図の月は天王星と0度で一体化、IT企業の社長でもあります。金星は海王星と60度、婚約寸前の破局が多いかも。金星は冥王星とは0度で一体化、愛が目の届く範囲にないと落ち着きません。■あなたのホロスコープは…「猫好きな女性」は繊細でマイペースな性格を持ちやすいようですね。あなたにも思いあたる特徴はありましたか?ご自身のホロスコープをチェックしたい方は、波木星龍先生監修の占いサイト『前世からの約束』をぜひご覧ください。本格的な占星術をお楽しみいただけます。~古今東西のあらゆる占いに精通し、確かな実績と実力を持つ本格占い師~波木星龍(なみきせいりゅう)公式サイト:鑑定暦30年以上、延べ5万人以上の鑑定実績をもつ本格占い師。古今東西のあらゆる占術に精通している。対面鑑定のほかに「正統占い教室」という占い教室を主宰し、数多くの有名占い師を生み出している。『占星学秘密教本』(魔女の家BOOKS)、『江戸JAPAN極秘手相術』、『神占開運暦』、『この占いがすごい!―神聖開運占術大全〈2017年版〉』(八幡書店)など著書・監修書籍も多数。『この占いがすごい!―神聖開運占術大全〈2017年版〉』★鑑定所「波木星龍」波木星龍による本格鑑定を受けられる鑑定所です。あなたの悩める「人生&運命」と真摯に向き合い、各種の占術を通じ“最良の選択肢"をアドバイスいたします。住所:札幌市中央区南1条東7丁目2-2 ラピスアクアシティー大通1205※札幌地下鉄東西線「バスセンター前」駅10番出口から徒歩3分。▼鑑定のご予約はこちら電話:011-231-3344メール:namiki.s@jcom.home.ne.jp
2017年11月23日俳優の大泉洋が11月22日(水)、丸の内TOEIにて開催された「大泉洋映画祭」の初日に、女優の前田敦子と共に登壇。最初の挨拶で「栄えある第1回大泉洋国際映画祭にご来場いただき…」と自ら“第1回”と“国際”をつけ足して映画祭の壮大さをアピールしていたが、主催の東映の関係者が、大泉さんが聞こえるところで前田さんとイベント進行の打ち合わせをしたり、大泉さんをかたどったトロフィーを受賞の前に大泉さんに見せるなど、“やや軽い”対応に「茶番感がひどいというか、もうちょっと重々しくやってほしかったな」とお得意のぼやき節も披露していた。■俳優界で自分の映画祭をやるなんて僕しかいない!「大泉洋映画祭」は、自身が主演を務める映画『探偵はBARにいる3』の公開を記念して、俳優の大泉洋をより楽しんでもらうために、11月22日より、厳選された主演映画7作品を集めて上映するというもの。期間中に『探偵はBARにいる』、『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』、『しあわせのパン』、『グッモーエビアン!』、『青天の霹靂』、『駈込み女と駆出し男』、『アイアムアヒーロー』が日替わりで上映される。大泉さんは、「おそらく日本の俳優界でこんなイベントをやるのは僕だけかなと。まあ真似する俳優さんはいないでしょうね」と自嘲気味に語っていたが「すでに公開が終わった自分の作品が、また映画館で上映されるというのは嬉しいことです。自分もまた大きなスクリーンで観たい」と笑顔をみせる。この日は、上映7作品の中から、最優秀主演男優賞が発表されることに。プレゼンターを務めた前田さんが、渡された封筒をから受賞者が書かれた紙を出す姿を、舞台中央で祈りを込めながら見つめていた大泉さんは、自身の名前がコールされると感極まった表情を浮かべる。「まさか取れると思っていなかったので正直驚いています」と大泉さんは感情を込めて語ると、いつもの大泉ワールドに場内は大爆笑に包まれた。■大泉洋&前田敦子が互いに俳優としての魅力を語る!大泉さんの大ファンだと公言している前田さんは「“みんなの友達、大泉さん”みたいな感じで、誰にでも明るく楽しく接してくれる人柄も素敵です」と大泉愛を爆発させると「いろいろな役柄を演じていて、普通にファンです。現場でも格好いいですし、演技についてちゃんと相談にも乗ってくれて、自身の悩みとかも隠さず見せてくれるので、とても救われます」と俳優の先輩として、尊敬する存在であることを明かしていた。そんな前田さんに「忙しいなか、遅い時間に(『探偵はBARにいる3』のロケ地である)北海道に来てフラフラになりながら撮影しているのが印象に残っています。お芝居が好きで、本作でも馬鹿っぽいけどずるがしこい役をうまく演じていていました。あっちゃんが出演してくれたおかげで作品に厚みがでました」と大泉さんも絶賛していた。■大泉洋が語る映画とテレビドラマの違いさらに大泉さんは「映画もテレビも映像であることは変わらないのですが、映画は時間の掛け方が違う。とことんこだわることにより、絵に奥行きや広がりがあると思うんです」と映画とテレビドラマの違いを語ると、「『探偵はBARにいる3』もみんなで一生懸命作った映画です。この映画祭でパート1と2が観られるので、続けて観ていただいてもいいですし、パート3だけ観ても十分楽しめる作品になっています」と映画をアピールしていた。『探偵はBARにいる3』は12月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月22日篠原涼子が主演を務め、高橋一生、前田敦子、千葉雄大、石田ゆり子らが出演する市政エンターテインメントドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」。このたび、今夜11月20日(月)放送の第5話から、最後のレギュラーキャストとして名バイプレーヤー・渡辺いっけいが登場することが分かった。■最後のレギュラーキャストは渡辺いっけい!篠原さん演じる平凡な主婦・佐藤智子が、新米ママさん議員となり、世にはびこる社会問題と腐った政治をぶった斬る痛快ストーリーが話題となっている本作。市政の暗部が暴かれ始め、公共事業にまつわる黒いうわさが広がり、智子も振り回されることに。そんな中、第5話から登場する渡辺さんは、市役所の福祉課長・富田恭一役に。一見、まじめ一筋の職員のようだが、古田さん演じる市議会の“ドン”犬崎議員と通じる空気を漂わせている要注意人物!?智子の進む道に大きな影響を与えかねない“影”のある富田だが…。この微妙な立ち位置の役を演じるにあたり、渡辺さんが考えたのは、ある小道具でのセルフプロデュース。さらに、大学の後輩であり、劇団時代から多くの舞台で共演経験のある古田さんに、“あごで使われる”ことについて複雑なホンネも明かしている。渡辺さんが繰り広げる、謎めいた富田福祉課長の妙演、さらに古田さんとの“関係”をニヤリとしながら楽しみたいところ。この件について渡辺さんは、「最初は別の役だったらしいのですが、そのうち、脚本家さんが、『せっかくなら古田さんの下で、あごで使われる役の方が面白いのでは』と言われたと伝え聞いています」とコメント、「大学の後輩ですし、『劇団☆新感線』で一緒だったというつながりがありますので、2人が醸し出す、ちょっとしたやりづらさなどが出るのも面白いかもしれないなと」と意欲を見せている。とはいえ、「古田に『おい!』って言われるシーンとか、何とも言えない気持ちになりました。まあ、舞台でもあいつが強くて私が弱いという役が多いので慣れてはいますがね。前室と呼ばれる控え室で、ソファにドカッと座っている古田のそばに、共演者が誰も近づいてこないんですよ。ドンの雰囲気が出過ぎているのではないでしょうか」とも明かす。役づくりのためのとっておきの小道具とは…「僕が選んだのは鎖がついているメガネ。(「アルプスの少女ハイジ」に出てくる)ロッテンマイヤーさんみたいなイメージ、わかります?つけてみると、『意外と使える!』と思いました。セリフがない代わりにメガネをかける動作つけたり、上目使いで見たりして。いい人でもないし、悪い人でもない、最終的には“人間”が見えてくるように」と、“何を考えているのか分からない”福祉課長・富田の人物像について触れている。■第5話あらすじ智子(篠原涼子)は、犬崎和久(古田新太)に借りを作りながらも、岡本遼(千葉雄大)が提案した行き場のない子どもたちを支援する“子ども食堂”の創設を藤堂誠(高橋一生)ら、新人議員たちと協力して議決に持ち込んだ。その後、智子は「ワーク・ライフ・バランス」という言葉を誠から教えられる。日本人は仕事を優先して休暇も取りにくい状況にあるということ。智子も平田和美(石田ゆり子)とそんな体験をしたばかり。駿平(鳥越壮真)たちの遠足に参加できなかったのだ。まず実践してみたらという誠に、智子はSNSに長期休暇を取ると書き込む。そんな智子は謎の男から、市議会に汚職議員がいるという告発文を受けてる。和美に相談するも、下手につついたら智子たちにも火の粉が降りかかるので慎重に扱うようにと忠告される。しかし、智子は彼女に汚職の件を調べてほしいと頼み、自らもSNSに「汚職まみれの議員がいるとの告発を調べる」と書き込む。犬崎たちも騒ぎ始め、事が大きくなっていく中、藤堂の前に富田恭一福祉課長(渡辺いっけい)が現れ「うちの職員に内部告発者はいません」と語るが…。「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」は毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2017年11月20日今や国民的アイドルグループとして、名前が出れば顔がわかるほどの有名人になった元AKBの神セブン。いまだにAKBに在籍し活躍するメンバーもいる一方で、卒業後自分の道を歩き始めたメンバーもいます。彼女たちの卒業後をパピマミ読者はどう見るのか、アンケートを行いました「正直この人は今もイケてると思う元AKBメンバーは誰ですか?」■ 正直この人は今もイケてると思う元AKBメンバーは?・1位:小嶋陽菜……43%(90人)・2位:前田敦子……24%(51人)・3位:大島優子……15%(31人)・4位:高橋みなみ……11%(24人)・5位:篠田麻里子……3%(7人)・6位:板野友美……3%(6人)※有効回答者数:209人※集計期間:2017年11月7日〜2017年11月14日(パピマミ調べ)●1位:小嶋陽菜圧倒的にイケてるメンバーとして最多票を得たのは”こじはる”こと小嶋陽菜(29)さん。2017年4月にグループを卒業し、最年長記録を打ち立てていました。こじはるといえば「マシュマロボディ」として男性はもちろん、女性の憧れとしてモデルやCMも起用も相次いでいます。総選挙で1位になったことがない小嶋さんの才能は卒業後に別の形でさらに花開いているのかもしれませんね。●2位:前田敦子やはり未だに人気が高いのは”あっちゃん”こと前田敦子(26歳)さん。現在フジテレビ・関西テレビ系系列の『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』に出演するなど女優として活動の幅を広げています。元アイドルとして厳しい道のりが囁かれていましたが、蓋を開けてみると関係者から絶大な信頼を得るなど1女優としての地位を確立させようとしています。●3位:大島優子変わらぬ人気が衰えないのは大島優子(29)さんも同じ。先日アメリカへの語学留学が報道されましたが、卒業後ドラマや映画を中心に活躍の場を広げています。特に普段の明るい性格だけではない女性の魅力を身にまとった大島さんの役は好評を集めています。----------AKB時代の総選挙とは異なる元AKBメンバーの”今”が明らかになりました。それぞれ進んでいる道は異なりますが、違う領域でも是非輝いてほしいものです。●ライター/ぶるーす(芸能ライター)
2017年11月14日主演・篠原涼子で贈る、現在放送中のフジテレビ系月9ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」の第4話が、11月13日(月)今夜放送。この度、この第4話で“副音声企画”が行われることが決定し、前田敦子と「トレンディエンジェル」斎藤司が副音声を担当することが分かった。本作は、篠原さん演じる平凡な主婦・佐藤智子が新米女性市議となり、市政や社会問題と向き合っていく市政エンターテインメント。今夜放送の第4話では、智子に初めての議員報酬が支払われ、その額に驚くという場面から展開。念願の報酬をもとに焼き肉パーティーを企画し、あかねを迎えに来た平田和美(石田ゆり子)も交えて食事を開始。浮かれる佐藤夫婦に、来年は税金も上がると釘を指す和美は、もうひとつ懸念を抱えていた…というストーリー。またこの回では、本作の主題歌を担当する「AAA」のメンバー、宇野実彩子がゲスト出演することも先ほど発表された。そして今回、副音声企画に登場するのは、元グラビアアイドルのあおば市議会新人議員・小出未亜を演じる前田さんと、同じくあおば市議会新人議員の園田龍太郎を演じる斎藤さん。副音声収録後、「ドラマの内容に忠実に副音声をやってみましたので、よりドラマをおもしろく見られると思います!そうだよね、あっちゃん?」と斎藤さん。それを受けて前田さんは「いやいや、まったくのウソですよね…。ドラマと全然関係ないことばっかりしゃべってましたよ(笑)」と完全否定。さらに、「私が何回、“怖い”って言ったか…。数えてほしいぐらいです!」と言う前田さんに対し、「あっちゃん、あの“怖い”は、誤解を与えるからダメだよ!」「何してんのかって思われちゃうから!いまコンプライアンスとか本当に厳しいんだからね」と焦る斎藤さん。話を戻し、副音声をやってみた感想について前田さんは、「おもしろかったですね。私ずっと笑っていたので笑い声が邪魔にならないか心配ですね。大丈夫かな…。本編とはまったく関係ないことばっかりしゃべっちゃいましたね」と少し不安げな様子。斎藤さんは、「でも、本編に関わることもたまにはしゃべったじゃん!その辺りも踏まえてぜひドラマを見てほしいですね」とアピールしている。「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月13日現在、篠原涼子主演で放送中の月9ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」。この度、11月13日(月)今夜放送の第4話に、「AAA」のメインボーカル、宇野実彩子がゲスト出演することが明らかに。本作で月9デビューを果たすこととなった宇野さんは、「私は昔からドラマっ子で、月9は毎クールとても楽しみにしています。なので、夢の月9デビューです!」と喜びのコメントを寄せた。本作は、篠原さん演じる平凡な主婦・佐藤智子が新米女性市議となり、市政や社会問題と向き合っていく痛快かつ爽快市政エンターテインメント。篠原さんのほかにも、田中圭、高橋一生、千葉雄大、前田敦子、石田ゆり子ら豪華キャストが集結している。本作の主題歌「LIFE」を担当している「AAA」。今年9月でデビュー12周年を迎え、若い世代を中心に人気を集める彼らだが、今回そのメンバーのひとり、宇野さんのゲスト出演が決定。これまで、第1話では智子と同じ職場で働くテレアポ役に桐谷美玲、サラリーマン役で成田凌。第2話では、智子に悩みを打ち明ける主婦役で水川あさみ、美を追求する美魔女役でシルクが登場し話題となったが、今回宇野さんが演じるのは、千葉さん演じる岡本遼がかつて育った商店街のおばさんたちが、時間つぶしで通っているファミレスのウエイトレス役。前田さん演じる小出未亜らがランチをするレストランに登場するようだ。宇野さんは、「久しぶりのお芝居と、初めての月9の現場に緊張しましたが、とてもエネルギーのある現場の空気感にしっかりサポートしていただきました。普段着ることのないウェイトレスの自分の制服姿に気分もアガってしまって楽しんで演じることができました」とコメント。共演した前田さんと千葉さんについては、「前田さんのかわいらしさと、凛とした落ち着きに同性ながらうっとりしました。千葉さんの甘いマスクと、ときに男らしいそぶりのギャップに、勝手ながら私の緊張を癒していただきました」と共演を喜んでいる。また、「『LIFE』を口ずさみながら視聴者のみなさんの日常も一緒に楽しくなったらいいなと思います。私の出演シーンも見逃さないでくださいね☆」と視聴者へメッセージを寄せた。■第4話ストーリー帰宅した智子を公平(田中さん)が、かいがいしく出迎えた。いつもと違う様子に智子が疑問を持つと、公平は「記帳してきた」と通帳を見せると智子は大声をあげ、駿平(鳥越壮真)とあかね(野澤しおり)が驚く。実は智子に初めての議員報酬が支払われ、その額に驚嘆の声をあげてしまったのだ。ともあれ、念願の報酬をもとに公平は焼き肉パーティーを企画。あかねを迎えに来た平田和美(石田さん)も交えて食事を始める。浮かれる佐藤夫婦に、来年は税金も上がると釘を指す和美は、もうひとつ懸念を抱えていた。その頃、あおば市では開発が進もうとしていた新しい港の建設、ニューポート計画の中止を河原田晶子市長(余貴美子)が公約通りに宣言。和美の新聞社では市長の独断を牽制するような一文が掲載された。もともとニューポート計画を推進していたのは犬崎和久(古田新太)の派閥。和美は新聞記事には動きが見えるのに、犬崎たちがおとなしすぎるのが気にかかっていたのだ。智子も市長と犬崎が和解するはずがない、と和美に同調する。一方、小出未亜(前田さん)は岡本遼(千葉さん)の地元商店街でランチ。商店街はすっかりさびれ、もともとここで電気店を営んでいた遼の実家も夜逃げしていた。古い店がシャッターを閉める中、2人が入ったのはファミリーレストラン。ウェイトレス(宇野さん)に案内されて席につこうとする遼に商店街のおばちゃんたちが声をかけて…。「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月13日俳優・柄本佑を主演に迎え、「写真時代」「ニューセルフ」など、伝説的なカルチャー・エロ雑誌を世に送り出した編集長・末井昭氏の自伝的エッセイを冨永昌敬監督が映画化した『素敵なダイナマイトスキャンダル』。このほど、本作の公開日が2018年3月17日(土)に決定、柄本さんが大和撫子に扮した(?)ティザービジュアルが到着した。本作は、7歳のときに隣の若者とダイナマイト心中した母を常に心のどこかで意識する青年時代の末井が、キャバレーの看板描きやイラストレーターを経て、優しい妻、魅力的な愛人、才能あふれる先輩やカメラマンたちと出会い、伝説の雑誌編集長となっていくまでを描く青春映画。柄本さんが演じる末井氏は、スキャンダルな内容ゆえに発禁と創刊を繰り返しながらも数々の雑誌を世に送り出し、70~80年代のサブカルチャーを牽引した伝説の編集長であると同時に、パチンコジャーナリスト“ゴンゾーロ末井”として出演した「女装振袖姿の“玉きゅん”CM」でも知られる。この度、到着したティザービジュアルでは、「女装をするときは、女性用の下着をつけると気持ちがはいっておすすめだよ」という末井氏本人のアドバイスに従って撮影に臨んだという、柄本さんによる“女装振袖姿”が公開に!さらに、柄本さん演じる“末井昭”を取り巻く素敵な人々を演じる前田敦子、三浦透子、峯田和伸、松重豊、村上淳、尾野真千子という豪華俳優陣の名前が列挙されている。幼くして母が心中するという壮絶な体験をした末井は、いかにして伝説のカルチャー・エロ雑誌編集長になったのか?これを観ずして、日本のサブカルチャーは語れない!?『素敵なダイナマイトスキャンダル』は2018年3月17日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月05日大泉洋&松田龍平が演じる、探偵と相棒の活躍を描く大人気シリーズの第3弾『探偵はBARにいる3』が、12月1日(金)の“映画の日”より公開される。この度、本作の公開を記念して、大泉さんの主演作から珠玉の7作品を上映する「大泉洋映画祭」が、11月22日(水)より開催されることが決定した。今回開催が決定した「大泉洋映画祭」のキャッチコピーは、「【映画な男】に会いたくないか?」。数ある大泉さんの映画主演作品の中から、ハードボイルド、ホームドラマ、コメディ、時代劇、パニック映画など幅広いジャンルに渡る珠玉の作品を厳選。様々なジャンルの作品で人々を魅了し、幅広い層に愛されるエンターテイナー大泉洋の魅力を、余すことなく感じることができる映画祭となっているようだ。配給会社の垣根を越えて今回連続上映されるのは、『探偵はBARにいる』シリーズ第1作目『探偵はBARにいる』、第2作目『探偵はBARにいる2ススキノ大交差点』を含む7作品。この2作のほかには、大泉さんが原田知世と夫婦役を演じた『しあわせのパン』(三島有紀子監督)、大泉さんと麻生久美子がW主演を務めた『グッモーエビアン!』(山本透監督)、お笑い芸人・劇団ひとりの小説を自らが初メガホンをとり映画化した『青天の霹靂』(劇団ひとり監督)、井上ひさしが晩年11年の歳月をかけて紡いだ小説「東慶寺花だより」を原作に映像化した『駆込み女と駆出し男』(原田眞人監督)、花沢健吾の人気コミックを原作に、大泉さんのほかにも有村架純や長澤まさみらが出演する『アイアムアヒーロ―』(佐藤信介監督)がラインナップされている。さらに映画祭初日には、大泉さんと今作でも共演した前田敦子が登壇する、オープニング舞台挨拶の実施も決定。また、本イベント限定の入場者プレゼントとして、「大泉洋映画祭」メインビジュアルのポストカードを入場者全員にプレゼント。なお、チケットは前売券がチケットぴあにて11月3日(金・祝)より発売開始、当日券は劇場窓口にて販売。また、大泉さんと前田さんによるオープニング舞台挨拶が予定されている舞台挨拶付き上映回のチケットは、チケットぴあにて11月3日よりプレリザーブ、11日(土)より一般発売がスタートする。「大泉洋映画祭」は11月22日(水)~30日(木)丸の内TOEIにて開催(18時30分開演)。『探偵はBARにいる3』は12月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:探偵はBARにいる 2011年9月10日より全国にて公開(C) 2011「探偵はBARにいる」製作委員会しあわせのパン 2012年1月21日より北海道にて先行公開、1月28日より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2011『しあわせのパン』製作委員会グッモーエビアン! 2012年12月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2012『グッモーエビアン!』製作委員会探偵はBARにいる2 ~ススキノ大交差点~ 2013年5月11日より全国にて公開(C) 2013「探偵はBARにいる2」製作委員会青天の霹靂 2014年5月24日より全国東宝系にて公開(C) 2014 「青天の霹靂」製作委員会駆込み女と駆出し男 2015年5月16日より全国にて公開(C) 2015「駆込み女と駆出し男」製作委員会
2017年11月01日「議員バッジを着けると、やはり身が引き締まるものですね。劇中で使われる選挙ポスターを撮影するとき、若手議員の熱を握り拳でアピール。清々しい笑顔を心がけました」 そう語るのは、新・月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)で市議会議員・岡本遼を演じる千葉雄大(28)。NHKの連続テレビ小説『わろてんか』では、葵わかな演じる主人公の兄・新一を好演。病死後、“新一ロス”が視聴者に広がった。今作で披露するのは、イケメン議員の凛々しいスーツ姿。 「岡本は、表層的には爽やかですし、利権が蠢く会派の中でも上手に立ち回る切れ者。その背景には、父親の借金で夜逃げ同然で街を去ったという過去があって。単なる勝ち組ではない。苦労してはい上がってきた人間の葛藤や切なさをふとした瞬間の表情で表現できたらと思っています」(千葉・以下同) 新米ママさん市議・佐藤智子を演じる篠原涼子をはじめ、同期議員を演じる面々は、トレンディエンジェルの斎藤司や前田敦子など個性派ぞろい。 「篠原さんのむちゃぶりがすごくて。撮影中、台本にはないことを突然、『千葉くん、やって!』って言ってこられるので、怖くておびえています(笑)。その最大のターゲットは斎藤さんなんですが、2人のやりとりが面白い。篠原さんのアドリブに斎藤さんも必死に食らいついて。本職の笑いのエッセンスをお芝居に生かしていると思います。僕はまだ、篠原さんへの対応力が未熟で。目下、勉強中です!」 最後に、“市政エンタテインメント”と銘打った本作の見どころを! 「政治の話ですが、とてもわかりやすくて面白い。メディアで報じられている社会問題も、即解決といかないさまざまな事情があることを、僕自身、このドラマを通して知りました。いつ何が起きるかわからないこの時代、人生の指針になる作品だと思います」
2017年10月30日女優の水川あさみが、この秋の月9「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」の10月30日(月)に放送される第2話にゲスト出演することがわかった。水川さんは篠原涼子演じる主人公・智子の今後の行動に重要な影響を与える主婦役で出演する。本作は篠原さん扮する佐藤智子が声なき市民と向き合いながら、市政にはびこる悪や社会で起きている問題を一般目線・女性目線でぶった斬る、痛快かつ爽快な市政エンターテインメント。篠原さん演じる智子の夫・公平役で田中圭、智子の味方となる元新聞記者の平田和美役で石田ゆり子、代々続く政治家一家に生まれ智子と同じ選挙区で当選した市議会議員・藤堂誠役で高橋一生が共演するほか、議員役で前田敦子、千葉雄大、「トレンディエンジェル」斎藤司、市議会のドン・犬崎和久役で古田新太といったキャストが出演する。23日に放送された第1話では冒頭で女優の桐谷美玲が智子と同じ職場で働くオペレーターとして登場。いま人気急上昇中の俳優・成田凌も世の中への不満をつぶやきながら会社でひとり残業するサラリーマン役で出演するなど、豪華なゲストがSNSなどでも話題になった本作。第2話のゲストとなる水川さんは智子にある悩みを相談する主婦、山下圭子役で出演。智子は圭子の言葉を受け、市議としての強い決意を抱いていくといい、圭子とのシーンが智子の今後に大きな影響を与えることになる重要な役柄での出演となる。ゲスト出演は久しぶりだという水川さんだが「篠原さんがとてもウエルカムな感じでいてくださったのと、知っているスタッフさんも多かったので、すごく楽しく過ごせました」と撮影の感想をコメント。撮影の合間には「高橋さんも交じって得意のピェンロー鍋(干し椎茸からだしをとり、白菜と豚肉・鶏肉などをメインに食べるヘルシーな鍋)の話をしてくれました。『ピェンロー鍋はごま油を使わず、塩こしょうだけで煮ればスープが黄金になる』とこだわりを熱弁していました。どうやら涼子さんと私を招いてピェンロー鍋を振る舞ってくれるらしいです(笑)」とグルメ談義に花が咲いた模様。注目の2話だが、議会の右も左もわからない智子が本会議中に居眠りをしているベテラン市議・前田康(大澄賢也)の頭をはたいたことから“ドン”と恐れられる犬崎の怒りを買うことに。そんな中、智子の前に小さな公園の撤去計画に反対する圭子(水川さん)が現れる…という展開。圭子を演じるにあたり「ひとりでも立ち上がって誰かに伝えようとするのは、なかなか勇気がいることですし、できるようでできないこと。その意志の強さを意識した」といい、本作に対して「政治の話ですが、女性ならではの視点、例えばお母さんだからこそできること、したいことをどうやって貫いていくのかが気になりますね。同じ女性としてエールを送りたいです」と語った水川さん。注目の「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」第2話は10月30日(月)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年10月29日大泉洋と松田龍平という最高のコンビが贈る人気シリーズ第3弾、映画『探偵はBARにいる3』のジャパンプレミアが10月24日(火)、都内にて行われ、大泉さんと松田さんに加え、出演する北川景子、前田敦子、リリー・フランキー、吉田照幸監督が舞台挨拶に登壇した。大泉さんと共にずっとシリーズに出演している松田さんだが、「改めて『探偵はBARにいる』は面白い。実は、むしろ『4』が観たいと思って、そんな作品になったのが不思議で。『3』でやめようかなと思っていたので」とぶっちゃけると、隣にいた大泉さんが目をひん剥いた。しかし、クールな様子の松田さんが「初めて言いますけど、まさか『4』をやりたいと思える作品になると思わなかったので、自分でも驚いています」と淡々と話すと、大泉さんは「僕は、いささかショック…」と何とか受け止めていた。『探偵はBARにいる3』では、探偵(大泉さん)と相棒・高田(松田さん)が最大の事件に挑む物語。失踪した女子大生の麗子(前田さん)を探すうち、ひとつの殺人事件にあたった探偵。調査を進める中で浮かび上がったのは、モデルクラブのオーナー岬マリ(北川さん)と、冷酷非道な裏社会の北城(リリーさん)だった。真相に近づくにつれ、探偵と高田の歯車も少しずつ狂い出す。吉田監督が「エンドロールの最後まで観てください」と挨拶で告げると、前田さんは、「クレジットの最後まで観ていない!」と焦り出した。すると、大泉さんが「お前、ラストを観ないで『面白かった』って言ったの!?もう1回観に行けよ、もう1回頭から観ろ!」とげきを飛ばした。その様子を黙って見ていたリリーさんだったが「実は、まだ完成したものを観ていないんです。まだ観ていないので大人しくしていた」と、加えて告白…!松田さん、リリーさん、前田さんとマイペースなキャストの発言に頭を抱えた大泉さんは、完成作未見というリリーさんに向かって、「どの面下げてきているんだ!今日、お客さんと観たらどうだ!」と言い始め、止まらずに、「しかも今日やっぱり遅刻してきたし!」とリリーさんの物まねまで披露。「『いやいやいや、(皆の)待ってる感が半端ないね』って、そりゃそうでしょ!」と大激昂の大泉さんの様子に反して、場内も登壇陣も大爆笑だった。『探偵はBARにいる3』は12月1日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2017年10月24日シリーズ2作がスマッシュヒットを記録した映画第3弾『探偵はBARにいる3』のジャパンプレミアが10月24日(火)、都内にて行われ、続投した大泉洋や松田龍平のほか、出演する北川景子、前田敦子、リリー・フランキー、吉田照幸監督がレッドカーペットを歩いた。イベントの終盤に、冬の北海道・ススキノを舞台にした本作にかけて、集まったお客さんや登壇陣に向け、スノーマシーンで雪を撒いた大泉さん。「紙の雪だと思っていた…」と言いながらも、盛大に本物の雪をまき散らした大泉さんは、観客に冗談で「謝れ(笑)」とコールされ苦笑いしていた。『探偵はBARにいる3』は、札幌在住のミステリー作家・東直己の代表作「ススキノ探偵」シリーズの映画化。ススキノを縦横無尽に駆け回る探偵(大泉さん)と相棒・高田(松田さん)の活躍を描くエンターテインメント。今回の依頼主は高田の後輩=原田が、突然失踪した恋人の麗子(前田敦子)を探してほしいというもの。軽い気持ちで依頼を受けた探偵だったが、麗子が風俗店でアルバイトしていたことを知り、その店のオーナーと名乗る岬マリ(北川景子)の巧妙な罠に落ちていく。北川さん、前田さんのほかにゲストキャストとして冷酷非道な裏社会の住人・北条を演じたリリーさんも出演した本作。リリーさんは、「悪人ではあるんですけど、小悪党らしくやろうと。北川さんに乱暴するシーンがあったので、めちゃくちゃ緊張しました」と撮影の思い出をふり返りつつ、「(大泉)洋ちゃんにバー誘ったら、30分で寝ましたよ。次の日はバニーバーに行ったら、また寝て。『探偵はバーで寝る』って」とバラした。大泉さんは「言うの、やめてもらっていいですか!びっくりした、やっぱりバニーの話したか…」とリリー節にタジタジになっていた。ヒロインとして、謎めいた女性役という新境地を踏んだ北川さんは、「私の役について言うとネタバレになるので、ほとんど言えないんです。けど拳銃を持っているシーンがあって、拳銃をぶっ放すということで気持ちよくやりました」と、予告でも見ることができる拳銃シーンについて触れた。さらに、北川さんは「初めて銃を持ったんです。撃つのは気持ちがよかった。本当に火薬を入れて、いい音がするからすごくテンションが上がりました」と、恍惚とした表情を浮かべていた。『探偵はBARにいる3』は12月1日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2017年10月24日