お笑いコンビ・ライセンスの藤原一裕が17日、東京・神保町の三省堂書店 神保町本店で初めての小説『遺産ゲーム』(発売中 1,350円税抜き KADOKAWA刊)の発売記念イベントを行った。お笑いコンビ・ライセンスの藤原一裕の小説デビュー作となる本書。原原&英治チンピラコンビが初お目見えする『別荘』を含む8編の連作短編集で、カバーイラストはマンガ家のヨネダコウが手掛けている。藤原は「一番最初に思いついたのは、自分が作ってきたコントで埋もれてしまったのが90本以上あり、もっとたくさんの方に見ていただきたいと思い、何かの形に出来ないかと思ったのがスタートです」と小説を発表するまでの経緯を説明。所属する吉本興業には、芥川賞を受賞した又吉直樹がいるが、「後輩の先輩なんですけど(笑)、先生みたいに純文学ではありません。正直先生は突き抜けちゃっているので、僕は違うところからスタートを切っている感じです」と謙そんしつつ、「文学に関係なく、何かしらの賞をいただけたらとは思っています」と自信を見せた。自ら企画を出版社に持ち込んだという藤原。「決定まで全部自分がやって、今年3月に決まって吉本に言ったら、僕がこの世界を辞めると思ったらしいです(笑)。吉本が全く動いてないのに(印税の一部を)お抜きになられるんですよ」と自虐的に語り、印税の使い道については「本当に堅実で申し訳ありませんが、住宅ローンの返済に当てたいです。結構残っていますので(笑)」と現実的。また、次回作については「(帯に)『シリーズ始動』と入れられてしまったので考えています(笑)。構想と言ったら大げさですが、こんなことできるかなというのはあります」とその気だった。
2017年09月18日今年で4回目を迎える「京都国際映画祭」の開催概要会見が9月6日(水)、よしもと祇園花月にて行われ、木村祐一とKBS京都の平野智美アナウンサーのMCにより、今年のキャッチコピーや上映作品などが発表された。また、本映画祭がワールドプレミアとなる映画『火花』から、主演を務めた菅田将暉と桐谷健太のコメントが映像で到着した。「京都国際映画祭」は、「京都映画祭」の伝統と志を引き継いだ「映画もアートもその他もぜんぶ」というテーマを持った映画祭。今回のキャッチコピーは「京都三泊四日。」。京都の街に新鮮な驚きを与え、感動のステージを創り上げていく。MCに立った木村さんは、「(映画祭に対する)地元のみなさんの期待度、浸透度を感じる」と話した後、「京都には言われたくないことを知ってる人もたくさんいる」と、自虐ネタでまず笑いを誘う。また、実行委員長・中村伊知哉氏は、西本願寺を始め、岡崎公園、府立植物園など京都らしい場所を使うこと、さらにアニメ100周年など新しいイベントも盛り込んでいることをアピール、「3泊4日の間、世界中のみなさんに楽しんでいただきたい」とコメントした。そして今回のオープニングセレモニーが、“世界文化遺産”・西本願寺の重要文化財でもある「南能舞台」にて開催されることが発表。去年の二条城も「ビックリした」という木村さんは、「まさか今年は西本願寺の能舞台に上がれるとは」と驚いた様子。続いて、映画部門についての説明では、京都国際映画祭総合プロデューサー・奥山和由氏が登壇。過去3回以上のプログラムの充実ぶり、アニメ部門が新しく発足、さらに目玉として『火花』がワールドプレミアで上映されることをアピール。そして個人的に、「五社英雄監督特集」を切望していたことを告白。厳しく教えられた過去のエピソードを披露し、原点を見直すということも大切、原点という意味で「五社英雄監督特集」が実現したと話した。「特別招待作品」は、本映画祭以降に公開予定、日本未公開の海外作品など、刺激的な作品をゲストの参加とともに紹介。『火花』をはじめ、ベルギー女性監督のもとイザベル・カレ、國村準、安藤政信、門脇麦らが出演する『KOKORO』、萩本欽一に密着したドキュメンタリー『We Love Television?』、若手注目株・健太郎主演の『デメキン』、日本初上映の台湾映画『全ては愛のため』ほか9作品が紹介された。300万部を超えるベストセラーとなった「ピース」又吉直樹の著書を板尾創路監督が映画化した『火花』からは、予告編とともに主演の菅田さん、桐谷さんからコメント映像も。2人は、たくさんの人に見てもらえるのがうれしいと話し、コメディ映画ではなく青春映画であること、公開されることが楽しみと話していた。さらに、各テレビ局と吉本興業による共同プロジェクト「TV’DIRECTOR’S MOVIE」では、既存のジャンルにとらわれない意欲的な作品創りを目指した作品がずらり。テレビ朝日共同制作作品「N.Y.マックスマン」の主演を務めた稲葉友は、ニューヨーク帰りの探偵役であることのほか、撮影の裏話も披露。見どころとして歴代のマックスマン3人が並んでの変身シーンを挙げて、自身も変身ポーズを見せると、舞台上からも「カッコいい!」の声が上がっていた。テレビ東京共同制作作品「海辺の週刊大衆」からは、「NMB48」の渋谷凪咲が登壇。初めての映画でヒロイン役だったことをふり返り、「みなさんから愛されなくてはと本番前イチゴをたくさん食べて挑みました」とコメント。主演の又吉さんとの撮影中のエピソードも披露した。続いては、毎日放送共同制作作品「よしもと新喜劇映画 女子高生探偵 あいちゃん」に出演した「NMB48」から谷川愛梨、内木志、村瀬紗英が挨拶。ストーリーのあらすじに触れたあと、新喜劇メンバーとの撮影中の裏話として「みなさんがやさしかった」「川畑座長がNMBにくわしかった」などのエピソードを話した。今年からアニメーションカテゴリーも追加され、ナビゲーターに「京都特別親善大使」のアニメ「有頂天家族」が決定したことが発表された。世界最高齢のアニメーション作家集団「G9+1」プロジェクトの紹介も行われ、日本のアニメを創設したベテランクリエーターたちの新作や過去の短編作品の上映、舞台トークも予定されている。「京都国際映画祭 2017」は10月12日(木)~15日(日)まで、よしもと祇園花月ほかにて開催。(text:cinemacafe.net)
2017年09月08日菅田将暉と桐谷健太という「三太郎」CMの“鬼ちゃん”“浦ちゃん”コンビで、又吉直樹の芥川賞受賞作を映画化する『火花』。このほど、理想と現実の狭間で葛藤する彼らや、ヒロインの木村文乃らとの関係性も映し出した予告編と新ポスタービジュアルが公開された。お笑いコンビ「ピース」又吉さんの原作小説を、お笑い芸人であり、俳優・映画監督でもある板尾創路が映画化した本作。漫才の世界に身を投じるも、結果を出せず底辺でくすぶっている青年・徳永を、『帝一の國』や『銀魂』の大ヒットも記憶に新しい若手No.1俳優・菅田さん、強い信念を持ち徳永の師となる先輩芸人・神谷を、映画・TVなどで大活躍を見せる桐谷さんが演じることでも話題沸騰。ヒロイン・真樹には、主演作「伊藤くん A to E」など話題作が続く木村さん。さらに、徳永と漫才コンビ「スパークス」を組む山下役には川谷修士(「2丁拳銃」)、神谷と漫才コンビ「あほんだら」を組む大林役には三浦誠己といった個性あふれる2人がキャスティングされ、本格的な漫才シーンも見どころとなる。今回公開された90秒の予告は、徳永(菅田さん)と神谷(桐谷さん)による、クスりと笑えるボケ&ツッコミの応酬からスタート。夢に向かって眩しいぐらいに全力で生きている2人の仲睦まじい姿を映し出す一方、やがて、2人が漫才に対する意識のズレを感じはじめ、理想と現実の狭間で葛藤するシーンも収められ、まさに“映画”のテーマを凝縮。お笑い芸人である板尾監督の視点から描かれる、徳永と神谷の人物像に期待が高まる映像に仕上がった。また、木村さん演じる真樹を交えた3ショットや、それぞれのコンビの場面カットが追加されたポスタービジュアルも、“夢”に向かって全力で生きる2人の10年間を想像させるものとなっている。『火花』は11月23日(木・祝)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月16日俳優の菅田将暉が、“アーティスト・菅田将暉”としてソロ2枚目のシングル「呼吸」を8月30日(水)にリリース。そのアートワークが公式HPにて公開された。主演映画『帝一の國』に続き、“ツッコミ系”メガネ男子・志村新八を演じた『銀魂』も大ヒット中の菅田さん。8月18日(金)からは声優に初挑戦した『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』が公開、さらに韓国の俳優ヤン・イクチュンとW主演する『あゝ、荒野』の前篇/後篇が10月に、桐谷健太と共演した又吉直樹(ピース)の芥川賞受賞小説の映画化『火花』が11月に控えるなど、今年も若手実力派俳優として大活躍中。さらにアーティストとしての活動も本格化させており、6月7日(水)には「au三太郎」シリーズサッカー応援CMソング「見たこともない景色」でデビュー。オリコンデイリーチャート2位、iTunes総合アルバムチャート1位を獲得するなど多くの反響を得た。今回の2枚目のシングルとなる新曲「呼吸」は、菅田さんが初めて作詞に参加したラブソング!思い通りにいかない恋愛を通して、改めて誰かのために生きることで自分を見出していく、そんな気持ちを言葉に込め、菅田さんのどこか不器用さを感じさせるセンチメンタルな歌声で聴く者を揺さぶるロックナンバーとなっている。今回のジャケットは、憂いや切なさのあるラブソングをガラス越しという距離感で表し、楽曲の持つ世界観を表現。憂いを帯びた菅田さんの表情にも注目だ。同シングルのカップリングは「雨が上がる頃に」。初回生産限定盤と通常盤の2形態で発売され、初回生産限定盤には「呼吸」のMVが収録されたDVDが特典として付く。菅田将暉2ndシングル「呼吸」は8月30日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2017年07月31日7月5日(水)今夜放送の「今夜くらべてみました」に歌手の浜崎あゆみが初登場。謎に包まれた新居を大公開するほか、「関ジャニ∞」から錦戸亮、プロサッカー選手の内田篤人、芸人で作家の又吉直樹ら豪華ゲストが登場する。本番組は徳井義実、後藤輝基、SHELLY、指原莉乃の4人がMCを務め、ある共通点を持ったゲストを招いてトークで盛り上がるバラエティー。今回は2時間スペシャルでの放送となり、浜崎さんは前半の「トリオ・THE・私生活が謎の女」コーナーに“バブルネタ”が人気の芸人・平野ノラと、歌唱力にも定評がある芸人・友近とともに登場する。バラエティ番組に出演することがほとんどない浜崎さんが、今回貴重なプライベートについてのトークや新居を大公開。さらにバラエティーの“王道”ともいえる「箱の中身はなんだろな」にも初挑戦する。浜崎さんが絶叫した驚きの箱の中身にも注目。平野さんは彼氏とのラブラブデート写真、友近さんは自宅でのアラフィフ独身女の寂しげな様子を紹介してくれる。後半戦「トリオ・THE・1人になりたい男」には錦戸さんが内田さん、又吉さんとともに登場。「関ジャニ∞」ではクール担当の錦戸さんだが「せっかち過ぎ」「意外すぎる趣味」「こんな女性にイライラする」といった“イケメン”の裏に隠された本性が明らかに。さらに“すぐ1人になりたがる”という内田さんが豪華なドイツの自宅や奥様との結婚秘話を初公開。又吉さんは“一人ぼっち”の散歩VTRを公開する。浜崎さんは現在ライブツアー“ayumi hamasaki「Just the beginning -20- TOUR 2017」”を開催中で、7月15日(土)からは大阪城ホール3Days公演を行なうほか各地で公演が行われる。錦戸さんがちょっと残念な「仕事ができない夫」を演じて主演を務める「ウチの夫は仕事ができない」は7月8日(土)22時~日本テレビ系で放送開始。錦戸さんを支える妻役で松岡茉優が出演、2人が手に手を取って頑張る笑って泣ける新感覚お仕事ホームドラマで、佐藤隆太、壇蜜、「Hey!Say!JUMP」薮宏太、江口のりこ、イモトアヤコらが共演する。盛りだくさんでお届けする「今夜くらべてみました浜崎あゆみ自宅初公開&初イケメントリオSP」2時間SPは7月5日(水)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年07月05日タレントの壇蜜が5日、都内で行われた「涼・宮城の夏 観光キャンペーン記者発表会」に出席した。壇は、交際報道があった又吉直樹の話題について「髪型が被っているからカップルになったと言われますが、うれしい噂でしたね」と笑顔を見せながらも報道内容を否定した。宮城県は、夏でも涼しい仙台・宮城に観光客を呼び込もうと、浦島太郎の物語に登場する「竜宮城」を重ねて、「涼・宮城の夏」と題した観光キャンペーンを展開。その一環として壇蜜をイメージキャラクターに起用した動画が制作され、この日から配信している。代々は仙台藩・伊達家家臣の家柄で宮城県に縁のある壇は「縁があるっていうのは、いつの時代もどんな時もうれしいですから、こういうお仕事がいただけたのも縁だと改めて思いました」と感謝しつつ、出演した動画について「たっぷり感がすごい伝わってきたなというのはありますが、涼しい宮城を紹介する意味では十分過ぎぐらい伝わったと思います。それに私の鈍い語りとゆっくりした演出で攻めているな~と思いました」と感想を。続けて「宮城県のために縁あるものとして一肌脱いだということで、お話しているのですが、実際に『一肌脱ぎましょう』と言ったら、広報の方が『いやそれは』と言われたので、今回は象徴的な意味で一肌脱がせていただきました」とアピールした。夏の宮城県で訪れたいイベントを仙台の七夕まつりとあげた壇。報道陣から「誰と行きたい?」と質問を投げ掛けられて「出来れば宮城の涼を感じるために暑苦しい人と行きたいです」と回答したが、交際報道があった又吉直樹の話題になると「髪型が被っているからカップルになったと言われますが、うれしい噂でしたね。髪型があんな感じですけど、ゆったりとしてクールな方ですから、より宮城を涼しく感じるようにもっとハイカロリーな方を探したいと思います」と否定。さらに又吉以外の男性の話となり、「最近前の職場の人から連絡があり、その人に最近の写真を頼んだら彼女が写っている写真が送られてきました。気になっていたし、憧れていて信頼もできたのでいい人だと思っていたんです。軽く失恋しました」と寂しそうだった。
2017年07月05日人生経験が豊富で広い知識を持ち、目上の人に対しても堂々と意見できる人のことを“ご意見番”と言いますが、芸能界にもご意見番と呼ばれる人が少なからずいますよね。そういう人たちは何か事件や問題が起こったときに力強い助言や納得できる見解を示してくれるものです。しかし、最近はどうも「感覚がズレてない?」と首を傾げたくなるような発言をする“ご意見番”が増えてきているような気がしませんか?そこでパピマミでは、2017年6月29日〜30日の間に『感覚がズレていると思う芸能界のご意見番』について読者にアンケートを取ってみました。113人の方にご回答いただいたので、その結果をランキング形式でご紹介します!●1位:和田アキ子『和田アキ子は自分の偏見だけでしゃべってるから説得力がないし、発言が上から目線で「何様?」って感じ 。なんでアッコにおまかせが30年続いているのか不思議でならない』(38歳女性/製造)『出川を使って無理やり謹慎中の狩野英孝に電話させようとしたり、宇多田ヒカルの出産発表を「新曲のプロモーション」と言ったりと感覚がズレすぎ。見ていて不快だから絶対チャンネル変える』(41歳女性/事務)第1位に選ばれたのは、『和田アキ子』さんで35%(39人)となりました。和田アキ子さんは30年続く長寿番組『アッコにおまかせ!』のMCとして長年“芸能界のご意見番”として活躍していますが、その意見に納得できないという人は多いようです。歌手の宇多田ヒカルさんが第一子の誕生を発表した際には、「新曲のプロモーション?」と発言したり、お笑いコンビ『ピース』の又吉直樹さんの著書『火花』が芥川賞を受賞した際には「(読んで)何も感じなかった」と首を傾げたりと、何度も失言・迷言を繰り返している和田さん。日頃の後輩芸能人へのパワハラなどもあり、「テレビに出ていたらチャンネルを変える」という人も少なくないようです。2016年には過去39回出場していた紅白歌合戦に落選してしまうなど、人気凋落の兆しが見られる和田さんですが、今後また“芸能界のゴッド姉ちゃん”として復活することはできるのでしょうか。●2位:デヴィ夫人『前にテレビで「自然の摂理に反するから同性の結婚は反対」って言ってたのに引いた。こんな古くさい考えの人 はテレビに出ないほうがいいよ』(39歳女性/販売)『基本的に上から目線で的外れなことばかり言ってるイメージ。なんで芸能界で生き残っているのか分からない』(32歳女性/保育士)第2位は『デヴィ夫人』で19%(21人)となりました。デヴィ夫人といえば、かつてインドネシアのスカルノ大統領と結婚していたことで有名ですが、今ではバラエティ番組に多く出演する“セレブキャラのおばさん”というイメージのほうが強いですね。その豊富な人生経験からたびたびコメンテーターとしても活躍していますが、感覚が一般世間とズレていることが多く、以前女優の広瀬すずさんが裏方スタッフを軽視するような発言をしたことに対し、「抹殺しちゃっていいと思う」と怒りをあらわにして物議を醸したこともありました。また、同性婚をしたことで知られる一ノ瀬文香さんと共演した際には、「同性愛婚は絶対反対」「自然の摂理に反する」などと発言してネット上で炎上しました。セレブな生活を送っているデヴィ夫人には、一般人の感覚を理解するのが難しいのかもしれませんね。●3位:テリー伊藤『大体主観に寄った発言しかしてないし、ほとんど的外れ なことが多い。ワイドショーでコメンテーターしてたらチャンネル変えます』(38歳女性/販売)『前にビビットで女性の陣痛の話のときに、「大げさ」と言ったのが信じられなかった』(34歳女性/主婦)第3位は『テリー伊藤』さんで15%(17人)となりました。テリーさんといえば、歯に衣着せぬ物言いをすることで有名ですが、その分失言もかなり多い印象がありますね。とくに問題を十分に理解しようとせずにイメージだけでコメントすることが多く、某政治家に「キモい」と発言して訴えられたり、陣痛に苦しむ女性に「大げさ」と言い放って炎上したりと、短絡的で主観に寄っているようにも思えるコメントが一部の人から嫌悪されているようです。以前出演していた『スッキリ!!』を降板したのは暴言が原因だったと言われているテリーさん。このままだとコメンテーターとして呼ばれなくなってしまうかも!?----------いかがでしたか?世間と感覚がズレたことばかり言っている人の話を聞くのは疲れますよね。今回ランクインした人たちは高齢の人が多いですが、テレビ業界もそろそろ紅白歌合戦のように世代交代をしたほうがいいのかもしれませんね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜9位)】感覚がズレていると思う“芸能界のご意見番”は?()●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年07月03日「ピース」又吉直樹の初純文学作品にして、第153回芥川賞を受賞した小説を、監督・板尾創路が映画化した『火花』。菅田将暉と桐谷健太がW主演を務めることでも話題の本作から、この度特報映像が公開された。若手コンビ「スパークス」としてデビューするも、まったく芽が出ないお笑い芸人の徳永(菅田将暉)は、営業先の熱海の花火大会で4歳上の先輩芸人・神谷(桐谷健太)と出会う。神谷は、「あほんだら」というコンビで常識の枠からはみ出た漫才を披露。それに魅了され、徳永は神谷に「弟子にしてください」と申し出る。神谷はそれを了承し、「俺の伝記を書いて欲しい」と頼む。その日から徳永は神谷との日々をノートに書き綴ることに。その後徳永は、拠点を大阪から東京に移した神谷と再会。毎日のように芸の議論を交わし、神谷の同棲相手である真樹(木村文乃)とも仲良くなり、仕事はほぼないが才能を磨き合う充実した日々を送るように。しかし、いつしか2人の間にわずかな意識の違いが生まれ始める――。物語は、漫才の世界に「夢」を持って身を投じるも、結果を出せず底辺でくすぶっている青年・徳永と、強い信念を持った先輩芸人・神谷が出会い、「現実」の壁に阻まれ、「才能」と葛藤しながら歩み続ける青春ストーリー。青年・徳永を菅田さん、先輩芸人・神谷を桐谷さんが演じるほか、木村文乃、川谷修士(「2丁拳銃」)、三浦誠己、加藤諒らが出演する。解禁された特報映像では、徳永が神谷に弟子入りを志願するシーンからスタート。そして、「スパークス」「あほんだら」がコンビでステージに立っている姿や、「お前に神谷さんの何が分かんねん!」と怒鳴る徳永、木村さん演じる神谷の恋人・真樹の姿も。夢に向かって眩しいぐらいに全力で生きている2人の仲睦まじい姿だけではなく、思い描く理想と現実の間で葛藤するシーンもあり、本編完成が待ち遠しくなる特報となっている。『火花』は11月23日(木・祝)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月23日お笑い芸人で芥川賞作家の「ピース」又吉直樹が企画・構成を担当し、俳優の柄本佑が主演を務めたWebムービー「元、落語家 ~話が下手な元噺家のハナシ~」がパーソナルアロマディフューザー「AROMASTIC(アロマスティック)」のブランドサイトにて公開。柄本さんが、古典落語の一つである「だくだく」の一節を披露した。本Webムービーの主人公は、“元落語家”の中村(柄本佑)。いまでは不動産屋の営業マンとして働いているが、仕事終わりの居酒屋では同僚や上司と上手くコミュニケーションをとることができず、会話も弾まず、同僚からは「元落語家のくせに」とからかわれてしまう始末。次の店に向かう彼らを尻目に、1人「お先に失礼します」と、飲み屋街を歩く中村。ふと「AROMASTIC」を取り出し、香りを吸い込む。すると、その瞬間、中村の目に映る世界が変わる。古典落語の1つ「だくだく」の一節を口にしながら、声を出して街を行く中村。泥棒と泥棒に入られた男の「~つもり」の応酬が笑いを誘う演目を喜々として演じながら、ふと、ノートに希望に満ちた1つの言葉を記す中村。「明日は、声を出す、つもり」。そして中村は、前を向く――。本作で又吉さんが描いたのは、日常の中で香りが人々に寄り添う世界。自分の落語家としての才能に見切りをつけ、不動産営業マンとなった主人公の中村が、上司につまらないとなじられても、舞台上のように饒舌に語れなくても、落語家の魂を持ちながら香りで気持ちを切り替えて前に進む姿を描いた、約10分間のムービーとなっている。中村を演じるのは、『追憶』をはじめ、公開待機作に『素敵なダイナマイトスキャンダル』、『Lovers on borders』(仮)、『君の鳥はうたえる』(いずれも’18年公開予定)など主演作が目白押しの柄本さん。冴えない営業マン風だった柄本さん演じる中村が、一転、ホンモノの落語家さながらに演目をそらんじる様子は必見。そんな柄本さんに、監督を務めた志真健太郎も「ご本人が落語好きということもあり、思い描いていた以上の迫真の演技を撮ることができ、現場の空気がどんどん研ぎすまされていきました。本当に現実と虚構の境目がわからなくなるぐらい、洗練された現場で貴重な経験をさせていただきました」と語っている。また、ムービー本編のほか、「AROMASTIC」開発チームの藤田修二と又吉さんによるスペシャル対談ムービーとスピンオフムービーが同時に公開。スペシャル対談ムービーでは、又吉さんが創作に秘めた想いや、お気に入りの香りにまつわるトークを繰り広げ、「みんな感じたことがあるかもしれませんが、楽しくないわけじゃないけど自分が思うようにいかないことってありますよね。もうちょっと自分を表現できるかも、と思っている人って多いと思うんですよ。そういうときに何かきっかけがあれば、ちょっと気持ちを変えて、一気に視点が変わると言うか、視界がクリアになるみたいなことがあるのかなと」と、作品に込めた思いをコメントする。なお、スピンオフムービーには、本編で主役を務めた柄本さんと、ヒロインとして新進気鋭の女優・玄理が出演。又吉さん独特の感性と世界観が存分に堪能できるWebムービーに、注目してみて。(text:cinemacafe.net)
2017年06月16日『22年目の告白―私が殺人犯です―』が大ヒット中の鬼才・入江悠監督がオリジナル脚本でメガホンをとり、大森南朋×鈴木浩介×桐谷健太がトリプル主演を務める『ビジランテ』。このほど、公開初日が12月9日(土)に決定。さらに、篠田麻里子が鈴木さん演じる市議会議員の妻として、表と裏の顔を持つ女性を演じていることが分かった。高校時代に失踪した長男・一郎(大森南朋)。市議会議員の次男・二郎(鈴木浩介)。デリヘル業雇われ店長の三男・三郎(桐谷健太)。別々の道、世界を生きてきた三兄弟。父親の死をきっかけに、一郎が30年振りに突然帰ってきたことで、彼らの運命は再び交錯する――。父親の死をきっかけに三兄弟が再会し、欲望、野心、プライドがぶつかり合っていく本作。トリプル主演となるアウトロー三兄弟を演じるのは、北野武監督『アウトレイジ 最終章』やテレビ東京・土曜ドラマ24「居酒屋ふじ」にて本人役で民放ドラマ初主演を務めるなど、実力派俳優として唯一無二の存在感を放ち続ける大森さん。そして、ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズの演技が好評を博し、シリアスな役からコミカルな役まで幅広く演じるカメレオン俳優・鈴木さん。そして、昨年6本の話題作に出演、今年も「ピース」又吉直樹の芥川賞受賞作を映画化する『火花』で菅田将暉とW主演を務めるなど、躍進が止まらない桐谷さん。この豪華キャストに加わる篠田さんが演じるのは、鈴木さん演じる市議会議員・二郎の妻・新藤美希役。表向きは夫を支える良妻賢母だが、その裏では自身の美貌で思うように男たちを翻弄し、夫を子どものように操ることで権力と財産を得ようとする危険な美人妻。篠田さんは、この役を大胆演技で演じ切っており、篠田麻里子史上、未だかつて見たことがない妖艶さを見せるという。入江組に初参戦した篠田さんは「台本を読ませていただいたとき、とても強い衝撃を受け、入江監督の世界観に引き込まれてしまいました。私にとっても新しい挑戦をさせて頂いた映画になります」とコメント。また、そんな篠田さんに関して入江監督からは、「篠田麻里子さんの役は、生き馬の目を抜く地方都市の政治性のなかを、ありとあらゆる手練手管を使ってサバイブする女性です。真冬の私の地元で、強く繊細に演じていただきました。執拗な演出にも粘り強く食いつき、じっと耐えるような姿が印象的でした。まったく新しい篠田麻里子さんが本作で見られるはず」と、期待を煽るコメントを寄せている。今回初公開となった場面写真では、地方都市の暗部に生きるアウトロー三兄弟のハードな生き様、物語を想像させる主演3人の姿や、まさに「ビジランテ」=「自警団」のような集団とともに、危険な美人妻を演じるかつてない表情の篠田さんも確認できる。かつては、深作欣二監督作『狼と豚と人間』で高倉健、三國連太郎、北大路欣也という三大スターが演じた三兄弟を彷彿とさせるような、男たちのノワール映画。現在、本作のクラウドファンディングがスタートしており、入江監督“原点回帰”のオリジナル企画として応援が広がっている。『ビジランテ』は12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月16日「ピース」の又吉直樹の第153回芥川賞を受賞した話題作の映画化『火花』。この度、本作の新たなキャストとして、CMやドラマにひっぱりだことなっている個性派俳優・加藤諒が決定。また、それぞれの登場人物の場面写真とティザービジュアルも到着した。若手コンビ「スパークス」としてデビューするも、まったく芽が出ないお笑い芸人の徳永(菅田将暉)は、営業先の熱海の花火大会で4歳上の先輩芸人・神谷(桐谷健太)と出会う。神谷は、「あほんだら」というコンビで常識の枠からはみ出た漫才を披露。それに魅了され、徳永は神谷に「弟子にしてください」と申し出る。神谷はそれを了承し、「俺の伝記を書いて欲しい」と頼む。その日から徳永は神谷との日々をノートに書き綴ることに。その後徳永は、拠点を大阪から東京に移した神谷と再会。毎日のように芸の議論を交わし、神谷の同棲相手である真樹(木村文乃)とも仲良くなり、仕事はほぼないが才能を磨き合う充実した日々を送るように。しかし、いつしか2人の間にわずかな意識の違いが生まれ始める――。5月に発売されたばかりの「劇場」も話題となっている又吉さんの初純文学作品を、板尾創路が監督する本作。漫才の世界に身を投じるも、結果を出せず底辺でくすぶっている青年・徳永を菅田将暉、強い信念を持ち徳永の師匠となる先輩芸人・神谷を桐谷健太がW主演を務めるほか、ヒロイン・真樹には木村文乃、徳永と漫才コンビ「スパークス」を組む山下役には川谷修士(2丁拳銃)、神谷と漫才コンビ「あほんだら」を組む大林役には三浦誠己といった2人がキャスティングされ、本格的な漫才シーンも見どころとなっている。そして今回新たに発表された加藤さんが演じるのは、徳永の後輩芸人であり、目まぐるしいスピードでスターの階段を駆け上がっていくピン芸人の鹿谷役。併せて公開されたスチールでは、フリップ片手にステージに立っている姿が。劇中でどんなネタを披露してくれるのか気になるところだ。またティザービジュアルは、「笑いながら、もがき倒した10年間。」というコピーが添えられ、2人のやわらかい表情が印象的な1枚。芸人の先輩後輩という関係性を超え、人間として互いを敬い刺激し合っている徳永と神谷の絆が垣間見えるようだ。『火花』は11月23日(木・祝)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月06日お笑いコンビ、ピースの綾部祐二(39)が14日(現地時間)、米ニューヨークのセントラルパークで開催された日米交流イベント「Japan Day@セントラルパーク2017」のアンバサダーに就任し、トークを披露。アメリカで初の仕事に関心が集まっている。 アンバサダーに就任した綾部は、司会者の紹介でステージに登場。若干まばらだった歓声に対し「ジャパニーズ フェイマス コメディアン」と英語で自己紹介。その後「今日は日本のメディアの方がたくさん来てて…もうちょっと歓声があった方がいいので、もう一回出直しますんで!皆さん歓声の方、“コールミーアヤベ、OK?”」と日本語と英語を交え説明。 綾部はステージ袖に戻り、もう改めて登場。これに対し観客は大きな歓声と「AYABE~」と声援を送った。「ありがとうございます!ここから使ってくださいね。」と話し、会場を爆笑させていた。また、綾部はこのイベントに参加して「ニューヨーカーになりました」と話したという。 この日のイベントには綾部を目当てに着ている来場者も多くいたといい、綾部は参加した来場者のサインや写真に応じるなどファンサービスを送ったという。 また、相方の又吉直樹(36)によると、綾部はニューヨーク市内に住居を決め、今月末にも本格移住することを明かしている。
2017年05月15日沖縄で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」で23日、映画『火花』のクランクアップ会見が行われ、監督を務めたお笑い芸人の板尾創路が登壇。W主演を務めた俳優の菅田将暉と桐谷健太からのメッセージ映像も公開された。お笑い芸人・ピースの又吉直樹の芥川賞受賞作を原作とした同作は、芽の出ないお笑い芸人・スパークスの徳永と、徳永が"師匠"と慕う先輩芸人・あほんだらの神谷の師弟関係を描いた物語。菅田将暉が徳永、桐谷健太が神谷、木村文乃が神谷の恋人でヒロインの真樹を演じる。なお、原作は2016年からNetflixでドラマ化され、NHKで連続ドラマとしても放映されている。会見では、菅田と桐谷からのメッセージ映像が公開され、桐谷は「めっちゃ楽しかったし、苦しさもあった」と撮影を振り返り、「神谷という役をやれたことがよかったし、二度とこういう役は来ないんじゃないかなという役に出会えて奇跡だと感じています」と感慨深げに語った。菅田も「お笑い芸人さんを演じるって、一生に一度といっても」と同調。そして、「ドキュメンタリーではないけど、漫才シーンは本当にお客さんが入って、本気でライブをやった」と演技を超えて芸人になりきったようで、「相方の修士さんが本当に信頼がハンパなかった」と相方・山下役に川谷修士(2丁拳銃)への信頼も語り、「楽しかった」と振り返った。監督を務めた板尾も、芸人を演じた菅田と桐谷の演技に手ごたえを感じている様子。「2人とも関西出身でお笑いも大好きで、漫才師の役を恐れ多いとも言っていた。漫才師をリスペクトしているので、漫才師を役者が演じられるのかという不安があったみたい」と明かした上で、「演じるというよりコンビになっていただいた。漫才コンビを作っていかないとこの映画は成功しないと思っていたが、成功したかな」と自信をのぞかせた。
2017年04月23日映画『火花』のクランクアップ囲み会見が、4月23日(日)、第9回沖縄国際映画祭にて行われ、メガホンを取った板尾創路が出席。W主演の菅田将暉と桐谷健太のコメント映像も流れた。板尾監督は、菅田さんと桐谷さんについて、「2人とも大阪出身なので、人前で漫才することは、関西人特有の芝居といえど、笑わせたい気持ちが強くて。リハでは別のネタをやって本番まではそのネタをやらないんです。本当に芸人がバトルしているような雰囲気の撮影でした」と、気合いの入った演技に手放しで絶賛していた。又吉直樹(ピース)が第153回芥川龍之介賞を受賞した同名作の映画化『火花』。第8回沖縄国際映画祭では、林遣都と波岡一喜がW主演したNetflixオリジナルドラマ版が特別上映され話題を呼び、満を持しての映画化となった。『火花』は、若手コンビ「スパークス」としてデビューするも、パッとしないお笑い芸人の徳永(菅田さん)と、徳永が尊敬してやまない4歳上の先輩芸人・神谷(桐谷さん)の運命的な関わりを描き出す。話題作の映画化ということもあり、板尾監督は「撮影というより、文章を映像にするというのが一番難しかったです。又吉の思いとか、漫才師として生きてきたことや、考えていること、伝えたいこととかの脚本を作るのが」と、又吉さんの思いを汲み脚本を練り上げた。原作では徳永と神谷による携帯メールのやり取りが綴られる点において、「原作にはない神谷が徳永にメールで文章を送るところの新しいメール文章を、せっかくなので又吉に考えてもらおうと思ってオーダーしたら、何パターンも送ってきてくれて」と、又吉さんとのやり取りも明かす。前述のNetflixオリジナルドラマ版も見ていると話した板尾監督だったが、「Netflixは本当に300時間を超える長い映画みたいな感じだったので、ゆったり撮っている印象がありました。映画は尺2時間なので、より小説の体感に近い表現にしようかなと。まったく違う『火花』になっていると思います」と、決意を新たにしていた。以下は、菅田さんと桐谷さんのコメント(抜粋)。■菅田将暉「お笑い芸人さんを演じるのは一生に一度と言っても(過言ではない)。もちろんドキュメンタリーではないけど、漫才シーンとかは本当にお客さんが入って、本気でただ笑わそうとするネタをやりました。僕の相方が本当に信頼感が半端じゃなかったので。ちゃんと受け取ってもらいました」■桐谷健太「めっちゃ楽しかったし、プラス、苦しさもあった。神谷という役をやれたことが、すごくよかったし、もちろん徳永にも、(菅田)将にも支えられ、相方にも支えられ、監督が優しい目で。なかなか二度とこういう役はこないんじゃないかなという役に出会えて、奇跡だと感じています」「島ぜんぶでおーきな祭第9回沖縄国際映画祭」は21~23日、沖縄県那覇市をメイン会場に県内各地で開催中。『火花』は11月23日(木・祝)より全国公開。(cinamacafe.net)
2017年04月23日アイドルの橋本環奈が18日、都内で行われた「Advertising Week Asia 2017」事業戦略発表会に出席した。5月29日~6月1日に東京・六本木のミッドタウンで開催される「Advertising Week Asia 2017」は、各業界で活躍するビジネスリーダーが集結し、今話題のトピックを議題としたプレゼンテーションなどが開催されるというもの。そのアンバサダーに橋本環奈が就任した。普段着用しないというブルーのワンピース姿に橋本は「ブルーは選ぶことも着ることもなかったので新鮮な気持ちです。似合っているといいんですけど、大丈夫ですか?」と報道陣に相槌を求めながら「今までも250万人以上の方が参加されていて、世界最大級のマーケティングとコミュニケーションの祭典でもある同イベントのアンバサダーに選んでいただいて光栄に思っています」と笑顔。クリエーターなどが集結する同イベントにちなみ、「注目しているクリエーターは?」という質問には「皆さん尊敬する方ばかりですが、ピースの又吉直樹さんは芸人さんとしても活躍されている中、芥川賞作家ということで作家活動もされています。とても多才な方だなと思っています」と番組等で共演したこともある又吉が気になっている様子だった。今年3月に高校を卒業し、今後は芸能活動に専念する橋本。「3月に卒業した後にすぐお仕事で制服を着たので、卒業した実感が湧きません(笑)。言動に自覚と責任を持たなくてはと思っています」と決意を新たにして「私は器用ではないと思うので、1つのこと(女優業)に打ち込みたいと思っています」と脱アイドル宣言。その橋本は、高校卒業を機に生活の拠点を東京にと考えているようで「東京で暮らす準備をしようと思っていますが、なかなか準備が追いつかなくて…。そろそろ上京しようとは思っています」とプランを明かしつつ「(上京したら)免許を取りたいと思っています。事故にならないように沢山練習して上手くなりたいですね。助手席はお父さんの隣にしておきます(笑)」と期待に胸を膨らませていた。
2017年04月18日記憶に新しい「ストレンジャー・シングス 未知の世界」をはじめ、デヴィッド・フィンチャー製作「ハウス・オブ・カード 野望の階段」、女子刑務所を舞台にした「オレンジ・イズ・ニューブラック」、日本発では又吉直樹による芥川賞受賞の大ベストセラーのドラマ化「火花」など、数々の“社会現象”ドラマを生み出してきたNetflix。そしていま、歌手で女優のセレーナ・ゴメスが製作総指揮を務めたNetflixオリジナルのドラマ「13の理由」が、Twitterを中心に話題沸騰中だ。3月31日から世界同時ストリーミング配信されると、同作に関するツイート数は1週間で350万件を突破。100万件強(もすごいが)だった「フラーハウス」などの人気作を大きく上回り、1週間で最もツイートされたNetflixドラマとなった(Fizziology調べ)。高校生クレイ・ジェンセン(ディラン・ミネット)のもとに、彼が秘かに想いを寄せていたクラスメイトで、2週間前に自殺したハンナ・ベイカー(キャサリン・ラングフォード)の声が録音されたカセットテープが届けられる。カセットテープには“彼女が自ら命を絶った13の理由”が残されていた。「このテープを聴いているってことは、あなたもその理由の1つよ」と、テープの中でハンナは語りかける。そのテープを聴きながら、ハンナが死を選んだ理由、そして彼女の死の引き金となった人物たちに迫っていくクレイ。クレイ自身も、彼女に“何か”をしたのだろうか?ハンナがいた“過去”とクレイが謎解きする“現在”の2つの物語を通して紡がれる真実に、観る者は驚愕し、彼女の絶望に打ちひしがれる――。ジェイ・アッシャーによるベストセラー同名小説を原作にした「13の理由」は、セレーナが原作と出会ってから6年以上の歳月をかけ、ついに映像化を実現させた渾身作。製作にはセレーナの母マンディー・ティーフェイ、そしてアカデミー賞作品賞『スポットライト 世紀のスクープ』のトム・マッカーシー監督らが関わっており、さらにセレーナ自ら、80年代の名曲のカバーソング「Only You」など2曲をサウンドトラックに提供している。Twitterはおよそ4,700万人、インスタグラムは1億1,700万人という膨大なフォロワーを世界中に持つセレーナ。SNSのネガティヴな部分をイヤというほど知っているはずの彼女だが、本作に関しては、主演2人との3ショットや予告映像のほか、配信開始後もキャストたちとの画像をアップし、積極的にPR。キャストとお揃いで、自殺防止のシンボルとされる“セミコロン”(;)のタトゥーを入れたことも伝えられている。セレーナがキャスティングに関わったという、個性も人種も豊かな若手俳優たちは、いずれも劇中でみずみずしい演技を見せており、いまやメディアに引っ張りだこ、ネクストブレイクは必至だ。主人公クレイ役には、「プリズン・ブレイク」「スキャンダル」「エージェント・オブ・シールド」などの海外ドラマで活躍し、大ヒット作『ドント・ブリーズ』『グースバンプスモンスターと秘密の書』にも出演したディラン・ミネット。ハンナ役のキャサリン・ラングフォードは、これからが楽しみなまさに新星女優。さらにケヴィン・ベーコンとキーラ・セジウィックの娘ソシー・ベーコンら注目の若手ほか、「プライベート・プラクティス」の実力派ケイト・ウォルシュが娘ハンナを失った母親役で出演している。日本でも社会問題化している若者の自殺、ネットいじめ、セクシャリティ、大切な人を失った悲しみとの向き合い方など、深くシリアスなテーマが描かれているとはいえ、本作を貫くリアルすぎる痛みと、そして贖罪と優しさに心をつかまれる人が増殖中。ドラマの内容さながらに、SNSからまた新たな社会現象ドラマが生まれようとしている。Netflixオリジナルドラマ「13の理由」は配信中。(text:Reiko Uehara)
2017年04月18日「正直、今日が最後という実感が全然なくって。この間の最後のライブも、あっさりしたものでしたし」 そう語るのは、ハリウッド進出を目指し、アメリカ行きを宣言しているお笑いコンビ・ピースの綾部祐二(39)。4月2日放送のスポーツ番組『追跡LIVE! SPORTSウォッチャー』(テレビ東京系)に、相方の又吉直樹(36)とともに、コンビとして活動休止前最後の生放送。番組の最後に、「アメリカ行き、大きなプレッシャーがあるかと思いますが、相方として心から応援しています」と又吉が手紙を読み上げると、綾部は目に涙を浮かべた。 この出演直前に本誌インタビューに応じてくれた綾部。彼はふだんとあまり変わらないと平常心を口にしつつも、「僕、めっちゃ涙もろいんです」と語っていた。相方の温かい言葉が胸に響いたのだろう。 昨年10月、今年4月からの渡米計画を発表して話題に。その後もコンビ活動を続けてきたが、4月が近づくにつれ、「いったい綾部はいつ渡米するのか?」という周囲の声も日に日に増えてきた。 「『4月に行きます』と宣言しているのだから、『まだ行かないの?』って言わないでほしいですよね(笑)。今日までは渡米のことよりも目の前の仕事に集中してきたので、明日からフル稼働です。とにかく、ビザ取得を最優先に動き始めて。現時点で決まっているのは、4月30日でいま借りている部屋の契約が切れて、住むところがなくなるということ。それだけです」 ニューヨークはマンハッタンに住み、カフェでアルバイトをするところからアメリカ生活を始めたいと、綾部は今年初めの本誌インタビューで語っている。 「行ってみないとわからないですね。未知の世界に突入していく感じ。まわりからは『貯金あるの?』とか金銭面の心配をされますが、僕にとって不安は収入よりも言葉です。まったく英語ができないので。『私は日本のコメディアンです』という英文をサッと書くこともできないんですから。この英語力で米国生活なんて無謀すぎる、って言われますよ」 それでも挑戦したいのは、公言してきた夢のためだ。 「レッドカーペットを歩きたいという夢は変わっていません。ただ、役者としてでなくてもいい。コメディアンとしてでも、料理人としてでも、何らかの役でハリウッド映画に出られたら本望なんです。『いったい、自分がアメリカで何ができるのか?』、それを探す旅だと思っていて。大富豪と結婚して、奥さんのコネや力でレッドカーペットを歩けたとしてもいいじゃないですか。僕は、物事というのはすべてあらかじめ決まっている、という考えで生きてきたんですよ。人生に偶然はなくて、すべて台本どおりに進んでいる。だから、このアメリカ行きも台本に書かれたシーンの一つで、僕の運命だと思っています。結局、アメリカに行けなかったら、謝罪会見を開くかもしれない。それだって、台本にそういうシーンがあったということ。じつは、渡米を発表したとき、『レギュラー番組9本を捨てて』って報じられて驚きました。『あっ、そうか!』と、逆にそれまで気づかなかったことにビックリ。収入激減とか、まったく考えたこともなかったですから」 不安を数え上げたらきりがない。それでも彼の挑戦に対する決意は揺るがない。 「50、60歳になったときに、『40歳のとき、アメリカに挑戦してよかった』って思えたらいいなぁ。僕ら芸人は、笑ってくださる人がいて成り立つものなので、こうしてエンタテインメントの世界で18年間やってこられたことを感謝しています。今回のアメリカ行きは失敗するかもしれないし、成功するかもしれない。でも、何らかの形で夢を実現させられるように頑張ります。そして、いつかまた、みなさんに笑っていただける日が来るように。それまで何となく頭の片隅に、『そういえば、ピースの綾部っていたよね?』と思っていていただければうれしい。とにかく、いったん忘れられる覚悟で頑張ってきます!」
2017年04月13日お笑いタレントの横澤夏子、コラムニストの辛酸なめ子が30日、東京・渋谷のHMV&BOOKS TOKYOでムック本『文藝芸人』(発売中 740円税抜き 文藝春秋刊)の発売記念イベントを行った。同書は、松本人志や又吉直樹といった吉本興業所属のタレントが執筆したエッセイを掲載したムック本。この日登場した横澤夏子が、『私が同窓会で泣く理由。』で女性の複雑な心境を書き綴っている。エッセイ初挑戦となった横澤は「書いたことがなかったのでうれしかったんですが、大変でした。作文みたいになってしまい、出版社の方から『これじゃ意味が分からない』と何回も何回もやり取りをしてきたので、本ってこんなに大変だと実感しましたし、作家さんの職業体験ができました」と苦労話も。内容については「私はコンプレックスの塊で、同窓会に行くと必ず涙します。その理由を文章にしてみました」と説明しながら「芸人1年目の時は、何千円しかもらってないのに40万円もらっていると嘘をついたこともありました。それぐらい私は見栄っ張りなので、同窓会に行くと見栄っ張りになっちゃうんです。同窓会は行きたくないけど行かなければいけない場所。でも同窓会を原動力に頑張っているところもありますけどね」と話した。横澤は新潟県糸魚川市出身。同じ新潟県出身の渡辺謙(北魚沼郡広神村出身)が不倫騒動で揺れているが、「作られたデマなんじゃないかと思うぐらい信じられないです」と驚いた表情で「もし本当だったら悲しいですね」と言葉少なにコメント。自身は1歳年上の一般男性と熱愛中で幸せ絶頂でもあり、彼氏の話題になると「結婚の文字が欲しい!」と一直線。「浮気や不倫は?」と聞かれると「絶対にないです。今このご時世だし願望もありません!」と全否定していた。
2017年03月31日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が沖縄・宮古島の魅力を味わう旅番組『これが無いなら来なかった~又吉直樹の宮古島~』(全2話、各約30分)が、動画配信サービスのAmazonプライム・ビデオにて31日、独占配信開始となった。同番組は、又吉が宮古島を訪れ、自然や人の温かさ、地元ならではの食など、地域の魅力を再発見する旅番組。約3年ぶりの旅ロケで、又吉ならではの感性で小説を観るように日本を味わう。又吉は「宮古島は、自然もきれいで人も温かく、ご飯もおいしかったです。旅行にも最高ですけど、帰りたくなくなって、いつかここで本を読みながら暮らしたいと思いました。海を見たときに圧倒的すぎて、あらゆることがどうでもよくなりました」とすっかり宮古島に魅了されたようで、「また来たいです!」と熱望。「(なにかを)しながらでも、宮古島の景色が楽しめる番組です」とアピールした。番組内で登場した地元の名産品の4商品、あぶらみそ、ジェラート、泡盛、地ビールは、Amazonで購入可能。又吉は「面白い試みとして、番組に登場した商品を買うことができます。観る前に商品を買って、観ながら食べるのも面白いかもしれません」と提案している。なお、同企画は、映像作品や物産を通して視聴者に地域の魅力を日本全国に届けることで、地方創生を目的にしたプロジェクトとなっている。
2017年03月31日年に1度のお菓子の祭典「第27回全国菓子大博覧会」が、2017年4月21日(金)から5月14日(日)まで三重県・県営サンアリーナとその周辺会場にて開催される。明治44年から約4年に1度開催されている「全国菓子大博覧会」が三重県へ。初開催となる“お伊勢さん”菓子博2017期間中は、100人以上の三重県内の菓子職人が制作に関わった「巨大工芸菓子」の展示、限定スイーツ「老舗菓子屋共同開発のパフェ」「赤福祝盆」などの販売、菓子博史上初の試みとなる高校・専門学校生による工芸菓子展示など多彩な企画が用意される。歌川広重の浮世絵「伊勢参宮宮川の渡し」がモチーフの巨大工芸菓子広大なメインアリーナには、歌川広重「伊勢参宮宮川の渡し」の浮世絵をモチーフに、江戸時代の伊勢まいりのにぎわいを表現した、巨大工芸菓子が出現。およそ幅10m、奥行き5.5mの迫力満点なスイーツは、県内100人以上の和洋菓子職人たちが結集して創り上げた力作だ。限定白あんの赤福餅&復刻黒糖味の赤福餅江戸時代から明治にかけて作られた“黒糖味の赤福餅”が復刻。さらに、通常の赤福餅と、白小豆を使用した白あんの赤福餅を一つずつのせた、赤福の新商品「赤福餅祝盆(いわいぼん)」も提供される。2,500点の菓子で全国を旅する日本全国を6ブロックに分け、各エリアから集めた約2,500点の菓子を展示。菓子と地域の関わりを紹介するコーナーを訪れると、まるで全国を旅しているような優雅な気分が味わえるはず。全国の菓子メーカーから約1,800点のスイーツ三重県をはじめとする全国の菓子メーカーおよそ530社がイベントへ参加し、1,800点の商品を販売する。江崎グリコ、カルビー、不二家、ブルボン、明治、森永製菓、山崎製パン、ロッテのといった馴染みのメーカーが揃う「お菓子にぎわい夢横丁」も登場する。また、県内の高校生達が、三重県産のあおさ、伊勢茶、かんきつ類を使用し考案したレシピをプロが商品化したスイーツも並ぶ予定だ。老舗和菓子共同プロデュースの和パフェ「しんかパフェ」赤福、神戸風月堂、俵屋吉冨、つちや、花園万頭、両口屋是清の老舗和菓子メーカーが茶屋”をプロデュース。“お伊勢さん”菓子博2017のために共同開発したオリジナル和パフェ「しんかパフェ」は必食だ。ピース・又吉直樹、市川染五郎も参加スイーツだけでなくトークショーも楽しめるのが、本展の魅力。ピース・又吉直樹と市川染五郎が駆けつけ、それぞれコーヒーや和菓子についてトークショーを展開する。イベント詳細第27回全国菓子大博覧会・三重(愛称:お伊勢さん菓子博2017)期間:2017年4月21日(金)~5月14日(日)時間:10:00~18:00分 ※ただし、最終日は17:00まで会場:三重県営サンアリーナ住所:三重県伊勢市朝熊町字鴨谷4383-4入場料:・前売券普通・大人1,800円 /シニア1,400円 /中学・高校生1,200円 /小学生700円・当日券普通・大人2,000円 /シニア1,600円 /中学・高校生1,400円 /小学生800円※価格はすべて税込。入場券販売場所:三重県内の菓子屋(三重県菓子工業組合加盟店)、中部・関西エリアのイオングループ各店舗(一部店舗を除く)、近鉄駅営業所、三重交通主要きっぷ売場、近鉄百貨店(一部店舗を除く)各店ギフトサロン他、主な旅行代理店、主なコンビニエンスストア、公式ホームページなど※前売券は4月20日(木)まで販売、当日券は4月21日(金)から販売。※3月から4月の間に全国7ヶ所のイオンで開催する三重県のフェアでも前売券を販売。
2017年03月27日歌手のYUKIが、NHKの音楽番組「SONGS」に2年ぶりに登場することが明らかになった。ソロデビュー15周年を迎えたポップスターの軌跡、そしてこれからの決意が語られる。番組では「視聴者に1対1で本音をまっすぐ届けたい!」というYUKIさんの思いから 、2年前と同じく“架空のラジオ番組”を開設。そして、綾瀬はるかや「TOKIO」国分太一、長澤まさみ、「ピース」又吉直樹、漫画家・羽海野チカ、「水曜日のカンパネラ」といった“YUKIラバー”な超豪華著名人たちからの質問に答えていく。熱烈なYUKIラバーからの予想外の質問に、YUKIさんはどう答えるのか?ロックバンド「JUDY AND MARY」の解散後、ソロとなり試行錯誤しながらも、 道を切り開いていく中で見つけたYUKIさんの大切なことは一体何か?「SONGS」でしか聞けない本音ベースの語りが展開される。また、スタジオでは「SONGS」のためにだけ特別にアレンジしたソウルディスコ風のスペシャルバージョンでお届けする「JOY」、 TV初披露となる「ポストに声を投げ入れて」、そしてアニメ「3月のライオン」のオープニングテーマ曲である「さよならバイスタンダー」の3曲が披露される。なお今回のナレーションには、YUKIさんがオープニングテーマを歌う「3月のライオン」で川本家の次女・ひなた役を演じる花澤香菜が担当する。SONGS「YUKI」は3月9日(木)22時50分~NHK総合テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年03月07日芸人で作家の又吉直樹に密着したNHKスペシャル「又吉直樹第二作への苦闘」が2月26日(日)今夜21時~NHK総合で放送され、続く23時からは同じくNHK総合で又吉さん初の長編小説をドラマ化した「火花」も放送開始となる。お笑いコンビ「ピース」として活躍しながら、小説家として発表した初の長編「火花」が第153回芥川賞を受賞。大きな話題を呼んだ又吉さん。その後ニュースキャスターなど活動の場を広げてきたが、ついに待望の小説第2作「劇場」が3月7日(火)発売の文芸誌「新潮」4月号(新潮社)に掲載&発表されることになった。単行本253万部、文庫30万部で累計283万部の大ベストセラーとなった「火花」に続く第2作ということで、各界から大きな注目を集める「劇場」だが、本作は原稿用紙300枚という規模の作品となり、内容も恋愛小説になるという。今回NHKでは売れっ子芸人として多忙なスケジュールのなか、限られた執筆時間で魂を削りながら「劇場」を執筆する又吉さんの姿に密着。普段見ることのできない作家としての又吉さんの姿を追うことで、ひとつの作品が生まれるまでの苦闘を映像に記録した。そんな「又吉直樹第二作への苦闘」のオンエア後には、又吉さんの処女作をドラマ化、昨年6月から「NETFLIX」で配信された「火花」が地上波初放送される(全10回)。売れない芸人の徳永は、営業で行った熱海の花火大会で先輩芸人の神谷と電撃的に出会い、強く惹かれ、弟子入りを申し出る。神谷は天才肌であり、かつ人間味に富んだ人物。神谷は自分の伝記を書くことを条件に、徳永を受け入れるのだった。以降、徳永と神谷は頻繁に会っては酒を酌み交わし、神谷は徳永に笑いの哲学を伝授しようとする。吉祥寺の街を彷徨いながら、さまざまな人々と触れ合い、なんでもない、でもキラキラと輝く時間を共有する2人。だが、それぞれの歩みは次第に、そして決定的に異なっていく…。キャストには主人公の若手芸人・徳永役に林遣都、その先輩芸人・神谷役に波岡一喜、同棲相手・真樹役を門脇麦、そのほか好井まさお、村田秀亮、菜葉菜、徳永えり、高橋メアリージュンといった顔ぶれがそろった。NHKスペシャル「又吉直樹第二作への苦闘」は2月26日(日)今夜21時~、ドラマ「火花」は23時~、NHK総合にて放送。(笠緒)
2017年02月26日最高のヘアメイク、スタイリスト、カメラマンたちの手によって美男美女に大変身した芸能人たちの“奇跡”を公開する「ロンドンハーツ」の人気企画「奇跡の一枚」が、今年の春で10年目を迎えることを記念し、本日2月17日(金)放送の「金曜★ロンドンハーツ2時間スペシャル」で「奇跡の一枚大賞」を開催。いち早く「ピース」又吉直樹と横澤夏子の「奇跡の一枚」が公開された。2008年からスタートした本企画。今回は「奇跡の一枚大賞」と題し、過去に様々な奇跡を起こしてきた「メイプル超合金」カズレーザー、又吉さん、「ハイキングウォーキング」鈴木Q太郎、鳥居みゆき、椿鬼奴ら20名をスタジオに招き、「ビューティー部門」「イイ男部門」「奇跡が起きなかった部門」「セクシー部門」「ヒド過ぎビフォー部門」の5つの部門に分け、総勢121名、総撮影枚数26万8824枚の中から頂点“奇跡の一枚大賞”を決定!一体誰のどんな写真が選ばれるのだろうか!?そして、爽やか・渋系・和装・セクシー・ワイルド…などこれまで数々のシチュエーションで登場してきた又吉さんと、自他ともに認める大きな顔横澤さんの写真が到着。撮るたびに奇跡を起こし「やっぱりイケメン!」と毎回大きな反響を呼んできた又吉さん。プロのカメラマンやメイクからも元々イケメンであるとお墨付きである彼だが、今回改めてミラクルショットが出ると「なぜ髪型を変えないのか」とスタジオは大騒ぎに。また横澤さんの頭の周囲は、同じく奇跡の一枚ゲストの山崎弘也(「アンタッチャブル」)より2cm大きいと判明!さすがに頭の大きさをごまかすのは無理と思われたが、奇跡の一枚撮影プロチームはみごとに小顔ビューティーミラクルショットの撮影に成功し、放送後には大きな話題に。画像修整は一切なし、小顔ビューティーへの道のりにはカメラマン、メイク、スタイリストのスーパーテクニックがてんこ盛り。驚きのそのテクニックを横澤さん本人が暴露する。今回は「奇跡の一枚大賞」のほかにも、「カズレーザー検証企画」も放送される。謎多き男・カズレーザーさんとは一体どんな人物なのか。「金曜★ロンドンハーツ2時間スペシャル」は2月17日(金)20時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年02月17日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹の初純文学作品『火花』の映画化が決定。板尾創路監督、菅田将暉と桐谷健太のW主演で、2017年11月23日(木・祝)より全国東宝系でロードショーされる。原作は第153回芥川賞受賞作『火花』原作は、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹の初純文学作品。漫才の世界に「夢」を持って身を投じるも、結果を出せず底辺でくすぶっている青年・徳永と、強い信念を持った先輩芸人・神谷が出会い、“現実”の壁に阻まれ、“才能”と葛藤しながら歩み続ける青春物語である。本作が掲載された雑誌『文學界』は驚異的な売り上げを記録し、単行本の部数は253万部を突破。「第153回芥川賞」を芸人として初めて受賞する快挙を達成するなど、発売当初から大きな話題を呼んだ。2016年6月からは総監督、廣木隆一によりNetflixでドラマ化され、さらに2017年2月からは同ドラマがNHKで連続ドラマとして放映されるなど、ますます注目を集めている。菅田将暉と桐谷健太のW主演、監督は芸人の板尾創路主人公となるお笑い芸人、徳永を演じるのは菅田将暉。2016年だけでも『溺れるナイフ』、『デスノート』など9本の映画に出演、2017年も『帝一の國』、『銀魂』に出演する、今最も勢いのある若手実力派俳優の彼が、まったく芽が出ない若手お笑い芸人を演じる。そして、先輩芸人の神谷を演じるのは桐谷健太だ。『クローズZERO』や『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』など数々の作品でその圧倒的な存在感を放つ個性派俳優として活躍するだけでなく、2016年紅白歌合戦に出場するなど、お茶の間でも広く愛される存在。徳永の師匠となり、強い信念によって"真の笑い"を追求する芸人役に挑む。そのほか、神谷のヒロイン真樹役に木村文乃、徳永と「スパークス」というコンビを組むツッコミ担当、山下役には2丁拳銃の川谷修士、徳永の後輩芸人であり、目まぐるしいスピードでスターの階段を駆け上がっていくピン芸人・鹿谷役に加藤諒がキャスティングされた。そして本作で指揮を執るのは、又吉の大先輩でもある芸人・板尾創路である。彼の映画界での活躍は、映画監督の平山秀幸、是枝裕和らも絶賛するほどのものだ。2010年に発表した『板尾創路の脱獄王』は、初長編監督作品にも関わらず、釜山国際映画祭をはじめとした国際映画祭などに出品され、第29回藤本賞・新人賞と、第19回日本映画批評家大賞・新人監督賞を受賞している。又吉が創造した「芸人」の世界を、同じ芸人である彼ならではの視点を盛り込みながら創造する。そして、板尾と共に脚本を作り上げるのは、『青い春』、『クローズEXPLODE』などを手掛けた映画監督の豊田利晃。俳優として長年付き合いのある板尾からのラブコールにより、本作参加が決定した。特報映像公開に向け、予告映像が公開された。徳永と神谷によるボケとツッコミのやりとりや、夢に向かって全力で生きる2人の仲睦まじい姿に加え、思い描く理想と現実の狭間で葛藤し、泣き叫ぶシーンなどが切り取られている。本作のテーマが凝縮されており、本編完成が待ち遠しくなる予告に仕上がっている。主題歌は、菅田将暉&桐谷健太がビートたけしの名曲をカバー主題歌は、菅田将暉と桐谷健太の二人が歌う「浅草キッド」。auのCMソング「見たこともない景色」でソロデビュー、2ndシングル「呼吸」を発売し、歌手としての活動も広げつつある菅田将暉。一方で、2016年「海の声」で第58回日本レコード大賞優秀作品賞を受賞し、第67回NHK紅白歌合戦にも初出場を果たした桐谷健太。彼らが夢のタッグを組み、ビートたけしの名曲「浅草キッド」を歌い上げる。同曲では、いつか売れる日を夢見てもがく若手芸人の気持ちが綴られており、板尾創路の“映画のラストを飾りたい”という希望から実現した。あらすじ若手コンビ「スパークス」としてデビューするも、まったく芽が出ないお笑い芸人の徳永(菅田将暉)は、営業先の熱海の花火大会で4歳上の先輩芸人・神谷(桐谷健太)と出会う。神谷は、「あほんだら」というコンビで常識の枠からはみ出た漫才を披露。それに魅了され、徳永は神谷に「弟子にしてください」と申し出る。神谷はそれを了承し、「俺の伝記を書いて欲しい」と頼む。その日から徳永は神谷との日々をノートに書き綴ることに。その後徳永は、拠点を大阪から東京に移した神谷と再会。毎日のように芸の議論を交わし、神谷の同棲相手である真樹(木村文乃)とも仲良くなり、仕事はほぼないが才能を磨き合う充実した日々を送るように。しかし、いつしか2人の間にわずかな意識の違いが生まれ始める―作品概要『火花』公開時期:2017年11月23日(木・祝)原作:又吉直樹著「火花」(文藝春秋 刊)監督:板尾創路(『板尾創路の脱獄王』、『月光ノ仮面』)脚本:板尾創路、豊田利晃(『青い春』、『クローズEXPLODE』)出演:菅田将暉、桐谷健太、木村文乃、川谷修士、三浦誠己ほか配給:東宝Ⓒ2017「火花」製作委員会
2017年02月17日お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹の第153回芥川賞受賞作「火花」が、11月に映画化されることが決定。主演には、菅田将暉と桐谷健太を迎え、又吉さんの大先輩・板尾創路が監督を務める。若手コンビ「スパークス」としてデビューするも、まったく芽が出ないお笑い芸人の徳永(菅田将暉)は、営業先の熱海の花火大会で4歳上の先輩芸人・神谷(桐谷健太)と出会う。神谷は、「あほんだら」というコンビで常識の枠からはみ出た漫才を披露。それに魅了され、徳永は神谷に「弟子にしてください」と申し出る。神谷はそれを了承し、「俺の伝記を書いて欲しい」と頼む。その日から徳永は神谷との日々をノートに書き綴ることに。その後徳永は、拠点を大阪から東京に移した神谷と再会。毎日のように芸の議論を交わし、神谷の同棲相手である真樹(木村文乃)とも仲良くなり、仕事はほぼないが才能を磨き合う充実した日々を送るように。しかし、いつしか2人の間にわずかな意識の違いが生まれ始める――。物語は、漫才の世界に「夢」を持って身を投じるも、結果を出せず底辺でくすぶっている青年・徳永と、強い信念を持った先輩芸人・神谷が出会い、「現実」の壁に阻まれ、「才能」と葛藤しながら歩み続ける青春ストーリー。原作が掲載された雑誌「文學界」は驚異的な売り上げを記録し、単行本の部数は253万部を突破、さらには「第153回芥川賞」を芸人として初めて受賞する快挙を達成するなど、発売当初から大きな話題に。そして昨年6月からは「Netflix」にてドラマ化、また同ドラマはNHKでも連続ドラマとして放送が決定しているなど、いまもなお注目を集めている。そして今回、この映画化を手掛けるのは、2010年に『板尾創路の脱獄王』を監督し、初長編監督作品にも関わらず、釜山国際映画祭を始めとした国際映画祭などに出品され、第29回藤本賞・新人賞と、第19回日本映画批評家大賞・新人監督賞を受賞するなど、監督としての才能も高く評価されている板尾さん。また『青い春』『クローズEXPLODE』の豊田利晃が、板尾さんと共に脚本を担当する。昨年だけで9本の映画に出演し、今年も『キセキ―あの日のソビト―』や『帝一の國』など話題作に出演する菅田さんが演じるのは、お笑い芸人・徳永。そして、『彼らが本気で編むときは、』の公開を間近に控える桐谷さんが、先輩芸人・神谷を演じる。お互い「三太郎」シリーズで“鬼ちゃん”と“浦ちゃん”でお馴染みとなった2人だが、映画は今回が初共演。共に大阪出身でもある2人が見せる関西弁のセリフや漫才シーンは必見となりそう。お笑いがなかったら、いまの自分は存在していないと思うと話す菅田さんは、「常に芸人さんの繰り出すパンチが好きで好きで好きで好きで仕方なかった。人を笑わす、この痛みが無いと生きていけないとすら思っています。そんな自分にとって神様であり日常である芸人さんを演じるということに物凄く怖さがあります」と語り、「でも板尾さんと出会ってなんかもうどうでも良くなりました。だってこんなにおもろそうな座組。原作。そして聞いたら芸人さんあるあるだと言うじゃないですか。知りたい。そんな欲求がある事をお赦し下さい。ただ好きなものに邁進して良いと言う許可が下りたので、この度マイクスタンド一本のステージに立たせて頂きます」とコメント。桐谷さんも「幼い頃から、人を笑かして笑顔と笑い声が生まれたときのエネルギーが大好きでした」と話し、「役者が芸人を演じるのではなく、芸人を生きます。あーコワ」と意気込んでいる。さらに、神谷の恋人でヒロイン・真樹役を木村文乃、徳永と「スパークス」というコンビを組むツッコミ担当・山下役を「2丁拳銃」川谷修士、神谷と「あほんだら」というコンビを組むツッコミ担当・大林役を三浦誠己が演じる。今回の映画化にあたり原作者の又吉さんは、「子どもの頃から尊敬している板尾さんに預かっていただけることが嬉くてなりません」と喜び、またキャスト勢についても「菅田将暉さん、桐谷健太さん、木村文乃さん、お三方とも僕にとって色気と才気が爆発している特別な俳優さんです。そして、2丁拳銃・修士さん、俳優の三浦誠己さん。昔からお世話になっている大好きな先輩なので心強いです」とコメントしている。『火花』は11月、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年02月14日お笑い芸人・ピースの又吉直樹による小説『火花』が映画化されることが14日、わかった。同作は又吉の芥川賞受賞作で、単行本の部数は253万部を突破。2016年からNetflixでドラマ化され、26日からはNHKで連続ドラマとしても放映される。芽の出ないお笑い芸人・スパークスの徳永は、先輩芸人・あほんだらの神谷に魅了され、「弟子にしてください」と申し出る。菅田将暉が徳永、桐谷健太が神谷、木村文乃が神谷の恋人でヒロインの真樹を演じる。監督は又吉の大先輩でもある芸人・130Rの板尾創路が務める。2010年に初監督作品『板尾創路の脱獄王』で数々の賞を受賞し、才能を高く評価されている板尾は、今回のオファーを快諾。「語りを画にして登場人物の思いを観客に届けるのが私の今回の一番の仕事だと思い半年かけて脚本を作りました」と振り返り、「最終的に”スパークス”と”あほんだら”という二組の漫才コンビを誕生させ、M1グランプリに出場させたいです」と野望を見せた。後輩芸人・徳永を演じる菅田は「お笑いがなかったら、今の僕は存在していないと思います」と、熱い思いを語る。「そんな自分にとって神様であり日常である芸人さんを演じるという事に物凄く怖さがあります」と葛藤を表しながらも、「板尾さんと出会ってなんかもうどうでも良くなりました」とふっ切り、「ただ好きなものに邁進して良いと言う許可が下りたので、この度マイクスタンド一本のステージに立たせて頂きます」と決意を述べた。桐谷は「人に笑ってもらえる最上の喜びと、この上ない困難さ。それを生業とする芸人さんは狂気の沙汰。怪物です」と芸人について語る。同作を「そんな世界に生きようとする、愛おしい男たちの物語」と分析し、「役者が芸人を演じるのではなく、芸人を生きます。あーコワ」と、恐ろしさと楽しさをにじませた。原作の又吉は、作品について「舞台に立ったすべての芸人、それを支えてくださった多くの人達が大切に共有していた風景を、たまたま僕が書かせて貰っただけ」と説明する。「その風景を子供の頃から尊敬している板尾さんに預かっていただけることが嬉くてなりません」と喜びを表し、「ドキドキしてきました。よろしくお願いいたします」と期待を寄せた。脚本は板尾と、映画監督・豊田利晃が共同でつくりあげる。また、徳永の相方・山下役に川谷修士(2丁拳銃)、神谷の相方・大林役に三浦誠己が決定している。
2017年02月14日お笑いタレント「ピース」として活躍する中、自身初の長編小説「火花」で153回芥川賞を受賞し、小説家としても活動する又吉直樹。この度、又吉さん待望の小説第2作「劇場」が、3月7日(火)発売の文芸誌「新潮」4月号(新潮社)にて掲載&発表されることが明らかになった。芥川賞を受賞した「火花」は、単行本253万部、文庫30万部で累計283万部の大ベストセラーとなり、また昨年は動画配信サービス「Netflix」にて林遣都、波岡一喜、門脇麦、小林薫、染谷将太ら豪華キャストを迎えドラマ化。現在も配信中となっており、さらに2月26日(日)よりNHK総合でも放送されることが決定され、いまもなお各メディアを巻き込んでの社会現象となっている。そんな異例のヒットとなった「火花」に続き、今回掲載される第2作「劇場」は、なんと“恋愛小説”。原稿用紙300枚の長編で、初の恋愛小説に挑戦する。また本作の発表に先駆け、執筆中の又吉さんに密着取材したNHKスペシャル「又吉直樹第二作への苦闘」(仮)が放送されることも決定している。NHKスペシャル「又吉直樹第二作への苦闘」(仮)は2月26日(日)21時~NHK総合にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年02月13日2月3日公開の映画『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』のスペシャルベントが30日、東京・六本木ヒルズで行われ、来日中のティム・バートン監督、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹、綾部祐二が出席した。『アリス・イン・ワンダーランド』、『チャーリーとチョコレート工場』などの話題作で世界の観客を魅了しているティム・バートン監督の最新作となる本作。そんな本作のスペシャルイベントに、約2年ぶりに来日したティム・バートン監督のほか、以前のイベントでも共演したことのあるピースの又吉直樹と綾部祐二が登場した。まずはトークショーに応援隊長のピースが登場し、綾部が「ティム・バートンさんの作品はいっぱい見ていますが、今回もダークファンタジーに相応しい世界観がふんだんに出ていますし、見ていて『もう終わっちゃうの?』と思うぐらいあっという間でした。ティム・バートンさんらしい素晴らしい作品に仕上がっていました」と賞賛すれば、又吉も「発想も素晴らしかったし、本当に面白かったです。迫力のあるシーンも多かったですから」とすっかり気に入った様子。その後にティム・バートン監督が登場してピースとの再会を喜び、「私にとって東京は、インスピレーションやアイデアが湧く特別な場所なので、また東京に戻ってこれてうれしいです」と笑顔。本作を通して観客に伝えたいメッセージとして「何が現実か何がファンタジーか、という2つの要素を分けたいと思っている方がいると思いますが、私はその2つの要素は人生の中で同時に混在していると思います。見た目にはリアルに見えない現実も素敵ですからね」と話していた。そのティム・バートン監督に4月から渡米する綾部は「私はハリウッドスターになることが夢で、4月から本気でアメリカに行くんですが、あなたの作品に初めに出たいんです!」とラブコール。するとティム・バートン監督は「特殊能力は何をお持ちですか?演技のお仕事はできますか? アクションは? 早く走れます?」と矢継ぎ早に質問すると、綾部はすべての質問に「OKOK!」と答えるなどアピールに必死だった。映画『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』は、2月3日より全国公開。
2017年01月31日日本でも根強い人気を誇るティム・バートン監督が約2年ぶりの来日を果たし、1月30日(月)、都内で行われた最新作『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』のPRイベントに出席した。本作は『アリス・イン・ワンダーランド』『チャーリーとチョコレート工場』など、長年にわたり、持ち前の“奇妙な”イマジネーションを映像化し、数々の名作やヒット作を生み出してきたバートン監督の本領が発揮されたダークファンタジーだ。フロリダで生まれ育ち、周囲になじめずにいる孤独なジェイクは、最愛の存在にして唯一の理解者である祖父の遺言を頼りに、英ケルン島を訪問。そこで見つけた古めかしい屋敷には、美しくも厳格なミス・ペレグリン、そして、空中浮遊能力を持った美少女や、いたずら好きな透明人間の少年、後頭部に鋭い歯を持つキュートな女の子ら“奇妙なこどもたち”が平和に暮らしていた。しかし、屋敷に邪悪な影が迫り…。「私自身、子どもの頃は周りから奇妙だって言われていたからね。登場人物には共鳴する部分が多いんだ。それに人生は、現実とファンタジーの要素が混在している。そんなメッセージを込めて、映画を完成させたつもりだよ。特にいまの時代は、2つの要素を区別したがる傾向だからね」とバートン監督。親日家としても知られ、「日本は常にアイデアとインスピレーションを与えてくれる」と再来日を喜んでいた。PRイベントにはお笑いコンビ「ピース」の綾部祐二、又吉直樹が出席した。2014年に開催された「ティム・バートンの世界展」のオフィシャルサポーターを務めた縁があり、バートン監督とも対面済み。綾部さんといえば、この4月からコンビ活動を休止し、単身ニューヨークで俳優修業に励むことになっており、米映画界きっての大物であるバートン監督に対して、「まず最初にあなたの作品に出たい。何でもします」と猛アピール。ただ、綾部さんの英語力はまだまだのようで、バートン監督は「?」と困惑気味。それでも通訳を介し「演技はできる?アクションは?」と野心に燃える綾部さんに興味を示した。また、又吉さんは空中浮遊能力をもつ美少女が宙に浮くという“奇妙”な劇中シーンを、身を持って再現。強風で長い髪の毛が乱れまくるなか、「宙に浮かんで、気持ちいいです」とご満悦だった。『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』は2月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち 2017年2月3日より全国にて公開(C) 2016 Twentieth Century Fox
2017年01月30日世界をフィールドに活躍する写真家の石川直樹による初の大規模個展石川直樹「この星の光の地図を写す」が、17年2月26日まで茨城県の水戸芸術館現代美術ギャラリーにて開催されている。石川直樹は、日本写真協会新人賞や、講談社出版文化賞などの受賞歴を持つ写真家。22歳で北極点から南極点までを人力で蹴破し、23歳では七大陸最高峰の登頂も達成しており、各地を旅しながら人類学や民俗学などの観点を取り入れた独自のスタイルによる写真作品を発表している。同展では、北極、南極、ヒマラヤ8,000m峰などの極地を撮影した各シリーズを中心に、初期作から最新作までの作品を総合的に紹介。ニュージーランドの原生林を撮影した「THE VOID」や、ポリネシア地域に浮かぶ島々を写した「CORONA」、世界各地の洞窟壁画を巡った「NEW DIMENSION」、日本列島の南北に広がる島々を探索した「ARCHIPELAGO」などの作品が展示される。その他、石川が遠征で使用した装備や、旅先で収集した道具や品物なども展示。初の海外一人旅で訪ねたインドを撮った高校生時代の写真や、熱気球による太平洋横断の挑戦の映像までが展開され、石川の全貌に迫ることのできる機会となっている。さらに、空間構成の一部は、16年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で特別表彰を受賞した日本館出品建築家の一組であるドット・アーキテクツ(dot architects)が担当している。また、17年2月12日には水戸芸術館ACM劇場にて、石川とサウンドデザイナーの森永泰弘が世界各地でそれぞれ撮影・録音した写真と音源を使った初のビジュアル&ディスクジョッキーイベントも行われる予定だ。【イベント情報】石川直樹「この星の光の地図を写す」会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8会期:12月17日~17年2月26日時間:9:30~18:00(入場は17:30まで)料金:一般800円、団体600円、中学生以下・65歳以上・障害者手帳保持者は無料休館日:月曜日
2017年01月12日