NTTドコモは4月1日、羊乃執事喫茶をオープンした。場所は羊県牧場市鳴々町1-1-1。電話番号は内緒で、時間は9時30分~18時となる。同喫茶では、iコンシェルでお馴染みのひつじのしつじとメイドのメイがご主人様の帰りをお待ちするVIP待遇を体験できる。オススメ洋菓子は、羊型風巻キ洋菓子(2999円)や羊模写皺カワ乳液甘味(1999円)でややお高い。また、オープンと同時に接客スタッフの募集も行っており「ご主人様の御用を何でも聞く」「暇つぶしの相手をする」などの仕事内容と、「バカと言われ続けてもへこたれない精神の強さ」などのスキルが求められるという。給与は月給 牧草20kg~30kgで羊歴書が必要。詳しい採用情報は同社Webサイトに掲載されている。ドコモ広報部に売上目標をたずねたところ「1日あたり42万2000円(ひつじ)」との回答を得たが、同日の売上は13時時点ですでに目標を超えたとのことで、好調な滑り出しを見せているようだ。ドコモは昨年、スマートウォッチの「d-Watch」や、一昨年には春モデル「dtabel 4.1」「月面基地局の開設」を発表しているが、いずれも4月1日のエイプリルフールネタです。
2016年04月01日「第24回橋田賞」が3月31日に発表され、連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)、TBSテレビ60周年特別企画『天皇の料理番』(TBS)などが受賞した。脚本家・橋田壽賀子が理事を務める橋田文化財団主催の橋田賞は、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に贈られる賞。『あさが来た』は、実業家であり女子教育にも尽力したヒロイン・あさを「丁寧かつ魅力的に描き多くの視聴者の関心を集めた」と評価され、同作の脚本家・大森美香氏も受賞。『天皇の料理番』は、「夢をつかみ取るために試練に立ち向かう主人公と、それを支える者たちの愛の物語は、多くの視聴者の共感と感動を呼んだ」と認められ、主人公・秋山篤蔵役の佐藤健、篤蔵の兄役の鈴木亮平も受賞となった。そのほか、『居酒屋もへじ』(TBS)などで活躍する女優の岸本加世子、『デート~恋とはどんなものかしら~』(フジテレビ)などの脚本家・古沢良太氏も選ばれた。最高賞の橋田賞大賞は該当者なし。橋田賞新人賞は女優の吉田羊、橋田賞特別賞は女優の三田佳子に決定。吉田は『コウノドリ』(TBS)での演技をはじめとする2015年度の活躍、三田は長年にわたってテレビドラマに貢献してきた功績が認められた。授賞式は、5月10日に都内で行われ、受賞者には置時計と賞金100万円が贈られる。
2016年04月01日国分太一と真矢みきがMCを務める平日朝の情報番組「白熱ライブ ビビット」。このほど、3月28日(月)より放送2年目に突入する本番組の人気企画「密着!ビビット」に、先日最終回を迎えたばかりの金曜ドラマ「わたしを離さないで」や映画『僕だけがいない街』に出演する人気子役・鈴木梨央が登場、ギターの弾き語りなどプライベートの姿をテレビ初披露していることが分かった。金曜ドラマ「わたしを離さないで」は、綾瀬はるか×三浦春馬×水川あさみという豪華キャストで、英国の作家カズオ・イシグロのベストセラー小説を舞台を現代の日本に移してドラマ化。人里離れた場所の隔離された施設・陽光学苑で育った主人公たちが、将来、臓器移植の“提供者”となる宿命に抗おうとする姿を切なく描き出し、鈴木さんは綾瀬さん演じる恭子の“子ども”時代を好演した。また、NHKの朝ドラ「あさが来た」ではヒロイン・あさ(波瑠)とあさの娘・千代(小柴風花)の幼少時代の二役で登場して注目を集めたほか、吉田羊と親子に扮しているポカリスエットのCMなどでもお馴染みだ。今回の「密着ビビット」では、現在公開中の映画『僕だけがいない街』の初日舞台挨拶の裏側に潜入!鈴木さんは、藤原竜也が演じる主人公・藤沼悟の小学校のクラスメイトで、母親の恋人から虐待を受け、連続誘拐殺人事件の被害者ともなる雛月加代という難役を熱演中。藤原さんや有村架純、石田ゆり子、及川光博ら錚々たる共演者たちが顔をそろえた、その舞台裏に完全密着する。さらに、今回は鈴木さんの貴重なプライベート姿も初公開。乗馬に初挑戦する模様をはじめ、行きつけの寿司屋で“梨央流”の食べ方を披露するほか、ギター教室で練習中の「ヒカリへ」(miwa)の弾き語りをテレビで初披露!これまでのドラマや映画ではなかなか見ることなかった鈴木さんの素顔を紹介する。「白熱ライブ ビビット」は3月28日(月)8時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月28日女優・黒木瞳の初監督映画で、吉田羊と木村佳乃がW主演を務める『嫌な女』(6月25日公開)の予告映像が18日、公開された。本作では、作家・桂望実氏の同名小説を原作に、人と打ち解けられない真面目な弁護士・石田徹子役を吉田、派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子役を木村が演じ、対照的な2人を通して女性の友情や強さをコミカルに描く。W主演の2人に加え、中村蒼、佐々木希、田中麗奈らが脇を固める。予告映像では、徹子と夏子、相反する性格の2人の摩擦や周囲に波乱を生んでいく様が描かれる。「恋多き天性の詐欺師」の夏子が、一人寂しく仕事に打ち込む徹子に依頼を持ち込むが、徹子は「何で結婚詐欺師の弁護なんか…」とかなり気が乗らない様子。徹子が大雨の中、奔走している時も夏子はパチンコで大はしゃぎしているといったように、生真面目と不真面目、あまりに正反対な2人の生きざまが捉えられている。中盤では、徹子が「あなたの尻拭いをするために私は弁護士になったんじゃないの!」と激怒。「いい加減にして!」と思わず事務所の机をたたき、夏子と必死の取っ組み合いにまで至っている。しかし、終盤では嫌々な表情を浮かべながらも、夏子に抱きつかれる姿も映されており、徹子が「あんたといると私どんどん嫌な女になる…」とこぼすと、夏子が「あんた昔から嫌な女だよ?」とツッコミを入れるなど、ギクシャクしながらもどこかで互いを大切に思い合っているような2人の関係性を垣間見ることができる。
2016年03月18日女優・黒木瞳が桂望実の同名小説に惚れ込み、初の映画監督に挑んだ<a href="">『嫌な女』</a>。この度、本作でW主演を務めている吉田羊と木村佳乃が映る待望の予告編が到着した。石田徹子(吉田羊)はストレートで司法試験に合格し、弁護士になった才媛。29歳で結婚し、日とも羨む幸せな人生…のはずが、仕事も結婚生活も上手くいかず心に空白と孤独を抱えた日々を過ごしていた。そんなある日、徹子のもとに婚約破棄で慰謝料を請求された女性が訪ねてくる。女性の名は、小谷夏子(木村佳乃)。徹子の同い年の従妹だった。夏子は初対面の相手でもするりとその懐に入って男をその気にさせる天才。彼女との未来を夢見た男たちは、いつの間にか自らお金を出してしまうのだ。徹子は夏子が子どものころから大嫌いだった。しばらくぶりで再会した二人だったが、この日以来、徹子は生来の詐欺師の夏子に振り回されることになり――。原作は、「県庁の星」が映画化され、ベストセラーとなった桂氏の同名小説。原作を読んだ黒木さんが、「この小説は映画で観たい!」と自ら出版社へ手紙を送り映画化権を獲得してから4年、念願のクランクインを果たし、編集作業を経てついに完成した本作。主人公は、吉田さん演じる人と打ち解けられず友達もいない真面目一徹の弁護士・徹子と、木村さん演じる派手好きで社交的な天才詐欺師・夏子。この境遇も立場も違う対照的な二人のケミストリーを鮮やかに描き出し、女性の強さと友情をコミカルかつ情感豊かに謳いあげる。そしてこの二人を支えるのは、徹子が勤務する萩原法律事務所のルーキー弁護士・磯崎賢役に、体当たり演技が話題となった中村蒼、徹子の上司で法律事務所の所長・萩原道哉役に、マルチな才能を発揮するラサール石井、さらに、永島暎子、古川雄大、佐々木希、織本順吉という豪華キャストが集結している。また、主題歌として竹内まりやの名曲「いのちの歌」が起用され、さらに話題を集めている。初解禁となった予告編は、「あなたもひょっとして嫌な女!?」というナレーションから始まり、木村さん演じる夏子が、タバコ片手にパチンコする姿や、吉田さん演じる徹子が「いいかげんにしてよ!」と激怒する姿など、これまでとは全く違う印象の二人が見られる映像となっている。そして予告編中盤では、竹内さんの「いのちの歌」も流れ、物語に一層の輝きと深い余韻をもたらしている。さらに中村さんや織本さん、佐々木さんのウエディングドレス姿も本予告編で確認することがきでる。黒木監督の強い想いが結実した本作。女性ならではの視点と奥行きを持つ本作の魅力を、まずはここから覗いてみて。『嫌な女』は6月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月18日女優の佐々木希、俳優の中村蒼らが、黒木瞳の初監督作『嫌な女』(6月25日公開)に出演することが8日、明らかになり、W主演を務める吉田羊と木村佳乃のポスタービジュアルも合わせて公開された。本作は、作家・桂望実氏の同名小説を原作に、人と打ち解けられない生真面目な弁護士・石田徹子役を吉田、派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子役を木村が演じ、対照的な2人を通して女性の友情や強さをコミカルに描く。2人のほか、新たなキャストとして発表されたのは、ラサール石井、永島暎子、古川雄大、寺田農、織本順吉、袴田吉彦、田中麗奈ら。中村は、徹子が勤務する萩原法律事務所の新米弁護士・磯崎賢を演じる。真面目で堅物の徹子に対して、天真らんまんな後輩という役どころだ。また、石井が同法律事務所の所長・萩原道哉役を、永島が事務担当で徹子の理解者・大宅みゆき役を、それぞれ務める。夏子側は、詐欺事件に関与する太田俊輔役を古川雄大が担う。そして、佐々木が演じるのは太田の婚約者・神谷真里菜役。ウェディング姿も披露しており、作品に華やかな彩りを加えている。公開されたポスタービジュアルには、ひまわり畑のような場所をバックに、いかにも堅物といったような難しい表情をした徹子と、訳ありそうな笑顔を見せる夏子が。その間には、「女の本音、教えます」の言葉も躍っており、正反対な2人を通してどのような女性の裏側が描かれるのか、期待感をあおる。
2016年03月08日黒木瞳が映画初監督を果たし、映画初主演となる吉田羊と木村佳乃がW主演で贈る『嫌な女』。この度、主演の2人に続き、中村蒼、佐々木希、田中麗奈、ラサール石井ら豪華キャストの共演が明らかに。また、併せて本作のポスタービジュアルも初解禁された。石田徹子(吉田羊)は弁護士。仕事も結婚生活も上手くいかず、心に空白と孤独を抱えた日々を過ごしていた。そんなある日、婚約破棄で慰謝料を請求されたという女性が徹子の元に訪れる。女性の名は小谷夏子(木村佳乃)。徹子の同い年の従妹だった。夏子は男をその気にさせる天才。彼女との未来を夢見た男は、いつの間にか自らお金を出してしまうのだ。この日以来、徹子は生来の詐欺師の夏子に振り回され…。桂望実の同名ベストセラー小説を原作に、黒木さんが初監督する話題作。吉田さん演じる徹子と木村さん演じる夏子、境遇も立場も違う対照的な2人の女性の人生のケミストリーを鮮やかに描き出し、女性の強さと友情をコミカルかつ情感豊かに謳いあげている。主題歌には竹内まりやの「いのちの歌」が起用され、本作の注目度はさらに上昇中だ。そして今回、主演の2人を支える共演者陣が発表。徹子が勤務する法律事務所のルーキー弁護士・磯崎賢役に『BECK』「無痛-診える眼-」など体当たりの演技が話題を呼ぶ中村さん。徹子の上司で事務所の所長・萩原道哉役に、芸人でありながら、俳優、声優、演出家としても活躍するラサールさん。事務所の事務で徹子の一番の理解者・大宅みゆき役に名優・永島暎子。夏子の詐欺事件に関与する太田俊輔役に古川雄大。その婚約者・神谷真里菜役を佐々木さんが演じる。また今回、佐々木さんはウェディング姿も披露し、映画に彩りを添えるという。そのほか袴田吉彦、田中さん、織本順吉、寺田農ら実力派俳優たちが脇を固める。さらに今回解禁されたポスターでは、背景のひまわり畑と同化した服を身にまとう主演2人の姿が。「女の本音、教えます。」というコピーをはさんで、お堅い表情の吉田さんと、対照的に笑顔の木村さんが並んで写っており、まさに対照的な2人がどんな物語を繰り広げるのか、本作への想像が膨らむビジュアルになっている。『嫌な女』は6月25日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月08日女優の黒木華が4日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われた第39回日本アカデミー賞の授賞式に出席し、昨年の『小さいおうち』に続いて、『母と暮せば』で最優秀助演女優賞を受賞した。緊張の面持ちでマイクの前に立った黒木は、「この場に2回も同じ賞で立てると思ってなかったので、山田(洋次)監督に感謝してもしきれません」と吐露。「映画館に観に来てくださったお客さんのおかげです。これからも地道に精進してきますので、どうか皆さんよろしくお願いします」と意気込みのコメントで結んだ。同賞の2年連続受賞は、余貴美子以来(第33回『ディア・ドクター』、第32回『おくりびと』)、史上2人目。優秀助演女優賞は、黒木のほか、夏帆と長澤まさみが『海街diary』、満島ひかりが『駆込み女と駆出し男』、吉田羊が『映画 ビリギャル』でそれぞれ受賞した。
2016年03月04日第39回日本アカデミー賞において、最優秀助演女優賞部門で『母と暮せば』の黒木華が、昨年の『小さいおうち』に続いての2年連続受賞の快挙を達成した。同部門における2年連続最優秀賞受賞は余貴美子に続いて史上2度目。優秀助演女優賞には黒木さんと共に『海街diary』の長澤まさみと夏帆、『駆込み女と駆出し男』の満島ひかり、『ビリギャル』の吉田羊と実力派の女優陣が顔をそろえたが、黒木さんはその中での2年連続の最優秀賞受賞という快挙を成し遂げた。『母と暮せば』で黒木さんが演じたのは、婚約者の浩二を原爆で亡くした女性で、戦後は小学校で教鞭をとり、浩二の母・伸子の元を訪れる町子。彼女が戦争の傷を少しずつ癒していくさまが描かれる。本作は、故・井上ひさしさんが『父と暮せば』の対となる作品として構想していながらも実現できなかった作品で、山田洋次監督が吉永小百合、二宮和也をメインキャストに迎えて映画化。以前、『父と暮せば』に出演した今年の授賞式の司会者(昨年の最優秀主演女優賞)の宮沢りえは「本当に難しい役だったと思います」と黒木さんの演技を絶賛。同じく司会の西田敏行も、黒木さんの演技を「木綿の肌触り。日本の風土が生み出した女優」と称賛を送る。黒木さんは「吉永(小百合)さんと山田監督が話をしてくださって、勉強になりました」と振り返った。昨年の最優秀助演男優賞受賞者の岡田准一がプレゼンターを務め、黒木さんの名を読み上げると驚きの表情を浮かべつつ壇上へ。「2回もこの場に立てると思ってなかったです。山田監督に感謝してもしきれません。映画館に見に来てくださったお客様のおかげです。これからも地道に精進していきたいと思っています」と受賞の喜びを口にした。なお過去の同部門での2年連続受賞者は、助演女優賞での余貴美子(『おくりびと』『ディア・ドクター』)に続き史上2人目。それ以外の部門では、主演男優賞で高倉健と役所広司、助演男優賞で竹中直人、主演女優賞で松坂慶子が達成している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母と暮せば 2015年12月12日より全国にて公開(C) 2015「母と暮せば」製作委員会
2016年03月04日2014年12月に放送開始して以来、好評を得ている志村けんのコント番組「となりのシムラ」。先日出演が発表された中村蒼に続き、吉田羊、染谷将太ら豪華俳優陣も出演することが明らかになった。本番組は、「志村けんが、ちょっとずれた普通の人を演じる」というNHK発の擬似ドキュメントコメディ。どこにでもいそうな“普通”のおじさんを人間国宝と称される志村さんが演じ、ちょっとした日常の勘違いを描くといったもの。いまそこにある日常の空間を“笑い”に変えたドキュメントドラマのようなコント番組。今回の出演には、先日発表された中村さんに続き、『脳内ポイズンベリー』『HERO』「コウノドリ」や初主演映画となる『嫌な女』の公開も控え、いま人気絶頂の吉田さん、ドラマや映画のみならず、舞台や声優、ナレーションなど様々な分野で幅広く活躍する貫地谷しほり、webドラマ「火花」の放送を控える染谷さん、「わたしを離さないで」に出演中の麻生祐未、海外作品にも出演し多くの賞を受賞している菊地凛子、そのほか木南晴夏、高橋一生、野間口徹、やべきょうすけなどが出演する。前回第3弾は山本美月、笛木優子、井川遥など女性陣が活躍し、大いに盛り上がりを見せていた本番組。そして今回の第4弾は、コント「盗まれる」で吉田さんが出演し、志村さんと上司部下の役で繰り広げ、また「初めての乾杯」では染谷さんが登場し、志村さんと親子役として居酒屋で酒を飲み交わすコントに挑戦。そして中村さんが登場する「家出」では、貫地谷さん、麻生さんも登場し、貫地谷さんが娘、中村さんがその彼氏役として家族の大騒動を描く。どのコントも視聴者が共感できる「あるあるネタ」を基本に綴った大人コメディとなっているのだが、実力派俳優陣と笑いの頂点志村さんが共演することでどんな化学変化が起こるのか。今回も笑いの止まらないコントになりそう。「となりのシムラ」第4弾は、3月26日(土)22時~NHKにて放送。(cinemacafe.net)
2016年03月01日女優・黒木瞳が初監督に挑戦する桂望実原作の『嫌な女』。映画初主演の吉田羊と木村佳乃がW主演を務めることで注目を集める本作の主題歌が、この度、竹内まりやの「いのちの歌」に決定した。石田徹子はストレートで司法試験を合格し、弁護士となった才媛。28歳で結婚をし、人も羨む幸せな人生・の筈が、仕事も結婚生活も上手くいかず、心に空白と孤独を抱えた日々を過ごしていた。そんなある日、婚約破棄で慰謝料を請求されたという女性が徹子の元に訪れる。女性の名は小谷夏子。徹子の同い年の従妹だった。夏子は初対面の相手でも、たちまちするりとその懐に入ってしまい、男をその気にさせる天才。彼女との未来を夢見た男は、いつの間にか自らお金を出してしまうのだ。徹子は子どものころから自分と正反対の夏子が大嫌いだった。しばらくぶりで再会した二人だったが、この日以来、徹子は生来の詐欺師の夏子に振り回され、トラブルが起こるたびに解決に引っ張りだされることになり…。「県庁の星」が映画化され、ベストセラーとなった桂氏の同名小説を原作とした本作は、主人公の人と打ち解けられず友達もいないまじめ一徹の弁護士・石田徹子と、派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子といった、境遇も立場も違う対照的な二人の女性の人生のケミストリーを鮮やかに描き出し、女性の強さと友情をコミカルかつ情感豊かに謳いあげる、いまを生きる全ての女性たちに贈る人生リセットエンターテインメント。主演には、「コウノドリ」『HERO』などいまノリに乗っている吉田さんが、弁護士・徹子役として本作が映画初主演を 、天才詐欺師・夏子役に『星ガ丘ワンダーランド』の公開を控える木村さんがW主演で好演している。また監督には、本作が初監督となる黒木さん、脚本は連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の脚本も手掛ける西田征史が務めている。今回決定した主題歌「いのちの歌」は、2012年に発売されたシングルで、竹内さん自身がMiyabi名義で作詞したもの。NHK連続テレビ小説「だんだん」で主演の茉奈・佳奈姉妹が歌った曲が原曲となっており、その後もNHKBSプレミアムドラマ「開拓者たち」の主題歌にも起用され、竹内さんの歌声と相まって、力強い歌詞と美しいメロディに勇気づけられる珠玉のナンバーだ。これまでに発表してきたたくさんの楽曲が、いまでも世代を超えて多くの人々の支持を得ている竹内さん。今回の決定について「大女優、黒木瞳さんが自分以外の女優さんを主役に据えて映画を作る…それだけでも大いに興味をそそられる素敵なお話ですが、その初監督作品の主題歌に、私の『いのちの歌』を起用していただけた光栄に心から感謝を申し上げます」と喜びを語り、「不安や不満に溢れる日々の中に隠された本当の喜びと、誰もが抱えている『生きていくこと』への想いをテーマに書いたこの歌で、映画をご覧になる皆さんの心にさり気なく寄り添うことができれば、こんなに嬉しいことはありません」と楽曲に込めた思いも語っている。また黒木さんも「映画化が決まったとき、竹内まりやさんの歌を使いたいと思いました。女性の逞しさを表現するうえでも、まりやさんの歌は必須だと考えていました」と語り、「まりやさんが歌う『いのちの歌』は、私が映画に求め“生きていくことの素晴らしさ”を実に見事に語っていました。人と人の巡り合いは、ホント奇跡です。そう思えることで、人と人のあたたかさや絆を大事にできます。この地に命を授けてもらったことに感謝できます。一歩も前に進めなくて立ち止まってしまったとき、優しく背中を押してくれる勇気が生まれます。『いのちの歌』は、そんな人生の応援歌でもあります。この歌こそが作品が目指した先にある“すべて”だったからです」とコメントを寄せている。『嫌な女』は2016年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年02月26日女優・黒木瞳の初監督作『嫌な女』(6月25日公開)の主題歌が、シンガーソングライター・竹内まりやの新曲「いのちの歌」に決定したことが26日、発表された。本作は、作家・桂望実氏の同名小説を原作に、吉田羊と木村佳乃がW主演する作品。人と打ち解けられない生真面目な弁護士・石田徹子役を吉田、派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子役を木村が演じ、対照的な2人を通して女性の友情や強さをコミカルに描く。「『嫌な女』の映画化が決まったとき、竹内まりやさんの歌を使いたいと思いました」という黒木監督。「女性のたくましさ」を表現する上で必須だったと言い、「私が映画に求める"生きていくことのすばらしさ"を実に見事に語っていました」と絶賛。主題歌となった「いのちの歌」を「人生の応援歌」と表現した。一方の竹内は、「不安や不満にあふれる日々の中に隠された本当の喜びと、誰もが抱えている『生きていくこと』への想いをテーマに書いたこの歌で、映画をご覧になる皆さんの心にさり気なく寄り添うことができれば、こんなにうれしいことはありません」とコメント。今回の起用に感謝しながら、「初めての経験できっとたくさんのご苦労もあったと思いますが、黒木監督、初作品の完成本当におめでとうございます!」と祝福のメッセージを送っている。
2016年02月26日現役銀行員として話題の香西志帆監督と『幕が上がる』や『踊る大捜査線』シリーズの本広克行をプロデューサーに迎えタッグを組んだ『恋とオンチの方程式』。現在「スペシャリスト」にも出演中の夏菜が主演を務める本作が、今月20日(土)より1週間限定で公開することが決定。予告編も解禁された。小さい頃アイドルになりたかった山吹みどりは、香川県にあるほととぎすバスでバスガイドをしていた。そんなみどりの宝物は、母からもらった3つの願い事がかなうというマイク。ある日、世界の音響機器メーカー「ナマズダイナミクス」の御曹司・栗田拓人が亡き父であり元社長の故郷・香川県でコンサートをするためにやってきた。そしてひょんなことから幼なじみだった小川カズユキと再会し、忘れていた悪夢を思い出す。みどりは想像を絶するオンチで、幼い頃に東京で受けたオーディションで、みんなに笑われたことがトラウマとなっていた。数日後、ナマズダイナミクスの現社長で拓人の母である栗田徹子がやってきて、みどりのミスを激しく責めみんなの前で歌わせようとする。思わずみどりは逃げ出すが、気になって追いかけてきた拓人と恋に落ちる。しかし、日本一の絶対音感を誇る栗田徹子の嫁の条件は、「歌って、踊れて、拍手される」こと。ショックを受けるみどりとバスガイドたちに、謎の怪奇事件、そして、リストラの危機が…。2014年「さぬき映画祭」でオープニングとクロージング作品として上映され、香川県では撮影時から話題を集めていた本作。 監督は、現役銀行員ながら『猫と電車-ねことでんしゃ-』で全国の映画祭で高い評価を得、『満月のパレード』が本年度の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」にて上映が決定している香西監督。またプロデューサーには、『幕が上がる』『踊る大走査線』シリーズ『UDON』を手がけた香川県育ちの本広監督が手がけている。主人公のオンチなワケありバスガイド・みどり役には、連続テレビ小説「純と愛」で国民的ヒロインとなった夏菜さん。共演には、『スウィングガールズ』「プロポーズ大作戦」などドラマにCMに大活躍中の平岡祐太が幼なじみ役を演じ、『仮面ライダーTHE FIRST』の黄川田将也、「HERO」「コウノドリ」などで今大ブレイク中の吉田羊、幅広い年代から圧倒的支持を集める戸田恵子など個性的なキャストたちが脇を固めている。さらに、ヒロインの母役には森昌子が37年ぶりの映画出演を果たしている。「歌うのが大好きだからです」というみどりの幼少期の映像から始まる予告編では、夏菜さんをはじめ、黄川田さん、戸田さん、森さんなどキャスト陣が続々登場。「宇宙一幸せになりたい!」と叫ぶみどりは果たして幸せをつかむことができるのかーー!?夏菜さんらバスガイド達が歌う歌にも話題が集まっている本作。オール香川ロケによる笑いと感動にあふれた本作の雰囲気を、まずはこちらの予告編から感じてみて。『恋とオンチの方程式』は2月20日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7、T・ジョイ博多にて1週間限定公開。(cinemacafe.net)
2016年02月10日保険見直し本舗はこのほど、1月31日の「生命保険の日」にちなんで実施した「保険に関する意識調査」の結果を発表した。調査は1月9日~11日、全国の男女2,000人を対象にインターネットで行われた。「現在あなたが世帯で加入している保険の種類は何ですか?」と聞いたところ、上位は1位入院したときのための保険(77.0%)、2位万が一のための保険(死亡保障)(73.6%)、3位損害への備え(家・自動車、他)のための保険(50.6%)という結果になった。毎月の平均保険料は3万2,701円で、最小100円、最大70万円。加入している保険の種類を聞くと、62.3%が3種類以上と回答し、そのうち6種類という世帯も10.5%いた。保険に対する不安や不満があるか聞くと、「ある(ある、ややある)」が33.7%だった。その内容は、「保険料の負担が大きい」(64.7%)、「保障内容が分かりづらい」(38.3%)、「どの保険が自分に必要か分からない」(27.1%)など。さらに「保険のことをしっかり考えていそうなタレント」を聞いたところ、男性は1位堺雅人(22.5%)、2位松岡修造(18.4%)、3位向井理(11.8%)、4位西島秀俊(9.4%)、5位福山雅治(9.0%)、6位東出昌大(6.9%)、7位とにかく明るい安村(6.3%)、8位千原ジュニア(6.2%)、9位竹野内豊(4.6%)、10位DAIGO(3.7%)、11位斎藤工(1.4%)という結果に。女性は、1位吹石一恵(17.8%)、2位大久保佳代子(16.3%)、3位吉田羊(15.8%)、4位杏(14.5%)、5位菅野美穂(14.0%)、6位綾瀬はるか(7.5%)、7位北川景子(5.7%)、8位小島瑠璃子(2.9%)、9位鈴木奈々(2.6%)、10位ローラ(1.8%)、11位おかずクラブ(1.5%)となった。
2016年01月30日注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、「今年もトライしたいことがたくさん。変化は恐れず、楽しみます!」というモデルの吉田沙世さん。雑誌や広告で引っ張りだこの吉田さん。一度は地元で就職するも、ファッションに関わる仕事をしたいという思いから、モデルに転身したそう。「小中高とダンスをやっていて、表現するのが好きだったということもあって。あと、母が若い頃モデルをしていたんですよ。今思うと、その影響も大きかったんでしょうね」。自らを“常に変化を楽しみたいタイプ”と分析。「新しいことをやるのに物怖じはしない方。ラジオや演技にも興味があります。走るのが趣味なので、フルマラソンにトライしたい!」◇よしだ・さよ1990年生まれ。『SEDA』の専属モデルとしてデビューし、小誌や『VoCE』など数々の雑誌で活躍。プライベートが覗けるインスタグラム(@sayobaby)も人気。◇「エアプランツやサボテンが好き。このプラントハンガーもお気に入り」◇「言葉に触れると表現の幅が広がると思うので、毎日何かしら読みます」◇「姉御タイプのシーと甘えん坊のミー。毎日くっついて寝ています♪」※『anan』2016年1月27日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2016年01月24日ジュエリーが最も似合う著名人に贈られる「日本ジュエリーベストドレッサー賞」の表彰式が、21日に都内で行われ、受賞者に選ばれた吉田羊、DAIGO、ももいろクローバーZのメンバーらが出席した。同賞は「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」「今後も更にジュエリーを身に付けてほしい人」を著名人の中から世代別に選び表彰するもの。27回目の今回選ばれたのは、小松菜奈(10代)、井上真央(20代)、松下奈緒(30代)、吉田羊(40代)、沢口靖子(50代)、和田アキ子(60代以上)、DAIGO(男性)の7人。和田アキ子は1997年の40代部門に続く2回目の受賞となった。また、特別賞女性部門はももいろクローバーZ、特別賞男性部門は市川海老蔵に贈られた。小松は「ジュエリーの似合うすてきな女性になれるようにがんばります」とにっこり。井上は「役者としても1人の女性としても輝いていきたい」、続けて松下は「美しく楽しい30代にしたい」。吉田は「年齢非公表としているので『今回は断るしかないね』と尻込みするマネージャーに『えっ。欲しい』と二つ返事を出しました。年齢非公表を変えるつもりはないので、これからは40代?と表記していただけるとうれしいです」と会場を沸かせた。また、DAIGOは「ロックミュージシャンとしてジュエリーにはこだわっているのでうれしい。先日KKさんとKKしましたが、今後も公私ともにKRKRな、キラキラな人生を送りたい」と笑顔。ももいろクローバーZを代表して受賞した佐々木彩夏は「ここに立っているのが夢みたい。ももいろクローバーZも見ているだけでドキドキ、ワクワクするような存在、五色に輝く宝石のような存在になりたい」と挨拶。佐々木1人だけドレスを着て登壇したこの日だけは、特別に“佐々木彩夏とももいろクローバーZ”と紹介された。市川は「結婚する時に自分で宝石をとりに行ったのですが、とれたのはルビーひとつだけでした。家に帰ったら家族に見せびらかして優越感に浸りたい」と喜びを語った。
2016年01月22日1月18日(月)、「第39回日本アカデミー賞」優秀賞が発表され、『海街diary』が作品賞をはじめ最多12部門を受賞。主演女優賞に綾瀬はるか、助演女優賞に長澤まさみと夏帆、新人俳優賞に広瀬すずとメインキャスト4人がみな受賞を果たしたことが分かった。そのほか作品賞を『海難1890』、『日本のいちばん長い日』、『母と暮せば』、『百円の恋』が受賞した。同賞は、2014年12月14日~2015年12月15日の間に、東京地区において有料で初公開された優秀な劇場用映画およびアニメーション作品を表彰したもの。授賞式の女性司会者は、前年の最優秀主演女優賞を獲得した女優が務めるのが恒例となっており、今年は昨年、『紙の月』で最優秀主演女優賞を受賞した宮沢りえが、西田敏行とともに司会を務める。今回も作品賞には昨年を代表する邦画5作品が選出。吉田秋生の人気漫画の実写化で、鎌倉に暮らす3姉妹の元に腹違いの妹がやってきて、一緒に暮らし始めての1年を描いた『海街diary』は、作品賞をはじめ12部門を受賞。メインキャストの4人がそれぞれ主演女優賞、助演女優賞、新人俳優賞に輝いており、是枝裕和監督が監督署と脚本賞を受賞。菅野よう子が音楽賞、そのほか撮影賞や照明賞などにも輝いた。役所広司、松坂桃李ら実力派俳優たちが勢揃いした『日本のいちばん長い日』。半藤一利氏のノンフィクションを映画化した歴史超大作で、戦争完遂か降伏かの決断を迫られる阿南惟幾陸軍大臣の苦悩を軸に、日本の未来を案じ、身をていした人々のドラマを通して、「終戦前夜、日本で何が起こったのか」に迫る。本作で役所さんは主演男優賞を受賞。昭和天皇の玉音放送を見事に再現した本木雅弘は助演男優賞を受賞した。また原田眞人監督は監督賞と脚本賞をW受賞している。二宮和也と吉永小百合の初共演で話題をよんだ『母と暮せば』。山田洋次監督通算83作品目にして初めてのファンタジー作品。敗戦から3年、長崎で助産婦をして暮らす伸子の元に原爆で亡くなった息子の浩二が亡霊となって現れ、2人の奇妙な暮らしを通じ、大切な人を失った遺族の悲しみ、戦争の傷から立ち直ろうとする人々の姿が描かれる。本作は作品賞とともに、二宮さん、吉永さんがそれぞれ主演男優・女優賞を受賞。昨年、最優秀主演男優賞に輝いた事務所の先輩・岡田准一のあとに、二宮さんが続くことになるのか注目が集まる。そして、安藤サクラ主演の『百円の恋』。自堕落に暮らしてきた主人公の一子が、勤め先の100円ショップの常連客である中年ボクサーとの出会いに触発され、自らもボクサーになることを決意し奮闘するさまが描き出される。安藤さんは主演女優賞を受賞。共演の新井浩文は助演男優賞に輝いている。日本トルコ合作映画として大きな注目を集めた『海難1890』。125年前に串本町樫野崎沖で遭難したトルコ軍艦の乗組員を現地の人々が救助、治療をし、彼らの命を救った「エルトゥールル号海難事故」と、その95年後に戦禍のテヘランで取り残された日本人たちをトルコ機が救出した「イラン・テヘラン在留邦人救出劇」という二つの史実が題材となっている。主演の内野聖陽は、本作で主演男優賞を受賞した。各賞の最優秀賞の発表、授賞式は3月4日(金)16時よりグランドプリンスホテル新高輪にて開催。【第39回日本アカデミー賞優秀賞/受賞結果一覧】<優秀作品賞>■『海街diary』■『海難1890』■『日本のいちばん長い日』■『母と暮せば』■『百円の恋』<優秀主演男優賞>■内野聖陽:『海難1890』■大泉洋:『駆込み女と駆出し男』■佐藤浩市:『起終点駅ターミナル』■二宮和也:『母と暮せば』■役所広司:『日本のいちばん長い日』<優秀主演女優賞>■綾瀬はるか:『海街diary』■有村架純:『映画ビリギャル』■安藤サクラ:『百円の恋』■樹木希林:『あん』■吉永小百合:『母と暮せば』<優秀助演男優賞>■浅野忠信:『母と暮せば』■新井浩文:『百円の恋』■伊藤淳史:『映画ビリギャル』■染谷将太:『バクマン。』■本木雅弘:『天空の蜂』■本木雅弘:『日本のいちばん長い日』<優秀助演女優賞>■夏帆:『海街daily』■黒木華:『母と暮せば』■長澤まさみ:『海街daily』■満島ひかり:『駆込み女と駆出し男』■吉田羊:『映画ビリギャル』<優秀アニメーション作品賞>■『心が叫びたがってるんだ。』■『百日紅~MISS HOKUSAI~』■『ドラゴンボールZ復活の「F」』■『バケモノの子』■『ラブライブ!The School Idol Movie』<優秀監督賞>■大根仁:『バクマン。』■是枝裕和:『海街diary』■武正晴:『百円の恋』■田中光敏:『海難1890』■原田眞人:『日本のいちばん長い日』<優秀脚本賞>■足立紳:『百円の恋』■小松江里子:『海難1890』■是枝裕和:『海街daily』■原田眞人:『日本のいちばん長い日』■山田洋次/平松恵美子:『母と暮せば』<優秀外国作品賞>■『アメリカン・スナイパー』■『キングスマン』■『セッション』■『マッドマックス 怒りのデス・ロード』■『007スペクター』<新人俳優賞>■有村架純:『映画ビリギャル』■土屋太鳳:『orange-オレンジ-』■広瀬すず:『海街diary』■藤野涼子:『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』■藤原篤:『恋人たち』■野田洋次郎:『トイレのピエタ』■山崎賢人:『orange-オレンジ-』『ヒロイン失格』■山田涼介:『映画暗殺教室』<優秀音楽賞>■大島ミチル:『海難1890』■菅野よう子:『海街diary』■サカナクション:『バクマン。』■富貴晴美:『日本のいちばん長い日』■安川午朗:『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』(text:cinemacafe.net)
2016年01月18日昨年一年間、FASHION HEADLINEでは、デザイナー、クリエーター、女優からアイドルなど様々な方へ、インタビューを通じて熱意や想い、人生観から哲学、未来のことまで、直に伺う貴重な機会が多くありました。そこで、お正月三が日最終日だからこそ、ゆっくり時間をとって読んでほしいインタビューを厳選しまとめてみました。是非、ご一読ください。■二階堂ふみ×キャンディストリッパー板橋よしえが語る「私のルーツ。私のときめき」2015年に20周年を迎えたファッションブランド・キャンディストリッパーと、二階堂ふみさんのコラボレーションにより、新ブランド・FUMI NIKAIDO “Roots” Candy Stripperが発表された。二階堂さんが「これが私のルーツ。これが私のときめき」と語る、このスペシャルコラボレーションについて、キャンディストリッパーのデザイナー・板橋よしえさんとのダブルトークをお届け。■ザ・プール青山をなぜ新宿伊勢丹に? 藤原ヒロシの頭の中6月、伊勢丹新宿店で藤原ヒロシがディレクションを手掛ける「ザ・プール」のポップアップストアが行われた。わずか2年間だけの営業として来年春に終了を宣言し、まさに東京を体現する限定コンセプトスペース「ザ・プール青山」の、最初で最後のポップアップストア。ザ・プール青山のスタートから1年、藤原ヒロシの今の頭の中をのぞき見した。■ファッションのももクロが生まれるまで--アイドルも時代を映すファッションが時代を映し出すように、アイドルもまたその時代を物語るのではないだろうか。15年1月某日、都内のスタジオに現れたのはももいろクローバーZのメンバーたちは「ピンクハウス(PINK HOUSE)」の15年春夏のイメージビジュアルを撮影するためにスタジオ入りした。30周年を迎えた同ブランドが伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区で2月、「PINK HOUSE―flower shower・永遠の少女性―」と題したポップアップショップの開催にあたり、ももクロメンバーが春を告げるミューズとして選ばれたのだ。ももクロが映し出す、今の時代のファッションとは?■フードエッセイスト平野紗季子×DJみそしるとMCごはんが語る「新宿の食にまつわるエトセトラ」国際色豊かな都市、東京。こと新宿は、バラエティに富んだ街のひとつ。とりわけ食においては、おすすめの一軒を聞かれても、一つに絞るのが困難なほど、多くの飲食店がひしめく新宿。そこで今回は、食を愛して止まない平野紗季子さんと、DJみそしるとMCごはんさんに、歌舞伎町随一のディープスポット・上海小吃(シャンハイシャオツー)で「新宿の食にまつわるエトセトラ」を語ってもらった。■ライゾマティクス真鍋大度が語る「テクノロジーと表現の融合」現代において、アーティストが生み出すのは、形や素材、色彩を美のよりどころにしたモノだけではない。例えば、インタラクティブな体験型の作品やテクノロジーを駆使した新しい表現メディア、それによるコミュニケーションやコミュニティの再創造も表現者の役割になっている。テクノロジー分野の第一線で、アート・広告・エンターテインメントの分野で世界的に活躍する真鍋大度さんに、テクノロジーと表現の可能性について話を聞いた。■エルメス「プティアッシュ」--創造とは、夢を見ながら夢を与えること。パスカル・ミュサール京都・渉成園で10月、エルメスのオブジェコレクション「プティ アッシュ」の展示販売会が開催された。これに際して来日した、プティアッシュのアーティステック・ディレクターのパスカル・ミュサールに、彼女が愛する街・京都で話を聞く機会を得た。アーティストやデザイナーと、職人の対話から生まれたユニークなオブジェに込められた思いとは?■なぜ東信は新宿伊勢丹に花屋を出店したのか。世界に広げる“花の価値”「狙いなんかないよ。ただ花の価値を高めて広げたい。伊勢丹だけでなく世界中に」3月、東信にとって初の百貨店への出店となったフラワー オブ ロマンス(FLOWER OF ROMANCE)が伊勢丹新宿店の5階にオープンした。これまでの15年間近く、オートクチュールとしての花をストイックに追求してきた東が、なぜ百貨店への出店に踏み切ったのかと疑問に思う人もいるかもしれない。しかし今回の出店は東信にとって次なるステップへの序章を意味している事が、彼へのインタビューを通して見えてきた。■吉田羊のこれまでとこれから--「ファッションで役は8割完成する」数々の女性の生き様を演じてきた女優・吉田羊。「演じることが何より好き」と語る女優・吉田羊の周りには、凛とした気配が漂う。とはいえ、周囲へ心を配り、相手の目を見て語りかける優しい声からは、人としての味わい深さも感じられる。そんな彼女が憧れる女性とは?そして、来年の目標とは?■テックとアルチザンが織りなす美は、日本の職人技なしでは生まれない--アーティスト舘鼻則孝3Dプリントを採用した舘鼻のヒールレスシューズが、寒空に突き刺さる氷河のようランウェイのモデルの足元を彩る。15秋冬パリコレクションで、最先端テクノロジーをファッションに昇華させるデザイナー、イリス・ヴァン・ヘルペンが選んだのが舘鼻則孝のヒールレスシューズだ。舘鼻が語る、日本の職人技と最先端テクノロジーの融合とは?■過去20年間のポスター作品からゲームのように紐解く、M/M(Paris)の軌跡フランスを拠点に活動するクリエイティブデュオ、M/M(Paris)のポスター展が4月、渋谷で開催された。2008年に行われた展覧会「The Theatre Posters」以来となる本展だが、どうしてこのようなポスター展を日本で行うことに決めたのか?今回、本展の開催に合わせて来日していたM/M(Paris)のマティアス・オグスティニアックに話を聞いた。■シモーネ・ロシャ“花はまるでファッション”年々存在感を高めているアイルランド出身のデザイナー、シモーネ・ロシャ。15SSシーズンで発表した、シノワズリのように瑞々しい赤いフラワーをモチーフとしたコレクションが印象的だ。そんなシモーネのクリエーションで度々主役となる「花」と本人の関係性を紐解くインタビューを行った。■アーネスト・ヘミングウェイがもし今生きていたら--山下裕文×小暮昌弘原宿のストリートカルチャーにおいて、もはや“伝説”といえるショップ「プロペラ」で、バイヤー・プレスを務めた男・山下裕文。彼は、2010年に自身のブランド・モヒート(MOJITO)を立ち上げた。今回、『メンズクラブ(MEN’S CLUB)』の元編集長・小暮昌弘を聞き手に、ブランドについて熱く語る。
2016年01月03日数々の女性の生き様を演じてきた女優・吉田羊。「演じることが何より好き」と語る女優・吉田羊の周りには、凛とした気配が漂う。とはいえ、周囲へ心を配り、相手の目を見て語りかける優しい声からは、人としての味わい深さも感じられる。そんな彼女が憧れる女性とは?そして、来年の目標とは?ー昨年、ドラマ『HERO』に出演するまでは事務所に借金があったと伺いました。そのような苦労がありながらも女優の仕事を続けられたのはなぜでしょう?なにより演じることが好きだったというのが一番ですね。そして、ある程度、舞台やドラマなどに出演できるようになってきてからは、「楽しみにしてるよ」というファンの方からのメッセージが支えになりました。たまには、自分が「ああ今回はダメだったな」と思う時もあったのですが、ファンの方が「羊さんのこんなところがよかったよ」と声をかけて下さったり、そのみなさんの言葉に支えられて生きてきましたね。ー今年公開された作品でも、映画『ビリギャル』での母親役、ドラマ『コウノドリ』での助産婦役など、沢山の女性を演じられましたね。様々な人生を送る女性たちを演じる時、どのように役作りをされていくのですか?一つ、ファッションというキーワードもありますね。やはり、衣装を着た時にぐっと気持ちが入ります。衣装とヘアメイクでその役は8割完成すると思っているので、普段と違う格好をすることでその役が降りてくるイメージです。特に、私の場合は、憑依型で演じるタイプなので、緻密に計算していくというよりも、衣装とメイクで大枠を捉えたら、あとは現場で五感を研ぎすまして感情を作っていきます。お芝居は生ものだと思っているので、相手役の方やセットなど、視覚や聴覚をフルに使って役をふくらませていきます。だから、私自身で役作りを完成させてから現場に入っていく感覚ではないかもしれないですね。周りのみなさまに沢山のものを頂いて、演じさせて頂いている感覚です。ー多くの女性の憧れでもある羊さんですが、羊さんご自身が憧れる女性像とは?石田ゆり子さんが大好きで敬愛しています。ゆり子さんは、いつも穏やかで、言葉豊かで、自分の哲学を持ちながらも、相手の立場を慮ることが出来る女性です。まさに、私の理想の女性像ですね。ゆり子さんにお会いするたびに、自分が浄化されていく感覚。いつお会いしても、その時の私に必要な言葉を、確実にかけて下さいます。きっと、相手の心をちゃんと見てお話されているのだと思います。私もそういう女性でありたいと思っています。ー2016年は、どんな一年にしたいですか?今年は、沢山お仕事を頂いたのはありがたかったのですが、書物を読む時間がなかなか取れなかったんです。来年は本を読んで、視野を広げて物事を深く理解できるようにしたいなと思っています。女優のお仕事では、年明けに難役を一つ演じることが決まっていますし、頂いている役柄はどれも初挑戦の役ばかりなので、その一つひとつをしっかりと演じていきたいですね。また新しい自分と出会える年になるのではと楽しみにしています。
2015年12月28日アンリアレイジ(ANREALAGE)と、アートディレクターの吉田ユニとのコラボレーションによる「STAR WARS COLLECTION」が12月1日、そごう・西武限定で販売を開始した。同コレクションは、映画『スター・ウォーズ』のオープニングロールをイメージして製作されたもの。これまでの物語が文字で語られ、文字が宇宙に放たれていくかのように画面奥に流れて行く同作の象徴的なオープニングシーンを、シルエットやテキスタイル柄を変形させることでファッションに変換した。ラインアップは、遠近感のある独特な形と柄が印象的なTシャツ(2万2,000円)やスカート(4万8,000円)、シャツ(6万円)から、ネックレス(4万5,000円)など。平面の洋服に立体的なスケール感を与えることで、斬新かつ新しいファッションを作り上げた。取り扱いは西武 池袋本店、西武 渋谷店、そごう 横浜店となっている。
2015年12月01日「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)などのブランドでおなじみの吉田カバンは、その機能性とデザイン性の高さからビジネスパーソンにもすっかりおなじみ。国内の協力業者の職人さんによる「メイドインジャパン」が特徴であり、年間180万本のカバンを生産しているそうです。そんな吉田カバンのビジネススタイルを明かしているのが、その名も『吉田基準 価値を高め続ける吉田カバンの仕事術』(吉田輝幸著、日本実業出版社)。現在も増収増益を続けているという、同社の成功の秘密が明かされているのです。■基本的に「値引き」をしない理由ところで吉田カバンは、原則として値引きをしないことで知られています。もし、小売店舗が承諾を得ずに値引きをしていた場合は、「商品引き上げ」という措置をとることもあるというのですから徹底しています。しかし、なぜそこまで値引きを拒むのでしょうか?著者によれば、そこにはいくつかの理由があるそうです。まず第一は、あとから値引きしたとしたら、定価で買ってくださったお客さまに対して失礼にあたるため。また値引きをするとブランドイメージも崩れ、当然のことながら利駅も減ってしまいます。もともと吉田カバンの商品は、手間ひまをかけて制作する職人さんの工賃と、材料費や運送費などの諸経費、そして一定の利益を乗せて「販売価格」を設定したもの。余分な上乗せは一切していないのだそうです。つまり値引きをしたとしたら、つくり手側は誰も幸せになれないというわけです。■百貨店との取引を減らした理由かつて、吉田カバンの主要販路は百貨店だったそうですが、2000年代に入ってから、百貨店との取引を徐々に減らしていったことがあったのだといいます。普通に考えれば、百貨店はきわめて重要な顧客であるはず。なのになぜ、そんなことをしたのでしょうか?著者によればその理由は、売り場の方との「考え方の違い」だったのだとか。というのも、いつのころからか百貨店からの要求がどんどん強くなっていったそうなのです。「吉田カバンの販売担当をする店員を2人雇ってくれ」といわれるときもあれば、「売り場のディスプレーは全部負担してほしい」「小品を置くための什器は持ち込んでくれ」というように、吉田カバン側の負担が大きくなっていったということ。そして、値引きをしない吉田カバンの商品はそれまで「セール除外品」となっていたのに、クリアランスセールの時期になると例外が許されなくなり、「今後、バーゲンを行うから必ず商品を何本か出してほしい」といわれるようになっていったのだとか。立場的に断ることができなかったため、やむなく対応した時期もあったとはいいます。しかしそれが何度も続いたので、「とてもこれ以上はおつきあいできない」との判断を下し、結果的に取引を減らしていったのだということ。メーカーと店舗との間で、ありそうな話ではあります。しかし近年は、取引を再開するケースが増えているのだそうです。吉田カバンのそうしたスタンスを理解してもらえるようになり、ブランドイメージが崩れないよう、「セレクトショップ的な商品構成の売り場で扱いたい」といったような依頼が多くなってきたから。方向性や考え方が認知されたということになりますから、時間がかかったとはいえ、これは理想的な展開だといえるのではないでしょうか?■あまり商品の値上げもしない理由ちなみに吉田カバンでは、値引きをしないかわりに、頻繁な値上げも行わないのだそうです。同社のカバンの主要顧客層は社会人男性。だからこそ多くのカバンは、1万円台から4万円台の価格帯に抑えるようにしているということ。いわば、「手の届く範囲での高品質」を目指すことが、吉田カバンのモノづくりの基本姿勢だというわけです。*他にも「広告を打たない理由」「バーコードを使わない理由」、果ては修理に対する考え方など、吉田カバンならではの考え方がぎっしりと詰まっています。なお余談になりますが、タイトルにもなっている「吉田基準」の語源についてもご説明しておきましょう。これは、決して妥協しない社員の姿勢に対して、職人さんや取引先の人々の間で使われはじめた言葉。だとすればそれは、本書に書かれている戦略があったからこそ生まれたといえるのではないでしょうか。(文/書評家・印南敦史)【参考】※吉田輝幸(2015)『吉田基準 価値を高め続ける吉田カバンの仕事術』日本実業出版社
2015年11月29日今年、圧倒的な活躍をした女性たちに贈られる「VOGUE JAPAN Women of the Year 2015」の受賞式が26日、目黒雅叙園にて行われた。11回目となる同誌のアワードで最も幅広い17歳から91歳までの女性たちが、そのスタイル、生き方、美において女性たちをインスパイアするとして選出された。15年の受賞者は、阿部千登勢(サカイ・デザイナー)、志村ふくみ(染織作家、随筆家)、菅原小春(ダンサー)、西加奈子(作家)、広瀬すず(女優)、BABYMETAL(メタルダンスユニット)、吉田羊(女優)、渡部香生子(競泳選手)。そして、ファッションシーンの明日を担う女性を応援するとして今年新設された「Rising Star of the Year 2015」を、黒河内真衣子(マメ・デザイナー)が受賞した。受賞式にサカイの16春夏のブラックドレスで登壇した阿部は「今年はナイキとのコラボレーションや、ブランドブックを発表したりと目白押しで、充実した1年であったことは確か。今後も安定を求めるのではなく、今後も攻めていきたい。そして、まだみたことのない風景を見るために挑戦し続けたい。」と情熱を込めてコメントした。バーニーズ ニューヨークのキャンペーンや、スティービー・ワンダーとの共演も話題になったダンサーの菅原小春は長身が映えるルイ・ヴィトンの白地にブルーの装飾が煌めくロングドレスで登場し「ダンスが私をここに連れてきてくれた。これからも女性の強さをダンスで表現していきたい」と、喜びに満ちた表情で語った。そして、カンヌ国際映画祭への出品作品『海街 diary』でのみずみずしい演技も記憶に新しい広瀬すずはシャネルの膝丈ワンピースの胸元にフラワーモチーフのブローチを添えた清楚なスタイリングで登場。「この賞に恥じないよう、すてきな女性になりたい」とまっすぐな瞳で述べた。また、出演映画が今年6本公開されるなど“遅咲き女優”としてブレイクした女優の吉田羊はプロエンザ スクーラーのファーがあしらわれたブラックドレスで登壇。今年女性に生まれてよかったと思った瞬間を問われ「母親役を演じられること。役を通じて、子を愛しいと思えたり、子宮がうずく感覚を覚えること」と女優ならではのコメントを返した。そして、明日のファッションシーンを担う女性として「Rising Star of the Year 2015」を受賞した黒河内は「ブランドとして新しい出会いがある一方、新しい課題もある。これからもいい物づくりが出来るよう精進したい」と、15秋冬マメのブルーのドレスに身を包みコメントした。
2015年11月27日雑誌「VOGUE JAPAN」が今年、活躍した女性に贈る「VOGUE JAPAN Women of the Year 2015」の授賞式が開催され、女優の吉田羊、広瀬すず、直木賞作家の西加奈子、3人組メタルダンスユニット「BABYMETAL」ら受賞者が顔を揃えた。その年に圧倒的な活躍をした女性に贈るという形で2005年に始まり今年で11回目を迎える「VOGUE JAPAN Women of the Year」。2015年の受賞者は吉田羊、広瀬すず、西加奈子、「BABYMETAL」、ファッションブランド「サカイ」のデザイナーの阿部千登勢、ダンサーでスティーヴィー・ワンダーとの共演CMが話題を呼んだ菅原小春、世界水泳で200m個人メドレー2位、200m平泳ぎ優勝を成し遂げた競泳の渡部香生子、この日の授賞式には欠席となったが染繊作家で人間国宝の志村ふくみの8組(10名)。ちなみに受賞者の中で最年少は「BABYMETAL」のMOAMETALで1999年生まれの16歳(※YUIMETALも同年生まれの16歳)、最年長は志村さんで1924年(大正13年)生まれの91歳となった。また、今後の活躍が期待される女性に贈る「Riding Star of the Year 2015」にデザイナーの黒河内真衣子が選出された。受賞者は「VOGUE JAPAN」の渡辺三津子から、今回のために建築家の田根剛がデザインした花をイメージしたというトロフィーを受け取った。菅原さんは「小さい時からダンスを信じて、ダンスがここに連れて来てくれました。これからも心を持った女性の強さをダンスで表現していきたい」と受賞の喜びを語る。この日は、西さんんと以前より交流の深い、お笑い芸人で芥川賞受賞で話題を呼んだ「ピース」の又吉直樹、その相方の綾部祐二がエスコート役として来場。又吉さんは、自身の芥川賞受賞作「火花」を書くきっかけとなったのが、西さんの直木賞受賞作「サラバ!」であると公言しているが、西さんは壇上で「私の『サラバ!』も又吉さんのおかげで生まれたようなもの」と語り、相思相愛ぶり(?)を見せつけた。渡部さんは競泳の水着を思わせるようなアルマーニのドレスで登場し「普段は着ることがないので新鮮ですが、アスリートらしさが出ていていいなと思ってます」と笑顔を浮かべた。リオ五輪を来年に控え、金メダルへの期待が高まるが「2度目のオリンピックなので、4年前の経験を活かせるように精いっぱい頑張ります」と力強く語った。「BABYMETAL」は壇上でポーズを決め「目標は『BABYMETAL』というジャンルになること!」と唯一無二のアイコンとなることを最終的な目標として掲げた。広瀬さんは「素敵な女性になれるよう、この賞に恥じないように頑張ります!」とさらなる飛躍を誓った。吉田さんは「一生懸命にやってきた結果、あまりあるご褒美をいただきました。『きみはそれでいいんだよ』とマルを付けていただいた気持ちです」と受賞の喜びを口にする。「今年一番、女性に生まれてよかったと思った瞬間は?」という質問には「私は出産も結婚も経験していませんが、母親役をやらせていただき、役を通して我が子を愛しいと感じたり、母性が生まれてきたり、子宮がうずいたりすると、女性に生まれてよかったと感じます」とにこやかに語っていた。(text:cinemacafe.net)
2015年11月26日全米感涙のベストセラーであるエドワード・ムーニー・Jr著の「石を積む人」を、朝原雄三監督が映画化した『愛を積むひと』。このほど本作が出品された第40回ブリュッセル国際映画祭のコンペティション部門にて樋口可南子が最優秀女優賞を受賞したことが明らかとなった。東京下町の工場をたたみ、北海道に移住することにした篤史(佐藤浩市)と良子(樋口さん)の夫婦。かつて外国人が住んでいたという瀟洒な家を手に入れたふたりは、良子は野菜やガーデン作り、篤史は良子の長年の憧れでもあった家の周りの石塀を作るなど、ささやかながらも豊かな生活を満喫していた。だが、ある日、心臓に持病を抱えていた良子が倒れてしまう…。突然訪れた良子の最期。 悲しみにくれる篤史のもとに、ある日、良子からの手紙が届いた。自分の死期を悟った良子が、篤史のこれからを案じ、たくさんの篤史宛ての手紙を、ふたりの家に隠していたのだ――。11月17日~21日(現地時間)の期間で開催されたブリュッセル国際映画祭。佐藤浩市と樋口さんが第二の人生を歩む夫婦を演じ、北川景子、野村周平、杉咲花、吉田羊らが豪華俳優陣が出演する本作が出品された外国映画コンペティション部門には、国境のない国際的なセレクション(フランス、日本、フィリピン、アルジェリア、イスラエル、イタリア、モロッコ)と多様性に富み、ベネルクス、或いは欧州でのプレミア上映作品が揃った中での受賞となった。これまで同映画祭で日本映画が上映されたことはなく、『愛を積むひと』はブリュッセル映画祭初、かつ今年唯一のコンペティション部門で選ばれた日本映画となる。11月中旬のパリ同時多発テロの余波を受け、本映画祭会期中に開催地・ブリュッセルでは最高警戒レベル4に引き上げられたが、コンペティション部門への上映並び授賞式には日本からプロデューサー1名が出席した。樋口さん演じる良子の、全てを許し包み込む演技が素晴らしかったことが評価され、見事主演女優賞を受賞した樋口さん。プロデューサーがトロフィーを抱えた写真がベルギーから届き、初めて自身の受賞を知ったそうで「思いがけない大きな受賞に、ただただ驚いています」とコメント。さらに「この心優しい映画が海外へ渡ってくれたことが本当に嬉しいです。いまは、スタッフと一緒にお祝いしたい気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。また朝原監督は今回の受賞結果を受け、「むずかしい役をためらいや怖気を振り払って演じてくださった樋口さんの勇気が、結果として演技を超えた存在感を持って登場人物として映画に実を結びました。これからも時々でかまいません、その芯の通った凛とした姿をスクリーンに現わしてください」と最大級の賛辞を送った。『愛を積むひと』Blu-ray&DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛を積むひと 2015年6月20日より全国にて公開(C) 映画「愛を積むひと」製作委員会
2015年11月25日広末涼子と内田有紀が初共演を果たすことで話題のドラマ「ナオミとカナコ」。この度、ドラマや映画に引っ張りだこの人気女優・吉田羊を始め、高畑淳子、佐藤隆太らの出演が決定した。大学時代からの親友である小田直美と服部加奈子。直美は望まない職場のOLとして憂鬱な日々を送り、専業主事の加奈子は夫の酷い暴力に耐える毎日を送っていた。受け入れがたい現実に追いつめられた2人が下した究極の選択…「いっそ、2人で殺そうか。あんたの旦那」。復讐か、サバイバルか、自己実現か?2人の女が運命を共にし、一蓮托生のバディとなってひとりの男を殺す計画をたてる――。原作は、「空中ブランコ」(フジテレビ)や『ガール』などの原作者で、直木賞など数々の受賞歴を誇るベストセラー作家・奥田英朗の同名小説。望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美と夫のひどい暴力に耐える専業主婦の加奈子が、DV夫を排除すべく、タッグを組む物語。本作の主人公・直美には、圧倒的存在感で女優として確固たる地位を築く広末さん。直美の同級生で気が優しく控えめな性格の主婦・服部加奈子を演じるのは、数々の連続ドラマや映画に出演している内田さん。2人は今回が初の共演となる。そして今回、発表された追加キャストには、加奈子の義姉で、直美たちを追い詰めていくことになる服部陽子役には、映画、ドラマ、バラエティーやCMで大活躍し、今期は「コウノドリ」(TBS)でもその活躍を発揮する、いま最も旬な個性派女優・吉田さんが抜擢。自分にも他人にも厳しいところがあるそんな役を演じる吉田さんは「“女”という生き物を、様々な角度で描いた作品で非常に面白く、この世界を演じられるのがいまから楽しみです」と今回のオファー決定の感想を述べ、また役どころについては「正義でありながら視聴者に疎まれる役。いままでにない難役に心躍ります」とコメントを寄せている。さらに強烈なキャラクターで直美たちに多大な影響を与えていく中国人・李朱美を、類いまれなる演技力と存在感でほかを圧倒する・高畑さんが好演。またエリート銀行員で加奈子に暴力をふるい続ける加奈子の夫・服部達郎に、熱血真面目男からチャラ男まで幅広い演技に定評のある佐藤さんに決定した。さらに佐藤さんは、一人二役で、達郎にうり二つの中国人密航者・林竜輝も演じるという。高畑さんは「とにかく原作が面白く、とてもやりたかったので嬉しいです。国が違うと、考え方が、こうまで違うのかという点が面白いです」と原作も絶賛し、また佐藤さんは「内田有紀さんに役とはいえ、手を挙げるなどという、僕にとってこれ以上無い大罪が現場で待っていると思うと恐ろしくて足がすくみますが、そこは役者として責任を全うできるように頑張ります」と本作への意気込みを語った。「ナオミとカナコ」は2016年1月、毎週木曜日22時よりフジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2015年11月24日吉田羊がクールからキュートに!11月20日、花王は、化粧品ブランド「オーブ クチュール」の新CMに吉田羊を起用したと発表した。話題のドラマや舞台に出演し、男女を問わず人気のある彼女。人生初の化粧品CMということで、普段のクールな雰囲気を一新し、キュートな表情をみせている。“ぽんぽんチーク”を絶賛気になるCM内容は、11月24日から新発売する“ぽんぽんチーク”を楽しんでいる様子が撮られており、「自分で言うのもなんですがとっても綺麗でした」とメイクの仕上がりを絶賛した。簡単でなじみがいい!透明感もアップ多く女性が頭を抱えていたチークの入れ方。どの位置につけたらいいのかわからない、適量を取るのが難しい、ナチュラルにぼかせない、などの悩みに真剣に向き合い、開発されたのが同新商品だ。使い方は、本体から取りはずした「チークナビ」を、小鼻の横に“ぽんぽん”するだけ!簡単なのにふんわりなじんで、思わず笑みがこぼれてしまう。また、血色がよくみえることで透明感もアップし、理想の肌へと近づく。カラーは、柔らかな色合いのピンク、ピーチ、オレンジに加え、華やかなローズとレッドをあわせた5色を用意。彼女のようにイメージチェンジをして、可愛らしい女性を演出してみては。(画像はプレスリリースより)【参考】・花王 プレスリリース(PR TIMES)
2015年11月21日俳優の織田裕二が、4年ぶりの映画となる『ボクの妻と結婚してください。』(2016年秋公開)で主演を務めることが18日、発表された。本作の原作は、放送作家・樋口卓治氏による同名小説。テレビ業界の第一線で働く敏腕放送作家が余命宣告を受け、家族の未来のために残された時間を使って、自身の妻の"最高の結婚相手"を探しだす物語だ。映画には、織田のほか、吉田羊、ネプチューン・原田泰造、高島礼子も出演。『阪急電車 片道15分の奇跡』(11年)や21日に公開を控える『レインツリーの国』の三宅喜重監督がメガホンを取る。『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(12年)以来、4年ぶりの映画主演で、主人公・三村修治役を務める織田は、「ようやく自分のやるべき作品と役柄に出会うことができた」と感激。さらに、「(オファーを)いただいた時に、まず面白いタイトルだなと思いました。そして脚本を読んでクスッと笑えて、すぅーっと涙が流れました。こんな役は演じた事がありません」とも話し「今、僕はこの作品に出会えてとてもうれしいです」と喜びをかみしめている。修治の妻・彩子役の吉田も「タイトルからしてもう見たい」と織田同様に題を知らされた時点でひかれていた様子。続けて、「台本を読ませていただいたらこれまたさらに見たい。映画が完成した時、この『見たい』をきちんと『満足』にかえられるよう、精いっぱい『妻』の務めを果たしたい」と意気込む。織田については「ずっとテレビで見ていた憧れの方。その方と夫婦役でお芝居させていただけるなんてこの上ない喜び」と感情をあらわにした。修治が見初めた"結婚相手"の伊東正蔵を演じる原田は、役柄を「真面目で誠実な男」と分析。台本を読んだ際を思い出し、「織田さん演じる修治の家族を思うまっすぐな気持ちに胸が熱くなりました。そして、結婚っていいなあと改めて思いました」と話す。一方の高島は、結婚相談所を経営する修治の良き理解者・知多かおり役。「死が人ごとと思えなくなった最近、この物語は勇気を持たせてくれる。家族、友人たちの存在に感謝したくなる」「切ないのに、楽しいと思える心温まるストーリーです」と本作の魅力を語っている。(C)2016「ボクの妻と結婚してください。」製作委員会
2015年11月18日2012年に単行本が刊行されるや、斬新なアイディア、そして心温まる物語が支持され、世代を問わずまさに究極の恋愛バイブルとなった樋口卓治原作の「ボクの妻と結婚してください。」が映画化されることが決定。この度、本作の主演を4年ぶりの映画出演となる織田裕二が務めることが明らかになった。テレビ業界の第一線で働く敏腕放送作家が余命宣告を受け、愛する家族の未来のために、残された時間を使って妻の「最高の結婚相手」を探しだす…。本作の映画化に挑むのは『阪急電車 片道15分の奇跡』(’11)『県庁おもてなし課』(’13)を手掛け、繊細な人間ドラマの描写が高く評価されている三宅喜重。主人公と家族の複雑な心情の変化だけではなく、“笑い”や“驚き”も細やかに描き出す。愛する妻と子の幸せを願い突き進む“強さ”、いつ尽きるとも分からない自分の命に翻弄される“弱さ”を併せ持つ三村修治を演じるのは、「踊る大捜査線」シリーズ、「株価暴落」(WOWOW)などで主演を務める俳優・織田裕二。さらに修治の妻・三村彩子には『HERO』や現在放送中の「コウノドリ」(TBS)などに出演し、いま最も輝く女優・吉田羊が、余命僅かな修冶の“思いつき”と真摯に向き合うヒロインを好演。2人は本作で初共演となる。そのほか、『神様のカルテ』シリーズや、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」で杏の父親役としての熱演も記憶に新しい原田泰造が、修冶の見初めた“結婚相手”伊東正蔵役を、元敏腕リサーチャーで現在は結婚相談所を経営する修治の良き理解者、知多かおり役を高島礼子が演じるなど実力派俳優陣が集結している。<以下、キャストコメント>■織田裕二(三村修治役)『ボクの妻と結婚してください。』いただいたときに、まず面白いタイトルだなと思いました。そして脚本を読んでクスッと笑えて、すぅーっと涙が流れました。こんな役は演じた事がありません。「人恋しくなる季節」、人の優しさが心地よく染みました。いま、僕はこの作品に出逢えてとても嬉しいです。■吉田羊(三村彩子役)『ボクの妻と結婚してください。』なんて、タイトルからしてもう観たい。台本を読ませて頂いたらこれまた更に観たい。映画が完成した時、この「観たい」をきちんと「満足」に変えられるよう、精一杯“妻”の務めを果たしたいと思います。織田さんは、ずっとテレビで見ていた憧れの方。その方と夫婦役でお芝居させて頂けるなんてこの上ない喜び。織田さんと築く温かい夫婦関係に、笑い泣きして頂けたら幸いです。■原田泰造(伊東正蔵役)伊東正蔵役を演じる曲がったことが大嫌い原田泰造です。最初台本を読んだとき、織田さん演じる修治の家族を思うまっすぐな気持ちに胸が熱くなりました。そして、結婚っていいなあと改めて思いました。僕が演じる伊東という人物は真面目で誠実な男です。この男の魅力を皆さんに伝えられるように頑張りたいと思います。■高島礼子(知多かおり役)死が他人事と思えなくなった最近、この物語は勇気を持たせてくれる。家族、友人達の存在に感謝したくなる。主人公の三村の決断は、とても真似出来ないが、共感出来る。切ないのに、楽しいと思える心温まるストーリーです。■樋口卓治(原作者)「事件は会議室で起きてるんじゃない」とは逆で放送作家の仕事は会議室で行われます。視聴者の笑顔を思い浮べながらせっせと企画を考える。それはとても楽しい作業です。三村修治は人生最後の企画を、妻の結婚相手を探すことに決めました。最後くらい愛する妻のために企画を考えたい。放送作家で培った全てを捧げたいと思いました。誰かのために一生懸命何かを考える。そこには愛が宿ります。映画に関わるみなさんが観客のために考えた愛を楽しみに拝見させていただきます。「ボク妻」をよろしくお願いします。『ボクの妻と結婚してください。』は2016年秋、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月18日いま、最も注目を集めているCMのひとつといえば、“元”有名アニメキャラが勢ぞろいするソフトバンクの「MOON RIVER」シリーズだろう。小泉今日子が元「セーラームーン」となり、堺雅人が元「鉄腕アトム」、広瀬すずが元「ちびまる子ちゃん」、満島真之介が元「おぼっちゃまくん」、市川海老蔵が元「北斗の拳」のケンシロウ、小日向文世が元「ゴルゴ13」、又吉直樹が元「あしたのジョー」にそれぞれ扮しているが、往年の伝説的アニメから国民的アニメの主人公たちが、“現在”はダイニングバーのママだったり、歌舞伎役者や、小説家、総理大臣だったりするから驚きだ。さらにCM界では、最旬俳優たちがより身近に、職場や学校にいそうな等身大のキャラクターとなって、続々と登場している。そんなイケメン俳優たちに注目した。■こんな同僚が会社にいたら…仕事が手に着かない!?まず、「花子とアン」でブレイクし『俺物語!!』が大ヒット中の鈴木亮平、「あまちゃん」以降も映画・ドラマに活躍著しい福士蒼汰、「マッサン」以来の主演ドラマ「誤断」が控える玉山鉄二という“朝ドラ”トリオが登場する「みずほ銀行oneMIZUHO」のCM。舞台は、とあるオフィス街、ランチタイムのおそば屋。3人は同僚らしく、玉山さんが一番のお兄さんで飄々とした性格の持ち主、鈴木さんはグループ一番の頭脳派で面倒見がよく、福士さんは素直で明るい若手社員と、その設定は普段のイメージそのもの。いったいどんな会社?どんな部署?この3人と机を並べて仕事をする妄想だけで、どんなタイトな1日も乗り切れるに違いない(!?)CMとなっている。また、「住友生命」のCMで、ちょっぴりヘタレな32歳のサラリーマン・上田一(うえだはじめ)の“かすかな成長”を演じるのは、瑛太。集合写真を撮れば、たいてい後ろの端にかろうじて写り込んでいるような、何だか冴えない男。前回「仕事で1UP本人の証言」篇では、上司のズボンのチャックを指摘。さらに第2弾「部会で1UP」篇では、カラオケで先輩の歌う曲にハモリを乗せていくという高度なワザをクリアして、さらに“1UP”してみせた。完全にイケメンオーラを消している瑛太さんに加え、先輩の荒川良々、保険営業の吉田羊の証言つきという点もおもしろい。さらに、ドラマ「デスノート」などで改めて演技派であることを印象づけた窪田正孝は、先輩社員・スズキとして、パリッとしたスーツ姿で「dヒッツ」のCMに登場する。「はじまりの歌」篇では無表情な新人・サトウくんが周囲に馴染めず、落ち込んでいる様子にいち早く気づき、「ゲスの極み乙女。」の「オトナチック」をきっかけに心を通わせる。続いて「ぼくらのテッパン」篇では、職場の仲間とカラオケに興じている中、やっぱり空気を読めないサトウくんに助け船を出す優しい先輩ぶりを発揮。ほんのちょっぴり歌声も聴くことができ、また違った窪田さんの姿を楽しめるはずだ。先輩・後輩といえば、「MINTIA BREEZE(ミンティア ブリーズ)」のCMで北川景子の後輩社員に扮した吉沢亮も「あのイケメンは誰?」と話題を呼んでいる。仕事の合間のリフレッシュタイム、「充電してるの、人生を」と語るカッコいい北川さんに対し、「それ、俺と一緒にどうですか?」とハニカミながら話す様子がとってもキュート。吉沢さんは平成仮面ライダー出身で剣道2段の腕前を持ち、ドラマ「オトナ女子」や『通学シリーズ通学電車』に出演中の注目株。なお、「MINTIA(ミンティア)」CMシリーズでは、「コウノドリ」でも好演を見せる綾野剛がアツいビジネスマンに扮するバージョンもあるので、そちらもチェックしておきたいところ。■初々しい学生の言動に胸キュン必至!素敵なスーツ&メガネ男子の斎藤工が、おもむろに「人間なんて、ラララ~ラ~♪」のメロディで歌い出す「三井住友VISAカード」のCMで、上京したばかりの大学生を初々しく演じているのは、村上虹郎。ドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で、“じんたん”を熱演していたことも記憶に新しい。満員電車の中で母親からの「大学生活には慣れましたか」というメールを横目で見てしまった斎藤さんが、どこか不安げな大学生・村上さんに「これからの君の生き方次第」と伝えるのだが、その言葉で意を決した表情になるのが印象的。村上さんといえば、父・村上淳と共演しカンヌにも出向いたデビュー作『2つ目の窓』以降も、アンドロイドと人間が初共演する『さようなら』が11月21日(土)に公開され、2016年には柳楽優弥&菅田将暉&小松菜奈との共演作『ディストラクション・ベイビーズ』などが控えており、今後の活躍が楽しみな1人。また、好感度CMの「ソフトバンク」白戸家シリーズに新たに参戦したのが、ドラマ「恋仲」や映画『ビリギャル』などで注目を集め、2016年早々に公開の『ライチ☆光クラブ』では美少年のリーダーを演じる野村周平だ。「恋仲」では高校生から医師のタマゴ、『ビリギャル』では金髪の受験生、『日々ロック』ではヘタレなロッカーを演じていたが、このCMでは、これまでにない等身大の役柄ともいえるごく普通の大学生に。放送以来、文字どおりうわさに上った「教室でうわさ話」篇は、実際の大学キャンパスで撮影しただけあって、空気感がとてもリアル。登場する会話もリアルそのもので、清野菜名が扮する“うわさの彼女”は、野村さん演じる「絶対、宮田くんのタイプ!」と賑やかな女友だちが太鼓判を押す女の子。気にしてない素振りはしても、彼女が教室に入ってきたときの彼の表情を見れば、タイプか、そうでないかは一目瞭然。むしろ、“ストライク”過ぎて固まっている様子が微笑ましい。現在の「告白篇」では、彼女も含めてグループで遊ぶようになったものの、本音は2人きりでデートしたい宮田くんに対し、白戸家パパが背中を押すことに!?2人の恋の進展も気になるシリーズとなりそうだ。(text:cinemacafe.net)
2015年11月18日2015年の「最も聴きたい曲」、「最もリクエストされた曲」を発表する「第48回日本有線大賞」が12月14日(月)に放送となる。このたび、番組の進行を務めるMCに女優の吉田羊が決定。吉田さんをサポートする進行役を、山本匠晃TBSアナウンサーと石井大裕TBSアナウンサーが務める。現在TBS金曜ドラマ「コウノドリ」に主人公の産婦人科医・鴻鳥サクラを支える助産師・小松留美子役で出演中の吉田さん。来年放送のNHK大河ドラマ「真田丸」にも出演が決定しており、『脳内ポイズンベリー』『ビリギャル』といった映画をはじめドラマやCMに引っ張りだこで、今年最もブレイクした女優と言っても過言ではない。学生時代に新曲やヒットチャートをいつも「有線」で確認していたというほどの「音楽通」であり「有線通」の吉田さん。今回の吉田さんの起用について、片山剛プロデューサーは「1年を締めくくる日本有線大賞の司会として、“未年(ひつじどし)”である2015年に吉田羊さんをお迎えすることができ、まさに運命的なご縁を感じます」と期待を寄せている。番組では昨年に引き続き、公式ホームページを通じて「有線大賞で聴きたい&観たい曲」のリクエストを募集中。新旧問わず視聴者の思い出の曲を募集するという試みで、昨年は応募の中から5曲が選ばれ、番組中に披露された。「かつて学生時代の私が新曲やヒットチャートを確認するのはいつも『有線』でした。ちなみに覚えているのは、高山厳さんの『心凍らせて』。数曲に一回という頻度で流れたのですが、それもそのはず、その年の『有線大賞』はこの曲でした(1993年放送『第26回日本有線大賞』大賞受賞曲)。そんな番組のMCをこの私がお手伝い。人生とは何と奇特で想像を遥かに越えてくるのでしょうか。しかも、このような生放送のMCを務めるのは初めてですので、大変光栄ながら身の引き締まる思いと共に、軽く武者震い中です」とコメント。さらに、「2時間の生放送、しかも歴史と伝統ある音楽番組ということで、ど素人の私ではありますが、山本アナ、石井アナの胸をお借りしつつ、精一杯この大役を務めさせて頂きます」と意気込みを語っている。まさに“今年の顔”とも言える吉田さんの司会ぶりにも期待したい。「第48回日本有線大賞」は12月14日(月)19時より生放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月16日