男の子の名づけで、2021年漢字ランキング1位と大変人気の高い「翔」。「羽ばたく」という意味を持ち、野球で大活躍中の大谷翔平選手やタレントの櫻井翔さんなど、有名人にも使われていることの多い漢字です。 今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2021年赤ちゃんの名前ランキング」から、名前に「翔」を用いた男の子に人気の「翔ネーム」TOP10をご紹介します。 1位陽翔(主なよみ:はると、ひなと、ひなた)「陽翔」は2020年名前ランキングでは3位でしたが、2021年は2位にランクイン。2021年生まれの男の子に最も多く名づけられた「翔ネーム」です。さらに、「はると」というよみは2021年のよみランキング1位でした。 年間を通して多くつけられる人気の名前ですが、太陽を意味する「陽」を用いた「はると」というよみは、特に春生まれに増加する傾向にあります。「陽」という漢字は、2021年漢字ランキングで4位にランクインしています。 2位大翔(主なよみ:ひろと、はると、やまと)2021年名前ランキングで、8位にランクインした「大翔」。2020年は6位でした。 「大」という大らかで男らしい漢字は、2021年漢字ランキングでも2位に入っている人気漢字。羽ばたくという意味の「翔」とつなげることで、「大きく羽ばたく」という意味に捉えられます。子どもの健やかな成長や、輝かしい将来像を願った名前です。 3位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと、けいと)2020年に13位だった「結翔」は、2021年10位にランクアップ。よみランキングでは「ゆいと」が7位、「ゆうと」が8位にランクインしています。 「ゆい」という響きはどこかやさしい印象、「ゆう」という響きは伸びやかな印象に。男らしい「翔」という感じと合わせて、それぞれバランスの良い名前になっています。 4位悠翔 (主なよみ:はると、ゆうと、ゆいと)2021年名前ランキングでは43位、2020年は37位にランクインした「悠翔」。2021年よみランキングでは「はると」は1位、「ゆうと」は8位、「ゆうと」は7位と、いずれも人気のよみ方となっています。 「悠」は「遥か遠く」「細く長い様子」を表し、のんびりとスケールの大きな人をイメージさせる漢字。2021年漢字ランキングでは8位にランクインしています。 5位海翔 (主なよみ:かいと、うみと)2021年名前ランキングで46位だったのは、「海翔」。2020年は40位でした。「海」が夏をイメージさせるため、特に夏生まれの男の子に多い名前の一つです。 広い心やスケールの大きさを感じさせる「海」という漢字。「羽ばたく」という意味の「翔」と合わせることで、より大きく成功する将来像をイメージさせる名前です。 6位晴翔 (主なよみ:はると)2020年に63位だった「晴翔」が、2021年は53位にランクアップ。「はると」というよみは、2021年よみランキングで1位にもなっています。 「晴」は、晴れた空のように明るい心の持ち主を想像させる漢字。「はる」というよみも穏やかで明るい印象になり、年間を通して人気の名づけ漢字です。 7位翔(主なよみ:しょう、かける)2021年に63位だった「翔」。2020年の45位からはランクダウンしていますが、毎年人気の名前です。 「しょう」というよみはサ行で爽やかなイメージになる一方、「かける」というよみは元気なイメージに。有名人では、タレントの櫻井翔さんが同名で活躍されています。 8位蒼翔(主なよみ:あおと、そらと)2021年の名前ランキング80位にランクインした「蒼翔」は、2020年ランク外からの大躍進! 「あおと」というよみは、よみランキング4位にもランクインしており、「蒼」は漢字ランキング9位にも入っています。 植物が生い茂る様子を表す「蒼」という漢字は、ナチュラルで爽やかなイメージに。「すくすくと育つように」という願いも込められていそうです。 9位湊翔(主なよみ:みなと)2021年の名前ランキングでは82位だった「湊翔」。よみランキングでは3位に、「湊」という字は漢字ランキングで14位にもランクインしています。 水上航路の集まってくるみなとを表す「湊」という漢字は、海を連想させるため夏生まれの男の子に人気の漢字。また「集まる」という意味から、「人気者になるように」「良い友人に恵まれるように」と使う場合もあるようです。 10位奏翔(主なよみ:かなと)2021年名前ランキングで99位にランクインした「奏翔(主なよみ:かなと)」。「奏」という字は、漢字ランキング18位にもランクインしています。 音や声を「奏でる」という意味で使われる「奏」という漢字は、どこか芸術性や知性を感じさせる字。「かなと」という響きは、賢くシャープな印象にもなります。 男の子の名づけで人気の漢字「翔」は、TOP100に10種類の名前でランクインしていました。また、「翔」は止め字に多く使われており、「〇〇と」とよむ「と止めネーム」は男らしくかっこいい印象になります。これから男の子の名前を考えられる方は、参考になさってくださいね!【調査概要】調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:58,739件(男の子)
2022年01月02日みなさんこんにちは。こたつでいつのまにか寝落ちしていることがあるかわベーコンです。よくないことだと思っていても、こたつの心地よさに抗えない…。ちなみにこたつで寝るとほぼ100%悪夢をみます。なのにやめられない、止まらない〜。本日は息子の名づけをしたときのお話です。女の子の名前のバリエーションは、結構あるからすぐ思いついたんですけど、息子のときはなかなか決まらなかったんですよね〜。■息子の名前をやっと絞り込めたのだが…!?その子にとって一生ものの名前なので、後悔しないように姓名判断をチェックしながら、めちゃくちゃ考えていました。名字は息子が将来、結婚したら変わる可能性はあるけど、とりあえず今の名字でよさげなやつを…!運勢などをちょっと気にする私…。そんなこんなで、おなかの息子の名前が決まり、あとはおなかから出てくるのを待つのみになりました。そして、いざ出産! となったのですが… 。 ■いざ息子が産まれたら、名前の候補がしっくりこなかったいや、ほんと…なんか、ごめんな息子…。ちょっと名前で呼んでみたけど、いざ産まれて、顔を見たら「なんか…そういう名前の顔じゃないな?」、ほかにも候補があったのですが、全部当てはまらない…。しっくりこないんだ!!あんだけ悩んだのにー! と思いながら、病院のベッドで名前をうんうん考えていました。でも、なんやかんや、画数と顔が息子の雰囲気に一致していて、思いをしっかりと込めた名前に決めました。結果、この名前に決めてよかったーって、後悔していません。いざ産まれて、「なんか違う!」という私みたいなパターンもあるよというお話です(笑)。最初に子どもが親からプレゼントされるのは名前っていうのは、ステキな考えだなーと、思う母なのでした。
2021年12月17日ベビーカレンダーで2021年生まれの男の子の赤ちゃん58,739名を対象に「2021年の名づけトレンド」に関する調査を実施しました。 今年も「と止めネーム」が大人気でした! 2021年生まれの男の子に人気だった名前のよみランキングTOP20をご紹介いたします。 1位はると2018年以降3年連続よみランキング首位の「はると」が圧倒的な人気です。「陽翔」「大翔」「悠人」「悠斗」「陽大」「陽斗」「颯人」「悠翔」などが実際に名づけられ、太陽をイメージする「陽」、空を羽ばたくようなイメージの「翔」、おだやかな印象の「悠」を用いた、スケールの大きな名前が多かったようです。 2位りく2020年の4位から2位へとランクアップした「りく」。「陸」「凌久」などが実際に名づけられました。どこまでも続く壮大な陸地を連想させる「陸」や、力強さを感じる「凌」などの漢字を用いることで、男らしいイメージを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。 3位みなと2020年は2位だった「みなと」が、今年は3位。港は人や物が集まることから、魅力的な人という印象を受けます。「湊」「湊斗」「海斗」「湊翔」などが実際に名づけられました。船や人が集まり賑わう場所である「湊」や、壮大なイメージのある「海」など、海辺に関する漢字を用いた名前に人気が集まりました。 4位あおと2020年の9位から、2021年は4位へと大きく順位を上げた「あおと」。「蒼大」「碧斗」「碧人」「蒼人」「蒼翔」などが実際に名づけられました。草木が生い茂る様子を意味する「蒼」や、自然の生み出す美しい青緑色を意味する「碧」の人気が高い傾向にありました。 5位そうた2020年のよみランキングでは3位という結果の「そうた」。「蒼大」「湊太」「奏大」「奏汰」「奏太」「颯太」「奏多」「蒼太」「颯汰」などさまざまな漢字で実際に名づけられました。音や声をそろえて奏でるという意味のある「奏」は、調和や芸術性を感じさせる漢字。「そう」という響きがおだやかで爽やかな印象を受けるようですね。同名の芸能人では、俳優の福士蒼汰さんが活躍されています。 6位はるき2020年のよみランキングでは5位にランクインした「はるき」。「悠生」「悠希」などが実際に名づけられました。遥か遠くのんびりしている様子を意味し、「悠然」「悠々」などにも用いられる「悠」が人気。「のびのびと育ち、安心感のある人になって欲しい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位ゆいと2020年のよみランキングでは8位にランクインした「ゆいと」。「結翔」「結斗」「悠翔」「結仁」などが実際に名づけられました。2021年漢字ランキング21位にランクインし、人とのご縁や結びつきを表す「結」が大人気。落ち着いた印象を受ける「と止めネーム」です。 8位ゆうと2020年のよみランキングでは6位という結果だった「ゆうと」。「結翔」「悠人」「悠斗」「結斗」「悠翔」などが実際に名づけられました。おだやかな印象の「悠」、人とのご縁や結びつきを表す「結」が多く用いられました。やさしい雰囲気の「長音ネーム」です。 9位あおい2020年のよみランキング11位からランクアップした「あおい」。「蒼」「碧」「蒼空」「葵」「蒼生」「蒼太」が実際に名づけられました。「あおい」は2021年女の子のよみランキングでも6位にランクインしており、男女関係なく人気があるのがわかりますね。 10位そうま2019年、2020年と2年連続よみランキング12位から、今年は10位へ順位を上げた「そうま」。「颯真」「蒼真」「壮真」などが実際に名づけられました。爽やかな印象のある「そう」というよみに、誠実で真面目な印象を受ける「ま」を止め字に用いた名前で、どことなく落ち着いた印象を受けるようですね。 11位ひなた2020年は7位だった「ひなた」。「暖」「陽向」「陽太」「陽大」「陽」「太陽」などが実際に名づけられました。暖かくなる時期に、太陽を意味する「陽」を用いて人気が高まる傾向にあるようです。ちなみに2021年女の子のよみランキングでも23位にランクインしており、男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」の一つと言えるでしょう。 12位かいと2020年の14位からランクアップした「かいと」。実際には「海翔」「海斗」「櫂」などの漢字が用いられました。同名では音楽バンドMr.Childrenのボーカリスト兼ギタリスト・桜井和寿さんの息子、櫻井海音さんが同名で俳優やドラマーとして幅広く活躍されています。 13位そら2020年のよみランキング15位から順位が上がった「そら」。「蒼空」「空」などが実際に名づけられました。その字の通り大空を連想させる「空」を用いた名前が多く、スケールの大きさを感じじます。「そら」というよみは女の子よみランキングでも76位にランクインしており、男女どちらにも名づけられ、親しまれています。 14位いつき2020年よみランキングでは10位にランクインした「いつき」。「樹」や「一樹」が実際に名づけられました。「生えている木」を意味する「樹」。「大樹」「樹木」「樹林」など木々が生い茂る様子をイメージし、漢字ランキングでは20位にランクインしています。 15位はる2019年のよみランキングでは17位、2020年は16位という結果だった「はる」。今年は15位へとランクアップ。実際の名づけには「暖」「陽」「晴」などが名づけられました。その響きのとおり、暖かな様子を連想させるような漢字が多数用いられました。毎年春に多く名づけられる名前の一つです。 16位あさひ2020年のよみランキング18位からランクアップした「あさひ」。「朝陽」「旭」が人気。「物事が始まる様子」という意味がある「朝」に、暖かい太陽を意味する「陽」を組み合わせた爽やかな「朝陽」は、2021年男の子の名前ランキング5位にランクインした人気の名前です。 17位そうすけ2020年から引き続き、よみランキング17位にランクインした「そうすけ」。実際には「蒼空」「蒼介」「颯介」などが名づけられました。「そう」という響きがやさしさと爽やかさをイメージさせ、「すけ」と組み合わせることで、「古風で粋な男らしさ」を感じさせるようです。俳優の池松壮亮さんが同じよみで活躍されています。 18位あきと2020年のよみランキング31位から大きく順位を上げた「あきと」。「陽斗」「瑛斗」「陽仁」「暁斗」などが実際に名づけられました。太陽をイメージする「陽」や、澄み切った玉の光・水晶などの透明な玉を意味する「瑛」が人気です。 18位こうき2020年はよみランキング13位にランクインした「こうき」。「光希」「航生」「光葵」「洸希」などが実際に名づけられました。脚本家の三谷幸喜さんやプロボクサーの亀田興毅さんが同名で活躍されています。 20位れん2020年は19位だった「れん」。よみランキングでは20位ですが、名前ランキングでは「蓮」が2020年に引き続き2021年も首位を獲得しています。実際には「蓮」「怜」「廉」など「一文字ネーム」で多く名づけられていました。 2021年のよみランキングTOP20のうち、なんと7つが「〇〇と」とよむ「と止めネーム」。まじめで頼もしい印象を受ける「と止めネーム」の人気の高さがわかりますね。これから男の子の名前を考えられる方、参考になさってくださいね! <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:115,687件(男の子:58,739件/女の子:56,948件)2021年 赤ちゃんの名前ランキングはこちら名前ランキング検索コーナーはこちら
2021年12月02日ベビーカレンダーは、2021年9月生まれの男の子6,779名を対象に、9月生まれの赤ちゃんの名づけトレンドを調査しました。2021年9月生まれの男の子に人気の名前TOP10をランキング形式でご紹介いたします。「碧」、「蒼」、「樹」など女の子の名前にも名づけられる、性差を感じない「ジェンダーレスネーム」が上位にランクインしています。1位碧(主なよみ:あお、あおい)2021年7月の名前ランキングでは7位、8月は5位の「碧」。9月に初めて首位を獲得しました。年間名前ランキングでも、2019年は35位、2020年は19位と着実に順位を上げており、今年特に多く名づけられている名前です。「碧」は自然の生み出す美しい青緑色を意味する漢字。神秘的でありながらも、どことなく自然界の力強さを感じさせるようです。 2位蒼(主なよみ: あおい、そう)2019年の名前ランキング8位から、2020年は2位へと大きくランクアップした注目の名前「蒼」。「蒼」という漢字は草木が生い茂る様子を意味し、緑が著しく成長する春から夏にかけて特に人気が高まる傾向にあります。「植物が生い茂るよう、すくすくと成長してほしい」という願いをこめて名づけてもいいですね。明るくおおらかな印象を持つ「あ行ネーム」の一つでもあります。 2位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)2021年の上半期は首位を獲得した「陽翔」。2019年、2020年の名前ランキングでも2年連続3位にランクインしています。あたたかな太陽を連想させる「陽」と、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた名前で、秋晴れの澄み渡る大空を羽ばたいているようですね。スケールの大きな印象を受ける「飛翔ネーム」の一つです。 2位蓮(主なよみ:れん)2021年7月・8月と2カ月連続首位を獲得した「蓮」。年間名前ランキングでも2019年、2020年と2年連続首位を獲得するなど、圧倒的な人気のある名前です。「蓮」は仏教の教えの中でも用いられている花であることから、清らかなイメージを受けるよう。大人気アニメ『鬼滅の刃』の主題歌・「紅蓮華」にも用いられている漢字で、新シリーズが放映される2021年下半期も、引き続き高い人気が期待できます。呼びやすく、インパクトのある「二音ネーム」の一つです。 5位湊(主なよみ:みなと)2019年の名前ランキングでは2位、2020年は5位にランクインした「湊」。2021年6月から3カ月連続TOP10にランクインするなど、特に夏に人気が高まる傾向にあります。「湊」は船や人が集まる場所を意味することから、爽やかで雄大でありつつも、どこか穏やかで人気があるイメージを受けるよう。男らしい「一文字ネーム」の一つです。 6位蒼空(主なよみ:そら、あおと)2019年の名前ランキングでは53位、2020年は41位にランクインした「蒼空」。2021年7月の34位から、8月は13位へと大きくランクアップし、9月はさらにランクアップ。草木が生い茂る様子を意味する「蒼」に、美しく澄み渡る秋の空を連想させる「空」を組み合わせた、爽やかでロマンあふれる壮大な名前です。 7位樹(主なよみ:いつき、たつき)2019年、2020年と2年連続で名前ランキング4位にランクインした「樹」。2021年3月以降TOP10にランクインし続けている、大変人気のある名前です。「樹」はその字の通り「生えている木」を意味することから、「大樹」「樹木」「樹林」など生命力あふれる木々をイメージするよう。「たくましくのびやかに育ってほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位朝陽(主なよみ:あさひ)2019年の名前ランキングでは11位、2020年は10位にランクインした「朝陽」。2021年上半期も4位にランクインしている注目の名前です。 「物事が始まる様子」「爽やか」という意味がある「朝」に、暖かい太陽を意味する「陽」を組み合わせた名前です。空気の澄んだ秋の朝に、朝日が差し込むような爽やかな様子をイメージするようですね。 7位凪(主なよみ:なぎ)2019年名前ランキング93位から、2020年は24位へと大きくランクアップした「凪」。2021年上半期ランキングでも16位にランクインしています。特に2020年から多く名づけられるようになった名前の一つです。凪という漢字は、風や波が静まる様子を意味することから、「穏やかで、落ち着いて行動できるような周囲にやすらぎを与えるになってほしい」という想いを込めて名づけてもいいですね。 10位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」2019年名前ランキングでは10位、2020年は13位にランクインした「結翔」。2021年7月は20位、8月は15位と、着実に順位を上げています。人とのご縁や結びつきを表す「結」に、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた名前。や行の音からはやわらかい印象を受け、「ゆう」と伸ばす音でよりいっそうやさしい印象になります。 10位颯真(主なよみ:そうま、ふうま)2019年名前ランキングでは16位、2020年は14位にランクインした「颯真」。2021年7月は34位、8月は23位と、徐々にランクアップしている名前です。爽やかなイメージの「颯」と、誠実で真面目な印象を受ける「真」と組み合わせた名前で、どことなく落ち着いた印象を受ける「ま止めネーム」の一つでもあります。 9月生まれの男の子の名前では、男らしい印象を受ける「一文字ネーム」が7つもランクイン! また、「あおい」「あお」とよむ名前が2つランクインしており、性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」の人気が高まっているようです。これから男の子の名前を考えられる方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年9月1日(水)~9月25日(日) 調査件数:6,779件(男の子)
2021年10月22日ベビーカレンダーは、毎月赤ちゃんの名づけトレンドを調査、発表しています。2021年8月生まれの女の子5,477名を対象に、赤ちゃんの名づけトレンドを調査しました。 8月生まれの女の子は、「ボタニカルネーム」が大人気! 人気の名前TOP20をランキングでご紹介いたします。1位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)2021年8月、女の子の名前ランキング首位に輝いたのは「陽葵」。2019年、2020年と2年連続名前ランキング1位を獲得した名前です。 太陽を表す「陽」と、太陽に向かって咲く花「葵」を用いた「陽葵」。あたたかさや夏をイメージする向日葵を連想することもできることから、夏生まれの女の子に特に人気が高まったようです。 2位結衣(主なよみ:ゆい)2019年名前ランキングでは12位、2020年は11位にランクインした「結衣」。2021年7月の13位からランクアップしました。 物事をまとめてしめくくる・植物が実りをつけるという意味のある「結」に、美しい衣や絹を表す「衣」を組み合わせた、品の良さを感じさせる名前です。同名では人気女優の新垣結衣さんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 3位葵(主なよみ:あおい)2019年名前ランキング3位、2020年は7位にランクインした「葵」。2021年6月・7月は2位にランクインしていて、この時期大人気の名前です。 「葵」は太陽に向かって咲く花を表すことから、「葵の花のようにすくすくと明るく育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 3位紬(主なよみ:つむぎ)2019年名前ランキングでは4位、2020年は2位にランクインした「紬」。2021年7月は5位、上半期は2位にランクインするなど、注目の名前です。 「紬」は紬糸で織られた美しく丈夫な絹織物を意味し、江戸時代には普段着としても親しまれてきたことから、「紬のように丈夫な縁や絆に恵まれますように」という願いが込められているようですね。 5位澪(主なよみ:みお)2019年名前ランキングでは11位、2020年は9位にランクインした「澪」。2021年上半期の名前ランキングでも5位にランクインしていました。 「澪」は、水の流れの作用で細くなったさまや水路を意味する漢字です。みずみずしく爽やかな印象を受けるようで、8月にピッタリの名前ですね。 6位彩葉(主なよみ:あやは、いろは)2019年名前ランキング27位から、2020年は18位へとランクアップした「彩葉」。2021年6月は15位、7月は9位と着実に人気が高まっています。 色を取り合わせたさまを意味する「彩」と、草木の葉や花びらを表す「葉」を組み合わせた名前。才能豊かな美しい女性に育つよう願いを込めて名づけてもいいですね。 7位芽依(主なよみ:めい)2019年名前ランキング8位、2020年は4位にランクインした「芽依」。 草木が芽吹く様子を表す「芽」に、頼りにするという意味がある「依」を組み合わせた、エネルギッシュな名前です。緑が生い茂る、春から夏にかけて人気が高まる名前です。 7位結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)2019年名前ランキング7位、2020年は12位にランクインした「結愛」。2021年6月は15位、7月は13位と近年注目の名前です。 2人とのご縁や結びつきを表す「結」に、愛しむ・愛でるという意味のある「愛」を組み合わせた名前。愛に満ち溢れた印象を受けるようですね。 7位咲良(主なよみ:さくら、さら)2019年・2020年と2年連続名前ランキング14位にランクインした「咲良」。同名では、元HKT48・元IZ*ONEのメンバー宮脇咲良さんが活躍しています。 「笑う」という意味があり華やかさを感じる「咲」に、純粋で性格の良い印象を受ける「良」を組み合わせた名前です。女の子に人気の「サクラネーム」で、特に春先に人気が高まる傾向にあります。 7位凛(主なよみ:りん)2019年名前ランキングでは2位、2020年は3位にランクインした「凛」。 「凛」はきりっとしていて隙が無いという意味を持ち、「凛々しい」「凛とした」などにも用いられることから、「人に頼らずに自分を見失わず生きて行って欲しい」と願いを込めて名づけてもいいですね。 11位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)2019年名前ランキング5位、2020年は6位にランクインした「結菜」。2021年の上半期ランキング5位にランクインするなど、年間を通じて人気の高い名前です。 人とのご縁を表すような「結」に、かわいらしい黄色い菜の花を連想させる「菜」を組み合わせており、親しみやすい印象を受けるようですね。 12位光莉(主なよみ:ひかり)2021年7月40位から、8月は12位へ大きくランクアップした「光莉」。実は「光莉」という名前は2019年、2020年の名前ランキング圏外で、今年注目され始めた名前です。 明るく輝く様子を意味し、輝かしい人生を歩む様子をイメージするような「光」に、「茉莉花(ジャスミン)」にも用いられる「莉」を組み合わせた、明るく可憐な印象を受ける名前です。 12位莉央(主なよみ:りお)2020年の名前ランキング48位の「莉央」。「りお」というよみは、2020年よみランキング11位と、人気です。 可憐な印象から近年女の子の名前に人気がある「莉」に、「真ん中」という意味がある「央」を用いた名前です。「花のような存在で、みんなから愛される女性になりますように」という願いが感じられるようですね。 12位莉子(主なよみ:りこ)2019年名前ランキング6位、2020年は8位にランクインした「莉子」。「莉」という漢字はランキングでも3つランクインしている人気漢字です。 「りこ」というよみが現代的で、二音でかわいらしい響き。止め字に「子」という漢字を用いることで、日本的な印象を受ける「レトロネーム」でもあります。 15位結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)2019年名前ランキング9位から、2020年は4位にランクインした「結月」。2021年7月の23位からランクアップしました。 人とのご縁や結びつきを表す「結」に、夜空をやさしく照らす「月」を組み合わせた名前。夜空に輝く美しい月を連想させる「美月」は、年間を通じて人気があります。 15位凪(主なよみ:なぎ)2019年55位から、2020年は27位に大きくランクインした「凪」。朝や夕方の波、風が止んだ時の静かな海をイメージするようで、暑い夏にピッタリの名前です。8月生まれの男の子ランキングでも16位と上位にランクインしている、「ジェンダーレスネーム」の一つです。 「広大な海のように心が広い女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 17位芽生(主なよみ:めい)2019年の名前ランキング42位から2020年は27位に大きくランクインした「芽生」。2021年7月の71位から大きくランクアップしました。 「芽」は植物の芽を意味し、「生」は命や若さを連想させることから、生命力にあふれた印象の名前です。5月は英語で「MAY(メイ)」とよむため、毎年5月に人気が高まります。 17位楓(主なよみ:かえで)2019年名前ランキングでは18位、2020年は21位にランクインした「楓」。「楓」は秋から冬にかけて美しく紅葉することから、毎年秋生まれの女の子の名づけで人気が急上昇する傾向にあります。 楓の種子には翼のようなものがついているため、「大空を羽ばたくように成長しますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 19位杏(主なよみ:あん、あんず)2019年名前ランキング16位、2020年は15位にランクインした「杏」。2021年上半期には15位にランクインしました。 「杏」は春先に淡いピンク色の花を咲かせ、初夏にオレンジ色のかわいらしい実がなる「あんず」を意味する漢字です。見目麗しく愛らしい女の子というイメージを受けるようですね。 19位咲茉(主なよみ:えま)2019年の92位から、2020年は25位に大きくランクアップした「咲茉」。「えま」というよみは、2020年よみランキングで3位と人気です。 「笑う」という意味がある「咲」に、白い小さな花を咲かせる「茉莉花(ジャスミン)」に使われる「茉」。「笑顔が絶えないかわいらしい女の子になりますように」という想いを感じられるようですね。 19位柚希(主なよみ:ゆずき、ゆき)2019年名前ランキングでは29位、2020年は39位にランクインした「柚希」。 冬の季語「柚子湯」に含まれる「柚」を使った名前で、冬になるにつれ人気が高まる傾向にあります。どことなく古風で上品な印象を受けるようですね。 夏のイメージがある向日葵を連想する「陽葵」が、2021年7月、8月と2カ月連続首位を獲得する結果となりました。他にも「葵」「葉」「菜」「莉」「芽」「楓」「杏」など、花や自然を連想させる漢字を用いた「ボタニカルネーム」が多数ランクイン。これから女の子の名前を考えられる方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年8月1日(日)~2021年8月25日(水)調査件数:5,477件(女の子)
2021年09月18日ベビーカレンダーは、2021年8月生まれの男の子5,757名を対象に、8月生まれの赤ちゃんの名づけトレンドを調査しました。2021年8月生まれの男の子に人気の名前TOP20をランキング形式でご紹介いたします。 1位蓮(主なよみ:れん)2021年8月の名前ランキング首位に輝いたのは、「蓮」。7月に引き続き2カ月連続首位を獲得しています。「蓮」は仏教の教えの中で用いられる花であることから、清らかなイメージを受けるようですね。 大人気アニメ『鬼滅の刃』の主題歌・「紅蓮華」にも用いられている漢字で、2021年下半期も引き続き高い人気が続くかもしれません。 2位湊斗(主なよみ:みなと)「湊斗(主なよみ:みなと)」は、7月の10位から大きく順位を上げて2位にランクインしました。船や人が集まる場所を意味する「湊」に、夜空に輝く北斗七星を連想させるような「斗」を組み合わせた、どこか神秘的な名前です。 「海のような広い心を持ち、夜空に輝く星のような人を引き付ける人になりますように」と想いを込めて名づけても素敵ですね。 3位朝陽(主なよみ:あさひ)2019年の名前ランキングでは11位、2020年は10位にランクインした「朝陽(主なよみ:あさひ)」。7月の5位から更にランクアップしました。 「物事が始まる様子」という意味がある「朝」に、暖かい太陽を意味する「陽」を組み合わせた、爽やかな名前です。 3位湊 (主なよみ:みなと)2019年の名前ランキングでは2位、2020年は5位にランクインした「湊」。2021年6月は15位、7月は7位と、徐々にランクアップしています。 「湊」は船や人が集まる場所を意味することから、爽やかで雄大でありつつ、穏やかで人気のあるイメージを受けるようですね。 5位樹(主なよみ:いつき、たつき)2019年、2020年と2年連続で名前ランキング4位にランクインした「樹」。「樹」はその字の通り「生えている木」を意味します。 「大樹」「樹木」「樹林」など生命力あふれる木々をイメージするようで、力強く草木が生い茂る8月生まれにピッタリの名前ですね。 5位碧(主なよみ:あお、あおい)2019年名前ランキング35位、2020年19位と人気上昇中の「碧」。2021年6月は15位、7月は7位と、徐々にランクアップしています。 「碧」は自然の生み出す美しい青緑色を意味する漢字です。神秘的でありながらも、どことなく自然界の力強さを感じさせるようですね。 7位悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)2019年は6位、2020年は7位にランクインした「悠真」。7月の20位から大きくランクアップしました。 遥か遠くのんびりしている様子を意味する「悠」に、真面目で誠実な印象を受ける「真」を組み合わせた名前。安定感があり誠実な様子をイメ―ジする方も多いのではないでしょうか。 8位蒼真(主なよみ:そうま、あおま)2019年の名前ランキングでは42位、2020年は34位にランクインした「蒼真」。 草木が生い茂りエネルギッシュなイメージのある「蒼」に、真面目で男らしい印象の「真」を組み合わせた名前。7月の28位から大きくランクアップした注目の名前です。 8位大和(主なよみ:やまと)2019年名前ランキングでは9位、2020年は17位にランクインした「大和」。6月は15位、7月は9位と、じわじわとランクアップしています。 「大和魂」「大和男児」「戦艦大和」「大和撫子」などにも使われていることから、昔から日本人に親しまれ、力強さやたくましさも感じさせるような名前です。 8位陽向(主なよみ:ひなた)2019年の名前ランキングでは20位、2020年は12位にランクインした「陽向」。 太陽の日差しを意味する「陽」と、志が高い様子をイメージする「向」を組み合わせた名前です。向日葵を連想させるような夏らしい名前ですね。 11位蒼(主なよみ: あおい、そう)2019年名前ランキング8位から2020年は2位へと大きくランクアップした「蒼」。 「蒼」という漢字は草木が生い茂る様子を意味し、緑が著しく成長するような夏らしい名前ですね。 11位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)2019年、2020年と2年連続名前ランキング3位にランクインした「陽翔」。2021年の上半期は首位を獲得しました。 あたたかな太陽を連想させる「陽」と、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた、スケールの大きな印象を受ける「飛翔ネーム」です。 13位伊織(主なよみ:いおり)2019年は21位、2020年は18位にランクインした「伊織」。2021年6月は18位、7月は15位と、着実にランクアップしています。 賢くてオシャレなイメージの「伊」に、細やかな模様が織り込まれたやわらかな絹織物を表す「織」を組み合わせた名前です。 13位蒼空(主なよみ:そら、あおと)2019年の名前ランキングでは53位、2020年は41位にランクインした「蒼空」。7月の34位から大きくランクアップしました。 草木が生い茂る様子を意味する「蒼」に、大きく広がる「空」を組み合わせた名前。爽やかでロマンあふれる、壮大な名前ですね。 15位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)2019年の名前ランキングでは10位、2020年は13位にランクインした「結翔」。7月の20位からランクアップしました。 人とのご縁や結びつきを表す「結」に、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた名前。落ち着いた印象を受ける「と」止めネームの一つです。 16位旭(主なよみ:あさひ)2019年の名前ランキングでは33位、2020年は30位にランクインした「旭」。2021年6月は47位、7月は28位と、最近注目されている名前です。 「旭」はきらきらと輝く朝日を意味し、力強く明るい印象を受けるようです。 16位大翔(主なよみ:はると、ひろと)2019年名前ランキングでは7位、2020年は6位にランクインした「大翔」。2021年の上半期ランキングでは8位にランクインしていました。 大きく立派な様子を意味する「大」に、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた、スケールの大きな名前です。 16位凪(主なよみ:なぎ)2019年の名前ランキングで93位から2020年は24位と大幅にランクアップした「凪」。2021年上半期ランキングでも16位にランクインしており、今年も引き続き人気の高い名前です。 凪という漢字は、風や波が静まる様子を意味し、「穏やかで、落ち着いて行動できるような周囲にやすらぎを与えるになってほしい」という想いを込めて名づけてもいいですね。 16位悠翔(主なよみ:はると、ゆうと) 2019年名前ランキングでは32位、2020年は37位にランクインした「悠翔」。遥か遠くのんびりしている様子を意味する「悠」に、大空を飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた名前です。 おだやかに大空を羽ばたく様子をイメージするような、安定感のある名前ですね。 16位律(主なよみ:りつ)2019年の名前ランキング5位、2020年は9位にランクインした「律」。2021年上半期ランキングでも17位にランクインしており、注目の高さがわかります。 2018年に放送されたNHKの朝ドラ『半分、青い。』で人気俳優の佐藤健さんが演じた役名に使われて以降、人気の名前に仲間入り。「規律」「旋律」などの熟語に用いられることから、賢さと芸術的センスの良さを感じるような名前です。 8月生まれの男の子は、「夏」や「海」などを連想させる夏らしい名前が毎年増加します。2位の「湊斗」、3位の「湊」、16位の「凪」は港や海を連想し、夏をイメージする名前として多く名づけられたのかもしれませんね。これから名前を考えられる方、ぜひ参考にしてみてください。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年8月1日(日)~2021年8月25日(水)調査件数:5,757件(男の子)
2021年09月17日結婚後に新しく家族となる「義父母」。義母とは良好な関係を築けていたので、生まれてくる子どもの名前を決める時にトラブルになるとは思いませんでした…。■幸せな夫婦に、予想外の義母からの言葉私はかずみ。夫の康太は、やさしくて頼もしい人。そして、今、私のお腹には赤ちゃんがいます。私たち夫婦は、まだ子どもの性別もわからない妊娠初期から「名づけ事典」を買い込み、赤ちゃんにどんな名前をつけようか、どんな子になってほしいか、そんな会話を楽しみ、すごく幸せでした。ところが……。康太の家では男の子の名づけは代々祖父(康太の父)が行うことになっていると告げられ、予想外の返答にショックを受けてしまいました。すると、これまで関係良好だった義母が初めて私に対して、生まれてくる子の名前も勝手に決めるなと声を荒げたのです。その夜、夫に昼間の義母とのことを伝えると、夫は自分の名前を祖父がつけたことを知らなかったそうで、 子どもたちの名前は自分たち夫婦で決めよう、母親に電話すると言ってくれました。康太はすぐに実家に電話してくれて、「今どき祖父が名前をつけるって変じゃない?」と言ってくれました。義父は私たちの気持ちを汲んでくれたのか、それとも本当に名前をつけるのは面倒くさかったのか、あっさりと代々続く“祖父の名づけ”を廃止してくれることに。そして義母も納得してくれたように思っていたのですが、名づけで本当に苦しい思いをするのは、この後からだったのです……!なんと自分の名前にもついている濁点を使った名前が却下されてしまいました。まるで自分の名前が否定された気がして嫌な気持ちになりましたが、気持ちを切り替えて新たな名前を考えたのですが……。義母に候補として名前を出すたびに難癖をつけられ、却下されたのです。昔からの言い伝えなのか迷信なのかわからないけれど、いろんな理由で反対をされ、私は、義母にダメ出しされる度にイライラしていきました。さらに夫は義母と私の板挟みになっていたのがツラかったのか、次第に投げやりになり、名づけをいっそお義母さんに頼もうとまで言い出して…。これまであまり積極的に名づけに参加してこなかった康太も、私の落ち込みようを見て、自分でも懸命に名前を考えてくれるようになりました。そして、夫が考えに考えた末、決めたひとつの名前。「我が子にいい名前を付けたい!」と真剣に考えてくれた名前だけに、これなら義母も理解してくれると、夫と義実家を訪ね、義母に伝えたのですが……。■誰のために名前を考えているのかわからなくなって…もう誰のために名前を考えているのかわからなくなり、悲しくて、悔しくて、言葉を発することもできない私を強い腹痛が襲いました。さらにトイレに行くと、出血が…! どうしよう…赤ちゃんに何かあったのかもしれない… 無事でいて!!すぐに出産予定の病院に向かったところ、切迫早産であることがわかりました。「絶対安静にしてほしい」と言われ、私はそのまま入院することになりました。待望の赤ちゃんを授かって少しずつ成長しているわが子がお腹にいるのに、私は名づけばかりに気を取られ、自分の体調管理が疎かになっていました。そんな自分が不甲斐なくて涙が止まりませんでした。翌日の昼間、私より先に結婚した妹が面会に来てくれました。妹の言葉に、ハッとしました。昔から要領の良い妹に比べて、私は、すべてをうまくやろうとして、自滅するタイプだったのです。良いお嫁さんでいたくて、義母に意見ができず、結果自分を苦しめてしまっていた弱い自分とは決別しようと心に誓いました。そして早産の時期を抜けて、やっと退院が決まりました。早速、義母から電話がかかってきて……。自分の心の平穏を保つために、ひとまずは義母から距離を取ることに。そして名前については一旦考えることを止めて、生まれたわが子の顔を見て決めることに夫と決めたのです。そして、ついに“その日”がやってきました…! 陣痛はつらく、初産なので時間がかかりましたが、元気な男の子が生まれました。義母へは夫が電話で、「晴太」に決めたと報告しました。夫は、義母には相談という形ではなく、出生届を出す直前に“報告”という手に出たようです。そして数ヶ月後に義母が名づけにこだわった理由がわかるのです…(※詳細は漫画に掲載されています)■記事を読んだ読者から、思わず笑ってしまうご意見も!子どもの名前は親からの最初の贈り物なのだから、ご両親であるご夫婦以外からの進言は参考程度に聞いておくのがいいのかもしれません。子どもの名前は親からの最初のプレゼント。なんで他人がそんなに口出しをするのか?わかりません。よっぽど非常識な名前でない限り見守ってあげたらと思うのですが。初孫であってもなくても、もう少しお嫁さんに寄り添える義母であってほしいと思いました。名前決めは夫婦の楽しみでもあるかと思います。名前は生まれ初めての子供へのプレゼント。義母に気を使い切ない思いをしたお嫁さん。 息子に名前をつけたかったのにできなかった義母。両方の気持ちに共感しました。 日本人は義父母の顔色をうかがいすぎだし、義父母も出しゃばりすぎだと思う。 時代錯誤だし、そんなに義父母にいい顔をしなくていいと思う。経験者の方からの感想には、思わず笑ってしまう対処法もありました。義父母も上の子の妊娠がわかったとき、名付けに口出してきました。しかし事前に夫に「世の中には勝手に孫の名付けする祖父母がいるんだって。そんなに名前付けたかったら犬でも飼って名前付ければいいのにね」と話していたので、義母が「お父さんが名前いろいろ考えてるよ〜!」と言ってきたときに「犬でも飼って名前付ければ?」と夫が言ってくれたのを思い出しました名づけに口を出す義母は、私の主人の家も実は同様でした! でも私が18歳の時書道で書いた好きな字があり、男の子でも女の子でも、それを名付けると決めていました。そして、そのことは主人にも説明し、義母より、やんわり代々使われている文字を伝えられましたが、「命をかけて産むのは私!」とみんなに公言し、出生届は主人が無事提出。 極論意見聞かないで通して、孫の顔見りゃ文句言うことすら忘れてしまう戦法でした(笑)。この記事、まさにわが家に起こりました! 娘が3人いますが、全て、義母が関わり、私たち夫婦の思い通りになりませんでした。漢字がダメだとか、濁点が入る名前はダメだとか。私たちの子ども、まして、痛い思いをして産むのは私。名前は一生ものだし、納得いきませんよ。子どもたちが成長するにつれ、学校でも名前の由来やどんな願いを込めて付けられたなど、調べる機会もあり、辻褄合わせに苦労しました。夫の立ち回り方についてのご意見もありました。たしかに! と唸らされます。義母の気持ちもわからなくはないが、どこがで線引きができたら良かったのかな?と思いました。でも、夫が義母の気持ちを奥さんに伝えてあげてたら、追い込まれなかったのかな?とも思いました。 すれ違ってしまったけど、最終的には、両方が納得できていて良かったと思いました!義母は嫁の味方ではない。 夫がどう立ち回るかが重要。妊娠中はホルモンバランスが崩れているから、些細なことでも悲しくなったりします。義理の親からの圧は半端なくツラいです。旦那さんが支えてくれるのがいちばんです。我が子の名前は親である私達からの最初のプレゼントだから、義理の親には関わってほしくないですね。投稿者さんは紆余曲折ありながらも、夫婦で決めた名前を子どもにプレゼントすることができました。ウーマンエキサイトでは、嫁姑問題の経験談、対処法など、ためになるママたちの漫画を多数掲載中です! ▼漫画「名づけに口を出す義母」
2021年09月08日近年、男の子の名づけでは陸・海・空を連想させる名前が人気!その中でも、空を連想させる「陽」「翔」「颯」「空」「晴」「月」「朔」「暖」などの漢字を名前に用いた「スカイネーム」がトレンドです。今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2020年赤ちゃんの名前ランキング」から、男の子の名づけで人気の「スカイネーム」TOP10をご紹介します。1位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)2019年、2020年と2年連続名前ランキング3位にランクインした「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」が「スカイネーム」首位を獲得。 あたたかな太陽を連想させる「陽」と、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた名前です。澄み渡った青空の中、空高く羽ばたくような爽やかな印象を受けるようですね。 2位大翔(主なよみ:ひろと、はると)2019年の名前ランキングでは7位、2020年は6位にランクインした「大翔(主なよみ:ひろと、はると)」。「大」がつくことで、「心も体も大きく健やかに成長してほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 羽を広げて大空を羽ばたく様子をイメージするような名前です。 3位朝陽(主なよみ:あさひ)2019年名前ランキングでは11位、2020年は10位の「朝陽(主なよみ:あさひ)」。「物事が始まる様子」「爽やか」という意味がある「朝」に、暖かい太陽を意味する「陽」を組み合わせた名前です。 「あさひ」というよみのとおり、まるで爽やかな朝に差し込むような、あたたかな日差しを連想させるような名前です。 4位陽向(主なよみ:ひなた、ひゅうが)2019年名前ランキング20位から、2020年は11位へとランクアップした「陽向(主なよみ:ひなた、ひゅうが)」。暖かい太陽の日差しを感じさせるを「陽」と、8月の誕生花である向日葵の「向」を組み合わせた名前です。 「太陽のように周囲を照らし、志を高く持った人になりますように」という願いが感じられるようですね。 5位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)2019年名前ランキングでは10位、2020年は13位にランクインした「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。人とのご縁や結びつきを表す「結」に、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた名前です。 落ち着いた印象を受ける「と止めネーム」の一つでもあります。 6位颯真(主なよみ:そうま、ふうま)2019年名前ランキングでは16位、2020年は14位にランクインした「颯真(主なよみ:そうま、ふうま)」。風がさっと吹くさまを表し爽やかなイメージの「颯」に、誠実で真面目な印象を受ける「真」を組み合わせた名前です。 人気漢字を組み合わせた名前で、「颯」は漢字ランキング11位、「真」は6位にランクインしています。 7位陽太(主なよみ:ひなた、ようた)2019年、2020年と2年連続名前ランキング15位にランクインした「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」。穏やかな太陽の光を連想し、温かさやおおらかさが感じられる「陽」に、男らしくたくましい印象を受ける「太」を組み合わせた名前です。 「太陽のように明るく前向きで、周囲の人も元気づけるようなはつらつとした男の子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位暖(主なよみ:だん、はる)2019年名前ランキング29位から、2020年は20位へとランクアップした「暖(主なよみ:だん、はる)」。その字の通り暖かさを感じる漢字で、「豊かで不自由しない」という意味もあることから、「周囲を元気づけるあたたかな男の子に育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 力強さを感じる「濁音ネーム」の一つでもあります。 9位陽大(主なよみ:ひなた、はると)2019年、2020年と2年連続22位にランクインした「陽大(主なよみ:ひなた、はると)」。日の当たる丘や太陽を意味する「陽」と、大きく立派な様子を意味する「大」を組み合わせた名前です。 スケールが大きく力強さを感じるようで、「太陽のように明るく、心の大きな子に育ってほしい」という願いが感じられるようですね。 10位陽斗(主なよみ:はると、ひなと)2019年名前ランキングでは17位、2020年は25位にランクインした「陽斗(主なよみ:はると、ひなと)」。日の当たる丘や太陽を意味する「陽」と、北斗七星を連想させることからどことなく神秘的な印象を受ける「斗」を組み合わせた、美しい名前です。 おだやかさのなかに、どことなく凛とした強さも感じられるようですね。 「スカイネーム」TOP10のうち、「はると」とよむ名前はなんと4つもランクイン! 近年人気の高い名前だということがわかります。TOP10外でしたが、「朔(さく、はじめ)」、「晴(はる、はれ)」、「蒼空(そら、あおと)」、「太陽(たいよう)」などのスカイネームも人気がありました。これから男の子の名前を考えられる方は、参考になさってくださいね!【調査概要】調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:81,896件(男の子)
2021年08月21日ベビーカレンダーは、毎月赤ちゃんの名づけトレンドを調査、発表しています。2021年6月生まれの女の子4,881名を対象に、赤ちゃんの名づけトレンドを調査しました。6月生まれの女の子に人気の名前TOP10をランキングでご紹介いたします。梅雨の季節に毎年増加する名前が明らかに! 1位紬(主なよみ:つむぎ)2019年名前ランキングでは4位、2020年は2位にランクインした「紬(主なよみ:つむぎ)」。5月の3位からランクアップして、6月は1位を獲得しました。古風で日本的な「レトロネーム」の一つで、2020年漢字ランキング42位にランクインしています。 「紬」は紬糸で織られた美しく丈夫な絹織物を意味し、江戸時代には普段着として愛用されていたほど。「紬のように丈夫な縁や絆に恵まれますように」という願いが込められているようですね。 2位葵(主なよみ:あおい)2019年名前ランキング3位、2020年は7位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。「葵」は5月19位から、6月は2位へ大きくランクアップしました。2020年漢字ランキングでは14位にランクインしている人気の漢字です。 「葵」はアオイ科の多年草を意味し、太陽に向かって咲くことから、「葵の花のようにすくすくと明るく育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。また、6月は「葵月」という別名もあることから、6月生まれのお子さんの名前で多く名づけられたと考えられます。 ▲タチアオイ(立葵) 3位芽依(主なよみ:めい)2019年名前ランキング8位から、2020年は4位へとランクアップした「芽依(主なよみ:めい)」。5月は英語で「MAY(メイ)」。そのため、5月生まれに「めい」とよむ名前が増加する傾向にあり、5月は1位を獲得。6月も引き続き人気が集まりました。 草木が芽吹く様子を表す「芽」に、頼りにするという意味がある「依」を組み合わせた名前です。緑がすくすくと育つこの時季らしい名前で、エネルギッシュでありつつもやさしさを感じるようですね。 4位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)2019年・2020年と2年連続名前ランキング1位の「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。 太陽や明るい場所を連想させる「陽」に、葉が太陽の方向を向いて育つ草花の「葵」を組み合わせた、明るさを感じる名前です。「太陽のようにあたたかく、葵の花のように品格のある女性に育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 4位陽菜(主なよみ:はるな、ひな)2019年名前ランキング14位から、2020年は10位へとランクアップした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。2021年3月、4月は1位、5月は7位にランクインしている、最近注目の名前です。 日の当たる丘や、あたたかい太陽を意味する「陽」に、菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた春らしい名前で、女の子に人気の「菜の花ネーム」の一つでもあります。 6位結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)2019年名前ランキング9位から、2020年は4位にランクアップした「結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)」。2021年5月は4位にランクインしており、2カ月連続のTOP10入りです。 人とのご縁や結びつきを表す「結」に「月」を組み合わせた名前で、夜空に輝く美しい月を連想させるようです。 7位凛(主なよみ:りん)2019年名前ランキングでは2位、2020年は3位にランクインした「凛(主なよみ:りん)」。「凛」は「きりっとしていて隙が無い」という意味を持ち、2020年の漢字ランキングでは38位にランクインしています。 「凛々しい」「凛とした」などにも用いられることから、自分の人生を毅然とした態度で歩んでほしいという願いを込めて名づけてもいいですね。 7位澪(主なよみ:みお)2019年名前ランキングでは11位、2020年は9位にランクインした「澪(主なよみ:みお)」。「澪」は、水の流れの作用で細くなったさまや水路を意味する漢字で、2021年の漢字ランキングでは71位にランクインしています。 みずみずしく、どことなく爽やかな印象を受けるようですね。 9位琴葉(主なよみ:ことは)2019年名前ランキングでは23位、2020年は19位にランクインした「琴葉(主なよみ:ことは)」。「琴」はその字の通り、弦楽器を意味し、「まるで琴の音色のように、凛とした美しい人になるように」と願いが込められているようです。 爽やかで清潔なイメージの「葉」を組み合わせた、古風でみやびやかな印象を受ける美しい名前です。 9位雫(主なよみ:しずく)2019年名前ランキング83位から、2020年は65位へと大きくランクアップした「雫(主なよみ:しずく)」。5月100位以下圏外から、6月は23位へ大幅にランクアップし、6月に特に多く名づけられた名前の一つ。毎年梅雨の時季である6月になると多く名づけられています。 「雫」は水がしたたる様子を意味する漢字で、雫が集まって川になり、やがて海になることから、みずみずしさとともに強い生命力を感じるような名前です。 9位莉緒(主なよみ:りお)2019年名前ランキング52位から、2020年は37位へと大きくランクアップした「莉緒(主なよみ:りお)」。2021年のよみランキングでは11位にランクインしている人気のよみです。 新鮮で可憐な印象の「莉」に、「糸」や「心」を意味する「緒」を組み合わせた名前。芸能人では、元人気女優で現在はヨガインストラクターとして活躍されている松本莉緒さんが、同名で活躍されています。 6月生まれの女の子の名づけは、「葵」や「雫」など季節感を取り入れた名づけ目立っていました。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年6月1日(火)~2021年6月25日(金)調査件数:9,961件(男の子:5,080件/女の子:4,881件) 文/福島絵梨子
2021年07月15日■前回のあらすじ切迫早産で入院した私。見舞いに来てくれた妹に今回の名づけトラブルを相談すると、妹らしいアイディアを授けてくれたのです。 >>1話目を見る 切迫早産になり入院し、名づけで悩みすぎていた自分を反省した私。今、私にとって大切なことは無事赤ちゃんを産むこと。そして良いお嫁さんでいたくて、義母に意見ができず、結果自分を苦しめてしまっていた弱い自分とは決別しようと心に誓いました。そして早産の時期を抜けて、やっと退院が決まりました。早速、義母から電話がかかってきて…。自分の心の平穏を保つために、ひとまずは義母から距離を取ることに。そして名前については一旦考えることを止めて、生まれたわが子の顔を見て決めることに夫と決めたのです。そして、ついに“その日”がやってきました…! 陣痛はつらく、初産なので時間がかかったけれど、元気な男の子が生まれました。とっても天気が良い朝に、元気な泣き声で出てきてくれた赤ちゃんを見たとき、自然に「晴太」という名前が浮かび、夫もすぐに気に入ってくれました。夫は、義母には相談という形ではなく、出生届を出す直前に“報告”という手に出たようです。生まれてしばらくは「もっと早く名前を教えてくれれば…」と義母も恨みがましく言っていましたが、今では「晴ちゃーん、晴太ばぁばだよ~」と嬉しそうに何度も呼んでいます。名づけにまつわる迷信やジンクスがこんなに存在することを初めて知りましたが、画数にこだわった私も義母のことを責められないのかもしれません。こうした迷信にも、わが子の成長を願う気持ちが根底にはあるんだと思います。義母が名づけにこだわった理由―それは自分がたった一人の息子の名前を付ける権利さえもらえなかったという悲しい気持ちからだったこともわかりました。義母の行動に私は追い詰められてしまいましたが、あのとき私も「どうして義母がそんなふうにしてしまうのか」、義母の行動の背景にあるものに想像を巡らせてもっと向き合って話してみれば状況は変わっていたのかもしれません。少なくとも義母の言葉すべてに嫌悪感を持つことはなかったでしょう。そして私自身、他人の言葉に振り回されて自分自身を追い詰めてしまう弱さをあらためて発見。すぐには直らないかもしれませんが、もっと自分の考えを大事にして、うまく義実家とも付き合えるようになっていきたいと思います。※この漫画は実話を元に編集しています。原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ ニタヨメ
2021年06月29日■前回のあらすじ子どもの名前の候補を何度送っても、いろんな風習を盾に反対してくる義母。あまりのダメ出しの連続に投げやりになった夫は「名づけを母さんに頼もう」と言い出して…。 >>1話目を見る 私たち夫婦がいいと思う名前はどれも義母に気に入ってもらえず、否定される度に私の心は傷つき、子どもの名前を考えることがどんどんイヤになっていきました名づけ辞典を開くこともできず、「赤ちゃんが生まれてくること=名前を付けなくてはならない」という考えになってしまい、赤ちゃんに会うことが楽しみだと思えないほどになってしまったのです。これまであまり積極的に名づけに参加してこなかった康太も、私の落ち込みようを見て、自分でも名前を考えてくれるように…。その姿はとても真剣で、「我が子にいい名前を付けたい!」という夫の気持ちが伝わってきました。夫が考えに考えた末、決めたひとつの名前。それだけで、すごく価値がある…! ずっと落ち込んでいた私でしたがそう強く思えて、夫に誘われるがまま義実家を訪ねることに。「今度こそきっと大丈夫!」と一生懸命自分に言い聞かせて…。「今度こそ大丈夫」と思って向かった義実家。しかし、「ご近所の息子さんと同じ名前だから」という納得できない理由で否定され…。もう誰のために名前を考えているのかわからなくなり、悲しくて、悔しくて、言葉を発することもできない私を、そのあと強い腹痛が襲いました。さらにトイレに行くと、出血が…!どうしよう… 赤ちゃんに何かあったのかもしれない… 無事でいて!!!次回に続く(全5話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています。原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ ニタヨメ
2021年06月27日■前回のあらすじ生まれる子が男の子の場合は祖父が名づけするという風習がある夫実家。しかし義父が名づけは義母と相談するなら自由にしていいと言ってくれて…。夫の家系で代々引き継がれてきた“男の子の場合には祖父が名づけをする”という風習。しかし、私たちの訴えと義父の一言から、私たち夫婦は、自分たちでわが子の名づけをできることになりました。その代わり、義父から出された条件は、義母に名づけの相談をすること。私たちは自分たちで名前を決められることにすっかり安心していたのですが、まさかの事態に…!?なんと自分の名前にもついている濁点を使った名前が却下されてしまいました。さすがに自分の名前が否定された気がして嫌な気持ちになりましたが、気持ちを切り替えて新たな名前を考えたのですが…。義母に候補として名前を出すたびに難癖をつけられ、ガッカリする私。昔からの言い伝えなのか迷信なのかわからないけれど、義母はいろんな理由で反対をしてきました。誰もが愛してくれる名前をつけてあげよう…そう思っていた私は、義母にダメ出しされる度にツラくなり、イライラしていきました。そして次第に義母と私の板挟みになっていた夫は投げやりになり、名づけをいっそお義母さんに頼もうと言い出し…。「ふたりで子どもの名前を考えよう」って言ったのに、そんな簡単に投げ出すの!?次回に続く(全5話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています。原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ ニタヨメ
2021年06月26日私はかずみ。夫と2人暮らしで、会社員をしています。夫の康太は、少し面倒くさがり屋なところもあるけれど、やさしくて頼もしい人。そして、今、私のお腹には赤ちゃんがいます。私たち夫婦は妊娠がわかってから幸せいっぱいで、まだ性別もわからない妊娠初期から「名づけ事典」を買い込み、ネットでもいろんな名前を見てきました。自分たちの子どもにどんな名前をつけたらいいのか、どんな子になってほしいか、そんな会話を夫婦でするのがすごく幸せなひとときでした。義母に連絡するまでは…。安定期に入り、赤ちゃんの性別が男の子とわかったことを義両親にも電話で報告しました。すると…、康太の家では男の子の名づけは代々祖父(康太の父)が行うことになっていることを告げられたのです。予想外の出来事にショックを受けた私の態度に、これまで良好だった義母が初めて私に対して声を荒げました。早速その日の夜、夫に名づけについての相談をすると…。康太は私の話を聞くと、すぐさま義両親に電話してくれて、「今どき祖父が名前をつけるって変じゃない?」と言ってくれました。義父は私たちの気持ちを汲んでくれたのか、それとも本当に名前をつけるのは面倒くさかったのか、あっさりと代々続く“祖父の名づけ”を廃止してくれることに。「義母に相談すること」という条件は付けられたけれど、私たちが決めた名前を反対することはないだろうし、決めたら義母に事前に伝えるだけでよいと思っていた私は、「これで名付けの心配がなくなった!」と思いっきり安堵してしまいました。しかし、名づけで本当に苦しい思いをするのは、この後からだったのです…!次回に続く(全5話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています。原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ ニタヨメ
2021年06月25日ベビーカレンダーは、2021年4月生まれのお子さん10,560名を対象に、4月生まれの赤ちゃんの名づけトレンドを調査しました。女の子はサクラにまつわる「サクラネーム」が最旬トレンド! 男の子は「暖」が急増。その理由とは……?!名前ランキングTOP10 【女の子】「咲良」「美桜」など「サクラネーム」がトレンド!4月生まれの女の子に人気の名前TOP3は、1位「陽菜(主なよみ:ひな)」「凛(主なよみ:りん)」、3位「結菜(主なよみ:ゆいな)」でした。 女の子の名づけでは見頃を迎える花を名づけに用いるケースが多くあります。毎年春生まれの赤ちゃんには、サクラを連想させる「サクラネーム」が増加する傾向にあり、今年は4位に「咲良(主なよみ:さくら)」「美桜(主なよみ:みお)」、11位「さくら」、20位「実桜(主なよみ:みお)」、28位「未桜(主なよみ:みお)」、35位「桜(主なよみ:さくら)」などが上位にランクインしていました。また、同じく春が見頃の菜の花を意味する「菜」を用いた名前も増加。漢字ランキング1位を獲得しています。 【男の子】「暖」が増加!4月生まれの男の子に人気の名前1位は「湊(主なよみ:みなと)」「陽翔(主なよみ:はると)」、3位「朝陽(主なよみ:あさひ)」という結果でした。 大きく順位を上げたのは「暖(主なよみ:はる、だん)」。3月18位から、4月は6位へ人気が急上昇しています。「暖」は「あたたかい日差し」、「やわらかなさま」「やさしい」という意味があることから、穏やかな気候が増え暖かくなる4月にもぴったりです。 よみランキングTOP10 【女の子】「みお」が2カ月連続1位!4月生まれの女の子の名前のよみ1位は「みお」、2位「さくら」、3位「えま」でした。「みお」は3月以降2カ月連続で人気1位。2020年の年間よみランキングでも7位と人気の名前ですが、「桜」を「お」に充てた名づけが増えるため、特に春生まれに多く名づけられる傾向があります。 「さくら」は2月24位、3月10位、4月2位とサクラの見頃に合わせて多く名づけられています。6位「こはる」も春生まれの女の子に特に多く名づけられるよみです。「心春」「心陽」「小春」「心晴」の順に多く、全21種類の名前で名づけられていました。 【男の子】「はる」を含む名前が増加!4月生まれの男の子の名前のよみ1位は「はると」、2位「はるき」、3位「みなと」でした。春は名前のよみに「はる」を含む赤ちゃんが毎年増加。圧倒的人気を誇る「はると」不動の1位は変わらず、「はるき」は2月11位から4月2位へ、「はる」は2月11位から4月は9位へ順位を上げています。 春に順位を上げた「はるき」は、「陽希」「悠希」「春輝」「春樹」「陽稀」の順に多く、40種類のバリエーションで名づけられていました。 漢字ランキングTOP10【女の子】「桜」「菜」など春に見頃を迎える花が人気!4月生まれの女の子の人気漢字1位は「菜」、2位「桜」、3位「花」でした。春に見頃を迎える菜の花をイメージさせる「菜」が1位に! 人気の名前では、1位「陽菜」、3位「結菜」のほか、30位「愛菜(主なよみ:まな)」、35位「陽菜乃(主なよみ:ひなの)」、59位「菜月(主なよみ:なつき)」など、328名の女の子の名前に用いられていました。「桜」は2月25位、3月10位と順位を上げ、4月は過去最高順位2位。「桜」を用いた「サクラネーム」は上記のほか、「凛桜(主なよみ:りお)」、「桜子(主なよみ:さくらこ)」、「心桜(主なよみ:みお)」、「舞桜(主なよみ:まお)」、「里桜(主なよみ:りお)」など314名、141種類の名前で名づけられていました。 【男の子】「桜」が21位へ人気急上昇!4月生まれの男の子の人気漢字1位は「翔」、2位「大」、3位「陽」でした。上位は毎月人気の定番漢字が並びましたが、男の子の名づけでも「桜」を用いた名前が急増! 2月は100位圏外、3月56位、4月は21位と人気が急上昇しています。 男の子の「サクラネーム」は、「桜成(主なよみ:おうせい)」「桜佑(主なよみ:おうすけ)」「桜士(主なよみ:はると)」「桜丞(主なよみ:おうすけ)」「桜晴(主なよみ:おうせい)」「桜輔(主なよみ:おうすけ)」など85名、44種類の名前で名づけられていました。また、「春」という漢字も2月88位、3月32位、4月25位と順位を上げており、4月に向けて名づけに多く用いられていました。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年4月1日(木)~2021年4月25日(日)調査件数:10,560件(女の子:5,228件/男の子:5,332件) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2021年05月13日女の子の名前は、花にまつわる「フラワーネーム」が人気です。2020年名前ランキングでは、TOP10に5つランクインしていました。今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2020年赤ちゃんの名前ランキング」から、女の子に人気の「フラワーネーム」をご紹介します。ヒマワリヒマワリは漢字で書くと「向日葵」。ヒマワリを連想させる名前としては、「陽葵(主なよみ:ひまり、ひなた)」「ひまり(ひまり)」「日葵(主なよみ:ひまり、ひなた)」などがあります。夏にまっすぐ成長するヒマワリの花のように、元気で明るい印象を受けるようですね。 サクラ日本の象徴であり春の訪れを告げる「サクラ」。サクラにまつわる「サクラネーム」は、特に3月から4月生まれの女の子に多く名づけられる傾向があります。 サクラを連想させる名前としては、「咲良(主なよみ:さくら、さら)」「さくら」「美桜(主なよみ:みお、みおう)」「桜(主なよみ:さくら)」などが挙げられます。桜の花のように「みんなに愛され、親しまれる女の子に育ちますように」という親の想いが詰まっているようですね。 モモ春にかわいらしいピンクの花をさかせ、夏においしい実がなる「モモ」。「桃の節句」(ひな祭り)のある3月生まれの女の子に特に人気が高まります。 モモを連想させる名前としては、「百花(主なよみ:ももか)」があります。「もも」という音は、温かくどこか母性的な音。桃の甘さと見た目の愛らしさをイメージするような名前です。 アオイ葉が太陽のほうを向いて成長し、美しい花を咲かせる「葵」。アオイを連想させる名前としては、「陽葵(主なよみ:ひまり)」「葵(主なよみ:あおい)」「葵衣(主なよみ:あおい)」が挙げられます。 葵の花のように「朗らかで落ち着いた品格のある女性に育ちますように」という願いが込められているようですね。 菜の花黄色のかわいらしい花を咲かせる「菜の花」。菜の花を連想させる名前としては、「陽菜(主なよみ:ひな、はるな)」「陽菜乃(主なよみ:ひなの)」「菜月(主なよみ:なつき)」などが挙げられます。 「菜」がつく「菜の花ネーム」は、特に春生まれの女の子に人気です。 スミレ青に近く深い紫色の小さな花を咲かせる「菫(すみれ)」。スミレの花を連想させる名前としては、「菫(主なよみ:すみれ)」「すみれ」が挙げられます。スミレの花は3月ごろから見頃を迎えるため、春生まれに人気の名前。 どこか古風で清楚な印象の「すみれ」という名前は、ひらがなで書くことでより一層女性らしくやわらかい印象になります。 ランその美しい咲き姿から「花の女王」とも呼ばれる「蘭(らん)」。ランの花を連想させる名前としては、その字の通り「蘭(主なよみ:らん)」があります。 「蘭」という漢字には立派なもののたとえという意味があり、蘭の花のように気品ある姿と甘い香りが漂うような雰囲気を感じさせる名前です。誰からも好かれる魅力的な人になるよう願って名づけてもいいですね。 花「花」は漢字ランキング1位と大変人気の高い漢字です。可憐で美しい様子をイメージさせます。美しく咲く花を連想させる名前としては、「花音(主なよみ:かのん、はなの)」「花(主なよみ:はな)」「一花(主なよみ:いちか)」「一華(主なよみ:いちか、いちは)」「和花(主なよみ:わか、のどか)」「華(主なよみ:はな、はる)」「柚花(主なよみ:ゆずか、ゆずは)」「風花(主なよみ:ふうか)」など様々な名前があります。 花が咲く様子花が咲く様子自体を連想させる名前としては、「咲花(主なよみ:えみか、はな)」「咲茉(主なよみ:えま)」「咲希(主なよみ:さき、さつき)」などが挙げられます。 「咲」という漢字はもともと「笑う」という意味をもち、華やかさを感じる漢字です。花のように美しい人に育つよう、才能が開花するように願って名づけてもいいですね。 人気の「フラワーネーム」をご紹介しました。フラワーネームは名前を呼びかけるだけでも、可愛らしい響きの名前が多いのが特徴。これから女の子の名前を考えられる方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:79,425件(女の子) 文/福島絵梨子
2021年04月20日今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2020年赤ちゃんの名前ランキング」から、男の子に人気の「あ行ネーム」をお届けします。よみランキングTOP100中、14個の名前が「あ行ネーム」でした。今回は、人気の「あ行ネーム」TOP10をご紹介します。 1位あおと「あ」行ネームの中で一番人気だったのは「あおと」。2019年のよみランキング8位、2020年は9位にランクインしている名前です。2020年の名前ランキングでは「蒼大」、「蒼空」、「碧人」、「碧斗」がランクイン。 「あお」とよむ漢字は、草木が生い茂る様子を表し、すくすくと成長するように願いが込められているような「蒼」、自然の生み出す美しい青緑色を表し、美しく輝くさまをイメージする「碧」がよく用いられていました。 2位いつき2位「いつき」は、2020年よみランキング10位。名前ランキング4位には「樹」がランクインしており、大変人気の高い名前です。 「樹」は「樹木」「大樹」といった熟語を連想することから、「生い茂る樹木のようにのびのびと育ちますように」という願いを込めてもいいかもしれませんね。 3位あおい2019年のよみランキング15位、2020年は11位にランクインした「あおい」。2020年の名前ランキングには「蒼」、「碧」、「葵」、「蒼生」がランクインし、「一文字ネーム」が大人気という結果になりました。 「あおい」というよみは女の子の名前としても人気で、2020年女の子のよみランキングでも4位にランクインしています。 4位あさひ2019年のよみランキング16位、2020年は18位にランクインした「あさひ」。2020年の名前ランキングには「朝陽」、「旭」がランクインしました。 さわやかな朝の太陽を表すような「朝陽」、きらきらと輝いて明るい様子を表す「旭」。どちらも力強く明るいイメージがあり、「あさ」というよみからも、どことなくさわやかな印象を受けるようです。 5位えいと2019年のよみランキング29位から2020年は23位にランクアップした「えいと」。2020年の名前ランキングには「瑛斗」、「瑛翔」がランクインしました。 澄み切った玉の光、水晶などの透明な玉を意味する「瑛」。心の美しい人になるような願いが込められているようです。同じよみの芸能人には、2019年リリースの『香水』が大ヒットしたシンガーソングライターの瑛人さんが活躍されていらっしゃいます。 6位あやと2019年のよみランキング26位、2020年は24位にランクインした「あやと」。2020年の名前ランキングには「絢斗」がランクインしました。「絢」は色糸をめぐらせて取り巻いた美しい模様を意味し、きらびやかな美しさが印象的な漢字です。 絢爛という言葉にも使われていることから、優美な雰囲気。北斗七星の「斗」と組み合わせており、どことなく神秘的な名前です。 7位あきと2019年のよみランキング25位、2020年は31位にランクインした「あきと」。「瑛」は「えい」や「あきら」とよむことから、同ランキング4位の「えいと」同様、2020年の名前ランキングには「瑛斗」「瑛翔」がランクインしました。 まじめで頼もしい印象を受ける「と止めネーム」の一つです。 8位あお2019年のよみランキング60位から、2020年は38位にランクアップした「あお」。2020年の名前ランキングには「蒼」「碧」「葵」「蒼生」がランクインしました。 どれも自然界の植物を連想させるようで、すくすくと元気よく育つように願いを込めて名づけられているのかもしれませんね。 9位いおり2019年のよみランキング57位から、2020年は41位にランクアップした「いおり」。2020年の名前ランキングには「伊織」がランクインしました。 「伊織」という名前は18位にランクイン。賢くてオシャレなイメージの「伊」に、絹糸で織った布を意味する「織」を組み合わせた名前です。細やかな模様が織り込まれた、やわらかい絹織物のようにやさしい人になるよう願って名づけてもいいですね。 10位いぶき2019年は47位、2020年は42位にランクアップした「いぶき」。2020年の名前ランキングには「一颯」がランクインしました。 一つのことを成し遂げる頼もしいイメージの「一」に、風がさっと吹くさま・キビキビとした動きを表す「颯」を組み合わせた名前。物事にこだわらず、さわやかな印象を受けるようです。 2020年のあ行ネームTOP10のうち、なんと6つが「あ」から始まる名前でした。前向きで力強いイメージの名前が多かったです。これから男の子の名前を考えるみなさま、ぜひ参考になさってくださいね。【調査概要】調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:81,896件(男の子) 文:福島絵梨子
2021年03月24日2020年生まれの男の子81,896名の名前を大調査! いま最も多く名づけられている名前「はると」。人気の名前ランキングTOP100のうち、なんと10個の名前が「はると」とよむ名前で、2020年よみランキングで1位と大人気! そこで今回は、名前ランキングTOP100にランクインした「はると」とよむ名前TOP10をご紹介します。 1位陽翔2019年、2020年と2年連続名前ランキング3位にランクインした「陽翔」。日の当たる丘や太陽を意味する「陽」と、翔を大きく広げて飛び舞う様子を表す「翔」を組み合わせた名前です。 春のあたたかな青空の中、空高く羽ばたく様子を思い浮かべるような、スケールの大きな名前ですね。 2位大翔2019年の名前ランキングでは7位、2020年は6位にランクインした「大翔」。大きく立派な様子を意味する「大」を用いた名前です。「大」は2020 年漢字ランキング2位、「翔」は首位にランクインしており、人気漢字を組み合わせた名前です。 本ランキング1位の「陽翔」と同じく、羽を広げて大空を羽ばたくような「翔」を用いた人気の「飛翔ネーム」の一つです。 3位悠人2019年名前ランキングでは13位、2020年は12位にランクインした「悠人」。ゆったりしている・ゆとりのある様子を意味する「悠」。2020年の男の子の漢字ランキングでは8位にランクインしています。 ゆったりと自分のペースでのびのびと大きくなりますように、と願って名づけてもいいですね。 4位陽大2019年、2020年と2年連続で名前ランキング22位にランクインした「陽大」。日の当たる丘や太陽を意味する「陽」と、大きく立派な様子を意味する「大」を組み合わせた、スケールが大きく力強さを感じる名前です。 「太陽のように明るく、心の大きな子に育ってほしい」という願いが感じられるようですね。 5位悠斗2019年の名前ランキングでは26位、2020年は23位にランクインした「悠斗」。はるか遠い・のんびりしている様子を意味する「悠」に、ひしゃくの形をした星座を表す「斗」を組み合わせた名前。止め字の「斗」は北斗七星を連想させ、美しく神秘的な雰囲気のある名前です。 「のびのび、ゆったりと構えた人になりますように」と願いを込めてもいいですね。 6位陽斗2019年名前ランキングでは17位、2020年は25位の「陽斗」。本ランキング5位の「悠斗」と同じく、音の響きも漢字のイメージもどこかりりしさを感じさせる「斗」を使った名前です。 太陽を意味する「陽」に、北斗七星を連想させる「斗」を用い、どちらも空にまつわる漢字であることから、壮大な印象を受けます。 7位悠翔2019年は32位、2020年は37位にランクインした「悠翔」。遥か遠い様子や、のんびりと落ち着いた様子を表す「悠」と、翔を大きく広げて飛び舞う様子を表す「翔」を組み合わせた名前です。 のびのびと自由にゆっくりと大空を羽ばたくような、おだやかな印象を受けるようです。 8位颯人2019年は40位、2020年は55位にランクインした「颯人」。風がサッと吹く様子・清らかな様を意味し、きびきびとした動きをイメージさせる「颯」。2020年の男の子の漢字ランキングでは11位にランクインしていました。 姿などが勇ましくすっきりした様を表す「颯爽」という言葉もあるように、さわやかな印象を受けるようです。 9位晴翔2019年の名前ランキングでは44位、2020年は63位の「晴翔」。その字の通り澄んだ青空をイメージさせる「晴」は、2020年男の子の漢字ランキングで12位にランクインしていました。 晴れた空のように、明るい心の持ち主になれるように願いを込めて名づけてもいいですね。 10位遥斗2019年は54位、2020年は71位にランクインした「遥斗」。はるかかなたにあることを意味する「遥」は、2020年の男の子の漢字ランキングでは50位にランクイン。女の子の漢字ランキングでも90位にランクインするなど、男女ともに用いられる漢字です。 人生をしっかりと歩んで行けるよう願いが込められているようですね。 男の子の名づけに大人気の「はると」。2020年の男の子の漢字ランキングでは「翔」「大」「斗」「人」の順に多く「と」とよむ漢字が多く使われており、止め字によく用いられていたことがわかります。これから男の子をご出産予定の方は、参考にしてみてくださいね。【調査概要】調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:81,896件(男の子) 著者:福島絵梨子
2021年03月21日2020年生まれの女の子79,425名を対象に『2020年の名づけトレンド』に関する調査を行いました。近年、女の子の名前では、植物を表す漢字を用いた「ボタニカルネーム」が大ブーム! 2020年の女の子の名前ランキングTOP100のうち、「ボタニカルネーム」TOP10をご紹介します。 1位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」は、2019年・2020年と2年連続名前ランキングでは首位を獲得した近年人気の名前です。太陽を表す「陽」と、太陽に向かって咲くアオイ科の草花「葵」を組み合わせています。 「太陽のようにあたたかく、葵の花のようにすくすくと育ちますように」という願いが込められているのかもしれませんね。 2位芽依(主なよみ:めい)2019年名前ランキング8位から、2020年は4位へとランクアップした「芽依(主なよみ:めい)」。2020年漢字ランキング33位にランクインし草木が芽吹く様子をイメージする「芽」に、24位で頼りにするという意味の「依」を組み合わせた名前です。エネルギッシュでありつつも、どことなく優しさを感じるようですね。 「めい(may)」というよみからか、特に5月生まれの女の子に多く名づけられる名前もあります。 3位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)2019年名前ランキング5位、2020年は6位にランクインした「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」。「結ぶ」という意味から人とのご縁を表すような「結」。かわいらしい黄色い菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた、親しみやすく明るい印象の名前です。「な」で止める名前は響きがやさしく、女の子の名づけに人気があります。 4位葵(主なよみ:あおい)2019年名前ランキング3位、2020年7位の「葵(主なよみ:あおい)」。草花のアオイを意味し、太陽の方向に向かって咲く葵の花のように、すくすくと明るく成長するよう願って名づけられることもあるようです。 男の子の名前にも用いられ、2020年漢字ランキングでは女の子で14位、男の子で39位にランクインしています。 5位莉子(主なよみ:りこ)2019年名前ランキングでは6位、2020年は8位にランクインした「莉子(主なよみ:りこ)」。夏に香りの良い小さな花を咲かせる「茉莉花(ジャスミン)」に使われる「莉」に、女の子の止め字として定番の「子」を組み合わせた名前です。 「レトロネーム」の一つ、「子」を用いた名前は古風で女の子らしい名前として再び注目されています。6位 陽菜(主なよみ:はるな、ひな)2019年名前ランキング14位から、2020年は10位にランクアップした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。太陽・日の当たる丘・あたたかさを意味する「陽」に、植物の草のアブラナを意味し菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた、春らしい名前です。 菜の花の花言葉は「快活」「明るさ」ということから、太陽の光の下で元気いっぱいに育つ明るい女の子という印象を受けるようですね。 7位咲良(主なよみ:さくら、さら)2019年、2020年と2年連続名前ランキング14位にランクインしている「咲良(主なよみ:さくら、さら)」。もともと「笑う」という意味のある漢字で、華やかさを感じる「咲」に、人格が優れていることを示す「良」を組み合わせた名前です。 花のように美しい人・才能が開花することを願って名づけてもいいですね。「さくら」というよみも、日本の花の象徴である「桜」をイメージするようです。同名の有名人では、IZ*ONEの宮脇咲良さんが活躍されています。 8位杏(主なよみ:あん、あんず)2019年名前ランキングでは16位、2020年は15位にランクインした「杏(主なよみ:あん、あんず)」。あんず、おいしい実のなる木を意味する「杏」は、花が咲いておいしい果実がなることから、美しく、人の役に立つような女性になるように願いがこめられているようです。 世代を問わず人気のある女優の杏さんが同名で活躍されています。 9位彩葉(主なよみ:いろは、あやは)2019年名前ランキング27位から、2020年は18位にランクアップした「彩葉(主なよみ:いろは、あやは)」。彩りや色を組み合わせた様子を意味する「彩」に、草木の葉や花びらを指す「葉」を組み合わせた名前。 多彩な魅力を持った、美しく若葉の様な生命力に溢れた子に育つよう願って名づけてもいいですね。 10位琴葉(主なよみ:ことは)2019年名前ランキング23位から、2020年は19位にランクアップした「琴葉(主なよみ:ことは)」。弦楽器を意味する「琴」に、草木の葉や花びらを意味する「葉」を組み合わせた名前。 琴の音色のように、凛とした美しい人になるようにという願いが感じられるようです。止め字に「は」がつく古風なよみで、やさしげな印象を受ける名前です。 女の子に人気の「ボタニカルネーム」TOP10についてご紹介しました。かわいらしい花や、エネルギッシュでやさしい色合いの若葉を連想させるような名前が多い、ボタニカルネーム。春生まれの赤ちゃんにもピッタリの名前が多いようです。女の子の名づけの参考になさってくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:79,425件(女の子) 文/福島絵梨子
2021年03月20日ベビーカレンダーは、2021年2月生まれのお子さん10,878名を対象に、2月生まれの赤ちゃんの名づけトレンドを大調査! 261名の赤ちゃんに、「鬼滅の刃」に登場するキャラクターと同じよみの「鬼滅ネーム」が名づけられていました。 【鬼滅の刃】「鬼滅ネーム」ベビー誕生 人気が続く「鬼滅の刃」。ベビーカレンダーで、2021年2月生まれの赤ちゃんの名前を調査したところ、261名に鬼滅の刃に登場するキャラクターと同じよみの「鬼滅ネーム」が名づけられていました。ここ数カ月、毎月260名前後の「鬼滅ネーム」の赤ちゃんが誕生しています。 女の子の「あおい」「ことは」「るか」、男の子の「あおい」「かなた」「るい」といった名前は、年間を通して人気のある名前のため鬼滅の刃の影響とは言えませんが、女の子の「みつり」、男の子の「てんげん」、「さびと」は鬼滅の刃の影響があったと言えるかもしれません。 2021年に第二期「遊郭編」のTVアニメ化が決定し、今年もブームの継続が予想される「鬼滅の刃」。これからもますます「鬼滅ネーム」が増えていくかもしれません。 名前ランキングTOP10【女の子】寒さ表す「凛」が1位2月生まれの女の子に人気の名前1位は「凛(主なよみ:りん)」、2位「結衣(主なよみ:ゆい)」、「結菜(主なよみ:ゆいな)」、「紬(主なよみ:つむぎ)」という結果でした。 「凛」は1月13位から大きく順位を上げ、1位に。11位には「凜(りん)」(※「凛」は「凜」の俗字、意味は同じ)もランクインしており、2020年2月、3月も1位を獲得しています。「冷たい・身にしみて寒い」という意味を持つ「凛」「凜」という名前が特に多く名づけられる季節でもあります。 【男の子】「翔」を止め字に用いた名前がトレンド2月生まれの男の子に人気の名前1位は「蓮(主なよみ:れん)」、2位「碧(主なよみ:あおい)」、3位「湊(主なよみ:みなと)」と、TOP3は「一文字ネーム」でした。美しい青緑色の石という意味を持つ「碧」は、1月19位から大きくランクアップしています。 2020年の年間漢字ランキング1位と、昨年男の子の名づけで最も多く用いられた「翔」を止め字に使った名前が人気。2月は4位「陽翔(主なよみ:はると)」、6位「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」、7位「結翔(主なよみ:ゆいと)」の3つがTOP10入りしています。「蒼空(主なよみ:そら)」は、1月の38位から、2月は4位へ大きくランクアップしていました。 よみランキングTOP10 【女の子】「こはる」が人気上昇2月生まれの女の子の名前のよみ1位は「あかり」、2位「つむぎ」、3位「えま」、「ゆい」でした。2月に最も多く名づけられた女の子の名前「凛」のよみ「りん」は、1月15位から急上昇し5位に。過去1年で最も高い順位を記録しています。 「早春」「春寒」のように、2月は「春」を用いた季語があります。その影響か、「こはる」という春をイメージする名前が12月の25位から1月は9位、2月は7位と徐々に順位を上げています。 【男の子】「と止めネーム」が人気!2月生まれの男の子の名前のよみ1位は「はると」、2位「りく」、3位「あおと」、「ゆいと」でした。2020年の年間よみランキング1位の「はると」が、2月も引き続き1位を獲得しました。 「はると」「あおと」「ゆいと」のほか、6位「みなと」、7位「ゆうと」、10位「あきと」とTOP10のうち6つの名前が止め字に「と」を用いた「と止めネーム」! 男の子の名づけに大変人気が高いことがわかります。 漢字ランキングTOP102月の別名「令月」「麗月」の影響を調査した結果…!2月生まれの女の子の人気漢字1位は「花」、2位「結」、3位「乃」。男の子は1位「斗」、2位「翔」、3位「大」という結果でした。男女ともに大きな順位変動はなく、人気の定番漢字がTOP10を占めています。 ◆2月別名「令月」2月の別名「令月(れいげつ)」にちなみ、「令」を用いた名前を調査したところ、女の子は「純令(すみれ)」「令奈(れな)」「令華(れいか)」など6名、男の子は「令翔(れいと)」「令凰(れお)」「令真(れいしん)」など11名。1月12名から5名増加し、2月は17名に名づけられていました。 ◆2月別名「麗月」また、同じく2月の別名「麗月(れいげつ)」の「麗」を用いた名前を調査。女の子は「麗(うらら)」「麗羽(うるは)」「麗凪(れな)」など18名、男の子は「麗央(れお)」「麗冬(れいと)」など5名、合計23名に名づけられていました。1月19名から4名増えており、2月らしい漢字「令」「麗」を用いた名前が増えていました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年2月1日(月)~2021年2月25日(木)調査件数:10,878件(女の子:5,325件/男の子:5,553件) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2021年03月08日ベビーカレンダーは、2021年1月生まれの女の子5,515名を対象に、『1月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。最近、女の子の名づけでは、植物を表す漢字を用いた「ボタニカルネーム」がトレンドです。 TOP10では、4位「彩葉」、5位「結菜」、7位「葵」「芽依」「陽葵」、10位「陽菜」の6つが「ボタニカルネーム」でした。 1位澪(主なよみ:みお)「澪(主なよみ:みお)」は2019年の名前ランキングでは11位、2020年は9位にランクインした名前。2020年12月の17位から大きくランクアップして、2021年1月は首位を獲得しました。 「澪」は水の流れの作用で細くなったさまや水路を意味する漢字で、みずみずしく爽やかな印象を受けるようです。漢字の中に「令和」の「令」が入っている「令和ネーム」の一つでもあります。 2位結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)「結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)」は、2019年の名前ランキング9位、2020年は4位にランクインした名前です。2020年12月の6位からランクアップしました。 2020年の漢字ランキング3位で、人とのご縁や結びつきを表す「結」に、2020年の漢字ランキング16位で夜空を優しく照らす「月」を組み合わせた名前です。空気の澄んだ冬の夜空に美しく輝く月を連想させるようですね。 2位紬(主なよみ:つむぎ)「紬(主なよみ:つむぎ)」は2019年の名前ランキングでは4位、2020年は2位にランクインした名前です。 「紬」は紬糸で織られた美しく丈夫な絹織物を意味し、江戸時代には普段着として愛用されていたようで、「紬のように丈夫な縁や絆に恵まれますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。近年女の子に人気の、古風で日本的な印象を受ける「レトロネーム」の一つでもあります。 4位彩葉(主なよみ:あやは、いろは)「彩葉(主なよみ:あやは、いろは)」は、2019年の名前ランキング27位から、2020年は18位へと大きくランクアップしました。 色を取り合わせたさまを意味する「彩」と、草木の葉や花びらを表す「葉」を組み合わせた名前。紅葉が彩り豊かに色づくイメージを受ける「彩葉」は、秋から冬の時期にかけて、特に人気が高まります。多彩な魅力を持った美しい女の子に育つよう願いを込めてもいいですね。 5位結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)2019年の名前ランキングでは7位、2020年は12位にランクインした「結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)」。2020年12月の13位から、1月は5位へ大きくランクアップしました。 人とのご縁や結びつきを表す「結」に、愛しむ・愛でるという意味のある「愛」を組み合わせた名前。人気者で愛に満ち溢れた印象を受けるようです。 5位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」は2019年の名前ランキング5位、2020年は6位にランクインしました。 つなぐ、結ぶという意味をもつ「結」に、かわいらしい黄色い菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた、親しみやすく明るい印象の名前です。ひらがなも丸みを帯びていて愛らしく、「菜」がつく「菜の花ネーム」の一つでもあります。 7位葵(主なよみ:あおい)2020年12月に引き続き、2021年1月も7位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。2019年の名前ランキングでは3位、2020年は7位にランクインしました。 葉が太陽のほうを向くと言われている草花の葵を意味し、太陽に向かって咲く葵のようにすくすくと明るく育つように願って名づけてもいいですね。可憐で可愛らしい「フラワーネーム」の一つです。 7位芽依(主なよみ:めい)2020年11月、12月に引き続き2021年1月も7位にランクインした「芽依(主なよみ:めい)」。2019年の名前ランキング8位から、2020年は4位へとランクアップ。 2020年の漢字ランキング33位で「草木が芽吹く様子」をイメージする「芽」に、2020年の漢字ランキング24位で「頼りにする」という意味の「依」を組み合わせた名前です。エネルギッシュでありつつも、どことなくやさしさを感じるようですね。 7位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」は、2019年・2020年と2年連続名前ランキングでは首位を獲得した近年人気の名前です。2020のよみランキングでは「ひなた」が24位、「ひまり」が6位にランクインしています。 「太陽のようにあたたかく、葵の花のように品格のある女性に育ちますように」という願いが込められているのかもしれませんね。 10位陽菜(主なよみ:はるな、ひな)「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」は2019年の名前ランキング14位から2020年は10位へとランクアップした名前です。 日だまりのようなあたたかさを感じる「陽」に、早春に黄色い花を咲かせる菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた名前で、ほがらかで愛らしい印象を受けるようですね。 1月らしい名前も人気「冷たい・身にしみて寒い」という意味を持つ「凜(りん)」と「凛(りん)」(※凛は凜の俗字、意味は同じ)がそれぞれ11位、13位にランクイン。毎年冬にかけて特に人気が高まります。 1月のよみランキング9位「こはる」は、12月の25位から大きくランクアップしています。晩秋から初冬にかけての暖かく穏やかな晴天を指す「小春日和」を連想する言葉です。「春」には「年の初め」という意味もあることから、1月生まれの赤ちゃんに特に多くつけられたようです。 冬らしい漢字では「雪」が12月圏外(100位以下)から83位にランクアップ。「雪」を用いた名前では、「雪乃(ゆきの)」「瑚雪(こゆき)」「紗雪(さゆき)」など18種類の名前で名づけられていました。 これから女の子の名前を考えられる方、ぜひ参考になさってくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年1月25日(月)調査件数:5,515件(女の子) 文/福島絵梨子
2021年02月14日2020年生まれの女の子79,425名を対象に、『2020年の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2月生まれの女の子は、バレンタインの影響か名前に「愛」がつく赤ちゃんが増加する傾向にあります。そこで今回は、2020年生まれの女の子に人気の「愛」を用いた「ラブネーム」TOP6をご紹介いたします。 1位結愛(主なよみ:ゆあ、ゆめ)「愛」のつく名前の中で一番人気だったのは、2019年の名前ランキング7位、2020年は12位にランクインした「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆめ)」。月間ランキングでは、2020年1月は8位、2月も8位、3月は4位にランクインするなど、冬場に人気が高まる名前です。 物事をまとめて締めくくる・植物が実をつけるという意味の「結」と、愛しむ・愛でるなどの意味がある「愛」を組み合わせた名前です。愛し愛される人になるように願って名づけてもいいですね。 2位愛莉(主なよみ:あいり、えり)2019年は30位、2020年は47位にランクインした「愛莉(主なよみ:あいり、えり)」。2020年漢字ランキング4位で、可憐な印象のある「莉」を用いた名前です。「茉莉花(ジャスミン)」に使われる漢字であることから、女の子に人気があります。 かわいらしい「あいり」というよみも人気で、2020年のよみランキングでは56位にランクインしていました。 3位莉愛(主なよみ:りあ、りお)2019年の名前ランキング65位から、2020年は54位にランクアップした「莉愛(主なよみ:りあ、りお)」。本ランキング2位の「莉愛」の漢字を入れ替えた名前ですね。 「茉莉花(ジャスミン)」の花言葉は「愛想の良い」「愛らしさ」。「愛」と組み合わせることで、愛に満ち溢れた名前になります。響きがかわいらしく、呼びやすくて覚えやすい「二音ネーム」の一つです。 4位愛菜(主なよみ:あいな、まな)2019年の名前ランキング44位、2020年は67位にランクインした「愛菜(主なよみ:あいな、まな)」。植物の草のアブラナを意味する「菜」を用いた、早春に黄色い花を咲かせる菜の花を連想させる女の子に人気の「菜の花ネーム」の一つです。 「まな」というよみは、2020年57位でした。人気子役から女優へと大きく羽ばたいている芦田愛菜さんを連想される方も多いのではないでしょうか。 5位乃愛(主なよみ:のあ)2019年は70位、2020年は97位にランクインした「乃愛(主なよみ:のあ)」。「のあ」は2020年のよみランキング39位にランクインしています。「乃」は助詞の「の」を意味し、女の子の止め字に多く使われます。 「のあ」というよみのひらがなも丸みを帯びてかわいらしく、音に温かみがあり周囲を癒すような「な行ネーム」の一つです。 6位愛梨(主なよみ:あいり)2019年の名前ランキング67位、2020年は100位にランクインした「愛梨(主なよみ:あいり)」。果物のナシを表す「梨」は、白い可憐な花を咲かせみずみずしく甘い実をつける梨のイメージから女の子に人気の漢字で、2020年漢字ランキングでは37位にランクインしています。 プロサッカー選手の長友佑都選手と結婚された平愛梨さんを思い浮かべる方も多いかもしれませんね。 「愛」を用いた女の子に人気の名前TOP6をご紹介しました。見た目も響きも愛らしく、かわいらしい名前が多かったですね。バレンタインのある2月には「愛」を用いた名前の人気が高まります。これから女の子の名づけを考えていらっしゃる方、ぜひ参考になさってくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:79,425件(女の子) 文/福島絵梨子
2021年02月10日ベビーカレンダーは、2021年1月生まれのお子さん10,947名を対象に、1月生まれの赤ちゃんの名づけトレンドを大調査! 女の子の名前は、植物を表す漢字を用いた「ボタニカルネーム」が大ブーム! 男女ともに「冬」「雪」「柊」など寒さを感じる漢字を用いた名前が増加していました。 名前ランキングTOP10【女の子】「ボタニカルネーム」がトレンド!1月生まれの女の子に人気の名前1位は「澪(主なよみ:みお)」、2位「結月(主なよみ:ゆづき)」「紬(主なよみ:つむぎ)」という結果でした。10月から12月の3カ月間連続で1位だった「楓(主なよみ:かえで)」は11位へランクダウン。秋に人気が高まる名前だったことがよくわかります。 最近、女の子の名づけでは、植物を表す漢字を用いた「ボタニカルネーム」がトレンドです。「葉」や「菜」など植物を連想する漢字を用いると、可憐でやさしく、風情のある名前になります。TOP10では、4位「彩葉(主なよみ:いろは)」、5位「結菜(主なよみ:ゆいな)」、7位「葵(あおい)」「芽依(めい)」「陽葵(主なよみ:ひまり)」、10位「陽菜(主なよみ:はるな・ひな)」の6つが「ボタニカルネーム」でした。 また、「冷たい・身にしみて寒い」という意味を持つ「凜(りん)」と「凛(りん)」(※凛は凜の俗字、意味は同じ)がそれぞれ11位、13位にランクイン。冬にかけて特に人気が高まる名前です。 【男の子】生まれ月の「一」を用いた名前、急上昇1月生まれの男の子に人気の名前1位は「湊(主なよみ:みなと)」、2位「蓮(主なよみ:れん)」、3位「朝陽(主なよみ:あさひ)」でした。「湊」は12月の14位から大きくランクアップし、9月ぶりの1位です。 15位には「一颯(主なよみ:いっさ)」がランクイン。12月は56位、11月は46位と通年40位以下でしたが、1月に急上昇しています。生まれ月である「一」を用いた名前として、人気が高まったのかもしれません。 よみランキングTOP10【女の子】人気の「二音ネーム」がTOP4独占!1月生まれの女の子の名前のよみ1位は「えま」、2位「めい」、3位「みお」でした。「えま」は12月に続き、2カ月連続で1位です。1位から4位まで、女の子のよみで人気の「二音ネーム」でした。 9位「こはる」は、12月の25位から大きくランクアップしています。晩秋から初冬にかけての暖かく穏やかな晴天を指す「小春日和」を連想する言葉です。「春」には「年の初め」という意味もあることから、1月生まれの赤ちゃんに特に多くつけられたようです。 【男の子】「とうま」急上昇、冬らしい名前が人気に1月生まれの男の子の名前のよみ1位は「はると」、2位「りく」、3位「ゆうと」でした。1位の「はると」は、2020年の月間ランキングで一度も1位の座を譲らなかった、絶対王者! 2021年最初も安定して1位を獲得しています。 7位「とうま」は、12月26位、11月37位から1月に人気急上昇したよみです。「冬真」「柊馬」など「冬」や「柊」といった冬らしい寒さを感じる漢字を使用した名前が多く、季節感を取り入れた名前として特に1月に人気が高まったと考えられます。 漢字ランキングTOP10【女の子】「雪」「冬」がランクアップ12月生まれの女の子の名前の漢字1位は「花」、2位「結」、3位「愛」という結果でした。年間ランキングTOP10が多少入れ替わったものの、大きな変動は見られません。「ボタニカルネーム」人気にともない、1位「花」、4位「莉」、5位「奈」、6位「菜」といった植物にまつわる漢字が上位に多くランクインしています。 冬らしい漢字では「雪」が12月圏外(100位以下)から83位にランクアップ。「雪」を用いた名前では、「雪乃(ゆきの)」「瑚雪(こゆき)」「紗雪(さゆき)」など18種類の名前で名づけられていました。 12月から増加した「冬」のつく名前では、「茉冬(まふゆ)」「冬由(ふゆ)」といった厳しい寒さをイメージさせる名前も。寒い日に生まれたのかもしれませんね。 【男の子】「柊」を用いた名前、冬にかけて増加12月生まれの男の子の名前の漢字1位は「斗」、2位「大」、3位「翔」でした。「斗」は10月から1月の4カ月連続で1位をキープしています。 冬生まれの男の子に特に人気の漢字は「柊」。11月74位、12月20位、1月11位と冬になるにつれ順位が上がっています。柊(ひいらぎ)は正月飾りや節分などのオーナメントに使われる樹木としてもよく知られており、漢字のつくりに「冬」がつくことから、毎年冬に多く名づけられています。 「柊」を用いた名前では、「柊(しゅう)」「柊吾(しゅうご)」「柊太(しゅうた)」「柊弥(しゅうや)」など68種類の名前で名づけられていました。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年1月25日(月)調査件数:10,947件(女の子:5,515件/男の子:5,432件) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2021年02月09日2020年生まれの男の子81,896名を対象に、『2020年の名づけトレンド』を調査したところ、人気の名前TOP10のうち4つ、が二音からなる「二音ネーム」でした。あの大人気アニメに関する名前もランクイン! ベビーカレンダー2020年赤ちゃんの名前ランキングから、男の子に人気の「二音ネーム」TOP10をご紹介いたします。1位蓮(主なよみ:れん)2018年から3年連続で人気の名前ランキング首位を獲得した「蓮(主なよみ:れん)」。「れん」というよみは、2020年よみランキング19位にランクインしています。「蓮(はす)」は仏教の花としても知られていることから、どことなく落ち着いたイメージのある名前です。 また、「蓮」という漢字は空前の大ブームを巻き起こしている『鬼滅の刃』の主題歌「紅蓮華」にも含まれており、これからますます身近な漢字として定着するかもしれませんね。 2位蒼(主なよみ:あお)2019年の名前ランキング8位から、2020年は2位へと大きくランクアップした「蒼(主なよみ:あお)」。「あお」というよみも2019年の60位から、2020年は38位へと大きくランクアップしており、注目の名前ということがわかります。 明るく開放的でおおらかな印象を受ける「あ行ネーム」の一つで、「草木が生い茂る」という意味から、特に春夏生まれの赤ちゃんに人気が高まる傾向があります。さわやかで健康的なイメージを受けるようですね。 3位湊(主なよみ:そう)2019年2位、2020年は5位にランクインした「湊(主なよみ:そう)」。「そう」は2020年のよみランキングで61位にランクインしています。「湊」は海や水辺を連想させるようなさわやかな名前です。 船や人が集まる場所を意味することから、「周囲の人に愛され、人気者になりますように」などの願いを込めて名づけてもいいですね。 4位律(主なよみ:りつ)2019年5位、2020年は9位にランクインした「律(主なよみ:りつ)」。「りつ」は2020年よみランキングで33位にランクインしています。イマドキでかっこいい印象を受ける「ら行ネーム」の一つです。 2018年に放送された連続テレビ小説『半分、青い。』で俳優の佐藤健さんが演じた役名として使われたことがきっかけで、すっかり人気の名前の仲間入り。「旋律」「調律」などにも使われていることから、どこか芸術的なイメージを持つ名前です。 5位新(主なよみ:しん)2019年名前ランキングで12位、2020年は16位にランクインした「新(主なよみ:しん)」。事の始まりや最初という意味のある「新」は、新鮮で生命力に溢れている印象を受ける名前です。 「しん」という潔い響きから、どこか強くたくましい男の子というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんね。 6位碧(主なよみ:あお)2019年名前ランキング35位から、2020年は19位へと大きくランクアップした「碧(主なよみ:あお)」。「あお」というよみも2019年の60位から、2020年は38位へと大きくランクアップしています。 新緑が青々と茂る様子や、紺碧に輝く海を連想させることから、春から夏にかけて人気が高まりました。「碧」は自然界の美しい青緑色を意味し、どことなく神秘的で力強いイメージを受けるようです。 7位暖(主なよみ:だん、はる)2019年29位から、2020年は20位へとランクアップした「暖(主なよみ:だん、はる)」。「はる」はよみランキング16位、女の子のよみランキングでも46位にランクインしており、男女ともに人気の高い名前です。 「暖」という漢字のとおり、暖かな春を待ち望む様子を連想することから、寒さの厳しい時期に特に人気が集まる結果となりました。「周囲を元気づけるあたたかな男の子に育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位凪(主なよみ:なぎ)2019年の年間ランキング93位から、2020年は24位へと人気が急上昇した「凪(主なよみ:なぎ)」。風や波が静まることを意味する漢字です。女の子の名前ランキングでも55位から27位へとランクアップするなど、男女ともに人気が急上昇した名前です。大人気アニメ『鬼滅の刃』の人気キャラクター「冨岡義勇」が使う技の名前でもあり、映画が爆発的大ヒットをしていることも人気急上昇の後押しになっているのかもしれませんね。今後もますます「鬼滅ネーム」が増加していきそうです。 9位陽(主なよみ:はる)2019年名前ランキングでは23位、2020年は26位にランクインした「陽(主なよみ:はる)」。本ランキング7位の「暖」も同じ「はる」とよめることから、「はるネーム」の人気の高さがわかりますね。 印象的な「一文字ネーム」で、あたたかさやおおらかさが感じられる名前です。月間漢字ランキングでも季節関係なくTOP10にランクインしており、年間を通して人気の漢字です。 10位颯(主なよみ:そう)2019年名前ランキングでは23位、2020年は26位にランクインした「颯(主なよみ:そう)」。「そう」は、よみランキングで61位にランクインしています。 「颯爽」という言葉にも使われることから、爽やかなイメージ。「元気の良い、はつらつとした男の子になりますように」と願いを込めて名づけてもいいですね。 2020年、男の子の「二音ネーム」では、「蓮」「蒼」「湊」「碧」「凪」など、どこか自然を感じさせる名前が多く見受けられました。「蓮」や「凪」など、大人気アニメ『鬼滅の刃』に関する名前も人気も上位にランクイン! これから男の子をご出産される方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:81,896件(男の子) 文/福島絵梨子
2021年01月26日ベビーカレンダーは2020年1月から10月の上半期に生まれた79,425名の女の子を対象に、『2020年の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年生まれの女の子の名前、人気の漢字ランキングTOP10は、草花や果実を表す漢字が上位にランクインするという結果でした。実際に多く名づけられていた名前実例とともにご紹介します。 1位花2019年の漢字ランキング3位から、2020年は首位へランクアップした「花」。「花音」「花」「一花」「和花」「百花」などの名づけに用いられました。可憐で美しい花を連想させる漢字で、年間を通じて人気があります。「花のように美しい女の子になりますよう」にという願いを込めて名づけても素敵ですね。 2位菜2019年の漢字ランキング4位から、2020年は2位へランクアップした「菜」。「結菜」「陽菜」「紗菜」「陽菜乃」「愛菜」「菜月」などの名づけに用いられました。「菜」は春に黄色くかわいらしい花を咲かせる「菜の花」を連想する漢字です。菜の花の花言葉は「快活」「明るさ」。「元気いっぱいで明るい女の子」という印象を受けるような「菜の花ネーム」は女の子に人気です。 3位結2019年の漢字ランキング5位から、2020年は3位へランクアップした「結」。「結月」「結菜」「結衣」「結愛」「心結」「美結」「結」などの名前で用いられました。人とのご縁や、物事が実を結ぶ様子を表す漢字で、「ゆい」というよみがやさしい印象を受けるようです。女優の新垣結衣さんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 4位莉2019年の漢字ランキングでは2位、2020年は4位にランクインした「莉」。「莉子」「朱莉」「莉緒」「愛莉」「莉央」などの名前で用いられていました。夏によい香りの小さな花を咲かせるジャスミンの花「茉莉花」を意味する漢字。「莉子」は最近人気の「レトロネーム」の一つとして、年間を通じて人気がある名前です。 5位愛2019年は漢字ランキング首位、2020年は5位にランクインした「愛」。「結愛」「愛莉」「莉愛」「愛菜」「乃愛」「愛梨」などの名前で用いられました。バレンタインのある2月には、漢字ランキング3位にランクイン。愛し愛されるような女の子になることを願って名づけてもいいですね。 6位奈2019年に引き続き、2020年も漢字ランキング6位にランクインした「奈」。「杏奈」「栞奈」「玲奈」「紗奈」「怜奈」などの名づけに用いられました。その響きから穏やかで愛らしいイメージを受けます。古都・奈良のイメージもあり、少し古風な印象も。有名人では女優の橋本環奈さんの名前にも用いられています。 7位美2019年に引き続き、2020年も漢字ランキング7位にランクインした「美」。「美月」「美桜」「美結」「美琴」「美羽」などで用いられました。文字通り美しく見た目も良いイメージがあり、身も心も美しい女性になるように願いを込めて名づけられるかもしれませんね。有名人では女優の山本美月さん、桐谷美玲さんの名前にも用いられています。 8位乃2019年に引き続き、2020年も漢字ランキング8位にランクインした「乃」。「陽菜乃」「詩乃」「乃愛」などの名づけに用いられました。女の子の止め字として定番の漢字です。「奈」と同じく、その響きからやさしくもどこか古典的なイメージを受けるようです。 9位心「心」も2019年に引き続き、2020年も漢字ランキング9位にランクイン。「心陽」「心結」「心春」などで用いられました。名前の先頭字に使われることが多く、「ここ」というよみがチャーミングでイマドキの印象に。思いやりのある女性になるように願って名づけに用いてもいいですね。 10位咲2019年に引き続き、2020年も漢字ランキング10位にランクインした「咲」。「咲良」「咲茉」「咲希」「陽咲」「咲花」「心咲」「美咲」などの名づけに用いられました。さくらを連想させる「咲良」が、3月は7位、4月は2位にランクインするなど急上昇しました。「笑う」という意味もあります。花が咲くように才能を開花させ美しく育つように願いがこめられているようですね。 「花」「菜」をはじめ、4位「莉」、6位「奈」といった草花や果実を表す漢字が上位にランクインするという結果になりました。植物を表す漢字はやさしさだけではなく、「生命力」や「成長」といったイメージがあります。赤ちゃんの健やかな成長を願って、植物を表す漢字が多く用いられているのかもしれませんね。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:79,425件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年12月22日ベビーカレンダーは、2020年11月生まれの女の子6,048名を対象に、『11月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。10月に引き続き秋感溢れる「楓」が人気ナンバーワンという結果に。社会現象となった「鬼滅の刃」が赤ちゃんの名づけにも大きく影響していることも明らかになりました。 「みつり」ちゃんが増加 11月に生まれた赤ちゃんのなかで、「鬼滅の刃」に登場するキャラクタ―と同じ名前の赤ちゃんは男女合計18名いました。よみでは、女の子122名、男の子148名、合計270名の「鬼滅ネーム」ベビーが誕生しています。 「あおい」「るか」「ことは」など年間を通して人気のよみでもありますが、鬼滅の刃のキャラクター「⽢露寺蜜璃(かんろじ みつり)」と同じ「みつり」というよみの⼥の⼦は昨年0名でしたが、10月は2名、11月は3名いました。社会現象となった「鬼滅の刃」は、赤ちゃんの名づけにも大きく影響しているようです。 その他、11月生まれの男の子の名前ランキングは以下の通りです。 1位楓(主なよみ:かえで)2019年の年間ランキングでは18位、2020年は21位にランクインした「楓(主なよみ:かえで)」。「楓」は10月に引き続き、2カ月連続で首位を獲得しました。 2019年には10月から12月の間、3カ月連続で月間ランキング1位となっており、毎年秋生まれの女の子の名づけで人気が急上昇しています。11月の男の子の名前ランキングでも7位にランクインしており、この時期男女ともに人気の高い名前です。 2位結月(主なよみ:ゆづき)2019年の年間ランキングでは9位、2020年は4位にランクインした「結月(主なよみ:ゆづき)」。 「結ぶ」「実をつける」という意味がある「結」と、夜空に優しく美しい光を放つ「月」を組み合わせた、どことなく神秘的な印象を受ける名前です。秋は空気が澄んで月がきれいに見えることから、この時期にピッタリですね。高貴で知的な印象の「濁音ネーム」の一つです。 3位紬(主なよみ:つむぎ)どことなく古風で日本的な印象を受ける「レトロネーム」のひとつでもある、「紬(主なよみ:つむぎ)」。2019年の年間ランキングでは4位、2020年は2位にランクインしています。 「紬」とは紬糸で織られた布のことで、江戸時代には普段着として愛用されたほど美しく丈夫な絹織物。「自分の意思を持った、芯のある女性になってほしい」「丈夫な縁や絆に恵まれますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 3位凛(主なよみ:りん)2019年の年間ランキングでは2位、2020年は3位にランクインした「凛(主なよみ:りん)」。2020年の漢字ランキングでは38位、「りん」というよみはよみランキング14位にランクインするなど、近年注目の名前の一つです。 「リンリン」とまるで鈴がなる音のようでかわいらしい音の響きも魅力。「凛とした」「凛々しい」にも用いられる「美しく自立した女性」という印象を受ける名前です。 5位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)2019年・2020年と2年連続年間ランキングでは首位を獲得した、「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。 あたたかく周囲を照らす太陽の「陽」と、空に向かってすくすくと成長し美しい花を咲かせる「葵」を組み合わせた、1年を通じて人気の高い名前です。「太陽のように朗らかで、葵の花のように品のある女性になりますように」という想いが感じられるようです。 6位結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)2019年の年間ランキングでは7位、2020年は12位にランクインした「結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)」。 周囲の人に愛し愛されるような愛らしい印象の「愛」と、人とのご縁を表す「結」を組み合わせた名前で、女の子らしい響きが印象的です。人との絆や愛に満ち溢れたイメージを受けるようですね。 7位芽依(主なよみ:めい)2019年の年間ランキング8位から、2020年は4位へと大きくランクアップした「芽依(主なよみ:めい)」。 草木が芽吹く様子を連想し、エネルギッシュな印象がある「芽」に、いつくしみを感じる「依」を組み合わせた名前。そのよみからトトロに登場するメイちゃんのように「エネルギッシュで、周囲から愛される人」というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんね。 7位澪(主なよみ:みお)2019年の年間ランキング11位から、2020年は9位へとランクアップした「澪(主なよみ:みお)」。「澪」という漢字は川や海の船が通る水路を意味することから、穏やかに水が流れる印象を受けるような安心感のある名前です。 「みお」というよみも人気で、2020年の女の子のよみランキングでは7位にランクイン。「澪」という漢字には「令和」の「令」が入っており、実は「令和ネーム」の一つでもあります。 7位莉子(主なよみ:りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は2019年の年間ランキング6位、2020年は8位にランクイン。2020年の8月以降毎月TOP10内にランクインしている注目の名前です。 「子」がつくことで古風で日本的な印象を受ける「レトロネーム」の一つではありますが、「りこ」という響きは可愛らしく現代風。呼びやすくて覚えやすい、女の子に人気の「二音ネーム」のでもあります。 10位陽菜(主なよみ:はるな、ひな)2019年の年間ランキング14位から、2020年は10位へとランクアップした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。 暖かな日差しを連想させる「陽」と、黄色くかわいらしい菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた名前で、女の子らしい「フラワーネーム」の一つでもあります。「陽」は2020年の漢字ランキング11位、「菜」は2位にランクインしていることから、両方とも人気の漢字だということが分かります。 最近女の子の名づけでは、古風で日本的な印象のある“レトロネーム”が大ブーム!TOP3の「楓」「結月」「紬」のほかにも、7位「澪(主なよみ:みお)」、「子」を止め字に用いた同率7位「莉子(りこ)」、11位「葵(あおい)」、「彩葉(主なよみ:いろは)」、14位「美月(主なよみ:みづき)」、16位「凪(主なよみ:なぎ)」「柚葉(主なよみ:ゆずは)」といったレトロネームが上位にランクインしています。 「鬼滅の刃」の爆発的ヒットも追い風となり、今後さらに増えていくかもしれませんね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年11月1日(日)~2020年11月25日(水)調査件数:6,048件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年12月11日ベビーカレンダーは、2020年11月生まれの男の子6,161名を対象に、『11月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。11月生まれの男の子の名前は、秋らしいあの名前が人気急上昇中! 「鬼滅ネーム」の赤ちゃんも誕生しています。「玄弥」「天元」など「鬼滅ネーム」の赤ちゃんも! 11月に生まれた赤ちゃんのなかで、「鬼滅の刃」に登場するキャラクタ―と同じ名前の赤ちゃんは男女合計18名いました。 男の子では、鬼殺隊の「不死川玄弥(しなずがわ げんや)」と同じ「玄弥(げんや)」や、鬼殺隊の"柱"のひとりである「宇髄天元(うずい てんげん)」と同じ「天元(てんげん)」という名前が名づけられていました。 大ブームを巻き起こしている「鬼滅の刃」は、赤ちゃんの名づけにも大きく影響しているようです。 その他、11月生まれの男の子の名前ランキングは以下の通りです。 1位蒼 (主なよみ: あおい、そう)明るく開放的で、おおらかな印象を持つ「あ」行ネームである「蒼 (主なよみ: あおい、そう)」。2019年の年間ランキング8位から、2020年は2位へと大きくランクアップした注目の名前です。 青々とした草木が力強く生い茂る様子を連想させる、男らしいエネルギッシュな名前。人気の一文字ネームでもあります。 2位律(主なよみ:りつ)イマドキでかっこいい「ら行ネーム」の一つである「律(主なよみ:りつ)」。2019年の年間ランキングでは5位、2020年は9位にランクインした名前です。 NHKの朝ドラ『半分、青い。』で、佐藤健さんが演じた役名に使われて以降、人気の名前の常連に仲間入り。「規律」という単語に用いられ、「おきて」や「お手本」を意味することからまじめな印象を受ける名前です。 3位湊 (主なよみ:みなと)「湊 (主なよみ:みなと)」は2019年の年間ランキングでは2位、2020年は5位にランクインした名前。 「湊」という漢字は船や人が集まる場所を意味し、水辺を連想させるさわやかで海のようにおだやかで雄大なイメージのある名前です。「周囲の人から愛され、人が集まるように信頼される大人になりますように」という親の想いが感じられるようですね。 3位蓮(主なよみ:れん)2018年、2019年、2020年と3年連続で年間ランキング首位を獲得している「蓮(主なよみ:れん)」。男の子の名前で圧倒的な人気です。 蓮(はす)の花は仏教の教えの中でも用いられる花で、「清らか・落ち着き」のイメージがある名前です。また、空前の大ブームを巻き起こしている『鬼滅の刃』の主題歌である「紅蓮華」にも「蓮」という漢字が含まれているため、より身近な漢字として定着しつつあるのかもしれませんね。 5位大翔(主なよみ:はると、ひろと)「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」は2019年の年間ランキングでは7位、2020年は6位にランクインしています。 2020年の漢字ランキング2位で立派な様子を表す「大」に、漢字ランキング1位で翼を広げて大きく羽ばたく様子を意味する「翔」を組み合わせた、スケールの大きなイメージがある名前。「大きく、高く飛躍しますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 6位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)5位の「大翔」に続き、「翔」がつく「飛翔ネーム」の一つである「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。2019年の年間ランキングでは10位、2020年は13位にランクイン。2020年10月に引き続き11月も6位にランクインしています。 「人とのご縁」や「植物が実をつける」という意味の「結」を用いた名前で、落ち着いた印象を受ける「と」止めネームでもあります。 7位楓(主なよみ:かえで)2018年の年間ランキングでは76位、2019年は51位、2020年は38位へと年々ランクアップしている近年注目の名前、「楓(主なよみ:かえで)」。 楓は秋に美しく紅葉することから、秋生まれの赤ちゃんに多く名づけられる傾向にあります。2020年10月の5位に引き続き、11月もTOP10入りしました。女の子の名づけランキングでは2020年10月・11月と2カ月連続で首位を獲得しており、男女ともに人気です。 8位陽太(主なよみ:ひなた、ようた)「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」は2019年、2020年と2年連続年間ランキング15位にランクインした名前。 穏やかな太陽の光を連想し、温かさやおおらかさが感じられる「陽」に、男らしくたくましい印象を受ける「太」を組み合わせた名前。「太陽のように明るく前向きで、周囲の人も元気づけるようなはつらつとした男の子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位颯真(主なよみ:そうま、ふうま)2019年は年間ランキング16位、2020年は14位にランクインした「颯真(主なよみ:そうま、ふうま)」。 2020年の漢字ランキング11位で爽やかなイメージがある「颯」と、誠実で真面目な印象を受け漢字ランキング6位の「真」を組み合わせた名前です。たくましさとやさしさをあわせ持つ「ま止めネーム」の一つ。「そうま」というよみは2020年のよみランキング12位にランクインしています。 10位大和(主なよみ:やまと)「大和(主なよみ:やまと)」は2019年の年間ランキング9位、2020年は17位にランクインした名前。 「大和魂」「大和男児」などに使われていることから、日本古来の男の子らしいイメージの名前です。「男らしく大らかで広い心を持ち、周囲を安心させるような男の子」という印象を受けるようですね。 10位悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)2019年は年間ランキング6位、2020年は7位にランクインした「悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)」。 「悠」は「悠久」「悠然」などにも用いられ、穏やかでスケールの大きなイメージを受ける漢字で、「真」は「真実」「真面目」などに使われ「正しい」という印象のある漢字。「明るく素直な子に育ってほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 10位悠人(主なよみ:はると、ゆうと)スケールの大きな印象を受ける「悠」を用いた「悠人(主なよみ:はると、ゆうと)」。安定感のある「人」を用いた「と止めネーム」でもあります。 「はると」というよみは2019年・2020年と2年連続よみランキング首位、やさしい印象を受ける「ゆうと」というよみは2020年のよみランキング6位と、どちらも人気のよみです。 11月生まれの男の子のランキングでは、TOP3を力強く男らしいイメージの「一文字ネーム」が占めるという結果になりました。10月に引き続き、秋らしい「楓」も人気。これから男の子を出産される方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年11月1日(日)~2020年11月25日(水)調査件数:6,161件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年12月10日2019年8月、幸せの便りは二つ同時にやってきた。 一つは会社から、成果を出し続けることで勝ち取った昇格試験の合格通知。もう一つは妻から、夫婦二人がずっと待ち望んでいた妊娠の報告。大学時代から付き合っていた僕たちは、子どもを早く持ちたいという価値観が共通し、入社後すぐに入籍した。 それから9年間、振り返れば楽しくかけがえのない時間であったと同時に、「子どもを持ちたい」そう強く願う二人にとっては悩ましく、つらい9年間でもあった。治療を含め妊活するも、妊娠できない原因もわからぬまま、闇雲に時間だけが過ぎていった。半ば子どものことは諦めかけ治療もストップし、お互い好きなことをして生きようと決め、僕は昼夜を問わず仕事に邁進した。 営業職のため、やればやるだけ成果も上がり、マネージャーに昇格。会社からは厳しいフィードバックも多くなったが、期待のあらわれだと思って、歯を食いしばって働いた。 昇格から数日後、まさかもうそんなことは起きないと思っていたのに、妻からの驚きの妊娠報告を受け、嬉しくて嬉しくて二人でたくさん泣いた。そして将来生まれてくる子どものためを想い、さらに仕事に邁進した。 月日は流れ、緊急事態宣言の中、彼女は生まれた。 立ち会い出産ができない病院が多い中、立ち会いできる病院とご縁があり、10年待ったわが子を迎え入れることができた。 5月1日は、愛する人の幸せを願いすずらんを贈る「すずらんの日」。 僕たち二人に幸せを贈ってくれた愛する彼女に、生涯ずっと幸せであるように願いを込めて、“蘭”と名づけた。 寄稿/蘭パパさんイラスト/まっふベビーカレンダー恒例の人気企画「赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」。2020年はコロナ禍で、妊娠中や出産時に不安な思いをしたママ・パパも多かったと思います。そんななか1,000件以上の心温まる素敵な名づけエピソードが集まりました。今回は、「名づけエピソード大賞」受賞エピソードを、ベビーカレンダー人気連載マンガ家まっふさんのマンガでご紹介しました。 「子どもの存在が親を強くする」そのことを教えてくれるような蘭パパさんのエピソードに、ベビーカレンダー編集部でダントツの票を集め、見事大賞に選ばれました。 さまざまな名づけエピソードを知っていただくことで、一生に何度もない大切なわが子の命名の参考にしていただければ幸いです。ベビーカレンダーの「赤ちゃんの名づけエピソード」が、みなさんのお子さんを笑顔にするきっかけとなりますように。
2020年12月09日子どもから自分の名前の由来を聞かれたことはありませんか? わが家の子どもたちからもよく聞かれますが、答えるときに一緒に名づけエピソードも伝えると、子どもたちは大爆笑します。そんなわが家の名づけエピソードをご紹介します。 【第一子】マタニティハイの私が暴走初産でマタニティハイ全開だった私。妊娠がわかったころから頭の中にはたくさんの名前候補がありました。性別がわかると頭の中は名前のことでいっぱい! 「これはどう?」「あ、これもかわいいよね」なんて夫にしょっちゅう共有していました。 そんな私に、夫はちょっとうんざり気味。私の提案する名前をことごとく却下され、ちょっと険悪ムードに……。でも臨月のとき、ふとしたときに目にした名前が偶然にも2人とも気に入り、その名前に決定しました。 【第二子】第一子の反省を踏まえ夫に主導権第一子のときの私のネーミング攻撃に懲りたのか、妊娠がわかったらすぐに「2人目は俺が付ける!」とまさかの関白宣言! 夫が決めるとはいえ、ちょっとは私の意見を聞いてくれると思っていたので了承しました。 しかし、夫は頑なに「生まれるまでのお楽しみ~」と教えてくれませんでした! 結局、誕生後のカンガルーケア中に命名メールが。その名前を気に入ったのでよかったのですが、いまだにちょっと根に持っています。 【第三子】命名権は私! 今度は第二子の名づけ時の反省を生かしてか、「第三子はママが決めなよ」とまさかの命名権ゲット。性別がわかってからは、上の子たちやママ友、子どもたちの友だちを交え、命名会議を繰り広げていました。 第一子のときはあんなに次から次へと浮かんできた名前ですが、第三子はなかなか浮かばず。結局、出生届の締切日当日の朝、やっと決定しました。ちなみに誕生から約2週間、名なし期間はみんなで「赤ちゃん」と呼んでいました。 子どもが増えていくと、親戚や子どもの友だちの名前とかぶらないようにしたり、きょうだいで共通点をつけたりと、名づけにもいろいろなしばりが出てくることもありますよね。みなさんには、どんな名づけエピソードがありますか? イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:東 慶子三児の母。育児のかたわら、アンガーマネジメントキッズインストラクターの資格を取得。自身の育児経験に生かすとともに、将来的には子ども向けの講座を開催したいと考えている。
2020年11月29日ベビーカレンダーは、2020年10月生まれの男の子6,774名を対象に、『10月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。秋らしさが感じられるようになってきたこの時期。2020年10月生まれの男の子の名前では、秋にピッタリな名前がランクインしていました。1位蒼 (主なよみ: あおい、そう)「蒼 (主なよみ: あおい、そう)」は2020年2月から毎月TOP10にランクインしている人気の名前。2019年は8位、2020年は2位にランクインしました。 「蒼」という漢字は、青々と力強く生い茂る草を連想するようで、男の子らしく力強い名前です。「あおい」というよみは、おおらかな印象の「あ行ネーム」の一つです。 2位湊 (主なよみ:みなと)2020年9月は1位だった「湊 (主なよみ:みなと)」。2019年は2位、2020年は5位にランクインしました。 「湊」は水辺を連想させるようなさわやかな名前で、船や人が集まる場所を意味します。まじめで頼もしい印象の「と止めネーム」の一つでもあります。「周囲の人に愛され、人気者になりますように」と言う願いを込めて名づけてもいいですね。 3位蓮(主なよみ:れん)2018年、2019年、2020年と3年連続で首位を獲得している「蓮(主なよみ:れん)」。今男の子の名前で最も人気のある名前です。 「蓮」は、仏教の教えの中で用いられる蓮(はす)の花を連想することから、どこか清らかで落ち着きのある名前。呼びやすく覚えやすい「二音ネーム」の一つです。「清く純粋な心を持ち、清らかな人に育ちますように」といった願いを込めて名づけてもいいですね。 4位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)2019年、2020年と2年連続で3位にランクインした「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。 あたたかく周囲を照らす太陽を表す「陽」に、大空を羽ばたくような印象を受ける「翔」を組み合わせた、名前に「翔」がつく「飛翔ネーム」。秋晴れの青空の中、高く羽ばたくような壮大な印象を受けるような名前です。 5位楓(主なよみ:かえで)2018年は76位、2019年は51位にランクインした「楓(主なよみ:かえで)」。2020年は38位に大きくランクアップしました。 楓の木は木枯らしが吹き始める秋に美しく紅葉することから、「楓」は秋生まれにピッタリの名前です。 楓の種子にはプロペラのような羽がついていていることから、「大空を羽ばたくように活躍しますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 6位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)2019年は10位、2020年13位にランクインした「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。 「人とのご縁」や「植物が実をつける」という意味の「結」に、秋晴れの空を羽ばたくイメージのある「翔」を組み合わせた「飛翔ネーム」です。安定感があり落ち着いた印象を受ける「と」止めネームでもあります。6位朝陽(主なよみ:あさひ)「朝陽(主なよみ:あさひ)」は、2018年、2019年の年間ランキングでは2年連続11位に、2020年は10位にランクイン。 「澄んだ空気」「物事の始まり」「爽やか」という意味の「朝」に、エネルギッシュな太陽を連想させる「陽」を組み合わせた名前で、澄んだ秋の朝に太陽の光が差し込む様子をイメージするようですね。 6位悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)「悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)」は、2019年は6位、2020年は7位にランクインした名前。 「悠久」「悠然」などにも用いられる「悠」はスケールの大きさを感じる漢字で、「真実」「真面目」などにも使われる「真」には「正しい」という意味があります。おだやかな太陽の日差しを連想させる「はるネーム」の一つです。 9位湊斗(主なよみ:みなと)「湊斗(主なよみ:みなと)」は、2019年は14位、2020年は8位にランクイン。 船や人が集まる場所を意味する「湊」に、澄んだ秋の夜空に輝く星を連想させるような「斗」を組み合わせた、どこか神秘的な名前です。「海のような広い心を持ち、夜空に輝く星のような人を引き付ける人になりますように」と想いを込めて名づけても素敵ですね。 9位律(主なよみ:りつ)2018年は21位、2019年は5位、2020年は9位にランクインした「律(主なよみ:りつ)」。 「おきて」「お手本」などを意味し、「旋律」や「調律」など音楽に関係する言葉にも使われることから、まじめで賢くもどこか芸術的な印象を受けるような名前です。イマドキでかっこいい「ら行ネーム」の一つでもあります。 10月生まれの赤ちゃんには、「楓」という名前が男女問わず大人気! 女の子は1位、男の子は5位という結果でした。11月も引き続き、多く名づけられることが予想されます。また、名前に「秋」を用いた男の子は9月8名でしたが、10月は23名と約3倍に増えていました。「秋斗(あきと)」「智秋(ともあき)」「秋星(しゅうせい)」「快秋(かいしゅう)」「善秋(ぜんしゅう)」など23種類の名前で名づけられていました。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年10月1日(木)~2020年10月25日(日)調査件数:6,774件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年11月19日ベビーカレンダーは2020年9月、2019年10月、11月に生まれた18,516名の女の子を対象に、「秋生まれの赤ちゃんの名前」を大調査! いま最も人気のある秋生まれの女の子の名前ランキングTOP20をご紹介します。 1位陽葵(ひなた、ひまり)秋生まれの名前で一番人気だったのが「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2019年、2020年と連続で名前ランキング1位を獲得しており、一年を通して人気があります。おだやかな太陽をイメージさせる「陽」と美しい花を咲かせる「葵」を組み合わせた、かわいらしいフラワーネームです。 2位楓(かえで)「楓(主なよみ:かえで)」は美しい紅葉が楽しめる落葉樹をイメージすることから、毎年秋から冬にかけて人気が高まる名前です。2020年名前ランキングでは21位でした。 3位紬(つむぎ)「紬(主なよみ:つむぎ)」は、2019年の4位から、2020年は2位にランアップした人気の名前です。紬糸で織られた絹織物である「紬」は、江戸時代には普段着として愛用されていたほど丈夫で美しい布を表します。古風な印象のあるレトロネームの一つです。 4位凛(りん)「凛(りん)」は、2018年、2019年と2年連続名前ランキング2位にランクインし、2020年は3位を獲得しました。「凛とした」という言葉に使われることから、自分の道を毅然とした態度で歩んでいく女性をイメージするようです。 5位結月(ゆづき)「結月(主なよみ:ゆづき)」は2019年9位から、2020年は4位にランクアップ。空気が澄んで月がきれいに見える秋にピッタリの名前です。 6位澪(みお)「澪(主なよみ:みお)」は2018年17位、2019年11位、2020年9位と着実に順位を上げ、人気が上がってきている名前です。みずみずしく爽やかな印象を受けるようなかわいらしい響きの名前です。 7位陽菜(はるな、ひな)2018年5位、2019年14位、2020年10位にランクインした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。あたたかい太陽の日差しとおだやかさを感じさせる、人気の菜の花ネームです。 7位莉子(りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は2018年8位、2019年6位、2020年8位にランクインし、近年人気上昇中。名前に「子」がつくレトロネームでありながらも、「りこ」という現代風の響きが特徴的なかわいらしい名前です。 9位芽依(めい)2018年7位、2019年は8位、2020年は4位にランクインした「芽依(主なよみ:めい)」。植物が芽吹くイメージの「芽」を用い、エネルギーに満ち溢れた印象を受けます。 10位美月(みつき、みづき)2018年、2019年、2020年と3年連続で13位にランクインした「美月(主なよみ:みつき、みづき)」。その字の通り、美しく輝く月を連想する名前で、中秋の名月が楽しめる秋らしい名前です。同名では、女優の山本美月さんが活躍されています。 11位葵(あおい)2018年は1位、2019年は3位、2020年は7位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。美しく咲く花を連想させる名前で、年間を通じて人気が高いフラワーネームです。 11位結愛(ゆあ、ゆめ)「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆめ)」は、2018年は13位、2019年は7位、2020年は12位にランクイン。響きもかわいらしく、「周囲の人から愛される女の子になりますように」という想いが感じられるようです。 13位結衣(ゆい)2018年4位、2019年は12位、2020年は11位にランクインした「結衣(主なよみ:ゆい)」。こちらも女の子に人気の「結」を用いた名前で、女優の新垣結衣さんが同名で活躍されています。 14位結菜(ゆな、ゆいな)2018年の年間ランキングでは3位、2019年は5位、2020年上半期ランキングでは3位にランクインした「結菜(主なよみ:ゆな、ゆいな)」。やわらかい響きとやさしいイメージがいっぱいの「菜の花ネーム」です。 15位杏(あん)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は16位、2020年上半期ランキングでは14位にランクインした「杏(主なよみ:あん)」。秋に美しい紅葉を見せてくれる、イチョウの木の「銀杏」を連想する方もいらっしゃるのではないでしょうか。覚えやすくてキュートな「二音ネーム」の一つです。同名では女優で3児のママ、杏さんが活躍されています。 16位彩葉(あやは、いろは)2018年は55位、2019年は27位、2020年は18位と大きくランクアップし続けている「彩葉(主なよみ:あやは、いろは)」。秋になり紅葉が彩り豊かに色づくイメージのある「彩葉」は、特に秋に多くつけられる名前の一つです。 17位詩(うた)「詩(主なよみ:うた)」は2018年に43位、2019年は35位、2020年は17位と最近増えてきている名前の一つ。言葉がリズムよく連なる「詩」を連想し、「詩吟」「詩人」などにも使われていることから、豊かな感性やロマンチックな芸術性を感じるような名前です。 18位凜(りん)2018年11位、2019年10位、2020年16位にランクインした「凜(主なよみ:りん)」。「りりしい」「きりっとしている」の他に、「冷たい氷に触れたように心身ともに引き締まる感じ」という意味があり、寒くなる秋から冬にかけてぴったりの名前です。※本ランキング4位「凛」のつくり下部は「示」、18位「凜」は「禾」 19位朱莉(あかり、しゅり)2018年は30位、2019年は21位、2020年は22位にランクインした「朱莉(主なよみ:あかり、しゅり)」。「朱」と言えば、少し茶がかった赤色。高貴な雰囲気があり、美しい紅葉をイメージするような名前です。 20位咲良(さくら、さら)2018年11位、2019年と2020年は14位にランクインした「咲良(主なよみ:さくら、さら)」。桜の花のように多くの人に愛され、親しまれるよう願って名づけてもいいですね。 秋生まれの女の子に人気の名前では、美しい紅葉のイメージを受ける「楓」や「彩葉」、夜空に美しく輝く「美月」「結月」など、秋らしい漢字を用いた名前がランクインしました。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月1日(火)~2019年10月22日(火)、2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)、2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:18,516件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年11月09日