2019年8月、幸せの便りは二つ同時にやってきた。 一つは会社から、成果を出し続けることで勝ち取った昇格試験の合格通知。もう一つは妻から、夫婦二人がずっと待ち望んでいた妊娠の報告。大学時代から付き合っていた僕たちは、子どもを早く持ちたいという価値観が共通し、入社後すぐに入籍した。 それから9年間、振り返れば楽しくかけがえのない時間であったと同時に、「子どもを持ちたい」そう強く願う二人にとっては悩ましく、つらい9年間でもあった。治療を含め妊活するも、妊娠できない原因もわからぬまま、闇雲に時間だけが過ぎていった。半ば子どものことは諦めかけ治療もストップし、お互い好きなことをして生きようと決め、僕は昼夜を問わず仕事に邁進した。 営業職のため、やればやるだけ成果も上がり、マネージャーに昇格。会社からは厳しいフィードバックも多くなったが、期待のあらわれだと思って、歯を食いしばって働いた。 昇格から数日後、まさかもうそんなことは起きないと思っていたのに、妻からの驚きの妊娠報告を受け、嬉しくて嬉しくて二人でたくさん泣いた。そして将来生まれてくる子どものためを想い、さらに仕事に邁進した。 月日は流れ、緊急事態宣言の中、彼女は生まれた。 立ち会い出産ができない病院が多い中、立ち会いできる病院とご縁があり、10年待ったわが子を迎え入れることができた。 5月1日は、愛する人の幸せを願いすずらんを贈る「すずらんの日」。 僕たち二人に幸せを贈ってくれた愛する彼女に、生涯ずっと幸せであるように願いを込めて、“蘭”と名づけた。 寄稿/蘭パパさんイラスト/まっふベビーカレンダー恒例の人気企画「赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」。2020年はコロナ禍で、妊娠中や出産時に不安な思いをしたママ・パパも多かったと思います。そんななか1,000件以上の心温まる素敵な名づけエピソードが集まりました。今回は、「名づけエピソード大賞」受賞エピソードを、ベビーカレンダー人気連載マンガ家まっふさんのマンガでご紹介しました。 「子どもの存在が親を強くする」そのことを教えてくれるような蘭パパさんのエピソードに、ベビーカレンダー編集部でダントツの票を集め、見事大賞に選ばれました。 さまざまな名づけエピソードを知っていただくことで、一生に何度もない大切なわが子の命名の参考にしていただければ幸いです。ベビーカレンダーの「赤ちゃんの名づけエピソード」が、みなさんのお子さんを笑顔にするきっかけとなりますように。
2020年12月09日ベビーカレンダーは、2020年11月生まれの赤ちゃん12,209名を対象に、11月生まれベビーの名づけトレンドを調査しました。11月は「みつり」「玄弥」「天元」「実弥」といった“鬼滅ネーム”ベビーが続々誕生していました! 赤ちゃんの名づけにも「鬼滅の刃」旋風が! 2020年、社会現象的な流行となった「鬼滅の刃」。映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、国内興行収入歴代2位を記録しました。そんな大ブームを巻き起こしている「鬼滅の刃」は、赤ちゃんの名づけにも大きく影響しています。 11月に生まれた赤ちゃんのなかで、「鬼滅の刃」に登場するキャラクタ―と同じよみの赤ちゃんが270名、同じ名前の赤ちゃんは18名いました。「鬼滅の刃」のキャラクターと同じ名前やよみの“鬼滅ネーム”。11月生まれの赤ちゃんの名前のよみでは、女の子122名、男の子148名、合計270名いました。 「あおい」「るい」「かなた」など年間を通して人気のよみもありますが、「みつり」「玄弥(げんや)」「天元(てんげん)」などは「鬼滅の刃」をもとに名づけられたことが推察されます。 鬼滅の刃のキャラクター「⽢露寺蜜璃(かんろじ みつり)」と同じ「みつり」というよみの⼥の⼦は、昨年0名でしたが、10月は2名、11月は3名と毎月名づけられています。「嘴平伊之助(はしびら いのすけ)」の母、「嘴平琴葉(ことは)」と同じ「琴葉」という名前は、11月生まれの女の子に10名いました。 発売前から紙のマンガの予約が取れないほど注目されている最終23巻が12月4日(金)に発売されることもあり、ますます注目度の上がる「鬼滅の刃」。今後も“鬼滅ネーム”が増えていきそうです。 【11月生まれ】名前ランキングTOP10 【女の子】2カ月連続で「楓」が1位!11月生まれの女の子に人気の名前1位は「楓(主なよみ:かえで)」、2位「結月(主なよみ:ゆづき)」、3位「紬(主なよみ:つむぎ)」「凛(主なよみ:りん)」でした。「楓」は10月に続き、2カ月連続で1位を獲得。2019年には10月から12月の3カ月連続で月間ランキング1位となっており、毎年秋生まれの女の子の名づけで人気が急上昇しています。 また、女の子の名づけは古風で日本的な印象のある“レトロネーム”が大ブーム! 大正時代を舞台としたアニメ「鬼滅の刃」の爆発的ヒットも、そのブームを後押ししています。 TOP3の「楓」「結月」「紬」のほか、7位「澪(主なよみ:みお)」、「子」を止め字に用いた同率7位「莉子(りこ)」、11位「葵(あおい)」、「彩葉(主なよみ:いろは)」、14位「美月(主なよみ:みづき)」、16位「凪(主なよみ:なぎ)」「柚葉(主なよみ:ゆずは)」といったレトロネームが上位にランクインしています。 【男の子】10月に続き11月も「楓」がTOP10入り11月生まれの男の子の人気名前1位は「蒼(主なよみ:あおい、あお)、2位「律(主なよみ:りつ)」、3位「湊(主なよみ:みなと、そう)」「蓮(主なよみ:れん)」でした。毎年秋になると人気が急上昇する「楓」。9月24位でしたが、10月は5位、11月は7位とTOP10入りしており今秋も多く名づけられています。 【11月生まれ】よみランキングTOP10【女の子】「ふうか」「いろは」など紅葉をイメージする名前が人気11月生まれの女の子に人気のよみは、1位「ほのか」、2位「つむぎ」「ふうか」でした。2020年ランキング32位の「ふうか」は、月間ランキング9月19位、10月24位でしたが、11月に2位へ大幅ランクアップ! 「楓佳」「楓華」「楓花」「楓果」の順に多く名づけられており、11月に美しく色鮮やかに紅葉する「楓」を用いた名づけが増えていることがわかります。 4位「いろは」は、「彩葉」「色葉」「紅葉」といった名前があてられており、紅葉をイメージする季節感ある名づけがされていました。 【男の子】TOP10中、6つが「と止めネーム」!11月生まれの男の子に人気のよみ1位「はると」、2位「ゆいと」、3位「ゆうと」という結果でした。「はると」は2018年以降、3年連続で年間よみランキング1位を獲得している、今最も人気のよみです。男の子のよみは、「〇〇と」とよむ「と止めネーム」が近年大人気! 11月はTOP3のほか、4位「あおと」、5位「あきと」、8位「みなと」と6つの名前が「と止めネーム」でした。また、夏は40位以下だった「あきと」が、9月26位、10月12位、11月には6位と順位を上げており、秋を連想する名前として秋が深まるにつれ人気が高まっているようでした。 【11月生まれ】漢字ランキングTOP10【女の子】 「楓」を用いた名前の赤ちゃんが増加11月生まれの女の子の名前で多く使われた漢字TOP3は、1位「莉」、2位「愛」、3位「花」でした。8月の人気漢字1位は「夏」でしたが、9月以降3カ月連続で「莉」が1位を獲得しています。 11月生まれの女の子の名前1位だった「楓」は漢字ランキング13位。10月の20位から大きくランクアップしており、10月よりもさらに多くの赤ちゃんが「楓」を用いた名づけをされていることがわかります。女の子では、人気の名前1位「楓」のほか、22位「楓佳(主なよみ:ふうか)」、38位「楓華(主なよみ:ふうか)」など19種類の名前のバリエーションで「楓」を用いた名づけがされていました 【男の子】「楓」を使った名前が、なんと35種類も!11月生まれの男の子人気漢字1位は「斗」、2位「翔」、3位「太」と、10月とまったく同じTOP3でした。「楓」は11月31位。「楓」を用いた男の子の名前では、7位「楓」のほか、46位に「楓真(主なよみ:ふうま)」もランクイン。 このほか、「楓人(主なよみ:ふうと)」「楓芽(主なよみ:ふうが)」「楓太(主なよみ:ふうた)」「楓都(主なよみ:ふうと)」など35種類のバリエーションで名づけられていました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年11月1日(日)~2020年11月25日(水)調査件数:12,209件(女の子:6,048件/男の子:6,161件 ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2020年12月04日ベビーカレンダーは、2020年に生まれた赤ちゃん16万人の名前を大調査!今回は、2020年生まれの女の子79,425名を対象に調査した、人気の名前ランキングをご紹介します。大ブームとなっている『鬼滅の刃』にまつわる名前も増えていました。 1位陽葵(主なよみ:ひまり、ひなた)2019年に続き2020年も1位を獲得し、いま最も人気のある名前「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。月間の名前ランキングでも常に上位をキープし、2020年の5〜9月間は5か月間連続で1位に輝いたことからも、トレンドの名前だという事がわかります。ぽかぽかと暖かい太陽の「陽」と、美しい花を咲かせる「葵」を組み合わせた、女の子らしい「フラワーネーム」の一つです。 2位紬 (主なよみ:つむぎ)「紬(主なよみ:つむぎ)」は2018年の年間ランキングでは16位、2019年は4位、2020年は2位にランクインし、近年人気が右肩上がりの名前です。「紬」は古風で日本的なイメージを受けるようで、紬糸で織られた絹織物を意味する漢字。「芯のある上品な女性」という印象を受けるような名前です。 3位凛(主なよみ:りん)2018年、2019年の年間ランキングでは2位にランクインした「凛(主なよみ:りん)」が、2020年は3位にランクイン。2020年の月間ランキングでは2月、3月に首位を獲得していることからも、凛と空気が澄んだ冬生まれの女の子に人気が高まるようです。まるで「りんりん」と鈴の音が鳴っているような女の子らしい響きでありつつも、「凛とした」「凛々しい」にも用いられるということから、かわいらしさと美しさを兼ね備えたような名前です。 4位芽依(主なよみ:めい)2019年の年間ランキング8位から、2020年は4位へと大きくランクアップした「芽依(主なよみ:めい)」。草木の発芽を連想させる「芽」と、いつくしみを感じる「依」を組み合わせた名前。「エネルギーに満ち溢れた、愛らしい女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 4位結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)2019年の年間ランキング9位から、2020年は4位へと大きくランクアップした「結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)」。「ゆづき」というよみも2020年よみランキング23位にランクインしています。「結ぶ」「実をつける」という意味がある「結」に、夜空に輝く美しい「月」を組み合わせた美しい名前で、年間を通じて人気があります。 6位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)2019年の年間ランキングでは5位、2020年は6位と引き続き高い人気の「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」。5位の「結月」にも用いられている、結びつきを表すような「結」に、黄色く美しい菜の花を連想させる「菜」を用いた、女の子に人気の名前です。止め字に「な」の音がつくことで、やわらかく優しげな印象を受けるようですね。 7位葵(主なよみ:あおい)2019年は3位、2020年は7位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。2020年の男の子の年間ランキングでは39位に、女の子のよみランキングでも4位にランクインしていることから、男女ともに人気の名前ということがわかります。太陽に向かって力強く美しく成長する葵の花のように、「すくすくと健康に成長しますように」という想いを込めてもいいですね。 8位莉子(主なよみ:りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は2019年の年間ランキングでは6位、2020年は8位にランクインした名前。和風な名前に用いられる止め字「子」を用いた「レトロネーム」の一つではありますが、「りこ」という響きが現代風で2020年のよみランキング16位にランクインしています。「莉」はジャスミンの一種である「茉莉花」に用いられており、2020年漢字ランキング4位の人気漢字です。 9位澪(主なよみ:みお、れい)2019年の年間ランキング11位から、2020年は9位へとランクアップしてTOP10入りした「澪(主なよみ:みお)」。「みお」というよみもかわいらしく、2019年、2020年と2年連続よみランキングで7位にランクインしています。「澪」は船が通る水路を意味し、水がおだやかに流れるような、どこか安心感のある名前です。 10位陽菜(主なよみ:ひな、はるな)2019年の年間ランキング14位から、2020年は10位へとランクアップしてTOP10入りした「陽菜(主なよみ:ひな、はるな)」。2020年6月、7月と2カ月連続で月間ランキング5位にランクインしていることからも、初夏のぽかぽかと暖かい季節に人気が高まるようです。「明るくも穏やかなかわいらしい女の子になりますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。「鬼滅ネーム」の「みつり」ちゃんも!近年、ベビーカレンダーの名前調査において大人気なのが、古風で日本的な趣を感じる「レトロネーム」です。2020年も、特に女の子の名前で多くのレトロネームが上位に集中しています。今年、空前の大ブームを巻き起こしたマンガ/アニメ作品『鬼滅の刃』は、舞台は大正時代ということもあり、レトロネームの人気を後押ししていると考えられます。 実際に、人気の女性キャラクター「甘露寺蜜璃(かんろじ・みつり)」と同じ「みつり」という名前のよみの女の子は、昨年0人から今年は7人に増加しており、そのうち2人は漢字も同じ「蜜璃(みつり)」ちゃんでした。 このほか、大人気のキャラクター「冨岡義勇」が使う技の一つ「凪(主なよみ:なぎ)」が、女の子では一昨年74位、昨年55位でしたが、今年は27位と、順位を上げています。 2020年生まれの女の子の名前は「紬」をはじめ、古風で日本的なイメージを持つ漢字を使った「凛」「結月」「葵」「澪」や、和風な名前に用いられる止め字「子」を含んだ「莉子」がランクイン。『鬼滅の刃』がさらなる「レトロネーム」ブームの追い風となりそうです。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:79,425件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年11月30日子どもから自分の名前の由来を聞かれたことはありませんか? わが家の子どもたちからもよく聞かれますが、答えるときに一緒に名づけエピソードも伝えると、子どもたちは大爆笑します。そんなわが家の名づけエピソードをご紹介します。 【第一子】マタニティハイの私が暴走初産でマタニティハイ全開だった私。妊娠がわかったころから頭の中にはたくさんの名前候補がありました。性別がわかると頭の中は名前のことでいっぱい! 「これはどう?」「あ、これもかわいいよね」なんて夫にしょっちゅう共有していました。 そんな私に、夫はちょっとうんざり気味。私の提案する名前をことごとく却下され、ちょっと険悪ムードに……。でも臨月のとき、ふとしたときに目にした名前が偶然にも2人とも気に入り、その名前に決定しました。 【第二子】第一子の反省を踏まえ夫に主導権第一子のときの私のネーミング攻撃に懲りたのか、妊娠がわかったらすぐに「2人目は俺が付ける!」とまさかの関白宣言! 夫が決めるとはいえ、ちょっとは私の意見を聞いてくれると思っていたので了承しました。 しかし、夫は頑なに「生まれるまでのお楽しみ~」と教えてくれませんでした! 結局、誕生後のカンガルーケア中に命名メールが。その名前を気に入ったのでよかったのですが、いまだにちょっと根に持っています。 【第三子】命名権は私! 今度は第二子の名づけ時の反省を生かしてか、「第三子はママが決めなよ」とまさかの命名権ゲット。性別がわかってからは、上の子たちやママ友、子どもたちの友だちを交え、命名会議を繰り広げていました。 第一子のときはあんなに次から次へと浮かんできた名前ですが、第三子はなかなか浮かばず。結局、出生届の締切日当日の朝、やっと決定しました。ちなみに誕生から約2週間、名なし期間はみんなで「赤ちゃん」と呼んでいました。 子どもが増えていくと、親戚や子どもの友だちの名前とかぶらないようにしたり、きょうだいで共通点をつけたりと、名づけにもいろいろなしばりが出てくることもありますよね。みなさんには、どんな名づけエピソードがありますか? イラスト/(c)chicchimama監修/助産師REIKO著者:東 慶子三児の母。育児のかたわら、アンガーマネジメントキッズインストラクターの資格を取得。自身の育児経験に生かすとともに、将来的には子ども向けの講座を開催したいと考えている。
2020年11月29日ベビーカレンダーは、2020年に生まれた赤ちゃん16万人の名前を大調査!今回は、2020年生まれの男の子81,896名を対象に調査した、人気の名前ランキングをご紹介します。大ブームとなっている『鬼滅の刃』にまつわる名前も増えていました。 1位蓮(主なよみ:れん)2018年から3年連続で首位を獲得した「蓮(主なよみ:れん)」。季節を問わず常に上位にランクインしており、不動の人気。空前の大ブームを巻き起こし、国民的マンガ/アニメ作品といっても過言ではない『鬼滅の刃』の主題歌「紅蓮華」にも「蓮」という漢字が含まれており、これまでよりも身近な漢字として定着しつつあるのかもしれませんね。 2位蒼 (主なよみ:あおい、あお)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は8位と順位を上げ、2020年は2位へと更にランクアップした「蒼(主なよみ:あおい、あお)」。青々と力強く生い茂る草を連想するようで、男の子らしく力強い名前です。同名では人気俳優の中村蒼さんがご活躍されています。名前のよみは「あおい」というよみが多数派という結果になりました。 3位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」は、2019年に引き続き、2020年も年間ランキング3位にランクインした名前。2020年3月、4月の月間ランキングでは首位を獲得しており、ぽかぽかと暖かくなる春に特に人気が高まる傾向にあるようです。太陽の優しい陽射しの中を空高く羽ばたくような印象を受ける名前で、人気の「飛翔ネーム」の一つです。 4位樹(主なよみ:いつき、たつき)「樹(主なよみ:いつき、たつき)」は、2019年に引き続き、2020年も年間ランキング4位にランクインした名前。「大樹」「樹木」「樹立」などに用いられることから「大きくて太い大樹のように、たくましくまっすぐな男の子に育ちますように」と願いを込めて名づけてもいいですね。賢くシャープでかっこいい印象を受ける「き止めネーム」の一つでもあります。 5位湊(主なよみ:みなと、そう)2019年は2位、2020年は5位にランクインした「湊(主なよみ:みなと、そう)」。「みなと」というよみは2019年に3位、2020年には2位にランクインする人気のよみ。「湊」は船や人が集まる場所を意味し、おだやかに水が流れる様子を連想させるような名前です。 6位大翔(主なよみ:ひろと、はると)2019年7位からワンランクアップして、2020年は6位だった「大翔(主なよみ:ひろと、はると)」。2020年は季節を問わずほぼ一年を通じてTOP10にランクインしていました。大きくて立派な様子を表す「大」に、翼を広げて大きく羽ばたく様子を意味する「翔」を組み合わせた、大きく飛躍するような名前。こちらも3位の「陽翔」と同じく、男の子に人気の「飛翔ネーム」の一つです。 7位悠真(主なよみ:ゆうま、はるま)2019年の年間ランキングでは6位、2020年は7位にランクインした「悠真(主なよみ:ゆうま、はるま)」。「遥か遠く」「のんびりしている様子」を表す「悠」に、「真実」や「正しい」を意味する「真」を組み合わせた、どっしり男らしい名前。「ま」は包み込むような安定感のある音で、止め字に使うと落ち着いた印象になります。8位湊斗(主なよみ:みなと)2019年の年間ランキング14位から、2020年は8位へと大きくランクアップした「湊斗(主なよみ:みなと)」。船や人が集まる場所を意味する「湊」に、夜空に輝く北斗七星を連想させるような「斗」を組み合わせた、穏やかでありつつもどこか神秘的な名前です。「夜空に輝く星のように人を引き付ける人になりますように」と願いを込めて名づけてもいいですね。 9位律(主なよみ:りつ)2019年の年間ランキング5位から少し順位を下げ、2020年は9位にランクインした「律(主なよみ:りつ)」。2018年の上半期に放送されたNHKの朝ドラ『半分、青い。』で、人気俳優・佐藤健さんが演じた役名に使われて以降、人気ネームの仲間入りしています。「律」は「おきて」「お手本」などを意味し、「旋律」や「調律」など音楽に関係する単語にも用いられ、まじめで賢くどこか芸術的な印象を受けるような名前です。 10位朝陽(主なよみ:あさひ)2019年の年間ランキングでは11位、2020年は10位にランクインした「朝陽(主なよみ:あさひ)」。2020年は9月、10月の月間ランキングでTOP10入りしていることから、特に秋に人気の高まる名前のようです。「澄んだ空気」「物事の始まり」「爽やか」という意味の「朝」に、エネルギッシュな太陽を連想させる「陽」を組み合わせた爽やかな名前です。大人気『鬼滅の刃』をもとにした「鬼滅ネーム」が増加!また、『鬼滅の刃』のキャラクターに関連した「鬼滅ネーム」が、男女ともに増加傾向しています。「週刊少年ジャンプ」で発表された「第二回『鬼滅の刃』キャラクター人気投票」で主人公を追い抜き2位にランクインした人気キャラクター「冨岡義勇(とみおか・ぎゆう)」と同じ「義勇(ぎゆう)」という名前の男の子は、昨年0人でしたが、今年は4人に増加していました。 さらに、男女ともに順位が急上昇したレトロネームでは、冨岡義勇が使う技の一つ「凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)」にも注目。男の子では、一昨年はTOP100圏外、昨年93位でしたが、今年は24位に大きくランクアップ。 2020年生まれの男の子の赤ちゃんの名前ランキングでは、3年連続で「蓮」が首位という結果となりました。TOP10には「陽」「翔」「湊」の漢字を含む名前が2つずつランクイン。人気の漢字だということがわかります。子どもたちにも大人気の『鬼滅の刃』が追い風となり、今後もますます「鬼滅ネーム」が増加しそうです。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木) 調査件数:81,896件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年11月27日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は、12月生まれの女の子8,079名を調査した人気の名前ランキングをご紹介します。冬らしい「柚」や紅葉を連想させる「楓」など季節感のある名前がランクインしました。 1位楓(かえで)2019年の年間ランキングでは18位、2020年は21位にランクインした「楓(主なよみ:かえで)」が、12月生まれの女の子に最も多く名づけられていました。2019年は10月以降、3カ月連続で1位を獲得。2020年10月生まれの女の子の名前ランキングでも1位となっており、秋から冬にかけて美しく紅葉する「楓」はこの時季に特に人気が高まっています。 楓の種子には翼のようなものがついていることから、「大空を羽ばたくように成長しますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2位結月(ゆづき)「結月(主なよみ:ゆづき)」は、2019年の年間ランキング9位から、2020年は4位へとランクアップした名前。 「人とのご縁」「結果が実を結ぶ」などのイメージのある「結」と、夜空で優しく輝く「月」を組み合わせた名前です。空気が澄んで美しい月が見えるこの時季らしい、神秘的で美しい名前です。 2位陽葵(ひなた、ひまり)2019年、2020年と2年連続で年間ランキングで1位を獲得している「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。「ひまり」というよみは、よみランキングでも6位を獲得しています。 女の子に大人気の花にまつわる「フラワーネーム」の一つです。あたたかな太陽の日差しの下で、葵の花がきれいな花を咲かせてまっすぐに伸びている様子をイメージするような、かわいらしく穏やかな印象を受ける名前です。 4位紬(つむぎ)「紬(主なよみ:つむぎ)」は、2019年の年間ランキング4位から、2020年は2位へとランクアップした名前です。よみランキングでも2019年の10位から、2020年は5位へと順位を上げている、近年注目の名前です。 「紬」とは紬糸で織られた絹織物のことで、しっかりと丈夫な生地であることから江戸時代には普段着としても使用されていたそう。どことなく和を感じさせる「レトロネーム」の一つです。「芯のある子になりますように」「丈夫な縁や絆で結ばれますように」といった願いを込めて名づけてもいいですね。 5位莉子(りこ)2019年は6位、2020年は8位にランクインした「莉子(主なよみ:りこ)」。呼びやすくキュートな印象を受ける「二音ネーム」の一つで、よみランキングでも2019年は14位、2020年は16位にランクインしました。 止め字に「子」を用いた 「レトロネーム」でありがら、可憐で現代風な響きも魅力。ひらがなで書いた印象も丸みを帯びていてかわいいらしいですね。 6位柚希(ゆずき、ゆき)2019年は29位、2020年は39位にランクインした「柚希(主なよみ:ゆずき、ゆき)」。 日本では昔から冬至に柚子湯に入る習慣があり、「柚湯」は冬の季語のひとつ。12月とゆかりのある「柚」の漢字を使った名前ということで、ランクアップしたと考えられます。爽やかな印象のある「柚」に、希望の「希」を組み合わせた、元気のいい印象を受けるような名前です。 7位結菜(ゆいな、ゆな)「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」は2019年は5位、2020年は6位にランクイン。漢字ランキング3位の「結」と、2位の「菜」を合わせたイマドキの名前です。 「人との結びつき」「実を結ぶ」などを連想する「結」に、黄色くかわいらしい菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた、女の子の名づけに人気の「菜の花ネーム」の一つです。 8位芽依(めい)2019年8位から、2020年は4位にランクアップした「芽依(主なよみ:めい)」。音に温かみがあり、明るい印象を受ける「ま行ネーム」で、そのよみからはトトロに登場する元気いっぱいなメイちゃんを想像する方もいらっしゃるかもしれませんね。 「めい」というよみは二音で呼びかけやすく、2020年よみランキング2位と大人気。「若葉が芽吹く様にエネルギーに満ち溢れ、周囲から愛される人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 9位杏(あん)2019年の年間ランキングでは16位、2020年は15位にランクインした「杏(主なよみ:あん)」。 秋から冬にかけて美しく紅葉するイチョウの木になる「銀杏」にも用いられることから、「杏」はこの時機らしい名前です。一方、「アン」という名前は外国の方でも呼びやすいため、グローバルに活躍できそう。覚えやすくてキュートな「二音ネーム」の一つです。 9位結愛(ゆあ、ゆめ)2019年の年間ランキングでは7位、2020年は12位にランクインした「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆめ)」。 人とのご縁を表す「結」と、周囲の人から愛し愛されるようなイメージの「愛」を組み合わせた、愛に満ち溢れたような名前です。「愛に溢れ、幸せいっぱいの女の子になりますように」という親の思いが感じられるようですね。 9位凜(りん)2019年の年間ランキングでは10位、2020年は16位にランクインした「凜(主なよみ:りん)」。名前に「ん」が入ることで軽やかでかわいらしい響きになる「撥音ネーム」の一つです。 「凜とする」という言葉に使われるように「芯が強く、品のある女性」といったイメージがあり、「自分の道を毅然と歩んでいくような、美しく自立した女性に成長しますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 9位澪(みお、れい)2019年の年間ランキングでは11位、2020年は9位にランクインした「澪(主なよみ:みお、れい)」。「みお」というよみも人気で、2019年、2020年と2年連続で7位にランクインしています。 「澪」は川や海の船が通る水路を意味する漢字で、みずみずしくもゆったりと安心感のある印象を受ける名前です。 12月生まれの女の子の名前では、冬らしい「柚」を用いた「柚希」や、紅葉を連想させる「楓」、冬にかけて紅葉するイチョウの木になる銀杏の「杏」がランクインしました。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年12月1日(日)~2019年12月31日(火) 調査件数:8,079件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年11月24日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は、12月生まれの男の子8,256名を調査した、人気の名前ランキングをご紹介します。12月は冬らしいあの名前が人気急上昇していました。 1位樹(いつき、たつき)12月生まれの男の子に最も多く名づけられていた名前は、2019年、2020年と2年連続年間ランキング4位だった「樹(主なよみ:いつき、たつき)」でした。生命力あふれる樹木をイメージさせる「樹」という漢字も人気で、人気の漢字ランキングでは2019年、2020年と2年連続で18位にランクインしています。 「大木のように、豊かにすくすくと成長しますように」といった想いを込めて名づけてもいいですね。 2位湊(そう、みなと)2019年の年間ランキングでは2位、2020年は5位にランクインした「湊(主なよみ:そう、みなと)」。海の雄大さを感じさせる「湊」は船や人が集まる場所を指し、2019年、2020年と2年連続男の子の漢字ランキングで14位にランクインする人気漢字です。 「みなと」というよみは、まじめで頼もしい印象の「と止めネーム」の一つです。「社交的で頼もしく、多くの人から愛される人」というイメージを受けるようですね。 3位蓮(れん)2018年以降3年連続で名前ランキングで1位を獲得し、近年非常に人気が高い「蓮(主なよみ:れん)」。力強い名前が多い「一文字ネーム」の一つです。 水面に浮かぶ蓮の花は、仏教で用いられる花としても知られており、どこか清らかで落ち着いた印象があります。「美しい心を持ち続け、自分の道を信じて進む子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 4位蒼(あおい、そう)「蒼(主なよみ:あおい、そう)」は、2019年の年間ランキング8位から、2020年は2位へと大きくランクアップした名前です。 植物が生い茂る様子を意味する「蒼」という漢字は、2019年、2020年と2年連続9位にランクインする人気漢字。青々とした草木が生い茂るように、元気いっぱいな男の子を連想するようです。 4位悠真(はるま、ゆうま)2019年の年間ランキングでは6位、2020年は7位にランクインした「悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)」。「はるか遠い」「おだやかでのんびりしている様子」を意味する「悠」も近年人気の漢字で、2019年、2020年と2年連続8位にランクインしています。 「真実」「真面目」に使われる「真」と組み合わせることで、「おおらかで落ち着いていて、正直な人」というイメージを受けるような名前ですね。 6位陽翔(はると、ひなと)2019年、2020年と2年連続3位の「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。「はると」というよみは、2年連続よみランキング1位を獲得しています。 希望に満ち溢れた「飛翔ネーム」の一つで、太陽を連想させる「陽」に大空を羽ばたくイメージの「翔」を組み合わせることで、青空を空高く飛んでいくような明るく壮大な印象を受ける名前です。 7位柊(しゅう)2019年の年間ランキングでは100位圏外だったものの、2020年は56位へと大きくランクアップした「柊(主なよみ:しゅう)」。 クリスマスの飾りとしてもよく用いられる柊(ひいらぎ)は、冬になると赤い実がなります。漢字のつくりに「冬」がつくため、冬生まれの赤ちゃんの名前にぴったり。毎年冬になると多く名づけられる名前です。 8位律(りつ)2019年の年間ランキングでは5位、2020年は9位と近年人気の高い「律(主なよみ:りつ)」。どこかイマドキな雰囲気の響きで、カッコイイ「ら行ネーム」の一つです。 「律」は「規律」「律する」などにも使われ、「おきて」「お手本」という意味があることから真面目でかしこい印象を受ける名前。一方で「旋律」「調律」など音楽に関係する言葉にも使われていることから、芸術的な雰囲気も感じるようです。 9位湊斗(みなと)2019年の年間ランキング14位から、2020年は8位へとランクアップした「湊斗(主なよみ:みなと)」。「みなと」は2020年よみランキングでも2位と大変人気です。 穏やかでやさしいイメージのある「湊」に、止め字としても人気で冬の夜空に輝く北斗七星を連想するような「斗」を組み合わせた名前。「人を引き付ける、魅力ある人になりますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。 10位大和(やまと)2019年の年間ランキングでは9位、2020年は17位にランクインした「大和(主なよみ:やまと)」。「大和魂」「大和男児」などにも使われ、日本の伝統的な美しさと男らしさを感じられる名前です。 「大らかで広い心を持ち、和やかでありつつも周囲を引っ張るような頼もしい人になってほしい」という想いが込められているようですね。 2019年12月は「蒼」「柊」「律」など、TOP10中のなかに漢字一文字「一文字ネーム」が6つランクインしていました。特に「柊」は12月に急上昇した冬生まれにぴったりの名前です。これから男の子を出産される方は参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年12月1日(日)~2019年12月31日(火) 調査件数:8,256件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年11月23日ベビーカレンダーは、2020年10月生まれの女の子6,417名を対象に、『10月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。10月生まれの女の子は、秋感溢れる「楓」が人気ナンバーワンでした。また、鬼滅の刃の影響と思われる名前も……! 1位楓(主なよみ:かえで)2019年は18位、2020年は21位にランクインした「楓(主なよみ:かえで)」。9月の月間ランキング15位から大きく順位を上げ、10月は1位になりました。 「楓」は秋に美しい紅葉が楽しめる落葉樹を表すことから、秋生まれの赤ちゃんの名づけで人気です。男の子の10月ランキングでも5位にランクインし、昨年の10月も首位を獲得した、秋らしい季節感を取り入れた名前です。 1位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)「楓」と同率1位だったのは、2019年、2020年と2年連続で1位を獲得している今一番人気の名前「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2020年の上半期人気ランキングでも首位の人気の名前で、5月以降6カ月連続で月間ランキング1位をキープしています。 暖かく周囲を照らす太陽の「陽」と、空に向かってすくすくと成長し美しい花を咲かせる「葵」を組み合わせた名前。女の子らしいフラワーネームの一つです。 3位紬(主なよみ:つむぎ)「紬(主なよみ:つむぎ)」は、2018年16位、2019年は4位、2020年はは2位にランクインした、近年徐々に人気が高まっている名前です。 「紬」とは紬糸で織られた絹織物を意味します。美しく丈夫な絹織物であることから「芯のある上品な女性になってほしい」「丈夫な縁や絆で結ばれ、豊かな人生を送れますように」という親の願いを込めて名づけてもいいですね。 4位彩葉(主なよみ:あやは、いろは)2018年の年間ランキング55位から、2019年は27位、2020年は18位へと大きくランクアップした「彩葉(主なよみ:あやは、いろは)」。 紅葉が彩り豊かに色づくようなイメージを受ける「彩葉」は、秋にぴったりの名前。音の響きもかわいらしく、「は」で止めるよみは、どことなく和を感じさせる名前でもあります。 5位結月(主なよみ:ゆづき)2019年は9位に、2020年は4位にランクインした「結月(主なよみ:ゆづき)」。 「人とのご縁」や「結果が実を結ぶ様子」などを意味する「結」と、夜空を優しく照らす「月」を組み合わせ、どこか神秘的な印象を受けるようです。空気が澄んできれいな月明りが見えるこの時季にぴったりの美しい名前です。 6位陽菜(主なよみ:はるな、ひな)2018年は5位、2019年は14位、2020年は10位にランクインした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。9月の月間ランキングに引き続き、10月も10位以内にランクインしました。 ポカポカと暖かな太陽の日差しを連想させる「陽」に、黄色くかわいらしい菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた女の子らしいフラワーネーム。「明るく穏やかな皆から愛される女の子になりますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。 6位莉子(主なよみ:りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は2018年8位、2019年は6位、2020年8位にランクインした名前です。9月10位からランクアップして、10月は6位にランクイン。 名前に「子」がつく「レトロネーム」の一つではありますが、「りこ」という響きはかわいらしく現代風。呼びやすく覚えやすい二音ネームでもあります。 8位琴葉(主なよみ:ことは)「琴葉(主なよみ:ことは)」は2018年21位、2019年は23位、2020年は19位にランクインした名前。 その美しい音色から貴族の楽器として親しまれ、高貴なイメージを受ける弦楽器の「琴」に、さわやかで清潔なイメージの「葉」を組み合わせた名前で、優雅な印象を受けるようです。古風で日本的な印象のあるレトロネームです。 8位結愛(主なよみ:ゆあ、ゆいな)「結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)」は2018年13位、2019年は7位、2020年12位にでした。。9月に引き続き、2カ月連続8位にランクインしています。 「ゆな」「ゆいな」などの響きがかわいらしく、周囲の人を愛し愛される女の子のイメージを受けるようです。 8位澪(主なよみ:みお)2018年の年間ランキングでは17位、2019年は11位、2020年の上半期ランキングでは9位だった「澪(主なよみ:みお)」。 「澪」は船が通る水路を指し、水がゆったりと流れるような、どっしりと安心感のある名前です。「澪」という漢字には「令和」の「令」が入っていることから「令和ネーム」の一つでもあります。 【番外編】鬼滅の刃の「みつり」ちゃんが増加中! 11月4日にベビーカレンダーが発表した約16万人の新生児の名前調査「2020年赤ちゃんの名前ランキング」によると、大正時代を舞台とした大ヒットマンガ『鬼滅の刃』の人気キャラクター「⽢露寺蜜璃(かんろじ・みつり)」と同じ「みつり」というよみの⼥の⼦は昨年0名でしたが、今年は7名に増加!さらに、10月生まれだけでも、2名の女の子に新たに名づけられていました。 ◇◇◇3位「紬(つむぎ)」のほか、名前に「葉」を用いた4位「彩葉(主なよみ:いろは、あやは)」、8位「琴葉(主なよみ:ことは)」、「月」を用いた5位「結月(ゆづき)」、13位「美月(みづき)」、23位「柚月(ゆづき)」、「子」を止め字に用いた6位「莉子(りこ)」といったレトロネームが上位にランクインしていました。 女の子の名前の「レトロネーム」ブームは、「鬼滅の刃」の爆発的ヒットも追い風となり、今後さらに増えていくかもしれません。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年10月1日(木)~2020年10月25日(日)調査件数:6,417件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年11月20日ベビーカレンダーは、2020年10月生まれの男の子6,774名を対象に、『10月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。秋らしさが感じられるようになってきたこの時期。2020年10月生まれの男の子の名前では、秋にピッタリな名前がランクインしていました。1位蒼 (主なよみ: あおい、そう)「蒼 (主なよみ: あおい、そう)」は2020年2月から毎月TOP10にランクインしている人気の名前。2019年は8位、2020年は2位にランクインしました。 「蒼」という漢字は、青々と力強く生い茂る草を連想するようで、男の子らしく力強い名前です。「あおい」というよみは、おおらかな印象の「あ行ネーム」の一つです。 2位湊 (主なよみ:みなと)2020年9月は1位だった「湊 (主なよみ:みなと)」。2019年は2位、2020年は5位にランクインしました。 「湊」は水辺を連想させるようなさわやかな名前で、船や人が集まる場所を意味します。まじめで頼もしい印象の「と止めネーム」の一つでもあります。「周囲の人に愛され、人気者になりますように」と言う願いを込めて名づけてもいいですね。 3位蓮(主なよみ:れん)2018年、2019年、2020年と3年連続で首位を獲得している「蓮(主なよみ:れん)」。今男の子の名前で最も人気のある名前です。 「蓮」は、仏教の教えの中で用いられる蓮(はす)の花を連想することから、どこか清らかで落ち着きのある名前。呼びやすく覚えやすい「二音ネーム」の一つです。「清く純粋な心を持ち、清らかな人に育ちますように」といった願いを込めて名づけてもいいですね。 4位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)2019年、2020年と2年連続で3位にランクインした「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。 あたたかく周囲を照らす太陽を表す「陽」に、大空を羽ばたくような印象を受ける「翔」を組み合わせた、名前に「翔」がつく「飛翔ネーム」。秋晴れの青空の中、高く羽ばたくような壮大な印象を受けるような名前です。 5位楓(主なよみ:かえで)2018年は76位、2019年は51位にランクインした「楓(主なよみ:かえで)」。2020年は38位に大きくランクアップしました。 楓の木は木枯らしが吹き始める秋に美しく紅葉することから、「楓」は秋生まれにピッタリの名前です。 楓の種子にはプロペラのような羽がついていていることから、「大空を羽ばたくように活躍しますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 6位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)2019年は10位、2020年13位にランクインした「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。 「人とのご縁」や「植物が実をつける」という意味の「結」に、秋晴れの空を羽ばたくイメージのある「翔」を組み合わせた「飛翔ネーム」です。安定感があり落ち着いた印象を受ける「と」止めネームでもあります。6位朝陽(主なよみ:あさひ)「朝陽(主なよみ:あさひ)」は、2018年、2019年の年間ランキングでは2年連続11位に、2020年は10位にランクイン。 「澄んだ空気」「物事の始まり」「爽やか」という意味の「朝」に、エネルギッシュな太陽を連想させる「陽」を組み合わせた名前で、澄んだ秋の朝に太陽の光が差し込む様子をイメージするようですね。 6位悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)「悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)」は、2019年は6位、2020年は7位にランクインした名前。 「悠久」「悠然」などにも用いられる「悠」はスケールの大きさを感じる漢字で、「真実」「真面目」などにも使われる「真」には「正しい」という意味があります。おだやかな太陽の日差しを連想させる「はるネーム」の一つです。 9位湊斗(主なよみ:みなと)「湊斗(主なよみ:みなと)」は、2019年は14位、2020年は8位にランクイン。 船や人が集まる場所を意味する「湊」に、澄んだ秋の夜空に輝く星を連想させるような「斗」を組み合わせた、どこか神秘的な名前です。「海のような広い心を持ち、夜空に輝く星のような人を引き付ける人になりますように」と想いを込めて名づけても素敵ですね。 9位律(主なよみ:りつ)2018年は21位、2019年は5位、2020年は9位にランクインした「律(主なよみ:りつ)」。 「おきて」「お手本」などを意味し、「旋律」や「調律」など音楽に関係する言葉にも使われることから、まじめで賢くもどこか芸術的な印象を受けるような名前です。イマドキでかっこいい「ら行ネーム」の一つでもあります。 10月生まれの赤ちゃんには、「楓」という名前が男女問わず大人気! 女の子は1位、男の子は5位という結果でした。11月も引き続き、多く名づけられることが予想されます。また、名前に「秋」を用いた男の子は9月8名でしたが、10月は23名と約3倍に増えていました。「秋斗(あきと)」「智秋(ともあき)」「秋星(しゅうせい)」「快秋(かいしゅう)」「善秋(ぜんしゅう)」など23種類の名前で名づけられていました。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年10月1日(木)~2020年10月25日(日)調査件数:6,774件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年11月19日私は現在、2歳の息子と生後3カ月の娘を育てています。第一子、第二子ともに、妊娠中、義母との間に“あるトラブル”がありました。それは、子どもの名前についてでした。自分が話の中心にいないと嫌な義母義母との関係は良好ですが、夫は義母のことがあまり好きではないため疎遠です。半年に1度は会う義母。夫と私が話していても、自分のわからない話になると明らかに不機嫌に。そして、全然違う話に変えてしまい、私のわからない昔話などを始めます。 夫によると、昔からワガママで、自分の思い通りにならないと怒り出す義母だったようです。 妊娠報告後からしつこい提案私の妊娠がわかると、会うたびに、そしてメールの文末には必ず子どもの名前を提案してくるようになりました。私や夫と趣味が合えばまだ良いのですが、趣味の合わない名前ばかり……。 夫婦で「名前については候補があるので……」と言っても、結局名前が決まるまで義母の提案は継続。私もかなりストレスが溜まり、夫にも相談しましたが、「最後は自分たちで決めるのだから放っておいていいよ」と言われました。 名前が決まったとき、義母の反応は…その後、無事に出産! 義母から提案された名前を1つ候補に入れ、義母と夫で話し合い。最終的に夫婦で相談し、夫婦で考えた名前が決定しました。 私と夫それぞれから、義母にメールで報告。夫はメールや電話で義母から「決まった名前は知り合いにいるから」などやめるようにも言われたようですが、私には「おめでとう! 良い名前だね!」とメールが来ただけでした。 第二子でも…約二年後、私は第二子を妊娠しました。うれしい反面、また子どもの名前で義母と揉めるのは嫌だなと思いました。でも、性別が女の子とわかってからも、名前のことは何も言ってきませんでした。きっと義母は私たちの気持ちをわかってくれたのだと思い、安心していました。 ところが、義母は我慢できなくなったのか、出産が近づくとまた子どもの名前の候補が送られてくるようになりました。夫と話し合い、夫から義母へ「上の子のときから女の子だったらつけたいと思っていた名前をつける」と伝えたのですが、結局第二子のときも出生届を提出するまで、いろいろな子どもの名前の提案がありました。 あんなに悩んでストレスを抱えていたのに、今、義母はニコニコと夫婦で考えた子どもの名前を呼んでいます。孫のかわいさが勝ったようで、義母は子どもの名前のことについて何も言ってきません。子どもの名前をつけるのは一度きり。いろいろとありましたが、夫婦で話し合って素敵な名前を子どもにプレゼントできたと思っています。 原案/山本加奈子作画/YUDAI9℃
2020年11月18日ベビーカレンダーは2020年9月、2019年10月、11月に生まれた18,516名の女の子を対象に、「秋生まれの赤ちゃんの名前」を大調査! 秋生まれの女の子の赤ちゃんの名づけで「人気のよみランキングTOP20」をご紹介いたします。1位ゆい秋生まれのよみで一番人気だったのが「ゆい」。「ゆい」は非常に人気のあるよみで、2018年以降3年連続よみランキングで首位を獲得。実際には「結衣」「結」「唯」「ゆい」などが名づけられました。女優の新垣結衣さんが同名で活躍されています。 2位めい「めい」は2018年、2019年と2年連続よみランキング4位、2020年は2位にランクインしました。「芽依」「芽生」「めい」などで用いられ、エネルギッシュで生命力あふれるイメージの「芽」が人気。女優の永野芽郁さんが同名で活躍されています。 3位ひまり2020年はよみランキング5位にランクインした「ひまり」。名づけには「陽葵」という名前で多く用いられていました。「陽葵」は2018年名前ランキングでは6位、2019年、2020年は首位を獲得した大変人気ある名前です。朗らかな太陽の下で美しく咲く葵の花を連想させるような名前です。 4位ほのか「ほのか」は2018年よみランキングでは15位、2019年は11位、2020年は8位と近年人気が高まっている名前です。「穂香」「穂乃花」「ほのか」などが名づけに用いられていました。秋らしいイメージを受ける「穂」は、人生が実り多いものになるように願いをこめて名づけてもいいですね。 5位いちか「いちか」は2018年のよみランキング17位から、2019年は9位に大きくランクアップ。2020年も9位と人気のよみです。「一華」「一花」などの漢字で名づけられました。花をイメージすることができるフラワーネームが多いようです。 6位あかり2018年、2019年と2年連続よみランキング2位にランクインした「あかり」。2020年は10位でした。実際には「朱莉」「あかり」「朱里」などの名前で名づけられました。朱色をイメージさせる「朱」は高貴な印象を受けるようですね。 6位つむぎ「つむぎ」は2018年のよみランキング19位から、2019年は10位にランクアップ。2020年は5位とさらに順位を上げたよみです。「紬」「紬希」「つむぎ」などで名づけられました。多く使われた漢字「紬」は、紬糸で織られた絹織物を意味します。「つむぎ」はどこか高貴で知的な印象になる濁音ネームです。 8位あおい2018年、2019年と2年連続よみランキング3位、2020年は4位にランクインした「あおい」。「葵」「葵衣」「碧」などの漢字が名づけに用いられました。「葵」は太陽に向かってすくすくと成長する植物で、2020年の漢字ランキングでも14位にランクインするなど、女の子に人気の漢字です。 9位えま2018年のよみランキングでは7位、2019年は8位、2020年は3位にランクインした「えま」。「咲茉」「愛茉」「えま」などで名づけられていました。漢字の「茉」は、可憐な花を咲かせる「ジャスミン(茉莉花)」の漢字に使われ、女の子に人気の漢字です。 10位みお2018年のよみランキングでは10位、2019年と2020年は7位にランクインした「みお」。「澪」「美桜」などの漢字で名づけに用いられました。同じよみの名前では、女優の今田美桜さんが活躍されています。 11位はな2018年のよみランキングでは9位、2019年、2020年は13位にランクインした「はな」。華やかで女の子らしい花のイメージがある「花」「華」などが名づけに用いられました。呼びやすくて覚えやすい漢字一文字の「一文字ネーム」が多いようです。 12位りお2018年、2020年のよみランキングでは11位、2019年は12位にランクインした「りお」。「莉緒」「莉央」などの漢字で用いられました。新鮮で可憐な印象の「莉」は女の子に人気の漢字で、2020年の漢字ランキングでは4位にランクインしています。 13位さな「さな」は2018年のよみランキングでは13位、2019年、2020年は15位にランクインしています。「紗奈」「紗菜」などの漢字が名づけに用いられました。「紗」は繊細で美しい印象を与える漢字です。 14位りこ2018年のよみランキングでは13位、2019年は14位、2020年は16位にランクインした「りこ」。「莉子」という漢字が名づけによく用いられ、2020年の名前ランキングでも8位にランクインしています。名前に「子」が用いられることが多い、レトロネームの一つです。 15位りん2018年、2019年はよみランキング6位、2020年は14位の「りん」。漢字では「凛」と、その旧字体の「凜」が名づけに用いられました。「凛とした空気」のように使われていることから、秋・冬生まれの女の子に特に人気の名前で、自立した女性をイメージするような名前です。 16位ゆな2018年のよみランキングでは24位、2019年は21位、2020年は22位にランクインした「ゆな」。「結愛」「結菜」などの漢字が名づけに用いられました。「結」には、「人と人とを結ぶ」「努力が実を結ぶ」という意味があります。 17位いろは2018年のよみランキングでは23位、2019年は22位、2020年は17位の「いろは」。「彩葉」「いろは」などで名づけに用いられていました。美しい紅葉が見られる秋らしい名前です。 18位ゆづき2018年、2019年と2年連続よみランキング24位、2020年は23位だった「ゆづき」。名づけには「結月」「柚月」などの漢字が用いられました。秋は空気が澄んで美しい「月」が見えることから、秋にぴったりの名前です。 19位さら2018年のよみランキングでは18位、2019年は19位、2020年は20位だった「さら」。「咲良」という漢字が名づけによく使われていました。「咲」という漢字は「笑う」という意味もあり、愛らしい笑顔の女の子を連想するようです。 20位ひな2018年のよみランキングでは16位、2019年は20位、2020年は19位にランクインした「ひな」。名づけには「陽菜」「陽愛」などの漢字がよく用いられました。「陽」がつくことで、穏やかな太陽をイメージさせるような名前です。 20位ゆあ2018年のよみランキングでは20位、2019年は16位、2020年は18位だった「ゆあ」。「結愛」「優愛」などの漢字が名づけに用いられました。絆や愛を感じさせる、優しいイメージの名前です。 秋生まれの女の子に人気のよみでは、実りの秋の「穂」を用いた「ほのか」、紅葉を連想させる「いろは」、美しい月のイメージがある「ゆづき」ランクイン。また、TOP10中13の名前が二音から成る「二音ネーム」でした。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月1日(火)~2019年10月22日(火)、2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)、2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:18,516件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年11月18日ベビーカレンダーは、10月生まれのお子さん13,191名(女の子:6,417名/男の子:6,774名)を対象に『10月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を実施しました。10月は、あの「鬼滅の刃」の人気キャラクターの名前の赤ちゃんも誕生していました。「レトロネーム」ブーム、鬼滅の刃も人気を後押ししているようです。【10月生まれ】名前ランキングTOP10 【女の子】古風な「レトロネーム」が大ブーム!鬼滅の刃の影響も10月生まれの女の子に人気の名前1位は「楓(かえで)」「陽葵(主なよみ:ひまり)」でした。「陽葵」は5月以降5カ月連続で月間ランキング1位を獲得。2020年の年間ランキングでも1位を獲得した、今最も人気のある女の子の名前です。 毎年秋に増加するのが、名前に「楓」を用いた“メイプルネーム”。女の子の名前ランキングでは、「楓」が9月15位から10月は1位へ大きくランクアップしました。いま、女の子の名づけは古風で日本的な印象のある“レトロネーム”が大ブーム! 大正時代を舞台としたアニメ「鬼滅の刃」の爆発的ヒットも、そのブームを後押ししているようです。 11月4日に発表した約16万人の新生児の名前調査「2020年赤ちゃんの名前ランキング」では、鬼滅の刃のキャラクター「⽢露寺蜜璃(かんろじ・みつり)」と同じ「みつり」というよみの⼥の⼦が、昨年0名から今年は7名に増加。10月生まれの女の子にも2名いました。3位「紬(つむぎ)」のほか、名前に「葉」を用いた4位「彩葉(主なよみ:いろは、あやは)」、8位「琴葉(主なよみ:ことは)」、「月」を用いた5位「結月(ゆづき)」、13位「美月(みづき)」、23位「柚月(ゆづき)」、「子」を止め字に用いた6位「莉子(りこ)」といったレトロネームが上位にランクインしていました。 【男の子】秋ならでは「楓」がランクアップし5位10月生まれの男の子に人気の名前1位は「蒼(主なよみ:あおい、あお)、2位「湊(主なよみ:みなと、そう)」、3位「蓮(主なよみ:れん)」でした。男の子の名前ランキング5位にも「楓(かえで)」がランクイン。夏は50~60位ほどでしたが、9月は24位、10月は5位と秋が深まるにつれランクアップしており、秋生まれの赤ちゃんに好んで名づけられていることがわかります。 【10月生まれ】よみランキングTOP10【女の子】「二音ネーム」のよみがトレンド10月生まれの女の子に人気のよみ1位は「えま」「つむぎ」でした。近年女の子の名前のよみは、二音の音から成る「二音ネーム」がトレンド。なかでも「えま」は最近人気が急上昇した名前です。2017年は24位でしたが、2018年7位、2019年は8位、2020年は3位と3年連続で年間ランキングTOP10入りしています。このほか、4位「ゆい」、5位「めい」、8位「みお」、9位「りこ」といった二音ネームがランクインしました。 【男の子】「あきと」が大きくランクアップ10月生まれの男の子に人気のよみ1位「はると」、2位「みなと」、3位「そうた」という結果でした。「はると」は2018年以降、3年連続で年間よみランキング1位を獲得している、今最も人気のよみです。 12位には秋らしい名前のよみ「あきと」がランクイン。8月は44位、9月は26位でしたが、10月に大きく順位を上げました。「暁斗」「秋斗」「煌人」「晃翔」など46種類と多彩なバリエーションで名づけられていました。 【10月生まれ】漢字ランキングTOP10【女の子】 「楓」を使った名前が人気に!10月生まれの女の子の名前で多く使われた漢字TOP3 は、9月と変動なく、1位「莉」、2位「花」、3位「愛」でした。 10月の名前ランキング1位だった「楓」は、漢字ランキング20位。8月の64位、9月の41位から大きく順位を上げており、秋生まれの赤ちゃんの名前に多く使われていたことがわかりました。「楓」の漢字を用いた名前では「楓」のほか、「楓花(ふうか)」、「楓華(ふうか)」、「彩楓(あやか)」、「涼楓(すずか)」の順に多く名づけられていました。 【男の子】「秋」を用いた名前、9月比約3倍増10月生まれの男の子の人気漢字1位は「斗」、2位「翔」、3位「太」という結果でした。名前ランキング5位の「楓」は、9月46位から、10月は25位へランクアップ。男女ともに「楓」という漢字が多く使われていました。 また、「秋」を用いた男の子の名前は9月8名でしたが、10月は23名と約3倍に増えていました。「秋斗(あきと)」「智秋(ともあき)」「秋星(しゅうせい)」「快秋(かいしゅう)」「善秋(ぜんしゅう)」など23種類の名前で名づけられていました。 ◇◇◇ 9月生まれの「秋」を用いた名前は男女ともに8名、計16名でしたが、10月は女の子8名、男の子23名、計31名に名づけられており、季節感を取り入れた名づけが好まれていたことがわかりました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年10月1日(木)~2020年10月25日(日)調査件数:13,191件(女の子:6,417件/男の子:6,774件) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2020年11月17日ベビーカレンダーは2020年9月、2019年10月、11月に生まれた18,883名の男の子を対象に、「秋生まれの赤ちゃんの名前」を大調査! 秋生まれの男の子の赤ちゃんの名づけで人気の名前ランキングTOP20をご紹介いたします。1位蓮(れん)秋生まれの男の子の名前で一番人気だったのが「蓮(主なよみ:れん)」。2018年、2019年、2020年と3年連続で首位を獲得した名前で、一年を通じて人気があります。清らかで洗練されたイメージの名前です。 2位律(りつ)「律(りつ)」は2018年は21位、2019年5位、2020年9位にランクインするなど、近年人気上昇中の名前。イマドキでかっこいい印象の「ら行ネーム」の一つです。 3位湊(そう、みなと)「湊(主なよみ:そう、みなと)」は2018年3位、2019年2位、2020年は5位にランクイン。人や物が集まるみなとを意味し、爽やかでみずみずしい印象を受ける名前です。 4位樹(いつき、たつき)「樹(主なよみ:いつき、たつき)」は2018年は6位、2019年は4位、2020年は4位にランクインした名前。生命力あふれる力強い木々を連想させる名前です。 5位蒼(あおい、そう)2018年は15位、2019年は8位、2020年には2位と徐々に人気が高まっている「蒼(主なよみ:あおい、そう)」。青々と茂る植物のような、さわやかで健康的なイメージです。 6位大翔(はると、ひろと)「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」は2018年2位、2019年は7位、2020年は6位にランクインした名前。「立派に成長し、大空を羽ばたくように活躍する人になって欲しい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位陽翔(はると、 ひなと)「陽翔(主なよみ:はると、 ひなと)」は2018年5位、2019年、2020年はともに3位と大変人気の高い名前。明るい光の中で大きく羽ばたき、空高く飛んでいくようなイメージを受ける「太陽ネーム」の一つです。 8位悠真(ゆうま)「悠真(主なよみ:ゆうま)」は2018年4位、2019年は6位、2020年7位にランクインした名前。「明るく素直な子」「真面目で落ち着いた男の子」という印象を受けるような名前です。 8位陽太(ひなた、ようた)「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」は2018年8位、2019年と2020年は15位にランクイン。やわらかな日差しの太陽を連想させる「陽」と、はつらつと元気な印象を受ける「太」を組み合わせ、たくましい男の子を思い浮かべるような名前です。 10位大和(やまと)2018年に7位、2019年は9位、2020年は17位にランクインした「大和(主なよみ:やまと)」。日本を表す古称であることから男の子らしいイメージがあり、どこか骨太でたくましい印象を受ける名前です。 11位湊斗(みなと)「湊斗(主なよみ:みなと)」は、2018年25位、2019年14位、2020年8位にランクイン。人気漢字である「湊」に、きれいな星空や神秘的なイメージを受ける「斗」を組み合わせた名前です。 12位朝陽(あさひ)「朝陽(主なよみ:あさひ)」は2018年、2019年と2年連続年間ランキングでは11位、2020年は10位にランクインしました。前向きで力強くカッコイイ「あ行ネーム」の一つで、太陽のようにエネルギッシュな印象を受ける名前です。 13位颯真(そうま)「颯真(主なよみ:そうま)」は2018年、2019年と2年連続16位、2020年は14位にランクイン。爽やかでかっこよく、「ま」で止めることで落ち着いた印象になります。 14位結翔(ゆいと、ゆうと)2018年に18位、2019年は10位、2020年は13位にランクインした「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。「人とのご縁」や「実を結ぶ」イメージのある「結」に、大きく羽ばたくような「翔」を組み合わせた名前です。 15位碧(あお、あおい)「碧(主なよみ:あお、あおい)」は2018年47位、2019年35位、2020年には19位へと大きくランクアップした名前です。自然の生み出す美しい青緑色を表し、どこか神秘的で力強さを感じるようです。 15位悠人(はると、ゆうと)「悠人(主なよみ:はると、ゆうと)」は2018年9位、2019年13位、2020年12位にランクイン。広大な自然や時の流れを表す「悠」に、男の子の止め字として人気で安定感のある「人」を組み合わせた名前です。 17位陽(はる、ひなた)「陽(主なよみ:はる、ひなた)」は、2018年38位、2019年は23位、2020年は26位。男らしく潔い「一文字ネーム」で、温かさやおおらかさが感じられる「太陽ネーム」でもあります。「はる」「ひなた」のどちらのよみも温もりのある印象です。 17位陽向(ひなた)2018年は13位、2019年は20位、2020年は11位にランクインした「陽向(主なよみ:ひなた)」。「太陽のようにあたたかく、志を高く持った人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 19位伊織(いおり)「伊織(主なよみ:いおり)」は2018年28位、2019年21位、2020年18位にランクインするなど、じわじわと人気が高まっている名前です。どことなく和をイメージする、レトロネームの一つです。 19位楓(かえで)「楓(主なよみ:かえで)」は2018年76位、2019年は51位、2020年は38位でした。秋に美しく紅葉し、古くから日本人に親しまれている楓。秋生まれの赤ちゃんに多く名づけられる名前の一つです。 19位悠(はる、ゆう)「悠(主なよみ:はる、ゆう)」は2018年46位、2019年30位、2020年は28位にランクイン。ゆったりとした印象のある「悠」を一文字で使うことで、やさしく穏やかな印象があります。 秋生まれの男の子に人気の名前では、「陽翔」「陽太」「朝陽」など、エネルギッシュな太陽を連想させる「陽」を用いた「太陽ネーム」が人気でした。また、秋生まれに急増する「楓」も19位にランクインしています。これから男の子を出産される方は参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月1日(火)~2019年10月22日(火)、2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)、2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:18,883件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年11月13日ベビーカレンダーは2020年9月、2019年10月、11月に生まれた18,516名の女の子を対象に、「秋生まれの赤ちゃんの名前」を大調査! いま最も人気のある秋生まれの女の子の名前ランキングTOP20をご紹介します。 1位陽葵(ひなた、ひまり)秋生まれの名前で一番人気だったのが「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2019年、2020年と連続で名前ランキング1位を獲得しており、一年を通して人気があります。おだやかな太陽をイメージさせる「陽」と美しい花を咲かせる「葵」を組み合わせた、かわいらしいフラワーネームです。 2位楓(かえで)「楓(主なよみ:かえで)」は美しい紅葉が楽しめる落葉樹をイメージすることから、毎年秋から冬にかけて人気が高まる名前です。2020年名前ランキングでは21位でした。 3位紬(つむぎ)「紬(主なよみ:つむぎ)」は、2019年の4位から、2020年は2位にランアップした人気の名前です。紬糸で織られた絹織物である「紬」は、江戸時代には普段着として愛用されていたほど丈夫で美しい布を表します。古風な印象のあるレトロネームの一つです。 4位凛(りん)「凛(りん)」は、2018年、2019年と2年連続名前ランキング2位にランクインし、2020年は3位を獲得しました。「凛とした」という言葉に使われることから、自分の道を毅然とした態度で歩んでいく女性をイメージするようです。 5位結月(ゆづき)「結月(主なよみ:ゆづき)」は2019年9位から、2020年は4位にランクアップ。空気が澄んで月がきれいに見える秋にピッタリの名前です。 6位澪(みお)「澪(主なよみ:みお)」は2018年17位、2019年11位、2020年9位と着実に順位を上げ、人気が上がってきている名前です。みずみずしく爽やかな印象を受けるようなかわいらしい響きの名前です。 7位陽菜(はるな、ひな)2018年5位、2019年14位、2020年10位にランクインした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。あたたかい太陽の日差しとおだやかさを感じさせる、人気の菜の花ネームです。 7位莉子(りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は2018年8位、2019年6位、2020年8位にランクインし、近年人気上昇中。名前に「子」がつくレトロネームでありながらも、「りこ」という現代風の響きが特徴的なかわいらしい名前です。 9位芽依(めい)2018年7位、2019年は8位、2020年は4位にランクインした「芽依(主なよみ:めい)」。植物が芽吹くイメージの「芽」を用い、エネルギーに満ち溢れた印象を受けます。 10位美月(みつき、みづき)2018年、2019年、2020年と3年連続で13位にランクインした「美月(主なよみ:みつき、みづき)」。その字の通り、美しく輝く月を連想する名前で、中秋の名月が楽しめる秋らしい名前です。同名では、女優の山本美月さんが活躍されています。 11位葵(あおい)2018年は1位、2019年は3位、2020年は7位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。美しく咲く花を連想させる名前で、年間を通じて人気が高いフラワーネームです。 11位結愛(ゆあ、ゆめ)「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆめ)」は、2018年は13位、2019年は7位、2020年は12位にランクイン。響きもかわいらしく、「周囲の人から愛される女の子になりますように」という想いが感じられるようです。 13位結衣(ゆい)2018年4位、2019年は12位、2020年は11位にランクインした「結衣(主なよみ:ゆい)」。こちらも女の子に人気の「結」を用いた名前で、女優の新垣結衣さんが同名で活躍されています。 14位結菜(ゆな、ゆいな)2018年の年間ランキングでは3位、2019年は5位、2020年上半期ランキングでは3位にランクインした「結菜(主なよみ:ゆな、ゆいな)」。やわらかい響きとやさしいイメージがいっぱいの「菜の花ネーム」です。 15位杏(あん)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は16位、2020年上半期ランキングでは14位にランクインした「杏(主なよみ:あん)」。秋に美しい紅葉を見せてくれる、イチョウの木の「銀杏」を連想する方もいらっしゃるのではないでしょうか。覚えやすくてキュートな「二音ネーム」の一つです。同名では女優で3児のママ、杏さんが活躍されています。 16位彩葉(あやは、いろは)2018年は55位、2019年は27位、2020年は18位と大きくランクアップし続けている「彩葉(主なよみ:あやは、いろは)」。秋になり紅葉が彩り豊かに色づくイメージのある「彩葉」は、特に秋に多くつけられる名前の一つです。 17位詩(うた)「詩(主なよみ:うた)」は2018年に43位、2019年は35位、2020年は17位と最近増えてきている名前の一つ。言葉がリズムよく連なる「詩」を連想し、「詩吟」「詩人」などにも使われていることから、豊かな感性やロマンチックな芸術性を感じるような名前です。 18位凜(りん)2018年11位、2019年10位、2020年16位にランクインした「凜(主なよみ:りん)」。「りりしい」「きりっとしている」の他に、「冷たい氷に触れたように心身ともに引き締まる感じ」という意味があり、寒くなる秋から冬にかけてぴったりの名前です。※本ランキング4位「凛」のつくり下部は「示」、18位「凜」は「禾」 19位朱莉(あかり、しゅり)2018年は30位、2019年は21位、2020年は22位にランクインした「朱莉(主なよみ:あかり、しゅり)」。「朱」と言えば、少し茶がかった赤色。高貴な雰囲気があり、美しい紅葉をイメージするような名前です。 20位咲良(さくら、さら)2018年11位、2019年と2020年は14位にランクインした「咲良(主なよみ:さくら、さら)」。桜の花のように多くの人に愛され、親しまれるよう願って名づけてもいいですね。 秋生まれの女の子に人気の名前では、美しい紅葉のイメージを受ける「楓」や「彩葉」、夜空に美しく輝く「美月」「結月」など、秋らしい漢字を用いた名前がランクインしました。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月1日(火)~2019年10月22日(火)、2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)、2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:18,516件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年11月09日2020年に生まれた赤ちゃん16万人の名前を大調査しました! 赤ちゃんの名前ランキング、よみランキング、漢字ランキングのTOP10をご紹介します。今年で11回目となる赤ちゃんの名前ランキング。気になる2020年の結果は!? 【名前】鬼滅ブームで“レトロネーム”人気がさらに過熱!?「鬼滅ネーム」も増加傾向に!赤ちゃんの名前ランキングTOP10近年、ベビーカレンダーの名前調査において人気継続中の名前といえば、古風で日本的な趣を感じる“レトロネーム”です。2020年も、特に女の子の名前で多くのレトロネームが上位に集中しました。今年、空前の大ブームを巻き起こしたマンガ/アニメ作品『鬼滅の刃』は、舞台は大正時代ということもあり、登場人物の名前もどこか古風で日本的なレトロネームばかり。今や社会現象になっている“鬼滅旋風”も、レトロネームの人気を後押ししていると考えられます。 また、『鬼滅の刃』のキャラクターに関連した「鬼滅ネーム」も男女ともに増加傾向に! 先日「週刊少年ジャンプ」で発表された「第二回『鬼滅の刃』キャラクター人気投票」で主人公を追い抜き2位にランクインした人気キャラクター「冨岡義勇(とみおか・ぎゆう)」と同じ「義勇(ぎゆう)」という名前の男の子は、昨年0人であったのに対し、今年は4人に増加。ほかにも、かわいらしい女性キャラクター「甘露寺蜜璃(かんろじ・みつり)」と同じ「みつり」という名前のよみの女の子は、昨年0人から今年は7人に! そのうち2人は漢字も同じ「蜜璃(みつり)」ちゃんでした。 さらに、男女共に順位が急上昇したレトロネーム、「凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)」にも注目。男の子では、一昨年はTOP100圏外、昨年93位でしたが、今年は24位に大きくランクアップ。女の子では一昨年74位、昨年55位でしたが、今年は27位と、徐々に順位を上げてきています。「凪」は、風や波が静まることを意味する漢字です。上記にもある『鬼滅の刃』の人気キャラクター「冨岡義勇」が使う技の名前が「凪(なぎ)」であることから、これまでより身近な言葉・漢字として定着しつつあるのかもしれません。加えて、2019年に放送されたドラマ『凪のお暇』の主人公、「凪(なぎ)」の人気も影響していると推測されます。 子どもたちにも大人気の『鬼滅の刃』は、すでにマンガの連載が終了しているものの、その人気は衰えることがなく、今後もますます「鬼滅ネーム」が増加しそうです。 <男女別の傾向>男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「蒼」、3位「陽翔」でした。「蓮」は2018年から3年連続で首位に輝き、絶対王者の貫禄を見せつけました。「蒼」は一昨年15位、昨年8位と順位を上げ、今年は2位にランクイン。人気俳優の中村蒼さんや福士蒼汰さんの名前に含まれる漢字でもあり、名前のよみは「あおい」が多数派でした。8位「湊斗」、10位「朝陽」は、ともに昨年TOP10圏外からのランクアップ。TOP10のなかでも「陽」「翔」「湊」の漢字を含む名前は2種類ずつランクインしており、人気の高さがうかがえます。 女の子の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵」、2位「紬」、3位「凛」という結果に。「陽葵」は2019年にも1位を獲得したトレンドの名前。月間の名前ランキングでも常に上位をキープし、5〜9月の5カ月連続で1位に輝きました。「紬」は一昨年16位、昨年4位と着実に順位を上げ、今年は2位にランクインと人気が右肩上がりです。「紬」をはじめ、古風&日本的なイメージを持つ漢字を使った「凛」「結月」「葵」「澪」や、和風な名前に用いられる止め字「子」を含んだ「莉子」もTOP10入り。さらに11位〜20位にも、15位「杏(主なよみ:あん)」、16位「凜(主なよみ:りん)」(※)、17位「詩(うた)」、18位「彩葉(いろは)」、19位「琴葉(ことは)」がランクインしており、やはり“レトロネーム”が人気でした。 (※) 3位「凛」と16位「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。旧字体の「凜」が先に人名用漢字に追加され、新字体の「凛」は2004年に人名用漢字に追加されました。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。 【よみ】男の子は“「と」止めネーム”が人気継続中!女の子は2音のよみがTOP3を独占名前のよみランキングTOP10男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「みなと」、3位「そうた」という結果でした。「はると」は2018年から3年連続で首位をキープ。月間ランキングでも常に1位に君臨している、名前のよみの絶対的なチャンピオンです。「はると」とよむ名前は、「陽翔」「陽斗」「晴翔」の順に人気で、約230種類のバリエーションがありました。「みなと」は、一昨年6位、昨年3位と徐々に順位を上げている注目のよみで、今年は名前ランキングで「湊」「湊斗」の2種類がTOP10入りしたこともあり、2位にランクアップ。 そして近年の調査で常に人気が高いのは、名前のよみが「と」で終わる“「と」止めネーム”です。「はると」「みなと」「ゆうと」「ゆいと」「あおと」と、今年もTOP10の5割を占める結果に。 女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「ゆい」、2位「めい」、3位「えま」でした。2音のよみの人気が高まりTOP3を独占する結果に。「ゆい」は3年連続の首位ですが、昨年4位の「めい」が2位、昨年8位の「えま」が3位、昨年10位の「つむぎ」が5位、昨年TOP10圏外の「ほのか」が8位に浮上し、女の子の名前のよみはトレンドに変化が見られました。昨年から5つもランクアップした注目のよみ「えま」は、約115種類の名前のバリエーションがあり、「咲茉」「依茉」「愛茉」の順に人気でした。海外でも通じる呼びやすい名前のよみで、グローバルな印象が人気の理由かもしれません。 また、名前のよみでも“レトロネーム”が人気で、響きが古風&日本的な3音のよみは、「あおい」「つむぎ」「ひまり」「ほのか」「いちか」「あかり」と、TOP10の6割が該当しました。 【漢字】1位は「翔」「花」。男の子は自然の情景&スケールの大きさ、女の子は植物を表す漢字が人気名前の漢字ランキングTOP10男の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「大」、3位「斗」でした。止め字によく用いられる「翔」「斗」に加え、「大」も止め字に使用する際には「と」と読ませることがあるので、TOP3は“「と」止めネーム“の人気の影響を受けた結果と言えそうです。 さらに、男の子の名前では自然の情景を連想させる漢字や、スケールの大きさを表すような漢字が大人気。空高く飛ぶという意味を持つ「翔」、大きさや広さを表す「大」、星や宇宙を連想させる「斗」、大きくたくましい印象の「太」、太陽の光を表す「陽」、どこまでも続くさまを意味する「悠」、草木が生い茂る様子を表す「蒼」がTOP10にランクインしました。 女の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「花」、2位「菜」、3位「結」という結果に。「花」「菜」をはじめ、4位「莉」、6位「奈」といった草花や果実を表す漢字が上位に。さらに植物に関連する漢字では「咲」もTOP10入りしています。植物を表す漢字は、やさしい雰囲気に加えて「生命力」や「成長」といったイメージがあります。ウィズコロナ時代を生きる赤ちゃんの健やかな成長を願って、植物を表す漢字が多く用いられているのかもしれません。 2020年に生まれた赤ちゃんの名前調査では、一大ブームとなっている『鬼滅の刃』の影響か、レトロネームの人気がさらに高まりました。キャラクターに関連する「鬼滅ネーム」もじわじわと増加傾向で、今後ますます注目度が高まりそうです。 また、男女ともに自然の情景や植物を連想させる名前が多く、コロナ禍での出産を経験したママ・パパが、赤ちゃんの健やかな成長を心から願い、明るい未来への希望を込めて名づけをおこなったことがうかがえる結果となりました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2020年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:161,321件(男の子:81,896件/女の子:79,425件) 2020年 赤ちゃんの名前ランキングはこちら名前ランキング検索コーナーはこちら
2020年11月04日2020年1月から6月の上半期に生まれた46,678名の男の子を対象に、『2020年上半期の名づけトレンド』を大調査! 今回は、男の子に人気の「撥音ネームTOP10」をお届けします。撥音とは「ん」のことで、名前に撥音が入ることでリズムがよくなり、活発な明るい印象になります。1位れん2020年上半期「撥音ネーム」で1位を獲得したのは「れん」。2020年上半期よみランキングでは21位にランクインしました。 2018年、2019年の名前ランキングで2年連続1位を獲得している「蓮」が最も人気です。他にはさざなみを意味する「漣」、清廉潔白なイメージのある「廉」などが実際に名づけられていました。 2位けんと2019年のよみランキングで36位にランクインした「けんと」が、2020年上半期名前ランキングでは45位にランクインしました。 「けんと」と言えば、俳優の山崎賢人さんや賀来賢人さん、林遣都さん、アイドルグループSexy Zoneの中島健人さんなどが同名で活躍されており、どこかイケメンの印象がある名前。「健人」「絢斗」「健翔」などが実際に名づけられていました。 3位れんと2020年上半期よみランキングで58位にランクインしたのは「れんと」。2019年のよみランキングで59位にランクインしていました。 上半期で最も多く名づけられていた止め字「と」を用いた名前です。実際には「蓮人」「蓮斗」「蓮叶」「蓮音」「廉人」などの漢字が名づけに用いられていました。 4位しおん2020年上半期よみランキングで76位にランクインしたのは「しおん」。2019年のよみランキングでは100位圏外、2020年の上半期に人気が急上昇した名前です。 「詩音」「心音」「紫音」「心穏」などで名づけられていました。思いやりという意味がある「心」、感性豊かなイメージのある「心」や「詩」が用いられており、そのよみの響きからも、どこか穏やかな雰囲気が感じられます。 5位ゆうしん「ゆうしん」は2020年上半期よみランキングでは80位にランクインしており、2019年の87位からわずかにランクアップした名前です。 思いやりのある人のイメージがある「心」、人との結びつきを表すような「結」、その字の通りやさしい印象の「優」、相手をかばい助けるという意味の「侑」などを用いた「結心」「優心」「侑心」「侑真」などが実際に名づけられました。音の響きからも、やさしい印象を受けるような名前です。 6位かんた2020年上半期よみランキングで82位にランクインした「かんた」。2019年のよみランキングでも72位にランクインしていました。 か行やた行のはっきりした音は、元気でやんちゃな印象になります。スタジオジブリの名作映画『となりのトトロ』の「かんた」をイメージする方も多いのでは。実際に「環太」「栞大」「寛大」「寛多」などの漢字が名づけに用いられました。広いという意味を持つことから、心が広く穏やかな印象のある「寛」、大きく立派な様子を表す「大」など、大らかな印象の漢字が用いられたようです。 7位じん2020年上半期よみランキングで85位にランクインした「じん」。2019年のよみランキングで95位、名前ランキングでも55位に「仁」がランクイン。 隣人愛や同情の気持ちを意味する「仁」、速いという意味をもつ「迅」など、一文字で力強い漢字が名づけに用いられていました。濁音のある響きからも男らしい印象を受ける名前です。 8位りんたろう2020年上半期よみランキングで97位にランクインした「りんたろう」。よみやすいだけでなく、古風さや日本の伝統的な美しさが感じられる「レトロネーム」であり、力強く男らしい印象を受ける名前です。 実際には「稟太郎」「凜太朗」「凛太郎」「倫太郎」などの漢字が名づけに用いられました。最近では人気お笑いコンビEXITのりんたろー。さんが、同名で活躍されています。 9位しゅん2020年上半期よみランキングで107位にランクインした「しゅん」は、2019年のよみランキングでも81位にランクインしていました。 呼びやすく爽やかな印象のある名前です。俳優として活躍されている小栗旬さんを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね。最も味のよい時期を表す「旬」や、高く大きいイメージがある「峻」など、男らしい漢字が名づけに用いられました。 10位ぜん2020年上半期よみランキングで118位にランクインした「ぜん」。「全」「善」「然」「禅」などの漢字が実際に名づけに用いられました。 善い・立派なことを意味する「善」や、「座禅」という単語にも用いられ精神統一のイメージのある「禅」など、どこか尊く高貴な印象を受ける名前です。 10位だん「ぜん」と同じく118位にランクインした「だん」。実際に「暖」という漢字が名づけに用いられていたようです。 暖かい春を待ち望むというイメージから、寒さの厳しい冬に人気が集まり、2020年2月の月間ランキングでは7位にランクインするほど人気が高まりました。「豊かで不自由しない」という意味もあり、「周囲を元気づけるような、心あたたかな男の子に育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2020年上半期、男の子の「撥音ネーム」では、TOP10のうち5つが「れん」「じん」「しゅん」など一文字の漢字で表すことができる、力強い印象を受ける名前が人気という結果になりました。これから男の子を出産される方、参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:46,678件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年11月04日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は、11月生まれの男の子5,062名を調査した人気の名前ランキングをご紹介します。11月は秋らしい、あの「メイプルネーム」が人気急上昇するという結果に……! 1位蓮(れん)2018年・2019年の年間名前ランキングで1位を獲得した「蓮(主なよみ:れん)」。2020年の上半期ランキングでも1位を獲得しており、近年非常に人気が高い名前です。 蓮(はす)の花は仏教で用いられる花としても知られることから、清らかで落ち着いた印象を受けるようですね。力強い名前が多い「一文字ネーム」で、名前のよみに「ん」のつく、リズムの良い「撥音ネーム」の一つでもあります。 2位樹(いつき)2018年の年間ランキングでは6位、2019年は4位の「樹(主なよみ:いつき)」。2020年の上半期ランキングでは2位にランクイン。 「大樹」「樹木」など生命力あふれる木々の様子を表す熟語にも使わる、「自然派ネーム」の一つ。「青々と生い茂る樹木のように、伸びやかに空に向かって育ってほしい」といった想いを込めて名づけてもいいですね。 3位悠真(はるま、ゆうま)2018年の年間ランキングでは4位、2019年は6位の「悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)」。2020年の上半期ランキングでは5位にランクイン。 「はるか遠い」「おだやかでのんびりしている様子」を意味する「悠」は2019年の漢字ランキング8位、「正直」「真実」というイメージの「真」は5位にランクインしており、人気漢字を組み合わせた名前です。 4位大和(やまと)「大和(主なよみ:やまと)」は2018年の年間ランキングでは7位、2019年は9位、2020年上半期ランキングでは16位にランクインしています。 「大和魂」「大和男児」などに使われていることから、日本的で男らしいさを感じられる名前です。「男らしく大らかで広い心を持ち、周囲を安心させるような頼もしい人になってほしい」という願いが込められているようですね。 4位律(りつ)2018年の年間ランキングでは21位、2019年は5位にランクインした「律(主なよみ:りつ)」。2020年の上半期ランキングでは12位にランクインしました。 「規律」に使われている「律」には、「おきて」「お手本」という意味があり、「旋律」「調律」など音楽に関係する言葉にも使われていることから、まじめで賢くも芸術的な印象を受けるような名前です。イマドキでかっこいい「ら行ネーム」の一つでもあります。 6位蒼(あおい、そう)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は8位にランクインした「蒼(主なよみ:あおい、そう)」。2020年の上半期ランキングでは4位にランクインしました。 青々として力強く生い茂る草を連想させる「蒼」は、さわやかなよみが印象的。「青々とした草木が生い茂るように、元気いっぱいに育ちますように」という想いがこめられているようです。 7位湊(そう、みなと)2018年の年間ランキングでは3位、2019年は2位にランクインした「湊(主なよみ:そう、みなと)」。2020年の上半期ランキングでは6位にランクインしました。 船や人が集まる場所を指す「湊」には、「明るく社交的で、人が集まるような愛される人」というイメージがあるようですね。海を感じるスケールの大きな名前で、将来海外で活躍するようなグローバルな印象もあります。 8位朝陽(あさひ)2018年、2019年と2年連続名前ランキング11位にランクインした「朝陽(主なよみ:あさひ)」。2020年の上半期ランキングでは10位にランクインしました。 「爽やかな澄んだ空気」「物事の始まり」というイメージのある「朝」に、エネルギッシュな太陽を思い浮かべる「陽」を組み合わせた、元気いっぱいな男の子という印象を受ける名前です。 8位楓(かえで)紅葉が色鮮やかに色づく11月にぴったりな「楓(主なよみ:かえで)」。2018年の年間ランキングでは76位、2019年は51位にランクインした名前が、11月は上位にランクイン。 2019年の11月は女の子の名前ランキングでも「楓」が1位になるなど、秋生まれの赤ちゃんには男女問わず「メイプルネーム」の人気が高まるようです。 8位陽太(ひなた、ようた)「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」は2018年の年間ランキングでは8位、2019年は15位にランクイン、2020年上半期では11位にランクインした名前。 エネルギッシュな太陽を連想させる「陽」に、男らしくたくましい印象を受ける止め字「太」を組み合わせることで、「太陽のように明るく周囲を照らす、はつらつとした男の子」をイメージするような名前です。 11月は紅葉が見ごろを迎える時季ということもあり、秋らしい「楓」の人気が急上昇するという結果でした。これから男の子を出産される方は参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)調査件数:5,062件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年10月29日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は、2019年11月生まれの女の子4,960名を調査した人気の名前ランキングをご紹介します。紅葉が色づく11月らしい「楓」が1位、月がきれいに見えるこの季節にぴったりな「月」を用いた「ルナネーム」の人気が上昇しました。 1位楓(かえで)11月生まれの女の子に最も多く名づけられたのは、「楓(主なよみ:かえで)」でした。2018年の年間ランキングでは10位、2019年は18位にランクインしています。 11月は紅葉が色鮮やかに色づくことから、この時季にぴったりの「メイプルネーム」です。男の子の名前ランキングでも、11月は8位にランクインしており、この時季に人気が急上昇する傾向があるようです。 2位莉子(りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は、2018年の年間ランキングでは8位、2019年は6位、2020年上半期は4位にランクイン。 止め字に「子」を用いた「レトロネーム」でありがらも、呼びやすくキュートな響きでイマドキの名前です。「莉」は「茉莉花(ジャスミン)」に使われる人気の漢字で、2019年の人気漢字ランキングでも2位にランクインしています。 3位杏(あん)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は16位にランクインした「杏(主なよみ:あん)」。 秋と言えば紅葉、紅葉といえばとってもきれいなイチョウを思い浮かべる方も多いはず。イチョウの種子「銀杏」にも用いられる「杏」は、秋らしい名前でもあります。「アン」という名前は呼びやすく、明るくキュートな印象を受ける「二音ネーム」の一つです。 4位澪(みお)2018年の年間ランキングでは17位、2019年は11位にランクインした「澪(主なよみ:みお)」。2020年上半期ランキングでも8位にランクインしている名前です。 川や海の船が通る水路を意味し、みずみずしくもゆったりと安心感のあるイメージを受ける名前です。漢字の中に「令和」の「令」が入っている、「令和ネーム」でもあります。 5位陽葵(ひなた、ひまり)2018年の年間ランキングでは6位、2019年は1位にランクインした「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2020年上半期ランキングでも1位にランクインした人気の名前です。 ぽかぽかとあたたかい太陽の下で、きれいな葵の花がまっすぐに伸びる様子をイメージするような名前で、女の子に人気の花にまつわる「フラワーネーム」の一つです。 6位結愛(ゆあ、ゆいな)2018年の年間ランキングでは13位、2019年は7位にランクインした「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆいな)」。2020年上半期ランキングでも13位にランクインした名前です。 周囲の人から愛し愛されるようなイメージの「愛」と、人とのご縁を表す「結」を組み合わせた名前。「愛に溢れた女の子になりますように」という親の思いが感じられるようですね。 7位芽依(めい)「芽依(主なよみ:めい)」は、2018年の年間ランキングでは7位、2019年は8位、2020年上半期は6位にランクインしている名前です。 若々しさや生命力を感じるような「芽」に、いつくしみを感じる「依」と組み合わせた名前。音に温かみがあり、明るい印象の「ま行ネーム」です。「若い芽のようにエネルギーと可能性に溢れ、周囲から愛される女の子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位咲良(さくら、さら)「咲良(主なよみ:さくら、さら)」は2018年の年間ランキングでは11位、2019年は14位、2020年上半期は12位にランクインしている名前です。 「笑う」という意味のある「咲」と「人格が優れている」という意味の「良」を組み合わせた名前。「よく笑う素敵な女の子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位美月(みづき)2018年、2019年と2年連続年間ランキング13位にランクインした「美月(みづき)」。2020年上半期は16位にランクイン。 その字の通り美しい印象を受ける「美」に、夜空で優しく光る「月」を組み合わせた名前。夜空に光る美しい月を連想することから、「秋の夜長」で知られる秋に人気が上昇する名前です。 10位葵(あおい)2018年の年間ランキングでは首位、2019年は3位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。2020年上半期ランキングでも9位にランクインした名前です。 葵は太陽に向かって美しい花を咲かせることから、可憐な印象の「フラワーネーム」の一つでもあります。「葵のように太陽に向かってすくすくと成長し、美しい花を咲かせてほしい」という親の想いが感じられるようですね。 10位結月(ゆづき)2018年の年間ランキングでは8位、2019年は9位にランクインした「結月(主なよみ:ゆづき)」。2020年上半期ランキングでも7位にランクインした名前です。 7位の「美月」同様、名前に「月」のつく「ルナネーム」です。「人とのご縁」のイメージのある「結」に、夜空で優しく輝く「月」を組み合わせたどこか神秘的で美しい名前です。 10位詩(うた)2018年の年間ランキングでは43位、2019年は35位にランクインした「詩(主なよみ:うた)」が2019年の11月は人気が急上昇。 古風でどこか和の雰囲気の「レトロネーム」でもあり、「令和」の典拠の『万葉集』を連想させる名前でもあります。「詩」は楽しい音楽や美しい言葉のイメージがあり、豊かな感受性や芸術性を感じる名前です。 10位紬(つむぎ)2018年の年間ランキングでは16位、2019年は4位にランクインした「紬(主なよみ:つむぎ)」。2020年上半期ランキングでも2 位にランクインしている近年人気の名前です。 「紬」は紬糸で織られたしっかりとした絹織物を表すことから、どこか強い女性をイメージするような名前です。「絹織物のように丈夫な縁や絆で結ばれますように」という想いが込めて名づけてもいいですね。 10位陽菜(はるな、ひな)2018年の年間ランキングでは5位、2019年は14位にランクインした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。2020年上半期ランキングでは10位にランクインしました。 ぼかぼかとした暖かな日差しを連想させる「陽」に、菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた「菜の花ネーム」の一つ。あたたかく親しみやすい印象の名前で、有名人では元AKBの小嶋陽菜さんが活躍されています。 11月は月がきれいに見える時期ということもあり、「美月」「結月」などの名前に「月」のつく「ルナネーム」の人気が上昇しました。また、男の子のランキングと同じく、秋らしい「楓」という名前にも人気が集まるという結果に。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)調査件数:4,960件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月28日ベビーカレンダーは2020年1月から6月の上半期に生まれた45,577名の女の子を対象に、『2020年上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期、女の子に人気だった漢字TOP30、上半期に多く名づけられていた名前実例とともにご紹介します。 1位花2019年の漢字ランキング3位の「花」が、上半期1位を獲得。その字の通りきれいな花を連想し、花(25位)、一花(30位)、花音(38位)、和花(40位)、百花(78位)、穂乃花(84位)などの名前で用いられました。 2位菜黄色くかわいい花を咲かせる菜の花のイメージがある「菜」。2019年漢字ランキング4位、上半期は2位でした。結菜(3位)、陽菜(10位)、陽菜乃(44位)、紗菜(51位)、菜月(67位)、愛菜(74位)などで多く使われています。 3位結2019年漢字ランキング5位の「結」。紐を締めてつなぐという意味から、人や物事の縁をイメージすることができます。結菜(3位)、結月(7位)、結衣(11位)、結愛(13位)、心結(34位)、美結(44位)、結心(63位)、結(67位)などの名前で用いられました。 4位莉2019年漢字ランキング2位で、ジャスミンの一種である「茉莉花」にも用いられる「莉」。2019年名前ランキング6位だった莉子(上半期4位)のほか、朱莉(28位)、莉緒(40位)、莉愛(48位)、愛莉(49位)、莉央(55位)などの名づけで用いられました。 5位愛2019年漢字ランキング1位の「愛」。バレンタインのある2月には漢字ランキング3位にランクインしています。結愛(13位)、莉愛(48位)、愛莉(49位)、愛菜(74位)、乃愛(78)、唯愛(87位)といった名前で使われています。 6位奈2018年漢字ランキング2位、2019年6位と毎年人気の高い漢字「奈」。栞奈(55位)、怜奈(66位)、玲奈(73位)、紗奈(75位)などの名前で用いられました。 7位美2019年漢字ランキング7位の「美」。その字の通り美しい女性のイメージがあり、美月(16位)、美桜(21位)、美結(44位)、美琴(61位)、美羽(75位)、美咲(87位)といった名前が人気です。 8位乃2019年漢字ランキング8位で、やさしく古典的な印象を受ける「乃」。陽菜乃(44位)、詩乃(52位)、乃愛(78)、穂乃花(84位)などで用いられました。 9位心2019年漢字ランキング9位だった「心」。思いやりを意味する「心」は心春(21位)、心結(34位)、心陽(34位)、結心(63位)、心晴(75位)、心音(78位)などの名前で使われていました。 10位咲2019年の漢字ランキング10位の「咲」。花が咲き始める春、3月から5月に漢字ランキングTOP10に入るなど人気が上昇していました。咲良(12位)、咲茉(26位)、咲希(55位)、陽咲(72位)、美咲(87位)などで用いられました。 11位陽2019年漢字ランキング11位の「陽」。ぽかぽかとあたたかい太陽を連想します。上半期の人気名前ランキング1位の陽葵(1位)のほか、陽菜(10位)、心陽(34位)、陽菜乃(44位)、陽咲(72位)などで用いられました。 12位彩2019年の漢字ランキング12位で、しとやかで愛らしい雰囲気の「彩」。彩葉(26位)、彩羽(91位)、彩、彩愛、彩華などの名前が人気です。 13位音2019年の漢字ランキング13位の「音」。感性豊かなイメージがあり、琴音(28位)、花音(38位)、心音(78位)などで用いられました。 14位桜2019年の漢字ランキング17位の「桜」。桜の時季である4月に人気が急上昇していました。「桜」を用いた名前では、美桜(21位)、咲希(55位)、桜(61位)などが人気です。 15位希2019年の漢字ランキング14位の「希」。希望に満ち溢れた印象のある漢字です。柚希(32位)、紬希(38位)、咲希(55位)などで用いられました。 16位葵2019年の漢字ランキング15位の「葵」。葵の花が開花時期を迎える春から夏にかけて特に人気が高まっていました。陽葵(1位)、葵(9位)、日葵などの名前が人気。 17位月2019年漢字ランキング16位の「月」。美しく優しく光り輝く月を連想させ、結月(7位)、美月(16位)、柚月(52位)、優月(63位)、菜月(67位)などが用いられました。 18位華2019年の漢字ランキング19位で、華やかで、あでやかな印象のある「華」。一華(34位)、華(70位)、彩華、楓華、愛華、凛華などの名前が多く使われています。 19位茉2019年の漢字ランキング23位の「茉」。咲茉(26位)、依茉(67位)、心咲(84位)などの名前が人気。 20位葉2019年の年間漢字ランキング18位の「葉」。木々が生い茂る夏場に人気が高まる漢字です。琴葉(20位)、柚葉(23位)、彩葉(26位)など、「〇〇は」とよむ止め字として多く用いられています。 21位子2019年の漢字ランキング20位の「子」。古風で愛らしい印象を受ける「子」は、優れた人という意味があります。莉子(4位)、桜子、璃子、葵子、桃子、日向子、日菜子など、止め字として多く使われていました。 22位優2019年の漢字ランキング22位の「優」。やわらかい物腰やすぐれている人という意味があり、おだやかでやさしいイメージがあります。優月(63位)、優奈、優愛などの名前で用いられました。 23位依2019年の年間漢字ランキング28位の「依」。頼りにする、従うといった意味があることから、素直な子に育ちますように、という願いも感じられます。依茉(67位)、由依、蒼依などの名前で用いられていました。 24位柚2019年漢字ランキング31位の「柚」。冬の季語「柚子湯」のイメージからか、真冬の1月・2月生まれの女の子の名前で特に多く使われていたようです。柚葉(23位)、柚希(32位)、柚月(52位)などの名前で用いられました。 25位衣2019年の漢字ランキング25位で、美しい衣を連想させる「衣」は気品のある雰囲気に。結衣(11位)、葵衣、芽衣、優衣、柚衣などの名前で用いられました。 26位未2019年の漢字ランキング53位の「未」。まだ、いまだに、といった意味をもつ「未」は無限の可能性をイメージする漢字です。未桜、未来、彩未といった名前で多く用いられました。 27位那2019年の漢字ランキング27位の「那」。やさしく朗らかな印象を受ける漢字で、咲那(91位)、玲那、優那などで用いられました。 28位紗2019年の漢字ランキング21位、繊細で美しい印象を受ける「紗」。紗菜(51位)、紗良(70位)、紗奈(75位)といった二音ネームで多く名づけられていました。 29位香2019年漢字ランキング24位の「香」。良い香りが漂ってくるような印象を受け、「香り立つような魅力的な女性になりますように」という願いが感じられるようです。穂香(97位)、結香、遥香、香帆、明日香といった名前で使われていました。 30位羽2019年の年間漢字ランキング32位の「羽」。その字の通り、自由で伸びやかな印象を受け、「将来大きく羽ばたきますように」という想いを込めて名づけてもいいですね。美羽(75位)、彩羽(91位)、柚羽、音羽などで名づけられていました。 上半期は「花」「菜」「咲」「桜」などの花にまつわる漢字や、植物や自然をイメージさせる「葉」「陽」を用いた名前が人気という結果でした。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね♪ ※順位記載のない名前は、上半期名前ランキング100位以下<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:45,577件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月21日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた46,678名の男の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期生まれの男の子の名前で人気だった漢字ランキングTOP30、上半期に多く名づけられていた名前実例とともにご紹介します。1位翔2019年の年間漢字ランキング1位の「翔」。2020年上半期も1位を獲得しました。大空を羽ばたくイメージのある漢字で、陽翔(2位)、大翔(7位)、結翔(9位)、悠翔(32位)、翔(39位)、湊翔(49位)などが人気でした。「と」とよむ止め字として多く用いられているようです。 2位太2019年の年間漢字ランキング3位だった「太」。男らしい印象を受ける漢字で、陽太(11位)、颯太(25位)、奏太(34位)、瑛太(47位)などの名前で用いられました。 3位大2019年の年間漢字ランキング2位だった「大」。大きく立派な様子をイメージする漢字で、大翔(7位)、大和(16位)、陽大(21位)、蒼大(26位)、大智(44位)、大晴(58位)などの名前が人気です。 4位斗2019年の年間漢字ランキング4位だった「斗」。止め字として人気で、悠斗(20位)、陽斗(24位)、結斗(38位)、陸斗(50位)、遥斗(51位)、絢斗(54位)などの名前で用いられました。 5位真2019年の年間漢字ランキング6位だった「真」が、上半期は5位に。悠真(5位)、颯真(8位)、蒼真(42位)、壮真(72位)、涼真、稜真などで用いられていました。 6位陽2019年の年間漢字ランキング5位だった「陽」。あたたかな太陽を連想させる漢字で、陽翔(2位)、朝陽(10位)、陽太(11位)、陽向(13位)、陽大(21位)、陽(22位)などの名前で用いられました。 7位人2019年の年間漢字ランキング7位だった「人」。悠人(17位)、颯人(51位)、碧人(67位)、結人(82位)、湊人(91位)、健人(92位)などが人気です。 8位悠2019年の年間漢字ランキング8位だった「悠」。スケールが大きく落ち着いた印象があり、悠真(5位)、悠人(17位)、悠斗(20位)、悠(23位)、悠翔(32位)、悠生(40位)などの名前で名づけられていました。 9位蒼2019年の年間漢字ランキング9位で、青々として力強い草木をイメージする「蒼」。蒼(4位)、蒼大(26位)、蒼空(41位)、蒼真(42位)、蒼士(55位)、蒼生(58位)などの名前で用いられました。 10位一2019年の年間漢字ランキング11位だった「一」。頼もしい印象でインパクトのある漢字で、一颯(51位)、一翔(98位)、一心、一輝、太一、一真といった名前で多く使われています。 11位柊2019年の年間漢字ランキング50位だった「柊」は、漢字のつくりに「冬」が ついていて冬生まれの赤ちゃんの名前に特に人気です。柊(43位)、柊真、柊太、柊羽、柊哉、柊翔などで名づけられていました。 12位颯2019年の年間漢字ランキング10位だった「颯」。爽やかで男らしいイメージの漢字で、颯真(8位)、颯太(25位)、颯(28位)、一颯(51位)、颯人(51位)、颯斗(61位)などの名づけで用いられました。 13位晴2019年の年間漢字ランキング12位だった「晴」。初夏を連想する漢字で夏に人気が高く、2020年6月の漢字ランキングでは10位にランクイン。上半期では、晴(33位)、大晴(58位)、晴翔(64位)、晴斗、悠晴、晴太などで用いられました。 14位希2019年の年間漢字ランキング15位だった「希」。希望が感じられる漢字で、律希(36位)、光希(68位)、悠希(82位)、充希、柚希、樹希などで用いられました。 14位生2019年の年間漢字ランキング13位だった「生」。悠生(40位)、蒼生(58位)、琉生(82位)、樹生、葵生、航生などの名前が人気です。 16位樹2019年の年間漢字ランキング18位だった「樹」。樹木のようにエネルギッシュな印象があります。2019年名前ランキング4位の樹(上半期2位)のほか、樹生、律樹、春樹、樹希、大樹などで用いられました。 17位郎2019年の年間漢字ランキング16位だった「郎」。朔太郎、琥太郎、虎太郎、健太郎、幸太郎、凛太郎など、漢字三文字の名前で「〇太郎」として多く用いられています。 18位空2019年の年間漢字ランキング25位だった「空」。広い大空をイメージする漢字で、蒼空(41位)、凌空(76位)、空(92位)、大空、朔空、凛空などの名前で用いられました。 19位奏2019年の年間漢字ランキング19位だった「奏」。奏太(34位)、奏汰(35位)、奏多(44位)、奏翔(79位)、奏斗(82位)、奏(92位)などの名前で用いられました。 20位湊2019年の年間漢字ランキング14位だった「湊」は、水上航路の集まるみなとを意味する漢字です。湊(6位)、湊翔(49位)、湊大(79位)、湊人(91位)、湊太(92位)、湊士などで用いられました。 21位輝2019年の年間漢字ランキング17位だった「輝」。きらきら光るという意味を持ち、きらびやかな印象があります。大輝、一輝、輝、律輝、遥輝、桜輝などの名前で用いられました。 22位琉2019年の漢字ランキング21位だった「琉」。琉生(82位)、翔琉、琉翔、琉斗、琉、琉偉などで用いられました。 23位優2019年の年間漢字ランキング23位だった「優」。やわらかい物腰やすぐれている人を指し、おだやかでやさしいイメージです。優斗、優、優心、優翔、優真、優陽などの名前で用いられました。 24位結2019年の年間漢字ランキング22位だった「結」。人や物とのご縁を連想する、男女ともに人気の漢字です。結翔(9位)、結斗(38位)、結人(82位)、結仁、結心、結大などの名前が人気でした。 25位仁2019年の年間漢字ランキング20位だった「仁」。思いやりや慈しみを意味します。仁(61位)、理仁(98位)、結仁、陽仁、悠仁、奏仁などの名づけで用いられました。 25位和2019年の漢字ランキング27位だった「和」。日本を意味することから、大和(16位)が最も多く名づけられていました。そのほか和真、和希、翔和、奏和、杜和といった名前で用いられました。 27位汰2019年の漢字ランキング24位の「汰」。近年男の子の止め字としても人気で、奏汰(35位)、颯汰(69位)、圭汰、蒼汰、陽汰、汰一などで用いられました。 28位心2019年の年間漢字ランキング32位だった「心」は、思いやりを意味します。一心、結心、優心、瑛心、心、心翔などで用いられました。 29位士2019年の漢字ランキング26位だった「士」。さむらいや知識人を意味し、男の子の名前の止め字としてよく使われます。蒼士(55位)、湊士、瑛士、泰士、隼士、絢士などで用いられました。 30位佑2019年の漢字ランキング33位だった「佑」。助けるという意味があり、佑、奏佑、佑真、颯佑、佑成、佑斗などの名前で用いられました。 2020年上半期生まれの男の子の名前で人気の漢字ランキングTOP30をご紹介しました。「た」「と」とよむ止め字として人気の「翔」「太」「大」「斗」「人」などが上位にランクインする結果に。これから男の子を出産される方、参考になさってくださいね♪ ※順位記載のない名前は、上半期名前ランキング100位以下<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:46,678件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年10月20日3人のお子さんのうち、上の2人と違って3人目のお子さんだけは、事前に名前を決められないまま出産の日を迎えてしまったそう。すぐに名前で呼んであげられず、どんどん焦りが募っていったパパの体験談を紹介しています。 私は、現在8歳の長男、5歳の長女、2歳の次女のパパです。上の子2人と違って、2歳になる次女は、出産の日がきてもまだ名前が決まっていませんでした。3人目にして初めて名づけで焦った私たち夫婦の体験談をご紹介します。 名前が決まっていない!性別がわかってから早々に検討を始め、余裕をもって名前が決まった長男。長男ほど早くはありませんでしたが、生まれる1カ月ほど前には決まっていた長女。ところが、3人目である次女は、出産予定日が間近に迫っても名前が決まっていない状態に。 当時6歳、3歳と手のかかる2人の育児で、夫婦共々毎日が精一杯。さらに、きょうだい3人の名前に何かしらの共通点をもたせたかったこともあり、名づけが難航していたのです。そうこうしているうちに、とうとう妻の陣痛が……。 「名前は何?」の質問で焦る!3人目ということもあり、ずいぶんとスムーズに生まれてくれた次女。ほっとした気持ちとは裏腹に、私の心の中には強い焦りが生まれてきました。「名前……」。しかし、子どもが生まれると、上の子たちの育児と病院との行き来、そして仕事と、今まで以上に時間がありません。 妻とゆっくり話をする余裕もなく、生まれたわが子を名前で呼べない日だけがただ増えていきました。内心焦る私に、実家の両親や、私の職場の上司・同僚から次々と「名前は決まったの?」という質問がきます。私は、「今じっくり考えていて……」と笑顔ではぐらかすものの、焦りはピークに。 妻からの1通のLINEで決定!そんなとき、仕事中に妻から1通のLINEが届きました。そこには、「〇〇ってどう!? 上の2人と共通点もあるし、画数もばっちりだった!」という次女の名前の提案が。 私は「ここで保留しては絶対にまずい!」という直感が働き、すぐに快諾する返信をしました。その夜、初めて次女を名前で呼んだときは、安心した気持ちと何だか申し訳なかった気持ちとが入り交じり、ちょっぴり複雑でした。 次女に付けた名前は、今でも心から満足しています。いつか大きくなった次女から「どんなこと考えて私の名前を決めたの?」と名づけの由来を聞かれたら、自信をもって私たち夫婦がこめた想いを伝えます。けれど、「すぐに名前を呼んであげられなくてごめんね」という気持ちだけは、これからも心の中にしまっておこうと思っています。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:佐藤 楓1男2女の父。元小学校教員。現在はライターとして、自身の経験をもとに教育・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在は妻がフルタイムで働き、“主夫”業も兼ねる。
2020年10月17日2020年上半期に生まれた45,577名の女の子を対象に『2020年上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期生まれの女の子の名前ランキングTOP100にランクインした、人気のひらがなネームTOP12をご紹介します。1位さくら2020年上半期、女の子のひらがなネームで1位を獲得したのは「さくら」。上半期名前ランキングでも14位にランクインしており、桜の季節である4月には月間ランキング3位にランクインするなど、春生まれの女の子に特に人気が高い名前です。 日本の象徴であり春の訪れを告げる「桜」の花を連想させ、可憐で美しい印象の名前。日本的で古風な響きの名前の「レトロネーム」でもあります。 2位あかり明るくて元気なイメージの「あかり」。2018年、2019年と2年連続よみランキングで2位、2020年の上半期名前ランキングでは33位にランクインしている名前です。 丸みを帯びた見た目とその響きから、ほっと癒やされる優しいあかりのようなイメージを持つ方もいらっしゃるでしょう。 3位ひかり美しく麗しい印象の「り」止めネームの一つである「ひかり」。2018年のよみランキングでは29位、2019年は27位、2020年の上半期名前ランキングでは37位にランクインしています。 名前の意味のとおり、明るく希望を感じさせるような名前で、女優の石田ひかりさん、満島ひかりさんなどが同名で活躍されています。 4位ひまり「ひまり」は2018年、2019年と2年連続よみランキング5位、2020年の上半期名前ランキングでは42位にランクインしていました。上半期のよみランキングでは5月以降4カ月連続でTOP10に入っているほどの人気の名前。 ぽかぽかと暖かく、やさしく周囲を照らす光のイメージを受けるからか、特にあたたかくなってくる時期に人気があるようです。 5位ひなた「ひなた」は2019年名前ランキング28位、2020年上半期名前ランキングでは44位にランクインしている名前です。よみランキングでは2019年23位と人気の高い名前です。男の子にも人気のあり、2020年7月のよみランキングでは9位、8月は6位にランクインしています。 「ひなたぼっこ」のように、温もりのある陽射しを連想させるような名前です。 6位すず「すず」は2018年のよみランキングでは71位、2019年は69位。2020年の上半期名前ランキングでは55位にランクインした名前です。 リンリンとかわいらしい音が鳴る鈴をイメージさせるようです。どこか古風で穏やかな印象がある「レトロネーム」の一つ。広瀬すずさんが同名で活躍されています。 7位いろは「いろは」は2018年のよみランキングでは23位、2019年は22位、2020年の上半期名前ランキングでは59位にランクイン。 いろは歌の最初の3文字としても知られ、どことなく和を感じる名前です。音の響きもかわいらしく、女の子らしい印象を受けます。 8位すみれ「すみれ」は2018年のよみランキング57位から、2019年は45位へとランクアップ。2020年の上半期名前ランキングでは63位にランクインしました。 「菫(すみれ)」といえば、紫色の小さくかわいらしい花を連想する人が多いのではないでしょうか。ひらがなで表記することにより、女性らしくやわらかいイメージになります。 9位あおい「あおい」は2018年、2019年と2年連続よみランキング3位にランクインする人気の名前です。2020年の上半期名前ランキングでは82位にランクインしました。 太陽に向かって真っすぐ伸びる「葵」の花をイメージすることができ、「葵の花のように、まっすぐ元気に育ち美しい花を咲かせますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。女優の宮崎あおいさんが同名で活躍されています。 10位つむぎ「つむぎ」は2018年のよみランキング19位から、2019年は10位にランクアップした名前で、2020年の上半期名前ランキングでは84位にランクインしています。 日本に古くからある丈夫な絹織物の一種「紬」のように、上品な女性をイメージさせるような名前です。どこか高貴で知的な印象になる「濁音ネーム」であり、近年女の子に多く名づけられるようになった「レトロネーム」の代表格です。 11位ゆい「ゆい」は、2018年、2019年と2年連続よみランキング1位を獲得するほどの人気。2020年の上半期名前ランキングでは91位にランクインしています。 響きもやわらかく温かみがある名前で、ひらがな表記にすることにより丸みをおびて、かわいらしい印象を受けるようです。 12位こはる「こはる」は2018年のよみランキング12位、2019年は18位、2020年の上半期名前ランキングでは97位にランクインしている名前です。 春を連想することができる「こはる」は、2020年3月よみランキングでは1位、4月は2位、5月は6位と、春生まれの女の子に人気が高まっています。 女の子の上半期人気ひらがなネームTOP12をご紹介しました。やわらかい印象を受けるひらがなネームは、「すず」「いろは」「すみれ」「つむぎ」など、古風で日本的な印象のある「レトロネーム」が多くランクイン。また、「春には「さくら」「こはる」、初夏には「ひまり」が月間ランキングにランクインするなど、季節に合った名前が人気という結果に。これから女の子を出産される方、参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:45,577件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月14日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた46,678名の男の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期生まれの男の子の名前ランキング100位以内にランクインした、名前に「翔」がつく「飛翔ネーム」TOP12をご紹介します。1位陽翔(はると、ひなと)上半期「飛翔ネーム」1位に輝いたのは、「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。2018年の年間ランキングでは5位、2019年は3位、2020年の上半期は2位にランクインしました。「はると」というよみは、2018年、2019年と2年連続よみランキング1位を獲得し、2020年上半期も1位と、今最も男の子の名づけで人気です。 ぽかぽかと穏やかな太陽をイメージする「陽」に、人気の止め字「翔」を組み合わせた、大空へと羽ばたくような壮大な印象を受ける名前です。 2位大翔(はると、ひろと)2018年の年間ランキングでは2位、2019年は7位、2020年上半期でも7位にランクインした「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。 「大」は2019年漢字ランキング2位の名前で、1位の「翔」と組み合わせたトレンドネーム。「大きく、高く飛躍してほしい」「立派で優れた人になってほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 3位結翔(ゆいと、ゆうと)伸びやかでやさしい響きの「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」は、2018年年間ランキングでは18位、2019年は10位、2020年の上半期は9位にランクインしました。 「結」は「人とのご縁」「成功が実を結ぶ」といった意味を持ち、男女ともに人気の漢字。男の子の漢字ランキングでは22位、女の子では5位にランクインしています。 4位悠翔(はると、ゆうと)「悠翔(主なよみ:はると、ゆうと)」は、2018年年間ランキングでは25位、2019年は32位にランクイン。 遥か遠い様子や、のんびりと落ち着いた様子を表す「悠」と「翔」を組み合わせることで、伸びのびと大きくゆったりと大空を羽ばたくような印象を受けるようです。 5位翔(しょう)2018年の年間ランキングでは16位、2019年は26位の「翔(主なよみ:しょう)」。2019年漢字ランキングで1位だったトレンドの漢字です。 「翔」には「空高く飛ぶ」という意味があり、スケールの大きさや、束縛されない自由さなどを感じさせるようです。潔い一文字ネームで、有名人では嵐の櫻井翔さんが同名で活躍されています。 6位湊翔(みなと)「湊翔(主なよみ:みなと)」は2018年の年間ランキングでは100位圏外でしたが、2019年に70位へと大きくランクアップした人気上昇中の名前です。「みなと」というよみは、2018年よみランキング6位から、2019年は3位へとランクアップしています。 「湊」は船や人が集まる場所を指す言葉で、海の雄大さを感じさせるほか、人気者になるように、人に恵まれるようにといった願いが込められているようですね。 7位海翔(かいと)「海翔(主なよみ:かいと)」は2018年の年間ランキングでは33位、2019年は44位。「かいと」というよみは、2019年よみランキング14位にランクインした名前です。 「海」は2年連続漢字ランキング30位にランクインしています。空を羽ばたくイメージの「翔」と組み合わせることで、海と空のイメージを掛け合わせたような壮大な印象を受ける名前です。 8位晴翔(はると)2020年上半期1位のよみである「はると」。「晴翔(主なよみ:はると)」の「晴」はその字の通り、雲がなく晴れている様子を意味し、「晴れた空のように明るい心の男の子になりますように」という願いが込められているようです。 「翔」と組み合わせることで、晴れた空を羽ばたいているような、より一層爽やかな名前になりますね。 9位瑛翔(えいと)「えいと」というよみは、2018年のよみランキングでは25位、2019年は29位にランクイン。 「瑛翔(主なよみ:えいと)」の「瑛」は、澄み切った玉の光という意味があり、水晶のような透明な玉を指します。心の美しい人になりますようにという願いを込めて名づけてもいいですね。 10位奏翔(かなと)「かなと」というよみは、2018年のよみランキングでは39位、2019年は31位にランクイン。 「奏」は2019年の漢字ランキングで19位にランクインする人気の漢字で、音や声を揃えて奏でる様子を意味し、「演奏」「合奏」などの熟語に使われることから、調和や芸術性を連想させる漢字です。 11位翔太(しょうた)「翔太(主なよみ:しょうた)」は2018年の年間ランキングでは44位、2019年は46位。「しょうた」というよみは、2019年のよみランキングでは64位でした。 大空を大きく羽ばたくようなイメージの「翔」に、「太」を組み合わせることで、さらに男らしく元気な印象の名前になりますね。芸能人では、俳優の松田翔太さんが同名で活躍されています。 12位一翔(かずと)2019年の漢字ランキング11位の「一」と「翔」を組み合わせた「一翔(主なよみ:かずと)」。 「物事のはじめ」「すべて」という意味のある「一」は、一つのことをなし遂げる頼もしいイメージを受けるようです。「リーダーになり、大きく羽ばたく人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2020年上半期、男の子に人気だった「飛翔ネーム」TOP12では、その字の通り、大空を羽ばたくような力強い印象を受ける名前が多かったです。12個のうち「陽翔」「大翔」「悠翔」「晴翔」の4つが、「はると」とよむ名前でした。また、12個中10個の名前が「〇〇と」とよむ「と止めネーム」。「翔」は「と」とよむ止め字として多く用いられていました。これから男の子を出産される方、参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:46,678件(男の子) 文/福島絵梨子ベビーモデル/陽翔(はると)ちゃん(当時生後3カ月)
2020年10月13日ベビーカレンダーは、2020年9月生まれの女の子6,840名を対象に、『9月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。9月生まれの女の子の名前は、神秘的で美しいイメージのある「月」を用いた“ルナネーム”が人気でした。 1位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)5月以降、5カ月連続で1位を獲得している名前「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2018年の年間ランキングでは6位、2019年は1位、2020年の上半期でも1位と、今最も女の子に人気の高い名前です。「ひなた」「ひまり」のほか、「ひな」「ひより」「ひま」などさまざまなよみで名づけられていました。 ぽかぽかと暖かい太陽を連想させる「陽」と、太陽にむかって真っすぐ伸びる「葵」を組み合わせた、女の子らしい名前です。 2位紬(主なよみ:つむぎ)2018年の年間ランキングでは16位、2019年は4位、2020年上半期は2位にランクインした「紬(主なよみ:つむぎ)」。8月の11位から、9月は2位へと大きくランクアップしました。 「紬」は美しく丈夫な絹織物を表すことから「周囲の意見に流されない、芯のある美しい女性になってほしい」「強い縁や絆に恵まれますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2位凛(主なよみ:りん)5月以降TOP10にランクインしている「凛(主なよみ:りん)」。2018年、2019年と2年連続で年間ランキング2位にランクインし、2020年の上半期も4位にランクインするなど人気の高い名前です。 まるでリンリンと鈴の音が鳴っているような女の子らしい響きでもありつつ、「凛とした」「凛々しい」にも用いられる「美しく自立した女性」というイメージも兼ね備えた名前です。 4位陽菜(主なよみ:はるな、ひな)2018年の年間ランキングでは5位、2019年は14位、2020年上半期では10位にランクインした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。8月の14位からランクアップしました。 暖かな日差しを連想させる「陽」に、黄色くかわいらしい菜の花のイメージを持つような「菜」を組み合わせた名前です。花を連想する「フラワーネーム」の一つで、あたたかく親しみやすい印象です。 5位芽依(主なよみ:めい)5月以降、連続してTOP10にランクインしている「芽依(主なよみ:めい)」。2018年の年間ランキングでは7位、2019年は8位、2020年上半期ランキングでは6位にランクインするなど人気の高さがわかります。 草木の発芽を連想し生命力のある「芽」に、いつくしみを感じる「依」を組み合わせた名前。「エネルギーに満ち溢れた、周囲から愛される女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 6位葵(主なよみ:あおい)2018年の年間ランキングでは1位、2019年は3位、2020年上半期は9位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。4月以降連続してTOP10にランクインしている名前です。 爽やかできりっとした印象の「い」止めネームで、男女ともに名づけとして人気の漢字です。太陽に向かってまっすぐに成長し、美しい花を咲かせる葵のように「すくすくと健康に成長しますように」という想いを込めてもいいですね。 7位美月(主なよみ:みづき)名前に「月」を用いた「ルナネーム」の代表格、「美月(主なよみ:みづき)」は2018年、2019年と2年連続年間ランキング13位、2020年上半期は16位にランクインしました。ここ数カ月TOP10圏外が続いていましたが、9月は7位にランクアップ。 空気が澄んで月が美しく見える9月にぴったりの名前ですね。美しく華やかな「美」に、優しい光や神秘的な雰囲気を感じさせる「月」を組み合わせた女性らしい名前です。有名人では、山本美月さんが同名で活躍されています。 8位結愛(主なよみ:ゆあ、ゆいな)2018年の年間ランキングでは13位、2019年は7位、2020年上半期は13位にランクインした「結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)」。 名前をよんだときの音の響きもかわいらしく、人との絆や愛に満ち溢れた名前。「周囲の人に愛し愛される女の子に育って欲しい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位葉月(主なよみ:はづき)2018年の年間ランキングでは39位、2019年は53位の「葉月(主なよみ:はづき)」。「葉」は2019年の漢字ランキング18位にランクインしている漢字。 若葉のような生命力あふれたイメージがあり、穏やかで優しい印象を受けるようです。旧暦で8月を指す「葉月」は「葉落ち月」が転じたものとされており、季節は“秋”。現在は、葉月=8月として用いられることも多いため、「葉月」は8月と9月生まれの赤ちゃんに多く名づけられているようです。 10位詩(主なよみ:うた)「詩(主なよみ:うた)」は、2018年の年間ランキングでは43位、2019年は35位にランクインした名前。 古風で日本的な「レトロネーム」の一つで、音楽やリズム、言葉あそび、詩文などを連想させ、どことなく文学的で豊かな感性や芸術性を感じる名前です。「自分の気持ちを素直に言葉に表現できる、心の美しい子になりますように」という親の想いを感じられるようです。 10位莉子(主なよみ:りこ)2018年の年間ランキングでは8位、2019年は6位、2020年上半期は4位にランクインした「莉子(主なよみ:りこ)」。8月は9位にランクインし、9月もTOP10入りを果たしました。 音の響きが可愛らしく呼びやすい「二音ネーム」。また、名前に「子」を用いた「レトロネーム」でありながらも、「りこ」という響きは現代風です。「莉」はジャスミンの一種である「茉莉花」に用いられる漢字で、2019年漢字ランキング2位にランクインするなど人気があります。 ◇◇◇ 9月といえばお月見。一般的に9月は月を愛でる「十五夜(中秋の名月)」(※1)の習わしがあることから、毎年9月生まれの女の子の名前は「月」を用いた名づけが好まれる傾向にあります。 9月生まれの女の子の名前は、7位「美月(主なよみ:みづき)」、8位「葉月(はづき)」、13位「結月(主なよみ:ゆづき)」と、月間ランキング15位以内に初めて「ルナネーム」が3つランクインするなど、「ルナネーム」が多く名づけられていました。 (※1)2020年の十五夜は10月1日。9月7日から10月8日の間で毎年異なる<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:6,840件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月09日ベビーカレンダーは、2020年9月生まれの男の子7,234名を対象に、『9月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年9月生まれの男の子の名前は、9月の記録的な厳しい残暑の影響か、海を連想する名前が人気でした。1位湊 (主なよみ:みなと)8月の月間ランキング12位だった「湊 (主なよみ:みなと)」が、9月は1位に。2018年の年間ランキングでは3位、2019年は2位にランクインしている、近年トレンドの名前の一つです。 「湊」は船や人が集まる場所を意味し、おだやかな水辺のイメージ。「明るく社交的で、人に恵まれ周囲から愛される人になりますように」という願いが込められているようです。 2位蓮(主なよみ:れん)8月は1位だった「蓮(主なよみ:れん)」が、9月は2位にランクイン。2018年、2019年の年間ランキングでも1位を獲得しており、大変人気の高い名前です。 水面に浮かぶ蓮(はす)の花は仏教の教えの中でも用いられることから、どこか清らかで落ち着きのある印象を受けるようです。蓮の花は7月から9月に開花期を迎えることから、この時季にぴったりの名前ですね。 3位朝陽(主なよみ:あさひ)2018年、2019年と2年連続年間ランキングでは11位にランクインした「朝陽(主なよみ:あさひ)」。2020年の上半期は10位にランクインしています。 「物事が始まる様子」「爽やか」なイメージのある「朝」に、「エネルギッシュ」「温かい」イメージがある「陽」を組み合わせた明るい印象の名前です。9月生まれの子に名づけることで、秋の爽やかな朝を思い浮かべるようですね。 4位蒼 (主なよみ: あおい、そう)2月から毎月TOP10にランクインしている「蒼 (主なよみ: あおい、そう)」。2018年の年間ランキングでは15位、2019年は8位、2020年上半期は4位にランクイン。 青々とした草木が力強く生い茂る様子を連想させる「蒼」。青色という意味をもち、「蒼海(そうかい/青々とした海)」という言葉にも用いられることから、青い海や空を連想することができます。春・夏だけでなく、秋になってもまだまだ人気は高いままです。 5位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)7月は1位、8月は2位だった「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。2018年の年間ランキングでは5位、2019年は3位、2020年上半期は2位と、いずれも上位にランクインしています。 ポカポカとおだやかな太陽の光をイメージする「陽」に、2019年の漢字ランキング1位の人気止め字「翔」を組み合わせた名前です。澄み渡る秋空の中を羽ばたくような、壮大な印象を受けるようですね。 5位律(主なよみ:りつ)7月、8月と2カ月連続で7位にランクインした「律(主なよみ:りつ)」。2018年の年間ランキング21位から、2019年は5位に大きくランクアップし、2020年上半期は12位にランクインしています。 NHKの朝ドラ『半分、青い。』で、人気俳優・佐藤健さんが演じた役名に使われたこをきっかけに「律」という名前が急増し、その後すっかり人気のある名前として定着してきています。「律」は「おきて」や「お手本」を意味し、「真面目でしっかりした男の子」という印象を受けるようです。 7位湊斗(主なよみ:みなと)5月以降連続してTOP10にランクインしている「湊斗(主なよみ:みなと)」。2018年の年間ランキングでは25位、2019年は14位にランクインしています。 船や人が集まる場所を意味する「湊」に、星空や神秘的なイメージを受ける止め字「斗」を組み合わせた名前です。「広い心を持った、人を引き付ける魅力のある人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位樹(主なよみ:いつき、たつき)1月から毎月TOP10にランクインしている「樹(主なよみ:いつき、たつき)」。2018年の年間ランキングでは6位、2019年は4位、2020年上半期は2位と非常に人気のある名前です。 賢くシャープでかっこいい印象の「き」止めネームの一つで、「大樹」「樹木」などに用いられることから「大きくて太い大樹のような、たくましくまっすぐな男の子」のイメージを受けるようです。 8位大翔(主なよみ:はると、ひろと)6月、7月は6位、8月は9位にランクインした「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。2018年の年間ランキングでは2位、2019年は7位、2020年上半期も7位にランクインしています。 大きくて立派な様子を表す「大」に、翼を広げて大きく羽ばたく様子を意味する「翔」を組み合わせた「飛翔ネーム」の一つ。「大きく、高く飛躍しますように」という親の願いが感じられるようですね。 8位凪(主なよみ:なぎ)2019年の年間ランキングで93位にランクインした「凪(主なよみ:なぎ)」が2020年9月は8位にランクイン。 凪は風や波が静まる様子を意味する漢字で、風のない穏やかな海の上を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。「穏やかで、落ち着いて行動できるような、周囲にやすらぎを与える人になってほしい」という想いを込めて名づけてもいいですね。力強くたくましい印象を受ける「濁音ネーム」の一つです。 9月生まれの男の子の赤ちゃんの名前は、通年人気の高い名前が上位を占めつつ、「湊」「湊斗」「蒼」「凪」など海を彷彿させる名前が多くつけられていました。 今年の9月は台風9号、10号が立て続けに接近し、9月では初めて40℃を超える地域もあった、記録的な残暑となりました。この厳しい残暑が、8月に引き続き、9月も海を連想する名前の増加に影響していたのかもしれません。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:7,234件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年10月08日ベビーカレンダーは、2020年9月生まれのお子さん14,074名(女の子:6,840名/男の子:7,234名)を対象に『9月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を実施しました。女の子は名前に「月」を用いた名前や、響きが古風な名前、男の子は「湊」など海を連想させる名前が多くつけられていました。 名前ランキングTOP10 【女の子】「月」を用いた“ルナネーム”が人気!9月生まれの女の子に人気の名前1位は「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位は「紬(つむぎ)」「凛(りん)」でした。「陽葵」は5月以降、5カ月連続で1位をキープしており、今最も人気の高い名前です。9月は名前に「月」を用いた「ルナネーム」が多く名づけられていました。7位「美月(主なよみ:みづき)」、8位「葉月(はづき)」、13位「結月(主なよみ:ゆづき)」と、月間ランキング15位以内に「ルナネーム」が3つランクインしたのはここ1年で初めてです。9月といえば“お月見”。一般的に9月は月を愛でる「十五夜(中秋の名月)」(※1)の習わしがあることから、「月」を用いた名づけが好まれる傾向にあります。 また、7月に100位以下の圏外、8月に14位だった「葉月」が、9月は8位へランクアップ。旧暦で8月を指す「葉月」は「葉落ち月」が転じたものとされており、季節は“秋”。現在は、葉月=8月として用いられることも多いため、「葉月」は8月と9月生まれの赤ちゃんに多く名づけられているようです。 【男の子】厳しい残暑の影響か? 海を連想する名前が増加9月生まれの男の子に人気の名前は、1位「湊(主なよみ:みなと、そう)」、2位「蓮(れん)」、3位「朝陽(主なよみ:あさひ)」という結果でした。「湊」は8月の12位から大きく順位を上げ、1位になりました。1位「湊」、7位「湊斗(主なよみ:みなと)」に用いられている「湊」は、水上航路が集まる“みなと”を表します。青色という意味をもつ4位「蒼(主なよみ:あおい、あお)」は、「蒼海(そうかい/青々とした海)」という言葉にも用いられます。海や風が静まることを意味する「凪(主なよみ:なぎ)」は、2019年の名前ランキングで93位でしたが、9月は8位を獲得。初めてTOP10入りしました。9月は「湊」を用いた名前や、「蒼」、「凪」など、海を連想させる名前が多く名づけられていました。今年の9月は台風9号、10号が立て続けに接近し、9月では初めて40℃を超える地域もあった、記録的な残暑となりました。この厳しい残暑が、8月に引き続き、9月も海を連想する名前の増加に影響していたのかもしれません。 よみランキングTOP10【女の子「レトロネーム」人気継続9月生まれの女の子に人気のよみ1位は「めい」、2位「つむぎ」、3位「ほのか」でした。1位の「めい」は、8月の7位から大きくランクアップ。今年に入ってTOP10ランクインをキープし続けているトレンドの名前です。 女の子の名づけトレンドの傾向としては、2位「つむぎ」、3位「ほのか」、10位「いろは」のほか、11位「いちか」、12位「あかり」、16位「はな」など、古風で日本的なイメージのある「レトロネーム」が好まれている印象です。年間ランキングを徐々に上げている「いろは」は、初めて月間ランキングでTOP10入り。毎月TOP20以内にランクインし続けており、2020年の年間名前ランキングでも上位ランクインが予想されます。 【男の子】厳しい残暑の影響か、海を連想する名前も人気9月生まれの男の子に人気のよみは、1位「はると」「みなと」、3位「ゆいと」でした。「はると」は2020年の月間ランキングで、1月以降9カ月連続1位! 2018年、2019年の年間ランキングで1位と、ここ数年で最も人気の高いよみです。また、6位「あおと」、8位「かいと」、10位「ゆうと」など、近年男の子の名づけでトレンドの「〇〇と」とよむ「と止めネーム」がTOP10中6つランクインしました。漢字ランキングTOP10【女の子】「月」が14位へランクアップ9月生まれの女の子に人気の漢字1位は「莉」、2位「花」、3位「愛」でした。8月の人気漢字1位は「夏」でしたが、9月は12位へランクダウンし、全体的にここ数年、年間ランキングでTOP10入りしている定番漢字がランクインしています。「ルナネーム」で用いられた「月」は、8月の16位から、9月は14位へランクアップ。226名の女の子に名づけられていました。 【男の子】「翔」が3カ月連続1位に!9月生まれの男の子に人気の漢字1位は「翔」、2位「斗」、3位「大」という結果でした。「翔」は7月以降、3カ月連続で1位をキープしており、男の子の名づけに圧倒的な人気があります。 9月の名前ランキング1位となった「湊」が、漢字ランキング10位にランクイン。「夏」や「海」といった8月生まれの名づけで人気だった漢字を用いた名前が減少し、女の子の名づけ同様、年間を通して人気の高い漢字が上位を占めていました。 四季「秋」を用いた名前は16名9月生まれの「秋」を用いた名前を調査しました。女の子は「秋音(あきね)」「秋月(あづき)」「秋花(しゅうか)」「千秋(ちあき)」など8名、男の子も「秋人(あきと)」「秋楓(かえで)」「秋弥(あきや)」「秋佑(しゅうすけ)」など8名、計16名の赤ちゃんに名づけられていました。 ◇◇◇ 8月生まれの赤ちゃんの名づけは、「夏」や「海」を用いた季節感のある名前が男女ともに多い傾向にありましたが、9月生まれの赤ちゃんの名づけは、男女ともに通年人気の高い名前が上位を占めつつ、女の子は名前に「月」を用いた名前や、響きが古風な名前、男の子は「湊」など海を彷彿させる名前が多くつけられていました。 (※1)2020年の十五夜は10月1日。9月7日から10月8日の間で毎年異なる<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:14,074件(女の子:6,840件/男の子:7,234件) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2020年10月06日2020年上半期に生まれた45,577名の女の子を対象に『2020年上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期、女の子に人気の止め字TOP10をご紹介いたします。 2020年上半期に生まれた45,577名の女の子を対象に『2020年上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。今回は、2020年上半期に生まれの女の子のよみランキングTOP100にランクインした名前のよみから、今女の子の名前で最も人気のある止め字ランキングTOP10をご紹介します。1位な上半期で最も多く使われた止め字は「な」。上半期よみランキングTOP100には「はな」「ひな」「さな」「ゆな」「かんな」「ゆいな」「えな」など、なんと17個の名前がランクインしていました。二音、三音の名前、どちらにも使いやすいのも人気の理由かもしれません。 「な」止めネームは、やわらかくやさしい印象を受けるようです。2019年漢字ランキングでは、4位に「菜」、6位に「奈」がランクインしていることからも、人気の高さがわかります。「な」止めネームでは、女優の橋本環奈さんが活躍されています。 2位か賢くスタイリッシュな印象になる「か」止めネーム。「いちか」「ほのか」「ももか」「ゆいか」「ふうか」「はるか」「りんか」など、全部で11種類の名前が上半期よみランキングTOP100にランクイン。 2019年女の子の漢字ランキング3位には「花」、19位には「華」がランクインしています。「か」止めネームでは、女優の綾瀬はるかさんが活躍されています。 3位りちょっぴり古風でかわいらしい響きの「り」止めネーム。上半期よみランキングTOP100には「ひまり」「あかり」「ひかり」「しおり」「ひより」「あいり」「いおり」など9つの「り」止めネームがランクインしていました。 2019年名前ランキング首位の「陽葵(ひまり)」のほか、21位の「朱莉(あかり)」、30位の「ひかり」など、どこか明るく希望に満ちた印象の名前が多いようです。 4位き元気ではつらつとした印象の「き」止めネーム。上半期よみランキングTOP100には「ゆづき」「みつき」「さき」「ゆずき」「みさき」「なつき」「ゆき」の7つの「き」止めネームがランクインしていました。 2019年の漢字ランキング14位に「希」、16位に「月」がランクインしています。「き」止めネームでは、女優の山本美月さんが活躍されています。 5位い呼びやすいうえに、きりっとした印象の「い」止めネーム。上半期よみランキングTOP100には「めい」「ゆい」「あおい」「れい」「みれい」と、5つの「い」止めネームがランクインしていました。近年人気の二音ネームにも使いやすいのが特長です。 2019年の名前ランキングでは8位に「芽依(めい)」、12位に「結衣(ゆい)」がランクインしており、女優の新垣結衣さん、永野芽郁さん、宮崎あおいさん、桐谷美玲さんなど、美しい女性が多数活躍されています。 6位は上半期よみランキングTOP100には「いろは」「ことは」「ゆずは」「おとは」の4つの「は」止めネームがランクインしました。 漢字では「彩葉」「琴葉」「柚葉」など「葉」が人気。2019年漢字ランキングでも「葉」は18位にランクインしています。名前に「葉」の字が入ると、古風なイメージになります。 6位お上半期よみランキングTOP100には「みお」「りお」「まお」「なお」の4つの「お」で終わる名前がランクイン。漢字では「美桜」「澪」「莉央」「莉緒」などが人気です。 特に「みお」は2019年のよみランキングでも7位にランクインしており、響きがかわいらしい名前として人気があります。芸能人では、今田美桜さんが同名で活躍されています。 8位の「ひなの」「りの」「ゆの」の3つの「の」で終わる名前がTOP100にランクイン。 漢字では「陽菜乃」「詩乃」「彩乃」などがあり、2019年漢字ランキング8 位にランクインした人気漢字「乃」がよく使われているようです。「乃」を用いることで、どことなく優しく古風で上品な印象を受けるようです。「の」止めネームでは、指原莉乃さんが活躍されています。 9位こ「こ」止めネームが「りこ」「あこ」の2つランクイン。「莉子」は2019年の年間ランキングでは6位、2020年上半期は4位にランクインしている人気の高い名前です。 「子」の止め字を用いた、古風で和風な美を連想させる「レトロネーム」の一つですが、可憐で上品な響きは現代風で、レトロとイマドキのいいとこ取りの名前と言えます。「心」を「こ」とよむ名づけも多いようです。 9位ら「ら」止めネームは「さら」「そら」の2つがTOP100にランクイン。漢字では「咲良」「紗良」など「良」が人気。 「良」は2019年漢字ランキングでも67位にランクインしており、清らかな良い子に育つように願いを込めて名づけてもいいですね。「ら」止めネームでは、IZ*ONEの宮脇 咲良さんが活躍されています。 女の子の上半期人気止め字TOP10をご紹介しました。上半期は、やわらかい印象を受ける「な止めネーム」が圧倒的に人気という結果に。これから女の子を出産される方、参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:45,577件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月02日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた46,678名の男の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。近年男女ともに「陽」を用いた「太陽ネーム」が人気です。 2020年上半期生まれの男の子では計531名、123種類と多様なバリエーションで名づけられていました。今回は、2020年上半期生まれの男の子の名前ランキングでTOP100にランクインした、「太陽ネーム」TOP8をご紹介します。1位陽翔(はると、ひなと)上半期「太陽ネーム」首位に輝いたのは、「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。2018年の年間ランキングでは5位、2019年は3位、2020年の上半期は2位にランクインするなど、徐々に人気が高まっている名前です。 あたたかな太陽をイメージする「陽」に、人気の止め字「翔」を組み合わせることで、大空へ羽ばたくような壮大な印象を受け、明るく前向きなイメージのあるかっこいい名前です。 2位朝陽(あさひ)「朝陽(主なよみ:あさひ)」は2018年、2019年と2年連続名前ランキング11位に、2020年の上半期は10位にランクインした名前です。 「澄んだ空気」「物事の始まり」のイメージのある「朝」と、エネルギッシュで快活なイメージのある「陽」を組み合わせることで、男の子らしく元気な印象を受けるようですね。前向きで力強くかっこいい「あ行ネーム」の一つです。 3位陽太(はるた、ようた、ひなた)「陽太(主なよみ:はるた、ようた、ひなた)」は、2018年の年間ランキングでは8位、2019年は15位、2020年の上半期は11位にランクインした名前。 太陽をイメージするエネルギッシュな「陽」に、男らしいイメージの止め字である「太」を組み合わせることで、力強い印象を受けます。「明るく元気で、周囲を照らす存在になってほしい」と願いを込めて名づけてもいいですね。 4位陽向(ひなた)2018年の年間ランキングでは13位、2019年は20位、2020年の上半期は13位にランクインした「陽向(主なよみ:ひなた)」。「ひなた」というよみは男女ともに人気で、2019年の男の子のよみランキングでは9位に、女の子では23位にランクインしています。 8月の誕生花である向日葵の「向」を組み合わせた名前で、特に夏生まれの赤ちゃんの名前として人気が高まります。 5位陽大(はるた、ようた)「陽大(主なよみ:はるた、ようた)」は、2018年名前ランキング36位から、2019年は22位に大きくランクアップした名前。2019年の漢字ランキング5位の「陽」と、2年連続漢字ランキング2位の「大」を組み合わせたイマドキの名前です。 太陽をイメージする「陽」に、大きく立派な印象を受ける「大」。「太陽のように大きく健やかに成長してほしい」という親の願いが感じられるようですね。 6位陽(はる、ひなた)「陽(主なよみ:はる、ひなた)」は、2018年名前ランキング38位から、2019年は23位に大きくランクアップした名前。 印象的な一文字ネームで、温かさやおおらかさが感じられる名前です。「陽」は男の子の漢字ランキングでは5位、女の子では11位にランクインしており、男女ともに人気の高い漢字です。 7位陽斗(はると)2018年名前ランキング19位、2019年は17位にランクインした「陽斗(主なよみ:はると)」。 北斗七星を連想させる壮大なイメージの漢字「斗」は止め字としても人気で、美しくもどこか神秘的な印象に。太陽のような穏やかさの中にも、凛とした強さが感じられるような名前です。 8位太陽(たいよう)「太陽(主なよみ:たいよう)」は、2018年は100位ランキング圏外から、2019年は年間ランキング91位にランクアップした名前です。 その字の通り、自らの炎で周囲を照らし続けるエネルギッシュな太陽をイメージさせる名前です。有名人ではタレントの杉浦太陽さんが同名で活躍されています。 2020年上半期生まれの男の子の名前ランキングTOP100以下の「太陽ネーム」は、「悠陽(主なよみ:はるひ、ゆうひ)」、「陽仁(主なよみ:はると)」、「陽葵(主なよみ:ひなた)」、「春陽(主なよみ:はるひ、はる)」、「陽真(主なよみ:はるま)」、「優陽(主なよみ:ゆうひ)」の順に多く名づけられており、全部で123種類の名前のバリエーションがありました。 TOP8つのうち「陽太」「陽向」「陽大」など、3つがたくましいイメージの「た止めネーム」。力強く元気いっぱいな印象の名前が多かったです。これから男の子を出産される方、参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:46,678件(男の子) ベビーモデル/春陽(はる)ちゃん(当時生後4カ月)文/福島絵梨子
2020年10月01日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は10月生まれの女の子6,716名に人気の名前ランキングをご紹介します。10月は古風で日本的な印象の「レトロネーム」が大人気でした。 1位楓(かえで)「楓(主なよみ:かえで)」は2018年の年間ランキングでは10位、2019年は18位にランクイン。 「楓」は秋に美しい紅葉が楽しめる落葉樹を表すことから、秋生まれにぴったりの名前です。また、楓の種子には翼がついていることから、「大空を羽ばたくような女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2位陽葵(ひなた、ひまり)「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」は2019年の年間名前ランキング1位、2020年の上半期人気ランキング1位と近年女の子の名づけで最も人気のある名前の一つです。 ぽかぽかとおだやかな太陽を連想させる「陽」と、真っすぐに伸びて色とりどりの花を咲かせる「葵」を組み合わせた、かわいらしさと女性らしさを兼ね備えた品のある名前です。「ひまり」「ひなた」のほか、「ひまわり」「ひより」「ひな」などのかわいらしい響きも人気の理由のようです。 3位結月(ゆづき)「結月(主なよみ:ゆづき)」は2018年の年間ランキングでは8位、2019年は9位にランクイン。 「人との良縁」や「結果が実を結ぶ」ようなイメージのある「結」に、夜空で美しく輝く「月」を合わせた、どこか神秘的な印象を受ける名前です。10月の夜空は空気も澄んで月が美しく見える時期。この季節にぴったりですね。 3位紬(つむぎ)2018年の年間ランキング16位から、2019年は4位へと大きくランクアップした「紬(主なよみ:つむぎ)」。日本的で古風な名前「レトロネーム」の中でも、特に近年人気が高まっている名前です。 「紬」とは紬糸で織られた絹織物のことで、江戸時代にはそのしっかりと丈夫な生地から普段着としても使用されていたというほど。「芯のある自立した女の子に育ちますように」「絹織物のように丈夫な縁や絆で結ばれますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 5位結衣(ゆい)「結衣(主なよみ:ゆい)」は2018年の年間ランキングでは4位、2019年は12位、2020年の上半期ランキングでは11位にランクインする名前です。男女問わず人気のある女優・新垣結衣さんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 人とのご縁を表す「結」に、美しい衣や絹を意味する「衣」を組み合わせており、どことなく古風で気品のある印象です。呼びやすく覚えやすい「二音ネーム」です。 6位結菜(ゆいな、ゆな)「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」は2018年の年間ランキングでは3位、2019年は5位にランクイン。2019年漢字ランキング5位の「結」と、4位の「菜」の人気漢字を合わせたイマドキの名前です。 黄色のかわいらしい菜の花を連想させ、明るく愛らしい印象を受ける「菜の花ネーム」の一つです。「結」という漢字から「人との結びつき」「実を結ぶ」などを連想することから、「良縁に恵まれますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。 6位凛(りん)「凛(主なよみ:りん)」は2018年、2019年と2年連続年間ランキング2位、2020年上半期ランキングでは4位にランクインするなど人気の高い名前です。 「凛々しい」「凛とした」などの言葉に使われることから、自分の道を自分の力で切り開いて歩んでいくような、美しくも自立した女性のイメージがあります。「りん」という音の響きからは、かわいらしく透明感のある印象を受けるようです。 6位澪(みお)「澪(主なよみ:みお)」は2018年の年間ランキングでは17位、2019年は11位、2020年上半期ランキングでは8位にランクインする名前です。 「澪」は、川や海の船が通る水路を意味しており、広い海や穏やかな川のようにどこかゆったりとして安心感があります。漢字の中には「令和」の「令」が入っている、「令和ネーム」の一つでもあります。 9位美月(みつき、みづき)2018年、2019年と2年連続年間ランキング13位にランクインした「美月(主なよみ:みつき、みづき)」。2020年上半期ランキングでも16位にランクインしています。 その字の通り美しく女性らしい「美」に、優しい光で暗闇を照らす「月」を組み合わせた名前。夜空に光る美しい月を連想させ、「秋の夜長」で知られる10月にピッタリの名前です。 9位陽菜(はるな、ひな)本ランキング6位の「結菜」と同じく「菜」がつく「菜の花ネーム」の一つである「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。2018年の年間ランキング5位、2019年は14位、2020年上半期ランキングでも10位にランクインしています。 あたたかなやさしい陽射しを連想させる「陽」に、かわいらしい菜の花のイメージがある「菜」を組み合わせた、女の子らしい名前です。芸能人では小島陽菜さんが同名で活躍されています。 2019年の10月生まれの女の子の名前では、「楓」「結月」「紬」「澪」「美月」といった古風で日本的な印象のある「レトロネーム」がTOP10内に5つもランクインしていました。また、十五夜に次ぐ名月を楽しむ「十三夜」のある10月は、「月」を用いた名前「結月」「美月」がランクインしていたのもの大きな特徴です。これから女の子をご出産される方、ぜひ参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月1日(火)~2019年10月22日(火)調査件数:6,716件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年09月29日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は、10月生まれの男の子6,857名を調査した人気の名前ランキングをご紹介します。10月は「〇〇と」とよむ「と止めネーム」と、漢字一文字の「一文字ネーム」が大人気です。 1位蓮(れん)「蓮(主なよみ:れん)」は、2018年・2019年の年間名前ランキングで1位を獲得している、今最も人気のある名前です。2019年の8月以降、3カ月連続で1位を獲得しており、2020年の上半期ランキングでも1位という結果になりました。 夏に開花を迎え秋頃には実が成長する、蓮(はす)をイメージする人も多いのではないでしょうか。仏教の花としても親しまれていることから、清らかで落ち着いた印象を受けるようです。さわやかで洗練された印象の「一文字ネーム」の一つです。 2位律(りつ)イマドキでかっこいい「ら行ネーム」の「律(主なよみ:りつ)」。2017年はランキング100位圏外でしたが、2018年4月~9月に放送された連続テレビ小説『半分、青い。』で俳優の佐藤健さんが演じた役名として広く知られるようになりました。同年10月ごろから人気が急上昇し、2018年の年間名前ランキングでは21位、2019年は5位にランクインしています。 「律」という漢字には「おきて」「お手本」という意味があり、「旋律」「調律」など音楽に関係する言葉にも使われることから、まじめで賢くどこか芸術的な印象を受ける名前です。 3位大翔(はると、ひろと)「翔」がつく飛翔ネームの「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。2018年の年間ランキングでは2位、2019年は7位、2020年の上半期も7位にランクインしています。 2019年漢字ランキング首位の「翔」と2位の「大」を組み合わせた人気のイマドキネームです。「大空を羽ばたくように世界で活躍するような人」という印象を受けるようなスケールの大きい名前です。 3位湊(そう、みなと)「湊(主なよみ:そう、みなと)」は、2018年の年間ランキングでは3位、2019年は2位、2020年上半期ランキングでは6位にランクインしている人気の名前の一つ。 「湊」は水上航路の集まってくる「みなと」を意味することから、人や物が集まってくるという印象を受けます。「人気者になり、よい友人に恵まれますように」という願いが感じられるようです。海をイメージする名前なので、グローバルに活躍してほしいという思いも感じられます。 5位蒼(あおい、そう)「蒼(主なよみ:あおい、そう)」は2018年の年間ランキング15位、2019年は8位にランクインし、2019年9月に引き続き10月も5位にランクイン。2020年上半期ランキングでも4位にランクインするなど、近年人気の高い名前です。 「蒼」は、植物が生い茂る様子を意味し、さわやかで健康的なイメージがあります。「草木が生い茂るようにすくすくと育ちますように」という願いが感じられるようです。 6位颯真(そうま、ふうま)「颯真(主なよみ:そうま、ふうま)」は、2018年、2019年の年間ランキングで2年連続16位にランクイン。2020年の上半期ランキングでも8位にランクインしています。 落ち着いた印象の「ま止めネーム」の一つであり、「まっすぐ正直、はつらつとした爽やかな男の子になって欲しい」という願いが込められているようですね。 7位悠人(はると、ゆうと)男の子の名前で人気の止め字「人」を用いた「悠人(主なよみ:はると、ゆうと)」。2018年の年間ランキング9位、2019年は13位にランクインし、2020年の上半期ランキングでは17位にランクインしました。 「悠」は「はるか遠い様子」や「のんびりした様子」を表し、スケールが大きく落ち着いたイメージを持ち、音の響きからも伸びやかで優しい印象を受けるような名前です。 7位陽太(ひなた、ようた)「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」は2018年の年間ランキングでは8位、2019年は15位にランクイン、2020年上半期では11位にランクインしました。 やわらかな日差しの太陽を連想させる「陽」と、はつらつと元気な印象を受ける「太」を組み合わせた名前。「太陽のように朗らかに、たくましい男の子に成長しますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位陽翔(はると、ひなと)本ランキング3位の「大翔」と同じく、希望に満ち溢れた「飛翔ネーム」である「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。2018年の年間ランキングでは5位、2019年は3位、2020年の上半期ランキングでは2位と徐々に人気が高まっている名前です。 太陽を連想させる「陽」に、大空を高く飛び回る様子を思い浮かべる「翔」の組み合わせは、爽やかな空を羽ばたき飛んでいくようなイメージを受けるようですね。 10位大和(やまと)2018年の年間ランキングでは7位、2019年は9位にランクインした「大和(主なよみ:やまと)」。2020年上半期ランキングでも16位にランクインしています。 日本の伝統的な美しさが感じられるような「レトロネーム」の一つです。たくましさや大らかさを感じさせる「大」と、「平和」「和やか」という言葉からも安心感を受ける「和」を組み合わせた名前です。「男らしく力強さもありながらも、大らかで周囲を安心させるような頼もしい人になってほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 10月生まれの男の子に人気の名前TOP10の中で、「大翔」「湊」「悠人」「陽翔」「大和」と、なんと5つも「と止めネーム」がランクイン!また、漢字一文字の「一文字ネーム」も4つランクインしていました。 10月生まれで「十」という漢字を用いた名前は、「十真(とうま)」「十和(とうわ)」など6人に名づけられていました。9月生まれの「九」がつく名前の赤ちゃんは0人でしたので、「十」は生まれ月を名づけに取り入れやすい漢字のようです。これから男の子を出産される方はぜひ参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月1日(火)~2019年10月22日(火)調査件数:6,857件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年09月27日