昨年7月期に放送された鈴木亮平(38)主演の『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)が、’23年に映画化されると発表された。’18年のNHK大河ドラマ『西郷どん』、昨年4月期の『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)とテレビドラマでの主演は続いていたが、映画では’16年に『彼岸島 デラックス』で白石隼也(31)とW主演して以来7年ぶりとなる。「最近では『孤狼の血 LEVEL2』や『燃えよ剣』『土竜の唄 FINAL』などの注目作品で、主要人物を演じることが多かったです」(芸能関係者)「TOKYO MER」は鈴木演じるチーフドクター・喜多見幸太率いる救命救急のプロフェッショナルチームが最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両「ERカー」を駆使し、事故や災害現場で負傷者を救い出すストーリー。生中継然とした緊迫感とスピード感溢れる演出やリアルな手術シーンは話題を呼び、最終回の平均世帯視聴率は19.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。「本作は、コロナ禍で奮闘する医療従事者へのエールも込めて制作されました。『待っているだけでは、救えない命もある』と患者の元に向かう喜多見チーフは、現代における新たなヒーローとして多くの視聴者から支持を集めました。脚本を担当した黒岩勉氏は、“新型コロナの感染者数や死者数が毎日のように発表されるが、人の命の重さは数字では測れない”とし、作中の『死者0』と『死者1』の重みをしっかり表現することを意識したといいます。頼り甲斐のある喜多見チーフについては、『はじめから鈴木さんをイメージしてあて書きをした』と語っていました」(テレビ局関係者)■座長として共演者・スタッフからも絶大な信頼ドラマが好評の一方で、放送期間中には共演者の稲森いずみ(49)と馬場徹(33)に新型コロナの感染が確認された。放送日程に支障をきたすことはなかったが、厳しい状況のなかでの撮影だったという。「撮影は主に都内のスタジオで行われました。屋外でドラマ撮影を許可する場所が少なかったため、テントを使った撮影シーンもスタジオ内にテントを張って撮影していました」(制作関係者)しかし制約が多い状況でも、座長として撮影現場を盛り立てていたという鈴木。本作で研修医・弦巻比奈を演じた中条あやみ(24)は昨年7月に本誌インタビューで、「現場でパニックになってしまうこともあるんです」と明かしていた。けれど、そんな緊張を鈴木がほぐしてくれたようで、和気あいあいとしたエピソードを教えてくれた。「周りのことをよく見ている方で、私が考えごとをしていると、『あんた!いまボーッとしてたやろう!』とツッコミが入る(笑)。家族のこともよく話して聞かせてくださいますし、気さくな方です」鈴木が持つ「気さくさ」。だがそれだけではなく、「ストイックさ」とのメリハリが座長としての信望を集めているようだ。「鈴木さんは気さくなだけでなく、どんなスタッフにも『さん』付けで呼ぶなど礼儀正しい人。その人柄は、スタッフや共演者から絶大な信頼が寄せられています。一方で研究熱心なことでも知られており、本作での手術シーンは吹き替えナシ。監修医も『鈴木さんは1、2回手本を見たら覚えてしまう』と感嘆したそうでが、空き時間に参考動画を見るなど独学でも学んでいたようです。手術シーンの演技は賀来賢人さん(32)も『ミスターストイック』と言うほど完璧な演技を披露してくれましたが、鈴木さんは何よりもチームワークを大切にしていました」(前出・制作関係者)■“不惑”に向けてさらなる高みへ映画が公開される’23年に、“不惑”の40歳を迎える鈴木。快進撃が続くなか、役者としてさらなる高みを目指しているという。「鈴木さんは作品の時代背景や人物について知識を深めることはもちろん、役柄によっては体重を増減させるなどのストイックさで有名です。ですがそうした努力の積み重ねで、演技の引き出しを増やしてきたのです。これまでは求められることに全力で応えてきたそうですが、40代からは自分のスタイルを打ち出していきたいと思っているようです。そのためにもまだまだ色んな役柄に挑戦したいと話していました」(前出・芸能関係者)「TOKYO MER」の映画化にあたって、「我々『MER』メンバーもドラマと同じレベルのものをお見せするわけにはいきません。個々のスキルもチームワークもさらにパワーアップして、成長した姿を見ていただきたいです」とコメントを寄せていた鈴木。その飽くなきチャレンジ精神で、チームを引っ張っていくことだろう。
2022年01月06日俳優の鈴木亮平が出演する、ピタットハウスネットワーク・ピタットハウスの新CM「新任店長 挨拶」編が、4日から放送されている。新CMでは、ピタットハウス新任店長役の鈴木が、接客やメンバーとのチームワークを大切にしながら仕事に奮闘する姿を描く。オフィスワークでの真剣な眼差しや客とのコミュニケーションを楽しむ姿、最後にメンバーに見せるチャーミングな笑顔など、鈴木の様々な表情も見どころになっている。撮影では、台詞を飛ばしてしまったりガッツポーズを忘れてしまったりする場面もみられ、おどけた顔で現場を和ませていた鈴木。緊張気味だった共演の女の子には目線を合わせて優しく話しかけるなど、周囲への気配りも徹底していた。■鈴木亮平インタビュー――撮影を終えた感想をお願いします。撮影は天気に恵まれ、モデルルームでも日差しが気持ちよく、「ここに住んでいただきたい!」という気持ちが生まれました。イメージキャラクターとして最初のCMなので、日当たりが良く天気が良かったことは恵まれたなと思いました。――今回のCMでピタットハウスの新任店長役を演じられた感想をお願いします熱意が先走りすぎてもついてきてもらえないと思うので、熱意もあるけど柔らかさもあり、丁寧さもある。そんな今の時代に「こういう人と働きたい」と思ってもらえるような店長を目指して演じました。――家を買うときのポイントを教えてください日当たりです。明るい家が好きなので、日当たりがいい家が良いです。ただ、最近は夏が暑いので、少し東寄りの“いい具合”に光が入る家などこだわりたいです。――今年の抱負を教えてくださいダイビングをやりたいと思っています。ずっと憧れがあり、2021年に体験ダイビングをやったので、今年は本格的に免許を取って、どこかの海に潜って、海の中の世界を見てみたいです。
2022年01月05日昨年夏に放送された本格救命医療ドラマの映画化『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』の公開が決定。鈴木亮平をはじめ、オリジナルキャスト再集結でパワーアップして2023年、スクリーンに帰ってくる。本作は、救命救急のプロフェッショナルチーム「TOKYO MER」の活躍を描く物語。最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施す都知事直轄の医療チームとなっており、“一人も死者を出さないこと”が彼らのミッションだ。そして映画には、「TOKYO MER」チーフドクター・喜多見幸太役の鈴木さんはもちろん、賀来賢人演じる喜多見を支える医系技官・音羽尚、中条あやみ演じる循環器外科とMERチームを兼務する研修医・弦巻比奈。菜々緒や仲里依紗、石田ゆり子ら豪華キャストが再集結する。主演の鈴木さんは「なによりも『MER』メンバーに再び会えると思うと今からとてもワクワクしています」と映画化決定を喜び、「ドラマの時にも巨大なスケールで描かれた『TOKYO MER』が、映画になるとどうなってしまうのか・・・僕もまだ想像できていないのですが、間違いなくさらにスケールアップした作品になるでしょう。責任重大ですね。楽しみですが、少し怖くもあります(笑)。我々『MER』メンバーもドラマと同じレベルのものをお見せするわけにはいきません。個々のスキルもチームワークもさらにパワーアップして、成長した姿を見ていただきたいです」とメッセージを寄せている。また映画化を記念して、メンバーたちを動物キャラクターにデザインしたWEB版ショートアニメの配信も決定。ドラマの名場面をオマージュした場面設定で、「病院あるあるネタ」などクスッと笑えるストーリーが描かれる。こちらは、「TVer」、「TBS FREE」、「GYAO!」、「Paravi」にて3話まで配信中。新エピソードも随時配信予定だ。『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』は2023年公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~ 2023年公開予定
2022年01月05日2021年7月期にTBS日曜劇場枠で放送された鈴木亮平主演の救命医療ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の映画化が決定した。公開は2023年。主演の鈴木をはじめ、オリジナルキャストが再集結する。物語の舞台は、「TOKYO MER」という救命救急のプロフェッショナルチーム。“MER”とは、モバイル・エマージェンシー・ルームの略称。最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で、重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施す都知事直轄の医療チームだ。彼らに課されたミッションは“一人も死者を出さないこと”。ドラマ版では、立てこもり事件やトンネル崩落事故、また爆破テロの現場に果敢に飛び込んでいく「TOKYO MER」メンバーの姿が描かれ、SNS上で「ヒーロー感がすごい!」「今週も泣いた」など感動の声があふれた。そして、熱いチームワークで結ばれた彼らの姿と、衝撃的なストーリー展開に惹きつけられた多くのファンから、最終回放送終了後も続編や映画化を期待する声が続出。その熱い要望を受け、映画化が決定した。映画版も、主演は鈴木亮平が務める。彼が演じる喜多見幸太は「TOKYO MER」のチーフドクターで、驚異的な救命技術を持つスーパー救命救急医だ。「待ってるだけじゃ、助けられない命がある」という強い信念で、どんな苦境にも勇猛果敢に突き進む。どれほど切迫した状況でも声を荒らげることなく、冷静沈着に要としてチームを引っ張っていく喜多見の姿には、ドラマ放送時に「理想のリーダー像」との声が数多く上がった。また、喜多見を支える医系技官の音羽尚を演じる賀来賢人や、循環器外科とMERチームを兼務する研修医・弦巻比奈役の中条あやみ、菜々緒や仲里依紗、石田ゆり子らの続投も決定した。映画化を記念して、「MER」のメンバーたちを動物キャラクターにデザインしたWEB版ショートアニメの配信も決定。メンバーそれぞれの特徴をコミカルにとらえつつ、ドラマの名場面をオマージュした場面設定で、「病院あるあるネタ」などクスッと笑えるストーリーが描かれる。制作するのは、『みっちーのアニメ』などの累計再生回数が1.9億回超えの人気ショートアニメを多数制作するFUNNY MOVIE。WEB版ショートアニメは本日1月5日より「TVer」、「TBS FREE」、「GYAO!」、「Paravi」にて1話から3話まで配信中(TBS公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」では1話のみ限定公開)。新エピソードも随時配信される。○■鈴木亮平コメント映画化と聞いて、なによりも「MER」メンバーに再び会えると思うと今からとてもワクワクしています。『TOKYO MER』が描いてきたのは、たった一つしかない命の大切さ。そしてそれを支える医療従事者をはじめ、消防隊、警察など、誰かのために頑張っている人たちの勇気ある心です。ドラマ放送中は、僕たちも皆様からたくさんの勇気と熱い感想をいただきました。今回そのお気持ちに、映画化という最高の形で恩返しできることが本当にうれしいです。そして、現実でもまだ予断を許さない状況が続いているからこそ、医療従事者の方々の魂を伝えられる作品を作りたいと思っています。ドラマの時にも巨大なスケールで描かれた『TOKYO MER』が、映画になるとどうなってしまうのか・・・僕もまだ想像できていないのですが、間違いなくさらにスケールアップした作品になるでしょう。責任重大ですね。楽しみですが、少し怖くもあります(笑)。我々「MER」メンバーもドラマと同じレベルのものをお見せするわけにはいきません。個々のスキルもチームワークもさらにパワーアップして、成長した姿を見ていただきたいです。『劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~』を是非ご期待ください。お楽しみに!○■八木亜未プロデューサーコメントドラマ時のメンバーの再集結が叶い、新たな物語を、しかも映画という大きな舞台で紡げることに、今からとてもワクワクしています。ドラマ以上のスケールと感動をお届けすべく、喜多見チーフはじめ、チームMERで頑張りますので、楽しみにお待ちいただければと思います。また、公開までの期間を皆様に楽しみながらお待ちいただくため、1話2分くらいのショートアニメを作りました。本日から3月にかけて順次配信していきます。ドラマとは一味違うゆる~い面白さですので、お気軽にご覧ください!(C)TBS
2022年01月05日《私、坂本昌行は結婚いたしましたことをご報告させていただきます》12月30日に朝海ひかる(年齢非公開)との結婚を発表した坂本昌行(50)。坂本は、所属するジャニーズ事務所の公式サイトを通じて冒頭のようにコメントを発表し、《これまでファンの皆さま、そして、関係者の方々に支えられ素敵なお仕事をさせていただきましたことに、心より感謝申し上げます》と続けた。各メディアによると、そんな坂本と朝海の出会いは約3年前に遡る。「2人は18年11月に上演された坂本さんの主演ミュージカルで初共演し、距離を縮め、19年の春ごろから交際をスタートしたそうです。当時、V6のメンバーとしても活躍する坂本さんを朝海さんは献身的に支えていたと聞いていいます。すでに同居しており、披露宴などは現状予定していないといいます」(芸能関係者)本誌も19年11月に坂本が愛犬とともに朝海と公園を散歩する姿を目撃している。入籍した30日は2021年最後の一粒万倍日。縁起が良いとされる吉日だが、この日に“もう一つの意味”があると、前出の芸能関係者は指摘する。「V6は11月1日に解散しましたが、ファンへの“プレゼント”などはまだ続いていました。50〜53枚目のシングル購入特典であるスリーブケースが12月28日までに発送され、地域にもよりますが29日までにほとんど到着していたようです。さらに、ファンクラブ向けの最後の会報も、29日にはファンの元へ届いていた模様です。坂本さんが30日を結婚発表の日に選んだのには、ファンへの贈り物が終わったことを一つの区切りとする思いもあったのではないでしょうか」26年間、V6のリーダーとしてグループを支え続けた坂本。その全てが幕を閉じるタイミングでの結婚発表に、SNS上では多くのファンが祝福の言葉を綴った。《坂本くん、結婚おめでとうV6が綺麗な終わり方で完結し、最後の会報を届けた時点での発表、完璧です。お幸せに!》《最後の会報が発送された後に結婚発表持ってくる坂本昌行さんに愛しかない》《V6からの贈り物及び会報、エイベックスからのスリーブケース発送が終わった後に御報告なんて全てのタイミングが素晴らしい》《さかもとくんおめでとうおめでとう最後の会報も届いて本当に区切りがついたタイミングなのが…あんたリーダーだぜ》
2021年12月31日「鈴木敏夫とジブリ展」が、京都文化博物館にて2022年4月23日(土)から6月19日(日)まで開催される。スタジオジブリ・鈴木敏夫の“言葉”に着目「鈴木敏夫とジブリ展」は、スタジオジブリ・プロデューサー鈴木敏夫の“言葉”に注目した展覧会。鈴木敏夫は、作品の世界観をより多くの人に伝えるため、高畑勲や宮﨑駿といった監督の意図を捉え、その本質を“言葉”にして伝えてきた。「鈴木敏夫とジブリ展」では、力強い“言葉”の数々とともに、『となりのトトロ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『かぐや姫の物語』など、数々のアニメーション映画を世に送り出してきた鈴木敏夫が「読んできた本」と「その時代背景」に焦点を当てる。鈴木敏夫が読んだ漫画や小説など書籍約8,800冊を紹介会場では、戦後の名古屋で育った鈴木敏夫がこども時代から読んできた漫画や小説をはじめ、青春時代を経て社会に出てからもなお読み続けている歴史本やノンフィクション、評論本などを一挙に紹介。鈴木敏夫の血肉となった約8,800冊の書籍や映画作品を通じて、作品や作家からどのような影響を受け、鈴木敏夫の思考術を構築していったのかを探る。同時に、鈴木敏夫がどのように作り手と向き合い、プロデューサーとしてスタジオジブリ映画を確立していったのかを辿っていく。少年時代の理想の詰まった鈴木敏夫のお部屋1950年代、鈴木敏夫の少年時代の記憶をベースに作られた四畳半の部屋。ここはすこし「理想」を添えて再現。鈴木は、少年時代、部屋の壁には好きなものがぎっしり、漫画雑誌は捨てず、すべて部屋に溜め込み、暇さえあれば読んでいたという。スタジオジブリ誕生の秘密を探る。京都老舗のグッズ付チケットも通常チケットに加え、京都の老舗によるグッズ付きのチケットも販売される。京都の伝統的な“京友禅”で鈴木敏夫の書やメインビジュアルを染め上げた「おふき」が付いてくるチケットや、創業175年の京の老舗「緑寿庵清水」が手がける金平糖付きのチケットを用意。金平糖は、『千と千尋の神隠し』に登場する「ススワタリ」をイメージしたものと、「ススワタリ」の大好物の金平糖をイメージしたものの2種類を揃える。【詳細】鈴木敏夫とジブリ展会期:2022年4月23日(土)~6月19日(日)会場:京都文化博物館住所:京都府京都市中京区三条高倉休館日:月曜日 ※ただし、2022年4月25日(月)、5月2日(月)は臨時開館開室時間:10:00~18:00 ※金曜日は19:30まで(入場はそれぞれ30分前まで)入場料:一般・大学生 1,600円(1,400円) / 中・高校生 1,300円(1,100円) / 小学生 1,000円(800円)※( )内は、前売・団体料金※前売は2022年2月19日(土)~4月22日(金)販売※未就学児、障がい者手帳等持参者と付き添い1名まで無料(要証明)※学生料金で入場の際には学生証の提示が必要一般発売日:2022年2月19日(土) 10:00~※ローチケ(Lコード:56038)、チケットぴあ(Pコード:993-508)、イープラス、CNプレイガイド、楽天チケット、セブンチケットにて発売。※チケットに関する問合せは、各プレイガイドに確認。■グッズ付きチケット・京友禅「おふき」付チケット 一般のみ 当日 2,200円、前売 2,000円販売期間/場所:2月19日(土)~6月19日(日)/セブンチケット・京の老舗「緑寿庵清水 金平糖」付チケット一般のみ 当日 2,800円、前売 2,600円販売期間/場所:2月19日(土)~6月19日(日)/ローソンチケット【問い合わせ先】京都文化博物館TEL:075-222-0888
2021年12月25日2022年4月に東京・Bunkamuraシアターコクーンにて、蓬莱竜太作・演出、天海祐希、鈴木亮平ダブル主演でCOCOON PRODUCTION 2022『広島ジャンゴ2022』が上演されることが決定した。Bunkamuraシアターコクーンが、かねてからクリエイションを熱望していた劇作家・演出家の蓬莱竜太を迎え、『広島ジャンゴ2022』を上演する。1999年の劇団モダンスイマーズの旗揚げ以来、全作品の作・演出を務めてきた蓬莱。2019年には『ビューティフルワールド』で第27回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。外部公演も手掛け、数多くの演劇賞を受賞する他、映画の脚本や、人形劇ムービーで初監督を務めるなど、活躍の幅を広げている。『広島ジャンゴ』は、公益財団法人広島市文化財団による、演劇創造を通じて広島と他の地域が“互いに引き合う”ような関係性作りを目指す「演劇引力廣島」プロジェクトの一環として、蓬莱が広島の劇作家と共作し、2017年にJMSアステールプラザにて上演された。人間の価値観や限られた社会での常識、世間体、シングルマザーなど、現代に通ずる様々な不条理を問いかけた本作。今現在、誰もが想像しえなかったヘビーな現実に日々立ち向かう観客に向けて、「明日が少し元気になるように」、フィクション・エンタテイメント性を高め『広島ジャンゴ2022』と題し、脚本をリニューアル、演出・美術・音楽を一新、豪華出演者にて作品を再構築して上演する。広島の牡蠣工場で働く山本のはずなのに、子連れガンマン「ジャンゴ」。工場のシフト担当・木村のはずなのに、ジャンゴの愛馬「ディカプリオ」。ふたりは、ワンマンな町長が牛耳る西部の町 「ヒロシマ」で、理不尽がはびこる旧態依然とした、男社会で奮闘することになる。“山本”役と、何らかの罪で追われる凄腕ガンマンの“ジャンゴ”役を演じるのは、天海祐希。“木村”役と、ジャンゴの愛馬であり、馬でありながら喋れる上にラップも出来る“ディカプリオ”役を演じるのは鈴木亮平。これまでに、ドラマ・映画・舞台と数多くの作品で確固たる演技力を人々の目に焼き付けてきたふたりが、2009年の映画『カイジ 人生逆転ゲーム』以来13年ぶりの共演でW主演を務める。さらに、映像を中心に活躍し、舞台は2015年の「禁断の裸体」以来の出演となる若手実力派俳優・野村周平、透明感の中に芯の強さが混在する独特の空気感で様々な役を演じ分ける中村ゆり、舞台を軸に様々な作品に出演し、近年はフィジカルシアター的要素を持つ作品でも活動する宮下今日子、大人計画に所属し、映像でも個性豊かな存在感を放つ池津祥子、芸人としてはもちろん俳優としても多彩な藤井隆、そして、シアターコクーンには「プレイヤー」以来5年ぶり、年齢と共に役の幅が広がり魅力が増すベテラン・仲村トオルが出演。他に、着実に活躍の場を広げる注目の若手、土居志央梨、芋生悠、北香那など、幅広い層からこれ以上ない豪華キャストが顔を揃えた。以下、演出の蓬莱とW主演を務める天海、鈴木の2名からコメントが届いている。<コメント>■作・演出:蓬莱竜太上京し、演劇の専門学校で学んでいた20数年前。シアターコクーンは「いつか辿り着けたら素晴らしい場所」でした。お話をいただいた時は、素直に「演劇を続けてきて良かった」と感激し、自分が年を取ったことを実感した次第です(笑)。今は心地よい緊張感と共に、劇場に見合うスケールの大きな演劇的遊びを天海祐希さん、鈴木亮平さんら素晴らしい俳優陣といかに繰り広げられるかと、うずうずしている最中です。天海さんは劇団公演を観てくださっていたうえ、“広島が舞台の西部劇”という設定を面白がり、参加を決めてくださいました。エンタテイメントの第一線で活躍し続ける豊富な経験から、僕が教えていただくことも多いと思っています。鈴木さんとは2019年に舞台でご一緒しており、出身や年齢が近いせいか、最初からなんでもフラットに話せた。真っ直ぐに役と作品に取り組む姿勢が信頼でき、一緒に稽古することが今回も非常に楽しみです。今作は縁あって長く関わっている広島の劇場の、地元演劇人を育成する事業の中で生まれました。劇団作品でもそうですが、僕は戯曲が必要とされる限りは更新し、上演の機会を探りたいと考え、実践してきた。今回も新たな座組と劇場で、『広島ジャンゴ』を生み直したいと考えています。困難の多い時代。それでも諦めずに闘う人々を力一杯応援したいという願いを、僕はいつも作品に込めています。今回ご覧いただくお客様にも、その願いが届けられたら何よりの喜びです。■天海祐希日本中の方々が忍耐と努力を重ね、ようやく劇場に100%のお客様を迎えられるようになった今。3年ぶりの舞台に自分が立てることに心から感謝しています。蓬莱さんの作品は劇団公演をいくつか拝見しており、伏線の回収が巧みな戯曲と、俳優、特にオジサマたちを輝かせる演出が魅力的だと思っていました。加えて深い演劇愛も感じられ、ご一緒できることが非常に楽しみです。広島を舞台にしたウエスタンで女ガンマンを演じる。全く経験のない設定と役柄ですが、鈴木亮平さんや仲村トオルさんはじめ、共演の皆さんが魅力的なことが大きな支え。蓬莱さんと皆さんへの信頼を胸に、精一杯作品に挑む所存です。蓬莱さんは、登場人物たちが大きな困難に直面しながらも、その先に希望を見出す物語を紡ぐ方。お客様を存分に楽しませたうえ、小さな希望もお持ち帰りいただければ幸いです。■鈴木亮平「また蓬莱さんと舞台でご一緒できれば」と密かに考えていたところ、思いのほか早く機会が巡って来ました。人間の暗部にまで視線を注ぐ深い洞察力、独特のユーモア、重い設定を最終的にはエンタテイメントに仕上げる手腕。蓬莱さんの、お客様を楽しませようという強い想いは俳優としてとても魅力を感じますし、世代も近く、作品づくりを一緒に突き詰めながら楽しめる貴重な劇作・演出家だと思っています。西部劇、しかも「馬」も演じるのは初めてのこと。劇場でナマの舞台を観劇する。その瞬間にしか感じられない、言葉にならないほどの衝撃や感動があると僕は思っています。感動をお客様にしっかり伝えられるよう、全力で作品に挑みます。一人でも多くの方に、その時間を共有していただけたら何よりの喜びです。【公演概要】COCOON PRODUCTION 2022『広島ジャンゴ2022』作・演出:蓬莱竜太出演:天海祐希鈴木亮平野村周平中村ゆり土居志央梨 芋生 悠北 香那辰巳智秋本折最強さとし江原パジャマ川面千晶エリザベス・マリー小野寺ずる筑波竜一木山廉彬林 大貴宮下今日子池津祥子藤井 隆仲村トオルミュージシャン:熊谷太輔(Dr)河村博司(Gt)■東京公演公演期間:2022年4月5日(火)~30日(土)全29回会場:Bunkamuraシアターコクーンチケット発売日:2022年2月20日(日) 10:00~ ※2月21日以降の販売は残席がある場合のみ取扱い有チケット料金:S席 11,000円、A席 9,000円、コクーンシート5,500円(全席指定・税込)※コクーンシートは、特にご覧になりにくいお席です。ご了承の上、ご購入ください。 ※未就学児童の入場はご遠慮いただいております。チケットに関するお問合せ:Bunkamuraチケットセンター03-3477-9999(10:00~17:00)公演に関するお問合せ:Bunkamura03-3477-3244(10:00〜18:00) 主催 / 企画・製作:Bunkamura※各営業時間は変更となる可能性がございます。詳しくはホームページにてご確認ください。■大阪公演公演期間:2022年5月6日(金)~16日(月)チケット発売日:2022年4月3日(日) 10:00~会場:森ノ宮ピロティホール主催:サンライズプロモーション大阪
2021年12月03日俳優・鈴木亮平から滲み出る人柄のよさ、サービス精神は、インタビューの冒頭から垣間見えた。机の上に置かれたペン型のICレコーダーを物珍しそうにしげしげと見つめた鈴木さんは、「あ、じゃあ…」とスーツの内ポケットにしまい込む仕草をして、にやりと笑みを浮かべる。茶目っ気あふれる行動はほっこりした笑いを生み、取材場に漂っていた緊張感を瞬時にやわらげた。「実は関西人なんですよ」と言う鈴木さん、ちょっとだけ“ボケたい”思いは、兵庫県西宮市出身の血が騒ぐということか。「最近、自分が“すごくストイックに役作り”みたいに書かれているのを読むと、そんなわけじゃないんだけどな…と思うことがあります(笑)。例えば『HK 変態仮面』だったら、ああいう(コメディの)作品だから“すごく真面目にインタビューで答えたら面白いのかな?”というのも実はちょっとあり、真面目に答えたりしているんですよ。ボケのつもりで答えていたら“こういう役でも、鈴木はすごく真面目にやってる!”みたいに書いていただいて…(笑)」。冗談半分といった口調で話す鈴木さん。過去の記事を引っ張り出すと、確かに、2019年のシネマカフェのインタビューでも「『西郷どん』は俳優人生の第一章を締めくくる作品だったということ。それくらい、強烈だったんです。そう気づいたとき、“第二章はもう始まってる!”となって。がむしゃらに、リスタートする気持ちで、恐れずにやっていく時期が来たなと思いました」と、俳優人生について語っていた。そう振ると「…まずいな。また真面目なことを言ってるな…!」と破顔。しかしながら、始まった俳優人生の第二章でも光彩を放ち、鈴木さんは存在感を見せつけている。正義の人だって、最凶の人だって、鈴木さんの手にかかればお手の物だ。いろいろな顔を見せていくことは、やはり念頭に置いているのだろうか?「それよりも、あるとすれば、まだそんなに守りに入る段階じゃないと思っているんです。いろいろな役をたくさんの人とやり、学んでいきたいという気持ちが強くて。自分がやったことのない役ならもっとやってみたいし、自分にあて書きしてくれた役なら、本来の自分らしさでどこまでいけるんだろうとか、いろいろな挑戦があると思っています」と、あくなき精神全開。「そういうことをやっていかないと、自分の成長がないだろうなとも思います。…ただ、40代になったら、もう少し自分のスタイルを確立していってもいいかなとは思っているんですが」。40代と言えば、あと2年。「“自分はこういう芝居をする俳優です”と、もう少し強く打ち出していきたいかもしれない」と、少し先の未来のイメージについても語る。「今までは、それぞれの監督と脚本に自分が染まることで、新しい自分を発見して、引き出しを増やしていきました。染まることで失敗もしましたし、そこから学ぶことも多かった。けど、40代からは自分に引き寄せて“自分はこの作品だったら、このラインでいったほうが一番いい”と思うところを、ある程度強めに持ってぶつけていこうかなと思っています」。大きな変化の前の武者震い。ずんずんと役者道を突き進む鈴木さんに、どこまで進化していくのだろうと、ときめきを感じずにはいられない。『土竜の唄 FINAL』の轟烈雄、『孤狼の血 LEVEL2』の上林成浩…ヒールがハマる鈴木亮平現在公開中の映画『土竜の唄 FINAL』にて、鈴木さんは原作漫画でも人気の高い最強最悪の敵・轟烈雄を演じた。鈴木さんが24歳のときからの朋友・生田斗真が主演する人気シリーズ。警察をクビになった菊川玲二(生田さん)が潜入捜査官:通称・モグラに任命され、日本から麻薬を撲滅するため最凶のヤクザ組織のドンを逮捕すべく、果敢に挑んでいく物語だ。2014年にシリーズ1作目『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』、2016年に2作目『土竜の唄 香港狂騒曲』が公開され、本作は5年ぶりのシリーズ3作目にして完結編となった。「斗真くんの代表作なので、そういう意味でプレッシャーはすごくありました。大事な友達だし、尊敬する同世代の俳優なので、彼の代表作を失敗させるわけにはいかない」と真剣な表情で、本作のオファーを鈴木さんは振り返る。撮影も終え公開を迎えた現在の心境を問うと、「作品はすごく面白かったですし、斗真くんは本当にすごい!あの軽快な感じやテンポとか、こっちを楽しませてくれる芝居は昔から天下一品なんですよね」と生田さんの演技を絶賛する。ちなみに、プライベートでふたりでいるときは、「お芝居の話とかは…しないです(笑)。お互いちょっと気恥ずかしいというか。褒め合いみたいなのは、聞いてくださる方がいるから(取材場で)言う、くらいですね」と、はにかんだ。轟烈雄としては、原作ファンも興奮するほどのダイナミックな演技を披露し、スクリーンで鮮烈な印象を残す。さらに、鈴木さんと言えば、本年公開した映画『孤狼の血 LEVEL2』ではヤクザの上林成浩となり、極悪非道のキャラクターで映画ファンを震え上がらせたのも記憶に新しい。こうした、いわゆる“悪いやつ”を演じること、ヒールをオファーされることについて、自身はどう感じているのだろうか。「基本的に悪いか・悪くないかは主観だと思っているので、“悪い人”は、そういう意味では、いないと思っているんです。特に自分は自分のことを悪いと思っていないはずなので、僕は“ああ、悪役か!”とは見ないんですよね」と、その人物の視点に立つと説明する。「何をやろうとしている人で、どういう正義を持っている人なんだろう、と考えるんです。だから、轟烈雄も上林も、そんな悪役だと意識はしていないんです」。人物それぞれの正義や思いを役に投影させる。そのやり方は、役によって変わるという。「こう言うと、生真面目な俳優に聞こえるかもしれないですけど…、例えば白石さんの作品なんかでは、本当に人間としての恐怖みたいなものを立たせなければいけなかった。けど、轟烈雄は逆で。もっとわかりやすく“この人は世界の王になりたいんだ!”みたいに捉えていました。作品の中で存在感が軽くはなってはいけない、重しでいないといけないけど、自分より王っぽい生き物がいたら倒しに行くのが轟烈雄。だから巨大マンタが来たら行く!という感じでしたね(笑)」。当該シーンは、ぜひ劇場で!意外な一面「なんか、すごい考えちゃうし、反省しちゃう」ひとつ、ひとつの質問に対して濃淡織り交ぜ興味深いトークを繰り出す鈴木さん。人柄と才能…、その背中に憧れる人は多い。なので、こんな質問をぶつけてみた。「鈴木さんのようになるには、どうすればいいですか?」と。鈴木さんは、即座に「それはもう、僕のいいところだけを見てくれているんですね!大変ですよ、私みたいになったら…!」と苦笑気味。「なんか、すごい考えちゃうし、反省しちゃうんです。“今日のあの表現は、あれでよかったんだろうか”とか“もっとあったかもしれない”と、夜中にずっとひとりで考えたりして」と、やはり生真面目な一面が顔を覗かせる。鈴木さんのようになる、というよりも鈴木さんが生きる上でのヒントとして意識していることを、ここでは教えてもらった。「歴史を知ると、客観的な自分が見えてきますよ!例えば“ある偉人は人生の中で半分ぐらいかけて、こういう準備をしていた”となると、自分の人生を振り返ると“自分はまだこの段階だから焦るべきじゃないな”と、わかるんです。“信長がこうなって秀吉がこういうことをしたから徳永の天下が250年続いたんだ”とかをわかってくると、自分の人生も“あ、あのときのパターンだな”とか“これ、モンゴル帝国のと一緒だな”とかね(笑)」と、淀みないトークが続く。「けど、歴史はやっぱり自分の未来や現在を客観的に見られるひとつの指針になります。そういう意味で、同じような経験をしている人とか、年長者にお話を聞くこともいいと思います!」とアドバイスを送ってくれた。マインドチェンジをしたら、さあ、明日から我々も鈴木亮平になれる…はず?(text:赤山恭子/photo:Maho Korogi)■関連作品:土竜の唄 FINAL 2021年11月19日より全国東宝系にて公開©2021「土竜の唄」製作委員会 ©高橋のぼる・小学館
2021年12月02日シリアスな社会派作品から、コメディまで、幅広い作品に出演し『カメレオン俳優』とも呼ばれている、俳優の鈴木亮平さん。また、作品ごとに体型を作り変え、体重を増減させる役作りに対するストイックさも、そう呼ばれる一因でしょう。しかし、今でこそ人気俳優として確固たる地位を確立した鈴木さんでも、なかなか芽が出ない不遇の時代がありました。そんな時、心の支えだったのは、同じく俳優の小栗旬さんの存在だったといいます。小栗旬が鈴木亮平にいい続けたこととは2021年11月18日放送の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)に出演した、鈴木さん。番組中、同い年の俳優であり、テレビドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』(フジテレビ系)で共演した小栗さんを「戦友であり、恩人」と呼ぶ理由を、こう続けます。『花ざかりの君たちへ』からずっと、「亮平は売れるから、早く売れてくれ。亮平とやりたい企画があるんだけど」っていうふうに、定期的に声をかけてくれてて。めざまし8ーより引用『花ざかりの君たちへ』放送当時、小栗さんはすでに売れっ子俳優として活躍しており、同作にも主人公に思いを寄せられる男子生徒という、重要な役どころで出演していました。一方、鈴木さんが演じた『花ざかりの君たちへ』での役は、ほとんどセリフもないようなポジション。存在感を出そうと、当時の鈴木さんは自分なりに役を追求していたと明かします。その後、小栗さんは自身が監督を務めた映画『シュアリー・サムデイ』に、当時はまだ知名度が低かった鈴木さんを起用。それでも、鈴木さんの俳優としての知名度が上がることはありませんでした。その後も、それでも僕があんまり忙しくならなかったんで、「まだかよ!」っていうふうに、ずっといい続けてくれたんですよね。それがあって、自分を信じながらやってこられた部分もあります。めざまし8ーより引用小栗さんの言葉を支えに、俳優として地道に活動を続けてきた鈴木さんに転機が訪れたのは、2014年。朝の連続テレビ小説『花子とアン』(NHK)で、ヒロインの夫役に抜擢されたことで注目を集め、翌2015年には、映画『俺物語!!』で主人公を演じ、人気俳優の仲間入りを果たしました。鈴木亮平と小栗旬の絆に感動の声も鈴木さんが明かした、小栗さんとのエピソードは反響を呼び、2人の絆に感動する声が寄せられています。・そうだったのか…!番組を見ていて、ウルッとした。・小栗旬、中身もイケメンか!・小栗旬は先見の明があったんだね。自分を理解し、信じてくれる存在ほど心強いものはありません。鈴木さんも小栗さんも、ともに日本を代表する俳優となった今、改めて2人が共演する作品を見たいと願うファンは多いのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2021年11月19日俳優の大谷亮平が11日、大阪・カンテレ本社で、ミュージカル『ボディガード』(大阪公演:来年1月21日~31日、東京公演:2月8日~19日)の取材に応じた。1992年にケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストン主演で、世界中で大ヒットを遂げた映画『ボディガード』の楽曲をふんだんに使った今作。2020年春には歌姫レイチェル役に柚希礼音・新妻聖子のダブルキャスト、そのボディガード役に舞台初挑戦の大谷を迎え、日本キャスト版の初演を東京・大阪にて予定していたが、コロナ禍の影響で大阪公演5回のみの上演となり、ほとんどの公演回が中止に。そして、この度再演が決定し、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールで、東京公演は東京国際フォーラム ホールCで上演される。自身にとって初舞台となった前回公演について「映像作品と違って、現場で出す芝居が100%ダイレクトに、かつリアルタイムで伝わるということにプレッシャーは感じていました。実際、稽古で完璧に作り上げても、本番を迎えてみないと分からないことが多くて、お客さんの顔を見て反応を伺いながら調整したり。『2時間ノーミスで演技するのか…』と本番前は緊張しました」と振り返る大谷。初の“ミュージカル”ともなった今作では新しい発見もあったそうで、「歌とダンスが演技の間に入ることで自分の気持ちが盛り上がってくるんですよね! 音楽に乗せられるというか…(笑)。なので、歌とダンスパートに負けないように自分は芝居を頑張って、逆にそちらへいいバトンを渡せるようにしようと思いました。演じる楽しみの大きい舞台でした」と語り、「運動会のリレーも曲がかかるから盛り上がるじゃないですか! あの感じですね(笑)」と自身の気持ちの高まりを表現し、会場は笑いに包まれた。レイチェルを守るボディガードにして、レイチェル最愛の人ともなるフランクを演じる大谷は「映画版が『世界中の女性が恋をした』というキャッチコピーで紹介されていた記憶があり、確かに1人の女性を愛し、守り抜くフランクの姿に女性は“キュンキュン”するなと(笑)。実際、前回の公演は女性のお客さんが多くて、おそらく映画を見られた方ばかりだったと思うので、今回もキャッチコピーに恥じないよう演技したいと思っています! お客さんに“恋”してもらえるようなフランクになりたいですね」と意気込みをコメント。「レイチェルをお姫様抱っこするシーンがキュンとした」という記者の声に対し、「実はあのシーンはなかなかプレッシャーがかかってまして…(笑)。フランクのカッコいい決めシーンなので失敗できないですし、下の台を操作しているスタッフさんと呼吸を合わせて『このタイミングなら行ける!』というところで抱っこしないといけないんですよ」と名シーンに隠された苦労を打ち明けると、「今回は大阪、東京合わせて30公演なので、30回抱っこする計算。それぞれのレイチェルに対応できるように今からスクワットもしようかな」とお茶目な一面を覗かせた。
2021年11月12日比叡山鉄道株式会社(本社:大津市坂本本町、社長:仁賀 剛)は、比叡山坂本周辺の西教寺・日吉大社・旧竹林院の秋のライトアップに伴い、坂本ケーブルの夜間特別運行(最終の運転時刻延長)を実施いたします。国の登録有形文化財「ケーブル延暦寺駅」のテラスや隣接の展望台からの大津市街地・琵琶湖北部・京都市街地3方面の美しい夜景をお楽しみいただけます。詳細は次のとおりです。〇比叡山坂本 秋のライトアップに伴う坂本ケーブル夜間特別運行について(1)期 間 2021年11月6日(土) ~ 12月5日(日)の土日祝※11月20日(土)を除く10日間(2)運行時間 上り 18時00分~19時30分下り 18時00分~20時00分※毎時00分/30分発(3)料 金 1,660円(往復) ※各種割引券・クーポンは利用不可ケーブル延暦寺駅からの夜景 大津市街地夕暮れのケーブル延暦寺以上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月28日●近藤勇役はストイックさと弱さをミックスドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)での喜多見医師に、映画『孤狼の血 LEVEL2』でのヤクザ・上林と、つい先ごろの役柄だけを見ても、まったく異なるキャラクターを生み出し、作品世界へと没入させる俳優・鈴木亮平。『クライマーズ・ハイ』『日本のいちばん長い日』の原田眞人監督が、『関ケ原』でも組んだ岡田准一を新選組の土方歳三として主演に迎えた時代劇映画『燃えよ剣』では、新選組局長・近藤勇を演じている。その風貌や醸し出すオーラに、当初から「間違いなくハマる!」と期待された鈴木の近藤役だが、強いだけのリーダーではなく、弱さを内に抱えた人間・近藤勇は、予想以上の求心力で引き付ける。本作で組織のリーダーを演じ、多くの映画やドラマで主演を張ることも多い鈴木。しかし昔は「人を引っ張っていく」ことを考えたこともなかったとか。そして「僕も『燃えよ剣』の近藤も、ダメな部分もさらけ出すことで相手に信用してもらって、神輿に乗せてもらうタイプ」と言い、「立場が人を作る。人が変わっていくのは、立場を与えられたときかな」と語った。○■積極的に隊士一人ひとりとコミュニケーション――キャスティングを聞いた時点で、「鈴木さんが近藤勇! ピッタリ!」と思った人は多いと思います。現場では、隊士に愛されるように努めていたと聞きました。土方さんが実務的なリーダーだとしたら、近藤は感情的なリーダーで、愛されないといけないなと思ったので、現場では積極的に隊士の一人ひとりとコミュニケーションを取るようにしていました。岡田さんはあえてでしょうが、少し距離を取るようにしていたので、自分はまとめる役割だと思いました。――積極的にコミュニケーションを取っていったというのは、普段からどの作品でもするわけではなく、近藤役だったからですか?そうですね。普段はそんなに。嫌いではないですが、エネルギーがいりますからね。当時はまだみんなで飲み会ができていた時期だったので、ホテルの部屋に集まって飲んだり、いつもより積極的に声をかけていました。――鈴木さん自身は、今回の人間・近藤勇のどこに惹かれましたか?武士のリーダーですから、そのストイックさはきちんと持たないと作品がぬるくなると思ったので、そこは押さえつつ、(原作者の)司馬遼太郎さん(遼のしんにょうは点2つ)の描く弱い近藤をミックスしていったと言いますか。自分なりにいろんな場所に行って、いろんな資料にあたって、自分の思う近藤さんを見つけていきましたが、それと、脚本のなかでの近藤を混ぜていって、今回の『燃えよ剣』での近藤にしていきました。土方さんが、ある種、超人のような完璧な人だとしたら、今回の近藤には弱さがあって人間味がある。僕は好きです。○■近藤の最後のシーンは“炭酸の抜けたジュース”――土方との最後のシーンに泣きました。あのような繊細なシーンの前には、集中する時間をかなり取るのでしょうか。いえ、あそこはすごくナチュラルに行くシーンだろうなと思ったので、それはなかったですね。全然気合いの入ったシーンではなく、むしろ気合いが抜けてしまった後、炭酸が抜けたジュースのような近藤なので。刀が使えなくなったときに、炭酸が抜けちゃったんですよね。そう僕は思っています。あの時点で、近藤はちょっと楽になれたんじゃないですかね。――そうですね。器じゃなかったんです。こういうと残酷ですけど、新選組を背負うことはできたけれど、政治の世界や、あまりにも移り変わっていく時代のなかで、変化していくほどの器用さがなかった。出が武士じゃないからこそ、武士としてのプライドを捨てられなかった。刀を振れなくなり、武士の象徴を無くしてまで、精神的にずっと突っ走るということは、土方ほどはできなかった。『燃えよ剣』のなかでは、そう描かれていますね。「京にいた俺は、俺じゃねえよ」と。きっと必死に近藤勇という人物であろうと、無理をしていたのでしょう。――しかし近藤さんでなければ、みなが付いてこなかったのも事実なんですよね。どの組織も、愛されるリーダーと、実務的にこなすリーダー、両方がいて初めてうまくいくのかなと。●周囲を引っ張る自分「意識したことはなかった」○■まずは自分自身が100%以上のものを目指す――鈴木さん自身が思うリーダーらしい人とはどんな人ですか?いろいろあっていいと思います。たとえば岡田さんは背中で見せていくタイプだと思います。ストイックに自分の姿を見せていく。僕みたいなタイプはそれには向いてない。やることはやるんだけど、ダメな部分も出てしまうから、そこをさらけ出すことで相手に信用してもらって、神輿に乗せてもらう。大きく分けてこの2つのタイプがいるかなと。『燃えよ剣』の近藤も僕も、あとのタイプかなと思います。――そうなんですか?自分が座長としていなきゃいけない現場では、少なくともみんながそこにいることを楽しめるものであって欲しいと思っています。楽しむというのは、笑っているといったことではなく、やりがいを感じて、その人その人の100%の力を引き出そうと思えるような現場ということ。そのためには、自分自身が100%以上のものを目指さないと、みんなが100%まで来てくれません。だから自分がまず頑張るというのがひとつ。あとはかっこつけないこと。かっこつけても絶対にボロが出るタイプなので。僕の場合、自分はこういう人間なんですということを始めから見せていくことが大事かなと思っています。――かつては気負っていたときもありましたか?もちろんあります。いろんな自分がいました。きちんとした面だけを見せようと、気負っていた時期もあるし、逆にあえて力を抜いていた時期もあります。どうしたら自分が一番いい仕事ができるのか、今も試行錯誤中です。○■キャリアを通じての大きな存在は『西郷どん』――キャリアを積み上げてきたなかで、ご自身にもっとも大きな影響を与えた作品、出会いを挙げるなら?すべての監督や作品、共演者から影響をもらっていますが、明らかに大きいのは大河ドラマ『西郷どん』です。ひとりの一生を演じるという大きなことをやれた。後半になってくると、ただそこにいるだけで、意識してお芝居をしなくても、その人でいられるんです。49歳の西郷さんを演じているとき、18歳のときから何を経験してきたか知っているし、撮影を通じて実際に経験してきている。だから座っているだけでその人でいられる。それは、どの役を演じるうえでも目指したいところですが、なかなか難しい。そうした感覚になれた唯一の作品です。そのあと、大きな影響を受けたのは、この『燃えよ剣』での原田監督です。原田監督の映画作りと、それを理解している岡田さんの作品への向き合い方というのは、その後の3年間、ずっと意識してお仕事しています。――原田監督の絵作りと、それを理解している岡田さん。原田監督の役者への芝居のつけ方が、僕にはショッキングだったんです。情緒的な画とか、セリフを言う間ではなく、ストーリーでぐいぐい進めていく。ハリウッド映画的なリズム感なんですね。時代に合っていると思いますし、そうした原田監督の映画作りをきちんと理解しているのが、唯一、岡田さんでした。岡田さんは、自分の芝居だけじゃなく、全体を見ている。ふたりの意識に、すごく感銘を受けました。○■人が変わるのは立場を与えられたとき――鈴木さん自身は、学生時代はどんなタイプでしたか?僕は割と反骨心があるんです。反組織的というか、権威みたいなものがあまり好きじゃない。だから、高校になっていいなと思える人と出会えるまでは、学校の先生にすごく苦手意識がありましたね。組織の上から何か教えようとしているような先生は苦手で。――今では、座長として組織を引っ張っていく立場になることも多いです。昔は周りを引っ張っていくといったことも、意識したことはなかったです。それを感じるようになったのは、この仕事をして、責任のある役をいただけるようになってから。だから、近藤にしてもそうですが、立場が人を作るというのは、まさにあると思います。人が変わっていくのは、立場を与えられたときかなと。――なるほど。そして、先ほどのお話のように、今でも常に試行錯誤しながら進まれているんですね。自分は未熟ですから。なんでうまくいかないんだろう、こうしたらうまくいくだろうかと、その繰り返しです。日々、反省ですよ。でも最近いいことを聞いたんです。人間って、1日5回はとんでもなくバカなことをする生き物らしいんです。それはもう、すると決まっていると。だから何か失敗してしまって、「ああ、やっちゃった」と凹みそうになったら、「でも5回は必ずなにかしちゃうんだから、まだ1回だからいいや」と乗り越えることにしています(笑)。■プロフィール鈴木亮平1983年3月29日生まれ、兵庫県出身。2007年の『椿三十郎』で映画デビューを果たす。13年に主演を務めた『HK/変態仮面』で注目を浴びる。翌年、NHK連続テレビ小説『花子とアン』でヒロインの夫を演じ、18年にはNHK大河ドラマ『西郷どん』で、大河ドラマ初出演にして主人公・西郷隆盛を演じきった。今年は4月期にドラマ『レンアイ漫画家』、7月期に『TOKYO MER~走る緊急救命室~』で主演を務めた。怪演が話題の映画『孤狼の血 LEVEL2』も公開中で、公開待機作『土竜の唄 FINAL』が控える。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2021年10月23日映画『燃えよ剣』(10月15日公開)の公開初日舞台挨拶が15日に都内で行われ、岡田准一、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、尾上右近、伊藤英明、原田眞人監督が登場した。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。「子供の頃からの夢」というテーマでトークをしていたキャスト陣。柴咲は「過去の夢とか未来の夢とかを見るんですよ。昔、家で寝てるときに隙間から覗かれたことがあって。誰かわからなかったんですが、10年以上経って、そのシーンが夢に毎回出てきて、覗いてたのは私だったんですよ」と驚きの発言をする。「時間を超えて自分に会いに行ってる、タイムリープみたいな。まだ実体験はないから、これからの未来にあるのかなって待ち遠しく思っています」と語り、岡田は「あるかもしれないですね。何十年か後に」と同意していた。また、鈴木は「バナナをおなかいっぱい食べたいという夢は……」と明かし、岡田から「食べれるよ。今でも食べれるよ」とつっこまれる。しかし鈴木は「子供の頃に夢に思ったのを覚えてるんだけど、大人になるとなぜかバナナだけでおなかいっぱいにしなくてもいいんじゃないかと思ってしまって、まだ実現できてないんですよ」と訴え。岡田は「夢は残しといた方がいいですからね」とまとめていた。
2021年10月15日【音楽通信】第93回目に登場するのは、音楽一家に生まれ育ち、心が洗われるような美しい歌声をわたしたちに届けてくれる天性のアーティスト、坂本美雨さん!母のお腹の中にいるときから音楽に触れる【音楽通信】vol.9316歳のときに「Ryuichi Sakamoto feat. Sister M」名義で歌手デビュー以降、本名で本格的に歌手活動をスタートさせた、坂本美雨さん。その後は音楽活動に加え、ラジオパーソナリティ、執筆活動、ナレーション、演劇といった、さまざまなフィールドで活躍。「東京2020パラリンピック」開会式では、「パラ楽団」の一員として登場し、その美声を世界に届けました。そんな坂本さんが、2021年10月20日にニューアルバム『birds fly』をCDリリースされるということで、音楽的なルーツなどを含めて、いろいろなお話をうかがいました。ーー2021年8月24日から13日間開催された「東京2020パラリンピック」開会式では、式典のために特別に結成された「パラ楽団」のボーカルとして、坂本さんは澄み渡る美声でパラリンピック旗入場曲「いきる」を歌唱されていました。パラ開会式は素晴らしい式典になっていましたね。パラリンピックは障害者の方々が主役であって、わたしたちパラ楽団のなかにも障害者の方もいたんですが、その方々の晴れ舞台という想いで参加していました。ですから最初から、「みなさんのお役に立てば」という気持ちでいたので、プレッシャーを感じることなく全体を楽しむことができましたし、素晴らしいメンバーに加われてとても光栄でした。今回、開会式に関わっただけでも、考え方が変わりました。今回のスローガンとして、世界中で15%の人たちが何らかの障害を持っているという「We The 15」がありました。これからの時代は、障害者の方々がよりわたしたちの生活に溶け込んでいくはずですし、サポートが必要なときに自然にお手伝いできるように、社会全体でなっていけたらと思っています。ーーここでおさらいとして、そもそも坂本さんが音楽にふれたきっかけもお聞かせ願いたいのですが、坂本龍一さんと矢野顕子さんがご両親という音楽一家に生まれていらっしゃるので、もう小さいときから音楽が身近な環境だったのでしょうか。そうですね。無意識のうちに、母のお腹の中にいるときから音楽の中にいて。母は妊娠中も父のYMOツアーのサポートメンバーをしていて、生まれて数か月でまたツアーに出てという環境でした。だから、自分の音楽的嗜好を考えると、お腹の中で聴いていた音の影響が大きいんじゃないのかなあと感じますね。テクノを聴くと、やっぱりなんか懐かしいな、気持ちいいなと思うんです。ーーご両親の音楽はもちろんですが、他にもプロになる前によく聴いていた音楽はありますか。父と母だけじゃなく、そのまわりに素晴らしいミュージシャンたちがいたので、自然とそういう方々の音楽が入ってきました。日本人ですと大貫妙子さんやオフコースが、わたしのルーツになっていますね。自分で音楽を聴き始めて選ぶようになってからは、TMネットワーク、X Japanと、いろいろな音楽を聴きました。9歳からニューヨークに住んでいたので、アメリカでは音楽をむさぼるように聴いていました。(アメリカのロックバンドの)スマッシング・パンプキンズ、マリリン・マンソンとか。それと同時に、テクノの血が騒いで、イギリスのクラブシーンを聴きあさったりと、ゴクゴクと飲むように音楽を聴きました。ーー1997年、16歳で「Ryuichi Sakamoto feat. Sister M」名義で歌手デビューされ、その後本名で活動をスタートされましたが、自然と音楽の道へと歩まれたのでしょうか。14歳ぐらいから「音楽家になる」とまわりには言っていて、学校でも将来の夢としてそう書いたりもしていたんですが、恥ずかしかったんです。まわりに本気で音楽に向き合う人たちがいるなかで、適当な気持ちではそんなこと言えないから、大きな声でやりたいとは、言えなかったですね。音楽家になるには、やりたい気持ちだけではできないことはわかっていましたし、どれだけの才能と努力が必要かは肌で感じて知っていたから。これは、自分は演奏する側ではなくて、ジャケットのデザインを手がけるといったかたちで音楽に携わろうと思って、途中まではデザインの勉強をするつもりでいました。ーーでも坂本さんの歌声を聴かせていただくと心が洗われるような癒しを感じるので、もしデザインの道に進まれていても、音楽業界の方から求められる存在だったのでは?いいえ、最初にSister Mとして歌うことが決まったのも、本当に偶然でした。教授(坂本龍一さん)のスタッフさんと一緒にカラオケに行って、華原朋美ちゃんの歌を歌ったときに「こういう声してるんだね」と聴いてくれた機会があって。たまたまそのとき、父のプロジェクトで探していた声質にフィットしているということで、やることになっただけなんです。求められたわけではなく、偶然、灯台下暗し! ということです(笑)。でもそこから、自分で意識を高めていったところはありますね。なんの発声のテクニックも、教えも受けていなかったので、自分の声を最初から好きなわけではなかったんです。本当に、徐々に開眼していった感じですね。音、歌、呼吸、響きをていねいに封じ込めた新作ーー2021年10月20日に、約5年ぶりのニューアルバム『birds fly』をリリースされます。こちらはドリーミュージックと KSR の共同レーベル「FOLKY HOUSE」第一弾アーティストとしての発表で、8月からビジュアルEP(Music Video付きアルバム)としての先行配信もありました。企画に富んだ印象の今作ですが、いつから制作していたのですか。制作は2月ぐらいから始めました。曲自体は昨年からできているものや、もっと前からの曲も入れています。今作に参加しているピアニストの平井真美子さんと、年明けぐらいに組もうと決めました。そのとき同時進行でレーベルのお話もあって、「FOLKY HOUSE」が発足しての第一弾となるのですが、全部が同時進行で形づくっていった感じなんです。レーベル主催の新羅慎二(にらしんじ)さんとお話しするなかで、「室内楽的な音楽」「人がそこにいるぬくもりのある音」また「それができていく過程をリアルに見せる」というキーワードも出てきて、今回6曲全部を1日でほぼ一発録りでレコーディングするかたちに至ったんです。ーー新羅さんといえば、湘南乃風の若旦那さんですね? レーベル主催が若旦那さんで、坂本さんのリリースに至るのは不思議なご縁ですね。新羅さんとはボイストレーナーが同じ方で、一緒にご飯を食べに行くこともあって、それからは不思議となぜだか気にかけてくださっていて、いまに至ります。ーーコ・プロデューサーも今回担当しているピアニストの平井さんは、もともとお知り合いだったのですか。一昨年から、ライブでご一緒する機会が何度かありました。今作は(平井)真美子さんの他に、チェリストの徳澤青弦(とくざわせいげん)さんとのトリオで演奏したんですが、(徳澤)青弦とは20年来の仲間です。ライブで一緒に演奏するピアニストを探していたときに、青弦が推薦してくれたことがきっかけとなって、一度合わせてみたらすごく化学反応があって、おたがいに「もっと一緒にやりたいね」と息が合ったんです。その後ライブを何度か重ねて、今回2曲目に「shining girl」を収録していますが、もともとこの曲は真美子さんのソロアルバムに収録されている楽曲なんです。ライブでも何度かこの曲を演奏しながら、「オリジナルも作りたいね」という話になって、4曲目の「gantan(birth)」も、そんな感じでできあがっていきました。ーー「gantan (birth)」は、「あぁ かわいいひとよここまでよく来たねあぁ 愛しい子よこれまでよく生きたね」との歌詞が印象的ですが、どのようなイメージで歌っていますか。これは子どもの頃の自分に捧げる歌で、いまはもう大人だから引きずってはいないけれど、小さい子ならではの心の整理の付け方、寂しさ、本当は心にあった気持ちみたいなものをいま認めてあげようという思いで歌っていますね。さらに、いま大人になった自分たちのことも、「よくこれまで生きてきたね」と言ってあげたいと歌っています。ーー収録曲1曲目「birds fly」は清々しい楽曲ですが、アルバムのタイトル曲となっているということは、もっとも今作を表す楽曲ということになりますか。結局はそうなったのかな、と思っています。アルバムタイトルで他にふさわしいものが見つからなくて、みんな馴染んでしまったから(笑)。新曲としては最初にできた曲でもあって、コロナ禍のステイホームとなってすぐに作った曲で、解放されたい、という気持ちがあふれている曲です。ーー3曲目「story」は、一般の方も坂本さんの公式YouTubeチャンネルでMVを視聴することができますが、すでに1万回の再生回数を突破されています。今作は東京の自由学園 明日館(みょうにちかん)で 3 人の生演奏を1日で全曲レコーディングするという画期的な作風ですが、その様子がわかる動画は緊張感がありながらも、美しい歌と演奏に見入ってしまいました。この曲を含めて、全6曲のミュージックビデオをApple MusicでビジュアルEPとして先に配信しているのですが、インスタグラムなどにうれしい感想などをいただきました。今回は、自分の身近な人たちに聴いてほしくて、「新作できました」と、データを友人たちに送ったりしたんです(笑)。信頼する友人たちが「素晴らしいね」と言ってくれたので、自信になりましたね。今作は普段の自分と歌っている自分の乖離がない作品というか、素の私のまま、より個人的な作品を作れた気がします。ーーいつもは完成してもあまりお知らせしないのですか。あまりないですよ、恥ずかしいので(笑)。今回は、自分に正直な作品になりました。ーー今作が収録されたその現場に、観客として行きたかったぐらい、とっておきなものと感じました。今回、いろいろなクリエーターの方々が参加してくださって、一緒に作っていきました。衣装、ヘアメイク、頭の後ろの編み込みは装飾の方が編んでくださった付け毛のアート作品だったり。写真家、映像チームも本当にすごかったです。あの緊張感の中、録音と映像とを両方やるというのが無謀なことだったのですが、あんなにたくさんの機材を動かしながら物音ひとつもたてない。誰もくしゃみも咳もできない、すごい集中力でした。演者の私たち3人は、おたがいの気配に感覚を研ぎ澄ませて、呼吸を合わせて演奏しました。ーー5曲目「hoshi no sumika」は、haruka nakamuraさんとの共作となりますね。以前、『Sing with me』『Sing with me II』(ともに2016年発表)というアルバムを2枚一緒に作って、そのあとも全国ライブしてまわった仲間なんですが、その頃のデモに歌詞をつけました。真美子さんとのライブでこの曲を一緒にやったらすごくしっくりきたので、今回はふたりの曲として収録しました。ーー6曲目「for IO(イオ)」は、悲しみを帯びているように聴こえながらも、最後は顔を上げて希望を感じるような歌詞に思えました。この曲は、友人のミュージシャンの猫沢エミさんと、その猫のイオちゃんに捧げた曲です。春に病気で闘病していたイオちゃんを看取ったんですが、それまでの壮絶な看病やその移り変わりを細かくインスタグラムに綴っていらして。私自身もイオちゃんに会いに行ったりと、すごく通じ合うものを感じていて、離れているけれど一緒に時を過ごしている感覚がありました。いよいよ今日看取るという日に、私もスタジオに入って、遠隔の「音楽葬のつもりで歌うので聴いていてね」と話して、インスタライブでそれをエミさんも聴いていてくれて。そのときに生まれたメロディから、ふくらませた曲です。歌詞も、イオちゃんとエミさんのことを綴りました。ーー坂本さんは動物愛護活動をライフワークとされていますし、猫がお好きなことでも知られていますね。飼い猫のサバ美ちゃんは、お元気ですか。元気ですよ。本当の年齢は保護猫なのでわからないですが、推定2歳からうちにいて、11年になります。まだまだ長生きする予定です!ーーでは聴き手には、今作をどのように聴いてほしいでしょうか。室内楽として建物の会場の響きも大切に、その瞬間にしかない音、歌、呼吸、響きをていねいに封じ込めた作品です。部屋のなかでも、もちろん外でヘッドフォンでも、どこで聴いてもそばに私たちがいるような気配を感じてもらいたいですし、安心や穏やかさも感じてもらえたら一番うれしいです。「自分のなかの小さな女の子を輝かせていく」ーーお話は変わりますが、坂本さんはおうち時間をどのようにお過ごしですか。しいて言うなら、よくお料理しています。でも母親なので必要に迫られてやっているところもありますね。おうちにいると、娘と一緒に料理をする時間は増えました。娘も成長してきて、包丁を上手に使えるようになって、料理を手伝ってくれるようになったんです。この間も、餃子を一緒に作りました。娘が担当する料理もあって、そのときは任せています。ステイホーム中、娘がアメリカの料理番組にハマって、番組で作られていた創作料理をどうしても自分も作りたいと言われたことがありました。どうやって作るのかさっぱりわからないけれど(笑)、見よう見まねで作ってみたりして、すごく楽しかったです。ふたりの趣味ですね。でももともとは、時間があるとすぐ外出して、「とにかく美味しいコーヒーが飲みたい!」とカフェに行ったりするのが好きなんですけどね。ーーおうちで美味しいコーヒーを集めたり、淹れたりしますか。私はコーヒーを淹れるのがヘタなので、夫に「美味しいコーヒーを淹れて」とプレッシャーをかけてみたりはします(笑)。ーーみなさんの仲の良さが伝わってきます。ところで、いつもしなやかで美しい坂本さんですが、普段、コスメや美容面で気に入っているものはありますか。たくさんありますよ。まわりに美容に詳しい人やエキスパートがいるので、日本一の美容情報をまわりから得ています(笑)。最近だと、FEMMUE(ファミュ)の「ソフトクレイ ベルベットマスク」という、ピンクのクレイマスクが最高です。まず香りも色も最高に気持ちよくて、うすいピンクのクレイなんですが、肌がワントーン明るくなりますね。あとは(メイクアップアーティストの)早坂香須子×シンシア・ガーデンによるオーガニックスキンケアブランドのNEROLILA Botanica (ネロリラ ボタニカ)のものは全部信頼していますし、THREE(スリー)もよく使います。新作を試させていただく機会も多くて、いろいろと使いますね。OSAJIも好きで、新作が出るたびに感激しています。ーーたくさんのおすすめ情報を教えていただき、ありがとうございます。では最後になりますが、今後の抱負をお聞かせください。今回のアルバムでも、真美子さんと「自分のなかの小さな女の子を見つけて大事にする」「その子を輝かせる」という話をしていたのですが、それは今作のテーマというよりも、わたしたちのこれからの人生のテーマなんです。たとえばそれはインナーチャイルドと呼ばれることもあるものですが、自分のなかの小さな女の子が感じていることをより大事に生きていくことが、一番幸せなのかなと感じていて。どんな音楽をやっていくのか以前に、どうやって、本当の自分として生きていくのかを考え続けていますし、このアルバムはその第一歩になるものでした。それは今後の音楽人生においても大事な一歩で、この続きがどうなるかはまだわからないですが、自分のなかのそんな声をこれからも大事にしていきたいと思っています。取材後記美しく胸を打つ歌声や楽曲で、わたしたちの毎日を彩ってくれる、坂本美雨さん。その歌声や話し声を聴いていると、癒されるのは、筆者だけではないと思います。音楽活動だけではなくさまざまな表現活動もされ、さらに猫ちゃんや娘さんなど、まわりを大事に愛し愛されている様子がとっても素敵。そんな坂本さんのニューアルバムをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。写真・前康輔取材、文・かわむらあみり坂本美雨PROFILE1980年5月1日、東京都生まれ。音楽一家に生まれ育ち、9歳でニューヨークへ移住。1997年、16歳で「Ryuichi Sakamoto feat. Sister M」名義で歌手デビュー。以降、本名で本格的に歌手活動をスタート。音楽活動に加え、執筆活動、ナレーション、演劇など表現の幅を広げ、ラジオではTOKYO FM他全国ネットの「ディアフレンズ」のパーソナリティを2011年より担当。村上春樹さんのラジオ番組「村上RADIO」でもDJを務める。ユニット「おお雨(おおはた雄一+坂本美雨)」としても活動。2020年、森山開次演出舞台『星の王子さま-サン=テグジュペリからの手紙』に出演。2021年、ニューアルバム『birds fly』を8月20日に配信、10月20日にCDをリリース。『Memories of Shelter坂本美雨 feat. 平井真美子』として、12月26日に金沢21世紀美術館 シアター21にて、昼夜二回公演を開催。また、ユニット「おお雨」では、年末にライブを行う予定。InformationNew Release『birds fly』(収録曲)01.birds fly02.shining girl03.story04.gantan (birth)05.hoshi no sumika06.for IO(作詞:坂本美雨 作曲:坂本美雨)2021年10月20日発売(通常盤)MUCK-1001(CD)¥3,300(税込)*特殊仕様パッケージ。(初回限定盤)MUCK-8001/2(CD+Blu-ray+特典)¥6,820(税込)*特殊仕様ボックス。[Blu-ray収録内容]※初回限定盤のみ全楽曲のレコーディング風景を収めたMusic VIdeoを収録。写真・前康輔 取材、文・かわむらあみり
2021年10月13日坂本真綾が歌詞集『刺繍』を11月17日に発売することが決定した。2007年に発表された『地図と手紙と恋のうた』に続く、坂本の歌詞集第2弾として発売される『刺繍』には、初めて作詞を手がけた1stアルバム収録曲「Feel Myself」から今まで綴ってきた全130編が収載されている。作詞を始めた10代からその年代ごとに生み出された作品の数々を自身の歌唱曲のみならず提供作品も一同に集め、坂本の書き下ろしのエッセイと共にアーティスト・作詞家としての軌跡を辿る1冊となっている。また、10月27日にリリースされるライブ映像作品『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』のティザー映像「~From Bonus Movie~」が公開された。■坂本真綾 コメント(あとがきより)歌詞集のタイトル『刺繍』は、そもそもダジャレから思いついたものですが、それにしても作詞ってまさに刺繍のようなところがあるな、と納得した次第なのです。キャンバスにひと針ひと針入れていき、時間をかけて完成を目指す。思い描いた通りになることもあれば、作業の途中で新しい発想が生まれて予想外の仕上がりになることもある。光沢のある糸を使うのか、麻のようなザラっとした質感を求めるのか、毛糸であたたかみのある風合いにするのか。市販の糸の色でしっくりこなければ自分で染めるところからこだわる必要があるかもしれません。『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』ティザー ~From Bonus Movie~<書籍情報>坂本真綾 歌詞集『刺繍』2021年11月17日(水) 発売定価:2,420円(税込)坂本真綾 歌詞集『刺繍』書影判型:四六判 / 本文:296ページ発行:株式会社KADOKAWA<リリース情報>『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』10月27日(水) リリース●Blu-ray:7,920円円(税込)●DVD:6,930円(税込)※初回生産分のみ、ライブ写真集、スリーブケース仕様、坂本真綾メッセージ入りフライングハートを封入。『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』初回生産分 スリーブケース『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』通常盤ジャケット『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』初回生産分 展開画像【収録内容】01. M25〜Introduction02. 約束はいらない03. CLEAR04. MC105. スクラップ〜別れの詩06. ユーランゴブレット07. オールドファッション08. MC209. いつか旅に出る日10. 独白11. 躍動12. 色彩(Duet with 内村友美)13. MC314. sync(Duet with 内村友美)15. あなたじゃなければ(Duet with 堂島孝平)16. MC417. レコード(Duet with 堂島孝平)18. ひとくちいかが?(Duet with 土岐麻子)19. MC520. DOWN TOWN(Duet with 土岐麻子)21. gravity22. 序曲23. birds24. MC625. 25th Anniversary Medley(ループ〜ヘミソフィア〜逆光〜奇跡の海〜Private Sky〜トライアングラー〜マジックナンバー〜指輪〜光あれ)26. MC727. 誓い28. プラチナ29. Ending【映像特典】1. Day1ゲストパート「Be mine!」〜MC〜「でも」(Duet with 原昌和)2. ドキュメンタリー映像 “Maaya Sakamoto 25th Anniv. LIVE「約束はいらない」Behind the Scenes”出演:坂本真綾(Vo)/ 北川勝利(G / Band Master)/ 佐野康夫(Dr)/ 千ヶ崎学(B)/ 奥田健介(G)/ 扇谷研人(Key)/ 毛利泰士(Per)/ 稲泉りん(Cho)/ 高橋あず美(Cho)ゲスト:内村友美(la la larks)/ 堂島孝平/ 土岐麻子/ 原昌和(the band apart)『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』ティザー『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』ティザー ~LIVE Duets!~【オリジナル特典】■Amazon.co.jpビジュアルシート※Amazon.co.jp では、特典つき商品のカートがアップされます。特典をご要望のお客様は特典つき商品をお買い求め下さい。Blu-ray 特典付き 特典無し 特典付き 特典無し■オフィシャルライブレポート公開中!周年記念ライブ『約束はいらない』セットリスト配信中坂本真綾 4thコンセプトアルバム『Duets』発売中2,500円(税抜)坂本真綾『Duets』ジャケット写真【収録曲】1. Duet! / 坂本真綾×和田弘樹作詞:坂本真綾作曲・編曲:h-wonder2. あなたじゃなければ / 坂本真綾×堂島孝平作詞・作曲・編曲:堂島孝平3. ひとくちいかが? / 坂本真綾×土岐麻子作詞:土岐麻子作曲・編曲:TENDRE4. でも / 坂本真綾×原昌和(the band apart)作詞:岩里祐穂作曲・編曲:原昌和5. sync / 坂本真綾×内村友美(la la larks)作詞:内村友美・坂本真綾作曲・編曲:江口亮6. 星と星のあいだ / 坂本真綾×井上芳雄作詞・作曲:坂本真綾編曲:山本隆二7. ひとつ屋根の下 / 坂本真綾×小泉今日子作詞:坂本真綾作曲:鈴木祥子編曲:山本隆二坂本真綾『Duets』リリックビデオ完全版■『Duets』楽曲試聴ページ:■『Duets』配信リンク:関連リンクオフィシャルHP「I.D.」坂本真綾 YouTube Official Channel
2021年10月08日2021年7月期にTBSで放送されたテレビドラマ、日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』。俳優の鈴木亮平さんが主演の喜多見幸太を演じ、賀来賢人さん演じる音羽尚とのやりとりや、最強の救命救急チームの姿に注目が集まりました。人気作品ゆえ、最終回は高視聴率を記録し、多くの人が「TOKYO MERロス」と放送終了を悲しんでいたようです。TOKYO MER関連の記事はコチラからそんな『TOKYO MERロス』の人に朗報です!同年10月27日から、Disney+(ディズニープラス)の新ブランド『スター』で、『TOKYO MER』の配信が決定しました!『TOKYO MER』が、日本のドラマとして、初めてDisney+で世界へ配信されることとなります。もちろん日本でも、Disney+に入っていれば見ることができますよ。鈴木亮平さんは、次のようにコメントしています。『TOKYO MER~走る緊急救命室~』がディズニープラスのスターで配信されると聞き、大好きな「アベンジャーズ」や「トイ・ストーリー」などの作品と並べることをとてもうれしく思っています。この作品が、今後、世界に配信されより多くの方にご覧いただけることに期待が膨らみ、ワクワクしています。日本にとどまらず、海外でも多くの人を楽しませてくれるであろう『TOKYO MER』。全国各地でERカーの展示が始まるなど、『TOKYO MER』の熱はまだまだおさまらないようです。[文・構成/grape編集部]
2021年09月29日鈴木亮平主演で話題を呼んだTBS日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」が、Disney+(ディズニープラス)の新ブランド「スター」にて10月27日(水)より配信決定。日本のドラマとして初めてディズニーが世界配信を行うことになり、今後も継続的に同様の取り組みが行われることになった。「TOKYO MER~走る緊急救命室~」は、最新の医療機器とオペ室を搭載した走る手術室“ERカー”で事故・災害・事件現場に駆けつけ、重症患者を救い出す最強の“救命救急チーム”の姿を描いた医療ヒューマンドラマ。「TOKYO MER」の使命は、“一人も死者を出さないこと”。鈴木さん演じる主人公の喜多見幸太は、「待っているだけじゃ、救えない命がある」という強い信念で、どんなに危険な現場でも瀕死の患者のもとへ向かい、自らの命の危険を顧みず勇猛果敢に突き進む。罠を仕掛けてMERの解体を目論む厚生労働省、その密命を背負った厚労省官僚で医師でもある音羽(賀来賢人)MERの活躍で支持を伸ばし、女性初の総理の座を狙う都知事の赤塚(石田ゆり子)ら、様々な人間の思いも命を救う現場の裏側で交錯し、話題となった。鈴木さんは「『TOKYO MER~走る緊急救命室~』がディズニープラスのスターで配信されると聞き、大好きな『アベンジャーズ』や『トイ・ストーリー』などの作品と並べることをとてもうれしく思っています。この作品が、今後、世界に配信されより多くの方にご覧いただけることに期待が膨らみ、ワクワクしています」と喜びのコメント。TBSテレビ総合編成本部DXビジネス局長・中谷弥生氏は「日本国内の放送や配信で大変ご好評いただいた作品なので、グローバル市場で1人でも多くの皆さんにご覧いただきたい」と語り、「TBSは成長戦略として、世界のマーケットへの進出・拡大を掲げており、今後もTBSグループのコンテンツを世界の皆様に届け、世界コンテンツと切磋琢磨していきたい」とコメント。ディズニープラスは、ディズニーがグローバルで展開する動画配信サービス。ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナル ジオグラフィックの名作・話題作に加え、10月27日からは、新たなコンテンツ・ブランド「スター」が追加され、大人が楽しめるドラマや映画、オリジナル作品、そして日本のコンテンツと、今後1万6,000を超える膨大なコンテンツがラインアップに加わる。日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」はディズニープラス「スター」にて10月27日(水)より配信開始。(text:cinemacafe.net)
2021年09月29日坂本真綾が、10月27日にリリースする『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』のジャケット写真と最新アーティスト写真を公開した。坂本にとって6年ぶりのライブ映像作品となる今作は、横浜アリーナにて2日間開催された坂本のCDデビュー25周年記念ライブより2日目の3月21日公演の模様が完全収録される。デビュー曲「約束はいらない」や、『Fate/Grand Order』の楽曲、内村友美(la la larks)や堂島孝平、土岐麻子らをゲストに迎えた最新アルバム『Duets』の収録曲に加え、代表曲をメドレーで披露した16分を超える「25th Anniversary Medley」など新旧ファン納得の内容となっている。さらに、the band apartの原昌和が出演した初日3月20日公演のゲストパートに加え、2日間のバックステージに密着したドキュメンタリーが特典映像として収録されるほか、初回生産分のみスリーブケース仕様となり、ライブ写真集と実際に「プラチナ」の演出で使用したもののレプリカとなる坂本のメッセージ入りフライングハートが封入される。『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』初回生産分 展開画像また、近日中に今作の新たなティザー映像の公開が予定されている。<リリース情報>『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』10月27日(水) リリース●Blu-ray:7,920円円(税込)●DVD:6,930円(税込)※初回生産分のみ、ライブ写真集、スリーブケース仕様、坂本真綾メッセージ入りフライングハートを封入。『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』初回生産分 スリーブケース『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』通常盤ジャケット【収録内容】01. M25〜Introduction02. 約束はいらない03. CLEAR04. MC105. スクラップ〜別れの詩06. ユーランゴブレット07. オールドファッション08. MC209. いつか旅に出る日10. 独白11. 躍動12. 色彩(Duet with 内村友美)13. MC314. sync(Duet with 内村友美)15. あなたじゃなければ(Duet with 堂島孝平)16. MC417. レコード(Duet with 堂島孝平)18. ひとくちいかが?(Duet with 土岐麻子)19. MC520. DOWN TOWN(Duet with 土岐麻子)21. gravity22. 序曲23. birds24. MC625. 25th Anniversary Medley(ループ〜ヘミソフィア〜逆光〜奇跡の海〜Private Sky〜トライアングラー〜マジックナンバー〜指輪〜光あれ)26. MC727. 誓い28. プラチナ29. Ending【映像特典】1. Day1ゲストパート「Be mine!」〜MC〜「でも」(Duet with 原昌和)2. ドキュメンタリー映像 “Maaya Sakamoto 25th Anniv. LIVE「約束はいらない」Behind the Scenes”出演:坂本真綾(Vo)/ 北川勝利(G / Band Master)/ 佐野康夫(Dr)/ 千ヶ崎学(B)/ 奥田健介(G)/ 扇谷研人(Key)/ 毛利泰士(Per)/ 稲泉りん(Cho)/ 高橋あず美(Cho)ゲスト:内村友美(la la larks)/ 堂島孝平/ 土岐麻子/ 原昌和(the band apart)『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』ティザー『坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」at 横浜アリーナ』ティザー ~LIVE Duets!~【オリジナル特典】■Amazon.co.jpビジュアルシート※Amazon.co.jp では、特典つき商品のカートがアップされます。特典をご要望のお客様は特典つき商品をお買い求め下さい。Blu-ray 特典付き 特典無し 特典付き 特典無し■オフィシャルライブレポート公開中!周年記念ライブ『約束はいらない』セットリスト配信中坂本真綾 4thコンセプトアルバム『Duets』発売中2,500円(税抜)坂本真綾『Duets』ジャケット写真【収録曲】1. Duet! / 坂本真綾×和田弘樹作詞:坂本真綾作曲・編曲:h-wonder2. あなたじゃなければ / 坂本真綾×堂島孝平作詞・作曲・編曲:堂島孝平3. ひとくちいかが? / 坂本真綾×土岐麻子作詞:土岐麻子作曲・編曲:TENDRE4. でも / 坂本真綾×原昌和(the band apart)作詞:岩里祐穂作曲・編曲:原昌和5. sync / 坂本真綾×内村友美(la la larks)作詞:内村友美・坂本真綾作曲・編曲:江口亮6. 星と星のあいだ / 坂本真綾×井上芳雄作詞・作曲:坂本真綾編曲:山本隆二7. ひとつ屋根の下 / 坂本真綾×小泉今日子作詞:坂本真綾作曲:鈴木祥子編曲:山本隆二坂本真綾『Duets』リリックビデオ完全版■『Duets』楽曲試聴ページ:■『Duets』配信リンク:関連リンクオフィシャルHP「I.D.」坂本真綾 YouTube Official Channel
2021年09月22日音楽家の坂本龍一とアーティストの高谷史郎、山口情報芸術センター[YCAM]による展覧会『ART–ENVIRONMENT–LIFE 2021』が、10月8日より山口情報芸術センター[YCAM]にて開催される。山口市をはじめとする山口県央連携都市圏域で開催する「山口ゆめ回廊博覧会」の一環として開催される同展。2013年にYCAMの開館10周年記念イベントの一環として開催した坂本龍一の展覧会『ART–ENVIRONMENT–LIFE』の展示作品3作品を一部改訂して再度展示で、いずれもアーティストの高谷史郎と共同で制作。自然と人間社会の境界で長い時間をかけて発展してきた「庭」という文化の形式に、多くのインスピレーションを受けて制作されたインスタレーション作品だ。水滴と波紋、樹々の生命活動の痕跡がもたらす揺らぎ、霧と移ろう映像、そしてそれらを包み込むサウンド。不定形で、刻々と変化する作品たちは、画一的な意味に収まることなく、鑑賞者を社会や日常生活の外にある、自然や環境のリズムや諧調へとシンクロさせていく。会場はYCAMだけに留まらずに、駅通りにオープンしたYCAMの分館に当たるサテライトA、そして雪舟庭で知られる常栄寺の3カ所。景観とともに、作品を鑑賞することで、大きな時間の流れをより深く感じることができるだろう。坂本龍一+高谷史郎《LIFE ―fluid, invisible, inaudible... 》撮影:丸尾隆一(YCAM)提供:山口情報芸術センター[YCAM]坂本龍一+YCAM InterLab 撮影:山中慎太郎(Qsyum!)提供:山口情報芸術センター[YCAM]【開催概要】坂本龍一+高谷史郎+YCAM『ART–ENVIRONMENT–LIFE 2021』会期:2021年10月8日(金)〜2022年1月30日(日)時間:10:00〜18:00※常栄寺は16:30まで休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)料金:無料(常栄寺雪舟庭入場料は別途必要)会場1 山口情報芸術センター[YCAM]スタジオA会場2 山口情報芸術センター[YCAM]サテライトA会場3 常栄寺(山口県山口市宮野下2001)※会期中の土日祝日は各会場をつなぐシャトルバスを運行※ギャラリーツアーあり(定員制、要事前申込)※2021年10月23日(土)、 24日(日)はYCAMスタジオBにて小泉明郎『縛られたプロメテウス』を上演(要チケット購入)
2021年09月21日美ハモ兄弟シンガーソングユニット・鈴木鈴木。ライブシーンでは結果が出ず、SNSにシフトチェンジ。すると、TikTokで人気急上昇。初のオリジナル曲「君と僕はさ」はサブスク総再生回数は現在1700万回を超えた。――ライブハウスからSNSへ移行した流れを教えてください。聖七:歌うことが小さい頃から好きで、5年くらい前から二人で音楽を本格的に始めました。ライブハウスで歌っていたんですけど、なかなか聴いてもらえなくて…。十夢:お客さん0人、PAさんしかいない状態で歌ったことも…。聖七:学生だったので、負担の大きいライブはいったん全部やめてSNSでやっていこう、と決めたのが3年くらい前です。TikTokは人気の“歌ってみた”動画から始めて、1本目で清水翔太さんの「My Boo」を二人でハモって出してみたら、ちょっとバズったんです。でも、すぐ落ち着いて、その1年後のカラオケメドレーでバ~ンッと!それからTikTokに力を入れ始めました。十夢:フォロワー数が6万人になった時点で路上ライブをやったんですけど、200~300人集まったんですよ。観客0人だった僕らの名前を知ってもらえたのはTikTokと、日々拡散してくれる人のおかげ。TikTok様様、ファン様様です!――TikTokでバズる法則みたいなものはあるのでしょうか?聖七:学生の頃に制服で弾き語りしたものがウケたり、それは青春感がよかったのかなと思っています。制服でギター弾いて、ハモって、景色もキレイ。日常だけど、ここまでのアオハルはなかなか実際にはない!そういう世界観を体感できるのがTikTokなのかもしれないです。――そうしてオリジナル曲の配信まで繋がったんですね。十夢:はい。「君と僕はさ」を作った時は、TikTokでメロウ系の曲をいっぱい聴いて。トレンドが掴みやすいので、自分たちなりに研究しながら、エモいフレーズもTikTokで探しました。聖七:TikTok内でもたくさん歌ってもらえて嬉しかった。また、TikTokには歌がすごく上手いのに、まだ日の目を見ていない歌い手がたくさんいます。密かに動向を追ったり、DMで繋がってコラボすることもあります。十夢:小林柊矢、もーりー兄弟、TENSONGのたか坊、舟津真翔…。いっぱいいます。聖七:みんなすごいから、負けてられないですね。――TikTokで掴んだ夢の先に思い描く未来は?聖七:コロナが収まったら、やっぱりライブをやりたい!がんばってきたから一発目は1000~2000人規模でできたら。十夢:それと、TikTok本社にも行ってみたいです(笑)。すずきすずきとむ(左)は2000年3月8日生まれ。せいな(右)は2001年7月18日生まれ。共に東京都出身。‘17年、グランプリを獲得した歌番組で、MCだった中居正広さんがユニット名を考案。※『anan』2021年9月15日号より。写真・小笠原真紀取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年09月14日映画『燃えよ剣』(10月15日公開)の完成披露イベントが9日に都内で行われ、岡田准一、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、尾上右近、山田裕貴、伊藤英明、原田眞人監督が登場した。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。山田涼介は「本格的な時代劇に挑戦するのが初めてでしたし、殺陣の経験も全くないに等しい状況の中で、座長の岡田さんが教えて下さった。作品に入る前にも優しく教わりましたし、常に誰かに助けていただいていた」と感謝する。「役柄的に痩せなきゃいけないという時には、岡田さんと亮平さんがお医者さんのように教えて下さったし、刀の練習の時に僕の使っている私物の刀があまり良くなかったら、伊藤さんが『沖田くん、これを使ってくれ』と私物をプレゼントしてくれたり、本当にたくさんの方々に教えていただいた」と明かした。山田涼介の減量について、岡田は「本当に頑張ってた。あれはキツいですよね。1番キツいのを教えたんですよ。僕は2度とやりたくない」と明かし、鈴木が「僕もですね」と同意すると、山田涼介は「その時は本当にキツいって言ってなかったですもん!」と苦笑する。また鈴木は「この期間は病弱で、この期間は元気になって、また病弱なシーンが来て……とやってたので、体調や見た目のコントロールは想像を絶する大変さだったんじゃないかな」と同情し、原田監督は「元々、衰弱しているシーンは最後に持ってく予定でスケジュール組んでたのが、まあ映画の現場ではいろいろ起きますから。本当にかわいそうだったなあと思って」と労う。そんな山田涼介の様子について、鈴木は「ちょっと、声かけられなかったですもんね」としみじみとし、岡田は「入り込みというか、作品に対する思いをすごく感じました」と太鼓判を押した。
2021年09月09日ジョニー・デップが写真家ユージン・スミス氏を演じる『MINAMATA―ミナマタ―』。この度、音楽を手掛けた坂本龍一から「決して過去のことではないという気持ちで音楽を担当しました」とのコメントと、新場面写真が到着した。本作の音楽を手掛けたのは、これまでに『戦場のメリークリスマス』(83)や『ラストエンペラー』(87)など、映画史に残る名作の音楽を多数担当してきた坂本龍一。「本作の作曲家にと、私たち製作陣が夢見ていた人だ。元々私の理想の作曲家だが、特に本作においては完璧だ。彼は産業公害に強い関心を持っているし、音楽で世界を癒している」と語るアンドリュー・レヴィタス監督の熱烈なオファーのもと今回、坂本さんの参加が実現した。「この物語の人々と、すべての人間に秘められた美しさを音楽に反映したかった」という監督の想いを引き受け、演奏に使用する楽器の年代にまでこだわり完成させたという音楽は、映画に優しく寄り添い、物語を鮮やかに彩っている。「ミナマタに悲劇をもたらしたことと同じことが、その後も世界中で起きていると思います。その意味でミナマタは決して過去のことではないという気持ちで音楽を担当しました」とその想いを語る坂本さん。音楽にはさらに「LIFE」の副編集長ミリーを演じた世界的メゾプラノ歌手、キャサリン・ジェンキンスも参加。彼女の声と坂本さんの伴奏は公害で苦しむ地球に“声”を与えている。併せて解禁された新場面写真は、ジョニー扮する写真家のユージン・スミスと美波演じる妻のアイリーンが大量の煙を吐き出す工場を背景に、視線を交わすシーンや、2人が水俣病患者の元を訪れ、話を聞く姿、群衆の中で険しい表情を浮かべながらたたずむ真田広之演じるヤマザキ・ミツオ。「LIFE」紙に掲載されたユージンの写真を静かに見つめる國村隼演じるノジマ・ジュンイチの姿、そしてビル・ナイ演じる「LIFE」編集長に真剣な視線を向ける副編集長のキャサリン・ジェンキンスといった、物語の鍵となるシーンが次々に写し出されている。『MINAMATA―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年09月08日俳優の鈴木亮平が25日、東京・千代田区で行われた「ブラウン シリーズ 9pro」の“夕方ヒゲ、ゼロへ”挑戦結果発表会に双子のお笑いコンビ「ザ・たっち」(たくや、かずや)とともに出席。ヒゲにまつわる悩みを明かした。「ヒゲは濃いほうではないが気になる」という鈴木。ヒゲが絶対目立ってはいけない役の時は朝夕2回剃ると明かし、「それを忘れると、モニターで見ていて『しまった、剃るの忘れた』となる。我々の世界で“つながる”と言うんですけど、(ヒゲの有無で)朝撮った役の顔と夜撮った役の顔がつながらないことがある。急に青くなるとか(笑)。ちゃんと剃っておかなきゃいけないですね」と語った。今回のチャレンジに合わせてヒゲを朝だけ剃って来た鈴木は、夕方ヒゲの有無を判定するプロの理容師に間近でマジマジと観察されて「こんなに近くでジロジロ見られることはそうそうない。恥ずかしいですね」と本音がポロリ。さらに、理容師にアゴなどを触られ、照れ笑いを浮かべていた。また、同じ事務所に所属し、同じ38歳であるザ・たっちの二人について「何度もお会いさせて頂いているが、その度に分からない。さすがだなと思う」と笑っていた。
2021年08月28日シリーズ第3弾で完結編となる生田斗真主演映画『土竜の唄 FINAL』に新たなキャストとして鈴木亮平の参加が明らかになった。これまで偉人・高校生・小学生・執事・死神など、様々な役柄を演じ分け、アクションや殺陣にも定評のある実力派俳優の鈴木さん。スーパー救命救急医・喜多見幸太を演じる現在放送中のドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」も話題の鈴木さんが、本作では生田さん演じる主人公・菊川玲二の最終ターゲットである轟周宝の息子・轟烈雄に扮する。幼少期より数寄矢会の次期会長候補として、悪の帝王学を徹底的に叩き込まれ、人を騙すことに長けた狡猾さ、筋骨隆々な体格とすさまじいパワーを兼ね備えたまさに超人で、原作ファンの中でも最強の呼び声が高い轟烈雄。生田さんとは、これまでも「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」や『予告犯』など何度も共演を重ねており、本作ではライバルである2人が鬼気迫るアクションシーンで魅せる。また、玲二の土竜(=潜入捜査官)としての資質を試していた優秀な捜査官、警視庁組織犯罪対策部長・沙門夕磨を滝沢カレンが演じることも決定した。実は谷袋警察署署長・酒見路夫(吹越満)の娘でありながら、上司という役どころだ。▽キャストコメント鈴木亮平菊川玲二?誰だそりゃ。土竜のファイナル?知らねぇな。俺が百獣の王・轟烈雄だ。ライオンの唄の始まりだぜ!レペゼン新生数寄矢会。時代遅れの雑魚どもはサメの餌にして、特製パスタで世界の王座へボンジョルノ。これからは俺の時代だろ?11月だぜ分かったな!てめぇら、俺だけを観に来やがれ!!ガルルル!滝沢カレン今回、とっておきの作品に仲間入りしました滝沢カレンです。もう、本当にパワーと熱が渦巻きながら進んでいく物語にさらに、大波が入ってきたかのようなFINALになっています。こんなダイナミックな映画に出場させてもらえたことが2021年の私の1番話したいことになりそうです。そしてサーモンさんという、頭の回転が早くてリーダーのような警察官という夢のような役をいただくことで、もちろん毎日緊張していて大変でしたが、一生の思い出と、自分にとって新たなやる気をもらいました。いま、私がこんな世界にいることを、タイムスリップして小学生の自分に伝えたらどれだけの驚き顔になるのか想像できます。たくさんの方に、想いが詰まった「土竜の唄」を観ていただけたら幸せです。ありがとうございました!生田斗真ちょっと奥さん聞いて!土竜の唄ファイナルに鈴木亮平&滝沢カレンが参戦ですってよ!あら、いやだ。私の大好きなお二人じゃない!なんでも鈴木さんは玲二の最大のライバル轟烈雄を、カレンちゃんは謎の女サーモンを可憐に演じているそうよ!あら奥さん!カレンと可憐をかけたのかしら!つまらないギャグはおやめなさいな!私のギャグはつまらなくても映画は超絶面白いそうよ!11月の劇場公開が待ち切れないわ!!『土竜の唄 FINAL』は11月19日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:土竜の唄 FINAL 2021年11月19日より全国東宝系にて公開©2021「土竜の唄」製作委員会 ©高橋のぼる・小学館
2021年08月20日鈴木亮平主演「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の第7話が8月15日放送。有毒ガスの充満する現場に乗り込む喜多見たちに「アルマゲドン」「アベンジャーズ」を感じる視聴者が続出。城田優の登場にも「来週が待ち遠しい」といった反応が寄せられている。都知事の命で「TOKYO MER」が設立。ミッションは“一人も死者を出さないこと”という彼らだが、チーフドクターの喜多見幸太の経歴には謎の“空白の1年”があった――という展開の本作。喜多見を鈴木さんが演じ、厚労大臣からTOKYO MER解体の密命を受け「TOKYO MER」に参加する音羽尚に賀来賢人。喜多見をチーフに任命したTOKYO MER発案者で東京都知事の赤塚梓に石田ゆり子。赤塚をライバル視し「TOKYO MER」解体を目指す厚生労働大臣の白金眞理子に渡辺真起子。白金の後ろ盾で政界のドンと呼ばれる与党幹事長・天沼夕源に桂文珍。「TOKYO MER」のスタッフとして蔵前夏梅に菜々緒、弦巻比奈に中条あやみ、ホアン・ラン・ミンにフォンチー、冬木治朗に小手伸也、徳丸元一に佐野勇斗。東京消防庁ハイパーレスキュー隊の千住幹生に要潤。東京都危機管理対策室室長の駒場卓に橋本さとしといった顔ぶれが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。工場で多数の外国人労働者が原因不明の症状を訴える。出動する喜多見たちに駒場は今回の事案では警察に従うよう指示が下る。さらに集団食中毒事件と思われた現場には、事件に不釣り合いなほど多くの警察官の姿が。傷病者の処置を始める喜多見たちだが、病院に搬送しようとすると警察官に留められてしまう。音羽は「大きな力が動いています」と、喜多見に警察に従うよう促す。さらに現場には公安の刑事、月島しずか(稲森いずみ)らが現れる。警察とにらみ合いになったその時、大きな爆発が発生。工場の地下に大量の外国人労働者が取り残されてしまう。その頃赤塚は官邸に呼ばれ、天沼がテロ組織から犯行声明を受け取っていることを明かされていた…というのが今回のストーリー。有機リン系のガスが充満、次の爆発が迫るなか、防護服を身にまとい工場の地下に向かう喜多見たち「TOKYO MER」と千住らハイパーレスキュー隊。その姿に「千住さん達の登場シーン、アルマゲドン風味」「突入シーン、アルマゲドン感あるな」「防護服着て地下に向かうとこがもうアルマゲドンじゃん」と“アルマゲドン”を感じたという声とともに、「これまで現場を共にしてきた人たちが登場すんの、アベンジャーズみたいで鳥肌立っちゃった」「今日は最初からのアベンジャーズ感がすごい」「劇伴と相まってアベンジャーズ感満載」と“アベンジャーズ”風味を感じる視聴者も。一方「医療物というより医療系戦隊物ですよね」「もうね… 戦隊ヒーロー張りにカッコ良いです!」「ヒーローは5人組のカラフル戦隊とは限らない」と“戦隊モノ”を連想したという反応も多数寄せられる。ラストではテロリスト側の人間で、かつ喜多見ともつながりを持つ人物として、城田さん演じるエリオット・椿が登場。「ラスボス感が半端ねぇ」「城田優さん登場で、めちゃくちゃ興奮しました」といった感想とともに、「登場人物も新たに加わり今までとは違う展開の幕開けを予期する回でした」「謎の男と空白の1年、新たな展開が早く見たくて来週が待ち遠しい」など、今後の展開に期待する声も多数投稿されている。(笠緒)
2021年08月16日鈴木亮平主演の本格救命医療ドラマとなる、日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」。8月15日放送の第7話から新章に突入した本作に、城田優が主人公・喜多見(鈴木さん)の“空白の1年”に関わる世界的テロ組織のメンバー、エリオット・椿役で出演することが分かった。舞台となるのは、「TOKYO MER」という救命救急のプロフェッショナルチーム。“MER”とは、モバイル・エマージェンシー・ルームの略称で、最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施す。そして、“一人も死者を出さないこと”が、彼らに課されたミッションである。鈴木さん演じる主人公・喜多見幸太は「TOKYO MER」のチーフドクターで、驚異的な救命技術を持つスーパー救命救急医。「待ってるだけじゃ、助けられない命がある」という強い信念で、危険な現場であっても瀕死の患者の元に飛び込み、自らの命を顧みず勇猛果敢に突き進む。共演には、喜多見に反発しつつ、現場では最高の相棒となる医系技官の音羽尚を演じる賀来賢人や、循環器外科で研修中ながらMERチームを兼務するよう命じられた研修医・弦巻比奈役の中条あやみ、さらに菜々緒や仲里依紗、石田ゆり子など豪華俳優陣が出演している。8月15日放送の第7話からは新章に突入し、新たな展開を迎えて話題となっている。これまで喜多見の秘密として伏せられてきた、彼の経歴の“空白の1年”に何があったのかが明かされると共に、その秘密を巡って「TOKYO MER」は大きく揺れ、物語は一気に加速し展開していく。第7話からは、その喜多見の“空白の1年”を追う新章のキーパーソン、公安刑事・月島しずか(稲森いずみ)が登場。そして、喜多見に近づく謎の男の登場により、物語は大きく動きだす。第7話で喜多見たち「TOKYO MER」は、清掃会社で起きた集団食中毒事件の現場に出動。そこにいたのは不法就労で働く外国人労働者と、多くの警察官たちだった。さらに、救助中に起きた爆発事故により大勢の負傷者が出てしまう。その裏では、世界的なテロ組織・LP9が政府に無謀な要求を突きつけていた。政府が対応に苦慮する中、喜多見と「TOKYO MER」メンバーは、公安刑事・月島ら警察の制止を無視して傷病者たちの救命・救出を行い、1人の死者も出すことなく無事に事件は解決した。かと思いきや…事件現場には救急隊員に変装して喜多見に近づく謎の男がいた。城田さん演じるエリオット・椿だ。事件の後、喜多見に「約束は果たしますよ、喜多見先生」という意味深なメールを送り付けた椿。果たして、医師・喜多見とテロ組織の椿はどんな関係なのか?喜多見と椿が交わした“約束”とは何なのか?今後、椿は「TOKYO MER」の存亡を揺るがすキーパーソンとなっていく…。そんなエリオット・椿を演じる城田優は、テレビドラマや映画で活躍する一方でミュージカルやコンサートにも出演し、アーティストとしても高い実力を発揮。TBSのGP帯連続ドラマに出演するのは「表参道高校合唱部!」(2015)以来、また日曜劇場に出演するのは今作が初となる。「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」(2010)で怪しさを纏ったヒールキャラクターを演じた城田さんだが、本作で再び謎の男を演じる。日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2021年08月15日俳優の鈴木亮平が11日、東京・文京区で行われたニチレイ「本格炒め炒飯」発売20周年記念冷凍炒飯売上世界No.1ギネス世界記録認定PRイベントにゲストとして登場。プライベートではもっぱらエジプトにハマっていると明かした。加熱調理する同商品にちなんで、“ついつい熱くなってしまうこと”を問われた鈴木は「熱くなりすぎて敬遠しようとしているのはゲーム。テレビゲームはやり始めると夢中になってず~っとやってしまう」と回答。「(本当は)大好き。子どもの頃から好きすぎて、あるとき気づいて『これはマズい』と思って自制している。でも何年かに一回はゲームにハマってそればっかりやっているときがある」と話した。歴史好きが高じて、世界遺産検定1級を保持している鈴木。最近は、エジプトの世界観を模した冒険ゲームにどハマりしていると明かして「古代エジプトに家にいながらにして行ける。それにハマってしまって、ずっとエジプト旅行していた」と述べた。また、自宅でゴロゴロしているときは「ベッドに寝そべって、マッサージ機をふくらはぎに挟みながらYouTubeを見ています」とニッコリ。「エジプトの考古学者の河江(肖剰)先生という方がYouTube始められた。すごく面白い。すごいですよ、おすすめです」とアピールした。他方、鈴木はTBS系列の日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(毎週日曜21:00~)に、主人公の医師・喜多見幸太役で出演中。プライベートではリラックスしている様子だが「今はそれどころじゃない。人の命を助けないといけない」と報道陣の笑いを誘い、自身も「(猛暑にもかかわらず)昨日ガスマスクを被っていた」と笑っていた。この日鈴木は、ギネス記録認定を祝してくす玉を割り、エプロン姿で同炒飯のフライパン調理にもチャレンジ。レンジ調理版と食べ比べを行い、世界一の冷凍炒飯に舌鼓を打った。
2021年08月11日鈴木亮平が主演する「TOKYO MER」の6話が8月8日オンエア。今週も賀来賢人演じる音羽に「ツンデレがすぎる」といった反応が集まるとともに、右手で頭部を手術しながら左手で注射を打つという喜多見の“神技”に「超人か…」など感嘆の声が続々寄せられている。最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車輌(ERカー)である“MER”=モバイル・エマージェンシー・ルームを駆使し、“一人も死者を出さないこと”をミッションとする「TOKYO MER」の活躍を描いていく本作。キャストはTOKYO MERのチーフドクター・喜多見幸太を鈴木さんが演じるほか、貧困のなか母を亡くした経験から、医療の不平等を是正するために医師免許を持つ官僚“医系技官”となった音羽尚に賀来さん。また蔵前夏梅に菜々緒、弦巻比奈に中条あやみ、ホアン・ラン・ミンにフォンチー、冬木治朗に小手伸也、徳丸元一に佐野勇斗。東京消防庁ハイパーレスキュー隊の千住幹生に要潤、喜多見の妹・涼香に佐藤栞里、TOKYO MER発案者で東京都知事の赤塚梓に石田ゆり子といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。6話では18人の小学生が奥多摩で失踪する事件が発生し、現場に向かった喜多見は子供を捜索しつつ治療もするためメンバーを分散させる。これまでチーム一丸でピンチを乗り越えてきたメンバー達はバラバラに闘うことになる…。音羽や比奈は原因不明の重症に陥った子供たちの治療に苦慮するなか、喜多見も必死に処置に当たるが必要な薬剤が全く足りず…という展開。緊張性気胸の子どもを発見、搬送していては間に合わないと判断しその場で手術する決断をする比奈の姿に「比奈ちゃんたくましくなってる」「比奈先生成長してる…泣いちゃう…」「比奈先生がめっちゃ成長してる……これだけでもう涙腺やられる」などの声が上がる一方、11人もの子どもたちの手当で手持ちの点滴が尽きてしまい、絶体絶命の危機を迎える喜多見にドローンで点滴を届ける徳丸にも「徳丸くん!!!!!きみはどこまで優秀なんだ!!!」「ドローーーーーーーン!!!!!!とくまるくんすげえ」「今やドローンはどこでも必須なんだな」など賞賛の声が相次いで送られる。また音羽とコンビで捜索に向かうなか、自分もいつか喜多見のように人の命を救ってみたいが「そんな勇気も力もありませんけどね」と話すミン。その後子どもたちがスズメバチに襲われ山道を外れ、散り散りに分散したことが判明。さらにミンも救助隊員を助けようとしてスズメバチに襲われてしまう。その際ハチに刺されてしまったミンの処置をしながら「ミンさんにもありましたね、勇気」とつぶやく音羽…そんな音羽に今週も「ミンさんの勇気ある行動を褒める音羽とかいうツンデレ」「音羽先生ツンデレがすぎるぞ」といった声多数。そして行方不明になっている子どもの中に冬木の息子・壮太がいることがわかる。過去にスズメバチに刺されたことがあり、非常に危険な状態の壮太をERカーに運び手術を始める喜多見は、右手で頭部の手術をしながら、手元も見ずに左手で注射を打つという技を見せる…喜多見の“神技”に「喜多見先生両手で別々の処置を…!?」「すげぇなドリル使いながら注射してんだぞwこの人www」「二刀流すごすぎ」「喜多見先生超人か…」など視聴者からの投稿も続々と届けられている。(笠緒)
2021年08月08日大河ドラマ『西郷どん』(NHK)や映画『変態仮面』シリーズをはじめ、シリアスからコメディまで幅広い作品に出演する俳優の鈴木亮平さん。日本を代表する俳優の1人である鈴木さんは、高学歴俳優としても有名です。出身大学は、難関大学としても知られる東京外国語大学。アメリカへの留学経験もあり、英検1級を持つほど、語学も堪能です。そんな才能あふれる鈴木さんは、芸術面でも優れたセンスを持ち、ネット上で「天は二物も三物も与えるのか」と驚きの声が寄せられています。鈴木亮平が描いた人物画に絶賛の声2021年8月5日、鈴木さんが出演する映画『孤狼の血 LEVEL2』の入場者プレゼントが発表されました。プレゼントは、同映画の登場人物である、松坂桃李さん演じる日岡秀一のポストカードサイズの肖像画。この肖像画は鈴木さんが描いたもので、Twitterでは作品の全体を見ることができます。\まさかのサプライズ&入場者特典解禁//先日の #コロフェス の裏では…日岡の宿敵・上林役の #鈴木亮平 さんが魂込めて描いた「日岡秀一」の肖像画を #松坂桃李 さんにサプライズ披露こちらの鈴木さんの力作が、20万枚限定でポストカードに✨公開初日より全国の劇場で配布されます pic.twitter.com/JjUuqtyXMZ — 孤狼の血 LEVEL2 (@Korounochi_2021) August 4, 2021 荒々しくも、どこか繊細さを感じさせるタッチで描かれた肖像画。プロの画家が描いたものといわれても、納得してしまうほどのクオリティです。もともと、ファンの間では知られていた、鈴木さんのアートセンス。今回、Twitterで肖像画が公開されたことにより、鈴木さんの才能が広く知られるようになりました。【ネットの声】・鈴木さん、絵もうまいとかどういうこと。・鈴木さん、多才だな。・プロになれるぐらい、絵がうまいじゃん!すごいな…どれだけ才能を持ってんだ。語学に長けた知性、演技力、そして絵のセンス…たくさんの才能を持つ鈴木さんに、多くの人が改めて驚かされたようです。[文・構成/grape編集部]
2021年08月07日鈴木亮平主演「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の5話が8月1日放送。大物政治家相手を手玉に取る喜多見の“話術”に絶賛の声が殺到。また“究極の選択”を迫られた音羽にも「めちゃくちゃ良い人」「究極のツンデレ」など賞賛の言葉が送られている。最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車輌(ERカー)で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施すモバイル・エマージェンシー・ルーム“MER”が東京に設立。この「TOKYO MER」に集った救命医や看護師たちの活躍と、TOKYO MERを巡る政治劇も描かれていく本作。優秀な救命救急医だが経歴に“空白の1年間”を持つTOKYO MERのチーフ・喜多見幸太を鈴木さんが演じるほか、TOKYO MER解体の命を受けながら医師としての使命感から喜多見に協力していく音羽尚に賀来賢人。初の女性総理大臣の呼び声も高い東京都知事の赤塚梓に石田ゆり子。赤塚をライバル視しTOKYO MER解体を企む厚生労働大臣の白金眞理子に渡辺真起子。白金のもとでTOKYO MER解体のため音羽に檄を飛ばす久我山秋晴に鶴見辰吾。またTOKYO MERのスタッフとして菜々緒、中条あやみ、小手伸也、佐野勇斗。レスキュー隊の千住幹生に要潤。喜多見の妹・涼香に佐藤栞里。東京都危機管理対策室室長の駒場卓に橋本さとしといった面々も出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。音羽が白金の後ろ盾で政界のドンと呼ばれる与党幹事長・天沼夕源(桂文珍)と乗ったエレベーターが火災により急停止する。エレベーターには涼香と妊婦も乗り合わせており、煙が充満し酸欠状態のエレベーターで妊婦の容態が急変する。出動したTOKYO MERには天沼の救出を優先するよう命令が下るが…というのが今回のストーリー。ロープもちぎれ傾き煙が充満してるエレベーター内で手術を始める音羽だが、酸素が足りず意識が朦朧としていく。このままでは妊婦も涼香も、そして音羽も命が持たない。そんな状況でも一切協力しない天沼だったが、そこに到着した喜多見は笑顔で「天沼先生、協力してくれたら一躍ヒーローじゃないですか」と協力を求める。それを聞いた天沼はエレベーター内の防犯カメラで自分の様子が外部に映し出されていることに気付き、協力したほうが得策だと翻意する…。「人を使うのが上手い!!モノは言いようよなぁ」「喜多見チーフのせかた上手い 一躍ヒーローね」「政治家動かしたんやばすぎるって笑笑」など、喜多見の“話術”に視聴者から喝采の声が上がる。音羽がエレベーター内で手術したことで母親と赤ちゃんは両方無事に助かる。助かった母親のもとを訪れた音羽は赤ちゃんの顔を見ると微笑みを浮かべ、自分の母親が貧困のなか若くして亡くなったことから、医療の不平等を是正するために医師免許を持ちながら官僚になったことを告白。出産一時金をはじめとした医療制度の活用を勧める…そんな音羽にも「音羽先生の涙とか表情…言葉…全部グッとき過ぎ」「音羽先生ずっと謎だったけど、めちゃくちゃ良い人で感動」「音羽先生の妊産婦への医療制度に関しての言葉に泣きました」「音羽先生、究極のツンデレだよ本当に!!!」などの声が殺到している。(笠緒)
2021年08月02日