こんにちは、佐原チハルです。赤ちゃんを育てている人たちにとって大きな悩みの種になることが多い“夜泣き”。夜泣きがなくなってくれれば、気持ちの面でも体力的にも「もっと楽になれるのに!」というママ・パパは少なくないはずです。そこで今回は、赤ちゃんが夜泣きをしなくなると噂の“ジーナ式” について、実践・挑戦してみた人たちの声を聞いてみました。●“ジーナ式”ってなに?ジーナ・フォードという、有名なナニー(母親に代わって子育てをする女性)の提唱する育児方法です。日本でも『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』という書籍が販売されていて、詳しく説明されています。ジーナ式では、赤ちゃんが一日に必要としている睡眠時間をもとに“生活リズムを作る”ことが徹底されています。一日の中での起床・授乳・昼寝も含めた寝かしつけのタイミングが細かく決められている のです。基本的に「添い寝はしない方がいい」「泣いたらすぐに抱き上げてあげることもしない」方針であるため、日本の育児方法とは大きな違いがあると言えそうです。●“ジーナ式”を取り入れてみたママたちの感想は?感想は3パターン見られました。●(1)「絶対に無理!」という声『本を読んでる最中から「難しそう」って感じだった。もちろん挑戦もしてみたんだけど、やっぱり無理だった。思い返しても「こんなのできるわけないだろ!」としか思えない』(30代/1歳の子のママ)スケジュールを完全にコントロールしなければならない点が、非常にストレスだった そう。「あんなに細かいスケジュール、大人だけでもきついのに赤ちゃんと一緒にできるわけない」と感じたそうです。●(2)「良いとこ取りすることにした」という声『とりあえず“一日に必要な睡眠時間の分、ちゃんと寝ていることが大事”って話だということがわかったので、そこだけ取り入れることにしました。「昼間こんなに寝かせちゃったら夜寝ないかもな」って目安にする程度で、ゆるい感じで』(30代/1歳の子のママ)こちらのママさんも、やはり「スケジュール通りに過ごすのは無理」と感じたそうですが、赤ちゃんの生活リズムを考えるための参考にはなったそうです。●(3)「導入はしなかったけど気持ちはすごく楽になった」という声『取り入れるまではしなかったんですが、気持ちは楽になりました 』(20代/2歳と1歳の子のママ)下のお子さんが生まれる少し前に“ジーナ式”を知ったというママさんです。そのころ2歳になる前だった上のお子さんは、まだまだ甘えん坊盛りで不安だったそう。『上の子が泣き虫なので、下の子が泣いていてもすぐに抱っこできないことも多いだろうなってわかっていて、「そんなんで大丈夫かな。下の子がかわいそうじゃないかな」って心配していたんです。“すぐに抱き上げないでいい”って書いてあって、気が楽になりました』●「“ジーナ式”で夜泣きしなくなる」は本当?このメソッドの導入は、上述の通り相当にハードです。そのため、実践しきれた保護者はあまり多くない ようで、筆者の周りでも1人だけでした。『うちは夜泣きしなかったし、ジーナ式は面白かったよ。夫が定時上がりできる仕事だったから、どうにか導入できたんだと思う。だけど、他にも「これ夜泣きしなくなっていいよ」って言われてたことをいろいろやってたから、ジーナ式が効いたのかどうなのかは正直ちょっとわかんない』(30代/2歳の子のママ)とのことです。微妙ですね……。なお、実は筆者もかつてジーナ式に挑戦してみた一人。わが家では、子どもは夜泣きをしました。ただし、全部で3回だけ。ほとんど夜泣きをしない子だったので非常に助かりました。とはいえ、筆者の取り入れ方は“良いとこ取り”の中途半端なものですし、「“ジーナ式”も何もやってないけど、うちも夜泣きしなかったよ」というケースもあります。「ジーナ式の効果だ!」とまではなかなか断言できなそうです。----------以上、いかがでしたでしょうか。ジーナ式は、夜泣きしなくなるメソッドではなく、あくまで“赤ちゃんの生活リズムを作る”方法です。とはいえ、夜泣きしない赤ちゃんに育ってくれればうれしいことですし、赤ちゃんの健康のためにも生活リズムを整えることは悪いことではないですよね。興味のある方は、一度『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』を読んでみるのもいいかもしれません。【参考文献】・『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』ジーナ・フォード(著)●ライター/佐原チハル(フリーライター)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年03月25日シングルの布団3枚に、大人2人子ども4人。まさに『州』の字で寝ている我が家。深夜 2時過ぎ。長男がムクッと起き上がりなぜか爆笑。笑(毎晩1回は体を起こして笑うかもしくは何か寝言を言う長男。)その後三男が夜泣き。トントンで寝かしつけた直後に次男の強烈な蹴り…。なんのアクションも起こさず大人しく眠っているのは、長女と夫だけで、3兄弟は毎晩賑やかです。笑こうして私は毎晩寝不足なのです。笑
2017年02月28日赤ちゃんは本当に可愛くて癒される存在です。でもそんな赤ちゃんでも毎日ご機嫌が良い日ばかりではありません。夜、近所が寝静まっている中に大声で夜泣きをされてしまい、しかもなかなか泣き止んでくれないとなるとママの方がヘトヘトになり泣きた出したくなるような気分にもなります。今回は赤ちゃんの夜泣きについて解説していきます。赤ちゃんは本当に可愛くて癒される存在です。でもそんな赤ちゃんでも毎日ご機嫌が良い日ばかりではありません。夜、近所が寝静まっている中に大声で夜泣きをされてしまい、しかもなかなか泣き止んでくれないとなるとママの方がヘトヘトになり泣きた出したくなるような気分にもなります。今回は赤ちゃんの夜泣きについて解説していきます。赤ちゃんの夜泣きはいつくらいからはじまるもの?赤ちゃんの夜泣きですが、一体いつくらいからはじまるものなのでしょうか?一般的には、夜泣きというのはだいたい生後6ヶ月頃からとは言われていますが、これにはかなりの個人差があります。生後間もない新生児でもよく泣いたりしますが、これは厳密にいうと夜泣きには入らないようです。新生児は四六時中泣いて当たり前の時期ですのであまり心配はいりません。また泣き声もまだそれほど大きくはないです。またどんなに夜泣きが酷いタイプの赤ちゃんでもいつかは終わりを迎えますので、一時期はママはあまり睡眠時間が取れなくて大変かもしれませんが、まずは慌てずママが落ち着くことが肝心です。そもそも夜泣きの原因とその対処方法とは?赤ちゃんは泣くのが仕事とは言いますが、夜泣きにも原因や対処方法はあるのでしょうか?夜泣きの原因には何があるのか?正直なところ、赤ちゃんが夜泣きをする正確な原因というのは今の医学でもはっきりとはわかっていないのが現状です。また個人差も大きく、ほとんど夜泣きをしないという赤ちゃんもいます。しかし考えらえることとしては、赤ちゃんが何らかの原因により興奮状態に陥ってしまい寝たいのに寝付くことができない、眠り方が赤ちゃん自身よくわからなくて混乱している、不安感を感じているなどの他には、一日における睡眠サイクルがズレたり乱れてしまい、それによってさまざまなストレスや刺激を受けていることなどが原因だとは考えられています。特にお昼寝の時間が長かったり、反対に全くお昼寝ができなかったりなどすると、夜中に突然目を覚ましてしまったり、最初から全然寝付くことができず夜泣きにつながってしまったりします。またママの精神状態も赤ちゃんの夜泣きと関係しているようです。夜泣きの対処方法にはどんなものがあるのか?うちの赤ちゃんが夜泣きをしてしまい、それが長時間におよぶ場合には、ご近所さんのこともありますし、ママ自身の睡眠不足による健康状態や精神状態にも影響してきてしまいます。何より、夜泣きが酷い赤ちゃんですと、赤ちゃん自身も寝不足に陥ってしまい良くありません。そこで夜泣きをし始めたときには、次のことを試してみてください。まず泣き始めたからといってすぐに抱っこするのは辞めましょう。数分様子を見ることが大切です。またしばらく続けて泣き続けているようなら、そのときは抱っこをしてあげるようにしましょう。赤ちゃんの背中を優しくトントンと叩きながらゆっくり揺らしてあげて子守唄を歌ってあげます。暑くて泣いている場合もありますので、暑そうであれば、服を脱がせてあげるのもいいでしょう。また少しベランダなどの外に出て新鮮な空気や風に当ててあげてください。車の運転ができるママやパパは近所でいいので少し夜間ドライブに外出してみるのも一つの方法です。お腹が空いて泣いている場合もあるので授乳や粉ミルクをあげたり、オムツが濡れていないかもチェックしてみましょう。またビニール袋などの音を鳴らして赤ちゃんの気をそらしてみるのもよく試される方法です。赤ちゃんの生活リズムを整えてあげることが何よりのポイント!赤ちゃんというのは刺激にとても敏感なので、ちょっとした環境の変化などにも過敏に反応します。上記の対処方法を色々試してはみたけれどうまくいかないという場合には、やはり赤ちゃんの生活リズムをまず整えてあげる必要があると思います。そのためには、毎日決まった時間に赤ちゃんを起こしてあげて規則正しい生活をさせるようにする、夜も同じ時間には寝ていなくても部屋を暗くする、長い時間お昼寝はさせないなどの工夫が必要です。そしてママ自身も大変かもしれませんが、イライラしたり怒ったりせずゆったりとした気分で毎日を赤ちゃんと過ごすように心がけてみてください。
2017年02月02日赤ちゃんは、泣くのがお仕事とは良く言いますが、なかなか泣き止まないとママも困ってしまいますよね。今回は、我が子たちを例に、赤ちゃんの泣き止まない訳や月年齢別の対応方法などをご紹介します。少しでも新米ママのお助けになれたらと思います。そもそも、赤ちゃんはなんでこんなに泣くの?言葉が話せない赤ちゃんは、泣いて自分の要求を伝えます。泣きながら、ママにして欲しいことをお話をしているのです。泣く=ママが来てくれるという毎日のやりとりの積み重ねによって、赤ちゃんとママのコミュニケーションの基礎となります。初めは分からなくても、いくつかの対応に当てはまると、満たされた赤ちゃんは自然に泣きやみます。その対応を繰り返してくうちに、「今はオムツが濡れて気持ち悪いんだな」とか「寝る前のサインだな」など、不思議とママは赤ちゃんの要求が分かるようになってくるものです。泣いたら、まずはチェックしてみて!①お腹空いてない?授乳から時間が経っていたら、お乳やミルクを飲ませてみて。月年齢のうちは授乳間隔も短いので、あまり細かい時間を気にせずに欲しがる時にはあげてOK。私は授乳時間などをメモして、大体何時間おきにお腹ぎ空くかを目安にしていました。②おしっこやうんちしていない?我が家の場合は、おしっこやうんちをした後は良く泣いたりしてました。オムツかぶれを防ぐためにも、こまめにオムツは替えてあげましょう。③寒かったり、暑かったりしてない?背中に手を入れて、汗ばんでいる場合は暑い。手足が冷たく感じるときは寒い。というのを目安に衣類や寝具を調整してあげてみてくださいね。赤ちゃんの体温は大人よりも高いので、ママより一枚少ないくらいがちょうど良いと言われています。寒いからといって着せすぎないようにしましょう。④体調の変化はない?発熱や鼻づまりなど、苦しそうにてないですか?体に傷や湿疹はないかなども、服を脱がせて全身をチェックしてみましょう。何か不調があればすぐに小児科を受診してくださいね。⑤あくびや目をこすって眠そうにしてない?眠くなると急に機嫌が悪くなったり、ぐずりだすことがあります。特に乳児~3歳くらいまでの子供で“お腹もオムツも平気なのに泣いている”って場合に多いそう。我が家の下の妹(1歳)はよく、眠いけれど姿勢が定まらなかったり、兄ちゃんにちょっかい出されたりなどで、なかなか寝つけない時にぐずって泣いたりします。こんな時は、眠りやすいように環境を整えたり、抱っこやトントンなどで安心させてあげましょう。先輩ママのお助けアドバイス!月年齢別の対応方法0~2ヶ月:違う環境に、まだ不安を感じる頃→ママの優しい声で話しかけたり、抱っこで赤ちゃんを安心させてあげましょう。3~5ヶ月:空腹や、うんちなどの単純な不快感が多い頃→こまめに授乳したり、赤ちゃんが満足するまで抱っこしたり、トントンなどあやしたりしてあげましょう。6~8ヶ月:泣く原因が多様化する頃→この頃から「夜泣き」や「抱っこ~」など泣く理由が複雑になってきますので、生活リズムを整えてあげるようにしましょう。我が家では、日中に児童ホームに行ったり、家の中でもおもちゃなどでたくさん遊ばせると、割と夜はぐっすり寝てくれました。夜泣きに悩まさせれているママは、是非試してみてくだい!9~11ヶ月:要求の内容によって、泣き声や泣き癖が変わってくる頃→「かまって~」など、要求の内容が更に増え、赤ちゃんの泣き癖も変わってきて、だんだん大変になってきます。ママは試行錯誤しながら、泣いてる原因を理解してあげましょう。この頃は、泣いたらちょっと外に出てみたり、音楽やおもちゃ、絵本などいろんな手を試してみてください。ママも赤ちゃんも、気分転換は大事ですね♪赤ちゃんが泣く=コミュニケーション。ママもあまり神経質にならず、お互いにゆっくりと学びながらいい親子関係を築いていきたいですね。
2017年01月15日こんにちは、ママライターのましゅままです。多くのママが困難に感じる赤ちゃんのねかしつけ。寝たと思っても置いたら泣いてしまったり、やっと寝かしたと思いきや、夜中に何回も起きられたりするとママもつらいですよね。しかし、赤ちゃんのねんねをママが意図的にトレーニングし、寝かしつけや夜泣きを赤ちゃん1人で解決できるように仕向けて行く方法 があります。それが“ねんトレ ”という入眠のトレーニングです。今回は、ねんねトレーニング、略して“ねんトレ”の方法やメリット・デメリットをご紹介します。●ねんトレの方法・起床時間、活動時間、離乳食などの時間を規則正しく整える・授乳は寝付く前に終わらせておき、30分ほど赤ちゃんとスキンシップを取ったり絵本を読んだりして過ごし、「ねんねする」ことを言い聞かせ退室する・赤ちゃんが寝ぐずりや夜泣きで泣いてもすぐに抱っこや授乳をせず時間を決めて見守る・初めは5分程度見守り、声をかけたり少しとんとんしてあげたり、おむつを替えたりして「見捨ててないよ」ということを赤ちゃんに伝える・「ねんねしようね」と根気よく声掛けをする・徐々に声をかけるタイミングの間隔を開けていく・早い子で1日、遅くとも1週間ほどで独り寝できるようになる夜中に目を覚ましても抱っこや授乳を必要以上にせず、この要領で自力で再び眠ってもらいます。また、ねんトレは生後6か月からの開始が推奨されている そうです。和歌山県の小児科『生馬医院』のHPに、下記の表記があります。**********『適度(昼間のかんしゃくを起こさない程度の)に欲求を我慢するという練習も必要となります。6~8ヶ月以降は、適度に精神的夜泣きを放置する(1人で眠る)練習が徐々に可能となってきます』**********その点と、後にデメリットとして挙げる母乳分泌低下のリスクを踏まえて、6か月以降の開始をおすすめしているのです。●ねんトレのメリット・デメリット●ねんトレのメリット3つ(1)寝かしつけが安易になる。(2)夜中に熟睡できるようになるため、母子ともに質のいい睡眠 が取れるようになる。(3)日中と夜間の区別を付けさせるしつけができる(夜は、目覚めても1人で静かに寝るもの、という刷り込みができる)。●ねんトレのデメリット3つ(1)「ねんねのときは泣けばママが寝かしつけてくれる」というひとつの信頼関係をなくすことになる。(2)夜間の授乳回数が必然的に減るので、母乳分泌が減ったり ママの生理が再開するタイミングが早まったりする。(3)人肌があると興奮して眠れなくなる子も出てくるため、きょうだいができて添い寝するようになると眠れなくなってしまうリスクがある。●ねんトレは一度決意したら方針を変えないことが必須いかがですか?添い寝の文化が主流の日本は、ねんトレする家庭の方が少ないと思います。泣き声に慣れないママは、泣かせっぱなしにするのはつらすぎてつい手を差し伸べてしまいますよね。筆者も、長女育児のときは泣かせっぱなしにすることはとてもじゃないですが耐えられず、すぐに抱っこして授乳し寝かしつけていました。泣かせっぱなしにさせるくらいなら自分が苦労してでもとことん寝かしつけをしようと覚悟を決めていました。その後、寝かしつけには苦労しましたが、月齢が進んでいくうちに徐々に楽にはなっています。しかし、満6か月になろうとしている次女には、ねんトレを意識した寝かしつけをしています。というよりも長女の世話があるためやむを得ず泣かせっぱなしにする場面が多く、眠れる環境さえきちんと整えれば、後はひとりで寝付いてくれるようになってきたのです。寝かしつけがないだけでママの負担がグッと減る ことを実感しています。泣き声を聞くと心が痛いのですが、そこで抱っこしたり授乳したりしてしまうと赤ちゃんも混乱します。ねんトレを始めたら、ママは強い意思で、しかし柔らかな気持ちで、赤ちゃんが安心して眠れるようにサポートしてあげることが大切。ねんトレは完全放置である『ネグレクト』とは違います。泣かせてしまうことはつらいですが、赤ちゃんに「夜は1人で静かに寝るもの」という親としてのしつけをしているのです。ねんトレで泣いてる赤ちゃんをなだめるときは優しい声掛けをし、笑顔で肌に触れてあげてくださいね。【参考リンク】・赤ちゃんが泣く時、不快を感じている | 和歌山市の小児科 生馬(いこま)医院()●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/神山みき(れんくん)
2016年12月19日赤ちゃんの夜泣きがはじまると夜中に何度も起こされてしまうため、ママたちは、つねに睡眠不足。疲れがたまって体調を崩してしまう人もいるようです。「一晩でいいから、朝までゆっくり眠りたい」「赤ちゃんが夜寝てくれない」赤ちゃんの泣き声がこわくなったり、夜が来るのが憂うつになってしまったりするママも少なくないと思います。泣きやまない赤ちゃんを抱いて、夜中に「夜泣きから解放されるのは、いつなんだろう…」と途方にくれることもありますよね。そこで、そんな疲労困憊気味のママ(とパパ)へ、赤ちゃんの夜泣き対策を紹介します。■夜泣きの時期は、いつからいつまで?赤ちゃんが夜寝てくれないことは、ママにとって悩ましい問題です。子育てをつらいと感じる理由のひとつでもあるでしょう。雑誌などでも度々取りあげられ、関連書籍も多数出版されていることからも「夜泣き」や「赤ちゃんの睡眠」が関心の高いテーマだということがわかります。夜泣きが始まる時期は、早い子だと生後4ヶ月ごろからはじまります。7~9ヵ月ごろにピークを迎え、1歳半ごろまでに治まるのがほとんど。しかし、中には2歳をすぎても夜泣きが続く子もいるようです。一方、まったく夜泣きをしない子もいます。赤ちゃんにも個人差があるので、ほかの赤ちゃんと比べて落ちこむ必要はありません。■「夜泣き」の原因はさまざま赤ちゃんが夜泣きをすると、「おっぱいが飲みたいのかな?」「オムツが汚れているのかな?」「寝室が暑(寒)すぎるのかな?」といろいろ考え心配する人も多いことでしょう。もちろん、オムツや空腹などが原因のこともありますが、月齢や状況によっても異なるため、夜泣きの原因に関しては一概には言えません。■月齢別夜泣きの原因夜泣きは子どもの成長過程と深く結びついているため、月齢ごとに詳しく見ていきましょう。<新生児期>生まれたばかりの赤ちゃんは、体内時計が未発達なため、朝になると起きて活動し、夜になると眠るという体内リズムができていません。そのため睡眠のリズムがうまく取れず、頻繁に寝たり起きたりを繰り返してしまい、結果、夜泣きをする原因につながると言われています。さらに生まれたばかりの赤ちゃんは、母親の胎内から出て間もないことから、外の世界に慣れておらず、ちょっとした刺激にも敏感で、気温や物音などに反応して昼夜関係なく泣いてしまう傾向にあります。<生後5〜6ヶ月>一般的に子どもの夜泣きが始まると言われているのが生後5ヶ月頃です。生後3ヶ月を過ぎると睡眠サイクルが発達し、体内時計も整うため、まとまって寝てくれるようになるのですが、生後5ヶ月頃になると睡眠が乱れやすくなり、夜泣きにつながってしまうことがあるようです。さらに、生後5ヶ月頃は赤ちゃんの脳は急激に発達し、起きているときに脳が受けた刺激を睡眠中に処理し始めます。しかし、その刺激が大きすぎると、夜泣きをすることがあると言われています。<1歳過ぎ>睡眠リズムや脳の発達が原因と言われていますが、1歳過ぎからの夜泣きはそれまでの夜泣きとは原因が異なると言われています。怖い夢を見たり、夜中に突然起きて泣き叫ぶ「夜驚症」と呼ばれる睡眠障害が始まったりするのもこの時期。そのため、1歳過ぎは激しい夜泣きに悩むケースがママ・パパの間で比較的増えるようです。 <2歳過ぎ>2歳すぎになると、睡眠周期が75分と長くなり、大人の90分〜120分にぐっと近づき、朝までぐっすり眠ってくれる子も増えてきます。しかし、なかには2歳を過ぎてもまだ夜泣きがおさまらない子どももいます、生活習慣が乱れたり、日々のちょっとしたことがストレスになったりしていることが夜泣きの引き金になるケースが多いようです。■赤ちゃんの睡眠パターンまずは、赤ちゃんの睡眠の特徴を知っておくといいでしょう。大人も子どもも、眠っているときには浅い眠り「レム睡眠」と深い眠り「ノンレム睡眠」が交互に繰り返されます。大人はだいたい90分〜120分周期のところ、新生児は40分〜50分と短いうえに、睡眠時間の約半分がレム睡眠なのだそう。そのため、深い眠りへの切りかえがうまくいかないことも。■胎児のころの睡眠リズムが夜泣きの原因?!また、夜泣きには、胎児のころの睡眠リズムも関係しているのだとか。『夜泣き・イヤイヤ・人見知りにも理由があった! 最新科学でハッピー子育て』(NHK出版)によると、胎児のころの睡眠リズムが夜泣きの原因となっていることがわかったそうです。胎内にいる赤ちゃんは、浅い眠りと深い眠りを繰り返しており、昼よりも夜に目を覚ますことが多いのだとか。理由として、次のように述べられています。目覚めているときの胎児は、寝ているときより活動量が多いため、ママの血液から多くの酸素を奪います。そこで、母体に負担をかけないよう、ママが寝ている夜間によく目を覚ます睡眠リズムになっているのです。出典:『夜泣き・イヤイヤ・人見知りにも理由があった! 最新科学でハッピー子育て』(NHK出版)“お母さんの体を守るため”の赤ちゃんの睡眠リズムが、生まれてからもしばらく続いているのですね。胎内のリズムから卒業して本来の生活リズムを覚えるために、夜泣きをするようです。■夜泣き対策「すぐ起こす」「すぐ授乳」は控えた方がよい?「これをやったら夜泣きがなくなる」という解決方法は、残念ながらありません。しかし、生活環境やパパとママの対応によって、改善できる点はあります。赤ちゃんが泣きはじめたらすぐに抱き起こしたり、授乳したりしないほうがいいという意見も。赤ちゃんが泣くと、すぐに泣きやませようとあれこれ試みたくはなるものの、まずはしばらく様子を見ましょう。本来、眠っているときには脳からの信号は遮断されています。しかし、赤ちゃんの脳は未熟なため、眠っているときにも体内に信号が送られてしまうことがあるのだとか。眠っている赤ちゃんが突然目を開けたり、声を出したりすると、起きたと思って抱きあげてしまうことも。しかし、赤ちゃんはまだ眠っていて「寝言泣き」をしている可能性もあるそうです。寝ぼけて泣いているのか、お腹が空いているのか、オムツが濡れているのかなど、注意深く見守りましょう。睡眠不足のママにとっては、赤ちゃんの泣き声そのものがストレスになっているかもしれません。たとえ1、2分であっても、とても長く感じることもあるでしょう。つらいかもしれませんが、ぐっと我慢です。夜泣きがおさまらないからといって、完全に目を覚まさせて遊ばせる、ドライブに連れて行くなどの方法をとる人もいます。しかし、眠る習慣の妨げになってしまうため、やめた方がいいでしょう。もちろん、本当に授乳や抱っこなどの対応が必要なときもあります。赤ちゃんの状態を見て、判断しましょう。■海外の夜泣き対策パリで子育てをするアメリカ人ジャーナリストが書いた『フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密』(集英社)でも、夜泣きをする赤ちゃんを「観察する」ことの大切さについて触れられています。赤ちゃんには睡眠のサイクルがあり、その谷間に目を覚ますからだ。睡眠のサイクルは二時間。このサイクルをつなげる学習をしているうちは、泣くのがふつうだ。泣くたびに、親がお腹が空いたか苦しいのかと勝手に判断して、急いであやしてしまうと、赤ちゃんの、睡眠サイクルを自力でつなげる学習がさまたげられる。出典:『フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密』(集英社)上記は著者が取材した小児科医の発言です。睡眠サイクルをつなげる学習は、生後2〜3ヶ月ごろからスタートするといいのだとか。また、赤ちゃんの睡眠サイクルが終わるころに、あやすなどして親が眠りに戻すのを手伝ってあげることが大切だとも述べています。夜泣き対策を実践するには、パパの協力も不可欠です。ママが疲れやストレスをためこまないためにも、夫婦間でしっかり情報共有をしましょう。■朝は7時に起きる生活に切りかえる「朝になったら起きて、夜になったら眠る」という生活リズムを整えるべく、生後2ヶ月ごろになったら環境づくりを開始しましょう。理想は、朝7時に起きて夜8時には眠る生活です。朝は7時になったらカーテンを開けて、部屋に日の光を入れます。赤ちゃんが動き出したら「おはよう」と声をかけて、完全に目覚めてから抱きあげるといいそうです。その後は、声かけをしながらオムツ替えや顔をふくなど、朝の習慣づくりをしましょう。昼寝の時間も調整が必要です。お昼から午後3時ごろまでは、おうちでゆっくり過ごして昼寝ができるようなリズムを作ってあげるといいそうです。昼寝が遅くなり、夕方に眠ってしまったときには、30分くらい経ったら起こすようにしましょう。夜8時になったら、赤ちゃんが起きていても部屋の明かりを消して暗くします。就寝の30分前ごろから、赤ちゃんとのふれあいタイムを設けましょう。テレビやスマホは控えて、抱っこして声をかけたり、絵本を読んだりして、静かに過ごしてください。「パパの帰りが遅いから、8時に寝ると赤ちゃんと過ごす時間がなくなってしまう…」という家庭の場合は、赤ちゃんとのふれあいタイムは朝に変更するといいでしょう。■寝かしつけが負担なら、方法を見直す抱っこで赤ちゃんをユラユラ揺らす、おんぶをするなど。いまの寝かしつけを負担に感じている人は、方法を見直してみましょう。赤ちゃんが現在の方法に慣れてしまうと、夜起きたときにも同じ寝かしつけでないと眠ってくれなくなってしまうそう。ママが疲れてしまって別の方法で寝かそうとすると、夜泣きに発展するケースも。生活のリズムが整ったら、方法を変えるといいでしょう。まずは、頭をなでる、おなかをトントンするなど、ママが取りいれたい方法をひとつ決めましょう。赤ちゃんに新しい寝かしつけの方法を伝えるには、まずは昼寝から試してみるといいでしょう。新しい方法に慣れるまでは、赤ちゃんはなかなか寝付けず泣いてしまうこともあります。15分くらいやってダメそうならあきらめて、次のタイミングに挑戦しましょう。開始から1週間は、前の方法に戻らないようにします。■新生児の夜泣きは信号の不具合によるもの!?新生児期は、まだ昼夜の区別がつかずに寝たり起きたりを繰り返しています。夜泣きの原因は、脳が未熟な状態だということ。新生児の脳は、大人の3分の1ほどの量しかないため、脳の信号の不具合も起こってしまうようです。ママのお世話の仕方に原因があるわけではありません。また、新生児には、一点を見つめると視線が固まってしまう「強制注視」という行動性があるのだそうです。小さな豆電球の明かりでも目が離せなくなることもあるため、夜間は照明を消しておきましょう。オムツ替えや授乳に備えて、手元の明かりがあると便利ですね。■月齢別夜泣きの対処法それぞれの成長ステージによって、夜泣きの原因も違ってきます。それぞれの月齢に合わせた夜泣きの対処法をご紹介します。<新生児期>赤ちゃんがびっくりして目を覚まさないよう、刺激を与えないようにしましょう。さらに快適に眠れるよう音や室内の温度など、環境を整えるよう心がけてください。<生後5〜6ヶ月>昼と夜のメリハリをつけ、生活のリズムを整えてください。暑かったり、寒かったりしないか、室内の温度にも気を配りましょう。<1歳過ぎ>「夜驚症」などの睡眠障害により、本人もわけがわからず泣いたり暴れたりする場合は、明かりをつけて、まずは目を覚まさせましょう。落ち着いたら、抱っこしたり、お水を飲ませたりして、一度しっかり目を覚まさせてから、再度寝かしつけるとスムーズに眠ってくれます。<2歳過ぎ>精神的な要因が影響していることが多いため、会話や抱っこなどのスキンシップで、子どもの気持ちを安心させてあげましょう。■効果的な夜泣き改善策毎日夜泣きに悩まされて辛い…というママ・パパには、まずは簡単にできる夜泣きの対処法をご紹介します。▼毎日の睡眠儀式を作る赤ちゃんがスムーズに眠れるように「入眠儀式」を決めましょう。例えば、寝る1時間前にお風呂に入れたり、ベッドに寝かせたら絵本を読むといったように、毎日同じ方法で寝かしつけをすることでルーティン化し、赤ちゃんも寝る時間を体で覚えていきます。さらに、就寝前には抱っこしたり、親子のふれあいを楽しんだり、スキンシップをたくさんすることで赤ちゃんを安心させてあげましょう。▼気持ちよく眠れる環境作りまだ言葉が話せない赤ちゃんは、不快感を泣いて訴えることしかできません。そのため、赤ちゃんが安心して眠れる環境を作ってあげることが大切です。寝具とパジャマは肌触りのよいものを選び、こまめに洗濯して清潔に保ちましょう。さらに部屋の明かりも入眠にはとても重要です。布団に入る少し前の時間から徐々に部屋の明かりのトーンを落とし、おやすみモードに変えていきましょう。明るい部屋から突然暗い部屋に連れていくと、怖がって眠れないことがあるため、照明をうまく活用すると効果的です。▼昼間の活動量を増やす日中は、外でたくさん体を動かして遊ぶと、たくさん体力を消耗し、疲れて眠りやすくなります。また昼間にお昼寝をさせすぎると、夜眠りづらくなるため、お昼寝の時間を調整するようにしましょう。赤ちゃんの眠りには個性があるため、ここにある夜泣き対策をしても、うまくいかないこともあるかもしれません。まずは、現在の生活スタイルや赤ちゃんへの接し方を見直してみるといいでしょう。夫婦で協力して、赤ちゃんに合う方法を探ってみてくださいね。<参考文献>・『夜泣き・イヤイヤ・人見知りにも理由があった! 最新科学でハッピー子育て』(NHK出版)・『フランスの子どもは夜泣きをしない パリ発「子育て」の秘密』(集英社)・『イラストでわかる! 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』(かんき出版)・『Baby-mo』2016年秋冬号(主婦の友社)・『婦人之友』2006年2月号(婦人之友社)
2016年12月18日来日中のエディ・レッドメインが11月22日(火)、都内で行われた主演作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の公開前夜イベントに出席。抽選で選ばれたラッキーなファン400人を前に“パパ”の顔を披露した。「コンニチワ、ニホン、アイシテマス!ここにいると、日本の皆さんの愛を感じるね。ハートを込めて完成させた作品が、君たちのハートに届いて、共有できれば本当にうれしいよ」とファンへの謝意を示したエディ。今年6月には、ハンナ・バグショーとの間に、第一子となる女児が誕生したばかりだが、ファンからの質問に答える形で「とてもかわいいけど、夜泣きには悩まされているよ。しっかり寝付いてほしいんだけど、夜泣きを止める魔法はないかな?」とジョークを交えながら、「もちろん、魔法が使えるなら、魔法で彼女を守りたいね」と子煩悩な素顔を見せていた。ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」の編纂者でもある魔法動物学者のニュート・スキャマンダーが、滞在先のニューヨークで、魔法のトランクに詰め込んでいた魔法動物たちをうっかり逃がしてしまい、大騒動を巻き起こす。この日はニュート役のエディに加えて、アリソン・スドル(アメリカの魔法省で働くティナの妹・クイニー役)、ダン・フォグラー(パン屋開店を夢見るノー・マジ=人間のジェイコブ役)、『ハリポタ』シリーズ後半4本を手がけ、メガホンもとるデヴィッド・イェーツ監督、プロデューサーのデヴィッド・ヘイマンが出席。トークに加えて、プレゼント抽選会もあり、大盛り上がりだった。本作は「ハリー・ポッター」シリーズと同じ魔法の世界を舞台に、原作者のJ.K.ローリングが脚本を手がけており、イェーツ監督は「ストーリーテリングの素晴らしさはもちろん、暖かみやウィット、冒険心や魔法といった彼女のエッセンスが凝縮されている。何よりここにいるキャストが演じた登場人物は、すぐに友だちになって一緒に冒険したくなると思わせる存在。たちまち夢中になるはずだよ」と魅力を語っていた。「日本は穏やかで、とても癒される。僕が暮らすニューヨークは騒がしくて、ゴチャゴチャしているからさ」(ダン)、「また日本に来られたら、次は桜や富士山を見たり、お茶会も体験してみたいわ。日本でいられさえすれば、何も必要ないわ」(アリソン)と共演陣は、すっかり日本がお気に入りの様子だ。すでに5部作での製作が決定しているなか、ヘイマン氏は「ここにいる全員が、日本が(シリーズの)舞台になることを祈っている…と言っても、我々に決められることじゃないけどね(笑)」とローリング氏が日本を舞台にすることに期待を寄せていた。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月22日赤ちゃんが夜中に突然泣き出す、夜泣き。おむつを変えても、ミルクを飲ませても泣きやまない…。どうすればいいのかわからず頭を抱えてしまうママは少なくありません。しかし、赤ちゃんが泣くことには、必ず理由があるものです。夜泣きに悩める全国のママに、今回は赤ちゃんが夜泣きをする原因とすぐに始められる対処方法をご紹介します。なぜ、赤ちゃんは泣くの?対策の前に夜泣きの理由を知ろう!そもそも、赤ちゃんはなぜ夜泣きをするのでしょうか。一般的に夜泣きとは、だいたい生後6か月頃から1歳半の赤ちゃんが夜に原因も分からず泣いていることを言います。 考えられることは興奮や不安で寝付けないといった不快症状のほかに、生活リズムの乱れによるストレスが主な理由として挙げられます 。これに対して一時的に気分転換をさせてあげたり、根本的な解決に向けて、生活リズムを整えた快適な睡眠サイクルをつくってあげることで、赤ちゃんの夜泣きを改善していきましょう。ここでは、2つの目的に分けて、効果的な対策方法をご紹介します。目的1.突然の夜泣きに即効性のある対策夜泣きが続けば、ママも赤ちゃんも疲れてしまいますのでいくつかの対処法を覚えておくと安心です。赤ちゃんは何らかの不快感を感じて泣いていますので、その理由を探り、ストレスを解消してあげましょう。何もせずに見守る赤ちゃんが泣き出してしまったら、すぐにあやさず、なぜ泣いているのかを知ろうとすることが大切です。まず2〜3分何もせずに様子を見守ってみましょう。赤ちゃんは寝言として泣くこともあるため、しばらくすると何事もなく再び眠りにつくこともありますママとスキンシップスキンシップで興奮を和らげ、安心感を与えてあげましょう。抱っこをしてゆっくり揺れながら、リズムに合わせて背中をトントンと触れてあげます。また、乳首や哺乳瓶を咥えると安心するので、授乳やミルクをあげてみてもよいですね。気分転換させる不快感やストレスを紛らわすために、リラックス効果のある音楽を流したり、赤ちゃんが好きなビニール袋を鳴らした音をきかせてみましょう。また、外に出て夜風にあててみたり、ドライブをしてみることもおすすめです。温度が暑い、服の素材が気に入らないということもあるので服を脱がせるのも1つの方法です。歯が生え始める頃は歯茎がかゆい場合もあるため、軽く歯磨きをしたり歯固めを与えてみてもよいでしょう。目的2.根本的な夜泣きを解決する予防対策日中睡眠時間の多い赤ちゃんは、生活が昼夜逆転しやすく夜睡眠のサイクルが整っていないことがあります。日頃の習慣を見直し、生活リズムを整え夜泣きの少ない生活を目指していきましょう。太陽の光に合わせた早起き夜、早く寝ることが難しい場合は朝早く起きることから始めてみましょう。まず、朝起きる時間を決めます。7時までの起床が望ましく、太陽が出てくる時間に起きることを習慣づけることが大切です。夜泣きを始める生後6か月以降は、午前に1時間、午後に2〜3時間ずつお昼寝をさせる程度にして、日中あまり寝かせ過ぎないようにしてください。ベビーマッサージをしてみよう赤ちゃんが寝る前にはママとのコミュニケーションで安心させてあげましょう。手足をさすってあげたり、オイルやクリームで体を温めてあげます。赤ちゃんの安眠を促すことができますよ。絵本や子守唄を歌ってあげようマッサージ同様、入眠儀式として絵本を読み聞かせしたり、お腹をトントンしながら歌を歌ったり、話しかけてあげるとぐっすり眠ってくれますよ。夜泣き対策をはじめるママへ夜泣き対策を始める前に知っておいてのが、対策をしたからといって必ずしも夜泣きがなくなるわけではないということ。でも、大丈夫です。夜泣きは育児に頑張るほとんどのママの前に立ちはだかる壁ですが、いつか必ず過ぎ去るものです。この時期はママだけでは乗り越えることができません。思うようにいかなくてもひとりで抱え込みすぎないようにしましょう。パパや周囲の方の協力を得ることを考え、前向きに赤ちゃんと向き合っていけるようにしてみてください。
2016年11月22日赤ちゃんの眠りは浅いため、ちょっとした音や温熱環境などの変化や、身体に感じる不快な症状で目が覚めてしまい、夜泣きにつながってしまいます。赤ちゃんがねんねする前にママができることとしては、赤ちゃんが夜中に目が覚める原因となりうる「不快」を事前にチェックしてなるべく取り除いてあげること。このおやすみ前の一手間が、夜泣きの種を摘むこととなり、赤ちゃんはもちろん、ママのぐっすりもサポートしてくれます。おやすみ前の「アイチェック」赤ちゃんを「見る」というチェックからは多くの夜泣き原因を取りのぞくことができます。まずはおむつの状態。汚れていたり、濡れていたりする場合は清潔なおむつに取り替えてあげましょう。また、虫刺されがあったり、かぶれや湿疹があって赤くなってしまっている場合は、清潔にしたうえでかゆみ止めを塗ったり、赤ちゃん用の保湿クリームを塗ってあげるのがおすすめです。顔色が優れない場合は体調が悪かったり、風邪をひいていたりする可能性があります。熱を測る、息遣いを聞くなどして注意をしながら赤ちゃんの様子を見守ってあげてください。おやすみ前の「タッチチェック」赤ちゃんにとって眠る空間が暑すぎないか、寒すぎないかは、手足を触って確認をしましょう。また、赤ちゃんは大人よりも多く寝汗をかくので、背中全体や頭を触って汗で濡れてしまっていないかチェックをし、濡れているようであれば乾いている服に着替えさせてあげることが大切です。ほおっておくと寝汗で濡れた布団や衣服で体が冷えてしまったり、あせもになってしまったりする可能性もあるので要注意。寝汗のかき過ぎを予防するため、お着替えをさせる際には服を1枚少なめにしてあげても良いかもしれません。おやすみ前の「フィールチェック」赤ちゃんの様子や授乳のタイミングなど、全体のスケジュール感を把握して夜泣きの種を摘むことも大切です。たとえば、授乳の時間が近いのであれば、ミルクをあげたり、げっぷが出ていない場合は背中をトントンしてあげたり、お腹がゴロゴロしているようであれば、お腹を手のひらで優しく「の」の字を書くようにさすってあげてください。また、衣服がチクチクするなどといったことも夜泣きの原因として起こる可能性があるので、衣服を心地よく着ているかどうかも赤ちゃんの動きや表情から確認をしてあげましょう。赤ちゃんが安心して快適に眠れる環境をつくることは、ママの安心と快眠とイコールです。親子でぐっすり快眠を得るためにも、毎晩の赤ちゃんおやすみチェックを欠かさないようにしてくださいね。
2016年11月07日双子は可愛さ2倍!でも双子の育児って大変そう…幸せ2倍ならやっぱり苦労も2倍?そんなわからないことだらけの双子育児をご紹介します。双子はやっぱり可愛さ2倍!「双子」と聞くとやはり珍しさがあり、出先などでも双子を連れていると「双子?かわいい~!」なんて声をかけられることもよくある通り、やっぱり双子は可愛さ2倍!お腹の中にいるときから仲良く寄り添っている姿をエコーで見れたり、産まれたときの喜びも愛しい我が子の顔が一気に二人も見れる!なんて、なかなか味会う事のできないとても幸せなことですよね。同じ格好で寝たり、くしゃみが同時にでた!なんてこともよくあります。二人の顔の特徴を見比べて違いを探してみたり、興味を持つ物の違いを見つけてみるのも育児の楽しみ方の一つですよね。二人が寄り添いながら寝ている寝顔を見ているときは、本当に至福のひと時です。大変さもやっぱり2倍?可愛さも2倍!しかし、やっぱり双子は大変さも2倍なんです!双子育児はとにかく人手が必要、周りの手助けが重要になってきます。「出産」という大仕事を終えたママは、休む間もなく「育児」という大仕事に挑戦しなければいけません。慣れない育児に身体的にも精神的にもストレスが溜まり、疲れ切ってしまうママさんも多いと思います。更に双子はなんでも2倍。オムツ替えや授乳、お風呂・寝かしつけも2人分しなければなりません。とくにお風呂は一人入れて、また一人…と結構体力を使います。「双子は年子より楽」なんて言葉をよく耳にしますが、実際 児は一人でも二人でも大変!子供によって手のかかる子・かからない子いろいろな子供たちがいます。「双子だから大変」とは言い切れませんが、やっぱり何かと苦労する双子育児、そんな双子育児を楽しく効率よくできる方法をご紹介します。双子育児はとにかく人手確保を!双子育児はやはり手助けしてくれる人の確保が重要になります。例えば赤ちゃんの沐浴では、赤ちゃんをお風呂に入れ体が冷えないように素早く着替えさせ、もう一人をまたお風呂に…ととにかく時間が勝負になってきます。一人ではやはり無理があるので、パートナーやご家族・兄弟や友人など手伝ってくれる人を確保し、遠慮せずに手伝ってもらいましょう。また、育児はママが行い、家事はパパに任せる。授乳やオムツ替え等はママが行いその他の沐浴や寝かしつけ等はパパに任せる。一人はママが面倒を見て、もう一人はパパに面倒を見てもらう。等の役割分担を決めるのもいいかもしれませんね。外出時も双子はとにかく大変なので、赤ちゃんの健診の時なども看護師さんや助産師さんに声をかけ、率先して手伝ってもらいましょう。寝かしつけにはちょっとした工夫を双子育児で最も大変だと思われるのが「寝かしつけ」です。夜泣きが始まれば更に大変さも増しますよね…。一人でも辛い赤ちゃんの夜泣きに、寝不足が続き心が折れそうになるママさんもたくさんいます。それが二人分だなんて… 二人も抱っこなんてできないし…そんな不安があるママさんは、少しでも寝かしつけが楽になるように工夫をしてみましょう。・お気に入りを見つけてあげる「小さい頃 ずっと同じタオルを使って寝ていた」「あの人形がないと寝られなかった」そんな経験ありませんか?赤ちゃんがママの添い寝でよく眠るのは、大好きなママの香りや寝息・心臓の音など安心して眠れる要素がたくさんあるからなのです。赤ちゃんのお気に入りを見つけてあげると、寝かしつけの時にそれを与えるだけで嘘のようにすんなりと寝た。なんてこともよくあるんです。その子によってお気に入りの物は様々ですが、いつも使っているタオルやぬいぐるみ、クッションやいつも聴いているオルゴール等、様々な物があるので日々の生活の中で赤ちゃんが好んで持っている物や与えると喜ぶ物を見つけてみましょう。・バウンサーや抱っこ紐を活用する双子を同時に抱っこして寝かせる…想像しただけでも大変そうですよね。そんなときは、バウンサーや抱っこ紐等を上手く活用してみましょう。バウンサーは手動のものや自動で動くものもあるので、一人は抱っこしてゆらゆらし、もう一人はバウンサーで寝かしつけるのも画期的です。また、バウンサー+抱っこ紐なら手が空くので忙しいママにもオススメです。ただし、バウンサーで寝かしつける際には赤ちゃんが眠った後、寝室に連れていき布団の上で寝かせてあげるようにしましょう。お昼寝程度ならいいですが、あまりバウンサーの上で長時間寝かせてしまうと、まだ骨の柔らかい赤ちゃんは背中が曲がってしまったり、首を痛めてしまう可能性があるので、十分に気を付けましょう。生後間もない赤ちゃんには使用できない抱っこ紐もあるので「横抱き」のできるタイプを選ぶといいでしょう。・一人ずつ分担するママとパパで一人ずつ分担して寝かしつけをするのも効果的です。これはもちろんパパの協力がないとできないので、一人で寝かしつけるのは大変だから手伝って欲しい。と素直にパパに相談してみましょう。男性は女性と違い、母性本能が低いため夜中の夜泣きにも気づかずに朝まで爆睡…なんてこともよくあります。そんな時は遠慮せずに起こして手伝ってもらうのも有りですし、赤ちゃんの夜泣きを録音してパパに聞かせ、「夜中はこんなに大変なんだよ…」と伝え、上手く自発的に手伝ってもらえるようにするのも有りですね。・どうしても辛いときは少し離れる赤ちゃんの夜泣きがひどい時、どうしても「早く泣き止ませなきゃ」と焦ってしまってかえってもっと泣いてしまうことがあります。更に双子が同時に夜泣きをすると、泣き声も二人分でいつ泣き止むのかもわからない我が子をあやし、途方に暮れてしまうママがたくさんいます。赤ちゃんは実はママの感情を読み取る能力がとても優れていて、焦ってイライラしているママの感情を読み取り、余計に泣いてしまうことがあるんです。なので夜泣きがひどく、どうしても辛い時は少しだけ赤ちゃんから離れてみましょう。赤ちゃんのいる寝室から出て、今で少し深呼吸をする。水を一杯飲んで一息つく。など、少しその場から離れてみましょう。赤ちゃんを泣かせっぱなしにするのはよくないことですが「具合が悪い・熱がある」等の時以外は少し泣かせておいても大丈夫。赤ちゃんも泣いて気が済めば、ぐっすりと眠ることもあります。イライラしたまま赤ちゃんに接しても逆効果。そんな時は少しリラックスしてから、また赤ちゃんに向き合いましょう。成長は焦らずその子のペースで「この子はもうハイハイできるのに、この子はどうして遅いの?!」成長に差があると、やはり不安になるママさんが多いと思いますが、双子育児には成長の差はつきものだと考えてくとよいでしょう。その子のペースで成長していくので、あまり深く悩まずに「そのうちできる」くらいの気持ちで見守ってあげると、ママさんの気も楽になるし、赤ちゃんもプレッシャーを感じずにスクスク育てられるでしょう。「個人」を尊重してあげて!「双子」と言っても何から何まですべてが一緒なわけではありません。「双子だからお揃いの服を着させる・色違いの服を着せる」確かに可愛いですが、それは単なる親のエゴだとも言われています。双子だからとなんでもお揃いにするのではなく、その子が好むものを与えてあげるほうが子供にとって自我の芽生えになり、とてもよいことなのです。自分でちゃんと意思表示ができるようになれば、自分で着たい服や欲しいおもちゃを選ばせてあげるのもいいですね。「双子」ではなく、ちゃんと「個人」として一人ひとりを尊重してあげましょう。双子育児は自分が成長するチャンス!育児は子供を成長させるだけでなく、自分も母親として成長するチャンスです!双子育児は大変なことも多いですが、その分自分が大きく成長する糧となります。不安に押しつぶされそうになっても、辛い日々が続いても、いつか必ず終わりがきます。「私は双子をここまで育ててきたんだから!」と自信を持って、いつか胸を張って誇りに思える日が必ずきます。誰でも初めはわからないことだらけで不安もいっぱいです。一人で悩まず、たくさんの人たちに助けてもらいながら双子との楽しい育児ライフを送りましょう!
2016年11月04日こんにちは、佐原チハルです。“保活”と呼ばれる怒涛の日々を乗り越えた先、ママたちには“仕事”という日常が待っているはずでした。けれど仕事に復帰した直後のママたちの中には、こう感じた人たちも多かったはず。「ここまで大変だと思わなかった」「どうしよう、自分はこんなことでいいんだろうか」。今回は、“復職後に感じた不安・困難”について、ママたちの声を集めてみました。●(1)体力の圧倒的な不足を感じた『育児には体力がいるとは聞いていたし、覚悟してやっていたつもりだったけど、復職してからはシャレにならないしんどさだった 』(30代・1児のママ)妊娠前までスポーツをしていたという彼女は、体力には自信があったそう。けれど出産後、育児のハードさを知って驚いたそうです。復職したときは「これで少しは息がつけるかも」という気持ちもあったのだとか。『昼間は普通に仕事して、でも夜泣きがあるから夜だって眠れなくて、体力というか、生命力がゴリゴリ削られている ような感じ』夜泣きがなくなり、彼女も睡眠を取れるようになってからは、忙しいながらもやっと「大丈夫」と思えるペースで生活できるようになったそうです。●(2)仕事のペースがつかめない『早く復帰しなきゃ置いていかれる!って気持ちが強かったので、半年しないで育休を切り上げて復職したんです。でも、甘かった』(30代・1児のママ)育休中は「少しでも遅れをとらないように」と努力し、また職場からも定期的に連絡があったそうなのですが、復職直後は、ともかく焦りが強かったそう。『新人じゃないのに新人みたいな気分だった。職場の空気やペースに乗り切れないというか、私だけテンポがズレている みたいな』復帰してからの時間が経つにつれ、そうした“ズレ”を感じることは少なくなっていったそうですが、『あのころは自分も、きっと周りのみんなも大変だったと思う』とのことです。●(3)育児も仕事も中途半端なのではないか、という焦り『私なにやってるんだろうって、毎日のように思っていました』(20代・1児のママ)時短勤務で復帰した彼女は、時短だからといって成果を落とさないように……と、日々がんばっていたそうです。一方で、仕事に復帰したからといって、当然自分の子どものことを“犠牲”にもしたくない、と手を抜かないようにしていたとのこと。『でも、仕事は成果があげられるばかりじゃなかったし、子どもだっていつも予定通りに動いてくれるわけじゃないから、うまくいかないことだらけ で』仕事も育児もうまく回らず、どちらともが中途半端になっているようで、苦しかったそうです。『大事な仕事を控えてるときに、子どもが体調を崩したりして。そうすると、「なんでこんなときに!」っていう苛立ちと「もっと体調に気をつけてあげられたらよかったのに」っていう罪悪感とが湧いてくるんです』苛立ちと罪悪感とを同時に感じてしまうのは、とてもツラかったそうです。それを感じていること自体に対しても、また罪悪感を抱いてしまう……という、悪循環に陥ってしまうことも少なくないそう。『もうどうしようもなくなってしまって、結局は「どっちも“ちゃんと”したい」って考えるのを諦める ことにしました』諦める、というと、あまりよくない印象を持ってしまうことも少なくないかもしれません。けれど諦めることで、できることとできないこと・することとしないことの線引きを上手につけられるようになった、とのことです。----------今回お話をきかせていただいた皆さまには、共通している部分がありました。それは、「大丈夫、大抵は時間がちゃんと解決してくれるから! 」ということ。出口が見えない暗闇を進むというのは、気力も体力も大きく消耗することです。けれど、子どもはぐんぐんと成長していってしまいます。永遠はありません。出口は必ずあるのです。『“いまツラい”っていう状況は、どんなにツラくてもどうにかしていく以外に道はない。でも復職して子どもが保育園に通っているってことは、職場の人も、保育園の先生たちも頼ることができる。復職できて、味方も増えたということ』(30代・1児のママ)自分と夫だけでなく、周囲の人たちにも助けてもらいつつ子育てを乗り越えられるというのは、心強いことですね。●ライター/佐原チハル(フリーライター)
2016年10月19日子育てに家事、そして仕事に奔走しているパピマミ世代の皆さん、近頃体調はいかがですか?長時間にわたる抱っこで肩はバキバキ、いつまでも続く夜泣きに振り回されて寝不足、気づけばいつもグッタリお疲れ……なんてことないでしょうか。ただ疲れているだけだから大丈夫、まだ頑張れるとムリをするのは禁物です。たまった疲れを放置しておくと、いつか取り返しのつかない大きな病気の原因となることも。疲労はためこまず、こまめにリセットしていくのが非常に大切なのです。今回は、若林理砂さんの著書『安心のペットボトル温灸』より、ママにもお子さんにも試せるペットボトルを使ったお手軽健康法をご紹介しましょう。目次1 準備するのは、ホット専用ペットボトルだけ!2 大人は数回、子どもは1回、ペットボトルでツボを温めていく3 バキバキ肩こりには、4つのツボを温めよう!4 疲労回復に効くツボは3つ! じっくり温めるべし5 しつこい夜泣きにも効果的!●準備するのは、ホット専用ペットボトルだけ!ペットボトル温灸術では、必ずホット専用のペットボトルを使用します。中に入れるお湯の温度は70℃〜80℃が目安 です。温度計がなくても大丈夫。ペットボトルの中に、水を3分の1、お湯を3分の2の割合で入れるとちょうどいい温度になります。なお、お店で売っているホットのペットボトル飲料をそのまま使うときは、冷めないうちに手早く行うのがポイントです。●大人は数回、子どもは1回、ペットボトルでツボを温めていくこのペットボトルを、ツボ付近に押し当てて体を温めていきます。大人なら1回につき3~5秒。ペットボトルを当てて「アチッ!」と思ったら離します。これを3回〜5回程度繰り返してください。子どもに行うときは、ツボ1か所につき1回のみ、時間は1秒 です。物足りないように感じるかもしれませんが、子どもはのぼせやすいためこれでじゅうぶん。ヤケドの恐れもあるので、手短に行いましょう。●バキバキ肩こりには、4つのツボを温めよう!肩こりに悩まされているとき、温めるべきツボは全部で以下の4つです。順番通りに刺激していくと、より高い効果を実感することができます。●(1)合谷(ごうこく)合谷は親指と人差し指の間にある、水かき部分 にあります。ここをペットボトルの縁で刺激します。親指と人指し指の間にボトルを挟みこむようにするとよいでしょう。●(2)千三里(てさんり)ヒジを曲げたときに、横ジワができますね。その外側の端から手の方向に指3本ぶんのところにあるのが、“手三里”です。指で押すと非常に強い痛みが走る のですぐに分かるはず。ここにペットボトルを押し当て、じんわりと温めてあげましょう。●(3)肩井(けんせい)首を前に倒し、出っ張った骨の真下と肩を結んだ真ん中。ここは“肩井”と呼ばれる肩こりのツボ です。首まわりのデリケートな場所なので、くれぐれもギュッと押し当てないように注意しましょう。●(4)風池(ふうち)耳の後ろの出っぱっている骨から2~3cm首側、髪の生え際よりも少しだけ上 のところ。ここには“風池”というツボがあります。こちらもボトルの縁をうまくつかって温めていきましょう。●疲労回復に効くツボは3つ! じっくり温めるべし疲労回復で温めるツボは全部で3つ。以下に紹介していきます。●(1)関元(かんげん)おへそから、指4本分下 にあるツボです。ここに数回ボトルを押し当て、しっかりと温めます。●(2)仙骨(せんこつ)お尻の真ん中あたり、尾てい骨の上の平らな逆三角形になっている部分が“仙骨”です。ここは美と健康にとって非常に重要なツボ 。深呼吸しながら温めていきましょう。●(3)足三里(あしさんり)膝のお皿の外側にあるくぼみから、指4本分下に降りたところにある”足三里”。体全体のバランスを整えるツボ です。しっかり温めてください。寝る前のリラックスタイムに行えば、次の日の目覚めも快適ですよ!●しつこい夜泣きにも効果的!このペットボトル温灸、最大の特徴は“子どもに行ってもOK” なこと。温度や当て方をしっかり加減する必要はありますが、赤ちゃんに施術することもできるのです。赤ちゃんといえば、困るのが夜泣き。あまりに続くとママやパパも参ってしまいますよね。そんな夜泣きにも、ペットボトル温灸が効果的です。次のような順序で刺激していきましょう。(1)まず、子どもの両肩にペットボトルを当てます。(2)首の後ろの背骨が出っ張っている部分を温めます。(3)肩甲骨の間を2~3か所あたためます。様子を見ながら、気持ちいいところを探してあげてください。(4)最後に、おへそや足の裏を温めます。ペットボトル全体を使い、じんわりとやさしく刺激するのがポイントです。背中や首の後ろを温める場合は、子どもを抱きしめながらやると安心します。あまりの気持ちよさにフニャ〜っとなり、眠ってしまう子も多い ようですよ。----------いかがでしたか?ペットボトル1本あれば簡単にできる“ペットボトル温灸術”。季節の変わり目、なんとなく体調がすぐれないときにはうってつけの回復法です。ぜひ一度、親子でためしてみてくださいね。【参考文献】・『安心のペットボトル温灸』若林理砂・著●文/パピマミ編集部
2016年09月13日忙しいママにとって、限られた睡眠時間を活用し、しっかりと1日の疲れをリカバリーし、心身ともにメンテナンスを行い、さらに翌日頑張るためのエネルギーを充電するためには、「眠る空間」を整えることがマスト。ぐっすり眠る空間づくりの基本となるキーワードは「安心感」。睡眠は健康と美、そして元気の源となる大切な習慣ですが、主観的に「この場所は安全だ」と思えるところでなければ、どんなに高級な寝具であっても深い眠りに入ることはできません。「安心・安全」と思える空間であること動物にも「ねぐら」がありますが、人間にも眠るための特別な空間である「寝室」が存在します。眠ると意識レベルと体温は著しく低下し、全身の筋肉もゆるむので、「どんなことが起こっても我が身は安全」と心底思える場所でないと、脳は緊張状態を維持し続けることになり、睡眠は抑圧されてしまうのです。知らない人たちとの雑魚寝や、幽霊屋敷での睡眠では、いい眠りが得られないことは容易に想像できますよね?身近なところだと、「地震がきたら倒れてしまわないか?」と不安なら、大きな家具にはストッパーをつけるとか、「物騒な世の中で怖い」と感じるなら窓はしっかりと閉じたことを就寝前に確認するなど、物理的にも心理的にも安心できるよう、自分なりの安全保障を行いましょう。シンプルな空間であること赤ちゃんの夜泣きなどで夜間頻繁に起きることも多いと思いますが、その際、頭がボーッとしていて転んでしまった…なんてことにならないように十分気を付けたいものです。毛足の長い絨毯は足を取られて転倒してしまう可能性があるため、寝室にはラグマット等を使うようにしたほうがベターでしょう。さらに、下に滑り止めマットを敷くなどの工夫もプラスアルファするとより効果的です。また、床に物が置いてあったり、部屋の中に物が散乱したりしていると、ぶつかったり転んだりする原因になり危険。寝室は眠ることに集中できる空間であるべきなので、なるべく余計なものは片付けてシンプルにキープしてください。日本の女性は睡眠時間が足りない!?日本人女性は睡眠時間が海外と比較してとても短く、また質も悪いことが特徴です。今日の疲労が明日へ残り、明日の疲労がさらに上乗せされて明後日に残ってしまうと、どんどん疲労が蓄積されて、心や体への負担は雪だるまのように大きくなっていってしまいます。赤ちゃんの1番の喜びはママの笑顔。眠る空間を整えることでその日の疲れをその日のうちに取り除き、明日へ持ち越さないよう心がけましょう。
2016年09月03日睡眠の浅い息子に付き合うも、寝不足で辛い…出典 : 乳幼児を育てていると、夜なかなか寝てくれなくて困る、というお母さんもいると思いますが、息子の寝付きの悪さは、困るというレベルではありませんでした。現在発達障害と診断されている息子は、小さい頃から眠りが浅く、ドアを閉める音や、別の部屋で使用しているドライヤーの音でも、目を覚まして泣いてしまうことが多かったです。随分敏感だなぁとは思いましたが、第1子だったのもあり、乳幼児なんてそんなものだろう、と思っていました。ところが、成長しても寝付きの悪さは変わらず、付き合わされる方の私も、寝不足で辛かったので、児童館・ショッピングモールの赤ちゃん育児相談・市の親子イベントなど、色々なところの育児相談で睡眠の改善について相談する回数が増えていきました。「朝起きたら日光を浴びましょう」「日中体をたくさん動かしたら、夜は眠くなるわよ」「毎日朝起きる時間を決めましょう」などなど、思いつく限りのアドバイスをもらっては、全て実践してきましたが、なかなか効果はみられず…。昼寝などの寝かしつけは、多動の傾向が出ていたのか、お布団に一緒に入っても動いたり、脱出したり、上手に寝かしつけるという感じにはなりませんでした。子どもも親も辛い。些細なことで涙がでるほど精神的に不安定に。出典 : 歳頃までは、夜泣きも2,3時間に1度のペースあり、1度起きると、30分以上泣くこともあったので、私もきちんとした睡眠が取れず、疲れ果てていました。息子も夜うまく眠れないせいか、日中はいつも不機嫌で、しょっちゅう泣いては、あやしてもなかなか泣き止まず、親子でしばらく辛い日々が続きました。私自身も朝起きると、気分が落ち込み、ほんの少しのことでも涙が出るなど、精神面も少し不安定な状態だったと、今振り返ってみて思います。悩んだ末に始めた服薬は、息子が2歳のとき。その決め手は医師の一言。出典 : そんな日々の中、2歳のときに小児精神科のお医者様に、睡眠の診察をして頂く機会がありました。診察の結果、息子は睡眠障害であることがわかりました。先生からは、人間の体の中で作り出されるホルモンで、睡眠導入の効果がある薬を処方しましょうか?とご提案がありました。お話を伺うと、睡眠のリズムが整うと、脳の発達にも良いということだったので、幼児の睡眠薬については服用を悩みましたが、処方してもらうことにしました。息子が処方してもらった薬は、睡眠薬と違い、人の体内でも作られるホルモンと同じ物質なので、お医者様の処方の量をきちんと守れば、副作用もほとんどないそうです。処方の量が多いと、翌日眠くなる副作用もあるそうですが、適量で処方してもらったので、息子に関しては、副作用は感じられなかったです。こちらの薬は保険適用外でしたが、通院していた病院では、自費で3ヶ月1,500円弱と、それほど高額ではありませんでした。就寝前の1時間ほど前に飲用すると、ぐずりはするものの、眠気が早く来るようで、夜中まで寝付けず辛そうな様子がなくなり、早めに寝てくれるようになりました。夜泣きも0にはなりませんでしたが、回数が減っていき、まとまって眠れる時間が長くなりました。飲み忘れると11時くらいまで起きてしまうこともあるので、息子には確かに効果があったようです。睡眠時間が増えると共に、日中の不機嫌も減っていき、親子で穏やかな時間が増えていきました。睡眠薬の適正な使⽤と休薬のための診療ガイドライン息子が眠れるようになったら、子育てが変わっていった出典 : 処方されてしばらしくし、また診察に行った時のことです。「薬を飲んでから、夜しっかり眠れる分、息子さんの顔つきが良くなってきた」と、お話がありました。私も息子の睡眠改善により、夜しっかり眠れる分、精神的にも元気になっていきました。療育に通っていたこともあって、子育てを少しづつ楽しめるようになってきました。保育園に通うようになった3歳頃からは、上手にお昼寝もできるようになりました。小学2年生の現在も、転院して薬は変わりましたが、保険適用の睡眠導入剤を服用しています。困っていたら、まずは相談だけでも!親子の時間がきっとラクになっていく出典 : 生まれたときから眠りが浅い、睡眠リズムが整わない、上手く寝付けないなど、睡眠の問題がありましたが、小さい頃なら誰でもそうだろう思い、息子の辛さに長い間、気が付くことができませんでした。小さい頃から睡眠の問題で困っている場合、もし大きくなっても問題が改善されないときは、一度小児精神科で睡眠について、相談するのも1つの方法かもしれません。
2016年08月23日睡眠には身体、心、脳を育む作用があり、子どもの成長においてとても重要な役割を果たすことが様々な研究から明らかになっています。新生児の睡眠時間は長く、1日に平均して16時間~18時間程度眠ります。月齢1ヶ月~3ヶ月で15時間~16時間、4ヶ月~1年で14時間~15時間、1歳で13時間~14時間、2歳で13時間、3歳で12時間と、赤ちゃんの個性にもよりますが、徐々に体力がついてくるにしたがって、睡眠時間も短くなっていきます。■赤ちゃんの睡眠特徴に合わせる人間は皆一様に眠りますが、睡眠の特徴は本人の性格や置かれている状況などによって変わり、かなり個人差があります。これは大人に限らず、赤ちゃんにとっても同じこと。市場には睡眠指南本や快眠グッズが溢れていますが、赤ちゃんの睡眠にはその子の個性や気質、文化的背景などが関係してくるので「これが絶対に正解ということはない」と、ノースウェスタン大学 小児科学・神経学のスティーブン・シェルドン教授は言っています。赤ちゃんは睡眠を「学習」して身に付けるわけではなく、体内時計などが少しずつ「調整」されていくことでサイクルやパターンが安定してくるのです。赤ちゃんのペースで眠る力もついてくるので、焦らず見守ってあげましょう。とはいえ、赤ちゃんひとりですべて調整できるわけではありません。昼寝を短くしたり、起床後の授乳は明るい環境で行ったりするなど、昼間の睡眠量や光の環境をママが整えることで、赤ちゃんが健やかに眠れるようになるためのサポートをしてあげてくださいね。■眠る訓練を急がない赤ちゃんの夜泣きに悩まされているママも多いと思いますが、睡眠周期がまだ短く、浅い眠りのレム睡眠が多い赤ちゃんにとって、夜中に目がさめることはとても自然なことです。こういった生理学的な側面以外にも、「おむつが濡れている」「お腹すいた」「暑い」などの身体的な不快感や、「怖い」「近くにママがいるか心配」などの心理的な不安感などの刺激も夜泣きにつながります。0歳から3ヶ月の赤ちゃんは夜泣きの際にママとの触れ合いを必要としているので、この時期に無理に赤ちゃんをひとりで寝かしつけるなどの「眠り訓練」はしないほうがベターです。こういったプレッシャーは赤ちゃんの眠りを育む力を妨げてしまう可能性も。生理学的な観点から、赤ちゃんにはすぐそばに頼れる人がいるということを認識する必要があると、作家で育児コラムニストのピンキー・マッケイさんも言っています。赤ちゃんの眠りには個性があり、千差万別。親が穏やかでいることこそが赤ちゃんの気持ちを穏やかにし、安心してぐっすり眠れる環境をととのえてあげられることにつながります。夜泣きが続くとママも疲れが蓄積しイライラしやすくなりますが、ママも仮眠をとったり、家事を手抜きしたり、頑張り過ぎないように心がけることで赤ちゃんにたくさんの笑顔を見せてあげてくださいね。Information新刊『やすみかたの教科書』(主婦の友社)発売中! 詳しくは こちら から
2016年08月05日赤ちゃんや小さい子どもの夜泣きがひどいとつらいですよね。毎晩毎晩わが子の泣き声で寝不足になってしまうママも少なくありません。「どうしたら寝てくれるの?」「いつになったら寝るの?」とイライラしてしまう前に、寝つきがよくなる方法を実践してみましょう。■寝る前の習慣を変えてみる子どもはなぜ夜泣きをするのでしょう。はっきりとは解明されていませんが、生活習慣の乱れや日中の大きな刺激、運動不足が原因のひとつといわれています。就寝前の習慣が原因になることも。寝る前に添い乳をして寝かせたり、音楽を聴かせながら寝かせたりすると、夜中睡眠が浅くなったときに「あれ、おっぱいがない!」「音楽が聴こえない!」と不安になるそうです。寝る前の習慣を変えてみると夜泣きが改善するかもしれません。■入浴は就寝時間の1時間前に子どもの寝つきをよくするためには、昼間の生活習慣も大切。親は早寝早起きを心がけましょう。夜ふかし、遅い起床はNGです。子どもの入浴は寝る1時間前に済ませることが理想的だと言われています。入浴で温まった体温が下がっていくにつれて眠くなるのがその理由だとか。ゆったり落ちついて睡眠に導くことが、夜泣き改善の一歩になるようです。昼間に興奮させすぎないことや、寝る前に遊ばないことも大切です。パパの帰宅時間が遅いと、つい寝入りばなに遊んでしまうことも。パパにも理解を得て、夜遅く帰宅したときは、かわいい寝顔をそっと見守ってもらうようにしましょう。■気持ちが落ちついてリラックスする食事を生活習慣だけでなく食事も気をつけてみてください。意外と知られていないのが、寝つきをよくする食材です。赤ちゃんの離乳食にぜひ取りいれてみてください。離乳食がはじまった赤ちゃんや小さい子どもにおすすめなのは、次の3つ。バナナチーズ、ヨーグルトみそ汁バナナはリラックス効果のあるカリウム、乳製品は神経を落ちつかせてくれるカルシウム、みそ(大豆)には、快眠を促すメラトニンが含まれています。食べやすくて栄養もあるので、積極的に食べさせてみるといいでしょう。かわいいわが子とはいえ、夜泣きは本当につらいものです。寝る前の習慣や昼間の生活習慣をふりかえり、リラックス効果のある食事を取りいれながら、夜泣きの改善に働きかけることをおすすめします。(marimari)
2016年06月04日産褥(さんじょく)期とは、産後6〜8週間の時期で、妊娠・出産により変化した体が元の状態に戻るまでの期間のこと。この時期のママは体調が優れないことも多く、赤ちゃんの夜泣きなど子育てのストレスとあいまって非常に大変な時期となります。そんな中注目を集めているのが、『産褥シッター』 の存在。一般的なベビーシッターと違い、育児だけでなく料理、洗濯、買い物などの家事全般を行ってくれるのが特徴です。今回は、そんな産褥シッターを利用した経験のあるママたちの話を聞いてきました。●産褥シッターを利用したママたちの声『初めての出産で、とにかく子どもの世話に追われる毎日。家のことまで手が回らず、旦那と険悪になることも少なくありませんでした。そこで、知り合いのママに教えてもらった産褥シッターを利用してみることにしたんです。普段できないような部分の掃除を中心にお願いしましたが、家がキレイになるだけで気持ちも明るくなった気がします! 』(20代のママ)『子どもが生まれてからは、長時間眠ることがほぼ不可能になっていました。このままでは倒れてしまうと思い、シッターさんを頼って家のこと全て をおまかせしました。産後初めて熟睡できたのではないかと思えるぐらい、思いっきり眠ることができましたよ。ほんと天使に見えましたね』(20代のママ)『子どもの面倒だけを見てもらっても、結局それ以外の家事に追われて自分が休むということはできないんですよね。その点、産褥シッターさんなら全てをおまかせして完全に自由な時間が手に入れられる ので、思いっきりリフレッシュすることができます』(30代のママ)『私は子どもの夜泣きもそれほどひどくなく、家事を含め一人でなんとかこなしていました。ただ、生まれたばかりの子がいると出かけられないし人と会話することがほとんどないんですよね。それがストレスで……。子育てで不安なことがあったから、慣れている人に話でも聞いてほしいと思って頼んだら、いい気分転換になりました。毎日の育児にも前向きに取り組めるようになりましたね』(20代のママ)『産褥シッターさんは時間制なので、あらかじめやってほしいことを具体的に伝えておくことが大事です。シッターさんにも得意分野がありますし、それ以外にも“年配の方”“会話上手な人”などの要望を伝えておくことで、自分に合った人を紹介してもらいやすくなる と思います』(30代のママ)『両親が近くに住んでいたので頼もうと思えば頼めるのですが、そう何度も呼ぶのはやはり気が引けて……。産褥シッターさんなら心置きなくやってほしいことを頼めるので、気が楽でしたね。悩んでいるなら一度試してみるといいと思いますよ!』(20代のママ)自分だけの手には負えなくなり、産褥シッターに望みを託す人も少なくない様子。業務内容の自由度が高いため、ママたちの要望に細かく対応できる というのも大きなメリットです。また、時間単位で頼むことができるため、子育て中の不規則な生活にも柔軟に対応してもらえるのも人気の秘密と言えそうですね。----------子育てとなると、人の手を借りることに対して「自分でできないなんてママ失格なのでは」 なんて思ってしまう人も少なくありません。しかし、ストレスをためて疲弊した状態で子育てを続ければ、それは赤ちゃんにも伝わってしまうはずです。笑顔で子どもと向き合うためにも、無理しすぎない程度に人の手を借りるということが必要なのではないでしょうか。●文章/パピマミ編集部●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)
2016年05月16日こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。子どもが夜しっかりとぐっすりと眠れるかどうかは、子どもの成長や心と体のバランスを保つために大切な要件です。それと同時に、ママやパパの翌日の体調にも影響を与える重大案件でもあります。なぜなら、子どもがよく眠れなければ大人だって眠っていられないから。子どもが睡眠不足になる原因といわれるのが夜泣き と夜驚症 です。特効薬はなく、医師も「大きくなれば治る」ということの多い症状ですが、漢方が優しくなだめてくれるかもしれません。●夜泣き・夜驚症ってどんなもの?子どもの多くが0~2歳くらいのあいだに夜泣きを、そして1~5%程度が3~8歳くらいのあいだに夜驚症を経験するといわれています。小学校に上がるころまでの多くの子どもとそのママ・パパが睡眠不足に陥っていることが分かりますね。夜泣きは不安や不快からくると考えられています。一人で長く眠っている、お腹がすいた、お尻が気持ち悪いなどが原因になります。夜驚症には特別な原因がない といわれていますが、睡眠中に突然奇声や叫び声をあげて起き上がり、泣きわめいたり歩き回ったりします。ある程度大きくなった子どもに起きるため大人のほうがビックリしてしまうことも多いのですが、本人はまったくの無意識で、しばらくして眠りに戻れば翌朝にはすっかり忘れてしまっています。●解決策はないの?特効治療法や治療薬はなく、親しい人が一緒に眠ったり、早寝早起きや日中にしっかりと体を動かして疲れさせたりするなど生活習慣を改めることが、症状を減らしたり軽くしたりするといわれています。それでも、完治するには時間がかかることもあり、子ども本人は無意識でも毎晩起こされるママやパパにはつらい日々となります。そこで試してみたいのが漢方です。気持ちを落ち着かせる作用のある漢方や、心身のバランスを整える漢方などが、過敏に反応しがちな神経を落ち着かせて深い眠りへと導いてくれます 。●まとめとして漢方薬は必ずすぐに効くわけではありませんが、小さな子どもの胃に負担が少なく、優しく作用するという特徴を持ちます。漢方ということで、苦みなどで飲ませにくいのではと考えがちですが、顆粒タイプでジュースやお茶に溶かしてスポイトで飲めるものもあり、西洋薬となんら変わりありません。また、一つの漢方が効かなくても、違う種類を試すこともできます。ママやパパとしても、何の対応もできずに心配と寝不足でイライラし続けるよりは、漢方を試すという選択肢がある と思えるだけでも不安が少しは減るのではないでしょうか?漢方薬の使用は、かかりつけの小児科医や漢方医と相談の上でご利用ください。【参考リンク】・夜泣き・かんの虫・寝ぼける子供の漢方 | 水戸部クリニック()・夜鳴きと夜驚症 | 京都南病院グループ()●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)
2016年04月29日丸善・丸の内本店はこのほど、『ミキティが東大教授に聞いた赤ちゃんのなぜ? 』の刊行を記念したトークイベントを開催。赤ちゃんを対象に認知科学を研究する「赤ちゃん学」の専門家・東京大学大学院の開一夫教授と、2児の母でありタレントの藤本美貴さんが、赤ちゃんに関する疑問や悩みについて語った。○「夜泣きを放っておくと諦めの早い子に育つ」は本当か会場: 子どもが夜泣きをした際に、放っておいた方がいいという説を聞いたことがあります。また、そんなことをすると、諦めの早い子に育ってしまうという人もいます。どちらがよいのでしょうか。開教授(以下、敬省略): 日本は添い寝をするお母さんが多いですよね。一方でイギリスに行くと、うまれた赤ちゃんはお母さんとは別の部屋で寝ます。そうすると、日本のお母さんは赤ちゃんが泣くとすぐに気づきますが、イギリスではすぐに気づかないということが起こります。だからといって、イギリス人の子どもが諦めの早い子になっているかというとそうでもないです。その点で、「夜泣きの対応」と「諦めの早い子に育つ」ということは因果関係がないのではと思います。一方で、赤ちゃんがどの程度泣いたところで、親がそれに気づくかというのは、実はまだわからないことが多いです。研究では寝ている間、赤ちゃんがぐずりだしたときに、親がどのようなタイミングで起きるかというのを、センサーをつけてデータをとり、蓄積しています。藤本さん(以下、敬省略): 夜泣きを放っておいても寝られる子、放っておくと寝られない子がいますよね。うちも男の子と女の子がいますが、兄弟によって夜泣きの回数やその後ちゃんと寝られるかというのは全然違います。赤ちゃんによって、対応を変えていくのがいいのかもしれませんね。○「いないいないばぁ」はコミュニケーションの本質を突いた遊び藤本: 家にいてできる実験・遊びみたいなものは何かありますか。開: 赤ちゃんが鏡の仕組みを理解しているかどうか、確かめる方法がありますよ。赤ちゃんを鏡に映す前に、赤ちゃんの頭にステッカーを貼るのです。もし鏡の仕組みを理解していれば、鏡に顔を映したときに、鏡ではなくて自分の頭にあるステッカーをとります。理解していないと、鏡の方をとりに行こうとするといった具合です。これはいまだに研究としてよく実験で使われます。人間では1歳半くらいから、鏡の仕組みを理解すると言われています。これが、人間だけではないことがわかってきていて、ゴリラやチンパンジー、像でも鏡の役割を認識できるそうです。藤本: 「いないいないばぁ」もよくするのですが、この遊びはどのように分析できますか。開: これはコミュニケーションの遊びだと思っています。「いないいないばぁ」は相手が自分のことを見ていないときに「いないいない」と注意をひき、そのあと「ばぁ」と言いますよね。そして、赤ちゃんが笑う。これって会話を開始するときの流れとほぼ一緒です。短い間ですが、「やりとりのきっかけ」と「中身」と「結果」がフィードバックされるという意味で深いのです。言葉は違いますが、同じような遊びはフランスにもタイにもあります。世界で「いないいないばぁ」のような遊びがない場所はないと言われているくらいです。チンパンジーでもそのような遊びをするということがわかっていて、けっこう本質的な遊びなのではないかと思っています。○おしゃぶりをすると言葉が遅くなる!?藤本: おしゃぶりは将来とれにくいし、指しゃぶりのほうがいいと聞いたこともあるのですが、実際はどうですか。開: 基本的にはおしゃぶりがとれなくなるということはなく、心配する必要はありません。現に、大人になっておしゃぶりをしている人はいませんよね。欧米に行くとほとんどの赤ちゃんがおしゃぶりをしていますが、おしゃぶりはとれています。気にする必要はないと思います。また、おしゃぶりをしていると言葉が遅くなるという説もあるようですが、これも誤りです。おしゃぶりを1日中しているということはありませんよね。反対におしゃぶりを外したからといって言葉が早くなるということもありません。会場: 赤ちゃんの右脳教育に効果的なツールや勉強方法はありますか。開: 右脳、左脳の話はよく聞くことがあると思うのですが、基本的に「右脳だけ鍛える」ということはできません。右脳だけにこだわる必要はなくて、バランスが重要です。例えば左脳の領域は言語処理、右脳の領域は感情を処理するといったことが言われますが、左脳だけで言語を処理しているわけではないし、右脳だけで絵を描いているわけではないのです。右脳を鍛える方法としては、左視野にだけ物を置くとか、左手を使うといった方法があります。しかし、小さな頃からそのようなトレーニングをしていいかという点においては、私は疑問に思います。右脳とか左脳とかだけをとりあげるのは、ナンセンスなのではないでしょうか。
2016年04月04日NHKは1月31日、「ママたちが非常事態!? 最新科学で迫る ニッポンの子育て」と題したNHKスペシャルを放映した。母親たちが抱えている子育ての悩みや不安を、科学の視点からひもといた同番組。Twitter上では、番組内容に共感する声や、実際に子育てを経験した親ならではの指摘が数多く寄せられていた。○子育てのつらさは「ホルモン」が原因!?同番組は、日本の母親たちが抱える子育ての深刻な悩み、不安などの原因を最新科学で探るというもの。「子育てが孤独で耐えられず、不安ばかり募ってしまう」「子どもの夜泣きやイヤイヤ期はどうして起こる? 」「出産後、夫に対してイライラがとまらない」などのテーマについて、ホルモン分泌や脳の働きからその理由を解説している。番組によれば、産後の母親が孤独や不安を感じやすいのは、「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンの分泌が、出産後に急減するからだという。また、人類の進化の過程において、母親は「みんなで協力して子育てする」=「共同養育」のスタイルをとるようになっていると指摘。母親は本能的に「仲間と共同養育したい」という欲求を感じているにも関わらず、核家族化が進む現代環境でそれがかなわない、という事態に陥っているそうだ。また、子どもの夜泣きやイヤイヤは、生まれたときの子どもの脳が成人に比べて非常に未発達なことが原因であり、「子育て方法が間違っている」ということが理由ではないとした。さらに、出産後に夫に対してイライラしてしまう原因も、「オキシトシン」と呼ばれるホルモンにあるとのこと。出産時や産後の授乳時、自分の子どもと触れ合っているときなどに多く分泌され、愛情を強める働きをするが、同時に「他社への攻撃性」を強める作用もあるという。○結局、子育てにおける最後の砦は母親これらの内容について、Twitter上では多くのツイートが見られた。「番組内容もすごく勉強になったし、心が軽くなったけど、何より隣で主人も真剣に見て考えてくれていたのがうれしかった」との声や、「夫が録画予約をしてくれていて驚いた」といったように放送前から注目している人も多かった様子だ。また、不安や悩みの理由がわかったことで、救われたという意見も目立った。過去の育児を思い出し番組に登場する母親たちの思いに共感する人、人間や母体の仕組みに感動する人、それに「子育ては助け合いが必要」といった親以外の人の声もあった。一方で、母親以外の人の育児協力について言及が少ないといった批判も多かった。「協力して子育てができないから苦しい」「結局、子育てにおける最後の砦は母親」「イライラする原因はホルモンだけでなく、睡眠不足や夫が協力しないことにもある」といったような意見だ。○夫や家族、社会に理解してほしいさらにこれらの指摘から派生し、母親たちが周囲や社会に求めているものを浮き彫りにするような声も散見された。父親の育児については、「父親に番組をみてほしい」「父親も含めた解決策が知りたい」「母親が非常事態なのは、父親が長時間労働で育児をしないから」という趣旨のツイートが続いている。加えて、「日本の子育ての現状は、生き物としての本能や進化の過程と逆行している」「夫や家族、社会に対しての言及がないので何も解決しない」といった社会に対しての訴え、それに「義務教育で教えて誰もが理解すれば、社会全体も子や母に優しくなれる」という内容の提言もあったのだ。母親の抱えるつらさ、その背景については母親自身だけでなく、周囲や社会の理解も求められている。社会全体が理解したうえで何ができるのか、考え行動する人が少しでも増えてくれたらと願う。※写真と本文は関係ありません
2016年02月01日「夜泣き」「寝ぐずり」「昼寝が短い」「夜中遊びだす」などなど…。赤ちゃんの眠りを専門に扱う私たちの元には、日々、さまざまなお悩みが寄せられます。「赤ちゃんは何もしなくてもスヤスヤ眠ると思っていた」「赤ちゃんの眠りについて、産む前に知っておきたかった」夜泣きを経験したママたちからよく聞かれるこれらの言葉。出産後、心の余裕をもって赤ちゃんの眠りに向き合えるように、妊娠中に知っておきたい「出産後の夜泣き予防に役立つ2つのポイント」をご紹介します。まず、夜泣き予防ポイントは2つ。(1) 赤ちゃんとの生活は朝・昼・夜のお日さまリズムをつくること(2) 夜泣きの予防には「ママのメラトニン」まずは赤ちゃんの眠りの成長の流れを知ろう私たちの体には「体内時計」があり、24時間より少し長いリズムで生活しています。そして私たちが暮らす「地球」のリズムは24時間。「地球」と「人間」のリズムのズレをそのままにしておくと昼夜逆転となり、昼行性の動物である私たちは慢性時差ボケ状態になるなど、健康に害を及ぼすことになりかねません。それを防ぐために、私たちの体内時計にはズレを修正する調整機能が備わっていて、朝の光を浴びることなどで地球のリズムに合わせてリセットできるのです。しかし、生まれたばかりの赤ちゃんの体内時計は大人のようには働いていません。赤ちゃんは生まれた直後から、毎日の光や親の関わりなどの刺激を感じながら眠る練習を重ねて成長します。そして、生後7週前後には昼夜を区別するホルモンの分泌が整い、体内時計を調整することができるようになり、昼夜の区別のある生活に移行していくのです。しかし、生後7週までどんな生活でもよいというわけではありません。親が赤ちゃんの眠りの成長をサポートする必要があります。夜泣きを予防するにはどんなことに気を付けたらいいの?赤ちゃんとの生活は朝・昼・夜のお日さまリズムでつくってあげることが大切です。意識的にお日さまのリズムに合わせて生活することで、赤ちゃんは体内時計を調整する力をつけていきます。体内時計が整ってくると、生活リズムの乱れによる「ぐずり」「夜泣き」などの悩みの割合が減り、育児が楽になります。お日さまリズムのポイントは以下の通り・朝は7時頃までにはカーテンを開けて朝の光を浴びママも赤ちゃんも起きる・昼は光の入る明るい場所で活動的に過ごす・夜は暗く、静かに眠る赤ちゃんの就寝時間の目安は7時。遅くても8時までにはお布団へ。眠る1時間ほど前から、日中より照明を落とし、テレビは消してゆったりと過ごし、眠る時には寝室はなるべく暗くします。(豆電球はつけずに、手元の明かりも直接赤ちゃんの顔に光が当たらないように。スマホの光も眠りにはよくありません。)次回は、夜泣きの予防に必要な「ママのお日さまリズム生活とメラトニン」に続きます。 妊娠中に知っておきたかった…! 「赤ちゃんの眠り」出産後の夜泣き予防に役立つ2つのポイント~後編
2015年07月02日出産後に心の余裕をもって赤ちゃんの眠りに向き合えるように、妊娠中に知っておきたい「出産後の夜泣き予防に役立つ2つのポイント」。今回は後編をお送りします。 妊娠中に知っておきたかった…! 「赤ちゃんの眠り」出産後の夜泣き予防に役立つ2つのポイント~前編 はこちら。夜泣き予防でもう一つポイントになるは「ママのメラトニン」。妊娠9カ月くらいから、ママが「お日さまリズムの生活」をすることが大切です。お腹の赤ちゃんの眠りを知ろう人間の眠りは胎児期の「脳を創り、脳を育てる睡眠(動睡眠※)」から始まります。※後にレム睡眠に発達する睡眠状態。レム睡眠は脳を修復し体を休ませる役割があり、体はあまり動きません。それに対して動睡眠は脳が覚醒し体をよく動かすので「動睡眠」と呼ばれます。お腹の赤ちゃんは、生まれてすぐに生きるのに必要な感覚や動作(おっぱいを飲んだり、不快を感じ泣いて知らせたり)を発揮できるように、動睡眠時に神経回路を創っていると言われています。妊娠9カ月ごろになると激しい胎動に驚くことがありますが、神経回路がつながっているか一生懸命に手足を動かして確認をしている最中なのかもしれません。そのころには睡眠リズムが整い始め、脳や眠りの発達にとても大切な時期に入ります。妊娠10カ月ごろにはさらに発達が進み、睡眠リズムが体動・心拍・呼吸などと連動し、いよいよママやパパに会いに行く準備が整うのです。「ママのメラトニン」とは?この時期はママにできる夜泣き予防にも大切な時期。妊娠9ヵ月頃から、ママも意識してお日さまリズムで生活しましょう。それは、眠りと関係の深いホルモン「メラトニン」が関係しているからです。ママが質の良い睡眠をとって正常に分泌されたメラトニンは、胎盤を通してお腹の赤ちゃんに伝わり、光を感じられないお腹の中での昼夜の判断の手掛かりになっているのです。その経験が生まれた後の生活リズムにも影響している事が分かってきました。(参考文献:Hiroshi Tamura et al.. Melatonin and pregnancy in the human. Reproductive Toxicology. 2008;25:291ー303)メラトニンは体内時計の働きによって、朝起きてから約14時間後に分泌量が増えていき、それにより眠る準備を始めます。分泌は「光の環境」にも左右されていて、眠る前に明るい部屋にいたり、テレビやスマホを見たりしていると分泌が抑制され眠りの質が下がってしまいます。お腹の赤ちゃんの眠りが発達する時期に、ママがお日さまリズムで生活し質の良い睡眠をとることで、お腹の赤ちゃんの眠りの成長をサポートすることができ、出産後の夜泣きの予防にもつながるのです。まとめ出産前も後も「朝・昼・夜のお日さまリズム」がとても重要なポイント。ぜひ、家族で眠りの話しを共有して、協力して可愛いわが子を迎えてください。また、発達の目安として時期を上げましたが、眠りの成長は個人差があります。目の前のわが子をよく見て、数字にとらわれ過ぎないことも夜泣き予防のひとつです。
2015年07月02日赤ちゃんの夜泣きなどでお母さんが睡眠不足、はたまたうつ病気味になったというケースをネットでもよく見ます。深刻化する前に、なにか打つ手立てはないのでしょうか?赤ちゃんの睡眠リズムは変化する生まれたばかりの赤ちゃんは昼夜を問わず、1日中、寝たり起きたりを繰り返します。母親の授乳回数は、夜中も含めて1日約10回とも言われています。考えただけでもお母さんは大変ですよね。でも、この状態がずっと続くわけではありません。その後、生後1~3カ月で授乳が約8回、4~6カ月で約6回とだんだん減っていき、赤ちゃんも少しずつまとまった睡眠をとることができるようになっていきます。1歳になる頃には成人と同じように、夜間にまとめて眠るようになると言われています。人間の成長って凄いですね!ファーバー方式とは?生まれたばかりの赤ちゃんの夜泣きなどで、お母さんが睡眠不足になり体調を崩してしまったり、ストレスで夫婦仲が悪くなるという話もよく聞きます。そのような悩みを現在進行形で抱える方のために今回は「ファーバー方式」という方法を参考のためにお伝えします。これは米国の小児科医、ファーバー博士が開発した乳幼児の寝かしつけの方法です。夜泣きをしてもすぐにあやしに行かないようにして、赤ちゃんに自分で寝入ることを学習してもらうのです。共働きの夫婦が多い現代この方法には賛否両論あると思います。でも、現在は両親が共働きで仕事もしながら育児もするという家庭が多いので、無理をすると結局は全てがうまくいかなくなるということも考えられますよね。この方法を実際に取り入れた夫婦は、最初は赤ちゃんが泣いているのにすぐに駆けつけられずに辛い思いをしたそうですが、1週間が経過した頃には夜泣きもなくなり、ぐっすり眠るようになったそうです。これはもちろん1つのケースで、全ての赤ちゃん、夫婦に当てはまるものではありません。ただ、このような方法もあるということを頭の片隅に置いておくと何かの役に立つかもしれませんね。Photo by David Clow
2015年03月03日10年ぶりに大幅改良を加えたP&Gの紙おむつブランド「パンパース」は20日、医療法人社団スリープクリニックとともに、乳幼児の睡眠についての集中講義「ママのための“脳育眠”セミナー」を開催した。○「お日さまのリズム」と「安心」が睡眠のカギ「寝る子は育つ」という言葉があるように、赤ちゃんの健やかな成長には睡眠は欠かせないもの。だが、夜泣きや寝ぐずりなど、赤ちゃんの睡眠について悩みを抱えるママは少なくない。そこで、パンパースでは、赤ちゃんの健やかな脳の成長のための質の高い睡眠「脳育眠」を提唱。今回は専門家を招いて、赤ちゃんの眠りについてレクチャーが行われた。まず、夜泣き専門保育士の清水悦子氏が、赤ちゃんの寝かしつけでよくある悩みの解消方法を紹介。赤ちゃんの睡眠を考えたとき、寝かしつけをする夜に意識が向かいがちだが、清水氏は「実は、赤ちゃんの良い睡眠の準備は朝から始まっている」と話す。赤ちゃんが夜に自然と眠くなるようにするには、お日さまに合わせて生活リズムを作り上げることが大事。しっかり朝に光を浴びて、お昼寝は午後早めの時間に終える。そして、夜の寝かしつけの30分前には落ち着いたオレンジ色系の照明にして、寝るときには真っ暗にすると良いという。こういったサイクルの習慣づけが赤ちゃんの安心につながり、継続することで寝つきが良くなるのだ。また、人は睡眠中、浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)を繰り返すが、赤ちゃんの睡眠サイクルは大人に比べて短く、浅い眠りのときによく動いたり泣いたりするという。「大人でいえば、夢を見て寝言を言っているような状態ですが、赤ちゃんの場合は泣いてしまったりしているので、覚醒しているように親は思ってしまう。でも、実は浅い眠りの状態なので、おむつ替えや授乳が不要なことも多い」“夜泣きは赤ちゃんの寝言”とおおらかな気持ちで赤ちゃんを見守り、神経質になりすぎずに親もしっかり睡眠をとることが重要だ。○睡眠が心も体も育てるでは、赤ちゃんにとっての睡眠とはどういうものだろうか。医療法人社団スリープクリニック理事長で「キッズすいみんクリニック」の医師、遠藤拓郎氏は「睡眠は体を休めるためだけでなく、成長に重要な役割を果たしている」と話す。「深い睡眠のときに成長ホルモンが分泌される。またレム睡眠(浅い睡眠)のときに心が成長すると考えられている。大きく、たくましく成長するためには、よい睡眠が必要です」睡眠時間の目安は、生後1カ月で3~4時間、生後12カ月で8時間。赤ちゃんがスムーズに睡眠に入れるようにするためのポイントは体温だという。上がった体温が下がるときに赤ちゃんは眠くなるので、適度な運動や入浴などで体温を上げた後にお布団でクールダウンさせると寝つきがよくなる。そこで、赤ちゃんの体温を上げるために、遠藤氏は「脳育眠体操」を勧める。「赤ちゃんの頭が温かくなっていると『そろそろ眠るのかな?』と感じるお母さんが多いと思います。脳育眠体操を行なうことで体温が上げることができるので、ぜひ実践してみてください」さらに、赤ちゃんは眠りに入った直後にすぐにおしっこをしているという。「大人でも寝る前にトイレに行くが、赤ちゃんもそれと同じように睡眠に伴っておしっこをしている。さらに朝までに数回、おしっこをする。五感は睡眠の妨げになるので、眠るときのおむつもすばやく吸収して長時間サラッと過ごせるものがよい」深夜の無用なおむつ交換は、赤ちゃんを起こしてしまうことになる。快適なおむつ選びも、よい眠りのポイントのひとつだ。○史上最高評価を得た新しい紙おむつP&Gのパンツ型おむつ「パンパース さらさらパンツ」は10年ぶりに大改良され、2月上旬より発売されている。この新製品は、長年の研究開発によって誕生した「さらさらスリムジェル」をはじめて採用されたもの。おしっこをした直後のムレまでも吸収してしまい、最長12時間もさらさらを持続。発売に先駆けて行なわれた日本のお母さん方の試用ではパンパース史上最高評価を得たという。この日、集まったお母さんたちの前でもその吸収力を試す実験を行い、その性能を検証。「パンパース独自の構造ではないおむつ」と比較して、倍近いスピードで着色された水を吸収し、吸収後に紙を当てても湿らないほどのサラッと感を維持していた。実際に触ってみたお母さん方は「紙ナフキンで触っても湿らないなんて、スゴイ!」と驚きの声を上げた。ほか、高い吸収力をしながらも従来製品と比べてスリム化。バッグの中でもかさばらずに持ち運べるようになっている。コットンのような「やわらかベルト」の採用で、締め付け感のない「360度のびのびフィット」を実現している。P&Gブランドマネージャーの林陽子氏は「スリム化しているけれども、おしりのカバー力は旧モデルよりも高くなっている。ニーズの多かった大きなサイズも販売するので、活用してよりよい赤ちゃんの睡眠につなげてほしい」と語った。赤ちゃんの心と体を健やかに育てられるよう、「脳育眠」をぜひ実践してみてほしい。
2015年02月23日昼夜関係なく泣く新生児期を経て、夜にまとめて眠るようになった……と思ったら今度は夜泣き。ママもパパも睡眠不足でつらい、という声をよく聞く。夜泣きの予防法はあるのだろうか。また、赤ちゃん自身も睡眠不足で成長に悪影響が出たりはしないのだろうか。小児科医の田村幸子先生に赤ちゃんの夜泣きについて解説していただく。○お母さんの不安ひどい夜泣きで夜はほとんど寝ません。成長に影響はない? 夜泣きを予防する方法はある??○田村先生の回答夜泣きは、昼夜の区別がつくようになる生後6カ月頃から始まることが多いようです。みんながみんな夜泣きをするわけではなく、ほとんどしない赤ちゃんもいれば、夜泣きをする時期が長く続く赤ちゃんもいます。夜泣きが激しくてあまりに寝ないと「寝不足なのでは? 」と心配になるかもしれませんが、夜泣きのせいで発育状態が悪くなるようなことはありません。睡眠の長さは、赤ちゃんによって違うもの。短い睡眠時間で元気にしているなら、その時間がその子に合っているのです。夜泣きの原因ですが、寝る前に興奮しすぎたり、日中の遊びや外出時に強い刺激を受けることだったり、寝る直前に熱いお風呂に入ることなどではないかと考えられていますが、現在はこれといった原因が解明されていません。よって確実な予防法はないのですが、赤ちゃんがよく眠れるように寝る1時間前までにぬるめのお風呂にさっと入れて、寝る前にはあまり興奮するような遊びをしない、寝るときは部屋を暗くするなどの工夫をしてみるといいでしょう。夜泣きをしたら、母乳やミルクをあげ、おむつを替えて、室温が適温かといったことをチェックしましょう。抱っこしたりあやしたりしてもなかなか泣きやまないときは、いったん照明をつけて遊んであげてもいいのです。外の空気を吸うと気分が変わることもあるようです。夜泣きは永遠に続くものではなく、必ずいつかおさまるもの。その子に合うやり方を探しながら、気長に付き合っていきましょう。夜泣きがひどくてパパやママがへとへとになってしまったら、かかりつけの小児科医や保健所に相談してください。病気が隠れていないか診察し、睡眠障害と考えられるほどの状況には漢方薬を使うこともあります。行き詰まる前に小児科医に相談してもらいたいと思います。○回答者プロフィール田村幸子(ゆきこ)先生小児科学会専門医、医学博士。1992年群馬大学医学部卒業。東京大学病院分院小児科、都立府中病院(現都立小児総合医療センター)、国立感染症研究所などを経て、現在、東京都練馬区の田村内科小児科医院で小児科を担当。二児の母。
2014年10月03日マイナビニュース会員のパパ&ママ199名にとったアンケートによると、「我が子と接していて、イライラしたりカッとしたりしたことがある」と回答した人は56.3%と過半数となった。その理由に関しては、「熟睡してくれないとき」「夜泣きがひどいとき」といった眠りに関する内容を挙げている回答者が目立った。赤ちゃんと眠り。今回はこのことについて考えてみるとしよう。生まれたばかりの新生児の睡眠時間は、1日に20時間前後といわれ、1日の大半を寝て過ごす。その後、赤ちゃんの睡眠リズムが確立されるのは一般的には生後半年ほどといわれてきた。月齢が低いと夜間も3時間おきの授乳をするケースが大半で、昼間に赤ちゃんが寝付くと、「やっと私も寝られる……」とダラダラと一緒に昼寝をしてしまい、ハッと気づけば外は薄暗くなっていた……というママも多いだろう。実はそんな日々が続いてしまうのは危ない。今回は、「眠りの専門医」こと「スリープクリニック調布」院長・遠藤拓郎先生に赤ちゃんの睡眠について解説していただく。遠藤先生によると、赤ちゃんは生後5日目で「夜寝て朝起きる」といった睡眠サイクルができあがるのだというのだ。○「夜8時に寝かせて朝8時に起こす」が基本赤ちゃんの成長にとって睡眠は非常に重要だが、「昼夜関係なくダラダラと寝かせてしまうのは、効果的な睡眠といえません。睡眠を支配する体内時計は癖がつきやすく、悪い癖がつくとなかなか治りません」。ここからは、赤ちゃんの体内時計や生活リズムを整え、ぐっすりと眠るための具体的な方法を紹介していこう。遠藤先生によると、基本は「夜8時に寝かせて朝8時に起こす」。この生活リズムを確立させることで、赤ちゃんの体内時計が正常化するという。体内時計は光に影響されるため、まずは朝起きるとしっかりと太陽の光を浴びさせることが重要。夜になっても明るい部屋にい続けると、体内時計が狂ってしまうので、夜8時までには天井の照明から間接照明などに切り替え、薄暗くした寝室で寝かせてあげよう。赤ちゃんがぐずってなかなか寝ないときは、赤ちゃんの手足を触ってみよう。もし冷たくなっていたら、手で握って温めてあげて血行を促進すると眠りやすくなるという。また、赤ちゃん自身がかんしゃくを起こしていると興奮してますます眠りにくくなるため、注意をそらしてあげることも効果的。子守歌などを聴かせているうちに落ち着き、寝付きやすくなる。○見逃しやすい「オムツ」の存在その他、「吸収性の高いさらさらのオムツの使用も重要」と遠藤先生。その理由は、寝ている間にお尻がぬれた状態になると、それが原因で赤ちゃんが目を覚ますことがあるからだ。「赤ちゃんはおしっこをする15分前からおしっこ後の10分までの間に体を顕著に動かすという調査データがあり、つまりはおしっこ前後で目を覚ましやすい状態にあります。この時にお尻がぬれた感覚がプラスされると、はっきりと目を覚ましてしまう可能性が高くなります」。赤ちゃんがおしっこをするとすばやく吸収。しかも表面に逆戻りしにくいオムツが理想というわけだ。赤ちゃんの夜泣きに悩むパパ&ママは睡眠不足に陥り、「根本的な原因を探る! 」という心の余裕すらなくしがち。まずは昼夜のメリハリをつけ、寝室環境を整える。そして、オムツも見直してみる。それで赤ちゃんの眠りが改善されるかもしれない。また遠藤先生によると、「乳児期の悪い睡眠習慣が影響し、成長しても朝起きることが苦手となり、将来の不登校の原因となってしまう可能性もあります」とのこと。質の悪い眠りは、乳幼児期だけの問題ではないのだ。
2014年06月30日お腹は空いてなさそう、うんちとおしっこも問題がないし、具合が悪いわけでもなさそうなのに…理由もなく夜泣いて泣き止まない「夜泣き」。約7割近くのママが「夜泣き」に悩まされた、というデータがあるほどです。泣いている理由がわからないので決定的な解決策がなく、ついにはママ自身も寝不足になってしまうことも。では、夜泣きはなぜ起きるのでしょうか?■「夜泣き」のメカニズムレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)という言葉を耳にしたことはありませんか?大人の場合、眠ってからノンレム睡眠→レム睡眠を90分周期で約4~5回繰り返し、レム睡眠は全体の20~25%と言われています。それに対して、新生児~生後1歳ぐらいまではレム睡眠が約半分を占めると言われています。言い換えれば浅い眠りの状態が多くあるということなので、なかなかうまく眠れずにすぐに起きてしまうということはごく自然なことと言えるでしょう。また、このレム睡眠とノンレム睡眠の切り替えもなかなか上手にできない、と言われています。例えば、起きている間に受けた多くの刺激や体験を夢に見ると、ビックリして泣き出してしまうのです。決してママの育児方法や対処の仕方が悪いから「夜泣き」が起きるわけではありません。できるだけ、毎日決まった時間に寝て、決まった時間に起きる、だらだら寝かさないようにするなど、赤ちゃん自身の睡眠サイクルを確立していくことが夜泣き改善の最大のポイントになります。■先輩ママに聞いた! 「こうやって“夜泣き”を乗り切った」とはいっても、すべての赤ちゃんが同じスピードで睡眠サイクルを整えられるわけでもありません。また、夜泣きの仕方も赤ちゃんによってさまざま。これがパーフェクトな解決法!というのはないのですが、先輩ママの体験談は参考になるかと思いますので一部をご紹介します。・抱っこをしてとにかく安心させる/抱いて静かにゆらゆらする・お雛巻をして、子宮にいる時の姿勢にしてみる・おっぱい(ミルク)をあげる・寝る前にマッサージをする/触って身体を温めてあげる・かかとや腰の骨を温めてリラックスさせる・気分を換えるためにベランダに出てみる/近所を散歩する/車に乗せてドライブする・一度起こして遊ばせてからまた寝かしつける・落ち着けるような音楽や子どもが好きな音楽を流す・「赤ちゃんが泣きやむ音」(例:ドライヤーの音、掃除機の音、ラーメンをすする音など)アプリを使う。■“寝る子は育つ!”は、本当?お子さんの成長を促す“成長ホルモン”、実は寝ている間に分泌されます。主に、傷ついた細胞を修復するほか、筋肉を増やして骨を伸ばす働きをしてくれています。最近では、乳児期のレム睡眠が脳の神経回路づくりを手助けしていると発表した、専門家もいるそうです。そして、この成長ホルモンは、眠りはじめの3時間に大量分泌されることがわかっています。大人の睡眠サイクルを見てみると、入眠から最初にくるノンレム睡眠が最も深い眠りが訪れて大脳のメンテナンスが最も進むそうなので、眠りはじめからの睡眠の質=いかに深い睡眠をとるか? というのは、乳児期のみならず生涯の睡眠の礎となるといえるでしょう。■夜泣きを改善するためには「睡眠環境」を整えるでは、夜泣きを改善し、望ましい睡眠をお子さんが得るためにママができることはなんでしょうか?寝る前は、テレビや明るい電気はつけない、激しい音楽やスピード感ある絵本の読み聞かせを避けるなど視覚や聴覚をなるべく刺激しないこと。また、触覚的な負担もなるべく減らす方がよいので、寝ている間におしっこをしても快適なオムツや着心地のよいパジャマや肌着、肌触りのよいお布団などにも配慮するとよいでしょう。オムツについては、赤ちゃん雑誌たまひよの赤ちゃんグッズ大賞おむつ部門で、1位に選ばれている 『パンパース』 は安心。たくさんオシッコとウンチをしても、通気性も良くサラッとしているので最長12時間お肌さらさら、しっかり密着しているのでモレることもないので、寝ている間に頻繁にオムツ替えをしなくていいのが人気の理由のようです。さらに、パンパースの公式サイトで「夏の睡眠環境チェック」というのがあるので、お子さんの睡眠環境が整っているのかを一度チェックしてみてはいかがでしょうか。 夏の睡眠環境チェック
2014年06月30日夫婦は一緒に寝るのが常識? 最近話題になる夫婦別寝もアリ? 仕事や子育てなどライフスタイルとも大きく関係してくる夫婦の寝室の問題、マイナビニュースの既婚男性会員200名からその実態を探った。「夫婦の寝室は一緒ですか。別ですか。」という問いに、「一緒」と答えた人は70.5%、「別」と答えた人は28.0%、「その他」が1.5%だった。その理由と、現状に対する不満を、以下見ていこう。>>女性編も見る■寝室は「一緒」派の意見・「一緒のベッドで寝るのが当たり前だと思っているので」(43歳男性/電機/事務系専門職)・「夫婦円満の秘訣」(34歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「他に部屋がないんですよ(笑)」(34歳男性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)■対して、寝室は「別」派の意見・「プライバシーは必要」(22歳男性/電機/事務系専門職)・「妻はベッド、自分は布団が好きだから」(33歳男性/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「私のいびきがうるさいのと、寝起きの時間がずれているため」(52歳男性/電機/技術職)・「子供の夜泣きがうるさいから別にした」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)■「別」派にはこんな寂しい理由も…・「仲が悪い」(27歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「気がついたら別になっていた」(28歳男性/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「おじさん臭いそうです」(50歳男性/その他/技術職)■「一緒」だと、ちょっとした不満も・「相手の歯軋りがたまに気になる」(28歳男性/情報・IT/技術職)・「結婚した当初から特に不満はないが、寒いときは布団の取り合いになる」(44歳男性/医療・福祉/専門職)・「妻が暗くないと眠れないので、布団の中で読書をすることができない」(33歳男性/マスコミ・広告/事務系専門職)■総評妻と寝室が「一緒」と答えた人は、「夫婦だから当然」「別にする理由がない」というような回答がほとんどだった。中には、「寝る直前までおしゃべりできる」「仲良しだから」なんてラブラブな人もいたが、大半の男性は夫婦同室に関しては特にコレといった考えもなく、それが自然な状態だと感じているようだ。同様の女性編アンケートでは、夫婦同室という回答者から「いびきが」「物音」という不満を吐露する妻が続出だったが、男性の場合は不満もほとんど見られなかった。……幸せだ。寝室が「別」の人は、「夫の都合というよりは妻側からの要望? 」と思われるような理由が多かった。「子どもが夜泣きするから」「寝室が狭くて家族全員で眠れないから」「いびきがうるさいから」「仕事で帰りが遅いから」などなど。自らの希望で、自分1人になりたいから寝室が別という人は、ごく少数に限られていた。子どもの成長とともに違う部屋に追いやられていくお父さん……どことなく切ない。「その他」を選んだ人の回答には、「部屋がいくつもあるからその日の気分で寝室を変えている」というセレブな意見もあった。「(文・アリウープ 中嶋絵里) 調査時期: 2012年11月6日~2012年11月12日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性200名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日一日の疲れを癒す寝室は、それぞれの夫婦のライフスタイルが反映される空間。子どもの誕生によって、その形は変化していくのでしょうか?「マイナビ賃貸」では、既婚会員を対象に、夫婦の寝室スタイルについて聞きました。■もろもろの理由で、約3割の夫婦は寝室を別に?!Q1.夫婦の寝室は一緒ですか?はい:69.9%いいえ:30.1%今回の調査では、なんと3割もの夫婦が寝室を別にしていることが判明。気になる理由を聞いてみると、「勤務形態が違う」(女性/33歳/茨城県)、「生活時間の不一致」(女性/28歳/大阪府)と、共働きによる就寝時間のギャップが多数。他には「妻はベッド好き。自分は布団でないと腰が痛い」(男性/32歳/東京都)、「夫はエアコン必須、私はエアコンが苦手」(女性/39歳/兵庫県)、「いびきがうるさい」(男性/27歳/千葉県)という、やむにやまれぬ?理由の一方で、「互いの睡眠の質を向上」(男性/25歳/東京都)、「居場所がほしい」(男性/29歳/埼玉県)と、ドライな回答が。「共働きなので平日はお互いゆっくり別々に寝て、休日は二人で寝ています」(男性/29歳/神奈川県)と工夫している夫婦もいました。■夫婦の寝床は「ベッド派」が「布団派」をしのぐQ2.夫婦の寝室ではどんな寝方をしていますか?Q3.夫婦一緒に寝ているベッドの大きさは?同室で寝ている夫婦に寝方を聞いてみると、「1つのベッドに一緒に」という回答が37.9%で第1位。ベッドと布団では、「ベッド派」が合計57.5%となり、「布団派」の40.5%を大きく上回りました。さらに一緒に寝ている人にベッドのサイズを聞いてみると、「ダブル」、「セミダブル」、「クイーン」の順に。わずかながら「シングルベッド」に2人で寝ている仲良し夫婦も。■子どもができても夫婦の寝方は変わらない?Q4.子どもが生まれたら夫婦の寝方は変わると思いますか?(もしくは変わりましたか?)はい:30.5%いいえ:69.5%まだ子どもがいない人には「予想」を、子どもがいる人には「体験」を元に答えてもらったところ、「変わる」と答えた人は約3割と、意外に少ない印象です。さらに具体的にどう変わるのかも聞いてみると、子どものいない人からは「部屋の配置を子供中心にし、一緒に寝なくなるかも」(男性/28歳/北海道)、「夜泣きする間は、夫と別の部屋で寝ると思う」(女性/27歳/愛知県)、「部屋が少ないので夫婦別部屋から夫婦一緒部屋に」(男性/28歳/愛知県)。子どもがいる人からは「子どもとベッドで3人が狭くなり、ダブルの布団を買い足した。2人目が産まれてからはベッドと布団に別れた」(女性/32歳/富山県)、「布団1組で寝ていたのを2組隣合わせに敷き、川の字で寝るようになった」(女性/31歳/埼玉県)などさまざまな変化が。時には夜泣きや寝かしつけなど、子どもの成長によっても柔軟に対応することが必要になると感じさせられました。その時々の夫婦・家族に合ったスタイルを見つけて行きたいものですね。【アンケート概要】調査対象:マイナビニュース会員調査時期:2012年8月8日~8月20日有効回答:495調査手法:インターネットログイン式アンケート(文・鈴木恵美子)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月20日一日の疲れを癒す寝室は、それぞれの夫婦のライフスタイルが反映される空間。子どもの誕生によって、その形は変化していくのでしょうか?「マイナビ賃貸」では、既婚会員を対象に、夫婦の寝室スタイルについて聞きました。■もろもろの理由で、約3割の夫婦は寝室を別に?!Q1.夫婦の寝室は一緒ですか?はい:69.9%いいえ:30.1%今回の調査では、なんと3割もの夫婦が寝室を別にしていることが判明。気になる理由を聞いてみると、「勤務形態が違う」(女性/33歳/茨城県)、「生活時間の不一致」(女性/28歳/大阪府)と、共働きによる就寝時間のギャップが多数。他には「妻はベッド好き。自分は布団でないと腰が痛い」(男性/32歳/東京都)、「夫はエアコン必須、私はエアコンが苦手」(女性/39歳/兵庫県)、「いびきがうるさい」(男性/27歳/千葉県)という、やむにやまれぬ?理由の一方で、「互いの睡眠の質を向上」(男性/25歳/東京都)、「居場所がほしい」(男性/29歳/埼玉県)と、ドライな回答が。「共働きなので平日はお互いゆっくり別々に寝て、休日は二人で寝ています」(男性/29歳/神奈川県)と工夫している夫婦もいました。■夫婦の寝床は「ベッド派」が「布団派」をしのぐQ2.夫婦の寝室ではどんな寝方をしていますか?Q3.夫婦一緒に寝ているベッドの大きさは?同室で寝ている夫婦に寝方を聞いてみると、「1つのベッドに一緒に」という回答が37.9%で第1位。ベッドと布団では、「ベッド派」が合計57.5%となり、「布団派」の40.5%を大きく上回りました。さらに一緒に寝ている人にベッドのサイズを聞いてみると、「ダブル」、「セミダブル」、「クイーン」の順に。わずかながら「シングルベッド」に2人で寝ている仲良し夫婦も。■子どもができても夫婦の寝方は変わらない?Q4.子どもが生まれたら夫婦の寝方は変わると思いますか?(もしくは変わりましたか?)はい:30.5%いいえ:69.5%まだ子どもがいない人には「予想」を、子どもがいる人には「体験」を元に答えてもらったところ、「変わる」と答えた人は約3割と、意外に少ない印象です。さらに具体的にどう変わるのかも聞いてみると、子どものいない人からは「部屋の配置を子供中心にし、一緒に寝なくなるかも」(男性/28歳/北海道)、「夜泣きする間は、夫と別の部屋で寝ると思う」(女性/27歳/愛知県)、「部屋が少ないので夫婦別部屋から夫婦一緒部屋に」(男性/28歳/愛知県)。子どもがいる人からは「子どもとベッドで3人が狭くなり、ダブルの布団を買い足した。2人目が産まれてからはベッドと布団に別れた」(女性/32歳/富山県)、「布団1組で寝ていたのを2組隣合わせに敷き、川の字で寝るようになった」(女性/31歳/埼玉県)などさまざまな変化が。時には夜泣きや寝かしつけなど、子どもの成長によっても柔軟に対応することが必要になると感じさせられました。その時々の夫婦・家族に合ったスタイルを見つけて行きたいものですね。【アンケート概要】調査対象:マイナビニュース会員調査時期:2012年8月8日~8月20日有効回答:495調査手法:インターネットログイン式アンケート(文・鈴木恵美子)
2012年09月20日