マッチングエージェントは11月2日、「結婚したい芸能人」に関するアンケート結果を発表した。調査は10月12日~13日、スマートフォン向けマッチングアプリ「タップル誕生」の20代~40代女性ユーザー3,042人を対象に行われた。「結婚したい芸能人は?(独身既婚ともに含む)」と聞いたところ、福士蒼汰さんが1位に。40代の大物独身芸能人の結婚ラッシュが続いてショックを受ける女性が多い中で、「もう今年のようなあんな衝撃はしばらくこりごり。さすがに22歳なら大丈夫でしょ」(28歳)、「しばらく妄想をしていたいので若い子がいい」(32歳)などの声があった。2位は、既婚で先日第一子が誕生した向井理さん。次いで3位玉木宏さん(35歳)、4位綾野剛さん(33歳)、5位齋藤工さん(34歳)が続いた。西島秀俊さんは7位、福山雅治さんは10位だった。10位以下には、大沢たかおさん、加瀬亮さん、伊勢谷友介さん、菅田将暉さん、三浦春馬さん、桐谷健太さん、松坂桃李さんらがランクインしていた。
2015年11月02日2015年もあと少し、今年は芸能人の結婚ラッシュでしたね。特に福山雅治さんや国分太一さん、山本耕史さんなど、アラフォーイケメン俳優たちの結婚が相次ぎ、涙した女性も多かったはず。結婚報道が出るたび、話題にのぼる佐々木蔵之介さんのように、気になるのは次に結婚するイケメンが誰なのか?ということ。そこで、芸能界で知らない人はいないと言われる人気占い師・星ひとみさんが、オリジナルの占術『天星術』で、アラフォー独身イケメンたちの婚期を大予想!2015年、最後に世間を賑わせるのは誰なのでしょうか?【次に結婚しそうなアラフォーイケメンランキングTOP5】1位:小泉孝太郎さん2位:長谷川博己さん3位:大沢たかおさん4位:平山浩行さん5位:佐々木蔵之介さん次に結婚する可能性が高いイケメン・1位は…なんと小泉孝太郎さん!そして佐々木蔵之介さんは5位予想とのこと。では、気になる婚期や恋愛傾向は?竹野内豊さんや伊勢谷友介さんなど9名のアラフォーイケメンたちについて詳しく教えていただきました。■1位:小泉孝太郎さん(1978年7月10日生まれ)小泉さんは、天星術でいうと満月タイプ。好きになれば優しいロマンチストで、直球に好き、嫌い、友達と分け、付き合う=結婚と常に感じます。ただ、いつかは結婚をと思っていても、ズルズルと曖昧なままはっきりさせにくいのんびりタイプ。そのため、気づいたら年を重ねてしまいます。一方で女運が悪く、人を信じるのに疲れている面もあるようです。【結婚ベストタイミング】2016年まで結婚運が高めで、特に2015年12月から2016年8月までは大吉。長くお付き合いしている相手がいれば、2015年は結婚か別れを決断する時期です。その後2017年~2019年は×ですが、2022年の決断は◎それ以外は破壊の時期なため、結婚しても苦労する暗示が出ているので慎重に。■2位:長谷川博己さん(1977年3月7日生まれ)強いパワーがあり、好きな女性が喜ぶことを恥ずかしがらずに出来る紳士な【空】タイプの長谷川さんは、モテる要素が抜群。釣った魚には餌を与えませんが、狙った獲物は必ず捕えます。一夫多妻運が潜んでいるため、結婚よりも恋愛向きと言えるでしょう。Sっ気が強いため、気が強い女性は苦手。自分のペースに合った、寛大に包んでくれる美人を求めるという点では、かつて噂になった鈴木京香さんは納得?【結婚ベストタイミング】2015年は焦りやすいところもありますが、結婚してもいい時期。早ければ2015年の冬から2016年の春ですが、ベストなのは2017年から2018年の春夏ごろが◎。■3位:大沢たかおさん(1968年3月11日生まれ)もともと面食い気質な【上弦の月】タイプの大沢さんですが、今は中身が大切で顔ではないと感じているのでしょう。長くお付き合いされていた相手と別れ、2014年から2015年に再会運があります。または、タイプではないけれどタイミングが合う女性と出会い結婚する可能性も。特に相手が【空】タイプの場合、2016年までに結婚を固められやすい運勢です。大沢さんも「まあいいか」と結婚しそうな予感もあります。【結婚ベストタイミング】早ければ2015年から2016年にかけて、もしくは2021年の結婚がベストでしょう。2016年の春からは破壊の年になるので、2016年春~2018年までは結婚NGな時期。してもいいのですが、その場合夫婦間が冷めやすく、すれ違いも起こりやすいため、心が満たされない生活になる可能性が高いです。あなたの天星タイプは?■4位:平山浩行さん(1977年10月17日生まれ)【真昼】タイプの平山さんは、スピード決戦型。裏天星が【大陸】タイプなので、もともと結婚願望が薄いでしょう。同じく【真昼】タイプで、グイグイとタイミングを合わせてくる女性に落とされる予感があります。【結婚ベストタイミング】2015年は出会い運が絶好調で、決断の年。結婚は大吉なのですが、相手の押しが弱いと固めるのは難しいでしょう。ズルズルとした付き合いになってしまい、2016年の冬に別れやすくなります。早くて2017年、または2020年が結婚適齢期です。■5位:佐々木蔵之介さん(1968年2月4日生まれ)「独身最後の砦」と呼び名の高い佐々木蔵之介さんは【下弦の月】タイプ。基本的に結婚に向くタイプではなく、早く結婚していたら×が付いていたでしょう。同じ【下弦の月】タイプの松本人志さんや、有田哲平さんなどもそうですが、このタイプの芸人さんや男性芸能人は、比較的結婚が遅かったり、独り身やバツイチになりやすい傾向があります。【結婚ベストタイミング】タイミングがあえば、早くて2016年の春~夏、または2019年の秋。年が離れた人と結婚すると安泰でしょう。■6位:加瀬亮さん(1974年11月9日生まれ)【海】タイプの加瀬さんは、結婚に向いている方。慎重なので他人をなかなか信用しませんが、深い愛を求め、自分を理解してくれる相手を探しています。エロスフェロモンを秘めており、子宝に恵まれる愛のパワーもあるため、セックスレスになりにくいでしょう。今お相手がいたとしても、本来は2016年に再会する人が運命の相手。【結婚ベストタイミング】2015年は迷いやすい年ですが、2016年になると結婚を強く意識します。早くて2017年の春、もしくは2022年が良いタイミングでしょう。■7位:竹野内豊さん(1971年1月2日生まれ)竹野内さんも、本来結婚には向かない天星【深夜】タイプ。束縛が嫌いで一匹狼な永遠の少年タイプですが、実は寂しがり屋な面も。自由なペースで愛を求めるため、彼女になる方は同じ価値観じゃないと大変かも。ちなみに、噂になっている倉科カナさんは【空】タイプで、もともと惹かれやすい相性。母性もあるので結婚の相性も悪くありません。【結婚ベストタイミング】2016年まではおふたりとも試練の年。早くて2017年の冬か、2019年がベストでしょう。■8位:徳井義実さん(1975年4月16日生まれ)【新月】タイプの徳井さんは、フェロモンもあり優しいですが、実は芯の無いぶれやすい人。そのため離婚しやすい傾向があるのですが、常に青春を味わえるパワーと情熱を持つため、勘違いで結婚してしまいがち。女子会に入れる感覚と優しさを持ち合わせた人気者なので、芯があり、サバサバとした強い女性と相性が良いでしょう。【結婚ベストタイミング】2016年まではリセットの年なので、結婚に向かないでしょう。2014年からスタートした縁は別れを迎える暗示。2016年中にお付き合いしても、一年半しか持ちません。2017年に新たな幸せが入るので、焦らずにいたほうが幸せをつかめます。結婚適齢期は、早くて2017年の秋、遅くて2019年でしょう。■9位:伊勢谷友介さん(1976年5月29日生まれ)たまに人の話を聞いていない面もありますが、頼りがいあり、全てを包んでくれそうなパワーを隠し持つ【夕焼け】タイプの伊勢谷さん。優しく穏やかな反面、キレたら怖いという、好き嫌いが強い星でもあります。だいぶ丸くなっていますが、もともと結婚には向かない方です。面倒くさい事は嫌いと言いながらも、面倒くさい人に惹かれやすい傾向があります。噂のお相手・長澤まさみさんは情緒不安定なところがある【新月】タイプなので、伊勢谷さんが好きになりやすいタイプなのでしょう。【結婚ベストタイミング】2015年の秋は別れやすい時期。2018年までは結婚運が悪いので、もし結婚するなら2019年以降が吉です。それ以前にすると離婚の確率が高まります。早くて2018年の冬、遅くて2020年が良いでしょう。いかがでしょうか?自分は関係ないと分かっているものの、いつまでも結婚しないで欲しいというがファンの本音。とはいえ、いざ報道が出たときには、涙を拭いてお祝いできるように覚悟しておきましょう…。モバイルサイト星ひとみ☆幸せの天星術監修者紹介星ひとみ巫女の血筋を持つ家系に生まれ、東洋占星術・統計学・心理学・人間科学など様々な要素で創り上げたオリジナル運勢鑑定法『天星術』を基に、これまでに20,000人以上の鑑定実績。高い的中率を誇り、熱い支持を受けている。有名人では石田純一と理子さんを結婚に導いて石田氏が敬愛するカリスマ占い師として話題に。USEN☆BEST HITS STATION「星ひとみのミュージック・オーラ」では親交がある様々な方が訪れ、のべ312組1000人以上の有名人鑑定も行う。結婚時期的中、解散時期的中、ブレイク時期を的中させ、芸命名、バンド命名からトップスターになったアーティスト多数。
2015年10月28日アパレルブランド「グローバルワーク」の秋冬コレクションが10月15日(木)に開催。CM出演する大沢たかお、長澤まさみ、新CM曲を手掛けた秦基博に加え、過去のCM曲を歌っていた伴都美子(Do As Infinity)も来場し、第2子出産前最後となる生歌を披露した。伴さんが過去のCMで歌い、この日もギター伴奏に乗せて披露したのは、アニメ「はじめ人間ギャートルズ」のエンディング曲「やつらの足音のバラード」のカバー。8月に第2子の妊娠を発表し、12月が予定日である伴さんは「これが歌い納めです。いい記念になりました」と笑顔を見せ「またいつか『Do As Infinity』で新曲を出したいです」と出産後の目標についても口にした。一方、新CMでは“ESCAPE”をテーマに大沢さんと長澤さんはカナダ・バンクーバーを旅する様子が描かれており、特設サイトで公開されるスペシャルムービーでは、現地でヴィーガン(動物性食材不使用)のプリンの店を営む日本人夫婦の元をそれぞれ訪れ、話を聞いている。秦さんはこのCMのために楽曲「Sally」を書き下ろしており、この日は秦さんのギター伴奏で、長澤さんは「Sally」の詞を朗読した。“ESCAPE(=逃避行)”にちなんだトークでは、大沢さんは以前、しばらく俳優の仕事を休み、半年ほど海外を旅した経験を告白。「ここに秦さんがいるから言うわけではないですが、ジョギングしていて聞いていたのが秦さんの曲で、ハッとさせられて日本でもう一度、頑張ってみようと思った」と明かす。ちなみに、この日、秦さんが使用したギターは、大沢さんが「手放そうと思って『よかったら使ってください』と秦さんに渡した」ギターで、それをこの日の演奏で使うという秦さんの粋な計らいに大沢さんも喜んでいた。長澤さんは「まだこれが自分にとっての『ESCAPE』という経験はないです。真っ向勝負なところがあるので(笑)」と逃げずに立ち向かうことが信条だと明かし「だからこそ迷いを知り、進んでいくというところがあると思います」と語っていた。(text:cinemacafe.net)
2015年10月15日「anan」1971号9/16発売は「モテコスメ大賞」特集。今週の表紙撮影ストーリーを紹介します。1年分の“黄色い声”を出し尽くしたかもしれません。高身長、色気のある声、笑ったときのやさしい目尻…!20代から今日に至るまで、おそらく「モテキ」を失ったことがないであろう大沢たかおさんが、いよいよモテコスメ号で表紙を飾ります。モテコスメ特集といえば、バックナンバーを見ていただけるとわかるとおり、これまで毎回カップルが表紙に登場。今回、その彼女役を演じるのは? 「パパパパーン♪」のCMでおなじみのゼクシィ8代目ガール、新木優子さんです!今回が初共演だったお二人、スタジオで初顔合わせをした瞬間、すでに私の顔はニヤニヤでした。なんて美男美女。なんてイケてるカップル。こりゃヤバイ、かなり素敵なのが撮れちゃうゾ。そしてその予想は1カット目で確信に変わる。今回は朝、昼、夕、夜の4つのシーンに分け、「あなたといると1日中キレイでいられる」という設定だったのですが、最初の朝のシーンからいきなり「ベッドでおはよう」みたいなシチュエーション。おでこをくっつけたり、眠たげに目をこする彼女をナデナデしたり…。キャーキャー! やーん! キャー!! 女性陣(おもに私とライターK)の黄色い声が響きわたり、演じるお二人もたまに爆笑。興奮してすみません。リクエストも多くてすみません。でもその爆笑して崩れた感じの表情も、イイネ!1カット目が終わってすでにハアハアが止まらなかった私たちに、大沢さんが一言。「こんなにキャーキャー言ってもらえるならドラマの現場とかにもいてほしいね」ま、まじですか。本気にしますよ。冗談通じませんよ。しかし、さすがにそんな感じが4ポーズも続き、徐々に彼も黄色い声に慣れてゆきましたとさ(笑)。ページをめくるあなたにも、このキャー! な気持ちが伝わりますように。(S)
2015年09月16日音楽家・大沢伸一とボンジュールレコード(bonjour records)のバイヤー・上村真俊によるDJデュオ・オフザロッカー(OFF THE ROCKER)が、最新MIX-CD「SOFA DISCO 15FW」のリリースパーティー「SOFA DISCO」を9月12日に代々木Village Music Barにて開催する。“ソファーで聴くダンスミュージック”がコンセプトの「SOFA DISCO」。シリーズ1、2は代官山の高感度セレクトショップ・ボンジュール レコード(bonjour records)で累計売り上げ約800万枚を記録するヒット作となっている。第3弾となる今回は、オフザロッカーのオリジナルトラックに加え、ジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder)の「Right Here, Right Now feat.Kylie Minogue」のリミックスや、国内外の新進気鋭アーティストの新曲を中心にミックスしたCDと、UN-MIXのトラックを収録したCDの2枚組み。東京・代々木で12日に行われるイベントは、オフザロッカーの他、YOSA、DJ RUBY、K (Play decibel)、FLASH BUG (Mistsuharu Kitago + Kazuma Takahashi)をセレクターに迎えて開催。なお、10月3日には、大阪・東心斎橋のseven HOUSEでも開催を予定している。【イベント情報】SOFA DISCO会場:代々木Village Music Bar住所:東京都渋谷区代々木1-28-9会期:9月12日時間:20:00~料金:男性2.000円、女性1,000円(1ショット+1ドリンク付き)
2015年09月09日鬼才・三池崇史監督が木内一裕の人気小説を映画化し、大ヒットしたサスペンス・アクション『藁の楯 わらのたて』。この度、日本テレビは、株式会社All Nippon Entertainment Works(以下ANEW)及び、 クリス&ポール・ワイツ兄弟率いる映画製作会社Depth of Field(以下DOF)と共同で、大ヒット作『藁の楯 わらのたて』のハリウッド・リメイクの開発に着手したことが明らかになった。プロデューサーを務めるのは本作のプロデューサーである日本テレビの北島直明氏と、『アバウト・ア・ボーイ』『シンデレラ』などを手掛けたDOFのクリス・ワイツ氏、アンドリュー・ミアーノ氏、ダン・バルゴイェン氏。脚本は『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』『エンド・オブ・ホワイトハウス』のクレイトン・ローゼンバーガーとカトリン・ベネディクト夫妻が手掛ける。オリジナル映画『藁の楯』は「BE-BOP-HIGHSCHOOL」シリーズで知られる漫画家の木内一裕氏の小説家デビュー作品を、三池崇史監督が映画化したサスペンス・アクション。10億円の懸賞金をかけられた殺人犯を護送することになった5人の刑事たちの緊迫した戦いを、大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也、山崎努ほか豪華キャストで描き、興収18.3億円と国内で大ヒット。2013年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に公式選出された。ハリウッドでの映画化に先駆け、2016年1月16日には原作小説『藁の楯』の英語翻訳版が全世界でVertical社より出版される予定。作者の木内さんは、「今回決定した脚本家の選定から、ど派手なアクション映画になることは間違いないでしょう。アメリカとは国情も大きく異なるため、ハリウッド版の映画では全く展開の違うストーリーになることと思いますが、原作者としては小説『藁の楯』のテーマを重視し、新たな物語に反映していただけることを期待しています。そしてこのプロジェクトが、私の小説と新たな読者との出会いの機会になってくれることを願っています」とコメント。日本テレビの北島プロデューサーは、「日本国内での製作当初から、本作のスケール感・テーマ性は世界でも通用する可能性を確信していた」と語り、さらにハリウッド・リメイクのオファーが殺到する中で「ANEWとDOFとの共同開発プロジェクト内容が具体的で、実現性が一番高いと思いました。そして、ANEWの日本スタッフ、USスタッフや、DOFのワイツ氏、ミアーノ氏、バルゴイェン氏の『藁の楯』に対する強い熱意を感じた事がパートナーに選ばせて頂いた最大の理由」と、今回の企画開発に期待を寄せている。DOFのクリス・ワイツ氏は、「原作で最も印象深かったのが、アクション・サスペンスが基盤の作品でありながら、モラルを厳しく追求する物語だという点です。法と正義のグレーゾーン、そして殺人犯の人権について分析をした作品です。そこには、簡単な答えはありません。私たちは、観客が『自分だったらどうする?』と議論をしながら劇場を後にすることを目指したいと思います」とリメイク作品への意気込みを語った。また、ダン・バルゴイェン氏は、「北島さんをはじめとする日本テレビとANEWのみなさんとご一緒できて嬉しいです。最高のパートナー関係を築いていきます」と語っている。ANEWのアンマリー・ベイリー氏も、「三池崇史監督の映画は緊張感にあふれ、アクション満載で、冒頭から観客の心をわし掴みにするものでした。その作品を基に、有能な脚本家のローゼンバーガー氏とベネディクト氏、そして実績のあるDOFが加わり、大ヒットリメイクを生み出す要素が揃ったと言えます」と抱負を述べた。本作の公開は2017年の秋を予定。(cinemacafe.net)■関連作品:藁の楯 わらのたて 2013年4月26日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 木内一裕/講談社 (C) 2013映画「藁の楯」製作委員会
2015年08月26日ドラマやCM、映画にスポーツ、ファッション誌を見てもまさに「大人の男」が花盛り。今や社会現象になるほどのオーバー40ブームの真相を、独自の視点で社会現象を切り取ることに定評がある編集・ライターの速水健朗さんが解き明かします!* **-――2016年の大河ドラマ『真田丸』に主演する堺雅人はじめ、“大人の男”たちの時代劇での活躍も目立ちますよね?時代劇を作る際、若い役者ばかりだとバタバタした印象になってしまう。そこに40歳前後の俳優を配して、画面を落ち着かせるというのがひとつの正解になりました。ここ数年でも、大沢たかお、谷原章介、西島秀俊、福山雅治、少し若いけど長谷川博己など、この世代が大活躍。若いイケメン枠から年を重ね、性格俳優として幅のある演技を見せるようになった俳優たちが、大河ドラマでの活躍を経て主役級クラスへ、という定型もできたと思います。大ヒットした『半沢直樹』も昔ながらの熱血モノで、現代を舞台にした時代劇のようでしたね。――他方、2001年の渡米以降、「シアトル・マリナーズ」「ニューヨーク・ヤンキース」「マイアミ・マーリンズ」とチームを変えながらメジャーリーグで存在感を発揮し続けるイチロー選手。サッカー界に目を転じれば、プロとして現役にこだわり続ける“キング・カズ”三浦知良選手も際立っていることについては?野球でもサッカーでも、40代で現役って、これまでほとんどなかったですよね。それが叶うようになったのは、本人の努力や哲学はもちろんですが、フィジカルトレーニングの著しい進化があってこそ。また、スポーツ選手はなんといっても現役でいることが人気の秘訣。日本人なら誰もが知るこの二人は、ずっと知っているからこそ応援したくなる特別な存在なのでは。※『anan』2015年7月29日号より。イラスト・グレートインターナショナル文・鳥澤 光
2015年07月28日代官山蔦屋書店全館で6月27日から7月19日まで、台湾のライフスタイル誌『M.Mag』の出版などを手掛ける台湾のクリエイティブ集団「MPX co,.Ltd」とのコラボレーションによる台湾フェア「絆 KIZUNA~台湾の感性と本性~」を開催する。“絆 KIZUNA”をテーマにした同フェアでは、キュレーターに台湾のカルチャーを代表する“Lifemakers”としてシェフのアンドレ・チャン、ミュージシャンのジョナンサン・リー、映画監督のマー・ジーシアン、デザインオフィス「Cizoo & Co.」、文房具店の「Tools to Liveby」、エッセイストの青木由香の6組を迎え、様々なコラボレーションを実施する。アンドレ・チャンは、『The New York Times』の「そこに行くためだけに飛行機に乗る価値のある世界のレストラン10」に選ばれたフランス料理店「レストラン・アンドレ」を手掛けたシェフ。14年に台北に「RAW」をオープンするとたちまち予約の取れない店として話題になった。同展ではトークイベント「M.MAG x Andre Chiang:台湾味覚新体験」や、茶、米、醤油、5種類の食物を使った台湾の原住民による手作り石鹸の展示などを行う。その他、30年以上にもわたって台湾の音楽市場を作りあげた中華圏音楽界のカリスマ、ジョナサン・リーと、日本人俳優の永瀬正敏や大沢たかおらも出演した台湾の大ヒット映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』を手掛けた映画監督のマー・ジーシアンによるトークイベントも開催。「Cizoo & Co.」は台湾の民芸品やデザイン小物を、「Tools to Liveby」は台湾製の文房具を展示する。また、台湾に在住して13年のエッセイスト・青木由香は、マルチ炊飯ジャー大同電気釜を使ってプリンを作るイベント「青木由香×大同電気釜 簡単調理講座」を開催する。さらに2号館1階のギャラリースペースでは、台湾と日本の7人の写真家による“台湾の今”を映し出した写真も展示。Ivy Chen、鄭弘敬、楊雅淳、関竜太などのフォトグラファーが参加する。【イベント情報】「絆 KIZUNA~台湾の感性と本性~」会場:代官山蔦屋書店全館住所:東京都渋谷区猿楽町17-5会期:6月27日~7月19日
2015年06月25日長澤まさみの年下彼氏役として登場する『海街diary』を始め、生田斗真×戸田恵梨香の『予告犯』、桐谷美玲×山崎賢人共演の『ヒロイン失格』など、いま、さまざまなジャンルの話題作に引っ張りだこなのが、モデル・俳優として活躍中の坂口健太郎だ。色白&あっさり系イケメン=“塩顔男子”の代名詞的存在にして、阿部寛や大沢たかお、田辺誠一など、実力派俳優たちを多数輩出してきた「メンズノンノ」専属モデル。西島秀俊や綾野剛、長谷川博己ら、映画界でも“塩顔男子”が人気を博している中、今年6本の映画に出演し、最旬女優たちと共演を果たす、“大ブレイク寸前”の彼に迫った。1991年7月11日、東京生まれの坂口さん。2010年、19歳のときに「メンズノンノ」モデルオーディションに合格してデビュー。2013年に初めて本田翼と「メンズノンノ」の表紙に登場し、翌年6月号では現役専属モデルとしては田辺さん以来、25年ぶりとなる単独表紙をゲット、同誌の看板モデルとなった。ティーン誌から大人の女性誌、ガールズイベントなどにも度々登場しており、話題を呼んでいる。相当な読書家として知られ、メガネやカメラがよく似合う癒やしの“文化系”かと思いきや、その長身を生かして中高ではバレーボールに打ち込む、という体育会系の一面も。笑うと“塩顔”イケメンが一転、“くしゃ~”っとなる“塩スマイル”も魅力だ。そんな坂口さんは、2014年、門脇麦&道端ジェシカがW主演するヨガ体感ムービー『シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸』でスクリーンデビュー。ゲイのマスター(村上淳)が営むカフェバーのアルバイト・瞬役でフレッシュな魅力を発揮し、印象を残した。NHK朝ドラ「まれ」などで活躍中の門脇さんとは、「niko and... (ニコアンド)」のCMでも共演していた。2015年は、『娚の一生』に榮倉奈々の弟役で出演。そして、この6月には『予告犯』(6月6日公開)に続き、四姉妹の次女・長澤さんとキスシーンも披露する『海街diary』(6月13日公開)と大人気コミックの映画化に相次いで登場。さらに、本多孝好の人気小説の映画化『at homeアットホーム』(8月22日公開)では、竹野内豊、松雪泰子、黒島結菜らと複雑な“過去”を持つ偽装家族の長男に、『ヒロイン失格』(9月19日公開)では、学校イチのモテ男に扮している。すでに公開されている『ヒロイン失格』の特報では、桐谷さんに“壁ドン”やキスを披露。おそらく本人のキャラとは真逆のチャラさ満点の役柄に、早くもやきもきする女性ファンが続出中とか。一方、その醸し出される清潔感とクリーンなイメージからCM界でも注目されつつあり、大島優子とカップルとなる「ミノン」や、せっけんの香りの香水「レール デュ サボン」のCMに抜擢。北陸新幹線開業に併せた朝日デジタルのムービーCMでは、森カンナとも共演。旅企画「ニッポンのお風呂を楽しもう!FUROZUKI!」では歴史やお酒好きな姿を見せている。先日は、鈴木亮平主演の『俺物語!!』でも主人公のクールな親友・砂川誠を演じることが発表されたばかり。まさにいま、飛ぶ鳥を落とす勢い坂口さんだが、その原点は5年目に突入したモデル業にあることを明言する。そうはいっても、この爽やかな“意外性”の持ち主を、最旬の女優たちも、映画関係者もほおっておくことはないはずだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2015年06月01日プラスリードはこのほど、20代~40代の女性857名(20代294名、30代312名、40代251名)を対象に実施した、「好きな年上男性芸能人」に関するアンケート結果を発表した。調査は、同社が展開するWebリサーチサービス「アスリード」にて、自由記述形式で行われた。○女性がエスコートされたい「年上男性芸能人」調査では、自分よりも年上で、買い物や食事に連れて行ってもらいたい(エスコートされたい)と思う男性を"大人の男性"とした上で、「あなたにとって大人の男性だなと思う芸能人を1名挙げてください」と質問。その結果、堂々の第1位は「福山雅治(76票)」となった。2位に20票以上もの差をつけた上に、全ての年代でトップとなるなど、女性からの圧倒的な評価が伺えた。続く2位は「西島秀俊(54票)」。40代女性からの評価はそこまで高くなく10位だったものの、20代・30代では2位という結果に。3位には「大沢たかお(39票)」がランクインし、20代は5位、30代で3位、40代は6位と、年代による大きな差は見られなかった。また、「竹野内豊(4位)」や「阿部寛(5位)」、「木村拓哉(8位)」などは、いずれも20代と30代の評価が高いことから上位にランクイン。一方、40代女性からの票を多く集めて上位となった男性芸能人は、「佐藤浩市(6位)」や「舘ひろし(7位)」だった。
2015年05月25日自宅でも簡単に株式会社スイスセルラボ・ジャパンは4月13日、たかの友梨ビューティクリニックで使用されているエステティックコスメ エステファクト「パープルライン」の利用効果を高められる自宅でのデイリーケア方法をレクチャーする動画を同日から公開した。動画では、自宅でも簡単にできるように1製品ずつ分かりやすく使い方を解説し、それぞれの製品の役割、使用ステップ(使い方)、1回分の目安量、より効果を高めるためのポイントなどを紹介している。肌本来の力を引き出すエステファクト「パープルライン」は、構想10年をかけて誕生したエステティックサロン品質の化粧品で、肌に負担をかけないよう、長年磨かれてきたエステティックの技術に沿った化粧品を届けたいという想いで開発された。エステティックサロンでの施術だけでなく、自宅でのデイリーケアで製品を正しく使ってもらい、お肌が美しくなろうとする力を引き出し、健やかな美しさを手に入れて欲しい、女性に自信をもって欲しいという想いで動画が作成された。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社スイスセルラボ・ジャパンのプレスリリース(PR TIMES)
2015年04月18日4月18日(土)・19日に東京・東京国際フォーラム ホールAにてライブイベント「TOKYO FM&JFN present EARTH×HEART LIVE 2015」が開催される。【チケット情報はこちら】1990年から毎年行われている「EARTH x HEART LIVE」は、TOKYO FMをはじめとするJFN38局が「100年後の未来に種を蒔こう」をテーマに、音楽と映像で送るライブイベント。今年はTOKYO FM開局45周年にちなみ、TOKYO FMにゆかりの深い、松任谷由実、秦基博、JUJUの3組が出演しライブを披露する。そのほかライブ全体のストーリーテラーとして俳優の大沢たかおが出演し、ライブ全体の進行を務める。チケットの一般発売は、18日(土)公演が4月12日(日)午前10時より、19日(日)公演が発売中。なお、チケットぴあでは18日(土)公演の先行抽選プレリザーブを実施中。受付は4月9日(木)昼12時まで。■TOKYO FM&JFN present EARTH×HEART LIVE 20154月18日(土) 開場17:00 / 開演18:004月19日(日) 開場17:00 / 開演18:00会場:東京国際フォーラム ホールA(東京都)出演:松任谷由実 / 秦 基博 / JUJU【ストーリーテラー】大沢たかお料金:全席指定 8,800円(税込)※未就学児童入場不可
2015年04月06日秋篠宮妃紀子さまと次女の佳子さまが3月23日(月)、東京・TOHOシネマズ スカラ座で映画『風に立つライオン』を鑑賞された。同席した主演の大沢たかお、原作のさだまさし、三池崇史監督が上映後、取材に応じ「緊張で頭が真っ白」(大沢さん)とふり返った。さださんが1987年に発表した同名の楽曲に感銘を受けた大沢さんが、さださん本人に小説化を依頼。自身も企画に名を連ね、映像化までに足かけ8年の歳月をかけた渾身の一作で、『藁の盾』に続き三池監督とタッグを組んだ。ケニアロケを敢行し、アフリカで奮闘する日本人医師の姿を描いた。紀子さまの隣で鑑賞した大沢さんは「自分の映画なのに、緊張しっぱなしでほとんど覚えていませんが、(ご高覧いただき)感謝しますし、俳優として幸せを感じました。ご感想もいただいたが、逆に僕らが感動してしまい、何も喋れなくなってしまって」と感無量の面持ち。また、佳子さまの印象を「本当にすてきな方」と語り、「おふたりで映画に集中されていて、後半には涙をぬぐわれるようにお見受けした」と明かしていた。一方、さださんは佳子さまの隣で鑑賞したと言い「そりゃ、緊張しますよ。(上映時間の)2時間半ずっと背筋を伸ばしていたので、背骨が痛いです」と緊張がほぐれたのか、安堵の表情。「こういう言い方は不遜ですが、素敵なお嬢様ですね」とお人柄にも感動しきり。「私たちが伝えたかった命の重さについて、同じ気持ちで感動してくださったようにお見受けした」とおふたりのご様子を報告した。三池監督も「本当にきちんと映画を鑑賞していただき、作り手の思いを汲み取ってくださった」。報道陣からネクタイ姿は珍しいと指摘されると、「ネクタイしなくてもいいように、映画監督になったんですけどね…」と照れ笑いを浮かべつつ、おふたりのご高覧に感激していた。『風に立つライオン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:風に立つライオン 2015年3月14日より全国東宝系にて公開(C) 2015「風に立つライオン」製作委員会
2015年03月24日インタビューの席に着くなり、大沢たかおが「今日は石原さんの爆弾発言が聞けますよ」とニヤリ。その直前、「大沢さんと一緒に取材を受けるのは初めてなので、何だか緊張しちゃう」と呟いていた石原さとみの緊張が、一気にほぐれていくのを感じた。優しく、大きな人なのだろう。それはまだ記憶にも新しい昨年末ーー共演者同士として撮影に臨んだ石原さんが一番よく分かっているようで、大沢さんが演じた主人公・柴田航一郎の人間性に触れながら、「生命力があって、求心力があって…。大沢さんは航一郎そのもの」と微笑む。そもそも、2人が共演した映画『風に立つライオン』の始まりは、同名の名曲に大沢さんが魅せられたところから。歌詞の世界に引き込まれた彼の思いが結実し、1本の映画が出来上がった。それだけに、大沢さんは「すごく大切な作品になりました」と噛みしめるように言う。「俳優をやっていてよかったなと思いました。それに、もし自分以外の人が航一郎を演じていたとしたら、すごく嫉妬しちゃうと思う。この仕事を続けられなくなっていたかもしれない」。一方の石原さんも、格別な思いで完成した映画を目にしたようだ。「あったかい涙が出たんですよね。自分が出演する作品って気恥ずかしさを感じがちなのに、それがなかった。一瞬で作品の世界に入り込めたんです。ものすごいパワーを感じて、観終わった後も震えてしまいました。私もへこたれないように生きていこうって」。石原さんの言葉が示唆するように、映画の中にはへこたれないで生きている2人がいる。大沢さん演じる医師・航一郎は長崎からアフリカに派遣され、戦闘が続く地域の施設で医療に従事。石原さん演じる看護師・草野和歌子が、やがて彼をサポートするようになる。対立し、分かり合いながら2人は絆を深めていくが、大沢さんと石原さん自身は少々勝手が違ったようだ。「現場に現れた石原さんは、相当緊張なさっていたんです」と大沢さん。共演女優の緊張をかいがいしくほぐしてあげたのかと思いきや?「緊張してるのを必死に隠しているのが分りました(笑)」と明かすが…。「人にほぐしてもらっても、ほぐれないと思ったんです。自分で確信をつかまないと。石原さんはそういう人。実際、現場に馴染んでからの石原さんは堂々たるものでしたよ。映像で観る以上に過酷な場所で撮影していたんですけど、絶対に弱音を吐かない。すごく頼もしかったです。何ならもうちょっと緊張するように仕向けておけばよかったなって(笑)」。こう冗談を言いながらも、石原さんの緊張がほぐれた裏には、やはり大沢さんの存在があったようだ。「ちょっとした勘違いがあったんです…」と、石原さんが恥ずかしそうに明かす。「私の撮影初日に、航一郎と和歌子がオペをするシーンを撮りました。話し合いも必要な難しいシーンで。けれど、カットがかかった後、大沢さんがすごく微笑んでくれたんですよね。それで安心したんですけど、実際は私が手術の手順を間違えてしまって、笑われていただけだったんです…。ショックでしたけど(笑)、その時にお話できたおかげで気持ちがほぐれました」。「やり切った感を出している姿がね、可笑しかったんですよ」と、思い出して笑う大沢さん。きっと、その時も彼女のキュートな勘違いを率直に指摘しつつ、けれども大きな優しさとユーモアをもって現場を沸かせたのだろう。「とにかく必死で、それでも楽しかったのは大沢さんのおかげ」という石原さんの言葉にも納得だ。「大沢さん、撮影に参加した子どもたちともすぐに仲良くなるんです。大沢さんがいないと、子どもたちの笑顔がちょっと減るし。そんな大沢さんの姿を見て、私は和歌子になることができました。ちゃんとあそこで生きられたんじゃないかなって。実は、撮影前は不安もあったんです。でも、アフリカの風を感じて分かること、大沢さんに会って分かることばかりだったんですよね」。照れ隠しからか、「こう言いながら、石原さんは自分の撮影が終わったらさっさと帰っていきましたけどね。隠し持っていた食べ物の残りを僕に託して!」と大沢さん。「食べかけじゃないですよ!隠し持っていたわけでもないです(笑)。まだ、撮影も続くから食べるかなって」という石原さんの主張が大沢さんの耳に届いたかはさておき、「現地で分かったこと」は大沢さんにもあったようだ。「何で航一郎はアフリカに来たのかな?って」。恋人に別れを告げ、アフリカにやって来た航一郎。そんな彼がやがてたどる運命にも思いを馳せながら、「女性からすると、男って馬鹿だなってところがあるかもしれないんだけど」と大沢さんは続ける。「一番大切なものが何か気づかず、ふとある日気づいても、それを認められない自分がいたりもするんです。そんな時はやせ我慢でも、前に進まなきゃいけない。きっと彼には、前に進むしか選択肢がなくなってしまっていたんでしょうね。そうせざるを得なかった。それが哀しいことかどうかは分からない。苦しいことではあるんだろうけど。でも、彼は苦しさにも気づいていないんだと思います」。大沢さんの言葉の真意は、映画を観て感じ取ってほしい。「男って馬鹿でしょ?」と微笑む理由もしかり。その傍らで石原さんは、男の無自覚な不器用さを「愛おしい」と表現する。「だって、航一郎はキラキラしているんです。ひとりの人がこれだけの影響を与えられるって、そんなにあることじゃないなって。彼みたいな人がいれば、世界は変わっていくんでしょうね」。(text:Hikaru Watanabe/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:風に立つライオン 2015年3月14日より全国東宝系にて公開(C) 2015「風に立つライオン」製作委員会
2015年03月16日映画『風に立つライオン』が3月14日(土)に公開を迎え、企画・主演を務めた大沢たかおをはじめ、共演の石原さとみ、三池崇史監督が舞台挨拶に登壇した。さだまさしが1987年に発表した同名楽曲に感銘を受けた大沢さんが、さださんに同曲の小説化を持ちかけ、その小説を原作に三池崇史監督が映画化。アフリカで医療に従事する日本人医師の姿を描き出す。大沢さんは、自ら企画まで務めた作品がこうして劇場公開を迎え、感無量の面持ち。映画を観終えたばかりの観客を前に「すごく緊張するし、(気持ちを)言葉にするのが難しい。ひとりでも多くの方に観ていただけたらと思います。もう僕にできることはない。この映画はもうみなさんのものだと思います」と語る。石原さんはこの映画を「宝物です」と語り、「この映画を愛してくれる人を私は愛したいと思うし、大切にしてくれる人を大切にしたいと思います。そんな風に思えるこの作品に出られて、私は幸せ者です」と強い思いを口にする。三池監督は大沢さんと石原さんとのケニアでの撮影をふり返り「日本の映画人が行ったことがないところで、どんなスタッフがいてどうなるのか?日本での撮影と比べると過酷」と明かした上で、「2人は俳優としてそこで美しくあらねばならなかった。2人ともケニアで孤独な戦いをしていたと思います。敬意を表したい」と称賛。大沢さんは「石原さんが仰ったように、僕にとっても宝物になったけど、宝物をくれたのは監督です」と感謝の思いを口にした。この日はホワイトデーということで、大沢さんは「映画会社の思惑ではなく、自腹で(笑)」、劇場に足を運んだ観客にライオンの形のクッキーをプレゼント。大沢さんも石原さんも、ホワイトデーに関してこれまで思い出が特にないそうで、大沢さんは「今日は人生でかけがえのない日になりました。一生忘れられない日にさせていただきました」と満面の笑み。一方の石原さんは「バレンタインなら(思い出が)あるけど、ホワイトデーはない(苦笑)!哀しいです」と語り、大沢さんが配ったクッキーについて「私はもらってないですよ、大沢さん」と抗議。これには大沢さん、前言を翻し「映画会社の思惑でしょうか(笑)?」ととぼけて、会場は笑いに包まれた。『風に立つライオン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:風に立つライオン 2015年3月14日より全国東宝系にて公開(C) 2015「風に立つライオン」製作委員会
2015年03月15日●「大沢さんの笑顔に救われて」石原さとみが出演する映画『風に立つライオン』が3月14日から公開される。アフリカ・ケニアで医療活動に従事する日本人医師・島田航一郎を大沢たかおが演じ、彼の活躍と周囲の人々の人間模様が描かれている。その中で石原が演じるのは、ケニアのロキチョキオにある赤十字戦傷病院に赴任した看護師・草野和歌子。これまで出演した作品では小悪魔キャラを演じたこともある石原だが、正義感が強く規律を重んじる和歌子の人柄は、石原と対面した時に重なる部分が多いことに気づく。今回のインタビューでは、本作のアフリカロケにはじまり、芸能活動で縁のある「英語」、そして「大切な言葉」にまつわるエピソードも。「人生観が変わった」とまで語った石原の芯の部分に触れた。――ケニアでのロケが必須の作品です。出演が決まった時の率直な感想は?兄がケニアのナイロビ大学に1年間留学していました。過酷な話も聞いていたので心して行かなきゃなとは思いましたけど、行ったことがない場所に行けることはうれしかったですね。――”草野和歌子”の役作りで、監督とはどのようなやり取りがあったのでしょうか。いろいろと質問しました。どのような女性なのか、このシーンではどのような気持ちなのかとか。英語やスワヒリ語での会話やアフリカの医療の作法もありましたし、準備をして臨みたかったのですが、監督は常に「現場で」と(笑)。大沢さんとの関係性もどういう風に見せたいのか気になっていたんですけど、「現場で」「大沢さんに会ったら分かるから」と言われました。大沢さんとはお会いするのも初めてだったので、行く前はそういう面で、多少不安でした。でも、アフリカに着いたらそんなに悩んでいたことも忘れてしまって(笑)。現地で生きていく女性を演じる中で、自然と私の気持ちも和歌子と同じように進んでいきました。クランクインから必死に撮影して、現地の人ともコミュニケーションを重ねて。大沢さんに頼って、その笑顔に救われて、尊敬して、安心して。大沢さんがいることによって作られる現場での安心感を、誰もが感じていたと思います。そういう気持ちが和歌子と同じで。振り返ってみると、本当にリンクして生きていたんだなと思います。――てっきり「現地の治安の悪さ」の方に「不安」を抱かれているものだと思っていました。もちろん危険な場所ではありました。1歩外に出れば、警察の人と常に一緒でしたし、銃を持っている方とずっと行動を共にしていました。でも、実際はホテルと現場の往復なので何かがあるわけではありません。ただただ「アフリカの地で生きた女性を演じた」時間だったと思います。――「演じる」というよりも、その役で「生きた」という感じでしょうか?そうですね。生きていたところを私が生きたという感じです(笑)。とにかく必死でした。――役者さんにとって、ロケーションはどれだけ重要かが分かるエピソードですね。ものすごく大事です。日本映画なのにアフリカに行って、アフリカの話を、アフリカの人たちとアフリカのご飯を食べながら撮る。とても、ぜいたくですよね。●「無駄な時間を過ごせない」と痛感した理由――英語のセリフもすごく自然でした。さすがイーオンだと思いましたが、昔から英会話をやられていたんですか(※2013年からイーオンのイメージキャラクターを務めている)。いえ、きちんとやりはじめたのはイーオンからです。その前は習うというよりも、海外旅行が好きなので、そこに行ってのコミュニケーション。5年前、1カ月オフを頂いてニューヨークの語学学校に行ったんですけど、年末年始だったのでほとんど授業がなくて。遊んでいることの方が多かったです(笑)。――過去には「英語が苦手な英語教師」を演じたこともありましたね(2008年テレビ朝日系ドラマ『パズル』)。そうですね(笑)。あの作品には英語の練習は必要なかったのですが、『JUNO/ジュノ』(2007年)のエレン・ペイジさんが来日した時に質問をするために英語を覚えたり。あとは、『ターミナル』(2004年)でトム・ハンクスさんが来日した時に英語でインタビューしたり。自ら進んで勉強するというより、仕事に必要なもの。そのような感じで、英語とは度々ご縁がありました。――英語のコミュニケーションの楽しさを知ったのは、5年前のニューヨーク?そうですね。英語を話したいと心から思いました。でも、そこから日本に帰って来たら時間や作品に追われていた時期もあって。イーオンのCMをやらせていただいてから英語を勉強することに意識が向くようになったのですが、今回の『風に立つライオン』を撮り終えてから、さらに英語に対する欲が高まりました。――アフリカの子どもたちとの会話は英語ですしね。大沢さんは本当に英語がお上手で。日本の子どもたちと接するような雰囲気で、すごく楽しそうでした。映画の中そのまま。どこを撮っているのか分からないぐらい、ずっと遊んでいました。そんな大沢さんがいない時に自分の英語力のなさを痛感させられました。それでも拙い英語でしゃべったら、子どもたちが話しかけてくれたり、いじってくれたりして。――今回の作品は、人生観が変わるほど影響を受けたと聞きました。言葉にするとすごく軽く聞こえがちなんですけど…力強く生きて行こう、へこたれないように生きて行こうと。アフリカの方々からは、日本人よりも生命力をすごく感じました。こんなに大自然を感じたり、生きることに懸命なアフリカの方々と知り合えたのは、すごくいい経験になったと思います。その中でも大沢さんはすごくタフなので、大沢さんのようになりたいと思いました。どんな状況でも明るくて、作品に向かっていらっしゃって。そういう部分でも、すごく尊敬しました。――エボラ出血熱の流行で、国境なき医師団や海外で医療に従事する人にスポットが当たりました。そのような方々への見方も変わりましたか?部活の先輩がNGOで働いているのでアフリカに行ったりしているんですが、久しぶりに会ってその先輩の活躍をあらためて知ることができて…やっぱり気になってしまいます。帰って来られない可能性もあるわけで…ちゃんと無事に帰って来てほしいですね。――アフリカの大地で大沢さん演じる航一郎は、自分に向けて「がんばれー!」と必死に叫んでいました。石原さんにもこのような言葉はありますか?昔から、「負けないように」を心がけていました。「勝つ」はあまり言葉で出したことはないんですけど、自分に「負けないように」。その対象は「昨日の自分」だったり。特定の比較対象がいるとずっと続いてしまうので、昨日を生きた自分がもし頑張っていたのであれば、それ以上に。1番大事なことだと思っています。――以前、大切な言葉として「どう見られたいかではなくて、どうありたいか」とおっしゃっていました。今の石原さんはどうありたいですか?よく考えています。今、この役の影響なのかもしれないですけど、人の幸せを祈れる人間になりたいなと思います。そして人を救うには、自分が立たないといけません。だから、精神的にもちゃんと自立しようと。自分に何かを課して生きて行かないと、あっという間に人生が終わっちゃう気がするので(笑)。――ちょっと大げさな感じがしますが(笑)。そうですね(笑)。でも、つい1カ月ぐらい前に知り合いの方が亡くなったんです。そういうこともあって、命に対しての感情を最近すごく感じるようになって。無駄な時間を過ごさないようにしようと思っています。自分らしく、見栄をはらずに生きていきたいです。■プロフィール石原さとみ1986年12月24日生まれ。東京都出身。2002年に第27回ホリプロスカウトキャラバンでグランプリを受賞。翌年、東陽一監督作『わたしのグランパ』でデビューし、同年のNHK連続テレビ小説『わたしのグランパ』でヒロインに抜てき。以後は数々の映画、ドラマ、舞台などで活躍している。映画の主な出演作に『北の零年』(05年)、『包帯クラブ』(07年)、『人間失格』(10年)、『幕末高校生』(14年)、『進撃の巨人』(前後編2部作15年公開)。(C)2015「風に立つライオン」製作委員会
2015年03月14日さだまさしの同名曲からスタートした三池崇史監督作『風に立つライオン』が公開となる。これまでにも、さだの小説の映画化『解夏(げげ)』『眉山-びざん-』に出演してきた大沢たかおが、自らさだに交渉し、小説化、映画化へとこぎつけたヒューマンドラマだ。企画と、アフリカのケニアで医療活動に従事する主人公の医師・航一郎役を兼任した大沢と、看護師・和歌子に扮した石原さとみに話を聞いた。その他の画像実在のモデルがいるさだの楽曲とは、また違った物語が展開する映画版。しかし大沢は「曲のエネルギーがここまで育ててくれた」と断言する。そして「映画もお客さんが何かを受け取ってくれる作品になったと思います」と充足した表情を見せる。当初は出演までは考えていなかったそうだが、「航一郎が自分じゃなかったら、すごく嫉妬していたと思います。ほかの人が演じていたら、この仕事を続けられなかったかも。本当にこの役には感謝しています」と並々ならぬ想いを語る。看護師の和歌子を演じた石原は「和歌子は自立した女性。異国の地で、風は強いけれど、それでも航一郎と同じように風に立つライオンでありたかったんだと思います。その生き方が尊くて、愛おしくて。ロケの帰りの飛行機では、無力感のようなものに襲われていたんですが、日本に着いたときには背筋が伸びて、へこたれずに生きて行こうと思いました。和歌子を演じて、そう感じられました」と振り返った。ケニアの地を踏んで初めてわかったことも多かった。「なぜ航一郎がケニアに来たのか。そして終盤の彼の行動…。台本上ではわからないこともありました。でも現地で芝居をしていくうちに、彼の気持ちに気づいていきました(大沢)」「企画もされている大沢さんとの共演ということでプレッシャーもあり、監督に質問したんですが『アフリカに行ったら大丈夫。大沢さんに会ったら大丈夫』の一点張りで(笑)。でも実際にそうでした(石原)」。「一緒にいて楽だった」とほほ笑み合うふたりが、国境も時代も超えたメッセージを届ける。『風に立つライオン』3月14日(土)より全国公開取材・文・写真:望月ふみ
2015年03月13日映画『風に立つライオン』が3月12日(木)、ビルボードライブTOKYO(東京・六本木)にて上映され、主演の大沢たかおと三池崇史監督が上映前のトークに登壇し、製作の裏話や本作への特別な思いを語った。さだまさしが1987年に発表した同名楽曲を元に、様々な思いを抱え、日本に恋人を残して海を渡り、アフリカでの医療活動に従事する医師の姿を描き出す。本作のそもそものきっかけは、主演だけでなく“企画”にも名を連ねる大沢さん。さださんの楽曲「風に立つライオン」に感銘を受け、さださんに映画化を前提に小説執筆を依頼したが、当初、さださんは決して乗り気ではなかったという。『解夏』『眉山』とさださんが原作の映画に出演したが、製作の過程で顔を合わせることはなかったそうで、共通の知人である出版社の編集者を介して、さださんに企画を持ちかけた。「何かを抱えていて、それが彼(=主人公の医師)を、大好きな恋人と離れるにもかかわらず、日本から脱出させた。それは(自身が)子どもの頃から抱えていた悩みや、世間とうまくやれないイライラと連結するものがあると感じた」と大沢さんは、楽曲から感じた思いを語るが、なかなかさださんからいい返事はもらえなかった。「これは直接交渉しないとダメだと思って、さださんのファンイベントに強引に出たんです(笑)。その時もさださんは『(話は)聞いてます』という感じで、これはアフリカに行くしかないと、ドキュメンタリーでアフリカに行きました。それをさださんが見てくださり『これは大沢、本気だな』と思ってもらえたみたいです」と経緯をふり返った。そして、完成した小説について大沢さんは「さださんは明言しませんが」と前置きした上で「3.11がひとつの大きな原動力、きっかけになったと感じることはあります」と4年前の東日本大震災の発生がさださんの心を動かしたのではないかと推測する。三池監督も「さださんが28年前に書いた歌詞には“いま”を暗示するような言葉もある。本人からは一度も聞いたことはないですが、糸口になったのでは」とうなずく。改めて、楽曲が発表された時からの歳月に触れ三池監督は「歌詞と(映画の)物語にはギャップがあるんですがそこにさださんと我々が過ごした時間が宿っていると思います」と語った。大沢さんはまた完成した映画からも、これまでの出演作とは違う特別なものを受け取ったよう。完成した映画を初めて観る関係者用の試写会は「本来は自分の仕事を見てジャッジしないといけない場。自分がやったことを受け止めないといけないので、楽しむというところまで行かず、たいていはそれから反省や後悔を繰り返す」ものだという。だが本作に関しては「これまで20年で80本くらいやって来て、初めて自分の作品を出演者としてではなくお客さんとして観て、(自分が演じた主人公の)島田航一郎に感情移入しました。自分が出ている気がしなくて、恥ずかしいけど『これすごいな』と言っちゃった(笑)。でも周りも全員、沈黙と涙と拍手で誰も立てず、あの場でああいうことが起きたのも初めて。衝撃でした」と明かした。三池監督はシネマver.として新たに録り直された主題歌にも言及。元々の原曲は8分51秒もあり、映画のエンドクレジットには長すぎるため、さださんに短くしてもらえないかとお願いしたところ「確かにそうだよね。歌い直します。任せてください」と返事をもらったという。だが「大晦日あたりに『できました』と言われたんですが、その声が小さい(笑)。あれ?と思ったら、短くしようと思った曲が9分37秒で46秒も長くなってる(苦笑)!これどういうこと?と思ったけど、聴いてみたら納得した」と明かし、会場は笑いに包まれた。こうした製作の裏話や感動秘話中心のトークとなったが、終盤に入ると酒のせいもあって(?)、三池監督のトークは少しずつ脱線していく。一見、完璧そうに見える大沢さんについて「欠点がある」とニヤリ。これまで多くの時間を過ごし、一緒に食事をする機会もあったが「100%野菜を残す」と偏食ぶりを暴露。「肉は全部食べるし、おかわりもするけど野菜は残す。ネットで調べたら『牛は牧草を食べているので、それを食べることは野菜を食べていること』とか言ってる。どうなんですか(笑)?」と大沢さんを問い詰める。思わぬ展開に大沢さんは「僕も食生活がこうなってることを悩んだんですが…」と言いつつ「ライオンは草を食べないけど(ライオンがエサにする)シマウマは草を食べているでしょ?」と釈明。会場は再び爆笑となった。さらに三池監督は、タルタルソースが大好物という大沢さんの発言として「エビフライはタルタルソースのための棒だと言いきってる。暴言ですよ(笑)!」と攻めつつ「島田航一郎も欠点を乗り越えようとした男。この映画を観て、島田航一郎が胸に残ると思いますが、それは自分以上のものに見せようとせずに演じているから」と決して完璧ではない大沢さんが演じたからこそ、島田が生き生きとした存在になったと称賛の言葉でまとめた。『風に立つライオン』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:風に立つライオン 2015年3月14日より全国東宝系にて公開(C) 2015「風に立つライオン」製作委員会
2015年03月12日映画『風に立つライオン』の試写会が3月8日(日)に開催され、主演で企画を務めた大沢たかお、三池崇史監督、原作者のさだまさしが登壇。さださんは本作の原点と言える楽曲で、主題歌でもある「風に立つライオン」をオーケストラをバックに生で熱唱し会場は感動に包まれた。アフリカに赴任した実在の医師の話を元に、さださんが15年の歳月をかけて完成させ1987年に発表した「風に立つライオン」。この曲に感銘を受けた大沢さんがさださんに、同曲の小説化を依頼し、それを原作に三池監督の手で映画化した。アフリカを舞台に奔走する日本人医師の姿と、彼が日本に残した恋人、2人を取り巻く人々のドラマが綴られる。大沢さん、さださん、三池監督が壇上に登場すると、会場は温かい拍手で迎える。本作は日本映画では初となるケニアでの本格的なロケが行われたが、大沢さんは昨年12月までロケを行なっていたことを明かし、これから映画を観る観客に「できたての映画です。話すよりも観て、感動していただくのが一番だと思ってます。何かを感じて持って帰っていただけたら」と呼びかける。三池監督は、12月まで撮影をしていて、よく完成が間に合ったという指摘に「オレも間に合わないと思った(笑)」と語り笑いを誘う。主演の大沢さんについて尋ねられると「どうもこうもない(笑)。男からすると嫉妬の対象」という言葉で称賛。さださんも「僕もそう思います」と同調し、大沢さんを苦笑させていた。さださんは、改めて大沢さんからの小説化の依頼をふり返り「歌は歌詞と歌詞の行間がいい。そこに、聞いてくださる方の価値観や生活が投影され立体化されていく。歌はそうやって、それだけで出来上がっているんですが、それをバラバラにして、小説にしていくのは大変で『もう無理!』と思うことがあった」と述懐する。特に、アフリカで奔走する医師について描く上で、マラリアなどの病気に関する知識が欠かせず、時間をかけて本を読み漁り勉強したそうだが「それが映画ではセリフで2行ですよ…」とチクリ。会場は再び笑いに包まれた。そしていよいよ主題歌の披露。さださん、指揮者でさださんとは長く仕事を共にしてきた渡辺俊幸、ピアノ奏者の倉田信雄を含め、49名が壇上に上がり「風に立つライオン」を奏で、会場はその歌声と演奏に酔いしれた。この日、さださんは胸に美しい羽飾りを差していたが、これは実は同曲誕生のきっかけを与えてくれた実在の医師・柴田紘一郎氏がさださんにプレゼントしたもので、40年前にケニアで手に入れた本物のフラミンゴの羽。歌詞の中でもビクトリア湖を飛び立つフラミンゴが、空を覆うという描写があるが、40年前と比べ、気候変動や環境の変化でフラミンゴが激減しているという現状をさださんは観客に訴えた。歌い終わると、会場は割れんばかりの拍手に包まれ、観客席の真ん中で鑑賞した大沢さんと三池監督も席から立ち上がって、さださんとオーケストラに拍手を送った。さださんは「緊張した…。正面にいるんだもん」と苦笑を浮かべつつ満足そう。大沢さんは、同曲が生まれ、さださんに小説を依頼し、映画製作にも参加したこの年月をふり返りつつ「心が震えました」と感動を口にした。『風に立つライオン』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:風に立つライオン 2015年3月14日より全国東宝系にて公開(C) 2015「風に立つライオン」製作委員会
2015年03月09日ハリウッド大作など世界的に活躍する国際派女優コン・リーが、巨匠チャン・イーモウ監督のもと主演する映画『妻への家路』。あのスティーヴン・スピルバーグが感服、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のアン・リー監督が「あまりに切ない記憶の物語」と絶賛する本作は、記憶によって試される“夫婦愛”を描き、記憶を失った妻を支え続ける夫の姿を浮き彫りにさせている。今春は、そんな強い信念を抱えた芯のある“男”を描いた映画が続々公開される。その中の3作から、恋活&婚活中の女性は特に注目していただきたい“理想の夫(恋人)”像に迫った。まず、コン・リーが記憶障害の妻を熱演する『妻への家路』では、文化大革命で引き裂かれた夫婦が、20年ぶりに再会するも、妻は夫の帰りを待つ心労のあまり、彼の記憶だけを失ってしまう。妻が住む部屋の向かいの空き家を借り、親切な近所の人の“ふりをして”、20年間書き溜めた何百通もの手紙を毎日妻に読み聞かせる夫。彼は手紙を通してのみ妻の心と対話できることに喜びを感じ、ただそっと、愛する妻に寄り添い続けようとする。実の夫がすぐ隣にいながら、帰らぬ夫の帰りを待ち続ける妻。記憶を失ったまま、ただ老いていくその姿に心打たれる一方で、中国の名優チェン・ダオミンが演じる夫の姿には、“愛情”という簡単な言葉では表せないほどの、強い想いが感じられる。また、大沢たかおが演じる『風に立つライオン』(3月14日公開)の医師・航一郎も、自らの信念を貫き、アフリカの地で1人医療に奮闘する男だ。本作は、さだまさしによる同名曲のファンである大沢さんが小説化と映画化を熱望し、三池崇史のメガホンにより映画化が実現した。アフリカ医療に生涯を捧げたシュバイツァーの自伝に感銘を受け、医師を志した航一郎(大沢さん)は、離島医師として働く婚約者の貴子(真木よう子)を日本に残しながらも、自身の信念に基づき、アフリカ・ケニア地でひとり医療に奮闘する。貴子もまた、自分の生き方や幸せを判断する強さを持った女性であり、真摯に命に向き合い続ける航一郎を心の支えとする…。さらに、愛する妻と子と国を守るために、戦地に向かう男は、『アメリカン・スナイパー』(公開中)でブラッドリー・クーパーが演じるクリス・カイルだ。名匠クリント・イーストウッドが、米軍史上最強とうたわれた狙撃手のベストセラー自伝を映画化。良き夫であり良き父でありたいと願うクリスは、遠く離れたアメリカにいる妻子に対して、そのジレンマに苦しみながらも、愛する者を守りたい、愛する者をこれ以上失いたくないという強い思いから、危険なイラク遠征に何度も立ち向かう。立場や境遇、状況は全く違えど、この3人に共通しているのは「信じた道を突き進む、強さをもっている男」であること。草食系、肉食系、ロールキャベツ系…現代男子を表す言葉は数あれど、肝心なのはその“強さ”ということを、映画が教えてくれそうだ。『妻への家路』は3月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・スナイパー 2015年2月21日より全国にて公開(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC妻への家路 2015年3月6日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) 2014, Le Vision Pictures Co.,Ltd. All Rights Reserved風に立つライオン 2015年3月14日より全国東宝系にて公開(C) 2015「風に立つライオン」製作委員会
2015年02月26日三池崇史監督、歌手のさだまさしらが24日、東京国際フォーラムにて行われた映画『風に立つライオン』(3月14日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。大沢たかおが主演を務める本作は、アフリカ・ケニアで医療活動に従事する日本人医師・島田航一郎(大沢)とその周囲の人々の物語。ケニアの雄大な自然と長崎の五島列島を舞台に、三池監督が国境を超えた心の奇跡を描く。大沢は、さだまさしが1987年に発表した同名楽曲に感銘を受け、小説化と映画化を熱望。さだ自ら書き下ろした2013年発表の小説をもとに、大沢の主演で今回の映画化が実現した。これまで『殺し屋1』(2001年)、『悪の教典』(2012年)、『神さまの言うとおり』(2014年)などバイオレンス系の作品を多数手がけてきたことでも知られている三池監督。2012年には、当時AKB48に所属していた大島優子が、『悪の教典』の試写会で悲惨な描写に耐え切れずに涙を浮かべながら途中退席し、「私はこの映画が嫌いです。命が簡単に奪われていくたびに、涙が止まりませんでした」と語ったことでも話題になった。しかし、本作はそんな作風からは一転。"命のバトン"がテーマとなっている。三池監督は緊張した面持ちで登壇すると、「映画で感動していただくと同時に、映画を撮ることによって映画監督も社会人として更生できるんだなと。映画はやっぱりすごいもの。ダメな監督をちゃんとした人間に」と自虐コメントを交え、「さださんの思いからはじまって、島田航一郎のように自分たちも生きることができるんじゃないか」と感慨深げに語った。また、「一人ずつ感動する場所や泣ける場所が人生によって違うと思いますので。自分の中で感じていただければ」と本作に込めた思いを伝え、放映時間を「2時間18分54秒」と正確に報告。「ただ、さださんの歌が9分…それを引いていただくと2時間10分ぐらいの映画」とエンディング曲の長さに触れつつ、観客の笑いを誘った。これを受けてさだは、「映画を長くしたさだです」とあいさつ。本作を「すばらしいです。三池監督らしからぬ、どんどんどんどん人を殺しませんし、そういう意味では意外性のあるすばらしい作品」と絶賛した。この日はそのほか、出演者の大沢たかお、石原さとみ、真木よう子、鈴木亮平、萩原聖人も出席した。
2015年02月25日映画『風に立つライオン』の完成披露が2月24日(火)に開催され、主演の大沢たかお、原作者のさだまさしらが登壇。長崎の漁師役を演じた鈴木亮平は役作りや長崎ロケについて語りつつも、大沢さんらと共にアフリカ・ケニアでのロケに参加できなかった無念をにじませた。さださんが、アフリカでの医療活動に従事した医師の話を元に紡いだ名曲「風に立つライオン」の映画化。ケニアで医療に従事する日本人医師が過酷な現実に直面しつつも命を救うためにで奔走する姿を描き出す。大沢さん演じる航一郎の恋人で、彼がアフリカに行くことを知りつつ、長崎の離島の父親の病院を継ぐことを選ぶ貴子を真木よう子が演じた。長崎・五島列島でのロケで、真木さんは地元の年配の方々と共演したそうだが「選りすぐられた地元のおじいちゃん、おばあちゃんで(笑)、素晴らしかったです!」と地元の人々の演技を絶賛する。長崎出身のさださんは、ケニアでのシーンで大沢さんらが英語で会話をし、映画の中で日本語字幕が出ることに触れ「長崎の言葉も字幕が必要だったと思います、三池監督。(長崎)ネイティブの僕でも難解な長崎弁でした(笑)」と地元のお年寄りの会話について語り、会場は笑いに包まれた。鈴木さんは、長崎で真木さんに惹かれていく漁師を演じたが、漁師姿が似合っていたという司会者の称賛に「そう言われるのが一番嬉しいです」と笑顔を見せる。役作りについて「監督にお会いしたら『とにかく、潮の香りをさせといて』と言われました。どうやったら出るんだろう?と思い、1日早く現場に入って、地元の漁師さんにお願いして漁に連れてってもらい、必要以上に魚をくっつけた」と明かすが、三池監督は「生臭かった(笑)」とバッサリ。鈴木さんは「ケニアでのロケが目立って、注目されがちですが、日本の話でもあるということも分かっていただけると思います!」と長崎パートの重要性をアピール。だが、舞台挨拶が終盤にさしかかると「長崎で温泉に入ったんですが『オレもケニア行きたいな』と悔しくなったのを覚えています…」とケニアに行けなかった無念を口にした。鈴木さんは、「世界遺産検定」1級を取得しており、その博識でも知られているが、ケニアにはいくつもの世界遺産があり、現地に行けなかったことが返す返すも残念なよう。「話すと長くなりますが…さださんの曲の歌詞にも出てくる世界遺産が…。いや、やめておきます(苦笑)」と未練をにじませ、会場は笑いに包まれた。『風に立つライオン』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月25日女優の石原さとみ、俳優の大沢たかおらが24日、東京国際フォーラムにて行われた映画『風に立つライオン』(3月14日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、アフリカ・ケニアで医療活動に従事する日本人医師・島田航一郎(大沢)とその周囲の人々の物語。ケニアの雄大な自然と長崎の五島列島を舞台に、三池崇史監督が国境を超えた心の奇跡を描く。この日は出演者の真木よう子、鈴木亮平、萩原聖人や本作でメガホンを取った三池崇史監督のほか、原作者で本作のもととなった同名楽曲の歌手・さだまさしも出席した。石原が演じたのは、ケニアの赤十字戦傷病院に赴任した看護師・草野和歌子。正義感が強く規律を重んじる女性で、劇中では次第に航一郎に惹かれていく。大沢と共にケニアでの撮影を経験した石原は、「幸せな時間でした。アフリカに初めて行ったんですが、大げさではなくいろんな人生観が変わった時間でした」と振り返り、「宝物のような作品なので、皆さんに観ていただけるということで、すごくすごくうれしいです。私も昨日寝れなかったんですが、皆さん肩の力を抜いて観てください」と呼びかけた。現地での撮影は「過酷でした。大量のハエと闘いながら」と苦労もあった様子で、大沢が竜巻に襲われた時のことに触れながら、「自分で自分を守る。そんな感じでした」と危険と隣り合わせの撮影だったことを明かした。また、ハエに悩まされた時のことを「いいシーンほど顔に止まるんですよね」と笑顔で語り、「日本映画なのにケニアに行ってケニアの人たちとケニアのご飯を食べながらケニアのお話を撮る。すごく贅沢なこと」とコメント。「こういう現場に憧れていたので、夢みたいな時間でした」と女優としての喜びを語った。
2015年02月24日俳優の大沢たかお、萩原聖人、女優の石原さとみ、歌手のさだまさしらが24日、東京国際フォーラムにて行われた映画『風に立つライオン』(3月14日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、アフリカ・ケニアで医療活動に従事する日本人医師・島田航一郎(大沢)とその周囲の人々の物語。ケニアの雄大な自然と長崎の五島列島を舞台に、三池崇史監督が国境を超えた心の奇跡を描く。大沢は、さだまさしが1987年に発表した同名楽曲に感銘を受け、小説化と映画化を熱望。さだ自ら書き下ろした2013年発表の小説をもとに、大沢の主演で今回の映画化が実現した。本作で主演を務めた大沢は、「完成したばかりで出来たてホヤホヤです」とうれしそうに話し、「一般の人に観ていただく初めての機会なので、本当に朝からドキドキ緊張しています」とコメント。現地に前もって持ち込んでいたヤギが、撮影に協力したマサイ族に食べられてしまったことや、撮影中に竜巻に襲われた話などを披露し、長崎での撮影にも触れながら「すべてが良い思い出」と振り返った。ケニアの赤十字戦傷病院に赴任した看護師・草野和歌子を演じた石原は、「過酷でした。大量のハエと闘いながら」と現地での苦労を伝えつつも、「アフリカに初めて行ったんですが、大げさではなくいろんな人生観が変わった時間でした」と充実感をうかがわせた。航一郎と同期の内科医で友人・青木克彦を演じた萩原聖人は、大沢に比べてケニアの撮影時間が少なかったため、作品を通して「大沢さんがいかに大変だったか」を再認識したという。一方、さだは「ちょうどバブルに入る頃にこの歌を書いた」と当時を思い返し、「歌にするまでに15年かかった。それから大沢さんを経て、歌ができてから30年近く経ってからこうして映画に」と感慨深げ。「今日までが1本の糸でずっと繋がっていたのかなと思うと非常に感動します」と心境を語り、「すばらしい宝物のような映画ができました」と映画関係者や出演者に感謝した。最後にマイクを託された大沢は、これまでの舞台あいさつと比較しながら「自分の言葉がすべて空回りするというか、無意味なように感じてしまって。皆さんに観ていただいて感じていただくことが一番だと今すごく思っています」と正直な気持ちを伝え、作品のテーマが"命のバトン"であることから「皆さんに届くことを僕らは願って、今日まで頑張ってきました」と表現。3階席までを見渡しながら、「今日はとても(ステージが)遠かったと思うんですけど、心を込めて作った作品なので皆さん今日は楽しんで帰っていただければ」と締めくくった。この日はそのほか、出演者の真木よう子と鈴木亮平、メガホンを取った三池崇史監督が出席した。
2015年02月24日さだまさしの楽曲を元に生まれた映画『風に立つライオン』の完成披露試写会が2月24日(火)に開催され、主演の大沢たかおをはじめ、石原さとみ、真木よう子、萩原聖人、鈴木亮平、三池崇史監督、さらにさださんも揃って舞台挨拶に登壇した。さださんが、アフリカのケニヤで国際医療活動に従事した日本人医師から聞いた話を元にした楽曲「風に立つライオン」を発表したのは1987年。大沢さんは、この曲に感動し小説家と映画化を熱望し、企画が動き出した。長崎の大学病院からケニヤへと派遣された日本人医師の奮闘、日本に残った恋人との関係などが綴られていく。大沢さんはこれまで、さださんの小説を原作にした映画『解夏』『眉山』に出演してきたが、やはり企画から携わった本作への思い入れは特別のようで、お披露目を迎え「今日は朝から緊張しています」、「こういう舞台挨拶は、これまでもたくさんやってきたけど、この映画に関しては自分の言葉が空回りするのを感じています」と語る。ケニヤで働く看護師を演じた石原さんも「昨日は眠れなかった(苦笑)」と語った。撮影は、日本映画としては初めて、ケニヤでの本格的なロケを敢行。マサイ族の人々との撮影もあったが、大沢さんは「実際の彼らの生活に入ってドキュメンタリーのように撮影したんですが、ヤギを食べるシーンがあって、ヤギを何頭か持って行ったけど、(撮影の前に)全部食べちゃって(笑)。『なんで?』って聞いたら『オスだったから』というよく分からない答えが返ってきた(苦笑)」と現地での体験を明かす。石原さんは「大げさではなく人生観が変えられた時間だった。こういう現場に憧れていたので夢みたいでした」と充実した表情を見せた。大量のハエに加え、乾燥や砂ぼこり、竜巻など様々な苦労があったようで、大沢さんが竜巻に巻き込まれてしまったこともあったそうだが、石原さんによると「スタッフは大沢さんではなく、カメラを守ってた(笑)」とのこと。大沢さんはその時の様子について「なんかやって来たんです…。誰も助けてくれないので屈んで耐えたんですが、(竜巻が)去った後に周りを見たら、みんな機材を抱えていた(笑)」と述懐した。映画は2時間19分と長尺だが、三池監督は「さださんの歌が9分くらいある(笑)」と語り笑いを誘う。さださんは「映画を長くした、さだです(笑)」と挨拶し、お返しとばかり「人がバタバタ殺されない、三池監督らしからぬ映画になってます」と映画を紹介した。改めて自身の楽曲が映画になったことについて、さださんは「1987年、ちょうどバブルの時に書いたんですが、(話を聞いてから)歌にするまで15年かかってます。さらに発表から30年近く経って映画化され、最初に医師から話を聞いたあの時から、1本の糸で繋がっていたのかと思うと感動します」としみじみと語る。大沢さんは最後に、さださんの言葉を受け「テーマは命のバトンです」と呼びかけ、会場は温かい拍手に包まれた。『風に立つライオン』は3月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:風に立つライオン 2015年3月14日より全国東宝系にて公開(C) 2015「風に立つライオン」製作委員会
2015年02月24日スカパー!では、大沢樹生主演のオリジナルドラマ『ジゴロ in シェアハウス』を3月13日から放送する。主人公は2年前に妻に逃げられて以来、男手ひとつで7歳の息子・賢太(黒澤宏貴)を育ててきたシングルファザー・神路吾郎(大沢)。ある日、営業マンをクビになった吾郎は友人のオネエ・ダイアナ(前田耕陽)が大家を務めるシェアハウスで天性の素質を生かし「ジゴロ」の生活を始めることになるが、近寄ってくるのは事情を抱えたワケあり女ばかりだった…というのがストーリー。主演の大沢は「子持ちの役をいただけたことに、感謝しています。不特定多数を相手にするというジゴロ は実生活では想像はできませんが、メリハリを付けてよい意味での裏切りを見せていきたいです。自分自身も父子家庭、シングルファザーを実生活で経験したこともあるので、子供を寂しがらせないと言う根底にある気持ちはよくわかります。また80年代当時、歌番組など現場でよく一緒になっていた人たちとこのドラマをきっかけに久しぶりに共演できるのはとても楽しみです」と期待を寄せている。また昨年ゴーストライター騒動で話題となり、今やバラエティー番組などで大活躍の音楽家・新垣隆氏が俳優として初めてのドラマ出演を果たす。「ドラマというのは未知の世界ですから緊張しますし、大丈夫かという心配もあります。ですが、バラエティでご一緒した時も助けてくれた大沢さんだからこそお受けすると決めました。このような形でご一緒にできるのでドキドキ興奮もいたします。貴重な機会をいただいたのでがんばります」と新垣氏。はたしてどのような芝居を見せてくれるのか注目だ。倉貫健二郎プロデューサーは「キーワードは『80年代』で、メインターゲットは40代。一斉を風靡した大スターの大沢さんに白羽の矢を立てました。大沢さんは現役のセクシー感、子供に対する優しい目線を兼ね備えている方。堅苦しいドラマになるのではなくて、お色気の面もあるエンターテインメント性のあるドラマになると思います」とコメント。新垣の起用については「新垣さんの出演している番組を見て、とても誠実な人柄に惹かれてオファーしました。役柄は吾郎の1人息子の担任の先生で、少ないシーンではありますがインパクトのある役柄をお願いしました。大沢さんと新垣さん、一歳違いのおふたりの会話のテンポにもご期待ください」と見どころを語っている。出演はほかに柄本時生、山﨑じゅり、黒澤宏貴、ひかる一平、中村繁之、岡崎友紀。そして吾郎を惑わす女性役でちはる、仁藤優子、伊藤つかさが出演する。ドラマ『ジゴロ in シェアハウス』はBSスカパー!にて3月13日(金曜 21:00~)第1話「ブラック妊活の女」放送(無料)。第2話「男を飼う女」はCS放送・TBSチャンネルにて3月22日(日曜 23:00~)放送。第3話「銭ゲバの女」も同じくTBSチャンネルにて3月29日(日曜 23:00~)放送。
2015年02月23日歌手のさだまさしが、大沢たかお主演の映画『風に立つライオン』(3月14日公開)の主題歌として、そのモデルとなった同名楽曲を28年ぶりに再録音したことが18日、明らかになった。同曲は、1987年7月25日リリースのオリジナルアルバム『夢回帰線』のラストに収録された曲。俳優の大沢たかおが同曲に感銘を受けて映画化を熱望したことから、さだまさし自ら同名小説を書き下ろし、大沢の主演作『風に立つライオン』(3月14日公開)として映画化が決定。アフリカ・ケニアで医療活動に従事する日本人医師・航一郎の姿を描く。石原さとみや真木よう子などのキャストに加え、三池崇史監督がメガホンを取ったことでも話題となっている。レコーディングが行われたのは、昨年12月。オリジナルのイメージを大切にするために、編曲はオリジナル同様、さだの盟友・渡辺俊幸氏が担当。雄大なアフリカの景色を描くため、49人編成のオーケストラが招集された。さだは、「短くするつもりでしたが、オーケストラを使ったより雄大なアレンジになり、逆に40秒も長くなってしまいました。にもかかわらず、三池監督はフルコーラス、エンディングの一番いいところで使ってくださり本当に感激しています」と説明。今回の再録音は、8分51秒の原曲を映画のために短くする目的で行われていたが、28年かけて積み重なったさだの想いがあふれ、結果的に9分37秒の大作に仕上がった。さだが20歳のころ、ケニアで国際医療ボランティア活動に従事した柴田紘一郎医師の話を聞いたことが楽曲誕生のきっかけ。「彼の語るケニアの話を聞き、その言葉の一つ一つに憧れ、いつか歌にしたいとプロの歌い手になってからずっと思っていた。ようやく15年かけて自分なりのケニアが体の中に育ち、『風に立つライオン』という歌ができあがりました」と当時を振り返る。再録された同曲は、「風に立つライオン(シネマ・ヴァージョン)」として18日より音楽配信が決定。公開された配信用ジャケット写真は、映画に主演する大沢のビジュアルが使用されている。音楽配信サイト「レコチョク」で独占先行配信、その後25日から主要音楽配信サイトで一斉配信されることが決定した。音楽配信の売り上げの一部は、ケニアの医療施設などへチャリティーとして寄付される。
2015年02月18日年末年始からのバタバタが落ち着いて、ようやく平常運転に戻ってきたという方も多いのでは?女性誌で大人気!東洋のホロスコープと言われる「宿曜経」にインド占星術と西洋占星術を合わせた「オリエンタル占星術」で知られるカリスマ占い師・水晶玉子先生いわく、2015年は「壁宿(へきしゅく)」の年なのだそうです。西洋占星術は太陽星座(生まれたときに太陽が何座の位置にいたかを示すもの)を中心にして占いますが、このオリエンタル占星術は、生まれたときの月の位置を27の「宿(しゅく)」で表し、それをもとに性格や運勢を占うもの。「壁宿」の年は運気的に、壁のように動じないものを作って大切なものを守り、キープすることを意識すべきとき。また、結婚などおめでたいことに良い運気とも言われています。西洋占星術の星の動きも合わせた2014年の振り返り、そして2015年の展望をお届けしましょう!≪「壁宿」2015年はお金が貯まる年≫「壁宿」は“城壁を作り、蓄財によい運気”。ですから、今起きている問題を改め、いろいろな批判や意見を取り入れて、新たに自分たちを守る“城”を築いていく方向に物事が動いていきます。そのとき、どこまで自浄作用が働くかによって、壁がキチンとした“城”になるか、見苦しい隠ぺいの“壁”になるかの分かれ道になるでしょう。2015年は“蓄財”に良い年なので、引き続き経済と景気は世の中の根底を動かす力になるはず。ただ、確かに富は貯まるのですが、それが庶民のレベルまで達するか、中間地点にとどまって貯まるかが問題になりそうです。≪「室宿」2014年は問題浮上の年≫2014年の「室宿(しつしゅく)」は、「威厳をもって物事を正す」という運気を運ぶ宿。そこに西洋占星術の「魚宮」のイメージが重なり、深い海の底に沈んでいたような隠された問題が次々と浮上し、糾弾されるような事件が多い年でした。その中でも最も大きな話題はSTAP細胞。2014年1月、小保方晴子元研究員(蟹座・危宿)を中心としたチームが華々しく発表しましたね。しかし、この論文には様々な疑惑が生じ、8月には上司の笹井芳樹氏(魚座・壁宿)が自殺、12月には理研がSTAP細胞の存在自体を否定するに至りました。不可解さばかりが残るこの問題のキーパーソンは、おそらく故人となった笹井氏。「壁宿」の人である彼は物事を裏から動かす権謀術数にも長けていました。さらに高い能力と名声があったため、物事がうまく進みすぎて、それが裏目に出た形だったのかも。≪佐村河内氏の騒動も蠍座の影響?≫ところで再生医療は、西洋占星術で2012年から試練や問題をもたらす星・土星が運行していた蠍座が象徴する分野です。また世界で流行したエボラ出血熱、日本でのデング熱などの伝染病も蠍座が象徴する分野。さらにいうと、2014年には消費税がアップしましたが、税金も蠍座の象徴です。また、ゴーストライターの佐村河内守氏(乙女座・房宿)と新垣隆氏(乙女座・角宿)の騒動がありましたが、共同作業とその決裂もいかにも蠍座の土星的な出来事。このふたりは近距離の「安壊」関係。当然、佐村河内氏のほうが壊される「壊」の相性でした。(※)なお、朝日新聞による従軍慰安婦の32年間にわたる記事と、2011年の原発事故における吉田証言の記事の捏造の容認と訂正も衝撃を世の中に衝撃を与えた出来事でしたね。特に戦争時の女性と性の問題も蠍座の土星的な問題といえます。2015年になってからもマクドナルドをはじめ食品への異物混入が次々と問題になっていますが、食品は、蠍座の180度の位置にある牡牛座が象徴する分野。実際に混入の発覚は、ほとんど2014年の出来事のようです。※「宿曜経」では「三九秘法」というものを使って相性を読み解きます。相性には命・業・胎・栄・親・友・衰・危・成・安・壊の11種類があり、そこから相手との距離関係を割り出すことができます。≪スターの電撃婚がさらに相次ぐ年に!≫ここで、少し明るい話をしましょう。前述した通り、2015年の「壁宿」は“婚姻など慶事に吉”の運気です。2014年の年末から2015年にかけて、西島秀俊(牡羊座・畢宿)、向井理(水瓶座・張宿)と国仲涼子(双子座・虚宿)、杏(牡羊座・井宿)と東出昌大(水瓶座・柳宿)といった大物の結婚が相次ぎましたね。この流れは2015年にはより加速し、大スターの結婚が話題になりそうな年回り。特に幸運の星・木星が結婚運を後押ししている水瓶座と魚座生まれのスターの電撃婚があるかもしれません。水瓶座の人気者といえば、嵐の櫻井翔、俳優の福山雅治、綾野剛など。魚座の人気者は、KAT-TUNの亀梨和也、俳優の大沢たかお、長谷川博己ほか。いったい誰が結婚するのか…ちょっとドキドキしますが楽しみですね!ファンのみなさまは、今のうちにハンカチの準備をしておいたほうがいいかも!?監修者紹介FRaU、ananで不動の人気を誇るカリスマ占い師水晶玉子(すいしょうたまこ)幼いころから占いに興味をもって、東洋、西洋の枠を超え、数々の占術を研究。オリジナルな視点にたった解説は的中率も高く、またわかりやすいことから、多くのファンを持つ。PCサイト女性誌で絶大支持!【水晶玉子】オリエンタル占星術~運命バイブル~女性誌で圧倒的な支持を誇る水晶玉子が、その緻密さと的中率で人気のオリジナル占術・オリエンタル占星術を使って恋も仕事も人生も結婚も徹底的に鑑定します。“溜息の出る詳細さ”と“全てが浮き彫りになる驚き”を体験してください。モバイルサイトオリエンタル占星術スマートフォン/フィーチャーフォン友人や恋人との相性はもちろん友人同士の相性もわかる「実践的相性占い」サイト。オリエンタル占星術オリジナル「27宿×12星座×血液型」2015年運勢ランキングも占えます。全1296位中、あなたは何位?(占うには会員登録が必要となります)性格診断|オリエンタル占星術で占うあなたの宿と基本性格【無料占い】
2015年01月30日俳優の永瀬正敏が1月15日(木)、都内で行われた主演作『KANO ~1931海の向こうの甲子園~』のジャパンプレミアに出席。生徒役で共演した台湾人キャストが感謝の手紙を読み上げると思わず感涙していた。1931年、日本統治下にあった台湾を舞台に、台湾代表として夏の全国高校野球選手権に出場し、準優勝した実在の嘉義農林学校(通称:嘉農=かのう)野球部を描いた台湾映画。永瀬さんは日本人の監督・近藤兵太郎さんを演じ、「映画のなかでは生徒たちに『泣くな』と言い続けていたので、今日ここで泣くわけには…」と強がりを見せていた。実在の人物を演じるにあたり、「近藤監督の教え子さんやお弟子さんから、人となりと練習法をうかがった」と役作りを語る永瀬さん。キャスト陣との絆も深まったそうで「映画が公開されてしまうと、こうやってみんなに会える機会が減るので寂しい。とにかく台湾のスタッフ、キャストに感謝です」と感無量の面持ちだった。ジャパンプレミアには永瀬さんをはじめ、妻役で共演する坂井真紀、ピッチャー役で現役野球選手のツァオ・ヨウニン、強打者役を演じるチェン・ジンホン、『セデック・バレ』の出演者で今回監督デビューを飾ったマー・ジーシアン、プロデューサーのウェイ・ダーション(『海角七号君想う、国境の南』)、主題歌を歌うRakeと中孝介が出席した。坂井さんは「みんなが同じ方向を向いた、勢いがある現場。まるで映画のストーリーそのままだった」と現場をふり返り、「公開は泣きたいくらい嬉しいです」と永瀬さん同様、感激しきりの様子。ジーシアン監督は「テーマが野球である以上、試合や練習シーンをしっかり描写しなければ『野球をやっている』と信じてもらえない。それだけキャスティングにこだわった」と、現役プレイヤーを起用した理由を説明し、「永瀬さんも少年野球をやっていたとうかがった」と明かすと、当の永瀬さんは照れ笑いを浮かべていた。映画は“台湾版アカデミー賞”といわれる第51回金馬奨で「観客賞」「国際映画批評家連盟賞」を受賞。俳優の大沢たかおが、台湾の農業発展に大きな貢献をした水利技術者・八田與一役で出演している。『KANO ~1931海の向こうの甲子園~』は1月24日(土)から新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月15日NHKで新年から始まった「花燃ゆ」。伊勢谷裕介や大沢たかおなど、イケメン俳優が多数出演することが話題になっています。このドラマ、実は見るだけで、嬉しい副産物がいっぱいなのです。イケメンを楽しむ伊勢谷さんや大沢さんだけでなく、要潤さん、東出昌大さん、佐藤隆太さん、高良健吾さんなど、イケメン勢ぞろい!見ているだけで、イケメンの活躍ぶりに癒されますよね。幕末トークで男子との話題力UPこのドラマ、舞台は幕末。鎖国の日本がペリー来航により、海外貿易をスタートし、明治政府設立までを描いています。幕末維新は、仕事のデキる男子の大好物時代。その時代に詳しくなるだけで、男子との話題が盛り上がります。歴史に詳しいと、「この子頭いいな」という印象を残せます。幕末維新を自分の価値観刷新に活かす幕末は明治政府という新しい時代に大きく変化した時代。実はこの大きな変化、今に大きく通じるものがあるんです。日本は、今、スマホ元年と呼ばれています。スマホで家のいろんなものを操作できたり、スマホで時間&体調管理できる時代。そして、一番の変化はデジタルネイティブと呼ばれる若い世代が社会に進出する時代なのです。デジタルネイティブの台頭で、日本人の生活が一変します。まさに開国と同じくらいのインパクト。時代が大きく変わる時は、価値観も大きく変えないといけません。主人公の兄、吉田松陰はその新しい価値観を有能な若者に学ばせました。ドラマには、そんな価値観がたくさん登場します。イケメンを見るだけでなく、自分の生き方にも役立ちそうなこのドラマ。アラサー女子には、嬉しい副産物がいっぱいです。※参考: NHK大河ドラマ「花燃ゆ」
2015年01月14日