ユニバーサル・ピクチャーズ史上NO.1の全米興行収入を叩き出した『怪盗グルーのミニオン危機一発』から、バナナが大好きな黄色いやつらを主役に迎えた『ミニオンズ』。日本でも前作の興行収入が25億円を突破し、超人気声優・宮野真守が日本語吹き替えを担当することでも注目を集める本作だが、さらに日本語吹き替え声優として天海祐希が参加することが決定した。人類が誕生する遥か昔、黄色い生物としてミニオンは誕生した。長い年月をかけて進化しながら、絶え間なくその時代の最も強いボスに仕えてきた。Tレックスからナポレオンなどあらゆるボスに仕えてきたが、失敗ばかりで長続きしない。やがて仕えるボスがいなくなり、ミニオンたちは生きる目的を見失ってしまう。ミニオン滅亡の危機が迫る中、兄貴肌のケビン、バナナのことで頭がいっぱいのスチュアート、そして弱虫のボブが仲間たちを救うべく立ち上がった。前作『怪盗グルーのミニオン危機一発』では、現在の最強ボス・怪盗グルー役を笑福亭鶴瓶が、そのほか芦田愛菜、中島美嘉ら豪華俳優陣が日本語吹き替え声優を務め話題となったが、本作でも前作に引き続き豪華な配役が実現。超人気声優・宮野さんに続き発表されたのが、『崖の上のポニョ』ポニョの母役や『リアル・スティール』での吹き替え担当など、声優としてもその演技力を発揮する天海さん。現在の最強ボス・怪盗グルーに会うまでのミニオンたちを描いた本作で天海さんが演じるのは、ミニオンたちが最強のボスを探して辿りついた、アメリカで出会う世界初の女性の悪党、スカーレット・オーバーキル。オードリー・ヘップバーン風の美しい外見に、自分の欲しいものが手に入らなかったり、相手が自分の思い通りに行動しないと攻撃的になる性格を秘めている。その一方でロマンチックでもあり夫のハーブを深く愛する一面も。そんなちょっと憎めない最強の女ボスを演じるにあたり、天海さんは「私が今年7月31日公開のユニバーサルスタジオが贈るアニメ映画『ミニオンズ』で、なんとこのミニオンたちの女ボス、スカーレットの日本語吹き替えを担当することになりました!どうやら、私の演じるスカーレットのあとのミニオンのボスが鶴瓶さん演じる怪盗グルーだそうで。もちろん、鶴瓶さんより、強くて、悪いけど、人間味溢れるミニオンたちのボスになれるよう、楽しんでやらせていただきたいと思います。鶴瓶さん~!負けませんよ!夏休みの公開を楽しみにしてください!」と気合十分。5年連続“理想の上司”(女性部門)に選ばれている天海さんだからこそできる、最強最悪の“女ボス”の活躍に期待したい。『ミニオンズ』は7月31日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日2015年2月8日に千葉県・幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル2015[冬]」に出展するコトブキヤが、会場販売品として『キューポッシュ 天海春香(スターピースメモリーズ)』や『アイドルマスターミリオンライブ!クリアファイル』などが発売される。『キューポッシュ 天海春香(スターピースメモリーズ)』は、コトブキヤが展開する2、3頭身のデフォルメキャラクターによるポケットサイズの新しい可動フィギュアシリーズの第一弾として発売された『キューポッシュ 天海春香』が、アニメーション映画『THEIDOLM@STER MO VIE輝きの向こう側へ!』のライブの衣装「スターピースメモリーズ」姿で新たに立体化。付属品はライブシーンで春香が見せた「キメ顏」や「ピースサイン」と「マイク」、台座も作品をイメージしたプリント入りの特別仕様となる。価格は3,200円(税別)。そのほか会場では、コトブキヤ直営店で発売された限定品『アイドルマスターミリオンライブ!バースデークリアファイル』全種を特別に会場販売。さらに「ワンダーフェスティバル2015[冬]」当日には、9月~11月に募集した「うちのこいちばん!-くらふと☆ぱーてぃ-」より、ファンがアレンジした「Myキューポッシュ」の一部を展示予定。詳細や追加情報は、コトブキヤ公式サイトの「WF2015冬特設ページ」で随時公開される。(C)BNGI/PROJECT iM@S
2014年12月23日日本ランズエンドはこのほど、全国の40~59歳の女性1,000名を対象に実施した「大人の女性の体型変化とエイジングケア」に関する調査結果を発表した。調査期間は8月21日~25日。○加齢による体型変化は「下腹ぽっこり」が断トツ調査ではまず、加齢による体型変化の悩みについて聞いたところ、「下腹がぽっこりしてきた(71.4%)」が断トツ1位となった。次いで、「二の腕のたるみが出てきた(54.2%)」と「背中に余分な肉がついてきた(50.6%)」が5割を超え、「ヒップトップが下がってきた(47.2%)」や「ウエストのくびれが消滅してずんどうになってきた(42.3%)」が4割超だった。続いて、どのようなエイジングケアにチャレンジしてみたいと思うか聞いたところ、全項目中、「シルエットがより美しく、より若々しく見える洋服を着る(44.1%)」の割合が最も高くなり、"着るエイジングケア"に挑戦したいと考える女性が多いことがわかった。ほかには、"見た目のエイジングケア"として、「食事での摂取カロリー・甘いもの・飲酒などの制限をする(37.4%)」や「完璧な紫外線対策(23.3%)」が、また"心のエイジングケア"としては、「ステキな恋愛映画・恋愛ドラマを鑑賞する(33.8%)」や「シゴト・ビジネスに情熱を注ぐ(17.4%)」といった項目が支持された。○体型が出すぎる服も、隠す服も恥ずかしい次に、「20代・30代の頃と今を比べると、どのようなファッション意識の変化があるか」聞いたところ、「体のラインが出にくい洋服を選ぶようになった(54.3%)」が最多だった。次いで、「お金をかけなくなった(41.3%)」、「デザインよりも着心地を重視して選ぶようになった(38.9%)」が上位に並び、ファッションに対してやや消極的と言えそうな意識を持つようになった人も少なくないことが明らかとなった。歳をとると共に、ラインが出にくい洋服を選ぶようになったという人が多かったが、体型と洋服に関する意識について調査した結果、87.9%が「体型が出すぎてしまう洋服を着るのが恥ずかしい」と思っているとのこと。一方で「体型を隠すような洋服を着るのが恥ずかしい」という人も31.4%いることから、体型が出すぎてしまう洋服には抵抗があるけれども、隠すような洋服を着ることにも恥ずかしさを感じる、というジレンマに悩む女性が多くいることが判明。さらに、ほとんどの人が「体型を無理に隠さなくてもすっきり見える洋服があると良い(90.8%)」と思っていることがわかった。○シルエットが美しい女性タレントランキング同世代である40代・50代の日本人女性タレントの中で、シルエットが美しく、大人の女性の魅力を感じる人は誰か訪ねた結果、40代女性が選んだ同世代(40代)タレントの1位は「天海祐希(55.6%)」だった。次いで2位は「松嶋菜々子(36.0%)」、3位は「江角マキコ(31.4%)」と続いた。一方、50代女性が魅力を感じる同世代(50代)のタレント1位に輝いたのは「黒木瞳(46.4%)」で、次いで2位は「大地真央(29.4%)」、3位は「樋口可南子(28.2%)」となった。(「日本ランズエンド」調べ)
2014年10月18日劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『蒼の乱』の製作発表が1月30日、都内で行われ、天海祐希、松山ケンイチ、早乙女太一、高田聖子、平幹二朗らキャスト陣と、演出のいのうえひでのり、脚本の中島かずきが顔を揃えた。劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『蒼の乱』チケット情報作品は平将門伝説をモチーフにした中島かずきの書下ろし。日本の平安時代をイメージした架空の国を舞台に、渡来衆を束ねる女の長・蒼真(そうま)と坂東の若武者・将門小次郎が運命的な出会いを果たし、新たな国作りへと踏み出していく姿を描く。演出のいのうえは「ここ数年のいのうえ歌舞伎はヘビーな内容のものが多かったが、今回は原点に帰って、さわやかで少し軽めの舞台になると思う。主演に天海さんを迎えられたことも大きい。天海さんは現実離れした役が光る(笑)、スケール感のある女優。国盗りをテーマにスケールの大きな舞台になれば」と話す。天海は女長・蒼真を演じる。劇団☆新感線の舞台は4年ぶり3度目。「また新感線に出させていただけるということで本当にうれしく思っています。“人間離れ”した部分があるとするならば、思う存分舞台で発揮したい。今回は恋もあるというので楽しみ」と笑顔。その相手役が松山で、夫となる若武者・将門小次郎を演じる。新感線の舞台は今回が初参加。「先日本読みをしまして、初めて本読みで大笑いしました。そのぐらい楽しい舞台。早くみなさんにお届けしたい」。天海との共演については「“人間離れ”した(笑)天海さんの夫になるには、僕も“人間離れ”しなければいけない。バランスを意識していかなければ。今はまだまだですが、どう天海さんと夫婦になれるか稽古でつめていきたい」と意気込んだ。早乙女は謎の大盗賊・帳の夜叉丸を演じる。新感線へは3度目の出演だが、今回は実弟早乙女友貴が初参加。兄弟で華麗な殺陣シーンも披露する。「僕が新感線へ初参加したのも同じ17歳だった。並ばれてしまったのは悔しくもありうれしくもあります」と話していた。公演は3月27日(木)から4月26日(土)まで東京・東急シアターオーブ、5月8日(木)から27日(火)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。東京公演のチケット一般発売は明日、2月1日(土)午前10時より。
2014年01月31日スティーブン・スピルバーグが10年以上の構想を経て完成させた感動のヒューマンドラマ『リアル・スティール』のジャパン・プレミアが11月29日(火)、東京・六本木ヒルズアリーナで開催され、来日中の天才子役ダコタ・ゴヨとショーン・レヴィ監督、そして日本語吹き替えを担当した女優の天海祐希が出席した。ロボットが人間に取って代わり、格闘技のリングに上がる世界を舞台に、時代遅れとなったボクサーのチャーリー(ヒュー・ジャックマン)が、長年離ればなれに暮らしていた息子のマックス(ダコタ)と再会。旧式の格闘ロボット“アトム”との出会いを機に、運命を変える戦いに臨む姿を感動的に描く。現在12歳のダコタは、あのスピルバーグをして「奇跡の少年」と言わしめた天才子役。この日は壇上で堂々と挨拶し、記者からの質疑にもそつなく対応する一方で、レッドカーペット上の写真撮影ポイントをうっかりスルーしてしまうお茶目な一面も披露してくれた。「日本に来ることができて、本当にうれしいよ。日本は地震や津波があって、とても大変だったと思う。この映画は、たとえ悪い時期であっても一生懸命に努力し夢に向かっていけば、きっといい日が来るということを描いているんだ」と見どころを語った。「この特別な少年がいなければ、作品は決して成功しなかった。誠実であり、実に子供らしい存在」とダコタの魅力を語るのはレヴィ監督。「タイトル(『リアル・スティール』)は、ロボットの素材である鋼鉄を表すのはもちろん、父と子のまるで鋼鉄のように強い絆を表現しているんだ」と作品の“熱さ”そのままに熱っぽいアピールだ。そんな2人とL.A.で開催された本作のワールド・プレミア(10月開催)以来の再会を果たした天海さんは「前回はアウェーでしたが、今回はホーム。どーんと構えてお迎えしているつもり」と余裕の表情。ところが、ダコタが「『beautiful』は日本語で何て言うの?キレイ?天海さんは(日本語で)キレイ」と再会した感想を語ると、途端に恥ずかしそうな表情に。「まるで母親の気持ちですよ」ともらし、「一人の俳優として素晴らしいし、実際会ってみるとシャイで聡明な美少年」とメロメロになっていた。天海さんは今回、本作の日本語吹き替えに初挑戦。主人公を優しく見守る女性・ベイリー役を演じているが、「素晴らしい作品なので、少しでも力になれれば。人との強い絆がたくさん描かれた作品。男性向けの作品に思われるかもしれないけど、女性が観れば、男性のことがよく理解できるはず」と女性ならではのおすすめポイントを教えてくれた。『リアル・スティール』は12月9日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。『リアル・スティール』独占試写会レポート■関連作品:リアル・スティール 2011年12月9日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© DreamWorks II Distribution Co. LLC■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第21回)あなたの理想のコンビ俳優は?堀内葉子がおすすめ『リアル・スティール』の楽しみ方「カレと一緒に観たい映画!」天海祐希インタビュー女性が憧れる女性の「理想の女性」とは?父子の絆に感涙必至!『リアル・スティール』レビュアー限定試写会に50組100名様ご招待全米堂々の1位で初登場『リアル・スティール』予告編映像が到着!
2011年11月29日「これから映画やお芝居をご覧になる方の可能性を狭めずに作品の魅力を伝えるにはどうしたらいいんだろうって、いつも悩むんですよね。私が発した言葉が正解になってしまったらとても残念なんです。だから、観た人それぞれに自由に感じてほしいから、どういうメッセージが込められていると思ったのかは秘密です(笑)…でも思わず泣いちゃいましたね」と、丁寧に慎重に言葉を選びながら日本語吹き替えを担当した映画『リアル・スティール』への愛を語る女優・天海祐希。言葉ひとつにも責任を持つその姿勢、観客への思いやり、それが彼女がトップであり続ける理由のようにも感じられる。天海さんは今回、スティーブン・スピルバーグが11年間温め続け、世に送り出したかった『リアル・スティール』で、ヒュー・ジャックマン演じる主人公・チャーリーを支える女性・ベイリーの声を演じている。かつては自分の夢のために家族を捨て、いまは生き延びるためにプライドを忘れ、自暴自棄な生活を送るチャーリーの再起を見守るベイリー。彼女の優しさと強さは、そのまま天海さんのイメージにぴたりと重なる。「完成した作品を観たとき、違う方の顔で自分の声というのはちょっと不思議な感覚でしたね(笑)。はじめは自分の声ばかりが気になっていたんですが、後半はそんなことはすっかり忘れて、作品の持つ力強さにどっぷり浸かっていました」と魅力を伝える。驚異のロボット格闘技の世界を舞台に、父と子の絆が描かれる本作は、一見ロボットや格闘技という印象が強く、女性がくいつきにくいジャンルと思われがち。天海さん自身も「この作品の吹き替えのお仕事をいただいたときに、私がこういう作品に?」と感じたそうだが、蓋をあけてみると「ロボット映画とか格闘技映画だと思って観に行くと、大やけどします!思わず泣いてしまうだろうし、女性は特にグッと心をつかまれるシーンがたくさんあるんです。何よりもヒュー・ジャックマンさんが格好良くて(笑)」。声のテンションの高さが映画の面白さを物語っている。ヒュー・ジャックマンの格好良さはもちろん、自分を取り戻すために立ち上がる主人公の姿は、老若男女問わず心に響くはずだと、いまの日本人に必要な映画ではないかと、熱い想いを語る。「3月11日以降、とても心が傷ついた方がたくさんいて、(震災を乗り越えて)頑張らなくてはと思っている。でも、受けた傷はあまりに大きくて…。がんばれと言うのは簡単だけれど、がんばっている人にこれ以上がんばれとも言えない。だから、がんばれという言葉ではなく、こういう映画で励ますことができたらいいなと思ったんです。主人公のチャーリーは、ある出来事をきっかけに、自分の周りにいてくれた人たちが、どれだけ大事だったのか気づき、今いる自分と、今ある環境と、その中でどれだけがんばっていけるか──自分自身をふり返るんです。倒れても倒れても立ち上がる(旧式ロボットの)ATOMにも励まされましたね。しかも、ATOMは無表情なのに、観ている人にいろいろなことを伝えて、委ねているんです。究極のお芝居だなって思いました。ATOM自身は相手が言っていることも分からない、感じる気持ちもないのかもしれないけれど、周囲の気持ちをすべて知りながら戦っているような感じがして…。廃材になっていた何世代も前の、打たれるために作られた小さなロボットが、とてつもないお金をかけた最新の装備のロボットに立ち向かっていく、それだけも応援しちゃいますよね」。チャーリーやATOMを応援することで、自分自身もがんばりたくなる。そんな不思議な力が『リアル・スティール』には備わっている。チャーリー、彼の息子のマックス(ダコタ・ゴヨ)、ロボットのATOM…それぞれのキャラクターに共感すること必至だが、特に女性はベイリーに自分自身を重ね合わせてしまうのではないだろうか。天海さんもベイリー役のエヴァンジェリン・リリーの芝居に心打たれたという。「ベイリーはずっとチャーリーのことを見てきている女性。ボクシングジムのオーナーだった彼女の父親と一緒に頑張っているときのチャーリー、運命に流されていた彼がもう一度自分を取り戻そうとしている、運命を自分の手で引き戻そうとしている、その瞬間を見ているベイリーはとても無邪気なんです。きっと、お父さんと練習しているチャーリーに向かってもそうだったのかなぁって。無防備で目の前のことをただ応援している、そんなベイリーを見ているだけで胸が熱くなりました」。また、ベイリーがチャーリーを支えたくなるのは、いまは自堕落でも「元々ボクシングで頑張っている、すべてをかけて頑張っている男性だから」とチャーリーの魅力あってこそだと言葉を添える。「頑張りの経験がない人はあそこまで支えませんよね。いい加減にしなさいよって思っちゃう(笑)。けれどチャーリーは本来はそうじゃない。ベイリーの父親が大切に育てた選手で、父の教えを全身に浴びてお父さんと一緒に頑張った、彼女にとってみたら父の忘れ形見のような存在。父を彷彿させる人物でもあるんですよね」。美しく、強い意志があり、愛する人を支えられるベイリーは、女性が憧れる理想の女性と言えるだろう。そして「天海さんにとっての理想の女性は?」という問いに用意されていたのは「母親」の二文字。「好きなところも嫌いなところも含めて、自分の母親が理想の女性ですね」。そう言える天海さんも多くの女性の憧れの的であり、彼女の言葉のなかにもたくさんの気づきが詰まっていた。「母親は一番身近な女性で、付き合ってきた時間も長いですからね。私の母はとても厳しかったので、子供の頃はよく怒られましたし、怒られて反発することもありました。自分が年を重ねてみて思うのは、当時は家族のこと、仕事のこと、子育てのこと、おばあちゃんもいましたから…いろいろ大変だったんだなぁ、そりゃイライラもするよなぁって(笑)。でもね、そんな苦労を経てきた今の母はとてもいい顔をしているんですよ。人生を楽しんでいる。だから自分もそんな顔になりたいなって思うんです。女優として憧れるのは、池内淳子さんや加賀まりこさん。彼女たちの粋な感じ、小股の切れ上がった感じが素敵で大好き。お芝居もとても上手なので。そういう素敵な女性たちから得た教えを自分の中で消化して、私自身も何か伝えられたらいい、そう思うんです」。「映画を観る人の感動の幅を狭めたくない」という細やかな優しさのある女性だからこそ、彼女の言葉なら、彼女が薦めるなら…と信じたくなる。そんな天海さんが「とにかく女性に観ていただきたいです。ヒュー・ジャックマンさんの魅力80%、ダコタくんのかわいさ20%(笑)。この2人に引き寄せられた人はベイリーの素敵さにも気づいて、そしてATOMのファンになる!」と太鼓判を押す『リアル・スティール』。誰かに薦めたくなる映画に感動がないわけがない。(text:Rie Shintani/Stylist:Mariko Enami)・ドレス(エルマンノシェルヴィーノ)株式会社サン・フレールTEL:03-3265-0251・パンプス(アキラオーサキエレガンス)株式会社 ブティックオーサキ インターナショナル〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5−39−3TEL:03-3486-8681■関連作品:リアル・スティール 2011年12月9日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© DreamWorks II Distribution Co. LLC■関連記事:父子の絆に感涙必至!『リアル・スティール』レビュアー限定試写会に50組100名様ご招待全米堂々の1位で初登場『リアル・スティール』予告編映像が到着!天海祐希、セクシーな黒ドレスでH・ジャックマン最新主演作のプレミアに登場スピルバーグ×H・ジャックマン『リアル・スティール』試写会に5組10名様ご招待
2011年11月18日ハリウッド随一のヒットメイカー、スティーヴン・スピルバーグとロバート・ゼメキス製作指揮で贈る感動巨編『リアル・スティール』のワールドプレミアが10月2日(現地時間)、ロサンゼルスのユニバーサル・スタジオにて行われ、主演のヒュー・ジャックマンを始め、豪華メンバーがレッドカーペットに集結した。日本からは、本作の日本語吹き替え版でヒロイン・ベイリー役を務めた天海祐希が特別招待を受け参加!ハリウッド実写映画の声優に初挑戦した天海さんは、ベイリー役のエヴァンジェリン・リリーと対面し、お互いを称え合う一幕も。人間同士ではなくロボット格闘技が主流となった世界を舞台に、人生に挫折した男の再起を賭けたドラマと、父と息子の絆を描いたヒューマン・ドラマ。世界中から250人のメディアが集結する中、劇中で激しいバトルを繰り広げる“ATOM”を始め4体のロボットが登場し会場を沸かせた。そして、ヒュー・ジャックマンらがレッドカーペットに姿を現すと、駆けつけた2,500人ものファンは大熱狂に包まれた。本作で、夢に破れた元ボクサーの父親を演じたヒューは、実生活でも2人の子供をもつ良き父親だが、本作について「国境も年齢も超えて、世界中の全ての人たちが観て楽しめる映画だよ。自分の母、妻、2人の子供にも見せたけれど、みんなすごく楽しんでくれたよ。かっこいいロボットが登場するアクション映画としての醍醐味もさることながら、父親と息子、そこにベイリーを絡めた人間関係が、感情豊かに描かれているハートのこもった感動的なお話で、とても素晴らしい映画だよ」とアピール。さらに、日本のファンに向けて「オハヨウゴザイマス、ヒュー・ジャックマンデス。みんな『リアル・スティール』を映画館で楽しんで下さいね!」とメッセージを贈った。これに続き、ヒロイン役のエヴァンジェリンからは作品について「ほかのどの国の人たちよりも、日本の人たちが一番好きだと思います」という太鼓判も。初対面となる天海さんから「あなたの演技は素晴らしかった」と声をかけられると、「あなたは本当に美しい!きっと素晴らしいベイリーだったに違いない。必ず日本語版を観るわ」と称賛を贈った。天海さんもこの大舞台を存分に満喫した様子で「世界中のプロフェッショナルな方々が集まったイベントで楽しめました。この作品に参加しているみなさんは、どんな小さなことでも“楽しさ”に変えてしまう。そんな方々が作った『リアル・スティール』を観て、この世界に浸ってほしいです。男性だけでなく、女性にも必ず何かを感じられる映画です。本当に思わず泣いてしまいますよ」と語った。ヒュー扮する父親とロボット格闘技を通して絆を深めていく息子役を熱演したダコタ・ゴヨも熱狂に包まれたレッドカーペットを前に大興奮の様子。父親役のヒューについては「とにかく最高に素敵な人だよ。本当にラッキーだった。2人で撮影現場の近くのデトロイトの遊園地に一緒に行ってジェットコースターに乗ったりもしたよ」と笑顔でふり返りった。実は、劇中で日本語のセリフにも挑戦しているダコタくん。「僕の日本語のセリフはそんなに大変でもなかったよ、すごく短いセリフだったからね」と余裕の表情を見せたが、気になるそのセリフとは?それは観てからのお楽しみ。『リアル・スティール』は12月9日(金)より全国にて公開。■関連作品:リアル・スティール 2011年12月9日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© DreamWorks II Distribution Co. LLC■関連記事:スピルバーグ×H・ジャックマン『リアル・スティール』試写会に5組10名様ご招待
2011年10月04日東芝「ママゴコロ家電」の新製品発表会が9月29日、都内にて行われ、CMキャラクターの天海祐希が登場した。天海祐希のほかの写真東芝生活家電のCMキャラクターを務めて5年目となる天海は、「(5年は)とても早かったような気がします。5年目となると撮影の現場も凄くわきあいあい」とにっこり。新CMについては「いち早く新製品を触ることができるので、『こんなことになってるんだ!』『こんな風になったんだ!』と、発見がもの凄くいっぱいで、楽しいです」と語った。撮影で一番印象に残ったことを聞かれると、「それはやっぱり、声で操作できるエアコン。子どもの頃に『こんな風になったらいいな』って思っていた夢の生活のような感じ。びっくりしました」と新製品について語った。“ママ+マゴコロ”を形にしたママゴコロ家電は、省エネ設計でしっかりエコ、使い勝手がよくて凄くラク、先進機能でとってもかしこい、「エコ・らく・かしこい!」をテーマに新機能を搭載した冷蔵庫、洗濯機などを展開。新CMは10月以降よりオンエアされる。
2011年09月30日スティーブン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが製作総指揮を務めた映画『リアル・スティール』の日本語吹き替え版で、女優の天海祐希が声優として参加したことがわかった。その他の写真『リアル・スティール』は、ロボット格闘技が主流の時代を舞台にした人間ドラマ。ボクサーとしての人生をあきらめていた男が、突如現われた息子との関係修復や自身の再起をかけ、旧式ロボットと格闘技に挑戦する姿を描いた作品だ。ヒュー・ジャックマンが主演を務め、『ナイト・ミュージアム』シリーズのショーン・レヴィ監督がメガホンを執っている。本作で天海が演じたのは、主人公を支える強くも優しいヒロイン役で「凛とした強さと信念を持った女性で、同性からも高い支持を得ている」ことから起用が決定した。天海はアニメ『崖の上のポニョ』で声優経験はあるものの、ハリウッド実写映画の吹き替えは初めてであり、「女優さんの素晴らしい演技を壊さないよう、心情に寄り添うように演じることが難しかった」という。また、天海は本作が“ロボット格闘技”を題材としているため、当初は「自分に合ってるかな?」と思っていたそうだが、鑑賞後は親子が絆を取り戻していく姿や、彼らと一緒に闘うロボットの奮闘する姿に胸を打たれたようで、「観た後で色々語り合いたい作品なので、恋人や家族、お父さんが息子を連れて行ってほしい。思わず泣いてしまう映画です!」と絶賛のコメントを寄せている。『リアル・スティール』12月9日(金)全国ロードショー(C)DreamWorks II Distribution Co.LLC All Rights Reserved.
2011年09月22日天海祐希が化粧品「アスタマックス」新CM発表会に出席12日、宝塚歌劇出身、女優の天海祐希(44)が、コーセーの化粧品ブランド「グランデーヌ ルクサージュ」の新エイジングケアシリーズの「アスタマックス」のイメージキャラクターとして、都内で行われた新CM発表会に出席した。新CMは竹内まりやのオリジナル曲「輝く女性よ!」が流れる中、明るく、行動的で若々しい輝きを放ち、多くの女性たちから支持され続けている、天海の若々しい顔が大きく映し出され、新製品をアピールしている。新製品「アスタマックス」は9月16日より発売開始されている。天海祐希が、外からも中からも放つ輝きの秘密は?エルザによると、新CM発表会に出席した天海は「予めいただいた製品をずっと使って撮影に臨みました。」「目のしわが浅くなって、肌もカサカサしなくなったと思います。鏡を見ると『いいんじゃない?』と感じられてとても満足しています」と話したという。天海が日頃より実践していることとして「よく食べ、よく寝て、よく笑うこと」「過去には戻れませんから、今の自分が一番若いんです。40代になってからは、色んなものなるべくキープする努力をするようになりました。努力した結果に得たものには充実感や達成感があって、自分に自信がつきますから」と天海らしい人生観も語った。元の記事を読む
2011年09月21日恋人ではないけれど、どんなことでは話せる友人。恋人だからこそ話せないようなことも打ち明けることができ、愚痴ったりアドバイスをもらったりできる親友というのは貴重な存在。シネマカフェと、旬の俳優のインタビューを中心に映画、演劇の最前線を届ける雑誌「acteur アクチュール」のコラボレーションによるランキング企画では、「親友になりたい俳優」をテーマに読者投票を実施した。男優部門、女優部門それぞれのランキングを大発表!親友No.1に選ばれたのは?男優部門で見事、第1位に選ばれたのはさわやかさが魅力の若手俳優・三浦春馬。2位に倍以上の差をつけての圧勝となったが「一緒にいて居心地がよさそう」(10代・女性)、「癒されそう」(40代・女性)など、何をするわけでもなく一緒にいるだけでホッとさせられるという意見が多く見られる。ほかに「悩みを真剣に聞いて、アドバイスをくれそう」(20代・女性)、「優しさと強さを兼ね備えていて頼りになりそう」(40代・女性)といった声も。先に公開された『東京公園』では、自分の周りにいる大切な女性たちと真剣に向き合っていく青年を好演。あの誠実さは親友として信頼したくなる存在!一方、女優部門でこちらも圧倒的な票数を集めてNo.1に輝いたのは、天海祐希。ドラマや映画で彼女が演じてきた強く美しい女性像を思えばこの結果は納得!「アネゴ肌という感じでいざというときに頼れそう」(30代・女性)、「思ったことを本音で話してくれそう。ポリシーがしっかりしてて、熱く語り合えそう」(40代・女性)など頼れるアネゴに多くの声が寄せられた。恋の相談や仕事の悩みも天海さんにビシッとアドバイスをもらえれば心が軽くなりそう?「ドラマ『BOSS』みたいにカウンターに座って肩を並べてバカ話がしたい!」(30代・女性)という女性多数!続いて男優部門の第2位には昨年来大ブレイク中の向井理がランクイン。「友達思いで信頼できそう」(30代・女性)、「しっかりとこちらの話に付き合ってくれそう」(50代・女性)、「相談に真剣に耳を傾けてくれそう」(30代・女性)など聞き上手な一面を推す声が多い。『BECK ベック』の平役など、グループの中で落ち着いて状況を見るかじ取り役的なイメージもあり、同性が頼りにしたくなる存在と言えそう。女優部門の第2位は「明るくて、のほほんとした感じが最高」(10代・女性)という声が多く寄せられた綾瀬はるか。何と言っても彼女の魅力は天然っぷり!確かに親友として近くで見ていてこれほど癒され、楽しませてくれそうな存在はほかにいないかも。裏がない素直な性格は何を話すにも信頼ができそう。続いて第3位。男優部門は福山雅治、女優部門は北川景子が入った。2人に共通して多く集まったのが「さばさばした性格で、相談しやすく一緒にいて楽しそう」という声。性格的にサッパリしていてユーモアもあり、親友として申し分なし!男優部門の4位には同数で2人がランクイン。「親身に話を聞いてくれそう」(30代・女性)、「ドリカムの『サンキュ』に出てくるような友人になってくれそう」(30代・女性)という桐谷健太に、「気さくで、お互いのペースで一緒にいられそう」(40代・女性)、「信頼がおけそう」(40代・女性)と佐々木蔵之介。この2人、タイプは全く違いそうだが、確かに“親友”になってほしいと言われてみると思わず納得。女優部門も菅野美穂と新垣結衣が同数で4位に。それぞれ、同年代の同性の票が多数。「一緒に出掛けたりしたら楽しそう」(30代・女性)、「気軽に相談できそう」(10代・女性)と多くの支持を集めた。顔ぶれとコメントを見てみると、世代も雰囲気も様々。一緒にいて居心地がよく、癒されるタイプを親友として好む人もいれば、ズバズバと本音で付き会える人、いざというとき頼れるタイプが親友として一番という人もあり。あなたが親友に求めるものは?その理想を備えているのは誰?そして次回のテーマは『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』公開を記念し、「一緒に旅行に出かけてみたい俳優」は誰?こちらぜひご応募ください。「acteur アクチュール」公式サイト■関連作品:東京公園 2011年6月18日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011「東京公園」製作委員会薔薇とサムライ 2011年6月25日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2011, VILLAGE INC.ホタルノヒカリ 2012年、全国にて公開予定僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズBECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社アンダルシア 女神の報復 2011年6月25日より全国東宝系にて公開© フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ビーパラダイス・キス 2011年6月4日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011「パラダイス・キス」製作委員会岳 -ガク- 2011年5月7日全国東宝系にて公開© 2011「岳 -ガク-」製作委員会 © 2005 石塚真一/小学館 麒麟の翼〜劇場版・新参者〜 (仮題) 2012年1月、全国東宝系にて公開© 2012映画「麒麟の翼〜劇場版・新参者〜(仮題)」製作委員会ジーン・ワルツ 2011年2月5日より全国にて公開© 2011「ジーン・ワルツ」製作委員会■関連記事:一緒に旅行に出かけてみたい俳優は?「acteur」最新号を5名様にプレゼントあの干物女がローマを駆け抜ける?綾瀬はるか×藤木直人「ホタルノヒカリ」が映画化三浦春馬と佐藤健、今度は熱帯雨林のジャングルへ!オランウータンの飼育にも挑戦三上博史、『スワロウテイル』以来の渡部篤郎との共演に感慨“外交官”織田裕二がスペイン大使に謁見『アンダルシア』を売り込む!
2011年08月08日「劇団☆新感線」の人気公演をスクリーンで甦らせたゲキ×シネ『薔薇とサムライ』が6月25日(土)に公開を迎え、古田新太と天海祐希の主演コンビが東京・新宿の新宿バルト9で行われた舞台挨拶に登壇した。海を渡り、イスパニアで海賊の用心棒となった石川五右衛門とその“盟友”の女海賊で王家の血を引くアンヌの活躍を描く。舞台公演をふり返り古田さんは「楽しかったですよ、僕は天海さんのファンなんで、近くで見られて嬉しかったです」とニンマリしつつ「あとは浦井(健治)さえいなければ…」となぜか浦井さんをライバル視?新感線の公演への出演は2度目となる天海さんは「素晴らしかったです。受け入れ態勢も万全で、私は自分のことだけしっかりやれば良いようにしてくださって」と感謝の弁。ゲキ×シネに関しても天海さんが「大騒ぎしながらみんなで見てました」と言えば、古田さんも「普段、自分の出ているシーンを前から見ることはできないので、自分に歓声を上げてました!」とご満悦だった。この日のイベントの様子は全国の劇場に生中継されており、2人が全国のファンから寄せられた質問に回答。「注目の役者は?」という質問に、古田さんは迷うことなく「浦井健治」とここでも“浦井プッシュ”。「かなりテンション高くて、奴は舞台上で自分が何してるのか分からなくなってましたから」と答え、天海さんも「みんなで『落ちつけ!』って言ってましたからね」とうなづいた。また、女海賊、そして女王として強いリーダーシップを発揮している天海さんに対して「理想のリーダー像は?」という質問も。天海さんが言葉を選びつつ「愛情を持って統率できる人ですね」と答えると、すかさず古田さんが「“あの人”には愛情が感じられないということで…」と、日本の政界をチクリと風刺するかのような横槍。天海さんが慌てて「私は何も言ってないですよ!」とストップをかけ、報道陣に対し「ペンを走らせてる場合じゃないですから!」と制止する一幕も。劇中さながらの2人のコミカルなやり取りに会場は笑いに包まれた。作品に関しては「絶対に楽しんでいただけると確信してます。熱さも疲れも日々の不満も吹っ飛ばして楽しんでいただければ」とアピール。さらに「新感線」に対しても「体力がなくならないうちに早いうちにまた呼んでほしい」とラブコールを送っていた。『薔薇とサムライ』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。■関連作品:薔薇とサムライ 2011年6月25日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2011, VILLAGE INC.■関連記事:古田新太×天海祐希インタビューコスプレ御免!“両想い”の2人が踊り狂う古田新太、天海祐希の絶賛に下ネタ&パパラッチネタで応戦!頼りになる“アネゴ女優”ランキングアンジーをおさえての1位は“BOSS”天海祐希!古田新太らキャスト登壇予定『薔薇とサムライ』完成披露試写会に10組20名様ご招待シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第14回)頼りになる“アネゴ”女優は?
2011年06月27日同じ舞台に立つのは、野田秀樹演出の「パンドラの鐘」以来11年ぶり2度目のこと。タイプもこれまで歩んできた道も異なるが、古田新太と天海祐希が揃って舞台の中央で肩を並べる姿は妙にしっくりし、“必然”という言葉が浮かんでくる。しかも今回は古田さんのホームであり、彼が“番頭”を自認する「劇団☆新感線」の公演。古田さんにとっては「五右衛門ロック」に続いてのハマり役である盗賊・石川五右衛門役で、天海さんは、煌びやかな衣裳をまとい、宝塚時代を彷彿とさせる凛々しさと美しさを兼ね備えた女海賊・旋風のアンヌとして、文字通り舞台を所狭しと暴れ回り、歌い、踊り狂う。昨年、大反響を呼んだ舞台がゲキ×シネ『薔薇とサムライ』としてスクリーンに復活!改めて2人に話を聞いた。10年の時を経ての再共演で改めて感じる“凄み”共演を果たす前から互いに“両想い”だったという2人。古田さんは、天海さんが宝塚にいたころからのファンであり、天海さんは舞台で見た古田さんに「一発でハートを奪われた」という。「(初共演前に)ある映画の違う現場で、古田さんが座っているのが見えて、走って行きましたからね(笑)。『古田さーん!』って」とまさに“ファン”そのものである。その年の数々の演劇賞と話題をさらった「パンドラの鐘」での初共演に、それから10年以上の時を経ての再共演。天海さんは改めて、古田さんの“凄み”についてこう語る。「古田さんは(外から)見ていて、存在が大きいんですよ。でも、一緒にお芝居させていただいて『何だろうこの人は?天才って本当にいるんだ』と感じました。ポンッと立つ位置が絶妙なんですよ。すごく自由でした。自由なのに決め事をしっかり守っていて、ひゃーって思いましたよ。ほとんど宝塚でのお芝居しか知らなかった私にノウハウを教えてくださいましたね。今回、こうやってまたご一緒させていただいて、やっぱり安心できる方なんですね。だからいろんな演出家の方が呼びたがるんだな、というのが分かりました」。映画の現場で「古田さーん」と走り寄ってくる天海さんを「あ、天海祐希がいる。ん?どんどん大きくなっていく(笑)」と見つめていたという古田さん。懐かしそうに笑みを浮かべ、当時をふり返る。「野田さんの芝居で共演したとき、うちの劇団の子が舞台上のゆりちゃん(※天海さん)を初めて見て、おれの控室に来て『あの人なんなんですか?あのオーラは!』って。おれはゆりちゃんのマネージャーみたいに『なっ?』って言ってました(笑)。今回の芝居でも、女海賊たちにゆりちゃんが『大丈夫だ、元気出せ』って言うと、もうメロメロになっちゃうんですよ。『てめぇ知ってんな、自分の威力を…』って思ってました(笑)」。ズバリその“威力”は、古田さん曰く「古い例えで言うとサミー・ソーサみたいな女優さんです(笑)。打ち取れる気がしねぇ」。すかさず天海さんが「いまの若い子たちは分かんないから!」と突っ込む。互いへの尊敬と称賛の思いをなんのてらいもなく口にしつつ、普段の2人のやり取りはどこか夫婦漫才のようだ。この日のインタビューは映画館内のカフェで行われたが、落ち着きのない子供のようにキョロキョロと客席を眺める古田さんに天海さんが「はい、ビールはまだですよ」。舞台上の五右衛門とアンヌの掛け合いそのまま。実際、壇上での2人の会話のシーンに関しても、「作りこむ」といった作業はほとんどなかったという。天海さんとのシーンについて、古田さんが明かす。「やり取りの中でストレスがないんですよ。テンポが良くて楽しい。五右衛門とアンヌもポンポンと掛け合いでやるツーカーな関係なのでちょうどよかった。相談するでもなく、2人で“作った”という感じでもなく。いのうえ(ひでのり/演出)さんの言う通り…まあ言うなれば“テキトーに”作った感じですね(笑)」。やりつくしたはずのキャラクターから見える新たな魅力自身が主人公を演じた作品で、“再演”ではなく新たに“続編”が作られるというのは大変なことであり、当然、役者として幸せなこと。釜茹の刑を生き延び、南の海で大暴れした五右衛門が本作ではイスパニアの海に渡り、海賊たちの用心棒を務めている。五右衛門というキャラクターへの思い、前作との違いを古田さんはユーモアたっぷりにこう説明する。「新感線としては、やり尽くしたキャラクターですよね。ちゃらんぽらんで女に弱くて、腕が立って頭がいいけどドジ。25年間ずっとやり続けてきたことで、僕としては飽き飽きしてるとこもあって『五右衛門ロック』のときは『もうお客さんも飽き飽きしてるだろう』って思ってたら、そんなことはなくてみんな喜んでくれた。そしたらおれも『あぁ、気が付けば10年ぐらい敬遠してこういう役やってなかったなぁ』って(笑)。だから『五右衛門ロック』のときは『またこれかよ』ってかなりイジけてるんです。今回は完全に吹っ切れて楽しんでますよ」。“キャラクター”という意味では、宝塚時代の役柄や、TVドラマなどでの強烈な印象もあって、少なからぬ人が天海さんに対し「男勝りの凛々しく、強い女性」というイメージを抱いている。本作のアンヌも女海賊であり、強い女王。一歩間違えば全てが“天海祐希”となってしまうタイプの似た役柄を、作品ごとに演じ分け、観る者を納得させるところに彼女の凄さがあるといえよう。だが似たタイプの役柄がオファーされることに女優として思い悩むところはないのだろうか?だが、彼女自身はこうした周囲のイメージを楽しんでさえいるようだ。「そこはもちろん良い点と悪い点どちらもあると思いますよ、ひとつのイメージで決めつけられるというのは。でも、望まれているうちはそれをちゃんと全うしようと思いますし、それがあってこういう役(=アンヌ)をいただけるのはすごくありがたいと思ってます。素の自分とのギャップ?それはもちろんどの役でもありますよ、みなさんが持たれるイメージとの差は。でもそこは、騙されてくれてありがとうって思いながらやってます(笑)」。ちなみにそのギャップとは?人々が持つ“美しく凛々しい天海祐希”の意外な素の部分は…。「いやいやいやいや!そんなことは企業秘密ですよ(笑)」宝塚卒業から十数年「いまだからできた役柄」今回は特に、海賊スタイルからドレス、軍服まで、天海さん自身「コスプレ系」と言うほど多彩かつ豪華絢爛な衣裳をまとっている。役柄も含め、宝塚時代からの彼女のファンにとっては、かつての月組の男役トップスターを彷彿とさせる姿と言えるが、宝塚への敬意と、そこで学んだ者としての誇りを込めて、彼女は胸中のこんな思いを口にする。「私の全ての基本になっているのは、宝塚で教わり、学んできたこと。そういう意味で、今回の舞台で特別に宝塚の経験が活きたとは思っていません。ただ、これだけの時間が経っていなかれば、また新感線じゃなかったらやろうと思わなかっただろうな、とも思います。決して私自身、宝塚のことを触れられるのが嫌なのではありませんが、きっちりと区別をつけなくてはいけないと思ってます。自分で区切りをつけて、『もう戻れない』という気持ちで外に出たわけで、それから男役を演じるというのは、宝塚に対して失礼なことだと思っていますから。そこ(=宝塚)は自分が大切にし、頑張ってきたところであって、自分の中の宝塚を傷つけてしまうような気がします。でも、今回のアンヌは女性役であり、新感線ということで、いのうえさんの味付けと中島さんの脚本、劇団のメンバーと一緒に『こういうやり方で、こんなことができるんだ』と思えた。確実に必要な時間だったと思いますが、この年数が自分を柔軟にしてくれたというか、『いまだからできた』という思いは強く感じています」。自分自身に対してではなく、大切にしているものへの“誇り”――これこそが天海祐希を美しくする。そして、やたらと“こだわり”が叫ばれる世の中で、「おれにはやりたい役はない。誰かが思いついたひどい役を嬉々としてやりたい」と言いきるこの“しなやかさ”こそが古田新太を自由人たらしめる。舞台上であいまみえる2人の表情、その輝きを堪能してほしい。(photo:Toru Hiraiwa/text:Naoki Kurozu)■関連作品:薔薇とサムライ 2011年6月25日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2011, VILLAGE INC.■関連記事:古田新太、天海祐希の絶賛に下ネタ&パパラッチネタで応戦!頼りになる“アネゴ女優”ランキングアンジーをおさえての1位は“BOSS”天海祐希!古田新太らキャスト登壇予定『薔薇とサムライ』完成披露試写会に10組20名様ご招待シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第14回)頼りになる“アネゴ”女優は?
2011年06月22日人気の演劇の公演をスクリーンでよみがえらせる“ゲキ×シネ”の最新作で、「劇団☆新感線」の昨年の公演である『薔薇とサムライ』の完成披露試写会が6月6日(月)、都内劇場で開催。上映前の舞台挨拶に古田新太、天海祐希、神田沙也加、森奈みはる、藤木孝が登壇した。ダイナミックな映像と音響でもって、演劇を映画館で楽しめると注目を集める「ゲキ×シネ」。劇団☆新感線の公演の中でも、古田さんの当たり役として人気の「五右衛門」シリーズで、五右衛門が海を越え、ヨーロッパのイベリア半島で女海賊・アンヌ(天海さん)と共に悪を斬りとって快刀乱麻の活躍を見せるのがこの『薔薇とサムライ』だ。主演作のゲキ×シネ版完成ということで古田さんも気合十分!…と思いきや「いらっしゃいませ。(作品は)まあまあいいんじゃないでしょうか」、「ざっと観ていただければ…」とゆる〜い挨拶を連発し、会場を和ませる。天海さんは「新感線」の公演への出演は7年ぶり。「ずっと出してほしいって言ってたのに、7年経ってしまいました」と笑う。かっこいい女海賊のアンヌ役について「コスプレ系で最初は『えーっ』って思いましたが(笑)、でもちょっと楽しそうで、ワクワクしながらやりました」とふり返る。一方、新感線の大ファンだったという神田さんは初参加に大感激。実物の五右衛門(古田さん)との共演に「本当に漫画のようなキャラクターで大感動でした」とうっとり。古田さんは「ほとんどドラえもん扱いです」と笑みを浮かべていた。劇中、古田さんと天海さんの顔がほとんどくっつきそうになるシーンも!古田さんは「当てても良かったですね」と言うも、天海さんは「そう言っててジェントルマンだからやらないんですよ」とさらりとフォロー。すると古田さんは、先日、自身が路上でキスする様子が報じられたのを引き合いに「路上ではするんですが(笑)」と答え、これには天海さんも「路上ではしますね」とニッコリ。会場は再び笑いに包まれた。森奈さんは、やや緊張気味で、照れくさそうに隣の神田さんの陰に隠れようとするが、宝塚時代の先輩である天海さんの「前へ!前へ!」という“命令”で一歩前進!「ゆりちゃん(※天海さんの愛称)はどの角度から見てもキレイで、宝塚時代からのファンが見たら失神するんじゃないかと思います」と海賊から王族まで華麗な衣裳を着こなす天海さんの美しさをアピールした。藤木さんもゲキ×シネならではの魅力として「アップになった2人の顔の(天海さん&古田さん)の汗が浮かび上がって美しい!」と主演の2人を大絶賛!これには古田さん、天海さん共に恐縮していた。それでも、“古田節”は最後まで健在。天海さんが古田さんの性格について「五右衛門そのもので、シャイなんです。やることはやるんですが、すごく繊細で周りのことをすごく気にしてくださるのに、そういうところを出さない」と語ると、「出せと言われたら、すぐに○○○出しますけど!」と禁止用語で照れ隠し。会場を幾度となく爆笑の渦に巻き込んだ。『薔薇とサムライ』は6月25日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開。■関連作品:薔薇とサムライ 2011年6月25日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2011, VILLAGE INC.■関連記事:頼りになる“アネゴ女優”ランキングアンジーをおさえての1位は“BOSS”天海祐希!古田新太らキャスト登壇予定『薔薇とサムライ』完成披露試写会に10組20名様ご招待シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第14回)頼りになる“アネゴ”女優は?
2011年06月06日キュートな女の子らしい女性になりたい!と思いつつ、仕事で、プライベートで、ここ一番の大事なときやピンチに最も頼りとなるのは、時に男性をも圧倒するような“強さ”を持ち、みんなを引っ張ってくれるアネゴタイプの女性。読者のみなさんの心の内…すなわち“読者ゴコロ”を調査するランキング企画「シネマカフェゴコロランキング5」では、あなたが思う「頼りになる“アネゴ”女優」をテーマに投票を実施!果たして1位に輝いたのは?結果を大発表。まずは1位から。全体の半数近い票を集め“アネゴ女優No.1”に輝いたのはこのひと、“BOSS”天海祐希。セカンドシーズンが放送中のドラマ「BOSS」(フジテレビ)で演じている“警視庁捜査一課特別犯罪対策室”室長・大澤絵里子は彼女のハマり役!女性ならではの観察眼とアメリカ仕込みの交渉術やプロファイリング技術を駆使して、男社会の警視庁で活躍する姿には男性はもちろん、女性も思わずクラリとくる?ほかにもドラマ「離婚弁護士」、「トップキャスター」(共にフジテレビ)など女性が憧れる恋に仕事に奔走するアネゴを体現!「アネゴと言えばこの人しか思い浮かびません」(20代・女性)、「美しくて、きりっとしていて、サバサバしていて、ホントに頼れる感じがします」(50代・女性)などなど幅広い層から圧倒的な支持を集めた。続く2位はハリウッドから。常に第一線で圧倒的な存在感を放つアンジェリーナ・ジョリーがランクインした。アクションにドラマとジャンルを選ばぬ女優としての活躍はもちろん、ブラッド・ピットを尻に敷き(?)、多くの子供たちを育て上げる姿は確かに頼りがい満点と言えそう。「自分を持っているように思えます」(30代・女性)、「仕事もプライベートもかっこいい!」(30代・女性)と、精神的な部分での強さと美しさを備えた憧れのアネゴとして多くの票が投じられた。3位には、ここ1年ちょっとで女性からの支持が一気に増えたと思われるサンドラ・ブロックが入った。『しあわせの隠れ場所』で見事、アカデミー賞とゴールデングローブ賞の主演女優賞を獲得するも、同時に別作品でラズベリー賞の最悪女優賞も受賞。オスカーとのダブル受賞は史上初のことだったが、彼女が株を上げたのはここから。堂々とラズベリー賞の授賞式に出席した上で、オスカーをも獲得したことでその姿勢は支持を集めた。さらに、オスカー後には夫の浮気を原因での離婚報道が大きく報じられ、シングルマザーとしての一歩を踏み出したが、仕事やプライベートでの困難を乗り越え、力強く歩んでいくさまに同性からは共感が寄せられた。東日本大震災の発生直後には、義援金として100万ドルの寄付を決断。こうしたひとつひとつの行動が、同性の憧れとして映るようだ。先日公開された『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』でジョニー・デップ演じるジャックの“元カノ”として存在感を放っているペネロペ・クルスは4位。女性らしい美しさとグイグイと引っ張っていってくれそうなパワーに憧れるという女性が多数。そして、天海さんに続く日本人2位、全体で4位と僅差の5位に入ったのは江角マキコ。「ショムニ」(フジテレビ)が最初に放送されたのは1998年。10年以上を経ても変わらぬ凛とした美しさ、強さは健在!「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ)や「グータンヌーボ」(フジテレビ)といったバラエティ番組で見せる姿からもアネゴ肌がひしひしと伝わってくる。同世代の女性から多くの票が寄せられた。さて、あなたがここ一番の大ピンチで誰に頼る?「頼りになる“アネゴ”女優」ランキング1位:天海祐希2位:アンジェリーナ・ジョリー3位:サンドラ・ブロック4位:ペネロペ・クルス5位:江角マキコちなみに、6月のテーマは「憧れる父親俳優」。こちらもぜひご投票ください。「シネマカフェゴコロランキング5」■関連作品:しあわせの隠れ場所 2010年2月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 ALCON FILM FUND, LLC ALL RIGHTS RESERVEDパイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.薔薇とサムライ 2011年6月25日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2011, VILLAGE INC.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】夏休み注目映画続々!今年は“ヒーロー”が熱い!【カンヌレポート番外編】カンヌに華をそえる!スターたちのファッションチェックジョニー・デップの膨大な帽子コレクションに危機!ヴァネッサが断捨離を迫るジョニーもペネロペも欲しがる…?「手に入れたい泉」の投票結果を大発表!海賊たちが可愛い人形に!『パイレーツ・オブ・カリビアン』フィギュアを2様プレゼント
2011年05月30日人気漫画を原作にした『カイジ 〜人生逆転ゲーム〜』の完成披露が15日(火)に行われ、上映前の舞台挨拶に主演の藤原竜也を始め、天海祐希、香川照之、光石研、佐藤東弥監督、そして原作者の福本伸行が上映前の舞台挨拶に登壇。タイトルに因んで“人生逆転”や“ゲーム”についてトークを繰り広げた。開口一番、「よろしくお願いします!」と絶叫した藤原さん。すばり、藤原さんにとって、人生逆転の転機となった出来事は?と尋ねると「僕は15歳で演劇の道に引っ張られたんですが、そうじゃなきゃ秩父の山奥で畑仕事してたと思います(笑)。それがいま、こうしてみなさんとご一緒してる。そう考えると、15のときが人生の転機だったのかな、と思います」との答えが返ってきた。香川さんは、自身のことはそっちのけで、高校時代はサエなかったパソコン好きの同級生が、自慢のパソコン技術で同級生たちの間でいまや“神”のように崇められている現実を語り「人生ってわかんないな、と思ってます」とコメント。「ちなみに僕は、その同級生たちの間でも細々と生きてます…」とポツリ、会場の笑いを誘った。光石さんは、小さい頃の「こどもの日」の思い出を披露。「抽選で当たるとお餅がもらえるんですが、僕は外れてあめ玉をもらって帰りました。次の日に学校行くと、お餅をもらった人があたって休んでまして…。小さな逆転劇を味わいました(笑)。全く“大逆転”とは言えないんですが…」と少し恥ずかしそうにふり返った。人生の大逆転(小逆転?)を告白する男性陣をよそに、天海さんは「私には、逆転しなきゃいけないことなど何ひとつございません!いまの状態で本当に幸せです」と力強く宣言。続けて「まだまだ、コン…いつかまた大逆転狙いたいかなと…。ううん、しなくても全然OK!」とやや不自然な笑みを浮かべながら答え、恐らく会場にいた多くの人の頭をよぎったであろう「結婚は?」という無言の問いかけを封じた。続いて映画に関連して、得意なゲームは?という質問が出ると、天海さんは「香川さんは、きれいなお姉さんたちとやる王様ゲームがお得意だそうです」と香川さんに代わって回答。監督は「ドラクエです」とかなり具体的な答えで会場の笑いを誘った。最後にマイクを握った藤原さんは観客に向けて「やれるかどうかじゃない、やらなきゃいけないんだ!」と絶叫して映画をアピール。会場は歓声に包まれた。『カイジ 〜人生逆転ゲーム〜』は10月10日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:カイジ 〜人生逆転ゲーム〜 2009年10月10日より全国東宝系にて公開© 福本伸行・講談社/2009「カイジ」製作委員会
2009年09月16日