娘の3歳のお誕生日会。奮発してレストランのデリバリーのごちそうを楽しんだあと、食後にケーキを食べようと娘に声をかけると、顔に異変が……! 予想外の症状に、私は手が震えるくらい焦ってしまいました。娘が初めて食物アレルギーになってしまった体験談です。※訂正:(誤)ビザやパスタも大好き!→(正)ピザやパスタも大好き! アナフィラキシーショックの診断病院に着くころには唇が紫色になっていて、看護師さんに見せると、「大変! すぐ先生呼ぶから」と言われました。 診断結果はアナフィラキシーショック。2時間ほどで症状は落ち着きましたが、かなりひどいアレルギーだったと医師に言われ、同じことがあったらすぐに救急車を要請するようにと指示されました。 その後の検査で、娘はくるみアレルギーだとわかりました。チーズピザの上にくるみが乗っていたのが原因です。突然発症したアレルギーに、私はとても焦ってしまいました。子どもの異変は予想外に起こるんだなと痛感しました。家族のおかげで冷静に対応できたと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラストレーター/まっふ監修/助産師 松田玲子著者:更田未央子6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。
2022年01月24日みなさんこんにちは。去年は全然、雪が降らず、タイヤをスタッドレスに変えるかどうか、いまだに迷っているかわベーコンです。でも、雨とか降って凍る可能性はあるよな…これを書いている今、タイヤを変える決意をしました。私がネットに触れたのは、中学生くらいだったのですが、今の子はまぁ早いですよね。娘の学校で授業があるときは、私のスマートフォンを貸したり、お友だちと出かけたとき用にスマートフォンを持たせたり。子どもにとっても、ネットは身近な存在です。スマートフォンでニュースやテレビはもちろん、SNSの情報を目にすることもあるでしょう。あるとき、ふと娘がこんなことを口にしました。■娘から「ママはネットで悪口言われたことあるの?」と聞かれたSNSでの誹謗中傷は今どき珍しくないとは思います…。珍しくない、というのが悲しいですが、表に出ている情報だけで、勝手にジャッジされたり、内容を誇張されて、罵声を浴びせられることが多々あります。私は漫画やイラストを描いてネット上に掲載しているので、明るいイメージがあるのか、娘は私がそういう経験をしていたことに驚いていました。伝えたいことが伝わらなかったり(これは実力不足なので反省)。広告漫画であれば、たとえ誤解を解きたくても、「これ以上、何も言わないように」と止められることも。しかし、情報を受け取る側の人は、そんなことは知りませんし、SNSのリプ欄などに軽く刺すような言葉を送ってきます。そういった言葉を複数の人たちが送ってくるので、メンタルにくるんですよね。私のメンタルに一番きた言葉があります。それは…。 ■母親の在り方を否定するような言葉につらくなった本人をけなす言葉よりも、家族を中傷する言葉や、母親の在り方を否定するような言葉は自分のことだけではないのでつらくなります。私は忘れっぽいので、誰に何を言われたか覚えていません。そして、私はこんなことを言う人にはなりたくないので、同じ土俵には立たないようにしています。ただ、これを聞いた娘がめちゃくちゃ私より怒っていて驚きました。娘の“幸せ”の一言が嬉しかった。ちょっと泣いた。これから先、“こんな親のところに〜”って言われても、娘のこの言葉のおかげで、今後は落ち込むことがなさそうです。息子は息子で、私の作ったご飯を食べて「ママのごはん、おいしくてしあわせだなぁ」と沸点の低いところで幸せを感じてくれているので、嬉しいです(笑)。将来、子どもたちがSNSを使うようになったら、私と同じような目に遭うかもしれません。でも、相手のことをよく知らないし、知っていても傷つけるような言葉を投げかける人にはならないようにと常に言っています。言葉で人が亡くなることもあるので、たとえSNSであっても、よく考えてから文章を書かないとな、と思う母なのでした。
2022年01月21日不朽の名作「アンネの日記」を“空想の友達”キティーの視点で描くアニメーション『アンネ・フランクと旅する日記』より、場面写真が解禁された。アニメーション映画として初めてアカデミー賞〈外国語映画賞〉にノミネートされ、ゴールデングローブ賞を受賞した『戦場でワルツを』のアリ・フォルマンが監督した本作。「アンネの日記」を基にイマジネーションと遊び心に満ちた現代のパートを新たに創出、ふたりの少女の姿を等身大に瑞々しく描いていく。今回解禁された場面写真には、第二次世界大戦中のナチス・ドイツ占領下の中を生きるアンネ・フランクと、時空を超えて現代のアムステルダムにやってきたアンネの“空想の友達”キティーの姿が写し出されている。現代のキティーは、ライダースジャケットにキャップと今風の服を身にまとい、凍った川をスケートで走り滑る。学校で人気者のアンネは大勢のクラスメイトを引き連れて、まるでパレードのように街を歩く。アリ・フォルマン監督は、多くの戦争映画が用いる色彩設計とは真逆のことを試みたという。「現代のアムステルダムをモノクロームの色調で、アンネの目を通して見た過去は豊かでビビッド、そしてカラフルに描くこと。それがこの映画のガイドラインになった。僕らは制限することなく、色をたくさん使用した。とりわけ、アンネの空想や夢を表現するシーンはね」と本作の世界観の構築を明かす。ほかにも、アンネがペーターと隠れ家で過ごす様子や、ペーターと同じ名前を持つ少年と出会ったキティーが一緒に旅をする様子など、対照的な描写が切り取られている。また、ナチスが支配するおどろおどろしい街の様子もアニメーションだからこそできる表現手法。鎧をまとった悪の権化SS装甲集団の威圧感などは当時の人々の恐怖をそのまま体感させられる。少女たちの視点から綴られる物語は、いま世界で何が起きているかを大人たちが考える足がかりにもなることだろう。「すべての人が尊重される」という祈りにも似たアンネの願いに思いを馳せる、必見のアニメーションだ。『アンネ・フランクと旅する日記』は3月11日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンネ・フランクと旅する日記 2022年3月11日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© ANNE FRANK FONDS BASEL, SWITZERLAND
2022年01月19日冬休みや夏休みなどの長期休暇には、多くの学校が児童や生徒に宿題を出します。中には、算数や国語ではなく、毎日どんなことをして過ごしていたのか記録を付ける日記の宿題を課す学校も。2人の子供を育てている、ひとみ(@1024kinako)さんは、小学1年生の娘が取り組んだ、宿題の内容をTwitterに投稿しました。その宿題は、毎日何があったのか1行で記録を付ける『1行日記』。クスッと笑ってしまう、娘さんの日記がこちらです。娘、ついに一行日記を放棄。 pic.twitter.com/foXjja0IIZ — ひとみ(チームおかん) (@1024kinako) January 7, 2022 ひとみさんいわく、冬休みが始まったばかりの頃は、こと細かく記録を付けていたのだとか。しかし、だんだんと面倒になってきたのでしょう。「だらだらしてた」「きょうもだらだらした」と続ける娘さん。最終的には「きょうもだらした」と、『だらだら』を省略して記入しています!『だらだら』と2回書くことさえ面倒になってしまったのかもしれませんね。娘さんの日記は、多くの人をクスッと笑わせたようです。・「だらした」って…最高すぎる!・めちゃくちゃ笑ってる!センスがありすぎて好き。・曜日も水曜日が抜けててかわいい。面白すぎるでしょ。・娘さんの気持ちがすごく分かる!日記に書くほど特別なことなんてあまり起こらないよね。とてもだらだらしていたことが伝わる『だらした』という、娘さんが編み出した言葉。大人でも、だらだらした日には「だらした」といいたくなってしまいますね![文・構成/grape編集部]
2022年01月08日私は元々シングルマザーで、娘が4歳のときに今の夫と再婚。いわゆるステップファミリーとなりました。交際期間中や再婚したころは娘も幼かったので、彼と娘の2人で出かけたりと私抜きでも楽しく過ごしていました。しかし、今、娘は多感な13歳。夫と娘の関係性に変化が起きています。ある日娘から学校でいじめにあっていることを聞かされた夫と私。そのとき夫は……。 わが家はステップファミリー私は娘が小さいときに離婚し、シングルで子育てをしていました。娘が4歳のときに今の夫と交際を始め、その4年後に再婚。いわゆるステップファミリーに。再婚したばかりのころは、娘は「パパができた!」と喜んでいて、夫と娘の2人で映画を観に行ったり、ワカサギ釣りに行ったりして楽しく過ごしていました。 そんな娘ももう13歳で多感なお年ごろ。家族と過ごすより友だちとの時間が楽しいようで、休日のお出かけを誘っても一緒に行ってくれないこともしばしば……。夫と娘にいたっては、たまにゲームの話をするくらいです。夫自身もたくさん話すほうではないのもあって、2人のコミュニケーション不足を感じていました。 娘が学校でいじめに! それを聞いた夫は…ある日、娘が突然「学校に行きたくないんだけど、パパとママは行けって言う?」と言ってきました。よくよく事情を聞くと、娘は学校でいじめにあっているとのこと。数人の男子から毎日悪口を言われていると言うのです。私と夫の結論は一緒で、「そんな嫌な思いまでして行く必要ない」でした。 その日の夜、娘が寝たあと、夫と2人で娘のことを話し合いました。すると夫は「腹立つ。相手をこらしめてやりたいくらいだ」と怒っていました。普段、愛情表現が乏しい夫なのですが、このとき娘にも深い愛情を持ってくれているのを感じ、うれしく思いました。 「パパって、ちゃんと私のこと大事に思ってくれてるんだね」後日娘と2人で話す機会があり、私が「パパが相手の男の子たちのこと怒っていたよ。『こらしめてやりたいくらい』って」と伝えると娘は、「意外! パパって、ちゃんと私のこと大事に思ってくれてるんだね。あんまり話さないから、私に関心ないのかなって思ってた。だからうれしい……!」と喜んでいました。 その言葉を聞いて、娘が父親の愛情に不安な気持ちを抱えていると気づかなかったことを反省しました。そして、娘には、パパが自分のおこづかいで娘にゲームを買ったこと、パパと私で娘のことを話すとき、パパがいつも「○○(娘)の意見を尊重しようよ」と言っていることなどを伝えました。「あんまり表に出さないだけでパパは○○のことをちゃんと想っているんだよ」と。 夫と娘の関係は変化したのか?夫には、「○○にパパの愛情伝わってなかったよ! ちゃんと口にしてあげないとわからないよ」と伝えると、夫は「年齢が年齢だから『大好きー!』って言っても気持ち悪がられそうだし、難しいよ。でも、なるべく口に出すようにする」と反省していました。 それから夫と娘の関係性が劇的によくなったかというと、そういうわけではありません。ですが、普段口数の少ない夫が娘のことを積極的に褒めるようになり、コミュニケーションをとる時間が少しずつ増えています。ちなみに、娘の友だち関係のトラブルは解決し、今は楽しく学校に通うことができています。 学校でのトラブルがきっかけでしたが、今回の一件で、血のつながりのない父親からの愛情を娘が再確認できたことはとてもよかったと思います。 夫としては、娘が13歳という難しい年齢であることや、夫自身が口下手であることから、どのように愛情表現をしていいかわからなかったようです。今回、私自身も夫の娘への愛情を再確認することができ、とてもうれしい気持ちになりました。夫と娘の関係性が良好に保てるよう、これからも見守っていきたいと思います。 作画/Michika著者:吉川 みきな13歳女の子と3歳男の子の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
2021年12月31日■前回のあらすじ「子どもには自分と同じ過ちはしてほしくない」と思い続けてきた朱音だったが、妹から今の育児は「お母さんと一緒だ」と言われてしまう。さらに、娘が点数の悪いテストを妹に預けていると聞かされて…。 >>1話目を見る 紗枝は、結衣の頑張りをたくさん褒めてくれました。でも私は、結衣が未だにテストを隠していることを知り、悲しみと怒りで自分でもどうしていいのかわからなくなっていました…。「またやってしまった…」。気づいた時には、私の口から無意識に問い詰めるような言葉が出てしまったのです。眠っている結衣が無意識に握った手から伝わる温かさ…。その温もりさえも久々に感じたことに気づいて、私は今までの結衣に対する態度を猛省しました。そのはずだったのに…。次回に続く(全10話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2021年12月31日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第29話。久しぶりに会った友だちがみんな金銭的に潤っていて、取り残された感を抱いたやましたさん。そこで自分も何かを始めなくては……と思い至ったこととは。★前回:「恋のチャンスを逃すな!」BTSを猛勉強中、ふと自分の顔を見て驚愕! #脱力系ゆる更年期日記 28ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。先日、5年ぶりくらいにデザインの専門学校で一緒だった友だちと会いました。専門学校と言っても、私が29歳のときに働きながら夜通っていた学校で、同じクラスの生徒さんたちの年や環境はみんなバラバラでした。そのなかでも今でも仲良くしている人たちと、そこから派生した友だちの友だちみたいな人たちと7人で集まりました。ほとんどが5〜6歳年下の子ばかりですが、全員が40代ということで、年齢に応じて、とてもすてきな大人になっていました。会社から独立して潤っている人、副業で潤っている人、会社員をコツコツ続けて潤っている人ばかりで、収入が乏しく毎月のようにカードの支払いに苦しんでいる私の目には、キラキラと輝いて、とてもまぶしくかっこよく見えました。私といえば、収入は20年前の1/5、体力は10年前の1/10、頭の回転においては30年前の1/100程度、と何もかもが集まったみんなとは逆方向に進んでいるように思えました。取り残され感がハンパなく、私も何か、すてきな大人になれる何かを始めなければ!と強く思いました。もうすっかり寒くなった真っ暗な帰り道、ひとりで自転車をキコキコと漕ぎながら私が考え出した答えはこれでした。ずばり「資産運用」。副業も、会社員も無理な私は、大人といえば資産運用でしょう!(※個人の感想です)という安易な考えから、49歳の冬、資産運用の勉強を始めることにしました。★関連記事:「若くなくて悪かったな!」若い子にはしゃぐアラフォー男の会話に腹が立つ #アラフォー絵日記 6★関連記事:「執刀医って!?」最初からわかっていれば違っていたのに~ #43歳で腎がんになった話 17★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2021年12月09日「子宮内膜症日記」第10話。2018年の夏ごろから強い下腹部痛に悩まされるようになった「も」さん。痛みがあるも、仕事が忙しく健康診断まで待ってしまいます。そして健康診断へ行くと、子宮内膜症であることが判明! 「も」さんの子宮内膜症の闘病生活体験をマンガで紹介します。子宮内膜症日記第10話 ※チョコレート嚢胞(のうほう)の指針は妊娠希望、大きさ、悪性化(急な増大)なども含めて、また、MRIやCA125値も参考にして考えます。悪性化する割合は0.7%と言われますが、年齢と大きさに比例します。年齢では、30歳代は1.30%、40歳代は4.11%、50歳代は21.9%で、大きさでは7cm以下では1%以下、8cmで1.1%、10cmで4.8%、15cmで12.8%と言われており、手術を検討する大きさは一般的に6cm以上です。 9話で、自然治癒することはないので、薬物療法か手術療法から選ぶことになると言われた「も」さん。 今回、「お若いから大丈夫だと思いますが、チョコレート嚢胞はがん化することもあるため、血液検査でCA125の値を調べます」と医師は説明しました。さらに、「検査結果を聞きにくるときまでに、薬物療法、手術療法どちらでいくか決めておいてください」とのこと。 「やっぱりがん化することもあるんだ……」「手術? 薬物? どっちにすればいいの?」 いろいろなことが頭をよぎりつつ、「わかりました」と答えるのでした。 次回、「も」さんは状況を彼氏に報告します。すると、彼氏からとんでもない返事が返ってきて……!? 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長)※この漫画は実話に基づいた体験談であり、ベビーカレンダー編集部を通して、婦人科医の監修を受けた記事です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:イラストレーター も2018年に健康診断で子宮内膜症が判明。闘病の記録を日記につづっています。
2021年11月30日お花を思う。私の今までの暮らしでは、ちょっぴりその習慣に疎かったように思います。自然の中で生きている植物を暮らしの中で生け、眺めるひととき。おうちの中に植物があると、ポジティブな気持ちになれるような気がしますよね。枯れるから…と遠ざけていたのですが、少し考え方を変えて、植物が姿を変える様を愛でることに楽しみを置くことにしました。今回は、冬の枝もの植物「ヒムロ杉」を「リューズガラス フラワーベース L」に飾る様子をお届けします。冬らしい枝もの植物を頼れるフラワーベースに生けて、これからのクリスマス準備にいかが。生花で楽しみ、枯れる前に吊るしてドライに。これまでは、生花を生けることに消極的でした。虫がついてくること、いつか枯れてしまうこと、子供が倒してしまいそうでびくびくしてしまうこと。お花を暮らしに添えるのは、私にとってちょっぴり面倒で億劫なことだったのです。きっとそんな方が多いのでは。それを変えるきっかけになったのは、ドライフラワー。ドライフラワーはお花を乾燥させることで、半永久的にその姿を残すことができます。色味は渋くなり、インテリアにアンティーク感も出てとてもいい雰囲気に。お花も枝ものも、意外と簡単に自宅でドライフラワーにすることができます。「このお花はそんなドライフラワーになるだろう?」と、夢を膨らませながらお花屋さんで花を選ぶのも楽しい時間。12月に向けて、クリスマスらしく「ヒムロ杉」をセレクト。浅めの水に浸しておけば、1ヶ月近くもつのだそうで、しばらくは生花のまま楽しみ、枯れそうなタイミングを見計らってドライフラワーにしていきます。生花とドライ、どちらも楽しめるのです。部屋のフックなどに吊るしておけば、外気による乾燥でドライフラワーに。その姿を変えていく様子もまた愛おしい。花の命は短いですが、その姿が変わっていくのを鑑賞するのも風情の一つ。そして、その様子もインテリアの一つになり、とても穏やかな気持ちにさせてくれます。いつもと違う部屋の雰囲気に心が躍ったり、少し元気をもらったり。お花に向き合う時間が、暮らしを豊かにしてくれるのを感じます。口が広くて底面が大きなフラワーベースを選ぶ。枝ものを生けるのに選んだのは、「リューズガラス フラワーベース L」のロケート。シンプルなガラスの佇まいが美しいデザインのもの。底面が直径14cmのロケートは、底がしっかりしていることで安定感がよく、口が広いので手洗いも簡単なのがいいところ。奥まで手を伸ばし、フラワーベースの中までしっかり洗うことができます。大ぶりの植物や「ヒムロ杉」のような枝ものを飾りたい時にぴったり。春は青々とした新緑の植物、夏はカラフルなお花たち、秋と冬は深みのある緑や、茶色の枝ものが多く並ぶ季節。この季節はどっしりとした枝ものを受け止めてくれるフラワーベースが頼れるのです。花束をそのままざっと生けることができるくらいのサイズですので、一つ持っていると何かと使えるアイテム。生ける花を引き立てるフラットな形なので、何も考えずお花を挿す気楽さがいい。どんな空間でも合い、どんなお花でも合う。そんな融通の利くフラワーベースを一つ持つのが枝もの初心者さんにはおすすめです。ツリーにオーナメントを飾るように。「ヒムロ杉」をツリーに見立てて、黄色の「ピンクッション」を添えて、無造作に飾ります。あれこれ混ぜなくても、2種類のお花で存在感充分。お花は難しく考えなくていいものなのかもしれませんね。フラワーベースとのバランスを考えて、自由に枝をカットしたり、葉っぱを間引きしたり。そんな時間も楽しい時間。リビングが一気にクリスマスモードに。生花を飾ることによってインテリアにも上質感が生まれ、季節に沿った暮らしを楽しむことができます。毎年オーナメントや飾り付けに、いろんなものを買い足したり、それによってモノが増えてしまったり…。また安価なプラスチック製品だとついたくさん買ってしまうものですが、生きた植物を飾るなら捨てることも罪悪感が生まれません。〝きちんと全うし、使い切る。″モノとの向き合い方もできて、心が豊かになる。お花にはそんな奥ゆかしさがありますよね。麻ひもで根本をくくって壁掛けにすれば、壁面ツリーに変身。この季節は枝もの植物に挑戦するチャンス。ちょっぴり大きめなフラワーベースをぜひ暮らしに取り入れてみてくださいね、 【ご紹介したアイテム】底面がしっかりしたフラワーベース。大ぶりな花や枝もの植物を生けやすく、口が広いのでメンテナンスも簡単な使いやすいアイテムです。⇒ リューズガラス フラワーベース L nami sasaki整理収納アドバイザー。夫と三兄弟と5人暮らし。毎日の暮らしを楽しむ工夫探しが好き。収納で暮らしを心地よく。
2021年11月22日■前回のあらすじ学校での友人トラブルは自分の娘が一方的に被害者だと思っているママ友の綾美さん。茉莉愛ちゃんが嘘をつく事実が伝えられないまま、遊ぶ約束の期日が来てしまい…。 >>1話目を見る 綾美さんと「茉莉愛ちゃんの嘘」について話すことができないまま、以前から綾美さん親子と約束していた遊ぶ日が来てしまいました。私から綾美さんに話す前に、綾美さんは茉莉愛ちゃんが嘘をついている現場を目の当たりにしてしまったのです。次回に続く(全7話)12時間後更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ ふくみみ
2021年11月21日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第27話。今回は、娘たちのひと言でふいに訪れた恋のチャンスについて。49歳、もう一度恋をする!?★前回:「最近、老化がヤバすぎる…」若さを取り戻すために必要だったのは #脱力系ゆる更年期日記 26ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。私には小学2年と4年の娘がいます。その娘たちの通う小学校では、ほかの小学校と同じように女子たちの間で「BTS」が流行っています。娘たちもそれぞれの推しを見つけて、やれ誰それが良いとか、いいや私は誰それ派やとか、きゃっきゃきゃっきゃと女子トークを繰り広げています。そんなある日、娘たちに聞かれました。「なぁマミー、マミーはBTSのなかで誰が一番好き?」身も心も疲れ切った私には、BTSから1人を選ぶ労力もありませんでしたが、そのとき、最近私が老け込んでいることについて尋ねたところ、夫から言われたひと言をふと思い出しました。「てか、お前……。恋してるぅ?」「てか、お前……。恋してるぅ?」「てか、お前……。恋してるぅ?」何度もこだまする夫からのひと言。(夫に)恋をしていないから老け込んでいるのではないかという指摘でした。私、今、もう一度、恋するチャンスなのかも……(夫ではない誰かを)。娘たちと一緒なら楽しく恋ができるかもしれない♡と心がざわついた夕暮れ時でした。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:「すごい説得力!」体に良いと思いつつ習慣化しなかったことができたワケ #ときめけ!BBA塾 100★関連記事:「体重と体調、どっちが大事?」60kg越え、アラフォーのダイエット問題 #アラフォー絵日記 3★ウーマンカレンダー連載マンガをもっと読む著者/イラストレーター/ やましたともこ(49歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2021年11月19日身の丈に合ったシンプルなお家お家づくりから、暮らしを楽しむヒントを発信しています。お家を整えて暮らしを充実させましょう!今回は「暮らしが便利になったと思うこと」をご紹介します。暮らしが便利になったこと7つ1.食器をほぼ手洗いしなくなったinstagram(@__mika.home)食洗機のお陰で手洗いの頻度が減りました。食洗機がない生活はもう考えられません。2.掃除しやすくなったトイレinstagram(@__mika.home)タンクレストイレなのでタンク掃除をしなくてよくなったのは大きいです。3.床暖房でポカポカの床instagram(@__mika.home)もうすぐ床暖房の季節。スイッチONにするとすぐに床が暖かくなり快適でもう家から出たくなくなります。4.浴室暖房でお風呂までポカポカinstagram(@__mika.home)今まで浴室暖房がない家に住んでいたので初めて使った時は感激しました!5.広いキッチンinstagram(@__mika.home)スペースが広くなったので料理中バタバタしなくなりました。笑6.タッチレスキーinstagram(@__mika.home)子供を抱っこしている時や荷物を沢山持っている時に鞄から鍵を探さなくていいのは本当に助かっています。7.天気関係なく干せるランドリールームinstagram(@__mika.home)LDKが狭くなってでも広くとりたかったランドリールーム兼ファミリークローゼット。寒い日、暑い日、雨の日関係なく洗濯物を干せる空間はやはり作ってよかったです。マイホーム検討中の方の参考になれば嬉しいです♪
2021年11月11日■実母に取材! 「孫って、どう?」打ち合わせの時など、母に子守をしてもらっているのでとても助かっている私。最近、子どもたち二人ともわがままになってきたのですが、母と子どもたちの間には適度な距離感があるので、かわいいと思えるようです。とりあえず一安心しました!■怒られるかも…?と思いつつ、私の「子育て」についても聞いてみたおばあちゃん目線の漫画ってあまり見かけないなぁと思い、母にインタビューを試みました。仕事が中心になりがちな私の子育てを、母はあまりよく思ってないのでは? と思い込んでいたので、意外すぎる返答にちょっと感動…。対面ではなく、電話越しに尋ねたことも本音を引き出すのにちょうど良かったのかもしれません。なんというか…今回この漫画が描けてすごくよかったなと感じています (照)
2021年11月03日私には2歳の娘がいます。娘は人見知りをせず、誰とでもあいさつができる子ですが、公園の砂場や児童館に行っても同世代の子とは一緒に遊ばず、ひとりで黙々と遊ぶような子でした。そんな娘が2歳になり、近所に住む同級生のA子ちゃんと久しぶりに再会してから、A子ちゃんと遊べるようなったエピソードをご紹介します。 なかなか同世代の子と遊ばない娘が心配娘は、人見知りをせずに公園で初めて会ったお友だちにも手を振って「こんにちは~」とあいさつするような子です。スーパーでも、レジ打ちの大人に向かってバイバイと手を振ったりするくらいのフレンドリーな性格。しかし、同世代の子が集まる公園や児童館に行ってもなかなか輪に入らず、ひとりで遊びます。 そんなところが2歳になるくらいのときに気になっていました。もしかして、定期的に遊ぶような子がいないからなのかなと思った私は、近所に住むA子ちゃんママに久しぶりに連絡を取ってみました。 久しぶりにA子ちゃんと再会A子ちゃんママはワーママでしたが、久しぶりに連絡したら今年の3月に退職したとのこと。私と同じく、来年から幼稚園に通う娘を持つママになったとのことで、今度公園に一緒に行く約束をしました。A子ちゃんは娘と同級生ですが、娘よりも少し月齢がお姉さんです。娘は2歳3カ月になったばかりで、少しイヤイヤ期が入ってきてA子ちゃんと一緒に公園で遊べるのか少し不安でした。 そして当日になり、A子ちゃんと公園で待ち合わせをして砂場に向かいました。やはり娘は別々で遊ぶのです。しかし、週1で遊ぶようになって1カ月が経ったぐらいから、娘は段々と「A子ちゃん待っててね~」「A子ちゃんまたあそぼうね」と言うようになっていきました。 娘にもついにお友だちができたある日、私が久しぶりに友人と子ども抜きでランチをしに行って帰宅したときのことです。娘に「ママどこに行ってたの?」と聞かれ、「お友だちとごはんを食べに行ってたんだよ。パパとお留守番ありがとうね。いつか娘ちゃんにもお友だちができるといいね」と言ったところ、娘が「娘ちゃんのお友だち、A子ちゃん」と言ったのです。 驚きました。今まで、私が「娘ちゃんのお友だちは?」と聞いても「ん~」と考えこむばかりだったので、本当にうれしくなりました。お友だちができない、同世代の子と一緒に遊ばないと半年くらいずっと悩んでいたのが、一瞬で解決しました。 なかなか同世代の子どもと遊ばない娘を心配に思っていましたが、A子ちゃんと一緒に遊ぶようになってから一変。A子ちゃんだけではなく、公園でも同世代の他のお友だちとも遊ぶようになりました。お友だちと打ち解ける娘のペースがあったのかもしれません。A子ちゃんとは、在園生の紹介で来年の4月から幼稚園も一緒に通えることになったので、これからも一緒に仲良く遊べそうです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/そら著者:安斎みさき1歳4カ月差の年子を育てるワンオペママ。転勤族。金融関係や大手薬局で働いた経験を生かして、子育てや金融そして美容ジャンルのライターとして活動中。
2021年11月01日交換日記をしている娘たちの姿を見て、忘れていたことを思い出しました…!■娘たちに教えたい教訓できればすでに捨てられててほしい。いくら子どもの頃の作品だったとしても、自分が描いたものは恥ずかしいよねーーー。タイムマシンがあるなら、あの頃に戻ってノートを取り上げたいわ。娘たちも今は楽しいかもしんないけど、大人になって「うわーーー恥ずかしいーー!」ってなる日が来るのかなと想像すると、せめて自分が書いたページだけは手元に残してたほうがいいかなって思うよ(汗)。でもわたしと違って、黒歴史になるような内容は書いてないのかな……(笑)。
2021年10月02日■前回のあらすじ以前娘を乗せたまま自転車を倒して以来、自転車に乗ることを封印した真由美。しかし5歳になる娘が自転車で幼稚園から帰宅する友だちをうらやましがっているのを知り、何とかしてあげたい気持ちはあるものの…。 >>1話目を見る 自転車での幼稚園送迎に憧れる娘。過去の事故から勇気が出せない私は、思い切って夫に相談してみると…。「歩きで恥ずかしかった」という娘の本音を聞いて、さすがにショックを受けました。でも一番の問題は…!?自転車を倒してから何度か娘には「ママ、自転車乗らないの?」「自転車でお迎えに来てくれないの?」と聞かれていました。でもそのたびに、「ママの自転車だと危ないから」「ママ、自転車乗るのが怖くなっちゃったの」と答えてきました。そうして娘は、私に自転車について聞いてくることはなくなったのですが…。知らず知らずのうちに私は、娘に「自転車は怖い」を植え込んでしまったのかもしれません…。次回に続く!(全5話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ ユキミ
2021年09月25日【卵巣嚢腫日記。第5話】イラストやデザインのお仕事をされている、いとうちゃん(厭うちゃん)。ある日、不正出血など体の異変が起こり、受診してみたところ、腫瘍マーカーで異常値が! その後、卵巣嚢腫が判明した彼女の治療の日々が綴られたマンガです。いとうです。こちらは私が経験した「卵巣嚢腫」の治療について記録したマンガです。 ※この漫画は実話に基づいた体験談です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 初めてのMRI検査。体の断面を撮影できるなんて……すごい。 ちなみに待合室に、自分と同じ誕生日の人と、「いとうさん」という人がいた。なんというミラクル! 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター いとうちゃん(厭うちゃん)世界を俯瞰するのが趣味で、この世に生まれた記録として、日々の出来事や感じたことを漫画で綴っています。ネクラな性格で基本家にこもっているため……白い。最近はグッズ作りに夢中。
2021年09月22日娘がこども園に入園したのは、1歳3カ月のときでした。月齢も体も一番小さく、でも私のお迎えは一番遅くて……。こども園で過ごす時間が長いことや、朝に預けるときはずっと泣き続けている姿に、ごめんねと何度も思いました。初めて過ごす新しい場所で頑張る娘のために、私にできることは何かないかと考えた体験談です。 にんじんのおもちゃを握りしめて…慣らし保育初日のことは今でも、脳裏に焼き付いています。どこからそんなに大きな声が出るのか?というくらいの大声で泣き叫び、私に向かって手を伸ばし続けた娘。保育士さんに抱っこされ、園内に入ってからも泣き声は響いていました。 「私、本当に働けるのかな? これでよかったのかな?」と悩んでいるうちに、あっという間に慣らし保育の2時間が過ぎて迎えに行くと、娘はにんじんのおもちゃを握りしめて泣いていました。 寂しくならないよう工夫できることは娘が別れ際に泣く理由はシンプルに“一緒にいたいから”だと思った私は、何か工夫ができないかと考えました。まずは、毎朝バイバイするときに、娘の小さな手をぎゅっと握って、「ママ、行ってくるね! こども園で楽しく遊んでね!!」と伝えることから始めることにしました。 こども園で過ごす時間を、少しずつでいいので娘が受け入れてくれたらなと思ったのです。手を離すとやはり娘に泣かれる日が続きましたが、慣らし保育から2週間が過ぎるころには、保育士さんに抱っこされて落ち着くようになりました。 おうちでも、こども園と同じように保育士さんから「毎日にんじんのおもちゃを離さないんですよ」と教えていただいたので、私はフェルトでおままごとの野菜やおにぎりを作り始めました。なんだかうれしそうに作っている私を見た夫には、「夜中に何をやっているの?」と驚かれましたが、家でも娘と一緒におままごとで遊べたらいいなと思ったのです。 こども園と同じように遊べることがうれしかったようで、作品の数が増えるころには娘は泣かずにこども園に通うようになり、「次はハンバーグを作って!」とお願いされるようになりました。 この経験から、子どもが泣いてしまうのは親のせいではなく、ただ大好きだという気持ちをストレートに伝えてくれているだけなのだと気が付きました。今思うと、働きながらよく作ったなぁと自分を褒めたいです。自分を責めるのではなく、「離れていても、愛しているからね!」と、これからも娘に言葉だけでなく態度でもたくさん伝えていこうと思った出来事でした。 監修/助産師REIKO著者:西垣かおり7歳女児のママ。元転勤族の妻で、子どもは1人だが、3度の保活経験あり。縁もゆかりもない街で戸惑いながらも、初めての子育てを楽しんだエピソード中心に執筆中。
2021年08月30日更年期イラストレーターのやましたともこさんによる、更年期のもろもろをゆる~くつづった連載マンガ「脱力系ゆる更年期日記」の第20話。今回は、もうすぐ誕生日のやましたさんのために娘たちが開いた「プレゼント会議」について。そこで話し合われていた内容とは。★前回:「若い女性は大変と思っていたら」ワクチン接種後の副反応が想定外 #脱力系ゆる更年期日記 19ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。来月9月に私は49歳になります。私には高齢で出産した小学生の娘が2人いるのですが、その娘っ子たちが、もうすぐくる私の誕生日に何をプレゼントするかヒソヒソと「プレゼント会議」を開いてくれていました。「こっち来んとってな」と言われていたのですが、何を話しているのかコッソリ後ろから盗み聞きしていたら、こんな声が聞こえてきました。「マミー髪の毛ボッサボサやから髪の毛につけるやつにする?」「あ、でも、朝とか最高に口くさいからぐちゅぐちゅのやつは?」「顔も黒いブツブツいっぱいあるしな〜」と悪口か!と突っ込みたくなるようなことを話していました。ほかにも、やれおなかが妊婦さんみたいとか、やれ手足がカサカサで触ったら痛いやとか、散々な言われようでした。そんな高齢の母の著しい老化を、なんとか食い止めようと話し合ってくれていましたが、彼女たちには私がそう写っているのかと微妙な気持ちになりました。小学生のおこづかいで買えるものにどれくらいの効果があるのかは不明ですが、誕生日プレゼント期待してま〜す!★ウーマンカレンダー連載マンガ著者/イラストレーター/ やましたともこ(48歳)高知県出身、大阪府在住のイラストレーター。2児の母。高齢出産で身も心も弱り切ったまま更年期に突入。ここ10年元気な自分を見たことがない。本格的な老化とどう付き合うのか日々模索しつつヤングで緩めなイラストを描いている。
2021年08月23日次女は「口唇口蓋裂」という先天異常で生まれてきました。娘の将来を考えて不安にかられた私を救ってくれたのは、娘自身でした。今回は、そのときの体験をお伝えしたいと思います。 口唇口蓋裂で生まれた娘わが家の長女は、33時間にもおよぶ難産の末に生まれました。一方で、次女の出産にかかった時間は8時間ほど。長女のときと比べるとだいぶラクな出産でした。 生まれてきた次女はすぐに大きな産声を上げましたが、出産に立ち会った先生たちは「あっ」と驚いた顔。「ちょっとお口が……」と言う先生たちの様子を見て、私は不安にかられました。抱っこをした娘の口にはテープが貼られていました。 娘のくちびると歯茎、上あごに隙間が産後、少し落ち着いてから、「あなたの娘さんは口唇口蓋裂です。でも、今はきれいに治りますよ」と医師に言われました。長女の出産時は命に関わる状態だったので、それに比べると不安は少なくもありましたが、どのような状態で生まれてきたのか、娘の口を何度も見て様子を確かめました。 娘のくちびると歯茎、上あごには隙間があったのですが、痛みはないようで安心しました。また、出生体重が3,300g以上だったからか、体つきはしっかりとしていました。 “娘の笑顔”が私を救ってくれた最初は不安が少なかったものの、全身麻酔をして手術を何度も受けねばならないことや歯科矯正が必要なこと、言語や耳に少なからず障害が出てくるということがわかり、娘の将来を考えた私は急に不安にかられました。 そんなときに私を救ってくれたのは、娘の笑顔でした。生まれて3日後に「にこっ」と笑顔を見せてくれたのです。最初は偶然かと思いましたが、何度もにっこり。「心配ないよ。私は大丈夫」と言ってくれているようで、私の不安は吹き飛びました。 娘は現在6歳。これまで2回の手術を無事に終え、元気に成長しています。治療はまだまだ続きますが、あのときの笑顔を思い出すたびに、娘と一緒に乗り越えていこう、そんな気持ちと勇気が湧いてきます。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2021年08月16日「娘を触れない私」第26話。娘とどう向き合ったら良いのか。「娘さんが下を触りそうになったら抱きしめてあげてください」――。娘に触ることができない私が? 相談員さんからのアドバイスはママにとって簡単なものではありませんでした。震えが止まらないママは……。 娘を触れない私 第26話 ちゃんと向き合わないとと、自身を奮い立たせて娘に歩み寄ったママ。 「だっこしてもいいかな?」 その言葉に、娘は声を上げて涙を流しました。そして、ぎゅっと抱きしめて……。 娘に謝り、「これから触りたくなったら、抱っこしてって言ってくれるかな」と伝えると、娘は久しぶりに笑顔を見せました。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター かと幼稚園児の姉弟のママ、かとさん。Instagram(@kato_usausako)では、育児や実体験した怖い話などをマンガ化し、フォロワー10万人超と人気。ベビーカレンダーでは、実体験マンガやフォロワーさんの体験談マンガなどをご紹介しています。
2021年08月11日「娘を触れない私」第25話。育児相談室の相談員さんからの「頑張りましたね」という温かい言葉に、これまで溜まっていたものが涙となって一気に溢れ出したママ。これからどう娘と向き合っていけば良いのか。相談員さんからのアドバイスは……。 娘を触れない私 第25話育児相談室の相談員さんからの「頑張りましたね」という温かい言葉に、これまで溜まっていたものが涙となって一気に溢れ出したママ。これからどう娘と向き合っていけば良いのか。相談員さんからのアドバイスは……。 「娘さんが下を触りそうになっていたら……まず抱きしめてあげてください」 相談員さんからのアドバイスは、ママにとって簡単なことではありませんでした。娘を触るのが怖い、辛い、苦しい。 そんな私が、娘を抱きしめる――? 不安を抱えたまま、相談員さんとの電話を終えました。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター かと幼稚園児の姉弟のママ、かとさん。Instagram(@kato_usausako)では、育児や実体験した怖い話などをマンガ化し、フォロワー10万人超と人気。ベビーカレンダーでは、実体験マンガやフォロワーさんの体験談マンガなどをご紹介しています。
2021年08月09日娘がまだ生後4カ月くらいのときの話です。おっぱいの出が悪く育児用ミルクが多かった私に対し、「栄養失調になる」と義母は私を批判。さらに娘を少し預けたすきに、卵がゆや果汁を与えてしまったのです! 娘は嘔吐し病院へ行くことに……。食事関係のトラブルは命にかかわることもある重大な問題です。義母との関係性以前に、とにかく強く言わなくてはならないこともあると学んだ出来事をお話しします。離乳食をとにかく早く与えたがる義母私はおっぱいの出が悪く、育児用ミルクの量がどうしても多くなってしまっていました。義母は「育児用ミルクは栄養が十分ではなく、育児用ミルクだけでは栄養が偏る。栄養失調になり成長に支障をきたす」と本気で信じており、とにかく離乳食を早く始めたがっていました。悪気があったわけではなく、義母の時代は今ほど育児用ミルクが優れていなかったようで、本気で心配していました。 義母が育児をしていた時代は果汁を2カ月くらいから与え始めるのが普通だったとのことで、今の育児方法との違いが理解できなかったのでしょう。娘が生後4カ月のころ、ある日、娘を少し義母に預けた際、義母が勝手に卵がゆ、果汁を与えてしまいました。 ※厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」では、離乳食の開始時期は生後5カ月〜とされています。また、果汁の栄養学的意義は認められておらず、離乳食開始前に果汁を与える必要はありません。卵は離乳食初期の生後5〜6カ月ごろから与えることができますが、完全に火を通した卵黄を耳かき1杯程度から開始します。アレルギー反応があった場合には自己判断せず、必ず医師の指示に従うようにしましょう。 嘔吐があり病院へ義母が娘に卵がゆと果汁を与えてしばらくしたあと、嘔吐があったようで義母から私に連絡が。すぐ帰宅し様子を見たところ、嘔吐は治まっていたものの機嫌は非常に悪く、私は念のため病院へ行ったほうが良いと判断しました。娘を病院へ連れて行き、すぐに診察と検査がおこなわれました。 軽度ですが娘は卵にアレルギーがあることが判明。先生には生後4カ月で十分育児用ミルクが飲めているなら離乳食を無理に進める必要はなく、アレルギーに関しては数字的には微弱なので、卵をとらないようにする努力は必要だけれど、過敏になる必要はないとアドバイスいただきました。 義母との話し合い病院から帰宅後、夫も交えて義母と話し合いをしました。夫が主張したのは、「現在の育児用ミルクは栄養が優れていること」「育児用ミルクだけでも心配する必要がないこと」の2点です。 また、軽度ですが卵にアレルギー反応があり、これから成長するにつれて改善する可能性もあるものの、それまでは食べる物に一層気を配らないといけないことも、私から強く主張しておきました。アレルギー反応を目の前で見て義母本人もショックを受けたのか、素直に説明を聞き納得してくれました。 私は、まさか義母が勝手に離乳食を娘に与えたりしないだろうと思っていたのです。しかし、離乳食もそうですが、とにかく「なぜそれをしてはいけないのか。もしそれをしたらどうなるのか」を論理的に説明し、証拠も出し、しっかりと話し合っていれば、義母の理解も違っていたのかもしれないと思います。娘を守るためにも、言うべきことは筋だてて言うべきだと学んだ出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:レイトン 愛加5歳の娘を育児中。現在はブラジルに移住しており、海外での子育てと仕事の両立に奮闘中。大学卒業後、ずっと経理の仕事をしており、ブラジルで独立して事務所を構えることが直近の目標。いつか子どもと世界旅行をするという野望も!
2021年08月09日本作品は 「ウーマンエキサイトコミック大賞」 ストーリー部門で特別賞に選ばれたゴウルドさんの作品「娘が転校先で馴染めなくて」をコミック化したものです。私はヨウコ。小学2年生の娘・カナと夫のユウジと暮らしている専業主婦です。最近、夫の仕事の都合で引っ越しをすることになり、それに合わせて娘も転校をしました。次回に続く(全3話)毎日9時更新!イラスト・ 転勤族ママぽん
2021年08月03日みなさんこんにちは。この前、コーヒー店のスタッフさんと暑さについて語ったかわベーコンです。いつも思うけど、このコーヒー店のスタッフさんのコミュ力半端ねぇ…見習いたい。さて、今回は娘が小学校に行くようになって、今と昔ではだいぶ変わったな、と思うことについて書きたいと思います。娘が通っているのは私の母校なのですが、当時は大丈夫だったことが、今ではダメになっていることが結構あります。■昔は雨風が強い時も歩いて帰っていたが…!?いやまぁ“知らない人についていかない”っていうのは、今も昔も変わっていませんがね。当時、私に声をかけてくれたおばさんも、雨風が強い時に漢らしくびしょぬれで、傘をキノコにして帰っているたくましい女児を見て、さすがに驚いたんだと思います(笑)。また、娘の小学校では、今では懐かしい「連絡網」というものはなく、緊急の連絡はメールできます。このお迎えの要請は突然くることもあるので、仕事で迎えに行けないお父さん、お母さんはマジで大変だな、と思っています。迎えに行ける人がいない家の子はどうするんだろう…。さらに、小学生の防犯について、今と昔では意識が異なり、戸惑うことも…。 ■今と昔では、子どもの防犯にも変化が自転車で出かける!? 危なくない? 逆に過保護すぎかな? と心配もしちゃったり。でも、最近になってやっと私の脳みそが現代に追いついてきたので、娘はお友だちと一緒に楽しそうに出かけています。出かけるときはもちろん、防犯ブザーは持たせます。今ってランドセルを買うと防犯ブザーがついてくるのが当たり前みたいになっていますが、私の時代はそんなのもらったことがありません…。しかし、今は昔では子どもたちの安全面に対する認識が違うから、防犯も現代に合わせてレベルアップしないとね! ああ、そのうちキッズケータイとか買わないといけなくなるのかな…。安全はもはや買う時代になったのだと思う母なのでした。
2021年07月16日■前回のあらすじ体のあちこちに不調があらわれだした母。内科の病院に通い出すも原因不明と診断され、心療内科への通院を勧められることになります。■薬の副作用で寝込むようになった母■優しい店員さんに救われる日々母が倒れているので仕方なかったのですが、ほぼ毎日コンビニ弁当はキツかったです。コンビニ弁当も現在ほど美味しくなかったので、母の手料理が恋しかった…。そんななか、事情を知っていたコンビニ店員さんたちからは本当に優しくしてもらいました。さて次回からは母の不調の本当の原因が明らかになっていきます。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全54話)「母とうつと私」連載は21時更新!
2021年07月14日「娘を触れない私」第24話。大変だった娘のイヤイヤ期。「やっとつらかったところから抜けられたと思ったのに……」と嘆くママに相談員さんがかけた言葉とは? 4歳の娘さんが下を触ることについて悩み、苦しんでいた友人の体験談を、かとさんがマンガ化! 短期連載にてご紹介します。 娘を触れない私 第24話何度注意しても、下を触ることをやめない娘。近寄ってきた娘を思わず突き飛ばしてしまい、「このままだと、もっとひどいことをしてしまう……」と、ママは育児相談室に電話で助けを求めました。 話をするうちに相談員さんから「イヤイヤ期はどうだったか」と聞かれ、ママはくーちゃんのイヤイヤ期を思い出します。 保育園から帰りたがらなかったこと、そして娘の3歳の誕生日にあったこと……。イヤイヤ期の話を聞いて、相談員がママにかけた言葉とは? イヤイヤ期を乗り越えたと思ったら、今度は娘が下を触るように。「やっと辛かったところから抜けられたと思ったのに……なんでこんなことに……」と嘆くママ。 「お母さん、頑張りましたね」 相談員さんの言葉が心に刺さって……。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター かと幼稚園児の姉弟のママ、かとさん。Instagram(@kato_usausako)では、育児や実体験した怖い話などをマンガ化し、フォロワー10万人超と人気。ベビーカレンダーでは、実体験マンガやフォロワーさんの体験談マンガなどをご紹介しています。
2021年07月14日「娘を触れない私」第23話。自分の思いを吐露し、娘を突き飛ばしてしまったことも相談員に伝えたママ。すると相談員から「イヤイヤ期はどんな感じだった?」と聞かれ、ママは娘のイヤイヤ期を思い出します。4歳の娘さんが下を触ることについて悩み、苦しんでいた友人の体験談を、かとさんがマンガ化! 短期連載にてご紹介します。 娘を触れない私 第23話何度注意しても、下を触ることをやめない娘。近寄ってきた娘を思わず突き飛ばしてしまい、「このままだと、もっとひどいことをしてしまう……」と、ママは育児相談室に電話で助けを求めました。 相談員との会話のなかで、誰にも言えなかった自分の気持ちが一気にあふれ出し、娘を気持ち悪いと思ってしまうこと、そして突き飛ばしてしまったことを伝えたママ。 すると、相談員から「イヤイヤ期はどうだったか」と聞かれ、ママは娘のイヤイヤ期のことを思い出しました。 ママの記憶に強く印象に残っているのはくーちゃんが2歳のころ。保育園から帰りたがらず、娘は逃げ回り、泣き叫ぶ。 そんな娘を無理やり抱きかかえて連れて帰る日々が、1年も続いたことを思い出しました。監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター かと幼稚園児の姉弟のママ、かとさん。Instagram(@kato_usausako)では、育児や実体験した怖い話などをマンガ化し、フォロワー10万人超と人気。ベビーカレンダーでは、実体験マンガやフォロワーさんの体験談マンガなどをご紹介しています。
2021年07月12日■前回のあらすじ歩くこと、話すことなど、すべてにおいて娘より成長が早い亜美ちゃん。「まだできないの?」と亜実ちゃんママに聞かれる度に、嫉妬心が持ち上がってしまい…。 >>1話目を見る 翌朝、可乃はいつもよりも早起きして、朝からキッチンに立ってくれました。昨夜、遅く帰り、可乃の食事作りを見損ねた夫は、その姿を見てとても嬉しそうでした。そして、夫のある一言で、私の中のモヤモヤが晴れることになるのです。私が比較するのは、いつも亜美ちゃんばかり。可乃自身の成長を、見ようとしていなかったのです。周りと比べたって意味がない。それに気づいた私は、肩の荷が下りたような気持ちでした。その後、別のママ友から「最近の亜美ちゃんママ、嫌味な発言が多くない?」「可乃ちゃんママへのマウントすごいよね」とメッセージが届きました。それを見て、私はどうしてこんな狭い画面の中で得意がったり、落ち込んだりしていたんだろうと、むなしくなりました。 可乃はきちんと自分の意思で歩いているのに、恥ずかしい…。でも、そんな時に思い出したのは、「料理は絶賛するレベル」という可乃の声でした。「私の誇れること」を突き詰めるため、料理の勉強を始めようか、それともお弁当屋さんで働いてみようか……これからゆっくりと、“自分のための時間”をどう過ごすか考えてみたいと思っています。私は自分と娘の間の境界を混同して考えていました。娘の自慢は私の自慢、娘ができないことは私ができないこと。娘の成長を気にするうちに、私は自分の境界を越えて娘の中にまで入り込んでいたのです。「親子だから」といって超えてはいけない境界がある。娘が言葉にしてくれるまで気づかなかった自分自身に呆れつつも、それでもまだきちんと理解できていない部分が出てくるかもしれません。そのときは「その言葉は誰のため?」「自分のイライラは自分のもの」と境界を見定めていきたいと思います。※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ タキノユキ
2021年07月10日■前回のあらすじ成績が下がった娘を叱ったところ、「人が羨ましいなら自分で自分をどうにかして!私はお母さんの価値を上げるための道具じゃない!」と言われる。ショックを受けた私は、包丁で手を切ってしまい…。 >>1話目を見る 【母sideSTORY】娘に言われた言葉にショックを受けたまま料理をしてしまい指を切ってしまった私。気づくと娘が私の手を消毒して手当をしていました。その後、可乃が傷口を消毒して、絆創膏を貼ってくれました。小さな頃は、「大丈夫、大丈夫」と、私が可乃の頭をなでながら看病していたのに、いつの間にか逆転しているなんて。幸い、傷はそれほど深くなく、すぐに血は止まりました。これまで、お手伝いをしてもらうことはあったけど、食事を全部一人で作ってもらうことはなかったので、私の知らないところで娘が成長していたことに驚きました。気まずそうな顔をしながらも、一生懸命私のことをフォローしてくれる可乃。人を労わる気持ちを持って育ってくれたことをうれしく思いながらも、ずっと自分が娘にしてしまった行為を考え続けていました。口論の際に娘が言った「私は、お母さんの価値を上げるための道具じゃない」という言葉。それはわかっているつもり。でも私はどうすれば良かったのか、まだわからなくて…。次回に続く(全7話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ タキノユキ
2021年07月08日