スーパーマーケットで働く日常を描き、Instagramで人気を集めている、あとみ(yumekomanga)さん。自身の体験談だけでなく、読者から寄せられたエピソードも投稿しています。今回ご紹介するのは、とあるスーパーで働く店員のエピソードです。ある日、店員は惣菜コーナーで外国人の客にイカフライを指され、「これはなんというフライですか?」と英語で質問されたといいます。とっさのことで困った店員は、まず、イカと類似するタコではないことを説明。イカであることを伝えたかった店員ですが、どうしても英語が出てこず、『クラーケン』と回答したのです!クラーケンは、近世ノルウェーに伝わる海の怪物。巨大タコと仮定されていましたが、近年ではイカの形をしたクラーケンのイラストも見受けられます。きっと女性は、イカの形をしたクラーケンの絵を目にしたことがあったのでしょう。店員のまさかの回答に、外国人の客は大爆笑!店員の説明に購買意欲が掻き立てられたのか、商品を購入していったそうです。【ネットの声】・クラーケンが出てきたのがすごい!確かにイカは、英語ですぐに出てきませんよね。・イカってなんていうのか調べたら、本当に知らない単語でした…。・すごい。私だったらクラーケンすら出てこなかっただろうな~!ちなみに、イカは英語で『Squid(スクイッド、スキッド、スクイード)』などと表現できるようです。店員のユーモアに富んだ返答は、外国人の客のみならず、あとみさんの作品を通じて多くの人を笑顔にさせました![文・構成/grape編集部]
2022年10月06日日本では満15歳の3月31日を過ぎると、アルバイトを始めることができます。初めてのアルバイトとして人気が高いのが、ファストフード店といった飲食店での接客業。アルバイトを通して、多くの人は『働いてお金を稼ぐ』ということを学ぶのです。そして、誰もがいろいろな壁にぶつかり、「お金を稼ぐのは簡単じゃないんだ…」と気付きます。高校生が初めて接客した『忘れられない客』植月えみり(@QOOCHO_EMILY)さんが描いたのは、自身が高校1年生だった頃のエピソード。アルバイトが解禁された植月さんは、放課後や休日といった空いた時間を使って、ハンバーガーショップで働くことにしました。人生初となるアルバイト。そして初の接客業に、緊張していた植月さん。その初日、オーダーされた品物を客の席に届けることになったといいます。某ハンバーガーショップで初めて接客したお客さん、今でも覚えてる! #接客業であったすごい客 pic.twitter.com/ryEaFKokyS — 植月えみり 『おじねこ』なかよし連載中! (@QOOCHO_EMILY) October 4, 2022 届け先に座っていたのは、派手で強面な印象を受ける男性たち!きっと当時の植月さんは、極度の緊張もあってこう思ったことでしょう。「何か気に障ることをして、怒られたらどうしよう」…と。しかし、強面の男性たちは植月さんの名札を見て、笑顔で応援をしてくれたのです!もしかすると、植月さんの緊張が彼らにも伝わっていたのかもしれません。だからこそ、彼らは優しく元気付けてくれたのでしょう。漫画を読んだ人からは、強面男性に対し「素敵!」「こんな人になりたい」といった声が上がっています。その時の経験で、接客のコツだけでなく「人を見た目で判断するのはよくない」ということも学んだという、植月さん。アルバイトは、お金を稼ぐ苦労や仕事内容だけでなく、社会で生きる上で大切なことを教えてくれます。[文・構成/grape編集部]
2022年10月06日とある飲食店でアルバイトをしていた、とら太郎(@iamtuyoitora)さん。『#接客業であったすごい客』というハッシュタグをTwitterで見かけ、思い出したエピソードがあるといいます。それは、とら太郎さんがアルバイトを終えた、ある日のことでした。店でお酒を飲んでいた客が、ぐでんぐでんに酔っ払い、倒れていたといいます。クリックすると画像を拡大します。このタグ見てなんかないなって思ったけどすごいのはなくて、ただ嬉しかったなっていうのがあった #接客業であったすごい客 pic.twitter.com/O2DzL4OcD3 — とら太郎 (@iamtuyoitora) October 3, 2022 倒れていた客には意識があり、また、同僚らしき人に介抱してもらっていました。この状況であれば、仕事終わりで疲れているということもあり、多くの人が「大丈夫だろう」と思って、通りすぎるでしょう。しかし、とら太郎さんは、近くの自動販売機で水を購入し、「よかったらどうぞ」と差し出したのです。すると後日、倒れていた客が店に出向き、お礼をいってくれました。さらに、その客はお礼の品を渡してくれただけではなく、50人ほどの仲間を連れて来店してくれたのです!飲食店にとって、たくさんの客が来てくれることはとてもありがたいもの。とら太郎さんの素敵な思いやりと、客の粋な恩返しの方法に、心温まりますね![文・構成/grape編集部]
2022年10月05日2022年10月現在、Twitterで『#接客業であったすごい客』というハッシュタグが流行しているのをご存知ですか。同ハッシュタグとともに、とんでもないクレーマーとの出会いや、客との心温まるやりとりなど、さまざまな経験談が投稿されています。愛知県名古屋市で中華料理店を営んでいる、小坂井”ちゃありぃ”大輔(@kozakaipunks)さんは、同ハッシュタグとともに、1人の客との出来事をTwitterに投稿。その内容に、反響が上がっています。刑務所から、店に手紙が届き…?ある日、小坂井さんの元に、1通の手紙が届きました。差出人は、なんと刑務所にいる受刑者。しかし、小坂井さんは、その受刑者の名を見ても、誰なのかピンとこなかったといいます。手紙の内容を確認してみると、こんなことが書いてありました。前に何度か、店に食べに行きました。私は身寄りもなく、情けないことにお金もないので、いくらか送金していただけないでしょうか。小坂井さんにとっては、客だったといえど、赤の他人といえる相手でしょう。しかし、小坂井さんは、手紙の送り主に1万円をあげるつもりで送ったそうです。※写真はイメージその数年後、店に1人の客が訪れました。泣きながら1万円を持って来たその客は、刑務所から店に手紙を送って来た張本人だったのです。刑務所から「前に何度か食べにいきました。私は身寄りもなく情けないことにお金もないのでいくらか送金していただけないでしょうか…」って手紙がきてもちろん顔も名前も知らんけどあげるつもりで一万円送ったら数年後に泣きながら一万円持って返しにきたお客さんいたよね #接客業であったすごい客 — 小坂井”ちゃありぃ”大輔 (@kozakaipunks) October 3, 2022 きちんと店まで、1万円を返しに来た客。小坂井さんに、すがる思いで店に手紙を送ったのでしょう。もしかしたら、「お金を送ってくれるはずがない」という気持ちもあったかもしれません。刑務所の中で小坂井さんからのお金を受け取った時、人の優しさに触れた客は、心から救われたでしょうね。この投稿には、さまざまな声が寄せられました。・お金を送った小坂井さんの優しさ、すごいな。・まるで映画のような、素敵な話ですね。心温まりました。・この人は、刑務所の中で人の優しさに触れて、頑張れただろうな。・受刑者の人、諦めずにまったく関わりのない人に助けを求めて生きようとしたの、すごいなと思う。この投稿には、6万件もの『いいね』が寄せられました。小坂井さんの優しさにも、1万円をきちんと返しに来た客の誠実さにも、心が温まるエピソードですね。[文・構成/grape編集部]
2022年10月05日2022年10月現在、Twitterでは『#接客業であったすごい客』というハッシュタグが流行しています。接客業に従事する人々が、とんでもないクレーマーとの出会いや、素敵なお客さんとのやりとりなど、さまざまな経験談をこのハッシュタグとともに投稿しているのです。レジに「まけてくれ」という夫婦が現れて…?バビチョ(@babicorian)さんは、同ハッシュタグを付け、スーパーマーケットでアルバイトをしていた時の経験談をTwitterに投稿しました。当時、高校生だった、バビチョさん。バビチョさんが担当していたレジに、とある夫婦がやってきました。流行りに乗るぞ遠い昔のこと #接客業であったすごい客 pic.twitter.com/vxDWKN63YD — バビチョ (@babicorian) October 4, 2022 小銭を出すのが面倒だという理由で、「10円単位、まけられない?」といってきた女性。すると、その夫が「ダメダメ!このスーパー、ケチだもん!まけてくれないよ」といったきたのです。もちろん、店のルール上、勝手に値引きすることはできないため断った、ばびちょさん。すると「ホラ!情がねぇ!」といわれてしまったのでした。この投稿には、さまざまな声が寄せられています。・小銭を出すのが面倒だから…?じゃあ、あんたたちが多めに払って「釣りはいらねぇ」っていって帰りな!!・「小銭を出すのが面倒だからまけろ」というのは、ただただ意地汚いだけだよ。・『人情』と『自分にとって都合がいいこと』を混同してはいけない。・本当に、こういう人いますよね…。「あるある」といえるくらい、珍しい話じゃない。個人商店であれば、よく利用してくれる客に対して値引きすることはあるでしょう。しかし、こんなに失礼な客には、たとえ個人商店だったとしても、割引してあげたいとは思えませんね。バビチョさんは、このほかにも日常の出来事を漫画にし、Twitterで公開しています。気になった人は、チェックしてみてくださいね!@babicorian[文・構成/grape編集部]
2022年10月05日接客業では、高圧的な態度の客に悩まされることが少なからずあります。店員のことを下に見ている客から、過剰なサービスを求められたり、難癖をつけて当たり散らされたりすることも。そのような時に大半の店員は、穏便に済ませるため、強くいえないのが実情です。『#接客業であったすごい客と店員』漫画家の、ぬこー様ちゃん(@nukosama)さんは、かつて神奈川県茅ケ崎市のコンビニでアルバイトをしていました。当時の出来事を、ハッシュタグ『#接客業であったすごい客』を付けてTwitterに投稿。タバコを求める客に、極めて普通の接客をしたのですが…。 #接客業であったすごい客 と店員 pic.twitter.com/2GzVRCbTQk — ぬこー様ちゃん@絵日記毎日18時更新 (@nukosama) October 4, 2022 2022年現在では、タバコに番号を振っているコンビニがほとんど。ですが、以前は番号が振られていなかったため、商品の銘柄を確認する必要がありました。しかし、客は確認されたことが気に食わなかった様子で、常連であることをアピールしてきたのです。さらに「俺がこの店に来なくなってもいいのか?」という『脅し』で投稿者さんを揺さぶって、謝罪させようとしました。ところが、面倒な客の相手をしたくない投稿者さんは「はい!」と元気よく回答!現在でも、次のように思っているそうです。新人なんだから、おまえのことを知るわけねえだろうが!常連なら分れよ!!!!なお、投稿者さんとこの客は、後になぜか仲よくなったとのこと。ただし、相手のタバコの銘柄だけは、最後まで覚えられなかったといいます。本音がさく裂したエピソードに共感する人は多く、「投稿者さんに完全同意」「店員の心臓が強い。いい笑顔だ」「店員からしたら、面倒な客はいないほうが助かる」などの反響が上がっています。店員はエスパーではないため、客が欲しいものを明確に伝えてくれなければ、把握することはできません。一方的な要求をしてくる客には、互いに気遣い合ってこそ気持ちよい買い物ができることを、再認識してほしいですね![文・構成/grape編集部]
2022年10月05日接客業は、いろいろなお客さんと出会い、コミュニケーションをとるお仕事。grapeでは漫画家の天霧さんによる、接客業実録漫画『天霧、ただいま接客中です!』を連載!店員同士のやり取りや、お客さんとのいろいろなエピソードをお届けします!第11回『返事をしてください!』「お客さんがイヤホンを付けたままで、話しかけても返事をしてもらえない…」というのは、『接客業あるある』の1つ。しかし、天霧さんが対応したお客さんは違いました。聞こえていないのではなく、意図的に無視をしていたのです…!話しかけている相手にわざと無視をされて、気分のいい人はいないはず。ちゃんとコミュニケーションがとれないと、ミスが発生してしまう可能性もあります。ミスが発生したら、お客さん側も困るはず。せめて「はい」「いいえ」のひと言、もしくはジェスチャーでもいいので、何かリアクションを返してもらいたいものです…。天霧漫画家。アニメ『ラブライブ!』シリーズやエッセイ漫画を中心に創作活動を行い、『ラブライブ!サンシャイン!! コミックアンソロジー3』にも参加。⇒ 天霧Twitter
2022年10月04日スーパーマーケットで働く日常を描き、Instagramで人気を集めている、あとみ(yumekomanga)さん。自身の体験談だけでなく、読者から寄せられたエピソードも投稿しています。とある女性店員がレジで男性客の会計をしている際、横からおばあさんが声をかけてきて…。「レジ袋をください」とおばあさんがいうと、店員が話し出す前に男性客はすぐにレジ袋代の5円を出したとのこと。そのスムースな動作から、店員は男性客がおばあさんの家族だと思ったといいます。しかし、なんと2人は赤の他人だったのです!おばあさんは、レジ袋が有料であることを知らなかったか、うっかり忘れていたのでしょう。男性客の行動に驚かされるのと同時に、優しい人柄を感じますね。投稿には、さまざまな感想が寄せられています。・おばあさん、その男性が代わりに5円払ったことを、気付いてないっぽいですね。・男性は優しいけど、横から声をかけるのはちょっとやめてほしいと思ってしまう。・素敵なお客さまですね。男性のスマートさに、キュンとしました。レジ袋が有料化されたのは、2020年7月のこと。多くの人がエコバックを持ち歩くなど、有料化の事実は浸透していますが、無料のサービスに慣れてきた人は、つい忘れてしまうこともありそうですね。きっとおばあさんは、後日レジ袋が有料だと気付き、男性のさりげない心遣いを知ることになるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年10月03日日本有数の商店街である、東京都台東区の『上野アメ横商店街』。その中にある純喫茶『珈琲 王城』の3代目オーナーが、店のTwitterアカウント(@coffeeoujyou)に心の支えとなった出来事について投稿しました。廃業と隣り合わせの日々2代目の父親から店を継いだ現オーナー。2020年に新型コロナウイルス感染症が流行したことで、1日の売り上げが1万円という日々が続き、常に『廃業』という言葉が頭によぎっていたといいます。そんなある日、『チョコレートパフェ』を注文した客が、紙ナプキンにメッセージを残していきました。すごくおいしかったです。次はピラフを食べに来ます。コロナに負けないでください!!『チョコレートパフェ』と、かわいいイラスト付きの応援メッセージを見たオーナーは、大いに励まされました。「やれるところまでやってみよう」と思えて、2022年9月30日現在まで頑張ることができているのです!1日の売り上げが1万円という日々が続き、常に『廃業』という言葉が頭に よぎっていた2年前、ナプキンの裏に描かれた、イラスト付きの このメッセージをいただいて「やれるところまでやってみよう」という気になり、そして今があります。 #珈琲王城 #店舗詳細は固定ツイートへ #おひとりさま大歓迎 pic.twitter.com/maBroRoAll — 珈琲 王城 公式ページ (@coffeeoujyou) September 29, 2022 喜んでくれる人たちのことを想えば、普段以上にパワーが湧いてくるもの。応援の力を感じるエピソードに大きな反響が上がり、コメントが続々と寄せられています。・泣いちゃう。伝えるって、大事だなぁ。・上野駅に行った時に寄ったお店だ!内装もスイーツも素敵で、また行きたいです!・純喫茶の『チョコレートパフェ』、すごく食べたくなりました。・好きなお店なので、これからも頑張ってほしいです。私も応援しています!心の中で「おいしい」や「また来たい」と思っていても、店に伝える人は少数。温かな言葉の数々が、どれほど相手の心の支えとなるかを知ると、「伝えないなんてもったいない」と思えてきますね![文・構成/grape編集部]
2022年09月30日接客業を一度でも経験したことのある人ならば、こう思ったことがあるはずです。「世の中には、本当にいろいろな人がいるんだなあ…」店員に高圧的な態度をとる人や、いくら話しかけてもまったく返事をしない人、理不尽な要求をしてくる人…。毎日のように、いろいろな客に接していると、自分の周囲にはいないような人たちと触れ合うことになります。客の言動に「そこを省略するのかよ!」ある日、青木ぼんろ(@aobonro)さんは、カフェで飲食をしながらタブレット端末で絵を描いていました。そんな中、耳に入ったのは、ある客と店員のやり取り。店員は、客の言動に少し困らされているようで…。「そこ略すんだ」と思った話 pic.twitter.com/IppaxW9wH5 — 青木ぼんろ (@aobonro) September 26, 2022 なぜか年配の男性客は、頑なに『ホットコーヒー』の『コーヒー』を省略してオーダー!何度店員が詳細を訪ねても、「ホット」のひと言を返すのみで、肝心のなんのドリンクなのかが分かりません。きっと、店員も必死に対応をしながら、青木さんと同様に「そこを省略する人っていたんだ…」と思っていたことでしょう。真顔で「熱い…熱い…」と繰り返すシュールな光景にも見える男性客の姿に、青木さんは心の中でツッコミを入れずにはいられなかったのでした…。【ネットの声】・あ~、あるある!牛丼屋で頑なに「並」しかいわない客とかね…。・最後のツッコミに吹いた。その発想はなかった。・高齢の人は『ホットorアイス=コーヒー』って認識の人もいるよね。分かりやすく伝えてほしい…。どうやら、『商品名を頑なに省略する客』は全国の店で出現している模様。店員が困るだけでなく、注文ミスにもつながってしまうので、ちゃんと伝わるようにオーダーをしてほしいですね…![文・構成/grape編集部]
2022年09月27日客という立場を利用して、店員らに理不尽なクレームをつけたり、度を越えた要求をする『カスタマーハラスメント(通称:カスハラ)』。カスハラやモンスタークレーマーなどによる被害は全国で後を絶たず、中でも接客業従事者やコールセンターで働く人は、頭を悩ませているといいます。店員が受けた『カスハラ被害』に共感の声接客業をしているタジマオオカ(@pu92yu)さんは、自身が受けたカスハラについて漫画を描きました。仕事をする上で、なぜかカスハラの被害に遭いやすいという、タジマさん。一度標的にされると、客から心ない言葉を投げかけられるのだそうです。クリックすると画像を拡大しますお疲れさまです。すべての接客業の方ヘ。クレーマーとは少し違うのですが、カスハラのお話しです。たくさんいるんです…本当です…本当なんです…!対処編まで続きます。。 #エッセイ漫画 #コミックエッセイ #カスハラ pic.twitter.com/4CgUMZE1hm — タジマオオカ (@pu92yu) September 12, 2022 ハラスメント行為は一般的に、抵抗をしなさそうな、真面目でおとなしく見える人がターゲットにされやすいといわれています。そういった人を狙い、客という立場を利用しているからこそ、面と向かって人間性や外見を否定してくるのでしょう。初対面の人から否定的な言葉を投げかけられ、誰からも助けてもらえない状況が深く心を傷付けることは、いうまでもありません。悲しいことに、こういったケースは接客業をする上で少なくない様子。タジマさんの漫画に対し、共感する声が多く寄せられました。・めっちゃ分かる。本当に、信じられないほどこういう客ってたくさんいるんだよね…。・こんなの客じゃないよ。守らずに逃げる上司も酷すぎる…。・『接客業あるある』で泣いた…。こういうのは、完全に相手を見て絡んでると思う。本来、サービスを提供する側の店員と、お金を支払う側の客は、同等の立場のはず。仮に立場が上であっても、他人を加害していい理由にはなりません。また、企業がカスハラを受ける店員を守る意思を示すことも、重要でしょう。カスハラ被害が減り、より多くの人がお互いに気持ちのいい接客ができることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2022年09月19日接客業は、いろいろなお客さんと出会い、コミュニケーションをとるお仕事。grapeでは漫画家の天霧さんによる、接客業実録漫画『天霧、ただいま接客中です!』を連載!店員同士のやり取りや、お客さんとのいろいろなエピソードをお届けします!第9回『みんな大好きスクイーズ』『スクイーズ』は、モチモチとした弾力性のある触り心地が人気の、癒しアイテム。そのため、目の前にあったら触りたくなってしまうのは分かります。ええ、よ~く分かるのですが…店の物を破損させるのはもちろんNG!破損した品物は見本として使うことも、販売することもできないため、結果的に店側の負担となってしまいます。確かに『スクイーズ』は、その愛らしい見た目と魅惑のやわらかさで、人を誘惑する魔の道具。とはいえ、魅了されるのは購入してからにしてほしいものです…!天霧漫画家。アニメ『ラブライブ!』シリーズやエッセイ漫画を中心に創作活動を行い、『ラブライブ!サンシャイン!! コミックアンソロジー3』にも参加。⇒ 天霧Twitter
2022年09月16日ファストフード店で買い物をすると、サイドメニューも一緒に購入しないかと、店員から勧められることがあります。売り上げを伸ばす工夫の1つのため、店員の中には積極的に声を掛ける人も。4コマ漫画を描く、ワイルドモンキー(wildmonkey39)さんは、そんなファストフード店で起こりそうな展開を想像し、作品にしました。アルバイトの教育担当である先輩は、どんな時も客に『別の商品』も勧めることを忘れません!例え、客が望むものが食べ物以外であっても、決して手を抜かないのです。ユーモアあふれる展開に、反響が上がりました。・秀逸なオチ。・斬新なサイドメニューですね!・面倒なお客さんから店員を守る時にも使えそう!新人は先輩の背中を見て育つもの。この先輩の積極性も、漫画を読んだ人たちの学びとなる…かもしれませんね!ワイルドモンキーさんは、Twitterでも作品を公開しています。もっと漫画を読みたい人は、こちらもご覧ください。Twitter:@wildmon777[文・構成/grape編集部]
2022年09月09日仕事を覚え始めたばかりの頃は、大きな作業は任されないため、雑用がメインとなりがち。「早く、先輩たちと同じように活躍したい」という想いが膨らみ、雑用が嫌になることもあるかもしれません。生花店で働いていた時の体験を漫画に描いている、キチジロー(kichijiroo)さんにも、そんな時期がありました。しかし、ある出来事をきっかけに、考え方が変わったのです。亡くなった犬のために用意された花を届けに行った、キチジローさん。注文した覚えのない品が届き、困惑する女性に、友人から贈られた物であることを説明します。客の涙を見て、考えが変わる花とともに、相手を想う心が届いた瞬間を目の当たりにして、キチジローさんはハッとしました。「掃除、水替え、配達など、地味に見える作業もすべて、お客様の喜びにつながるんだなぁ」と気付けたのです。先輩からいわれていた、「そういう地味な仕事こそ、しっかりとこなさないといけないものよ」という言葉が、ストンと胸に落ちたことでしょう。雑用をしている間は、仕事の本質をつかむ大切な時期でもあるのかもしれませんね!なお、キチジローさんはブログでも生花店にまつわるエピソードを投稿しています。気になった人は、ぜひご覧ください。キチジローの花のおブログ[文・構成/grape編集部]
2022年09月09日スーパーマーケットや飲食店などで会計を済ませた時、店員に「ありがとうございました」と感謝の言葉を伝える人はどれくらいいるでしょうか。恥ずかしさなどから無言でいたり、頭を下げて退店したりする人もいますよね。ドイツの大学に通うgeina100(@HHUinaG)さんがTwitterに投稿した、店員とのやり取りを紹介します。投稿者さんが通う大学内にあるカフェで働く店員は、基本的に無愛想なのだそうです。しかし、投稿者さんには親切に接客するといいます。ある日、投稿者さんへのサービスとしてケーキの上にクリームを乗せた時、店員は親切に接する理由を話しました。いつも帰る時に「Danke(ありがとう)」といってくれるのは、あなただけだよ。大学のカフェで働いているおばちゃん達って全員が基本的に無愛想なんだけど、なんか俺には親切なの。今日なんかサービスでケーキの上にクリーム乗っけてくれた。「あんただけだよ、いつも帰る時にDanke(ありがとう)って言うのは。」って言われた。無意識だったけど、良い習慣の持ち主だったらしい。— geina100 (@HHUinaG) September 6, 2022 店員は、投稿者さんが普段から感謝の言葉を口にして店を後にすることに、好印象を抱いていたのです!「無意識だったけど、いい習慣の持ち主だったらしい」と振り返る投稿者さん。お店を利用できるのは、そこで働く店員がいるおかげ。日頃、投稿者さんが伝えた感謝の気持ちは、店員にしっかりと届いているようですね!投稿者さんのエピソードは、大きな反響を呼びました。・挨拶1つで、お互いに気持ちよくなれるんだと思う!・食堂でバイトをしています。目を見て「ありがとうございます」といってくれる人には、大きめの唐揚げをあげるようにしていますよ。・恥ずかしくて「ペコリ」と頭を下げることしかできなかったけど、今日から店員に言葉で感謝の気持ちを伝えようと思います。店員も、私たちと同じ人間です。感謝の気持ちを伝えればその想いは届きます。普段から「ありがとうございます」といって、お互いに気持ちよい時間となるといいですね![文・構成/grape編集部]
2022年09月09日仕事中は、客から感謝されることがある一方、怒られることもあります。心がすり減り、人間を相手に働きたくない日もあるかもしれません。漫画家の、いうのす(@iunosu)さんは、料理の配達サービスをしている女性が登場する、創作漫画をTwitterで公開しました。自転車で料理を届けている女性は、今の仕事に慣れていない様子。客の家に到着早々、怒られてしまいます。『人間以外に配達することになった子』人間以外に配達することになった子 pic.twitter.com/k0iMRsoZfG — いうのす (@iunosu) February 22, 2022 配達先に『人間以外』を加えた結果、猫から注文が入っていました!注文の品を届けた際、猫からも怒られてしまいますが、女性は笑顔です。『人間以外に配達することになった子 その2』人間以外に配達することになった子 その2 pic.twitter.com/3TtJ1z3ZJK — いうのす (@iunosu) March 5, 2022 動物から受けた注文の、2件目は犬のコタローくん。女性を笑顔で出迎えると、注文していた水やおやつなどを受け取りました。感謝のひと吠えに、女性はキュンとします!【ネットの声】・最高!この世界に行きたいです。・私も人間相手は怖いので、『人間以外』の項目を選択したい…!・わんちゃん、かわいい!癒し!・こんな仕事なら頑張れる。コミュニケーションが苦手な人でも、動物たち相手なら、毎日の仕事も楽しみに変わりそうですね。[文・構成/grape編集部]
2022年09月02日ファストフード店『マクドナルド』で、店員が客をもてなすために行っている『スマイル0円』。店員の笑顔を見た客は、気分よく同店を利用できるでしょう。漫画家の、すがぬまたつや(@sugaaanuma)さんが描いたのは、ハンバーガー店での『スマイル持ち帰り』をテーマにした創作漫画。男性客は、女性店員にチーズバーガー1つとスマイルの持ち帰りを注文します。店員は、チーズバーガーとともにスマイルを届けたのですが…。スマイルお持ち帰りで pic.twitter.com/fxzRsI2iAG — すがぬまたつや (@sugaaanuma) August 25, 2022 客が注文したチーズバーガーの上から、顔を叩きつけた店員。突然のことに、客は固まってしまいます。顔を上げた店員は、客にチーズバーガーを渡しました。店員の笑顔の跡とともに…。【ネットの声】・スマイルの在庫と一緒に、店員もキレたのか…。・スマイルというより、死者の顔の型取りをした『デスマスク』みたいだけど、それほど全力でやってくれたということで。・安易に注文しちゃいけないやつだった…。このお店でスマイルを注文した客は思うことでしょう。店員さん、すみません…。[文・構成/grape編集部]
2022年08月27日もはや私たちにとって必需品の1つとなった、スマホ。多機能で便利ですが、時にトラブルが発生することもあります。そんな時は、携帯端末のメンテナンスや、操作案内などを受け付けている携帯ショップに助けを求めることもあるでしょう。『常連さんが心の救い』はらぺこもんろー(monrrow_love30)さんが勤める携帯ショップにも、日々多くの人が訪れます。契約の手続き以外に、スマホに表示された不穏な言葉を見て不安に思い、店員に聞きに来る人も…。※『RINE』=無料でメッセージを送ることができるアプリ『LINE』のこと携帯ショップに現れたのは、5年ほど通っている、常連の斉藤さん。不穏な言葉がスマホに表示されたのを見て、はらぺこもんろーさんに助けを求めてきました。はらぺこもんろーさんは、スマホに表示されたものが『悪質な広告』であることを斉藤さんに説明し、無視するように告げます。幸い、広告をクリックしていなかったので、斉藤さんに実害はなし!不安が解消されて、助かった斉藤さんからは、感謝のスイカを1玉もらいました。些細なことであっても、自分で解決できないことに悩まされるのは、大変な苦痛です。長年お世話になっていることもあって、斉藤さんは何かしらのお礼を渡したかったのでしょう。季節感があふれるプレゼントは、ありがたいものの、携帯ショップらしからぬ光景を生み出したのでした!初対面の人たちの接客で気を遣い、心が疲弊することもあるという、はらぺこもんろーさんは、この時を振り返って想いをつづっています。「こういう方がいるので、私たちの働く意欲は復活します」常連客のほほ笑ましいエピソードに、心癒されますね![文・構成/grape編集部]
2022年08月25日スーパーマーケットで働く日常を描き、Instagramで人気を集めている、あとみ(yumekomanga)さん。自身の体験談だけでなく、読者から寄せられたエピソードも投稿しています。今回ご紹介するのは、学生時代に長期間コンビニエンスストア(以下、コンビニ)で働いていた女性のエピソードです。勤務先とは違うコンビニに寄り、商品を吟味していると…。自らも客側であるにも関わらず、入店音に反応して「いらっしゃいませこんばんは」と元気よく挨拶をしてしまったのです。そこそこ大きな声が出たのか、レジにいた店員が途中で挨拶を止めてしまっています…!この時の出来事を「顔から火が出そうなくらいに恥ずかしかった」と振り返る女性。エピソードには、女性と同じような経験をした人から多数のコメントが寄せられていました。・学生時代にコンビニのアルバイトを掛け持ちしていた際、疲れてたのか移動の電車で扉が開いた時「いらっしゃいませー」といったことがあります…。・他店のスーパーマーケットで買い物をしている最中に商品の陳列乱れが気になり、自然と奥にある商品を手前に動かし始めてハッとしました。・接客業あるある!まさに先日やりました。マスクをしていたけど、恥ずかしかったなあ…。勤務中の行動がプライベートでも無意識に出てしまうのは、それだけ仕事に真摯に向き合っている証拠ともいえます。どれだけ当事者が恥ずかしくても、周りの人はほほ笑ましく思っているのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2022年08月21日ある日、化粧品を買うためにコスメカウンターを訪れた、かるめ(karume_life)さん。ウキウキしながら足を運んだかるめさんを迎えたのは、緊張しているのが伝わってくる、フレッシュな新人店員でした。また、すぐ近くには、新人店員の接客を見守っている、教育係と思しきベテラン店員の姿も。誰しも、仕事に慣れないうちは緊張してしまうものです。かるめさんは接客業の経験があったため、新人の感じる不安もよく分かりました。そこで、かるめさんは決意したのです。新人店員にとっての『いい練習台』になることを…!新人店員の練習台になるべく、あえて模範的な客を演じたかるめさん。協力のおかげか、新人店員はしっかりと接客を行うことができたようで、お互いに気持ちのいいひと時を過ごしたようです。きっと教育担当のベテラン店員は、かるめさんにこう思ったことでしょう。「最高の練習をさせてくれて、ありがとう」と…!優しさが詰まった、自然と温かい気持ちになれるエピソードに、漫画を読んだ多くの人が笑顔になりました!・めっちゃ分かる!自分もつい『模範的な客』のフリをしてしまう…!・接客業をしている人間として、こういう対応は本当にありがたいです。・なんという『優しい世界』…。「ファンデってなんですか?」で吹いた。あなたも、新人店員に遭遇した際は『いい練習台』になりきってみてはいかがでしょうか。きっと、ここでしか味わうことのできない謎の満足感を体験することができるはずです![文・構成/grape編集部]
2022年08月20日いろいろな人が利用するコンビニ。忙しく働いている会社員も、昼時にはごはんを買いに訪れます。グッドスリープ(good.sleep7416)さんも、昼休憩にコンビニまでラーメンを買いに行きました。すると、お湯が入ったポットの前で、固まっている先客がいたのです。グッドスリープさんが出会ったのは、愉快な会社員。不器用そうながらも、憎めない人柄が印象的でした。会社員は、ラーメンに口を付ける間もなく、コンビニから出たところで仕事の電話をしており、とても忙しそうです。「粉末スープを入れたり、食べたりする間もなく、お客さんのところに行ったのかな?」と思ったグッドスリープさんは、心の中で会社員にエールを送ったのでした。仕事を頑張る会社員の姿に、「絶対にいい人」「ちょっと泣きそうになった」「私のお父さんも、こうやって働いてくれたんだなぁ」など、しみじみと感じた人が多かった様子。きっと、今もどこかで同じように働いている人たちがいることでしょう。日本全国の頑張る人々に、エールを送りたい気持ちになるエピソードでした![文・構成/grape編集部]
2022年08月19日生花店で働いていた経験を持つ、ブロガーのキチジロー(kichijiroo)さん。花にまつわる豆知識や、生花店ならではの『あるある』なエピソードを公開し、人気を博しています。『花屋さんに聞いた!花束の受け取りを拒否された話』生花店の店員にとって、仕事の1つである花束を作る作業。客の喜ぶ顔を思い浮かべながら、いろいろなカラーや見た目の花を組み合わせ、丁寧にまとめる作業は、やりがいのある仕事です。しかし、生花店では、予想外な理由で作った花束を拒否されてしまうことがあるようで…。キチジローさんが描いたのは、Instagramのフォロワーから寄せられた、生花店で起きた仰天の実話。交際相手ではない人から贈られたカード付きの花束や、破局寸前の相手からのプレゼントなど、受け取るほうもためらってしまいそうなシチュエーションばかりです。受け取り主はもちろん、注文通りに花束を作った店員側も、どう対処するべきかと困ってしまったことでしょう。生花店に勤務している人をはじめ、読者からは「エグい。花に罪はないのに…」「自分の店でも似たような理由でキャンセルされました」といったコメントが相次いでいます。たくさんの人の手によって、丹精込めて育てられた花だからこそ、最後まで大切に愛でてほしいもの。プレゼントを贈る際は、受け取る相手との関係や距離感を考えつつ、本当に喜んでもらえるものを選びたいですね。元生花店勤務のキチジローさんは、今回ご紹介した作品のほかにも、生花店にまつわるエピソードを描き、ブログで公開しています。興味のわいた人は、ぜひチェックしてみてください!キチジローの花のおブログ[文・構成/grape編集部]
2022年07月02日接客業は、いろいろなお客さんと出会い、コミュニケーションをとるお仕事。grapeでは漫画家の天霧さんによる、接客業実録漫画『天霧、ただいま接客中です!』を連載!店員同士のやり取りや、お客さんとのいろいろなエピソードをお届けします!第3回『テレビで見たやつ』接客業をしていると、客から「お目当ての品物を探してほしい」と声をかけられることは珍しくありません。客の出すヒントを頼りに、己の知識や検索機を駆使して探し出すのです。天霧さんに声をかけてきた、おじいさんのお目当ての品は、ヒントが『ついさっきテレビで紹介していた品物』のみ。いわずもがな、仕事中の天霧さんは『ついさっき』放送していた番組を見ているはずがありません…!『無理ゲー』という言葉がぴったりなこのミッションには、きっとどんなベテラン店員でもクリアすることは不可能でしょう…。天霧漫画家。アニメ『ラブライブ!』シリーズやエッセイ漫画を中心に創作活動を行い、『ラブライブ!サンシャイン!! コミックアンソロジー3』にも参加。⇒ 天霧Twitter
2022年06月27日接客業は、いろいろなお客さんと出会い、コミュニケーションをとるお仕事。grapeでは漫画家の天霧さんによる、接客業実録漫画『天霧、ただいま接客中です!』を連載!店員同士のやり取りや、お客さんとのいろいろなエピソードをお届けします!第2回『子供が見てるんです!』「子供に非常識なことは見せたくないんですッ!」と主張する、子連れの母親。子供にとって、一番身近な大人は親です。「子は親を見て育つ」という言葉もあるため、この母親は常にそのことを意識しているのでしょう。…しかし、このやり取りをしている間、女の子は『店員に失礼な態度をとる親の姿』を見ているはず。母親の姿を見た女の子は「見習おう」と思ったのか、はたまた「こうならないようにしよう」と思ったのか。後者であってほしいと願わずにはいられません…!天霧漫画家。アニメ『ラブライブ!』シリーズやエッセイ漫画を中心に創作活動を行い、『ラブライブ!サンシャイン!! コミックアンソロジー3』にも参加。⇒ 天霧Twitter
2022年06月20日接客業は、いろいろなお客さんと出会い、コミュニケーションをとるお仕事。grapeでは漫画家の天霧さんによる、接客業実録漫画『天霧、ただいま接客中です!』を連載!店員同士のやり取りや、お客さんとのいろいろなエピソードをお届けします!第1回『お問い合わせのノート』『えーごのノート』という言葉を聞き、『A5のノート』を買い求めているのかと思った、天霧さん。しかし客が求めていたのは、響きが同じ『えーご』でも『英語のノート』だったのです!同じ話題について真面目に話しているつもりが、お互いが勘違いをしているせいでかみ合わない…という展開は、まるでお笑いコンビ『アンジャッシュ』のネタのよう。接客中は、何が起こるか分かりません。そう、時にはネタ合わせの一切ない天然のコントが起こることもあるのです…!天霧漫画家。アニメ『ラブライブ!』シリーズやエッセイ漫画を中心に創作活動を行い、『ラブライブ!サンシャイン!! コミックアンソロジー3』にも参加。⇒ 天霧Twitter
2022年06月14日さまざまな種類の花を仕入れて管理し、販売する生花店。自宅で花を飾る習慣のある人にとってはもちろん、プレゼント用に購入する際に、訪れる機会がありますよね。生花店で働く店員が接する客の中には、素敵な対応を見せる人がいれば、ちょっぴり困った注文をする人も…。生花店で働く店員の視点で描かれた『お客様あるある』をご紹介します!生花店で働く際の『あるある』を、ネット上で披露したのは、キチジロー(kichijiroo)さん。こちらの『あるある』は、Instagramのフォロワーから寄せられた実体験を元に描いたといいます。生花店ならではといえる店員の苦労や、ちょっとした嬉しいポイントは、実際に働いてみないと分からないことばかりですね。エピソードに対し、生花店の店員からは、共感のコメントが続出しています。・生花店勤務です。すべてうなずきながら読んだ。・そうそう、「花はすぐに用意できるだろう」と思っているお客様が多いんですよね。・めっちゃ分かる。「急いでるんだけど」ってキレられたことが、何度もある…。客側としてだけではなく、働いている店員の視点に立ったら、新たな気付きがあるのではないでしょうか。元生花店勤務のキチジローさんは、生花店や花の種類ごとの『あるある』を描き、ブログで公開しています。興味のわいた人は、ぜひチェックしてみてくださいね!キチジローの花のおブログ[文・構成/grape編集部]
2022年06月05日程度の差はあれど、生きていれば失敗の1つや2つはおかしてしまうものです。失敗してしまうこと自体は仕方がないとはいえ、内容によっては、落ち込むレベルでは済まないことも。まぼ(@yoitan_diary)さんは、16歳の時にアルバイトとして働いていた蕎麦店で、とんでもない失敗をしてしまったことがあるといいます。今まで出会った中で、一番『器が大きい人』当時、まぼさんは、その蕎麦店で働き始めて3日しか経っていませんでした。慣れない配膳作業の最中、事件は起きてしまったのです。茶そばの季節ですね pic.twitter.com/z7DBiZ44zT — まぼ (@yoitan_diary) May 25, 2022 もちろん、まぼさんはこの後、店長とともに客に深く謝罪をし、クリーニング代を支払ったといいます。それでも、客に料理をぶちまけてしまった事実は変わりません。しかし、怒ることもせず、むしろ笑顔で「大当たり」といってのけた客に、当時のまぼさんは驚いたと同時に、救われるような思いだったはず。当時を振り返り、後にも先にも、ここまで器が大きい人に出会ったことがないという、まぼさん。このエピソードは反響を呼び「すごい!」「実話なんですよね!?」と驚きの声が多数寄せられました。・漫画みたいな話!めちゃくちゃ器が大きい人ですね!・きっと、その女性は普段から『幸せに生きる努力』をしていて、だからこそ心が満たされていて、余裕があるから相手の失敗にも寛容になれるんでしょうね。・『神様』の方のお客様だったんですね。もしも客と同じ状況に遭遇した場合、笑顔を作ることはできても、とっさのひと言までは出てこない人が大半のはず。動じない強さと、笑いに昇華できる引き出しの広さを兼ね備えたこの客は、まさに『器の大きい人』ですね![文・構成/grape編集部]
2022年05月26日インターネットや電子機器が進化した現代も、コミュニケーションツールとして手紙は活用されています。メールやSNS、アプリで簡単にやり取りができるからこそ、アナログな手法に愛着が湧くのかもしれません。また、連絡先を知らない場合でも手紙なら直接渡すことができるため、意中の人に想いを伝えるために使っている人もいるといいます。接客中、女性店員が客に手紙を渡され…?すがぬまたつや(@sugaaanuma)さんが描いたのは、女性店員と男性客のやり取り。ある日の接客中、女性店員は男性客から突然「ヒマな時に読んでください!」と手紙を渡されました。店員にひと目ぼれしてしまった客が、手紙を渡す…というケースは時々耳にします。しかし、中にはその行為を迷惑に感じる人もいるでしょう。女性店員は迷惑に思いつつも、仕方がなく手紙を受け取ったのですが…。女性店員に手紙を渡すおじさん pic.twitter.com/wprswxjRKV — すがぬまたつや (@sugaaanuma) May 14, 2022 手紙はまさかのクロスワードパズル形式!それも、書かれていた内容は愛の言葉ではなく、クレームだったのです…!まったくワクワクしない『ワクワククロスワードパズル』を律儀に解いた女性店員も、予想外の展開に連続でツッコミを入れざるを得なかった様子。シュールな展開と、予想の斜め上を行く見事な2段オチに、多くの人が吹き出してしまったようです!・ちゃんと真面目にクロスワードパズルを解いた店員に爆笑した。・3コマ目で「そっちかよ!」って突っ込ませて、4コマ目で困惑させてくるのが好き。・くそっ…笑ってしまった…!最高の2段オチだ。男性のある種熱意のある訴えを受け、この後、店のトイレは見違えるほどキレイになったかもしれません…。[文・構成/grape編集部]
2022年05月15日ある日、ラーメン店を訪れたという、わかめ(@senseiwakame)さん。食事をとろうとしたところ、男性の声が耳に入ってきました。「これ、まずいわ」あろうことか年配の男性客は、料理を提供した店員に直接、味をけなす発言をしたのです。皿の中におしぼりや箸を入れ、怒りながら退店した年配の男性客。その背を見ながら、店員は「すみません」と謝罪しました。自分の作った料理を目の前でけなされて、傷付かない人はいないでしょう。料理人であれば、なおさらです。すると、店内で食事をしていた30代ほどの会社員は、店員に向かってこのように声をかけました。「謝る必要ないですよ。普通にうまいんで」※写真はイメージ店員が心ない言葉に傷付いたのを見かねた会社員の男性は、自分の正直な気持ちを伝えたいと思ったのでしょう。その後、彼の行動を受け、周囲にいた客も「同じく!」「おいしいですよ」と優しい声をかけ始めたといいます。ラーメン屋にて。年配のおじさんが『これ不味いわ』と言って怒りながら退店。お店の人が「すいません」と謝罪。すると30代くらいのサラリーマンが『謝る必要ないですよ。普通に美味いんで』と一言。周りで食べていた人達も「同じく」「美味いですよ」と声掛け。暖かい言葉をもって生きていたい。— わかめ (@senseiwakame) May 8, 2022 会社員の男性の心優しいひと言によって、周囲の客に『優しさの輪』が広がったエピソード。彼が店員に「おいしい」という思いを伝えなければ、店員たちが傷付いたままだったかもしれません。心温まるエピソードは拡散され、飲食店の従業員を含む多くの人が、心打たれました。・飲食店で働いてるけど、「まずい」っていってくる客はたまにいる。周囲の人は優しいなあ。・温かいエピソードで泣ける…。自分も優しい言葉をかけられる人でありたい。・まずいと思っても、直接伝えるのはよくないと思う。周囲の人は素晴らしい対応!投稿を通して、多くの人が「もし自分の周囲で似たような出来事が起こったら、優しい声をかけられる人になりたい」と思ったようです。[文・構成/grape編集部]
2022年05月10日日常生活を送っていて、心が温まる光景を目にしたことはありませんか。外出中は、不特定多数の人とすれ違うひと時。時には人の優しさが伝わってきたり、支え合って生きていたりすることが分かるような出来事も。少しだけ心が温まった出来事を漫画で描いたのは、タワシ(@tawashi3333)さん。100円ショップで会計の列に並んでいたところ、店員と、客であるおじいさんのやり取りを目にしたといいます。『100円ショップで少しだけ心が温まった話』100円ショップで少しだけ心が温まった話 #最近あった小さな感動 #漫画が読めるハッシュタグ #コルクラボマンガ専科 pic.twitter.com/b3aQIsU1Qz — タワシ│イラスト・漫画描き (@tawashi3333) April 22, 2022 「たったの100円なのに、2つも買えるだなんて!」と喜びをあらわにした、おじいさん。嬉しさが伝わるリアクションを見て、タワシさんは心が温まったといいます。ただし、「長蛇の列ができてるんだから、はよ選べ!」という気持ちとともに…。漫画のタイトルは『100円ショップで少しだけ心が温まった話』。作中の2割という数値を見るに、タイトルに偽りはないといえます!笑顔に隠された鋭い本音に、漫画を読んだ人からは「最後で吹き出したわ!」「わ、分かるー!」といった声が相次ぎました。並んでいた客の『心が温まった割合』は2割でしたが、きっとお得な買い物をできたおじいさんは10割だったことでしょう…![文・構成/grape編集部]
2022年04月24日