客からの問い合わせなどに対応している『お客様相談室』。不明点の問い合わせのほか、クレームも多数寄せられるため、コールスタッフは電話を取る段階から、すでに身構えているかもしれません。『謝罪ポイント』を逃さないコールスタッフ子育て中の高橋メリージェーン(@tsunohiroko)さんは、とあるスーパーマーケットの『お客様相談室』に電話をした時の出来事をTwitterに投稿しました。その日、子供が店員の機転で助かったことのお礼を伝えたかった、高橋さん。「子供がトイレを使おうとした際、前の人がなかなか出てこなかった」と経緯を説明し始めると…。「それはご迷惑をおかけいたしました!」※写真はイメージクレームだと思い込んだスタッフが、先回りをして謝罪したのです。店側に非がなくとも、まずは謝罪することが基本であるとして、このスタッフは対応しているのでしょう。「違うんです!」と高橋さんに否定されても、スタッフは「別のことでお怒りなのか」と早合点。「店員が子供の様子に気付き、従業員用のトイレに案内してくれた」と高橋さんから聞いても、言葉の裏を読もうとして、即座に「お客様用のトイレの数が少なくて申し訳ございません」と謝罪するではありませんか!スタッフの思い違いに気付いた高橋さんは、感謝の電話であることを伝え、「ご意見箱がなかったものですから」といったのですが…。「設置を検討いたします」いやいや、そうじゃない…!客が怒っていそうなポイントごとに、謝罪を挟むスタッフ。高橋さんから「その節はありがとうございました」といわれて、初めてクレームではないことに気付いたのでした。某スーパーのお客様相談室にお礼の電話をした。♀️「子どもがトイレを使おうとした際にですね」♂️「…はい」♀️「前の方がなかなか出てこなくてですね」♂️「それはご迷惑をおかけいたしました!」♀️「違うんです!それを見ていた店員さんが、従業員用のトイレに案内してくれまして」— 高橋メリージェーン (@tsunohiroko) March 31, 2023 ♂️「お客様用のトイレの数が少なくて申し訳ございません」♀️「違うんです!お礼をお伝えしたいと思ったのですが」♂️「…?」♀️「ご意見箱がなかったものですから」♂️「設置を検討いたします」♀️「違うんです!その節はありがとうございました!」♂️「!?」頼むからお礼言わせてwwww— 高橋メリージェーン (@tsunohiroko) March 31, 2023 怒って電話をする人が多いために、このような対応となってしまったのでしょう。スタッフの苦労が垣間見えるやり取りに、「私も同じ返答をしそう」「まさかの感謝に、よほどビックリしただろうね」など、寄り添うコメントが相次ぎました。なお、スタッフは感謝の電話に慣れていないためか、最後には「必ずその従業員を見つけ出して、褒め称えようと思います…!」と妙な力の入れ具合になっていたとか。昨今では、働く人たちの励みになればと、クレームばかりでなく感謝の言葉も店側に伝えるよう、意識する人たちが増えてきました。『お客様相談室』のスタッフも感謝の言葉を聞く機会が、今後増えていくといいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月03日日本人が食事の際に口にする、「いただきます」「ごちそうさま」という言葉。ほかの生き物と同様に、人間も生きていくために、さまざまな生き物の命を『いただいて』います。また、食事が完成するまでに関わってきた、農家や製造業者、料理人などのさまざまな人にも、感謝の気持ちを告げているのです。店で「いただきます」をする女性を、馬鹿にする人がいて…?ある日、ゴルシさおり(@goldship_saori)さんは娘さんを連れて、おしゃれな雰囲気の飲食店を訪れました。素敵な雰囲気の中、親子の楽しいひと時を過ごそうとした、ゴルシさおりさん。そんな中、1人で食事をする女性のしぐさに、感銘を受けました。彼女は、食事をする前に両手を合わせ、静かに『いただきます』をしていたのです。(2/2) pic.twitter.com/gBQe3EYMHf — ゴルシさおり (@goldship_saori) March 30, 2023 丁寧に『いただきます』をした女性客を見て、小馬鹿にしたような態度をとった、2人組の女性客。『お1人様』での食事を馬鹿にしたのでしょうか。また、1人にもかかわらず『いただきます』をした女性の、珍しい行動を茶化したのかもしれません。あざ笑うかのような2人組の行動に腹を立てたゴルシさおりさんでしたが、そんなことも知らない娘さんは、誰にも負けない元気な声で「いただきます!」と発したのでした。きっと、娘さんの大きな『いただきます』は、女性を馬鹿にした2人組の耳にも届いたはず。彼女たちは、礼儀正しい行動をあざ笑った自身を恥じたかもしれませんね。娘さんの行動に対し、漫画を読んだ人からは「泣けてきた」「見習いたい!」といった称賛の声が寄せられました。多くの人が、娘さんに対して『スカッとした気持ちにしてくれる、モヤッと話の救世主』と感じたのではないでしょうか!なお、ゴルシさおりさんは、noteで育児にまつわるエッセイ漫画などを公開しています。こちらもぜひチェックしてみてください!ゴルシさおり[文・構成/grape編集部]
2023年04月01日いつも新鮮な食材が並んでいる、スーパーマーケット(以下、スーパー)。店員は、常に細かく賞味期限をチェックして品出しを管理しています。しかし、時には見落としてしまう場合もあるでしょう。スーパーマーケットで働く日常を描き、Instagramで人気を集めている、あとみ(yumekomanga)さんは時折、客から指摘を受けることがあるそうで…。商品の賞味期限切れを客から指摘された、あとみさん。どうやら客は、賞味期限切れでもいいので、安く売ってほしいと思い、申し出たようですが、あとみさんは断りました。あとみさんによると、期限がその日までのパンなどは、安売りをする場合もあるそうですが、賞味期限切れの商品の販売はできないといいます。投稿には「この気持ち分かる。廃棄が多いのはもったいないよね」といった客側の声や「コンビニエンスストアでは、期限切れだとそもそもレジが通らない」など店側の事情を伝えるコメントなどが寄せられていました。賞味期限が1~2日過ぎていても気にせず食べる人は少なくありませんが、店員としては、客の安全を守るためにルールを徹底するのは、当然の対応ですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月31日キッチン雑貨店で店長をしている、オムニウッチー(omni_uttii821)さんが、とある高齢女性のエピソードをInstagramで紹介しました。商業施設内に店舗が移転して、客層が若干変わったものの、みんなフレンドリーだと感じているオムニウッチーさん。ある日、1人の高齢女性が「素敵なお店」と目を輝かせながら入店してきて…。「オープンしたばかり」と聞いて、応援したい気持ちになったのでしょう。高齢女性は商品を購入しただけでなく、オムニウッチーさんに「あなたも頑張ってね!」と声をかけたのです!客と店員の温かな交流に、胸を打たれた人たちから反響が上がりました。・かわいいマダムですね。やる気が出そう!・なんて気持ちのいいお客さんでしょう。みんなこうだといいな。・商品を買ってくれるのもありがたい~。・「ビフォーが分からん」に笑った。素敵な出会いですね。高齢女性が店に滞在した時間は、長くなかったはず。わずかな間でも、言葉次第でここまで人に元気を与えられるのだと、改めて気付かされますね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月16日私たちが何気なくコミュニケーションの手段として使っている、言語。世界各国で言語が違うだけでなく、日本国内でも生まれ育った地域によって方言による違いがあり、面白いですよね。スーパーマーケットで働く日々についてInstagramに投稿している、あとみ(yumekomanga)さんが描いたのは、まさに言語の違いの面白さが分かるエピソードでした。突然、初対面の客から「アホ」といわれた理由あとみさんが描いたのは、コンビニエンスストア(以下、コンビニ)で働いている人から寄せられたエピソード。いつものようにコンビニでレジ業務をしていた女性は、外国人の客からこんなひと言をかけられたといいます。「アホ、クダサイ!」きっと日本人であれば、この言葉を聞いた誰もが『阿呆(アホ)』という罵倒語を連想することでしょう。この店では『アホ』という品物を取り扱っておらず、女性もそんな品物名は耳にしたことがありません。一体何をいっているのかが分からず、女性は困惑してしまったのですが…。そう、『アホ』の正体は、スペイン語のニンニク!きっとあの男性客は、スペイン人だったのでしょう。ニンニクが日本語でなんというのかが分からず、母国語で伝えてしまったのかもしれませんね。まさか、日本語だと罵倒語になるとは思ってもいなかったはずです。そのエピソードを知った女性の父親は「『アホはあります』って名乗り出ればよかったのに」と、いじり発言をさく裂。女性は強く反論せず、「な、なんだとぉ…!」と目で訴えかけるしかないのでした!「突然いわれたら、そりゃ驚くわ!」「『アホ』っていうだなんて知らなかった!」といった声が寄せられた、言語の違いによる面白いエピソード。日本語の「この、アホ!」という罵倒は、スペインの人に「なぜニンニクが罵倒扱いなんだ?」と疑問に思われているのでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2023年03月13日スーパーマーケットで働く日常を描き、Instagramで人気を集めている、あとみ(yumekomanga)さん。自身の体験談だけでなく、読者から寄せられたエピソードも投稿しています。今回ご紹介するのは、とある女性のエピソードです。以前、毎日のように通っていたというスーパーで、山本さんという女性のレジにかなりの頻度であたっていた女性。ある日、山本さんのレジが混んでいたため、違うレジに移動しました。移動先のレジに立っていたのは、なんと山本さんと容姿が酷似した店員。そう、山本さんは、双子の店員だったのです!この時女性は、山本さんのレジにあたる頻度が高かった理由に、初めて気付いたといいます。しかし、双子だと気付いたものの、その後見分けはつかなかったのだとか。それほどに、容姿が似た双子だったのでしょう。【ネットの声】・そんなことってあるんだ!遭遇してみたい!・面白すぎ!それは必然的にあたる確率が上がりますよね~!・うちの会社にも双子の男性がいたのですが、入社式にお互いがいるってことを知ったらしいです。ちなみに容姿は似ておらず、部署も違ったため見分けはつきました!・私も一卵性の双子でレジ打ちをしていました。たまにお客さんがカゴを置いて買い忘れたもの取りに行き、戻る時に間違えて妹のレジに行って戸惑っていたなあ。みなさんが高頻度で目にしているコンビニやスーパーの店員も、実は双子…かもしれませんよ![文・構成/grape編集部]
2023年03月12日接客業は、店を訪れるたくさんの客とコミュニケーションをとる仕事。一見シンプルな仕事に見えますが、相手の要求によって臨機応変に行動する必要があるため、気苦労の多い職種といえるでしょう。中でも、ちょっぴりクセのある客に出会った時の心労は、凄まじいものです…。接客業の『落ち込む瞬間あるある』に涙の共感さまざまなシチュエーションの『あるある』を描いている、山田全自動(@y_haiku)さん。接客業をする上で『地味に落ち込む瞬間』をいくつかピックアップし、漫画で描いたところ、経験者から共感の声が相次いでいます。きっと、接客業をしたことのある人ならば、誰もがいずれかを経験したであろう『あるある』をご覧ください!接客業で地味に落ち込むシチュエーション集。みんなも経験あるでござる? pic.twitter.com/4FfiSQvYkn — 山田全自動 (@y_haiku) March 5, 2023 先述したように、接客業は人と人とのコミュニケーション。しかし、店員の話を聴く気がなかったり、相手を人と思っていないような失礼な態度をとったりする客は、残念ながら少なくありません。あまつさえ、来店する時点ですでに機嫌が悪く、『爆発寸前の爆弾』のような客も…。これは店員だけでなく、周囲の客もハラハラしてしまうでしょう。経験者であれば、読んでいるだけで思わず胃が痛くなってしまいそうな『あるある』エピソードの数々。投稿は拡散され、多くの人が心の中で涙を流しながら「分かるよ…」と、つぶやいたようです…。・こういう人が多すぎて、もはや毎日遭遇するレベル。・接客業歴が長すぎて、もう笑って流せるほどに成長したでござる!・常に不機嫌な人は、単にそういう顔立ちの場合もあるが、大体態度が悪いのよね。接客業経験者は、口を揃えてこういいます。「こういう客に接した経験があるからこそ、自分が客の立場の時は、できるだけ『いい客』になりたい」…と。ほんの短い時間だとしても、人とのコミュニケーションを大切にしていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月10日飲食店や雑貨店などで働く店員は、閉店時間になっても、すぐに帰れるわけではありません。来客用の入口を閉めた後も、店内では売り上げの確認など、締め作業を行っています。そんな忙しい時間に、自分の無茶な要求を通そうと、客がやってくることも。実話をもとに漫画を描いている、はらぺこもんろー(harapekomonrrow)さんは、そんな『店のあるある』をInstagramで紹介しました。閉店時間になったため、店員がシャッターを下ろしていると、1人の客が叫びながら駆け寄ってきます。※この漫画はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。閉店時間の後にも関わらず、自分の都合を優先してもらおうと来店した客。最初は下手に出ていたものの、自分の要求が通らないと知ると逆切れして、店員をののしるではありませんか!そもそも、営業時間内に来店しなかった客側に問題があり、店員側が罵倒されるいわれはありません。もし対応すれば、締め作業が後ろ倒しになってしまうことでしょう。身勝手な客は少なくないようで、同類の体験談が数多く寄せられています。・客は「営業時間に来る」という簡単なことを守ってくれ。・営業時間の終了後も、店舗の電気が点いていると、客がこじ開けてきますよね!・閉店後、私服になって従業員出口から出た時に捕まえてくる客がいます。・自己中心的な、我が家の親と同じだ。本当に申し訳ない…。善意から営業時間後に対応する店はありますが、対応しないことのほうが一般的。一方的に期待をして、断られた時に不満をぶつけるのは理不尽です。他人の迷惑を考えて行動できるよう、クールダウンして行動してほしい…それが、店員たちの願いでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年03月09日接客業は、人と人とのコミュニケーション。それゆえ店員側は、その場の状況や客の注文をしっかりと把握した上で、臨機応変に動かなくてはなりません。時には、教育用のマニュアルには載っていないような状況に立たされてしまい、判断を迫られることも。接客業でのエピソードを漫画にしているタジマオオカ(@pu92yu)さんには、何度経験しても、どうしても苦手意識を覚える状況があるのだそうです。ある種、クレーム対応よりも難しい客とのやり取り…それは、客からの『年齢当てクイズ』でした。誤字にて投稿し直しました。♡くださった方ごめんなさい、、私が超苦手な年齢当てクイズのお話しです。お客様からの問いかけだったのでなおさら難易度が上がりました。 #コミックエッセイ #漫画が読めるハッシュタグ #接客業 pic.twitter.com/V8beRqaLZF — タジマオオカ (@pu92yu) March 1, 2023 合コンなどの場でも、聞かれた側が困ってしまうという、『年齢当てクイズ』。きっと性別問わず、それなりに歳を重ねた大半の人が、実年齢よりも若く見られることに喜びを感じることでしょう。相手の望む答えを返せなかった場合、店員側に悪意がなくとも、厄介な展開になる可能性も…。タジマさんは必死に頭を回転させますが、時には完敗してしまうといいます。タジマさんによると、店員に『年齢当てクイズ』をしてくる客は一定数存在するのだとか。また、中には質問するだけで、買い物をしない人もいるそうです。「こんな人がいるの!?」「これは心臓に悪い…」といった声が上がった、タジマさんのエピソード。店員に冷や汗をかかせないためにも、出題は控えてほしいですね…![文・構成/grape編集部]
2023年03月06日エルメスやルイヴィトンなど、伝統と歴史を持つ高級ブランド。品質が高く、デザイン性に優れた商品の数々は、多くの人を魅了して止みません。一方で、ブランドのイメージや価格などから、「自分が購入するにはハードルが高い」と感じる人も一定数いるようです。エッセイ漫画をInstagramに投稿している、イゴカオリ(kaori.k_15)さんも、ハイブランドとは一生縁がないものと思って生きてきた1人。しかし、心変わりをして、思い切ってハイブランドの店舗に入ってみたそうです。高級ブランドの価格から、自分には手が届かないことを重々承知していた、イゴさん。ですが、「素敵に感じるものを見たい」という自分の気持ちを尊重し、勇気を出して店舗に踏み入りました。入口に立つスタッフに、冷ややかな目を向けられるのではないかという不安もあったのですが…。スタッフに正直に話してみた結果自分の気持ちに素直に従った結果、イゴさんは高級ブランドの商品を見て回る夢が叶いました。店員から、父親のような慈愛に満ちた接客を受けたことも相まって、幸せのボルテージは最高潮!自分で世界を狭めるのではなく、広げていく大切さを実感したのでした。この体験をしてから、イゴさんはほかにも自分自身を縛る『呪い』に当たるものが思い浮かび、「やっぱり挑戦してみよう」という気持ちになっているそうです。漫画をInstagramで公開するとともに、イゴさんは次のように想いをつづりました。「無意識にかけている呪いほど強固で厄介なものはないかもしれない。けど、それが呪いだと気付いた瞬間に、真逆の世界が見えてくることを実感しました」エピソードを読んだ人たちからは、「素晴らしい、呪いを解く冒険でしたね」「私も自分にかけている呪いがたくさんあります。解いていきたいな」などの反応が寄せられています。1歩踏み出してみると、世界が違って見えるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月05日スーパーマーケットで働く日々を漫画に描き、Instagramに投稿している、あとみ(yumekomanga)さん。自身の体験だけでなく、読者から寄せられたエピソードをもとにした漫画も投稿しています。『あちゃー編』今回ご紹介するのは、あとみさんのもとへ寄せられた『うっかりミス』にまつわるエピソード。思わず「あちゃー」といってしまいそうな、4つの体験談をご覧ください!明日から旅行なのに…接客中に聞いてしまったこと電話対応で…?トイレの場所を聞かれた後輩の回答次の日から旅行などで家を空けるのに、すぐに消費しなければならない半額商品を買いすぎるというエピソードは、多くの人が経験したことがありそうですね。接客中、年配の女性へ何を探しているかを聞く時に「何ものですか」といったり、電話で「わざわざ」を「いちいち」と間違えたりといった『いい間違え』も寄せられました。客にトイレの場所を聞かれた際に、便器を詳しく説明してしまった後輩スタッフのエピソードには、つい笑ってしまった人もいるのではないでしょうか!あとみさんは、寄せられたエピソードについて自身も「たまに、単純な言葉が出てこないことがある」と、共感を寄せていました。投稿には「面白くて笑った!パッと出てきた言葉に後悔することってありますよね」「私も接客中にいい間違えをして笑われたことがある」などのコメントが上がっています。人は誰しもうっかりミスをするもの。時には「あちゃー」と思う瞬間があっても、次に気を付ければ、後から笑い話にできることもあるでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年03月04日スーパーマーケット(以下、スーパー)や薬局など、あらゆるジャンルの店で展開されているサービスの1つ、ポイントカード。規定以上のポイントが溜まったら、商品と交換したり、割引サービスが受けられたりしますよね。あとみ(yumekomanga)さんが働くスーパーにも、ポイントカードがあるそうです。レジを打つ際、客に「ポイントカードはありますか?」と聞いた、あとみさん。すると、男性客から意外な反応が返ってきました。男性客は、まさかの逆質問で、あとみさんにクイズを出してきたのです。常に笑顔で接しているところを見るに、困らせたかったというよりは、あとみさんを笑顔にしたかったのかもしれません。反応に困りつつも、ポイントカードを預かった、あとみさん。男性客の言動をサラリと流してしまったため、「もっと残念がってあげたほうがよかったかな」と振り返りました。【ネットの声】・無愛想に答えられたり、無視されたりするより、男性客の対応のほうがいい!・吹いた。こういう人が大好き!・なんて愉快なの。いいなあ!もちろん、後ろに人が並んでいないなど周りへの配慮は必要ですが、茶目っ気のある男性客の行動は、あとみさんの作品を通して多くの人の心を和ませました。[文・構成/grape編集部]
2023年03月02日セルフサービス形式で、好きな料理を選べるフードコートは魅力的。家族や友人と外食をする際、気軽に利用できることから、どこも多くの人で賑わっています。『フードコートにて』R君(@Rkun_pixiv)さんは、フードコートで親子丼専門店に並んだ時のことをTwitterに投稿しました。目の前では1組の客が、どの料理を注文するかについて悩んでいたといいます。金欠の女性客は、奮発することに決めるのですが…。フードコートにて #漫画が読めるハッシュタグ (1/1) pic.twitter.com/pv0cbGvMCE — R君 (@Rkun_pixiv) February 15, 2023 おいしそうな親子丼を注文して、満足そうな女性客の背中を見送っていたR君さん。すると、目の前で悲劇が起こります。前方不注意のまま、走っていた子供が女性客に激突したのです!衝撃から、奮発した親子丼は床に落下し、無残な状態に…。ですが、熱くて重い親子丼が飛び散った様子を見て、女性客が一番に心配したのは、子供の無事でした。エピソードに対し、読者からは「こういう人は仕事でも仲間を思いやれる」「優しい。いい人だ」といった反響が上がっています。投稿者さんによると、その後、子供はきちんと女性客に謝罪。親が女性客に親子丼の弁償もしていたといいます。とっさの時の反応にこそ、その人の人柄が現れるものですね。投稿者さんは、pixivでも漫画を公開しています。もっとエッセイ漫画や作品などを読んでみたい人は、こちらもご覧ください。pixiv:iPad Pro買ったR君[文・構成/grape編集部]
2023年02月23日あなたには、思い出の飲食店はありますか。学生時代に通っていた定食店、かつて住んでいた地域にあった喫茶店など、過去の日常にあったお店を思い出すと、感慨深い気持ちになるものです。大阪府大阪市にあるたこやき店『たこ焼たこば』にも、客との心温まるエピソードがあります。ある日、店主が運営するTwitterアカウント(@takoyakitakoba)に、1通のメッセージが届きました。それは、かつて同店に足しげく通っていた客からの、感謝の言葉だったのです。10年前は大阪経済大学に通っていました。在学中の4年間、一人暮らしの自分に気をつかって店長は一度たりとも、正しい金額をいってきませんでした。毎回ほぼ半額でした。ありがとうございました。今は就職して埼玉に引っ越しました。なかなか大阪に帰省することもないので、たこ焼き粉を買わせていただきます。朝から泣く pic.twitter.com/IOHWMz3U6Z — 大阪 たこ焼たこば (@takoyakitakoba) February 20, 2023 メッセージを送ってきたのは、10年前大学生の時、同店を利用していた客。当時、その客が一人暮らしをしており、経済的に余裕がないことを店主は理解していたのでしょう。店主は、いつもその客に対し、本来の価格の半額で売っていたのです。10年ほど経過してからも、当時もらった恩を忘れていない客は、感謝の言葉を店主に伝えています。ネット上ではこのエピソードに対し、店主だけでなく多くの人も「もらい泣きしてくる」「なんて素敵な話…!」「人情味あふれる」とウルッとしたようです。就職や引っ越しは、長年通い続けたお店に行けなくなるきっかけになるもの。しかしお店から離れた生活をしていても、心は常に当時の思い出とともに残っているといえますね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月21日業種に関係なく、不特定多数の人が利用するお店には、客が守るべきマナーが存在します。マナーを守らないと、周囲に迷惑をかけてしまうだけでなく、店側の営業を妨げてしまうことも。2023年2月、京都府京都市にある銭湯の『初音湯』では、若い女性客による迷惑行為があったといいます。最初に迷惑行為に気付いたのは、常連客。女性客たちは、銭湯の中で赤色にしようと髪の毛を染めていたというのです。たぶん観光客、若い女子3人組・・・赤の毛染め敢行。常連さんが気づき、注意した後に洗い流してもらうも後の祭り・・・。最近、SNSで迷惑動画が話題になってますが、同レベルの話。こういう事、平気でやりよるんやなぁって感じです pic.twitter.com/0qQc0m8H1V — 京都銭湯♨️初音湯 (@hatsuneyu_kyoto) February 13, 2023 気付いた常連客の注意により、女性客たちは洗い流したといいますが、すでにタイルは変色していました。業務終了後にタイルを確認した従業員は、「ここまでひどいとは…」とあ然としたようです。同月現在世間では、SNSに投稿されていた、飲食店での客による迷惑行為が問題視されています。そのため、従業員は「SNSで迷惑動画が話題になっているが、同じレベルの話。こういうことを平気でやりよるんやなぁって感じです」と、一部客のマナーの悪さに苦言を呈しました。ネット上では、銭湯で起きた迷惑行為に、怒りや施設側への同情の声が寄せられています。・自分の家じゃないんだから、ダメなことくらい、分からないのだろうか…。・銭湯が大好きな人間としては、これは許せない。・またお店での迷惑行為か…。世間でのモラル低下を感じる。この後、同銭湯で働く従業員は、変色したタイルを掃除し、きれいに汚れを落とすことができたと報告。朝の4時過ぎまで掛かりましたが、リカバリー済みです。あと、注意してくれた常連さんに感謝です。知らない人に注意するのって勇気いると思うんです。その後、洗い流しもしてくれてもいました。ありがとうございました pic.twitter.com/bm6XDCp0gu — 京都銭湯♨️初音湯 (@hatsuneyu_kyoto) February 14, 2023 汚れが残る事態は避けられたものの、銭湯での毛染めは、迷惑行為であることに変わりはありません。自分の空間ではなく、多くの人と共有して利用するからこそ、一人ひとりのマナーが大切ですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月16日接客業をしていると、不特定多数の人と対面で接する機会が多くなります。気持ちよくやり取りができる人がいる反面、『客』という立場を利用し、横柄な態度を取る人も少なからず存在するのです。レジに現れた男性が…?スーパーでレジを担当していたことから、接客業のあるあるエピソードを漫画化し、Twitterに投稿している狸谷(@akatsuki405)さん。レジを担当していた狸谷さんの前に現れたのは、飲食店の制服を着用した男性でした。店のお使いを頼まれた様子の男性は、店の商品であるペーパータオルをレジカウンターに叩きつけて…。おたくの職場も色々大変かもしれんけど、制服で買い物に来てレジ打ちで憂さ晴らしするのホントやめてくれっていう話。 pic.twitter.com/buRWiHhRq2 — 狸谷 (@akatsuki405) February 9, 2023 終始不機嫌な態度で、狸谷さんに接する男性。お金を投げて渡したり、丁寧に渡された領収書とお釣りを奪い取るように持っていったりと、自己中心的な行動を見せたのです。去っていく男性が着ていた背面部分には、でかでかと店名がプリントされていました。もちろん、店名は実際のものではありませんが、狸谷さんいわく大きな野外広告を出すほど認知度があるところで働く店員だったといいます。【ネットの声】・あるある。社用車で危険運転をする人も同様にいいイメージが持てなくなる。・たまにいる~!「こんな人がいる店に行くのはやめよう」って思ってしまいます。・制服ってある意味店の看板を背負っているのと同じだから、「こういう店員がいる場所には行きたくないなー」って思ってしまうのよね。いくら客といえど、男性の態度は丁寧に接客を行う狸谷さんに対して、失礼極まりないもの。また、店の制服を着ていたとあって、狸谷さんはもちろん、周囲にいたほかの客からの、店自体のイメージが悪化しかねない行為です。どんな立場でも、自分の言動に責任を持ち、他人の気分を害さない接し方を日頃から身につけておきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月13日「物が持ち主を選ぶこともあるのでは?」そう思える体験をしたのは、漫画家の関口かんこ(@pkb5648)さん。体験をもとに描いた漫画をTwitterに投稿したところ、共感の声が多数寄せられました。関口さんによると、趣味で作った指輪をイベントで販売した際、印象深い出来事があったといいます。物が持ち主を選ぶこともあるのでは?と思った話。 pic.twitter.com/WbAHXaM13x — 関口かんこ (@pkb5648) February 12, 2023 最後まで売れ残った指輪を、関口さんは次回のイベントでも販売してみました。すると、ある女性客が喜んで手に取るではありませんか!前回のイベントに参加していた女性客は、最終的に売れ残っていた、その指輪を気に入ってずっと「買いたい」と思っていたのです。女性客の気持ちに応えるように、1点だけ指輪が売れ残ったのは不思議なこと。もしかしたら女性客に買われることを、指輪も望んでいたのかもしれません。投稿には、思い当たる節がある人たちからこんなコメントが寄せられました。・めっちゃ分かる。・運命を感じるお買い物って、ありますよね!・失くしたものが戻ってきた時も、物の意思を感じます。・「選ばれたからには丁寧に扱わねば」と思っています。人との出会いだけでなく、物との出会いも1つの縁。だからこそ、大切に使っていきたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月13日スーパーマーケット(以下、スーパー)には、幼い子供を連れた人たちが多く訪れます。子供の素直で自由な振る舞いに、周囲の大人がドキドキハラハラさせられることもあるでしょう。スーパーで働いている、あとみ(yumekomanga)さんは、レジを担当している際に出会った、子供たちを漫画に描きました。いつの間にやら母親の財布を持って噛んでいた赤ちゃんや、母親のオナラを暴露する男の子など、個性豊かな子供たちにクスッとさせられます。中には、台の上で広げた状態の商品を店員のほうに寄せてくれる、気遣い上手な子供もいて、感心させられることがあるそうです。読者からは「笑った」「あるある」といった声のほか、子供のさまざまなエピソードが寄せられ、コメント欄は盛り上がりを見せていました。・暴露やめてー!うちの子も人前で「オナラしたでしょー」っていってくるけどウソ…。自分がした時に罪をかぶせてくるんです。・親が子供に商品持たせていて、会計の時に取ろうとすると泣いちゃうことが、よくあります…!かわいいけどちょっと困っちゃう。・うちは、会計中に子供の乳歯が抜けて、レジの店員さんを驚かせたことがあります。人々の日常の姿が垣間見える、スーパー。子供たちのちょっとした言動から、いろいろなことを考えさせられますね![文・構成/grape編集部]
2023年02月13日スーパーマーケットで働く日常を描き、Instagramで人気を集めている、あとみ(yumekomanga)さん。自身の体験談だけでなく、読者から寄せられたエピソードも投稿しています。今回紹介するのは、レジ業務を行っていた店員が目にした、親子のやり取りです。ある日、4歳くらいの息子さんを連れた、女性客のレジを担当していた店員。レジ打ちを進めながら、母親である女性客に「ママー」と、声をかける息子さんが何を伝えるのかを聞いていました。会計を待つ母親に、息子さんは「ママー、大好き!」と伝えたのです。年齢が4歳ほどとあり、心で思ったことをその場で素直に口にしただけなのでしょう。唐突に息子から愛を伝えられた母親は、少し照れていた様子。会計を済ませ、商品を詰めるサッカー台に移動した後、母親が息子さんに目線を合わせて「ママも大好きだよ」と伝えていたといいます。【ネットの声】・何これ、かわいい!素直に気持ちを伝えてくれるって、素敵ですね。ウルウルしてしまいました…。・うちの息子も、いつでもどこでも「大好き」といってくるタイプなので、ちょっと恥ずかしいけれど、とても嬉しいです。・ここ最近、ちょっと落ち込むことがあってあまり笑えていなかったのですが、とても幸せな気持ちになりました。ありがとうございます。店員が目にしたほほ笑ましい親子のやり取りは、あとみさんの作品を通じて多くの人の心を和ませました。[文・構成/grape編集部]
2023年02月08日レジの列に並んでいると、前の客がどんな買い物をしているのかが見えます。買い物によっては、その人の好みや、生活が垣間見えることもあるでしょう。『昨日、スーパーのレジにて』R君(@Rkun_pixiv)さんは、スーパーマーケットで目撃したことをTwitterに投稿。会計の順番待ちをしている最中、女性客の買い物かごの中身が見え、視線が釘付けになってしまいます。昨日、スーパーのレジにて #漫画が読めるハッシュタグ (1/1) pic.twitter.com/xAwqWf1jy7 — R君 (@Rkun_pixiv) February 2, 2023 女性客が大量に買っていたのは、仕事や勉強などによる一時的・心理的なストレスを低減する、機能性表示食品のチョコレートでした。投稿者さんが女性を目撃した日は、バレンタインが近い2月1日。そのため、職場などで配る用として、大量に買っていた可能性はあります。しかし、いささかバレンタインには早いため、すべて自分用のチョコレートという可能性も捨てきれません。「もし、これだけの個数を1人で消費するほど、ストレスフルな生活を送っているのだとしたら…」と、女性客のことが心配になるのも仕方がない状況ですね。メーカーも、自社商品の需要があるのは嬉しい一方、そこまで必要とされる過酷な社会は望んでいないでしょう。願わくは、『ともに頑張る仲間』をねぎらうためのプレゼントでありますように…!投稿者さんは、pixivでも漫画を公開しています。もっとエッセイ漫画や作品などを読んでみたい人は、こちらもご覧ください。pixiv:iPad Pro買ったR君[文・構成/grape編集部]
2023年02月05日接客業は、いろいろなお客さんと出会い、コミュニケーションをとるお仕事。grapeでは漫画家の天霧さんによる、接客業実録漫画『天霧、ただいま接客中です!』を連載!店員同士のやり取りや、お客さんとのいろいろなエピソードをお届けします!第19回『使わなかったので…』「間違えて購入してしまった」という、いわゆる『お客様都合の返品』はよくあること。こういった返品は、店側の厚意で成り立っています。しかし、中には「やっぱりいらないから返す」というあまりにも身勝手なものや、もう売れないような期間限定の品物を返品しようとする人も…!もしかすると、そういったお客さんは「レシートがあれば何も問題はないはず」と思っているのかもしれません。ですが、先述したように返品は店側のサービス。売買が成立した後、自己都合の返品に店側が応じる法律的根拠は、実はないのです。返品という厚意によって、助かった人は少なくないはず。だからこそ、当たり前のこととは思わず、感謝の気持ちを忘れずにいたいですね。天霧漫画家。アニメ『ラブライブ!』シリーズやエッセイ漫画を中心に創作活動を行い、『ラブライブ!サンシャイン!! コミックアンソロジー3』にも参加。⇒ 天霧Twitter
2023年01月31日花や生花店にまつわるエピソードをInstagramで公開している、キチジロー(kichijiroo)さん。実体験のほか、読者から寄せられたエピソードを漫画化し、公開しています。今回紹介するのは、生花店で働く、とある女性から寄せられたエピソードです。ある日、女性の店に1人の年配男性が来店。「あのバラを10本くれるかい」と女性に頼んできたそうです。年配男性は、1本だけ残ったバラがさびしそうに見えたのでしょう。「コイツも持って帰ってあげよう」と、残った1本のバラも一緒に購入してくれたのです。バラは、お祝いや贈り物として人気の花。諸説ありますが、バラには本数ごとに花言葉があり、年配男性が最初に買おうとした10本だと『あなたは完璧』や『かわいい人』という意味になります。追加した後の11本だと、『最愛の人』。男性がどういう意図でバラを購入したのかは分かりませんが、もし身近な誰かへの贈り物であれば、もらった相手は喜ぶはずです。花想いな年配男性の言動は、女性だけでなく、作品を見た人々をもキュンとさせました。なお、キチジローさんはブログでも生花店にまつわるエピソードを投稿しています。気になった人は、ぜひご覧ください。キチジローの花のおブログ[文・構成/grape編集部]
2023年01月31日自分の好みに合った服を見ている時間は、楽しいもの。イゴカオリ(kaori.k_15)さんは、ある日、ファッションブランドが集まる東京都の吉祥寺を訪れました。アパレル店に入り、気になった服を試着していると、思わぬ展開になります。イゴさんが、フランスから輸入されたカーディガンを羽織って悩んでいると、ほかの女性客が何かを手に取ります。それは、ハンガーに掛けて、見える位置に置いていたイゴさん自前のコート!店員からハンガーを借りた際、最初から掛かっていたインナーの上にコートを重ねたこともあって、店の商品に見えたのでしょう。まさか自分のコートが手に取られるとは思っていなかったイゴさんは、気まずい思いで女性客と見つめ合ったのでした。しかし幸いなことに、女性客は気を悪くせず、イゴさんの服選びを店員と一緒に見守ってくれたのです。趣味が似ていることもあって、ファッションのチェックが楽しかったのかもしれません。最終的に、イゴさんはカーディガンを購入。思い出もプラスされたカーディガンは、大切な1着となったはずです![文・構成/grape編集部]
2023年01月21日接客業で問題視されている迷惑客。女性店員の場合、レジでお釣りやレシートなどを手渡す際、男性客に無理やり手を握られたり、卑猥なことをいわれたりするケースがあります。迷惑客に堪忍袋の緒が切れたお茶を買いに、近所のスーパーマーケットに出かけた、ななつご(@7Tugo)さんは、迷惑客に絡まれる女性店員を発見しました。客が少ない時間帯なのをいいことに、年配男性が女性店員の手を握って離さないのです。さらに、年配男性が女性店員の頭をなでようとしているのを見て、ななつごさんの中で我慢のメーターが振り切れました。「お会計お願いしまーす!」※写真はイメージそう叫びながら2人の元へ突入すると、年配男性をカートで押し出し、会計を要求!はたから見ると、割り込みをする悪い客に見えたかもしれません。しかし、女性店員は、ななつごさんが助けに来たことを理解していました。年配男性が諦めて立ち去るまで、わざと長い時間をかけてカードを探したり、袋の大きさに悩んだりする、ななつごさんと女性店員の心は1つ。粘った2人は、その後、年配男性を退けることに成功したのでした。お茶買いにスーパー行ったらド級にやっべぇおっさんに過疎なレジの女の子がおててぎゅっ&頭撫でられかけててもう無理だった。カートごと突っ込んでおっさんぐいぐい外に押し出してお会計してもらったし、おっさんが諦めるまで延々とポンタカード探したしレジ袋の大きさも延々と悩みました。— ななつご@原作履修解禁中 (@7Tugo) January 17, 2023 ほかのレジ3台にも待つ客がいないほど、店がすいていたからこそ取れた戦法。直接的に注意する場合より、きっと年配男性は文句をいいづらかったことでしょう。真剣に延々と会計を続ける2人を尻目に、立ち去るほかなかったのです。ななつごさんの勇気ある行動には、「かっこいい。最高です」「国民栄誉賞を与えたいぐらい、グッジョブな行動」「接客業の経験者としてお礼をいいたい」など、惜しみない称賛が寄せられました。助けを求めづらい時、駆け付けてくれる人の存在は、涙が出るほどありがたいもの。救出方法に正解はなく、対応に悩むものですが、いざという時には、ななつごさんのように行動を起こしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年01月19日接客業は、いろいろなお客さんと出会い、コミュニケーションをとるお仕事。grapeでは漫画家の天霧さんによる、接客業実録漫画『天霧、ただいま接客中です!』を連載!店員同士のやり取りや、お客さんとのいろいろなエピソードをお届けします!第17回『お年玉で買いたい!』幼い子供にとって、コスメは『なりたい自分』に近付くことができる、魔法のアイテムのように感じるのかもしれません。お年玉で憧れのコスメを買おうとする女の子を見て、ほほ笑ましい気持ちになっていた天霧さん。…ですが、近くにいた年配の女性客たちは、大きな声で「子供がメイクをするなんて!」といい出したのです!いたたまれない気持ちになった天霧さんは、少しでも女の子の心が軽くなるよう、優しい言葉をかけました。きっと女の子は、その行動に救われたことでしょう。自分のお金で何を買うかは、本人の自由。そして、メイクは楽しんだり、自分を表現したりするためのものであり、触れる年齢ややり方は自由ではないでしょうか。天霧漫画家。アニメ『ラブライブ!』シリーズやエッセイ漫画を中心に創作活動を行い、『ラブライブ!サンシャイン!! コミックアンソロジー3』にも参加。⇒ 天霧Twitter
2023年01月15日よりよい環境作りのため、意見箱を設置している店舗は珍しくありません。もずお(@m_o_z_o_)さんが訪れたスーパーマーケットでも、客が店に対して自由に意見を伝えられる『ご意見うけたまりカード』なるものが、導入されていました。そこでもずおさんが見たのは、目を疑ってしまうような客の意見が書かれたカード。内容は、レジを開け、客を誘導する際の店員の言葉遣いに関するものでした。お店の事情で閉めていたレジを開けて「こちらに、どうぞ!」はないでしょう。申し訳ないなら、「こちらにお願いします」ではないでしょうか?言葉の使い方は違いますよね。お互いに忙しいですから。早めに対応してほしいです。言葉の使われ方ひとつでここまで思うならいっそその耳を… pic.twitter.com/wfNMycIcGV — もずお (@m_o_z_o_) January 15, 2023 意見を出した客側の意見としては、声かけが「こちらへ、どうぞ」では、店側の都合でレジを閉めていたことを詫びる気持ちが感じられないというものでした。誠意を見せてほしいのか「こちらへ、お願いします」にすべきだという客側の意見に、もずおさんはあっけにとられてしまった様子。客という立場を勘違いしているような意見に、言葉を失ってしまった人は多く、カードの内容に憤りの声が寄せられました。・こういうふうに思う人もいるってことですね。すごいな。・高級スーパーしか行かれたことがない人なんでしょうか?・いらないことをしているから、この人は忙しいのではないかな。客だから優先されて当然という考えが、透けて見えるこの意見。どんな意見を持とうが、それは個人の自由ですが、受け入れられて当然という考えは、とても危険です。それは、意見を出したこの客だけではなく、誰に対してもいえることでしょう。客という立場を誤ってとらえ、ひとりよがりになっていないか、改めて注意したいものです。[文・構成/grape編集部]
2023年01月15日スマホの普及とともに、世間に浸透しつつあるキャッシュレス決済。財布からお札や小銭を出さずとも、スマホ1台で決済が済むとあり、あらゆる場面で利用している人は多いでしょう。バーコードを読み取ろうとするも?スーパーマーケットで働く日常を描き、Instagramで人気を集めている、あとみ(yumekomanga)さん。ある日、レジで会計をしていたマダムが、バーコード決済をお願いしてきたそうです。マダムのスマホに表示されたバーコードを、あとみさんが読み取ろうとすると…。商品をマイバッグに入れることに夢中で、バーコードを表示したスマホを持つ手が揺れていることに気付かないマダム。ゆらゆらと動くスマホのバーコードをなんとかスキャンしようとするあとみさんですが、ハンドスキャナーがなかなか反応しません!マダムはある程度商品を詰めた後でハッとして、「あらあらごめんなさいねー!」と豪快に笑い、バーコードを提示してくれたそうです。【ネットの声】・フェイントの掛け合いみたい!・想像するだけでも笑える!・分かる!「動かさないで~!」ってなりますよね。量によっては、会計を済ませた商品をその場でマイバッグに入れるのではなく、袋詰めをする作荷(さっか)台に移ってからやるとスムース。今回のマダムの場合は笑い話で済んだようですが、マイバッグに商品を詰める時も、キャッシュレス決済をする場合も店員に迷惑がかからないよう、マナーを守りたいですね![文・構成/grape編集部]
2023年01月14日先払い制の飲食店では、会計の時に店員が、持ち帰りか店内で食べるかを客に確認します。客があまりにも大量に商品を購入している時は、「持ち帰りだろう」とあらかじめ推測することもあるでしょう。ミスド店員の戸惑いたまごかけみかん(@HONMA_ASIMO)さんは、ドーナツチェーン店『ミスタードーナツ(以下、ミスド)』を利用した時の出来事をTwitterに投稿。ドーナツ23個をトレイに乗せてレジに向かうと、店員から「お持ち帰りですね」と聞かれたといいます。それに対し「食べていきます」と答えると、店員は仰天!にわかには信じられない様子で、3回も確認されました。間違いなく店員は、投稿者さんが1人で23個のドーナツを食べると思ったはず。ですが、それは勘違い…一緒に来た8人が、先に席を確保しており、投稿者さんが全員ぶんを買っているだけだったのです!店員の視線が痛かった時の、胸中の叫びを、投稿者さんはこうつづりました。「そんな大食いのゴリラを見るような目でみないでッ」ミスドにて、ドーナツ23個選んでレジへ店員さん「お持ち帰りですね(^^)」→私「食べていきます」→「…正気かオマエ( ゚д゚ )」みたいな顔で店内飲食を3度聞きされたの今頃ジワジワきてる違うんじゃ!先に連れが8人席に座っておったのじゃ!!そんな大食いゴリラを見るような目でみないでッ(/。\) pic.twitter.com/LlKFJqmz7G — たまごかけみかん(ぽんぽこ)(o´・∀・`)TKM@CBR250R&650F (@HONMA_ASIMO) January 8, 2023 きっと店員は接客などで、集団の1人として投稿者さんが来たところを見逃したのでしょう。まさかの勘違いに笑ってしまった人たちからは、「情景が思い浮かんで吹いた」「さすがに1人で『23個のドーナツを食べる』という人がいたら、店員もバグりますよ」などのコメントが寄せられました。勘違いした店員の、純粋な反応にクスッとしますね。[文・構成/grape編集部]
2023年01月12日かまぼこや伊達巻など、おせちの準備には数多くの食材が必要です。ニシンの卵である数の子も、必要な食材の1つ。とはいえ、おせちに入れても「量はそんなにいらない」という家庭は、少なくないようです。数の子で悩む女性が集まった結果…!スーパーマーケットまで数の子を買いに行った、とあるTwitterユーザーも、数の子の前で悩んでいました。買いたいものの、1パックに入った数の子の量が多く、値段も手を出しづらいものだったのです。気付くと周囲には、同じように数の子の前で悩む女性が、ほかに2人いました。「こんなたくさん、いらんのよ…」そんな会話が聞こえたため、会話に混ざって3人で話していると、なんと女性の1人が、店員に直接相談に行ってくれたではありませんか!おかげで、1パックを小分けにした、小さなパックを3人とも購入できたといいます。まったく知らない人同士で味わった一体感。また、店員の柔軟な対応に、当のTwitterユーザーは感動したのでした。「同じ目的地に向かう見知らぬ人同士が、1台のタクシーに乗り、料金を人数分で割る」といった知恵と、似たような解決策。コミュニケーション次第で、問題は解決できることがあるようですね。年末年始の買い物で困ったことがあったら、素直に周囲と相談してみるといいかもしれません!※許可は頂いておりますが、投稿者様のご意向により匿名で掲載しております。[文・構成/grape編集部]
2022年12月30日世の中にあふれる『運命』という言葉。あまりにも使われすぎて、その言葉の重みが薄れてしまっているようにすら感じてしまうほどです。しかし、R君(@Rkun_pixiv)さんが偶然訪れた飲食店での出来事は、『運命』を信じたくなるようなものでした。『とある昼下がりの話』ランチタイムにしてはギリギリの時間帯に、食事ができる飲食店を探していたR君さん。幸い、まだ開いている店を発見したため入るも、店主からは妙な雰囲気を感じたといいます。その後、刺身の盛り合わせを注文したところ、店主は「運命ですね」とポツリとつぶやき、妻に先立たれたこと、一人娘が最近結婚したことなど、身の上話を始めたのでした。(3/3) pic.twitter.com/WDknMRRTxh — R君 (@Rkun_pixiv) December 8, 2022 店主にとって、R君さんが注文した刺身の盛り合わせは、特別なものでした。妻の忘れ形見でもある娘とともに仕入れた、最後の刺身なのですから。冷凍しようかと考え、客の入りが悪いことをいいことに、昼の営業を早めに切り上げようとしていた、店主。しかし、R君さんが客として店を訪れ、さらには偶然にも刺身の盛り合わせを注文してきたことで、妻と娘に怒られているような気持ちになったといいます。店主はR君さんとの出会いに『運命』を感じずにはいられなかったのでしょう。もしもこの時、R君さんが店を訪れなかったとしたら、後々、店主は自分の選択を後悔していたかもしれません。料理に対する誉め言葉と、店主を労う気持ちを伝え、店を後にしたR君さん。きっと、R君さんもまた、店主との出会いに運命的な何かを感じていたはずです。「心にしみました」「いい話。泣ける」と反響を呼んだ、R君さんのエピソード。こうした記憶に残る出会いは、どこに落ちているか分からないものです。だからこそ、その出会いを大切にしたいと思わされますね。R君さんの作品はこちらからイラストや漫画などをユーザーが投稿するサイト『pixiv』でも作品を公開している、R君さん。気になった人はそちらもご覧ください。Twittert:@Rkun_pixivpixiv:iPad Pro買ったR君[文・構成/grape編集部]
2022年12月28日