「家政婦のミタ」「女王の教室」など数々の話題作を世に送り出す気鋭の脚本家・遊川和彦が初の映画監督を務める『恋妻家宮本』。阿部寛、天海祐希が初の夫婦役を演じることでも注目を集める本作がついにクランクインしたことが判明。併せて本作の現場風景写真が公開された。宮本陽平(阿部寛)と美代子(天海祐希)は、学生時代に合コンで知り合い卒業と同時にできちゃった婚。そしてごく平穏な結婚生活25年を経て子どもの独立の時を迎えていた。ところが、息子夫婦が福島へ旅立った日、久々の二人きりの生活に戸惑い、ふたりともついつい飲みすぎてしまい妻は飲みつぶれてしまった。そんな夜、陽平は妻の記入欄がすべて書き込まれて捺印された離婚届を本棚で発見。順風に思えた夫婦生活、美代子はいったい何を考えているのか?かといって妻に問いただす勇気はなく、耐えられずに陽平は趣味の料理教室仲間に相談するも妻の浮気を示唆されて余計に不安を募らせてしまう。これまでの人生を常に何が正しいかを考えながら生きてきた陽平。教師として学校でふれあう生徒とその家族、趣味で通う料理学校で垣間見るよその夫婦の姿、そこには、さまざまな夫婦そして家族の形がある。正しいことって、何だろうか。陽平の惑いは深まるばかり。そんなとき美代子が家を飛び出してしまう――。「家政婦のミタ」「女王の教室」「〇〇妻」「偽装の夫婦」など話題のドラマを手掛けている脚本家・遊川さんが、映画初監督を務める本作。これまでオリジナルにこだわり続けてきた遊川さんが、今回は家族小説の名手である重松清の「ファミレス」(日本経済新聞出版社刊)を原作に、独自の視点で大胆に脚色していく。先月17日(日)よりクランクインした本作は、初監督とは思えない遊川流演出術で主演の阿部さんと天海さんを見事に「遊川色」に染めていった。その手腕は阿部さん曰く「これほど細かいところまで役者の演出をしっかりしてくれる監督はいまでは数少ない」と言わしめるほど。そんな最中、先日本作の原作タイトルでもある「ファミレス」を完全再現した千葉県のロケセットでの撮影が行われたのだが、セットはさながら大手ファミレスチェーン“デニーズ”そのもの。この日は、宮本夫妻がファミレスに訪れるという、まさに映画の冒頭となるシーンが撮影されており、ファミレスの多様なメニューに迷う優柔不断な夫・陽平、それを無表情で見つめる妻・美代子が映し出され、過去の遊川作品を彷彿とさせる謎めいた雰囲気を感じさせながらも、リハーサルを重ね確立されたという陽平の個性的なキャラクターが加わり、これから始まる宮本夫妻の物語を大いに期待させるシーンとなっていた。今回公開された写真は、本作初となる現場風景とシーンカット。現場写真は、例のファミレスで監督が何やら二人に指示を出している様子が写されている。シーンカットでは、天海さんが阿部さんに迫ってる!?と思いきや、実は酔っ払ってのしかかっているという場面だ。写真からも撮影が順調に始まったことが分かる本作。阿部さんと天海さんと遊川監督がタッグを組むことでどういった映画に仕上がるのか、また共演キャストの続報にも期待したい。<以下キャストコメント全文>■阿部寛遊川監督は脚本を書いていらっしゃることもあり、誰よりもその役と台詞をわかっている方なので、僕が演じたらやりすぎちゃうところも、監督の解釈で的確に演出をしてくださるので、この現場で迷うことは何もないんですよね。昨今の映画やドラマでは役者の演技は大きいところしか演出されないことが多いのですが、遊川監督は細部まできっちり100%演技の面倒をみてくれるので、非常に新鮮だし、楽しんでやらせて貰ってます。この作品は生きている中で一番多い「なんでもないこと」を表現していると思います。何でもないことのなかに、面白さや切なさがあるんじゃないか、と今回読んでて思いました。また、この脚本のテーマでもある「大切なことは正しいことよりもやさしいこと」というのは目の覚めるような思いがして、正しいことをいうのは簡単だけど、やさしいことというのは難しいと思ったんです。そこは一つのこの脚本の宝物として自分の中に生涯持っていかなきゃと思いました。■天海祐希ファミレスってなんだかわくわくしますよね、メニューも沢山あって。待ち時間の間も阿部さんと二人で何が美味しそうだとか、いまの季節はイチゴだね、とかいいながら撮影を楽しんでます。阿部さんと遊川さんを見ていると、すごく理想的な関係だなと思います。阿部さんは器が大きくて、純粋かつ素直に監督の指示を聞いて、自分なりに消化してお芝居に活かされる方ですし、遊川監督はこうやって欲しいっていうのを脚本家ならではの言葉で的確に伝えるので。遊川さん、監督向いてるかもな~なんて思ったりして。この撮影で思ったのは、今回阿部さん演じる陽平に美代子が酔っぱらってのしかかる、というシーンがあるのですが、リハのときから全力で乗っていっても阿部さんがいい感じに腹筋で止めているんですよ(笑)。遠慮せずいっても腹筋で私の体重を支えてくださるので、頼りがいがあって全力でどーんと行けました。安心感がやっぱり違うんですよね(笑)。この作品は日常何気なくいられることとか、なんでもないと思えることがどれだけ幸せで、何が大切なのかが、じんわりと沁みるように心に広がっていく映画なんじゃないかと思います。いい大人だからこそできないこと、本当は伝えなければいけないのに伝えられない大人たちの背中を押してくれるような映画になったらいいなと。是非ご夫婦で観に来てほしいです。『恋妻家宮本』は2017年1月全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年02月24日現在「南くんの恋人~my little lover」と「監獄学園-プリズンスクール-」の2作で主演を務めネクストブレイクの呼び声が高い大注目の中川大志。今回自身初となるカレンダーを発売することが決定した。中川さんは、小学4年生のときにスカウトで芸能界入りし、2009年「わたしが子どもだったころ」で俳優デビュー。以降、「家政婦のミタ」(日本テレビ)や「GTO」(フジテレビ)、「水球ヤンキース」(フジテレビ)など話題作に立て続けに出演。また、現在放送中の2作のドラマで主演を務め、今月公開の『映画ちびまる子ちゃんイタリアから来た少年』では声優にも初挑戦。来年もNHK大河ドラマ「真田丸」や映画『四月は君の嘘』への出演を控え、今後ますますの活躍が期待されるネクストブレイク必至の若手俳優だ。今回、自身初となる来年のカレンダーは、寝起きの無防備な姿や、大好きな釣りを楽しむあどけない表情、ふとした瞬間に見せる大人びた表情など、制服を脱いだ中川大志の、いままで見せていない表情が満載。“17歳”という、大人と子どもの狭間で揺れ動く中川さんの新たな魅力がたっぷり詰まった、今作だけの撮り下ろしカレンダーとなっている。また、2016年は中川さんにとって高校最後の年。貴重な1年間を大切に過ごしたいという想いから、4月始まりのスクールカレンダーとなっている。さらに今回、表紙・裏表紙の異なる「予約限定版」と「通常版」の2種類を用意、ロケ地やデザインにも本人のアイデアを取り入れた、こだわりのカレンダーだ。そして今回は発売を記念して、来年3月20日(日)に東京で、26日(土)は大阪で握手会の開催を予定している。 店舗購入特典として、絵柄の異なるオリジナル生写真も用意されているとのこと。いましか見られない中川さんの姿と一緒に2016年、貴重な一年を過ごしてみては?「中川大志カレンダー 2016.4-2017.3」は2016年3月18日(金)発売。(cinemacafe.net)
2015年12月12日武井咲、剛力彩芽、忽那汐里、河北麻友子ら「オスカープロモーション」に所属する女優11名が出席しての、年末恒例の晴着撮影会が12月3日(木)に開催された。出席したのは武井咲、剛力彩芽、忽那汐里、河北麻友子、宮崎香蓮、本田望結、小芝風花、吉本実憂、小澤奈々花、高橋ひかる、花岡なつみの11名。例年、明治記念館の芝生での撮影となるが、この日はあいにくの天気で、屋内の金屏風の前での撮影となった。緑を基調にした晴れ着姿の武井さんは、2015年を「少し、余裕が持てる1年になったかな?」と振り返り、「穏」という字を自身のこの1年を表す漢字に選んだ。「仕事の時の自分と、プライベートの自分と、自分磨きや勉強という意味でもいい時間が過ごせたと思います。嬉しいことですが、いままでバタバタと四季を感じることもないくらいのスピードでしたが、今年は趣味に時間を使ったり、映画を見たり、吸収の時間を作ることができました」と笑顔を見せた。とはいえ、年が明けると1月13日(水)にはヒロインを演じるドラマ「フラジャイル」が始まるなど、忙しい日々が続く。来年に向けて「ひとつひとつ、丁寧にしっかりとやっていきたい」と意気込みを口にした。剛力さんも、これまで忙しい日々を送ってきたが、そんな中でも「吸収する時間、自分自身を見つめ直す時間が増えました」とうなずく。今年を表す漢字として、自身の名字の一字でもある「力」を挙げ「お芝居やアーティストさんのライヴなどでも、周りの方のパワー、エネルギーをすごく感じました」と吸収と成長の1年だったと振り返った。忽那さんと本田さんは、大ヒットドラマ「家政婦のミタ」で姉妹を演じたが、その時の関係そのまま「お姉ちゃん」「希衣(きい)」と呼び合い、仲の良い様子をうかがわせる。本田さんが「生まれて初めて前髪を切りました!」とこの1年で経験した「初」を明かすと忽那さんは「かわいいです」とニッコリ。忽那さん自身、この1年は「価値観が大きく変わった1年で、そうやって変えてくれる方たちとの出会いがありました」と語る。来年は、本田さんともども年女(申年)ということで「しっかりとのぼっていきたい!」とさらなる飛躍を誓っていた。(text:cinemacafe.net)
2015年12月03日俳優の阿部寛と女優の天海祐希が、2017年公開予定の映画『恋妻家宮本』で初の夫婦役で共演することが30日、発表された。メガホンを取るのは、ドラマ『家政婦のミタ』(11年)、『女王の教室』(05年)、そして現在日本テレビ系で放送中の『偽装の夫婦』(毎週水曜22~23時)の脚本を手掛ける遊川和彦氏で、本作が映画監督デビュー作となる。題材に選ばれたのは、2013年に小説家・重松清氏が刊行した『ファミレス』(日本経済新聞出版)。日本経済新聞の夕刊に連載され、夫婦や親子など人と人のつながりを心温まるエピソードでつづった原作を、大胆に脚色する。主人公は、中学校教師・宮本陽平(阿部)。息子が結婚して独立し、夫婦2人で生活することになった中、妻・美代子(天海)が隠し持っていた離婚届を発見してしまう場面から物語が始まる。妻に問いただす勇気もなく、突然の熟年離婚の危機に面する宮本。葛藤を抱えながらも、教え子や料理教室の仲間と関わる中で、家族の在り方を再認識していく姿を描く。中年教師・宮本を演じる阿部は、「遊川さんと天海さんが今まで面白い作品を作ってきたのを一視聴者として楽しませていただいてきました。その一角に加えていただき大変うれしく思っています」とコメント。オファー時のことを、「遊川さんとお話させていただき監督の並々ならぬ作品への情熱を感じました」と明かし、「重松清さんの世界を遊川流にどう演出なさるのか今から楽しみです」と監督へも期待を寄せている。阿部の言葉の通り、『偽装の夫婦』などさまざまな現場で遊川監督と仕事をしてきた天海は、「遊川さんが、初めて映画でメガホンをとられる! どんな役でも良いから、ぜひ参加させていただきたいと思ってました」と振り返りながら、「これがまた、大好きな重松清さんの作品で、さらに、すてきな阿部寛さんとご一緒させていただけるなんて! トリプルで幸せでございます!」と大感激。脚本を読んだ際には、「泣くわ、笑うわ、大変」だったようで、「この思いを、多くの皆さまに届けられるように、頑張りたい」と意気込む。撮影時期は、2016年1月から2月。これまで脚本家として、『家政婦のミタ』で視聴率最高40%(第11話)、『女王の教室』では25.3%(第11話)を記録してきた遊川監督は、映画を通して「愛を伝えることの大切さを伝えたい」と語っている。(C)2017「恋妻家宮本」製作委員会
2015年12月01日TVドラマ『家政婦のミタ』『〇〇妻』『偽装の夫婦』などの話題作を手掛けてきた脚本家・遊川和彦が初監督を務める映画『恋妻家宮本』が公開されることが発表された。現代の夫婦や家族の在り方を独自の視点で提起するハートフルなドラマで、阿部寛、天海祐希が初の夫婦役で出演する。その他の情報本作は重松清の小説『ファミレス』を基に、遊川が脚色を手掛け、熟年離婚が増えつつある現代において、子どもが独立した後の夫婦がどう向き合っていくのかをコミカルに描いたドラマ。物語は、息子が結婚して独立し、25年ぶりに夫婦ふたりきりで生活することになった中学校教師の宮本陽平が、妻が隠し持つ離婚届を偶然発見してしまうところから始まる。妻に問いただす勇気もなく、熟年離婚の危機に面した宮本が、悩み葛藤しながらも周囲の人々との関わりを通して家族の在り方を再認識し、妻との新たな一歩を踏み出していく様を描く。主人公・宮本を阿部、その妻・美代子を天海が演じる。遊川監督と初タッグとなる阿部は「遊川さんと天海さんが今まで何本も面白い作品を作ってきたのを一視聴者として楽しませていただいてきました。その一角に加えていただき大変嬉しく思っています。天海さんに色々助けていただきながら、遊川監督のもと素晴らしい作品を目指したいと思います」とコメント。遊川脚本の『偽装の夫婦』にも出演中の天海は「連続ドラマでは何本もご一緒させて頂いている遊川さんが、初めて映画でメガホンをとられる!どんな役でも良いから、ぜひ参加させて頂きたいと思っていました。これがまた、大好きな重松清さんの作品で、更に、素敵な阿部寛さんとご一緒させて頂けるなんて!トリプルで幸せでございます!」と喜びを語っている。遊川監督は、「気のきいた言葉を言わなくてもいい、たとえ失敗してもいい、ただただ愛を伝えようという気持ちを持ち続けること。“愛を伝えることの大切さ”を伝えたい」とコメント。家族や夫婦の姿を鋭い視点で切り取ってきた遊川だけに、初監督となる本作に期待が高まる。『恋妻家宮本』全国東宝系にて2017年ロードショー
2015年11月30日テレビドラマ「家政婦のミタ」「女王の教室」「○○妻」といった数々の話題作を世に放ち、今クールの「偽装の夫婦」を手掛ける気鋭の脚本家・遊川和彦が初めてメガホンを握る『恋妻家宮本』。本作で阿部寛と天海祐希が初めて夫婦役でタッグを組むことが明らかとなった。息子が結婚して独立し、25年ぶりに夫婦2人きりで生活することになった中学校の中年教師の宮本陽平は、ある夜、妻が隠し持つ離婚届を偶然発見してしまう。妻に問い質す勇気もなく、突然熟年離婚の危機に面した主人公が人生に悩み、葛藤しながらも中学校の教え子や料理教室の仲間と関わる中で家族の在り方を再認識して、妻と新たな一歩を踏み出していく…。家族小説の名手である重松清の「ファミレス」(日本経済新聞出版社刊)を、独自の視点で現代の家族を描き続けてきた遊川さんが大胆に脚色し、実写化する本作。熟年離婚が当たり前となった現代において、子どもが独り立ちした夫と妻が50代からの夫婦生活とどう向き合うのかをコミカルかつハートフルに描き出す。主人公の中学校教師・宮本陽平を演じるのは、現在放送中のテレビドラマ「下町ロケット」(TBS)での心揺さぶる熱演が印象深い阿部寛。その妻・美代子を「偽装の夫婦」(日本テレビ)で強烈な個性の主人公を演じるなど、同世代の女優の中で人気実力共に群を抜く天海祐希が演じる。2人が夫婦役を演じるのは本作が初となる。自らの作品の中において一貫して、鋭く斬新な視点で現在の家族を描き続けてきた遊川さんが、これまで自分の人生は、結婚は果たしてこれで良かったのか自信を持てない主人公を通して“気のきいた言葉を言わなくてもいい、たとえ失敗してもいい、ただただ愛を伝えようという気持ちを持ち続けること。「愛を伝えることの大切さ」を伝えたい”と語っている。“遊川和彦×重松清”のヒットメーカーと、実力派の阿部さんと天海さんがタッグを組み、現代の夫婦、家族の在り方を提起する本作は2016年1月より撮影を開始し、2017年公開予定。今後発表となるキャスト陣など、続報に期待したい。<以下、キャストコメント>■阿部寛(宮本陽平役)遊川さんと天海さんがいままで何本も面白い作品を作ってきたのを一視聴者として楽しませていただいてきました。その一角に加えていただき大変嬉しく思っています。天海さんに色々助けていただきながら、遊川監督のもと素晴らしい作品を目指したいと思います。この作品の話をいただいたとき、遊川さんとお話させていただき監督の並々ならぬ作品への情熱を感じました。その情熱で重松清さんの世界を遊川流にどう演出なさるのかいまから楽しみです。■天海祐希(宮本美代子役)連続ドラマでは何本もご一緒させて頂いている遊川さんが、初めて映画でメガホンをとられる!どんな役でも良いから、ぜひ参加させて頂きたいと思っていました。これがまた、大好きな重松清さんの作品で、更に、素敵な阿部寛さんとご一緒させて頂けるなんて!トリプルで幸せでございます!長く共に歩んで来た夫婦の、悩みや不安や、お互いを思う気持ち、形に遊川監督の元、阿部さんと力を合わせて取り組んで行かれたらと思います。実は、脚本を読んで泣くわ、笑うわ、大変でした。この想いを、多くの皆様に届けられる様に、頑張りたいと思っています。『恋妻家宮本』は2017年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月30日“もしも恋人が小さくなってしまったら…!?”大ヒットを記録した内田春菊原作漫画によるTVドラマ「南くんの恋人~my little lover」。主演に注目の俳優・中川大志と山本舞香迎えて贈る本作の放送日が11月9日(月)に決定。これに併せて、胸キュン必至の予告編映像が公開された。イケメンで学力優秀な南瞬一(中川大志)と、ムードメーカーでダンスが好きな堀切ちよみ(山本舞香)。2人は、隣家に住む幼なじみで初恋の仲だったが、南の父親の失踪がきっかけで数年間まともに口を利いていない。そんなある日、ちよみは進路をめぐって両親と喧嘩。嵐の中、家を飛び出してしまう。ちよみは雨宿りをしながら「幼い頃に戻りたい」と願う。すると突風が吹き、落雷が!なんとちよみは小さく(15cm)なってしまう!小さくなってしまったちよみを、偶然みつけた南は「誰にも知られたくない」というちよみの願いを聞きいれ自宅へと連れて帰る。不思議な同棲生活がはじまり、徐々に2人の距離は縮まっていくのだが――。本作は、世界的大ヒットを記録したドラマ「イタズラなKiss2~Love in TOKYO」のスタッフが再集結し、時代を超えて愛され続ける不朽の名作を再びドラマ化。TVドラマ化は、1990年、1994年、2004年、そして2015年の本作と、11年ぶりの4度目。今回は、原作と異なり、南くんを学力優秀なイケメンとして描くほか、賛否両論が巻き起こった漫画のラストシーンはドラマオリジナルの展開を予定している。本作で主演・南瞬一を演じるのは、「家政婦のミタ」(日本テレビ)「水球ヤンキース」(フジテレビ)などに出演し人気急上昇中の今旬男の中川大志が本作でドラマ初主演を果たす。また、南くんの幼馴染みで突然小さくなってしまうヒロイン・ちよみ役には『暗殺教室』、『Zアイランド』など話題作の出演が続き注目が集まっている山本舞香が好演する。今回解禁された予告編は、小さくなったちよみが手を振って南くんを呼び止めるシーンから始まる。第1話から突然のキスシーンや、小さくなったちよみと南くんとの、胸キュン必至の秘密の同棲生活、泣き顔や怒った顔、寝顔、様々な表情の南くんなど、たっぷり詰まった映像となっている。そして本作は、実写化発表時から注目度は高く、海外からもオファーが殺到し、ほぼ全世界で配信&放送されている「イタキス2」同様、完成前から既にアジア圏、欧米圏での配信が決定し、全世界での展開が期待されてる。原作とは違うラストシーンも気になるところ。新たな南くんのキャラクター、南くんとちよみそれぞれの恋のライバル登場など、本作ならではの見どころが満載。ポケットから溢れ出すナイショの胸キュンラブコメディをまずは予告編から覗いてみて。「南くんの恋人~my little lover」は、11月9日(月)26時35分よりフジテレビ系にて放送開始(全10話)。直前密着特番は、11月3日(火)26時30分より放送。(cinemacafe.net)
2015年10月20日少女コミック誌「りぼん」で連載され、累計発行部数3,200万部(2015年9月現在)を超えるさくらももこの大人気コミック「ちびまる子ちゃん」の23年ぶりの劇場版となる『映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』が12月23日(水・祝)より公開となる。先日、本作の楽曲提供に「ウルフルズ」、大原櫻子の参加が発表されたが、この度、本作の豪華ゲスト声優が発表。中川大志、劇団ひとり、ローラらバラエティ豊かな面々が集結していることが明らかになった。1990年にテレビアニメの放送を開始し今年で放送開始25周年。放送回数1,100回を超え、日本人なら誰でも知っている国民的アニメとなった「ちびまる子ちゃん」。映画では、外国の子どもたちがまる子の町にやって来て、まる子の家にもイタリア人の少年・アンドレアがホームステイをすることに…。まる子は、アンドレアやクラスメイトと一緒に静岡・清水を飛び出し、生まれて初めての大阪・京都旅行に出かける――。原作者・さくらももこ自ら映画脚本を担当することでも話題の本作。今回明らかになったのは、まる子たちの町にやってくる外国人の子どもたちの声を演じるゲスト声優たち。まる子の家にホームステイをするイタリア人の男の子・アンドレア役を演じるのは、ドラマ「家政婦のミタ」や「水球ヤンキース」で注目を集め、初主演となるドラマ「南くんの恋人~my little lover」「監獄学園」も控えるブレイク必至の若手俳優・中川さん。中川さんは本作が声優初挑戦となる。また、ちょっと不思議なインド人の男の子・シン役をお笑い芸人で作家・映画監督としても活躍するなど幅広い才能を持つ劇団ひとりさん。食いしん坊なハワイの男の子・ネプ役を、振付師やダンサー、俳優とマルチに活躍するパパイヤ鈴木。サンバを踊ることが大好きなブラジル人の女の子・ジュリア役を自身も“和製ビヨンセ”としてキレのあるダンスを披露する渡辺直美。そして、香港の女の子・シンニー役を現在、ハリウッド映画『バイオハザード』最新作にメインキャストとして参戦し、女優としても活躍するローラさんがキュートに演じる。本作のプロデューサー土屋健はそれぞれのキャストについて「23年ぶりの映画を飾るに相応しい、豪華なキャストであると思い、キャスティングをしました。そして、何より“ちびまる子ちゃん”の世界観を好きでいてくれるといいなと思っていたのですが、今回の5名が5名とも子どものころからまる子を見ていて好きであったことは本当に喜ばしいことで、さらに、改めて、誰からも愛される“ちびまる子ちゃん”の偉大さを感じ、映画制作に向けてさらに、気持ちを引き締めています」とコメントを寄せている。中川さんをはじめとしたキャスト陣が国際色豊かな子どもたちをどのように演じるのか。まる子と外国人の子どもたちのてんやわんやな旅の結末に注目だ。<以下、キャストコメント>■中川大志(イタリアの男の子:アンドレア役)物心ついた頃からずっと見ていた「ちびまる子ちゃん」に、まさか自分が出演させて頂くことになるなんて夢にも思いませんでした。テレビアニメ25周年記念という特別な作品に、アンドレアという役で参加させて頂く事を大変光栄に思います。声のお仕事は初挑戦で不安も沢山ありますが、僕も大好きなまるちゃんそして愉快な仲間たちと、同じ世界に立てることがいまから楽しみでなりません。まるちゃんとのちょっぴり甘酸っぱくて切ない関係を丁寧に演じたいと思います。■劇団ひとり(インドの男の子:シン役)実写版の「永沢くん」に続き、なにかとご縁を感じております。今回も実写化されることを狙って全力でやらせてもらいます。■パパイヤ鈴木(ハワイの男の子:ネプ役)僕にとって「アララの呪文」は、振付師としての代表作です。その作品に声優として参加できるとは、夢にも思っていませんでした。子どもたちも大好きで、毎週欠かさずに観ています。一緒に映画館に観に行くのがいまから楽しみです。■渡辺直美(ブラジルの女の子:ジュリア役)ずっと大好きな「ちびまる子ちゃん」の映画に出演出来て、とても光栄です。私もまるちゃんと同じでぐうたらなので、いつも共感しながら見ていました。元気で可愛らしいジュリアを精一杯演じたいと思います!■ローラ(香港の女の子:シンニー役)今回ちびまる子ちゃんの映画に声優として参加できてとってもうれしいです!わたしが小学生のとき、日本語がぜんぜん話せなかったときにいつもテレビでちびまる子ちゃんをみながら練習をしていて、ほんとに思い入れのあるアニメなの。歌のダンスもおうちでよくおどっていたし、すっごくうれしい。 だからその分一生懸命にたのしくがんばろうっと(^O^)!!!映画みてね~!!!『映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』は12月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月19日『岸辺の旅』『夏の庭』の原作で知られる湯本香樹実の同名ロングセラー小説を映画した『ポプラの秋』。本作で主人公の8歳の少女を演じるのが、子役として活躍を続けてきた本田望結。満を持して映画初主演を務める本作を始め、話題作への出演作が相次ぐ望結ちゃんは、子役から女優へ、着実にステップアップを図っているようだ。本作『ポプラの秋』は、天国の父への想いを手紙に綴る少女と、大きなポプラの木が立つアパートの大家のおばあさんとの心の触れ合いを描く物語。深津絵里&浅野忠信共演で映画化された『岸辺の旅』と同じ湯本香樹実による原作は、1997年の発表以来、アジア、アメリカ、ヨーロッパなど世界10か国で翻訳・出版され、言葉や文化の壁を越えて愛されている。大好きだった父を突然亡くした8歳の千秋は、失意の母(大塚寧々)と共に引っ越してきたポプラ荘で、大家のおばあさん(中村玉緒)と出会う。「自分は亡くなった人に手紙を届けることができる」と話すおばあさんの言葉を信じた千秋は、死んだ父に向けて手紙を書き続けるのだが――。今年は、1月クールに放送されたTBS系連続ドラマ「警部補・杉山真太郎~吉祥寺署事件ファイル」で、谷原章介の娘役を好演していた望結ちゃん。さらにこの秋には、香取慎吾主演のCX系スペシャルドラマ「一千兆円の身代金」にヒロイン役で出演。映画も、9月19日(土)より全国公開となる本作を皮切りに、12月には山田洋次監督作品『母と暮らせば』に出演するなど、これからテレビ・映画の出演が相次いでいる。望結ちゃんの連続ドラマレギュラー出演は、2012年の「サマーレスキュー~天空の診療所~」(TBS)以来、約2年半ぶり。映画も2013年の『コドモ警察』以来、2年ぶりの出演となった。2014年は単発のドラマ出演などはあったが、目立った女優活動は多くなかった。フィギュア・スケーターしても活躍するだけに2足のわらじの影響があったのかもしれないが、もしかすると、女優へのステップアップに向けた準備段階だった可能性もある。これからの目標を聞かれた望結ちゃんは、「人を感動させることができる女優さんになりたい」と語り、自身の憧れの女優はターニングポイントというべき作品「家政婦のミタ」(日本テレビ)で共演した松嶋菜々子だと明かす。「あのドラマがなければ、いまの自分はないと思います。主演の松嶋菜々子さんは憧れの女優さんの一人ですが、共演させていただけて幸せでした」と当時7歳で出演した大ヒット作をふり返る。今年11歳になり、心身ともに大人への階段を上り始める時期となった望結ちゃん。子役は女優へシフトするタイミングが非常に重要といわれているが、この秋、本格的に女優業に力を注ぎ、芦田愛菜や鈴木福、小林星蘭、谷花音といった同年代の子役たちと一気に差をつけることになるのか、注目を集めている。『ポプラの秋』は9月19日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ポプラの秋 2015年9月19日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開(C) 2015『ポプラの秋』製作委員会
2015年09月15日桐谷美玲、坂口健太郎と共演する『ヒロイン失格』、朝ドラ「まれ」の土屋太鳳と再共演する『orange-オレンジ-』など、人気コミックの実写作品に引っ張りだこの山崎賢人が、フジテレビ「ノイタミナ」枠でアニメ化もされた「四月は君の嘘」の実写映画化に広瀬すずとW主演することが決定。広瀬さんが自由奔放なヴァイオリニスト、山崎さんが“元”天才ピアニストを演じ、現在ブレイク間近の石井杏奈、中川大志も共演することが分かった。完全無欠、正確無比の演奏で“ヒューマンメトロノーム”と称された天才ピアニスト・有馬公生(山崎さん)は、母の死を境にピアノが弾けなくなってしまう。高校2年生となった4月のある日、公生は幼なじみの澤部椿(石井さん)と渡亮太(中川大志)に誘われ、ヴァイオリニスト・宮園かをり(広瀬さん)と出会う。勝気で、自由奔放、まるで空に浮かぶ雲のように掴みどころのない性格のかをりの、豊かで楽しげな演奏をきっかけに、公生はピアノと“母との思い出”に再び向き合い始める。一方、かをりが抱える“秘密”にも大きな変化が訪れ…。原作は、2011年5月から2015年3月まで月刊「少年マガジン」(講談社)にて連載され、全11巻で累計発行部数300万部を誇る、新川直司による同名人気コミック。第37回講談社漫画賞を受賞し、フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化もされ、話題を呼んだ。本作のヒロインとなる自由奔放な個性派ヴァイオリニスト、宮園かをり役には『海街diary』でみずみずしい演技を見せ、『ちはやふる』『怒り』など2016年の注目作に出演する広瀬すず。また、そんなかをりに惹かれていく元・天才ピアニスト、有馬公生役には、NHK連続テレビ小説「まれ」ほか、『ヒロイン失格』『orange-オレンジ-』と話題作が続き、新しい挑戦を続ける山崎賢人。この最も勢いのある2人が初共演にしてW主演を果たすことになった。さらに、公生に恋心を抱く幼なじみ・澤部椿役には、主演作『ガールズ・ステップ』の公開を控え、女優としても期待される「E-girls」の石井杏奈。かをりが恋をする公生の幼なじみ・渡亮太役には「家政婦のミタ」で話題となり、広瀬さんとの共演CMや「南くんの恋人」でも主演を務める中川大志と、現時点で最高にフレッシュな組み合わせが実現。この4人が織り成す切ない恋模様は見逃せない。広瀬さんと山崎さんは、クランクインの約半年前から、それぞれ忙しい合間をぬってヴァイオリンとピアノの練習を開始。広瀬さんは「歌も踊りも苦手」と公言するなか、初めてのヴァイオリン演奏に挑戦。これまで楽器演奏の経験がないにもかかわらず、指導担当者から「優れた音感の持ち主」とお墨付きをもらう才能を発揮。一方の山崎さんは、ギターの経験はあるもののピアノ演奏は初のチャレンジ。持ち前の集中力の高さとリズム感の良さから、驚くべき成長を遂げており、「指が長くてまさにピアニストを演じるのに相応しい役者さん」と太鼓判を押されている。また、メガホンを取るのは、『僕の初恋をキミに捧ぐ』『潔く柔くきよくやわく』など、淡く揺れ動く若者の心情を丁寧に描くことで知られる新城毅彦。脚本を「ストロベリーナイト」シリーズの龍居由佳里が担当。最旬俳優たちが織りなす青春×音楽×ラブストーリーを、2016年に贈り届ける。クランクインまであとわずか、現在、懸命にレッスンに励む広瀬さん、山崎さんの演奏シーンをいまから楽しみにしていて。<以下、コメント>■広瀬すず(宮園かをり役)台本を読ませていただいて、綺麗な時間の中で、登場人物みんなが自分自身の悩みと戦っている作品だと思いました。今回、私はかをりちゃんを演じるにあたり、初めてヴァイオリンに触れました。まだまだ、苦戦していますが、私も日々、ヴァイオリンと作品に向き合い、戦っています。宮園かをりという自由奔放でキラキラした夢を持つ魅力的な女の子を皆さんに届けられるように頑張ります。監督やキャストの皆と一緒にカラフルで素敵な映画に出来ればと思っています。■山崎賢人(有馬公生役)この作品は日常がこんなにもカラフルなんだと教えてくれました。天才ならではの苦しみ・葛藤を抱えた難しい役どころですが、新城監督をはじめとしたスタッフ・キャストの皆様と一丸となって、天才ピアニスト有馬公生を演じきりたいと思います。また原作の演奏シーンは実際に音が聞こえてくるような臨場感がありました。今回ピアノ初挑戦ですが、映画でも揺れ動く公生の心を音楽に乗せて届けられるよう、日々練習中です。観た人の目に映る世界もカラフルになるような映画にしたいです。■新城毅彦監督人を愛する事の素晴らしさ、大切さ、そして時には味わう悲しみや涙、せつなさを、見終わった後に優しく温かい気持ちになれるよう、お届け出来ればいいなと思っています。とってもチャーミングな広瀬すずさん、イノセントな山崎賢人くんを始め、石井杏奈さん、中川大志くんといった必ずこれからを担っていく若手俳優達とキラキラ、キュンキュンとした物語を紡いでいきたいです。『四月は君の嘘』は2016年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月04日日本でも大ヒットした海外ドラマ「デスパレートな妻たち」のクリエイター、マーク・チェリーが、同作で人気者となった女優のエヴァ・ロンゴリアを製作に迎えて新たに贈る「デビアスなメイドたち」。そのシーズン1が、9月2日(水)よりDVDレンタル&デジタル配信開始となる。超高級住宅街ビバリーヒルズの豪邸で働くメイドたちを通して、愛憎渦巻くスキャンダラスなセレブの日常を描く、いわばハリウッド版“家政婦は見た”とも言える本作の魅力に迫った。舞台は、ビバリーヒルズの豪邸。セレブが集うパウエル家のパーティーの真っ只中、屋敷で働く若いメイドのフローラが殺害され、ウェイターの若者が容疑者として逮捕される。数日後、マリソルという新しいメイドが隣宅のスタッポード家にやってくるが、教養と度胸を兼ね備えたマリソルに、家主は少し戸惑い気味。だが、完璧に仕事をこなす彼女は一目置かれ、殺人事件後にメイドが決まらず困っていたパウエル家の家事も手伝うことに。両家を掛け持ちして忙しく働くかたわら、同じように近所で働くメイドとも打ち解けたマリソルは、フローラ事件の情報を集め始める。いったい、彼女は何者で、なぜ事件を探ってるのか?また、フローラは本当は誰に殺されたのか…?本作は、主人公マリソルを始めとする5人のメイドたちが、リッチなセレブたちの優雅な日常の裏側にあるスキャンダラスな秘密や陰謀を“のぞき見”しつつ、ブラックユーモアを織り交ぜて贈るサスペンスドラマ。企画と脚本、製作総指揮を務めるのは、「デスパレートな妻たち」を生み出したマーク・チェリー。ガブリエル役として活躍したエヴァも、本作にプロデューサーとして参加する。郊外の閑静な住宅地で仲良しの主婦仲間の自殺から幕を開けた「デス妻」同様、本作も、メイドの殺人事件からスタート。はた目には華やかに見えるセレブたちの内実と愛憎を暴露しながら、事件の真相に迫っていくのが見どころとなる。また、メイドたちは、いずれもセクシーで魅力的なラテン系であることにも注目。それぞれが歌手を目指していたり、身分違いの恋愛をしていたりと秘密や野心を抱えており、そのために切羽詰まった状況に置かれたり、後先を考えずに大胆な行動をとることもしばしば。次々とトラブルがトラブルを呼ぶ波乱に満ちたストーリー展開には目が離せない。さらに、自分の子は故郷に残しながらも、“何かと忙しい”セレブの子どもたちの世話をしなければならないという、アメリカの格差社会を映し出す場面も登場する。主人公マリソルを演じるのは、人気ドラマ「アグリー・ベティ」でベティの姉ヒルダ役を演じ、一躍注目を浴びたアナ・オルティス。さらに、息子と離れて暮らすロージー役には、「HEROES/ヒーローズ」のダニア・ラミレス、歌手を目指すカルメン役には、「FBI失踪者を追え」の女性捜査官エレナ役のロゼリン・サンチェス、娘の恋路を心配するゾリア役には、「Scrubs~恋のお騒がせ病棟~」の看護婦長カーラ役で知られるジュディ・レイエスと、海ドラファンにはお馴染みの女優たちが集結。「デスパレート」が“崖っぷち”なら、「デビアス」は“邪(よこしま)な”という意味。邪心と野望にあふれた美しきメイドたちの活躍を見逃さないで。「デビアスなメイドたち」シーズン1は9月2日(水)よりDVDレンタル&デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)
2015年09月02日大ヒットを記録した内田春菊原作の漫画を、11年ぶりにテレビドラマ化することが決定した「南くんの恋人~my little lover」。この度、主演の中川大志と15cmサイズに変身したちよみ役・山本舞香のキュートなキービジュアルが公開された。イケメンで学力優秀な南瞬一と、ダンスが好きな元気な女子高生、堀切ちよみ。2人は、隣家に住む幼なじみで初恋の仲だったが、南の父親の失踪がきっかけでここ数年まともに会話をしていない。そんなある日、ちよみは進路をめぐって両親と喧嘩になり、嵐の中、家を飛び出してしまう。ちよみは南を想いながら「小さい頃に戻りたい」と強く願うと落雷とともになんとちよみは小さく(15cm)なってしまう。小さくなってしまったちよみを、偶然みつけた南は「誰にも知られたくない」というちよみの願いを聞きいれ自宅に連れて帰る。こうして始まった秘密の同棲生活。次第にその距離を縮めていく2人だったが、果たしてちよみは元の姿に戻ることができるのか…?月刊漫画「ガロ」で1986年から1987年に連載され、1990年に初ドラマ化。以降1994年、2004年には「嵐」の二宮和也と女優・深田恭子でドラマ化され、ありえない設定ながらも多くの読者の妄想心を掻き立てきた。今回公開されたキービジュアルは、ドラマ本編のクールな印象とは違った優しい雰囲気の南くんと、小さくなってしまったキュートなヒロイン・ちよみがマカロンやプリンなどのスイーツがちりばめられているところにちょこんと座っている。原作ではおっとりした南くんだが、本作での南くんは学力優秀で超イケメンというオリジナル設定に加え、隠れスイーツ男子という新たな設定も!中川大志版“南くん”は胸キュン必至を予感させるビジュアルとなっている。主人公・南瞬一を演じるのは、ドラマ「水球ヤンキース」(フジテレビ)や「家政婦のミタ」(日本テレビ)に出演し、今作がドラマ初主演となる人気急上昇中の若手俳優・中川大志、幼なじみの堀切ちよみを、映画『暗殺教室』『Zアイランド』など話題作に続々と出演を果たしている女優の山本舞香が抜擢された。そのほか、秋本奈緒美、大堀こういち、吉田里琴、鈴木身来らが顔を揃えた。「イタズラな Kiss2~Love in TOKYO」のスタッフが再び集結し、時代を超え愛され続ける不朽の名作を描く本作。連載当時、そのラストに賛否両論が巻き起こったが、衝撃を与えた原作と異なるラストシーンにも期待したい。「南くんの恋人~my little lover」は2015年、フジテレビにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年08月12日浅野忠信×深津絵里主演で映画化された『岸辺の旅』が、第68回カンヌ映画祭ある視点部門で「監督賞」(黒沢清)を受賞したことも記憶に新しい湯本香樹実によるロングセラー小説の映画化『ポプラの秋』。このほど、、8月27日から9月7日までカナダ・モントリオールにて開催される、6月に行われた第18回上海国際映画祭に続き、日本映画にも馴染みの深い第39回モントリオール世界映画祭のフォーカス・オン・ワールド・シネマ部門に正式招待されることになった。本作は、大好きだった父を失い、傷づいた心を抱えてポプラ荘に引っ越してきた8歳の少女・千秋(本田望結)が、“天国に手紙を届けることができる”という大家のおばあさん(中村玉緒)に出会い、次第に心癒されていく物語。主人公の少女・千秋を演じるのは、ドラマ「家政婦のミタ」でブレイクし、フィギュアスケ―トの才能でも注目を集める本田望結。ポプラ荘の大家のおばあさんには、映画出演100作以上のベテラン、中村玉緒。監督は、『瀬戸内海賊物語』(’14)で少女たちの冒険をいきいきと描いた新鋭の大森研一が務めている。本作が海外映画祭に正式招待されるのは、先日の上海に続いて2度目。モントリオール世界映画祭は、毎年、8月下旬から9月初頭にかけてカナダのモントリオールで開催される北米最大規模の国際映画祭。アカデミー賞の前哨戦としても注目されている。2008年にはアカデミー賞「外国語映画賞」を受賞した『おくりびと』が「最優秀作品賞」を受賞し、10年には『悪人』で深津絵里が「最優秀女優賞」を、11年は『わが母の記』が「審査員特別賞グランプリ」を、そして昨年は『ふしぎな岬の物語』が「審査員特別賞グランプリ」と「エキュメニカル審査委員賞」の2冠、さらに『そこのみにて光輝く』が「最優秀監督賞」を獲得したことでも話題となった。本作で映画初主演を果たした本田さんは、この一報に「うれしい!日本ではなくカナダの方に『ポプラの秋』を見ていただいて気持ちが伝わればいいと思います」と喜びのコメント。また、大森監督も「手紙が繋ぐ心の物語を共有して貰えると嬉しいです!」と、普遍的な本作のテーマを話している。原作者の湯本香樹実は、映画化や舞台化された「夏の庭―The Friends」「岸辺の旅」などの作品で知られており、本作の原作も、1997年に発表されて以来、アジアのみならず、アメリカ、ヨーロッパなど世界10ヶ国で翻訳・出版され、言葉や文化の壁を越えて愛されている。好奇心にあふれた子ども時代だからこそ、いっそう興味深く感じる生と死。小京都と称される美しい飛騨高山で撮影された本作には、その古き良き街並みの中に万国共通の大切な思いが根づいているはずだ。『ポプラの秋』は9月、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月28日人気フリーホラーゲームを原作とした映画の第2弾『青鬼 ver.2.0』(7月4日公開)の予告映像が24日、公開された。原作は、ゲーム製作者であるnoprops氏がRPGツクールで制作したホラーゲーム『青鬼』。複雑な謎解きや仕掛け、突然現れてプレーヤーに襲いかかる青鬼に加え、不気味なBGMと恐怖感をあおる演出で話題に。無料でダウンロードできるフリーソフトとは思えないクオリティーの高さから多くの支持を集め、昨年にはAKB48の入山杏奈主演で実写化第1弾となる映画『青鬼』が公開された。公開された予告編は、不登校中のクラスメート・シュンの様子を見に彼の家を訪れたひろしと杏奈が、怪物が出るとうわさされる屋敷「ジェイルハウス」へと引きずりこまれる場面から始まる。ゲームとリンクした空間の中で、恐怖も難易度もバージョンアップした謎を解き明かそうと奮闘するひろしたちの姿が描かれ、さらに、青鬼や青鬼亜種のフワッティーが襲いかかる迫力のシーンも登場する。ひろしを演じるのは、これが映画初主演となる若手俳優・中川大志。連続ドラマ『家政婦のミタ』の長男・阿須田翔役で注目され、『水球ヤンキース』、『地獄先生ぬ~べ~』と、立て続けに注目のドラマでレギュラー出演を果たしてきた。中川は本作について、「軽い気持ちで映画館へ行って、あとでびっくりしていただきたい」とオススメの鑑賞方法を語りつつ、「人間模様も丁寧に描かれているので、見終わった後に何か残っていただけたらと思います」とコメントを寄せた。ヒロインの杏奈を演じるのは、『奇跡』(2011年)や、『紙の月』(2014年)などの映画へ出演し、女優の平愛梨の妹としても知られる平祐奈。「この作品と出会ってから、ホラー作品を楽しみに見るようになりました! だから、グロいけれど、わたしみたいにホラーを克服できる人がいるかもって思います」という平は、「普通のホラーと『青鬼』は違うので、ゲーム感覚で楽しみにしてほしいですね」と、ホラー初心者に向けたコメントを披露する。一方、ひろしの相棒・卓郎を演じる俳優の松島庄汰は、「無駄にリアルな青鬼に期待ですよ!バージョンアップですから」と自信をのぞかせた。共演にはほかにも、CanCam専属モデルでグラビアでも活躍する女優の久松郁実、俳優の勧修寺玲旺、タモト清嵐らフレッシュなキャストがそろう。(C)2015 noprops・黒田研二/『青鬼 ver.2.0』製作委員会
2015年06月24日湯本香樹実によるロングセラー小説を、主演に本田望結と中村玉緒を迎え映画化する『ポプラの秋』。このほど、本作の主題歌が、「Every Little Thing」の持田香織の楽曲「少しだけ」に決定したことが明らかになった。大好きだった父を突然亡くした8歳の千秋(本田望結)は、失意の母(大塚寧々)と共に引っ越してきたポプラ荘で、不思議な大家のおばあさん(中村玉緒)と出会う。 父を失ったことで心に不安を抱えた千秋におばあさんは、「自分は亡くなった人に手紙を届けることができる」と話し、その言葉を信じた千秋は死んだ父へ手紙を書き続ける――。1997年に発表された小説をもとに映画化する本作。原作者・湯本氏の作品は、黒澤清監督によって映画化された『岸辺の旅』が、第68回カンヌ映画祭「ある視点」部門で監督賞を受賞したことも記憶に新しい。原作の「ポプラの秋」は、アジアのみならず、アメリカ、ヨーロッパなど世界10か国で翻訳・出版されるロングセラーとなっている。主人公である、大好きだった父を失い傷ついた心を抱える繊細な少女・千秋を、ドラマ「家政婦のミタ」やフィギュアスケートの才能でも注目される映画初主演の本田望結、ポプラ荘の大家のおばあさんを、100作以上の映画出演歴を誇るベテラン中村玉緒が演じる。そして監督を務めるのは、2014年に公開された『瀬戸内海賊物語』にて、少女たちの冒険をいきいきと描いた新鋭・大森研一、撮影監督は、是枝監督の『幻の光』でベネチア国際映画祭オゼッラ・ドゥオロ賞を受賞した撮影界の重鎮・中堀正夫が務める。そして音楽は、ピアニストとしてだけではなく作曲家、俳優とマルチな才能を発揮している清塚信也が手掛ける。このほど決定した主題歌「少しだけ」は、「Every Little Thing」としての活動20周年を迎える持田香織のソロ楽曲。今回の決定に際して、持田さんは「誰かの優しさに触れて、私たちの今日はあって。巡る季節の中で、何気ない毎日の中で、その温もりはとてもとても大切なものだと、そんなことを思わせてくれるお話でした。歌わせて頂けてとても光栄でした」と喜びのコメントを寄せている。本作は、小京都と称される飛騨高山にて撮影が行われており、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャパン」にて三ツ星に輝く古き良き街並みが、映画の中で随所に映し出されている。父を失くした8歳の少女とおばあさんとの心の触れ合いを、美しい景観と共に繊細に描く本作は、本年度の第18回上海国際映画祭「パノラマ」部門の正式招待作品にもなっている。同じく今秋に公開される『岸辺の旅』と合わせて、湯本香樹実原作の作品として大きな注目を集めそうだ。『ポプラの秋』は2015年秋、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月24日ニコニコ動画などで関連動画が6,000万回以上も視聴され話題になったフリーホラーゲーム原作の映画第2弾『青鬼 ver.2.0』(7月4日公開)の予告編とポスタービジュアルが25日、公開された。原作は、ゲーム製作者であるnoprops氏がRPGツクールで制作したホラーゲーム『青鬼』。複雑な謎解きや仕掛け、突然現れてプレーヤーに襲いかかる青鬼に加え、不気味なBGMと恐怖感をあおる演出で話題に。無料でダウンロードできるフリーソフトとは思えないクオリティーの高さから多くの支持を集め、昨年にはAKB48の入山杏奈主演で実写化第1弾となる映画『青鬼』が公開された。主演のひろし役には、ドラマ『家政婦のミタ』(2011年)、『地獄先生ぬ~べ~』(2014年)にレギュラー出演していた若手俳優の中川大志。今作が映画初主演となる。ヒロイン・杏奈には是枝裕和監督『奇跡』(2011年)など多数の映画に出演する女優の平祐奈。ほかにも松島庄汰、久松郁実、勧修寺玲旺、タモト清嵐ら注目の若手キャストが顔をそろえる。不登校中のクラスメイト・シュンの様子を見に彼の家を訪れたひろしと杏奈が、怪物が出ると噂される屋敷「ジェイルハウス」へと引きずりこまれたことで物語は展開する。杏奈(平)の「ブルーベリー色の巨人…」といういつぶやきから始まる今回の予告編。ゲームの世界にまぎれこんでしまったひろし(中川)たちの、緊張感あるシーンが収められている。また、ゲームファンの間で"ハンペン"と親しまれている青鬼亜種・フワッティーも登場。恐怖もありながら、「フワッフワだな、おい!」などの発言も出るなどコミカルさも感じさせる内容になっている。(C) 2015 noprops・黒田研二/『青鬼 ver.2.0』製作委員会
2015年03月25日「家政婦のミタ」「ハケンの品格」「きょうは会社休みます」など数々のヒットドラマを生み出してきた、日本テレビ系・水曜ドラマ枠。先日、4月クールから堺雅人を主演に迎えた連続ドラマ「Dr.倫太郎(りんたろう)」が放送されることが発表されたが、このほどヒロイン役の蒼井優、吉瀬美智子、内田有紀らが出演することが決定!その追加キャストのひとり、高梨臨からコメントが到着した。本作は、精神科医の主人公・倫太郎(堺雅人)が、様々な症状をもつ精神疾患患者たちと向き合い、その心に寄り添うことにより、患者の心を治療していく姿を描いたもの。倫太郎自身も心に大きなトラウマを抱えている設定となっており、患者や他の登場人物との触れ合いの中で自らも克服し成長していくのだがーー。本作の脚本を手がけるのは、NHKの連続テレビ小説「花子とアン」の大ヒットも記憶に新しい、中園ミホ。「やまとなでしこ」(CX)や「ハケンの品格」(日テレ)、「ドクターX」(テレ朝)など、現代社会の世相を斬り、人間心理をえぐり出すストーリー展開とセリフで、観る者の心を惹きつけ高視聴率ドラマを連発しているヒットメーカーだ。高梨さんと中園さんは、「花子とアン」に続いての再タッグとなる。高梨さんが本作で演じるのは、倫太郎の著書を読み、ファンとなり、倫太郎を慕って慧南大学病院に入った研修医・川上葉子。倫太郎への想いは“憧れ”から“本気の恋”に変わっていき、やがてその気持ちがエスカレートしてとんでもない事件を起こす…という恋する乙女・全開となる役どころだ。今回の出演決定に、高梨さんは「堺さんをはじめとして、豪華なキャストのみなさんと、このような企画に参加できることを本当に嬉しく思います。とても緊張しますが、緊張していたら勿体無いと思い、スタッフ、キャストの皆さんから日々学び、そして一緒にこのドラマを素敵な作品に作り上げていきたいと思います。そして、『花子とアン』でお世話になった脚本家の中園ミホ先生とまたご一緒させていただけてとても嬉しいです。たくさんの方に見ていただけるように、そして皆さんの期待に応えられるように取り組んでいきたいと思います。このドラマを見て、皆さんが楽しい時間を過ごしていただけたら嬉しいです」とコメントを寄せている。蒼井さん、吉瀬さん、内田さんら豪華女優陣に加え、高橋一生、真飛聖、中西美帆、余貴美子、遠藤憲一、酒井若菜、長塚圭史、松重豊、石橋蓮司、高畑淳子、小日向文世とまさに錚々たる顔ぶれが並ぶ本作。果たして、どんな掛け合いを見せてくれるのか?ドラマ「Dr.倫太郎」は4月より日本テレビ系列にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年03月03日気がつけば2015年も、あっという間に1か月が過ぎてしまいました。皆さん、今クールおすすめのドラマは見つかりましたか?毎週Twitterをはじめ、SNS上で話題沸騰の「水10ドラマ対決」。どちらも“夫婦愛”をテーマとした作品になりましたね!今回はそれぞれの魅力を解析すると共に、現代夫婦に見る問題点をまとめていきましょう。■ いずれのドラマも“ちょっぴり残念”な夫が登場まず両者に共通するのが、「最近の旦那サマはちょっぴり残念?」というリアルな女性意見の描写です。現在、第3話までの平均視聴率14.5%という好スタートを切っている日本テレビ系「◯◯妻」では、異様なまでの“家事力”そして“妻力”を発揮する主人公・ひかり(柴咲コウ)の夫・正純(東山紀之)が「亭主関白過ぎてヤバイ」と話題に。キャスターという、世論と戦う厳格な職であることはもちろん承知しているのですが…それにしても、帰宅するなり「靴下を脱がせろ」「背中を流せ」「飯だ」「酒だ」と寝ている妻を叩き起こす姿は何ともイタイ。大黒柱としての在り方と横暴さをはき違えている感がものすごく出ていますよね。また、平均8.4%とやや遅れをとったフジテレビ系「残念な夫。」。しかしながら、こちらもSNS上ので反響はスゴイです!特に世の主婦層から「わかる」「あるある」と共感の声があふれているのが面白いところ。正純とは真逆の、ちょっぴり気弱な“空気の読めない旦那サマ”陽一役の玉木宏さんを見て、「玉木さんだから許せるけど、自分の夫だったら許せない~」など言いたい放題です(笑)。どちらも、現代社会における旦那サマ像の両極を描いていて、ドラマ視聴者層として最も厚い20~30代女性にとっては、非常に興味深いテーマと言えるでしょう。■「◯◯妻」に描かれる“理想の妻像”に男女で見解の違い今回、男女における見解の違いが如実に表れているのが、「◯◯妻」の“妻力”に対する意見。いかなる時でも温かい料理を用意し、朝は新聞、夜はお酒をタイミング良く差し出す――世の男性たちからは「理想の奥さん」「こんな奥さんがいたら、仕事をもっともっと頑張れる気がする」と絶賛に値する評価なのですが…女性からの声は厳しいもの。「ダメダメな夫を作り上げているのは、妻の異様なまでの尽くし方」との辛辣な意見が多く飛び交っているのです。加えて、「こんな風に全てを完璧にこなしていたら疲れてしまう」「仮面夫婦みたい。すぐに離婚しそう」と、夫婦間の異様な空気を指摘する声もちらほら。この点はおそらく今後の物語の展開として中核を担ってくるはずですので、楽しみにしたいですね。“真実の夫婦愛とは?”いったい何なのでしょうか。「家政婦のミタ」でお馴染み、脚本家・遊川和彦さんが導き出す応えに期待が高まります。■「これだけはわかって欲しい…」産後ママの本音が炸裂!そして最後に、見ていて独身の私にさえグサリと突き刺さる(おそらく、世のパパたちにはより深く…)ドラマ「残念な夫。」から、産後ママの本気過ぎる本音についてもご紹介しておきましょう。パパからすればつい「オレは外で働いている。だから、君も家の中で頑張ってくれたまえ」スタンスになってしまいがちな子育て。四六時中育児に追われているにも関わらず、「家にいたのだから休んでいたでしょ?」という態度を取られると妻サイドの怒りはMAXに…。子どもが1歳を超えるまではゆっくり眠れない、食べられない。リラックスして湯船につかることもできないママの気持ちを、心から理解しようとしているのでしょうか。いつの日か必ずや100%喧嘩になってしまうので、気をつけてほしいところですね(涙)。ほんのちょっとの“優しさ”で十分嬉しいのに…と倉科カナさん演じるママも言っています。ですがだからと言って、「オレも手伝うよ」的な言葉は使用厳禁!“手伝う”のではなく、パパたちも主語として、子育てという動詞を遂行していかねばならないことをどうかお忘れなきよう。ママさんもそういった本音を態度で伝えるのではなく、ちゃんと言葉にして話し合う努力をすべきなのかもしれませんね。以上、教えの多い2作品の対決となる「水10」枠。1月クールももう間もなく折り返し地点となりますので、ぜひ見比べてみてはいかがでしょうか。(text:Yuki Watanabe)
2015年02月04日現在放送中の堀北真希・主演のドラマ「まっしろ」(TBS)で看護師長を好演する木村多江が、2月にフジテレビで放送されるスペシャルドラマ「黒い看護婦」で再び看護婦役を演じることが明らかとなった。本作の基となるのは、2002年に発覚し世間を震撼させた、福岡県久留米市に住む元看護師4人が起こした保険金殺人事件。命を守る立場の看護師がその知識を悪用し、共謀して保険金をかけ、仲間の夫を連続して殺害した事件で、この事件の裏側に迫った犯罪ドキュメント「黒い看護婦 -福岡四人組保険金連続殺人-」(新潮文庫刊)を、4人の視点からフィクションとしてドラマ化する。メインとなる4人の看護師には木村さんを始め、大竹しのぶ、寺島しのぶ、坂井真紀の演技派女優が顔を揃える。主犯格の女・田中直子(役名・仮名)を演じるのは、大竹さん。看護専門学校で出会った3人の弱みを握り、「トラブルを解決する」と言って金を巻き上げ、自分に完全服従させて犯罪の道へ引き込む、いわば“モンスター”というべき強烈なキャラクターだ。そのターゲットとなるのが、寺島さん演じる秋川美奈子(役名・仮名)、坂井さん演じる村井香澄(役名・仮名)、木村さん演じる安藤康子(役名・仮名)だ。加害者であると同時に、直子からの被害者となる悲しい運命を辿ることとなる。そんな悲劇を自らで作り上げていく看護婦を演じた4人は、それぞれに本作の見どころを語っている。<大竹しのぶ>「台本を読んで、この役をリアリティーもって演じるのは難しいなと感じました。見て下さる方々がどう捉えるのか想像がつかないですが、“なぜこの人はこのような状態になってしまったんだろう”と感じてもらえたらいいなと思います。恐ろしい女性の人生を、ドラマとして楽しんでいただけたらと思っています」。<寺島しのぶ>「こういうことが実際にあったんだ、ということが信じられなかったです。自分を誰かに委ねていないと生きられない美奈子役については、淡々とその場の気持ちを信じて演じるようにしました。作品の完成に期待してほしいです」。<坂井真紀>「大竹さん、寺島さん、木村さんは私が大好きな女優さんで、ご一緒させていただけて本当にうれしかったです。人間はちょっとしたことで道を踏み外すものですよね。ふとしたことでボタンをかけ違えてしまった登場人物たちの人間ドラマを見ていただけたらうれしいです」。<木村多江>「最初に台本を読んだとき、“本当にこんなことあるの?”と感じて、嘘みたいな話を納得して演じるのが難しいな、と思いました。直子に洗脳されていく怖さとともに、人間は愚かで滑稽な生き物なんだ、という部分を感じてほしいです」。金に、他人に、執着した女たちの歪でいく心の闇を4人がどんなアンサンブルで見せてくれるのか、注目が集まりそうだ。赤と黒のゲキジョー ドラマスペシャル「黒い看護婦」は2月13日(金)22時~11時52分、フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年01月22日映画『藁の楯 わらのたて』の完成報告記者会見が3月13日(水)に都内で行われ、主演の大沢たかおを始め、松嶋菜々子、藤原竜也、三池崇史監督が出席した。日本国内および台湾でのロケ撮影により木内一裕の同名小説をこれまでにないスケールで映画化。卑劣な犯罪で孫娘を殺害された大富豪が、犯人の首に10億円の懸賞を懸けたことで日本中がパニックに!要人警護のスペシャリストがチームが結成され、九州から東京まで犯人の移送を試みるが…。高速道路や官庁街の封鎖。さらには台湾で本物の新幹線を走らせての撮影など、これまでの日本映画の規格を遥かに超える規模での撮影に、主演の大沢さんは「日本の映画でここまでやれるのかと心が震えました」と述懐。ある事件で家族を失った過去があり、警護する対象である犯人に複雑な心境を抱きつつも任務を遂行するSP・銘苅(めかり)という役柄についても、言葉ではなく表情で語る部分が多く「これほど手足を縛られたような感覚で芝居をするのは初めての経験。役者冥利に尽きます」と感慨深げに語る。初めての三池監督との仕事に関しては「監督は演出のときに自分で芝居をして見せるんですが、それが異常に上手くてプレッシャーでした(笑)。ずっとお仕事させていただく機会を待っていましたが、全幅の信頼を置いてできたと思います」と語った。松嶋さんは、銘苅と共に警護チーム加わる白岩を演じたが、唯一の女性SPということで「屈強な男性に混じったときに、男性に見えるようにと動きやしゃべり方も意識しました」と明かす。白岩は、松嶋さん同様に子育てをしながら仕事にも全力で取り組んでいく女性。「共感したのは『仕事は仕事』と集中力で(仕事とプライベートを)分けている部分。演じる上ではやはり、同じ子持ちの身として『自分には守るべきものがある』という気持ち。彼女はそれを表に出しませんが、深い部分で役作りになったと思います」と語った。そして藤原さんは、自らの犯罪をなんら反省することのない犯人の清丸を演じた。警護されながらもふてぶてしい態度で銘苅や白岩への挑発的な言動を繰り返すが「あの松嶋さんに数々の失礼な発言をし、あの大沢さんに悪態をつきまして、日本全国民に嫌われました」と苦笑する。「松嶋さんには謝りながら撮影してました」と明かしたが、当の松嶋さんは「藤原さんに対して気分を害するようなことは全くなかったですよ」とニッコリ。そして、反対側の三池監督を見やり「現場でセリフを変えたりして、『これ言ってみて』と指示するのは監督ですから」と爽やかな笑みの中に恨みを覗かせる…?三池監督は慌てて「仕事ですからね(笑)」と釈明しつつ、真夏の撮影をふり返り「あの状態で(松嶋さんに)アスファルトに寝転んでもらわなくちゃいけなくなったんですが、『テストではいいので本番で』と言ったら、『大丈夫です。仕事しながら岩盤浴している感じです』と仰ってました」と感服しきり。松嶋さんは「『暑い』と言っても涼しくはならないので、いつも受け入れてます」と“家政婦のミタ”ばりのクールさで答えていた。原作のスケール感に報道陣からは「もしもハリウッド・リメイクのオファーが来たら?」という質問も飛んだが、三池監督は「ハリウッドで監督をしたいって気持ちはない。まあ、でもお金がもらえるらしいから、1回してもいいかな」と淡々とした様子。大沢さんは「ハリウッドでとなったら銘苅役は来ないでしょうから、清丸あたりを狙っていきたい。そうしたら世界中から嫌われますね」といたずらっぽい笑みを浮かべていた。『藁の楯 わらのたて』は4月26日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:藁の楯 わらのたて 2013年4月26日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 木内一裕/講談社 (C) 2013映画「藁の楯」製作委員会
2013年03月13日テレビでは多くのドラマが放映されています。視聴率が悪く、打ち切りになるものもありますが、視聴率が良く、多くの視聴者の心を打ったドラマはずっと記憶に残ります。皆さんが今までに見た中で「生涯最高だ!」と思ったドラマは何でしょうか?調査期間:2013/2/1~2013/2/6アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)「あなたが生涯最高!と思うドラマは何ですか?」と聞いたところ、結果は以下のようになりました。●第1位『-JIN- 仁』●第2位『やまとなでしこ』●同2位『ロングバーケーション』●第4位『相棒』●第5位『踊る大捜査線』●第6位『オレンジデイズ』●第7位『リーガルハイ』●第8位『家政婦のミタ』●同8位『東京ラブストーリー』●第10位『ホタルノヒカリ』■なぜそのドラマが好き?そのドラマが最高な理由を聞きましたので紹介します。●『-JIN- 仁』時代考証も医療監修もしっかりしているのに、そこだけに頼らず、人間模様も繊細に描かれていて見応えがあった。(26歳/女性)●『やまとなでしこ』愛よりお金とはっきり言いきるところがいい。女は27歳が一番きれい、だから27歳で結婚すると言っていた主人公のとおり、自分の目標も結婚27歳だった。(28歳/女性)●『ロングバーケーション』大人の恋愛。子供心に憧れたし、なのにピュアさもある。出演者も良かった。(28歳/女性)●『相棒』思わず一緒に推理してしまう。1話完結なので見やすいし、警察の組織事情もよく描かれている。(28歳/女性)●『踊る大捜査線』コメディとシリアスのバランスが良く、恋愛一辺倒のドラマじゃないことが非常に新鮮だった。(25歳/女性)●『オレンジデイズ』柴咲コウさんが、耳の聞こえない役でほとんどセリフがないのに名演技だったから。あんな大学生活に憧れました。(25歳/女性)●『リーガルハイ』堺雅人の鬼気迫る演技が魅力的だから。(23歳/女性)●『家政婦のミタ』テンポよく笑いがあり、ストーリーも展開が予測できなくて面白かった。(33歳/女性)●『東京ラブストーリー』特に理由はないが本当に涙が出たドラマがそうそうないから。(36歳/男性)●『ホタルノヒカリ』主人公の干物っぷりが近年の女性を的確に表現していて、あきないドラマだと思うので。(30歳/女性)■そのほかに挙がった「最高!なドラマ」得票数は少なかったですが、ほかにも以下のようなドラマが挙げられました。●『ガリレオ』主人公の謎解きの鮮やかさがカッコ良かった。理系のカッコ良さがクローズアップされた点が特に印象的だった。(32歳/男性)福山雅治さんの当たり役になりましたね!●『トリック』何度見返しても楽しむことができるし、細かいこだわりが感じられるので。(29歳/女性)鬼束ちひろさんが担当したエンディングテーマもヒットしました。●『独眼竜政宗』ジェームス三木の脚本は最高です! どの登場人物も主役に思えてしまうほど生き生きしてます。(41歳/男性)NHK大河ドラマに視聴者を引き戻した歴史的な作品です。●『アンフェア』何度も予想を覆され、すごく面白かった記憶があるから。(26歳/女性)あまりの人気で劇場版が2作製作されました。●『33分探偵』33分で事件を解決するというテーマや、ところどころに現れる面白さが最高だった。(25歳/女性)堂本剛さん主演で「脱力系サスペンスドラマ」とされています。●『HERO』キムタクがかっこよすぎ。(27歳/女性)2001年にフジテレビ系列で放映されました。その後、特別版、映画版も作られました。●『カーネーション』毎日ドキドキした。(33歳/男性)「演出が素晴らしい」と映画評論家の町山智浩さんも絶賛されていました。●NHK大河ドラマ『新選組!』ストーリーが良くできていて、グッとくるシーンが多かった。(25歳/男性)脚本を三谷幸喜さんが担当したことで話題になりましたね。●『ER緊急救命室』シリアスな話題も、ロマンスも大人が見て納得したり、考えさせられるテーマが満載でとにかく最高です。(47歳/男性)ERはなんと第15シーズンまで製作されました。有名どころがずらっと並ぶという結果になったのではないでしょうか。あなたが最高だと思うドラマは何ですか?(高橋モータース@dcp)
2013年03月11日日本の映画やドラマを見て印象に残った、これからも注目していきたい役者さんを、日本に住む外国人20人に聞いてみました!■高倉健。彼の任侠(にんきょう)映画は母国でもファンが多い(オランダ/男性/30代前半)「昭和残侠伝」「日本侠客伝」そして「網走番外地」、たくさんの任侠映画に出演している高倉健さん。任侠映画の世界観と健さんの渋さに引き込まれたようですね。最近では「任侠ヘルパー」にも出演されています。往年の任侠シリーズとはちょっと違いますが。■水谷豊。独自のオーラがあり、日本人らしい性格は持っていないが、日本の良さをはっきり主張しながら表している、素晴らしい個性派俳優だから(フランス/女性/20代後半)年齢などを考慮すると「相棒」を見てのことでしょうか。水谷さんが好きなら「傷だらけの天使」もぜひどうぞ!こちらは刑事ではなく探偵ものです。そういえばフランスには「ワイン探偵ルベル」というドラマがありますね。■松嶋菜々子。演技がうまい、家政婦のミタ(中国/男性/20代後半)ミタさんでの松嶋さんは、無表情で謎めいていながらも優しさを感じさせる独特の役がぴったりとハマっていましたね!■小栗旬と山田優。二人とも結婚したし応援したい。小栗の演技はいいと思う、山田はすごくきれいです(アメリカ/女性/20代後半)■松ケンと小雪。松ケンは演技がとても上手で好きでした。小雪はラストサムライで昔から好きな人(タイ/女性/30代前半)ご夫婦で注目されています。小栗の、山田は、とちょっぴり上からなのが気になるところですが(笑)■特にないが、渡辺謙や吹越満はお名前を聞いて顔が分かります。演技力が素晴らしいと思ったからです(ロシア/女性/20代後半)渡辺健さんはハリウッド映画に出演されているので顔が売れていますね。吹越満さんの名前が出たのが何となくうれしいです!■冨永愛。私はカメラマンで、とてもすてきなモデルだと思ってて、いつか撮らせてもらいたいと思ってます(アルゼンチン/男性/20代後半)冨永さんは映画出演もありますが、なんてったってスーパーモデル!カメラマン心をくすぐられるのですね。さあ、次の方は注目の俳優・女優がたくさんいるようですよ!■俳優さんは竹中直人、内野聖陽。女優は北川景子、綾瀬はるか、香里奈、上野樹里とかかな。竹中直人はなにをやっても最高に面白いです。内野聖陽の竜馬も最高にかっこよかったです。「ハンサム・スーツ」の時の北川景子はとてもかわいかったです。「謎解きはディナーの後」の時も面白かったです。「仁」と「おっぱいバレー」の時の綾瀬はるかは素敵でした。「僕の彼女はサイボーグ」の時もきれいでした。「美咲ナンバーワン」の香里奈はとてもよかったです。上野樹里は、ドラマの「のだめカンタービレ」がとても好きだからです(イタリア/男性/30代前半)すごいですね……。日本の映画やドラマをたくさん見ていることが十分すぎるほど伝わりました。時間が、いや文字数が許せばまだまだ語ってくれそうです。と思えば、次のような方もいます。■実は日本の俳優、女優は関心まったくない。日本のドラマとか見ない。中国やアメリカの方が好き(ベトナム/女性/20代前半)あ、ちょっと寂しい……。でも日本人でもこのようなご意見の方いますよね。筆者はケーブルテレビで放送しているアメリカドラマを、視聴料の元を取る勢いで見ています!ほかにも、大沢たかおさん、柴咲コウさん、上戸彩さん、織田裕二さん、黒木瞳さん、向井理さん、妻夫木聡さんの名前があげられていました。みなさんいろいろな日本の映画やドラマを見ているようです。日本語の勉強にも役立てているのかもしれませんね。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月22日東京国際フォーラムで「スポーツ祭東京2013~ここからはじまる、2013東京スポーツイヤー。~」のキックオフ・フェスティバルが2012年12月9日(日)に開催された。会場には、1日スペシャルサポーターとして、トリノ五輪女子フィギュアスケート選手の村主章枝さんと、ドラマ「家政婦のミタ」で一躍人気子役タレントとなった本田望結ちゃんが駆けつけた。「スポーツ祭2013」とは、来年2013年に東京都で行われる第68回国民体育大会(国体)と、第13回全国障害者スポーツ大会を一つの祭典として開催するもの。さらに2013年9月20日には2020年のオリンピック・パラリンピックの開催都市が決定される予定。このスポーツイヤーの幕開けとして、キックオフ・フェスティバルの開催となった。開会セレモニーには村主選手、望結ちゃんのほか、ロンドン五輪競泳女子400メートルメドレーリレー銅メダリストの加藤ゆか選手、3大会連続パラリンピック出場を果たした女子走幅跳びの佐藤真海選手も出席。開場を待ち受けるたくさんの来場者の前で、「スポーツ祭東京2013」のマスコットキャラクターである「ゆりーと」をあしらった氷のモニュメントの除幕が行われた。そして、村主選手と望結ちゃんは、1日スペシャルサポーターとしてこのフェスティバルやスポーツを盛り上げていくことを宣言。その言葉のとおり、フェスティバルのさまざまなプログラムに参加した。東京都のPRステージイベントでは、村主選手のほか開会セレモニーのアスリートメンバーがそのまま出演し、スポーツにまつわるパネルディスカッションを実施。とっておきの練習プログラムとして、村主選手が片足立ちでもう一方の足を耳に当てるほど開脚するストレッチ、加藤選手が「ワニ」のように四つん這いの低い姿勢でのしのしと歩く準備体操を披露すると、アスリートの持つ身体能力の高さを感じるデモンストレーションに会場も沸いた。また佐藤選手は、義足を競技用の義足に履き替え、ウォーミングアップを実演。村主選手は普段見る機会のあまりない義足について「競技用と普段使うものとの違い」を質問するなど、興味津々の様子だった。PRには途中から望結ちゃんも参加。トップアスリートに「自分の競技以外で好きなスポーツはなんですか?」と質問。各選手の回答に驚いたり笑ったりと子どもらしい表情を見せた。一方、望結ちゃんに司会者が将来の夢を聞くと「フィギュアも女優さんもどっちも頑張っているので、滑って踊れる女優さんになりたい」とのこと。「欲張りかも」と謙遜する望結ちゃんに、村主選手からも「ぜひ演技のできるスケーターになってください!」とラブコールが。望結ちゃんは、このあとのプログラム「『ゆりーと』と踊る、ダンス教室」で、この大会のためにつくられた「ゆりーとダンス」を披露。このダンス曲『ニッコリ・ファイト!』の作詞・作曲・振り付けは、あの『マル・マル・モリ・モリ!』の振り付けを担当した濱田“Peco”美和子さん。わかりやすく元気あふれるキャッチーなダンスに、会場のちびっ子も楽しんで踊っていた。さらに来場者が参加できるアイススケート教室にも望結ちゃんは登場。スケートの演技を会場の特設リンクで実演し、得意と語る「スピン」を華麗に決めた。教室には村主選手も参加し、スピード感あふれるデモンストレーションを見せたほか、レッスンでは一緒に子どもたちと練習。「最初はリンクに立つのも難しかった子が、ちゃんと滑れるようになって、子どもってすごいなと思いました」と感動のコメントを寄せていた。ほかにも、お笑い芸人・フルーツポンチと小学生のなわとび大会など、さまざまなプログラムを実施。また都外会場である福島県郡山市や、スキーの魅力を伝える秋田県の特設ブースをはじめ、特産品物販ブース、荒川静香選手が金メダルを獲得したときの衣装の展示などもあった。大勢の来場者で賑わい、まさにスポーツイヤーの幕開けとなったが、来年はオリンピック・パラリンピックの開催都市決定はもちろん、東京でスポーツがさらに盛り上がりを見せるよう期待したい。
2012年12月11日昨年4月よりテレビ東京にて放送されたテレビドラマを映画化した『鈴木先生』完成披露試写会が11月26日(月)に都内劇場にて行われ、長谷川博己、臼田あさ美、土屋太鳳、風間俊介、富田靖子、原作者の武富健治、河合勇人監督が舞台挨拶を行った。2013年1月の公開に先駆けてのこの日のお披露目試写に、長谷川さんは「映画化できて、本当に嬉しい!」と初主演映画の感激を露わにしていた。本作は、2007年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した武富さんのコミックを原作に、真面目な人間が抱える苦悩をテーマに、平凡な中学教師である鈴木先生が、教育現場の常識を打ち破り、独自の教育理論“鈴木メソッド”を駆使して理想のクラスを作り上げようと奮闘する姿を描く。黒縁眼鏡とループタイがトレードマークの悩める国語教師・鈴木先生役を熱演した長谷川さんは、満員の客席に目をやり「こうして来ていただいて感無量です」と笑顔で挨拶。この日もトレードマークの黒縁メガネを掛け、「この格好も久しぶり。映画化できて、みなさんに観ていただける日をすごく待っていました」と感激をあらわにしていた。長谷川さんは、鈴木京香さんとの共演映画『セカンドバージン』で注目され、ドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ)の父親役で大ブレイク、さらに2013年にはNHK大河ドラマ「八重の桜」で八重の夫役を務めることも決定している。ドラマに続いてメガホンを撮った河合監督も「映画化するにあたって、ドラマ以上のものを作ろうとキャスト、スタッフ一丸となって臨んだ。ストーリーはドラマの続きだけれど、確実にパワーアップしている」と力を込めた。監督が何十テイクも撮ったというこだわりのシーンは、鈴木先生の妻を演じた臼田さんが妊婦でありながらも暴走するシーン。臼田さんも「妊婦なのに相変わらず暴走しているんです」とアピール。ぜひともこのシーンは劇場で確認したいものだ。学生服姿で登場した土屋さんは、ドラマ終了後の撮影現場で「ドラマの後しばらくたっていて、リアルにみんな成長期なので会って驚きました。お互い負けたくないので切磋琢磨できました」とふり返り、「みんなドラマからすごく成長しているのでそんな部分を見て欲しい」と伝えた。劇場版で出演を果たした風間さんは「ドラマのファンだったので仕事というより、最初は撮影現場に入る権利をもらったみたいだった」とふり返り、「撮影現場に馴染むというよりは、“異物”として混入できたという思いで撮影に臨んだ」とコメントした。この日、ドラマ「鈴木先生」は新春の特番として放送が決定していることを監督が発表され、大盛況のうちに幕を閉じた。映画『鈴木先生』は2013年1月12日(土)より角川シネマ新宿ほかにて公開。■関連作品:鈴木先生 2013年1月12日より全国にて公開© 武富健治/双葉社 © 映画「鈴木先生」製作委員会
2012年11月26日今年も残すところ2カ月弱。年末恒例の『NHK紅白歌合戦』、今年の司会は白組が嵐、紅組が堀北真希に決まり、そろそろ出場歌手も発表される頃だろう。メガ幸子(小林幸子)やAKB48、K-POP勢などの動向も気になるが、内々定との噂があるももいろクローバーZをはじめとした初出場枠は特に注目したいところ。そこで今回は「NHK紅白歌合戦に初出場しそうな歌手・グループ」を女性548名に聞いてみた。>>男性編も見るQ.NHK紅白歌合戦に初出場しそうな歌手・グループは?(複数回答)1位きゃりーぱみゅぱみゅ72.3%2位JUJU22.4%3位Superfly19.3%4位斉藤和義18.8%5位ナオト・インティライミ16.4%6位ゴールデンボンバー15.9%7位YUI10.6%8位サカナクション7.8%9位miwa6.8%10位SEKAI NO OWARI3.6%男性編を超える7割以上もの圧倒的な支持を得て、きゃりーぱみゅぱみゅが1位を獲得。「今年を代表する売れっ子」(33歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)というコメントのとおり、パリで開催された『Japan Expo』出演、11月6日の初の日本武道館公演など多くの話題を提供。来年にはワールドツアーを行うことが決定しており、「海外でも人気だから、その勢いが認められて紅白に出場しそう!」(26歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)という意見もあった。また、モデル出身ということから「衣装に注目が集まりそう」(25歳/金融・証券/営業職)という声も。2位は男性編では4位だったJUJU。「素敵な歌が多いから」(23歳/金融・証券/営業職)というように、ファンとして「出てほしい」と希望している人が今回のアンケートで最も多かった。「ドラマや映画の主題歌に起用されることが多く知名度が高い」(26歳/食品・飲料/その他)との声があり、CMや情報番組、ニュース、バラエティなどのテーマソングにも使用されているため、幅広い世代に認知されているようだ。「人気、実力ともにある」(28歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)と太鼓判を押す人も。3位は身長153cmと小柄ながらもパワフルな歌唱力に定評があるSuperfly。男性編と同じく「『まだ出場したことがないんだ』と驚いた」(22歳/医療・福祉/専門職)という意見が多かった。「NHKが似合う感じ」(23歳/食品・飲料/技術職)という声も。4位の斉藤和義は、昨年末にドラマ『家政婦のミタ』の主題歌「やさしくなりたい」がヒットしたため、「ドラマの影響で幅広い年齢層に知られるようになった」(28歳/医薬品・化粧品/技術職)という意見が寄せられた。男性編では7位だったナオト・インティライミは、女性編で5位にランクアップ。「歌もいいけど、顔もいい」(23歳/自動車関連/クリエイティブ職)と思っている女性ファンが多いのかも。■総評男性編と女性編、あまり大きな差はない結果になったが、女性編では同性として共感しやすいJUJU、イケメンのナオト・インティライミがランクアップ。6位のゴールデンボンバーに対しては、「今年出なければもう機会がなさそう」(32歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)という辛辣な意見とともに「出演を熱望しております」(22歳/情・IT/クリエイティブ職)というファンの声も少なくない。もし出場したら、楽器を弾かないエアバンドがどんな「ギターソロ」を見せてくれるか楽しみなところである。また、ランク外ながら、人気急上昇中の星野源にも注目したいところ。2013年公開の『聖☆おにいさん』のブッダの声優のほか、2本の主演映画の公開も控えており話題性は抜群。楽曲はもちろん、NHKのドラマに何度も出演しているため局内の好感度も高そう。ゴールデンボンバーの『女々しくて』のような煩悩を、星野源の『くだらないの中に』が除夜の鐘のように取り除いてくれない……か!?(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年10月19日~11月2日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性548名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】イクメンなジャニーズタレントランキング【女性編】AKB48、ももクロの次に"くる"アイドルグループランキング【女性編】メガネっ子No.1総選挙!AKB48のメガネが似合うメンバーランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年11月09日今年も残すところ2カ月弱。年末恒例の『NHK紅白歌合戦』、今年の司会は白組が嵐、紅組が堀北真希に決まり、そろそろ出場歌手も発表される頃だろう。メガ幸子(小林幸子)やAKB48、K-POP勢などの動向も気になるが、内々定との噂があるももいろクローバーZをはじめとした初出場枠は特に注目したいところ。そこで今回は「NHK紅白歌合戦に初出場しそうな歌手・グループ」を男性409名に聞いてみた。>>女性編も見るQ.NHK紅白歌合戦に初出場しそうな歌手・グループは?(複数回答)1位きゃりーぱみゅぱみゅ61.9%2位Superfly14.4%3位斉藤和義13.9%4位JUJU13.4%5位ゴールデンボンバー13.2%6位YUI12.5%7位ナオト・インティライミ10.0%8位miwa8.3%9位サカナクション7.8%10位SUPER☆GiRLS4.4%ぶっちぎりで1位を獲得したのは、11月6日に初の日本武道館公演を成功させたきゃりーぱみゅぱみゅ。「メディアの露出度がダントツだったから」(37歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)という声が多かったように"今年最もブレイクした歌手"として初出場する可能性は非常に高い。来年にはワールドツアーが決定していることもあり、「話題性がある」(34歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)という意見もあった。「インパクトの強い歌手を何組か選出する傾向にあるから」(30歳/金融・証券/営業職)と、近年の紅白の傾向を分析して選んだ人もいるようだ。2位は実力、人気ともに申し分なしのSuperfly。一昨年にはNHKサッカーテーマソング「タマシイレボリューション」を歌っていたこともあり、「まだ出ていないことが不思議」(30歳/ソフトウェア/技術職)と疑問に思う人も多かった。「Superfly自身が出場を断っていたのでは?」という噂もあるが、真偽のほどは……!? 「歌がうまい!」(47歳/ソフトウェア/クリエイティブ職)、「存在感がある」 (46歳/生保・損保/営業職)と40代からも支持を受けている実力派に今年はぜひ出場してもらいたい。3位は、来年でデビュー20周年を迎える斉藤和義。「ベテランなので期待できる」(28歳/学校・教育関連/事務系専門職)というほか、「昨年末に『家政婦のミタ』の主題歌がヒットしたから」(36歳/その他/その他)という声も。4位は11月7日に初のベストアルバムをリリースしたばかりのJUJU。「歌のうまさがピカイチ! あの低音は魅力的」(40歳/ソフトウェア/技術職)と絶賛する声も寄せられている。5位は今年に入って人気急上昇中の"楽器の弾けないエアバンド"ゴールデンボンバー。笑撃のパフォーマンスをウリにしているだけあって、「インパクト大!」(27歳/学校・教育関連/専門職)という意見が多数寄せられた。■総評海外からの評価も高く、ワールドツアーが決定しているきゃりーぱみゅぱみゅは、話題性抜群でほぼ当確と言っていいだろう。司会の堀北真希が、正式な芸名「きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ」って呼ぶところをもしかしたら見られるかもしれない。2位~4位のSuperfly、斉藤和義、JUJUは歌唱力が自慢の実力派ながら、当確と言えるほどの要素がないので何とも言えないが、人気は十分であることはわかる。また、6位のYUIは、9月にリリースした「fight」がNHK全国音楽コンクール中学校の部の課題曲に起用されたこともあり、出場はほぼ間違いないとも言われている。ランク外ながら出場を予感させるのは、今年発売したシングルが6作連続でオリコン週間チャートの1位を記録したSKE48。紅白応援隊のAKB48との同時出場となるか、こちらも楽しみに待ちたい。サプライズ候補として名前が挙がっている初音ミクは、ファンの反対もあって実現は難しいかもしれないが、人気は折り紙つきだ。果たして発表はいかに!?(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年10月19日~11月2日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性409名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】イクメンなジャニーズタレントランキング【男性編】AKB48、ももクロの次に"くる"アイドルグループランキング【男性編】メガネっ子No.1総選挙!AKB48のメガネが似合うメンバーランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年11月09日人気児童文学をその他の画像映画化した『あらしのよるに~ひみつのともだち~』のシアターセレクション版が11月10日(土)より全国公開されるのを前に、今月26日(金)に心理カウンセラー100名を招待した試写会を開催することが決定した。上映後には子役の本田望結と、上級プロフェッショナル心理カウンセラーによるトークイベントが行われる。本作は、今年の4月から9月にかけてテレビアニメーションとして放映された『あらしのよるに…』を再編集した劇場版第1弾。優しくて狩りの苦手なオオカミのガブと、好奇心旺盛な子ヤギのメイが出会い、“喰うもの”と“喰われるもの”の立場を超え、友情を育んでゆく姿を描く。心理カウンセラー100名を招いての本イベント開催の趣旨は、心のケアの最前線に立つ彼らに、本作を通じていじめやコミュニケーションについて考え、社会生活や仕事に役立ててもらうためだという。上映後のトークイベントには、一般社団法人・全国心理業連合会の理事を務める中居成子氏と、ドラマ『家政婦のミタ』で一躍有名になった子役の本田望結をゲストに迎え、作品が訴える“異質なものを受け入れ尊重することの大切さ”を、心理学的事例を交えながらセッションが行われる予定。招待された心理カウンセラーともディスカッションを行うようだ。本イベントは26日(金)18時よりワーナー・マイカル・シネマズみなとみらいで開催される。『あらしのよるに~ひみつのともだち~』シアターセレクション11月10日(土)より全国のワーナー・マイカル、イオンシネマにて上映
2012年10月23日悪の組織の罠にハマって子どもの姿になった特殊捜査課の刑事たちの、大人顔負けの活躍を描くドラマ『コドモ警察』。主演の鈴木福くんがまさかの映画化(2013年3月公開)まで決定した同作の撮影を回想するとともに、将来は演じた“デカ長”のような強い男になる目標を明かした。その他の写真デカ長衣装で登場した福くんは、「オレ、背高くなりました(笑)」とまずは成長を報告!それでもスーツを着ればデカ長こと大沼茂刑事(50)に早変わりで、ビシッ! とキマる。「ありがとうございます! 気分も変わります(笑)」とデカ長に戻った福くんに、いろいろな話を聞いてみた。エリート刑事勢を率いるデカ長はとにかく大人の貫録たっぷりで、普段の福くんのイメージとはまるで違うが、「シブく演じてくださいと言われました」と秘訣を明かす。「僕の妹が昆布を食べた時にする顔がシブい顔。シブいってことは眉間にシワを寄せることって分かっていました(笑)」と完全に意味を理解してデカ長役を乗り切ったという。デカ長率いる特殊捜査課のメンバーは、横浜を拠点に犯罪を仲介する組織レッドヴィーナスの壊滅に乗り出す。小学校に通いながら聞き込み、張り込み、取り調べと大活躍で、コドモ刑事たちの“オトナの会話”には笑いと癒しが満載だ。「警察用語が難しかったです。逮捕は知っていたけれど、ガイシャを洗うとかしょっぴくとか、刑事のプライドとか普段言わない言葉が多かったから、大変でした(笑)」とオトナ会話に苦労した様子。ただ、休憩中は『家政婦のミタ』(11)の本田望結ちゃんを始め、人気子役たちと過ごす時間が多かったそうで、「皆で仲良く過ごして、楽しかったです!」と子どもに戻る時間もあったそうだ。潜入捜査に突入するシーンや、吉瀬美智子と30歳差の恋人役まで演じた福くん。オトナを演じた感想は、「子どもが普段できないことができたから、楽しかったです!」と満足気だ。「それに僕のお父さんは強くて物知りで、大人は皆強いイメージです。だから僕も強い男になりたい!」と同作と出会って将来の目標を抱いたことも明かした福くん。早くも映画版を期待してしまうが、その前にドラマ版でコドモ刑事たちの大活躍を振り返りたい。『コドモ警察』Blu-ray BOX(3枚組)1万5750円(税込)DVD-BOX(4枚組)1万3650円(税込)発売元:アットムービー販売元:ポニーキャニオン取材・文・写真:鴇田 崇
2012年10月19日ベストセラー作家・西加奈子の人気小説を原作として、宮﨑あおいと向井理が夫婦役で初共演を果たす映画『きいろいゾウ』の公開日が“夫婦の日”である2013年2月2日(土)に決定!さらに人気子役の濱田龍臣、浅見姫香、本田望結、そして柄本明、松原智恵子、リリー・フランキー、緒川たまきといった実力派俳優が出演することが明らかとなった。片田舎の町に移り住んできた、天真爛漫な妻・利愛子(通称・ツマ)と売れない小説家の無辜歩(通称・ムコ)夫婦の温かな日常、一通の手紙がきっかけで少しずつズレていく2人の想いを描いた本作。『余命1ヶ月の花嫁』や『軽蔑』など男女の様々な愛の形を描き続ける廣木隆一監督が、互いへの大きな愛情ゆえにすれ違う、夫婦の切ない想いを繊細な描写で映し出す。同名原作小説の帯コメントに「いつか、この小説の『ツマ』役を演じてみたいです」とメッセージを寄せていた宮﨑さんと、かねてよりオススメの一冊として本作を推していた向井さんが夫婦役というだけでも十分豪華なキャスティングだが、今回発表となった共演者たちも錚々たるメンバー。ツマに淡い恋心を抱く不登校の少年・大地を濱田龍巨、そんな大地に積極的なアプローチをかける洋子を本作で銀幕デビューを飾る浅見姫香、病院で入院していた幼少期のツマを「家政婦のミタ」で一躍脚光を浴びた本田望結が演じる。また、ベテラン勢からは“社会の窓”を開け放つアレチ役に柄本明、その妻・セイカ役に松原智恵子。そしてムコが過去を背負うきっかけとなった夏目と緑を、リリー・フランキーと緒川たまきが演じる。また、周囲の生き物と話すことができるツマと交流する、動物や植物の声優として豪華俳優陣が扮することが決定。ツマが“ソテツ”と呼ぶ庭に植えられた木の声に大杉漣、逃亡癖のあるヤギの“コンク”に柄本佑、肉が大好物の野良犬“カンユ”に安藤サクラ、そして高良健吾はクモ、草花、雨などに命を吹き込む。日本の若手俳優陣の中でも郡を抜く人気と実力を兼ね備えた宮﨑さんと向井さんに続き、豪華すぎるキャスティングと言っても過言ではないほど個性豊かな俳優陣が揃った本作。今回発表となったキャラクターたちがツマとムコの物語にどのように絡み合っていくのか楽しみだ。『きいろいゾウ』は2013年2月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:きいろいゾウ 2013年2月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開
2012年09月07日昨年、社会現象となったドラマ「家政婦のミタ」に、韓国発の禁断の物語『ハウスメイド』、そして『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』などなど、他人の家で働くという独特の空間や人間関係が興味心をくすぐる、家政婦の世界。7月21日(土)より公開される映画『屋根裏部屋のマリアたち』もまた、フランス人ブルジョワ男とスペイン人女性のメイドの“禁断”の恋のゆくえをユーモアたっぷりに描いた物語。めくるめく家政婦たちの世界が観る者を虜にするが、果たして本当のところはどうなのか?実際に家政婦の仕事8年で2,000万円の借金を返済したという伝説の家政婦、麻田涼子さんを始め家政婦たちのリアルボイスが届いたので、こっそりご紹介。「ご主人が白と言うなら、黒のものでも白と言う」が鉄則?映画の舞台は、60年代のパリ。フランスでは、軍事独裁政権から逃れ、仕事と自由を求めてスペインから人々が大挙押し寄せていた。本作の主人公である女性たちも様々な事情を抱え、故郷を離れ生きていくためにメイドとして身一つで働いている。だが、いくら仕えている身とはいえ、出来ることと出来ないことはあるはず…。麻田さん:ご主人に要望されたことに対して「出来ません」とは絶対に言えません。例えば料理一つでも、作ったことがないものであっても、言われたものは下手でも作らなければならないんです。ときには気に入らなくてお箸でツンと飛ばされたこともありますけど、それでも気に入る味を次は出そうと研究しますね。数ある家事の中でも、嗜好が左右する料理はかなりハードルが高いのだそう。同じく家政婦であるAさんとBさんもそれにうなずく。Aさん:まず、やるというプレイを見せなくてはいけないんですね。もちろん納得しないこともあるし、人間だからウマが合わないこともありますけど、そこは仕事なので…。Bさん:お掃除の世界でも、黒のものでもご主人が白と言ったら白なんです(笑)。実際のエピソードは挙げたらきりがなさそうだが…、映画に登場する若く美しいスペイン人のメイド・マリアは、少し異なる。もちろんご主人様に「名前には様を必ずつけること」と言われれば従うし、要望されたことには完璧に応える。しかし、彼女は新米ながら自分の正しいと思うことは曲げない強気なハートの持ち主。自己流を通すことで、お給料の釣り上げにも易々と成功する。ご主人の心をゲットするのはさぞかし大変なことに思えるが、そのコツは「とにかく辛抱強く寄り添うこと」と麻田さん。ご主人だけでなく親族からの厚い信頼を得、長年勤めた家では「養女になってほしい」というオファーまであったというから凄い。麻田さん:(ご主人から)遺産相続の相談まで受けたこともありますよ。だけど、そこはきちんと家政婦として線は引いておくこと。「それは違いますよ」ともちろんお断りしました。「家政婦は見た」はあり得ない?長く一家に関わるともなれば、中での人間関係にも手を突っ込まざるを得なさそうだが…。実際にドラマ「家政婦は見た」のような状況もあり得る?と聞けば、そこは「家族のことは、根掘り葉掘りするものではない」と一蹴。だが実際には、遺産相続をめぐる身内の骨肉の争い、さらに浮気現場に遭遇することもあったそう。では、マリアとジャン=ルイのような、ご主人様との“禁断”の関係の可能性も気になるところだが、こちらも「絶対にご法度!」と満場一致。ときには問題や厄介に巻き込まれることがありながらも、それでも家政婦という仕事が楽しくやめられないのは、「人間と深く関わる仕事だから」とその醍醐味を語る彼女たち。映画『屋根裏部屋のマリアたち』でも、ブルジョワとメイドたちの全く異なる世界で生きる人々が、一つ屋根の下で心を通わせ、相手への理解を深めていく姿が観る者の心をほっこりとさせてくれる。あなたの知らない、“家政婦の世界”がきっと見つかるはず。■関連作品:屋根裏部屋のマリアたち 2012年7月21日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開© Vendome Production – France 2 Cinema – SND All rights reserved.
2012年07月20日