●セリフを覚えることの苦手意識急激に人気が高まった時に使われる「ブレイク」という言葉は、定義が特に明確ではないために、軽はずみに使うと疑問視されることがままある"要注意ワード"とも言える。清野菜名という女優に会ったのは約1年前だが、「仕事量」を基準に当時と今を比較して考えるとすれば、ブレイクした若手女優の1人として挙げられるのではないか。現に、今回のインタビューはタイトな撮影スケジュールの合間を縫って行われ、1度の再調整を経てやっと取材に漕ぎ着けた経緯がある。ところが、朝から複数社の取材を受ける中、われわれのインタビュー後の撮影では昨年にも増して元気いっぱいに走り回ってくれた。大抜てきの園子温監督作『TOKYO TRIBE』が公開されたのが昨年8月。そこから『少女は異世界で戦った』、『虎影』などの出演映画が公開され、今後は『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』などの待機作も。ドラマも『素敵な選TAXI』、『ウロボロス~この愛こそ、正義。』のほか、『LOVE理論』ではヒロイン役など次々と出演オファーが舞い込んだ。そして、有村架純、山崎賢人、東出昌大、窪田正孝といった今を時めく同世代の俳優と肩を並べて、『永遠のぼくら sea side blue』に出演したのも記憶に新しい。この勢いに乗って清野が初の主演映画『東京無国籍少女』(7月25日公開)に挑む。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』(2008年)などで知られる押井守監督がメガホンを取った作品で、とある女子美術高等専門学校を舞台に展開されるスリラー作品。清野は事故で心身に傷を抱えた天才アーティスト・藍を演じ、ラスト15分では銃剣などを駆使した激しいアクションが巻き起こる。本作のキャッチコピー「なぜ、いまここにいる」を今の彼女にぶつけてみたところ、「ブレイクの陰」にあった意外な事実を知ることができた。○初日まで不安だった押井守監督の現場――最近はとてもお忙しそうですね。以前、体を動かさないとストレスが溜まるとおっしゃっていましたが、大丈夫ですか?休日とアクロバットの練習の日があまり重ならなくて。そういえば、2~3カ月ぐらいは行っていません。最近は友だちにダンスを教えてもらったりしています。まだ初心者なんですけどね(笑)。――インスタグラムではカラオケを熱唱している動画がアップされていましたが、すごい弾けぶりですね。そういうところでストレスを発散しています(笑)。でも発見もあって、やっぱり友だちと会うのは大切なことというのに気づくことができました。以前は、ほとんど遊びたいという欲がなくて、誘われてもなるべく行かないようにしていたくらいで。――単独では初主演と聞いて少し意外な気もしました。本人としては待ちに待ったという感じですか。自分としてはまったく意識していません。むしろ、まだこんなに経験が浅い私でいいのかという心配の方が…。でも、アクションがあると聞いて、自分にしかできないものにしようと決意しました。台本にはそこまで細かく書いていなくて、プロットがおおまかに書いてあるだけ。監督からは、それが「完成」と言われていて、「あとは現場の照明や空気感を見ながら1時間25分の映画にしたい」と言われました。私はアドリブが苦手なので、家で台本を読んで気持ちを作っていくことが多いのですが、現場でアドリブとか求められたらどうしようという不安をまず感じました。そういう撮影の仕方は初めてだったので、 どうなっていくのか想像がつかなかったです。でも、その不安も初日まで。藍の気持ちで分からないところがあればその場で聞いて、監督は納得するまで教えてくださいました。それでも分からない時はまた聞く、その繰り返し。監督とそうやって積極的にコミュニケーションを取るのも初めてだったので、一緒に映画を作っている実感がわきました。――以前、アクションは"見た目"を意識しているとおっしゃっていましたが、今回のアクションシーンにおいて、その点いかがですか。練習は全部で3日しかできませんでした。初日はアクション監督が私がどれくらいできるのかを判定する日で基礎練習。2日目はほふく前進や銃の扱い方などの練習。最終日が立ち回りの練習でした。『TOKYO TRIBE』のようなアクションは今まで自分がやってきたものに近いので覚えやすいですが、今回は初めて習っている感じで大変でした(笑)。『TOKYO TRIBE』は自分の素手での打撃で的も大きい。今回は首の動脈や足の腱など小さな的に向けての動きなので、実戦的なアクションがとても多かったです。銃剣も初めて手にして、監督からは「全く体になじんでない」と言われたので、悔しくて家まで銃を持って帰ってずっと練習していました。○運命を変えた園子温監督――本作のキャッチコピーの一文で「なぜ、いまここにいる」は、藍の気持ちを表すと同時に、現実世界のわれわれも常々考えていることです。ご自身に置き換えて思うことはありますか。『TOKYO TRIBE』がなかったら…この仕事を辞めていたかもしれません。その時期(2013年夏ごろ)は仕事がなさすぎて、精神的にも追い込まれていました。卒業してもいつまでも高校生気分で、夏になったら「夏休み」という感覚で。仕事がないんだったら、1カ月ぐらい実家(愛知県稲沢市)に帰ろうかなと思っていました。1度は落ちたオーディションに受かったことで、そこから何かが変わりました。何よりも仕事に対する自分の気持ちが一番変わったと思います。――出演作が増えると、撮影時期が重なる作品も出てくると思います。それまでには味わったことがない経験だったのでは。セリフを1文字も間違えないように"縛り"みたいなものを自分で作ってしまった時期があって、セリフを覚えることへの苦手意識がどんどん強くなりました。『東京無国籍少女』はセリフがあまりなかったので、そういう心配はありませんでしたが、同時期に重なっていた仕事がとんでもないセリフの量で。それを1日で覚えないといけない時には、かなり追い込まれました。●凱旋舞台あいさつで号泣――今年3月3日のブログに「この壁を乗り超えるのは1年くらいかかりそう」と書いてあったのはそのことでしょうか?それもあります。あとは『ウロボロス』も私にとっては高い壁でした。多くのベテラン役者さんに囲まれての現場も初めてでしたし、その中でセリフの量も多くて警察の専門用語もたくさんありました。キャラクターもほかとは違って、唯一コミカルでテンションが高くて。覚えていたはずなのに緊張してしまって、現場で全部飛んでしまったりすることもありました。しかも、クランクインの日が上野樹里さんと2人のシーンで。緊張してしまって、覚えていたセリフがどんどん抜けていって…。でも、テンションは上げないといけない。気持ちはどんどん焦っていきます。――どんな役にもそういう精神的なプレッシャーはあるものですか。そうですね。特に『ウロボロス』は長年あたためていた作品だったみたいで、構想期間を含めると6年。企画がスタートしたのが私がまだ中学生のころで、女優になるなんて夢にも思ってない時からはじまった作品ということになります。その作品の中の1人を演じさせてもらえるのはとてもうれしいことでしたが、スタッフさんが積み上げてきたものを崩したくないという不安…そして、期待に応えたいという意欲。毎日いろんなことに全力でぶつかる日々でした。――今年6月24日に放送されたドラマ『永遠のぼくら sea side blue』では、今を時めく同世代(有村架純、山崎賢人、浅香航大、矢本悠馬、成海璃子、東出昌大、窪田正孝など)との共演でした。現場に入る時はどのような心境でしたか。いつもの現場とは違った緊張感がありました。やっぱり同世代で、最初はみんな様子をうかがっている感じもあって。でも、物語としては後半にかけて仲良くなっていく話なので、同じようにどんどん距離も縮まってみんなでご飯食べに行ったりもしました。今でもすごく仲良くさせてもらっています。スピードワゴンの小沢さんを引き連れて(笑)。生の"セカオザ"さんすごいですよ。私、しいたけが好きなのでそのことを話したら、「じゃあ、しいたけも君のこと大好きだね」って言ってくださいました(笑)。※スピードワゴン・小沢一敬は水族館職員役で出演○故郷が教えてくれたこと――ところで、ファンの方との撮影にも応じていらっしゃるようですが、時々、ファンの方の喜ぶ声をリツイートなさっていますね。私もうれしかったですし、その方が喜んでくださるのかなと。最近は1日に1回は話し掛けられるようになりました。『ピチレモン』のモデルをやっている時は男性より女性のファンの方が多かったのですが、最近は若い男性の方も増えてファンの層が広がりを実感しています。とてもありがたいことです。――そういったファンの広がりの中で、昨年8月に地元の愛知・稲沢で行われた『TOKYO TRIBE』の凱旋舞台あいさつは感慨深かったのでは? 開催されたユナイテッドシネマは、昔から通っていた映画館だと聞いています。ステージに出た瞬間に泣きました! 客席に知っている顔がたくさん見えて。友だちがいたのもビックリしましたが、中学校の先生もいたんですよ! それが何よりも驚いて…。しかも、私が昔から行っていた映画館。すごいですよね。今でもこうして振り返ると…あぁ、鳥肌が立ってしまいます(笑)。――ブログには「また稲沢に帰ってくる」と書かれていました。控室のホワイトボードに「おかえり」と書いてあって。応援してくれている気持ちとか迎え入れてくれる気持ちがすごく伝わってくる言葉でした。稲沢はすごく好きですが、そこにさらに愛を感じて。稲沢の代表になった気持ちでがんばって、また戻りたいなと思います。――中学から『ピチレモン』の専属モデルとして活動し、芸能系の高校に入学するために上京。その時はどのような気持ちで稲沢を離れたのでしょうか。当時はそこまで深く考えての上京じゃなかったと思います。反抗期の影響でとりあえず親から離れてみたい気持ちとか…。きっと、そういう軽い気持ちです。上京したての頃は女子寮での生活でしたが、夜になると寂しくなって後悔する日もありました。高校入学してアクションをはじめた時、最初はボクシングを集中してやっていました。だから腕もすごくパンパンになってしまって、母からも周りからも「何になりたいの?」「アクションやめた方がいいんじゃない?」「モデルできなくなるよ」と言われることも多かった。でも、自分にとってすごく大好きなことで、その時の生きがいがそれしかなかったので、今思うと本当に続けていてよかったなと思います。そして『TOKYO TRIBE』に出ることができて、稲沢に帰ることもできた。続けることはとても大切なことなんだとあらためて知ることができました。■プロフィール清野菜名1994年10月14日生まれ。愛知県出身。身長160cm。特技はアクション、バク転、殺陣、球技、ギター、ドラム、陸上競技。2007年にファッション雑誌『ピチレモン』(学習研究社)でモデルデビュー。2011年まで専属モデルを務め、同年現在の事務所に移籍。園子温監督作の『TOKYO TRIBE』(14年)で注目を集める。『WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~』(14年)、『少女は異世界で戦った』(14年)、『虎影』(15年)の映画のほか、『素敵な選TAXI』(14年)、『ウロボロス~この愛こそ、正義。~』(15年)、『LOVE理論』(15年)、『永遠のぼくら sea side blue』(15年)などドラマにも多数出演している。
2015年07月26日NHK連続テレビ小説『まれ』で共演中の女優・土屋太鳳と俳優・山崎賢人が、映画『orange-オレンジ-』(12月12日公開)で再共演することが19日、明らかになった。2人が映画で共演するのは、今回が初となる。土屋は『まれ』のヒロイン、山崎はその相手役を務めて注目を集める2人。本作は8月下旬にクランクインし10月上旬にクランクアップ、11月中旬の完成を予定している。原作は漫画雑誌『月刊アクション』(双葉社)で連載中の同名漫画で、既刊4巻が160万部を突破するなど人気作。未来の自分から手紙が届き、大切な人を亡くさないために奮闘するヒロインの姿が描かれる。土屋が演じるのは、臆病ながらも運命を変えようとするヒロイン・高宮菜穂で、16歳のけなげな女子高生時代と運命を背負った26歳をそれぞれ演じる。原作を高校生の頃に読んでいたという土屋は「深い悲しみや、生きることの大切さ、高校生活のキラキラ感を感じていました」と振り返り、「最初に作品のオファーを頂いた時、直感的に『翔は賢人君かな?』と思っていたら本当に当たっていてうれしかったです」と山崎との再共演を喜んだ。一方の山崎は、菜穂が思いを寄せることになる転校生・成瀬翔役。母親が自殺してしまったことに対して責任と罪を感じている。山崎は「ファンタジーでありながら、少し切ない気持ちになれる部分もあるし、菜穂と翔の関係や、仲間たちとの絆がすごく良くて、大好きな作品になりました」と原作の魅力を語り、「太鳳ちゃんやキャストの方々と一緒に楽しみながら、大切なことが伝わる作品になれば良いと思います」と意気込んでいる。そのほか、菜穂の一番の理解者で翔との恋を応援する心優しきサッカー少年・須和弘人役に竜星涼、姉御肌な茅野貴子役に山崎紘菜、イジラれ役の不思議少年・萩田朔役に桜田通、仲良しグループのムードメーカー・村坂あずさ役に清水くるみが名を連ねる。メガホンを取るのは、土屋が優等生美少女・小川蘇美を演じたテレビ東京系ドラマ『鈴木先生』などを手がけ、本作が長編映画デビュー作となる橋本光二郎監督。脚本は『電車男』(05年)、『陰日向に咲く』(08年)、『ヘルタースケルター』(12年)などの映画やNHK大河ドラマ『花燃ゆ』で知られる金子ありさ氏が担当する。(C)2015「orange」製作委員会(C)高野苺/双葉社
2015年07月20日現在、朝ドラ「まれ」の“遠距離”新婚カップルとして日本中の注目を浴びている土屋太鳳と山崎賢人が、大人気青春純愛コミック「orange-オレンジ-」の映画化で再タッグを組むことが決定。「まれ」終了直後のクランクインから “まれ”に見る早さで、12月12日(土)に公開されることが明らかとなった。高校2年生の春。10年後の未来の自分から、一通の手紙が届いた。書かれていたのは、大切な人の未来が、そこにはないということだった…。「10年後の未来の自分から手紙が届く」というファンタジーでありながら、恋愛、友情など、心温まるヒューマンストーリーもしっかりと描かれ、男女問わず幅広い層に絶大な支持を得ている、高野苺・原作の「orange-オレンジ-」。「月刊アクション」(双葉社)にて連載中で、1巻から4巻までの単行本は累計160万部を突破。世界でも9か国で翻訳出版され、「orange」中毒となるファンが続出中。“もしもあの時、こうしていれば、この後悔はなかったかもしれない”という、生きていれば誰しもが描く思いをもとに、「未来の自分から手紙が届くファンタジックな世界観」と「大切な人の未来を失わないために“いま”をもがきながら奮闘する」青春純愛ストーリーを、映画では初共演となる最旬の2人で実写映画化。未来の自分から届いた手紙をもとに、臆病ながらも運命を変えようと奮闘していくヒロイン・高宮菜穂役を演じるのは、現在放送中の「まれ」で新・国民的女優となった土屋太鳳。16歳の健気な女子高生の菜穂と、26歳の受けとめざるを得ない運命を背負った菜穂を演じ分ける。菜穂が想いを寄せることになる、母の自殺が原因で心に深い傷を負った転校生・成瀬翔役には、「まれ」で土屋さんの相手役を好演するほか、「デスノート」(日本テレビ)『ヒロイン失格』など話題作に続々と出演する山崎賢人。また、菜穂の一番の理解者で、翔との恋を応援する心優しきサッカー少年・須和弘人役に竜星涼、クールだが面倒見の良い姉御肌な茅野貴子役に山崎紘菜、イジラれ役で飄々とした不思議少年の萩田朔役に桜田通、グループのムードメーカー・村坂あずさ役に清水くるみと、菜穂と翔を支えていく友人たちには、次世代を担う若手実力派俳優たちが集結した。監督には、日本民間放送連盟ドラマ部門最優秀賞、またギャラクシー賞など各賞を獲得した「鈴木先生」(テレビ東京)や、「TEAM NACS」主演の北海道限定ドラマ「スープカレー」(HBC/TBS)などのドラマを演出し、自身も生粋の原作ファンという新進気鋭の橋本光二郎が、初の長編映画作品としてメガホンをとる。脚本には、『電車男』『陰日向に咲く』『ヘルタースケルター』など、常に話題作の絶えない金子ありさ。そして音楽には、「あまちゃん」で軽快かつ繊細な世界観を創りあげた大友良英と、現在の日本エンターテインメント界を代表するスタッフが、フレッシュなキャストたちを後押ししていることも注目だ。【土屋太鳳コメント】原作を高校生の頃に読んでいて、深い悲しみや、生きることの大切さ、高校生活のキラキラ感を感じていました。最初に作品のオファーを頂いた時、直感的に「翔は賢人君かな?」と思っていたら本当に当たっていて嬉しかったです。原作が人気なので菜穂を演じるのは身が引き締まる思いですが、撮影の一瞬一瞬に全力で愛情をこめていきたいと思います。翔と菜穂の心の旅を楽しんで頂けたら嬉しいです。【山崎賢人コメント】原作を読んで、未来の自分から手紙が届くというファンタジーでありながら、少し切ない気持ちになれる部分もあるし、菜穂と翔の関係や、仲間たちとの絆が凄く良くて、大好きな作品になりました。切なさと、青春を感じられる作品だと思うので、太鳳ちゃんやキャストの方々と一緒に楽しみながら、大切なことが伝わる作品になれば良いと思います。【橋本光二郎監督コメント】土屋さんは今まで演じられてきた多くの役と同様、心に強い芯を持ち常に前向きな女性というイメージがあります。ただ今回の菜穂という女の子は、内気で自分の意思を通すことに臆病な子です。その子が物語を通して成長し、次第に強い意志を獲得してゆくという過程をどのように土屋さんが表現していってくれるかが今から楽しみです。山崎さんは役作りに対して非常に繊細な感覚を持っている方という印象があります。今、これだけ多くの作品に出演していながらも、どの作品を見ても毎回、彼の新たな一面と出会えるのは驚きです。とかく、差別化するために大げさな芝居や奇抜な役作りに走りがちな役者さんが多い中で、さり気なくそれを為しえるというのはすごいことだと思います。『orange-オレンジ-』は8月下旬~10月上旬に撮影、12月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月20日大学生・夜神月(やがみらいと)と天才探偵・L。そこに名前を書かれた者は必ず死ぬデスノートを巡る二人の対決を描いた、原作、アニメ、映画版のすべて大ヒットを記録した『DEATH NOTE』が、10年の時を経て、連続ドラマとして甦った。注目のキャストは、窪田正孝さんが月、そして、Lには山崎賢人さん。人気作なだけに、撮影が始まるまでは、大きなプレッシャーを感じたそう。「アニメも映画も、リアルタイムで観ましたし、ファンのみなさんがそれぞれのキャラクター像を持っているので、簡単には演じられないというか。撮影に入るまではぐるぐる悩 んで、悩んで。でももう、一周まわって吹っ切れています。僕が悩んでいてもしょうがないって。今は前向きに、Lを演じられること自体を楽しんでいます」とはいえ、新しいLを作り上げる過程では、試行錯誤の毎日が続く。「楽しみつつ、苦しみもある」現場で奮闘する山崎さんを勇気づけてくれる存在が、窪田さん。「窪田くんも、悩みながら月をやっていることは知っているんですけど、僕には『悩むねぇ~。大丈夫、大丈夫!やれるよ』って言ってくれて。すごく助けられてます。他の出演者にもスタッフにも気を使う人なので、気持ちのいい現場。前に共演したドラマでは、みんなでご飯を食べに行ったらご馳走してくれて。そんな男らしいところもあるんです」ドラマが目指すのは“新たなデスノート”。原作にないオリジナルストーリーが盛り込まれ、キャラクター設定も、独自のものになっている。「月は、超天才というよりも、人間らしくて親しみやすいキャラクターになっています。Lと秘書のワタリとのやり取りにはシュールだけど笑いがあって、シリアスなドラマではあるけど、ホッとひと息ついてもらえるんじゃないかなと思います」これまでの月とL像だと、山崎さんがより似合うのは月なのでは、という声も聞かれるけど…?「周りからも『逆っぽいよね』って言われたんですけど、実際の僕はクールなLっぽいですね。どっちを演じるか選べるとしたら?物語は月目線で描かれるから、感情移入しや すいですけど、Lは個性的で見ていて面白いじゃないですか。演じていてもやりがいを感じてますし、う~ん…。自分では選べないですね」山崎さんといえば、昨年大ブームとなった“壁ドン”の元祖。今年に入ってからは連続テレビ小説『まれ』のハグやキスシーンで、朝から女性たちをドキドキさせまくりだけど、シリアスな『デスノート』では、胸キュンシーンは封印…?「月には(アイドルの)ミサミサとのロマンティックなシーンがありますけど、Lは…。あ、でも、裸にはなってます。Lは、シャツにちょっとシミができただけですぐに着替える潔癖症なので、よく脱ぐんです。シャワーシーンもありますよ」重大な情報をサラリと話す山崎さん。なんでも、シャワーシーンは窪田さんといっしょだとか。日曜夜に二人の肉体美を見たら、月曜日が来る憂鬱さも飛んでいきそう!◇やまざき・けんと’94年9月7日、東京都生まれ。’10年、俳優デビュー。現在、NHK連続テレビ小説『まれ』にも出演中。映画『ヒロイン失格』が9/19公開予定。◇平凡な大学生・夜神月は、偶然手にしたデスノートで、次々と犯罪者たちを裁いていた。彼に対抗する天才探偵・Lに、危険分子のニアも交えた壮絶な戦いが繰り広げられる。毎週日曜22:30~、日本テレビ系列にて放送中。※『anan』2015年7月22日号より。写真・中島慶子スタイリスト・伊藤省吾ヘア&メイク・永瀬多壱(VANITES)インタビュー、文・小泉咲子
2015年07月15日山崎賢人と坂口健太郎というイケメンの間で揺れ動きながら、恋に暴走するヒロイン・はとりを桐谷美玲が体当たりで演じる、胸キュン恋愛映画『ヒロイン失格』。このたび、この最旬キャスト3人が揃って登場し、映画館での“マナー失格”なシチュエーションを紹介する映像が、シネマカフェだけに到着した。松崎はとりは、幼なじみの寺坂利太(山崎賢人)にずっと恋し続けている高校生。絶対的な自信を持って自分が彼の“ヒロイン”だと思い込んでいるが、クラスの中でも六角精児似のイケてない女の子・安達未帆(我妻三輪子)に告白された利太が彼女と付き合い始めるというまさかの展開に!うまくいかない恋に悶絶する中、学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口健太郎)がはとりに興味を持ち始め、まさかの三角関係に!果たして、はとりが選ぶのは…。今回到着した映像は、「ホフディラン」と松竹マルチプレックスシアターズがコラボレーションしたことでも話題となっているポリシーシネマ。『ヒロイン失格』のタイトルにかけて、“マナー失格”なシチュエーションを、桐谷さん、山崎さん、坂口さんの3人がそれぞれ表情豊かに紹介する。もちろんそれだけに留まらず、「ホフディラン」小宮山雄飛が作詞作曲の「映画の中へ」が流れる後半は、本編からの見どころ映像がふんだんに盛り込まれた、予告編とも微妙に異なる夢のコラボレーション映像が実現。桐谷さん演じるはとりが、山崎さん演じる利太と安達さんのラブラブぶりに思わずパンを握りつぶしたり、“壁ドン”の立役者・山崎さんではなく、坂口さんが桐谷さんにガッツリ壁ドンしたりと、こちらも必見の映像となっている。こちらのポリシーシネマは明日7月11日(土)から全国のMOVIXブランド劇場、神戸国際松竹などにて上映の予定というから、ぜひチェックしてみて。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月10日今年の夏ドラマ戦線がいよいよスタート!7月に入ってから続々と新ドラマが放送され、早くもお気に入りの作品を見つけた方もいるかもしれませんね。というわけで、気になる7月スタートの最新ドラマの中から、女子必見の番組情報をお届けします。●福士蒼汰が月9に登場! 王道ラブストーリーに胸キュンしちゃうまずチェックしたいのは、7/20スタートの「恋仲」(フジ・月曜夜9:00)。「きょうは会社休みます。」で主人公の年下の彼氏役を演じ、オトナ女子のハートをわしづかみにした福士蒼汰が、月9で初主演。それだけでも見逃せませんが、月9らしい王道ラブストーリーと聞けばもう…たまりませんよね。福士さん演じる主人公・三浦葵は東京の設計事務所で設計士見習いとして働くなか、初恋の相手である幼なじみ・芹沢あかり(本田翼)と運命の再会を果たします。かつては当たり前のように毎日一緒にいて、何かにつけて葵を励ましてくれたあかりは、高校3年生の花火大会の夜、忽然と姿を消していました。7年の時を経てあかりに再会し、葵は彼女への忘れ得ぬ思いに気づくのですが、彼女の隣には元親友が…。初恋の相手と運命の再会を果たすも、恋敵との複雑な友情に悩み、さまざまな障害をのりこえ、“本当の恋”をつかんでいく姿を福士さんが熱演。恋に悩み、成長していく彼の姿を週初めの夜9時からたっぷりと見られるなんて、嬉しいかぎり。月曜夜はキュンキュンしまくって、1週間を乗り切るパワーをチャージしちゃいましょう!●早くも続編が登場! メガバンクが舞台の人気作「恋バナもいいけど、やっぱりお仕事モノが共感できる」という人には、「花咲舞が黙ってない」(日テレ・水曜夜10:00)に注目。2014年春クールで人気だった池井戸潤原作のドラマが早くも続編として登場!あれから1年後の設定で、花咲舞(杏)と相馬健(上川隆也)のコンビがメガバンクを舞台に、さらに息の合った様子を見せてくれます。杏さん演じる主人公・花咲舞の職場は東京第一銀行の本部・臨店班。全国の支店で起こるさまざまな問題や不祥事を解決してきた相馬とのコンビが今回も全国を飛び回り、弱い立場の人たちのために奔走していきます。彼女がトラブルを解決するプロセスの痛快きわまりない展開に、見終わったあとはスッキリ爽快な気分になること間違いなし。彼女のきっぷの良い啖呵がこの夏も画面に炸裂するはずです。さらに今回は恋バナ要素もプラス。訪問先の支店で働く、熱くまっすぐな青年・松木啓介(成宮寛貴)が舞の仕事を手伝ううちに、彼女の仕事ぶりや人柄にひかれて好意を抱くそうなのですが…。仕事一筋で恋愛に鈍感な舞はその思いに気づくのか?新たな内容も加わりさらに期待度アップですね。●1話完結方式でスッキリ! ホテルの新米コンシェルジュの奮闘を描くお仕事モノといえば、一流ホテルを舞台に西内まりやが演じる新米コンシェルジュ・天野塔子の奮闘を描く「ホテルコンシェルジュ」(TBS・夜10:00)も気になるところ。塔子は「絶対にノーとは言わない」という決意を持ち、ときには宿泊客たちからの無理難題ともいえる要望にも全力で応える新人コンシェルジュ。そんな彼女が、同僚や先輩とホテル内で巻き起こるさまざまなトラブルを解決しながら成長していくストーリーです。主人公が仕事を一生懸命がんばるなかで大切なものをつかんでいく…という展開はドラマの王道ではありますが、何か自分の職場で生かせるヒントを得られるかもしれません。基本的に1話完結でハートウォーミングなエピソードが用意されているということで、ドラマを見終わったあと、ほっこりした気持ちになれること間違いなしです。●新たな“反逆のヒロイン”登場!? OLが会社組織をぶった斬る!「○○ハラスメント」という言葉が聞かれるようになって久しいですが、なかでもアラサー以上の女子にとって切実極まりない年齢差別をテーマにしたのが、その名もズバリな「エイジハラスメント」(テレ朝・木9:00)。武井咲が演じるヒロイン・吉井英美里は、一流商社・帝都物産で働くOL。持ち前の能力とあふれる向上心で仕事をがんばっていたのですが、「女性を活用する」といいながらも実態は口先だけの総務部に配属されたことで状況が一変。笑顔を見せるだけで男性社員からチヤホヤされ、年上の女性社員に嫉妬されていじめの標的にされたり、若さと美貌だけを期待され、まっとうな仕事をさせてもらえない状況に直面することに。そんな耐えるばかりの日々を送っていた英美里が、会社の旧態依然とした体質に反旗を翻すことを決意。“反逆のヒロイン”となった彼女が、「おまえら絶対に、許さない」のセリフとともに、年齢差別やいじめ、古くさい思考の男たちに立ち向かいます。はたして、その先に見えてくるものとは…?働く女性の半数以上が非正規雇用という現代、内館牧子の脚本で「人間の真価は何をもって問われるのか」というテーマに取り組んだ意欲策です。このほかにも、北川景子が悪徳探偵業者をさらに探偵し、命を落としかねない危険な目に遭いながらもその悪事をあばいていく「探偵の探偵」(フジ・木10:00)、窪田正孝と山崎賢人のイケメン2人を主演にすえて伝説の漫画をドラマ化した「デスノート」(日テレ・日10:30)など、気になる作品が続々。この夏も、ドラマ好きにはたまらない夜が続きそうです。<文/関谷知生>
2015年07月09日夜神月に窪田正孝、Lに山崎賢人を迎え、原作・大場つぐみ&漫画・小畑健による人気漫画を実写ドラマ化した「デスノート」(日本テレビ)。昨日5日(日)より放送が開始された本作が、初回16.9%と高視聴率のスタートを切ったことが明らかになった。どこにでもいるような大学生・夜神月。誰かに必要とされるわけでもなく、何かを必要とするわけでもなく、ただ安定した暮らしを求め生きていた。そんな彼がある日偶然手にした一冊のノート。それが“デスノート”だった。強大な武器を手にし、少しずつ変わっていく彼の「平和な日常」。気が付けば、彼はこの平和日常を脅かす犯罪者たちを、デスノートによって次々と裁いていた。彼は次第に世間から“キラ”として崇拝されるようになる。しかし、そんな彼の前に現れたのは、世界的に注目を集める名探偵・Lだった…。日本テレビ連続ドラマの初回視聴率としては、杏を主演に迎えて2014年4月16日に放送された「花咲舞が黙ってない」の17.2%以来、高視聴率となる(ビデオリサーチ調べ 関東地区 世帯視聴率)。これには夜神月役の窪田さん、L役の山崎さんも「たくさんの方々に見て頂けて光栄です」と感激の様子。窪田さんは、「漫画からアニメ、映画へと受け継がれ世界中で愛されてきた『デスノート』。漫画からのファンのひとりとして、改めて原作の底知れぬ魅力、力強さを感じています。『デスノート』が大好きなたくさんの方の印象や感想、イメージもあるかと思います。それでも、愛される『デスノート』を目標に、スタッフキャスト一丸となってみんなで想いを込めて作り上げています。あたたかい心で第2話も、そして最終回まで見ていただけたら嬉しいです」とコメントを寄せた。メイクをしてLを見事に表現した山崎さんは「正直、放送まで不安もありましたが、みなさまのおかげでいいスタートが切れたと思います。新しいLを演じる上でまだまだ試行錯誤中ですが、ラストまで突っ走りたいと思います。これからどんな『デスノート』が出来上がっていくのか僕自身も楽しみです。今後も新しい『デスノート』がみなさんに愛される作品になれば嬉しいです」。12日(日)放送の第2話では、リュークのアドバイスで、FBI捜査官が自分を尾行していることに気付いた月。果たしてLはいまの段階でキラの正体をどこまで掴んでいるのか…。そんな中、これまでとは状況は異なるが明らかにキラの手によるものだと思われる怪死事件が続出。それが自分を殺すためのキラの“テスト”だと気付いたLは死亡状況の詳細を報道陣に知らせないように命じるが…。第1話終了間際には、優希美青扮するLの後継者・N(ニア)も登場したが、月とLの心理戦はまだ始まったばかり。“デスノート”を巡る戦いは今後ますます盛り上がりそうだ。「デスノート」は毎週日曜、22時30分~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年07月06日女優の桐谷美玲が主演する映画『ヒロイン失格』(9月19日公開)の最新ポスターが3日、公開された。暴走ヒロイン・はとり(桐谷)と、幼なじみの利太(山崎賢人)、モテ男・弘光(坂口健太郎)の三角関係によるロマンチックコメディーが描かれる本作。公開されたビジュアルは、"私を好きな人=弘光"から迫られるはとりと、"私が好きな人=利太"に満面の笑顔を見せるはとりが描かれた"究極の選択"ポスターになっている。映画は、2010年4月から2013年4月まで漫画雑誌『別冊マーガレット』(集英社)で連載された同名コミックを原作に、『高校デビュー』(2011年)などで知られる英勉監督がメガホンを取った作品。共演には福田彩乃、我妻三輪子、高橋メアリージュンらが出演するほか、歌手の西野カナが作品をイメージして主題歌を書き上げた。(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会 (C)幸田もも子/集英社
2015年07月03日山崎賢人と坂口健太郎という最旬なイケメンの間で揺れ動く、恋する“暴走オトメ”を桐谷美玲が体当たりで演じることで話題を呼ぶ映画『ヒロイン失格』。このほど、桐谷さんが演じるヒロイン・はとりの迷える乙女心を表現した、 “究極の選択”ポスターが解禁となった。主人公の松崎はとり(桐谷美玲)は、幼なじみの寺坂利太(山崎賢人)に恋する高校生。絶対的な自信を持って自分が彼の“ヒロイン”だと思い込んでいる。そんな中、クラスの中でも“六角精児似”のイケてない女の子・安達未帆(我妻三輪子)に告白された利太が、彼女と付き合い始めるというまさかの展開に!うまくいかない恋に悶絶するはとりに、学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口健太郎)が興味を持ち始め…。果たして、はとりの恋の行方は!?今回到着したポスター画像では、クールな幼なじみの利太、学校イチのモテ男・弘光、それぞれとはとりの2ショットが並んでいるが、注目すべきはその表情。“とんでもないイケメン”な弘光から迫られているはとりは、自らに寄せられる好意に戸惑っているようにも見える。対して、ずっと想い続けてきた利太に寄り添う姿は、幸せいっぱい!満面の笑顔を浮かべており、その様子の対比は、写真に添えられた「私を好きな人か。私が好きな人か。」というキャッチコピーそのもの。さらに、中央にたたずむ3人の姿をよく見ると、なんとはとりは弘光に肩を抱かれながらも、しっかりと利太の手を握っているという、夢のような三角関係シチュエーションであることに気づく。私を楽しませてくれる「私を好きな人」か?幼いころから心に決めていた「私が好きな人」か?思い悩む、はとりの取る選択とは…?“愛する”ことが幸せか、“愛される”ことが幸せか…思わず、自分だったらどうするか考えてしまいそうな“究極の選択”ポスターを、まずはこちらからチェックしてみて。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月03日桐谷美玲が恋に暴走する主人公を演じ、クールな幼なじみ(山崎賢人)と、学校イチのモテ男(坂口健太郎)との三角関係に悩むロマンティック・コメディ『ヒロイン失格』の新たなポスター画像が公開になった。その他の写真映画の主人公は、幼なじみの利太に恋する高校生はとり。絶対的な自信を持つ彼女は、自分が彼の“ヒロイン”だと思い込んでいたが、ある日、利太が六角精児似のイケてない女の子と付き合い始め、さらに、モテ男・弘光に興味を持たれたことから、ふたりの間で揺れ動きながら三角関係に悩むことになる。このほど公開されたポスターは、“はとりと利太”の画像と“はとりと弘光”の画像を並べたもので、“私を好きな人か”というコピーと“私が好きな人か”というコピーが添えられている。愛するか? 愛されるか? は恋愛ドラマの王道設定で、観るものを必ずキュンとさせてきた。本作でもコミカルな設定を織り交ぜながら恋愛の切なさや迷いがしっかりと描かれているそうで、ラストで主人公はとりが利太と弘光のどちらを選ぶのか? を含め、最後まで目が離せない作品になりそうだ。『ヒロイン失格』9月19日(土)新宿ピカデリー他全国ロードショー
2015年07月03日7月5日から始まる新ドラマ「デスノート」、優秀なはずの主人公・夜神月がドラマ版では凡人の大学生という設定になるなど、スタート前から話題が尽きない。デスノートの中国語タイトルは「死亡筆記」、なんだか禍々しさがアップしたタイトルだが人気は高い。さて、中国人たちは今回のドラマ版をどう思っているのか、中国版ツイッター「ウェイボー」をのぞいてみた。○「五郎、早く孤独のグルメ撮りに行かないと! 」デスノートは名前を書かれた人間が死んでしまうという「デスノート」を手にした夜神月と、探偵のLの頭脳戦を描いたストーリーだ。ウェイボーでもやはり、メインとなる窪田正孝氏が演じる夜神月と山崎賢人氏のLに対するコメントが多いが、その中になぜかちらほら見えるのが夜神月の父、夜神総一郎役の松重豊氏である。ただし、中国では松重豊氏ではなく「五郎」と呼ばれていることが多いよう。この「五郎」とは、松重豊氏が演じた「孤独のグルメ」の井之頭五郎のことだ。「私、五郎おじさんが見たい! 」「五郎、早く孤独のグルメ撮りに行かないと! 」「孤独の総一郎」すっかり「五郎」になってしまった松重豊氏だが、中国での「孤独のグルメ」の人気の高さがうかがえる愛称と言えるだろう。○松山ケンイチバイブル派vs山崎賢人カッコいい派もちろん、「デスノート」そのものへの期待は大きい。「高校時代、ずっとLに夢中だった。デスノートのテレビドラマが始まるって聞いた。期待」「子どもの時、Lの大ファンだった」というコメントが見られるように、中国では特にLのファンが多いように見受けられる。今回、Lを演じるのは山崎賢人氏だが、これについては議論紛々のよう。というのも、映画版のLを演じた松山ケンイチ氏を忘れられないファンが多いからだ。「松山ケンイチ版のLを越えられる人はいない……」「私の中では松山ケンイチと言えばLだし、Lと言えば松山ケンイチ」「松山ケンイチ版のLはもうバイブルだから」という松山ケンイチのL至上主義は少なくない。その一方で、「松山ケンイチのLが好きだけど、でも山崎賢人もすっごくかっこいい~」「Lがかっこ良くないって言ってる人、山崎賢人のドラマ見たことないの? 山崎賢人はカッコいいよ!」「このLは好き! だって山崎賢人が好きなんだもん! 」などと、かっこ良ければどちらもOK。いや、山崎賢人氏だからこそ好きという人たちも。実際にドラマが始まってみなければ、山崎賢人版「L」の良さは分からない。これから松山ケンイチ版「L」至上主義派はその主張を変えるのか、あるいはやっぱり変わらないのか。今後が気になるところだ。※写真はイメージで本文とは関係ありません
2015年06月30日桐谷美玲が山崎賢人、坂口健太郎という最旬イケメンの間で揺れる妄想(暴走?)ヒロインを演じる、笑って泣けてキュンとするロマンティック・コメディ『ヒロイン失格』。ついに、この3人の気になる恋愛模様が詰まった、待望の予告編映像が解禁となった。松崎はとり(桐谷さん)は、幼なじみの寺坂利太(山崎さん)に恋する“妄想”女子高校生。絶対的な自信を持って、自分が彼の“ヒロイン”だと思い込んでいる。そんな中、なんと利太は六角精児似のイケてない女の子・安達未帆(我妻三輪子)と付き合い始めることに。「え、あたし、ヒロインじゃないの?」と、2人の関係に悶絶するはとりに、学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口さん)が興味を持ち始め…。幸田もも子の原作コミックファンであった桐谷さんが、映画化が決まる前から、主人公・はとりになりきって変顔の“自主練”をしていたという本作。連続テレビ小説「まれ」やドラマ版「デスノート」などで目覚ましい活躍を見せる山崎さん、『海街diary』『at Homeアットホーム』など話題作が続く坂口さんの間で揺れ動く、はとりの乙女心を笑いと胸キュンシチュエーションたっぷりに描き出す。今回公開された予告編では、冒頭から、クールな幼なじみ・利太役の山崎さんが桐谷さん演じるはとりに呼び止められるという、胸キュンなシーンからスタート。はとりは、「安達さんとつき合うことにした」という利太を振り向かせるため、さまざまな表情をふりまきながら大奮闘するも、利太から告げられたのはショッキングな別れの言葉…。そして、そんな失意のどん底からはとりを救い上げてくれたのは、“とんでもないイケメン”の弘光。果たして、はとりの運命の人は“私が好きな人”?それとも“私を好きな人”?福田彩乃、濱田マリ、竹内力などの個性豊かな脇役も登場し、西野カナによる主題歌「トリセツ」に合せて繰り広げられる、究極の三角関係の行方が気にならずにいられないこの予告編を、まずはこちらからご覧あれ。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月22日女優の桐谷美玲が21日、都内で行われた映画「ヒロイン失格」完成報告記者会見に、山崎賢人、坂口健太郎、英勉監督とともに出席した。劇中で着用したオリジナルの制服を身にまとい登場した桐谷は、「ちょっと恥ずかしい反面、嬉しくて、撮影の合間にこの格好で街中に行ってお買い物をしたんですけど、高校生だとみんな思ってくれているんじゃないかと思ったら、すごい楽しかったです」と笑顔を見せたが、「ただ、出来上がったものを見ると、ギリギリアウトかもしれない」と苦笑いを浮かべた。また、普段はキャスターとして知的な一面を覗かせる桐谷だが、同作では捨て身の変顔から坊主頭まで披露。その点について抵抗がなかった聞かれると、「むしろノリノリでした。もっとやればよかったかなと思うシーンも実はあったりするんですけど、原作が大好きなので、実写化が決まる前から“(主人公の)はとりがやりたい”と思って変顔の練習を1人でやってきて、撮影中も朝から練習していました」と明かし、そんな桐谷を見て山崎は「崩しているのにキュートでした」と絶賛。坂口は「色んなパターンの変顔があってレパートリー豊富だなと思いました」と感心していた。さらに、大変だったシーンを聞かれると、桐谷は「池ポチャです。3月のものすごい寒い時期に撮影をしていて、池に落ちる前もずっと水鉄砲で水を掛けられていて、その時点で体が震え上がっていて“ヤバい”と思っていたんですけど、その後に池に落ちて、体ってこんなに動かなくなるんだと実感しました」と渋い表情で振り返り、「あと10秒入っていたら危なかったと思います。ダメですよ!冬に池に入れたら」と監督にクレームを入れた。同作は、幸田もも子原作の人気同名コミックを実写映画化したもので、大好きな幼なじみの利太(山崎)と結ばれると信じて疑わなかった女子高生のはとり(桐谷)だが、彼はイケていない女の子と交際スタート。ラブストーリーのヒロインらしからぬ奪還作戦を企てながらも悶々とするはとりの前に、学校イチのイケメン(坂口)がアプローチしてきて、まさかの三角関係に!?――というストーリー。9月19日(土)より新宿ピカデリーほかで全国公開。
2015年06月22日窪田正孝、山崎賢人、優希美青ら最旬俳優を迎えて贈るドラマ版「デスノート」。7月より放送される本作だが、今回、放送直後に世界120か国以上で放送・発信されることが決定した。原作・大場つぐみ&漫画・小畑健による人気漫画「デスノート」。2003年から2006年まで「週刊少年ジャンプ」に連載され、アニメ・映画・舞台・小説など様々なメディアで展開されてきた。今回アニメとも映画とも違うオリジナルストーリーが加わるという新たな試みと、実写化作品では初となる“L”の後継者・“N”や、初映像化となる新キャラクターが登場。夜神月(やがみライト)には窪田正孝、“L”(エル)に山崎賢人、ニアに優希美青、月の父親である夜神総一郎役に松重豊、月に全てをささげるアイドル“ミサミサ”こと弥海砂(あまねミサ)役に佐野ひなこが好演。そのほか藤原令子、関めぐみ、前田公輝、弓削智久、半海一晃、佐藤二朗の出演が決まっている。海外でも「デスノート」の人気はいまだに高く、アニメは継続的に欧米で配信され、グッズなども幅広く販売されている。今回、韓国で放送され、アメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、フランスなど計127の国と地域に配信されることが決定した本作。ドラマ化を発表するや否や、全世界からオファーが殺到。アニメファンであれば誰もが知っている「デスノート」の知名度や人気、圧倒的なブランド力からアニメ配信系企業始め、複数社から強い要望があったという。日本の放送から数日遅れて、欧米、中東、アフリカではアニメを中心にネット配信を行っているクランチロールによって配信。アジアでは韓国のケーブルテレビ局で日本の放送から約1週間遅れで放送される予定だ。今回の放送・配信決定を受け、窪田さんは「日本で生まれ、いまも愛されている『デスノート』が新しいかたちとなってまた海外に発信されることにとてもワクワクしています」 。L役の山崎さんは「世界中の方々に見てもらえる作品に出ることができてすごく嬉しいです!海外の方々に楽しんでいただけ得るような新しい『デスノート』を届けられるように頑張ります」と喜びを語った。日曜ドラマ「デスノート」は7月5日(日)22時より日本テレビにて放送(2話以降、22時30分~23時25分)。(text:cinemacafe.net)
2015年06月22日桐谷美玲、山崎賢人、坂口健太郎が6月21日(日)、映画『ヒロイン失格』の完成報告記者会見に出席。詰めかけたファンの歓声を浴びた。幼なじみの利太と結ばれると信じて疑わない妄想女子高生・はとり。だが、利太はクラスの地味な女子と付き合うことになり、彼を取り戻すべく作戦を開始する。そんな折、なぜか校内一のモテ男・弘光に好意を打ち明けられ…。桐谷さんらは劇中の制服姿で登場したが、なぜか英勉監督も制服を着て登場し会場は爆笑!監督は「出オチのようなことをさせられ…」と苦笑するが、山崎さんは「スタイルいいから似合ってる」と持ち上げつつ、桐谷さんは「逆に出オチ感がない。オチてない」とバッサリ。桐谷さんは元々、幸田もも子の手による原作漫画のファンで「いつか実写化するならはとりをやりたい!」と思っていたそうで「念願がかなった」と語るが、その分、プレッシャーも半端ではなかったよう。完成した映画を見る直前は「死にそうな顔をしていた」とのことで「見終わるまでずっと『大丈夫かな?』と思ってました」と語るが、出来ばえには安心したようで「ようやくホッとしました」とも。躊躇なく変顔にも挑戦しているが映画化が決まる前から「ずっと一人で練習してきた」と気合いをうかがわせる。山崎さんはそんな桐谷さんの変顔を「ものすごく崩してるのに、ものすごくキュート!」と称賛。これに対し「嘘だよ~」(桐谷さん)、「ホントだよ」(山崎さん)、「アゴ出てるし!」(桐谷さん)、「アゴ出ててもかわいいし」(山崎さん)と少女マンガのようなやり取りを生で見せ、会場は悲鳴のような歓声に包まれた。制服姿についても「ギリギリアウトかな…?」という桐谷さんの言葉を山崎さんも坂口さんも真っ向から否定。山崎さんは「むしろ、“セーフ”なんていう言い方するのが失礼なくらい(イケている)」と太鼓判を押す。坂口さんは「中高とずっと学ランで、ブレザーは憧れだったので(笑)」と卒業後数年を経て念願のブレザーにそでを通して嬉しそうだが、さすが「MENS-NON-NO」のモデルだけあって、何気ない着こなしにかっこよさがあふれる。苦労した撮影については桐谷さんは、はとりが池に突き落とされる「池ポチャ(笑)」を挙げ「冬に池に入れたらダメ!」と監督を叱責。山崎さんは歩道橋でのシーンで寒さに震えたそうで「その日あたりから“バンビ”って呼ばれるようになった(苦笑)」と恨めし気に語る。坂口さんは、遊園地の観覧車のシーンの撮影が夜通しで行われたことを振り返り「テストで1周、本番で1周、別の角度からもう1周と何周したか…」とうんざりした表情で明かした(監督によると「20~30周は余裕でしている」)。改めて桐谷さんは完成した映画について「笑って、泣けて、きゅんとする!」と猛アピール。会場は期待を込めた大きな拍手がわき起こった。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月21日ドラマ「天皇の料理番」の佐藤健、『日本のいちばん長い日』の松坂桃李のみならず、イメチェンでカンヌを沸かせた『岸辺の旅』の浅野忠信、『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』黒ひげ役でフサフサ髪を丸刈りにしたヒュー・ジャックマンなど、最近何かと話題の“坊主頭”のイケメン俳優たち。そんな中、岡田将生を始め、染谷将太、成海璃子、松岡茉優ら日本映画界の次世代を担う若手俳優が一挙に集結する話題の映画『ストレーヤーズ・クロニクル』にも、1人、イケメン“坊主系男子”が登場する。特殊能力を持った岡田さん演じる昴(スバル)を慕う高校生・隆二を演じ、本作が映画初出演となる“末っ子・坊主系男子”の瀬戸利樹に迫った。1990年代始め、全く違う方法で生み出された2組の特殊能力をもつ子どもたち。彼らは成長し、やがて成人しようとしていたが、異常発達した能力の代償として、「破綻」と呼ばれる精神崩壊の“宿命”を抱えていた。希望を信じた1組は、自分たちの能力を未来のために使おうとし、絶望に満ちたもう1組は、未来を破壊することを決意する…。そんな本作で、主演の岡田さんは視覚、視神経、脳伝達速度が高度に発達した“未来が見える男”・昴を演じる。彼を慕って「チームスバル」を形成するのが、聴覚が異常に発達した沙耶役の成海さん、痛覚がまひした超腕力&無痛の男・亘役の白石隼也、人間スーパーコンピューターともいえる超記憶力少年・良介役の清水尋也、そして、通常の人間の視力では全く見えないほどの高速度移動が可能な隆二役の瀬戸さんだ。瀬戸さんは、二宮和也、有村架純、福士蒼汰、山崎賢人ら出演のドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」で連続ドラマ初出演を果たし、家入レオやSuzuのMusic Videoや単発ドラマに出演、本作が映画デビューとなる最注目の新鋭。彼が演じる隆二は、チームのマスコット的存在。能力を隠し、ごく普通の高校生として里親のもとで暮らしていたが、昴に再会。やがて彼とともに学(染谷さん)率いる「チームアゲハ」と“宿命”のバトルに巻き込まれていく役どころだ。無邪気でやんちゃな性格と、クシャッと笑う笑顔が、早くも女性たちの心を鷲掴みにしており、試写会後には「瀬戸くんカッコイイ!」という声が多数上がるほど。ちなみに、本作が映画初体験の瀬戸さんは、自分の撮影がない日も現場に足を運んでは見学する毎日を送り、時には雑用などのお手伝いをすることも。そんな彼をスタッフも可愛がり、現場ではすっかり愛されキャラに。4歳年下の清水さんとキャッキャと盛り上がり、岡田さんを始めとするキャストやスタッフをいつも和ませていたという。真のイケメン度合いが試される髪型ながら、どこか硬派な雰囲気がたまらない“坊主系男子”。これまでにも染谷さん、市原隼人、窪塚洋介、高良健吾、加瀬亮、安藤政信、伊勢谷友介なども披露してきているが、先輩たちに負けないくらい瀬戸さんの坊主も魅力的。まだ19歳という年齢で、あどけなさを残す顔立ちだからこそ、まさに甲子園球児のようなフレッシュさを醸し出している。本作でブレイクまちがいなしの“坊主系男子”に、ぜひ注目していて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ストレイヤーズ・クロニクル 2015年6月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 本多孝好/集英社 (C) 2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
2015年06月18日女優、キャスターとして活躍する桐谷美玲が、体を張って恋に暴走するヒロインを演じる『ヒロイン失格』。このほど、桐谷さん演じるはとりと、幼なじみ・利太役の山崎賢人、モテ男・弘光役の坂口健太郎の3人が、浴衣姿の夏祭りで修羅場寸前か!?というドキドキの最新場面写真が到着した。このところ軒並み大ヒットが続いている少女コミック原作による恋愛映画の中でも、桐谷さん演じる主人公・松崎はとりが坊主頭や変顔に挑戦し、しかも、大好きな幼なじみ(山崎さん)と、自分のことを好きな学校一のイケメン・弘光(坂口さん)との三角関係にグラグラ心揺れ動いてしまうという、いままでの王道ヒロインとはまた違う女の子の乙女心を描いている本作。NHK連続テレビ小説「まれ」、ドラマ版「デスノート」など、話題作への出演で注目を集める山崎さんと、『海街diary』『at Homeアットホーム』など、「MEN’S NON-NO」専属モデルで俳優としても活躍の場を広げる坂口さんという、いま、最も旬なイケメン2人との三角関係には、はとりでなくても胸キュンが止まらない女子も多いはず。今回公開された場面写真は、ただでさえイケメンな2人の魅力がさらに引き立つ、浴衣姿!はとりがなんとか利太との浴衣デートの約束を取り付け、出かけた先の夏祭りで、偶然にも弘光と出くわしてしまう…という場面だ。あわや修羅場かというこのシーンで、利太と弘光が対照的なのは、凛々しい濃紺と眩しい白という浴衣の色だけではなく、その表情。おもしろくなさそうにも見えるクールな利太と、余裕の笑みで利太のことを伺う弘光、そんな男2人をおそるおそる見守るキュートな浴衣姿のはとりという、なんとも気になる1シーンとなっている。先日、等身大の恋愛観を綴った歌詞とその歌声で絶大な支持を誇る西野カナが書き下ろした「トリセツ」が、主題歌に決定した本作。果たして、暴走ヒロイン・はとりを取り囲む真夏の浴衣デートの行方は?この三角関係に、これからも目が離せない。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日桐谷美玲が恋に暴走するオトメを演じ、クールな幼なじみ(山崎賢人)と、学校イチのモテ男(坂口健太郎)との三角関係に悩むロマンティック・コメディ『ヒロイン失格』の場面写真が公開された。その他の写真映画は、幼なじみの利太に恋する高校生はとりが主人公。絶対的な自信を持つ彼女は、自分が彼の“ヒロイン”だと思い込んでいたが、ある日、利太が六角精児似のイケてない女の子と付き合い始めるというまさかの展開に。さらに、モテ男・弘光に興味を持たれ、ふたりの間で揺れるはとりの乙女心が描かれる。場面写真は、利太と夏祭りデートにやってきたはとりが、弘光と偶然出くわしてしまい、3人に気まずい空気が流れるシーンを捉えたもの。濃紺の浴衣を着たクールで、はとりにとっては“風”のような存在の利太と、真っ白な浴衣を着た“太陽”のような存在の弘光。ふたりに挟まれたこの状況で、はとりはどのような行動に出るのか? そしてはとりの恋の行方は? 続きが気になるシチュエーションになっている。『ヒロイン失格』9月19日(土)新宿ピカデリー他全国ロードショー
2015年06月15日桐谷美玲が山崎賢人、坂口健太郎という最旬の注目男子2人と共演を果たす、9月19日公開の映画『ヒロイン失格』。その主題歌に、いまや国民的女性アーティストとして、男女を問わずその恋愛観に絶大な影響力をもつ西野カナの新曲「トリセツ」が決定した。松崎はとり(桐谷さん)は、クールな幼なじみの寺坂利太(山崎さん)に恋する高校生。絶対的な自信を持って自分が彼の“ヒロイン”だと思い込んでいたが、あるとき、クラスの中でも“六角精児似”のイケてない女子・安達未帆(我妻三輪子)に告白された利太は彼女と付き合い始めることに!「えっ、あたしヒロインじゃないの?」と2人の関係に悶絶する中、学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口さん)がはとりに興味を持ち始め、まさかの三角関係に!?果たして、はとりはどちらを選ぶ?キャスターとして知的な一面ものぞかせる桐谷さんが、坊主頭や変顔にも挑戦、文字通り体をはって恋に暴走するオトメ、はとりを演じる本作。連続テレビ小説「まれ」やドラマ「デスノート」など活躍目覚ましい、利太役の山崎さんと、『海街diary』『at Homeアットホーム』など俳優としても躍進する「MEN’S NON-NO」専属モデル、弘光役の坂口さんの間で揺れる乙女心を、とびきりのユーモアとドキドキの胸キュンシチュエーション満載でお届けする。そんな王道ラブストーリーとはひと味違う、かつてないロマンティック・コメディを、キュートな歌声と独特のリアリティあふれる歌詞でファンを魅了する西野さんが、“ヒロイン失格” な女の子の乙女心をどんなふうに歌いあげるのか、注目していて。<西野カナコメント>このたび、映画『ヒロイン失格』主題歌を担当させていただくことになり、とても嬉しく思っています。主題歌「トリセツ」は、男性になかなか理解してもらえない女性の内面、乙女心を「取り扱い説明書」になぞらえて描いた曲です。普段はなかなか言えない本心を、あえてストレートに表現することで、一見ワガママにも思える女性の気持ちを「好きな人へのラブコール」として、愛しく受け取ってもらえたらと思って描きました。映画『ヒロイン失格』の中でも複雑に交差する男女の気持ち。その中で揺れる主人公の乙女心と照らし合わせながら、「トリセツ」を聴いてもらえると嬉しいです。<桐谷美玲コメント>女の子のちょっとワガママなところとか男の子に分かって欲しいところとか、ぎゅぎゅっとつまっている可愛らしい歌詞なので、1度聴いたら思わず口ずさんでしまいます!映画の中のはとりともリンクするし、女の子ならわかるー!!ってポイントがたくさんあります!エンドロールまで可愛い世界観に浸ってください!『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月08日長澤まさみの年下彼氏役として登場する『海街diary』を始め、生田斗真×戸田恵梨香の『予告犯』、桐谷美玲×山崎賢人共演の『ヒロイン失格』など、いま、さまざまなジャンルの話題作に引っ張りだこなのが、モデル・俳優として活躍中の坂口健太郎だ。色白&あっさり系イケメン=“塩顔男子”の代名詞的存在にして、阿部寛や大沢たかお、田辺誠一など、実力派俳優たちを多数輩出してきた「メンズノンノ」専属モデル。西島秀俊や綾野剛、長谷川博己ら、映画界でも“塩顔男子”が人気を博している中、今年6本の映画に出演し、最旬女優たちと共演を果たす、“大ブレイク寸前”の彼に迫った。1991年7月11日、東京生まれの坂口さん。2010年、19歳のときに「メンズノンノ」モデルオーディションに合格してデビュー。2013年に初めて本田翼と「メンズノンノ」の表紙に登場し、翌年6月号では現役専属モデルとしては田辺さん以来、25年ぶりとなる単独表紙をゲット、同誌の看板モデルとなった。ティーン誌から大人の女性誌、ガールズイベントなどにも度々登場しており、話題を呼んでいる。相当な読書家として知られ、メガネやカメラがよく似合う癒やしの“文化系”かと思いきや、その長身を生かして中高ではバレーボールに打ち込む、という体育会系の一面も。笑うと“塩顔”イケメンが一転、“くしゃ~”っとなる“塩スマイル”も魅力だ。そんな坂口さんは、2014年、門脇麦&道端ジェシカがW主演するヨガ体感ムービー『シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸』でスクリーンデビュー。ゲイのマスター(村上淳)が営むカフェバーのアルバイト・瞬役でフレッシュな魅力を発揮し、印象を残した。NHK朝ドラ「まれ」などで活躍中の門脇さんとは、「niko and... (ニコアンド)」のCMでも共演していた。2015年は、『娚の一生』に榮倉奈々の弟役で出演。そして、この6月には『予告犯』(6月6日公開)に続き、四姉妹の次女・長澤さんとキスシーンも披露する『海街diary』(6月13日公開)と大人気コミックの映画化に相次いで登場。さらに、本多孝好の人気小説の映画化『at homeアットホーム』(8月22日公開)では、竹野内豊、松雪泰子、黒島結菜らと複雑な“過去”を持つ偽装家族の長男に、『ヒロイン失格』(9月19日公開)では、学校イチのモテ男に扮している。すでに公開されている『ヒロイン失格』の特報では、桐谷さんに“壁ドン”やキスを披露。おそらく本人のキャラとは真逆のチャラさ満点の役柄に、早くもやきもきする女性ファンが続出中とか。一方、その醸し出される清潔感とクリーンなイメージからCM界でも注目されつつあり、大島優子とカップルとなる「ミノン」や、せっけんの香りの香水「レール デュ サボン」のCMに抜擢。北陸新幹線開業に併せた朝日デジタルのムービーCMでは、森カンナとも共演。旅企画「ニッポンのお風呂を楽しもう!FUROZUKI!」では歴史やお酒好きな姿を見せている。先日は、鈴木亮平主演の『俺物語!!』でも主人公のクールな親友・砂川誠を演じることが発表されたばかり。まさにいま、飛ぶ鳥を落とす勢い坂口さんだが、その原点は5年目に突入したモデル業にあることを明言する。そうはいっても、この爽やかな“意外性”の持ち主を、最旬の女優たちも、映画関係者もほおっておくことはないはずだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2015年06月01日夜神月(やがみライト)に窪田正孝、“L”(エル)に山崎賢人、ニアに優希美青と、若手俳優陣が集結する7月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「デスノート」。このほど、月の父親である夜神総一郎役に松重豊が、月に全てをささげるアイドル“ミサミサ”こと弥 海砂(あまねミサ)役に佐野ひなこが決定。脇を固める佐藤二朗ら、個性派キャストの出演が明らかとなった。どこにでもいるような大学生・夜神月。誰かに必要とされるわけでもなく、何かを必要とするわけでもなく、ただ安定した暮らしを求め生きていた。そんな彼が、ある日偶然手にした一冊のノート。それが、“デスノート”だった。強大な武器を手にした彼は、「平和な日常」を脅かす犯罪者たちを、デスノートによって次々と裁いていき、次第に世間から“キラ”として崇拝されるようになる。しかし、そんな彼の前に現れたのは、世界的に注目を集める名探偵・“L”だ。彼はキラを悪として、必ず捕まえると宣言。どちらが正義で、どちらが悪なのか、どちらが死にどちらが生き残るのか。そして、そんな2人の戦いを見つめる人物、ニア。おとなしそうな外見とは裏腹に、不敵な笑みを浮かべるその正体とは?月、L、ニア…“デスノート”を巡る壮絶な戦いがいま幕を開ける――。原作は、2003年から2006年まで「週刊少年ジャンプ」に連載された、大場つぐみ原作・小畑健漫画による世界的人気コミック。連載終了後もアニメ・映画・舞台・小説など様々なメディアで展開されてきたが、今回の連続ドラマでは、アニメとも映画とも異なるオリジナルストーリーが展開、実写化作品では初となる“L”の後継者・“ニア”や、初映像化となる新キャラクターが登場する。“デスノート”を手にする“ごく普通”の主人公・月を演じるのは、「花子とアン」や映画『予告犯』など話題作が続く若手演技派、窪田さん。さらに、月に対するライバル“L役を「まれ」や映画『ヒロイン失格』の山崎さん、初実写化のキャラクター・ニアを「マッサン」での好演も記憶に新しい優希さんと、いずれも朝ドラで活躍してきた顔ぶれが新たな「デスノート」の世界観に挑む。彼らに、アイドル・弥 海砂役の佐野ひなこ、夜神粧裕役の藤原令子、日村章子役の関めぐみ、刑事・松田桃太役の前田公輝、同じく相沢周市役の弓削智久、Lの協力者ワタリ役の半海一晃、模木完造役の佐藤二朗、半月の父親にして捜査本部を指揮する夜神総一郎役の松重豊といったキャストが、どう絡み合い、新たなページを紡いでいくのか、注目だ。日曜ドラマ「デスノート」は7月5日(日)22時より日本テレビにて放送(2話以降、22時30分~23時25分)。(text:cinemacafe.net)
2015年06月01日女優の土屋太鳳が、世界一のパティシエを目指す能登育ちのヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「まれ」。ようやく横浜でパティシエ修業を始めたのもつかの間、Xmasケーキのトラブル、“キッス”騒動に、能登での三角関係、結婚騒動など、怒濤の展開となっている本作のロケ取材会が、石川県珠洲市の塩田にて開催。土屋さん、幼なじみ役の山崎賢人、門脇麦ら豪華キャスト陣が一挙に勢ぞろいした写真とコメントが到着した。石川県・能登に家族と共に移住してきた少女・津村希(土屋さん)が、世界一のパティシエを志して修行を積む姿と周囲の人々との温かい交流を描く本作。5月11日の第7週から「横浜編」がスタートし、ついにパティシエという自分の夢に向かうべく、気難しい変わり者のオーナー・池畑大悟(小日向文世)のフランス菓子店「マ・シェリ・シュ・シュ」に1か月のお試しで採用された希。池畑の妻・輪子(りょう)や息子の大輔(柳楽優弥)ら個性的な面々と過ごしていたが、お試し期間の結果は、不合格。そんなとき、父・徹(大泉洋)と母・藍子(常盤貴子)の離婚騒動の知らせを受け、急きょ能登に戻ってきた希を待っていたのは、幼なじみの圭太(山崎さん)と一子(清水富美加)とのぎくしゃくとした三角関係。さらには、弟の一徹(葉山奨之)が突然、結婚を宣言!その相手は、希の幼なじみのみのり(門脇さん)だった……。父母の離婚騒動に加え、一子に突きつけられた圭太への思い、一徹とみのりとの交際発覚&結婚宣言、さらには横浜から “キッス”騒動の相手の大輔までやってくるなど、能登は再び騒がしくなってきた様子。東京でのスタジオ収録を挟んで、今回、久々の能登ロケとなっただけに、希役の土屋さんは「懐かしさと安らぎで胸がいっぱい」と話し、山崎さんも「ロケで能登に来たというよりも、能登に帰ってきたという感じがしています」と、うれしそうにコメントを寄せた。能登の人たちの、他人の夢も“ほおっておけない”温かさを再び目の当たりにした希が、この後、混迷する自身の夢、そして恋にどんな決断を下していくのか。これから先の展開にも注目が集まる。<出演陣コメント>土屋太鳳(津村 希 役)能登に帰ってきて、「ただいま!」という気持ちでいます。能登にはこれまでも、公開収録などで何度か来ていますが、「まれ」のロケで訪れるのは久しぶりで、懐かしさと安らぎで胸がいっぱいです。収録現場は本当の家族といるみたいな感じで、ドラマの後半もしっかりみんなで「まれ」を生きていきたいと思っています。大泉 洋(津村 徹 役)久しぶりに能登に来て、いつものホテルでスタッフに迎えてもらったときに「ただいま」と言ってしまいました。「能登はやさしや土までも」と言いますが、本当にやさしさを感じましたね。雨男のわりに今回は天気がいいので、気持ちよくロケをしています。常盤貴子(津村 藍子 役)前回のロケはまだ放送前で、「まれ」というドラマがどういうものかわからない段階でしたが、今回は役どころもわかってのロケで、「藍子さん!」とか「希ちゃんのおかあさん!」と能登の皆さんに迎えていただくことを、本当にうれしく思っています。葉山奨之(津村 一徹 役)久しぶりに能登に帰ってきて、食べものがおいしいので、本当にがんばれます。こちらに帰ってきたら、一徹と呼ばれることが増えてきました。先日も、「徹さんがしっかりしていないので、一徹がしっかりしなさい」言われ、一徹としてしっかりしようと思いました。山崎賢人(紺谷 圭太 役)今回、ロケで能登に来たというよりも、能登に帰ってきたという感じがしています。今回、このタイミングでロケに来られたので、後半のスタジオでの収録では、能登での経験をしっかり感じて、撮影に臨みたいと思っています。門脇 麦(寺岡 みのり 役)去年の10月以来で、そのときもすてきな印象でしたが、今回も美しい景気とおいしいごはんがあってすてきだなと思っています。今回のロケでは、スケジュールが埋まっているわけではありませんので、日々浄化されています。高畑裕太(角 洋一郎 役)最初に能登に着いたときに「ただいま」って思いました。NHKのスタジオ内では味わえない生の空気感を感じで、みんなで海がきれいだね、緑がきれいだね、食べものがおいしいねって言いあって、ロケに臨んでいます。田中 泯(桶作 元治 役)ここの塩田の主です。私は2月の寒い時期以来の能登でした。私、山の中に住んでいるので、海のさまざまなにおい、砂地に立つといったかけがえのない経験をさせてもらっています。すべてがうれしいという思いでいます。田中裕子(桶作 文 役)いつも午前7時に輪島漁港で「まれ」のオープニングテーマが流れます。今日も、まだ寝たいのに。皆さん早起きなんですね。本当に地元の皆さんに応援していただいているなと思いながら、歌を聴きながらまた寝ました。連続テレビ小説「まれ」は毎週(月)~(土)8時~8時15分ほかNHK総合、NHK BSプレミアムにて放映。(text:cinemacafe.net)
2015年05月29日原作・大場つぐみ&漫画・小畑健による人気漫画を日本テレビ系列で実写ドラマ化が決定した「デスノート」。この度、本作のキャストがついに発表され、夜神月(やがみライト)に窪田正孝、L(エル)に山崎賢人、N(ニア)に優希美青が抜擢されたことが明らかになった。2003年から2006年まで「週刊少年ジャンプ」に連載された少年漫画「DEATH NOTE」。連載終了後もアニメ・映画・舞台・小説など様々なメディアで展開されてきたが、今回アニメとも映画とも違うオリジナルストーリーが加わるという新たな試みと、実写化作品では初となる“L”の後継者・“N”や、初映像化となる新キャラクターが登場する。どこにでもいるような大学生・夜神月。誰かに必要とされるわけでもなく、何かを必要とするわけでもなく、ただ安定した暮らしを求め生きていた。そんな彼がある日偶然手にした一冊のノート。それが“デスノート”だった。強大な武器を手にし、少しずつ変わっていく彼の「平和な日常」。気が付けば、彼はこの平和日常を脅かす犯罪者たちを、デスノートによって次々と裁いていた。彼は次第に世間から“キラ”として崇拝されるようになる。しかし、そんな彼の前に現れたのは、世界的に注目を集める名探偵・Lだった。彼はキラを悪だと言い、「正義は必ず勝つ」と言って必ず捕まえると宣言。どちらが正義でどちらが悪なのか、どちらが死にどちらが生き残るのか。そんな2人の戦いを見つめる人物…ニア。そのおとなしそうな外見とは裏腹に、不敵な笑みを浮かべるその正体とは?月、L、ニア…“デスノート”を巡る壮絶な戦いがいま幕を開ける――。“デスノート”を手にする主人公・夜神月を演じるのは、「花子とアン」(NHK)や、現在放送中の「アルジャーノンに花束を」(TBS)に出演する演技派俳優・窪田正孝。対する月のライバルL役には「まれ」(NHK)や、9月に公開を控える映画『ヒロイン失格』の山崎賢人。両名ともに6月24日(水)に放送されるスペシャルドラマ「永遠のぼくらsea side blue」(日本テレビ)でも共演することが先日明らかになったばかり。今回はライバルとしてどのように対決するのか気になるところ。さらに、初実写化のキャラクター・ニアには、「マッサン」(NHK)で娘役を好演したことでも記憶に新しい優希美青が挑むことに。朝ドラで大活躍してきた若手俳優陣が新しいデスノートの戦いを熱く演じる。本作のプロデューサーは、「誰も見たことのない“新たな”デスノートを作る…今回の連続ドラマ化は、キャスト・スタッフ一同それを目標に突き進んでいます。何より、新たなキャストと共に、新たなキャラクターを作る、その発想に至れたのは、キャストの皆さんが持つパワーのおかげです。窪田正孝さんにしか出来ない夜神月、山崎賢人さんにしか出来ないL、優希美青さんにしか出来ないニア。この3人だからこそ出来る『デスノート』を自信を持って皆さんにお届けしたいと思います」とコメントしている。連続ドラマ「デスノート」は7月、放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年05月25日『ビリギャル』が現在大ヒット公開中の有村架純とNIHK朝ドラ「まれ」の山崎賢人に、成海璃子、東出昌大、窪田正孝ら“最旬”の若手俳優たちが競演を果たすスペシャルドラマ「永遠のぼくらsea side blue」が、6月24日(水)に放送されることが決定。友情や恋愛、家族、就職や人生について悩みや葛藤を抱えながらも、きらめきあふれる、これぞ“青春群像ドラマ”となっていることが分かった。「ふぞろいの林檎たち」(‘83)、「愛という名のもとに」(‘92)、「あすなろ白書」(‘93)、「天体観測」(‘02)、「オレンジデイズ」‘04)、「ラストフレンズ」(’08)など、時代を彩るキャストたちを迎え、その時代を鮮明に映し出す鏡のように一世を風靡し、支持されてきた数々の青春ドラマ。その年ごろだからこその“あるある”をふんだんに盛り込み、共感や憧れ、そして時々、ツッコミを受けながら時代の空気感を刻みつけてきた名作に、今回加わることになるTVドラマが本作。大学3年生の初夏、人生の選択を迫られる季節。周囲に波風をたてるのが苦手な松岡あおい(有村架純)は、中学から大学までエスカレーター式に進学。海や海洋生物が好きで外部大学の受験も考えたが、親に反対され断念。自分は“さとり世代”の典型的なタイプと認識していた。そんな彼女が、ふとしたきっかけで海洋大学の学生たちと出会い、海の近くの水族館で期限つきの共同作業を行うことに。あおいを一途に思い続ける幼馴染・永田拓(山崎賢人)、あおいの憧れの先輩・山内航汰(窪田正孝)、航汰の元カノで海洋大に通う佐伯夢花(成海璃子)。夢花へのほのかな恋心を抱えた芹沢亮(浅香航大)と、ゼミOBとの不倫関係を断ち切れない丹羽麗子(清野菜名)、親の借金のために夢を諦めた飯野奏介(矢本悠馬)。そして、あおいがすれ違った写真家・近藤瞬二(東出昌大)。夏の海で、新しく出会った男女が一緒に過ごすうち、複雑に絡まり出す恋愛と友情。自分たちの夢を追う彼らの姿は、あおいの人生を少しずつ動かし始め、彼らもまた変化していく…。映画、ドラマ、CMと好感度抜群の透明感を持つ有村さんは、本作で地上波のドラマ初主演。さらに、「まれ」で人気急上昇中の山崎さん、『ストレイヤーズ・クロニクル』の公開も控える若手実力派女優の代表格・成海さん、さらに大河ドラマ「花燃ゆ」など老若男女から愛される東出さん、話題作出演が続き注目を集める若手演技派・窪田さんに、「マッサン」の浅香航大、『TOKYO TRIBE』の清野菜名、「花子とアン」の矢本悠馬といった超豪華な顔ぶれが集結する。「同世代の素敵な役者さんたちに私自身も刺激を受けながら撮影しました」という有村さんは、「ドラマに出てくる若者はみんな、自分の気持ちを素直にぶつけることが苦手で、だからすれちがったり、衝突してしまうこともあるけれど、一緒に過ごす時間を重ねてかけがえのない仲間になっていきます」と本作を紹介。「主人公のあおい同様、私も気持ちを言葉にすることが苦手だったときがあるので、すごく親近感を持って演じることができました。そして、仲間がいるからそれぞれの困難を乗り越えることができて、自分に自信を持てるようになる……恋や友情、将来のことなど、青春が沢山つまった物語です」とコメント。本作のプロデューサーも「彼らの真剣な表情はいきいきとして清々しく、見ているだけでパワーがでます。期限付きだとわかっていても、少しでも長くそこにいたいと願ってしまう……そんなときを一緒に過ごした誰かのことや、感じていた音や匂いを蘇らせながら、主人公たちと一緒に泣いて笑って、青春を駆け抜けていただけたら」と期待を寄せている。スペシャルドラマ「永遠のぼくらsea side blue」は6月24日(水)21時より日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年05月07日女優の桐谷美玲が主演する映画『ヒロイン失格』(9月19日公開)のポスタービジュアルが22日、公開された。幸田もも子の同名漫画(集英社刊)を原作にした本作は、恋に暴走する女子高生の七転八倒を描くラブ・コメディー作品。幼なじみの利太(山崎賢人)に恋する17歳のはとり(桐谷)は、自分が彼の"ヒロイン"だと思い込んでいる。そんな中、利太が地味な女子と付き合い始め、フラれたはとりも学校一のイケメン・弘光(坂口健太郎)と交際することになるが――というストーリー。公開されたポスターでは、利太と弘光に両側から挟まれ、「私の運命の人はどっち?」とぜいたくな三角関係に少し困った表情の、はとりの姿が映しだされている。女子なら誰もが憧れそうなシチュエーションだが、右下隅をよく見ると、「これは、はとりの妄想です。」の注意書きが…。まさに"ヒロイン失格"なポスターに仕上がっている。(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会(C)幸田もも子/集英社
2015年04月22日かつてないキュートなヴァンパイア映画『恋する・ヴァンパイア』が現在公開中の桐谷美玲と、NHK朝ドラ「まれ」に出演中の山崎賢人、モデル・俳優として活躍中の坂口健太郎が共演を果たす『ヒロイン失格』。このほど、2人の最旬イケメンと急接近した桐谷さんの、思わず胸がキュンとしてしまうロマンティックな(!?)ポスタービジュアルが到着した。本作で桐谷さんが文字通り体を張って演じるのは、恋に暴走するオトメ・松崎はとり。思い込みが激し過ぎて、感情表現もストレート。しかも、山崎さん演じるクールな性格の幼なじみ・寺坂利太という本命以外にも、坂口さん演じる学校一のモテ男・弘光廣祐にも心が揺れてしまう、“王道ヒロイン”とは真逆の“ヒロイン失格”な女の子だ。今回到着したのは、そんな2人の間で揺れるはとりの“妄想”をビジュアル化したポスター。桐谷さん演じるはとりが、山崎さん、坂口さんというイケメンから頬を寄せられており、「私の運命の人(ヒーロー)はどっち?」というコピーそのままに、嬉しい三角関係にトキメキながらも戸惑う様子が描かれている。その姿に思わず“胸キュン”しかけるも、よく見ると、右下には「これは主人公の妄想です。」との注意書きが…。まさにこれは、女子なら誰もが憧れるドキドキのシチュエーションに憧れる、はとりの“妄想暴走”ポスター。さらに、全国のはとりのような(?)女子のために、本作の前売り特典として、この妄想暴走ポスターのビジュアルが描かれたクリアファイルが用意されることも決定。4月25日(土)より全国の上映劇場(一部劇場を除く)にて販売される予定だ。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月22日『女子ーズ』『恋する・ヴァンパイア』など話題作で主演を務め、今春は7年かけて名門女子大を卒業するなど、女優のみならず多岐に渡って活躍する桐谷美玲が、山崎賢人&坂口健太郎の間で揺れる主人公を演じる『ヒロイン失格』。前代未聞のヒロイン誕生! と早くも注目を集める本作の公開日が、秋の大型連休の初日、9月19日(土)に決定した。原作は累計120 万部を越える大人気漫画で、桐谷さん自らが映画化を熱望していた同名作品。恋に恋するヒロイン・松崎はとり(桐谷美玲)が、幼馴染の利太(山崎賢人)に想いを寄せながらも、学校イチのモテ男、弘光(坂口健太郎)に迫られ、ふたりの間で揺れ動く…という、ストーリーだけを見れば恋愛モノの定番?といえそうだが、本作はひと味も、ふた味も違う。ティーンをはじめ男女問わず絶大な人気を誇り、2014年には「世界で一番美しい顔」第8位にも選ばれた桐谷さんが、なんと本作の撮影では坊主頭や変顔に挑戦!時には号泣しながら廊下を全力疾走と、恋愛映画らしからぬ話題で早くも注目を浴びており、笑って泣けて“胸キュン”すること必至のロマンティック・コメディーとなっているようだ。少女漫画のヒロインとしては全く“失格”な新しいヒロインとして、体当たりで“はとり”を演じる桐谷さんの熱演が必見なのはもちろんのこと、相手役を務める2015年ブレイク男子候補No.1の若手俳優・山崎賢人や、昨年“塩顔男子”として注目を浴び、現在「Men’s Non-No 」で専属モデルを務める坂口健太郎にも注目したい。公開日となる9月19日(土)は、21日の敬老の日、23日の春分の日に続くシルバーウィーク5連休の初日にあたり、映画館にも足を運びやすそう。友人や恋人と、桐谷さん扮する新たなヒロインについて盛り上がってみては。『ヒロイン失格』は9月19日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月23日2月中旬に神奈川県内の某大学の学食にて行われた『ヒロイン失格』の撮影の現場に潜入!この日の撮影終了後、主演の桐谷美玲、共演の山崎賢人、坂口健太郎という、劇中で意外な三角関係を展開することになる3人が報道陣の取材に応じた。原作は幸田もも子の累計120万部突破の人気漫画。自分こそは幼なじみの利太(山崎さん)のヒロインであると信じていた主人公・はとり(桐谷さん)とそんな彼女の思いをよそに、地味なおかっぱ少女・安達(我妻三輪子)と付き合い始める利太、はとりになぜか惹かれ、付き合うことになるモテ男の弘光(坂口さん)による三角関係を中心に、暴走気味のイタイ女・はとりの恋模様がコミカルに展開していく。桐谷さんにずばり、タイプの異なる2人の“男子”の現場での印象を尋ねると、まずは利太=山崎さんについて「利太ってすごくかわいいですよ。漫画を読んでてもそう思ったんですが、山崎くんがやると、スネている利太がすごくかわいいんです!漫画で好きだった利太がそのまま飛び出して来たなって感じ」と嬉しそうにニッコリ。特に原作と重なるというのが、つぶやくような利太の口調!「ちょっとしたセリフでも、例えば『前を歩いて』という時に『前…』とか、手を取るのに『手…』と淡々とつぶやく感じがすごく利太らしい。だけど、はとりとじゃれてるところは無邪気なところもあって、利太だなぁ…って感じます」と絶賛する。そして、弘光=坂口さんに関して桐谷さんが「衝撃的だった!」と明かすのが、別の日に撮影されたシーンで弘光が、浴衣姿のはとりに「似合ってるね」と言う場面。「『弘光だなぁ…』って思ったのが、いきなりピースしてきたところ(笑)!『浴衣、似合ってるね』と言った後にしたんですよ!これはもう弘光にしかできないことだって感じました」とうっとり!ちなみにこのピースは完全に、坂口さんのアドリブによるものだという。山崎さんは、桐谷さんが演じるはとりについて「本当に、はとりだなぁと思うところがいっぱいある」とこちらも大絶賛!「女の子のキタナイところも(笑)、キレイなところも、喜怒哀楽全部を出してるけど、それでもかわいらしさがあるところを桐谷さんが全部、表現しててかわいらしいです。僕が絡まないシーンですけど、はとりが弘光にメンチ切ってるところとかすごく面白い(笑)!」とおすすめシーンも挙げてくれた。一方、山崎さんの恋のライバル・坂口さんも負けじと(?)桐谷さんに惜しみない称賛を送る。「はとりって、全部一直線でこの役をやるって体力いるし、全部を丸々出していかないといけない。原作でも変顔や悪魔のような顔とか出てくるけど『これどうするんだろう?』って思ってたんです。僕の中の桐谷さんのイメージにはなかったので。それが(現場で撮影になると)『あ、やるな。やるよな、はとりは…』というのが伝わってきて、まるっきりはとりなんです」と感服する。はとりと利太は幼なじみという設定だが、現場での桐谷さんと山崎さんの距離感、“幼なじみ”の雰囲気を出すべく意識していることなどは…?そんな問いに桐谷さんが「撮影が進むにつれれ仲良くなれたと思ってます」と語ると、山崎さんも「オレも(笑)」とすかさず便乗!この日は、回想シーンで学食にて、利太が苦手なトマトを勝手にはとりの皿に移すというシーンが撮影され、和気藹々とした雰囲気が伝わってきた。桐谷さんは「2人で、ワチャワチャしながら、遊びながらやるシーンもあって、そういうところも自然に楽しくできたと思います。控室でも、山崎くんが持ってきた紙風船で遊んだりして、浴衣が着崩れるくらい熱中して遊んでるのは利太とはとりっぽいなと思います」と笑顔を浮かべる。山崎さんも、桐谷さんの言葉にうなづき「僕もすごく仲良くなれたと思ってます。さっきの食堂シーンでも、ソースカツのカスを飛ばしあいながら遊んでました(笑)。幼なじみの感じでふざけたりしているのが楽しいです」と2人の関係性について明かしてくれた。ここに“第3の男(?)”弘光がどのように関わり、どんな恋が展開していくのか?完成を楽しみに待ちたい。『ヒロイン失格』は今夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月17日桐谷美玲主演で人気少女漫画を映画化した『ヒロイン失格』の撮影現場に潜入!桐谷さんをはじめ、昨年の流行語となった“壁ドン”を世に広めたひとりである山崎賢人、“塩顔男子”なる新ジャンルのイケメンとして注目の坂口健太郎、さらに福田彩乃、我妻三輪子らが参加した撮影の模様をお届け!原作は累計120万部突破の幸田もも子の同名漫画。自分こそが幼なじみの利太(山崎さん)の運命の“ヒロイン”であると信じて疑わないイタい女・はとり(桐谷さん)だが、利太はなぜか六角精児似の地味な女子・安達(我妻さん)と付き合うことに…。思わぬ展開に悶絶するはとりだったが、なぜか学校一のモテ男・弘光(坂口さん)に告白され、まさかの三角関係に発展!?暴走するはとりの恋の行方は…?この日、撮影が行われたのは、はとりたちが通う高校の学食でのシーン。神奈川県内の某大学の学食で多くのエキストラが参加して朝から丸1日かけて、撮影が進められていく。まずは、不良たちに絡まれるメガネにおかっぱの地味女子・安達を利太が助けようとし、会話を交わし、その様子をはとりと親友の中島(福田さん)がそばで見ているというシーン。ここから利太と安達が距離を縮め、やがて、はとりが自身の“ヒロイン失格”を自覚することに繋がっていくという、まさに物語のきっかけとも言える重要なシーンである。「私といるとイメージが悪くなります…」という安達の言葉を気にせず、向かい合って座り、安達に自分のランチを分けてあげ「人の目なんて、どうでもよくね?」と男前な言葉を発する利太。山崎さんと我妻さんの恋愛オーラムンムンのやりとりに、現場で俳優たちの芝居に誰よりも敏感に、素直に反応する英勉監督の口から「ハイOK! ラブってるねぇ、お前ら!」との言葉が漏れる。肝心のヒロイン・はとりは、このやりとりに危機感を感じるでもなく、利太の誰でも分け隔てなく接する優しさについて、親友・中島に熱弁をふるう。中島の「良い雰囲気じゃん、あの2人…いいの?」という鋭い分析にも、なぜかモノマネを交えて「いいんじゃない?(※誰のモノマネかは本編をお楽しみに!)」とドンと構え「所詮、彼女は脇役!」「おかっぱメガネの六角精児ちゃんにヒロインは負けたりしないの!」などと強気発言を連発する。ここでの小気味の良い桐谷さんのコミカルなセリフ回しと福田さんの冷静な口調の対比が見事なバランスで笑いを誘う…というか、英監督は「カット」を掛ける前に大爆笑!続く撮影シーンには、坂口さんも参加。弘光と付き合うことになったはとりが、修学旅行中に迎える彼のバースデー祝いの“サプライズ作戦”について中島に自信満々で説明するのだが、実は弘光が偶然、はとりのすぐ後ろの席に座っていて…というやりとり。さらに、その様子を少し離れたところで、複雑な思いで利太が見ており…。撮影の様子を眺めていると、英監督、そしてスタッフが利太と弘光という、タイプの異なる男子2人をいかにカッコよく描くかに腐心しているかがひしひしと伝わってくる。弘光に対する愛の深さを語るはとりの後ろから、ニヤリと笑みを浮かべて「ふーん」と登場する弘光。坂口さんの一連の動作に、英監督の「ハハハ!カッコいいな、アンタ!」という絶賛の声が現場に響き渡り、これにはエキストラも含め一同爆笑。現場の女性スタッフからは「野菜ジュースの飲み方すらカッコいい!」との声まで…。そして、そんな男子たちのカッコよさと共に、ここでも光るのは桐谷さんの見事なコメディエンヌぶり。変顔から凄まじい形相のウソ泣き顔まで、豊かな表情の変化を見せると共にリズムの良いセリフ回しでコミカルでキュート、バカっぽいけどどこか憎めない主人公・はとりを短いやり取りの中で強く印象付ける。これが「NEWS ZERO」で鋭く時事問題について切り込む知性的な桐谷キャスターと同一人物…?と驚きを禁じ得ない。さらに、回想シーンとして撮影されたのが、利太が苦手なトマトをはとりの皿に移す、幼なじみの2人のコミカルだが、思わずキュンとなるシーン。ちなみに回想ということで、これまでのシーンとは時期が違う設定で、それまで2人とも制服のブレザーを着ていたのが、はとりはセーターを羽織っており、髪型も少しだけ変化。利太もブレザーを脱いだ状態で、シャツの袖をまくっている。はとりがよそ見をしているすきに、利太がトマトを移してしまうのだが、桐谷さんと山崎さんの間でアドリブの応酬が!ノリノリの2人の間には幼なじみの空気がしっかりと流れていた。この日の撮影だけでも、はとり、利太、弘光の3人が絡み合い、微妙にすれ違うなど悶絶必至の胸キュンシーンの連続だったが、これはごくごく一部!先日、撮影が終了したことがニュースとなったが、これから編集を経てどのような作品に仕上がっていくのか?注目が集まる。『ヒロイン失格』は今夏、全国公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月16日女優の桐谷美玲が主演を務める青春ラブストーリー『ヒロイン失格』(英勉監督)のロケ現場が2月某日、報道陣に公開された。神奈川県のとある大学での撮影には、“ヒロイン”松崎はとり役の桐谷をはじめ、共演する寺坂利太役の山崎賢人、弘光廣祐役の坂口健太郎らも参加。多くのエキストラを交え、「はとりが利太を好きで追いかけるシーン」「利太がはとりに焼きもちを焼くシーン」などが撮影された。その他の画像映画は幸田もも子の同名コミックを原作に、思いを寄せる幼なじみ・利太が、別の女子と付き合い始めるという“ヒロイン失格”な現実に直面した主人公・はとりが繰り広げる恋の奮闘劇。かねてより原作の大ファンだった桐谷は「とにかく笑えて泣けてキュンキュンできる作品。もし実写化されるなら、絶対はとりを演じたいと思っていた」と作品への思い入れは格別だ。それだけに変顔に挑んだり、真冬のロケで噴水に転落したりと、これまでのイメージを覆す体を張ったシーンにも果敢にチャレンジ。「変顔に関しては、映画化が決まる前から練習していました(笑)。はとりちゃんの魅力は喜怒哀楽がハッキリしていて、良くも悪くも一生懸命なところ。私自身にとっても、全力で新しい自分をお見せできる機会だと思って、存分に楽しんでいます」(桐谷)。そんな桐谷が現場で見せるコミカルな演技の数々に、モニターをチェックする英監督からは「いいね!」「アハハ、最高っ」の声があがった。はとりが追いかける利太を演じる山崎は、原作のピアスに似たものを自ら探し出し、撮影に臨むなど、桐谷に負けじと役作りに余念がない。「現場に来て初めて発見することもたくさんあるので、利太として自然体で(演技を)楽しんでいます」(山崎)。一方、はとりに迫る学校イチのモテ男・弘光役の坂口は「自然と笑いが起こる現場で、ここまでやっていいんだと自分を素直に出せる」と語った。「キャストみんなが頑張ってくれて、想像以上に楽しくハッピー、そしてラブな雰囲気。観客にはとりちゃんを好きになってもらえる映画に仕上がりそう」と英監督。3月上旬にクランクアップしたばかりの『ヒロイン失格』は今夏、全国で公開される。『ヒロイン失格』今夏、全国ロードショー取材・文:内田涼
2015年03月16日