草なぎ剛が主演する映画『台風家族』が6月に公開決定。本作は、『箱入り息子の恋』の市井昌秀監督と、そのスタッフによる最新作。草なぎさんのほか、新井浩文、中村倫也、尾野真千子ら豪華俳優陣が出演する。■ストーリー2000万円の銀行強奪をし、一時世間を騒がせた鈴木一鉄とその妻・光子の夫婦。2018年夏、その事件から10年経って、鈴木家のきょうだいが集まることを決めたのは、事件後行方不明になった両親の仮想葬儀で財産分与を行うためだ。どんな仕事も長続きしない小鉄が妻の美代子と娘のユズキを引き連れて10年ぶりに実家へやってきた。しばらくすると長女の麗奈がやってくる。遅れて次男の京介がやってきた。そして始まる見せかけだけの葬儀。居間の中には大きな空っぽの棺が2つ。待てど暮らせど末っ子の千尋はやって来ない。とうとう葬儀が終わったとき、ドアの外にチャラチャラした男が立っていた――。■長男・草なぎはじめ、“めまぐるしい家族”の真夏のたった1日の物語本作は市井監督が12年間の構想を経て、自身のオリジナル脚本によって映像化が実現した、ブラックユーモアあふれるある一家の真夏の1日の物語。たった1日の中に、苦笑と共感、そして衝撃の愛のラストが凝縮されている。一家の“長男”・小鉄を演じるのは、最近、YouTuberとしても人気を博す草なぎさん。「僕が演じた小鉄の役は、本当にダメダメな奴なんですけど。逆にそういうところが魅力的で、愛くるしく、むしろ愛すべき人物だな、と思えました」と今回演じた役柄について明かす草なぎさんは、「ラストカットの撮影は、なんかすごいジーンときちゃいましたね。映画を観てくれた人には、必ずあの真夏の暑さと、僕らの“パッション”がスクリーンの中から『ぶわ~ん』と伝わると思います!」とアピールしている。■兄弟に豪華顔ぶれ!また“次男”の京介役には、日本映画界に欠かすことの出来ない俳優・新井浩文。鈴木家兄弟の3番目、“長女”の麗奈役にはMEGUMI。“三男”の千尋役には、朝ドラ「半分、青い。」や『孤狼の血』、「今日から俺は!!」に出演し、いま大人気の俳優・中村倫也。新井さんは「MEGUMIさんのすっぴんと、うちの顔は非常に似ているので、兄妹設定は説得力があるかと思われます」と意外な共通点を明かし、一方のMEGUMIさんは「エンディングに向かうにつれて分かりやすく役者陣やつれていきます笑。それくらい汗かいて、ぶつかって、剥き出しで演じました」と体当たりで演じたとコメント。また末っ子を演じる中村さんは「映画のタイトル通り、気温も湿度も風速も高い『濃ゆい』作品に参加できて、思い出の多い夏を過ごすことができました。ワケありまくりの暗雲立ち込める鈴木家に、果たして台風一過は訪れるのか。ぜひご期待ください」とアピールしている。■尾野真千子、草なぎ剛と2度目の夫婦役!兄弟キャストのほかにも、豪華な面々が登場。小鉄の妻・美代子役には、『クソ野郎と美しき世界』でも共演し、草なぎさんと2度目の夫婦役となる尾野真千子。小鉄の一人娘・ユズキ役には、ファッショニスタでジャズピアニストの甲田まひるが抜擢。尾野さんは「共演者との真夏での撮影、大変でしたが助け合いながら和気藹々と楽しい撮影でした!」とふり返り、「草なぎさんとの2度目の夫婦役、また違った草なぎさんに出会えてもっともっと違う草なぎさんに会いたくなりました!」と共演を語っている。さらに甲田さんは「父親を嫌悪する女の子の役がすっと自分の中に入ってきて、自然にユズキとしてその空間にいることができたと思います」と演技初挑戦した感想を語っている。■MEGUMIの彼氏に若葉竜也長女・麗奈の彼氏・佐藤登志雄役には、『曇天に笑う』『パンク侍、斬られて候』「ブラックスキャンダル」の若葉竜也。本作で重要な人物として観客を驚かせる存在となる謎の女・富永月子役には、蜷川幸雄演出作品に過去多く出演し確な演技力を評価される長内映里香。さらに、鈴木家兄弟の両親、光子と一鉄役を、榊原るみと藤竜也が演じる。自身、5人兄弟の三男だという若葉さんは「なかなか僕が出てる映画を観てくれない兄や弟にも、観てほしいなぁと思う作品」と自信をみせ、長内さんは「皆さんのエネルギーをバシッと受けて、その後の作品への姿勢に影響するほど、有難い現場でした」とコメント。劇中では「初めてのノーメークで、髪も白髪を増やして、よりリアルな役作りをしてみました」と明かす榊原さんは「ラストに近いシーンでは、私達の世代にとって憧れの藤竜也さんに手を握ってもらうカットがあったのです。NGが出たお陰で、なんと3回も握って頂き、まあ、嬉しくて、心臓がドキドキ、ドキドキ」と嬉しいシーンもあったとか。一方、藤さんは「草なぎさんをはじめ、良い俳優さんたちとの現場は楽しかったですね。ひさしぶりに殴り合いのシーンなんかあって昔を思い出しましたよ。試写を観たんですが、とても短く感じました。面白い映画の証拠ですね」と興奮気味に語っている。『台風家族』は6月初夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年01月22日俳優の草なぎ剛が、『箱入り息子の恋』の市井昌秀監督とスタッフによる映画『台風家族』(2019年初夏公開)で主演を務めることが21日、わかった。また、新井浩文、MEGUMI、中村倫也らの出演も発表された。本作は、市井監督が12年間の構想を経て、自身のオリジナル脚本によって映像化が実現したブラックユーモアあふれる、ある一家の真夏の1日の物語。昨年7月、39.2度という県内史上最高気温をたたき出した栃木県佐野・藤岡の中でロケが行われた。たった1日の中に“苦笑”と“共感”そして“衝撃の愛のラスト”がぎゅっと詰まった本作に、個性あふれる豪華キャストが集結。主人公で鈴木家の長男・小鉄役には、昨年『クソ野郎と美しき世界』に出演、限定2週間興行で25万人動員の成績を残し、さらに“ユーチューバー草なぎ”としての活躍にも注目が集まる草なぎ剛が決定した。また、昨年公開作5本への出演など、過去多くの映画での男優賞を獲得、確かな演技力で日本映画界には今や欠かすことの出来ない新井浩文が、次男・京介役に。鈴木家兄弟の3番目・長女の麗奈役には、多くのジャンルで幅広く活躍するMEGUMI、そして三男・千尋役は、昨年大ブレイクを果たした中村倫也が演じる。そして、市井監督の作品として『ドラマW 十月十日の進化論』で主演を務めて以来の参加となる尾野真千子は、『クソ野郎と美しき世界』でも共演した草なぎと2度目の夫婦役。小鉄の一人娘役に甲田まひるが抜てきされ、17歳にしてプロアーティスト・ファッションサイトでの人気ブロガーとしての顔を持つ異色の逸材が本作で女優ビューを果たす。長女・麗奈の彼氏役として、1歳の時から大衆演劇での芝居経験を持ち、昨年は『サラバ静寂』などの話題作4本に出演する人気急上昇の若葉竜也、本作で重要な人物として観客の皆さんを驚かせる存在となる謎の女には、蜷川幸雄演出作品に過去多く出演し確な演技力を評価される長内映里香が抜てき。そして、鈴木家兄弟の両親役として、初共演の榊原るみと藤竜也が出演する。物語は、鈴木一鉄(藤)とその妻・光子(榊原)の夫婦が2000万円の銀行強奪をし、一時世間を騒がせてから10年後。2018年夏、鈴木家の兄弟が集まることを決めたのは、事件後行方不明になった両親の仮想葬儀で財産分与を行うためだ。どんな仕事も長続きしない小鉄(草なぎ)が妻の美代子(尾野)と娘のユズキ(甲田)を引き連れて10年ぶりに実家へやってきた。しばらくすると長女の麗奈(MEGUMI)がやってくる。遅れて次男の京介(新井)がやってきた。そして始まる見せかけだけの葬儀。居間の中には大きな空っぽの棺が2つ。待てど暮らせど末っ子の千尋(中村)はやって来ない。とうとう葬儀が終わった時、実家のインターホンが鳴る。ドアの外には千尋ではない、チャラチャラした男が立っていた・・・。市井昌秀監督出演者&監督コメントは以下の通り。■草なぎ剛(長男:鈴木小鉄役)コメントとてつもなく暑い真夏の撮影でした。撮影の序盤、市井監督に「草彅さんの中に小鉄は十分居るから、作り出そうとしなくて良い」と言ってもらえて、それが難しくもあり、だけど新しい自分を引き出してくれたと思っています。改めて、市井監督、すこいなぁ、と。脚本を読んだときも、面白いと思ったんだけど、現場に入って実際に演じてみると本当に笑っちゃって。そんな現場の空気がとても良かったです。僕が演じた小鉄の役は、本当にダメダメな奴なんですけど。逆にそういうところが魅力的で、愛くるしく、むしろ愛すべき人物だな、と思えました。撮影を重ねていくうちに、自分では気づいていないんですけど、自然と「鈴木家」っていう、家族のリアルな感じが出来上がっていった気がします。ラストカットの撮影は、なんかすごいジーンときちゃいましたね。映画を観てくれた人には、必ずあの真夏の暑さと、僕らの“パッション”がスクリーンの中から「ぶわ~ん」と伝わると思います!■新井浩文(次男:鈴木京介役)コメントMEGUMIさんのすっぴんと、うちの顔は非常に似ているので、兄妹設定は説得力があるかと思われます。■MEGUMI(長女:鈴木麗奈役)コメントエンディングに向かうにつれて分かりやすく役者陣やつれていきます笑。それくらい汗かいて、ぶつかって、剥き出しで演じました。人との関わりが気薄なこの時代に、やっぱり人間ってイイなぁーなんて思って頂けたら。。■中村倫也(三男:鈴木千尋役)コメント今回、鈴木家4兄妹の末っ子、千尋役を演じさせていただきました、中村倫也です。映画のタイトル通り、気温も湿度も風速も高い「濃ゆい」作品に参加できて、思い出の多い夏を過ごすことができました。ワケありまくりの暗雲立ち込める鈴木家に、果たして台風一過は訪れるのか。ぜひご期待ください。■尾野真千子(小鉄の妻:鈴木美代子役)コメント市井組に参加できた事はとても嬉しい事でした。一人一人の人物の裏設定から、性格、色んなことを大切にしながらの撮影、皆んなで作っているんだという雰囲気がとても素敵でした。そして共演者との真夏での撮影、大変でしたが助け合いながら和気藹々と楽しい撮影でした!草彅さんとの2度目の夫婦役、また違った草彅さんに出会えてもっともっと違う草彅さんに会いたくなりました!■甲田まひる(小鉄の娘:鈴木ユズキ役)コメント鈴木ユズキ役を演じました、甲田まひるです。本作は自分にとって奇跡的な出会いだと思っています。私もピアノをもともと弾いていたので、重なる部分がたくさんありました。でも久しぶりにクラシックを弾いたし、演奏シーンでは演奏と演技が同時に決まったテイクを出すのに苦労しました。演技は初めてでしたが、父親を嫌悪する女の子の役がすっと自分の中に入ってきて、自然にユズキとしてその空間にいることができたと思います。とにかく現場がとても暖かく、撮影が進むにつれ、本当の家族になったような感覚で過ごしていました。■若葉竜也(麗奈の彼氏:佐藤登志雄役)コメント炎天下での撮影、しかも室内。キャストスタッフ、汗と埃まみれになりながら映画を撮りました。僕自身、5人兄弟の三男として育ってきたので、長男のあのかっこ悪さも、次男の優しさも、妹のムカつく感じも、全て生々しくて、可笑しくて、愛らしく思いました。すごく個人的な事ですが、なかなか僕が出てる映画を観てくれない兄や弟にも、観てほしいなぁと思う作品です。■長内映里香(富永月子役)コメントテーマを背負った役を初めて映画でさせていただきました。「とにかく役作りをしないでほしい」というなんともざっくりした市井監督の言葉に最初翻弄されそうになりましたが、自分が自分自身でそこに居られることを気をつけてみました。いざ現場に入ると、私の不安を吹き飛ばしてくれるような監督の包容力と、スタッフの方々の熱量に食らいついていました。そしてキャストの方々の体温高めの心配りに、そういう環境が当たり前ではないと感じつつ、私にとって、役にとっても、それが何よりの救いでした。皆さんのエネルギーをバシッと受けて、その後の作品への姿勢に影響するほど、有難い現場でした。■榊原るみ(一家の母:鈴木光子役)コメント高齢者の母親役 光子をやらせて頂きました。初めてのノーメークで、髪も白髪を増やして、よりリアルな役作りをしてみました。勿論、何もしなくても既に充分高齢者なんですけどね。現場の雰囲気もとても暖かく、その上ラストに近いシーンでは、私達の世代にとって憧れの藤竜也さんに手を握ってもらうカットがあったのです。NGが出たお陰で、なんと3回も握って頂き、まあ、嬉しくて、心臓がドキドキ、ドキドキ。こんな事もあるから、年をとるのも決して悪くはありませんよ。監督はじめ皆さま、ありがとうございました。■藤竜也(一家の父:鈴木一鉄役)コメント「ウハッなんだこれは!これは面白い!!」これが市井さんの脚本を一読したあとの感想でした。草彅さんをはじめ、良い俳優さんたちとの現場は楽しかったですね。ひさしぶりに殴り合いのシーンなんかあって昔を思い出しましたよ。試写を観たんですが、とても短く感じました。面白い映画の証拠ですね。■市井昌秀監督コメント富山に住む両親と離れて、僕は長年東京に住んでいます。両親の誕生日や結婚記念日に二人のことを考えることはあっても、普段は忙しさにかまけて二人の存在はほとんど頭の中にありません。そんな自分の薄情さに気づき、胸がチクリと痛んだ時、どうしても家族の映画を作りたい、作らなければと思ったのが、12年前です。長年に渡り温め続け、ようやく出来上がったシナリオを元に、最高の環境をスタッフが作ってくれました。そして、それに応えた魅力溢れる役者たちがちゃんと血の通った人間として演じ切ってくれました。映画「台風家族」は、地元を離れた兄弟たちが実家に帰省した際に起こる騒動を描いた、一日だけのお話です。一人でも多くの方の心の琴線に触れることができたなら幸せです。(C)2019「台風家族」フィルムパートナーズ
2019年01月22日1月15日、俳優の高橋英樹(74)と、長女でフリーアナウンサーの高橋真麻(37)が、サンドウィッチマンらが所属する芸能事務所「グレープカンパニー」にそろって移籍することを発表した。英樹は『真麻と移籍します!』と題したブログを更新。「この2月1日より真麻と共に(株)グレープカンパニーへ移籍しますサンドウィッチマンカミナリ永野君達がいる事務所です」と報告。「先輩である彼等には後輩の私が『お~い!サンド兄さん!カミナリ兄さん!永野!兄さん!』と言う間柄になります(笑)」と綴った。また、真麻はこの日レギュラーを務める『バイキング』(フジテレビ系)に出演し、移籍を決めた経緯について説明。これまでは、所属先が父親の個人事務所で、母親が社長を務めていたことから「40年以上やってきて、母親ももうちょっとゆっくりさせてあげた方がいいんじゃないかなと思った」と理由を明かした。また、ブログでも「グレープカンパニーに所属することになりましたテレビやblogなど、仕事は今までと何も変わらないので引き続き宜しく御願い致します」と呼びかけた。これに対し、ネットでは「高橋英樹さん、お笑い界進出か!?」「高橋英樹って大スターの大ベテランなのに良い人だなあ~」「この移籍はかなり好感もてる!」と驚きや称賛のコメントが見られた。
2019年01月15日漫画家・新井英樹による漫画『宮本から君へ』が映画化。2019年9月27日(金)に、全国の劇場で公開される。漫画『宮本から君へ』が実写映画化1990年にモーニングで連載がスタートした原作『宮本から君へ』は、熱血営業マン・宮本浩の七転八倒の奮闘を描いた漫画作品。社会に蔓延する様々なテーマを容赦ない描写で描いた、“極限の人間賛歌”とも言えるその世界観で、各界の熱烈なファンに支持されている。究極の“人間賛歌”2018年4月にはテレビ東京で実写ドラマが放送されると、第56回ギャラクシー賞テレビ部門「奨励賞」を受賞。ドラマ版では、主人公の宮本浩が営業マンとして奮闘する姿に焦点を置いたサラリーマン篇が描かれたが、今回の映画版では、宮本浩とヒロインの中野靖子を中心に繰り広げられる“人間賛歌”にフォーカス。本作が“伝説の漫画”として語り継がれる理由の一つでもある決闘シーンなどがどのように映像化されるのか、本作の見どころとなりそうだ。主演・池松壮亮×ヒロイン・蒼井優主人公の宮本浩を演じるのは、ドラマ版に引き続き池松壮亮。「宮本浩という人は、僕にとってどの歴史上の人物よりも星であり、ヒーローでした」と語るほどの原作ファンである池松が、再び熱血営業マン・宮本役に体当たりで挑む。ヒロインの中野靖子役も、ドラマ版から蒼井優が続投。2018年の『斬、』から続けての共演に加え、出身地や大学など多くの共通点を持ち、互いに役者として認め合う存在の2人が、感情をむき出しにして激しくぶつかり合う宮本と靖子を絶妙なコンビネーションで演じる。松山ケンイチ、柄本時生らドラマ版キャストも続投宮本を囲む登場人物たちには、ドラマ版のキャストが再集結。松山ケンイチ、柄本時生、星田英利、古舘寛治といった懐かしの面々が揃う。また映画版から加わる新キャストも発表。どうしようもない遊び人だが、靖子(蒼井優)の心に住み着く元恋人役に井浦新、宮本が立ち向かう巨漢の“怪物”・真淵拓馬役に一ノ瀬ワタルが抜擢。そのほかピエール瀧や佐藤二朗らが出演する。宮本浩次×横山健のコラボ主題歌主題歌は、ロックバンド、エレファントカシマシのヴォーカル&ギターの宮本浩次の書き下ろしによる「Do you remember?」に決定。ドラマ版ではエレファントカシマシとして主題歌を担当していただが、今回は宮本ソロとしての参加。ギターには、宮本のオファーにより横山健を迎えている。<あらすじ>文具メーカーで働く営業マン宮本浩(池松壮亮)は、笑顔がうまくつくれない、気の利いたお世辞も言えない。なのに人一倍正義感が強い超不器用な人間。会社の先輩・神保(松山ケンイチ)の仕事仲間である自立した女・中野靖子(蒼井優)と恋に落ちた宮本は、靖子の自宅での食事に呼ばれるが、そこに靖子の元彼・裕二(井浦新)が現れる。裕二を拒むため、宮本と寝たことを伝える靖子。怒りで靖子に手を出した裕二に対して、宮本は「この女は俺が守る」と言い放つ。この事件をきっかけに、心から結ばれた宮本と靖子に、ひとときの幸福の時間が訪れる。ある日、営業先で気に入られた真淵部長(ピエール瀧)と大野部長(佐藤二朗)に誘われ、靖子を連れて飲み会に参加した宮本は、気合いを入れて日本酒の一升瓶を飲み干し、泥酔してしまう。見かねた大野が、真淵の息子・拓馬(一ノ瀬ワタル)の車で送らせようと拓馬を呼びつけた。そこに現れたのは、ラグビーで鍛えあげられた巨漢の怪物だった……!泥酔する宮本と、宴会を楽しむ靖子、二人の間に、人生最大の試練が立ちはだかる—。究極の愛の試練に立ち向かうべく、愛する人のため宮本浩が"絶対に勝たなきゃいけないケンカ"に挑む!作品情報『宮本から君へ』公開時期:2019年9月27日(金)原作:新井英樹『宮本から君へ』監督:真利子哲也脚本:真利子哲也、港岳彦出演:池松壮亮、蒼井優、井浦新、一ノ瀬ワタル、柄本時生、星田英利、古舘寛治、ピエール瀧、佐藤二朗、松山ケンイチ
2019年01月13日昨年、ドラマ化もされた新井英樹の漫画「宮本から君へ」が、映画化されることが決定。ドラマに引き続き主演に池松壮亮を、ヒロインには蒼井優を迎える。原作漫画は、社会に蔓延する様々なテーマを、容赦ない人間描写と圧倒的な世界観で描き続けてきた漫画家・新井英樹が、熱血営業マン・宮本浩の七転八倒の記録を描いた作品。1990年に「モーニング」(講談社)で連載スタートし、第38回小学館漫画賞 青年一般部門を受賞した。ドラマでは、宮本が営業マンとして奮闘する姿に焦点を置いた“サラリーマン篇”が描かれたが、今回の映画では宮本とヒロイン中野靖子を中心に繰り広げられる“極限の人間賛歌”が描かれるエンターテインメント作品になっている。ドラマ版に続き、宮本浩を演じる池松さんは「ボロボロになるまで読み漁ったこの偉大な原作の力をお借りして、時代の変わり目に強烈な人間賛歌を残すべく、身も心も捧げたつもりです」と並みならぬ思いを語り、「蒼井さんとは『斬、』から立て続けの共演となりますが、今度は宮本と靖子として、物語の中の人生の試練を共にする事が出来たと思っています。その存在にいつも救われました」と蒼井さんとの共演をふり返った。また、ヒロイン・中野靖子を演じる蒼井さんは「全身で感情をぶつけ合うシーンの連続だった為、撮影3日目には既にヘトヘトでした。こんなに早く疲弊した現場は初めてです」と大変な撮影だったと明かし、「体力、集中力、瞬発力、そして声量が基本的にどのカットにも必要だったのですが、共演者の皆様と労り合い、励まし合い、スタッフの皆様に助けていただき、なんとかクランクアップすることが出来ました。こんなに高カロリーな作品はなかなか無いと思います。公開を楽しみにしていただければと思います」とコメントしている。塚本晋也監督作『斬、』に続けての共演となる池松さんと蒼井さんのほか、松山ケンイチ、柄本時生、星田英利、古舘寛治らドラマ版のキャストが再集結。さらに今後も、映画版の新たな豪華キャストが発表されるという。なお、本作でもドラマ同様、『ディストラクション・ベイビーズ』「ディアスポリス 異邦警察」の真利子哲也監督がメガホンをとる。『宮本から君へ』は今秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年01月10日俳優・池松壮亮が主演を務める映画『宮本から君へ』(今秋公開)が公開されることが10日、明らかになった。同作は1990 年から1994年まで講談社「モーニング」にて連載され、1992年に第38回小学館漫画賞青年一般部門を受賞した新井英樹のコミックを実写化。文具メーカー「マルキタ」の新人社員、恋にも仕事にも不器用な宮本浩(池松)の物語を描く。2018年4月にテレビ東京で連続ドラマとして放送され、第56回ギャラクシー賞テレビ部門「奨励賞」を受賞するなど大きな反響を呼んだ。監督・脚本は、ドラマ版に続き映画『ディストラクション・ベイビーズ』で注目を集める真利子哲也監督が務め、『あゝ、荒野』(17)、『愛しのアイリーン』(18)のスターサンズが制作。ドラマ版に続き主演する宮本役の池松、ヒロイン・中野靖子役の蒼井優、さらに松山ケンイチ、柄本時生、星田英利、古舘寛治らが再集結した。ドラマでは、主人公の宮本浩が営業として奮闘する姿に焦点を置いた“サラリーマン篇”が描かれたが、劇場公開される映画では、宮本浩と中野靖子を中心に繰り広げられる“極限の人間賛歌”が描かれるエンターテイメント作品になっている。新キャストも加わった映画版は昨年9月29日にクランクインし、10月30日にクランクアップした。「この物語を完結させるまでは、死ぬに死ねない」と語る真利子哲也監督を筆頭に全キャスト・スタッフが全身全霊をかけて挑んだ。○池松壮亮 コメントこの原作が手元に来てから、随分と時間が経ってしまったような気がします。ボロボロになるまで読み漁ったこの偉大な原作の力をお借りして、時代の変わり目に強烈な人間賛歌を残すべく、身も心も捧げたつもりです。蒼井さんとは『斬、』から立て続けの共演となりますが、今度は宮本と靖子として、物語の中の人生の試練を共にする事が出来たと思っています。その存在にいつも救われました。そのほかキャストそれぞれの、抜群のアクトも楽しみにしていただければと思います。まだ仕上げ真っ最中でどうでるか分かりませんが、生きてゆく覚悟、信じる覚悟、そして人生を感じるような映画になるんではないかと期待しています。傲慢な男ですが、今秋、宮本からあなたへ、よろしくお願いします。○蒼井優 コメント全身で感情をぶつけ合うシーンの連続だった為、撮影3日目には既にヘトヘトでした。こんなに早く疲弊した現場は初めてです。体力、集中力、瞬発力、そして声量が基本的にどのカットにも必要だったのですが、共演者の皆様と労り合い、励まし合い、スタッフの皆様に助けていただき、なんとかクランクアップすることが出来ました。こんなに高カロリーな作品はなかなか無いと思います。公開を楽しみにしていただければと思います。○真利子哲也 コメントはじめて『宮本から君へ』の映画化に声かけられたのは2012年の夏。十代の頃から読み耽っていた新井英樹さんの原作に、二つ返事で引き受けました。ただ覚悟を決めたところでなかなか実現に及ばず、気づけば6年が経ちました。これだけ時間がかかったのは生半可な気持ちで映画化するような原作ではないからで、集まるべくして集まったキャストとスタッフの面々。特に池松くんと蒼井さんのこの映画に対する意気込みたるや並大抵ではなくて、その芝居はさることながら、それぞれ歩んできた役者としての人生が重なる奇跡をみたと思える現場でした。平成最後の夏の終わりに池松壮亮と蒼井優を中心に据えて『宮本から君へ』を撮影できたことが、この原作にとって最高の瞬間だったと断言できる映画になりました。○新井英樹コメント映画版『宮本から君へ』の最初の陣中見舞いロケ現場となった王子・飛鳥山公園で池松くんとふたり、隠れタバコを喫いに歩いていたときの会話ボク「『宮本から君へ』の映画では、オレ、ブン殴られたいんだよ」池松「俺もですよ」ドラマの「世界」を構築・牽引した宮本浩こと池松壮亮本人がそう言うか……と。ドラマ版で観た蒼井優さん扮する中野靖子の輝きは驚きでした。全話通してもゲスト出演には思えない、違和感すら覚えるあの存在の力。写真家・佐内正史さんがドラマ版の打ち上げトークショーで放った名言「真利子には愛はあるけど情はない」(笑) 言い得て妙!! いや、真芯だ!! これ表現者として最強なんですよ!!この三人が原作の、ある意味本番パートで「自分こそが一番」と生命力バトルを繰り広げるってだけで胸が高鳴り「原作クソ喰らえ!!」と殴り倒されたがってるボクの夢を叶えてくれそうです!!
2019年01月10日俳優の高橋英樹(74)が自身のブログを更新。娘でフリーアナウンサーの高橋真麻(37)の結婚について心境を告白した。真麻が一般男性と22日に入籍したことを、24日に自身のブログで発表。その後、高橋は「娘の結婚」と題したブログを更新。「娘真麻が皆様に入籍結婚の御報告をさせて頂きました」と報告した。続いて「花嫁の父ってもっともっと感激するものだと想像しておりましたが」と心境を告白。「キャップをかぶりカメラマンとして役所に同行した次第です」と撮影を頼まれ区役所に同行したと明かした。また「無事に届けも終わりまして高橋から新しい苗字に変わりその後私が鰻をおごりまして御開きとなりました」と娘夫婦とともに食事したことを伝えた高橋。最後に親として「まだまだ発展途上未熟な二人ですどうぞ皆様も引き続き応援してやってください」と呼びかけた。これに対して、Twitterでは《高橋英樹さみしいだろうけどよかったね…》など親押しての心情を慮る声が。またそんななかでもサポートに徹する姿に《高橋英樹さんかっけぇ》《高橋英樹めっちゃいけめん》などの声も上がっていた。真麻は、16年4月に週刊文春に交際を報じられ、その後15年末から真剣交際していることを明かしていた。
2018年12月25日新井浩文と林遣都がW主演を務め、「ヤングキング」にて連載され、高い人気を博している衝撃のクライムサスペンス「善悪の屑」「外道の歌」を実写映画化。ヒロインは『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の馬場ふみかが務める。渡邊ダイスケが手掛ける原作漫画は、古書店を営むかたわら、依頼人からの復讐代行を行っているカモとトラを描く物語。2014年10号から「ヤングキング」(少年画報社)にて連載開始。残酷で痛快な復讐劇と濃厚な人間ドラマが各所で絶賛され、2016年にはコミックシーモア総合ランキング1位、music.jp週間ランキング3週連続1位獲得、Amazonランキング大賞2016上半期入賞など圧倒的な人気を博している。2016年8号からは第2部「外道の歌」として連載中で、累計350万部を突破している。■新井浩文と林遣都のW主演!ヒロインには馬場ふみか主人公のひとり、鴨ノ目武(カモ)役には、『散り椿』「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」など数々の映画・ドラマの話題作に引っ張りだこ、圧倒的存在感を誇る新井浩文。相方である島田虎信(トラ)役には、「おっさんずラブ」に続き、現在放映中の「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」でも大きな注目を集めている林遣都。2人のW主演による新しいバディものに期待が寄せられている。さらに、今年「non-no」(集英社)で初の単独表紙を飾り、『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』でも活躍するなど、モデルと女優の両フィールドで人気上昇中の馬場ふみかがヒロイン・奈々子役を務める。監督には、『貞子VS伽椰子』『不能犯』など大ヒット映画を手掛け、来年には『地獄少女』の公開も控えるなど、映画界を牽引する白石晃士監督。大ヒット漫画が待望の実写映画化となる本作。12月よりクランクイン、2019年2月の完成を予定している。■キャスト&監督コメント新井浩文/鴨ノ目武(カモ)漫画を読んで思ったことは、これ実写化して大丈夫なんですかね。と素直に思いました。これから撮影に入りますが、原作の髪型に寄せるので、普段恥ずかしくないように、新しい帽子を買います。林遣都/島田虎信(トラ)役原作を読ませて頂き、人間誰しもに潜む怪物を呼び覚ましてしまう、ある意味恐ろしい作品といった印象でした。これから撮影がはじまりますが映画だからこそできる、やるべき作品への出演に心が踊っております。悲しみを抱えながら正気と狂気の狭間を行き来し、その瞬間を存分に味わい尽くしたいと思っております。馬場ふみか/奈々子役初めて原作を読んだ時にまず思ったのが本当に映像化できるんだろうか、と思ったほど衝撃の連続でした。今までにない残虐な、それでいて人間の愛を感じる新しい復讐劇になるはずです。復讐とは、善とは、悪とは何か?誠心誠意向き合い、撮影に臨みたいと思います。白石晃士監督こんな仕事を待ってました。この映画、私がやらずに誰がやります?どう考えても、やるべくしてやることになった映画です。原作の名に恥じぬよう、夢のようなキャストの皆さんとともに、思いきりブチかまします。乞うご期待!原作者・渡邊ダイスケこの度、白石監督をはじめ素晴らしいキャスト、スタッフの方々に映像化をして頂く機会に恵まれました。是非、白石監督や皆さんの手で、僕が描いた原作とは一味違う「善悪の屑」を作って頂けたら幸いです。『善悪の屑』は2019年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年11月26日9月14日公開の映画『愛しのアイリーン』完成披露試写会イベントが8月1日、都内で行われ、安田顕、ナッツ・シトイ、木野花、吉田恵輔監督、原作の新井英樹が出席した。1995~95年に『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載された新井英樹の同名原作漫画を、『銀の匙 Silver Spoon』(2014年公開)などを手掛けた吉田恵輔監督が映画化した本作。寒村のパチンコ屋で働く42歳の童貞男・岩男(安田顕)は、フィリピンでの夢探しツアーで嫁となるアイリーン(ナッツ・シトイ)と出会う。2人は岩男の母・ツル(木野花)が待つ実家で暮らすのだが、地獄の日々が待ち受けるのだった。結婚をテーマにした本作とあって、安田とナッツ・シトイは結婚行進曲に合わせて客席から登場。プライベートでも結婚式を挙げなかったという安田は「このような晴れやかな舞台で晴れやかな格好をさせていただいて感無量でございます」と感想を述べれば、ヒロイン役のナッツ・シトイは「とても緊張し、とても興奮しました。それは一番素敵な男性が隣にいるからです」と隣にいた安田を喜ばせる場面も。そんな2人が挑んだ本作の感想を求められた安田は「ゴツンと鈍器で殴られた感覚があり、疲れました」とかなりの衝撃を受けた様子で、「このタイミングで40代でよかったと思いました。違う人がやっていたらものすごく嫉妬をしたと思います。自分の中に楔を打っていただいた作品ですね」と自分をキャスティングした吉田監督に感謝の言葉を口にした。安田の相手役を務めたナッツ・シトイは、フィリピンで行われたオーディションでヒロイン役を獲得。演じたアイリーンというキャラクターについては「挑戦しがいがあった役柄でした」と振り返り、共演した安田に対して「現場では集中力がすごくてプロの姿勢だと思いました。学ぶことが多かったですね」と同じ役者として尊敬の眼差しも。続けて「何より顔が素敵で、とてもジェントルマンな方でした」と絶賛していた。映画『愛しのアイリーン』は、9月14日より全国公開。
2018年08月02日安田顕主演、吉田恵輔監督映画『愛しのアイリーン』が9月14日(金)に全国公開されることが決定。衝撃的なポスタービジュアルも解禁され、さらに、共演に木野花、伊勢谷友介、“花嫁”アイリーン役にはフィリピン人女優のナッツ・シトイを迎えることが分かった。ドラマ「宮本から君へ」が放送され、再び脚光を浴びている新井英樹の傑作漫画が初めて映画化。監督は原作「愛しのアイリーン」を“最も影響を受けた漫画”と公言し、『ヒメアノ~ル』で日本を震撼させた吉田恵輔が務める。主演は稀代のカメレオン俳優、安田顕。現在公開中の『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』とは一転、伝説漫画の主人公を渾身の力で怪演する。■あらすじ寒村の地。久方ぶりに岩男(安田さん)が帰省したその日は、死んだことすら知らなかった父親の葬儀中だった。しかも岩男はフィリピンで買って来た嫁、アイリーンを連れていた!42歳まで恋愛を知らずに生きてきた岩男に無邪気にまとわりつくアイリーン。騒つく参列者たちの背後から現れたのは、ライフルを構えた喪服姿の母親ツル。いま、戦慄の来訪記が幕を開けるーー。ラストの瞬間まで怒涛のように押し寄せる行間なしのエモーション。日本映画の枠を超える、感動のラブ&バイオレンスがここに誕生する!今回解禁となった共演陣には、岩男の母にして強烈な愛憎でアイリーンを追い詰める姑ツル役を、名女優・木野花が恐るべき迫力で演じる。作品にサスペンスフルな重圧を与える深遠なるヤクザ塩崎役には伊勢谷友介。そして、本作のヒロインであるアイリーン役、新星ナッツ・シトイはフィリピンオーディションで見い出された。また、本作のために書き下ろされた主題歌「水面の輪舞曲(ロンド)」を、数々のCMソングを手がける大阪出身の新世代ミュージシャン・奇妙礼太郎(きみょう れいたろう)が歌うことも決定した。■10万発のパチンコ玉風呂にヤスケン&フィリピンの花嫁が!そして、本作の衝撃のポスタービジュアルも初解禁。ピンクと紫に彩られ、あやしい雰囲気をかもし出すラブホテルのバスルーム。浴槽の中には、岩男が働くパチンコ店を想起させるパチンコ玉が10万個敷かれており、その中で“地獄のバージンロード”を象徴するかのように、白いタキシード姿の安田さんとウェディングドレスのナッツ・シトイが寄り添っている。作品への期待が高まるビジュアルが完成した。『愛しのアイリーン』は9月14日(金)より全国にて公開。(注:吉田恵輔監督の「吉」は土よし)(text:cinemacafe.net)
2018年06月15日‘90年代に多くの若者を魅了した、新井英樹の漫画が原作のドラマ『宮本から君へ』が放送中。主人公の営業マン・宮本浩役を務めるのは、21歳のときに漫画を読み、宮本を演じたいと思ったという池松壮亮さん。宮本浩は僕のヒーロー。こんな人間でありたかったです。「1か月のうちに知り合い2人から“お前がやったほうがいい原作がある”と言われて読み、衝撃を受けました。その後、映像化のお話を頂いて、傲慢かもしれないけど、これは運命だなと感じたし、やるしかないと思いました」営業スマイルもうまくできず、生き方に不器用な宮本浩。そんな彼だが、池松さんにとっては特別な存在。「宮本浩という人間は、ヒーローであり、スターです。言葉にするのは難しいですけど、神にも抗っているような人だと思うんです。周りに流され、自分が持っている信念というものが変化していくのが当たり前とされている世の中にいながら、闘い続け、核の部分は絶対に変わらない。こういう人間でありたかったなと思います。多分、原作が好きだという方たちも、本当はこうありたかったという自分を、宮本に託しているんじゃないでしょうか」作品に取り組むうえで、真利子哲也監督と話し合うことも。「監督自身、『宮本から君へ』という作品にものすごく触発され、バイブルにしてきた方です。真利子さんは作品を宮本浩の成長物語にしようとしていたんですが、僕が思う宮本は、いろいろなことがありながらも、ずっと変わらずに叫び続けている人。だから、そういう部分で話をすることはありました」主題歌は、主人公の名前の由来になった宮本浩次さんがボーカルを務める、エレファントカシマシが担当。「僕は自分の体の2割がエレカシでできているんじゃないかと思うくらい、エレカシが好きなんです。宮本さんは50代なのに青春をしている感じがしますね。僕が言うのは失礼かもしれないですけど、ずっと人間讃歌を歌い続け、何を歌っていても祈っているように聞こえます。変わらないというところでは宮本浩と同じだと感じます」そんな楽曲と同様、「この作品も誰かの応援歌になってくれれば嬉しいです」と池松さん。「きっと、自分を問うということの意味がないと感じられがちな今の時代なので、それをし続ける宮本浩が幼稚に見えたり、苦手に思う人もいると思います。でも、彼のように人生を模索したり、壁にぶつかったりと、人間らしさを抱えている人には、必ず響くものがあると思います」いけまつ・そうすけ1990年7月9日生まれ。福岡県出身。主演を務める映画『君が君で君だ』が7/7に公開される。そのほかにも『万引き家族』(6/8~)、『散り椿』(9/28~)と出演作の公開が控える。自らの未熟さゆえ、社会で生きていく意味について思い悩む営業マンの宮本浩。ある日、通勤途中に一目惚れした甲田美沙子(華村あすか)に決死の思いで声をかけるが…。毎週金曜24時52分~、テレビ東京で放送中。©「宮本から君へ」製作委員会※『anan』2018年4月18日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2018年04月12日"ホリエモン"こと実業家の堀江貴文が6日、池松壮亮主演のテレビ東京系新ドラマ25『宮本から君へ』(4月6日スタート 毎週金曜24:52~)を視聴し、コメントを寄せた。同作は1990 年から1994年まで講談社「モーニング」にて連載され、1992年に第38回小学館漫画賞青年一般部門を受賞した新井英樹のコミックを実写化。文具メーカー「マルキタ」の新人社員、恋にも仕事にも不器用な宮本浩(池松)の物語を描く。監督・脚本は映画『ディストラクション・ベイビーズ』で注目を集める真利子哲也監督が務める。原作のファンだという堀江。「宮本から君へ。もう20年以上前の作品をどうやって現代的な文脈で描くのかなと思ったら、スマホなどは使われてるものの、原作のまんまのガチまっすぐな青春群像劇的に描かれててビビった」と語った。第5話には、原作者の新井が宮本の父親 宮本武夫役として出演することも明らかに。「真利子くん、この実写化を考えた時からずいぶん長い期間"悩んでる""どうなるかわからない"と聞かされていて、やれることは全部協力するって言った手前、出演の話が来た時に、『何の冗談だ? 何の罰ゲームだ?』と思った」と心境を明かした。実際に撮影し、池松の姿を見た新井は「彼の宮本としての表情を見た時に"あ、完全にいける!"って」と確信したという。「なんか本当にまだ何も知らない男の子っていう感じが、すごくその表情にも出ていて、かなり楽しみですね」と期待を寄せた。
2018年04月06日俳優の安田顕が映画『愛しのアイリーン』(2018年秋公開)主演を務めることが7日、わかった。同作は新井英樹の伝説的コミックを実写化。1995年の連載開始から23年を経て、吉田恵輔監督により制作される。過疎化の進む農村で暮らす非モテ中年男性・宍戸岩男が、フィリピンで嫁を探して連れ帰ったことから、迫力の物語が動いていく。吉田監督は「監督になる前から、絶対自分が映画化すると夢見ていた作品」と語り、「夢が現実になった」と喜ぶ。「プレッシャーなんかくそくらえ。俺は俺が観たい最高のアイリーンを形にするのだ」と意気込んだ。原作の新井は「このご時世、この漫画に」と驚きながらも「大爆笑!!」とコメント。「行きてるとこんなことが起こるんですね。これは少なくともボクにとって幸せな奇跡です!」と感謝した。○安田顕コメント夏撮影、フィリピン撮影、冬撮影と、長期間の撮影の経験は初めてだったのですが、きっと御覧いただいた方には「けっこうな大作だな」と思ってもらえるはずです。登場人物のすべてが愛おしくて、吉田監督のうわべだけじゃない愛のかたちがいっぱい溢れていて、俳優としてすごい経験をさせて頂きました。今はただ「この映画に参加できて本当に良かった」という気持ちがすべてです。
2018年02月07日俳優の新井浩文が16日、映画『犬猿』(2月10日公開)のプレミア上映会 舞台挨拶に、窪田正孝、江上敬子(ニッチェ)、筧美和子、吉田恵輔監督とともに登場した。同作は????田恵輔監督のオリジナル作。印刷会社に勤める真面目な弟・金山和成(窪田)&乱暴者でトラブルメーカーの兄・卓司(新井)の兄弟と、見た目は悪いけど頭がよく勤勉な姉・幾野由利亜(江上)&要領は悪いが容姿と人当りの良さで人気者の妹・幾野真子(筧)の、”W犬猿ペア”の兄VS弟、姉VS妹のドラマを描く。2018年の抱負を聞かれた出演者陣。18日に39歳の誕生日を迎える新井だが、年齢とは特に関係なく「まあね、年末ちょっと会社で色々あったんで……」と、12月5日に事務所「アノレ」の社長である、俳優浅野忠信の父・佐藤幸久容疑者が覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された件に触れた。ざわつく会場に、新井は飄々とした様子で「今年は、もうちょっと本当に、去年の1.75倍くらい働きたいなと」と語る。「皆さんもよろしくお願いします! 今年は仕事を頑張る、ということです!」と前向きな様子に、会場にも笑いが起こっていた。
2018年01月16日映画監督に、出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回は『斉木楠雄のΨ難』(10月21日公開)に出演する新井浩文(38)について、福田雄一監督に話を聞いていく。新井は2001年に俳優デビューし、2003年に『青い春』で第17回高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞した後、様々な作品に出演し演技派俳優として高い評価を受ける。映画作品では、『ゲルマニウムの夜』(05)、『その夜の侍』(12)、『百円の恋』(14)、『葛城事件』(16)など多数。『斉木楠雄のΨ難』では、自称斉木の"相棒"で、何も考えていないため斉木の超能力でも心を読めない、という燃堂力を演じる。○新井浩文の印象キャストを決める時に、燃堂は新井くんしかいないなと思ってたから、誰よりも最初に直接連絡してオファーしました。笑いのセンスは確実にあると思いますし、ああいう気負わない感じで笑いを取っていく人が大好きなんですよ。『明烏』で撮った時に一目惚れしました。『明烏』ではチンピラの役をやってもらったんですが、チンピラって普通に考えれば「オラオラ~」という役作りを考えるじゃないですか。でも、『明烏』では絶対にそうじゃないという思いがあって、新井くんはどういう感じでくるかなと思っていたら、「普通」という役作りをしてきたんです。それがバカほど面白くて。僕のコメディは「はい、笑ってください」という感じで来ると滑る、という構造になっているので、新井くんの「どっちでもいいっす」というスタンスで来られると、より面白さが倍増する。燃堂のイメージがまさにそういう感じだったので、僕はそのセンスを信頼しています。僕の周りにいる役者さんの中で、そのスタンスがやれる人は新井くんしかいないから。唯一無二、貴重な役者さんだと思います。○撮影現場での様子『斉木楠雄』は、新井くんにとって『銀魂』のシリアスなキャラクターで溜まった思いや気持ちをすべて発散する場だったみたいですね。クランクインした日に「楽しい楽しい」って言ってて、挙句に僕の耳元で囁いたのが「福田さんはやっぱりこの予算規模がいいよ」って(笑)。「やっぱだめ、『銀魂』みたいなおっきいのは。この規模のやつのが面白いんだよ、ことが浮かぶんだよ」と言ってました。『銀魂』の時は、待ち時間も絶対に僕の後ろに座って「福田組に来て、いっこも笑い取らないなんてねーわ……」と言ってましたからね。「『斉木楠雄』が始まったら、面白いことしか言わないから」ってなだめていました(笑)。ずっとこの映画だけが、新井くんの生きるよすがだったんですよ。あの重いキャラクターを演じている時にも、「このあと『斉木楠雄』があるから」と(笑)。だから斉木の時は、毎日が天国という顔をしていましたね。○映画『斉木楠雄のΨ難』でのおすすめシーン灰呂(笠原秀幸)と並走しているシーンは本当に面白いです。普通にセリフ言ってるだけですからね。やっぱり、燃堂は普通のテンションでやっているから面白い。新井くんの笑いというものに対するポテンシャルが生かされるし、無責任に言うセリフも、新井くんが言ってるから面白かったです。「面白いですよ」という感じで言うと全然面白くないんだけど、新井くんのテンションで言うから笑える、というところがたくさんあったなと思います。
2017年10月22日新井浩文と窪田正孝が兄弟、江上敬子と筧美和子が姉妹を演じる映画『犬猿』。吉田恵輔監督のオリジナル最新作となる本作の公開日がこのほど来年2月10日(土)に決定。あわせてポスタービジュアルと劇場予告編が公開された。到着した本邦初公開となる予告編では、鋭い眼差しで睨みをきかせる窪田さん、新井さん、江上さん、筧さん4人のアップから始まり、何やらただならぬ事態を予感させる。クソ真面目な弟(窪田さん)と超凶暴な兄(新井さん)、そして賢すぎる姉(江上さん)とバカっぽい妹(筧さん)。根底にある兄弟愛、姉妹愛も垣間見られ、キャストたちの体当たりの演技とセリフに魂が揺さぶられる仕上がりとなっている。同時に、「愛憎が、溢れ出す」というキャッチコピーが書かれ、4人が鋭く睨みつける表情から構成されたポスタービジュアルも公開された。また本作の主題歌は、結成20周年、過去5度に渡る日本武道館公演を成功させた日本ロック界を牽引するバンド「ACIDMAN」による 「空白の鳥」(12月13日発売ニューアルバム「Λ(ラムダ)」収録曲)に決定した。■「ACIDMAN」大木伸夫コメント吉田監督が以前から僕達のファンでいてくれた話を伺い、とても嬉しかったです。友人の新井浩文が出ていることもあり、喜んで参加させて頂きました。書き下ろしは初めてだったのですが、映画の力をお借りしながら曲を作れるなんてとても贅沢で貴重な体験でした。僕達にとっても思い出深い作品になった「犬猿」。1人でも多くの人に劇場で観ていただけたら幸いです。『犬猿』は2018年2月10日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月19日全米プロゴルフ選手権で一時単独首位(最終順位は5位)に立ち、ブリヂストン招待選手権では優勝を果たすなど今一番国民を熱狂させているプロゴルファー・松山英樹さん(25)が、一般女性との結婚と第一子誕生を発表しました。『デイリースポーツ』によると発表したのは2017年8月14日、所属事務所を通じて報道各社へ『かねてから交際しておりました一般女性と今年1月に入籍をいたしました。また、7月には第一子が無事誕生いたしましたことをご報告させていただきます』とコメントしたとのこと。また、子どもが生まれた7月ではなく、このタイミングでの発表になった理由としては『妻は一般女性であり、出産前後の母子のプライバシー、および安全を考慮いたしまして』と説明したそうです。松山さんは『まだまだ未熟な私たちですが、力を合わせ、目標を達成するために努力してまいります』と締めくくって今後の活躍に向けて決意を表明しており、この報告に対して世間からも多くの温かい祝福の声が寄せられています。しかし、一方では25歳という若さや年収数億円とも言われるほど乗りに乗っている時期での結婚・出産であることから、驚きの声や羨望の声も多く飛び交っています。●松山英樹の結婚・出産報告にネット上ではさまざまな声結婚・出産報告をした松山さんに対してネット上では、『1月に入籍で7月に出産ってことはデキ婚?奥さん堅実な人ならいいけど…』『紗栄子残念だったね!』『デキ婚だろうがなんだろうが、億万長者と結婚できるなんて宝くじに当たったようなもの。うらやましい!!』『奥さん玉の輿すぎる!でも最近の成績がいいのは多分奥さんのおかげだよね。錦織の彼女と違ってあげまんだ』『デキ婚か…と思ったけど、あれだけ稼いでるならむしろ羨ましい』『ゴルフ全然わからないけど賞金8億だって?私も養ってください』『賞金王の嫁とか羨ましすぎ』『正直お金を稼げる優秀な人は一夫多妻でいいと思う。そしたらいろんな人にチャンスがあるし』『子種奪われてしまった。涙』など、デキ婚に対する驚きの声や奥さんを羨ましがる声が多く見受けられました。日本のみならず世界のゴルフシーンをリードする松山さん。この結婚・出産を機にさらなる飛躍を遂げてほしいですね。※画像はイメージです。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年08月15日日テレの人気バラエティ2本が合体してお送りする「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話合体SP」が6月12日(月)今夜、ゲストに尾野真千子、向井理、新井浩文ら豪華なメンバー迎え2時間スペシャルとしてオンエアされる。3人は「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人たちが毎回“旬”なゲストを迎えトークや企画を繰り広げる「しゃべくり007」パートのゲストとして出演。映画『いつまた、君と ~何日君再来~』で共演した尾野さんと向井さんはそれぞれ普段持ち歩いているものについてトーク。テンピュールのアイマスクを持ち歩いているという向井さんに対し、尾野さんは非常に意外なものを持ち歩いてるのだとか。それは一体何なのか!?また企画は「横浜生まれのシティボーイ向井理vs奈良生まれの山ガール尾野真千子007」ということで、横浜出身の向井さんと奈良出身の尾野さんがそれぞれ育った街の良さをプレゼンし合うことに。各々の「一番の遊び」「自慢のモノ」などが紹介される。2人が伝えた育った街の良さとは!?もう1組のゲストで、現在放送中のドラマ「フランケンシュタインの恋」に出演中の新井さんは、トーク中に「チュートリアル」の2人にそれぞれ確認したいことがあると言う。その内容とは!?そんな新井さんの企画は「死んだ目俳優 新井浩文の実録!本当はお茶目007」と題し、演じている役柄のイメージから受ける印象とは異なり、実は「お茶目」だという新井さんの、親交のある友人たちからの証言をもとにその素顔に迫っていく。『いつまた、君と ~何日君再来~』は、向井さんが祖母の卒寿のお祝いに家族や親戚と自費出版して贈った祖母の手記を、向井さん自ら7年の歳月をかけて企画した作品。尾野さんと向井さんが夫婦役を演じ、岸本加世子、駿河太郎、イッセー尾形、野際陽子ら名だたる名優が脇を固め、主題歌を高畑充希が担当。6月24日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開となる。「フランケンシュタインの恋」は“フランケンシュタイン”をモチーフに綾野剛が100年ぶりに人間と触れあった不老不死の“怪物”を演じて主演、怪物が二階堂ふみ演じるヒロイン・津軽継実と出会い、恋をすることから悩み、苦しみながらも人間らしさを得ていくさまを描く。新井さんは怪物が聴いていたラジオ番組のレポーター・天草純平役で出演。ドラマはいよいよクライマックスに突入。18日(日)22時30分~日本テレビ系で放送の第9話では怪物になる前の記憶を取り戻した怪物=深志研がラジオの生放送で自分の過去を語り始める。「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話合体SP」は6月12日(月)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~ 2017年6月24日より全国にて公開(C) 2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
2017年06月12日綾野剛主演新ドラマ「フランケンシュタインの恋」に出演する新井浩文が、ドラマで歌声を披露していることがこのほど明らかに。また、4月20日(木)今夜24時59分より放送の「フランケンシュタインの恋」PR番組にて、本楽曲が初披露されるという。日本テレビ系ドラマ初主演となる綾野さんが、永遠の命を持つ“怪物”役を演じることで話題の本作。全世界が知る恐怖とサスペンス・ホラーの原点フランケンシュタインを、現代の日本を舞台にオリジナルストーリー描く、笑いと涙と切なさあふれるラブストーリーだ。新井さんが本作で演じるのは、怪物が大好きなラジオ番組のレポーターで、怪物の恋の良き相談相手・天草純平役。ドラマ「ど根性ガエル」でゴリライモとして披露した歌声が注目され話題となった新井さんだが、本作でも再びその歌声を披露。120年、森の奥で孤独に生きていた怪物が、唯一“世界”を知る術であったラジオ。特にジングルを口ずさむほどお気に入りのコーナーこそ、天草が担当するお悩み相談であり、物語はこの天草のラジオをきっかけに、思いもよらない展開へ動き出す…。そんなジングル「あまくさソング」を、今回新井さんが歌唱。作詞を手掛けるのは、本作の脚本を担当する大森寿美男、作曲はサキタハヂメが担当。新井さんは「デビューシングル『ゴリラパンのうた』のゴリライモには、 絶対負けたくないです」とコメントも寄せている。「フランケンシュタインの恋」は4月23日(日)22時~より日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年04月20日TBSにて生放送される「第49回日本有線大賞」の取材会が11月28日(月)、同局内にて行われ、進行を務める高橋英樹、小島瑠璃子が出席した。アワードのMCを初めて担当するという高橋さんは、「この仕事に入って随分たちますけど、初めての大役のようなもので戸惑っているというか、いまちょっと心臓がバクバクしています」と大御所俳優らしからぬ緊張感を浮かべながらも、「AKB48」やピコ太郎を「ぜひ見てみたい!」と言い、小島さんと笑顔を交わした。「日本有線大賞」は、1968年にスタートした有線放送に寄せられたリクエスト回数を基準に決定される賞。2016年を彩ったアーティストの各賞が発表されるほか、日本を代表する世界に広げたい歌や、大事にしている思い出の歌など、視聴者からのリクエストに応えるコーナーも放送される。これまで何度か共演経験があるという2人。高橋さんは、小島さんについて「シャープな方で安心しております。多才な人なので、任せておけば何でもフォローしてもらえるかな」と信頼を寄せる。小島さんも、「私の座右の銘は、(娘の)真麻さんに言ったという英樹さんの言葉で“芸能界の仕事はちょうどいいがない、忙しすぎるか、暇すぎるかのどちらか”です。暇すぎるを考えたときに死にそうになったので(笑)、多少寝れないとかでも、気持ちが変わると体力も変わると思って日々働いております」と、饒舌に話した。今年一番の思い出の曲を尋ねられた高橋さんは、「今年…」と悩みながらも、「一番簡単なピコ太郎かな(笑)。最近、覚えられる歌がなかなかないんですよ。でも、圧倒的にすぐ覚えられる」と冗談とも本気ともつかない回答で場を盛り上げた。なお、出演の中で注目しているアーティストについて、高橋さんが「AKB48。さすがに生で見ることないでしょう?今回ぜひ見てみたいな。どういうパフォーマンスなのかなあ」とソワソワすると、小島さんも「私も1回もないです!」と同意。小島さんの注目アーティストは、「桐谷健太さん。浦島太郎のCMを初めて見たときに、ぐっとくるものがああったんです。ご本人の歌が聞けるのがとても楽しみです」と盛り上がっていた。なお、現在発表されている各賞のアーティスト&楽曲は下記の通り。【有線音楽優秀賞】(※50音順)AKB48大月みやこJUJU西内まりや西野カナ氷川きよし水森かおり三山ひろし【新人賞】(※50音順)エドアルド林部智史ふわふわ【有線大衆賞】市川由紀乃【有線話題賞】(※50音順)「PERFECT HUMAN」RADIO FISH「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」ピコ太郎【特別賞】(※50音順)「海の声」浦島太郎(桐谷健太)THE YELLOW MONKEY■『第49回日本有線大賞』2016年12月5日(月)19:00~(TBS系列)(cinamacafe.net)
2016年11月30日俳優の高橋英樹(72)とタレントの小島瑠璃子(22)が、TBSで12月5日に生放送される『第49回日本有線大賞』(19:00~)のMCを務めることが決定した。28日に東京・赤坂の同局で取材に応じ、意気込みを語った。高橋は「初めての大役のようなお仕事をいただきまして、心臓がちょっとバクバクしていますが、アーティストのみなさんのいいところを引き出せるように頑張りたい」とやや緊張している様子。小島も「私の年齢のダブルスコア以上の歴史のある番組。うれしい反面、プレッシャーもありますが、そのプレッシャーをプラスに変えられたら」と心境を語った。お互いについて、高橋は「任せておけば何でもフォローしてもらえるのかなと思いますので、安心しています。多才な人なので」と信頼。小島は「今日初めて英樹さんとお仕事させていただいたんですが、温かくて頼りになって、そして、声がすてきだなと。一緒にやらせていただく喜びも感じています」とうれしそうに話した。自分にとっての"今年一番の1曲"を聞かれると、高橋は「一番簡単なピコ太郎かな」と笑い、「最近私が覚えられる歌がなかなかないんですよ。難しいの多くて。その中では圧倒的に私でもすぐ覚えられる」と説明。また、「有線音楽優秀賞」に選ばれたAKB48について、「AKB48が全員そろってパフォーマンスしているのを見たことがないのでぜひ見てみたい!」と興奮気味に話した。小島は、「特別賞」に選ばれた、桐谷健太が浦島太郎名義で歌う「海の声」について、「CMを初めて見たときにすごい惹きつけられて、グッとくるものがあった」と告白。「配信からヒットが広がって、ああいう形で音楽が広がるパターンってあるんだと思って。曲も好きだし、広がり方もおもしろかったので、ご本人の歌を聞けるのが楽しみです」と期待感を表した。今年は、「日本有線大賞」の候補となる「有線音楽優秀賞」に、AKB48、大月みやこ、JUJU、西内まりや、西野カナ、氷川きよし、水森かおり、三山ひろしの8組が決定。「有線話題賞」は、RADIO FISHの「PERFECT HUMAN」と、ピコ太郎の「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」が輝き、「特別賞」には、桐谷健太が浦島太郎名義で歌う「海の声」と、今年再結成したTHE YELLOW MONKEYが選ばれている。
2016年11月30日黒木メイサと新井浩文のW主演で贈るドラマ「拝啓、民泊様。」。この度、新井さんにスポットを合わせた本作の場面写真が到着した。ある日突然、会社をリストラされた山下寛太(新井浩文)は、怒らせると怖い嫁・沙織(黒木メイサ)にリストラを言い出せないまま流行の民泊ビジネスを始めることに。勢いで始めた民泊はトラブルの連続!さらに最悪のタイミングでバレるリストラに夫婦離婚の危機!?果たして、民泊ビジネスは上手くいくのか…。本ドラマは、“民泊”をテーマに描いた物語。2020年の東京オリンピックに向けて、いま連日話題に事欠かない「民泊問題」。本作では、民泊が初めて認可された国家戦略特区域である“大田区”の全面協力のもと、民泊ビジネスのリアルやHow to要素も交えつつ、ある家族・夫婦を通して日本人の持つおもてなしの心を描く、ハートフルなオリジナルストーリーだ。新井さんが演じているのは、ゲーム会社に努める平凡な夫・山下寛太。しかし、突然のリストラ宣言により、民泊ビジネスを始めることに…という役どころだ。今回解禁された場面写真では、突如始めることになった民泊ビジネスで、外国人利用客にたじたじの様子の新井さんが捉えられている。第1話での放送では、民泊ビジネスを開始した矢先、早速管理会社から予約が入ったと連絡が。意気揚々と予約客が待つ宿泊先に行くとそこには玄関先に溜まるたくさんの外国人利用客。これから何かが起こることを予感しているのか、先程までとは打って変わって不安そうに遠くから佇む新井さんの姿が放送され、第2話では、寛太の到着を待っていた利用客に玄関先で詰め寄られるシーンや、話しかけられても言葉が分からずてんやわんや。そして宿泊先につくやいなや、テーブルの上や、床に荷物を散らかし放題。さらには、宿泊時のルールを伝えようとするも、話を聞かず騒ぎ出す自由なゲストたち。そんな日本の文化と海外の文化の違いに困惑する、どこか頼りない新井さんが写し出されている。果たして、勢いで始めた民泊ビジネスは一体どうなっていくのか…?これまで幅広い役を演じてきた新井さん。悪戦苦闘しながらも対応していく姿や、初めての民泊ビジネスにたじたじになる、このドラマでしか見られない、新井さんにもぜひ注目しておきたい。「拝啓、民泊様。」は毎週日曜日深夜0時50分~MBS、毎週火曜日1時28分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月01日黒木メイサと新井浩文がW主演で民泊ビジネスを始める夫婦を演じる、ドラマ「拝啓、民泊様。」が10月25日(火)今夜からMBS/TBSドラマイズム枠で放送開始となる。世界的にも注目され日本でも2020年の東京オリンピック開催に向け話題となっている「民泊ビジネス」。本作ではこの民泊ビジネスをテーマに国家戦略特区域として国内で初めて民泊が認可された大田区の全面協力のもと、民泊ビジネスのリアルや“How to”要素を交え、ある家族・夫婦を通し日本人の“おもてなし”の心を描き出していく。物語は突然会社をリストラされた新井さん演じる山下寛太が、黒木さん演じる妻の沙織にはリストラのことを言い出せないまま、偶然検索でヒットした「民泊セミナー」に参加。勢いで流行りの民泊ビジネスを始めるもののトラブルの連続。さらに最悪のタイミングでリストラがバレ、夫婦は離婚の危機に。果たして民泊ビジネスはうまくいくのか…というもの。黒木さんと新井さんのほか、沙織の兄・江南昌平を中野裕太が、昌平に好意を寄せるが相手にされない立川美由を今野杏南が、元旅館経営者でもある寛太の父親を鈴木正幸が演じ、夫婦に重要なきっかけをくれるゲストとして韓英恵、村上淳らが出演する。「拝啓、民泊様。」は、10月25日(火)より毎週火曜深夜1時28分~TBSにて放送。(笠緒)
2016年10月25日シリーズ最新作『デスノート Light up the NEW world』の公開を前にした10月24日(月)、都内でイベントが行われ、かつて究極の頭脳戦を繰り広げた藤原竜也(夜神月役)と松山ケンイチ(L役)がサプライズ登壇。公の場で10年ぶりの2ショットが実現した。この日、東京・新宿ピカデリーで開催された『デスノート』『デスノート the Last name』(ともに2006年公開)の2本立てイッキ見上映の終了後、ファンの前に現れた“キラとL”にファンは騒然!デスノートで世界を変えようとしたキラこと夜神月と、暴走する彼を阻止しようとした世界的名探偵・Lのバトルから、10年後の“現代”が舞台となる新作『デスノート Light up the NEW world』では、藤原さんが10年ぶり、松山さんがスピンオフ作『L change the WorLd』以来8年ぶりにそれぞれのキャラクターを演じており、「新作ってノートが6冊あるんでしょ?」(藤原さん)、「どんだけ増えるんだって!」(松山さん)と最新作へのツッコミも披露していた。10年前をふり返り、松山さんは「当時、僕は新人で、竜也さんは百戦錬磨。存在感がものすごくて、対峙できるか悩みやプレッシャーもあった」と本音を告白。実際に「あの宝石のような、狂気じみた演技が忘れられない」そうで、「僕にとっては追いつきたい存在であり、目標にしている」と先輩に最大級のリスペクトを示した。一方、藤原さんも「松ケンはこの10年で、本当にいい作品に出演しているからなあ」と後輩の活躍ぶりに喜びと羨望のまなざし。今後の共演について話題があがると、松山さんは「そういえば、『ザ・ワールド・イズ・マイン』をやりたいって話をしていましたよね」と新井英樹氏の人気コミック実写化の構想を語り、藤原さんは「まあ、そうは言っても僕らだけじゃなかなか…。周りが動いてくれないとね」。仮に別キャストで映画化されたら「デスノートに名前書くでしょ?」(松山さん)、「そんなことしない」(藤原さん)、「僕は書きますよ」(松山さん)と息の合ったトークを繰り広げていた。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月24日10月より、黒木メイサと新井浩文がW主演を務めるドラマ「拝啓、民泊様。」がMBS/TBSにて放送されることが決定した。ある日突然、会社をリストラされた山下寛太(新井浩文)は怒らせると怖い嫁・沙織(黒木メイサ)にリストラを言い出せないまま流行の民泊ビジネスを始めることになる。勢いで始めた民泊はトラブルの連続!さらに最悪のタイミングでバレるリストラに夫婦離婚の危機!?果たして、民泊ビジネスはうまくいくのか…。本ドラマは、2020年東京オリンピックに向け話題となっている「民泊問題」をテーマに、民泊がはじめて認可された国家戦略特区域である大田区の全面協力のもと、民泊ビジネスのリアルや“Howto”要素も交えつつ、ある家族・夫婦を通して描きだされる日本人の持つ“おもてなし”の心を描き出すハートフルなオリジナル・ストーリー。W主演を務める2人は、労働基準監督署に勤める怒らせると怖い嫁、山下沙織役を黒木さん。ゲーム会社に努める平凡な夫、山下寛太役を新井さんが演じる。歌手やモデル、映画にドラマと活動する黒木さん。今回の役どころについては「”夫婦”にスポットがあたった役は初めてですが、夫にビクビクされるような怒らせると怖い妻の役です。でも怒るのはきっと寛ちゃんのため。痛快で愛のある作品になるように努めさせて頂きます」と意気込み、『永遠の0』『近キョリ恋愛』『百円の恋』『葛城事件』など様々なジャンルの映画に出演する新井さんは「深夜ドラマですが、エロなし。下ネタなし。バイオレンスなし。安心してご覧下さい」とメッセージを寄せた。また沙織の兄・江南昌平役に中野裕太、昌平に好意を寄せるも相手にされない立川美由役に今野杏南、元旅館経営者でもある寛太の父親役に鈴木正幸が演じるほか、夫婦に重要なきっかけをくれるゲストたちに、韓英恵、村上淳らも登場する。「拝啓、民泊様。」は10月23日より毎週日曜深夜0時50分~MBSにて、25日より毎週火曜深夜1時28分~TBSにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年09月13日俳優の高橋英樹と高嶋政宏が、きょう11日(19:00~21:48)に放送されるテレビ朝日系番組『お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺 3時間SP』(レギュラーは毎週月曜19:00~19:54)で、東京・上野の寛永寺を訪問する。今夜の放送は「江戸時代が丸ごとわかる上野SP」と題し、上野周辺の見どころや、現代に受け継がれる豆知識などを、お坊さんの視点から紹介。その中で、徳川将軍家ゆかりの江戸最大の寺・寛永寺をめぐる。寛永寺では、中心である「根本中堂」の内部、徳川慶喜が江戸幕府の終えんを見届けた部屋「葵の間」、歴代将軍の霊廟(れいびょう)を特別に公開。高橋はロケ後「普段はわれわれが入れないところに入れていただいて、歴史的で有意義な日でしたね」と感無量で、初めて寛永寺を訪れたという高嶋も、自らのルーツと今回の散策に縁を感じ、胸が熱くなっている。一方、爆笑問題の太田光と星野真里は、上野周辺を散策。世界遺産への登録に向けて注目を集める国立西洋美術館前から、上野東照宮、アメ横までをめぐっていく。このほか、「上を向いて捨てよう! お坊さんと前向きに遺品整理」企画の第2弾も放送。今回は二代目三波伸介が、亡き父・三波伸介の遺品を整理していく。
2016年07月11日俳優・新井浩文が18日、都内で行われた映画『葛城事件』(6月18日公開)の初日舞台あいさつに、三浦友和、若葉竜也、田中麗奈、赤堀雅秋監督とともに登場した。同作は、劇団THE SHAMPOO HATの赤堀が監督・脚本を務め、2013年に上演された舞台を映画化した作品。抑圧的な父親(三浦)によって長男(新井)はリストラ&孤立、妻(南果歩)は精神を病み、次男(若葉)は無差別殺傷事件を起こして死刑囚になるという、壮絶な家族の物語を描く。舞台版にも出演した新井は、役者としても活躍する赤堀監督に「俳優としては正直、うちの方が上なんです」と断言。しかし、「監督としてはすごく好きですよ。脚本も好きだし、演出も好きだし、カット割りも好きだし」とラブコールを送った。また、キャスト陣で飲みに行った際に、酔っ払った赤堀監督が「やべえ、今三浦友和と飲んでる」と何回もつぶやいていたことを暴露。新井が「何言ってんだこのおっさん!」と愛情を込めて突っ込むと、赤堀監督も「もうやめよう……」とたじたじになっていたが、新井は「そういう可愛らしい部分がたくさんある、人間的な人です」とフォローのコメントで締めくくった。三浦は映画『64‐ロクヨン‐後編』(6月11日公開)にも出演しているが「『64』は全国323館、『葛城事件』は全国13館」での上映と発言すると、会場は驚きに包まれた。三浦は、館数の違いに触れつつ「それでも映画としてみなさんに見ていただけて、同じ土俵に上がっています。『64』も好きですし、この映画にも愛情を持っているんです。だから、ミニシアター系と呼ばれる映画を、みなさんのお力で発展させていただきたい」と、観客にメッセージをおくった。
2016年06月18日同名舞台を映画化した『葛城事件』の完成披露上映会が5月29日(日)、都内で行われ、三浦友和、南果歩、新井浩文、若葉竜也、田中麗奈、赤堀雅秋監督が出席。タイトルにちなみ、自分の身に最近起こった“事件”を語った。理想の家族を求める抑圧的な父親のもとで、ごく普通な家庭が崩壊し、次男が無差別殺傷事件を起こし死刑囚となる過程をリアルに描きだした本作。赤堀監督が2013年に作・演出を手がけた舞台を豪華キャストで映画化した。映画化に際し、赤堀監督は「もし三浦さんがダメなら映画化はなかった」というほど三浦さんの主演起用に強いこだわりがあったそうで、「多面的な表現ができる、大好きな役者さん」とコメント。三浦さんは「まあAB型ですし、多重人格じゃなければ俳優は務まらない。とにかく頑張りました。うちはこんな家族にならなくて良かった(笑)」とこちらも作品と役柄への強い思いを語った。自身にまつわる“事件”エピソードに話題が及ぶと、家族の長男(舞台版では次男)を演じた新井さんが、先日写真週刊誌が伝えた熱愛報道について激白!記事では、新井さんと女優の夏帆さん、そして夏帆さんの母親が都内のそば屋を訪れた様子が紹介されているが、「そば屋さんに、浅野(忠信)さんに間違われた。(夏帆さんの母親ではなく)自分で訂正した」と真相を語った。新井さんにとって、浅野さんは事務所の先輩にあたるだけに、迷惑はかけられないという気遣いがあるようだ。そんな男気に、三浦さんは「すごいな」と感心しきりで、「どうして間違われたんだろう?似てないよね」と擁護した。また、田中さんは「名字が変わったのが事件です!」と今年2月の結婚を報告していた。『葛城事件』は6月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月29日フリーアナウンサーの新井恵理那が、テレビ東京系ドキュメンタリー番組『世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~』(毎週月曜日 21:00~21:54)新MCとなることが29日、わかった。これまでMCを務めていたフリーアナウンサー・杉崎美香が産休に入った代わりに4月11日の放送から登場し、タレントのユースケ・サンタマリアと2人で番組を進めていく。同番組は、世界で働く知られざる日本人を追いかけ、対象者の人生のドラマを紐解いていくドキュメンタリー。初回の収録を終えた新井は「番組自体、前から好きだったので、自分が見ていていろんな刺激を貰いました」と感想を述べた。一緒にMCを務めるユースケ・サンタマリアについては「スタッフさんから事前に、『(ユースケさんは)冗談ばっかり言うから』と聞いていてドキドキしていましたが、今日は私の事をおもんぱかってくださったのか、そんなに惑わされる事はなかったです(笑)」と、好感を持った様子。「ユースケさんは、ロケVTRを見ている時には、ぐっと心掴まれている様子もあり、一方でスタジオではみなさんと面白い妄想の様なトークをしたりと、緩急が凄かったです」と称賛した。
2016年03月29日『俳優 亀岡拓次』公開を前に、横浜聡子監督の作品を上映する“横浜ナイト”が1月28日(木)に開催。横浜監督、監督と同郷出身で同い年であり同作にも出演している新井浩文が上映前にトークを繰り広げた。この日は、横浜監督の自主製作映画『ジャーマン+雨』と松山ケンイチ主演で『俳優 亀岡拓次』でもヒロインを演じている麻生久美子も出演している商業映画デビュー作『ウルトラミラクルラブストーリー』が上映された。2人は共に津軽弁を“ネイティブ”として操る青森県出身で同い年。映画プロデューサーの紹介で、原宿で酒を飲んだのが出会いだったそうで、その時、監督は新井さんに『ジャーマン+雨』のDVDを手渡したという。新井さんは「それを見て『なんだこれ!すごい』と思った」とのことで、ひと目でその才能に衝撃を受け、一緒に仕事をしたいと感じたそう。改めて、横浜監督について「いま、映画業界での評判ピカイチです!みんな『出たい』と言う。すごい人です」と絶賛しつつ「山下敦弘監督っていますよね?彼も業界での評価はピカイチなんですけど、お客さんが入らない…(苦笑)。そのニオイがプンプンするから『亀岡拓次』はなんとか当たってほしい!」と切実に訴えた。横浜監督は新井さんのことは初期の『GO』のころから見ていたそうで「弘前出身ですごい人が出てきた」と感じていたと明かす。その後、紆余曲折があって、新井さん主演で進めていた企画が実現しなかったこともあり、『亀岡拓次』でようやくコラボレーションが実現した。新井さんは、『亀岡拓次』の中で、Vシネの監督を演じており、劇中、他にも染谷将太、山崎努らが映画監督を演じているが、横浜監督によると「染谷くんはコメディ系、山崎さんは大物の風格がある監督、唯一、新井さんが演じた山之上さんは。亀岡のことが大好きでそれをつたえる役」と説明。実際、付き合いは長いが、演出するのは初めてで、監督なりに不安もあったよう。「俳優さんのタイプで、自分の気持ちが乗らないと動けない人がいるけど、新井さんは見事に、理由を聞かずに動いてくれる俳優さんでした」と振り返る。新井さんは「俳優あるあるですが(笑)、いるんですよ。監督が言っても『その気持ちじゃ動けない』とかいう人。動けよ!監督が言ってるんだから!」と語り、会場は笑いに包まれる。徐々に、新井さんのトークは熱を帯びていき、『ウルトラミラクルラブストーリー』の話題では劇中の津軽弁について「みんな上手いんですけど…生きてるときは言えなかったけど、(故・原田)芳雄さんが一番ヘタ(笑)。言えなかったけどね」と、その存在感を絶賛しつつも、津軽弁に関してはネイティブとしてきっちりダメ出し。リクエストに応じて、横浜監督とその場でリアル津軽弁でのトークを展開し、会場は笑いに包まれた。また最後に『亀岡拓次』の見どころについて尋ねられると、安田顕演じる亀岡の俳優仲間を演じている宇野祥平について言及し「ハゲ散らかし過ぎ!おれと1コしか違わないのに、ヒドいでしょ」と最後までアクセルを緩めることなく、会場をわかせていた。『俳優 亀岡拓次』は1月30日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:俳優 亀岡拓次 2016年1月30日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2016年01月28日