日本犯罪史上に残る未解決事件である“三億円事件”をテーマにしたコミックを福士蒼汰主演でドラマ化する「モンタージュ 三億円事件奇譚」が6月25日(土)・26日(日)の2日にわたり前後編で放送となる。「ヤングマガジン」(講談社)で連載されていた渡辺潤による大人気同名コミックが原作。図らずも三億円事件の大きな渦に巻き込まれていく主人公の鳴海大和を福士さんが、大和の幼なじみであるヒロインの小田切未来を芳根京子が演じる。2009年の長崎。高校3年生だった鳴海大和(福士さん)が、幼なじみの小田切未来(芳根さん)と共に、通学路の途中で、何者かに刺され、瀕死の老人・東海林明(香川照之)を発見するところから物語は始まる。東海林は大和に対して「お前の父親は、三億円事件の犯人だ」と告げ、息を引き取ってしまう。その日の夜から姿を消した大和の父親・鳴海鉄也(唐沢寿明)は、3日後に長崎から遠く離れた東京で水死体として発見される。時は過ぎ、2016年の長崎。25歳になった大和は、満たされない日々を漫然と過ごし、その不満を埋めるかのように、7年前に老人から告げられた言葉から「三億円事件」について詳しく調べ始める。そんな折、大和は父親・鉄也の形見から三億円事件で奪われた五百円札を見つけてしまう。その後、大和はひょんなことから、やってもいない殺人の容疑者として警察から追われ、長崎から福岡、さらには東京へと逃亡することに。図らずも、さまざまな人物の思惑が複雑に絡み合った、大きな事件の渦に飲み込まれていく大和は、父親・鉄也の謎の死、そして三億円事件の真相にたどり着くことができるのか――。福士さん、芳根さん、香川さん、唐沢さんのほか、「三億円事件」の鍵を握る大物政治家・沢田慎之介役に西田敏行、未来の父親・武雄が経営する剣道場の門下生で予備校講師・鈴木泰成役に劇団ひとり、大和と未来を追い詰めていく刑事・関口二郎に遠藤憲一、大和と未来が「三億円事件」の真相を追う中で出会った、沖縄でバーを経営する謎の女性・響子ギブソン役に夏木マリ、さらに杉咲花、ムロツヨシ、デビット伊東、西尾まりと豪華キャスト陣が集結した。さらに本作では「三億円事件」が起こった1968年を舞台にしたストーリーも描かれる。1968年、物語の舞台は「三億円事件」が発生した府中。軍艦島出身の川崎雄大は、同じ軍艦島出身の幼なじみで兄のように慕う沢田慎之介が、府中で刑事をしていたため、府中に上京。ある日、地元の不良、望月竜がヤクザともめている場面に遭遇し、持ち前の機転と度胸の良さで、竜を助ける。そして竜や彼の仲間の響子ギブソン、横溝保らと親交を深めた雄大は、1967年の秋に竜が働くジャズバーで働き始め、店の常連客、女子大生の井上和子と恋に落ちる。頭の回転が速いのに、ずるいところがなく素直な雄大と、ジャズをこよなく愛す和子のカップルは、竜や響子たちからも祝福され、いずれ2人でジャズ喫茶を開くという夢に向かって、彼らは幸せの絶頂にあった。しかし、1968年、突如、雄大と和子の幸せを引き裂く悲しい事件が起こる。その事件以来、明るさを失い、心を閉ざしてしまった雄大は、国を変えたいという野心を抱く沢田を介し、竜、響子ギブソン、保と共に、「三億円事件」の実行犯として荷担していくことに…。こちらの“1968年パート”には野村周平、門脇麦、三浦貴大ら若手実力派俳優陣が出演。以前ドラマ「恋仲」で共演した福士さんと野村さんが現代と1968年、それぞれのパートの“主人公”として再び共演を果たすほか、やはり『イン・ザ・ヒーロー』で共演経験のある福士さんと唐沢さんが、今度は親子役で共演するのも見のがせないポイント。2人の共演シーンとなる長崎県・軍艦島(端島)でのクライマックスシーンは同島が「世界文化遺産」登録後初のロケとなり、さらに茨城県・高萩市、福島県・富岡市、群馬県・高崎市、佐賀県・佐賀市などテレビドラマとしては破格の規模での撮影を敢行した本作。そのドラマの枠を超えたスケールも見ものだ。「モンタージュ 三億円事件奇譚」の前編は6月25日(土)、後編は6月26日(日)それぞれ21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年06月25日「ぴあ」調査による2016年6月10日、11日のぴあ映画初日満足度ランキングは、未解決少女誘拐殺人事件、通称“ロクヨン”をめぐるミステリー『64-ロクヨン- 後編』がトップに輝いた。2位にファンキー加藤が超ポジティブな主人公を演じる映画初主演作『サブイボマスク』、3位に『ストロボ・エッジ』の廣木隆一監督と有村架純が再タッグを組んだ『夏美のホタル』が入った。その他の写真1位の『64-ロクヨン- 後編』は、県警の広報室と記者クラブとの確執や、キャリア上司との戦いが繰り広げられる中、“ロクヨン”に類似した事件の解決に奔走する広報官・三上(佐藤浩市)の姿が描かれる。本作は未解決事件を追った壮大なミステリーでありながら、行方不明の娘との関係に悩む三上や、ロクヨンで娘を失った被害者遺族・雨宮(永瀬正敏)の悲しみなど、家族を思う父親の普遍的な愛情も描かれており、出口調査では「全体を通して描かれる親子愛に感動」「キャラクターそれぞれの子を思う気持ちが交錯する様が印象的」といった声が聞かれた。事件の捜査が進む一方で、広報室と記者クラブ、警務部と刑事部など、それぞれが守るべきもののために対立を深めていくが、観客からは「組織の中で生きるキャラクターたちの誠実さや葛藤が見えてきた」「追い詰める側、追い詰められる側、両方の胸の内が描かれており、共感できて様々な角度から楽しめた」などの感想が寄せられた。また前編に続き、佐藤、永瀬を始め、綾野剛、榮倉奈々、瑛太、三浦友和ら豪華キャストが競演しており、観客からは「佐藤浩市の演技は迫力があり、引き込まれた」「俳優の演技の質はピカイチ」「どの俳優も素晴らしく、その場にいるような臨場感があった」など好評だった。(本ランキングは、6/10(金)、11(土)に公開された新作映画14本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『64-ロクヨン- 後編』公開中
2016年06月13日「ぴあ」調査による2016年5月6日、7日のぴあ映画初日満足度ランキングは、未解決少女誘拐殺人事件、通称“ロクヨン”をめぐるミステリーの前編『64-ロクヨン- 前編』がトップに輝いた。2位に豪華キャストと迫力のアクションで話題となったドラマを再構成した青春ストーリー『ROAD TO HiGH&LOW』、3位に東出昌大、窪田正孝、小松菜奈ら出演のアクション・コメディ『ヒーローマニア-生活-』が入った。その他の写真1位の『64-ロクヨン- 前編』は、主演の佐藤浩市を中心に、綾野剛、榮倉奈々、瑛太、三浦友和、永瀬正敏ら主演級のキャストが競演する感動巨編。出口調査では「主役を張れる俳優ばかりでより迫力が増していた」「実力派俳優の演技がまるで合戦のように白熱していた」「永瀬正敏(被害者の父)の演技が寂寥感が感じられ人間味があった」「佐藤浩市の演技に迫力があり圧倒された」「記者との対立シーンも白熱の演技で素晴らしかった」と俳優陣の熱い演技が好評を集めた。物語は、昭和64年に発生した未解決少女誘拐殺人事件、通称“ロクヨン”を軸に、事件解決へと動き出す中で繰り広げられる広報室と記者クラブの確執や、その狭間で揺れる広報官・三上(佐藤)の姿が描かれる重厚なストーリーで、観客は「ミステリーの金字塔になるような作品。素晴らしいストーリー、演出、キャストのコラボで深い味を出している」「警察内部やひとりひとりの心情の変化に引き込まれた」「充実感のある映画」「最後まで展開がよめず緊張感があった」とコメントを寄せた。また本作は『半落ち』『クライマーズ・ハイ』など数々の傑作を生み出してきた横山秀夫の原作ミステリーを基に、『ヘヴンズ ストーリー』の瀬々敬久が監督を務めた作品だが、「小説に忠実で臨場感があった」「しっかりとした原作に役者の個性をのせた素晴らしい作品」と原作ファンも納得の出来だったようだ。(本ランキングは、5/6(金)、7(土)に公開された新作映画6本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『64-ロクヨン- 前編』公開中
2016年05月09日シャーロック・ホームズを主人公にした新たな映画『Mr. Holmes』(原題)が、邦題『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』として2016年3月に公開されることが決定し、ポスタービジュアルと場面写真が24日、公開された。本作は、93歳になったホームズが、自身を引退に追い込んだ30年前の未解決事件に挑むミステリー映画。彼の人生最大の失態となった"ある夫からの、不可解な行動をとる妻への素行依頼"の謎解きに決着をつけるため、10歳の少年・ロジャーをあらたな助手に迎え、ホームズは最後の推理を始める。このたび公開されたポスタービジュアルには、"私には、やり残したことがある。"というキャッチコピーが描かれ、イアン・マッケラン演じるホームズがシルクハットをかぶり、りんとしたたたずまいを見せている。その背後には、鹿撃ち帽にパイプ、ルーペを持ったホームズおなじみの姿が、影となって映し出されている。監督は『ドリームガールズ』のビル・コンドン。ホームズ役を『ロード・オブ・ザ・リング』『X-MEN』で知られるイギリスの実力派俳優イアン・マッケランが、ロジャー役を本年度の映画賞に数々ノミネートされているマイロ・パーカーが演じている。そのほか、アカデミー賞ノミネート女優のローラ・リニーや、日本から真田広之も出演する。(C) Agatha A Nitecka / SLIGHT TRICK PRODUCTIONS
2015年12月24日新垣結衣が一度寝てしまうと記憶がリセットされてしまう“忘却探偵”に扮し、謎多き事件を次々解決していく土曜ドラマ「掟上今日子の備忘録」。このほど、実力派女優・石田ひかりをゲストに迎える11月28日(土)放送の第8話では、これまで岡田将生が演じる“史上最も運が悪い男”・厄介のナレーションで進行していた物語が一転、初めて新垣さん演じる今日子の目線で物語が展開していくことが分かった。寝ると記憶がリセットされてしまう“忘却探偵”の掟上今日子(新垣さん)が、運悪くいつも犯人に間違えられる厄介(岡田さん)から持ち込まれる事件を、ほぼ1日で解決に導くという本作。これまで、やってもいない犯罪の濡れ衣を何度も着せられてきた厄介だが、前回、人気推理作家・須永昼兵衛の死の真相を調査する案件で厄介への信頼を深めた今日子は、右の太ももに「厄介さん 信頼できる」とのメモを書き残して眠りについていた。だが、翌日、目を覚ました今日子は右の太ももを見るが、彼女は“厄介さん”が誰なのか、覚えていなかった。 そんな中、アパレルショップで殺人事件が発生したという依頼が舞い込む。依頼人は、その店に居合わせた警視庁捜査一課長の妻(石田さん)。事件は、その店の開店3周年セールの最中に起こり、被害者は常連客の女性・屋根井で、死因はハンガーによる撲殺。事件当時、店内は多くの客でにぎわっており、被害者が試着室に入る姿が目撃されていたものの、それから20分後に試着室の中で遺体となって発見された。しかし、犯人が試着室に入る姿は誰も見ておらず、試着室内の異変に気付いた人もいなかった。今日子は、この事件が“人の目による密室”で行われた殺人と断言する。ただ、その殺人が行われたと思われる20分の間に唯一起こった騒ぎが、積み重ねてあった靴の箱がひっくり返され、靴がぶちまけられたことだけ。その騒ぎを起こしたのが、事件の第一発見者でもある、ほかならぬ厄介だった。彼に改めて自己紹介された今日子は、自分が右太ももに書いた “厄介さん”であると気付くが、記憶をなくした今日子にとってはこれが初対面。今日子には、彼が信頼できる人物とはとても思えなかった――。奇妙な密室殺人の謎を解きながら、厄介が昨日の自分にとってどんな存在だったのかを探っていく今日子。これまでは、事件を依頼する側の厄介が事の詳細や今日子の様子を語ってきたが、今回は今日子の目線から物語が進行。美しき“忘却探偵”が、朝起きたときにどんな行動をするのか、毎日をどんなふうに過ごしているのかがついに明らかになる。彼女がなぜ記憶をなくしながらも探偵をしているのか、本作の核心にも近づく回となりそうだ。「掟上今日子の備忘録」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月28日カブドットコム証券はこのたび、6月1日より未成年の顧客の証券総合口座の申込受付を開始すると発表した。このたびの未成年証券総合口座の受付開始に伴い、未成年の顧客もカブドットコム証券での株式取引や各種投資ツール・サービスなどを利用できるようになる。若年層の資産形成や投資未経験者への投資家のすそ野拡大にむけて、2014年よりNISA(少額投資非課税制度)が開始したが、2016年より新たにジュニアNISA(少額投資非課税制度)が開始される。NISAの制度拡充により、親子での投資教育、孫の大学進学資金の準備などのため、未成年証券総合口座とあわせてジュニアNISAを活用できるという。カブドットコム証券は、充実した投資ツールのほか、単元未満株式の積立ができるプチ株など資産形成に便利なサービスを提供しているという。今後も、カブドットコム証券は「顧客投資成績重視の経営」を経営理念に、顧客へのサービスおよび商品の拡充を図っていくとしている。○未成年証券総合口座の概要対象者:未婚の20歳未満で国内に居住する顧客取引商品:現物株式(ETF、REITなど含む)、プチ株(単元未満株)、投資信託(一部商品を除く)、外貨建MMF、債券口座維持手数料:無料取引手数料:一般の証券総合口座の手数料に準ずる取引チャネル:WEB(PC、スマートフォン、携帯電話)、kabuステーション、アプリ、自動音声応答(IVR)、お客様サポートセンター未成年証券総合口座は、一般成人の証券総合口座と異なり、一部取引ができない商品がある。未成年証券総合口座の開設には、事前に未成年の親権者などとなる一般成人の証券総合口座が必要になる。○未成年口座はじめての投資キャッシュバック・キャンペーン対象者:期間中に未成年証券総合口座を開設した顧客期間:6月1日(月)から8月31日(月)まで。期間は全て約定日にて判定内容:未成年口座において、初めて取引(有償)した株式(ETF・REIT、プチ株などを含む)または公募株式投資信託の買付手数料(税込)をキャッシュバックする。同一営業日に複数の約定注文(一部出来も含む)があった場合、最も手数料が高いものを適用。対象の取引手数料を9月末までに顧客の証券口座にキャッシュバックする。顧客の証券口座毎にキャッシュバック金額は最大10万円が上限
2015年05月26日楽天証券はこのたび、7月下旬を目処に、未成年者の総合口座開設の受付を開始すると発表した。これにより、これまで楽天証券では取引ができなかった20歳未満の未成年の人も株式などの取引が可能となるとしている。2015年度税制関連法成立によって、若年層や投資未経験者の投資家の増加・育成や家計の安定的な資産形成の支援、並びに経済成長に必要な成長資金の供給拡大に資することを目的としたジュニアNISAの創設が決定した。楽天証券ではこのジュニアNISA制度の開始に先立って、未成年の方の総合口座を受け入れることとしたという。国内現物株式、外国株式、投資信託など、楽天証券が総合口座で取扱う商品の取引が可能としている。未成年者の総合口座開設の受け入れに際し、若年世代の投資教育も重点においたコンテンツの提供など、投資家のすそ野を広げる活動に貢献していくという。楽天証券は引続き、顧客のニーズにあわせたサービスや商品を提供することで、さらなる顧客基盤の拡大を図っていくとしている。
2015年05月07日実際に起きた残酷な襲撃事件をもとに、世界を震撼させた野生動物や謎の未確認生物の謎に迫る番組『モンスターウィーク』(6日まで毎夜23:00~)が1日から、動物エンターテイメントチャンネル「アニマルプラネット」でスタートした。5日の「イエティ伝説」は、イエティの仕業とも噂されている「ディアトロフ峠事件」の謎に迫る。ロシア・シベリアの西端に連なるウラル山脈。深い森に囲まれ、洞窟が点在する荒涼とした土地で今から55年前に不可解な事件が発生する。1959年1月、イーゴリ・ディアトロフ率いる大学生の一行は14日間の登山旅行に出掛けるも、未開の雪山で消息を絶つ。その後、大規模な捜索が行われ、9人の変死体が発見。氷点下にも関わらずテントには防寒着やブーツが残され、付近の森で見つかった2人の遺体は下着姿。近くの木の下の枝が折れていたことから、逃げた2人が木を登ったと推測されている。続いて、山の斜面には3人の遺体。森とテントを結ぶ線上に、逃げるような姿勢で倒れていた。2人の手のひらと甲には、争ったような傷が残されていた。捜索から2カ月後、残りの4人の遺体が森へ1キロほど入った渓谷で発見される。衣類を身に着けて雪に埋もれていた彼らは、身を隠すようにかかんだ姿勢で命を落としていた。遺体の解凍後に検視が行われた結果、2人が肋骨、1人が頭骨を骨折。別の2人は内蔵を損傷し、1人は眼球を損失。専門家は「非常に大きな衝撃が意図的に加えられた」という見解を示し、ディアトロフ峠事件としてさまざまな陰謀説を呼ぶことになる。雪崩などの自然災害説、政府による隠ぺい説。また、学生たちが最後に撮った写真に奇妙な光が写っていたことからエイリアン説までささやかれたが、当時のソ連政府はわずか4週間で捜査を打ち切った。政府はこの怪死事件について「抵抗し難い自然の力による」と結論づけたが、半世紀を経て、機密書類が公開されたことで再調査が可能となった。マイク・リベッキーは、45回以上の遠征経験を持つ冒険家。2011年のロシア遠征で事件を知り、真相を突き止めるべく、ジャーナリストのマリア・クレノコヴァが通訳として協力し、再調査に挑んだ。調査の中で、リュドミラ・ドゥビニナの遺体の損傷が最も激しく、舌が無くなっていたことが判明。テント上部の複数の裂け目、側面の大きな穴は内側からナイフで切られたものだった。また、500年頃からウラル山脈に居住する先住民・マンシ族によるものと当時は疑われていたが、「私たちも事件の被害者」。マンシ族の人々はKGBに逮捕され、無実でありながら拷問を受けたという。しかし、彼らが学生たちと接触したのは事実。学生たちの日記にもマンシ族ともめたことが記されており、マンシ族は"死の山"に恐ろしい"何か"がいることを、彼らに警告していた。マンシ族の猟師、アルビナ・アヌモヴァは事件当時5歳。親と狩りに行った帰り、日が暮れ始めた頃に、"ヒュー"と森に響き渡る大きな音を聞く。その音の発生源が、その地に言い伝わる"何か"で、それ以来、子どもや大人たちが姿を消すことが増えたという。多くのシカの死骸が見つかり、それらには舌が引き抜かれたものも。マンシ族は"メンク"と呼んでその存在を恐れているが、コーカサス山脈では"アルマスティ"、シベリアでは"カクシャ"、北米では"サスクワッチ"、スマトラでは"オラン・ペンデク"。これらを総称して"イエティ"と呼ばれている。イエティ研究の第一人者で類人動物の専門家、イーゴリ・ブルツェフは、1970年代から証拠を集め続けている。目撃証言は5,000件以上。それらによると、イエティは人とは違う音の"口笛"を吹くことが特徴で、肉の柔らかい部分を好む。シカを殺すことも多く、多くは首がへし折られている。身長は2メートルを超え、足は40センチ以上。熊を2つに引き裂くほどの怪力の持ち主で、手には10センチのかぎ爪に歯はカミソリのような鋭さ。人のように直立歩行し、走行速度は時速70キロにも達するという。ロシアでは"雪男委員会"と呼ばれる、イエティの生け捕りを目的とした調査隊が1958年に組織されたが、学生たちが旅に出た時期と同じタイミングの1959年1月に解散。今回の事件の唯一の生存者であるユーリ・ユージンは76歳で死去したが、2013年の映像では、ユージンが当局の要請で仲間の遺品を確認し、見慣れないものに気づいたことを語っている。それは軍用のブーツカバーで、ロシア語で"オドモッカ"と呼ばれ、1950年代のソ連軍とKGBに支給されていたもの。このことから、捜索隊よりも軍が先に現場に到着した可能性も浮上した。マイクはエカテリンブルク公文書館に保管されていた政府報告書を閲覧。そこには"2月6日"と記され、公式に報告されていた2月16日よりも10日も早く何者かが事件を報告していたことを証明している。テントの写真も添付され、テントの水平の裂け目がすべて森を向いていたことのほか、人間のものよりはるかに大きな足跡の写真では親指の輪郭もはっきりと写していた。そしてテント内には、学生の1人が書いたメモが残され、そこにはこのようなメッセージが書いてあった。「雪男は存在する」。事件発生日となる登山旅行7日目の19:03。日記によると、彼らはテントから森を監視していた。最後に撮った写真が捉えた怪しげな光。匿名の男性の証言によると、「当時祖父がミサイル実験に関わっていた。初の2弾ロケット発射実験だった。空へ向けて撃ち。発射による衝撃を調べる予定だった」。民家のない地域が実験場に選ばれ、そこには誰もいないはずだったが、ミサイルは学生たちのキャンプ地にほど近い場所に着弾したという。写真には大きな光の束と共に空中爆発を思わせる小さな光を写している。マイクはイエティがこの光に怯えたことによって、学生たちが犠牲になったのではと考えた。番組の最後に、マイクはイエティを撮影するために、事件発生地である"死の山"でテントを張った。地元の猟師が用意したブタをおとりにし、事件当夜と同じ状況を作るために、発煙筒をたき続けた。危険を承知の上で森の中を進むと、遠くからかすかな音が森にこだまする。ヒュー。ヒュー。ヒュー。恐怖のあまり懸命に走ったが、あるものを見つけると「オーマイガー……」と呆然と立ち尽くしてしまう。雪の上に横たわり、口元から血を流したシカの死骸だった。身の危険を感じたマイクは下山。その後、"ヒュー"という謎の音を解析したが、どの動物の鳴き声とも一致しなかったという。(C)2014 Discovery Communications
2014年12月04日神奈川県と漢方デスクが「未病チェックシート」の活用に包括協定締結2014年10月7日、漢方デスクは神奈川県作成の「未病チェックシート」を活用して、「未病を治す」ために必要な情報提供を行うために、神奈川県と包括協定を締結したことを明らかにしました。(画像はイメージです病草子「風病のおとこ」)未病チェックシート神奈川県が「健康寿命」日本一の達成に向けた取組として作成したのが、「未病チェックシート」。パソコンやスマートフォンで未病チェックシートにアクセスし、自分の体調、体質などの質問に答えて、自分の「証」を知ります。また、その証に基づいた健康状態のアドバイスを得ることができます。「証」とは自身の体質、体調などの心身の状態を漢方のものさしで評価したものです。このシステムは慶應義塾大学SFC研究所が神奈川県からの依頼で、3万件を超える症例の解析に基づいて作成したとのこと。漢方デスクの取組漢方デスクは漢方や薬膳のポータルサイトを展開しています。神奈川県の作成した「未病チェックシート」の「証」に基づいて、詳しい体質改善アドバイスを行います。具体的には食事療法(おすすめ食材、注意すべき食材、おすすめレシピ)、ツボ療法、生活習慣の改善(おすすめの生活習慣、避けた方が良い生活習慣)あるいは一般薬局でも購入可能な漢方薬の紹介を行っています。
2014年10月14日倖田來未、ニューアルバム・ジャケット写真が超セクシー!!デビュー12周年目を迎える歌手の倖田來未(29)が10枚目となるニューアルバム「JAPONESQUE」(2月1日発売)のジャケット写真を公開した。「JAPONESQUE」のジャケット写真はピンクを基調にしたカラーで統一され、和傘を手に持って花魁(おいらん)に扮した倖田が、ピンクのランジェーリーを身につけ、大胆に着物をはだけさせ、自慢のボディーを見せた過激だが美しいショットで、ヘソピアスもしている。紅白歌合戦出場も含め充実の倖田來未ニューアルバムは「愛を止めないで」などのヒット曲やフジテレビ系ドラマ「謎解きはディナーのあとで」のオープニングテーマ曲「Love Me Back」など最新シングルに加え、新曲の11曲を新たに収録した17曲入りの豪華盤。ダンスやロックサウンドなど、今までの作品に比べて激しい曲も多く、非常に倖田らしいアルバムに出来あっがているという。倖田の紅白歌合戦出場も、今年の第62回で7回目の出場となり、若かった倖田だが最近は貫禄さえ感じる。デビュー当時からセクシー路線を通してきた倖田も来年は30歳を迎えるが、変わらぬ気さくさと、明るいセクシーさを保って30歳を迎えてほしい。元の記事を読む
2011年12月08日戸田恵梨香&加瀬亮主演の人気ドラマの映画化として注目を集める『SPEC〜天〜』に栗山千明がある任務を負った捜査員の役で出演することが明らかになった。未解決事件の解決のために公安部に設立された「未詳事件特別対策係」、通称“ミショウ”。IQは高いがなぜか常に餃子くさい当麻紗綾(戸田さん)と、かつてSIT(警視庁特殊部隊)に所属した精鋭ながら、ある事件をきっかけに未詳に転属となった瀬文焚流(加瀬さん)が、未来予知や千里眼、人の心を読むなどといった普通の人間の能力をはるかに超えた特殊能力によって引き起こされた犯罪の捜査に挑む。かつての人気ドラマ「ケイゾク」(TBS)の続編という位置づけで昨年放送され、特殊能力(SPEC)を持つ者たちによる犯罪の謎解きや戸田さんと加瀬さんの“キレキャラ”による掛け合いが人気を呼んだ。今回、この映画版より登場する栗山さんが演じるのは、CIRO(サイロ/内閣情報操作室)特務班の一員である青池里子。帰国子女にして大人の色香全開の里子だが、かつてSITに所属していた経歴があり、ある事件の捜査のために未詳を訪れる。いきなり「里子」、「焚流」と互いをファーストネームで呼び合い、過去に何らかの関係があった様子の瀬文と青池に、当麻は心穏やかならず…。キレキレの名コンビに青池が加わることで、ドラマでは見られなかった三角関係が展開することに?栗山さんは「出演が決まったときは、ドラマシリーズに出演しているみなさんがとても個性的なので、私はどんな役なのか楽しみでした。撮影は、私は新参者なので緊張しています(笑)。『SPEC』は独特の世界観があるので、その中で自分がどういう立ち位置にいたらいいか考えながら、撮影に臨んでいます」と意気込みを語る。青池里子というキャラクターについては「里子は帰国子女で日本語があまり得意ではない、という設定を撮影初日の直前に聞かされまして(笑)、セリフを台本のまま覚えていたら、現場で全然変わっていて驚きました。『間違った日本語』の言葉が多くて、わざと間違えて言うのが意外と難しいなと思いました。あと、里子はアクションのシーンもいくつかあって、私はわりと苦手なので、カッコ良く決めたいなと思っています」と語っており、キャラクター、アクション両面で新たな栗山さんの一面が見られそう。なお、映画の直前にはスペシャルドラマ「SPEC〜翔〜」も放送されることになっており、映画と合わせて新たな敵の存在や、ドラマシリーズのラストに残された謎の答えが描かれる。『SPEC〜天〜』は2012年春、全国東宝系にて公開。■関連作品:SPEC〜天 (仮題) 2012年春、全国東宝系にて公開■関連記事:戸田恵梨香&加瀬亮「SPEC」映画化決定!スペシャルドラマと合わせて謎が明らかに
2011年09月16日