俳優・竹野内豊と女優・松雪泰子が元夫婦役を演じているテレビ朝日系ドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』(毎週木曜21:00~21:54)では、きょう12日に放送される第4話で、復縁を予感させる展開を見せる。このドラマは、企業から持ち込まれる案件に法律を駆使して立ち向かっていく弁護士軍団"ビジネスロイヤー"たちが理不尽な悪に立ち向かっていく姿を、『HERO』や『海猿』シリーズの福田靖氏のオリジナル脚本で描くもの。竹野内と松雪は、数カ月前に離婚したばかりだが、同じ法律事務所に所属するライバル弁護士の咲坂と佳恵を、それぞれ演じている。12年前に出会って結婚し、一人娘・みずき(松風理咲)をもうけるも、同業ならではのストレスもあって離婚してしまった2人。毎日顔を合わせる事務所でも、いつもケンカばかりだが、みずきの希望で休日出勤の後にボウリング場へ繰り出し、家族だんらんの仲むつまじげな様子を見せる。ストライクに大喜びしてハイタッチしたり、投球に声援を送ったりする姿は、あたかも"仲良し家族"そのもの。復縁となるかと思わせるほどに、和気あいあいとした姿が描かれ、"法務ドラマ"だけでなく"ホームドラマ"の側面も垣間見ることができる展開となる。この第4話は、顧問先のビジネス靴メーカー「鳥飼シューズ」で起こった、創業者の会長(竜雷太)と息子の社長(矢柴俊博)の経営方針をめぐる"お家騒動"がテーマ。2人を仲直りさせようとする中、息子側が顧問弁護士である咲坂を解任してしまうが、長い付き合いの同社を見過ごせない咲坂は、驚くべき秘策を思いつく。
2016年05月12日テレビ朝日系ドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』(毎週木曜21:00~21:54)では、きょう5日に放送される第3話で、竹野内豊と松雪泰子演じる元夫婦に、それぞれ新たな恋が動き始める。このドラマは、企業から持ち込まれる案件に法律を駆使して立ち向かっていく弁護士軍団"ビジネスロイヤー"たちが理不尽な悪に立ち向かっていく姿を、『HERO』や『海猿』シリーズの福田靖氏のオリジナル脚本で描くもの。竹野内と松雪は、数カ月前に離婚したばかりだが、同じ法律事務所に所属するライバル関係を演じている。夏目の相手は、顧問先企業の男性社員・岸田英樹(横田栄司)。夏目を食事に誘ったり、頻繁に連絡したりなど、積極的にアプローチを仕掛け、それにまんざらでもなさそうな夏目に、咲坂は内心穏やかでない様子を見せる。さらに、合田雅吏演じる、夏目が通う日本舞踊の師範・仙石雪之丞にも思いを寄せられていることが判明する。一方、娘・みずきの家庭教師である大学生・島谷涼子(宮崎香蓮)から「かっこいい…」と好意を抱かれている咲坂。今度は、依頼人のIT企業社長の妻から、セクシーに誘惑を受けてしまうという"禁断の恋"が忍び寄る。第3話は、猫田純一(杉本哲太)が手がけていたベンチャー企業の上場案件に向けて業務委託契約を結んだ会社の経営母体に、暴力団が関与している可能性が浮上。咲坂たちは、この関係を切るために奔走するが、娘・みずきを盗撮した写真が送りつけられ、この案件から手を引くよう脅しを受ける。
2016年05月05日俳優の竹野内豊と女優の松雪泰子が、あす21日スタートのテレビ朝日系ドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』(毎週木曜21:00~21:54)のオープニング映像撮影で、初めての3Dスキャンに挑んだことが20日、明らかになった。同作は、企業から持ち込まれる案件に法律を駆使して立ち向かっていく弁護士軍団"ビジネスロイヤー"たちが理不尽な悪に立ち向かっていく姿を、『HERO』や『海猿』シリーズの福田靖氏のオリジナル脚本で描くもの。竹野内と松雪は、元夫婦でありながら同じ法律事務所に所属するライバル関係を演じる。3Dスキャンは、360°に配置された54台のカメラを駆使して行われ、2人の動きを細部にわたって撮影し、その中から最良の画像をドイツの3Dスキャン会社に送信。そこでデータを変換して日本に再送信し、ライティングや質感、アングルなどを調整した上で完成という、最新技術による作業が行われた。テレビ朝日の三輪祐見子ゼネラルプロデューサーによると、2人は「時折照れたりしながらも、とても楽しそうに撮影に臨んでくださいました」という。こうして得られたデータから2人を石像化させ、竹野内が馬に、松雪がライオンに乗る姿を撮影。竹野内の役柄を"動"として、「法の名のもとに、正義のために闘う騎士(ナイト)」であることと、性格の激しい松雪演じる佳恵を乗りこなそうとする様子を描いた。一方の松雪の役柄は"静"として、「気高さの中にも百戦錬磨の強さと風格を兼ね備えた女性」であると同時に、竹野内演じる咲坂を支配しようとする心理を表している。
2016年04月20日WOWOWの連続ドラマWの最新作で、女性の怨念を鋭く描き出す「5人のジュンコ」の完成披露試写会が11月16日(月)に開催。主演の松雪泰子、共演のミムラ、権野元監督が第1話上映後の舞台挨拶に登壇した。真梨幸子の同名小説を原作にしたサスペンス。連続不審死事件の容疑者として佐竹純子(小池栄子)が捕まったことをきっかけに、5人の“ジュンコ”の名を持つ女たちの運命が交錯し、女性の悪意や心の憶測の怨念が巧みに描き出される。松雪さんは事件を追うジャーナリストの田辺絢子を演じているが「一見、私の役は普通の人ですが、実はいろんなものが潜んでいて…」とニヤリ。役柄への共感を尋ねると「ありません!」と即答し「女って怖いなというのが一番の印象ですね。女性ならではの業、情念、嫉妬や悪意、もしかしたら男性には理解しにくい感情が表現されているストーリーだと感じました」と語る。ミムラさんは「台本で読むと、かなり直接的な言葉が多いんです。『こんなこと、チョクで言うんだ!』と思うんですが、言ってしまうと意外と成立するんです。それが映像になると、余計に気持ち悪くなっているというか、演じているときよりも、仕上がってオシャレになった時の方がゾクッときました(笑)」となんとも不思議な本作の魅力を口にする。松雪さんとミムラさんの共演は、ミムラさんの女優デビュー作である連ドラ「ビギナー」以来、実に12年ぶり!松雪さんは「その時からミムラちゃんは独自の発想、表現のロジックを常に持っていて、楽しいと思ってました。(久々に共演すると)すごく進化されていて、ステキで一緒にやっていて怖かったです」と振り返る。ミムラさんは12年前の共演について「痴態をさらしまして…。お世話になったというか、申し訳ない気持ち…」と苦笑しきりだったが「その時に共演させていただいた方と、もう一度どこかで共演させていただくのをモチベーションに12年やってきたので、こうしてガッツリと2人で芝居で対面できて楽しかったです」と喜びを口にした。ちなみに、松雪さんにとっては、同じく5人のジュンコの一人を演じた西田尚美さんとの共演も「10代のころのモデル時代以来」とのこと。「お互いの子育ての話とかで盛り上がっていました(笑)」と時の流れに想いを馳せつつ、楽しそうに語っていた。WOWOW連続ドラマW「5人のジュンコ」は11月21日(土)夜10時スタート(全5話/第1話無料)。(text:cinemacafe.net)
2015年11月16日人間の暗部をえぐり出す作風で定評がある作家・真梨幸子の小説を、松雪泰子、ミムラ、西田尚美、麻生祐未、小池栄子ら豪華キャストを迎えドラマ化する「5人のジュンコ」。この度、主演の松雪さんのコメントと共に本作の場面写真が解禁となった。5人の男が殺害されたとされる連続不審死事件は、世間を沸かせた。ジャーナリストの田辺絢子(松雪さん)は、事件の真相を探るため容疑者 佐竹純子(小池栄子)について取材を開始する。田辺は佐竹の中学時代の同級生から篠田淳子(ミムラ)という女性が親友だったという情報を入手し会社を訪ねる。そんな中、テレビ番組で田辺を見た昔の職場の同僚で、専業主婦の福留順子(西田尚美)が田辺を訪ねてきた。田辺は取材協力の情報提供かと思ったが、福留の口から出てくるのは社宅のヒエラルキーへの悩みと雑談ばかり。だがある時、佐竹の事件に関わる被害者のひとりではないかと思われる人物が浮上してくる。その人物はすでに亡くなっている守川諄子(麻生祐未)という女の息子だった…。原作は、人間の暗部をえぐり出す作風で定評がある作家・真梨さんの同名小説で、今回が真梨作品初のテレビドラマ化となる。人間の欲望を描いた「連続ドラマW悪貨」の監督・権野元と脚本・渡辺千穂のコンビが再登板し、各話毎にメインになる“ジュンコ”を中心に人間の深淵を描く衝撃ミステリーとなっている。同じ“ジュンコ”という名前のもとに翻弄され、やがて悪意の渦へと巻込まれていく女たちを描く本作。その5人のジュンコたちの中で、主人公のジャーナリスト・田辺絢子を『at Home』、「Mother」などテレビや映画、CMなど幅広く活躍する女優である松雪さんが演じている。松雪さんは「すごく斬新な脚本展開で、約5時間という時間の中でどのように凝縮して撮影するのか楽しみでした。そして、初めて脚本を読ませていただいた時に、これは大変な撮影になるなと思いました」と台本を受け取った時の感想を語り、自信との共通点を聞かれると「“究極の自己犠牲”でしょうか。私が演じた田辺絢子は自己を犠牲にしてしまう極端な部分がある人物です。自己犠牲は一見エゴではないように思う反面、究極的なエゴでもあって…だからこそ恐ろしいなと思います。自己犠牲をしてしまう感覚が自分の中にも少しあるので、共通点ではないですが理解はできますね」と役どころを分析した。また、印象に残っているシーンについて問われると「ラストの方のシーンになるのですが、久保田芽依とシーンですね。私は脚本に書かれていた表現とは違うイメージをなんとなく考えていて、そのとき監督も同じイメージを考えていて、そこで脚本とは違う方向でやってみようということになりました。20年以上ぶりの共演で、真起ちゃんと演じるシーンは特別な感じがしました。ワンカットで撮影したのですが、その時のその空間に漂うお互いの熱量と息遣いと全てのエネルギーが高い撮影が出来たように感じます」と自信をみせた。松雪さんいわく、「女性特有の習性が非常に立体的に描かれ、リアリティがあり、だからこそ怖い」という本作。5人のジュンコがそれぞれどのようにストーリーに関わっていくのか、放送を楽しみに待ちたい。連続ドラマW「5人のジュンコ」は11月21日(土)よりWOWOWプライムにて22時~放送。(cinemacafe.net)
2015年11月13日女優の松雪泰子が、主演を務めるWOWOWのオリジナルドラマ『連続ドラマW 5人のジュンコ』(21日スタート、毎週土曜22:00~、全5話)の脚本を初めて読んだ際に「これは大変な撮影になるな」と覚悟した心境を明かした。このドラマは、作家・真梨幸子の同名小説を原作に、松雪演じるジャーナリスト・田辺絢子(たなべ・じゅんこ)が、連続不審死事件を取材する中で、同じ「ジュンコ」という名前の女性たちとの出会いによって翻弄(ほんろう)され、悪意の渦に巻き込まれていく姿を描くもの。ミムラ、西田尚美、麻生祐未、小池栄子が、ほかの「ジュンコ」を演じ、脇を固める。松雪は、初めて脚本を読んだ時の印象を「これは大変な撮影になるな」と覚悟したことを振り返る。しかし、「すごく斬新な脚本展開で、約5時間(1時間×全5話)という時間の中で、どのように凝縮して撮影するのか楽しみでした」という心境になっていったそうで、「女性特有の習性が非常に立体的に描かれ、リアリティがあり、だからこそ怖い」と作品の見どころを語る。自身と役柄の共通点は"究極の自己犠牲"。絢子を「自己を犠牲にしてしまう極端な部分がある人物」と語り、「自己犠牲をしてしまう感覚が自分の中にも少しあるので」と理解を示す。松雪の考える「自己犠牲」とは「一見エゴではないように思う反面、究極的なエゴでもあって…」といい、「だからこそ恐ろしいなと思います」と、自らにも言い聞かせているようだ。印象に残っているシーンは、絢子がアシスタントを務める、人気ノンフィクション作家・久保田芽依(渡辺真起子)との場面。20年以上ぶりの共演だという渡辺とのシーンは「特別な感じがしました」と振り返り、「ワンカットで撮影したのですが、その時のその空間に漂うお互いの熱量と息遣いと全てのエネルギーが高い撮影ができたように感じます」と満足の表情だ。実際に「スタッフも含め、全員汗だくでした(笑)」と、"熱い"現場だったことを明かした。21日に放送される第1話では、連続不審死事件の容疑者・佐竹純子(小池)が逮捕される。連日ワイドショーをにぎわせる中、ジャーナリスト・田辺絢子(松雪)は、この事件の取材を、新人の鵜飼優子(小林涼子)と開始。すると、佐竹の事件に関わる被害者と思われる人物が、何人も浮かび上がってくる。
2015年11月13日松雪泰子主演の連続ドラマ『5人のジュンコ』がWOWOWで11月21日にスタートすることが16日、明らかになった。原作は真梨幸子の同名小説で、真梨作品初のドラマ化。物語は連続不審死事件の容疑者として1人の女性・佐竹純子が逮捕されることから始まる。事件とは無関係だが、彼女と同じ「ジュンコ」という名前を持つ4人の女性が運命に翻弄され、やがて悪意の渦へ巻き込まれていく。今回、松雪が演じるのは事件の真相を追うジャーナリスト・田辺絢子。松雪は「女性たちによるサスペンスという、今までに体験したことのない作品ですので新しい感覚で挑めるのではないかと感じています。私が演じる田辺絢子は非常に信念のある、洞察力の深い女性。彼女自身がジャーナリストになった経緯は過去のある経験によるもので、真実を追求する思いを強く持っています。静かな洞察の中に強い信念を表現したい。今回はストーリーテラー的な役割でもあるので、物語をしっかりと運んでいきたいです」と意気込みを語っている。ほか、佐竹純子役に小池栄子、佐竹の中学時代の同級生・篠田淳子役にミムラ、田辺の昔の職場の同僚・福留順子役に西田尚美、そして事件の関係者の一人である守川諄子役に麻生祐未。さまざまな境遇の女性の姿を通じ、現代社会が抱える問題が浮き彫りにされていくところも見どころだ。原作者の真梨氏も「私の作品は映像化しにくいとずっと言われてきました。私自身も小説でしか表現できないことにこだわりたく、あえて映像化不可能な小説を執筆してきました。それなのになんと映像化が実現してしまいました。デビュー10周年のこの年に。一人の視聴者としてこれほど待ち遠しいドラマはありません。今から楽しみ過ぎて、カレンダーに×印を書き込む勢いです。放送日よ、早く来い!」と大きな期待を寄せている。ドラマ『5人のジュンコ』はWOWOWプライムにて11月21日(毎週土曜 22:00~)スタート。全5話(第1話無料放送)。
2015年09月16日8月22日公開の映画『at Homeアットホーム』のプレミア試写会が10日、東京・豊洲のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、竹野内豊、松雪泰子、坂口健太郎、黒島結菜、池田優斗、板尾創路、ウーマンラッシュアワーの村本大輔、蝶野博監督が出席した。昨年の京都国際映画祭オープニング上映作品に選出されて国内外で話題を集めた本作は、人気作家・本多孝好の短編小説『at Home』を『未来予想図~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~』の蝶野博監督が映像化。父親が泥棒、母親が結婚詐欺師で長男が偽造職人という訳あり家族5人とその周囲を描く。主演の竹野内は「決してエンターテイメント性が強い物語ではありませんが、希望がちゃんと描いてある作品です」とアピール。意外にも初共演となった松雪について「本人を目の前にして言うのも恥ずかしいですが…」と照れながらも「今回は家族の話ですが、なかなか2人きりで居るシーンがなくて、そこは残念だと思いましたね。本当に穏やかで、いて下さるだけで安心ができるんです。存在感のある素敵な方だと思いました」と大絶賛。一方の松雪は「瞬間瞬間の感性を爆発するのでハッとさせられました。いつも新鮮なものを生み出されるので、ご一緒にやらせていただいてとても楽しかったです」とこちらも満足げだった。本作で映画デビューを果たした、ウーマンラッシュアワーの村本は、撮影中に松雪を口説いたといい「松雪さんがスーパードライを飲んでいたんです。僕はそれがチャンスだと思い、勇気を出してご飯に誘ったら『無理無理無理!』と言われて性格もスーパードライでしたよ」と明かすと、ターゲットにされた松雪は「クライマックスの時に横にいらして、非常に大事なシーンだったので『うるさいな~』と思いました(笑)」とストーカーばりの行動だった村本に拒否反応。それを受けた村本は「友だちということでラインを交換してメッセージを送ったら、毎回『またよろしくお願いします』と終わらせようとして…。僕がストーカーになってたなと思いましたね(笑)」とストーカー的な行動を認めて会場を笑わせていた。映画『at Homeアットホーム』は、8月22日より全国公開。
2015年08月11日俳優の竹野内豊が主演を務める映画『at Home アットホーム』(8月22日公開)で、共演の女優・松雪泰子との場面写真が、このほど公開された。父・和彦(竹野内豊)は泥棒、母・皐月(松雪泰子)は結婚詐欺師、長男・淳(坂口健太郎)は偽造職人で、長女・飛鳥(黒島結菜)とまだ幼い次男・隆史(池田優斗)も犯罪で生計を立てていることを自覚している森山家。彼らに血の繋がりは無く、共通するのは虐待、性暴力、DVなどそれぞれが背負った暗い過去。ある日、詐欺を目論んだ母が拉致され身代金を要求されたたために、一家は奪還作戦を計画する。本作は血縁関係にはない人間が必死になる姿を描くことで、「家族とは?」を投げかける。DREAMS COME TRUEの楽曲を映画化した『未来予想図~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~』(07年)を手がけた蝶野博監督がメガホンを取り、原作の映画化が相次いで話題の小説家・本多孝好氏の短編小説『at Home』を映画化した本作。メインキャストの5人のほかにも、國村隼や村本大輔、千原せいじ、板尾創路など個性的な面々が映画を彩る。本作で竹野内の妻であり、一家の母親・皐月を演じる松雪。皐月は結婚詐欺で男をだます役どころで、演じるにあたって「不可欠な美貌」や「過去と現在を演じ分ける陽と陰の振り幅」を持ち合わせている必要があり、プロデューサーが「それらを全て兼ね備えているのは松雪泰子さんしかいない」とオファーした。脚本で描かれるのは、血まみれになるほど殴られる場面など痛々しいビジュアルのシーン。スタッフにとって、「本当にこの役どころを引き受けてくれるか」が気がかりだったが、松雪は臆せず激しい暴力的なシーンを受け入れた。今回公開された場面写真は、母と詐欺師の顔や、顔から服まで血まみれでうなだれる姿など彼女の身に起こる壮絶な出来事を予感させる。(C)映画『at Home』製作委員会
2015年08月07日本田孝好の原作小説を竹野内豊、松雪泰子をキャストに映画化する『at Home』の予告編映像が、このほど解禁となった。どこにでもある平凡で幸せな家族。けれども、実は家族全員で、犯罪で生計をたてている一家。父さんは空き巣泥棒、母さんは結婚詐欺師、長男は偽造職人…。ある夜、家族の元に一本の電話が。結婚詐欺がバレ、相手に母が拉致され身代金まで要求されてしまう。能天気にみえた家族、その裏にあるそれぞれの苦しい過去。血もつながっていない、けれどこの幸せを守るためなら、誰よりも必死になれる。これも一つの家族の姿。母親を取り戻すことはできるのか――?今回解禁となった予告編では、ワケあり家族の成り立ちと、そんな家族が危機に立たされる姿が描かれている。冒頭、ひとりの少年を盗んでくる竹野内さんの姿が映し出される。登場人物のそれぞれの“ワケ”である過去が明らかとなる緊張感溢れるシーンが続き、1人また1人と、いびつな形ではあるが“家族”ができあがっていく様が。予告編の最後の、家族の大黒柱を演じる竹野内さんが涙ぐむシーンがなんとも印象的だ。竹野内さん率いる“家族”には、松雪さんを始め、『海街diary』『ヒロイン失格』『俺物語!!』と人気少女コミックの実写化出演が続く坂口健太郎や、『ストレイヤーズ・クロニクル』の公開を控える黒島結菜、子役の池田優斗が集結。さらに、一家の世話役として國村隼、ナルシストな金持ち役に板尾創路、暴力男に千原せいじ、そして5人をピンチに陥れる悪役に「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔が怪演する。「俺が盗んできた家族は、誰にも奪わせない」という意味深なキャッチコピーがつけられた本作。偽装家族ではありながら家族の絆が生まれようとする家族団らんを描くシーンがあるかと思えば、血だらけの松雪さんの姿が映し出され、一家が窮地に追い込まれるシーンも…本当の家族の絆とは?まずはこちらの映像から竹野内さんが盗んできた“偽装家族”をご覧あれ。『at Home』は、8月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月05日桜庭一樹の直木賞受賞作を原作に、浅野忠信と二階堂ふみのW主演で贈る、熊切和嘉監督の最新作『私の男』。主役の浅野さんは昨年、俳優生活25周年を迎えており、現在出演中の名作ハードボイルド小説のドラマ化「ロング・グッドバイ」でも、渋カッコイイ!と多くの人を魅了している。そんな浅野さんの魅力に迫った。NHK「ロング・グッドバイ」の孤高の探偵役が、意外にも連続ドラマ初主演となった浅野さん。先月ドラマがスタートすると、ネット上では「存在感がすげえwww」「無言の演技が凄い」「表情だけで魅せる。ほれぼれするほどのいい男っぷり」と、絶賛の声が多数上がった。また、演技力の評価に加え「スーツの着こなしもすごくいい」「浅野忠信のスーツ姿みるだけでも価値ある。コート着てるとなおかっこいい」と、50年代ファッションの着こなしも注目の的になっている。一方、『私の男』では、10歳で震災孤児となった花(二階堂ふみ)と、若くして花の養父となる遠縁の腐野淳悟(浅野忠信)、寄り添うようにして生きてきた2人の、禁断の愛を描いている。映像化が難しいと言われた本作に「感覚で淳悟を演じるしかない」という覚悟で挑んだ浅野さんは、質素な身なりで憂いと影を帯びながらも、どこか優雅な男、淳悟としての風貌にこだわった。「衣装やメイクには常に気を遣っていました。俳優にとって一番身近にあるものなので、衣装合わせなどで意見を取り入れていただいたりしました。淳悟の性格上、彼は同じものを長く着るタイプだと思ったので、ロングコートやシャツなど、質感や色のトーンに統一感が出るようにしてもらいました」と、撮影時をふり返る。本作には、「いままでのキャリアをぶつけるのにこれ以上のものはなく、自分にしかできない役」と、観客も期待する意気込みで挑んでいる浅野さん。近年、『マイティ・ソー』シリーズほか数々のハリウッド映画に出演し、日本を代表する俳優のひとりとなったが、特にこの2作では「イケメン」と一言では片づけられない、唯一無二の雰囲気がたっぷり。その姿は、青山真治監督『Helpless』、岩井俊二監督『PiCNiC』、石井克人監督『鮫肌男と桃尻女』、大島渚監督『御法度』など、1990年代~2000年前半に日本映画で出演していたころをどこか思い起こさせる。俳優生活25年のキャリアに加え、40歳となったその佇まいでいっそう魅力を増している浅野さんの姿を、こちらの予告編映像からも確かめてみて。『私の男』は6月14日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(松雪範子(cinema名義))■関連作品:私の男 2014年6月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014「私の男」製作委員会
2014年05月09日ナオミ・ワッツとロビン・ライトという、円熟期を迎えた実力派女優をWヒロインに迎え、英国の“ノーベル文学賞”作家ドリス・レッシングの原作を、『危険な関係』の脚本家クリストファー・ハンプトンが脚色し、『ココ・アヴァン・シャネル』のフランス人監督アンヌ・フォンテーヌが描く『美しい絵の崩壊』が5月31日(土)より公開される。このたび、ナオミとロビンの魅力が散りばめられた、本作のスキャンダラスなポスター・ビジュアルがどこよりも早くシネマカフェに到着した。ナオミとロビンが演じるのは、オーストラリアの美しいビーチタウンで、幼い頃から親友として育った大親友の2人。だが、互いに相手の10代の息子と禁断の恋に落ちてしまう。誰もが羨むようなビーチタウンでの暮らしと完璧で美しい家族の関係に、ゆっくりと亀裂が生じ、やがて崩壊へと向かっていく…。原作は、英国の女流作家ドリス・レッシングの「グランド・マザーズ」(集英社刊)。驚くことに、スキャンダラスで官能的なこの物語は84歳で書き上げ、ノーベル文学賞を最高齢となる88歳で受賞している。主役はキャリアと私生活の両面で円熟期を迎え、さらに魅力を増すナオミ・ワッツとロビン・ライトという実力派女優。本作では若く美しい男に恋焦がれられ、「ある一線」を超える美しい女性を体当たりで演じている。歳の離れた男に愛される女性の戸惑いや苦悩を描いた名作は、過去にも数多く存在するものの、本作は大胆でスキャンダラス。それでいて胸を締めつけられる濃密な愛の物語となっている。2大女優の演技と共に、彼女たちの年齢を重ねた美しさにも注目だ。『美しい絵の崩壊』は5月31日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、横浜ブルク13 ほか全国にて公開。(松雪範子(cinema名義))
2014年03月10日「世界で最も美しい顔100人」の第1位に選ばれたオスカー女優マリオン・コティヤール主演で贈る、映画『エヴァの告白』。崇高な美しさで、彼女のキャリア史上最高との呼び声も高い本作だが、そんな『エヴァの告白』でマリオンはほぼ全編“すっぴん”で熱演を魅せている。1921年、戦火のポーランドで両親を殺され、妹と新しい人生を夢見てニューヨークのエリス島にたどり着いたエヴァ(マリオン・コティヤール)。しかし、早くも病気の妹と引き裂かれてしまう。エヴァも危うく強制送還されそうになるが、彼女は生きるため、そして妹を守るために、売春を斡旋する危険な男・ブルーノ(ホアキン・フェニックス)と共にいることを選ぶ。時代に翻弄されながら唯一の肉親の妹のために娼婦にまで身を落とし、盗み、愛を利用し「地獄に落ちる覚悟」で生き抜くことを選んだエヴァの懺悔室での“告白”が始まる…。カンヌ映画祭の常連の名匠ジェームス・グレイが監督・脚本が務め、豪華俳優たちが競演する本作。さらに、女性たちが注目しそうな見どころが一つ…マリオンは本作で、ほぼ全編“すっぴん”で登場しているのだ。「レディディオール(Lady Dior)」の広告塔など、モデルとしても活躍しているマリオン。左右対象の均整のとれた顔に真っ赤な口紅が引かれたビジュアルをよく見かけるが、そんなイメージをかなぐり捨てるような“すっぴん”演技。それでもスクリーンでは美しく見えるというのは、「世界で最も美しい顔100人」堂々第1位の成せる業なのだろう。いち早く鑑賞した綾戸智恵さんは「いままでたくさんの映画で彼女を観てきたけれど、『エヴァの告白』が一番良いと思う。こんなに美しかったかな?と思わせるくらい美しかった。この映画にピッタリだった」と大絶賛を贈っている。また、本作公開を前に行われた一般試写会では、物語の核となる「エヴァの犯した罪とは一体何なのか?」との質問を投げかけ、アンケートを実施。すると「2人の男性の人生をめちゃくちゃにしたこと」「(娼婦に)堕ちたこと」「男性を利用したこと」などが挙がっる一方、「何も罪を犯していないと思う」「流れに逆らわずに生きただけ」「美しすぎること」「愛されてしまったこと」など、“美しくあっただけで、エヴァには罪が無い”とコメントする人々も。観る人によって結果が二分化されるという興味深いアンケート結果となった。劇中の男だけでなく、観客までもその“美”の力で惑わせるマリオン。そんな彼女の“すっぴん”にあなたは憧れるだろうか?嫉妬するだろうか?『エヴァの告白』は2月14日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(松雪範子(cinema名義))■関連作品:エヴァの告白 2014年2月14日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2013 Wild Bunch S.A. and Worldview Entertainment Holdings LLC
2014年02月12日『ツレがうつになりまして。』『半落ち』の佐々部清監督の最新作『東京難民』が、来年2月に公開される。格差社会に生きる若者の“リアル”な姿を描く本作で、『潔く柔くきよくやわく』の爽やかイケメン・中村蒼が、ごく普通の大学生からホームレスに転落してしまうという衝撃の姿を演じていることが明らかとなった。主人公・時枝修(中村蒼)は、気楽な毎日を送るどこにでもいる大学生だった。だが突然、父が借金を抱え失踪。大学を除籍され、家賃の支払いもできず、アパートから強制的に追い出された修は、ネットカフェに泊まりながら日払いのバイトで生活費を稼ぐ日々。ある日、騙されて入ったホストクラブで高額の料金を突きつけられ、その店で働くものの、業界の裏側を知ってしまい、ついにはホームレスにまで転落してしまう…。主人公を演じる中村さんは、本作で大学生、ビラ配り、治験バイト、ネットカフェ難民、ホスト、日雇い労働、ホームレスと、7つの役どころに挑戦!悲壮感たっぷりのネット難民を演じたかと思えば、ホスト役のシーンではプロのホストから指導を受けたという“シャンパンコール”も見事に披露している。最終的にホームレスとして空き缶や雑誌を拾い歩くなど、変貌する姿を見事に演じ分けた。また、爽やかな年下系のイメージが強い中村さんが、生活は苦しくなりながらも、徐々にたくましい顔つきに変わっていく姿は見逃せない。加えて注目すべきは、豪華な若手俳優陣。『渾身KON-SHIN』で主演を務めた「劇団EXILE」の青柳翔は、闇社会に落ちていく先輩ホスト役、『桐島、部活やめるってよ』『黒執事』で人気急上昇中の「CanCam」専属モデル・山本美月は、ホストにハマってソープに売られる役を演じた。さらに、東宝シンデレラガール出身の大塚千弘も、中村さん演じるホストに貢ぐ看護師役として体当たりのラブシーンに挑戦している。格差社会の歪みの中でもがく、若者たちのリアルな姿を真正面から暴く衝撃作。中村さんの七変化の姿を観ながら、現代社会の闇の淵を覗いてみては?『東京難民』は2014年2月22日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて公開。(松雪範子(cinema名義))
2013年12月24日まもなく街はクリスマスモード一色。クリスマスをテーマにした映画といえば思い出すのが、ファミリー・コメディ『ホーム・アローン』シリーズだろう。実はこのシリーズで起用されている名曲と、12月より公開される音楽界のトップスターを影で支えてきた歌姫たちを描いた映画『バックコーラスの歌姫たち』には、ある人物の存在が鍵となっている。ブルース・スプリンスグスティーン、スティング、スティーヴィー・ワンダー、ミック・ジャガー、ベット・ミドラーといった大物ミュージシャンを影で支えてきたバックシンガーたちに、初めてスポットライトを当てたドキュメンタリーとして話題を集めている『バックコーラスの歌姫たち』。アメリカでは数スクリーンの公開でスタートしたが、クチコミで評判となり現在150スクリーンまで拡大し、興収420万ドルを突破している。一方、クリスマス休暇に慌て者の家族たちに置き去りにされた少年・ケビン(マコーレ・カルキン)が2人組の強盗相手に大活躍する『ホーム・アローン』。その続編で、舞台をN.Y.に移した『ホーム・アローン2』では、テーマソングも印象的だった。その誰もが一度は耳にしたことがあるだろうテーマソング「ひとりぼっちのクリスマス」を歌っていたのが、『バックコーラスの歌姫たち』で作品の軸となる、ダーレン・ラブだ。ダーレンは、60年代に「ブロッサムズ」のメンバーとしてデビューを果たし、伝説的プロデューサーのフィル・スペクターが生み出した数々のヒット曲のバックコーラスを務めた。やがて、あくまでバックシンガーとして利用しようとするフィルとの間に深い軋轢が生まれる…。一度、失意のなかで音楽業界を離れた時期もあるダーレンを始め、劇中に登場するのは、ソロを目指すためのステップとする者、音楽業界に利用され夢を打ち砕かれた者、自分を必要としてくれるミュージシャンと共に生きる道を選ぶ者、そして生活のために歌い続ける者と様々。そんな名もなきの歌姫たちの成功と夢、誇り、犠牲や葛藤を描き、観る者の心を揺さぶる作品となっている。クリスマスを彩る名曲に隠された真実。今年のクリスマスは本作を観た後、また新しい視点で『ホーム・アローン2』を味わえるかもしれない。『バックコーラスの歌姫たち』は、12月14日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(松雪範子(cinema名義))■関連作品:バックコーラスの歌姫たち 2013年12月、Bunkamuraル・シネマほか全国(C) 2013 Project B.S. LLC
2013年11月28日玉木宏、本田翼、東出昌大、木村文乃、高梨凛ら総勢10人の男女が、クリスマスの東京駅を舞台に繰り広げるラブストーリーを描いた映画『すべては君に逢えたから』。本作は、クリスマスという特別な日をきっかけにそれぞれの男女が想いを大切な人へと告白するシーンが魅力の一つとなっているが、中でも東出さんと木村さんが登場するストーリーで描かれる“遠距離恋愛”は多くの人が「あるある」と共感できるはず。過日、本作の公開を記念して「クリスマスだから、大切な人に伝えたい想いを手紙にしよう!」キャンペーンが実施された。およそ3か月間にわたって行われ、600通もの応募の中から、見事「ロマンティック賞」に輝いたのは、約25年前に遠距離恋愛を経験し、その後、結婚したというご夫婦。この2人のためだけに、『すべては君に逢えたから』プライベート試写会がプレゼントされたが、そんな彼らの“遠恋あるある”は?映画を鑑賞した2人は、東出さん演じる津村拓実と、木村さん扮する山口雪奈の東京~仙台間の遠距離恋愛でのすれ違いや、久しぶりに逢えるひと時のときめきを思わず思い出したと語る。東京~大阪間で遠距離恋愛を育んだご夫婦は、もともと大学時代の友人で、奥様は大阪の会社へ、旦那様は東京の会社へ就職。奥様が出張のため、偶然乗った新幹線で旦那様と再会したことがきっかけで交際がスタート。そして出張の度に、当時の最終新幹線“シンデレラエクスプレス”を利用して東京と大阪を行き来きしていたという。久しぶりに逢った後はいつも別れがたく、時には、見送るだけのはずが実際に帰り際の新幹線に乗り込んでしまい、翌日の始発で一人戻ってきたことも…。そんなエピソードは本作で描かれるシーンとも重なり、「新幹線を利用する遠距離恋愛中のカップルにとって、新幹線で相手を連れて帰ってしまうって、“遠距離恋愛あるある”なんですね!」と少し恥ずかしそうに語っていた。また木村さん演じる雪奈は、離れている相手のことが分からなくなり、すれ違いが生じて、東出さん演じる拓実とぶつかってしまうのだが、奥様は「離れているから相手のことが分からなくて不安になったことはない」と断言する。「相手(夫)はあんまり喋らないタイプで、私の話を聞くだけだったので疑うこともなかったんです。自分が忙しくて余裕がなかったので、待っている時間がなかったからかも(笑)」とも。そんな2人は、木村さんと東出さんが演じるカップルが決まり事にしている「モーニングコールを欠かさずする」ということはなかったそうだが…代わりに、毎晩のように電話をしていたそう。25年前は携帯もメールもなく、電話だけが唯一の連絡手段。だからこそ、雪奈と拓実のカップルが久しぶりに逢うシーンの高揚感や幸せはすごく共感できたと語り、キラキラと目を輝かせながら語る姿が印象的だった。離れている分、久々に逢えたときの喜びはひとしお。きっと、いつも一緒に過ごせるカップルにも負けない幸せなひとときを過ごしていたに違いない。その後、交際が1年を過ぎた頃に、2人は結婚を決めたそうだ。久しぶりに逢える嬉しさは、いつの時代も、どんな状況でも変わらない。遠距離恋愛中の人はもちろん、すべての恋人たちの胸をキュンとさせる本作で、遠距離恋愛ならではの“あるある”を見つけてみては?『すべては君に逢えたから』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。(松雪範子(cinema名義))■関連作品:すべては君に逢えたから 2013年11月22日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013 「すべては君に逢えたから」製作委員会
2013年11月25日NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」でヒロイン・梅子を演じ、話題をさらった堀北真希が2年振りに主演する映画『麦子さんと』が12月に公開される。その本作が、今年、社会現象にもなった同じく連続テレビ小説「あまちゃん」と多くの共通点があることが分かった。田舎の小さな駅に降り立った麦子(堀北さん)は亡くなった母が、青春時代を過ごした田舎に納骨のためにやってきた。そこで、かつての母は町のアイドルだったことを知る。彩子にそっくりな麦子の登場に、色めき立つ町の人々。けれど、麦子にとって、彩子は家族を置いて出て行った最低の母親。だが、母が青春時代を過ごした田舎で、町の人を通して初めて知る母の青春、母の人生。麦子の心にある思いが広がっていく…。本作と「あまちゃん」との共通点は、まず麦子の兄・憲男を、「あまちゃん」でヒロイン・アキ(能年玲奈)の“萌え系”マネージャー、ミズタクこと水口琢磨を演じた、個性派俳優・松田龍平が務めていること。堀北さんとの兄妹役に、“ミズタク”と“梅ちゃん先生”という朝ドラつながりのコンビ共演が実現、と話題となっている。また、本作は、余貴美子演じる麦子の母・彩子が昔、地元のアイドルだったが、アイドルになることを目指して上京するも失敗に終わるという点も、「あまちゃん」で小泉今日子が演じたアキの母親、春子とピッタリ重なる。しかも物語は、母と娘の微妙な関係をさまざまな確執や深い愛情を通して描いており、声優になることを夢見る麦子と彩子の関係は、笑いと涙で綴られたアキと春子、春子とその母・夏(宮本信子)との関係を否応なく思い起こさせている。「あまちゃん」終了後、すっかり“あまロス”に陥ってしまったウォッチャーたちは、次は映画『麦子さんと』にハマることになるかも!?(松雪範子(cinema名義))■関連作品:麦子さんと 2013年12月21日より全国にて公開(C) 『麦子さんと』製作委員会
2013年10月31日大ヒット商品を次々に生み出したアップル創業者スティーブ・ジョブズの知られざる半生を描いた話題の映画『スティーブ・ジョブズ』が、11月より公開される。本作では、“天才”と言われ次々と夢を実現していった男が、実はビジネス以外のプライベート、特に恋愛に関しては、まるで天才とはほど遠い状態だったことが明らかにされている。2011年、56歳の若さでこの世を去ったスティーブ・ジョブズ。21歳で自宅のガレージに「アップルコンピュータ」を設立。わずか4年で株式を上場させ、富と名声を手にするが、ワガママで傲慢、絶対に自分の考えを曲げない彼の激しい性格は、多くの敵をつくったことは有名な話。恋愛においても、決して穏やかとはいかなかったようだ。アシュトン・カッチャー演じるジョブズは、実際に若かりしころも長身で甘いマスクのイケメン。彼女がいるにも関わらず、ほかの女性に手を出すプレイボーイだった。髪はボサボサ、裸足で歩くなど何を考えているのかよく分からない所がありながら、自分の興味があることだけに反応する自由奔放な姿は、“ほっとけない”女子心を知らずと刺激していたらしい。25歳のときには、当時の彼女のお腹にいた娘“リサ“を自分の子ではないと、認知を拒否。彼女とは未婚であり、若いジョブズはその事実を受け入れられなかったのかもしれない。しかし、ジョブズ自身も将来有望とされた大学生カップルの未婚の子で、そのために養子に出された生い立ちの持ち主。不思議なことに実親と同じ過ちを犯してしまうのだが、その後、開発に没頭したコンピュータに“Lisa(リサ)”と名付けるなど、娘への愛がまったくなかったわけではないのだ。やがて、ジョブズは幸せな結婚をし、3人の子を授かった。家族の大切さを改めて実感したのか、ジョブズと実の娘・リサとの確執は少しずつ改善されていき、思春期時代には彼女を家庭に受け入れ、大学入学まで一緒に暮らしたと言われている。劇中には、実の娘を上手くあしらうことができないエピソードも登場し、うろたえがちなひとりの父親の姿をうかがい知ることもできる。恋愛では“天才”とはいかず、苦労もあったジョブズ。本作は、世界で最も成功した男の“心の光と影”、そしてひとりの人間としての人生をも垣間見させてくれるだろう。『スティーブ・ジョブズ』は11月1日(金)、TOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(松雪範子(cinema名義))■関連作品:スティーブ・ジョブズ 2013年11月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開(C) 2013 The Jobs Film,LLC.
2013年10月25日多くの人々を魅了し続けるディズニーの名作『リトル・マーメイド』のブルーレイが、ついに今月23日(水)に発売される。これを記念し、ボーナス・コンテンツに収録された、実写モデルを務めた女優シェリー・ストナーがアリエルの仕草の誕生秘話を語る貴重なコメント映像が公開された。美しい映像と躍動感あふれる音楽、そして、アリエルを始めとする個性豊かなキャラクターたちが満載の『リトル・マーメイド』。中でも主人公・アリエルは、明るく好奇心が旺盛で、何事にも前向きで可愛らしく、“ディズニープリンセス”の中でも特に人気が高い。そんな彼女の動きに躍動感を生み出したのは、実は実写モデルを務めた女優、シェリー・ストナーの存在が大きく関係しているという。陽気なカリブ・ミュージックと幻想的な深海の映像美はもちろんだが、主人公・アリエルのキュートな仕草に魅了された人も多いはず。驚くことに、フォークをクシと勘違いして髪をとかしたり、パイプを楽器と間違い吹いてしまう彼女動きは、実写モデルを務めた女優・シェリーの何気ない仕草や癖が元になって誕生したという。このシーンを「とても愉快」と笑顔で語るのは、監督のジョン・マスカーとロン・クレメンツの2人。シェリーは撮影当時をふり返り「あるとき、前髪が顔にかかったから息で払ったの。するとグレン・キーンは、この仕草を使ったわ。それから緊張で手が震える癖もね(笑)」と語っている。観る者を自然と作品に感情移入させるのは、こんな細かい工夫があったからかも。作品をもう一度観る前に、こちらの映像で一足早く撮影秘話をチェックしてみて!<ブルーレイ&DVD情報>・『リトル・マーメイド ダイヤモンド・コレクション』ブルーレイ+DVDセット/3,990円(税込)・『リトル・マーメイド 3Dセット』ブルーレイ/4,935円(税込)・『リトル・マーメイド スペシャル・エディション』DVD/2,940円(税込)・『リトル・マーメイド ブルーレイ・トリロジーセット』/10,290円(税込)・『リトル・マーメイド DVD・トリロジーセット』/7,140円(税込)発売日:2013年10月23日(水)『リトル・マーメイド』オンデマンド10月23日(水)より配信開始(松雪範子(cinema名義))
2013年10月16日全世界でNo.1大ヒットを記録したマーベル・スタジオの大人気アクション・ヒーローシリーズ第3弾『アイアンマン3』。このたび、ブルーレイ&DVD発売を前に、特別映像の一部がいち早くシネマカフェに到着した。『アベンジャーズ』の壮絶な戦いの後、億万長者にして天才発明家トニー・スターク=アイアンマン(ロバート・ダウニー Jr.)を取り巻く環境は大きく変わり始めていた。心身ともに極限まで追い詰められたトニーは、史上最悪のテロリスト「マンダリン」からの攻撃を受け、ついにアイアンマン“最後”にして“最大”の決戦が始まる……。本作のブルーレイには未公開映像、NGシーンなど貴重なメイキング映像が収録されているが、今回届いた特別映像は、その中に収められているロバート・ダウニーJr.のNGシーン。『アベンジャーズ』以後のトニー・スターク=アイアンマンは心に不安や葛藤を抱えており、しかも公私にわたるパートナーのペッパー・ボッツの身にまで危険が及ぶなど、本編はシリアスなストーリーにもかかわらず、彼の連発するNGは、何ともお茶目なものばかり。そのギャップに、女性ファンはますます心をくすぐられてしまいそうだ。ロバート・ダウニーJr.が、「ある意味、今回の作品は『アイアンマン』シリーズにおけるホリデーシーズン(感謝祭から新年までの祝祭日期)のようなものだね。これ以上はありえないということさ。私たちが満足できる理由は、おそらく過去最高の努力を払ったからなのかもしれないね」と語るように、本作はまさに“ラスト”を飾るのにふさわしい内容となっている。まずはこの特別映像をチェックしてみて。『アイアンマン3』ブルーレイ&DVDは9月4日(水)より発売開始。(同日、オンデマンド配信スタート)。ブルーレイ(デジタルコピー付き)が3990円、ブルーレイ+DVDセットが同じく3990円。(松雪範子(cinema名義))
2013年08月29日本年度のフランス映画祭をオープニング作品として飾った、フランス映画界の旗手フランソワ・オゾン監督の最新作『危険なプロット』が、今秋10月より公開される。このほど、本作の最新ポスターと日本版予告編が解禁となった。作家になる夢を諦めた高校の国語教師・ジェルマンは、凡庸な作文添削にうんざりしながら毎日を送っていた。ある日、生徒・クロードが書いた作文に心を奪われる。クラスメイトとその家族を細かく描写したものだったが、彼の才能を感じ取り、小説の書き方を個人指導していく。才能を開花させたクロードは、クラスメイトの家の中を覗き見、美しい母親を観察して次々と“新作”を提出してくる。次第に、クロードの紡ぎ出す物語に心を絡め取られたジェルマンは、続きを求めて歯車を狂わせていき、クロードの文章はますますエスカレートを始めていく…。本作は、文学を愛する教師と文才に恵まれた生徒との、緊張感漂うやりとりを描いた、知的サスペンス。オゾン監督の最高傑作との呼び声も高く、現在フランスで120万人動員の大ヒットを記録している。今回公開となった予告編では、「読者は王だ。飽きさせてはいかん。」と、教師・ジェルマンが持論を展開する“個人授業”の一端と、「傑作を書くための条件は、刺激的な設定、よめない展開、そして意外な結末」と手ほどきを受けた生徒・クロードが、より刺激的な作品を書くために入り浸っている同級生一家への観察が、徐々にエスカレートしていく様子が描かれている。本作のキーマンとなる才能に恵まれた生徒役には、新鋭エルンスト・ウンハウワーが大抜擢。美しく、ミステリアスで、スクリーンから投げられる激しい眼力を持った彼は、フランスでの大ヒットの一因とも言わしめた。また、ポスター・ビジュアルでも、不敵な笑みをたたえてその美しさを放ち、注目を集めている。果たして、個人授業から次第に心理戦へと変わっていく『危険なプロット』は、どんな思いがけない結末を私たちに見せてくれるのだろうか。『危険なプロット』は10月、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。※『危険なプロット』の予告編はcinemacafe.net記事ページよりご覧いただけます。(松雪範子(cinema名義))■関連作品:危険なプロット 2013年10月、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開(C) 2012 Mandarin Cinéma-Mars Films-France 2 Cinéma-Foz
2013年08月14日女優の松雪泰子が米アクション映画『ボーン・レガシー』で日本語吹替え版のボイスキャストを務めた。これまで声優として、アニメ作品に出演した経験はあるが、ハリウッド実写作品での吹替えは今回が初めて。主人公である“最強の暗殺者”アーロン・クロスと行動を共にする女医のマルタを繊細かつ表情豊かに、声だけで演じきり、女優としての本領をいかんなく発揮した。「アフレコはとてもスムーズだった」(関係者談)という松雪の吹き替え映像と、松雪本人からのコメントが届いた。全世界で約1000億円を超える大ヒットを記録した人気シリーズの新章。極秘プログラムによって誕生したクロス(ジェレミー・レナー)が巨大な陰謀に巻き込まれる。劇中でマルタを演じるのは、第78回米アカデミー賞の助演女優賞を受賞したレイチェル・ワイズだ。「すでに完成された作品の中に、レイチェルさんのお芝居も存在しているので、その微妙な感情を声だけで表現するのが、今回の大きな挑戦でした。そういう意味では、これまでのアニメ作品とはまったく違いますね」と松雪。国家の最高機密に関わりながらも、純粋に研究に没頭する女性科学者という設定で、アーロンとの出会いを機に、自らも命の危機にさらされる。起伏の激しい展開とリンクし、戸惑い、疑い、怒り、覚悟といった具合にマルタの心情も大きく波打つ。「本当に感情の細かい表現が内側から放たれていて、どの瞬間にでも常にキャラクターの心情が揺れているんです」(松雪)。だからこそ、オスカー女優を“迎え撃つ”日本語吹き替え版には、女優・松雪の確かな演技力が求められ、松雪自身もその期待に十二分に応える熱演を披露した。8月には初来日を果たしたレナーと対面し「本当に素敵な方だった」と松雪。「出演作が続いたせいで『ボーン・レガシー』の撮影に入る際も、3週間しか準備の期間がなかったと聞いてすごく驚きましたね。それで、あれだけのハードなアクションをこなすのだから、さらに驚きです」とレナーの役者魂に同じ俳優として敬意を表す。レナーからは「こんなに美しい女性は声だけの出演じゃもったいない。それに彼女が相手ならボコボコにされたいよ」というコメントも寄せられており、「きっとすごく過酷だと思うんですけど、ぜひアクションにも挑戦したいですね」(松雪)と新たなチャレンジに意欲を見せている。『ボーン・レガシー』公開中取材・文:内田涼
2012年09月28日女優の松雪泰子が18日、都内のスタジオで米アクション映画シリーズの最新作『ボーン・レガシー』日本語吹替え版のアフレコを行った。全世界で約1000億円を超える大ヒットを記録した『ボーン』シリーズ3部作の裏側で同時進行していた新たな陰謀を描いた新章。松雪は、ジェイソン・ボーンをしのぐ“最強の暗殺者”アーロン・クロス(ジェレミー・レナー)と行動を共にする女医のマルタ(レイチェル・ワイズ)の日本語ボイスキャストを務め、ハリウッド実写作品の吹替えに初挑戦している。その他の写真アーロンとの出会いを機に突然、巨大権力との攻防戦に巻き込まれるという役どころに、「置かれている状況があまりに違うので共通点はないかもしれませんが、意志が強くて職務を全うするというところは共感できる」と松雪。「ワイズさんが心理的に揺れる女性を、低いトーンで繊細に演じているので、それを声だけで表現するのは難しかった。口の動きに合わせ、間を取ったり、呼吸を入れるのも苦労しました」と振り返った。主人公・アーロンのような“強い男”については「肉体的に強いのは頼もしいですが、それよりも精神的に強い人がいいですね。何事にも動じない強い精神力と、常人を超えた知能、体力、優しさを兼ね備えているのがアーロン。もし目の前に現れたら? マルタのようについて行ってしまうかもしれませんね」。見どころは「『ボーン』シリーズならではのアクション」と断言し、「字幕版で俳優さんの声とストーリーを楽しんだ後、吹替え版で大画面に集中してアクションを楽しんでもらえれば」とアピールした。今回「レイチェル・ワイズと同じく演技派で実力のある女優であり、マルタという美しくて知的な医師のイメージにぴったり」という理由で、マルタ役に抜てき。関係者によると、予定時間の半分ほどでアフレコが終了してしまうほどスムーズな収録だったのだとか。現場スタッフからは「セクシー過ぎる」と感嘆の声ももれたそうだ。今月開催されたジャパンプレミアでは、松雪はレナーと対面し「美しすぎて、声だけの出演はもったいないね。彼女が敵を演じてくれるなら、僕はボコボコにされてもいい」(レナー)と太鼓判を押されている。『ボーン・レガシー』9月28日(金)より、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
2012年08月20日女優の松雪泰子が人気アクションシリーズの最新作『ボーン・レガシー』の日本語吹替え版でボイスキャストを務めることになり、8月18日(土)、都内のスタジオでアフレコ収録に臨んだ。アニメ作品での声優経験はあるものの、ハリウッドの実写作品に“出演”するのは今回が初めて。オスカー女優のレイチェル・ワイズが演じた女医・マルタ役を演じ「心理的に揺れるマルタを演じるレイチェルさんの繊細な演技を、声だけで表現するのはやはり難しいこと。口の動きに合わせた間(ま)や呼吸の入れ方にも苦労しましたね」とふり返った。マット・デイモンが主演し世界的な大ヒットを記録した『ボーン』シリーズ3部作。その背後で同時進行していた機密プロジェクトが生んだ最強の暗殺者、アーロン・クロス(ジェレミー・レナー)と、そんな彼と運命を共にしたマルタが国家権力が仕掛ける陰謀に巻き込まれてしまう…。「レイチェル・ワイズと同じく演技派で実力のある女優。さらにマルタという美しく知的な医師のイメージにぴったり」という理由で抜擢された松雪さんだが、「あまりにも置かれている状況が違うので、共通点はありませんね(笑)」と困惑気味。それでも「意志が強くて、職務を全うしようと努力する点は共感しますね。レイチェルさんが低めのトーンで演技していたので、事前にイメージしながらそのトーンに合せました」とほほ笑みを見せた。今月開催されたジャパンプレミアに出席し、主演のジェレミーとの対面を果たした松雪さん。「アーロンのような強い男性はいかがですか?」と質問されると、「フィジカルな強さを持っている人も頼もしいけれど、やっぱり精神的に強い人がいいですね。アーロンは、知能や体力はもちろん、何が起きても動じない強い精神力と優しさを兼ね備えている」と“強い男”の条件を披露。「もちろん、そんな人がいたら最高ですね。こんな人が現れたら、劇中のマルタのように危険だと感じても、ついて行ってしまうかもしれない」と新たなヒーローに惚れぼれした様子だった。『ボーン・レガシー』は9月28日(金)より全国にて公開。■関連作品:ボーン・レガシー 2012年9月28日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2012 Universal Studios. All Rights Reserved.
2012年08月20日綾瀬はるかと藤木直人の共演で映画化される『ホタルノヒカリ』に松雪泰子とNEWSの手越祐也が新キャストとして出演することが発表された。その他の写真本作は高視聴率を獲得し第2シリーズまで製作された人気ドラマの映画化で、恋愛よりも家でゴロゴロしている方が好きな“干物女”の蛍(綾瀬)が、上司の高野(藤木)と恋に落ち、結婚したふたりの2年後が描かれる。劇場版では、ふたりが新婚旅行で訪れるローマを舞台に、“イタリア版干物女”の松雪と、その弟(手越)が加わり、まさかの四角関係が勃発するかもしれない珍道中が繰り広げられるという。ひょんなことから蛍と出会う謎の“干物女”として登場する松雪は、「人生のすべてを捨ててしまった、無気力で、ホタルとは違う意味での、やさぐれ感のある役」と話し、「初参加だったので、イタリア版の干物女という役を新たに構築していくのは大変でしたが、作品が持つ抜けのいい空気感と、イタリアの雰囲気がとても合っていて楽しく演じられた」とコメント。弟役の手越は「自分が視聴者として観ていた作品に、後から加わるという経験は初めてなので、“ホタル”と“ぶちょおさん”と一緒にお芝居できるのがすごく楽しみで、作品そのままの親しみやすい現場でした」とコメントを寄せている。『ホタルノヒカリ』2012年 初夏全国ロードショー
2011年10月26日映画『スマグラー』で裏社会のゴスロリ社長演じる22日公開の映画『スマグラーおまえの未来を運べ』で松雪泰子が光る。これまでにも、あの“白鳥麗子”など漫画原作の濃い特徴のあるキャラクターを数々見事な演技でみせてきた彼女だが、今回はなんと裏社会の女社長役で、ゴスロリファッションにも挑戦している。彼女の役柄は、主人公のフリーター・砧の借金返済のために、危険な仕事を紹介する紹介屋・便利屋の女社長・山岡。原作では男性設定であったが、今回指揮を執る監督の石井克人氏の世界観で、女社長として描かれる。太い眉に黒ぶち眼鏡、ゴスロリ衣装のキャラクターはインパクト大!冷たく、淡々とした口調、居住まいに、不釣り合いともいえる奇抜ファッションと美貌。その要素がバラバラのようでありながら、ひとつのものとして完成されている空気感は、彼女の演技力と“石井ワールド”が出会ってこそ実現されたものだろう。太い眉に黒ぶちの眼鏡、強烈なゴスロリ衣装と作りこまれたキャラクターに変身した彼女の姿は作品のなかでも強い存在感を持っている。ディープな内容、雰囲気ながら幅広く楽しむこともできる要素も満載の本作品、彼女の新たな魅力とともに体感してみては。元の記事を読む
2011年10月23日松雪泰子が映画『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』で、ゲスト声優として声優に挑戦。6月8日(水)に都内スタジオでアフレコの様子が公開された。松雪さんが演じるのは、ヘンテ星からやってきた5歳の少年ココリン。ジャムおじさんが作ったパンを食べて“食べる喜び”を知り、ヘンテ星を救うためにパンづくりを学ぶ。この日のアフレコでは、なかなかうまくパンが作れず悩むココリンにアンパンマンが“まごころ”を込めて作ることの大切さを教えるシーンが収録された。松雪さんは、少年役ということで、普段よりも少し高めの声で感情たっぷりにココリンを演じた。「声の仕事に挑戦したいと思っていた」という松雪さんは、オファーが届いて「びっくりしたのと同時に嬉しかった」とのこと。東日本大震災の後にオファーが届いたそうだが「子供たちに笑顔と勇気と元気を届けたい」と出演を決めた。今回の作品ではココリンの姿を通じて“食”の喜びが描かれるが、松雪さん自身よく料理はするそうで「作っているときは(映画で描かれるのと)同じように『おいしくなれ』という気持ちです。それを家族で囲んで食べるのが幸せですね」と満面の笑みを浮かべた。松雪さんのお子さんも、小さい頃はよく「アンパンマン」を見ていたそうで、今回の声優挑戦を伝えると「大喜びしていました」とのこと。「男の子役というのが意外だったみたいです。うちで(お子さんが)寝た後に練習していたんですが、元気な声でやっていたら『男の子がいるのかと思った』と起きてきました(笑)」と明かしてくれた。『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』は7月2日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。■関連作品:それいけ!アンパンマンすくえ!ココリンと奇跡の星 2011年7月2日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV、© やなせたかし/アンパンマン製作委員会2011■関連記事:ボイスキャスト登壇『それいけ!アンパンマン』完成披露試写会に10組30名様ご招待
2011年06月08日