アイドルグループ・なにわ男子の高橋恭平が主演を務める、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(3月3日公開)の第6弾キャストが26日、明らかになった。同作は亜南くじらによる同名漫画の実写化作。人生初の告白に見事に玉砕した高校2年生の真綾(畑芽育)は、落ち込んでいるところを、陸上部のエースで学校一のイケメン男子・千輝くん(高橋恭平)に見られてしまう。モテモテなのに周囲には塩対応な千輝はなぜか「好きな人、無理に探すくらいなら、俺に片想いすれば?」と絶対に好きにならないことと、まわりにバレないことを条件に"片想いごっこ"を提案。好きになってはいけない約束なのに、優しくて自分にだけ甘すぎる千輝くんとの秘密の関係に、真綾の気持ちは次第に揺れ動いていく。今回明らかになったのは、千輝ファンの女子高生・モモ役の鈴木美羽。鈴木が演じるモモは、学校イチのイケメン・千輝の熱烈なファンの1人で、、ヒナ(箭内)と一緒に、陸上部に所属する千輝の応援に日々勤しんでいる。常に塩対応の千輝にめげず、練習後にタオルを差し出したり、 試合の応援に行ったりしている。2012年に「第16回 ニコラモデルオーディション」でグランプリの5人に選ばれ専属モデルとしてデビューした鈴木は、ドラマ『黒崎くんの言いなりになんてならない』でドラマ初出演、その後同作で映画初出演を果たし、その後も『WALKING MAN』『ひらいて』など、コンスタントに映画やドラマ作品に出演している。2018年には恋愛リアリティ番組『太陽とオオカミちゃんには騙されない』に出演。2021年からはTBS『王様のブランチ』のリポーターに就任し、幅広い分野で活躍している。○鈴木美羽 コメント私が演じたモモは、千輝君のことを応援する、いわゆる"推し活"をしている女の子です。千輝君に対する私達の熱量で、千輝君が学校でどのポジションなのかを明確にさせることが大切だと感じたので、常に熱量を保ちながら楽しんで推し活をしました。撮影現場は和気藹々とした雰囲気で、毎回撮影に行くのが楽しみで仕方がなかったです。同年代の方が多かったので、刺激もたくさんもらいました。横から見ていたモモは自信を持って言えます。千輝君はかっこよかった!真綾は可愛かった!是非劇場でキュンキュンしていただきたいです。(C)2023「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会 (C)亜南くじら/講談社
2022年10月26日「なにわ男子」高橋恭平が映画初主演を務める『なのに、千輝くんが甘すぎる。』に、莉子が出演することが分かった。「ブラックシンデレラ」「ファイトソング」『牛首村』などに出演した莉子さんが演じるのは、ヒロイン真綾(畑芽育)の親友・小原知花。恋に悩む真綾の話を聞き、背中を押す親友であり、千輝くん(高橋さん)や手塚(板垣李光人)とは同じ中学で、千輝くんとは陸上部仲間でもある。そんな明るくて面倒見の良い小原さんを演じる莉子さんは「同年代のキャストが多かったので、とても楽しい撮影でした。撮影合間も何気ない会話で盛り上がって、きっとその楽しい雰囲気が作品にも反映されてるんじゃないかなと思います」と充実した撮影だった様子。役柄については「誰とでも仲良くなれて、こういう友達がいたらいいなと思ってもらえるような女の子です」とコメント。そして「とにかくきゅんきゅんするシーンが多いので、そこを楽しんでもらいたいですが、陸上部として、みんなで陸上練習も頑張ったので、陸上シーンも注目して観てもらえたら嬉しいです」と見どころを明かしている。『なのに、千輝くんが甘すぎる。』は2023年3月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:なのに、千輝くんが甘すぎる。 2023年3⽉3⽇より全国にて公開©2023「なのに、千輝くんが⽢すぎる。」製作委員会 ©亜南くじら/講談社
2022年10月05日「なにわ男子」高橋恭平初主演映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』に、板垣李光人が出演していることが分かった。「仮面ライダージオウ」や『約束のネバーランド』などに出演し、10月スタートの新ドラマ「silent」への出演も決定している板垣さんが演じるのは、ヒロイン・真綾(畑芽育)に密かに想いを寄せるクラスメートであり、千輝彗(高橋さん)のライバルでもある手塚颯馬。ライバルでありながらも、どこかで千輝を見守るような一面も。きゅんきゅん映画に出たかったという板垣さんは、撮影中は高橋さんと仲良く話すことも多く、チームワークの良さを見せていたという。板垣さんは「千輝とライバルでありつつ、千輝と真綾の恋の起爆剤になる人物でもあり友情も描かれているので、単純に対立するだけではない少し複雑な存在です」と役柄について説明し、「"きゅん"の部分など不安な点も多くあったのですが、恭平くんが持つ人を惹きつける力と包容力のおかげで同世代のキャストととにかく楽しみながら、青春しながら作品を描けたと思います」とふり返っている。『なのに、千輝くんが甘すぎる。』は2023年3月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:なのに、千輝くんが甘すぎる。 2023年3⽉3⽇より全国にて公開©2023「なのに、千輝くんが⽢すぎる。」製作委員会 ©亜南くじら/講談社
2022年09月28日なにわ男子・高橋恭平が主役を務める映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』が、2023年3月3日(金)より全国公開となる。この度、板垣李光人が出演することが明らかになった。原作は講談社『月刊デザート』にて連載中、1巻発売直後に異例のスピードで重版がかかり、既刊7巻で210万部を突破した、亜南くじらによる同名コミック。インパクトあるタイトルと、次から次へと登場する女子憧れの胸キュンシチュエーションが話題となり、全国のティーン女子たちがドハマりする“片想いごっこ”ラブストーリーだ。陸上部のエースで学校イチのイケメン・千輝彗役を本作が映画初主演となる高橋が務め、ヒロインの如月真綾を20歳にして芸歴19年という経歴を持つ女優・畑芽育が演じる。今回、第2弾キャスト発表となった板垣が演じるのは、真綾に密かに想いを寄せるクラスメートであり、千輝彗のライバルでもある手塚颯馬。映画『約束のネバーランド』(2020年)のノーマン役ほか、TVドラマ『カラフラブル〜ジェンダーレス男子に愛されています。〜』(2021年)、『インビジブル』(2022年)、10月スタートの『Silent』などに出演し、来年のNHK大河ドラマ『どうする家康』では井伊直政役を演じる。映画やテレビドラマなどに留まらず、ファッションやアートなどの分野でも活躍をみせる板垣。若者のトレンドセッター的な役割も担う、唯一無二な存在の彼は、意外にも“きゅんきゅん映画”に出たかったのだという。撮影中は、主演の高橋と仲良く話す姿も多く見られ、チームワークの良さが映像にも表れることも期待される。ライバルでありながらもどこかで千輝を見守るような一面もある手塚という役を、劇中で板垣がどう演じるのかに期待だ。6週連続キャスト解禁が予定されている本作。引き続き、第3弾キャスト解禁を待とう。<板垣李光人・コメント>お話をいただいた時、ただ甘酸っぱさで終わってしまう作品にはしたくないと思いました。手塚という役は千輝とライバルでありつつ、千輝と真綾の恋の起爆剤になる人物でもあり友情も描かれているので、単純に対立するだけではない少し複雑な存在です。その点は監督とじっくり話し合いながら丁寧にひとつひとつのシーンを創り上げていきました。しかし“きゅん”の部分など不安な点も多くあったのですが、恭平くんが持つ人を惹きつける力と包容力のおかげで同世代のキャストととにかく楽しみながら、⻘春しながら作品を描けたと思います。そんなキャストのチームワークの良さはきっと劇中からも感じていただけると思いますので、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。『なのに、千輝くんが甘すぎる。』2023年3月3日(金)公開
2022年09月28日人気漫画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」が実写映画化。なにわ男子・高橋恭平を主演に迎え、2023年3月3日(金)に公開される。人気コミック「なのに、千輝くんが甘すぎる。」実写映画化亜南くじらの「なのに、千輝くんが甘すぎる。」は、講談社「⽉刊デザート」にて連載中、既刊7巻で210万部を突破した人気コミック。周囲には塩対応だけど、⾃分だけにはなぜか⽢くて優しい“ギャップ男子”との、“⽚想いごっこ”ラブストーリーを描いている。次から次へと登場する、“胸キュン”シーンが話題だ。なにわ男子・高橋恭平が映画初主演実写映画化される『なのに、千輝くんが甘すぎる。』で、学校イチのイケメン・千輝彗を演じるのは、なにわ男子の高橋恭平。高橋恭平は、『なのに、千輝くんが甘すぎる。』が映画初主演作となる。■千輝彗(ちぎら・すい)...高橋恭平(なにわ男子)陸上部のエースで学校イチのイケメン。周囲には無⾃覚な塩対応をするが、ヒロインにだけは⽢すぎるモテ男⼦。失恋して落ち込んでいるヒロインに、“⽚想いごっこ”を提案する。なにわ男子・高橋恭平が、映画初主演。■如月真綾(きさらぎ・まあや)...畑芽育⼈⽣初の告⽩でフラれ、落ち込んでいた時に千輝くんに出会い、ヒミツの“⽚想いごっこ“を提案されるヒロイン。⽚想いごっこの条件は、絶対に好きにならないことと、まわりにバレないこと。好きになってはいけない約束なのに、真綾の気持ちは次第に揺れ動いていき…。ヒロインを演じるのは、ドラマ「プロミス・シンデレラ」「純愛ディソナンス」『99.9-刑事専⾨弁護⼠-』などに出演してきた畑芽育。■手塚颯馬(てづか・そうま)…板垣李光人真綾に密かに想いを寄せるクラスメートであり、千輝のライバル。手塚を演じるのは、板垣李光人。映画『約束のネバーランド』や、TVドラマ「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」「インビジブル」「Silent」に出演し、NHK大河ドラマ「どうする家康」では井伊直政役を演じるなど活躍を見せている。■⼩原知花(おばら・ちか)…莉⼦恋に悩む真綾の話を聞き背中を押す親友。千輝や⼿塚とは同じ中学の出⾝で、千輝とは陸上部仲間。明るくて面倒見の良い性格。小原知花を演じるのは、莉⼦。ドラマ「ブラックシンデレラ」「DISTORTION GIRL」で2度の主演を務め、映画『⽜⾸村』『君が落とした⻘空』『⼥⼦⾼⽣に殺されたい』など数々の話題作に出演している。■山田太郎(やまだ・たろう)…曽田陵介真綾が半年間の片想いの末、人生初の告白に踏み切った相手。園芸部員として、日々校舎内の花の世話に励む、オタク気質な男子。恋愛リアリティ番組「月とオオカミちゃんには騙されない」に出演し、ドラマ「不幸くんはキスするしかない!」ではドラマ初主演を務めた曽田陵介が演じる。■ヒナ…箭内夢菜学校イチのイケメン・千輝の熱烈なファンの⼀⼈。陸上部に所属する千輝の応援に⽇々勤しんでいる。常に塩対応の千輝にめげず、練習後にタオルを差し出したり、 試合の応援に⾏ったりしている。ドラマ「3年A組-今から皆さんは、⼈質です-」「俺のスカート、どこ⾏った?」「ゆるキャン△」「明⽇、私は誰かのカノジョ」など、⼈気作への出演が続く箭内夢菜が演じる。■花咲美結…中島瑠菜学校のマドンナ的存在で、千輝に片想い中のキラキラ女子。同級生のヒナ、モモと共に千輝の塩対応にもめげず追いかけているが、千輝に一番近い女子として学校内で注目を集める。演じるのは、松竹グループ大型オーディションのグランプリに輝き、本作が映画初出演となる中島瑠菜。■千輝彗の幼少期…末永光(ジャニーズJr.)千輝彗の幼少期を演じるのは、ジャニーズJr.の末永光。ジャニーズ事務所には2021年に入所した、フレッシュな注目株だ。主題歌はなにわ男⼦「Special Kiss」映画『なのに、千輝くんが⽢すぎる。』の主題歌は、主演の⾼橋恭平が所属するなにわ男⼦の楽曲「Special Kiss」。なにわ男子にとって初の映画主題歌となる。世界観に寄り添った“⽢い”ラブソングで、恋と⻘春が詰まったストーリーを爽やかに盛り上げる。尚、主題歌「Special Kiss」を収録した、なにわ男⼦4枚⽬のシングルは、2023年3月8日(⽔)に発売予定だ。監督・新城毅彦×脚本・大北はるかで実写映画化映画『なのに、千輝くんが⽢すぎる。』の監督は、『四⽉は君の嘘』『ひるなかの流星』『午前0時、キスしに来てよ』などのヒット作を世に送り出し、恋愛映画に定評のある新城毅彦。脚本は、ドラマ「好きな⼈がいること」「ユニコーンに乗って」『ラジエーションハウス』などを手掛ける大北はるかが務める。<映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』あらすじ>半年の片想いの末、園芸部員の山田太郎への人生初の告白に見事に玉砕した高校2年生の失恋女子・真綾。親友の小原知花に慰められるも、落ち込んでいるところを陸上部のエースで学校一のイケメン男子・千輝くんに見られてしまう。モテモテなのに周囲には塩対応な千輝くんが、なぜか真綾に提案したのは、なんと“片想いごっこ”!「好きな人、無理に探すくらいなら、俺に片想いすれば?」。片想いごっこの条件は、絶対に好きにならないことと、まわりにバレないこと。好きになってはいけない約束なのに、優しくて自分にだけ甘すぎる千輝くんとの秘密の関係に、真綾の気持ちは次第に揺れ動いていく…。そんな中、真綾に密かに想いを寄せるクラスメートの手塚に、秘密の“片想いごっこ”を知られてしまい…。千輝、真綾、そして手塚の、恋の行方は――?!【詳細】映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』公開日:2023年3月3日(金)全国公開出演:高橋恭平、畑芽育、 板垣李光人、莉子、曽田陵介、中島瑠菜、箭内夢菜、鈴木美羽、末永光原作:亜南くじら「なのに、千輝くんが甘すぎる。」(講談社「⽉刊デザート」連載)監督:新城毅彦脚本:大北はるか製作:「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会制作プロダクション:松⽵撮影所制作協⼒:松⽵映像センター企画・配給:松⽵
2022年08月19日講談社『⽉刊デザート』にて連載中の、亜南くじらによる⼈気コミック『なのに、千輝くんが⽢すぎる。』が、高橋恭平(なにわ男子)の主演で実写化されることが決定した。ヒロインは畑芽育が務め、2023年3月3日(金)に公開される。原作は、そのインパクトあるタイトルと、次から次へと登場する女子憧れの胸キュンシチュエーションが話題となり、1巻発売直後に異例のスピードで重版がかかり、既刊7巻で210万部を突破した、全国のティーン女子たちがドハマりする、憧れ度No.1”⽚想いごっこ”ラブストーリー。監督は、『四⽉は君の嘘』、『ひるなかの流星』、『午前0時、キスしに来てよ』などヒット作を次々と⽣み出し、ラブストーリーに定評のある新城毅彦が務め、脚本はドラマ『好きな⼈がいること』、『ユニコーンに乗って』、『ラジエーションハウス』など数々の話題作を手掛ける⼤北はるかが担当する。新城監督と大北は、『午前0時、キスしに来てよ』に続く再タッグとなる。⼈⽣初の告⽩に⾒事に⽟砕した高校2年⽣の失恋女子・真綾。落ち込んでいるところを、陸上部のエースで学校一のイケメン男子・千輝くんに⾒られてしまう。モテモテなのに周囲には塩対応な千輝くんが、なぜか真綾に提案したのは、なんと“⽚想いごっこ”︕「好きな⼈、無理に探すくらいなら、俺に⽚想いすれば︖」 。⽚想いごっこの条件は、絶対に好きにならないことと、まわりにバレないこと。好きになってはいけない約束なのに、優しくて自分にだけ⽢すぎる千輝くんとの秘密の関係に、真綾の気持ちは次第に揺れ動いていき……?これまでティーン⼥⼦が好きな男⼦キャラクターといえば、『花より男⼦』、『オオカミ少⼥と⿊王⼦』、『⿊崎くんの⾔いなりになんてならない』などで描かれた“クール系男⼦”だったが、最近では、『ハニーレモンソーダ』の三浦界、『東京卍リベンジャーズ』のマイキー(佐野万次郎)のように、意外な一面をもった“ギャップ男⼦”が注⽬されている。そして2023年春、まさに“ギャップ男子”の代表ともいえる千輝くんが、満を持してスクリーンに登場する。この度、そんな学校一のイケメン男子・千輝彗を、2021年に「初⼼LOVE」でCDデビューを果たし、今いちばん勢いのある⼈気アイドルグループ・なにわ男子の高橋恭平が演じることが決定。本作が映画初主演となる高橋は、周囲には無自覚な塩対応をするが、ヒロインにだけは⽢すぎるモテ男子を、持ち前のスタイルの良さとビジュアルで、カリスマ性たっぷりに演じる。高橋は「少⼥漫画原作の映画に主演として出ることが昔からの夢だったので、今回その夢が叶い、本当に嬉しかったです」と喜びのコメントを寄せたが、「メンバーも喜んでくれるかなと思ったら⼼配されて、⼀気に緊張しました」と早くも“ギャップ男子”らしいエピソードを明かした。ヒロインの如⽉真綾役は、ドラマ『プロミス・シンデレラ』、『純愛ディソナンス』、『99.9-刑事専⾨弁護⼠-』などに出演し、20歳にして芸歴19年という経歴を持つ⼥優・畑芽育が務め、千輝くんからヒミツの“⽚想いごっこ“を提案される⼥の子をキュートに演じる。畑は「撮影を終えた今でも、真綾のことを考えない⽇はないくらい役に没頭してきた⽇々でした」と作品への思いを語っている。キャスト・スタッフコメント全文⾼橋恭平(千輝彗役)少⼥漫画原作の映画に主演として出ることが昔からの夢だったので、今回その夢が叶い、本当に嬉しかったです。メンバーも喜んでくれるかなと思ったら⼼配されて、一気に緊張しました。千輝は、本当は強い想いや優しさに溢れているのに、それを⼈に⾒せたり、伝えたりするのが不得意な⼈間なので、“塩対応”の裏で千輝の魅⼒をどう表現していくべきか、僕なりにたくさん考えました。僕の初めての主演映画がこの作品で本当に幸せですし、千輝という役を演じられたことを誇りに思っています。イケメン度は普段から満点だと思っているので、360度イケメンな高橋恭平…いや、千輝彗をたっぷりスクリーンでお⾒せできると思います。⽇本中を必ずキュンキュンさせますので、是⾮楽しみにしていてください!!畑 芽育(如⽉真綾役)今回ヒロインという⼤役をいただき、期待と嬉しさと不安とで胸がいっぱいでした。撮影を終えた今でも、真綾のことを考えない⽇はないくらい役に没頭してきた⽇々でした。作中の台詞で「なんだか夢みたい」と真綾ちゃんが⾔うんです。私にとっても、真綾として⽣きられたことが、過ごした時間が、本当に夢のようで、かけがえのないものになりました。沢⼭のスタッフさんとキャストの⽅々に⽀えられながら作り上げた、⼤切な宝物です。思わず顔を隠したくなるような⽢酸っぱくてドキッとするシチュエーションがたくさん詰まっているので、原作ファンの皆様はもちろん、初めてこの映画を観る⽅々も胸がトキめくような作品になっていると思います。⽚想い中の⽅も、両思い中の方も、恋愛以上に⼤切なものがある⽅も公開を楽しみにしていただけたら嬉しいです。新城毅彦監督失恋で傷付いた女子高校・真綾が、ひょんなきっかけで学校一のイケメンモテ男子の千輝くんから提案された「⽚想いごっこ」。他の女子には⾒せない千輝くんの表情にキュンとし、秘密の関係にドキドキする。映画をご覧になる⽅がふたりと⼀緒にキュンキュン、ドキドキを体感できるように演出しました。⼤事なのは相手のことを想う気持ち。⽚想いでも、両想いでも、相手のことを想う気持ちを持てること自体が素敵なんだと伝われば良いなと思います。猛暑の中の撮影でしたが、⾼橋くんも畑さんも、暑さに負けず、思い切りキュンキュンに挑んでくれました。今しか⾒ることのできないふたりの最高の表情を大画面で堪能いただけると思います。映画館で存分にときめきながら、楽しんでご覧いただけたら嬉しいです。原作者:亜南くじら素晴らしい制作陣、俳優陣に作品を託しました。漫画では伝えきれなかった陸上シーンも必⾒。実写ならではの「なのに、千輝くんが⽢すぎる。」公開が楽しみです。『なのに、千輝くんが⽢すぎる。』2023年3⽉3⽇(⾦)より公開
2022年08月16日アイドルグループ・なにわ男子の高橋恭平が、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(3月3日公開)の主演を務めることが16日、明らかになった。同作は亜南くじらによる同名漫画の実写化作。人生初の告白に見事に玉砕した高校2年生の真綾(畑芽育)は、落ち込んでいるところを、陸上部のエースで学校一のイケメン男子・千輝くん(高橋恭平)に見られてしまう。モテモテなのに周囲には塩対応な千輝はなぜか「好きな人、無理に探すくらいなら、俺に片想いすれば?」と絶対に好きにならないことと、まわりにバレないことを条件に"片想いごっこ"を提案。好きになってはいけない約束なのに、優しくて自分にだけ甘すぎる千輝くんとの秘密の関係に、真綾の気持ちは次第に揺れ動いていく。原作はインパクトのあるタイトルと、次から次へと登場する女子憧れの胸キュンシチュエーションが話題となり、全国のティーン女子たちがドハマりしているという。講談社「月刊デザート」にて連載中、1巻発売直後に異例のスピードで重版がかかり、既刊7巻で210万部を突破した。陸上部のエースで学校イチのイケメン・千輝彗(ちぎら・すい)(※原作表記は千輝慧)を演じるのは、2021年に「初心LOVE」でCDデビューを果たしたなにわ男子の高橋恭平で、本作が映画初主演となる。周囲には無自覚な塩対応をするが、ヒロインにだけは甘すぎるギャップ男子を、持ち前のスタイルの良さとビジュアルで、カリスマ性たっぷりに演じる。ヒロインの如月真綾(きさらぎ・まあや)役には、ドラマ『プロミス・シンデレラ』(21年)、『純愛ディソナンス』(22年)、『99.9-刑事専門弁護士-』(ドラマ16〜18年/映画22年)などに出演し、20歳にして芸歴19年という経歴を持つ女優・畑芽育が決定。人生初の告白でフラれ落ち込んでいた時に千輝くんに出会い、ヒミツの“片想いごっこ“を提案される女の子をキュートに演じる。監督は『四月は君の嘘』(16年)、『ひるなかの流星』(17)年、『午前0時、キスしに来てよ』(19)年などヒット作を次々と生み出し、ラブストーリーに定評のある新城毅彦。脚本には、ドラマ『好きな人がいること』(16年)、『ユニコーンに乗って』(22年)、『ラジエーションハウス』(ドラマ19年/映画22年)など数々の話題作を手掛ける大北はるか。新城監督とは、『午前0時、キスしに来てよ』に続く再タッグとなる。撮影は2022年5月下旬〜6月下旬に行われた。○高橋恭平 コメント少女漫画原作の映画に主演として出ることが昔からの夢だったので、今回その夢が叶い、本当に嬉しかったです。メンバーも喜んでくれるかなと思ったら心配されて、一気に緊張しました。千輝は、本当は強い想いや優しさに溢れているのに、それを人に見せたり、伝えたりするのが不得意な人間なので、“塩対応”の裏で千輝の魅力をどう表現していくべきか、僕なりにたくさん考えました。僕の初めての主演映画がこの作品で本当に幸せですし、千輝という役を演じられたことを誇りに思っています。イケメン度は普段から満点だと思っているので、360度イケメンな高橋恭平...いや、千輝彗をたっぷりスクリーンでお見せできると思います。日本中を必ずキュンキュンさせますので、是非楽しみにしていてください!!○畑芽育 コメント今回ヒロインという大役をいただき、期待と嬉しさと不安とで胸がいっぱいでした。撮影を終えた今でも、真綾のことを考えない日はないくらい役に没頭してきた日々でした。作中の台詞で「なんだか夢みたい」と真綾ちゃんが言うんです。私にとっても、真綾として生きられたことが、過ごした時間が、本当に夢のようで、かけがえのないものになりました。沢山のスタッフさんとキャストの方々に支えられながら作り上げた、大切な宝物です。思わず顔を隠したくなるような甘酸っぱくてドキッとするシチュエーションがたくさん詰まっているので、原作ファンの皆様はもちろん、初めてこの映画を観る方々も胸がトキめくような作品になっていると思います。片想い中の方も、両思い中の方も、恋愛以上に大切なものがある方も公開を楽しみにしていただけたら嬉しいです。○新城毅彦監督 コメント失恋で傷付いた女子高生・真綾が、ひょんなきっかけで学校一のイケメンモテ男子の千輝くんから提案された「片想いごっこ」。他の女子には見せない千輝くんの表情にキュンとし、秘密の関係にドキドキする。映画をご覧になる方がふたりと一緒にキュンキュン、ドキドキを体感できるように演出しました。大事なのは相手のことを想う気持ち。片想いでも、両想いでも、相手のことを想う気持ちを持てること自体が素敵なんだと伝われば良いなと思います。猛暑の中の撮影でしたが、高橋くんも畑さんも、暑さに負けず、思い切りキュンキュンに挑んでくれました。今しか見ることのできないふたりの最高の表情を大画面で堪能いただけると思います。映画館で存分にときめきながら、楽しんでご覧いただけたら嬉しいです。○原作者:亜南くじら コメント素晴らしい制作陣、俳優陣に作品を託しました。漫画では伝えきれなかった陸上シーンも必見。実写ならではの「なのに、千輝くんが甘すぎる。」公開が楽しみです。(C)2023「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会 (C)亜南くじら/講談社
2022年08月16日映画『メタモルフォーゼの縁側』(6月17日公開)の公開記念舞台挨拶が19日に都内で行われ、芦田愛菜、宮本信子、高橋恭平(なにわ男子)、古川琴音、生田智子、汐谷友希、狩山俊輔監督が登場した。同作は「このマンガがすごい!」「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門」など数々の漫画賞を受賞した鶴谷香央理による同名漫画の実写化作。17歳の人付き合いが苦手な女子高生・佐山うらら(芦田)と、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の市野井雪(宮本)の2人がBLをきっかけに出会い、年の差58歳の友情を育む。23日が芦田の18歳の誕生日ということで、サプライズで誕生日祝いも行われた。それぞれがお祝いの言葉や人生の先輩としてのアドバイスを贈る中、高橋は「僕がアドバイスするというより、アドバイスをいただきたいですね。勉強がすごいできはるじゃないですか、勉強が苦手なんですけど、いい勉強法とかあれば教えていただきたい」とまさかの逆質問。芦田は「私は口に出して覚えるのが結構好きで、セリフとかも何回も口に出しています」と答え、高橋は「僕も家に帰って口に出して覚えたいと思います」と感銘を受けていた。自身の18歳の頃について聞かれると、「めちゃめちゃ寝てましたね」という高橋。「18歳の時にやっておけばよかったこと」については「勉強ですよね。勉強やっとけばよかったなって思っちゃいます」と語り、その思いから芦田への質問が出てきたという。最終的には「人生一度きりなので悔いのないように過ごしていただきたいです」と芦田にメッセージを贈った。
2022年06月19日映画『メタモルフォーゼの縁側』(6月17日公開)の大ヒット祈願舞台挨拶が8日に都内で行われ、芦田愛菜、宮本信子、高橋恭平(なにわ男子)、生田智子、光石研、狩山俊輔監督が登場した。同作は「このマンガがすごい!」「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門」など数々の漫画賞を受賞した鶴谷香央理による同名漫画の実写化作。17歳の人付き合いが苦手な女子高生・佐山うらら(芦田)と、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の市野井雪(宮本)の2人がBLをきっかけに出会い、年の差58歳の友情を育む。高橋は「(芦田の)幼馴染役ということで、僕は幼馴染が周りにあんまりいなかったので、友達にどういうものなのかを聞き回りながらやっていってたりもしてました」と振り返る。「さりげないイケメンなので、"さりげなイケメン"を研究しながらがんばってました。イケメンを"出す"じゃなくて"出ちゃいます"みたいな意識でやってました」と語った。中学以来だという学ラン姿も披露している高橋は「自分で言うのもあれなんですけど、似合ってますので、そういうところを見て欲しいかなと思います」とアピールする。着こなしのポイントを聞かれると「着ちゃえばかっこいいなと思います」と自信を見せる。また作品にちなみ「メタモルフォーゼしたいこと」を聞かれると、「鏡」と答えた高橋。「鏡が好きなので、鏡になってみたいなと思うんですよね。子供の頃とかに、鏡を見ながら『鏡に入るんちゃうかな』と思っていた時期がありまして。ミラーワールドみたいな、もう一つの世界があるんじゃないかなと。覗いてみたい」と夢を明かす。同じ質問に「アーティスト活動をしてみたい」と応えた光石が、高橋に「なんだったら、(なにわ男子に)入ってもいいんだよ」と言うと、「ぜひ! 一緒にやりましょう」と快諾していた。自分の夢も聞かれ「車の免許を取りたい!!」とフリップを掲げた高橋は「なにわ男子というグループなんですけど、メンバーが10代でも(自動車免許を)持ってる子がいて。僕は22歳なので、そろそろ取っておきたいな」と希望。「家の周りを一生走っておきたいです。慣れるまで」と安全志向のようだった。
2022年06月08日映画『メタモルフォーゼの縁側』(6月17日公開)の完成披露試写会が27日に都内で行われ、芦田愛菜、宮本信子、高橋恭平(なにわ男子)、狩山俊輔監督が登場した。同作は「このマンガがすごい!」「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門」など数々の漫画賞を受賞した鶴谷香央理による同名漫画の実写化作。17歳の人付き合いが苦手な女子高生・佐山うらら(芦田)と、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の市野井雪(宮本)の2人がBLをきっかけに出会い、年の差58歳の友情を育む。高橋はなにわ男子のデビュー後初の映画出演、さらには初めて1人での出演ということで、舞台挨拶の冒頭でも「昨日もすっごい緊張して寝れなかったんです。今、生まれたての小鹿ぐらい足震えてるんで、あたたかい目で見ていただけたら嬉しいなあと思います」と苦笑する。撮影についても「めっちゃくちゃ緊張しましたし、『メンバーが誰1人いないってこんなに緊張するんや』と思いましたけど、クランクインした時に現場の空気感がすごいほんわかして、あたたかかったんです。何と言っても狩山監督が1回別の作品でお世話になっていて、僕のこともわかってくれてたので、緊張している時とかに『恭平ウェイ!』『ジャンプ!』と元気付けてくれて、緊張がほぐれた」と振り返った高橋。「僕がたわいもない話をした時に愛菜ちゃんが笑って話を聞いてくださるので、そういうこともあって、芝居に楽しく打ち込めたかな」と感謝した。撮影現場での芦田の様子について聞かれると、数秒停止していた高橋は「僕ですか!? すいませんめちゃめちゃ緊張してて時が止まってるかなみたいな感じだった」と慌てる。改めて芦田については「ドシッとしてしっかりしてはって、どっちが年上かわらかなくなるような。そこは毎回驚きましたね」と表し、芦田も「お会いするまで緊張してたんですけど、初めてお会いした時にスタッフさんと話してらっしゃった輪に混ぜくださって、分け隔てなく接してくださる方なんだなと思って嬉しかった記憶があります」と明かした。この場で高橋が「僕は今、愛菜ちゃんと呼んでるんですけど、最初に会った時には『さん』と呼んでて、なかなか『さん』が言いづらいなと思って『ちゃん』に変えたんですけど、『ちゃん』か『さん』、どっちがいいですかね」と尋ねる一幕も。爆笑した芦田は「呼びやすい方で呼んでいただいて大丈夫です」と答え、高橋は「じゃあこのまま、『ちゃん』で行きます。愛菜ちゃんで」と映画公開を前にして呼び名が定まったようだった。また、作品にちなみ登壇者の「推し」を聞かれると、高橋は「『なにわ男子』になってくるんじゃないですかね。この映画を機になにわ男子という名前が広まればいいなと思うんですけど、本日4月27日は2ndシングル『The Answer / サチアレ』の発売日になってますので、ぜひみなさんよければお願いします」と流れるように宣伝を挟み、会場からは拍手が起こる。映画については「まだJr.の時だったので、デビューして公開に臨めるのは嬉しいことだと思いますし、映画を見る時は『このときの恭平はJr.時代だったのかな』と思っていただければ」とアピールしていた。
2022年04月27日6月17日(金)に全国公開される『メタモルフォーゼの縁側』から、制服姿で並ぶ高橋恭平(なにわ男子)と芦田愛菜の様子を写した場面写真が公開された。本作は、2017年に連載が始まって以降、じわじわと話題を呼び「このマンガがすごい!」、「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門」など数々の漫画賞を受賞した鶴谷香央理の漫画『メタモルフォーゼの縁側』を原作にした実写映画。主人公の佐山うららは、周囲に馴染めずひとりこっそりとBL漫画を読むことを毎日の楽しみにしている17歳の女子高生。もうひとりの主人公・市野井雪は、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の老婦人。雪がキレイな表紙に惹かれて買った漫画がBLだったことをきっかけに出会ったふたりが、一緒に漫画を読んで、一緒に笑って、一緒に泣いて、時には激論を交わし、BLで繋がったふたりが育む年の差58歳の友情と挑戦が描かれる。うららを演じるのは、2010年に『Mother』で脚光を浴び、以降俳優として数々の最年少記録を塗り替え、数々の映画、ドラマ、CMなどで活躍する国民的俳優・芦田愛菜。雪を演じるのは数々の映画賞に輝いた経歴を持ち、近年では『STAND BY ME ドラえもん 2』、『キネマの神様』など精力的に活動している日本を代表する名優・宮本信子だ。このたび、公開された場面写真は芦田愛菜演じるうららと高橋恭平演じる紡の様子を写したもの。キラキラしているタイプの生徒ではないうららは、空き時間はノートの隅に落書きをしたりしながら一人で静かに過ごしている。そんなうららにとって気心の知れた仲なのが同じ高校に通う幼なじみの河村紡(高橋恭平)。紡は明るく人気者で、うららとは対照的な男の子。そんなふたりは幼いころから同じ団地に住み、お互いを“つむっち”と“うらっち”と呼び合っている。ふたりが机を挟んで話をしているこの場面は、大事な提出物に間違えて絵を描いてしまったうららに「どんくさいな」と紡が笑いながら声をかけるシーンだという。物語の中では、うららの“ある挑戦”を応援し、良き理解者となってくれる紡。そしてうららもまた、紡の背中を押すある出来事が。うららと雪の友情とは少し違う、同級生で幼なじみのうららと紡のほっこりする友情も注目ポイントとなりそうだ。『メタモルフォーゼの縁側』6月17日(金)公開
2022年04月19日6年ぶりに開催された「ショパン国際ピアノコンクール」の熱気も冷めやらぬ中、日本人入賞者2人(反田恭平&小林愛実)の共演が早くも実現する(2021年12月8日:東京芸術劇場コンサートホール)。この豪華なステージが企画されたのはコンクールのはるか以前であるはずだけに、企画者の先見の明に拍手を贈りたい。同公演の企画の趣旨は、ピアノ・デュオ(2台のピアノ)演奏」によって、2人の異なる個性を持つピアニストが、それぞれの表現力や感性、技術がぶつかり合うことで生まれる、ライブでしか味わえない熱狂的な空間を想像する新しい形のリサイタル。敢えて「VS」という挑戦的なシリーズ・タイトルを提示したのは、初顔合わせとなる2人のピアニスト、ジャンルの違う2人のピアニストなど、表現の交歓の中で即興的に生まれていく、予想することのできない“衝突”や“情熱”を、お客様も一緒に体感していただきたいという思いからだという。「ショパン国際ピアノコンクール」で大きな話題となった2人のピアニストの共演&競演。その奇跡的な瞬間が目前だ。●公演概要12月8日(水)東京芸術劇場コンサートホール芸劇リサイタル・シリーズ「VS」 Vol.1 反田恭平 × 小林愛実(プログラム)モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 KV448シューマン:小さな子供と大きな子供のための12の連弾小品 作品85 より第4曲「花輪を編みながら」ルトスワフスキ:パガニーニの主題による変奏曲シューベルト:幻想曲 ヘ短調 作品103 D940ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 作品56b
2021年11月05日今をときめく人気ピアニスト反田恭平の新企画が発表された(2021年5月25日)。その趣旨は、「音楽家活躍の場の創出、奈良を新たな文化芸術の創造の地へ」というもの。その背景には、一般財団法人森記念製造技術研究財団による強力なバックアップが存在する。同財団は、工作機械に関連する技術の向上および革新を通じて、工作機械産業の発展および地球環境保全に貢献することと、情操豊かな人材育成に必要な美しく文化的な環境構築に貢献することを事業目的として、DMG 森精機株式会社の出捐により 2016 年に設立された組織だ。 今回の企画においては、DMG 森精機株式会社の創業地である奈良を、クラシック音楽を通じて新たな文化芸術創造の地とし、地域に貢献することを目的とするという。この活動がコロナ禍にあえぐクラシック界の救世主となることを期待しつつ、新たな展開に注目したい。記者会見の様子「Japan National Orchestra 株式会社」詳細: ●Japan National Orchestraのめざすこと1. 音楽家自らが株式会社設立し、活躍の場の創出し、持続的かつ発展的な活動を確実にする2. 志のある音楽家が安心して音楽を学び、音楽活動に専念できる環境の確保3. 奈良中心に地域社会に親しまれ、愛されるオーケストラを目指す4. 2030年にはアカデミー(音楽院)を創設●「Japan National Orchestra」の主な活動内容1. 奈良・東京の定期公演を中心に、メンバー個々人のリサイタルシリーズ・全国ツアー実施2. オーケストラ及び、各メンバーの音源制作及び配信3. 音楽サロン「Solistiade」の開設●反田 恭平(そりた きょうへい)/ピアニスト1994年生まれ。高校在学中に第81回日本音楽コンクール第1位入賞後モスクワ音楽院に留学。2015年「チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノ協奏曲コンクール」古典派部門で優勝。2016年のデビュー・リサイタルでは圧倒的な演奏で観客を魅了し話題となる。2020年に入りコンサートが延期や中止が続くコロナ禍の中、いち早く有料の配信を始めるなど率先して クラシック界のために動きはじめる。同時に海外の活動も増え、ウィーン楽友協会でデビューを果たす。現在、ショパン音楽大学(旧ワルシャワ音楽院)に席をおき、コンサート活動のみならず、メディアへの出演、レーベルの立ちあげ、JNOの新たな体制づくりなど、新たなクラシックの可能性にも挑戦している。
2021年05月27日俳優の柳下大が30日、オフィシャルブログを更新し、一般女性との結婚と芸能界引退を発表した。公式Twitter、ブログは同日をもって終了する。柳下は、「応援してくださる皆様へ」と題し、「いつも応援して頂きありがとうございます。本日は皆さんに大切なお知らせがあります。本日、2020年9月30日をもちましてワタナベエンターテインメントを退社し芸能界を引退する事をここに報告させて頂きます」。「この14年間でたくさんの夢を叶えることが出来ました」「個人の写真集 ファンクラブイベント 主演舞台 D☆DATE LIVE えんぶチャートTOP10ランクイン 憧れの劇団☆新感線出演 数々の方々との共演」とこれまでの活動を振り返り、「皆様の力添えのおかげで叶えられました。ありがとうございました」と感謝した。また、今後については、「芸能界とは違う世界で頑張っていこうと思います」とし、引退を決意した理由にも、「自分自身に限界を感じた」「他の事にもチャレンジしたい」「家庭を持ちたい」と言及。そして、「この場をお借りし、皆様にはもう一つお知らせがあります。この度私、柳下大は一般女性の方と入籍しましたことも併せてご報告させて頂きます」と明かし、「今後は暖かい家庭を築きながら、パートナーと共に頑張っていこうと思っております」と誓った。投稿の最後には、「Tomo Familyのみんなへ」「急な発表でごめんね」とファンへの思いもつづった柳下。「これまで築いてきた物は絶対なくさない」と約束し、「今後は一般人としての柳下大だけど、Tomo Familyと思ってくれる人がまだいるのであれば、みんなとの事は考えてる。この世の中、出来ない事はない」「またどこかで会える日まで…See you TOMOrrow」「感謝」と結んでいる。
2020年09月30日モデルとして世界で活躍する服部恭平が、写真家として初めてギャラリーでの個展「Kyohei Hattori『everyday』」を開く。会場は、表参道 ROCKET。会期は、5月10日から15日までの6日間。大阪出身で、2013年に上京しモデルとしてのキャリアをスタート。その傍で2018年より、写真家として本格的に活動を開始した。「everyday」と題された本展では、彼が日常の中で感じた美しさをとらえた写真作品の数々や、その場で持ち帰れるミニプリント、写真集などを展示・販売する。“毎日の日常に美しさが溢れている。美しい瞬間はそこらへんに転がっている。写真にはそれがよく写る。劇的だったり決定的な出来事が起こるわけではないが、これば僕にとっての毎日であり、美しさであり、これがずっと続けばいいなと思っている。”(服部恭平)5月11日には、ゲストに彼と親交の深いkotohayokozawaのデザイナー横澤琴葉、司会にファッション・ライターのYoshiko Kurataを、5月12日には、ゲストに写真家の嶌村吉祥丸、司会に菊池まことを招いたトークセッションを行う。詳細は、服部恭平、ROCKETの公式SNSで告知される予定だ。【イベント情報】Kyohei Hattori「everyday」会期:5月10日〜15日会場:表参道 ROCKET住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3F時間:11:00〜21:00(5月12日〜20:00、5月15日〜18:00 )会期中無休、入場無料
2019年05月08日関西ジャニーズJr.の高橋恭平さんが1月29日放送の『今夜はナゾトレ』(フジテレビ系、火曜夜7時〜)にゲスト出演しました。高橋さんといえば、関西ジャニーズJr.内で2018年10月に結成された7人組ユニット「なにわ男子」メンバーのひとり。なにわ男子には高橋さん以外に、朝ドラ『ごちそうさん』に出演して注目を集めた西畑大吾さん、沢尻エリカさん主演ドラマ『母になる』(日本テレビ、2017年)で息子役を演じて話題になった道枝駿佑さん、大西流星さん、長尾謙杜さん、藤原丈一郎さん、大橋和也さんがいます。高橋さんはこれまでドラマ出演もなく、地上波の番組に出る機会も少なかったため、今回の放送はファンにはたまらない時間だったようです。今回の出演を機に、高橋さんの魅力を丁寧にプレゼンするファンの姿も!2014年11月にジャニーズ事務所に入所した高橋さん。次の2月でまだ19歳。これからどんな飛躍を見せてくれるのか楽しみですね。画像/Shutterstock
2019年01月29日媒体名の変更やウェブサイトのリニューアルを控えたBe inspired!が送るシリーズイベント「Neutalk(ニュートーク)」。業種、年齢、性別、人種といったバックグラウンドとなるすべての壁を取っ払い、いままで交わらなかった人を招き、そこで生まれる「新しい会話(ニュートーク)」をしようという試みだ。その第2回目が7月1日、「世田谷ものづくり学校」で行われた。トークテーマは、「いま話したい、本とインターネットのこと」。柳下恭平さん(左)木村昌史さん(右)ゲストは、校正・校閲の専門会社「鷗来堂(おうらいどう)」と、同社が運営する“新しい本との出会い”をデザインする「かもめブックス」を取りまとめる柳下恭平(やなした きょうへい)さんと、先日“第36回 毎日ファッション大賞”の大賞候補にノミネートされた、「インターネット時代のワークウェア」を作るブランド「ALL YOURS(オールユアーズ)」代表の木村昌史(きむら まさし)さん。当日開催されていたオールユアーズの3周年記念イベント、「LIFE SPEC CO-OP」に出店していたブランドを目当てに多くの人が集まり、初夏の快晴とあわせて熱気に沸いた世田谷ものづくり学校」。その一角で行われた「Neutalk」には、約50名が来場し満員御礼。この呼びかけに来場者の皆さん、さっとスマホを取り出してパシャパシャと、束の間の撮影会がスタート。撮られながら柳下さんは、「いやあ、キム兄(木村さんの愛称)はインターネット的だねえ、さすがだ」と感心した様子。その心を司会が聞いてみたところ、このような答えが返ってきた。本って情報とか知識をパッケージして、ずっと残していくことが一番の美学だと僕は思うんですね。本をビリビリって破ってシェアすることはないんです。だから今の「写真撮ってシェアして」ってキム兄の言葉がショックで、すごくインターネット的だなあと。本は一人で静かに読むものだからね。本じゃ“フェス”ができないんだ。本やインターネットのほか、メディアの性質によって、情報の読み方・受け取り方に違いが出てくることは、メディアや広報に関わる人はもちろん、そうでない人も意識しておいたほうがいいだろう。このあたりの違いをしっかり把握することができれば、木村さんがこの日言ったように、「第二のオールユアーズが作れるかも」しれない。第二の「ALL YOURS」はこうつくれ! キーワードは“原始的”?ゲスト二人の長い自己紹介が終わったあと、最初のトークテーマ、「インターネットとは」に話が移っていく。ここで生き生きと話し出したのが木村さん。「インターネットは先祖返りなんだよね」の一言から、話題がどんどん膨らんでいった。木村:ようは昔々、近所の人に「僕らが作った野菜どうですか?」と言って物々交換してた時代と同じことを僕はしてるんですよ。クラウドファンディングで「僕らが作った服どうですか?」とやってるだけ。それが世界中に向けて声をかけていることと、物々交換でなく金銭で服を交換しているという違いがあるだけで、他は大差ないんです。柳下:これはどっちも“問屋”がいない世界だね。昔々は技術的な制約があって問屋という仕事が成り立たなかったから、原始的な物々交換で世界が成り立っていた。で、その後物流網が発達して問屋という仕事が生まれたけど、いまは物流網が発達しすぎて空間的な制約が限りなく薄まったから、結果的に問屋の必要性が低くなってきてる。ようはものづくりをしている人が直接ものを届けられるようになったわけだ。木村:そう。原点回帰してる。だから「この人から買いたい」とか「友達だから買いたい」という理由でモノを買いたいって感情があるじゃないですか。そういうところで商売が成り立つんですよね、今は。柳下:ブランディングも個人でできるようになったからね。木村:そうそうそうそう。木村:話は変わりますが、IT系の仕事をしている方は今日いらしてますか?(会場を見渡す) あんまいないな。僕はインターネットって“器”に例えられると思っているんです。この話は糸井重里さんの「インターネット的」という本に詳しいんですが。あ、この本を読めばオールユアーズが作れます、参考にしてみてください。木村さんが言う“器”は「ハードウェアやプラットホームとか、サービスの基盤になるもので、料理がソフトウェアやサービスのアイデア」である。その前提を共有した上で木村さんは続けた。木村:で、器の話ですが、IT系の人ってみんな器という名の“ハード”を作りたがるんですよね。大きくて綺麗な器を。でも、そのなかに盛るおいしい料理、ようは“ソフト”を作ろうとする人があまりいない。みんな器よりおいしい料理が食べたいのに。柳下:ふむ。でも料理人がいくらおいしい料理を作っても、ハードを作る側の都合でなんでもひっくり返ってしまわない?木村:まあそれもあるとは思うんですけど、逆に料理人が「このプラットホーム嫌だ」と言って使わなかったり見限るってこともある。柳下:なるほどなるほど。よし、ここいらでやめとこう。おもしろいけど今してるこの話、飲み屋で2人で話すやつだからね。柳下:読むたびに解釈が変わる本がいい本だと思いますね。解釈の幅が深い本は、それが小説であれ実用書であれ、その時々に応じて感想が変わります。そしてそういう本を探すには、まず自分と同じカテゴリーの作家が書いているものを探してみましょう。同じ性別の作家、あるいは同世代の作家の方が、より感情移入できる物語を書いている可能性が高い。もちろんそうでないパターンもたくさんあります。そういう前置きをしたうえで、自分と作家の共感値が近い本を探してみると、その人にとってのいい本が見つかりやすいかもしれませんね。続いて木村さん。「読むたびに解釈が変わる本は俺もいい本だと思います。すごくわかる」と柳下さんへの共感を示しつつ、「答えが書いていない本がいい本ですね」と明言。続けてその理由をこう話した。トークはこのパートで終了。本稿では濃すぎる1時間半を凝縮してお送りした。ちなみにお二人には段上で好きな本をそれぞれ挙げていただいたので、ここに記しておく(お二人とも“好き”の幅が広い…!)。柳下さん:ミヒャエル・エンデ(2001).鏡のなかの鏡ー迷宮 岩波書店伊藤計劃(2010).虐殺器官 早川書房木村さん:糸井重里(2001).インターネット的 PHP研究所遠藤周作(1983).死海のほとり 新潮社さて、次回の「Neutalk」は?6月と7月に連続して行われた、ゲストがジャンルの垣根を越えて“新しい会話”を生むトークイベントシリーズ「Neutalk」。次回は8月中の開催を予定。 Be inspired!のFacebookページで随時情報を更新しているためチェックしてほしい。はてさてそんなわけで、次回もお楽しみに!Kyohei Yanashita(柳下恭平)鷗来堂|かもめブックスPhoto by Jun HirayamaALL YOURSWebsite|Web store|Blog|Facebook|Instagram|Twitter|FlickrDEEPE’S WEARWebsite服を選ぶとき、何を基準に選んでいますか。天候や環境を考えて服を選ぼうとすると、着られる服が制限されてしまう。そんな経験ありませんか。そこで、私たちDEEPER’S WEARは考えました。服本来のあるべき姿とは、時代・ライフスタイル・天候・年齢・地理など、人ぞれぞれの環境や日常に順応することではないだろうかと。あなたの持っている服は、どれくらいあなたに順応していますか。服にしばられず、服を着ることを自由にする。人を服から“解放”し、服を人へ“開放”する。このDEEPER‘S WEARの理念を可能にするのが、日常生活(LIFE)で服に求められる機能(SPEC)を追求した日常着(WEAR)、「LIFE-SPEC WEAR」なのです。DEEPER’S WEARはALL YOURSが取り扱うブランドです。▶︎これまでのNeutalkイベントレポート・「日本は老害が多いしメディアは腐ってる」。タブーなしの“新しい会話” [Neutalk vol.1]▶︎オススメ記事・「今の日本のマスメディアは私たちをなめてる」。22歳のHIGH(er) magazine編集長haru.が「タブーの存在しない雑誌」を作った理由・「“いい服”は作りたくない」と言い放ち、服作りをする男。All photos by Yuuki Honda & Noemi Minami unless otherwise stated. Text by Yuuki Honda本記事に掲載された写真に写られている方でご自身の写真を使用されたくない方は、大変お手数をおかけいたしますが、以下のアドレスまでその旨をまでご連絡ください。info@beinspiredglobal.comーBe inspired!
2018年07月19日異なる分野で活躍する識者を複数招き、それぞれがそれぞれのフィールドで培った見識をぶつけて、“新しい会話”を生み出すシリーズイベント、「Neutalk(ニュートーク)」をBe inspired!がはじめます。6月30日(土)、7月1日(日)の連日で開催する最初のNeutalk。1日目のゲストは、Ome Farmの代表太田 太(おおた ふとし)さんと「HIGH(er) magazine」編集長のharu.さん。左 太田さん 右 haru.さんトークテーマは「いま話したい、メディアと食のこと」。東京・青梅市で独自の有機農法を駆使し、日本の伝統的な野菜や西洋野菜を作っている太田さんと、既存のマスメディアに疑問を持ち、友人らとインディペンデントマガジンを立ち上げたharu.さん。食とメディアをフィールドに、既存の価値観に捉われず活躍するお二人が、お互いの業界について抱いている疑問をぶつけ合い、新しい会話をお届けします。2日目のゲストは、鴎来堂(おうらいどう)代表兼かもめブックスオーナーの柳下恭平(やなした きょうへい)さんと、ALL YOURS代表の木村 昌史(きむら まさし)さん。左 柳下さん 右 木村さん校正・校閲の専門会社鷗来堂と、同社が運営する「新しい本との出会い」をデザインしているかもめブックスを取りまとめる柳下さん。24か月連続のクラウドファンディングに挑戦し、「インターネット時代のワークウェア」を標榜するALL YOURSの木村さん。両者が、トークテーマである「いま話したい、本とインターネットのこと」に沿って、本とインターネットに対する一家言を交えて新しい会話を生み出し、静的な本と動的なインターネットの関係についてお話しします。また、今秋リニューアルするBe inspired!の今後についてもお伝えする予定です。情報過多で、どんな情報を選び取っていいのか分かり辛くなっているこの頃。だからこそ、「新たな発見」や「新たな行動」が生まれるきっかけになるイベントを目指し、そして、新しい選択肢を提示する媒体であり続けるために、来場者の皆さまとの歓談タイムも予定しています。これまで以上の熱量を持って発信していくBe inspired!の新しいイベント「Neutalk」をお楽しみに!<開催概要>Neutalk vol.12018年6月30日(土)時間:16:00~18:00会場:Farmer’s Market at UNU(東京都 渋谷区神宮前5丁目11-1)入場料:一般予約:2,000円/1人:チケット A*事前決済。ワンドリンク・軽食付きメンバー予約:1,000円/1人:チケット B*事前決済。ワンドリンク・軽食付き申込: vol.22018年7月1日(日)時間:14:00~15:00会場: IID 世田谷ものづくり学校(東京都世田谷区池尻 2-4-5)入場料:無料▶︎オススメ記事・「規格外の野菜」が棄てられる日本で、オルタナティヴな販路“青山ファーマーズマーケット”が必要な理由・#016 利便性や立地よりも「コミュニティ」や「スピリット」を中心とする“商店街の新しいカタチ”を提案する男| ALL YOURS木村のLIFE-SPECの作り方Text by Yuuki HondaーBe inspired!
2018年06月24日矢崎広、柳下大、小川ゲン、佐野岳という今注目の若手俳優による4人芝居『Shakespeare’s R&J~シェイクスピアのロミオとジュリエット~』が1月19日(金)に開幕する。出演者4人に話を聞いた。舞台「Shakespeare’S r&J」チケット情報本作は、アメリカの劇作家ジョー・カラルコが不朽の名作『ロミオとジュリエット』を斬新な発想で脚色し、世界的に話題を集めた戯曲。厳格なカソリックの男子高校生4人が寄宿舎を抜け出し、禁断の書に定められた『ロミオとジュリエット』のページを開く――というストーリーで、演出は新国立劇場演劇研修所のコーチを務め、自身のユニットでも作品を発表している田中麻衣子。「シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』をやるわけではないことは、観に来る方に知っておいてもらいたいです」と柳下。4人の役名は<学生1><学生2><学生3><学生4>。名もなき彼らが夜中にこっそりと起き出し、はちきれんばかりの好奇心で『ロミオとジュリエット』を演じ始める。しかし、「やっぱりシェイクスピアの言葉は強い。引っ張られちゃいます」(佐野)と、油断すると『ロミオとジュリエット』をそのまま演じてしまう苦労を語る4人。彼らがみせたいのはそこではないのだ。「寄宿舎の同じ部屋で暮らしている男子学生4人が、この本を手にすることで、しまっていた感情や想いがどんどん溢れていく。それをお客様に覗き見していただくような作品です」(矢崎)。「かなりしっかり掘って、その下でみんなでつながっていかないとうまく見せられないのかなと思っています。だから稽古場ではその性格や関係性を掘り下げる作業をしています」(佐野)。取材は稽古が始まって2週間というタイミングであったが「なかなかカタチにならないというか。けっこうたくさんこねてるんですけど、ひとつ作っては壊し、ひとつ作っては壊し、みたいな。本当にいろんな解釈、方向性、見せ方があるので」(矢崎)、「これからは、すごく細かい作業、例えば声のボリュームだったり、誰を見る見ないだったり、物を取る仕草、座る姿勢…そういう部分を詰めていくことになると思います。本当にちょっとしたことの積み重ねです」(柳下)と繊細に、けれど頑丈に稽古を重ねていた。“学生”の“芝居”という二重構造だが「さらにもう一個層があるというか。『ロミオとジュリエット』を演じている学生たちを僕たちが演じてるっていう。やっぱり身体も精神も変えられないから、完全に学生を演じようとしても滲み出るものは必ずあるので。だからこそ、その俳優がやる意味がある。そういうところも面白いんじゃないかなと思います」(小川)。公演は1月19日(金)から 2月4日(日)まで東京・シアタートラムにて。1月23日(火)・30日(火)アフタートークあり。取材・文:中川實穗
2018年01月16日ドトールコーヒーは、“神楽坂・かもめブックス”を作ったエディトリアル・ジェットセットの柳下恭平と共に、新業態「本と珈琲 梟書茶房(フクロウ ショサボウ)」をスタート。2017年6月末、東京メトロ池袋駅直結の駅ビル・エソラ(Esola)池袋4階にオープンする。「本と珈琲 梟書茶房」は、その名の通り珈琲と本を一度に楽しめるカフェ&ブック。「あらたな本との出合い」をテーマに、柳下恭平が選書した約3,000冊に及ぶ書籍が店内に並ぶ。一般的な書店との大きな違いは、約3,000冊中約2,000冊はすべて袋とじの「シークレットブック」であること。梟書茶房オリジナルブックカバーにより、中身が隠れているため、表紙に書かれている紹介文と自分のインスピレーションを頼りに、書籍を選ぶこととなる。この仕掛けにより、来店者にはこれまでとは一味違う本との出会いが訪れるはずだ。またコーヒーは、日本スペシャルティコーヒー協会理事を務める、ドトールコーヒーの菅野眞博が担当。新店のコンセプトに合わせて開発した「梟ブレンド」をサイフォンで抽出し、琥珀色のこだわりの一杯を提供する。さらに、本と珈琲の豊かなコンビネーションを示すため、毎月本と珈琲のセットメニューを数量限定で発売する。柳下が選定した本と、菅野がその本のイメージに合わせて作る「小説のためのブレンドコーヒー」をセットにしたもので、本好きにはたまらない限定メニューとなるはずだ。【ショップ詳細】本と珈琲 梟書茶房(フクロウ ショサボウ)オープン時期:2017年6月末住所:東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋 4階営業時間:10:30~22:00(21:30 ラストオーダー)席数:店内116席 テラス16席※テラスのみ喫煙可
2017年06月04日ピアニスト・反田恭平にとって2016年は激動の年となった。満場の観客を沸かせた堂々たるデビューリサイタルを皮切りに、演奏会のチケットは続々と完売。テレビ「情熱大陸」に取り上げられ、知名度も全国区に。その一方で、通っていたモスクワ音楽院を中退するという決断もした。今も、ロシアに部屋はあり、師ミハイル・ヴォスクレセンスキーから個人レッスンを受けているというが、反田が大きな分岐点に立っているのは間違いない。反田恭平 コンサート情報「昨年は色々なことがあったので、2年くらい経ったように感じます。『情熱大陸』に出て以来、クラシックファン以外にも『今度、聴きに行きます』と街で声をかけられるようになりました。とても嬉しいですが、その反面、変なことはできないなとも思いますね」と反田は微笑む。今後についてはまだ何も決まっていないそうだが、目下、ポーランドやイタリアに興味があるという。言うまでもなく、ポーランドはショパンの故郷だ。「マズルカにしてもポロネーズにしてもスケルツォにしても、そのリズムが生まれた場所へ行き、言葉や空気を知らなければ、きちんと弾けないと思うんです。そう考えるのはやはり、ロシアでの日々が実り多いものだったから。言語は音楽と密接な関係にあって、たとえばラフマニノフがコンツェルトの2番でも3番でも用いている『ラフマニノフ終止』は、ラフマニノフの名前と同じアクセントになっていたりします。そういうちょっとした知識を持つことで、演奏は全然変わってくるんです」一方、イタリアは、セカンドアルバムの収録地の一つでもある。「一昨年、コンクールでイタリアに行った時に感じましたが、人々が本当に温かくフレンドリー。さすがカンツォーネの国だけあり、セカンドアルバムで共演したアンドレア・バッティストーニ氏からも、オーケストラからも、彼らにしかない歌心を学びました。どこへ行くにしろ、その国でしか体験できないことを吸収したいと考えています」とはいえ、日本での演奏予定も着々と決まっている。4月は佐渡裕指揮・東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の特別演奏会で全国ツアーヘ。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏する。さらに夏には初の全国縦断リサイタルツアーも決定した。「東京での演奏会が多かったので、地方に行くのが楽しみです。佐渡さんには昨年、ラフマニノフの交響曲2番を指揮された際、楽屋にうかがいました。ラフマニノフに必要なパッションを存分にお持ちの方なので、僕もそれに乗っかっていきたいですし、僕のほうでオケを引っ張っていかなければならないところもあると思います。ロシアで学んだことの一つの集大成にしたいですね。夏の演奏会の内容はまだ発表できませんが、これまでとは違う路線も企んでいます」実は、デビュー前から、およそ2年後までのプログラムはなんとなくは決めているという。「なのでブレずに計画通り進みたい反面、攻めていきたいという気持ちも強いです。野望はたくさんあるので、今後を楽しみにしていてください」。取材・文:高橋彩子
2017年03月02日何かにすがるように、本を読みたいときがある。なんだか心が弱っているときには、大胆に生きる主人公や、不屈の精神の持ち主が登場する本に限ります!各界の本好きに“元気が欲しいときに読む本”を選んでいただきました。『かもめブックス』店主・柳下恭平さん、ミュージシャン・尾崎世界観さん、ライター・瀧井朝世さんです。≪柳下さんおすすめ!≫■『ウォーターシップ・ダウンのウサギたち』リチャード・アダムズ神宮輝夫 訳魅力あふれる11匹のウサギたちが、知恵と勇気でさまざまな困難に立ち向かう物語。「病気なら予防のほうが大切なように、元気も、なくなってから補充するより、まだ少し元気が残っているときに行動したほうがいいですね。ほんとに元気がないときに本なんて読めないもん。この本は元気の残量が30%くらいのときに読んでみてください。もう、うさぎたちの健気さったら!」。評論社1800円(上下とも)≪尾崎さんおすすめ!≫■『監獄ラッパーB.I.G. JOE獄中から作品を発表し続けた、日本人ラッパー6年間の記録』B.I.G. JOE異国で逮捕された日本人ラッパーの再生までを綴った獄中記。「最後の一球、実況が『空振り三振』と言った瞬間にラジオを消したことがある。贔屓のチームが負ける瞬間を聞きたくないし、あの後もし振り逃げで試合が続いていて逆転勝ちしたら。そんな妄想も好きだった。自分の中だけでまだ生きている試合。もう絶対に終わりだ。そこから続いていく。振り逃げで逆転満塁ホームランを打つような、そんな物語」。リットーミュージック1600円≪瀧井さんおすすめ!≫■『火星の人』アンディ・ウィアー小野田和子 訳映画『オデッセイ』の原作。生存不可能な火星に一人取り残された青年が、希望を捨てず空気や水を獲得して生き延び、脱出を試みる。「孤独かつ絶体絶命な状況でも決して明るさを失わない主人公。『大丈夫か?』と思うくらい前向きな姿がジワジワくる。人生で困難にぶつかったときに、これくらいポジティブな姿勢を崩さないでいられたら、と羨ましくなり、憧れます」。ハヤカワ文庫SF640円(上下とも)◇やなした・きょうへい言葉について思考しながら世界を旅した後、書籍の校正・校閲を専門とする「鷗来堂」を設立。現在は、書店『かもめブックス』の店主として店頭にも立つ。「僕にとって本は、人生のリハーサルです」◇おざき・せかいかん4人組バンド「クリープハイプ」のフロントマン&ソングライター。独特の感性で紡ぐ詩が幅広く支持される。初執筆の小説『祐介』(文藝春秋)が6月末に刊行予定。「僕にとって本は“ひらく”ものです」◇たきい・あさよライター。小誌をはじめ、雑誌、新聞、WEBで書評や作家インタビュー、対談企画などを担当。TBS系『王様のブランチ』のブックコーナーのブレーンも務める。ツイッター@asayotakii※『anan』2016年6月15日号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)文・熊坂麻美
2016年06月08日俳優集団D-BOYSの柳下大、劇団プレステージの平埜生成、高橋和也による3人芝居『オーファンズ』が、2016年2月に東京と兵庫で上演される。【チケット情報はこちら】本作はライル・ケスラーの戯曲。アメリカの老朽化した長屋に暮らす、孤児の兄弟トリート(柳下)とフィリップ(平埜)。彼らはトリートの盗みで生計を立てていた。ある日、トリートはバーでひとりの紳士、ハロルド(高橋和也)と出会う。金持ちと思い込み家に監禁し、誘拐で身代金を得ようと目論むのだが、ハロルドは意に介さず、トリートに自身の仕事を手伝うように持ちかける。実はハロルドもかつて孤児であった。3人は奇妙な共同生活をはじめるのだが…。演出を手掛けるのは宮田慶子。以前、宮田演出で、上川隆也主演の舞台『真田十勇士』(2013・2015年赤坂アクトシアターほか)に猿飛佐助役で出演した柳下が熱望し、自らオファーしたという。「宮田さんは「真田十勇士」で御一緒してから何かと気にかけくださり、ダメもとで聞いたら『いいよ』と言ってくださり、それから作品を選びました。(作品選びは)宮田さんに演出していただくので、今までの自分にはなかった部分を引き出してもらおうという意図が1番にありました。そして宮田さん演出でより引き立つ作品。それで3人芝居でもあり会話劇でもある『オーファンズ』が1番当てはまりました」。1983年の初演以来、幾度となく舞台化、映画化されてきた本作。日本では1986年に劇団四季によって上演、市村正親がトリート役を演じた。2000年には椎名桔平、根津甚八、伊藤高史の3人で上演。作品について平埜は「長年やられてるってことは、多分どの時代にも共通する普遍的なものがあるからで、そこをちゃんとわかりたいです。日本でやる意味も意識して(台本を)読めたらもっと自分が楽しくできるんじゃないかなと思っています」と語る。柳下と平埜は初共演。お互いの印象について柳下は「(平埜は)独特の空気感があるし、いい意味で虜になりそうです。何を考えてるかわからない部分とピュアな部分がすごくフィリップと被ってる。不思議な子という印象です(笑)」と言うと、平埜は「不思議じゃないんです。人見知りなだけなんです。まだ人見知り中です」と言いつつ、柳下のことを「元ヤン。なんか人をいっぱい殴ってきてそう。それ故の笑顔かな、と思って」と独特な表現。柳下は「たまに言われる」と笑った。最後に、柳下は「怪我(靭帯損傷の手術を行った)からの復帰もあり、自分で初めて企画した作品でもあり、宮田さんと一緒にできるというのもあり、来年俳優として10年目となるので、いろんな意味で自分の代表作になるようにしたい」、平埜は「作品を観てお客さん同士で話し合ってほしい。そうやって『オーファンズ』がいろんなところに広がっていったらいいなって思うので、口コミをいっぱいお願いします」と語った。公演は、2016年2月10日(水)~21日(日)東京・東京芸術劇場シアターウエスト、2月27日(土)・28日(日)に兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて。取材・文:中川實穗
2015年11月26日2015年はピアニスト反田恭平の飛躍の年だった。「チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノ協奏曲コンクール」古典派部門優勝、デビューアルバム『Liszt』リリース、国内オーケストラふたつへの客演、さらに、12月にはロシアのマリインスキー劇場でデビュー予定。その彼が2016年1月、クラシック音楽の殿堂サントリーホールでデビューリサイタルを行なう。反田恭平 チケット情報反田はリサイタルの時期を「新年という節目であり、僕にとっては1年前にデビューアルバムを録音した月。自分がこの1年でどう成長したかを問うものとして選びました」と語る。現在、ロシアに留学中の21歳。「ロシアは様々な意味で深く大きな国。危険もありますが、一度壁を越えると皆すごく優しくて。先生(ミハイル・ヴォスクレセンスキー)も家族のように扱ってくれています。門下の発表会には世界の三大コンクールの入賞者をはじめ国際的に活躍している人が集まるのですが、みんな、ライバルだけど仲間思い。良いところを言い合います。僕の演奏の熱さ、エモーションの激しさを気に入ってくれたり、あと、髪を結んで弾くので『サムライ』と呼ばれたりしますね(笑)」ロシア人も認める反田の熱さは、どこから来ているのか。「日常において心が揺れる物事すべてが原動力です。と同時に、僕にはもう一人の自分がいて、熱くなり過ぎても、その子に声をかけると冷静な答えが返ってくるんです。演奏中は常に『今こう弾いたから次は』とか『未来にこう弾くためには今どう弾かなきゃいけないか』などと“過去・現在・未来”を考えながら弾くのですが、弾きながら思いがけないインスピレーションが湧くこともよくあります」過去・現在・未来の話は、反田が弾くピアノ、ニューヨーク・スタインウェイのヴィンテージモデル《CD75》にも通じるだろう。伝説のピアニスト、ウラディミール・ホロヴィッツも弾いた楽器だ。「このピアノは100年前のものながら未だに現役で、音もよく響き、底力が計り知れない。大量生産で均一的に作られている今のピアノと違い、88鍵一つ一つに個性があり魂が入っているんです。低音はボーンと鳴るし、高音はキラキラして、中声部はチェロのような音で、まるで88人のオーケストラ。僕は、熱さだけでなく冷静さももって指揮者となり、彼らをまとめなければなりません。大変ですが面白い作業です」リサイタルでは、彼が「もっとも親しみ、体にフィットする作曲家」とするリストのほか、留学の成果が見られそうなロシアものなどを予定。「デビューリサイタルは特に思い出に残るものだけに、なかなか曲がすべて決められなくて。でも、間もなく発表できると思います」夢は、息長く活動し、クラシック音楽を知らない世界中の人達に広めること。「クラシック音楽にはそれだけの魅力がありますから。デビューリサイタルはその一歩です」デビューリサイタルは1月23日(土)東京・サントリーホール 大ホールにて。取材・文:高橋彩子
2015年11月18日