2016年、各国の作家が集まるアイオワ大学のプログラムで、3か月ほど米国に滞在した柴崎友香さん。その体験を短編集にしたのが『公園へ行かないか?火曜日に』。「もちろん初めての体験です。よく状況をつかめないままいろんな出来事が起きるのが面白くて。それを読む人にも体感してもらうために、エッセイではなく小説で書きました」年齢もバックグラウンドも異なる作家たちと、公園まで散歩のつもりが予想外の遠出になったり、住居棟で非常ベルが鳴って避難したり…。「英語ができなくても大丈夫と言われていたんですが、初日に37人の参加者中、私が格段にできないと判明して、どうしようかと思いました(笑)。でも、せっかくの機会だしいろいろ聞きたい気持ちもあって、一緒に行動していました。少しずつ聞き取れるようになったかと思えば、翌日は全然分からなかったりと、波がありましたが、最後のほうの発表で“英語うまくなったね”と言われた時は嬉しかった」自身で撮ったカバーの写真はどれも素敵な環境だと分かるが、「部屋のカードキーが何度も使えなくなるし、自動販売機は壊れっぱなしで。そんな雑な感じが面白かったし、気楽でもありました」と、なんでも楽しめる柴崎さんのおおらかさもたっぷり味わえる。一方、後半ではニューヨークで大統領選挙という大きなイベントに遭遇するが、冷静に見ているのが印象的。「劇的な瞬間に居合わせたとは思いませんでした。私は選挙に参加したわけでもないし、本当に重要なのは、劇的な結果が起こる前の積み重ねだと思うから。むしろ、私はあの場所にいたけれど何も分かっていなかったなということを実感しますね。いい体験ができたとは思っています」ほかにはニューオーリンズの第2次世界大戦博物館で感じたことなどが、真摯に綴られ心に残る。「面白いことはまだまだあって、あと2~3冊は書けます(笑)。プログラムを経て、言葉にしても、生活や空間のスケール感にしても、自分の中の基準がちょっと変わった気がしますね。さんざん英語ができないことなどを晒していますが(笑)、自分も何か新しいことをやろうとか、めげずに頑張ろうと思ってもらえたら嬉しいです」『公園へ行かないか?火曜日に』33か国から作家たちが集まってきた、アイオワ大学のインターナショナル・ライティング・プログラムに参加した体験をつづる11編の小説集。新潮社1700円しばさき・ともか作家。1973年生まれ。著書に芥川賞受賞作『春の庭』(文春文庫)など。2010年に野間文芸新人賞を受賞した『寝ても覚めても』原作の映画が公開に。※『anan』2018年9月19日号より。写真・土佐麻理子(柴崎さん)大嶋千尋(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2018年09月13日女優の真野恵里菜(27)が16日、自身のブログを更新し、サッカー日本代表のMF柴崎岳(26)と結婚したことを報告した。真野は「応援してくださっている皆様お世話になっている皆様へ私事で大変恐縮ですが、この度、かねてよりお付き合いをさせていただいておりました柴崎岳さんと今月入籍致しましたことを、ご報告させていただきます」と報告。「昨年より様々な言葉が飛び交ってしまい、皆様には沢山の混乱やご迷惑、ご心配をお掛けしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。お互いの仕事を尊重し合い、お互いの家族を大切に想い、結婚までの道のりを二人でひとつひとつ経て、夫婦となれた時に皆様へお伝えしたいと思っておりましたので、本日この場でのご報告とさせていただきました」とつづった。そして、「多くは語らずひたむきに努力し続ける彼はとても素敵で、私もたくさん刺激をもらっています」と柴崎への思いを記し、「そんな彼の力になれるように、そしてこれから始まる夫婦生活にたくさんの笑顔が溢れるように、私にできること、たくさんのことを学びながら日々精進してまいります」と真野。「至らない点も多々あるかと思いますが、どうか温かく見守っていただけますと幸いです」と呼びかけた。
2018年07月16日「au 三太郎ファン感謝デー」が3月6日(火)、都内にて開催され、三太郎シリーズに出演する松田翔太、桐谷健太、濱田岳がCMそのままの衣装で登場し、裏話を披露した。■松田翔太「鬼ちゃんがくると現場が盛り上がる」3年間続いている三太郎シリーズは、取材日時点で98本(!)が放送され、まもなく100本を迎える。愛されているシリーズに出演している三人とあって、CMの年表を前に、思い出話が次々とこぼれ出た。当初は、桃太郎(松田さん)、浦島太郎(桐谷さん)、金太郎(濱田さん)の三人だけだったが、途中から菅田将暉扮する鬼ちゃんも登場した。初出演時のことをふり返り、濱田さんは「まあ、軽いんですよ!鬼ちゃんが出るひとつ前のCMが、金ちゃんがひとりで鬼退治に行くおセンチな感じだったので、拍子抜けするほど…」と言えば、松田さんも「鬼ちゃんがくると、現場がワーッと盛り上がるので本当に楽しい」と懐かしそうに微笑んだ。さらに2018年からは鬼ちゃんの息子で長男の赤鬼(鈴木福)も参戦。鈴木さんのことを思い出した様子の三人は一斉に目じりを下げ、濱田さんが「お父さん(鬼ちゃん)の軽さはまったくない!すっごく誠実な赤鬼さん!オフのときにご挨拶もしてくれて、福くん、すごくいい子~」と告げた。松田さんも、「浦ちゃんのアドリブにたえられなくて“どうしたら笑わずに済むの?”と聞かれたよ?」とたまらない様子で言えば、桐谷さんも「あの子、かわいいなあ~」と全員の目がハートマークに。■浦ちゃん(桐谷健太)のアドリブに大爆笑芸達者な三人なだけあり、現場ではアドリブも飛び交うという。松田さんは、「浦ちゃん、よくアドリブを入れるんですけど、海外の人が登場するシーンのとき、これほどハマッたの初めてくらい(笑った)。僕は英語がしゃべるんだけど“俺もしゃべれるぞ”と浦ちゃんが話そうとするところ」と説明し、当該CMがイベントで流れた途端、会場は大爆笑。苦笑いで見ていた桐谷さんだが、「ただのアホですね(笑)。元々絵コンテにもないんですけど、監督に“浦ちゃん、負けじと英語っぽいこと言って”と言われて、パッと出たのが“ア~ハン?母ちゃんのチャーハン?”でした(笑)」と生解説し、会場はさらなる笑いに包まれていた。また、会場では「ファンから三太郎へ100の質問」でそれぞれが質問に答えるほか、「三太郎じゃんけん大会」も催され、全員で集いを楽しんでいた。(cinamacafe.net)
2018年03月06日矢崎広、柳下大、小川ゲン、佐野岳という今注目の若手俳優による4人芝居『Shakespeare’s R&J~シェイクスピアのロミオとジュリエット~』が1月19日(金)に開幕する。出演者4人に話を聞いた。舞台「Shakespeare’S r&J」チケット情報本作は、アメリカの劇作家ジョー・カラルコが不朽の名作『ロミオとジュリエット』を斬新な発想で脚色し、世界的に話題を集めた戯曲。厳格なカソリックの男子高校生4人が寄宿舎を抜け出し、禁断の書に定められた『ロミオとジュリエット』のページを開く――というストーリーで、演出は新国立劇場演劇研修所のコーチを務め、自身のユニットでも作品を発表している田中麻衣子。「シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』をやるわけではないことは、観に来る方に知っておいてもらいたいです」と柳下。4人の役名は<学生1><学生2><学生3><学生4>。名もなき彼らが夜中にこっそりと起き出し、はちきれんばかりの好奇心で『ロミオとジュリエット』を演じ始める。しかし、「やっぱりシェイクスピアの言葉は強い。引っ張られちゃいます」(佐野)と、油断すると『ロミオとジュリエット』をそのまま演じてしまう苦労を語る4人。彼らがみせたいのはそこではないのだ。「寄宿舎の同じ部屋で暮らしている男子学生4人が、この本を手にすることで、しまっていた感情や想いがどんどん溢れていく。それをお客様に覗き見していただくような作品です」(矢崎)。「かなりしっかり掘って、その下でみんなでつながっていかないとうまく見せられないのかなと思っています。だから稽古場ではその性格や関係性を掘り下げる作業をしています」(佐野)。取材は稽古が始まって2週間というタイミングであったが「なかなかカタチにならないというか。けっこうたくさんこねてるんですけど、ひとつ作っては壊し、ひとつ作っては壊し、みたいな。本当にいろんな解釈、方向性、見せ方があるので」(矢崎)、「これからは、すごく細かい作業、例えば声のボリュームだったり、誰を見る見ないだったり、物を取る仕草、座る姿勢…そういう部分を詰めていくことになると思います。本当にちょっとしたことの積み重ねです」(柳下)と繊細に、けれど頑丈に稽古を重ねていた。“学生”の“芝居”という二重構造だが「さらにもう一個層があるというか。『ロミオとジュリエット』を演じている学生たちを僕たちが演じてるっていう。やっぱり身体も精神も変えられないから、完全に学生を演じようとしても滲み出るものは必ずあるので。だからこそ、その俳優がやる意味がある。そういうところも面白いんじゃないかなと思います」(小川)。公演は1月19日(金)から 2月4日(日)まで東京・シアタートラムにて。1月23日(火)・30日(火)アフタートークあり。取材・文:中川實穗
2018年01月16日ハロー!プロジェクト出身の女優の真野恵里菜(26)が、来年のサッカーW杯ロシア大会の日本代表入りを目指すスペイン・1部リーグヘタフェの柴崎岳(25)と真剣交際していると一部スポーツ紙で報じられた。 記事によると2人は共通の知人を介して知り合い、1年ほど前に交際に発展。約1万キロ離れたスペインと日本を互いに行き来して愛を育んできたそうで、結婚を視野に入れた真剣交際だという。 「女優としての活動が軌道に乗ってきた真野だが、柴崎が今後も海外で活動するとなると全面的なバックアップが必要。いずれ仕事をセーブするか、やめるか選ばなければならないだろう」(芸能プロ関係者) このところ、芸能界の美女たちにサッカー選手はモテモテだ。 グラドルの丸高愛実(27)は昨年12月、J1・C大阪の柿谷曜一朗(27)と結婚。タレントの平愛梨(32)は今年1月にイタリア・セリエA・インテルの長友佑都(31)と結婚し第1子を妊娠中。モデル・グラビアの両方で活躍する「モグラ女子」として今年ブレークした泉里香(29)は今年9月、J1・F川崎の谷口彰悟(26)と交際していることが報じられている。 収入的には国内のチームにいればプロ野球選手よりも格段に安いサッカー選手。それでもテモテな理由とは? 「昔のJリーガーといえば、派手に遊び歩いている印象でした。しかし試合も練習もプロ野球に比べれば格段にハードなので、今の日本代表クラスの選手はストイックなのです。浮気の心配もあまりないので、交際相手としては安心できると思われているのでしょう。プロ野球選手に比べて海外挑戦の夢が近く、女性のバックアップでその夢をかなえられるのも魅力だと思われます」(スポーツ紙記者) 日本代表イレブンの妻が“タレント妻”だらけになりそうだ。
2017年11月28日芥川賞作家・柴崎友香による恋愛小説を映画化した『寝ても覚めても』が2018年9月1日(土) 、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国の劇場で公開される。柴崎友香による恋愛小説を実写化ミステリアスな自由人・麦(バク)と、心優しくそして誠実なサラリーマン亮平という、同じ顔をした二人の男と、その間で揺れ動く朝子の8年間を描く。主演・東出昌大が1人2役に東出昌大は、運命的な恋に落ちながら姿を消す”麦”と、その2年後に朝子と出会う亮平の1人2役。ヒロイン朝子を演じるのは女優、モデルとして活躍する唐田えりか。オーディションで抜擢された。そのほか、亮平の会社のクールな後輩・串橋を、映画『ナラタージュ』などに出演する瀬戸康史が演じる。監督は濱口竜介監督を務めるのは『The Depths』『ハッピーアワー』『なみのおと』などをてがけてきた濱口竜介。『寝ても覚めても』を撮り終えて次のように話している。「”この人たちしかいない”と思える、とても素晴らしいキャストが集まった現場。役者さんたちの間に生まれた信頼関係が、お互いの魅力を引き出してくれたと思います。何より、東出さんの存在があったからこそ、ヒロインの唐田さんの輝きが増しました。自分の眼の前で、カメラの前で、とても素晴らしいことがたくさん起きた撮影でした。」音楽はtofubeats、主題歌「River」も書き下ろし『寝ても覚めても』の音楽を担当するのは、トラックメーカーのtofubeats。映画音楽を担当するのは初となる。書き下ろしの主題歌「River」も手掛け、作品を盛り上げる。カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品また、『寝ても覚めても』は第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品。海外メディアからも好評を博した。あらすじ東京。亮平は、コーヒーを届けに会社に来た朝子と出会う。真っ直ぐに想いを伝える亮平に、戸惑いながらも朝子は惹かれていきふたりは仲を深めていく。しかし、朝子には亮平には告げていない秘密があった。亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦に顔がそっくりだったのだ――。作品情報『寝ても覚めても』公開時期:2018年9月1日(土) テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開原作:「寝ても覚めても」柴崎友香(河出書房新社刊)監督:濱口竜介出演:東出昌大、唐田えりか、瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知(黒猫チェルシー)/仲本工事/田中美佐子製作:『寝ても覚めても』製作委員会配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス
2017年09月15日薬丸岳の小説「友罪」が、監督・瀬々敬久、主演・生田斗真×瑛太で映画化。映画『友罪』として2018年5月25日(金)より全国ロードショー。薬丸岳の渾身作「友罪」薬丸岳の作品は、実在の事件に着想を得て書いた作品も多く、犯罪被害者と加害者、また少年犯罪など、重厚なテーマを取扱いながらも、エンタメ性の高いミステリーで読者を魅了する。「友罪」で描かれるのは、かつて世間を震撼させた事件を起こした少年犯の“その後”だ。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語りたがらない影のある人物だが、同い年の2人は次第に打ち解ける。だが、あるきっかけと行動で、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める。ともに心に闇を抱え、大きな罪に囚われ続けながらも、心を通じ合わせていく2人の友情。疑心や後悔に囚われた人間模様を、圧倒的にリアルな描写でスクリーンに投影する。主演は生田斗真×瑛太、監督に瀬々敬久監督をつとめるのは、『64-ロクヨン―前編/後編』での大ヒットも記憶に新しい瀬々敬久。その卓越した圧倒的人間描写は、国内外で高い評価を受ける。そして、瀬々監督のもと、友を想い、互いに疑心や後悔と向き合い葛藤する難役に挑むのは、『彼らが本気で編むときは、』でも主演を務めた生田斗真と、『64-ロクヨン―前編/後編』『殿、利息でござる!』など話題作への出演が続く瑛太。実力派俳優としても名高い俳優2人のみせる“本気のぶつかり合い”は大きな見所となるだろう。豪華キャスト陣息子が過去に犯した事件がきっかけで一家離散し、日々贖罪に向き合うタクシー運転手・山内修司役は、『感染列島』『ヘヴンズ ストーリー』『64-ロクヨン―前編/後編』以来、4作品目の瀬々監督作品出演となる佐藤浩市が務める。あるきっかけで鈴木に助けられ、次第に好意を抱いていく藤沢美代子役は『海街diary』での活躍が記憶に新しい夏帆、益田の元恋人・杉本清美役は『ピーチガール』にも出演していた山本美月、鈴木の少年院時代に担当法務教官だった白石弥生役は富田靖子が演じる。その他、忍成修吾、西田尚美、村上淳、坂井真紀、光石研と豪華なキャストが勢揃いする。ストーリーある町工場で働き始めた、元週刊誌ジャーナリストの益田(生田斗真)と、他人との交流を頑なに避ける鈴木(瑛太)。共通点は何も無かった二人だが、同じ寮で暮らすうちに少しずつ友情を育ててゆく。そんな折、彼らが住む町の近くで児童殺人事件が起こり、世間では17年前に日本中を震撼させた凶悪事件との類似性が指摘される。当時14歳だった犯人の少年Aはすでに出所しており、その後の行方を知る者は少ない。果たして今回の事件も彼の犯行なのか…。驚きと疑問に突き動かされ、ネットに拡散していた少年Aの写真を見た益田は愕然とする。そこにはまだ幼さの残る鈴木が写っていた――。【詳細】『友罪』公開時期:2018年5月25日(金)全国ロードショー原作:「友罪」薬丸岳(集英社文庫刊)監督:瀬々敬久出演:生田斗真、瑛太、佐藤浩市、夏帆、山本美月、富田靖子、奥野瑛太、飯田芳、小市慢太郎、矢島健一、青木崇高、忍成修吾、西田尚美、村上淳、片岡礼子、石田法嗣、北浦愛、坂井真紀、古舘寛治、宇野祥平、大西信満、渡辺真起子、光石研配給・宣伝:ギャガ©薬丸岳/集英社 ©2017映画「友罪」製作委員会
2017年08月03日女優の水谷果穂、アイドルグループ・SUPER☆GiRLSの浅川梨奈、俳優の佐野岳が、ジャニーズJr.のユニット・Mr.KINGの平野紫耀が主演を務める映画『honey』(2018年春公開)に出演することが4日、わかった。同作は目黒あむの同名コミックを実写化。平野演じる鬼S不良男子・鬼瀬大雅が、平祐奈演じるヘタレでビビリの女子高生・小暮奈緒に突然プロポーズしたことから、2人の関係が始まっていく。新星・水谷が演じるのは、奈緒のクラスメイトでクールな美少女・矢代かよ。大人っぽい雰囲気で、奈緒の背中を押してくれる。”1000年に一度の童顔巨乳”というキャッチコピーでも話題の浅川はクラスの転校生・西垣雅を演じる。人付き合いが苦手でクラスになかなかなじめず、鬼瀬の優しさに触れ想いを寄せていく。さらに佐野は、鬼瀬と殴り合いの喧嘩をしたことがあり、実はかよの彼氏でもある素行が悪い大学生・権瓦郁巳を演じる。平野と初共演となった佐野は、平野について「『稀に見るくらいのいい子』っていう言葉が似合う男」と表現。「現場でもとても親しみやすいキャラクターでした」と振り返った。○水谷果穂コメント私が演じたかよという役どころは、クールで1人でも平気という一匹狼なところがあるのですが、私自身とは全然違うタイプの子だったので、撮影が始まるまでは、どういう風に演じればいいのか悩み、たくさん考えました。ですが、撮影が始まったら、平野さんは鬼瀬くんで、平さんは奈緒ちゃんで、横浜さんは三咲くんで、3人がすごくそのキャラクターでいてくれたので、私自身も自然にかよになることができ、肩の力を抜いて演じることができました。共演者の皆さんに助けて頂いたなと思っています。お話の中では、こちらが恥ずかしくなるくらいほほえましくかわいい鬼瀬くんと奈緒ちゃんが見られると思うので、ぜひ、この作品を見て幸せを堪能して頂きたいです。また、そんな2人を見て、見守ったりツッコミを入れたりしている三咲くんとかよちゃんにも注目して頂きたいです。○浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)コメント今回の撮影は、暖かくてふわふわとした優しい空間で、すごく楽しかったですし、とても濃い時間を過ごすことができました。私が演じる雅は、鬼瀬くんとのシーンが多かったんですけど、私がクランクインした日に撮影したお弁当を食べるシーンがとても印象に残っています。まだ雅は転校してきたばかりで、友達もいなく笑顔が少ない状態だったんですけど、鬼瀬くんがアドリブですごく面白い話をしてくださって、必死に笑いをこらえていました。『honey』は、最近のラブストーリーの中でも、一番純粋で心がきれいになる、そんな作品になっていると思います。私が演じる雅が転校してきて、奈緒ちゃんがちょっぴりやきもちをやいてしまう三角関係だったり、三咲くんとかよちゃんの関係性だったり、様々なところで動く恋愛模様に、ぜひ、鬼キュンして頂けるとうれしいです。○佐野岳コメント今回、僕が演じた郁巳は、僕自身初めて挑戦するような役どころで、どれだけ観てくださる方に嫌ってもらえるかというところが勝負の鍵で、自分なりに精一杯、自分の中の悪い部分を引っ張り出して、楽しみながら撮影ができました。平野くんとは初共演だったのですが、「稀に見るくらいのいい子」っていう言葉が似合う男で、現場でもとても親しみやすいキャラクターでした。最初の方に撮影した雨の中のアクションシーンは、春先の撮影だったんですけど、当日だけ特に気温が低く、とても寒かったのを覚えています。ただ、体を張っただけあって、いいシーンが撮れていると思っています。楽しみにしていてください。
2017年07月04日先の「三太郎シリーズ」 TVCMで、桐谷健太演じる浦島太郎がヴォーカル、松田翔太演じる桃太郎がプレイヤー、そして濱田岳演じる金太郎がパフォーマーを務め“英雄デビュー”することになった三太郎たち。。6月9日(金)よりオンエアされる新CMでは、ついに夏祭りのステージで「三太郎音頭」を初披露することになった。「いよいよデビューステージだっ!」と舞台裏で張り切る金太郎。一方、浦島太郎と桃太郎は 「あ~緊張する」「うまくいくかなぁ…」と不安そう。金太郎がそんな2人の緊張を和らげるべく「圧倒的なステージを見せようぜ!」と声をかけると、「金ちゃん…よく平気だね?」と桃太郎。すると金太郎は「初めてはみんな怖いもんさ」と余裕の表情だ。「さぁ、英雄デビューだぁ~!!いくぞっ!!」と円陣を組む金太郎に合わせて、浦島太郎と桃太郎も 「おぉー!」と気合を入れる。そして、デビューステージが始まると、立派な“祭り櫓“が登場。その中心では浦島太郎が堂々と「三太郎音頭」を熱唱し、「は~~♪好きに踊れば 三太郎音頭~♪」と桃太郎もメロディーにあわせて笛を演奏。しかし、金太郎の様子がおかしいことに気づいた桃太郎は「金ちゃん」と呼びかける。「パカーンと夜空も雲晴れて~♪」と熱唱する浦島太郎の後ろでは、ステージ前の威勢と余裕はどこへ行ったのか、緊張で全身ガチガチに固まってしまった金太郎が…。「金ちゃん、ガチガチだよ!」と声をかけられてしまうのだった――。今回のCMでは、「三太郎音頭」披露のために盆踊り会場を一から制作し、櫓や出店など、夏祭りらしいこだわりの美術セットが制作された。とはいえ、撮影時はまだまだ肌寒い季節。監督が「夏ですよ~」「楽しい笑顔で~」などと声を掛ける中、セットも雰囲気たっぷりとあって夏祭りの空間が見事に演出された。撮影が始まると、軽やかなリズムに乗る浦ちゃん(桐谷さん)の歌声に現場は大盛り上がり!終盤の金ちゃん(濱田さん)がガクガクと緊張するシーンでは、金ちゃん・桃ちゃんのアドリブが飛び出し、夏祭りは大きな笑いに包まれていた。au 三太郎シリーズ新CM「三太郎デビュー」篇は6月9日(金)より全国にてOA開始。(text:cinemacafe.net)
2017年06月09日金太郎(濱田岳)とともに学校に通い始めた桃太郎(松田翔太)と浦島太郎(桐谷健太)。卒業シーズン到来の中、3月6日(月)より放送される新CMでは彼らも卒業式に参加。しかし、合唱がきっかけで、金太郎の号泣スイッチがオンになってしまったことが分かった。新CMは、卒業式でよくある風景の1つ、“卒業の言葉”を三太郎が贈るところからスタート。「卒業生のみなさん!」と金太郎が元気よく声を上げると、「おめでとうございます!!」と在校生全員が追いかける。それに続くように、「イイコトあった」(桃太郎)「毎日!!」(学生)「僕たちは」(浦島太郎)「忘れません!!」(学生)と“卒業の言葉”の掛け合いが続く。しかし、突然、そんな卒業式の雰囲気に合わない陽気なメロディが流れ始め…。それは、誰もが一度は聴いたことのあるロシア民謡「一週間」。そのメロディに合わせてリズムを取りながら、当たり前のように「月曜日はイイコトがあり~♪」」「火曜日もイイコトがあり~♪」と歌い始める金太郎と学生たち。浦島太郎が「え、なにこの歌?」と困惑、桃太郎も「卒業式っぽくないね…」と戸惑いを隠せない。しかし、隣の金太郎はいつの間にか歌いながら大号泣。それに気づいた浦島太郎は、「でも、金ちゃん感動してない?」と呆れ顔。それを受けて桃太郎は「おい、どうした!?」と声をかけるが…。学生たちと合唱するうちに変なスイッチが入ってしまい、「寂しいよ!」と涙が止まらない金太郎。桃太郎は、“正気に戻って!”と言わんばかりに「金太郎!」と呼びかけるのだった。今回の撮影は、卒業式をテーマにみんなで合唱。 三太郎CMらしく、アドリブ満載となったが、特に、金ちゃんこと濱田さんの感動・大号泣シーンがストーリーを盛り上げることに。三太郎たちは今回も息ぴったりで、金ちゃんのアドリブに呼応するように、桃ちゃん浦ちゃんがアドリブをかぶせていく。金ちゃんのあまりの動揺ぶりに、2人に担がれて保健室へ運ばれていったり、「好きな人がいたのか?」と台本にはないサイドストーリーが展開されたりと、相変わらずの爆笑撮影となった。au 三太郎シリーズ新CM 「合唱」篇は全国にてオンエア中。(text:cinemacafe.net)
2017年03月06日旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に迫る日本テレビ系「おしゃれイズム」の1月29日(日)放送回に俳優の濱田岳が出演。番組MCの上田晋也、藤木直人、森泉ら3人とトークで盛り上がる。スカウトされ子役として芸能界デビュー。その後高校時代に「3年B組金八先生」に出演すると「ピースボート -Piece Vote-」で連続ドラマ初主演、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」への出演や『偉大なる、しゅららぼん』や『予告犯』などで一躍俳優として大きな注目を集めるようになった濱田さん。福田雄一監督の「アオイホノオ」での岡田斗司夫をモデルにした岡田トシオを、ドラマ、映画と展開した『信長協奏曲』での徳川家康と実在の人物から、「釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~」の主人公“ハマちゃん”こと浜崎伝助をいったコミックのキャラクター。そしてauの人気CM「三太郎シリーズ」での金太郎と、幅広い役柄をこなす演技力で高い評価を受けている。そんな濱田さんが今回「おしゃれイズム」に登場、友人の俳優・松坂桃李が登場し何故か激ギレする展開や、実はモテモテだったというラグビー部時代を当時の友人が暴露。最も一緒に遊ぶという大御所俳優の話など、様々なエピソードを披露してくれる。現在公開中の映画『本能寺ホテル』も大ヒット中の濱田さんは、現在放送中のドラマ「視覚探偵 日暮旅人」に松坂桃李演じる主人公の相棒、雪路雅彦役で出演中。山口幸三郎によるシリーズ累計75万部突破の人気作「探偵・日暮旅人シリーズ」を原作に、松坂さん演じる聴覚・嗅覚・味覚・触覚…五感のうち4つの感覚を喪った男・日暮旅人が、唯一残った研ぎ澄まされた視覚を駆使して物を、人を、そして愛を探すという物語で、多部未華子、北大路欣也、木南晴夏、住田萌乃、和田聰宏、上田竜也、シシド・カフカ、木野花らも出演。「SPEC」シリーズや『RANMARU 神の舌を持つ男』などのヒットメーカー・堤幸彦監督が演出を担当する。ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」は毎週日曜22:30~日本テレビ系で放送。「おしゃれイズム」は1月29日(日)22:00~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年01月29日映画『本能寺ホテル』が1月14日(土)に公開を迎え、主演の綾瀬はるか、堤真一をはじめ、濱田岳、平山浩行、田口浩正、高嶋政宏、近藤正臣、風間杜夫、鈴木雅之監督が舞台挨拶に登壇。相変わらずの綾瀬さんの天然ぶりや、濱田さんの意外な酒の失敗の連続が暴露された。『プリンセス・トヨトミ』のスタッフ、キャストが再集結した本作。本能寺跡地のホテルが戦国時代とつながっていた!という奇想天外な展開で、現代と戦国時代を行き来することになったヒロイン、そして織田信長らの奮闘、奔走がコミカルに描かれる。登壇陣は和装で登場。紅一点の綾瀬さんは、あでやかな着物で歓声を浴びたが「お正月気分を引きずっているような感じですね」と毎度の(?)ふわふわした発言で場を和ませる。そんな綾瀬さんと初めて共演し、現場でメロメロだったというのがベテランの近藤さん。初日撮影の後に、綾瀬さんから「ホテルで召し上がってください」とみたらし団子を渡されたそうで「『ええコやなぁ…』と思ったんですけど、『カチカチになってますからチンしてください』って…。ホテルにチンあるか(苦笑)?でも、もらったんだから大事にせなと思って、マネ―ジャーとひとつずつ食べたら…カチカチ!よくあんなものを『いいものあげるわ』みたいに…」と明かす。「フォローしますと、撮影が終わったとき、できたてホヤホヤのみたらし団子を持って来ていただき、それはおいしかったです」とニッコリ。綾瀬さんは、なぜ時間が経ってカチカチの団子をわざわざ渡したのか?と問われ「私も食べてすごく固くて…。こんなみたらしがあるのか?そういうものなのかなって思ったんです。この店のみたらしはこの固さなのかって。有名なお店のものだったので(笑)」と弁明。近藤さんはこの仕打ちにも「そういうところが面白くて素敵。好きです」と公開告白で会場は笑いと拍手に包まれた。一方、綾瀬さんを上回る失敗談を暴露されたのは濱田さん。堤さんは、岡山での撮影のために、濱田さん、田口さんと共に同じ新幹線に乗ったそう。「僕は別車両だったんですが、2人は酒盛りしてて、僕も参加したかったけど、眠かったので寝たんです。岡山について降りても、2人が下りてこないので、もしやと思って、2人の車両まで走っていったら、2人ともゲラゲラ笑いながら(車内でまだ)酒盛りしてて…。窓をドンドンと叩いたら、田口さんはサッと降りたけど、岳くんはそのまま広島まで行っちゃいました(笑)」と驚きの濱田さんの大失敗を明かす。濱田さんは「本当です。参りました」と苦笑い。堤さんが窓を叩いてわざわざ知らせてくれたのに「トントントントン日野の2トンかと思いました(笑)」と飄々と語り、会場は爆笑に包まれた。ちなみに、高嶋さんも、京都で濱田さんと共にプロモーションのために番組収録があったが「僕だけ光秀の鎧兜で、京都を歩くってものだったんですが、岳くんが前の晩に飲み過ぎて遅刻してきて…。僕は始発で京都に来たのに2時間くらい遅れて来た」と暴露!濱田さんは「お待たせしましたけど2時間はうそ!」と言いつつも、遅刻は事実のようで、壇上での公開暴露に苦笑を浮かべていた。また、この登壇者の中で戦国時代に天下を獲りそうなのは?との問いに、堤さんが監督を、そして高嶋さんが堤さんを指した以外、全員が綾瀬さんを指すという展開に!綾瀬さん自身、意外だったようで「いいんですか?私で…」と驚いていたが、堤さんがこれに「俺は嫌だ!こんなスットコドッコイはたまらん!」と正面をきって否定し、再び会場は笑いに包まれていた。『本能寺ホテル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:本能寺ホテル 2017年1月14日より全国東宝系にて公開(C) 2017 フジテレビジョン 東宝 ホリプロ
2017年01月14日スペインの人気サッカークラブ「レアル・マドリード(REAL MADRID)」。最も資産価値が高いと言われ、キラキラと輝くスター選手が所属するチームだが、その選手や監督、スタッフたちが着用しているスーツは、ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)のものだ。世界を驚かせた鹿島、それを迎え撃ったレアルFIFAクラブワールドカップ決勝戦(2016年12月18日)は、レアル・マドリーと鹿島アントラーズの戦い。試合は、アントラーズが奮闘、柴崎岳が2ゴールを決める活躍もあり、試合は延長線にもつれ込む接戦となった。それでもキープレイヤー クリスティアーノ・ロナウドはハットトリックを決め、レアルが4-2で制し優勝した。その後も活躍は続き、スペイン・プレミアリーグで首位をキープしている(2017年1月20日現在)。レアルの選手が着用するのは、 ヒューゴ ボスの定番「クリエイト ユア ルック」そんな輝かしい姿をで見せた彼らが着用するのは、ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)の定番モデル「クリエイト ユア ルック」のセットアップ。ネイビーブルーのジャケットに同素材のパンツを合わせ、クリーンな印象だ。そこに、コットン100%のホワイトシャツとネイビーのタイ、ベルト、シューズを合わせて品よくまとめている。レアル・マドリードの選手たちと同じスーツが店頭で手に入るレアル・マドリードの選手たちが着用した「クリエイト ユア ルック」が、2017年3月31日(金)まで全国のボス ストアで手に入る。ジャケットとパンツのサイズは、スリムまたはエクストラスリムから選べ、自分の体型に応じて自由にアレンジが可能だ。生地には、イタリアのメーカー・グアベロによる、なめらかなテクスチャーのスーパー120ダブルダイを使用。深みのある光沢感は、差し込んだシャツやタイをより上品に演出してくれる。なお店頭では、「クリエイト ユア ルック」以外にも多数のモデルがラインナップ。サッカードイツ代表にもウェアを提供しているヒューゴボスならではの上質なアイテムが多数揃っている。2017年3月31日(金)までの間、スーツもしくはセットアップ購入者には、ネクタイがプレゼントされるので、この機会にぜひ店頭へ足を運んでみては。【アイテム詳細】・スリムフィット シングル ブレステッド 95,000円+税・パンツ(スリム、エクストラスリム) 33,000円+税■スーツフェアイベント開催期間:~2017年3月31日(金)実施店舗:全国のボス ストア※スーツ(セットアップ)購入者にはネクタイをプレゼント。<数量限定、なくなり次第終了>店舗によって開催スタート日が異なるため事前にご確認を。【問い合わせ先】ヒューゴ ボス ジャパンTEL:03-5774-7670
2016年12月24日最近、なぜか“スターになりたい”桃太郎(松田翔太)、金太郎(濱田岳)、浦島太郎(桐谷健太)の三太郎から、新CMが到着。今回は、スターになるために作戦会議をする中で「まずはファンクラブ」と金太郎が提案していることが分かった。新CMは、金太郎の家でお泊まり会。「どうやったら、スターになれるのか」について話している場面から始まる。「やっぱ歌とかダンスでしょ!」と言うのは浦島太郎。すると、寝転んでいた金太郎はワザとらしく足を組み替えながら、「まずは、ファンクラブ作ろうぜ?」とキメ顔。それを受けて「金ちゃん気が早くない?」と桃太郎が言うと、火が付いたのか金太郎は起き上がり「ほら、おれ、ファンを大切にしたい派じゃん?」と気取った様子で畳み掛ける。「それわかる~!」と浦島太郎も同調する一方、桃太郎は1人ついていけていない様子。そんな中、金太郎の妄想はまたもやエスカレートしていき、「ずっとファンでいてくれた子にはイイモノ、プレゼントしてさ」と、ずらっとファンが並んだ握手会でイイモノをプレゼントしている様子を妄想する。それを受けて「え、イイモノってなに?」と桃太郎が聞き返すと、ノリノリな浦島太郎は突然、「サインとかどう?」と、達筆に書かれた直筆サインを取り出す。それを見た桃太郎は「え、もうサインあんの!?」と驚きを隠せない。一方、金太郎は指を鳴らしながら、「すごくイイモノこれ!」と褒めつつ、「そこで似顔絵どん!」と、枕の下から取り出した似顔絵をドヤ顔で2人に披露する。そこには、似顔絵というよりも、美化され過ぎた(?)金太郎が描かれており、それを受けて「スター感出しすぎ~」(浦島太郎)、「かっこいいー」(桃太郎)と2人。さらに調子に乗った金太郎は、まるでスターになりきったかのようにウインクをかますのだった。今回は、金太郎の家を舞台に三太郎そろっての撮影。3人の息の合ったアドリブは、いつもの光景で和気あいあい。撮影のラストは、金ちゃんの妄想の世界である、ファンクラブのシーン。ファンのみんなに「いつもありがとね♪」と言い続けた“金ちゃん”こと濱田さんは、撮影終了後、花束を受け取ると「いつもありがとね~♪」と最後までスター気取りで立ち去り、撮影は大爆笑のうちに終了した。au「三太郎シリーズ」新CM「ファンクラブ」篇はオンエア中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月02日寺田心ら子役たちが、幼少期の“三太郎”として再び登場するau新CM「夢のスター篇」が到着。回想を終えた現在の金太郎(濱田岳)はその夢がエスカレートし、伝説の“かね太郎”になってしまったことが分かった。「俺、スターになる!」「俺も一緒になる!」「じゃ、ボクも!」と、将来スターになることを夢見て笑い合う幼少期の三太郎。そんな回想シーンが終わり、「とか言ってたよね…」「なりたかったな…」と桃太郎(松田翔太)と浦島太郎(桐谷健太)は懐かしそう。そんな中、「なろうよ!」と金太郎が1人立ち上がる。「もう遅いよ~」と言う浦島太郎の言葉を遮って、「遅いなんて誰が決めた?」と桃太郎と浦島太郎の方へ向き直る金太郎は、なぜか勇ましい表情。「スターになって、どんどん有名になって、どんどん稼いでさ」と、スターへの想いを語る金太郎に、静かに耳を傾ける桃太郎と浦島太郎。しかし、「どんどんもらって、どんどん貯めてさ」と身振り手振りが徐々に大きくなっていく金太郎に焦りを感じ、「金ちゃん…」と浦島太郎が呼びかけるも、自分の世界に入ってしまい声が届いていないのか、「スターになって、どんどんもらってさっ!」と、金太郎はさらにヒートアップ。 その様子に、桃太郎と浦島太郎は戸惑い、引き気味に距離を取ろうとする。その後も「どんどんっ!!どんどんっ!!」と激しさを増していく金太郎に、「“かね太郎”になってるよ…」と2人。ハッとして我に返る金太郎。そういえば、本CMシリーズの初期にも、そんなふうに冷やかされたことがあったような…。「金ちゃんだよね?」と桃太郎が確かめると、「ごめん、金ちゃんです!」と、ようやくいつもの金太郎に戻り、ほっと息をつく三太郎なのであった。今回で3度目となる“子ども三太郎”の撮影。すっかり仲良しになった3人は、いつもの元気な挨拶で現場入りし、撮影の合間も3人で仲良く談笑していたそう。ロケ地である山の山頂で“夢”を語る子どもたちはとても眩く、スタッフの間では「この子たちはどんな大人になるんだろう?」との話題で持ち切り。この中から、未来のスターが登場することもあるのかも?また、“大人三太郎”の撮影では、かぐや姫不在で三太郎のみの桃太郎家という、なかなか珍しいシチュエーションに。金太郎が「どんどん有名になって、どんどん稼いで…」と次第に“かね太郎”化していくシーンでは、力の入った濱田さんがアドリブで力士が四股を踏むようなポーズになり、その自然な演技に一同、爆笑をこらえきれなかったという。au 三太郎シリーズ新CM 「夢のスター」篇は放送中。(text:cinemacafe.net)
2016年11月01日俳優の松本岳が9日、東京・台場のフジテレビで行われた同局系新ドラマ『キャリア~奥手破りの警察署長~』(きょう9日スタート、毎週日曜21:00~21:54)の第1話試写会に登場。主演の玉木宏の優しさに「本当に泣いちゃいそうでした」と感激したことを明かした。このドラマは、主演の玉木宏演じるひょうひょうとしたキャリアの警察署長・遠山金志郎が、現場のノンキャリアに反発されながら独特の捜査方法で事件を解決していく姿を描くもの。松本は、舞台となる北町警察署の制服警官・青木忍役で、雲の上の存在でありながらきさくな性格の金志郎に憧れているというキャラクターだ。撮影現場の様子について、青木は「皆さん1人1人のキャラがすごく濃い」と紹介。玉木については、自分がミスを繰り返しても「全然大丈夫だよ」と声をかけてくれるそうで、「本当に優しくて、本当に泣いちゃいそうでした」と感激し、「男前でめちゃくちゃカッコ良いです」と男目線でもほれる、玉木の魅力を語った。出演者の中で"キャラが濃い"筆頭は、もちろん副署長役の柳沢慎吾だそう。シーンが別でも、隣に来てずっと話しかけてくるそうで、「延々にしゃべってるので、音声さんも『静かにしてもらっていいですか?』と言うくらい」と、マシンガントークぶりを明かした。また、ノンキャリアの刑事課係長役の高嶋政宏は、今作でまさに"鬼刑事"を演じているが、待ち時間では、打って変わって"波音"や"お経"などを聞いているそう。その理由について高嶋は「セリフを覚えるときは、こういう音が一番いいんだよ」とアドバイスしてくれたそうだが、松本はまだ実践していないといい、「これから覚えるときは、高嶋さんの方法を頼ろうかな」と興味を示していた。今作が"平成版遠山の金さん"が、世の悪を成敗していくストーリーであることにちなみ、松本は、成敗したいとまではいかないが、納得いかないことを告白。エレベーターに先に入って後から乗る人のために「開」ボタンを押すと、出るときも「開」ボタンを押す役になり、後から乗った人を先に送り出すことになるため、お店に入る順番が不条理であると主張した。それを聞いた司会のフジテレビ新人・鈴木唯アナウンサーは「すごい分かります!」と共感。「ひと言お礼などを言ってくれれば、まだ気持ちが救われますよね」と、ささいな気づかいの必要性に理解を示した。
2016年10月09日映画『グッドモーニングショー』が10月8日(土)より公開を迎え、主演の中井貴一をはじめ、長澤まさみ、志田未来、濱田岳、時任三郎、君塚良一監督が舞台挨拶に登壇した。『踊る大捜査線』シリーズの脚本家として知られる君塚監督が、自らよく知るTV業界の裏側に切り込んだ本作。ワイドショーの中年アナウンサーがなぜか、立てこもり事件の犯人から現場に来るように指名され、事件に巻き込まれていくさまをコミカルに描き出す。中井さん、長澤さん、志田さんはアナウンサー役ということで、事前にレッスンを受けたり、実際にフジテレビの朝のワイドショーの現場を訪れたりしたという。中井さんは「クランクイン前に『めざましテレビ』の現場にお邪魔して、アナウンサーの感情などについて聞かせていただきました。実際に、映画のセットは『めざましテレビ』(フジテレビ)のものなんですけど、背景は『ZIP!』(日本テレビ)なんです。そこは局や監督の気遣いですね(笑)」と裏事情を明かす。長澤さんは実際に女子アナ役を演じてみて「同じTVの世界でも(女優とは)全然違う畑、職業なんだなと感じました。自分がもしアナウンサーになると考えたら…毎日の生放送の緊張に耐えられないだろうと思います。私、話が下手で、いつもどこで話を終えたらいいかわかんなくなるんです。『あいつ、使えねーな』と思われてダメになる気がします…」と自嘲気味に語った。実際、アナウンサーの指導に当たる先生から指導を受けたという志田さんも「発声や強弱のつけ方がセリフを読むのとまったく違って難しかったです。私もアナウンサーになっても、カメラ目線で笑顔で話せないと思うので、私も『あいつ、使えねー』とクビになるんじゃないかと…」と苦笑する。濱田さんは、ワケあり立てこもり犯を熱演!「最近、重たいボブでマサカリ担いで走ってるばかりだったので…(笑)、僕にできるかと思ったんですが、思い切り立てこもらせていただきました!」と冗談めかして述懐する。主に中井さん、そして刑事役の松重豊とのシーンが中心となったが「あの立てこもりのシーンは、5日間くらい、同じ場所に通って撮影していました。中井さん、松重さんを若手が5日間も独り占めできることもなかなかない機会なので、思い切って胸を借りようと…。ついついアドリブで『うっせー、バカ!』とか出ちゃいましたが…と釈明する。これに中井さんは「本音ですよ。ああいうときに本音が出るんですよ」と冷たく語り、会場は笑いに包まれていた。『グッドモーニングショー』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月08日『逆噴射家族』『蜜のあわれ』などで知られる石井岳龍(聰亙)監督が、7月16日に早稲田大学で行われている講義『マスターズ・オブ・シネマ』に登壇した。講義に先立ち、今なお伝説のカルト映画として絶大な人気を誇り、クラウドファンディングによるブルーレイ・リマスター版制作プロジェクト並びに、今秋の劇場上映を目標に掲げる『狂い咲きサンダーロード』(1980年)を上映。観終わったばかりの学生を前に、石井監督が熱弁をふるった。また本講義は第38回PFFとの連動企画であり、同映画祭の荒木啓子ディレクターも参加した。講義『マスターズ・オブ・シネマ』の模様第2回PFFにノミネートされた石井監督は、当時を「情報がビジネスになると知ったのが、雑誌ぴあだった。同時にぴあには、若者の文化やクリエイティブなことをしようとしている人を応援しようという機運があって、一般の劇場で公開されている映画と僕らの自主制作映画を同列に扱ってくれた。『ぴあ』がやることに注目していたし、コンテストに出てなんとか作品をアピールしたかった」と述懐。また監督の初期作品に、現在の日本映画を支える錚々たるスタッフ・出演陣が名前を連ねていることに触れられると、次のように語った。「最終的にやる気のある人が残っていった。みんな才能なんてなかったんですよ。だけど、やり続けた、諦めなかった。何かをやろうとすると、やっぱり10年かかるんです。それをやった人たちが残った。技術はついてくる。大事なのはなんとしてもこれをやるんだというスピリット。映画を作るというのは大変なんですよ。でも残った人にはそういうスピリットがあった」。学生たちの質問にも積極的に答え、自身の映画作りの肝に触れた。「私が重要だと思っているのはキャラクターの感情。シーンごとの中心人物の感情は絶対に逃さない。必ず撮る。それを大前提にしてシーンを組み立てるし、作品全体を組み立てる。お客さんはキャラクターたちの感情の在りようを見ているのだと思っている。そして何がしかを観た人に問いかけ、それぞれに自分の解答を選んでほしい」。8ミリで劇場映画を撮った監督と、デジタル時代の学生たち。時代も環境も違えど、“映画”を媒介に熱い空気が充満していた。第38回PFFでは【世界縦断プロジェクト】PFF×ベルリン国際映画祭×香港国際映画祭の共同企画で送る『8ミリ・マッドネス!!~自主映画パンク時代~』にて、石井監督の『1/880000の孤独』(1977年)の上映が決定している。第38回PFFぴあフィルムフェスティバル9月10日(土)から23日(金)まで東京国立近代美術館フィルムセンター(月曜休館)10月29日(土)から11月4日(金) まで京都シネマ11月3日(木・祝)から6日(日) まで神戸アートビレッジセンター11月11日(金)から13日(日) まで愛知芸術文化センター2017年4月福岡市総合図書館取材・文・写真:望月ふみ
2016年07月16日映画『蜜のあわれ』のプレミア試写イベントが3月14日(月)、東京・浅草橋ヒューリックホールにて行われ、二階堂ふみ、大杉漣、永瀬正敏、石井岳龍監督らが着物姿で登壇した。本作は、近代文学史作家の室生犀星が晩年に発表した小説「蜜のあわれ」を映画化。犀星自身を投影しているといわれている老作家(大杉漣)と、犀星の理想の“女(ひと)”の結晶といわれ変貌自在の金魚の姿を持つ少女赤子(二階堂ふみ)との無邪気かつエロティックな触れ合いを艶やかに描く。原作を高校生の頃に読んだという二階堂さんは、「当時から、感覚的に体の中に入ってくる素敵な作品だなと思っていたんです。この作品が映画になったら見たいと思ったし、いつか作品を作ってみたいと思い続けていたので、今日は胸がいっぱいです」と喜びを語った。共演者の大杉さんについて、「たくさん引き出しをあけてくださって赤子はできあがっていった」と二階堂さんが感謝を伝えると、大杉さんも「逆に僕自身の引き出しや、気持ちの扉を二階堂さんが開けてくれて、撮影が終わってしまうのが寂しい程いい時間でした」と現場でも相思相愛だった様子を話した。また二階堂さんについて監督も「年齢的には若いのですが、『放浪記』の高峰秀子さんに見えることがあったくらい、大女優さんでした」と大絶賛。その言葉を受け、「高峰さんは日本映画の中で一番好きな女優さんなのでとても嬉しいです。頑張ります」と二階堂さんも笑顔を見せた。最後に「このような豊かな原作を、今までにない程のベストスタッフ、ベストキャストと作れたことをありがたく思っています」と監督が自信に満ちた表情で挨拶を行った。『蜜のあわれ』は4月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月14日俳優の濱田岳が、俳優・阿部サダヲ主演の映画『殿、利息でござる!』(5月14日公開)で、初のナレーションに挑戦することが12日、発表された。『アヒルと鴨のコインロッカー』(06年)、『ゴールデンスランバー』(10年)など中村義洋監督作に数多く出演してきた濱田。「これまでと違った形ではありますが、また中村組の作品に参加することができ、とてもうれしかった」と感激する。ナレーションについては、「皆さまが作り上げた映像に、最後に参加するというのは、新たな経験であり、責任感と緊張感がありました」と率直に打ち明けながらも、「いつものように中村監督と楽しく、そして真剣に、収録」したと自信を見せる。一方の中村監督は「今回どうしても、岳には何かやってほしかった」と濱田さんの参加を熱望していたことを告白。それは「僕の全てが詰まっている」とまで語る本作に盟友の「岳がスクリーンにいないというのが、どうにも寂しかった」からだ。そして、濱田が録音作業を終え、「映画に岳の声が入って、思わず『ミッション、コンプリート!』とつぶやいてしまった」とまで語っている。池田史嗣プロデューサーは、撮影の際に2人のスケジュールが合わなかったにも関わらず、「そんな事情すらポジティブに転換できる抜群のコンビネーションはさすがの一言」と感嘆。「録り時は、"戦友"の二人にしかできないあうんの呼吸で、見事にキメてくれました」と報告し、「濱田岳さんの素晴らしいナレーションを得て、中村組オールスターズの、最後のピースが埋まりました」と力強くアピールした。磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、穀田屋十三郎(阿部)ら9人が年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るために藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」のために奔走する姿が描かれる。阿部のほか、瑛太、妻夫木聡、松田龍平、竹内結子らも出演する。(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
2016年03月12日究極のサッカー観戦劇場と言える市立吹田サッカースタジアムで、いよいよJリーグの開幕戦を迎えようとしている。2月28日(日)・ガンバ大阪×鹿島アントラーズがキックオフの時を待っているのだ。G大阪×鹿島 チケット情報メインスタンドとタッチラインの距離は7m、ゴール裏とゴールラインの距離は10m、観客席の高さは1.5mという「日本一ピッチが近いスタジアム」でのサッカー観戦は、これまで味わったことがない臨場感と迫力を約束する。埼玉スタジアム2002がスタンドからピッチまで約14m、鹿島サッカースタジアムが約15mと言えば、吹田スタジアムの「めちゃ近」ぶりがわかるだろう。2月18日、Jリーグプレスカンファレンスに登壇したDF岩下敬輔(G大阪)も「新しい素晴らしいスタジアムなので、たくさんのファンに来てほしい。攻撃的な選手がたくさん入ったので、その攻撃的なサッカーを見てほしい」と語っている。もちろん、鹿島も新スタジアムのホーム開幕戦だからと言って、白星を献上するつもりはさらさらない。U-23日本代表DF植田直通は「今年は自分が試合に出てタイトルを取りたい。個人タイトルはどうでもいい。チームとして、全タイトルを取ることを目標に掲げている。そこへ向けて戦いたい」とキッパリ。G大阪は『ACL』を含めた4大大会独占、鹿島は3冠達成での通算20冠獲得を見据える。そのために、G大阪は横浜F・マリノスから各年代のブラジル代表のエースを担ってきたアデミウソンと、元日本代表のレフティ・藤本淳吾を獲得した。鹿島もGK・櫛引政敏、ボランチ・永木亮太&三竿健斗を補強するとともに、FWとして新境地を切り開いた金崎夢生がサプライズの電撃復帰を果たした。両軍とも勝ちにいく態勢を整えたのだ。開幕戦には開幕戦ならではの難しさがある。G大阪は2月20日・横浜での『FUJI XEROX SUPER CUP 2016』広島戦、24日・韓国での『ACL』水原三星戦という過密日程の中、開幕戦を迎える。対する鹿島は疲労の蓄積はない(MF柴崎岳の戦線離脱は痛い)。だが、逆の見方をすれば、鹿島は3か月間も公式戦から離れているため、ゲーム勘はどうしても鈍ってしまう。疲労か、ゲーム慣れか。『明治安田生命J1リーグ』1stステージ開幕戦ではどちらの目が出るのか。G大阪×鹿島のJ1での通算対戦成績は、25勝8分17敗と鹿島がリードするが、ここ最近はG大阪が3連勝中である。しかし、『ヤマザキナビスコカップ』決勝では、鹿島が試合を完全に支配した上で3-0とG大阪を圧倒した。2月28日(日)に幸先のいいスタートを切るのはG大阪か、鹿島か。満員に膨れ上がるであろう吹田スタジアムでは、開幕戦にふさわしい華々しい雰囲気に包まれるはずだ。そして、日本一ピッチが近いスタジアムは、サッカーの魅力を再発見させてくれることだろう。G大阪×鹿島のチケットは発売中。残りわずか!
2016年02月26日俳優の濱田岳が10日、都内で行われたBSスカパー!オリジナル連続ドラマ『螻蛄(けら)(疫病神シリーズ)』制作発表会見に出席し、北村一輝との共演に後悔をにじませた。会見には、北村、朝海ひかる、鶴見辰吾、木村ひさし監督も登場した。本作は、昨年1月に放送された「破門(疫病神シリーズ)」の続編。ヤクザの桑原(北村)と建設コンサルタントの二宮(濱田)の最凶"疫病神"コンビが、時価数億の絵巻物をめぐって悪党たちと繰り広げる争奪戦を描くハードボイルドドラマ。撮影はとにかく寒く、膨大なセリフと過酷なスケジュールで大変だったそうだが、「志の高いチームなので安心して撮影ができました」と話す北村。「クリスマスにみんなが楽しんでいる中、お墓でアクションをボロボロになりながら…」と振り返るも、「撮影が終わって寂しい。また次回、みんなとクリスマスを過ごせたらいいなと思う」と続編を期待する言葉も投げかける。一方の濱田は「殴られ、蹴られ、なじられ、血だらけで寒空の下でゴロンとしているのが大半の役」だったそうで、「つきものが落ちたかのような…とにかくホッとしています。終わって本当に良かったぁ」と爽快な笑み。北村を意識しながら、「隣で続編なんてことを言い始めたのでザワザワしています」とも明かし、笑いを誘った。役については、「魅力的で気持ちいの役」と語る北村だが、「とんがってイキ過ぎ」な部分に懸念を持っているようで、「作品を観ると(視聴者に)こういう人だと思われたりする」と心配すると、「実際は全然違う。そこを太い文字で書いていただきたい(笑)」と報道陣にリクエスト。しかし、浜田は「普段からのイジリが(役に)近いものになって来る」と明かすと、大阪弁を話す桑原然とした北村から、「マッサージや!」と「(体を)グリグリやられた」ことを報告。そして、「できれば、俳優・北村さんと別の作品で会いたかったというのが正直なところです」と本音を明かし、会場を沸かせていた。BSスカパー!オリジナル連続ドラマ『螻蛄(疫病神シリーズ)』は19日より放送スタート(毎週金曜 21:00~)。
2016年02月11日今年1月にBSスカパー!にて放送された北村一輝と濱田岳のW主演で贈る「第151回直木賞」受賞作原作のオリジナルドラマ「破門(疫病神シリーズ)」が、続編「螻蛄(疫病神シリーズ)」となって来年2月より放送することが決定。そしてこの度、12月某日本作がクランクインを迎えたことが分かった。前作では、詐欺師やヤクザの本家筋など悪党たちを相手に北村さんと濱田さんが演じる最凶コンビが大暴れ。原作である黒川博行の同名小説の世界観にこだわり抜き、ほぼ全編を大阪で撮影、二人の軽妙な大阪弁でのやり取りや、物語のスピード感、地上波では見ることが出来ないバイオレンス描写を映像化していた。そして今回の続編は。東京を中心に大阪・京都・名古屋の街が舞台。今作も最凶コンビが大暴れ!原作は疫病神シリーズの第4作目となる「螻蛄」(新潮文庫・角川文庫)。ドラマでは、信者500万人を擁する宗教法人の宝物である絵巻物をめぐるスキャンダルに金の匂いを嗅ぎつけた桑原(北村さん)と二宮(濱田さん)が腐敗刑事、東京ヤクザ、金満坊主と次々現れる悪党たちを相手に大暴れするという内容。本作でヤクザの桑原役には、前回に引き続き北村さん。一匹狼のような動きを好み、シノギの専門は債権取立てと倒産整理。いつも高級車を乗り回し、ファッションにも気を使いなるべく美味しいものを食べようとする美食家だ。自分の任務の遂行のためなら平気で二宮を危険な目に遭わすこともある新しいスタイルのダークヒーローを演じる北村さんは「『またこのドラマをやりたい』と思っていたので、続編が決まって嬉しく思います。最近こういう題材が少なくなってきていますが、桑原の言っていることは筋が通っていて、心から言えるセリフが多いので楽しく演じています」と喜びを語った。また「撮影初日を迎え、久しぶりに桑原を演じたこともあり、前作を思い出して加減を探りながら撮影に挑みました。『こいつらどこ行っても同じだな』と思ってもらえるような、前作と同じ二人の空気感を届けたいと思います」とコメントを寄せた。また、建設コンサルタントを表に掲げるも、実際は建設現場に脅しや妨害をしにくるヤクザを別のヤクザを使って抑える「サバキ」の仲介業を営む二宮役に桑原同様前回に引き続き濱田さん。桑原との出会いによって、様々なトラブルに巻き込まれ、全ての元凶は桑原だと思い彼を心底嫌うが、肝心なときにはつい助けてしまったり、頼ってしまう「ギリギリのところでイイ奴」という役どころを演じる濱田さんは「素直に嬉しく役者冥利に尽きます。個人的には『恐怖の大阪弁地獄が始まるな』という感覚ですが、スタッフもほぼ前回と同じでとっても懐かしく楽しみです」「前作はハードなシーンも多くて体力的にもつらく、正直、続編の話をもらったときは『やるのか…』という気持ちでしたが、いざ撮影に入るとなったら不思議なドキドキがありました。現場でワクワクしている自分がいました。今回も『全然成長しないな』と思うくらいのダメっぷりです」と話した。約10か月振りに再び北村さん、濱田さんが最凶コンビとして顔を合わせた撮影初日は、東京近郊の山寺で、桑原と二宮が寺の境内で賽銭をするシーンを撮影。財布から取り出した5円玉を賽銭箱にいれ、手を合わせる二宮に対し、「ガメついくせに、ショボイのう」と5万円を出し賽銭箱にいれ「今回のシノギは一億の大博打や。ショボイ張り方しとったら、ツキが逃げるんじゃい」と桑原。「寺は賭場とちゃいますよ。罰当たりますよ」、「上等やないか」と前作と変らぬ桑原と二宮の掛け合いが行われた。さらに、本作の放送に先駆け、前作の「破門」を無料一挙放送することも決定。地上波では表現することが難しい原作の世界観を堪能してみて。「破門(疫病神シリーズ)」は2016年1月2日(土)、3日(日)14時~BSスカパー!にて無料放送(全8話)。「螻蛄(疫病神シリーズ)」は2016年2月19日(金)21時~BSスカパー!、スカパー!4K同時放送開始(第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2015年12月28日決勝前日、鹿島アントラーズとガンバ大阪の監督・選手が顔を合わせた。10月30日、『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝・前日記者会見が行われたのだ。鹿島の石井正忠監督、柴崎岳、G大阪の長谷川健太監督、遠藤保仁が来るべき決戦へ向けて、その思いを語った。ナビスコカップ 決勝 チケット情報「歴史ある大会の決勝に残れたことをうれしく思う。G大阪は素晴らしいチーム。決勝で対戦できるのは楽しみ。明日はいい試合をお見せできると思う」(石井監督)「この舞台に戻って来れてうれしい。鹿島は伝統のあるいいチーム、明日はいい試合になる。互いに力を出し切って、最後は連覇したい」(長谷川監督)「いい準備ができた。明日は100%のパフォーマンスを見せる。いい試合ができることを約束する。『ナビスコ杯』は縁のある大会。タイトルを取れるようにしたい」(柴崎)「鹿島と決勝で戦えるのはうれしく思うが、勝たないと楽しくないので、連覇したい。全力を尽くして、カップを大阪へ持ち帰りたい」(遠藤)決勝の勝敗のポイントに質問が飛ぶと、一同はこう答えた。「自分たちの力を出し切ること。G大阪は攻守のバランスが取れたチーム。受けに回らずに攻撃的にいきたい」(石井監督)「ポイントはすべて。鹿島は隙のないチーム。一瞬でも気を抜くとやられる。自分たちのサッカーを長くできた方が勝つ」(長谷川監督)「各ポジションでマッチアップがポイント。G大阪は中盤の構成力がある。そこで負けたくない」(柴崎)「相手GKの手の届かないところにシュートを打つ。あっ、枠内ですよ」(遠藤)『ナビスコ杯』優勝が持つ意味について、4人は次のように語った。「タイトルをとることは重要。そのシーズンを戦った成果になる。選手たちの自信になるし、リーグ2試合の弾みにもなる」(石井監督)「アジアで負けて、あとは国内のタイトルしかない。今年も三冠すべてを取りたい。まず明日一冠目を取りたい」(長谷川監督)「世代交代し、タイトルを取っていない選手が大半。タイトルを取ることによって、大きな影響が出る」(柴崎)「鹿島は国内で最もタイトルを取っているチーム。僕らは追いつけ追い越せでやっている。連覇がかかっているし、シーズン終盤にも重要な意味を持つ」(遠藤)G大阪は今季『明治安田生命J1リーグ』で鹿島に連勝しているが、長谷川監督も遠藤も「リーグ戦と決勝は別」と異口同音に語った。鹿島が最多記録更新となる6度目の優勝を果たすのか、G大阪が2年連続3度目の優勝を果たすのか。『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝・鹿島アントラーズ×ガンバ大阪は10月31日(土)・埼玉スタジアム2002でキックオフ。チケット発売中。
2015年10月30日『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝がいよいよ今週末に迫った。鹿島アントラーズが最多記録更新となる6度目の優勝を果たすのか、ガンバ大阪が2年連続3度目の戴冠を果たすのか。ナビスコカップ 決勝 チケット情報「カップ戦とリーグ戦は別物」とサッカー界では言われているが、ここ2シーズン『ナビスコ杯』の結果が、顕著にリーグ戦へ影響を及ぼしている。昨年、G大阪がサンフレッチェ広島を3-2で下し、その後『J1リーグ戦』で浦和レッズを逆転し、さらに『天皇杯』制覇と三冠を獲得したのは記憶に新しいことだろう。2013年大会も、決勝で柏レイソルに敗れた浦和が、リーグ戦2位から失速し、6位でシーズンを終えている。鹿島は『明治安田生命J1リーグ』2ndステージ残り2試合で首位・広島を勝点3差で追う。G大阪は前節年間3位に躍り出たが、4位・FC東京が勝点1差で再逆転を目論む。鹿島はステージ優勝、G大阪は年間3位とターゲットは異なるが、『明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ』進出への思いは同じである。『ナビスコ杯』決勝に勝利すればこれ以上ない形で終盤戦に勢いが付く。だが、敗れれば、多大なダメージを負ってしまう危険性をはらんでいる。準優勝に終わった選手たちにファイナリストの充実感はない。準優勝は最後の敗者でしかないのだ。もちろん、終盤戦を睨み、ファイナルの舞台に立つ選手はいないだろう。鹿島もG大阪も、優勝カップを頭上に掲げるために10月31日(土)・埼玉スタジアム2002のピッチに立つ。自軍を勝利へ導くために鹿島・小笠原満男とG大阪・遠藤保仁がタクトを振るう。FW・金崎夢生、ニューヒーロー賞受賞の赤崎秀平、2列目の遠藤康、ボランチの柴崎岳ら鹿島攻撃陣がゴールを脅かせば、G大阪も1トップのパトリック、2列目の宇佐美貴史、倉田秋、阿部浩之がゴールチャンスへ向けて虎視眈々。さらにベテランGK・曽ヶ端準(鹿島)と日本代表GK・東口順昭(G大阪)がゴールに鍵をかける。『J1リーグ』の直接対決を見ると鹿島が25勝8分17敗とリードし、ここ最近はG大阪が3連勝している。1stステージ第10節では鹿島が主導権を握るも、G大阪の守備ブロックを崩せず、逆に効果的に得点を奪われ2-0とされた。2ndステージ第10節では鹿島のミスをG大阪が逃さず、2-1となった。1stステージでは遠藤が2得点に絡み、2ndステージでは宇佐美が2ゴールを奪ったのだった。『ナビスコ杯』決勝で勝ち鬨を上げるのは鹿島か、G大阪か。ファイナルのチケットは発売中。
2015年10月28日今週末キックオフを迎える柏レイソル戦が、鹿島アントラーズにとって最大の関門となる。鹿島は『明治安田生命J1リーグ』2ndステージで9勝1分3敗・勝点28と得失点差でサンフレッチェ広島に次ぐ2位に付ける。第6節に広島との直接対決を終えている鹿島としては、1試合でも早く広島と立場を変えたいところ。ましてや、勝点を離されるわけにはいかない。一方の柏は7勝2分4敗・勝点23の6位である。大逆転優勝を果たすためには残り4試合で全勝が必須条件と言える。こちらもモチベーションを失っていない。『ナビスコ杯』決勝・鹿島×ガンバ大阪 チケット情報年間順位はと言うと、鹿島は3位のFC東京に勝点9差の6位。柏は勝点18差の8位だ。柏はもちろん、鹿島も『明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ』出場のためには、2ndステージ制覇が必要である。10月17日(土)・カシマサッカースタジアムで激突する両軍だが、スケジュールでホームチームはビハインドを背負う。柏は10月3日以来、2週間の調整期間があった。対する鹿島は10月3日から15日間で5試合と過密日程を強いられている。10月7日・11日は『Jリーグヤマザキナビスコカップ』準決勝・ヴィッセル神戸戦を連勝でクリアした。10月14日には、『天皇杯』3回戦で水戸ホーリーホックに延長、PK戦の末、敗れた。水戸戦はスタメンをガラリと入れ替え、主力を温存したが、敗退のショックは決して小さくない。柏アタッカー陣はクリスティアーノ12ゴール、工藤壮人10ゴールとスコアラーが明確だ。対する鹿島はカイオが8得点、金崎夢生が7得点、遠藤康と赤崎秀平と怪我で戦線離脱した土居聖真が6得点、柴崎岳が5得点とアタッカー陣がバランスよくゴールを奪っている。中盤には鹿島・小笠原満男と柏・大谷秀和という戦術眼に秀でたMFが揃う。重心を後ろに置いて、ある程度相手にボールを回させてから、チャンスと見ればカウンターを炸裂させるのか、パスを回し、自ら主導権を握りながら試合を進めるのか。彼らの手綱捌きにも注目したい。直接対決では鹿島が23勝5分11敗とリードするが、ここ5シーズンの結果を見ると柏が5勝1分3敗と盛り返している。リーグ戦の直近5試合を振り返ると鹿島は3勝2敗、柏は1勝2分2敗と足踏みを強いられている。10月17日(土)・カシマスタジアムで行われる2ndステージ第14節・鹿島×柏はチケット発売中。また、10月31日(土)・埼玉スタジアム2002で開催される『ナビスコ杯』決勝・鹿島×ガンバ大阪は、10月18日(日)午前10時より一般発売。
2015年10月16日10月11日(日)、『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝進出チームが決まる。ここで10月7日に行われた『ナビスコ杯』準決勝を振り返りたい。ユニバー記念競技場で開催されたヴィッセル神戸×鹿島アントラーズは、1-2でアウェイに乗り込んだ鹿島が先勝した。10月3日の『明治安田生命J1リーグ』2ndステージ第13節でも鹿島は神戸に2-0で完勝したが、連勝してよしとは言い切れない。21分に代表で不在の柴崎岳に代わってボランチに入った山村和也が先制し、39分にFW・赤崎秀平がボレーシュートを叩き込んだが、その後は決定機を作るも無得点。神戸のシュート8本に対し、15本ものシュートを放ち、第1戦で勝負を決めなくてはならない内容だった。しかも、70分には相手コーナーキックのボールをキープしながら、DF・安田理大に奪われた。安田のクロスボールからDF・岩波拓也に合わせられ、1点を返されたのだった。もちろん、アウェイゴール2点を加えて勝った鹿島が有利だ。だが、神戸は前半の決定機を決められず、一方的な展開になってもおかしくない状況から、1点を返し、さらに前への圧力を高め、鹿島DF陣をずるずる後ろへ下げた。神戸にとって後半の戦いぶりは、第2戦に望みをつなぐ形となった。デンカビッグスワンスタジアムでキックオフを迎えたアルビレックス新潟×ガンバ大阪は、劇的ゴールでホームチームに凱歌が上がった。33分に2列目の大森晃太郎(G大阪)に先制を許すも、新潟は36分、MF・山本康裕が個人技で同点とする。一進一退の攻防が続くも、66分にレオ・シルバが一発退場……。数的不利な新潟は1-1死守に方向転換し、G大阪の猛攻に耐える展開に。90分、カウンターからラファエル・シルバのこれまた個人技が光るゴールを決まり、2-1と先勝した。新潟にとって、勢いが付く第1戦となった。だが、逆転負けを喫したG大阪も肩を落としていない。この日のG大阪は宇佐美貴史ら日本代表4名、ボランチの遠藤保仁&今野泰幸、FW・パトリックなど、『明治安田J1』2ndステージ第13節から先発9名を入れ替えて臨んだ。試合終了間際の逆転負けは後味は悪いが、アウェイゴールを奪っての1点差の敗戦は想定内と言える。『ナビスコ杯』準決勝第2戦は10月11日(日)に鹿島アントラーズ×ヴィッセル神戸・カシマサッカースタジアム、ガンバ大阪×アルビレックス新潟・万博記念競技場がキックオフ。チケットは発売中。10月31日(土)・埼玉スタジアム2002で迎える決勝は、10月14日(水)午前11:00~16日(金)午前11:00までチケットぴあにて先行抽選「プレリザーブ」、10月18日(日)午前10時より一般発売。いよいよファイナルの顔触れが揃う。
2015年10月09日10月7日(水)・11日(日)、『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』準決勝がキックオフを迎える。鹿島アントラーズ×ヴィッセル神戸、ガンバ大阪×アルビレックス新潟の勝者が10月31日(土)・埼玉スタジアム2002での決勝へ勝ち上がるのだ。『ナビスコ杯』チケット情報鹿島×神戸は『明治安田生命J1リーグ』2ndステージ第13節から3連戦となる。10月3日のゲームは、DF・山本脩斗、MF・カイオのゴールで鹿島が勝利。シュート数は神戸の5本に対し、鹿島は19本と2-0のスコア以上の完勝劇だった。前節の結果、鹿島は2位、神戸は12位という2ndステージの順位、リーグ戦4連敗という神戸の現状を見て、鹿島有利と決め付けるのは早計である。第13節こそ鹿島が完勝を収めたが、直接対決では『ナビスコ杯』も含め、神戸がひとつ引き分けを挟み3連勝中であった。鹿島は攻撃を司るMF・柴崎岳を日本代表で欠く。そして、何よりも智将・ネルシーニョ監督が無策で準決勝に臨むとは考えられない。鹿島が地力の差を見せ付けるか、神戸が「リーグ戦とカップ戦は別物」の箴言を実践するのか。もうひとつの準決勝も、チーム力の差は明白だ。G大阪は年間4位と『明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ』出場を睨み、新潟は年間15位と残留争いから抜け出せずにいる。直接対決でも新潟は2009年6月以来、G大阪戦で11試合勝利から遠ざかっている。しかし、三冠王者には代表選手不在と過密日程が襲い掛かる。G大阪はFW・宇佐美貴史、DF・丹羽大輝、米倉恒貴、GK・東口順昭を欠く。さらに9月30日・『ACL』準決勝・広州恒大戦、10月4日・2nd第13節・川崎フロンターレ戦を経て、強行軍で『ナビスコ杯』準決勝に臨む。しかも、3戦連続アウェイゲームと移動の負担も強いられている。対する新潟はここ5試合で2勝2分1敗とチーム状況は上向きである。ホームで迎えた『ナビスコ杯』準々決勝第1戦・浦和レッズ戦では山崎亮平の先制弾、指宿洋史の2ゴールなどで5-0と大勝した。ツボにハマった時の爆発力は定評がある。決定機をきっちり決めれば、G大阪を相手にサプライズを起こしても何ら不思議ではない。『ナビスコ杯』準決勝・鹿島アントラーズ×ヴィッセル神戸は10月7日(水)・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場、11日(日)・カシマサッカースタジアム、ガンバ大阪×アルビレックス新潟は10月7日(水)・デンカビッグスワンスタジアム、11日(日)・万博記念競技場にてキックオフ。4強戦を生き残り、ファイナルへ駒を進めるのはどこだ。チケット発売中。
2015年10月06日9月26日(土)にキックオフを迎える鹿島アントラーズ×浦和レッズが、2ndステージ優勝戦線を左右する。ホームの鹿島は、8勝1分2敗・勝点25、得失点差でサンフレッチェ広島に次ぐ2位。アウェイに乗り込む浦和は、6勝2分3敗・勝点20で4位につける。『明治安田生命J1リーグ』2ndステージも残り6試合。両軍とも広島との直接対決は終えている(鹿島は1-0で勝利し、浦和は1-2で敗戦)。鹿島としては早く広島を逆転したいところ。浦和としてはこれ以上、勝点を離されることは許されない。鹿島×浦和 チケット情報両軍ともショックな敗戦を克服した。鹿島は第10節でガンバ大阪に1-2で敗れた。ミスから失点を許し、後半は攻め立てるも守備ブロックを敷いたG大阪に追いつけなかった。ただ2か月ぶりの敗北を引きずらなかった。第11節・ヴァンフォーレ甲府戦は1-0。相手に決定機を許さずシュート5本に抑え、鹿島は19本ものシュートを放ち、大量得点も望めた展開だが、きっちり勝点3を獲得したのでよし。浦和は2nd第9節で横浜F・マリノスに0-4、『ナビスコカップ』準々決勝第1戦でアルビレックス新潟に0-5と、2戦連続大敗のショックを断ち切った。『ナビスコ杯』4強入りはならなかったが、第2戦で新潟に3-0と完勝を収め、第10節は柏レイソルを一方的に攻め、試合終了間際に高木俊幸の今季初ゴールで勝利。第11節は清水エスパルスを相手に決定力の差を見せ、4-1とした。両クラブともどこからでも点が奪えるのが強みだ。鹿島のチーム得点王は金崎夢生とカイオの7得点である。土居聖真と赤崎秀平が6得点、柴崎岳と遠藤康が5得点をマークする。金崎はゴールハンターの役割が板についてきた。攻撃的MFのイメージが強かったが、ダヴィとの2トップを組み、よりゴールを意識したパフォーマンスを見せている。ここ5試合で3得点、『ナビスコ杯』準々決勝第2戦・FC東京戦でも2ゴールを挙げている。浦和も負けてはいない。11ゴールの武藤雄樹を筆頭に9得点の興梠慎三、7得点の梅崎司、ズラタン、5得点の関根貴大と1・2列目のアタッカーが得点を重ねる。ボランチの阿部勇樹と柏木陽介が3得点、CBの那須大亮(次節は出場停止)、森脇良太、槙野智章もそれぞれ2得点と、まさに分厚い攻撃を作っている。2試合連続で大量得点を奪い、1stステージで見せ付けた破壊力を取り戻したいところ。直接対決では鹿島が通算26勝9分14敗と相性がいいが、直近の10試合では浦和が5勝5分と圧倒する。9月26日(土)・茨城県立カシマサッカースタジアムでのゲームでは、鹿島が浦和に2nd優勝戦線からの脱落を意味する印籠を渡すのか、浦和が2nd優勝に望みをつなぐとともに年間1位も死守するのか。50回目の対戦となる鹿島×浦和がキックオフ。チケット発売中。
2015年09月25日今週末のゲームは、両軍にとって大きな意味を持つ。『明治安田生命J1リーグ』2ndステージ第10節で、鹿島アントラーズとガンバ大阪が激突する。鹿島にとっては真価が問われる、G大阪にとってはV戦線に踏みとどまるための90分間となる。【チケット情報はこちら】1stステージで8位に甘んじた鹿島は、トニーニョ・セレーゾの後を受けた石井正忠監督のもと、強さを取り戻した。2ndステージは7勝1分1敗・勝点22で首位に立つ。現在6連勝中。1stに25失点を喫した守備は、リーグ最少タイの8失点と再建した。アタッカー陣も3試合連続3得点と上げ潮にある。だが、9月12日(土)・G大阪戦に向けて不安要素もある。鹿島は9月9日に『天皇杯』2回戦・FC琉球戦を戦っている。FC琉球戦は主力の大半を温存したとは言え、9月2日・6日『ナビスコカップ』準々決勝・FC東京戦からの過密日程はボディブローのように選手たちの足を止める危険性をはらんでいる。G大阪も『ナビスコ杯』4強入りを果たしたが、『天皇杯』はシードされ、9月9日に試合はしていない。また、ここまで5得点を挙げているMF・柴崎岳を出場停止で欠く。CB・昌子源も負傷した。そこで、キーマンに浮上するのがMF・小笠原満男である。7得点のカイオをはじめ、6得点の土居聖真、金崎夢生、赤崎秀平、5得点の遠藤康ら攻撃陣をいかにゴールへ導くか、その手綱捌きが注目される。4勝3分2敗・勝点15の5位・G大阪は、是が非でも勝点3が欲しいところ。ただ、本調子ではない。第8節・清水エスパルス戦、第9節・湘南ベルマーレ戦は連勝したものの、ともにスコアは1-0。内容も引き分けに持ち込まれても、おかしくない展開だった。『ナビスコ杯』準々決勝・名古屋グランパス戦も第1戦は圧倒しながらも1-1、第2戦は延長、11人全員がキッカーとなるPK戦の末、4強入りを果たした。G大阪としては勝負を決める2点目、3点目が課題だ。16ゴールで得点ランキングトップを走る宇佐美貴史は、リーグ戦4試合無得点である。宇佐美とともに2列目に並ぶ倉田秋、阿部浩之は1得点にとどまっている。そこでフィーチャーされるのが、MF・遠藤保仁である。9ゴールをマークする1トップのパトリックを含めたアタッカー陣を決定機へ導くのが、遠藤の仕事だ。遠藤はパスを散らしながらも、ラストパスを送ったり、ゴール前に侵入したりする。自らも5ゴールを挙げる背番号7は、チャンスと見ればミドルシュートも放つ。鹿島×G大阪は9月12日(土)・茨城県立カシマサッカースタジアムでキックオフ。鹿島が25勝8分16敗とリードし、ここ2試合はG大阪が連勝しているリーグ戦50回目の対決は小笠原と遠藤、稀代のMFが勝敗の鍵を握る。チケット発売中。
2015年09月11日