女優・満島ひかりが26日、映画『駆込み女と駆け出し男』で第25回日本映画批評家大賞 実写部門 助演女優賞に選出され、都内で開催された授賞式に出席した。満島はスピーチ冒頭で「プライベートでお騒がせしております、満島ひかりです」と、16日に報じられた離婚&新恋人の件について触れた。会場が笑いに包まれると、満島は茶目っ気のある笑顔を浮かべた。満島は、受賞した作品『駆込み女と駆け出し男』について「みんなに支えられて、自分よりも年上の色っぽい女性の役をやらせていただきました」と紹介。「自分で見ると、まだまだだなあとか、いっぱい先輩たちに習うことがあるなあと反省点も多かったですけど、このような賞をいただけて、スタッフの方、キャストの方に、本当に感謝しています」と、言葉を贈った。今後については「少しずつ少しずつ、素直に頑張っていけたらと」と抱負を語る。多くの映画人が集まった授賞式について「映画の世界の先輩方の話を聞いていて、とってもいい会だなと。映画ってこんなに大人たちをイキイキとさせるものなんだなあと思って、私も一生懸命生きていこうと思いました」と、決意を述べた。また、満島の次に受賞スピーチを行った、助演男優賞(『ビリギャル』)の伊藤淳史は「僕はプライベートで特に騒がせてはいないんですけど、去年パパになりまして……」と報告。会場は笑いと祝福の拍手に包まれていた。○第25回日本映画批評家大賞 受賞リスト新人男優賞(南俊子賞)…山田涼介(『グラスホッパー』)新人男優賞(南俊子賞)…板垣瑞生(『ソロモンの偽証』)新人女優賞(小森和子賞)…藤野涼子(『ソロモンの偽証』)助演女優賞…満島ひかり(『駆込み女と駆出し男』)助演男優賞…伊藤淳史(『ビリギャル』)主演女優賞…多部未華子(『ピースオブケイク』)主演男優賞…浅野忠信(『岸辺の旅』)新人監督賞…松永大司(『トイレのピエタ』)監督賞…大根仁(『バクマン。』)選考委員特別賞…濱口竜介(『ハッピーアワー』)編集賞(浦岡敬一賞)…伊藤伸行(『天空の蜂』)ドキュメンタリー賞…松本貴子(『氷の花火 山口小夜子』)映画音楽賞…池永正二(『味園ユニバース』)脚本賞…真辺克彦(『ソロモンの偽証』)撮影賞…町田博(『FOUJITA』)特別賞…中みね子(『ゆずり葉の頃』)特別賞…豊島公会堂特別賞…松永文庫作品賞…松竹『ソロモンの偽証』ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞)…草村礼子ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞)…仁科亜季子ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞)…浜田光夫ダイヤモンド大賞(淀川長治賞)…吉永小百合ダイヤモンド大賞(淀川長治賞)…山田洋次
2016年05月26日女優・満島ひかりが黒柳徹子を演じる、現在NHKにて放送中の「トットてれび」。この度、5月21日(土)放送の第4回にて、三浦大知がチャップリン役で登場することが明らかになった。NHKを辞めフリーになった徹子は、ますます多忙な日々。ラジオドラマの現場で出会い親しくなった脚本家・向田邦子(ミムラ)に、一度ゆっくり休みたいと心境を打ち明ける。休養宣言をした徹子に、NHKの朝ドラ「繭子ひとり」の仕事がくる。徹子の役は青森から上京して家族のため必死に働くおばさん・田口ケイ。徹子は役作りに打ち込む。田口ケイは大人気となったが、徹子は伊集院の説得を振り切ってニューヨークへ旅立つ――。テレビとともに歩んできた黒柳さんのエッセイ「トットひとり」「トットチャンネル」をドラマ化する本作。 主演の黒柳さん扮する満島さんをはじめ、渥美清役の中村獅童、坂本九役の錦戸亮、向田邦子役のミムラらが登場し、笑いあり、涙ありのドラマ・バラエティーが描かれる。本作で三浦さんが演じるのは、徹子がニューヨークへ旅立ち出会うチャップリンの役。今回が役者デビュー初ドラマだという三浦さんは、満島さんから直接電話を受け快諾。「いつかひかりと一緒に何か物作りができたらいいなと、ずっと思っていたのでありがたいです」と共演を喜んだ。また、「もともと台本にせりふなかったのですが、急に『オニオンヘアー』というせりふを言うことになったのですが、全く正解が分からなく、その流れのまま言いました。そのあたりも視聴者の皆さんにダンスとともに注目して見てもらえたらうれしいです」とアピール。さらには「次は、ひかりが主役のドラマに主題歌などでコラボできたらと思います」と今後の目標も語った。一方、作品での共演は16年ぶりだと話す満島さんは、「収録をしていておどろいたのは、違った道を歩んでいたはずなのに波長がとても合うこと。大知が同じステージにいてくれる安心感の中で、ただただ楽しむことができました」と共演をふり返り、「好きなことを、心がぐるぐるしながらも思いっきり楽しむ勇気や、ワクワクしたりキラキラしたもの、次の一歩につながる、ささやかだけど大事なバトンをちゃんとチャップリンから受け取ることができたと思います」と得るものが多かったと話した。徹子がニューヨークへ旅立ち、改めて「私らしい」を見つめ直したとき、エンターテイメントのバトンを渡してくれる象徴として登場するチャップリン。彼と徹子が「New York,New York」を歌い踊るシーンは大きな見どころのひとつ。2人で打合せを重ねながら完成させた、息のあった華麗なショーは必見だ。「トットてれび」は毎週土曜日20時15分~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2016年05月20日7月23日(土)公開の映画『ONE PIECE FILM GOLD』が、株式会社ティ・ジョイが企画する、外国客をターゲットに最新日本映画の外国語字幕付き上映を実施する「YOKOSO! EIGAKAN!」の第4弾上映作品に決定。英語・中国語字幕で上映されることがこのほど明らかになった。物語の舞台は、政府公認の独立国家、グラン・テゾーロ。世界中の名立たる海賊、海兵、大富豪たちが集うその世界最大のエンターテインメントシティは、世界政府すら手を出すことのできない“絶対聖域”だった。そこでルフィたちの前に現れたのは、その国の支配者である黄金帝ギルド・テゾーロ。海賊、海軍、そして世界政府ですら容易く金の力で動かすテゾーロの底知れぬ野望が動き出し、いま、新世界の勢力図が塗り替えられようとしていた――。週刊「少年ジャンプ」での連載開始から19年を迎える「ONE PIECE」。3年半ぶりに待望の劇場版シリーズ最新作として放たれる本作は、『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』『ONE PIECE FILM Z』に引き続き、原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーを務めている。ゲスト声優には、満島ひかり、濱田岳、菜々緒、北大路欣也らが参加。先日、主題歌を担当する「GLIM SPANKY」の楽曲入り予告編が公開され話題となっている。「YOKOSO! EIGAKAN!」は、訪日外国人&在日外国人に映画を通じ“日本ならではの劇場体験”をまるごと楽しんでもらう上映企画。アニメーションをはじめとする最新の日本映画を、字幕付きで鑑賞するとともに、封切時にしか手に入らない入場者プレゼントや限定フードメニュー、限定グッズなどをゲットできる貴重な映画体験を提供するという施策で、『ドラゴンボールZ 復活の「F」』 、『心が叫びたがってるんだ。』、『ガラスの花と壊す世界』に続き、本作が第4回目の試みだ。なお本作の英語・中国語字幕上映は、7月23日(土)~8月5日(金)の期間で、新宿バルト9、T・ジョイPRINCE品川ほか、神奈川(横浜ブルク 13)・大阪(梅田ブルク 7)・京都(T・ジョイ京都)・福岡(T・ジョイ博多)にて実施される。日本だけに留まらず、海外でも熱狂的なファンを多く持つ「ONE PIECE」。今回の企画で、またさらに多くの外国人ファンを集めそうだ。『ONE PIECE FILM GOLD』は7月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月18日7月の公開に向け、続々と映画の内容が明らかにされていく『ONE PIECE FILM GOLD』。この度、本作の入場者特典として、原作者・尾田栄一郎の書き下ろし設定が満載の“「ONE PIECE」コミックス777”巻がプレゼントされることが明らかになった。物語の舞台は、政府公認の独立国家、グラン・テゾーロ。世界中の名立たる海賊、海兵、大富豪たちが集うその世界最大のエンターテインメントシティは、世界政府すら手を出すことのできない“絶対聖域”だった。そこでルフィたちの前に現れたのは、その国の支配者である黄金帝ギルド・テゾーロ。海賊、海軍、そして世界政府ですら容易く金の力で動かすテゾーロの底知れぬ野望が動き出し、いま、新世界の勢力図が塗り替えられようとしていた――。1997年、週刊「少年ジャンプ」での連載開始から19年。数々の記録を生み、幾度となく大きな話題を呼びその名を世界に轟かせてきた「ONE PIECE」。本作は、その劇場版シリーズとしては3年半ぶりの待望の最新作。ゲスト声優として、満島ひかり、濱田岳、菜々緒、北大路欣也、古田新太ら豪華俳優陣が出演することでも注目を集める。今回プレゼントされる「ONE PIECE」コミックス777巻は、シリーズ史上最も多い500万冊を用意!気になる777巻では、原作者であり、本映画の総合プロデューサーである尾田氏が描きおろした数々の設定画が大公開されるという。ここでしか目にすることのできない史上初となるマル秘ページも満載となっており、尾田氏の全てが結集したこの一冊に、映画の秘密が記される。これまで、前々作の『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』では「コミックス零巻」、前作の『ONE PIECE FILM Z』では「コミックス千巻」が入場者にプレゼントされてきた映画シリーズ。劇場では、公開初日から長蛇の列ができ、急遽増刷が決定するなどの社会現象を巻き起こしてきたほどの人気を誇る。その人気に拍車をかけるように、さらに追加の入場者プレゼントも決定。先着で全国合計200万人に尾田氏渾身の激レア特典がプレゼントされる。しかし、こちらの激レア特典の全貌はまだ明かされず、後日発表されるとのこと。ファンなら両方ともぜひゲットしておきたい今回の超豪華入場者プレゼント。前作以上の争奪戦が繰り広げられるに違いない。『ONE PIECE FILM GOLD』は7月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月16日NHK・Eテレでは、5月12日(木)と19日(木)の2夜にわたり毎週木曜日放送の「ミュージック・ポートレイト」にて、妻夫木聡と満島ひかりの対談を放送することが分かった。4月7日よりSEASON6が始動した「ミュージック・ポートレイト」は、2人の著名人が“大切な10曲”を持ち寄り語り合う番組。まったく違う道のりを歩いてきた2つの人生が、音楽を通して響き合う。過去には、工藤静香とミッツ・マングローブ、YOUと是枝裕和、北川悦吏子と斎藤工らが登場。そして記念すべきSEASON6の初回&第2回放送には、西川貴教(「T.M.Revolution」)と高橋みなみが出演し話題を集めた。今回は、ともにトップを走り、兄妹のように親しい2人の俳優、妻夫木さんと満島さんを迎えオンエアする。端正なルックスと誰からも愛されるキャラクターで、『感染列島』や『悪人』、「オレンジデイズ」など、いまや映画やドラマにと主役を張り続ける妻夫木さん。しかし、18歳でほろ苦い俳優人生のスタート…。だからこそ役者という仕事に恋をした。そして、つかんだ夢の大河ドラマ主演。だが、上り詰めた地位に安住することなく、次に挑んだのは殺人犯。役者としての自らを極限まで追い込み続けた妻夫木さんに、力をくれた歌とは…?一方の満島さんは、11歳でアイドルユニットとしてデビュー。そして、スクリーンの中に自分の夢を見いだした彼女は、女優の道を歩み始めた。転機となったのは、壮絶な映画づくりの現場。「毎日明日死ぬって思ってた…」厳しい撮影の経験が彼女を本物の役者として脱皮させた。『北のカナリアたち』や舞台「100万回生きたねこ」など、映画にドラマ、そして舞台で刺激的な出会いと衝突を繰り返しながら、成長を続ける満島さんに寄り添ってくれた歌とは?今回、第1夜では人生の前半1曲目から5曲目までを紹介し、そして第2夜は、人生の後半6曲目から10曲目までを紹介する。映画・舞台に、そして海外の作品にも活躍の場を広げている妻夫木さん。そして、話題のドラマ「トットてれび」で若き日の黒柳徹子を演じている満島さん。互いに自分の意思で新境地を切り開き、来年公開予定の『愚行録』では兄妹役を演じるなど、これまで何度も共演を重ね、役者同士認め合う2人。さらに、普段でも兄と妹のように慕い合う存在だからこその苦悩、葛藤、そして本音がここで語られるようだ。「ミュージック・ポートレイト 妻夫木聡×満島ひかり」は5月12日(木)22時~第1夜、19日(木)22時~第2夜NHK・Eテレにて放送。(cinemacafe.net)
2016年05月10日満島ひかり、濱田岳、菜々緒、北大路欣也ら豪華俳優陣がゲスト声優として参加する、ファン待望の最新作『ONE PIECE FILM GOLD』。この度、超人気エンターテインメント大作にふさわしい、さらなるゲスト声優陣が発表。ケンドーコバヤシ、古田新太、コロッケ、「コロコロチキチキペッパーズ」のナダルが出演するという。“海賊王”を目指して新世界を旅するルフィたち麦わらの一味が訪れたのは、政府公認の独立国家、グラン・テゾーロ。世界中の名立たる海賊、海兵、大富豪たちが集うその世界最大のエンターテインメントシティは、世界政府すら手を出すことのできない“絶対聖域”だった。そこでルフィたちの前に現れたのは、その国の支配者である黄金帝ギルド・テゾーロ。海賊、海軍、そして世界政府ですら容易く金の力で動かすテゾーロの底知れぬ野望が動き出し、今、新世界の勢力図が塗り替えられようとしていた――。原作は、世界で累計発行部数が3億2,000万部を突破し、「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録にまで認定された国民的漫画「ONE PIECE」。その劇場版シリーズ最新作となる本作には、2009年『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』、2012年『ONE PIECE FILM Z』に続き、原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーとして参加。3年半ぶりの新作に、ファンから熱い注目が集まっている。物語の舞台となる世界最大のエンターテインメントシティ「グラン・テゾーロ」を支配する国王ギルド・テゾーロ。その一味であり、ドMな巨漢ディーラー“ダイス”を務めるのはケンドーさん。原作を連載第一回目から欠かさず読んでいると言うほどのファンだそうだが、今回演じる役柄について「怪力でマゾというキャラらしく、『ピッタリだね』と知り合いたちに言われるんですが、怪力はともかく、マゾというのは何故皆にピッタリと言われるのか、もしかして色々バレているのか?と不安な日々を過ごしております」と、感想を寄せた。カジノのアトラクションのひとつ、カメ車レースでルフィたちとデッドヒートを繰り広げるレーサー“ケント・ビーフJr”とその相棒”ポーク“を演じるのは、俳優の古田さん。「実は、『ONE PIECE』の初期の映画も好きなんです。(原作の)ストーリーと関係なくてただ踊ってるやつとか(笑)」というほどのファンだそうで「出番的にはそんなに多くはないですが、田中真弓さんたちと『ウォー!ウォー!』言えるのは楽しかったですね」と収録をふり返った。また「劇場には、ぜひ、友だちや家族みんなで行ってください!『ONE PIECE』って面白いのに、長く続いているから途中からだと入りづらいなぁと思っているちびっ子もいると思うので…。この映画だけでももちろん楽しめます!」と本作に自信をみせた。同じくカメ車レーサー“ジミーマイヤーズ”と、侵入者を発見すると大きな声で鳴く“赤目フクロウ”を演じるのはコロッケさん。「私はモノマネの世界でエンターテインメントをお届けしていますが、『ONE PIECE』という子どもから大人まで楽しめる日本を代表するエンターテインメントに参加できて、しかも私と尾田先生は同じ熊本出身ということで、ほんなこつ嬉しかです」と、出演の喜びを表現した。そして、劇中で麦わらの一味を襲うロングロング海賊団の一人”モーキン“を演じるのは「コロコロチキチキペッパーズ」のナダルさん。今回の出演に「まさか自分が日本を代表する漫画、『ONE PIECE』の映画に声優として出していただけるなんて、やっべぇぞ!!って思いました!」と、自身の流行りギャグを絡めてコメント。「声は自分の武器だと思ってますので、この声で『ONE PIECE』の世界で大暴れしたいと思います!」と意気込みを寄せた。『ONE PIECE FILM GOLD』は7月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月10日テレビ女優第一号として、テレビの草創期から現在に至るまで活躍を続ける黒柳徹子さん。その人生を描くドラマ『トットてれび』で日本中から愛される超大物を演じるのは、満島ひかりさん。演技力を非常に高く評価されている満島さんでさえ、出演依頼を2回断ったほど、プレッシャーを感じていたそう。しかし、プロデューサーの加賀田透さんは、「満島さんは黒柳さんに通じる無垢で正直な方。黒柳さんの精神に近いものを感じる」と太鼓判を押す。「黒柳さんは、ルールにとらわれずテレビの新しい形を作ってこられました。『徹子の部屋』は収録番組ですが、ゲストの集中を切らさないために編集なし。『ザ・ベストテン』も、ランクインした歌手が出演できなくても順位に嘘をつかないことを条件に司会の仕事を受けたそうです。満島さんにも、枠組みから解き放たれた自由さを感じます」ふたりにそうした共通点はあるものの「ただのそっくりショーや再現ドラマにはしたくない」と言う。「全7回の前半では、ドラマも生放送、にっちもさっちもいかなくなったら“終”と札を出して無理矢理番組を終わらせるという、ある種のカオスの中でテレビが作られていた時代を描きます。何もないところから新しいものを生み出してきた当時のパイオニアたちに負けない、今だからこそできる表現に挑みます」毎回エンディングでは、出演者がミュージカル風に歌い踊ったりと、映像上の遊びにも満ちている。脚本を読んだ黒柳さんの感想は「これまで見たことのない世界」。約束事に縛られず、どんな新しいドラマを見せてくれるのか期待がふくらむ!◇見どころのひとつ、歌のシーンは、「黒柳さんの中では、たくさんの音楽が奏でられていそう」(満島さん)と各話で異なるアプローチを試している。◇黒柳徹子さんのエッセイを映像化した“ドラマ・バラエティ”。向田邦子さんなど錚々たる面々との友情や玉ねぎヘア誕生の瞬間などを描く。語りは小泉今日子さん。NHK総合にて、4/30より毎週土曜20:15~放送。※『anan』2016年5月4日‐11日合併号より。インタビュー、文・小泉咲子
2016年04月30日ドラマ「トットてれび」で黒柳徹子役を演じる満島ひかり。同世代の女優の中で演技派としてひときわ輝く満島さんは、本役を通して自身が通るべき新たな道筋を発見したようだ。その先に広がる世界とは…?黒柳さんのエッセイ「トットひとり」「トットチャンネル」が原作の本作は、テレビ放送が始まった昭和28年にNHK専属テレビ女優第1号となった黒柳さんを主人公に、自由で創造的だったテレビ草創期の熱気と、森繁久彌、渥美清、坂本九、向田邦子らそうそうたる面々との友情を描いたバラエティドラマ。懐かしいヒットソングを現代風にアレンジしたミュージカル仕立ての演出も見どころのひとつ。当初、満島さんは「新しい印象で煌めき続ける徹子さんのパワーをそのままドラマに出せるのだろうか?」と疑問を抱くとともに、「再現ドラマになってしまうのが怖い」と思ったことを素直に打ち明ける。しかし、井上剛監督の「テレビの初めから歩んできた黒柳さんのパワーを借りて、もう一度新しいテレビを探したい!」という情熱に突き動かされ、「じゃあ、やってみようかな」と心変わり。「徹子さんからは『満島さんなら、まぁいいわ』と承諾をもらえたみたい」と笑みをこぼす。撮影するにあたり、黒柳さんからのアドバイスは、やはりあの独特の口調についてで、「『わたし、速いだけじゃないの。良く聞こえるの』と言われたので、それは気を付けています」と肝に銘じている様子。また、黒柳さんのことを「可愛い。魂の魅力を丸ごと発信できる人」と評する満島さんは、どんな時でも可愛くいるように心がけているとも。中村獅童(渥美清役)、ミムラ(向田邦子役)、吉田鋼太郎(森繁久彌役)ら共演者とも「モノマネではなく、それぞれが(演じる人物の)エッセンスを取り入れて、自分自身で体験することが一番の目標」と話し、当時生放送だった番組のシーンでは「自分たちならどう解決するか?徹子さんたちならどう解決するか?をダブらせて演じるので、半分リアルでドタバタしています」と述懐する。とは言え、「あまり臆病にならないで、そのときやりたいことをカメラの前でやれたらいいな」と目を輝かせる満島さん。ショーの場面では「歌い方も踊り方も決まりごとにならないようにやれたらと思っています」と、子供時代に所属していた音楽グループ「Folder」で培ってきたキャリアを活かす意欲ものぞかせた。多彩なキャラクターを演じてきた満島さんだが、唯一無二の存在感を放つ黒柳さんを演じることはやはり難解で、とりわけ「戦争を経験された方々の、これからは新しく楽しく生きていこうとするユーモアは真似できない」としみじみ。そんな思いもあって、黒柳さんに「(撮影)楽しいでしょ?」と聞かれた時、満島さんは「徹子さんの何十年を何か月でやることは楽しいだけじゃないです!」と訴え笑われたこともあったとか。かつてない体験を通して、さらに役者道をまい進する決意が固まったかと思われたが、満島さんは「女優さんは向いていない気がしています」と意外な言葉を口にする。その真意は「音楽やファッション、バラエティもコントも笑いもある中で仕事をするのが楽しい」。本作の「総合芸術な感じ」に魅了された満島さんは、「パフォーマンス・アーティストがいいな。フラフラーっとトボけながら、自分ができることをやって楽しみたい。だから徹子さんは理想的」と笑顔を向ける。未来に新たな夢を見出した満島さんの目は、黒柳さんにも負けないパワーに満ちあふれていた。「トットてれび」(連続7回)は4月30日(土)20時15分からNHK総合で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月30日4月30日よりNHK総合でスタートする土曜ドラマ『トットてれび』(毎週土曜 20:15~20:43 全7回)の試写会が21日、東京・渋谷のNHKで行われ、主演の満島ひかり、原作の黒柳徹子が出席した。黒柳徹子のエッセイ『トットひとり』と『トットチャンネル』をドラマ化した同ドラマは、テレビとともに歩んできた黒柳の若かりし日の姿を描いたもの。主人公の黒柳徹子役に満島ひかり、渥美清役に中村獅童、向田邦子役にミムラ、森繁久彌役に吉田鋼太郎が扮し、脚本を中園ミホが担当している。主演の満島は「5年ぐらい前の朝ドラ『おひさま』でお会いした時に『私の晩年の姿はあなたしかいない!』と口説かれましたが、まさか若い頃の黒柳さんを演じるとは思いませんでした」と驚きを隠さず、オファー時は「黒柳さんはパワーのある方。お話をいただいた時は『出来ません!』と断ったんです」と明かしたが、「『テレビで遊びたい』というお話をうかがい、徹子さんの人生をお借りして現代でどれだけテレビで遊べるかと思い、今頑張っています」と笑顔を見せた。一方の黒柳は「『おひさま』の時に満島さんと初めてお会いしたんですが、本当にいいなと思いました。どうせやっていただけるなら上手じゃないと嫌ですから、全体も似ているし演技も上手だし、自由な精神を持っている方ですね。(ドラマでの満島を見て)若かった時の私としか思えなったし、夢かと思いました」と絶賛しながら「私の若い頃があんな風だったと皆さんが思っていただけたらうれしいです」と期待を寄せた。黒柳の代名詞でもある"玉ねぎ頭"で揃って登場した満島と黒柳。"玉ねぎ頭"について満島が「徹子さんは良いアイテムを見つけたなと思いました。変身アイテムじゃないですけど、これをつけると強くなれる感じがします」と感想を。そんな満島を黒柳は「お綺麗な方なので、この髪型は綺麗な人に似合うと思いましたね」と合格点を与えていた。
2016年04月22日先日、ゲスト声優に満島ひかり、菜々緒らが決定し、ますます盛り上がりをみせている<a href="">『ONE PIECE FILM GOLD』</a>。この度、本作の劇中曲に、原作者・尾田栄一郎が熱望し、激推ししたというシンガー/ソングライターの小島麻由美が担当することが明らかになった。物語の舞台は、政府公認の独立国家、グラン・テゾーロ。世界中の名立たる海賊、海兵、大富豪たちが集うその世界最大のエンターテインメントシティは、世界政府すら手を出すことのできない“絶対聖域”だった。そこでルフィたちの前に現れたのは、その国の支配者である黄金帝ギルド・テゾーロ。海賊、海軍、そして世界政府ですら容易く金の力で動かすテゾーロの底知れぬ野望が動き出し、新世界の勢力図が塗り替えられようとしていた――。週刊「少年ジャンプ」(集英社)での連載開始から19年を迎える「ONE PIECE」。「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録にまで認定されるなど、世界中で熱狂的なファンを持ち注目を集めてきた。これまで、<a href="">『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』</a><a href="">『ONE PIECE FILM Z』</a>と公開され、その都度衝撃を与えてきた劇場版シリーズ。そしてそこから4年の沈黙を破り、前作を超える衝撃と興奮を与える待望の最新作が公開決定。本作は、尾田氏が前作に続き再び総合プロデューサーを務める。今回劇中曲を担当することが決定したのは、デビューから20周年を迎える天才・シンガー/ソングライターの小島さん。様々なジャンルを融合して独自の音楽スタイルを築き、これまでNHK「みんなのうた」や「カルビー」のCMなどに楽曲を提供してきたが、今回、尾田氏からの熱望により参加が決定した。自ら監督をはじめとしたスタッフ陣に、楽曲を聴いてもらうなど激推ししたという尾田氏は、「ご協力いただけました!!スタッフ一同、オープニングデモを聴いて『うわ! コレだ!!』モノホンなんです。ヤベーんですこの人、曲も歌も!!」と興奮気味で話し、また「ジャズ、ブルース、スウィング何でもこなし、デビュー当時、音楽界の重鎮をのけぞらせたモンスター。今回はキャラクターが歌う曲を提供していただいたので、本人の歌声は発売中の曲をチェックしてください!!おすすめは『甘い恋』『ハートに火をつけて』など、キリがない。天才健在!!オープニング、挿入歌をキメていただきます!!」と小島さんの歌声を絶賛していた。さらに決定時小島さんは、初めはポカンとしていたものの、周囲からの「すごい!」という反応に、改めて大変な事態になった!と状況を知ったという。今回、作中では映画のオープニングを飾るショーの曲を担当する小島さんは、「尾田先生から、ワクワクするリクエストをたくさんいただきました。10分以上の長尺ビッグ・バンド・スウィングなんて、なにより私も初めて。レコーディングが壮大なことになりそうで楽しみです。『ONE PIECE』のキャラクターたちをきっと踊らせてみせますよ!」と喜びと意気込みを語っている。『ONE PIECE FILM GOLD』は7月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月04日「自分じゃない人間になって、自分じゃない言葉をしゃべってる方が気持ちが楽なんです」――。俳優という仕事の楽しさを「別の人間になれること」と語る俳優は多いが、別人になることの方が素の自分でいるよりも「気楽」と語る二十歳は珍しい。女優として飛躍を遂げたここ数年を、森川葵は「ズブズブと引きずり込まれていったような感じ(笑)」と、とても能動的とは言えない言葉で表現する。映画<a href="">『渇き。』</a>や<a href="">『チョコリエッタ』</a>では坊主頭になり、ドラマ「監獄学園-プリズンスクール-」では白目をむいた“アヘ顔”が話題を呼んだ。その体当たりの演技の裏には相当の覚悟が…と思いきや、当人は「ないんですねぇ…覚悟(笑)。なかなか『これで生きていく!』と決められなくて…別にほかに何ができるってわけでもないんですけど(苦笑)」と困ったような笑みを浮かべる。“豊作”との呼び声高く、若くして実力派の面々がそろう20歳前後の女優陣の中でも、明らかに異色の存在!かといって、とがっているわけでも他人を近づけないオーラを発しているわけでもない。月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」ではメインキャスト6人の中でも際立った存在感を見せ、人気トーク番組「A-Studio」のアシスタント就任も決定。何とも形容しがたい魅力で、見る者の心を絶賛わしづかみ中である。そんな彼女がこの2月の終わりに、主演映画<a href="">『ドロメ【男子篇】』</a>『ドロメ【女子篇】』を携え「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」に参加した。吹きすさぶ氷点下の風に、彼女は「寒いってより痛い!」と悲鳴を上げ、真っ白な雪に反射した陽の光のまぶしさに涙を流しつつ、生まれて初めての北海道、国際映画祭を楽しんでいた。北の地で、改めて作品について、そして、いよいよブレイクへのカウントダウンが聞こえてきた“女優・森川葵”について話を聞いた。『先生を流産させる会』でセンセーションを巻き起こし、最近では<a href="">『ライチ☆クラブ』</a>も話題を呼んだ内藤瑛亮監督のオリジナル脚本による本作。男子高と女子高の演劇部の合同合宿にて、奇妙な事件が次々と起こる。そこには地元の言い伝えで人間の怨念を吸い上げて泥から生まれるという妖怪“ドロメ”が…。「異色のホラーコメディ(笑)」。それが、完成した映画『ドロメ』を見た彼女なりの解釈である。といって“ホラーに見せかけて実はコメディ”という生ぬるい作品ではない。「ホラー要素もしっかりと入ってて、怖いところは本気で怖いので、ホラーと分かった上で見ていただきたいです。でも、笑いの要素もいっぱい詰まってて、つい笑っちゃうところがたくさんあります。ただ『ホラーだと思って見たらコメディだった』というのではなく、ガッチリと怖がらせつつ、笑わせるところは笑わせるという作りなので…結構、怖い映画ですよ(笑)」。ちなみに、森川さん自身は、怖い映画は…?「苦手です(苦笑)!現場はみんなで盛り上げていく感じで怖さはないんですけど…あ!でも、ドロメは動きがものすごく気持ち悪かったです!完成した映画で観ると、気持ち悪さがアップしてて、見ていたくない!って感じでした」。本作が特徴的なのは森川さん演じる小春を主人公に女子の視点で進む『ドロメ【女子篇】』と、同じ時間軸で、小関裕太を主演に男子側から見た『ドロメ【男子篇】』の二部作で公開される点。「女子が怖がったり、いろいろやってる裏で、男子はこんなアホなことしてたのね…(笑)、という“答え合わせ”のように見られます。“笑い”の部分に関して特に『女子篇』『男子篇』に分かれてることで魅力が増してると思います」。本作だけでなく、例えば宮藤官九郎脚本のドラマ「ごめんね青春!」などでも、女子とは違った男子特有の生態(=バカっぽさ、コドモっぽさetc… )が描かれているが、そうした男子たちに、森川さんはこんな優しい(?)言葉を…。「作品の中だけに限らず、例えば最近、30代、40代の年上の男性の俳優さんとお仕事させていただく機会が多いんですが、普通にお話してると『大人の男性だな…』と思うんですけど、お話しする機会も増えると、思いもよらない変顔をしたり(笑)、こっちから見たらなんで?と思うよなことにすごく一生懸命になってたりして…『あ、これ、学生時代に見てた男子が騒いでたあの感じと同じだ!』って気づきました(笑)。しかも、複数人が集まるとこんなに変わるんだ!って(笑)。いくつになっても男子は男子なんですね…」。さて、改めて森川さん自身について。芸能活動のスタートはモデル。その後、並行して映画やドラマに出演するようになり、冒頭で語ったように「ズブズブと」女優という“沼”にハマっていくことに…。「最初のうちはモデルをやりつつ、演技もして学生もやってという感じでしたが、学生ではなくなり、女優の仕事も増えてきて…という状況の中で、作品が連続していて、ずっと何かの役を演じ続けている時期があったんです。そのうちに、自分でも自分がよく分からなくなっちゃって(苦笑)、素の森川葵でいる時間が短すぎて、逆に別の人間を演じていないと生きている気がしないような感覚になってきたんです」。まさに“引きずり込まれた”という表現がふさわしい…。「女優という仕事が面白いか?」を尋ねると、少し考え「面白いです。でも、ただ面白いってだけではなく…」と語り、冒頭の「自分じゃない人間でいるのが楽」という言葉を続ける。「自分で発する言葉を選んで、選んで…という状況が増えてきて、役でいるときは、台本に書いてあることなら、その役柄の言葉として何でも言えちゃうんですよね。それが面白いし…やっぱり楽ですね(笑)」。思考は常に「超ネガティブ(笑)!!」。素でいるときは「なるべく何も考えないようにしている」。そして、演じるときも「あまり何も考えず、『役柄になり切る』とかってことも考えず、現場に行って、相手を見て…『うん』ってそこに落ち着く感じ」だという。ひとつのきっかけになったのは、2014年に撮影され、昨年1月に公開された主演映画『チョコリエッタ』と「ごめんね青春!」。「そこで、これまでとちょっと違う話し方、動き方をやってみて、自分でも『あ、こんなやり方もあるんだ!』と発見がありました。そのあとで、『ごめんね青春!』があったんですが、そこで満島ひかりさんの演技――役への入り方を間近で見て、すごく勉強になったというか…それからいろいろやる中で、いまのような“そこにいるだけ”というやり方になっていきましたね。でも最近また『それでいいのかな?』とわからなくなってきて、また違うやり方を模索中です(笑)。そうやって『これでいいのかな?』と思いつつ、やっていくものなんですかね…?」常に持っているのは自信ではなく疑問と不安!それが彼女を強くする。「先ほどの女優としての覚悟がないってこととも繋がるんですけど(笑)、この仕事、オファーがあってこそなので、自分がやりたいってだけでできるものじゃないんですよね。自分の気持ちとやってくる仕事のバランスが、なかなか自分でコントロールできないので、毎日が不安です(笑)。演技も同じで『これでいい』とはなかなかならないし、決めるのも自分じゃないんですよね。でもだから『もっと頑張ろう』って考えられるんだと思います」。一方で、意外ではあるが、周囲へのライバル心を隠そうとしない。「35歳の高校生」、『渇き。』に「表参道高校合唱部!」など、煌く才能を持った若手俳優を多く輩出したドラマに森川さんも参加しているが、同世代に「負けたくない」という思いは持っている。「よく『葵の世代は豊作だから大変だよ』って言われるんですけど、そこで埋もれたくないし、 “森川葵”という存在になれたらと思ってます」。(photo / text:Naoki Kurozu)
2016年03月30日今夏公開の映画『ONE PIECE FILM GOLD』で満島ひかり、濱田岳、菜々緒、北大路欣也がゲスト声優を務めることが発表になり、コメントが届いた。満島が物語の鍵を握るテゾーロ一味のメンバーで、ナミと過去に因縁がある謎の歌姫カリーナ役、濱田がヌケヌケの実の能力者・タナカさん役、菜々緒がラキラキの実の能力者・バカラ役、そして北大路がルフィたちが出会う伝説のギャンブラー・レイズ・マックス役を演じる。その他の写真映画は“海賊王”を目指して新世界を旅するルフィたち麦わらの一味が訪れた政府公認の独立国家“グラン・テゾーロ”を舞台に、その国を支配する黄金帝ギルド・テゾーロの野望と、ルフィたちの新たな戦いが描かれる。満島が演じるカリーナは、テゾーロのショーでコーラスを務める歌姫。敵か味方かその正体は謎で、満島が劇中でコーラスを披露するシーンもあるという。満島は「アニメの2代目オープニング曲を歌っていたFolder5に、わたしはいました。ワンピースの声優のみなさんとは、その頃に舞台あいさつやイベントで共演しています。役者をやるようになって、物語の中を共に生きるときが来るだなんて! 予感していなかった再共演にわくわくしています」と話し、「麦わらの一味のパワーに乗っかって、くるくる表情豊かな声を放っちゃいたいです。すこしでも、声の才能が開花しますようにと神頼み中です」とコメント。「ちなみにわたしは、ヘンテコまゆげのプレイボーイ、サンジがすきです」と明かしている。すべてをすり抜けることができる“ヌケヌケの実”の能力者・タナカさんを演じる濱田は「この能力を使えば…ましてや、ヒトっぽくない…ナミさんとロビンさんのお風呂…いけるっ!!!!!SBS! 間違えたっ! 劇場版、はっじまるよーん!!!♪」とワンピースらしいコメントを寄せている。(※SBSは、「(S)質問を(B)募集(S)するのだ」の意味)菜々緒は「最近、よく『実写化があったらハンコックをやって欲しい』と言われます。なんらかの形でワンピースに携われないかなーと思っていたので、張り切って頑張りたいと思います!」といい、北大路は「『劇場版 トリコ 美食神の超食宝』以来の声優の仕事です。ワクワクしております。オリジナルキャラクター初登場。楽しみに策を練っております」と意気込みを語っている。『ONE PIECE FILM GOLD』7月23日(土)公開
2016年03月29日前作から3年半の沈黙を破り、待望の最新作として7月に公開される<a href="">『ONE PIECE FILM GOLD』</a>。この度本作に、満島ひかり、濱田岳、菜々緒、北大路欣也という劇場版にふさわしい豪華絢爛なゲスト声優陣の参加が決定した。“海賊王”を目指して新世界を旅するルフィたち麦わらの一味が訪れたのは、政府公認の独立国家、グラン・テゾーロ。世界中の名立たる海賊、海兵、大富豪たちが集うその世界最大のエンターテインメントシティは、世界政府すら手を出すことのできない“絶対聖域”だった。そこでルフィたちの前に現れたのは、その国の支配者である黄金帝ギルド・テゾーロ。海賊、海軍、そして世界政府ですら容易く金の力で動かすテゾーロの底知れぬ野望が動き出し、今、新世界の勢力図が塗り替えられようとしていた――。週刊「少年ジャンプ」(集英社)での連載開始から19年を迎える「ONE PIECE」。コミックスの累計発行部数は世界で3億2,000万部を突破し、「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録にまで認定、世界中で注目を集めてきた。また、2009年<a href="">『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』</a>、2012年<a href="">『ONE PIECE FILM Z』</a>と、劇場版シリーズもアニメの枠を超えて映画業界に大きな嵐を巻き起こしてきた。そして前作から3年半の沈黙を破り、原作者・尾田栄一郎が、前作に続き再び総合プロデューサーを務めたのが劇場版最新作『ONE PIECE FILM GOLD』となる。そしてこの度、劇場版にゲスト声優として参加する豪華な面々が発表に!物語の舞台となる「グラン・テゾーロ」を支配する国王ギルド・テゾーロ。その一味であり、ナミと過去の因縁があるという謎の歌姫“カリーナ”役にアニメ声優初挑戦の満島さん、すべてをすり抜ける「ヌケヌケの実」の能力者で、街の警備を担当する“タナカさん”役に濱田さん、「ラキラキの実」の能力者で、街を訪れたVIPをアテンドするコンシェルジュにして触れた相手の運気を下げる“バカラ”役に菜々緒さん。そして、ルフィたちと街に居合わせる伝説のギャンブラーで、革命軍の重要人物と噂される“レイズ・マックス”役に北大路さんが抜擢された。カリーナ役の満島さんは、劇中でも美しいコーラスを披露するという。世界政府すら手を出すことのできない“絶対聖域”の「グラン・テゾーロ」。そこに君臨するギルド・テゾーロの野望や、レイズ・マックスがここに立ち寄った理由、そして歌姫・カリーナの正体など、謎は深まるばかりの本作。豪華声優陣の劇中での活躍にも期待したい。<以下、ゲストコメント>■満島ひかり(カリーナ役)アニメの2代目オープニング曲を歌っていた「Folder5」に、わたしはいました。ワンピースの声優の皆さんとは、その頃に舞台挨拶やイベントで共演しています。役者をやるようになって、物語の中を共に生きるときが来るだなんて!予感していなかった再共演にわくわくしています。尾田さんから届いたキャラクターは、嬉しいことに超ナイスバディでキュートな女の子です。麦わらの一味のパワーに乗っかって、くるくる表情豊かな声を放っちゃいたいです。少しでも、声の才能が開花しますようにと神頼み中です。ちなみにわたしは、ヘンテコまゆげのプレイボーイ、サンジがすきです。■濱田岳(タナカさん役)今回、子供たちから大人までが夢を託し、思いを馳せる、あの世界に自分が参加できる事を、 とても幸せに思い、責任を感じております。ん…。待てよ。この能力を使えば…ましてや、ヒトっぽくない…ナミさんとロビンさんのお風呂…いけるっ!!!!!SBS!間違えたっ!劇場版、はっじまるよーん!!!♪■菜々緒(バカラ役)アフレコのお仕事は二年くらい前にやらせて頂いた以来で、今回はアニメなので凄く嬉しかったです!キャラクターを拝見して、なるほどな!と思いました。周りのキャラクターの感じを見ながらバカラ様を演じたいと思います。最近、よく「実写化があったらハンコックをやって欲しい」と言われます。なんらかの形でワンピースに携われないかなーと思っていたので、張り切って頑張りたいと思います!■北大路欣也(レイズ・マックス役)『劇場版 トリコ 美食神の超食宝』以来の声優の仕事です。ワクワクしております。オリジナルキャラクター初登場。楽しみに策を練っております。『ONE PIECE FILM GOLD』は7月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月29日俳優・満島真之介らが、オダギリジョーの主演で山下敦弘監督がメガホンを取る映画『オーバー・フェンス』(9月公開)に出演することが明らかになり25日、劇中で演じるキャラクターを捉えた写真が公開された。原作は、映画化されてきた『海炭市叙景』(10年)、『そこのみにて光輝く』(14年)に続く、作家・佐藤泰志氏による「函館三部作」の同名タイトルの最終章(『黄金の服』に収録)。主人公は、家庭を顧みず妻に見限られ、故郷の北海道・函館に戻りつつも実家には顔を出さず、職業訓練校に通いながら失業保険で暮らしている男・白岩(オダギリ)。毎日を無為に過ごしていた白岩はある日、訓練校の仲間にキャバクラへ連れて行かれ、風変わりな若いホステス・聡と出会い、強く引かれていく。満島と共に出演が発表されたのは、女優・優香と北村有起哉で、2人は山下監督作に初出演。満島は訓練校の生徒・森由人役を、優香は白岩の元妻・尾形洋子役を、北村は森と同じく訓練校の生徒・原浩一郎役を担当。公開された写真の中央では、森のタバコを吸う1シーンが映し出されている。逃げ場のなさから鬱屈(うっくつ)した表情が印象的だ。加えて洋子や原は、共に白岩の人生の過去と現在に関わり、函館の夏、同じ瞬間を生きる人間模様を捉えているという。訓練校で器用に作業をこなせず、度々鬼教官からの罵声を浴びている問題児の森を演じる満島は、自身の役柄を「自分にとって挑戦でした」と打ち明ける。それは、複雑なキャラクターであるがゆえに「悲しみ、孤独、僕の記憶の中にあるいろんな感情が森の行動に宿る気がしていた」からだ。本作については、「見る人、季節によっていろんな感じ方ができ、『今を生きている』そう強く感じられる映画」と表現している。優香は、現場を「山下監督の作品の中に、参加できる喜びと緊張が入り交じって、函館の風景や空気に触れながら、あっという間に過ぎていった数日間」と回顧。北村は、「ずっと皆で函館で合宿生活をしていたので、ファミリーのようでとても居心地がよかった」と満足気に振り返り、優香同様に「念願の山下監督ともついにご一緒できたのでうれしかった」と喜びの言葉を口にした。(C)2016「オーバー・フェンス」製作委員会
2016年03月25日貫井徳郎の小説『愚行録』が、妻夫木聡と満島ひかりをキャストに迎えて映画化されることが決定した。オフィス北野が企画と制作を手がけ、2017年に公開される。本作は、一家連続殺人事件の謎を追う週刊誌の記者・田中(妻夫木)が、理想的に見えていた一家の実像や、事件の真相に迫る過程を通して、人間が無意識に積み重ねていく“愚行”があぶりだされていくミステリー。満島は田中の妹、光子を演じる。「人間は愚かな生き物なのだ、ということにこんなにも真正面からぶつかった作品はなかなかありません。僕たちはこの泥沼に浸かることに決めました」と語る妻夫木は「何度も共演させて頂いていますが、その都度役に全力投球してきてくれる満島ひかりという女優が僕は大好きです。全力で受け止め全力で返していければいいなと考えています」とコメント。「愚かさを追求すること自体、愚かな行為」としながらも「ですが、この映画に期待せずにはいられないこの想いこそ、人の業というべきものか。足を踏み入れてはいけないとわかっていつつも僕はこの作品と一緒に前進したいと思っています」と語っている。満島は「好んでやりたいと思う役柄ではありませんが、育った環境の中で生まれてしまった独特の愛について、存在についてを、いままでと違った風に問いかけられる予感がして、参加しようと決めました。切ないきもちが押し寄せてきて、涙してしまうこともありますが、同情なんかせずに、リラックスしてやりたいです」と言い、「ほんとうの兄のように慕っている妻夫木さんがいるので、とても安心です。新しい挑戦を一緒にやれる幸せも感じます」とコメントを寄せている。『マイ・バック・ページ』や『もらとりあむタマ子』を手がける向井康介が脚本を、ポーランド国立映画大学で演出を学んだ石川慶が監督を務める。『愚行録』2017年 全国ロードショー
2016年03月17日公開中の『家族はつらいよ』ほか『殿、利息でござる!』『怒り』も控える妻夫木聡と、“月9”ドラマ「いつ恋」の印象的なゲスト出演や黒柳徹子を演じる4月放送のNHK土曜ドラマ「トットてれび」などの満島ひかりが、作家・貫井徳郎による直木賞候補作の傑作ミステリー「愚行録」の映画化に出演!オフィス北野が企画・制作を務め、2017年にワーナー・ブラザース映画/オフィス北野の共同配給にて公開されることが決まった。エリートサラリーマン、その妻、そして1人の子どもが何者かによって惨殺された。犯人不明のまま、世間を騒然とさせた一家殺人事件から1年。週刊誌の記者をしている田中(妻夫木聡)が改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。関係者のインタビューを通してあぶり出されるのは、理想的な夫婦の外見からはかけ離れた実像。そして、次第に浮かび上がってくる事件の真相とは――。原作は、デビュー作「慟哭」で脚光を浴び、「乱反射」で第63回日本推理協会賞を受賞、「後悔と真実の色」で第23回山本周五郎賞を受賞した貫井徳郎のミステリー小説。第135回直木賞候補作にも選出された著者渾身の原作を映像化するのは、東北大学物理学科出身、ロマン・ポランスキーを輩出したポーランド国立映画大学で演出を学んだ異色の新鋭監督・石川慶。これまで短編作品を中心に活動しており、日本とポーランドの合作長編企画『BABY』はプチョン国際映画祭企画マーケットでグランプリにあたるプチョン賞を受賞、本作で満を持しての長編監督デビューを果たす。また、脚本を『マイ・バック・ページ』『松ヶ根乱射事件』などの向井康介が務めている。主人公の事件の真相に迫る週刊誌記者・田中には、李相日監督作『悪人』で第34回日本アカデミー賞「主演男優賞」を受賞し、いまや日本映画界に欠かせない俳優となった妻夫木さん。そして、田中の妹・光子役には、園子温監督の『愛のむきだし』以後も活躍し、先日は『駆込み女と駆出し男』で第39回日本アカデミー賞「優秀助演女優賞」を受賞、いまや海外映画祭でも評価を集める満島さん。妻夫木さんとは『悪人』やドラマ「若者たち2014」などで共演しており、お互いに深い信頼を寄せている様子だ。人間関係における秘められた羨望、嫉妬や駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の“愚行”が複雑に絡み合う本作。あなたの人間性が極限まで試される戦慄の群像ミステリーに期待していて。<以下、コメント>■妻夫木聡人間は愚かな生き物なのだ、ということにこんなにも真正面からぶつかった作品はなかなかありません。僕たちはこの泥沼に浸かることに決めました。追い込まれて、追い込まれて出た最後の命の一滴を最後まで見つめていただければ幸いです。何度も共演させて頂いていますが、その都度、役に全力投球してきてくれる満島ひかりという女優が僕は大好きです。全力で受け止め全力で返していければいいなと考えています。愚かさを追求すること自体、愚かな行為だと思います。ですが、この映画に期待せずにはいられないこの想いこそ、人の業というべきものか。足を踏み入れてはいけないとわかっていつつも僕はこの作品と一緒に前進したいと思っています。■満島ひかり好んでやりたいと思う役柄ではありませんが、育った環境の中で生まれてしまった独特の愛について、存在についてを、いままでと違った風に問いかけられる予感がして、参加しようと決めました。切ないきもちが押し寄せてきて、涙してしまうこともありますが、同情なんかせずに、リラックスしてやりたいです。ほんとうの兄のように慕っている妻夫木さんがいるので、とても安心です。新しい挑戦を一緒にやれる幸せも感じます。石川監督には、ココロのままに映画を作って欲しいです。監督が嬉しくなるような芝居ができたらなぁと、誠実な姿を見ていて思っています。■原作:貫井徳郎「愚行録」を映画に、というお話をいただいたのは、かなり意外でした。内容的にも構成的にも、映像化に向いていない作品だと認識していたからです。ところがプロデューサーと監督の熱意により、映画化が実現しました。それだけでも驚きなのに、妻夫木聡さん、満島ひかりさんという当代きっての人気と実力を兼ね備えた役者さんに演じていただけることになり、望外の幸せを味わっています。願わくは、この映画をご覧になった皆様の胸に、抜けない棘が深く刺さっておりますことを。■監督:石川慶複雑に入り組んだプロット、一筋縄ではいかない登場人物たち、そして全体を貫く重厚なテーマ。「こういう映画が見たい」と常々思っていたものが全部詰まっている作品です。妻夫木さん、満島さんらの繊細な芝居と、この作品のために集まってくれた最高のスタッフたちとの間に、どんな化学反応が起こるのか、規格外の映画になる予感がしています。『愚行録』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月17日俳優・妻夫木聡が、石川慶氏の長編映画監督デビュー作となる『愚行録』(2017年公開)で主演を務め、女優・満島ひかりと兄妹役で再共演することが15日、明らかになった。原作は、山本周五郎賞の受賞歴もある作家・貫井徳郎氏の同名ミステリー小説。1年前に起こった一家殺人事件の取材を開始した週刊誌記者・田中が、関係者の証言によって事件の背後にあった人間関係の摩擦に気付いていく様を描く。脚本を手掛けるのは、『マイ・バック・ページ』(11年)の向井康介氏。人間の秘められた羨望(せんぼう)、嫉妬と駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の"愚行"が複雑に絡み合う様を映し出す。田中を演じる妻夫木は、本作を「『人間は愚かな生き物なのだ』ということにこんなにも真正面からぶつかった作品はなかなかありません」と説明。また、「愚かさを追求すること自体、愚かな行為」としつつ、「この映画に期待せずにはいられないこの思いこそ、人の業というべきものか」と作品の持つ空気感にいや応なく心が引かれてしまっていることを明かす。その上で、「この泥沼に漬かることに決めました」「足を踏み入れてはいけないとわかっていつつも僕はこの作品と一緒に前進したい」と覚悟を決め、「追い込まれて、追い込まれて出た最後の命の一滴を最後まで見つめていただければ」と呼びかけている。さらに、女優・満島ひかりの出演も発表。田中の妹・光子役を務める。最初こそ「好んでやりたいと思う役柄ではありません」と感じたようだが、「育った環境の中で生まれてしまった独特の愛について、存在についてを、いままでと違った風に問いかけられる予感がして」参加を決意。「切ないきもちが押し寄せてきて、涙してしまうこと」があっても、「同情なんかせずに、リラックスしてやりたい」と意気込みを見せる。2014年のドラマ『若者たち2014』(フジテレビ系)でも兄妹役を演じたほか、これまで度々共演機会のあった2人。「その都度役に全力投球してきてくれる満島ひかりという女優が僕は大好きです。全力で受け止め全力で返していければいいなと考えています」(妻夫木)、「ほんとうの兄のように慕っている妻夫木さんがいるので、とても安心です。新しい挑戦を一緒にやれる幸せも感じます」(満島)と互いに認め合いながら、本作に臨んだ。初めて長編映画でメガホンを取る石川監督は、「複雑に入り組んだプロット、一筋縄ではいかない登場人物たち、そして全体を貫く重厚なテーマ」と本作の魅力を矢継ぎ早に挙げる。そして、「『こういう映画が見たい』と常々思っていたものが全部詰まっている作品」「規格外の映画になる予感がしています」と胸を張って語った。(C)2016「愚行録」製作委員会
2016年03月17日女優の黒木華が4日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われた第39回日本アカデミー賞の授賞式に出席し、昨年の『小さいおうち』に続いて、『母と暮せば』で最優秀助演女優賞を受賞した。緊張の面持ちでマイクの前に立った黒木は、「この場に2回も同じ賞で立てると思ってなかったので、山田(洋次)監督に感謝してもしきれません」と吐露。「映画館に観に来てくださったお客さんのおかげです。これからも地道に精進してきますので、どうか皆さんよろしくお願いします」と意気込みのコメントで結んだ。同賞の2年連続受賞は、余貴美子以来(第33回『ディア・ドクター』、第32回『おくりびと』)、史上2人目。優秀助演女優賞は、黒木のほか、夏帆と長澤まさみが『海街diary』、満島ひかりが『駆込み女と駆出し男』、吉田羊が『映画 ビリギャル』でそれぞれ受賞した。
2016年03月04日トミー・リー・ジョーンズ扮する宇宙人ジョーンズが、「この星の~」と地球調査する人気CMシリーズの第53弾「プレミアム城跡篇」が、3月1日(火)からオンエア開始。今回は、おなじみのタモリと女優の満島ひかりとともに、“天空の城”として有名な竹田城の上で戦国時代にタイムスリップ!?甲冑姿を披露していることが分かった。新CM「プレミアム城跡」篇は、宇宙人ジョーンズがハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズそっくりの地球人になりすまし、さまざまな職業を転々としながら未知なる惑星・地球の実態調査を行う、という大人気シリーズの最新作。「プレミアムボス」のシリーズでは、毎回、宇宙人ジョーンズがタモリさんに夢のように“プレミアム”なひとときをプレゼントすることで知られているが、今回の舞台となるのは“雲海に浮かぶ城”として国内外で話題を集めている兵庫県・竹田城跡。「この惑星の竹田城跡という場所は、天空の城と呼ばれているらしい」というナレーションをバックに、石段を上る現地ガイドのジョーンズとタモリさん。「この石垣は野面(のづら)積み?」という“城通”タモリさんの質問に答えず、「敵を防ぐためとはいえ、すごい段差だね」と言いながら懸命に上るタモリさんを尻目に、ジョーンズは「コチラデス」とどんどん先へ進んでいく。やがて、天守閣跡では雲海に囲まれた絶景が目の前に広がり、思わず「お~。こりゃ絶景だね」「いや~。こんなとこあったんだ」と歓声を上げるタモリさん。すると、その隣でカメラを構えていたカメラマンの満島さんが「つい最近なんですよ。知られるようになったの。ずっとここにあったのに」と話しかけてくる。「あなたは?」というタモリさんの質問を遮って、「コチラデス」とまた声をかけるジョーンズ。すると、ジョーンズはいつの間にか雲の上に立ってタモリさんを手招き。タモリさんが恐る恐る雲の上に立つと、突然目の前が真っ白になり、いつの間にか戦国時代にタイムスリップ!すっかり戦国時代の武将の格好をしたジョーンズと、凛々しい女武者姿の満島さんに「あれ、どうしちゃったの?」と驚くタモリさん。軍配で静かに前方を指したジョーンズに続いて、満島さんもまた同じく前方を指差す。「ただ、この惑星のプレミアムな風景は、新鮮だ」というジョーンズのナレーションに続いて現れたのは、雲に浮かぶ戦国時代の竹田城!幻想的なその風景に、タモリさんも「夢見てんのかね」と思わず呟く。最後に、タモリさんが「またお会いできますか?」と満島さんに声を掛けると、ジョーンズが先に「スケジュール、パンパンデス」。タモリさんは「あんたじゃないんだけど」とツッコミを入れるのだった――。竹田城跡を舞台にした今回の設定について、タモリさんは、「いつか行ってみたいと思っていたけど、まさかこんな形で実現するとは」。野面積み(=自然の石をそのまま積み上げた石垣)や、敵の侵入を防ぐためにわざと大きな段差をつけた石段、そして竹田城の天守閣跡から眺める雲海に囲まれた絶景など、日常では見られないさまざまな裏話に関心を寄せ、何度も「すごいね」と発していた。そしてCM後半、戦国武将の姿で登場するシーンでは、ジョーンズがどんなときも冷静沈着な宇宙人らしく、「僕にとっては、ただの衣装に過ぎないよ」と終始、落ち着いた様子。それでも、大の親日家で黒澤明監督の映画をこよなく愛するベテラン俳優だけに、専門のスタッフの手を借りて、飾りのついた兜や両肩、胴回り、腰回りの鎧、篭手、すね当て、足袋など、戦国武将のフル装備が完了した際には、自然と表情を緩め、思わず「黒澤映画のようだ」と呟き、つかの間の戦国武将姿を楽しんでいた。また、今回、ボスのCMシリーズ初登場の満島さんの役どころは、竹田城跡の魅力に取り憑かれた女性カメラマン。三脚にセットしたカメラのレンズを覗いてポーズを取ると、スチールを撮影する本物のカメラマンに向かって、「私、ちゃんとカメラマンに見えますか?」と訊ね、プロからお墨付きをもらっていた。タモリさんとは、一緒のお芝居は初めてながら、息の合った見事な掛け合いでOKテイクを連発。休憩中もタモリさんが出演中のテレビ番組の裏話を披露して笑いを取り、盛り上がっていたという。そんな満島さんの武将姿は、ジョーンズさんの赤備えの甲冑に対して、全身ブルー系で統一した鎧兜で、さながら青備えといったところ。黄金色の鉢金に、長い黒髪をなびかせて颯爽と現場入りする、その凛々しい姿にはタモリさんはじめ一同、すっかり見惚れてしまうほど。監督の「もっと侍っぽく」というリクエストにも、即座に対応していたという。現代ドラマではもちろん、時代劇ですらなかなか着ることのない衣装と髪型の満島さんと、 すっかりご満悦の“サムライ”ジョーンズさん、“歴史好き”のタモリさんをぜひチェックしてみて。サントリーコーヒー「プレミアムボス ザ・ラテ」新TV-CM「プレミアム城跡」篇は3月1日(火)より全国にてオンエア。(text:cinemacafe.net)
2016年02月28日有村架純、高良健吾に高畑充希、西島隆弘、森川葵、坂口健太郎という最旬の人気俳優が等身大の現代の若者に扮し、好評を博している“月9”ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」。このほど、本作の第1話「声」で、有村さん演じる主人公・音の亡き母役として手紙を読み上げる“声”だけの演技で話題を呼んだ満島ひかりが、ついに22日放送の第6話に登場することが明らかとなった。本作は、「東京ラブストーリー」「Mother」「最高の離婚」と数々の名作を世に送り出してきた坂元裕二が脚本を務め、有村さんら若手キャストたちが演じる6人の男女がそれぞれの思いを抱えながら力強く生きる姿を、繊細なタッチで描く青春群像ラブストーリー。第1話放送後から「久々に見応えのある本格的ドラマ」「涙が止まらない」「俳優陣の演技がすばらしい」「坂元氏が描く世界に興味がつきない」など高い評価を受けており、年齢層もティーンから20、30、40代と幅広く支持を受けている。とりわけ、第1話で大きな感動を呼んだのが、亡き母がまだ幼い娘・音に残した手紙だ。その母として声だけの出演を果たし、手紙を読み上げたのが満島さん。声だけの演技ながら、幼い娘を残してこの世を去る母の愛を表現し、多くの視聴者の心を揺さぶった。今回、15日放送の第5話で2011年までを描いた第一章が終わり、5年の歳月を経た2016年の音たちが描かれる第二章が第6話からスタートするが、その幕開けとなる重要な回に満島さんが映像でその姿を見せる。2016年、有村さん演じる音は、母が亡くなった年齢と同じ27歳になった。満島さんは、音がその感慨にふけりながら、母のことを思う回想シーンで登場。幼い音が砂場で遊びながら母に“恋”についてたずねるが、満島さん演じる母は、“恋とは何か”をあふれんばかりの笑顔で娘・音に答えるのだった。満島さんに出演を依頼した村瀬健プロデューサーは、大切なシーンを収録したときのことをふり返り、「音の“つっかえ棒”だった大切な手紙を残したお母さんを誰に演じてもらうか考えたとき、満島ひかりさん以外、頭に浮かびませんでした。第1話で声の出演をしていただいた際は、見てくださる方にその言葉だけに聞き入ってほしかったので、その声が満島さんであるという情報は、あえて一切伏せたまま放送しました」と明かす。実際、テロップでその名前が出るまで、手紙の声の主が満島さんだとは「気付かなかった人も多かったようです」。「第6話で、いよいよその満島さん演じる音のお母さんに映像でも出演してもらいます。母への思い、そして母から受け取った思いを胸に抱いて生きてきた音にとって、その母がこの世を去った年齢に自分自身がなったということは、とても大きな意味をもちます。そのときを迎えた音が思い出す記憶の中で、満島さん演じるお母さんは、この回から始まる第二章における音の恋の行方を占う重要な言葉を口にします。幼い音が発する『恋ってなに?』という質問に対して、彼女が伝える答え。それが、ここから始まる第二章の行方を暗示しています。それは、満島さんに演じてもらえたからこそ、伝えられる重要な言葉です」と村瀬氏は語る。27歳になり、母が生きた人生のその先を生きる音は、これからどんな恋をするのか。第3話で音は練(高良さん)に思い余ってキス、第4話で練は音に好きという気持ちを告白しながらも、その思いを諦めなければならないと語り、木穂子(高畑さん)のもとに向かった。そして第5話、音と練をはじめ、音を思う朝陽(西島さん)、練を思う木穂子と小夏(森川さん)、そんな小夏を見守る晴太(坂口さん)という6人の思いが交錯し、ついに大きな事件が起きてしまう。そして第6話で、6人それぞれにとって本当に大切にしたいもの、本当に守りたいものについて、それぞれが決断を迫られることになる。満島さんが語るという、「ある意味でこのドラマ全体のテーマともいえる言葉」(村瀬氏)は、これから転機となる第二章の大きなポイントとなりそうだ。「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第5話は2月15日(月)21時~(※15分拡大)、第6話は2月22日(月)21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年02月15日「AKB48」と国際短編映画祭「ショートショート フィルム・フェスティバル&アジア」のコラボレーションにより製作されたオムニバス映画『9つの窓』の公開を前に1月11日(月・祝)、そのうちの1編に主演する茂木忍がトークイベントを行なった。茂木さんが主演したのは9編のうちの『赤い糸』。真面目な女子高生が突然、自身の指から伸びる赤い糸が見えるようになり、糸の先をたどっていくのだが…。これまで演技経験がほとんどなく、映画出演もこれが初めての茂木さん。撮影は1日で朝から夕方にかけて行われたそうだが「1日中、ずっと緊張してて、終わったときは安堵しました…」と明かす。現場では「ちゃんとできているか不安で、監督に『大丈夫ですか?』と聞いたんですけど『大丈夫』と言っていただけて安心しました」とホッとした表情を見せた。完成した映画をひと足先に見て「まだまだだなと思った」とのことだが、一方で、女子高生役ということで着用した衣裳の制服に関しては「ギリ、イケるなと思いました(笑)。言わなきゃ女子高生に見えるかなと思いました」とニッコリ。運命の赤い糸については「信じます。信じたいです!」とうなづく。「私は、AKB48と赤い糸で結ばれていると思います。入るまでに4年くらいかかってて、だいぶ絡まってると思うけど…(苦笑)、入ってこうやって活動しているのは運命かな?と思います」と力強く語った。これまで「演技に関してあまりやってみたいと思ってなかった」と言うが、今回、映画の現場を経験し「難しくて緊張するけど、勉強になりました。これからもやらせてほしいです」とさらなる女優活動に意欲をのぞかせる。憧れの女優として挙げたのは満島ひかり。「ドラマごとに印象が変わる。(視聴者に役そのものの人物と)思い込ませる演技力がすごいなと思います」と語る。今後、出てみたいジャンルとしては「ホラーやってみたいです!」と語る。本作の1編のうち、兒玉遙が『Dark Lake』でヴァンパイアに扮しているのを見て、刺激を受けたようだが、Jホラーのような本格的なホラー作品は?という問いには「身近過ぎると自分が怖くなるので、現実離れしてるやつの方がいいです」と苦笑い。また「学園恋愛ものもやりたい!高校時代、LOVEの要素がまったくなかったので、せめて映画で感じたい!」と映画での疑似恋愛に思いをはせていた。『9つの窓』は1月30日(土)よりブリリア ショートショートシアターにて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月12日1月7日(木)からスタートするTVアニメ『僕だけがいない街』で主人公・藤沼悟の声を俳優の満島真之介が演じている。満島は舞台と映像の両方で着実にキャリアを積み、観客から高い評価を集めているが、初めてアニメの声を演じるにあたって「この原作とスタッフ、声優の方がいるだけで他には何も言うことはないです。僕はそこに吸い込まれていけばいいだけです」と笑みを見せる。その他の画像原作は三部けいの人気コミックで、自分だけ時間が巻き戻る現象“リバイバル(再上映)”に悩まされる悟が、自らの過去と向き合おうともがく姿と、彼の少年期のドラマが平行して描かれる。満島がアニメの声を演じるのは本作が初めてだが「映画と違って、話数を重ねながら演じられるので、役と共に成長していける時間があることは魅力的ですし、うれしかったです」という。満島は「僕の見た目と悟の見た目が真逆なので、キャスティングの方が大きな挑戦をしない限りは実写では絶対に演じることはできないと思った」と分析するが、だからこそ演じる上では、自身の“ありのままの声”にこだわったという。「最初は『キャラクターに寄せた声でやらないといけないのかな』とも思ったんですけど、それではキャラクターの幅が広がらない気がしたんです。今まで生きてきた僕の声と、あの風貌と身体で生きてきた悟の動きが、同じ想いで重なると、実写では見えてこない幅が見えてくる気がしています」ちなみに、本作では青年の悟の声を満島が演じ、少年時代の悟の声を土屋太鳳が演じる。「実写では男の子の役は、本当に男の子が演じることが多いので難しいキャスティングですよね。でも、太鳳ちゃんと演じてみて、人として根本的なところが少し似ていると思ったんです。年齢も離れているし、育った環境も性別も違うのだけど、持っているパワーや、受ける印象が似ているなと思って『この人とだったら、さらに役が魅力的になる』と思えたんです。だから、すごく演じやすいですし、ふたりの声が重なるシーンでは、テストをしなくても呼吸が合う。今回は一緒に演じるチャンスがたくさんあるので、お互い成長していくだろうし、作品も深まっていくと思います」原作に惚れ込み、共演する声優陣に尊敬の念をみせる満島は「この体験は大切にしたいですし、おもいっきり楽しみたい。素晴らしい原作、スタッフ、キャストの力を借りて誠実に声を届けたいです」。彼は、作品のもつメッセージはしっかりと表現したいと考えているようだ。「過去への想いは色々ありますが、その時は全力でやっていたんですよね。だからこそ“いま”何ができるのか、どう生きていくのかを観ている人に感じてほしいです。そして、観ている人にキャラクターの“過去”をどこまで感じてもらえるのか。それが作品の核だと思うので、ひとつひとつ言葉を大切にしながら演じていきたいです」『僕だけがいない街』1月7日(木)より、毎週木曜24:55からフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送開始
2016年01月05日映像化権争奪戦となった話題のコミック「僕だけがいない街」。藤原竜也や有村架純ら豪華キャストで映画化されることでも話題の本作だが、この度アニメ版に土屋太鳳と満島真之介が2人1役で声優に初挑戦することが決定した。主人公・藤沼悟は漫画家としてデビューするもいまひとつ結果を出せずに毎日を過ごす青年。自身の意図とは無関係に【時空移動=タイムリープ】する謎の特殊現象“再上映(リバイバル)”に巻き込まれる。何か悪い事が起こる直前まで時が巻き起こる現象、再上映。それは、その原因が取り除かれるまで何度も繰り返される。まるで誰かに「お前が防げ」と強制されているかのように…。しかし、ある日起きた事件をきっかけに、その現象に大きな変化が訪れる――。原作は、2012年より「ヤングエース」(KADOKAWA)にて絶賛連載中の三部けいの同名コミック。「マンガ大賞」や「このマンガがすごい!」に昨年、今年と2年連続ランクインし、コミックス累計発行部数は167万部を突破、書店員や各界著名人から絶賛のコメントが多数寄せられ、一度読み出したら止められない、息もつかせぬ展開でファンの心を惹きつけた。今回放送に先駆け、主人公・悟役に2人1役で土屋さんと満島さんが初のアニメ声優することが決定。10歳の悟役を演じるのは、『図書館戦争』、「下町ロケット」(TBS)や『orange』の公開も控える土屋さん。そんな彼女は「原作を読み終わったとき、私は立ち直れませんでした。この物語で描かれるたくさんのことは、残酷で哀しく、許されることではありません。だからこそ真摯に向き合い、誠実に演じたいと思います」と原作について語り、「嬉しいと同時にとても緊張しています。いまは二次元の世界で生きる悟を追いかけようと必死ですが、背中はあまりにも遠く、焦るばかりです。悟のように全力で、あきらめず食らいついていきたいと思います」と本作の意気込みも語っている。また29歳の悟を演じるのは、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」などに出演する満島さん。今回が土屋さんと同じく初のアニメ声優挑戦となる満島さんは「オファーを頂いたときは、率直にうれしかったです。声だけで表現する世界にとても興味があるので、ワクワクしています」と喜びを表し、「原作を読ませて頂き、何の変哲もないどこにでもいるような青年を主人公に、ここまで繊細な愛情溢れるサスペンス作品を造る三部先生に驚かされました。『あのとき違う選択をしていたら、自分の人生どうなっていたんだろう』という誰もが感じたことのあるであろう感覚が、彼を大きく動かすことになります。日常の中で、ふと舞い降りる記憶の糸を、現在の自分が新たに紡いでいくような作品です」と作品についてもコメントしている。そんな2人について「銀の匙 Silver Spoon」第1期など若くしてヒット作を連発する監督・伊藤智彦は「藤沼悟という役は、ヒーローではなく、抜けたところのある役なんですね。そういう演技が出来る方を探して、お二人の名前に辿り着いたんです。土屋さんは、声を張っても怒りを感じさせないというところが、悟らしいなと。他の子供たちとのバランス的にもよかったと思います。満島さんは、実写映画などで見せる芸幅の広さに加えて、ナレーションをCMでやっているのも大きかった。悟はモノローグがとにかく多いキャラですからね」と二人の起用について語っている。またそのほかキャストには、雛月加代役に悠木碧、赤崎千夏、大地葉、鬼頭明里、七瀬彩夏、高山みなみなど声優陣が脇を固めている。計算し尽くした緻密な演出、リアリティをもたらす美術、物語を彩る音楽、そのなかで動き出す息を吹き込まれたキャラクターたち。そんなアニメーションで新たな「僕街」を目撃してみて。「僕だけがいない街」は2016年1月7日(木)よりフジテレビ・ノイタミナにて放送開始。(cinemacafe.net)
2015年12月03日来年1月からフジテレビ“ノイタミナ”ほか各局で放送されるTVアニメーション『僕だけがいない街』のメインキャストが発表された。主人公・藤沼悟役は、土屋太鳳と満島真之介が2人1役で演じ、声優初挑戦となるふたりがコメントを寄せた。その他の画像原作は、“時間逆行”サスペンスとして実写映画化も決定している三部けいの人気コミック。自分だけの時間が巻き戻る現象“再上映(リバイバル)”に悩まされる青年が、自らの過去と向き合おうともがく姿が描かれる。ふたりはオーディションで選ばれ、「少年らしさを感じる」という理由から土屋が10歳の主人公を、「落ち着きながらもどこか影を感じさせる」という理由から満島が29歳の主人公を演じる。原作について土屋は「原作を読み終わった時、私は立ち直れませんでした。人の心に巣食う闇があまりにも深くて重い。でもその闇の中に、懐かしい体温のある優しい光が、必死に瞬いてるようにも感じました。この物語で描かれるたくさんのことは、残酷で哀しく、許されることではありません。だからこそ真摯に向き合い、誠実に演じたいと思います」とコメント。満島は「何の変哲もないどこにでもいるような青年を主人公に、ここまで繊細な愛情溢れるサスペンス作品を造る三部先生に驚かされました。『あのとき違う選択をしていたら、自分の人生どうなっていたんだろう』という誰もが感じたことのあるであろう感覚が、彼を大きく動かすことになります。日常の中で、ふと舞い降りる記憶の糸を、現在の自分が新たに紡いでいくような作品です」と語っている。初めて挑むアフレコについて土屋は「今は二次元の世界で生きる悟を追いかけようと必死ですが、背中はあまりにも遠く、焦るばかりです。ですが必要なテクニックなどを教えていただきながら、悟のように全力で、あきらめず食らいついていきたいと思います」。満島は「オファーを頂いたときは、率直にうれしかったです。声だけで表現する世界にとても興味があるので、ワクワクしています」と意気込んでいる。本作を手がけるのは『ソードアート・オンライン』シリーズなど多くのヒット作を手がけてきた伊藤智彦監督。監督は「おふたりがアフレコをされていく中で得られるものが、悟の成長感と結びついていけば大成功かなと思っています。僕もその時を楽しみにしています」と期待を寄せている。土屋と満島のほか、悠木碧(雛月加代役)、赤崎千夏(片桐愛梨役)、大地葉(ケンヤ役)、鬼頭明里(ヒロミ役)、七瀬彩夏(オサム役)、菊池幸利(カズ役)、水島大宙(白鳥潤役)、高山みなみ(藤沼佐知子役)、宮本充(八代学役)が参加することも発表された。『僕だけがいない街』2016年1月7日(木)よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送開始
2015年12月03日NTTぷららとアイキャストは11月17日、両社が運営するテレビサービス「ひかりTV」で、4K-IP放送を提供すると発表した。サービス開始は11月30日から。ひかりTVは、2014年10月に4K映像のビデオオンデマンドサービスを開始。今回4K-IP放送を開始したことにより、国内ではじめて4Kビデオオンデマンドと4K-IP放送の両サービスを提供することになる。4K-IP放送は、解像度3,840×2,160ピクセル、フレームレート60fps、ビットレート約30Mbpsで放送される。4K-IP放送は、ひかりTVの「お値打ちプラン」「テレビおすすめプラン」「ビデオざんまいプラン」「基本放送プラン」加入者向け無料サービスとして提供される。視聴には、ひかりTV4Kに対応するチューナー「ST-4100」か、対応チューナー内蔵のテレビが必要。ひかりTVの4K-IP放送には、東芝ライフスタイル「REGZA Z20X」シリーズが12月17日から対応するほか、今後はシャープ、LGエレクトロニクス・ジャパンなどがサポートを開始する予定だ。11月30日にスタートするのは、総合編成チャンネルの「ひかりTVチャンネル4K」で、ドラマやドキュメンタリーなどに加えて、毎週末には「ルミネ the よしもと」で公演中のお笑いライブを生中継する。また、12月19日からはエンタメ情報やライフスタイル情報などを届ける「モデルプレスTV by ひかりTV 4K」も放送開始する。(C)ひかりTV/いまじん CR(C)YOSHIMOTO KOGYO
2015年11月17日静岡県御殿場市のクラフトビールメーカー、御殿場高原ビールはこのほど、「御殿場コシヒカリラガー」を発売した。○「ごてんばこしひかり」の、食味値80点以上の「厳選特A米」使用同商品は、JA御殿場の協力により、今秋に収穫された地元特産の「ごてんばこしひかり」の新米を使用し、醸造したプレミアムラガービール。原料となる「ごてんばこしひかり」は、富士山の麓に広がる御殿場市・小山町の標高300~600mの準高冷地帯に、冷涼で昼夜の気温差が大きい気候と、富士山の豊富な伏流水を利用して栽培されている。また、徹底した品質管理のため、年間収穫量も少ないブランド米となる。その高い品質と味わいは全国品評会において数々の受賞歴があり、東京・築地の老舗寿司店で採用されるほどの実力だという。今年収穫された貴重な「ごてんばこしひかり」の中でも、希少価値の高い食味値80点以上の米に与えられる「厳選特A米」を原材料比率17%以上とふんだんに使用。米のうまみを余すことなくビールに表現するため、ホップの香りは控えめにすっきりとした飲み口で、後味に米の甘みを感じつつ上品な香りと、のど越しを楽しむことができるとのこと。350ml缶で、価格375円(税込)。販売は、御殿場高原ビール内売店または、オンラインショップにて。御殿場高原ビール内の地ビールレストラン「グランテーブル」、バイキングレストラン「麦畑」でも提供する。
2015年10月28日NTTぷららとアイキャストは10月21日、スマートテレビサービス「ひかりTV」で、外出先のスマートフォンやタブレットから放送中の番組を視聴できる「どこでもテレビ視聴」機能を提供すると発表した。サービスの開始は10月22日。どこでもテレビ視聴は、現在放送中の番組を、外出先のスマートフォンやタブレットなどでリアルタイム視聴するための機能。これまでひかりTVでは、録画した番組を外出先のスマートフォンやタブレットで視聴することはできたが、放送中の番組のリアルタイム視聴には対応していなかった。どこでも視聴機能を使用するには、ひかりTVの「お値打ちプラン」「テレビおすすめプラン」「ビデオざんまいプラン」「基本放送プラン」のいずれかに加入している必要がある。追加料金は不要だ。。対応しているひかりTV用チューナーは「ST-4100」「ST-3200」「AM900」の3機種。ST-4100は10月22日から、他の2機種では2015年度内に利用可能となる予定だ。スマートフォンやタブレット側で使用する視聴用のアプリは、デジオンの「DiXM Play」。2016年1月には、ひかりTVが提供している視聴用のアプリ「ひかりTVどこでも」も番組のリアルタイム視聴に対応する予定となっている。
2015年10月21日NTTぷららとNTTドコモは、スマートTVサービス「ひかりTV」対応チューナー「ST-3200」において、ドコモの定額制動画配信サービス「dTV」を3日より利用可能にする。これによりどちらのサービスも1台のチューナー機器で視聴できるようになる。「ST-3200」の「dTV」対応は、全国のドコモショップ、量販店などのドコモ取り扱い店舗、ドコモのインフォメーションセンターで「ひかりTV」を契約したユーザー限定となる。すでに、「ST-3200」を利用しているユーザーは、3日17時以降に端末をソフト更新することで利用できるようになる。「ひかりTV」は、NTTぷららが提供する月額定額制のコンテンツ配信サービス。ネットを通じて自宅のテレビやPC、スマートフォン、タブレット端末などで、ドラマや映画、クラウドゲーム、音楽などを楽しめる。利用料金は月額税別1,000円からの4コースが用意されている。「dTV」は、月額税別500円でドコモが提供する月額定額制の動画配信サービス。国内外の映画やドラマなど約12万作品をテレビ、PC、スマートフォン、タブレット端末で視聴できる。ドコモユーザー以外でも利用可能となっている。
2015年09月01日NTTぷららは8月24日、同社が運営する定額音楽配信サービス「ひかりTVミュージック」の再生機能が、8月26日から各メーカーのテレビに搭載されることを発表した。ひかりTVミュージックは、スマートフォンやひかりTV対応チューナーなどで使用できる定額音楽配信サービス。月額980円(税込)で、250万曲以上の楽曲から好きな曲を聴くことができる。2013年3月にサービスをスタートしているが、これまでは、ひかりTVミュージックをテレビで利用するには専用のチューナーが必要だった。今回、再生機能を搭載したテレビにおいて、ネットワークに接続するだけでサービスを利用できるようになる(要フレッツ光、または光コラボレーション事業者が提供する光アクセスサービス)。再生機能が搭載されるテレビは、シャープの4K液晶テレビ「XU30」シリーズ、「US30」シリーズ、「U30」シリーズ、およびLGエレクトロニクス・ジャパンの有機ELテレビ「EG9600」シリーズ、4K液晶テレビ「UF9500」シリーズ、「UF8500」シリーズ、「UF7710」シリーズ、「UF6900」シリーズ。いずれも8月26日からサービスを利用できる。
2015年08月24日NTTぷららは、定額制音楽配信サービス「ひかりTVミュージック」の再生機能を、26日よりLGエレクトロニクスとシャープのテレビに搭載する。利用料金は月額税込み980円。これまで、「ひかりTVミュージック」をテレビで楽しむ場合には、ひかりTV対応チューナーを用意する必要があった。26日からは、再生機能を搭載したテレビにフレッツ光または、光コラボレーション事業者が提供する光アクセスサービスを直接接続することで、利用できるようになる。対応するテレビは以下の通り。LGエレクトロニクス製EG9600シリーズ(65EG9600/55EG9600)UF9500シリーズ(65UF9500/55UF9500)UF8500シリーズ(60UF8500/55UF8500/49UF8500)UF7710シリーズ(55UF7710/49UF7710/43UF7710)UF6900シリーズ(49UF6900/43UF6900)シャープ製XU30ライン(LC-80XU30)US30ライン(LC-60US30/LC-52US30)U30ライン(LC-58U30/LC-55U30/LC-50U30/LC-40U30)「ひかりTVミュージック」は、250万曲以上の楽曲が聴き放題となる定額制音楽配信サービス。アーティスト特集やテーマ特集、年代別などさまざまなプレイリストが用意されている。また、スマートフォン向けの専用アプリをダウンロードすることで、追加料金不要で、外出先でも利用することができるほか、スマートフォンとテレビ間でプレイリストの共有も可能となっている。
2015年08月24日