猫カフェブームから数年。今では全国的に猫カフェが普及しましたが、最近人気をよんでいるのはなんと「うさぎカフェ」。今回は愛らしいうさぎさんたちがいっぱいの、下北沢にあるカフェ「うさぎの絵本」を紹介します。「うさぎの絵本」は、2010年にオープンしたうさぎカフェ。絵本や、うさぎがモチーフのハンドメイド雑貨で飾り付けられていて、店内はまるで童話の中のような空間でした。うさぎさんたちにおやつをあげたり、なでてあげたりしながら過ごします。店内に入ったら靴を脱いで、手を洗います。動物に触れるカフェでは、基本的に手の洗浄を求められるので、スタッフさんの指示通りにゴシゴシと洗います。同カフェは時間制で、ワンドリンクのオーダーが必要です。この日は、新しく加わった生後6週のうさぎさんがいました。好奇心旺盛なうさぎさんたちは、くるくるとよく動きまわります。写真を撮るのも動物カフェの楽しみですが、止まってくれるまで眺めて待ちましょう。なお、目に悪いため、フラッシュの使用は禁止です。この日は、大学生のお客さんがいらしていました。「こんなに小さいうさぎを見たのは初めて」とのことで、鼻を動かしたり、顔を洗うように毛づくろいする姿に大喜びの様子でした。ひとしきりうさぎたちとの時間を過ごしたら、カフェのスイーツを楽しみましょう。うさぎがモチーフになっているなど、見た目にも楽しいさまざまなスイーツが用意されています。飾られている絵本を見て過ごすのもいいですね。同店ではうさぎさんを抱っこすることはできませんが、ブランケットを膝に乗せるとうさぎさんがその上に登ろうとしてくれます。動物たちは、大きな音や早く動くものが苦手なので、静かにしていると自然と来てくれます。小さなぬくもりに、心が癒やされました。カフェにはうさぎが好きな人たちが集まるので、お客さん同士の交流の場としても楽しむことができます。また、動物病院の先生をお招きし、うさぎについての勉強会も開催しているため、うさぎ好きの輪を広げることもできます。■店舗情報店名:うさぎの絵本場所:東京都世田谷区北沢3-30-1 Kビル2F営業時間:13:00から18:00、月、木曜休(祝日を除く)ご入室料金:お一人さま150円(30分ごと)、ワンドリンクオーダー制うさぎカフェは全国的に増加中。これからうさぎと暮らしたい方も、うさぎと触れあいたい方も、ぜひ遊びにお出掛けください!<著者プロフィール>一色千里ハンドメイドや動物、街歩きや旅をテーマに撮影と執筆を手がける。著書に「東京手づくり市マップ」「東京ねこ街案内」(角川グループパブリッシング刊)などがある。新著「カワイイ動物カフェへようこそ!」が日本工業新聞社より2012年11月2日に発売!猫情報を配信するちまたの猫暮らしを運営するほか、物語で街と人をつなぐ「本のカケラ」など街イベントも積極的に企画。ホームページ、ツイッターも運営中。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月13日猫カフェからブームを発した「動物カフェ」に、最近また注目が集まっている。年々バリエーションが増え、うさぎカフェ、爬虫(はちゅう)類カフェ、ヤギカフェと、もはや動物園顔負け。その中でもひときわ注目を集めているのが「猛きん類カフェ」だ。いつもタカやフクロウなどの猛きん類がお店にいて眺められ、自宅で飼いたいと思えば購入して"猛きん類オーナー"になることもできる。「そもそも、タカやフクロウって普通に飼えるの?」「お茶を飲んでいて、あのハンターのような目ににらまれたりしないの?」 ――思わず、そんな疑問や不安が湧く。しかし、まずは鷹匠(たかじょう)(たかじょう)がマスターを務めるという東京都三鷹の「鷹匠(たかじょう)茶屋」を訪ねてみよう!■ 入るなり、かわいいフクロウと目が合う~「猛きん類同伴フリー」の店内お店の窓の向こうには、小屋のようなスペースに、タカらしき鳥が何羽か見えた。胸を高鳴らせてお店に入ると、5、6 人のお客さんたちの輪の中に1羽のフクロウが!「ちょうどいいときに来ましたね」とマスターの佐々木薫さん。通常、猛きん類はカフェに隣接したスペースで休んでいるのだが、このカフェには猛きん類オーナーたちが毎日のように集まるため、運が良ければ彼らが連れてきた猛きん類をすぐ近くで見ることもできる。常連さんが飼っているメンフクロウ。置物のようにじっとしているが、ときどき首をキョロキョロと動かすしぐさが何とも可愛い。「さわってもいいですよ」と言われ、恐る恐る羽毛にふれる。想像以上にフワフワで軽い感触! ビー玉のような目を少し伏せて空(くう)を見つめる様子はまるで瞑想(めいそう)にふけっているよう。フクロウやタカはよく物語の中で魔法使いの肩に乗って登場するなど、昔から、どこか神秘的なイメージがある。実際には間近で見たことがないという人も多く、希少性もあってか、猛きん類ファンに限らず遠くから足を運ぶ人が絶えない。週末ともなると、15 人ほどの席はいっぱいになるのだとか。■いざ、カフェ隣接の猛禽(もうきん)小屋へ~近くから写真を撮るときには興奮!カフェ席の隣には猛きん類専用のスペースがあり、時間帯によっては中に入って入り口付近から写真を撮ることもできる(餌付け、音だし、フラッシュ撮影などは不可)。気になる餌は、うずらの肉。お店にいる猛きん類は、動くものを食べるようにはしつけられていないので、生き物を狙うことはない。「毎日散歩する必要がないので、実は都会でも飼いやすいんですよ」と佐々木さん。ただし寿命が20~30 年と長いため、飼うときはパートナーとして人生とともにする覚悟は必要だそう。■鷹匠(たかじょう)のマスターに聞く~猛きん類好きは女性が多い?マスターの佐々木さんがタカの魅力に夢中になったのは小学生のとき。コツコツとおこづかいをためてタカを手に入れ、鷹匠(たかじょう)になるために遠方に住む師匠のもとに2年通いつめたという生粋のタカ好きだ。羽を閉じて行儀よく手にのっているのは、お店の看板娘でもあるハリスホークのネテルちゃん(メス・10 歳)。佐々木さんの合図で瞬時に羽を広げたりする様子から、細やかに訓練されているのが分かる。呼吸ぴったりで、まさに"パートナー"という雰囲気。――タカを連れて、散歩したりもするんですか?「ええ、しますよ。拳にのせて野外を歩き回ることを鷹匠(たかじょう)の言葉では『据え回し』と言うんですけどね」(佐々木さん)余り広く知られていないが、鷹匠(たかじょう)の技術は、日本古代から受け継がれてきた由緒ある文化。日本ではすでに貴重な存在である鷹匠(たかじょう)その人自身から、タカにまつわる話を聞けるのも嬉しい。――「猛きん類ファンには女性が多い」といううわさを聞きますが、本当でしょうか?「確かに女性の方が多いですね。7~8 割といったところでしょうか。猛きん類を飼いたいけど、すぐ購入するのはちょっと敷居が高いと思っているお客さんや、純粋にタカやフクロウを間近で見たいというお客さんにも、気軽に来ていただきたいですね」(佐々木さん)猛きん類は、凛々(りり)しくもどこかユーモラスで愛くるしい。その様子が女性たちの母性本能をくすぐるのかもしれない。日常にワクワク感が不足している人は、都会の喧騒を少し離れて、このカフェにいるすてきなハンターたちに会いに行ってみてほしい。鷹匠(たかじょう)茶屋(東京・三鷹)メニューは「カフェオレ」500 円などのドリンクのほか、「みみずくのチーズトースト」450円、「ハリスカレー」(スープカレー)800 円などフードメニューもある(スナメリ舎)
2012年11月13日■コーニッシュレックスの歴史全身を覆うカーリーヘアが特徴的なコーニッシュレックスは、イギリスを原産国とする猫種です。「レックス(Rex)」は、この猫によく似た被毛を持つ、突然変異種の巻き毛のウサギ「アストレックス・ラビット」に由来します。1950年、英コーンウォール州の農家で飼われていた短毛の猫が、全身の被毛がカールした突然変異の雄猫を産みました。「カリバンカー」と名付けられたその猫を、成長したのちに母猫と再交配させたところ、再び何匹かの縮れ毛の猫が産まれました。その後、カリバンカーの子どもたちはイギリスで、バーミーズやブリティッシュショートヘアなどの猫と交配されます。1957年にその子孫がアメリカに渡ってからは、シャムやオリエンタルショートヘアとの交配が行われます。ドイツでも同様の突然変異種が確認され、アメリカでの交配に用いられたと伝えられています。品種として確立され、1967年に公認されています。コーニッシュレックスの被毛は劣性遺伝であり、両親がこの遺伝子を持っていなければ、被毛のカールした猫は生まれません。優美で洗練されたフォームと、ユニークなカーリーヘアを持つコーニッシュレックスは、いまやキャットショーでも人気の猫種となっています。■コーニッシュレックスの特徴と性格コーニッシュレックスの最大の特徴は、頭から爪先までくるくるとカールしたその被毛にあります。短い巻き毛が密集した被毛は「ビロードのよう」とも称されるほどになめらかで、手触り抜群です。体形は細身で、小さな顔に大きな耳を持ち、“ローマンノーズ”と呼ばれる貴族的な高い鼻が特徴です。四肢は細く長く、ボディーはよく引き締まり筋肉質です。性格は大胆で行動的。好奇心旺盛で、人間が大好きな猫です。頭も良く、あまり人見知りをしないので、すぐに飼い主になつきます。■飼うなら…運動量は多い方です。十分に遊べるスペースを確保しましょう。年を重ねると代謝が落ち太りやすくなりますので、スリムな体形を維持するために適切な量の食事を与えましょう。被毛にはカバーコートがなく量も少ないため、寒さに弱く、室温の管理は必須です。また被毛は細く切れやすいため、強いブラッシングは避けましょう。軽いグルーミングで十分です。寂しがりやでもありますので、親密なスキンシップを心掛けてあげてください。■画像提供元ペットショップ「COO&RIKU」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月03日エンターテインメント事業を推進する「リンクアップ」のグループ会社「インフィニア」が運営する、秋葉原のメイドカフェ「@ほぉ~むカフェ(あっとほぉ~むカフェ)」は、ファッションデザイナー丸山敬太氏デザインの新衣装着用を、11月1日より全店舗で開始すると発表した。同衣装は、同店のイメージカラーである「優しいブラウンとピンク」をベースに、メイド服に感じるファンタジー感を、エプロンのフリルやリボン、自由にデコができるハート形のカチューシャなどに盛りこんでいる。また、シルエットにもこだわり「絶対領域」(ボトムスとソックスの間から微妙にのぞく素肌の部分)をキープしているという。デザインを手がけた丸山敬太氏は、パリコレなどで実績を持つファッションデザイナー。フラワーやドラゴンをモチーフにした刺しゅうなど、繊細な手仕事に定評がある。同社では、「一流ファッションデザイナーとのコラボによる『AKIHABARA』と『FASHION』の融合、そして新しいジャパンカルチャーの一端を見てほしい」と考えているとのこと。なお、2005年には同店のメイドから広がった「萌え」という言葉が、ユーキャン流行語大賞を受賞。2012年には、サイバーエージェント社が運営する仮想空間「アメーバピグ」への仮想店舗の出店、およびプロデュースアイテムの販売など、同店はメイドカフェの枠にとらわれない活動を展開している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月01日前編では、吉祥寺にある猫カフェ「きゃりこ」の猫たちをご紹介した。後編では、前編でご紹介できなかった猫たちを紹介したい。赤い服を着て窓辺でくつろいでいるのは、アビシニアンという種類の女の子で、名前はアリスちゃん。ブルーの淡い毛色が美しく、大きな耳が特徴だ。運動量がかなりあるそうで、「どう猛なハンター」の異名も持つアリスちゃん。この日は寝起きだったためか、とてもゆったりとした動作だった。そっとおでこをなでてみると、とても気持ちよさそうな顔をしてくれた。大きな窓から見える空を見上げているのは、ラガマフィンという種類の女の子・プラムちゃんだ。まるでライオンの赤ちゃんのような見た目で、ふわふわの毛が特徴的である。失礼して下から撮影してみた。かわいいマズル(口元)の下には、ふさふさの胸毛が。少し大きめの猫ちゃんだが、狭いところに挟まるのが大好きだそうだ。ここでとても短い足の猫ちゃんが登場。マンチカンという種類の女の子で、名前はポコちゃん。この種類の猫の中には、短足の特徴がでない猫もいるが、ポコちゃんは見事にマンチカンらしい足を持っていた。短い足でヨチヨチと歩く愛らしい姿に、たくさんのお客さんが魅了されるという。足が短いため、高いところに登るのが苦手だそうだ。子猫のような足取りで店内を歩くポコちゃん。体全体を使って懸命にヨチヨチ歩く姿は、なんとなくペンギンの歩き方を連想させる。こちらへトコトコと歩いてきたのは、アメリカンショートヘアの桃ちゃんだ。アメリカンショートヘアーといえば、グレーと黒の色が一般的であるが、桃ちゃんは「カメオタビー」という珍しい毛色を持つ。シャイでおとなしい性格の女の子だという。オーソドックスな色合いのアメリカンショートヘアーもいた。祭ちゃんという女の子。ひな祭りの日にやってきたので、この名前になったという。とても面倒見の良い性格で、猫カフェのボス的な存在だそうだ。ここで息を飲むほどの美猫が登場。ノルウェージャンフォーレストキャットという種類で、名前は「みかん」ちゃんだ。ふわふわの毛並みが特徴で、特に胸のあたりの毛がかなりモフモフしている。丁寧にブラッシングされているらしく、滑らかな手触りの毛並みだった。一見、このみかんちゃんかと見間違える猫もいた。名前はよつば君。マンチカンという種類の男の子だ。みかんちゃんとは違い、顔の白い部分が少し少ないのが特徴。マンチカンという種類のため、とても短い足をしている。座ってしまうと、足がほとんど毛に隠れてしまうほどだった。悠然とこちらに歩いてくるのは、ノルウェージャンフォーレストキャットという種類のショコラちゃん。2月14日のバレンタイン生まれであることが名前の由来だという。足の先が白く、まるで靴下を履いているかのような前足をしていた。豊かなたてがみを持ち、その白さが目にまぶしい。「触ってもいいですか?」と許可をとり、そーっとおでこを触ってみる。下を向いてゴロゴロと喉を鳴らす姿は、威厳あふれる見た目に反してまるで子猫のようだった。店内には猫のグッズがたくさん置いてある。猫のクッションやぬいぐるみなど。お客さんからプレゼントされることもあるという。猫と遊ぶためのおもちゃも用意されている。中には少しほつれているものもあり、猫たちが元気いっぱい遊んでもらっているのがよくわかる。■店名猫カフェきゃりこ■住所東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-7雪ビル4F■営業時間10:00~22:00(ラストオーダー21:15)■料金平日は1時間1,000円、土日祝は1時間1,200円■ウェブサイトこちらから■備考入店は小学校5年生から【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月27日JR吉祥寺駅から徒歩で2分歩くと、猫の写真だらけのにぎやかな看板が見えてくる。吉祥寺にある猫カフェ「きゃりこ」。連載一回目で紹介した新宿の猫カフェの姉妹店だ。手を洗い、店内に入る。かなり広々としており、猫と思い切り遊ぶことができそうだ。漫画の種類も豊富で、ゆったりと過ごすことができる。店内にある木箱の中に、中型の猫がいた。エキゾチックショートヘアという種類の女の子で、まるこちゃんという。美しいブルーの毛色を持っているため、同じ毛色であるロシアンブルーという猫に間違えられることも。少々気が弱い性格で、おとなしい女の子だという。店内には大きなキャットタワーが設置され、ふと見てみるとドームの中で猫がくつろいでいた。スコティッシュフォールドという種類の女の子で、名前はちょこちゃん。スコティッシュらしい折れた小さな耳が特徴だ。名前の由来を聞いてみると、バレンタインデーにやってきたので、「ちょこ」と命名されたという。いつもはよく寝ているそうだが、この日は運のいいことに起きている姿を見ることができた。足元にものすごくモフモフな猫がやってきた。ペルシャ猫の玉子ちゃんで、読み方は「たまこ」だという。ペルシャらしい鼻ぺちゃの顔が愛らしく、そっと触れてみると絹のような極上の手触りだった。ソファでくつろいでいるのは、セルカークレックスという種類の「れんにゅう」ちゃん。珍しい種類の猫で、最大の特徴は「巻き毛」。天然パーマのように美しいウエーブのかかった毛を持ち、触れてみると羊のようなモコモコとしたさわり心地だ。吉祥寺店では一番年下の猫ちゃん。末っ子ならではの甘えん坊な性格だそうだ。お鼻をツンと触ってみると、キョトンという顔をされた。しばらく猫をめでていると、じーっとこちらを見つめてくる猫がいた。名前はくるみちゃん。アメリカンカールという種類の女の子だ。その名の通り、耳がくるんとカールしているのが特徴。上から見ると、耳が後ろにぺたっと倒れているのがわかる。お座りをしてしっぽをくるんと巻きつけているのは、おせちちゃんという猫。ロシアンブルーという種類の女の子だ。名前の由来は、1月1日生まれだからとのこと。グリーンの瞳が美しい猫ちゃんだ。舌をしまい忘れてボーっとしているのは、ララちゃんという猫。ラグドールという種類で、とても温和な女の子だそうだ。猫が苦手とするシャンプーやドライヤーにもものおじすることなく、おとなしくじっとしているという。顔を近づけてお腹のにおいをかいでみると、日なたぼっこをしていたのか、太陽の優しいにおいがした。店内には大きな鍋がおいてあり、猫が中でくつろいでいた。ラガマフィンという種類の男の子で、名前はライム君だそうだ。温泉につかっているおじさんのようなポーズで、鍋に入っているライム君。とても賢い子で、「お手」をすることができるそうだ。この日は気が乗らなかったのか、残念ながら「お手」をしてもらうことはできなかった。仕方なく鍋の外に出ている小さな手に触れて、「お手」のまね事をしてみる。柔らかくて温かな肉球が最高だった。顔がものすごくかわいい猫がこちらを見ていた。メインクーンという種類の猫で、名前はミミちゃん。あまりに整った顔つきに驚かされる。メインクーンは猫の種類の中では大型種に分類されるが、女の子であるためか、ミミちゃんはずいぶんと小柄だった。両足の先が白くなっており、靴下を履いているように見える。店内には、真っ白な猫もいた。スコティッシュフォールドの女の子で、名前はチロルちゃん。折れた耳が特徴で、ムチムチのボディーのため、丸まって眠るとお餅のようにも見えた。「白い悪魔」という異名を持つほどのワガママなお姫様だそうだ。おすましポーズをきめているのは、りんちゃんというソマリの女の子。フォーンという毛色だそうで、光の加減で色合いが変化し、とても美しかった。「りんちゃん」と声をかけてみると、「にゃー」と返事をしてくれる。鈴を転がしたような透き通った声で、耳にとてもここちよい。じーっと上目使いで見上げているのは、エジプシャンマウという珍しい種類の女の子。名前はいちごちゃん。甘えん坊な性格だそうで、よくほかの猫ちゃんにくっついているという。しばらくカメラを見つめていたが、飽きたのかせっせと毛づくろいを始めた。■店名猫カフェきゃりこ■住所東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-7雪ビル4F■営業時間10:00~22:00(ラストオーダー21:15)■料金平日は1時間1,000円、土日祝は1時間1,200円■ウェブサイトこちらから■備考入店は小学校5年生から次回は、猫カフェ「きゃりこ」吉祥寺店レポートの後編をお送りします。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月20日■オリエンタルショートヘアの歴史オリエンタルショートヘアは、イギリスを原産とする猫種。1950年代のイギリス国内で、土着の白猫とシャム猫を交配させ、顔や耳などの色が濃くならない真っ白なシャム猫を作り出そうという動きがありました。その結果、ブルーアイと白い被毛を持つ猫が誕生します。この猫を繁殖させるために、白色の優性遺伝子を持つ白猫との交配が続けられましたが、この遺伝子は白色の裏にさまざまな毛色や模様を発現させる遺伝子だったため、被毛にはグレーやブラウンなどの色が現れます。白いシャム猫を作ろうとして偶然誕生したこの猫種は、オリエンタルショートヘアーと名づけられ、その後熱心なブリーダーたちの手によって1977年に米国で公認されることとなります。なお、オリエンタルショートヘアーの猫でロングヘアを持つものは、シャムに長毛の遺伝子が紛れ込んで誕生した突然変異種ですが、現在は「オリエンタルロングヘア」として別個に分類されています。■オリエンタルショートヘアの特徴と性格「猫の理想形」とも言われるシャムの血統を受け継ぎ、細く長い四肢とスリムなボディーを持っています。逆三角形の小さな顔と大きな耳、やや釣り気味のアーモンド型の青い目が神秘的な雰囲気をかもしだします。いかにも猫らしい、気まぐれで甘えん坊な性格です。ちょっとやきもち焼きでスキンシップが大好き。個体によっては若干神経質な面も見られ、かまってあげないとすねてしまうこともあります。大きな声で甘えてきますので、たっぷりの愛情を注いであげましょう。■飼うなら…飼い主の膝にのぼったり、人間同士の会話に大きな声で参加するなど、とにかく人が大好きな猫です。長時間ひとりでいることが苦手なので、親密なスキンシップが必要です。長命で健康的な猫です。やや早熟ですので、獣医師と相談の上、避妊手術は早めに行う方が良いかもしれません。ブラッシングは日に1、2回で十分。やや寒さに弱いので、温度管理に注意する必要があります。■画像提供元ペットショップ「COO&RIKU」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日■エジプシャン・マウの歴史エジプシャン・マウは、エジプト産の家猫を元に、アメリカで品種改良された猫種です。「マウ」はエジプト語で猫を意味します。一般にはエジプト原産とされますが、品種として正式に確立したのがアメリカであるため、原産国をアメリカと記す場合もあるようです。紀元前1400年頃のエジプトで飼われていた猫が、そのルーツと言われています。古代エジプトの壁画には、アビシニアン同様、この種と思われる猫の姿が描かれており、ミイラも発掘されています。1953年、エジプトのカイロからイタリアへ、スポット模様を持った土着の猫が取り寄せられました。この猫とイタリアの猫とを交配させ生まれた子猫たちは、1956年にアメリカへと渡ります。そして子猫たちの品格のあるかわいらしさは、すぐに愛猫家たちの大きな関心を集めるところとなります。その後、古代エジプトの壁画に残された細身の体形にアーモンド型の目、細かいスポット模様を持った猫の特徴を参考に、計画的に繁殖・改良を施し、今日のエジプシャン・マウが誕生しました。1977年に公認されています。■エジプシャン・マウの特徴と性格野性味を感じさせるスポッテッド・タビー(斑点)としなやかな肢体を持った、とても優美で美しい猫です。エジプシャンマウのスポットは、猫種の中で唯一、自然発生で生まれたものです。被毛は短く、毛色はシルバー、ブロンズ、スモークの3色。黒色の斑点模様が特徴です。目色はライトグリーン。よく発達した筋肉を持ち、走る速度は50km/hとすべての猫種の中で最速を誇ります。額には、エジプトに生息する甲虫(こうちゅう)のスカラベに似た模様「スカラベ・マーク」があり、アーモンド型のアイラインや大きな耳が、古代エジプトの神秘を感じさせます。その野性的なルックスとは裏腹に、性格は大変優しく、飼い主に従順です。おとなしく、人見知りで、やや神経質で臆病な一面もあります。とても賢く、静かな環境を好みます。■飼うなら…穏やかな性質で飼いやすい猫ですが、遊び好きで運動量は多めですので、ストレスがたまらないよう、遊び相手になってあげましょう。騒々しい環境を嫌いますので、大きな物音などで驚かさないよう配慮が必要です。美しいスポットの維持のためにも、1日1、2回のブラッシングを心掛けましょう。■画像提供元ペットショップ「COO&RIKU」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月10日町田の駅から徒歩2分程度で到着できる猫喫茶。店名は「ねこのみせ」。大きな看板が目印で、ガラス張りのため外から店内を見ることもできる。たて看板も実に魅力的。かわいらしい猫たちの写真が満載だ。店内にはいると、まず目に入るのが雑貨がたくさん飾られたレジ。猫グッズが満載で心をくすぐられる。入店して最初にすることは手の洗浄だ。猫たちに触れるには、しっかり消毒する必要がある。靴を脱いで入店しようとすると、早速足元に猫が寄ってきた。「うきゴルバチョフ」ちゃんという名前の猫で、由来を聞いてみると「雑種なのにロシアンブルーに見えるので、ロシアだからゴルバチョフ」とのこと。店内にはたくさんのコミックが並ぶ。かなりの冊数で、お客さんも猫をめでながらまったりと読書を楽しんでいた。どんなコミックがあるのか見ていると、上から視線を感じる。どうやって登ったのか、本棚の上には猫がいた。小梅ちゃんという猫で、お店の人いわく、「ブサイクな声だが、なでてみると愛嬌(あいきょう)のある」猫だという。しかしこの高さではなでることができない。ふと足元からも視線を感じる。じーっとこちらを見つめているのは、短い足がチャームポイントのポルテちゃんという猫。小さく折れた耳がお客さんに大人気だそうだ。額から後頭部にかけてこんがりと焼き色がついている。「なでてもいいですか」と声をかけると、あごを出したので恐る恐る触ってみる。しかし全く動じない猫ちゃんだった。机の下にもぐりこんでいる猫がいた。かわいいデニムの洋服を着ているのは、にしんちゃんという名前の猫だ。天使のようにかわいい鳴き声をしているといううわさだが、この日はお昼ねモードだったのか、残念ながら声を聞くことはできなかった。そしてキャリーケースと思わしき箱の中に、大きな毛玉が入っていた。中で眠っているのはシャルロッテちゃんという猫。寝ているのかと思いきや、青い目でこちらをちらりと見ている。名前のとおり気高い高貴な性格らしい。顔が見たかったので、しばらくそばで静かに見つめていると、むくりと起き上がってくれた。庶民には優しい猫ちゃんのようだ。お店の中には大きなキャットタワーがあり、頂上にふかふかのベッドがついている。ベッドの色に同化してしまってわかりづらいが、猫が寝ていた。中でリラックスしているのは水雲(みくも)ちゃん。マズル(口のあたり)があまりにかわいかったので、下からのアングルで写真を一枚撮らせていただいた。人さし指でそーっと触ると、あごのお肉がタプタプでとても心地が良い。足元に寄ってきたのは、あがりちゃんという猫。お店の人に「キャバ嬢」というあだ名をつけられるほど、愛想のいい猫ちゃんだ。柄は見事なサビ柄で、サビ猫には珍しく黒い部分が多い子だ。店員さんに抱っこされても大人しく、真正面から見てみると顔の模様がちょうど真ん中で別れていた。とても不機嫌そうな目つきでこちらを見つめているのは、よつばちゃんという名前の猫。子猫のときからずっとお店で育てられている子で、そのためかとても人懐っこい性格だという。かわいかったので顔を近づけてみると、よつばちゃんの鼻の穴から「フーッ」と息を吹きかけられてしまった。ため息だとしたら少々申し訳ない。お客さんのそばで、ソファにうずもれながらくつろいでいたのは、小夏ちゃんという猫。どこか達観した目つきが特徴で、お客さんの膝の上に乗ってくることが多い子だという。あくびをしながらボーっと座っているのは、エレクトラちゃんという猫。王道なかわいらしさを持つため、お客さんにも人気の子だった。あくびをしたときの、ちらりとのぞいたピンクの舌にドキッとさせられる猫ちゃんだ。真っ黒で体格の良い猫ちゃんが床でゴロリと寝そべっていた。名前はヴィクトリカちゃんで、目の上の毛が少しだけ薄いのが特徴だ。メス猫が大好きな性格だという。ビー玉のような青く澄んだ瞳の、白玉ちゃんという猫が登場した。右手でヒラヒラとおもちゃを振ると、小さな顔も釣られて左右に動く。普段はとてもおだやかな性格の子だが、おやつを目にすると途端に魔獣のように襲ってくるという。元気いっぱいの猫ちゃんだそうだ。店内には、お客さん用のノートパソコンが置いてあった。「ご自由にご利用ください」と書いてあるが、使うことができない。なぜならば、パソコンの上に猫が乗っているからだ。どことなくドヤ顔でパソコンの上に鎮座しているのは、ポッキーちゃんという名前の猫だ。店員さんによると、ポッキーちゃんの趣味は「味見」だそうだ。おやつの味見なのかと思いきや、人の腕をなめるのが大好きなのだという。フンフンと荒い息を吹きかけられたかと思うと、一心不乱に左腕をなめられた。犬とは異なり、猫の舌にはザラザラとしたヤスリのような突起がついている。いかに小さな猫の舌とはいえ、長時間なめられるとくすぐったいというよりも、少々痛い。しかし、プニプニの肉球で腕を押さえ込まれてしまっては逃げようがない。よく見てみると、ポッキーちゃんの足は先だけが白く、遠目から見てみるとまるで靴下を履いているかのようだ。このかわいい手に押さえこまれ、およそ15分間、腕をなめられ続けた。腕は少々痛かったが、とても幸せな15分間だった。お店のドリンクメニューは、種類がとても豊富だ。手作りシロップをふんだんに使ったジンジャーエールや、香ばしい梅昆布茶、ヴァンホーテンココアなどが人気だという。また、お店のテーブルの上には「ひとことのこしノート」なるものが置いてあった。お客さんが気軽に書き込める自由帳だ。手にとって開いてみると、店の猫ちゃんたちのイラストや、温かいメッセージがたくさん書き込まれていた。お客さんたちに愛されている猫カフェだということが伝わってくるノートだった。そして、店内には猫ちゃんたちと思い切り遊ぶことができるよう、大量の猫用おもちゃが用意されている。種類もかなり豊富で、珍しいおもちゃも見受けられた。ぬいぐるみなども用意されており、軽く投げてあげると猫たちがじゃれてくれた。また、キノコの形をした猫用ハウスは、お客さんからのプレゼントだそうで、お店の猫ちゃんたちがいかに愛されているかがよくわかる。■店名 猫喫茶ねこのみせ■住所東京都町田市原町田1-2-9-202■営業時間12:00~22:00(火曜日定休)■料金10分150円から。2時間パックは1,500円。(入店は中学生から)■ホームページはこちらから【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月02日前編では、新宿にある猫カフェ「きゃりこ」の猫たちをご紹介した。後編では、前編でご紹介できなかった猫たち(特に大型種)を紹介したい。床で上手にお座りしていたのは、アビシニアンという種類の「ナッツ」君。アビシニアンは、エチオピア原産の猫で、美しいアーモンド形の目が特徴だ。「ナッツ」君は、運動神経が抜群の男の子で、少し興奮すると他の猫ちゃんを追いかけて遊びに誘ったりするという。キャットタワーの上でぼーっとしていたのは、エジプシャン・マウの女の子、「えのき」ちゃんだ。エジプト原産の種類で、美しいスポットの模様が人気だという。ちなみに、「マウ」とはエジプト語で「猫」という意味だそうだ。「えのき」ちゃんは警戒心のない子だそうで、おなかがすくと、ご飯をほしがってウロウロと歩くという。スッキリした顔立ちのわりに、ポコンと少しだけでたおなかがチャームポイントだ。ふとソファに視線を移すと、毛づくろい中の猫と目が合う。ラガマフィンの「ラム」ちゃんという女の子だ。見事な八割れの模様を持っており、フサフサの胸毛はまるでライオンのたてがみのようにも見える。夜になると、同じラガマフィンの猫ちゃんとの追いかけっこをして遊ぶそうだ。猫らしいポーズをきめているのは、短い足で有名なマンチカンの「陸」君。マンチカンなのに足が長いのが特徴的だ。控えめな性格で、なでられるのが大好きだとか。しゃがんで「こんにちは」とあいさつをしてみると、なぜかペロリと舌を出した。キョトンとした表情が愛らしい。この「陸」君の兄弟である「空」君が、カーペットの上でくつろいでいた。マンチカンの男の子で、「陸」君とは違って足がとても短い。しかし、この短い足でも、他の猫と同じように高いところに難なく登ることができるという。「陸」君と同じく控えめな性格で、少し気が弱いところがあるそうだ。おもちゃに埋もれながら上目使いをしているのは、シンガプーラという種類の女の子、「しじみ」ちゃんだ。シンガプーラとは、シンガポール原産のかなり小さい猫で、大きくても体重は2.7キロほどにしかならないという。「しじみ」ちゃんはとても甘えん坊な性格だそうで、他の猫ちゃんとくっついていることが多いという。ちなみに、兄弟の名前は「あさり」君だそうだ。まん丸なお顔でこちらを見ているのは、「ちょろ」ちゃん。アメリカンショートヘアにしては珍しい毛色で、サビ柄にも似た毛並みが美しい女の子だ。他の猫ちゃんととても仲が良く、じゃれて遊ぶのが大好きだそうだ。少し不機嫌そうなじと目の猫ちゃんがいた。アメリカンショートヘアの「みこし」ちゃんだ。胸のあたりをかいてもらうのが大好きな女の子で、元気いっぱいに日々を過ごしているという。12月25日生まれなので、「三太」君という名前のこの男の子。マンチカンという種類で、とても気が弱く優しい性格の猫ちゃんだそうだ。真っ黒でツヤツヤの毛波がすばらしかったが、カメラが自動的に「夜景モード」に切り替わってしまって撮影が難しい猫ちゃんだった。カメラを持つ腕にすり寄ってきたのは、こんがりとした額の猫ちゃん。アビシニアンの女の子で名前は「小麦」ちゃんだ。とても小柄で運動神経が良く、人間の肩にも簡単に登ってしまうという。カメラが珍しかったのか、大きな目でしばらくじっと見つめていた。そして、猫カフェ「きゃりこ」の猫たちの中でも特に人気の高い子が登場した。メインクーンという大型種の男の子、「ヒュウガ」君だ。マイペースな性格で、一人で遊ぶことも多いという。真正面から見てみるととても威厳のある顔つきだが、横から見てみると途端にベビーフェイスになる。しばらくおなかの毛づくろいをしていたが、終わった後に舌をしまい忘れているなど、少しおちゃめなシーンも見ることができた。この「ヒュウガ」君と同じ種類の男の子、「タイガ」君も人気が高いという。小型のライオンかと思えるほど威風堂々とした容姿を持っており、体重は猫カフェ「きゃりこ」の中で一番重いという。その大きさは比べてみると一目瞭然。しっぽもかなり太く、大型種ならではのものだ。この猫カフェには、ほかにも大型種がいる。ノルウェージャンフォレストキャットという種類の男の子で、名前は「はるまき」君というそうだ。おやつをもらった後はよく床で動かなくなっているという。毛色と同じゴールドの瞳が、まるで琥珀のようでとても美しかった。「こんにちは」と声をかけてみると、ゴロリと横になった「はるまき」君。起こさないようにそーっとおなかを触ってみる。あたたかくて柔らかく、ふわふわのおなかが最高だった。店内は、猫たちと気持ちよく触れ合えるようかなり広々とした造りになっている。小さなテーブルと、ふかふかのソファがあり、お客さんが移動しやすい配置となっている。猫じゃらしも種類は豊富で、自由に使うことができる。お店の人気メニューは、「フォンダンショコラケーキ」で、お値段は300円。アイスカフェラテ(200円)と共に注文するお客さんも多いとのこと。ショコラの中には、トロリとしたチョコレートソースがたっぷりと練りこまれており、ほろ苦いビターの味を楽しむことができる。また、クリームチーズケーキ、エビのトマトクリームパスタ、ふわとろ玉子のオムライスなども人気のメニュー。猫をめでながら、おいしいランチでおなかを満たすことができるという。食事スペースは猫と遊ぶスペースと完全に隔離されており、広々としたカウンターから、ガラス越しに猫を見ることができる。飲食スペースには、猫がいないかわりに、たくさんの猫グッズがあった。お店の猫たちの写真も多く、猫好きにはたまらない空間だ。猫カフェ「きゃりこ」の客層は実に幅広く、学生さんからお年を召した方まで訪れるという。お店の人にコンセプトを尋ねてみると、「何かのついでにぶらりと立ち寄れるカフェ」だという。「買い物や映画など、帰りがけに気軽に訪ねて、猫たちと触れあっていただきたい」と店員さんは語った。■店名猫カフェきゃりこ新宿店■住所新宿区歌舞伎町1-16-2富士ビルディング5階と6階■営業時間10:00~22:00(ラストオーダー21:15 年中無休)■料金平日1時間1,000円土日祝1時間1,200円。10分ごとに150円の延長料金がかかるとのこと。※入店は中学生以上から。詳細は同店ウェブサイトから。東京都町田市の猫カフェ「ねこのみせ」の取材レポートをお送りします。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月08日フェリシモが運営する「フェリシモ猫部(ねこぶ)」は、「なりきりにゃんこ猫耳もふもふヘアターバンの会」を販売中。「なりきりにゃんこ猫耳もふもふヘアターバンの会」は、前髪を上げておきたいときや、毎日の洗顔にもぴったりのヘアターバン。もふもふのヘアや、耳の内側のピンクが猫好きにはたまらないかわいさで、大人気となっている。サイズは、幅約8cm、横約23cm(耳除く)。デザインは6柄展開。また同品には「フェリシモの猫基金」がついており、価格の900円のうち、3%の27円は同基金として運用される。集められた基金は、国内のさまざまな団体で動物の里親探し活動、野良猫の過剰繁殖の防止活動、災害時の動物保護活動などの支援に使われる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日日暮里駅から徒歩10分。谷中銀座と呼ばれる猫だらけの商店街をぶらりと歩く。白猫やトラ猫など、いろんな種類の猫が気持ちよさそうに寝ていた。街の人たちが世話をしているらしく、どの猫もぽっちゃりと太っていた。商店街を抜けると、三浦坂という小さな坂に、猫の雑貨がたくさん置かれた和風なお店が見えてくる。猫カフェ「ねんねこ家」だ。中の和室に通されると、店長の「サンキチ」さんがあいさつに来てくれた。グリーンの瞳がきれいなキジトラの猫だ。「写真を撮ってもいいですか?」と店長に聞いてみると、畳の上にリラックスした様子でお座りをした。どうやら撮影の許可が下りたようだ。「ねんねこ家」一押しのメニューは「ニャン・カレーセット」(価格は1,500円)。かわいらしい猫の形のご飯に、スパイスの利いた辛口のカレーを楽しめる一品。デザートにはぷにぷにの白玉肉球が出され、食べるのをためらうほどのかわいらしさだ。カレーセット以外にも、和菓子などが充実しており、かわいらしい肉球の形をした「ねんねこクッキー」(800円)や、猫がお座りしている「招福猫最中」(800円)、猫のおまんじゅうとお抹茶がついてくる「笑福猫饅頭セット」(800円)や、すべてのメニューのお菓子を楽しめる「全部セット」(1,000円)などが人気とのこと。店内には多くの猫雑貨がある。猫の鍋しき、猫のちょうちん、猫のうちわ、猫のマドラーなどなど。猫好きにはたまらない空間だ。雑貨をめでていると新顔が登場。経理担当の「たくや」君だそうだ。レジの前にいることが多く、レジ打ち用のイスをたくや君にとられてしまい、人間の店員さんが立っていることもしばしばあるという。とても人慣れしている猫らしく、そっと手を差し出すとすりすりと頬ずりをしてくれた。「ねんねこ家」には、会長秘書の千代子ちゃんや、外回りの営業担当のチョビ君など、合計6名の猫店員がいるが、フレックスな自由シフト制であるためいつどの猫に会えるかは運次第。自由に猫が行き来する「ねんねこ家」。おいしいカレーとかわいい雑貨を楽しみながら、気ままに生きる猫たちと間近で触れ合うことができる猫カフェだった。猫がのんびり暮らす下町谷中。ぶらりと立ち寄り、のびのびと生きる猫たちをめでてみてはいかがだろうか。■猫カフェ「ねんねこ家」情報営業日:木曜・金曜・土曜・日曜・祝日営業時間:11:30から17:00(日曜、祝日は18:00まで)最寄り駅:JR日暮里駅より徒歩15分住所:東京都台東区谷中 2-1-4【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月02日メディアファクトリーは、シリーズ累計50万個の人気シリーズ「マグ猫」の最新作、「マグ猫まったりニャンコ編」の販売を開始した。「マグ猫まったりニャンコ編」は全8種。前後に分割された猫たちには、それぞれ強力な磁石が入っており、間に物を挟んだり、いろいろなところに付けて楽しむことができる。名刺やメモを挟んだり、クリップをくっつければ、オフィスなどでも活躍。冷蔵庫や壁などに付けると、猫たちの体が中をすり抜けているかのような、ちょっぴりシュールなシチュエーションに。指輪ホルダーや鍵ホルダーとしても使えて、毎日の生活にも便利なグッズとなっている価格は、1パックにフィギュア1セット・ガム1個が入り、299円(税込み)。10パック入りの1BOXが2,990円(税込み)となり、1BOXで全8種がそろう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月19日メイドカフェならぬ“ギャルカフェ”10日、東京渋谷のセンター街にギャルカフェ「10sion」(テンション)がオープンした。ギャルの聖地ならではの渋谷に位置し、これまで“ギャル”でなければ立ち入りにくかった“ギャル文化”を楽しめる場として注目されている。秋葉原ならメイドさん、京都なら舞妓さんに会いに行く、といった感覚で、ギャル文化を体験してほしいそうだ。食事などを楽しみつつ、スタッフによる流行やおすすめスポットの情報提供が受けられる。「情報提供」といっても、そこはやはりギャルならではの流儀で、敬語は禁止でギャル語飛び交うアドバイス。普段通りのリアルなギャルの雰囲気をを体感できるようになっているそうだ。メニューもユニークメニューも“ギャル”を意識したユニークなもの。ショットグラスに少量のそばを入れたものを何杯も食べていく「ハチ公(わんこ)そば」や、オムライスに、メイク&カラーコンタクトでデカ目が完成した状態をケチャップで描く「デカメライス」、「ガングロイケ麺」なる焼そば、オリジナルカクテルの「日サロロック」など、その提供スタイルにも、ネーミングにもこだわったメニューが満載だ。スタッフとゲーム感覚で楽しみながらドリンクを味わえる「利きカクテル」などのメニューなどもあり、多彩な楽しみ方ができる。スタッフにあこがれるギャルはもちろん、一度体感してみたかったという方にもおすすめ。渋谷の新たな観光スポットにもなるかもしれない。スタッフに流行やメイクを指南してもらうのもありかも。ユニークなNewスポットとしてチェックを。元の記事を読む
2012年05月11日日常の癒しといえば”動物と触れ合うこと”を挙げる人も多いだろう。最近では猫カフェや犬カフェなど、動物と遊ぶことができるカフェも流行中だ。そんな中、今度は”うさぎカフェ”が秋葉原にオープンしたという。さっそく行ってみることにした。「キャンディフルーツ うさぎの館」に入ると、出迎えてくれたのは元気いっぱいのうさぎたちと、かわいい娘うさぎ。……娘うさぎ?そう、この「うさぎの館」はうさぎカフェであると同時に、秋葉原らしい萌え系の要素も持つお店でもあるのだ。普通の動物カフェでは動物と遊ぶのが主目的だが、このお店はそれに加えて娘うさぎ(人間のメイドさん)との会話も楽しむことができる。動物好きはもちろん、新しいタイプのメイドカフェとしての楽しみもあるというわけだ。メイド要素が入ってくると「それって動物カフェとしてはどうなんだ?体調管理とかちゃんとできるのか?」と不安になる方もいるかもしれないが、同店の店長である”くま館長”は動物看護師の資格を持つ、いわばうさぎのプロ。うさぎの体調管理や衛生面などについては心配無用である。さて、今回の取材で一緒に遊ぶことができたのは、ピーターラビットのモデルにもなったネザーランドドワーフと、垂れ耳がかわいいホーランドロップの2種3匹。とにかくみんな元気いっぱいで、ぴょこぴょこと走り回る姿がめちゃくちゃかわいい!小動物好きにはたまらないお店である。くま館長によると、うさぎは比較的人なつっこく、それでいてちょっと”俺様”なところもあるという、ちょうど犬と猫の間くらいの気性の動物なのだとか。鳴いたり吠えたりすることもなく、しっかりしつければトイレもきちんと覚える頭の良い動物でもある。昨年がうさぎ年だったこともあり、ペットとしての人気も高まってきているという。人なつっこいというのは確かにその通りのようで、近寄ってみるとうさぎの方から体をすり寄せてきた。なでてみると見た目通りモッフモフである。こ、これはたまらん……!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月05日1年間に何頭の猫が殺処分されるかをご存だろうか?近年減少しているとはいえ、平成21年度のデータでは16万頭以上の猫が保健所で殺処分されているという。東京都多摩市の人口が約15万人なので、16万という数がいかに多いかという事は想像にたやすいことだろう。八王子のノア動物病院はこのような現状を何とかしたい、処分される猫を減らしたいという思いから、平成21年に里親募集型猫カフェ「Hako bu neco」を山梨県でオープンした。そしてこのたび、「Hako bu neco」八王子店を2号店としてオープンすることとなった。ノア動物病院が運営する猫カフェ「Hako bu neco」は、従来の猫カフェと同じく来店客に癒やしの空間を提供しながら、さらにそこにいる保護猫たちの里親になってもらえるような出会いの場を提供したいというコンセプトの猫カフェだ。いわゆる猫カフェは数多くあるが、動物病院が直接経営し衛生管理を徹底して行っている猫カフェは珍しい。また、この「Hako bu neco」にいる猫たちは動物愛護団体NPO法人リトルキャッツの協力の下に保護された猫たちだ。猫好きなら一度は訪れてみてはいかがだろうか。■Hako bu neco八王子店>※2012年2月15日(水)開店住所:東京都八王子市兵衛1-3-1ミクリスシティ2F電話番号:090-5754-5711営業時間:11:00~19:00(年中無休)■Hako bu neco甲府昭和店住所:〒409-3866 山梨県中巨摩郡昭和町西条5241番地Ms garage電話番号:055-288-1803営業時間 11:00~21:00(年中無休)プレスリリース提供元: PR TIMES
2012年02月21日猫をテーマにした数々の映画の公開に、猫駅長、果ては猫カフェなど、とどまるところを知らぬ空前の猫ブームの中、その大本命として、大人気のブログを基に誕生した漫画「くるねこ」のアニメ化が決定!元々は、捨て猫を見ると拾わずにいられない筆者“くるねこ大和”が、拾った猫たちの里親探しのためにブログを開設したのが始まり。これが、OLや主婦を中心に人気を博し、様々なブログのランキングで上位に上り詰め、これを単行本化した漫画「くるねこ」(エンターブレイン刊)もシリーズで60万部を超える大ヒット作となった。今回、この漫画が満を持してアニメ化。個性に富んだ猫たちに囲まれた笑いあり、涙ありの日常が綴られる。本作で、5匹の猫たちと飼い主“くるねこ大和”の6役全ての声を演じるのは、『かもめ食堂』、『めがね』などでの好演で、世の女性たちの支持を得ており、先の2作と同じスタッフによる『プール』の公開を9月に控える小林聡美。小林さんと猫と言えば、小林さんが脚本家、演出家の三谷幸喜と結婚するきっかけともなった「やっぱり猫が好き」が名高い。どこか運命を感じさせる今回の一人全役で、かわいらしい猫たちをどう演じ分けるのか、注目が集まる。原作の持つ命の温かさを独特の“間”で描き出すのは、「おじゃる丸」などのアニメ作品の演出を手がけてきた大地丙太郎。主題歌の作曲を、これまでに椎名林檎、平井堅、スピッツなど錚々たるミュージシャンたちのプロデュースやアレンジを手がけてきた、J-POPを代表するプロデューサー、亀田誠治が担当することも発表された。なお、その主題歌を歌うミュージシャンは…後日発表されるとのことなので、こちらも要チェック!また、本作は7月5日(日)より関西テレビにて放送がスタートし、作品のご当地である名古屋(東海テレビにて7月11日より放送開始)など13府県でテレビ放映される。加えて、ブログ発という本作の特性を生かして、Yahoo!動画での全国無料配信も実施。Yahoo!ファンクラブで「くるねこ」公式サイトが開設されるなど、今後もWEB上で様々なサービスとの連動が行われる予定だという。TVアニメ「くるねこ」7月5日(日)から関西テレビにて放送(毎週日曜8:55〜9:00)7月11日(土)より東海テレビにて放送(毎週土曜11:40〜11:45)TV放送後、Yahoo!動画にて無料動画配信予定公式サイト:くるねこ大和ブログ■関連作品:プール 2009年9月、シネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開めがね 2007年9月22日よりテアトルタイムズスクエア、銀座テアトルシネマほか全国にて公開© めがね商会■関連記事:夏の星空の下、ロマンチックに屋外映画鑑賞!「スターライトシネマ PLUS」開催【ベルリン国際映画祭】『めがね』日本映画初のザルツゲーバー賞を受賞!もたいまさこは女優生命をかけて踊り、加瀬亮はひたすら眠り続けた『めがね』公開ゆる〜く“たそがれる”『めがね』は癒し効果バツグン!これは劇中の雰囲気そのまま?いや、俳優陣の日常?『めがね』“たそがれ”試写会
2009年06月15日