パパイラストレーターのYUDAI9℃(ユウダイクド)と申します。とにかく奥さんと子どもに好かれたいと日々頑張る僕が、妊娠判明から育児に奮闘する様子を描いた連載マンガ「奥さんと子どもに好かれたい」の第100話。 今回は、父親のプライドについてがテーマ。家族でお出かけしたときに、父親プライドがズタズタ!?になったできごとが……。 父として、どんなときでも尊敬されたい。 以前、こんなことを聞きました。 「父親になったら子どもに格好がつくから、クレーンゲームとキャッチボールはできたほうがいい」 恥ずかしながら僕はどちらも苦手。 クレーンゲームに関しては貧乏性のため「お金がかかる遊び」が苦手なのです。キャッチボールは絶望的な運動神経のなさが理由。 ある日、買い物の途中に息子が発見したものは、自分の好きなキャラクターが景品となっているクレーンゲームでした。 取るスキルのない僕は「厄介なものを見つけてしまったな」と思っていたのですが、奥さんが試しに挑戦したところ、ビギナーズラックなのか、もともとうまいのか、案外すんなり取れてしまったのです。 それ以来、父親としてのプライドがありますので、僕も何回も挑戦しているのですが、お金は吸い込まれていくばかり……。 最近では「クレーンゲーム教室」と検索しながら、いつかかっこいい姿を見せられるように勉強中です(笑)。 著者:イラストレーター YUDAI9℃2017年6月4日生まれの男の子を子育て中のパパイラストレーター。奥さんと子どもにどうにかして好かれたい一心で、毎日生きている。普段はこぶたのキャラクター「ポトフスキー」を描いている。
2021年03月12日池谷のぶえと杉田智和が、社会現象を巻き起こした4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」のアニメーション映画化『100日間生きたワニ』に出演することが分かった。100日間のワニの日常と、そこから100日後、大切なものを失った仲間たちのその後の姿を描く本作。主人公のワニの声を神木隆之介が担当するほか、中村倫也、木村昴、新木優子の出演が決定している。そして今回明らかになった池谷さんと杉田さんが声をあてるのは、ワニの両親。ワニの母役を演じるのは、「執事 西園寺の名推理」「妖怪シェアハウス」など様々な映画やドラマで活躍する池谷さん。原作の掲載の途中から追いはじめ、100日後を見届けてから初めに戻って見たという池谷さんは「100日という区切られた時間で人生を見つめると、普段雑に過ごしてしまいがちな一日一日が、なぜこんなにも愛おしく思えるのでしょう。今回映画では『100日間生きた』という視点で描かれています。実存は消えてしまっても、残された者たちの中にはずっと生き続けるのだな…と、また違った日々の愛おしさを感じます」とコメント。ワニの父役の杉田さんは、「銀魂」の坂田銀時役をはじめ、「涼宮ハルヒの憂鬱」「七つの大罪」など数々の作品に出演する人気声優。「短い間ですが、父親を演じると、彼の事を本当の息子のように思えてきました」とふり返り、「ワニ君が望んでいた未来は何だったのか。それは本ワニにしか解りませんが、恐らく、諍いや争いを望んではいなかったと思います。そうであって欲しい」と思いを語っている。『100日間生きたワニ』は5月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:100日間生きたワニ 2021年5月28日より全国にて公開©2021「100⽇間⽣きたワニ」製作委員会
2021年03月10日吉田羊と國村隼が親子役に扮し、ジェーン・スーの家族のリアルストーリーをドラマ化する「生きるとか死ぬとか父親とか」に松岡茉優の出演が決定。過去編で、20代の主人公を演じる。主人公・蒲原トキコ役に吉田さん、その父親・蒲原哲也役に國村さんがW主演。劇中では、ジェーン・スーのラジオ番組の人気コーナーである「お悩み相談」を完全再現し、本作の監督とシリーズ構成を山戸結希が務める本作。物語の後半で時は遡り、現在から過去へ。父と母の出会いや、家族3人で暮らした日々は、決して楽しいことばかりではなく、母の病気、会社の倒産や全財産の喪失、そしてほかの女性の影といった、苦悩や葛藤が連続。そんな家族の過去の物語にて登場する20代のトキコ役として、ドラマ「ウチの夫は仕事ができない」や「おカネの切れ目が恋のはじまり」などに出演、映画では『蜜蜂と遠雷』『劇場』、さらに『騙し絵の牙』など数多くの映像作品に出演する松岡茉優。「台本を読ませて頂き、『普通の家族なんてないですよ。』というセリフにとても惹かれました」と松岡さん。「私のセリフではないのですが物語のテーマと捉えました」と語る。「また、今回吉田羊さんの20代を演じさせて頂けること、身の引き締まる思いです。羊さんの演じられた現代のトキコを拝見することで、イメージが膨らみました」とコメント。「そして、國村隼さんと親子役をできることが私の人生にあるのだなあと思いました。とても豊かな時間で、たくさんのことを教えて頂きました」と共演をふり返りつつ、「トキコと似た想いを持って過ごされてる方々」に向け「きっと、自分のことを許せたり、少しだけ大事に出来るようになると思う」と期待を込めている。「生きるとか死ぬとか父親とか」は4月9日(金)深夜0時12分~テレビ東京ほかにて放送。ひかりTV・Paraviにて配信。(text:cinemacafe.net)
2021年03月05日吉田羊と國村隼共演でジェーン・スーの親子関係をドラマ化する「生きるとか死ぬとか父親とか」。この度、本作の見どころのひとつ、ドラマ内のラジオ番組「トッキーとヒトトキ」の番組制作メンバーを演じるキャストが発表された。原作者ジェーン・スーのラジオ番組で人気の「お悩み相談コーナー」を、吉田さん演じる主人公・蒲原トキコの冠番組「トッキーとヒトトキ」として完全再現。夫婦関係や友人関係、SNS社会や見た目の悩みまで、様々なお悩みをキレ味のよい言葉でスパッと解決する。そんなラジオ番組「トッキーとヒトトキ」を陰で支える番組制作メンバーとして、ディレクター・中崎をファンクバンド「SCOOBIE DO」のドラムを担当し、メジャーリーグ中継にて解説者としても活動するオカモト"MOBY"タクヤ。構成作家・近田をお笑い芸人「トンツカタン」のツッコミ担当・森本晋太郎。音響担当・遠山をお笑い芸人としてだけでなく、コラムや4コマ漫画など、連載企画も持つヒコロヒーが演じる。森本さんは「まさか僕にドラマのお仕事が来るなんて」とオファーに驚いたと語り、「クランクイン前に喫茶店で台本を読みながらセリフを覚えるという憧れのやつをやらせていただきました。店員さんが前を通るたび、ちょっとだけ台本の表紙が見えるようにしちゃいました」とコメント。ヒコロヒーさんは「はっとさせられたり、心がふっと軽くなるような台詞の数々を、素敵な俳優さんたちがチャーミングに情熱的に時にユーモラスに演じられていて、ちぐはぐに生きる瞬間があってもよいのだと安心するような作品だと思います」と印象を語り、オカモトさんは「実際にジェーン・スーさんが出演されている番組は選曲も最高なので、撮影時にはストーリーに沿った架空のオンエア曲を、毎回勝手に準備していました。次第にトッキーさん(=吉田羊さん)に『次の曲、何~?』と聞かれるようになりましたよね……!」と撮影中のエピソードを披露した。ほかにも、「Creepy Nuts」のDJ松永が雑誌編集者・今西役として出演。ドラマの後半に登場となるが、トキコの担当編集者として物語の鍵を握る人物という役どころ。「まさかあんなにしっかり役を与えてくださっていたとは」と参加した感想を語り、「色々ご迷惑をお掛けしつつも、撮影をご一緒した方や、スタッフさんに助けられながら、やらせて頂きました!皆さん是非ご覧になってください~!」とメッセージを寄せている。「生きるとか死ぬとか父親とか」は4月9日(金)深夜0時12分~テレビ東京ほかにて放送。ひかりTV・Paraviにて配信。(cinemacafe.net)
2021年02月26日4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」がアニメーション映画化。タイトルを改め『100日間生きたワニ』として、2021年7月9日(金)に公開される。「100日後に死ぬワニ」とは?「100日後に死ぬワニ」は、2019年12月から、原作者きくちゆうきのツイッターに100日間毎日投稿された4コマ漫画。そのショッキングなタイトルには似つかない、主人公・ワニの何気ない日常を綴った内容は、当時多くの話題を集め社会現象へと発展。最終話に至っては、国内ツイッターの歴代最多記録の“いいね”数を更新した。そんな人気4コマ漫画が、アニメーション映画『100日間生きたワニ』としてスクリーンに登場。100日間のワニの日常と、そこから100日後、大切なものを失った仲間たちの“その後の姿”を描き出す。神⽊隆之介や中村倫也など豪華声優陣物語を彩るメインキャラクターには、豪華声優陣が集結。本作の主人公・ワニを神木隆之介、ワニの親友のネズミ役を中村倫也、モグラ役を木村昴、ワニが恋するセンパイ役を新木優子が担当する。また映画『100日間生きたワニ』のオリジナル新キャラクター・カエル役は山田裕貴、モグラの恋人のイヌ役はファーストサマーウイカ、カエルが思いを寄せる新キャラクターのバイトちゃん役は清水くるみに。さらに、ワニの⺟には池⾕のぶえ、ワニの⽗には杉⽥智和が息を吹き込む。上田慎一郎が監督・脚本監督・脚本は『カメラを止めるな!』の上田慎一郎と、アニメーション監督としても活躍するふくだみゆき夫妻。その他のスタッフは、「宇宙戦艦ヤマト」をはじめ歴史的名作を手掛けてきたアニメーター・湖川友謙がコンテ・アニメーションディレクトとして参加し、音楽を亀田誠治が担当する。主題歌はいきものがかり主題歌はいきものがかり。書き下ろし楽曲「TSUZUKU」で、映画『100日間生きたワニ』の世界を彩る。『100日間生きたワニ』あらすじ桜が満開の3月、みんなで約束したお花見の場に、ワニの姿はなかった。親友のネズミが心配してバイクで迎えに行く途中、満開の桜を撮影した写真を仲間たちに送るが、受け取ったワニのスマホは、画面が割れた状態で道に転がっていた。100日前―――入院中のネズミをお見舞いし、大好きな一発ギャグで笑わせるワニ。毎年みかんを送ってくれる母親との電話。バイト先のセンパイとの淡い恋。仲間と行くラーメン屋。大好きなゲーム、バスケ、映画…ワニの毎日は平凡でありふれたものだった。お花見から100日後――桜の木には緑が茂り、あの時舞い落ちていた花びらは雨に変わっていた。仲間たちはそれぞれワニとの思い出と向き合えず、お互いに連絡を取ることも減っていた。そんな中、みんなの暮らす街に新たな出会いが訪れる。引っ越ししてきたばかりで積極的なカエルに、ネズミたちは⼾惑いを隠せず…変わってしまった⽇常、続いていく毎⽇。これは、誰にでも起こりうる物語。作品詳細アニメーション映画『100日間生きたワニ』公開日:2021年7月9日(金)※2021年5月28日(金)公開から延期となった。監督・脚本:上田慎一郎、ふくだみゆき原作:きくちゆうき「100日後に死ぬワニ」コンテ・アニメーションディレクト:湖川友謙音楽:亀田誠治主題歌:いきものがかり「TSUZUKU」(Sony Music Labels)アニメーション制作:TIA声の出演:神⽊隆之介、中村倫也、木村昴、新木優子、ファーストサマーウイカ、清水くるみ、Kaito、池谷のぶえ、杉⽥智和、山田裕貴配給:東宝
2021年02月20日昨年、社会現象を巻き起こした4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』(著:きくちゆうき)が、タイトルを改め『100日間生きたワニ』としてアニメーション映画化され、2021年5月28日に全国公開されることが決定。あわせてキャスト・スタッフも発表された。主人公・ワニの声を神木隆之介、ワニの親友・ネズミ役を中村倫也、モグラ役を木村昴、ワニが恋するセンパイ役を新木優子が演じる。2019年12月12日から2020年3月20日まで、原作者・きくちゆうき氏のTwitterに100日間毎日投稿された何気ないワニの日常をつづった4コマ漫画はすぐさま話題となり、最終話は、いいねの数が214万という国内Twitterの歴代最多数を記録、エンゲージメントは2億を超え、日本を感動の渦に巻き込んだ。その100日間のワニの日常と、そこから100日後、大切なものを失った仲間たちのその後の姿を描いたアニメーション映画『100日間生きたワニ』がいよいよスクリーンに登場する。監督・脚本は、原作に込められたメッセージに強く共感し映画化を熱望した『カメラを止めるな!』の上田慎一郎と、アニメーション監督としても活躍するふくだみゆき夫妻。 新型コロナウイルスの流行に直面し、大幅な脚本の書き直しを行い「今観て欲しい」物語を作り上げた。スタッフには『宇宙戦艦ヤマト』をはじめ歴史的名作を手掛けてきた日本のレジェンドアニメーター・湖川友謙がコンテ・アニメーションディレクトとして参加するほか、音楽を亀田誠治が担当。いきものがかりが新たな書き下ろし主題歌を担当し、作品を彩る。主要キャラクターに命を吹き込む豪華キャストも決定。主人公・ワニの声を神木隆之介、ワニの親友・ネズミ役を中村倫也、モグラ役を木村昴、ワニが恋するセンパイ役を新木優子が演じる。また、映画公開情報解禁記念・きくちゆうき描き下ろしイラストには、ワニ、ネズミ、モグラが映画撮影を行う姿が描かれている。キャスト・スタッフ・原作者のコメントは以下の通り。■ワニ役:神木隆之介この度、ワニ君をやらせていただくことになりました! 元々、原作はSNSで見ていたので、とても嬉しかったですし、中村倫也くんとまたご一緒できるのが楽しみで仕方ありません。この作品を通して、"今、この瞬間"という大事さを伝えられたらいいなと思っております!! よろしくお願いします! 神木ワニ之介■ネズミ役:中村倫也正直に話しますと、オファーをいただいた時「流行ったからって映画化してぇ~」と勘ぐってしまいました。しかし映画版オリジナルの展開やそこに込めた想い、また改めて原作に触れた時に、これは意義のある作品になると強く感じると同時に、自分の先入観を反省しました。ネズミくんがどんな喋り方になるのか、僕自身楽しみです。■モグラ役:木村昴今回「100日間生きたワニ」にて、モグラの声を担当いたします木村昴です。もう、本当に夢のようです! この映画への出演が決まったときのことは、今でも100日前のことのようにはっきりと覚えています。大変な人気があり、多くの方に愛された今作に携われることを心から幸せに思います。映画となって生まれ変わった100ワニの世界をご覧くださる皆さまにも楽しんでいただけるよう、僕も100%の力を注いで演じ、お届けしていきたいと思っています! お楽しみ!■センパイ役:新木優子お話を頂く前から知っていた大好きな作品だったので、声で出演させていただくと聞いた時は本当に嬉しかったです。原作は、ほっこり人間らしい動物たちのおかげでほっとした気持ちになれる作品だなぁと、すっかり夢中になって読んでいたのですが、読み終わった後、当たり前の日常の大切さや周りの人への感謝の気持ちを考えることを教えてもらえたような気持ちになりました。映画を見ていただく方にもそんな温かい世界観が伝わるように精一杯頑張りたいなと思います。■監督・脚本:上田慎一郎「100日後に死ぬワニ」を映画化したいと思ったのは昨年1月。まだツイッターで4コマが連載中の頃で、いち読者として物語の行く末を知る由もない頃でした。この平凡な素晴らしき日常。そんな日常のコマとコマの間に流れる時間を描きたいと思いました。制作が始まった矢先、コロナ禍となり世界は一変しました。それに伴って脚本を大きく書き直しました。タイトルも「100日間生きたワニ」へと変更しました。時代を越える普遍的な物語でありながら、今しか創れなかった、今観て欲しい映画にもなると思っています。原作のきくち先生をはじめ、スタッフと議論を重ねながら、妻ふくだと共に自分達だからこそ創れるアニメ映画をめざして鋭意制作中です。この映画が、今を生きる誰かの力になれますように。■監督・脚本:ふくだみゆき楽しかったり悲しかったり苦しかったり。それぞれの想いを抱えて生きている皆さんの毎日に、スッと馴染んで100日間を一緒に過ごしたワニくんたち。優しく穏やかな原作の魅力ときくち先生から受け取った想いに、私たちなりの解釈を載せて映画に込めました。この映画を通して、また皆さんとワニくんたちが、出会って下さったら嬉しいです。■原作:きくちゆうき「100日後に死ぬワニ」を原作とした映画「100日間生きたワニ」が公開されるとのことで原作者として大変嬉しく思っております。ありがとうございます! SNS連載していた時に映画化のお話をいただき嬉しい反面「まじ?どんな感じになるの?」と不安いっぱい喜びいっぱいでした。たくさんのスタッフさんやキャストさんが少しずつ決まっていき、知らせを受ける度に「え? え? え!?」と驚きいっぱい喜びいっぱいでした。このコメントを書いている現在も、映画作品がどうなっているのか分かっていない状況ですが、原作を読んだ人も読んでいない人も楽しんでいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
2021年02月17日社会現象を巻き起こした4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」が、『100日間生きたワニ』としてアニメーション映画化決定。神木隆之介、中村倫也、木村昴、新木優子が主要キャラクターに声をあてることも分かった。「100日後に死ぬワニ」は、2019年12月12日から2020年3月20日まで、著者・きくちゆうきのTwitterに100日間毎日投稿された、何気ないワニの日常を綴った4コマ漫画。最終話は、いいねの数が214万という国内Twitterの歴代最多数を記録、エンゲージメントは2億を超え、日本を感動の渦に巻き込んだ。アニメーション映画『100日間生きたワニ』では、その100日間のワニの日常と、そこから100日後、大切なものを失った仲間たちのその後の姿を描く。主人公・ワニの声を担当するのは、『サマーウォーズ』『君の名は。』などにも参加した神木さんに決定。そしてワニの親友のネズミを、『アラジン』では吹き替えを担当した中村さん、モグラを「ドラえもん」のジャイアンでお馴染みの木村さん、ワニが恋するセンパイをモデルで女優の新木さん。映画公開情報解禁記念としてきくちさんが描き下ろしたイラストには、ワニ、ネズミ、モグラが映画撮影を行う姿が描かれている。きくちさんは「原作者として大変嬉しく思っております」と今回の映画化を喜び、「たくさんのスタッフさんやキャストさんが少しずつ決まっていき、知らせを受ける度に『え?え?え!?』と驚きいっぱい喜びいっぱいでした。このコメントを書いている現在も、映画作品がどうなっているのか分かっていない状況ですが、原作を読んだ人も読んでいない人も楽しんでいただけたらと思います」とコメントしている。また、音楽は「東京事変」亀田誠治が、主題歌は原作とのコラボレーションにより生まれた「生きる」を配信リリースした「いきものがかり」が書き下ろし、作品を彩ることも決定。なお、監督・脚本は『カメラを止めるな!』の上田慎一郎とふくだみゆき夫妻。スタッフには「宇宙戦艦ヤマト」をはじめ歴史的名作を手掛けてきた日本のレジェンドアニメーター・湖川友謙が、コンテ・アニメーションディレクトとして参加する。キャストコメント神木隆之介この度、ワニ君をやらせていただくことになりました!元々、原作はSNSで見ていたので、とても嬉しかったですし、中村倫也くんとまたご一緒できるのが楽しみで仕方ありません。この作品を通して、"今、この瞬間"という大事さを伝えられたらいいなと思っております!!よろしくお願いします!神木ワニ之介中村倫也正直に話しますと、オファーをいただいた時「流行ったからって映画化してぇ~」と勘ぐってしまいました。しかし映画版オリジナルの展開やそこに込めた想い、また改めて原作に触れた時に、これは意義のある作品になると強く感じると同時に、自分の先入観を反省しました。ネズミくんがどんな喋り方になるのか、僕自身楽しみです。木村昴今回「100日間生きたワニ」にて、モグラの声を担当いたします木村昴です。もう、本当に夢のようです!この映画への出演が決まったときのことは、今でも100日前のことのようにはっきりと覚えています。大変な人気があり、多くの方に愛された今作に携われることを心から幸せに思います。映画となって生まれ変わった100ワニの世界をご覧くださる皆さまにも楽しんでいただけるよう、僕も100%の力を注いで演じ、お届けしていきたいと思っています!お楽しみ!新木優子お話を頂く前から知っていた大好きな作品だったので、声で出演させていただくと聞いた時は本当に嬉しかったです。原作は、ほっこり人間らしい動物たちのおかげでほっとした気持ちになれる作品だなぁと、すっかり夢中になって読んでいたのですが、読み終わった後、当たり前の日常の大切さや周りの人への感謝の気持ちを考えることを教えてもらえたような気持ちになりました。映画を見ていただく方にもそんな温かい世界観が伝わるように精一杯頑張りたいなと思います。ストーリー桜が満開の3月、みんなで約束したお花見の場に、ワニの姿はない。親友のネズミが心配してバイクで迎えに行く途中、満開の桜を撮影した写真を仲間たちに送るが、それを受け取ったワニのスマホは、画面が割れた状態で道に転がっていた。100日前―――入院中のネズミを見舞い、大好きな一発ギャグで笑わせるワニ。毎年みかんを送ってくれる母親との電話。バイト先のセンパイとの淡い恋。仲間と行くラーメン屋。大好きなゲーム、バスケ、映画…ワニの毎日は平凡でありふれたものだった。お花見から100日後――桜の木には緑が茂り、あの時舞い落ちていた花びらは雨に変わっていた。仲間たちはそれぞれワニとの思い出と向き合えず、お互いに連絡を取ることも減っていた。『100日間生きたワニ』は5月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2021年02月17日社会現象を巻き起こしたきくちゆうきによる4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』が、タイトルを改め『100日間生きたワニ』としてアニメーション映画化され、5月28日(金)に全国公開されることが決定した。2019年12月12日から2020年3月20日まで、原作者きくちゆうきのTwitterに100日間毎日投稿された何気ないワニの日常を綴った4コマ漫画。漫画はすぐさま話題となり、最終話は、いいねの数が214万という国内Twitterの歴代最多数を記録、エンゲージメントは2億を突破した。映画では、100日間のワニの日常と、そこから100日後、大切なものを失った仲間たちのその後の姿が描かれる。監督・脚本は、原作に込められたメッセージに強く共感し映画化を熱望した『カメラを止めるな!』の上田慎一郎と、アニメーション監督としても活躍するふくだみゆき夫妻。 新型コロナウイルスの流行に直面し、大幅な脚本の書き直しを行い「今観て欲しい」物語を作り上げた。スタッフには『宇宙戦艦ヤマト』をはじめ歴史的名作を手がけてきた日本のレジェンドアニメーター・湖川友謙がコンテ・アニメーションディレクトとして参加するほか、音楽を亀田誠治、いきものがかりが新たな書き下ろし主題歌を手がけた。主要キャラクターに命を吹き込む豪華キャストも発表。本作の主人公・ワニの声を神木隆之介が担当するほか、ワニの親友のネズミ役を中村倫也、モグラ役を木村昴。また、ワニが恋するセンパイ役を新木優子が務める。また、映画公開情報解禁記念・きくちゆうき描き下ろしイラストには、ワニ、ネズミ、モグラが映画撮影を行う姿が描かれている。さらに、SNSでは映画“100ワニ”【100日企画】もスタート。公開まで100日間、毎日映画”100ワニ”から映画がより楽しみになる企画をSNSで発信される。情報発表にあわせて寄せられたキャスト、スタッフのコメントは下記の通り。神木隆之介(ワニ役)この度、ワニ君をやらせていただくことになりました!元々、原作はSNSで見ていたので、とても嬉しかったですし、中村倫也くんとまたご一緒できるのが楽しみで仕方ありません。この作品を通して、“今、この瞬間”という大事さを伝えられたらいいなと思っております!!よろしくお願いします!神木ワニ之介中村倫也(ネズミ役)正直に話しますと、オファーをいただいた時「流行ったからって映画化してぇ〜」と勘ぐってしまいました。しかし映画版オリジナルの展開やそこに込めた想い、また改めて原作に触れた時に、これは意義のある作品になると強く感じると同時に、自分の先入観を反省しました。ネズミくんがどんな喋り方になるのか、僕自身楽しみです。木村昴(モグラ役)今回『100日間生きたワニ』にて、モグラの声を担当いたします木村昴です。もう、本当に夢のようです!この映画への出演が決まったときのことは、今でも100日前のことのようにはっきりと覚えています。大変な人気があり、多くの方に愛された今作に携われることを心から幸せに思います。映画となって生まれ変わった100ワニの世界をご覧くださる皆さまにも楽しんでいただけるよう、僕も100%の力を注いで演じ、お届けしていきたいと思っています!お楽しみ!新木優子(センパイ役)お話を頂く前から知っていた大好きな作品だったので、声で出演させていただくと聞いた時は本当に嬉しかったです。原作は、ほっこり人間らしい動物たちのおかげでほっとした気持ちになれる作品だなぁと、すっかり夢中になって読んでいたのですが、読み終わった後、当たり前の日常の大切さや周りの人への感謝の気持ちを考えることを教えてもらえたような気持ちになりました。映画を見ていただく方にもそんな温かい世界観が伝わるように精一杯頑張りたいなと思います。上田慎一郎(監督・脚本)『100日後に死ぬワニ』を映画化したいと思ったのは昨年1月。まだツイッターで4コマが連載中の頃で、いち読者として物語の行く末を知る由もない頃でした。この平凡な素晴らしき日常。そんな日常のコマとコマの間に流れる時間を描きたいと思いました。制作が始まった矢先、コロナ禍となり世界は一変しました。それに伴って脚本を大きく書き直しました。タイトルも『100日間生きたワニ』へと変更しました。時代を越える普遍的な物語でありながら、今しか創れなかった、今観て欲しい映画にもなると思っています。原作のきくち先生をはじめ、スタッフと議論を重ねながら、妻ふくだとともに自分達だからこそ創れるアニメ映画をめざして鋭意制作中です。この映画が、今を生きる誰かの力になれますように。ふくだみゆき(監督・脚本)楽しかったり悲しかったり苦しかったり。それぞれの想いを抱えて生きている皆さんの毎日に、スッと馴染んで100日間を一緒に過ごしたワニくんたち。優しく穏やかな原作の魅力ときくち先生から受け取った想いに、私たちなりの解釈を載せて映画に込めました。この映画を通して、また皆さんとワニくんたちが、出会って下さったら嬉しいです。きくちゆうき(原作)『100日後に死ぬワニ』を原作とした映画『100日間生きたワニ』が公開されるとのことで原作者として大変嬉しく思っております。ありがとうございます!SNS連載していた時に映画化のお話をいただき嬉しい反面「まじ?どんな感じになるの?」と不安いっぱい喜びいっぱいでした。たくさんのスタッフさんやキャストさんが少しずつ決まっていき、知らせを受ける度に「え?え?え!?」と驚きいっぱい喜びいっぱいでした。このコメントを書いている現在も、映画作品がどうなっているのか分かっていない状況ですが、原作を読んだ人も読んでいない人も楽しんでいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。『100日間生きたワニ』5月28日(金)
2021年02月17日ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔をもち、女性からの圧倒的な支持を集めるジェーン・スーが自身の家族の出来事と思い出を描いたリアルストーリーをドラマ化する「生きるとか死ぬとか父親とか」が、4月、テレビ東京金曜深夜のドラマ24にて放送。吉田羊がジェーン・スー自身をモデルにした主人公を、國村隼がその父親を演じる。主人公・蒲原トキコは20年前に母を亡くし、父の蒲原哲也がたった一人の肉親。愛嬌はあるが破天荒な70代の父、独身で勝気な40半ばの娘。ひとたび顔を合わせればギクシャクし、一度は絶縁寸前までいった2人だが、いまでは時々外食しながら話をする関係になっている。そんなある日、トキコは父についてのエッセイを連載することになった。ネタ集めのため父に会うたびいろいろな家族の思い出を聞く。しかし、それは楽しい記憶ばかりではない。母との出会い、全財産の喪失、ほかの女性の影…。父への愛憎と家族の表裏を描く、普遍にして特別な家族の物語となっていく。さらに今回のドラマの見どころとして、主人公がパーソナリティを務めるラジオ番組の「お悩み相談のコーナー」がある。ジェーン・スーさん自身もラジオ番組でのお悩み相談コーナーが大人気であり、まさに“人生相談の名手”だが、今作のラジオシーンのセリフは全てジェーン・スーさんによる監修のもと制作。夫婦関係や友人関係、SNS社会や見た目の悩みまで、様々なお悩みをキレ味のよい言葉で応じていく。そんな本作の主人公で、劇中での人気ラジオ番組「トッキーとひと時」でパーソナリティーを務めるトッキーさんこと、娘・蒲原トキコ役に、「コールドケース」シリーズ、や「恋する母たち」などジャンルを問わず、多彩な演技で魅せる吉田羊。昔は破天荒な人生を歩み、いまではすっかり丸くなったが、どこか自由奔放な愛嬌のある父親・蒲原哲也役に、映画『騙し絵の牙』ほか、『MINAMATA』(原題/2021年公開予定)、『KATE』(原題/2021年公開予定)など数多くの海外作品にも出演する名優・國村隼。さらに本作のメイン監督を務めるのは山戸結希。『溺れるナイフ』や『ホットギミックガールミーツボーイ』、『21世紀の女の子』では企画・プロデュースなど映画作品を手掛け、今回、連続ドラマでは初監督となる。吉田羊「私自身の人生を生きている感覚」「お父さん役の國村さんとは、9年ぶりの共演です」と吉田さん。「尻尾を掴ませない飄々とした佇まいは、どこか今回の『お父さん』にも通じていて、『してやられた!』と最後は笑って許してしまう、そんな人間力をお持ちの方です」とコメント。「不思議なもので、親子を演じていると似てきて、同じタイミングで空を見上げたり、ため息をついたり、口元を拭ったり…」と明かす。吉田さん自身も4年前に母親を亡くしており、「トキコを演じながらも、私自身の人生を生きている感覚。スーさんは書くことで、私は演じることで、皆さんは視ることで、それぞれの家族と向き合い、何かしらのヒントが見つかれば幸いです」とアピールする。國村さんは「ジェーン・スーさんの原作は親の世代も子供の世代もそれぞれの暮らしやすさを追い求めながら、またそれゆえの衝突もあり、少しの苦みとゆるやかな愉しみのなかで人生は過ぎて行く、そんな面白さをまざまざと描き出していきます」と語る。「共演する吉田羊さんは、軽やかに過酷な現場を楽しんでおられて、私もそのおすそ分けを頂いている気分になってしまいます。台本を読みながら、そして演じながら、したいことはするしかない。しかしそのしっぺ返しは甘んじて受けるんだぞ。肝(はら)は括っておくもんだ。という人生の教訓・三カ条を頂いたと思っております」と、破天荒な父親役を受けとめているよう。「まさか吉田羊さんにジェーン・スーを演じていただけるとは」「父と私の、ごく私的な日常が映像になるなんて!父にとっても私にとっても、身に余る光栄です。ドラマ化にあたり、創作していただいたフィクション部分も大変気に入っています」とジェーンさん。「まさか吉田羊さんにジェーン・スーを演じていただけるとは」と明かし、「國村隼さんに父を演じていただけること、天国の母も喜んでいると思います」とコメント。「大人になり、親との関係の紡ぎなおしを考え始めたみなさんに楽しんでいただけたら」と本作のテーマに触れる。また、シリーズ構成も担当する山戸監督は「勇気と優しさに満ちたジェーン・スーさんの素晴らしい原作エッセイを、名作を生み出してきた『ドラマ24』にてお届けできることを光栄に思います」とコメント、「『より正しく生きたい』と望みながらも、間違ってしまうことこそが、人間の本性であるーーそのことを、何度でも思い出しながら撮れたなら」と期待を込めて語っている。ドラマ24「生きるとか死ぬとか父親とか」は4月9日(金)深夜0時12分~テレビ東京ほかにて放送。※テレビ大阪のみ、翌週月曜深夜放送予定。動画配信サービス「ひかりTV」「Paravi」にて配信。(text:cinemacafe.net)
2021年02月16日2020年12月17日、アメリカ・コロラド州デンバーにあるデンバー動物園は悲しみに包まれました。この動物園で15年間暮らしたメスのスマトラオランウータンのナイアスが突然亡くなったのです。ナイアスには10歳のヘスティと2歳のセラという2匹の娘がいて、生前のナイアスはとても面倒見のいい母親だったといいます。母親を亡くした娘の子育てを始めたのは?飼育員たちはまだ幼いセラにとって、突然母親がいなくなることへの影響を心配していたようです。ところがナイアスの死後、驚くべきことが起こります。なんと父親であるベラニが、セラの世話をし始めたのです。野生ではオスのオランウータンは子育てをしないといわれているため、これは非常に珍しいことなのだそう。デンバー動物園のFacebookにはセラと一緒に遊んだり、眠りにつくまで添い寝をしてあげたりするベラニの写真が投稿されています。Posted by Denver Zoo on Tuesday, January 12, 2021Posted by Denver Zoo on Tuesday, January 12, 2021Posted by Denver Zoo on Tuesday, January 12, 2021Posted by Denver Zoo on Tuesday, January 12, 2021Posted by Denver Zoo on Tuesday, January 12, 2021Posted by Denver Zoo on Tuesday, January 12, 2021この心温まる投稿は900件以上もシェアされ、多くの人たちを感動させています。・彼らを動物園で見てきたよ。ベラニはセラから目を離さず、とても気にかけていた。・なんだかベラニが微笑んでいるように見える。・涙が出た。この子に素晴らしい父親がいて本当によかった。海外メディア『Bored Panda』によると、ベラニはナイアスが生きている時も一般的なオランウータンとは違う行動を見せていたといいます。ヘスティはベラニの子供ではないのですが、ベラニはまるで実の娘のように接していたのだそう。そんな優しいベラニだけに、セラの世話を始めたのは、飼育員たちにとっては大きな驚きではなかったということです。Posted by Denver Zoo on Tuesday, January 12, 2021Posted by Denver Zoo on Tuesday, January 12, 2021セラを抱くベラニの穏やかな表情からは我が子を愛する気持ちが伝わってくるようです。ナイアスの娘たちにとって母親を失った悲しみは大きいはず。父親であるベラニの存在はそんな子供たちの悲しみを癒し、健やかな成長を助けてくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年01月25日一緒に暮らすペットがかわいくて、ペットに似た犬や猫のグッズなどを集めてしまう飼い主さんもいることでしょう。Twitterユーザーのフーダさんの父親もその1人。彼は愛猫が好きすぎるあまり、『あるもの』を購入してフーダさんを驚かせたのです。それは…愛猫とそっくりの猫柄のソックス!猫の毛並みと肉球がプリントされたソックスを履いた父親に、愛猫も目を丸くしてしまいました。someone delete my dad’s shopee app now pic.twitter.com/LlfwiwPlrG — br0keb1tch (@bythefuckingway) December 29, 2020 フーダさんは「誰かパパのshopee(オンラインショッピングアプリ)アプリを削除して」と写真を投稿。すると見た人たちが大笑い!40万件以上の『いいね』がつき、たくさんのコメントが寄せられています。・この猫のリアクションに吹いた!・これはひどい。10足欲しい。・かわいすぎる!うちの猫と同じ柄のものはないかしら。海外メディア『Bored Panda』によると、フーダさんは父親のソックスを見た瞬間、「恥ずかしくて信じられなかった」のだとか。友達に見せようとTwitterに写真を投稿したところ、思いもよらず拡散したのです。意外にも「欲しい」というコメントが多かったことから、フーダさんは猫柄ソックスのサイトのリンクをシェアしました。here’s the link! happy shopping~ pic.twitter.com/yrDXDakQ7o — br0keb1tch (@bythefuckingway) December 30, 2020 そして肝心の愛猫の反応はというと…ソックスを見るなり怖がって逃げ出してしまったのだそう!しかし何度か見せているうちに慣れて、いまではソックスを履いた父親のつま先にじゃれているといいます。娘にはドン引きされましたが、溺愛する猫には『仲間』と認められたみたいで、よかったですね![文・構成/grape編集部]
2021年01月20日2人の娘と1人の息子の父親として日々の子育てに奮闘しているブラッド・カビ―さん。2020年のクリスマス前に、ブラッドさんは6歳と10歳の娘たちから「クリスマスプレゼントはメイクアップパレットが欲しい」といわれたのだそう。海外メディア『Dayton Daily News』によると、彼は常日頃から幼い娘たちに「化粧品は買わないぞ。女性は化粧なしでも美しくいられるからね」と話していたのだとか。すると娘たちは「ただメイクアップ道具で遊びたいだけ」と食い下がったため、ブラッドさんはメイクアップセットをクリスマスに買ってあげたのです。娘にメイクアップセットを買ってあげたら…!こうして迎えたクリスマス当日、ブラッドさんはTwitterに写真をシェアしました。するとその投稿に59万件を超える『いいね』が付き、共感の声が殺到したのです。その写真がこちらです!Welp...my daughters got make up for Christmas pic.twitter.com/ZqzJ6yVGer — Brad Cubbie (@Bcube40) December 25, 2020 娘たちにメイクの練習台にされてしまったお父さん!!この投稿を見た、娘を持つ父親たちからブラッドさんに同情と共感のコメントが続々と寄せられました。・女の子の父親としての通過儀礼だよ。・ブラッド、ついにきみも俺たちの仲間入りだね!・最高の父親はみんなこの手の写真を持っているよ!・うちの娘はもう少し年上だから、僕の髪の毛をブロンドに染められたよ。コメント欄はブラッドさんと同じように娘にメイクをされたお父さんたちの写真があふれています。世間のお父さんたちと同じく、ブラッドさんもかわいい娘たちに「パパの顔でメイクしていい?」と頼まれて、嫌とはいえなかったそうです。 この投稿をInstagramで見る Brad Cubbie(@bcube40)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Brad Cubbie(@bcube40)がシェアした投稿 ちなみにブラッドさんはクリスマスのツイートが話題になったことで「娘たちに今度はもっといい化粧品を買ってあげなくちゃ」と思ったのだとか。「化粧品は買わない」といっていたお父さんの意思を、いとも簡単に覆した彼の娘たち。ブラッドさんは本当に彼女たちにメロメロなのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2021年01月13日イギリスに住むステイシー・オークリーさんと2人の娘、アヴァ・ローズちゃんとオーロラ・グレイスちゃん。彼女たちはクリスマスに必ずしていることがあります。それは天国にいるマット・クレケラーさんにクリスマスカードを送ること。マットさんはアヴァ・ローズちゃんとオーロラ・グレイスちゃんの父親で、2018年10月に交通事故で亡くなったのです。マットさんがいなくなってからステイシーさんは毎年、2人の娘と一緒に天国にいるマットさんにカードを書き、ポストに投函していました。2020年12月、ステイシーさんは自宅の郵便受けに入っていた小包を見て驚きます。それは天国にいるマットさんから2人の娘に宛てたクリスマスカードだったのです。Posted by Stacey Oakley on Monday, December 7, 2020Posted by Stacey Oakley on Monday, December 7, 2020Posted by Stacey Oakley on Monday, December 7, 2020Posted by Stacey Oakley on Monday, December 7, 2020天国の父親とサンタクロースからの手紙かわいいクマがデザインされたカードは手作りで、アヴァ・ローズちゃんとオーロラ・グレイスちゃんそれぞれに届いていました。また小包の中にはサンタクロースからのカードも入っていたのです。そこにはこう書かれていました。ブリストル郵便局にいる友達から、きみが天国のお父さんに送った素敵なカードのことを聞いたんだ。きみはとてもいい子だから、素晴らしいクリスマスになるように私からもカードを送るよ。(プレゼントを入れる)ストッキングを吊り下げておくのを忘れないようにね。サンタとエルフとトナカイより愛を込めてStacey Oakleyーより引用(和訳)Posted by Stacey Oakley on Monday, December 7, 2020Posted by Stacey Oakley on Monday, December 7, 2020さらにステイシーさん宛ての手紙も同封されており、そこには宛先不明の郵便の返送作業をしていた郵便局員がアヴァ・ローズちゃんたちのカードを見つけたことや、その内容に心を打たれて2人にカードを送ったこと、そして「私がしたことを不快に思わないでくれることを願っています」と書かれていました。これらのカードは心優しい郵便局員によるものだったのです。事実を知ったステイシーさんは号泣。写真をFacebookに投稿し、郵便局員へ感謝の気持ちをつづっています。ブリストル郵便局の思いやりに感謝します。1年でもっとも忙しい時期に、見知らぬ人が、私の子供たちがよりよいクリスマスになるようにと手作りのカードを作る手間までかけてくれたことに、本当に感動しました。Stacey Oakleyーより引用(和訳)Posted by Stacey Oakley on Thursday, October 18, 2018Posted by Stacey Oakley on Thursday, October 18, 2018この投稿には「涙が出た」「なんていい話」などのコメントが寄せられています。ステイシーさんは今年、娘たちが天国のお父さんにカードを送っていたことを知らなかったのだそう。彼女たちはおばあさんの家にいた時に、母親に知らせずにカードを投函していたようです。この天国のお父さんからの返信は、アヴァ・ローズちゃんとオーロラ・グレイスちゃんにとって最高のクリスマスプレゼントになることでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月25日【連載】玉置妙憂の心に寄りそう人生相談<第54回>数々のメディアにも紹介され大反響を呼んでいる新書『死にゆく人の心に寄りそう〜医療と宗教の間のケア〜』(光文社)の著者・玉置妙憂さんが毎週、読者の悩みに寄りそい、言葉を贈ります。【今回の相談内容】自身のがんと発達障害の長男に関する悩みで心がぐちゃぐちゃです。私は6年前に乳がんを患って、胸の全摘手術や抗がん剤治療をした後も、ホルモン治療を続けてきました。ですが最近、それが骨と肝臓に転移していることがわかりました。主治医からはステージ4だと言われています。そこで、一番心配になったのがこれからの長男の生活です。息子は今、発達障害(自閉症スペクトラムと多動性障害)を抱えており、就労ができずに人生の迷路をさまよっています。どうも本人に就労意欲がない(ように見える)ようで、何度話し合ってもラチがあかなくて。「私が死んだら、この子はどうやって生きていくんだろう?」と心配でなりません。ただ、自分自身の病気のこともまだ折り合いがついていなくて。病気になったことや残された時間の過ごし方、今後の長男の生活など、悩みの種が同時に襲ってきて気持ちがぐちゃぐちゃになってしまいました。この気持ちを整理するにはどうすればいいでしょうか。(女性・54歳・経営者)【回答】ご自分のご病気、ご長男のこと、どんなにぐちゃぐちゃなお気持ちでいらっしゃることでしょう。少しでもわかりたいと思うのですが、わたくしごときには想像もつきません。その“ぐちゃぐちゃ”をどう整理したらよいだろうか、ということですね。う〜ん……一発解決の大正解は……う〜ん……見つかりそうにありません。この世の中には、どうにもならないことが歴然と存在しています。自然災害もそう、病気もそう。私たち人間ごときにはどうこうできないものがたくさんあります。でも、こうして世の中は続いている。これまでにだって何度も全生命絶滅の危機はあったはずですが、こうして続いている。つまり、成るようになる。思い悩んだところで、成るようにしかならない、ということなのではないかと思うのです。私たちは、どうなるかわからないものをわからないままにしておくことがとても苦手です。いつだって、わかりたい、なんとかしたいと四苦八苦しています。でもね、この先どうなるかはやっぱりわからないのです。わからないことを思い悩んで多大なエネルギーを無駄遣いするより、同じように使うならもっと実のある使い方をした方がいい気がしませんか。この先残された時間がどれくらいあるのかはわからない。息子さんがどうやって生きていくのかもわからない。それは、どうしたってわからないので、わからないままそっと置いておく。そのかわり、一緒にいられる“今”の時間をどう過ごすか。散歩に誘ってみようか、ランチをしようか。それなら私たちの範疇です。勝手なことを言って申し訳ない。でも心から、あなたの“今”が万事うまくいくことを願っています。【プロフィール】玉置妙憂(たまおきみょうゆう)看護師・看護教員・ケアマネ−ジャー・僧侶。「一般社団法人大慈学苑」代表。著書『死にゆく人の心に寄りそう』(光文社新書)は8万部突破のベストセラー。NHK『クローズアップ現代+』、『あさイチ』に出演して大きな話題に。現在、ニッポン放送『テレフォン人生相談』のレギュラーパーソナリティを務める。
2020年12月11日柄本佑主演、在宅医療のスペシャリストの長尾和宏による著書「痛くない死に方」「痛い在宅医」を映画化した『痛くない死に方』。この度、本作の特報映像と場面写真が公開された。本作は、日々仕事に追われ家庭崩壊の危機に陥っている河田仁(柄本さん)が、大病院でなく“在宅医”だからこそできる医療を模索し、人と向き合うことを実践していく成長物語。公開中の特報映像では、坂井真紀演じる“痛くない在宅医”を父親のために選択する智美のシーンからスタート。奥田瑛二演じる河田の先輩・長野浩平や、余貴美子演じる長野と在宅医療を支える看護師・中井春菜、“延命治療はしたくない”と語る、河田が担当することになる宇崎竜童演じる明るい末期の肺がん患者・本多彰ら豪華キャストが登場している。そして、河田が神妙な面持ちで「在宅医に一番大事なことって、何なんでしょうか…」という台詞で締めくくられている。本作の原作者で医療監修も務めた長尾さんは「この映画は拙書『痛くない死に方』と『痛い在宅医』が原作である。しかし高橋伴明監督には他の本も読んで頂き、とても練られた脚本を書いて頂いた」と絶賛し、「国策である在宅医療はこれまで美談でしか語られてこなかった。リアルを語るとすぐに矢が飛んできた。でも僕は美談が大嫌い。患者目線、家族目線から見た在宅医療とはどんなものなのか。どうすれば望む最期が本当に叶うのか。どんな医者を選べばいいのか。百聞は一見にしかずというが、まさにこの映画に在宅医療の本質が凝縮されている」とコメント。キャストの坂井さんは「『死』というものへと向かっていく家族と向き合う日々は、演じていることという枠をこえて、言葉にできない感情との闘いでした」と撮影をふり返り、「この作品が、私たちの未来への希望となり、人生最後の時がよりあたたかいものになれば」と願った。そして同じく本作に出演する奥田さんは、「生きるとは、食べること」というセリフでNGを連発してしまったと明かし、「撮影時を思い出すために書棚に納めてある台本を一年半ぶりに手に取りページをめくった。『生きるとは、食べること』そこに線が引いてあり、さらに上部の空白に大きく自筆で書いてあった。なのに撮影時のNG連発、原因はいかにその台詞がこの映画にとって大切な言葉であるかという証しである。それを一人の医師として表現する。己と役の医師、長野浩平、さらに原作者であるこの役のモデルでもある長尾和宏先生、一体感を持ち現場に満々と臨んでいるつもりだったのであるが上手くいかない。不思議と自律神経が崩壊してナーバスになることはなかったが、その日のビールはいつもと違う苦さだった。恐る恐る完成試写に臨んだ。その日のビールは珠玉の苦味、美味かった」と話している。『痛くない死に方』は2021年2月20日(土)よりシネスイッチ銀座ほかにて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:痛くない死に方 2021年2月20日よりシネスイッチ銀座ほかにて公開©「痛くない死に方」製作委員会
2020年12月09日【今週の悩めるマダム】竹内結子さんの自死に大きなショックを受けました。竹内さんとは同世代で幼い子どもが2人いるので、共通点が多いと勝手に思っています。私自身、いますぐ死にたいというわけではないけど、「死んじゃったら楽かな」と思ってしまうことが最近増えました。この気持ちはどうしたら解消できますか? (埼玉県在住・40代主婦)このところ、芸能人の自死が続いていますね。死に至る理由はきっとさまざまでしょうが、こうも続いてしまうと、同時代を生きる者として、不安になるのは当然です。ましてや幼いお子さんがいらっしゃる奥様のような方は尚更だと思います。実は、僕も何度か「死にたい」と思ったことがあります。どれもいま思うと、真剣に考えた「死にたい」ではなかったように感じます。実際に死を選ぶ人は「死にたい」気持ちを深く考察されたというよりも、死に招かれた方が多いのではないでしょうか。「死にたい、死にたい」と言い続けている僕の友人はいま、2人も孫がいるおじいちゃんになって、ぴんぴん、生きています。先日会ったら、「長生きも悪くないな」と言っていました。この友人と同じというわけではないですが、奥様は「生き切る」と思います。そもそもここにお悩みを投稿してくださったということに、生きたいという希望が見えるからです。だから、僕は少し安心して、この先のことを書かせていただきますね。結論から言いますと、「死にたいと思っていい」というのが僕の考えです。その気持ちをもっと誰かに話してもいいし、それを言葉にしてこうやって投稿されてもいいのです。ただ、「死にたいと言ってもいいから、生きてください」と、いま死にたいと思っている方々へ伝えたいです。僕も離婚直後、「異国の地でどうやって幼い息子を男手一つで育てればいいんだ……」と絶望的になりました。マスコミにもあることないこと書かれ、そういう記事を見た在仏日本人から誹謗中傷まで受けました。さらに、その連中はかつて自分が面倒をみてきたような人たちで、「ああ、死ぬしかないな」と幼い息子の寝顔に向かって言ったことがあります。そういうときは憎しみよりも諦めの方が大きく、いま思えば危険な状態でした。でもそのとき、寝ていた息子の目尻に涙が見えた。一粒の輝く光でした。みんなを許そう。自由気ままに生きてきた自分にも責任がある。でも、この子にはいっさい罪がない。この子を守る存在が必要じゃないのか。もう一人の僕が、僕にそう告げたのです。そして、寝ている息子を抱きしめ、声を殺して泣きしました。そして泣き終わったとき、僕は強く生きようと決意していたのです。あれから約7年が経ち、在仏生活も18年になります。今年は2カ月のロックダウンをパリで経験し苦しい日々でしたが、僕は「絶対、生き切るぞ」と自分に言い続けてきました。奥様、こうやって投稿してくれてありがとう。それはあなたからの「生存するぞ」という決意だと思いました。人間は死にたいと思っていいのです。辛い世界ですから、当然です。でも、生きてください。共に、生きていきましょう。【JINSEIの格言】結論から言いますと、「死にたいと思っていい」というのが僕の考えです。ただ、「死にたいと言ってもいいから、生きてください」と、いま死にたいと思っている方々へ伝えたいです。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】(@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!「女性自身」2020年10月27日号 掲載
2020年10月20日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「死ぬまでにやりたい100のことリスト」です。以前から作っていた「死ぬまでにやりたい100のことリスト」がついに完成したので先日、ツイッターで公開してみました。結構、反響があって63番目に書いた「岡崎慎司選手とサッカーをする」では、実際に岡崎選手からレスをいただいたり、48番目に書いた「ホストクラブに行く」でも、現役ホストの方から連絡があったりしました。そもそもは、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した『最高の人生の見つけ方』という映画に出てきたバケットリスト。余命6か月の彼らが人生でやりのこしたやりたいことをリストにしていて、それを僕も真似して、短い人生の中でやりたいことは何かと考えてみることにしたんです。始めたのはデビュー前の2013年です。最初に書いた大きな願いは「作曲家になる」と「さいたまスーパーアリーナでワンマンライブをする」でした。その2つともすでに叶えているって、かっこよすぎると思いませんか?ほかにも「Eテレでレギュラー番組を持つ」とか「RIJF(ロック・イン・ジャパン・フェスティバル)のグラスステージでライブをする」なども、最初のころに書いていたので、すでに叶えていることが本当にうれしい。ここまで大きな願いを叶えていることで、俺はなんでもできるぞ!と自尊心を得られたこともあって、前向きにリストを追加していくことができ、今年ついに100個を考え切ることができました。リストを見た方々からは自分も真似してやってみたいと、たくさんのコメントをいただきました。実際、やって公開している人も多いです。自分がやりたいことに対してモチベーションを持って取り組めるようになると思うので、まだの方はぜひトライしてみてください。リストの作り方のコツは、できるだけ項目を抽象化せず具体的に書くことですね。たとえば「人に優しくする」だと、判断基準がどこにあるか難しくてどのタイミングで達成といえるのかわかりにくい。まず具体的なこと、さらに数字をつけると目標化しやすいです。リフティング100回とかアルバム30枚とか。あとは、1~20番は仕事のこと、21~40番は私生活、41~60番は行きたい場所とかカテゴリーを分けてみると作りやすいかもしれません。まあ、とにかくみなさんやってみてください。自分がやりたいことを100個見つけるって、意外とめちゃくちゃ大変ですから!おかざきたいいく『よなよなラボ』(NHK総合 毎月1回土曜24:05~)が好評放送中。ビッケブランカさんとのコラボシングル『化かしHOUR NIGHT』(avex trax)が、10/28発売に!※『anan』2020年10月21日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2020年10月18日2人の娘を育てながらエッセイ漫画を描いている吉田いらこ(@irakoir)さん。吉田さんは高校生の頃、父親が若年性認知症を患ったそうです。要介護となった父親とその家族が経験した、23年間を漫画にしました。『若年性認知症の父親と私』脳を手術した吉田さんの父親は、その後左半身がマヒしてしまいました。以前の父親とは様子が異なり、「術後で記憶が混乱しているのだ」と自分に言い聞かせていたという母親。しかしその後、父親は若年性認知症と診断されたのでした。自宅での介護が始まり…?すぐに物事を忘れてしまう父親に対して、「なんですぐ忘れちゃうの」と想いをぶつけてしまった吉田さん。しかし、父親はそれに対して「ふざけるな」と手を挙げたのでした。父親が完全に変わってしまったのだと悟った吉田さん。父親との介護生活に思い悩み「あの時、いっそ…」と考えてしまうこともあったそうです。その後、社会人となった娘。父親は…?一時は恋人の家族に、『病気の遺伝』を理由に難色を示されたものの、周囲の応援のおかげで無事結婚することができた吉田さん。その後、2人の娘が生まれ母親として子育てに奮闘する中、父親の『延命措置』についての話が持ち上がりました。吉田さんは、「もしもの時、どうしたいか」という母親の問いに、答えを出すことはできませんでした。父親の『延命措置』母親の決断は…【最終話】若年性認知症の父親と私41お読みいただきありがとうございました pic.twitter.com/40IIHDQpBE — 吉田いらこ/大阪おでこ姉妹 (@irakoir) October 10, 2020 延命治療することなく、息を引き取った父親。葬儀の時、吉田さんは母親に「どうしてここまで父親の世話をできたの」と聞くと、「惚れてたってことかな」と答えられ衝撃を受けたといいます。吉田さんの母親は、初めから最期まで父親と向き合い続けたのでした。対して、吉田さんは、現実を受け入れきれなかった自分を責めてしまうそうです。読者からはさまざまな声が寄せられました。・自分の家族が要介護状態になった時、受け入れることができるのか、向き合えるのか。普段、目を背けていることを、改めて考えさせられるお話でした。・うちの母親の姿と、吉田さんの父親の姿が重なり泣いてしまいました。元の姿を知っているからこそ、変わってしまった姿を受け入れきれない。家族にしか分からない苦しみだと思います。・僕は父親と同居しながら介護をしています。介護って本当に難しいです。でも、たまに見せてくれる笑顔が救いかな。病気や障がいにより要介護となってしまった人、同居しながら長年介護をする人、また、介護士として患者と日々接する人…それぞれ、考え方や感じ方、苦悩はまったく違うものでしょう。介護が必要となった人の家族として、心の葛藤や経験を漫画にした吉田さん。介護については、それぞれの家庭環境や家族関係がみな違うため、一概に『こうすればいい』ということはいえません。もし、自分の家族が要介護となった場合、また、自分自身が介護される側になった場合など普段目を背けがちな問題について、家族同士で一度話してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年10月10日家族や風景の写真を撮影している、イナガキヤスト(@inagakiyasuto)さん。イナガキさんの写真からは、家族の温かさが伝わってくる作品が多く、人気を博しています。2020年8月31日、イナガキさんはこれまでに『父親目線』で撮った家族の写真をTwitterに投稿。「素敵な家族写真」といったコメントが寄せられた4枚の写真がこちらです。パパが撮った家族の写真です。 #大切なあの人 #myprecious2020 pic.twitter.com/L5uDvBZp8j — イナガキヤスト (@inagakiyasuto) August 31, 2020 父親のイナガキさんが見た、妻と息子の姿。どれもストーリー性があり、家族の温かさを感じます。作品にはさまざまな感想が寄せられていました。・素敵な写真。愛を感じました。・泣けてきた。こんなお父さんになりたいです。・かけがえのない宝物ですね。4枚目の写真がとてもいい。写真1枚ずつに、それぞれ思い出が詰まっていることでしょう。作品を見ていると家族のよさを感じられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月19日自分の父親が不倫をしていると気づけば、心中穏やかでいられない人が多いでしょう。ですが実際に、ちょっとしたLINEがきっかけで、実の父親の不貞行為を知ってしまった女性もいるようです。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんなLINEを3つお届けします。文・並木まき1:知らない女性の名前がポロリ「弟が結婚することになったので、父親と結婚式についてLINEで話していました。すると父親からのLINEの中に、文章とは関係ない『マミコ』という名前が入っていて……。注意深く読んでみると、どうやら“マ”で始まる単語を打とうとして、“マミコ”と誤変換してしまったようでした。どう考えても、“マミコ”は人の名前ですよね? もともと父親は浮気性なタイプで、これまでも母は散々泣かされているんです。きっと父親は今、マミコという人と不倫をしていて、よく打つ単語だからスマホの予測変換で出てきてしまったんだろうなぁ~と察しましたよ。突っ込むのも面倒だと思い、そのままスルーしましたけど、相変わらずなんだなぁと呆れました」(36歳女性/金融)もともと浮気癖のある父親からのLINEに、女性の名前がうっかり入っていれば、察してしまうのも娘の心理。波風を立てないよう、あえてスルーするという大人の対応で済ます女性もいるようです。2:食事の写真を熱心に送信する父親「母が出かけているときに、珍しく父親とふたりで食事に行ったんです。その日は、父親のリクエストで家の近所のお寿司屋さんに行ったんですけど……。すると、今までは食べ物の写真なんて撮らなかった父親が、せっせとお寿司の写真を撮っていたので、めちゃくちゃ違和感を感じていたんです。その後、私がトイレに立ったときのこと。戻ってくると、カウンターに座っている父親が熱心にスマホをいじっていて、私が戻ってきたことにも気づかない様子。そっと父親の後ろからスマホ画面を見てみると、なんと見知らぬ女性にお寿司の写真を何枚も送っているところでした。チラッと見えた相手からの返信には『ずるい! 私も金曜日はお寿司がいい』と書かれていて、思わぬタイミングで父親の不倫を知ってしまいました……。そういえば、最近父親の毎週金曜日の帰宅時間が遅いなと思っていたのですが、どうやらデートの相手がいたことが理由のよう。チラ見えしたアイコンに映る女性は、父親より少し年下っぽい雰囲気でした。ひょっとしてダブル不倫かも!? なんて思いつつ、父親には怖くて真実を聞けていません。もちろん母にもこのことは話していませんよ!」(30歳女性/IT)ラブラブ期のカップルが、お互いの日常を写真付きで報告するというのはよくある話ですが、父親がそんなことをしていたなんて……。これまでとは違う行動をしている父親の様子から、不倫を悟ってしまう娘もいるようです……。3:いきなりの「大好きだよ」「私はしばらく実家に帰っていませんし、普段から親と頻繁に連絡をとることもないドライな親子関係です。ところが先日、久しぶりに父親からLINEが届きました。『珍しいな』と思いながらメッセージを開いてみると、なんとそこには父親から『大好きだよ』と書かれたメッセージがありました。日頃から親子で愛情表現をしている間柄ならともかく、たまに届いたLINEがこれなのは明らかにおかしい! その時点で、父親には浮気相手がいるのだとピンときましたね。しばらく放置していると父親から『間違えた』と届き、その直後にメッセージが削除されました。『娘宛に送った』と言ってくれたほうが、嘘だとわかってもまだ良かったのに、誤送信を認めたあげくに送信したメッセージを削除したのを見て、疑惑は確信に変わりました」(34歳女性/サービス)父親から普段届かないような文面のLINEが届けば、違和感を覚える人も多いはず。しかもその後の行動が明らかに動揺している様子だと、疑惑は深まるばかりでしょう……。父親の不倫なんて、知りたくないもの。それにもかかわらず、たまたまLINEのやりとりをしているときに疑惑のメッセージが届くのは、ある意味で残酷です。こんなLINEはできることなら、一生受信したくないですし見たくもないですよね……。©Westend61/gettyimages
2020年09月17日お笑い芸人の江頭2:50が10日、自身の公式YouTubeチャンネル「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」に公開した動画で、「本当に死ぬかと思った仕事」について語った。「本当に死ぬかと思った仕事ベスト3!」と題して公開された動画で、江頭は第1位に「江頭グランブルー」を挙げた。「江頭グランブルー」は、過去にテレビ東京で放送されていたバラエティ番組『浅草橋ヤング洋品店』の名物企画。江頭が水槽内で息止め対決を行っていた。しかし同企画で、清水圭が江頭の記録を破ったことを振り返り、「そしたら俺、水恐怖症になっちゃって」と江頭。「そりゃショックだよ! 俺のコーナーだもん」と当時の心境を回想した。その後、清水に再挑戦する権利が与えられた江頭。「前の日に荻窪の温泉ランドで、お湯に何分潜っていられるか特訓をした」と明かし、「前日はもう死ぬしかないと思ったんだよ。(清水の記録まで)潜れないってもうわかってたから」と説明した。そして、「だから『気を失うしかないな』と思って、2分20秒のときに本当に気を失ったんだよ。そこから覚えてない。ブラックアウトを起こしてた」と話していた。
2020年09月13日私たちは家庭や職場などを始め、複数のコミュニティに属し、さまざまな人間関係を築いて生活しています。時には自分とまったく異なる考え方の人と意見がぶつかってつらい思いをしたり、誰にもいえない悩みを抱えて孤独を感じたりすることもあるでしょう。ROLAND「死にたいぐらいつらい時は…」タレントや実業家として活躍するROLANDさんが、2020年9月7日にTwitterを更新。日頃から自分のTwitterアカウントを見ている、不特定多数の人に向けて、次のようなメッセージを送りました。僕をフォローしてくれている沢山の著名人、実は裏アカウントでこっそり見てくれている、なんて芸能人達。勿論普通の人も死にたいぐらい辛い時、ROLANDは何があっても貴方達の味方だって事を思い出して欲しい僕がいくらでも貴方を肯定して、いくらでも前向きになれる言葉をプレゼントすると約束する— ROLAND (@roland_0fficial) September 7, 2020 「何があってもあなたの味方だ」と宣言したうえで「僕がいくらでもあなたを肯定し、前向きになれる言葉をプレゼントする」とつづったROLANDさん。メッセージは拡散され、11万件を超える『いいね』が集まりました。・読んだ瞬間に泣きました…。ありがとうございます。・こんなにも悩みを抱えている人がいるなんて、思いませんでした。私は1人じゃなかったんですね。・「自分のことは自分で守るしかない」と思って生きてきたので、ROLANDさんの言葉に救われました。ROLANDさんの投稿に対し、ネット上には悩みを打ち明けるコメントが集まっています。そういった悩みに対し、見ず知らずの人が「自分も同じ経験がある」「1人じゃないから負けないで」と、共感して励まし合うような動きも。周囲を見渡すと、たいていの人が順風満帆な人生を歩んでいるように見えるものです。しかし、内に秘めている悩みや不安、葛藤がない人はごくわずかで、多くの人がいろいろな困難にぶつかりながら人生を歩んでいるでしょう。「自分は1人じゃない」…そう思えるだけで、違った景色が見えてきそうですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月09日人間関係を円滑にする上で、コミュニケーションは欠かせません。しかし、コミュニケーションにおいて具体的に何を意識していれば、お互いに円滑な意思疎通がとれるのでしょうか。『コミュ力』とも呼ばれ「コミュ力が高い人」「コミュ力の塊」と、多くの人が身に付けたいと望むコミュ力に必要なものとは一体…。『父の話』Instagram上で絵日記を投稿している、さく(saku_uraura5)さん。さくさんの父親は、身内から見てもコミュニケーション能力に長けているといいます。そんな父親から、さくさんはコミュニケーションの極意を聞かされたことがありました。父親が出した「話し上手は聞き上手」という例えは、きっと多くの人が聞いたことがあることでしょう。では、聞き上手とは何かというと、父親は問いかけがうまいことだと説明します。さらに深掘りし、問いかけがうまい人は、察し上手であると指摘する父親。この察し上手が、人とのコミュニケーションにおける極意なのだそうです。その上で、父親は常に頭においてある言葉があるとし、こうも続けました。幅広い分野に興味を持つことと、相手が何に興味があるのかを会話の中で察して引き出せたらいいよね。相手の話を聞いて相づちを打つだけでなく、質問を織り交ぜて会話をしていくこと。また、その質問は、相手が興味を持っている分野であることも大切です。そうすれば、おのずと相手はしゃべるようになり、結果的に会話も弾むのだそうです。誰だって、相手が自分自身や自分の好きなことに興味をしめしてくれたら嬉しいもの。父親が常に意識していることは、つまりは『相手を知る』というコミュニケーションのベースを守ることなのかもしれません。「もっと父親の話を聞きたい」「とってもためになる話」と反響を呼んだ、父親が心がけるコミュニケーションの極意。さくさんだけでなく、多くの人にとって印象的な『教え』になったようです。[文・構成/grape編集部]
2020年06月26日青森県鰺ケ沢町で暮らしていた秋田犬の『わさお』が、2020年6月8日、この世を去りました。推定13歳で、人間で90代にあたる歳でした。支援団体の発表によると、死因は多臓器不全とのことです。支援団体「わさおプロジェクト」によると、死因は多臓器不全。今年4月から自力で立ち上がれなくなるなど衰えが目立っていた。産経ニュースーより引用「ブサイクだけどかわいい」というブサカワな犬として、数多くのテレビ番組などに出演し、人気を博していたわさおの死に、多くの人が悲しみの声を上げています。・大好きだった。涙が出る。・わさお、今まで本当にありがとう!・お母さんのところにいったんだね。天国で仲よく暮らしてね。愛らしい姿で多くの人の心を和ませてくれたわさお。天国でこれからも幸せに暮らしてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月09日2人に1人以上という高い利用率を誇るアプリ『LINE』。幅広い年代の人たちが利用しており、今や私たちの生活に欠かせないSNSツールの1つとなっています。手を洗うりょーた(@garnet23rd)さんの小学1年生の娘さんもまた、LINEの利用者の1人。しかしまだ幼いためか、それともLINEを覚えたばかりだからなのか、娘から送られてきたメッセージに、父親は恐怖を感じてしまったといいます…。Twitterで公開された、実際のメッセージがこちらです。そこはかとなくただよう束縛感…。実の娘のはずなのに、なぜか相手の愛を確認したくてたまらない恋人のようなメッセージです。さらに、娘…もとい『彼女(仮)』のメッセージは続きます。小1の娘がLINEを覚えたんですが、なんだか束縛の強い恋人感ある… pic.twitter.com/ob4QfR2uPS — ♦️手を洗うりょーた♦️ (@garnet23rd) June 6, 2020 『彼女(仮)』は、適当な返信を許しません!メッセージだけでは飽き足らず、怒涛の電話攻撃へと移ります。そんな娘からのLINEを見た父親は、こう思ったのでした。「なんだか束縛の強い恋人感ある…」恋人からこんなメッセージがきたら驚いてしまいますが、相手が娘ならかわいく思えるもの。適当な返信を許さないのも、父親のことが大好きだからこそなのでしょう。事実、メッセージを送った後には「パパ、送ったよー。お返事書いてね」と直接いってくるのだそうです。【ネットの声】・楽しいから、早くパパからお返事がほしいんですね。・思春期を迎えたら、既読すらしてくれなくなる未来が見える。・娘さん、素質ありますね…。成長し娘が大人になった時、この日のLINEを見て父親と娘の2人で笑いあう姿が目に浮かびますね。『#ゆるゆるお父さん遠足』投稿者である、手を洗うりょーたさんは「パパの育児が当たり前になれば」との思いから、『#ゆるゆるお父さん遠足』という活動を行っています。2020年6月現在、新型コロナウイルス感染症の影響で活動は控えているものの、落ち着いたら再開されるとのこと。気になった人は、ぜひ『#ゆるゆるお父さん遠足』のサイトを見てみてください。#ゆるゆるお父さん遠足[文・構成/grape編集部]
2020年06月07日多くの親にとって、子供から貰ったプレゼントは宝物。バシ(@ho__Llywood)さんの父親も、子供からのプレゼントに感動して大切にするタイプでした。ある日、父親からこんなLINEメッセージと写真を受け取ったバシさんは、内容を読んで胸がいっぱいになります。父が去年の誕プレで渡したチョコと付箋に書いた粗末な手紙を賞味期限ギリギリまで大切に取って、食べる前にわざわざLINEまでしてきた。なんか嬉しくて泣けちゃう、、。 pic.twitter.com/qa4PyN9ivj — バシ (@ho__Llywood) May 29, 2020 1年前、父親に誕生日プレゼントとしてチョコを贈ったバシさん。チョコには「お誕生日おめでとうございます。51歳ですね」と書いたメモを貼っていました。いたく感動した父親は、すぐに食べてしまわず大切に保管していた様子。なんと、賞味期限がギリギリになるまで、宝物のようにしまっていたのです!食べる前にわざわざ連絡までしてきた父親の行動からは、あふれんばかりの愛情が感じられます。なお、メモに書いてある『ちゃんぢゅん』とは父親が定年を迎えてから開く予定のお好み焼き店の名前で、「おとんが作るお好み焼きは、冗談抜きで日本一おいしい」とのこと。夢を応援してくれていることが伝わるメモも、父親にとって一生の宝物なのでしょう。親子愛が伝わる投稿に、心打たれますね![文・構成/grape編集部]
2020年05月31日イラストレーター・きくちゆうきによる人気4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』の展覧会「100日後に死ぬワニ展」が、神奈川・横浜駅直通のアソビル3階「MONOTORY」にて開催します。当初2020年4月の開催を予定していましたが、2020年6月下旬に延期。開催日程詳細はあらためて発表されます。『100日後に死ぬワニ』の展覧会が横浜・アソビルで開催2019年12月12日に作者・きくちゆうきが自身のTwitterアカウントにて投稿をスタートした『100日後に死ぬワニ』は、主人公のワニが死ぬ100日後までの日々を、1日=4コマのカウントダウン形式で描いた作品。主人公の“死”というオチを最初から明かすことで、何の事は無い日常の中に、生きるということの意味とメッセージをより印象的に込めた異色の4コマSNS漫画です。100日分のイラスト展示、オリジナルトートバッグ作りも本展では、そんな同作の100日分のイラスト作品を展示。そのほか、きくちゆうきが厳選した25コマの中から好みのコマを選び、自分だけのオリジナルトートバッグ&マグカップ作りが体験出来るワークショップも行われます。オリジナルグッズ数十種類が並ぶ物販コーナーまた、会場にはオリジナルTシャツやクリアファイル、ステッカーなど、数十種類におよぶ『100日後に死ぬワニ』オリジナルグッズを販売する物販コーナーも併設されます。開催概要「100日後に死ぬワニ展」開催期間:2020年6月下旬 ※詳細日程は今後の状況を踏まえて決定。※当初は2020年4月15日(水)〜4月28日(火)開催を予定していたが、延期。会場:アソビル 3F「MONOTORY」(神奈川県横浜市西区高島2丁目14−9)時間:平日 10:00〜18:00/祝土日 10:00〜21:00入場料金:無料※ワークショップ参加の際は別途料金が必要。■ワークショップ - オリジナルトートバッグ作り参加費用:2,500円(税込)開催頻度:イベント期間中毎日実施(材料が売り切れた際は開催なし)時間:10:00〜18:00(日によって変動する可能性あり)対象年齢:小学生以上所要時間:約40分作品引き渡し:当日持ち物:なし■ワークショップ - オリジナルマグカップ作り参加費用:3,000円(税込)開催頻度:イベント期間中毎日実施(材料が売り切れた際は開催なし)時間:10:00〜18:00(日によって変動する可能性あり)対象年齢:小学生以上所要時間:約40分作品引き渡し:当日持ち物:なし
2020年04月19日春になると思い出す、言葉にできない生きづらさを抱えていた幼なじみの存在3月になると、私はある大切な人の存在を思い出す。保育園から小学校、中学校で学び舎を共にした、幼なじみでもある3月生まれの友人だ。名前を仮に「T」とする。ADHD(注意欠如多動性障害)やASD(自閉症スペクトラム障害)のような傾向があったTと、後にADHD傾向のあるASDとの診断を受ける私は、共に「扱いにくい、変わり者の生徒」との対応を、多くの教師から受けており、理不尽に煙たがられていた。当時は言語にできなかった「生きづらさ」を抱え、それを共有できることも、Tと私の距離を縮めたのかもしれない。気をつけていても失敗が絶えないこと、場の空気に合わせた言動を選んだつもりなのに、自分が周囲から浮いていると感じられて苦しい、変人扱いされるのが悲しい、などとよく話していた。しかし、「発達障害」という概念さえ知らなかった、田舎に住まう30年前の女子中学生が、解決手段を見つけ出すことなどできようか。「どうしたらいいんだろうね…」とため息をつくばかりであったが、「自分の苦しみを理解してくれている人がいる」という事実は、私の心の支えとなっていた。中学校卒業間近になった頃、どんなタイミングであったかは忘れてしまったが、Tが「死にたいと思ったことはある?」と質問してきた。「あるよ。しょっちゅう。死にたいというか、自分をなかったことにしたいような」同級生からのいじめや、教師からの吊し上げも経験した私は、素直に答えた。すると、Tは安堵したような表情を浮かべた。「ああ、あるんだ。そうか」「そういうこと言うな!とか怒られそうだから言わないようにしてるけど」「同じだ。私も思っていたとしても黙ってた。でも、思っちゃうのは仕方ないよね」「うん、仕方ない仕方ない。思いたくなくても思っちゃうんだもん」自分の存在の重みなんて紙以下だと思っていたこの頃の私には、Tの質問を受けても深刻にならなかった、と申すべきか、「そうか、君もか」という、T同様、安堵に近い心理状態であった。もしかしたら、この時Tはすでに追い詰められていたのかもしれない。しかし、自分のことで精一杯だった私は気づくことができなかった。これも3月、彼女の誕生日を間近に控えた時であったと記憶している。「吐き出すことさえ許されないの⁉」――電話の向こうで泣きじゃくる幼なじみ。その時私は。その後、彼女は…卒業後、Tと私は別々の高校に進学。Tは卒業後、県外の専門学校に進み、私は高校を中途退学して働き始めた。その後、私が新潟を離れて生活するようになると、入れ違いのかたちでTが新潟に戻った。進学先で身心のバランスを崩したため、実家で療養、精神科などに通院するのだと教えてくれた。あらぬ誤解を避けたいので、彼女の診断名は伏せる。私は私で季節性のうつを発症し、やはり精神科に通っていた。ここに至るまでも、交流は続いていた。月に何度かの手紙の交換や電話、私が帰省した折や、彼女が私の暮らすまちまで出向いてくれた時に対面できる程度ではあったが、まだまだインターネットが普及していなかったという背景を考えると、頻繁だったように思える。家と病院の往復生活で人と会う機会が少なかったTと、やはりなかなか人とは会えない生活をしていた私は、双方が地元で暮らしていた頃以上に親密度を増していた。「死にたくなることがある」というようなことを吐き出すこともあったが、お互いに騒ぎ立てることはなく、お互いに話を聞き、最後にはいつでも笑いながら話を終わらせていた。ところがある日のTは、電話の向こうで泣きじゃくっている。そして、「死にたい、死にたい」と繰り返すのだ。一進一退を繰り返しつつも、希死念慮と戦っていることを、彼女は私に教えてくれた。当然私はTには生きていてほしい。でも、今以上に未熟だった20代の私は、かけるべき言葉を見つけられず、「落ち着け!まず落ち着け!」ばかりを繰り返していた気がする。「うん、うん」と、絞り出すように相づちを打ち、少し落ち着いてからTは、途切れ途切れになりつつも、私に訴えた。「私が“死にたい、消えてなくなりたい”、って言うと、“そんな悲しいことを言わないでほしい”って返ってくるんだけどさ…私だって、死にたいとか思わなくて済むようになりたいよ。誰かを悲しませることなんて言いたくないよ。でもそういう気持ちが浮かんでしまうし、黙っていると苦しくて…。でも、“そんな悲しいことを言わないでほしい”って言われたら、吐き出すことさえ許されないのか、ってますます苦しくなるし、死にたくなる…。どうしたらいいのか分からない、すべての感情をなくしてしまいたいよ…」苦しみを訴えるTに「そんな悲しいことを言わないで」と伝えた人は、彼女を大切に思い、共に生きていきたいからこそ、その言葉を選んだのだろう。しかしTは、吐き出す口を封じられたように感じられてしまったのだ。私だってTには生きていてほしい。でも、彼女の気持ちは否定したくない。私は「生きていてほしい。でも気持ちは分かるんだよ」というようなことを繰り返すしかできず、どういう過程で彼女が冷静さを取り戻したのか一切覚えていないのだが、「また連絡するね!」という元気なTの声を聞いて終話した直後、脱力した記憶がある。以後も彼女が泣きじゃくりながら、あるいは沈み切った声で電話をかけてくることはしばしばあったが、おおむね穏やかな交流は続いていた。そしてある日、「臨時収入が入ったし時間が取れそうだから、近々希望ちゃんのところに遊びに行っていい?」という申し出があった。当時の私は初めての結婚生活を送っていたのだが、配偶者もTとは面識があり、互いに友人と認識している関係であったため、夫婦揃って歓待の構えであった。「じゃあ、詳しい日程が決まったら連絡するね!」明るくはずんだ声だった。それなのに。数日後、私の携帯電話に、Tの番号から着信があった。こちらに来る日程が決まったのかとニヤニヤしながら受話した私の耳に響いたのは、彼女のご家族の声だった。死にたい気持ちに襲われ、言葉にしながらも、必死で生きる理由を模索していたTは、唐突に自らの生を終わりへと導いた。希死念慮を打ち明けることは「かまってちゃん」的行動なのか?少し前、とある著名人の言葉がSNSを駆け巡った。【「死にたい」という友人からのメールに、自分はこう返信した、「死にたいというのは、生きたい気持ちの裏返し。わざわざ周りにそんなことを訴えるのは、生きたい気持ちを確認しているだけ。だから君は絶対死なない」と】文面は変えてあるが、上記のような内容だった。正直、げんなりするくらいに見聞きしている言説である。この投稿は、「まさにその通りだ」という絶賛と共に拡散されたが、同時に「その言葉を本人に向けるのはいただけない」という批判も多く、たちまち炎上した。「死にたいというのは、生きたい気持ちの裏返し」というのは分かる。もう少し細かく言えば、「死にたいほどに現状が辛いが、この苦しみが和らぐのならば生きていたい」というのが私の知っている感覚だし、Tの一件から、「死にたいとわざわざ口にする人間に限って死なない」なんてことはないと痛感した。「死にたいと口にして、実際死を選んだ人はもうこの世にいないから、死にたいと口にして死を選んだ人がいない、もしくはごく少数に見えるだけ」というような意見をどこかで目にして、その通りだと私はうなずいたものだ。まさに「死人に口なし」、語るすべのない人の話は聞くことができない。そして私は、自分が生きてこられたのはたまたま、ほんのちょっとの偶然で「死ぬ」という選択をせずにいられただけだと思っている。だから私も、先述の投稿には首をかしげざるを得なかった。話は変わるが、Tの逝去から数年後に、私は2度目の結婚生活をスタートさせ、夫からのDVを受ける羽目に陥った。DVを受けているという自覚がないため周囲に助けを求めることができず自責を繰り返し、身心共に衰弱。通勤途中や帰路、無意識のうちに駅の線路へと身を投げようとして、見知らぬ方々に羽交い絞めにされて正気に戻る、ということが日常と化した。さすがにまずい、どうするべきかと友人に相談したところ、戻ってきたのは「そうやって死を掲げて同情を引こうとするのはやめろ」という言葉だった。今なら分かる。詳しい事情も知らされずに「無意識の自殺未遂が日常化していて…」などと相談されたら困惑するだろう、無理もない。しかし当時の私には相手の気持ちを慮る余裕がなく、「私は苦しみを吐き出すことも許されない人間なのか」とさらにふさぎ込み、亡きTへと思いを馳せていた。さて、このような行為は「かまってちゃんの困った大げさ行動」のように捉えられがちだが、果たしてすべてそうだと判断しても良いのだろうか。精神科医の松本俊彦氏は、自傷について下記の見解を記している。自傷ほど誤解されることの多い行動もありません。大人たちはともすれば、「甘えている」、「弱い」、「人の気を惹こうとしている」と捉えがちですが、それは違います。じつは自傷の多くは、怒りや不安、絶望感といったつらい感情をやわらげるために行われます。自傷を繰り返す子どもの96パーセントは、ひとりきりの状況で自傷におよび、そのことを誰にも告げないこともわかっています。つまり、自傷とは、周囲の関心を惹くのとは正反対で、むしろ困難な状況において独力で生き延びるための行動なのです。なぜ彼らは人に助けを求めないのでしょうか?おそらくその子の周囲には、「この人ならば信頼できる」と感じることができる大人がいないか、あるいは、その子が自分のことを「価値がない存在、生まれてこないほうがよかった人間」と考えていて、「こんな自分のために忙しい大人の手を煩わせてはいけない」と考えているのでしょう。もしかすると、かつて勇気を出して大人に助けを求めたものの、「つらい状況は何も解決しなかった」、「もっとひどい目にあった」という体験をしている可能性もあります。「「誕生学」でいのちの大切さがわかる?」『各分野の専門家が伝える 子どもを守るために知っておきたいこと』(松本俊彦、姜昌功、ほか/星海社新書)P149よりタイトル通り、子どもを守るためのアドバイスがつづられた本なので、「子ども」を苦しみの渦中にいる人、「大人」を苦しみを打ち明けられた人に置き換えて読んでほしい。Tも私も自傷の経験はないが、【勇気を出して助けを求めたものの、つらい状況は何も解決しなかった】体験があり、自殺未遂を繰り返した末に彼女は自らの生涯にピリオドを打ち、私はどうにか生き永らえた。そして「死にたい」と口にする心理についても説明がなされていた。「死ぬ」、「死にたい」と言った場合はどうでしょうか。口にしてはいけないと禁止すべきでしょうか?まさか。そもそも、心の中が100パーセント、「死にたい」気持ちで埋め尽くされていたならば、わざわざ誰かに伝えたりせずに黙って行動に移します。言い換えれば、誰かに「死にたい」と告げるのは、「死にたいくらいつらいけど、もしもそのつらさが少しでもやわらぐのであれば、本当は生きたい」という気持ちがあるからです。だから私たちは、その発言を子どもからのSOSとして捉えなければなりません。「「誕生学」でいのちの大切さがわかる?」『各分野の専門家が伝える 子どもを守るために知っておきたいこと』(松本俊彦、姜昌功、ほか/星海社新書)P155よりを奮う夫から逃げての帰郷後、私は【死にたいくらいつらいけど、もしもそのつらさが少しでもやわらぐのであれば、本当は生きたい】という自分の気持ちと向き合う体験をすることになる。PTSD様の症状から、精神科での治療を始めたばかりの頃、「つらい思いが浮かんだら、それを紙に書く」というワークを、当時の主治医から勧められた。「死にたい」「消えてなくなりたい」などと頭に浮かんだら、そのまま紙に書く。誰かに読ませることなど意識せず、考えず、ひたすら書く。しばらく続けていたところ、いつの間にか「生きたい」「生きたい」「生きたい」と、嗚咽しながら、自分ですら読めないような文字で書きなぐっている自分がいたのだ。「死にたい」「消えてなくなりたい」と思うたび、本当は生きたい自分がいることに気づかされた。何度も何度も、繰り返し。(※上記は個人の体験であり、誰にでも有用かつ無害なワークであると保証するものではありません。お試しになる場合、精神科医や臨床心理士など、身近な医療従事者にご相談ください)私はこの体験によって【死にたいくらいつらいけど、もしもそのつらさが少しでもやわらぐのであれば、本当は生きたい】という心の奥底にある思いを知ることができた。しかし、「死にたいというのは、生きたい気持ちの裏返し。わざわざ周りにそんなことを訴えるのは、生きたい気持ちを確認しているだけ。だから君は絶対死なない」と第三者に言われたら、受け入れることができただろうか?おそらく、無意識での自殺未遂を繰り返していたあの頃のように、泣きじゃくりながら私に電話をくれたTのように「私は苦しみを吐き出すことも許されない人間なのか」とふさぎ込んでいたように思える。「生きたくても生きられない誰か」の存在で、命の大切さを感じられるのか?「死にたいほどに苦しんでいる私」は、生きる希望を見出せるのか?では、「死にたい」と打ち明けてきた人にはどう返答・対処するべきなのか。信頼できる大人は、大人にとって不都合な言動を単純に禁止しません。きれいごとを言い聞かせもしません。大事なのは、子どもの言動の原因です。「死ね」でも「死ぬ」、「死にたい」でも、「もしも話せそうなら教えてほしいのだけれど」という謙虚な言葉で、言動の背景にある問題を探り、できればその問題の解決に向かって子どもと一緒に考えることが必要でしょう。もちろん、問題の解決は容易ではないかもしれません。しかし、大切なのは、「死ね」や「死ぬ」といった言葉に耳を傾けてくれる大人との関わりの積み重ねです。そうすれば、たとえ「いのち」の意味はわからなくても、自分や他人を大切にすることを自然に学んでいくはずです。「「誕生学」でいのちの大切さがわかる?」『各分野の専門家が伝える 子どもを守るために知っておきたいこと』(松本俊彦、姜昌功、ほか/星海社新書)P155よりこちらの質問に対して、あるいは患者から自発的に「死にたい」という言葉が出てきた場合、訴えを軽視しないで真剣に向き合い、そして支援を約束する姿勢が伝わるようことが大切である。(中略)安易な励ましをしたり、やみくもな前進は唱えたりするべきではない。「残された人はどうするのだ」、「家族の身にもなってみろ」、「死んではいけない」という叱責や批判、あるいは強引な説得も好ましいものではない。「自殺はいけない」と決めつけられた時点で、患者はもはや正直に自殺念慮を語ることができなくなる。そうなった場合、援助者は自殺のリスク評価が困難となり、再企図を防ぐことはおぼつかなくなるであろう。『もしも「死にたい」と言われたら 自殺リスクの評価と対応』(松本俊彦/中外医学社)P44-45より過去を振り返って思う。「死にたい」という言葉を繰り返していた頃の私は、確かに生きたい気持ちがあったのだろう。しかし、「死にたい」と語ること、思うことを否定されるたびに、死にたいほどに苦しんでいる気持ちや、ともすれば自分の存在さえ否定されているように感じられていたものだ。「死にたいほどにつらい、この苦しみから逃れたい、でもどうすればいいのか分からない」と言語にする余裕がないゆえの「死にたい」だった、私の場合は。そして、その言葉を封じられた私は、助けを求める術を見失った。中学生だった私はある日、ぼんやりとテレビを眺めていた。誰が出演していた、どんな番組であったかは完全に失念している。ただ、「自殺を食い止めたい」「命を大切にしてほしい」というような話の流れで、「生きたくても生きられない人だっているのに、自ら死を選ぶなんてもったいない」と、誰かが明るく、したり顔にも見えるような表情でコメントしていたことはしっかり覚えている。(生きたくても生きられない誰かと、死にたいほどに追い詰められている私の苦しみは別物なんだから)うんざりして、私はテレビの電源を切った。(生きたくても生きられない人だっているのに、って言われてもね。あげられるならその人に命をあげて、最初からいなかったことにしてほしいよ、私なんて)「死にたい」と願うほどのつらさを解決できないままに命の大切さを語られたところで、心に響くわけがないのだ。もしわが子が苦しみを吐露する日が来たら――「死にたい」と繰り返しながら生き永らえた私が心に誓うことところで私は料理が好きだ。自炊の経験はそこそこ長いので、自分好みの料理をつくることは、経験則により容易にできる。しかし他者に向けたものとなると話は別だ。10年一緒に暮らしている息子の好みでさえ、私は完全に把握できていない。彼があまり好まなかった料理について、「どういうところが苦手だった?」と聞くようにしているが、はっきり答えてもらえることもあれば、「うーん、うまく言葉にできない」という返答を受けることもある。そこで私は「美味しいと喜んだ料理」と「苦手だった料理」の要素を洗い出すべく、息子自身の言葉が聞けたらそれと共にメモするようにしている。それを元に、本人が「苦手な料理」と思っているものから、可能な限り苦手な要素を取り除いたり、好む要素を加えることで、「美味しい!」と喜んでもらえることもあると知った(息子には感覚過敏もあるため、どうしたって食べてもらえないもの、食べられないものもある、念のため)。細々とメモをして分析したのは、私が好んで選んだ行動ゆえ、ほかの方にお勧めしたいわけではない。しかし、「こういう考え方や行動をしないなんて(あるいは「するなんて」)もったいない!」と、相手の選択や主張をとがめるよりも、一旦受け入れ、選択や主張の背景を洗い出してから対応する方が、打開策を見つけ出す近道になるのではないかと、私が感じられる要因の一つになった。もちろん食事の苦手と希死念慮は全く別の話であるし、同じようにできるとは言い切れないことは、私だって知っている。それでもふと考える、Tも、私も、「死にたい」という言葉の背景に何があるのかを見つめ、問題を洗い出すことができたらどうなっていたのだろうかと。いくら考えたところで、3月生まれの彼女が、5月生まれの私の齢に追いつくことはもうないというのに。だからというわけではないが、これから成長するに連れて様々な問題に直面し、悩みを抱える可能性のある息子の言葉や行動を見つめ、苦しみの背景を探る手助けができたら、と思っている。私にできるのはそれぐらいだ。
2020年04月13日あの広瀬すずが、テンションの振り切れたコメディエンヌに挑んだ『一度死んでみた』が現在公開中。父のことが死ぬほど大嫌いな女子大生と、“少しの期間だけ死ぬ薬”で死に、“おばけ”になってしまった父親を巡って巻き起こる騒動を描くコメディ作品だ。ソフトバンクの『ホワイト家族』シリーズや、家庭教師のトライ『ハイジ』シリーズ、トヨタ自動車の『企業 ドラえもん』シリーズなど、数々の名CMを手がけ、『ジャッジ!』や『犬と私の10の約束』などの映画の脚本も手がけてきた澤本嘉光によるオリジナル脚本である本作。そんな本作でメガホンを取ったのは、KDDI auの『三太郎』シリーズや、日野自動車『ヒノノニトン』シリーズなど、ユニークで、話題のCMを数々手がけ、広告賞も多数獲得している浜崎慎治だ。本作が満を持しての、彼の映画初監督作品となった。CM界のトップクリエイターであるこのタッグが、次々と繰り広げられる笑いとギャグの応酬、予測不能なスピード感溢れる展開を生み出し、息つく暇もない怒涛のコメディ映画に仕上げている。主演を務める広瀬にとっては、今作がコメディ作品初出演。青春映画や社会派作品など、これまでさまざまなジャンルに挑んできた彼女が、今作ではまた新たな魅力を開花させている。広瀬が演じる七瀬は、父・計のことが嫌いでしょうがなく、計の似顔絵を描いたサンドバッグを日々殴り、「臭い!」と言っては計の顔面に消臭スプレーを吹きかけるほどの徹底ぶりだ。テンション高く毒づくキャラクターを、鮮烈に演じている。そんな広瀬演じる七瀬が嫌う父・計を演じているのは堤真一。製薬会社を経営しており、仕事に夢中過ぎて家庭を後回しにしてしまう父親だ。それも、かなりの変わり者ときている。彼が“演技派”であることは広く知られているが、抜群のコメディセンスを持った存在だということもまた周知の事実だろう。そして、計の会社の社員で、存在感が薄いため、“ゴースト”と呼ばれている松岡役に扮しているのが吉沢亮。これまでの作品における彼の姿からは想像もつかない“影の薄さ”、“存在感のなさ”を見事に体現している。さらに、リリー・フランキー、小澤征悦、嶋田久作、木村多江といった存在が作品の中心に立つほか、松田翔太、でんでん、妻夫木聡、西野七瀬、城田優、佐藤健、古田新太、池田エライザ、竹中直人、志尊淳……などなど。これでもかと、次々に豪華俳優陣が姿を見せる。誰も彼もが一癖も二癖もある個性的なキャラクターに扮し繰り広げる、かつてないコメディエンタテインメントで、ぜひとも大いに笑っていただきたい。『一度死んでみた』公開中
2020年03月21日広瀬すずが反抗期継続中のこじらせ女子大生を演じ、大嫌いな父親をピンチから救うべく奔走する映画『一度死んでみた』。この度、堤真一演じる父親と娘、親子の絆が試される本編映像が到着した。今回到着した映像は、<2日間だけ死んじゃう薬>を飲んで“幽霊”になってしまった計(堤さん)が、娘・七瀬(広瀬さん)に2日間経つ前に強制的に生き返る方法を伝えようとする重要なシーン。自ら仮死状態となったが、ライバル会社のワトソン製薬に本当に火葬されそうになってしまう計。この危機を脱するべく、言葉は聞こえないが、計の幽霊の姿だけは見えている七瀬に、ジェスチャーで伝えることに。しかし、絶賛反抗期中の七瀬との日頃のコミュニケーション不足のせいか、思うように伝わらないもどかしい感じに。本作がコメディ初挑戦となる広瀬さんは、堤さんがどのようなテンションで演じるか想像がつかず、事前にあまり固めず現場で感じるまま演じようと思っていたそうで、まるでアドリブかと思うような自然なやり取りが行われている。また映像には、リリー・フランキー扮する幽霊になった計に付き添う天国への案内人・火野、吉沢亮演じる七瀬に協力する計の秘書・松岡も一緒に登場。若干見切れているにも関わらず、自分には見えない計とコミュニケーションを取ろうとする七瀬を不審そうに見つめ、挙動不審な松岡の姿にも思わずクスッとしてしまう。『一度死んでみた』は3月20日(金・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:一度死んでみた 2020年3月20日より全国にて公開©2020 松竹 フジテレビジョン
2020年03月17日