「第60回グラミー賞」授賞式が、2018年1月28日(日本時間29日)にこれまでのロサンゼルスからニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンに会場を移し開催。この度、全84部門のノミネーションが発表された。今回発表されたノミネートでは、ジェイ・Zが「年間最優秀レコード候補」「年間最優秀アルバム候補」「年間最優秀楽曲候補」の主要3部門を含む8ノミネートで最多!ジェイ・Zは、過去にプロデューサーとしてのノミネーションは多数あるが、アーティストとしての自身の作品としては初の主要部門ノミネート。前回の第59回授賞式で、主要部門の受賞を逃し波紋を呼んだ妻・ビヨンセのリベンジなるのか?と注目が集まる。そして、ケンドリック・ラマーの7ノミネート、ブルーノ・マーズの6ノミネートが上位に続いている。また日本からは、喜多郎の「空海の旅5(Sacred Journey Of Ku-kai Vol.5)」が、「最優秀ニューエイジ・アルバム」にノミネートされた。なお、WOWOWでは29日(月)にこの授賞式の模様を生中継することが決定。ほかにもWOWOWでは、今回の授賞式をより楽しむための特別番組や、前回の「第59回グラミー賞授賞式」などを放送する特集番組が組まれている。主要4部門ノミネーションは以下の通り<年間最優秀レコード候補>「Redbone」チャイルディッシュ・ガンビーノ/「デスパシート」ルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキー feat. ジャスティン・ビーバー/「ザ・ストーリー・オブ・O.J.」ジェイ・Z/「ハンブル」ケンドリック・ラマー/「24K・マジック」ブルーノ・マーズ<年間最優秀アルバム候補>「アウェイクン、マイ・ラヴ!」チャイルディッシュ・ガンビーノ/「4:44」ジェイ・Z/「ダム」ケンドリック・ラマー/「メロドラマ」ロード/「24K・マジック」ブルーノ・マーズ<年間最優秀楽曲候補>「デスパシート」ルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキー feat. ジャスティン・ビーバー/「4:44」ジェイ・Z/「Issues」ジュリア・マイケルズ/「1-800-273-8255」ロジックfeat.アレッシア・カーラ&カリード/「ザッツ・ホワット・アイ・ライク」ブルーノ・マーズ<最優秀新人賞候補>アレッシア・カーラ/カリード/リル・ウージー・ヴァート/ジュリア・マイケルズ/SZA「生中継!第60回グラミー賞授賞式」(二か国語版※同時通訳)は2018年1月29日(月)8時30分~WOWOWプライム、「第60回グラミー賞授賞式」(字幕版)は1月29日(月)22時~WOWOWライブにて放送。※生中継・字幕版ともにWOWOWメンバーズオンデマンドで配信予定。(cinemacafe.net)
2017年11月29日映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビル ド&エグゼイド withレジェンドライダー」の公開に先立ち、11月26日(日)の「日曜もアメトーーク!」(テレビ朝日系列)で、「第3回仮面ライダー芸人」が放送されます。昨年放送され、大反響だった過去2回の「仮面ライダー芸人」。残念ながら発売&レンタル中の「アメトーーク!」DVDには収録されていません。どんなエピソードが放送されたのか、ここで振り返ってみましょう。■念願かなって放送実現! 「第1回仮面ライダー芸人」仮面ライダー放送45周年を記念して、2016年8月4日、ようやく実現した「仮面ライダー芸人」。出演者は、田中卓志(アンガールズ)をはじめ、塚地武雅(ドランクドラゴン)、土田晃之、竹若元博(バッファロー吾郎)、棚橋弘至(新日本プロレス)、篠宮暁(オジンオズボーン)、しいはしジャスタウェイ(御茶ノ水男子)。全員、仮面ライダー1号のトレードマークとなるマフラーをして登場しました。仮面ライダー芸人の仕切り役を務めたのは塚地でしたが、実は、番組に仮面ライダー芸人企画を持ち込んだのは、田中。それもそのはず、田中は「仮面ライダーフォーゼ」で仮面ライダー部の顧問教師役としてレギュラー出演。しかし、「アメトーーク!」でなかなか実現されなかったため、「もしかして、俺が企画出ししたからかも…」と落ち込んでいたそう。番組では、昭和から平成まで仮面ライダーの歴史を総ざらい。まずは、出演者がリアルタイムで見ていた昭和仮面ライダーから歴史をひも解いていきました。「ライダーマンは、ヘルメットをかぶっての変身。子ども心に、『かぶるんかい!』とツッコミを入れた」「仮面ライダーアマゾンは野生児だから、最初はバイクを嫌がり、説得するだけの回がある。途中まで言葉が片言だったのに、ある回からスラスラ日本語をしゃべるようになった」「仮面ライダーXの主人公が突然、パーマヘアになった回があった。でも、次の週にはストレートに戻っていた」「仮面ライダーV3の敵・デストロンは、少年ライダー隊の本部となるスポーツ用品店に花輪を贈ったり、ライダーマンあてに年賀状を送り、そのたびにアジトの住所がばれていた」特撮もの創成期だったこともあり、面白エピソードがてんこもりの昭和仮面ライダー。子ども心に「え?」と感じていたエピソードが、出演者から次々と上がりました。続いて、2000年から復活した平成仮面ライダー話へ。「復活第一弾の仮面ライダークウガは大人も観れるものを作ろうと、徹底的にリアルを追求。ご都合主義をなくし、サラリとした変身ポーズになった」「当初、棚橋弘至にクウガ役の打診があったが、本業にさわるということで新日本プロレスが断ったところ、あとで聞いた特撮好きの橋本真也が激怒した」「仮面ライダー響鬼は、変身のたびに服が燃えるため、いつも着替えを持参している」「仮面ライダーオーズは、変身パターンが全部で131種類あり、変身コインは3000万枚流通。当時の5円玉の発行枚数を越えた」「『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』は江戸時代にタイムスリップ。オーズが絶体絶命の時、暴れん坊将軍・松平健が助けにきた」大人になっても、仮面ライダーを欠かさず見ている出演者たちの熱いトークの後、突然ショッカーがスタジオに登場。おそわれる出演者(特に田中)を、仮面ライダー1号、V3、ゴーストが助けるという仮面ライダー芸人にとって最高のエンディングでした。このとき、10月からスタートする新しい「仮面ライダーエグゼイド」も登場。テレビ初公開となった姿はレベル1のときのもので、あまりにどんくさい動きとスタイルに一同が驚愕しました。「ゆるキャラやん(宮迫)」、「けっこうなカルチャーショック。これは想像できんわ(塚地)」と思わず本音がこぼれる場面もあった第1回でした。 ■愛すべき怪人にも注目! 「第2回仮面ライダー芸人」1回目の反響が大きく、前回からわずか4カ月足らずで日曜アメトーーク!に登場となった「第2回仮面ライダー芸人」。出演者は、前回の出演者から篠宮暁(オジンオズボーン)に代わり、カズレーザー(メイプル超合金)が加わりました。実は、カズレーザーの芸名は、「仮面ライダーV3」に登場した怪人カニレーザーからとったもの。サソリモチーフなのにカニと名付けられた「え?」というところに憧れたからだとか。第1回と同様に昭和から平成までの仮面ライダーの歴史を追いますが、まだまだ話は尽きず、新しいエピソードが次々と登場しました。「仮面ライダーブラックRXの敵、クライシス帝国が最初にやった地球征服の第一歩は、子どものチャリを盗むことだった」「腰に布1枚だった仮面ライダーアマゾンに、『日本の冬は寒いから』と仲間が贈った洋服が、まさかのノースリーブだった」「仮面ライダー2号が変身ポーズを間違えたシーンがある。当時は高額なフィルム撮影だったから撮り直しができなかった」「仮面ライダー1号はIQ600の超天才なのに、平成ライダーは無職やアルバイトなど非正規雇用が多い」「仮面ライダーディケイドは先輩ライダーを呼びつけ、武器に変えて戦うスタイル。ゆとり世代だからか、先輩ライダーに常にタメ口」「仮面ライダーといえばバイクだが、自動販売機にオーメダルを入れるとバイクに変身するオーズの場合、常にカーシェアリングとなる」「仮面ライダーエグゼイドは病院が舞台なので、そのうち『白い巨塔』のような仮面ライダーの総回診があるかも?」第1回と大きく違ったのが、愛すべき怪人特集があったことでした。「意外に仮面ライダー1号、2号はずるいやり方で怪人を倒している。ウソをついて怪人ムササビ―ドルから爆弾を取り上げたり、死んだふりして倒したり」「仮面ライダーに登場した怪人ピラザウルスは、自分が吐いた毒霧で死んじゃった」「同じく、仮面ライダーに登場した怪人ヒトデンジャーは、滝から落ちそうになった仮面ライダーにとどめをさそうとしたら、自分がすべっちゃって落ちた」「最初の怪人は蜘蛛男。その後、仮面ライダーシリーズに登場するクモ怪人は多くて、35種類もいる」最後は、またショッカーが登場し、田中が外に連れていかれます。(ここからはVTR)そこへ、仮面ライダーゴーストとエグゼイドが助けにきて、ショッカーを倒しつつ番組で出た面白エピソードを実演。実は、この映像は、「仮面ライダーエグゼイド」の製作チームが手掛けたということで、出演者一同、感無量だったそう。■仮面ライダービルド・犬飼貴丈が特別ゲスト! 「第3回仮面ライダー芸人」そして、11月26日(日)に待ちに待った1年ぶりの放送を迎える「第3回仮面ライダー芸人」。出演者は、第1回の放送と同じ、仮面ライダーが大好きな7人が登場します。特別ゲストには、仮面ライダービルド/桐生戦兎役の犬飼貴丈が出演。12月9日(土)に公開となる映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビル ド&エグゼイド withレジェンドライダー」の魅力を伝えます。実はこの映画、レジェンド平成ライダーの仮面ライダーオーズ(渡部秀/三浦涼介)、フォーゼ(福士蒼汰)、鎧武(佐野岳)、ゴースト(西銘駿)ら豪華メンバーが出演することでも話題になっています。仮面ライダー芸人の田中も、再び仮面ライダー部の顧問として登場しているそうです。「日曜アメトーーク!」の仮面ライダー芸人を家族でチェックすれば、子どもだけではなく、仮面ライダーから何年も離れていたパパや、イケメンしか目に入らなかったママも何倍も映画が楽しめること間違いなしです。 ・アメトーーク! ・仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビル ド&エグゼイド withレジェンドライダー
2017年11月23日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。前回は、恋愛で同じ失敗を繰り返さないために、「失敗の内容」を知り、次に生かすべしとお伝えしました。今回は、別の角度から「失敗を繰り返さないための行動」を考えたいと思います。失敗は「課題」を克服しないから実は先日、結婚相談所のベテラン相談員さんと情報交換をしていたら、彼女がつぶやいたのですよ。「婚活で失敗する人は、同じ失敗を繰り返します」と。詳しく聞いてみたところ、「婚活をしている女性でなかなかうまくいかない人は、失敗後に出会う相手が、また同じようなタイプだ」というのです。それは、女性の好みだとか、「選んでいるから」とかそういうのではなくて、「なにか人智を超えた“めぐりあわせ”のようなものを感じる」と言うのです!曰く、「大勢の男女を見てきて、最近気が付いたのですが、同じような人に巡り合うのは、その女性に与えられた課題なのかもしれません。そして、与えられた課題を克服しない限り、幸福な境地にはたどり着けないのかもしれません」…なんということでしょう。しかし当相談所に寄せられるお悩みやリポートの内容と合致するのも事実なのですよ。つまり、「同じような男性と同じような失敗をする女性たちは確実に存在する!」。巡り合うのは「課題」かもしれない「例えば、巡り合った相手に『好みでない』部分を見つけたとしましょう。最近の例でいうと、お金にだらしないタイプの男性にばかり巡り合う女性がいたのですね。で、彼女が次に選んだ相手もやっぱりお金にだらしなかった。だけど、それは最初からわかっていたことではなく、付き合って結婚を決める段階でやっとわかった事実だったんです。それで思ったのですが、彼女が最初からお金にだらしないタイプを選んでいるのではなくて、また、相手にはだらしない自覚はないので、そういうタイプからあえて選ばれてる…というのでもないのです。同じタイプの男性と、引き寄せられるように近づいて、『いいな』と思い合ってしまう。これは、なんらかの課題なのではないでしょうか。だから彼女は、その課題を克服しない限り、結婚にはたどりつけないのかもしれないと思うようになったんです」課題を克服するのは?例に出してもらった女性は、「お金にだらしない男性」と巡り合ってばかりいるわけですが、精神的にもろい男性とばかり巡り合う女性も、女性にだらしない男性とばかり巡り合う女性も世の中にはいるでしょう。いずれも、条件や見た目で男性に共通項があるわけでなく、「ふたを開けてみれば…」がほとんど。そして、「止めておこう」と身を引いてもやはり同じ問題を抱える男性に巡り合ってしまうのだとか。「だから、『違う』と思えた関係は、ストップさせるのではなくて、違うと思う部分があっても、一緒に過ごしてちゃんと課題を克服するのが女性に与えられたミッションなのかもしれません」「愛」を与える具体的には、違うと思った相手でも、「きちんと向き合うべし」だとか。愛し愛される関係を目指すために「まずは、ここが嫌だからと避けないで、彼を自分から愛する。だって避けたところで、ほかの誰かももしかしたら、何らかの問題を抱えているんです。そもそも女性自身もなんらかの問題を抱えているのに、それを見ないでいいとこどりを目指そうとしますよね。けれど、誰だってなんらかの問題を抱えている以上、少しでも惹かれるところがあって、付き合ったり、好意を持ちあったりした相手とは『ちゃんと付き合ってみなさい』ということなのだと思います」…聞いていて感じたのですが、欠けたところがある(と感じられる)男性と巡り合う私たちは、その「欠けている」と感じるのと「同じ量」だけ欠けた部分を持っているのかもしれません。そして巡り合う相手というのは、自分と同じレベル感の相手。だからこそ、「欠けた部分」を補い合うためにも、まずは相手の欠けているところを女性の愛情でカバーする意識を持つと活路が開けるのかもしれません。まとめ→●大人女性は「同じタイプの男性」と失敗を繰り返しがち。●失敗したタイプの男性は、実は向き合うべき相手。●女性から愛することで「欠点」をフォローする関係を目指そう!Written by にらさわ あきこ
2017年11月15日世の中のおとーさんたちが、お小遣い制という言葉をこよなく愛しているのか、忌み嫌っているのか知りませんが、ときどきテレビの中継で「不景気ですが、お小遣いのほうは?」と、リポーターが新橋駅前になぜかいるおとーさんに尋ね、「いや~、嫁に小遣いを減らされまして」なんて答えているのを見るにつけ、お小遣い制に内心、反対しているおと~さんも大勢いるのではないかと思います。お小遣い制度 VS 夫婦別財布お小遣い制にするのか、夫婦別財布にするのか?は、夫婦のいかなる話し合いによって決められているのか?について、ぼくは長年興味を抱いていました。だって、新橋駅前の寒空の下、缶コーヒーをすすりながらリポーターに愚痴をこぼすくらいなら、夫婦別財布にして、喫茶店に自由に入ることができる環境くらい、大のオトナとして確保したいと思うのが人情ってものでしょう。それをみすみすお小遣い制にさせられてしまうおとーさんたちって、どういう思考回路をしているのか、不思議でならなかったから。なにもおとーさんたちを批判しているわけでなく、単純にその思考回路を知りたかった。男の条件反射を刺激せよ先日、この積年の疑問が一気に解消されました。「一緒に住んだら、家賃とかどうする?」と、ヨメはぼくに尋ねました。家賃とか、の「とか」がかなり曲者だと、瞬間ぼくは感じましたが、つねに冷静沈着なヨメを前に、「とかってなに?」と言うことができず、「毎月決まった金額を渡すから、そこから払えばいいよ」と答えました。こういうのはもう、男の条件反射みたいなものです。「家賃、折半ね」と、しれっと言える反射神経が欲しかったと思っても、そんなもの、あとの祭りですよ。続けて、「わたしのお小遣いは?」と、ヨメが尋ねました。「毎月渡すお金の中から自由にとればいいよ」と、ぼくは答えました。「ということは、あなたもお小遣い制になるけど?」と、ヨメは、しれっとぼくに言いました。今度は「けど」が怪しい、なにか良からぬにおいがプンプンする、とぼくは思いました。が、長年このカラダに染みついてしまっている哀しい反射神経ゆえ、ぼくは「はい」と答えそうになりました。が、ここは踏みとどまった。新橋の駅前で、鉄でできている黒いメタリカルなSLよりカタくこわばった表情で缶コーヒーをすすっているおとーさんたちの姿が、反射的に脳裏をよぎったから。しばし沈黙がふたりを包みました。新橋のおとーさんたちが束になって、「お前、ここで踏ん張らないと、哀しい結末にしかならないぞ!寒空の下で飲む缶コーヒーもいいけど、ルノアールで居眠りこくのもいいぞ」などと、頭の中で応援してくれていました。おとーさん100人くらい?もっと?だからぼくは「小遣い制でもいいけど、おれ、個人事務所を持っているから、会社の経費とかいろいろあって…」と、思いつく限りの、かつ、ヨメが否定しづらそうな言葉を並べました。その間中ずっと、ヨメは黙ってぼくの話を聞いていました。ぼくの言い訳の言葉が尽きてもなお、ヨメは黙っていました。ぼくも負けじと黙っていました。がしかし、長年このカラダに染みついてしまっている哀しい反射神経ゆえ、気づくと「まあ小遣い制でもいっか」と口走っていました。沈黙はカネなり…!「沈黙はキンなり」という言葉をヨメは、幼い頃から「沈黙はカネなり」と読んできたのかもしれません。沈黙はカネなり…ってまあ、確かにそのとおりやなあ…と、新橋駅前にいるおとーさんたちも、物言わぬSLをぼんやりと眺めつつ、新婚当初、感心したのかもしれません。感心している場合では全然ないけど。(ひとみしょう/文筆家)
2017年11月14日「メイクカラーアナリスト養成講座」開催概要2017年12月1日(金)と12月2日(土)の2日間、札幌市にあるMy styler Salon L’Allure(ラリュー)において、「メイクカラーアナリスト養成講座」が開催される。開催時間は、両日とも10:00から16:00まで(1時間の休憩を含む)。講師は、My styler Salon L’Allureを運営する吉池由美子が務める。「色とは何か」、「パーソナルカラーとは何か」と言った基本的なことからスタートし、4シーズンに特化したメイクカラーについて学びを深めていく。実践的な内容が多く、受講後は、メイクカラーアナリストとして活動することができる。受講料は合計100,000円(講習料65,000円、協会登録認定料10,000円、オリジナルテキスト15,000円、ディプロマ証発行10,000円)。My styler Salon L’Allure「L’Allure」は、フランス語で「気品」や「品格」を表す。「My styler Salon L’Allure」は、自分らしさや、品格を引き出し、女性が輝く方法を導き出すことを目的としている。人気レッスンは、パーソナルカラー&骨格スタイル分析&イメージ診断。運営している吉池由美子は、メイクカラーアナリストの資格をはじめ、パーソナルコーディネーター、骨格スタイルアドバイザー1級などの資格を保有する。(画像はMy styler Salon L’Allure ウェブサイトより)【参考】※My styler Salon L’Allure ブログ※My styler Salon L’Allure ウェブサイト
2017年11月13日映画『50回目のファーストキス』が2018年6月1日(金)に公開。山田孝之と長澤まさみが10年ぶりに共演を果たす。原案のハリウッド映画『50回目のファースト・キス』と同じハワイでオールロケを敢行した本作は、コメディの王者とも呼ばれている福田雄一監督によるラブストーリー。プレイボーイの大輔役を山田孝之、記憶障害を患う瑠衣役を長澤まさみが演じ、最高にロマンティックなロケーションで繰り広げられるふたりの恋模様を描く。山田孝之×長澤まさみによる王道ラブストーリー主人公の弓削大輔を演じるのは山田孝之。映画のみならず舞台、テレビドラマなどでも多彩な役をこなし、映画では「勇者ヨシヒコ」『闇金ウシジマくん』シリーズなど多数の代表作をもつ彼が、ラブストーリーに帰ってきた。山田が演じる大輔は、ハワイでツアーガイドのアルバイトをしながら天文学の研究をしているという設定。あとグサれのない恋愛が信条のプレイボーイだが、瑠衣に一目惚れし奮闘する。ヒロインの藤島瑠衣役は、『銀魂』での弾けっぷりも記憶に新しい、日本アカデミー賞5度受賞、演技派女優としてますます磨きがかかる、長澤まさみ。一晩で記憶がリセットされるという障害を抱えながらも、とても明るくけなげに生きているチャーミングな瑠衣を熱演する。【対談】山田孝之×長澤まさみ~10、20代の頃僕ら~6月1日(金)公開の映画『50回目のファーストキス』で約10年ぶりの共演となる山田孝之と長澤まさみ。初共演作となる映画『そのときは彼によろしく』の前は、社会現象と呼ばれるほど大ヒットを飾った“セカチュー”こと『世界の中心で、愛をさけぶ』の映画版、ドラマ版にそれぞれ出演した。その後、映画、ドラマ、CM、舞台…と幅広いシーンで活躍をみせ、目まぐるしい勢いで人気俳優としての道を駆け抜けてきた“同世代俳優”の彼らに、それぞれの視点から10代・20代の頃を振り返ってもらった。Q.10代の頃のお二人の代表作の一つと言えば『世界の中心で、愛をさけぶ』。映画版、ドラマ版それぞれ別の作品に出演されていましたが、お互いの作品をどのように見ていらっしゃいましたか。長澤:実はドラマ版は観てなくて。初共演以前は、山田くんの作品を見たことがなかったんです。何か理由があるという訳ではないのですが。山田:僕の場合は、映画公開後のドラマ版という流れでスタートしたので、もちろん長澤さんが出ている映画版の存在は知っていました。ただ、演じる前に人のお芝居を見てしまうと、この人がこうやっているから同じようにしなきゃいけないだとか、逆に違うようにしなきゃいけないだとか思ってしまう。そういった変な意識は、演じる上で無駄なことなので、意識しないためにもあえて見なかったんです。Q.では、初共演作『そのときは彼によろしく』がお二人の出会いの場となったわけですね。山田:そうですね。ただ、当時の僕は閉鎖的な人間だったので、コミュニケーションをほぼ取れていないんですよ。振り返ってみても、長澤さんの当時の印象を思い出せないほど、まともに話したことがなかった。長澤:当時、私は山田君に対して「全然心を開いてくれないな~」と思っていました。私もまだ19歳でしたし、山田君も24歳と若かったというのもありますが、お互い不器用だったのかなと。印象に残っているのは、映画の公開が近づいて、インタビュー取材を受けているとき。山田君に「長澤さんは本当に壁が厚くて心を開いてくれなかった」と言われて。この言葉を聞いた時「あれ?お互い同じ気持ちだったのかな?」って、自分の中で混乱してしまったのを覚えています。実は山田君は話そうとしていてくれたんだって、嬉しく思いながらも、映画のプロモーション期間が終わってしまいましたね。Q.そこから再共演まで約10年。お互いの活躍はどのように見ていたのですが?長澤:5~6年前位に山田君の印象がガラッと変わるCMがあって。それを見た時に「は~!この人きっと仲良くなれる人だった」って感じたんですよね。「本当は仲良くなれたかもしれないのに」って思うと同時に「山田君は私のこと、嫌いだったのかな…」って考えたりもして。そこから印象が変わって興味を持つようになって。山田君の作品を見るようになったんです。Q.長澤さんが好きな山田さんの出演作は?長澤:「闇金ウシジマくん」シリーズ。これを見て「うわ!かっこいい」って思いました。「闇金ウシジマくん」は堂々としている男らしさみたいなものが好きでしたね。何事にも動じずスマートな印象のあるウシジマくんがカッコよく。あの役を見て山田くんに惚れる人は多かったと思うな。Q.山田さんは長澤さんの出演作でお気に入りのものはありますか?長澤:山田君は何も見ていないんですよ(笑)。山田:いやいや、長澤さんに限ったことではなくて、他の役者さんが出る作品をチェックすることをしないんです。もちろん、共演した役者さんは、必然的に自分が出た作品を見ることになるので、映画の試写会やTVドラマのオンエアで観たりはするんですけど。それも1度見るだけで繰り返し何度も見ることはしないんです。でも、共演することが決まった時くらいに、『モテキ』見ましたよ!すごく面白くて、大根監督に思わず「『モテキ』見ました、すごい良かったです」って伝えたくらい。でも大根監督からは「え、今?」って言われたんですけどね(笑)。長澤:(笑)。遅すぎるよね、何年経ったんだろうあれから。山田:『モテキ』は、映画としても面白かったですけど、長澤さんの女性として、そしてキャラクターとしての魅力をひしひしと感じましたね。長澤:ありがとう(笑)。私、山田君がオススメしていた映画を覚えています。山田:僕がオススメした映画?長澤:雑誌の企画で、オススメの映画を紹介するコーナーがあって。たまたま見ていたら山田君が、ディズニーの『魔法にかけられて』を紹介していて。山田:はいはい、オススメしていました。長澤:その記事を読んだとき、友達から『魔法にかけられて』のDVDを借りていたんですけど、まだ見ていなかったんです。山田君が面白いって言うんだったら…と思って観てみたら、ものすごく面白い。ディズニーっぽさはあるんだけど、その魅力を逆にシニカルな笑いに変えている。すごく画期的な映画だなって。「あ、やっぱり仲良くなれる人だったんだ」って改めて思いましたね。Q.なぜ仲良くなれると思ったんですか?長澤:柔らかい人だなって感じたんです。山田:その頃の僕は、やっと東京、芸能界という場に慣れてきた頃。素直に人と付き合えるようになって、純粋に仕事を楽しめるようになってきた時期だったと思います。長澤さんと初めて出会った時は、幼少期から過ごしてきた鹿児島を離れて、東京に出てきて、芸能界に入って。自分にとってとてつもない大きな変化が2つも起きたので、仕事場にも東京という場所にも慣れていなく、閉鎖的になっていたんだと思います。Q.久しぶりの再会。10年ぶりに再共演されて互いの印象に変化はありましたか。山田:長澤さんがこんなに明るい人だとは思っていなかった。最初から長澤さんに対してイメージが固まっていたわけではないのですが、勝手にもっと気だるいイメージがあったんで。今回一緒になって、こんなに気さくで面白い人なんだって気付かされました。長澤:若い頃の私は無愛想だったんですよ(笑)。私は、何に対しても楽しめる山田君の姿勢に魅力を感じました。お芝居をしていく上で、現場でどう過ごすかとか日々の過ごし方は大事だと思うんです。そういう細かいところに気を使えていて、現場をちゃんと受け入れて楽しんでいる。俳優としてどうあるべきかという根本的な部分と、きちんと向き合うことが出来ていてえらいなって思いました。Q.久しぶりの共演はキスシーン。そして山田さんにとっては久しぶりの恋愛映画となりましたね。山田:キスシーンを通して感じたのは、長澤さんにはヒロインの瑠衣に通じる愛嬌があること。瑠衣は1日しか記憶が持たないという特殊なキャラクターなのですが、そんな彼女に対して僕が演じた大輔は、毎日毎日アプローチして恋を実らせるために頑張り続ける。瑠衣は大輔を毎日惹きつける魅力を持った女性じゃないといけない。この瑠衣のキュートさを自然に出せる人はなかなかいないんじゃないかな? 長澤さんが持っている天性のかわいらしさは、何か努力をして出てくるものではない。元々備わっている人間性の部分なので、そのかわいらしさこそ長澤さんの圧倒的な魅力だと思いました。長澤:私は、山田君は人を楽しませるユーモアをもっている人だと思うんです。そして、自分がちゃんと楽しみながら物事と向き合える力もある。今回、台本を読んだ時に大輔役は山田君しかできないんじゃないかなと純粋に思いました。人を楽しませて、同時に自分が楽しめる人じゃないと、大輔みたいな優しい役を演じられなかったんじゃないかな。Q.映画『50回目のファーストキス』といえば、お二人のノリツッコミによるコミカルなシーンも見所ですよね。長澤:コミカルなシーンを真剣にやること。やはりこれは難しかったですね。笑いを狙った芝居にならない様にする事が大変でした。山田:そうですね。コミカルな部分は真剣にやらないと笑えないんですよ。笑わそうとしてやると面白くならない。でも、役者が真剣に演じることはどんなシーンにも通じる大切なポイントなんです。例えば泣けるシーンも、演じている側が泣かそうとしていると、見ている人は冷めてしまう。登場人物が本当につらい状況に置かれていることを客観的に見た時とき初めて、観客もつらい心境になる。笑いだけじゃなくてどんなシーンでも、芝居というのは本気になってやらないといけないんです。福田雄一監督、初の渾身ラブストーリー脚本・監督を務めるのは、映画『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』で2017年ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤーにも輝いた、今最も忙しい監督の一人福田雄一だ。福田監督は、映画『50回目のファーストキス』は初めてラブストーリーにチャレンジする。ムロツヨシ、佐藤二朗など豪華キャスト陣主人公・大輔の親友、ウーラ山﨑を演じるのは、TVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズや『銀魂』など、福田組おなじみのムロツヨシ。娘である瑠衣の幸せを願う一癖ある父親・藤島健太を、福田組常連の佐藤二朗が演じている。記憶障害の姉、瑠衣を献身的に支える弟・藤島慎太郎役を演じるのは、若手演技派俳優の太賀だ。また華のある若手注目勢も見逃せない。アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』から生まれたアイドルグループ「Aqours」のメンバーである小宮有紗や、バラエティ番組でも活躍しているモデル・青山めぐ、『MORE』の専属モデルと女優業を両立する逢沢りな、モデル・想乃らが出演する。主題歌は平井堅が書き下ろした新曲主題歌は、平井堅が書き下ろした新曲「トドカナイカラ」。好きな人に気持ちを伝えても次の日には相手の記憶が消えてしまうという切ない感情に寄り添ったラブソングで、映画をドラマチックに盛り上げる。映画版ミュージックビデオでは、本作で何度も恋に落ちる大輔と瑠衣の幸せな瞬間やすれ違っていく切ないシーンなどが描かれている。山崎まさよしの名曲を挿入歌に起用また、挿入歌には山崎まさよしの名曲「One more time, One more chance」を起用。愛しくも切ない恋心を歌い上げたこの楽曲は、大輔が瑠衣を想って行うアプローチシーンに使用されており、心温まる感動的なシーンに彩りを添えている。ストーリーハワイでコーディネイターをするプレイボーイ弓削大輔(ゆげだいすけ)はある日、カフェで藤島瑠衣(ふじしまるい)という女性と出会い恋に落ちる。しかし、翌日同じカフェで会った彼女は大輔の事をまるで覚えていない。実は彼女は交通事故の後遺症により、新しい記憶は1日で消えてしまう短期記憶障害を負っていたのだ。彼女を想う父と弟の手で、その事実を隠され、同じ日を繰り返す瑠衣。事情を知った大輔は、毎日、自分を覚えていない彼女に一途に愛を告白し続ける。瑠衣にとっては毎日が大輔との初対面。大輔の機転と努力により結ばれた二人だが、大輔の本当の夢を知った時、瑠衣はある行動に出るー【作品詳細】映画『50回目のファーストキス』公開時期:2018年6月1日(金)全国公開脚本・監督:福田雄一主演:山田孝之、長澤まさみ、ムロツヨシ、佐藤二朗、太賀、大和田伸也、勝矢、山崎紘菜、小宮有紗、青山めぐ、逢沢りな、想乃配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2017年11月10日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。出会いを求めて行動していると、過去に好きになった人と同じタイプの男性に出会ったり、付き合ってみたら「あれ、この部分って前の彼と似てる?」なんて思うことってよくありますよね。そしてその「似たような」理由から、失恋したり、破局を迎えたり…。私たちは、どうして同じ失敗を繰り返すのでしょうか。好みの人と「合うハズ」は幻想その理由は、「好み」と「合う・合わない」が合致しないから…というのが大きいのではないでしょうか。人には、異性に対する「好み」がありますが、それと同時に「相性や性格が合う・合わない」という問題もありましょう。もちろん、好みの人と性格や相性もぴったりというのは理想ですが、最初から両方が合う人に出会うのはまれ。そして、私たちはそれを知らずに、「同じハズ」つまり、「好きな人とは相性も合うはず」「分かり合えるはず」という幻想を抱いてしまいがちなので、失敗に陥りやすくなるのです。「好み」と「合う」は別問題もちろん、最終的には「好きな人とは相性も合う」し、「分かり合える」となりたいところですが、「最初から同じはず」と思っていると、ミスを生む原因になりやすいのですね。一方、付き合うにあたって、「合う人の中から、好きになれる人を選ぶ」という順番を選べると、こういうミスは減るでしょう。「今まで好きになった人は、最初は友達だった」という人は、まずは友達付き合いのできるサークル活動を行ったり、習い事やボランティアをしたり…と「生活を充実させる」場所づくりから始めるのが、遠く見えて近道かもしれません。とはいえ、大人になると、学生時代のように「相手の人柄を知っていくうちに恋愛感情が芽生える」機会を持つのは、難しいと言えば難しいでしょう。しかも、「好きな人でないと、交流すらしたくない」という女性もいるでしょうし。では、先に「好きになれるか」を考えてしまうタイプに当てはまる場合は、どうすればいいのでしょうか。「好み」から入りたいなら実は大人の出会いでは、好きな人であれ、「気が合いそうだ」と思っている人であれ、「相手は自分とは違うんだ」ということを胸に深く刻んでおくのがもっとも大事です。相手の行いが「自分の思っていたもの」と違うから、「これってどういうこと?」「好かれてない?」とすぐに女性は落ち込んでしまうのですが、そもそも相手は自分とは違う人。思っていたのと違う対応をされて「当たり前だ」と思うべきなのです。特に恋愛を進める上では、「男性は女性ほど恋愛に重きを置いていない」と言われるように、薄い反応でも仕方ないのです。相手の反応に一喜一憂し、気持ちの裏を読むのを止めて、「これが(相手の)普通なんだ」と思う習慣をつけるといいでしょう。自分の「普通」を相手に伝えるたとえば、相手が押し押しでないからといって、「好きな女性には積極的になるのが普通だから、これって脈がないんだ」と思うのは、早計。また、付き合ってゆく中で、「今度も連絡がまめでない人だった」「お金にだらしない人だった」などと前の彼とのときと同じミスを繰り返してしまう理由も同じです。女性が最初に自分の意思を伝えてないからわかった「すれ違い」なのです。つまり、あなたの普通が彼の普通でないというだけのことで、「また失敗した」というのは、あなたが「自分自身の常識」を彼に伝えてないからだったりするのです。失敗から学ぶのが大事なので、いつも同じ失敗を繰り返している自覚があるなら、「その失敗は何なのか」をちゃんとリストアップしておくのがオススメです。「前の彼は連絡がまめでなかったから辛くて別れた」というのなら、「自分はどれくらいのマメさが欲しいのか」「ラインや電話はどうしてほしいのか」を具体的に考えてみましょう。そして、新しく好きになれる男性に出会ったら、出会いがしらに自分の希望を相手にちゃんと伝えましょう。たとえば、「私は、ラインは毎日もらうと嬉しいんだよ」とか、「週に一度は会いたいな」など。こうして希望を伝えることで、男性は「彼女は、そうしてほしいんだな」とわかって、行動に移せます。伝えてないから、彼は彼にとっての「普通」を行って、それがあなたにとっては「普通でない」と思えて不満がたまってゆくのです。ということで、恋愛で同じ失敗を繰り返している自覚のある人は、自分の「失敗の内容」を知り、その失敗を繰り返さないためにはどういう行動がとれるのかを考えておくと、きっと次回は繰り返さないですみますよ。まとめ→●最初から「合う人は少ない」と肝に銘じよう●合うために「こうしてほしい」と思う内容をリストアップしておこうWritten by にらさわ あきこ
2017年11月08日先日、長年愛用していたジャケットの、片方の袖口のボタンが1つ取れました。こういうとき、世の男たちはきっと「彼女がいてよかったなあ」と思うのだろうと思います。ぼくもそう思ったし、きっと隣の部屋に住んでいる、名前も知らない不器用そうな顔をしている男も、こう感じるはずです。なぜなら世の男の多くは、裁縫はおろか、ボタン1つ付けることができないから。男子にとって"女子力"は「スゲ〜!!」裁縫のなかにボタン付けは当然含まれるはずですが、裁縫ができるというのはたとえば、「子供服を作ること」であり(最低でもランチョンマットが作れることであり)、ボタンをつけることと子供服を作る(ランチョンマットを作る)ことの間にはかなり乖離があり……しかし、ようするにもう、ボタンを付けることができる女性も、ランチョンマットを作れる女性も、子供服を作れる女性もみな、男にとってはスゲ~わけですよ。女子だって、そういうことができる女子をスゲ~と思いますよね。最近はスゲ~とは言わず、しれっと「女子力」と言うのかもしれませんが。で、その「スゲ~」を我がヨメに感じたくて、ぼくは彼女に「悪いけど、袖口のボタンが取れたから付けてもらえる?」と言いました。いついかなるときも冷静なヨメはまず、ぼくのジャケットの両方の袖口を手に取って眺めました。右の袖口に3つボタンがついてあり、左には2つ付いていることを確認したヨメは、ぼくに言いました。「ジャケットを買ったとき、スペアのボタンがあったでしょ?」と。「そんなもん、もうどっかにいった」と、ぼくはしれっと言いました。言いながら内心、「彼女にユザワヤ(手芸用品を多数取り揃えているスゲ~お店)に行かせることになって悪いな」と思いました。がしかし、長年愛用してきたジャケットに対する愛情もあります。しばし沈黙がありました(きっと彼女は、いかにしてユザワヤに行かなくて済むかを考えていたにちがいない。うちから遠いから)。ほどなくしてヨメの口から、超画期的なひと言が出てきました。さらに「スゲ〜!!」嫁の発想とは…「これさ、右のボタンを1つ取って、左右2個ずつにして、最初から2個しか付いていなかったことにすればいいじゃない」「ワイルドな発想やな」動揺しつつ、ぼくはこう答えるのが精一杯でした。ぼくの常識の中に「取れたボタンは付けるもの」というのはあっても、ボタンが取れたらさらに取るという発想はなかったから。続けてヨメは、満面の笑みでこう言いました。「ワイルドなヨメはお好き?」。ぼくはさらに動揺しつつ、気づいたら「はい」と答えていました。こんなもん、「はい」と答えるしかなかろうが。(ひとみしょう/文筆家)
2017年11月06日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。合コンや飲み会で気になる人に出会ったとき、皆さまはどうしてますでしょうか?当相談所に寄せられるのは、「気になる人がいたけど何もできなかった」というお悩みです。どのように動けば、気になる人と次回につなげられるのでしょうか?同席中に近くに行くべし「何もできなかった」という女性たちに、詳細を伺うと、「ずいぶん遠い席にいた〇〇さんが気になりました」「飲み会中に話せなかったから、話してみたいと思って」などと会合中に会話すらしてない場合が多かったのですね。さらに、お見合いパーティーでも「マッチングしなかった」という女性に話を聞きますと、「遠くにいたBさんが素敵で」「途中話ができなかったので」マッチングできなかったというのです。しかもそんな女性たちが「モテない」「人気がない」と言っているのでお伝えしますが、「気になる人とは、出会った時間内に声を掛け合うようにすべし!」です。印象のあるうちに行動を具体的には、飲み会や合コンで「気になる」人がいたのなら、その会合中に近くに行って話をするようにしないとダメ。「あとで幹事に伝えてもらえば」「またきっと会えるから」などと願いたくもなりますが、実際大人のわれらに「次の約束」はなかなか訪れません。ましてや、「顔の印象」すら持ってもらえなかった場合には、そんな「見ず知らずの人」のために時間を割く男性はいないのです。だって忙しい社会人。そうでなくても日々の仕事に忙殺されて、貴重な土日はメンテに趣味にお勉強…とやることはいっぱいなんです。特に、オトナ女子が好きになるような男性は「忙しい人たちだ」ということを心得ておきましょう。「無理目女子」は誘われない「でも、イケメンの横にべったりくっつくようなやり手女子には、とてもなれません!」というお気持ちはわかります。それに、「バレバレな行動をしたら、好きという気持ちがバレて男性に引かれるのではないですか?」という疑問もわいてくるでしょう。しかし、バレバレな行動をするくらいでないと、男性に気にしてもらえないのが現実。「この子、僕に気があるのかな?」→「可愛いな」→「誘おうかな」くらいの気持ちの変遷があるのが、昨今の男性だからです。逆に言うと、無理かも?と思われたら「男性は誘ってこない」というのも覚えておきましょう。また、「男性の横にべったりくっつく」ような行動が苦手な場合、自分から行く必要はありません。そんな時こそ、幹事やお世話焼きの人を頼りましょう。「別の人とも話してみたいです」「全員と話したいです」と言えば、たいていの幹事は席替えをしてくれるはず。「つまらない」と思った会が「つまらないまま」なのは、たいていの場合、我慢し続けるから。「つまらないこと」を表明すれば、責任感ある幹事か世話役がきっとなんとかしてくれるので、相談の姿勢で切り抜けていきましょう。近くなれなかったら挨拶をとはいえ、最後の最後まで、近くに行ったり、話したりができなかった場合もあるでしょう。そんな時には、①「帰りぎわに声をかける」②「印象のあるうちにLINEを送る」のどちらかを行いましょう。①の「帰りぎわに声をかける」は、立ち上がってみんなが帰路に就く間に「今日は話せなかったですね」とか、「お話してみたかったです」と声をかけるパターンです。たいていの男性は、そう言われたら悪い気にはなりませんから、「そうですね」と返してくれますよ。そしたら、連絡先を交換したり、グループLINEを作っているならば、「あとでLINEしますね」と宣言しておきましょう。②の「印象のあるうちにLINEを送る」は、①を踏まえて行うのがベターですが、いきなり送っても大丈夫です。連絡は「会の印象があるうちに」が鉄則です。なので、幹事に連絡先を聞いてもらったあと「一週間後」などに送るのは効果が薄いです。それよりも、会の印象が残っている翌日の夕方までに第一報は送りましょう。なお、なぜ翌日の夕方までかと言いますと、飲み会の場合だったら、「次の飲み会で記憶が消える前」という意味です。お見合いパーティーなら、翌日の昼までが現実的かもしれません。…以上、気になる人がいた場合の動きについてご案内しました。繰り返しますが「次がある」のは、時間のある学生や、同じ会社や趣味の場で出会った人の場合のみ。オトナ女子が、デイリーでない場で、気になる人と出会ったら、その日のうちに「声を掛け合う」関係になるのがスムーズであると心得ておきましょう。まとめ・「その会のうちに会話する」を目標に!・リカバーは、翌日までのLINEで。Written by にらさわ あきこ
2017年11月02日ダウン症当事者団体による、初めての全国的会議Upload By 発達ナビニュース「日本ダウン症会議」は、ダウン症のある方や家族はもちろん、現在第一線で活躍している専門家や研究者、支援者などが集い、「新しいダウン症像」を考えて意見交換をする、日本で初めての催しです。専門家もダウン症のある方も、一緒に議論する場に過去90年の間にダウン症の平均寿命は6倍となり、医療においては様々な治療の可能性が探られる一方、出生前検査(診断)の議論があるなど、ダウン症のある方や家族を取り巻く状況は近年大きく変化しています。そうした状況の中で、公益財団法人日本ダウン症協会(JDS)が、当事者団体による日本で初めての全国的な会議を開催します。医療・福祉・保育・教育・就労など、様々な領域での実践報告に加え、第一人者の方々やダウン症のある方々が、同じ席について議論したり学ぶことができる場です。市民公開講座も開催されますUpload By 発達ナビニュース11月11日(土)・12日(日)の特別講演や分科会については当日受付可能(事前登録は締切)ですし、12日13:30~15:30(13:00開場)に実施される市民公開講座は、無料でだれでも参加することができます。11日(土)は13:30に開会(12:00開場)。特別講演のほか、医療・福祉・保育・教育・就労のテーマごとに専門家やダウン症のある本人を交えての分科会が開催されます。12日(日)も、10:00から分科会が行われます。講演や分科会への参加費は、10,000円となっています。12日(日)の市民公開講座(参加無料)では、シンポジウムが開催されるほか、横浜ダウン症児サークル「ハマヒアポ:オハナフラ」で活動する、3歳から10歳の子どもと保護者によるフラダンスの発表もあります。シンポジウムでは、医師や大学教授、助産師などの専門家などに加え、ダウン症のあるタレント・あべ けん太氏らによるリレー講演や、質疑応答の時間も設けられます。いずれも、大正大学(東京都豊島区西巣鴨3-20-1)で開催されます。主催者からのメッセージ「ダウン症を取り巻く状況が大きく変化する中、当事者団体としての発信も広く専門家の協力を得ていく必要を痛感しています。今回の会議では、当事者団体であるJDSが企画する会議という特色を活かし、各部門で精力的に実践されている方の報告と、その領域における第一人者の先生方、さらには当事者が同じ席についての議論と学びの場にしていくつもりでおります。ダウン症のある方たち、その家族、支援に携わる方々、研究職の方々、ダウン症をめぐるすべての方たちに「これからの私たち」を考えていただける場にしたいと願っています。」という大会会長の玉井邦夫氏。ダウン症に関わる方の場としてだけでなく、様々な思いや多様性を認めていくことの大切さについても広く発信していく、記念すべき第1回の大会となるでしょう。
2017年11月01日映画『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』(11月11日公開)の本予告映像第2弾が1日、公開された。同作は5つのチームが拮抗した勢力をもつ「SWORD」地区の中で男たちが思いをぶつけ合うエンタテインメントムービー。映画『HiGH&LOW THE MOVIE』『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』が公開されたほか、ドラマ、動画配信、コミック、SNS、オリジナルアルバム、ドームツアーなど様々に展開する。シリーズ3作品の興行収入は45億円、累計入場者数は350万人を突破した。九龍グループは、かつて政府主導で行われた不正を隠ぺいするため、SWORD地区の"無名街"を爆破、その跡地にカジノ建設を目論んでいた。善信吉龍(岸谷五朗)の「大人の喧嘩を教えてやる」というセリフの通り、最終決戦が勃発。九龍グループによりSWORD各チームの拠点は焼かれ、人が吊るされるなどの危機的状況に、コブラ(岩田剛典)は打ちひしがれる。また主題歌「HIGHER GROUND feat. Dimitri Vegas & Like Mike」にのせて、SWORD、雨宮兄弟(TAKAHIRO・登坂広臣)、MUGEN(AKIRA・青柳翔)が九龍グループに立ち向かう様子がおさめられた。迫力しかない無名街爆破セレモニーや、ターミネーターのような九鬼源治(小林直己)のアクションシーン、さらに刑事・西郷(豊原功補)が語る不正隠ぺいの秘密とスモーキー(窪田正孝)の関係についての意味深なカットなどが盛り込まれている。また、4日23時30分より、東京・新宿ピカデリー及び、名古屋・ミッドランドスクエアシネマにて劇場版3作品をオールナイト上映。『HiGH&LOW THE MOVIE』(2016年)の応援上映、『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』(2017年)の応援上映、『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』(2017年)の通常上映が行われる。料金は3,500円で、終映は翌5日の朝6時10分頃を予定している。
2017年11月01日気づいたらなんとなく結婚しましょうかということになっていたので、ぼくは彼女に対していわゆる正式なプロポーズというものをしたことがありません。で、「プロポーズなしの交際とか結婚というのも、この世にあるんだなあ」と、しばし感慨にふけっていたら、彼女が「正式なプロポーズはいつでもいいからしてね」と、こうきたもんだ。「通帳を見せてください」って…先日、テレビ東京の「通帳を見せてください」という番組を見ていたら、ある日いきなり30万円引き出している彼氏の通帳を見た彼女が、「この30万円って、なにに使ったの?キャバクラ?」と言っていました(今時、キャバクラで30万円も使えないですよね…レミーマルタンの時代じゃないんだから)。実際には、彼が彼女に交際だか結婚だかのプロポーズをしたときに、指輪だかなんだかを買った費用だったらしいのですが。こういう彼氏がいるということは、「プロポーズはしかるべきお金をかけて、しかるべき手段を踏んでお願いします」と思っている女子がいるということで。そういう女性がいる一方で、正式なプロポーズなしに結婚となったぼくは、「世の中には非常にものわかりのいい女性がいるもんだな」と、なかば彼女のことを尊敬していました。結婚式やそのあとの生活を思えば、お金などいくらあっても足りないんじゃないかと思えるほどで、プロポーズが0円で済んだというのは、なんて合理的な考えの彼女なんだろう…もう少しお金をかけてもいいから、非合理的なプロポーズをしてもよかったかな。テレビ画面に映る他人の通帳を見ながら、ぼくはこう思っていました。この、ぼくの気持ちを見事に見抜いたのが、ほかでもないぼくの嫁候補。通帳を見せるから、おれの表情を見るなよな、とも言えないしね。毛を逆立てているネコのスタンプが返ってきました彼女はしれっとぼくに言いました。「できればサプライズ感のある正式なプロポーズをしてほしい」と。だからぼくはある日、彼女とLINEで何気ないトークをしているときに「結婚してください」という文章を送りました。何気ないトークのなかに「結婚してください」という一文を混ぜると、サプライズ感が出るプロポーズになりえると考えたからでした。ソッコーで、毛を逆立てているネコのスタンプが返ってきました。ネコの絵に、ご丁寧に「シャー」という擬容語がついているスタンプでした。少しばかり反省したぼくは後日、彼女への「おはようメール」のあとに「結婚してください」と送りました。しばらくして「ケンカ売ってる?」という、非常にシンプルなお返事が返ってきました。とても静かな、神聖な朝の出来事でした。ぼくにだけなんらか致命的な欠陥があるのか、世の多くの男たちにも共通する欠陥なのか、よくわからないのですが、ぼくにはサプライズを演出する方法がよくわからないのです。わかるかわからないか、で言えば、おそらく「調べるとわかる」のだろうと思います。ググればいくらでも答えが出てくる時代、「調べるとわかる」。シャー!でもどこかしら気恥ずかしいのです。サプライズってたとえば、しんとしたレストランでいきなり明かりが消えて、ハッピバースデーが流れて、火を灯したろうそくが立てられたスイーツのプレートが運ばれてきて、多くの店員さんがテーブルの周囲を取り囲み、なんならそこに居合わせたお客さんもハピバを歌って、歌い終わって店内に明かりが戻ると、ぎこちない表情になっているお誕生日の人がいるあれのことでしょ?たとえばこれがサプライズでしょ?こういうのを彼女は望んでいるのだろうか?彼女が言う「サプライズ感のある『正式な』プロポーズ」って、なんだろう?ハピバみたいに強烈なやつじゃなくとも、レストランで食事をしている途中に指輪を渡すことか?と思ったところで、彼女はかなり強烈な金属アレルギーときたものだ。こっちが毛を逆立てているネコのスタンプを送りたいくらいだ。シャー!(ひとみしょう/文筆家)
2017年10月26日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。恋をすると、「好み」とか「タイミング」とか様々な要因が結果を左右していくとわかるものですが、意外と忘れられがちなのが、「ニーズ」でしょう。ニーズとは、「どれくらいの情熱で」「どういう結果を求めているか(=目的)」ということですが、実はニーズこそが大人の恋の行方を左右しているのですよね。そこで、今回は「ニーズの重要性」とどう意識してゆけばいいかについて、お伝えしていこうと思います。結婚したいのか恋愛したいのかまず恋を左右するニーズとは何かといいますと、「結婚したい度合い」と「恋愛したい度合い」、つまり目的(結果)のニーズと、「すぐにしたいのか」「できればしたいのか」という情熱の高さに対するニーズです。それぞれが同じくらいだと、恋愛関係は成立しやすいのですが、どちらかがズレているとなかなか成立しないです。また、いったんは成立したかに見えても、「実はそれは幻だった」なんてことになりかねず、結果、女性が悲しい思いをすることになる。具体的に見ていきましょう。結婚したい男性とでないと難しいアラフォーのAさんは婚活アプリで20代の男性と知り合い、意気投合。結婚については、男性側は「意識しているが、すぐというよりはいつかは」という意識で、Aさんは「できればしたいけど、結婚ありきの恋愛はしたくなく、それよりもまずは恋愛でしょう」という意識でした。対面の日に、それぞれのニーズを表明し合ったところ、Aさんは「まず付き合うというスタンスなので付き合いたい」と言い、一方の男性は、「付き合うからには結婚を意識したい」という姿勢でしたので、結婚したい意識が不明のAさんとは微妙だったうえ、そもそも「結婚対象としては年齢的に微妙」に思えたので「楽しく話せればいいや」との印象を持ちました。しかしAさんの押しもあり、かつ「すぐに結婚を考えているわけではないから」という余白から、付き合うに至ったのですが、そのような関係にすぐに息苦しさを感じ始めました。先の見えない関係は息苦しい「この先、どうなるの?」という思いが、彼に芽生えたのですね。結局、2人はほんの2か月で別れたのですが、傷ついたのはAさんです。「まずは恋愛でしょ?」とは言いながらも、結局は、「いずれは結婚できる恋愛」を心では求めていたのです。また、35歳のBさんは、すぐに結婚したい思いで婚活を始めました。しかし好ましく思えた男性は33歳の働き盛り。恋には積極的だったのですぐに関係がスタートしましたが、「彼女を作るつもりはないし」「結婚もすぐにはしない」とわかり、Bさんは苦しい状況に。とはいえ、もう好きになっていたので、あきらめることも難しく、いつ終わるとも知れぬ関係を3年も続けているのです。大人だからこそ確認したいことAさんもBさんも、20代だったらもしかしたら、こうならなかったかもしれません。「好きな人と付き合えて」「いつかは結婚出来たら嬉しいけれど、それは流れによる」と素直に受け止めることができたかもしれません。しかし、大人になってくるとどうしても「将来はどうなるの?」という思いが心にちらつきますよね。考えないようにしようと思っても、人生設計もあるし、時間は日々、刻々と過ぎてゆきます。そんな中で、「結婚」という単語を無視することのできる女性などなかなかいないのが現実でしょう。もちろん、「しない」という選択もあり得ますし、「しない」と決めている女性たちは、のびやかに恋愛を楽しんでいます。収入と立場も関係また年収の高い女性…中でも正社員でもある女性は、もっと自由な印象です。人を養えるほどの収入があると、「シングルマザーになる道もある」し、「男性を養える」などと選択肢が増えるからです。なので、自分の収入と選択肢を一度洗いなおすのは大事ですが、その大本になるのは、やはり「自分自身がどういう人生を歩みたいか」ということに尽きます。「結婚をしたい」のか、「結婚につながる恋愛をしたい」のか、それとも単純に日々を彩る「恋愛」ができればいいのか。そして、そのニーズの度合いは「絶対に」「今すぐ」か、「できれば」「いい人がいれば」なのか。これも一緒に考えてみるといいでしょう。意識すると結果がついてくる「意識するとどうなるか」と言うと、なんと結果がついてくるのですね。なぜかというと、出会いにあたっての選択肢に迷いがなくなっていくからです。たとえば「絶対に」「今すぐ」結婚したい女性なら、先のAさんやBさんが選んだような男性には出会いません。出会いはするのですが、意識にないので目に入らなくて、結果的に「出会った」という意識に残らないのです。そして実は私たちは「出会いがない」と言いながらも、日々ありえないほどの出会いを実際には体験しています。その中から、自分の求める出会いだけが目に入り、意識に残っていくのです…。そのためにも、自分の「欲望を意識する」のは大事です。意識することで、求める男性の造形が際立ってくるからです。欲望にフタをしてはいけない実はAさんもBさんも自分の欲望はあるのに、意識にフタをしていたので、欲望の外にある「単なる好みの男性」に恋愛感情を持ってしまいました。しかし一方で、自分は「結婚したい」から、「結婚したいと思っている男性とでなければ付き合わない」と決めている女性たちは、するすると結婚相手にどこかで巡り合い結婚していっています。なぜかというと、彼女たちは、同じように「結婚したいと思っている男性」しか、選ぼうとしないからです。さあ、あなたはどんな将来を見据えて、恋愛相手を探しますか?自分の気持ちがわかると、相応な男性に巡り合ったときに「この人だ」とわかってきます。まずは、自分の気持ちにフタをせず、正直な人になりましょう。まとめ・結婚に対するニーズこそが、大人の女性の恋を左右する。・まずは自分の欲望に正直になるのが大事Written by にらさわ あきこ
2017年10月25日先日、彼女とちょっとした高級串揚げ屋に行きました。と書くと、「自慢か?」と思った人、そう早まるなって。「巻き」でデートを楽しもうと思ったわけですよあの~ですね、40歳も過ぎて結婚するとなると、どうしても「巻き」でやったほうがいいことがいくつか出てきます。食事デートもそのひとつだとぼくは考えています。20代30代のカップルであれば、これからいくらでもふたりで食事デートを楽しむことができますよね。時間はまだ、たっぷりとあるのだから。でもこれが40歳を過ぎると、どうしてもすべてにおいて発想が逆算になるわけです。「彼女とあと何回、食事デートを楽しむことができるかな」と。もちろん、何回でも楽しもうと思えばそれも可能なわけですが、40歳を過ぎるとリアルに、いわゆる定年のことが頭をよぎります。ということは、定年までにやり遂げておきたい仕事がいくつも脳裏をよぎるわけで、そうそう「今日も高級串揚げ屋でデートしました」と、インスタに写真をあげている場合ではない。ということで、3回分のデートの楽しみを1回のデートにハメこんでしまえと思って、ちょっとした高級串揚げ屋に彼女と行ったわけです。「あ、これ食べます」お酒がすすんだときのぼくのクセとして「みんなで楽しむ」というものがあります。みんなというのは、そこの店にいるみんな、つまり彼女はもとより、店員さんやカウンターの隣に座っているお客さんも含めてということ。その日はすでに遅い時間ということもあり、カウンターにはぼくたちふたりしかいませんでした。ホールにアルバイトの女子が1名。このアルバイトの女子がまた、マジメな素人とみえて、少し食べ残しているぼくらの皿を頻繁に下げに来るのです。たとえばウズラの卵の揚げたやつを1つ皿に残しておくと、「お下げします」と言って下げようとするのです。そのたびにぼくは「あ、これ食べます」と言って、下げるのを阻止していました。が、「これ、食べます」と言っても場が盛り上がらない、つまりアルバイトの女子も含めてみんなで楽しめないなと、酔っぱらいつつある頭でぼくは考えました。ぼくはふざけてなんかいない。多分。やおら、案の定、今度は箸休めに注文した「いぶりがっこ(大根の漬物のようなもの)」の最後の一切れを少し齧って皿のすみっこに置いているのを見たバイト女子が、「お下げします」とやってきました。すかさずぼくは「君、これ、食べる?食べるんやったら下げて向こうで食べてくれていいよ。でもぼくの食べかけだから、新しいいぶりがっこを頼んであげようか?なんなら一緒にお酒でも飲む?」と言いました。バイト女子は恥ずかしそうに、でも笑いながら(多分おもしろかったんだと思う)、「すみません。食べません」と言って(当たり前だ)、皿に伸ばしかけた手をぎこちなさそうに戻し、どこかに去って行きました。それを見た彼女が、半ギレ気味にぼくに言いました。「ふざけるのもいい加減にしなさい」。ぼくはふざけてなんかいない。「巻き」でデートを楽しもうと思って、みんなのことを楽しませたいと思っているだけだ!と、心のなかで叫んだところでどこ吹く風。彼女は「家に帰ったら説教ね」と、背筋を伸ばしシブイ顔をしてウーロン茶を飲み干しました。ぼくはふざけてなんかいない。多分。(ひとみしょう/文筆家)
2017年10月19日「第3回 湘南T-SITE パンまつり」が、2018年5月26日(土)・27日(日)の2日間、神奈川・藤沢の湘南T-SITEにて開催される。第3回目の開催を迎える今回のテーマは、湘南のパン屋特集。“パン屋の宝庫”と称される湘南エリアの人気店が集結し、各店自慢の一品を振る舞ってくれる。小規模ながら、その本格的な味わいから地元で愛される「マダムルージュ」や「パッパグラッセン」、ふるさと納税サイトでパン部門全国1位を獲得した「パン遊房 亀吉」、石臼で挽く小麦や20年継ぐ自家製酵母など、素材にとことん拘った鎌倉の天然酵母パン屋「カノムパン」など、約20店舗が出店する。また、都内でも連日行列を作る人気店「パンとエスプレッソと」からは、本イベント限定となる「フレンチトーストのレモン味」が登場。会場に訪れた際は、ぜひ本イベントでしか味わえない貴重な一品を堪能してみてほしい。【開催概要】「第3回 湘南T-SITE パンまつり」開催日:2018年5月26日(土)・27日(日)会場:湘南T-SITE 屋外プロムナード住所:神奈川県藤沢市辻堂元町6丁目20番-1<出店者>チガヤ/パイニイ/ブレドール葉山/キビヤベーカリー/カノムパン/ウルス/ケイズパン/シールズベーカリー/マダムルージュ/パッパグラッセン/ブーランジェリーユイ/カラヘオベーカリー/パナケナケ/パナデリーヤティグレ/グリット/パン遊房亀吉/パンとエスプレッソと/haluta with FOOD&COMPANY
2017年10月13日大人のデートといえば、仕事終わりに食事というのが大抵のパターンであります。しかし先日、私はこれまでにないパターンのデートをしました。二人で行ったので、一応デートと書いてみましたが、甘い雰囲気などは一切なく、しいて言えば部活動に近かったように思います。なぜなら私たちが向かった先は住宅街にある古いバッティング・センターだったからです。当日、バイクで迎えに来てくれたY君は、家から出てきた私を見て「西山さん、ウケますね。何で家にバットあるんですか?」と爆笑。「いや、そこ笑うとこじゃないから」私の手には、小学4年生の時に母に買ってもらったミズノのバットが大切に握られていました。グリップには小学生の私の文字で『西山』と記されています。そんな子ども用のバットを手にしているのに、アラフォーおばさんはヤンキースの帽子をかぶってやる気まんまん。今でも草野球をやっているというY君ももちろんバット持参だったのですが、二人してバットを持ってバイクに乗ってるってもう完全に暴走族ですよね。この時点でデート指数がガタ落ちです。「先にメシ行きましょう」とまずY君が連れて行ってくれたのは古いちゃんぽん屋。バットを持った男女の入店に一瞬顔を曇らせた店主でしたが、私たちをカウンターの隅に案内してくれました。「ここ、うまいんですよ」と嬉しそうなY君の横でちゃんぽんをすする私。確かに美味しい!しかし量が多い!私が半分も食べ終わらぬうちにY君は完食。それを見た私は思わずうっとり。もちろんY君の食いっぷりにではなく、自分の女子っぽさに。どこまでも自分大好き、西山繭子であります。その旨をY君に話すと「いや、俺が食べるの早いだけなんで、うっとりしないでください」と全否定。なかなかやるわね。そして完食の結果パンパンに膨れた腹でバッティング・センターに到着。普通、男女で来た場合ってお互い順番に打ちつつ「や~ん、打てな~い」という甘い時間が流れるんだと思うのですが、私たちは同時に隣同士のブースへ。しかも私は右打ちでY君は左打ち。よってお互いに背を向けて黙々と打つという、まさに部活動の時間に突入したのでありました。「西山さん、ホームラン打ったら俺とつきあって下さい!」とか言われるのかなと少しドキドキしていたのですが、私の背後でY君は「ああ、呼び込みすぎた」とつぶやいたりして完全に練習モード。別れ際、家まで送ってくれたY君は「打席に入ってる西山さんのことをちらっと見た時、構えがどっしりしてて良かったです」と褒めてくれました。ああ、改めて書いてみても思うけど、これ、やっぱりデートじゃなかったんだろうなあ。Written by 西山繭子
2017年10月13日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。「彼を作るために努力しているのに、まったく成果が出ない」とか、「私がこんなに頑張っているのに、男性が努力をしてくれない」など、恋を求めて活動していると虚しくなる時がありますよね。「もう、恋活なんて止めてしまいたい」と思う気持ちはわかるのですが、当研究所の調べでは、「くじけないで続けた人たちは、もれなく幸せになっている!」そこで、どういう心構えでいれば続けられるのかについて、書いていこうと思います。努力の方向が違う?努力が成果に結びつかないと「努力の方向が違うのかも?」と疑ってしまいますよね。自分の方法に自信が持てなくて、人の言うことを信じたくなる。そして、「洋服のせいじゃない?」とか、「性格を変えたほうが…」などの助言を受けると、「なるほど」と思い、変えたくもないのに変えようとする。もちろん心から「変えたい」と思ってするのならいいのでしょうが、自分がしっくり来ていないのに、変身するのは微妙です。見た人も「しっくりこない」印象を受けて、結局は恋がうまくいかなくなる恐れが高くなるからです。「自分らしい」とは?当研究所では追跡取材も長く行っていますので、しみじみと感じてるのですが、自分に合った幸せな恋を見つけるためには、自分らしい形で努力をし続けるのが一番。好みでない外見や、うわべだけを取り繕ろおうとしても、結局はほころんでいくのです。実例を申し上げましょう。すごくおせっかいで、時に口うるさく感じられることもあるA子さんという女性がいました。彼女は恋活をしていたのですが、なかなかうまくいかなくて、「おせっかいをやめれば、もう少し人気が出るのに」とも言われていました。また、ファッションがラブリーすぎるアラフォーのBさんには、「もっと年齢に応じた格好をすればいいのに」と助言をする人が多くいました。2人とも、いろんな場所に積極的に出かけているにも関わらず、なかなか恋人ができなかったので、一時、それらの助言を受けて変わろうと努力したのですが、いつのまにか元に戻っていました。彼女たち「本来の姿」とは、違うと感じたのでしょう。そのままの「自分」を愛してくれる人その後、さらに「不遇の時代」を過ごした2人でしたが、恋活を意識してから2年後に、A子さんは結婚、Bさんも見事婚約を果たしました。研究所では、お相手にも合わせてもらったのですが、2人の彼氏は、おせっかいなA子さんそのままのキャラと、ラブリーなBさんのファッションを含めたBさんを愛してくれる人でした。「受け入れる」というよりも、「むしろ、そこがいい」と思ってくれるレベルです。そんな彼らは、はたから見ていると、まさに「おせっかいされるにふさわしい」夫と、「ラブリーを好みそうな」彼氏でした。つまり、2人の女性は「そのままの自分」にふさわしい相手を見つけたということです。ではどうして、2人はそんな相手に巡り合うことができたのでしょうか。「モテ」よりも「合う」かが大事一言でいうと、「止めなかったから」。どんな不遇な時でも、辛くても、彼女たちは「彼氏が欲しい」という欲望にフタをせず、探し続けたのです。もう一つの勝因は、「自分らしさ」にやはりフタをせずに自分を出したことでしょう。先ほども書いた通り、A子さんに助言をしてきた人たちは、「おせっかいをやめれば、もう少し人気が出るのに」と言いました。確かに、おせっかいをやめればA子さんは人気が上がったかもしれません。けれど、「A子さんタイプ」を好きでない人から、広く人気を得たところで、A子さんは幸せになれたでしょうか?結果から考えれば、「人気」なんて出なくても実はいいのです。A子さんにちょうど合う「一人」が見つければいいのですから。大人女子には「癖」があるそして、大人の私たちは、どんな人でもきっとそれなりの「癖」を持っています。なのでモテようと思うと、その「平均値」から外れている分だけ、どこかにきっと無理が出る。もちろん、無理をしないで「平均的モテ女性」を目指せる人や、それが「しっくりとくる」と思える人ならその方法でいいのです。だって平均値こそ、大勢の人が所属する位置なのですから、「多くの分母」の中から愛する人を探すことができる。けれど、大人の私たちはなかなか「平均」にはなれません。ならば、必要なのは、「場数」。くじけずに続けていく中で、平均ではない面を持つ、自分にしっくりとくる人に巡り合えることができるのです。癖があるなら「数」が必要といっても、延々と続くわけではありません。A子さんは32歳で結婚するまでの2年間、Bさんは43歳で彼ができるまで3年間、いろんなところに意識的に出かけましたし、片思いの失恋もしました。彼女たち含め、大人女性が最愛の人に巡り合うために必要な期間を研究所で調査した結果、だいたい2年くらいでした。しかしその2年は、休んだりせずに、真剣に動くのが条件です。恋活は、ダイエットや勉強などと違い、結果が「階段状」にすら出ないのがつらいところ。闇の中に居続けることになり、やさぐれることもあるでしょう。けれど、決まるときにするすると「逆転」していくものなのです。だから今、いろんな努力をしているのに結果が出なくて、辛いと感じている女性たちに伝えたいのは、「今はオセロの陣地を増やしている時なので、止めないで」ということ。…そう、恋活とは、まるでオセロのようなもの。「負けがこめばこむほど、最後の陣地(=満足感)は大きくなるもの」なのです。それをわかっていれば、変に焦る時間が減るのではないでしょうか。だって、今はゲームの「途中」。途中で止めたら、永遠に「自分(の色)」のスペースができないけれど、止めないで動いている女性は全員結果を出しているのです。それを頭に思い描いて、ぜひ続けてくださいね。まとめ・努力は必ず実を結ぶ。・ふいに「オセロ」現象が起きるのが恋活!written by にらさわ あきこ
2017年10月11日●日本映画の現状を考えて俳優・オダギリジョー(41)にとって、10月6日に公開される主演映画『エルネスト』は、彼の最高到達点と言っても過言ではない。ただしこれは、「現時点」という条件付きであり、過去に身を投じてきた役にも当然同じことが言えるだろう。TBS系ドラマ『重版出来!』でオダギリ演じる副編集長・五百旗頭が残した「正しい編集者とは何か」。彼がデビューしてから一観客として魅力されてきたこともあり、『エルネスト』の取材を終えてさらにその言葉の重みが増した。ボリビア戦線下の1967年8月31日に25歳という若さで命を落とした日系二世・フレディ前村ウルタード。日本人の父とボリビア人の母のもとで生まれた前村は心優しい青年に育ち、医師を志してキューバ・ハバナ大学に留学する。ところが、チェ・ゲバラと出会ったことが彼の運命を変える。フレディは軍事クーデターから祖国を解放すべく、奨学金を辞退してまでボリビア軍事政権へと立ち向かっていく。阪本順治監督いわく、タイトルにある「エルネスト」は、「目的を決めた上での真剣」という意味。その決断する姿は、観客に「今やるべきことは何か?」を強烈に突きつける。オダギリは本作に備え、約半年にわたってスペイン語と向き合う。しかもフレディの出身地であるボリビア・ベニ州の方言指導も仰ぎ、外見においても体重を12キロ減量して限りなく実像に近いフレディを浮かび上がらせた。「想像もできないような困難な道」と覚悟していたというオダギリ。本作が約20年の俳優人生において大きな意味を持つのは、数多の自問自答を繰り返してきたことの証左、そして日本映画に対する思いにもつながる。俳優・女優のターニングポイントに焦点を当てるインタビュー連載「役者の岐路」の第1回。日本アカデミー賞・優秀主演男優賞を受賞した映画『ゆれる』(06)を経て、オダギリは新たな進化の過程を歩んでいた。○外国語の方言習得は「限りなく時間がかかる作業」――大変な意欲作でした。まずはフレディ前村さんとご自身を比較し、共通する部分を探して臨まれたそうですね。いろいろありますが、分かりやすいのは……僕は、正しいと思うことと、正しくないと思うことに対して曲げることができないタイプの人間なんです。それに関しては相手がどういう人であっても、闘ってしまうタイプなんですよね。良い意味で自分の信念をあまり曲げられないというか……あまり悪い意味に取ってもらいたくないんですが(笑)、「自分が信じるものに対して突き進む」という点においてはすごく共感できる部分がありました。――映画の中では、亡くなった父のジャケットを炎天下の中で着る姿、勉学を優先するために友人からのチェスの誘いを断りつつ本当に申し訳なさそうに謝る姿。そして、悪友が捨てた女性・ルイサとその子供への無償の愛。そういう彼の多面的な優しさが映し出されている作品でした。勝手なイメージですが、「オダギリさんもこのような方なんじゃないか」と思いながら観ていました。僕は自分のことを優しいとは思っていません(笑)。彼の「優しさ」については、監督が時間をかけて重ねた学友からの取材や、そこから広がったイメージなどから描かれた部分がきっと大きいと思うんですよね。それをいかに人間的な説得力を持って観客に届けるかということが俳優の仕事だと思うので、自分の優しさは残念ながら関係ないのかなと思います。正直なところ、僕はどちらかというと他人に厳しく、自分には甘いタイプなんですが(笑)。僕もフレディみたいな人には憧れるというか、あのような優しさを持った男性はとても魅力的だと思います。――フレディさんが生まれ育ったボリビア・ベニ州の方言のスペイン語を、約半年間でマスターされたそうですね。阪本監督は、「言語を覚えたその先」の方が苦労があったのではとおっしゃっていました。言語の習得だけでなく、方言指導の先生からも教わったそうですね。外国語での芝居は、日本人の僕が想像できる範囲を超えることも多くあります。まずは、言葉を習得する上での先生が必要ですし、芝居の表現においても相談できる相手は多いに越したことはない。今回、セリフに関してはベニ州出身の方が茨城にいらっしゃって、その方が仕事の休みの日に東京に来てもらって。半年間、なるべく時間をとって言葉を学んでいくということをやりましたし、表現という部分ではキューバの俳優4人ぐらいにセリフの一言一言をどう捉えるか、相談に乗ってもらいました。スペイン語で芝居をする時、「この状況でこの感情だったらどの単語にアクセントを置くのか」とか、「どのようなテンポやリズムになるのか」など。それを1人に絞るとその人の感性や癖に影響されてしまうので、複数の俳優に付き合ってもらうことが重要でした。その一人ひとりが思うフレディ像に加えて、僕が想像する「フレディらしさ」をかき集めていくような日々でした。――みなさんで集まってやられたんですか?集まってやることもありましたし、一人ずつの時もありました。――4人のうち2人の言い方で迷うこともありそうですね。そういう場合は、僕と監督が思い描くフレディ像に最も近いものを選んでいました。あとは、自分が表現したいことがあったとして、それがどのような言い回しであればスペイン語圏の人にとって不自然にならないかとか。そういうことも相談しました。今思うと、限りなく時間がかかる作業ですね。――ものすごく抱えるものが大きな役柄ですね。そこから選び抜いた一語一語をどのように記憶し、現場で表現されたのでしょうか。4人のパターンは全部録音していました。その中で組み合わせたこともありましたし、1人を重点的に聞いてリズムを自分の中に刻みこむこともありました。本当にさまざまなやり方でパターンを組み立てていました。――音源を現場に持ち込んで確認されたいたんですか?ええ、そうですね。――阪本監督もスペイン語習得を試みたそうですが断念されたと(笑)。セリフの言い回しを選ぶという点においては、ご自身で監督的な役割を担われていた。スケジュールが合えば監督も参加されていました。監督がまずフレディに対してどのような人物にしたいのか。このシーンではどうあってほしいのかみたいなことをみんなで共有しながら進めたことも何日かありましたので、監督が来られない時は任せていただいていました。でも、それは監督と俳優の信頼関係があってこそだとは思います。何よりも、僕が監督のフレディ像をしっかりと理解できていれば、監督が毎回来る必要もないわけですからね。だから僕が責任を持ってフレディ像をまとめ上げることになりました。――最終決断をするのはすごく責任の大きなことだと、今のお話を聞いてあらためて思いました。一方で、俳優にとっては当然のこととも言えるのでしょうか?どうなんでしょうね。俳優が役を頂いた時点から、監督よりもその役のことを考えるのは当然のことだと思いますし、自分の感性や考えを役に投影することはあるべきことだと思います。僕は今までそういうやり方をしてきたので、それが当たり前だと思っていますが、その反面、全く違うタイプ、例えば自分の意志とは関係なく監督の言う通りに完璧に芝居できる方もいる。それはそれですごくプロフェッショナルだと思います。だからこそ、どちらが間違いでどちらが正しいとも言えない。それぞれのやり方ですね。○「今の日本映画界にとって必要なもの」――先月13日に行われた上映会では、「想像もできないような困難な道」を予感していたとおっしゃっていましたね。日本映画の現状を考えると、こういう作品を作ること自体が……どの言葉を選べばいいか分からないですが、「容易ではない」と思うんですね。それを監督がまず作ろうとしているということが挑戦だと思いました。ただ、こういう作品こそ今の日本映画界にとって必要なものだと思うので、そこにちょっとでも協力できたり参加できたりすることは、自分にとっても非常に意味があることです。それから、キューバ革命やゲバラを扱うことに対しても「容易ではない」と思いました。日本のチームがそこに足を踏み入ていいものなのか。監督をはじめ、この作品に関わった人にとっては挑戦というのか、そのような大きな思いがあったはずです。そして自分自身にとっても、準備することはとにかく山のようにあったので、それも「容易ではない」。そして、キューバでの撮影です。とにかく、現場ではとんでもないことが起こると覚悟していました。というのも、僕も過去に何度かキューバに行ったことがあったので。準備を整えて何もトラブルがなく撮影できる日本の現場とは、全く異なる環境であることは分かっていました。●俳優にとっての「甘え」「慣れ」とは?――撮影を終えて、想像通り取りだったと感じますか? それとも、想像を超えていたのか。想像を超えていたと思います。撮影2日目ぐらいからシャワーが水しか出なくて(笑)。1日目はお湯だったんですが。そういうことすら日本では起こり得ないことですもんね。細かいトラブル含めて、想像もしていないようなことがたくさんありました。――そのほか、上映会の壇上では「俳優をやっていると甘えや慣れが付きまとう」「それを排除しないと乗り越えられない作品」「初心に戻してもらう意味でも必ず乗り越えよう」と。確かに「甘え」や「慣れ」は、どのような職業にも付きまとうような気がします。別の職業との比べ方は分からないんですが、「ぬるい気持ちでやっても仕事として成立させられる時」ってありませんか? でもそれをやることが、自分にとって何になるんだろうと思ってしまうんですよね。自分の気持ちが乗らないのであれば、やらない方がいい。その仕事が何を生むんだろう、と自分が嫌になるんですよね。芝居で言うと、技術が備わって見せ方が分かってくると、ある程度のところまでは表現できたりもするんです。でも僕はそれが良いとは絶対に思えないんですね。身を削って絞り出してないということが、僕にとっては「甘え」や「慣れ」という言葉に近い。全てを死にものぐるいでやる必要はないんですけど(笑)人間ってすぐに楽な方に流れちゃうじゃないですか。日本の現場にいると、自分は甘やかされてるなと感じてしまうことが多くて、気を引き締めないと。言い方がすごく難しいんですけど……例えば時間に追われている現場だと、そこまで芝居にこだわれないじゃないですか。――そうですよね。その場を成立させるためには、仕方のないことだと思います。1回でOKを出してどんどん撮影をしていかないといけない現場で、やっぱり自分だけの芝居にこだわって「もう1回やらせてほしい」とも言えないんですよね。「100%出し切れたとは言えないんだけど……まぁ、悪くないならいいか…」みたいに過ぎていく日々が、どうしてもあるんですよ。足らない部分を技術で埋めているような感覚がどうしても許せないんです。――経験がアダになる。そういう思いが「初心」という言葉に込められていたんですね。デビュー当初は何も分からない中で、どんな仕事でも「足し算」に。そうですね。今見ると方程式を無視したとんでもないことをやっているんですけど、ただ、今はもうあんな無茶なことが出来ないんですよ。昔の自分の芝居を見ていると、危なっかしいけど、でも独創的で面白かったりもするんです(笑)。何が正解なのかは分かりません。でも、安全なことだけしていても面白くないじゃないですか? 「これが答えでしょ?」というのを指していっても、芸術や表現としてそれはどうなのかなと思うんですよね。安全なものだけ作っていても面白くないという気持ちはいつもどこかに抱いています。だからこそ、初心に戻りたいというか、「脳みそで考える」ということから外れた方がいいんじゃないかと思わされるんです。もの作りという側面に立ち返った時、そういう思いが度々起きるんですよね。だから、『エルネスト』のような現場に身を置くと、考えていたことのすべて覆されたりするので、本当に感覚的なものに頼らざるを得なかったり、自分の持つ能力というか俳優としての根本をテストされているような場面にたくさん遭遇します。そこが僕にとってはすごくリスキーで面白いんですよね。○納得できない仕事をやらなくなった理由――以前、『永い言い訳』(16)のトークイベントに西川美和監督と出席されたことがありました。オダギリさんといえば、西川監督の『ゆれる』(06)に出演。そのトークイベント前日に『ゆれる』を観て、「もっといろいろなことをやっていたと思った」「いろいろと思うことが多々あった」とおっしゃっていました。過去の出演作は、そういうものなのでしょうか。そうでしょうね。同時に、あの時にしかできないことはいっぱいあったのも事実なんです。先ほど言ったような。そのトークイベントでも、当時の自分はそう思ったんでしょうね(笑)。『ゆれる』は、その時に自分ができる120%のことをやったつもりでした。だから、今の自分が観て「何が120%だよ」と思ったんでしょうね(笑)。――たとえば10年後。この『エルネスト』を観返した時に、同じように思う可能性もあるわけですね(笑)。そうですね(笑)。10年後の自分がどう感じるのかは全く想像できないですけど、少なくとも面白い芝居をしているなとは思いたいですね。――今回の作品では、カストロの「やるべきことなんか聞くな」「それはいつか君の心が教えてくれる」というセリフが印象的でした。フレディ前村が大きな決断をする姿が描かれていたわけですが、オダギリさんの転機といえば、映画監督の勉強のためにアメリカの大学に留学したものの、願書を書き間違えたことで結果的に俳優の道へ。俳優になってからの転機はあったのでしょうか?うーん……(しばらく考え込む)。『ゆれる』は1つのターニングポイントかなとずっと思ってきました。自分が一番大切にしていた作家性やオリジナリティが発揮されていた作品でしたし、公開の規模も含めて自分が一番好きなタイプの映画だったんですよね。そして先ほどもお話したように、その時の全てを懸けて、表現者としての力を120%を出した気がしていたんです。ある種の満足感があったんでしょうね。目標としていた俳優像の1つのゴールを切ったような気がして。それから未来に気持ちが向かなくなったというと大げさなんですけど、「じゃあ、次に何をやろうか」みたいな気持ちになった時期でした。それが30歳ぐらいだったんですけど、その頃を境に仕事をより慎重に選ぶようになりました。納得できないものは、やらなくなったというか。というのも、ちょっと自分を使い過ぎていた20代だったので。『ゆれる』が終わったあたりから、自分を抑えていかないと出るものも出なくなりそうな気がしたんです。本当にやりたいと思えるものだけで勝負するべきだと思ったんですね。そういう意味でもターニングポイントだったといえるのかもしれないですね。――そういえば『エルネスト』の上映会で、阪本監督がこんなことをおっしゃっていました。一緒に飲んでいる時にオダギリさんが「越境したい」「生まれ変わりたい」と言っていたと。先ほどおっしゃっていたように、「俳優として生まれ変わりたい」ということだったんですか?酔っ払ってただけじゃないですかね(笑)? あまり覚えていません。でも、甘えで乗り越えられる現場を甘んじる環境からは、いつも出なきゃいけないという気持ちはあるので、そういうことも含めて「越境したい」と言っていたのかもしれないですね。――なるほど。さて、オダギリさんが予感していた「困難な道」の『エルネスト』。こうして踏破した今、俳優としてどのような変化、成長があったのでしょうか。何よりも自信につながりました。やっぱり、強烈に困難だと予測した上で、それを何があっても乗り越えるんだということを目標にしていたので、甘えることなく乗り越えられたことは、役者としても人間としても成長したのではないかと感じています。マラソンを走り切った後に近いような気がします。振り返ると、この作品がまた新たな転機になっているのかもしれません。そして、自分の中ではある種、できることを全て注ぎ込んだ作品だと思っているので、『ゆれる』の後のように「じゃあ、次何をやろうか」みたいになるのかもしれません。■プロフィールオダギリジョー1976年2月16日生まれ。岡山県出身。身長176センチ。O型。2003年、第56回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された黒沢清監督の『アカルイミライ』で映画初主演。その後、『あずみ』(03)で日本アカデミー賞新人俳優賞、エランドール賞新人賞、『血と骨』(04)で第28回日本アカデミー賞とブルーリボン賞の最優秀助演男優賞、『ゆれる』(06)、『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』(07)で日本アカデミー賞優秀主演男優賞、『舟を編む』(13年)で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。最近作に『南瓜とマヨネーズ』(17)が控えている。本作の阪本順治監督とは、『この世の外へ クラブ進駐軍』(04)、『人類資金』(13)に続く、3度目のタッグとなる。
2017年10月06日これからお相手のご両親に結婚のご挨拶に行く予定がある人は、あるいは知っておいて損はないと思いますが、堅苦しい雰囲気になることが想定される挨拶のときって、誰もが「言いづらい言葉」を胸に抱えています。ゆえに妊娠という言葉は使えないたとえば妊娠という言葉。挨拶のときに「彼女が妊娠したらすぐに、彼女と一緒に暮らしはじめたいと考えております」と言いたいシチュエーションって、まあ、ごくふつうにあります。相手のご両親だって、今後のわれわれの予定を一応であれ知りたいわけですから、「いずれ彼女と一緒に住みます」では言葉足らず。いつから一緒に住むのかを、具体的に述べようと思えば、そのタイミングを超具体的に言う必要がある。ゆえにたとえば「彼女が妊娠したら」となる。がしかし、彼女のお父様の耳に妊娠という言葉が入ってしまえば……当然「こいつはおれの娘とヤッたんだな」と想像(妄想)することでしょう。世界中でもっともかわいらしい生き物は、わが愛犬でもわが愛ネコでもなく、わが娘。こういうことを思っている彼女のお父様に、ヤバい妄想のきっかけを与えるのは得策ではない。ゆえに妊娠という言葉は使えない。「あの行為が現実のものとなれば」結婚という言葉も微妙。無論、結婚のご挨拶にうかがっているわけだから、結婚というワードが会話の端々に出ても、ちっともおかしいことではない。結婚という言葉を使うことなく、「あれが(=結婚が)」とか「あの行為が(=結婚が)現実のものとなれば」とか「ふたりがあそこ(=結婚)に到達すれば」なんてややこしい言葉を使うと、「あそこに到達するって……あそこって……あそこはあそこだろ!この変態野郎!」と怒られないとも限らない。そんな妄想をしていたらやおら、彼女のご両親のほうから結婚という言葉を口にしはじめました。ラッキー!「結婚したらどこに住む予定ですか」とか「娘と結婚したら、娘もほっとして、もっとまるい性格になると思います」とか、とにかく結婚の二文字を口にした彼女のご両親。大空に羽ばたいた瞬間ぼくはすかさず言いました。「あの~……どこに住むか、というか……もしご両親に結婚をお許しいただけるのであれば、ということがありまして……」言葉を濁しまくって、ぼくはやっとの思いで、おうかがいを立てました。彼女のお父様は、超イヤな上司ではなく、きわめて物わかりのいいステキなお父様でした。「娘があなたと結婚したいというのであれば、娘ももういい歳なのだから、結婚すればいい」お母様もいい女性でした。「結婚したらいろんなことがあると思うけど、わたしたち夫婦も、どうにかそういうことを乗り越えてやってきたのだから、あなたがたもきっといい家庭を築けると思う」。究極の状況を乗り越える方法は、下から上を見上げるかのごとく「おうかがいを立てること」。ブラック上司に毎日、心折れていた27歳の頃の思い出が、大空に羽ばたいた瞬間でした。(ひとみしょう/文筆家)
2017年10月05日Amazonビデオにて、日本未公開の映画をいち早く先行独占公開する新たなサービス「Amazonビデオ ミニシアター」が本日10月4日(水)よりスタート。第1弾作品は、英国の新星ジョー・アルウィンが主演を務め、ヴィン・ディーゼルやクリステン・スチュワートら豪華キャストが出演するアン・リー監督作『ビリー・リンの永遠の一日』となった。「Amazonビデオ ミニシアター」では、Amazonの利用者が日本初公開の映画をオンデマンドでレンタルして、いち早く楽しむことができる。これにより、上映劇場が限られてきたミニシアター系の良質な映画を、期間限定ながら日本中どこででもAmazonビデオで楽しめることになる。なお、先行独占配信期間は各作品につき約1か月間の予定という。Amazonビデオ事業部門本部長のウェイド・ワカシゲ氏は、「海外で多数受賞した映画でも、日本ではなかなか劇場公開されなかったり、海外劇場公開後からDVD発売やオンデマンド配信開始まで、最長1年以上かかることもあります。特に映画ファンのみなさまには『Amazonビデオ ミニシアター』を通して、できるだけ早いタイミングで日本初公開の映画をご覧いただき、また、視聴できる映画作品数も増やしていくことで、Amazonビデオのサービスをより楽しんでいただけると思います」とコメント。また、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントホームエンタテインメント営業統括本部バイスプレジデントの曽我謙介氏も、「このたび、Amazonと一緒にソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPEJ)の日本初上陸作品を提供させていただけることを大変喜ばしく思います」と語り、「コンテンツの趣味嗜好や消費方法が多様化していく中、好きな時に好きな場所で日本初上陸の作品をお楽しみいただける本サービスは非常に魅力的なものであると考えています。今回はお客様からの問い合わせが非常に多かった作品群をご用意させていただきました」とアピールした。■初回公開作品はソニー・ピクチャーズ提供の『ビリー・リンの永遠の一日』『ブロークバック・マウンテン』『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』で2度のアカデミー賞監督賞に輝く名匠アン・リー監督作で、19歳で“イラク戦争の英雄”になった青年ビリーの戦争体験と、心の葛藤を描くヒューマンドラマ。戦場での姿がメディアに取り上げられ、一夜にして“英雄”になったビリーがアメリカに一時帰国、凱旋ツアーに駆り出されていく。その中で感じる違和感や、フラッシュバックする戦場での出来事を通して、9・11以降のアメリカ社会のあり方、戦争とは何かを問う。主演を務めるジョー・アルウィンは、テイラー・スウィフトの“イマ彼”といわれ、ビッグネームが名を連ねる新作が数々控える期待の新星。そのほか、主人公ビリーが尊敬する部隊の上司役にヴィン・ディーゼル、弟想いの姉役にはクリステン・スチュワートほか、ギャレット・ヘドランド、クリス・タッカーなど盤石の共演陣が脇を固める。今後も続々とバラエティ豊富なラインナップを追加していく予定という。『ビリー・リンの永遠の一日』は10月4日より10月31日までAmazonビデオ ミニシアターにて先行独占配信。<今後のラインナップは以下のとおり>『ホーンテッド・メモリーズ戦慄ノ館』(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)11月1日~11月28日独占配信予定『バンド・エイド』(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)11月29日~12月26日独占配信予定『Man From Reno』(原題)(マイシアターD.D.)12月27日~2018年1月23日独占配信予定※本リリース掲載作品のレンタル鑑賞価格は1400円。今後の配信作品の価格は変動する可能性あり。(text:cinemacafe.net)
2017年10月04日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。「恋がなかなかうまくいかない」人たちに話を聞いていると、「手に入らないから好き」という感情に支配されている場合が多い気がします。「もともとはそんなに好きではなかったんだけど、追いかけられたから気になり始めた」とか、「嫌われてきたから興味を持った」など。しかし、そんな恋愛スタイルでは、幸せになりづらいのも事実。そこで今回は、「追いかける」スタイルを卒業するコツについてです。頑張り屋さんは追いかけるそもそも、向上心のある頑張り屋さんには、追いかけるスタイルの恋愛をする人が多いです。わが研究所に相談にいらっしゃる方の中でも、高学歴やキャリアUPを目指している人に、片思いの人が多いです。しかも話を聞いていると、必ずしも最初から「いい」と思ったわけでないというケースがとても多いです。つまり男性から「好き」と言われて、その気になったところで、去られるから「なぜ?」と気になり始めるのですが、努力が好きな女性ほど「なんか失敗した?」と自分を反省し、「直したい」と思うからはまってゆくのです。手に入りそうなものが入らないからそれに、恋を盛り上げる秘訣は、「手に入りそうで入らない状態を作ること」とよく言われますから、このように、最初は「手に入りそう」と思えたものが「手に入らない」と思った時点で心が奪われてしまうのは、仕方のないことではあるのです。というのも、相手がいくら素敵でも、自分に一ミリも興味を示してくれなかったら、普通はあきらめる…というよりも気にも止まらないものなのです。「そういや、イケメンがいたな」と簡単に終えて、ひっかかりさえしないのです。つまり、諦められないほど心に火が付くのは「向こうにその気があった」、つまりは、「気が合った」と思えたからで、そんな相手をみすみす「自分の失策によって」失ったと思ってしまうから、「取り戻したくなる」のです。特に「努力好き」な頑張り屋さんほど、頑張りゴコロに火がつけられるので、片思いに陥りやすいです。恋は頑張るものではないしかし、恋ってそもそもあまり頑張るものでもないですし、努力で結果が出るものでもない。それは皆さんもわかっていますよね。「こんなに頑張ったのに好きになってくれないなんてひどい」とはさすがに誰も思わないはずです。なので、努力好きな人ほど、努力を使う方向を意識しなければなりません。つまり「片思い相手を振り向かせる」方向に力を注ぐのではなくて、「両想いになる方向」にシフトチェンジするのです。候補を複数持つのがオススメそのために一番オススメしたいのが、「彼氏候補を複数作る」こと。対象を一人に絞るとどうしてもその一人に執着し、追いかけるスタイルになりやすい。だから恋人候補を3~4人作り、力を分散させるのです。とはいえ、努力は必要です。というのも、候補を3~4人作るといっても「好きでない人」を入れては意味がないからです。「わあ、付き合いたい」と思えるほどに素敵な異性を3~4人、常に身近に作るってかなり大変です。簡単にできるものではありません。けれど、一人の「自分を振り向いてくれない男性」を追いかけるパワーがあるなら、そのパワーは絶対に、「ほかの素敵な人との関係づくり」に費やしたほうがいいのです。俳優を思い浮かべて頑張るべし「そんなに素敵な人なんて世の中に早々いるはずがない」「私は一人しか好きになれない」という人は、イケている俳優を思い浮かべてみてください。例えば、竹内涼真とか星野源とか、福士蒼汰とか佐藤健とか、この全員と付き合えるとしたら、好み云々は置いておいたとしてもちょっと悩んでしまいませんか?わかりやすくするために俳優の例を出しましたが、身近な世界にだってイケている男性は星の数ほどいます。だから、そのイケている人たちと交流できるように努力していきましょう。恋を成功させるための努力とは、一人の人に執着し、追いかけることではありません。大勢のイケている男性と交流し、関係をキープすることなのです。まとめ・追いかける努力よりも「イケている」交流男性の人数を増やそう。・「イケメンズ」と常に交流すべし。written by にらさわ あきこ
2017年10月04日話題の「ロースイーツ」伝道師になれる講座が開講「ロースイーツ」という言葉をご存じだろうか。「LOW」つまりカロリーが低いスイーツなのかと思いきや、「RAW」つまり“生”のスイーツという意味だという。もともとは、ローフード(加熱していない生の食材を食べることで生きた酵素を体内に取り入れることが出来る)から派生したといわれているロースイーツは、火を使って加熱しないスイーツ。さらに体に優しいために太りにくいのに、美味しくて満足感があると評判。このロースイーツを、初心者であっても楽しみながら受講できる講座が、修了すればCOCOスイーツの伝道師としてCoco’sロースイーツを自宅などで教えることが出来る講座が、10月に東京恵比寿で開かれることとなった。「食べて美しくなるロイヤルヴィーガンレシピ」著者の立石里香先生講座の講師は、ローフードマイスターとして活躍中の立石里香先生。エステティシャンであり、ヨガインストラクターでもある同氏は「真の美と健康は食にあり」を全国に広めている美のプロフェッショナルだ。ロ―スイーツは白砂糖やバター、小麦粉や乳製品を一切使わない。さらにグルテンフリーのため、体質改善をしようと気にしている女性にとっては非常にありがたい。立石先生の講座は、老若男女問わずだれでも楽しく参加することが出来ることで有名。またHEMPやチアシード、焙煎玄米粉などのスーパーフードをたっぷり使用するため、現代の乱れた食生活まで補ってくれるという。費用は税込みで62,800円。たった一日でCOCOスイーツ伝道師としてロースイーツを教え、広めることが出来ることを考えると、役立つ先行投資といえる。是非、参加を検討してみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※ロースイーツレッスン 恵比寿代官山 公式サイト※ロースイーツレッスン恵比寿代官山プレスリリース(@Press)
2017年09月29日なんらかの努力をすることで、じぶんの人生や運命を変えることができる、というのは世間で、あまりによく言われていることですが、それがすべてではない。たとえば「そういう発想があると知らなかった」ことが、人の運命を変えることもよくある話。逆説的にいえば「そういう発想があると『知ってさえいれば』、運命は大きく変わる」ということ。悔やんでいない元風俗嬢だって、大勢いるのにねたとえば以前、小説を書くにあたって風俗嬢を取材したとき、ある風俗嬢は「風俗でバイトするという発想しかなかったから、風俗業界ではたらくようになった」と言いました。人が風俗ではたらくことを検討しはじめるとき、それはたいてい、お金に超困ったときです。話を聞かせてくださった24歳の大手メーカーの受付嬢も、お金がなかった。いい大学を出ていようと、一部上場企業に就職していようと、若くして都内でひとり暮らしをし(オートロック付/バス・トイレ別/2階以上/駅近)、それなりに化粧品や洋服を買うと、どうしても毎月、お給料だけで生活するのがむずかしい。誰に教わることなく、クレジットカードの支払いを、キャッシングでまかなうようになる。お金がない。さて、どうしたものか。彼女には、生活を切り詰めるとか、シェアハウスに引っ越して生活費を安くする、というような発想がなかった。「お金がない=風俗バイトをする」という発想「しかなかった」。ゆえに高収入バイトのサイトをのぞいて、風俗バイトを始めた。24歳で大手企業の受付という肩書の風俗嬢は、高級デートクラブでいたく人気だそうで、彼女はお金がない状況からすぐに脱することができたものの、風俗バイトを「黒歴史」と思いこみ、じぶんの過去を悔やんでいるとのこと。悔やんでいない元風俗嬢だって、大勢いるのにね。「娘さんと結婚させていただいてもよろしいでしょうか」さて前回の、結婚のご挨拶における「娘さんをください」という言葉を、ほかの言葉に置き換えたら、という話。彼女のお父様に「結婚を前提におつきあいさせていただいております」と言ったら、お父様が「娘がお世話になっております」と言って、長くシブイ沈黙が降りてきた話。沈黙のなかで、ぼくの頭に浮かんできた発想は、「超わがままな上司にするようにしてみよう」というものでした。彼女のお父様が、超わがままな上司のようだということではありません。単純に「究極の状況を脱する方法」として、過去に出会った(出会ってしまった)超イヤな上司のことが、ふと頭に浮かんだのでした。**知っている人は知っていると思いますが、超イヤな上司はときに、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)だけでは満足しません。そこに「おうかがいを立てる」ことが加わらないと、めちゃ不機嫌になる。たとえば「このクライアントからこういう情報を聞いたので、こういう企画書を作って、来週プレゼンに行きます(あるいは行こうと思います)」と言うと、イヤな上司は不機嫌になります。「行こうと思っているのですが、よろしいでしょうか」こう言うと、彼はきわめてご機嫌になる。すっごくヘンな上司。つまり「おれのことを立ててくれる部下=すっごくいいヤツ」こんな子どもじみた(というか、ちっともクールじゃない)思想がきっと、彼のなかにはある。そしてそういう、いわば「究極の上司」に通用したテクニックは、どのような人にも通用する。ちょうど富士山登頂に使ったあらゆる登山道具が、ふつうの山登りには過剰であるにせよ、使えるように。こう踏んだぼくは、彼女のお父様に言うべき次の言葉を、心のなかで繰り返しました。つまり「娘さんと結婚させていただいてもよろしいでしょうか」。そして、その言葉を口にできそうなタイミングは、意外にもすぐにやってきたのでした。(ひとみしょう/文筆家)
2017年09月28日10月より第2期がテレビ東京ほかにて放送スタートする大人気TVアニメ「おそ松さん」。この度、放送を記念して第1期を簡単にふり返ることが出来る、66秒で分かる「おそ松さん」紹介映像が公開された。赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作とし、主人公である6つ子たちがクズでニートというダメな大人になった姿を描いた「おそ松さん」。櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由ほか超豪華声優陣が出演していることでも話題を呼んだ。第1期は2015年10月から翌年3月まで放送され、その後も多岐にわたる商品化、さらには舞台化など様々な展開が続き大人気作品となっているが、今回そんな待望の第2期放送に先駆け、「おそ松さん」を分かりやすく紹介した映像が到着!第1期をふり返るこの映像では、第18話「逆襲のイヤミ」でイヤミカートの実況ボイスを担当した、声優・古川登志夫がナレーションを担当。「おそ松さん」初心者はもちろん、第1期を観ていた方も、第2期放送に向けて楽しめる映像となっている。そして、今回放送される第2期のエンディングテーマ「レッツゴー!ムッツゴー!~6色の虹~」が12月6日(水)にリリースが決定。「ROOTS66」が「おそ松さん」のために初めて書き下ろしたこの楽曲は、豪華な参加アーティストらが誕生日順で「早松66」と「遅松66」の2組に分かれて歌唱。「早松66」は宮田和弥、大槻ケンヂ、中川敬、増子直純、田島貴男、斉藤和義、渡辺美里が。「遅松66」はスガシカオ、ABEDON、伊藤ふみお、吉井和哉、八熊慎一、トータス松本、斉藤由貴が担当している。なお、「早松66」「遅松66」それぞれのFPM REMIXバージョンほか全9曲が収録されたCDは、CDのみとミュージックビデオを収録したDVDつきの2形態で展開されている。さらに、最速配信となる「あにてれ」「dTV」に続き、「au ビデオパス」「U-NEXT」ほか、各映像配信サイトの情報も公開。TVアニメ「おそ松さん」第2期は10月2日(月)より毎週月曜日深夜1時35分~テレビ東京ほかにて放送。TVアニメ「おそ松さん」第2期ED曲 「レッツゴー!ムッツゴー!~6色の虹~」は12月6日(水)リリース。(cinemacafe.net)
2017年09月22日長くインターネットに恋愛コラムを連載していると、「座らせていただける場所」に敏感になります。ネット上の恋愛コラムって、女子が女子に向けて書いてあるものが非常に多く、ぼくは言うまでもなく男なので、そういう場所にポジションをとることはできません。読者(女性)にとっての恋愛対象である男って、恋愛や結婚についてホンネではどう思っているのか?という、いわば「男研究」の椅子になら、末席のそのまた末席の端っこに半ケツくらいは座らせていただけるのではないか?こんなことを考えています。ということで、この連載では「男から(つまりぼくから)見た結婚のリアル」についてお話したいと思います。女性が女性に対して「結婚とは?」と語っているウエッブサイトや雑誌は、たくさんありますよね。がしかし、男は結婚について、ぶっちゃけどう思っているのか?という情報はまだまだ少ない(ですよね?)この連載が偏見も含め、あなたにとって、男のホンネの一部をうかがい知る一助になりますように。前説が長くなりました。では本編を。世間でよく言われている「娘さんをください」というセリフ「ふたりそろって、両親に『結婚します』という報告をするときって、なにを着ていけばいいの?」たとえば女子はこういう疑問を、ごくふつうに抱くと思います。グーグル先生が即座に答えてくれますよね。男は戦闘服、つまりスーツでOK。戦いに馳せ参じるわけではないけれど、いつもの戦闘服でOK。彼女のご両親への挨拶に向けて、ビームスでピンクのスーツを買うとか、絶世の高笑いを練習するというのはきっと、林家(はやしや)さんくらいなものでしょう。ゆえに、というか、なんというか、ようするに男はスーツ。決定。女性はグーグル先生が述べているとおりの服装でよろしい。洋服は「いつものもの」とか「あるもん」で済ませる男は、彼女が真剣に自身の洋服選びをしているのを横目に、ぜんぜん別のことを考えています。たとえば「結婚します(したいです)」の報告(というか挨拶)を、どのような言葉で彼女の親御さんに伝えるべきか?に苦慮します。世間でよく言われている「娘さんをください」というセリフ。これをしれっと口にしてしまえば、お父様が激おこぷんぷん丸になる可能性があります。「くださいってさ、君、うちの娘はモノじゃないんだよ」とボソッとつぶやいて、横を向いて熱い茶をしばく(すする)父親。想像できますよね?ちょッ!タンマタンマ!では、「ください」ではなく、「結婚します」あるいは「結婚したいと思っています」という言い方はどうなのか?はじめてお会いする彼女のご両親に対していきなり「結婚します」と言えば……「ちょッ!タンマタンマ!君さ、いきなりうちに来て、君がどこの馬の骨かもわからないうちに、結婚します、は、ね~だろ」常識あるご両親のホンネはきっと、こういう感じでは?作家でいえば、非常に厳格な、男の中の男である(のように見える)伊集院静氏はきっと、こう言って怒るかもしれない。「と思っています」と言うと、「君さ、思うのは君の勝手だけど、思って、で、どうするの?思うだけかい?」なんて言われかねない。で、それではと思って「結婚します」と言い切ると、「ちょッ!タンマタンマ!(以下省略)」となりそう。思考がネガティブにループして、どうにもならない。などと、ひとりで熱い茶をしばきつつ考えに考え、結局彼女のご両親にご挨拶に行く前日、ぼくは彼女に「『**さんと結婚を前提におつきあいさせていだたいております』とだけ言って、あとは沈黙、ということにしたいのだけど」と言いました。彼女は、ぼくが想定しているすべてを瞬時に理解し(聡明だ)、「うん、それでいこう」と言いました。沈黙ののちに彼女のお父様が「娘ももうオトナなのだから、娘が結婚したいと言うのであれば、それでいい」とおっしゃってくださり、その後、和やかな食事会がもたれて……沈黙に語らせる、いわば日本人的な挨拶の平和的勝利を想定したわれわれは(ぼくと彼女は)、静かに微笑みあったのでした。茶をしばく人がちゃうが、実際にはそううまくコトは運びませんでした。「**さんと結婚を前提におつきあいさせていだたいております」彼女のご両親にぼくがそう言うと、「娘がいつもお世話になっております。」と返ってきました。お世話になっております。の文末の「。」が、くっきりと空中に浮かぶみたいに、キッパリと。「ああ、結婚の報告ね、まあ娘もオトナだから(以下省略)」という答えが返ってくるであろう、というぼくたちの想定は、無慈悲な波に崩される砂の城よろしく、いとも簡単に崩れ去りました。となりに座っている彼女をちらっと見たら、彼女は空中に浮かんだ「。」の存在はおろか、いかなるものの存在も「ないもの」として、つまりきわめて冷静に、熱い茶をすすっていました(聡明だ)。「茶をしばく人がちゃう」と、内心ぼくはオロオロしつつ、結果、作り笑顔をしまい込むタイミングを完全に見失い、後頭部が痛むのを我慢していました。このタイミングで作り笑顔なんかしてしまうなんて!(愚かだ)。続きはCMのあと、じゃなくて、次週。まる。(ひとみしょう/文筆家)
2017年09月21日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。「好きな人と付き合いたい」というのは、全女性の望みだと思いますが、一方で、「好きな人と合う人は違う」とも言います。そして恋をうまく進めるためには、「合う人を見極める」のも大事なのは事実。今回は、「好きな人」と「合う人」はどう違うのか、どう見極めるべきなのかを考えていきましょう。「素敵な男性」を本当に好きか出会い活動をしていると、「あら素敵」と思える男性に出会うことはあると思います。しかし、そんな人に対しては、多くの女性が「あら素敵」と思っていますので、彼の彼女になるには倍率が高くなってしまうでしょう。「そういう男性とうまくいくためにはどうすればいいか」を考えるのも一考ではありますが、その前に考えてほしいのが、あなたが本当にその人を「好きなのか」ということです。例えば、今、福山雅治さんと「NOTイケメンな男性」が目の前に現れたとしましょう。出会いがしらにはたいていの女性が「福山がいい」と思うでしょう。「憧れ」という場合がほとんどしかし、実際に付き合ったときに「福山とあなたが合う」でしょうか。2人一緒にいるシーンを細部まで想像してみると、「合いそうもない」と考える人も多いのではないでしょうか。実は、あなたが「好き」「いいかも」と思っている男性は、このたとえの「ミニ版」で、憧れのような感情が彼を「いい」と思わせていることがほとんど。実際に付き合いに至る「好き」とは別の感情なのですね。しかし、たいていの女性はこの「違い」をあまり想像しませんから、初対面でいいと思った男性に執着してしまうことになる。そう、あなたが大人なら、自分の感情に対する判断を見極めることで、ミスを減らし、「憧れ」に惑わされないで、「合う男性」に巡り合う確率を上げられかもしれないのです。自分に「近い」人が合うでは、「合う男性」をどうやって見極めていけばいいのでしょうか。よく言われているのが、「自分と近いものがあるかどうかを見る」ことです。分野でいうと「年齢」「職業」「出身地」「趣味」「親の職業」「親の学歴」などのうち、一つでも同じか“極近い”ものがあるといいようです。年齢は、前後2歳程度。職業は、同じか同じ業界。親の職業や学歴は、同じだと育った環境が似ているので、「生活が合う」可能性が高いと恋愛界では言われています。さらにヒントになるのが、相手の男性の年収かもしれません。年収も判断基準になるある婚活女性が言っていたのですが、「婚活をしているうちに、自分に合うのは年収が500~600万円の人だとわかった」と。彼女は32歳の誕生日から決意して婚活を始め、2つの婚活サイトに登録。結婚相談所にも入り、半年で結婚を決めました。見た目がかわいらしいこともあり、登録後は降るように男性からの申し込みが来たのですが、年収のより高い人よりも、気が合ったのは年収が500~600万円の範囲内の人だったそうです。なお、最終的に結婚したのは年収が600万円弱の3つ上の理系男子。実際、年収は生活レベルや、価値観、お金の使い方などに反映されますから、そこがいまの自分とかけ離れすぎてない人のほうが、「しっくりくる」と思えるのかもしれません。年収では学歴もわかるまた、彼女はこうも言っていました。「年収がより高い人ともたくさん会いましたが、そういう人は東大や有名大学を出ている人が多く、話が合いませんでした」と。つまり、学歴も高ければいいというわけではないのです。出会いに挑戦していると、普段は男性のスペックなんて気にならないという人でも、比較して惑わされたりします。けれど、自分が本当に求めているものは何なのかを考えたら、「高ければ高いほどいい」という邪念を振り払えるかもしれません。まとめ・「憧れ」に惑わされずに「合う人」を探すべし・高嶺の花より「近い」部分がある男性をこそチェック!
2017年09月20日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。「恋をしたい」と思っているのになかなかチャンスが訪れないときは、思い切って今の関係を見直してみるのも大事です。今回は、女友だちとの関係についてです。女子会は恋を遠ざけるまずよく言われていることですが、「女子会」は恋を遠ざけます。そもそも忙しい現代女子にとって、仕事帰りや週末は貴重なプライベートタイムです。しかし女子会は、複数人で集うものだけに、かなり早くから日程が決まります。すると、まるで仕事かの如く「動かせない」スケジュールとなって、新しい出会いの時間を物理的に遠ざけてしまいます。しかもそれだけではありません。女性同士は会って楽しいので、「楽しくない男性」と出かけるくらいなら、女性同士で集っていたいとつい考えるようになってしまいます。しかし好きな人がいない段階で、「楽しい男性」がいるはずはないので、結局は「好きな人ができない」というループにはまりこんでしまうのです。スケジュールに穴をあけよう「では、どうするか」という話ですが、スケジュール表に「約束を入れない日」を最低でも週に一日は作りましょう。当日、ヒマでいたたまれなくなったら、女友達と集ってもいいですが、最初から「女友達と遊ぶ日」を減らしてみるのは大事です。また、当日もできれば女友達を誘うのではなく、「男友達」と遊ぶように意識を変えていきましょう。当たり前ですが、独身男性と会っていかないことには彼ができるはずはありません。また、「出会いを謳う場」に、女性同士で行くのもできれば止めてみてほしいです。というのも、彼氏や夫ができた女性のほとんどが、「一人でお見パに行った」「出会いアプリで知り合った」と単独行動の成果であると教えてくれているからです。男性のいる場でも難しい合コンに行ったり、パーティーに行ったり、出会いイベントに出かけることは、一見、彼氏づくりに有効な行動に思えます。けれど、わが研究所の調査結果では、そんな場所で彼ができるのは、「もともとモテている女性」のみ。…いえ、あなたがモテモテならいいのですよ。けれど、「今まであまり男性のモテたことがないが、今こそ彼や夫が欲しい」と考えるならば、ここは勇気をもって単独で出かける機会を作ってほしいのです。いきなり「対面の場」が難しいなら、婚活アプリでも構いません。なんでもいいので、「女友達と行動する」というのを止めてみてほしいのです。だって、恋をするのはあなたなのですから、友達といくら相談しても、なんの足しにもならないのです。ネタにするのも控えるべし「じゃあ、友達とは恋活の報告をし合います」というのも、できれば、避けてほしいです。というのも、恋活をネタにし始めると「ネタのために合うようになる」というと大げさですが、「真剣に相手と向き合う」以上に、「ダメだったら、またネタにすればいいや」と考えがちになり、真剣味が減るからです。しかも、女友達と話すとどうしても面白おかしく話してしまうので、「その人ないよね」と、付き合わない方向に持っていきそうになったり、妙なあだ名で呼ぶなどして男性をキャラ化して扱ってしまう。すると、言葉って影響が強いですから、本心ではそんなふうに思っていなくても、つい男性を「面白キャラ」にしてしまったり、雑に扱ったりするようになって、結局は恋としてうまくいかなくなることが多いのです。相談するなら既婚女性にですから恋をしたいと思ったら、一人で恋活や婚活を始めてみてほしいのですが、真剣に行い始めると、誰かに相談したくなることもあるでしょう。そんな場合には、彼氏のいない女友達と話すのではなくて、以前ご案内したとおり、既婚女性に話すのがオススメです。もちろん、独身の女友達との関係は大事です。けれど、常に一緒にいると、ずっとそのままの人間関係しかあなたは持てなくなってしまうでしょう。ですから「なにかを変えたい」と真剣に願うのならば、女友達との日常を見直してみるといいのではないでしょうか。とはいえ、本当の友達なら、あなたが一時離れても、またすぐに仲良くなれますよ。なので、心配しなくて大丈夫。「恋も友達も両方ほしい」のは、贅沢でもなんでもありません。二つは両立するものですから、まずは「持ってないもの(恋)」を手に入れることを優先させましょう。まとめ・恋したいなら単独行動をすべし!・女友達は離れても、また復活できる。
2017年09月13日「第18回アーユルヴェーダ・インストラクター養成講座」 開催概要生活の木が、2017年も「アーユルヴェーダ・インストラクター養成講座」 を開催する。今年で18回目を迎える養成講座は、本場スリランカで実施。基礎理論、食事療法、メンタルバランス、トリートメント療法、ヨガなど、アーユルヴェーダを包括的に学ぶことができる講座となっている。旅行期間は、2017年11月12日(日)から11月23日(木)までの12日間。受講料は、359,700円。別途、宿泊代と航空券代が必要になる。申し込みの締め切りは、10月11日(水)まで。問い合わせは、生活の木トラベル(電話番号:03-3409-1900)まで。参加を検討している人のために、説明会を開催生活の木では、インストラクター養成講座についての説明会を無料で実施している。これまでの実施内容や、第18回の講座を担当する講師などについての詳細を確認することができる。9月の説明会は、9月6日(水)、9月23日(土)を予定。両日とも、開催時間は、10:00から12:00まで。説明会についての問い合わせは、生活の木 原宿表参道校(電話番号:03-3409-1709)まで。この機会に、アーユルヴェーダのプロフェッショナルを目指してみてはいかがだろうか。(画像は生活の木より)【参考】※生活の木
2017年09月09日料理家さんに教えてもらうおもてなし料理。「15分で作れるアペリティフ(前菜)」の第5回は「アボガドと豆腐の前菜」。材料 (4皿分)アボガド:1個木綿豆腐:1/2丁海苔:1〜2枚ミニトマト:3〜4個わさび醤油:少々【1】豆腐は一口大の長方形(7ミリ程度の厚み)にカットし、塩をふって、ペーパータオルに巻いて水切りします。【2】アボガド一口大にカットします。【3】豆腐の上にアボガドをのせ、スプーンでわさび醤油を少々のせていきます。【4】仕上げに小さくカットした海苔をのせます。お好みでミニトマトを添えると華やかになります。律子さんからのアドバイス一口で食べられるアペリティフに仕上げていますが、お皿に盛ればアボガドの豆腐サラダとしても頂けます。プロフィールシャルル律子さんフランスの家庭料理を中心とした「実験料理工房」を開催。おもてなし料理を短時間で作ることをメインとしたお料理教室です。海外で過ごされる時間も長く、フレンチだけでなく各国の料理を和風にアレンジすることも得意。最近は50人程度のパーティー用フィンガーフードなども行っています。 【特集連載】15分で作れるアペリティフ(前菜)6種 第1回「豆腐のカプレーゼ風」 第2回「アボガドとキノコのホットサラダ」 第3回「大根と梅の和風アペリティフ」 第4回「アボガドと豆腐の前菜」 第5回「イサキのカルパッチョ和風仕立て」第6回「季節の柿とアンチョビのマリネ」 = 写真・文:大西佳葉 = 食のはなし 15分で作れるアペリティフ(前菜)6種 日々のおかず 【ご紹介したアイテム】 食材をラフに盛り付けるだけでテーブルの主役になるプレート、brunoマルチスレートです。⇒ BRUNOマルチスレートスクエア(S)4枚セット/ブルーノ 2,916円(税込)
2017年09月08日幸せな恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。大好きだった彼に振り向いてもらえなかったときや、付き合っていた彼に別れを告げられたときって、なかなか気持ちがついていかずに引きずってしまいますよね。今回は、失恋したときの考え方についてです。感性を大切にすべし恋を失ってしまうと、悲しくてなにも手につかなくなって、「恋なんて、しなきゃよかった」とつい、思ってしまいますよね。だけど、「もう恋なんてしない」って、思わないでほしいのです。なぜって、誰かの恋する気持ちこそが、世の中や人生を動かす原動力になると思うから。それに恋する気持ちを紐解くと、異性に接したい「憧れの気持ち」が発端なわけだから、「感性が豊かだから恋をする」ということにもなります。だから、「恋をしない」と決めることは、感性を捨てることにもつながると言えるのではないでしょうか。「もらいきった」と考える誰かに出会って、気持ちが刺激され、「彼の世界をのぞいてみたい」「もっと素敵な女性になりたい」と思っていろんな行動をする…。これらはすべて、気持ちが刺激されたから行いたいと思ったことです。つまり、これだけでもあなたはたくさんのエネルギーを受け取っているわけですよね。そう考えると、「タダで(というのもナンですが)」すでにいろんなものをもらっているのだから、別れるときが来たとしたならば、「もう、彼からのエネルギーはすべてもらいきった」と考えてはどうでしょうか。つまり、「なにかをやりたい」「こうなりたい」というのが「もらえるエネルギー」だとしたら、「悲しい」「悔しい」「嫉妬」などの思いは、あなたを「疲弊させるエネルギー」。つまり、増える「貯金」ではなくて、あなたを苦しめる「負債」です。負債は、「負債と気づいた時点で」手放すのが正解で、「まだ取り戻せる」と判断を誤るとどんどん増えてゆくものですから、ここは「もらったもの」に目を向けて手放す勇気を持つようにしましょう。「手放したもの」に意識を向けるよく、「何かを手放すと、新しいものが入ってくる」と言いますよね。たとえば、「服を捨てたら、(そのスペースに入る)素敵なプレゼントをもらった」とか。それも一理だとは思うのですが、私はもっと大きな視点を持っていいのではないかと思います。つまり、「手放すと手に入る」って、自分目線の考え方ですよね。自分の手にするものが「A」から「B」に変わっただけといいますか…。結果的に目指すべきは、そういう「彩り」だとは思うものの、それに意識を向けると、どうしても「何かがある」「ない」という考えに固執してしまうと思うのです。そこで、私がお勧めしたいのは、手にしていた「Aにフューチャーする」こと。たとえば、あなたが大切にしていた「ランドセル」を手放すべきときがやってきたとして、「ランドセルを手放すのが悲しい」と考えると泣けてきますよね。または、「ランドセルを放した分、新しいカバンが手に入るのかしら?」と考えると、(お金も機会もその時点でなかったとしたら)「本当に入るのかな?」とそのことばかりを考えて、不安が募るだけでしょう。「手放すと入ってくる」とは言うけれどもちろん、手放したときに「今度はどんなカバンが手に入るのかしら?」とワクワクできたり、「新しいカバンのためにも頑張って働こう」と前向きに考えられるならいいでしょう。これこそが「手放すと新しく手に入る」の神髄だとも思いますし…。でも、失恋をして悲しいときに「新しい彼ができる」とか考えて、ワクワクするって難しいですよね。そこで、先の「手にしていたAにフューチャーする」という考えを取り入れてほしいと思うのです。つまり、別れた(フラれた)彼を忘れられないとしたら、その彼にフューチャーしてみようというのがこの提案。具体的には、「彼にもらったものを考える」。そして、「彼がまた誰かを幸せにすると考える」ということです。「彼が誰かを幸せにするなら幸せ」と考えるまず「彼にもらったものを考える」では、彼と出会って「どんな気持ちをもらえたか」、「どんなことをしたい気持ちになったか」など今までに感じた気持ちや、おこなった行動を振り返って考えてみましょう。彼と出会ったことにより、ときめきをもらえたり、おしゃれしたくなったり、仕事を頑張ろうという気持ちになれていたとしたら、すべて「いただいたもの」ですから、そこは素直に感謝の気持ちを持つ。もちろん、そう「感じた」自分にも「やるな、私」と思ってほしいのです。もう一つの、「彼がまた誰かを幸せにすると考える」は、たとえば先のランドセルでいうと、「私が手放したからこそ、またこのランドセルを使える人がいる」と考えましょうということです。つまり、「手放す」という行為が「自分を幸せにする」と考えると、「信じられない」と思うかもですが、「誰かを幸せにする」となら、信じられたりしませんか?婉曲的に幸せ作りに貢献もしも、あなたを悲しくさせるくらい素敵な人と別れることになってしまったとするならば、そんな素晴らしい人に出会えただけでもラッキーなハズ。そのラッキーに注目することができれば、あなたはきっとラッキーなオーラに包まれていきますから、また新しいご縁もやってくる。それに、人生を振り返ったときに、たとえ失恋に終わるのだとしても「恋をした人生」と「一度も恋しなかった人生」のどちらが魅力的かを考えれば、選ぶ道は見えてきませんか?あなたが彼と離れたとしたら、世の中でまた新しい誰かが、きっと幸せになれると考えると、なんとなく沈んだ心も、少し明るくなりませんか?まとめ・「手放したもの」に注目し、それが幸せを広げると考えてみよう。・「受け取ったもの」を思い出してみよう。
2017年09月06日