映画『子供はわかってあげない』(8月20日)の完成披露上映会が27日に都内で行われ、上白石萌歌、細田佳央太、千葉雄大、豊川悦司、沖田修一監督が登場した。同作は「マンガ大賞2015」で2位にランクインした田島列島による長編デビュー作の実写化作品。もうすぐ夏休みのある日、高校2年の美波(上白石)は水泳部の練習中に、ちょっと変わった書道部員のもじくん(細田佳央太)と学校の屋上で運命的に出会い、思いもよらない父親探しの旅が始まる。主演の上白石は、「水泳選手の役を演じておりまして、偶然なんですけどこの作品で3連続目の水泳選手の役。それぞれ種目も全く違うもので、個人メドレーのようだなと勝手に思っていました」と明かす。「肌も真っ黒に焼いて髪の毛も人生で1番短くして、10代最後の夏、宝物のような時間を過ごさせてもらったなと思います」と振り返った。実際には小学生の時に2年間水泳を習っていたというが、千葉が「萌夏ちゃん、あとバタフライの役を制すれば、個人メドレーができるようになるんだよね」と振ると、「お待ちしてます!」と前のめりに。「そしたらもう、個人メドレーが完成するのでぜひ」と意欲十分だった。また、上白石の父親を演じた豊川は「僕も萌歌ちゃんくらいの娘がいるので、『父親にとっては、理想だよね』というシーンが多かった」としみじみ。「お父さん、そんなこと娘にしてもらえません。一緒にホースで水かけたりとか、海入りたいとか、できないんだよ。まるで夢のような時間でした」とリアル父親ならではの視点で語る。上白石はそんな豊川について「予告映像でもちらっと映っているんですけど、豊川さんのブリーフパンツ……」と述べ初め、豊川は「一応、水着です」とつっこむ。「ごめんなさい、ブーメランのシーンがあって」と言い直した上白石は、「すごく貴重な映像になっているので、そこも注目して見ていただけたら」とアピールし、豊川は「なんだそれ」と苦笑していた。
2021年07月27日俳優の黒羽麻璃央が企画・プロデュースを行う野球大会『ACTORS☆LEAGUE』が20日、東京ドームにて行われた。同大会では、野球をこよなく愛する俳優37名が揃い、結成された2チームが真剣勝負の野球対決に挑む。「コロナ禍という状況であっても、次の世代を担う若い俳優たちが輝ける場所でライブエンターテイメントの楽しさを、興奮を、観客の皆様と分かち合える場を作りたい」という思いから黒羽が企画・プロデュースし、その想いに城田優、山崎育三郎、尾上松也、和田琢磨、和田雅成らが賛同した。試合開始前からDIAMOND BEARS、BLACK WINGSそれぞれのウォーミングアップが行われ、オープニングセレモニーでは城田によるテーマ曲の歌唱、試合前には山崎と松也による国歌斉唱が行われ、美声が響いた。スターティングメンバーは、BLACK WINGS:1 近藤頌利(サード)、2 岡宮来夢(セカンド)、3 笹森裕貴(ショート)、4 有澤樟太郎(キャッチャー)、5 八木将康(ファースト)、6 井阪郁巳(センター)、7 阿部顕嵐(ライト)、8 橋本祥平(レフト)、9 黒羽麻璃央(ピッチャー)、DIAMOND BEARS:1 和田雅成(ショート)、2 和田琢磨(キャッチャー)、3 北園涼(センター)、4 横山真史(ファースト)、5 上田悠介(ピッチャー)、6 上田堪大(サード)、7 鳥越裕貴(ライト)、8 椎名鯛造(セカンド)、9 石橋弘毅(レフト)で、途中には代打で監督の山崎と松也が登場する一幕も。猫として着ぐるみで乱入し高野洸に追いかけられた染谷俊之、助っ人として登場した野球経験0のspi、SNSを通してアピールした結果ほろよいのPR大使となった高橋健介も盛り上げた。結果は6-1でDIAMOND BEARSの勝利に。黒羽は「悔しいね!」と言いつつも、「悔しい思いができるというのも勝負の良さ。勝ったDIAMOND BEARSさん、本当におめでとうございます。この悔しさを胸にまた次に進んでいきましょう」と全員をねぎらう。和田は「自分のチームは何日も作戦会議をして『打撃のチームだね』と言ってたんですけど、守りからリズムを作ってくれたし、チーム関係なく白球を追いかける姿が全員キラキラしていた」と振り返る。城田は「コミッショナーの部屋、人来なさすぎじゃね? 俺、仕事なさ過ぎじゃね? 全員来いよ、順番に。これ終わったら順番に来いよ」と会場を笑わせた。各賞も発表され、ファインプレー賞には上田堪大、ハッスル賞には鳥越裕貴が輝く。ハーゲンダッツ賞の阿部顕嵐は「めちゃくちゃ嬉しいでーす! 僕、アイス大好きです、以上です」と喜び、城田は「ファインプレーを出したり、"おいしい"当たりだったということで贈られる。顕嵐選手は試合前に『最優秀賞とかいらないんで、ハーゲンダッツほしいです』と言っていて、有言実行の男です」と讃えた。ほろよい 夏の白いサワー賞に輝いたのは、ゲスト解説の荒牧慶彦。「ぼ、僕ですか!?」と驚く荒牧は、「本当に予想してなかったんですけど、野球知識も経験もなくてなぜと思いながらも、皆の素晴らしいプレーを少しでも魅力あるものにしようと必死で考えて解説しました。両チームの死闘、素晴らしかったです。野球が好きになりました」とコメント。MVPに輝いた岩瀬恒輝にはなんとトヨタ カローラが贈られ、岩瀬は「免許を持ってないので、今から免許合宿行ってきます!」と宣言する。しかし、緊張からか「練習でホームラン打ったので、本番でも打とうと思ったんですけど、ちょっとね……ナイスバッティング〜!!」と無理矢理締めていた。最後には全員で公式 テーマソング「L・A・S・T」を歌い、拍手の中で俳優達が退場していった。○コミッショナー、各チームの監督&キャプテン コメント・城田優(コミッショナー)コミッショナーとしては何の緊張もしておりません。ただ、自分が作詞作曲したテーマソング「L・A・S・T」をオープニングセレモニーでひとりで歌うことに関しては、死ぬほど緊張しております。というのは、“東京ドームで歌を歌う”というのが芸能界に入った頃からの自分の夢でした。その夢が叶う瞬間なので非常にドキドキワクワクしております。僕の歌を通して一人でも前向きになっていただけたらいいなと思います。それが僕のコミッショナーとしての一番の役割ですね(笑)。コロナ禍ですが、お客さんが見ていただく中で開催できるということをありがたく思っています。・尾上松也(【DIAMOND BEARS】監督)無事開催できてうれしく思っております。実は、東京ドームはプライベートで借りて、何度か野球の試合をしたことがあります。でも、監督として試合するのは初めてなので、監督としての試合の楽しみ方を新たに見つけたいなと思っています。いつもとは違う視点で見られるで、それはそれで楽しみですね。観ていただく方には、みんなが全力で野球を楽しんでいる姿と、開催を企画した(黒羽)麻璃央と制作スタッフの思いを感じ取っていただければうれしいです。育(山崎育三郎)とは何度か草野球をやっていて、これまで負けているので今日は勝ちたいと思います。・山崎育三郎(【BLACK WINGS】監督)間もなく本番ということで興奮します。コロナ禍ですが、これだけたくさんのお客さんが観に来てくださるということも嬉しいですね。東京ドームでプレイするのは子供の頃からの夢でした。監督なので試合に出られるか分からないんですが、「代打、俺!」ってどこかで出てやろうと思っています(笑)。(尾上)松也とは仲が良いんですけど、勝負事なので負けたくないですね。試合もそうですけど、ずっとベンチに向けてカメラが回っていたりしますし、楽曲を披露する場面があったりしますので、野球に詳しくないという方もエンタメとして楽しんでいただけるんじゃないかなって。舞台上とは違う姿をたっぷりと楽しんでください。・和田琢磨(【DIAMOND BEARS】キャプテン)いよいよということでワクワクしています。キャプテンとしては、勝てるチームを作ったつもりですので、相手チームのキャプテンの(黒羽)麻璃央くんが発起人ではありますが、勝ちにいきたいと思います。僕個人としては、共演しているけどなかなか会えない人たちとも交流できますし、とてもいい場だなって思っています。東京ドームに見に来てくださった方だけでなく、配信で観てくださる方にも楽しんでもらいたいですね。あと、僕の打順は2番なので初回にピッチャーの麻璃央くんと対戦します。ここでキッチリ1本ヒットを打ちたいです(笑)。・黒羽麻璃央(【BLACK WINGS】キャプテン)大人になってから一番気持ちが高揚しています(笑)。企画プロデュースをさせていただいていますが、最初は地方球場で仲良く楽しく出来たらいいなと思っていました。それが東京ドームで開催できることになって嬉しい驚きというか、野球人生において思い残すことはありません(笑)。苦楽を共にした俳優仲間だったり、尊敬する先輩方と短い時間ではありますけどお祭り騒ぎができる今日のイベントは、まだまだ厳しい状況ですが、これまで自粛してきたことへのちょっとしたご褒美と思っています。配信で観られる方も楽しんでいただけたらうれしいです。○出場キャスト・コミッショナー城田優・監督山崎育三郎、尾上松也・ゲスト解説荒牧慶彦、佐藤流司・キャプテン黒羽麻璃央、和田琢磨・選手会長和田雅成・BLACK WINGS チームメンバー(五十音順)阿部顕嵐、有澤樟太郎、井阪郁巳、岡宮来夢、小西詠斗、近藤頌利、笹森裕貴、章平、田中涼星、西川俊介、橋本祥平、平野宏周、廣野凌大、松田凌、八木将康・DIAMOND BEARS チームメンバー(五十音順)石橋弘毅、岩瀬恒輝、上田堪大、上田悠介、大見拓土、北川尚弥、北園涼、小南光司、椎名鯛造、高野洸、鳥越裕貴、松井勇歩、結城伽寿也、横山真史撮影:小境勝巳(C)ACTORS☆LEAGUE 2021
2021年07月20日7月17日、18日の全国映画動員ランキングは、細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』が初登場で首位を飾った。本作は、インターネットの光と闇を独自の解釈で描いた冒険アニメーション。インターネット上の仮想世界で歌姫となった少女が、ネットの秩序を乱す“竜”と出会い、やがて自身の歌声で世界を変えていく姿を描く。ミュージシャンの中村佳穂が主人公の声を務める。共演に佐藤健、成田凌、染谷将太、玉城ティナら。本作は公開から3日間で観客動員数60万6684人、興行収入8億9166万3200円を記録している(全国416館うちIMAX38館含む)。先週トップを飾った『東京リベンジャーズ』は2位に、公開3週目の『ゴジラvsコング』は3位につけている。公開2週目の『ハニーレモンソーダ』は先週と変わらず。公開6週目の『キャラクター』は先週7位より順位をあげている。そのほかコン・ユ主演のSFサスペンス『SEOBOK/ソボク』が初登場10位にランクイン。本作は、国家の使命を受けた余命わずかの元情報局員が、“ソボク”と名づけられたクローン人間を護衛すべく、闇の組織と対決していく姿を描く。ソボク役を演じるのは、『青春の記録』に出演した若手俳優パク・ボゴム。『建築学概論』のイ・ヨンジュが監督を務める。次週は『犬部!』『劇場版 Gのレコンギスタ III「宇宙からの遺産」』『ココ・シャネル 時代と闘った女』『サイダーのように言葉が湧き上がる』『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』『とびだせ!ならせ! PUI PUI モルカー』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『竜とそばかすの姫』2位『東京リベンジャーズ』3位『ゴジラvsコング』4位『ハニーレモンソーダ』5位『ブラック・ウィドウ』6位『シン・エヴァンゲリオン劇場版』7位『キャラクター』8位『るろうに剣心最終章 The Beginning』9位『ザ・ファブル殺さない殺し屋』10位『SEOBOK/ソボク』
2021年07月19日細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』公開を記念し、細田監督が手掛けた『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』が17日(0:00〜)より、dTVにて見放題配信される。細田監督が手掛けるアニメーション作品は、その独特のタッチに加えて、老若男女問わず多くの人の心を打つテーマ性が特徴。ノスタルジックな描写や魅力的なキャラクターなども相まって新作公開のたびに大きな注目を集めている。dTVでは今回、そんな細田監督の最新作『竜とそばかすの姫』の劇場公開を記念して、日本テレビ系『金曜ロードショー』(毎週金曜21:00~)で本日16日に放送された『サマーウォーズ』をはじめ、『おおかみこどもの雨と雪』、『バケモノの子』の見放題配信を17日からスタート。すでに見放題配信されている『時をかける少女』『未来のミライ』を合わせ、細田監督の劇場アニメーション全5作品を楽しむことができる。また、dTV会員向けに、『時をかける少女』『未来のミライ』2作品の細田守プレミア配信企画も実施。配信形態は通常のオンデマンド配信とは異なり、ライブ生配信機能を活用した1回限りのリアルタイム配信となる。配信では、本編の視聴に加えて、細田監督が2作品の見どころや制作秘話、そして最新作について語ったスペシャルインタビュー映像も収録される。細田守プレミア配信は21日・22日午後9時より配信開始。特設サイトにて、配信開始25分前から視聴ページで待機することが可能。
2021年07月16日俳優の成田凌が16日、都内で行われた細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』初日舞台挨拶に登壇。カンヌ国際映画祭ワールドプレミアに出席した細田監督も現地より生中継で参加し、成田が素朴な質問をぶつけた。本作は、インターネット世界を舞台に、母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、“もうひとつの現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界“U”で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語。舞台挨拶には、主人公すず/ベル役の中村佳穂、すずの同級生役の成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りら、竜役の佐藤健が出席。細田監督も、カンヌの地から生中継で参加した。細田監督は、上映後に14分間のスタンディングオベーションが起こったことについて、「びっくりしたんですよね。あんなに長いスタンディングオベーションを受けたことがなかったので、この拍手はいつまで続くんだろうというくらい、みなさんが興奮して拍手してくださっているのが伝わってきました」と振り返った。そして、キャスト陣が一人ずつ細田監督に質問。成田は「素朴な疑問なんですけど、14分間拍手されていたとき、何されていたんですか? 朝ドラ1話分」と尋ね、佐藤も「確かに気になる」と話した。細田監督は「実際、感激しちゃうというか、感じとして伝わるんですよね。見てくださっている方がこちらに気持ちを伝えたいというのが」と話し始め、「周りの方と握手していました。関係者だけでなくお客さんとも握手させてもらって、みなさんの拍手を受け止める時間でした」と説明。「10分以上拍手するって相当な体力なので申し訳ないなと思いながらながらうれしかったです」と語った。
2021年07月16日本日7月16日(金)に公開がスタートした細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』(英題:BELLE)。国際映画祭の最高峰であるカンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクション内に新設された「カンヌ・プルミエール部門」に選出されている本作が、この度公式上映となるワールドプレミアを行った。6日より開催中の第74回カンヌ国際映画祭。ワールドプレミアは、日本での公開前夜である現地時間15日20時にTheatre Claude Debussy(ドビッシーホール)にて行われた。『未来のミライ』に続き、3年ぶりの2度目のカンヌ訪問となる細田監督。上映が行われる映画祭メイン会場の前に敷かれた深紅のカーペットに登場した細田監督は、タキシードに身を包み、緊張した面持ちながらも、笑顔で手を振り、その歴史的瞬間を楽しんでいる様子も伺えた。そしてゆっくりと階段を上ると、カンヌ国際映画祭会長のピエール・レスキュールと同映画祭総代表のティエリー・フレモーが、熱い握手と共に「『BELLE(英題)』は今世界中のみんなが必要としている作品。このカンヌ映画祭で上映できて光栄だ。細田監督が来てくれて本当に嬉しい」と笑顔で出迎えた。上映には10代からシニア層まで劇場を埋め尽くす約1000人が来場し、細田監督が入場すると上映前にも関わらず、大きな歓声と拍手が起こった。上映終了後は、明るくなるよりも早く盛大な拍手が巻き起こり、2階席含め場内の観客は総立ち。温かい拍手と歓声は約14分間も続き、予定にはなかった監督からの上映後の挨拶も急遽行われ「気持ちのこもった拍手を本当にありがとうございます」と感謝の意を述べた。再びインターネット世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高校生をヒロインに迎えて描いた細田監督。上映直後、監督は「こんなにみなさんから拍手をもらえるとは思ってなくてビックリしました。世界で初めてお客さんに観てもらい、さらに拍手もいただいて本当にほっとしました。今作はカンヌ映画祭の中でも特殊な作品だと思いますが、映画を愛する人が集まるこの場所で支持してもらえたことは、すごく励みになりますし、力になります。この作品は幸せですね」と感想を語る。そして、本日より日本での公開もスタートとなったが「カンヌでご覧になった人達と同じような気持ちを共有して欲しいです。コロナ禍で大変だと思いますが、感染対策をしながら、ぜひ映画館でこの作品を楽しんで欲しいです」とメッセージを寄せた。『竜とそばかすの姫』は全国東宝系にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:竜とそばかすの姫 2021年7月16日より全国東宝系にて公開©2021 スタジオ地図
2021年07月16日数々の漫画賞で話題を呼んだ田島列島の傑作コミックを、上白石萌歌と細田佳央太共演で映画化した『子供はわかってあげない』。この度、上白石さん演じる主人公・美波の新場面写真3点が公開された。今回到着したのは、夏らしさ感じる場面写真。父・友充(豊川悦司)と近所に住むじんこちゃん(中島琴音)と美波が水遊びをする場面をはじめ、もじくん(細田佳央太)との会話でひと夏の冒険が始まりそうな、気づきのある表情をした美波。また、物思いに耽るように浜辺に座る、美波の表情を切り取った写真も公開。夏の終わりを感じさせる切ない表情が印象的だ。「上白石さんにとって10代最後の夏に(本作のために)髪を切らせ、あり得ないくらい日焼けをさせ・・・大変なことをしていたんだと思います」という監督の沖田修一。「彼女にとって大事な1本になったらいいな、それが美波だったらいいなという想いでお願いしました」と当時をふり返る。上白石さんは「10代最後の夏、すべての想いをこの作品に込めました」と語っており、本作は美波が過ごすひと夏と、上白石さんが全力で駆け抜けた10代最後の夏が、見事にリンクし完成された。『子供はわかってあげない』は8月13日(金)よりテアトル新宿にて先行公開、8月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:子供はわかってあげない 2021年8月20日より全国公開©2020「子供はわかってあげない」製作委員会©田島列島/講談社
2021年07月15日7月6日、細田守監督(53)の最新長編アニメーション映画『竜とそばかすの姫』(7月16日公開)に佐藤健(32)が出演することが発表された。主要キャストが発表されるなか、タイトルにも入っており、重要キャラクターであるはずの「竜」の配役は伏せられており、注目が集まっていた。「竜」は“凶暴な謎の存在”として、物語の展開の鍵を握る役どころ。飛ぶ鳥を落とす勢いの佐藤が大役を務めることで、映画への期待値はより高まっている。これまでにも数々の大ヒットを記録してきた細田守作品だが、本作に限らず、実は多くの豪華俳優陣がキャラクターの声を担当してきた。細田監督の名前が初めて世間に広く知られることとなった、映画『時をかける少女』から出演俳優たちを振り返りたい。■ 当時16歳だった仲里依紗の出世作!『時をかける少女』(2006年公開)・仲里依紗(31)/紺野真琴役ある日突然「タイムリープ」の能力を身につけてしまった主人公の女子高生役。公開当時16歳だった仲の劇場公開作品として初主演となった本作。声優としての演技が絶賛され、2010年の谷口正晃監督による実写版でも主人公を務めるなど、出世作となった。■ 神木隆之介の安定感!『サマーウォーズ』(2009年公開)・神木隆之介(28)/小磯健二役男女ダブル主演のうちの、男性主人公。数学が得意な内気な性格の少年が、ひょんなことからヒロインの偽の恋人役を演じる羽目になってしまう。宮崎駿監督(80)作『千と千尋の神隠し』の坊役をはじめ、新海誠監督(48)作の『君の名は。』立花瀧役など、名だたるアニメ監督の作品に出演し続けている神木だが、本作でも内気な主人公が成長していく姿を巧みに演じている。■ 宮崎あおいがシングルマザー熱演『おおかみこどもの雨と雪』(2012年公開)・宮崎あおい(35)/花役高校生で天涯孤独の身となった主人公。「おおかみおとこ」との出会いから、同棲・出産、死別後の孤独なシングルマザー生活を送った13年間を熱演した。宮崎は細田監督次作の『バケモノの子』にも、主人公の幼少期役で出演している。・大沢たかお(53)/彼(おおかみおとこ)役ニホンオオカミの末裔で、花との子どもが生まれるまでは、最後の「おおかみおとこ」だった。運送ドライバーとして働くなど人間として生活していたが、狼の姿で最期を迎えてしまう。大沢たかお自身、元々細田作品の大ファンだったという。ワイルドさと優しさのあるキャラクターがハマり役と話題を呼んだ。■ 役所広司が35年ぶりアニメ出演!『バケモノの子』(2015年公開)・染谷将太(28)/九太(青年期)役本作の主人公。9歳で両親を失い、「人間界」から「バケモノ界」へと飛ばされてしまう少年。バケモノの師匠の下で修行の日々を送るが、青年になってから偶然人間界へ戻る方法を知ることに。染谷は『竜とそばかすの姫』でも主人公のクラスメイト役で出演する。・役所広司(65)/熊徹役主人公の師匠。「バケモノ界」で指折りの力を持つが、粗暴な性格からバケモノの弟子が取れず、九太をスカウトする。役所にとって本作が35年ぶりの劇場アニメ出演となったが、本作以後3作連続で細田作品に出演している。・広瀬すず(23)/楓役「人間界」の女子高生。青年になった主人公と出会い、勉強を教える。蓮の「人間界」での師匠的存在。広瀬は声優初挑戦ながら、細田監督から「1テイク目からなんでこんなに臨場感を出せるのか」、「天才」と絶賛されていた。・リリー・フランキー(57)/百秋坊役熊徹の旧友で、痩せた豚顔のバケモノ。熊徹には九太との関係性のアドバイスを送り、九太には家事を教える。リリーの起用理由について細田監督は「顔が似ているから」と語っている。■ 上白石萌歌が主役に大抜擢!『未来のミライ』(2018年公開)・上白石萌歌(21)/くんちゃん主人公で、甘えん坊な4歳の男の子。飼い犬が人間の姿になって現れたり、母親の子ども時代に行ったりと、不思議な体験をしながら成長する。上白石はもともと、主人公の妹・ミライちゃん役でオーディションを受けていたが、監督から「くんちゃん役の原稿も読んでみて」と言われ、見事主人公の座を射止めたという。・黒木華(31)/ミライちゃん主人公の妹。物語中に主人公が出会う少女は、ミライちゃんの中学生の姿。くんちゃんを不思議な冒険へと導く。黒木は『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』に続いて細田作品3作目の出演となった。・星野源(40)/おとうさん2人のお父さんで、フリーの建築家。現代的な感覚を持っており、育児のために在宅ワークを行う。星野は劇場アニメ『夜は短し歩けよ乙女』(2017年公開)で主演声優を務めるなど、声の演技にも定評がある。・麻生久美子(43)/おかあさん二人のお母さんで、育児と仕事の両立に追われるワーキングママ。実は麻生の家族構成は、飼い犬も含めて本作とまったく同じだそう。このように豪華な俳優陣が声優として名を連ねる細田作品。しかし、どの配役も実に絶妙でハマリ役なのが、さすがは日本を代表する巨匠である。最新作『竜とそばかすの姫』では、佐藤以外にも成田凌(27)や玉城ティナ(23)らが出演。彼らが一体どんな活躍を見せているのか、劇場で要チェックだ。
2021年07月07日モデルで女優の玉城ティナが6日、都内で行われた細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』(7月16日公開)完成報告会見に出席。美背中全開の衣装で美貌を放ち、アニメ声優に初挑戦した感想を語った。本作は、インターネット世界を舞台に、母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、“もうひとつの現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界“U”で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語。玉城は、主人公すずの同級生で、モデルのような容姿のルカちゃん役でアニメ声優に初挑戦。「初めてが細田監督の作品で本当にうれしく思っています。アフレコ期間は、監督とお話できて、演出してもらっていい時間でした。監督が褒めて伸ばしてくれる方なので、優しく演出してくれました」とアフレコを振り返った。会見には、細田監督、主人公すず/ベル役の中村佳穂、すずの同級生役の成田凌、染谷将太、そして、この会見で竜役を演じていることが発表された佐藤健も出席した。
2021年07月06日俳優の佐藤健が6日、都内で行われた細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』(7月16日公開)の完成報告会見に出席。『竜とそばかすの姫』というタイトルに入っていながらも、ずっとベールに包まれてきた謎の存在、竜の声優を務めたことが発表された。本作は、インターネット世界を舞台に、母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、“もうひとつの現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界“U”で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語。佐藤が演じた竜は、“U”の世界で大勢から忌み嫌われている、竜の姿をした凶暴な謎の存在。国籍年齢性別その他一切の情報が明かされていない。佐藤は「自分に務まるのか不安でしたが、細田監督の温かいディレクションのもと、やり切ることができました」と語った。会見には佐藤のほか、細田監督、主人公すず/ベルの2役を演じる中村佳穂、すずの同級生を演じる成田凌、染谷将太、玉城ティナが出席した。
2021年07月06日第74回カンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクション「カンヌ・プルミエール」部門に、細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』(英題:『BELLE』)が日本作品として唯一選出されることが決定、細田監督から喜びのコメントが到着した。主人公すず/ベル役の二役を演じ、さらに作品の要ともいえる“歌”を担う大役に抜擢されたのは、注目のミュージシャン中村佳穂。その同級生役に成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りら、すずを見守る合唱隊メンバーに森山良子、清水ミチコ、岩崎良美、中尾幸世、坂本冬美、父親役に役所広司が出演。音楽面でも、岩崎太整、Ludvig Forssell、坂東祐大と才気溢れる複数の音楽家が集結。壮大な物語の幕開けを感じさせるメインテーマには、熱狂的な支持を集めるロックバンド「King Gnu」の常田大希が率いる最強クリエイター集団「millennium parade」が担当するなど、これまでにない試みでの挑戦的な音楽創作が作品世界を彩っている。そんな細田監督最新作が、この度、カンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクション内に新設された「カンヌ・プルミエール部門」に選出。前作『未来のミライ』も「監督週間」で上映されたが、今回は初のオフィシャル・セレクション(公式選出)でのカンヌ国際映画祭参加となった。カンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクションには、コンペティション、ある視点、アウト・オブ・コンペティション、ミッドナイト・スクリーニング、特別上映などの部門があるが、本年、これまでの作品が高く評価されている監督たちの注目すべき新作を集めた「カンヌ・プルミエール」が新設。細田監督のほかには、『プラトーン』や『JFK』『スノーデン』で知られるオリバー・ストーン監督、『逃げた女』でベルリン映画祭銀熊賞(監督賞)を受賞したホン・サンス監督や、『アンチクライスト』『ニンフォマニアック』などで知られるシャルロット・ゲンズブールの初監督作品など、名だたる世界有数の監督たちが顔を揃えている。細田守監督「映画文化が再び復活する姿を、共にカンヌの地で祝い、感じたい」監督は「前作『未来のミライ』がカンヌ国際映画祭・監督週間に選ばれたことに続き、今回『竜とそばかすの姫』がオフィシャル・セレクション『プルミエール部門』に選ばれたことをとても光栄に思います」と喜びをコメント。「アニメーション映画がカンヌ国際映画祭に選ばれること自体が極めて稀なことであり、今回の選出が、これから変化していく新しい映画の価値を観客に指し示す兆しと思います。コロナ禍の中で一時途絶えていた映画文化が再び復活する姿を、共にカンヌの地で祝い、感じたいと思います」と言葉に思いを込めた。カンヌ国際映画祭からアニメーション部門を独立させる形で1960年に「アヌシー国際アニメーション映画祭」が創設され、カンヌは実写、アニメーションはアヌシーという暗黙のルールがある中で、今回、本作『竜とそばかすの姫』が選出されたことは大変稀なこと。また、「カンヌ・プルミエール」部門に選出された13本の中で、日本からは唯一の選出作品となった。細田監督作品としては、2018年に公開された『未来のミライ』(英題:MIRAI)が第71回カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出され、現地にて上映を行ったが、今回は初のオフィシャルセレクションとして、日本での公開前夜にあたるフランス現地時間7月15日20時に、カンヌでのワールドプレミアに細田監督自ら臨む予定。『竜とそばかすの姫』は7月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:竜とそばかすの姫 2021年7月16日より全国東宝系にて公開©2021 スタジオ地図
2021年07月05日ユニクロ(UNIQLO)のグラフィックT シャツブランド「UT」から細田守監督作品とのコラボレーション「細田守アニメーションワークス UT」が2021年7月16日(金)より発売される。ユニクロ「UT」が細田守監督作品とコラボ「細田守アニメーションワークス UT 」は、国内外から高い評価を集めるスタジオ地図・細田守によるアニメーション映画とのコラボレーション。最新作『竜とそばかすの姫』の公開を記念して実現した今回のコラボレーションでは、最新作はもちろんのこと、細田守監督作品の中でも特に人気を博す『時をかける少女』『サマーウォーズ』『バケモノの子』をラインナップに加えた全6柄を展開する。『竜とそばかすの姫』:仮想世界<U>や謎のアバター「竜」をモチーフに発売日と同日に公開される『竜とそばかすの姫』は、“もうひとつの現実“と呼ばれる超巨大インターネット空間の仮想世界<U>で、主人公が成長していく姿を描くリアル×ファンタジーな物語。今回のコラボレーションデザインでは、仮想世界<U>の幻想的な空間がデザインされた柄や、制作段階の貴重なコンセプトアートから、謎のアバターである「竜」のキャラクターデザインをモチーフにした柄をラインナップする。『時をかける少女』:大切な人を守るために奔走する主人公『時をかける少女』では、主人公が大切な人を守るために奔走する印象的なシーンをフロント部分にオン。左袖には、タイムリープができる残りの回数「01」をデザインしている。『サマーウォーズ』:主人公が解いた最大の危機を回避するための暗号『サマーウォーズ』では、主人公・ケンジが解いた最大の危機を回避するための暗号と、パスワードを解除した際の画面をモチーフに採用している。ポケット部分にはアバターの“仮ケンジ”をさりげなくあしらっている。『バケモノの子』:ひとりぼっちの主人公がたくましく生きる姿『バケモノの子』では、ひとりぼっちの主人公がたくましく生きるために剣術を鍛錬しながら成長していく場面を描いた。【詳細】細田守アニメーションワークス UT発売日:2021年7月16日(金)販売店舗: 全国のユニクロ店舗およびオンラインストア価格:全6柄 1,500円
2021年07月01日宮本佳林によるソロライブ「宮本佳林 LIVE 2021 春~アマリリス~」が、6月19日、中野サンプラザにて開催された。今回のライブは、緊急事態宣言の影響により5月から開催が延期されていた振替公演。タイトルには“輝くばかりの美しさ”という花言葉を有するアマリリスの名が掲げられ、宮本にとっては Juice=Juice およびハロー!プロジェクト卒業以来、中野サンプラザで初めて開くソロライブとなった。宮本のイメージカラーであるブドウ色のペンライトの光が観客席を満たす中、ステージの緞帳が上がり、宮本が花束を拾い上げる一幕からライブはスタート。疾走感のある「若者ブランド」でソロアーティスト・宮本佳林としての存在感を見せると、続いてはJuice=Juice が4月にリリースしたシュガー・ベイブのカバー曲「DOWN TOWN」で軽やかな手拍子に包まれながらパフォーマンスを楽しんでみせる。3曲目ではハロプロ研修生ユニットもダンス&コーラスに加わり、「Vivid Midnight」では小気味好いフェイクを交えて会場の温度を上げていく。観客席いっぱいのファンに向き合いながら「この感謝の気持ちをパフォーマンスを通して伝えていきます!」と宮本は語りかける。熱を切らさず突入したカバー曲ブロックではJuice=Juice時代にカバーしたKANの「ポップミュージック」をゴージャスに歌い上げ、さらに森高千里の「やっちまいな」をカバー。MCでは、「朝から“あー楽しみだなー!”とドキドキした感じで会場に入りました。中野サンプラザのステージに立つなんて夢みたいって」と気持ちを述べ、さらに「この日のために準備してきました」と新曲2曲を一挙に披露。切ない中にも振り付けで一瞬激しさを見せる「愛してるの言葉だけで」、大人な歌詞にシティバラード調のメロディが合う「優柔不断だね、Guilty」を立て続けに披露した。「ずっと歌ってみたいなと思っていたんですが、一人では息継ぎが間に合わない曲でした」という紹介からハロプロ研修生ユニットを再度迎えて披露したのは「誤爆 ~WeCan’t Go Back~」。宮本本人が語ったとおり息継ぎが続かないパートは研修生ユニットにも歌割りが振られ、この曲に関してはフォーメーションも必ず宮本がセンターというわけではない。宮本が自身のライブでソロならではの表現とグループならではの表現をテンポよく織り交ぜてくる姿には、宮本の“見せたいパフォーマンス”に対する視野の広さが垣間見えた。さらに「禁断少女」では会場も手振りを合わせ、揺れるペンライトの光もパフォーマンスの一部になっているかのような光景で盛り上げる。研修生ユニットが2曲を披露したあと、ライブは後半へと突入してゆく。ダンスブロックでは、ミニテーブルに生けられたアマリリスの花とステージにおちる一束の光の下で宮本が一人踊るというストイックな演出が観客を惹きつける。そこから「少女 K」でアーティストとしてのハングリーな姿を演じきった。畳み掛けるようにドラマチックな「風に吹かれて」から、EDMのきいた「タメライ」をクールに歌い上げる。太陽とシスコムーン曲「ガタメキラ」でのコブシのきいたパワフルな歌唱から「プラトニック・プラネット」、そしてロックナンバー「どうして僕らにはやる気がないのか」と、隅々まで研ぎ澄まされたノンストップ・パフォーマンスで本編は締めくくられた。アンコールでは、会場へ宮本の声によるアナウンスが流れ、ここまでの道のりを振り返る感慨深い時間に。そんな空気から宮本がステージに登場し、弾むような前向きナンバー「落ちこぼれのガラクタだって」で会場を明るく照らした。最後には、秋の単独ライブ開催決定を発表。9月4日(土)にはNHK大阪ホール、9月20日(月祝)には中野サンプラザの2公演が行われる。「皆さんの応援のおかげで秋のライブも決定しました。ありがとうございます!」と声をあげた宮本佳林は、これまでも公言していたように、これからもパフォーマンスに感謝の気持ちをこめて伝えていくと意気込みを改めて口にした。■セットリスト<宮本佳林 LIVE 2021 春~アマリリス~>2021 年 6 月 19 日(土)中野サンプラザ1.若者ブランド2.DOWN TOWN3.Vivid Midnight4.ポップミュージック5.やっちまいな6.愛してるの言葉だけで7.優柔不断だね、Guilty8.誤爆 ~We Can’t Go Back~9.禁断少女10.ミステイク(ハロプロ研修生ユニット)11.悪いヒト(ハロプロ研修生ユニット)【DANCE TRACK】12.少女 K13.風に吹かれて14.タメライ15.ガタメキラ16.プラトニック・プラネット17.どうして僕らにはやる気がないのかEN1.落ちこぼれのガラクタだって■宮本佳林ソロライブ9月4日(土)@NHK 大阪ホール9月20日(月)@中野サンプラザ■ライブ出演情報<M-line Special 2021〜Make a Wish!〜>7月24日(土)@KT Zepp Yokohama(神奈川)7月25日(日)@Zepp Namba(大阪)■宮本佳林 アーティストページ
2021年06月21日上白石萌歌が主演、「ドラゴン桜」も話題の細田佳央太が相手役を演じる映画『子供はわかってあげない』。この度、2人の脇を固める個性豊かな実力派キャストの新場面写真が到着した。今回解禁となったのは、上白石さん演じる朔田美波のひと夏を彩る豪華キャストたちの新たな場面写真。美波が幼いときに離婚し、行方が分からなくなってしまった実父・友充(豊川悦司)、美波の母親・由起(斉藤由貴)、美波の育ての父・清(古舘寛治)、もじくん(細田佳央太)の兄・明大(千葉雄大)の居候先である古書店の店主・張本善太郎(高橋源一郎)。友充が成長した美波に初めて会うシーンを捉えた場面写真は、優しさと緊張の入り混じった何ともいえない表情を浮かべる友充を見ることができ、数々の作品に出演している豊川さんならではの絶妙な表現にも期待が膨らむ1枚。また、美波に対し、それぞれ温かい目線を投げる母・由起、父・清の姿も見ることができ、朔田家の優しい雰囲気を感じることができる。美波の好きなアニメ「魔法左官少女バッファローKOTEKO」のキャラクター・コンクリ太郎もチラリ。この劇中アニメには豪華声優陣も集っているため注目だ。最後には、もじくんに対し、何やらアドバイスを送るような善太郎の姿も。このアドバイスを受けてもじくんはある行動に出るのだが…。原作者である田島列島は豊川さんに対し、「設定としてはかなり不自然なキャラクターを、“こういう人いそう”って思わせるくらいめちゃくちゃナチュラルに演じられていて驚きました」と話し、「古舘寛治さんも、斉藤由貴さんも皆さん本当に素敵でした。私にとっては初めての映画化になりますが、原作を好きな方にも安心して観に来ていただきたいです」と脇を固める個性豊かなキャストの好演に太鼓判を押している。『子供はわかってあげない』は8月13日(金)よりテアトル新宿にて先行公開、8月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:子供はわかってあげない 2021年8月20日より全国公開©2020「子供はわかってあげない」製作委員会©田島列島/講談社
2021年06月19日常田大希率いる音楽集団millennium paradeが、細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』のメインテーマ「U」を書き下ろしたことが発表された。『竜とそばかすの姫』は、細田監督作品としては、『時をかける少女』以来となる10代の女子高校生がヒロインとなるアニメーション作。母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、“もうひとつの現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界「U」で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語を描く。細田監督が「インターネット仮想世界「U」の巨大な世界観を音楽で表現するために、「どうしても常田さんに音楽を作ってほしかった」と熱烈なオファーを送ったという。細田作品のファンだった常田は、監督の緻密な絵コンテを見て圧倒され、楽曲制作を快諾した。常田が作詞作曲したのは、今作のメインテーマであり、主人公ベル(すず)が巨大インターネット仮想世界「U」で歌うオープニングシーンを飾る楽曲。タイトルもまさに「U」で、これまでクリエイティブファーストに様々なゲストを迎えてきたmillennium paradeに、主人公すず/ベル役を演じる中村佳穂が歌唱で初参戦する。制作にあたって行われた打ち合わせで監督は、「(常田さんは)打ち合わせの最初から音楽が聞こえていた」と、常田の世界観・表現力を絶賛。一方、常田は「僕たちはインターネットの発達とともに成長し、世界中のいろいろな年代・ジャンルの音楽をインターネットを通して触れあい始めた世代。今作の世界観とリンクしたのでは」と今回のコラボレーションを分析した。また、先日行われたレコーディングの感想を聞かれると、常田は「中村さんとの作業は初めてでしたが、いい緊張感を持ちながら和気あいあいと楽しくレコーディングを行うことができた」と振り返り、さらに、中村の歌唱を聞いた時の感想として「さすが!日本語をここまでグルーブさせられるシンガーはなかなかいない。うれしいサプライズだった」と笑顔を見せた。中村は、「常田さんとは同い年ということもあり、楽曲をより良くするためのアプローチが似ており、納得がいくまで粘ったクリエイティブができた」と互いの表現方法を尊敬し合いながらレコーディングを行えたと振り返る。また、本楽曲「U」は、7月16日(金)に公開となる今作に先立ち、7月12日(月)に配信リリースが決定している。■細田守監督原作・脚本・監督millennium paradeとBelleのコラボレーションは、あらゆる制約を軽々と突き抜け、グローバルな高みに達成している。これは、大変なことになるんじゃないかな。■常田大希(millennium parade)メインテーマ「U」制作細田監督から『竜とそばかすの姫』のスケッチを見せていただいた時、その世界で鳴り響く音が自然と湧き出てきたのを覚えています。小さい頃から慣れ親しんだ細田守監督渾身の最新作ということで、全身全霊で挑ませて頂きました。そして主役”ベル”を演じるのが "日本音楽界の宝" 中村佳穂ということで音楽面に於いても最高に刺激的な製作となりました。映画としては勿論、音楽作品としても間違いなく素晴らしい出来になっておりますので、是非劇場で大迫力でご覧ください。■中村佳穂主人公・すず(ベル)役、劇中歌歌唱常田さんとは音楽フェスですれ違う程度でしかお会いしたことがなかったので、今作でご一緒できて嬉しかったです。お互いに楽曲制作の初コラボということで緊張しましたが、『竜とそばかすの姫』の曲でもあるというお題もあったので、お互いバランスをとりながらも、もっと良くなる部分を熱を持って探しながらレコーディングさせていただき、とても楽しい時間でした。私たちはインターネットがまさに始まった時の世代で、ジャンル関係なくカッコいいと思えるものを見たり聴いたりが手に取る事が容易になり始めた世代ですが、人の心を打つものは結局何なのか、この作品を通して改めて考えるきっかけになりました。今作はそれが命題だと感じつつも、頭で考えすぎず、楽しんで波に乗るような気持ちで取り組みました。『竜とそばかすの姫』7月16日(金)公開millennium parade × Belle「U」2021年7月12日(月)配信リリースMusic & Lyrics: 常田大希Vocal: Belle (中村佳穂)Timpani, Drum line snares, Marimba, Gran cassa & Cymbals: 石若駿Horn arrange, Trumpet, A.Sax & Flute: MELRAWPiano & Synthesizer: 江﨑文武Trombone: 川原聖仁Horn: 濱地宗Beat Programming & all other Instruments: 常田大希Recording & Mixing: 佐々木優
2021年06月03日役所広司がスタジオ地図が贈る細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』にて、主人公・すずの父親役を演じる。『バケモノの子』『未来のミライ』に続き、3度目となった細田作品への出演について語った。『バケモノの子』では主人公の熊徹役を、『未来のミライ』ではじいじ役を演じた役所さん。本作では、過疎化が進む高知の田舎町で妻を亡くし、高校生の娘と2人暮らし、思春期の娘との接し方や距離感に悩む父親役を演じる。妻という大きな存在、そして母という大きな存在をそれぞれ突然亡くし、心に傷を抱えたまま、時と共に距離も開いてしまった父と娘。うまく言葉を交わせないながらも、娘を心配し、あたたかく見守る父親に、役所さんの優しい雰囲気と繊細な演技が重なり、説得力をもたらしている。「細田監督の大ファンで、作品をいつも楽しみにしているので、『バケモノの子』『未来のミライ』と続き、今作も参加できてとても嬉しい」と役所さん。「今回は主人公の父親役で、出来るだけ絵の雰囲気に近いやさしさと思春期の娘を持つ父親の距離感を大切に、互いに深い傷を持ちながらも寄り添っていく過程を表現できたらいいなと思いながら演じました」と語る。アフレコ合間には、「子供が女の子だと、お父さんは近寄りがたいとか、気を遣っちゃうみたいなこともありそうですよね…」(役所さん)、「男の子でも、お父さんと距離がある瞬間みたいなものはありましたか?」(監督)「後から聞くと、気を遣っていたという話はしましたね…」(役所さん)と、親同士の雑談も交えつつ、役所さんは微妙な父娘の距離感を見事に表現し、監督からOKが出るなど、2人の信頼関係を感じさせるやり取りも見られたという。『未来のミライ』以来の声優ということもあり、「アフレコは緊張しました」と笑いながら話す役所さんは、細田監督から「是非この役を役所さんに演じてほしい!」とオファーを受けて快諾。アフレコを終えて細田監督は「役所さんの演じたすずの父のお声から娘(すず)がどういう状態でも受け止める、という父親の覚悟を感じました!役所さんに演じていただけて、本当に光栄です!!」と称賛を惜しまない。また、役所さんは「監督の絵コンテを観ると、自由な発想がそのまま映像になるアニメは、つくづくすごいなと感じます」と語り、「高知と<U>の風景のギャップは、メリハリが効いていて、この映画の醍醐味だと思います。僕はSNSには疎いですが、若い方々は身近に感じながら生活しているので、今作で自分がインターネットの中で生きている姿を客観的に見ているような不思議な体験ができるのではないでしょうか」と本作の世界観についてコメント。「監督の作品は非常にダイナミックな一方、家族を丁寧に繊細に描き、子どもが大きく成長する物語が多いので、この映画を見て、コロナ禍の中ですが、子どもたちが、前向きに生きる勇気や希望が持てるようになることを期待しています」と語り、まだ未発表の娘・すず役については、「張った声もささやく声も素敵で、声のコントロールが自在にでき、歌も素晴らしかった」と絶賛を贈っている。『竜とそばかすの姫』は7月16日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:竜とそばかすの姫 2021年7月16日より全国東宝系にて公開©2021 スタジオ地図
2021年05月28日金曜ロードショーでは、7月16日(金)より公開となるスタジオ地図作品、細田守監督待望の最新作『竜とそばかすの姫』の公開を記念し、7月2日から「3週連続細田守SP」と銘打ち、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『サマーウォーズ』の3作品の放送する。細田監督は2006年公開の『時をかける少女』以降、監督した5作品全てが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞したほか、前作『未来のミライ』では米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされるなど国内外で高い評価を得ている。そんな細田監督が、未開の境地に辿り着くのが『竜とそばかすの姫』。この3作を見れば、いずれも細田監督が辿ってきた最新作にも通ずるルーツが見つかるはず。細田監督も、3週連続放送について「今回の作品は、いろんな過去作品の連続性上にある、と考えています。一番大きいのは、『サマーウォーズ』、インターネット世界が舞台、という大きな共通点があります。『おおかみこどもの雨と雪』とも親子の話であるという接点がありますし、『バケモノの子』の『擬似家族』というテーマ性とも共通点がある。その意味でも3本のチョイスは素晴らしいラインナップだと思います」とコメントを寄せている。●7月2日母と子を描く『おおかみこどもの雨と雪』『時をかける少女』『サマーウォーズ』に続き、細田監督の名を世界に知らしめた大ヒット作。スタジオ地図設立後初めての作品。※本編ノーカット大学生の花は“おおかみおとこ”と恋に落ち、やがて生まれた姉弟は、「人間とおおかみ」のふたつの顔を持つ、“おおかみこども”だった。豊かな自然に囲まれた田舎町に移り住んだ母と子の、13年間にわたる物語。たくさんの里の人たちに見守られながら、手探りで子育てに奮闘する花。周りとは違う自分に戸惑いながら成長していく雪と雨。それぞれの葛藤と成長は観る者の心にも響くこと間違いなし。●7月9日“新しい家族の形”を描く最大ヒット作『バケモノの子』2015年公開の邦画No.1となる興行収入を記録し、細田監督作品最大のヒット作となった“新冒険活劇”。※本編ノーカット舞台は東京・渋谷とバケモノが暮らす異世界・“渋天街”。孤独な少年・九太と、暴れん坊のバケモノ・熊徹の一風変わった“親子の絆”を描く物語。“家族”は、細田監督が描き続ける大きなテーマの1つだが、本作でも“新しい家族の形”がテーマに。熊徹役の役所広司、九太役の染谷将太は『竜とそばかすの姫』にも出演。●7月16日最新作の世界観の原点!?『サマーウォーズ』『竜とそばかすの姫』の公開日となる3週目には、『サマーウォーズ』が登場。最新作の<U>と呼ばれる仮想世界は、本作の<OZ>に似ていると話題になっている。2017年の放送では、「#サマーウォーズ」がTwitter世界トレンドワード1位となるなど放送の度に注目されてきた。ちょっと気弱な男子高校生が、憧れの先輩とその大家族とともに、“愛”と“絆”を武器に世界の危機に立ち向かう壮大な物語。公開から12年になるが、仮想世界OZの設定は、まさに現実が近づいてきたといえる。作中では「ネットの中だからって何でもやっていいと思ったら大間違いだ!」と言う、まさにいまの時代にこそ響くセリフも登場する。なお、「金曜ロードショー」では2018年7月20日からスタジオ地図が手掛けたオープニングを放送しているが、オープニングにも登場する番組キャラクター“アンク”の生みの親は、細田監督なのだそう。「金曜ロードショー」最新作『竜とそばかすの姫』公開記念「3週連続 細田守スペシャル」は7月2日:『おおかみこどもの雨と雪』、7月9日:『バケモノの子』、7月16日:『サマーウォーズ』、21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サマーウォーズ 2009年8月1日より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2009 SUMMER WARS FILM PARTNERSおおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開© 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS竜とそばかすの姫 2021年7月16日より全国東宝系にて公開©2021 スタジオ地図
2021年05月28日上白石萌歌が主演、『南極料理人』『横道世之介』『おらおらでひとりいぐも』など沖田修一が監督を務める『子供はわかってあげない』。本作で、主人公・美波の同級生で書道部のもじくんこと門司を演じているのは、日曜劇場「ドラゴン桜」の昆虫大好き高校生で話題の細田佳央太だ。あることがきっかけで美波(上白石さん)に出会ったもじくんは、美波の実の父親探しに巻き込まれていく。この度公開された場面写真では、美波と楽しげに会話する姿やDVDを美波に手渡す姿が写されており、2人にはなにか共通の趣味がありそうな様子。また、真剣な表情で食い入るように何かを見つめるもじくんと、後ろからニヤリともじくんを見つめる探偵である兄(千葉雄大)の姿を捉えたものも!純真無垢な弟と、どこか不思議な雰囲気を纏う兄、そんなちょっぴり異色(?)な兄弟のやり取りにも注目だ。そして、それまでの柔らかい表情とは打って変わって、必死な面持ちでどこかへ走っていく姿まで!一体何があって彼はどこへ向かうのだろうか?今回解禁された場面写真だけでも様々な表情を見ることができる細田さんは、現在放送中の「ドラゴン桜」では、昆虫が大好きな心優しい原健太を演じており、先日彼をメインとした回が放送されると、SNSでは「細田くん難しい役なのに演技力がすごすぎる!」「細田佳央太さん役によって全然違うように見える。すごい」などと話題になっており、役名である“健太くん”がトレンド入りするほど大きな注目を集めたばかり。主演の上白石さんは共にひと夏を駆け抜けたそんな細田さんに対し、「細田佳央太さんは、お芝居をするうえで一番助けられた存在。門司くんは彼そのもので、細田さんがいなければ美波を演じきれなかったかもしれないと思うほどです」と絶大な信頼を寄せていたことを明かしている。『子供はわかってあげない』は8月13日(金)よりテアトル新宿にて先行公開、8月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:子供はわかってあげない 2021年8月20日より全国公開©2020「子供はわかってあげない」製作委員会©田島列島/講談社
2021年05月26日日向坂46の影山優佳が、『さよなら私のクラマー』アニメプロジェクトの応援マネージャーに就任。テレビアニメ本編では声優にも初挑戦する。『さよなら私のクラマー』は『四月は君の嘘』などで知られる新川直司の、女子サッカーマンガをアニメ化した作品。4月から放送中のテレビアニメに加え、6月11日からは『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』が劇場公開予定だ。小学生時代には地元サッカークラブでのプレー経験があり、中学2年生でサッカー4級審判員の資格を取得するなど、サッカーに対する愛情がひと際強い影山。彼女に『さよなら私のクラマー』に対する印象や初の声優経験や応援マネージャーへの意気込み、さらには日向坂46での活動についてじっくり話を聞いた。――『さよなら私のクラマー』という作品、原作はご存知でしたか?影山はい、元々知っていました。高校の女子サッカーを扱う漫画はすごく珍しいなと思って読み始めたんですけど、想像していた以上に選手1人ひとりのバックボーンや、その時々の感情にフォーカスを当てているところが新鮮で。『四月は君の嘘』を先に知っていたので、絵の素敵さはもちろんですが、言葉の1つひとつもすごく綺麗な漫画だなと感じていました。『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』(C)新川直司・講談社/2021「映画 さよなら私のクラマー」製作委員会――確かに、各キャラクターの言葉が印象に残る作品ですよね。劇場版アニメでは主人公の恩田希の中学時代が舞台で、男子に交ざってサッカーをしていく大変さが表現されています。影山さん自身もサッカーを経験してきた身なので、シンパシーを感じる部分があったのではないでしょうか?影山そうですね。私が男の子に交じってサッカーをやっていたのは5歳から小学6年生の間で、ちょうど私もフィジカルの差というのを感じたときがあって。小2ぐらいのときに男の子が蹴ったボールが体に当たって、その痛すぎた衝動で辞めたいと思ったんです。でも、小3〜4ぐらいで身長が一気に伸びてからは倒されることもあったけど、負けず嫌いな気持ちも強かったのでなんとかやっていたんですが、高学年になると体格が大きくなる男の子も増えて、当たり負けすることも増えて。サッカーをやる楽しさよりも、怪我するんじゃないかという怖さが増えてきた時期が私にもあったので、希ちゃんみたいにフィジカルの差を感じつつも試合に出たいという強い意志はカッコいいなと思いました。――テレビシリーズはそこから高校生になり、女子サッカーの世界で伸び伸び楽しむ姿も描かれています。影山私は高校1年のときに学校のフットサル部に入ったんですけど、今の仕事との両立で部活動に参加できる日が少なくて。だからアニメを観て、「ああ、部活のみんなはこんなふうに楽しんでいたのかな?」と振り返りつつ、ちょっと羨ましいなと感じていました。――影山さんは今回、そのテレビシリーズで声優に初挑戦しましたが、難しかったですか?影山元々お芝居が好きだったので、声だけのお芝居にもすごく興味があったんですが、いざ挑戦してみたらすごく難しくて。特に声にその人のすべてを乗せるというところで、根本的にどうやったらいいんだろう?と躓いてしまったんです。それに、声色の本当に些細な変化で伝わり方が変わってしまうことも知って、収録のときも1回録って自分の声を聞かせてもらったりもしたんですけど、自分が思っている以上にちょっと平坦な声になっていたり、逆にモノローグにしては強すぎたりとか、自分がやっていることと聞こえ方にズレが生じて。そこは難しくもあり、新しい発見もありという感じでした。――海老名あやめという役は、ご自身の中でどう解釈しましたか?好評放送中のTVアニメ『さよなら私のクラマー』に登場する、浦和邦成高校女子サッカー部の「海老名あやめ」。影山が声優を担当する。(c)新川直司・講談社/さよなら私のクラマー製作委員会影山原作ではメインで登場するシーンが少なかったけど、アニメ版ではセリフも増えていたので、どう演じようかとちょっと悩みました。私が原作を読んで感じたのは、冷静に分析しつつも強い相手とマッチアップしたときは「萌える!」というセリフが出るくらい熱くなる子なのかなと。なので、セリフに関しても心の声は冷静にしつつも、口に出した言葉は結構強くしてみたりとか、そういうふうに臨みました。――共演された他の役者さんからは、何かアドバイスはありましたか?影山実は今のコロナ禍の状況で、同じブースに複数入れないということで、完全に別録りだったんです。だから、かけ合いのときはどうしようと不安だったんですが、先にアフレコ収録されていた声優さんのセリフに合わせつつ、「こうやって言うんだ!」と参考にしながら収録しました。――では、テンションもそこに合わせていったわけですね。影山そうですね。そういう意味では、参考にできるものがあってやりやすかったんですけど、この作品に限らず今のアニメ業界というのは皆さんこうなんだと思うと、本当に大変だなって。シリアスなシーンとか声を上げるシーンとか、どうやって演じているのかな、きっと難しいだろうなというのは、演じていて感じました。監督さんにも「周りに人がいないから、やりづらいと思うけど」と言われましたが、実際に前振りもリアクションもないので、人に説明したり言葉を投げかけるシーンは本当に難しかったです。日向坂46で声優に挑戦したら面白そうなメンバーは?――ちなみに、日向坂46のメンバーにはアニメが好きな方も多いかと思いますが、影山さんが声優を務めることに対して反響はありましたか?影山メンバーの丹生明里は声優の経験があるので、個人的に「声優さんの現場ってどういう感じなの?」と聞いたりしました。あとは、小坂菜緒や渡邉美穂はアニメがすごく好きなので、「楽しみです!」と言ってくれましたし、いろんなメンバーから「頑張ってね!」と声をかけてもらいました。――その丹生さんや渡邉さんをはじめ、最近は日向坂46メンバーが出演する声優をテーマにしたドラマ『声春っ!』(日本テレビ)も放送中ですが、影山さんが思う「今後声優に挑戦したら面白そうなメンバー」はどなたかいらっしゃいますか?影山日向坂46は声に特徴のあるメンバーが多いんですが、三期生の森本茉莉は番組では普段より3オクターブくらい高い声で喋るので、合うんじゃないかな?(笑)本人は人前に出ると緊張して高くなっちゃうみたいで、あれだけ声の幅があったらいろんな声を出せるんじゃないかなと個人的に思っていて。よく収録でも「声が高いね?」ってイジるんですけど、あの声は武器なんじゃないかなと思います。――逆に、他のメンバーから影山さんの声について何か指摘されたりは?影山お腹から声を出しているせいか、「よく通る声だね」と褒めてもらえることは多いですね。歌声についても「ポンと突き抜ける声だね」とか。あとは、私もはしゃいでいるときと落ち着いているときの声の高低差が激しいとよく言われるので、森本に似ているかもしれませんね(笑)。――影山さんは『さよなら私のクラマー』の応援マネージャーにも就任しました。この作品をどう広めていきたいですか?影山こういう作品をPRする立場というのが初めてだったので、決まったときは「私でいいんですか?」という気持ちもありつつも、すごく嬉しかったです。あまりアニメを観ないサッカーファンにはこの作品のことをより知ってほしいですし、逆にアニメは観るけどサッカーは詳しくないという方にはこの作品がサッカーにハマる第一歩になると思うので、そのお手伝いができそうだなと私自身も楽しみです。と同時に、この作品をPRしつつサッカー業界全体を盛り上げる、その一役を担えたらなとやる気満々な気持ちでいます。――影山さんは『FOOT×BRAIN』をはじめ、さまざまなサッカー関連番組に出演する機会も多いですが、以前と比べてサッカーとの接し方に変化を感じることは?影山結構ありますね。というのも、サッカー選手や関係者の方々だけではなくて、サッカー番組を作ってらっしゃる方々に出会ったことで、どういう思いで番組を作っているのか、どうやってJリーグを盛り上げていくのか、そういうお話を耳にする機会が増えて。あるいは、クラブチームを作っている側の人は、勝てない試合が続くとサポーターの方から厳しい言葉を投げかけられることもあると思うんですけど、そういう方たちの立場を知ることができたことで、サッカーを多角的に見られるようになってきたので、私の中でもすごく糧になっていると思います。それこそ、以前はただ試合を観て応援して楽しんでいたところが、使命感みたいなものも生まれてきたので仕事という側面もありつつ、でも移動中や仕事の合間に携帯で試合のハイライトを観たり、家でもハイライトで観る試合数が増えたりと、なんやかんやで楽しんでいますね。あとは、そういう番組に出演すると「すごいことを言ってくれるんじゃないか?」と期待されているのを感じることもあって(苦笑)。そういうプレッシャーはありつつも、やりがいを感じながら楽しんでお仕事ができていると思います。大きくなるライブ会場やセットにグループの成長を実感する――サッカーはチームプレイが重要ですが、テレビ番組を観ていると日向坂46にもチーム力を感じる瞬間が多々あります。影山さんが日向坂46のチーム力を感じる瞬間は?影山以前、林修先生の『日曜日の初耳学』(TBS系)にメンバー5人で出演させていただいたとき、エピソードトークの時間になったときにMCの方が誰かメンバーを指名すると、「そういえば、こないだ誰々が〜」みたいな感じでトークを回していって、指名される前に5人全員が1周したことがあって。前もって相談していたわけではなくて、思いつきでやっていたので、そのときのチームワークはすごいなと思いました。隣のチームメイトが話す場面を作ろうと純粋に思っているところや、そうやってぽんぽんエピソードが出てくるぐらい仲が良いことは、我ながら感心した出来事でしたね。でも、トークが長すぎたので本編では使われず、あとからみんなで「すごいね」って笑ってました(笑)。全員で前へ、前へという姿勢はすごいですね。誰ひとり取り残さないぞという気持ちも強いし、そういうところが日向坂46ってあたたかいし、名前どおりのグループだなと思います。――学業で2年間活動休止していた影山さんですが、グループに復帰してからこの5月で丸1年経ちました。この1年間の活動が及ぼした影響で、一番大きかったものはなんですか?影山私が休業前に活動していた頃は、グループ名も今とは違う“けやき坂46(ひらがなけやき)”でしたし、何ならメンバーの数も全然違っていて。しかも、私が休業した後に日向坂46に改名して、すごいスピードで坂を登り始めて、それこそ歌番組やレコード大賞、紅白歌合戦に出演したり、大きな会場でライブをすることも私は未経験だったので、日向坂46のメンバーの一員としてみんなと一緒に活動してきたことすべてが、自分の中ではすごく大きかったです。――ライブに関してもこの1年で無観客、有観客の両方を経験していますが、けやき坂46時代と比べて変化を感じることは?影山復帰してからはしばらく無観客が続いていたので、観てくださる空気感というのは分かりかねるところはあるんですけど、例えばクリスマスライブの“ひなくり”は世界観をすごく大切にしていて、おとぎ話の中に入り込んだような世界感のライブが年に1度必ずあるのは、ちょっとしたお祭りみたいでやりやすくていいですね。あとは、会場もどんどん大きくなって、セットや演出も規模が大きくなっているところに、グループとして大きくなっていることを実感します。――特にステージを複数使う形は贅沢ですよね。影山そうですね。この3月末にもデビュー2周年ライブが2日間あったんですが、実際ステージを観たときはすごく感動しましたね。あのときはテーマと演出によってステージを使い分けていて、メインステージはセットや電飾がすごく大きくて、隣のBステージはARメインなので逆にまっさら、Cステージはお客さんと一番近いステージで、垂れ幕のようなLEDスクリーンを使う演出もある。そういうこだわりに対して、ライブを作ってくださる皆さんの日向坂46への愛情を日々感じています。夏には映画にも出演。声優挑戦で得られたものとは?――個人としても、特に今年は声優初挑戦の他に、映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜ファイナル』にも出演したりと、演技に関するお仕事が増えています。体を使った演技と声だけで表現する演技、両方経験したことで得られた気づきはありましたか?影山声にすべてを乗せる難しさを感じつつも、プロの声優さんたちはそれを平然とやってらっしゃるわけですから、声だけですべてを表現することは可能だと知れたことで視野が一気に広がりました。今までは表情だけでなんとかしようとしてきたところも、声でも表現できるかもしれないという自分の可能性に、今は本当に気づきはじめたばかりなので、今回の『さよなら私のクラマー』ではできないことだらけだったんですけど、そういう選択肢の可能性にこれからの活動がすごく楽しみになりました。――では、この1年の活動を経て新たに定まってきたアイドルとしての目標と、影山さん個人としてこうなっていきたいという目標を、それぞれ聞かせてください。影山アイドルとしてはこの1年の活動を通して、自分が楽しみながらやっていることで一番楽しさが伝わる、笑顔になってもらえると実感できましたし、皆さんを楽しませたい、幸せにしたいという気持ちも強いので、まずは自分が幸せに生きることが大事かなと。だから、アイドルとしていろんなお仕事を楽しんで、それこそ壁も楽しみながら乗り越えていけたらいいなと思っています。影山優佳個人としては5月8日で20歳になり、自分で未来を選択していくことが今後増えると思うし、もっと言えば誰かの責任を負う年齢にもなってくると思うので、困っている人がいたら手を差し伸べたり、逆に声をかけないでそっとしておいてあげたりと、そういうふうに周りを見て行動できるようになれたらいいなと思います。取材・文:西廣智一撮影:源賀津己『映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ』6月11日(金)より公開TVアニメ『さよなら私のクラマー』TOKYO MX、BS日テレほかにて放送中日向坂46・影山優佳さんのサイン入りチェキを2名様にプレゼント! ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=9bd8a33d-f2b6-4973-b2a5-f3b6f10e0b89&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。
2021年05月26日阿部寛主演「ドラゴン桜」の5話が5月23日オンエア。東大専科と藤井が再び対決、その鍵を握る存在となった健太役の細田佳央太と、彼を始め専科に復讐を誓う藤井役の鈴鹿央士の演技に賞賛の声が溢れている。原作は三田紀房による同名コミック。2005年に阿部さん主演でドラマ化され好評を博してから16年を経て、再びドラマ化された本作はモーニング誌(講談社)で2018年から連載中の「ドラゴン桜2」をベースに、ドラマオリジナルの展開を盛り込んでいく。阿部さんのほか弁護士の水野直美に長澤まさみ、龍海学園教頭の高原浩之に及川光博、理事長の龍野久美子に江口のりこ、瀬戸輝に高橋海人、岩崎楓に平手友梨奈、天野晃一郎に加藤清史郎、早瀬菜緒に南沙良、藤井遼に鈴鹿さん、岸本香に早霧せいな、米山主大に佐野勇斗、坂本智之に林遣都といったキャストが共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。専科との勝負に負け、追い詰められていた藤井を見かねた久美子は、東大専科と一流大学コースで再度勝負することを桜木に提案。勝負は2週間後。国・数・英の3教科を大学入学共通テスト形式で行うことが決まるが、実力の差があり過ぎると訴える水野と高原だが、桜木は「その必要はない」と言い切る。桜木が藤井に対抗する新たな勉強法として打ち出したのは連想ゲーム。専科の4人はゲームで語彙力を鍛えていく…というのが今回のストーリー。原健太(細田さん)が昆虫の羽ばたきに興味があることを知った桜木は、昆虫の羽ばたきに関する海外の論文を渡す。すると健太はものすごい勢いでそれを読み漁り、自分の理論をぶつけると論文を執筆した学者に英語の手紙まで書き始める。危機感を感じた藤井は健太に「東大では昆虫の解剖を行う」と動画を見せ“妨害”を計る。一旦は東大に行かないと言い出した健太だが桜木、小杉麻里(志田彩良)の説得でテストに出席。そこに麻里も加わり勝負は3科目ともに専科の勝利となる…というラストだった。SNSには健太役の細田さんに対し「健太くん役の人演技力すごい」「健太くんの演技力高すぎ」「佳央太くん本当に演技上手い…健太くんに引き込まれちゃった」などその演技を絶賛する声が続出。また専科のメンバーの“敵役”となった藤井を演じる鈴鹿さんにも「藤井役の演技がうますぎるのか毎回イラッとさせてくれる」「ドラゴン桜の鈴鹿央士性格悪過ぎだけど、演技めっちゃ光ってる」などの反応が多数。「生徒役の人演技上手い子多いな…」「生徒役の方々皆さん演技上手くてこれから色々引っ張りだこになりそう」と、生徒役の若手俳優陣に対する賞賛の声がSNSにあふれている。(笠緒)
2021年05月23日ミュージカル『刀剣乱舞』の三日月宗近を演じるなど、以前から2.5次元界で人気を博していた黒羽麻璃央さん。近年はグランドミュージカルにも進出。演技や歌唱のみならず、舞台上での存在感もぐっと増して、今後の活躍にますます期待が高まるひとりです。好意がわかりやすく顔に出ちゃうタイプ。秘めているのが苦手なんです。昨年、大作ミュージカル『エリザベート』で、作品中でもクセが強い難役といわれるルキーニ役に大抜擢。続く、人気漫画の舞台化であるミュージカル『るろうに剣心 京都編』では、主人公の最大の敵で、シリーズを通して高い人気を誇る志々雄真実役に。ミュージカル俳優として大きく羽ばたく一年になる…はずだった。が、時世もあり、公演はどちらも中止に。しかし、それで歩みを止めたわけではない。『SUITS/スーツ2』をはじめ数々のドラマに出演するほか、バラエティでも活躍。そしてこのたび、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』では、タイトルロールであるロミオを演じる。――‘19年に同作に出演した時は、ロミオの友人のマーキューシオ役でしたが、ついにロミオですね。黒羽:作品の真ん中に立たなきゃいけない役ですから、それなりに説得力のあるロミオにしていかなきゃなと思っているところです。まだ勉強中の部分もありますけど、そのための準備はいろいろしてきたつもりですし、今回、フレッシュなキャストの方が多く、生まれ変わったロミジュリじゃないですけど、新しい時代がきたなって思ってもらえたらいいですね。――前回のマーキューシオを拝見したんですが、いきいきと演じられていたのが印象的でした。あの作品以降から何となくですが、舞台上での頼もしさが増したというか…自信がついたのかなと感じていたのですが、何かありました?黒羽:なんでしょうね…(笑)。でも純粋に、ミュージカルがより楽しくなりましたね。劇中の歌と芝居上での感情がリンクする気持ちよさとか、歌で表現することの楽しさを知って、もっと上手くなりたいなって思うようになりました。それまでは、似た経歴をたどってきた同世代の俳優と一緒に作品を作ることが多かったんです。でも、帝国劇場の舞台に出ているような方々とご一緒したことで、自分もこんな表現者になりたいなって具体的な目標として憧れを抱けたことが大きかったかなと思います。――とくに衝撃を受けた方はいらっしゃいますか?黒羽:ロミオを演じていらしたおふたかた(古川雄大、大野拓朗)ですね。袖で見ていても、楽曲がいいのはもちろんなんですけれど…おふたりともちゃんと自分の歌にして届けている。そこにとくに憧れるし尊敬もするし、ひとりの俳優としては嫉妬する部分もあるし。――それが繋がっているのかわかりませんが、今年1月のミュージカル『刀剣乱舞』五周年記念 壽乱舞音曲祭(以下、音曲祭)で、存在感もさることながら、歌の技術も上がっていて驚きました。黒羽:あの公演の最初の頃は、若干コロナの後遺症を引きずっていて声が出づらくて、焦ってたんですよ。公演を重ねるうちに喉の筋力が戻ってきましたけど。――そうなんですね。でも、音程やピッチが以前より安定したように感じて、歌のレッスンをされているのかなと思ったのですが?黒羽:確かに、なるべく時間を作ってボイストレーニングに通ったりはしていました。『エリザベート』の稽古では低い音程が出なくて、日常生活でもなるべく低い声を出すようにしていたら、少し音域が広がったりもしたんです。高い音はもとからそんなに苦じゃなく出てはいたけれど、よりクリアに出せるようにはなったのかな。あと、音曲祭の稽古で久々に刀ミュ(ミュージカル『刀剣乱舞』)の現場に参加したら、みんな歌が上手いし、意識高いし、負けてられないなっていう気持ちになったのもあったと思います。――『ロミオとジュリエット』という題材については、どんなふうに思っていますか?黒羽:悲劇ではありますけれど、みんなこういう愛情に飢えているんじゃないかって気がするんですよ。相手を追いかけて死ぬとか、そこまでの恋愛ってロマンティックだし。ただ現代では、自分の身を挺して相手のためにみたいなことを恥ずかしげもなく言うのって、ともするとカッコ悪いってなっちゃうじゃないですか。僕はそう思ってる人のほうがカッコ悪いって思っちゃいますけどね。――黒羽さんは恥ずかしがらずに熱くなれるタイプ?黒羽:もちろん恥ずかしさはあるけれど…好意がわかりやすく顔に出ちゃうし、伝えちゃうタイプです。伝えずに秘めているのが苦手なんですよね。逆に、苦手なこともすぐに顔に出ちゃうし、吐き出したくなってポンポン言っちゃいます。黒羽さん出演のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、5 月21 日(金)~ 6 月13 日(日)、TBS赤坂ACTシアターにて上演。その後、大阪・愛知公演も予定。2001年にフランスで誕生した作品で、日本では‘10年に宝塚歌劇団によって初演。今回、ロミオ役は黒羽さんと甲斐翔真さんのWキャストに。梅田芸術劇場 TEL:0570・077・039くろば・まりお1993年7月6日生まれ、宮城県出身。2012年のミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンで俳優デビュー。ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ三日月宗近役で注目を集める。ドラマ『恋はつづくよどこまでも』、Paravi配信中『リコハイ!!』など映像作品も多数。7月20日に自身の企画プロデュース『ACTORSLEAGUE 2021』開催。コート¥66,000Tシャツ¥20,900パンツ¥49,500(以上ETHOSENS/ETHOSENS of whitesauce TEL:03・6809・0470)シューズはスタイリスト私物※『anan』2021年5月26日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・ホカリキュウヘア&メイク・Haruka(Lomalia)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年05月21日細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』の新ビジュアル、そして本作に参加するスタッフ陣が公開された。本作は、『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)、『バケモノの子』(2015)、『未来のミライ』(2018)と過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、『未来のミライ』ではアニー賞受賞に米国アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートと、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守の最新作。インターネット世界を舞台に、母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公・すずが、“もう一つの現実”と呼ばれるインターネット上の仮想世界<U(ユー)>で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語だ。すずは、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>に、歌姫「ベル」として参加。母の死をきっかけに歌うことができなくなっていたすずは、<U>では自然と自ら作った歌を披露することができ、その歌声で世界に注目される存在に。そんな矢先、ベルの前に<U>で忌み嫌われる竜の姿をした謎の存在が現れるーー。先日、現実世界で、すずと同じ高知の高校に通う同級生たちの声を成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りら、そして相対する、超巨大インターネット世界<U>を彩る個性豊かなキャラクターたちに森川智之、津田健次郎、小山茉美、宮野真守といった豪華声優陣が集結することが発表され、SNSを中心に話題となっている本作。そんな中、この度、歌姫・ベルと竜の姿が描かれた新鮮なビジュアルが公開された。これまで、主人公が少しずつ成長する様子と入道雲の雄大な姿を重ね合わせることで「夏休みに冒険をして、一皮むけ、成長する」というテーマを象徴的に表現してきた細田監督。それを表すように、歴代ポスターにも欠かさず、“入道雲”が描かれてきたが、今回は澄み渡るような満点の星空の下で<U>の歌姫・ベルと竜が見つめ合う姿がロマンティックに描かれている。このビジュアルがポスターとして、6月上旬から映画館に掲示される予定。ぜひ、映画館に行った際にはポスターを見つけてほしい。さらに、『ウルフウォーカー』含め、5本のアカデミー賞ノミネート作品を誕生させてきたアイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンや、ロンドン在住の新進気鋭のイギリス人建築家でデザイナーのエリック・ウォンの参加、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで『アナと雪の女王』をはじめ数々のキャラクターデザインを生み出したジン・キムが歌姫・ベルのキャラクターデザインを担当することが発表されたが、今作には世界のクリエイターだけではなく、日本屈指のクリエイターたちも集結する。今回、<U>の世界でみんなから恐れられ、忌み嫌われている竜のデザインを手掛けたのは、書籍の装画なども手がけ、緻密で幻想的な世界観で多くのファンを持つ秋屋蜻一。数あるデザイナーの中から、細田監督が「この人が描く竜が良い!」と直々に選んだ新しい才能で、今回、その竜のキャラクターデザインも公開となる。また、東映動画所属時代に細田監督の師匠であり、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』以降、細田作品のメインスタッフとしてすべての作品に参加している山下高明が、<U>の世界の作画監督を担当するほか、同じく、ほぼすべての細田作品に原画や作画で携わっており、1997年にはエミー賞アニメーション部門の「優れたアニメーション演技賞」も受賞した経歴を持つ青山浩行が、現実世界の作画監督とキャラクターデザインを担当。長年、細田監督と共に良質な作品を世に送り続けてきた二人が、今作でも腕を奮う。さらには、『千年女優』『東京ゴットファーザーズ』『パプリカ』などの代表作をもつ今敏監督の全作品で美術監督を担当し、数多くのイマジネーションと現実が融合した世界を描いてきた池信孝が、美術監督を担当。『ALWAYS 三丁目の夕日』で第29回日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞し、『サマーウォーズ』でインターネット上の仮想世界<OZ>の美術デザインを担当した上條安里が、美術設定(プロダクションデザイン)を担い、およそ10年ぶりとなるインターネット世界を舞台にした今作でも、圧倒的な世界観を描く。加えて、『サマーウォーズ』で、<OZ>の世界とアバターの CG を制作指揮した堀部亮が、今作でもCGディレクターを担当するほか、同じく『サマーウォーズ』でCGを担当した下澤洋平が堀部と共にCGディレクターとして参加。細田監督作品の特徴でもある手書きとデジタルのハイブリッドな表現を支えてきた二人の高いCG技術が、本作でも遺憾なく発揮される。そして、本日5月21日(金)よりムビチケ前売券(オンライン)の販売もスタート。ムビチケ購入者限定で、映画公開前から本作をより深く楽しめるキャンペーンが始まる。映画の制作過程で作られた画像や動画をいち早く閲覧したり、限定 SNS 企画に参加できたりなど、様々な特典が用意されているとのことなので、ぜひ早めの購入を検討してほしい。公式HP: 『竜とそばかすの姫』7月16日(金)より公開
2021年05月21日細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』の予告編が公開された。『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)、『バケモノの子』(2015)、そして、『未来のミライ』(2018)。過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、『未来のミライ』ではアニー賞受賞に米国アカデミー賞長編アニメーション部門ノミネートと、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守。その最新作『竜とそばかすの姫』が、スタジオ地図創立10周年を迎える今年、いよいよ7月に公開される。主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すず。幼い頃に母を亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずが、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>に、歌姫「ベル」として参加し、その歌声で瞬く間に世界に注目される存在になっていく。そして、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで、『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ベイマックス』『モアナと伝説の海』など数多くのキャラクターデザインを手掛けるジン・キム(Jin Kim)が、歌姫ベルのキャラクターデザインを手掛けたことが明らかとなった。互いの作品をリスペクトし合っていた、ジン・キムと細田監督は、ロサンゼルスで出会い意気投合。いつか一緒にクリエイティブを、と語り合ったという。今回、歌姫ベルのデザイン制作にあたり、細田監督が正式に依頼、互いが熱望していたクリエイティブの共演が実現した。貴重なキャラクターデザインも合わせて公開されている。また、先日公開された世界50億人以上が集う<U>のコンセプトアートを担当したのは、ロンドン在住の新進気鋭のイギリス人建築家 / デザイナー、エリック・ウォン(Eric Wong)。ユニバーサルでインターナショナルな超巨大インターネット空間を、建築とデザインの双方から独創的に描ける人物として、細田監督自らが探し出し、たっての希望で実現した。さらに、先日3月15日に発表された第93回米国アカデミー賞長編アニメーション部門へノミネートされた『ウルフウォーカー』を始め、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』『ブレンダンとケルズの秘密』など、これまで5本の映画をアカデミー賞にノミネートさせてきたアイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンのトム・ムーア、ロス・スチュアート監督を始めとするスタッフたちが今作に参加。日本と世界の才能が集結し、未だ誰も観たことのない独創的な世界を表現し、新たな“地図”を描き出している。また、歌姫ベルの歌声が初公開。公開された予告映像には、ジン・キムがデザインした歌姫ベルの美しく輝く姿が。高知の田園風景や校舎という日常から、仮想世界<U>へと新たな世界の扉を開いていくすず(ベル)。そんな彼女の目の前に<U>で恐れられている謎の存在・竜が姿を現す。ついに明らかとなった竜のビジュアルとその竜に抱きかかえられるベルの姿も映し出されている。『竜とそばかすの姫』7月公開
2021年04月02日上白石萌歌が主演、細田佳央太ほか豊川悦司、千葉雄大、斉藤由貴、古舘寛治らが出演する映画『子供はわかってあげない』。コロナ禍で公開が延期になっていたが、8月13日(金)よりテアトル新宿より先行公開、8月20日(金)より全国公開が決定。夏休みが待ち遠しい(!?)スペシャル動画も解禁された。原作は、第24回手塚治虫文化賞・新生賞を受賞、また「マンガ大賞2015」2位や数々の漫画賞を受賞した田島列島の長編デビュー作。沖田修一監督が初の漫画原作でメガホンをとり、映画化した。この度、本作の公開日発表と共に解禁となったスペシャル動画では、「全人類待望の夏休みが帰ってくる」という“夏宣言”から始まり、「水泳×書道×ガールミーツボーイ×アニヲタ×家族×迷!?探偵×本当の父探し×元教祖」と、ちょっぴり変わった美波(上白石さん)の“青春”がオンパレード。様々な出会いを通して、子供と大人の間で揺れ動く美波にとって、一体どんなスペシャルな夏休みが待ち受けるのか。また、動画のラストは、劇中アニメ「魔法左官少女バッファローKOTEKO」のKOTEKO役で出演している声優・富田美憂(アニメ「かぐや様は告らせたい?」「いわかける!-Sport Climbing Girls-」)のとびっきりキュートなタイトルコールで締めくくられている。『子供はわかってあげない』は8月20日(金)より全国にて公開、8月13日(金)よりテアトル新宿にて先行公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:子供はわかってあげない 2021年8月20日より全国公開©2020「子供はわかってあげない」製作委員会©田島列島/講談社
2021年04月01日大倉忠義が“人生をやり直す”主人公を演じる「知ってるワイフ」の7話が2月18日オンエア。新しい人生でも沙也佳との間に亀裂が走る元春…今回は元春だけでなく沙也佳にも怒りの声が巻き起こる一方、小関裕太演じる花屋の元に向かう沙也佳に不安の声も上がっている。「愛の不時着」でも知られる韓国の有料ケーブルテレビチャンネル・tvNで人気となった同名ドラマを原作にした本作は、大倉さん演じる主人公・剣崎元春が大学時代に出会い、その後結婚するも“恐妻”と化した妻・澪に辟易するなかで、謎の男から渡された500円玉でタイムワープ。大学時代に戻り今度は大学のマドンナ的存在で大企業の令嬢と結婚、幸せな結婚生活を送るが、“新しい人生”でも澪が現れ、澪が“恐妻”と化したのは自分の行動に原因があったと後悔。再び澪に惹かれていく…というストーリーが展開。最初の人生で高校時代に元春と出会い、その後交際に発展、結婚して子どもも設け、新たな人生では銀行員として元春と同じ支店に勤務することになる建石澪を広瀬アリスが演じ、新たな人生で元春の妻となる日本を代表する大企業・西急グループ令嬢の沙也佳に瀧本美織。また3人を取り巻く人々として元春の同僚で澪と交際する津山千晴に松下洸平、元春の妹・なぎさには川栄李奈、元春の“以前”を知り認知症を患っている澪の母・久恵に片平なぎさ。元春にタイムワープのきっかけを与える良治には生瀬勝久といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。7話では沙也佳がネット掲示板で澪を実名で誹謗中傷。澪は発信元を特定して告訴すると徹底的に戦おうとする。その後、元春の母が白内障の手術で入院、母の世話をしたいという元春に沙也佳は父親の大事なパーティーを優先するよう迫る…という展開に。当初パーティーには出席すると話していた元春だがなぎさの娘が発熱、パーティーより家族を優先すると伝える元春にパーティーに来ないなら別れると返答する沙也佳。元春の母の白内障の手術を「命に関わるようなことじゃない」と言い放つ沙也佳に、元春は「全部自分の想い通りじゃないと気が済まないのか」と言い返し、自らを「女神様の召使い」と口にしてしまう。その言葉に「そんな風に思ってたの…」と沙也佳は何かを決意したような表情を見せると、家から出て行く。これまで元春への批判が大勢を占めてきた本作に関する投稿も、今回は「あそこまで夫の実家を見下しわがままを言うさやかはありえない」「命に関わらないような入院の場合は後回し。って感覚がイカれてる」など沙也佳への怒りが噴出。「女神様の召使いは最悪すぎる…」「嘘つかれて怒った沙也佳に対して「謝っただろ」はまずかった」など、元春の反論にも多くのダメ出しが上がる中、「どちらも悪いわけじゃなくて、これって元春とさやかさんの住む世界が違いすぎる」と、“新たな人生”での元春と沙也佳に生じた亀裂については“仕方ない”のでは?とする声も。家を飛び出した沙也佳は、親しくなった上原邦光(小関裕太)の元へ向かうのだが、これにも「そんな花屋の人をすぐ信用して平気…?」など、その行動に疑問の声が相次いでいる。(笠緒)
2021年02月19日細田守監督がインターネット世界を描く映画『竜とそばかすの姫』より、ベールに包まれていたストーリーが明らかに。そして、最新ビジュアルと特報映像が公開された。映画公開決定発表時には、タイトルと公開時期、そして物語の舞台となる全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット空間の仮想世界<U>を描いたコンセプトアートという、少ない情報だけだった本作。そんな詳細が分からなかったストーリーが今回発表され、主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すずであることが明らかに。幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずは、“もうひとつの現実”と呼ばれる超巨大インターネット空間の仮想世界<U>と出会い、「ベル」というアバターで参加する。そして、心に秘めてきた歌を歌うことによって、あっという間に世界に注目される存在になっていく彼女の前に、この世界で恐れられている竜の姿をした謎の存在が現れる――。本作は「ずっと創りたいと思っていた映画」だと語る細田監督。「恋愛やアクション、サスペンスの要素もありつつ、一方で、生と死という本質的な大きなテーマもありエンタメ要素の高い映画になっていると思います」とコメント。『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』 、『サマーウォーズ』と、約10年に1度描いてきたインターネットの世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高生を主人公にして、世界の片隅で自分を失ってしまった少女が開く新しい扉、未知との遭遇、そして成長していく姿を、リアル×ファンタジーを通じ描き出す。また特報映像では、高知の現実世界とインターネット空間の仮想世界<U>のカットがスピーディーに映し出されていく。すずのアバター「ベル」、謎の存在「竜」の表情、これまで細田作品のモチーフのひとつとなってきたクジラの尾ひれも登場している。細田守監督コメントこの『竜とそばかすの姫』は、“ずっと創りたいと思っていた映画”です。アニメーション映画監督になる前から、自分もいつかこういう映画が作れたらいいなと思っていたものであり、今まで様々な作品を創ってきたからこそ、やっと今回実現できるようになりました。恋愛やアクション、サスペンスの要素もありつつ、一方で、生と死という本質的な大きなテーマもありエンタメ要素の高い映画になっていると思います。僕は、若い人が面白く楽しく世界を変革していくのではないかと、インターネット世界を題材にした映画を今までにも創ってきました。インターネットは、誹謗中傷やフェイクニュースなどネガティブな側面も多いですが、人間の可能性を広げるとても良い道具だと思っています。インターネットそのものが変わってきている今、肯定的な未来に通じるような映画ができないかと考えていました。去年来、普及するのにまだまだ時間がかかると思っていたインターネットを通じた仕事や生活が、常識と共に大きく変化し、未来に10年くらいぐっと近づいた気がしています。今までの常識に捕らわれずどんどん変化している時代の中で、変化していく世界についての映画を創るということに、どこか必然性を感じています。その一方で、最終的に大事にしないといけないものは変わらないのではないかとも思っています。私たちが代々受け継いできたものは、世の中が変化し、ツールや常識が変化しても受け継がれていくもの。それがよりはっきり見えてきているのが今の時代なのかなとも思っています。圧倒的な速度で変わっていく世界と、自分たちにとって本当に大切な変わらないもの、それを今作で楽しんでいただければと思います。『竜とそばかすの姫』は夏、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:竜とそばかすの姫 2021年夏、全国東宝系にて公開予定
2021年02月18日アミューズ所属の若手俳優による「チーム・ハンサム!」の小関裕太、新原泰佑、兵頭功海、藤原大祐、渡邊圭祐が10日、東京・SHIBUYA109で開催された「チーム・ハンサム! POP UP STORE」取材会に出席した。2月9日~23日に「SHIBUYA109 渋谷店」と「SHIBUYA109 阿倍野店」の両施設で「TEAM HANDSOME! ×SHIBUYA109 Valentine Campaign」が開催される。同キャンペーン開催を記念して、アミューズ所属の若手俳優による「チーム・ハンサム!」のPOP UP STOREがオープンし、今回のキャンペーンのイメージキャラクターにも就任した。会場では、2月14日のバレンタインに向けてimperfectとコラボしたオリジナルチョコレートを販売。「チーム・ハンサム!」を代表して、細田佳央太と渡邊圭祐が開発に携わり、imperfectが大切にしている農家の自立や環境保全に取り組みながら生産された原料を使用した特別な商品に仕上がった。その他にもクリアファイルやステッカー、バンダナマスクなど、オリジナルの商品を多数展開。また会場では、MBSにて先月より開始した初の冠番組「ハンサムゼミ」のコメント動画も流れる。新原は「渋谷のど真ん中に僕たちの看板やお店が…すごくうれしいです。昨日渋谷を通ったときに、外側の大きい(ポスターを)見させてもらって、大きすぎて恥ずかしかったんですけど、今日お店を見させていただいて、すごくかわいくて、ファンのみなさんに楽しんでほしいなと思います」と笑顔でコメント。藤原は「109の看板のところにすごく大きくポスターが貼ってあったので感動しましたし、TSUTAYAのビルで動画も流れていて、まさか自分があそこに載る日が来るとは、感動しました。みなさんも、スクランブル交差点を渡るときは見ながら…あ! 人にぶつからないように気をつけてください」と語った。小関も「チーム・ハンサム! は年に一度、感謝祭ライブをやるだけでしたが、初めて大きくポスターが載る機会を得てすごくうれしかったです。渋谷のど真ん中、109にまさか自分の顔がデカデカと載るとは思いませんでした」と感激。渡邊は「地方出身の自分からすると、渋谷の109という全国誰も知らない人はいないんじゃないかというところで催しをさせていただいくのは本当にうれしいですし、チーム・ハンサム! 大きくなりすぎちゃったなというのが正直な思いです。これからもよろしくお願いします」と兵頭は「福岡出身なので、田舎者の僕からしたら渋谷の109は東京に来たら1回は行ってみたかったところ。上京したばかりのときは遊びに来たこともあって、そこに僕の写真がハンサム! として載るのはうれしいですし、ハンサム! の力の大きさを感じました」とうれしそうに話した。
2021年02月10日俳優の小関裕太が10日、東京・SHIBUYA109で開催された「チーム・ハンサム! POP UP STORE」取材会に、新原泰佑、兵頭功海、藤原大祐、渡邊圭祐とともに出席し、理想の“逆チョコ”シチュエーションを実演した。「ファンのみなさんにチョコレートをあげるならどんなシチュエーションで渡すか」と、理想の“逆チョコ”シチュエーションを聞かれ、小関は「女性にお花をあげるのが好きなので、チョコレートでできたお花を持ってきて、お花と思いきやチョコレート」と答えると、ほかのメンバーから「かっこいい」「レベルが違いますね」という声が上がった。そして、小関がその場でそのシチュエーションを実演。「おはよう! はい! 実はチョコレートなんだ。すごいでしょ。大好きだよ!」と披露すると、ほかのメンバーは「キュ~ン」とうっとりしていた。2月9日~23日に「SHIBUYA109 渋谷店」と「SHIBUYA109 阿倍野店」の両施設で「TEAM HANDSOME! ×SHIBUYA109 Valentine Campaign」が開催。同キャンペーン開催を記念して、アミューズ所属の若手俳優による「チーム・ハンサム!」のPOP UP STOREがオープンし、「チーム・ハンサム!」がキャンペーンのイメージキャラクターにも就任した。会場では、2月14日のバレンタインに向けてimperfectとコラボしたオリジナルチョコレートを販売。「チーム・ハンサム!」を代表して、細田佳央太と渡邊圭祐が開発に携わり、imperfectが大切にしている農家の自立や環境保全に取り組みながら生産された原料を使用した特別な商品に仕上がった。その他にもクリアファイルやステッカー、バンダナマスクなど、オリジナルの商品を多数展開。また会場では、MBSにて先月より開始した初の冠番組「ハンサムゼミ」のコメント動画も流れる。
2021年02月10日俳優の渡邊圭祐が10日、東京・SHIBUYA109で開催された「チーム・ハンサム! POP UP STORE」取材会に、小関裕太、新原泰佑、兵頭功海、藤原大祐とともに出席し、バレンタインのエピソードを語った。渡邊は「バレンタインって男の子は全員ドキドキして学校に行っちゃう。下駄箱に、机の中にあるんじゃないかと、部活終わりに誰か待っているんじゃないかと、僕もそのうちの1人だったんですけど、そわそわしたまま授業が終わり、そわそわしたまま部活が終わり、結局もらったのは男子バスケ部の1つ上の先輩、男の先輩1人にだけもらったという…」と切ないエピソードを告白。「非常に不甲斐ない結果に終わり、情けなく思います」と低いテンションで笑いを誘い、小関らから「謝罪会見みたい」とツッコまれていた。2月9日~23日に「SHIBUYA109 渋谷店」と「SHIBUYA109 阿倍野店」の両施設で「TEAM HANDSOME! ×SHIBUYA109 Valentine Campaign」が開催。同キャンペーン開催を記念して、アミューズ所属の若手俳優による「チーム・ハンサム!」のPOP UP STOREがオープンし、「チーム・ハンサム!」がキャンペーンのイメージキャラクターにも就任した。会場では、2月14日のバレンタインに向けてimperfectとコラボしたオリジナルチョコレートを販売。「チーム・ハンサム!」を代表して、細田佳央太と渡邊圭祐が開発に携わり、imperfectが大切にしている農家の自立や環境保全に取り組みながら生産された原料を使用した特別な商品に仕上がった。その他にもクリアファイルやステッカー、バンダナマスクなど、オリジナルの商品を多数展開。また会場では、MBSにて先月より開始した初の冠番組「ハンサムゼミ」のコメント動画も流れる。
2021年02月10日小関裕太が、大倉忠義(関ジャニ∞)主演ドラマ「知ってるワイフ」の第6話(2月11日放送)からレギュラー出演することが決定した。本作は、夫婦関係に悩む主人公が、タイムスリップという奇跡がきっかけで妻を入れ替えたことにより、“本当に大切なことは何なのか”を模索するファンタジーラブストーリー。出演映画『ライアー×ライアー』の公開を間近に控える小関さんが、フジテレビ木曜劇場初出演となる本作で演じるのは、元春(大倉さん)の妻・沙也佳(瀧本美織)が利用するフラワーショップのアルバイト店員・上原邦光。上原は、高級住宅地にある剣崎家へ配達で何度か訪れていたにもかかわらず、沙也佳は彼のことを覚えていなかった。しかし、上原がプライベートでスケボーをしているときに偶然再会、次第に距離を縮めていく。役柄について小関さんは「花屋でバイトしている青年で、マインドはストリート系。格好もノリもスケボーで移動するようなところにもキャラクターが表れています」と説明し、役づくりは「特にスケボーに力を注ぎました。今までやったことがなくて、初の挑戦でした。スケボーは彼のアイコンなので、注目していただきたいです」とアピール。また「彼の恋愛は積極的に攻めるタイプです。突然現れ、瀧本さん演じる沙也佳さんにアタックしていくのですが、演じる上では上原くんの持っている“自信”を大事にしました。失うものがない彼のアタックには要注意です」とコメント。瀧本さんとの初共演は「普段はとても穏やかな瀧本さんと、“用意スタート”と監督の合図がかかった瞬間の瀧本さんは全く別人で、プライドが高く近寄り難い沙也佳さんが僕の目の前にいました。そのおかげで僕も上原くんを“演じよう”とせずに、自然に上原くんになることができて、リラックスして撮影に挑めました。いかにして沙也佳さんの心に近づこうかということを、上原くんとしてずっと考えていました(笑)」と撮影をふり返る。そして「いろんな意味でハラハラドキドキな展開が待っていますので、6話以降もぜひ楽しみにして頂けたらと思います!」と視聴者へメッセージを寄せた。「知ってるワイフ」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2021年02月04日