私は4歳と2歳の男の子を育てています。ある日、幼稚園の行事があったため、朝から夫に次男を預けて外出していた私。夫には「11時に帰宅する」と伝えて幼稚園へ向かいました。しかし、予定時刻には帰宅できず、そのことで夫は大激怒! その夫の態度に私は、普段の夫への不満がピークを迎え、夫を上回る怒りで対応したのですが……。 帰宅が1時間ほど遅れてしまって…以前から参加予定だった長男の幼稚園行事に、次男同行では手がかかるので、その日は仕事が休みだった夫に育児をお願いしていました。夫には「11時には帰宅するよ」と伝え、外出した私。 しかし、長男のことで担任の先生と話し込んでいるうちに時間が過ぎ、予定時刻1時間遅れの帰宅になってしまいました。 怒る夫に私もブチギレ!夫は私を見るなり「11時に帰ってくるって言ってたくせに遅いだろ! 次男はいたずらばかりして俺は何もできない!」と怒り始めました。私は「長男の幼稚園のことで外出して、たった1時間遅れたくらいで何!?」と夫の言動にブチギレ。 仕事が休みの日でも子どもの世話をすることなく、外出をして自分の時間を目一杯使っている夫から1時間の遅刻を指摘されて腹が立ってしまったのです。 私の言い分を聞いた夫の反応は…夫は私の言い分を聞いて納得したようで、その後は大人しく私の怒りを静かに受け入れていました。また、私自身も夫の態度を見るうちに、次第に怒りが落ち着いてきたので、「遅刻しそうなら一報入れておくべきだった」と謝罪をしました。 夫は滅多に次男と2人きりになることがなく、何でも触って部屋中の物を散らかす次男の世話にいっぱいいっぱいだったのだと思います。今思うと、夫の性格を知っている私はもっと注意するべきでした。私たち夫婦はお互いの立場の理解や思いやりが欠けると喧嘩になりやすいので、これからは自分の言動にも気を付けようと思います。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ムチコ著者:岩見 エリ
2024年02月04日娘が3歳になり、大人と同じ食事ができるようになったのをきっかけに、ママたちで構成される料理サークルに参加しました。あるとき、産休でサークルをお休みしていたママが復帰されると耳にします。どんなママが来るのだろうとワクワクしていた私でしたが、いざ対面したとき、私は彼女の言動にあきれて物も言えなかったのです。 新しいママ友ができるのが楽しみだったのに… 産休でサークルをお休みしていたママが復帰すると聞き、私は新しいママ友との出会いを楽しみに参加しました。しかし、産休明けのママ・Aさんはなんと1時間半も遅刻。それなのに「ひさしぶり~買い出しに時間がかかっちゃって!」と、堂々とやってきたのです。準備食材は分担制で、開始時間には持参するよう伝えてあったそうなので「え? もう開始時刻をすぎているのに、さっき買いに行ったの?」と驚いた私。調理に大きな支障はなかったものの、モヤモヤが残ります……。 調理が終わったら持ち寄ったおやつを食べてティータイムをするのが習慣だったので、私はその日、大人分、子ども分とブドウ2房を準備していました。ところが、私の持参したブドウを見たAさんは、まるまる2房を自分の子どものところへ持っていって食べさせ始めたのです。私は「みんなで食べてね」と声をかけますが、Aさんの子どもはどんどん食べ進め、ほかの子たちは手を出せない様子……。 Aさんからお礼の言葉はなく、結局遅れてきたことへの謝罪もないまま、残ったブドウを持って、一番に帰宅したのです。私のモヤモヤ顔に気づいたほかのメンバーが「あの人図々しくて前から有名なのよ……」とこっそり教えてくれました。その後、彼女は「材料費がもっと安そうなサークルに移る」といって、すぐにサークルを退会。私は、年齢の近い子どもがいるママだからと、無条件に仲間意識をもつべきではないと気づきました。今後もAさんのような人と関わることがあれば、深入りしないよう気をつけたいです。 作画/ヒロミンミン著者:藤田わか奈
2024年02月03日働きながら子育てに奮闘する、2児のママ・まぼさん。仕事と育児とを両立するなかで「子どもとコミュニケーションが減っているのでは?」「周りに迷惑をかけているのでは?」と後ろめたい気持ちになり、日々葛藤を感じてきたそう。そんなまぼさんが本音で綴る連載「働きながら子どもを育てるということ」。 いろんな壁にぶつかりながらも、仕事と子育ての両立に向き合う、頑張るママたちへの応援エッセイです。第二子を出産して二人育児がスタートしたまぼさん。久しぶりの赤ちゃんに癒される一方で、お兄ちゃんは「むずかしい時期」に突入し、新たな育児の”壁”が現れて……。子どもたちと過ごす時間の重要性を感じたまぼさんが選んだ、仕事とのバランスとは?第二子となるしおさんを妊娠し、産休に入った私。二人目育児の生活が始まった。親は一緒でも、子どもの成長はそれぞれ。「二人目」という余裕ももちろんあるが、娘は育てやすかった。何より、まったく風邪をひかない。その傍ら、息子はイヤイヤ期というかモヤモヤ期というか……私自身も手を焼くことが増えた。親に反抗する、言語化できない感情に涙し、イライラして何かにぶつけたい。それは息子の成長なのだろう。静かに見守るときもあったが、対話の必要を感じることもしばしば。きっとこの壁は、「第一の壁」これから彼の成長に伴い、もっと対話は必要になるだろう。でも前のように働いていたら、その時間を捻出することはなかなかハードルが高い。チームで動けるのはありがたい!けれど部署異動となると、新しく覚えることも増える。不安を抱えながら私は復職することに。次回は復職してからのお話を描きます!PROFILEまぼさんイラストレーター/会社員イラストレーターと会社員を兼業する働くママ。パパのびぼちゃん、5歳の男の子・よいたん、2歳の女の子・しおさんと4人家族。イラストで綴る育児日記を、インスタグラムやツイッターで更新中。著書に『よいたん3歳、ときどき先輩。』(KADOKAWA)がある。Instagram:@yoitan_diarytwitter:@yoitan_diary
2024年02月03日私には8歳と4歳の娘がいます。次女が幼稚園に通い始めて半年、年少の夏に引っ越しました。長女の転校は避けたかったので、同じ学区内での引っ越しです。その際次女を慣れた幼稚園から、引っ越し先の近くの幼稚園へ転園させるか否か、非常に迷ったのですが、今回はそのことについてご紹介します。 転園はかわいそうかな次女は、引っ越し前の家から自転車で5分ぐらいの幼稚園に通っていました。雨の日は歩いても通える距離です。その幼稚園には送迎バスはなく、新しい家から園までは自転車で15分ぐらいかかります。頑張れば通えなくはありません。 一方、転園先の候補園は新しい家から徒歩5分。自主性を重んじ、手厚い保育をしてくれると評判の園です。しかし次女は入園して半年経ち、ようやく慣れてお友だちもできてきたころ。長女は転校しないのに次女だけ転園はかわいそうかな、と思い、ちゅうちょしていました。 思っていたよりハード悩んだ結果、引っ越し後も通っていた園に通うことに。その園に思い入れがあった訳ではないのですが、次女にとっては環境を変えないほうがよいかなと思ったのです。しかし、いざ引っ越し先から通い始めたら、これがかなりハード。片道15分と思っていたところが、2往復すると1時間。雨の日はレインコートを着てもビショビショになります。 これは続けられないと感じ、転園先である候補園を見学に行くことに。すると一瞬にして私の考えは固まりました。その園は先生の数が多く、楽しみながら保育している感じが伝わってきて雰囲気がものすごくよかったのです!! 途中入園した結果次女は11月に転園しましたが、途中入園と思えないほどすぐに馴染みました。前の園に入園した際は行きたくないとぐずることも多かったのですが、新しい園ではそれがあまりありませんでした。先生方がじょうずに誘ってくれるので遊びの輪にすんなり入れ、お友だちもすぐにできたようです。 見学の際に、私は直感で「この園はよい!」と思ったのですが、通ってみるとその園の魅力がより一層伝わってきました。もちろん近くなったことで送迎もラクになり、時間と心に余裕ができました。 いろいろと考えましたが、結果転園させてよかったです。毎日のことなので送迎のしやすさは重要です。そして今回学んだことは、幼稚園によって雰囲気が全然違うということ。教育方針に共感でき、より雰囲気がよいと思える幼稚園に転園できてよかったです。子どもの順応力の高さにも驚かされました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/miyuka著者:小川恵子
2024年02月02日夫の転勤によって、在宅ワーカーになった私。引っ越し先が夫の地元だったため、義母宅から車で30分ほどの場所に家を建てました。それをきっかけに、ほぼ毎日誘いの連絡をしてくる、私にべったりな義母と一悶着あった話を紹介します。 「夢のマイホームなのに…」素直に喜べない理由 息子が1歳のころ、マイホームを建てることに。ひとり暮らしをしている義母の自宅から車で30分ほどの場所に家を建てました。住み始めて1週間。義母から「これからお茶しない?」と電話が。私は在宅で仕事をしているため、やんわりと断わります。しかし、その日から朝昼晩と毎日誘いがくるように。まるで本当の娘のように接してくれる義母ですが、たまに暴走することも。日中は仕事でお誘いを断り続けていたため、夜は仕方なくわが家に義母を呼んで一緒にごはんを食べることが増えました。「自分の家なのに落ち着かない」と私は少しずつストレスを感じるように……。 そんな日々が1カ月ほど続き、私は仕事中にかかってきた電話を一度無視しました。すると30分後にインターホンが鳴り、外には義母が立っていたのです。そして、「仕事って言うけど、家でできる程度の仕事でしょ?」と言います。この発言に私は怒り心頭! 1カ月間我慢していた気持ちがあふれ返り、義母と口論に。その後、さっきまでカッとなっていたのに、なぜか私たちは口論後、すっきりしていることに気がつきました。そして落ち着いたころ、義母が本音を話し始めます。「本当は同居したかったけど、息子に反対されてできなかったからせめて毎日会いたかった」とのこと。私も自分の仕事内容について話し、毎日電話が来るのはストレスになることも伝えました。そして「ひどいことを言ってしまってごめんなさい」と私が謝ると、義母も何度も謝罪してくれたのです。 その後、義母と夫と話し合った結果、『緊急時以外はメールで連絡する』『週2回はわが家で夕食をとる』というルールを設けることになりました。この一件で、義母とはさらに気を許せる関係になった気がします。自分だけがストレスを抱えていると思っていましたが、義母にも同じように抱えている思いがあることに気づきました。相手の言動に疑問を感じたときは、その背景に何か理由があるのかもしれません。相手の抱えている気持ちも大切だと感じた出来事です。 作画/ひのっしー著者:高橋くるみ
2024年02月02日『育児』×『料理』をテーマに、野菜嫌いな長女ちゃんが奇跡的に食べたメニューや、子どもと一緒につくった料理など、チッチママさんのおいしくて愛情たっぷりの食にまつわるストーリーを連載します。思わず食べたくなるおいしそうな料理のイラストにも注目。第33回目は、つくり置きで朝が楽になる栄養満点レシピをご紹介。これさえつくっておけば朝にもおやつにも大活躍!?みなさんこんにちは、チッチママです! 今回ご紹介するレシピはこちら♪ 我が家はちょっと余裕のある夜につくっておいて、 翌朝ごはんと混ぜるだけ! という作戦をよくとっています笑 シラス、ワカメ、ニンジン。 子どもに食べてほしい食材が3種類も入っているし おにぎりにすることで子どもたちもパクパクと食べてくれます。 朝なかなか食が進まないわが家には かなりありがたい救世主となっています。PROFILEチッチママさんイラストレーター、漫画家、2人姉妹の母。書籍「ゆっくりと家族になろうよ」(KADOKAWA)「うちの夫の不器用な娘愛」(イースト・プレス)普段はInstagram(@chicchi.diary)にて絵日記更新中!
2024年02月02日■前回のあらすじ高2の夏に進路決定、高3になるとオープンキャンパスがあり、その場で指定校推薦や奨学金の相談をすることに。受験も思ったより早く、出ていくお金も多く、パパはひたすらあたふたするのでした。こんにちは、もりりんパパです。前回のお話で長女の進路決定から入学申し込みまでの怒涛の流れを描いてみましたが、今回はその続きのお話となります。いよいよ受験に挑むことになります。以前中学受験のお話を描きましたが、あれからおよそ5年半。今回はどうなってしまうのでしょうか。 それではご覧下さい。高校での三者面談にてオープンキャンパスでの長女の心の内そして本番当日…因みに小論文では自転車の交通ルールについてあなたの考えを述べよ面接では①なぜ本校を志望したか②自己PR③高校生活で印象に残ったこと④短所とその改善方法という内容を求められたようですが、結構しっかりとした返答ができていたようでした。僕がちょうど忙しいタイミングだったのであまり勉強に付き合うことができませんでしたが、長女も気付けばもう18才。しっかりと成長しているようでした。合格も無事に決まり、あとはもう卒業式を待つばかり。涙もろい僕は当日を思い浮かべるだけで泣きそうになってしまうのですが、いったいどうなることでしょう…。その模様もまた描ける日があるのではないかと思います。では今回もここまで読んで頂きありがとうございました。またどうぞ宜しくお願い致します。
2024年02月02日私自身は兄、夫は妹と、夫婦ともに年の近い兄妹と育ったことから「将来子どもを持つのであれば2,3歳差くらいで2人は欲しいね」と話していました。しかし当初の希望とは裏腹に実際は7歳差の姉弟に。私たち夫婦が思い描いていた状況とは違ってしまいました。結果的に7歳差の姉弟となった体験談を紹介します。 長女2歳の誕生日翌週に夫が転勤に「海外転勤になるかもしれない」。夫が言い出したのは娘が1歳半のころでした。この時点ではまだ異動は確定ではなく、あくまで可能性があるというレベルでした。しかし、あれよあれよという間に正式に決まり、娘の2歳の誕生日翌週に夫はイギリスに赴任していきました。 私たち家族は2カ月以内に合流することに。引越しの準備に新生活の立ち上げと目の回るような忙しさで夫婦ともに余裕がなく、2人目を考える余地は赴任後1年近くまったくありませんでした。 ひとりっ子の覚悟をする生活に余裕を取り戻したころ、夫婦で2人目について話し合いました。夫は楽観的でしたが、私は現地での妊娠・出産に前向きになれず「第2子は帰国後に考える」という結論に……。 流産や切迫早産を経験してきたこともあり、「妊娠」というリスクを外国でとりたくないのと、現地の幼稚園に通い始めていた娘の生活を全力でサポートしてあげたい、そういったことが理由でした。一方で、夫の任期が明確でないなか妊娠を先送りにするリスクを考え、このまま娘がひとりっ子になることも覚悟しました。 7歳差姉弟でよかったこと帰国後、娘の小学校入学準備に追われるある日、妊娠に気づきました。正直に言えば「今からまた赤ちゃんを育てるの!?」と喜びよりも戸惑いのほうが大きく、それはこれまで常に家族の中心として扱われて育ってきた娘も同じだったようです。 そんな娘も今では「ひとりっ子時代もお姉ちゃん時代も満喫できてよかった」と言っています。私自身は娘と息子、それぞれの良くも悪くもまったく重ならない成長ぶりをじっくり味わえる年の差姉弟も悪くないなと感じているところです。 私も夫も年の近い兄妹と育ったため、7歳も年の離れた子どもたちがどのようにお互いを受け容れ、育つのかは想像もできませんでした。しかし泣きながら喧嘩をしていたかと思えば、次の瞬間は一緒に笑いころげている2人の姿を見るにつけ、年の差があったとしても姉弟は姉弟なのだなと実感しています。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/しおみなおこ著者:川木みさ7歳差の1男1女を子育て中。英検1級、児童英語指導者TEYL取得。海外サイトの翻訳や子育て体験談の執筆活動中。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター しおみ なおこ
2024年02月02日夫は夜勤ありきの仕事。家事と育児、加えて時々パートに出ていた私は、スマホの動画に頼りっきりの時期がありました。でも、4歳の娘に動画を長く見せることに対して、ずっと罪悪感がありました。そこで私は、時間を減らして使わせるようにしたいと思い、ついに行動に移すことにしたのです! 今回は、そのときの私の体験談をお話しします。 罪悪感と隣り合わせの日々毎日、家事と育児と仕事で時間に追われるときに助けてもらっていたのが、スマホの動画。娘に見せている間、大人しく過ごしていたので定期的に利用していました。祖父母には頼れず、夫も夜勤があったのでワンオペ育児をこなすにはどうしても必要でした。 しかし、見せている間、「目が悪くならないかな」「教育上、良いのだろうか」と自問自答する日々。私は罪悪感で押し潰されそうでした。 ついに行動に移すことを決意!ある日、動画ばかりに頼ることが気になったので、時間を決めてスマホを娘に渡すことを決意しました。毎朝見せていた時間には渡さず、「スマホ壊してしまってないの。ごめんね」と説明したり、幼稚園から帰ってきたら「今日はお風呂までの間、動画見ていいよ」と声掛けを根気よく習慣化していきました。 最初は泣いてしまい、対応が大変でしたが、繰り返し言い聞かせたことで徐々に動画への執着がなくなっていきました。 現在も時間を決めて、娘に動画を見せています。その都度、「ごはんの時間になったら終わりね」と声をかけたり、お絵描きをしたりしてひとりの時間を過ごしてもらっています。動画を見せることに罪悪感はあったけれども、時間を調整できるようになり、わが家の頼れるのアイテムの1つとして活躍中です。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/miyuka著者:木野つむぎ
2024年02月01日義母は、私を実の娘のようにかわいがってくれます。しかし親切心が行き過ぎるあまり、過干渉な行動をされることが多々ありました。私が経験した、義母のゾッとしたエピソードをお話します。 SNSを始めてエスカレートした義母の行動 ある日義実家へ行くと、SNSを始めた義母が私たちのアカウントを教えてほしいと言ってきました。「まあ義母の悪口を書いているわけじゃないし、見られても困らない」と私も夫も承諾します。 1週間後、義実家へ行ったとき「あの赤い服を着ている写真は、どこで撮ったの?」と、突然義母に質問されました。私のSNSは投稿し始めて5年。投稿した写真は100枚以上です。どの写真のことかわからず唖然としていると「これ!」と、5年前に投稿した画像のスクショを見せてきました。私はこのとき、少し違和感を覚えます。 それから毎日、義母から私の投稿のスクショとメッセージが送られてくるように。それは、約1カ月間も続きました。まるでストーカーのような義母の行動に、私は我慢の限界がきたため、夫に相談。驚く夫は義母と話し合うことを提案してくれ、週末に義実家へ。義母は会うなり「この、嫁ちゃんの隣に写っている人は誰?」とにこやかな顔をして聞いてきます。 すると夫が「母さん、それやめよう」と話を切り出してくれました。義母は「家族の写真を見て、何が悪いの?」とあまり納得できていない様子。私は思い切って「過去を探られているようで、とても嫌な気持ちになるからやめてほしいです」と、はっきり伝えました。すると義母は、「私は嫁ちゃんがわが家に来てくれたことがうれしくて、出会う前のことも知りたかったの」と吐露。しかし結果的に、私が嫌な思いをしていると知り、何度も謝罪してくれました。 義母の行動を加速させてしまった原因は、嫌だと思いながらもはっきり言わなかった私にもあると反省。暴走しがちな義母のことを考え、「今後、同じことをしたら見られないように設定する」と夫は義母に伝えて、この一件は落ち着きました。その後、義母からスクショやメッセージが送られてくることはありません。どれだけ相手に慕われていても、嫌なことは嫌だと自分の気持ちをはっきり伝えることも必要だと感じた出来事でした。 作画/ひのっしー著者:高橋くるみ
2024年02月01日やってほしいことは言ってもやらないのに、やらないでほしいことばかりする子ども。そのたびに怒ってしまって、寝顔を見ては「ごめんね……」と頭を撫でる日々。そんなある日、子どもの怒り方に驚きの変化が見られるようになりました。思ってもいなかった娘の言葉を聞いた瞬間、私は自己嫌悪に陥ってしまいました。 子どもの怒り方が私にそっくり…こだわりが通らなかったときや、やりたいことを中断させたときなど、子どもが怒ると私も怒ってしまう悪循環に悩んでいました。そんなときの子どもの怒り方が、だんだん私にそっくりになってきて自己嫌悪。 「私、こんな風にこの子を怒っているんだ……」と、客観的に見て反省しました。どうにかして怒るのをやめたい。でも、どうしたら私の話を聞いてくれるんだろう? 目を見て、手を握りながらなど、さまざまな方法を試しました。 保育参観で見つけたヒント夢中になっている時間を邪魔されるのは、大人でも嫌なものです。ましてや相手は子ども。保育園ではどうしているのか、保育参観の時間で観察させていただきました。そこで見つけたヒントは「楽しい気持ちのまま切り替える」という方法。 歌や手遊びを利用して、うまく切り替えていることに気が付きました。自宅でピアノは弾けないけれど、歌なら家事をしながらでも歌えます。さっそく、お片付けや手洗いの歌から試してみることにしました。 アホなママでごめんね!?はじめは楽しく取り組んでくれましたが、だんだん効果が弱くなってきました。まずは子どもの興味を私に向けないと話を聞いてもらえません。歌うだけでは効果がないのであれば、動きをつけたらどうだろうか。そう考えた私は、歌って踊ることにしました。 突然、始まったミュージカルに、子どもは興味津々。まるでプリンセスのようにお誘いすると、すんなり聞いてくれました。「これは使える」と味をしめた私。その後も、私が楽しそうにすることで子どもの興味を引き、聞いてほしいことを伝えています。家事の手を止めないといけないというデメリットはありますが、私も子どもも笑う機会が増えたので、家の中の雰囲気が以前より良くなりました。 それまで、なかなか親の思い通りにいかないことを頭ではわかっていても、つい大きな声を出してしまいがちでした。しかし今では、子どもにとっては「遊んでいただけなのに怒られた」と感じてしまうのではないか?と考えられるように。 「親なんだからしっかりしないと」と自分でハードルを上げていた育児。私が楽しそうにしているだけで子どもたちも笑ってくれるので、いい雰囲気のまま気持ちの切り替えができるようになってきました。親子どちらかが心に余裕がないときは難しい日もありますが、歌のおねえさん気分で楽しんでいます。 監修/助産師 REIKOイラストレーター/ちひろ著者:安藤 はるか
2024年02月01日Instagramで2017年生まれのつむちゃんと、2019年生まれのいとちゃんの育児日記や日常を描いている芸子さん。次女のいとちゃんが生後8カ月だったころのお話。ふと、いとちゃんを驚かせると、どんな反応をするのか気になった芸子さん。ちょっぴりいたずらしてみることに……!生後8カ月の赤ちゃんを驚かせたら、反応が想定外!「ぼ!!」べぇの進化系でしょうか?(笑)。 驚いているいとちゃん、かわいすぎます~♡ ママを探していたはずなのに、ボールに夢中に……! 好奇心旺盛な女の子なのですね♡ 著者:マンガ家・イラストレーター 芸子
2024年02月01日私と夫は、30代の共働き夫婦です。ある日2歳の娘が熱を出し、保育園を休ませたときのこと。在宅ワークに切り替えた私は、その日休みだった夫に娘の世話を依頼。しかし、ささいなことをきっかけに「母親失格」とまで言われたのです……。 意外な人物の助言が夫を変えた! 私は夫に娘の世話を頼み、在宅で仕事を進めていました。しばらくすると、イヤイヤ期の娘の泣き叫ぶ声とオロオロする夫の声が聞こえてきます。昼12時ごろ、もう少ししたらお昼ごはんを作ると夫に報告すると、「熱がある娘を放置して、母親失格だな」と突然言われました。私は「八つ当たり!?」とカチンと来ましたが、それよりも「母親失格」という言葉に大きなショックを受けます。言い返す気力もなく、モヤモヤしたまま数日が経過……。 そんなある日、義実家へ遊びに行った際、娘が熱を出した先日のことが話題に。義母に看病したのかと聞かれた夫は、仕事がある私に代わってひとりで世話をした、と得意げです。すると義母は私を「仕事と家事・育児を両立するあなたは偉い!」と褒めてくれ、夫には「あんたが面倒みるのは当たり前」とズバリ。言いたいことをすべて代弁してくれた義母に、私は感動しました。 その後、夫は八つ当たりを認め、私に謝ります。今回は義母の言葉によって救われましたが、未解決のままだと夫とはすれ違っていたかもしれません。私はこの出来事をきっかけに、嫌な発言をされたときは自分の気持ちにフタをしないこと、そして夫が困りそうなことは先手を打って対策する必要があるということが大切だと気づいたのでした。 作画/Pappayappa著者:小山 うみ
2024年01月30日育児の合間にサクッと読めてクスッと笑える♪2児のママ漫画家・わかまつまい子さんのほっこりかわいい育児マンガをご紹介!今回は長女ちゃんが5歳の時のエピソードです♪めんどくさいこと大キラーイ、わかまつまい子です(笑)5歳になるとモノマネも出来るようになりました長女ちゃん。よぉ〜見てますね、ほんと!パパは何かと娘たちにチューをせがむし、私も確かに言うております…「あー、めんどくさっ!」改めて言葉使いというか、発言には気をつけないとと思いました〜ぁ…。お暇な時にぜひ、お家で子どもさんにモノマネさせて下さい!自覚してない口癖など分かるかもしれませんよ…(汗)※2021年にInstagramに投稿された内容を掲載しています。
2024年01月29日小学校入学を控えた娘と夫、3人家族の主人公。そろそろランドセル探しを本格的に行う「ラン活」の時期になり、娘とのランドセル選びを今か今かと楽しみにしていました。娘が6年後も気に入って使ってくれるランドセルを買いたい、と考えていたママさん。 しかしママさんへの相談もなく、外出先で娘にランドセルを試着させてしまった夫。娘はド派手なランドセルを気に入り、買ってもらう気満々になってしまって……?! たかがランドセル、されどランドセル すぐにランドセルを買いたがっていた娘をどうにかなだめ、後日改めて家族でランドセルを見に行くことになりました。 考えようによっては、娘が気に入るランドセルが見付かったし、夫の両親がお金を出すって言ってるみたいだし、いいことなのかもしれません。 子どもは思ったほどランドセルにこだわりはない、とも聞くので私が納得すれば済む話なのでしょうが……。 家族でのランドセル選びをすごく楽しみにしていたのに、私抜きで話が進んでしまったことが、ただただショックでした。 ーーーーーーーーーーーーー ランドセル選びを楽しみにしていたことを伝えていたはずなのに……。その気持ちを裏切るような行動をした夫への怒りと悲しみで複雑なママさん。夫への言葉にも悲しみが溢れてしまいます。娘は一度試着したド派手なランドセルがお気に入り。あのキラキラしたランドセルへの憧れは変わらないだろう、とママさんは思います。一生に一度のワクワクとした機会を家族で過ごせなかったことへの悔しさがあふれ出し、涙してしまったのでした。 ママさんは「たかがランドセル選びだ」と思うことで気持ちを落ち着かせようとしていますが、されどランドセル選びです。娘が初めてランドセルを背負った感動や憧れを目にできなかったことは、ママさんにとってはもしかしたら一生心に残ってしまうほどの悔しさや怒りなのかもしれません。この出来事を教訓に、子どもの初めての体験は、なるべくパートナーや親の気持ちを慮って進めるようにしたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
2024年01月25日木ノ本しんごさんは、29歳の会社員。28歳の妻・竹子と職場結婚し、長女・さつきが誕生しました。さつきの誕生を機に竹子は退職。しんごさんは、おしゃれに気を遣わない竹子のことが大好きです。しかし竹子は、さつきの服装や髪型にも気を遣いません。弟・ゆうきが生まれてからも、竹子がさつきに着せる服は男の子用ばかり。ある日、髪を短くしたくないと泣くさつきの姿を見て、竹子は母親に髪型や服装の好みを押しつけられた嫌な記憶を思い出します。竹子はさつきに髪型や服装を強要していたことを謝りました。子どものころ、母親に女の子らしくいることを制限されていたと竹子はしんごさんへ明かします。竹子は、無意識にさつきにも見た目に頓着しないことを求めていたと反省しました。前向きに生きていこう! しんごさんは、親の刷り込みによる「呪い」が解けたと竹子を励まします。しかし、竹子は母親の呪いから解放されたとは思っていないようです。 「私……妬ましかったんだ」 竹子は、娘のさつきがおしゃれすることを妬ましく感じていたと振り返ります。そして、愛するさつきのために呪いを断ち切ると誓いました。その後、さつきは髪を伸ばし、かわいい髪型を楽しんでいます。 一方竹子自身は、長年の刷り込みを消せず、服装や髪型は地味なまま。それでも、母親からの刷り込みに気がつけて良かったと竹子は思っています。 いつの日か呪いから解放されたとき、あの世にいる母親はなんと言うだろうか……。竹子は空を仰ぎながら、亡き母親のことを考えるのでした。 子どものころにできた心の傷は、簡単になかったことにはできないのかもしれません。竹子は母親からの呪いをあえて心の片隅に残しておくことで、時間をかけて気持ちに折り合いをつけていくようです。自分自身の母親とは築けなかなった幸せな親子関係を、竹子がさつきと築いていけることを願いたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年01月25日小学校入学を控えた娘と夫、3人家族の主人公。そろそろランドセル探しを本格的に行う「ラン活」の時期になり、娘とのランドセル選びを今か今かと楽しみにしていました。娘が6年後も気に入って使ってくれるランドセルを買いたい、と考えていたママさん。夫へランドセルについて相談しますが、興味がないのか生返事をするばかり。 へたに口出しされるよりはいいかと思っていましたが、義母と夫、娘の3人で出かけたあるとき、夫からランドセルについてメッセージが。 添付されていた写真はまさかの……?! やっぱりそうなるよね…! 夫から送られてきたのは、なんとド派手なランドセルをうれしそうに背負う娘の写真! ママさんは夫に連絡を返して、なんとか購入を阻止しようとします。 自分のラン活への期待を伝えていたはずなのに……と、ママさんは先に娘とランドセルを見に行ってしまった夫に腹が立って仕方がありません。帰宅した夫は、「ランドセルは見ただけで購入はしていない」と言いますが、娘はすっかりあのど派手なランドセルを買う気満々になってしまったのでした。 安易にランドセルを背負わせてしまった夫と義母。初めて背負ったランドセルへの興奮と、それを褒める義母や夫の姿を見れば、娘さんが気に入ってしまうのは当然のことでしょう。ママさんはショックを隠しきれませんが、それでも娘は試着したランドセルを買いたいようです。娘さんの気持ちも大切にしながら、ラン活が進められると良いですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
2024年01月24日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人目の育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまう、まぎさん。次第にまぎさんは、うなちゃんがかわいく思えなくなり……。保育園の担任の先生から、普段のうなちゃんの様子を聞かせてもらったまぎさん。先生と話したことで心が少し軽くなり、うなちゃんを大切に思っていることを再確認できたのでした。 私にもできた…自分も娘も認めてあげることありのままの状況を吐露し、理解してもらえたことで、私は気持ちが少しラクになりました。そして、私自身の行動も変えていけるよう一歩を踏み出してみたのです。 「つらくなったらいつでも声をかけてほしい」と、まぎさんのことをやさしく受け入れてくれた保育園の先生。先生のその言葉のおかげで、これまでひとりで思い悩み、苦しんでいたまぎさん自身も「ひとりで抱え込まなくてもいいんだ」と思えるようになりました。 そして、できることからゆっくりやっていこうと考え方を変えるようになりました。 その結果、久しぶりにしっかりとうなちゃんと顔を合わせ、うなちゃんの気持ちとも向き合うことができたのです。 ようやく、自分もうなちゃんも納得がいく形でお互いに向き合うことができたまぎさん。 頭ではわかっていても、今までの行動や考え方を変えることはなかなか難しいもの。しっかりと先生のアドバイスを試してみたまぎさんの行動は、悩みの解決のための大きな一歩になったのではないでしょうか。 この先、うまくいく日もいかない日もあるかもしれませんが、試行錯誤しながらまぎさん親子がステキな関係を築いていけることを願いたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2024年01月24日木ノ本しんごさんは、29歳の会社員。28歳の妻・竹子と職場結婚し、長女・さつきが誕生しました。さつきの誕生を機に竹子は退職。しんごさんは、おしゃれに気を遣わない竹子のことが大好きです。しかし竹子は、さつきの服装や髪型にも気を遣うことをしません。弟・ゆうきが生まれてからも、竹子がさつきに着せる服は男の子用ばかり。ある日、竹子がいつものようにさつきの髪を短く切ろうとすると、さつきは泣いて拒否します。その姿を見て、竹子はかつて自分の母親から好みを押しつけられた嫌な記憶を思い出しました。竹子は、さつきに髪型や服装を強要していたことを謝ります。その後、竹子は心の内をしんごさんへ話すことに。なんだか気持ちがスッキリした… 竹子はしんごさんへ、これまで母親から女の子らしくいることを制限されてきたことを話しました。 見た目に頓着しないことを無意識のうちに刷り込まれ、母親から嫌われたくないという思いから反抗することすらできなかった竹子。さつきにも同じように接していたと反省しているようです。 そして、亡き母親もまた、誰かに女らしさを制限されていたのかもしれないと竹子は思います。 しんごさんは、親からの刷り込みによる「呪い」が解けて良かったと竹子にやさしく声をかけるのでした。 自分は間違った子育てをしていた……と反省をした竹子。自分の失敗に目を向けることには勇気がいりますが、しんごさんという心強い存在がいて良かったですね。しんごさんもようやく竹子に自分の本音を伝えられました。親からの刷り込みに気がついた竹子が、今後良い家族関係を築けることを願うばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年01月24日ママ・Aやん、パパ・Pやん、令和元年生まれの愛娘・コチコーちゃんのハートフル育児マンガ。ゆる~い家族の日常に関西弁のツッコミが鋭く光る! 昨年末に第二子を出産したAやんさん。壮絶な出産後、容赦なくはじまるハードすぎる母業……。そんなズタボロなAやんさんの心を救ったひと言とは!?HugMug読者のみなさま、あけましておめでとうございます!2023年のクリスマスを過ぎた頃、なんとか次女をこの世に産み出したAやんです。(分娩台では促進剤のあまりの痛みに絶叫しながら産み、それを見ながら泣く夫で現場はカオス)約4年半ぶりの出産と新生児の育児。産後の乳房の張りだったり会陰の痛みに耐えながらの育児はやはり大変。夫やまわりの人たちに助けられながらてんやわんやとした日々を過ごしています。ちなみに長女は私の入院中は想像以上に寂しがっていたそうで、帰宅した瞬間はまさかの赤ちゃんそっちのけでした(笑)。今では妹を毎日なでなでして可愛いがってくれています。そして、今回出産した病院では助産師さんや看護師さんが本当に心強い方が多くて、出産時から入院中までメンタル面でも非常に助かりました。母子同室だったんですが夜間の授乳(夜勤と呼んでいます)のために授乳室を訪れると私がよっぽど疲れた表情をしていたのか、ベテラン助産師さんに言われたこの言葉。※4コマ目あぁ〜そっかぁ。真面目に授乳だけをしなくてもいいのかぁ。とすごく気持ちが楽になりました。なんなら夜間の授乳のたびに普段観れない物騒な海外ドラマを見るのが日々の楽しみになっています。そんな今日もドーナツ型の円座クッションとお友達状態の作者なのであった。PROFILEAやんさん平成元年生まれ兵庫県出身。娘コチコー(2019年5月生まれ)の出産を機に会社員を辞め漫画家へ。インスタグラム(@aandp1989)とライブドアブログ(Aやんのええやん!ブログ)にてほぼ毎日漫画を発信中。KADOKAWAより初書籍「ポンコツ3人家族こんな日常でもええやん!」も発売中!Instagram
2024年01月24日共働きにも関わらず、家事育児のほぼすべてを担う妻のミサト。そんなミサトに対し、夫のコウジは妻を見下したような発言ばかり。ミサトはそんなコウジに不満を抱えつつも、“何も手伝わないけど口出しもしてこない”と、なんとか気持ちを納得させようとしていました。しかし娘のリカのおゆうぎ会の日、コウジがリカの発表も見ずに、幼稚園の山森先生と談笑しているところを見つけてしまいます。山森先生は保護者と付き合っているという噂を聞き嫌な予感がしたミサトは、2人の調査を始めました。すると不貞の証拠がたっぷり。ミサトは離婚を決意し……。 では、お幸せに!興信所から2人の不貞の証拠をたくさん手に入れたミサトは、週末にコウジが山森先生のために借りている部屋を尋ねました。 思わぬ妻の来訪に驚く2人は「今日たまたま」「相談に乗ってもらっていただけ」などと言い訳しますが、ミサトは2人が不倫している写真を突きつけて論破。 いつも「要領が悪い」とコウジに文句を言われていたミサトは、「浮気のひとつも隠せないなんて要領悪いんじゃないの?」と。それにコウジは何も言い返せず……。 弁護士に相談している旨を伝え「お幸せに」と言い残して2人の家を出たミサト。自分も損害賠償請求されるとわかった山森先生は、コウジに激怒。 そして無事に離婚が成立。ミサトは相変わらず仕事と家事育児に奔走しています。残業の日などはどうしてもリカのお迎えが遅くなってしまい、そのことがリカを寂しがらせているのではと心配になっていたミサト。 しかしリカは「ママが元気になったからうれしい」と言ってくれます。娘の言葉に思わず涙がこぼれたミサトなのでした。 ◇◇◇ 無事に離婚が成立したミサト。コウジと山森先生にもたっぷりお灸を据えられましたね。仕事と家事と育児を1人で担当しなければいけないことは変わりませんが、文句を言ったり罵倒してくるコウジがいないことで、ミサトも前より生き生きしているように見えます。リカもうれしそうなので、やはり親が笑顔で過ごすことは子どもにとっても重要なことなのでしょうね。これからもリカと2人で幸せな生活を送ってほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 小針みみず
2024年01月23日小学校入学を控えた娘と夫、3人家族の主人公。そろそろランドセル探しを本格的に行う「ラン活」の時期になり、娘とのランドセル選びを今か今かと楽しみにしていました。ラン活を前に、カタログを取り寄せはじめ、ママさんはワクワクしていました。 興味ないんじゃなかったの!? 娘が6年後も気に入って使ってくれるランドセルを買いたい、と考えていたママさん。夫へランドセルについて相談しますが、興味がないのか生返事をするばかりです。へたに口出しされるよりはいいかと思っていましたが、事態は一変。義母と娘の3人で出かけた夫から、娘がランドセルを背負っている写真が送られてきたのです。そこには、大きくド派手なリボンやハートでゴテゴテに盛られたデザインのランドセルが……! ラン活に興味がなさそうな夫から届いた写真に、ママさんはさぞ驚いたことでしょう。あれだけラン活を楽しみにしていた妻のことを、夫は忘れてしまったのでしょうか。せめてこのランドセルをまだ購入していませんように……と願うばかりです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
2024年01月23日まぎさんは、夫と長女のうなちゃん、次女いろちゃんと4人家族。2人目の育児が始まってから、うなちゃんの赤ちゃん返りが始まります。今までできていたことをしようとしないうなちゃんに猛烈な怒りがこみ上げ、また大声で叱ってしまう、まぎさん。次第にまぎさんは、うなちゃんがかわいく思えなくなっていました……。園長先生からの提案で、担任の先生に普段のうなちゃんの様子を聞かせてもらう時間を作ってもらったまぎさん。担任の先生からは、「なぜ?」と理由を追求するのではなく、「うなちゃんがどういう気持ちだったか」と、うなちゃんの気持ちに注目することをアドバイスされます。その言葉に、今までの自分を省みて落ち込むまぎさんなのでした。 私はどうしたらいいの…?私はうなの気持ちを考えず、大声で怒鳴ったり「なぜ?」と追及したりするばかりだったと気づきました……。 ※立場違うのは分かってます→立場が違うのは分かってます ※逸らす→そらす 何とかしたいと思いつつも、うなちゃんに対する怒りのコントロールができないまぎさん。担任の先生が園児を叱るときはどのようにしているのかと尋ねました。 先生は、「言う」のではなく「見る」ことを心がけているとのこと。顔を見ることでその子の感情が伝わり、一旦怒りを落ち着かせたり、かける言葉を考えたりできるのだとか。そして、まぎさんが悩んで涙を流しているのは、うなちゃんを本当に大切に思っているからこそだと先生は言います。先生のその言葉を聞き、まぎさんは自分はまだきちんとうなちゃんを愛そうと思えているんだと再確認することができました。 担任の先生が親身になって話を聞いてくれたおかげで、まぎさんの苦しい思いも少しずつ解消されたよう。本当によかったですね。 子どもを叱るときには、目の前の状況だけでなく、その子の気持ちを考えることで、親も子どもも納得しやすくなるというのは、まぎさんだけでなく私たちも覚えておきたい大切な関わり方ですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター まぎ.
2024年01月23日木ノ本しんごさんは、29歳の会社員。28歳の妻・竹子と職場結婚し、長女・さつきが誕生しました。さつきの誕生を機に竹子は退職。しんごさんは、おしゃれに気を遣わない竹子のことが大好きです。しかし竹子は、さつきの服装や髪型にも気を遣うことをしません。弟・ゆうきが生まれてからも、竹子がさつきに着せる服は男の子用ばかり。2歳になったさつきは男の子の服を拒みますが、竹子は聞く耳を持ちません。ある日、竹子がいつものようにさつきの髪を短く切ろうとすると、さつきは泣いて拒否します。竹子は子どものころ、自分の母親から髪の毛を短くするように求められて嫌だったことを思い出しました。昔のこと、やっと思い出せた… 竹子は幼いころから、嫌だと思いながら髪型や服装を自分の母親の好みに合わせていました。自分の思いはおさえ込み、短髪に地味な服ばかり着るようになっていたのです。そんな過去の記憶を忘れていた竹子。いつしか自分の母親と同じことをさつきにしていたと気がつきます。 「お母さん間違ってた……!」 竹子さんはさつきを抱き締め、今までのことを謝りました。髪型も洋服もさつきの好きなようにすると、竹子は約束します。そして、自分も本当はピンクが好きだったことをさつきに伝えたのでした。 髪型や服装を母親の好みに合わせることが、ずっと嫌だった竹子。全部忘れてしまいたいほど、つらい記憶だったのかもしれません。さつきのおかげで、竹子はようやく自分の本当の気持ちを思い出すことができました。これをきっかけに、竹子がさつきの気持ちに少しでも寄り添えると良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年01月23日共働きにも関わらず、家事育児のほぼすべてを担う妻のミサト。そんなミサトに対し、夫のコウジは「劣化した」などと見下したような発言ばかり。ミサトはそんなコウジに不満を抱えつつも、“何も手伝わないけど口出しもしてこない”と、なんとか気持ちを納得させようとしていました。しかしミサトは娘のリカのおゆうぎ会の日に、コウジがリカの発表も見ずに、幼稚園の山森先生と談笑しているところを見つけてしまいます。山森先生は保護者と付き合っているという噂を聞き嫌な予感がしたミサトは、2人の調査を始めました。 たまたま相談に乗ってもらっていただけ…!興信所に調査を依頼すると、たった数日でコウジと山森先生が浮気しているたくさんの証拠が集まりました。 コウジのカバンに仕掛けたボイスレコーダーで週末に2人が会うことを知ったミサトは、ある計画を実行します。 週末、ミサトが向かったのはコウジが山森先生のために借りている部屋。ミサトが宅配便のふりをして家に上がると、2人は大慌て。「たまたま相談に乗ってもらっていただけ」などと言い訳します。そんな2人に、大量の浮気の証拠を突きつけたミサト。いつもいつも「要領が悪い」とコウジに文句を言われていたミサトは、「浮気のひとつも隠せないなんて要領悪いんじゃないの?」と言い放ちました。 ◇◇◇ 浮気の証拠を持って本人たちのところに乗り込んだミサト。タジタジの2人に言い逃れできない証拠を突きつけるなんて、痛快ですね。コウジも山森先生も、かなり驚いたのではないでしょうか。今回ミサトはかなり吹っ切れた様子で、部屋に乗り込んでいましたが、誰もがそうではありません。パートナーの浮気にショックを受け、対峙することがつらいと思った場合には、信用できる第三者に入ってもらうといいかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター 小針みみず
2024年01月22日育児の合間にサクッと読めてクスッと笑える♪2児のママ漫画家・わかまつまい子さんのほっこりかわいい育児マンガをご紹介!今回は長女ちゃんが4歳、次女ちゃんが1歳11カ月の時のエピソードです♪兄と弟の間に生まれたので兄弟喧嘩はサバイバルだったわかまつまい子です!2人目はたくましく育つといいますが、ウチの次女は根っから図太い気がします…。ねぇねの歯ブラシがかわいいので隙をみて取ってしまった次女。それを見て襲いかかる長女。さすがに歯ブラシだったので止めに入りましたが…(汗)負けてません次女。投げた後ねぇねに屈辱のひとこと。「くさい」。鼻をつまんで「くさい」…強いです……。※2021年にInstagramに投稿された内容を掲載しています。
2024年01月22日木ノ本しんごさんは、29歳の会社員。28歳の妻・竹子と職場結婚し、長女・さつきが誕生しました。さつきの誕生を機に竹子は退職。しんごさんは、おしゃれに気を遣わない竹子のことが大好きです。しかし竹子は、さつきの服装や髪型に気を遣うことをしません。弟・ゆうきが生まれてからも、竹子がさつきに着せる服は男の子用ばかり。ある日、しんごさんは家族4人で動物園へ行きます。さつきはお土産にうさぎ柄のかわいい服をねだりますが、竹子はそれを「わがまま」だと拒否したのです。大号泣するさつきを見て、しんごさんはかわいい服を買ってあげることに。さつきは大喜びですが、竹子の気持ちはざわついていました。子どものころ嫌だったことを、娘にも…… さつきは、買ってもらったピンクのかわいい服がお気に入りです。竹子は「買ったものは仕方ない」と思いつつも、自分がきらいなピンクを着たがるさつきに複雑な気持ちを抱きます。 ある日、竹子がいつものようにさつきの髪を短く切ろうとすると、さつきは拒否。「伸ばしてかわいい髪にしたい」と泣くさつきの姿に、竹子は自分の幼少期の記憶を思い出します。 本当は髪を短くしたくないと思いながら、母親の言う通りにしていた子どものころの竹子……。そんな母親のことがずっときらいだったことに、竹子は気がつくのでした。 赤ちゃんのころとは違い、さつきは自分の意見を強く主張するようになりました。泣きながら髪を切ることを拒否するさつきの姿を見て、竹子は自分が母親に言われて嫌だったことについて思い出したようです。これまでさつきの主張が受け入れられずモヤモヤしていた竹子でしたが、これを気にさつきの気持ちを尊重できるようになると良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年01月22日共働きにも関わらず、家事育児のほぼすべてを担う妻のミサト。そんなミサトに対し、夫のコウジは「劣化した」などと妻を見下したような発言ばかり。ミサトはそんなコウジに不満を抱えつつも、“何も手伝わないけど口出しもしてこない”と、なんとか気持ちを納得させようとしていました。しかし娘のリカのおゆうぎ会の日、コウジがリカの発表も見ずに、幼稚園の山森先生と談笑しているところを見つけてしまいます。その山森先生は、保護者と付き合っているという噂があるようで……。 俺の方が忙しいし俺の方が稼いでるコウジのカバンにボイスレコーダーを仕込んでおくと、コウジと山森先生がいちゃついている会話がしっかり録音されていました。 そこにはミサトのことを「要領が悪い」と言って笑いあう声も……。仕事をしながら家事と育児を全部やってきたミサトはこの言葉で、夫が不要であることに気づきました。 そして興信所に相談。コウジの不貞の証拠を集めることにし……。 興信所に浮気調査を依頼すると、数日でたくさんの証拠が集まりました。興信所の担当者も驚くほど、隠す気がない様子の2人です。 そんなこととも知らず、今日も夕食に文句をつけるコウジ。また「要領が悪い」とミサトを罵ります。 その日の夜もボイスレコーダーを聴いてみると、どうやらコウジと山森先生は週末にも会うつもりでいることがわかりました。ミサトは週末にリカを預け、“用事”を済ませることにし……。 ◇◇◇ こんなにも簡単に浮気の証拠が見つかるとは、ミサトもびっくりしたはず。このようにパートナの浮気の証拠がそろってしまうと、大きなショックを受けてしまう方もいらっしゃいますよね。中には自分を責めてしまうことも……。しかしこの経験は自分自身の生活を見直す大事なきっかけになるのではないでしょうか。ミサトも新しい未来に向けて今は苦しいときですが、頑張ってほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 小針みみず
2024年01月21日木ノ本しんごさんは、29歳の会社員。28歳の妻・竹子と職場結婚し、長女・さつきが誕生しました。さつきの誕生を機に竹子は退職。しんごさんは、おしゃれに気を遣わない竹子のことが大好きです。しかし竹子は、さつきの服装や髪型に気を遣うことをしません。弟・ゆうきが生まれてからも、竹子がさつきに着せる服は男の子用ばかり。2歳になったさつきは、ピンクの服が着たいと主張しますが、竹子はそれを拒否します。竹子はおしゃれをせずともきれいだった自分の母親のことを尊敬。さつきから「お母さんみたいになりたい」と思ってもらいたいと願うのでした。 私の意見に反抗するなんて… 動物園を訪れたしんごさん一家。さつきも楽しんでいるようです。帰りのお土産屋で、さつきはうさぎ柄のかわいい服が欲しいと言いました。 「お洋服はたくさんおうちにあるでしょ?」と竹子はさつきのおねだりを聞き入れようとしません。どうしても服を買ってくれない母親を前にして、さつきは大泣きしてしまいます。そして最後には、様子を見かねたしんごさんが服を購入してあげることになったのです。 喜ぶさつきさんの姿を見て、竹子の気持ちはざわつくのでした。 竹子は、かわいい服を買いたいさつきの気持ちをわがままだと感じているようです。すべて子どもの言う通りにする必要はありませんが、「こうしたい」という子どもの気持ちは尊重できると良いのかもしれません。しんごさんから「いいんだよ」と声をかけてもらえたことで、さつきは自分を認めてもらえたと感じたのではないでしょうか。これをきっかけに、竹子がさつきとの向き合い方を見直せると良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
2024年01月21日お昼と深夜に仕事を掛け持ちしていた私。夜に仕事をしている間は、子どもたちのことは夫に任せていました。ある日、夜の勤務中にめずらしく夫から電話が……。なんと、家に警察が来たと言うのです。詳しく事情を聞くと、私が留守の間にとんでもないことが起こっていました……。 深夜の自宅に警察が!? 私が20代のころの話です。当時4歳の長女と2歳の次女を育てながら、お昼の仕事と深夜の仕事をかけ持ちしていました。しかしある日の午前0時ごろ、仕事中の私に夫から「警察が家に来た」と電話が入り、「長女が夜中にひとりで外にいた」と話すのです。 その日晩酌をしていた夫は、ひとりで酔いつぶれ、子どもたちが寝ている部屋とは別の部屋で寝てしまったそう。夜中に起きた長女はパパを探しだせず、寂しくなって私のところへ行こうとしたことが事の発端でした。夜中にひとりで歩いていた長女は、近所の女性が警察に通報してくれたおかげで無事に家へ帰ることができたそうです。 仕事を早退し、家に戻って長女に話を聞くと、「パパがいなくて……妹も寝ていたし、ママのところに行こうとしたの」と言います。「私が夜に仕事をしているときは、お酒を飲まないでって言ったのに!」と怒りを爆発させると、夫は「本当にごめん!」と謝罪し、さすがに反省をした様子。 それから私は、子どもたちが安心できるように夜も一緒に過ごす時間を増やし、のちに深夜の仕事は辞めました。毎日子どもたちと一緒に眠るようになり、子どものうれしそうな顔や安心しきっている寝顔も見られています。子どもたちと一緒に眠れる日常が、こんなにも幸せで大切だったんだと気づくことができました。 作画/Pappayappa著者:つじぐちまき
2024年01月21日