フォルティスの2014年新作となる腕時計が、2014年の年末から2015年の年始にかけて店頭に並ぶ。「エアロマスター」シリーズは、パイロットやプロフェッショナルのための理想的な計器として位置付けられる。ラインナップと税込み価格は、「Dawn(ドーン)」のデイデイトモデル「Ref.655.10.18」(151,200円)とクロノグラフ「Ref.656.10.18」(291,600円)、および「Dusk(ダスク)」のデイデイトモデル「Ref.656.18.98M」(237,600円)とクロノグラフ「Ref.656.18.98M」(356,400円)だ。○DawnDawnは、夜明けをイメージしたカラーリング。ステンレススチールケース、赤とベージュのエレメントを散りばめたメタリックなギョーシェ彫りブラウンダイヤルは、朝日に照らされた大地を連想させる。デイデイトモデル「Ref.655.10.18」のムーブメントはETA2836-2(自動巻)、ケースサイズは直径42mm×厚さ13.5mm。クロノグラフ「Ref.656.10.18」のムーブメントはETA7750(自動巻)、ケースサイズは直径42mm×厚さ16mm。共通の仕様として、時分針とインデックスがスーパールミノバ仕上げ、防水性能が20気圧防水、ケース裏がシースルーバック、風防ガラスが両面無反射サファイアクリスタル、カーフストラップとなっている。○Dusk一方のDuskは、夕暮れをイメージしたカラーリング。ブラウン基調のサンレイダイヤルにコントラストの高いエレメントを加え、あたかも影を落としたようなブラックPVD仕上げのステンレススチールケースによって、モダンな印象のデザインとした。デイデイトモデル「Ref.656.18.98M」のムーブメントはETA2836-2(自動巻)、ケースサイズは直径42mm×厚さ13.5mm。クロノグラフ「Ref.656.18.98M」のムーブメントはETA7750(自動巻)、ケースサイズは直径42mm×厚さ16mm。共通の仕様として、時分針とインデックスがスーパールミノバ仕上げ、防水性能が20気圧防水、ケース裏がシースルーバック、風防ガラスが両面無反射サファイアクリスタル、カーフストラップとなっている。ステンレススチールのケースとブレスレットは、ブラックPVD仕上げだ。
2014年12月21日オメガの腕時計「スピードマスター」に、オメガと欧州宇宙機関(ESA)の共同開発モデル「スピードマスター スカイウォーカー X-33」が新たに登場した。税別価格は540,000円。スピードマスター スカイウォーカー X-33は、1998年発表の「スピードマスター プロフェッショナル X-33」を進化させモデルだ。ESAによるテストと認定を受けている。テストのカテゴリは、宇宙放射線、減圧と加圧、発射時の宇宙船積荷の揺れを想定した強振動、遠心(5G~7G)、真空温度(-45度~+75度)というもの。ESAの宇宙飛行士に提供される、標準装備機器の1つに加わる予定となっている。ムーブメントには、クオーツクロノグラフムーブメント(9石)の「オメガ キャリバー5619」を搭載。フェイスはアナログとデジタルのハイブリッド仕様だ。デジタル機能として、2つのタイムゾーンと協定世界時(UTC)、3つのアラーム、クロノグラフ、カウントダウン、パーペチュアルカレンダー(日、曜日、月、年、週番号)を装備。加えて、プロの宇宙飛行士機能として、スペースミッションで使用されるMET時間でのカウントダウン、カウントアップを搭載している。ケースとブレスレットはチタン、ケース径は45mm、防水性は30m防水だ。マットブラックのセラミックベゼルと、ブラッシュ仕上げのケースを採用している。ケース裏には、シーホース、TESTED AND CERTIFIED BY ESAの刻印がある。
2014年12月19日インペリアル・エンタープライズは8日、TVアニメ「黒子のバスケ」とシチズン時計のブランド「INDEPENDENT」がコラボした公式ウオッチ「INDEPENDENT×黒子のバスケ オフィシャルコラボウォッチ」の新モデルを発表した。12月15日午前10時から予約受付を開始する。数量限定で発売し、価格は税別29,800円だ。INDEPENDENT×黒子のバスケ オフィシャルコラボウォッチは、TVアニメ「黒子のバスケ」に登場するキャラクター7人のイメージカラーを基調としたデザインの特別モデル。すでに「黒子テツヤ」モデルは発売されているが、このたび「火神大我」モデル、「黄瀬涼太」モデル、「緑間真太郎」モデル、「青峰大輝」モデル、「紫原敦」モデル、「赤司征十郎」モデルを追加する。各モデル5,000個(黒子テツヤモデルのみ9,650個)の限定販売。文字盤にはそれぞれの校章、校名、背番号が、裏ぶたには「黒子のバスケ」公式ロゴとエディションナンバーが記されている。秒針はバスケットボールがモチーフとなったデザインだ。ベルトは"クロコ"調の革ベルト、メタルバンドの2タイプから選べる。ムーブメントは国産クオーツ。ケースサイズは45mm×37mm。ケース・裏ぶた・メタルバンドの材質はステンレススチールで防水性能は5気圧防水。風防は球面クリスタルガラス。革ベルトの対応腕回りは14~18cm。メタルバンドはS/M/Lサイズを用意し、対応する腕回りはSサイズが15.6cm、Mサイズが16.4cm、Lサイズが18cm。それぞれのキャラクターを演じる声優からのメッセージカード、オリジナルの特製ボックスが付属。また、2014年12月20日・21日に千葉県・幕張メッセにて開催される「ジャンプフェスタ2015」のPREMICOブースにて全モデル展示される予定だ。(C)藤巻忠俊/集英社・黒子のバスケ製作委員会
2014年12月08日バンビはこのほど、時計型バングルアクセサリー「LostTime ~ロストタイム~」の新作を発売した。「LostTime ~ロストタイム~」は、1930年創業の腕時計ベルト販売メーカー「バンビ」が展開するアクセサリー。文字盤も針もない、腕時計ベルトと外枠のみのデザインで、「時間を気にしない自由人」「時計をあえて身に着けない」というライフスタイルを主張できるファッションアイテムに仕上がっているという。今回は同シリーズの第2弾として、「ミラネーゼブレスタイプ」3種と「レザータイプ」の新色3種を発売した。「ミラネーゼブレスタイプ」は、ステンレススチール製の本体部側面に、「LostTime」のロゴがレーザーにより刻印され、ステンレス製のベルト「ミラネーゼブレス」を装着した型に。サイズ調整不要のバックルタイプとなっており、革ベルトのようなしなやかさとメタルベルトの頑丈さをあわせ持ち、他のメタルベルトにはないような独特の高級感を持つという。シルバー・ゴールド・ブラックの3色展開で、価格は6,500円(税別)。第1弾でも展開された「レザータイプ」からは、「ヴィンテージベージュ×アクアブルー」「ヴィンテージレッド×ブラック」「ヴィンテージブラウン×イエロー」の新色3色が登場。価格は4,800円(税別)。なお、同シリーズの商品すべてに専用BOXとオリジナルメッセージカードが付くため、プレゼントにもおすすめとのこと。
2014年12月08日フェリシモは、「動物たちの腕の中でスヤスヤ寝息が聞こえてきそうな抱かれ枕」の購入予約を受け付けている。今回、このあまりにリアルなクマさんを猫達に見せてみた。○クマの腕枕!同商品は、「クマ」が腕を広げているようなデザインの枕。まるでクマに腕枕をしてもらっているかのような気分を味わえるという。枕の幅は約83cm~85cm。かなり大きめだ。同商品を使用する際は、腕の先端を曲げられるため、抱かれ感が高まる。素材は表面がポリエステル86%・ポリウレタン14%、裏面は綿100%。中材はポリエステル、プラスティック、ウレタンフォーム。価格は6,264円(税込)。12月10日(ネット販売は2015年1月15日)〆切分は12月~1月の発送となる。○実際に見せてみたさて、実際にゲットしたこちらの商品。見れば見る程、本当にリアルだ。先日、「ペンギンを床の上で滑らせるとうちの猫がどう反応するのか実験してみた」という記事で、同じくフェリシモのペンギンのグッズを猫に見せてみた。その際は、ペンギンは何かの生き物と猫に認識された。ペンギンを動かすと、じゃれたりパンチしたりして、楽しそうに遊んでいる。さて……猫よりもはるかに大きいこちらのクマの枕だが……。真上に置いているのにうちの猫はさっぱり反応しなかった。腕の所にじゃれて遊んでくれるかとも思ったが……。ただのインテリアとして認識されたようだった。○弟猫にも見せてみるさて、お次は弟猫にも見せてみる。クマの枕を1Fに運び、待機する。見れば見るほど愛らしいこちらのクマの枕。枕として使ってももちろん良いが、個人的には背中に当てるクッションとしての使用をオススメしたい。読書や映画鑑賞にぴったりなのだ。○どこからか視線を感じる自分で色々と枕を使っていると、ふと視線を感じた。上を見上げてみると、階段の所で猫がこちらをじっと見つめていた。どうやら新入りのクマさんがとても気になるようだ。○階段に上がってみると……階段の上から撮影した様子がこちら。じーっとクマを見つめ、様子をうかがっている。しばらくしてクマの存在になれれば、寄り添って眠ってくれることだろう。○ちなみに……なお、クマの枕の下にあるのは、先日「うちの猫にパンダに変身できる布団カバーを使ってもらった」という記事で紹介した、パンダ布団のクマバージョンだ。寒い日には、枕カバーの中に猫がもぐりこんでいる。うちの猫達に大人気のスポットとなっているのだ。○オマケ! クマの腕時計ここからはオマケの猫画像を紹介しよう。うちの猫にツキノワグマの腕時計をつけていただいた。商品名は、「10時10分が待ち遠しいチラチラ見ちゃうツキノワグマの腕時計」。10時10分になると、長針と短針がVの字になり、黒いクマがまるでツキノワグマのように見える。現在購入予約を受け付け中とのことだ。価格は5,832円(税込)。○猫に着用していただいたこちらが実際の腕時計。ベルトのカラーは黒と白から選べる。さて、実際にうちの猫に見せびらかしてみた。静かに、気づかれないように頭の所に時計を置いてみる。……微動だにしない。上手に頭に乗せることができたようだ。ということで、クマの枕、クマの布団カバー、クマの腕時計と、クマづくしでお送りした本記事。いかがだっただろうか。どれも素敵なグッズだが、個人的にはやはり、クマの枕が一番のオススメだ。ベッドで読書やDSのゲームをプレイしたりするので、ちょうど良い腰あてがほしかったのだが、このクマの枕が柔らかさも大きさもデザインも何もかもどストライクで好みなのだ。使わない日がないという位、毎日毎日愛用している。季節はもうすっかり真冬。自分へのクリスマスプレゼントに検討してみてはいかがだろうか。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年12月03日マニューバーラインと時計セレクトショップのTiCTAC(チックタック)は、マニューバーラインが手がけるシグネチャーブランド「モーリス・レノマ(Maurice・Renoma)」の腕時計から、コラボレーションモデル(3シリーズ)を発売した。全国19店舗のTiCTACで販売し、価格は16,000円から。今回のコラボレーション「TiCTAC別注モデル」は、立体的なダイヤルデザインの「リヨン」。サン&ムーン表示にクラシカルなフェイスの「モンペリエ」、3針にローマンインデックスがオーセンティックな雰囲気の「ラヴァル」。いずれもオリジナルモデルが持つクラシックな雰囲気に、ブラウン系レザーをアレンジして柔らかい印象の時計に仕上げている。リヨンの主な仕様は、ムーブメントがクオーツ、ケースサイズが径42×厚さ10mm、防水性能が30m防水。ケースとストラップのバリエーションは、シルバーケース×ダークブラウンストラップ、シルバーケース×ブラウンストラップの2種類。価格は18,800円。モンペリエの主な仕様は、ムーブメントがクオーツ、ケースサイズが径43×厚さ10mm、防水性能が30m防水。ケースとストラップのバリエーションは、ローズゴールドケース×ダークストラップ、シルバーケース×ブラウンストラップの2種類。価格は25,800円。ラヴァルの主な仕様は、ムーブメントがクオーツ、ケースサイズが径40×厚さ7mm、防水性能が30m防水。ケースとストラップのバリエーションは、シルバーケース×ブラックストラップ、ローズゴールド×チョコレートストラップ、ゴールド×キャメルストラップの3種類。価格が16,000円。取り扱い店舗は以下の通り。TiCTAC 吉祥寺店、ラゾーナ川崎店、たまプラーザ店、トルク渋谷ルミネマン店、トルク有楽町ルミネ店、豊洲店、WATCH POLITiCS 横浜東急ハンズ店、トルク新宿店、松本店、磐田店、軽井沢店、金沢店、グランフロント大阪店、あべの店、岡山店、松山店、熊本店、福岡店、博多店。
2014年12月01日“宇宙とつながる時計”をうたう衛星電波受信機能「エコ・ドライブ サテライト ウエーブ」を搭載した、シチズンのビジネス向け腕時計の購入者を対象としたプレゼントキャンペーンが12月25日まで実施中だ。期間中、対象商品を購入後、キャンペーンサイトからエントリーすると抽選で計80人に家電製品やスーツケースなどが当たる。“エコ・ドライブ サテライト ウエーブ”とは、屋外にいれば、世界中どこにいても正しい時刻を衛星から手に入れることができる衛星電波受信機能。今年9月には、 グローバルに活躍するビジネスマンに向けた“ATTESA(アテッサ)”シリーズで初となる同機能搭載モデル3製品を発売。すばやく正確な時刻をキャッチできるアクティブな最先端機能を搭載し、そのアクティブさを大胆に表現したいという想いを込めたデザインが特徴のモデルだ。ATTESAシリーズは、サッカー日本代表で、独アイントラハト・フランクフルトに所属する長谷部誠選手を起用したCMを展開している。キャンペーンの対象商品は、この他“エコ・ドライブ サテライト ウエーブ F100”、“プロマスター”、“シチズンコレクション”シリーズのエコ・ドライブ サテライト ウエーブ搭載モデル各3製品全12機種。キャンペーン期間中、対象商品に同梱(どうこん)されたIDカードのナンバーと必要事項をキャンペーンサイトで入力して応募する。賞品はA賞「ネスプレッソ ラティシマ+」、B賞「Bose サウンドドッグIII」、C賞「iRobot ルンバ871」、D賞「ZERO HALLIBURTON Zero Air」。A賞とB賞は各30人に、C賞とD賞は各10人に、希望者の中からそれぞれ抽選でプレゼントされる。
2014年11月28日アップルは11月19日、同社の腕時計型ウェアラブル・デバイス「Apple Watch」向けの開発ツールセット「WatchKit」の提供開始を発表した。同社によると、WatchKitを用いて、Apple Watch向けのアプリケーション、グランス、アクション通知を作成できるとともに、Force Touch、デジタルクラウン、Taptic Engineのような新たな技術を使った開発も可能になるという。WatchKitはiOS 8.2 SDKベータに含まれており、iOS Developer Programメンバーに対して、developer.apple.com/watchkitを通じて提供されている。WatchKitのWebサイトには、プログラミングガイド、ヒューマンインターフェイスガイドライン、テンプレートなどが用意されており、来年後半からは、Apple Watch向けの完全ネイティブアプリケーションが作成できるようになる予定。
2014年11月20日ソニーモバイルコミュニケーションズは、Android Wear搭載の腕時計型デバイス「SmartWatch 3 SWR50」を28日より発売する。価格はオープンだが、市場推定価格は2万5,000円前後となっている。「SmartWatch 3 SWR50」は、ウェアラブルデバイス向けのプラットフォームAndroid Wearを搭載した腕時計型端末。9月の発表当初は、11月下旬の発売としていたが、28日に発売日が決定した。機能面では、ソニー独自のライフログアプリに対応しており、Androidスマートフォンと連携させて、歩数や消費カロリー、位置情報などを記録・管理できる。そのほか、周囲で流れている音から楽曲を検索する「TrackID」、スマートフォン側から「SmartWatch 3 SWR50」へ楽曲データを転送できる「WALKMAN」アプリなどもプリインストールされている。「SmartWatch 3 SWR50」の主な仕様は次の通り。ディスプレイは約1.6インチで解像度は320×320ピクセル、半透過型ディスプレイ。プロセッサは、ARM A7(クアッドコア、1.2GHz)。内部メモリは512MB、ストレージは4GB。使用可能時間は通常使用時で約2日。コア部分のサイズは縦約51mm×横約36mm×厚さ約10mm、重さはコア部分が約38g、ブラックのリストバンドが約38g、ライムのリストバンドが約36g。防水・防塵はIP68。動作環境はAndroid 4.3以上、Bluetooth 4.0対応で、対応機種はXperia Z3、Xperia Z3 Compact(その他機種については後日アナウンスされる)。バンドのカラーバリエーションは、ブラック、ライム、ホワイトの3色で、オプションの交換用バンドとしてピンクとホワイトが用意されている。販売される店舗は、バンドのカラーによって異なり、ブラックとライムは直販店や家電量販店で、ホワイトはソフトバンクショップとソフトバンクのオンラインショップで販売される。また、ブラックについてはauショップやauのオンラインショップでも販売される。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月18日ソフトバンクモバイルは、ウエアラブル端末を利用した実証実験を、2015年1月中旬に福井県勝山市の福井県立恐竜博物館で実施する。メガネ型ウエアラブル端末や腕時計型端末を用いて、ウエアラブル端末の新サービスや付加価値を生み出す可能性を検証する。今回の実証実験は、ウエアラブル端末関連産業の育成を目的とした福井県の「ふくいe-オフィスプロジェクト補助金活用事業者募集」の公募に、同社の企画案が採択され実施する。実証実験では、メガネ型ウエアラブル端末のGoolge Glassと腕時計型端末(利用機種は未定)を使用する。Google Glassを使った実験では、AR技術を使った恐竜探索ゲーム、画像認識技術を活用した展示物の解説、位置情報を活用した音声・文字による展示物の解説を行う。腕時計型端末では、館内のナビゲーション、探知機に見立てた探索体験などを実施する。なお、今回の実験では、ACCESSの「ACCESS Beacon Framework」を開発したサービスプラットフォーム、NECの独自開発画像認識サービス「GAZIRU(ガジル)」を活用する。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月17日女優の北川景子(28)が13日、東京・スパイラルガーデンで行われた『“LIGHT is TIME”ミラノサローネ2014凱旋展』オープニングイベントの点灯式に出席。北川がスイッチを押すとまばゆい光の空間が誕生し、「神秘的でとても美しいですね」と感動の声を上げた。【写真】シルバーのドレス姿が美しい北川景子「地板(ぢいた)」という腕時計の部品を約6万5000個も使用して作られた輝かしい展示を前に、北川は「普段身につけている腕時計の基板部品で作ったとは思えない幻想的な美しさ」と息をのみ、「クリスマスが近づいているので、家族、友人、そして恋人とぜひ実際に見に来てほしい」と呼びかけた。毎年4月に伊ミラノで開催される世界最大級の家具見本市「ミラノサローネ」に今年出品され、現地コンペティションで史上初の2冠に輝いた建築家・田根剛氏のインスタレーションを再構成した本展示は、14日から24日まで同所で開催される。
2014年11月13日円形P-OLEDディスプレイ搭載の腕時計型ウェアラブル端末、「LG G Watch R」が、Google Playに登場した。価格は33,900円で、発売日は「近日発売」となっている。LGエレクトロニクス・ジャパン製のAndroid Wear端末「LG G Watch R」は、Snapdragon 400、4GBストレージ、512MBメモリ、410mAhのバッテリなどを内蔵する、腕時計型のウェアラブル端末。ジャイロ、加速度、気圧の9軸センサーに加え、心拍計やIP67準拠の防水性能も備える。同機は、auショップやau Online Shopで購入できるau公式アクセサリー「au +1 collection」での販売が10月に案内されていたが、これに加え、Google Playでの販売が見込まれる。付属品は、充電クレードル、旅行用アダプタ、データ用USB ケーブル、スタートガイドなどが案内されている。
2014年11月07日Appleの腕時計型デバイス「Apple Watch」の発売が9月の発表からだいぶ先になるという噂は以前からあり、実際に同社は「Coming Early 2015」と2015年前半での登場を予告しているわけだが、この実際の発売時期が「2015年春」となる可能性が高いと最新の噂は示唆している。先月10月にはWatchKitの提供開始も発表され、そこから半年程度での製品登場が見込まれていたが、春シーズンはこの周辺が少し賑やかになりそうだ。同件は9 to 5 Macが報じている。これは米Appleシニアバイスプレジデントでリテール&オンラインストア担当のAngela Ahrendts氏が同部門従業員に宛てたメッセージを同誌が入手したもので、それによれば「チャイニーズ・ニューイヤー(旧正月)終了後の春に新しい時計商品を投入する」という文面が含まれており、これが製品投入のターゲット時期になるとみられている。2015年の旧正月は2月19日で、タイミングを考えると3月ないしは4月上旬くらいが当該時期とみられる。先ほどWatchKitの話題を出したが、iOSデバイスがSDK提供開始から3カ月ほどで新OSと新iPhone/iPadリリースというサイクルを維持している一方で、Apple Watchはまったく新しいカテゴリの製品であり、半年と幾分か長いリードタイムを持ってサードパーティへの開発を促している様子がうかがえる。それを考えれば、2014年10月に開発キット提供で、その半年後の2015年3~4月というのは妥当なタイミングではないだろうか。9 to 5 Macによれば、Appleは当初は2月のバレンタインデイのタイミングを見計らっていた可能性があるというが、少なくとも旧正月前にこの記念日はやってきてしまうため、よりリードタイムを確保したのかもしれない。
2014年11月04日LGエレクトロニクス・ジャパンは27日、円形ディスプレイ搭載のウェアラブル端末「LG G Watch R」を、12月初旬から国内で発売すると発表した。auショップやau Online Shopで購入できるau公式アクセサリー「au +1 collection」で販売される。「LG G Watch R」は1.3インチ丸型ディスプレイを載せた腕時計型のウェアラブル端末で、9月にドイツ・ベルリンで開催された国際家電製品展「IFA 2014」で展示されたもの。心拍検出機能による健康管理アプリとの連携、水深1メートルで30分間耐水状態を保つことができるIP67準拠の防水性能などが特徴。センサーはジャイロ、加速度、気圧の9軸。プロセッサはSnapdragon 400、4GBストレージ、512MBメモリ、410mAhのバッテリなど。
2014年10月28日LGエレクトロニクス・ジャパンは27日、円形P-OLEDディスプレイ搭載のウェアラブル端末「LG G Watch R」を12月初旬から国内で発売すると発表した。auショップやau Online Shopで購入できるau公式アクセサリー「au +1 collection」にラインナップされる。「LG G Watch R」は、9月にドイツ・ベルリンで開催された国際家電製品展「IFA 2014」で展示された、1.3インチ丸型ディスプレイのAndroid Wear端末。Snapdragon 400、4GBストレージ、512MBメモリ、410mAhのバッテリなどを内蔵する、腕時計型のウェアラブル端末となる。センサーはジャイロ、加速度、気圧の9軸。このほか心拍検出機能や、水深1メートルで30分間耐水状態を保つことができるIP67準拠の防水性能も備える。なお、同機は11月の初頭に欧州での発売が予定されている。
2014年10月27日オリエント時計は24日、ファッションブランド「moussy」(マウジー)より、50mmのビッグケースにスワロフスキークリスタルファブリックがきらめくクールな腕時計「moussyスワロフスキークリスタルファブリックダイヤル」を発表した。ブラック(スワロフスキークリスタルファブリック)/ブラックの「WM0121QC」、ホワイト(スワロフスキークリスタルファブリック)/ホワイトの「WM0131QC」という2モデルで展開する。いずれも11月12日より発売し、税別価格は17,000円。moussyスワロフスキークリスタルファブリックダイヤルは、2013年11月の発売以来好評な「ビッグケースシリーズ」に、「キャビアネイル」(キャビアをイメージさせる小さな粒子を使ったネイルアート)をイメージしたデザインを取り入れた新モデル。存在感ある50mmビッグケースのダイヤルに、きらめく「スワロフスキー・クリスタルファブリック」を敷き詰め、さらにスワロフスキーエレメント入りのスクエアりゅうずを採用した。バンドには、腕なじみが良く柔らかい質感のマットブラック、マットホワイトのレザーバンドを採用。長時間の着用にも対応できる。本体サイズは縦55.5×横50.0×厚さ8.4mm、風防はクリスタルガラス、防水性能は日常生活用防水(3気圧)だ。電池寿命は約4年となっている。
2014年10月25日TISSOT(ティソ)は11月15日より、1999年に同社が発表した世界初のタッチセンサー式ウオッチ「TISSOT T-Touch」シリーズの最新作として、ソーラー充電を実現した「TISSOT T-Touch Expert Solar」を発売する。無反射コーティングでタッチセンサー式の傷防止加工サファイアクリスタルガラス風防、ブラックPVDコーティングの耐磁性チタニウムケースを採用。ケース径は45mm。ラインナップは全4型で、レザー&ファブリックブレスレット、ラバーストラップ、チタニウムブレスレットのバージョンが存在する。価格はチタニウムブレスレットモデルのみ125,280円、その他は115,560円。TISSOT T-Touch Expert Solarは、チャージインディケーター付ソーラークォーツムーブメントを搭載。15分間、光を浴びることで1日分の電力を充電できる。約1週間でフル充電となり、パワーリザーブは約1年間。自動でエコモードに入るため、ユーザーは電池切れの心配からほぼ解放される。自然光のみならず、室内照明でも充電が可能。太陽光は蓄光にも活用され、スーパールミノバでコーティングされたインデックスと針が暗闇で時刻をはっきりと表示する。過去に発表してきたT-タッチコレクションから、ほぼすべての機能をこの1本に統合。唯一、体温に左右されやすい温度計機能のみ省いた。また、高度計の性能が大きく向上。計測誤差は1メートル以内となり、計測開始から5秒以内に結果を表示できるようになった。気圧計の改善にともない、天候予測機能は北半球/南半球、亜熱帯や地中海性気候など、使用地の気候帯に即したより精度の高い機能にアップデートされた。高度や気圧を歩きながら計測することも可能だ。この気圧計をラグ内に収め、ケース素材にチタンを採用したことが、ムーブメントの改良と併せて、大幅な薄型化・軽量化のポイントとなっている。気圧計のための溝を設けつつ、ケースの防水性は10気圧を確保。より動きの激しいスポーツや軽さが要求されるランニングといったシチュエーションでも使用できる。チタンケースの採用により、コンパスの精度も向上。従来モデルでは、完全にフラットに保ち静止した状態でしか使用できなかったが、T-Touch Expert Solarでは10度~15度程度の傾斜と歩行移動中の方位計測にも対応できる。このほか、ログブック付クロノグラフラップとスプリットタイム、タイマー、レガッタ機能にバックライトを装備。さらに、デイトとウイークを表示できるパーペチュアルカレンダー、ホリデーのための2タイムゾーン、そしてウイークデイと週末に使い分けることのできるアラーム機能等を搭載した。針の動きは従来とは比較にならない素早さで表示され、操作中のサウンドデザインも一新。忙しく充実した日々を生きる全方位のパートナーとして使用できるタイムピースとなっている。
2014年10月25日韓国LGエレクトロニクスは24日(現地時間)、ラウンドディスプレイの腕時計型デイバイス「LG G Watch R」を、11月の初頭に欧州で発売すると発表した。価格や具体的な発売日などは不明。発売するのは、フランスやイタリア、スペイン、英国などを含む欧州全域。追って北アメリカやアジアなどでも販売するという。幾つかの国では、数週間以内にGoogle Playでも購入可能となる。「LG G Watch R」は、9月にドイツ・ベルリンで開催された国際家電製品展「IFA 2014」で展示された、丸型ディスプレイのAndroid Wear搭載ウェアラブルデイバス。主な仕様は、プロセッサがQualcommのSnapdragon 400(1.2GHz)、ディスプレイが1.3インチP-OLED (320×320ドット)、ストレージが4GB eMMC、メモリが512MB、バッテリ容量が410mAhなど。ジャイロ、加速度、電子コンパスの9軸センサーや心拍計、IP97準拠の防水・防塵性能も備えている。
2014年10月24日ビーズは、同社の自転車ブランド「DOPPELGANGER」(ドッペルギャンガー)より、サイクリストの使用を最大限に考慮したという腕時計「DGW02S」シリーズを発売した。ブラック×オレンジの「DGW02S-DP BLACKPACK」、ブラックの「DGW02S-BK DARK HOUR」、ホワイトの「DGW02S-WH FROST」という3モデルを用意し、税別価格はいずれも14,400円。セイコーエプソン製のムーブメント(Cal.VX9N)を採用しており、通常は3時方向に位置することが多いりゅうずを、9時方向に移動させている。自転車のハンドルを持つ手の甲に、りゅうずが当たるストレスを発生させない配慮だ(一般的に、腕時計は左手首に装着する人が多く、りゅうずが3時側にあったほうが操作しやすい)。ケース素材はステンレスで、自転車で走行中も確認しやすい5mmのビッグフェイスを採用。バンドは、肌に馴染みやすく汗に強いシリコン素材だ。日常生活用強化防水(5気圧)を備え、重量は120g。ラインナップの3モデルは単なる色違いにとどまらず、カラーの魅力を最大限に引き出すように、着色方法から文字盤のフォントまで考慮したトータルデザイニングに注力したという。
2014年10月22日フェリシモは、「10時10分が待ち遠しいチラチラ見ちゃうツキノワグマの腕時計」の購入予約を受け付けている。○毎日2回、ツキノワグマが出現する腕時計同商品は、両手を広げてたつ熊のイラストが文字盤にプリントされた腕時計。短針と長針が熊の胸の辺りにあるため、10時10分になると、長針と短針がVの字になり、黒い熊がまるでツキノワグマのように見える。ベルトはクマ色(黒)とツキノワ色(白)の2本セットで手軽に付け替え可能。文字盤直径は約3cm。価格は5,832円(税込)。
2014年10月20日「午前中からてきぱきと仕事をこなせるが、夕方になると効率が落ちる。夜は眠くて仕方がない。私は朝型人間なのかな」「朝はボーッとしていて、仕事も手につかない。でも、午後になると俄然とやる気が出てくる。どうやら自分は夜型人間らしい」こうした、「朝型」、「夜型」は、体内時計の個人差も関係していると言われています。体内時計の仕組みとは私たち人間は、腕時計などをしていなくても、今が何時頃なのかを漠然とではあっても察することができます。人間を含むほ乳類では、脳の奥にある視交叉上核という神経細胞群が、体内時計として働いています。体内時計といっても、カチカチと時を刻むのではなく、視交叉上核の細胞群では、時計遺伝子というタンパク質の設計図に基づいて、時計機能を担うタンパク質が製造されます。細胞群の中で化学反応が24時間周期でゆっくりと変動して、1日という時間を把握します。つまりタンパク質の製造量が、砂時計のように蓄積していくことで時計の役割を果たしていると言えます。このタンパク質が多量に製造されて貯まってくると、時計遺伝子による製造の命令は抑えられ、タンパク質は減り始めます。これが体内時計の基本的な仕組みです。ある量まで減少すると、また時計遺伝子は活発化して、タンパク質は再び盛んに作られるようになります。このサイクルがおよそ24時間なのです。時計遺伝子はいくつもあって、共同作業をしています。それぞれの時計遺伝子は、人それぞれ異なります。この微妙な違いで、製造されるタンパク質の量的な変動が起こります。量的な変動は、体内時計の周期の個人差として現れます。体内時計は24時間周期ではない腕時計や壁掛け時計などの機械式の時計が正確に24時間を刻むのに対して、人間の体内時計は24時間よりも微妙にずれていて、24時間よりも短いか、長いのです。体内時計の周期が24時間よりも短めだと朝型になります。体内時計の周期が24時間よりも長めだと夜型になります。朝に活動的な朝型人間と、夜に活動的な夜型人間は、体内時計の作り出すタンパク質の量的な周期によって決まるということになります。2013年に国立精神・神経医療研究センターの三島和夫博士らの研究チームは、皮膚の細胞をとり、培養することで、この周期を把握する方法を開発しました。研究は、今後も継続して行われるそうです。体内時計の性質を検査できる方法が確立されれば、朝型、夜型の時間特性に合わせた効率的な活動スケジュールを組み立てることができるようになると期待されています。朝の光で体内時計リセット朝型であっても夜型であっても、社会は朝から仕事を始めて、夜には休息をとり、さらには睡眠時間に充てるというシステムで動いています。よって、個人差がある体内時計を、24時間という1日のリズムに合わせる必要があります。体内時計をリセットし、夜の良質な睡眠をもたらすのは、朝の光です。朝に起床したら、外光を浴びて、体内時計をリセットしましょう。日中の活動性を維持し、し夜に良質な睡眠に就くためには朝の光を浴びることが大切です。Photo by michibanban【提供:武田薬品工業株式会社】
2014年10月10日●新スマホ2機種をアピールサムスン電子ジャパンは8日、同社製の新端末発表イベント「GALAXY WORLD TOUR 2014 TOKYO」を都内で開催。同イベントでは、曲面型ディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン「GALAXY Note Edge」など5製品のプレゼンテーションが行われた。「GALAXY WORLD TOUR 2014 TOKYO」は、2014年9月にドイツ・ベルリンで行われた家電見本市「IFA 2014」にて発表された同社製の新製品説明イベント。NTTドコモとKDDIより発売される、Androidスマートフォン「GALAXY Note Edge」、Androidタブレット「GALAXY Tab S」、腕時計型端末「Gear S」のほか、KDDIより発売されるイヤフォン「Gear Circle」、ドコモより発売されるAndroidスマートフォン「GALAXY S5 ACTIVE」の計5機種をアピールした。サムスン電子ジャパンプロダクトチーム大越一博氏、ギャラクシーマスター2名(増田夏恋さん、山下早紀さん)が登壇し、各機種の説明やデモを行った。○「GALAXY Note Edge」「GALAXY Note Edge」は、ドコモ(10月下旬)、KDDI(10月23日)より発売が予定されている5.6インチAndroidスマートフォン。スマートフォン史上初めて「エッジスクリーン」と呼ばれる曲面型ディスプレイが搭載されている。同機種の最大の特徴である「エッジスクリーン」は、メインディスプレイとは別に独立して動作。アプリの切り替えや、ニュースや天気などの情報表示が可能となっている。イベントでは、「エッジスクリーン」のほか、2つのアプリを同時に使える「マルチスクリーン」機能、2倍の感度に強化された「Sペン」、より広角に自分撮りがしやすくなった「インカメラ」などを紹介した。なお、「GALAXY Note Edge」については、後日レビュー記事を掲載予定。○「GALAXY S5 ACTIVE」「GALAXY S5 ACTIVE」は、ドコモより発売中の5.1インチAndroidスマートフォン。米国国防総省の軍事規格、MILスペックに準拠した耐衝撃性能を備える。また、IPX5/7相当の防水性能、IP6X相当の防塵性能を搭載するなど、タフさが特徴で、アウトドア派のユーザーでも安心して使える仕様になっている。イベントでは、実際に胸の高さから落下させ、同機種の頑丈さをアピールした。●その他機種をアピール○「Gear S」「Gear S」は、ドコモ、KDDIから10月下旬に発売が予定されている音声通話対応の腕時計型デバイス。3G通信とWi-Fi通信(IEEE 802.11 b/g/n)に対応し、SIMカードを挿入すれば「Gear S」自体が電話番号を持つことができる。また、そのデザインについて大越氏は、「カジュアル、ビジネス、フォーマルとシーンを選ばず使っていただける」と話した。「Gear S」自体が電話番号を持つため、「ジョギングなどの際、スマホを持ち歩かずこれだけで十分」(増田さん)とのこと。また、メール機能ではこれまで定型文のみ送信可能だったが、自由文を入力することができるようになったという。○「Gear Circle」、「GALAXY Tab S」「Gear Circle」は、KDDIより10月下旬に発売が予定されているBluetoothヘッドセット。イヤフォン部分にはマグネットが内蔵されており、くっつけることでネックレスのように装着することができる。また、スマートフォンにかかってきた電話を受けることも可能。イベントでは、実際に電話をかけるデモが行われた。「GALAXY Tab S」は、ドコモ、KDDIから12月上旬に発売が予定されているAndroidタブレット。ドコモ版では8.4インチ、KDDI版では10.5インチモデルとなっている。イベント後は、フォトセッションの時間が設けられた。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月08日Lattice Semiconductorは10月2日、都内で会見を開き、2014年5月以来の来日となる同社社長兼CEOのDarin G. Billerbeck氏が、同社の現在のビジネスの状況ならびにシチズン時計がGPS電波腕時計に同社のFPGAを採用したことの背景などを説明した。同氏は、「この4カ月の間、iCE40 Ultraファミリを発表し、MachXO3の量産を開始したほか、Cypress SemiconductorとUSB 3.0オーディオ/ビデオブリッジ開発キットの共同開発やUSB 3.1 TypeCソリューションなどを発表し、コンシューマならびに通信、産業市場などで我々のFPGAが好評を得ている」とこれまでの推移を説明。その結果として、売り上げも6四半期連続で増収を実現しており、iCE40シリーズも2012年の発売以来、累計2億個の出荷を達成したとする。同社の考え方は従来どおりだが、簡単におさらいすると、市場は低消費電力化、省スペース化、低コスト化、そしてモバイル分野の成長に対応したいというニーズがあり、FPGAもそれに対応する必要があるというものだ。同じFPGAベンダで、大手であるXilinxやAlteraがロジックの規模を増やし、性能を向上させていくのに対し、Latticeはそうしたハイエンド・ハイパフォーマンスよりも、省電力や多数のIOを安価で実現したい市場などにフォーカスした戦略を採用しているといえる。そうしたニーズを受ける形で現在、同社は「ECP5」、「MachXO3」、「iCE40」の3シリーズを展開している。ECP5は同社の最大論理回路規模のFPGAだが、その規模は他社のハイエンドとは大きな隔たりがある100K LUT未満であり、トランジスタも小型のものを採用するほか、DSPブロックも改良するなど、省電力、省スペースニーズが強い、例えば自動車の衝突検知のようなシステムを2W以下で実現させるために採用されているとする。また、パッケージにも0.8mmピッチを採用しつつ、4層プリント基板で配線が可能なため、基板コストの低減も実現しているとする。またMachXO3は産業機器からモバイル機器まで幅広く市場をカバーしたFPGAで、I/O関係への対応を強化した製品シリーズとなっており、I/O単価は業界最低とする。I/O数以外にもパッケージもWLCSPなどの小型なものを用意しており、システムの小型/省スペース化ニーズへの対応を可能としている。MIPIなどのハードIPも用意されており、1400万画素、30fpsのイメージセンサでの撮像を実現しており、将来的には2000万画素オーバーの高精細度のスポーツ向けカメラなどにも対応できる予定だとする。そしてスマートフォンやタブレット、IoTといったセンサなどが活用される分野をターゲットとしているiCE40シリーズは、iCE40 Ultraが最新世代だが、2015年には引き続き40nmプロセスを採用した次世代を、2016年には28nmプロセス品を発表する予定だとしており、非常に引き合いが強いシリーズだとする。WLCSPからucBGAまで幅広いパッケージを用意する一方、多数のハードIPや赤外線リモコン機能/LED電流シンクを1チップ上に集積しており、コンシューマ製品で必要とする多くの機能を容易にカスタマイズして実装することができるようになっており、「最近、他社が最小のフォームファクタをうたう製品を発表したが、我々の49 ucBGAサイズであり、そこはすでに1年前に達成している地点。小型、低消費電力では我々が他社よりも一歩先を行っている」(同)と、小型化分野で一日の長があることを強調する。そんな同社がFPGAの次のフロンティアとするのが「ウェアラブル技術」だ。ウェアラブル機器向けコンポーネントの必要条件として同社は、低消費電力や小フォームファクタ、低コストのほかに短期間での市場投入というものがあり、そうした開発容易性の観点でFPGAは最適だという。ではウェアラブルでのFPGAの具体的なメリットは、というと、例えばある機能を実現しようと思った場合、ハードで実現するか、ソフトで実現するか、という問題から始まるが、往々にしてソフトで処理を行う場合、電力消費が問題となる。そこでハード側でそういった処理を行わせることで低消費電力化を実現できるようになるが、それを実現するための開発ソリューションを用意する必要がある。「Latticeとしても、従来はハードの開発が中心であったが、最近は使い勝手が高いソリューションの開発に注力をしており、その結果が、シチズン時計が発表した3秒でGPS衛星の時刻情報を受信可能な『エコ・ドライブサテライトウエーブF100』として結実した」とする。また、「FPGAの価格として我々は5ドル以下の製品に注力しているが、それでもDFEスモールセルやHDRイメージングまでカバーできる製品を提供している。イメージングの要求は特に重要だと考えており、そうしたニーズへの対応は今後も強化していく」とするほか、「第3のFPGAベンダとして市場を支配的に動かせる分野にフォーカスしていく戦略は変わらない。ただし、数を求めるのではなく、イノベーションが求められる分野でリーダーシップを発揮することを追及していく。そのためには日本は民生品の市場が他の地域に比べて大きいほか、産業機器などの市場も強く、将来的にそうした産業機器の市場もコンシューマ的なトレンドに向かっていくが故に、非常に重要な地域」と、コンシューマだけでなく、産業機器や通信関係にも注力しており、そうした市場で強みがある日本は重要な地域とし、日本における可能性は非常に大きいとする。そのため日本でのFPGAのビジネスチャンスも大きいという。これは、日本の顧客とパートナーを組んで成功するという意味だとしており、Latticeの成功を左右するような重要な市場という位置づけとしており、日本の顧客が国内はもとより海外で成功していくための技術支援を行っていく用意があるとし、様々な省電力、小型化ニーズが高いアプリケーションへの搭載を積極的に行っていくとした。かつてFPGAをスマートフォンで使うことは考えられていなかった。しかし現在、FPGAがスマートフォンに搭載される時代となった。こうした流れはほかのアプリケーションでも適用できると思っている。
2014年10月07日ポラール・エレクトロ・ジャパンは3日、トレーニングをガイドするGPS内蔵の腕時計型ウエアラブルデバイス「Polar M400」を発表した。発売は10月末で、希望小売価格は心拍センサー付モデルが税別27,700円、心拍センサーなしのモデルが税別21,800円となっている。Polar M400は、自分で設定した目標に沿って、トレーニングをガイドしてくれるGPS内蔵型のウエアラブルデバイス。トレーニングを管理する「スマートコーチング」は、心拍ゾーンやトレーニング結果のフィードバックを128×128の液晶に表示する。心拍の計測には、胸に巻くタイプの対応センサー「H7」を使用する。そのほか本体の機能として、スポーツごとの表示項目をカスタマイズできる「スポーツプロファイル」機能、目標にあわせてトレーニング中にアドバイスをくれる「トレーニング目標」機能、ユーザーが長時間活動していない際には運動を促す機能、自己ベストを更新すると通知してくれる機能などのトレーニング機能を充実させた。また、GPSを利用して、ランニングなどのスタート地点までの最短距離を表示する「スタート地点に戻る(BACK TO START)」機能を持たせている。目標設定や計測データの確認は、専用のスマートフォン用アプリ「Polar Flow」から行う。スマートフォンとはBluetooth Smartで接続。付属のmicroUSBケーブルでパソコンと接続すれば、Webサービス「Polar Flow」からもデータを閲覧できる。スマートフォン対応機種はiPhone 4S/5/5c/5s/6/6 Plus、iPad(第3・4世代)、iPad mini、iPod touch(第5世代)。アプリの対応OSはiOS 7.0以上。Webサービス「Polar Flow」を使う場合の対応OSはMac OS X 10.6以上、Windows XP/7/8/8.1。本体部分の厚さは11.5mm、重量は56.6g。30m防水性能を持つ。電源は充電式電池、トレーニングモードで最大8時間、時刻表示モードで最大24日の駆動が可能だ。本体メモリには最長30時間分のデータを記録できる。カラーはブラックとホワイト。なお、心拍センサー「H7」の価格は税別8,900円(心拍センサー付モデルには同梱される)。
2014年10月03日●この存在感、EDIFICEシリーズ中ナンバーワンBASEL WORLD 2014の参考展示で大いに注目を集めた、カシオのメタルウオッチ「EDIFICE(エディフィス)」のBluetooth対応モデル「EQB-500」。日本では9月3日に正式発表され、9月30日から店頭に並んでいる。モータースポーツをコンセプトにするEDIFICEは海外でも高い人気と知名度を誇るだけに、日本のユーザーだけでなく、世界中の時計愛好家はさぞ待ちわびていたことだろう。そこで今回は、EQB-500の精悍なビジュアルとディテールが詰まった写真をお届けする。さらに、iPhoneとリンクして実際にワールドタイムを設定する動画も掲載した。その使いやすさ、快適さをぜひ実感していただきたい(写真のサムネイルをクリックすると拡大表示。撮影に使用したモデルは、シルバーケースの「EQB-500D」)。○「機能」を「デザイン」に正直なところ、EQB-500に関しては書き尽くしたつもりでいた。BASEL WORLD 2014でもレポートしたし、カシオ計算機 時計事業部長 増田裕一氏にお話も伺った。国内正式発表のアナウンスがあったカシオの2014年秋冬・新製品発表会の記事も書いたし、数え切れない点数の写真を撮った。なのに、それでもなお、今こうして目の前のEQB-500を眺めていると次々に新しい発見がある。ベゼルからラグ、バンドの中駒へとつながる美しい鏡面の輝き。放たれる光線のスピードと鋭さを静かに受け止めるステンレスケースとバンドのヘアライン。立体的なパーツ形状が織りなすメリハリとともに、要所要所で使い分けられた研磨の手法が立体的な光の反射と陰影のグラデーションを作り出す。それはメタルウオッチだけに許された醍醐味だ。そして、光を跳ね返す強さ、複雑さ、それによって演出される腕時計としての存在感において、EQB-500は間違いなくEDIFICEシリーズ中ナンバーワンだと思う。EQB-500のベゼルを鮮烈な輝きのオーバルたらしめている要因は、細かな文字の入った都市コードリングがないことだ。これにより、ダイヤルの黒地が輝くベゼルに接することを許されている。メタルインデックスの大型化にも寄与しており、まるでダイヤルから飛び出さんとするかのような、圧倒的な力強さと視認性も得ることができた。都市コードリングが時計上から不要となった理由は、いうまでもなく、スマートフォンとリンクすることで、ワールドタイムをアプリ上から簡単に設定できるようになったことによる。それを単なる時計の一機能として終わらせず、デザインにも最大限に利用することで、機能・外観ともに腕時計としての満足度を向上させているところが素晴らしい。さて今回は、その「ワールドタイムをアプリ上から設定する」操作を動画で掲載したので、写真とともにぜひご覧いただきたい。●EQB-500とスマートフォン連携を動画で見るEQB-500のスマートフォンリンクを使用するには、iOS 7以上(iOS 8は後日対応予定)、Android 4.3以上を搭載した対応スマートフォン(詳しくはカシオのWebサイトを参照)が必要だが、今回はiPhoneを使用した。なお、使用するアプリケーション「CASIO WATCH+」は、AppStoreやGoogle PlayStoreからダウンロードできる。上記の動画で操作している内容は以下の通り。動画でもお分かりいただけるとおり、認識と接続は非常に早く、連携操作はきわめて快適だった。このほかEQB-500は、CASIO WATCH+と連携することで、自動時刻修正、ストップウォッチ機能でラップ計測時に平均スピードを表示、Eメール確認、遠隔操作でスマートフォンの音を鳴らす携帯電話探索など、便利な機能を利用できる。Eメール確認については、あらかじめ設定したメールアカウントに対して新着メールを確認し、過去1時間以内の新着メールをチェック可能だ(1時間以上前のメールは確認できない)。EQB-500Dの価格は4万円(税別)。ビジネスシーンでも目を引くだろう見た目の美しさ、高度な機能と使いやすさを考えれば、それ以上の価値は十二分にあると私は断言する。対応するスマートフォンをお持ちか、あるいは購入を考えている方には、ぜひおすすめしたい一本だ。
2014年10月03日●"ウエアラブル・エプソン"エプソンは2日、ウエアラブルデバイス3機種を発表した。同日に発表会を開催し、高精度な脈拍計測によって多彩な機能を実現した腕時計型の2機種「PULSENSE」「WristableGPS」と、ゴルフスイング解析システム「M-Tracer For Golf」の新モデル「MT500GII」をお披露目した。○1日を脈でまるごと可視化する「PULSENSE PS-500B」PS-500Bは、加速度センサーに加えて、独自の高精度脈拍センサーを搭載した腕時計型ウエアラブルデバイス。加速度センサーだけでは体の動きしか計測できず、運動強度や消費カロリーを正確に計測することが難しい。しかし、あわせて脈拍の計測をすることで、体にどのくらいの負荷がかかっているか、という運動強度や消費カロリーをより正確に計測できる。脈拍を計測することで、睡眠の状態と心の状態をモニタリングする付加機能を実現した。睡眠判定機能では、眠っている間の脈拍推移をモニタリングして、睡眠状態を「浅い」「深い」で判定。脈拍と活動量から睡眠に入ったことを検知して、自動で睡眠モードに切り替える。心の状態を計測する「こころバランス」では、非運動時の脈拍の推移を見て、特に脈拍が高かったところを「エキサイト」、低かったところを「リラックス」として記録。1日の状態を可視化する。計測データはスマートフォン用アプリ「PULSENSE View」から確認可能だ。アプリでは活動時間や歩数、移動距離、カロリー収支、睡眠状態、こころバランスを管理できる。また、「エキサイト」と判定された時刻、場所、心拍数が自動で保存されるので、その時何があったかなどの詳細をユーザーが後から書き足せるようになっている。本体サイズはW35×D14×H45mm、重量は44g。対応する腕回りサイズは140-190mm。バッテリーは容量75mAhのリチウムイオン電池で、充電は付属のクレードルで行う。脈拍連続計測時間は約36時間となっている。防水性能として、3気圧防水を備える。メモリを内蔵しており、480時間分のデータを記録可能だ。対応OSはAndroid 4.4以上、iOS 7.1以上、およびWindows Vista/7/8/8.1。また、PS-500Bのほかに、本体の液晶モニターとパソコンとの連携機能を省略した「PS-100」シリーズも用意する。カラーはブラックとターコイズブルー。両モデルとも発売は11月6日だ。価格はオープンで、エプソンダイレクトショップでの販売価格は「PS-500B」が税別19,800円、「PS-100」シリーズが税別14,800円となっている。○胸ベルトいらずで心拍トレーニング - 「WristableGPS SF-810」SF-810シリーズは、GPSと独自の高精度脈拍センサーを搭載した腕時計型のウエアラブルデバイス。心拍トレーニングでの使用を想定している。従来モデルでは、心拍数を計測するために胸ベルトを巻く必要があったが、このたびのSF-810シリーズでは脈拍センサーの精度を高めることで、胸ベルトの装着が必要なくなった。計測データは、パソコンやスマートフォンからアクセスするWebアプリ「NeoRun」で管理できる。本体の厚みは14.2mm、重量は52g。防水性能として5気圧防水を備える。GPS信号測位と毎秒ごとの脈拍計測を同時に行った場合、連続で20時間動作可能だ。メモリを内蔵しており、約70時間分のデータを記録できる。NeoRunの推奨ブラウザはFirefox、Google Chrome、Safariの最新版、Internet Explorer 9以上だ。カラーはブラックとバイオレット。発売は10月17日。価格はオープンで、エプソンダイレクトショップでの販売価格は税別37,800円となっている。○ゴルフスイング解析システム「M-Tracer For Golf」の新モデル「MT500GII」MT500GIIはゴルフクラブのグリップ部分に取り付けるセンサー。専用ソフトウェアと使用することでユーザーは自分のスイングを解析できる。従来モデルからスイッチボタンの操作性を向上。アプリ、Webサービスともに機能を充実させるなどのブラッシュアップが図られた。発売は10月8日。価格はオープンで、エプソンダイレクトショップでの販売価格は税込29,800円となっている。次ページでは、製品コンセプトやテクノロジー、販売戦略についての発表会レポートをお届けする。●なりたい自分は「脈拍」でコントロール○なぜ"今"ウエアラブルなのかはじめに登壇したのはエプソン販売 取締役 販売推進本部長 鈴村文徳氏。鈴村氏は、エプソンがウエアラブルデバイスに"今"注力することの意義について説明した。エプソンはこれまでにも数多くのウエアラブル機器を世に送り出している。クオーツウオッチをはじめ、腕時計型の「テレビウオッチ」(1982年)、「リストコンピューター」(1984年)など。時代を先取りしすぎて、当時は受け入れられなかったと鈴村氏は語る。しかし、現在はスマートフォンなどの普及も手伝って、いつでもどこでも情報を入手したい、という風潮が生まれてきている。そのため、腕時計型に限らずウエアラブルデバイスは市場拡大が進んでおり、注目を集めている分野でもある。腕時計型の他社製品が多く発売されている中で、エプソンは"脈拍"に注目。詳しくは後述するが、高い技術力でオリジナリティあふれるデバイスを作り出したという。それが前ページで紹介した腕時計型の「PULSENSE」と「WristableGPS」、ゴルフスイング解析システム「M-Tracer For Golf」だ。エプソンは腕時計型のほかにも、メガネ型の「MOVERIO」などの多彩なウエアラブルデバイスを発売している。今後は、ジャンルをまたいで展開しているエプソンのウエアラブルデバイスを「つけて、つかう、ウエアラブル・エプソン」というキーワードでまとめる。○精度の高い脈拍センサー続いて、セイコーエプソン 業務執行役員 センシングシステム事業部長 森山佳行氏が、新製品の技術説明を行った。腕時計型の「PULSENSE」と「WristableGPS」には共通して脈拍センサーを搭載。手首の動脈に光を当てて、脈拍をモニタリングする。激しい運動をすると正しい心拍数を計測しにくいが、加速度センサーによって体の動きを検知してアルゴリズムでノイズを除去するため、より正確な脈拍計測が可能となった。また、前モデルでは3つのICに分かれていたものを1つに統合した専用ICを開発。実装面積で従来比50%以下の小型化を実現した。健康管理向けの「PULSENSE」、ランニング向けの「WristableGPS」と用途が異なるため、それぞれ脈の取り方もちがう。「PULSENSE」はシングルセンサーで、4秒ごとに脈を取る。一方で「WristableGPS」はダブルセンサーで、毎秒脈を計測する。また、ゴルフスイング解析システム「M-Tracer For Golf」の新モデル「MT500GII」は、センサー部分の性能は前モデルのものを踏襲しているが、より使いやすく機能を向上させた。○脈拍センサーで他社と差別化できた続いて、販売戦略について、エプソン販売 新事業推進部長 西岡茂樹氏が説明した。西岡氏は、加速度センサーに加えて脈拍センサーを搭載したことで他社と差別化できた、と自信を持って語った。西岡氏によれば、「WristableGPS」はGPS機能付きスポーツウオッチのジャンルで2013年度市場シェアNo.1を獲得(エプソン調べ)。また、従来モデル「SF-710S」は2014年度上半期のAmazon.co.jpの"腕時計"ランキングでNo.1だったという。スポーツウオッチといった特定のジャンルではなく腕時計という広いジャンルでNo.1を獲得したという結果をうけて、西岡氏は「社内でも驚きの声が多かった」と語った。
2014年10月02日エプソンは2日、腕時計タイプのGPS搭載スポーツモニター「WristableGPS」の新製品として、フラッグシップに位置する「SF-810B」と「SF-810V」を発表した。新たに独自技術の高精度脈拍センサーを搭載している。発売日は10月17日で、店頭予想価格は両機種とも3万円台後半。WristableGPSは、ランニングの際に正確な走行距離とタイムを記録したいというニーズに応える製品だ。エプソンが独自開発した、高精度なGPSチップを搭載する。周回コースやビル街でも、電波の乱れや誤差を抑制して正確に測位。日本の真上を通過する国産準天頂衛星「みちびき」にも対応するので、電波が建物などに遮られにくい利点を持つ。実速度と体振動周波数から歩幅を学習するストライドセンサーを内蔵しており、トンネル内や室内のスポーツジムといったGPS電波を受信できない場所でも、高い精度で走行距離とラップを刻み続けられる。GPSチップを搭載したスポーツウオッチは一般的に、GPSサーチにある程度の時間がかかるため、正確さを期すにはラップを取り始めてから実際に走り始めるまで多少の待ち時間が必要だ。今回の新モデルはGSPチップのサーチも高速化しており、走り始めるまでの時間を短縮でき、トレーニング時間を有効に使える。また、GSP測位完了前でも計測を開始できるスキップ機能も備えている。新機能の脈拍計測は、血液中のヘモグロビンが光を吸収する性質を利用し、手首の血管にLED光を照射して血流の変化を毎秒読み取る仕組みだ。胸ベルトを使用した心拍計測との誤差は±2%以内と、より手軽、かつ正確な脈拍計測を実現している。なお、脈拍は連続で約20時間の計測が可能だ。このほか、Webアプリ「NeoRun」を標準添付。計測データを、PCやスマートフォン経由でアップロードして管理できる。走行軌跡の地図表示、走行速度・距離のグラフ化といったデータのほか、脈拍数や消費カロリーの集計・表示にも対応。トレーニングの緻密な管理・分析が可能になっている。厚さは14.2mm、重量は約52g、5気圧(50m)防水に対応し、充電用のクレードルなどが付属する。SF-810Bは色がブラック、SF-810Vは色がブラック/バイオレットとなっている。
2014年10月02日エプソンは2日、腕に装着して脈拍を計測する活動量計「PLUSENSEシリーズ」2機種5モデルを発表した。11月6日から発売し、価格はオープン。店頭予想価格(税別)は、液晶表示タイプで時計機能を備えた「PS-500B」が1万円台後半、バンドタイプの「PS-100シリーズ」が1万円台半ば。PLUSENSEシリーズは、高精度脈拍センサーと加速度計を搭載。脈拍センサーで体への負荷、加速度計で体の動きを計測することで、坂道などでも正確に運動強度と消費カロリーを算出できる。脈拍と活動量をもとに睡眠に入ったことも自動検知し、睡眠時間や眠りの深い/浅いも可視化する。また、運動量が少ない時に脈拍が高かければ「エキサイト」、低ければ「リラックス」として記録するなど、1日の状態を細かく把握できる。計測データは専用アプリ「PLUSENSE View」に転送して管理・分析。PLUSENSE本体では目的別に運動強度を5つの「心拍ゾーン」に置き換えて設定できるが、専用アプリでは心拍ゾーンごとの活動量や歩数、移動距離、カロリー収支、睡眠、心のバランスを表示可能だ。目標体重とダイエットペースを設定すれば、1日の活動目安時間や摂取・消費カロリー目安を提示してくれ、その目安に沿って活動できているかを本体のLEDと振動で告知する。食事記録を入力すると摂取カロリーとして数値化、脈拍計測による消費カロリーと合わせて1日のカロリー収支を表示する。専用アプリは、「PS-500B」はPCおよびスマートフォンで利用可能、「PS-100シリーズ」はスマートフォンのみの利用となる。なお、スマートフォンに電話やメールの着信があれば、振動やLEDで通知する機能も搭載した。主な仕様は、「PS-500B」本体の外形寸法はW35×D45×H14mm、重量44g、対象腕周り140~190mm。脈拍連続計測時間は約36時間、最大記録時間は480時間。リチウムイオン電池(75mAh)内蔵で充電時間は約3.5時間。3気圧防水。Bluetooth Smart搭載。システム条件は、スマートフォンがAndroid4.4以降、iOS7.1以降、PCはWindows Vista SP2/ 7 SP1/ 8/ 8.1。カラーはブラックのみ。充電クレードル付属。「PS-100シリーズ」は、手首の太さに合わせたS/Lの2サイズを用意、カラーはS/Lともにブラックとターコイズブルーの2色展開。本体の外形寸法はW22×D45×H12.5mm、重量はSサイズが30g、Lサイズが31g。対象腕周りはSサイズが135~160mm、Lサイズが150~210mm。脈拍連続計測時間は約36時間、最大記録時間は480時間。リチウムポリマー電池(40mAh)内蔵で充電時間は約2.5時間。3気圧防水。Bluetooth Smart搭載。スマートフォンのシステム条件は、Android4.4以降、iOS7.1以降。充電クレードル付属。
2014年10月02日フォーカルポイントは1日、米Mioのリストバンド型心拍計「Mio LINK リストバンド型心拍計」を発売した。心拍数を継続して測定し、BluetoothやANT+で接続したスマートフォンからデータを参照できる。価格はオープンで、同社の直販サイトでの販売価格は税別13,800円となっている。Mio LINKは、継続的に心拍を計測するリストバンド型心拍計。Bluetooth LEかANT+で接続したスマートフォンからリアルタイムで心拍数データを確認できる。心拍ゾーン(運動強度)を本体に搭載されたLEDランプの色によって5段階で表示するので、ユーザーは自分の目的に合った心拍数を意識して運動に取り組むことが可能だ。サイズ(リストバンド含まず)はW25×D13×H45mm、重量(リストバンド含む)は約34g。リストバンドは、長さ121-175mmのS/Mと、149-208mmのM/Lの2種類を用意する。30m防水性能を備える。バッテリーは容量60mAhのリチウムポリマー電池。充電用のUSBアダプタが付属する。対応機種はiPhone 4S/5/5c/5s/6/6 Plus、iPad(第3世代以上)、iPad mini、iPod touch、Bluetooth LEに対応するAndroid端末、ANT+に対応する端末。対応アプリは、Mioの提供する「Mio GO」のほか、「Endomondo Sports Tracker」「Map My Ride」「miCoach」「Run with Map My Run」「RunKeeper」「Strava Cycling」「Wahoo Fitness」となっている。
2014年10月02日セイコーウオッチは1日、イタリアのカー&インダスアトリアル・デザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロ氏が手がけた腕時計「<セイコー スピリット>SEIKO×GIUGIARO DESIGN 限定モデル」を発表した。全5モデルでそれぞれ2,500本の限定生産となる。税別価格は28,000円より。今回の新モデルは、1983年に発売されたアナログクオーツのクロノグラフを、当時のモデルをベースとして現代的なカラーリングに一新した復刻版だ。左腕に着けた状態での操作性を向上させるため、時計の中心とバンドの中心をオフセットした独特な造形の左右非対称デザインとなっている。また、2時位置と4時位置に配置された大型ボタンなど、自然な流れで操作できるように細やかな配慮を積み重ね、斬新な造形が生み出された。1983年当時も、機能美を追求したデザインとして注目を集めた。ラインナップと税別価格は、ブラック×グレー「SCED017」と「SCED019」が32,000円、グレー×ブルーの「SCED021」およびグレー×シルバーの「SCED023」が28,000円、ゴールド×シルバーの「SCED025」が30,000円。各モデルともステンレスケースで、ケースサイズは外径40.8×厚さ11.2mm、両回転ベゼル、10気圧の日常生活用強化防水を備え、裏ぶたにはシリアルナンバーが刻印される。キャリバーNoは7T12、平均月差は±15秒、ストップウオッチ機能は1/5秒計測(60分計)、電池寿命は約5年。
2014年10月02日