映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(2023年12月8日公開)の新春舞台挨拶が8日に都内で行われ、W主演を務める福原遥と水上恒司が登壇した。同作は汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。○■水上恒司が報道陣に気さくに話しかける一幕も同作は、昨年12月8日に公開を迎え、現在までで興行収入28億円を突破し大ヒットを記録。今回の舞台挨拶では、大ヒットへの感謝の気持ちを込めて、福原と水上が舞台挨拶終了後にサプライズでお見送りを行なった。お見送り場所にスタンバイした水上と福原は「明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします」と報道陣にも挨拶。「きょうが仕事初めの方はいらっしゃいますか?」と気さくに話しかけ、場を和ませていた。まさかのサプライズに興奮気味の観客から黄色い歓声が上がるなか、福原と水上は1人ずつ丁寧にお見送り。観客からの感想や応援の言葉にもしっかりと答え、集まったファンを喜ばせていた。
2024年01月08日岡山天音が主演する映画最新作『笑いのカイブツ』の公開初日を記念し、1月5日(金)にテアトル新宿にて舞台挨拶付き上映が開催。岡山さんと仲野太賀、松本穂香、板橋駿谷、滝本監督が揃って登壇した。公開日初日の上映後、盛り上がりを見せる満席の客席に拍手喝采で迎えられて登場したキャストと監督たち。主演の岡山さんをはじめ役者陣は、新年の挨拶とともに「新年からこの映画を選んでいただけてうれしい」「新年初映画の方も多いのでは」と口々に述べ、板橋さんが「この映画を1本目に選んでくださった方はセンスがいい!」と会場を盛り上げると、「本作が新年1本目の映画の方は?」という司会の呼びかけに対し、大勢の観客が挙手。満席の会場を見回し、岡山さんは「初日というのは今まで何度も経験がありますが、今回は味わったことがない感覚。心待ちにしていたので、とても幸せです」と嬉しそうな表情を見せた。自身が演じた“人間関係不得意”なツチヤタカユキという役柄については「現在生きている実在の方を演じることはなかなかないので、実際の佇まいをお手本にするべきか、これまでの役作りを用いるべきか、映画という形を考えてアプローチは悩みましたが、あくまで小説の“ツチヤ”を演じるよう意識しました」と役作りを語った。また、岡山さんの“怪演”が話題を呼んでいる本作の中でも印象的な、ツチヤが頭を打ち付けるシーンについて聞かれると、「僕は憑依型なので、覚えていません、すみません!」と茶目っ気たっぷりに答え、客席が笑いに包まれていた。仲野×板橋の漫才シーンは「本当の一発撮り」と監督明かすお笑い芸人ベーコンズの西寺を演じ、本作で本格的な漫才に挑んだ仲野さんは、漫才指導をしてくれた「令和ロマン」のM‐1グランプリ優勝について聞かれると「なんて幸先が良いんだと。今日は絶対に言うと決めていました。僕らは『令和ロマン』に漫才指導をしてもらったと」と熱弁。さらに、西寺の相方・水木を演じた板橋さんの先ほどの言葉を用い、「『令和ロマン』さんに指導をお願いした制作陣もこれまたセンスがいい」と2人で掛け合いを続け、劇中での漫才さながら息の合う様子も。ツチヤタカユキが制作したネタの台本は綿密に笑いどころが計算されていたと明かし、「令和ロマン」と相方をシャッフルして練習を重ねたことを語った。一発で撮り終えたという漫才シーンについて、仲野さんが「本当に緊張した、初めてエキストラさんに自分たちの漫才を見てもらった、ウケたときは本当に気持ちがよかった!」と興奮気味に語ると、板橋さんも「本当に2人しか助け合える人がいない空間で緊張していた」と盛り上がった。そして「あのシーンは笑いも足していないし本当の一発撮りだった」と監督。「なぜそうしたかというと空気感や緊張感を作ったほうが漫才の魅力を表現できると思って、2人にお願いして一発で撮りました。2人の練習の賜物です」と絶賛した。松本穂香、岡山天音の芝居に感激「完成した時にすごいシーンになると確信」松本さんは印象に残っている居酒屋でのシーンについて「岡山さんがすごかった。あの場で何度聞いても菅田(将暉)さんが演じたピンクの言葉が胸に染みるし、本当にすごいシーンだった。自分は現場にいるはずなのに、現場にいても映画を観ているようで、完成した時にすごいシーンになると確信していた」と言葉に力を込める。監督も同意し、「岡山天音という役者の魅力がダイレクトに伝わり思わず泣いてしまった」と明かす。岡山さんとの印象に残るシーンについて、仲野さんは「スタッフがみんな天音の演技に惚れていた。演技が良すぎてカットがかけられない、と言っているカメラマンさんを見て、天音すげぇなって感動していた」と関心しきり。一方、岡山さんは「その演技は太賀くんがいてくれたから」と語り、2人の信頼感が感じられた。“役者のカイブツ”は?全員一致で岡山天音にこの日は観客から挙がった質問コーナーも設けられ、岡山さんへ「ツチヤを演じている中で、一番苦戦したシーンはどこですか?」という質問が上がると、「全部といえば全部苦しかった。ツチヤには他人事ではないなにかを感じていた」と回答。「しいて言えば5秒に1本ネタを書くシーンはタイマーをもって書く、という行為が難しかった」と語った。また、「アドリブで使われたシーンがあれば知りたいです」という質問に対し、監督は「菅田さん演じるピンクがアドリブでふらっと出てくるシーンがあって、突然のことだったのでびっくりした。エキストラのみなさんに助けてもらった」と裏話を明かすと、岡山さんは「菅田くんのアドリブをモニターで見ていた監督の高笑いが、演じている僕たちまで聞こえてきた」と語り、会場が爆笑に包まれた。「撮影中、お互いの演技を見ている際に、“この人は役者のカイブツだ!”と感じた瞬間はありましたか?」という質問に、仲野さんは「天音とのシーンは常にそう思っていました。僕の印象に残っているシーンでいうと、ツチヤが飲み物を買いに行ってコケるシーンを後ろから見ていたとき、セリフもないのに背中だけでツチヤを体現していて愛おしさを感じた。あのシーンはよかった」と回想。松本さんも「天音さんを近くでずっとみていて、天音さんでありながらツチヤとして役と闘っているところが印象的でした。天音さんしかできないな、集中力も尋常じゃないと思いました」と語り、全員一致で岡山さんが“役者のカイブツ”と答える結果となった。最後に監督は「僕は映画が好きで好きでここにいます。皆様のおかげです」と熱く感謝を述べ、岡山さんも「ツチヤを僕に任せてくれたことを本当に誇りに思います。笑いのカイブツという作品を皆さんにお届けできたことが本当にうれしい。皆さまそれぞれの受け止め方でこの映画を心にとどめてほしい」と感謝をコメント。「大変なことが起こっている世の中ですが皆さんが一刻も早く心からエンタテインメントが楽しめる世になることを願っています」と結び、大きな拍手のなか舞台挨拶は終了した。『笑いのカイブツ』はテアトル新宿ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:笑いのカイブツ 2024年1月5日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©︎2023「笑いのカイブツ」製作委員会
2024年01月07日今日から仕事始めという方も多いのではないでしょうか。新年を迎えるにあたっては、ビジネスメールのやりとりで挨拶をする機会が増えますよね。しかし、いざ挨拶の言葉を考えるとなると、「どんな文面を書こうか」「失礼にならないだろうか」など、気になる人もいるでしょう。この記事では、ビジネスメールで使える新年の挨拶例文を8つ紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。■取引先・お客様への新年の挨拶取引先へのメールでは、今後も気持ち良く取引できるよう誠意を込めた文面を心掛けましょう。大切な取引先なら「本来は直接ご挨拶をするべきところ」と、略儀をお詫びします。会社の営業スタートの日も知らせておくとベターです。◇例文1*謹んで新年のお喜びを申し上げます。旧年中は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。本年もより一層のご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。本来は直接ご挨拶をするべきところですがメールにて失礼いたします。新年は1月5日より平常営業をいたしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。*◇例文2*謹賀新年旧年中は大変お世話になり誠にありがとうございます。御社のご要望にこれまで以上お応えできるようさらに努力してまいります。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。何卒どうぞよろしくお願いいたします。*■上司や先輩への新年の挨拶上司や先輩への新年の挨拶では、前年お世話になったことのお礼と、今年の抱負を伝えると良いでしょう。役職が上の相手には礼儀を重んじますが、堅すぎず丁寧さが伝わる言葉遣いの文面にします。社内の人へはメールで挨拶をする略礼を詫びる必要はありません。◇例文1*新年おめでとうございます。○○課の○○です。○○部長には昨年も大変お世話になり誠にありがとうございました。特に○○プロジェクトの件では親身にご指導くださり心より感謝申し上げます。本年はいっそう飛躍の年となるようにいたします。引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。*◇例文2*明けましておめでとうございます。○○グループの○○です。昨年も大変お世話になりました。課長に手取り足取り教えていただいたご恩をお返しできるよう成果を出してまいります!本年もどうぞよろしくお願いいたします。*■同僚への新年の挨拶同僚への新年の挨拶は、関係性に合わせてフランクな内容を織り交ぜると良いでしょう。距離を感じさせない、そして協力し合おうという気持ちが伝わる文面です。社内であれば業務連絡の一環でもあるので短めの文章にします。◇例文1*明けましておめでとうございます。いよいよ○○年度は○○のスタートの年ですね。今年はさらに真価が問われる年になると思うので精一杯努力していきます。力を合わせて乗り越えていきましょう!今年もお世話になりますがどうぞよろしくお願いします。*◇例文2*明けましておめでとうございます。○○さんには昨年は○○プロジェクトの件のみならずプライベートでも相談に乗ってもらい助けてもらってばかりでした。ありがとうございました。今年もおいしいお酒が一緒に飲めるようにより一層努力します!これからもどうぞよろしくお願いします!*■部下や後輩への新年の挨拶部下や後輩への新年の挨拶は、前年の働きをねぎらい、モチベーションが上がるような内容にすると良いでしょう。部下や後輩に向けてはフレンドリーさを出すのもおすすめ。具体的な成果などに触れることはモチベーションアップにつながります。◇例文1*明けましておめでとうございます。昨年は○○の件で大変なこともあったと思いますが粘り強くやり遂げ結果も期待以上に出してくれとても頼もしかったです。今年も健康に気をつけて頑張ろう。*◇例文2*明けましておめでとうございます。昨年は○○の件で○○さんにはたくさん活躍してもらって助かりました。ありがとうございました。私も精一杯、力を尽くすのでこれからもチームメンバーと一緒に頑張りましょう。*■新年の挨拶で気持ちの良いスタートを新年の挨拶はビジネスパーソンにとって節目になるもの。気持ちよく仕事をスタートさせるためには、丁寧さ、礼儀が大事です。以下の記事では、新年の挨拶の注意点も紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。≫新年の挨拶に使える文例8つ(ビジネスメール編)(マイナビウーマン編集部)※画像はイメージです
2024年01月04日新年の挨拶といえば、「あけましておめでとうございます」ですが、いつまで挨拶の言葉として使用していいのでしょうか。1月中旬以降に新年初めて会う方にも使っていいものなのか悩みますよね。今回は、今さら聞けない新年の挨拶マナーについて、秘書歴約15年でマナーに詳しい、能美黎子さんが説明します。「あけましておめでとう」を使う期間【元社長秘書のマナー講座】vol. 17新年の挨拶である「あけましておめでとうございます」ですが、いつまで使ってよい言葉なのか疑問にもたれているかたもいるのではないでしょうか。実際、1月中旬以降に新年初めて会う人に対して「あけましておめでとう」と挨拶をしていいものか迷うかたも多いと思います。今回は、「あけましておめでとうございます」はいつまで使用していいのか、中旬以降に初めてお会いする人に対してはどのような挨拶の言葉を交わしたらいいのか、注意点や言い回しについてご紹介します。「あけましておめでとうございます」はいつまで使っていいの?一般的には「松の内」が終わる1月7日まで!「あけましておめでとうございます」を使うのは、「松の内」が終わる1月7日までが一般的とされています。松の内とは、お正月にやってくる年神様の依り代である松を飾っておく期間のことを言います。江戸時代初期は松の内は1月15日まででしたが、現在では関東を中心に1月7日までとし、関西方面は1月15日までとされています。1月中旬以降、新年の挨拶は何て言えばいいの?「今年もよろしくお願いします」と伝えよう!松の内を少し過ぎた1月7日前後の時期であれば「あけましておめでとうございます」の挨拶でも差しさわりありませんが、1月中旬を過ぎてしまうと正月気分がまだ抜けていないのかなと思われてしまう可能性があるため注意が必要です。とはいえ、1月中旬以降に新年初めて会うかたも多いかと思います。その場合には「今年もよろしくお願いします」や「本年も引き続きよろしくお願い致します」という言葉で挨拶をしましょう。1.「新年のご挨拶が遅れました。今年もよろしくお願いいたします」2.「お正月にご挨拶ができませんでした。遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします」新年の挨拶メールの注意点メールも挨拶まわりと同様に基本は1月7日の松の内まで直接会う場合と同様に、メールにおいても挨拶の冒頭で「あけましておめでとうございます」を使っていい期間は、1月7日の松の内までがいいでしょう。ただし、ビジネスでは、仕事初めは業種や会社によって違うため注意が必要です。元旦から仕事をしている相手に対して「あけましておめでとうございます」と挨拶してしまうと、相手は不快に思うかもしれません。相手に合わせた臨機応変な対応が一番大切ですが、以下の日数を参考にしてみてください。1.社内の場合は、新年の営業開始日2.社外の場合は、相手の新年の営業開始日から2~3日以内。遅くとも1週間以内一斉送信はNG同じ内容だからと、一斉送信することは絶対にNGです。受け取った相手の立場からは「面倒で手間を省いた」と受け取られてしまう可能性があります。また、安易に一斉送信をすることで、個人情報の扱い方を軽視した失礼なメールとなってしまい新年から心象がよくありませんので注意しましょう。新年の挨拶に使える冒頭と結びのフレーズビジネスの場で新年の挨拶に使えるフレーズのご紹介です。冒頭の挨拶新年あけましておめでとうございます謹んで新春のお慶びを申し上げます昨年中は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます結びの挨拶本年のご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます本年も貴社のお力になれるよう、よりいっそう尽力する所存です新年を迎え、新たな気持ちで業務に邁進する所存ですおわりにお正月は、新しい1年の始まりです。新年の挨拶には、「昨年の感謝の気持ち」そして「本年もよろしくお願いします」と言った意味が含まれています。適切な期間に「あけましておめでとうございます」と挨拶をし、お互い気持ちのよい新年を迎えられるようにしましょう。みなさまにとって、素敵な1年の始まりとなりますように。<筆者情報>ライター:能美黎子大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。©Knut/Adobe Stock文・能美黎子
2024年01月01日このたび、アニメ『傷物語』の総集編『傷物語 -こよみヴァンプ-』の舞台挨拶にてライブビューイングの開催が決定し、公開初週の来場特典も公開となりました。『傷物語』について『傷物語』とは、西尾維新がおくる『化物語』の前日譚にして、〈物語〉シリーズの原点。アニメは原作小説「傷物語」を、「Ⅰ鉄血篇」、「Ⅱ熱血篇」、「Ⅲ冷血篇」の全三部作として、2016年に映像化され、劇場公開されました。そして2024年、「Ⅰ鉄血篇」、「Ⅱ熱血篇」、「Ⅲ冷血篇」を新たに総集編として再構成し、『傷物語-こよみヴァンプ-』として、劇場公開を行います。公開日は、2024年1月12日(金)にて、全国劇場での公開予定です。高校二年生の阿良々木暦はある夜、伝説の吸血鬼であり、“怪異の王”キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと衝撃的な出会いを果たす。まばゆいほどに美しく。血も凍るほどに恐ろしく。四肢を失い、痛々しくも無残な伝説の吸血鬼。全ての〈物語〉はここから始まる―公開記念舞台挨拶のライブビューイングが開催決定!この度『傷物語 -こよみヴァンプ-』の1月13日(土)開催予定の映画公開記念舞台挨拶の好評を受け、ライブビューイングの開催が決定しました。新宿バルト9にて、10:30上映開始の回上映後での舞台挨拶を、全国118館にて開催いたします。メインキャスト2名登壇によるスペシャルイベントにて、この機会にぜひお近くの劇場にてライブビューイングにご参加ください。初週来場特典を公開!そして、公開初週の来場者へ配布される特典の内容も公開になりました。第1週目の来場者特典は、本作のキャラクターデザイン守岡英行氏描き下ろしA4ビジュアルボードにて、1月12日(金)から配布開始予定です。イラストには、暦とキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードが一緒に横たわるシーンが描かれています。こちらの来場特典もぜひお見逃しなく。舞台挨拶のライブビューイングも決定し、初秋来場特典の公開等、ますます盛り上がりを見せる『傷物語 -こよみヴァンプ-』。今後の情報にも、引き続きぜひご期待ください。イベント情報『傷物語 -こよみヴァンプ-』 映画公開記念舞台挨拶ライブビューイング1月13日(土)に新宿バルト9で行われる公開記念舞台挨拶のライブビューイング上映が決定いたしました。・実施日時:1月13日(土)・時間:10:30の回上映後(※劇場により開始時間が数分異なる場合があります。)・本会場登壇者(予定):神谷浩史、坂本真綾(※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。)・価格:2,100円・実施劇場: ※チケット販売スケジュールは、各劇場のHPをご確認ください。来場特典情報第1週目 来場者特典: キャラクターデザイン守岡英行氏描き下ろしA4ビジュアルボード【配布期間】1月12日(金)~1月19日(金)【注意】※お一人様1回のご鑑賞に対して1点のプレゼントとなります。※来場者特典は数量限定の為、なくなり次第終了となります。作品情報『傷物語 -こよみヴァンプ-』 2024年1月12日(金)より全国ロードショー■イントロダクション阿良々木暦が彼女と出会ったのは、ある夜のことだった。キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。伝説の吸血鬼。怪異殺し。怪異の王。腕も脚も無残に引き千切られ、豪奢なドレスを赤く染めて、無惨な姿で血の海に倒れる化物。しかし暦は、そんな彼女を美しいと思った──西尾維新による小説をシャフトがアニメ化した〈物語〉シリーズの、原点。三部作として公開された映画『傷物語』が、ひとつの物語となる。全ての〈物語〉のはじまりを、ふたたび。■あらすじ高校二年生と三年生の狭間である春休み。阿良々木暦は、血も凍るような美女と遭遇する。彼女は自らを、鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと名乗った。四肢を失い死に瀕していたキスショットは、暦に助けを求める。恐怖と混乱、そして葛藤の末に、暦は彼女を救うため自らの血を与え──そして次に目が覚めたとき、暦はキスショットの眷属となっていた。暦は吸血鬼から人間に戻りたいと望む。だが、そのためにはキスショットが力を完全に取り戻す必要があった。交渉人をつとめる忍野メメが間に立ち、暦は失われた彼女の四肢を奪い返すべく、吸血鬼退治の専門家三人に挑むことになる。高校生活最後の、地獄のような春休みは、このときまだ始まったばかり──■スタッフ原作:西尾維新「傷物語」(講談社BOX)監督・脚本:尾石達也キャラクターデザイン:渡辺明夫・守岡英行音響監督:鶴岡陽太音楽:神前 暁アニメーション制作:シャフト配給:アニプレックス■キャスト阿良々木暦:神谷浩史キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード:坂本真綾羽川翼:堀江由衣忍野メメ:櫻井孝宏エピソード:入野自由ドラマツルギー:江原正士ギロチンカッター:大塚芳忠©西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフトアニメ公式HP: アニメ公式SNS: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月26日俳優の水上恒司が、19日に都内で行われた映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶に福原遥、原作者の汐見夏衛氏とともに登壇した。同作は汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。○■水上恒司、映画『あの花』大ヒット記念舞台挨拶に登場先週末からきょうまでの間、各地で計13回の舞台挨拶を行なってきたという水上。観客からの質問に直接答えるティーチイン形式で生の声を聞いたことが印象に残っているそうで、「直にその方の顔を見て声を聞いて、それに対して僕たちがお答えしていくということができて、すごく嬉しかった」と振り返る。特に中高生の若い世代の観客がいたことも嬉しかったそうで、「ギャルやギャル男もいました。そういった方々にも『観てみたい』と思ってもらえたことが大変嬉しかった」と話した。また、水上は舞台挨拶で地元・福岡にも凱旋。「2カ所の映画館に行かせていただいたんですが、どちらも(質問者が)ティーチインのときにお立ちになって、『私の思いは~』『質問は~』と(話してくれた)。さすが福岡! 俺のふるさと好き! と思って(笑)」と地元愛を爆発させていた。
2023年12月19日12月15日(金) に天王洲 銀河劇場にて、舞台『「呪術廻戦」-京都姉妹校交流会・起首雷同-』が開幕した。原作は、2018年から『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)で連載中の芥見下々による大人気漫画。人間の負の感情から生まれる呪いと、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描いた作品だ。舞台化第2弾となる今回は、「京都姉妹校交流会編」と「起首雷同編」のエピソードを上演。京都府立呪術高等専門学校のメンバーと呪術で競い合う交流会の様子を描いた「京都姉妹校交流会編」では、東京校1年と2年がチームとなり、京都校の生徒たちと互いの信念、希望と絶望、青春と謀略が交差するバトルを展開する。虎杖、伏黒、釘崎を中心に物語が展開する「起首雷同編」では、呪霊との命がけの闘いを通して、それぞれがもがきながら呪術師として大きく成長していく姿が描かれる。併せて、初日公演に先立って行った公開ゲネプロの模様とコメントが到着した。<キャスト・スタッフ コメント>■脚本:喜安浩平先日拝見した稽古はまだ完成前。故に荒々しく、故に俳優のむき出しの力が堪能できる、まさに「生きた時間」でした。まだ見ぬ答えに挑む姿は実に美しい。「死」を大きく扱う作品ですが、挑むことで、むしろ生きること、その意志を強く感じた次第です。そこに劇場の空気、スタッフワーク、そして観客の皆様のお力が加わり、ようやく完成を見ます。どうか生きた時間を、全身全霊で世界に存在する彼らを、見届けてください。■演出:小林顕作いよいよ本番初日が迫ってまいりました。カンパニー一丸となって、丁寧に作品を創りあげてまいりました。あとはお客様皆様に楽しんで頂けるよう祈るばかりです。ご期待くださいませ!■虎杖悠仁 役:佐藤流司ついに舞台呪術廻戦、第二弾の幕が上がります。京都姉妹校交流会、起首雷同。個人的にも大好きなエピソードです。前作以上に多彩なギミック、魅力的なキャラクター達、そしてアクション。私自身も虎杖悠仁と共に、成長して参ります。カンパニー一同、一丸となって皆様をお待ちしております。■東堂葵 役:小柳心祇園精舎の鐘の声と申しますが、変わらないものもある。友情、愛情、決意、人の思い。しかしそれらはいつしか時を経て形を変え、「呪い」に転じてしまうことも。本作のキャラクター達は皆、その諸行無常の響きの中で葛藤し、戦っているからこそ美しいと思うのです。原作アニメでは渋谷事変の興奮の冷めやらぬ今、舞台『呪術廻戦』の開幕です。「呪い」は手拍子ひとつで「願い」に入れ替えて。2023年の締めに、2024年の始まりに。劇場でお待ちしております。■五条悟 役:三浦涼介舞台『「呪術廻戦」-京都姉妹校交流会・起首雷同-』いよいよ初日をむかえます。 昨年スタートさせた舞台呪術廻戦。 携わらせて頂き、改めて作品とキャラクターの様々な深みに触れる事で、更に作品呪術廻戦を知り愛し演じることの楽しみを見つけました。第二弾がこんなにも早くスタート出来た事の喜び、新たなキャストの皆様の役者としてのポテンシャルの高さに作品もさらなる深みを増しています。さらに、『呪術廻戦』の世界観で劇場を埋め尽くすべく、舞台装置やセットもパワーアップしています。 ファンの皆様に喜んでいただけるエンターテインメントの世界をお届けします。 キャラクター1人1人の生き様、感情の芯を目撃して頂ける事でしょう。素敵な時間を是非お過ごし下さい!!︎配信も決定しました!劇場でも配信でもどちらもお楽しみください!それではまたお会いしましょう!!︎<公演情報>舞台『「呪術廻戦」-京都姉妹校交流会・起首雷同-』原作:『呪術廻戦』芥見下々(集英社『週刊少年ジャンプ』連載)脚本:喜安浩平演出:小林顕作構成補佐:伊藤マサミ(進戯団 夢命クラシックス)■東京12月15日(金)~12月31日(日) 天王洲 銀河劇場■兵庫2024年1月6日(土)~1月14日(日) AiiA 2.5 Theater Kobe【キャスト】虎杖悠仁:佐藤流司伏黒恵:熊沢学釘崎野薔薇:山口乃々華禪院真希:高月彩良狗巻棘:定本楓馬パンダ:寺山武志夜蛾正道:南誉士広冥冥:立道梨緒奈東堂葵:小柳心加茂憲紀:梅津瑞樹西宮桃:久家心禪院真依:長谷川愛三輪霞:竹内夢究極メカ丸:塩田康平庵歌姫:平湯樹里楽巌寺嘉伸:陰山泰組屋鞣造:北村 海重面春太:益川和久高田ちゃん:小貫莉奈壊相:青柳塁斗五条悟:三浦涼介※伏黒恵役は泰江和明に代わり、熊沢学が出演。【チケット料金】(全席指定 / 税込)S席 / S席サイドシート:11,000円A席 / A席サイドシート:9,000円立見券:8,000円チケット情報:公式サイト:■U-NEXTにてライブ配信決定【配信日時】1. 2023年12月29日(金) 18:00 東京公演 マルチアングル配信2. 2024年1月14日(日) 12:30 兵庫公演 マルチアングル配信3. 2024年1月14日(日) 18:00 大千秋楽公演 マルチアングル配信※マルチアングル配信はスイッチング映像と全景映像をご自身で切り替えながら視聴いただける配信形式となります。【視聴料】各3,800円(税込)※ライブ配信+1週間の見逃し配信つき公式サイト:情報2024年6月19日(水) リリース●Blu-ray:9,900円(税込)●DVD:8,800円(税込)■仕様スリーブケース+デジパック / Disc2枚組■収録内容DISC1:本編、カーテンコール映像DISC2:全景映像、バックステージ映像※商品仕様・内容・デザインは予告なく変更になる場合がございます。公式サイト:
2023年12月16日ドキュメンタリー映画『巡る、カカオ ~神のフルーツに魅せられた日本人~』の舞台挨拶付き完成披露試写会が昨日12月14日(木)アキバシアターにて行われ、ナレーションを担当した堀ちえみと監督の和田萌が登壇した。本作は、チョコレートの原料であるカカオの歴史、栽培する農家の現状や、カカオの可能性に 魅せられて彼らの労働環境の向上やカカオのビジネスモデル構築に奔走する日本人の活躍を追った映画。コロンビア先住民の末裔であるカカオの起源となったアルアコ族が抱える課題を、現地に入り、共に課題解決に取り組み、カカオ産業のビジネスモデル構築に奮闘するカカオハンター・小方真弓、ガーナに単身渡航し現地のカカオ産業を変えるため、革命を起こそうと奮闘しているMpraeso合同会社CEO田口愛という、カカオに魅了された2人の姿を中心に、ダンデライオン・チョコレート・ジャパンCEO堀淵清治、株式会社明治ものづくり戦略本部 技術部参与・土居恵規、カカオの新しいレシピ開発に取り組むミクソロジスト南雲主于三が出演し、各人にとっての“カカオの魅力や課題”についても語られる。本作を手掛けたのは、多様性について考えるドキュメンタリー映画『であること』、「情熱大陸」にも携わった和田監督。「この映画は本当にカカオとかチョコレートが好きな人が多く関わってくださって。それで堀さんにお願いしようということになったんです。本当にカカオ愛に満ちている方で。本当にカカオがお好きなんだなと思いました」と監督が語るほどに、堀さんは大のチョコレート好きだという。映画でナレーションを担当するのは本作が初だったそうで、「舌の病気をして、手術をした後で、こういうナレーションのお話がわたしに来るなんて。なんて光栄でラッキーなのかと。カカオが導いてくれた気がします」と感激の表情。「毎日食べています。やはり元気になれる気がするんですよね。だから病気をした時も、『早く良くなってチョコレートを食べるんだ』と。そう思って頑張っていました」とカカオの存在は心の支えになっていたという。劇中では、手間暇かけてカカオを育てている様子が映し出されているが、「もっとカカオを味わって。大切に食べないといけないなと思いました。そこにあることが当たり前だと思っていましたけど、こんな思いをわたしの元にやってきたのかと思ったら愛おしくて。これからはそういう思いでチョコレートを食べます」とコメントした。そんなカカオの魅力について「疲れた時や、元気を出したい時に癒やされますよね。それと頭の回転が良くなる気がして。ついつい食べ過ぎちゃうんです」と日々の生活に欠かせないものだと熱い思いも明かし、特にアイドル歌手時代は、プレゼントとしてもらうことも多かったそうで、「当時は“友チョコ”がない時代なのに、女性からもたくさんチョコレートをいただいて、律儀に食べていました」とエピソードを明かし、会場の観客も熱心に耳を傾けていた。一方、ガーナやコロンビアなど、カカオに関わる人たちを取材するために世界中を飛び回った和田監督は、「こんなところにカカオがあるのかと思いました。普段なら絶対に行かないようなジャングルをどんどん分け入っていくんです。本当にカカオに導かれて、世界中を飛び回った感じがします」と撮影をふり返り、カカオの魅力については「発酵食品ということですね。なんで日本人のわたしがカカオの映画を撮るのかと考えていたんですけど、発酵ということにヒントがあるのかなと。発酵というのが、日本人にも近いものであるというのがありますし、カカオというのは、フルーツであり、発酵であるというところが面白いですよね」と述べた。そして終盤、最後にメッセージを求められた堀さんは「とにかくカカオのことが世界一よく分かる映画だと思いますので、これを観て、チョコを食べて一杯、というのもいいんじゃないでしょうか」と提案。和田監督も「タイトルにも込めたんですが、『巡るカカオ』ということで、ガーナ、コロンビア、日本とまわったんですが、現在、過去と、いろいろと時間を巡る映画になりました。カカオを通して皆さんにも旅を体験していただけたらうれしいなと思います」と観客に呼びかけた。『巡る、カカオ ~神のフルーツに魅せられた日本人~』は2024年1月12日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:巡る、カカオ ~神のフルーツに魅せられた日本人~ 2024年1月12日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開©HEARTTREE
2023年12月15日このたび、アニメ『傷物語』の総集編『傷物語 -こよみヴァンプ-』の舞台挨拶イベントの開催が決定し、キャラクター紹介映像第一弾が公開されました。『傷物語』について『傷物語』とは、西尾維新がおくる『化物語』の前日譚にして、〈物語〉シリーズの原点。アニメは原作小説「傷物語」を、「Ⅰ鉄血篇」、「Ⅱ熱血篇」、「Ⅲ冷血篇」の全三部作として、2016年に映像化され、劇場公開されました。そして2024年、「Ⅰ鉄血篇」、「Ⅱ熱血篇」、「Ⅲ冷血篇」を新たに総集編として再構成し、『傷物語-こよみヴァンプ-』として、劇場公開を行います。公開日は、2024年1月12日(金)にて、全国劇場での公開予定です。高校二年生の阿良々木暦はある夜、伝説の吸血鬼であり、“怪異の王”キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと衝撃的な出会いを果たす。まばゆいほどに美しく。血も凍るほどに恐ろしく。四肢を失い、痛々しくも無残な伝説の吸血鬼。全ての〈物語〉はここから始まる―神谷浩史・坂本真綾出演!映画公開記念舞台挨拶が開催決定!この度『傷物語 -こよみヴァンプ-』の劇場公開を記念した舞台挨拶の開催が決定しました。公開2日目の1月13日(土)に、新宿バルト9にて、阿良々木暦役の神谷浩史、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード役の坂本真綾が出演の、トークイベントを開催予定です。上映会チケットは、本日より先行抽選販売が開始。豪華メインキャスト二人によるスペシャルイベントに、ぜひお越しください。キャラクター紹介映像公開!第一弾は“阿良々木暦”そして、本日よりメインキャラクターを紹介する、キャラクターPVの公開も開始となりました。第一弾は、主人公の阿良々木暦。以降メインキャラクターの人物紹介映像を、1月12日(金)公開日に向けて、全9種公開予定です。今後順次発表されていく映像内容にぜひご期待下さい。いよいよ劇場公開まで残り一ヶ月を切り、舞台挨拶情報や、映像展開などますます盛り上がりを見せる『傷物語 -こよみヴァンプ-』。今後の情報にも、引き続きぜひご期待くださいイベント情報『傷物語 -こよみヴァンプ-』 公開記念舞台挨拶【実施日】2024年1月13日(土)【実施劇場】新宿バルト9【実施時間】10:30の回上映後/14:15の回上映前【チケット料金】全席指定2,400円【登壇者(予定)】神谷浩史、坂本真綾※登壇者は、予告なく変更となる場合がございます。【チケット販売方法】★先行抽選販売「プレリザーブ」受付URL: ■ 申込受付期間: 12月15日(金)17:00~12月24日(日)23:59■ 抽選結果発表:12月25日(月)18:00■ 引換開始日:12月25日(月)18:00★一般販売■販売期間:12月26日(火)10:00●チケット購入に関するお問合わせは、 までお願い致します。映像傷物語 -こよみヴァンプ-』人物紹介映像01|阿良々木暦作品情報『傷物語 -こよみヴァンプ-』 2024年1月12日(金)より全国ロードショー■イントロダクション阿良々木暦が彼女と出会ったのは、ある夜のことだった。キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。伝説の吸血鬼。怪異殺し。怪異の王。腕も脚も無残に引き千切られ、豪奢なドレスを赤く染めて、無惨な姿で血の海に倒れる化物。しかし暦は、そんな彼女を美しいと思った──西尾維新による小説をシャフトがアニメ化した〈物語〉シリーズの、原点。三部作として公開された映画『傷物語』が、ひとつの物語となる。全ての〈物語〉のはじまりを、ふたたび。■あらすじ高校二年生と三年生の狭間である春休み。阿良々木暦は、血も凍るような美女と遭遇する。彼女は自らを、鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと名乗った。四肢を失い死に瀕していたキスショットは、暦に助けを求める。恐怖と混乱、そして葛藤の末に、暦は彼女を救うため自らの血を与え──そして次に目が覚めたとき、暦はキスショットの眷属となっていた。暦は吸血鬼から人間に戻りたいと望む。だが、そのためにはキスショットが力を完全に取り戻す必要があった。交渉人をつとめる忍野メメが間に立ち、暦は失われた彼女の四肢を奪い返すべく、吸血鬼退治の専門家三人に挑むことになる。高校生活最後の、地獄のような春休みは、このときまだ始まったばかり──■スタッフ原作:西尾維新「傷物語」(講談社BOX)監督・脚本:尾石達也キャラクターデザイン:渡辺明夫・守岡英行音響監督:鶴岡陽太音楽:神前 暁アニメーション制作:シャフト配給:アニプレックス■キャスト阿良々木暦:神谷浩史キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード:坂本真綾羽川翼:堀江由衣忍野メメ:櫻井孝宏エピソード:入野自由ドラマツルギー:江原正士ギロチンカッター:大塚芳忠©西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフトアニメ公式HP: アニメ公式SNS: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月15日テレビスペシャル『鬼平犯科帳 本所・桜屋敷』の完成披露試写会が、12月7日東京・有楽町「丸の内ピカデリー1」にて開催された。本作は、池波正太郎の生誕100年を記念して制作された「鬼平犯科帳 SEASON1」の第1弾。本作を含め、劇場映画1作品、連続シリーズ2作品と一挙4作品が映像化される。試写会後の舞台挨拶には、新たな鬼平こと五代目・長谷川平蔵を演じた主演の松本幸四郎、そして幸四郎の長男で若き日の平蔵(長谷川銕三郎)を演じた市川染五郎が揃って登壇。また、本作で平蔵のかつての恩師として物語のカギを握る剣客、松岡重兵衛を演じた松平健がサプライズゲストとして登場し、“新たな鬼平”開幕の瞬間を心待ちにしていた観客の大きな拍手と歓声に包まれた。登壇後、幸四郎からは「世界一の職人が集まる現場で、素敵な輝きを持つ役者さん達とともに長谷川平蔵を務めることが出来た。一人でも多くの方に届くと嬉しいので、自信をもって宣伝します!」と来場者へ感謝の言葉とともに、来年1月8日(月・祝) の放送に向けて意気込みを語った。続いて染五郎は「“新しい鬼平”が誕生したなと思いましたし、“新時代の時代劇”が誕生したなと感じました。そういった作品に関わらせていただけて、とても嬉しく思います」と本作出演への想いを明かした。そして、松岡重兵衛を演じた松平は、「本当に良い作品が出来まして、とても嬉しく思います。これからも“時代劇”を、幸四郎さんを筆頭に頑張って広めていただきたいと思います」と幸四郎演じる“五代目・長谷川平蔵”へエールを送った。さらに、「鬼平犯科帳 SEASON1」を彩る豪華ゲスト出演者が発表されるとともに、総勢23名が並ぶ「SEASON1 ビジュアル」が初公開され、満員の客席からは大きな歓声が起こった。おもなゲスト出演者は、テレビスペシャル『鬼平犯科帳 本所・桜屋敷』には山口馬木也、原沙知絵、松平健。2024年5月10日(金) 公開の劇場版『鬼平犯科帳 血闘』には志田未来、松本穂香、北村有起哉、中井貴一、柄本明。さらに、同年5月以降に時代劇専門チャンネルで放送される連続シリーズ『鬼平犯科帳 でくの十蔵』『鬼平犯科帳 血頭の丹兵衛』には和田聰宏、古田新太、橋爪功の面々が顔を揃える。発表された豪華出演者の顔ぶれに幸四郎は「濃いですね(笑)。ただ、私は火付盗賊改方の長官(おかしら)ですので、真正面から受け止めてそれを返さないといけない。とても刺激のある素敵な現場でした」と撮影を振り返った。また、司会の大橋雄介アナウンサー(関西テレビ)から、祖父の初代・松本白鸚、叔父・中村吉右衛門に次いで長谷川平蔵を演じるにあたって大切にしたことを聞かれ、「私は叔父の鬼平犯科帳をリアルタイムで見ていた人間ですので、その素敵さやカッコよさ、懐の深さや大きさを知った上で、自分流の長谷川平蔵を演じようと思った。撮影では、叔父が使っていた一番かっこいい“煙草入れ”を使わせていただいた。長谷川平蔵を愛している気持ちは誰にも負けないぞ、という気持ちで臨みました」と涙ぐみながらに語った。また、松平との共演エピソードを聞かれた染五郎は「自分は本作のなかでは、松岡先生(松平健)にコテンパンにされることが多かったので、役の時は本当に怖かったですけど、松平さんとの1対1での稽古のシーンはすごく良い経験をさせていただきました」と感謝の想いを伝えた。そんな松平は「私の撮影初日が川べりを歩く平蔵を橋の上から見るシーンだったのですが、着流しで歩いている姿が吉右衛門さんとダブるような、そういう風格がありました」と幸四郎演じる五代目・長谷川平蔵への賛辞を述べ、続編へのさらなる期待の高まりとともに完成披露試写会と舞台挨拶は幕を閉じた。<登壇者コメント>■長谷川平蔵役 松本幸四郎今、江戸生まれの方はいらっしゃいません。実際にあった江戸時代を描く上で、江戸時代を創れる時代が今来たと思っています。そういう意味では「時代劇」は江戸時代を創ることができる“ファンタジー”であると思っています。人と人が会うことによってドラマが生まれていく、そういうものを色濃く描いていける最適なジャンルが「時代劇」だと思っていますので、この「本所・桜屋敷」でも人間ドラマを感じていただける作品に仕上がったと思います。ぜひとも1人でも多くの方に楽しんでいただけることを願っています。■長谷川銕三郎役 市川染五郎時代劇というものがひと昔前に比べると、触れられる機会が少なくなっていると思いますが、僕たち若い世代としてもずっと残っていて欲しいジャンルでもありますので、頑張って残していきたい。ぜひ若い世代の人にも今回のこの鬼平犯科帳を見ていただきたいです。■松岡重兵衛役 松平健近年、時代劇は少なくなっていますが、こうして「鬼平犯科帳」が新たにスタートしたということで、時代劇の道が見えてきた気がします。幸四郎さんを筆頭に、若いキャストの方々にどんどん時代劇を引っ張っていただきたいと思います。<番組情報>池波正太郎生誕100年企画テレビスペシャル『鬼平犯科帳 本所・桜屋敷』テレビスペシャル『鬼平犯科帳 本所・桜屋敷』ビジュアル2024年1月8日(月・祝) 時代劇専門チャンネルにて13:00/19:00 ※同日2回放送■出演者松本幸四郎市川染五郎仙道敦子中村ゆり火野正平本宮泰風浅利陽介山田純大久保田悠来柄本時生山口馬木也菊池日菜子阿佐辰美原沙知絵橋爪功松平健原作:池波正太郎『鬼平犯科帳』(文春文庫刊)監督:山下智彦脚本:大森寿美男公式ホームページ:【「鬼平犯科帳 SEASON1」作品概要】「鬼平犯科帳 SEASON1」ビジュアル1. テレビスペシャル『鬼平犯科帳 本所・桜屋敷』2024年1月8日(月・祝)13:00/19:00 放送・配信2. 劇場版『鬼平犯科帳 血闘』2024年5月10日(金) 公開予定3. 連続シリーズ『鬼平犯科帳 でくの十蔵』2024年5月以降放送・配信予定4. 連続シリーズ『鬼平犯科帳 血頭の丹兵衛』2024年5月以降放送・配信予定※放送は「時代劇専門チャンネル」/配信は「Lemino」「スカパー! 番組配信」「J:COM STREAM」2024年5月に撮影予定の「鬼平犯科帳 SEASON2」の製作も発表されている。「鬼平犯科帳 SEASON1」公式ホームページ:
2023年12月08日俳優の齋藤潤が、4日に都内で行われた映画『カラオケ行こ!』(2024年1月12日公開)の完成披露試写会に綾野剛、芳根京子、北村一輝、やべきょうすけ、チャンス大城、八木美樹、後聖人、山下敦弘監督とともに登場した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■齋藤潤、初めての舞台挨拶で「とてつもない緊張」オーディションを勝ち抜いて今作への出演を決めた齋藤は「初めまして。ちょっとこういう舞台に立たせていただくことが今回初めてなので、とてつもなく緊張しているんですが、こうして皆さんにこの映画を観ていただける日が来たんだなと思い、すごく不思議な気持ちで、うれしく思います」と緊張した様子で挨拶。綾野・北村らヤクザチームとの共演シーンも多かった齋藤は、印象を聞かれると「第一印象は怖かった……」と素直に告白。「スタジオでの撮影で初めて顔を合わせたんですが、みなさんメイクも衣装も着ている状態でしたので、“本当にヤクザだなぁ”と……」と話し、笑いを誘う。しかし、第一印象とは裏腹に現場は和気あいあいとした雰囲気だったそうで、「カメラが回ってない時はものすごく優しく接していただいて。ふざけて笑わせてくれて、現場を和ましてくださいました」と振り返った。すると、このコメントを聞いたやべが「大丈夫? 言わされてないね……?」と念押しで確認。齋藤は「本心です!」と笑顔で返していた。
2023年12月05日俳優の伊藤健太郎が、28日に都内で行われた映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)の完成披露試写会に、福原遥、水上恒司、嶋崎斗亜(※崎はたつさき)、上川周作、小野塚勇人、出口夏希、松坂慶子、成田洋一監督とともに登壇した。同作は汐見夏衛による同名小説の実写化作。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原)は、ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。○■伊藤健太郎、水上恒司にクレーム言うも鋭い返しにタジタジ通称「お腹ペコペコ隊」と呼ばれる特攻隊の1人・石丸を演じた伊藤。同じ隊員を演じた水上・嶋崎・小野塚・上川とは、撮影のために全員坊主にしたことをきっかけにすぐに打ち解けたそう。撮影の合間には野球をしてさらに仲が深まったというエピソードに花が咲く中、伊藤は言いたいことがあると切り出し、「グローブとか、時代に合った古いものを使わせていただいていたんですが、水上くんの球がすっごい速いんですよ! 僕の使っていたグローブだけ皮が薄くて、手が痺れちゃいました。それだけ言っときたくて……」とチクリ。しかし、これを聞いた水上から「それで言うと、僕ら(伊藤さん以外の)4人は進んで撮影前にノックやっていたんですけど、伊藤さんはいちばん遅れてきたので、気合が足りないのかなという意味の剛速球でした」と返されると、伊藤はタジタジの様子でMCに「次に行きましょうか……!」と助けを求め、笑いを誘っていた。また、伊藤は今作について「僕と出口さん2人のシーンがあるんですが、出口さんが素晴らしいお芝居をされているのでぜひしっかりと観てほしい」と出口を絶賛しつつ、アピール。さらに「(試写で観て)自分が出させていただいた作品で初めて泣きまくりました。皆さん本当に素晴らしくて感動しました」と号泣したことを明かした。
2023年11月29日映画『正欲』のヒットを記念して、ロケ地のひとつである広島と福山で舞台挨拶が行われた。撮影を行った福山では、満員の観客からの惜しみない拍手を浴びながら、新垣結衣と磯村勇斗がステージに登場。会場からは「せーの!」で「おかえり!」の大合唱に迎えられ、「ただいま!」と返し、舞台挨拶が始まった。初共演ながら息の合った演技を見せたふたりに共演の感想を問うと「楽しかったですね。物語の中でもふたりが出会ったあとはすごく穏やかな時間が流れていくのでリラックスしてゆったり演じました」と新垣が答えると、「ふたりでホテルで語り合うシーンはすごくいい時間が流れていたなと思いました」と続ける磯村。そのふたりがホテルで語り合うシーンは福山で撮影されたそうで、「ふたりの特に大事なシーンは福山で撮影させていただきましたね。ご協力いただいてありがとうございます」と新垣が撮影に協力した舞台挨拶の地、福山へお礼を伝える。新垣結衣「印象に残っている撮影現場の雰囲気について」は磯村が「ふたりで公園で水遊びをするシーンは楽しかった」と言うが、このシーンも福山のとある公園で撮影が行われた。「1回濡れちゃうと乾かすのが大変なので、リテイクできないという緊張感もありつつ楽しかったですね」と新垣が続く。「監督がカットをかけずに、私たちの芝居を止めずに長い時間撮り続けてて。なんとなくやることは決まってるけど、ほとんどアドリブのようなやり取りもありました。それに対応していくスタッフの皆さんがすごかったです」と新垣が撮影の裏側を明かした。広島出身の司会者から、福山暮らしの夏月が広島弁を喋ることに触れられ、「どうでした。大丈夫でした?」と会場の観客に新垣が確認すると、会場からは大きな拍手が巻き起こる。「微妙なニュアンスが難しくて、 大丈夫かなって思ったんですけど、今拍手いただけてよかったです」と安堵の表情を見せる。そこから司会に促され、覚えたての広島弁を披露するコーナーに。「うちみんなに会えて、ぼれぇ嬉しいけ。うちみんなに会えて、ぼれぇ嬉しいけ」と、なぜか2回言ってしまう新垣の広島弁に会場は和やかなムードに。続く磯村は「男気バージョンを」とのことで「わし、お前らに会えて、ぼれぇ嬉しいけ」と低めの広島弁で観客に来場のお礼を伝えると、会場からは大きな拍手が起こる。磯村勇斗「今日は本当にありがとうございます。福山でロケできたことも楽しかったし、こうやってまたロケ地での舞台挨拶で皆さんと会えて非常に嬉しく思ってます。『正欲』まだまだ走っていきますので、もしいい作品だなと思ったら、お友達とか家族とかいろんな人に勧めていただけると嬉しく思います。本日は本当にありがとうございました」と磯村が最後の挨拶を行い、新垣が続く。「なんか熱い(笑)。昨日も広島市の皆さんにもすごく温かく迎え入れていただいたんですけど、今日も朝からすごい熱気がすごくて。福山市の皆さんの熱気が伝わってきて、本当にありがたく思います。こういった撮影も本当に地域の皆さんのご協力があって、完成するものなので、本当にありがとうございます。 私はこの映画が完成したものを観た時に、すぐには言葉が出てこなくて。家に帰ってから時間が経てば経つほどじわじわとくるような、色々と感じるものがありました。答えをすぐに出すのではなくて、 ずっと考え続けていきたいことだなって思うので、皆さんももしよければ何度でも観ていただいて、色んな事を感じてもらえたら嬉しいなと思います。今日は本当にこうやって足を運んでいただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」と映画に感じた想いを新垣は真摯に観客に伝えた。<作品情報>映画『正欲』公開中(C)2021 朝井リョウ/新潮社(C)2023「正欲」製作委員会関連リンク公式サイト:
2023年11月24日11月23日、映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』の公開を記念した舞台挨拶が行われ、GACKT、二階堂ふみをはじめ、加藤諒、益若つばさ、川﨑麻世、藤原紀香、武内英樹監督らキャスト陣が登壇した。全国373館で公開がスタートし、大ヒットを記録した前作『翔んで埼玉』(2019) 超えに期待がかかる本作。上映終了後、熱気冷めやらぬ観客を前に主人公・麻実麗を演じたGACKTが開口一番「映画いかがでした?」と問いかけると、観客からは割れんばかりの拍手と歓声が起こった。GACKTはこの反応に「これでもう帰れます」と冗談を飛ばし会場を笑わせつつも「皆さんのリアクションが薄かったら泣いて帰るところでした」と胸をなでおろした。続いて、麗とともに“日本埼玉化計画”を推し進める壇ノ浦百美役の二階堂が「今日は豪華な皆様と初日を迎えることができました。最後まで楽しんでいってください!」と声援に応え、埼玉解放戦線のメンバーの信男役の加藤、おかよ役の益若らも笑顔で続いた。そして今回、滋賀解放戦線のリーダー桔梗魁を演じる杏は不在だったものの、滋賀解放戦線のメンバー近江美湖役の堀田真由と近江晴樹役のくっきー!(野性爆弾)が駆けつけた。「前作『翔んで埼玉』も大好きで……!滋賀県出身として、この作品に滋賀県人役として出演することができて本当に嬉しく思います!」と喜びを語る堀田に続いて、MCから「近江晴樹役のくっきー!さんです」と紹介されたくっきー!は「あ、役名間違ってます……。星の王子様役のエディ・マーフィーです~」と独特のボケを炸裂し、「滋賀をこんな重宝していただいた作品は今世紀初だと思うので、ぜひ滋賀のことも好きになってください!」と、堀田と共に滋賀県への愛をアピール。さらに、滋賀のジャンヌダルクを演じた高橋メアリージュンは「ちょうど、ジャンヌダルクみたいな役をやりたいなあと思っていたところに、この“滋賀のジャンヌダルク”という役を頂けて自分の引き寄せにびっくり……!」と、役柄との奇跡的な出会いに、喜びを爆発させた。続いて関西で待ち受けるヴィラン軍団の一人・京都市長役を演じた川﨑は物語の中でも驚きの展開、藤原紀香演じる神戸市長とのラブシーンについて客席に「どうでしたか?」と問いかけると、なぜか客席からは爆笑が巻き起り、これに川﨑は「何がおかしいねん!!」と役柄さながらの京都弁で鋭いツッコミ!一方で川﨑とのラブシーンについて神戸市長役の藤原も「台本を読んで、ひっくり返りました!役者なので、お互いをリスペクトしながら演じさせていただきました」と、現場で貫いたプロ意識を振り返った。また、藤原は博多座の千秋楽のため残念ながら欠席となった大阪府知事・嘉祥寺晃役の片岡愛之助の「本当は皆様にご挨拶をしたかったのですが今日はどうしても行くことができず残念です」というメッセージも代弁した。埼玉はもちろん、滋賀、奈良、和歌山が虐げられる物語が展開されることもあって武内監督は「昨日から眠れなかったのですが、今のところ関西人からクレーム来ていません!」と安堵の表情を浮かべた。そんな監督からGACKTは「監督から『今、埼玉がおかしくなっている。埼玉で1つの映画館で、何回上映していると思う?』と聞かれて、ボクが答えた回数の倍以上でした。20回まわしだと……」と驚いたと告白。客席からも驚きの声が響く中、続けて「滋賀は23回まわしだそうで……これが(公開から)3日間しか続かなかった、とならないように盛り上げていきたいと思います!」と意気込んでいた。二階堂も「2作目ができると聞いた時は、大丈夫なのかな、と思いましたが予想をはるかに上回って、多くの方に届いていると実感しました」と感動を露に。続けて「3列目に座られている、滋賀、和歌山、奈良の方々にはお詫びの気持ちでいっぱいです」と謝罪をする二階堂。その目線の先には、なぜか客席中央で「滋賀」「和歌山」「奈良」と書かれたズタ袋を着た謎の軍団が。実はこの軍団、映画とジェットスター航空とのタイアップの一環「滋賀・和歌山・奈良県人限定 翔んでジェットスターツアー!!」に見事当選したツアーのお客様たち。ツアーのメニューとして劇中で使用された奴隷服のズタ袋衣装を纏った一行に会場からは大きな拍手が巻き起こっていた。前作に引き続き出演となった加藤と益若は制作現場でのエピソードを振り返り「いつも完璧な麗様(GACKT)がリハーサル途中で、顔の調子が悪いと感じた時がありまして……」と益若が告白。益若がその時の顔をGACKTに向かって披露するが、「何も覚えてないですね」と無反応のGACKT。対して加藤は益若の大胆な行動に「マジで(GACKTさんの)目が見れない……!」と戦慄。益若は現場でGACKTが「関西弁をやるなら顎を出した方がいいかなと思って……」と一生懸命顎を出す練習をしていた衝撃エピソードを明かし、GACKTのストイックすぎる役作りに会場からは笑いが起きていた。イベント終盤には琵琶湖の最大水深104mに因み、映画の中でも大活躍した「とびだしとび太」(滋賀県発祥の交通安全の人型看板)に扮した子供たち104名の大群が一挙に劇場に流れ込むサプライズ演出にキャスト陣はじめ会場も驚愕。GACKTは、「かわいいなと思って見ていたが、彼らが目を合わせてくれないので、僕は傷ついている……」。二階堂は、「エネルギーが一気にアップしましたね!」と、子どもたちとの触れ合いを楽しんだ。昨年10月の再始動から約1年間に渡り様々なイベントに参加し、埼玉県民をはじめとするファンの想いを沢山感じてきたGACKTと二階堂。最後に二階堂は「また是非劇場に観に来ていただけたら嬉しいです!そして家族やお友達にも広めて頂いて、パート3に向けてさらに盛り上げていけたら!」と早くも新章に意欲を燃やした。GACKTは「どんな風に思われたか、感動していただいたか分からないんですけど、その感動を家にもって帰る前に物販コーナーがありますので、お一人ずつ出来るだけ買ってください」と茶化しつつも「今日は本当にありがとうございました!」と改めて心からの感謝を届けていた。<作品情報>『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』公開中公式サイト: 映画「翔んで埼玉」製作委員会
2023年11月24日北海道公開初日に主演の吉田美月喜さん、加藤雅也さんが舞台挨拶主人公テルを演じる吉田美月喜さん兼田教授を演じる加藤雅也さん北海道東川町がアイヌ文化・大雪山文化発信のために製作した映画「カムイのうた」の舞台挨拶が決定しました。11月23日の北海道先行上映開始日に旭川と札幌の4劇場で、主演の吉田美月喜さんと加藤雅也さん、監督の菅原浩志さん、東川町 菊地伸町長(旭川の劇場のみ)が舞台挨拶を行います。映画に対する思いや北海道での撮影の思い出など、映画の魅力を存分にお話しいただきます。以下劇場の公式サイトのネット販売と劇場窓口でチケットの販売を開始しています。皆様お誘い合わせの上、劇場までお越しください。※北海道限定特別鑑賞券と全国共通特別鑑賞券をお持ち方は、劇場窓口にて座席指定を行ってください。11月23日(木・祝)舞台挨拶日程取材可能日程取材をご希望される場合は、取材申込シートをご記入の上、11月21日の18時までに下記までご連絡ください。申込先:東映エージエンシーFAX 011-241-6487 または kao_kurokawa@toei.co.jp ・イオンシネマ旭川駅前9:30~12:20上映:9:30~11:45舞台挨拶:11:50~12:20〒070-0030北海道旭川市宮下通7丁目2番5号イオンモール旭川駅前4Fチケット購入サイト: 【ご取材のお願い】『カムイのうた』北海道先行公開初日旭川舞台挨拶リリース -.docx : ・サツゲキ16:00~18:45上映:16:00~18:15舞台挨拶:18:20~18:45〒060-0062北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1 狸小路5丁目内チケット購入サイト: 【ご取材のお願い】『カムイのうた』北海道先行公開初日札幌舞台挨拶リリース.docx : ほか舞台挨拶日程(取材不可)・シネプレックス旭川10:50~13:40上映 :10:50~13:05舞台挨拶:13:10~13:40〒079-8422北海道旭川市永山12条3丁目 ウェスタンパワーズ 内チケット購入サイト: ・ユナイテッド・シネマ札幌14:35~17:25上映:14:35~16:50舞台挨拶:17:00~17:25〒060-0031北海道札幌市中央区北1条東4丁目1-1 サッポロファクトリー1条館内チケット購入サイト: 映画「カムイのうた」特設ホームページ映画に関する最新情報を掲載していますので、ぜひご覧ください。カムイのうた : 映画「カムイのうた」上映劇場劇場リスト : 映画「カムイのうた」予告編、ミュージックビデオ映画「カムイのうた」の予告編として、以下の映像を公開しています。映画『カムイのうた』主題歌MV 島田歌穂島田歌穂さんが歌う主題歌「カムイのうた」のミュージックビデオを公開しています。■本件に関するお問合せ:写真文化首都「写真の町」北海道東川町 文化交流課(『カムイのうた』 担当)高石大地、榎本朱峰TEL:0166-82-2111 E-mail: kouryu@town.higashikawa.lg.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月16日映画『法廷遊戯』(公開中)の公開記念舞台挨拶が12日に大阪で行われ、永瀬廉(King & Prince)、戸塚純貴が登場した。同作は五十嵐律人氏による同名小説の実写化作。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、法曹の道を目指すセイギ(永瀬)、セイギの幼馴染で法律を学ぶ織本美鈴(杉咲花)、模擬裁判を司る天才・結城馨(北村匠海)の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆく。事実は二転三転し、常識を覆す驚愕の結末が待つノンストップ・トライアングル・ミステリーとなる。○■永瀬廉、『法廷遊戯』舞台挨拶 in 大阪に登場上映後に行われた今回の舞台挨拶では、永瀬・戸塚が客席から登場。笑顔で集まった観客の黄色い声援と拍手に応えた。公開を迎えた感想を問われた永瀬は、「(上映が)9時から! ありがたいですよね」と、朝早くから映画館に足を運んでくれた観客に感謝の言葉を述べ、「昨日からこうやって純貴くんと楽しく(映画館を)周らせていただいて、ほんまに公開したんだなあという気持ちです」と語る。戸塚も自身の出演シーンの撮影について「(永瀬らは)大変な撮影だったと思いますが、僕は100m走を息止めて走っているような感じだった」と表現し笑いを誘いつつ、「こうやって皆様に届けられて嬉しい」と喜びを明かした。戸塚の撮影期間が比較的短かったため、2人が顔を合わせたのは意外にも6回目だそうで、永瀬も「まだそんなやねんな!」と改めて驚きを口にしたが、そのように感じさせない仲の良さを見せていた。8年間大阪に住んでいたという永瀬は「地元といったら大阪と言いたいくらい、特別な場所というか、家感・地元感を感じます」と愛を見せ、「大阪、帰ってきたという感覚ですね!」と愛着のある地で舞台挨拶ができた喜びを表現。お酒が好きだという戸塚は、行きたい場所に“味園ユニバース”を挙げ、「お昼に行ったことがあるんですけど、建物が不思議な雰囲気で、今度は夜に行ってみたいけどちょっと怖いな……」と、大阪のディープなスポットに興味津々の様子で、MCから「ぜひ(永瀬と)2人で」と勧められると、永瀬も「ね、そうしましょう!」とノリノリで応えた。また、お気に入りのシーンを聞かれた永瀬は“無辜(むこ)ゲーム”の場面を挙げ、戸塚も「僕はほぼあそこ(のシーン)にすべてを懸けた」と同意。永瀬が「あのシーンは物語の序盤で、撮影の大変さも含めて、完成して観たらあの空気感に『おおー!』となったよね」と思い入れの強さを語ると、戸塚は同調しつつ「恥ずかしかった……」と異なる角度の感想を述べる。「模擬裁判で一1人だけありえない声量で喋ってたから、皆に受け入れてもらえるかな」と不安を口にし、笑いを巻き起こした。永瀬も、この時の戸塚の声が少し離れた場所でも聞こえてきた、というエピソードで笑いを誘いつつ、「寒いし、時間感覚もわからん中で、ずっと同じ景色を見てるから大変な部分もありましたけど、それ以上の熱をもって撮影できたので、いいシーンになったのではないかと思います」と語った。○■永瀬廉VS戸塚純貴「#法廷遊戯8番勝負 in関西」第3戦の結果は……イベントでは11日に行われた名古屋での公開記念舞台挨拶に引き続き、『法廷遊戯』公式Xで実施中のキャンペーン企画「#法廷遊戯8番勝負 in関西」を実施。この企画は名古屋・大阪の舞台挨拶において、各回別のお題で永瀬VS戸塚の勝負を行い、計8回のうち勝った回数の多い方を予想するというもの。名古屋における計2回の対決では1-1の引き分けだったということで、今回の勝負への気合を見せた2人。3回目となった今回は、2人が互いに単語を増やし記憶しながら繋いでいく「ワード増えるゲーム<法廷遊戯>」で対決した。永瀬からスタートすると、永瀬「弁護士」→戸塚「裁判」→永瀬「法律」→戸塚「ノンストップ・トライアングル・ミステリー」とワードを増やし、順調に進んでいくように思えたが、永瀬が「信念」と答えたところで戸塚が順番を間違えてしまい、永瀬が勝利。その後も永瀬がスラスラと弁護士~信念までを暗唱し、ゲームが続行するかと思われたが、戸塚が新しい言葉をすぐに追加することができず、大盛り上がりの中、ゲームは終了する。戸塚も認める記憶力の良さを永瀬が見せつけ、8番勝負の勝敗は残り5回のゲームに委ねられた。最後に、主演の永瀬は「約1年前からこの作品が動いていて、ようやく皆さんのもとに届けられたことを嬉しく思います」と公開を迎えた興奮を改めて語り、「この作品が皆様にとって、人生の大きな選択をするタイミングで思い出すような作品であればいいなと思います。何回観ても楽しんでいただけると思うので、是非、たくさんの方々に最後まで愛していただければ嬉しいです」と挨拶。会場は拍手に包まれ、イベントは幕を閉じた。
2023年11月13日映画『ゴジラ-1.0』の北米プレミアが現地時間11月10日(金) ハリウッドにて行われ、主演の神木隆之介、監督を務めた山崎貴が舞台挨拶に登壇した。本作はゴジラ70周年記念作品で、日本で製作された実写版ゴジラとして30作目の節目の作品。日本製作の「ゴジラ」がハリウッドでプレミアイベントを実施するのは『ゴジラ FINAL WARS』(2004年) 以来19年ぶり2度。日本では公開8日間で観客動員100万人、興行収入16億円を突破しており、12月1日(金) に公開を控える北米でのヒットにも期待がかかる。ふたりはイベントに先んじて、ハリウッドサインやウォーク・オブ・フェイムなどの観光名所を訪問。映画の本場、ハリウッドの地に降り立った山崎監督は「ゴジラで来られたのは凄く嬉しい。スター中のスターであり、日本が世界に誇るゴジラと一緒に来られたのが非常に心強いです」と嬉しそうに語り、神木も「ロサンゼルス……、ハリウッド……、テレビの中でしか見たことが無かったので、ドキドキしています。監督と一緒に来られて嬉しいです!」とコメント。左より)山崎貴監督、神木隆之介日が暮れて、いよいよ北米プレミアイベントが開幕。イベント会場となるのは、長い歴史を持ち、ハリウッドで最も有名な劇場の一つであるDGAシアター。映画ファンのみならず、ハリウッドセレブたちをゲストに招いての特別な上映会となった。会場の前にはレッドカーペットが敷かれ、その周りには200人以上の熱狂的なファンが大挙して集結。ゴジラのTシャツやグッズを身に纏うファンが大勢集まり、イベント前から異様な熱気に包まれた。レッドカーペット上には『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の監督を務めたマイケル・ドハティや、『オースティン・パワーズ』シリーズや『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で知られる俳優のセス・グリーンら、次々とハリウッドセレブが登場。そして神木と山崎監督が登場すると、ファンから大きな歓声が。ファンたちの声掛けに応え、一緒に写真を撮ったり、『ゴジラ-1.0』のステッカーを渡したり、神木と山崎監督の“神対応”にファンは大興奮。また、アメリカの代表的なニュースチャンネル「CNN」など、現地のマスメディアも多く駆けつけ、ふたりはたくさんのインタビュー取材を受けた。上映会では、アメリカのファンやハリウッドセレブ達が見守る中、上映前の舞台挨拶で神木と山崎監督は英語で挨拶。神木は「You’re the very first audience to see the film outside of Japan! Please enjoy GODZILLA MINUS ONE.(日本以外で、皆さんがこの映画を観る最初の観客です!『ゴジラ-1.0』を楽しんでください!)」と挨拶。山崎監督も「I’m very happy to finally bring the TOHO GODZILLA to the US!(ようやく「東宝ゴジラ」をアメリカの皆さんに届けられてとても嬉しいです!)」と挨拶し、会場を大いに沸かせた。上映中観客は、ゴジラの出現時に拍手をしたり、ゴジラと立ち向かう登場人物に声援を送ったりするなど大きな反応を見せ、本編終了直後には大歓声と神木と山崎監督への惜しみない拍手を贈り、熱いスタンディングオベーションが巻き起った。その光景に安堵した表情を浮かべる山崎監督。そして神木も晴れやかな笑顔で観客たちに応えていた。上映後にはMCと現地の観客からのQ&Aが実施され、観客からは「非常に素晴らしかった!ありがとう!」の賛辞とともに様々な質問が飛び交い、神木と山崎監督は熱い思いを伝えたり、時には冗談を交えて観客を笑わせ、会場は大盛り上がり。熱気に包まれたまま、イベントは終了した。イベント終了後は神木と山崎監督のところに多くのファンやセレブが声をかけ、マイケル・ドハティ監督は「アメージング!すばらしかった!」と語り、俳優のセス・グリーンも「感情がいろいろ籠っている映画で、自分はとても感動しました」と絶賛の言葉を伝えた。最後にイベントの感想を尋ねると、神木は「ゴジラが出てくるたびに拍手と声援が上がり、「ゴジラ」は世界で愛されていると分かっていたけど、そのレベルがはるかに上でした!一緒に観ていて実感しました」と語り、山崎は「ずっとアメリカのお客さんに自分の作品を観てもらいたいという夢を持っていました。その夢がゴジラで叶って凄く嬉しい。ゴジラを作りたいという夢と合わせて、二つの夢が同時に叶いました」と話した。<作品情報>映画『ゴジラ-1.0』公開中公式サイト: TOHO CO.,LTD.
2023年11月12日映画『隣人X -疑惑の彼女-』完成披露舞台挨拶が8日に都内で行われ、上野樹里、林遣都、熊澤尚人監督が登場した。同作はパリュスあや子氏による小説『隣人X』の実写化作。紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮していた世界、人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のかかった柏木良子(上野)の追跡を始める。スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹。2人は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えるが、良子がXかもしれないという疑いを拭いきれずにいた。嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開を見せていく。○■上野樹里、林遣都の髭姿を絶賛「すごく色っぽい」今作で7年ぶりの映画主演を務める上野は「こんばんは~!」と観客に向けてフランクに挨拶。久しぶりの舞台挨拶に「懐かしい感じです」と印象を話しつつ、「先日まで舞台をやっていたんですが、全然違いますね! 皆さんがよく見えます! 全員見えてますよ~」と呼びかけ、観客とのコミュニケーションを楽しんでいた。今回初共演となる林の印象を聞かれると、上野は「最初のリハーサルのときにも、なにもないガランとした部屋なのに、ロケーションの風景が見えてくるくらい、身体的な表現がすごかったし、安心感がありました」と明かす。また、熊澤監督の「林くんには髭が似合う」という考えのもと、髭を生やした設定になったというエピソードが披露されると、上野も「遣都くんのイメージに髭ってなかったんですけど、すごく色っぽいですよね。いい意味で色気が感じられます」と絶賛していた。
2023年11月08日11月10日(金)~19日(日) に品川プリンスホテル ステラボールにて上演される舞台『言の葉の庭〜The Garden of Words〜』の取材会が行われ、秋月孝雄役:岡宮来夢と雪野百香里役:谷村美月が登壇した。英日連携企画として、同じ作品をロンドンと東京で別のカンパニーが上演する本作。今年8~9月には、イギリスのWhole Hog Theatreが制作するロンドン公演が先んじて上演された。11月10日より上演する東京公演も、ロンドンと同じくアレクサンドラ・ラターが翻案・演出を手掛け、ロンドンの観客に向けて作られた作品を土台としながらも、より日本の観客に向けた表現とするため、細部にわたって調整が加えられているという。劇場アニメーション『言の葉の庭』(監督:新海誠)と『小説 言の葉の庭』(著者:新海誠)、アニメと小説の両方を取り入れた本作の物語について、岡宮は「小説では登場人物たちのバックボーンがすごく鮮明に描かれていて、初めてアニメーションを見たときに感じた寂しさのようなものも、こういう背景があってのことだったのだと分かりました。その中で懸命に生きるタカオやユキノさんには人間くささもあり、ただの淡い恋の物語ではなく、人間同士の心の支えのようなことが描かれた物語だと思っています」と語り、谷村は「アニメーションの中でのユキノは謎めいた女性という印象だったのですが、すごく色々なことを抱えているのを知って、この役を演じる重みを感じました」と続けた。イギリスのシアターカンパニーでアートディレクターを務めるアレクサンドラ・ラターによる演劇作品は、作っていく過程にも日本と異なる点があると言う。岡宮は「アレックスさんが『一緒に作品を作りたい』と言ってくれて、最初に僕らのアイディアを聞いてくれたのがとても嬉しかったです。逆に僕らから、役を演じる上でアレックスさんに意見を求めることもあり、カンパニー全体がとても温かくて、稽古場が憩いの場のようにポカポカしています」と微笑んだ。一方、谷村は「今まで出演した舞台は“ザ・お芝居”が多かったので、セリフの途中に音楽が入ることもあまり経験がなく、慣れている周りの方に色々お訊きしています。アンサンブルの皆さんが、セリフでもダンスでもない身体表現で場面を転換させていくのですが、ワークショップという形でパフォーマンスを作っていく期間があって、それも私には初めての経験でした」と新鮮な体験を伝えた。『言の葉の庭』が舞台作品になることで新たに芽生える魅力について、岡宮は、演出の見どころの一つとしてOHP(オーバーヘッドプロジェクター)を挙げ、「舞台上に投影される映像をその場で描いていくようなものなので、毎回違う景色が生まれ、観る方の感じ方もその都度違うと思います。繊細な描写が多く、息を吞むような静寂の瞬間などは、神秘的に感じます」と説明。谷村は「心情を身体表現で伝えていくようなシーンがあり、今までお芝居はお芝居としてやってきたので、そういったパフォーマンスをお客様にお見せするのも初めてで、私のソロのような場面もあるため、いつもと違う部分も観ていただけるかと思います」と、新たな挑戦に取り組んでいることを明かした。最後に、観客に対するメッセージとして、岡宮は「アニメーションを観た方も、小説を読まれた方も、舞台をご覧になると、どちらとも違う感じ方をされるシーンがあると思います。カンパニー全員で原作をリスペクトして作品を作っていますので、是非、期待して観にいらしてください」と自信を見せ、谷村は「私自身も原作のファンで、舞台化にあたってアレックスさんの様々な表現方法を見て、人間にこれだけのことが出来るんだ、と感じました。お稽古場で全部を通しておらず、完成がどうなるのかまだ想像がついていない部分もありますが、舞台上で皆さんとそれを創り上げていく過程が、私にはキラキラというより眩しくて、胸がいっぱいになりそうです」と期待を膨らませた。<公演情報>舞台『言の葉の庭〜The Garden of Words〜』舞台『言の葉の庭〜The Garden of Words〜』ビジュアル原作:劇場アニメーション『言の葉の庭』(監督:新海誠)/『小説 言の葉の庭』(著者:新海誠)翻案・演出:アレクサンドラ・ラター(Whole Hog Theatre)【東京公演】11月10日(金)~19日(日) 品川プリンスホテル ステラボール■出演秋月孝雄役:岡宮来夢雪野百香里役:谷村美月秋月怜美役:石村みか伊藤宗一郎役:吉川純広相澤祥子役:山﨑紫生有川拓也飯嶋あやめ甲斐祐次三小田芳樹翔野葵新橋和藤村リュウト本間健太松尾悠良田麻美東京公演 公式サイト:舞台『言の葉の庭~The Garden of Words~』 2023
2023年11月06日11月5日(日) 東京・銀座の丸の内TOEIにて、映画『法廷遊戯』の先行上映が行われ、上映後に主演の永瀬廉(King & Prince)が舞台挨拶に登壇。King & Princeによる主題歌「愛し生きること」(LIVE TOUR 2023~ピース~STAGE Ver.)の映像も上映され、会場は大きな盛り上がりを見せた。大歓声に迎えられた永瀬。この日は3連休の最終日となったが、普段から土日祝日など関係なく仕事をしていることもあってか「祝日を意識することがあまりない……」とのことで「世の中、3連休だったんですか?」と驚いた表情を見せ「(映画を観て)良い締めくくりになったんじゃないかと」と笑顔を見せる。この日の舞台挨拶の模様は全国の映画館119館にて同時生中継されたが、“119”という数字に永瀬は「やばっ!すごっ!!」と驚愕しつつ「ありがとうございます」と劇場に足を運んだファンに感謝の思いを口にする。撮影は約1年前となるが、本作への出演が決まった時の気持ちや準備期間、撮影の日々について尋ねると「(自身が演じた)セイギは、過去にいろんなことを抱えていて、それが紐解かれていくんですが、その流れを原作でも読んで、(幼なじみの)美鈴や馨との距離感の部分が大事になってくるなと思ったのを覚えています」と振り返る。その美鈴を杉咲花、そして馨を以前も共演した経験のある北村匠海が演じているが「嬉しかったです。花ちゃんは『はじめまして』でしたが、いろいろな作品を見させていただいていて、一緒にお芝居できるのが嬉しかったし、匠海くんは(ドラマ『FLY! BOYS, FLY! 僕たち、CAはじめました』以来)4年ぶりの共演でしたけど、会った時、昔の関係性にすぐに戻れて、匠海くんは何も変わってなくて安心しました」と明かす。クランクインの日は、セイギが墓参りをするシーンでスーツ姿だったが「(ズボンの)チャックが開いていたのを今思い出しました(笑)」と告白。クランクイン時にスタッフ陣の前に立つ前に、自ら気づいたそうで、スタッフの前でチャック全開という危機は何とか回避できたそうだが「ムッチャ開いてて、危なかったです。避けられて良かったです」と安堵の表情。普段、チャックの部分がボタンになっているズボンを着用することが多く、しかも「めんどくさい(笑)」という理由で、ボタンを外すことなくズボンを着脱するようにしているとのことで「(チャックの)上げ下げをするクセがないので、スーツだと忘れるんですね」と弁明し、会場は笑いに包まれる。永瀬廉(King & Prince)一方、クランクアップの日は、高校時代の回想シーンで、電車の車両を借り切って撮影が行われており「他の電車の兼ね合いもあって、時間が決まっていて、ミスれない状況で、ヒリヒリした環境でやらせていただきました」と明かす。また、劇中で学生たちが模擬法廷のゲームに興じる“無辜ゲーム”のシーンについても言及。「無辜ゲームの撮影をした洞窟のシーンはメチャクチャ苦労しました。太陽も見えないので昼か夜かもわからないし、寒くて吐く息も白くて、どこを歩いても(洞窟内なので)景色も同じで、精神的にウッとなる部分もあったけど、みなさんと乗り切って印象に残っています。僕がいない無辜ゲームのシーンの撮影が押した時、洞窟の外の小屋が支度部屋になっていたんですけど、そこで待っている間の夜空の星のキレイさが忘れられないです。メッチャきれいで、芝生のスロープに寝転んで、おにぎりを食べながら星を見ていました」とふり返った。杉咲との共演シーンについては「美鈴との接見室のシーンは、美鈴が感情をぶつけてくるシーンなので、そこは何も言わずとも、お互いの空気感を感じて、待ち時間も距離を取りながら、良いバランスを見ながらやっていました。日を追うごとに阿吽の呼吸で相手の間とかもわかるようになっていって、それは撮影の醍醐味だと思いながらやっていました」と充実の表情を見せる。一方、北村との共演については「匠海くんの持っている雰囲気、空気感が妙に馨にハマっていて、初めて一緒にお芝居した時も、既に馨として見えていました。逆に学校内で(友人同士として)しゃべる姿は、普段の俺と匠海くんの関係性があってできたという手応えもありました」と述懐。さらに「今回、匠海くんとガッツリ共演できるのをメチャメチャ楽しみにしてたんですけど、蓋を開けてみたら、匠海くんの撮影は全部で5日くらいで、その内、一緒にいられたのは3日か4日だけだったんです。その3~4日はすごく濃い時間でしたけど、もしまた一緒にやる機会があったら、次はもっとガッツリやりたいし、もっと一緒にいて刺激を受けたかったです」とちょっぴり残念そうに語る。もし再び共演するならどんな役柄で?という問いには「前の作品も今回も大まかにいうと“友達”というくくりの関係性だったので、ケンカしたいです。バッチバチに殴り合いたいです!こないだ、匠海くんと遊んだ時に格闘ゲームをして、ボコボコにされたんです(苦笑)。それが悔しかったので、作品でボコボコにしたいです。(北村さんはゲームが)うまかったですねぇ……、僕もうまいほうだったけど、力及ばずだったので、作品でやっつけてやりたい!」とリベンジ(?)を誓っていた。そして、この日は主題歌としてエンドロールでも流れたKing & Princeの歌う「愛し生きること」の【LIVE TOUR 2023~ピース~STAGE Ver.】の映像が会場に集まったファンのために上映された。永瀬はこの楽曲の収録時、自ら録り直しを志願したという。OKが出ているにもかかわらず、自ら再収録を志願した真意について永瀬は「1回目の収録の音源を聴かせてもらって、歌い方も含め『やり直したい』というのがありました。主題歌──特にこういうトーンの作品ということで、いつものような、笑って楽しく歌う作品でもないですし、僕の息づかいが繊細に、より聴こえてくる楽曲でもあったので、もう一度、お時間を取っていただいて、録らせていただきました。『まだいけるな』『この歌で法廷遊戯をさらに良くできるな』と思ったのでお願いしました。普段はあまり言わないんですけど」と楽曲、そして映画に懸ける熱い思いを吐露してくれた。この日、上映されたステージ映像は、現在開催中のKing & Princeのツアー新潟公演の開始前に撮影・収録されたものだったが、白い衣装に身を包んだ永瀬と髙橋海人が幻想的な雰囲気の中で熱唱する姿が収められており、上映が終わると劇場は温かい拍手に包まれた。スクリーン横で見ていた永瀬も、初めて完成した映像を目にしたそうで「すごっ!なんか、本当にいい歌っすね!」と興奮した面持ち。「スタッフさんはわざわざ、この曲のパフォーマンスのためだけに映像も照明も準備してくださったんです。幻想的で感動的な雰囲気に仕上げていただいて、感謝の気持ちがより強まりました。素敵なものをありがとうございます」と感謝の思いを口にする。歌唱中にステージがせり上がり、白い紙吹雪が舞うという美しい演出もあったが「あそこ良かったですね!落ちサビの一番良い時に白い紙吹雪が舞って最高でしたよね。感動しました!」と満面の笑みで語る。演出については「海人と俺と振付師で相談して決めました」と明かし「せっかく巡り合えた楽曲ですので、これからも大切にしていきたいと思います」と語っていた。こうして、あっというまに舞台挨拶は終わりの時間を迎えたが、全国119館への生中継が「残り2分」との知らせを受けると、永瀬は「2分?カップラーメンも作られへん?ヤバいよ、ヤバいよ!どうしましょ?」と慌てつつ「もうすぐ『法廷遊戯』がみなさんの元に届きます。この作品は、自分が持ってる正義感とは何か?ということを含め、自分の中のものを貫くことの難しさや苦しさは共感できる部分だと思います。僕自身も含め、考えたことなかったようなこと──『自分の正義とは何か?』ということを、みなさんに問いかける余白をだいぶ残している作品です。何より主題歌によって、救いのある、主題歌の最後の1秒まで見逃せない作品になっていると思います。ぜひ観終わったら、友達と感想を言い合っても面白いと思います。今日は本当にありがとうございました」と完璧な挨拶!ここで「残り20秒」と知らされると「上手じゃなかったっすか?手を振る時間を残してたんで」と余裕の笑みでカメラに向かって手を振り、ファンの歓声を浴びていた。<作品情報>『法廷遊戯』11月10日(金) 公開関連リンク公式サイト:::
2023年11月06日人生を懸けてメガネ作りに挑んだ人々の情熱と愛の物語『おしょりん』の公開記念舞台挨拶が、11月3日に都内映画館で実施され、主演の北乃きい、共演の森崎ウィン、小泉孝太郎、そして児玉宜久監督が出席した。明治時代に麻生津村で眼鏡産業の礎を築いた増永五左衛門(小泉)、幸八(森崎)兄弟の挑戦と、2人を支え続けた五左衛門の妻・むめ(北乃)の姿を描く本作。物語の舞台・福井県での先行公開舞台挨拶にも参加した監督&キャスト陣は現地の熱狂を報告した。福井県での盛り上がりを目の当たりにした小泉は「映画館の中も外も熱気が凄かった。この映画はオール福井ロケなので、福井県の方々の協力がなければできませんでした」とコメント。森崎は「観客の歓声が大きくて、僕らの声が通らなかった……いや、ちょっと話を盛りすぎか?」と笑いを誘った。北乃は「自分でお土産を買わなくていいくらいたくさんの名産品をいただいた。帰りは荷物がパンパンで」と福井県民の愛に感謝。児玉監督は「福井をこのように映してくれてありがとうという言葉をいただきました」としみじみしていた。北乃きい夫婦や兄弟という関係に加え、淡い恋心も交錯するむめ、幸八、五左衛門のプラトニックな三角関係も本作の見どころ。この関係性に小泉は「一歩間違えればドロドロ!」と笑わせつつ「そうはならずに美しい三角関係を絶妙に捉えてくれた児玉監督には感謝です」と手応え。北乃は撮影中の森崎&小泉の様子について「カメラが回っていないところでも役柄のままでいらしたのでやりやすかった」と言うと、森崎から「今も横にいる小泉さんを見てないね!」という指摘が。というのも北乃にとって小泉は、同じ横須賀出身の大先輩。北乃が「地元が同じだし、子どもの頃から見ているので……。しかも小泉(純一郎)さんの息子と言ったら……。今でもちょっと緊張する」と地元の名士的大先輩への尊敬の念を口にすると、無邪気な森崎は「急に縦社会感ハンパないね!立ち位置交換しようか?」と恐縮する北乃を面白がっていた。当の小泉は、撮影中はあえて距離を取っていたと明かし「増永五左衛門は明治時代の亭主関白な男を絵に描いたようなキャラクターなので、撮影中は距離があってもいいのかなと。それが今のきいちゃんのコメントに繋がったと思う」と苦笑いだった。森崎ウィン〈挑戦と情熱〉を描いた作品にちなんで、これから挑戦したいことをそれぞれ発表。森崎は「ミュージカル映画を撮りたい。ただし最初から監督を務めるのは難しいと思うのでプロデューサーとか?ミュージカル映画を製作する過程から携わりたい」と意外な夢を明かすと、北乃は「私はミュージカル映画に出たい。日本だとミュージカル舞台はあるけれど、映画が少ないので、いつも“映画で出来ればいいのに”と思っていたので」と返答。これに森崎が「マジで!?」と喜ぶと、北乃は「老婆Aでもいいから出たい」と公開ラブコールで、森崎を「わかりました!」とやる気にさせていた。一方の小泉は「僕はゴルフが好きで、今年ベストスコアで76が出た。80台とは違う景色があったのでもっと先を見てみたい。パープレイが夢。全部パーに挑戦したい」と具体的な挑戦を明かしていた。小泉孝太郎最後に主演の北乃は『おしょりん』について「私たちが全力で撮影に挑んで、沢山のメッセージを込めて出来上がった映画です。撮影地・福井県も素敵なところなので、福井に行ってみたいと思ってもらえたら嬉しいです。一人でも多くの方に『おしょりん』を広めてください」と全国での大ヒットを祈願していた。<作品情報>『おしょりん』公開中原作:藤岡陽子『おしょりん』(ポプラ社)監督:児玉宜久脚本:関えり香、児玉宜久エンディング曲:MORISAKI WIN「Dear」(日本コロムビア)■出演北乃きい、森崎ウィン駿河太郎、高橋愛、秋田汐梨、磯野貴理子、津田寛治、榎木孝明、東てる美、佐野史郎かたせ梨乃、小泉孝太郎公式サイト:
2023年11月04日映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の最速試写会イベントが10月25日に都内映画館で実施され、上映後にはダブル主演の福原遥、水上恒司、そして原作者・汐見夏衛がサプライズ登場した。現代の女子高生・百合が目を覚ますと、そこは1945年の日本。そこで出会った彰に何度も助けられ恋をするが、彼は特攻隊員でほどなくして戦地に飛び立つ運命だった……。福山雅治による“泣ける”書き下ろし新曲「想望」が主題歌に決定したことも話題になっている。福原、水上、汐見の3人は、実は一般客に混ざって二階席から本編を鑑賞しており、サプライズでステージに登壇すると大きな歓声が沸きあがった。特攻隊員・彰役の水上は「みなさん、こんばんは!まずは……福山雅治さんじゃなくてスミマセン(笑)」とはにかんでボケながら「自分たちが作ったものを世に放出する瞬間は緊張します。でもこのような形でこっそりと会場に入るのは初めてだったので不思議な気持ちでした」と初々しい表情。水上恒司百合役の福原も「私は汐見先生の原作小説を読んだ時から泣いてしまいました。映画を観ながら皆さんの感動する声も聞こえてきたので、私たちの想いが届いたんだと思って嬉しかったです。ちょっとホッとしたというか、やっと届けられたという気持ちでいっぱい」と万感の思いを口にしていた。原作は2016年に刊行され、そこから約7年の時を経て実写映画化が実現。これに汐見は「執筆当時の自分が聞いたらビックリするはず。趣味で書いていたものが映画化という形になり、観客の皆さんを見て信じられないくらい大きな変化になったと感激しました。自分の原作だということは関係なくボロ泣き。ただただ素晴らしい映画だと思いました」と大感激していた。汐見夏衛(原作)原作者からのお墨付きに水上は「原作者の方に褒めていただけるというのは、役者として原作小説を実写化していくにあたっての一つの目標でした」と喜び「自分が役者として関わっている作品というものは毎回冷静に観ることができないけれど、このように皆さんに届けることが出来て嬉しい。これからどんどん広めていきたいです!」と意気込んだ。福原は「汐見先生が書かれたそのままのメッセージを届けたい、という思いで撮影をしていました。たくさんの方々の支えがあって完成した映画で、私も完成作品を観た時に『凄い!』と思って感謝の気持ちでいっぱいでした。今この時代にちゃんと届けていきたい、そんな思いがあります」と襟を正した。福山雅治による主題歌「想望」も、この日の試写会のエンドロールでフル尺で初めてお披露目された。水上は「彰が劇中で百合の前では見せなかった言葉や想いを歌にのせてくれていて、それは彰が言いたかったことのほとんどであって、彰がこの映画を観たら喜ぶだろうなと思いました」と作品のテーマをすくい上げて歌にしてくれた福山に感謝。福山が本作を鑑賞し、映画に寄り添って曲を書き下ろしたことに福原は「それを聞いたときは……ビックリしました。今もホント?と思うくらい、信じられない」といまだ半信半疑のようで、水上から優しく「ホントですよ」と教えられていた。また福原はその歌詞に触れて「この作品が伝えたいテーマやメッセージや役を演じているときに感じた思いが歌詞に詰まっていて素敵な歌。今後の自分にとっても背中を押してもらえるような歌になると思いました」としみじみしていた。福原遥最後に水上は「戦争について学ぶきっかけになれば、今の時代にこの映画を公開する意義があると思います。これからの時代を担う僕らの世代はもちろんのこと、全世代の方に観ていただき、大事な人に優しくなる心を持っていただけたら嬉しいです」と話し、福原も「忘れてはいけない事実を、今の若い世代の方々にも感じてもらえる作品になればいいなと思います。この作品を通して私は、今ある当たり前が当たり前ではなく、みんなでゴハンを食べる日常がいかに幸せなことなのかを噛みしめました。自分の生き方や大切な人を思い浮かべて、これからどう過ごしていくのかを考えるようなきっかけになったら嬉しいです。大切な人と一緒に『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』を観に来てもらえたら嬉しいです」と劇場公開に期待をかけていた。大きな拍手が起こる中、終始和やかな空気の中でイベントは終了した。<作品情報>映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』12月8日(金) 公開映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』メインビジュアル(C)2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会関連リンク公式サイト::
2023年10月26日同居中の義母は、年齢が上がってきて、耳が遠くなっています。そのため、私が義母に挨拶をしても声が聞こえていないようです。それなのに、「挨拶もろくにできない嫁!」と言われ、私はいつもつらい思いをしていました……。そしてどうしたら良いのかずっと悩んでいました。子どもにまで…ある日のこと、義母は私に向かって「うちの孫は嫁に似て挨拶一つできないんだ!」と大声で言ってきたのです。挨拶は基本なので子どもたちにはきちんとするように教えてきました。そのため、誰に対してもきちんと挨拶をしていますし、義母にもこの日挨拶をしていました。しかし、義母は耳が聞こえていないので、孫が挨拶をしていないと思い込んでしまったよう。 それを不満に思ったからか、子どもたち(孫)のことを「うそが上手い」「頭が悪い」と言いたい放題。義母は耳が遠いので仕方のないことですが、さすがに子どもたちのことまで一方的に悪く言われ、とても悲しい気持ちになりました。 それからは、お互い不満がたまったり、悲しい気持ちになったりしないよう、義母に挨拶をするときは目を合わせて笑顔を見せる、義母の肩を一度たたいて知らせてから口をはっきりとあけて耳元で声をかけるように家族で統一しました。その結果、義母にもきちんと挨拶が届いて、義母の笑顔も増えました。この挨拶の仕方を今後も大切にしていきたいです。 作画/いずのすずみ著者:佐藤まゆか30代、中学生の長男・小学生4年の長女・小学生1年の次男がいるママです。
2023年10月24日人生を懸けてメガネ作りに挑んだ人々の情熱と愛の物語、映画『おしょりん』。11月3日(金)からの全国公開を前に、福井県での先行公開を記念した舞台挨拶が10月20日(金)に福井県鯖江市の映画館で行われ、北乃きい、森崎ウィン、小泉孝太郎、そして児玉宜久監督が登壇した。この日は天候不良のため飛行機の到着が遅れ、予定の5分遅れでスタートした舞台挨拶だったが、4人が登場すると会場からは万雷の拍手が起こり、会場は熱気に包まれた。明治時代に福井で眼鏡産業の礎を築いた増永五左衛門、幸八兄弟の挑戦と、2人を支え続けた五左衛門の妻むめの姿を描く本作。増永むめ役の北乃さんは、「(福井の人は真面目な人が多いと聞きますが)そんな福井の人たちと、真面目な監督と一緒に作った作品です」と笑顔で挨拶。増永幸八役の森崎さんは、劇中で演じた増永兄弟が創業した増永眼鏡が制作したというメガネをかけて登壇し、「福井は、他県から来た自分をファミリーのように迎えてくれて温かかったです」と述懐。開口一番、「かたいけの(=お元気ですか?)」とロケ中に覚えた福井弁を披露して観客の心を鷲掴みにした増永五左衛門役の小泉さんは、「増永五左衛門という偉大な人物を神奈川県出身の僕が演じていいんだろうか?福井の皆さんは受け入れてくださるのだろうか?とひるんだんです。だけど、福井でいろんな人に“五左衛門さん役、楽しみにしています”と声をかけていただいて僕はスイッチが入りました」と挨拶した。福井を舞台にした作品は前作『えちてつ物語~わたし、故郷に帰ってきました~』に続いて2作目となる児玉監督は、「福井の映画5部作の2作品目です。普通は3部作ですが、私の中では最低限5本は福井で撮るつもりです」と大胆な構想を披露して観客を驚かせるひと幕も。和やかなクロストークが繰り広げられた舞台挨拶では、意外にも北乃さんは小泉さんを前に緊張していたようで、「孝太郎さんにはすごく緊張を与えられて、『あ、よかったな』って孝太郎さんに感謝していました。その緊張感がないと出ない夫婦の距離感がありまして、孝太郎さんのお陰でそれを出すことができました」と、撮影秘話を披露。それを聞いた小泉さんは「北乃さんと一緒の横須賀出身で地元の話とかしたかったんですけど、明治時代の夫婦の役だったのでプライベートの話を控え、あまり会話をしないようにしていたんです。それを感じ取っていただけてよかったです」と笑顔を見せていた。また、小泉さんが「五左衛門さんと同じ長男なので、長男の気持ちとか苦労なんて弟にはわからないだろうな~っていう、五左衛門さんの気持ちがよくわかった」と役への共感を語ると、弟役を演じた森崎さんは、「兄の苦労とかまったく考えていなかったです(笑)。実生活では長男なので、弟役を演じるのは『甘えられる!』って嬉しかったです」と人懐っこく話し、笑いをとっていた。最後に、「13歳からこの仕事をやってきた中で勉強させてもらってきたことや自分が今までいろんな作品で経験したこと、自分のすべてを出し切った作品です。これ以上はもう何もないっていうくらいにこの作品で出し切りました」と、主演の北乃さんは告白。「福井の素晴らしい街並みとか、努力を惜しまずひたむきに1つの目標に向かって諦めず進んでいく福井の人の強さを、福井以外の人に見ていただいて、福井に行きたいなって一人でも多くの方に思ってもらえたらと思っています。皆さんの心に少しでも響いたら嬉しいです。本日はどうもありがとうございました」と挨拶。また、児玉監督は、「私がこの作品を撮りたいと思ったのは『おしょりん』というタイトルにあります。登場人物たちの生き様を示しているタイトルで、これからご覧になる皆さんにこのタイトルの意味をそれぞれの心の中で感じ取っていただけたらと思います。本日はどうもありがとうございました」と締めくくった。タイトルの「おしょりん」とは、田畑を覆う雪が固く凍った状態を指す福井の言葉。おしょりんになれば、回り道しないで好きなところへまっすぐ行ける。いくつになっても、どんな時も、夢に向かって自由に突き進もうという想いが込められた、挑戦と情熱と愛の物語を言い表している。『おしょりん」は福井にて先行公開中、11月3日(金・祝)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:おしょりん 2023年11月3日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開※福井先行(10月20日)©「おしょりん」制作委員会
2023年10月22日映画『おしょりん』の舞台となった福井県での先行公開を記念した舞台挨拶が10月20日に福井県鯖江市の映画館で行われ、北乃きい、森崎ウィン、小泉孝太郎、そして児玉宜久監督が登壇した。天候不良のため飛行機の到着が遅れ、予定の5分遅れでスタートした舞台挨拶だったが、4人が登場すると会場からは万雷の拍手が起こり、会場は熱気に包まれた。明治時代に福井で眼鏡産業の礎を築いた増永五左衛門、幸八兄弟の挑戦と、2人を支え続けた五左衛門の妻むめの姿を描く本作。増永むめ役の北乃は、「(福井の人は真面目な人が多いと聞きますが)そんな福井の人たちと、真面目な監督と一緒に作った作品です」と笑顔で挨拶。増永幸八役の森崎は、劇中で演じた増永兄弟が創業した増永眼鏡が作ってくれたというメガネをかけて登壇し、「福井は、他県から来た自分をファミリーのように迎えてくれて温かかったです」と述懐。開口一番、「かたいけの(=お元気ですか?)」とロケ中に覚えた福井弁を披露して観客の心を鷲掴みにした増永五左衛門役の小泉は、「増永五左衛門という偉大な人物を神奈川県出身の僕が演じていいんだろうか?福井の皆さんは受け入れてくださるのだろうか?とひるんだんです。だけど、福井でいろんな人に“五左衛門さん役、楽しみにしています”と声をかけていただいて僕はスイッチが入りました」と挨拶した。福井を舞台にした作品は前作『えちてつ物語 ~わたし、故郷に帰ってきました~』に続いて2作目となる児玉監督は、「福井の映画5部作の2作品目です。普通は3部作ですが、私の中では最低限5本は福井で撮るつもりです」と大胆な構想を披露して観客を驚かせた。和やかなクロストークが繰り広げられた舞台挨拶だったが、意外にも北乃は小泉に緊張をしていたようで、「孝太郎さんにはすごく緊張を与えられて、『あ、よかったな』って孝太郎さんに感謝していました。その緊張感がないと出ない夫婦の距離感がありまして、孝太郎さんのお陰でそれを出すことができました」と、撮影秘話を披露した。それを聞いた小泉は「北乃さんと一緒の横須賀出身で地元の話とかしたかったんですけど、明治時代の夫婦の役だったのでプライベートの話を控え、あまり会話をしないようにしていたんです。それを感じ取っていただけてよかったです」と笑顔を見せた後、「でも、“緊張する”って言ってますけど、何年か前に僕の実家を覗き見しにきたんでしょ?」と思いがけないエピソードを暴露すると、会場を爆笑させた。実生活でも長男の小泉が、「五左衛門さんと同じ長男なので、長男の気持ちとか苦労なんて弟にはわからないだろうな~っていう、五左衛門さんの気持ちがよくわかった」と役への共感を語ると、弟役を演じた森崎は、「兄の苦労とかまったく考えていなかったです(笑)。実生活では長男なので、弟役を演じるのは『甘えられる!』って嬉しかったです」と人懐っこく笑いをとっていた。舞台挨拶の後半には、ロケ地となった福井県の杉本達治知事と、制作委員会の新道忠志委員長が映画の公開を祝して花束ゲストとして登場。杉本知事は「屋外のシーンだけでなく、室内のシーンもオール福井ロケで撮影いただき、福井の空気感が非常に出ていました。皆さんが福井人にしか見えなかったです」と語った。最後に主演の北乃は「13歳からこの仕事をやってきた中で勉強させてもらってきたことや自分が今までいろんな作品で経験したこと、自分のすべてを出し切った作品です。これ以上はもう何もないっていうくらいにこの作品で出し切りました。福井の素晴らしい街並みとか、努力を惜しまずひたむきに1つの目標に向かって諦めず進んでいく福井の人の強さを、福井以外の人に見ていただいて、福井に行きたいなって一人でも多くの方に思ってもらえたらと思っています。皆さんの心に少しでも響いたら嬉しいです。本日はどうもありがとうございました」と挨拶。また、児玉監督は、「私がこの作品を撮りたいと思ったのは『おしょりん』というタイトルにあります。登場人物たちの生き様を示しているタイトルで、これからご覧になる皆さんにこのタイトルの意味をそれぞれの心の中で感じ取っていただけたらと思います。本日はどうもありがとうございました」と締めくくった。<作品情報>『おしょりん』11月3日(金・祝) 全国公開福井県 先行公開中原作:藤岡陽子『おしょりん』(ポプラ社)監督:児玉宜久脚本:関えり香、児玉宜久エンディング曲:MORISAKI WIN「Dear」(日本コロムビア)■出演北乃きい、森崎ウィン駿河太郎、高橋愛、秋田汐梨、磯野貴理子、津田寛治、榎木孝明、東てる美、佐野史郎かたせ梨乃、小泉孝太郎公式サイト:
2023年10月21日「挨拶しているのに返してくれない」「自分から挨拶しようとしない」あなたの周りに挨拶できない人はいますか?せっかく挨拶をしたのにスルーされてしまうと、良い気持ちにはなれませんよね。この記事では、挨拶できない人の行動の特徴や心理状態、挨拶できない人との接し方について解説します。■挨拶できない人の特徴は?職場や学校、近所の人など、毎日誰かしらと挨拶を交わす人がほとんどではないでしょうか?だからこそ、挨拶できない人は目立ちます。挨拶できない人にはどのような共通点があるのでしょうか?ここでは、挨拶できない人の行動上の特徴について、3つのポイントから解説します。◇(1)受け身挨拶に限らず、周りの物事全般に対して受動的な姿勢が目立つ人がいます。例えば職場では、周りが忙しくしていても自分から手伝おうとしません。手助けを頼めばやってくれるので、不思議に感じることもあるでしょう。やりたくないというよりは、自ら動くという発想がないのかもしれません。指示待ち傾向が強く、先回りや求められる以上のアウトプットをしないという特徴も見られがちです。◇(2)好き嫌いが激しい誰にでも嫌いな人や苦手な人くらいいるでしょう。彼らは人に対する好き嫌いをそのまま態度で示しがちです。職場や近所付き合いにおいては、自分が好きか嫌いかで、または自分にとってメリットがある存在かどうかで態度に差をつけることもあるでしょう。上司や取引先、優秀だと自分が評価している人を大切に扱い、それ以外の人には関心を示さなかったりします。◇(3)コミュニケーションが下手挨拶はコミュニケーションの1つです。TPOに応じてやり方も変わります。コミュニケーションスキルが低い人は、場面ごとにどう振る舞うべきか察しづらい傾向があります。まずは周りの様子を見てから合わせて動くタイプもいれば、それすらできないタイプの人もいるでしょう。■挨拶できない人の心理は?挨拶できない人は、どのように考えて挨拶を避けるのでしょうか?一口に「挨拶できない」と言っても、相手から挨拶されれば返す人もいれば、頑なに挨拶を返さない人、相手によって態度に違いがある人など、さまざまなタイプがいます。▶次のページでは、挨拶できない人に見られがちな心理状態について、いくつかピックアップして紹介します。
2023年10月18日10月14日(土) よりWOWOWで放送・配信される『WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ ギフテッド Season2』の第1話完成披露試写会付き舞台挨拶が、10月12日(木) に都内で開催。増田貴久、浮所飛貴、泉里香、小手伸也、中山優馬、田辺誠一、高橋克典が登壇した。WOWOWと東海テレビの共同製作連続ドラマ第4弾として制作された本作は、並外れた推理力を持つ天才刑事・天草那月(増田)と、殺人犯を見抜く眼を持つ高校生・四鬼夕也(浮所)がバディを組み、不可解な連続殺人事件の真相に迫る本格クライムサスペンス。Season1でおなじみの泉里香、小手伸也に加え、Season2から中山優馬、田辺誠一、高橋克典らが参加する。先んじてSeason2を鑑賞した増田は、自身の役どころについて「並外れた推理力を持つイケメン天才刑事」と紹介すると、浮所から「スミマセン……。イケメンはもう役柄の設定から外れましたよ」とすかさず突っ込まれる場面も。改めてSeason2の魅力について増田は「映像も本当に綺麗で、まるで壮大な1本の映画のよう。大きな画面で観たい!」とアピールした。一方、浮所はSeason2においての那月&夕也バディの関係性の変化について「Season2ではバディ感も増して、切磋琢磨しながら一つの大きな事件に挑んでいく。(増田とは)撮影を通して心の距離感も近くなって、今ではゼロ距離。もうこれ以上近づけない!」と絆を強調した。すると増田は「あれ?Season2に出ていましたか?」とイジリながら「浮所は“一緒に休憩してもいいですか?”と僕の移動車に乗ってきたのに、僕とは一言もしゃべらずにずっと携帯を触っていた」とまさかの塩対応を暴露。これに浮所は「一緒にいる空気を味わいたかったからです!」と大慌てで弁解すると、増田は「僕と浮所の距離感は一方通行です!僕は壁を作っています!」と塩対応返し。それでも「ちょっとやり過ぎなところもあるけれど、場の空気を盛り上げてくれて楽しい現場にしてくれた」と増田は浮所を良き相棒だと認めていた。那月の同僚刑事・竜崎美都役の泉は「竜崎に那月がチョコレートをくれたりして、いい関係性だと思う」と口にすると、増田は「那月があげたチョコレートを竜崎が食べているシーンを見た時に“絶対に俺のこと好きじゃん!?”と思った。でも泉さんに“那月のこと好きだよね?”と聞いたら“うーん、好きではないと思う……。”と言われた」とガックリ。那月の上司・鷲巣潔役の小手は「ストーリーの後半になるに従い、那月と腹を割って語り合うシーンがある」と見どころを語った。特殊な能力“闇の眼”を持ち、那月&夕也バディの前に立ちはだかる最強の敵・八雲穂積役の中山は「2人を追い詰める役ということで、本番中はお2人の顔をどう歪ませようかと考えながら演じていました」と報告。すると増田と浮所は、逆襲とばかりに中山の私服のセンスが変だと告発し、中山を「変じゃない!個性的!僕の私服の話はやめて!」などと赤面させていた。そんな中山のことを浮所が「お兄ちゃん」と慕っているとの情報が。浮所は「優馬君と話したくて、会った一言目で“めっちゃイケメン!”と言って、そこからお兄ちゃんのように仲良く話した」などと関係性を紹介した。これに増田は「浮所は全員に“お兄ちゃん”とか“お姉ちゃん”と言う」と明かし、観客に向かって「みなさん、気を付けて!浮所は人たらしです!」と訴えると、当の浮所は「だから今日は皆さんにお会いしたかった!お兄ちゃんお姉ちゃんが僕にはたくさんいる!」と会場に詰め掛けたファンたちに呼び掛けるなど持ち前の人たらしぶりを発揮した。那月の父で、ある事件をきっかけに失踪する天草恒河役の田辺は、電話口で初めて聞く那月からの「お父さん」という声のイントネーションに触れて「その声がとても優しくて、一言目から温かかった。その声を頼りに天草恒河を作っていきました」と役作りを回想。那月を特命捜査チームに招聘する室長・神原勇作役の高橋は、17年ぶりとなる増田との共演に「まるで昔の担任の先生の気分。しかもまっすーはなごみ系の顔立ちなのでこちらもフワッとなってしまう。こんなに大きくなって……という感慨を持って芝居をしました」としみじみ。当の増田も「克典さんが出演されると知った時は、飛び上がって自宅の天井に頭がぶつかるかと思うくらい嬉しかった」と再会に喜色満面だった。撮影時の印象的なエピソードの話題になると、高橋は「暑い日のロケでまっすーが自前の扇風機を持って来た。でもものすごく大きいのに風力が弱い。だからまっすーがいないときにガムテープでグルグル巻きにして使用禁止にしました」と回想。その後、増田は高橋からハンディ扇風機を3つプレゼントしてもらったそうで、増田は「弱で使っても僕が持っていた大きな扇風機よりも風力が強かった。2つは手に持ち、1つは足に挟んで使いました」とニューアイテムゲットに感謝しきりだった。また本作のキャッチコピーにちなんだ「共演者の“裏”の顔」トークでは、浮所の恐るべき胃袋の存在が明かされた。浮所が牛丼を食べているところに出くわしたという田辺は「半分くらい食べたところで満腹かのように苦しんでいて、どれだけ少食なの!?と思ったら3杯目だった」とビックリ。会場全体がその大食いぶりに驚く中、当の浮所は「僕は本当に食欲旺盛!そんな姿を田辺の兄貴に見ていただいた」と何故か嬉しそうだった。キャスト陣の仲の良さが滲み出た舞台挨拶もあっという間に終了。最後に増田は「ミステリー、謎解き、バディ、刑事ものと色々な要素が詰まった本格クライムサスペンスですが、人を信じる心など忘れがちな大切なメッセージも所々に散りばめられています。謎解きを一緒にしながら楽しんでご鑑賞ください」と放送開始を心待ちにしていた。<番組情報>『WOWOW×東海テレビ 共同製作連続ドラマ ギフテッド Season2』10月14日(土) 放送・配信スタート【放送】毎週土曜午後10:00(全8話)※第1話無料放送WOWOWプライム・WOWOW4K【配信】各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信[無料トライアル実施中]WOWOWオンデマンド公式サイト:
2023年10月12日『ゆとりですがなにか インターナショナル』のプレミア舞台挨拶が福岡と大阪にて行われ、岡田将生、松坂桃李、水田伸生監督が登壇した。2016年4月に放送された人気ドラマを映画化した本作は、「ゆとり世代」と勝手に社会に括られた、アラサー男子3人が、仕事に、家族に、恋に、友情に、迷い、あがきながらも人生に懸命に立ち向かうストーリー。個性豊かすぎる“ゆとり3人組”を演じる岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥を始めレギュラーキャストが再集結し、その後の彼らの成長が描かれる。公開を間近に控え、10月3日・4日に緊急開催となった福岡・大阪キャンペーン。九州、関西で初お披露目ということもあり「福岡プレミア」「大阪プレミア」と称し舞台挨拶が行われた。キャンペーン1日目となる3日に、岡田さん、松坂さん、水田監督が訪れたのは福岡のT・ジョイ博多。舞台挨拶では、大きな歓声と拍手の中3人が登場。岡田さんが「みなさんにお会いしたくて福岡まできました」と挨拶をすると、水田監督は「福岡に行ってみなさんに会いたいと言ったのは将生くんで、将生くんが行くなら行くよって桃李くんが来てくれたんです。来てよかったと実感しています」と話し、和気あいあいとした雰囲気でスタートした。待望の映画化が決まった時の気持ちを聞かれると、岡田さんは「本当に嬉しかったです。連続ドラマ、スペシャルドラマを経て6年ぶりにまたみなさんと集まって、『ゆとりですがなにか』という映画をつくるのは感慨深いものがあります。桃李さんもいて、今日来られなかった柳楽の優ちゃんもいて、ドラマのときから3人で頑張ってつくっていたので嬉しいです」と話す。松坂さんは「同世代でなにかをつくることが連続ドラマを始めたときにすごく嬉しくて。自分は当時、同世代でつくりあげていた他の作品や、それ以上になればいいなと思って作品に臨んでいたので、こうして映画化までこれたことは嬉しいです」と感慨深い様子で語った。さらにトークは劇場版から参加となった新キャストとの撮影中のエピソードに。岡田さんは「木南晴夏さんが本当に素晴らしくて、お客様も観ていただいたら圧倒されると思います。出来上がったものに途中から入ることはとても難しいことなのですが、手助けをするまでもなく素晴らしいお芝居を目の前でされていたので圧倒されました」と明かす。水田監督は「木南さんは当然素晴らしいんですけど、ほらあの…テントの人。ピヨ!ピヨがコメディ上手なんですよ」と話すと会場が笑いの渦に包まれ、松坂さんは「吉原(光夫)さんは何をしてくるかわからないワクワク感があってハラハラしました。是非観ていただきたいです」とコメント。最後に岡田さんが「福岡のみなさまに会いたくて、来させていただきました。みなさまの顔がみれて本当に嬉しいです。僕らはこの作品が好きで、今起きている色々な社会問題も含めて、笑いに変えて重くならず伝えられる映画になっておりますので、是非みなさまで拡げていただければ嬉しいです。よろしくお願いします」とゆとり愛に溢れた言葉で挨拶した。そしてお客様を背にフォトセッションを行い、会場が大盛り上がりの中、福岡での舞台挨拶は幕を閉じた。さらに一行は、風情ある雰囲気で、常連客から観光客まで多くの人々に愛されている福岡のスポット屋台にてフォトセッションを実施し福岡を堪能した様子。キャンペーン2日目となった4日には、岡田さんと水田監督が大阪を訪れた、TOHO シネマズ なんばで舞台挨拶を実施。プライベートで旅行に行ったことがあるほど仲が良い岡田さん、松坂さん、柳楽さん。そこで、もしゆとり3人組で大阪へ旅行に来るならどこに行きたいか聞かれると、岡田さんは「3人で大阪へ来れるならUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行ってジェットコースターに乗りたいです!」と話す。MCから「3人ともジェットコースターは大丈夫ですか?」と質問されると「テーマ―パークは3人で行ったことがないので、そういうのも知りたいので行きたいです!」と答えた。そして岡田さんが「今日観にきてくださった方はドラマをみている方々が多いのかな…?」と会場に問いかけると多くの手が挙がり「めっちゃ嬉しい~!来てよかった~!」と安堵した様子で「ゆとりの作品を好きと言ってくださるみなさんの声を直接聞ける機会があまりなかったので、昨日の福岡に続き本当に嬉しいです。だからこそ映画ではゆとり3人組の山路、まりぶ、まーちんの3人の空気感を観てほしいなと思います」と念願だったファンとの交流に笑顔を見せた。最後は水田監督が「作品づくりで目指しているのはみなさんに笑顔になってもらうことです。『ゆとりですがなにか』という連続ドラマは、日本の中でも図抜けた才能のある脚本家の宮藤官九郎さんの発案で始めたんです。宮藤さんがいきついた答えが、ジェネレーションで括って判断・評価するのではなく、みなが自分らしく生きればいいじゃないか、ということだと思うんです。この映画もその気持ちに一切変わりはないので、最後まで楽しんで観ていただけたら幸せです」と本作への想いを語り挨拶。終始和やかな雰囲気で舞台挨拶は終了した。さらに大阪の観光名所である、とんぼりリバーウォークの道頓堀グリコサイン前にも訪れフォトセッションが実施され、緊急開催となった福岡・大阪キャンペーンは大盛況で幕を閉じた。『ゆとりですがなにか インターナショナル』は10月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゆとりですがなにか インターナショナル 2023年10月13日より全国にて公開©2023「ゆとりですがなにか」製作委員会
2023年10月05日映画『法廷遊戯』(11月10日公開)の完成披露試写会舞台挨拶が3日に都内で行われ、永瀬廉、杉咲花、北村匠海、大森南朋、戸塚純貴、深川栄洋監督が登場した。同作は五十嵐律人による同名小説の実写化作。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、法曹の道を目指すセイギ(永瀬)、セイギの幼馴染で法律を学ぶ織本美鈴(杉咲花)、模擬裁判を司る天才・結城馨(北村匠海)の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆく。事実は二転三転し、常識を覆す驚愕の結末が待つノンストップ・トライアングル・ミステリーとなる。○ゲームが好きすぎる北村匠海に下された判決は同作について、北村は「オファーをもらった時、台本を読む前に永瀬くんと杉咲さんと深川監督と聞いて、僕にとってはこの作品をノーと言わない要素がそろっていた。二つ返事でした」と振り返る。「永瀬くんはドラマでも1回主演で共演してますし、杉咲さんは小学生からの中で、深川さんともドラマだったりとか長い時間を過ごしていましたし、このメンバーがいたらやろうと思った」と明かした。またイベントではキャストのエピソードに「無罪」「有罪」の判決を下すコーナーも。北村は「度を超えてゲームが好きなんですけど、気づけば15時間くらいやっちゃってる。1日椅子から動かず」と告白し、永瀬は「1日の半分以上やもんな、15時間って」と驚く。これに“有罪”の札を掲げた大森は「やったあと後悔するなら、無罪かな。でも『長すぎるな』と思って」、杉咲は「休憩した方がいいんじゃないかなと思いました」ともっともな回答。北村は「12時間超えると視界がぼやけてくる。休憩した方がいいです」と頷く。“無罪”判決の戸塚は「気持ちは僕もわかります。気づいたらそのくらい経ってる。没頭しちゃってる」と共感していた。キャスト陣の言葉を聞いて「後悔してるから今話してるという節はあるな」と自省する北村に最終判決が下されることになると、大森は「反省してるっておっしゃったので」無罪に変更。逆“無罪から有罪にした戸塚は「よくないんすよ」、深町監督も「考えたら15時間連続撮影していたら怒られる。絶対アウトだって言われるな。そう思うと、8時間くらいにはしといた方がいいかな」考えを改めていた。
2023年10月03日映画『法廷遊戯』(11月10日公開)の完成披露試写会舞台挨拶が3日に都内で行われ、永瀬廉、杉咲花、北村匠海、大森南朋、戸塚純貴、深川栄洋監督が登場した。同作は五十嵐律人による同名小説の実写化作。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、法曹の道を目指すセイギ(永瀬)、セイギの幼馴染で法律を学ぶ織本美鈴(杉咲花)、模擬裁判を司る天才・結城馨(北村匠海)の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆく。事実は二転三転し、常識を覆す驚愕の結末が待つノンストップ・トライアングル・ミステリーとなる。○杉咲花の髪の毛「どんどん短くなっていく」イベントでは法廷を模したセットが用意され、キャスト陣のエピソードを「有罪」「無罪」でジャッジするコーナーも。杉咲は「髪の毛を切り続けてしまうところがあって、一つの役が終わると、さよならしようという気持ちで切りたくなってしまって、どんどんどんどん短くなっていく」と明かす。現在もかなりのショートヘアの杉咲は「うっかり刈り上げてしまって。うっかり刈り上げです」と苦笑。「心の中に、役とか過ごした記憶が残り続けちゃって、寂しくなっちゃったりするじゃない? それとさよならしたいな、みたいな。それがあるから次に進める」と理由を説明すると、北村は「僕は逆で、自分の歴史じゃない? 塗り重ねていきたいから、本来ならめちゃくちゃ伸ばしたい。なので、僕は有罪にしときます」と札を掲げた。永瀬は「俺も有罪かな。髪の毛って、伸びてたらすぐ切れるじゃないですか。伸びひんから、なかなか。伸ばして欲しい役が来ても、ンァッて(力を込めて)やってバッと伸びるわけじゃない。切り続けることによって問題があるかもしれない」と指摘。しかし、杉咲が「今はエクステとかウィッグとかあるじゃないですか」と反論したことによって、最終的には全員無罪判決に。「ウィッグってすごいから」(永瀬)、「だし、まあ勝手にしてくれって思った。それでいいと思う」(北村)とコメントしていた。
2023年10月03日