『ゴジラ-1.0』が12月1日(金)より、北米にて公開され、全米での歴代邦画実写作品で興行収入1位となった。これは34年ぶりの新記録となる。山崎貴監督と主演の神木隆之介から喜びのコメントが到着した。山崎貴が監督・脚本・VFXを務めた本作は、全米で邦画実写史上最大規模となる2308館(うちラージフォーマット750館)にて初日を迎え、週末3日間(12月1日~3日)のオープニング興収(先行上映含む)で約1100万ドル(約16億円)を記録。ハリウッド大作や大ヒットアニメーション映画を抑え、全米の週末興収ランキングで3位にランクインする快挙を成し遂げた。日本製作でのゴジラシリーズの全米歴代最高興収である『ゴジラ 2000 ミレニアム』(1999年)の約1003万ドルを週末3日間だけで超え、24年ぶりにゴジラシリーズの記録を更新。北米で2023年に公開した「外国映画」(非英語作品)としても第1位のオープニングとなり、実写として前例のない記録を樹立。そして現地時間12月5日、全米における累計興収が1436万ドル(※)を突破、邦画実写作品として歴代1位に躍り出た。これまでの歴代邦画実写作品では『子猫物語』(日本1986年・北米1989年公開)のもつ約1329万ドル(※)という興収記録が、長きに渡り不動の1位だった(※いずれもComscore調べ)が、邦画実写が全米興行で成功することが難しいと言われる中で、実に34年ぶりに記録を塗り替えた。この新記録を受けて、山崎貴監督は「長い間破られなかった記録を他ならぬゴジラが飛び越えてくれたことが嬉しいです」と語り、主演の神木隆之介も「アメリカの方々にもたくさん観ていただいていて、夢みたいです!!幸せでございます!」と喜びのコメントを寄せた。現地の多くの劇場で上映後に拍手が起き、各レビューサイトで軒並み驚異的なスコアをたたき出している本作。アメリカ最大の映画評論サイト「Rotten Tomatoes」では、評論家レビュー97%、観客レビュー98%を維持し、ついに条件を満たすことで付与される高評価作品の認証「Certified Fresh」を獲得している。大絶賛の声を受け、北米での上映館数もオープニングの2308館を超える、2500館以上まで拡大。ますますの盛り上がりを見せそうだ。今後は北米以外にも50近くの国と地域で公開予定している。【山崎貴監督コメント】長い間破られなかった記録を他ならぬゴジラが飛び越えてくれたことが嬉しいです。思い返せば、キャストもスタッフも愚直にただひたすらに面白い物を!と作っていたことが、このような素敵な結果に繋がったんだと思います。このことをずっと覚えていようと思います。【神木隆之介コメント】公開から約1ヶ月が経ち日本でもたくさんの方に観ていただいて、そしてさらに、全米での歴代邦画実写の新記録!アメリカの方々にもたくさん観ていただいていて、夢みたいです!!幸せでございます!そしてそして、さらに色んな国や地域でも公開されるなんて!そこで僕は思いました。これから山崎監督の事はちゃんと、「世界のタカシ」と呼ばせていただきます。本当に皆様のおかげです!ありがとうございます!『ゴジラ-1.0』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.
2023年12月07日映画『ゴジラ-1.0』(英題:Godzilla Minus One)が、歴代邦画実写作品の中で全米興収ランキング1位となったことが7日、明らかになった。○■『ゴジラ-1.0』34年間破られなかった記録を更新日本では11月3日に全国522館(ラージフォーマット含む)にて封切られ、12月6日までの34日間で、観客動員255万人、興行収入39億円を突破。さらに12月1日より北米公開され、邦画実写史上最大規模となる2,308館(うちラージフォーマット750館)にて初日を迎え、12月1日~3日のオープニング興収(先行上映含む)で約1100万ドル(約16億円)を記録、全米の週末興収ランキングで3位にランクインした。12月4日にはハリウッド大作を抑えて、全米デイリーランキングで興収1位に。そして現地時間12月5日、全米における累計興収は1436万ドル(※)を突破し、邦画実写作品として歴代1位に躍り出た。これまでの歴代邦画実写作品では『子猫物語』(日本1986年・北米1989年公開)のもつ約1,329万ドル(※)という興収記録が不動の1位だった(※いずれもComscore調べ)が、34年ぶりに記録を塗り替えた。邦画実写が全米興行で成功することが難しいと言われる中で、映画史に“大きな足跡”を残した。現地の多くの劇場で上映後に拍手が起き、各レビューサイトで軒並み驚異的なスコアをたたき出している同作。アメリカ最大の映画評論サイト「Rotten Tomatoes」では、評論家レビュー97%、観客レビュー98%を維持し、条件を満たすことで付与される高評価作品の認証「Certified Fresh」を獲得した。大絶賛の声を受け、北米での上映館数の拡大し、オープニングの2,308館を超える、2,500館以上まで増える予定となった。北米以外にも50近くの国と地域で公開を予定している。ゴジラシリーズは、レジェンダリー・ピクチャーズ製作による『GODZILLA』(2014年)を皮切りに、再びプロジェクトがスタート。『シン・ゴジラ』(2016年)で国産ゴジラが復活し、その後も』ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019年)、『ゴジラvsコング』(2021年)と公開が続き、世界中でゴジラの盛り上がりは過熱。10年にも及ぶ積み重ねの上で、今回、東宝グループで初めてTOHO Internationalによる自社配給に踏み切り「日本製作のゴジラを世界に届ける」ための新たな挑戦に取り組んだという。記録的なヒットとなっている今、ゴジラシリーズは新たな歴史を歩み出した。現在、AppleTV+にてドラマシリーズ『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』が配信中で(※)、来年には『ゴジラvsコング』続編(タイトル未定)の公開も控えている。(※11月17日より配信中。2024年1月12日まで毎週金曜日に新エピソード配信予定。全10話)○■山崎貴監督 コメント長い間破られなかった記録を他ならぬゴジラが飛び越えてくれたことが嬉しいです。思い返せば、キャストもスタッフも愚直にただひたすらに面白い物を! と作っていたことが、このような素敵な結果に繋がったんだと思います。このことをずっと覚えていようと思います。○■神木隆之介 コメント公開から約1ヶ月が経ち日本でもたくさんの方に観ていただいて、そしてさらに、全米での歴代邦画実写の新記録!アメリカの方々にもたくさん観ていただいていて、夢みたいです!!幸せでございます!そしてそして、さらに色んな国や地域でも公開されるなんて!そこで僕は思いました。これから山崎監督の事はちゃんと、「世界のタカシ」と呼ばせていただきます。本当に皆様のおかげです! ありがとうございます!【編集部MEMO】同作は、ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。さらに山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介といった、実力派俳優陣が勢揃いした。
2023年12月07日ゴジラ生誕70周年記念作品『ゴジラ-1.0』が「ScreenX」で上映されることが決定。邦画としては初の上映となる。山崎貴が監督・脚本・VFXを務める本作は、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目という特別な節目である最新作。神木隆之介と浜辺美波の朝ドラ「らんまん」コンビが共演することでも注目を集める。この度本作の上映が決定した「ScreenX」は、世界的に注目を集めている「3面マルチプロジェクション・映画上映システム」。正面のスクリーンに加え、両側面(壁面)にも映像が投影され、270度の視界全てで映画を鑑賞することができ、映画の世界に没入していくような臨場感を体験することができる。シーンによって正面のみに映像が投影されるシーンと、両側面に映像が投影されるシーンがあり、左右に広がる画面は映画のシーンにさらなる抑揚と臨場感をもたらし、映画自体の持つポテンシャルを最大限に表現する。そんな「ScreenX」によって、通常のスクリーンでは演出ができない、ゴジラの巨大さの映写が実現。さらに、ゴジラが登場する瞬間の緊張を左右のスクリーンからも感じられるように演出されており、圧倒的な存在感がより強調されているという。そしてゴジラから逃げるシーンでは群衆の恐怖と混乱が、ゴジラが都市を破壊するシーンではその強さが伝わってくるようになっており、まるで映画の一場面に実際いるような没入感を提供する。山崎貴監督は「ScreenX」での上映について、「視界の広さは人がその場所に没入できるかの大きな鍵となります。視界の270度を覆う左右に広がるスクリーンは、自分が映画の世界にいると錯覚させてくれました。そして目の端から迫り来る恐怖! 視界の横から入ってくる情報に、いい意味で脳が混乱します」と期待の高まるコメント。また、体感型アトラクションシアター「4DX」と「ScreenX」が融合した「4DXScreen」でも上映が実施される。4DXの臨場感とScreenXの没入感を同時に感じられ、迫りくるゴジラの恐怖を直接体感できる、絶好の映像体験ができそうだ。『ゴジラ-1.0』は11月3日(金・祝)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.
2023年10月16日スタジオジブリ最新作、宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』が、第48回トロント国際映画祭で“邦画初”、そしてアニメーションとしては“世界初”のオープニング上映作品に決定した。本作は公開4日間で、2001年公開の同監督作品『千と千尋の神隠し』の初動4日間の興行収入を超え、観客動員135万人、興行収入21.4億円を突破。7月26日(水)までの公開13日間では観客動員数261万人、興行収入40.1億円を超える大ヒットスタートとなっている。そんな本作のトロント国際映画祭オープニング上映作品への選出は、邦画としては初めて。アニメーション作品としては世界初でオープニングを飾る。カナダ最大の都市で毎年開催されるトロント国際映画祭といえば、受賞作品が米国アカデミー賞をはじめとする、そのほかの主要な映画祭でも快挙を成し遂げていることから、今後の賞レースの行方を占う重要な映画祭として知られており、“アカデミー賞前哨戦“とも呼ばれている。2002年には『千と千尋の神隠し』が第27回に出品され、その翌年の第75回アカデミー賞で長編アニメーション映画賞を受賞。そのほかスタジオジブリ作品としては、『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』『レッドタートル ある島の物語』など計6作品が同映画祭に出品されており、本作で7作品目となる。同映画祭CEOキャメロン・ベイリー氏は本作品の選出理由に関して、「第48回トロント国際映画祭を、偉大なる映画のアーティストの中の一人の作品によって開幕することを光栄に思います。日本ではすでに傑作として賞賛されている宮崎駿の新作は、喪失と愛というシンプルなストーリーから始まり驚異的な想像の作品に昇華されています。トロントの観客が、そのミステリアスな作品に出会うことが楽しみであり、唯一無二の斬新な体験をお約束します」とコメントを発表している。第48回トロント国際映画祭は現地時間9月7日(木)から9月17日(日)までの11日間開催され、オープニング作品の上映は映画祭初日となる9月7日(木)、ロイ・トンプソン・ホール(Roy Thompson Hall)にて行われる。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年07月28日女優の戸田恵梨香が主演を務める、映画『母性』(11月23日公開)が週末動員ランキング実写邦画No.1を獲得したことが28日、明らかになった。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母(戸田)と愛されたい娘(永野芽郁)の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。23日より全国340スクリーンで公開を迎え、公開5日間で観客動員数172,391人、興行収入226,281,210円を記録した。公開初週末にかけて、全国的に20~30代を中心に多くの女性が詰めかけたという同作。ドラマ『ハコヅメ~たたかう! 交番女子~』で先輩・後輩役として共演し息の合った掛け合いが話題となり“とだめい”の愛称でファンから親しまれる戸田恵梨香と永野芽郁が、初の母娘役に挑戦することで話題を集めていた。公開後もSNSでは「戸田恵梨香、演出や演じ分けの機微が絶妙でまさに「怪演」を見せつけられました。」「永野芽郁の演技がすごすぎて、中盤つられて泣いてしまった」「高畑淳子の怪演は映画賞総ナメレベル。舞いあがれ!のばんばとの違いよ。」「大地真央の半端ない存在」「どっちを向いても女優たちがおそろしく上手い演技、怪演バトルに身震いとまらなくなった…」「演者の方々が上手すぎて ひたすら感情が休まる暇が無い」など絶賛コメントが寄せられている。また母と娘のすれ違う証言の先に待ち受ける真実に衝撃を受けた観客も多いようで「深く入り込まされて、心臓の音が聞こえるくらい動揺した…すごいものを観た」、「油断してると抉られます」などのコメントが寄せられる一方、胸の張り裂ける思いで涙する観客の姿もあったようで「一緒に観た娘はマスクが濡れるほど泣いていました。母であり娘でもある私はしばらく考え込みました」「親子の関係性が少し普通と違ってて、本当に奥が深い。母性の形が変わっていく様に涙が止まらず...やはり安定の湊かなえの世界観、引き込まれるように見入ってしまう」「『愛能う限り』この言葉が頭から離れない」など、観る年代によって全く違った視点のコメントも寄せられている。初日舞台挨拶では主演の戸田が「面白いとか、楽しいでは言い表せない、普段気付かないことにハッと気づかされる作品。自分自身を振り返る作品です。皆さんにとって前へ向き直る作品になったらと思います!」と力を込めてアピールした。(C)2022映画「母性」製作委員会
2022年11月28日窪塚洋介の18年ぶりの邦画長編映画単独主演映画『Sin Clock』が2023年2月10日(金)が公開決定、ティザービジュアルが解禁となった。社会からも家族からも見放されたタクシードライバー、高木。奇妙な偶然が呼び寄せた、巨額の黒いカネを手にするチャンス。鍵を握るのは1枚の絵画。高木はたった一夜での人生逆転を賭け、同僚らと絵画強奪計画を決行。だが、運命の夜はさらなる偶然の連鎖に翻弄され、男たちの思惑をはるかに超えた結末へと走り出していく――。最低の人生を生きる男たちが、思いもよらぬ“偶然の連鎖”に導かれ、たった一晩の“人生逆転計画”へ挑む様をスリリングに描いた本作。主演を務めるのは、『同じ月を見ている』(05/深作健太監督)以来、本作が邦画では18年ぶりの長編映画単独主演作となる窪塚洋介。理不尽な理由で仕事や家族を失い、ふつふつと社会への怒りを溜め込むタクシードライバー・高木役を演じ、「自信をもってお見せできるオリジナル作品になった」と語る。これまで「池袋ウエストゲートパーク」(00)や『ピンポン』(02)ほか、マーティン・スコセッシ監督による『沈黙-サイレンス-』(17)など、数々のアイコニックな作品で強烈な印象を残してきた窪塚さんは、本作で“持たざる男”の静かな悲哀を巧みに表現。どん底の日常からの人生一発逆転を果たそうと綱渡りの計画に挑む姿は、観る者の胸を強く打つはず。新鋭・牧賢治監督、渾身の商業映画デビュー作!新時代のサスペンス・ノワール監督・脚本を務めるのは、ヒューストン国際映画祭短編部門ゴールド賞を受賞した『japing』(14)、ニース国際映画祭で新人監督賞受賞に輝いた長編第1作目『唾と蜜』(18)など、国内外で高い評価を得る新鋭・牧賢治監督。自身によるオリジナル脚本での商業映画デビュー作となる本作では、「痛快で小気味よいエンターテインメント感を大切に撮影を行いました」と語るように、先読みのできないプロット展開やコンゲーム要素など、様々な映画的魅力あふれる作品世界を見事に構築。「一度つまずいたら、再起のチャンスはどこにもないのか?」そんな現代を生きる“持たざる者”のリアルな空気を焼き付けたテーマ設定の妙もかけ合わさり、エンターテインメント性、作家性、同時代性が三位一体となった、新時代のサスペンス・ノワールが誕生致しました。「この偶然は、敵か味方か。」謎めくティザービジュアルが一挙10点解禁今回発表となったのは、本作を象徴する要素を特徴的に配置した合計10点ものティザービジュアル。それぞれ異なるデザインの中で共通しているのは、「この偶然は、敵か味方か。」との印象的なキャッチコピー。情報量を削ぎ落した謎多きビジュアル要素と相まって、先読みのできない作品世界への興味をかき立てている。その内容は、裏路地をそぞろ歩く「3人の男」たち。「3時33分」を指したまま棄てられた腕時計。「ある法則」に則って種子が配列される「ひまわり」。意味深に曇天を飛ぶ「飛行機」。闇夜に整然と並ぶ「3台のタクシー」と、車列を見つめる「謎めいた男」の後ろ姿…。煙草をくゆらしながら遠くを見つめる、窪塚洋介演じる主人公・高木の視線の先には一体何が待ち受けているのか?【Sin Clock(罪なる時計)】が象徴する綿密な犯罪計画と、【シンクロニシティ(不思議な偶然の一致)】が絡み合う鮮やかなストーリーテリング。主人公たちを想定外の“罪深き”結末が待ち受ける、新時代のサスペンス・ノワールが誕生した。『Sin Clock』は2023年2月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Sin Clock 2023年2月10日より公開©2022映画「Sin Clock」製作委員会
2022年10月21日映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』(9月9日公開)が邦画実写No.1スタートを切ったことが12日、明らかになった。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画の続編。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。8月24日に行われた完成披露試写会&PREMIUM LIVESHOWのライブビューイング回、さらに9日の公開初日から11日までの3日間で動員17万6,550人、興行収入2億6,870万円を記録した同作。週末映画興行ランキング邦画実写映画No.1となり、大ヒットスタートを切った。映画やドラマ、アニメのレビューサイト「Filmarks(フィルマークス)」では★4.1/初日満足度第1位を獲得(9月12日 Filmarks調べ)し、「映画ランド」でも★4.6という高評価(9月12日 14:00時点)、また満足度96.5%、口コミ推奨度97.3% (9月9日〜11日鑑賞者アンケート バルク調べ)という高数値を叩き出している。SNSなどの口コミでも「アクションとにかく見応えあり」「前作超えレベルで面白かった。アクション映画としては海外と比べても引けを取らない」とアクションの満足度が高い他、「ハイローであんなに目が腫れるとは思わなかった...泣きますまじで」「最後は感無量で号泣」と熱い友情を感じるストーリーも話題を呼び、「何回みても見どころたくさんあって飽きない!」「アクションも音楽もキャラも最高だから何回でも見れるし、見るたび新しい発見があります!! 中毒性ハンパない!」など早くもリピーターが続出しているという。公開後も3週連続週替わりの入場者特典ほか何度でも楽しむことのできるコンテンツを用意している。○9月11日までの累計(※興行通信社調べ)・完成披露試写会&PREMIUM LIVESHOW ライブビューイング回8月24日(水):動員 9,341人 興収:36,461,000円・公開初日からの3日間9月9日(金) :動員6万0180人 興収:8270万円9月10日(土):動員5万8280人 興収:8090万円9月11日(日):動員4万8750人 興収:6870万円男女比=2:8(C)2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会(C)髙橋ヒロシ(秋田書店)HI-AX
2022年09月12日indigo la Endが、12月3日に配信リリースする新曲「邦画」の歌詞を公開した。「邦画」はindigo la Endらしいミドルテンポの楽曲で、美しい言葉で失われていく恋が綴られている。indigo la Endは、来年2月17日にニューアルバム『夜行秘密』をリリース。3月からは全国ツアー『indigo la End ONEMAN TOUR 2022「Helpless」』がスタートする。■「邦画」歌詞先行公開(歌ネット)<リリース情報>indigo la End 「邦画」12月3日配信リリース「邦画」配信ジャケット配信リンク:<ツアー情報>『indigo la End ONEMAN TOUR 2022「Helpless」』【2022年】3月31日(木) 東京・中野サンプラザホール4月1日(金) 東京・中野サンプラザホール4月8日(金) 福岡・福岡市民会館4月9日(土) 岡山・岡山市立市民文化ホール4月16日(土) 愛知・名古屋市公会堂4月22日(金) 北海道・カナモトホール5月1日(日) 大阪・フェスティバルホール関連リンクindigo la End オフィシャルサイト la End Twitter
2021年11月30日芥川賞作家・津村記久子のデビュー作『君は永遠にそいつらより若い』を初の映画化。佐久間由衣、奈緒をはじめ気鋭の若手俳優たちのキャストで、今回が長編3作目となる吉野竜平が監督を手掛けた。大学卒業を間近に控え、就職も決まって手持ちぶさたな日常を送るホリガイ(佐久間)が主人公。こんな自分が社会の中でちゃんとやっていけるのか。イノギ(奈緒)ら、彼女を取り巻く人間模様を通して、欠落感を抱えたまま他者や社会と関わって生きる若者の姿を描く。日常に潜む暴力や哀しみに触れながら、悩み、焦り、もがくホリガイたちの感情の機微をすくい上げ、その揺れる思いの中から独特な優しさが染みて来る作品だ。今、ドラマや映画で注目の若手女優・佐久間が来阪、今作から伝えたい思いを語った。原作の舞台は関西だが、東京に置き換えて映画化された。ホリガイの役作りは撮影前、吉野監督と一緒に「ホリガイの履歴書みたいなものを作る」ところから始まった。「好きな漫画やテレビ番組、カバンの中身や雨の日は長靴を履くかとか、細かいことを。監督の希望は必ず水筒を持ち歩いている子で、中身は紅茶に決めました」。現場では“履歴書”に縛られず、逆に「その場に集中する時間が増え、自由でいることができて。ホリガイの、その場の空気を読みすぎて空回っているような感じを自分の中で意識しようと心掛けて演じました。客観的に彼女を見て『大丈夫だよ。できるできる』と思いましたが、本人にとってはそれがすごくシリアスな問題なんですよね」。ホリガイを演じながら、撮影は佐久間にとって「昔の自分を思い出すような時間」だったようだ。ホリガイとイノギの関係性も印象に残る。「友情とか恋愛を越えた関係性というか、ふたりはソウルメイトのような奇跡に近い出会いをしたんだろうと。一緒にいて安心する、落ち着く。言葉にできないふたりの信頼関係のようなものが、演じていてすごくうらやましかったです。悩みを持ちながら生きていても、誰かと関わる中で無意識のうちに支えたり支えられたりしているんだと、この映画から私自身が感じました」。佐久間からのメッセージを。「いろいろな捉え方をしていただける映画だと思います。この作品を見た方が、それぞれの思いを重ねて、自分を見つめ直す時間や誰かを想う時間が増えるきっかけになれば。否定でも肯定でもなく、ただ寄り添うような優しい映画として、若い世代からこんな気持ちを懐かしく思う大人の世代まで、幅広い人に届いたらいいなと思っています」。映画『君は永遠にそいつらより若い』は、9月17日(金)より全国公開。取材・文:高橋晴代
2021年09月14日足立区千住にある映画館シネマ ブルースタジオで6月9日(火)まで特集上映「今こそ振り返りたい 90年代邦画」が開催されている。当館は、東京芸術センター内にある映画スタジオ形式の映画館。天井までの高さが10メートルもあるゆったりとした空間で、特集上映やクラシック映画の上映も開催している映画ファンの定番スポットだ。現在開催中の特集ではタイトルの通り、1990年代の日本映画5作品を上映。北野武監督の初期の傑作『ソナチネ』『3-4X10月』を皮切りに、相米慎二監督が中井貴一、牧瀬里穂、笑福亭鶴瓶をキャストに迎えたファンタジックなドラマ『東京上空いらっしゃいませ』、吉本ばななのベストセラーを市川準監督が映画化した『つぐみ』、鬼才・若松孝二監督が実在のサックスプレイヤー阿部薫と作家・鈴木いづみの愛憎を描く衝撃作『エンドレス・ワルツ』をすべて35ミリフィルムで上映する。1990年代の日本映画界は定番の作品や家族連れを呼び込むアニメーション映画が盛況な一方で、海外の映画祭で評価を得た意欲的な作品や、タレントや作家が映画の世界に招かれる“異業種監督”の作品が入り乱れ、様々な作品が登場した。90年代の後半になるとテレビ局主導のヒット映画が次々に登場するが、今回上映される5作品は90年代の中期までに製作された“現代の映画ファンもうならせる傑作”ばかり。これらの作品は2020年の視点から観るとどのような発見があるのか? これらの作品の遺伝子は現代の日本映画にどのように受け継がれているのか? ブルースタジオのゆったりとした空間で新たな出会いや発見がありそうだ。「今こそ振り返りたい 90年代邦画」特集4月1日(水)から14日(火)まで『ソナチネ』※4月4日(土)と5日(日)は臨時休館4月15日(水)から28日(火)まで『3-4X10月』4月29日(水)から5月12日(火)まで『東京上空いらっしゃいませ』5月13日(水)から5月26日(火)まで『つぐみ』5月27日(水)から6月9日(火)まで『エンドレス・ワルツ』シネマ ブルースタジオ(東京都足立区千住1-4-1 東京芸術センター2階)
2020年04月02日芥川賞受賞作家、津村記久子のデビュー作で第21回太宰治賞受賞作品である『君は永遠にそいつらより若い』が、実写映画化されることが決定した。本作品は、卒業間近の大学生である主人公が、なんとなく過ごす日常の中で、ふとした折に「暴力」「児童虐待」「ネグレクト」などの社会の闇と、それに伴うやり切れない「哀しみ」に直面する物語。大学やバイト先のぐだぐだした日常は軽快にユーモラスに描かれ、一方、作者の確かな問題意識と倫理観で、それら社会の闇の部分ともきちんと対峙する作品となっている。主人公の大学生・堀貝佐世(ホリガイ サヨ)役には、ひたむきな芝居への情熱と誠実さを持ち、数々のTVドラマや映画で培った経験と確かな演技力で、早くも俳優として確固たる存在感を示す、佐久間由衣。本作品が「“隠れビッチ”やってました。」に続く二作目の主演映画となる。一方、堀貝と出会う、痛ましい過去を持つ猪乃木楠子(イノギ クスコ)役は、奈緒が演じる。最近ではNTV系列「あなたの番です」尾野幹葉役の怪演で話題になり、また主演映画「ハルカの陶」では、夢に向かって奮闘する女性を瑞々しく演じ、高く評価された。監督は「あかぼし」(2012年)「スプリング、ハズ、カム」(2015年)の吉野竜平。映画『君は永遠にそいつらより若い』は、2020年春に撮影、2021年に全国順次公開の予定。
2020年02月13日大人になると、ちょっとやそっとでは動じなくなるもの。でもだからこそ、時々は思いっきり心を揺さぶられたい……!夏の休暇は、そんな方にとって絶好の機会。どこかにパーッと出かけるのもいいですが、家でゆっくり映画鑑賞なんていうのも贅沢な体験ではないでしょうか。仕事に追われていると、若い頃のように、なかなか思う存分映画三昧とはいかないものですよね。そこで、この夏の休暇に見ておきたい名作映画をピックアップ。 Amazonプライム・ビデオ で配信されている作品の中から、“大人になったからこそ泣けてしまう、号泣必至の邦画作品”をご紹介します。※配信情報は2019年8月5日現在のものです。■Amazonプライムで視聴OK!大人になったからこそ心震える名作邦画10選【1】万引き家族 家族のあり方、社会のあり方を問われる、示唆に富んだ傑作第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールを受賞したのをはじめ、世界中の映画賞で高い評価を受けた2018年を代表する作品。祖母の年金で足りない生活費を万引きでまかなう、とある家族の物語であり、様々な社会問題を提起しているものの、観る人の立場によっておそらく全く違う感想を抱くであろう複雑さが魅力の作品です。淡々とした空気感の中で描かれる繊細な人間描写に、心が研ぎ澄まされます。[作品情報]監督:是枝裕和出演:リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優配信URL: 【2】8年越しの花嫁 奇跡の実話 奇跡の実話を、主演陣の高い演技力で作品に昇華結婚式直前、新婦が原因不明の病で意識不明に……。実話をもとに、結婚の約束から8年後に起こった奇跡を描いた作品です。過剰な演出はせず、「ひたむきに人を愛する強さ」を真正面から映しています。主演陣の演技力の高さに引き込まれ、号泣したとの声が多数。目の腫れを気にせず思いっきり泣きたい時に、ぜひ。[作品情報]監督:瀬々敬久主演:佐藤健、土屋太鳳配信URL: 【3】君の膵臓をたべたい 大ヒット青春小説に“大人視点”のオリジナル要素を加えた実写版累計発行部数260万部(※)を超える大ヒット小説が原作。主人公が不治の病に冒される……という一見よくあるストーリーに思えますが、他の作品にない、ある種のファンタジーとも呼べるような青春の眩しさが本作の見どころです。若さゆえの美しさ、力強さを、主演の二人がフレッシュに演じており、その強烈な引力が切ない涙を誘います。※2018年3月時点[作品情報]監督: 月川翔主演: 浜辺美波、北村匠海、大友花恋配信URL: 【4】言の葉の庭 これぞ新海作品!と呼ぶべき、アニメならではの映像美を堪能待望の最新作『天気の子』で話題の新海誠監督2013年公開の代表作。男子高校生と年上女性との恋愛模様を、“雨”をキーワードに描いています。が、なんといっても見どころは美しい映像と音の芸術性。まるで実写のような、けれど実写では表せないアニメならではの表現を極めた一作であり、眺めているだけで感性が刺激されること、請け合いです。[作品情報]監督: 新海誠配信URL: 【5】この世界の片隅に 絶賛レビューで映画賞を総なめ戦時中の人々の日常を描いた珠玉のアニメ映画2016年の公開から徐々に口コミで広がり、公開規模を拡大。各映画賞を総なめにし、上映が2年以上続く異例のロングランで名実ともに日本アニメを代表する作品となりました。戦争という悲惨な状況の中でも、毎日の生活は終わらない。心が豊かであれば、日常は工夫次第で輝かせられるということを、観る人に押し付けることなく、そっと伝えてくれます。悲しみの涙の後に、強い一筋の希望を灯してくれる作品です。[作品情報]監督:片渕須直出演:のん、細谷佳正、稲葉菜月配信URL: 【6】ぼくは明日、昨日のきみとデートする 別れは悲しくても、思い出は幸せ。何度でも見たくなる、やさしく、切ない物語難しいことは考えず、ただただ、泣きたい。そんな時には、この作品がおすすめ。前半は、とある大学生の一見普通で、幸せなラブストーリー。しかし中盤以降、小松菜奈演じる彼女・愛美が抱える大きな秘密が明かされ……。それ以降は、彼女が涙を流すたびにこちらも目が潤んでしまいます。悲しいようで、心地いいやさしさが後に残る作品で、リピーターも多い名作です。[作品情報]監督:三木孝浩主演:福士蒼汰、小松菜奈、山田裕貴配信URL: 【7】湯を沸かすほどの熱い愛 神聖なる母の愛に熱くなる、インパクト大でセンセーショナルな傑作脚本・監督は本作が商業用長編デビューでありながら、2016年の公開後大きな反響を呼び、国内外問わず様々な映画賞を総なめにした話題作。余命宣告を受けたシングルマザーが、強烈なほどの“母の愛”を娘に示していく姿に、ある種の恐怖に近いほどの感動を覚えます。見終わった後は、自分の母親に会いたくなってしまうかも……。[作品情報]監督:中野量太出演:宮沢りえ、杉咲 花、オダギリジョー配信URL: 【8】歩いても 歩いても 是枝監督×樹木希林の名タッグが堪能できる、日本の典型的な家族像『万引き家族』で名実共に世界の名匠となった是枝裕和監督作品の中でも、古くからのファンが多い一作。昔ながらの日本の田舎らしい家族に「あー、わかるなー」とじんわり共感しながら、“生きることと死”について深く考えさせられもします。今は亡き名女優・樹木希林の繊細なのに重厚さを帯びた魅力が詰まった演技も見どころです。[作品情報]監督:是枝裕和出演:阿部寛、夏川結衣、YOU配信URL: 【9】八日目の蝉 重く、非日常なストーリーで訴えかける、日常の愛おしさ「今日まで母親だと思っていた人は、自分を誘拐した犯人だった」という、衝撃的なストーリーで描く愛と再生の物語。“産みの親派”と“育ての親派”、どちらで観るかで意見が異なる作品です。邦画ならではの重たく、どこか憂鬱な空気感が終始漂いますが、見終わると不思議と日常が愛おしくなります。子を持つ親であれば、号泣必至の作品。[作品情報]監督:成島出主演:井上真央、永作博美、小池栄子配信URL: 【10】世界から猫が消えたなら ヒットメーカー・川村元気原作働き盛りの世代にこそ見てほしい、生と死の物語『告白』、『モテキ』、『君の名は。』 などをはじめ、数々のヒット作を世に送り出してきたプロデューサー・川村元気の小説を映画化。タイトルからはどこか柔らかい印象を受けますが、内容は若くして死に向き合うという、重みのあるもので、非常にメッセージ性のある作品です。自分の人生で、大切なものは何なのか……。日常の大切さにそっと気づかせてくれる秀作です。若者とは言えないけれど、まだまだシニアではない。そんな壮年期の方々こそ、突き刺さるものがあるはず。[作品情報]監督:永井聡主演:佐藤健、宮﨑あおい、奥田瑛二配信URL: ■Amazon プライム・ビデオで話題作をチェックいかがでしたでしょうか。紹介した10作品は、すべて Amazonプライム に登録すると視聴可能です。Amazonプライムとは月間プラン500円(税込)または年間プラン4,900円(税込)で、迅速で便利な配送特典や、数千本ものプライム・ビデオ会員特典対象作品見放題を含むデジタル特典が、追加料金なしで使える会員制プログラムです。他にも様々な特典があり、コスパ抜群です。【特典】・会員特典対象の映画、TV番組、アニメ見放題・Amazonの買い物でお急ぎ便、お届け日時指定便使い放題・Prime Musicで100万曲以上聴き放題・Amazon Photosで写真を容量無制限に保存・Prime Readingで対象のKindle本(雑誌、マンガ、Kindle Singlesを含む)を読み放題30日間の無料体験期間は、すべてのプライム会員特典が無料でご利用可能なので、まだ未登録の方はこの機会に、ぜひ! Amazonプライム 会員登録 ■大人の夏休みは、名作で心のデトックスを日々、緊張感のある中で身体や脳をフル回転させて働いている方々。時々はしっかり休みをとり、感情を震わせ、リフレッシュする時間も必要ですよね。この夏は今回紹介した名作に触れ、じっくり心のデトックスに時間を当ててみてはいかがでしょうか。 Amazonプライム 会員登録 (文:ソーシャルトレンドニュース編集部)■提供Amazon プライム・ビデオ
2019年08月07日面白いかどうかは別として、人に話したくなる映画がある。それも魅力のひとつなのだろうが、服部昇大さんによる本作『邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん』Season2は玉石混交の邦画からその部分に特化した作品を抽出した、(いい意味で)常軌を逸した映画紹介マンガだ。「マンガを描いているときに、趣味的に映画を流していたのですが、あまり面白いと仕事が進まなくなるので、多少見逃しても惜しくないような映画ばかりかけるようになって。邦画は掘れば掘るだけいろんなものが出てくるので、忘れられているような作品や、やばいシーンを紹介するマンガにしようと思ったんです」女子高生の“邦キチ”こと邦吉映子が、たった2人しかいない「映画について語る若人の部」で、洋画好きの部長・洋一を相手に好きな邦画の魅力を紹介する。ストーリー自体はいたってシンプルなのだが、邦キチの作品のチョイスに加えて、プレゼンの視点がかなり独創的。「プレゼンは最初から意識していたわけではなく、説明好きな自分の作風だったという感じです。周りの人に普段話していることを、そのままマンガにした回もありますね」邦キチの作品選びの傾向として目立つのが、たとえば『ルパン三世』のような人気コミックやアニメの実写版。原作ファンが多いだけに賛否両論が起こりやすく、下手すると大惨事になりかねない、バクチ的なジャンルともいえる。しかしながら邦キチは、世間の評価などまったく気にせず、いわゆるツッコミどころにこそ面白さを見出していく。「いかにもな失敗作でも、邦画だと予算やら条件の悪さやらいろんな事情を想像できて、映画とマンガの違いはあるものの僕自身も作り手として愛情を持たざるを得ないんです」暴走しまくる邦キチのプレゼンはマニアックになりすぎるものの、見ようによってはとても清々しい。“大きな声”に振り回されがちな世の中で、好きなものは好き、いいものはいい、とためらいなく発言する姿には、眩しささえ感じてしまう。「自分はそこまで詳しくないから、なんて気後れはしなくていいし、難しいことを考えず、もっとみんな好き勝手に発言していいのに、という思いはあります。映画の感想なんかは特に、厳しめに語るのが基本になってますけど、邦キチみたいな観方をしたら面白いと思いますよ」『邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん』Season2絶妙な作品チョイスはそのままに、プレゼンのパターンや視点がさらに多彩なシーズン2。邦キチの好みも浮き彫りに!?仲間も増え、カオス感が増してます。ホーム社750円©服部昇大/ホーム社はっとり・しょうたマンガ家。著書に『魔法の料理 かおすキッチン』『ダークアクト』『今日のテラフォーマーズはお休みです。』など。「日ペンの美子ちゃん」の6代目作画担当。※『anan』2019年7月10日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2019年07月07日9月6日(金)に劇場公開される映画『いなくなれ、群青』の主題歌が、小林武史プロデュースによる、Salyuの『僕らの出会った場所』に決定した。楽曲は、「いなくなれ、群青」の世界観にインスピレーションを受けて、小林武史が本作のために書き下ろした新曲。Salyu×小林武史による映画主題歌書き下ろしは5年半振りとなる。主題歌の発表に加え、本作の劇中音楽を、映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』などを務めた神前暁、脚本をTV・映画『賭ケグルイ』などを務めた高野水登が担当。さらに新たなキャストとして黒羽麻璃央、矢作穂香・松岡広大・松本妃代・中村里帆らの出演も決定した。<作品概要>原作:河野裕『いなくなれ、群青』(新潮文庫nex)2019年9月6日(金)公開出演:横浜流星飯豊まりえ矢作穂香松岡広大松本妃代中村里帆 /黒羽麻璃央伊藤ゆみ片山萌美君沢ユウキ岩井拳士朗監督:柳明菜脚本:高野水登音楽:神前暁主題歌:Salyu『僕らの出会った場所』 主題歌プロデューサー:小林武史
2019年04月26日9月に劇場公開される映画『いなくなれ、群青』の場面写真、キャストコメントが公開された。シリーズ累計80万部の小説の実写化となる映画『いなくなれ、群青』。同作は第8回「大学読書人大賞」受賞作にして、「読書メーター読みたい本ランキング」第1位を獲得した河野裕による人気青春ミステリー小説。主演は横浜流星、共演に飯豊まりえ、監督は柳明菜が務める。キャストコメントは以下。■横浜流星世界観が幻想的で素敵で、ミステリーだけどファンタジー要素も含まれているところに惹き込まれました。何より10代に感じる繊細な心情や言葉や表現に魅了され、2人の恋よりも純粋な関係に温かく愛おしい気持ちになれる作品です。僕が演じる七草は、真辺との再会をきっかけに島の謎や事件に関わっていくことになります。その中で色々な感情に駆られますが、感情を表に出さない少年です。七草と真辺の空気感を大切に、七草の繊細さを丁寧に演じました。■飯豊まりえわたしが演じさせていただいた真辺由宇は、階段島という異質な閉鎖的空間の中で、唯一、島から出ることに立ち向かおうとする理想を強く持ち、自分の気持ちに正直で素直な女の子です。人が成長していく過程で忘れてしまうもの。記憶から捨ててしまうもの。誰しもが必ずは経験があると思います。この作品に出会ってくださった方の中にある「忘れられない捨てたい記憶。」それら、自分の弱い部分を許して受け入れるきっかけになりますように。■柳明菜監督映画化するにあたり、この作品独特の世界観を大切にしたく、脚本を作る上ではセリフ回し、撮影に向けてはロケーションや映像面での挑戦が多い作品でした。七草を演じる横浜流星さん、真辺を演じる飯豊まりえさん、お二人の空気感とエネルギーに加え、熱量の高い役者陣によって、純度の高い作品に仕上がったと感じています。
2019年04月15日シリーズ累計80万部の小説『いなくなれ、群青』が実写映画化されることが決定した。『いなくなれ、群青』は第8回「大学読書人大賞」受賞作にして、「読書メーター読みたい本ランキング」第1位を獲得した河野裕による人気青春ミステリー小説。主演は、数々の映画で主演を務め若手実力派としての実績を重ねる注目俳優・横浜流星。『暗黒女子』『祈りの幕が下りる時』など多くの映画やテレビドラマで女優としてのキャリアを着実に積んできた飯豊まりえ。横浜はミステリアスな雰囲気を身にまとう「七草」、飯豊は誰よりも真っ直ぐで、正しく、凜々しい少女「真辺由宇」を演じる。監督はアメリカの高校在学中の2001年に短編映画でバッカイフィルムフェスティバルのオハイオ州優秀賞を受賞し、帰国後、カメラマン・映像監督として活動をしてきた新鋭・柳明菜が務める。映画『いなくなれ、群青』は9月に劇場公開。
2019年03月22日邦画実写映画として15年ぶりとなる興行収入90億を突破した『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』。その記録達成の裏側と、作品の魅力に改めて迫る「コード・ブルー -15年ぶり記録達成の裏側-」が10月4日(木)深夜オンエアされる。「コード・ブルー」シリーズは山下智久演じる藍沢耕作、新垣結衣演じる白石恵、戸田恵梨香演じる緋山美帆子、浅利陽介演じる藤川一男の4人のフライトドクター候補生(フェロー)と、比嘉愛未演じるフライトナースの冴島はるかの5人を中心とした1stシーズンが2008年7月から放送され2009年1月にはスペシャル版がオンエア。2010年には2ndシーズンと続く大ヒットシリーズへと成長を遂げた。その後2017年には一人前に成長した彼らの“新たな局面”と新人フェローたちの奮闘を描いた3rdシーズンが「月9」枠で放送。最終回では映画化が発表され大きな話題となり、日本中が切望するなかシリーズ誕生から10周年となる今年7月27日、シリーズの集大成ともいえる『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』が公開。「海ほたる」「成田空港」で同時発生した未曽有の大事故に藍沢たちが果敢に立ち向かう姿をシリーズ最大のスケールとスペクタクルで描きつつ、仲間や親子の絆、恋人との絆といった「コード・ブルー」がこれまで描き出してきた普遍的で等身大の人間ドラマもじっくりと描かれ多くの観客を動員。実写邦画としては実に15年ぶりとなる超ビッグヒットへとつながった。今回の番組ではなぜ観客はこの作品に夢中になるのか?観客の涙の理由などを分析。山下さん、新垣さん、戸田さん、比嘉さん、浅利さんをはじめ「Hey!Say!JUMP」有岡大貴、成田凌、新木優子、馬場ふみか、新田真剣佑、かたせ梨乃、山谷花純、丸山智己、杉本哲太、安藤政信、椎名桔平らシリーズを通して支えてきたキャストから今回の映画版で参加したキャストまで数多くの出演者、スタッフらのインタビューなども交え作品の魅力を徹底解説する。「コード・ブルー -15年ぶり記録達成の裏側-」は10月4日(木)24時35分~フジテレビで放送。(笠緒)■関連作品:劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2018年7月27日より全国東宝系にて公開© 2018「劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-」製作委員会
2018年10月04日中高生から絶大な支持を集める目黒あむの人気漫画を実写映画化した『honey』の公開を記念し、3月8日、映画初主演の平野紫耀(King & Prince)とヒロインを演じた平祐奈、そしてサプライズで主題歌を歌うSonar Pocketが登場し、あべのキューズモールで雨の中集まった約2500人を前にイベントを行った。平野紫耀(King & Prince)扮する、不良っぽい見た目とは裏腹に純粋さを内に秘めた高校生・鬼瀬大雅と、彼からの突然の告白に戸惑う、平祐奈演じるヒロイン・小暮奈緒の甘い初恋模様を描く『honey』。本作で鬼瀬と奈緒が初めて出会う日と同じように雨が降りしきる中、平野と平が登場すると悲鳴のような大きな歓声が上がっていた。まずは、キュンキュンするシーンがたくさんある本作の中でも特に注目してほしいシーンについて尋ねると「現実離れしているかもしれませんが、奈緒が悪い奴らにさらわれて、鬼瀬くんが助けに行くシーンがあるんです。そこはもし実際に起こったらキュンとするんじゃないかと思います」と平野。一方平は、「私は、鬼瀬くんがすごく可愛いお弁当を作ってくれたシーンです。不良っぽい見た目とのギャップにキュンとすると思います」と返答。そして、映画に登場する108本のバラにちなみ、公開までに108の初めてに挑戦することになった平野に、「初めての関西弁でのプロポーズに挑戦していただきます」とMCが告げると、平野が照れる一方、観客からはこの日一番大きな歓声が。劇中の鬼瀬になりきった平野が「寒い中、待たせてごめんな。俺と結婚してくれへん?」と言うと、たくさんの悲鳴が上がっていた。その後、本作の主題歌を歌うSonar Pocketがサプライズで登場し、『108~永遠~』を披露。平野も平も実際に生で歌を聴いて感激しているようだった。最後にSonar Pocket のko-daiが、「この曲は鬼瀬くんの気持ちを歌った歌なので、映画を観て聴いてもらえるとさらにいろんなことが見えてくると思うので、映画と合わせて歌も聴いてもらえると嬉しいです」と語り、平野が「寒い中、本当にありがとうございました。この映画は、まっすぐな恋愛だけじゃなく、家族や友情など、皆さんの身近にあるものが必ずあると思います。早く皆さんにこの映画を観てもらって感想が聞きたいです!」と作品をアピールし、イベントは終了した。『honey』▼3月31日(土)より、梅田ブルク7ほか全国にて公開出演:平野紫耀、平祐奈横浜流星、水谷果穂浅川梨奈、佐野岳臼田あさ美、中山忍高橋優原作:目黒あむ監督:神徳幸治脚本:山岡潤平主題歌:Sonar Pocket「108~永遠~」取材・文:華崎陽子
2018年03月09日福士蒼汰と古川雄輝、桐山漣が、2月28日(水)、『曇天に笑う』のロケ地である日吉大社での撮影時に協力を得た延暦寺学園 比叡山高等学校にて、卒業生約400名を前にサプライズイベントを行った。「曇天に笑う」チケット情報唐々煙(からからけむり)による大ヒットコミック「曇天に笑う」を、『亜人』の本広克行監督が映画化。“三百年に一度、曇り空が続く時、世界を滅ぼす破壊の神・オロチ(大蛇)が復活し、人々に災いをもたらす”という伝説が残る、明治維新後の滋賀県・大津を舞台に、大蛇の力を阻止しようとする曇家3兄弟と、明治政府右大臣の直属部隊“犲(ヤマイヌ)”、政府の転覆を企む忍者集団の三つ巴の戦いを、ダイナミックなアクションとともに描く。福士蒼汰が、曇家3兄弟の長男・曇天火を、古川雄輝が政府直属部隊“犲”の隊長・安倍蒼世を、桐山漣が曇家の居候・金城白子を演じている。3月1日に卒業式を迎える比叡山高校の3年生、約400名が体育館で卒業式の予行演習を行う中、最後に「卒業生の皆さん、おめでとうございます。滋賀県・大津市といえば原作の舞台だから、公開までには行かないといけないよね。今から行ってみますか!」と、福士蒼汰と古川雄輝、桐山漣らからメッセージが届けられ、実際に3人が登場し、前列の生徒たちとハイタッチを交わしながら壇上へ。高校の思い出を聞いてみると、「僕はNYの高校に通っていて、日本の高校に来たのが初めてだったので、下駄箱が新鮮でした」と古川が話すと「おー」と歓声が上がり、桐山が「体育が男女別だったんですが、唯一、一緒にできた合同バレーに命をかけていました(笑)」と語ると歓声があがり拍手が沸き起こるなど、話すたびに違う反応が起こることを3人も楽しんでいるようだった。また、3人から卒業生に向けてはなむけの言葉を求められると、福士は「僕は、気づくためのアンテナを張り巡らせておくことが大事だと思います。気づいたことをキャッチできるとどんどんいい人生になると思います」、古川は「僕は理工学部に行ってエンジニアになる予定だったんですが、自分で行動して結果的に役者になったので、これから流されることもあるかもしれませんが、積極的に自分から行動してください」、桐山は「学生時代の友達はバラバラになっても一生の友達だと思うので、仲間を大事にしてください」と、それぞれアドバイスを送っていた。『曇天に笑う』▼3月21日(水)より、大阪ステーションシティシネマほか全国にて公開出演:福士蒼汰中山優馬古川雄輝桐山漣大東俊介小関裕太市川知宏加治将樹若山 耀人/東山紀之原作:唐々煙監督:本広克行脚本:高橋悠也主題歌:サカナクション「陽炎」取材・文:華崎陽子
2018年03月01日映画『犬猿』(2月10日公開)のプレミア上映会 舞台挨拶が16日に都内で行われ、オリジナル邦画が作られにくい現状が話題となった。舞台挨拶には、窪田正孝、新井浩文、江上敬子(ニッチェ)、筧美和子、????田恵輔監督が登場。同作は????田監督のオリジナル作で、印刷会社に勤める真面目な弟・金山和成(窪田)&乱暴者でトラブルメーカーの兄・卓司(新井)の兄弟と、見た目は悪いけど頭がよく勤勉な姉・幾野由利亜(江上)&要領は悪いが容姿と人当りの良さで人気者の妹・幾野真子(筧)の、"W犬猿ペア"の兄VS弟、姉VS妹のドラマを描く。????田監督は「オリジナルの作品って、すごい通らないんですよ。プロデューサーが『原作ものがいいな』って、口を揃えて言うんですね」と現状を告白。「今回のプロデューサーはオリジナルを通してくれて、今日の日を迎えられて、嬉しいです」と喜びを表し、「……って、媚を売っておこうと思います」と笑わせた。出演する新井も「オリジナルの映画は通りにくい映画界の現状がありまして、だいたい見ると『原作何十万部!』というのが多いじゃないですか」と同意する。「この先どうしたらいいのかというと、こういう(オリジナル)作品に観客が入らないと、より撮りづらくなるんです」と語り、「だから、皆さんがどう思うか、楽しみでもあるし不安でもあるけど、『面白い』と思ったらまた映画館に来てほしい。そうしたらまた撮れる」と観客に訴えかけていた。
2018年01月17日和歌山県太地町にある「くじらの博物館」を舞台に、飼育員たちの夢と希望を描く『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』(藤原知之監督)の制作が決定。本日、メインキャストが発表された。映画は、低迷気味の「くじらの博物館」を、若い飼育員らが懸命に盛り上げ、見事再生させるという、実話をベースにした青春ストーリー。登場人物が葛藤や迷いを抱えながらも夢を信じて突き進んでいく姿を描く。主人公でクジラオタクの飼育員・太一を演じるのは、注目の俳優・矢野聖人(25)。舞台『身毒丸』、ドラマ『リーガル・ハイ』、映画『闇金ウシジマくん Part3』などに出演、本作が待望の映画初主演となる。他に、東京から来た飼育員・唯を女優の武田梨奈(26)が、博物館の学芸員・望美役を女優の岡本玲(26)が務める。飼育員を演じる矢野と武田はそれぞれトレーニングを開始しており、持ち前の運動能力と勘の良さで、すでにクジラたちとコミュニケーションをとれているのだとか。2017年10月中旬から下旬にかけてオール和歌山ロケにて撮影され、2018年の秋に公開される予定。『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』▼2018年秋公開予定企画:前田和紀安井一成監督:藤原知之脚本:菊池誠出演:矢野聖人武田梨奈 岡本玲ほか
2017年10月12日和歌山県太地町にある「くじらの博物館」を舞台にした映画『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる』の制作が決定した。『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる』関連情報映画は、低迷気味の「くじらの博物館」を若いトレーナー達が懸命に盛り上げ、見事再生させるという、実話をベースにした青春ストーリー。若手実力派俳優を主演に、葛藤や迷いを抱えながらも夢を信じて突き進んでいく姿を描く。監督は、朝ドラ出演前の芳根京子を主演に撮った短編作品『U・F・O ~うしまどの、ふしぎなできごと~』が《第12回 山形国際ムービーフェスティバル2016》でグランプリを獲得するなど、長編映画デビューが期待されていた新進気鋭の藤原知之。2018年の夏公開を目指し、2017年10月中旬から下旬にかけてオール和歌山ロケにて撮影される予定だ。現在、高校生役の男女、30代ぐらいの男女(主婦、博物館のお客)、ショーの観客役の家族(主に子役)といった配役を募集中。応募書類による一次審査を通過した方を対象に、9月30日(土)太地町公民館2階にて藤原監督立会いのもとオーディションが行われる。応募書類の締切は9月23日(土)必着。詳細はこちらのサイト(まで。
2017年09月11日空知英秋原作の「週刊少年ジャンプ」の看板コミックを、監督・福田雄一、主演・小栗旬で実写化した映画『銀魂』。2017年実写邦画のオープニング記録を塗り替え、興行収入34.8億を突破した本作が、この度、9月1日より実写邦画作品としては史上最大規模で中国にて公開決定!さらにアメリカ、ドイツでも続々配給が決定した。本作は、SFと時代劇がミックスされた混沌とした世界に、人情、笑い、そしてド派手なアクションが繰り広げられる天下無敵の痛快アクションエンターテイメント。7月14日に公開が始まり、大作が目白押しの夏休み映画たちの中でも大ヒットを記録。8月20日(日)終了時点での興行成績は、累計興行収入が3,480,224,800円、観客動員数は2,644,234人を達成。勢いそのままに中国全土での公開日が9月1日に決定。公開館数は8,000館、上映スクリーン数は12,000スクリーン以上(予定)にも上り、実写邦画作品としては史上最大規模での公開だという。公開にあたり、空知先生より中国のファンに向けて、中国語で「応援宜しくお願い致します」とメッセッージが添えられた“銀ちゃん”の原画が贈られた。過去の福田雄一監督作品でも最大級の公開となり、「公開されるスクリーン数を聞いて、日本と桁が違いすぎて全く想像がつきませんでした。中国でも銀魂は大人気と聞いております。実写版もなんとかご期待に応えられるものになっていることを祈るばかりです」とコメント。「銀魂」は、過去に中国のSNSで話題1位を獲得したことがあり、また中国の検索ランキングのアニメジャンルでは、トップの座に君臨した実績を持つなど、中国ファンから熱い支持を得ている。加えて、実写版のキャストも中国での知名度が高く、キャストファン&原作ファン共に、本作に注目しているといえよう。アジアでもすでにここまでで台湾、シンガポール、ベトナム、タイにおいて大規模で公開され好評の本作。先週には、香港で封切られ、以降、フィリピン、インドネシア、マレーシアなどでも続々と公開される。また、アメリカ、ヨーロッパへも広がっており、アメリカ、カナダ、ドイツ、スペイン、オーストラリア、ニュージーランド、中南米でも配給が決定。今後世界中に広がっていく予定だ。『銀魂』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀魂 2017年7月14日より全国にて公開(C) 2017「銀魂」製作委員会
2017年08月21日●1日限定の特別サイトがオープン毎年様々な企業がWEBサイトなどでお茶目な”嘘”をつくエイプリルフール。様々な邦画作品でも、趣向を凝らした特別サイトがオープンした。1日限定のレアなサイトでは、ネタとしてパロディ画像が人気に。『シン・ゴジラ』『ピーチガール』『ラストコップTHE MOVIE』『鋼の錬金術師』『ReLIFE リライフ』の5作品を紹介する。○『シン・ゴジラ』は第二携帯82.5億円の大ヒットを記録し、日本アカデミー賞では最優秀作品賞に輝いた『シン・ゴジラ』。3月22日に発売したDVD&Blu-rayもヒット中だが、「ゴジラ 第2形態」にスマートフォン機能を搭載した「ゴジラ 第2携帯」を発売するというニュースを発表した。蒲田に上陸したため、通称・蒲田くんとして親しまれている「ゴジラ 第2形態」にスマートフォン機能を搭載。通信業界初の55G(第55世代移動通信システム、完全防水(深さは深海まで対応)、カメラは5億5000万画素で555K動画撮影ができるというシン・ハイスペック仕様。携帯内でエネルギーを生み出すバッテリーレス仕様という設定だ。○『ピーチガール』は肉ガールに山本美月と伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)がW主演を務める映画『ピーチガール』(5月20日公開)の公式サイトでは、通常山本が持っている桃が”肉”に変わった『肉(ミート)ガール』仕様に。左手の爪には「N」「I」「K」「U」というネイルをして肉好きをアピールしている。また、伊野尾は「知ってると思うけど“米”好き」、真剣佑は「言ってないけど“スイーツ”好き」、永野芽郁は「何度も言うけど“ラーメン”好き」と全員が意外な食べ物を持って微笑みかけてくる特別仕様のトップページとなっている。●『鋼の錬金術師』は意外なコラボ映像を公開○『ラストコップTHE MOVIE』は某名作パロディ日本テレビで連続ドラマとして放送されていた人気シリーズの劇場版である『ラストコップTHE MOVIE』(5月3日公開)の公式サイトでは、ハリウッドの名作アクション映画風パロディポスターを公開。主演の唐沢寿明が、ブルース・ウィリスさながらの真剣な表情で、ピンチに陥った日本テレビタワーを見つめている。○『ReLIFE リライフ』はリアル販売サイト風中川大志主演の映画『ReLIFE リライフ』(4月15日公開)の公式サイトでは、作中に出てくる若返り薬「ReLIFE リライフ」が実際に販売されたという設定で展開。開発者の声や、体験者の声、Q&Aや値下げのお知らせなど、リアルな販売サイト風のページになった。○『鋼の錬金術師』は人気猫とコラボ山田涼介主演の映画『鋼の錬金術師』(12月1日公開)は、1日限定でSNSで人気の子猫”ぼーちゃん”とコラボレーションした特別映像を公開。鎧の体となってしまったアルフォンスの中からぼーちゃんが現れるという癒やしの映像となっている。また、映像では7日に解禁予定の「特報Ⅱ」の予告も盛り込まれ、原作ファンも気になっているフルCGのアルフォンスの全貌が明らかになるという。
2017年04月01日2017年公開映画の中から、話題の邦画作品を紹介。人気コミックの実写化、アニメ作品など、気になるものを一気にチェックしてみてほしい。話題作映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』ジョジョの奇妙な冒険が実写化される注目作・映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』。19世紀末のイギリスを舞台にした“ジョジョ”と呼ばれる“ジョースター家”の代々の戦いを描く大河ストーリーの中から、第4部「ダイヤモンドは砕けない」にフォーカス。今後はシリーズ化されていく予定となっている。主演の山﨑賢人ほか、神木隆之介、小松菜奈など豪華キャストが揃う。公開日:2017年夏>>詳細はこちら映画『銀魂』空知英秋の人気コミックを実写化する映画『銀魂(ぎんたま)』。思わず笑ってしまうギャグ、壮絶なアクション、熱血感でグッとくる痛快エンターテイメント。主人公の万事屋(なんでも屋)の坂田銀時を演じるのは小栗旬。銀時が営む“万事屋”で働く志村新八役を菅田将暉、宇宙最強を誇る絶滅寸前の戦闘種族・夜兎(やと)族の生き残りの少女・神楽役を橋本環奈が演じる。公開日:2017年夏>>詳細はこちら映画『鋼の錬金術師』漫画家・荒川弘の代表作で、国民的超人気コミックと言っても過言ではない「鋼の錬金術師」を実写映画化。亡くなった母に会うために行った錬金術の代償として失った全てを取り戻すため、不可能を可能にするほどの絶大な力を秘めると言われる“賢者の石”を探す二人の壮大な冒険ファンタジー。エドワードを山田涼介、ウィンリィ・ロックベルを本田翼が演じる。公開日:2017年12月>>詳細はこちら映画『亜人』桜井画門による漫画を実写化した映画『亜人』。原作では“殺しても死なない”“何度でも命をリセットできる”というセンセーショナルな設定が人気。『るろうに剣心』シリーズの佐藤健を主演に迎え、監督は本広克行、また、るろ剣のアクションチームも参加している。公開日:2017年中>>詳細はこちら映画『昼顔』平日昼間に夫以外の別の男性と恋に落ちる“昼顔妻”の人生とその人間関係を描く映画『昼顔』。2014年放送の連続ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の続編で、その3年後、出逢ってはいけない2人が、遠く離れた海辺の町で再び出会ってしまうところから始まる。主演は上戸彩と斎藤工。公開日:2017年初夏>>詳細はこちらドラマ&コメディ編映画『3月のライオン』羽海野チカ原作の漫画を実写化する映画『3月のライオン』。中学生という異例の若さで将棋のプロとしてデビューし、東京の下町に暮らす17歳の棋士、桐山零を主人公に、数々の対局と温かな人々との交流を通じて彼の成長を描いていく。主人公の桐山零役を神木隆之介が、ライバルであり“心友”の二海堂晴信役は染谷将太が演じる。公開日:2017年3月18日(土)>>詳細はこちら映画『彼らが本気で編むときは、』かもめ食堂やめがねを手掛けたの荻上直子監督の最新作・映画『彼らが本気で編むときは、』女性として人生を再出発しようとしているトランスジェンダーとその恋人のもとに、少女が引き取られてきた、3人の奇妙な共同生活を物語の中で描いていく。主役のリンコ役に生田斗真、そのパートナーであるマキオ役を桐谷健太が演じる。公開日:2017年2月25日(土)>>詳細はこちら映画『サバイバルファミリー』ある日、地球から電気が消えた!という異色な設定の『サバイバルファミリー』。スマホにPCいった電化製品はもちろん、電車、ガス、水道まで、電気を必要とするあらゆるものが、完全にストップ。廃墟寸前となった東京を、ひとつの家族が脱出。果たして、家族は生き残れるか?『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』を手がけた矢口史靖監督の新作。主演は小日向文世。公開日:2月11日(土)>>詳細はこちら『咲-Saki-』ヤングガンガンにて連載中の漫画「咲-Saki-」。麻雀競技人口が1億人を超える世界を舞台に、女子高生たちが全国大会を目指し麻雀に打ち込むという青春スポ根作品。2016年12月から2017年1月にかけて全5話を放送。そして2017年2月に映画版が公開される。主人公・宮永咲役に浜辺美波、原村和を浅川梨奈が演じる。公開日:2017年2月3日(金)>>詳細はこちら恋愛編映画『トリガール!』空飛ぶ青春ラブコメディ『トリガール!』。滋賀県の琵琶湖に面した水泳場で開催される、鳥人間コンテストにすべてを懸ける大学生たちの恋と青春を描く。主演は土屋太鳳、共演には、間宮祥太朗、高杉真宙、池田エライザ、矢本悠馬と注目の若手が集結する。公開日:2017年9月>>詳細はこちら映画『先生!』別冊マーガレット人気となったコミックを実写化する映画『先生!』。主人公の”先生”、伊藤貢作を演じるのは、生田斗真。そして伊藤に人生初めての恋をしてしまう女子高生、島田響役に広瀬すず。原作者・河原和音は『青空エール』や『俺物語!!』なども世に送り出した人気少女漫画家。公開日:2017年秋>>詳細はこちら映画『覆面系ノイズ』福山リョウコ原作の人気恋愛コミック『覆面系ノイズ』を映画化。登場人物全員が、伝えられない想いを抱き、それぞれの片思いがバンドの音と共に紡がれていく切ない片恋ラブストーリー。主演は中条あやみ。公開日:2017年秋>>詳細はこちら映画『一週間フレンズ。』コミック・シリーズ累計150万部を突破した葉月抹茶のコミックを実写化する映画『一週間フレンズ。』月曜日になると友達のことを忘れてしまう少女・藤宮香織と、彼女に惹かれ、何度忘れられても思い切って「友達になってください」と思いを伝え続けるクラスメート・長谷祐樹が織りなす切なくも淡い恋物語。山崎賢人と川口春奈がW主演。公開日:2017年2月18日(土)>>詳細はこちらアクション&ミステリー編映画『氷菓』米澤穂信による小説を実写化する映画『氷菓』。「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」をモットーとする”省エネ主義”の高校一年生・折木奉太郎と、好奇心のかたまりのような少女・千反田えるを中心とした、ほろ苦くも眩しい謎解き青春学園エンタテーメントだ。仲間たちによる、の。主演には山﨑賢人と広瀬アリスを迎える。公開日:2017年中>>詳細はこちら映画『新宿スワンⅡ』新宿歌舞伎町を舞台にスカウトマンの成長と、裏社会を描いた同盟の人気コミックを実写化した『新宿スワン』。その続編として映画『新宿スワンⅡ』の公開が決定。今回は横浜を舞台に壮絶なバトルを繰り広げる。主演は綾野剛。浅野忠信。園子温監督の最新作だ。公開日:2017年1月21日(土)>>詳細はこちら映画『無限の住人』沙村広明による原作「無限の住人」は、1993年から2012年に「月刊アフタヌーン」で連載され、圧倒的な画力と斬新な殺陣描写により話題を呼んだ。映画『無限の住人』はそれを実写化したもの。主演は、木村拓哉。そのほか福士蒼汰、戸田恵梨香、市川海老蔵ら出演する。公開日:2017年4月29日(土・祝)>>詳細はこちら映画『アウトレイジ 最終章』シリーズ累計興収22億円超を記録している人気シリーズの最新作・映画『アウトレイジ 最終章』。北野武監督手掛ける、裏社会の男たちの抗争を描いたバイオレンス・エンターテインメント。最終章で描かれるのは、『アウトレイジ ビヨンド』の“その後”。公開日:公開時期未定(2017年中)>>詳細はこちら映画『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』美しき殺人犯の手記めぐるサスペンス映画『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』。阪神大震災や地下鉄サリン事件、混沌とした1995年に起きた5件の連続殺人事件。22年後、時効を迎えてしまった事件の犯人が書き綴った殺人手記が出版される。その出版記念会見に美しき殺人犯・曾根崎雅人が現れる。日本中を巻き込むことになる彼の「告白」が、新たな事件のはじまりとなった。主演は藤原竜也と伊藤英明。公開日:2017年6月10日(土)>>詳細はこちらアニメ編映画『名探偵コナン から紅の恋歌』前作(20作目)の『純黒の悪夢』は歴代最高ヒットを記録。待望のシリーズ21作目となる映画『名探偵コナン から紅の恋歌(からくれないのラブレター)』は、江戸川コナン(工藤新一)と服部平次の高校生探偵が揃い踏みするファン垂涎のストーリーだ。大阪・京都を舞台にする。公開日:2017年4月15日(土)>>詳細はこちら『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』東のエデンの神山健治監督による最新作『ひるね姫〜知らないワタシの物語〜』。東京オリンピックを3日後に控えた夏の日、父親と二人で暮らす女子高生・森川ココネは、所かまわず昼寝をしては怒られていた。そして、ある時、いつも同じ夢を見ていることに気づく。ココネが知らない両親の秘密。リンクする夢と現実、温かな家族の絆を描いていく。高畑充希が主人公ココネの声を担当する。公開日:2017年3月18日(土)>>詳細はこちら映画『劇場版 ソードアート・オンライン』川原礫・原作の小説「ソードアート・オンライン」はシリーズで累計発行部数1,150万部を突破(全世界1,670万部)を突破。それをアニメで映画化したのが『劇場版 ソードアート・オンライン』。架空の次世代オンラインゲーム《ソードアート・オンライン》を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍を描く。公開日:2017年2月18日(土)>>詳細はこちら映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』岩井俊二による伝説的な傑作テレビドラマを現代的な要素を加え長編ならではの壮大な物語として新たにアニメ化した映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』。“物語の舞台は、夏休みのある一日。繰り返される夏の一日”の恋の奇跡を描く感動のラブストーリーが描かれる。声の出演は、広瀬すずや菅田将暉。公開日:2017年8月18日(金)>>詳細はこちら映画ドラえもんのび太の南極カチコチ大冒険』ドラえもんシリーズ最新作『映画ドラえもんのび太の南極カチコチ大冒険』。真夏の暑さに耐えかねたのび太たちが向かった南太平洋に浮かぶ巨大な氷山。その下に閉ざされた、巨大な古代都市をめぐる冒険が描かれる。公開日:2017年3月4日(土)>>詳細はこちら
2016年12月13日生田斗真、桐谷健太らが出演する映画『彼らが本気で編むときは、』の予告編映像が公開になった。本作は、母親に家出されてしまった少女が、叔父と叔父が同棲しているトランスジェンダーの恋人と暮らす日々を描いた作品だ。公開された予告動画本作は、小学5年生のトモの母親が男を追って家を出てしまったことから、トモは叔父のマキオのもとに向かう。そこにはトランスジェンダーの恋人リンコがおり、3人は家族のような関係を築いていく。このほど公開になった予告編で、キャストの出演シーンが初めて公開になった。リンコ役の生田、マキオ役の桐谷の出演シーンのほか、りりィ、ミムラ、小池栄子、門脇麦らの出演シーン、タイトルにもなっている“編み物”の場面も登場。シンディ・ローパーの名曲『True Colors』をゴスペラーズがカバーしたトラックがイメージソングとして使用されている。『彼らが本気で編むときは、』2017年2月25日(土) 新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2016年11月29日『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズや『東のエデン』の神山健治監督の新作映画『ひるね姫~知らないワタシの物語~』の主題歌が、映画の主人公・森川ココネ(声を演じるのは高畑充希)が歌う『デイ・ドリーム・ビリーバー』に決定し、主題歌も流れる新たな予告編映像が公開になった。その他の画像/動画映画は、岡山県倉敷で自動車整備工をしている父とふたりで暮らしている高校生・森川ココネが主人公。どこでも昼寝をしては怒られているココネは、いつも同じ夢を見ていることに気づき、彼女の知らなかったココネの家族の秘密が明らかになっていく。主題歌の『デイ・ドリーム・ビリーバー』はモンキーズが1967年に発表した楽曲で、日本では、故・忌野清志郎によく似たメンバーがいた伝説の覆面バンド“タイマーズ”がカバーしたトラックが有名だ。今回の主題歌は、高畑充希ではなく“森川ココネ”が歌うもので、高畑は「やはり私の中では清志郎さんの素敵なイメージが未だに鮮やかで、カバーするには勇気が必要だと思いましたし、私で大丈夫かなという不安な気持ちはありました。ですが、役がそのまま唄うようにエンドロールに入っていきたいと監督がおっしゃったので、それだったら面白いのではないかと思い、チャレンジさせていただく事になりました」と説明。完成した主題歌を聴いた神山監督は「この楽曲は高畑さんでなければ意味がありません。“高畑さんが演じる森川ココネ”に歌ってもらうことで作品が完成すると言っても良いくらいです。主題歌を引き受けて頂き、非常に嬉しく思います」とコメントしている。『ひるね姫~知らないワタシの物語~』2017年3月18日(土) 全国ロードショー
2016年11月24日「ぴあ」調査による2016年11月18日、19日のぴあ映画初日満足度ランキングは、第1位『劇場版暗殺教室365日の時間』。2位『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』。3位『orange -未来-』とアニメーション作品がTOP3を飾った。その他の画像上位3作品はいずれもコミックが原作で多くのファンがいる作品だが、それだけに観客の期待値やハードルも高く、満足度の高い作品を生み出すことは容易なことではないだろう。近年は“原作付き”の作品が増える一方で、ファンをガッカリさせる作品が多いのも確かだ。しかし、先週末に公開された3作品はいずれもファンの心を掴み、高評価を集めた。ポイントになっているのは“原作の魅力を損なっていないこと”と“映画ならではの魅力があること”のようだ。『劇場版暗殺教室…』を観た原作ファンは「マンガやアニメの面白さが活かされている」「原作の良い場面ばかりを切り取っているので最後まで内容が濃い」と回答し、『orange…』の観客は「リレーシーンや回想シーンはマンガを読んでいたのでとても感動的だった」「劇中にこれまでの名シーンが散りばめられているので、原作ファン、アニメのファンにはたまらない」とコメント。3作品ともコミックを読み込んだ観客を納得させるクオリティだったようだ。一方で、映画ならではの表現や新たに描かれるエピソードにも高い評価が集まっており、『暗殺教室』では「TV版になかったシーンがあるので観に来てよかった」「アニメ映画には声や音がついて臨場感があるから感情移入できる」という声が聞かれ、『機動戦士ガンダム』では「今までわからなかった部分が明らかになっている」「原作の絵のタッチと、今の技術でできるようになったこととのバランスがとれていて、映像技術が比べものにならないほど高い」などのコメントが集まった。(本ランキングは、11/18(金)、19(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2016年11月21日2016年11月19日、20日の全国映画動員ランキングは、公開13週目に入った『君の名は。』(全国350館)を筆頭に、2位の『ミュージアム』(全国333館)、3位の『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』(全国344館)、4位の『デスノート Light up the NEW world』(全国343館)まで先週と順位に変動なし。その他の画像新作では、松山ケンイチ主演の『聖の青春』(全国160館)が初登場5位。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』(全国15館)は初登場9位に入っている。次週は『イタズラなKiss THE MOVIE ~ハイスクール編~』『L-エル-』『劇場版 艦これ』『CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第1章』『疾風ロンド』『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『ブルーに生まれついて』『メン・イン・キャット』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君の名は。』2位『ミュージアム』3位『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』4位『デスノート Light up the NEW world』5位『聖の青春』6位『インフェルノ』7位『溺れるナイフ』8位『映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!』9位『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』10位『この世界の片隅に』
2016年11月21日女優で、Seventeen専属モデルとしても活躍中の古畑星夏が来年公開の映画『人狼ゲーム ラヴァーズ』に主演することが決定した。本シリーズはこれまで桜庭ななみ、土屋太鳳らが主演を務めており、古畑にも注目が集まりそうだ。その他の写真古畑は、モデルとして人気を集める一方で、2012年から女優としても活動を開始。ドラマだけでなく映画『1/11 じゅういちぶんのいち』『近キョリ恋愛』に出演するなど着実にキャリアを重ねている。本シリーズは2013年に映画1作目が公開され、これまでに桜庭ななみ、土屋太鳳、高月彩良、小島梨里杏が主演を務めてきた。5作目の主演に選ばれた古畑は「不安、というよりも楽しみのほうがはるかに上でした! 人狼ゲームを全話観させて頂き鳥肌が止まらなくてこれを今度は自分がやるんだ!って思ったら、ますます興奮度がぐわっとあがりました!」とコメント。新作ではゲームに“キューピッド”と“恋人”が追加され、主人公・高野蘭子は“人狼”だけでなく“恋人”の役職も得て、勝利を目指すことになるが、古畑は「みなさんが思っている人狼ゲームは、ゲームに勝って生き残る非現実的な世界だと思っている方が大半だと思いますが、この『人狼ゲーム ラヴァーズ』は、登場人物それぞれが家族、恋人、愛など、様々な事情を抱えていて、リアル世界での問題がぎゅっと濃縮されている作品です」と解説。サスペンス的な要素だけでなく人間ドラマもしっかりと描かれるようだ。本作は、古畑のほかにも池田純矢、佐生雪、平田雄也、溝口恵、前田航基、森高愛らが出演する。『人狼ゲーム ラヴァーズ』2017年1月28日(土)より新宿武蔵野館ほか公開
2016年11月19日