気になるコスメの開発秘話をお届けする「コスメラボ」。今回は、音楽をはじめとするエンタメで知られる会社「エイベックス・エンタテインメント」が開発したヘアケアの新作です。シュッとひと吹きで、クリーンにリセット完了。ルミナスヘア マルチドライシャンプー髪と頭皮のニオイやベタつきのリセットのほか、肌にも使えるミスト状ドライシャンプー。6/3発売。右から、ベルガモットの香り、無香料 50㎖ 各¥1,200(エイベックス・エンタテインメント)今回紹介する「ルミナスヘアマルチドライシャンプー」を開発したのは、音楽をはじめとするエンタメで知られる会社「エイベックス・エンタテインメント」。トップアーティストの舞台裏をサポートし続けてきた経験と技術を結集させたコスメの開発にも力を入れていて、その多くが誰もが簡単に使える利便性、確かな効果実感、続けやすい価格など、多方面で好評を得ている。「地球温暖化やアウトドアブームなどの影響を受けて近年、水を使わずに髪と頭皮のニオイやベタつきを簡単にリセットできるドライシャンプーのニーズが高まっていました。それに加え突然、withコロナの時代へ。手肌を常に清潔に保ちたい気持ちも高まりましたよね。そんな2つのニーズを1本に集約したのが『ルミナスヘアマルチドライシャンプー』です」(エイベックスビューティメソッド開発担当・谷口亮太さん)手指消毒剤に含まれるエタノールは以前からドライシャンプーにも配合されることが多く、フケやかゆみ、ニキビ予防に有用。エタノールという共通点を見出したことが、マルチドライシャンプーの開発のきっかけだそう。「髪と頭皮、手肌のほか、テーブルやドアノブ、マスクの消毒にも使えます。いつでもどこにでも気兼ねなく使ってほしいから、エタノールと天然由来成分のみで作ったのも、今回のこだわりです」マルチドライシャンプーを使った後の髪は、うるおってサラサラに。しかも花粉、PM2.5、ウイルスが付着しやすい髪を無意識に触ってしまうことも多いので、リセットできて衛生的。静電気も起きにくい状態に整う。コンパクトで携帯しやすい点はもちろん、無香料とベルガモットの2種から香りを選べるのもジェンダーレスな時代にマッチ。さすが、トレンドを常にリードする企業です!※『anan』2021年6月9日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・北川真澄
2021年06月06日新宿・歌舞伎町の「新宿ミラノ座」跡地では、2022年初夏(予定)まで工事現場の仮囲いを活用した、全長280mにもおよぶ「新宿アートウォールプロジェクト」を展開。4月5日から写真家・森山大道の作品群が展示されている。この仮囲いでは、同プロジェクトの一環として、すでに開発好明の作品を展示中。さらに今回、森山大道の作品が追加されたことでアートウォール全面が完成したことになる。半世紀以上にわたり映画カルチャーの発信地として愛されてきた新宿ミラノ座。施設は2014年に惜しまれながら閉館したが、2022年度に映画館、劇場、ライブホールなどのエンタテインメント施設、ホテルなどからなる高層複合施設に生まれ変わる。その建設中の期間においても、新宿の街の魅力と文化を絶やさず、新しい時代の創生への祈りをこめて、「再生/新生」をテーマにした展示が実施される。これまで観客参加型の作品を数多く手がけてきた開発好明は、新宿ミラノ座にゆかりのある『エヴァンゲリオン』の世界観を、発泡スチロールなどによる梱包材のモチーフで表現した巨大壁画《Evangelion Styrofoam》を制作。体験型コンテンツ『シン・エヴァンゲリオン劇場伝言板』の企画として、作品に公式アプリ「EVA-EXTRA」のARカメラをかざすと「エヴァ文字」のメッセージボードが浮かび上がる仕掛けも施されている。(c)Khara(c)Khara写真家の森山大道は、写真集「新宿」「ニュー新宿」などから新宿の姿を切り取った未発表の作品を含む29点を展示。都会の空気を感じながら鑑賞できる屋外ギャラリーが登場した。(c)Khara(c)Khara現在、両アーティストの作品をオンライン上で鑑賞できる特設Webサイトも公開されている。 ■「新宿アートウォールプロジェクト」開催概要 会期:2021年4月5日(月)~2022年初夏(予定) 場所:歌舞伎町一丁目地区開発計画建設予定地、および特設Webサイト上(開発好明《Evangelion Styrofoam》は北側、東側、森山大道『SHINJUKU』は南側、西側の壁面に展示) 特設Webサイト: ■「シン・エヴァンゲリオン劇場伝言板 AR出現計画」概要 期間:2022年3月(予定)まで URL:
2021年04月07日東京都現代美術館では、こどももおとなも楽しめる「遊び」がテーマの展覧会「あそびのじかん」を、7月20日から10月20日まで開催中。開発好明《受験の壁》(2016年再制作)Photo: 開発好明今年の夏休みに開催される本展は「遊び」がテーマ。「遊んでないで○○しなさい!」と、遊びの時間を「勉強」や「仕事」や「お手伝い」に邪魔されるように、遊びは日常生活の対極にあり、不真面目で非生産的なものだというイメージをもたれてしまうことがある。一方で、日常の決まりごとが通用しない遊びは従来の考えやルールを外れて新しい価値や法則を発見するきっかけにもなる。会場では、6組の作家による、こどももおとなも楽しめる作品を紹介。巨大な作品の中に入り込んだり、的を狙ってみたり、工作をするといった、遊びやゲームの要素を持った、体験型作品が展示空間に広がる。来場者の遊んだ痕跡がそのまま作品になる企画も行われる。写真撮影が可能なため、写真映え抜群な広い空間をいっぱいに使ったインスタレーションなど、みんなで一緒に記念撮影も楽しめる。TOLTA《ポジティブな呪いのつみき》2016年 「Gallery Voltaire」展 展示風景Photo:池田美都 ©SPIRAL/Wacoal Art Center思わずクスリと笑ってしまうパフォーマンスから、時間を忘れて熱中するワークショップまでアーティストによる多彩なイベントも開催。関連イベントは館内の様々な場所で行われるので、新しくなった美術館をより楽しみたい人にもオススメだ。「ハンドルにアソビを持たせる」という表現があるように、遊びは余裕や緩みという意味を持つ。車のハンドルはきっちりしているばかりだと快適には走らない。私たちもそれと同じで、「みんなと同じでなくちゃ」、「失敗してはいけない」と、自分を束縛してしまっては息苦しくなってしまう。本展では遊び心に満ちた作品たちが、そんな束縛をユーモラスにほどいていく。そこで生まれる好奇心やいたずら心、何か違ったことをしてみようと思う気持ち、それらは創造力の源泉であり、激しい変化の時代を生きるためのヒントになるだろう。「なんだろう?なんでだろう?」と思ったら、そこがアートの面白さのはじまり。夏休みや芸術の秋に、ぜひ親子で“遊び”に訪れてみて。【展覧会情報】あそびのじかん会期:7月20日〜10月20日会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F、3F(B室)住所:東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)時間:10:00〜18:00(7月26日、8月2、9、16、23、30日の金曜日は21:00まで開館)休館日:月曜日(8月12日、9月16、23日、10月14日は開館)、8月13日、9月17、24日、10月15日料金:一般1,200円(960円)、大学生・専門学校生・65歳以上850円(680円)、中高生600円(480円)※小学生以下無料、( )内は20名以上の団体料金
2019年07月25日展覧会「あそびのじかん」が、2019年7月20日(土)から10月20日(日)までの期間、東京都現代美術館にて開催される。「あそびのじかん」は、日常の対極にある“遊び”をテーマにした展覧会だ。遊びは、不真面目で非生産的なものという悪いイメージのある一方で、日常の決まり事が通用しないからこそ、たくさんのユーモアや好奇心が生まれる源泉だといえる。会場には、6組の作家による“遊び”に満ちた作品を用意。触ることのできる作品やゲームのようなものなど、大人も一緒に楽しめる体験型コンテンツだ。入り口を入ると、洋服タンスで出来た巨大な壁が。アーティスト・開発好明は、たくさんのタンスをボルタリングの壁にすることで、受験競争のプレッシャーを表現した。《笑う祭壇》は、ボタンを投げて台座に乗せる作品。“失敗”し、台座にのらなかった色とりどりのボタンは床に散らばり重なっていく。それはまるで刻一刻と姿を変える絵画のようだ。【詳細】あそびのじかん会期:2019年7月20日(土)~10月20日(日)休館日:月曜日、8月13日(火)、9月17日(火)・24日(火)、10月15日(火)※8月12日(月)、9月16日(月)・23日(月)、10月14日(月)は開館開館時間:10:00~18:00(7月26日、8月2日・9日・16日・23日・30日の金曜日は21:00まで)※展示室入場は閉館の30分前まで場所:東京都現代美術館 1F/3F(B室)住所:東京都江東区三好4丁目1-1観覧料:一般1,200円(960円)、大学生・専門学生・65歳以上850円(680円)、中高生600円(480円)、小学生以下無料 ※( )内は20人以上の団体料金
2019年05月30日カフェという名の不思議インスタレーション作品?!六甲山上の展覧台に「スペース・ホワイト・カフェ(SWcafe)」が9月9日~11月23日の期間限定でオープン!こちらはアーティストの開発好明氏によるインスタレーション作品となっています。椅子などの家具が乱雑に置かれた、まるで廃墟の建物のような入り口を抜けると、そこに広がるのは一面の白い世界。この作品は家電などに使用された梱包用発泡スチロールや、白い家具などで宇宙船の中にいるような不思議な世界感が表現されています。一面真っ白な宇宙空間。使われているのは発泡スチロール!今年で8回目を迎える現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート芸術散歩2017」の作品の1つとして制作されたこちらのカフェ。身の回りにあるものから作られたこのインスタレーションには、普段の生活で目にするようなモノの見方をガラッと転換するような、そんなきっかけになればとの思いが込められています。日常の出来事から生まれる問いに対して、心をくすぐる独自のユーモアで精力的に制作を続ける作者の開発好明氏は、コミュニケーションを題材に記憶や時間、経験を形にした作品を発表し続けています。具材までこだわったホワイトカレーは食べごたえ充分もちろんカフェなので、店内だけではなく、メニューも作品の1つ。白色にこだわって考えられたフードやドリンクを楽しめます。オススメは「スペース・ホワイト・カフェ 特製ホワイトカレー」。ささみ、ジャガイモ、カリフラワーにホワイトアスパラなど…具材もすべてホワイトで統一。見た目に反して、しっかりとボリューミーで食べごたえのある1皿です。白過ぎる台湾アイスはふわっふわ!まるで雪のようデザートには「ふわふわ台湾アイス」をどうぞ。SNS映え間違い無しの究極白色スイーツは、口の中でほろほろととろける純白の甘さがたまりません。その他にも、パンナコッタやカルピス、甘酒など白色メニューが盛り沢山。是非、店内でチェックしてみてください!窓の外に広がる夜景が宇宙空間を素敵に演出六甲山の上に突如現れた、不思議なこちらのカフェ。会場は天覧台にあるため、昼は窓の外から眺望が広がり、夜は100万ドルの夜景がまるで本当に宇宙にいるような空間を演出。昼と夜で違った表情をみせてくれるのも魅力の1つです。開発好明氏によるインスタレーション作品「スペース・ホワイト・カフェ(SWcafe)」は9月9日~11月23日の期間限定で、六甲ケーブルの「六甲山上駅」の3階にある展覧台が会場となります。近未来のような、真っ白な宇宙世界で不思議なアート体験をお楽しみください。スポット情報スポット名:スペース・ホワイト・カフェ(SWcafe)住所:兵庫県神戸市灘区六甲山町一ヶ谷1-32電話番号:078-891-0048
2017年11月21日ベトナム・ホーチミン、ハノイに拠点を持つITオフショア開発会社であるエボラブルアジアは6月11日、ゲーム開発専門のプラン「ゲームセカンダリー運用特化プラン」を開始したと発表した。同社によると、ベトナムは、エンジニアのゲーム運用力が高く、また人件費が日本の1/3というコストパフォーマンスの高さから、日本だけでなく諸外国のゲーム会社が進出している。同プランは、運用フェーズまたは売り上げが安定しているゲームを同社のラボに作業移管することで、運用コストの削減とゲームライフサイクルの長期化を狙うもの。すでに3タイトルのゲームラボの移管および運用の実績があるが、今後は作業移管のノウハウの蓄積や、エンジニアの採用・トレーニング、移管元の企業に対してのコンサルティングをより一層強化し、2015年内には10タイトルの移管や新規ゲームの開発を目指していくという。デザインの加工においても、背景画や補助的作業だけでなく、キャラクターなどのデザインの加工、ゲームの更新などを予定している。
2015年06月11日