惹かれ合う女性同士が味わう歓びと、試練の先にたどり着く決断とは。綿矢りささんによる、小説『生(き)のみ生(き)のままで』。最初に浮かんだのは、タイトルだったという。「“着のみ着のまま”という言葉の漢字を“生”にしたタイトルで、それが恋愛小説だったら読みたくなるし、書きたくなるなと思いました」綿矢りささんにとってこれまでの最長となる小説『生のみ生のままで』は、女性同士の恋愛を、長い時間が流れるなかで追っていく。「以前、男の人1人、女の人2人の三角関係を書いた時(『ひらいて』)、もっと深く女の人同士が向き合う話を書いてみたいなと思って。それやったら短いよりも長いほうが、話の尺に合うかなとも考えました」同い年の逢衣(あい)と彩夏(さいか)が出会ったのは25歳の夏。互いに彼氏もおり、友人として親しくなっていった二人。ある時、逢衣は彩夏に恋心を打ち明けられる。だが、折しも彩夏は女優として人気急上昇中で…。「逢衣はもともと自分が何をしたいか曖昧で人に影響されやすいんですが、彩夏に出会ったことで、どう生きていきたいかを見つけていく。大変な時でも考えすぎずに行動できる人で、そういう健やかさは私の理想でもありますね。彩夏はエネルギーがある人だけれど、全力投球するあまり燃え尽きそうになっていく」彩夏について頭にあったのは香港の俳優、故レスリー・チャン。「俳優として天才で、カミングアウトして、鬱病の噂もあって、2003年に飛び降り自殺をして。私は、精神的に演じてきた役の影響もあったかもしれないという気がしていて。カミングアウトした当時バッシングもあったそうですが、現代だったらどうなるのかなとも思いました」恋に落ちた二人が影響を与え合い、関係を育んでいく。互いが触れ合う場面が、どれも鮮烈。「自分をむき出しにしなくちゃいけない緊張感と、ロマンティックな感情という正反対なものを持ちながら裸で接していく。そうしたシーンは書いていて楽しかったですね」さまざまな困難に直面するなかで、二人の関係はどこにたどり着くのか。「今の時代のなかで、素直に生きたい気持ちを選択したらどうなるかを真剣に考えて、ああいう結末になりました。少し前だったら小説も“禁断の恋”などと言われそうですが、そうした触れ込みは見かけない。時代が変わっているなと感じます」わたや・りさ作家。1984年生まれ。2001年に『インストール』で文藝賞受賞。’04年『蹴りたい背中』で芥川賞、’12年『かわいそうだね?』で大江健三郎賞を受賞。『生のみ生のままで』25歳で知り合い、親友同士となった彩夏に突然恋愛感情を打ち明けられた逢衣。最初は戸惑うが、次第に心と体が揺れていく…。集英社上下巻各1300円※『anan』2019年8月14日‐21日合併号より。写真・土佐麻理子(綿矢さん)中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2019年08月19日3月に「おかあさんといっしょ」(NHK Eテレ)を卒業した“りさお姉さん”こと上原りさ(27)が7月31日、「ホリプロ」に所属することを発表した。Instagramも合わせて開始。さらに活動の幅が広がりそうだ。各メディアによると「7月からホリプロに所属することになりました」と報告した上原は「大学時代に憧れでもあったミュージカルに出演できるよう頑張りたいと思っているので、今後とも応援よろしくお願いします」とコメントしたという。12年、大学の在学中に「おかあさんといっしょ」のオーディションを受けたという上原。同番組では身体表現のおねえさん「パント!のおねえさん」として今年3月まで7年間活動した。明るい笑顔で人気を博し、卒業を発表した当時はママたちから惜しむ声が多数上がっていた。今回の発表は大きな反響を呼び、Twitterではエールが上がっている。《りさお姉さんは、大きな笑顔で明るく、ファミリーコンサートでも親への労りを忘れない気遣いの人と言うイメージなので、所属が決まってホッとしました。また笑顔で活動する姿を見られるのを楽しみにしています!》《子供が小さいころファミリーコンサートを二回観ましたが、ステージ上でのオーラというか存在感、ダンスのキレ、表情などメンバー4人の中で一段上の物を感じました。応援してます》《りさお姉さんは、笑顔もスタイルも健康的で、とても好感が持てます!夢のミュージカル頑張ってくださいね!》また上原はホリプロに所属することに合わせてInstgramも始動した。31日に《Instagramはじめました。不慣れなので更新頻度まちまちになるかもですが、お付き合い頂けると幸いです 趣味や私生活ちょこちょこ載せちゃいます》と投稿すると、多くの返信が。上原は続けて《こんなにたくさんのメッセージ頂けるとは、、、!みなさんありがとうございます》と投稿し、自作のヘアアクセサリー画像をアップ。すると《すてきですね!アクセサリー好きなのですが、なかなか自分で作れないので、憧れちゃいます》《可愛い りさお姉さんは器用だなあ》といった声も上がっている。
2019年08月01日阿川佐和子(65・以下、阿川)「うちはいま、認知症の母(91)をきょうだいとお手伝いの方とローテーションを組んで、在宅介護しています。その合間にショートステイで外泊サービスを利用しているんです」ヤマザキマリ(52・以下、マリ)「私の母(86)は北海道の実家の近くに住む妹が、在宅介護をサポートしてくれていました。それが、認知症に加え、パーキンソン病も併発して……。足元がおぼつかなくなり、今年1月、部屋で倒れているところを妹に発見されて、入院しました」阿川「高齢者専門の施設なの?」マリ「専門ではないですが、認知症患者が多い病院なんです。我が強い母ですから、同室の人と合うわけがないと思っていたのに、4人部屋で和気藹々と過ごしています。お互い、会話はまったく成立していないんですけど、ワイワイ楽しそうでした」小説家、エッセイストの阿川佐和子さんの母親は、昭和2年生まれで、現在は91歳。父は作家の阿川弘之さん(’15年没、享年94)。外では温厚だが、家庭内では絶対君主で、専業主婦だった母親は振り回されていたという。漫画家のヤマザキマリさんの母親は、昭和8年生まれの86歳。北海道に渡り、札幌交響楽団のビオラ奏者として、2人の娘を女手一つで育て上げた。親の介護が始まったのは、阿川さんが57歳、ヤマザキさんが49歳のときだった――。マリ「佐和子さんは、どうやって親の認知症がわかったんですか?」阿川「8~9年くらい前かな。あるとき、長年、実家で働いてくれた家政婦さんが電話で『こんなこと、私から申し上げるのも何ですが、奥さまがヘンです』って。もともとトボけてるからなあって言ったら『そういう問題じゃありません』って、ピシッと言われたんですね。それで“ついに来たか”と」マリ「母は、80歳を過ぎたあたりから、物忘れが目立ってきたんです。でも、犬の散歩も欠かさず、毎日、元気そうでした。あるとき、北海道の実家に帰ると、母が外に立って青ざめた顔で『変な外人さんがうちに来ちゃって!』って。あわてて家に入ると、外国人が出ている料理番組が放映されていて、それを見て、うちの台所に外国人が来たのだと勘違いしたようなんです。そうした症状が増えて、ようやくレビー小体型認知症(症状の1つに幻覚がある)だと診断されました」阿川「うちの母は、いまだに、自分でできることはいっぱいあるんです。お医者さんに行って、勝手にパソコンをのぞいたとき“アルツハイマー”という文字を見て、『誰のこと?』って聞いたりね」マリ「本人も認知症だって認めたくないですよね。母も『一過性のもの』『疲れているだけ』と抵抗していましたから」阿川「いままで、自分を見守ってくれていた親が、だんだん壊れていく姿は、子どもとしてもつらいもの。だから、初期のころは特に必死になるよね」マリ「グレープフルーツの匂いが認知症に効くと聞いて、アロマを嗅がせたり(笑)」阿川「私も最初は何でも真面目に、完璧にこなそうとしていました。母は心臓病も抱えていたから“薬を必ず飲ませないと危ない”って、神経ピリピリさせてるの。だから薬袋ごと、どこかにしまって見つからなかったりすると、叱りつけちゃうんですよ。『どうして!』って。すると母も泣きだしちゃったり。マリちゃんも、やりすぎたことってない?」マリ「ありました。北海道に帰ると“わー”っていろいろ言ってしまうから、そばで介護してくれている妹から『お姉さんが来ると、お母さんがビクビクする』って言われました。こうなるとお互いが疲弊しますよね」阿川「仕事も、通わないとダメなようなものは辞めて、ある程度自分のペースでできる原稿の仕事しかできないかなって、ほんの一瞬だけ考えました」マリ「1対1になると、周りが見えなくなってきますよね」阿川「そんなとき、昔なじみの友人と会う機会があって、彼女たちに救われました。『アガワさ、介護は1~2年でなんとかなると思ってるでしょ。10年かかるかもしれないんだよ』って言われて。“え!10年、冗談じゃない”って」マリ「今から必死になっても、そんな長期戦、戦い続けることはできないですよね」阿川「10年ですまないかもしれないし。だからできる限り、手を抜けるところは抜いて、自分1人で背負わない。これを聞いて、すごく心が楽になって。友人との井戸端会議もバカにならない」マリ「夫の実家のあるイタリアでは、みんな井戸端会議好き。普通に高齢のおばあちゃんを車いすに乗せて連れていったり。それは当たり前に受け入れられ、『シニョーラ(おばさま)、元気そうで』って歓迎されます」阿川「そうやって、介護する側、される側も外につながることって大事。この間、取材である主婦の方の質問を受けたんです。『お姑さんの介護が始まったので、週に1回の習い事をやめたほうがいいでしょうか』って。周りの家族は“習い事なんてやってる場合じゃないだろう”という空気になるかもしれませんが、私は『やめちゃいかん』という答え。私だって、母を置いて、好きなゴルフをやることもありますが、“悪かったな”という後ろめたさを持っていると、次に“ようし、やってあげようじゃないの”とやさしくなれるもの」マリ「そうね、滅私奉公はいけないと思う。北海道で母をそばで見てくれる妹も、一時期、介護でいっぱいいっぱいになって。髪はボサボサだしストレスで太ってしまって。“やばい”と思って『もういいよ、お母さんのことはいいから出かけておいでよ』と、コンサートのチケットを買って送ったりしました」阿川「自分にとって、リフレッシュできるものを最低1つ持っていないと、逃げ場がなくなります。逆に自分のためだけの時間を持つことで、介護をするエネルギーが湧いてくるものですよ」現在でも、認知症の症状は少しずつ進んできているが、母たちは平和で穏やかな日々を過ごしている。マリ「最近は、イケメンの青年介護士さんに『リョウコさん』と下の名前で呼んでもらって、ポッと頬を赤らめています」阿川「認知症になると、女がよみがえってくる説もありますよね。フェロモンって大事」マリ「入居者が集うホールでダンディな男性がいたら、『あそこにすごく寡黙で、ハンサムな人がいるんだけど』って。いまでは私と女友達のような会話もしています」阿川「私も母が認知症になったばかりのころは、お風呂に一緒に入ったりしていましたから。すっぽんぽんになって、何十年ぶりかしらね。1回、お風呂で倒れて以来、1人では入れられなくなって」マリ「1人でのお風呂は怖いです。うちは3回、救急車を呼んでいます」阿川「一緒にお風呂に入ると『あんた随分おなか出てるわね』っておなかを突かれたり、こっちも突き返して『イヤン』と言われたり。そんなことをしながら、全身チェックもできるんです。湿疹を見つけて『かゆい、かゆい』と言っているのはこれが原因か、とか、巻き爪が痛そうだなとか」マリ「監視されるよりも、一緒にお風呂に入ったほうが母も安心しますよね。私も、今年の冬、母と妹と一緒に、温泉に行ったんです」阿川「あら、えらい」マリ「貸し切りのお風呂に入れて、みんなですっぽんぽんの状態になって。そのとき、また一段と心を許してくれたというか、恥ずかしがらなくなりました」阿川「甲冑を脱いでくださったのね。一緒にお風呂に入るのは、母と娘だからできること。一方で、最近では、認知症が進んで、だんだん、私のことを、母の姉だと勘違いするようになりました。『誰だかわかる?』って、指を私のほうに向けると、指先にある鼻を見て『お鼻ちゃん』と言ってみたり。そういう知恵の回り方がすごいんだけど」マリ「私も、名前を忘れかけられています。マリじゃなくて、『娘』って言われることも」阿川「『さ』がつくでしょって、ヒントを出しても、ウフッと笑ってごまかしたり。でも娘ってわかるから『娘子ちゃん』と言ってみたり。深刻になることも多いけど、そのあと必ず笑いがあるんです」マリ「介護を通して、親子の距離がぐっと近くなった、新しい母娘関係を築けているような気がしますね」
2019年06月30日第1子妊娠を発表したタレントの吉木りさ(31)が6月5日、自身のブログを更新。妊活中に言われて「辛かったある言葉」について明かした。’17年11月に俳優の和田正人(39)と結婚した吉木は、「入籍してから約1年は自分なりに頑張りながらも中々上手くいかず、あっという間に時間が経ってしまい、最後の半年間は不妊治療に特化した産婦人科に通院していました」と妊娠までの日々を振り返った。「トータルで言えば入籍してからの1年半、モヤモヤ不安がよぎる日々……そんな中、地味に辛かったことが何気ない会話の中でありました」と切り出し、「『お子さんの予定は?』『なんで作らないの?』『子供はいいよ~!!早く作った方がいいよ!!』この会話、私の場合はほとんどが上の世代の男性から頂いた言葉でした」と明かした。吉木は「そんな傷つく会話?と思われる方もいらっしゃるかもしれないんですけど『言われなくてもわかってるよ!!』と大声で言いたくなるほど私は辛かった」と吐露。「妊娠するまでどれだけ大変で、奇跡的なことなのかを認識している方が多い女性からはこのような言葉をかけられることが全くありませんでした」とつづった。そして「おもむろに上から目線で『早く作らないとダメだよ~』『早く作った方がいいよ~』と何度も言われた時は、苦笑いするしかありませんでした。その度にプレッシャーになり、落ち込み……母親に泣きながら電話することも」と告白。妊活中の何気ない言葉のトゲに悩まされたという吉木。「今の時代、様々な形で夫婦の絆を築いているご夫婦、ご家庭に、自分の価値観を押し付けることは絶対にしてはいけないなと勉強になりました」とブログを結んでいる。今月3日に妊娠を発表した吉木は安定期に入り、今秋に出産予定だという。
2019年06月05日俳優・和田正人(39)の妻でタレントの吉木りさ(31)が3日、自身のブログを更新し、第1子を妊娠していることを報告した。吉木は「私事で恐縮ではございますが、この度、新たな命を授かりました。無事安定期に入りましたので、このタイミングで皆様にご報告させていただく事にしました。出産予定日は、今年の秋を予定しております」と報告。「今後は体調と相談しながらお仕事も励んでいければと思います」と伝えた。そして、「日々大きくなる赤ちゃんの成長に、驚きと楽しみが増すばかりです」とつづり、「授かりました新たな命を大切に、新しい家族に出逢えるまでの時間を大事に過ごしたいと思いますので、どうかあたたかく見守っていただければ幸いです」と呼びかけた。夫の和田もブログで報告し、「現在は、安定期を迎え、母子ともに健康で、心豊かに笑顔あふれる日々を過ごしております」と説明。「これから先にある、楽しみな事も、不安な事も、家族づくりという夫婦の夢の一つとして、全力の愛で受け止めていきたいと思います」と決意を記し、「これまでと変わらず、懸命に努めて参りますので、引き続き、宜しくお願い致します。今後も、暖かくお見守りいただければ幸いです」と締めくくった。和田と吉木は2016年6月に双方のブログを通じて交際中であることを報告。2017年11月22日に結婚した。
2019年06月03日「俺の焼肉」が東京・神田に2019年4月10日(水)オープン。あらゆる業態を展開する「俺の」シリーズの焼肉店は、2011年に蒲田にオープンして以降、今回が4店舗目。「俺の焼肉 神田店」では、高コストパフォーマンスであらゆるシーンに対応できる焼肉店を目指し、新メニュー含め充実したラインナップを揃える。新メニューの目玉として、17:00から18:00まで、3種類から選べるドリンク2杯と焼肉をセットにした「せんべろセット」を俺の焼肉シリーズ初導入。また、人気のカルビや牛タンなどの7種類のお肉1キロを豪快に盛り付けた「俺の5段盛」、店長の要望により実現した「厚切りハラミ」なども展開する。ランチでは、3種類の焼肉とおかわり自由なライス&スープがセットになった「俺の焼肉定食」を展開。価格もお手頃なのが嬉しい。店内は、少人数で利用できるテーブル席と大人数でも利用できる個室を完備しており、サラリーマンのちょい飲みにも、女子会にも対応できる。昭和感が漂うレトロな酒場が立ち並ぶサラリーマンにも人気の町“神田”で、新たな名スポットとなりそうだ。【詳細】俺の焼肉 神田店オープン日:2019年4月10日(水)住所:東京都千代田区鍛治町2-13-8 ルークス神田TEL:03-6811-6741営業時間:平日 ランチ 11:30~14:30(L.O 14:00)、ディナー 17:00~23:00(L.O 22:15)土日祝 ランチ 11:30~14:30(L.O 14:00)、ディナー 17:00~22:00(L.O 21:15)定休日:不定休■メニュー詳細・せんべろセット 999円+税セット内容:ドリンク2杯(メガハイボール、メガサワー、生ビール)、おつまみ1品(カルビ、ホルモン、牛レバー、マルチョウ、チャンジャ)※好きなドリンク2杯とおつまみ1品を選べるちょい飲みセット。※17:00~18:00限定提供・俺の5段盛(1kg) 4,800円+税セット内容:カルビ、牛タン、ハラミ、厚切りカルビ、中落ちカルビ、ホルモンミックス、すりおろしりんご漬カルビ・俺の焼肉定食 926円+税セット内容:焼肉3種(カルビ、トントロ、ホルモン)、ライス、スープ ※ライスとスープはおかわり自由・すりおろしりんご漬カルビ 580円+税・厚切り上ハラミ 880円+税
2019年04月13日阿川せんりさんの『厭世マニュアル』は、殻に閉じこもっていたヒロインが周囲の人と関わることで“ありのままの自分”を肯定できるようになる物語だ。安易な成長を描かない作風でデビュー時から注目を集めたが、最新刊『ウチらは悪くないのです。』もまた、何者かにならなきゃいけない、恋愛くらいしなくちゃいけない、とがんじがらめになっている人にエールを贈るような一冊だ。熱血じゃない青春だって楽しいんだ。元気になれるアンチ青春ストーリー。「小説やマンガでは、自分には何もないと悩む主人公が夢中になれる何かに出合って成長する物語が王道。でも、私の中には『もし何にも出合えなかったらどうするんだい?』という素朴な疑問があります」主人公は、これといった趣味や特技がない〈あさくら〉。美人なのにおしゃれや恋愛には興味なし。彼女の楽しみといえば、昔からの友人である〈うえぴ〉と、スタバでおしゃべりすることくらい。大学2年の選択必修科目のクラスで〈あさくら〉に話しかけてきた〈さわみー〉のお節介で、一度会っただけの〈にさか君〉とつきあうことになるのだが…。一見そつがなく思える〈さわみー〉や〈にさか君〉も、実は不器用な人。〈あさくら〉や〈うえぴ〉との意外な接点も見つかり、彼女たちのこじれた青春が笑いと涙を誘う。「大人になってから『学生時代に、もっと青春しておけばよかった』と言う人がいるけれど、そんなふうに記憶を上書きする必要はあるのかなと。友人と一緒だった他愛ない時間とかが『それなりに楽しかった』なら思い出上等。そんな青春があってもいいじゃないかと思うんです」ちなみに、小説家志望で文芸サークル所属、コツコツ作品を書き続けている〈うえぴ〉は、阿川さんの青春と大いに重なる存在だとか。「〈コシミズ〉のように批判してくる人もいたけれど、私の作品を『好きだ』と言ってくれる人もいました。あのころ、その言葉をもっと素直に信じればよかったなと。なので、〈うえぴ〉には、信じてがんばってもらおうと思いました」阿川さんの描く人物はみな、少しやっかいな人たちに見えるが、「個人的には、すごく変わった人たちだとは思っていません。このぐらいのめんどうくささを抱えているのが普通だし、よくいる人たちの物語を素直に書いたらこうなった、という感じですね(笑)」あがわ・せんり1988年、北海道生まれ。作家。’15年、野性時代フロンティア文学賞を受賞した『厭世マニュアル』でデビュー。『森見登美彦リクエスト! 美女と竹林のアンソロジー』(光文社)にも寄稿。『ウチらは悪くないのです。』小説家志望の親友〈うえぴ〉とスタバで話すのが楽しみな〈あさくら〉。ある日、〈さわみー〉からボランティアサークルに勧誘され…。新潮社1450円※『anan』2019年3月27日号より。写真・土佐麻理子(阿川さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2019年03月26日株式会社JALカードは、JALカードでたまった「マイル」をつかってお得に楽しく旅をする「マイル旅」のPRの一環として、リアリティ番組で話題のモデル・谷川りさこさんを起用した新WEB CM(全4本)を、2019年2月15日(金)に公開。また、15,000マイルが計10名様に当たる「TRY!あなたのマイル旅キャンペーン」を、同日より開始した。お得に楽しく旅をする「マイル旅」JALカードでは、日々のJALカード利用でたまったマイルをつかってお得に楽しく旅をする「マイル旅」を提唱している。「マイル旅」とは、マイルで交通費を得した分、いつもより贅沢な宿や食事を楽しんだり、初めてのアクティビティに挑戦したり、いつもとちょっと違う旅の楽しみ方だ。2月15日から公開中の「マイル旅」新WEB CM(全4本)のコンセプトは、「TRY!マイル旅」。メインキャストには実際のJALカードユーザーであり、現在リアリティ番組で人気急上昇中のモデル・谷川りさこさんを起用している。CM内で谷川さんが旅をするのは、東京から15,000マイルで往復できる場所。雪の絶景が楽しめる北海道「雪見温泉」や野生のうさぎが多く生息する広島県「大久野島」など、話題のスポットを巡る。温泉で癒やされたり、白い冷気の中から登場するパフェに驚いたりと、プライベートの旅を楽しんでいるかのように多彩な表情を見せる谷川さんは必見だ。TRY!マイル旅 しまなみ海道篇「しまなみ海道~」と谷川さんが大声で叫んでいるシーンから、しまなみ海道篇はスタート。本州と四国を結ぶ「しまなみ海道」でのサイクリングに挑戦する。サイクリング中、青く広がった瀬戸内海や、緑の島々などの景色に思わず「綺麗~!」と一言。景色を味わいながら走っているとサイクルウェアを着た2人組にあっという間に抜かされてしまうものの、その後も自分のペースでしまなみ海道を走り抜ける。あなたも「マイル旅」へ! 15,000マイルが10名様に当たるキャンペーンCM公開に合わせて、2月15日から3月31日まで、15,000マイルが計10名様に当たる「TRY!あなたのマイル旅キャンペーン」を実施中だ。JALカードのTwitter公式アカウントをフォローのうえ、「マイルで行ってみたい場所」ならびに「そこでやってみたいことや実現したいこと」についての想いを、ハッシュタグ「#JALカード」「#TRYマイル旅」付きで投稿するだけで応募が完了。自分だったらどんな場所で、どんなことにチャンレジしたいか、ぜひ素敵な「マイル旅」を想像しながら応募して欲しい。【参考】※「マイル旅」新WEB CM総集篇(60秒)
2019年02月21日2月18日、NHK・Eテレビ『おかあさんといっしょ』に出演中の体操のお兄さんを務めていた小林よしひさ、「パント!」のお姉さんを務めていた上原りさが3月末で卒業することが明らかになり、Yahoo!トレンドランキングの1、2位に「よしお兄さん」、「りさお姉さん」がランクインし、トップ15位内に「おかあさんといっしょ」「よしりさ」「よしおにいさん」「ブンバボーン」と関連ワードが並び話題となった。NHKの公式ホームページに、「『おかあさんといっしょ』は、1959年10月に放送を開始し、今年60周年を迎えます。 この節目を迎えるにあたって、 今年4月から出演者が交代し、 番組の内容もリニューアルします」と番組リニューアルが発表された。また、「3月末をもちまして体操のお兄さん・小林よしひささんと、パント!のお姉さん・上原りささんが、番組を卒業することになりました」と2人の卒業を報告。「4月からは、体操のお兄さん、体操のお姉さんの2人が、体操コーナーを担当します。第12代体操のお兄さんは福尾誠さん、 初代体操のお姉さんは秋元杏月さんに決まりました」と新しい体操のお兄さんとお姉さんを紹介した。第11代体操のお兄さんを務めた小林は、番組開始以来歴代最長の14年間にわたって出演、上原は7年担当した。この発表に対しネットでは「ショックぅぅぅーー」「よしお兄さんとりさお姉さんが辞めるなんて~寂しすぎる~今までありがとうございました」「りさお姉さんも卒業とか…つらい。 よしお兄さんだけでもつらいのに…」「はぁ…明日休んでいいかな?よしお兄さんりさお姉さんありがとう」悲しみの声とともに2人への労いの声が殺到している。
2019年02月18日タレントの吉木りさが、文化放送の『走れ!歌謡曲』(毎週火~土曜 3:00~5:00)50周年記念企画の一環として行われている「1DAYスペシャルパーソナリティ」に選ばれたことが明らかになった。吉木は、31日深夜の放送回でパーソナリティを務める。68年11月19日から現在に至るまで続く、文化放送の最長寿ワイド番組である『走れ!歌謡曲』。川中美幸、坂本冬美、松原のぶえなど、これまでに多彩なタレントがパーソナリティを務めてきた同番組だが、今年から「50周年記念企画」の一環として、スペシャルパーソナリティを起用することに。1月に磯山さやか、2月に島崎和歌子、3月にはるな愛、4月に中村静香、5月に豊田萌絵、6月に平野ノラ、7月に雛形あきこが務めており、吉木が8人目となる。緊張気味にスタートした収録の冒頭では、ラジオデビューが文化放送だったことを明かし、「思い出がたくさんあるので、そんな思い出も振り返りながらみなさんと楽しく過ごしたいと思います」と話した。また吉木は、初めて買ったアルバム、子どもの頃にヒットした曲、好きな曲など自らがセレクトした曲などを次々と紹介。さらに子どもの頃に憧れていたアーティストとしてSPEEDとモーニング娘。を挙げ、小学校の合唱発表会ではSPEEDの「White Love」を一人で声を張り上げ、身振り手振りも入れて歌ったエピソードを披露した。エンディングでは、「やっぱり私は歌謡曲が好きなんだなと再確認しましたね。小学校や中学・高校の頃に流行っていた曲を聴きながら、青春時代を振り返ることができたり、なんだか自分の人生を振り返れたというか。ふわふわした気持ちのいい2時間でした。また出たいなあ。こういう番組大好き!」と振り返っていた。
2018年08月28日スタートするドラマ「正義のセ」から主演の吉高由里子、共演の広瀬アリス、原作者の阿川佐和子がゲスト出演、MC陣とトークを展開する。今回は「トリオ THE いろいろ遅咲きな女」と題してお届け。いま最も輝くこの3人が実は“遅咲き”だったという意外な一面を大公開してくれる。『蛇にピアス』で衝撃的な演技を披露、連続テレビ小説「花子とアン」のヒロイン役などでいまや国民的女優となった吉高さんだが人と関わるのが“遅咲き”だったという。吉高さんの謎の「1人遊び」や愛しすぎて止まらないという生ガキに大興奮する吉高さんは必見。文化勲章を受章した作家・阿川弘之を父に持ち、慶應義塾大学を卒業後、エッセイストとしての作家活動と共にキャスターや「とと姉ちゃん」「陸王」などで女優としても活躍する阿川さん。昨年63歳で“遅咲き婚”を果たした阿川さんの婚活エピソードとは!?また20代の頃のカジュアルすぎるお見合い写真も初公開してくれる。日本一の“美人姉妹”の姉として朝ドラ「わろてんか」出演で一気に注目度が急上昇中の広瀬さんが、女子力ゼロだったスカウトされた当時の写真を初公開。さらに“広瀬ポリス”がSNSで気になる「許せない女」を逮捕!?広瀬さんの許せない女とは!?阿川さんの原作小説を吉高さん主演でドラマ化する「正義のセ」は4月11日(水)22時~、本番組終了後に放送開始。吉高さん演じる仕事も恋もあきらめない駆け出し検事・竹村凜々子が周りを巻き込みながらも、まっすぐに事件に取り組み、検事として、そして女性として成長していく姿を描く痛快お仕事ドラマで、凜々子とバディを組む検察事務官・相原勉役に「TEAM NACS」の安田顕、凜々子に何かと厳しく当たる先輩検事・大塚仁志役に三浦翔平、同じく検事で明るい性格の関西人、徳永太一役に「ドランクドラゴン」塚地武雅、凜々子の父・浩市役に生瀬勝久、母・芳子役に宮崎美子、広瀬さんは実家の豆腐屋を手伝っている凜々子の妹・温子役で出演する。「今夜くらべてみました」は4月11日(水)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年04月11日ドラマ「東京タラレバ娘」も記憶に新しい吉高由里子が、阿川佐和子・原作の「正義のセ」のドラマ化で、仕事に恋に悪戦苦闘する“新米検事”に初挑戦することになった。原作は、170万部を超えるベストセラー「聞く力 心をひらく35のヒント」や、対談番組の司会、先の日曜劇場「陸王」への出演などで知られる阿川佐和子のシリーズ小説。そのテーマは、まさに「被疑者の話を“聞く”こと」が重要な検事。新米女性検事が、持ち前の正義感で事件解決に挑み、同僚や家族に支えられながら、一歩ずつ成長していく物語となる。主人公の女性検事・竹村凜々子は、横浜地検に勤める2年目の検事。東京の下町にある豆腐屋の長女で、実家暮らしの29歳。演じるのは、「東京タラレバ娘」以来1年ぶりの日テレ系ドラマ主演となる吉高さん。SNSのフォロワー数は約300万人を誇る彼女が、まっすぐ過ぎるほどまっすぐな、“融通きかない”アラサー女性検事役に扮する。「検事」といえば、何でも完璧な人間のイメージが浮かぶが、吉高さん演じる凜々子はとても人間味あふれるキャラクター。融通が利かない性格で、正義のために声を出し、喜び、笑い、泣き、怒る。そんな姿には「頑張れ!」とつい応援したくなる女性だ。“事件もの”ではなく“お仕事もの”ドラマ犯罪に立ち向かう検事の仕事は、言うまでもなく責任重大。そのうえ、女性だからと舐めてかかる被疑者も多いため、精神的にもかなりストレスがかかる。なのに、凜々子の人生はままならないことばかり。恋人から結婚と仕事の選択を迫られたり、父の浮気疑惑が発覚したり、起訴した被疑者に冤罪の可能性が出てきたり…。そんな中でも事件や身の回りの騒動を解決していくうちに、検事として、女性として成長していく凜々子。検事として悩み苦しみながらも、決してくじけず事件と向き合い、女性としても幸せをあきらめない、そんな彼女の姿を通じて、世の女性たちに明日の活力を贈る痛快ストーリーとなっている。コメント到着吉高由里子(竹村凜々子役)初めての検事役に「難しい事件ものになるのかなと最初は身構えましたが、阿川さんの原作本を読ませていただき、普通の女の子がたまたま検事になり、仕事に恋に失敗しながらも一生懸命立ち向かっていく、女性なら誰もが共感できるお仕事ドラマだとわかってホッとしました」と吉高さん。「このような等身大の役をいただいた今回が、20代最後のドラマ出演になるのかなと思うと、自分の年齢にも改めて気づかされます。主人公の凜々子が、検事としても女性としても成長していく物語なので、凜々子と一緒に自分自身も作品を通して成長していきたいと思います」と意気込んでいる。原作・阿川佐和子コメント「『正義のセ』は、正義を貫きたいあまり、あちこちにぶつかって腹を立て、失敗を繰り返して泣きわめき、でもなぜかまわりに助けられて少しずつ成長しようとする、困ったほどに不器用な新米検事、凜々子の物語である。そんな凜々子が吉高由里子さんの愛くるしい魅力によってどんな化学変化をもたらしてくれるのか。たまらなく楽しみです」。日本テレビ制作局プロデューサー・加藤正俊コメント「阿川佐和子さんが生み出した魅力的なキャラクターを吉高由里子さんが演じる、考えただけでワクワクする組み合わせが実現しました。『正義のセ』は検察が舞台ですが、いわゆる事件ものドラマではなく、駆け出しの検事が同僚や家族に助けられながら成長していくお仕事ものドラマです。作品ごとに違った顔を見せる吉高さんの新しいヒロイン像に、どうぞご期待ください」。「正義のセ」は4月、毎週水曜22時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年01月22日今年5月、6歳年上の元大学教授S氏(69)と入籍した阿川佐和子(63)。 結婚直後には、南仏料理店での夫妻の“しっとりデート”を本誌も目撃。幸せそうな新婚生活が伺えたが――。 「仕事の打合せでご一緒したのですが、ちょっと疲れたご様子だったんです。阿川さんは大作家である父・阿川弘之さんを亡くされて3年経ちますが、じつは90歳になられるお母さまの世話もされているんです。その介護が大変だそうなんです」(出版関係者) 母親の介護については、阿川本人も作家・朝井まかて氏との対談で「母が認知症になりかけた頃に書いたメモを見つけたんですよ」(文藝春秋17年6月号)と病名を明かしている。 「女親の介護ということで、彼女にはお兄さんと弟さんがいるのですが、阿川さんに負担がかかっているようなんですよ」(前出・出版関係者) 若々しいとはいえ、阿川ももう63歳。老々介護は肉体的にも楽ではないはずだ。 だが、そんな愚痴をS氏に聞いてもらえるだけでも彼女は助かっているのだろう。最近のトークショーでは、“感謝の念”も口にしている阿川。 “熟年婚”がいい結果を生んでいるのならば何より――。
2017年08月12日「お2人は、オープンテラス席で遅めのランチを取っていました。阿川さんはメガネ姿でポロシャツにデニムのカジュアルスタイル。スッピンだったと思います。お相手の男性は後ろ姿でしたが、あの白髪姿で“噂の恋人”だとわかりました。笑顔で料理を取りわけたり、会話を楽しんでいたので、もうすでに新婚気分だったんでしょう」(居合わせた客) エッセイストの阿川佐和子(63)が電撃入籍した。63歳にして初婚となる。 その数日前に2人が目撃された東京・渋谷区内のオープンカフェは、生ウニを乗せたとうもろこしのムースや、トリュフをふんだんに使ったふわふわオムレツなど、本格的な南仏プロヴァンス料理が楽しめる人気店。 気になる6歳年上のお相手のことを、彼女は『週刊文春』掲載の独占手記でこう説明している。 《相手は69歳の一般人です。元々は大学の先生でしたが、定年退職後も教育関連の仕事を週に何日かしておりまして、趣味はゴルフと「数独」》 名門私立大で英文学を教えていたS氏。出会ったのは、20代後半だった。当時からエッセイを書き始めていた阿川は、大学で外国人に日本語を指導していたS氏に添削を依頼。助言を仰いでいたという。 父親は“瞬間湯沸かし器”で知られた作家の故・阿川弘之さん。激しい気性を受け継いだ阿川にとって、穏やかな性格のS氏は安らげる存在。情緒が安定している部分がいちばんのポイントだったと、手記でも語っている。 喧嘩は、たいてい阿川が怒り役。聞き役に徹するS氏は「もう喧嘩はやめようよ。せっかくこれから一緒においしいご飯を食べようとしてるんだから」と、このひと言で喧嘩をおさめてしまうそう。 2人が“おいしいご飯”を楽しんでいたカフェは、阿川の住む自宅から徒歩30分ほど。 「お2人とも身軽な感じで、近所をフラッと歩いて来られたのかなと。散歩がてらのランチデートで、新婚生活の夢を語られていたんでしょうか(笑)」(前出の客) 街中で2人を見ても「からかわないでくださいませ」と書いていた阿川さん。すいません、アツアツデートを書いてしまって――末長くお幸せに!
2017年05月26日作家でエッセイストの阿川佐和子(63)が5月17日、一般男性と結婚したことを発表した。お相手は69歳の元大学教授。阿川が63歳にして初婚ということに驚きの声が上がっているが、実はここ数年“シニア婚”が急増しているのだ。 「熟年離婚の増加や高齢化社会の影響からか、近年50~60代の婚活が活発になってきています。熟年離婚や配偶者と死別した高齢者の再婚も増えているのですが、中高年層の初婚も急増中。50代の初婚は、10年前と比較するとなんと1.5倍という数字が出ています」(シニア向け婚活に詳しいフリーライター) 一昔前までは27歳が女性の結婚適齢期とされていたが、そんな感覚は時代遅れということだろうか。“シニア婚”が急増している理由を、前出のフリーライターはこう分析する。 「いまの中高年世代はとにかく若々しくて元気な人が多い。健康寿命も延びていますからね。つまり“アラ還”であっても今後20年、30年と、まだまだ人生は長いのです。彼らが『これからも人生を謳歌したい、晩年を一緒に過ごす相手が欲しい!』と思うのは自然の流れかもしれませんね」 さらに50歳を過ぎてからの結婚には、じつは意外なメリットがたくさんあるという。 「まず、この世代には金銭的に余裕のある人が多いです。定年している人であれば、時間的な余裕もありますね。いままでの貯蓄や退職金、年金でのんびり老後を過ごせるわけです。そして“シニア婚”の場合、親が結婚に介入することはまずありません。若者同士だと『うちの子にはもったいない』と高望みする親に結婚を邪魔されることもありますが、お互い60歳を超えていればそういう心配はしなくていい。逆に介護問題はありますが、アラ還同士なら、親の介護も最初から分かった上で相手を選べます。最後に、妊娠や出産に悩まずに済むこと。不妊治療の壁にぶち当たってギクシャクしたりする夫婦が多いなか、これは“シニア婚”ならではのメリットと言えるでしょう」(前出・フリーライター) 阿川は自身の結婚について「今後はできることなら、互いの健康を気遣いつつ、足腰が丈夫なうちにできるだけたくさん好きなゴルフをし、おいしいものを『おいしいね』と言い合い、くだらないことに笑い合って、ときどき言い争いつつ、穏やかに老後を過ごしていければ幸いかと存じます」とコメントしている。 アラ還こそ、現代の結婚適齢期なのかもしれない。
2017年05月20日映画『勝手にふるえてろ』が、2017年12月23日(土)より全国公開される。原作は、綿矢りさによる小説『勝手にふるえてろ』作家・綿矢りさは、2001年に『インストール』でデビューし、2003年の『蹴りたい背中』で第130回芥川賞を受賞、さらに『かわいそうだね?』で大江健三郎賞を最年少で受賞した。これまでに高い評価を得る彼女の作品の魅力は、微妙な年頃の女性の行き場のない感情のリアルな描写だ。『勝手にふるえてろ』で主人公となるのは、恋愛経験ゼロ、おたく系女子の24歳OLヨシカ。彼女は、突然告白してきた暑苦しい同期の“ニ”と繰り広げるリアルな恋愛と、中学時代からの片思いの相手“イチ”との脳内恋愛を同時進行している。本作では、そんな遅咲きな主人公・ヨシカの、悩んでは傷つき暴走する恋の行方を、誰しもが最後まで応援したくなる痛快コメディとして描く。主役は映画初主演となる女優・松岡茉優主演を務めるのは、『ちはやふる上の句』、『ちはやふる下の句』に出演した女優・松岡茉優。本作が映画初主演となる。ヨシカは、絶滅した動物が好き過ぎて、アンモナイトの化石についてネットで調べていたら気づくと朝になっていたり、中学時代の初恋の相手との過去を思い出しては、胸をトキめかせる、ちょっと変わった恋愛ド素人OL。どこか憎めない不器用すぎる女子を、リアルに、時にイタく演じ切る。そして、リアルな彼氏“ニ”を演じるのはロックバンド 黒猫チェルシーでボーカルを務めながら、役者としても独特の存在感を放つ渡辺大知。一方、脳内恋愛の相手“イチ”には、『君の膵臓を食べたい』『恋と嘘』など話題作への出演を控える北村匠海が決定。ヨシカの中学時代からの片思いの相手をクールに演じ切る。そして監督は、『恋するマドリ』、『東京女子無印物語』などで、現代の女性のリアルをかつ優しい視線で描いてきた大九明子が務める。主題歌は黒猫チェルシーの「ベイビーユー」映画『勝手にふるえてろ』を彩る主題歌は、黒猫チェルシーの「ベイビーユー」に決定。北海道・岩見沢で開催されたJOIN ALIVEの舞台で、ヴォーカルの渡辺大知から発表された。「ベイビーユー」は、本作のために書き下ろした新曲となる。松岡茉優が歌う!ラブコメ予告解禁予告動画ではテクノ音楽にのせて始まり「えとうよしか、10月生まれ、B型、雪国育ち、一人っ子、彼氏なし、絶滅した動物が好き」という早口な独り語りが続く。次の瞬間には、乙女モード全開になりイチへの片思いを可愛く告白するヨシカの姿が映し出される。『勝手にふるえてろ』あらすじ“脳内片思い"の毎日に“リアル恋愛"が勃発!?2人の彼氏(?)の間で揺れながら、傷だらけの現実を突き抜ける 暴走ラブコメディ!24歳のOLヨシカは中学の同級生「イチ」(北村匠海)へ10年間片思い中!そんなヨシカの前に、突然暑苦しい会社の同期「ニ」(渡辺大知)が現れ告白される。「人生初告られた!」とテンションがあがるも、ニとの関係にいまいち乗り切れないヨシカ。ある出来事をきっかけに「一目でいいから、今のイチに会って前のめりに死んでいこうと思ったんです」と思い立ち、同級生の名を騙り同窓会を計画。ついに再会の日が訪れるのだが…【作品情報】『勝手にふるえてろ』公開日:2017年12月23日(土) 新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー原作:綿矢りさ著『勝手にふるえてろ』文春文庫刊監督・脚本:大九明子主演:松岡茉優、渡辺大知(黒猫チェルシー)、石橋杏奈、北村匠海(DISH//)、古舘寛治、片桐はいり※古舘寛治の「舘」:正式には 外字の舘(※舎官)。
2017年03月17日タレントの吉木りさが7日、都内で行われた「スマモバ」の新アンバサダーお披露目発表会に出席した。"格安SIM"ブランド「スマモバ」を展開しているスマートモバイルコミュニケーションズは、同ブランドのアンバサダーに吉木りさを起用。そのお披露目会見に赤いドレス姿で登場した吉木が、同社の新プランとなる「スマートリッチ25」や「格安通話定額サービス」にちなんで25GBの使用方法や1分電話のテクニックなど日々のスマホライフについて赤裸々に語った。新たなサービスについて吉木は「すごくお得なプランが満載で様々な方にぴったりと実感しました。25GBなんて格安どころか通常の倍以上使えるの日常で楽しめると思いますね」と絶賛。ラグビー好きの吉木は特に「スマートリッチ25」が気になったようで「実はオンデマンドでラグビーのアーカイブを見られるようにしています。ですが、通常ならWi-Fiがないと一瞬にしてオーバーになってしまうので、25GBだと80分普通に見れるので本当に助かりますよね」と目を輝かせた。イベントでは寝る前の1分間電話テクニックを披露した吉木だが、恋人の和田正人に「寝る前に電話をする?」という質問を投げ掛けると「そうですね。例えば遠くにお仕事で行かれてたりしたら電話をしたりします。1分間で足りないことはないですね(笑)。逆にちょうどいいと思います」と赤面しながらも回答。続けて「もしかしたらいい報告ができるかもしれないので、その時は改めて皆さんにご報告できればと思いますので、温かく見守っていただければと思います」と和田とは順調そうだった。
2016年12月07日今年もあとわずかになりました。せわしなく心身共に不調を感じやすい時期です。忙しい中でも簡単に出来るツボ押しとお灸で、気血の巡りを良くしていきましょう。足の万能のツボ「湧泉(ゆうせん)」で活力UP!生きるためのエネルギーが「泉」のように「湧」き出るという名のツボ「湧泉(ゆうせん)」。生命力や生殖を司る最も大切なツボと言われています。湧泉を押すと全身の血行が刺激され、特に下半身の血行が良くなります。湧泉のツボは、冬にダメージをうける「腎」を活性化させてくれます。高血圧、冷え、のぼせ、むくみ、白髪の増加を抑えたり、不眠、生理痛、腎臓疾患などにも良いとされるので、意識的に取り入れましょう。湧泉の位置は、土踏まずのくぼんだ所のほぼ中央にあり、強く押すと刺激を感じる所です。指圧を行なう場合、靴下の上からでも大丈夫です。足の冷えがひどくて眠れない時は、寝る前に刺激すると足がほんのり温まります。ストレスにも良い万能のツボ「合谷(ごうこく)」合谷(ごうこく)は、手にあるツボです。目・鼻・歯の痛み、ニキビやおでき、喉の腫れや痛み、胃腸の不調、肩こり、ストレスなど様々な症状に効果があることから「万能のツボ」と呼ばれています。合谷の位置は、手の甲の親指と人差し指のちょうど分かれ目にあるくぼみの部分でです。ツボ押し(指圧)のやり方① 指圧する時は、親指の腹を使い、爪を立てないで垂直に指圧します。② 呼吸と合わせながら、1、2、3カウントで息を吸いながら力を加えていき、4、5、6カウントで息を止めて、キープ。③ 7、8、9カウントで息を吐きながら徐々に戻すを3回繰り返します。圧は痛気持ち良い程度で行ないます。自らを労わる気持ちも忘れずに。お酒を飲んだ時や、食後30分以内、高熱や体調が悪い時は避けましょう。お灸の効果お灸の原料である”もぐさ”の有効成分が血液にのって運ばれるので、全身に影響を与える事ができます。もぐさは、ヨモギの葉の裏にある白い綿毛を精製したもの。ヨモギは”ハーブの女王”といわれるほど、さまざまな効果のある薬草です。食物繊維やクロロフィル(葉緑素)、ミネラルが豊富で、浄血作用や、頭痛や胃痛を抑える作用、心身の疲労回復効果、鎮痛作用があり、肩こりや腰痛、生理痛などの症状をやわらげます。さらに豊富に含まれる精油には、殺菌作用や止血作用があり、女性におすすめの万能ハーブです。お灸の煙にも精油成分が含まれていて、もぐさの香りにはリラックス効果もあります。煙が出ないお灸もあるようですが、もぐさの香りが嫌でなければ、煙も楽しむとより効果的です。お灸のやり方① 台座にシールがついているものは、台座のシールをはがし、親指の付け根などに貼ってライターなどで火をつけてから、ツボに置きます。② 火が消えても冷めるまで置いておき、冷めたら外します。外したものは、灰皿に入れたり、水をはった容器などに置きます。熱いと感じたら、すぐにお灸を外し、やけどをしない様に気を付けください。初心者向けのお灸なども薬局などで購入出来ますが、不安な方は、鍼灸師に相談しながら行いましょう。お灸をするとじんわりとした温かさが全身に広がります。年末年始の忙しないひと時に是非、お試し下さい。
2016年12月02日奥沢家の三姉妹の等身大の悩みを、京都の春夏秋冬を追いつつ描いた綿矢りささんの『手のひらの京(みやこ)』。物語の柱の一つは、恋愛だ。「ひとりの男性と出会う、複数の人と付き合う、恋愛しない。方向だけざっくり決めて、書き始めました」おっとりしている図書館司書の長女・綾香は、嫁き遅れることに焦りを感じている。新入社員として働き始めたばかりの次女・羽依は恋愛体質ゆえ、社内恋愛や社内の人間関係でなにかと身辺騒がしい。リケジョの大学院生で三女の凜は、恋愛にまるで興味がなく、思うのは、京都を出たいということばかり。「お相手に難ありの男性を登場させてしまうのは、やっぱりクセのある人が書いていて楽しいからですね。そういう人は、こちらが仕組まなくても事件を連れてきてくれるので」実は本書は、京都出身の綿矢さんが、初めて小説舞台に京都を選んだ作品でもある。「あまり頻繁に帰ったりできなくなって、京都が遠くなってみると、懐かしさの濃度が強くなったんですね。京都はこぢんまりした街なので、見過ごされているところがないというか、路地を曲がったら急に殺風景とかもないし、街自体がひとつの空気を作り出している。独特の力がある土地だなと思います」京都を全肯定する京都人を、テレビなどでは見かけるが、「どこに生まれても人によって郷土愛の深さが違うように、実際は京都でも、住んでいる人たちの京都への本音はいろいろかなあと」たとえば、文中で<京都の伝統芸能>とユーモラスに紹介されている<いけず>。「京都的ないけずができるかどうかは、家族にその使い手がいるかどうか次第。名人がいないと、なかなか見事な技は発揮できません(笑)」京都への思いの温度差も、同じ家庭に育ちながら、三姉妹で少しずつ違う。それぞれの京都を描くことで、京都らしさが立体的に見えてくる。◇わたや・りさ作家。1984年、京都府生まれ。2004年、19 歳のとき『蹴りたい背中』で史上最年少の芥川賞作家となる。『ウォーク・イン・クローゼット』(講談社)など、著書多数。◇四季折々に味わい深い、京都の自然や街の雰囲気、行事、風物など。繊細な描写を通して、京暮らしの一年を体感しているような気分になれる楽しさも。新潮社1400円※『anan』2016年11月9日号より。写真・土佐麻理子(綿矢さん)森山祐子(本)インタビュー、文・三浦天紗子
2016年11月02日エッセイストの阿川佐和子が、テレビ朝日系『お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺』(毎週月曜19:00~19:54)に、10月からレギュラー出演することが30日、明らかになった。MCの爆笑問題とは、フジテレビ系情報番組『スタ☆メン』(2005年~2007年)で共演した間柄だが、田中裕二は「そのときから阿川さんと我々は何となく相性がよかった」といい、阿川も「爆笑問題のお2人はいつ会っても、どんなに久しぶりでも気が楽で、距離を感じずに接することができるんです」と同調する。太田光は「今や大先生になってしまって変わっちゃったのかな、と思っていたら、そんなことはなく、相変わらずダメダメな人でした(笑)。思ったことはすぐ口にするところが阿川さんのいいところです!」と期待を寄せている。レギュラー初回は、10月3日(19:00~21:48)の3時間スペシャルで、この日の放送は爆笑問題が古舘伊知郎と、奈良を訪問。阿川は、古舘と週刊文春の連載で対談して以来との共演で、「あの頃の10倍以上の勢いがありました。本当にバラエティに出られることがうれしいんだな、と感動して拝見していました」と印象を語っている。
2016年09月30日エッセイストの阿川佐和子が、15日に放送されるTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)で、密着取材を受ける。同局系トーク番組『サワコの朝』や週刊文春での連載で、インタビュアーとして一目置かれる存在の阿川。いつもはプライベートを聞き出す62歳・独身の彼女が、どのような日常を送っているのか、TBSの井上貴博アナウンサーから密着取材を受ける。阿川は、行きつけのお店を巡りながら、今思う結婚観や生きがいとなった仕事について告白。さらに、昨年8月に94歳で亡くなった父・阿川弘之氏について、恐ろしく罵倒される日々を過ごしていたというが、その思いを語る。(C)TBS
2016年08月13日タレントの吉木りさ(29)が1日、都内で行われた映画『X-MEN:アポカリプス』(8月11日公開)のスペシャル・プレミアに登壇し、セクシーなコスプレ衣装を披露した。『X-MEN』シリーズ最新作となる本作は、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』、『X-MEN:フューチャー&パスト』のストーリーを締めくくる完結編。X-MEN結成の秘話が明かされ、ミュータントの始祖にして最強の敵・アポカリプスがX-MENたちの前に立ちはだかる。イベントには、アポカリプスの日本語吹き替えを担当する松平健と、本作のスペシャルサポーターを務める吉木りさが登場。吉木は、黒いローブ姿で登場し、ステージでローブを脱ぎアポカリプスの配下である女剣士サイロックの衣装に変身した。そして、ステージ上のボードが左右に割れて巨大なアポカリプス像が現れ、さらにアポカリプス像が割れて松平が登場した。吉木は「大学生のころに初めて『X-MEN』を見てからはまって、新作は必ず見てます。大好きです!」と『X-MEN』シリーズへの思いを告白。好きなキャラクターを聞かれると「サイロック。かっこよくてクールビューティーで女性として憧れます」と話し、そのサイロックに変身した感想を聞かれると、「セクシーなのでドキドキしつつ、サイロックのような女忍者の身体能力が私にもついたんじゃないかと思うくらい、力強いパワーあふれる衣装」とうれしそうに語った。また、松平が殺陣を披露し、吉木に刀使いを伝授。吉木の刀使いを見て、松平は「いいですね~かっこいいです」と褒めていた。そして、「X-MEN成敗に向けての一刀」として、松平と吉木が刀を振り下ろすと、アポカリプス像背後のスクリーンに「Xデイ8月11日まで10日」と公開までのカウントダウンが表示された。吉木は、本作について「『X-MEN』シリーズ最大のアクション、壮大なスケール、本当におもしろい映画。シリーズが大好きな方も初めて見る方も楽しめると思います」とアピール。松平は、自身が吹き替えを担当したアポカリプスについて、「『X-MEN』史上最強の敵と言われていますが、決して悪役ではございません。堕落した世界を正す"世直しの神"として登場した。ぜひその魅力を感じていただきたい」と熱く語った。
2016年08月01日俳優・和田正人と真剣交際中のグラビアアイドル・吉木りさが1日(月)、都内で米映画『X-MEN:アポカリプス』のスペシャル・プレミアイベントに俳優の松平健と参加。真剣交際発覚後初の公の場となった吉木さんは、熱愛に関する声掛けに笑みを浮かべつつ「スイマセン!『X-MEN』(のイベント)なのでゴメンナサイ!」と両手で“Xポーズ”を作って語らなかった。同作は、人気アメリカン・コミック「X-MEN」の実写映画化シリーズ第6弾にして、トリロジー完結編。1983年を舞台に、人類初のミュータントで史上最強の敵アポカリプスの進撃に、プロフェッサーらX-MENが挑む。美しい女戦士サイロックのコスプレ姿で登場した吉木さんは「セクシーなのでドキドキしつつ、女忍者の身体能力が身についたのではないかと思うくらい力強いパワー溢れる衣装でカッコイイ」とお気に入り。その横で吉木さんのセクシー衣装の感想を聞かれた松平さんは「いや、あ~。頼もしいですね。でもなかなか見られない。照れます」と目のやり場に困っていた。史上最強の敵アポカリプス役で洋画の吹き替え版声優に初挑戦した松平さんは「堕落した世界を立て直すんだ、というような意気込みでやりました。存在感を出すために声を低くしたり」と役作りを紹介。9歳の長男にも吹き替え版を見せたそうで「ちょっと怖い、気持ちが悪い、と言っていた。9歳の子どもには早かったかな?(息子は)『暴れん坊将軍』を見ているから『声が重たいね、いつもと違うね』と言っていました」とその感想を明かした。『X-MEN:アポカリプス』は、8月11日(木・祝)より全国公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月01日タレントの吉木りさ(29)が1日、都内で行われた映画『X-MEN:アポカリプス』(8月11日公開)のスペシャル・プレミアに登場した。俳優の和田正人(36)との交際宣言後、初の公の場となった。本作のスペシャルサポーターを担当する吉木は、黒いローブ姿で登場。ステージ上で、本作に登場するX-MEN史上最強の敵アポカリプスの配下である女剣士サイロックのコスチュームに変身し、セクシーな衣装で魅了した。7月29日にブログで和田との交際を宣言したばかりの吉木。去り際に、記者から交際について質問が飛んだが、「すいません。X-MENなんで。ごめんなさい」と申し訳なさそうな表情で返した。吉木と和田は、一部で熱愛が報じられ、7月29日にともにブログで交際宣言。吉木は「和田正人さんの事は公私ともに尊敬しており、いいお付き合いをさせて頂いております」とつづっていた。本作は、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』、『X-MEN:フューチャー&パスト』のストーリーを締めくくる完結編。X-MEN結成の秘話が明かされ、ミュータントの始祖にして最強の敵・アポカリプスがX-MENたちの前に立ちはだかる。イベントには、アポカリプスの日本語吹き替えを担当した俳優の松平健も出席した。
2016年08月01日一部で熱愛が報じられたタレントの吉木りさ(29)と俳優の和田正人(36)が29日、それぞれ自身のブログを更新し、交際を宣言した。吉木は「ご心配をおかけしている皆様へ」というタイトルで更新。「本日の報道によりお騒がせしてしまい申し訳ありません」と謝罪し、「和田正人さんの事は公私ともに尊敬しており、いいお付き合いをさせて頂いております」と報告した。続けて、「ですのであたたかい目で見守って頂ければ幸いです」とお願いし、「どうぞこれからも応援の程よろしくお願い致します」と呼びかけた。和田も「この度の報道で、日頃より応援して下さるファンの皆さま、そして関係者の皆さまを、お騒がせ致しました」とした上で、「吉木りささんと、お付き合いをさせて頂いております」と宣言。「今後、役者業により一層の熱を込め、精進を重ねて参りたいと思いますので、応援の程、宜しくお願い致します」と決意をつづった。
2016年07月30日『X-MEN』シリーズ最新作『X-MEN:アポカリプス』(8月11日公開)のキャラクター総選挙がこのたび開始され、本作の大ファンだというタレントの吉木りさも投票し、さらに、自身が投票したミュータントのコスプレでプレミア試写会に参加することが明らかになった。本作は、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』、『X-MEN:フューチャー&パスト』のストーリーを締めくくる完結編。X-MEN結成の秘話が明かされ、ミュータントの始祖にして最強の敵・アポカリプスがX-MENたちの前に立ちはだかる。このたび投票が開始されたのは、さまざまな能力を持つミュータントたちの中から、一番人気のミュータントを決める総選挙。「アポカリプスと黙示録の四騎士」と「プロフェッサーXと若きX-MEN」という政党(?)に分かれている。アポカリプス、マグニートー、サイロック、ストーム、エンジェルが所属する「アポカリプスと黙示録の四騎士」は、"人類を支配してミュータントの世界を創る!"、プロフェッサーX、ミスティーク、ビースト、クイックシルバー、ジーン・グレイ、ナイトクローラー、サイクロップスが所属する「プロフェッサーXと若きX-MEN」は、"アポカリプスから世界を守り人類と共存する!"という公約まで掲げている。さらに、投票画面には、選挙ポスターともいえる出馬するキャラクターのキャッチコピーつきのビジュアルが掲載されている。なお、投票した人の中から抽選で、吉木りさ本人が投票したミュータントのコスプレで登壇するプレミア試写会に招待される。(c) 2016 MARVEL (c) 2016 Twentieth Century Fox
2016年07月01日第6回野性時代フロンティア文学賞を受賞した阿川せんりさんの『厭世マニュアル』。選考委員の森見登美彦さんが熱烈に推薦する注目作だ。「最初は、現代の妖怪が“最近人間の世の中は住みづらいよ”と言っているのが頭に浮かんで(笑)。都市伝説の妖怪として口裂け女を主人公にしようと思ったんです。結果的には妖怪ではなく人間の話になりました」主人公は北海道に住む22歳のフリーター。マスクを着用していないと落ち着かない彼女は、自らを「口裂け」と呼んで地味に生きている。ぼやきやツッコミも入る「口裂け」の語りがなんともユーモラス。彼女の日常に変化をもたらすのは、何かと厳しく接してくる新人バイトの登場、そして大学時代の先輩の男性や女友達との再会だ。「何かと人にものを教えようとする人っていますよね。私の周囲にも“作家になりたいならこうしたほうがいいよ”と、こちらがすでに知っている情報を言ってくる人がいるんですが、新人バイト君はそのイメージです。大学の先輩は、人の話を聞かずに“お前はこうだ”と決めつけるタイプの人。女友達はなんでも自分のほうが上に立とうとする、いわゆるマウンティング女子です」「口裂け」を振り回す彼らだが、このやっかいな人々もまた、屈託を抱いている様子。ただし、「傷を持つ者同士が仲間になって、傷を癒しつつ立ち直っていくという話には近年アレルギーを感じているんです(笑)」というように、一筋縄ではいかない展開。清冽な印象を残すのは犬のケンさんの存在や、孤独な少女との出会い。次第に自分も変わらなければと思う「口裂け」だが…。「変わることは大事かもしれないけれど、あれもこれも変わったらもう自分ではなくなってしまう。大人でも嫌な人間関係から逃れられないことは多いし、ある程度は折り合わなきゃいけない。でも、冷静に考えてどうしても辛いというなら、別の場所に目を向けてもいいのでは」やがて「口裂け」はある決意をする。終盤はなんとも痛快。読者もスッキリすること間違いなし!「周囲にはびこる価値観を否定したい気持ちがあるんです。これからもマイノリティの人が安心できるものを書いていきたいです」◇『厭世マニュアル』 いつもマスクを着用している「口裂け」は、周囲と距離を置いて生きる22歳女子。だが、彼女の日常を乱す迷惑な人たちが現れて…。KADOKAWA1400円◇あがわ・せんり作家。1988年、北海道生まれ。北海道大学文学部卒業。本作で第6回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。作中に登場する映画『ミスト』は実は大好きな一作だとか。※『anan』2015年10月14日号より。写真・岡本あゆみ(阿川さん)水野昭子(本)インタビュー、文・瀧井朝世
2015年10月13日リクルートライフスタイルが企画・編集する国内旅行情報誌『九州じゃらん』は、福岡県の老舗菓子メーカー「東雲堂」とコラボレーションし、「にゃらん」二○加せんぺい(にわかせんぺい)を7月1日に発売する。東雲堂は、「にわかもなか」「丸ぼうろ」など、九州の人々はもちろん、観光客のお土産としても人気が高い銘菓を製造・販売している。同商品は、東雲堂が明治39年の創業以来製造し続けている「二○加せんぺい」を「にゃらん」モチーフのデザインに仕上げたもので、『九州じゃらん』が2015年9月10日に創刊20周年を迎えることを記念して発売する。同商品は、懐かしい味の「二○加せんぺい」の上に、にゃらんの顔の焼印が付いている。パッケージの表には「にゃらん」の顔を印刷し、裏面には『九州じゃらん』から20周年を迎えるにあたっての感謝の言葉を記した。また、「二○加せんぺい」のもう一つの楽しみである「お面」もにゃらん仕様とした。表には額に温泉てぬぐいをのせた「にゃらん」のお面をプリントし、裏面には「にゃらん 旅の心得」5カ条を記載している。価格は4箱セット540円(1箱3枚入)。販売店舗は東雲堂直営店、博多駅マイング店、博多駅デイトス店、小倉駅アミュプラザ店など。数量限定の販売で、なくなり次第販売終了となる。
2015年06月25日「蹴りたい背中」で第130回芥川賞を受賞した綿矢りさの小説「夢を与える」がWOWOWの連続ドラマWで映像化されることが決定。『渇き。』で鮮烈な映画デビューを果たした小松菜奈と、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、ハリウッドでの活躍も目覚しい菊地凛子が“母娘”としてW主演を果たすことが明らかになった。13年前、とある郊外の自然に囲まれた街へ引っ越してきた阿部家。フランス人の父親・トーマと、日本人の母親・幹子(菊地凛子)、そして2人の娘である美しい少女・夕子。それは完全無欠な家族のよう。幹子は幼い夕子をあるCMのオーディションに参加させる。広告代理店のクリエイティブディレクター・村野に見いだされた夕子は芸能界入りする。数年後、大手芸能事務所に移籍した夕子(小松菜奈)は、母親の念願どおり、ついにブレイクする。雑誌の表紙、バラエティー番組、テレビドラマ…急速に人気が高まる中、夕子は世間に向けて作り出されたイメージと自分自身とのギャップに強い違和感を覚えていた。そんな最中、夕子は世間に媚びず生きているダンサー・正晃と出会い、恋愛にのめり込んでいく。だがそれは、すべての歯車が狂いだす悪夢のはじまりだった――。友情、恋愛、裏切り、母娘の葛藤…現実社会をほうふつとさせるようなスキャンダルに巻き込まれながらも、強く成長していく主人公の姿をビビッドかつ繊細に描いていく本作。監督を務めるのは、宮沢りえ主演の「連続ドラマW グーグーだって猫である」や、映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』を手がけた犬童一心。脚本に『凶悪』の高橋泉、音楽に『ヘルタースケルター』の上野耕路を迎え、美しさと残酷さを併せ持つスキャンダラスな本作にスパイスを加える。本作には、小松さんと菊地さんのほかに父親・トーマ役にド・ランクザン望、幼少期の夕子役に谷花音、クリエイティブディレクター・村野役にオダギリジョー、ダンサー・正晃役に真剣佑、さらに濱田龍臣、夏帆、浅野和之、田中泯と個性派俳優陣が集結している。主演の小松さんは「今回の役は14歳から18歳までの阿部夕子というひとりの少女を演じさせてもらいます。周りの環境や、感情的にも微妙なものを抱えている年頃の子を、どう私なりに演じていくか、自分でも楽しみです。また新たな役を演じるのにわくわくしています」と心境を語った。母親役となる菊地さんについては「最初のイメージは、サバサバした人だろうなぁ~と思っていました。お会いしてお話すると、とても気さくで、サバサバとした所もありつつお茶目な可愛い方です」とコメント。そんな菊地さんは小松さんのことを「真っ直ぐな、お人形のような瞳が印象的で、とても集中力のある方です」と絶賛している。また役柄についても「大きな子がいる母親役は今回初めてで、母性はありながらも、娘を自分の思いのままにしていこうとする役柄です。彼女の神経質な部分を楽しんで演じています」と語った。「“起きたまま見る悪夢”というテーマで書いた」という原作者・綿矢りさ。「悪夢では終わらないリアルさが生まれると思います」と語るように、美しく健やかに育った主人公が、華やかな芸能界で成功しながらも、彼女に過剰な思い入れを持つ母親、芸能プロダクション、CMクライアント、広告代理店、テレビ局の人々の欲望の渦に巻き込まれていく様をどのように描いていくのか期待が膨らむ。「連続ドラマW 夢を与える」は5月より毎週土曜22:00~WOWOWにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日芥川賞作家・綿矢りさの小説『夢を与える』がWOWOWで連続ドラマ化されることが13日、明らかになった。2006年に発表された同作は、CMオーディションをきっかけに芸能界入りする主人公・夕子の成長と華々しい成功、その裏にうごめく母親をはじめ彼女を取り巻くさまざまな人間の欲望、そして最後に待ち受ける悲劇を描いた、綿矢にとって3作目の小説。また、連続ドラマ化されるのは本作が初となる。放送日・キャストは未決定。監督を務めるのは、宮沢りえ主演の連続ドラマ『グーグーだって猫である』を手がけた犬童一心。気になるキャストを含め、はたしてどんな映像を見せてくれるのか注目だ。
2015年01月13日