加工したての新鮮なうなぎ料理がいただけるお店大阪・天満にある「うなぎ じん田」は、卸問屋が立ち並ぶ商店街の入り口に佇むうなぎ料理店。お店は2階建ての作りです。1階は持ち帰りのうなぎ販売所と、加工場となっており、毎日500尾以上のうなぎを加工しています。のれんをくぐり、階段を上がった先の2階部分が食堂です。天満の飯屋街とは真逆の、落ち着いた和の雰囲気の内装が特徴。上品なうなぎ料理をいただくのにピッタリな雰囲気です。店内の席はテーブル席が用意されています。確かな目利きで最高のうなぎを提供し続けるお店は創業100年を超える老舗。創業以来、「滋味絶佳」を理念に掲げて営業を行なっています。お客さんに本当においしいうなぎを味わってもらうために、うなぎの目利きから加工、タレまで全てにこだわっているお店です。うなぎをはじめとする川魚の卸問屋を営んでいるため、確かな目利き。産地にこだわらず、その時期に最もおいしいうなぎを見極めて仕入れています。香ばしさと口の中でとろける旨さが魅力のうな重「うな重(上)」は、ふっくら鰻が口の中でとろける旨さがたまりません。長年の経験を生かして、最もおいしいうなぎを提供しています。関西の地焼きうなぎは、皮がパリッと焼きあがっており、中はふっくらとした食感。炭で焼かれた香ばしさも食欲をそそります。創業以来継ぎ足して使われている、秘伝のタレにも注目。旨味がギュッと凝縮され、まろやかなコクが楽しめます。職人の技で作り上げられるうな重は、一度食べたらやみつきになるでしょう。3種の味わいを堪能できる「おひつまむし」「おひつまむし」もぜひ味わっていただきたい一品。炭火でふっくら香ばしく焼き上げられたうなぎをおひつに乗せ、薬味とお茶を添えて提供されます。まずはそのままいただきましょう。うなぎの旨味がダイレクトに味わえます。次に、薬味を添えていただきましょう。ネギやわさび、海苔などを添えることにより、様々な味わいが楽しめます。締めはお茶をかけていただくのがおすすめ。全ての旨味が一度に味わえます。できたてうなぎ料理がいつでも楽しめるお店工房一体型のお店のため、いつでも新鮮なうなぎ料理がいただけます。うな重をはじめ、うざく、肝焼など、うなぎのおいしさを存分に味わえると評判。1階で持ち帰りのうなぎを購入することも可能。予約が必要ですが、「うなぎハリハリ鍋」もおすすめ料理のひとつです。また、川魚の卸問屋ということもあり、季節の淡水魚を使用した料理も人気があります。「うなぎ じん田」は、JR大阪環状線「天満駅」から徒歩3分の場所に位置します。天満市場を目印に、市場の北側を出てすぐのところがお店です。老舗の腕が光る絶品うなぎ料理を味わいに、足を運んでみませんか。スポット情報スポット名:うなぎ じん田住所:大阪府大阪市北区池田町7-6電話番号:06-6882-5115
2018年01月07日1階の調理場を横目に、2階の飲食スペースへ目黒にある「八ツ目や にしむら 目黒店」は、老舗のうなぎ専門店です。白い看板とのれんが目印となっており、1階部分は調理場です。飲食スペースは、建物の2階部分。階段をのぼると、テーブルとイスが並ぶ空間が広がっています。木目が美しい木の壁と、白い壁の2層に分かれており、間接照明で落ち着いた雰囲気です。巣鴨のお店ののれん分けで誕生した、老舗のうなぎ屋大正時代、先々代が巣鴨のとげぬき地蔵近くで 川魚料理を専門とする店を興したことが始まりです。その後、巣鴨のお店ののれん分けという形で、1960年に「八ツ目や にしむら 目黒店」が開業しました。お店のモットーは「割きたて、焼きたて」を目指して販売すること。1階で生きたうなぎを手早くさばき、熟練の技で焼き上げ、すぐさま提供しています。目黒不動尊の参拝客が手土産として購入するほか、地元のお客さんにも愛されているお店です。なにはともあれ、うなぎを満喫! 「鰻重定食」「鰻重定食(上)」は、人気が高いお店の看板商品です。美しいお重のフタを開けると、香ばしく焼かれたうなぎの大串がほかほかのご飯の上にのっており、ボリューム満点です。お新香と肝吸いも付いています。お店のうなぎは、千住にある川魚問屋の「松本」から直接仕入れているもの。国産の最高級品にこだわっています。そんなこだわりのうなぎを秘伝のタレにつけ、備長炭で皮は香ばしく、身がふっくらとするように焼き上げています。ビールがついつい進んでしまう! 「肝焼き」も人気「肝焼き」もお店の人気メニューの1つ。鰻重定食ができ上がる前に、肝焼きで1杯いただくというお客さんが多いようです。肝がぎっしりと並んでおり、なかなかのボリューム。真っ黒な見た目とはうらはらに、ひと口食べるとほどよいタレの加減が絶妙です。肝の苦味はビールや日本酒が進みます。ひと串で大満足する、お店自慢の逸品です。直前まで生かしたうなぎをいただけるお店都内にありながら井戸水に恵まれており、うなぎを調理する直前まで生かしておくことができるのがお店の自慢です。「八ツ目や にしむら 目黒店」は、東急電鉄目黒線「不動前駅」から徒歩8分ほど。改札を出て左へ進み、商店街を抜けましょう。スーパーオオゼキの脇から1つ目の角を左折。坂を登って十字路を右折、街路灯を過ぎればお店が見えます。店主は「できるだけ多くの方に、当店のうなぎを食べてほしい」と語り、今日もうなぎとまっすぐに向き合っています。目黒界隈を訪れたら、お不動さんの参拝と合わせて行きたい名店です。スポット情報スポット名:八ツ目や にしむら 目黒店住所:東京都目黒区下目黒3-13-10電話番号:03-3713-6548
2017年11月07日ユーキャンが展開する、国産・無添加にこだわった食材をご紹介する通販サイト【おいしい食卓】にて、6月15日(木)に土用の丑の日におすすめの、浜名湖うなぎの極上蒲焼と刺身が登場、その特集ページが公開されました。また今回は土用の日に合わせての商品の配達も可能で、予約受付も開始しました。特集ページが公開今年の土用の丑の日は、7月25日(火)と8月6日(日)の2回。そこで【おいしい食卓】から、浜名湖うなぎにこだわる魚料理専門店「魚魚一」の、極上の蒲焼と珍味のうなぎ刺身が登場です。また今回は土用の丑の日に合わせての商品の配達も実施され、予約受付が開始されました。(申込締切日:7月12日(水)必着)ふっくらしているけれど身は締まり、脂の乗りがよく、品質にバラつきがないのが浜名湖うなぎの特長です。そんな絶品の浜名湖うなぎの、“食べごたえ十分の長焼”や、“お酒のつまみにもおすすめの半身”のセットを揃え、また一匹からわずかしか取れない肝焼きも加えた“長焼+肝焼きセット”も登場。そしてさらに、めったに味わえない珍味の「うなぎの刺身」もラインナップ。弾力のある身の歯ごたえとほんのり甘みのある脂の抜群のおいしさはまぎれもなく、うなぎ。ありそうでなかった贅沢な珍味を味わってみてはいかがでしょうか。【おいしい食卓】\<魚魚一> 土用うなぎ祭り!/ 特集【おいしい食卓】ホームページ
2017年06月26日「うなぎパイ」でおなじみの春華堂が、新しいスタイルのパイブランド「こねり 品川(coneri 品川)」をスタートさせる。ブランドデビューを記念し、2017年4月3日(月)から4月16日(日)まで、東京・品川駅構内に限定ストアがオープン。「うなぎパイ」は誕生から57年を迎えた。「うなぎパイ」を製造・販売する春華堂は、“パイを通じて笑顔の輪を広げたい”という想いから、新ブランド「こねり 品川(coneri 品川)」を始動させた。ポイントとなるのは、サクサクのパイを焼き上げるために特別にブレンドした、オリジナルのこうず粉。‟うなぎパイ職人”が長年培った手わざと経験を活かし、こねり粉に国産の小麦粉を合わせ、丁寧に練り何度も折り重ね、サクサクのパイを完成させた。焼き上げたパイ生地は約1,000層。サクッとした食感のパイに、あえて奥までチョコレートを染み込ませて新食感の‟しとサク”を生み出した。フレーバーは、チョコレート味の「ショコラ」、静岡産の抹茶をふんだんに使用した「抹茶チョコ」に加え、桜葉をパイに練り込み桜風味のチョコレートをマッチさせた「さくらチョコ」が春季限定で登場する。忙しい仕事の合間に、仲間と一緒にコーヒーを片手に、どんなシーンにもぴったりなスイーツは個包装になっているので、手土産にもオススメだ。【アイテム詳細】「こねり 品川(coneri 品川)」価格・1箱6本入り(1種1箱6本入り) 600円+税・2箱セット(ショコラ1箱6本入り、抹茶チョコ1箱6本入り) 1,200円+税・3箱セット(ショコラ1箱6本入り、抹茶チョコ1箱6本入り、さくらチョコ1箱6本入り) 1,800円+税・3種アソート(ショコラ4本、抹茶チョコ3本、さくらチョコ3本 1箱10本入り) 1,000円+税■限定ショップ期間:2017年4月3日(月)~4月16日(日)時間:8:00~22:00 ※日・祝日のみ~21:00まで。場所:エキュート品川サウス内イベントスペース住所:東京都港区高輪3-26-27販売商品:こねり chobi 3種(ショコラ、抹茶チョコ、さくらチョコ)、単品およびアソート
2017年03月30日名産の鰻をさらにおいしく。鰻の旨みが凝縮された共だれとは?「星野リゾート 界 遠州」の会席料理には、季節のおいしい一品が集まった八寸から始まり、お造りや揚げ物など次々にご馳走が出てきます。メインともいえる台のものの目玉は鰻料理。白焼きと界 遠州流の共だれ焼きと2つから選べますが、おすすめはうなぎの骨と身と日本酒で出汁をとり、しょうゆや微量のみりんなどを加えたオリジナルの「共だれ」焼き。短時間蒸しあげた後、炭火でじっくりと焼き上げられた鰻に、香ばしい共だれの旨みが加わって絶品です。お茶処らしい甘味“緑茶あんみつ”で仕上げ食事の最後のお楽しみ“甘味”も3種類から選ぶことが出来ます。中でも、緑茶あんみつは、玉露入りの寒天やフルーツなどの上に、玉露パウダーのかかったアイスクリームとお茶処らしい一品です。取材・文/小野アムスデン道子スポット情報スポット名:星野リゾート界 遠州住所:静岡県浜松市西区舘山寺町399-1電話番号:0570-073-011
2016年10月16日夏になると、うなぎが食べたくなりますよね。滋養強壮の効果があるとされるうなぎは、夏バテ防止にも最適な食材です。うなぎといえば「土用の丑の日」ですが、大阪では「まむし」を食べるそう。意外と知らない日本人が大好きなうなぎのこと、紹介します。■夏だけじゃない、土用の丑の日江戸時代から、真夏の土用の丑の日にうなぎを食す慣習があります。2016年は7月30日でした。土用の丑の日は春夏秋冬それぞれにあって、2016年は10月22日(土)と11月3日(木)が残るその日です。なぜ、土用の丑の日にうなぎを食べるようになったのでしょうか。うなぎは秋から冬にかけて旬の食材です。江戸時代のうなぎ屋が、夏場は客足が減って困ると当時、博学で有名な平賀源内に相談すると、「本日、土用の丑の日」と書いた看板を立てるようアドバイスしました。すると、その店は大繁盛。ほかのうなぎ屋にも広がり、土用の丑の日にはうなぎを食べる風習が定着したといわれています。江戸時代は、「丑の日に『う』の字がつくものを食べると夏負けしない」という説があったそうで、平賀源内はそこからヒントを得たとされています。■東と西で違う、うなぎのアレコレある土用の丑の日、大阪出身の友人に「まむし丼、たべにいこ」と誘われてびっくりしたことがあります。そう、関西ではうなぎを「まむし」というのです。その語源は諸説あり、ご飯にうなぎを「まぶす」ことからという説や、うなぎを蒸して油を抜く「真蒸す」という説などともいわれています。●うなぎのさばき方にも違いあり江戸時代、武士社会が強い関東では切腹をイメージさせる腹開きは縁起が悪いとされ、背開きになりました。一方、商人文化が強い関西では、腹を割った人間関係になるようにと、腹開きが主流になったとされています。●焼き方にも東と西で特徴が関東はさばいたうなぎを1串サイズに切って串を打ち、一度白焼きにします。その後、蒸して脂を落とし、タレを塗りながら焼きます。蒸すことで小骨や皮まで柔らかい蒲焼きに仕上がります。関西では、さばいたままの長さでタレを塗りながら焼いていきます。蒸す工程がないので、しっかりとした食感の蒲焼きになります。 ■スーパーのうなぎをおいしく食べる一工夫スーパーで買ってきたうなぎの蒲焼きを、家庭でおいしく食べるコツを日本料理のプロに聞いてみました!まずは、簡単な自家製うなぎの焼きタレを紹介します。■自家製うなぎの焼きタレ<作り方>1、酒、みりん、濃口醤油を同量ずつ用意します。2、鍋に酒とみりんを入れて火にかけ、アルコールを煮切ります。3、そこに濃口醤油を入れて一煮立ちさせたらできあがり。好みで砂糖や水飴で甘味を足してもおいしいとのこと。次に、うなぎの蒲焼きに一手間加えていきます。スーパーで売っているうなぎの表面には、片栗粉でとろみを付けたようなタレがまぶしてありますが、それを一度洗い流して水気をよく拭き取ります。そして、先ほど紹介した自家製タレをうなぎに塗りながら焼き直します。または、こんな食べ方もあります。タレを洗い流して水気を拭き取ったうなぎをオーブントースターで温めます。フライパンに自家製タレを入れて少し煮詰めたところに温めたうなぎを絡めても、おいしくいただけるそうです。同じうなぎの蒲焼きでも、東西で風味や食感のまったく違ったおいしさを楽しめます。大阪のまむし丼、味わってみたくなりました。
2016年08月18日ホワイトリテイルズは10月19日まで、ウナギ店「うなぎのしろむら」(愛知県名古屋市)にて「伊勢神宮外宮奉納活うなぎの蒲焼」を無料提供している。同店では、三河一色産のウナギを使って、ひつまぶしや「うなぎ串」などさまざまなメニューを提供している。注文を受けてから生きたうなぎを一尾ずつ丁寧にさばき、こだわりのタレと備長炭でじっくり焼き上げているとのこと。今回の無料提供は、10月11日に同店のウナギが「伊勢神宮外宮奉納うなぎ」として認定されたことを記念して行われる。伊勢神宮外宮(三重県伊勢市)では、食と産業を司る「豊受大神」を祭神として祀っている。同店は、祭神の前で「正直なものづくり」と「今後のものづくりにかける想い」を誓い、宣誓書と共に丹精込めて焼き上げた「活うなぎ蒲焼・白焼き」を奉納したとのこと。10月19日までの期間中には、来店した人全員に神前に奉納した"蒲焼"と同じ「伊勢神宮外宮奉納活うなぎの蒲焼」を特別に無料提供する。なお、同店の営業時間は10:30~15:00(ラストオーダー14:30)および17:00~22:00(ラストオーダー21:30)。
2015年10月14日日本でうなぎといえば夏の風物詩ですが、イタリアではなんと、冬!クリスマスからお正月にかけて食べられます。夏のうなぎは脂がなくやせているので、旬は脂の乗った冬ということになるようです。産地でない限り、秋も深まってこないと店頭に並ぶこともありません。揚げて甘酢漬けにしたり、ペースト状にしてブルスケッタにしたり、さまざまな調理法がありますが、ナポリの伝統的なレシピを紹介しましょう。うなぎは皮をむき内臓と中骨を取って、5センチ幅に切っておきます。鍋にオリーブオイルを入れてみじん切り玉ねぎとイタリアンパセリをしんなりするまで炒めたら、うなぎを入れて白ワインを投入。アルコール分を飛ばしながら、さらに5分ほど炒めます。そこへ塩コショウをしたら、トマトソースを入れて約15分煮込んでできあがり。パンを添えていただくほか、パスタを絡めても良いでしょう。うなぎの旨みがじっくりと出た、おいしいパスタソースになります。古くからイタリアでよく食べられていたうなぎ。うなぎが魔よけになるという迷信もあり、年末に食べることで新しい年も健やかにとの願いが込められているようです。同じ食材でもところ変われば、意味も食べる時期も異なるのはおもしろいですよね。
2015年08月24日浜名湖名産・夜のお菓子の「うなぎパイ」を製造販売する有限会社春華堂は、「うなぎパイファクトリー」(静岡県浜松市)の開業10周年を記念して、7月25日(土)に同施設内の「UNAGI PIE CAFE(うなぎパイカフェ)」をリニューアルした。さらに同社が同じく浜松市内に昨年オープンした新商業施設「nicoe(ニコエ)」では、1周年記念日となる7月18日(土)、オープン前にもかかわらず250人もの行列ができ、総来場者数は1日で2,500人を超え、大盛況となった。春華堂は、うなぎの養殖で日本有数の静岡県浜名湖で、昭和36年からうなぎエキスをパイ生地に加えて焼き上げた「うなぎパイ」を販売してきた。2005年に"職人とのふれあい”をコンセプトに、うなぎパイの生産工程を公開するコンシェルジュ付きの見学ツアーやファクトリー限定スイーツを楽しめるカフェサロン、お土産コーナーなどを併設した「うなぎパイファクトリー」を開業すると、子どもから大人までが楽しめる浜松の新名所・観光スポットとして、うなぎパイのブランドとともに広く全国に認知されるようになった。リニューアルした「UNAGI PIE CAFE(うなぎパイカフェ)」でおすすめなのは、スイーツの激戦区である表参道で評判になった新感覚メニュー「4種のうなぎパイ&メルティングショコラ」セット(1,980円)や夏の新メニュー「うなぎパイのミルフィーユ仕立て~夏のレモンカード~」(セット 1,134円、単品810円)など。いずれのメニューも浜松のうなぎパイファクトリーでしか食べられない限定スイーツだ。一方の「nicoe(ニコエ)」も、今年6月時点で、開業時の目標来場者数を超え累計44万4083人を達成するなど好調。施設内に展開する4つのブランド、浜松の老舗和菓子店「春華堂」、粉を味わうパイ専門店「coneri(こねり)」、からだに美味しい和の知恵菓子「五穀屋」、ミシュラン星月シェフ、原田慎次氏がメニュー監修をするイタリアンブッフェ「THE COURTYARD KITCHEN」では、各店で1周年のアニバーサリーメニューを販売中。「nicoe(ニコエ)」で一番人気なのが、アニバーサリーメニューの「coneri chibeta(こねり チベタ)」。サクサクと軽やかなパイをくちどけのよいソフトクリームにディップして食べる見た目もキュートなスイーツ。トッピングするソースは、ブルーベリー(540円)、塩キャラメル(540円)、あんこ&ミックスベリー(496円)の3種。好きなパイを3つ選び、ソフトクリームとの組み合わせを楽しんでみては。浜名湖は、夏後半にショートトリップするにはちょうどよいスポットなので、お出かけの際は、「うなぎパイファクトリー」と「nicoe(ニコエ)」も併せてチェックしてみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2015年08月20日夏といえばうなぎ! でも、昨今の価格高騰で手が届きにくくなってしまいましたね。そんなときは庶民の味方、旬のいわしを活用しては? いわしを蒲焼きにし、ひつまぶし風に仕上げます。もちろん、うなぎとは別物ですが、脂ののった旬のいわしの蒲焼きは絶品。薬味とだしをかけて、お茶漬けに。簡単なのに見た目も華やかなので、おもてなしにもぴったりです。■いわしのひつまぶし風(2人分)<材料>いわし…4尾(頭とワタをとって約300g)片栗粉…適量Aしょうゆ…大さじ2Aみりん…大さじ2A酒…大さじ2A砂糖…大さじ2油…適量ごはん…お茶わん2杯分大葉(せん切り)…6枚分みょうが(せん切り)…1個分練りわさび…好みで適量B和風だし…400mlB薄口しょうゆ…小さじ1B塩…少々 <作り方>いわしは手開きにする。頭を落とし、人差し指でおなかの薄い皮をやぶき、内臓をきれいに取り除く。水洗いしてキッチンペーパーでお腹の中までしっかり水気をふきとる。お腹に親指を入れ、中骨に沿って尻尾にむかって動かしていき、開く。中骨をつまみ、頭から尻尾に向かってゆっくりと引き、身がついてこないように注意しながら中骨をはずす。いわしが大きい場合やお子様が召し上がる場合などは包丁で腹骨をのぞく。1.の両面に片栗粉をまぶす。油を入れて中火に熱したフライパンに皮目が下になるように入れ、こんがりとしたら裏返し、裏面も焼く。Aを加えて、とろみがつくまで煮からめる。いわしを取り出し、2cm幅に切る。器にごはんを盛り、3)の蒲焼をのせ、残った煮汁をかける。大葉、みょうがをのせ、好みで練りわさびを添える。温めたBを添え、少し食べてから好みでお茶漬けにする。他にいりごまや万能ねぎなどを添えてもおいしいです。そして、大事なポイントです!いわしはやわらかい魚なので、作り方の1にあるように、手で手軽におろすことができます。とても簡単ですが、「手開きはちょっとハードルが高い…」という場合は、スーパーや魚屋さんでお願いして開いてもらっても。食欲の落ちるこの季節でも食べやすいお茶漬けも、いわしの蒲焼なら栄養満点。今回は温めた出汁をかけていますが、もちろん冷たくひやしたものでもかまいません。ぜひ、お好みでお試しください。
2015年08月15日夏バテ予防として、土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は、江戸時代の万能の天才、平賀源内がうなぎ屋さんのために作ったキャッチコピーが始まりとか。いえいえ、丑の日に「う」のつくものを食べると病気にならないからとか……。諸説ありますが、うなぎが夏痩せに効くと詠ったのは、奈良時代の歌人、大伴家持です。日本の夏とうなぎとの関係は、実に1000年以上続いていることになります。何となく土用の丑の日と指定されると、それを過ぎたら興味がなくなってしまうもの……。でも、うなぎには夏バテにも良い栄養素が多く含まれるので、土用の丑の日を過ぎても食べると良さそうです。なかでも特筆すべきはビタミンAとB1の多さ。免疫力を高めると考えられているので、暑さや食欲不振で弱った体をサポートしてくれるでしょう。でも、夏バテで食欲の減退しているときに脂っぽいうなぎはちょっと……そんな場合は「うざく」を試してみては?キュウリを薄切りにしたら軽く塩でもんで、水気を絞っておきます。軽くあぶってざく切りにしたうなぎとキュウリを合わせて、三杯酢と和えたらできあがり!三杯酢は、酢3対しょうゆ(薄口がオススメ)1対砂糖1の割合で混ぜた合わせ酢です。ここにダシを足すとまろやかになって、よりおいしくなります。夏バテは、残暑の厳しいころになると、いっそうひどくなるようです。日本伝統の健康食材、うなぎを食べて元気に過ごしましょう!
2015年08月12日コロワイドのグループ会社であるアトムは8月31日までの期間限定で、「にぎりの徳兵衛」各店舗にて、"徳兵衛夏祭り~うなぎと肉の祭典~"を開催している。○夏の盛りに元気になる、本格的なうなぎと肉のメニューを提供うなぎをメインとした同フェアは、今年は土用の丑の日が7月24日と8月5日の2日間あることにちなんで開催。「うなぎの押し寿司」や「うなぎにぎり」、変わり種の「うなぎ天盛り」、定番の「うなぎ蒲焼」など、夏の盛りに元気になるようなうなぎと肉のメニューをふんだんに用意した。回転寿司店ではなかなか味わえない、本格的なうなぎと肉のメニューを堪能できるという。実施期間は、7月17日~8月31日。対象店舗は、「にぎりの徳兵衛」各店舗。メニューは、「うなぎ押し寿司」(380円)、「うなぎにぎり」(380円)、「うなぎ天盛り」(380円)、「うなぎ蒲焼き」(380円)、「祭典五種盛り」(980円)、「うなぎ巻き寿司 」(380円)、「うなとろ茶碗蒸し 」(380円)、「うざく」(380円)、「炙り牛カルビ」(380円)、「四元豚塩カルビ」(300円)、「北海道産ローストビーフ」(380円)となる。※価格はすべて税別
2015年07月22日モンテールは7月17日~24日、うなぎエキスが入った「ながーいチョコエクレア」(税別150円)を"土用の丑(うし)の日"に向けて販売する。同商品は長さが約25cmある細長いエクレアで、中には隠し味にうなぎのエキスを加えた2種類のチョコクリームを入れた。チョコクリーム1つ目はホイップクリームやベルギーチョコなどで仕立てたもので、2つ目はベルギーチョコを使った濃厚なクリームとなっている。2つの異なるチョコの味わいが楽しめるという。また、表面は口どけの良いチョコでコーティングした。販売エリアは北海道・沖縄を除く全国。スーパー、コンビニなどで販売する。
2015年07月15日ダイヤモンドダイニングは7月1日~8月31日、「夏のうなぎ・スタミナフェア」を同社が運営する「大地の贈り物」(東京都台東区)にて開催する。大地の贈り物は、80種類以上のメニューが食べ放題の和食ビュッフェレストラン。今回、うなぎ料理を目玉にした期間限定メニューが登場する。ディナー限定メニューは、「うなぎのにぎり寿司」「うなぎのひつまぶし風」「チャプチェ」「えだまめの冷製スープ」「フカヒレラーメン 焼にんにく入り」。この期間限定で、「樽生スパークリングワイン」飲み放題プランも用意されている。ランチとディナー共通メニューは、「うなぎの茶碗蒸し」「山形のだし」「ゴーヤの磯辺揚げ」「えだまめ」「ナスのピリ辛肉みそかけ」「焼とうもろこし」「とうもろこしの混ぜご飯」。「冷やし坦々麺」はランチ限定で提供される。料金は、大人平日ランチが1,800円、土日祝ランチが1,990円(80分制)。ディナーが2,900円、梅酒飲み放題つきプランが3,480円、ビール・サワー・梅酒飲み放題つきプランが3,990円、ビール・サワー・樽生スパークリングワイン飲み放題つきプランが3,990円、プレミアム飲み放題つきプランが4,290円(120分制)。全て税込。時間は、ランチ11時~16時、ディナー平日17時~23時、土曜16時~23:00、日祝16時~22時(ラストオーダーは閉店1時間前)。
2015年06月29日夢庵ではこのほど、「夏のご馳走 おいしいものみつけた。フェア」を開始した。実施は9月2日までを予定。同フェアでは、鹿児島県産うなぎを使用したメニューを提供する。鹿児島県産うなぎは、鹿児島県大隅半島の良質な地下水により育てられており、泥臭さがないのが特徴とのこと。さらに、皮の柔らかさや小骨の少なさ、風味、ふっくら感、柔らかさなどといった伝統的なおいしさを損なわないよう、白焼き・蒸し・オリジナルのタレによるタレ焼きなど、焼き工程にもこだわっているという。「鹿児島県産うな重御膳」(2,399円)は、ふっくら蒸してから焼く江戸前風のうな重に、伏見唐辛子やみょうがなど季節の天ぷら盛り合わせ、刺身3点盛り、煮物の付いた御膳となっている。「鹿児島県産うな重」(2,099円)は、うな重に肝吸い、おしんこのセット。そのほかにも、宇治茶そばとともに季節の天ぷらが楽しめる「宇治茶そばと夏の味わい膳」(1,099円)や、日本そばと宇治茶そばをそばつゆ・胡麻ダレで食べ比べできる「宇治茶そばの二色盛り」(999円)、定番メニューのうまか丼に、夏季限定の明太子、キムチ、釜揚げしらすを入れた「夏のうまか丼」(1,099円)も販売している。また、同店では家庭でも楽しめる「お持ち帰りうな重 松(うなぎ1.5人前)」(2,399円)、「お持ち帰りうな重 竹(うなぎ1人前)」(1,843円)も用意している。※価格は税別
2015年06月25日ローソンは2日より、全国のローソン店舗(「ローソンストア100」除く)にて、2015年の土用の丑の日(7月24日)に向けた「うなぎ」の予約を開始した。○九州産と愛知三河産の国産うなぎ使用の「うなぎ蒲焼重」今年の「うなぎ蒲焼重」には九州産と愛知三河産の国産うなぎを使用。愛知県西尾市一色町のうなぎの名店「兼光」で、ひと串ずつ丁寧に炭火で焼きあげたうなぎを使用した「愛知三河産炭火手焼うなぎ蒲焼重」(2,980円・税込)、3度に分けてタレ焼きすることで、皮の食感を残しながら身はふっくらとやわらかく仕上げた定番の「うなぎ蒲焼重」(2,190円・税込)に加え、ハーフサイズや大サイズ、太巻タイプなど「うなぎ」商品を5品を用意した。また、「丑(うし)」の日にちなんだ「牛肉」の弁当3品(1,280円~1,599円・税込)や、北海道産ゆめむらさき小豆を甘さを控えた上品な味わいのこしあんに仕立てた「土用餅」(2個入140円/6個入395円・税込)などを揃え、好みにあわせて選ぶことができる。土用の丑の日「弁当商品」は、予約受付期間は6月2日~7月24日 18時まで。土用の丑の日「土用餅」は、予約受付期間は6月2日~7月16日 18時まで。受け渡し日は、ともに7月20日~26日となる。
2015年06月07日ジャパンマリンポニックスはこのほど、マイクロ投資の組成・販売を行うミュージックセキュリティーズと連携し、「鳥取境港 うなぎ養殖ファンド2」を立ち上げ、出資者の募集を開始した。同ファンドは、約1週間で1,575万円が満額募集となった「鳥取境港 うなぎ養殖ファンド」の第2弾。ファンドの資金により、うなぎを約1万5,000匹養殖できる水槽を新たに製作し、育てたうなぎを境港で販売する。今回の募集金額は1,575万円(1口5万円、315口)、募集期間は2015年9月30日まで。なお、予定口数に達し次第募集を終了する。出資者には、1口に付き、うなぎの蒲焼き2,500円(送料・税込)を5年間毎年送付する(計1万2,500円相当)。4口以上の場合は、前述の特典を年2回に分けて送付することに加え、境港に併設するレストランでのうなぎ食べ放題券をプレゼントする。また、事業の進捗と売上報告を行い、売上に応じて分配金を支払う。ジャパンマリンポニックスは、養殖設備の開発から、うなぎの養殖、加工、販売までを一社で手掛けるベンチャー企業。独自の陸上養殖システムを開発し、2014年4月よりうなぎの飼育に取り組んでいる。現在、約8万匹を飼育しており、2016年度には100万匹を目指す。同ファンドでは、インターネットで不特定多数の人から資金調達する「ふるさと投資」により、事業費の資金調達とともに同事業の応援者の開拓・形成を挑戦するという。
2015年03月17日食物繊維がたっぷりで腸内環境も整えてくれるごぼう。その栄養価を考えると、子どもにも食べてほしい、食べさせたい食材のひとつですが、独特の風味と強い繊維質で、子どもからは敬遠されがちです。そんなごぼうの不人気を吹き飛ばし、「これ、ごぼうなの?」という見た目と味付けで、子どもも大喜び。ごはんのおかずにも、おやつにもなるごぼう料理をご紹介します。味付けがうなぎの蒲焼に似ているので、我が家では「うなぎごぼう」と名付けています。■おかずにもおやつにもなる、うなぎごぼうのレシピ(対象年齢:2歳半くらい~)<材料>・ごぼう 200g(ある程度太さがしっかりしたごぼう約1本)・片栗粉 大さじ1・砂糖 大さじ3・しょうゆ 大さじ2・酒 大さじ1・みりん 大さじ1・いりごま 少々<作り方>1.ごぼうは鍋に入るくらいの長さにカットする。鍋にごぼうとたっぷりの水を入れ、火にかける(ごぼうは水の状態からゆでていきます)。2.沸騰してから15分くらい、ごぼうがつぶれる程度までゆでる。3.ごぼうに十分火が通ったら火からおろし、キッチンペーパーなどで水気を切り、まな板に並べて、めん棒などでたたいて潰す。4.潰したごぼうを適当な大きさに手で引き割き、3~5cmほどの長さにカットする。5.4のごぼうに片栗粉をまぶす。6.170~180℃に熱した油に5のごぼうを入れ、カラッとなるまでしっかりと揚げる。7.☆の調味料をすべて混ぜ合わせ、フライパンで煮立てた後、揚げたごぼうを入れ、全体にからめる。8.最後にいりごまをふりかけて、ひと混ぜしたらでき上がり。ゆでたごぼうはめん棒でたたいて潰すので、なるべく太めのものを選ぶことをおすすめします。ごぼうはアクが出ることもあり、切った後に水にさらす人も多いと思いますが、水にさらしたときに出る色は、実はアクではなくポリフェノール。皮につまったうまみ成分と一緒に水に抜け出てしまうので、アク抜きをする必要はありません。歯が生えそろっている子どもでも、ごぼうをかみ切るのは難しいこともあるので、取り分ける際にキッチンばさみなどで細かくカットしてあげると、最初から最後まで自分で食べられるでしょう。最後に絡める調味料の味付けは、各自お好みで調整してください。お弁当のおかずの一品としても大活躍ですよ!
2014年10月21日「うなぎパイ」を看板商品とする静岡県・浜松市の製菓会社・春華堂が、お菓子のテーマパーク「ニコエ(nicoe)」を静岡県浜北区に7月20日オープンすることを発表した。nicoeは笑顔を表す「ニコニコ」と「縁」の音を繋げてつくった造語。コンセプトは「お菓子の新しい文化とスタイルを発信する、浜北スイーツ・コミュニティ」。施設設立にはトランジットジェネラルオフィスを始めとするクリエーター達がかかわり、ロゴデザインはタイクーングラフィックス、館内スタッフのユニフォームデザインは丸山敬太、五穀屋内装デザインは永山祐子らが手掛けた。施設は延べ床面積1,573.70平方メートルの平屋建て。事業投資額は31億円、8ヶ月を残した平成26年度の間に来場者数30万人、5年後には年間50万人を目指す。テーマパークは、旗艦ショップとしてうなぎパイを始めとする和菓子や洋菓子を販売する「春華堂」、今回同社が新たに立ち上げたパイ専門ブランド「コネリ(coneri)」、同じく五穀と発酵をテーマにした新規和菓子ブランド「五穀屋」、イタリアンビュッフェ「THE COURTYARD KITCHEN」、親子のためのスペース「プレイグラウンド082」、建築家・谷尻誠率いるサポーズデザインオフィスが製作した遊具「くるりの森」と「nicoeガーデン」のランドスケープの、6エリア構成。今回「うなぎパイ」以来53年ぶりとなる新ブランド「五穀屋」と「coneri」について、常務取締役の間宮純也が説明。五穀屋は「からだに美味しい和の知恵菓子」をコンセプトとし、日本の食文化である五穀と発酵食品の味わいを取り入れた饅頭やおはぎなどの和菓子をラインアップ。coneriは「粉を味わうパイ」をコンセプトとし、国産小麦粉に味噌が原料のこうず粉をブレンドしたオリジナルの粉「こねり粉」を生地とするスティックパイ菓子を展開。売り上げ目標は5年後に五穀屋が年間5億円、coneriが年間10億円と設定している。2005年に開業した、工場見学ができる「うなぎパイファクトリー」は年間62万人を誇り、間宮氏は、「5年後には、nicoeに50万人、うなぎパイファクトリーに50万人の合計100万人を動員したい」と意気込む。
2014年07月03日大阪ガスグループのマーケティング会社・株式会社エルネッが運営するレシピサイト「 ボブとアンジー 」で、うなぎとあなごの主な栄養価について比較しました。夏バテ予防食材といえば「うなぎ」。 実際天然うなぎの旬は冬であるものの、うなぎの栄養価が高いことは事実であるし、丑の日に「う」がつくものを食べるという江戸時代のプロモーションとの相乗効果で、夏の栄養源としての広く認知されています。 では、うなぎと形がよく似ていて、しかも夏が旬の「あなご」は夏バテ予防食材として、どうなのでしょうか?夏バテ予防の栄養として、まず疲労回復に必要なビタミンB群を中心とするビタミン類があげられますが、これはうなぎの数値が高くなっています。しかし、体力・スタミナ源となるたんぱく質、不足すると体が酸素不足に陥り頭痛・倦怠感などにもつながる鉄分、発汗により失われがちで、夏バテ要因のひとつにもなるカリウムなど、ビタミン類以外で夏バテのカギとなる一部の栄養素は、あなごの数値がうなぎの数値を上回っており、あなごもまた、夏バテ対策用食材のひとつと言えるかもしれません。さらに、主に女性が気になる、エネルギー(カロリー)、脂質、コレステロール値は、うなぎよりもあなごの方が圧倒的に低く、食材自体はダイエット向きといえます。この夏、土用の丑の日は2回で、8月3日が二の丑。うな丼の代わりにあなご飯にしてみては?記事引用元: PRTIMES
2013年08月08日日本のくし焼き料理といえば、焼き鳥やうなぎのかば焼きがまず浮かびますよね。さて世界各地にも、こうしたくしに刺して焼いた料理がたくさんあるのです。今回は、世界各国で食されているくし焼き料理たちを紹介します。●シシカバブ(トルコ)切った羊肉、牛肉、鶏肉などをくしに刺して焼くトルコの代表的なくし焼き料理。日本にも専門店などが多くあるので、おなじみですよね。よく目にするシシカバブは日本の焼き鳥などとほぼ同じサイズですが、トルコのクチャ県という所では1メートルもの長さのくしに刺して焼くのだそうです。ものすごい光景でしょうね(笑)。●スブラキ(ギリシャ)焼き鳥やシシカバブと同じく一口大に切ったお肉をくし焼きにしたギリシャの肉料理です。使われるのは主に羊肉。駅の売店や車内販売でも売られている非常にポピュラーな料理で、ファストフードの1つだそうです。●ギロス(ギリシャ)薄切り肉を何枚も重ねて棒に刺し、ゆっくりと火であぶるギリシャのくし焼き料理。焼けた部分の肉をそぎ落として、ピタと呼ばれるパンに野菜などとともに挟んで(ギロピタという料理だそうです)食べます。トルコのドネルケバブに非常によく似た料理です。●チェヴァプチチ(ブルガリア、セルビア)小さく切った肉をくしに刺して焼いた南東ヨーロッパの伝統料理です。ブルガリアやセルビアなどでは国民食とされています。焼いたお肉はそのまま食べたり、ギリシャのギロピタのようにパンに挟んで食べるとのこと。●シャシリク(ロシア)さまざまな種類の肉や、チョウザメなどの魚をくし焼きにしたロシアの料理です。ロシアだけでなく、ウクライナなどでも愛されているファストフード。ケバブが旧ソ連地域に広がり、シャシリクになったそうです。●サテー(東南アジア諸国)東南アジア諸国ではくし焼き料理のことを「サテ」と言います。一口大に切ったお肉を香辛料につけ炭火でじっくりと焼きます。食べ方は、ピーナツソースにつけたり、カレーにつけて食べたり地域によってさまざま。焼き鳥そっくりですが、起源はアラビア料理なのだとか。さらに語源はステーキを意味する「steak」と言われています。なんだか異文化交流な料理ですね。●アンティクーチョ(ペルー、チリなど)南米でも、特にアンデス地域で食べられるくし焼き料理。タレに漬け込んだ肉をくしに刺し、炭火で焼きます。牛の心臓を使ったものが一番ポピュラーなのだとか。アンティクーチョの語源はanti uchu(アンデスのごった煮)から来ているとされており、なぜごった煮からくし焼きになったのかは謎。●シュラスコ(ブラジル)さまざまな種類の肉をくしに刺して焼く、ブラジルの伝統的なくし焼き肉料理。焼けた肉はウエイターがくしごと持ってきて、好きなだけ切り分けてくれます。日本にも専門店が数多く存在し、非常に人気ですよね。ちなみにスペインでは同様の料理をアサードと言います。●ガトー・ア・ラ・ブロッシュフランスのガスコーニュ地方の伝統的なくし焼きのお菓子。生地を円すい状の棒に少しずつまとわせながら焼くため、バームクーヘンを円すい状にしたような形になります。ちなみにブロッシュとは、「くし焼き」という意味だそうな。以上、世界のくし焼き料理たちでした。食材をくしに刺して焼くというシンプルな料理だけあって、やはり世界各地に存在するようです。国や地域によってさまざまな呼ばれ方があるのが面白いですね。(貫井康徳@dcp)
2012年11月25日土用丑の日、高価な「うなぎ」にビックリした人が多かったでしょう。うなぎはなぜこんなに高くなったのでしょうか? 簡単に言えば「不漁」だからですが、うなぎの生態には謎の部分が多いとのこと。うなぎについて、東京大学、大気海洋研究所の塚本勝巳教授にお話を伺いました。塚本教授はうなぎの生態に関する世界的権威です。■まず「うなぎ」に関する基礎知識まず、うなぎは「回遊魚」です。海で産まれますが、淡水の川までやって来て遡り、そこで成長して暮らします。そして産卵時期になると川を下り、海に出て卵をうみます。卵から帰った仔魚が成長して川に戻り……これの繰り返しで世代をつないでいきます。うなぎの卵は直径約1.6ミリと、とても小さなものです。卵から孵った(かえった)ばかりのうなぎの赤ちゃんは、約3ミリの「プレレプトセファルス」と呼ばれる仔魚(しぎょ)。これが餌を食べ始めると「レプトセファルス」になります。レプトセファルスは柳の葉っぱのような形をした透明な仔魚です。扁平でぺらぺらしていますが、これが陸地に近付くにつれ成長して約60ミリになると変態して「しらすうなぎ」になります。しらすうなぎはまだ稚魚の状態で体色も透明です。しらすうなぎに色素が出てきて、大きく成長して「うなぎ」になるのです。■塚本教授チームの世紀の発見!――塚本先生のチームは世界で初めてうなぎの受精卵を自然界で発見されたわけですが(2009年)、よく小さな受精卵を大海原で見つけることが可能でしたね。塚本教授そうですね、もちろん幸運もありますが、きちんとした科学的な考え方と方法で調査をしたことが良かったんでしょう。過去のデータを慎重に解析観察し、そこから仮説を立てて実証し、また次の仮説を立てるする。卵もそういった過程方法論で見つけることができたんです。闇雲にあっちこっちを探しまわった結果ではありません(笑)。――すみません(笑)。これはもう、世紀の大発見だと思うんですが、先生のこの発見でうなぎの産卵場所は特定されたと考えていいのでしょうか。塚本教授はい。いいと思います。日本から南へ約3,000キロメートル、南太平洋、マリアナ諸島の中にグアム島がありますが、その西側約100キロのところを南北に西マリアナ海嶺と呼ばれる海底山脈が走っています。この海底山脈のある海域が、私たち日本人が普通蒲焼きにして食べているニホンウナギの産卵場と考えて間違いありません。マリアナ海溝のちょっと北のところです。ところで、うなぎの産卵するのは深海の底っていうイメージがないですか(笑)?――なんとなく、そんな話を聞いたことがあるような……。塚本教授うなぎはマリアナ海溝の深い海で……というイメージをみんな持っていたと思うんですが、そうじゃないんですね。産卵場の海底山脈がある海域も確かに水深3,000から4,000メートル位の深い海ですが、実際の産卵が起こるのはその深い海の、海面から200メートルぐらいの比較的表層の部分だと思われます。これは卵が採れた水深が150メートルだったことから推定されました。――現在うなぎが獲れなくなっているということですが、これは産卵数自体も減っているんでしょうか。塚本教授産卵数に関するデータはないのでわかりませんが、資源全体が大きく減っていることは事実です。――減っている理由はわかっているのでしょうか。塚本教授その主な原因は3つ考えられます。まずなんといっても乱獲です。私たちが獲りすぎたためにうなぎの資源が減ってしまいました。次にうなぎの住みやすい河川の環境が失われたためです。水質汚染や河川工事がうなぎの餌や住み家を奪い、うなぎの生存をおびやかしています。最後は産卵場のある海の環境の大きな変化がウナギの産卵地点や輸送経路を変化させたため、日本にやって来るしらすうなぎが減った可能性があります。――うなぎの価格が2012年にはかつてないほど高騰しました。江戸時代は庶民の味だった蒲焼がすっかり高級料理ですが……。塚本教授そうですね。今までのようにスーパーに山積みされたうなぎの蒲焼きを会社の帰りに買ってきて、電子レンジで温めて手軽に食べるというわけにはいかなくなりましたね。この先、高級料理屋でも食べられなくなると困るので、今のうちに資源を護る努力をしなくてはなりません。――もっと養殖すればいいじゃないかと、よく知らない人のご意見があるんですが……(笑)。塚本教授それがそう簡単じゃないので苦労しているんですよ(笑)。■うなぎは卵から養殖しているわけじゃない!誤解している人が多いのですが、今行われているうなぎの養殖というのは、実はまだ「完全養殖」ではありません。つまり、タイやヒラメなど一般の魚の養殖業のように、親魚から卵をとって、その卵を孵し、育てて出荷、という風にはできていないのです。うなぎ養殖の場合は、前述の「しらすうなぎ」という、天然の稚魚を獲ってきて、それを池で大きくして出荷するものです。ですから、しらすうなぎが獲れないと養殖もできないわけです。うなぎの高騰は、この天然のしらすうなぎの不漁によって生じています。■うなぎの完全養殖への道――うなぎの完全養殖はいつ可能になるんでしょうか。塚本教授実験室の中では、親を成熟させて卵を獲り、その卵から仔魚、しらすうなぎまで育てることはできます。さらに、この人工のしらすうなぎを養殖して、うなぎの成魚を作り、そこから卵を獲って次の代のしらすうなぎを……という風に、生活環を人工環境下で回すことはできるんです。――できるんですね!塚本教授はい。ただ、まだこのサイクルが商業ベースに乗らないんです。大雑把な計算ですが、原価ベースでも今の人工しらすうなぎ1匹は10万円ぐらいになっちゃう(笑)。今年のしらすうなぎは異常高価で、最高1匹500円くらいと聞きました。普通なら1匹100円以下だから、今年のうなぎの価格は例年の5倍以上だったわけですよ。この最高値としても、人工しらすうなぎの場合は200分の1にまで、それが通常年の場合は桁を3つも落とさないと実用化のメドが立たないんです。――なるほど。どういった点が難しいのでしょうか。塚本教授2点あります。1つは餌です。仔魚にどんな餌を与えるのが理想か、そのうまい解答がまだ見つかっていません。2つ目は卵質です。100回採卵しても数回しか質の良い卵が獲れないんですね。うなぎの親は1回に100万粒も産卵するので、現在のところ100回に数回でも実験的に仔魚を飼育するのはなんとかなっていますが、まだまだ脆い技術です。これを安定したものにしなければいけないんですよ。――技術の開発にはかなりの時間を要するのでしょうか?塚本教授もしかすると、ある日ひょっと素晴らしいアイディアが出てきて、3年くらいで完全養殖の技術が完成するかもしれないし、また10年経っても低迷しているかもしれません。こればっかりは予想できませんね(笑)。でも、天然の資源が完全に枯渇する前に、1日も早く人工しらすうなぎを実用化する必要があることは確かです。人工しらすうなぎを養殖に使い、今天然資源へかかっている高い漁獲圧を取り除いて、もとの豊かなうなぎの資源状態に戻してやりたいものです。世界の最先端の塚本教授の研究室でも、うなぎの研究は未だ途上。最近では、なぜだかわかりませんがモスクワで「うなぎの蒲焼」が大人気とか。その分、日本人の食べる「うなぎ」が減りそうで……。日本食が世界でブームというのも考えものです。……トホホ。(高橋モータース@dcp)塚本勝巳教授の関連著作●『旅するウナギ』黒木真理・塚本勝巳著東海大学出版会●『ウナギ 大回遊の謎』塚本勝巳著PHPサイエンス・ワールド新書●『世界で一番詳しいウナギの話』塚本勝巳著飛鳥新社ポピュラーサイエンス
2012年11月18日大阪を流れる淀川には天然のうなぎが生息し、昔ながらの漁法でうなぎ漁が行われている。淀川でのうなぎ漁は1950年代まで盛んだったが、高度成長期に水質が悪化し、漁獲量が低迷した。その後下水道が普及したことなどにより水質の改善が進み、漁獲量が増加してきているという。近年、大阪市漁業協同組合(大阪市漁協)とNPO法人「浪速魚菜の会」、大阪商工会議所が手を組み、淀川の魚介類を「淀川産(よどがわもん)」としてブランド化する活動を進めている。天然うなぎについても、乱獲で減らさないように漁獲高の少ない伝統漁法でとれたうなぎを大阪市漁協の関連会社が買い取りを行なうなどの施策を進めているという。大阪市漁協の関係者に話を伺ったところ、今年6月~10月の漁獲シーズンに大阪市漁協を通して料理店などへ卸した漁獲量は400kgほど。主に大阪市内のレストランや割烹へ提供しており、一般のスーパーなどには出回っていないという。淀川産天然うなぎを取り扱っているレストラン・割烹は大阪市漁協のサイトで紹介している(ただし現在は漁獲シーズンではないため、取り扱っていない店舗もあるとのこと)。味わいの特徴としては、脂がさっぱりとしていることだという。オススメの食べ方はやはり蒲焼き。今年はすでにシーズンが終わってしまっているが、ぜひ大阪へ足を運んだ際には食してみてほしいとのことだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日タウンページデータベースを活用し、マーケティング情報を提供しているNTTタウンページは、独自に抽出した「都道府県ランキング」の第17弾「うなぎ料理の都道府県別分布と、うなぎかば焼きの購入金額ランキング」を発表。同ランキングは、同社が運営する販促・マーケティング支援サイト「TPDB.jp」の特別企画として実施されている。総務省によると、「都道府県庁所在地および政令指定都市1世帯(2人以上の世帯)の『うなぎのかば焼き』年間購入金額」の第1位は「浜松市」で6,927円。最も少ない「那覇市(1,538円)」の4.5倍となっている。次いで、「京都市(5,032円)」、「大津市(4,293円)」、「大阪市(4,291円)」、「名古屋市(4,278円)」となり、上位10位までに東海、近畿の7市が入った。「都道府県別『うなぎ料理』の登録件数推移」を見ると、2002年以降は減少傾向にあり、2009年には2,993件と、3,000件を割り込んでいる。一方で、「都道府県別人口10万人あたりに対する『うなぎ料理』の登録件数」を見ると、上位に「静岡県(6.06件)」、「山梨県(5.33件)」、「東京都(5.20件)」、「群馬県(4.73件)」、「三重県(4.53件)」がランクインした。なお、同社では、タウンページデータベースに登録されている全国約800万件(2012年3月末現在)の情報から、「うなぎ料理」に注目し、「2011年における人口10万人あたりの都道府県別登録件数とランキングの分布図」を作成している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日西友は7月2日、「食の幸 うなぎ蒲焼」(一尾・鹿児島県産原料)を現在の価格から280円引き下げ、1,390円で販売すると発表した。販売期間は7月3日~8月1日まで。ただし北海道エリア9店舗は除く。同社によると、「今年はうなぎの稚魚の不漁で、うなぎ蒲焼の相場が昨年と比べ約30%高騰しており、食卓で気軽においしいうなぎを楽しみたいというお客様のニーズが高まっている」とのこと。そこで、7月27日の土用丑の日に向けて約1カ月間の期間限定で、国産うなぎの蒲焼である同商品を1,390円で販売するという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月02日